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建築ジャーナル 発売日・バックナンバー

全238件中 151 〜 165 件を表示
特集
仕事の獲れる設計事務所のつくり方 002

長引く不況から建築業界の冷え込みはいまだ厳しく、どの設計事務所においても、先の見えない不安と目先の仕事で手一杯ではないだろうか。ただ、東日本大震災以降、災害に強い建築・住まい、まちづくりが社会の要請となり、防災に対する市民の意識も格段に高まっている。しかしながらが一般社会にどれだけ設計事務所が浸透しているだろうか。設計事務所はできる限り外に出て、設計事務所、建築士の存在を多方面にPRし、安全・安心な建築・まちづくりの仕事へとつなげていってほしい。
「仕事の獲れる設計事務所のつくり方」より

常に上を目指し続けるために構造・設備一級建築士も取得―谷口充良 005
デザインの決定は全員で行い、幅広いジャンルに対応―小川峰夫・久力正通・今井保一・和田正則・小川みどり 010
医師の信頼を受けた世に貢献できる医療施設づくり―井上 弘 011
「珈琲ぶりこ」の副収入で収益構造の良い事務所に―川田健太郎 012
オリジナリティめざし多くの視点を持つ―栗原健太郎・岩月美穂 013
地方・郊外の仕事を重点的に多業種とコラボしながら仕事を獲得 ―古澤大輔・馬場兼伸・黒川泰孝 014
設計事務所に聞きました
「設計事務所開業アドバイス、仕事の取り方、日常の困りごとなど」 008 016

【批評】
[Close Line]大分県美プロポ〈前編〉応募要領に反する応募者がなぜ最優秀者?―遠藤秀平 020
[オピニオンの視線]歴史的建造物の修復が日本経済を強くする―デービッド・アトキンソン 024
建築保存のポリエードル [4] 線形土木構造物の保存・活用―笠原一人 026
透けた明るさ [4] 「名作住宅の構造デザイン」 篠原一男 久我山の家―小野暁彦 028
都市計画は誰のためにあるか [2] ポスト近代都市計画への道 1―中野恒明 050
近代建築に生命を吹き込む「序論:前川國男の眼差し」―松隈洋 054
淵上正幸の遥かなル・コルビュジエを追って [7] 「プラネクス邸」 058

【建築と政治】
消費者ニーズの「新産業・新市場の創出」を考えよ―江原幸壱 060

【地域の話題】
東日本=都市部に急増する重層長屋問題、「芝浦工大・志村研究室」、「落日荘」 034
中部=「キルコス国際建築設計コンペティション2011」 ほか 038
西日本=関西の建築家が関わる震災復興、歴史的遺産を都市の資産に 042
九州=公立美術館はまちづくりの拠点となるか その3、 駅前広場のデザイン その3 044

【実務】
古川保の伝統構法万歳![40] 「住宅版改正省エネ法問題Ⅲ?太陽光発電のトレードオフなど問題は山積」 030
反電磁波講座 [77] 「子どもに携帯電話を持たせるか?」―加藤やすこ 032

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [39] 卒業生と在校生をつなぐ芦原義信賞 053
まちの胃袋 [4] 「萬盛楼のチャンポン―長崎県五島市」 山崎亮 066
Information 065
Focus 062

【中部建築集】
宮里龍治アトリエ(愛知県豊橋市) TSCアーキテクツ(名古屋市中村区)

【九州建築集】
福永博建築研究所(福岡市中央区)
特集
建物修復に力を入れろ! 003

終身雇用制度も、年功序列制度も崩壊し、格差社会がこれほど顕著になると、新築住宅を手にできる人は限られている。そもそも日本の住宅供給は大幅に余剰し、住宅全体の13%を占める756万軒の住宅が空き家となっていることに、国や建築業界全体は早急に手を打つべきだ。老朽化や耐震強度が不足する住宅や公共建築、歴史的建造物の修復もしかりである。本特集では創意工夫に富んだ修復の実例を紹介したい。

「建物修復に力を入れろ!」より

愛農学園農業高校の玄関。木の温かみのある空間にリフォーム

京町屋を生きた「文化遺産」にするには、建物の正しい理解から―志村公夫 004
土蔵を修復して、村々の景観と食文化を守り伝える―鯵坂 徹  007
震災被災地で繰り返される建物の大量廃棄を今こそ見直せ―長谷川順一 010
断熱・気密・熱環境に配慮した建物リフォームはなぜ必要か―山本亜耕  014
築46年のRC造校舎を新築仕様の耐震、快適性能に再生―野沢正光 020

【追悼】
菊竹清訓氏逝去 偉大な建築設計の教師―三段階論と新しい提案―仙田 満 002

【批評】
<新連載>都市計画は誰のためにあるか 「地方都市の衰退と『近代都市計画』の功罪」―中野恒明 046
建築保存のポリエードル [3] 倉庫の保存・活用―笠原一人 024
透けた明るさ [3] 「名作住宅の構造デザイン」 篠原一男 久我山の家―小野暁彦 026

【建築と政治】
「社会的意思決定のあり方」はこのままでよいのか―江原幸壱 054

【地域の話題】
東日本=プロポーザル最優秀賞に長塚建築設計事務所/都市のスキマをデザイン ほか 032
中部=岐阜県産材をベースにした健康住宅 ほか 036
西日本=大阪中央郵便局解体目前、更地化を防ぐリノベーションを提案せよ 038
九州=大分県立美術館プロポーザル、平賀氏案に決定するまでの経緯 ほか 040

【実務】
古川保の伝統構法万歳![39] 「住宅版改正省エネ法の問題Ⅱ 改正法の判断基準はエコではない」 028
反電磁波講座 [76] 「MRIとリニア新幹線の静磁場」―加藤やすこ 030
折り紙建築士養成講座 [終] 「ペンローズの階段をつくろう 全Lessonの締めくくり」―木原隆明 052

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [38] 国内唯一の土木系アイデア・コンペ、景観開花。 050
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド[終] 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』 納見健悟 051
まちの胃袋 [3] 「甲(きのえ)のすだちそば―愛媛県西条市」 山崎亮  058
Information 049
Focus 056

【東日本建築集】
<建築最新事情>
交建設計(東京都中央区)
<建築集>
メドックス(東京都新宿区) ZERO-ONE OFFICE(東京都目黒区) ブリックス。(東京都府中市) 建文/建築文化研究所(東京都中野区)

【中部建築集】
<建築集>
JAあいち経済連設計事務所(愛知県安城市)

【西日本建築集】
<建築最新事情>
交建設計(東京都中央区)

特集
「死」の空間を豊かにする 003

未曾有な被害をもたらした東日本大震災では、地震発生から現在においても、被災者が「生きる」ために、被災地が「復興」するためのさまざまな対応が講じられているが、不幸にも震災で亡くなった死者に対する弔いの視点も忘れてはならない。東日本大震災の事例を中心に、「死」の空間について考えたい。

「『死』の空間を豊かにする」より

復興の前にまず鎮魂を。自然と共生したまちづくりへ舵を切れ―石山修武 004
心ゆくまで見送りのできる新三次市斎場―山﨑榮作 008
東日本大震災でわかった火葬場のあり方―武田 至 010
人命守った「名取市斎場」の全面復旧急げ―針生承一 014

【追悼】
林昌二氏逝去 類ない予見力とリーダーシップの建築家―椎名政夫 002

【震災で建築家は何ができるのか】
行動する建築家⑧短期間、低コストながら、上質な住空間「HACHI HOUSE」―堀内恒夫 044

【ジャーナルギャラリー】
大阪中央郵便局庁舎の解体は誰のためなのか―南 一誠 039

【建築と政治】
国のムダ遣いをなくせ! 社会的意思決定のあり方を問う―江原幸壱 052

【批評】
建築保存のポリエードル [2] 工場の保存・活用―笠原一人 018
透けた明るさ [2] 「名作住宅の構造デザイン」 篠原一男 久我山の家―小野暁彦 020
淵上正幸の遥かなル・コルビュジエを追って [6] 「サヴォア邸」 046

【地域の話題】
東日本=隅田川再生計画、伝統木造建築の法的課題、JIA50年史書籍発行 ほか 026
中部=福和伸夫さん「建築家は、防災・減災の伝道師たれ」、事務所にギャラリーをオープン ほか 028
西日本=京都会館緊急シンポジウム/お遍路さんの休憩所「波動」 032
九州=大分県立美術館設計に平賀氏、熊本と山口でみる駅前の空間づくり 034

【実務】
古川保の伝統構法万歳![38] 「住宅版改正省エネ法問題Ⅰ環境性能は『気密・断熱』だけじゃない!」 022
反電磁波講座 [75] 「基地局周辺でホルモン分泌が変化」―加藤やすこ 024
折り紙建築士養成講座 [47] 「曲り屋をつくろう―CADで描く型図」―木原隆明 050

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [37] キルコスのコンペがもたらした問題提起 048
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド [11] 『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』 納見健悟 049
まちの胃袋 [2] 「亀乃のハンバーグカレー―島根県海士町」 山崎亮 054
Information 043

【東日本建築集】
<建築最新事情>
日建ハウジングシステム(大阪市中央区) 055

【中部建築集】
<建築集>
アール・アンド・エス設計工房(名古屋市千種区) 風建築設計工房(石川県金沢市) 055
    
【西日本建築集】
<建築最新事情>
日建ハウジングシステム(大阪市中央区) 055
<建築集>
オーツー・プランニング(愛媛県松山市) 059

【九州建築集】
<建築集>
下舞建築設計事務所(鹿児島市) 055
特集
建築で飯を食う ―2012年、建築家の職能を考える 002

建築・まちづくりは一部の建築主に奉仕する限定的な行為ではない。街に繰り出し仕事を生み続ける5組の建築家たちの姿から、建築家の職能を考える。3.11以降の世界。建築家は、2012年をどのように生き抜くのか?
柳橋歌舞伎の舞台設営。

「建築で飯を食う ―2012年、建築家の職能を考える」より

なぜ、私は建売住宅を設計するのか?―岡村泰之 004
街こわしから生まれた「スキマ」を街づくりにつなげる―泉本晋一 駒井秀紀 007
ドヤ街・横浜寿町の生活環境をデザインする―岡部友彦 010
新築・改築・解体を通して都市の枠組みを設計する―彌田徹+辻琢磨+橋本健史 013
「柳橋歌舞伎」の伝承をきっかけにコミュニティ・アーキテクトを実践―宗像和則 017

【震災で建築家は何ができるのか】
行動する建築家⑦ 商店主の生活再建を支える南三陸町の仮設商店街計画―山下 香 036

【建築と政治】
日本経済の再生のため「過ちて改むるに憚ることなかれ」 ―江原幸壱 044

【批評】
<新連載>建築保存のポリエードル 教会堂の保存・活用 ―笠原一人  020
<新連載>透けた明るさ 名作住宅の構造デザイン ―小野暁彦 022

【地域の話題】
東日本=石山修武氏が語る震災復興デザイン/歴史的建造物保存修復と経済 028
中部=掛川教会コンペ、最優秀に髙島ゆかり氏/空きビルにギャラリーを ほか 030
西日本=京都会館問題/震災ボランティア/インクルーシブデザイン・ナウ ほか 032
九州=けんちく寿プロジェクト/開港5都市景観まちづくり会議長崎大会 034

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [37] 「住宅版改正省エネ法で伝統構法木造建築が建てられない その2」 024
反電磁波講座 [74] 「原発の廃炉を求めて612人が提訴」―加藤やすこ 026
折り紙建築士養成講座 [46] 「プエルタ・デ・エウロパをつくろう―CADで描く型図」―木原隆明 042

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [36] 映画を通じて、3・11の建物と人の関係を考える 038
World Report [33] ソウル市内で「戦争と女性の人権博物館」建設中 039
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド [9] 『自分のアタマで考えよう!』 納見健悟 041
<新連載>まちの胃袋 「宮崎県延岡市―黄揚のぎょうざ」 山崎亮 046
Information 040
Focus 045

【東日本建築集】
<建築最新事情>
東畑建築事務所(東京都千代田区)
<建築集>
関・空間設計(宮城県仙台市) JA設計(東京都中央区) 東急設計コンサルタント(東京都目黒区) 瀬野和広+設計アトリエ(東京都中野区) 中山克己建築設計事務所(東京都港区) TAU設計工房(東京都武蔵野市) 現代計画研究所(東京都練馬区) 

【中部建築集】
<建築集>
聖建築設計事務所(石川県金沢市) TAC設計室(名古屋市東区) 東急設計コンサルタント(東京都目黒区)

【西日本建築集】
<アーキテクツ・トーク>
遠藤秀平(建築家)+藤浩志(美術作家)

<建築集>
多田善昭建築設計事務所(香川県丸亀市) ステュディオ エイト アーキテクト(神戸市中央区) 上野貴建築研究所(愛媛県松山市) 東急設計コンサルタント(東京都目黒区)

【九州建築集】
<建築集>
アトリエ・門口(沖縄県うるま市) 梓設計 九州支社(福岡市中央区)
特集
今から手を打て!戸建住宅の液状化対策 008

東日本大震災では、とくに東京湾岸一帯の埋立地に広範囲にわたって液状化被害が派生した。戸建住宅に多くの被害が出ているが、建物の沈下・傾き修正および、再液状化を防ぐための地盤改良を加えた場合、工事費用は大変高額になる。ライフラインの寸断で生活基盤に深刻な影響を与えるほか、建物の傾きから伴う健康被害も表れてくる。若松加寿江関東学院大学教授の調査研究によれば、都市が集中している低地、埋立地に液状化が多く発生し、過去に液状化履歴がある場所では、将来の大地震でも液状化の発生する公算が高いと言う。建物の耐震補強・改修に万全を期す一方、土地履歴、地形区分、地盤構成を把握しながら地盤の安全強化に今から努めてほしい。

「今から手を打て!戸建住宅の液状化対策」より

地盤改良は急がず、まずは液状化による家の沈下修正から―中野恒明 010
地震保険は民間会社から国へ移行し、強制加入に改めよ―中川孝昭 014
建築関連法規に戸建住宅の液状化対策の導入急げ―安田進 016
再液状化は起きる! 液状化の履歴を参考に土地購入を―若松加寿江 020
重要文化財『旧岩崎邸』の沈下修正「居ながら」に工事終了 024

「行動する建築家⑥」
可動式オーニングを共用通路に架けて、仮設住宅を快適に―前見文徳・基真由美 048

「建築と政治」
建築基本法とCASBEEは質の向上に寄与するか?―江原幸壱 003

「ジャーナルギャラリー」
針穴写真で撮る「まちなかモダニズム」の世界―大場典子 005

「批評」
モダニズム建築のメッセージ [終] 「白い箱」が育んだ風景(坂倉準三)―松隈洋 034
淵上正幸の遥かなル・コルビュジエを追って [5] 「サヴォア邸」 054

「地域の話題」
東日本=坂田泉さん前川國男の著書を電子書籍化/震災を教訓に公共建築はどうあるべきか 040
中部=針谷建築事務所創立65周年/第2回鈴木禎次賞/すまいる愛知住宅賞「母の家」 042
西日本=今治市民会館保存問題/U-30の目指すもの/京都会館問題市民が申し入れ 044
九州=高専女子生徒のための就職支援セミナー/「みんなの家」報告会 046

「実務」
古川保の伝統構法万歳! [36] 「住宅版改正省エネ法で伝統構法木造建築が建てられない その1」 036
反電磁波講座 [73] 「国がスマートグリッドを推進する理由」―加藤やすこ 038
折り紙建築士養成講座 [45] 「煙突のあるパオをつくろう―CADで描く型図」―木原隆明 056

「NEWS」
五十嵐太郎の先読み編集局 [35] アーティスト・名和晃平の横断的な活動のプラットフォーム 050
World Report [32] アメリカ留学記2 デジタルツールが建築教育にもたらすもの 平野利樹 051
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド [8] 『ザ・トヨタウェイ 実践編 上・下』 納見健悟 052
Information 053
Focus 004

「建築最新事情」
楠山設計(東京都千代田区)
「東日本建築集」
岡田新一設計事務所(東京都文京区) 都市環境建築設計所(栃木県宇都宮市)

「中部建築集」
大久手計画工房(名古屋市昭和区) 平口泰夫建築研究室(石川県金沢市)

「西日本建築集」
安井建築設計事務所 中国・四国地域近作集 潤建築設計事務所(広島市中区) 後藤哲夫建築事務所(香川県高松市) 茜建築設計事務所(大阪府池田市)
特集
建築家が挑む!被災地の復興再生 002

国、県の復興会議の委員に建築家が多数入れなくても、被災地は住まいやまちづくりに対して、建築家の力を必要としている。現在、約5万件以上の仮設住宅が完成しているが、あくまでも仮設であって、その後の復興住宅が必要であり、一方いまだに全国に約7万人以上の避難者がいることに目を向け続ける必要がある。ただし、復興再生といっても地域性、被害状況、地域住民の要望などによって、さまざまな手法があってしかるべきだ。本特集では、被災地の復興再生に挑む建築家の取り組みを紹介する。
「建築家が挑む!被災地の復興再生」より

住民発案の集団移転実現に向けてコミュニティ・アーキテクトの責務―森傑 004
北海道・震災支援けんちく隊の仕事|避難から移住へ、住環境を両面サポート 010
沿岸部の街の明かりを手がかりに釜石市全体を復興再生―角舘政英 011
「竹造」仮設で集会所を建設 地域になじむ「拠りどころ」に―陶器浩一 014
福島県浪江町・川内村・南相馬市首長・原発事故は日本全体の問題、協力求む! 016
自然エネルギーでフクシマを復興再建―中村勉 019

[震災で建築家は何ができるのか]
東北の建築家からのメッセージⅣ 被災した建築家だからこそできる、住民の期待集まる復興とは? 028
行動する建築家⑤ リユース可能な仮設住宅は岩手スギの柱連結壁式構造―藤原昭夫 032

[ジャーナルギャラリー]
人にも、地球にも認められる建築を―三分一博志 047

[批評]
モダニズム建築のメッセージ [35] 森の中の家(吉村順三)―松隈洋 022

[建築と政治]
地球温暖化対策もCASBEEも百害あって一利なし―江原幸壱 058

[地域の話題]
東日本=建築家が選ぶ建材ベストセレクション/震災で被害を受けた文化財レスキュー ほか 034
中部=延藤安弘さん「ふるさと再生有縁コミュニティ住宅」、豊橋発「笑顔プロジェクト」 ほか 036
西日本=「はり半」再開発問題、京都会館保存問題、DESIGNEAST02 ほか 040
九州=CAtに聞く宇土小学校設計コンセプト/哲学者古賀徹氏レクチャー 044

[実務]
美しき構造設計の世界 [23] 「神戸ポートタワー」―白髪誠一 024
反電磁波講座 [72] 「スマートメーターの実証実験始まる」―加藤やすこ 026
折り紙建築士養成講座 [44] 「坂の家をつくろうーCADで描く型図」―木原隆明 056

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局 [34] タイのウルトラ・ポップカルチャーと遠藤治郎 052
World Report [32] アメリカ留学記1 建築教育に見る日米の差異 平野利樹 053
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド [7] 『ビジョナリー・カンパニー』 納見健悟 054
Information 055
Focus 046

[東日本建築集]
建築工学研究所(愛媛県松山市) 永橋建築事務所(広島市中区) 市浦ハウジング&プランニング(東京都文京区)

[中部建築集]
中部アイ・エス建築企画(三重県四日市市) アスカ総合設計(三重県松阪市) ブルーウム一級建築士事務所(名古屋市西区) 山岸建築設計事務所(石川県金沢市)

[西日本建築集]
建築工学研究所(愛媛県松山市) 永橋建築事務所(広島市中区) 市浦ハウジング&プランニング(東京都文京区)

[九州建築集]
メイ建築研究所(福岡市)
特集
「仮設」は何を再建するのか?
―被災者の「住」の権利と建築家の役割 002

応急仮設住宅の建設が終わろうとしている。2年間限定の仮住まいとはいえ、仮設住宅は重要な「建築」である。建築家にとって、被災地における最大の「支援」は、(仮設・復興)住宅のあり方を真剣に考え、実践していくことではないか? 復興住宅をはじめとする町の再建に向けて、これからも続く「仮設」に求められる建築家の職能・職域を問いかけたい。

「「仮設」は何を再建するのか?―被災者の「住」の権利と建築家の役割」より

福島型仮設住宅の経験を全国に―辺見美津男・浦部智義・滑田崇志 004
まちづくりの主体を育む仮設住宅のリノベーション―新堀 学 008
《仮設》を通じて考える「建築とは何か?」―伊東豊雄 011
国内外から問合せ続くコンテナ建築の「次の一手」―吉村靖孝 014
国際NGOでの仮設建築の経験 被災地は建築家を求めている―江崎貴洋 016
福島県三春町仮設住宅ルポ 007

[行動する建築家④]
香川県から被災地に届けた組み立て可能なシャワー室―平野祐一 042

[建築と政治]
日本文化を滅ぼすのは、温暖化対策に従順な日本人―江原幸壱 052

[ひと]
【インタビュー】次世代に不安を残さない毅然とした震災復興が日本建築学会の責務―和田章 022

[批評]
モダニズム建築のメッセージ [34] 広島ピースセンター(丹下健三)―松隈洋 024
淵上正幸の遥かなるル・コルビュジエを追って [4] 「ロンシャンの教会」 048

[地域の話題]
東日本=今村雅樹氏の「オープン」「クローズ」の設計手法/津波と設計者責任 ほか 032
中部=設楽町新庁舎プロポは伊藤建築設計事務所に決定/心地よい家づくりを楽しんで ほか 034
西日本=京都国際会館で「建設映像」/広島の戦後建築「京橋会館」見学会 036
九州=コミュニケーション重視の宇土小学校の設計プロセス/3.11以降の都市と哲学 040

[実務]
美しき構造設計の世界 [22] 「東京ドーム」―萬田隆 026
古川保の伝統構法万歳! [35] 『「家のつくりようは冬を旨とすべし」で良いだろうか』 028
反電磁波講座 [71] 「売上伸ばすWiFiとタブレットPCの電磁波って」―加藤やすこ 030
折り紙建築士養成講座 [43] 「相貫体をつくろう―CADで描く型図」―木原隆明 050

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局 [33] 段ボールを突破口に、藤村和成の個人活動 044
World Report [31] オランダにおける建築の保存・改修教育 笠原一人 045
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド [6]
『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』 納見健悟 046
Information 047
Letters 鳥取市庁舎問題は終わっていないー吉田幹男 054
Letters リスク・マネジメントを町づくりの基本にー上谷重男 056
Focus 031

[東日本建築集]
日総建(東京都渋谷区) UCA・都市・建築設計事務所(千葉県袖ヶ浦市) 藤井建築設計(東京都町田市) 住空間設計LIVES(栃木県河内郡) ワイツー設計(東京都杉並区)

[中部建築集]
堀之内建築デザイン設計事務所(名古屋市中区) 小林吉則建築計画室(石川県金沢市)

[西日本建築集]
谷口望設計室(大阪市福島区) メディカルサポートいのうえ(山口県柳井市) 空間設計(大阪市中央区) ARCHIXXX眞野サトル建築デザイン室(大阪市北区) 小林吉則建築計画室(石川県金沢市) 環境設計(兵庫県神崎郡福崎町)

[九州建築集]
田中博昭建築設計室(佐賀県西松浦郡有田町)
特集
脱原発…その2―自然エネルギーは使えるか 002

自家発電で電気をつくり、電力会社より安い値段で電気を販売するPPSという存在があることも、分散する建物を結び、ガスやエネルギーを融通しあうシステムの方法も、電気を使わなくても家も冷蔵庫もできる方法など、エネルギー問題を掘り下げていくと、今まで知られていないことが湯水のように出てくる。電気は電力会社から買うものという固定観念からときほぐし、安全で安定に供給できるエネルギーは何が最適か、ライフスタイルや建築・都市のつくりかたもあわせて考えたい。

「脱原発…その2―自然エネルギーは使えるか」より

立川市内53施設の電気をPPSに替えて電気料金は約3割削減―大沢ゆたか 004
分散する建物を結び、エネルギーを融通しあう千住SEN―久米設計 006
再生可能エネルギーで原子力発電を代替できるか―倉阪秀史 008
ローコスト、短期施工、素人でもできる「非電化建築」―藤村靖之 012
世界はCO2温暖化説を否定、原発を存続させる理由はまったくない―広瀬 隆 016

[震災で建築家は何ができるのか]
東北の建築家③ 雄勝の硯会館と共同住宅計画 044
行動する建築家③ 女川町、大槌町のジオラマを1/5000で製作―鯨井勇 048

[ひと]
オピニオンの視線 産業遺産は「当たり前」の大切さを教えてくれる場所―前畑洋平・温子 020

[ジャーナルギャラリー]
愛知県立芸術大学が問うもの―大橋富夫+永田昌民 029

[建築と政治]
エネルギー・シフトの前に「地球温暖化説」を考える―江原幸壱 056

[批評]
モダニズム建築のメッセージ (33) 宇部市民館(村野藤吾)―松隈洋 022

[地域の話題]
東日本=法政大学建築学部総力でつくる55/58年館再生案/群馬音楽センター壊さないと市長明言 ほか 032
中部=掛川教会設計コンペ/「なごや歴まちびと」誕生 ほか 036
西日本=「民都大阪」の魅力を知る展覧会/CitySwitch2010出雲 ほか 038
九州=宇城市立豊野小中一貫校計画その3/折り紙建築を建築教育に導入 042

[実務]
古川保の伝統構法万歳!(34) 「水俣エコハウスの屋根と床の断熱性能」 024
反電磁波講座 (70) 「電磁波過敏症の研究者への圧力」―加藤やすこ 026
折り紙建築士養成講座 (42) 「傾斜屋根の建物をつくろう」―木原隆明 054

[NEWS]
Focus 028
五十嵐太郎の先読み編集局 (32) 日本的なものとオーストラリア的なもの 050
World Report (30) オランダにおけるにおけるモダニズム建築の再建問題 笠原一人 051
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド (5) 『ファシリテーター養成講座』 納見健悟 052
Information 053
Letters 福島の子どもたちの将来のために高線量地帯から自主避難を 川根眞也 059

[東日本建築集]
クレイズプラン(新潟県新潟市) 宮崎 均/REP研究所(さいたま市浦和区) 大谷忠建築設計事務所(東京都立川市) USC街・空間計画(横浜市保土ヶ谷区)

[中部建築集]
塚原建築研究所(岐阜県岐阜市)

[西日本建築集]
アルファ建築設計事務所(大阪府吹田市) 塚口明洋建築研究室(大阪市西区) A-Studio一級建築士事務所(京都市上京区) 小西設計(大阪市西区)

[九州建築集]
Y設計室(福岡市)
特集
脱原発…その1―フクシマを救え!

福島第一原発事故の惨状を見て、ドイツ、スイス、オーストリア、ドイツは脱原発に踏み切った。世界中に「フクシマ」の地名が刻み込まれ、「フクシマ」の復興を世界が注目しているが、日本は脱原発に向けて、舵を切ろうとしない。原発事故によって先の見えない不安と恐怖を抱える福島県民の苦悩を知ってほしい。そして、今後、日本に原発が必要であるかを考える機会にしてほしい。

「脱原発…その1―フクシマを救え!」より

福島の子どもたちを守るために、早急に避難・疎開の開始を!―中手聖一
電力は全国どこでも足りている。原子力発電54基を今すぐ廃炉に―山崎久隆
誰かが行かなければ、原発処理が終らない不条理はもうたくさん!―樋口健二
出荷できない県産材を使って、木造の仮設住宅、高齢者施設をつくる―JIA福島
原発がなくても大丈夫! エネルギーの民主化急げ!―田中優
24時間換気で室内が放射能汚染、ガイガーカウンターは何を選べばいいのか


[行動する建築家②]
住まいと街の境界を開く「LICO×LITA HOUSE」―岡村泰之

[論評]
福島の地元建築家として今できることを今やる―辺見美津男

[ひと]
オピニオンの視線 建設現場の安全な足場づくりは国の義務に―小野辰雄

[建築と政治]
非被災地による復興プラットフォーム構築を早急に ―江原幸壱

[地域の話題]
東日本=立川市旧庁舎がマンガ文化のある賑わい空間に?/今川憲英氏がエコストラクチュアを考案
中部=愛知芸大、新音楽学部棟建設へ ほか
西日本=京都会館改築問題で市民への情報隠しが明らかに ほか
九州=宇城市立豊野小中一貫校計画その2/那覇市都市景観計画の是非 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(32) 羽島市庁舎(坂倉準三)―松隈洋
淵上正幸の遥かなるル・コルビュジエを追って(4) 「キャバノン」

[実務]
古川保の伝統構法万歳! (33) 「節電したつもりが増電なり」
反電磁波講座(69) 「電磁波対策を取り入れた家づくり」―加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(41) 「フラクタル・パターンをつくろう」―木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(31) 「3・11以降の建築」をテーマにした展覧会
World Report(29) 国籍を超えた市民の起業支援「バルセロナ・アクティーバ」 浅倉協子
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド(4)
『アーンド・バリューによるプロジェクトマネジメント』 納見健悟
Information
Focus

[東日本建築集]
多摩設計(神奈川県川崎市) 中山建築デザイン研究所(東京都千代田区)
甘利享一建築設計舎(長野県小諸市) 中薮建築工房(北海道札幌市)
F.D建築研究所(東京都八王子市)

[中部建築集]
トイットデザイン(石川県金沢市) 可児建築設計事務所(名古屋市守山区)
福井徹也建築設計事務所(愛知県知立市) 長谷守保建築計画(浜松市中区)

[西日本建築集]
創都設計(大阪市中央区) 岩田章吾建築設計事務所(大阪市北区)
長尾建築設計事務所(和歌山市) 河口佳介+K2-DESIGN(広島県福山市)


[九州建築集]
大建設計(福岡市) 名工企画設計(沖縄県那覇市)
特集
震災復興と建築教育

東日本大震災で被害を受けたのは、町や建物だけではない。当地に住み、建築を学ぶ学生もまた被災者だ。みずみずしい感性で知識を吸収し、成長する学生は、ひとり一人が将来を担う設計者である。建築を教える大学はどんな役割を果たせるのだろうか。そして学生は、被災の経験をどのように受け止め、将来に向かって歩き始めるのだろうか。その取り組みを探る。

「震災復興と建築教育」より


【プロジェクト】
学生と手探りで始めた『番屋プロジェクト』で復興の一歩―竹内 泰
年金生活者でも支払い可能な伝統工法型の恒久住宅って?―後藤 治
被災の実相を示す「被災地フォトオーバーレイ」プロジェクト―渡邉英徳
間伐材を使って学生が被災地に応急公民館を建設―東海大学
まちの模型を再生の手がかりに 気仙沼みらい計画―槻橋 修
仮設住宅の居住環境を改善する『仮設のトリセツ』発信―岩佐明彦
【提言】
被災地に足を運び、『今できること』を考える―塚本由晴+貝島桃代
耐震にすぐれた土嚢プロジェクト発足―渡辺菊眞
【教育支援】
震災で痛感するキャンパスの必然性―本江正茂
『漂流教室』による建築教育のリノベーション―五十嵐太郎
『当たり前』を疑い考え直す機会に―北山 恒
【学生の声】
『学校』がなくなる辛さ―加藤拓郎



[震災で建築家は何ができるのか]
東北の建築家からのメッセージ② 福島の地場産材仮設住宅、宮城の新たな住民組織

[論評]
冷房電力節減のために夏涼しい家を、涼しいビルを!―生田信皓

[ひと]
オピニオンの視線 住宅をつくる発想で地域の資源となる高齢者施設をつくる―西尾正敏
Close Line NO! 被災地の性暴力、避難所の男女別トイレを義務化に

[地域の話題]
東日本=建築家住宅の会が提案するさまざまな低価格の自立型復興住宅
中部=坂倉準三設計の伊賀市庁舎/増え続ける高層マンション
西日本=吹田市行政訴訟/鳥取市役所移転問題 ほか
九州=宇城市立豊野小中一貫校計画/佐賀・環境NPOの被災地支援 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(31) 倉敷国際ホテル(浦辺鎮太郎)―松隈洋

[実務]
古川保の伝統構法万歳! (32) どうして太陽光発電を国民に薦めるのだろうか
反電磁波講座(68) LEDの省エネ効果と生体影響―加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(40) 菱型階段をつくろう―木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(31) 3・11以降の地元建築家による提案
World Report(29) バルセロナからも支援の声「髙橋工業応援団」開催 浅倉協子
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド(4) 『会計HACKS!』 納見健悟
Information
OPEN HOUSE(13) 「Sora2」 森健一郎
Focus


[東日本建築集]
梶建築設計事務所(東京千代田区) 横須賀満夫建築設計事務所(茨城県水戸市)
ナイスパートナー(東京都渋谷区) のあ設計事務所(茨城県つくば市)
松橋常世建築設計室(北海道札幌市) タムラ設計.(東京都新宿区)

[中部建築集]
高橋設計事務所(静岡県掛川市) タムラ設計,(富山県富山市)

[西日本建築集]
デザインオフィス・スタジオパートスリー(和歌山県御坊市)
M.I.建築設計事務所(大阪市北区)コヴァ建築デザイン事務所(広島県福山市)

[九州建築集]
渡久山設計(沖縄県浦添市)
特集
ほどほどの節電からわかるムダな電力消費

東日本大地震発生以降、経済活動の様式が一変した。冷房需要が増す夏場は、年間でもっとも電力が消費される時期だが、大混乱を引き起こした計画停電は何としても避けたい。国民生活、経済活動に悪影響を及ぼす過剰な節電ではなく、ほどほどの節電が積み重なれば、大規模な節電効果が得られる。逆に言えば、これまでがいかに過剰電力消費であったかが透けて見えてくる。

「ほどほどの節電からわかるムダな電力消費」より

■計画停電を避け、経済活動を損なわない。気軽な節電から始めよ―岩船由美子
■ただ「明るい」から不安なところが「見える」街路灯の節電を―角舘政英
■計画停電で痛感、ライフラインの一本化は危険―吉田研介
■震災発生後、節電を即実施。節電率は32%!―安井建築設計事務所東京事務所
■既存建築物の屋上・壁面を“木化”、熱帯夜抑制に効果大―越井木材工業
■快適性や健康を犠牲にした節電は持続することもムリ―田辺新一


[建築家は何ができるのか]
東北の建築家からのメッセージ① 共有する願いは地域に寄り添った住民主体の復興
行動する建築家① 被災地に応じた避難所、仮設住宅をいち早く提供―坂 茂

[論評]透徹した近代批判の上に立つ生活像、空間像を示せ―江上徹

[ひと]
オピニオンの視線 食も住まいも自然に寄り添った旅館を実現―中川誼美

[地域の話題]
東日本=コミュニティごとの「仮設市街地・集落」を/槇文彦氏工学院大学で講演 ほか
中部=愛知県芸大、取り壊しへ/JIA東海支部シンポジウム ほか
西日本=中之島デザインミュージアム/府営住宅の老人の「住まい」に改装 ほか
九州=球磨工業高校管理棟アートポリスコンペ/福永博さん震災への取り組み

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(30) 別府市公会堂(吉田鉄郎)―松隈洋
淵上正幸の遥かなるル・コルビュジェを追って (3) 「ユニテ・ダビタシオン・マルセイユ」

[実務]
古川保の伝統構法万歳!(31) 「エネルギーの独り占めをやめてくれませんか」
反電磁波講座(67) 「チェルノブイリからの教訓」」―加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(39) 「切妻屋根の家をつくろう」」―木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(30) 若手日本人建築家らが活躍する現代の台湾建築
World Report(28) ハイチ大地震建築支援活動② 江崎貴洋
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド(3) 「ストレスフリーの整理術・実践編」 納見健悟
Information
Focus


[東日本建築集]
アライ設計(埼玉県さいたま市) アーキステーション(東京都世田谷区) SALHAUS(東京都渋谷区) 永見建築設計事務所(東京都武蔵野市) エイプラス・デザイン(茨城県水戸市) 日本建築研究所(千葉県流山市)

[中部建築集]
ビュー市エール豊橋広小路/錦建築設計

[西日本建築集]
大建設計(大阪市西区) VANS(大阪市中央区) 角田暁冶+アトリエ・K一級建築士事務所(京都市北区) LPE.建築studio(広島県安芸郡)

[九州建築集]
NTTファシリティーズ九州支店(福岡市博多区) 義空間設計工房(沖縄県那覇市)
特集
東日本大震災、建築家は何ができるのか

3月11日に発生した東日本大震災から約1カ月が経過したが、避難所に生活を続けている被災者は、東北地方を中心に15万3,932人に上る(4月10日時点)。今後、15万人以上もの人たちの暮らしをどう再建していくのか。また、避難所に入ることはなくても住まいが損壊し、不安な日々を過ごす人も大勢いる。安心・安全・快適な避難所・仮設住宅づくり、被災した建築物の「被災度判定」の実施など、やるべき課題は山積しているが、生活基盤となる住まいに対する被災者の不安を少しでも緩和するために、被災者の人命と安全の場を確保するために、建築家の知恵と行動がほしい。

「東日本大震災、建築家は何ができるのか」より

■ネットワークを生かし、応急危険度判定を迅速に!―建築士会連合会青年委員会
■東北建築賞(作品賞)を受賞した建築は無事か?
■山形市総合スポーツセンター避難所利用―本間利雄設計事務所+地域環境計画研究室
■用が足せれば良しという問題ではない。避難所のトイレ問題―加藤 篤
■数時間で完成できる仮設風呂「ZENKON湯」を被災地に―齊藤 正
■進化した避難所用簡易間仕切―ボランタリー・アーキテクト・ネットワーク(VAN)
■ダンボール製の避難地用パーテーション―設計衆団Learn-Network
■女性、子どもを守るために、避難所・仮設住宅にシェルターの設置を―北沢杏子
■コンテナ規格のユニットで、安価で恒久的な住まいを提供―吉村靖孝
■仮設住宅ではなく『仮住まい』、他者と関わり生活再建―中谷ノボル・宮下芙美子
■シェアハウスの暮らし方・受け入れ方を共有し、トラブル未然に防ぐ―たかぎみ江
■東日本大震災の被害と復興『復興災害』を避ける方策を探れ―塩崎賢明
■東日本大震災後、大手設計事務所の対応は?


[ひと]
Close Line 減築で耐震改修すれば、約100億円削減―鳥取市庁舎問題
オピニオンの視線 防災に必要なのは自主的に行動する地域力―大西賞典

[地域の話題]
東日本=東京理科大小嶋一浩研究室「新しい膜構造」/吉村順三設計「園田邸」保存活用 ほか
中部=名古屋NPO、震災への提言/椙女大村上心研究室がニュータウンDVD制作
西日本=京都でモダニズム建築を考える/学生のための設計コンクール開催
九州=西鉄宮地岳線跡地問題/熊本の木でつくる応急仮設住宅アイデアコンペ

[建築と政治]
日本のメトルダウン 地域主権の復興に向けて―江原幸壱

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(29) 旧ワシントン郵便局―松隈洋

[実務]
古川保の伝統構法万歳!(30) 「水俣エコハウスの土壁を生かす」
反電磁波講座(66) 「福島原発事故の健康影響は」―加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(38) 「東京国際フォーラム ガラス棟をつくろう」―木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(29) 東日本大震災とメディア
World Report(27) ハイチ大地震建築支援活動① 江崎貴洋
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド(2) 「黒い白鳥」 納見健悟
Information
Focus


[東日本建築集]
山本浩三都市建築研究所(東京都中央区) 天建築設計事務所(茨城県水戸市)

[中部建築集]
今井賢悟建築設計工房(愛知県尾張旭市) 城戸武男建築事務所(名古屋市中区)

[西日本建築集]
和新・設計事務所(和歌山県御坊市) 川本建築設計事務所(広島県廿日市市) 石井建築設計事務所(滋賀県近江八幡市)

[九州建築集]
国建(沖縄県那覇市)
特集
大阪駅北ヤード再開発の挑戦
最後の一等地? いいえ、21世紀最初の一等地です

大阪駅北ヤード(通称=うめきた)は24ha。現在7haが先行して開発され、残り17haの利用方法が注目を集めている。2009年に突如発表されたサッカースタジアム案は2010年末に事実上撤回され、現在は「緑」を中心に据えた案が急浮上している。経済的には「最後の一等地」と称される大規模再開発だが、本特集では事業のプロセスと竣工後のマネジメントにも注目し、北ヤードが「21世紀最初の一等地」としてモデル化できるのか、さまざまな議論を喚起する機会とする。

「大阪駅北ヤード再開発の挑戦」より

■ビルだけが林立するまちはありえない。水と緑の『うめきた』に―平松邦夫
■大阪市議会5会派(自民・民主・公明・共産・維新の会) アンケート
■収益構造を持った緑地の提案『UMEDA GREEN』の真意―宮原秀夫
■「みどり」豊かなオープンスペースを実現しよう―篠崎由紀子
■LY design(都市環境ランドスケープ+安井建築設計事務所)の提案内容とは?
■国際コンペの精神どこへ。市は本来の役割果たすべき―鳴海邦硯
■施工から市民がかかわる機会を。参加によって愛着が深まる―芦澤竜一
■人材の流入によって多様性が生まれることに期待―近藤英夫
■市民の希望は、自由に使える『公園』的な場所―浜田容子
■事業者の特定はマネジメントのアイデアを見極めて―山崎 亮


[論評]
生鮮市場もコスト優先か! 築地市場は日本の誇り ―小槻義夫

[ジャーナルギャラリー]
集まって住む、を考え直す―成瀬友梨+猪熊淳 門脇耕三

[地域の話題]
東日本=既存の法制度では歴史的建造物の保存は限界/前橋市美術館プロポーザル ほか
中部=設計業務の談合、岐阜市議が訴え/JIA環境建築賞最優秀賞に「五反田の家」
西日本=学生による日本最大級の卒計展/美術館に「住む」?
九州=鹿児島で建築現場写真展/聖クララ教会で新春コンサート

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(28) エシェリック邸/フィッシャー邸―松隈洋
淵上正幸の遥かなるル・コルビュジェを追って(2) 「小さな家」

[実務]
美しき構造設計の世界(23) 「広島子供の家」―大野博史
古川保の伝統構法万歳!(29) 「改正省エネ法は日本建築文化を崩壊させるかも」
反電磁波講座(65) 「ISO 26000で電磁波を環境因子と明記」―加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(37) 「直階段をつくろう」―木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(28) 伊東豊雄建築設計事務所40周年
World Report(26) パプアニューギニアの原生林を守る② 辻垣正彦
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド 「強い調達」納見健悟
Information
Focus


[東日本建築集]
構想建築設計研究所(東京都世田谷区) アーキスタジオ(東京都港区) シータ建築デザイン(横浜市中区) リバックス建築環境計画・再生計画研究所(東京都千代田区)

[中部建築集]
梶浦博昭環境建築設計事務所(愛知県一宮市) コスモアート建築設計オフィス(名古屋市中区)

[西日本建築集]
インフィール建築設計事務所(大阪市北区) 中尾建築事務所(大阪府泉佐野市) 青木建築設計事務所(岡山県倉敷市) y+M design office(神戸市須磨区

[九州建築集]
渋田建築計画事務所(福岡市城南区)
特集
歴史ある住宅を次世代に残す手段を探れ

2010年末の税制改正で、相続税の増税が決まり、課税対象者は現在の4%強から、2011年4月以降6%台に上がる見込みだ。中でも、東京都内では、20%を超す地域がかなり出てくるとも言われ、緑に囲まれた低層の歴史ある住宅が、高層のマンションもしくは、土地が分割されてミニ開発されていく可能性が増す。相続税を主軸に、名住宅が次世代に残す今後の対策について考える。

「歴史ある住宅を次世代に残す手段を探れ」より

■相続税だけが問題ではない。都市計画法で宅地の緑を「公」に位置づけよ―後藤治
■CADで正確性担保、利用状況に応じた区分評価が節税に有効―河合伸泰
■建物保全活用などが提案できるヘリテージマネージャー養成―神奈川県
■歴史ある建物の保存に向けて、防火・構造・仕上げ材の特例を―菅孝能
■大正15年築の里見弴邸を設計事務所と地域交流の場に―久恒利之
■所有者に残す意志があれば、建物保存は無限に広がる―伊郷吉信
■京町家を「まちづくり信託」で住み継ぐ―石田光廣・桐生幸之介・西天平
■歴史的景観資源を結び、地方都市のブランドつくれ―三原宏樹
■ディベロッパーの手に渡った「新前川國男邸」を救えた理由とは?―木下壽子

[ひと]
オピニオンの視線 空間に豊かな表情を生み出す紙の世界―嘉戸浩

[論評]
馬淵ビジョンの基本法制定を大畠国交相は即実行示せ―神田順

[地域の話題]
東日本=町に石場建ての家をつくる/JIA建築大賞「犬島アートプロジェクト『精錬所』」 ほか
中部=岐大跡地、伊東豊雄氏が最優秀者に/愛知県芸大、新音楽部棟建設へ
西日本=石場建て実大振動実験公開/京都会館改修問題/町家ダンメンツアー ほか
九州=九大六本松キャンパス解体/宮崎県産材でモデル住宅開発 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(27) ペンシルヴェニア大学リチャーズ医学研究棟―松隈洋

[建築と政治]
民意主導の「建築基本法」制定のために―江原幸壱

[実務]
古川保の伝統構法万歳!(28) 「水俣エコハウスの機器」
反電磁波講座(63) 「教育のデジタル化と電磁波」―加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(36) 「三面相の家をつくろう」―木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(26) ラカンブルによる東京リサーチプロジェクト
World Report(25) パプアニューギニアの原生林を守る① ラバウルとマラクル 辻垣正彦
CULTURE CINEMA=志田歩 「平成ジレンマ」/BOOK=柳々堂
Information
OPEN HOUSE(12) 「吹上の家」 福井徹也
Focus


[東日本建築集]
建築最新事情 「ねぶたの家 ワ・ラッセ」(molo、ディーディーティー、フランク・ラ・リヴィエレ アーキテクツ)
建築集 東急設計コンサルタント(東京都目黒区) 津島デザインスタジオ(東京都港区) 設計チーム木 協同組合(秋田県能代市)

[中部建築集]
シード工房一級建築士事務所(愛知県尾張旭市) アーキ・キューブ(岐阜県岐阜市)

[西日本建築集]
永見龍一建築計画事務所(山口市) 渋谷建築設計事務所(広島県福山市) 空間工房用 舎行蔵一級建築士事務所(京都市上京区) 玄子空間デザイン研究所(大阪市西区) A1・ID設計(大阪府豊中市)
特集
建替えか、大規模修繕か―マンション再生

2009年末現在、全国マンション戸数は562万戸。築30年以上のマンションは約73万戸、2011年末には100万戸を超えるという。2002年にマンション建替え円滑化法、区分所有法が改正されたが、住民の合意形成や資金調達が困難で、建替えが実現したマンションは2009年10月現在で138件。一方、既存ストックの有効活用が叫ばれる中、区分所有法改正により過分費用要件が削除されたため、大規模修繕の検討が不十分なまま建替えが進められる恐れがある。建替えが決定すれば、反対する区分所有者は強制的に退去させられ、居住権侵害も懸念される。建替えか、大規模修繕か。区分所有者、社会的ストックにとって、より良い選択肢を見極めるためのマンションの再生策を探る。

「建替えか、大規模修繕か―マンション再生」より


■「ストック重視の政治主導なくしてマンションは安住の地にあらず」山岡淳一郎
■建替え
「既存の住宅面積希望者は建替え負担は無償」エクアス小石川林町
■大規模修繕
「修繕プロセスを住民が共有。補助金活用で省エネ改修」東逗子ハイツ
■「“二つの老い”で修繕積立金不足、マンション再生法実現を」谷垣千秋
■「管理組合運営と資金計画、アドバイザーの介入は社会的急務」田村誠邦
■「住み継ぐ意思を持った設計“300年住宅”」福永博


[ひと]
オピニオンの視線 電磁波は病の元凶、誰もが名医になれる治療法とは ― 貴田晞照
設計事務所ダイアリー(59) 今 隆(アラハバキ建築研究所|青森県弘前市)

[ジャーナルギャラリー]
無双の造形―岩礁 ― 山口保

[論評]
老朽化マンション問題を住宅政策として至急取り組む ― 辻 惠

[地域の話題]
東日本=工場を山梨市役所庁舎に再生/東京電機大学一級建築士事務所開設 ほか
中部=3賞受賞monblanc house/設計事務所が営むギャラリー ほか
西日本=大阪駅北ヤード開発に5つのモデル案/GENETOがJCDデザインアワード金賞 ほか
九州=大名小学校保存に向け勉強会/ハウスメーカー住宅で耐震偽装 ほか

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(26) イエール大学学寮 ― 松隈洋
淵上正幸の遥かなル・コルビュジエを追って「ラ・トゥーレット修道院」

[実務]
美しき構造設計の世界(22) 「大谷資料館」 ― 橋本一郎
古川保の伝統構法万歳!(27) 「水俣エコハウスの材料Ⅱ」
反電磁波講座(62) 「スマートメーターの反対運動」 ― 加藤やすこ
折り紙建築士養成講座(35) 「シドニー・オペラハウスをつくろう」 ― 木原隆明

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(25) 香港のデザインとケーシー・ワン
World Report(24) 上海に集った世界の若手デザイナー 増井辰一郎
CULTURE CINEMA=志田歩 「ミツバチの羽音と地球の回」 BOOK=柳々堂
Information
OPEN HOUSE(11) 「多重領域 高野台のリノベーション」 髙田博章+中畑昌之
Focus


[東日本建築集]
イクス・アーク都市設計(東京都新宿区) プルーフあいアーキテクツ(秋田市市) 大建設計事務所(横浜市市)

[中部建築集]
アートジャパンナガヤ設計(岐阜県羽島市)

[西日本建築集]
日総研(静岡・名古屋・大阪・広島・九州) 今井徹也建築設計事務所(山口市) 汎設計(大阪市中央区)

[九州建築集]
日総研(静岡・名古屋・大阪・広島・九州
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