建築ジャーナル 発売日・バックナンバー

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990円
特集
非電化住宅のすすめ
 


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 8月号特集担当/中村文美 表紙写真/今田修二

アメリカの経済学者ケネス・E・ボールディング博士は、地球を宇宙船にたとえ、「水、空気、食料などすべての物は有限であり、人間が出す炭酸ガスや排泄物は宇宙船内部を汚染する。これからは廃棄物を生産過程に還元するようなシステムを開発し、生態系を破壊しないことが大切だ」と説いた。「宇宙船地球号」という考え方が発表されたのは1966年のこと。 40年経た現在、日本は国民に「オール電化」を勧めて、電力の需要拡大に向けてひた走る。オール電化を推奨する背景とその代償に目を向け、電気に頼らない日常の暮らしを始めてみませんか?

「非電化住宅のすすめ」より

   01 発明家の実践
新しい暮らしを実現する快適で愉しい非電化生活 藤村靖之


02 食デザイナーの提案
キッチンは汚れて当たり前 火を使って料理しよう 大谷ゆみこ

03 物理学者の警鐘
それでもオール電化にしますか 世界の疫学研究からみた電磁波の危険 荻野晃也

04 建築士のノウハウ
床暖がなくても家の中は快適でぽかぽか 高野瞳

05 精神科医の経験から
電磁波による健康被害は誰もが起こりうる 栗原雅直

コラム 私は断じてオール電化を勧めない 古川保
日常生活から火を絶やしてはならない 武山肇





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[緊急鼎談]
建築士法はどこへ向かうのか 宮本忠長 小倉善明 山口昭一 02

[緊急論考]
地元学で「水俣」を環境都市へ復活させる 吉本哲郎 06

[論評]
建築計画研究の功績と功罪 北川啓介 09
[INTERVIEW]

21世紀の住まいは「家族の器」を超え他者と支え合う場に 西川祐子 10


[地域の話題]
東日本 シンドラーエレベーター問題、三信ビル保存 ほか 12
中  部 三州足助屋敷26年、ニセ建築士懲役2年執行猶予3年 ほか 16
西日本 文豪・谷崎邸保存に手を挙げた工務店、広島新球場コンペ再び ほか 20
九  州 吉阪隆正 in 九州、山口亮一旧邸再生、カンボジアに木の学校建設 ほか 24

information 28
オススメABC 30

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい 15   認証木材より産直木材が良い。 33
設計監理SOS   「マンションひび割れ」解決までの道程 山口曜一 34
鈴木床亮のエコヘルス建築学5   不思議音とは何だろう?  35
戸谷英世の当世住宅貧乏物語3   飽きたらミンチでおさらばの住宅 35
反電磁波講座8   無断で建てられた携帯電話の基地局 加藤やすこ 36



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
52 建築風土記
徳島県三好市篇 20 伝建地区を「組」で再生し、共感する人が訪れる集落に
56 筑豊通信 47 民間同様に官の建物の届け出を義務づけよ 濱田イサオ
57 建築養生訓 新 社寺建築の力学研究事始 西澤英和
58 住宅を読み解く 27 「緑化住宅 東金井町の緑の家」伊藤昭博設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
61 建築をあるく 27 日本橋中央通りとその界隈 大川ラワァル三枝子+
上野タケシ+
佐々木善樹
62 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 3 いい設計者をみつけよう 住まいづくりの費用 その合理的考え方 川津悠嗣
64 設計事務所ダイアリー 8 青木茂さんの1カ月 青木茂建築工房
65 Focus
66 文藝ジャーナル 新 霊南坂にて スペイン大使館物語 江平完司



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東日本建築集
  ナカノ建築設計事務所、SKY PILLAR建築設計、大建設計事務所、アトリエ9建築研究所


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中部建築集
  加藤建築事務所


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西日本建築集
  U.D.D設計、一級建築士事務所 匠工房、伊藤司建築設計事務所、岩本賀伴/アトリエ、木戸義弘建築設計事務所


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九州建築集
  梓設計九州支社

990円
特集
なぜ、伊東豊雄?
 


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 7月号特集担当/浅野未紗子 表紙写真/今田修二

1970年代以降、常に新しい表現で前進を続けてきた伊東豊雄は、間違いなく現代のトップランナーといえるだろう。とはいえ、とかく伊東豊雄は捉えがたい。特有の作風があるようで、ない。けれども自己主張がないようで、ある。本特集では、なぜ、伊東豊雄がトップランナーであるのか、70年代以降の時代考証とともに読み解きたい。

なぜ、伊藤豊雄?より

   01 伊東豊雄の立ち位置
70年代以降の建築状況と伊東豊雄 米山勇


02 伊東現象とは何か
うねうね建築現象を導いた伊東豊雄と妹島和世 山田幸司

03 建築メディアと伊東豊雄
伊東豊雄論のためのメモランダム 布野修司

04 伊東建築のツボ
「ゆるい建築」は、現代の建築理論となりうるか 長谷川堯×伊東豊雄





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[緊急論考]
建築基準法・建築士法・建設業法をめぐる素朴な質問26のQ&A 戸谷英世 02

[INTERVIEW]
一直線ではなく、スパイラル状の改革で地方分権を目指す 石田芳弘 08

[論評]
CADという建築設計製図教育の弊害 北川啓介 10
まちづくり道場へ、ようこそ 片寄俊秀 11

[地域の話題]
東日本 建築学会・建築士会・建築家協会2006年度通常総会 ほか 12
中  部 駒井貞治のゲリラ的建築運動、30年目の幻庵 ほか 16
西日本 JIA近畿支部「建築家新人賞」、岡山・木造廃校舎利活用研究会 ほか 20
九  州 薩摩街道踏破計画、福岡オリンピック ほか 24

information 28
オススメABC 30

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい14 シロアリは悪くない 33
設計監理SOS 太陽発電装置設置で屋根に荷重オーバー 柳田勇 34
鈴木床亮のエコヘルス建築学4 地震に弱いジャワの近代家屋 35
戸谷英世の当世住宅貧乏物語2 性能表示は高くても資産価値はどんどん下がる 35
反電磁波講座7 パソコンと無線LANのリスク 加藤やすこ 36



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
54 建築風土記
佐賀県佐賀市篇 19 知恵を出し、体を動かして地産地消のまちづくりへ
58 筑豊通信 46 いつまで続く選挙と違反建築の深い関係 濱田イサオ
59 建築をあるく 26 和歌の浦アートキューブ 中西重裕
60 住宅を読み解く 9 「Project1000 市川市 K邸」H.A.S.Market設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
63 設計事務所ダイアリー 7 遠藤秀平さんの1カ月 遠藤秀平建築研究所
64 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 2 余白を残した五感に響く家 森裕
66 Focus
67 Forum 文化学院の保存運動から見えたこと
事務所登録時に意匠、構造、設備を分類せよ 大橋智子
濵田イサオ



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東日本建築集
  エー・アンド・エー総合設計、入之内瑛+都市梱包工房、松下建築設計事務所、桂設計、若松均建築設計事務所、
TAU設計工房、緑住環境計画、松下トータルプラン、リオ


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中部建築集
  藤田建築設計事務所、石本事務所名古屋支店


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西日本建築集
  市浦ハウジング&プランニング、高橋上田設計事務所、佐藤建築事務所、ニュージェック一級建築士事務所、土谷設計工房

990円
特集
良き設計コンペの条件
 


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 6月号特集担当/上田隆 表紙写真/今田修二

建築設計競技、コンペティション(Competition)という設計者選定方式の実施は、バブル時に比べれば減少している。自治体は、「手間暇がかかる」と尻込みしているのが現状だ。確かにこの方式は課題が多い。経費は応募者持ちで、審査の公正さを担保しにくく、時に予算オーバーしたり、施工困難な案が選ばれる、など。だが、建築家たちが心血そそいだ多数の案から優れた案を選び取るというコンペが、文化性の高い名建築を生んできたのも事実である。ここで、事例を検証しつつ、「良き設計コンペの条件」を考えていきたい。市民のための公共建築をつくるために。

「良き設計コンペの条件」より

   01 トップランナー
すべてのプロセスを市民に公開すべき 伊東豊雄


02-1 事例・「住民参加型」の実際 富弘美術館
全審査員が専門家であらざるを得ないのが弱点 中川武

02-2 事例・まちに開かれた研究施設 南方熊楠顕彰館
「インパクトか」「機能性か」激論した審査 松居竜五

02-3 事例・まちづくり住宅設計コンペ 京都太秦地区&滋賀長浜・かねぼう町
試みは良かったが、成果は乏しかった 吉村敦一

03 実像から考える
良きオープンコンペの条件とは 斎藤孝彦

04 審査員の問題
「タウンアーキテクト」が選定方法を決め、審査すれば良い 布野修司





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[緊急インタビュー]
手計算でも可能な単純明快な構造設計に 辻英一 02

[INTERVIEW]
人を癒し、人を生かす 創意と工夫で病院をリニューアル 清野佳紀 04

[論評]
格差社会に求められる「人間らしく生きられる住まい」 鄭暎惠 06
建替えからリニューアルへ、求められる団地再生 角橋徹也 07

[地域の話題]
東日本 イタリア文化会館外壁・赤色の是非、文化学院保存問題 ほか 08
中  部 『アーキテクテク』出版、神島レポート ほか 12
西日本 久宝寺・八尾の「寺内町ウォッチング」、吉阪隆正展 ほか 16
九  州 沖縄小児保健センタープロポーザル、佐賀市中心街のまちづくり ほか 20

information 24
オススメABC 30

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい13 ダニは悪くない 29
設計監理SOS 地震、耐震偽造事件に翻弄されたJSCA九州支部 山田賢良 34
鈴木床亮のエコヘルス建築学3 風通しの良いスローな家 31
新連載・戸谷英世の当世住宅貧乏物語 「質金か、サラ金か」の大変な違い 31
反電磁波講座6 太陽光発電で体調不良が発生? 加藤やすこ 32



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
52 建築風土記
福島県郡山市篇 18 都市が結ぶ通過点、宿場町で特徴あるまちづくりとは?
56 筑豊通信 45 なぜ違法建築に補助金を交付するのか 濱田イサオ
57 建築をあるく 25 伝法院通り江戸まちづくり景観整備事業 上野タケシ
58 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 1 家づくりは共同作業 水野宏
60 住宅を読み解く 8 「TOYOTA home」元岡展久+深田志保設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
63 設計事務所ダイアリー 6 村井敬さんの1ヵ月 村井敬合同設計
64 Focus
65 Topic 日本の木造で中国の住環境を改善する
66 Forum 最高裁判決は建築基準法の自殺行為だ 戸谷英世



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東日本建築集
  パルフィー総合建築計画、UCA・都市・建築設計事務所、和田設計アトリエ、山岡嘉彌デザイン事務所、
   エイ・クリエイツ


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中部建築集
  アトリエ繁建築設計事務所、住工房&キット・プランニング、畠山都市建築事務所


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西日本建築集
  浅野静+エトス アソシエイツ、サンワコン建築事務所、長尾建築研究所、朝日建築事務所、柏木設計、松尾設計室

990円
特集
やっぱり木の家、国産材
 


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 5月号特集担当/中村文美 表紙写真/今田修二

近くに山がありながら、木肌の白さやコストの安さを理由に外材を輸入することは、減反政策を強いながら外米輸入する愚行と何ら変わらない。 巷では「環境、健康にやさしい」を語った木の住まいを目にするが、その言葉とは相反する現実が横たわる。安い外材を求めた結果、アジア、ロシアなど海外の森林が破壊し尽くされている。短時間施工、クレーム防止のために、人工乾燥によって含水率を抑えるが、色、艶、ねばりなど木の本来の性質が損なわれる。人件費を抑えるために素人でも施工可能なプレカットと金物は、職人減らしを一層助長させている。これでは、ちっとも環境にも人にもやさしくない。 国産材の需要の鍵は、住宅産業に大きく起因している。見せかけだけの木の住まい、経済性、効率性のみを求める家づくりは、大きな犠牲の上に成立していることに気づいてほしい。身近にある材料を使い、職人による時間をかけた家づくりは、環境破壊、地域衰退など現代社会が抱える諸問題を解決する糸口にもつながる。 国産材を使った木の住まいをつくりませんか?

「やっぱり木の家、国産材」より

   01 座談会 川尻六工匠の気概
熊本の木をとことん使ってエアコン知らずの家をつくる
古川保+井上新午+楠元繁芳+榊浩一+田中幸則+平田保


02 世界の動向からみる国産材の最新情報 森林ジャーナリストの提起
住宅業界こそ日本の森林を救う 家づくりは国産材を使え! 田中敦夫

03 立木流通販売 山に利益還元 木材コーディネーターの展望
森林と消費者を結ぶ木材コーディネーターの役割 能口秀一・安田哲也

04 天然乾燥天下一 地域ビルダーの頑固一徹
太陽の下で時間をかけて木材はすべて天然乾燥の球磨杉 小山幸治

05-1 木の可能性 その1 北の国から
木は最も断熱に優れている 三角屋根の木の住まいは北国の景観 染谷哲行

05-2 木の可能性 その2 南の国から
亜熱帯でも木造はRCより強い 木造建築の技能者育成に全力 宇栄原謙

06 住の健康と安全 建築士の奮闘
科学物質過敏症から分かる安全と危険 大切なのは顔の見える木材提供だ 尾竹一男

07 木は万年持つ 洗い職人に学ぶ
洗いさえすれば木は何度でも生き返る 今江清造





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[緊急座談会]
市民との対話・健全なまちづくりに向けて 02
五十嵐敬喜 小倉善明 北村あやこ 小枝すみ子

[INTERVIEW]
自然と安全の共存に先人の自助精神を学べ 加藤誠洋 08

[論評]
海、空、陸は軍靴の下 日々否定軍事基地の沖縄 真喜志好一 10
「建築士」とは何をする職業なのか? 五十嵐敬喜 11

[地域の話題]
東日本 建築関連賞続々、明確な輪郭を持つ神田が今、面白い ほか 12
中  部 戦争資料館完成に向けて、川崎和男名古屋市立大学教授退官 ほか 16
西日本 豊里小学校の今、西大阪延伸線訴訟は原告側住民「敗訴」 ほか 20
九  州 学生デザインレビューin福岡、宮崎に「建築図書館」開設 ほか 24

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オススメABC 30

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい12 工業化商品より手づくりが良い。 33
設計監理SOS 悪質リフォーム業者が狙う「床下」と「屋根裏」 坂野茂 34
鈴木床亮のエコヘルス建築学2 エコヘルスとは何か? 35
反電磁波講座5 IH調理器と電気式床暖房のリスク 加藤やすこ 36



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
60 建築風土記
栃木県宇都宮篇 17 大谷石がつくる独特の風景 建築の価値にもっと開眼を
64 筑豊通信 44 国税庁に告ぐ!『施工図」の印紙税法違反者を摘発せよ 濱田イサオ
65 建築をあるく 24 名古屋駅前地区 武藤隆
66 建築を読み解く 7 「Fabric Wall Residence」大石和彦設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
69 設計事務所ダイアリー 5 阿部仁史さんの1ヵ月 東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻教授
70 Focus
71 Forum ㈱神戸市、開発行政の末期症状 曺弘利



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東日本建築集
  クリエート山本設計室、宮崎均/REP研究所 地域環境総合計画研究所、アーキテクト・アソシエイツ・ヨコハマ、アール・アイ・エー東北支社、五味建築設計事務所、イル・マーレ設計工房、構想建築設計研究所


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中部建築集
  城戸武男建築事務所


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西日本建築集
  和新・設計事務所、庵建築計画事務所、五十嵐建築設計事務所、田中啓文総合建築研究所
990円
特集
気になる4つのほころび
 


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 4月号特集編集担当/浅野未紗子 表紙写真/今田修二

政治、経済、社会の動向と無縁ではいられないはずの建築行為。それなのに、「建築家」業界は依然として浮世離れしていて、内輪話に終始しているような気がしてなりません。今の世の中には、ものも情報もそれらを獲得するための手段も豊富にあります。その結果、素人と玄人の区別もつきにくくなったといえるかもしれません。 そんな中にあって、今、建築家に問われている職能とは何でしょう。一つには、建築行為を通じて、人々の生き方を再認識させるようなコミュニケーション能力ではないでしょうか。建築はさまざまな選択と決定の積み重ねです。使い手や住み手がさまざまな選択をせまられたときに、いかにその人らしい決定に踏み出せるか。そのために、建築家は大事な役割を背負わされているのではないでしょうか。本特集では、マスメディアの取り上げ方の大小にかかわらずこの頃何だかひっかかることから、世の中の「いま」を探ってみます。

「気になる4つのほころび」より

   01 ほころび その1 違法者=悪者か!?
なぜ、東横イン事件は起きたのか 戸谷英世
ハートビル法が先延ばししたこと 斎藤まこと
設計者は法の番人に成り下がるか 佐々木敏彦
02 ほころび その2 「エコ」で消費拡大!?
「ちょいやさしい」思想の欺瞞 横山豊子
「安全」を建て前にした国の暴挙 山口利昭
03 ほころび その3 情報化=創造性!?
一億総ブログ化がもたらす自由と束縛 中村智彦
設計者は家づくりブロガーと戦うか
04 ほころび その4 建築家の力、個人の力
現代における京都迎賓館の価値とは 鈴木博之
個人の言葉で語れる社会へ 中島義道




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[緊急座談会]
足元を見つめよう 一連の事件から、今何をなすべきか 02
五十嵐敬喜 高橋テイ一 内藤廣 曽我部昌史 古市徹雄 和田章

[緊急インタビュー]
建築設計界は自立した消費者に情報提供を 日和佐信子 10

[INTERVIEW]
石綿は公害、被害者を拡大した国・行政の責任は重い 柚岡一禎 12

[論評]
犠牲をバネに、自力でつくった環境都市『水俣』 吉本哲郎 14

[地域の話題]
東日本 青梅市庁舎指名設計競技、51人の投票で佐藤総合計画にほか 15
中  部 10年間の暮らしにさようなら、若手の初仕事ほか 20
西日本 大津市庁舎移転計画の市民案、現代町家の構造見学会ほか 22
九  州 構造計算書偽造事件緊急シンポジウム、玄海島復興開始ほか 26

information 30
オススメABC 32

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい11 住宅火災警報器、よけいなお世話 35
新連載・Dr.鈴木庄亮のエコヘルス 足寒頭熱対策 36
新連載・先田流分譲マンション学 今なお続くマンション業界の顧客無視 先田正弘 36
反電磁波講座4 オール電化住宅で電磁波過敏症に? 加藤やすこ



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
48 建築風土記
岡山県倉敷市篇 16 開放系のネットワークにより、市民と協同でまちをつくる
52 筑豊通信 43 「なぜ分かる」、確認申請から個人情報流出? 濱田イサオ
53 建築をあるく 23 表参道ヒルズ 佐々木善樹
54 萬來舎・建築の継承を科学する 7 政治的」判断を着実に下していけば、「千客万来の場」は蘇る
56 建築を読み解く 6 「TOY BOX2」谷口遵設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
59 設計事務所ダイアリー 4 沢田マンション 吉永健一
60 Focus
61 Forum 被災者の声届かない復興予算案 曺弘利



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東日本建築集
  都市建築設計事務所、アーキスタジオ/阿部直人建築研究所、R&K partners


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中部建築集
  アトリエ・アーキエンス、竹内設計、城設計室


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西日本建築集
  桝谷設計、汎設計、二井清治建築研究所、竹内清明+生活空間研究所
990円
特集
その保存、是か非か
 


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 3月号特集編集担当/上田隆 表紙写真/今田修二

親しみ、愛情を持った建築がパワーシャベルで壊されるとき、人の心は傷つき、喪失感、また怒りを覚えるだろう。建築は長い年月を経るうちに、土地の歴史や人々の生活の記憶と結びついたものとなるからだ。それゆえ、建築の保存は、地域の文化や個々のアイデンティティーを守り伝える精神的行為といえる。一方でそれは非経済的な行為でもある。都市開発や高層ビルの建設といった経済的な行為の前に、保存を要望する声も空しく、建築は壊されていく。 近年、「建築保存」が市民権を得始めてはいる。しかし本当の建築保存とは何かを模索しているのが現状だ。今回の特集では、建築保存の実例を5つ挙げて、あえて「是非」を問う。判断基準は、「是」と「非」の間に横たわる悩み深き問題を提示し、よりよき建築保存を考える材料としたい。

「その保存、是か非か」より

   01 問題提起
近代建築の「記憶」を未来へとつなぐために
松隈洋|京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科助教授
02 分析
一般論では解けないレプリカのディレンマ
鈴木博之|東京大学大学院工学系研究科教授
03-1 事例 保存に成功・改修中 国際文化会館
これからの「保存と再生」について良きテキストになってほしい
小林正美|明治大学理工学部建築学科教授・建築家

03-2 事例 レプリカの保存
東京銀行協会と日本工業倶楽部会館
東京丸の内のレプリカ建築も「反面教師」としての意義はあり
兼松紘一郎|DEOCOMOCO Japan幹事長・JIAアーカイブ委員会委員
03-3 事例 解体・部分的再現 表参道ヒルズ
「同潤会」は「同潤館」になり「残す」という意味を問いかける
内田青蔵|文化女子大学住環境学科教授
03-4 事例 フェイクな保存 旧第一勧業銀行京都支店
中川理|京都工芸繊維大学造形工学科教授
03-5 事例 解体・移転へ 広島市民球場
広島復興の象徴である「場の記憶」が消えつつある
錦織亮雄|広島市民球場の再生を考える協議会代表・新広島設計代表
04 論理と倫理
なぜ、建築家が建築保存にかかわるべきなのか
篠田義男|日本建築家協会関東甲信越支部保存問題委員会・篠田義男建築研究所代表
05 保存への情熱
生まれ育ったまちのかけがえのない建築だから、市民のパワーで守りたい
葛西ひろみ|前川國男の建築を大切にする会代表




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[緊急インタビュー]
「建築士法改正で責任と権限ある建築家資格を」小倉善明 02

[INTERVIEW]
「水や空気のように私たちを守ってきた平和憲法を感じよう」土井ゆきこ 04

[論評]
「『小さな政府』の帰結~障害者自立支援法をめぐって」斎藤まこと 06
「喜怒哀楽を宿す人間のまちを取り戻せ」鄭暎恵 07

[地域の話題]
東日本 町田市新庁舎設計QBS槙文彦氏を特定、守れ下北沢ほか 08
中  部 「木附の里」の10年目、JIA東海支部耐震偽造事件で集会ほか 12
西日本 「建築家職能」を学生に伝える ほか 16
九  州 長崎グループホーム火災から1か月、九産大「居住地計画」講評会ほか 18

information 22
オススメABC 24

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい10 
設計監理SOS
反電磁派講座3



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
52 建築風土記 15 観光客の町から住民の町へ
日田材を使って町並み整備
56 筑豊通信 42 筑豊でも国は正義の顔して対処せよ 濱田イサオ
57 佐久間慎一郎の建築風景 終 嵯峨野鳥居本 佐久間慎一郎
58 仮設住宅改造計画 9 水害地仮設の改善工事は不十分、結露・漏水対策の案あり 五十嵐純一
60 住宅を読み解く 5 「木箱・西元町」葛西潔設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
63 建築をあるく 22 沢田マンション 吉永健一
64 設計事務所ダイアリー 3 鮎川徹さんの一か月 環・設計工房一級建築士事務所
65 Focus
66 Forum 事業主は困惑、住宅の家賃に消費税導入を ほか 田中修一 ほか



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東日本建築集
  黒川紀章建築都市設計事務所、中山克己建築設計事務所、GA設計


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中部建築集
  S設計工房、蓮建築設計事務所


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西日本建築集
  SADO一級建築士事務所、昭和設計、田渕建築設計事務所、ものづくり
  伊藤設計工房、島津建築設計事務所、総企画設計

990円
特集
無責任社会5つの罪
構造計算書偽造事件
 


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 2月号特集編集担当/中村文美 表紙写真/今田修二

構造計算書偽造事件の発表から2カ月が経過した。1月17日現在、構造計算書の偽造が確認された物件は94件に及び、建物用途は共同住宅、ホテルが大半を占める。偽造発覚後、国は安全性を理由にホテルの営業自粛を促し、耐震強度が50%に満たない偽装分譲マンションについては、自治体が建て替え・再分譲するなどの公的支援策を打ち出した。
 本特集では「建築士」「建設業界(施工者、販売者、事業者)」「消費者」「確認検査機関」「国・行政」の5つの責任を問う。政府は偽造事件対策関連費に80億円もの税金を投入する。事件に直接関与しなくても、もはや他人事ではない。事件が生んだ要因を「我」ものとして考え、変革を求める姿勢が必要ではないだろうか。


「無責任社会5つの罪 構造計算書偽造事件」より



   01-1 建築士の責任 事例1
確認申請を代行した建築士の苦悩
      
01-2 建設業界の責任 事例2
門松偽造マンション建て替え請求の顛末

02 構造設計者VS建築家 座談会
JIA&JSCAが先頭に建築生産システムの改革を
金箱温春+神田順+鬼頭梓+善養寺幸子
03 消費者の責任
建て替え誘導に乗ってはならない
先田政弘|マンション問題研究会代表
04 構造設計者の責任
問われる構造エンジニアの社会的使命
西澤英和|京都大学工学部講師
05 国・行政の責任
偽造マンションの補償問題を見つめる
澤田和也|欠陥住宅を正す会代表
コラム 確認検査機関の責任
「民の顔した官」が国民に与えた大きな代償
横田一




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[緊急論考]
建築家よ世に出よ 02
「大規模集客施設の高所に物を設置するな」川口健一 04

[INTERVIEW]
「『上方浮世絵館』はまちの元気印」 高野征子 08

[論評]
「一極集中のないオランダ都市圏の不思議」 角橋徹也 10
「署名できる建築を―耐震強度偽造事件に思う」 島本慈子 11

[地域の話題]
東日本 建て替え・高層化に歯止めを、JIA保存問題に要望書を提出 ほか 12
中  部 2005年にチャレンジしたこと 14
西日本 実物大6階RC造ビル震動破壊実験、耐震偽造を考える学生会議 ほか 16
九  州 九州大学15年かけて新キャンパスへ統合移転、骨太なまちづくり ほか 20

informatiom 24
オススメABC 26

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい9  軽い瓦ってや~ね。 29
設計監理SOS 「修復不可能」な杜撰施工の欠陥マンション 山口曜一 30
反電磁波講座2 携帯電話の電磁波を防ぐシールドクロス 加藤やすこ 32



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
56 建築風土記 静岡県中西部篇 14 耐震先進県、静岡で考える建築の安全性の担保
60 筑豊通信 41 つべこべ言わずに違反ブロックの一斉摘発を 濱田イサオ
61 佐久間慎一郎の建築風景 26 白川郷 佐久間慎一郎
62 仮設住宅改造計画 8 夏は蒸し風呂だった仮設住宅が迎える2度目の冬 五十嵐純一
64 住宅を読み解く 4 「FLOATING CUBE」松山将勝設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
67 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 12 手と頭を使い住まいを形に 大場浩一郎+
坂口舞+
杉村逸男+
水野宏
68 未来絵本・火星移住計画 4 建築家がかかわるべき火星住居の設計 石川洋二
69 建築をあるく 21 キャナルコート東雲 大川ラワァル三枝子
70 萬來舎・建築の継承を科学する 6 文化財保存学の見地からは認めにくい残し方
72 設計事務所ダイアリー 2 橋本修英さんの1ヵ月 アーキテック
73 Focus
74 Forum 構造計算書偽造事件に意見! 法から教育まで建築界全体を大洗濯する時 ほか 小野寺一彦 ほか



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東日本建築集
  渡辺建築設計事務所


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西日本建築集
  谷守建築設計事務所、三谷設計事務所


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中部建築集
  アトリエ創 一級建築士事務所


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九州建築集
  河野建築設計事務所
990円
特集
エポックメイキングな住まい
 


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 1月号特集編集担当/浅野未紗子 表紙写真/今田修二

シリーズ第5弾は、4つの事例から「現代の住まい」を考える。現在、住まいの中の家族関係の変化だけでなく、住宅そのものと社会との関係も変わってきているだろう。かつて住まいに求められた「生殖、栄養の摂取、レクリエーション」はすでに住宅以外の場所で十分に満たされるようになった。主に社会学者の視点から、生活の実態に即した住まいのあり方を考えるとともに、住まいを通して現代社会を逆照射する。

                           「エポックメイキングな住まい」より

   01 脱nLDK型住まい
「家族である」から「家族する」住まいへ
上野千鶴子
02 脱親切設計型住まい
住み手の規範に委ねる自由な空間
岡本信也
03 遊牧民的住まい
家族、生活の実態に即してヤドカリのように住み替える
松野晴美
04 新・都心型住まい
都心、持ち家、一戸建てを叶えるプロダクトハウス
後藤範章




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[緊急論考]
構造計算書偽造事件「求められる改革とは」 02

[KJインタビュー]
日本のステンドグラスに新たな活路を 田辺千代 10

[論評]
「迷惑かけます」?植民地・沖縄を許す政府に断固反対 真喜志好一 12
「聖職者」なき建築業界 建築家職能論の復活を 五十嵐敬喜 13

[地域の話題]
東日本 地域性を生かした野沢正光案を選定、立川市新庁舎設計コンペ ほか 14
中  部 「減築」で団地再生、中部建築賞、JIA東海支部コンペ ほか 18
西日本 耐震偽造でJIA近畿支部緊急集会、シンポ「村野藤吾」 ほか 22
九  州 星空の見えるまちづくり、次世代モクバン設計競技結果 ほか 26

informatiom 30
オススメABC 33

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい8  「アスベスト」は明日ワースト 35
設計監理SOS リフォーム工事トラブルの周辺 戸谷正夫 36
新連載・反電磁波講座 電磁波の少ない環境で電磁は過敏症状が改善 加藤やすこ 38



[連載]

頁 連載タイトル 連載number 内容 文
56 建築風土記 千葉県篇 13 東京のベッドタウン千葉 幕張のビル群と安房の国
60 筑豊通信 40 大手事務所の名建築はゼネコンの恩恵にあり 濱田イサオ
61 佐久間慎一郎の建築風景 25 法隆寺五重塔(八坂の塔) 佐久間慎一郎
62 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 11 自分の目でまず確かめる 大石和彦
水野 宏
山里茂樹
64 仮設住宅改造計画 7 過酷な住環境を改善しない行政とプレハブ協会 五十嵐純一
68 建築教育の実験オープンスクール 6終 山下設計
70 未来絵本・火星移住計画 3 火星で生きるための建築施設の条件 石川洋二
71 建築をあるく 20 都市の中のオープンな大学とは 武藤 隆
72 新連載・設計事務所ダイアリー 5 大宇根弘司さんの1ヶ月 大宇根建築設計事務所
73 Focus
74 Forum 第10回JIA九州建築塾 街・自然・まち 演習+地の利が塾生に刺激大 水野 宏




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東日本建築集
  山下設計 東北支社、プレイス総合計画


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西日本建築集
  A-Z設計、設計組織 Den Nen Architecture、燦設計室、荻野設計工房


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中部建築集
  梓設計 名古屋支社


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九州建築集

990円
特集
アスベスト処方箋
 


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 12月号特集編集担当/上田隆 表紙写真/今田修二

「なぜ燃えないの?」と小学生が聞けば、先生は「石の綿だからです」と答えていただろう。かつて理科実験道具に使われたアスベスト付き金網は、校舎に使用されたアスベストが問題視された時、学校から姿を消した。しかし今もアスベストは身近にある。鉄道高架下、駐車場、マンション、一戸建て…。
 機械メーカー「クボタ」が、アスベストが原因で従業員の死者が出たことを公表してから、アスベスト報道が加熱している。世論に押されての行政の対応は混乱気味で、にわか除去業者の杜撰な工事が二次被害を拡大化させている。 
  9割は建材に使用されているアスベスト。建築専門家は無関心を装っている場合ではない。治療法は「除去」につきるが、本特集では、その前に立ちはだかる課題を検証し、「処方箋」を示した。

                           「アスベスト処方箋」より

   01 基礎知識
建て主に説明するアスベスト問題のポイント
02 何が問題なのか
設計者は設計図書を開示せよ
永倉冬史
03-1 現場を見る-マンションの場合
除去費用で長期修繕計画が破綻する
谷垣千秋
03-2 現場を見る-災害時の場合
設計図書を保存し、震災が来る前に除去工事を
中地重晴
04 対処する-設計者の立場から
図面指定したものに、責任持つ覚悟が必要
豊辺弘也
05 確立している「徹底」除去法を知ろう
コンステック





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[KJインタビュー]
社会との回路を持ち、アートに現場性を 鈴木敏春

[論評]
リフォーム詐欺のネタを提供したのは誰だ? 下山眞司
上手な「まちの仕舞い方」教えてください 中村智彦

[地域の話題]
東日本  グッドデザイン賞決定、「萬來舎」をめぐり議論続くほか
中  部  作曲家が語る200年後の「現在」、親と子の秘密基地づくりほか
西日本  課題山積「京町家再生賃貸住宅制度」、国立国際美術館フォーラムほか
九  州  第10回JIA建築塾、資源枯渇見据え「ストック型社会」構築ほか

informatiom
今月の注目の人  あるがままに、木漏れ日の射す場で眠りたい 荒川朱美
おすすめの一冊 前川國男の実像を求めて 松隈洋

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい 7  木材加工はプレカットより手刻みがよいPART2
設計監理SOS いまだ続く分譲マンションの騒音問題
住宅問題の裏が見えるコラム 終 車社会に浸って気付いたあれこれ



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
44 建築風土記 茨城県つくば市篇 12 国家の頭脳集積拠点  つくば研究学園都市の現在
48 筑豊通信 39 建築規模に関係なくアスベスト調査の実施 濱田イサオ
49 佐久間慎一郎の建築風景 24 金沢・長町武家屋敷跡 佐久間慎一郎
50 CMが建築を変える 終 CMの実践手法8(報酬編3)) 小菅哲
54 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 10 自然とともに内外美しく 矢作昌成
56 仮設住宅改造計画 6 仮設生活半年後、相互扶助から個が優先 藤井美沙
58 建築教育の実験オープンスクール 4 日本設計
60 萬來舎・建築の継承を科学する 5
62 住宅を読み解く 3 建「浅草橋H邸」辰野智子・武山肇設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
65 建築をあるく 19 都市のエッジ 秋葉原駅前再開発 上野タケシ
66 未来絵本・火星移住計画 2 石川洋二
67 Forum 震災時の天井落下事故 川口健一
68 Forum 建築教育の可能性 服巻良樹




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東日本建築集
  岡田新一設計事務所、小畑設計事務所、イクス・アース都市設計


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西日本建築集
  古田建築設計事務所、プランネットKI、水谷嘉信建築事務所、日建設計


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中部建築集
  アトリエ日新、矢田義典設計室


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九州建築集
  


990円
特集
景観法で美しくなれますか?
 


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 11月号特集編集担当/坂本亮 表紙写真/今田修二

今年6月1日に景観法が全面施行された。建設界では歓迎ムードだが、この法律によって、醜いと言われる日本の景観が美しくなるだろうか。「美しい国づくり政策大網」から2年。「景観は国民の共有財産である」という共通の認識はまだ定着しない。むしろ国や開発者側にその認識が足りないのではないだろうか。国がもう一方で進める規制緩和による巨大建築の乱立が、衆目を集める。
景観法が、これまでの地方都市の地域住民の努力が報われるものとして運用されるといいのだが。一時の盛り上がりだけで終わらぬよう、建築、都市の専門家にはがんばってもらいたい。
                           「景観法で美しくなれますか」より

   01 論評
日本の景観が美しくない理由
松原隆一郎
02 実務者より
醜い建築が生まれる原因は現行法にある
土田旭
03 都市政策への疑問
「都市再生」と景観づくりの齟齬
矢作弘
04 アンケート 建築設計者
ジレンマの中で景観づくりへ
05-1 アンケート 景観行政団体
景観を守り、掘り起こし、つくり、育てる
05-2 アンケート 景観行政団体のこれから





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[KJインタビュー]
日本の代表する橋と景観を守りたい 井上和雄 2

[論評]
暮らしの環境について 岡本信也 4
逆の方向への転換を 小田実 5

[ニュース360°]
アスベスト使用実態、専攻建築士制度、エコビルド賞

[地域の話題]
東日本  サステナブル建築世界会議東京大会、東京建築士会住宅セレクション ほか 8
中  部  主体的につくった集会所3事例紹介、パラサイト・シネマ開催 ほか 12
西日本  こうべ子育て応援マンション制度創設、「仮設劇場・WA」貸出し ほか 16
九  州  108年ぶりの国博誕生九州国立博物館、私設図書館「ひだまり」 ほか 20

informatiom 24 
今月の注目の人 27 市民に開かれた公共空間をひまわりに託して 鰐部泰子
今月の一冊 27 「生なつくり方」を学ぶ 高部修

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(6) 29
設計監理SOS 30
住宅問題の裏が見えるコラム(68)松本恭治



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
50 建築風土記・和歌山編 11 まちづくりの核となる建築保存を市民の手で
54 筑豊通信 38 設計前に消防署と懇談を追加工事を未然に防止  濱田イサオ
55 佐久間慎一郎の建築風景 23 閑谷学校 佐久間慎一郎
56 CMが建築を変える 52 CMの実践手法(報酬編2) 小菅哲
58 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 9 大工いらずの積み木の家 住宅見学会 矢作昌成
60 仮設住宅改造計画 5 あきらめないで! 危険宅地&全壊住宅でも修復は可能 長谷川順一
63 新連載 未来絵本・火星移住計画 1 今世紀には火星に居住地を 石川洋二
64 建築教育の実験オープンスクール 3 ラージファームVS大学院生
66 萬來舎・建築の継承を科学する 4 建築の著作権から見た破壊と再現
68 住宅を読み解く 2 岐阜市N邸 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
71 建築をあるく 18 吹抜け空間に宿る村野藤吾の余香 そごう心斎橋店 土山貴弘
72 Forum 震災1年の山古志村 仮設出られず募る帰村の思い それでも希望を 曺弘利





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東日本建築集
  新環境設計、田中建築設計事務所、コア建築設計工房、日本設計


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西日本建築集
  婆佐羅建築工房、カーサ設計、アトリエCINQ建築研究所、秀翠一級建築士事務所、藤野建築事務所


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中部建築集
  佐藤建築工房


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九州建築集

990円
特集
愛知万博遺産
 


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 10月号特集編集担当/浅野未紗子 表紙写真/日紫喜政彦

大モメにモメた。そして住民投票も行うことなく開催してしまった。全国的な認知度も低ければ、地元の人ですら、「ほんなもん人なんて集まるんかね」と冷静だった。しかし、全期間入場券で何十回と訪れる人もざらで、夏休みにはディズニーランド代わりに訪れる家族連れでにぎわった。 結果、来場者は目標の1,500万人を裕に超える2,000万人。万博関係者は「大成功」と安堵した。しかし、誰もがなんとなく違和感を感じているのではないだろうか。「何で今さら万博なのか」と。 2,000万人分の楽しい思い出によって隠されてしまっていることをあえて問いたい。「愛知万博は何を遺したのか」。
                           「愛知万博遺産」より

   01 開催概要
記号で読み解く愛知万博
宇波彰
02-1 万博ルポ ソフト編
ホストとゲストが大衆意識に与えたもの
武藤隆
02-2 万博ルポ ハード編
イメージで大衆をリードした愛知万博建築
山田幸司
02-3 万博ルポを終えて
「名古屋ブーム」から読む大衆意識と愛知万博
武藤隆
03 万博報道分析
新聞メディアは愛知万博をどのように伝えたか
04 万博社会学
愛知万博遺産を問う
吉見俊哉




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[KJインタビュー]
「人情の笑い」を味わう寄席を、大阪天満に復活 桂三枝 6

[論評]
日本の住宅地の景観はなぜ美しくないのか 斎藤孝彦 8
「名古屋で初めて」をもたらした伝説の人 安住恭子 9

[緊急論考]
アスベスト・欠陥住宅・世界遺産、いずれも事実と反する虚偽報道 黒川紀章 2

[地域の話題]
東日本  美しい景観を創る会「木造VS建築」、洋館付き住宅保存再生ほか 10
中  部  JIA「建築家大会2005東海」、住まいと緑の新しい関係ほか 14
西日本  震災関連から見た建築学会近畿大会、JIA関西建築家大賞ほか 18
九  州  長井浜に建つ現代版竪穴式住居、長崎近代建築模型の取り組みほか 22

informatiom 26 
今月の注目の人 29 言葉に頼らない吉村順三の建築を伝える 益子義弘
おすすめの一冊 29 見慣れた街並みを再構築させられる快感 矢野裕之

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(5)続やっぱり欲しい木の風呂 31
設計監理SOS 32
住宅問題の裏が見えるコラム(67)介護保険給付額から見たコンパクトシティーの意味 松本恭治 34



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
48 建築風土記・三重県津市 10 歴史に安住しない新陳代謝を続ける都市、伊勢
52 筑豊通信 37 自己診断を促す前に技術的再教育が先決  濱田イサオ
53 佐久間慎一郎の建築風景 22 橋寺 佐久間慎一郎
54 CMが建築を変える 51 CMの実践手法(報酬編1) 小菅哲
56 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 8 nLDKを見直す住まいづくり 私の設計手法 矢作昌成
58 仮設住宅改造計画 4 今、新潟中越地震で必要なのは「家屋修復」 長谷川順一
60 建築の継承を科学する 3 萬來舎-これは保存かレプリカか 河合正朝+
篠田義男+
鈴木恒男
62 建築教育の実験オープンスクール 2 ラージファームVS大学院生
64 新連載・住宅を読み解く 1 萱振の家 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
67 建築をあるく 17 大手町VS丸の内有楽町モダン 佐々木善樹
68 投稿・PFIの表現から PFIでも名建築は可能 東京都港区での実践と評価






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東日本建築集
  レーモンド設計事務所、日総建仙台事務所、大建設計


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西日本建築集
  KIA都市建築研究所、後藤建築・環境設計事務所、アトリエm、福井建築設計事務所


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中部建築集
  藤川原設計


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九州建築集
  団建築事務所
990円
特集
PFIで名建築はできますか
 


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 9月号特集編集担当/中村文美 表紙写真/今田修二(RHINOCEROS)

東京都庁舎、新宿パークタワー・・・、窓辺の向こうに見える東京の摩天楼。日本の公共投資が上昇していたバブル期の産物である。
設計者選定のプロセスや仕事の進め方など、従来の公共事業と様相を異にするPFI。これまでは小型案件が中心だったが、今年度、東京都内では合計7千億円以上の大型案件が入札にかけられる。先細りする建設市場において、PFIの受注が業績を左右する可能性は高い。大手ゼネコンの間でPFIの受注競争が激化する中、設計事務所はPFIと共存できるのか。  PFI法の施行から6年、PFI事業は全国各地に広がりをみせている。しかし、「建築文化の低迷」「住民不在の施設」「事業破綻」など、PFIの綻びも出始めている。
本号の表紙写真は黒川紀章建築都市設計事務所にて撮影。摩天楼を背景に黒川紀章は、設計事務所に問いかける。PFIの現状を検証し、PFIを改革しませんか。
                           「PFIで名建築はできますか」より

   01 鼎談 大手設計事務所の本音
設計領域に忍び寄るゼネコン等の影、瀬戸際に立たされた設計事務所の針路
02 推進派の論理
これからは地方分権の時代、PFIは地方自治体の必須アイテム
植田和男
03-1 PFI事例1 市川七中行徳ふれあい施設
教育・福祉・文化が一カ所に同居 多世代交流はこれから本腰
03-2 PFI事例2 くわなメディアライヴ
待望の図書館はPFIにて実現、利用者数は2.6倍に増大
04 図書館関係者からの警鐘
PFI方式に図書館の未来は託せない
菅原 峻
05 学識者からの見解
「建築」が軽視される審査方法、建築家の社会的職能危うし
瀬口哲夫
06 建築家からの提言
文化と環境を評価軸に加えない限り、PFIの公共性は担保できない
黒川紀章




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[KJインタビュー]
「ビジネス支援も自動貸出機もいらない」 森下芳則 6

[論評]
「地形はそのままに、坂のまちのコミュニティー再生」 鮫島和夫 8
「住民の安全を脅かす複合射撃訓練施設に断固反対」 儀武 剛 9

[ニュース360°]
アスベスト問題、東京・大阪で中央郵便局解体危機ほか 11

[地域の話題]
東日本  埼玉県宮代町の町民参加の庁舎づくり、日本橋三井タワー竣工ほか 12
中  部  建築家なしで築70年の民家再生、どんぐりひろばプロジェクトほか 16
西日本  広島市民球場建替えに揺れる、KARTH地震ネットの中越地震被災地支援ほか20
九  州  延岡市の「畳堤」を後世に伝承、「三井港倶楽部」存続決定ほか 24

informatiom 26 
今月の注目の人 31 「後見人」を盾に悪質リフォーム業者から高齢者を守る 山本雅昭
おすすめの一冊 31 古典詩の音色に聞き入る 増田令夫 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(4)でもやっぱり木製サッシュがほしい 33
設計監理SOS 「悪質リフォーム業者」の実態と手口  弘利 34
住宅問題の裏が見えるコラム(66)中古マンション流通促進には駐車場運営の適正化が必要 松本恭治 36



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
59 建築をあるく 16 設備に支配されたモルモット住宅 山田幸司
60 建築風土記・青森県弘前市 9 前川國男ゆかりの弘前
雪国のモダニズム建築
64 筑豊通信 36 入札珍騒動にみる施工能力の判定 濱田イサオ
65 佐久間慎一郎の建築風景 21 厳島神社
66 CMが建築を変える 50 CMの実践手法(契約編4) 小菅 哲
68 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 7 住まいの骨格と循環器
構造・設備の専門家からのアドバイス 鶴 澄
川崎 薫
70 仮設住宅改造計画 3 地元大学生が提案する「再建の力が湧く」仮設住宅
72 建築の継承を科学する 2 萬來舎-これは保存かレプリカか 大辻恒夫+
真崎敏子+
丸田知子+
藪野健
74 建築教育の実験
オープンスクール 1 プロフェショナルスクールをめざせ
ラージファームVS大学院生
76 見学記・熊本アートポリス 天草諸島にあるKAPの建築群を福岡大の学生が一刀両断
80 投稿・沖縄の現実 米軍ヘリ墜落「記憶の壁」を負の遺産として再建せよ 真喜志好一






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東日本建築集
  三菱地所設計、時設計、山下昌彦+UG都市建築


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西日本建築集
  丹羽建築設計事務所、井上久実設計室、今井建築設計事務所


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中部建築集
  岩間建築事務所
990円
特集
「上方建築」で行きまひょか
 


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 8月号特集編集担当/上田隆  表紙写真/今田修二(RHINOCEROS)

大阪は元気がない。経済の停滞は今も続いている。設計事務所の数も10年前より 1割減った。大阪のまちなみは、経済原理に支配されたのか、超高層マンションが目立って建つ。景観は雑然とし、魅力的なまちなみはない。大阪の建築事情は気の滅入ること限りない…。 でも、本当にそうなのか。歴史を振り返れば、経済的「地盤沈下」は、明治維新、高度経済成長直前の時代にも叫ばれていた。その度、知恵を結集し、新しいものを生み出してきたのも大阪なのだ。雑然たるまちなみに、目をこらせば味わいのある地域に根付いた建築がある。それらを守り、育てないだけなのだ。
 大阪の「顔」、笑福亭仁鶴さんは、荒涼たる大阪の埋立地に座る。「長年かけて海が埋まってできた『水都』大阪。東京の一極集中を嘆いたかて、はじまりまへん。建築家さん、じっくり構えて、ここにほんまにええもん建てくださいな。期待してまっせ」。
 どん底からよみがえるパワーは、足元の上方文化を見直すことから生まれる。それは日本再生のきっかけともなるだろう。だからここらでぼちぼち、「上方建築」で行きまひょか。
                           「上方建築」で行きまひょか」より

   01 プロローグ
ケチでシブチンな大阪ならではの「上方建築」をつくりませんか
02 大阪建築家から
大阪の建築家よ、美学を持って「文明都市」をつくれ
出江寛
03-1 失敗に学ぶ 巨大プロジェクト
大阪市の赤字三セク事業で「大阪沈没」
小西和人
03-2 失敗に学ぶ アミューズメント施設
「遊園地」時代の終焉後に現れた遊園地
橋爪紳也
04-1 「上方建築」事情 マンション需要
今後も、高層マンションは増え続ける
難波里美
04-2 「上方建築」事情 空堀まちづくり
「空堀の街は美しい」と住民意識を変える仕掛けをつくる
六波羅雅一
04-3 「上方建築」事情 船場再生
空きビル再生で「船場」の元気復活への挑戦
井上哲朗
04-4 「上方建築」事情 淀屋橋西プロジェクト
永遠に完成しない街づくりとしての「淀屋橋WEST」
澤田充
04-5 「上方建築」事情 古ビル活用
船場の歴史が染み込んだ洋風ビルでゆったり仕事
横関正人
04-6 「上方建築」事情 大阪的コンバージョン
大人の街の香りを醸すフレキシブルな住まいに
上田智晴
05-1 大阪人から 庶民文化に根ざす
まちの文化を担う講談の原点に「上方建築」の手がかりあり
旭堂南鱗
05-2 阪人から 知識より知恵
大阪の自主独立と文化を誇りにええもん建ててくださいな
笑福亭仁鶴




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[KJインタビュー]
教会は会員制クラブではなく、大衆酒場のようであれ 神田裕 2

[論評]
果たして「モダニズム建築」は終ったのか 三沢浩 4
「便利な涼しさ」と「豊かな涼しさ」 甲斐徹郎  5

[ニュース360°]
進まないガラス地震対策 6
国交省が悪質リフォーム対策開始 7

[地域の話題]
東日本  リフォーム紛争に対し建築家がすべきこと、F.L.ライト来日100年ほか 8
中  部  社交場に終始したIFYA NAGOYA 2005、小原和紙を訪ねてほか 12
西日本  大阪市九条の高架鉄道建設反対訴訟、三越跡は超高層マンション?ほか 16
九  州  福岡県公民館 4館見学会、佐賀・島原市に町家救済市民団体発足ほか  20

informatiom 26 
今月の注目の人 27
おすすめの一冊 27 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(3) 29
設計監理SOS 松浦基之 30
住宅問題の裏が見えるコラム(65) 松本恭治 32



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
56 建築風土記・滋賀県多賀編 8 「物づくりは人を結ぶ」
60 筑豊通信 35 実務経験の捏造者に受験資格を与えるな 濱田イサオ
61 佐久間慎一郎の建築風景 20 ワットアルン(バンコク、タイ)
62 CMが建築を変える 49 CMの実践手法(契約編3)
64 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 6 住まいのコストを考える 川津悠嗣
66 仮設住宅改造計画ピ 2 仮設住宅に「コレクティブハウス」の思想を取り入れて
68 建築の継承を科学する 1 萬來舎-これは保存かレプリカか 山岸健
71 建築をあるく 15 オフィスの渓谷に沈む都会の林
品川駅東口






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東日本建築集
  久米設計、飯吉建築設計事務所、小林建築事務所


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西日本建築集
  山下設計関西支社、京都精華大学葉山スクール+スクール・アーキテクツ、
  澤村昌彦建築設計事務所、楽総合設計事務所


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中部建築集
  錦建築設計


990円
特集
脱・設計入札への期待と不安
 


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  7月号特集編集担当/坂本亮

公共工事品確法に対する建築設計界の期待は大きい。公共工事を従来の価格競争だけでなく品質を含めて総合的に評価するという同法の理念に対し、入札によらない設計者選定方式を求める建築団体はこれを大きなチャンスととらえている。
本誌5月号特集「脱、設計入札宣言」では、設計入札撤廃の手本となる長野県の成功例や、設計入札の是非について建築家が一般市民を説得する試みなどを取り上げた。その一方でダンピングや談合が横行する建築設計界の現実に対する鋭い批判もあった。昨年7月の新台東病院の基本設計入札ダンピング問題はいまだ強い印象を残している。倫理意識が低下した建築設計界は、一般市民には建設界全体と同一のイメージでとらえられているのだ。
今後、建築家が本気で脱・設計入札に向けた行動を起こすには、今こそ足元を見つめ直す必要があるのではないだろうか。
                      「脱・設計入札への期待と不安」より

   01-1 品確法への期待 条文削除から要望へ
設計者選定方式を改める大きなチャンス到来
01-2 品確法への期待 土木分野と共同提言
設計入札撤廃を望みながら技術競争への不安を残す
02-1 新台東病院 入札参加事務所の建前
設計入札撤廃より最低制限価格の設定を望む
02-2 新台東病院 入札参加事務所の本音
欲しい仕事なら、ダンピングしてでも取る
02-3 新台東病院 尾を引くダンピング問題
発注者責任ばかりを問えない建築界の体質
03 逆風 横浜市が設計入札導入
監査とせめぎ合い特命減らしプロポ残す
04 脱・設計入札への提言
建築家首長が挑戦した制度改革




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[KJインタビュー]
「現場から館長に、公立劇場の自立に向けタブーに挑戦」 桑谷哲男 2

[緊急論考]
「福岡県西方沖地震にみる免震建物の有効性」 高山峯夫 4

[論評]
「現在の構造理論では木造建築は解明できない」 下山眞司 6
「『市民的不服従運動』で海上基地建設にNO!」 真喜志好一 7

[地域の話題]
東日本  日本の景観を良くする国民大会、日本の未来をつくる会シンポほか 10
中  部  コドナ藝術大学開校、東海学生卒業設計コンクールほか 14
西日本  『滋賀で木の住まいづくり読本』発行、尼崎21世紀の森づくりほか 18
九  州  美しい景観長崎シンポ、佐賀市城内マンション建設問題ほか 22

informatiom 26 
今月の注目の人 「赤レンガ工場を新美南吉に続く半田のシンボルに」 長谷川寛子 29
おすすめの一冊 「希望すら格差が生じる時代に」 武藤 隆 29 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(2)こんな玄関はほしい。接客場、作業場を兼ねる 29
設計監理SOS 建築トラブルを減少させるには 山中保博 30
住宅問題の裏が見えるコラム(64)分譲マンションで同じコンセプトが集中する理由 松本恭治 32



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
48 建築風土記・長野県伊那谷編 7 良質な木材に恵まれた伊那谷
地場産業を糧に自立を目指す
52 筑豊通信 34 建築士は自治体の御用聞きではない 濱田イサオ
53 建築をあるく 14 道幅 2.7mの石畳が伝える浪速情緒
・法善寺横丁 水野浩
54 CMが建築を変える 48 CMの実践手法(契約編2) 小菅 哲
56 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 5 家事から住まいを考える 松野尾仁美
川内俊彦
58 まちのレシピ 最終回 赤松麻衣
60 仮設住宅改造計画 新連載 雪国に対応しない仮設住宅、結露に泣く 永井耿次
62 佐久間慎一郎の建築風景 19 祇園祭 長刀鉾
63 投稿・震災復興10年の今 住民間の軋轢で復興に陰り 弘利
64 投稿・ホスピタルアート 患者と医師がよりよい関係に
「アート」をメスに病院改革 佐藤俊郎






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東日本建築集
  梓設計、村上晶子アトリエ、アーキスタジオ、あくと総合計画、企画設計事務所オルト


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西日本建築集
  久米設計大阪支社、岡本設計事務所、玄子空間デザイン研究所 


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中部建築集
  アートジャパン ナガヤ設計、山下設計中部支社
990円
特集
できてますか?電磁波対策
 


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  6月号特集編集担当/中村文美   表紙写真/今田修二(RHINOCEROS)

本号の表紙は大阪府門真市にて撮影。午後8時、高圧送電線が立ち並ぶ鉄塔の下に立ち、40ワットの蛍光灯を夜空にかざすと、ボーっと白い光が灯った。高圧線から発生する低周波磁界は人体への影響があり、最低でも高圧線から1kmは離れるべきだと言われている。
蛍光灯が点くのであれば、人体への影響は・・・。鉄塔のすぐ隣は幼稚園、1km内に住宅がひしめきあう。五感で感ずることができない電磁波に苦しむ人々が出始めている。電磁波過敏症は推定300万人といわれている日本。皆さん、電磁波対策できていますか?
                           「できてますか?電磁波対策」より

  01 電磁波被害者の日常
     PHSの電磁波がわが家に命中、安住の場を求めて流浪 

  02 物理学者からの警鐘
     「オール電化」する前に、知っておきたい電磁波問題 荻野晃也

  03 電力会社全10社アンケート
     電力会社の主張 オール電化は経済的で清潔で、しかも安全です! 
 
  04 消費者からの疑問
     オール電化、ほんまに大丈夫? IHクッキングヒーターは要りません! 
     久保美恵子・滝沢厚子 

  05 設計者のノウハウ
     電磁波をカットする住まいの対策 高野瞳 

  06 弁護士からの告発
     電磁波に関わる一切の情報公開から始めよ 山﨑浩一 
 
  07 医師による対処法
     電磁波による健康障害は、現代病である 坂部貢

  コラム 
  ①電磁波問題に取り組む市民団体 電磁波市民問題研究会・電磁波問題関西連絡会
  ②疫学はなぜ日本で重要視されないのか 津田敏秀



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[KJインタビュー]
「人生は『スクラップ・アンド・ビルド』が私の信条」 早田英志 2 

[論評]
「『痴呆都市』を生み出した『建築』の功罪」 佐藤俊郎 4
「地域文化の自律を担う地域建築家の役割」 木下誠一 5 

[ニュース360°]
建築3団体が公共品確法について要望書提出 ほか 6  


[地域の話題]
東日本   東京建築士会住宅建築賞決定、慶応義塾萬來舎移築 ほか 8 
中  部  築200年の土蔵の置屋根調査、「まちの縁側」レクチャー ほか 10 
西日本  マンション建設から京都景観守る、「ベルリンの壁」高架はNO! ほか 14 
九  州  福岡県西方沖地震被害、都城市民会館存続問題 ほか 18 

informatiom 22 
今月の注目の人 25 
おすすめの一冊 25 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(36)その後の換気戦 27 
設計監理SOS 半地下を持つ住宅の雨水対策はぬかりなく 辻 史雄、 田イサオ  28 
住宅問題の裏が見えるコラム(56)「大定年時代」のもう一つの不安 松本恭治 30 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
51 私の視点 「建築の社会化」  人権論に基づき建築のあり方を問い直す 川本幸立   
社会造形としての建築コミュニティーデザイン   延藤安弘
52 建築風土記 06 座談会 独自性が希薄な埼玉は昔も今も江戸の親藩

56 筑豊通信 連載33 屎尿浄化槽基準に「?」行政に直談判 濱田イサオ

57 佐久間慎一郎の建築風景 18 上海、外灘(ワイタン) 佐久間慎一郎

58 CMが建築を変える 47 CMの実践手法(契約編1)  小菅 哲

60 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 第4回  住宅見学会1「さんごもみじの家」 土公純一

62 まちのレシピ その9 素敵な盛りつけ方

63 建築をあるく 13 再開発によって変化途上 六本木ヒルズ

64 投稿 山古志村復興の道程  「村」はなくなったが 官民の意志疎通が必要 曺 弘利






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東日本建築集
  仙田満+環境デザイン研究所、須山設計、佐藤総合計画東北事務所


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西日本建築集
  友広建築設計室、メガ一級建築士事務所


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中部建築集
  MD建築設計事務所、篠田川口建築事務所
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