建築ジャーナル 発売日・バックナンバー

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特集
建築設計契約は「請負」か? 建築トラブル回避策

「工事予定金額の著しい予算超過は建築設計業務委託契約における被告(設計者)の契約不履行に相当し、それまで支払っていた設計料を損害賠償とし、実施設計残金も支払いも却下」。2009年4月23日の東京高裁判決「建築設計契約は一般に請負契約」での判決文である。工事予定金額に対する認識が、被告の設計者と原告の建築主とまったく異なった。建築設計契約は「請負」「準委任」かの法的解釈から、トラブルを回避するために、コスト管理、契約書作成など、判然としない建築業務を総ざらいする。

■被告設計者の発言
善養寺幸子「契約書はただの紙切れ? 法令よりも消費者保護が優先か」
■弁護士はどうみるか
大川宏「工事予定額は設計業務報酬に過ぎない。履行した設計報酬の支払いは当然」
白石悟史「設計変更が出るたびに設計者はコストに関する説明義務を果たしてきたか」
清水勉「『請負』という法的性格は、今の建築設計・監理業務に当てはまるのか?」
■アトリエ設計者座談会
大川三枝子×来場輝順×佐々木善樹×古川泰司
「減額調整は設計事務所にとって至難の技」
■提言
大川信行「隣のアーキテクト、IT業界と建築業界」
山本想太郎「ITを使って部品・建材情報を共有化、建築価値の共通認識を持つ」


[ひと]
オピニオンの視線 千里ニュータウンを学び、生かせ ― 片寄俊秀
設計事務所ダイアリー(48) 阿部直人(阿部直人建築研究所|福島県郡山市)

[論評]
公共施設の木造化を現実にするには ― 腰原幹雄

[建築と政治]
集団規定の地方への移管は住民自治を加速させる ― 江原幸壱

[地域の話題]
東日本=復興小学校に刻まれたホスピタリティー/既存校舎を小・中一貫校に改築など ほか
中部=堀越哲美さんに聞く「風の道」の今/JIA静岡が会員限定コンペを主催 ほか
西日本=兵庫県建築設計監理協会意見交換会/ジャンクションツアー(特派員)ほか
九州=唐津・旧大島邸解体に市民が反対/博多口駅前広場イメージ図発表 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(15) 代官山ヒルサイドテラス ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(27) 原広司の建築手法 言葉の力

[実務]
美しき構造設計の世界(15) 「東京国際貿易センター2号館」 ― 中田捷夫
古川保の伝統構法万歳!(16) 「改正品確法批判 その3」
神田順の「建築基本法」をつくろう(終) 「建築基本法の実現に向けて」
反電磁波講座(51) 「健康被害を受けた住民が提訴」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(24) 「トランザメリカ・ピラミッドをつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(15) 深圳・香港都市/建築ビエンナーレとKUU
World Report(15) スペイン 第2回Wolrd Architecture Festival 浅倉協子
CULTURE CINEMA=志田歩 「モリエール 恋こそ喜劇」 BOOK=柳々堂
Information
Focus


[東日本建築集]
GK設計、河辺哲雄建築都市設計事務所、画工房、辺見美津男設計室、西沢建築研究所

[中部建築集]
梓設計

[西日本建築集]
三谷設計、水嶋建築設計、現代綜合設計

[九州建築集]
数寄楽舎
特集
東大建築学科は大丈夫か?―アカデミズム再考―

2009年秋、衝撃的なニュースが飛び込んだ。東京大学建築学科のアリニール・セルカン助教に、大がかりな経歴詐称や論文偽造の疑いがあるというものだ。東京大学に取材を申し込んだが、大学は公式見解を出さないばかりか、大学関係者への取材を断ってきた。本当に解くべき課題が見えないまま、「問題」だけがひとり歩きを始める恐れがある。だから今こそ疑惑を生んだ状況を冷静に語り、あるべき大学の姿を議論する必要がある。社会における建築アカデミズムの役割を見失わないために。

■研究者の発言
□鈴木博之「大学の社会的役割は学位授与権。学位を与えた大学の責任は大きい」
□西澤英和「歴史観なき研究者によるタコ壺状況。大学は権威や利益と無関係であるべき」
■建築家にとって博士論文とは何か
竹山聖「建築家に博士号は不要だが、他者の倫理に触れられる大学の役割は大きい」
宮本佳明「コンペのプレゼンをまとめるように著書を論文に変換」
■論考
□五十嵐太郎:建築アカデミズムにおける姉歯事件。「セルカン問題」とメディアを考える
□南後由和:建築の「際」を見極めて 建築の固有性と可能性を追求
■対談
倉方俊輔×松田達「『セルカン問題』は、アカデミズムの民営化か」


[ひと]
オピニオンの視線 「閉じながら開く」アトリエは、知的障がい者の生活を守る場 ― 今中博之
設計事務所ダイアリー(46) 中西修一(shu建築設計事務所|三重県多気郡)
追悼 宮内嘉久氏逝去 ― 消え行く燎 ― 永田祐三

[論評]
BIS規制もISOも冷厳な国際政治の産物にすぎず ― 東谷暁

[地域の話題]
東日本=つくり手三代、世田谷美術館で内井昭蔵展/パプアニューギニア、森を守る会現地報告 ほか
中部=木造駅舎が解体予定、都市部に緑化路面駐車場 ほか
西日本=「京都水族館」問題/建設記録映像を集める/界隈ににじみ出す2坪ショップ ほか
九州=第2回福岡まちこわし大賞は九大移転計画/JIA九州支部大会’09大分

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(14) 蛇の目ミシン本社ビル ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(26) 原広司の建築理論 機能から様相へ

[実務]
美しき構造設計の世界(14) 「13世紀欧州のゴシック建築・20世紀米国の超高層建築」 ― 播繁
古川保の伝統構法万歳! (15) 「改正品確法批判 その2」
神田順の「建築基本法」をつくろう(11) 「専門家の責務に何が必要か」
反電磁波講座(50) 「健康を守るため環境に配慮を」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(23) 「Aフレームの家をつくろう V字タイプ」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(14) 顔が見えるゼネコン stream DEW 2009展
World Report(14) 第4回タイ国際建築文化シンポジウム(ISACS)報告 布野修司
OPEN HOUSE(5) 「眉山の家」 吉田周一郎
CULTURE CINEMA=志田歩 「海の沈黙」 BOOK=柳々堂
Information
Focus

[東日本建築集]
羽田設計事務所、EDH遠藤設計室、寺山建築工房

[中部建築集]
アトリエオーブ

[西日本建築集]
山谷建築設計事務所、浅田設計室
特集
建築基本法は、なぜ必要なのか

建築基準法をはじめとする建築関連法は何回もの改正を繰り返し、一般人のみならず、建築士や法律家などの専門からも容易には理解できない。制度全体を貫く理念の不在・体系性の欠如・各自の責務の認識の欠如への対応策として、近年、「基本法」という名前のつく法律が多く制定されている。建築基本法制定準備会は、建築に関わる基本理念と法律の見直しの必要性を持ち、建築基本法の制定を目指し活動を展開中だ。
建築基本法を一般人も関心を持つ法律にするにはどうすればいいのか。
「建築基本法は、なぜ必要なのか」より

■建築専門家が提案しなければ、法制度は変わらない」 神田順
■「責任回避する行政の『安全地帯』を見逃すな」 山岡淳一郎(ジャーナリスト)
■「優れた建築や建築技術者に経済的価値を付与する評価システムを」 萩原淳司(銀行家)
■「消費者・建築主は弱き庇護者ではない」 竹川忠芳(弁護士)
■「『建築の複数形』を担うべきもの」 北原一樹(建築士)
■シックハウス「すべての建築資材の原材料表示の義務化を」 村田知章
■地方衰退「建設後の状態を監視し、改善または強制撤去する法律を」 松本恭治
■景観破壊「自治体のマスタープランは、市民参加で作成を」 石井吉弘
■高層マンション「外出不足、成長発達の遅れ。高層マンションの見直し急げ」 織田正昭
■アスベスト「英国をモデルにした厳格なアスベスト対策を」 名取雄司
◎建築基本法制定準備会素案「建築基本法の骨格」
◎基本法って何だ。がん対策基本法など、他の基本法の成立、運用検証



[ひと]
オピニオンの視線 建築界は新政権に民意を集約した提言を ― 飯尾潤
設計事務所ダイアリー(46) 林美樹(Studio PRANA|東京都杉並区)

[論評]
「専門家」は住民運動の声を聴け ― 清水亮

[建築と政治]
2010年建築界の二筋の光明 ― 江原幸壱

[地域の話題]
東日本=「居住福祉サミット」in 山古志/建築家・上遠野徹さん逝く ほか
中部=「赤煉瓦倉庫」1月に解体/グッドデザイン賞の住宅/山田幸司氏を偲ぶ ほか
西日本=京滋マンション管理対策協議会/青木淳と考える ほか
九州=岩切平「青島アートビレッジ試案」/老舗料亭「三宜楼」市が保存活用へ ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(13) 愛知県立芸術大学 ― 松隈洋

布野修司の現代建築家批評(25) 原広司の軌跡 建築に何が可能か

[実務]
美しき構造設計の世界(13) 「代々木競技場」 ― 金田勝徳
古川保の伝統構法万歳!(14) 改正品確法批判 その1
神田順の「建築基本法」をつくろう(10) 「事業者は理念の実現に責任あり」
反電磁波講座(49) 「社会参加を阻む電磁波」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(22) 「教会の尖塔屋根をつくろう その2」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(13) ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2010の台湾代表
World Report(13) インドネシア・スマトラ島沖地震 布野修司
OPEN HOUSE(4) 「F-WHITE」山本卓郎
CULTURE CINEMA=志田歩 「フローズン・リバー」 BOOK=柳々堂
Information
Focus


[東日本建築集]
三菱地所設計、本間利雄設計事務所、山下設計北海道支社、布施茂/fuse-atelier、田中建築設計事務所

[中部建築集]
青島設計、光崎敏正建築創作所

[西日本建築集]
平島弘之+TEAM28、セブン建築設計事務所、マニエラ建築設計事務所、礎一級建築士事務所、設計組織アルキメラ

[九州建築集]
東九州設計工務
特集
実務者が望む伝統構法は生き残れるか 002

石場建てによる伝統木造住宅が、2007年6月の改正建築基準法以降、実質上、建てられない状態が続いている。2008年から開始された「伝統木造住宅の性能検証・設計法構築事業」では、伝統的木造軸組構法住宅の簡易設計法を開発し、当該建物の審査に係る環境の整備を事業の目的としているが、事業期間残り1年となった現在、研究者と実務者の間に見識の相違が顕在化した。石場建てに焦点を絞り、伝統構法の生き残る策について探ってみた。

「実務者が望む伝統構法は生き残れるか」より

■「実務家の言う仕様に基づいて、2010年は石場建ての実大振動実験を行う」 越海興一
■「簡易な構造計算、安全性を担保するには、足元を止める設計が有効」 河合直人
■「変形性能の合理性理解し、伝統構法絶やさない仕組みづくりを」 鈴木祥之
■「適判と告示主義を見直して判断基準の合意形成目指せ」 樫原健一
■「法律や設計法なんて関係ない。人命を守ってきた現存建築が何よりの証し」宮内寿和
■「居住性、環境性、耐震性に富む伝統構法、石場建てを研究の最重要項目に」綾部孝司
■「構造力学のみで伝統構法を縛ることは大きな間違い」 前田武志
■「実務者と構造研究者、伝統構法の認識になぜ、意見が割れるのか」 江原幸壱
■「伝統構法による『つくり方』を保存せよ」 岩波正
■「伝統構法の復権は、職人文化を取り戻すこと」 増田一眞
■民主党政権は伝統構法を守れるか


[ひと]
Close Line 鞆の浦景観裁判勝訴! 伝建地区指定による「まちなみ保存」を ― 松居秀子 026
オピニオンの視線 エレベーターを乗客目線で楽しく鑑賞 ― 梅田カズヒコ 028
設計事務所ダイアリー(45) 鈴木弘二(鈴木弘人設計事務所|宮城市青葉区) 072

[論評]
貧困率の要因は「緩和型」の都市・住宅政策から ― 坂庭国晴 022

[ジャーナルギャラリー]
リエゾン・夢のアリーナ 039

[政治と建築]
まちづくりの理想を建築基本法に ― 江原幸壱 023

[地域の話題]
東日本=構造設計事務所考案の底盤不要の擁壁/浅草寺がマンション問題で提訴 ほか 044
中部=JIA東海大会、豊橋で開催/第1回鈴木禎次賞に竹中工務店 ほか 050
西日本=若手建築家の展覧会・シンポジウム開催/堺市向ヶ丘団地で減築など実証試験 ほか 052
九州=新・木造の家コンペ/福岡市高さ制限見直し案 ほか 054

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(12) 聖ポール教会 ― 松隈洋 034
布野修司の現代建築家批評(24) 象設計集団の作品 地球に根差して……周縁から 062

[実務]
美しき構造設計の世界(12) 「香港上海ビル」 ― 金箱温春 030
神田順の「建築基本法」をつくろう(9) 「性能ブリーフで建築主責務を支援」 036
反電磁波講座(48) 「米国建築科学研究所の勧告」 ― 加藤やすこ 037
折り紙建築士養成講座(21) 「教会の尖塔屋根をつくろう」 ― 木原隆明 060

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(12) 京都の建築新人たち 032
World Report(12) ウガンダ共和国② アフリカのジレンマ 渡辺菊眞 033
CULTURE CINEMA=志田歩 「PUSH 光と闇の能力者」 BOOK=柳々堂 058
OPEN HOUSE(3) 「フクシマモデル」吉村昭範/吉村真基 056
Information 059
Focus 066
2009年建築ジャーナル総目次 068


[東日本建築集]
三和設計、クニモト アーキテクト デザイングループ、一級建築士事務所アトリエTARO、清水公夫研究所、山本想太郎設計アトリエ、藤吉秀樹建築計画事務所、山嵜雅雄建築研究所

[中部建築集]
NTTファシリティーズ北陸支店、GA設計事務所

[西日本建築集]
京都建築事務所、C・E・M椎原総合設計、中川企画建設

[九州建築集]
建築設計 宙工房
特集
公共建築は身の丈であるべきか

神奈川県小田原市主催の「(仮称)城下町ホール」エスキースコンペでは、山本理顕設計工場を設計者に決定。反対住民からあがる「身の丈に合った公共建築」を民意として、ホール見直しを小田原市長選で公約に挙げた市長が当選後事業を中断した。一方、山本理顕設計工場には事業中断の理由についての説明は一切伝えられていない。なぜ、市民と建築家の溝を埋めることができずに、廃案になろうとしているのか。

「公共建築は身の丈であるべきか」より

■設計者=「小田原市がコンペで選んだ『都市の中の自由広場』はなぜ駄目か」山本理顕
■反対市民=「私たちは『身の丈に合った』ホールを望む」小田原のまちづくりと市民の会
■審査員=「多目的ホールの難題に積極的に取り組んだ魅力ある案」本杉省三
■舞台監督=「コンセプトを持って使い方を検討すれば面白い劇場」大田和司
■設計事務所の声「公共建築でこんな痛い目に合いました」北山恒ほか
■法律家=「コンペ要綱に発注者責任を明記し、建築家の権利を守っていく」木村草太
■行政=「民意を受けてホール見直しをすることは民主的ルール」小田原市市民部文化交流課
■議員=「市長はホール中断に対して説明責任がある」植田理都子


[ひと]
Close Line 負ける建築から<有機的>へ ― 隈研吾
オピニオンの視線 納戸化した日本の住まいをリノベーション ― 喜多俊之
設計事務所ダイアリー(44) 山本恭弘(聖建築研究所|高知県香美市)

[論評]
建築家の仕事はハコモノづくりのお手伝い? ― 清水勉

[政治と建築]
まちづくりの理想を建築基本法に ― 江原幸壱

[地域の話題]
東日本=老朽化団地を減築などでリニューアル/政権交代で基準法改正必至 ほか
中部=とよはしアートユニット」の試み/大須で相次ぐリノベーション ほか
西日本=JIA大会京都で建築家資格制度再考/建物履歴保存システム開発 ほか
九州=水俣エコハウスプロポ/「子どもの村」福岡で着工

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(11) 神奈川県立図書館・音楽堂 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(23) 象設計集団の7つの原則

[実務]
美しき構造設計の世界(11) 「ローマオリンピック・小体育館」 ― 渡辺邦夫
古川保の伝統構法万歳!(13) 「民主党政権への税収提案」
神田順の「建築基本法」をつくろう(8) 「行政は建築物に基本理念を」
反電磁波講座(47) 「IH調理器裁判と健康被害」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(20) 「クフ王のピラミッドをつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(11) 孤風院の贈り物
World Report(11) ウガンダ共和国 渡辺菊眞
CULTURE CINEMA=志田歩 「谷中暮色」 BOOK=柳々堂
OPEN HOUSE(2) 「斜庭の町家」 柳沢究
Information
Focus
Letters 復興事業で蘇らない神戸。「鉄人28号」で賑わいを!


[東日本建築集]
アーキヴィジョン広谷スタジオ、岸設計、エー・ジー総合設計、ドーム一級建築士事務所、アプル デザイン ワークショップ、本間総合計画、矢向建築設計事務所、アトリエワン、現建築設計室

[中部建築集]
加藤設計

[西日本建築集]
日建設計、エフ建築設計事務所、スタジオ・エム、高橋賢司建築事務所

[九州建築集]
東畑建築事務所
特集
21世紀型高齢者施設はこれだ!

介護保険制度がスタートした2001年は1,000万人前後だった75歳以上の高齢者は、団塊の世代(1947~1949年生まれ)が75歳に達する2025年には2,200万人と、ほぼ2倍に達する。中でも、首都圏をはじめとする都市部の高齢化は深刻だ。自分の高齢期をどこで過ごし、また、高齢となった家族をどこで見守り、看取りたいか。従来の在宅それとも施設の二者選択だけではない、快適で安心な高齢社会を考えてみたい。

「21世紀型高齢者施設はこれだ!」より

■猪瀬直樹 東京副知事=「施設整備は財政上困難。全国基準を緩和し『ケア付住まい』を増やす」
■コラム1 東京都品川区 閉校になった中学校を高齢者福祉施設に改修
■「既存の施設・人的資源を活用し地域に根ざす活動をつづける」大阪府・街かどデイハウス
■「ひとりひとりの問題と向き合い、住み慣れたまちで最期を迎える」第二宅老所よりあい
■「ホームセンターを高齢者施設に改修し、地方再生に寄与」総合ケアセンター榛名荘
■「全室個室・ユニット化は絶対条件。『施設』ではなく『住まい』を提供」けま喜楽苑
■高橋紘士=「巨大施設は大量生産と同じ。介護サービスは在宅で24時間を受ける時代に」
■コラム2 高齢者総合ケアセンターこぶし園(新潟県長岡市)の実践
■厚労省=2011年までに16万人分の介護施設・地域介護の整備を目標
■特養ホームを良くする市民の会=特養ホーム「全室個室化」の実現を
■中田清=「待機者45万人を受け入れるために国は多床室の整備を急げ」

[ひと]
オピニオンの視線 4年間で「市民協働」の礎を築いた ― 邑上守正
設計事務所ダイアリー(43) 金城豊(門一級建築士事務所|沖縄県南風原町)

[論評]
民主党政権で環境・住宅政策が劇的に変わる ― 山岡淳一郎

[地域の話題]
東日本=構造の大家木村俊彦氏を偲ぶ/「下北沢に道路は要らない」シンポ ほか
中部=プロポーザル「うかいミュージアム」の最優秀者は整備計画作成者 ほか
西日本=水の都・大阪の復権なるか/京都水族館続報/和歌山県営水泳場プロポ ほか
九州=九州デザインシャレットin別府/木造3階建温泉旅館を考えるシンポ ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(10) 日土小学校 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(22) 象設計集団の軌跡

[実務]
美しき構造設計の世界(10) 「マンジャロッティの一連の作品」 ― 岡村仁
古川保の伝統構法万歳!(12) 「伝統的構法の住宅実例2」
神田順の「建築基本法」をつくろう(7) 「建築を『社会資産』にするルールを」
反電磁波講座(46) 「基地局周辺の調査を市民が発表」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座 [19] 「モニュメント―祈りの屋根をつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(10) 「こたつ問題」をめぐって
World Report(10) マリ共和国その2 宗本晋作
CULTURE CINEMA=志田歩 「のんちゃんのり弁」 BOOK=柳々堂
Information
Focus
Letters 東京中央郵便局庁舎・確認申請未提出で工事着手か?!

[東日本建築集]
リカルドトッサーニ アーキテクチャー、永峰綜合計画事務所、加藤隆久都市建築事務所、TOS計画工房、SPAZIO建築設計事務所、アカサカシンイチロウアトリエ

[中部建築集]
西川設計室

[西日本建築集]
大阪山田守建築事務所、地域計画建築研究所(アルパック)、井上建築設計事務所、一級建築士事務所 ウーズ

[九州建築集]
一級建築士事務所 土公建築・環境設計室
特集
こんな建築家賠償責任保険がほしい

消費者保護、リスクマネジメント意識の形として、保険加入の義務化を望む声が上がっている。一方、滅失・き損がベースで、性能不具合が十分担保されないなどの保険対象の限定性、保険金支払いの公平性、無事故者に対する保険金の割引など、保険内容の改善個所は山積みだ。11月から構造基準未達も保険対象とした「構造賠償保険」(日本構造技術者協会)の補償が開始される。意匠、構造、設備の賠償責任保険の中身を総点検する。

「こんな建築家賠償責任保険がほしい」より

■日事連 「ケンバイは消費者を守るため。三会の保険を一つ」中川孝昭
■建築士会 「割安な保険料で最高5億円補償」
■JIA 「メニュー豊富だが、基本は建築物の滅失・き損への補償」
■JSCA 「構造基準未達もカバー。最低保険料は20万円」
■設備協会 「悲願の建築設備に特化した保険。だが加入率20%以下」
■アンケート=ケンバイの良いとこ、悪いとこ教えてください
■「栃木県士会のケンバイ加入率50%超の理由」本澤宗夫
■座談会|小杉卓・大川信行・武田学・下田能久・藤井克昌
「設計者は検査員が務まるか。建築の知識レベルを上げよ」
■「ケンバイも大切だけど、告示15号に応じた設計料の支払いが先決」光井純


[ひと]
Close Line 設計者の権利を守る法律は考えられるのか ― 山本理顕
オピニオンの視線 建築・都市は母胎のような小宇宙「カボチャ」であれ ― 川原田徹
i設計事務所ダイアリー(42) 星裕之(STUDIO POH|宇都宮市・仙台市)

[論評]
貧困ビジネスを生む都市と住宅を問う ― 坂庭国晴

[政治 と建築]
各政党はマニフェストを実現せよ ― 江原幸壱

[ジャーナルギャラリー]
異変!携帯基地局建設後、住宅地の植物が奇形に ― 加藤やすこ

[地域の話題]
東日本=東大・UCLA主催建築教育国際会議「建築教育と職能の世界標準化」 ほか
中部=歴史的な町家が取り壊しの危機/東海地方のマンション、発売減少 ほか
西日本=京都水族館問題・住民説明会は紛糾/日土小学校保存・改修完成 ほか
九州=青木淳+五十嵐太郎 大分で景観を語る ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(9) 桂カトリック教会 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評 (21) 渡辺豊和篇 その3 「建築コスモロジーの遺伝子 渡辺豊和の建築理論」

[実務]
美しき構造設計の世界(9) 「旧オルセー駅/現オルセー美術館」 ― 佐藤淳
古川保の伝統構法万歳!(11) 「伝統的構法の住宅実例1」
神田順の「建築基本法」をつくろう(6) 「環境権を基本的人権に」
反電磁波講座(45) 「携帯電話の電源OFF車両」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(18) 「破風転び切妻反り屋根をつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(9) アーツ・チャレンジを通じて見る名古屋の若手建築家事情
World Report(9) マリ共和国その1 宗本晋作
CULTURE CINEMA=志田歩 「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」 BOOK=柳々堂
OPEN HOUSE(新) 「はたのいえ」山本想太郎
Letters 夏涼しい家をつくるために 生田信晧
Information
Focus

[東日本建築集]
北海道日建設計、三井純アンドアソシエーツ建築設計事務所 ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン、森田建築設計事務所、建築工房DADA、村山隆司アトリエ一級建築士事務所、サイハ デザイン オフィス、田村設計室

[中部建築集]
桜井建築設計事務所

[西日本建築集]
INA 新建築研究所、NTTファシリティーズ関西事業本部、山下社寺設計、アモルファス建築設計事務所、油上隆三建築工房、芦澤竜一建築設計事務所

[九州建築集]
松山建築設計室
特集
ゼロ年代の建築コンペ事情―もっとコンペは面白い!

かつて、前川國男は「建築家の仕事は頼まれてやるものだ」と述べたという。コンペ=設計競技とプロポーザル=提案競技は、建築家にとっては建築を思考する能力を鍛えて仕事を得る場であり、入札による設計の劣化を避け、質を担保する重要な試みだ。しかし、翻って考えてみると、その行為の社会的意義は、前川的な「頼まれ方」を社会的に合意することにこそあるのではないか。2000年から始まり、不況と好況の間を揺れ動いたゼロ年代が、もうすぐ幕を閉じる。「建築を依頼するプロセス」を通してこの10年間を眺めると、建築の公共性と社会性が改めて問い直されていることに気づかされる。

「ゼロ年代の建築コンペ事情―もっとコンペは面白い!」より

■ルポ1 邑楽町庁舎コンペ問題
建築家集団訴訟「和解」の意味
「建築家集団訴訟の成果」清水勉(弁護士)
■インタビュー
「海外コンペから見える日本の問題点」藤原徹平(隈研吾建築都市設計事務所)
「審査員にとって、審査は表現行為」五十嵐太郎
「六花亭Tea House Competition」五十嵐淳
■ルポ2 くまもとアートポリス再考
「『建築=文化』の意識が継続の秘訣」くまもとアートポリス事務局
「コンペが広がる手がかりは、何よりも建築家が変わること」伊東豊雄
「公共建築に希望はないと思っていたが、アートポリスで希望がもてた」小嶋一浩
■ゼロ年代の一等案!
■あのコンペ、どうなったの?
京阪中之島線駅企画デザイン・JIA U-40六甲山展望台・八尾商工会議所新会館


[ひと]
オピニオンの視線 自然な混ぜ垣が増えれば、街はもっと楽しくなる ― 木村求
設計事務所ダイアリー(41) 松田達(松田達建築設計事務所|金沢市・東京都練馬区)

[論評]
都市政策に「グリーン・ニューディル」を ― 宮本憲一

[ジャーナルギャラリー]
大阪中央郵便局を残したい

[地域の話題]
東日本=豊多摩高校屋上の携帯基地局設置は白紙撤回/市民派市長によるメイヤーズ会 ほか
中部=市民病院の実施設計、施工を一括発注/確認審査の過失、愛知県が控訴 ほか
西日本=大阪の魅力は市街地にあり/京都水族館問題/JIA総会2009 ほか
九州=くまもとアートポリス「モクバンR2」完成 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(8) 同潤会上野下アパート ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(20) 渡辺豊和篇 その2「イメージの源泉としての異境 渡辺豊和の著作」

[実務]
美しき構造設計の世界(8) 「法隆寺金堂」 ― 稲山正弘
古川保の伝統建築万歳!(10) 「エコエコエゴエゴ」
神田順の「建築基本法」をつくろう(5) 「健康のための規格整備を」
反電磁波講座(44) 「携帯電話を子どもに使わせるのは危険」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(17) 「室内パースをつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(8) 第53回ヴェネチアビエンナーレ国際美術展を建築的に楽しむ
World Report(7) 石にまつわるエトセトラ(ヨルダン・ハシミテ王国 その2) 渡辺菊眞
CULTURE CINEMA=志田歩「ポー川のひかり」 BOOK=柳々堂
Information
Focus


[東日本建築集]
レーモンド設計事務所、K計画事務所、盛総合設計、ヒココニシ設計事務所、KOB建築設計事務所、武田暁明設計事務所

[中部建築集]
浦建築研究所

[西日本建築集]
日匠設計、ガル・Space・Design、尾瀬耕司・くみ建築事務所、片淵建築事務所、伊藤設計室、誠和建築設計

[九州建築集]
アーバンビジョン建築事務所
特集
設備設計の課題と未来

「省エネ」「環境」基準を満たした建築づくりが時代の要請となり、設備エンジニアの活躍が期待されている。特集では、意匠・構造・設備が協同した事例を紹介する一方で、設備エンジニアの資格を問いかけたい。問題ありきでスタートした「設備設計一級建築士」によって地域偏在、電気エンジニア不足、教育などの問題が山積し、建築設備士の強化を望む声が聞こえてくる。

「設備設計の課題と未来」より

■建築設備技術者協会「設備設計一級建築士は足りない。建築設備士を表舞台に」
■「グリーン革命時代の設計は設備エンジニアの『読み』が鍵」科学応用技術研究所
■「意匠設計者と対等に現場監理、設計料は譲らず主張する」シード設計社
■「敷地・建築・生活に無理のない、バウビオロギー住宅」環境工作室
■「計画から運営まで、設備の最前線目指し世界に進出」日建設計
■「空調システムは一人に一つ。快適・省エネのオフィス設計」日本設計
■若手設備エンジニア「設備のブラックボックスを探りたい」鈴木悠子
■若手建築家「フレシキブルなルールを設定、設備を意匠で解決」宗本晋作
■緊急調査=「一級建築士ありきの法改正で、設備設計事務所は絶滅!?」
■日本設備設計事務所協会「建築設備士の強化なくして、設計事務所は生き残れない」



[ひと]
Close Line 必要事業は市債を発行してでも実施 ― 河村たかし
オピニオンの視線 「物質的なもの」にとらわれない建築写真を撮りたい ― 市川かおり
設計事務所ダイアリー(40) 井口浩(井口浩フィフス・ワールド・アーキテクツ|東京都練馬区)

[論評]
装置系としての住まいの標準化を ― 上野千鶴子

[建築と政治]
職を賭して、建築家は政治活動を ― 江原幸壱

[地域の話題]
東日本=芦原義信設計の武蔵美アトリエ棟復活/自治体にプレゼン続ける釧路の設計者たち ほか
中部=交番建設に地元NPOが「待った!」/名古屋城本丸御殿復元、公開討論会 ほか
西日本=刀根山マンション紛争「廃止届」で一旦決着/聴竹居活用保存 ほか
九州=熊本下通アーケード改修/宮崎旧飯田医院保存なるか ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(7) 洲本市立図書館 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(19) 渡辺豊和篇 その1「建築ポストモダニズムの旗手

[実務]
美しき構造設計の世界(7) 「シドニー・オペラハウス」 ― 斎藤公男
古川保の伝統建築万歳!(9) 「長期優良住宅普及促進法に物申す」
神田順の「建築基本法」をつくろう(4) 「『十分に安全』を達成する」
反電磁波講座(43) 「携帯電話を子どもに使わせるのは危険」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(16) 「世界遺産 ポン デュ ガールをつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(7) さみしさの建築 阿部妙子の世界
World Report(7) アンマン(ヨルダン・ハシミテ王国)その1 渡辺菊眞
CULTURE CINEMA=志田歩「未来の食卓」 BOOK=柳々堂
Information
Focus


[東日本建築集]
針生承一建築研究所、景観設計・東京、OMD一級建築士事務所、玄・ベルトー・進来、中川龍吾建築設計事務所、MHA建築設計事務所、マヌ都市建築研究所、靜水舎一級建築士事務所

[中部建築集]
都市造形研究所

[西日本建築集]
日企設計、都市建築研究所、アクアテックジャパン、格設計、クニヤス建築設計、福田哲也建築設計事務所、ユニオン設計

[九州建築集]
三菱地所設計
特集
求む! 賃貸住宅の新しいカタチ

6月号特集担当/中村文美・上田隆・定金史子・山崎寛泰

デフレにリストラ、賃金低下が重なり、多額のローンを抱えてマイホームを購入するより、賃貸を志向する層が増えている。厚生労働省は2009年3月までの間に非正規従業員の失業者は12万人以上と発表した。現在、700万戸の空室があると言われている賃貸住宅。ライフスタイルや時代に応じた快適な賃貸住宅の未来を探る。

「求む! 賃貸住宅の新しいカタチ」より

■東京R不動産「普通のワンルームマンションは紹介しない」
■趣味「音楽室・ホール付賃貸マンション」千葉学建築計画事務所
■環境「庭付き・雨水利用のメゾネット型エコアパート」ビオフォルム環境デザイン室
■リノベーション「ギャラリースペースと賃貸住宅が連動したスペース」muzz program space
■生活「敷金・礼金・保証人不要の女性シェアハウス」Mアンジョウ設計
■健康「自然素材・電磁波対策でリフォーム」レジナ
■鹿児島県営松陽台団地「地場材・伝統構法の環境共生住宅」武田建築事務所
■釧路町営遠矢団地「長屋型の縁側・24時間見守り体制」アトリエブンク
■Q&A=「個性派物件の『見方、借り方、暮らし方』」BRUNO不動産
■医療・福祉の現場から=「自立したくても『住まい』がない」



[ひと]
オピニオンの視線 貧困・紛争地域の平和を構築する人生 ― 伊勢崎賢治
設計事務所ダイアリー(39) 三澤文子(MSD・大阪市福島区)

[論評]
胎児を基準とした建築デザインを ― 森 千里

[地域の話題]
東日本=大多喜町庁舎コンペは千葉学に/警察大学跡地に高層ビル壁 ほか
中部=キューポラのある工場、解体へ/河村たかし名古屋市長へ設計者からの要望 ほか
西日本=学生が設計したエコ校舎/泉北ニュータウン再生/京都建築スクール ほか
九州=佐賀発・学生対象の伝統構法コンペ/諸塚村役場に地場材モデルルーム完成 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(6) 公営阿佐ヶ谷住宅 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(18) 石山修武篇 その3「ブリコラージュ・開放系技術・未見の形」

[実務]
美しき構造設計の世界(6) 「クエルナバカのオープンチャペル」 ― 陶器浩一
古川保の伝統建築万歳!(8) 「太陽光発電に費用対効果はない」
神田順の「建築基本法」をつくろう(3) 「『宣言』としての前文と目的」
反電磁波講座(42) 「電磁波の法規制に動くフランスとEU」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(15) 「かまぼこ屋根の体育館をつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(6) 映像と建築、ジャン・ヌーヴェル
World Report(6) 建築保存は都市文化の奥行きの深さ 大久保慈
CULTURE CINEMA=志田歩「いけちゃんとぼく」 BOOK=柳々堂
Information
Focus

[東日本建築集]
靜水舎、アーブ建築研究所、IDアーキテクツ、鈴木理巳建築計画所、小林建築事務所、耕建築設計事務所、伊藤亨設計工房、木村建築環境計画

[中部建築集]
伊藤亨設計工房、国分設計、福永建築事務所、Meet’s設計工房

[西日本建築集]
FKOアーキデザイン、キアラ建築研究機関、松井設計、アーキブラン一級建築士事務所、松下建築設計、ARK STUDIO、伊藤亨設計工房

[九州建築集]
建築デザイン工房、創建築計画研究所、伊藤亨設計工房
建築ジャーナル
2009 5月号
定価900円/No.1151

特集
「エコ」と低周波音被害

5月号特集担当/中村文美・上田隆・定金史子

近年、「エコ」と称される風力発電機やエコキュートによる低周波音被害が各地で報告されている。低周波音による健康被害は1970年代から報告されているが、国は「知らせない、認めない、救わない」。低周波音被害は個人差があるとはいえ、政府奨励の環境にやさしいと呼ばれるエコ機材によって、身体が蝕まれ、近隣社会に亀裂が入る。建築界も低周波音問題に目を向けてほしい。いつ被害者、加害者になるとも限らないのだから。

「『エコ』と低周波音被害」より

■低周波音症候群被害者の会「政府奨励のエコ機器で、被害者・加害者を生み出す」
■被害の現場から ― 風力発電・エコキュート・スーパーの冷却設備・建設現場
■環境省「低周波音被害は増えている」
■「巨大風力発電機の夜間運転停止、建設距離規制急げ」保坂展人
■「高気密・高断熱等の防音対策が低周波音被害を助長」汐見文隆



[ひと]
オピニオンの視線 地球温暖化の情報公開は国、産業界の責任 ― 早川光俊
設計事務所ダイアリー(38) 平田晃久(平田晃久建築設計事務所・東京都港区)

[論評]
住民の高齢化と団地老朽化 建築家の力求む ― 山岡淳一郎

[政治と建築]
二つの建築基本法 ― 江原幸壱

[地域の話題]
東日本=耐震強度不足で、改修後1年半で体育館解体/東京中央郵便局庁舎のその後 ほか
中部=名古屋駅前の摩天楼化に拍車/大府市の新設小学校計画 ほか
西日本=旧駒井邸公開再開/京都建築スクール始動 ほか
九州=熊本「食糧会館」復元に向け検討開始/木造住宅助成制度 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(5) 新朝日ビルディング ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(17) 石山修武篇 その2「形態は生産を刺激する」

[実務]
美しき構造設計の世界(5) 「サン・ヴィセンテ・デ・パウロ」 ― 佐々木睦朗
古川保の伝統建築万歳!(7) 「熊本のスギQ&A その2」
神田順の「建築基本法」をつくろう(2) 「建築基本法の骨格とは」
反電磁波講座(41) 「電磁波・化学物質に配慮した健康住宅」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(14) 「ブロックの組み合わせをつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(5) 幻の卒業設計日本一 菊地尊也
World Report(5) フィンランド大使館コンペ 大久保慈
CULTURE CINEMA=志田歩「ミルク」 BOOK=柳々堂
Information
Focus

[東日本建築集]
関野宗教建築設計事務所、INABA建築設計事務所、アクアジャパン東京、荘司建築設計室、駒田建築設計事務所、西井都市建築設計事務所、冨谷進プラススタジオグレイ

[中部建築集]
建築設計クレエ、快適空間研究所、西井都市建築設計事務所

[西日本建築集]
木村建築事務所、コンパス建築工房、小田裕美建築設計事務所、MIKI建築設計事務所、アトリエテクネ、大野アトリエ、西井都市建築設計事務所

[九州建築集]
岩野亨建築設計事務所
特集
進化する木造建築

4月号特集担当/中村文美・上田隆・定金史子

2000年の建築基準法改正によって、仕様規定から性能規定にかわり、木造の耐火建築物が可能となり、都市部においても多層木造建築は可能となった。地球温暖化・持続可能な建築材料として、木材の利用が世界的に拡大している。伝統建築から多層木造まで、用途・規模に応じた多種多様な木造建築が広がれば、国産材の利用も促進されるだろう。進化する木造建築を探る。

「進化する木造建築」より

■「木造建築は第二の森林。公共建築から木造多層建築を」腰原幹雄
■構造の最前線から―稲山正弘・岡村仁・田原賢
■防災「板の厚みがあれば、外壁、垂木、野地板に木は使える」安井昇
■「高層木造建築の実現は、まずは“見せる”ことから」高松伸
■木造建築への追求―平沼孝啓・八木敦司・辻垣正彦
■「木造建築は受難時代を終え、復権する」内田祥哉


[ひと]
オピニオンの視線 駅のホームは、欄干のない吊り橋と同じ ― 高田昭治
設計事務所ダイアリー(37) 五十嵐淳(五十嵐淳建築設計・北海道佐呂間町)

[論評]
おひとりさま仕様のリフォームプラン ― 上野千鶴子

[政治と建築]
東京中央郵便局保存問題は政治決着で終わりか?― 南一誠

[ジャーナルギャラリー]
キョート*ダンメンロシュツ 町屋の跡を発見せよ ― 吉永健一

[地域の話題]
東日本=東京女子大学旧体育館保存問題/韓国建築基本法シンポ ほか
中部=愛知県らに賠償を命じた名古屋地裁の判決/高層マンション計画が撤退 ほか
西日本=京都学生建築之会卒業設計展/平和大橋歩道橋国際コンペ ほか
九州=福岡まちこわし大賞発表/軍艦島今春上陸可能に ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(4) 歌舞伎座 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(16) 石山修武篇 その1「建築トリックスター」

[実務]
美しき構造設計の世界(4) 「マリアピア鉄道橋からエッフェル塔まで」 ― 梅沢良三
古川保の伝統建築万歳!(6) 「熊本のスギQ&A その1」
神田順の「建築基本法」をつくろう(新) 「なぜ、建築基本法が必要なのか」
反電磁波講座(40) 「日本と仏国、予防原則の認識の違い」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(13) 「奥行きのある舞台をつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(4) スキーマ建築計画の2つのプロジェクト
World Report(4) パリの「大いなる賭け」 前田茂樹
CULTURE CINEMA=志田歩「ザ・バンク 堕ちた巨像」 BOOK=柳々堂
Information
Focus

[東日本建築集]
日建設計シビル、倉田裕之/建築・計画事務所、早川正夫建築設計事務所、第三設計連合、洋設計事務所、西原研究所

[中部建築集]
iメディカル設計

[西日本建築集]
日建設計シビル、Mac建築デザイン研究所、一尾建築環境設計、イデア・ファイブ一級建築士事務所、アークアンドトークアソシエイツ、志柿敦啓建築設計事務所、藤原・室建築設計事務所

[九州建築集]
NTTファシリティーズ九州支店
建築ジャーナル
2009 2月号
定価900円/No.1149

特集
大手組織事務所のブランド力

3月号特集担当/中村文美・上田隆・定金史子

スタッフ100人以上を抱える大手設計事務所。
国内の建築・都市のカタチを築いてきたが、
一般社会での知名度は極めて低い。
100年に一度ともいわれる深刻な不況に直面した現在、
長寿命な建築・都市づくりが世界中から求められている。
国内外における大手組織事務所のブランディング戦略にスポットをあてた。

「大手組織事務所のブランド力」より

■大手組織設計事務所・若手社員座談会
「コストバランスに優れた高品質な建築づくりで 大手設計事務所のブランド力UP」
■不況を生き抜くブランディング戦略
日建設計「海外市場開拓」、久米設計「人間力」、安井建築設計事務所「対話力」
■ゼネコン匿名座談会=「図面の総合図をちゃんとつくってください」
■「設計組織のブランド力は建築の社会的価値につながる」 馬場璋造


[ひと]
設計事務所ダイアリー(36) 吉村昭範・吉村真基(D.I.G Architects・名古屋市昭和区)
オピニオンの視線 「半農半X」で土に触れる暮らしを取り戻す ― 塩見直紀

[論評]
建築を学ぶ学生に伊勢神宮の森を見せよ ― 養老孟司

[政治と建築]
セーフティ・ネットを政府はどうしたいのか? ― 江原幸壱

[地域の話題]
東日本=東京都中野区警察大学校跡地開発に怒る住民/日本建築大賞 ほか
中部=「CASBEEあいち(戸建)」は県民に浸透するか/名古屋市長選、JIAの要望 ほか
西日本=旧乾邸保存問題/アーキフォーラム・中村竜治 ほか
九州=福岡市愛宕浜マンション問題/大分県日田市伝統瓦保存初工事 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(3) 旧飯箸邸 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(15) 山本理顕篇 その3「建築をつくることは未来をつくること」

[実務]
美しき構造設計の世界(3) 「東京文化会館ほか」― 新谷眞人
古川保の伝統構法万歳!(5) 「伝統構法に厳しい瑕疵担保履行法 2」
神田順のここが変だぞ!建築基準法(最終回) 「国交省告示第1454号」
反電磁波講座(39) 「基地局移転後、住民に体調不良」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(12) 「煙突のある家をつくろう(回答篇)」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(3) ディーナー&ディーナーの世界に触れる
World Report(3) 左派的なパリ」の都市政策を知る 前田茂樹
CULTURE CINEMA=志田歩 BOOK=柳々堂
Information
Focus

[東日本建築集]
小林英冶建築研究所、廣田悟建築設計事務所、studio A、カンダックス

[中部建築集]
服部多賢士・設計室

[西日本建築集]
岡本陽建築研究所、島津建築設計事務所、日本設計、原田彰建築設計事務所、YURI DESIGN

[九州建築集]
西日本技術開発、木石舎
建築ジャーナル
2009 2月号
定価900円/No.1148

特集
設計事務所の黒字経営術

2月号特集担当/中村文美・上田隆・定金史子

1月7日、国土交通省は、建築士事務所の改正業務報酬基準(告示1206号)を施行した。
1979年の制定以降初めての改正だが、告示を知る一般市民はどれだけいるのだろうか。
建築基準法改正、米国発の金融危機など、混迷な時代においても、
「黒字」に傾く設計事務所の経営術を提示する。


「設計事務所の黒字経営術」より

■関西建築家座談会=横内敏人+梅林克+竹口健太郎・山本麻子
「不況のときこそ建築家のチャンス 自由な立場とソフト力で未開地を掘り起こす」
■芦原太郎「A-ARCHITECTS.NET」・村井敬合同設計「日本初社外役員制度」
■若手建築家 鈴木謙介・吉村靖孝・谷尻誠の「仕事に困らない」設計スタイル
■新環境設計(医療・福祉)、近角建築事務所(リノベーション)のこだわり


[ひと]
設計事務所ダイアリー(35) 松岡恭子 (スピングラス・アーキテクツ 福岡市中央区)
オピニオンの視線 理想の建築家は、生と死をつなぐ ― 中村弦

[論評]
広島市の都市の魂を「編集」する ― 中村良夫

[ジャーナルギャラリー]
年賀状のカタチ 「第一回 ジャーナル年賀状大賞」

[地域の話題]
東日本=新参議院宿舎建築計画白紙撤回/鈴木博之退職記念講義 ほか
中部=スーパーのワンフロアが絵本の図書館に/一宮市庁舎、市民が「文化建築」の訴え ほか
西日本=震災から14年 被災地間交流座談会/建築家とシェルター体験 ほか
九州=福岡のハウスメーカーに施工不備発覚/沖縄小児保健センター竣工

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(2) 東京中央郵便局・大阪中央郵便局 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(14) 山本理顕篇 その2 家族のかたちと社会のかたち

[実務]
美しき構造設計の世界(2) 「サルスエラ競馬場」 ― 今川憲英
古川保の伝統建築万歳!(4) 「伝統構法に厳しい瑕疵担保履行法 1」
神田順のここが変だぞ!建築基準法(14) 「工作物への準用」
反電磁波講座(38) 「盗難防止装置から発生する電磁波の危険」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(11) 「煙突のある家をつくろう(課題篇)」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(2) ア・カインド・オブ・アーキテクト
World Report スペイン・バルセロナ② 浅倉協子/ 伊藤豊雄のアートワーク
CULTURE CINEMA=志田歩 BOOK=柳々堂
Information
Focus

[東日本建築集]
新環境設計、近藤道男建築設計室、連健夫建築研究室、武建築プロデュース、澤田佳久建築研究所

[中部建築集]
アトリエオーブ、生空間設計

[西日本建築集]
瀬戸本淳建築研究室、大道建築設計事務所、長谷川建築設計事務所、ソツカ建築アトリエ
特集
政治から「建築」を変えよう

1月号特集担当/中村文美

「資本主義」「グローバリズム」の恩恵はさておき、
政治経済含め、世の中の基準が「金もうけ」になってしまった。
個人や建築界が問題を提起して状況を変えるには、限界がある。
「政治」のフィールドから、建築世直しを始めていきませんか。

「政治から『建築』を変えよう」より

■インタビュー=馬淵澄夫
「民主党が政権をとったなら」 政官業学の癒着を解体
■対談=河村たかし+平沢勝栄
「東京中央郵便局庁舎保存の意義とは」
■「くに」のかたち
HIGHWAY LANDSCAPES OF JAPAN ― 稲宮康人
■建築基本法制定目指しシンポジウム
「国民誰もがわかること」


[ひと]
設計事務所ダイアリー(34) 楢村徹 (楢村設計室・岡山県倉敷市)
オピニオンの視線 若者集う、仏事を行わない寺 ― 秋田光彦

[論評]
建築不況の今こそ 古典を読み、思想を練れ ― 宮本憲一

[建築と政治]
「長期優良住宅法案」、200年間は明るい未来か? ― 江原幸壱

[ジャーナル実務セミナー]
仕上げが拓く建築の未来 ― 小西敏正・今川憲英・天野彰・安達和男・川口とし子
瓦の用と美 「島根県芸術文化センター」「鎧甲の家」 ― 山田脩二・鈴木祥二・須貝高 ほか

[地域の話題]
東日本=化学物質過敏症を世に広めデモ行進/都営住宅取り壊し危機 ほか
中部=新静岡センター42年の歴史に幕/建築学生、名古屋広小路デザイン ほか
西日本=JIA近畿U-40六甲山設計コンペ/大阪中央郵便局ついに建替えへ ほか
九州=宮崎・岩切平建築展「いのちの形」は平和の塔のアンチテーゼ ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ 世田谷区民会館・区庁舎 ― 松隈洋
布野修司の現代建築家批評(13) 山本理顕篇 その1 「制度」と闘う建築家
くまもとアートポリス検証の旅(終) 三角港フェリーターミナル ― 古田孝

[実務]
美しき構造設計の世界 「キアッソの貨物駅上屋」 ― 川口衞
古川保の伝統建築万歳!(3) 「格子戸いろいろ」
神田順のここが変だぞ!建築基準法(13) 「違反建築物」
反電磁波講座(37) 「車内携帯が心臓ペースメーカーを直撃」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(10) 「階段をつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局 日本をかけめぐる卒業設計展
World Report スペイン・バルセロナ 浅倉協子
CULTURE 志田歩
Information
Focus

[東日本建築集]
みかんぐみ、種村強建築設計、飯田都之麿建築デザイン、大井立夫設計工房、オクテムデザイン、プランズスタジオ

[中部建築集]
衛建築設計室

[西日本建築集]
黒河建築設計、イサオ建築設計

[九州建築集]
柳瀬真澄建築設計工房
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