WOC Nursing(ウォック ナーシング) 発売日・バックナンバー

目次:
特集●今日から役立つ フレイルの知識とケアのポイント
企画編集/鳥羽研二(東京都健康長寿医療センター 理事長)

<特集にあたって>

 2015年以降,国民生活基礎調査による寝たきりの原因疾患,病態は単一疾患では認知症ですが,高齢による衰弱,転倒骨折,関節疾患など筋肉移動系のフレイル関連病態は合わせると40%以上の原因となっています。
 フレイルは,「心身のストレスに対し脆弱で,元の生活機能に戻りにくい状態」を指しますが,これは加齢により徐々に進行します。一方,加速する原因は,内科,外科,整形外科,感覚器疾患,泌尿器疾患などすべての疾患領域にわたり,病気が増えるにつれ増加する多投薬がフレイルの原因にもなります。
 フレイルの表現形は,加齢とともに増加し,医療だけでなくケアも必要な病態と定義される「老年症候群」の主要な部分を占めます。そのなかには,頻尿,尿失禁,転倒,骨折,活力低下,低栄養,体重減少,うつなどがあり,複数の診療領域にまたがっています。
 WOCナースは,単一の診療科に属するものではなく,栄養,保清,行動療法,心理,薬物療法など幅広い知識をケアに生かす領域横断的な試みと捉えています。
 フレイルは放置すると悪循環を起こし,その典型的な結末が転倒骨折,寝たきりです。
 この意味で,体と心を一体的に理解し,原因と表現形の知識を蓄え,フレイルの特徴に対応したケアを行い,「筋脳の志師」として明日からの日常業務に資することができれば幸いです。

鳥羽研二
東京都健康長寿医療センター 理事長


<目次>

【フレイル/サルコペニアの看護診断】
 1. フレイルを見つける/荒井秀典
 2. フレイルを見た目から見つける/鳥羽研二
 3. サルコペニアを見つける/吉澤裕世,飯島勝矢
【フレイル/サルコペニアは機能予後の体温計】
 4. 生命予後,機能予後/島田裕之
【フレイル/サルコペニアの予防指導】
 5. 高齢者へのフレイル予防ケア~日常生活に焦点を当てた支援~/佐々木知輝
 6. 管理栄養士の栄養指導の役割を踏まえて~求められる管理栄養士の役割~/府川則子,荒木 厚
 7. サルコペニア・フレイル指導士,介護予防運動指導員の役割を踏まえて/大渕修一
 8. オーラルフレイルを診る視点~歯科医師・歯科衛生士からの提言~/平野浩彦
【疾患とフレイル予防,ケア】
 9. 外科手術/安樂真樹
 10. 心不全とフレイル/鳥羽梓弓,石川讓治,原田和昌
 11. 糖尿病/田村嘉章
 12. COPD/山本 寛
 13. ロービジョン/福岡秀記
 14. 聴力低下/杉浦彩子
 15. 排尿障害(ウロフレイル)/吉田正貴,横山剛志
 16. スキンフレイル/飯坂真司
【トピックス】
 17. フレイル予防センター/荒木 厚
 18. フレイル予防のための社会資源の活用(通いの場など)/植田拓也,藤原佳典
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2,640円
特集●急性期褥瘡の発生機序と治療・ケアのコツ
企画編集/茂木精一郎(群馬大学大学院 医学系研究科 皮膚科学 教授)

<特集にあたって>

 この雑誌をご覧になっている皆さんは,病院内や在宅医療にて,医師,看護師,栄養士,薬剤師,理学療法士などによる多職種の褥瘡チームを結成し,褥瘡の早期発見を目標として,熱心に定期的な観察をされていることと思います。その際に,消えない紅斑や紫斑として発生初期の褥瘡を発見できることも多いと思います。このような,まだ皮膚潰瘍に至っていない状態である「急性期褥瘡」を早期に発見することができた場合,皆さんはどのように対処されているでしょうか? まず,不適切な環境要因・ケア要因(湿潤,摩擦,ずれによる局所的要因など),低栄養などが褥瘡発生の原因となっていないかどうか? ということを確認し,それらの要因を改善させるためにはどのように対処すればよいか?と考え,さまざまな処置や工夫をされていると思います。今回の特集では,そのような「急性期褥瘡」の病態や発症機序,そして治療・ケアにおけるさまざまな疑問に対して,それぞれのエキスパートの先生方に詳しくご解説いただきました。
 本特集では,まず,「急性期褥瘡」と「慢性期褥瘡」との違い,経過について,「急性期褥瘡」の発生機序と関連要因(老化,不適切な環境要因・ケア,低栄養など),そして鑑別疾患について総論的にご解説いただきます。次に,各論として,まず身体に加わる外力と「急性期褥瘡」の発生との関係についてご解説いただき,不適切な外力を改善させる方法・ケア,器具などをご紹介いただきます。また,「急性期褥瘡」が発生する分子生物学的機序について,酸化ストレスを中心にご解説いただきます。「DESIGN-R2020」に新たに含まれた深部損傷褥瘡:Deep Tissue Injury(DTI)についても,原因や機序,臨床的特徴,同定方法などをご解説いただきます。超高齢社会の日本においては,褥瘡患者数は増大し,褥瘡の予防・治療・管理の重要性が高まっていますが,老化に伴うさまざまな変化のうち,褥瘡の発生に関わる要因(脂肪・筋肉量の低下,骨突出,免疫能低下,関節拘縮,便尿失禁,知覚低下,創傷治癒力低下など)についてご解説いただきます。低栄養と褥瘡の発生との関係,とくに亜鉛欠乏では褥瘡が増悪しやすく治りにくくなる機序について詳しくご説明いただきます。「急性期褥瘡」の発症に関わる環境・ケア要因についてまとめていただき,これらの要因を改善させるリハビリテーションやスキンケアなどについて示していただきます。最後に,「急性期褥瘡」における治療法(外用,貼付剤,観察方法など),そして,ケアの方法(除圧の見直しなど)についてまとめていただきました。
 上記のごとく,それぞれのエキスパートの先生に詳しくまとめていただきました。この「急性期褥瘡」に注目することで,その後の皮膚潰瘍の発生を少しでも予防,抑制することにつながり,さらには患者のQOL向上,医療費や人件費,労働量の削減も期待できます。皮膚潰瘍の発生した後の「慢性期褥瘡」に対する治療法などの特集は数多くありますが,「急性期褥瘡」に着目した特集は少なく,貴重な1冊になるでしょう。

茂木精一郎
群馬大学大学院 医学系研究科 皮膚科学 教授


<目次>

1. 急性期褥瘡とは/田村政昭
2. 身体に加わる外力と急性期褥瘡の発生との関係について/加納宏行
3. 急性期褥瘡が発生するメカニズムに迫る/内山明彦
4. 深部損傷褥瘡:Deep Tissue Injury(DTI)について/磯貝善蔵
5. 皮膚の老化と急性期褥瘡の発生機序/倉繁祐太
6. 急性期褥瘡の発生機序と栄養について/岡田克之
7. 亜鉛欠乏による急性期褥瘡発生の機序/関口明子
8. 急性期褥瘡の発症に関わる環境・ケア要因について/松岡美木
9. 急性期褥瘡の治療・ケアの進め方/角 総一郎,前川武雄
2,640円
特集●終末期ケアに求められる褥瘡ケア・ストーマケアの知識とスキル
企画編集/祖父江正代(JA愛知厚生連 江南厚生病院 看護管理室/緩和ケアセンター,がん看護専門看護師/皮膚・排泄ケア認定看護師)

<特集にあたって>

 がん,非がんともに,終末期の患者は,痛みや呼吸困難,全身倦怠感,不眠,るいそう,浮腫,せん妄,不安など多くの身体的苦痛や精神的苦痛を抱え,社会的苦痛,スピリチュアルペインも認めます。このような苦痛によって,通常なら望ましいとされているケアが,患者にとって必ずしも最善のケアにつながるとは限りません。場合によっては,かえって患者の苦痛を増強させてしまうことさえあります。
 褥瘡ケアにおいては,終末期ゆえに起こる皮膚の変化である,浮腫や末梢循環障害,るいそうに伴う病的骨突出などによって,いっそう褥瘡発生のリスクを高めます。また,それに加えて痛みや呼吸困難,全身倦怠感などによって褥瘡予防ケアを行ううえで欠かせない体位変換を困難にさせます。さらに,体位変換によって起こる苦痛を和らげたいという思いから標準的なスキンケアや創傷管理も思うようにできないこともあります。そして,私たち看護師は患者に苦痛を与えてしまうのではないかと恐れながらケアを行ったり,どうしたらいいのだろうかと悩んだり,また何もできない無力感を抱いたりすることもあるでしょう。
 一方,ストーマケアでは,終末期によって起こる体型の変化から今まで問題なく実施できていたストーマ管理が困難になったり,局所状況が悪いなかで複雑なストーマ管理を余儀なくされたりすることもあります。また,緩和ケア目的で行われたストーマ造設であるがゆえに,ストーマ脱出やストーマ傍ヘルニアなどのストーマ合併症をきたし,その管理を求められることもあります。
 終末期における褥瘡やストーマケアでは,標準的な褥瘡ケア・ストーマケアの知識やスキルだけでなく,患者の苦痛の状況に合わせてそれらを応用するスキルも求められます。
 本特集では,臨床でよく遭遇する終末期患者の褥瘡ケア・ストーマケア上の問題と,それを解決する際に求められる知識とスキルについて紹介します。

祖父江正代
JA愛知厚生連 江南厚生病院 看護管理室/緩和ケアセンター
がん看護専門看護師/皮膚・排泄ケア認定看護師


<目次>

1. 終末期患者のWell-beingの維持・向上を目指す褥瘡ケア・ストーマケアとは?/祖父江正代
2. 終末期患者の皮膚の特徴/祖父江正代
3. 褥瘡ケア
 (1)終末期患者の体圧分散ケア-体位変換とポジショニングのポイント-/髙倉 梢
 (2)終末期患者の排泄ケアとスキンケア-IAD予防ケアとおむつ交換方法のポイント-/木村あかり
 (3)終末期患者の褥瘡管理-ドレッシング材と外用薬使用方法など創処置のポイント-/杉本はるみ
4. ストーマケア
 (1)終末期にみられるストーマ合併症と皮膚障害/高木良重
 (2)終末期ストーマ保有者の体型の変化に合わせたストーマ管理-るいそうや腹部膨満のあるストーマ保有者のストーマ装具選択のポイント-
   /山田陽子
 (3)終末期にみられるストーマ合併症の管理-ストーマ脱出時のストーマ装具選択のポイント-/江川安紀子
 (4)終末期にみられるストーマ合併症の管理-ストーマ周囲がん自壊のストーマ管理のポイント-/黒木さつき
2,640円
特集●創傷における感染対策 ~この10年で何が変わったか~
企画編集/菅野恵美(東北大学大学院 医学系研究科 看護アセスメント学分野 准教授)

<特集にあたって>

 皮膚創傷は,受傷直後から始まり,炎症期,増殖期,再構築期の3つの過程が互いにオーバーラップしながら進行する一連のプロセスです。順調に治癒に至るためには,治癒過程のなかでも,炎症期をいかにうまく乗り切るかがKeyであり,炎症期の良し悪しは増殖期や再構築期の‘質’にも影響してくる可能性が指摘されています。炎症期を遷延させる要因はさまざまありますが,細菌感染や真菌感染が遷延要因となることが多く,感染対策はすべての創傷で求められてきます。
 創傷の管理・感染対策において,多職種連携は欠かせません。創傷に関わる看護師(WOCナース)は,感染徴候の観察(全身状態・局所状態)からケアまで広く関わりますので,知識や技術のupdateが求められます。創傷管理方法は,この30年の間に飛躍的に研究が進み,この10年で本国での治療の選択肢が拡充しています。たとえば,陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy;NPWT)は,現在の様式で1995年に製品化され,適応疾患,吸引圧の設定,機器の軽量化などが模索されつづけています。陰圧閉鎖療法のみでは,創面の細菌数減少効果が低いことがさまざまな研究から報告され,感染創への効果を高めるために,洗浄を伴う陰圧閉鎖療法や洗浄液が開発され,広く用いられています。
 また,2020年に「早期の抗バイオフィルム戦略で難治性創傷を克服する」というWound hygiene(創傷衛生)の国際的なコンセンサスドキュメントが発表され,初期からの感染対策(バイオフィルム戦略)の重要性が,より強調されはじめています。
 基礎的な研究領域では,解析装置の進化により,単球(マクロファージ)1つをとってみても,その機能により,数種類に分類できることがわかってきました。今後,細胞標的薬,分子標的薬による創傷感染対策も夢ではないかもしれません。また,好中球の存在・活性化がバイオフィルム誘導に関わることが示されていますので,感染対策を考えるうえで免疫細胞の挙動にも注目していく必要があります。
 本特集では,「この10年で変わったこと」を中心に,各分野のエキスパートの方々にご解説いただける機会が得られました。本特集が,皆さまの日常的な疑問を解決し,知識・技術のupdateに役立つと幸いです。

菅野恵美
東北大学大学院 医学系研究科 看護アセスメント学分野 准教授


<目次>

1. 創傷における感染防御機構,影響を与える要因/丹野寛大,菅野恵美
2. Wound hygiene(ウンドハイジーン)の概念/菅野恵美,丹野寛大
3. 重度四肢外傷における深部感染を回避するためのポイント/伊師森葉,今井啓道,鳥谷部荘八
4. 術後創傷に対する感染対策~SSIの予防と治療~/吉村美音,松村 一
5. ドレーン管理と感染対策/松井憲子
6. 熱傷における感染対策/原 幸司,村木健二,今井啓道
7. 人工物手術における感染対策/庄司未樹,今井啓道
8. 慢性創傷(褥瘡/重症下肢虚血など)における感染対策/齋藤順平,市岡 滋
9. 糖尿病性足潰瘍における感染対策/藤井美樹,寺師浩人
10. 栄養学の観点からの感染対策/飯坂真司
2,640円
特集●褥瘡・スキン-テア患者における栄養サポート
企画編集/真壁 昇(関西電力病院 疾患栄養治療センター 栄養管理室 室長,美作大学 客員准教授)

<特集にあたって>

 わが国は世界で最も高齢化が進み,種々の治療と並行した褥瘡・スキン-テアの予防と管理が注目されています。褥瘡では,とくに重度褥瘡患者が激減し,体圧分散管理とともに栄養管理の重要性が示されてきました。そもそも,なぜ栄養管理が創傷治癒の1つの柱となるのでしょうか? ―身体は,種々の急性疾患に伴い侵襲が生じ,炎症性サイトカインが放出されます。これらは新型コロナウイルス感染症でも同様であり,C反応性たんぱく(CRP)などの炎症マーカーが増加し,一方で血清アルブミン(Alb)が減少します。CRPとAlbはどちらも肝臓で産生され,両者は相反した動きをします。そのため,Albは急性期の栄養指標としては参考値程度であり,本来は除脂肪体重(lean body mass;LBM)が適切な指標です。たとえば,末梢輸液のみで,栄養を摂らない状態が続くと栄養障害が生じます。生体内では,肝臓と筋肉のグリコーゲンによって生命維持が図られますが1日程度で枯渇するため,その後はLBMが消費されます。侵襲度が増加するほど栄養消費量が増えるため,LBMの減少が進行し栄養障害が増悪します。このLBMの減少に伴い,筋量や血清たんぱく質をはじめとした内臓たんぱく質,免疫能の障害および臓器障害が生じることが知られ,LBMが健常時と比して30~40%以上喪失すると,窒素死(nitrogen death)と呼ばれる不可逆的な生命の危機が生じます。また,LBMの減少率が高くなるほど,経口摂取由来のたんぱく質は創傷治癒に利用されにくくなります。このようにLBMの維持・改善によって,創傷治癒が進展する環境を醸成することから,栄養管理が重要となります。
 近年,褥瘡治癒を促進する特定の栄養素が報告されています。これまで,たんぱく質と亜鉛,アスコルビン酸のシステマティックレビューでは,その有用性が示されない報告がありました。しかし,条件の異なるメタアナリシスが行われた結果であり,実臨床では種々の栄養素のランダム化比較試験(randomized controlled trial;RCT)が参考になります。まもなく「褥瘡予防・管理ガイドライン(第5版)」の発表が予定されていますが,現行の第4版では新たにL-カルノシン,コラーゲン加水分解物などが追加され,日本人の褥瘡患者を対象としたRCTの結果が示されました。そこで本特集では,本RCTを実際に研究された先生方にご執筆をお願いし,皮膚看護領域の専門家であるWOCナースのためにわかりやすくカスタマイズいただきました。
 一方,褥瘡の予防・管理とともにスキン-テアへの関心が増しています。スキン-テアは,紫斑や強い痛みを伴うことが多いことから虐待とも間違われることがあり,またQOLを低下させることから,その対策が急務となっています。これらを背景とし,平成30(2018)年度の診療報酬改定において,褥瘡のアセスメントの危険因子に新たにスキン-テアの項目が追加されました。しかるに,日本においては栄養とスキン-テアの関連に着目した報告は少なく,一方で諸外国においても褥瘡ガイドラインに準じた対応が散見されるなど,学際的に進行中の領域です。本特集では現時点での既報を盛り込むとともに,WOCナースの視点で栄養を探求し,今後の研究にもつながる構成を配慮しました。日常の臨床現場,そして研究のなかで,本分野の専門家であるWOCナースにご活用いただくためのバイブルとなることを祈念いたします。

真壁 昇
関西電力病院 疾患栄養治療センター 栄養管理室 室長,美作大学 客員准教授


<目次>

1. すぐにわかる! 創傷と栄養のい・ろ・は/水野英彰,朱通弓子,横島将光
2. ガイドラインから栄養を探求する/岡田有司
3. たんぱく質の必要量と摂り方の実際/濵田康弘
4. 特定の栄養素:L-カルノシンによる褥瘡の治癒促進効果/榮 兼作,柳澤裕之
5. スキン-テア領域における栄養研究の最新知見と研究のススメ/飯坂真司
6. ICU患者の栄養管理に係わる褥瘡・スキン-テア対策の最前線/諸見里 勝
7. 回復期リハビリテーション病棟における褥瘡・スキン-テア対策と栄養ケア/藤原謙吾,一瀬絵梨,西岡心大
8. 在宅での創傷患者における栄養サポート最前線/塩野﨑淳子
2,640円
特集●高齢者のスキントラブルとその予防・ケア
企画編集/福田英嗣(東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 部長)

<特集にあたって>

 わが国における高齢化問題は避けられない状況となっています。総務省の推計によれば,65歳以上の高齢者人口は2020年9月15日現在,3617万人(前年推計にくらべて30万人増加)で,総人口に占める割合(高齢化率)は28.7%(同0.3ポイント上昇)となり,高齢者人口・高齢化率ともに過去最高を更新しています。また,2065年には高齢化率が38.4%(将来推測値)と推測され,今後高齢化社会はますます深刻化すると考えられています。
 このような背景から,今後,高齢者のスキントラブルに遭遇する機会は増加することが予想され,高齢者に生じる皮膚疾患の病態の理解や治療,その予防・ケアは重要となってきます。
 高齢者に生じるスキントラブルの多くは,皮膚の老化(加齢に伴い生体の恒常性維持能力が低下する過程でみられる現象)に伴い生じます。高齢者では,生体を構成する蛋白や脂質,糖質が加齢に伴い質的・量的に変化することで形態的な変化が生じ,機能的な低下や免疫能の低下のため,種々の疾患に罹患しやすくなります。また,慢性的な紫外線照射は光老化により老化を増強し,良性腫瘍や悪性腫瘍の発生につながります。
 皮膚の老化の症状としては,皮膚の乾燥や爪甲肥厚などの生理的老化による皮膚の変化(老人性徴候)や老人性皮膚萎縮症,老人性色素斑,老人性白斑,老人性紫斑,老人性血管腫などが存在します。また,高齢者に多い皮膚疾患としては皮脂欠乏症や,胼胝・鶏眼などの角化症,水疱性疾患である水疱性類天疱瘡,褥瘡や熱傷などの物理的皮膚障害,白癬やカンジダ症,疥癬,帯状疱疹などの感染症,腫瘍性疾患としては良性腫瘍の脂漏性角化症,癌前駆症の日光角化症やBowen病,悪性腫瘍の基底細胞癌,有棘細胞癌,悪性黒色腫などがあります。
 本特集号では,高齢者のスキントラブルに精通した皮膚科医,内科医,薬剤師,看護師の先生方に,外用薬の基剤と特性,皮脂欠乏症・乾皮症,高齢者の褥瘡,スキン-テア,胼胝・鶏眼,巻き爪・陥入爪,循環障害に伴う足病変,高齢者の疥癬,高齢者に多い真菌症(白癬,カンジダ症),高齢者のアトピー性皮膚炎,臀部老人性苔癬化局面,老人性色素斑と脂漏性角化症,高齢者に多い水疱症に関してご解説いただいています。
 これらの疾患は,WOCナースの方々が直接診療に当たらない疾患も含まれていますが,高齢患者のqualityof life(QOL)を低下させる要因となっていることが多い疾患です。本誌をご拝読いただき,各疾患の概要を理解して整理しておくことは,高齢患者を診察する際に必ず役立ち,さまざまなスキントラブルで悩んでいる高齢患者のQOLの向上へつながることを確信しています。

福田英嗣
東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 部長


<目次>

1. 外用薬の基剤・剤形の特性~WOCナースがよく使用する保湿剤と褥瘡治療薬について~/大谷道輝
2. 皮脂欠乏症・乾皮症(老人性乾皮症)/菊地克子
3. 高齢者の褥瘡~保存的治療における注意点~/鈴木 琢
4. スキン-テア/小谷野結衣子
5. 胼胝・鶏眼,巻き爪・陥入爪~フットケア時の注意点~/高山かおる
6. 循環障害に伴う足病変~フットケア時の注意点~/宇都宮 誠
7. 高齢者の疥癬/和田康夫
8. 高齢者に多い真菌症~白癬とカンジダ症~/常深祐一郎
9. 高齢者のアトピー性皮膚炎/向井秀樹
10. 臀部老人性苔癬化局面/新山史朗
11. 老人性色素斑と脂漏性角化症~鑑別疾患を含めて~/髙橋美咲
12. 高齢者に多い水疱症~ドレッシング材使用時の注意点~/吉田憲司
2,640円
特集●WOCケアに活かす 皮膚真菌症の基礎知識
企画編集/望月 隆(金沢医科大学 皮膚科学講座 教授)

<特集にあたって>

 普段あまり意識することはないと思いますが,私たちの身の周り,皮膚,そして私たちの体内は微生物に溢れています。微生物のなかでは大型とはいえ,カビ(真菌)も基本単位はたかだか10ミクロンの細胞です。これは,ヒトの裸眼の検出限界である0.2 mmの20 分の1にすぎません。そのため,そのままでは私たちの眼に触れることはなく,大量に増殖したものがキノコ,風呂場の黒い汚れ,あるいは餅やパンの上のカビなどとしてようやく認識されることになります。こうした真菌は地球上で150万種類以上存在するとされていますが,ほとんどの真菌はヒトと関わりなく,あるいは害を及ぼさずに存在していますし,中にはパン酵母やコウジカビなど有益なものも含まれています。しかし,ごく少数の真菌,おそらく100種程度が皮膚に感染して病原性を示すと考えられています。
 今回のテーマである皮膚真菌症は,生命に直接の影響があることは少ないのですが,患者のケアを行ううえで,また皮膚の健康を考えるうえで避けることができない大きな疾患群です。実際,皮膚科の外来新患患者の約1割が白癬などの皮膚真菌症であったこと,また推定で2500万人の足白癬患者が存在することが知られています。さらに超高齢社会の進行に伴い,皮膚真菌症の有病率の上昇が懸念されています。皮膚科医は日常こうした皮膚真菌症に向き合っているのですが,常にうまくコントロールできるわけではなく,診断,治療に手こずる例をしばしば経験します。この原因としては,皮膚症状が多彩で,皮膚真菌症に類似する多くの疾患が存在すること,逆に「まさか真菌がいるとは」と驚かされるような症状の皮膚真菌症が存在することが挙げられます。たとえば白癬菌が角質に感染すると湿疹反応が引き起こされますが,見た目だけでは白癬かかぶれ(接触皮膚炎)か,鑑別が困難な例もまれではありません。また真菌検査が行われず誤診されたまま治療され,難治とされていた例を診ることもあります。気軽に真菌検査にアプローチできないことも診断の困難さの一因になっているように思います。また治療に手こずる例では,発症の誘因に対するアプローチが必要であることも少なくありません。IAD(失禁関連皮膚炎)では皮膚の最外層の角質の浸軟,劣化が起こり,微生物に対する感染防御能力が低下して,そこに皮膚真菌症が発症してきます。こうした状態のままで抗真菌薬を使用しても適切なスキンケアが行われないかぎり,再燃・再発は避けられませんし,治療薬による接触皮膚炎が生じる可能性も高まります。この分野は皮膚科医もチーム医療の大切さを認識しているところです。
 この特集では,皮膚真菌症の専門家に皮膚真菌症診療の実態をなるべくわかりやすく解説していただき,あわせて実践のうえでの工夫も紹介いただくようにお願いしました。この特集が皮膚の健康に興味をお持ちの皆さまのよりよいケアの実践,そしてチーム医療の推進に役立つことを心から願っています。

望月 隆
金沢医科大学 皮膚科学講座 教授


<目次>

〔総説〕
 1. 真菌とは,そして皮膚真菌症とは/北見由季
 2. 真菌検査法の基本/藤広満智子,小川妙呼
 3. 皮膚科領域の抗真菌薬/佐藤友隆

〔各論〕
 1. おむつ周辺の皮膚カンジダ症/田邉 洋
 2. 知っておきたい体幹にみられる皮膚真菌症/竹田公信
 3. 高齢者の頭部,顔面,体部白癬/角谷廣幸
 4. 高齢者の足・爪白癬/渡邉晴二
 5. フットケアと爪真菌症/高山かおる
 6. 抗真菌剤含有ソープとスキンケア/髙橋秀典
 7. 在宅患者で留意すべき皮膚真菌症/丸山隆児
特集●足の外科領域の疾患とそのケア
企画編集/原口直樹(聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 副院長/病院教授)

<特集にあたって>

 本誌を手にされている皆さんの中には,最近足の疾患に関する症例が増えているな,と感じている方も多いと思います。もちろん,足に疾患をもつ患者や足の外傷を受傷する患者の数そのものが増えているわけではありません。近年足関節・足部の疾患や外傷の病態解明が進み,それに基づいた外科的治療法が飛躍的に進歩したことがその背景にあると考えられます。これに伴って足の外科を専門とする医師の数が大変多くなりました。
 足の外科と一口に言っても,その対象とする疾患・外傷は無数といってよいほど存在し,各々の病態も,他の骨・関節疾患と比較して非常に複雑です。このことは,医師がこの分野をとっつきにくいと感じてきた1つの要因であり,これにかかわる看護師にとっても,病態と治療をしっかり理解したうえで看護することはハードルが高いものでした。
 本誌「WOC Nursing」で足の外科が特集された最大の理由は,足の疾患やその術後管理は創傷ケアと切っても切れない関係があるからです。足の疾患は多くの場合に変形を伴いますが,変形した足部に荷重や靴の刺激が加わると潰瘍や胼胝を形成し,ときには感染も合併します。変形や胼胝のある足で歩行することは,患者にとって大変な苦痛を伴いますし,足部にできた潰瘍はきわめて難治性です。また足部は骨と皮膚との間の軟部組織が少ないため,高エネルギー外傷による水疱形成や皮膚の壊死もまれではありません。さらには,手術後の創の治癒遷延や感染も他の部位の術後より高率に発生し,時として手術の目的である骨の癒合よりも,手術創の合併症に対する治療のほうが長引くことさえあります。
 本特集「足の外科領域の疾患とそのケア」では,各分野での新進気鋭の方々にご執筆賜りました。すべての章が図表を多用したわかりやすいものであり,この特集で1冊の教科書になるほど充実しています。足の解剖は,実践に即して詳細に書かれており,足の解剖書ともいえる内容です。また,足の外科の各疾患,外傷,すなわち,成人期扁平足,外反母趾,関節リウマチ,スポーツ障害,神経障害,変形性足関節症,足の外傷では,その病態から手術治療まで大変詳しく執筆していただき,私自身にとっても大変に勉強になりました。これに続く外来・病棟・手術室での足の外科看護の章では,そのケアに役立つ多くの知見と落とし穴がもれなく記載されています。足の外科のリハビリテーションの章では,なぜいま荷重をかけてはいけないのか,なぜその関節の動きを制限しなければならないのか,術後のある時期でどのようなリハビリテーションが有効なのか,が詳細に述べられています。足の装具の基礎知識では,その歴史から装具作成の実際まで,なかなか学ぶことができない大変興味深い内容をご執筆いただきました。ご執筆いただいた方々に,心より感謝申し上げます。
 本特集号を身近に置いていただき,対象の患者が来院するごとに参照していただければ,病態の深い理解に基づいたより実践的なケアが可能になると確信しています。

原口直樹
聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 副院長/病院教授


<目次>

1. 足の外科に必要な解剖の知識/尾関拓磨
2. 成人期扁平足/山田俊介
3. 外反母趾の病態と治療/太田光紀
4. 関節リウマチの足部・足関節障害/笠井太郎
5. 足のスポーツ障害/亀田 壮
6. 足の神経障害/熱田智範
7. 変形性足関節症/岡村 龍
8. 足の外傷/有山ゆり
9. 足の外科領域の看護-病棟と外来-/菅谷絵里奈,篠﨑絵美,斉藤寛之,地代所真弥
10. 足の外科領域の看護-手術室-/土屋大星
11. 足の外科領域のリハビリテーション/岩澤裕之
12. 足の装具の基礎知識/寺門厚彦
特集●実践! 超高齢社会における排尿ケア
企画編集/高橋 悟(日本大学 医学部 泌尿器科学系 泌尿器科学分野 主任教授)

<特集にあたって>

 「実践!超高齢社会における排尿ケア」を企画しました。
 ご存知のように,近年多職種チームによる「排尿自立指導」が保険適用となり,「排尿ケアの意義を保険診療の上で認知してもらう」という私たちの念願が実現しました。さらに令和2年度診療報酬改定で,従来の排尿自立指導は「排尿自立支援」となり,新たに「外来排尿自立指導」が保険適用となったことは特筆すべきことであり,排尿ケアのさらなる発展が期待されます。
 今回,これらの制度で中核的役割を担うWOCナースの皆さまが読者である本誌で,特集を企画できますことを大変光栄に思います。そこでまずは,谷口珠実先生に日本における排尿ケア全般を俯瞰していただき,その現状と課題についてご解説いただきます。日本の排尿ケアは,排尿自立支援・指導の導入に加えて,自己導尿の特殊カテーテル加算など近年着実に制度面でも充実しつつあります。
 次に吉田正貴先生には,高齢者にみられるさまざまな下部尿路症状ならびに,フレイル,認知症などによる影響についてご解説いただきます。ご存知のように,下部尿路の解剖は男女で大きく異なり,診療ガイドラインも別に2つ存在します。柿崎秀宏先生と和田直樹先生にはガイドラインに沿って,高齢男性の下部尿路症状の診断と治療をご解説いただき,吉澤 剛先生には2019年に刊行された新しいガイドラインに沿って,女性下部尿路症状の診断と治療を解説してもらいます。また最近進歩の著しい難治性過活動膀胱の治療(膀胱壁ボツリヌス毒素注入手術,仙骨神経刺激療法)も紹介します。一方,高齢者に多い排尿トラブルは夜間頻尿です。横山 修先生には,2020年刊行の『夜間頻尿診療ガイドライン』をご紹介いただき,夜間頻尿の原因と対処法についてご解説いただきます。最近,NHK総合テレビの生活情報番組「ガッテン!」でも紹介された最新の生活習慣指導,行動療法に加えて,男性患者へのデスモプレシンについても紹介していただきます。
 排尿ケアの実践編としては,吉田美香子先生に前述の排尿自立支援・外来排尿自立指導制度導入の経緯ならびにその役割と最新のデータをご紹介いただき,多職種チームによる排尿ケアの今後の展望をお示しいただきます。一方,実際の排尿自立支援・指導はどのように行われているのでしょうか。梅田富子先生にはケース・スタディ形式で,入院患者への排尿自立支援,外来排尿自立指導の症例を提示してもらい,自己導尿指導の実際も解説いただきます。
 超高齢社会の日本で日常的に遭遇する大きな課題として,要介護患者における排尿ケアがあります。野島陽子先生にはフレイル・認知症患者における排尿ケアのポイント,QOLの向上と介護負担の軽減を両立させるコツをご解説いただきます。また現在,厚生労働省は地域包括ケアシステムを推進し,病院医療から在宅医療へのシフトを目指しています。そこで板橋区医師会訪問看護ステーションの馬場実央先生と多嶋智英美先生に,「在宅支援の現状と排尿ケアの実際~訪問看護で行うケア~」のタイトルで,在宅における排尿ケアのリアルをご解説いただきます。
 最後は,最も重要なトピックスであるコロナ問題を取り上げます。「Withコロナ時代の排尿ケア」と題して,帶刀朋代先生に「新しい日常」としてコロナとどう向き合い,必要な排尿ケアを実践したらよいかをご解説いただきます。
 本特集が,読者の皆さまの明日からの診療に少しでもお役に立てば望外の喜びです。

高橋 悟
日本大学 医学部 泌尿器科学系 泌尿器科学分野 主任教授


<目次>

1. 超高齢社会日本における排尿ケア:現状と課題/谷口珠実
2. 高齢者の下部尿路機能障害の特徴/吉田正貴,横山剛志,西井久枝,野宮正範
3. 高齢男性の下部尿路症状:診断と治療/和田直樹,阿部紀之,宮内琴菜,柿崎秀宏
4. 高齢女性の下部尿路症状:診断と治療/吉澤 剛,髙橋 悟
5. 高齢者に多い夜間頻尿:夜間多尿を中心とした原因と対処法について/横山 修
6. 排尿自立支援・指導:現状と課題/吉田美香子
7. 排尿自立支援・指導:ケース・スタディ~排尿自立支援加算・外来排尿自立指導料の実際~/梅田富子
8. 要介護者における排尿ケア:実際とポイント~フレイル・認知症患者における排尿ケアのポイント,QOLの向上と介護負担の軽減を両立させるコツ~/野島陽子
9. 在宅支援の現状と排尿ケアの実際~訪問看護で行うケア~/馬場実央,多嶋智英美
10. Withコロナ時代の排尿ケア/帶刀朋代
特集●徹底理解! おむつ皮膚炎
企画編集/常深祐一郎(埼玉医科大学 皮膚科 教授)

<特集にあたって>

 「おむつ皮膚炎」の特集を企画しました。本来,皮膚炎とは湿疹と同義で,おむつ皮膚炎はおむつ部に生じる湿疹のことを指します。しかし実際の現場ではおむつ部に生じた湿疹のようにみえるものすべてを包括して使用されていることが多いです。本特集ではそのような背景を踏まえて,実際的な解説書を目指しました。つまり,本特集では,「おむつ皮膚炎」とは,臨床像のみで定義し,おむつと接する部位に生じる紅斑,小丘疹・小水疱・小膿疱,鱗屑,浸軟,びらん,痂皮などからなる皮膚病変としています。そこには主に湿疹と真菌症が混在もしくは併存しています。現場で使用されている「いわゆる『おむつ皮膚炎』」のとらえ方をそのまま持ち込みました。
 これを理解するために,最初に,湿疹とは? 真菌症とは? という,「おむつ皮膚炎」を構成する要素を解説し,そのうえで,「おむつ皮膚炎」の定義や臨床像を述べています。湿疹とは何かなど,漠然としていて,これまでしっかり学んだことのない方も多いのではないでしょうか。次に,「おむつ皮膚炎」に現場で即応するための対応アルゴリズムを提案しています。これは私の研究に基づくものです。「おむつ皮膚炎」の多くは皮膚科専門医が不在の医療現場で対応されています。そういう場所でも初動としてこういう風にしてみましょう,というものです。次に専門的な治療法を解説し,さらに,看護の視点からの予防やケアの方法を創傷・スキンケアの専門家に述べていただいています。また,「おむつ皮膚炎」の治療に用いることの多いステロイド外用薬ですが,独特の存在で皮膚科医が昔から重宝してきたものの,あまり知名度の高くない薬剤2剤を紹介しています。ぜひ今後活用いただけますと幸いです。そして最後に,「おむつ皮膚炎」と間違えてはいけない疾患を取り上げました。水疱症,亜鉛欠乏症,褥瘡,悪性腫瘍です。これらはアプローチが「おむつ皮膚炎」とまったく異なります。「おむつ皮膚炎」と区別しなければなりませんが,「おむつ皮膚炎」と併存していることもあり,背後に隠れていることもありますから,各段階で評価し直すことが重要です。
 「おむつ皮膚炎」をみない日はないはずです。本誌を読まれたあとは,「おむつ皮膚炎」を見る目が変わり,患者さんのQOL,満足度が向上することを祈っています。

常深祐一郎
埼玉医科大学 皮膚科 教授


<目次>

Ⅰ.「おむつ皮膚炎」総括
 1.「おむつ皮膚炎」を理解する
  (1)予備知識:「おむつ皮膚炎」を構成する要素
   ①湿疹とは?/植木理恵
   ②真菌症とは?/佐藤友隆
  (2)「おむつ皮膚炎」とは?~おむつ皮膚炎の定義と病態~/常深祐一郎
 2.「おむつ皮膚炎」に対応する
  (1)現場における「おむつ皮膚炎」対応~高齢者のおむつ皮膚炎に対する治療アルゴリズム~/常深祐一郎
  (2)「おむつ皮膚炎」の治療/宮澤理恵子,種井良二
  コラム:「おむつ皮膚炎」に活用できるステロイド外用薬
   ①グリテール含有副腎皮質ホルモン剤 グリメサゾン軟膏/藤永製薬株式会社
   ②エキザルベ/マルホ株式会社
 3.「おむつ皮膚炎」を予防する,ケアする/松岡美木

Ⅱ.「おむつ皮膚炎」と間違えてはいけない疾患・「おむつ皮膚炎」の背後に隠れていることのある疾患
 1. 自己免疫性水疱症/山上 淳
 2. 亜鉛欠乏症/浅川理子,川村龍吉
 3. 褥瘡/前川武雄
 4. 悪性腫瘍/田中隆光
2,640円
特集●大腸がん治療における有害事象とストーマ管理~がん治療を支えるためにWOCナースができること~
企画編集/福永 睦(兵庫県立西宮病院 副院長/外科部長/消化器外科部長)

<特集にあたって>

 がんは日本において1981年より死因の第1位であり,がん対策の一層の推進を図るために2007年4月1日「がん対策基本法」が施行されました。それに伴い,がん対策の基本的方向を定め,がん対策の総合的かつ計画的な推進を図るため,2007年から5年ごとに「がん対策推進基本計画」が策定されています。第1期(2007年度~2011年度)では「がん診療連携拠点病院」の整備,緩和ケア提供体制の強化および地域がん登録の充実が図られ,第2期(2012年度~2016年度)の基本計画では,小児がん,がん教育およびがん患者の就労を含めた社会的な問題などについても取り組むこととされ,死亡率の低下や5年相対生存率が向上するなど,一定の成果が得られました。
 一方,日本での大腸がんの罹患数および死亡数は増加しており,国立がん研究センターの最新がん統計によると2018年の大腸がんの死亡数は,男性3位,女性1位,総数2位,2017年の罹患数は,男性3位,女性2位,総数1位と報告されています。2017年のデータに基づく大腸がんの生涯がん罹患リスクは,男性が10.3%(10人に1人),女性が8.1%(12人に1人)であり,ストーマ造設に関与する直腸がんの生涯がん罹患リスクは,男性が3.8%(26人に1人),女性が2.2%(45人に1人)と考えられています。近年,直腸がんの術式として低位前方切除術(LAR)や括約筋間直腸切除術(ISR)を選択することが多くなり,一時的ストーマの割合が増えていますが,肛門に浸潤する場合は直腸切断術が避けられず,他部位がんも含めて緩和ストーマとしての永久ストーマも少なくありません。医療者にとってストーマ造設はがん治療の一部ですが,永久か一時的か,ストーマ合併症の有無,がん治療継続の有無などで,患者のストーマに対する向き合い方には当然相違が生じていることでしょう。手術直後,薬物療法施行中,再発の不安を抱えた経過観察中,治癒判定を受けたがんサバイバー,有効な治療法のなくなった緩和対象患者など,オストメイトが遭遇するさまざまな場面で,ストーマ管理ががん治療に支障を及ぼす可能性もあります。オストメイトがストーマ管理をコントロールして,生涯にわたるがん治療を継続していくためには,オストメイト自身の覚悟や知識はもちろんですが,医療者側のストラテジーやサポートが重要となります。
 本特集では「大腸がん治療における有害事象とストーマ管理~がん治療を支えるためにWOCナースができること~」と題して,手術後や放射線治療および薬物療法に伴う有害事象がストーマ管理に与える影響,在宅医療や緩和医療におけるストーマ管理の特徴を,経験豊富なエキスパートの先生方に解説していただきます。とくに薬物療法は日進月歩であり,使用する薬物ごとに特徴的な有害事象があり,下痢や手指の巧緻性低下による管理困難など全身観察を必要とし,各職種間の相互協力によるチーム医療が必要不可欠です。在宅や緩和ケアでは,患者の身体状況だけでなく社会的背景,家族構成や居宅状況も考慮しなければなりません。本特集が,ストーマに関わるすべての医療者の,がん治療戦略におけるストーマ管理の一助となれば幸いです。

福永 睦
兵庫県立西宮病院 副院長/外科部長/消化器外科部長


<目次>

1. 大腸がん治療におけるストーマ管理を考える/福永 睦
2. 一時的ストーマ造設患者におけるHigh output stoma syndromeの病態とストーマ管理/井上 透,西口幸雄
3. 放射線治療を受ける大腸がん患者に生じる有害事象の特徴と対策/宮前奈央
4. 最新の大腸がん薬物療法/岩田 崇,三嶋秀行
5. ストーマ管理に影響を及ぼす大腸がん薬物療法の合併症とその対応
 ①抗EGFR抗体薬に起因する皮膚障害とストーマ管理/小森孝通,小西 健,仲西優美,福永 睦
 ②5-FU系薬剤に起因する有害事象とストーマ管理/森岡直子
 ③オキサリプラチンに起因する有害事象とストーマ管理-末梢神経症状への対応-/津村剛彦,安藤嘉子
6. 地域・在宅医療におけるストーマ管理の特徴と対応/古川智恵
7. 緩和ストーマ造設における合併症とストーマ管理/中田 健,森本伸一郎,南部真里恵
8. 終末期医療におけるストーマ管理/遠藤麻子,安藤嘉子
2,640円
特集●泌尿器がんのストーマ造設・管理の実際
企画編集/武藤 智(順天堂大学大学院 医学研究科 泌尿器外科学 特任教授)

<特集にあたって>

 筋層浸潤性膀胱がんおよびBCG不応性筋層非浸潤性膀胱がんに対する標準治療は膀胱全摘除術です。膀胱がんは高齢者の頻度が高いことは従来より知られており,日本でも高齢化社会によって症例数は確実に増えています。膀胱全摘除術は決して侵襲が低いとはいえず,患者に対する負担を無視するわけにはいきません。できるだけ低侵襲で行うために,最近ではロボット支援膀胱全摘除術がglobalで徐々に症例数が増え,日本でも2018年4月に保険適用され,多くの施設で行われています。
 膀胱全摘除術に尿路変向術は必ず必要であることは言うまでもありません。現在では,新膀胱造設術,回腸導管造設術,尿管皮膚瘻造設術の3つの術式が標準的です。新膀胱造設術,回腸導管造設術では回腸を用いることが一般的です。腸管利用の尿路変向術には,それ以外に禁制型ストーマとしてコックパウチ,インディアナパウチ,マインツパウチがあり,以前は多くの症例に対して行われてきましたが,優位性に乏しく,現在ではきわめてまれでしょう。
 本特集では,回腸導管,尿管皮膚瘻のストーマ管理を中心に企画しました。いずれの尿路変向術も,まず作成を専門とする医師から手術について解説いただきます。ストーマ管理を行ううえで,どのような方法で作成しているかを理解することは重要です。次に管理についての実際をWOCナースの立場から解説いただきます。いずれも日本を代表するエキスパートの方々であり,多くの症例を長期間ケアしていただいています。本特集から,現在泌尿器がんのストーマを管理している多くの方に,豊富な経験をお示しすることができます。
 先述したように,ロボット支援手術が導入され,今までの開腹手術や腹腔鏡下手術と比べると患者の負担はかなり減少しました。今後も手術自体のさらなる進化が予想され,泌尿器がんに対する手術も例外ではありません。さらに尿路上皮がんに対しても新規の薬剤が登場しており,ストーマ造設後の患者でも,より長期の予後が期待できます。したがって,私たちが要求される泌尿器がんストーマ管理もこのような環境の変化に十分に対応することが求められており,WOCナースの皆さんのさらなる向上を希望しています。

武藤 智
順天堂大学大学院 医学研究科 泌尿器外科学 特任教授


<目次>

1. 腹腔鏡下膀胱全摘術における体腔外回腸導管造設術/三木 淳
2. ロボット支援体腔内回腸導管造設術/武藤 智
3. 医師による回腸導管の管理/清水史孝
4. WOCナースによる回腸導管の管理/赤坂和美,吉田春子
5. ダブルストーマのケア/山口涼子
6. 尿管皮膚瘻造設術(開腹手術における)/井上高光,飯沼昌宏
7. ロボット支援体腔内尿管皮膚瘻造設術の経験/北村香介
8. WOCナースによる尿管皮膚瘻の管理/小山田幸枝
2,640円
特集●WOCが知っておきたい 緩和ケアの基礎知識
企画編集/三浦剛史(医療法人社団 誠馨会 セコメディック病院 泌尿器科/緩和ケア外科部長)

<特集にあたって>

 一昔前,緩和ケアはとても限られた患者のものとの認識でしたが,読者の皆さんもご存知のとおり,現在ではがんにおいては診断時からの緩和ケアの提供が求められています。しかも疾病についても提供の範囲はがんに限らず,良性疾患にも必要性が認められ,緩和ケア診療加算の適応に末期心不全も加わり,より広がっています。そもそも緩和ケア(時代によって呼び方が変遷してきました)はその時代に病によって危機に瀕した人々に差し伸べられたケアといえます。そう考えると特別なものではなく至ってシンプルな介入であり,医療者が等しくとるべき態度,等しく習得しておくべき知識や技術でしょう。日ごろから皮膚・排泄ケアを担っている認定看護師もしくは資格取得をめざしている看護師の皆さんは,皮膚障害や排泄といった,患者や家族にとってとても根源的な尊厳に関わる問題に取り組んでおられますので,緩和ケアの必要性や意義については百も承知と思います。
 今回の特集では,緩和ケアの概論,日本の現状や今後の展望,厚生労働省が「人生会議」と銘打って導入を呼びかけている,もしものときに備えるための大切な話し合いであるアドバンス・ケア・プランニング,疾病から生じるさまざまな苦痛症状への対応として,痛み,呼吸困難,消化器症状,精神症状についての解説を,日本の緩和ケア分野のトップランナーの方々にお願いしました。さらに,前述したように良性疾患である心不全についても緩和ケアの介入に対して保険適用となりました。心不全の緩和ケアについて苦痛や療養などをどのように考え,対処すればよいのか,長年心不全の緩和ケアに携わっておられる先生に解説をいただきます。また緩和ケアは病院のなかだけで提供されるものではなく,連続性をもって,ご本人の療養する場所を選ばず提供されるべきものです。ご本人が過ごしたい場所で過ごせることも緩和ケアとして忘れてはならないことで,療養の場の調整や在宅緩和ケアについて知っておいていただきたいと思います。人生の最期を迎えることも平坦でないことが多々あります。なかなかとりきれない苦痛に対して意識レベルを下げることで対応することも必要になりますが,その実際についても学んでいただけるよう解説いただきます。そして大切な瞬間をその人らしく迎えるための看取りのケアの項も設けました。
 緩和ケアについて学びを深くし,今後の皆さんの提供するケアがより充実することを願います。

三浦剛史
医療法人社団 誠馨会 セコメディック病院 泌尿器科/緩和ケア外科部長


<目次>

1. 緩和ケア概論,日本の現状と展望/木澤義之
2. アドバンス・ケア・プランニング/坂下明大
3. がん疼痛治療
 ①薬物治療/大坂 巌
 ②放射線治療/清水わか子
 ③神経ブロック療法/佐藤哲観
4. 心不全の緩和ケア/大石醒悟
5. 呼吸困難の緩和/山口 崇
6. 消化器症状/東端孝博,久永貴之
7. 精神症状/秋月伸哉
8. 看取りのケア/宇野さつき
9. 療養の場の選択,在宅療養/浜野 淳
10. 苦痛緩和のための鎮静/今井堅吾
2,640円
特集●医療関連機器圧迫創傷の予防と管理のテクニック
企画編集/中川雅裕(浜松医科大学 形成外科 特任教授)


<特集にあたって>

 医療関連機器圧迫創傷(medical device related pressure ulcer;MDRPU)は文字どおり医療関連機器の持続的な圧迫によって生じる創傷や皮膚潰瘍ですが,以前は褥瘡の一部とされ,その認識が少なく,科学的な論文も少ない領域でした。一般的な褥瘡に関してはその認知度が高まり,発生原因の解明や予防法の発展で発生率が減少しましたが,MDRPUはその認識が低かったため発生率が減少しませんでした。しかし,『MDRPU ベストプラクティス 医療関連機器圧迫創傷の予防と管理』が2016年に出版されてから今年で4年が経ち,急速にMDRPUの認識が広まり,多くの解説書や文献などが書かれ,学会発表も増加し,認識され改善してきました。そして最近は,Journal of Wound Careの国際コンセンサスドキュメントにおいて,医療機器ではないその他の機器を含めた創傷として機器圧迫創傷(device-related pressure ulcer;DRPU)と表現されるようになり,さらに領域も拡大し新しい認識も必要になるかと思います。
 今回のMDRPUの特集号では,一般病棟ではなく小児病院や手術室・ICUなどの特徴のある場所や,クリティカルケアや足病変など特殊な病態で発生するMDRPUを詳しく写真で説明し,それぞれの特徴に合った予防法を解説しています。予防法の基本として患者1人1人に合わせて,正しいサイズの機器を選択することや製造元が示している使用方法に従い機器を使用することなどが重要になりますが,このような特殊な環境では必ずしもすべての患者にこれらの対応ができないことも多くあります。今回はさまざまな領域の多くの経験を持つ方々に執筆していただきましたので,これらの特殊な環境で働く多くの読者に役に立つ内容と考えます。
 本特集号の内容を明日からの看護やケアに役立てていただければ幸いです。

中川雅裕
浜松医科大学 形成外科 特任教授


<目次>

1. 総論/大浦紀彦,加賀谷 優,森重侑樹
2. 静岡がんセンターにおけるMDRPUの管理システム/吉川敦子
3. 小児専門病院におけるMDRPU対策と今後の課題/鎌田直子
4. クリティカルケア領域におけるMDRPU予防/志村知子
5. 手術室でのMDRPU/吉村美音
6. ICUでのMDRPU/佐野世佳,若林久美子
7. 血管内留置カテーテル,膀胱留置カテーテルによるMDRPU予防の工夫とポイント/佐野加奈
8. 糖尿病性足潰瘍や重症下肢虚血の治療におけるMDRPUへの対策/匂坂正信,奈良誠之,二階堂有加,竹江雄貴
9. 検査・治療部の安静を図るために必要な固定装具により発生したMDRPU/杉本はるみ
10. MDRPUとともに知っておきたい皮膚粗鬆症とその最重症型である深部解離性血腫(DDH)/藪野雄大,小川 令
2,640円
特集●高齢者の皮膚特性を考慮した褥瘡診療・ケアのポイント
企画編集/加納宏行(岐阜市民病院 皮膚科 部長)

<特集にあたって>

 ある疾患の診療レベルを測る指標に,その疾患の経験症例数,手術件数があります。「褥瘡」はその点で微妙な立ち位置にある疾患です。「褥瘡」発生件数が少ない病院は「いい病院」です。それゆえ,「いい病院」の医師,看護師,医療スタッフは「褥瘡」症例の経験数は少ないということになります。単純に解釈すれば「いい病院」の褥瘡治療レベルは低くなることになりますが,現実はというと,病院にはまだまだ重症褥瘡患者がいて,その多くはいわゆる「持ち込み」褥瘡です。体圧分散マットレスの普及,褥瘡予防対策のマニュアル化で,病院で発生する褥瘡の減少,軽症化が一定のところまでは進んでいます。一方,人口の高齢化に伴い,在宅や施設,つまり褥瘡予防が手薄になる場所で発生する褥瘡はまだまだ多く,病院でもマニュアル的な対応では防ぎきれない褥瘡があり,そこには複数の基礎疾患を有し,皮膚を含む身体のすべての機能が低下した高齢者の存在があります。
 皮膚は,骨・筋・内臓からなる内部諸臓器を最小表面積に収容することで容姿を整える臓器です(今山修平,MB Derma,144:11-17,2008)。そのためには真皮に適切な張力と収縮力が保たれていることが条件ですが,老化に伴いそれが低下すると,たるみが生じ,また,外力をうまく拡散していなすことができなくなります。褥瘡は,身体にかかる不適切な外力で生じる皮膚の障害ですが,一義的には皮膚に垂直方向にかかる圧力が原因であるため,若い人でも,たとえば硬いベッドの上に全身麻酔がかかった状態で一定時間経過すれば褥瘡を生じます。しかし,実際には単純に垂直方向の力だけがかかることはまれで,水平方向の力(皮膚と衣類・寝具の間の摩擦力)により生じるずり応力との複雑な組み合わせとなります。老化した皮膚は若い皮膚にくらべてその力をうまくいなすだけの余力がないために,褥瘡が生じやすいし治りにくいといえます。
 臨床の現場では,褥瘡患者のほとんどは高齢者です。老化した皮膚の特性を理解し,そのために生じる治癒阻害因子をいかに回避するかを知っておくことは早期治癒への重要な鍵になります。また,脆弱な皮膚にやさしい看護・介護は褥瘡予防に重要なだけでなく,身体の諸機能が低下した高齢者の看護・介護の本質のひとつといえるでしょう。本特集では,今山修平先生に皮膚の物理的機能とその老化をオーバービューしていただき,老化した皮膚に精通した皮膚科医,看護師,薬剤師,理学療法士として第一線で褥瘡と対峙されている先生方に,それぞれの分野での高齢者の皮膚特性を踏まえた褥瘡診療について解説いただいています。これを読めば,高齢者褥瘡に日々向き合っている方にとってはもちろん,たとえ実践での症例経験が少ない「いい病院」勤務の方であっても,強力な助っ人となるものと確信しています。

加納宏行
岐阜市民病院 皮膚科 部長


<目次>

1. 高齢者皮膚の特徴-物理的特性-/今山修平
2. 失禁関連皮膚炎(IAD)と褥瘡/倉繁祐太
3. 皮膚粗鬆症・スキン-テア/藤原 浩
4. 高齢者褥瘡の保存的治療におけるキーポイント/磯貝善蔵
5. 高齢者皮膚に配慮した褥瘡予防・治療のためのポジショニング/近藤龍雄
6. 高齢者皮膚に配慮した外用薬の使い方/溝神文博
7. 高齢者皮膚に配慮したドレッシング材の使い方/前川武雄
8. 在宅高齢者褥瘡の治療・ケアの実際/岡部美保
9. 高齢者皮膚にやさしい褥瘡予防・スキンケア/高木良重
2,640円
特集●在宅における褥瘡・創傷・スキンケアとチーム医療のポイント
企画編集/袋 秀平(ふくろ皮膚科クリニック 院長)

<特集にあたって>

 わが国の全人口に対する75歳以上の割合が18%を超える2025年まであと5年を切りました。医療政策が病院から在宅へとシフトしていくなか,褥瘡をはじめとする創傷や皮膚のトラブルに対する在宅ケアが問題になっています。日本褥瘡学会の調査によれば,2006年の在宅における褥瘡の有病率は8.32%と,病院や施設に比較して非常に高い数値を示していました。
 そんななか,2007(平成19)年,厚生労働省老人保健健康増進等事業として,日本褥瘡学会を中心として3つのプロジェクトが行われました。
①在宅における褥瘡有病率など,実態調査
 有病率7.2%,真皮を越える深い褥瘡40.9%
 危険因子は第1位が栄養状態の低下,次いで寝返り不能と病的骨突出
②在宅における褥瘡発生予防・悪化防止モデル
 皮膚科医の在宅褥瘡治療への介入
 皮膚・排泄ケア認定看護師の介入(退院後)
③在宅における褥瘡のケアガイドラインの作成
 在宅褥瘡予防・治療ガイドブックを2008年刊行
 ②の「皮膚科医の在宅褥瘡治療への介入」については,皮膚科医が往診して褥瘡治療にあたったほうが,そうでない場合に比較してDESIGNの点数低下が速く,患者家族の満足度が高いという結果が出て,皮膚科医(ひいては褥瘡に対する知識をもった医師)が介入することの意義を再確認しました。さらにこの年以降,各都道府県(北海道では4地区,合計50か所)で毎年在宅褥瘡セミナーを開催することとなりました。
 このような活動もあり,在宅での褥瘡治療・ケアは改善を続け,2016年のデータでは在宅の褥瘡有病率は2%を切るまでに低下しています。ただ,この調査結果は訪問看護ステーション利用者のデータです。調査結果に疑義をはさむつもりはなく在宅での状況が改善していることに疑いはないのですが,実際には訪問看護を導入していない例もあるため,在宅の状況を完全に把握するのは難しいのではないか,と個人的には考えています。
 病院での褥瘡対策チームは同じ職場のメンバーで意思疎通もしやすく,そもそも多職種がそろっているのが普通ですが,在宅ではいちいち必要な職種をさがしたり,連絡をとったりしなくてはならないので,「連携が必要」と長年叫ばれ,重要性は理解していても,なかなかうまくいっていないのが実情です。2014年の診療報酬改定で在宅患者訪問褥瘡管理指導料が創設され,管理栄養士の参画は評価されましたが,それ以外の職種についての評価は十分とはいえません。
 本特集号ではそんな在宅の褥瘡・創傷に関する特徴や,実際に行われているケアの実態,病院と在宅の連携,制度上の問題など,さまざまなポイントにスポットを当ててそれぞれのエキスパートの先生にお願いして執筆していただきました。
 また,近年開設が増加している高齢者施設においても,スタッフの知識や経験などに差があり,ケアの質を高めることが問題になっています。コラムという形にしましたが,考えてみたいと思います。

袋 秀平
ふくろ皮膚科クリニック 院長


<目次>

1. 在宅における褥瘡発生の危険因子/倉繁祐太
2. 在宅における褥瘡治療の特徴/木下幹雄
3. 褥瘡管理における急性期病院と在宅との連携/印幡 香
4. 在宅褥瘡患者をケアするうえでの在宅療養支援病院の役割/鈴木勇三
5. 在宅褥瘡での保険薬局・薬剤師の役割~多職種連携を中心に~/舛甚路子
6. 訪問看護師からみた各種ケアとチーム医療について/後藤茂美
7. 在宅におけるスキンケア/丸山隆児
8. 在宅の栄養ケア~「食」の視点から考える~/髙﨑美幸
9. 在宅において褥瘡治療を行った場合の保険算定/服部尚子
10. 在宅患者訪問褥瘡管理指導料算定の実態と問題点/塚田邦夫
11. 在宅におけるフットケア/池永恵子
column 高齢者施設における褥瘡・創傷ケアの実態と問題点/袋 秀平
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プチナース

2021年10月08日発売

目次: 別冊 疾患別看護過程
ゴードンの枠組みでアセスメント
事例でわかる! 疾患別看護過程
帝王切開

別冊フロク
症状別 よく挙げる看護計画BOOK

特集
全実習で役立つ!
発達段階別アセスメントのポイント
成人初期

中年期

老年期

早期新生児と褥婦

乳児期(~1歳)

幼児期(1~6歳)

学童期(6~12歳)

思春期

青年期

特集
看護学生が気をつけたいネットトラブル
スマートフォン・タブレット・パソコンを安全に使おう

SNSを安全に使おう

ネットの情報を適切に扱おう

強力連載!
気になる! 今月の最新トピックス
<NEWS>
新型コロナ感染後の献血、症状消失より4週間経過後から可能に
<NEWS>
全国大学生活協同組合連合会、コロナ禍の大学生活アンケート結果を公表
<GOODS>
足ツボ刺激でリラックス
フットマッサージャー〈プレゼント〉
気になる科の先輩に聞く! 臨床ナースのお仕事レポート
初療室
関係法規&社会資源、イチからまとめました。〈新連載〉
介護保険サービス
実習の学びを最大化する!身につけたい! ナースの視点〈新連載〉
「病棟歩行がつらい」という患者さん
学生生活をサポート
プチカフェ
プチレコメンド
みんなでつくる看護師国試ごろ合わせプロジェクト#ごろプロ
かげさんのお絵かきさん
感染症の歴史
今月のBOOKS
めざせ合格! プチナース国試部
毎月コツコツ合格に近づく!
#プチナース国試部
必修問題
一般問題

定期購読(【月額払い(本誌のみ)】プラン)なら1冊:550円

ナースを目指す、貴方に!

  • 2021/09/10
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  • 2021/08/10
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  • 2021/07/10
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  • 2021/06/10
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  • 2021/05/10
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3 看護管理

医学書院

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看護管理

2021年10月10日発売

目次: ■特集 看護管理者のキーコンピテンシー――5つのキーコンピテンシーと教育プログラム■
「看護管理者のキーコンピテンシーに関する研究」の概説(金子さゆり)
□抽出された5つのキーコンピテンシーについての解説
状況認識(平岡 翠)
メタ認知(井本英津子)
自己管理(川﨑つま子)
キャリア支援(ウイリアムソン彰子)
意思決定(松浦正子)
□キーコンピテンシー獲得に向けた教育プログラム
4つの研修プログラムについて(金子さゆり)
プログラムA(松浦正子/ウイリアムソン彰子)
[コラム]参加者の立場から
楽しいワークを通じて,管理実践を振り返り,自己の価値観を再発見できる(岡島恵子)
個人や組織が持つ「傾向」に気づき,リフレクションする機会(黒田直美)
プログラムB(金子さゆり/井本英津子)
[コラム]参加者の立場から
システム思考を用いた看護課題の明確化を学んで(小野園枝)
プログラムでの学びが自施設での課題解決の糸口に(藤澤あきつ)
プログラムC(川﨑つま子/金子さゆり)
[コラム]参加者の立場から
「学習する組織」への変革(江尻昌子)
看護師長同士の学びから得た気づきを部署運営に活かす(原田裕美)
プログラムD(平岡 翠/金子さゆり)
[コラム]参加者の立場から
講義と演習で思考を深め,意思決定プロセスの重要性を再認識(村田佐知子)


□【石垣靖子氏対話シリーズ】看護と倫理 尊厳を護るケアの担い手として⑳
訪問看護と在宅医療支援型ショートステイで,全ての人の社会参加を支える――開業看護師の先駆けとして,17年間継続してきた事業所運営の理念とは(石垣靖子/原田典子)
□特別記事
変革期を迎えた高齢腎不全患者への意思決定支援・1
人生の最終段階における医療とケアの新たな課題(会田薫子)
変革期を迎えた高齢腎不全患者への意思決定支援・2
「高齢腎不全患者に対応する医療・ケア従事者のための意思決定支援ツール」の紹介(会田薫子/大賀由花/齋藤 凡)
□実践報告
看護現場に多面的効果を期待できるF-SOAIPとその実践――ICT化や多職種連携における看護実践の可視化をイノベーション(嶌末憲子/小嶋章吾/小野幸代/松田和也)


●潜在能力を最大限に発揮する「学習する組織」
個人・チーム・組織が変わる戦略と実践⑥(最終回)
互いの目的やビジョンの共通性を見いだし,パートナーシップを築く
共有ビジョン(小田理一郎)

●脳に不具合をかかえた患者への看護
「支援困難」「個別性が高い」という思い込みからの脱却③
脳のリハビリテーションとは何か?(鈴木大介)

●ラーニング・エイド 大学院ドタバタ留学記 in NY㉕
またね看護師,留学最後の一日(寺本美欧)

●読んでおきたいビジネス書⑦
『OJT完全マニュアル 部下を成長させる指導術』(間杉俊彦)

●新人看護師とプリセプターの視点から考えるよりよい新人看護師教育 誰もが働きやすい職場を目指すために⑨
うまくできない原因を外的要因に求めて,周囲とギャップが生じた新人看護師の事例(川上ちひろ)

●ニガテ意識払拭! ナースのための数字の読み方④
複合グラフを使ってみよう!(森脇睦子/林田賢史/梯 正之)

●ワークブック形式で学ぶ! ファシリテーションのための企画とプログラムデザイン⑨
研修全体の「アウトカム」文章化のコツ(森 雅浩)

●グローバル時代の医療英会話Lesson 外来や病棟で出会う外国人をサポートするために⑨
Easy Japanese for a translator.(ウイリアムソン彰子)

●おとなが読む絵本 ケアする人,ケアされる人のために(182)
ヒルザキツキミソウとの“忍び逢い”(柳田邦男)

参考価格: 1,760円 定期購読(1年プラン)なら1冊:1,573円

医療施設で看護管理に携わる人たちに

  • 2021/09/10
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  • 2021/08/10
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  • 2021/07/10
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  • 2021/06/10
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  • 2021/05/10
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  • 2021/04/10
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保健師ジャーナル

2021年10月10日発売

目次: ■特集 元気の出る会議――「参加して良かった!」を引き出すコツとワザ■
保健師にとっての会議の意義と課題(吉岡京子)
元気の出る会議」を創るポイント(加留部貴行)
意見を引き出し,会議を明るくする進め方――日本型ファシリテーションによる会議運営(釘山健一)
ひとやまちが元気になる――ホワイトボード・ミーティング(R)を始めよう(ちょんせいこ)


□PHOTO、Pick Up
COVID-19流行下でも継続実施した精神保健活動――港区みなと保健所の取り組み
 (樋口侑香,松橋 碧,田辺 歩,相馬あおい,石井友子,二宮博文,松本加代)


●「おも★けん!」新任期でもできる!おもしろ健康教育のつくり方・16
知っているとカッコいい話題のワード 基礎知識と健康教育への活かし方(一般社団法人おもしろ健康教育研究所,伊藤純子,高橋佐和子)

●行動変容を導く ナッジの利いた保健活動・10
ナッジの効果検証(髙橋勇太,村山洋史,竹林正樹)

●新・健康格差社会・6(最終回)
社会疫学を巡る今後の課題(近藤克則)

●ポジティブな地域づくりを考える ポジティブ心理学×公共哲学から見る公衆衛生活動・14
災害時のポジティブ心理学アプローチ(島井哲志,小林正弥)

参考価格: 1,760円

保健師のための専門誌『保健師ジャーナル』

  • 2021/09/10
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  • 2021/08/10
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  • 2021/07/10
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  • 2021/06/10
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  • 2021/05/10
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  • 2021/04/10
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5 へるぱる

世界文化社

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へるぱる

2021年09月30日発売

目次: 表紙
目次
新型コロナウィルス対応 みんなどうしてる? Q&A
介護職の"心の余裕”が虐待を防ぐ
医療職に伝える力を磨いて緊急時に備える
うつらない うつさない 介助術
老計第10号からひもとく訪問介護計画書
コロナ禍における 働きやすい職場づくり
事例から考える あいまいゾーン
高齢者の薬&生活への影響
利用者・家族からのハラスメント
知っとこ! 介護ニュース
訪問介護の書類の書き方
愛すべきヘルパーな日々
バックナンバー販売店リスト
キラキラ へるぱる
へるぱるPICK UP
高齢者が食べやすい 冷凍野菜を活用した時短レシピ
年間購読のご案内

参考価格: 1,940円

”訪問介護事業所向けの季刊誌創刊。

  • 2021/07/29
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  • 2021/06/01
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  • 2021/03/31
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  • 2021/02/01
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  • 2020/12/01
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  • 2020/09/30
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6 おはよう21

中央法規出版

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おはよう21

2021年09月27日発売

目次: 【特集】
腰痛・関節痛を防ぐ介護技術の4原則 負担が軽くなる身体のつくり方・使い方
介護職のなかには、利用者への介護によって自分自身の身体を痛めてしまう人が少なくありません。その要因の一つとして考えられるのが、力任せになってしまい、身体を適切に使えていないことです。身体を痛めないために、押さえておきたい原則、介護の方法などを解説します。

【在宅特集】
 利用者の口腔環境を整える 義歯の取り扱いとケア

【マネジメント特集】
職員育成の土台となる介護サービスの基準づくり

【連載】
■現場の疑問をすっきり整理 介護保険・社会保障制度情報:田中 元
■注目ニュースPICK UP:田中元
■押さえておきたい「痛み」の医学知識:小林徳行
■症状別に押さえる 認知症の医学知識:石川容子
■「本人主体」を実現するための認知症ケアのポイント:��田朱美
■場面別にみる 介護技術のチェックポイント:山�ア隆博
■利用者を快適にする 排便ケアのプロになろう:榊原千秋
■テーマ別 職場内研修はここを押さえる:木本明恵
■外国人介護人材の受け入れ・定着のための悩み解決Q&A
■けがをしにくい身体をつくる 介護職の関節トレーニング:中村和人
■頻出ポイントがわかる! 介護福祉士国家試験合格講座2022:青木宏心

【巻末カラー】
■おはようクローズアップ対談 鎌田實と語る介護の“魅力”
■Life is......:葉 祥明

【その他のコンテンツ】
・おはようクラブ/・ケアスタグラム:吉田美紀子/・パズルの広場/・インフォメーション/・注目!商品紹介/・ブックレビュー

「介護」って大変! そんな、あなたの悩みに答えます!今、介護の現場で求められている情報や知識・技術を、わかりやすく、実務に役立つよう具体的に紹介

  • 2021/09/16
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  • 2021/08/27
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  • 2021/07/27
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  • 2021/06/25
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  • 2021/05/27
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  • 2021/04/27
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8 ケアマネジャー

中央法規出版

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ケアマネジャー

2021年09月27日発売

目次: 【特集】
職場で活かせる スーパービジョンの技術 上手なかかわり方・話し方 8つの準備と13のコツ
職員、事業所の成長に欠かすことのできないスーパービジョン。確実に成果を生み出すために、バイザーとしての知識と技術に焦点を当てました。職場内での実践のポイントを会話例などを交えて、わかりやすく解説します。

<特別対談>
白木裕子氏×阿部充宏氏 ケアプラン標準様式等の変更と現場への影響(後編)

<プロフェッショナルの視点>
■相談援助技術を研く“省察的実践”:渡部律子
■利用者理解と問題解決に活かす「考える力」の磨き方:谷義幸

<最新ニュース&制度>
■最新ニュース 深掘り解説:田中元
■よくわかる! 社会保障制度 やさしい解説と活用ポイント:福島敏之

<基本スキルをBrush Up>
■何をどう書く?法的根拠に基づくケアプラン作成のポイント:後藤佳苗
■面接力を高める役立つ“知識”と使える“技術”:取出涼子
■チーム力を高めるための他職種とのかかわり方:阿部充宏

<医療知識を押さえよう>
■現場で役立つ! 高齢者に多い疾患の基礎知識:鶴岡浩樹
■イラストでわかる!カラダと病気の雑学:小倉加奈子
■支援に役立つ口腔機能の基礎知識:篠原弓月

<さらに究める!実践力>
■どうかかわる?どう支える?8050問題 エキスパートが教える支援の原則:山根俊恵
■障害者と向き合う支援者の“攻め”と“守り”の心構え:大久保薫
■精神疾患×支援困難ケースへのあす活スキル:小瀬古伸幸

<デキる管理者・主任ケアマネを目指す>■成果の出るチームをつくる職場マネジメントの極意:眞辺一範
■ケアマネジャー発 地域づくりのヒントとコツ

<その他コンテンツ>
・紡ぐ物語 ケアマネジャーにできること 佐賀由彦
・新刊紹介/・ケアカフェ/・Back Number/・次号予告

<巻末カラー>
・事業所レポート Our Vision
・データで見る日本の高齢化と社会保障 舞田敏彦
・忘れられない一言
・注目! 製品・サービスレポート
・きょう何食べる? 相川あんな

参考価格: 1,047円 定期購読(1年プラン)なら1冊:1,008円

超高齢社会を目前に控え、激動する保健・医療・福祉の世界で、ケアマネジャーのプロフェッショナルを目指す方へ!ケアマネの“いま”がわかる月刊誌

  • 2021/08/27
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  • 2021/07/27
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  • 2021/06/25
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  • 2021/05/27
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  • 2021/04/27
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  • 2021/03/27
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訪問看護と介護

2021年10月15日発売

目次: ■特集 多疾患併存患者への在宅ケアの展開――シナリオで学ぶ「バランスモデル」■
□総論
今、在宅高齢者の「マルチモビディティ」へのケアが求められている――「バランスモデル」をケアに活かす(大浦誠)
□解説
シナリオで学ぶ「バランスモデル」の実践
① 大学病院にも通院する在宅患者
② たくさん出てきた薬剤
③ 生活指導もほどほどに
④ サポートの存在
⑤ レジリエンスを高める
補論 バランスモデルを、四則演算モデルで補強する(大浦誠)


●まちケアプロジェクト探訪記 5
「福祉」を起点に自分の住むまちをよくする方法って!?――ミノワホーム・カミヤト凸凹保育園・春日台センターセンター(予定地)を訪ねて(堀田聰子/西上ありさ/密山要用)

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に! 145
心豊かに穏やかに看取る(後編)(秋山正子)

●在宅療養生活支援の見える化の試行 3
訪問看護の対象を見える化する(川村佐和子/酒井美絵子/蒔田寛子/尾﨑章子/中野康子)

●訪問看護師のための判断力トレーニング 10
訪問看護における判断エラーと認知バイアス(清水奈穂美)

●スペシャリストの現場思考 4
摂食嚥下障害看護(増田翼)

●訪問看護BCPプロジェクト 3
STEP2 リスクアセスメント(山岸暁美/岩本大希/金坂宇将/平山司樹/藤野泰平)

●そういえば、私がん患者だった 2
世界が灰色に見えた。でも、色彩の世界につなぎとめてくれる人々(濵本千春)

●往復郵便 7
出すぎたり出てくれなかったり(頭木弘樹/榊原千秋)

参考価格: 1,650円

医療と福祉の新時代を築くニューマガジン

  • 2021/09/15
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  • 2021/07/15
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