月刊Gift PREMIUM 発売日・バックナンバー

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~~今月の表紙~~

ギフト市場のニーズを見据えて
2015年版カタログを発表
株式会社ハリカ

 贈り物専門商社として50年以上の実績を誇る株式会社ハリカは、2015年版の定番カタログ8種類を発行した。トータルギフト、香典返し・法事法要用、ブライダル引出物・内祝い用と、あらゆるニーズに応えるラインアップとなっている。
ギフト市場の現況を見据える
 「ギフト市場はどうなっていくのか?」という言葉を耳にする。冠婚葬祭市場は年々縮小の傾向にあると言われてからも久しい。
 実際に、ジミ婚や家族葬などイベントによっては件数の問題以外の減少要因もあるのが現実だ。そのような市場状況の中で、昨年四月からの消費増税は、ギフト市場においても、残念ながら、予算低下の一因になったようだ。
贈り物に込める想い
 実際に消費者はギフトを贈らなくなったのか?
 いや、決してそんなことはない。
 ギフトショップの店頭においても、お返しものを真剣に選ぶお客様の姿は変わらない。
 ホテルのギフトサロンで、引出物は何が良いか話し合っているカップルをよく見かける。
 実際に日本人の生活の中に「礼儀」はしっかりと根付いている。日本人の「おもてなしの心」が注目されている。「心を込めた贈り物」は、これからも確実に継承されていく。
ギフト市場のこれからを展望する
 従来のギフト商品、ギフトカタログにお客様は満足されているのだろうか?
 インターネットの普及により、情報の伝達速度は飛躍的に高まった。その結果、消費者は商品情報に敏感になっている。それは、ギフトについても例外ではない。様々なシーンで、お客様は「自分らしいギフト」を求めている。
 市場のニーズに応えるべく、ハリカの2015年版カタログは、お客様が見やすく、選びやすい、印刷媒体としての基本に戻った編集が特徴となっている。

株式会社ハリカ
〒173-8512
東京都板橋区板橋1-47-5
TEL 03-3962-2111(大代表)
URL http://www.harika.co.jp


~~今月の目次~~

●新春企画:特集 2015年新春ギフト問屋社長インタビュー
 新たなる業界環境に対処しつつ経営戦略の実現に向けて対応を迫られる年

・アピデ㈱ 中村健輔社長
 ギフトの神髄は物に心やメッセージを込めてやりとりすること

・㈱三喜 三谷欣司社長
 変化する時代に合わせた情報収集をしつつ、社員一丸となって行動力を示す

・㈱Gホールディングス 南川一郎社長
 ギフト総合卸を卒業し、ギフトキュレーション企業へと進化

・東栄産業㈱ 高田秀寿社長
 人間力を上げて付加価値の高いビジネスに転換できるかが勝負

・リンベル㈱ 東海林秀典社長
 一級グルメの開発と一流のコトギフトを強化し、高品質・高価格帯へのニーズに応える

・㈱ロワール 梶村正也社長
 親切・丁寧・便利な接客を旨に、ギフトの原点に立ち還った商品開発とカタログ制作

●2015年を迎えて 年頭所感

・芳賀久枝(㈱ぎふと社長、㈱ビジネスガイド社会長、月刊ぎふと主幹)

・芳賀信享(㈱ビジネスガイド社代表取締役社長)

・各業界の方々

●販促                
・『ネットに勝つ リアル店舗で売るための戦略〜価格競争から顧客中心の店舗運営へ〜』
 PIショーテーマによる継続企画 専門家に聞く!
“価格競争”に勝つ顧客中心の店舗運営と顧客満足度の高い囲い込み戦略とは!

・「ネットに勝つ 価格競争にも打ち勝つための店舗戦略とは!?」
 CSN企画代表 富田眞司

・参考資料 O2Oサービスの利用状況

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●好評連載!

・ギフトECサイトの処方箋〜WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介〜
 第23回 動画を使ったネットショップの伸ばし方
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●協会・団体 
               
・日本小売業協会
 「グローバルリテイル&ITリーダーシップフォーラム2014『オムニチャネル・リテイリング』の時代」を盛大に開催
 2014年11月13日に東京・京王プラザホテルで

・一般社団法人全日本ギフト用品協会 成田国際空港で水引の制作体験 

・日本プロモーショナル・マーケティング協会「贈賞式」
 パナソニック㈱が経産大臣賞を受賞 11月27日に東京會舘で開催

・全日本一般缶工業団体連合会
 缶容器の良さを伝える「ほわっと・カンカンコミュニティ」を発足
 業界オリジナルクッキー缶第3弾の缶デザイン案投票きゃんページ実施

●企業                   
・WAGEアーバンミーティング東京2014 開催
 サンエース㈱がアテンド

・国産棕櫚(しゅろ)たわしの愛用者が増え続ける
 高田耕造商店(海南市)

・動画がメッセージを伝えるブライダル向け
 プチギフト「DECOチョコムービーギフト」
 ㈱サカモトが㈱ワールドサービスと共同で販売

・データ                  
 「消費者が選ぶ2015年の有望商品ランキング」&「2015年に向けた消費トレンドのキーワード」はこれだ!

~~今月の特集~~

●特集 2015年新春ギフト問屋社長インタビュー

 恒例となった「新春ギフト問屋社長インタビュー」は、今年も東西の大手ギフト問屋の社長6人に昨年を振り返っての感想やビジネスの現状、そして今年の展望等をうかがった。
 今回、ギフト問屋の社長インタビューの中で、各社長が強調した内容の中で幾つかの共通した点がある。
 それは、まず昨年四月に行われた消費税率八%の実施による影響である。税率アップ以前、影響がどうなるか大きな関心事項とされたが、大半の見解は予想通りマイナス面での影響が大きかった、というものであった。
 それと、運賃や紙の値上がりによる影響も直撃した。これは問屋ビジネスの根本に影響するものであり、今年一年さらに影響が深刻化する可能性も大きい。
 一方で、インターネットのギフトビジネスへの影響はますます無視できないものとなっている。流通その他に対して少なからぬ影響を及ぼしている。しかし、だからと言ってこれは排除する性格のものではなく、どのように本業に取り込み、対応していくか、という部分での課題となってきている。
 ネットの台頭に関連するが、これまで基幹媒体であった総合カタログについての高コストもますます重荷となってきている。しかし、総合カタログには言わばギフト問屋における“存在証明”のような部分もあり、この問題に対する対応も今後の大きな課題となりそうだ。
 さらに大きな動きとしては、円安という問題もある。商品を海外、特に中国から調達する構造が定着していただけに、この問題は業界に及ぼす影響が大きい。
 具体的に、これがどのような動きとなって反映されているかというと、顕著な例としては、日本国内製品への転換という形となって表れている。
 当然、価格的には高いものとなるが、その分製品の品質は良く、デザインや信頼度も高い。ある意味で、今後の注目分野と言えそうだ。
 一方で、全日本ギフトカタログ連合会の組織改革が行われ、日本贈答文化協会との協力関係が強固になったことなどは今後、業界全体の動きとして期待してよさそうだ。

 なお、今回インタビューをさせていただいたのは、以下六社の各社社長である。弊社主幹の芳賀久枝が中心になってインタビューを行った。
*アピデ㈱
 中村健輔社長
*㈱三喜
 三谷欣司社長
*㈱Gホールディングス
 南川一郎社長
*東栄産業㈱
 高田秀寿社長
*リンベル㈱
 東海林秀典社長
*㈱ロワール
 梶村正也社長
          (五〇音順)
~~今月の表紙~~

『和偲 わさい』印鑑セット:季節感のある和柄を上品な色味で表現
谷川商事株式会社

 「和食」の世界無形文化遺産の登録や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を待つまでもなく、世界的に“和”のイメージや“和”のコンセプトを持った商品が注目されている。
 今回、その“和”のイメージを華麗に打ち出した新しい商品が谷川商事㈱によって開発された。
 同社ではこのたび、季節感のある和柄を上品な色味で表現した『和偲 わさい』印鑑セットと『和偲 わさい』印鑑ケースの発売を開始した。
 『和偲 わさい』印鑑セット及び『和偲 わさい』印鑑ケースは、「シルバー 紫陽花」、「ピンク 桜」、「ブルー 金魚」、「ブラック 紅葉」の四種類。
 機能及び特長は、以下の通り。
 ①奥行きのある特殊印刷で、詳細かつ華麗なデザインとなっている。
 ②強度、精度に優れたダイキャスト枠を使用している。
 ③内張り付きで大切な印鑑を守る。朱肉付き。
 なお、印鑑は薩摩柘に塗装処理を施し、ケースと合わせた柄を印刷している。
 商品サイズは、銀行印にも最適な12×60㎜。印鑑のみのバラ売りはしていない。
 印鑑ケースは1000円+消費税。印鑑セットはオープン価格となっている。

 谷川商事株式会社
 〒409‐3294
 山梨県西八代郡市川三郷町岩間四三七
 電 話0556(32)3131
 FAX0556(32)3181
 http://www.taniever.co.jp


~~今月の目次~~

●販促 
                
・特集 人気販促品
 2014年に人気を博した、2015年に期待される販促品

・販促品の最新データを独自の調査で多面的に分析
 使用個数や価格から販促総予算の増減や今後の展望までわかる
 ~独自データから探る関東圏と関西圏の販促品事情~

・第50回PIショー秋2014「来場者アンケート」を分析する

・第52回大阪ギフト・ショー「販促品アンケート」を分析する

・注目される女性向け販促品の潮流 女性をターゲットに市場は活性化

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●連載

・注目の連載!
“Digital Gifting 2020”~ギフトマーケティング&情報化最前線~by 南川一郎
 第5回 体験型ギフトのルーツと未来形について

・好評連載!
 ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第22回 ネットショップの決済
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●歳暮 
                 
・2014年百貨店の歳暮商戦
 パーソナル感覚のこだわり商品の強化、高額の商品も目立つ!

・参考データ/お歳暮の購入場所トップは「デパート」、5 人に 1 人が「インターネット」を利用

●観光物産/地元ブランド 
                              
・東京都内のアンテナショップ最新情報
 物販と観光PRの拠点アンテナショップは地域特化型小売店。新たな魅力を備えた店に進化している!

・「とっとり・おかやま新橋館」9月28日オープン
 “最も遅い出店”を果たした岡山と大きく変身した鳥取が絶妙なコラボ

・石川県の新しいアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」10月8日オープン
 北陸新幹線金沢開業に向けアンテナショップを強化

・SPOT 全国で進む産業連携事業
 諏訪市「SUWA プレミアム」 SUWAiCCON×SHIKKI De SHUKI
 SUWA プレミアムコラボレーション企画展

●企業                   
・今治のオーガニックタオルの取り組み ㈱丸山タオルの場合
 「オーガニックコットン120%タオルneki」の次は「世界一のタオル」

●婚礼                     
・婚礼調査/引出物は「カタログ式ギフト」が最も多い

●キャラクター                 
・2014年度上半期の玩具販売動向

●通販                     
・通販協会「通販110番」報告書より

●周年記念                   
・2015年の「周年記念企業」
                  
●ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

●特集:人気販促品~2014年に人気を博した、2015年に期待される販促品

 企業の販促費が伸び悩んでいるといわれる昨今だが、今年はどういった商品が注目を集めたのだろうか。また特徴的な動きはあったのだろうか。そこで今年最後の特集では一年を振り返る企画として、人気のあったギフト商材及び来年人気を集めそうな商品を紹介している。
 本誌ではまず、全国の総合ギフト問屋に聞いた「受注ベースでの売り上げベストテン」を紹介している。このデータはアピデ(株)、ギフコ(株)、(株)三喜、シャディ(株)、東栄産業(株)、(株)ハリカ、(株)藤田商店(50音順、敬称略)にアンケートを依頼、回答を得られた企業のデータを集計し、そこに弊誌プロムナードなどで紹介した商品情報や弊社主催のプレミアム・インセンティブ・ショーコンテストの結果なども加えてまとめている。

 このデータの中には、出荷数ベースでしかデータをまとめられない企業もあったため、出荷数ベースのデータも一部加えている。また時期的な問題から上半期までのデータまでしか集計していない問屋もあったため、それも加えている。
 そのため、厳密な数字に即したランキングデータではないことに留意する必要はあるが、2014年の市場を取り巻いていた雰囲気を振り返る一助として活用いただきたい。
 後半では実際に今年注目を集めた、来年注目を集めそうな販促品を3ページにわたってカラーで紹介している。


●販促品の最新事情を独自の調査で多面的に分析

使用個数や価格から販促総予算の増減や今後の展望まで~独自データから探る関東圏と関西圏の販促品事情~

 弊誌ではこれまで、インターナショナルプレミアム・インセンティブショー(PIショー/直近は2014年10月15日~17日開催)での「来場者アンケート」を年2回分析し、公表してきた。これは、定期的に行われているものとしては東日本では唯一、直近の販促品とそれを取り巻く市場環境の現状が分かるデータとして注目されている。
 一方で、大阪インターナショナル・ギフト・ショー(大阪ショー/直近は2014年9月25日~26日開催)の会場でも「販促品アンケート」が行われてきた。これも年2回弊誌では公表し分析をしてきた。
 いずれも回数を重ねるごとにデータが蓄積され、より内容の濃いものとなっている。
 これらを受ける形で、弊誌では2010年より“PIショー&大阪ギフトショー販促アンケート相互比較分析 独自データから探る関東圏と関西圏の販促品事情”として双方の比較分析を試みている。
 今回も前回同様、2014年秋の時点での東京(関東圏及びその周辺)と大阪(関西圏及びその周辺)のアンケート結果から、共通して比べやすい項目を比較検討してみた。
 PIショーをベースに比較して、ほぼ共通する項目として次の5項目を挙げることができる。ここでは前回の総合分析結果を掲載しておく。今回の分析結果については、本誌をご覧いただきたい。

▼質問a『プレミアムキャンペーンの一回の活動で何個のプレミアムを使うか』
 *前回の結果→実勢値は、「100個未満からせいぜい500個未満」。
▼質問b『今後人気が出るであろうプレミアムは?』
 *前回の結果→結果の相違により決定できず。
▼質問c『使用した(する)プレミアムの最多価格帯は?』
~~今月の表紙~~

人気の定番品を もっとおしゃれに もっと使いやすく
10カラーが進化した 10色“トイロ”新登場
株式会社 丸辰

 株式会社丸辰は、人気の定番品「カラフル10カラー不織布バッグシリーズ」を全面リニューアルし新発売する。

 年々低価格化の傾向にある販促品市場に於いて、バッグ類は不織布製品の拡大が続いている。不織布バックは大小さまざまなキャンペーンに使用されている為、近年では同業他社との差別化が、商品開発では最大のテーマとなっており、トイロシリーズは商品の構成要素であるデザイン、性能・機能、コストを全面的に見直した事により、名入れ等のOEM対応から通常のキャンペーンまで幅広く対応出来る商品に仕上がった。

 今回、新発売のトイロシリーズは従来のカラフル10カラーシリーズの配色を見直すことから開発を始めた。従来のシリーズはカラフルであることに重点を置いた10色展開に対し、トイロシリーズは企業のコーポレートカラーの分析とバッグ市場の人気色をもとにブラック以外の九色を自社指定のオリジナルカラーで仕上げた。
 新発売のアイテムは、ポーチ2種、ボトルホルダー2種、保温冷バッグ4種類、収納ケース一種類の9アイテムと豊富なラインナップと価格帯を揃えている。

 商品の詳細は表紙にて案内の「SP SAUCE 冬号vol.98」に掲載中

 株式会社 丸辰
 〒509‐5198
 岐阜県土岐市土岐津町土岐口682の3
 TEL0572(55)7711
 FAX0572(55)7722


~~今月の目次~~

●歳暮特集:2014年主要ギフト問屋の歳暮企画
 産直、老舗、おせちのコーナーを強化。本物と上質をアピール

●冠婚葬祭ビジネス(出産内祝い、入学祝いなど)             
・PART1 人気商品の傾向と現状及び展望を探る
 出産内祝いは少子化で需要の獲得競争が激しさを増す

・PART2 少子化でも活性化するベビー向けビジネス
 好調企業の現状とネット販売の伸びへの期待
                 
・小中学校の入学祝いの人気1位は「学習関連品」

・コラム 人生節目のお祝いギフト 長寿祝い『還暦』編

●販促、市場                
・PART1 DM市場の現状と新しい可能性を探る
 新規顧客には具体的メリットをわかりやすく提示することが重要

・PART2 参考資料 過去5年間のDM市場の推移
 カタログや通販系の業種で特に競争が激化

・電通の海外子会社カラが世界の広告費成長率予測の定期改定を実施

・QRコードとプレゼントキャンペーン&クーポン・割引サービス等との深い関係

・コラム 販促では重宝する「うちわ」だが、政治家にとっては…

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集
                
・2014年度のキャラクタービジネス市場規模は前年度比101.3%
 市場は縮小トレンドから脱し再成長へ向かう転換点の年に!?

●連載
・“Digital Gifting 2020”〜ギフトマーケティング&情報化最前線〜by 南川一郎
 第4回 カタログギフト・ギフト券の未来形について

・ギフトECサイトの処方箋〜WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介〜
 第21回 物流倉庫の基礎知識と選定方法
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●ギフト市場と専門店
・身近な人とのコミュニケーションを豊かにする“カジュアルギフト”に注目
                 
・特別寄稿 少子高齢化人口減社会でギフト専門店が生き残るにはSPA(製造型小売業)をめざしストアブランドを確立すること
(協)ジャパンギフトチェーン(JGC)理事長/フジキコーポレーション㈱会長 藤原茂紀氏
                   
・オリジナル化とこだわりのギフト&リビング
 2014関西地区「秋冬季節商品」・「お歳暮商品」内見会/アピデ㈱

●企業、団体・組合                 
・第44回「日本プロモーショナル・マーケティング協会展」(JPM協会展)

・最新鋭「UV オフセットオンデマンド機導入!!」
 事業の継承と市場ニーズを捉えた販売戦略 共栄商事㈱

●ショー                  
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ

・第50回プレミアム・インセンティブショー秋2014

・第52回大阪ギフト・ショー秋2014結果報告


~~今月の特集~~

●2014年主要ギフト問屋の歳暮企画
 産直、老舗、おせちのコーナーを強化。本物と上質をアピール!

 お歳暮もお中元も、返礼ギフト以外の「贈ギフト」の中では最も伝統的なギフトである。その伝統的なギフトマーケットが縮小傾向にあると言われて久しい。しかし、お歳暮という習慣は決してなくならないと歳暮カタログを見て確信する。
 日本の伝統ある豊かな食材、しつらえの魅力が、各社の歳暮カタログにしっかりと豊かに表現されているからである。
 近年は、年末に必要なおそばやおせち、鍋ギフトやデザートに至るまで、家族団らんをイメージした企画が増えた。「本当に贈りたい人に贈るお歳暮」という位置付けで、受注の幅を広げる動きが活発化している。特に若い世代にアピールする企画として、カジュアルなパーティーシーンや「かわいい」商品の掲載が増えてきている。
本誌ではギフト総合問屋14社の歳暮カタログを紹介。掲載点数や企画、編集のポイントなどを解説している。


●出産内祝いは少子化で需要の獲得競争が激しさを増す
 人気商品の傾向と現状及び展望を探る

 ギフト業界において出産内祝いは、重要な市場の一つである。毎年確実に一定の大きな需要が発生し、子ども一人に対する費用の向上が期待される。一方で需要の獲得競争が激しさを増している。
 しかし、市場には、出産祝いと内祝い以外にも、「お七夜」、「お宮参り」、「お食い初め」、「初節句(桃の節句・端午の節句)」など、お祝いやお祝い返しを贈る機会は多くある。
 また、一子への単価の増加を巡って、この分野への期待は大きく、多くのギフト問屋が別個に出産内祝い専門カタログを発刊していることからもそれは明らかだ。
 弊誌の調べによれば、お祝い返しはまとめて買うことが多いため、「誰にでも喜ばれて金額の割に高級感が出せるもの」として3000円〜5000円程度のブランドタオル。「赤ちゃんの名前や写真の入ったメモリアルグッズ」など内祝いらしさを前面に出したものが多いようだ。チョイスギフトでも子どもの名前や写真入りのものが増えている。一方で、「相手に合わせて考える」と個別に選んでいる人も多い。商品別では「毛布」「バス用品」「キッチン用品」など、家庭で毎日使えるものが主流のようである。
 今後、ネット通販はより増えることが予想される。後にも見るように、出産前後の女性とネット環境とは親和性が極めて近しい関係にある。今後の出産内祝のビジネス展望を考える時、このネット通販による購入のケースを抜きにして考えることは難しいだろう。
 また、祖父や祖母の孫に対する出費額は、孫全体に対するイベントである「お年玉」や「クリスマス」より、一人の孫を祝う「誕生日」の方が、支出金額が多くなっている。
 このような背景も踏まえて、市場的には今後も子ども一人の費用向上への期待が強まることが予想されている。


~~今月の目次~~

●ご挨拶:インターナショナルプレミアム・インセンティブショー第50回開催記念を迎えて
㈱ビジネスガイド社 代表取締役社長 芳賀信享

●50回記念企画 
・SPツールコンテスト 過去の大賞受賞ツール

・ショーテーマとビジュアルで見る インターナショナル プレミアム・インセンティブショーの軌跡

・日本プロモーション企画コンテスト 過去の受賞企画

・第50回プレミアム・インセンティブショー秋2014 注目の出展社紹介コーナー

・Chapter 1[モノ グッズ]
時代の潮流と注目される商品の変化に合わせて次々と新商品が登場

・Chapter 2[サイン POP]
素朴なP0Pの活用からデジタルサイネージの登場と普及まで

・Chapter 3[マーケティング 販売促進]
4大広告媒体中心からインターネットを利用したマーケティングへ

・PICK UP! 注目の販促商品・サービス

●販促
・プロモーション業界全体の「ソフト力」の向上、「知恵を持つ人材の育成」が協会課題であり、教育プログラムの推進が重要
一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会理事長 
㈱電通テック代表取締役社長執行役員
松原靖広氏

・SP関連ビジネスで絶対に役立つ!「2013年度調査結果報告書」の内容がこれだ!!
一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会調べ

・MICE、プロモーション効果で大きな成果も
ますます高まりを見せる国や東京都など自治体の取り組み

●連載
・好評連載 ギフトECサイトの処方箋〜WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介〜
第20回 ソーシャルメディアマーケティング入門
清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●冠婚葬祭ギフト
・インタビュー其の一
組織の改善・強化も順調。業態の垣根を越えた協力体制で贈答文化の啓蒙、新ギフト用途の開発、収益事業の強化を進める。
一般社団法人 全日本ギフト用品協会会長 板川信夫氏

・インタビュー其の二
「読書の時間をギフトする」をテーマに佐賀県の名産品と本を組み合わせたギフトセットを発売
「丸善&ジュンク堂ネットストア」を運営する㈱HON代表取締役 工藤淳也氏

・2014 JGC秋冬商材展示予約会開催 ギフト専門店が生き残る道!?

・板川理事長が「全ギ協」会長就任を発表。贈答文化の振興のため、ギフトにかかわる全ての業態、消費者にまで視野を広げる
日本贈答文化協会が第6回定時総会を開催

・2014年中元商戦結果の結果 
ギフト問屋&ギフト小売店、百貨店、低価格帯と高額の二極化は一層顕著に。消費税+運送料金アップへの対策が課題

・2014~2015年チョイスギフト特集
最新チョイスギフト一覧 28社81商品のコース名、商品点数、特徴を掲載!

・チョイスギフトの新しい形 リンベル㈱の「コラボカタログ」

・マイルームとユナイテッドスペースが「和牛」にこだわった単一商品のチョイスギフトをリニューアル 国産和牛15品種を深く掘り下げた絶品カタログを提案

●展示会
・㈱ビジネスガイド社が主催する見本市スケジュール

・第78回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2014結果速報

●業界ニュース

●第50回プレミアム・インセンティブショーバイヤーズガイド

・第50回プレミアム・インセンティブショー秋2014出展社リスト

・商品ジャンル分類/商品ジャンル別索引/会場図


~~今月の特集記事~~

●インターナショナルプレミアム・インセンティブショー50回開催記念特集

冒頭では、㈱ビジネスガイド社 代表取締役社長の芳賀信享が「インターナショナルプレミアム・インセンティブショー第50回開催記念を迎えて」と題した「ご挨拶文」が掲載されている。
また、50回記念企画として、「SPツールコンテスト 過去の大賞受賞ツール」「ショーテーマとビジュアルで見る インターナショナル プレミアム・インセンティブショーの軌跡」「日本プロモーション企画コンテスト 過去の受賞企画」などの特別企画が掲載されている。
さらに、特別企画第二弾として、一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)の新理事長に就任した、㈱電通テック代表取締役社長執行役員の松原靖広氏に、㈱ビジネスガイド社代表取締役社長の芳賀信享が特別インタビューを行っている。
「注目の出展社紹介コーナー」でも、これまでそれぞれの分野ごとのテーマに関連して様々な情報を伝えてきたが、今回は第50回開催を記念して、各分野における第1回開催時の状況から、回を経て現在に至るまでどのような変遷を経てきたか、50回を振り返って簡単に紹介している。

●2014年~2015年チョイスギフト特集:最新チョイスギフト一覧、28社81カタログのコース名、商品点数、特徴を掲載!

カタログ掲載商品の中から好みのものを選べる事で人気を博してきたチョイスギフト。最近では編集方法やコンセプト、取り扱い商品へのこだわりと各社様々な工夫を凝らし、提案するようになってきた。
今回はギフト総合問屋やカタログメーカー、ギフト店などが発行するチョイスギフトについてカタログ名やコース一覧、特徴などを五十音順で紹介している。
家具を選ぶように家電も選ぶ インテリアにこだわるひとへ
ツインバード工業株式会社

 「ibistory」(アイビストリー)はibis(とき)+story(物語)からなっており、「とき」は新潟県の鳥である「朱鷺」であり、幸せを届けると言われています。お客様との架け橋となって、お客様に寄り添って笑顔あふれる生活をお届けしたい。そんな“笑顔でつながる思い”を込めた新ブランドです。
 今回ご紹介するのは、スタイリッシュなPIANO BLACK Designの3商品です。

●「ミラーガラスフラット電子レンジ(DR-4259B)」
 スタイリッシュなミラーガラスデザイン。毎日使うものだから、外観はシンプルなものにこだわりたい。操作もシンプルで、モードは押すたびに「あたため600W」、「あたため500W」、「煮込み」に切り替わります。解凍設定は押すたびに重量表示が変わります(100/150/200/300/400 gの設定)。時間設定は最長15分(煮込み設定時のみ30分)。カラーはブラック。価格25,00円(税抜)。
●「ミラーガラスオーブントースター(TS-4057B)」
 キッチンを彩るクールデザイン。自動トースト機能付きで、枚数と焼き色をセットすると、自動で調理時間が設定され手軽にトーストできます。調理中だけ庫内を照らす庫内灯付き。カラーはブラック。価格15,000円(税抜)。
●「ポップアップトースター(TS-4424B)」
 スリム&ブラックフェイス。ホームベーカリーの山型パンも美味しく焼けるワイドスロットで、ホコリの侵入を防ぐふた付き。ふたを本体に正しく収納しないと動作しない安全設計となっています。カラーはブラック。価格8,000円(税抜)。
 
製品のお問い合せは左記まで。
 〒111-0041 
 東京都台東区元浅草2-6-6 東京日産台東ビル4階
 ツインバード工業㈱ 営業企画管理部
 TEL 03(3847)8496
 FAX 03(3847)8499
 URL http://www.twinbird.jp


~~今月の目次~~

●販促<SOCIAL MEDIA特集>

・概論編
 ソーシャルメディアによる顧客創造と販促戦略
 進化するその現状と新潮流、どうすればより役に立つか!

・INTERVIEW編 第1部 近い将来におけるソーシャルメディアの新しい形
 ㈱エグゼクション 代表取締役社長 磯部一郎氏

・INTERVIEW編 第2部 イベントに学ぶソーシャルメディアの活用法
 東京富士大学 経営学部 イベントプロデュース学科教授 岡星竜美氏

・DATA編PART1
 ソーシャルメディアの利用目的は「コミュニケーション」が1位
 利用者にとってのソーシャルメディアの重要度

・DATA編PART2
 ソーシャルメディアが「購買・サービス利用に影響」と約8割が回答
 現代女性における利用の実態調査より

・DATA編 PART3
 生活者のソーシャルメディアへの接触の現状
 携帯・スマホの接触時間がパソコンを上回る

・市場…矢野経発表のギフト市場調査結果を見る

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●好評連載

・“Digital Gifting 2020”ギフトマーケティング&情報化最前線 by 南川一郎
 第3回 インセンティブ市場とパーソナル化が進むギフト市場の関係

・ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第19回 スマートフォンECの集客方法
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●消費税
                  
・実施されればさらなる消費の冷え込みが懸念
 来年10月からの消費税増税10%にどう対応するか

・特別寄稿「価格競争に勝つ戦略」消費税アップに対抗する5つの戦術
 富田眞司氏(CSN企画代表)

●企業

・ツインバード工業㈱「2014年秋冬 新商品説明会」記者発表会
 東京支店で7月30日に開催

・佐賀県と丸善&ジュンク堂書店
 佐賀県の名産品と本を組み合わせた11ギフトセットを発売
                  
・関西をリードする「ノベルティ印刷」企業
 女性が元気に活躍する印刷マネージメント ㈱アマサキ

・日本の未来への遺言!
 ブランド&キャラクター新王国の㈱ギルガメシュ

・稀少糖入りのヘルシー濃縮コーヒー
 香川県の藤井製麺が開発

●ショー                  

・交易会                  
 アパレル&テキスタイル・日用消費財を一堂に「浙江省輸出商品(大阪)交易会」
 9月にインテックス大阪で開催

・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

●SOCIAL MEDIA特集~ソーシャルメディアによる顧客創造と販促戦略
 進化するその現状と新潮流、どうすればより役に立つか!

 第50回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー(PIショー)秋2014は、10月15日~17日に東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターTOKYO文化会館において開催される。
 今回のPIショーのテーマは、「ソーシャルメディアによる顧客創造、新たな時代の販促戦略の構築」である。弊誌では、7月号から継続したテーマとしてソーシャルメディアの現状等を探ってきた。今回はその大特集として、このソーシャルメディアの新潮流とこれまでとはちょっと違った角度から見たソーシャルメディア等について分析している。
 一般的な概論・分析に続き、インタビュー編の第一部として「近い将来におけるソーシャルメディアの新しい形」と題して、㈱エグゼクション社長の磯部一郎氏にお話をお伺いしている。磯辺氏はこの中で、以下のように主張している。
 価値あるサービスとして、ソーシャルメディアユーザーに受け入れられるような形を構築しないと、ネットの藻屑の中に消えていってしまう。
 サービス開発の方法は難しい部分だ。今までのやり方と変わってきている。今までは「商品開発モデル」が主流だった。これからは「課題解決モデル」を主流とすべき。自分達の想いから仮説を立てるのではなくて、課題を見つける。
 何かのサービスを考える時には、企業がどういうサービスを提供したいか、ということよりも、課題をまず見つけるところから始めるべきだ。この課題を解決するのが“ソリューション”である。
 ソーシャルメディアマーケティングが次にどこへ行こうとしているか。それは“マーケティングオートメーション”(マーケティングの自動化)である。
 統計を元に更なるコミュニケーションの最適化を図る。取り組めば取り組むほど、どんどん精密になって細分化されていく。分析対象のデータも今までよりも大きいので精度も上がる。それがマーケティングオートメーションである。
 つづいて、インタビュー編第二部として、東京富士大学経営学部イベントプロデュース学科教授の岡星竜美氏に「イベントに学ぶソーシャルメディアの活用法」を語っていただいた。
 ソーシャルとイベントとの関わり方には、
①イベントの前
②イベントの最中
③イベントの後
 の三つのタイミングがある。この三段階で、それぞれソーシャルをどう使うかということが重要である。
 ファンに情報を届ける手法としては、キーワードとして「トライブ(Tribe)」という言葉がある。日本語で言うと”族”という意味。
 まず「トライブ」という集団とは何か、どんなものかをしっかりと見極める。そのうえでリアルとバーチャルな居場所を突き詰める。
 ソーシャルなどというと雲をつかむような話と思われがちであるが、ソーシャル自体も情報インフラの一つ。人の居場所の一つである。したがって、それが何だということではなくて、その人たちが集まっている場所をつかむ。それはリアルでも一緒である、という話が具体的に語られている。
 その他、資料として様々なデータ類も掲載している。


●消費税特集
 来年10月からの消費税増税10%にどう対応するか!?
 実施されればさらなる消費の冷え込みが懸念

 今年4月の消費税増税はカタログの表記問題を含めて、ギフト業界にも大きな影響をもたらした。表記問題はすでにけりがついた形なので、今回はそれ以外の懸案を探ってみよう。
 まず、なぜ今、改めて消費税増税がテーマなのか、という問題である。
 これは、一つは今年の12月に安倍晋三首相によって来年10月からの消費増税を実施するか、しないか(延期)の判断が下されるからだ。あと3カ月でその判断が下される。消費税増税ということになれば、またぞろ4月の増税実施前に起きた駆け込み需要やら買いだめ、そしてそれに呼応した企業側の商機獲得競争やら商品値上げが予想される。もちろん、来年10月の増税以降は、今回の4月以降同様に、消費の冷え込みが起きるだろう。
 そこで、今回4月の駆け込み需要やら買いだめは具体的にどのような状況で起き、またギフト業界にはどう影響があったのか。
 また、4月以降の消費の冷え込みはどうだったか。来年の10月もまた同様のことが起きるのはほぼ確実で、これにはどう対処したらよいか、等々、様々な側面から来年に向けての消費税増税の影響を考えて行こうというものである。

 さらに、消費税特集第2部として、CSN企画代表である富田眞司氏(マーケティングプランナー/日本元気シニア総研代表)に、「価格競争に勝つ戦略 消費税アップに対抗する5つの戦術」を特別寄稿していただいた。
 この中で富田氏は、「4月の消費税アップで企業がとった戦略」として、①値上げ作戦、②外税表示作戦、③新商品発表作戦、④価格据え置き作戦、⑤まとめ買い促進作戦、⑥ポイント活用作戦、などがあったと分析。
 加えて、今後、「消費税アップに対抗する5つの戦術」として、①高級・高品質路線を狙う、②オンリーワン商品で対応する、③ポイント対策で対応する、④新商品・新サービスを導入する、⑤戦略的な販促戦略で対応する、などの対応策を述べており、具体的に参考になる内容となっている。

~~今月の表紙~~

ロコモを予防するためのトレーニングサポートアイテム:ロコトレキューブ 「ロコモ先生」

株式会社デザインファクトリー

 株式会社デザインファクトリーは、近年、熱中症計などのヘルスケア関連の商品の企画・開発に注力している。同社はロコモティブシンドローム予防のためのグッズ「ロコモ先生」を新発売する。
 「ロコモ先生」は、ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)を予防するための4つの基本的な運動方法を声でわかりやすく教えてくれる製品。ロコモ予備軍とされる人たちに向けて効果的なトレーニングの普及活動をしている鈴木玲子先生(東北福祉大学 予防福祉健康増進推進室 特任准教授)の監修、佐々木信之先生(東北福祉大学 特任教授、佐々木整形外科麻酔科クリニック院長、ロコモアドバイスドクター)の協力と推薦のもとに開発された。
 キューブの表面に印刷されている運動メニューの図柄(面)が上になるように置くと、自動的に音声とメロディがスタートし、トレーニング方法と運動のタイミングを知らせてくれる。そして、別の図柄(面)に置き換えると図柄に合わせて音声とメロディも切り替わる。
 「ロコモ」とは、日本整形外科学会が2007年に提唱した新しい概念で、骨や関節、筋肉、神経など体の運動に関わる「運動器」の障害のために移動能力の低下をきたし、要介護になってしまったり、要介護になる危険性が高い状態を指す。高齢化社会になり、日本では平均寿命が80歳を超えたが、一方で介護が社会問題化している。
 「ロコモ先生」は簡単な操作とわかりやすい説明で、1日約7分の運動メニューで済むことから、場所を選ばず誰でも毎日続けることができる。高齢者はもちろん、中高年からの健康増進やロコモ予防のサポートに役立ててほしい製品。同社は今後、ロコモ予防の啓発活動も進めて行く予定。


■ロコトレキューブ 「ロコモ先生」  2,700円(税別)
株式会社デザインファクトリー
〒101-0032
東京都千代田区岩本町3-5-12
TEL 03(5821)3236
FAX 03(5821)3235
e-mail df@hiromori.co.jp
URL http://www.designfactory.co.jp/


~~今月の目次~~
                   
●特集「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」
 安定した人気の干支・縁起物。カレンダー・ダイアリーはデザインや機能で差別化が進む

●婚礼                    
・婚礼新潮流 今どきの引出物事情 結婚式の新しい動きの中で
 自分達らしさを求めて多様化する式の形態や商品内容

・ブライダルデータ1
 2014年のブライダル関連市場規模は前年比99.8%の2兆6000億円を予測

・ブライダルデータ2
 結婚式・披露宴で実際に支払った金額、第1位は「300~350万円未満」

・ケーススタディ
 人口減少、挙式減少、ビジター減少の街で、宿泊客を増やしたホテル
 柳井グランドホテル 松前敏健社長
 「参列者の心に深く残る結婚式を提案したい」

●販促                    
・日本プロモーショナル・マーケティング協会総会
 新理事長に松原靖広氏(電通テック社長)を選任
 成熟化した消費環境の中にあって『攻めのプロモーション』を展開

・インタビュー Webの“解決策(=ソリューション)をデザインする”
 一般社団法人 日本Webソリューションデザイン協会の新会長に就任
 掛田憲吾氏

・PIショーテーマ「ソーシャルメディア」関連情報
 活用目的・用途では「商品や催物の紹介、宣伝」が65.7%と最多

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●好評連載!ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第18回 ネットショップ運営で使える!分析ツール5選
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●企業                   
・ギフコ2015方針説明会
 事業方針と来年版カタログ製作、重要クライアントとの協業について発表

・社長インタビュー① 
 リピーターを増やす秘訣、品質とスピードは大前提。取引先も儲かる商売をする
 ㈱三和 代表取締役社長 施盛大氏

・社長インタビュー②
 商品開発の秘訣、潜在ニーズに気付くことからスタートする“Think Again!”
 ㈱カンミ堂 代表取締役社長 末永卓氏

・コラム 追及された独立行政法人のゆるキャラ

・文化遺産「和食」無形文化遺産の認知度広がる
 ギフトや贈答の文化や精神と重なる部分も大
  
●冠婚葬祭・季節商品
                 
・出産内祝調査 購入先は百貨店45%。続いてギフト専門店28%。ネット通販も20%

・仏事                   
 葬式に関する意識調査 形式的な葬式よりその人らしい葬式へ

・季節商品                 
 ヒット商品探索 ギフトとしても注目される真夏のにおい対策用商品              
●ショー                  
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

●特集「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」

 年末年始は、一年の中でも様々なギフトが動くチャンスである。中でも干支関連、カレンダー、ダイアリー、縁起物などの需要は、この時期に集中する傾向がある。
 来年2015年は未年である。羊は食肉として、毛織物の素材として古今東西広く親しまれてきた身近な動物であり、キャラクター化しやすいことから干支のモチーフとしては扱いやすい動物である。
 カレンダーは毎年のように祝日改正問題があるが、今年は比較的落ち着いている。トレンドとしては机上サイズが人気を集めたり、開運や雑学などの機能を持たせたものが人気を集めるなど、新しい動きも出てきている。
 ダイアリーは自家消費が増加し、ギフトとしては減少傾向にある。しかし根強いファンも多く、一定の需要が期待されている。最近では手帳好きの女性の需要を掘り起こす動きもあるなど新しい動きも見られる。
 縁起物は、ビジネスギフトとして使われる例が多く、開運や金運アップのギフトアイテムに人気が集まっている。
 年末年始は普段お世話になっている企業への挨拶に伺う絶好のチャンスである。各メーカーとも年末年始にターゲットを絞った、ユニークでインパクトのある様々な新商品をこの時期に投入している。
 今月の特集ではこうした「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」にスポットを当て、最新事情をそれぞれ紹介する。


●婚礼新潮流:今どきの引出物事情

結婚式の新しい動きの中で、自分達らしさを求めて多様化する式の形態や商品内容

 結婚式の形態自体が変化してきている。背景には、家と家との結びつきから、個人と個人との結婚という大きな流れへの転換がある。
 さらに、その意識を拡大した中に、自分達らしさの追求という共通の想いがある。自分達らしさとは、それぞれのカップルによって異なる。つまりは、それだけに結婚式に表現される形態は多様化している。
 例えば、これまで新郎新婦の両親は影の存在で、ほとんど身を隠すようにしているのが通例だった。しかし、最近では、形式こそ様々だが、前面に登場する場合も増えてきているようだ。
 席も後ろの方の目立たないところではなく、より前の方に座る場合も増えてきている。
 根底にあるのは、新郎新婦の両親に対する“感謝”である。その気持ちがそのような形となって表れる。
 同様に招待者に対する感謝もまた様々な形となって表現される。その最も端的な存在が引出物である。まさに引出物こそ、招待者への感謝を的確に表現できるということに新郎新婦も気づき出している。つまり、引出物はこれまでのしきたりの概念とはまったく異なって、感謝の産物として新たな存在意義のもとでとらえられようとしているのである。
 これまでの引出物の概念と異なれば、当然その内容も異なるものになる。これまでの流れで、贈り分けという形が進んできたが、今後はそれがもっと細分化し、場合によっては招待者個々に対して、全て違ったものを贈るという、これまでの引出物の範疇をこえた、完全にプレゼントの思考で商品が選ばれる場合も出てくるだろう。
 そういう場合に旧来のギフト業界は対応できるのだろうか。

~~今月号の表紙~~

株式会社 三喜 「様々なニーズに対応できる目的別カタログを続々発刊中!」

 株式会社三喜の総合ギフトカタログ『SUNFUNNY(サンファニー)』は、2014年度も全商品カーボンオフセット付きとなった。巻頭特集は「Totteoki Selection」。ブランドキッチン用品や高級タオル等、選りすぐりの商品を紹介。また、予算別ページは、毎回、豊富な品揃えで人気。カテゴリー別におすすめ商品を厳選紹介。
 SPグッズの決定版、『SP-EYE』カタログは、vol.18。ビジネスチャンスを拡げる必勝のプレミアム商品満載。多種多様なオリジナル対応商品を豊富に掲載しているので、個性を活かせるプレミアム品が見つかる。既成品でも名入れ可能商品を中心に掲載しているので「ちょっと名入れをしたい…」という時にも十分に対応できる。
 感謝の心をかたちに残す『アニバーサリーカタログ(Anniversary Catalog)』。周年事業は企業の節目の誕生日ともいうべき記念事業。これまでの軌跡・実績を社会にアピールすることで、企業の信頼性アップに繋げる絶好のチャンス。心に残る記念品で従業員・会社相互の繋がりを高め、さらなる会社の発展に繋げたい。
 その他に『防災用品カタログ』、『オープンスクール専門カタログ』、『国内生産品カタログ』などがある。『防災用品カタログ』は、安心と安全の備えに役立つ防災・便利アイテムを満載した。万が一に備えて対応を図ったカタログ。『オープンスクール専門カタログ』は、好評につき、第2弾の発刊。学校もPRの時代であり、オリジナルノベルティーで学生を獲得するためのカタログ。『国内生産品カタログ』は、クールジャパンなど今最も注目されている国内生産品を幅広く集めた1冊である。

株式会社三喜
 〒130-8655
 東京都墨田区本所3-6-6
 電話03(3624)9522
 http://www.sunfunny.co.jp


~~今月の目次~~

●中元                  
 2014年百貨店・量販店の中元企画
 基本は多種多様な需要に応える品揃え。限定品、自宅用も定着

●販促                  
・注目されるソーシャルメディアによる顧客創造と新たな時代の販促戦略
 モノを使用する販促とソーシャルメディアを活用した販促は重要な関係に

・参考資料1 ソーシャルメディアの利用状況
 若年層ほど利用率が高く複数利用の割合も高い

・参考資料2 ソーシャルギフト市場の実態と可能性
 SNSやメッセンジャー、eメール等を利用したギフトについての調査

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●連載
・注目の連載!“Digital Gifting 2020”ギフトマーケティング&情報化最前線
 by 南川一郎
 第2回 デジタルギフト最新事例と、ギフトマーケティング必読書のご案内

・好評連載!ギフトECサイトの処方箋&WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介
 第17回 気になる最新ネットショップ 2014
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●ギフト市場規模              
 ギフトマーケット推計の発表を来年7月に控えて
 2013年の経済は好調ムードだが販促ビジネスなど2014年に向けて厳しい

●IT                  
 ギフト市場デジタル化の最先端イベント「Gift Summit 2014」(後編)

●企業                   
・お中元・秋冬新商品大商談会開催!!「いいネ!」から始めようSMART LIFE Ⅱ アピデメッセ
                  
・ノベルティのオリジナル化!! 価格据え置き!!「商品パッケージ」&「カタログ表紙デザイン」
 小ロットからのプリンティング事業部発足 ㈱アサヒ企画
            
・ギフト専門店レポート 山口県柳井市 しあわせギフト工房 まつもと
 地元の名酒とおいしい食品に特化。商品を求めて来てくれる顧客を大事にする!

・リンベル『リンベル選べる体験ギフト』2014年版
 食事コースに47都道府県のプラン登場で、施設数3倍に

●婚礼                 
 目で見る婚姻数の現在と将来

●出産内祝い                 
 出産内祝いカタログ 多様な出産関連需要に対応

●仏事                    
 コラム 「直葬」ではなく「火葬式」?

●調査データ
・Data:関連資料 ポイント・マイレージ

・「ジャパンブランド調査」で分かる日本への関心

●展示会・ショー                  
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ

・第10回福岡ギフト・ショー2014レポート


~~今月の特集~~

●2014年百貨店・量販店・コンビニの中元企画
 基本は多種多様な需要に応える品揃え。限定品、自宅用も定着

 百貨店では、消費税増税後の売上が下回り、対前年比で12%減となった。スーパーマーケットでも4、5%減だった。そこで、ギフトの力でプラスに反転しようといった勢いが今年のお中元商戦で感じられる。

 ギフトセンターの本格オープン前からインターネット販売のアピールを強化し、ハウスカード会員への得点、早期割引にも力を入れている。
 とはいっても、売上目標はほぼ昨年比100%〜101%と控えめだ。

 各社は、高級品、本物健康志向、日本食などをテーマにしたこだわり商品を集めるとともに、送料無料商品やお買い得品の充実も計っている。また「数量限定」の企画や、自宅用商品(自家需要、自分ギフトなど)の設定も定着した。

 本誌では各社のインターネット強化の様子やカタログ戦略、限定商品への取り組みなどについて詳しく解説している。


●注目されるソーシャルメディアによる顧客創造と新たな時代の販促戦略の構築

モノを使用する販促とソーシャルメディアを活用した販促は今後重要な関係に

 第50回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー(PIショー)秋2014は、10月15〜17日に東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターTOKYO文化会館において開催される。
 PIショーのテーマは、「ソーシャルメディアによる顧客創造、新たな時代の販促戦略の構築」である。これには説明文が付いているが、若干長いので、整理して簡略化したものを以下に紹介する。

①今や多くの企業が、ソーシャルメディアを活用し始めた。
②企業は、SNSなどのソーシャルメディアを活用することにより、多くの情報を顧客に提供できる。その情報を様々なネットワークを介して人々が共有することで、従来の販促活動をより確実なものとしている。
③モノを使用する販促と、ソーシャルメディアを活用した販促は、今後の販促活動にとって重要な関係になってくるだろう。
④そこで、今回のプレミアム・インセンティブショーでは、「ソーシャルメディアによる顧客創造。新たな時代の販促戦略の構築」をテーマに掲げ、新たな販促ツール、販促手法を展開する。

 以上のようなものである。
 では、実際に“新たな時代の販促戦略”にどの程度有効だろうか。
 その点については、記事の中でマーケティングリサーチ会社のデータを紹介している。
 また、具体的にどのような企業がどういった販促やキャンペーンの事例として活用しているか。すでに有名な㈱ローソンや㈱良品計画以外の事例として、凸版印刷㈱やヤフー㈱、㈱博報堂DYホールディングスなどの最新の事例を紹介している。
 さらに、関連するデータを総務省の『情報通信白書』平成23年版や矢野経済研究所の発表データなどより紹介している。
~~今月の表紙~~

大阪市船場の白タオルの老舗
八木春株式会社 「雑-ZATSU」文様入りの国産白タオル

 和への回帰をコンセプトに“雑シリーズ”は一昨年自社ブランドとして企画開発し販売開始。粗品・年賀・ノベルティ・OEMと堅調な売れ行きを示している。
 このブランドの標準モデルに採用したのは、粗品用に使われている幅34㎝×長さ84㎝の最も典型的な白タオル。一番お世話になっている身近なものを改めて見直し商品化したシリーズである。
 この「雑」には正に雑多な使い道がある。最後は雑巾にできる価値ある素材を48種類の和の文様から選びプリント。花鳥風月など日本人の心象に触れる文様が決め手となっている。
 タオルは重さで価格が違うが、中でも「雑-ZATSU」は約56gにこだわった。薄い・軽い、しかも56gとはいえタオル地はショートパイルで密度を高め厚手のものにも匹敵する耐久性を工夫している。両端は薄く軽くするために平織り仕様を採用し細やかなプリントも可能にした。結んだ時にパイル地だと解けやすいという難点も解消している。
 今秋には、第二弾となる「雑-ZATSU」シリーズを東京インターナショナル・ギフト・ショーで発売予定

八木春株式会社
TEL 06(6251)1095
FAX 06(6251)1099
URL http://www.sanpoyoshi.jp/
〒541-0054
大阪市中央区南本町3-3-22
本町エイトビル二階

~~今月の目次~~

●中元                   
・2014年主要ギフト問屋の中元企画
 涼感で訴求するデザートとグルメ。手土産&お手頃コーナーも定着

●販促                   
・今こそ女性向けセールスプロモーション戦略に注目!
 女性向け販促は市場活性化の起爆剤として大きな期待が

・PIショー女性セミナーより
 女性客を惹きつけて離さない『共感』マーケティング戦略
 ㈱Shuka Berry代表取締役 前川あゆ氏

・注目される女性向け販促品の潮流 女性をターゲットに市場は活性化

・PIショー&大阪ギフト・ショー販促アンケート相互比較分析
 独自データから探る関東圏と関西圏の販促品事情

・第49回PIショー春2014「来場者アンケート」を分析する

・第51回大阪ギフト・ショー「販促品アンケート」を分析する

・日本プロモーショナル・マーケティング協会
 2014年度「GPAアォード」を設けJPM協会展で贈賞

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●好評連載!
・ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第16回 海外でのEC展開
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●業界団体                 
・日本贈答文化協会の第3回研修会 ㈱アデリーで現地視察&勉強会
 「ギフト業を基軸とした多角化事業」構想に注目。参加者に大きな刺激

●IT                 
・ギフト市場のデジタル化の最先端イベント
 「Gift Summit 2014」(前編)

●企業                  
・「八木春㈱」の社名復活とブランド開発
 その伝統と改革の未来図 大阪市船場の白タオルの老舗
                
・松屋銀座の恒例イベント「女性が選んだスグレもの展」
 “語れる商品”に人気が集まる
                
・「2015 GIFT EXIBITION」瀧定大阪㈱が東京で開催
 『今治謹製』10周年など3つのテーマで商品提案を行う

●インセンティブ               
・販促で活用される「インセンティブ」
 頻繁に使われる活性化策として注目

●広告                
・広告関連業者の倒産動向
 リーマン・ショック後のピーク時から2割減

●通販                    
・通販市場全体で対前年7.8%増
 ネット・モバイル通販がけん引

●市場                     
・Data 最新国内文具・事務用品市場調査結果

・注目されるスマートフォン市場規模の推移と予測

●仏事                 
・香典辞退に関する意識調査

●ショー                  
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

●2014年主要ギフト問屋の中元企画

・涼感で訴求するデザートとグルメ、手土産&お手頃コーナーも定着
 ギフト問屋各社の中元カタログが五月上旬にほぼ完成したが、二〇日以降に完成するカタログに関しては、画像データを入手して掲載した。掲載商品の内容は毎年大きく変わるものではないが、編集やデザインによって今年らしさが表現されている。
 巻頭は夏の涼しさと爽やかさを演出する企画が多い。また、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受けて「和」を強調した企画も増えている。
 価格表示に関しては全社が内税表示とし、本体価格をカッコ付きで小さく併記するスタイルである。

・「涼感」と「和」で導入
 暑い夏は、冷たいデザートや静けさが漂う「和」の食品が食欲をそそる。「涼感」と「和」は、食品関係であれば全ての店舗で最もポピュラーで不可欠のテーマである。中元カタログの制作では、まずギフトを選ぶ贈り手の食指が動くことを狙って企画を進めるという。

・消費意欲を刺激する「お得感」
 各ギフト問屋の販売先の業態にもよるが、一番売れるのは素麺、飲料、冷菓だ。巻頭とその直後の導入ページ以外は、カテゴリー別の選びやすさ重視の構成である。加えて消費意欲を刺激する企画も充実がみられる。
 一つは法人顧客を多く持つカタログに定着した価格帯別のページ。また、自家需要向けのお得な商品を集めたコーナーやまとめ買いコーナー、手土産コーナーは定着しつつある。


●今こそ女性向けセールスプロモーション戦略に注目!
女性向け販促は市場活性化の起爆剤として大きな期待が

 人事院総裁となった女性の一宮なほみ氏は4月14日の就任会見で「資質のある女性が能力を十分発揮できることは社会にとっても有意義だ」と述べ、「女性登用の促進に積極的に努めたい」と抱負を語った。
 女性の活躍はもちろん注目されるが、安倍晋三首相が「アベノミクスにおける“成長戦略の中核”は、女性の活躍である」と述べる以前からプロモーション市場では女性の購買パワーが注目されていた。女性の活躍は市場活性化の点からも好ましく、消費全般にさらなる良い影響を与えるのは間違いないだろうと見られている。
 弊誌でも定期的に女性の販促ビジネスにおける大きな役割について記事を作成してきた。
 最近の女性向けブランドの傾向としては、これまで男性向け商品・サービスと思われてきた分野にも女性ユーザーを誘引しようとして、女性向け商品・サービスを開発しつつあるということがある。したがって、そのブランドの販促向けとして、女性にアピールする販促品が求められているということがある。
 また、販促各社の商品企画や開発にはここ数年、女性チームなどが積極的に登用されている。
 それら女性チームなどが企画する販促品には女性特有の「かわいい」という視点が重視されたり、さらに色、香り、手触り・肌触りなど見た目以外の触感も重視した商品開発が行われており、女性ならではの感性に訴えるコンセプトが随所に伺えるものとなっている。
 より広い分野の商品やシステムに女性向けの企画が投入され、販促品が利用されていくとすれば、今後、ますます女性向け販促品の商品内容は豊かなものとなっていくだろう。
 当然、そこで活用される女性の感性やマンパワーも増えていくことになると思われる。
 そうなれば、女性向け販促は市場活性化の起爆剤としてさらに大きな期待を持たれることとなりそうだ。


~~今月の表紙~~

<㈱ビートゥービージャパン 2014年新商品登場!> 

 ギフトの定番品から注目商品まで、2014年新商品登場。
 定番品であるバッグなどから、スマートフォン対応のダイナモラジオライト、無線接続やケーブル接続不要の置くだけスピーカーなど、注目商品も登場。

●置くだけスピーカー
 ケーブル接続・無線接続設定不要!
 置くだけでスマートフォンのスピーカーから流れる音を増幅させるスピーカーです。スピーカーとして使用しないときでもスタンドとして使用でき、動画視聴にも最適です。

●スマホ対応ダイナモラジオライト
 (スマホ対応ダイナモハンディラジオライト、スマホ対応ダイナモチャージングラジオライト)
 スマートフォン充電対応のダイナモラジオライトが二機種登場!ダイナモで一度本体に蓄電をし、スマホ・携帯電話に充電するので安定して電力供給ができ、スマホにも充電が可能になりました。

 他にもトートバッグや保温保冷バッグ、タブレット端末用のクッションバッグ、ふせんメモBOX等の新商品がございます。

㈱ビートゥービージャパン
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里1の61の18
電話03(3803)6453


~~今月の目次~~

●インセンティブ              
・概論編 販促に直接貢献するインセンティブ
 現金やツアー、高額・高級品などを報奨として授与

・現状編 インセンティブツアーとMICE
 一度に大人数が動き参加者の消費額が大きいため誘致活動が盛ん

●販促                   
・概論編 急成長する3Dプリンターのビジネスと市場
 ギフト販促分野でも注目されるその可能性と展望

・現状編 3Dプリンターへの販促ビジネスでの反響は!?
 PIショー会場の提案コーナーより探る

・参考資料編 成長著しい3Dプリンター市場
 2013年度は数量が前年度比591%、金額230%に拡大

・参考 電通「日本の広告費」
 プロモーションメディア広告費は前年比100.1%で2年連続増加傾向に

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

・消費者庁「不当景品類及び不当表示防止法ガイドブック事例でわかる!景品表示法の」紹介


●連載
・注目の新連載!
 「“Digital Gifting 2020”~ギフトマーケティング&情報化最前線~by 南川一郎」
 第1回 ポストPC時代に於ける4つのキーワード
 「モバイル」「ソーシャル」「クラウド」「ビッグデータ」

・好評連載!
 ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第15回 進化するショッピングアプリ
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●企業                
・スワロフスキー・ジャパン㈱
 スワロフスキー・プロフェッショナル事業部
 2015年春夏トレンド発表会開催~法人向けギフト製品が一層充実

・創業111年のカレンダーメーカー㈱トーダンが2015年版カレンダーの展示会
 「感動フェア」を開催~2015年のテーマは「ゴールド」と「家族」
                
・企業にとって「周年記念」は最大のチャンス
 自社の未来と可能性を見つめながらのプロモーションが可能となる大きな機会

●通販                  
・資料 贈り物と通販に関する消費者実態調査:2人に1人が贈り物を通販で購入した経験あり

●婚礼                  
・“再婚”の挙式・披露宴は当たり前の時代に“再婚引出物”も当たり前になるのか!?

●仏事                  
・「葬式に関する全国調査」アンケート結果より

●食品                  
「和食」世界文化遺産
 海外で好きな日本料理は「寿司・刺身」「天ぷら」「ラーメン」などが上位、とジェトロが発表

●ショー                  
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ

・第49回プレミアム・インセンティブショー春2014


~~今月の特集~~
●販促に直接貢献するインセンティブ~現金やツアー、高額・高級品などを報奨として授与

 インセンティブは、メーカーや商社、保険会社等が流通・小売業者、あるいは自社販売員などの販売意欲を刺激・奨励して、販売活動を活性化させる施策を意味する。売上拡大への協力・貢献に対する恩典として行われ、具体的には、販売成績優秀者に対する報奨金や表彰制度をはじめ、プレミアムなどの提供、ステータス(名誉)の付与などがある。
 また、数量割合(取引量に応じた割合)、リベート、アローワンスもこれに含まれる。
 広義には、商品やサービスを購入するともらえるプレミアムや、懸賞などによる賞品や賞金、サンプル(試供品)など、消費者に対する購買刺激、動機づけを含めていう場合もある。
 前者の流通・小売業者、自社販売員向けの刺激策は「セールス・インセンティブ」と呼び、後者の消費者向けの刺激策は「消費者インセンティブ」と呼ぶ。
 また、「ディーラー・インセンティブ」は、一般的にメーカーなどが、販売会社であるディーラー(小売業者・卸売業者)に対して、自社商品をより多く仕入れてもらうために、また、より多く販売してもらうために行う刺激策で、具体的には割引やリベートなどがある。
 四月に開催されたプレミアムインセンティブショーでも、新製品コンテストに「インセンティブツールコンテスト」が新たに加わった。また、同じく、インセンティブツアーのコーナーも前回に引き続き好評だった。
 以前から、販促の手法としてインセンティブが注目されているのは間違いない。
 その状況などを様々な側面から探った。

●急成長する3Dプリンターのビジネスと市場:ギフト販促分野でも注目されるその可能性と展望

 3Dプリンターとは、立体物を表すデータをもとに、樹脂を加工して造形する装置の一つ。
 印刷でよく使われるインクジェットプリンターはデジタルデータに基づいて、インクを平面上に吐出して文字や図形を描く。これに対して、3Dプリンターは、樹脂を空間に吐出して、デジタルデータを立体造形物として簡便に実体化・可視化することができる。また、そのようにして立体物を造形することを3Dプリンティングという。
 立体物をつくり出す3D造形機は、色々な方式で実用化されているが、専門業者が運用する大型のものが主だった。近年になって、造形の仕組みを簡略化し、メンテナンスも含めてユーザーが自身の事業所や個人宅でも手軽に扱える装置が登場した。この方式が、あたかも従来のプリンターのようであることから、3Dプリンターと呼ばれる。
 四月に開催されたプレミアム・インセンティブショーで3D提案コーナーが設けられたことからも分かるように、今、ギフト販促市場で最も注目されている技術の一つである。

 最近の状況や様々なデータ、さらにプレミアム・インセンティブショーの3D提案コーナーについてのレポートなども含めて紹介する。
~~今月の表紙~~

今月は『月刊ぎふと』と第49回プレミアム・インセンティブショー春2014の『BUYER’S GUIDE』との合本となるため、通常の『月刊ぎふと』とは表紙パターンも異なったものとなっている。

表紙の商品はいずれも今回の出展社の商品の中から、現在注目されている分野やこれからの季節にふさわしい商品などをセレクトして掲載している。
表紙に掲載した商品及び企業名は以下の通り。


●「ペン(オリジナルデコレーション)」 (株)クロス・オブ・ジャパン
●「カップ(陶磁器)」 (株)香蘭社
●「何度でも書き消しができる ぬりえコースター」 大同紙工印刷(株)
●「がーぜミニタオル」 新居田物産(株)
●「電動真空キャニスター」 アピデ(株)


~~今月号の目次~~

●社長インタビュー プレミアム・インセンティブショーの魅力と役割
 景気好転の兆しの中、販促ビジネス支援を語る!
 ㈱ビジネスガイド社代表取締役社長 芳賀信享

●第49回プレミアム・インセンティブショー春2014 注目の出展社紹介コーナー

・Chapter 1[モノ グッズ]
「女性の存在を抜きにしては語れない商品企画・開発・展開」

・Chapter 2[サイン POP]
「ハード・ソフト両面で成長し進化し続けるサイン・POP」

・Chapter 3[マーケティング 販売促進]
「Web、スマートフォンを駆使したマーケティングの追求」

・PICK UP! 注目の販促商品・サービス

●第23回日本プロモーション企画コンテスト受賞企画発表

●広告低迷下における販促手法の大きな可能性
 早稲田大学名誉教授 亀井昭宏氏

●動画を活用したインターネット上における中小企業のプロモーション戦略
 ㈱シナプス 代表取締役 家弓正彦氏

●注目されるオムニチャネルとギフト&通販の最新事情
 ㈱ダイレクトマーケティンググループ 常務取締役 藏内淑行氏

●「贈り物」はマインドシェアを高める
 中小機構の後援を受け「選ばれる企業」の支援を展開
 一般社団法人 企業価値協会 代表理事 武井則夫氏

●好評連載!! ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第14回 ネットショップ業務の定型化・仕組化
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長

●展示会情報

・㈱ビジネスガイド社が主催する見本市スケジュール

・第24回ソウル国際販促物・ギフト用品・ホームウエア用品「SIPREMIUM2014」が開催

・第51回大阪インターナショナル・ギフト・ショー春2014が3月に開催される

●企業

・「今年は守りだけでなく攻めに転じる」
 ツインバード工業㈱「2014年春夏新商品説明会」2月26日に同社東京支店で開催

・㈱タカハタインターナショナル記事
 バングラデシュに現地法人を設立してから3年。いい品物を安く提供するために本格始動!

・第77回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2014 グランプリ受賞 エコー・スマートペン

●ギフト問屋

・2014年ギフトカタログ特集:仕入れ、営業に役立つギフトカタログのリスト

・特集 ギフト問屋のカタログ企画&事業にみる独自性。
 活路を開く新しい展開

・ギフトカタログ発行元別リスト/ギフトカタログ名別リスト/ギフトカタログジャンル別リスト

・業界ニュース

●第49回プレミアム・インセンティブショーバイヤーズガイド

・第49回プレミアム・インセンティブショー春2014出展社リスト

・商品ジャンル分類/商品ジャンル別索引

・会場図


~~今月の特集~~

●第49回プレミアム・インセンティブショー春2014 注目の出展社紹介コーナー

今回の出展社の中から、特に特徴的な商品やサービスを紹介する企業に取材、一部を紹介する。また各章立てにおいて、これまでそれぞれ分野ごとのテーマに即して識者にお話をお聞きしてきたシリーズも今回で5回目。そこで今回は、過去4回分の識者のご意見を改めて集約してみた。それぞれ、2012年4月(45回PIショー)、2012年10月(同46回)、2013年4月(同47回)、2013年10月(同48回)、である。

・Chapter 1
 モノ グッズ「女性の存在を抜きにしては語れない商品企画・開発・展開」

・Chapter 2
 サイン POP 「ハード・ソフト両面で成長し進化し続けるサイン・POP」

・Chapter 3
 マーケティング 販促支援「Web、スマートフォンを駆使したマーケティングの追求」


●2014年ギフトカタログ特集

ギフト問屋のカタログ企画&事業にみる独自性。活路を開く新しい展開

従来の内祝いやお返しを主体としたギフト市場の縮小がじわじわと進んでいる。その理由は、取り上げるまでもないであろう。

ギフト問屋各社は従来と同じような商品企画と営業方針を踏襲するだけでは、現状維持もできない。では、いったいどんな戦略・戦術で切り抜けようとしているのか。

今回は、個性豊かなギフトカタログの企画や商品開発に取り組む、あるいは新しい事業を柱として展開をはじめているギフト問屋に注目した。
記事ページでは各ギフト問屋の展開やカタログに対する考え方を紹介。また全国ギフト関連企業が発行するカタログのリストを発行元別、カタログ名別、ジャンル別に分類し、まとめている。
~~今月号の表紙~~

いつも一緒。かわいい「熱中くん」を常に持ち歩いて熱中症の予防に
携帯型熱中症計 熱中くん
株式会社デザインファクトリー

 株式会社デザインファクトリーは、一般財団法人日本気象協会と共同で、「熱中症計シリーズ」の新商品として、「携帯型熱中症計 熱中くん」を4月下旬に発売する。
 熱中症計シリーズはその場所の気温と湿度から、日本気象協会独自の計算手法により熱中症リスクの指標値を算出し、環境が及ぼす危険性を5段階のランクで表示する製品。
 今回発売する商品は、熱中症計のキャラクターとして生まれた「熱中くん」をモデルにしたもので、その愛らしい顔は女性や子供からお年寄りにも親しみやすい。
表面は「熱中くん」の顔だが、裏面の液晶で、従来通り気温と湿度を確認できる。
 また、「熱中くん」は日本気象協会が推進するプロジェクト『熱中症ゼロへ』の熱中症予防PR大使にも任命されている。デザインファクトリーはそのプロジェクトのオフィシャルパートナーでもあり、「熱中くん」は昨年も自治体などのイベントに参加するなど、熱中症予防の啓蒙活動を行っている。
 熱中症は、条件次第では誰でもなってしまう可能性があるが、正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができる。特に暑さに慣れていない初夏や梅雨の合間などは熱中症になりやすく、注意が必要になる。自分の体感だけで判断せず、その場の環境を知ってあらかじめ対策を講じることが大切だ。また、環境を知る事で室内の適正な気温・湿度を保つ目安も分かり、省エネにもつなげられる。
 常にこの「携帯型熱中症計 熱中くん」を持ち歩いて、熱中症の予防に役立ててほしい。

日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式ホームページ
http://netsuzero.jp/

携帯型熱中症計 熱中くん オープン価格

株式会社デザインファクトリー
〒101-0032
東京都千代田区岩本町3-5-12
TEL 03(5821)3236
FAX 03(5821)3235
e-mail df@hiromori.co.jp
URL http://www.designfactory.co.jp/


~~今月の目次~~

●展示会…大手各ギフト問屋・業界団体等の新春展示会:シャディ、アピデ、ロワール、ハリカ、JGCなどが今年の新商品や方針を発表
 ・第48回シャディ全国ブロック大会大展示会2014
 ・2014 SPRING&SUMMER・アピデメッセ
 ・LOIRE SHOW 2014
 ・2014 JGC新作ギフト発表展示予約会
 ・第112回ハリカ春夏商品・企画見本市

●消費税
 ・新時流分析 消費税が4月より5%から8%に引き上げ、ギフトビジネスへの影響と対策を探る!

●歳暮                
 ・ギフト問屋&小売店2013年歳暮商戦結果:問屋、ハムギフトが絶好調!昨対でプラス。小売店、贈り先減少の波と闘った

●今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●話題の連載!
・ポイントプログラム業界別攻略法 by 南川一郎
 第8回(最終回) ポイント交換プログラムの出口はどうなっていくのか?

・ギフトECサイトの処方箋〜WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介〜
 第13回 ネットモール活用のコツ
 清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員

●団体・組合             
 ・(協)ギフト21が賀詞交歓会開催
 渡辺理事長、高村副理事長の新体制でスタート、春にはクラウドサービスを利用した新システムが稼働

 ・日本贈答文化協会 第3回現地視察勉強会 ㈱アデリー(山口県)

●企業                
 ・「今治謹製?」タオルのブランディング累計販売400万個突破!! 瀧定大阪㈱

 ・必要とされる特殊印刷加工!!若い人材の登用とインフラ整備を推進する ㈱アマサキ

 ・お米のギフト&ノベルティ:大手企業も採用!! PIショー初出展企業 ㈱米匠庵

 ・多機能バッグ「Kemypace(ケミーパーチェ)」独自企画で差別化! ㈲リンクアップの挑戦!

●カタログ                
 ・リンベルの新カタログ
 「リンベルスマートギフト」…カタログの概念を超える究極の自由形ギフト

 ・ギフコ、シニア向けポイント型 チョイスギフト「coto-no-ha」を発売
 シニア向けに新しいライフスタイルを提案

●IT                
 ・Data スマホユーザーのネット、ショッピング利用経験は65%

●ショー                  
 ・第77回東京ギフト・ショー2014結果レポート
 ・第51回大阪ギフト・ショー2014開催のお知らせ


~~今月の特集~~

●大手各ギフト問屋・業界団体等の新春展示会

シャディ、アピデ、ロワール、ハリカ、JGCなどが今年の新商品や方針を発表、カタログに掲載されていない旬の商品の提案も目立つ!

 ギフト問屋関連企業や組合団体は、その多くが例年、年明け早々に新春展示会を開催している。それは、いずれも今年一年の方向性を内外に示す重要な機会として捉えられている。その方向性とは企業の向かうべき方向性であり、その方向性に沿ったコンセプトを持った数多くの新商品群の展開でもある。
 多くのギフト販売店等は、それらの方向性から自店の内容と合致したものを取り入れ、消費者に提案していくことになる。したがってそれらの展示会は、ギフト業界全体の方向性や展望を確認することができる極めて重要な機会であり、場であるといっても過言ではない。
 過去、毎回、これらの展示会を取材してきて、今春の展示会を顧みた時に、今回もまた特徴となる重要な点がいくつか指摘できる。
 通常、これらの展示会は、主に総合カタログのテーマやコンセプトに即した内容での開催が一般的であり、今回も基本的にはその流れで行われていた。ただ、今回、最も関心が払われていた点の一つは、カタログ掲載商品と、いま最も“旬”な商品のズレをどうおぎなっていくか、という問題であったと思われる。
 当然のことながら、完成まで長い時間をかけて作られたカタログには、いま最も旬な商品が反映されていない場合もある。カタログ発行以降でも、展示会の会場では新鮮で話題性の豊かな商品が手当できることなどから、カタログに掲載されていない新商品の展示や提案も目立った。
 また、これら旬の商品の販売を拡大する方策として、小売店との間でインターネットを活用する提案なども見られた。
 その他としては、消費税の導入をにらんで様々な販促のアイデアを展開したものもあった。また、今回は間に合わなかったものの、2020年の東京オリンピック開催に関連した企画なども次回以降の展示会では登場するかもしれない。
 詳細は各レポートに譲るが、その意味でそれぞれの企業のみならず、業界にとっても大きな価値を持つ新春展示会であることは間違いないと言えそうである。

 以下は、今回弊紙で取り上げた新春展示会。(掲載は順不同)
◎第48回シャディ全国ブロック大会大展示会2014
◎2014 SPRING&SUMMER・アピデメッセ
◎LOIRE SHOW 2014
◎2014 JGC新作ギフト発表展示予約会
◎第112回ハリカ春夏商品・企画見本市


●消費税が4月より5%から8%に引き上げ!ギフトビジネスへの影響と対策を探る!!

 消費税が今年の4月1日より5%から8%に、来年2015年10月1日からは10%に引き上げられる。消費税の引き上げは1997年以来17年ぶりのことであり、ギフト関連事業者にとっても大きな関心事となっている。
?企業にとって当面の問題になるのは、やはり増税圧力による売上失速やコスト増であろう。さらに、負担を完全に商品やサービスへ価格転嫁できる企業がいったいどれほどあるのか、などが懸念されている。
?とりわけ流通業者にとっては、商品の価格表示について、これまでの「総額表示」(内税)から「税抜き価格表示」(外税)が一定の条件下で認められるようになったことは大きな出来事と言えた。
 しかし、ギフト業界においては、ここでいつくかの問題が発生する。ギフト販売店は様々な問屋のカタログを使用している。外税と内税の両方が認められるとなると、「問屋A」のカタログと「問屋B」のカタログの表記が異なっていた場合、同じ店舗でも使用しているカタログによって外税と内税がバラバラに存在するという事態が起きる。
 そのため、少なくともギフト問屋の発行する総合カタログについては、極力統一した方が良いのではないか、というのが業界の一致した意見だった。
 その結果、2014年1月1日以降に発行する総合カタログは、外税表示とし、カタログ表紙まわりや商品掲載頁の下に、「表示価格は税抜きです。2014年3月31日までは消費税5%、2014年4月1日からは消費税8%が別途課税されます」の注記を入れるというものであった。
 ただ、販売店の場合、レジやパソコンシステムの内容によってその対応は大きく変わる場合もある。





~~今月の表紙~~

山梨のご当地アイドル「萌きゅんエンジェル」の印鑑セットと痛スタンプ
谷川商事株式会社

 アイドルとして、作曲家グループ(ボカロP)としてライブやネット配信を中心に活動中の萌きゅんエンジェルの印鑑セット3980円+消費税と痛スタンプ500円+消費税を2月から発売します。
 印鑑セットの収納箱のロゴマークにiPhoneをかざすと萌きゅんエンジェルの曲が聞けます。毎月更新。
 萌きゅんエンジェルは山梨に眠る新しい才能を発掘するため、2012年に始まった1年アイドルプロジェクト。
 毎月第2土曜日は、エフエム甲府のラジオ番組「土曜ワイド 酒折倶楽部 10:00~13:00(第1部)」、ニコニコ生放送「もっとエンジェれば!?(生)19:00~19:30 」に出演中。
 2014年春に新曲を発表予定。アイドル結成以来、毎月のペースでオリジナル曲をリリースしています。


 萌きゅんエンジェル公式ホームページ 
 http://moekyun.jpn.com
 谷川商事株式会社
 〒409‐3294
 山梨県西八代郡市川三郷町岩間四三七
 電 話0556(32)3131
 FAX0556(32)3181
 http://www.taniever.co.jp


~~今月の特集~~

●2014年ギフト問屋の総合カタログ(19社)…世界文化遺産関連やARなど最新のIT技術等を採用した企画が注目

 ギフト問屋の総合カタログは、この時期に刷新されるケースが多い。したがって、毎年、この時期に主要なギフト問屋のカタログを網羅して紹介している。
 毎年、その年によって、カタログの傾向は少しずつ異なる場合が多い。例えば、2012年には前年に起きた大震災の影響がかなりのカタログに見て取れた。昨年はそのような傾向も薄れ、それぞれの企業独自の企画が目立った。そして、2014年は、消費税の表記の問題がカタログ作りに大きな影響を与えた。
 内容については、今回掲載したギフト問屋カタログの全般を見渡して、まず、形式的に異なる点は、前回、またはそれ以前と比較して巻頭特集が少なくなっている点である。総合カタログとは言え、ユーザーイメージはあるはず。したがって、そのユーザーニーズを考えた場合、雑誌編集的なイメージの強い巻頭特集をあえて採用しないという選択もあるだろう。
 しかも、総合カタログであるから、少しでも商品を多く見せていこうという判断もある。むしろ、目的別カタログや専門カタログでユーザーに合った特集を組む、という方針もあるかもしれない。
 以上の点も含めて、今回の傾向を簡単にまとめてみた。
 ①富士山の世界文化遺産への登録記念などの時流に乗った企画や、AR(拡張現実)技術を使ったカタログの展開なども見られた。今回、間に合わなかったが、次回ぐらいから徐々に「2020東京オリンピック」や「和食」の無形文化遺産登録にからんだ企画なども出てくるだろう。また、ARは他のカタログにも波及することが予想される。
 その他、②防災・防犯、③ジャパンブランドやメイドインジャパン関連、④出産内祝いの重視、⑤返礼ギフトのパーソナルギフト化、⑥エコ商品、などが今回も目に付いた。
 (掲載は会社名50音順)



●【特別企画】アンケート特集/販促・企画・営業・広報などで活躍する現場からの声!
 様々な意見から探る2014年へのそれぞれの展望

 販促や企画・営業・広報等の現場の声をアンケートで探る。昨年の感想と今年への展望を通して、ビジネス現場にいる方々でなくては伝えられない様々な声を聞く。

 弊誌でこの数年間、様々な企画や取材、特集などのページで登場していただいた方々を中心にアンケートを行った(人物の選定は編集部が行った)。
 選定させていただいた方々は、販促・経営・販売・宣伝・広報・企画・営業等の最前線で活躍している現場の方たちである。
 また、通常、このようなアンケートは、雑誌の1月号に掲載されるのが常であるが、その場合、どうしても昨年の早い時期に提出していただく必要が出てくる。しかし、実際に年が明けてからでないと実感できない部分もあり、あえて2014年1月の年明けまで締め切りを延ばし、2月号掲載とした次第である。

 アンケートの質問内容は以下のようなもの。
①2013年を振り返って
②2014年の展望

 なお、今回各氏に送付したアンケート依頼文には、以下のような一文が添えられている。この趣旨にしたがって、アンケートの一部を改変した場合もあることをご承知おきいただきたい。

 アンケートの内容は基本的に全文そのまま掲載させていただきます(だだし、電話番号、メールアドレス、ホームページアドレス等、また、商品のアピール等著しく宣伝めいた内容もご遠慮いただいておりますのでご了承下さい)。さらに、極端な長文に関しては、編集部の責任で文章を整理させていただく場合もあるかと存じますのでその点もご承知おきください。

 これはアンケートの内容を宣伝にしたくないという意向によるもの。したがって、アンケートの内容に関連してより詳細な情報を得たい場合や連絡を取りたい場合などは、インターネットでキーワード検索等を行い、情報や連絡先等を入手していただくようお願いしたい。
 アンケートにご協力いただいた方々は、いずれもそれぞれのお仕事の現場でなければ伝えられない多様な情報や現状を伝えていただいているのではないかと考える。
 ご協力いただいた方々には、この場をお借りして御礼を申し上げる。
*各アンケートの文章は、上記の趣旨に反する部分以外は、返送されてきたものをほぼそのままの形で掲載している。ただし、タイトルに関しては編集部で作成したものもある。掲載は順不同。




~~今月の目次~~

●新春企画 
 特集 2014年新春ギフト問屋社長インタビュー
 ~新たな経営戦略とその実現に向けての確かな決意が求められる年

・アピデ(株) 中村健輔社長
 ギフトマーケットを既存概念で決めつけずに柔軟な目で見ていく

・(株)三喜 三谷欣司社長
 きめ細やかなサービスを提供できる、お客様主体の企業でありたい

・(株)Gホールディングス 南川一郎社長
 商品券一兆円市場へ ポイントギフトカードで本格参入

・東栄産業(株) 高田秀寿社長
 コミュニケーションや “人間力”等を強めることで営業力の強化を図る

・(株)ハリカ 原口廣一社長
 お客様が本当に贈りたい品物をお勧めする!ギフト販売の原点を忘れずに運営する

・リンベル(株) 東海林秀典社長
 現在の開発が未来の開発につながる 今年も新しいカタログで文化を創造したい

・(株)ロワール 梶村正也社長
 旬の商品をタイムリーに提供出来るバイイングパワーと新カタログの構築を図る

●年頭にあたって
・新企画・新アイデアでギフト流通が景気回復の一翼を担える大きな力となることを祈念して
 芳賀久枝((株)ぎふと社長、(株)ビジネスガイド社会長、月刊ぎふと主幹)

・私が歩んだ跡に道ができるという気持ちで仕事に取り組んでいきたい
 〜インフレや円安、東京オリンピック開催決定を追い風に〜
 芳賀信享((株)ビジネスガイド社代表取締役社長)

●2014年を迎えて 業界人の年頭所感

●販促                
・多様な商品分野が女性をターゲットに 女性向け販促品が注目される理由!

・2013・JPM贈賞式開催 経済産業大臣賞はソニーマーケティング(株)の「ヘッドホン大型試聴展示台」に贈賞

・「周年記念企業」2014年に創業から節目の年を迎える企業は12万社、上場企業は279社

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●好評連載!
・ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
【オウンドメディア特集】第11回 ECのメディア化①
清水正樹氏 (株)エンファクトリー執行役員

●企業                  
・過去最高額のノベルティを受注!!国内PPメーカーの強みを生かす共栄商事(株)

・600人のママの声を取り入れた「たまひよBABY ROOM」ららぽーとTOKYO-BAYにベネッセがオープン。サンプル品の提供も

●観光                  
・松江市が「怪談のふるさと 松江」を宣言~にほんばし島根館ビル4階で松江市長による宣言式

●データ                   
・スマホ経由EC利用は20代女性が特に積極的で物品系は有望

                  
●ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

●特集 2014年新春ギフト問屋社長インタビュー:新たな経営戦略とその実現に向けての確かな決意が求められる年

 恒例となった「新春ギフト問屋社長インタビュー」は、今年も東西の大手ギフト問屋の社長7人に昨年を振り返っての感想やビジネスの現状、そして今年の展望等をうかがった。

 2013年を振り返った言葉の中に多く登場するのが、「アベノミクス」である。そして、多くの場合、その言葉の後に続けられるのが、「私達の業界はまだほとんどその恩恵は受けていない」というひと言である。
 また、昨年の状況を振り返る中で、経済的に必ずといって良いほど取り上げられるのは、「円安」と「インフレ傾向」という二つの言葉である。これらは日本銀行が方針として打ち出した結果の一部として現実化しているものであり、日本経済を巻き込む大きなうねりである。
 問題は、その大きなうねりがギフト業界にどのような影響を及ぼすか。または、それを業界としてどう受け止め、対応していくか、ということであろう。
 さらに、ギフトビジネスに引きつけた具体的な課題としては、「消費税」の問題がある。特に、カタログを扱うギフト問屋サイドにとってはその表記をどうするか、という問題で昨年一年は大きな時間と労力が割かれた。
 そして、実際に四月前にどこまで駆け込み需要があるのか、また4月以降、どこまで需要の落ち込みが影響するのか。ギフトビジネスサイドにとっても決して他人事ではない。
 ギフトビジネスのみならず、現在、大きく注目されているのはインターネットを使った様々なビジネスの台頭である。それは小売ビジネスを大きく変え、問屋ビジネスにも深刻な影響を及ぼし、メーカービジネスをも左右するほどの事態となっている。
 今年は、その傾向が一層顕著な形で業界に課題をつきつける年となるだろう。
 成長が期待されていたチョイスギフトについても、最盛期の勢いはなくなりつつあると言われている。
 今年はまさに、ギフト問屋ビジネスも新たな経営戦略とその実現に向けての確かな決意が求められる年となりそうである。

 なお、今回インタビューをさせていただいたのは、以下7社の各社社長である。弊社主幹の芳賀久枝が中心になってインタビューを行った。
*アピデ(株)
 中村健輔社長
*(株)三喜
 三谷欣司社長
*(株)Gホールディングス
 南川一郎社長
*東栄産業(株)
 高田秀寿社長
*(株)ハリカ
 原口廣一社長
*リンベル(株)
 東海林秀典社長
*(株)ロワール
 梶村正也社長
          (50音順)


●女性向け販促品が注目される理由!…多様な商品分野が女性をターゲットに

 弊誌ではこれまでも「女性向け販促品」に注目してきた。それは市場として可能性が大きいだけでなく、商品としてコンセプトを絞りやすいからでもある。今回もプレミアムインセンティブショー2013秋の女性向け販促品から一部を紹介しよう。

 現在、女性向けの市場はたいへん注目されており、これら女性をターゲットとした商品開発やサービスの展開が花盛りである。
 当然のように、それらの新しく開発された商品を販売促進するために、様々な女性用の販促品を使用したSP戦略が実施されている。それが、現在、販促業界で女性向けの販促品が大きく注目されている理由であるとも言える。
 プレミアム・インセンティブショー(以下PIショー)では、女性向けの新商品やシステムが注目される前から「女性向け販促品」の特別展示(その後、コンテストに移行)を行ってきた。
 以前は、もっぱら女性向けブランドの販促品として“女性向け販促品”は用いられてきた。しかし、最近の傾向としては、これまで男性向け商品・サービスと思われてきた分野にも女性ユーザーを誘引しようとして、女性向け商品・サービスを開発しつつあるという背景が指摘できる。
 かつては、化粧品や女性用衣料など限られた分野だったものが、今ではあらゆる分野へと広がっている。そういう中で、“ブランドの伝えたいメッセージとの親和性”を重視すればするほど、販促品のバラエティーは多様なものとなっていく。
 PIショーの女性向け販促品会場の雰囲気として顕著に言えることは、何よりも当の女性来場者の関心が高いということであった。一般的に他の商品以上に、見ていて楽しいというウキウキ感を重視した商品の傾向が強まっている。
 一つひとつの商品には、女性特有の「かわいい!」という視点が重視されているように感じられる。さらに色、香り、手触り・肌触りなど見た目以外の触感も重視した商品開発が行われており、女性相手ならではの感性に訴えるコンセプトが随所に伺える。
 女性向けの販促品の開発に、女性スタッフの力が大きくかかわっていることは、これまで弊誌でもレポートしてきた。
 先にも挙げたように、より広い分野の商品やシステムに女性向けの企画が投入され、販促品が利用されていくとすれば、今後、ますます女性向け販促品の商品内容は豊かなものとなっていくだろう。
 当然、そこで活用される女性の感性や人材の力も増えていくことになると思われる。
 PIショー2013年秋の女性向け販促品コンテストコーナーに出品された商品の中から一部を紹介する。
 今後、より女性に強くアピールできる販促品が出品されることにより、女性市場の活性化と併せて総合的に女性の活躍の場が増えることが望まれる。

~~今月の表紙~~

横浜マテリアル株式会社~~名入れの価値観を超えたプレミアムギフト!

 横浜マテリアル株式会社は、主にクリスタル製品及び内部彫刻を施すレーザー加工メーカーとして知られている。
 15年余り前にガラス内部への2Dや3Dのオーダー彫刻品を日本で最初に普及させた同社は、アワード・メモリアル・ギフト・ノベルティの各カテゴリーはもとより、アクセサリーやエクステリア製品に対しても、単なる名入れではなく、クライアントやメーカーの世界観をビジュアルに加工表現することを主なコンセプトとしている。
 具体的には表面加工では困難であった画像彫刻技術や写真からの3D表現技術を用いながら、別注ガラスまでの提案を行うなど、クライアントが求めるオリジナル製品の要求に対して、国内加工ならではのキメ細かな対応で各業界から支持されている。
 今月号の表紙に登場した「ロータリーグローブ」は、地球に存在する“磁場”と“光”のエネルギーを受けて自転する地球儀(S=φ114ミリ・L=φ152ミリ 各2色)に合わせ、台座にはプレミアムギフトならではのオリジナル加工を施すことができる。
 台座には、2Dや3D彫刻が可能なK9クリスタルガラス製と重厚な質感のウォルナット木製台座(メタルプレート対応)がラインアップされている。
 オプションとしてSEIKO Precision製時計をセットすることができ、実用品としての魅力も備えている。
 価格は全て彫刻代込みのオープン価格だが、予想される上代(実売)価格は、54,000円(税別)~となる見込み。
 同社では、今後も「ロータリーグローブ」のような“付加価値とオリジナリティ”を併せ持った製品の開発・発売を計画している。

横浜マテリアル株式会社
www.kinenhinonline.com
本  社 電話045(952)5111 E-mail:info@ymart.co.jp
大阪支店 電話06(6444)7072 E-mail:ym-osaka@ymart.co.jp
仙台支店 電話0224(55)5554 E-mail:sendai@ymart.co.jp


~~今月の目次~~

●販促                 
・特集 人気販促品
 2013年人気を集めた、2014年期待される販促品の最新事情

・PIショー&大阪ギフト・ショー販促アンケート相互比較分析
 独自データから探る関東圏と関西圏の販促品事情

・第48回PIショー秋2013「来場者アンケート」を分析する

・第50回大阪ギフト・ショー「販促品アンケート」を分析する

・注目されるインセンティブ・ツアー モノだけでなくコトへの関心が背景に

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●話題の連載!
・ポイントプログラム業界別攻略法 by 南川一郎
 第6回 家電量販ポイント戦略とアマゾン対策

・好評連載!ギフトECサイトの処方箋&WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介!
 第10回 サンプリングマーケティング
 清水正樹氏 (株)エンファクトリー執行役員副社長

●婚礼                
・低迷を続ける引出物市場、その背景を探る~婚礼引出物で提供する“おもてなし”の心とは?

・資料:目で見る引出物調査~引出物におけるインターネットの利用実態調査

・結婚式場業の現状と課題:経済産業省委託調査報告書より

●歳暮                  
・2013年百貨店の歳暮商戦
 パーソナル感覚のこだわり商品の強化、高額の商品も目立つ!

●小売店                
・特別寄稿 残存企業残り福による生き残りの条件~ギフト専門店は素晴らしいビジネス
 フジキコーポレーション(株)会長、(協)ジャパンギフトチェーン理事長
 藤原茂紀

●企業           
・クロマキー撮影を手軽にレンタルで。「どこでもスタジオクロマキー」でイベントや展示会を盛り上げる…(株)システム計画研究所/ISP

・スワロフスキー・ジャパン(株)…秋冬2014-2015新作発表会でコーポレート・ギフトを発表

・三重県アンテナショップ“三重テラス”がオープン~ショップ、レストラン、イベントで三重の魅力を立体的にピーアール

・キュレーション型定期購入サービスと連携したポイントギフトカード「ザ・ワインクラブカード」の戦略とは (株)ギフコ

               
●新カタログ紹介:(株)四津井…『美術の宝典Collection330号 午(うま)の博物館2014』

●仏事~葬儀業の現状と課題

●海外
・日本酒の輸出を考える企業のためのハンドブック~ジェトロが、中国・香港・台湾などを対象に作成

●贈答文化                 
・コラム ユネスコの無形文化遺産に「和食」が登録!「贈答」も「和食」に共通する日本古来の文化遺産

                 
●ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

●特集:人気販促品「2013年に人気を集めた、2014年に期待される販促品の最新事情」

 企業の販促費が伸び悩んでいるといわれる昨今だが、今年はどういった商品が注目を集めたのだろうか。また特徴的な動きはあったのだろうか。そこで今年最後の特集では一年を振り返る企画として、人気のあったギフト商材及び来年人気を集めそうな商品を紹介している。
 本誌ではまず、全国の総合ギフト問屋に聞いた「受注ベースでの売り上げベストテン」を紹介している。このデータはアピデ(株)、ギフコ(株)、(株)三喜、シャディ(株)、東栄産業(株)、(株)ハリカ、(株)藤田商店(50音順、敬称略)にアンケートを依頼、回答を得られた企業のデータを集計し、そこに弊誌プロムナードなどで紹介した商品情報や弊社主催のプレミアム・インセンティブ・ショーコンテストの結果なども加えてまとめている。

 このデータの中には、出荷数ベースでしかデータをまとめられない企業もあったため、出荷数ベースのデータも一部加えている。また時期的な問題から上半期までのデータまでしか集計していない問屋もあったため、それも加えている。
 そのため、厳密な数字に即したランキングデータではないことに留意する必要はあるが、2013年の市場を取り巻いていた雰囲気を振り返る一助として活用いただきたい。
 後半では実際に今年注目を集めた、来年注目を集めそうな販促品を4ページにわたってカラーで紹介している。


●特集:低迷を続ける引出物市場その背景を探る!…婚礼引出物で提供する“おもてなし”の心とは?

 引出物市場は低迷を続けている。今後、新製品の開発と、細分化・多様化する流通への対応が求められる。しかし、新製品を開発しただけでは足りず、それを新たな流通に乗せるための方策も必要だ。従来と同じ流通ルートだけでは限界が見えているからだ。課題は山積している。


 引出物市場は低迷を続けている。
 それは、いくつかの理由が考えられるが、大きく分ければ一つは経済的な背景によるもの。そして、もう一つは社会的な背景によるものと言えるだろう。
 経済的なものとしては、端的に言えば、所得の低さから結婚をためらう層が増えている。結婚をしても式を挙げない。式を挙げてもお金をなるべくかけない。当然、引出物の手配にもしわ寄せが来る。
 一方で、社会的な背景はどうか。言うまでもないが、婚姻件数は減少に向かっている。そういうマイナスの環境の中で、さらに低迷を助長させているのが現在の挙式や披露宴事情の変化と言えそうだ。その状況をみながら、その中で引出物がどういう流通状況に置かれているかを探っていく。
 また、最近の結婚式の傾向である「アットホームな雰囲気」「列席者を優先」「自分たちらしさを表現する」ということの傾向を的確に見極め、多様化する要望に応えていくことも引出物業界にとっては必要と言えるのではないか。
 まさに、引出物で“おもてなし”の心を探るビジネスが求められている。

~~今月の表紙~~

ギフコ株式会社

キュレーション型定期購入サービスと連携した
ポイントギフトカード 「ザ・ワインクラブカード」

ポイントギフトカードの先駆者であるギフコ株式会社は、スマートデバイス時代に新たなEC手法として注目される「キュレーション型定期購入サービス」を取り入れた「ザ・ワインクラブカード」を発売しました。
「キュレーション型定期購入サービス」とは、各分野の専門家(キュレーター)が厳選した商品が毎月、自宅や指定の配送先に届くサービスで、欧米では「ブック・オブ・ザ・マンス」等が有名です。
その第一弾、「ザ・ワインクラブカード」は、ワインが好きな人に贈るギフトカードで、カードにポイントが付与されており、もらった方は、専用のワイン交換サイトにアクセスし、ポイントを使用して好みのワインと交換出来ます。
交換サイトでは、毎月、違った個性が届くのが楽しみな「頒布会」から、お値打ちな「ワインセット」、希少価値のある「限定ワイン」、さらにはレストランで楽しめる「ワインチケット」までワイン好きのための様々な商品を提供します。ポイントが足りない場合はクレジット決済も可能なため、ポイント数以上のお好みのワインとも交換いただけます。一度試したワインが気に入った場合は、次回から購入することも可能です。
ザ・ワインクラブカードの商品ラインナップは、3,000ポイント、5,000ポイント、10,000ポイントの三種類のカードがあり、用途に応じてお選びいただけます。
今後はワインに続き、焼酎、スイーツ、グルメなど好みに合わせてお選びいただけるよう、各ジャンルのギフトカードを展開して参ります。


商品のお問い合わせ
〒102-0074
東京都千代田区九段南4-7-15 JPR市ヶ谷ビル2階
ギフコ株式会社 商品企画本部
TEL 03(3512)3574
FAX 03(3512)3591


~~今月の目次~~

●歳暮               
 2013年ギフト問屋の歳暮カタログ
 産直品、老舗・ブランド品人気の継続、迎春・パーティーなど「祝」のページ増強で、豪華さ華や かさがアップ

●販促               
・2020年東京オリンピック・パラリンピックで盛り上がろう! 
 東京オリンピックで期待される販促効果

・2020年東京オリンピック関連情報
 社名は“オリンピック商標権”の規制を受けず!?

・世界の2013年広告費成長率は3%増
 電通グループのCarat(カラ)が世界の広告費成長率予測を発表

・販促で重要視されるインセンティブの現状
 注目されるチョイスギフトやインセンティブツアー

・2012年、13年の注目されるトイレタリー商品市場
 「家庭用マスク」「芳香・消臭剤」「冷用枕・冷感スプレー」

・参考資料 拡大するデジタルサイネージ市場
 2020年市場は2012年比3.1倍、同広告費は7.5倍に成長と予測

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●特別寄稿 景気回復を実現させる「着眼力の磨き方」と「ヒットの予感」
「リフレーミング」発想で景気回復を実現する
 プランナー、CSN企画代表 富田眞司氏

●好評連載!
 ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
 第9回 ネットと店舗の繋げ方(part2)
 清水正樹氏 (株)オールアバウトエンファクトリー執行役員

●業界団体               
 日本贈答文化協会が第5回定時総会を開催
 贈答アドバイザー認定取得者によるパネルディスカッションを実施

●展示会               
 2013“秋冬季節商品・お歳暮”内見会
 ギフトとリビングの新しい提案 アピデ(株)

 企業                 
●(株)花のギフト社 自社加工場用地を取得
 地鎮祭祈念謝恩パーティーを開催

●宣伝・広報              
 資料 中小企業の宣伝・広報活動 東京都が実態調査報告書を発表

●仏事                   
 資料 葬儀業の現状と課題

●カタログ                 
 ギフトカタログニュース…岐阜産研工業(株)/(株)タカスギ

●データ                
 キャラクタービジネス市場…2013年度市場規模は前年度比98.8%で微減
                  
●ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ

・第48回PIショー秋2013結果

・第50回大阪ギフト・ショー秋2013結果


~~今月の特集~~

●第48回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2013
 東京・池袋サンシャインシティ文化会館において盛大に開催

第48回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2013(PIショー)は10月16日(水)~18日(金)の3日間、東京・池袋サンシャインシティ文化会館において盛大に開催された。出展社は213社。来場者は初日に伊豆大島に記録的な大災害をもたらした台風に見舞われたにもかかわらず約4万5000人を数えた。

今回の開催テーマは「景気回復期におけるセールスプロモーション戦略」というもの。芳賀信享社長は「このテーマを作った時期はこれほどの景気回復など予想されない頃だった。テーマに沿った形で景気回復が図られており、たいへんに喜ばしい」と挨拶を行っていた。
また、恒例となっているコンテストなども好評だった。

今回、このコンテストで特徴的な点は、従来だと準大賞は一点ある程度なのだが、SPツールコンテスト、ベタ付け商品コンテスト、女性向けコンテストの各入賞で二点が選ばれていたこと。それだけ、今回の受賞作品の層が厚いということを意味していると言えそうだ。

四つのコンテスト結果は、記者会見の会場で記者に発表された。
なお、次回のPIショーは、2014年4月9日(水)~11日(金)の3日間、会場は今回と同様に東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で開催される。その他、詳しい問い合わせは、以下まで。

 (株)ビジネスガイド社・事業部
 PIショー事務局
 03-3847-9155(直)
 03-3843-9854(代)
 FAX03-3847-9436
 http://www.pishow.com


●2013年ギフト問屋の歳暮カタログ

 産直品、老舗・ブランド品人気の継続、迎春・パーティーなど「祝」のページの増強で、豪華さ華やかさがアップ。

お歳暮ギフトの中で、売り上げが伸びているのは産直品。中でも老舗・ブランド品、スイーツ、ハム・ソーセージが好調だ。これらの人気ジャンルを歳暮カタログの巻頭に配置するのが基本スタイルとなった。加えて、食卓などのシーンを設定して商品をアピールする構成も増えている。とくに歳暮には、湯気の上がる鍋を囲む団らんが欠かせない。今年は、クリスマスから迎春の華やいだテーブルシーンが多い。
本誌では実際の各問屋のカタログをビジュアルで紹介すると共に、商品掲載点数や今回の特徴的な編集内容について詳細紹介している。
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