月刊クーヨン 発売日・バックナンバー

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ピンチはチャンス!

酷暑もあそびでこう乗り越える!


今年の夏も、
酷暑の期間が長くなりそうです。
外に出るのが「危険」と言われるなか、
子どもたちのストレスもピークに……。
そんな悩みを、園や保護者から聞きます。
そこで、野外保育の専門家や、
室内あそびにストレス発散の要素を
見出した実践から、
この時期の過ごし方のヒントをご紹介します。
あらたなあそびの境地を
家族で発見してください!




●森は「暑さ」を遮ってくれる

(岡田鉄平さん)

愛知県の里山で、複数の子育て家族が集まっての野外活動を主宰する「ワンダーチャレンジアカデミー」。
酷暑下でも、木陰や川あそびなどを利用し、たっぷり外あそびができる工夫をしています。
野外活動や野外調理のポイントなどを中心に、この夏も外あそびを満喫するための方法をおそわりました。

 
●酷暑の外あそびどうしていますか?

(関山隆一さん)

神奈川県内で、横浜市・小田原市・茅ヶ崎市と環境の違う3拠点で、森のようちえんを営む関山隆一さんに、
昨年の酷暑期の保育の課題や工夫をお聞きしました。暑さを避けて室内にじっとしていることより、
暑いときの自分のからだの守り方を身につけられる工夫が大事、という視点を、ぜひとりいれてみましょう。



●積む集中と崩す解放感!「カプラ」で超えた猛暑

(ミドリの杜こども園の実践より)

石川県金沢市にあるミドリの杜こども園では、2万ピースの「カプラ」を所蔵し、ダイナミックにたのしんでいます。
外に出にくい酷暑期を、室内でどのようにストレスをためずに過ごすか。園の実践には、おうちでたのしむ
ヒントもたくさんありました。


 
●あそびたい! の声が上がる人気の「プッキー」

(宮崎学園短大附属みどり幼稚園の実践より)

園のあそびやおもちゃを大胆に見直す中で、酷暑期の外あそびが制限される時期の工夫を編み出したみどり幼稚園。
とくに、「プッキー」という乗りものを室内で利用することで、子どもたちがよろこんで活動するように。
子どもたちが発散でき、ストレスをためない室内でのあそびをご紹介します。


 
●夏をあそび切るこころづよい応援を! & 天然素材で子どもの安心ケアを

(編集部)

特集内でご紹介したおもちゃのほか、あそびのヒントになる本、そして夏の日差しで肌を傷つけないための、
あかちゃんからOKな日焼け止め、安全な素材の虫除けなどをご紹介します。すべてクレヨンハウスで購入できます。


 
●好評連載もおたのしみに!

・医食同源のつくりおき(永原味佳さん)

・絵本とたのしむ数の楽校(小笠直人さん)

・子どもも大人も元気になる居場所(③長谷幼稚園)

・生まれたときから緩和ケア~自分の音を生きる~(大木学さん+大木華さん)

・子どものつぶやき観察(深津高子さん)

・小児科医微生物学者パパの子育てから考える 細菌上手な暮らし方(本間真二郎さん)

・「気になる子」のためのわらべうた(山下直樹さん)

・また木を植えてみようじゃないか(クーヨン発行人・落合恵子)

・Cooyon eyes

・テーマで選んだ今月の絵本&新刊絵本紹介

・Petit Journey
特集
猛暑の夏に備えて
からだを整えたい


■おぼえておきたい薬膳の手当法
小鮒ちふみさん

■冷えをとり、心身をあたためる
髙橋洋輔さん

■梅雨をたのしむアロマケア
君野由紀さん


【 連 載 】

●子どものつぶやき観察 深津高子さん
●子どもも大人も元気になる居場所③
よしかわ子育てネットワーク
●今月の絵本・子どもの本の学校 真鍋真さん
●「ユキヒラさん」絵本原画展&トークショーレポート
●絵本とたのしむ数の楽校 小笠直人さん
●医食同源のつくりおき 永原味佳さん
●クレヨンハウスにようこそ!
●生まれたときから緩和ケア 大木学さん+大木華さん
●細菌上手な暮らし方 本間真二郎さん
●Petit Journey
映画・音楽・アート・ステージ・イベント
●Book Review
●「気になる子」のためのわらべうた 山下直樹さん
●Cooyon eyes・朝の教室
●また木を植えてみようじゃないか 落合恵子
●みんなのトーク広場
特集

「発達障がい」と決める前に

子どもの生き生きに

おうちでできること



じっとしていられない、友だちを叩く、
かみつく、こだわりが強すぎる……。
こんな子どもを、すぐに発達障がい、と
診断してしまう傾向が強まっています。
でも、まだまだ発達の途上にある子どもを、
「障がい」と決めつける前に、
大人がやるべきことがたくさんあります。
不安をいだいたときは、
子どもの「個性」を見つめるきっかけに。
今回の特集では、そんな視点をもつ
専門家のみなさまに知恵をいただき、
子どもの発達の不安を、
環境を工夫することで
助けていく方法をご紹介します。
どんな子どもも、必要なものが満たされれば
生き生きと伸びていきます!


●「生きづらさ」も「らしさ」として育む

(衛藤吉則さん)

シュタイナー&モンテッソーリアカデミー モモは、「学校」に居場所がない子どもたちが通う、学びの場。
代表の衛藤吉則さんは、「人間は誰もが不完全」と言い、ひとと比べて「できない」ことより
「その子であること」を大切にしようと呼びかけます。シュタイナーとモンテッソーリ、
ふたつの教育の良い点を取り入れた、あたらしい子どもの居場所をご紹介します。
 

●子どもがやりたくなる環境づくり

(佐々木信一郎さん)

モンテッソーリ治療教育を専門とし、発達支援に長く携わる佐々木信一郎さんは、大人の側の
「みんなと同じように」という思い込みが、子どもを追い込んでしまうと言います。それより、眼の前の子どもが
何に困っているのかを周囲はよく見て考える。それこそが、子どもを支える周囲のありかただと。
その子の「好き」や「得意」を、満足するまでやりとげるのを邪魔しない。そんな関わりのコツをおそわりました。


●「子どもを変えず、環境を変える」がポイントです!

(藤原里美さん)

発達支援コーディネーターとして、多くの子どもの「困り感」に合わせた環境づくりを支援してきた藤原里美さん。
大事なことは、子どもを変えるのではなく、環境を変えて、子どもが「できる!」よう支援することだと言います。
多動傾向の子どもが、動きのあるおもちゃでのあそびを通して落ち着けるようになるなど、
子どもに合わせた環境づくりを、具体的にご紹介します。



●子どもが育つおもちゃ選び

(編集部)

 子どもそれぞれの特性にあわせて、好きになるおもちゃもさまざまです。五感を刺激するおもちゃや、手仕事をうながすおもちゃ、
発達を支援するおもちゃなど、「あそんでいるうちに育ってた!」を実現するおもちゃを紹介してします。
どれも、クレヨンハウスでお求めいただけます。

 
●好評の新連載●

・医食同源のつくりおき(永原味佳さん)

・絵本とたのしむ数の楽校(小笠直人さん)

・子どもも大人も元気になる居場所(②いふくまち+ごしょがたに保育園)

・生まれたときから緩和ケア~自分の音を生きる~(大木学さん+大木華さん)

 
●リニューアル連載も好調です●

・子どものつぶやき観察(深津高子さん)

・小児科医微生物学者パパの子育てから考える 細菌上手な暮らし方(本間真二郎さん)


●人気の連載はそのままに●

・「気になる子」のためのわらべうた(山下直樹さん)

・Cooyon eyes

・テーマで選んだ今月の絵本&新刊絵本紹介

・Petit Journey

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」
★4月号から大きくリニューアルしました!★


4月号特集

**********

子どもとの食事、大事なこと

食べさせたいもの

食べさせたくないもの


**********


ひとのからだは、誕生から20年くらいかけて
ゆっくりと発達していきます。
とくに乳幼児期は、日に日に発達が進む時期。
その材料として、良質な「食事」が
欠かせません。
現代は、人工的につくられた食材や食品が
あらゆるものに含まれていることで
大人では成人病増加の原因と疑われ、
その低年齢化も進みます。
からだの基礎をつくる乳幼児期。
子どもの成長のために積極的に摂りたい食、
そして発達をさまたげる疑いがあるので
避けたい食があります。
今回は、そんな子どもの食について、
ご紹介します。




●子どもが落ち着き元気になる給食とは?

(大橋久絵さん)

茨城県水戸市にあるわかなほいくえんは、ミネラル・オーガニック給食をスタートして、子どもの「噛みつき」が減ったといいます。食を保育の根幹に据え、
保護者の意識も変わってきたという実践をご紹介します。



●ミネラル・オーガニックごはんで育児がラクになります

(国光美佳さん)

上記のわかなほいくえんをはじめ、全国の給食のミネラル・オーガニック化を指導する国光美佳さんは、発達障がいの子どもの食指導の実績なども豊富です。子どもの育ちに必須の栄養バランスをみながらどう食を組み立てるのか。具体策をおしえていただきました。



●園給食に習う子どものごはん

(国光美佳さん、畠山澄さん、山口成美さん)

神奈川県にあるプリスクール「リタスクール」では、国光さんの監修によるミネラル・オーガニック給食を開園時から2年続けています。子どもたちに人気のレシピをご紹介します。



●子どもの発達によい食、悪い食とは?

(内山葉子さん)

発達障がいや化学物質過敏症などの治療経験が豊富な医師の内山葉子さんは、食の指導にも定評があります。日本人の遺伝子に合った食生活で、トラブルの発生を予防するという考えのもと、子どもの食のありかたについてお話しいただきました。



●新連載スタート!●

・医食同源のつくりおき(永原味佳さん)

・絵本とたのしむ数の楽校(小笠直人さん)

・子どもも大人も元気になる居場所(❶青空自主保育なかよし会)

・生まれたときから緩和ケア~自分の音を生きる~(大木学さん+大木華さん)


●好評の連載がリニューアル!●

・子どものつぶやき観察(深津高子さん)

・小児科医微生物学者パパの子育てから考える 細菌上手な暮らし方(本間真二郎さん)


●人気の連載はそのままに●

・「気になる子」のためのわらべうた(山下直樹さん)

・育児世代のためのニュース解説 Cooyon eyes

・テーマで選んだ今月の絵本「ゾウの絵本」&新刊絵本紹介

・映画やアートの情報欄ーPetit Journey

・Book Review

・みんなのトークひろば

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」




新年度からのクーヨンもどうぞよろしくお願いいたします!
子育て移住、保育園留学、転職……

かぞくを変えた

いろんな育児



子どもを迎えるということは、生活リズムはじめ、
生活に、大人だけのときとは違った大きな変化が起こるもの。
日本では、大人の都合に子どもを合わせることが増えていますが、
子どもへの負荷が大きくなっている点が気になります。
そこで、育児をきっかけに、暮らしが変わった! というひとたちを訪ね、
さまざまな葛藤を経ながら、
どんなふうに着地点を見つけたのかについてお聞きします。
あなたの「子どもといる暮らし」のヒントを、見つけてください!




●園での経験がかぞくの暮らしに生きる毎日

(石井萌さん、陽さん、環さん、紡さん)

産休中に参加したシュタイナー園の未就学児クラスで、子どもの落ち着いたようすを見て、入園を決めたという石井さん家族。保護者の関わりが多く、預かり時間も短い園を前に、夫婦それぞれの仕事をどうするか、悩みに悩んだと言います。どんなふうに悩み、結論し、その結果をどう受け止めているか、お聞きしました。




●シュタイナー園がこの時代にある理由

(松浦園さん)

保育園が無償化の時代に、幼稚園スタイルで、保護者の関わりも多い共同運営の園を選ぶ家族は少なくなってきました。一方で、子ども時代をしっかり守って、十全な育ちを保障する場として、また保護者の学びがある場として、シュタイナー園は注目を浴び続けています。園長の松浦園さんに、シュタイナー園のあり方についてうかがいました。




●自然豊かな地の大家族を支える森のようちえん

(四宮沙代香さん、陽我さん、陽歩さん、杜己さん、麓さん、碧さん、凛生さん)

大工の修行のために長野県に移住したことをきっかけに、自然のなかでの育児をスタートした四宮さん家族。森のようちえんとの出会いで、子どもが生き生きと育ち、大人も刺激されていると言います。自然との共存を求める家族の暮らしを、見せていただきました。




●野あそび保育みっけが伝えること

(内田幸一さん)

日本で最初の森のようちえん、と言われる「野あそび保育みっけ」は、内田幸一さんが、長野の山をあそび切る保育を、地域の保護者たちと立ち上げたのがスタートでした。移住してくる家族も多いエリアで、内田さんは子育て家族をどんなふうに見守ってきたのか、みっけの求めるものともに、お話していただきました。




●離れていても家族のつながりを感じられる毎日

(髙橋愛美さん、洋輔さん、奏太さん、亮太さん、幸太さん)

栃木県の小俣幼児生活団は、モンテッソーリとアドラーを柱とし、子どもが自由に生きる力を育む園として有名です。横浜在住だった髙橋さん家族は、見学してひとめぼれしたこの園に3人の子を入れたいと、母子移住を決意。週末ごとに通うおとうさんも、大満足なこの選択についてうかがいました。




●「奇跡の保育園」と呼ばれる理由は?

(大川眞さん)

木造の古民家を園舎に、広大な敷地をつかって、自然とのびのびした保育が行われる小俣幼児生活団は、全国からの入園希望が跡を絶ちません。子どもの育ちをさまたげない様々な工夫と子どもを信頼する信念とが一体となった園のようすと、移住して入園を希望する家族へのメッセージをいただきました。




●保育園留学って何ですか?

(市川遥さん)

いま、全国で「保育園留学」という仕組みが整ってきています。のびのび自然の中で子どもを育てたいけど、移住まではむずかしい。そんな家族が、休暇を使って、子どもは地域の保育園に体験入園、大人はワーケーションや地域でのショートステイを通して、未来のあり方を考える。そんな機会となっています。コンシェルジュをつとめる市川遥さんに、内容や園の選び方について聞きました。読者のための特別な割引もご用意!





●●●●好評の連載●●●●


・本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月(深津高子さん)

・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)

・子どもにひとこと伝えたい!(第12回目ゲスト 山崎エマさん)

・わたしのオンリーワン(第12回目 さいとうしのぶさん)

・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」

・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」

・自分で治すためにカゼを知る(伊達伯欣さん)

・映画やアートの情報欄ーPetitJourney

・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes

・今月の絵本

・Book Review

・みんなのトークひろば

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」

からだをあたためて風邪対策にも

子どもが選ぶ最強のスープごはんは?


 
年間でいちばん寒さが厳しいシーズンがやってきます。
こんなときは、からだがホッとゆるむ、
あたたかいごはんがうれしいですね。
忙しい現代の育児世代におすすめなのは、
あたたかくて食べやすいスープレシピです。
野菜たっぷりで、簡単にできてしまううえ、
子どもたちにも好評。
さらには離乳食への展開も可能です。
クレヨンハウスから新発売の
「オーガニック ファイトケミカルスープ」
を使った応用レシピもご紹介。
この冬、スープが主役のあたたかく、滋養たっぷりな食卓を。

 
 
●重ね煮でつくるひと鍋スープごはん

(齋藤美保さん)

材料を切って、法則に沿って重ねて、水を加えて火を入れる。
それだけで、出汁も油もつかわないのに、素材の味が調和した一皿が。
陰陽の法則を利用した「重ね煮」は、忙しい育児世代にもってこいの
時短調理法でもあります。鍋ひとつで、主食・おかず・汁が一皿でいただける
スープごはんをご紹介します。

 
 
●せいろ蒸しならながら調理で多品目

(麦野詩碧さん)

台湾生れの麦野詩碧さんに、台湾家庭料理で毎日使われる「せいろ」を利用し、
いちどに主菜・副菜2品・スープの下ごしらえができる方法をおそわりました。
撮影モデルになったお子さんの食べっぷりのよさに一同びっくり!
栄養分を逃さず閉じ込めるせいろ料理を、この冬ぜひ体験してください。


 
●子どものための発酵調味料の「発酵スープ」

(清水紫織さん)

米麹や麦麹、豆麹を使ってつくる「ひしお(醤)」は、発酵の力が生きる
うまみたっぷりの調味料。
胃腸の働きが元気なら、こころもからだもイキイキします。
そこで、胃腸にエネルギーを届けるためにも、発酵調味料で「発酵スープ」を。
あかちゃんから食べられる発酵食です。


 
 
●オーガニック ファイトケミカルスープを家族のために

クレヨンハウスから発売した「オーガニック ファイトケミカルスープ」は、
有機のキャベツ、にんじん、玉ねぎ、カボチャを水で煮ただけのシンプルなスープ。
だけど、そこには、ひとの健康に欠かせない抗酸化物質「ファイトケミカル」が
理想的な形で溶け出し、免疫力を維持するのに欠かせないスープとなっています。
自分でつくる方法のほか、上記の3人の料理家さんたちのアレンジレシピをお届けします。
調味料ゼロなのにおいしいのと、どんな味付けも可能なところが魅力です。
ぜひあなたなりの食べ方を見つけてください。



●●●●好評の連載●●●●


・本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月(深津高子さん)

・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)

・子どもにひとこと伝えたい!(第11回目ゲスト 田島木綿子さん)

・わたしのオンリーワン(第11回目 舘野鴻さん)
・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」
・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」
・子どもの育ちと農的暮らし(本間真二郎さん)
・映画やアートの情報欄ーPetitJourney
・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes
・今月の絵本
・Book Review
・みんなのトークひろば
・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」
 
【特集】

未来をたのしく生きてほしいから

子どものなかに
「かがく」を
育てる方法



「どうも理系は苦手で……」。
そんな保護者の声をよく聞きます。
ところが、子どもをよく見ていると、
誰もがすごい「科学者」みたいな観察眼や数への興味をもっています。
このまますくすく育ったら、環境問題も、AIのことも、
子どもはじょうずに乗り越えていけるのかも。
そんな視点から、子どものなかの「かがく」の育ちを
応援する方法をご紹介します。




●「数」はかがくの入口です!

(小笠直人さん)

りんごの数をかぞえる、家族にお皿を配る、足りない分を持ってくる……。そんな日常の行動のなかにも「数」の概念が生きています。必要があって生み出され、便利な数的概念は、幼児期のあそびやお手伝いなどを通してからだのなかに染み渡っていきます。どんな経験をするといいのか、お聞きしました。


●数と「想像力」の深い関係

(荻野達也さん、堺谷武志さん、蓑手章吾さん、野口綾香さん)

オルタナティブスクールのヒロックでは、ICT(タブレットなどの情報機器や仕組)を使って、個別に最適な課題をクリアしていく授業を展開しています。デジタルのよさを生かした教育のイメージがヒロックにはありました。でもその前に、生活の中での具体物を通した数の経験が大事、と言います。


●子どもはかぞえることが大好き!

(髙根澄子さん)

モンテッソーリ教育では、幼児期に五感が充分に育つことで、数的概念や科学への関心が育つ、と考えます。園で使われる「教具」を参考に、子どもの発達段階にあわせた、数的感覚をひらく環境について、髙根澄子さんにうかがいました。子どもは本来、かぞえることが大好きなんです!


●かがく絵本で子どもに伝えたいこと

(かがく絵本の編集者の皆さん)

生きものや植物、働く車の構造や、星の動きに水の働き……。子どもはあらゆるものに関心を抱きます。そんなとき、作家や編集者が「わかること」「つたわること」に苦心しながらつくりあげた「かがく絵本」が、子どもの疑問に応えてくれます。みどころ、制作のポイントをおはなしいただきました。


●●●●好評の連載●●●●

・本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月(深津高子さん)

・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)

・子どもにひとこと伝えたい!(第10回目ゲスト 加護清美さん、佐渡智子さん、新川智子さん)

・わたしのオンリーワン(第10回目 落合恵子)

・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」

・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」

・自分で治すためにカゼを知る(伊達伯欣さん)

・映画やアートの情報欄ーPetitJourney

・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes

・今月の絵本

・Book Review

・みんなのトークひろば

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」
 

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◇特集◇
冬を乗り切る子どもの食養生
将来を決める幼少期の食べ方

【冬至から立春までの子どもの養生法】

気温も湿度も低く、体調管理が難しい冬の間の養生法を
東洋医学の観点からご紹介します。
食べ方を基本に、
元気にこの冬を乗り越えましょう!

■冬から春にかけての自然な手当て法
お話*永原味佳さん(幼児食教育研究家・ひとはしの会主催)

■冬至のからだを整える「易ごはん」
お話*吉田りささん(料理研究家)

■子どもの心身を養う漢方の使い方
お話*邱紅梅さん(中医師・桑楡堂薬局顧問)

子どもにひとこと伝えたい! 9回目・木野内美里さん

今月の絵本・新刊絵本

子どもの本の学校・わたしのオンリーワン 
ケロポンズ(増田裕子さん・平田明子さん)

本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月 深津高子さん

小鮒ちふみさんの子ども養生通信45 ゆず

クレヨンハウスにようこそ!

Petit Journey
映画・音楽・アート・ステージ・イベント

ミネラル・オーガニック相談室 国光美佳さん

子どもの育ちと農的暮らし 本間真二郎さん

Book Review

「気になる子」のためのわらべうた 山下直樹さん

Cooyon eyes・朝の教室

また木を植えてみようじゃないか 落合恵子

みんなのトーク広場
◇特集◇
本好きの子はなぜ伸びる?

■本がある環境で本好きに
篠原文さん、鈴木史華さん・満知子さん、寺嶋沙織さん、岩松丈太郎さん

■絵本が生きる力の根っこを育てます
大竹みどりさん

■耳と目と手の育ちが読み、学ぶ土台に
髙根澄子さん

■本を読める子なら生きるのに困らない
松永暢史さん

■あかちゃんと読みたい絵本・子どもと読みたい絵本・本屋に親子で出かけよう!

【 連 載 】
●子どもにひとこと伝えたい!
 8回目・恐竜くん
●今月の絵本・新刊絵本
●子どもの本の学校・わたしのオンリーワン いとうひろしさん
●本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月 深津高子さん
●小鮒ちふみさんの子ども養生通信44 青梗菜
●クレヨンハウスにようこそ!
●Petit Journey
映画・音楽・アート・ステージ・イベント
●ミネラル・オーガニック相談室 国光美佳さん
●自分で治すためにカゼを知る 伊達伯欣さん
●Book Review
●「気になる子」のためのわらべうた 山下直樹さん
●Cooyon eyes・朝の教室
●また木を植えてみようじゃないか 落合恵子
●みんなのトーク広場
困っていませんか!
子どもの
食物アレルギー

乳・卵・小麦に代表されてきた
子どもの食物アレルギー物質ですが、
最近は、木の実類に反応する子が増えているなど、
状況は時代に応じて変化しています。
ときにはいのちに関わる食物アレルギーだから、
わが子だけでなく周囲の子どものためにも、
最新事情と対処法を、知っておきましょう。
そのほか、食物アレルギーを避けるための
日々のごはんづくりのヒントもご紹介します!



●最新・子どもの食物アレルギー事情
(相澤扶美子さん)
ご自身の育児でも食物アレルギーの克服を経験された、小児科医の相澤扶美子さんは、現在クリニックでたくさんの食物アレルギーの子どもの治療にあたっています。現代の食事情とからむアレルギーの増加は、自然な食べ方をこころがけることで治癒に向かうと話します。

●アレルギーを出さない玄米和食給食
(田﨑久子さん)
食物アレルギーのある子だけ、除去食を皆と離れた場所で食べる。そんな食物アレルギー対策に疑問を感じた田﨑久子さんは、自園の給食で「全員一緒に食べられる」すべての子のアレルゲンを除いた献立を工夫してきました。卵・乳・小麦ほかを抜いて、いかにおいしく栄養バランスをとるか。園の給食のようすを取材しました。

●子どものアレルギーで悩むこと、感じること、工夫していること
(森朱未さん、指田綾子さん、佐藤真利奈さん、菅野奈穂さん、寺澤亜由美さん)
卵・乳・小麦・ナッツなど、それぞれのお子さんが食物アレルギーがあるみなさんに、苦労や工夫、社会への提案をお話しいただきました。治療方法から日々の食の工夫、旅行時のアイデアなど、悩んでいるみなさんにとってきっと役立つ内容です。困っているのは自分だけじゃなかった! と気づくだけでも、ほっとできるかもしれません。

●グルテンフリーのかんたんごはん
(たかせさと美さん)
仕事に育児に忙しい頃、プロの料理人でありながら家族の食卓を整えるのもしんどいという体調不良に悩んだたかせさと美さん。それが、小麦製品の食べ過ぎによる「食べ疲れ」と呼ぶ不調だと知り、グルテンフリーに転換。すっかり体調がよくなったと言います。その経験から、子どもが大好きなレシピを、グルテンフリーに置き換える方法をおそわりました。

●風土に合った食でアレルギーを起こさないからだへ
(編集部まとめ)
食物アレルギーの特集を通して、風土に合った食を、古来からの食べ方に則って取り入れることがいちばん重要であることがわかってきました。そこで、日本の伝統食に使われてきた基本調味料を、さらにオーガニックの視点からご紹介します。すべてクレヨンハウスでご購入いただけます。





●●●●好評の連載●●●●

・本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月(深津高子さん)
・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)
・子どもにひとこと伝えたい!(第7回目ゲスト 星野由香さん)
・わたしのオンリーワン(第7回目 ペク・ヒナさん、長谷川義史さん)
・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」
・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」
・子どもの育ちと農的暮らし(本間真二郎さん)
・映画やアートの情報欄ーPetitJourney
・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes
・今月の絵本
・Book Review
・みんなのトークひろば
・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」
あかちゃんとおかあさんのための

かけがえのない

母乳育児



おっぱいであかちゃんを育てる。

哺乳類である人類が

普通に行ってきたこの母乳育児が、

だんだんとむずかしくなっているようです。

「可能なら母乳で育てたい」と願うおかあさんが

妊娠中は9割に達するという調査結果もありながら、

実際は産後1ヶ月の母乳育児率は3割ほど。

「出ない」「夜中の授乳が辛い」「仕事復帰で不可能」

といった悩みの向こう側には、

「母乳育児ができる環境があれば」という願いも

見えてきます。

そこで、どんな環境でもやりようがあり、

災害時などにはとりわけ「やっててよかった」と

思ってもらえるような、

母乳育児のあれこれをご紹介します。





●もっとのびのび母乳育児を!

(本郷寛子さん)

WHOやUNICEFは、世界中で母乳育児を推奨し、周囲が支援することを求めています。

そのための国際的な母乳育児の支援団体の日本の理事などを務めている本郷寛子さんに、母乳育児が産後の母子の健康や、災害時の栄養補給等にとってとても大事なものであることをおしえていただきました。



●誕生前からできる母乳育児レッスン

(牛尾江実子さん)

4人の子どもを母乳で育て、うち2人は現在進行中のふたご、という牛尾さんは、産婦人科医です。

日々妊娠出産の現場で、母乳育児を希望しながらなかなか最初はうまくいかないおかあさんたちを

支援しています。産後すぐからの授乳についてから、つぎの妊娠をめざずための方法まで、

専門家の立場かたアドバイスを頂きました。



●働きながら続ける母乳育児を応援!

(野尻静さん)

助産師である野尻さんは、おっぱいのトラブルや、卒乳のタイミングなど、幅広く相談を受けています。

とくに現在は働きながらの母乳育児の支援にも力を入れています。日中預けて働きながらでも

母乳育児は続けられます。そのための夜間の授乳方法や、おとうさんの役割などを詳しく聞きました。

卒乳についても、おすすめの方法があります!



●簡単でからだにやさしいごはん

(はたともみさん)

出産後のからだには、富士山を登ったあとくらいのダメージがある、と言われます。そのため、できれば1ヶ月くらい

静かに寝たり起きたりで回復に努めたいところですが、核家族や、上の子がいるなどの場合はむずかしいもの。

そんなときでも簡単にできる、一汁一菜一飯の、簡単で、栄養もしっかり摂れるごはんづくりをおそわりました。

産後食べるといい食材、避けたい食材なども。家族みんなが健康になるごはんです。









●●●●好評の連載●●●●



・本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月(深津高子さん)

・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)

・子どもにひとこと伝えたい!(第6回目ゲスト 金井真紀さん)

・わたしのオンリーワン(第6回目 ペク・ヒナさん、長谷川義史さん)

・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」

・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」

・自分で治すためにカゼを知る (伊達伯欣さん)

・映画やアートの情報欄ーPetitJourney

・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes

・今月の絵本

・Book Review

・みんなのトークひろば

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」
■夏バテを予防するおうちごはん
鈴木百合子さん

■夏バテ気味のからだを甘酒でレスキュー
寺田聡美さん

■熱中症や夏バテしないための手当て法
湯本美智子さん・湯本裕二さん

■チンプンカンプン大学夏季講座
藤原辰史さん


【 連 載 】

●子どもにひとこと伝えたい!
5回目・回里純子さん
●今月の絵本・新刊絵本
●子どもの本の学校・わたしのオンリーワン
やべみつのりさん・矢部太郎さん
●本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月 深津高子さん
●小鮒ちふみさんの子ども養生通信41 青じそ
●クレヨンハウスにようこそ!
●Petit Journey
映画・音楽・アート・ステージ・イベント
●ミネラル・オーガニック相談室 国光美佳さん
●子どもの育ちと農的暮らし 本間真二郎さん
●Book Review
●「気になる子」のためのわらべうた 山下直樹さん
●Cooyon eyes・朝の教室
●また木を植えてみようじゃないか 落合恵子
●みんなのトーク広場
[特集]

●子どもたちが育ち合う外あそびの魔法

羽田真紀さん(みどり幼児園園長)

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山の麓で、毎日外あそびを中心に保育をおこなう「みどり幼児園」。

自然を相手に過ごすことで、ダイナミックにからだを使うあそびも、

集中して虫や植物を探すあそびも自在です。

日々の暮らしのなかに「自然」が存在することのよさを、

園長と保護者のことばでご紹介します。

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●自然が織りなす「想定外」が子どもと大人をともに育てる

梅﨑奈津子さん(風と土の自然学校「母子合宿」主宰)

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八ヶ岳山麓で月1回、1泊の「母子合宿」を

9カ月連続で行う「風と土の自然学校」の梅﨑奈津子さん。

月1回のペースであっても、自然を背景に過ごす時間があることで、

子どもたちは目に見えて成長すると言います。

また、他者と共に子どもを見合う合宿形式で、

親自身も、仲間をつくり育児に自信を得ていくとも。

自然が織りなす「想定外」の力をおそわります。

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●子どもは自然人だから自然と相性抜群!

菅野幸恵さん(青山学院大学教授)

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子どもの発達を、自然との関わりの中で見ている青山学院大学教授の菅野幸恵さん。

もともと自然のなかで生きてきた人間にとっては、

自然との共存が当たり前の姿であり、より自然に近い子どもであれば

なおのことなじみがよいのだと言います。

子どもたちが土や砂や水をあそび相手にするのは、

それらがこころを穏やかにする力を持つためではないかとも。

益々必要とされる外あそびの効用を聞きました。

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●外あそび便利手帖

全国の川や山、海や湖など、自然たっぷりの場所を探せるサイトを集めました。

夏休みのあそびやキャンプをする場所探しに、日常のあそび場探しに、きっと便利に使っていただけます。

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●好評の連載●

‌

・本もののモンテッソーリ教育を学ぶ12ヶ月(深津高子さん)

・自分で治すために風邪を知る(伊達伯欣さん)

・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)

・子どもにひとこと伝えたい!(第4回目ゲスト 安井素子さん)

・わたしのオンリーワン(第4回目 どいかやさん)

‌

●人気の連載は新年度も続いています!●

‌

・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」

・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」

・映画やアートの情報欄ーPetitJourney

・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes

・今月の絵本

・Book Review

・みんなのトークひろば

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」

‌

[特集]


育児がつらいひと必見!

子どものごはんに

苦労していませんか?


子どものごはんに苦労しているひと、多いですね。

それで毎日イライラしてしまうと

育児がつらくなる原因にも……。

じつは、安心素材をまるごと使った

簡単調理のほうが、

理想的なごはんになるんです。

手をかけすぎないのがちょうどいい、現代の育児にぴったりな方法を

ご紹介します!


●まるごとシンプルに食べるほど子どもは育ちます!(永原味佳さん)

自らの病を、食で乗り越えた永原味佳さんは、食事がからだをつくる源であることを実感しています。

子どものアレルギーや発達の凸凹などにも、食が鍵を握ると言います。現在は幼稚園や保育園の給食のオーガニック化や食育を指導しながら子どもの健康がやはり食で変化することを感じています。

簡単で栄養に満ちた「まるごと」の食べ方をうかがいました。


●子どもの成長を助ける「丸ごと野菜スープ」(成田和子さん)

近年、野菜がもつ抗酸化物質「ファイトケミカル」が注目されています。その抗酸化力は、子どもの成長を助け、病気になりにくいからだにもつながります。そんな野菜の生命力を最大限に引き出す料理が「丸ごと野菜スープ」です。子育てかぞくや、不調を抱えるひとに向け、ワークショップなどでレクチャーする

成田和子さんにおそわりました。


●自然育児ママたちの「ごはん」トーク(協力*母たちの雑談部屋)

「自然派育児」という共通項でつながるひとたちの「ママ会」がある、と読者からおしえてもらい、

編集部がお邪魔してきました。ママ同士この日初対面、というひともいるなか、食をめぐって日々思うことなど、ざっくばらんにお話いただきました。じつはみなさん[クーヨン]読者でも!



●新連載がはじまっています!●


・モンテッソーリ 教育から学ぶ12ヶ月(深津高子さん)

・子どもにひとこと伝えたい!(第3回目ゲスト DJみそしるとMCごはんさん)

・子どもの育ちと農的暮らし(本間真二郎さん)

・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)

・わたしのオンリーワン(第3回目 カタリーナ・ヴァルクスさん)


●人気の連載は新年度も続いています!●


・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」

・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」

・映画やアートの情報欄ーPetitJourney

・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes

・今月の絵本

・Book Review

・みんなのトークひろば

・落合恵子「また木を植えてみようじゃないか」

[特集]


だっこ紐を使う前に
あかちゃんに快適なだっこ
考えました。


たかが「だっこ」、
というひともいるかもしれませんが、
いま、あかちゃんのからだのしくみを
知らずに何気なく使っている
だっこ紐などで、
あかちゃんのからだに
変化が起きています。
からだがかたい、おっぱいを飲めない、
ぐっすり寝てくれない。
そんな悩みも、
だっこからはじまっている可能性が。
そこで、
あかちゃんのからだにやさしい
だっこについて、
あらためておそわります。




●あかちゃんの安心が育つだっこで育児をラクに
吉田敦子さん(助産師)

助産師として30年以上、
あかちゃんとその家族に関わってきた吉田さんは、この10年ほど
急速にあかちゃんのからだに変化が起こっている、と言います。
おっぱいがのめなかったり、ハイハイがうまくできなかったり。
その背景に、新生児期からの長時間の縦だっこ紐の使用があるのではと指摘します。




●だっこ紐、使いこなし術
中川将吾さん(小児整形外科医)

小児整形外科医の中川将吾さんは、道具を使わないだっこを基本に、
補助的にだっこ紐をつかうことを推奨します。
あかちゃんの自由な動きをさまたげる使用方法だと、
からだの発達に影響するためです。
股関節や全身の発達をさまたげない、だっこ紐の使い方を聞きました。


●縦だっこ紐で「お口ポカン」に注意!
高木伸子さん(歯科医)

子どもたちの歯や口の中を見つめてきた、小児歯科の高木伸子さんは、
口腔の発達が遅れていたり、歯並びが悪い、
お口ぽかんと開けっ放しなどの子どもが増加していることを実感しています。
新生児期からのだっこの仕方で、口の発達にも影響があるという、
データに基づいたお話をうかがいました。


●あかちゃんはまだ抗議できません
武田信子さん(臨床心理士)
臨床心理の専門家で、あかちゃんからの子どもの権利にも詳しい武田信子さんは、
さまざまな場所で、あかちゃんの育ちがむずかしくなっているとし、
とくにからだの発達への影響を感じています。
大人の都合に合わせた便利グッズが
あかちゃんの育ちをさまたげているのでは、と言います。


●新連載がはじまっています!●


・モンテッソーリ 教育から学ぶ12ヶ月(深津高子さん)
・子どもにひとこと伝えたい!(第2回目ゲスト 浦中こういちさん)
・自分で治すためにカゼを知る(伊達伯欣さん)
・ミネラル・オーガニック相談室(国光美佳さん)
・わたしのオンリーワン(第2回目 アーサー・ビナードさん)


●人気の連載は新年度も続いています!●


・小鮒ちふみさんの「子ども養生通信」
・山下直樹 さんの「『気になる子』のためのわらべうた」
・映画やアートの情報欄ーPetitJourney
・育児世代のためのニュース解説ーCooyon eyes
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子どもも大人も、みんな違ってみんないい!子どもの自然な育ちをせかさずに、家族の時間をゆっくりたのしめば、たいていのことは大丈夫……そんなスタンスの育児雑誌です。0~6歳の子育てをたのしんでいるひとたちがたくさん登場する、タイムリーな特集のほか、子どもも大人もラクになるシンプルでオーガニックな「食事」や「あそび」、「世界の幼児教育」や「自然療法」のこと、子どもの本の専門店・クレヨンハウスならではの「絵本」情報もたっぷり。オーガニックなレシピ、自然派医師による健康ガイド、気になる子のためのわらべうたあそびなど連載も充実です。大人の育自(自分も育っていこう!)も大事に考え、「持続可能な未来」を感じる情報を先取りしています。

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