建築ジャーナル 発売日・バックナンバー

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990円
特集
アスベスト処方箋
 


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 12月号特集編集担当/上田隆 表紙写真/今田修二

「なぜ燃えないの?」と小学生が聞けば、先生は「石の綿だからです」と答えていただろう。かつて理科実験道具に使われたアスベスト付き金網は、校舎に使用されたアスベストが問題視された時、学校から姿を消した。しかし今もアスベストは身近にある。鉄道高架下、駐車場、マンション、一戸建て…。
 機械メーカー「クボタ」が、アスベストが原因で従業員の死者が出たことを公表してから、アスベスト報道が加熱している。世論に押されての行政の対応は混乱気味で、にわか除去業者の杜撰な工事が二次被害を拡大化させている。 
  9割は建材に使用されているアスベスト。建築専門家は無関心を装っている場合ではない。治療法は「除去」につきるが、本特集では、その前に立ちはだかる課題を検証し、「処方箋」を示した。

                           「アスベスト処方箋」より

   01 基礎知識
建て主に説明するアスベスト問題のポイント
02 何が問題なのか
設計者は設計図書を開示せよ
永倉冬史
03-1 現場を見る-マンションの場合
除去費用で長期修繕計画が破綻する
谷垣千秋
03-2 現場を見る-災害時の場合
設計図書を保存し、震災が来る前に除去工事を
中地重晴
04 対処する-設計者の立場から
図面指定したものに、責任持つ覚悟が必要
豊辺弘也
05 確立している「徹底」除去法を知ろう
コンステック





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[KJインタビュー]
社会との回路を持ち、アートに現場性を 鈴木敏春

[論評]
リフォーム詐欺のネタを提供したのは誰だ? 下山眞司
上手な「まちの仕舞い方」教えてください 中村智彦

[地域の話題]
東日本  グッドデザイン賞決定、「萬來舎」をめぐり議論続くほか
中  部  作曲家が語る200年後の「現在」、親と子の秘密基地づくりほか
西日本  課題山積「京町家再生賃貸住宅制度」、国立国際美術館フォーラムほか
九  州  第10回JIA建築塾、資源枯渇見据え「ストック型社会」構築ほか

informatiom
今月の注目の人  あるがままに、木漏れ日の射す場で眠りたい 荒川朱美
おすすめの一冊 前川國男の実像を求めて 松隈洋

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい 7  木材加工はプレカットより手刻みがよいPART2
設計監理SOS いまだ続く分譲マンションの騒音問題
住宅問題の裏が見えるコラム 終 車社会に浸って気付いたあれこれ



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
44 建築風土記 茨城県つくば市篇 12 国家の頭脳集積拠点  つくば研究学園都市の現在
48 筑豊通信 39 建築規模に関係なくアスベスト調査の実施 濱田イサオ
49 佐久間慎一郎の建築風景 24 金沢・長町武家屋敷跡 佐久間慎一郎
50 CMが建築を変える 終 CMの実践手法8(報酬編3)) 小菅哲
54 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 10 自然とともに内外美しく 矢作昌成
56 仮設住宅改造計画 6 仮設生活半年後、相互扶助から個が優先 藤井美沙
58 建築教育の実験オープンスクール 4 日本設計
60 萬來舎・建築の継承を科学する 5
62 住宅を読み解く 3 建「浅草橋H邸」辰野智子・武山肇設計 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
65 建築をあるく 19 都市のエッジ 秋葉原駅前再開発 上野タケシ
66 未来絵本・火星移住計画 2 石川洋二
67 Forum 震災時の天井落下事故 川口健一
68 Forum 建築教育の可能性 服巻良樹




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東日本建築集
  岡田新一設計事務所、小畑設計事務所、イクス・アース都市設計


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西日本建築集
  古田建築設計事務所、プランネットKI、水谷嘉信建築事務所、日建設計


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中部建築集
  アトリエ日新、矢田義典設計室


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九州建築集
  


990円
特集
景観法で美しくなれますか?
 


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 11月号特集編集担当/坂本亮 表紙写真/今田修二

今年6月1日に景観法が全面施行された。建設界では歓迎ムードだが、この法律によって、醜いと言われる日本の景観が美しくなるだろうか。「美しい国づくり政策大網」から2年。「景観は国民の共有財産である」という共通の認識はまだ定着しない。むしろ国や開発者側にその認識が足りないのではないだろうか。国がもう一方で進める規制緩和による巨大建築の乱立が、衆目を集める。
景観法が、これまでの地方都市の地域住民の努力が報われるものとして運用されるといいのだが。一時の盛り上がりだけで終わらぬよう、建築、都市の専門家にはがんばってもらいたい。
                           「景観法で美しくなれますか」より

   01 論評
日本の景観が美しくない理由
松原隆一郎
02 実務者より
醜い建築が生まれる原因は現行法にある
土田旭
03 都市政策への疑問
「都市再生」と景観づくりの齟齬
矢作弘
04 アンケート 建築設計者
ジレンマの中で景観づくりへ
05-1 アンケート 景観行政団体
景観を守り、掘り起こし、つくり、育てる
05-2 アンケート 景観行政団体のこれから





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[KJインタビュー]
日本の代表する橋と景観を守りたい 井上和雄 2

[論評]
暮らしの環境について 岡本信也 4
逆の方向への転換を 小田実 5

[ニュース360°]
アスベスト使用実態、専攻建築士制度、エコビルド賞

[地域の話題]
東日本  サステナブル建築世界会議東京大会、東京建築士会住宅セレクション ほか 8
中  部  主体的につくった集会所3事例紹介、パラサイト・シネマ開催 ほか 12
西日本  こうべ子育て応援マンション制度創設、「仮設劇場・WA」貸出し ほか 16
九  州  108年ぶりの国博誕生九州国立博物館、私設図書館「ひだまり」 ほか 20

informatiom 24 
今月の注目の人 27 市民に開かれた公共空間をひまわりに託して 鰐部泰子
今月の一冊 27 「生なつくり方」を学ぶ 高部修

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(6) 29
設計監理SOS 30
住宅問題の裏が見えるコラム(68)松本恭治



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
50 建築風土記・和歌山編 11 まちづくりの核となる建築保存を市民の手で
54 筑豊通信 38 設計前に消防署と懇談を追加工事を未然に防止  濱田イサオ
55 佐久間慎一郎の建築風景 23 閑谷学校 佐久間慎一郎
56 CMが建築を変える 52 CMの実践手法(報酬編2) 小菅哲
58 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 9 大工いらずの積み木の家 住宅見学会 矢作昌成
60 仮設住宅改造計画 5 あきらめないで! 危険宅地&全壊住宅でも修復は可能 長谷川順一
63 新連載 未来絵本・火星移住計画 1 今世紀には火星に居住地を 石川洋二
64 建築教育の実験オープンスクール 3 ラージファームVS大学院生
66 萬來舎・建築の継承を科学する 4 建築の著作権から見た破壊と再現
68 住宅を読み解く 2 岐阜市N邸 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
71 建築をあるく 18 吹抜け空間に宿る村野藤吾の余香 そごう心斎橋店 土山貴弘
72 Forum 震災1年の山古志村 仮設出られず募る帰村の思い それでも希望を 曺弘利





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東日本建築集
  新環境設計、田中建築設計事務所、コア建築設計工房、日本設計


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西日本建築集
  婆佐羅建築工房、カーサ設計、アトリエCINQ建築研究所、秀翠一級建築士事務所、藤野建築事務所


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中部建築集
  佐藤建築工房


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九州建築集

990円
特集
愛知万博遺産
 


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 10月号特集編集担当/浅野未紗子 表紙写真/日紫喜政彦

大モメにモメた。そして住民投票も行うことなく開催してしまった。全国的な認知度も低ければ、地元の人ですら、「ほんなもん人なんて集まるんかね」と冷静だった。しかし、全期間入場券で何十回と訪れる人もざらで、夏休みにはディズニーランド代わりに訪れる家族連れでにぎわった。 結果、来場者は目標の1,500万人を裕に超える2,000万人。万博関係者は「大成功」と安堵した。しかし、誰もがなんとなく違和感を感じているのではないだろうか。「何で今さら万博なのか」と。 2,000万人分の楽しい思い出によって隠されてしまっていることをあえて問いたい。「愛知万博は何を遺したのか」。
                           「愛知万博遺産」より

   01 開催概要
記号で読み解く愛知万博
宇波彰
02-1 万博ルポ ソフト編
ホストとゲストが大衆意識に与えたもの
武藤隆
02-2 万博ルポ ハード編
イメージで大衆をリードした愛知万博建築
山田幸司
02-3 万博ルポを終えて
「名古屋ブーム」から読む大衆意識と愛知万博
武藤隆
03 万博報道分析
新聞メディアは愛知万博をどのように伝えたか
04 万博社会学
愛知万博遺産を問う
吉見俊哉




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[KJインタビュー]
「人情の笑い」を味わう寄席を、大阪天満に復活 桂三枝 6

[論評]
日本の住宅地の景観はなぜ美しくないのか 斎藤孝彦 8
「名古屋で初めて」をもたらした伝説の人 安住恭子 9

[緊急論考]
アスベスト・欠陥住宅・世界遺産、いずれも事実と反する虚偽報道 黒川紀章 2

[地域の話題]
東日本  美しい景観を創る会「木造VS建築」、洋館付き住宅保存再生ほか 10
中  部  JIA「建築家大会2005東海」、住まいと緑の新しい関係ほか 14
西日本  震災関連から見た建築学会近畿大会、JIA関西建築家大賞ほか 18
九  州  長井浜に建つ現代版竪穴式住居、長崎近代建築模型の取り組みほか 22

informatiom 26 
今月の注目の人 29 言葉に頼らない吉村順三の建築を伝える 益子義弘
おすすめの一冊 29 見慣れた街並みを再構築させられる快感 矢野裕之

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(5)続やっぱり欲しい木の風呂 31
設計監理SOS 32
住宅問題の裏が見えるコラム(67)介護保険給付額から見たコンパクトシティーの意味 松本恭治 34



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
48 建築風土記・三重県津市 10 歴史に安住しない新陳代謝を続ける都市、伊勢
52 筑豊通信 37 自己診断を促す前に技術的再教育が先決  濱田イサオ
53 佐久間慎一郎の建築風景 22 橋寺 佐久間慎一郎
54 CMが建築を変える 51 CMの実践手法(報酬編1) 小菅哲
56 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 8 nLDKを見直す住まいづくり 私の設計手法 矢作昌成
58 仮設住宅改造計画 4 今、新潟中越地震で必要なのは「家屋修復」 長谷川順一
60 建築の継承を科学する 3 萬來舎-これは保存かレプリカか 河合正朝+
篠田義男+
鈴木恒男
62 建築教育の実験オープンスクール 2 ラージファームVS大学院生
64 新連載・住宅を読み解く 1 萱振の家 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信
67 建築をあるく 17 大手町VS丸の内有楽町モダン 佐々木善樹
68 投稿・PFIの表現から PFIでも名建築は可能 東京都港区での実践と評価






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東日本建築集
  レーモンド設計事務所、日総建仙台事務所、大建設計


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西日本建築集
  KIA都市建築研究所、後藤建築・環境設計事務所、アトリエm、福井建築設計事務所


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中部建築集
  藤川原設計


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九州建築集
  団建築事務所
990円
特集
PFIで名建築はできますか
 


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 9月号特集編集担当/中村文美 表紙写真/今田修二(RHINOCEROS)

東京都庁舎、新宿パークタワー・・・、窓辺の向こうに見える東京の摩天楼。日本の公共投資が上昇していたバブル期の産物である。
設計者選定のプロセスや仕事の進め方など、従来の公共事業と様相を異にするPFI。これまでは小型案件が中心だったが、今年度、東京都内では合計7千億円以上の大型案件が入札にかけられる。先細りする建設市場において、PFIの受注が業績を左右する可能性は高い。大手ゼネコンの間でPFIの受注競争が激化する中、設計事務所はPFIと共存できるのか。  PFI法の施行から6年、PFI事業は全国各地に広がりをみせている。しかし、「建築文化の低迷」「住民不在の施設」「事業破綻」など、PFIの綻びも出始めている。
本号の表紙写真は黒川紀章建築都市設計事務所にて撮影。摩天楼を背景に黒川紀章は、設計事務所に問いかける。PFIの現状を検証し、PFIを改革しませんか。
                           「PFIで名建築はできますか」より

   01 鼎談 大手設計事務所の本音
設計領域に忍び寄るゼネコン等の影、瀬戸際に立たされた設計事務所の針路
02 推進派の論理
これからは地方分権の時代、PFIは地方自治体の必須アイテム
植田和男
03-1 PFI事例1 市川七中行徳ふれあい施設
教育・福祉・文化が一カ所に同居 多世代交流はこれから本腰
03-2 PFI事例2 くわなメディアライヴ
待望の図書館はPFIにて実現、利用者数は2.6倍に増大
04 図書館関係者からの警鐘
PFI方式に図書館の未来は託せない
菅原 峻
05 学識者からの見解
「建築」が軽視される審査方法、建築家の社会的職能危うし
瀬口哲夫
06 建築家からの提言
文化と環境を評価軸に加えない限り、PFIの公共性は担保できない
黒川紀章




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[KJインタビュー]
「ビジネス支援も自動貸出機もいらない」 森下芳則 6

[論評]
「地形はそのままに、坂のまちのコミュニティー再生」 鮫島和夫 8
「住民の安全を脅かす複合射撃訓練施設に断固反対」 儀武 剛 9

[ニュース360°]
アスベスト問題、東京・大阪で中央郵便局解体危機ほか 11

[地域の話題]
東日本  埼玉県宮代町の町民参加の庁舎づくり、日本橋三井タワー竣工ほか 12
中  部  建築家なしで築70年の民家再生、どんぐりひろばプロジェクトほか 16
西日本  広島市民球場建替えに揺れる、KARTH地震ネットの中越地震被災地支援ほか20
九  州  延岡市の「畳堤」を後世に伝承、「三井港倶楽部」存続決定ほか 24

informatiom 26 
今月の注目の人 31 「後見人」を盾に悪質リフォーム業者から高齢者を守る 山本雅昭
おすすめの一冊 31 古典詩の音色に聞き入る 増田令夫 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(4)でもやっぱり木製サッシュがほしい 33
設計監理SOS 「悪質リフォーム業者」の実態と手口  弘利 34
住宅問題の裏が見えるコラム(66)中古マンション流通促進には駐車場運営の適正化が必要 松本恭治 36



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
59 建築をあるく 16 設備に支配されたモルモット住宅 山田幸司
60 建築風土記・青森県弘前市 9 前川國男ゆかりの弘前
雪国のモダニズム建築
64 筑豊通信 36 入札珍騒動にみる施工能力の判定 濱田イサオ
65 佐久間慎一郎の建築風景 21 厳島神社
66 CMが建築を変える 50 CMの実践手法(契約編4) 小菅 哲
68 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 7 住まいの骨格と循環器
構造・設備の専門家からのアドバイス 鶴 澄
川崎 薫
70 仮設住宅改造計画 3 地元大学生が提案する「再建の力が湧く」仮設住宅
72 建築の継承を科学する 2 萬來舎-これは保存かレプリカか 大辻恒夫+
真崎敏子+
丸田知子+
藪野健
74 建築教育の実験
オープンスクール 1 プロフェショナルスクールをめざせ
ラージファームVS大学院生
76 見学記・熊本アートポリス 天草諸島にあるKAPの建築群を福岡大の学生が一刀両断
80 投稿・沖縄の現実 米軍ヘリ墜落「記憶の壁」を負の遺産として再建せよ 真喜志好一






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東日本建築集
  三菱地所設計、時設計、山下昌彦+UG都市建築


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西日本建築集
  丹羽建築設計事務所、井上久実設計室、今井建築設計事務所


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中部建築集
  岩間建築事務所
990円
特集
「上方建築」で行きまひょか
 


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 8月号特集編集担当/上田隆  表紙写真/今田修二(RHINOCEROS)

大阪は元気がない。経済の停滞は今も続いている。設計事務所の数も10年前より 1割減った。大阪のまちなみは、経済原理に支配されたのか、超高層マンションが目立って建つ。景観は雑然とし、魅力的なまちなみはない。大阪の建築事情は気の滅入ること限りない…。 でも、本当にそうなのか。歴史を振り返れば、経済的「地盤沈下」は、明治維新、高度経済成長直前の時代にも叫ばれていた。その度、知恵を結集し、新しいものを生み出してきたのも大阪なのだ。雑然たるまちなみに、目をこらせば味わいのある地域に根付いた建築がある。それらを守り、育てないだけなのだ。
 大阪の「顔」、笑福亭仁鶴さんは、荒涼たる大阪の埋立地に座る。「長年かけて海が埋まってできた『水都』大阪。東京の一極集中を嘆いたかて、はじまりまへん。建築家さん、じっくり構えて、ここにほんまにええもん建てくださいな。期待してまっせ」。
 どん底からよみがえるパワーは、足元の上方文化を見直すことから生まれる。それは日本再生のきっかけともなるだろう。だからここらでぼちぼち、「上方建築」で行きまひょか。
                           「上方建築」で行きまひょか」より

   01 プロローグ
ケチでシブチンな大阪ならではの「上方建築」をつくりませんか
02 大阪建築家から
大阪の建築家よ、美学を持って「文明都市」をつくれ
出江寛
03-1 失敗に学ぶ 巨大プロジェクト
大阪市の赤字三セク事業で「大阪沈没」
小西和人
03-2 失敗に学ぶ アミューズメント施設
「遊園地」時代の終焉後に現れた遊園地
橋爪紳也
04-1 「上方建築」事情 マンション需要
今後も、高層マンションは増え続ける
難波里美
04-2 「上方建築」事情 空堀まちづくり
「空堀の街は美しい」と住民意識を変える仕掛けをつくる
六波羅雅一
04-3 「上方建築」事情 船場再生
空きビル再生で「船場」の元気復活への挑戦
井上哲朗
04-4 「上方建築」事情 淀屋橋西プロジェクト
永遠に完成しない街づくりとしての「淀屋橋WEST」
澤田充
04-5 「上方建築」事情 古ビル活用
船場の歴史が染み込んだ洋風ビルでゆったり仕事
横関正人
04-6 「上方建築」事情 大阪的コンバージョン
大人の街の香りを醸すフレキシブルな住まいに
上田智晴
05-1 大阪人から 庶民文化に根ざす
まちの文化を担う講談の原点に「上方建築」の手がかりあり
旭堂南鱗
05-2 阪人から 知識より知恵
大阪の自主独立と文化を誇りにええもん建ててくださいな
笑福亭仁鶴




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[KJインタビュー]
教会は会員制クラブではなく、大衆酒場のようであれ 神田裕 2

[論評]
果たして「モダニズム建築」は終ったのか 三沢浩 4
「便利な涼しさ」と「豊かな涼しさ」 甲斐徹郎  5

[ニュース360°]
進まないガラス地震対策 6
国交省が悪質リフォーム対策開始 7

[地域の話題]
東日本  リフォーム紛争に対し建築家がすべきこと、F.L.ライト来日100年ほか 8
中  部  社交場に終始したIFYA NAGOYA 2005、小原和紙を訪ねてほか 12
西日本  大阪市九条の高架鉄道建設反対訴訟、三越跡は超高層マンション?ほか 16
九  州  福岡県公民館 4館見学会、佐賀・島原市に町家救済市民団体発足ほか  20

informatiom 26 
今月の注目の人 27
おすすめの一冊 27 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(3) 29
設計監理SOS 松浦基之 30
住宅問題の裏が見えるコラム(65) 松本恭治 32



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
56 建築風土記・滋賀県多賀編 8 「物づくりは人を結ぶ」
60 筑豊通信 35 実務経験の捏造者に受験資格を与えるな 濱田イサオ
61 佐久間慎一郎の建築風景 20 ワットアルン(バンコク、タイ)
62 CMが建築を変える 49 CMの実践手法(契約編3)
64 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 6 住まいのコストを考える 川津悠嗣
66 仮設住宅改造計画ピ 2 仮設住宅に「コレクティブハウス」の思想を取り入れて
68 建築の継承を科学する 1 萬來舎-これは保存かレプリカか 山岸健
71 建築をあるく 15 オフィスの渓谷に沈む都会の林
品川駅東口






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東日本建築集
  久米設計、飯吉建築設計事務所、小林建築事務所


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西日本建築集
  山下設計関西支社、京都精華大学葉山スクール+スクール・アーキテクツ、
  澤村昌彦建築設計事務所、楽総合設計事務所


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中部建築集
  錦建築設計


990円
特集
脱・設計入札への期待と不安
 


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  7月号特集編集担当/坂本亮

公共工事品確法に対する建築設計界の期待は大きい。公共工事を従来の価格競争だけでなく品質を含めて総合的に評価するという同法の理念に対し、入札によらない設計者選定方式を求める建築団体はこれを大きなチャンスととらえている。
本誌5月号特集「脱、設計入札宣言」では、設計入札撤廃の手本となる長野県の成功例や、設計入札の是非について建築家が一般市民を説得する試みなどを取り上げた。その一方でダンピングや談合が横行する建築設計界の現実に対する鋭い批判もあった。昨年7月の新台東病院の基本設計入札ダンピング問題はいまだ強い印象を残している。倫理意識が低下した建築設計界は、一般市民には建設界全体と同一のイメージでとらえられているのだ。
今後、建築家が本気で脱・設計入札に向けた行動を起こすには、今こそ足元を見つめ直す必要があるのではないだろうか。
                      「脱・設計入札への期待と不安」より

   01-1 品確法への期待 条文削除から要望へ
設計者選定方式を改める大きなチャンス到来
01-2 品確法への期待 土木分野と共同提言
設計入札撤廃を望みながら技術競争への不安を残す
02-1 新台東病院 入札参加事務所の建前
設計入札撤廃より最低制限価格の設定を望む
02-2 新台東病院 入札参加事務所の本音
欲しい仕事なら、ダンピングしてでも取る
02-3 新台東病院 尾を引くダンピング問題
発注者責任ばかりを問えない建築界の体質
03 逆風 横浜市が設計入札導入
監査とせめぎ合い特命減らしプロポ残す
04 脱・設計入札への提言
建築家首長が挑戦した制度改革




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[KJインタビュー]
「現場から館長に、公立劇場の自立に向けタブーに挑戦」 桑谷哲男 2

[緊急論考]
「福岡県西方沖地震にみる免震建物の有効性」 高山峯夫 4

[論評]
「現在の構造理論では木造建築は解明できない」 下山眞司 6
「『市民的不服従運動』で海上基地建設にNO!」 真喜志好一 7

[地域の話題]
東日本  日本の景観を良くする国民大会、日本の未来をつくる会シンポほか 10
中  部  コドナ藝術大学開校、東海学生卒業設計コンクールほか 14
西日本  『滋賀で木の住まいづくり読本』発行、尼崎21世紀の森づくりほか 18
九  州  美しい景観長崎シンポ、佐賀市城内マンション建設問題ほか 22

informatiom 26 
今月の注目の人 「赤レンガ工場を新美南吉に続く半田のシンボルに」 長谷川寛子 29
おすすめの一冊 「希望すら格差が生じる時代に」 武藤 隆 29 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(2)こんな玄関はほしい。接客場、作業場を兼ねる 29
設計監理SOS 建築トラブルを減少させるには 山中保博 30
住宅問題の裏が見えるコラム(64)分譲マンションで同じコンセプトが集中する理由 松本恭治 32



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
48 建築風土記・長野県伊那谷編 7 良質な木材に恵まれた伊那谷
地場産業を糧に自立を目指す
52 筑豊通信 34 建築士は自治体の御用聞きではない 濱田イサオ
53 建築をあるく 14 道幅 2.7mの石畳が伝える浪速情緒
・法善寺横丁 水野浩
54 CMが建築を変える 48 CMの実践手法(契約編2) 小菅 哲
56 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 5 家事から住まいを考える 松野尾仁美
川内俊彦
58 まちのレシピ 最終回 赤松麻衣
60 仮設住宅改造計画 新連載 雪国に対応しない仮設住宅、結露に泣く 永井耿次
62 佐久間慎一郎の建築風景 19 祇園祭 長刀鉾
63 投稿・震災復興10年の今 住民間の軋轢で復興に陰り 弘利
64 投稿・ホスピタルアート 患者と医師がよりよい関係に
「アート」をメスに病院改革 佐藤俊郎






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東日本建築集
  梓設計、村上晶子アトリエ、アーキスタジオ、あくと総合計画、企画設計事務所オルト


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西日本建築集
  久米設計大阪支社、岡本設計事務所、玄子空間デザイン研究所 


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中部建築集
  アートジャパン ナガヤ設計、山下設計中部支社
990円
特集
できてますか?電磁波対策
 


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  6月号特集編集担当/中村文美   表紙写真/今田修二(RHINOCEROS)

本号の表紙は大阪府門真市にて撮影。午後8時、高圧送電線が立ち並ぶ鉄塔の下に立ち、40ワットの蛍光灯を夜空にかざすと、ボーっと白い光が灯った。高圧線から発生する低周波磁界は人体への影響があり、最低でも高圧線から1kmは離れるべきだと言われている。
蛍光灯が点くのであれば、人体への影響は・・・。鉄塔のすぐ隣は幼稚園、1km内に住宅がひしめきあう。五感で感ずることができない電磁波に苦しむ人々が出始めている。電磁波過敏症は推定300万人といわれている日本。皆さん、電磁波対策できていますか?
                           「できてますか?電磁波対策」より

  01 電磁波被害者の日常
     PHSの電磁波がわが家に命中、安住の場を求めて流浪 

  02 物理学者からの警鐘
     「オール電化」する前に、知っておきたい電磁波問題 荻野晃也

  03 電力会社全10社アンケート
     電力会社の主張 オール電化は経済的で清潔で、しかも安全です! 
 
  04 消費者からの疑問
     オール電化、ほんまに大丈夫? IHクッキングヒーターは要りません! 
     久保美恵子・滝沢厚子 

  05 設計者のノウハウ
     電磁波をカットする住まいの対策 高野瞳 

  06 弁護士からの告発
     電磁波に関わる一切の情報公開から始めよ 山﨑浩一 
 
  07 医師による対処法
     電磁波による健康障害は、現代病である 坂部貢

  コラム 
  ①電磁波問題に取り組む市民団体 電磁波市民問題研究会・電磁波問題関西連絡会
  ②疫学はなぜ日本で重要視されないのか 津田敏秀



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[KJインタビュー]
「人生は『スクラップ・アンド・ビルド』が私の信条」 早田英志 2 

[論評]
「『痴呆都市』を生み出した『建築』の功罪」 佐藤俊郎 4
「地域文化の自律を担う地域建築家の役割」 木下誠一 5 

[ニュース360°]
建築3団体が公共品確法について要望書提出 ほか 6  


[地域の話題]
東日本   東京建築士会住宅建築賞決定、慶応義塾萬來舎移築 ほか 8 
中  部  築200年の土蔵の置屋根調査、「まちの縁側」レクチャー ほか 10 
西日本  マンション建設から京都景観守る、「ベルリンの壁」高架はNO! ほか 14 
九  州  福岡県西方沖地震被害、都城市民会館存続問題 ほか 18 

informatiom 22 
今月の注目の人 25 
おすすめの一冊 25 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(36)その後の換気戦 27 
設計監理SOS 半地下を持つ住宅の雨水対策はぬかりなく 辻 史雄、 田イサオ  28 
住宅問題の裏が見えるコラム(56)「大定年時代」のもう一つの不安 松本恭治 30 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
51 私の視点 「建築の社会化」  人権論に基づき建築のあり方を問い直す 川本幸立   
社会造形としての建築コミュニティーデザイン   延藤安弘
52 建築風土記 06 座談会 独自性が希薄な埼玉は昔も今も江戸の親藩

56 筑豊通信 連載33 屎尿浄化槽基準に「?」行政に直談判 濱田イサオ

57 佐久間慎一郎の建築風景 18 上海、外灘(ワイタン) 佐久間慎一郎

58 CMが建築を変える 47 CMの実践手法(契約編1)  小菅 哲

60 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 第4回  住宅見学会1「さんごもみじの家」 土公純一

62 まちのレシピ その9 素敵な盛りつけ方

63 建築をあるく 13 再開発によって変化途上 六本木ヒルズ

64 投稿 山古志村復興の道程  「村」はなくなったが 官民の意志疎通が必要 曺 弘利






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東日本建築集
  仙田満+環境デザイン研究所、須山設計、佐藤総合計画東北事務所


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西日本建築集
  友広建築設計室、メガ一級建築士事務所


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中部建築集
  MD建築設計事務所、篠田川口建築事務所
990円
特集
脱、設計入札宣言
 


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  5月号特集編集担当/上田

2003年、「設計入札はしない」と田中康夫長野県知事が決断した。きっかけは県営住宅に関する県審議会の答申だった。「なぜ、公共の建築の質が低いのか。その一因は設計者選定方式にある」と、地元設計者である審議会会長が市民代表であるメンバーたちに訴え、説得した。
 「設計入札撤廃」は半世紀以上にわたる日本の設計界の悲願である。しかし昨年は、東京都台東区で超安価によるダンピング問題が発生、設計界を揺るがしたが、同様の事件は後をたたない。
 この特集では、設計者が市民に向けて説得する場を設けた。建築づくりへの情熱は共感された。だが、ダンピングや談合が横行する設計界の現実に対する鋭い指摘もあった。市民の納得なくして設計入札をなくすことはできない。設計入札○か×か、決めるのは市民なのだから。
                                「脱、設計入札宣言」より

  01 [ 宣言 ] 私が「目利き」の審査員を指名する 
     インタビュー 田中康夫|長野県知事

  02 [ 説得 ] 市民に問う、設計入札○か×か
     座談会
     元JIA会長大宇根弘司+町田市民 

  03 [ 制度改革 ] QBS+WSで結集したエンドユーザーの声-伊那東小学校
     北原一樹|長野県伊那市役所 
 
  04 [ 制度改革 ] 設計入札制度の見直しを知事に答申
     インタビュー 松下重雄|みすゞ設計 



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[KJインタビュー]
「50年後、あなたが設計した建物に保存運動は起こりますか」 森まゆみ 2 


[緊急論考]
「『福岡西方沖地震』被害は人災にあり」 濱田イサオ 4


[論評]
「DOCOMOMO100選展の意義と課題を考える」 三沢 浩 8
「バンコクの都市景観とまち並み保存運動」 西村正雄 9 

[トピック]
「『世界建築家』丹下健三の死」 布野修司 30


[ニュース360°]
2005年日本建築学会賞決定 来年から表彰規定など改正 10  


[地域の話題]
東日本   旧公団欠陥マンション16棟建て替え、JIAが災害対策委員会を新設 ほか 12 
中  部  岡本信也とフィールドワーク、キューレターが語る万博問題 ほか 16 
西日本  神戸「災害リメイクチーム」、エスノグラフィーで知る災害 ほか 20 
九  州  「統一か雑多か」長崎のまちづくり、アイランドシティ学校設計プロポ ほか 22 

informatiom 26 
今月の注目の人 29 
おすすめの一冊 29 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものいらない(36)その後の換気戦 33 
設計監理SOS 半地下を持つ住宅の雨水対策はぬかりなく 阿部一尋  34 
住宅問題の裏が見えるコラム(56)「大定年時代」のもう一つの不安 松本恭治 36 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
53 私の視点 「建築基準法 
の未来」  木造の防災性能の評価や向上への挑戦を 三澤文子   
書類よりも現場を重視せよ 確認申請書類作成に思う   井上邦克
54 建築風土記 05 座談会 「設計は文化」であること 目指す文化の地、石川

58 佐久間慎一郎の建築風景 17 馬籠宿 佐久間慎一郎

59 筑豊通信 連載32 1206号満額無視 建売住宅営利主義 濱田イサオ

60 CMが建築を変える 46  CMの実践手法(業務編5)  小菅 哲

62 まちのレシピ その8 味のととのえ方

63 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 第3回  私の住宅設計手法

64 投稿 山古志村復興の道程 被災5カ月 現実と向かい合うとき 曺 弘利

 






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東日本建築集
  山下設計北海道支社、楠山設計


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西日本建築集
  黒河建築設計、清水建築設計工房、岡林建築デザインスタジオ、水野建築事務所 


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中部建築集
  国分設計、アトリエHOMMA
990円
特集
建築への「参加」、その成果を問う
 


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  4月号特集編集担当/浅野

  「開かれた建築」。最近のキーワードでもある。つまりは社会が、そして人々が
  建築に参加すること。      
  その手法はさまざまで、時代状況や社会状況に応じた参加形態が望まれる。
  本特集では、戦後から現代までの特徴的な参加形態を取り上げ、その普遍性
  と限界を考えたい。
                        「建築への「参加」、その成果を問う」より

  1 反デモクラシー的建築 宇波 彰
    倉吉市庁舎を見つめる地域の目 生田昭夫

  2 現前する人々の多様性を認める 西尾貞臣
    受け継がれ、育てられていく意志 今田太一郎
    地域民主主義の確立に-多治見中学校 西寺雅也 

  3 ユーザー各自の選択による相乗効果 長谷川祐子
    金沢21世紀美術館と金沢の今 近岡健吉
 
  4 反対運動から始まった劇場づくり

  5 大衆はどこに向かっているか 五十嵐太郎




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[論評]
望ましい循環型社会は藪の中 里深文彦 4
デザインビルド(設計施工)と建築家 斉藤孝彦 5 

[ニュース360°]
2005年日本建築学会作品選奨決定 6 
UIA理事会東京開催、2004年度JIA新人賞 7 


[地域の話題]
東日本  国際文化会館保存再生シンポジウム、美しい景観を創る会ほか 8 
中  部  万博よりおもしろい名古屋の都市風景、「広ぶら」復活に向けてほか 12 
西日本  被災地・山古志村再建はドームと御堂で、関西大学「高層ビル化」構想ほか 16 
九  州  「統一か雑多か」長崎のまちづくり、アイランドシティ学校設計プロポほか 20 

informatiom 24 
今月の注目の人 27 
おすすめの一冊 27 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものいらない(36)その後の換気戦 29 
設計監理SOS 半地下を持つ住宅の雨水対策はぬかりなく 阿部一尋  30 
住宅問題の裏が見えるコラム(56)「大定年時代」のもう一つの不安 松本恭治 32 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
53 私の視点 「被災地で 
すべきこと」  住民の身を守るため 設計者は安全な住宅を 庫川尚益   
たび重なる余震後の建物被害を把握すべき   永井耿次
54 建築風土記 04 座談会 思想を持って建築設計に挑むべし

58 筑豊通信 連載31 談合撤廃に、阿弥陀くじの登用を 濱田イサオ

59 佐久間慎一郎の建築風景  16  浄瑠璃寺阿弥陀堂 佐久間慎一郎

60 CMが建築を変える 45  CMの実践手法(業務編4)  小菅 哲

62 まちのレシピ その7 隠し味のつけ方

63 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 2  第2回 住まいの夢をふくらまそう

64 建築をあるく 12  高層ビルの『向こう三軒両隣』

 






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東日本建築集
  ジイケイ設計、エムロード環境造形研究所、ウィズスタッフ


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西日本建築集
   井島建築設計事務所、岡田佑一郎一級建築士事務所、關聡志建築設計事務所、アトリエ・アースワーク


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中部建築集
  入江設計室
990円
特集
建築基準法の洗濯
基準法は居住者のための法となっているか 
室内環境、火災、構造、手続きなど
戸建住宅に限定して基準法を検証


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  3月号特集編集担当/中村

  欠陥住宅やシックハウスの被害者と向き合うとき、決まって「法律はどうなっている
  んですか」と尋ねられる。法律は民の味方だろうと、その目が訴える。明らかに違反
  しているときもあれば、法の規制がない無法地帯のケースもあり、問題は深刻を
  極める。 「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、
  国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資すること
  を目的とする」。
  建築基準法は民のための法となり得ているだろうか。戸建住宅に限定して、
  建築基準法の問題点を丸洗いする。
                            「建築基準法の洗濯」より

  巻頭言 居住者が見えない建築基準法は再構築の時 平手小太郎

  1 室内環境 対処療法にすぎないシックハウス法

  2 火災 木造建築は火災に弱いのか
 
  3 構造 構造計算と地震被害の連動性
 
  4 手続 違反建築は建築士法と合わせて厳しく対処




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[インタビュー]
「『ことづくり』に必要なのは、たくましさ」 2 

[論評]
 「『矛盾』の展示会-『哀・地球』博」 下山眞司 6
「桃花台新交通『ピーチライナー』の意味」 西尾貞臣 7 

[ニュース360°]
建築学会討論会「多発する建築事故を防げるか」 8 
美しい景観を創る会、建築学会「地球環境建築シリーズ」完結 9 


[地域の話題]
東日本  川崎駅西口に巨大商業施設建設、東電系列会社が住宅プロデュース進出ほか 10 
中  部  やっぱりおかしい「愛知万博」、学会東海賞の問題ほか 12 
西日本  耐震診断補助制度の現状、豊郷小旧校舎後利用の提案ほか 16 
九  州  閉館した宇治山哲平美術館の存続を、上熊本駅舎移築の可能性ほか 20 

informatiom 24 
今月の注目の人 27 
おすすめの一冊 27 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものいらない(38)総括-スカートの裾を踏んでいたのはあなたでしたか! 29 
設計監理SOS コミュニケーション不足が招いた混乱 藤井和年  30 
住宅問題の裏が見えるコラム(60)都会との縁組がきっかけで過疎から脱却 松本恭治 32 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
52 私の視点 「再生建築の 
可能性」  生きた近代建築の価値を読みとる力           松隈 洋  
建築再生手法と「記憶」   兼松紘一郎
53 佐久間慎一郎の建築風景 15 武相荘 佐久間慎一郎

54 まちのレシピ その5 つけあわせのつくり方 

55 筑豊通信 連載30 法に則した建物皆無 違法建築は罰せよ 濱田イサオ

56 CMが建築を変える 44  CMの実践手法(業務編3)  小菅 哲

58 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり  1  第1回 家づくりのプロセス早分かり 水野 宏

60 都市はよみがえったか 14   「神戸・新開地、震災10年後の小路」 曺弘利

   

 




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東日本建築集
  香川建築設計事務所、ヤマト建築設計事務所、カトー研究室


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西日本建築集
  才本建築事務所、高木建築設計事務所、東武建築事務所


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中部建築集
  榑建築設計室

990円
特集
中越地震 そのとき設計者は
 


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  2月号特集編集担当/上田

  新潟県中越地震の被災地で、約2,000人の設計者が支援活動に従事した。
  しかしその現場では、「阪神・淡路大震災の教訓が生かされていない」との
  声を多く聞いた。今後も天災は日本の襲うだろう。それを「人災」にしないため、
  建築の専門家ができること、問題点を、今、ここで考えたい。
                            「中越地震 そのとき設計者は」より

  1 建築団体の動き 行政マニュアルにしたがう

  2 設計者アンケート 被災地で考えたこと
 
  3 座談会 「山」に学んで復興する 山古志×神戸×日本居住福祉学会
 
  4 手紙 「山古志村に帰る」 長島忠美村長の決意




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[インタビュー]
まちづくりとは後付けの文化であり、結果でしかない  木ノ下智恵子 2 

[論評]
ビフォーアフターの功罪 豊辺弘也 6
安心、安全な社会とはいったい何なのか 斉藤まこと 7 

[ニュース360°]
中越地震・建築学会農村計画委員会が緊急報告 8 
2005年度新年交礼会、阪神淡路大震災10周年行事 9 


[地域の話題]
東日本  J・H モーガン設計の教会火災、東京平和祈念館(仮称)建設を望む声ほか 10 
中  部  名古屋市「安心・安全・快適条例」、むなしさ残る住民参加ほか 12 
西日本  被害者側の完全勝訴判決、JR亀岡駅舎改築に向けて懇話会を設置ほか 16 
九  州  ワークショップは学生に門戸拡大、太宰府市・100年ぶりの新国立博物館ほか 18 

informatiom 20 
今月の注目の人 23 
おすすめの一冊 23 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものいらない(37)やっぱり木の風呂 25 
設計監理SOS シックハウス裁判の現実とつくる側の義務 今後は被害者勝訴の可能性あり 田中 厚 26 
住宅問題の裏が見えるコラム(59)過疎化の流れを食い止めるには 松本恭治 28 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
45 私の視点 「未来を切り開く 
ために」  「素人の時代」に教育者として           今井正次   
「観念における他者消去」が招く危機に抗して   江上 徹
46 まちのレシピ その5 素材のしこみ方 

47 佐久間慎一郎の建築風景  14  二年坂 佐久間慎一郎

48 CMが建築を変える 43  CMの実践手法(業務編2)  小菅 哲

50 九州建築塾物語 17 第9回 福岡の巻・その3



52 筑豊通信  連載29  建設関係違反窓口は建築行政が対応せよ 濱田イサオ

   




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東日本建築集
  アーキテクト・ケイ、一色建築設計事務所


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西日本建築集
   おおみ設計


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中部建築集
  アール・アイエー名古屋支社

990円
特集
再生建築の躍動
本当に良い建築とは何か

2002年1月号「本当に良い建築とは何か」から続く第4弾。
  今回のテーマは「再生」を切り口に、多岐に広がる再生建築の手法と動機の現状
  を踏まえながら、6名の専門家に再生の良い事例を推薦していただいた。
                            「再生建築の躍動」より

  1 「京都芸術センター」 中川理

  2 「洲本市立図書館」 森幹雄
 
  3 「福井県上中町熊川宿」 後藤治
 
  4 「大利根町童謡のふる里/図書館ノイエ」 菅原峻

  5 「介護対応型マンション 悠楓園」 小畑晴治

  6 「福岡市西陵公民館」 清家 剛




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[インタビュー]
「景観をつくるのは誰かをあらためて見つめ直すとき」 石原一子 4 

[トピック]
新潟中越地震及び台風による災害復興に関する要望書
「被災した人々の居住生活を保障せよ」 日本居住福祉学会 6 

[論評]
 「東京大空襲・戦災資料センター」の存在意義 三沢浩 12
プライバシーと公開性 間宮陽介 13 

[ニュース360°]
神戸の教訓を山古志の「復興」に 新潟県中越地震被災地「山古志・神戸座談会」 14 
AACA賞 景観重視で「建築と美術の融合」を表彰 15 


[地域の話題]
東日本  「高裁判決を許さない!」国立マンション問題、CM協会講習会ほか 16 
中  部  築70年の味噌蔵再生、バンブーインスタレーション2004ほか 20 
西日本  JIAクライアントサポートシステム始動、滋賀県美術館 4館廃止ほか 24 
九  州  沖縄米軍ヘリ墜落現場保存運動、九州産業大課題「居住地設計」ほか 26 

informatiom 28 
今月の注目の人 31 
おすすめの一冊 31 

[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものいらない(36)その後の換気戦 33 
設計監理SOS 半地下を持つ住宅の雨水対策はぬかりなく 阿部一尋  34 
住宅問題の裏が見えるコラム(56)「大定年時代」のもう一つの不安 松本恭治 36 



[連載]
                                                    
頁 連載タイトル 連載number 内容 文
63 私の視点 「新潟県中越 
地震の復興」  緊急対応・復興の知恵をいかに継承するか           西山康雄   
阪神・淡路大地震の教訓は「市民社会」の重要性   鈴木瑛子
64 まちのレシピ その4 材料のそろえ方 

65 佐久間慎一郎の建築風景  13  どこか懐かしく、しかし停滞することのない街 佐久間慎一郎

66 CMが建築を変える 42  CMの実践手法(業務編1)  小菅 哲

68 九州建築塾物語 16  第9回 福岡の巻・その2

70 建築をあるく 12  大正ロマンが息づく大阪の文化拠点

71 筑豊通信  連載28  鉱害問題と地震防災との関係 濱田イサオ

72 緊急論考 居住権問題から見た戦後日本の影1 曺弘利




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東日本建築集
  現代建築研究所、ラウム計画設計研究所、セーワ建築工房


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西日本建築集
  梓設計 大阪支社


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中部建築集
  宮里龍治アトリエ         


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九州建築集
  東九州設計工務

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