表現者クライテリオン 発売日・バックナンバー

全96件中 31 〜 45 件を表示
1,362円
☆【特集1】孫子のための「財政論」 中央銀行の政治学

(対談)
ケインズ革命を加速せよ! ――中央銀行のプラグマティズム/浅田統一郎×藤井聡
コロナ禍から資本主義の「その先」へ/大澤真幸×柴山桂太

・「選択的な財政支出」が日本経済を救う――成長政策・社会保障財源としての財政出動・金融緩和/飯田泰之
・いまこそ将来世代のための政策を掲げよ/森永康平
・国家の信用はどのようにして生まれてくるのか?/仲正昌樹
・現代的貨幣理論による財政学のアップデートは可能か?/佐藤一光
・貨幣史、国家、中央銀行、そしてその先へ/望月慎
・イデオロギーとしての「中央銀行の独立性」――ニュー・コンセンサスとMMTを比較する/金濱裕


☆【特集2】コロナがもたらす教育破壊
(対談)
「若者の未来」は守れるのか? ――社会学からの処方箋/宮台真司×藤井聡

・〈われ―なんじ〉の教育論――大学の死をめぐって/浜崎洋介
・コロナで加速した学校現場の混乱――高等学校からの報告/清水一雄
・一教師のコロナ禍体験記――マスク着用が当たり前になった学校で/髙江啓祐


☆【特別インタビュー】
続 養老孟司、「常識」を語る――「不気味なもの」との付き合い方 コロナ・虫・解剖学/聞き手 浜崎洋介


☆【連載】
(連載対談)
・永田町、その「政」の思想(第4回)安倍・菅内閣の官邸システムの本質/佐藤優×藤井聡

・「危機感のない日本」の危機――メディアと日本の目を覆うべき転落のコラボ/大石久和
・欧米保守思想に関するエッセイ 第3回 ソルジェニツィン Part3/伊藤寛
・マルクスの亡霊たち――思想に殺された作家たち2/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
・小さきモノへの愛 その㊀――日本人の原点/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
・福田和也――思想の揺らぎについて/平坂純一(保守のためのポストモダン講座)
・居場所は法の外に――日米暴走族の「自治」のエートス/川端祐一郎(思想と科学の間で)
・オオカミ少年と警鐘の倫理/松林 薫(逆張りのメディア論)
・移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」――「移動せずともよい社会」を目指して㊄/白川俊介(ナショナリズム再考)
・「ポリティカル・コレクトネス」は多様性をもたらすのか? ――言葉から考える8/施光恒(やわらか日本文化論)
・伝統の価値――満州から独りで帰ってきた少年の話/仁平千香子(移動の文学)
・編集長クライテリア日記/藤井聡
・メディア出演瓦版/平坂純一


☆【書評】
『危機の日本史 近代日本150年を読み解く』佐藤 優・富岡幸一郎 著/前田龍之祐
『デヴィッド・ボウイ 無(ナシング)を歌った男』田中 純 著/田中孝太郎
『フィヒテ入門講義』ヴィルヘルム・G・ヤコプス 著/篠崎奏平
『計算する生命』森田真生 著/薄井大澄
『ベートーヴェンは怒っている! 闘う音楽家の言葉』野口剛夫 著/加藤真人


☆【その他】
・表現者クライテリオン信州・松本シンポジウム報告
・読者からの手紙
・「脱炭素化」の幻想「/コロナ全体主義」の心理学――エーリッヒ・フロムに倣って(鳥兜)
・基準なき国の、基準なき政府――宣言延長と五輪開催/キルケゴールとコロナ危機――〈絶望=不協和〉に喘ぐ日本人(保守放談)
1,362円
☆【特集】コロナ疲れの正体――暴走するポリコレ

・(座談会)知識人は「ポリコレ」にどう向き合うべきか――「保守」と「リベラル」の対話を通じて/東浩紀×辻田真佐憲×藤井聡×浜崎洋介
・(鼎談)なぜ日本では「自粛」が“政治的に正しい"のか――コロナ禍中の思考停止について/三浦瑠麗×宮崎哲弥×藤井聡
・(インタビュー)「コロナ依存症」に陥った日本社会をどう癒すか――過剰自粛、ポリコレ、ポスト・トゥルースの時代を超えて/與那覇潤×聞き手浜崎洋介
・(対談)コロナ自粛「腰抜け」論に抗え!/小林よしのり×藤井聡
・アメリカに吹きすさぶポリコレの嵐――民主党の「改造」は何をもたらしたか/会田弘継
・「ポリコレ」について私が知っている二、三の事柄/浜崎洋介
・道徳感情、燃ゆ/綿野恵太
・ポリティカル・コレクトネスの何が問題か――アメリカ社会にみる理性の後退/ベンジャミン・クリッツァー
・社会に蔓延る「ポリコレ」――その心理的背景/加藤真人


☆【連載対談】
・永田町、その「政」の思想(第3回)大衆社会と如何に対峙するか/佐藤優×藤井聡
・大変動期を語る(後編)資本主義の地殻変動/鎌田浩毅×柴山桂太


☆【連載】
・「先進国で日本だけが」ばかりの日本国/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
・欧米保守思想に関するエッセイ第2回 ソルジェニツィン Part2/伊藤寛
・SNSがもたらす「沈黙の二重螺旋」/松林 薫(逆張りのメディア論)
・マルクスの亡霊たち――思想に殺された作家たち1/富岡幸一郎(虚構と言語戦後日本文学のアルケオロジー)
・災害で進化する都市/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
・早稲田に直己先生がいた時代/平坂純一(保守のためのポストモダン講座)
・菜食主義を考える――倫理はいかにして成熟するのか/川端祐一郎(思想と科学の間で)
・「領土」について政治哲学的に考える――コスモポリタニズム批判㊅/白川俊介(ナショナリズム再考)
・帰らなかった日本人妻たち――慶州ナザレ園にて/仁平千香子(移動の文学)
・「英語化が経済成長を促す」は本当だろうか? ――言葉から考える7/施光恒(やわらか日本文化論)
・編集長クライテリア日記/藤井聡
・メディア出演瓦版/平坂純一


☆【寄稿】
ゲルニカとカサブランカ/橋本由美


☆【書評】
『農の原理の史的研究 「農学栄えて農業亡ぶ」再考』藤原辰史 著/田中孝太郎
『財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生』ステファニー・ケルトン 著/金濱裕
『新たな極右主義の諸側面』テーオドル・アドルノ 著/前田龍之祐
『ヨーロッパ冷戦史』山本健 著/篠崎奏平
『金子兜太 俳句を生きた表現者』井口時男 著/薄井大澄
『小津安二郎への旅 魂の「無」を探して』伊良子序 著/玉置文弥


☆【その他】
・表現者賞・奨励賞発表
・スガノミクスが地方を滅ぼす/お為ごかし徹底批判のための真摯な勇気を(鳥兜)
・死ぬ機会の「ジェンダー・ギャップ」/選択的夫婦別姓論の短絡(保守放談)
・読者からの手紙
1,362円
☆【特集1】抗中論 超大国へのレジスタンス
・(座談会)「中国の夢」という脅威/福島香織×藤井聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
・(対談)東アジアの中国と日本(前半)中国を知らない日本人/岡本隆司×藤井聡
・まずは尖閣を死守せよ――“縮小の時代"にふさわしい日本外交とは?/近藤大介
・世界の豚肉の半分を食べる国――生産の半分が失わせて見えた食料事情/岩田寛史
・中国はなぜ情報通信ネットワークの掌握を狙うのか/小原凡司
・ディスインフォメーション・キャンペーンを仕掛ける中国――日本への影響をどう抑え込むか/桒原響子
・親中の何が悪い――理念なき国家の“敗北"/小幡敏

☆【特集2】コロナが導く社会崩壊
・(座談会)「国民の幸福」の最大化をめざせ――“自粛か経済か"の不毛/藤井聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
・非正規労働者を見捨てるな! ――1000件のSOSが訴えるこの国の窮状/雨宮処凛
・コロナを過大視する日本人の心理の背景とその悪影響/和田秀樹
・“自粛強要"で経済を壊すな――緊急事態に陥る“社会の底辺"/鈴木傾城
・コロナ禍中の感情過多と過剰倫理/川端祐一郎

☆【連載対談】
・大変動期を語る(前編)資本主義の地殻変動/鎌田浩毅×柴山桂太
・永田町、その「政」の思想(第2回)「亡国」を巡る思想と実践/佐藤 優×藤井 聡

☆【新連載】
・欧米保守思想に関するエッセイ 第1回 ソルジェニツィン Part1/伊藤寛

☆【連載】
・財政制度等審議会の理解力/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
・種苗法改正の何か問題なのか? ――農家の視点から考える/松平尚也(農は国の本なり)
・なぜ中国はコロナ対策に「成功」したのか/松林 薫(逆張りのメディア論)
・宗教原理主義の預言書『邪宗門』/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
・妄りな非本質主義 ミシェル・フーコー/平坂純一(保守のためのポストモダン講座)
・移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」――「移動せずともよい社会」を目指して(三)コスモポリタニズム批判㊄/白川俊介(ナショナリズム再考)
・江戸のハードインフラを守る文化というソフト――日本堤と隅田堤の物語/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
・編集長クライテリア日記/藤井聡
・メディア出演瓦版/平坂純一

☆【寄稿】
《ダウントン・アビー》にみるサムウェア族的価値観とブレグジット/佐藤慶治

☆【書評】
『私の人間論 福田恆存 覚書』福田恆存 著/薄井大澄
『感染症と民衆 明治日本のコレラ体験』奥武則 著/篠崎奏平
『想像力「最高に高揚した気分にある理性」の思想史』メアリー・ウォーノック 著/酒井佑陶


☆【その他】
・バイデン大統領誕生に際して――問われる戦後の「JAP.COM」/ 社会崩壊の兆し――「自殺」というもう一つの感染症(鳥兜)
・脱炭素より脱貧困を/ コロナ騒動と「常識」の死滅(保守放談)
・読者からの手紙
1,362円
☆巻頭言

安倍総理の後任として総理の座を射止めた菅義偉氏。世間は約八年ぶりの新総理誕生を大いに歓迎した。
東北出身であることや無派閥であること等が、その「令和おじさん」の総理就任の歓迎ムードをもり立てた。
ただし、日本が置かれた現実は今、戦慄を覚える深刻な状況にある。長引くデフレ不況下で襲来したコロナ禍、
米国では新大統領が誕生する中、そのコロナ禍で一人勝ち状況にある隣国中国はその覇権的野心をさらに激化させている。
こうした状況下では総理の差配は日本の命運に文字通り直結する。

本誌ではこうした認識の下、日本の命運を握る人物となった「菅義偉」という人物が一体如何なる政治家なのか、
そして彼はこの政権で一体如何なる政治を行おうとしているのかを、支持や批難の枠を超えて多角的、多面的に論ずる特集「菅義偉論」を企画した。
彼が言う「改革」は国益に適うものなのか、それとも単なる破壊に終わるのか
――読者各位が是非、じっくりとご吟味願いたい。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡

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☆特集 菅義偉論――改革者か、破壊者か


☆【連載対談】
◇永田町、その「政」の思想(第1回)「菅政権」システム論/佐藤 優×藤井 聡


☆【編集長インタビュー】
◇古賀誠氏に聞く――「菅改革」は保守たり得るのか?
◆亀井静香氏に聞く――菅義偉 自ら光を出せない「月の政治家」
◇政治記者・鈴木棟一氏に聞く――「改革者」菅義偉の源流


☆【特集論考】
◇菅義偉は力ずくの政治を改めなければ破壊者になる/森田 実
◆菅政権は半グレ政権――欠陥だらけの権力者の運命はいかに/佐高 信
◇「菅義偉」とは誰なのか――故郷喪失者のルサンチマンについて/浜崎洋介
◆理念より実利優先の超現実主義者――改革志向の原点は「エリート」への反発/泉 宏
◇中抜きの宰相? ――政治家・菅義偉考/與那覇 潤
◆菅首相を保守の友とすることはできない/中島岳志


☆【新連載】
◇保守のためのポストモダン講座(第1回)西部邁とポストモダン/平坂純一


☆【連載】
◇基本法を改正できない危機/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
◆アベノミクスを振り返り、スガノミクスに願うこと/森永康平(アベノミクスの失敗)
◇保守派III――「覇権による安定」理論/伊藤 貫(国際政治学のパラダイム)
◆三島由紀夫「私の中の二十五年」を読む/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
◇宗教や戦争は自殺を減らすのか――?デュルケムの誤認と慧眼/川端祐一郎(思想と科学の間で)
◆郷愁と伝統/柴山桂太(「常識【コモンセンス】」を考える)
◇移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」――「移動せずともよい社会」を目指して(三)コスモポリタニズム批判㊃/白川俊介(ナショナリズム再考)
◆国民の分断と言語教育――言葉から考える6/施 光恒(やわらか日本文化論)
◇戦国のアウトバーン――日本最初の運河・小名木川の謎/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
◆記憶なき場所に故郷を探す――小林勝の「フォード・一九二七年」を読む/仁平千香子(移動の文学)
◇マスコミが「保守」になり得ないわけ/松林 薫(逆張りのメディア論)
◆“生きたい"と“死にたくない"――我々の国は、私の国/磯邉精僊(自衛官とは何者か)
◇日本の政府と財界は、フランスの移民政策の失敗に学ぶべし/ブルーノ=ゴルニッシュ国民連合・前全国代表(後半)聞き手:及川健二(フランス保守論客インタビュー)
◆メディア出演瓦版/平坂純一
◇編集長クライテリア日記――令和二年九月~十一月/藤井聡


☆【書評】
◇『三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』浜崎洋介 著/磯邉精僊
◆『自衛隊は市街戦を戦えるか』二見 龍 著/篠崎奏平
◇『愛するということ』エーリッヒ・フロム 著/薄井大澄
◆『ベートーヴェン 巨匠への道』門馬直美 著/佐藤慶治


☆【その他】
◇領土を奪われる幼児国家日本「/遊び」を罰するな(鳥兜)
◆RCEPは誰のための協定なのか/滅びゆく日本――三島由紀夫没後五十年に思う(保守放談)
◇読者からの手紙(投稿)
1,362円
☆巻頭言

「大阪を都にする」「大阪都を実現する」ための構想と思われがちな大阪都構想――
しかしその内実は単に大阪市という政令指定都市を廃止し、
「大阪市民」の財源と権限の一部を大阪府に譲渡し、かつ4分割するというもの。 いわば、大阪市という会社を潰して分社化して親会社である大阪府に組み入れるかのような構想が都構想なのだが、
それにも関わらず推進派の一貫した「イメージ戦略」によってまさに今、可決されんとしている。
本誌は、この構想は大阪市民の自滅を導くのみならず、全国民に深刻な被害をもたらす事を警告せんがために
ここに特集「『大阪都構想』で日本は没落する」を編纂した。
都構想の実現は第一に大阪の衰退を導く事を通して、第二にデマゴーグのみで直接投票を勝ち抜かんとする
民主政治の本格的劣化を通して確実に日本の没落を導く――この認識を明確かつ高らかに公の中で論じ尽くすことが、
住民投票の結果如何に関わらず、この没落から逃れ得る唯一の道なのである。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡

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☆特集 「大阪都構想」で日本は没落する――アフター・コロナの民主政治

☆【特集座談会】
◇「改革主義」は地方から乗り超えよ――戦後政治の転換点/室伏謙一×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
◆民主主義のジレンマ――「正しきを主張」するか「長いものに巻かれる」か/柳本 顕×北野妙子×川嶋広稔×藤井 聡

☆【特集対談】
◇都構想を巡る言論戦は「日本の民主主義」を守る戦いである/山本太郎×藤井 聡
◆日本の民主政治を糺す/石破 茂×藤井 聡

☆【特集論考】
◇〈大阪都〉構想は机上の空論だ――財政効果と経済効果からみて/薬師院仁志
◆「大阪都構想」による大都市自治の破壊――アキレス腱としての財政問題/森 裕之
◇「都構想」をめぐるパワーゲーム――市民不在の政治劇を斬る/冨田宏治
◆「悪名は無名に勝る」は地獄の一丁目/辻田真佐憲
◇新たな「特別区設置協定書」を読み解く――「公明四条件」は絵に描いた餅である/大阪の自治を考える研究会
◆「首長ポピュリズム」の時代――日本のポピュリストはなぜ新自由主義者なのか/吉田 徹

☆【新連載】
◇移動の文学(第一回)計算尺【クライテリオン】を探して――ジョン・オカダ『ノーノー・ボーイ』を読む/仁平千香子

☆【連載】
◇南無阿弥陀仏の世界/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
◆コロナ・ショックと食料自給――国産の食材こそ本当は安い/鈴木宣弘(農は国の本なり)
◇デフレ脱却はなぜ道半ばに終わったのか/服部茂幸(アベノミクスの失敗)
◆三島由紀夫の没後半世紀に/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
◇保守派II――防御的リアリズムと攻撃的リアリズム/伊藤貫(国際政治学のパラダイム)
◆伝統のラディカリズム/柴山桂太(「常識【コモンセンス】」を考える)
◇身体感覚の統合――テレワークやオンライン授業に欠けているもの/川端祐一郎(思想と科学の間で)
◆マンガと日本人の景色――言葉から考える5/施 光恒(やわらか日本文化論)
◇メディアの「反差別」が助長する差別と分断/松林 薫(逆張りのメディア論)
◆務めを果たさぬ日本人/磯邉精僊(自衛官とは何者か)
◇家康の隠居の謎――陸の防御都市、海の攻撃都市/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
◆「世界主義」を克服し、「国益」重視の外交を展開せよ/ブルーノ=ゴルニッシュ国民連合・前全国代表(前半)聞き手:及川健二(フランス保守論客インタビュー)
◇メディア出演瓦版/平坂純一
◆編集長クライテリア日記――令和二年七月~九月/藤井聡

☆【寄稿】
◇「ろくでもない、なればこそ」/谷川岳士

☆【書評】
◇『新・政の哲学』藤井 聡 著/篠崎奏平
◆『大洪水の後で 現代文学三十年』井口時男 著/薄井大澄
◇『詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ』冨田恭彦 著/酒井佑陶

☆【その他】 ◇「絶望」から始めよう――菅義偉新政権誕生に際して/ 共同体と党派性――健全な民主政治の条件(鳥兜)
◆「中小つぶし」など論外/ 『大衆の反逆』の新しさ――現代日本のための警鐘(保守放談)
◇読者からの手紙
1,362円

2020年9月号(通巻92号) 8月15日発売

特集
新・空気の研究
TV・知事・専門家たちのコロナ脳
座談会
「空気」に抗う社交の力
辻田真佐憲(近現代史研究者)
藤井聡(京都大学大学院教授、クライテリオン編集長)
柴山桂太(京都大学准教授)
浜崎洋介(文芸評論家)
川端祐一郎(京都大学大学院工学研究科助教)
【特別インタビュー】
養老孟司、常識を語る(最終回)「手入れという思想」――「バカの壁」を乗り越えるために/聞き手:浜崎洋介

【特集】
「空気」に抗う社交の力/辻田真佐憲×本誌編集部
専門家支配から非専門家統制へ――「空気」の専制に抗して/野家啓一
総動員体制下の「新しい生活様式」――コロナウイルスとの「戦い」は「総力戦」なのか/井上雅人
「空気」の支配に抗して――社交と常識の倫理学/浜崎洋介
マスメディアは新型コロナをいかに報じたか――「アナウンス効果」が生んだ危機/窪田順生
メディアとのソーシャルディスタンスを取り戻せ/松林薫(逆張りのメディア論)
「ゾンビ企業」は潰れるべきとの「空気」の支配が日本の経済社会を破壊する――誤った方向に放たれ続ける「第三の矢」/室伏謙一(アベノミクスの失敗)
ベートーヴェンは怒っている/野口剛夫
「二重行政の無駄」という罪悪――大阪維新の会の医療政策を検証する/松嶋三夫
空気の否定か、爽快な自滅か/佐藤健志(一言一会)

【新連載】
自衛官とは何者か(第1回)国民の中の自衛隊、自衛隊の中の国民/磯邉精僊

【連載】
コロナからの問いに応えられない亡国の危機/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
保守派Ⅰ/伊藤貫(国際政治学のパラダイム)
文学の黙示録――古井由吉『楽天記』/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後文学のアルケオロジー)
伝統論の系譜学――T.S.エリオットから日本へ/柴山桂太(「常識」を考える)
芸術の科学――神経美学の試み/川端祐一郎(思想と科学の間で)
移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」――「移動せずともよい社会」を目指して(二)コスモポリタニズム批判㊂/白川俊介(ナショナリズム再考)
「やさしさ」とマスク――言葉から考える④/施光恒(やわらか日本文化論)
関ケ原の戦いの謎/竹村公太郎(地形が作る日本の歴史)
第三次世界大戦を避けるため、国家を立て直せ(フランス保守論客インタビュー ジャン=ラサール「抵抗せよ」党首・下院議員 後半)/聞き手:及川健二
おい、自殺者は減っているぞ!/佐藤健志(だからこの世は宇宙のジョーク)
メディア出演瓦版/平坂純一
編集長クライテリア日記――令和二年四月~七月/藤井聡

【寄稿】
軍事技術と科学者/武田靖
昨今の学校教育について/髙山啓佑

【書評】
『天皇論 江藤淳と三島由紀夫』富岡幸一郎 著/薄井大澄
『マックス・ヴェーバー――主体的人間の悲喜劇』今野元 著/田中孝太郎
『日本経済学新論――渋沢栄一から下村治まで』中野剛志 著/篠崎泰平
『白人ナショナリズム――アメリカを揺るがす「文化的反動」』渡辺靖 著/佐藤慶治

【その他】
「コロナからの国家再生」の道を構想せよ / 中国――「国民国家」になれない国(鳥兜)
「命の選別」論争の不毛 / 教育機会を奪う大学の不条理を許すな(保守放談)
読者からの手紙(投稿)


 我が国では新型コロナ感染症に対して「国民が一丸となってウイルスを抑え込むべし」
という想念が幅広く共有された結果、「コロナは怖い」から感染すること/させることは
「悪」であり自粛こそが「善」という“コロナ脳”とも呼ぶべき単純化された認識に世間が概ね支配された。
そして「自粛警察」とも言われた相互監視現象が拡大していったのだが、これはまさにかつて
評論家の山本七平が『「空気」の研究』で論じたこわばった空気が、令和の日本を席巻したことを意味している。
 このこわばった空気の形成にはTVが中心的役割を果たしたが、そのTVにお墨付きを与えたのが専門家達であり、
その専門家達の権威を利用したのが中央政府であった。そして大阪の吉村知事や東京の小池知事は、
そのこわばった空気を活用しながらTV人気を獲得していった。言うまでもなく、空気によって膨張した政治権力が
我が国に激しい被害をもたらすことは必定だ。
 ついては本誌では、こうして一気に拡大していった不条理なる「空気の支配」を様々な視点から批評すると同時に、
そこで明らかになった我が国の民主政治、マスメディア、さらには「専門家支配体制」のそれぞれの根底に横たわる
本質的問題をえぐり出すことを企図し、本特集を企画した。是非、ご一読されたい。
表現者クライテリオン編集長 藤井 聡
1,362円
☆【特別対談・寄稿】
◇ロックでコロナをぶっ飛ばせ!/世良公則×藤井 聡

●養老孟司、常識を語る 番外編
◇グローバリズムについて コロナ禍を考えるために/養老孟司


☆【特集】「コロナ」が導く大転換 感染症の文明論
◇コロナ騒動の真相は何か 日本の無思想を問う/藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
◆日本人よ、「コロナ」がそんなに恐いのか/小林よしのり×藤井 聡
◇「医療観の大転換」は可能か? 医療の現場からみた新型コロナパニック/森田洋之
◆[提案]国民被害の最小化を企図したコロナ禍対策/藤井 聡
◇共生のパートナーとしてのウイルス/武村政春
◆「自粛論」の進め方についての疑問 人間不在のコロナ騒動/浜崎洋介
◇ウイルス学の常識があれば、新型コロナは怖くない 「1/100作戦」こそ防疫の要諦/宮沢孝幸
◆危機に備えた医療体制整備と有事対応/村上正泰
◇失業者急増の緊急事態を直視せよ コロナ禍で政治が一歩でも方向性を間違うと、20万8400人が自殺する社会となる/鈴木傾城
◆「遅すぎる、少なすぎる」日本のコロナ経済支援を問う 諸外国との対比から/六辻彰二
◇コロナ禍で変わる世界秩序/川上高司
◆新型コロナ危機の下でも堂々と進められる「ショック・ドクトリン」 九月入学導入は我が国の初等・中等教育に混乱と破壊しかもたらさない/室伏謙一
◇英国でパンデミックを経験して 「ファーガソン・レポート」の感染症対策における含意/白川俊介
◆日系人の強制収容体験とコロナ禍の日本/仁平千香子
◇パンデミックは愛の行為/佐藤健志
◆パンデミックと「現代文明における死」/藤本龍児


☆【連載】
◇「危機感のない日本」の危機 強制が出来ない国の危機/大石久和
◆アベノミクスの失敗 第3回 財政赤字への誤解がもたらす政策の迷走/島倉 原
◇国際政治学のパラダイム 第2回 民主主義による平和/伊藤 貫
◆農は国の本なり 第13回 世界的な同時食料危機の連鎖に備えよ/柴田明夫
◇虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第11回 大衆社会の正体 古井由吉「先導獣の話」/富岡幸一郎
◆地形がつくる日本の歴史 第13回 新型コロナウィルス特別編 日本人の命の謎/竹村公太郎
◇ナショナリズム再考 第5回 コロナ禍で浮き彫りになる「国民国家」の規範的重要性/白川俊介
◆逆張りのメディア論13 コロナとメディア マスコミの論調が一色になったら要注意/松林 薫
◇メディア出演瓦版/平坂純一
◆だからこの世は宇宙のジョーク 日本に過剰自粛は存在しない/佐藤健志


☆【巻頭言】
1月に中国武漢で初めての感染者が報告された新型コロナウイルスはわずか数か月で瞬く間に世界に蔓延、6月現在、数百万人の感染者、数十万人の死者に至った。
世界中の都市が閉鎖され、我が国でも接触8割減が要請され、結果、経済は激しく低迷、世界大恐慌必至となった。
こうした激変は昨晩、世界的な食料危機や各国の全体主義の暴走、そして「第三次世界大戦」に準ずるような地域的な紛争の世界的な頻発に結び付きかねぬ状況に至った。こうした今日的状況は世界史的見地から見れば文字通りの「世界的事件」だ。
ついては本誌では、「『コロナ』が導く大転換ーー感染症の文明論」と題して、今日の「パンデミック」に端を発する国家的、世界的な大混乱を、疫学的視点から文明的視点に至るまで、執筆者各位に様々な角度から自由闊達に議論いただきた。
読者各位には是非、コロナにまつわる表層的報道、言説が繰り返される今日的状況の中で、本誌が提供する多面的コロナ論を堪能いただきたい。
表現者クライテリオン編集長 藤井聡
1,362円
【緊急インタビュー】
我々は「新型コロナウイルス」とどう「付き合って」いくべきか――?ウイルス学の専門家に聞く/宮沢孝幸聞き手:藤井聡

【特別インタビュー】
養老孟司、常識を語る(第2回)システムを超える「もの」――「自然」「身体」「国語」の手触りについて/聞き手:浜崎洋介

【特集】
中国化する世界――加速主義の誤謬と保守主義の必然/与那覇潤×本誌編集部
「機械化」のネクロフィリア――「未来主義」とその周辺/浜崎洋介
中央アジアに見る中華「現在」主義/宇山智彦
没落する西洋と躍進する中国――中華未来主義とは何か/木澤佐登志
共産党支配をめぐる思想闘争――現代中国における「新権威主義」体制から「新全体主義」体制への移行/石井知章
未来主義というノスタルジア/佐藤健志(一言一会)
「中華未来主義」文学座談会 現代中国の「想像力」を読む――劉慈欣『三体』をめぐって/富岡幸一郎+本誌編集部

【新連載】 国際政治学のパラダイム(第1回) 経済相互依存と制度主義/伊藤貫

【連載】 認識力欠損の危機/大石久和(「危機感のない日本」の危機 )
農は生の本なり――農から社会を組み立て直す/池上甲一(農は国の本なり)
フランス国民の共同体を取り戻せ(フランス保守論客インタビュー ジャン=ラサール「抵抗せよ」党首・下院議員 前半)/聞き手:及川健二
追悼古井由吉――現代文学の最高峰/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後と日本文学のアルケオロジー)
伝統論再考――「創られた伝統」論の意義と限界/柴山圭太(「常識」を考える)
平和から生まれた国土と共同体――二百六十年間の江戸時代/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
青年よ、荒野をめざせ/磯邉精僊(問ひ質したきことども)
陰謀論の衝突と、米中文明の相似性/川端祐一郎(思想と科学の間で)
ヘブライ語復興運動と政治共同体の絆――言葉から考える(3)/施光恒(やわらか日本文化論)
理念にも動作環境がある/佐藤健志(だからこの世は宇宙のジョーク)
過度のバッシングが招く「霞が関崩壊」/松林薫(逆張りのメディア論)
メディア出演瓦版/平坂純一
編集長クライテリア日記/藤井聡

【書評】
『歴史に残る外交三賢人ビスマルク、タレーラン、ドゴール』伊藤貫 著/磯邉精僊
『評伝 西部邁』高澤秀次 著/田中孝太郎
『魂と無常』竹内整一 著/薄井大澄
『ハイデガーの超-政治――ナチズムとの対決/存在・技術・国家への問い』轟孝夫 著/篠崎奏平
『なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか――アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図』渡瀬裕哉 著/岡﨑祐貴

【その他】
防疫と経済は両立させなければならない(鳥兜)
コロナが脅威であればこそ、狼狽えてはならない(鳥兜)
外国企業の参入に無警戒な日本政府(保守放談)
コロナ騒動に見る現代人の「脆さ」(保守放談)
読者からの手紙(投稿)

 
1,362円
【新連載インタビュー】
養老孟司、常識を語る(第1回)――肥大化するシステムと、崩れ行く世間/聞き手:浜崎洋介

【特別対談】
臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(後編)/伊藤貫×藤井聡

【特集】
溶解するナショナリズム、幼児化する民主主義/会田弘継×堀茂樹×藤井聡
「高貴なる生」に向けて ポスト・トゥルース、ニーチェ、オルテガ/浜崎洋介
緩んだ空気に抗して/川端祐一郎
嘘の中の現実 ポピュリズム勢力の台頭と政治の虚構化/薬師院仁志
滅びゆく国家の肖像/文在寅のごまかし政治の行く末/李相哲
バカで卑劣で腐り果てた有権者/適菜収
「沖縄の基地問題」にまつわる嘘話/藤原昌樹
貧乏神がささやく景気堅調の嘘/田村秀男(アベノミクスの失敗)
嘘と夢のはざまで/佐藤健志(一言一会)

【緊急寄稿】
ますます悪化していくアメリカの中東政策/伊藤貫

【連載】
「危機感のない日本」の危機 国土認識の危機/大石久和
時がつくる場所 第十一回(最終回) 歴史なき自由が生んだ「コモンズの悲劇」/松原隆一郎
世界の農村を支える小農と家族農業への国際的注目――日米FTA以後の方向性を考える/松平尚也(農は国の本なり)
日欧が手を組み、アメリカへの従属を脱しよう(フランス保守論客インタビュー ブルーノ=メグレ元共和国運動党首 後半)/聞き手:及川健二
観念と肉体――埴谷雄高『死霊』の衝撃力(2)/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
伊達政宗の仙台――三・一一の仙台市民を助けた/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
愛し得ぬ人々/磯邉精僊(問ひ質したきことども)
「スポーツの日」が招く忘却――言葉から考える(2)/施光恒(やわらか日本文化論)
君、財政出動することなかれ/佐藤健志(だからこの世は宇宙のジョーク)
移動の自由がもたらす「リベラル・ディストピア」 「移動せずともよい社会」を目指して(一)コスモポリタニズム批判(二)/白川俊介(ナショナリズム再考)
報道とは死ぬことと見つけたり/松林薫(逆張りのメディア論)
メディア出演瓦版/平坂純一
編集長クライテリア日記/藤井聡
思想の転換点――平成から令和へ 第4回 リアルポリティクス(後半) 経済・財政政策の転換点/小沢一郎×宮崎哲弥×藤井聡

【寄稿】
唱歌教育にみる日本文化の連続性/佐藤慶治

【書評】
『歴史がおわるまえに』與那覇潤 著/岡﨑祐貴
『7つの階級 英国階級調査報告』マイク・サヴィジ 著/田中孝太郎
『英国議会「自由な解散」神話――解釈主義政治学からの一元型議院内閣制論批判』小堀眞裕 著/酒井佑陶
『精神科医が教える聴く技術』高橋和巳 著/篠崎奏平

【その他】
平成三十一年度・令和元年度 表現者賞・奨励賞発表
臨界を突破した安倍政権の「嘘」――「悪魔」に憑かれはじめた日本人(鳥兜)
「市民感覚」は正義や真理の拠りどころたり得るか(鳥兜)
パンデミックの必然(保守放談)
片山さつき議員の「嘘」(保守放談)
読者からの手紙(投稿)
1,362円
【特集】
臆病者の国、日本は、世界から侮蔑される(前編)/伊藤貫・藤井聡
東アジアの「戦争」は始まっている/柴山桂太
戦後的な、あまりに戦後的な―「陰気な愉しみ」の腐臭/浜崎洋介
同盟のジレンマの中で―自律性の回復を国民に強く訴えよ/上島嘉郎
トランプ現象は終わらない/会田弘継
不義の子として生きて/磯邉精僊
農業ビジネスという世界戦争(その2)/堤 未果
日本に対米外交など期待するな/佐藤健志
【連載】
歴史理解の危機/大石久和
電柱倒壊と無電柱化推進法/松原隆一郎
対米従属文学論(最終回)「ポスト・モダン」の頽落を超えて:高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』、島田雅彦『優しいサヨクのための喜遊曲』/本誌編集部
フランス保守はマクロン政権、EUにどう向き合うのか/ブルーノ=メグレ・元共和国運動党首(インタビュー)
デフレ脱却の意図の「不在」をあからさまにした消費増税/藤井 聡(新連載「アベノミクスの失敗」)
埴谷雄高『死霊』の衝撃力(1)/富岡幸一郎
都市の命の水/竹村公太郎
ビスマルクの武断主義と避戦外交(4)/伊藤貫
言語に注目する理由―言葉から考える(1)/施 光恒
「耳栓保守」の負け惜しみ/佐藤健志
祖国の声を聴け―スポーツに「地元有利」をもたらすもの/川端祐一郎
母語環境の豊かさと善き生の構想の探求―コスモポリタニズム批判(一)/白川俊介
マスコミは「良い子」でいいのか/松林薫
メディア出演瓦版/平坂純一
編集長クライテリア日記/藤井聡
村上春樹を通して考える 「物語の力」とクライテリオンのない日本/仁平千香子
保守主義者ガダマー/酒井佑陶
ジョルジョ・アガンベン 著『オプス・デイ 任務の考古学』/篠崎奏平
セーレン・キルケゴール 著『新訳 不安の概念』/岡﨑祐貴
ダンビサ・モヨ 著『いまこそ経済成長を取り戻せ 崩壊の瀬戸際で経済学に何ができるか』/田中孝太郎
リアルポリティクス/小沢一郎・宮崎哲弥・藤井 聡(連載座談会「思想の転換点――平成から令和へ」)

【その他】
(鳥兜)「失われた世代」を二度と作ってはならない
(鳥兜)暴走する緊縮、瓦解する日本
(保守放談)ネオリベ化した世界と「ジョーカー」
(保守放談)地球環境問題の論じ方
1,362円
【特集座談会】
安倍晋三「器」論 それは如何なる器なのか?/中島岳志×藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
【特集原稿】
安倍晋三は典型的な戦後少年である/西尾幹二
安倍晋三と「自発的隷従者」の群れ 戦後日本人とニヒリズム/浜崎洋介
空虚な器と空虚な言論/適菜 収
移民受入れの拡大に、安倍総理はどんな夢を見たのか Anywheres(根無し草)の安倍政権が描いた机上の空論が日本を破壊する/室伏謙一
経済成長を無視する空っぽの保守主義/田村秀男
何もできなかったロングランナー/小浜逸郎
安倍改憲案は「戦後レジーム」を完成させる/堀 茂樹
【リレー連載】
農は国の本なり 第9回 歴史のなかの安倍官邸農政/田代洋一
【連載】
一言一会 総理は「爽快な器」である/佐藤健志

【連載座談会】
対米従属文学論 第九回 「国土の荒廃」を読む 石牟礼道子『苦海浄土―わが水俣病』/富岡多恵子『波うつ土地』 本誌編集部
【連載】
虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー 第七回 吉田満と三島由紀夫/富岡幸一郎
地形がつくる日本の歴史 第九回 徳川家康が生んだ関東平野 ――利根川東遷の謎/竹村公太郎
リアリスト外交の賢人たち ビスマルクの武断主義と避戦外交3/伊藤 貫
問ひ質したきことども 第二回 志士は大衆社会を生き得るか/磯邉精僊
やわらか日本文化論 舶来モノの楽しさと難しさ ――園芸文化と日本人7/施 光恒
だからこの世は宇宙のジョーク 特攻隊員を笑いものにしたトランプ/佐藤健志
思想と科学の間で 失語症の二つのタイプと現代日本人/川端祐一郎
逆張りのメディア論9 新聞に「主張」が増えると危ないわけ/松林 薫
メディア出演瓦版/平坂純一
編集長クライテリア日記 令和元年八月~九月/藤井 聡

【書評1】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版』シェリー・ケーガン 著/篠崎奏平
【書評2】『7袋のポテトチップス――食べるを語る、胃袋の戦後史』湯澤規子 著/田中孝太郎
【書評3】『憲法学の病』篠田英朗 著/岡﨑祐貴
【書評4】『教育と授業――宇佐美寛・野口芳宏往復討論』宇佐美寛・野口芳宏 著/佐藤慶治
【巻末連載】
危機と対峙する人間思考 最終回 共感能力を必須とする二項動態思考が、保守思想の基盤である/野中郁次郎
【連載座談会】
思想の転換点――平成から令和へ 第2回 ポストモダン/新自由主義から、暗黒啓蒙へ(後半) 宮崎哲弥×松尾 匡×中島岳志×藤井 聡
出版社からのコメント
二〇一二年十二月に始まった第二次安倍内閣は、戦後誰もなしえなかった長期政権を築き上げ、この十一月には憲政史上最長の通算在任期間を達成する。日本国家の命運を握る存在が内閣総理大臣である以上、これだけの超長期政権を築いた宰相はあらゆる角度から「批評」を受ける責務を負う。
かくして本誌は、「政治家・安倍晋三」を改めて「危機と対峙する保守思想誌」の立場から「批評」する特集を企画した。
そして本特集がその「批評」の縁とするのが「安倍晋三・器論」だ。これは、「政治家・安倍晋三」は一つの「空疎な器」なのではないかという理論的な「仮説」だ。その仮説は、第一にその「器」が様々な要素を飲み込むが故に、時に「大きい器」と見做され、各勢力からの高い支持を誇ると同時に、第二に、その「空疎」さ故に入れ込まれた相矛盾する諸要素が統合・総合されることなく併置され、結果、具体の政策展開が支離滅裂となり、国益が毀損していく――という理論仮説だ。
かくして「安倍晋三・器論」は、「デフレ脱却のためのアベノミクスを推進する」一方で「デフレ化を加速する消費税を二度引き上げる」という相矛盾する施策展開と、それにも拘わらず高い支持率を誇るという事実の双方を矛盾なく「説明」する。
果たして「安倍晋三・器論」は真実なのか―――本特集ではその検証を軸としつつ、我が国の命運を左右する「安倍晋三の器」を改めて問う。
1,362円
【特集1】MMTと日本――現代貨幣理論の真実
財務省から財政主権を取り戻せ! (MMT政治座談会)/竹内譲・西田昌司・藤井聡
国家が貨幣をつくる/柴山桂太
MMTと主流派経済学者の危機/青木泰樹

「日本はMMTの実証例」のもう一つの意味/島倉原 固定観念を払拭し、「本来あるべき政府の財政」を取り戻せ――翻訳者が読み解く『MMT 現代貨幣理論入門』/鈴木正徳
日本の財務大臣、MMTに被害妄想を抱く/ビル・ミッチェル(中筋浩平訳)
内生的貨幣供給論とは何か――現代の貨幣経済を読み解く/内藤敦之
現代貨幣理論(MMT)の思想的源流/岡本英男
MMTとは「ロマン派経済学」である――ステファニー・ケルトン教授来日公演レポート/池戸万作
貨幣観が変われば、歴史観も変わる――中野剛志『富国と強兵 地政経済学序説』を読む/田中孝太郎
米上院のMMT非難決議案/佐藤健志(だからこの世は宇宙のジョーク)


【特集2】「第二次世界大戦」とは何だったのか
百年の欺瞞を暴け/長谷川三千子
日本に戦略ありや――?作戦と戦略を取り違えてはいけない/野中郁次郎
繰り返される悲劇/柴山桂太
大衆の戦争としての二次大戦/磯邉精僊
失われた政府への信用/佐藤健志(一言一会)
戦後の言論空間――令和になっても「戦後」は終わらない/富岡幸一郎(虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー)
「特攻文学」をめぐって――吉田満『戦艦大和ノ最期』・島尾敏雄『出発は遂に訪れず』/施光恒&編集部(対米従属文学論 鹿児島特別編)


【新連載】
思想の転換点――平成から令和へ 第1回(前半)
ポストモダン/新自由主義から、暗黒啓蒙へ/宮崎哲弥・松尾匡・中島岳志・藤井聡


【連載】
協同組合が生きる時代へ/中野剛志(農は国の本なり)
国土学が解き明かすヨーロッパ人・中国人・日本人の謎/大石久和(「危機感のない日本」の危機)
城下町の町づくり――「拡張開発型」から「整備再生型」へ/松原隆一郎(時がつくる場所)
政治体制としての「デモクラシー」の存続のために――「ポピュリズム」について考える(2)/白川俊介(ナショナリズム再考)
家康が関東で発見した宝――大油田と大穀倉地帯/竹村公太郎(地形がつくる日本の歴史)
朝顔との親しさ/施 光恒(やわらか日本文化論――園芸文化と日本人)
ゴシップの力――「噂話」が心と社会を作り上げた/川端祐一郎(思想と科学の間で)
テレビが「新聞」になる日/松林 薫(逆張りのメディア論)
終わらざるマキァヴェリアン・モーメント/佐藤一進(実践としての歴史叙述)
フランスの自死/平坂純一(保守のフランス史)
天上の影が映る街――ニューヨークと私/鈴木ふさ子(時の旅へのエッセイ ある街角から)
「ふるさと」をめぐる批評/浜崎洋介(近代/日本を繋ぐもの)
メディア出演瓦版/平坂純一
編集長クライテリア日記(令和元年6月~7月)/藤井聡


【書評】
平山周吉著『江藤淳は甦える』/岡﨑祐貴
岸田秀著『唯幻論始末記――わたしはなぜ唯幻論を唱えたのか』/篠崎奏平
河西秀哉著『平成の天皇と戦後日本』/佐藤慶治


【その他】
地獄への扉を開く安倍内閣、それを看過する国民(鳥兜)
日韓は「冷静な喧嘩」をやるべし(鳥兜)
勝者なき参院選(保守放談)
「吉本興業芸人・反社騒動」に見る日本の品性下劣ぶり(保守放談)
消費税の「一時的減税」を認めよ(保守放談)
読者からの手紙(投稿)
1,362円
日本外交の大転換 新時代の勢力論

日本はロシア、中国、北朝鮮等核武装国家と隣接しながら軍事力、政治力経済力を喪失し、
20世紀の遺物ともいうべき米ソ冷戦構造化で作り上げられた日米関係を堅持する以外に、
大きな外交方針を見出す事ままならないまま我が国の国税は日に日に衰退し続けている。
本来ならば日本も一つの独立国家として各国の「勢力」に対抗していくための「勢力」を携えなければならない。

―日本の外交の大転換は如何にして実現できるのか―
本特集では、日本が今置かれた状況を虚心坦懐、冷静に見つめなおすところから、そんな大逆転を考えてみたい。

【特集座談会】パブリック・ディプロマシー Public Diplomacy /小原凡司×桒原響子×藤井 聡

【巻頭連載】
鳥兜 戦後秩序の「大転換」――米中貿易戦争と日本/外交交渉と言論――「丸山発言」をめぐって
「危機感のない日本」の危機―転落への転換点一九九五年から始まる日本の危機 /大石久和

【特集原稿】
敗北を招いた日本の対中平成外交――中国の地政学的な長期戦略を見抜け /遠藤 誉
日米関係における今日の「沖縄問題」――普天間基地の辺野古移設をめぐって /ロバート・D・エルドリッヂ
再考すべき日本の島嶼防衛――迫り来る中国の脅威に備えて /山田吉彦
エネルギー安全保障の要諦は「多様化」にあり /藤 和彦
主権をめぐる現況 /堀 茂樹
1,362円
【特集】
●「令和」への建白書
   新時代を切り拓く国家戦略の提言

 ◇座談会
  「令和八策」建白のクライテリオン
   「実践・漸進・発展・有機体・長期展望」という五つの柱
     藤井聡(京都大学大学院教授)
     柴山桂太(京都大学大学院准教授)
     浜崎洋介(文芸批評家)
     川端祐一郎(京都大学大学院助教)

 ◇クライテリオン建白書「令和八策」
  ・策一、「国民・国際主義」の復権
  ・策二、「反緊縮」の確立
  ・策三、「保護・連帯」の強化
  ・策四、「分産・協調」社会の構築
  ・策五、「統治性」の確立
  ・策六、「自律・独立」の確保
  ・策七、「勢力均衡」の探求
  ・第八、「文化伝統」の再確認


…ほか
1,362円
[特集1]
●平成デフレーション
 ――いま終わる、昨日までの閉塞時代

 ◇対談 暴走するリベラリズム、破壊された平成日本――
   本物のナショナリズムを復権する新時代の闘争へ
    小林よしのり・藤井聡
 ◇対談 平成文化論――
  「言葉の耐えられない軽さ」を見つめて
    與那覇潤・浜崎洋介
 ◇改革狂の時代――平成を振りかえる/佐伯啓思
 ◇思想のデフレーションの時代としての「平成」/仲正昌樹
 ◇オタクとサブカルの三十年史/中森明夫
 ◇取り返しがつかなくなってから騒ぐ人たち/適菜収
 ◇ナショナリズム不在の平成/黒宮一太
 ◇平成とボヘミアン・ラプソディ/佐藤健志
 ◇我が育て親、平成の相貌/礒邊精僊


[特集2]
●移民政策で日本はさらに衰退する

 ◇座談会 移民政策で日本はさらに衰退する
   施光恒・黒宮一太・柴山桂太・川端祐一郎
 ◇No nation, No border――
   暴走するドイツ移民政策とメルケル首相の功罪/川口マーン惠 美
 ◇改正入管法に係る政策的課題と施行に向けて政府がなすべきこと――
   「亡国の移民政策」にしないための処方箋/室伏謙一



◆平成30年度「表現者賞」発表
  受賞作品:磯邉精僊「日本に軍隊は存在し得るか」


…ほか
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商品情報・内容

  • 出版社:啓文社
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:偶数月16日

■ 與論形成に寄与する真正保守総合誌

西部邁氏が創刊した『発言者』『表現者』の後継誌として、藤井聡・柴山桂太・浜崎洋介・川端祐一郎の編集体制で2018年2月より隔月刊で発行。右翼とも反左翼とも異なる「真正保守」の立場で、混沌とする現代における、人間と社会に関わるあらゆる問題を深く論じる本格的な言論誌です。

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