【特集】 大滝詠一『NIAGARA CONCERT '83』 1983年7月24日に西武球場で行なわれた<ALL NIGHT NIPPON SUPER FES. '83 / ASAHI BEER LIVE JAM>。 大滝詠一はストリングスをバックに出演し、『ロング・バケイション』などの曲を披露していますが、その模様を収録した初のライヴ・アルバムがリリースされます。 初回生産限定盤にはライヴで歌われたオールディーズのカヴァーをまとめたディスクと、77年の<ファースト・ナイアガラ・ツアー>をDVD化したものを収録。 ナイアガラ初の映像作品もリリースされるこの機会に、大滝詠一のライヴでの魅力を改めて振り返ります。 ■ 1983年7月24日、西武ライオンズ球場にて(木村ユタカ) ■ 『NIAGARA CONCERT '83(通常盤)』全曲ガイド(萩原健太) ■ 村松邦男インタヴュー~大滝さん自身にロックンローラーの匂いがあった75~76年ごろのライヴが一番楽しかったね(湯浅学) ■ スタジアムでこそ輝きを放ったライヴ歌手としての“素顔"(サエキけんぞう) ■ 大滝詠一 全ソロ・ライヴ記録(除川哲朗) ■ 『NIAGARA CONCERT '83(初回生産限定盤)』(島村文彦) 【特集】 トミー・リピューマの仕事 2017年3月13日に80歳の生涯を終えたトミー・リピューマ。1965年からA&Mでプロデューサー業を本格化して以来、ミュージシャンの個性を尊重しつつ高度な洗練とカジュアルな感覚を兼ね備えたサウンド・プロダクションで、流行に左右されない質の高いアルバムを数多く生み出してきました。 グラミー賞に33回ノミネートされ、5回も受賞するという輝かしい経歴を残したリピューマ。 彼がプロデューサーとして手掛けた作品の中から選りすぐりの曲をまとめた追悼アンソロジー『トミー・リピューマ・ワークス』の発売を機に、その業績を改めて振り返ります。 ■ 時代やジャンルを超えてゆく新しいサウンドを作り続けた名プロデューサーの足跡(松永良平) ■ 日本独自企画の追悼盤:トミー・リピューマ・ワークス(片島吉章) ■ プロデュース・アルバム100選(青山陽一、出田圭、宇田和弘、遠藤哲夫、小川真一、金澤寿和、後藤幸浩、駒形四郎、近藤正義、澤山博之、中村彰秀、林剛、原田和典、人見欣幸、松永良平、宮子和眞、油納将志、渡辺亨) ■ エンジニア:アル・シュミットの自伝(杉原志啓) □ ザ・ローリング・ストーンズ 95年の日本公演の映像が、リストア/リマスターを施されたDVD/ブルーレイで待望の復活!(佐藤三十郎) □ プリンス CDとアナログでの再発シリーズ第1弾は00年代以降の最盛期の3タイトル(河地依子) □ YMO(イエロー・マジック・オーケストラ) 結成40周年の、SACDハイブリッド/LP2種による最新リマスタリング・シリーズ第2弾(武田昭彦) □ 杉真理 インタヴュー~新作『MUSIC LIFE』に込められた活動40周年を経ての“ガッツあるポップス"(柴崎祐二) □ ノンスタンダード 鈴木惣一朗インタヴュー(小山守) 『NON-STANDARD collection』(村尾泰郎) □ キング・クリムゾン 一層の充実を見せる“コレクターズ・クラブ・アーカイヴ・シリーズ"と“日本公演補完シリーズ"(石川真一) □ 細野晴臣 世界的な再評価の波も受けて『HOSONO HOUSE』をリメイクした新作(安田謙一) □ イエス 黄金期5作のスティーヴン・ウィルソン・リミックス版がバンド結成50周年に合わせて国内初CD化(松井巧) □ ジョン・レノン&ヨーコ・オノ “引き出物"を完全復刻した『ウェディング・アルバム』が結婚50周年を記念して再登場!(藤本国彦) □ パディ・マクアルーン(プリファブ・スプラウト) インタヴュー~ソロ名義で出されたナレーションと音楽による03年のアルバムがリイシュー(渡辺亨) □ ドリーム・シアター デビュー30周年を迎えたプログレッシヴ・メタルの筆頭が本来の魅力を取り戻した移籍第1作をリリース(舩曳将仁) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル ボストン、ジャーニー、カンサスといった、ポップ色の強いプログレ勢が中心のライヴ盤8タイトル(岡田敏一) □ ザ・レジェンダリー・チャンス・マスターズ 1950年代シカゴの黒人大衆音楽の熱を生々しく刻み込んだ10インチ・アナログ盤(小出斉) □ 小山卓治 インタヴュー~文学性も併せ持つシンガー・ソングライターの89年作が30周年記念盤で再発(志田歩) □ 宮田ロウ 小西康陽も注目する神戸のシンガー・ソングライターのシングル盤(除川哲朗) □ デラニー&ボニー&フレンズ スワンプ・ロック名作が4枚組拡張版で再登場(三宅はるお)
【特集】 YMO的増殖 1979-2019 2月号に続いてYMO特集の第2弾をお届けします。 YMOのメンバーの活動が音楽シーンに残してきたものは、いわゆる当時の“テクノポップ"的なスタイルを超えて、現在、活躍する多くのミューシャンにも直接・間接の影響を与えてきました。 今回お届けする、メンバーのソロ/プロデュース/コラボレイト/参加作品を中心とした「ファミリー」のアルバム選からは、今も拡大を続けるその音世界の核が見えてくるはずです。 ■ アルファの制作担当とエンジニアとして3年間タッグを組んだ二人の濃密なる回想(飯尾芳史×篠崎惠子、構成=田山三樹) ■ これだけは聴いておきたい「YMOファミリー」の重要作品(今村健一) ■ 「ファミリー」を知るためのディスク・ガイド(池上尚志、今村健一、小川真一、片島吉章、ガモウユウイチ、小山守、篠原章、柴崎祐二、ヒロ宗和、武田昭彦、立川芳雄、人見欣幸、馬飼野元宏、松永良平、村尾泰郎、安田謙一、湯浅学、除川哲朗、渡辺亨) ■ 世界に広がる“東京から出てきた根も葉もない音楽"(田山三樹) ■ 海外アーティスト・インタヴュー(田山三樹) スティーヴ・ジャンセン(ジャパン)/ジェラルド・カザール(ディーヴォ)/アンディ・マクラスキー(OMD)/ロビン・スコット(M)/ラスティー・イーガン(ヴィサージ)/ザイン・グリフ/ダン・ラックスマン(テレックス)/ロバート・ゲール(DAF) ■ YMO的増殖 ディスク・ガイド 海外編(田山三樹) 【特集】 キング・クリムゾン ■ ライヴ・リポート~8人体制でパワー・アップし、空間演出にも磨きがかかった至高のパフォーマンス(石川真一) ■ ビル・リーフリン・インタヴュー~サウンドの要を担うキーボード奏者が語ったダブル・カルテット編成のたゆまぬ進化(大鷹俊一) ■ コレクターズ・クラブ・アーカイヴ・シリーズ1(坂本理) □ 中島愛×クリス松村 カヴァー曲を聴いて原曲を知る人がいる、って言葉にすごく背中を押されたんです(構成=小山守) □ スティーヴ・ハケット インタヴュー~これは僕にとって初めてのフル・オーケストラル・ロック・アルバムなんだ(松井巧) □ ビリー・ジョエル 日本初登場となる5曲のライヴ音源も含む、代表作『ストレンジャー』の40周年記念デラックス版(木村ユタカ) □ トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ レーベルを超えて代表曲を集めたキャリア総括の決定版ベスト・アルバム(五十嵐正) □ リンダ・ロンシュタット キャリア初めての公式ライヴ盤となる80年のTV用録音『ライヴ・イン・ハリウッド』(宇田和弘) □ デイヴィッド・フォスター 万人が知る名曲からファンが喜ぶレア音源まで、ポップス史を彩る功績が堪能できる新規編集盤第2弾(片島吉章) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル エリック・クラプトンやボブ・ディランなど、ロック系アーティストの大御所が揃ったライヴ盤5作(岡田敏一) □ 花本彰・北山真(静かの海) インタヴュー~新●月の中心メンバー二人が、40年ぶりに組んだ新ユニットについて語る(行川和彦) □ 2018年1~12月号 アルバム総索引/記事一覧
【特集】 YMO(イエロー・マジック・オーケストラ) 結成40年を迎えたYMO。1970年代末~80年代にかけて大ブームとなった彼らですが、その音楽は常にリスナーの予想を裏切り、変化し続けていきました。 “散開”後も再評価の対象となったり、特に近年は3人がたびたび集まって活動してきたこともあり、その存在感は今もって大きいものです。リマスターによるハイブリッドディスクやLPもリリースされるこの機会に、40年の歳月を超えて支持され続けるその尽きない魅力の源泉に迫ってみたいと思います。 ■ <YMO40>シリーズ(武田昭彦) ■ 吉沢典夫インタヴュー~YMOとその録音現場は、機材やスタジオの設備やシンセの発達史と歩調を合わせたものでした(田山三樹) ■ 寺田康彦インタヴュー~あの3人がまた集まってどんなことをやるのかと興味津々でした(田山三樹) ■ 全盛期を支えたエンジニア=小池光夫(田山三樹) ■ 40年にわたる変革の足跡を振り返る(立川芳雄) ■ YMOディスコグラフィー オリジナル・アルバム 1978-1980(松永良平) 1981-1984(安田謙一) 1993-(小山守) 編集盤/発掘ライヴ盤(田山三樹) その他の編集盤/発掘ライヴ盤(田山三樹) シングル(田山三樹) リミックス盤紹介(田山三樹) レア・トラックス(田山三樹) 映像作品(吉村栄一) ■ ライヴ記録(田山三樹) 【特集】 リイシュー・アルバム・ベスト10/5 平成もついに最終コーナーを抜けたかという2018年、相変わらずストレスの多い実社会でしたが、浮世の鬱屈を晴らすには十分すぎるほどの素晴らしいリイシュー作品に恵まれた年でありました。 2019年は、こうした音源の充実に見合うような(?)明るい年になることを願うばかりです。 ということで、年の初めのお祭り企画、リイシュー・アルバムのベスト10/5を景気づけにどうぞ! ■ 読者が選んだリイシュー・アルバム ■ ロック(大鷹俊一) ■ ロック(萩原健太) ■ リマスター/ハイレゾ(武田昭彦) ■ オールディーズ(中村彰秀) ■ プログレッシヴ・ロック(松井巧) ■ ハード&ヘヴィ(山崎智之) ■ パンク/ニュー・ウェイヴ(行川和彦) ■ トラッド/ブリティッシュ・フォーク(山岸伸一) ■ フォーク/カントリー(宇田和弘) ■ ロック発掘映像(赤岩和美) ■ ブルース/ゴスペル(小出斉) ■ R&B/ソウル(鈴木啓志) ■ ジャズ(大村幸則) ■ ジャズ・ヴォーカル(高田敬三) ■ 日本のロック(湯浅学) ■ 歌謡曲/芸能(鈴木啓之) ■ ブラジル(駒形四郎) ■ レゲエ(米光達郎) ■ ラテン(山本幸洋) ■ ワールド・ミュージック(深沢美樹) ■ サウンドトラック(上原昭一) ■ 新作アルバム(編集部) □ 私の収穫2018 コレクター総勢33名がこの1年間で手に入れたレコードから選りすぐった逸品 □ 巻上公一(ヒカシュー) インタヴュー~テクノポップ御三家の一角が、40周年を機に2枚組ベスト2セットを同時発売(志田歩) □ エルヴィス・プレスリー 分岐点となったTV番組「’68カムバック・スペシャル」の成果を伝える充実の50周年記念盤(木村ユタカ) □ ハイレゾCD名盤シリーズ “CDの最終形”──第3弾の中から、注目の23タイトルを(武田昭彦) □ ウラワ・ロックンロール・センター 70~80年代に浦和市を中心に開催されていたイヴェントの録音を集大成した22枚組(中村俊夫) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル 米国のラジオ放送用音源に、アラン・ホールズワースの来日公演を加えたライヴ盤8作品(岡田敏一) □ 山木康世 インタヴュー~ふきのとう解散後も精力的なソロ活動を続けるシンガー・ソングライターの“ネイキッド”な新作(ガモウユウイチ)
【特集】 ポール・マッカートニー&ウィングス『ウイングス・ワイルド・ライフ』『レッド・ローズ・スピードウェイ』 ポール・マッカートニーのアーカイヴ・シリーズの続編として、ウィングスのファースト&セカンド・アルバムがリリースされました。 バンドにこだわるポールがウィングスを結成してリリースした『ウイングス・ワイルド・ライフ』と『レッド・ローズ・スピードウェイ』は、いわば過小評価に甘んじてきた作品ですが、今回はレア・トラックの数々に加え、当時の未発表ライヴ『ウイングス・オーヴァー・ヨーロッパ』を含むスーパー・デラックス版も登場。 この時期の彼らの歩みを改めて辿ることで、その真の魅力が見えてくることでしょう。 ■ グラフィック・ステーション オリジナル盤ほか 7インチ・シングル ■ 今回のリマスター盤は、“コーラス・グループとしてのウィングス"という印象も強く出ている(対談鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)×藤本国彦) ■ ビートルズ末期の痛手を経てなお望んだ“バンド活動"(萩原健太) ■ 全曲ガイド(サエキけんぞう) 『ウイングス・ワイルド・ライフ』 『レッド・ローズ・スピードウェイ』 ■ 2枚組版『レッド・ローズ・スピードウェイ』の曲目の変遷とその後(犬伏功) ■ 関連シングル・ガイド(安田謙一) ■ <アーカイヴ・コレクション>解説(犬伏功) ■ フレッシュン・アップ・ジャパン・ツアー2018(森山直明) □ ジャニス・ジョプリン 新たなレア音源集の発売を機にビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのメンバーが明かしたバンド=共同体の真実(佐野ひろし) ジャニス・ジョプリンが出演した知られざる映画(石附修) □ イーグルス 現在もなお更新され続けるバンドの価値を一望できるボックス・セット『レガシー』(岡田敏一) □ ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ 現在においても鑑賞に堪えうる良質な60~70年代ポップスの編集盤シリーズ続編(木村ユタカ) □ コロンビア・グルーヴィー・ソングバーズ 個性豊かな女性歌手による60年代の秘蔵の名曲を長門芳郎が厳選したコンピレーション(中村彰秀) □ アクション ポール・ウェラーが敬愛したモッド・バンドの全貌を最良の音質で網羅した4CD(油納将志) □ 村井邦彦 インタヴュー~日本を代表する作曲家/アルファレコードの創業者が、初のエッセイ集を語る(松永良平) 村井邦彦がアルファレコードを語ったLAでの公開イヴェント(松永良平) □ ヴァレリー・カーター 4作目のソロ新作とも言える充実した内容の未発表音源集『ザ・ロスト・テープ』(遠藤哲夫) □ ブルース・スプリングスティーン ブロードウェイで記録に残る大成功を収めた自伝的パフォーマンスをサウンドトラック盤で味わう(柴崎祐二) □ 『ロデオの恋人』50周年記念ライヴ・リポート 現地で体験したロジャー・マッギンとクリス・ヒルマンによる再現公演(五十嵐正) □ べック・ボガート&アピス/スコーピオンズ “ライヴ・イン・ジャパン"の名盤2作がソニーの自社生産LP第4弾として復刻(武田昭彦) □ デイヴィッド・ボウイ 円熟期のベスト・パフォーマンスと話題になった<グラストンベリー・フェス>公演の完全版(立川芳雄) □ コンフェッシン・ザ・ブルース 自らのルーツを白状するローリング・ストーンズ印のブルース曲集(小出斉) □ 細野晴臣 多彩な音楽性が交差するサウンドトラック『銀河鉄道の夜』が特別版で復刻(村尾泰郎) □ ブラッデスト・サキソフォン 結成20周年記念となるテキサス録音2作品の肉汁のしたたるような特濃パフォーマンス(原田和典) □ 天地真理 インタヴュー~70年代に一世を風靡した国民的アイドルの“歌手"としての魅力にスポットを当てたボックス(中崎あゆむ)
【特集】 ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ』 2017年の『サージェント・ペパーズ』に続いてビートルズの50周年盤がリリースされました。通称『ホワイト・アルバム』として知られるこの1968年の2枚組アルバム『ザ・ビートルズ』には、当時のメンバー個々の興味が反映され、驚くほどの幅広い音楽が収録されていました。 そのため当時は“問題作"とも言われたようですが、今日の高い評価はご存知の通りです。 ジャイルズ・マーティンのリミックスに未発表テイクやデモの数々が加えられた50周年記念盤を片手に、この大作の謎に改めて迫ってみたいと思います。 ■ ジャイルズ・マーティン・インタヴュー+試聴会リポート(富岡秀次) ■ レコスケくん[ドント・パス・ミー・バイ]の巻(本秀康) ■ 既存の壁を打ち破り、表現の可能性をあらゆる方向に拡げた風通しの良い名作(大鷹俊一) ■ 68年の作品だけど、70年代がここから始まってるのがわかる(対談=鈴木惣一朗/ワールドスタンダード × 直枝政広/カーネーション、構成=松永良平) ■ 現役エンジニア中村公輔に『ホワイト・アルバム』の録音事情を聞く(宮崎貴士) ■ 4人の総意を越えて浮かび上がった“ビートルズ満漢全席"(湯浅学) ■ 疲弊した時代の雰囲気が雲のように覆う“真っ白なアルバム"の歌詞を考える(朝日順子) ■ 『ザ・ビートルズ』全曲ガイド(萩原健太) ■ 50周年記念エディション解説(森山直明) ■ 初盤道 拡大版~『ザ・ビートルズ』(真保安一郎) ■ グラフィック・ステーション~『ザ・ビートルズ』各国盤/シングルほか 【特集】 ボブ・ディラン『血の轍』 1974年にアサイラムから発表した移籍作『プラネット・ウェイヴズ』は、ボブ・ディランにとって初の全米1位をもたらします。 続いて同年にリリースしたザ・バンドとのライヴ盤も全米3位と大成功。 飛ぶ鳥を落とす勢いでコロンビアと再契約すると、彼にとっての最高傑作とも評される『血の轍』の制作に取り掛かります。 しかし一方で、妻サラとの関係は離婚の危機に陥っていました。 アルバム制作時の音源を時系列に収めたブートレッグ・シリーズ最新作『モア・ブラッド、モア・トラックス』からは、そんな彼の心の動きまでが見えてくるようです。 ■ 自身の内面とチェーホフの短編を題材に、一段高いレヴェルに到達したコロンビア復帰作(佐野ひろし) ■ 『血の轍』全曲ガイド(五十嵐正) ■ 『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ 第14集):デラックス・エディション』解説(青山陽一) □ ビリー・ジョエル 録音哲学に貫かれた『ニューヨーク52番街 -40周年記念デラックス・エディション-』(武田昭彦) □ デイヴィッド・ボウイ ファンの評価も分かれる83~88年の音源を収めたアーカイヴ・ボックスの第4弾(サエキけんぞう) □ ローリング・ストーンズ 94年のマイアミ公演を記録した映像/音源の完全版と『ベガーズ・バンケット』50周年記念エディション(藤井貴之) □ キング・クリムゾン 8人編成では初となる来日公演を間近に控えその予習に最適な新作ライヴが登場!(石川真一) □ ザ・キンクス 関連音源の集大成/新発掘で、決定版となった“ヴィレッジ・グリーン"の50周年記念ボックス(犬伏功) □ ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス 1968年の空気を感じさせる傑作ダブル・アルバムの50周年を祝う豪華拡張版(小出斉) ブルーレイ収録のハイレゾ音源(武田昭彦) □ トム・ペティ 多くの未発表曲/ライヴ音源を含みつつ選曲にもこだわった4CD『アメリカン・トレジャー』(若月眞人) □ レゾナンス/リール・トゥ・リアル・レーベル エリック・ドルフィーの未発表録音を含む3枚組などの発掘音源がリリース(原田和典) □ 近田春夫 インタヴュー~鋭いユーモア感覚も健在のソロ名義としては38年ぶりとなる新作(加藤義彦) □ アン・ルイス ベスト盤と楽曲提供者によるセルフカヴァーを中心にした贅沢な2枚組(木村ユタカ) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル 放送用音源のライヴ盤シリーズからクイーンとデイヴィッド・ボウイの計6作が登場(岡田敏一) □ プライマル・スクリーム 現代の耳に味わい深く響くトム・ダウドによる米国南部録音が25年を経て日の目を見る(池上尚志) □ 野宮真貴 インタヴュー~自身が象徴でもある渋谷系のカヴァー・シリーズから代表曲をまとめたベスト盤(油納将志) □ 玲里 インタヴュー~難波弘之を父に持つ気鋭の女性シンガー・ソングライターの実力派ミュージシャンを揃えた新作(立川芳雄) □ クニオ・キシダ インタヴュー~サザン・ロックを志す仲間の心意気とヴィンテージ・ギターの豊かな音色が詰まった新作(近藤正義) □ 坂田晃一 テレビ・ドラマの主題歌や劇伴を幅広く手がける作曲家の作品集第2弾(上原昭一) □ ザ・クロマニヨンズ 勢いで聴いても良し、じっくりと構えても良しの新作(大鷹俊一) □ ペンフレンドクラブ 王道の選曲に本気で挑んだ入魂のクリスマス・アルバム(犬伏功) ほか
【特集】 ジョン・レノン『イマジン』 ポップ・スターから脱却しソロ・アーティストとしての力量を存分に発揮した『ジョンの魂』に続き、ジョン・レノンが発表した『イマジン』。 ビートルズの解散を巡る裁判、オノ・ヨーコとの活動に対する批判など、混迷の渦中にあった当時の自身を素直なかたちで投影しつつ、愛と平和への希求という普遍的なテーマを美しいメロディと歌で表現したタイトル曲を有するという二面性を持ったアルバムでした。 そのデモ・テープの段階から完成に至るまでの過程がつぶさに分かってしまう究極のコレクションが登場。混迷を極める21世紀にこそ、改めて評価されるべき傑作がどのようにして生まれたのか、それを探るためのまたとない機会がやって来たと言えるでしょう。 ■ 自らの化身として、『イマジン』は永遠に特別な輝きを放つ(大鷹俊一) ■ 1971年のビートルたち~“愛と平和"の陰で繰り広げられた争い(藤本国彦) ■ “情感の魔術師"フィル・スペクターがプロデューサーとして果たした役割とは(サエキけんぞう) ■ イマジン:多声の問い~「イマジン」の歌詞を読み解く(細馬宏通) ■ 全曲ガイド(青山陽一) ■ 関連シングル・ガイド(安田謙一) ■ 名盤の世界を補完する映像ソフト『イマジン/ギミ・サム・トゥルース』(赤岩和美) ■ 初盤道 拡大版~『イマジン』(真保安一郎) ■ グラフィック・ステーション~『イマジン』関連の7インチ・シングル ■ 『イマジン:アルティメイト・コレクション』~録音現場の“空気を聴く"(湯浅学) ■ アルバムの制作過程を追った書籍『イマジン ジョン&ヨーコ』(森山直明) ■ 参加ミュージシャン名鑑(中村彰秀) ■ カヴァー・ヴァージョン紹介(松永良平) ■ ヨーコ・オノ~「イマジン」を含む13曲を再録した新作(武田昭彦) ■ ポール・マッカートニー~新作『エジプト・ステーション』(萩原健太) □ レッド・ツェッペリン 最強クラスの音へのこだわり~『永遠の詩(狂熱のライヴ)』スーパー・デラックス・ボックス・セット(犬伏功) □ レコードの日 11月3日のお楽しみ! 今年も目が離せないアナログの祭典(片島吉章) □ ホルガー・シューカイ 世界中の音楽をフィクショナルに組み合わせたカンの中心人物の歩みを振り返る(田山三樹) ホルガー・シューカイ主要アルバム紹介(田山三樹) □ ディープ・パープル キャリア50年を総括したベスト『ア・ファイアー・イン・ザ・スカイ』2種(杉原徹彦) □ ジョー・ストラマー 挫折から再生への“ドラマ"を描いた編集盤『ジョー・ストラマー001』(行川和彦) □ USフェスティヴァル1982 80年代版ウッドストックを目指した巨大イヴェントのドキュメンタリーほか(若月眞人) □ ロジャー・ニコルズ デモやCM音楽などクリエイターとしての多彩な側面が窺える未発表作品集の続編(除川哲朗) □ ギター・レジェンド・シリーズ 誰もが知る名盤から普段は見過ごされている作品まで~シリーズ第2弾(白谷潔弘) □ 追悼アレサ・フランクリン “ソウルの女王"と「悲しい酒」と「喝采」と(中野利樹) □ アイク&ティナ・ターナー ロック色も取り入れたソウル・デュオの熱い魂が爆発!~10作が紙ジャケCDに(小出斉) □ 井上陽水 50周年企画の第1弾としてアルバム25作品が最新リマスターで配信(立川芳雄) □ 上田知華 インタヴュー~弦楽四重奏団を含む斬新な編成でデビューした自作自演歌手の40周年記念ボックス(池上尚志) □ ポール・サイモン 味わい深い選曲と一筋縄ではいかないリメイクによるセルフカヴァー・アルバム(檜山譲) □ ピンク・マティーニ 異文化への好奇心と敬意に満ちた希有な楽団のデビュー作が20周年記念盤でリリース(片島吉章) □ 小野リサ ボサノヴァを日本に広く知らしめたシンガーの1~2作目がアナログ盤で再登場(駒形四郎) ほか
【特集】 ザ・バンド『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』 極めてアメリカらしいサウンドでありながらも、それまで誰も聴いたことがなかったような音楽──泥沼化するヴェトナム戦争と不安定な社会情勢の真っ只中にあった1968年7月1日、その後のロック・シーンの道筋に絶大な影響を及ぼしたアルバムが産声を上げました。 それから50年の時を経て、名匠ボブ・クリアマウンテンによるニュー・ステレオ・ミックスを軸に据えたアニヴァーサリー・エディションが登場。 今回、新たな生命を与えられた永遠の名作が放ち続ける時空を超越した神秘性の秘密を、改めて探ります。 ■ グラフィック・ステーション~『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』のオリジナル盤 ■ 鈴木慶一が語るザ・バンドの魅力~はちみつぱいのアルバムが遅い曲で始まるのは『ビッグ・ピンク』の影響かな(松永良平) ■ 漂流する冒険者たち~歴史の転換点となった名盤に至るまでのザ・バンドの歩み(北中正和) ■ すべてが同等に調和する、この世の何処にもない音楽(桜井芳樹) ■ “ベースメント・テープス"から“ビッグ・ピンク"へ(佐野ひろし) ■ 全曲ガイド(五十嵐正) ■ 『50周年記念スーパー・デラックス・エディション』解説(湯浅学) ■ ロビー・ロバートソンが音楽記を真摯に綴った自伝の邦訳が刊行(小川真一) ■ カヴァー・ヴァージョン紹介(中村彰秀) 【特集】 ワイト島フェスティヴァル 1968/69/70 2002年に復活し、今年は50周年のアニヴァーサリーを迎えたワイト島フェスティヴァルですが、1968年から70年までに行なわれたオリジナルの3回については、年ごとに規模も開催地も異なってきたことなど、あまり語られてきませんでした。 今回の特集では、リリースされたばかりのジョニ・ミッチェルはもちろん、今なお発掘が続いているライヴ音源/映像作のリリース状況を整理し、謎に包まれていた出演アーティストの順番などを明らかにしていきます。 ■ ピーター・バラカンが語る第2回ワイト島フェス体験(若月眞人) ■ 飛躍的に拡大していった3年間の記録(赤岩和美) ■ 26歳の若さと美しさを永遠に刻んだ映像作品『ワイト島のジョニ・ミッチェル1970』(遠藤哲夫) ■ ワイト島フェス1968~70公式盤ガイド(犬伏功) □ プリンス 『ピアノ&ア・マイクロフォン1983』~作業をともにしたリサ・コールマンに聞く(小出斉) □ ケニー・ランキン “シンガー"として覚醒するコロンビア時代の全シングル曲をまとめた世界初のCD(石附修) □ フィル・コリンズ プログレ界隈から超大物まで~“世界で一番忙しい男"を実証する共演音源集(岡田敏一) □ ドゥー・ワップ・ナゲッツ 熱心にコレクションを続けてきた山下達郎が監修・選曲した必聴の編集盤3枚(木村ユタカ) □ マイルス・デイヴィス 歴史的名作『ビッチェズ・ブリュー』のクアドラフォニック音源が世界初復刻に(宮子和眞) □ 小坂忠 インタヴュー~自らの歌唱スタイルを確立した『HORO』を丸ごとカヴァーした新作ライヴ盤(篠原章) □ ハイレゾCD名盤シリーズ “CDの最終形"~第2弾となる邦楽篇31タイトルが登場(武田昭彦) □ グレアム・ナッシュ ホリーズ以降の代表曲と楽曲の制作過程が垣間見えるデモ音源をまとめた編集盤(青山陽一) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル 名番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」に残された6タイトルが登場(舩曳将仁) □ ザ・マグパイ・サルート リッチ・ロビンソンが率いるモダンなサザン・ロックの趣きがある新バンド(行川和彦) □ 峠恵子 和製カレン・カーペンターとも評されるシンガー・ソングライターの編集盤(馬飼野元宏) □ エアプレイ 最新リマスターを施した『ロマンティック』のSACDハイブリッド盤(近藤正義) ◆【新連載】ミュージック・ゴーズ・オン~岡田拓郎(柴崎祐二)
【特集】 シティ・ポップ~アイドル/俳優編 3/4月号の特集に続き、今回は70~80年代のアイドルや俳優などのアルバム/シングルに聴ける“シティ・ポップ"的な要素を捉え直してみました。 ここで選ばれた作品のサウンドには、当時の気鋭の作詞/作曲/編曲家が思う存分に力を発揮した成果が鮮やかに刻まれています。 海外の音楽のトレンドにも目配せしつつフロントの歌い手たちを支えた彼らの仕事に注目しながら作品を聴き直すことで、新たな魅力が浮かび上がることでしょう。 ■ 特別対談~70~80年代のアイドルの作品は、作家陣のカラーもあってシティ・ポップ的な楽しみ方ができるんです(藤井陽一×中島愛) ■ 名盤選(池上尚志、遠藤哲夫、大久達朗、小川真一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、小山守、サエキけんぞう、柴崎祐二、杉原徹彦、鈴木啓之、関根圭、高橋修、武田昭彦、立川芳雄、土佐有明、原田和典、人見欣幸、藤井陽一、馬飼野元宏、松永良平、水上徹、村尾泰郎、安田謙一、除川哲朗) アルバム選 シングル選 ■ 新しい音楽の波を担った作詞/作曲/編曲家名鑑(馬飼野元宏) 【特集】 マリリオン 昨年、23年ぶりの日本公演を大盛況のうちに終えたマリリオンが、今年も9月に来日します。 しかも24年ぶりとなる大阪公演が決定、さらに日本初となるウィークエンド・ライヴを二日にわたって開催します。 プログレッシヴ・ロックにカテゴライズされながらも、その一言では収まりきらない多様な音楽性を持つ彼ら。40年に及ぶキャリアを紹介した先月号に続く本特集では、そんな独自のスタイルが生まれた秘訣をスティーヴ・ロザリー(g)にも話を聞きつつ探っていきます。 ウィークエンド・ライヴの特徴とその魅力についても語っていただきました。 ■ スティーヴ・ロザリー・インタヴュー~バンドの最古参メンバーが、ヴォーカリスト交替の経緯から9月の来日公演の見どころまでを語る(舩曳将仁) ■ 特定の音楽ジャンルから距離を置く自由度の高いバンド・サウンド(奥村裕司) □ デイヴィッド・ボウイ 日本のファンにも思い出深い78年のツアーが新たな表情で見えてくる発掘ライヴ音源(田山三樹) □ クリス松村 マイ・カセットのような感覚で70~90年代の邦楽を選曲し、ひと夏の物語を描いたオムニバスCDを語る(金澤寿和) □ ローリング・ココナツ・レビュー アメリカン・ロックの視界を日本人に示した伝説のイヴェント~まさかのCD化を機にその意義を考察(宇田和弘) □ ショーボート はっぴいえんどの以前と以後のシーンを体現した重要レーベルの航跡を辿る(渡辺亨) □ ビクター“和フュージョン" 70~80年代の作品の復刻シリーズ第3弾は、ベスト盤にフォーカス(近藤正義) □ 細野晴臣 気負いも緊張もなくリラックスした演奏を聴かせた、ソロとしては初の英国公演(篠原章) □ ジェスロ・タル 50曲を収めた3枚組ベスト盤で一望する、50年の変化の歴史(石川真一) □ 『抱きしめたい』 ビートルズの米国初上陸時の狂乱を題材にした青春コメディ映画のDVD/BD化が遂に実現(森山直明) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル 名番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」の5タイトルと、ボブ・ディランの2作品が登場(岡田敏一) □ ザ・シー・ウィズイン 現代シンフォ・プログレを牽引するヴェテラン・ギタリスト:ロイネ・ストルトが立ち上げた新バンド(舩曳将仁) □ ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 重要曲のアイランド以前の録音をまとめたベスト盤がリリース(出田圭) □ 金属恵比須 “武田家滅亡"をテーマにした、歴史ロマンの傑作アルバム(山岸伸一)
【特集】 ザ・ローリング・ストーンズ~伝説のノー・セキュリティ・ツアー 1998年に出されたライヴ作の名を冠し、翌年1月から4月にかけて短期間行なわれたノー・セキュリティ・ツアーだったが、97~98年に大規模なワールド・ツアーとして展開され日本公演も行なわれたブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアーの煽りを受け、当時の注目度は低かった。しかし、前回のツアーとは真逆の方向性を打ち出したライヴの内容は非常に高く評価され、ソフト化を望む声が多かった。 その伝説のツアーの映像/音源が、<フロム・ザ・ヴォルト>シリーズの一作として遂に登場。 ストーンズ史の失われた1ページを、いま取り戻せ! ■ ライヴの本質を追求する実験が切り開いた、最良のエンターテインメントへの確信(大鷹俊一) ■ ファンが待ち望んだアリーナ公演ツアーの魅力と意義を語り尽くす(有賀幹夫×佐藤三十郎) ■ ライヴの熱気がダイレクトに伝わる『フロム・ザ・ヴォルト:ノー・セキュリティ-サンノゼ1999』(藤井貴之) ■ 近年リリースされたオフィシャル・ライヴの発掘音源/映像を総ざらい(犬伏功) 【特集】 ガンズ・アンド・ローゼズ『アペタイト・フォー・ディストラクション』 ポップで煌びやかなサウンドがシーンを席巻していた80年代半ばに、突如としてセックス、ドラッグ&ロックンロールを地で行く危険なカリスマが現われます。 卑猥なジャケットが問題視された87年発表のファースト『アペタイト・フォー・ディストラクション』はレコード店から発売を拒否され出鼻をくじかれますが、エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズをカヴァーしていたことからも窺える確かな音楽性は徐々にリスナーを増やしていき、発売から1年をかけて全米1位に輝きました。 初登場音源を満載した話題のボックスもくわしく解説します。 ■ LAから誕生した危険なカリスマがアメリカン・ドリームを掴むまで(池上尚志) ■ 『アペタイト・フォー・ディストラクション』全曲ガイド(中重雄) ■ 『アペタイト・フォー・ディストラクション:スーパー・デラックス・エディション』解説(行川和彦) 【特集】 リロイ・ハトソン カーティス・メイフィールドの後任としてインプレッションズに加入したリロイ・ハトソンは、その後、カーティスのレーベル:カートムを中心にソロ・アーティストとして、またプロデューサーとして大活躍し、ストリングスやラテン・パーカッションが特徴的な、スムーズかつグルーヴィーな音楽で、ニュー・ソウルと呼ばれた同時代のシーンに多くの影響をもたらしました。 しかし、その真価が理解されたのは、レア・グルーヴやネオ・ソウルといった価値観を経た今なのかもしれません。来日公演での素晴らしいパフォーマンスの興奮がいまださめないなか、改めて彼の作り上げた音楽の意味を考えます。 ■ 独自の音楽でソウルの枠を拡張させた才人の歩みを、本人の発言を交えて辿る(林剛) ■ リロイ・ハトソン・ディスコグラフィー~オリジナル・アルバム/編集盤(出田圭) 【特集】 マイケル・マクドナルド ■ 久々のオリジナル曲による新作と、現在進行形で高まる再評価を考察する(渡辺亨) ■ スティーリー・ダンやドゥービー・ブラザーズへの参加からソロ作品まで~マイケル・マクドナルド・ディスコグラフィー(片島吉章) □ マリリオン 昨年に続いての来日公演が9月に決まったネオ・プログレッシヴ・ロック界の筆頭バンドの軌跡(舩曳将仁) □ ポール・サイモン 老若男女が詰め掛けた“さよならツアー"ハリウッド・ボウル公演リポート(檜山譲) 『グレイスランド:リミックス』(油納将志) □ ボブ・ディラン 60年代初頭~中盤のライヴからレアな音源をまとめた来日記念盤がリリース(佐野ひろし) □ ブルース・スプリングスティーン 80年代後半からの作品を収録した『アルバム・コレクション』の第2弾(赤尾美香) □ パブリック・イメージ・リミテッド 結成40周年を記念したボックスで“素晴らしき新世界"への冒険を俯瞰する(田山三樹) □ キング・クリムゾン 日本公演補完シリーズのライヴCD第3弾は2000年の全11公演(松井巧) □ 山口美央子 インタヴュー~作曲家としても活躍する幻のシンセ・ポップ・アーティスト(小川真一) □ 荒木一郎 歌手/作曲家/俳優などマルチな才人がトリオに残した作品が待望の復刻(鈴木啓之) □ 『アウトロー&アルマジロ』 70年代の“アウトロー・カントリー"をテーマにした2枚組コンピレーション(宇田和弘) □ レイ・デイヴィス 自身の音楽的なルーツを探るため再度アメリカに向き合ったシリーズ第二幕(若月眞人) □ 『約束の地、メンフィス~テイク・ミー・トゥ・ザ・リバー』 ソウル/ブルース界の巨匠と若手が交流する貴重なセッションを収めたドキュメンタリーがDVD化(小出斉) □ 大貫妙子 ヨーロッパ路線も含む3タイトルがアナログ盤で再発(池上尚志) □ ザ・ニートビーツ 世界的な評価も得ているロックンロール・バンドの怒涛のリリース・ラッシュ(犬伏功) □ 名盤1000円シリーズ ウルトラ・ヴァイヴのカタログから200タイトル以上が廉価でリリース(編集部)
【特集】 ディスコ・インフェルノ!! 映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が日本で公開されてから40年、今回はディスコ黄金時代となる1973~82年を核にした特集をお届けします。フィリー・ソウルやファンクの周辺から始まり、ヨーロッパにまで広がったディスコの動きは、全盛期にはソウル~R&B界のヴェテランまでをも巻き込み、ポップ/ロック系アーティストも絡めとるほどの勢いを持っていました。90年代以降には、当時はアンダーグラウンドだったDJたちの動きも再評価され、現在もこのダンス・ミュージックに魅了されるファンは増えつづけています。 ■ ディスコ・ヒストリー~国境・人種・ジャンルをまたいで爆発した愛と平和のサウンドの全貌(村岡裕司) ■ いま再び輝きを取り戻した一大ムーヴメントが持つ未曾有の影響力の源泉を探る(林剛×T-Groove) ■ ディスコ・アルバム選 1973-1982(荒川典久、池上尚志、大久達朗、河地依子、サエキけんぞう、JAM、T-Groove、高橋芳朗、能地祐子、萩原健太、林剛、人見欣幸、馬飼野元宏、安田謙一、湯浅学、吉田明裕、渡辺亨) ■ “ディスコの復権"を象徴する近年の注目アルバム(林剛) ■ 猛威をふるったディスコ・サウンドの影響力 (1)ロック/ポップス(安田謙一) (2)ジャズ/フュージョン(金澤寿和) (3)日本のロック/歌謡曲(池上尚志) ■ ディスコ・フィーバー40~『サタデー・ナイト・フィーバー』上陸40周年を記念した再発シリーズの150タイトル(編集部) 【特集】 小西康陽の仕事 1986-2018 小西康陽が、ピチカート・ファイヴでデビューして以降、1986年から現在に至るまでに作詞・作曲・編曲・プロデュース・リミックスで携わった膨大な作品群。 女性・男性歌手、そしてグループへの提供曲やプロデュース作品、企画盤への提供曲など、それらのサイドワークから選ばれた5枚組のボックスからは、音楽的にも幅広く充実した仕事ぶりが伝わってきます。 今回はインタヴューも交えて、さまざまなアイデアが詰め込まれた彼の音楽の魅力を改めて振り返ってみたいと思います。 2 ■ 小西康陽 インタヴュー~いかにもこの人が歌いそうだな、という曲を提供することが大切だと思う(水上徹) ■ 『素晴らしいアイデア 小西康陽の仕事 1986-2018』(除川哲朗) □ ハイレゾCD名盤シリーズ ハイレゾ音源のクオリティと通常CDの手軽さを兼ね備えた、“CDの最終形"(若月眞人) □ メガデス 旧盤の瑕疵を三度目の正直で解消~本来の魅力を伝えるファースト・アルバムの決定版(杉原徹彦) □ エリック・クラプトン 貴重な未発表曲を含むサウンドトラックで音楽的な歩みを振り返る(犬伏功) □ ウィルコ・ジョンソン 30年ぶりとなるオリジナルの新曲のみで構成したニュー・アルバム(赤岩和美) □ <アライヴ・ザ・ライヴ>レーベル ラジオ/TV放送用音源をリマスターCD化するシリーズから、新たに3組が登場(舩曳将仁) □ ザ・ボー・ハンクス・セクステット 戦前の音楽を新感覚で演奏してきたオランダのバンドによる、鬼才レイモンド・スコットのカヴァー集2作品(阿部広野) □ ソウル・フラワー・ユニオン 日本のロックの新たな座標軸を提示したキューン在籍時代の5タイトルがリイシュー(志田歩) □ ミック・ロンソン デイヴィッド・ボウイを支えたギタリストのサントラ盤(行川和彦)
【特集】 ●セッション・ギタリストの名手たち ―1960年代以前から、レコーディング・セッションで 腕利きのミュージシャンたちがバックの演奏を担当することは 珍しくありませんでした。 しかし、70年ごろからミュージシャンのクレジットが整備される ようになったこともあり、以前よりも、ロックやソウル、ジャズ 系のセッションマンに注目が集まりだします。 そのような職人のワザを求めて、多くのアーティストが各地の スタジオに詣で、そこから数多くの名演が生み出されてきたのです。 今回は、数多いセッションマンの中から、70年代アメリカの ギタリストに焦点を絞り、その卓越した演奏に注目してみたいと思います。 ◇特別対談 佐橋佳幸×萩原健太 今回の特集で選ばれているギタリストのバッキングは的確で、 かすかな音でも“ある”と“ない”ではグルーヴがぜんぜん違う ◇ダニー・コーチマー、その輝かしき足跡 ・ダニー・コーチマーの新作『ハニー・ドント・リーヴ・LA』 ・ダニー・コーチマー・ディスコグラフィー ソロおよびバンドでのアルバム紹介 ◇セッション・ギタリスト名鑑 ・西海岸の名手44人 ・東海岸の名手27人 ・南部の名手23人 ◆ブライアン・イーノ 未発表/レア曲満載のボックスで、長きにわたるアートとの 関係性を改めて体感する ◆ホルガー・シューカイ カンの中心メンバーにしてジャーマン・ロックの立役者 代表作や未発表音源を収めた5CD+DVD(石川真一) ◆喜納昌吉&チャンプルーズ 沖縄から発信された77年の歴史的アルバムがアナログで復刻(篠原章) ◆デイヴィッド・キャシディ ◆グレン・フライ ◆レ・オルメ ◆エルヴィス・プレスリー …ほか
【特集】 ●1968年の音楽地図 ―今から50年前の1968年。 前年の夏に巻き起こった サマー・オブ・ラヴ~サイケデリック・ムーヴメントは 英・米の音楽界を席巻し、多くのグループが実験的な試みに 挑戦していました。 続く68年にはそれが拡散し、ヴェトナム戦争、 ブラック・パワー・ムーヴメントなどの世相ともあいまって、 世界のさまざまな地域に影響を与えるようになっていきました。 そんな転換点とも言える時代に、 各地でどんな音楽が誕生していたのか。 今回は英国・米国だけでなく、同時代のほかの地域の音楽にも 眼を向けた特集をお送りします。 ◇“激動の時代”を、真の意味で象徴する1968年 ◇アメリカのロック/ポップス ◇イギリスのロック/ポップス ◇ヨーロッパのロック/ポップス ◇R&B/ソウル/ブルース ◇ジャズ ◇サウンドトラック ◇ラテン ◇ブラジル ◇レゲエ ◇アフリカ ◇日本のロック ◇歌謡曲 ◇1968年7月28日── ロンドンで丸一日かけてビートルズを撮影した写真集 『ザ・ビートルズ写真集:マッド・デイ・アウト』 ◆ザ・フー/ピート・タウンゼンド バンド最古の公式ライヴ音源と初ソロ名義作拡張版の充実した内容を解説 ◆ビリー・ジョエル ソニー自社LP復活第1弾『ニューヨーク52番街』から考える 21世紀のアナログ盤制作 ◆70’s UKポップの迷宮 ◆キング・クリムゾン 日本公演補完シリーズのライヴCD第2弾は『スラック』 リリースに伴う95年の全11公演(松井巧) ◆シカゴ 70年のワイト島をメインに半世紀にわたる 熱いライヴ音源を詰め込んだ編集盤 ◆チープ・トリック ◆グラント・グリーン 心も体も揺さぶられること間違いなしの “発見作”2タイトルがリリース ◆マイルス・デイヴィス&ジョン・コルトレーン 【インタビュー】 ◆デニス・ボヴェル ◆サーカス …ほか
【特集】 ●シティ・ポップ 1980-1989 ―1970年代に生まれた都市で生きることを歌う新しい音楽は、 80年代に入ってドラマやアニメなどの テーマに使われる機会も増え、 より多くの人たちに支持されるようになりました。 同時にデジタル機材の発展によって、 音楽のスタイルも変わっていきます。 多様なスタイルの“シティ・ポップ”が生まれた この時代の作品にも、新たな捉え直しによって これまで気づかなかった魅力を再発見できるかもしれません。 ◇対談 松永良平×藤井陽一 80年代を知らない世代に「いいですね」 と言われるこの音楽には、何かがあると思います ◇80年代音源へと拡張を続ける“和モノ”の実情を探る ◇クニモンド瀧口(流線形)インタヴュー 現在につながるひとつの流れを作ったキーマンが見たシーンの変遷 ◇“私的”80年代シティ・ポップ・ベスト10 クニモンド瀧口 ◇シティ・ポップ 1980-1989 名盤選 ◇シティ・ポップ 2001-2018 ●シリア・ポール『夢で逢えたら』 ◇グラフィック・ステーション 『夢で逢えたら』の歴代盤 ◇子役、モコ・ビーバー・オリーブ、そして“夢”のヒロインへ ◇全曲ガイド ◇『夢で逢えたら』の歴代盤/シングル/関連編集盤 ◇『夢で逢えたらVOX』 ◇永遠のスタンダード・ナンバー「夢で逢えたら」の42年を振り返る ◆ジミ・ヘンドリクス ・スタジオ録音による“新作”『ボース・オブ・ザ・スカイ』登場! ・近年発表されたスタジオ録音音源によるアルバム ◆ジューダス・プリースト ・“ヘヴィ・メタルの教科書”のような、 4年ぶりの新作『ファイアーパワー』 ◆ジェフ・ベック ・本人や関係者による多くの証言で テンポよくキャリアを追ったドキュメンタリー作品 ◆フリオ・キリコ(アルティ・エ・メスティエリ) ・インタヴュー ◆ジュディ・コリンズ ・インタヴュー ◆シーナ&ロケッツ ◆サンディー ・インタヴュー …ほか
【特集】 ●シティ・ポップ 1973-1979 ―1970年代の日本で作られるようになった、 都市で生きることを歌った新しい音楽。 米英のロックやソウルの当時の動きとも呼応して生まれた それらの音楽はシティ・ポップと呼ばれるようになり、 1990年代~2000年代を通して再評価が進みました。 さらに近年、若い世代や海外からも注目を集めるようになり、 シティ・ポップの新たな捉え直しが目立ってきました。 今回はこれまでとは異なる視点も踏まえながら、 その尽きない魅力に迫ります。 ◇自分たちが暮らす都市を描く音楽として捉えなおされるシティ・ポップ ◇米国シーンの流れを同時代的に取り入れたクールな日本の音楽 ◇ブラジルのシンガー、エジ・モッタが語るシティ・ポップの魅力 ◇ハワード・ウィリアムズ(英国人DJ/ディストリビューター)インタヴュー 日本独自のソウルやファンクが、西欧の耳にとって 聴くべきものになっているんだ ◇シティ・ポップ 1973-1979 名盤選 ●ロキシー・ミュージック──デビュー作の衝撃 ◇“芸術工房”から生み出された全く新しい音楽スタイル ◇『ロキシー・ミュージック』の英米オリジナル盤 ◇ジャケットを飾った女性モデル ◇『ロキシー・ミュージック』全曲ガイド ◇4枚組<スーパー・デラックス・エディション>解説 ◆フリートウッド・マック 初出となるライヴ音源や別ヴァージョンを大量に加えた 『ファンタスティック・マック』の拡大版 ◆『「翼をください」を作った男たち~山上路夫・村井邦彦作品集』 山上路夫が語る創作の裏話 ◆ジュールズ・シアー インタヴュー ウッドストックの近しい音楽家たちが参加した最新作を語る ◆ザ・ヤードバーズ グループ末期の姿を捉えた、ライヴ音源のリミックス版と スタジオ録音の生々しさ ◆2017年1~12月号 アルバム総索引/記事一覧 …ほか
【特集】 ●キング・クリムゾン 『セイラーズ・テールズ 1970-1972』 ―2009年から始まったキング・クリムゾンの 40周年記念ボックス・シリーズ。 その第7弾となる『セイラーズ・テールズ 1970-1972』は、 『クリムゾン・キングの宮殿』発表後に作詞家の ピート・シンフィールドと二人きりになってしまった ロバート・フリップが、ロック/ジャズ界の卓越した才能を 結集してバンド再建のために奮闘していた時代の記録です。 一時はネガティヴな評価もありましたが、即興演奏のマジックを 求めた映像喚起力の強い音楽性は『アイランズ』で結実しました。 シンフィールドがバンドに果たした役割についても迫っていきます。 ◇5人編成のバンドから、ロバート・フリップ率いるユニットへ ◇英ロック/ジャズ界の卓越した才能を 駒のように運用したリーダーの思惑 ◇全曲ガイド ◇『セイラーズ・テールズ 1970-1972』解説 ◇“キーマン”としてのピート・シンフィールドを考察する ◇参加ミュージシャン名鑑 ●ローラ・ニーロ ◇全曲ガイド ・『モア・ザン・ア・ニュー・ディスカバリー』 ・『イーライと13番目の懺悔』 …他 ●リイシュー・アルバム・ベスト10/5 ◇読者が選んだリイシュー・アルバム ◇新作アルバム ◇ 私の収穫 2017 ◇ワン・ステップ・フェスティバル 黎明期ならではの闇雲な情熱が実を結んだ 伝説の国内イヴェントの実像 ◇ディスコロヒア 中村とうようの仕事を引き継ぎアップ・デイトする 田中勝則主宰のレーベル ◇デイヴィッド・フォスター AORを代表するプロデューサーが関わった 自身のソロ作を含む3タイトル ◇ヒストリー・オブ・ディキシーランド・ジャズ/スウィング・ジャズ 商業用の初レコーディング100周年を迎えた ジャズの歴史を紐解くコンピレーション …ほか
■ 入門者からマニアまでレコード愛好者は必読
1982年創刊の歴史ある月刊の音楽専門誌。ロックやポップス、ジャズなどの名盤を徹底的に掘り下げ、旧譜の再発(リイシュー)やアナログレコードの情報を中心に、コレクター向けのコアな記事を展開します。アーティストの軌跡や音源の違いまで分析する圧倒的な情報量で、音楽を深く愛し、集める楽しさを刺激する一冊です。
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