建築ジャーナル 発売日・バックナンバー

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特集
これからの日本の医療と病院建築

経済状況や人口構成の著しい変化により、大きな見直しを迫られているわが国の医療制度。混合診療や国家戦略特区などの話題とともに、国民の一大関心事となっている。病院のあり方は、国民の生活の質と直結するものであり、その機能と空間は、地域再生や都市再生への原資でもある。医療制度や人口問題、都市問題という大きな枠組みから、これからの病院を考える。

「これからの日本の医療と病院建築」より


■病院建築と医療制度
これからの病院はどう変わるか|中山茂樹 012
■「看取り」を変える
地域包括ケアと地域間競争|佐藤由巳子 014
■病院統合がもたらすもの
病院経営の再編成と地域医療再生にむけて|田中一夫 017
■シンポジウム レポート
新しい都市像としての「ヘルスケアシティ」構想 020


【連載】
建築家をめざす若い人に伝えたいこと 3 遠藤秀平さん
その建築はどうしてつくられたのか、背後にある価値観、歴史を考えよう 002

業界をよむ【第3回】「歯科医院」のトピック8
業態が変化した歯科医院は、今、新しいデザインを求めている―水谷惟紗久 006

兼松紘一郎が巡る建築家模様 [21] プレイス―持続 ―長谷川逸子 009

古川保の伝統構法万歳! [69] 省エネ法義務化は真の省エネになるのか② 022
反電磁波講座 [106] 「病院の携帯電話使用と患者への影響」―加藤やすこ 024

老朽化、災害から、地域の身近な建物を守るために②
伝統木造の特性を踏まえて、基本に返る建物修復―長谷川順一 036

都市計画は誰のためにあるか [31] 歩行者空間運動のうねりアメリカ―中野恒明 038

前川國男の求めたもの [30] 報道技術研究会とのかかわり―松隈 洋 042

絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [21] 魅力的エッジは人とまちを元気にする―延藤安弘 048

五十嵐太郎の先読み編集局 [68] 「ジオ・ポンティ展」 041
まちの胃袋 [33] 「しおやぐらの山菜 福島県猪苗代町」 山崎 亮 050

【提案】「農村集落再生」に策あり ―阿部久雄+関根 理 051

【地域の話題】
<フォーカス:東京> 銀座の都市遺産 三原橋を守れ 025
<福島> 秋の建築士全国大会、来てくなんしょ! 028
<東京> 風景とローカルガバナンスの可能性 029
<神奈川> 拡張するシェアオフィス 030
<静岡> 富士の麓で木造建築の技術者育成 031
<愛知> 椙山女学園大図書館、リニューアル 032
<大阪> 住宅需給問題と長屋の可能性 033
<佐賀> 脱・車社会と中心市街地活性化 034
<鹿児島> 「漂流」から「自由」へ 035


【作品】※それぞれ地域版ごとの連載になります。

東日本版
<建築最新事情>
本編連動企画:病院建築特集:独立行政法人国立病院機構西新潟中央病院 病棟:あい設計、
東京蒲田病院:荒井設計、セントラル病院松涛:岩崎建築研究室、医療法人社団 俊和会 寺田病院:田中建築事務所、
神奈川県立がんセンター:日本設計・大林組設計JV、季美の森リハビリテーション病院:ヒューマンケアデザイン、
白十字総合病院:三橋設計、六ヶ所村医療センター:ユーアンドエー都市建築設計事務所、
つがる総合病院:横河建築設計事務所

JINEN JAPAN(神奈川県横浜市) 松橋常世建築設計室(北海道札幌市)
アトリエF(千葉県船橋市)

<建築集>
ピーレックス(秋田県秋田市)


中部版
<建築最新事情>
本編連動企画:病院建築特集/東海版(岡崎市民病院西棟/石本建築事務所、みずのクりニック/衛建築設計室、
愛知医科大学病院新病院/山下設計、高森台病院/牧建築設計事務所、
新多治見市民病院/共同建築設計事務所+エイ・ケイ設計、下呂温泉病院/安井建築設計事務所+熊谷設計)


西日本版
<建築最新事情>
本編連動企画:病院建築特集:本山リハビリテーション病院:共同建築設計事務所 関西支社、
大洲中央病院:新企画設計、住吉川病院:スペースクリエーション、杉岡記念病院 第二期棟・第三期棟:安井建築設計事務所、
熊本労災病院:山田綜合設計

<建築集>FKOアーキデザイン(大阪府吹田市)


九州版
<建築最新事情>
本編連動企画・病院建築特集・九州版
雁の巣病院:INA新建築研究所、浅木病院:東畑建築事務所、
内田病院:東九州設計工務、武田病院:メイ建築研究所
特集
壊さない選択 公共建築のリノベーション
少子化や市町村合併で、余剰となった学校や市町村役場の有効活用が急務の課題となっている。一方で、経済成長とともに建設された公共建築ストックの維持管理費が自治体経営を圧迫し始めている。今回は、高校体育館を庁舎に転用した富山県氷見市の事例を中心に、公共建築のリノベーション、コンバージョンから生まれる「市民協働」について考察する。

「壊さない選択 公共建築のリノベーション」より

◆氷見市庁舎 現地ルポ
体育館を改修した新庁舎で、市民と行政の「協働」が始まる 012
◆氷見市庁舎 設計者に聞く
機能から生まれた船底天井 寒さ対策が重点事項|降旗範行さん・酒井千草さん 016
◆次世代公共建築を支える地域連携 
一歩先ゆく自治体の公共建築を起点にした取り組み|後藤秀昭 018
壊さない選択 公共施設のリノベーション|大絵晃世 021

【連載】
建築家をめざす若い人に伝えたいこと 2 横河健さん
好きなことをやれ、そして社会構造の形成に参加を 002

業界をよむ【第2回】「ホテル・旅館」のトピック11
二つのオリンピックの間で「設計」と「ニーズ」の新潮流探る―武田真理子 006

兼松紘一郎が巡る建築家模様 [20] 自然の緑と地域色と―富田玲子 009

古川保の伝統構法万歳! [68] 省エネ法義務化は真の省エネになるのか 024
反電磁波講座 [105] 「プラチナバンド開始と頻発する反対運動」―加藤やすこ 026

都市計画は誰のためにあるか [30] ニューヨーク2―中野恒明 040

前川國男の求めたもの [29] 上海の集合住宅を手がける―松隈 洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [20] 「制度空間」と「自由空間」の両立―延藤安弘 048

五十嵐太郎の先読み編集局 [67] 「ブラジルと日本の建築」 043
まちの胃袋 [32] 「天錦の天丼 静岡県浜松市」 山崎 亮 050

【追悼】
佐野正一先生へ 徳岡浩二 028

【地域の話題】
<フォーカス:熊本> くまもとアートポリスVS政治 029
<宮城> JIA宮城地域会「みやぎボイス」 032
<愛知> 愛知建築士会会長に廣瀬高保さん 033
<愛知> 尾西繊維協会ビル見学会、“価値の循環”の試み 034
<和歌山> 災害支援は建築家の使命 035
<長崎> 九州のMICE計画を検証する 036
<大分>「林業の母」として―林業は子育てと同じ 037
<宮崎> テナントミックスサポマネ着任から1年 038

【作品】 ※それぞれ地域版ごとの掲載になります

◆東日本版
<建築最新事情>
前川建築設計事務所(東京都新宿区)
アーブ建築研究所(北海道札幌市)+ジェーエスディー(東京都目黒区)
<建築集>
現代建築研究所(東京都新宿区)
ジャクエツ環境事業一級建築士事務所(東京都港区)
アクアジャパン東京(東京都千代田区)
本間総合計画(宮城県仙台市)
テラ構造設計(宮城県遠田郡)

◆中部版
<建築集>
入江設計室(名古屋市昭和区)
武藤圭太郎建築設計事務所(岐阜県岐阜市)

◆西日本版
<建築集>
黒河建築設計(大阪府八尾市)
田中那華男建築事務所(大阪府茨木市)

◆九州版
<建築集>
設計機構ワークス(福岡市中央区)
特集
ハコモノの行方―浜松市の統廃合の取り組み

ハコモノ(公共施設)の維持管理が、各自治体で問題となっている。日々のメンテナンス費用、老朽化、耐震診断に伴う莫大な改修費、取り壊しにかかる費用などが地方自治体の財政を圧迫しているのだ。住民サービスを考えれば、維持していかなければならないハコモノは多数あるが、同時に不必要と言わざるを得ないものも存在している。一度完成してしまったハコモノをいかに保持し、処理していくのか。自治体の取り組みをもとに考えていく。

「ハコモノの行方―浜松市の統廃合の取り組み」より

◆市保有公共施設の全面的な見直し
厳格な基準による建物の統廃合、再配置判断 浜松市の対策 011
◆インタビュー
公共施設は、まちづくりを支えるもの、市域全体で考える視点を|恒川和久 015
◆特別寄稿
社会資産としての公共建築の役割|小室大輔 017

【連載】
建築家をめざす若い人に伝えたいこと 1 堀部安嗣さん
自分の身体感覚に、うそをつかない建築をつくりたい 002
業界をよむ【第1回】「高齢者施設」のトピック9
超高齢化時代のキーワードは「在宅」と「地域」―水野直樹 006
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [19] 究極の「本体」を求めて―室伏次郎 009
古川保の伝統構法万歳! [67] 住む立場からの伝統構法住宅 022
反電磁波講座 [104] 「メガソーラー発電所の電磁場と反対運動」―加藤やすこ 024
老朽化、災害から、地域の身近な建物を守るために①
伝統木造の定理を学んで、古い神社を耐震補強―長谷川順一 038
都市計画は誰のためにあるか [29] ニューヨーク―中野恒明 040
前川國男の求めたもの [28] 中国大陸への活路―松隈 洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [19] 創意と協働と信頼の家づくり―延藤安弘 048
五十嵐太郎の先読み編集局 [66] 「30代前後の建築家が各地で生み出す空間の魅力」 043
まちの胃袋 [31] 「スガキヤのラーメン 愛知県」 山崎 亮 050

【地域の話題】
<focus:愛知>国産材を使った家づくりを支援、大江忍さん 025
<福島>放射能対策住宅をメッセージに 028
<群馬>地域の「流れ」をデザインする 029
<静岡>JIA静岡「設計競技の意義と課題」 030
<愛知>「AAA30s 住まいが風景をつくる」 031
<京都>「京都を彩る建物や庭園」3年目 032
<奈良>町家を生かし、次世代に繋ぐ 033
<長崎>九州のMICE計画を検証する その1 034
<長崎>長崎市公会堂の存廃問題 その4 035
<沖縄>小さな空間でも家庭菜園 036


【作品】※それぞれ地域版ごとの掲載になります。

◆東日本版
<建築集>
アライ設計(埼玉県さいたま市)
SOYsource建築設計事務所(宮城県仙台市)
都市環境設計 東京事務所(東京都渋谷区)

◆中部版
<建築集>
伊藤享設計工房(名古屋市昭和区)
小林清文建築設計室(愛知県岡崎市)
大建設計:西日本エリア近作集2012-2014(名古屋・大阪・広島)

◆西日本版
<建築最新事情>
あい設計(広島市東区)
<建築集>
黒川建築設計事務所(岡山市南区)
大建設計:西日本エリア近作集2012-2014(名古屋・大阪・広島)
YURI DESIGN(神戸市東灘区)

◆九州版
<建築集>
AD建築設計事務所(北九州市小倉南区)
特集
新国立競技場案を考える その3 005

日本スポーツ振興センターのHPを はじめ、多数のメディアも、ノスタルジックなのろしを上げて、国立競技場の終焉をめぐる各種イベントを伝えている。いや、ちょっと待って。世界各国の名スタジアムは改修して、現在不足している機能拡充をしながらスタジアムを再生しているではないか。新国立競技場に求められている収容人数8万人などは、国立競技場を改修すれば十分可能なのだから。十分な議論も行わないまま、国立競技場を解体しないでほしい。このままの状態であれば、「SAYONARA」するのは「国立競技場」ではない、「新国立競技場」である。

「新国立競技場案を考える その3」より

■シンポジウム「新国立競技場のもう1つの可能性」
現国立競技場は十分改修可能伊東豊雄氏が改修案を提案 改修費は新国立競技場の半分以下 006
■元スポーツ行政の立場から
100年持つ公共スポーツ施設としての役割と使命を持てるのか|鈴木知幸 010
■サッカージャーナリストの立場から
オリンピック終了後どのように活用するのか、コンセプトを明確に|後藤健生 013
■都市・建築紛争に詳しい弁護士からの提言
最大の問題点は社会的合意が著しく欠如|日置雅晴 016
■対談
日本の文化の本質とは形よりも、そのものにこころが込められていること|枡野俊明・堀越英嗣 020

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [18] 揺るぎのない建築の美意識―阪田誠造 003
シリーズ「建築雑誌が目指す役割」 [1] 『新建築』元編集長 馬場璋造氏に聞く 040
関西建築・新世代 [10] 最終回 木村松本建築設計事務所 後編 ―倉方俊輔 034

【Close Line】
次世代に伝えるべきは、「伝統的」住まいか、「ゼロ・エネ住宅」か―加藤秀樹 026

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [28] ビルバオのネルビオン川―中野恒明 046
前川國男の求めたもの [27] 木造という制約下での模索―松隈 洋 050
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [18] 「歓待と心づかいの窓」を開く―延藤安弘 054
教育の変化に柔らかく対応するには、学校建築の見直しを―柳澤要 059

【建築と政治】
女性が活躍する社会に向けて 最終回―江原幸壱 056

【地域の話題】
中 部=愛産大新学長に堀越哲美さん、有松まちづくりの会総会、小川三夫さん講演会 030
西日本=2014「住宅医」スクール開講、シンポジウム「吉村順三のもとめたもの」 032
九 州=宮崎県小林市新庁舎プロポーザルに梓設計、藤森照信氏講演「鸛庵」、琉球畳「七島イ」
<北九州>リノベーションでまちおこし 036

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [66] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その10 028
反電磁波講座 [103] 「リスク情報の周知を求めイタリア政府を提訴」―加藤やすこ 025

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [65] 「東京からの日帰り圏内、福島―原発被害の現実」 049
まちの胃袋 [30] 「北のほたるの有機完熟トマトジュース 北海道沼田町」 山崎 亮 050
Information 002


※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります。

【東日本版建築集】
<建築最新事情>
学校建築特集:東京都立志村学園(INA新建築研究所)/高根沢町立阿久津小学校(荒井設計)/
三条市立裏館小学校(大宇根建築設計事務所)/小国町立小国小学校(本間利雄設計事務所+地域環境計画研究室)/
横浜英和女学院中学高等学校(湯澤建築設計研究所)/下妻市立東部中学校(横須賀満夫建築設計事務所)
東急設計コンサルタント:アリオ市原/東京都市大学新1号館/
東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山& VIALA/スタイリオ中延駅前
ミタス一級建築士事務所:外断熱の家/漆喰の家/理科ハウス/他
I.R.A./国際ローヤル建築設計:ISM(いすみの家)/KKZ(上北沢の家)/HRT(平塚のビルディング)/他

【中部版建築集】
<建築最新事情>
本編連動企画:学校建築特集/中部版(静岡県立天竜高等学校/針谷建築事務所、豊田市立浄水北小学校/東畑建築事務所、
小牧市立小牧小学校/安井建築設計事務所、いなべ市立員弁東小学校/石本建築事務所、いなべ市立大安中学校/青島設計、
尾鷲市立尾鷲小学校・尾鷲幼稚園/シーラカンスアンドアソシエイツ、多治見市立池田小学校/アール・アイ・エー、
学校法人北陸大谷学園小松大谷高等学校/五井建築設計研究所)

【西日本版建築集】
<建築集>
ライフデザイン研究所(大阪市西区)
 
<建築最新事情学校施設特集>
九重町立ここのえ緑陽中学校:あい設計、中土佐町立久礼中学校:上田建築事務所、
和歌山県立和歌山さくら支援学校:阿波設計事務所、北広島町立豊平小学校:大旗連合建築設計、
学校法人星野学園小学校(体育館・校舎):小西設計、梼原町立梼原学園:艸建築工房、
田布施町立麻郷小学校(校舎棟・屋内運動場):長野総合建築事務所、
学校法人関西学院 高等部・中学部:日本設計 関西支社、岡山市立福浜中学校(校舎棟):丹羽建築設計事務所、
三好市立東祖谷統合小中学校:平島弘之+TEAM28、和木町立和木中学校(校舎棟):松重設計、
府中町立府中小学校(普通教室棟):村田相互設計、伊賀市立上野南中学校:森永建築設計事務所、
徳島市立高等学校:山下設計 関西支社

【九州建築集】
<建築最新事情>
豊川設計事務所(北九州市小倉北区)

<学校建築特集>
舞鶴小学校・舞鶴中学校:日建・志賀・衛星都市設計共同企業体
佐賀清和学園:梓・石橋設計共同企業体
九重町立ここのえ緑陽中学校:あい設計
那覇市立小禄中学校:総合計画設計

<建築集>
矢作昌生建築設計事務所(北九州市小倉北区)
特集
工事監理どうしてる? 006
設計者は工事が開始したと同時に「監理者」と呼び名が変わり、建築主に代わって、監理者は、設計図面どおりに施工されるように、現場をまとめていく。
「工事監理」とは建築士の独占業務となるが、監理の業務内容、回数が設計者によって実にさまざまだ。中には現場に滅多に行かない、現場に行っても適切な確認・是正ができない設計者も少なくない。本特集では設計事務所の「監理」のあれこれについて伝授する。

「工事監理どうしてる?」より

■構造監理はなぜ必要か
工事管理者と設計者(工事監理者)のダブルチェック、構造工事は入念に|荻原幸雄 008
■第三者監理?公共建築の場合
建築には設計・監理一括方式を! 設計意図、精神性の継承が大切|鳥居久保 012
いかに設計意図を伝えるか。第三者監理は意識向上につながる|上原秀文 013
「第三者」でも完成に誇り。適正な報酬の支払いを|渡邉文雄 014
■第三者監理?住宅の場合
大切なのは、公正中立、現場主義。双方が気持ち良くなる家づくりを|逸見 久 016
図面の不備、施工の不具合を是正し依頼者と施工者の良好関係を構築|長尾聖司 018
■構造設計事務所の立場から
監理のできない仕事はお断り! 遠方でも構造検査は毎回確認|徐 光 021

【追悼】
田邉尚美さんをしのぶ―鋤納忠治 005

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [17] 静かなる建築の凄み―佐藤義信 003

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [27] ゲントのレイエ川・グラスレイ―中野恒明 042
前川國男の求めたもの [26] 抽象化への隘路の中で―松隈 洋 046
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [17] 他者とともによりよく生きる―延藤安弘 050

【建築と政治】
2020年は明るい社会か―江原幸壱 052

【地域の話題】
東日本=フォーラム「国立競技場を捨ててよいのか」、若手建築家を対象に海外での活動支援、
<福島>震災後からの戦い、<横浜>新しい交通インフラ「チョイモビ」 028
中 部=松阪市「新保健センター」コンペは藤川原設計が最優秀賞、
名古屋市スマートフォンアプリ「なごやデザイン&アーツ」配信 032
西日本=<近江八幡>セルフビルドでヴォーリズ建築を保存再生②、
<京都>土壁の可能性、時代に合わせた手法で未来へ継承② 034
九 州=再考・長崎県庁移転問題、JR長崎駅新駅舎と駅前広場プロポは設計領域チームを選定、
<玉名>灯りが人とまちを繋ぐ、<串間>ガードレールから景観づくりへ! 036

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [65] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その9 024
反電磁波講座 [102] 「基地局のルールづくりで被害の防止を」―加藤やすこ 026

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [64] 「中国人初のプリツカー賞受賞建築家、王ジュ」 045
まちの胃袋 [29] 「男鮨のネカセかいわれ寿司 愛媛県宇和島市」 山崎 亮 058
Letters さいたま地方裁判所、建築確認を違法と判断ー三浦忠司 054
Information 002

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります。

【東日本版建築集】
<建築集>
針生承一建築研究所(宮城県仙台市) K2・PLAN 本多建築設計事務所(東京都新宿区)
飯吉建築設計事務所(東京都豊島区)

【中部版建築集】
<建築集>
松永和廣設計事務所(静岡市清水区) 
<中部TOPICS>

【西日本版建築集】
<建築最新事情京都編>
小田裕美建築設計事務所 角田暁治+アトリエ・K建築研究室 川畑昌弘設計工房
キアラ建築研究機関 京都建築事務所 燦設計室 翔設計工房 中村設計 Mac建築デザイン研究所
<建築最新事情>
ザ・リッツ・カールトン京都 日建設計(大阪市中央区)

【九州版建築集】
<建築集>
アーバンビジョン建築事務所(大分県大分市)
特集
メンテナンスの時代 その2 005

民間、官庁問わず建築の「長寿命化」が、重要なキーワードとなっているが、一般社会はおろか建築界でも、メンテナンスに対する認識がなかなか高まらないのは、市場において住宅・建物の質を適切に評価されるしくみが不十分であること。また、住み手、利用者が、建物のメンテナンスについて、誰に相談すればいいのか分からないといった専門家の顔が見えない世の中のしくみも問題だ。一方、メンテナンスもかなりの出費を要する。前もって無理のない資金計画を立てておく必要があるだろう。建築のプロたちは、建築技術もさることながら、クライアントの人生設計も十分考慮しながら、建物づくりの提案を行ってほしい。

「メンテナンスの時代 その2」より

■アルテックの場合
時代とともに良くなる家をつくるには、クライアントと価値観を共有し、
家づくりにとことん参加してもらうこと|阿部 勤 008
■さくら事務所の場合
建物の資産価値を上げる! 第三者、中立の立場からホームインスペクション|大西倫加 012
問われる現場経験とコミュニケーション能力|川野武士 014
■アトリエフルカワの場合
ベースはシンプル、でも高品質 クライアントが暮らしながら家を足し算|古川泰司 015
■CO2WORKSの場合
「お家で気になることはありませんか」
住んでからの声を聞くクライアント会を毎年開催|中渡瀬拡司 018
■伊藤建築設計事務所の場合
30年前からの実施
「長期保全計画」とコンサルタント契約でメンテナンス体制を確立|小田義彦 020
■名古屋大学の場合
FMの視点から建物の点検、保守、改善を限られた予算で計画的に実行|恒川和久 022

【追悼】
鈴木博之との40年―難波和彦 002
縦横無尽、全力で生きられた藤川さんを偲ぶ―今井正次 003

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [16] 沖縄に賭けた夢の実現―福村俊治 005

【批評】
関西建築・新世代 [9] 木村松本建築設計事務所 前編 ―倉方俊輔 034
都市計画は誰のためにあるか [26] ソウル・清渓川復元事業―中野恒明 040
前川國男の求めたもの [25] 戦時下の記念建造物―松隈洋  044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [16] 生の実感のつながりは認知症を予防・改善する―延藤安弘 048

【建築と政治】
復興の遅れは人災、「人権」がメルトダウンしている日本―江原幸壱 050

【地域の話題】
東日本=<札幌>「自然エネルギー」を暮らしに生かす、<東北>災害時の文化財とまちなみ保全 028
中 部=<静岡>映画館街跡地で官民連携のまちづくり、
<多治見>岐阜県多治見市ながせ商店街プロジェクト「タジミル」スタートから1年 030
西日本= <明石>学生参加の「まちあるきマップ」づくり、
<伊予>少彦名参籠殿修復に市民グループ奮闘中 032
九 州=日韓建築学会支部シンポジウム、長崎市公会堂の存廃問題その3、
大分県建築士会「リノベ塾」、<八幡>八幡市民会館・八幡図書館が解体の危機に 036

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [64] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その8 024
反電磁波講座 [101] 「人命を軽視する日本と救済する豪州」―加藤やすこ 026

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [63] 「3.11から3年目―震災遺構は残るのか」 043
まちの胃袋 [28] 「モーニングのヨーグルトプリン 福島県郡山市」 山崎亮 054
Information 004

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります。

【東日本版建築集】
<建築最新事情>
一粒社ヴォーリズ建築事務所(東京都千代田区)  冨川浩史建築設計事務所(東京都中央区)
アトリエCOSMOS(神奈川県逗子市) オンデザインパートナーズ(神奈川県横浜市)
<建築集>
カンダックス(東京都豊島区)

【中部版作品集】
<建築集>
伊藤建築設計事務所(名古屋市中区) 岸設計(名古屋市中区) HAGA総合設計(三重県松阪市)

【西日本版作品集】
<建築最新事情奈良編>
阿久津友嗣事務所/礎建築事務所/奥田建築設計事務所/勝村建築設計事務所/基本フォルム/
秀田建築設計事務所/福本設計/ 藤岡建築研究室/ PLANET Creations 関谷昌人建築設計アトリエ/
桝谷設計/ モカアーキテクツ/ 森田昌司建築空間設計/優歩/ ycf/山下喜明建築設計事務所

【九州版作品集】
<建築集>
ラッツ・アーキテクツ(大分県大分市)
特集
メンテナンスの時代 その1 005
時間の経過に伴って、建物が老朽化していくのはごく自然のこと。しかし、建物のメンテナンスが行き届いていれば、時を経るにつれて味わいのある建物へと成熟する。 建物を安全に、快適に、居心地よく維持するには、設計者とクライアントがメンテナンスについて、よく話し合うことが必要だ。また、建物の耐震診断同様に、メンテナンスに関する普及活動が今後問われてくるのではないだろうか。

「メンテナンスの時代 その1」より

■坂倉建築研究所の場合 芦屋市民センター
建物への愛着と余裕を持った構造、計画が鍵|宍道弘志 006
■黒川紀章建築都市設計事務所の場合 国立民族学博物館
空間や部品を分節化し、取り替えに対応
■メタボリック・サイクル」で持続可能な建物を実現|大沼 靖 008
■日建設計の場合 新宿NSビル
魅力のあせないオフィビル
リニューアルのテーマは「ご飯」と「ふりかけ」|水野和則・小沢淳弥 010
■槇総合計画事務所 ヒルサイドテラス、スパイラル、豊田講堂、前沢ガーデンほか
普段からの対応がクライアントの信頼を呼び、メンテナンスにつながる|槇 文彦 013

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [15] 静岡の環境と建築の探求―鳥居久保 003

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [25] ポートランド・ウィラメット川―中野恒明 038
前川國男の求めたもの [24] 植民地満州で試みたこと―松隈洋 042
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [15] 自然の力を感じる力 自然に優る卓越性―延藤安弘 046

【建築と政治】
建築基準法の抜本的改正と「建築基本法」の制定急げ―江原幸壱 048

【地域の話題】
東日本=日本とフィンランドの学校教育、最優秀FM賞に武雄市図書館、
<福島>非常時に地域の設計者は何ができるか、
<横浜>資金調達の新しいしくみ「SIB」に期待 024
中 部=お寺の境内にセルフビルドでエコハウス、長久手市「たつせがあるフォーラム」、
JIA住宅研究会「ふれる建築展」 028
西日本=<近江八幡>セルフビルドで歴史的建造物を保存再生、
       <京都>土壁の可能性、時代に合わせた手法で未来へ継承 030
九 州=「路地」の再生を考える その2、北九州市新スタジアム計画始動、
本当のバリアフリーを考える②、<串間>観光案内サインを市民と共に設置 032

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [63] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その7 020
反電磁波講座 [100] 「空港の電磁波対策は可能なのか」―加藤やすこ 022

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [62] 「福島第一原発観光地化計画展」 041
まちの胃袋 [27] 「潤のメタル丼ラーメン 新潟県燕市」 山崎亮 050
Information 002

※以下は、それぞれの地域版ごとの掲載になります。
【東日本建築集】
<建築最新事情>高齢者施設特集
アーキディアック(長野県松本市)/INA新建築研究所(東京都文京区)/荒井設計(栃木県宇都宮市)/小木野貴光アトリエ(東京都北区)/グランベール計画(長野県長野市)/クレイズプラン(新潟県新潟市)/建築計画研究所 都市梱包工房(東京都渋谷区)/関・空間設計(宮城県仙台市)/千都建築設計事務所(千葉県千葉市)/田中建築事務所(東京都港区)/東急設計コンサルタント(東京都目黒区)/都市造形研究所(愛知県名古屋市)/山形一級建築士事務所(山梨県甲府市)/山下設計(東京都中央区)/UCA・都市・建築設計事務所(千葉県袖ヶ浦市)

【中部建築集】
<建築集>
エムエースタイル建築計画(静岡県牧之原市)
<建築最新事情>高齢者施設特集
特別養護老人ホーム 松秀園/針谷建築事務所、サー ビス付き高齢者向け住宅 カーサ スカイ ヒルズ/岡田建築計画事務所、 介護老人保健施設 タキガワアリア/C&C設計、サービス付き高齢者向け住宅 ハイジの家/ユーエス計画研究所、粋いき・馬瀬の元気館/デザインボックス、特別養護老人ホーム 松寿苑/東畑建築事務所

【西日本建築集】
<建築最新事情>高齢者施設特集
フィオレ・シニアレジデンス河内長野:アトリエ テクネ、小規模多機能介護施設 山南 古代の里:岡本陽建築研究所、メゾン・デ・サントネール アネックス:藏建築設計事務所、第二長生園 永祥庵:黒河建築設計、介護老人保健施設 五色台:後藤哲夫建築事務所、明石二見特別養護老人ホーム ラガール:東畑建築事務所、特別養護老人ホーム そらの木:都市居住文化研究所、小規模多機能型居宅介護事業所 十王堂おうじ:ナウ建築設計、住宅型有料老人ホーム スワンの里ハイツⅠ:中尾綜合建築設計事務所、KOBE 須磨きらくえん:永野建築設計事務所、サービス付き高齢者住宅 コモンライフやわらぎ:丹羽建築設計事務所、サービス付き高齢者向け住宅 あぷり志紀:PPI計画・設計研究所、特別養護老人ホーム 鳴優荘:山田綜合設計

【九州建築集】
<建築集>
竹尾建築事務所(大分県大分市)
<建築最新事情>高齢者施設特集
皿山有料老人ホーム このは:大建設計/複合型特別養護老人ホーム ひびきの虹色館:BM設計/介護老人保健施設 青洲の里:メイ建築研究所/特別養護老人ホーム 博仁荘:三省設計事務所/グループホーム 清流:一級建築士事務所 黄木設計室/小規模多機能型居宅介護施設 おきなわ長寿苑:アトリエ・門口/ケアリゾート つむさの森:美音Space Design/介護付き有料老人ホーム天久ヒルトップ おきなわ・なは:名工企画設計
特集
新国立競技場案を考える その2 005

新国立競技場案は、デザイン競技時からすると、コストおよび維持管理などを考慮して、施設規模が縮小されたものの、今なお、見直しの声が出ている。新国立競技場の建設を反対するには根拠が必要だ。現在の国立競技場の使われ方を十分精査した上で、多目的に使えるスタジアムのあり方を探る必要があるのではないだろうか。

「新国立競技場案を考える その2」より

■市民の立場から巨大施設はNO!
市民こそがユーザークライアントである
現国立競技場を改修し、「リユース、リデュース、リサイクル」をアピールして|森まゆみ 006
■建築エコノミストの指摘
現国立競技場を改修すれば、国土強靱化政策につながる|森山高至 009
■ファシリティマネジメントの視点
後世に負の遺産を与えてはならない
新国立競技場は50年先を見越したプランになっているのか|沖塩荘一郎 012
■政治家からの異議申し立て
サブトラックを常設しないのであれば、日産スタジアムをメインスタジアムに|河野太郎 014
■スポーツ観戦者、研究者の提案
新国立競技場についての議論は、「実証的」で「科学的」なのか|中西正紀 016
■建築史家からの問題提起
「ヘリテッジ」としての国立競技場に評価を。さもなくばオリンピックの返上を|西澤泰彦 020

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [14] プロデューサーという醍醐味―水野一郎 003

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [24] セーヌ川とサンマルタン運河―中野恒明 032
前川國男の求めたもの [23] コンペ案に見る建築思想の変化―松隈洋 036
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [14] 「トンネラー」の原動力 目標思考力、―延藤安弘 040

【建築と政治】
建築界も財政健全化に貢献すべきである―江原幸壱 042

【地域の話題】
九 州=日向市新庁舎最優秀は内藤廣氏、長崎市公会堂の存廃問題その2、
「施設からまちへ」障がい者の自立、<福岡>九州大学六本松キャンパス跡地のその後 026
東日本=<新潟>幅員66mの道路が地域を分断する 030
中 部=<名古屋>愛知の「ものづくり精神」から生まれる情熱的な建築「農業*建築」 031

【実務】
反電磁波講座 [99] 「過敏症でも安全に飛行機を利用したい」―加藤やすこ 023
古川保の伝統構法万歳! [62] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その6 024

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [61] 「四川大地震の記憶を伝えるミュージアム」 035
まちの胃袋 [26] 「ひらのやのえびおろし 愛知県長久手市」 山崎亮 050
Information 002

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります。

【東日本版建築集】
<建築集>オクテムデザイン(東京都渋谷区) 鈴木設計企画(新潟県新潟市)

【中部版建築集】
<建築集>エムエスデザイン設計一級建築士事務所(浜松市浜北区) 川島建築事務所(名古屋市名東区)
Meet’s設計工房(岐阜県各務原市)

【西日本版建築集】
<建築最新事情 和歌山編>
エテルノ建築設計事務所(和歌山市) スタジオ・パートスリー(和歌山県御坊市)
和新・設計事務所(和歌山県御坊市) 岡本設計(和歌山市) 日和設計(和歌山市)

【九州版建築集】
<建築集>田島正陽建築事務所(福岡市中央区)
特集
新国立競技場案を考える その1 005

槇文彦氏が新国立競技場案について、『JIA MAGAZINE』ほか一般メディアにおいて、異議を申し立てた。槇氏が投げかけたこれらの問題が、新聞、テレビでも頻繁に取り上げられた影響もあって、一般市民からも案の見直しを求める声があがっている。2020年の東京オリンピック開催までには、時間は十分ある。誰が正しいとか、誰が悪いかを問題にしているのではない。この問題に一般市民も関心があるとすれば、何が問題であるかを探り、案を検討していく必要があろう。
「新国立競技場案を考える その1」より

■建築家・都市計画家からの問題提起
専門家の立場から、市民目線で、国立競技場案の問題点を発信|大野秀敏 006
■建築団体からのアクション1
オリンピック以後の使われ方も含め専門家・市民による第三者機関の設立を|上浪寛 010
■建築団体からのアクション2
建築団体は改善に向けて粘り強く議論を|三井所清典 011
■設計事務所に聞きました!
「新国立競技場案をどう見るか」 012
■思想家からの問題提起
インパクトある巨大施設は日本に要らない。コンペは一から見直して|中沢新一 014
■コンペの批判に思う
それでも日本人は「五輪」を選んだ|鈴木博之 017

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [13] 建築構法の飽くなき探求―内田祥哉 003

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [23] ケルン、デュッセルドルフ―中野恒明 032
前川國男の求めたもの [22] 建国記念館コンペという転換点―松隈洋 036
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [13] 面白がるセンス、ユーモアある態度―延藤安弘 042

【建築と政治】
公共施設における民主的手法の確立を求める―江原幸壱 044

【地域の話題】
東日本=伊東豊雄が語る「震災以降のまちと建築」
【富山】防災計画にも有効な植物データを無償配信中 024
中 部=コンペ「未来の風景をつくる」③疑問にこたえて、紙コップを使った「建築教室」8年目 026
九 州=路地を再生 温泉資源生かした街づくり、阿久根市民交流センタープロポ最優秀は
古谷誠章氏、長崎市公会堂をめぐって保存か取り壊しの議論再燃 028

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [61] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その5 022
反電磁波講座 [98] 「健康を守るフランスの電磁波対策」―加藤やすこ 031

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [60] 「沖縄のダークツーリズム」 035
まちの胃袋 [25] 「宝龍亭のスープ餃子 長崎県長崎市」 山崎亮 046
Information 002

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります。

【東日本版建築集】
<建築集>
山下設計北海道支社(北海道札幌市) 平吹設計事務所(山形県山形市)
堤建築設計事務所(新潟県新潟市)  イクス・アーク都市設計(東京都新宿区)
第一設計(長野県長野市)
<建築最新事情>
いづテラスアネックス:古田真三建築設計(東京都港区)

【中部版建築集】047
<建築集>
加藤設計(名古屋市東区) 中建設計(名古屋市中区)

【西日本版建築集】
<建築最新事情広島編>
あい設計:安芸高田市葬斎場「あじさい聖苑」
NSP設計:府中市立国府小学校 元廣建築設計事務所:サービス付き高齢者住宅 あけぼの
<建築集>
環境計画建築研究所(島根県松江市)

【九州版建築集】
<建築最新事情>
国建 (沖縄県那覇市)
<建築集>
環・設計工房(福岡市南区)
エム・オー大西和幸建築事務所(福岡市西区)
特集
子どもの居場所をつくる 005

子どものいる共働き世帯では、子どもを安心して預けられる保育所、学童保育、児童館の利用を望んでいるが、厚生労働省の発表(2012年10月)によれば、保育所入所待機児童数は約4万6千人、学童保育入所待機児童数は、全国学童保育連絡協議会によれば低学年だけでも40万人いると報告されている。この違いは、学童保育が量、質ともに国の制度化が不十分であるためだ。2012年8月に成立した「子ども・子育て関連法」によって、2014年4月から児童館への国の補助金が打ち切られることになり、現場や保護者から不安の声があがっている。学校でも家庭でもない「子どもの居場所」について考えたい。
「子どもの居場所をつくる」より

■全国学童保育連絡協議会の提案
学童保育を「生活の場」とするためには|真田 祐 006
■建築の視点から学童保育の施設整備を提案
子どもたちが安心して遊べるように、静的・動的な空間を分離して|定行まり子 009
■子ども主体の豊かな遊び場づくりを実現するには
子どもにとって自由に遊べることって大事だよね|梶木典子 012
■子どもの居場所はどこで確保する
国立児童館「こどもの城」は閉館、全国の児童館は補助金廃止 014
■中・高校生のための児童館「ゆう杉並」
バンド活動、スポーツ、演劇など児童館は中・高生の自主運営 016
■児童館の学校施設併設は適切か
区内の全施設を見直し、児童館の機能は存続|山本あけみ 018
学校とは異なる「子どもたちの居場所」の安心感|田中満智子 018

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [12] 建築が宿すコスモロジー―中村享一 003

【Close Line】
東日本大震災に鑑みて建築の原点に立ち返る―吉野博|日本建築学会長 020

【批評】
建築保存のポリエードル [24] 最終回 修道院の保存・活用―笠原一人 022
関西建築・新世代 [8] ドットアーキテクツ 後編 柔らかさと強靭さを持ち、地域で生まれる建築―倉方俊輔 036
都市計画は誰のためにあるか [22] ユトレヒトのアウデグラフト・オランダ―中野恒明 042
前川國男の求めたもの [21] 戦争へと向かう時代の下で―松隈洋 046
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [12] 色や香りのある音楽は、人と人の間を育む―延藤安弘 050

【建築と政治】
次世代を担う人のために、今やるべき建築の課題―江原幸壱 052

【地域の話題】
東日本=「萩市民館」など、DOCOMOMO Japan14件を新たに選定
【吉祥寺】ハモニカ横丁の不思議空間 028
中 部=セミナー「帰宅困難者対策とこれからの都市防災」、「まちかどギャラリーmoku」オープン、
【名古屋】「金山ピロティ住宅」を見学、名古屋の建築文化向上に寄与、「NSK」 030
西日本=【高知】高知建築文化賞、一次審査を公開に、【鳥取】鳥取市庁舎整備問題 034
九 州=高野病院設計プロポ、福岡市「警固公園」リニューアルから1年、
【福岡】高齢者が集う「年金通り」、【沖縄】那覇市民会館と長崎市公会堂の保存問題 038
【実務】
古川保の伝統構法万歳! [60] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その4 024
反電磁波講座 [97] 「ブラジャーに携帯電話を入れ乳がんに」―加藤やすこ 026
森のある暮らし [12] 最終回 「自邸は自作、仕事も育児も夫婦で分担」―辻垣正彦 027

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [59] 「萬代基介による展示インスタレーション」 045
まちの胃袋 [24] 「酒場の魚市場 キャロル 山形県新庄市」 山崎亮 054
Information 002

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります。

【東日本版建築集】
<建築最新事情>本編連動企画 こども施設特集:東日本版
千都建築設計事務所(千葉県千葉市)/横須賀満夫建築設計事務所(茨城県水戸市)/
アースワーク一級建築士事務所(長野県長野市)/INA新建築研究所(東京都文京区)/
伊藤建築設計事務所(長野県松本市)/建築計画研究所 都市梱包工房(東京都渋谷区)/
桂 設計(宮城県仙台市)/白鳥・アソシエイツ(宮城県仙台市)/中村勉総合計画事務所(東京都港区)/
本間利雄設計事務所+地域環境計画研究室(山形県山形市)/松下設計(埼玉県さいたま市)/
榎本建築設計事務所(千葉県千葉市)/盛総合設計(宮城県仙台市)/日総建(東京都渋谷区)/
山下設計(東京都中央区)/渡辺治建築都市設計事務所(神奈川県川崎市)/
アトリエ慶野正司(栃木県小山市)/関・空間設計(宮城県仙台市)/松田平田設計(東京都港区)/
山形一級建築士事務所(山梨県甲府市)
<建築集>
菅野宏史建築設計事務所(宮城県仙台市) S.U建築設計(新潟県新潟市) 奥野設計(東京都中野区)

【中部版建築集】
<建築最新事情>本編連動企画 こども施設特集:東海北陸版
気賀幼稚園:エムエスデザイン設計一級建築士事務所、むさしの幼稚園:宮里龍治アトリエ、
糸貫西幼児園:岬建築事務所、風の子保育園:針谷建築事務所、麻機保育園:田中忠雄建築設計事務所、
矢田つぼみ保育園:大久手計画工房、あおぞら保育園:藤川原設計、笠間保育園:アール・アイ・エー名古屋支社、
どんぐり保育園:Y’s建築設計事務所、若葉保育園:アスカ総合設計、粟田部保育園:キトー建築事務所、
南伊豆認定こども園:高橋茂弥建築設計事務所、きっずはうす めいよう:山下設計中部支社
<建築集>
梓設計名古屋事務所(名古屋市中村区) 西井都市建築設計事務所(名古屋市中区)
福永建築事務所(岐阜県大垣市)

【西日本版建築集】
<建築最新事情>本編連動企画 こども施設特集:西日本版
太平寺幼稚園:伊藤設計室、香住幼稚園・香住区放課後児童クラブ:浦野設計、播磨西幼稚園:小田設計事務所、
くすのき幼稚園:綜企画設計、子ロバ保育園:浅野建築設計事務所、ひらりす保育園:カーサ設計、
善照マイトレーヤ保育園:貴志環境企画室、きたの旭ケ丘学園:黒河建築設計、
なのはな保育園:ちびっこ計画大塚謙太郎一級建築士事務所、つきかげ保育園:ディ・オー、
藤保育園:中尾綜合建築設計事務所、なごみ保育園:福本設計、豊中あけぼの保育園:無有建築工房、
くすのき認定こども園:エーアンドシー設計、認定こども園エンゼル:プランテック総合計画事務所、
江原認定こども園:平島弘之+TEAM28、認定こども園きりん保育園:森永建築設計事務所、
認定鳳こども園:山田綜合設計
<建築集>
キューブ(神戸市中央区)

【九州版建築集】
<建築最新事情>慈光 第一保育園:ライト設計 南部保育園 増築工事 お日さまホール:団 建築事務所
二島保育所:小川建築設計事務所
特集
空き家を街の社会資産へ生かそう 005
家余りの時代を迎え、全国各地で空き家問題が浮上している。少子・高齢社会となり、世帯数は2015年頃をピークに、その後は減少することが予想され、空き家のさらなる増加が懸念されている。 空き家対策は、概ね「利活用」あるいは「処分」に分かれるだろう。今後、空き家に関する国・自治体の施策づくり、空き家の供給側と需要側を結ぶ窓口の設置や市場性の確保などが急がれるが、本特集では、空き家の利活用に取り組む各地のさまざまな事例を紹介したい。

「空き家を街の社会資産へ生かそう」より

■空き家を高齢者・障害者のための居住空間へ
建築と福祉の関連法規を見直し、空き家の福祉転用を|松田雄二 006
店舗付き共同住宅を重度身体障害者グループホームに転用|大須賀裕子
■伊勢河崎流 空き家・空き蔵再生術
地域資源の空き蔵に着目したまちづくり|高橋 徹  008
■香川式 空き家再生術
暗中模索しながら、空き家の需要掘り起こす|小西 勇 009
■尾道式 空き家再生術
お金をかけず、無理しない イベント的に楽しめるプログラムを多数用意|豊田雅子 010
■ニュータウンの空き室再生術
学生のアイデアで団地再生  「特区」的扱いも必要|村上 心 013
■空き家となった古民家再生
古民家再生が、日本の里山も保全する|安藤邦廣  014

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [11] 居場所を設計する―鮎川 透 003

【批評】
建築保存のポリエードル [23] テンポラリー・ユース―笠原一人 020
関西建築・新世代 [6] ドットアーキテクツ 前編 地域が自走する状況をデザインする―倉方俊輔 032
都市計画は誰のためにあるか [21] サンアントニオ・パセオ・デル・リオの例―中野恒明 040
前川國男の求めたもの [20] オリンピック東京大会が遺したもの―松隈洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [11] 友愛の分かち合いは世界を変える―延藤安弘 048

【建築と政治】
超超高齢時代の国土計画と住宅政策―江原幸壱 050

【地域の話題】
東日本=長野県木島平村役場・村民会館設計プロポ最優秀者はシーラカンスアンドアソシエイツ、
【福島】建築家が「福島ユナイテッドFC」の代表に 026
中 部=コンペ「未来の風景をつくる」②、手づくりソーラーパネル推進、
建て主とのトラブル回避術 028
西日本=【鳥取】鳥取市庁舎問題、住民投票結果の否定は日本初! 
【今治】今治市公会堂 耐震改修工事完了 030
九 州=くまもとアートポリスの選考結果を検証する その1 天草新庁舎、
熊本市の建築“破壊”行政を検証する その2、【鹿児島】ヒキモン再考 034

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [59] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その3 022
反電磁波講座 [96] 「無線通信のエネルギー消費は有線の10倍」―加藤やすこ 024
森のある暮らし [11] 「日本の森林が荒廃しても、外材を使いますか」―辻垣正彦 025

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [58] 「強靭な次世代建築家を生む辛口でハードな議論」 043
まちの胃袋 [23] 「issinのカツサンド 鹿児島県鹿児島市」 山崎亮 052
Information 002

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります

【東日本版建築集】
<建築最新事情>梶建築設計事務所(東京都千代田区)
<建築集>ドーコン 建築都市部(北海道札幌市) sum design(神奈川県川崎市)

【中部版建築集】
<建築最新事情>岐阜県立恵那高等学校・神戸町立神戸小学校/デザインボックス(岐阜県岐阜市)

【西日本版建築集】
<建築集>宮本設計(兵庫県宝塚市) クレアール建築デザイン(大阪市西区)
溜谷設計(奈良県天理市) TAKUMI建築設計室(奈良県橿原市)
柳川賢次建築設計事務所(兵庫県西宮市) 庄司洋建築設計事務所(兵庫県西宮市)

【九州版建築集】
<建築集>アルフデザイン(佐賀県佐賀市) 岩根英紀建築設計事務所(福岡市中央区)
特集
求められる病院建築の「長寿命化」 005
医療制度をはじめ社会構造の急激な変化、地球環境への対応、さらに日本全体が厳しい財源となり、病院への公的負担が減り、病院建築の可変性、長寿命化が求められている。中でも地域医療を支える自治体病院の経営破綻は深刻だ。全国どこででも質の高い医療が受けられるためには、適切な病院建築の計画および維持管理を行うことが、安全な医療の現場をつくり、地域医療の保障につながる大事なファクターとなる。

『求められる病院建築の「長寿命化」』より

■病院建築計画の立場から
病院施設は高齢化・重症化対応に目を向けて|筧 淳夫 006
■病院建築に強い大手組織事務所に聞く 山下設計
病院側とのヒアリングは十分な時間をかけて|藤田 衛・宮本一平 008
■病院建築に強い大手組織事務所に聞く 久米設計
LCB(生活継続建築)を取り入れた病院建築の設計力|永冨 誠・柳 雅夫・佐藤基一 011
■日本医療福祉設備協会の取り組み
ホスピタルエンジニア認定制度をつくった理由|小野哲章 014
■事例 聖路加国際メディカルセンター
病院施設を万全にするため、施設課スタッフも毎日当直にあたって|小室克夫 015
■くまもとアートポリス民間プロジェクト「高野病院公募型プロポーザル」
応募条件とは異なる4階建ての病院を提案|柳澤 潤 016
■自治体病院協議会
自治体病院は地方医療を支える砦 国は本気でバックアップを|邉見公雄 018

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [10] 手技を失わない建築の粋―竹原義二 003

【批評】
建築保存のポリエードル [22] 立体交差―笠原一人 020
関西建築新世代 [6] アルファヴィル 後編 「斜め」が生み出す生きた都市―倉方俊輔 034
都市計画は誰のためにあるか [20] 河川・運河空間の再生1 広島・柳川の例―中野恒明 040
前川國男の求めたもの [19] 幻のオリンピック東京大会会場計画 【下】―松隈洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [10] 生命の漲る人とまちを育む―延藤安弘 048

【建築と政治】
東京オリンピック開催で期待される減災対策―江原幸壱 050

【地域の話題】
東日本=プロポ「日野公園墓地納骨堂」最優秀にコンテンポラリーズ、
「西新宿五丁目中央北地区」再開発事業、ホテルサンレバー那須「ふくろうの森」設計は藤井設計室 026
中 部=コンペ「未来の風景をつくる」、「名古屋渋ビル手帖」発刊、豊田市美術館に中村竜治さん出品、
第1回JIA東海住宅建築賞2013、【名古屋】「歴史のまちに巨大結婚式場」に関連して② 028
西日本=【京都】京都府立鴨沂高校を壊さないで【高知】土佐の手づくりユートピア 032
九 州=大分市「車から人」優先のプロジェクトその2、国東新庁舎プロポーザル、
【福岡】街の面を形成する「連合艦隊」天神地区の広がり【沖縄】那覇市民会館の動向 036

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [58] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その2 022
反電磁波講座 [95] 「アメリカのスマートメーター訴訟」―加藤やすこ 024
森のある暮らし [10] 「風が家中を通り抜け、夏でも毛布をかぶって睡眠」―辻垣正彦 025

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [57] 「ネットワーク状に連続し、アイデンティティ与えるロゴ」 043
まちの胃袋 [22] 「チャオのエスプレッソ 山形県山形市」 山崎亮 052
Information 002

【東日本建築集】
<建築最新事情>本編連動企画病院建築特集・東日本版
山都町包括医療センターそよう病院:梓設計、あずまリハビリテーション病院:岡田新一設計事務所、
岩倉病院:奥野設計、長野県立 こころの医療センター駒ヶ根:共同建築設計事務所、
イムス三芳総合病院:現代建築研究所、熊本詫間台リハビリテーション病院:佐藤総合計画、
伊東市民病院:大建設計、社会保険相模野病院:田中建築事務所、別府野口病院:日建設計、
足助病院:日本設計、社会保険山梨病院:松田平田設計、長野中央病院:みんなの建築設計社、
牧港中央病院:メドックス、川崎幸病院:山下設計、那須赤十字病院:横河建築設計事務所

伊藤喜三郎建築研究所(東京都豊島区)香山壽夫建築研究所(東京都文京区)
内藤建築事務所(東京都中央区)

<建築集>PAO設計(東京都大田区)

【中部建築集】
<建築最新事情>本編連動企画 病院建築特集・中部版
足助病院:日本設計、総合病院
南生協病院:日建設計、あずまリハビリテーション病院:岡田新一設計事務所、
南ひだせせらぎ病院:岬建築事務所、医療法人社団 金沢先進医学センター:大屋設計

<建築集>MAC建築研究所(石川県金沢市)

【西日本建築集】
<建築最新事情>本編連動企画・病院建築特集・西日本版
野江病院:梓設計、大手町リハビリテーション病院:京都建築事務所、
渡辺病院:建築工学研究所、東近江総合医療センター:大建設計、
西宮敬愛会病院:日建設計、海南医療センター:日本設計、
倉敷スイートタウン:山下設計、田岡病院:山田綜合設計、はりま病院:ゆう建築設計

【九州建築集】
<建築最新事情>本編連動企画・病院建築特集・九州版
熊本託麻台 リハビリテーション病院:佐藤総合計画、 香川労災病
院救急棟:東畑建築事務所、 別府 野口病院:日建設計、
みどりの杜 病院: メイ建築研究所、大分県厚生 連鶴見病院: 山下設計
特集
農地ある都市デザインをつくれ 005

安倍首相が交渉参加を表明したTPP(環太平洋経済連携協定)は、一体誰が得をするのだろうか。2012年度の日本の食料自給率(カロリーベース)は39%を示し、他の先進国と比べて自給率の低さが顕著だが、TPPに参加すれば、国内農業は大打撃を受け、食料自給率のさらなる低下は確実だ。一方、第一次産業人口の減少に伴い、農地面積が減少し、日本の風土が失われている。食の安全はもっとも身近な環境問題だ。安全な農地を都市計画としてデザインとして社会システムを構築していくことも必要ではないだろうか。

「農地ある都市デザインをつくれ」より

■つくば市中根・金田台地区まちづくり
緑地、農地に挟まれた100坪の住宅地、世界に誇れる新田園都市を|藤本昌也 006
■都市=森林=農地、ミレニアムシティ
お金に縛られない農的な暮らしのある都市コミュニティ|井口浩 010
■飯館村災害後方支援チーム「分村移住」を提案
飯館村で築いてきた“までい”な暮らしを他の土地で再現|糸長浩司 014

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [9] 大自然に建つ唯一無二の建築―倉本龍彦 003

【批評】
建築保存のポリエードル [21] 白化―笠原一人 018
関西建築新世代 [5] アルファヴィル 前編 暮らしと街を接続する自律的な形態―倉方俊輔 036
都市計画は誰のためにあるか [19] ウォーターフロントの再生8 小樽・函館・門司港3―中野恒明 042
前川國男の求めたもの [18] 幻のオリンピック東京大会会場計画 【上】―松隈洋 046
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [9] 子どもの視点からのダイアローグ的想像力―延藤安弘 050

【建築と政治】
「通信の秘密」はどこまで守られているか?―江原幸壱 052

【地域の話題】
東日本=児童館の先駆けとなった国立総合児童センター「こどもの城」存続を、
【大里】構響楽、北海道大学・森研究室、安房麦酒 ほか 024
中 部=気仙沼大島に多目的ホール、「水上ビル」中心にアートイベント「sebone」、
オーストラリア記念館が存続の危機、【名古屋】建築文化を議論する起爆剤 030
西日本=【京都】京都市、歴史的建物を建築基準法適用外に
【広島】3団体が包括協定、連携協力へ 034
九 州=大分市「車から人」優先プロジェクト、熊本市の建築“破壊”行政検証
【鹿児島】鹿児島市中央公民館リニューアル 【佐賀】「わいわい!! コンテナ」プロジェクト 038

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [57] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その1 020
反電磁波講座 [94] 「イスラエル最高裁がEHSの調査を命じる」―加藤やすこ 022
森のある暮らし [9] 「建築は自然素材でつくり受容性を持て」―辻垣正彦 023

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [56] 「歴史のイメージと記憶」 045
まちの胃袋 [21] 「おふくろ庵の漬物バイキング 愛知県東海市」 山崎亮 054
Information 002

【東日本作品集】
<建築最新事情>楠山設計(東京都千代田区)
<建築集>二本柳慶一建築研究所(北海道函館市) ワシヅ設計(新潟県長岡市)
田井勝馬建築設計工房(神奈川県横浜市) 大誠建築設計事務所(東京都中野区)
宮田建築事務所(東京都港区)

【中部作品集】
<建築集>翔デザイン建築事務所(静岡市駿河区)

【西日本作品集】
<建築集>アクアテックジャパン(大阪市中央区) 橋本健二建築設計事務所(大阪府茨木市)
ATELIER A+A(愛媛県伊予市) 一級建築士事務所スタジオヴォイド(神戸市東灘区)

【九州作品集】
<建築集>志賀設計(福岡市城南区)
特集
土壁の伝統構法が示す省エネ力 007
国土交通省、経済産業省の告示にて、2013年10月1日から住宅における省エネ基準が改正され、2020年を目途にすべての新築建築物に対して、改正省エネ基準の適合義務化としている。改正省エネ基準では、省エネ手法の採用例として、外皮の断熱化があげられ、本特集で取り上げる「土壁」は厳しい条件に置かれているが、土壁が夏は涼しく、冬は暖かい室内環境をもたらしていることが分かる。高気密の住宅をつくり、高効率機器の設備を採用しなくても、自然素材を使った土壁の住宅づくりに注目してもらいたい。

 「土壁の伝統構法が示す省エネ力」より

■密度高い内外真壁づくり
室内温熱環境の計測が教える伝統構法の高い性能|高橋昌巳 008
■外断熱を+した伝統構法の進化系
「閉じた家」ではなく、「開かれた家」を。改正省エネ法に時間軸の評価を入れて|山田貴宏 012

【Close Line】
日本は「水素エネルギー」でイニシアティブをとれ―金田武司 016

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [8] チャンプルーの寛容と美意識―国場幸房 003

【批評】
建築保存のポリエードル [20] 修復―笠原一人 020
〈最終回〉透けた明るさ [20] 「名作住宅の構造デザイン」 池辺陽 ナンバーシリーズの射程―小野暁彦 022
関西建築新世代 [4] 垣内光司 後編 フィクションとノンフィクションを行き来する建築―倉方俊輔 040
都市計画は誰のためにあるか [18] ウォーターフロントの再生7 小樽・函館・門司港―中野恒明 046
前川國男の求めたもの [17] パリ万博日本館をめぐって 【下】―松隈洋  050
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [8] 子どものつぶやきは未来の物語りのはじまり―延藤安弘 054

【建築と政治】
震災復興の達成度によって、日本建築学会新会長の真価が問われる―江原幸壱 056

【地域の話題】
東日本=被災した歴史的建造物の調査・支援活動、第2回吉阪隆正賞に坂口恭平氏ほか、
東大・川添研究室、なんてんカフェ、ほか 028
中 部=「あいちトリエンナーレ2013」、すまいの建築家展vol.1、「トランジットスタジオ」オープン
【沼津】建築士はまちのファシリテーターに 034
西日本=【大阪】大大阪時代の元精華小学校校舎の魅力、
【高知】高知こどもの図書館付属ギャラリー「あとりえほん」 038
九 州=くまもとアートポリス新テーマへ移行宣言、仮設住宅シンポジウム
【福岡】2周年の「博多シティ」、【沖縄】ストック時代への挑戦 042

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [56] 「民家再生は伝統構法を学習してから」 024
反電磁波講座 [93] 「電磁波の影響に注目する研究者たち」―加藤やすこ 026
森のある暮らし [8] 「建築・住まいづくりは、環境、貧困、戦争にリンクする」―辻垣正彦・河合孝 027

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [55] 「静岡のふじのくに→←せかい演劇祭2013」 049
まちの胃袋 [20] 「板鼻館のタルタルソースカツ丼 群馬県安中市」 山崎亮 058
Information 002

【東日本作品集】
<建築集>鈴木弘人設計事務所(宮城県仙台市) エスデー建築研究所(新潟県新潟市・上越市)
髙水一臣建築事務所(東京都武蔵野市) コア建築設計工房(神奈川県横浜市) ARI設計(宮城県仙台市)

【中部作品集】
<建築集>INA新建築研究所名古屋支店/大阪支店 上野建築研究所(三重県伊賀市)
創建築事務所(富山県高岡市)

【西日本作品集】
<建築集>INA新建築研究所大阪支店/名古屋支店 アトリエバウ建築設計事務所(愛媛県松山市)
特集
子どもの安全地帯を守れ―障がい児、被虐待児、遺児・孤児の居住権

2010年度の児童虐待の相談は約55,000件。とくに都心部においては、児童養護施設の不足が言われているが、児童養護施設をはじめとする児童福祉施設の7割以上が20人以上の大舎制であり、日常生活は個別性より集団性が優先され、居住環境は家庭的な雰囲気から遠く離れている。高齢者福祉施設では小規模型、さらには地域分散型へと家庭的で街ぐるみのケア環境が進むように、障がい児、被虐待児、孤児・遺児たちが幸せで快適に過ごせられる居住環境を、社会全体でつくっていこうではないか。

「子どもの安全地帯を守れ―障がい児、被虐待児、遺児・孤児の居住権」より

■未成年の障がい児の養育
普通の暮らしで、ハンディある子どもを育てていくこと|福祉型障がい児入所施設「槇の木学園」 008
■就労継続支援施設B型
地域に開かれたカフェを実現、ホール、グラウンドも整備|active cafehouse 風の子スクエア 011
■被虐待児、発達障がい児の養育
空き民家を生かして少人数のグループホームを実現|児童養護施設 二葉学園 012
■就学前の知的発達障がい児の療育
ハンディある子どもとお母さんをサポート|NPO法人葛飾幼児グループ 014
■交通事故・病気・災害による遺児・孤児の支援
遺児・孤児が成人するまで、心のケアに寄り添って|あしながレインボーハウス 017

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [7] 地域材でつくる建築の無限―和田耕一 003

【批評】
建築保存のポリエードル [19] 復元―笠原一人 020
透けた明るさ [19] 「名作住宅の構造デザイン」 池辺陽 ナンバーシリーズの射程―小野暁彦 022
都市計画は誰のためにあるか [17] ウォーターフロントの再生6 小樽・函館・門司港―中野恒明 046
前川國男の求めたもの [16] パリ万博日本館をめぐって 【上】―松隈洋  050
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [7] 歌うように自由に「まちの魂」を表現する―延藤安弘 054

【建築と政治】
現場発想の建築行政は可能か―江原幸壱 056

【地域の話題】
東日本=木格子で伊香保温泉街並み集景、工学院大・国産材の木造スポーツ施設、
法政大学高村研、AASTUDIO、55/58年館保存など 028
中 部=「文化のみち」に巨大結婚式場、建築サークルTYACC、
【名古屋】名城大学生、国産材の住まい「エンガワ暮らし」設計 034
西日本=【高知】土佐山田の舎、【京都】建築事務所がワッフル?、
倉方俊輔の関西建築新世代【3】垣内光司 前編 038
九 州=久留米市総合都市プラザ計画再検証その2、日南市プロポ
【佐賀】佐賀ん町屋ば甦らす会、【鹿児島】内之浦宇宙観測所  042

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [55] 「誰のための木材利用ポイント410億円」 024
反電磁波講座 [92] 「医療でも増え続ける無線通信の利用」―加藤やすこ 026
森のある暮らし [7] 「地場材による建築をつくれ。中でも間伐材の利用を」―辻垣正彦 027

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [54] あいちトリエンナーレ作品第一弾の登場 049
まちの胃袋 [19] 「はっさく大福 広島県尾道市因島」 山崎亮 058
Information 002

【東日本建築集】
<建築集>
長建設計事務所(新潟県長岡市) アトリエTARO(北海道札幌市) 横松建築設計事務所(栃木県宇都宮市)
青山設計(東京都中央区)

【中部建築集】
<建築集>
アール・アイ・エー名古屋支社(名古屋市中村区) 川窪設計工房(愛知県岡崎市)
ナショナル・アーバン・デザイン(名古屋市東区) 服部多賢士・設計室(岐阜県岐阜市)

【西日本建築集】
<建築集>
堂計画室(鳥取県倉吉市)

【九州建築集】
<建築集>
森崎建築設計事務所(北九州市八幡西区)
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