計測技術 発売日・バックナンバー

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2,200円
■特集:スマート保安の現状①
○高圧ガス保安分野におけるスマート保安の現状と将来像/経済産業省
当省では、官民が連携して今の技術革新やデジタル化、少子高齢化などの環境変化に対応した産業保安に関する主体的・挑戦的な取組、いわゆるスマート保安を強力に推進するため、官民のトップによる「スマート保安官民協議会」を昨年6月設置した。また、高圧ガス保安室ではスマート保安官民協議会のもとに設置された高圧ガス保安部会において官民によるスマート保安の実践に向けた具体的なアクションプランをとりまとめた。

○スマート保安で活躍する技術/電気通信大学/新 誠一
プラントの生命線である保安をスマート技術で見直したスマート保安について論じる。そこで、必要となる技術、考え方を整理し、これまで唱えられてきたデジタル化、ユビキタス化、IoT化などとの違いを明白にする。同時に、自動化が進むプラントでの人の役割にも言及する。

○ヒューマンエラー対策とスマート保安/(国研)産業技術総合研究所 中田 亨
ヒューマンエラーは事故の大きな要因である。スマート保安は、情報技術を活用してリスクに備えるものだが、当然、人為ミスの抑止は主要な目標となる。本稿では、最近の保安システムにおけるヒューマンエラー対策技術の事例を紹介し、課題と方向性を論じる。

○工場スマート化への取り組み/日本エイアンドエル㈱/嵯峨山貴彦
2018年より工場のスマート化に取り組み、異常予兆検知システムを導入。AIやIoT化による業務代替を検討しながら、セキュリティ対策にも注力している。2020年からは、データ利活用できるよう、データ連携基盤の構築に取り掛かり、デジタルツインの実現を目指す。

○保安の高度化に向けた先進的な技術の導入/出光興産㈱/蓮池達也
当社北海道製油所では、ベテランの勇退や設備の高経年化という環境の中、保安の高度化と働き方改革の両立を図るため、製油所の目指す姿を描き、予見性・網羅性・管理性の三つの柱と、六つの先進技術活用の観点を元に、先進技術の評価・導入により、成果を挙げている。

○既存化学工場のPoC的スマート化導入事例/宇部興産㈱/古屋敷啓一郎・山田幸治・林雄一郎/㈱宇部情報システム 平尾雅彦
既設化学工場のスマートファクトリー化を進めている。自動化の初期調査検討段階は、一例として防爆エリア外での利用など制約を受けるが、安価なシングルボードコンピュータのRaspberryPiを使い、必要なデータ収集や画像取得の試行をPoC(Proof of Concept)で行ない、試行結果が良ければ、実装する装置を本設計して導入している。

○保温材下腐食(CUI)発生予測モデルの開発/旭化成㈱/中原正大
複数の化学会社の賛同を得て、過去に実施した保温材下腐食(CUI)検査結果と関連する設備情報を多量に収集した。そのデータを解析し、使用条件からCUI発生可能性を半定量的に評価するモデルを開発し、その推定精度や適用効果の検証を行った。

○スマート保安技術の導入と今後の取り組み/花王㈱/楠 公一
設備の高経年化や手動設備からDCS化への全盛期を担った社員の定年により人財不足が当社の課題である。石油・化学プラントの保安維持の方策として、AI・IOTの新技術活用からデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進は、国内の製造各社が取り組む課題であり、当社でも最重要課題として取り組みを始めている。

■解説
○高精度近接容量イメージセンサとその応用技術/東北大学/須川成利・後藤哲也・黒田理人・須釜侑希・渡部吉祥/オー・エイチ・ティー㈱/安田俊朗・羽森 寛
フラットパネル・電子回路基板や絶縁体・誘電体・植物内の導電物、表面凹凸などを、光を使わずに、近接容量の二次元分布として高感度・高精細・リアルタイムに計測できるイメージセンサの動作原理、開発状況、応用事例について紹介する。

■製品と技術
○無線センサネットワークを基盤とした産業用IoT(IIoT)の導入/東邦電子㈱/鶴畑清臣
AIとの補完的連携で実用化が加速しているIIoT(Industrial IoT、産業用IoT)の企業システムにおける位置付け、データ収集基盤としての無線センサネットワークneoMOTE(ネオモート)の構成と特長、および事例と活用のポイントを紹介する。

○配管・タンク内付着物の状態監視を可能にした新センサの開発/エンドレスハウザー ジャパン㈱/上村 周
配管内・タンク内に発生する付着物の状態を監視する新しいセンサとして、当社より「Liquitrend QMW43」を開発した。本稿では、Liquitrend QMW43による食品・飲料プロセスにおける洗浄効率化のメリットとそのための技術を紹介する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第48回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
このところSDGsが喧しい。同時にSDGsに疑義を構えた「人新生の資本論」がベストセラーになっている。食品トレーサビリティは本より食品という人の生存に必要不可欠な財の信頼性担保の仕組みに必要な要素技術だからだ。しかし、今日グローバル化しかつ複雑化するサプライチェーンの可視化の必要性が求められる中に、持続可能な社会とは正反対の事案も起きている。果たしてSDGsとは何か。食品分野から考察してみたい。

■コラム
○第61回 自動化システムの使用感はセンサ次第/山﨑弘郎

■製品ガイド
○温度調節計
2,200円
■特集:防災技術の最近の動向
○マルチセンシングによる積乱雲の観測と予測/(国研)防災科学技術研究所/三隅良平
積乱雲が引き起こす集中豪雨の予測は、なぜ難しいのだろうか。その理由は、現状の気象レーダが、雨が降り始めないと積乱雲を検知できないためである。雨が降り出す前の水蒸気の分布、さらに発生期の積乱雲を観測するためのセンシング機器について紹介する。

○画像解析による河川表面流速計測に最大エントロピー法を適用した流量推定の高度化/(一財)建設工学研究所/藤田一郎
洪水時の河川流量を安全に計測できるビデオ画像解析(STIV)が、従来の浮子法に変わり得るものとして有望視されている。この手法で求まるのは河川表面流速分布であるが、課題であった流量への換算手法として最大エントロピー理論に基づく手法を紹介する。

○プラント防災シミュレーション/㈱FPEC/加藤義幸
製油所や化学工場における災害は、危険物の漏洩から始まるガス拡散、VCE、BLEVEなどの爆発、フラッシュファイア、ファイアボールなど一連の災害である。当社はこれら全てを連続した災害としてその経時変化をシミュレートしている。根本的な改正のあった新規ICE規格について紹介する。

○IoTモニタリング技術による防災システム/応用地質㈱/今野信一・八木 雅
当社では、多点かつ面的に広範囲でリアルタイム監視が可能な防災・減災対策支援のソリューションとしてハザードマッピングセンサを開発し様々な現場へ適用している。本稿では、当社のハザードマッピングセンサの概要と将来の展望を紹介する。

○リアルタイム洪水シミュレータを中核とした水害対策支援/㈱日立パワーソリューションズ/楠田尚史
水害と戦うエンジニアのためのソフトウェアDioVISTA/Floodの開発を通じ、水害対策ソリューションを発展させてきた。当社は、水害に強い社会を目指し、企業のレジリエンス強化を支援していく。

○LPWAを活用した都市型水害モニタリングソリューション/㈱NJS/大西明和
SkyManholeとはLPWAを活用した下水管内の水位を低コスト・広範囲にモニタリングする、IoTセンサーシステムである。都市型水害の早期検知を実現する。

○光ファイバーを使用した温度測定装置/日本ドライケミカル㈱/雉子牟田 剛
近年の防災意識の高まりによりユーザーのニーズは多様化しており、火災などの災害においては予兆を早く検知し、速やかな対処、避難や消火活動を可能とするシステムが求められている。本稿では、素早く火災の予兆をとらえることができる光ファイバー式異常温度リアルタイム監視システムを紹介する。

○防災への取り組みとセルラーLPWA対応地すべり検知センサーサービス/㈱エイビット/髙比良忠司
MAT thetaは地中の詳細な傾きおよび温度を計測することが可能である。センサー先端部に傾斜センサーと温度センサーを実装することで、地上のノイズを拾うことなく、確実・簡単に傾きを計測が可能である。セルラーLPWA(LTE Cat.M1)の超低消費電力通信方式により、電池のみで5年間駆動させることが可能。

■解説
○3D仮想プラントによる人材育成課題の解決横河電機㈱/内藤優太
プロセス産業では更なる利益向上が求められているが、下支えする現場力の低下が問題となっている。本稿では、設備管理上の課題である人材育成・確保の方法に着目し、解決策として仮想現実技術を活用した体験トレーニングシステム導入が有効であることを述べる。

○配管内流れがオリフィス流量計に及ぼす影響/㈱日立製作所/吉村一樹・杉井泰介・佐野理志・石井英二/日立GEニュークリア・エナジー㈱/北川 巧
複雑な配管系においては計測機器の計測誤差要因となる流動現象が配管内で生じている。本稿では、配管内流動がオリフィス流量計の計測に及ぼす影響について、CFDを用いて検討した例を紹介する。

■製品と技術
○ニーズに応えた各種センサ及び産業ネットワークデバイス/サンテスト㈱/西坂信也
近年、様々な計測ニーズがあり、センサ需要が非常に高まっている。当社は高度なセンサを提供している。また、産業用ネットワークに対応した制御機器を開発しており、これらの製品を紹介する。

○炉内監視用カメラの石炭火力発電所における事例/山里産業㈱/石川賢治/東京電力ホールディングス㈱/安藤貴志・花岡 草
本稿では、当社が取り扱う炉内監視カメラ(Boiler Spection)の仕様、構成、測定原理について解説し、ユーザーとなる東京電力ホールディングス㈱において、課題解決のために試験研究目的で本器を導入した同グループの石炭火力発電所における事例を紹介する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第47回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
コロナ禍が世界を変えつつあるが、ことに経済システムは大きな変革を余儀なくされている。経済システムの血流でもあるサプライチェーンはその脆弱性を露呈し、また国際政治のパワーバランスの変化は今後、さらにサプライチェーンの変化を加速させると思われる。富の分配の不均衡は加速されているが、中でも先進国・後進国の相克は、生活の基盤である食料問題に顕著である。この飽食と飢餓の問題解決や生産者と市場の情報の非対称性の是正に世界銀行や政府が提唱するデジタル改革の効力を考察する。

■コラム
○第60回 目的を意識しない基礎研究が成果を生む/山﨑弘郎

■製品ガイド
○超音波流量計

2,200円
■特集:最近の超音波流量計とその応用
○超音波流量計における計測技術開発と試験設備/(国研)産業技術総合研究所/古市紀之・和田守弘・小野満里絵
本研究所においては、超音波流量計を用いたオンサイトキャリブレーションを実施するために、高精度設備を用いた実験的研究をこれまでに行ってきた。本稿においては、所有する設備の概要や、この設備を用いた高精度流速分布計測、また超音波流量計に対する開発概要を紹介する。

○電池式及び高精度型超音波流量計の活用事例/東京計器㈱/清水靖也
超音波流量計というとクランプオン式が一般的だが、低消費電力化を実現した電池式と測定精度±0.2%の高精度型という特徴的な2種類の測定管方式の超音波流量計について活用事例を紹介する。

○超音波せき式流量計の特徴と設置の注意点/超音波工業㈱/三枝福徳
空中超音波を用いたせき式流量計は検出部が非接液でメンテナンス性に優れていることから、上下水道局、火力発電所、化学プラントなどの各種工程において重宝されている。本稿ではリニアライズh-Q曲線を200ポイントの近似曲線データとして内部テーブルを持たせることで、メンテナンス性と高精度な測定を両立させた当社超音波せき式流量計と超音波せき式流量計の設置上の注意点を紹介する。

○気体の高精度計測に寄与する超音波流量計/㈱オーバル/磯田伸一郎
超音波流量計は、低圧力損失、ワイドレンジ、正逆流計測、大口径適用への容易さなど、他の流量計にはない大きな特長を持っている。本稿では当社の製品としてアプリケーション事例が多岐に渡り、高精度計測に寄与する気体用超音波流量計に焦点を当てて紹介する。

○半導体製造プロセスに最適な超音波流量計/東京計装㈱/松本匠平・石田剛之
微細な半導体製造プロセスに最適なクランプ形超音波流量計である。PFA配管の外側に取付け可能なため、流量計の設置や交換が容易であり、計測流体に接液しないため配管内はクリーンに保たれる。PFAの配管サイズは1/8”から1”まで対応可能である。

○最新の天然ガス/気体測定用超音波流量計/エンドレスハウザージャパン㈱/仁科好雄
気体測定に特化した最新の超音波流量計についてその仕様、アプリケーション、高度なガス分析ソフトウエア、Heartbeat自己診断機能などについて紹介する。

○最新型クランプオンタイプ液体用超音波流量計/フレキシムジャパン/小橋雅彦
クランプオンタイプ超音波流量計の計測原理、注意点を解説し、フレキシム社で販売された最新の液体計測用製品を紹介し、性能、診断機能、導入アプローチを説明する。

■製品と技術
○光学式トラッキングシステム/アキュイティー㈱/佐藤眞平
大規模なロケーションVRを実現する光学式トラッキングシステムの原理や運用上の留意点、トレンド等を説明する。従来の反射センサーから運用の安定性や事前の準備、ナレッジが不要であることからトレンド化しているアクティブトラッキングの紹介を行う。

○幅広い計測シーンに対応できるデータロガー/グラフテック㈱/松本 信
コロナ禍に於いて今後ニーズの変化が予想されるデータ収録業務等に対し、データロガー等記録計に求められる性能やセキュリティ対応について、当社新製品「GLT400」を用いて解説と製品の紹介をする。

○全窒素・全りん/COD自動測定装置/東亜ディーケーケー㈱/江原 徹
当社製全窒素・全りん/COD自動測定装置は、水質総量規制に対応した全窒素・全りん、CODの省試薬型3項目自動分析装置である。今回は、開発背景、装置の概要、特徴のほか、省試薬化の経緯や取り入れた技術について紹介する。

○省エネ支援システム/三菱電機㈱/中山大輔
当社のAI技術Maisartを搭載し、エネルギーロス抽出やエネルギーロス要因診断により省エネ活動のPDCAをトータルサポートする省エネ分析・診断アプリケーションの販売を開始した。本稿では、ユーザーの要望や市場の課題から開発したEco Adviser省エネ分析・診断アプリケーションについて主に紹介する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第46回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
森オリンピック組織委員長がマスコミの先導もあって石以て追われるように辞任した。日本中はジェンダー問題の欠如としてオリンピックの精神に逸脱すると声高に叫んだ。しかし人権問題に対する世界の目は中国に注がれている。あのBBCが映像と共に強制収容されていた女性のインタビューを報道した内容に世界は驚愕し、北京オリンピックボイコットの機運すら起きてきた。我が国の政治家から、未曾有の人権問題に対する声は聞こえて来ない。この日本人の劣化を食品安全に対する歪みから読み解いてみる。

■コラム
○第59回 計量から認識へ:計測の新しいパラダイム/山﨑弘郎

■製品ガイド
○湿度・露点計/粘度計

2,178円
■特集:食品産業向けセンサの最近の技術動向
○HACCPに沿った衛生管理の制度化/厚生労働省/奥藤加奈子
食を巡る環境の変化や食のグローバル化に対応するため、厚生労働省では平成30年6月に15年ぶりとなる食品衛生法の改正を行った。本稿では、改正項目のうち、HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の制度化について解説する。

○HACCPを支援する温度センサ・機器について/㈱チノー/長尾浩敏
HACCPや食中毒予防には、事業者または調理者自らが温度計に搭載されたセンサの特長を理解し、正しく校正された温度計を使用し管理基準を高めることが求められる。食品向け温度計に搭載されている代表的センサの特長を紹介し、電子帳票システムに繋げられる温度計を紹介する。

○ニオイセンサシステムの開発/金沢工業大学/南戸秀仁
ニオイセンサシステムの開発現状について言及するとともに、ニオイセンサシステムの食品分野への取り組みについて紹介する。

○封入液レスタイプ「サニタリ圧力センサ」/長野計器㈱/長澤健二
医薬品・食品・化粧品業界の工場プロセスにおいて、圧力センサはプロセスの安定化や品質の維持・向上に欠かせない監視装置の一部である。新たな提案として、自社開発品でオリジナル構造の封入液レスタイプサニタリ圧力センサを紹介する。

○おくだけセンサを使ったワンストップソリューション/サン電子㈱/露木久雄
食品メーカー、食品加工業、食品検査会社、給食委託会社などで多数の実績がある「おくだけセンサーソリューション」の全体像をシステム構成、機器構成、使用無線などの情報をまじえてセンサー、ゲートウェイからクラウドまで詳細に説明する。

○食品の中心温度の測定について/安立計器㈱/芳賀邦博
食品の安全を守るため温度管理は大変重要である。特に加熱調理食品は中心部まで十分加熱し、食中毒菌等を死滅させ、温度管理を徹底しなければならない。本稿では、中心温度測定に最適な食品用中心温度センサの仕様や特長、測定の注意点などを紹介する。

○IoTを用いた食品保管の温度計測システム/ラトックシステム㈱/坂本研二
当社はIoTデバイス設計やクラウド連携を強みとしたシステムを開発し、顧客に提供している。本稿では、食品保管の温度管理を省力化するシステム「ハサレポ」で採用した無線技術やセンサー設計、クラウドサービスを、システム構成とともに紹介する。

○味覚センサによる食品の安全・安心の向上/㈱インテリジェントセンサーテクノロジー/池崎秀和
世界中で超少子高齢化社会と食品市場の急激な巨大化が同時に進んでいる。食のニーズの多様化が進んでおり、従来の官能検査だけでは対応が難しくなってきている。官能検査を補う目的で、食品の品質保証における味覚センサの活用例を示す。

○LoRaWANRを利用した冷蔵庫/冷凍庫/冷ケースの自動温度管理/㈱インターネットイニシアティブ/寺井優太
ネットワーククラウドが強みのインターネットイニシアティブはIoTで食品業界向けに冷蔵/冷凍庫の温度管理を自動化するIIJ LoRaWANRソリューションforHACCP温度管理を提供。パッケージで簡単に、低コストで食品衛生管理を支援。

○省電力無線ネットワーク活用したスーパーマーケット向け温度監視システム/東芝情報システム㈱/三島隆司
本稿では、当社が開発したスーパーマーケット向けの温度管理システムを紹介する。LPWAを活用することにより店舗内のショーケースからバックヤードの冷蔵庫まですべてを無線で網羅したシステムで、データはクラウド上にアップロードされ異常発生時にはメールで発報する機能を有している。

■製品と技術
○VRセンサとその応用/㈱データ・テック/宮坂 力
人体(特に頭部)の挙動を3軸の加速度計と3軸のジャイロで検出して、3次元の角度(オイラー角)を出力する目的で開発されたVR(Virtual Reality)センサの、基本的な機能・演算概念の説明とその応用例を説明する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第45回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
日本政府のコロナ対策の無責任ぶりは20年前のBSE対策と酷似している。改めてBSE問題における負の局面を明らかにし、なぜ危機管理に対処する政府や官僚は国益や人命を損ねる無為無策に至るのか。そして、コロナの封じ込めに成功している台湾と迷走する日本の違いについて、台湾と日本における政府主導の食品トレーサビリティの相違点から推論してみる。そして、今後のデジタル化の方向性を見据え、国家主権が担う安全保障の重要性を考察する。

■コラム
○第58回 プロセス計装システムへのAIの活用/山﨑弘郎

■製品ガイド
○記録計

2,178円
■特集:最近の赤外線サーモグラフィとその応用
○熱電対による温度・速度分布測定の試み/滋賀県立大学/出島一仁・河崎 澄・山根浩二/(元)滋賀県立大学/中口翔太
熱電対を格子状に多点結合したアレイ型熱電対を製作し、流路断面における簡便かつ安価な温度・速度分布測定法の開発を試みた事例について紹介する。

○冷却式赤外線サーモグラフィの多彩なモデルと豊富な機能/㈱アイ・アール・システム/山崎博之
研究開発用途で実力を発揮できる、高感度・高速測定が可能な独)InfraTec社製の冷却式赤外線サーモグラフィImageIR.の幅広い製品群とユニークな機能を紹介する。

○遠赤外線カメラを使った体表面温度測定システムと太陽光発電設備火災検出システムへの応用/㈱アートレイ/小森活美
非接触で温度を測定するあるいは熱の分布を監視することなどに使われる遠赤外カメラについて解説し、遠赤外線カメラを用いて体表面温度を測定するシステムの紹介と、再生可能エネルギー法改正に伴う太陽光発電設備向け火災検知システムへの応用例を紹介する。

○冷却型赤外線サーモグラフィの応用事例/㈱ケン・オートメーション/矢尾板達也
高性能な赤外線サーモグラフィとして冷却型の赤外線サーモグラフィがあり、高速撮影、赤外線波長帯、高感度特性といったニーズにあう産業用、研究開発、警備・監視目的、設備保全、生産設備といった各種の適応事例があり、本稿で紹介する。

○赤外線計測技術と熱画像計測装置への適用/㈱チノー/澤田浩一
非接触測温における赤外線計測の放射、反射、透過の測定モデルの説明とそれらを利用して熱画像計測に適用する事例について紹介をする。

○2021年サーモグラフィカメラ動向/フリアーシステムズジャパン㈱/石川友亮
超小型センサー「レプトン」は、携帯用サーモグラフィカメラFLIR ONE PROをはじめとした入門用のサーモグラフィカメラに搭載されており、様々なアプリケーションに合わせて専用モデルの開発を行っている。本稿では、2021年にかけて新しく開発される製品について紹介する。

■製品と技術
○物流用途に特化した温度ロガー/神栄テクノロジー㈱/宮西優喜
物流過程における温度管理へのニーズに応えるべく、新たに温度ロガー「TempView」を製品化する。Bluetooth通信機能を搭載し、スマートフォンやタブレット端末で設定、操作を行う。用途に応じて「保管モード」と「輸送モード」の2種類の測定モードから選択可能で、あらゆる物流過程での温度管理手法に対応する。

○変圧器の常時監視における最新計測技術/ヴァイサラ㈱/荒井良隆
変電所等で使用される変圧器の故障・破損を防ぐためには、変圧器の状態の有効なデータを取得できる、信頼性の高い常時監視装置を選択することが重要だ。本稿では、一般的に使用されてきた技術と赤外線ベースのガス検出方法やガス抽出方法を比較し、最新の計測技術について解説する。

○製品規格JIS B 7997-1に対応したダスト濃度計/㈱田中電気研究所/田中敏文
固定発生源からの煤塵連続測定器「ダスト濃度計」には国内規格が無かったために専ら自主管理計器として使用されている。当社は経産省の新市場創造型標準化制度を活用してダスト濃度計の標準化に取り組み、性能評価方法に続き製品規格を作成・制定に繋げた。

○「スーパーパワー」が威力を発揮/FAROR Technologies, Inc./Leo Martinez
レーザートラッカー技術は近年の目覚ましい発展で高精度測定が鍵を握る様々な用途で一般的なソリューションとなった。FAROの最新機能を持つ機器を使えば見通し線を超えた最も到達しにくい部品を正確に測定し、生産性と効率を大幅に向上させる。

○本質安全防爆対応のインライン屈折(濃度)計/㈱アタゴ/堀口 敦
国内産および日本国内防爆認定を取得した日本初のインライン屈折計を紹介する。接液部の材質を、SUS、Ti、アロイから選択可能。nD表示、Conc表示(検量線データ5種入力可)機能を追加。測定温度を常時表示。屈折計の特徴である、消耗品など交換部品がないメンテナンスフリー製品である。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第70回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類されるMFC(Mass FlowController)の流量測定センサーとして、熱式、コリオリ式、圧力式(差圧層流式)が存在してる。今回、各々の特性を明らかにして、今後のMFCの流量センサーとしてふさわしい方式とは何か?を考察していきたい。

○食品のトレーサビリティ 第44回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
食品トレーサビリティは食の安心と安全を支える仕組みであるが、安心と安全の範囲が多岐に渡り、拡大し続けている。ことに食品は人の生存に直結するゆえに政治経済との強い関連性がある。元より食品トレーサビリティはBSEを起点として始まったので各国政府が取り組み品目によっては法令化し事業者にとっては義務化となった。食品の安全も政治・経済のツールとなっている。各国間のパワーゲームや為政者のポピュリズムに翻弄されている。

■コラム
○第57回 アインシュタインとマンハッタン計画/山﨑弘郎

■製品ガイド
○変換器

◆年間総目次
2,178円
■特集:プロセスオートメーション分野における無線活用の最近の動向
○空間伝送型ワイヤレス給電の実用化の現状/京都大学/篠原真毅
電波を用いて無意識のうちに電気エネルギーを供給する空間伝送型ワイヤレス給電の実用化が近年急速に進展している。本稿では国内外の研究現状や法制化の現状などについてまとめる。

○無線騒音監視システム/横河電機㈱/斉藤真一
無線騒音監視システムは、オフショアプラットフォームなどの騒音量が大きく厳しい環境向けに、史上初のリアルタイム騒音監視システムを提供する新しいデジタルHSEシステムである。作業者の聴覚障害の防止と、騒音レベルによって制限される労働時間の最適化を目的として開発した。

○DXを支えるワイヤレスデバイス/日本エマソン㈱/日高武雄
既設プラントに計測点を追加し、更なる安全・安定操業をめざす試みが拡大している。ワイヤレスデバイスは、配線工事が不要となるばかりでなく非侵入で計測可能な機種もあり、仮設などの対応も柔軟に行えるため堅調に広がりを見せている。

○ワイヤレスセンシングシステム/新川センサテクノロジ㈱/吉田雄揮
プロセス産業では、保守最適化の一環として、設備の状態監視が行われている。本稿では、ポンプやモータ等の回転機械に設置することで、振動データを収集・分析し、設備の状態を的確に判断可能とする「ワイヤレスセンシングシステムe-SWiNS」について紹介する。

○高度な保安を実現するSIL2無線ガス検知システム/ドレーゲルジャパン㈱/藤崎真義
社会情勢の変化(団塊世代の大量退職、労働人口の減少)に対応すべく、高度な保安を実現できる二つのSIL2無線ガス検知システムを紹介する。いずれもISA100.11a規格の検知器であり、電源のケーブルレス化を実現する長寿命バッテリー(約2年)の搭載が可能であり、国内防爆認証取得済みである。

○工業用無線ネットワーク ISA100 Wirelessの製品開発キット/ISA100 Wireless Compliance Institute/長谷川 敏
プロセスオートメーション産業の市場では、無線技術の導入するユーザーが増えており、これまでに無線製品の開発経験がないエンジニアにとっては、無線技術の知識習得、設計/評価には時間を要する。本稿では、簡単迅速に工業用無線ネットワークISA100 Wirelessに準拠した製品を開発するための開発キットを紹介する。

■解説
○クランプオン型超音波流量計による湿り蒸気流量の計測/(一財)電力中央研究所/内山雄太・森田 良/東京電力ホールディングス㈱/梅沢修一・杉田勝彦
過熱工程を経ない蒸気による一般的な熱供給では、需要端の蒸気は放熱損失等により気液二相状態の湿り蒸気状態であることが多い。本稿では、既設配管への迅速導入が可能なクランプオン型の超音波流量計を用いた、湿り蒸気の流量計測事例を紹介する。

○EMSのためのクランプオン超音波流量計/関西電力㈱/西口博史
ビルや工場でのガスエネルギー消費の管理のために、ガス管を加工することなくガス消費量を計測できる流量計があると便利である。このため、低圧都市ガス用のクランプオン超音波流量計の開発を目指しており、その研究状況について紹介する。

○アルミニウム薄板熱間圧延のプロセス制御/東芝三菱電機産業システム㈱/佐野光彦・下田直樹
薄板熱間圧延はアルミニウムの主要な製造プロセスの一つである。本稿では、アルミニウム薄板熱間圧延ラインにおける、当社プロセス制御システムのプロセスモデル、及び、ダイナミックコントロール等の各機能の構成例を示す。

■製品と技術
○放射温度計による熱測定/ジャパンセンサー㈱/金重慎太郎
放射温度計と一言で言っても、様々な仕様が存在する。測定対象物などの条件により、どの仕様の放射温度計が適しているのか、注意しなければならないことは何かなどを考慮しなければならない。本稿では具体的な用途事例を踏まえ、説明していく。

○NIRを用いた非破壊迅速定量法とその応用/フロンティアソリューションズ㈱/森保友樹
従来のNIRを用いた定量分析では、有機化合物主体であり測定濃度レベルも0.1%以上であるものから本アプリケーションは有機化合物・無機有機アニオン・金属イオンや金属酸化物をmw%(スラッジ)、ppmオーダーで測定可能であり製造業における工程管理アプリケーションとして有用性が高い。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第43回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
SDGsが認知度を高め、その中に「つくる責任、つかう責任」としてサプライチェーンの在り方の変革が課題となってきた。その持続可能な取り引きにトレーサビリティは必須となり、またテクノロジーの進化は社会実装の実現性も見えてきた感もある。一方でその舞台となる国際連携はますます混沌化している。ことに日本の取り巻く環境は重大な懸念を懐かざる得ない。日本が迎える危機を考察してみる。

○マスフロー千夜一夜物語 第69回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量センサーを積むマスフローコントローラーの応答性能に関して、それを構成する“アクチュエーター”、“流量センサー”、“調整計”に分類して解説を行い、その特異な性格を浮き彫りにする。

■コラム
○第56回 接触を避けた人間から機械への意思伝達/山﨑弘郎

■製品ガイド
○コントロールバルブ
2,178円
■特集:防爆規格を取り巻く最近の動向
○防爆機器の認証等を巡る最近の動向/(公社)産業安全技術協会/榎本克哉
防爆関連の主な活動として、防爆機器の検定、IECExによる試験・認証、及び海外関連技術支援の最近の動向を解説するとともに、防爆を巡る最近の海外事情として、中国で導入された防爆機器に対するCCC認証について解説する。

○防爆電気機器検定の現状と将来展望/(一社)安全・環境マネジメント協会/石田 豊
ここ数年の間に防爆構造電気機器の検定機関が一気に増加した。これは、日本の検定市場が成長過程にある証でもある。この成長を健全にかつ国際的にも開かれた形で成長させなければならない。本稿では、現状の問題点と改善策を提言する。

○国内防爆試験所の認定開始/(独)製品評価技術基盤機構/山本忠子
日本の公的認定機関である独立行政法人評価技術基盤機構(NITE)認定センター(International AccreditationJapan:IAJapan)が2020年3月25日に開始した国内防爆試験所を対象とした認定制度について紹介する。

○最近の防爆規格の動向、防爆申請における設計支援/㈱イーエス技研/中西 淳・土屋基是
経産省は2019年に「プラント内における危険区域の精緻な設定方法に関するガイドライン」を取りまとめた。ここでは、例示を用いて危険区域の設定方法を平易に解説する。同時に、当社による防爆機器の設計から申請までの支援活動についても紹介する。

○本質安全防爆対応Ethernet/NPO法人日本フィールドコムグループ/髙橋誠一郎
プロセスオートメーションの分野でEthernetの適用が進んでいない要因の一つとして本質安全防爆への対応が挙げられる。開発が進んでいる本質安全防爆対応E t h e r n e t(Ethernet-APL)の概要と開発状況並びにFCG本部が実施したユーザーとのWorkshopの内容を紹介する。

○グローバルな防爆認証のすすめ/DEKRAサーティフィケーション・ジャパン㈱/増喜浩一
製造者がグローバル市場で防爆製品のコンプライアンスを遵守するために、最新のグローバル防爆認証に関する情報を紹介する。

○一度の監査で複数の防爆認証/テュフ ラインランド ジャパン㈱/中尾征嵩
当社は、2020年から本格的に日本での防爆サービスを再開した。ATEX/IECExのみならず、リスクアセスメントや世界各国の防爆認証など、幅広い問い合わせに対応できる体制を構築した。本稿では、防爆に対する規格類の説明とともに当社のサービスを紹介する。

○北米における防爆認証、ワンストップ防爆認証サービス/FM Approvals LLC/古賀拓洋
防爆機器の認定制度に関して北米における特別な要求事項をDivision制とZone制との違いを含めて説明。IECEx、ATEX、アメリカ、カナダ、その他の地域の認証を含めたワンストップ防爆認証サービスについて紹介。

■製品と技術
○相関式パルス超音波法に基づく高精度流量計/JFEアドバンテック㈱/笹田佳彦
当社は、様々なニーズの流量管理に適し、相関式パルス超音波法に基づく高精度測定を可能な面速式超音波流量計(FM10)を紹介する。最適な流速・水位複合センサーの設置場所や設置方法についての豊富な実績により、それぞれの現場に合わせたものを提案・提供できる。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第68回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)に液化ガスを使用する需要は、半導体製造装置用だけでなく、広い分野へ広がりつつある。そういった液化ガスの一例としてアンモニアを取り上げ、低差圧大流量制御を可能にする技術を紹介する。

○食品のトレーサビリティ 第42回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
日本の消費者は長い間、情報の非対称による不利益を受け続けてきた。デジタル化社会の到来を前に、食に備わる三つの機能をおさらいして、食に対して多様なニーズを持つ消費者の取捨選択に必要な情報を整理し、デジタル化に対する期待値を考察してみたい。

■コラム
○第55回 文化遺産の修復/山﨑弘郎

■製品ガイド
○レベル計

2,178円
■特集:制御システムサイバーセキュリティ対策の現状と課題
○制御システム・セキュリティの動向と展望/(一社)JPCERTコーディネーションセンター/宮地利雄
産業用制御システムのサイバー・セキュリティに関する現状、特にインシデントや脆弱性の公表状況、標準化活動等について、2019年から2020年にかけての主要なトピックスを歴史的な経緯の中で概観し、今後の展望や課題を述べる。

○制御システムベンダの脆弱性対応の現実/横河電機㈱/川俣 創・林 健太郎
制御システムユーザーによるサイバーセキュリティリスク管理の取り組みにおいて、制御システムベンダには脆弱性対応(製品の脆弱性情報を入手し、必要な対策を検討・実施し、ユーザーに的確な情報および対策を提供すること)が求められる。本稿では、YOKOGAWAグループの脆弱性対応と、特に重要と考える脆弱性対応のポイントを紹介する。

○時代に合わせた新たなセキュリティ対策および取り組みの強化/アズビル㈱/喜多井剛志・植竹 務・伊藤伸樹・太田貴彦
本稿では、時代の変化とともに求められる制御システムのサイバーセキュリティ対策強化への取り組みを、サイバー攻撃検知を強化する製品開発および製品開発から運用管理に渡って体制を強化している社内専門組織設立の二つの視点で紹介する。

○ホワイトリスト型攻撃検知とセキュリティ監査・脆弱性対応/三菱電機㈱/山口晃由・中井綱人・鈴木大輔
近年、重要インフラの制御システムに対するサイバー攻撃が深刻な課題となっている。本稿では、当社が開発する制御システム向けのサイバーセキュリティ技術のうち、「ホワイトリスト型攻撃検知技術」と「セキュリティ監査・脆弱性対応技術」を紹介する。

○電力分野におけるOTセキュリティ対策への取り組み/東京電力パワーグリッド㈱/谷川祐太・小山充芳・岡部 直
2016年に電力制御システムセキュリティガイドラインが法制化されたことを受け、東電PGとしても組織面、技術面、制度面などに関わるセキュリティ対策を検討し運用しているところである。本稿では当社における電力制御システムセキュリティ対策への取り組み例を紹介する。

■解説
○バイオマスボイラ運用後の計装導入事例/中越パルプ工業㈱/本田拓志
バイオマス発電設備導入後の二つの課題について紹介する。一つ目は燃料水分による出力低下、二つ目は燃料投入方法による出力低下である。本稿では、これらの課題を解決するために使用した計器と導入後の状況について紹介する。

■製品と技術
○高機能ネットワーク・アナライザによる最新の測定アプリケーション/ローデ・シュワルツ・ジャパン㈱/井部環奈
本稿では、ネットワーク・アナライザの測定パラメータ、基本構造について説明し、最新のネットワーク・アナライザの機能、測定アプリケーションについて紹介する。

○非接触で信号変換器を操作・ロギング/グローバル電子㈱/大谷浩之
Bluetooth通信を使ってスマホから信号変換器の操作や診断ができる小型の表示ユニットを紹介する。ロギング機能によりセンサの生データを現場側で保存するメリットについても述べる。

○LoRa無線によるパルス対応デジタル入出力装置/㈱アイエスエイ/三反﨑好弘
IoTの方向の一つにLPWA無線の活用がある。これまでの無線方式がIoT前提で開発された訳ではなかったのに対し、幾つかの有力な無線方式が登場し使われ始めた。本稿では、その内、LoRa規格のアナログ/デジタル入出力装置を中心に、LoRaの基礎も含め解説を試みた。

○プラント用UPS(交流無停電電源装置)/ニシム電子工業㈱/芝原 実
プラント用UPSとして要求される仕様と設置・更新工期短縮について考慮すべき点と実例について紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第 67回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)に対する一般的な産業界からの理解は残念ながら低い。それが故にこれらの機器を誤用したことによる失敗例を取り上げ、理解を深めてもらうよう解説を行う。

○センサ基礎講座 第 13回/(一社)次世代センサ協議会/高田敬輔
本連載は、IoTシステム技術者が計測の基本的概念から、センサの原理や種類を理解し、センサの選択に役立つ知識への理解を目的とし連載してきた。最終回では、信号処理に使われるOPアンプを中心にアナログ回路について解説する。

○食品のトレーサビリティ 第 41回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
社会全体でデジタル化が課題と取り上げられ、新政権もデジタル庁の設立を打ち出し、農林水産省は三つの局を新設する組織再編案を明らかにした。輸出拡大による成長産業化とそれを支える生産基盤強化が狙いとのこと。前政権から力を入れている国産農林水産品の輸出拡大だが、肝心の衰退する国内農林水産業の指針が見えてこない。日本と似た地形特性のスイスの取り組みから農林水産・食品産業の将来像を考察してみる。

■コラム
○第54回 日本の半導体産業の将来/山﨑弘郎

■製品ガイド
○面積流量計

2,178円
■特集:流量計の校正設備およびJCSS校正の今後の動向
○流量・流速分野におけるJCSSの現況と液体流量校正設備における要素技術/(国研)産業技術総合研究所/古市紀之
流量・流速分野におけるJCSS概要および普及状況を概観したうえで、流量校正設備の要素技術について液体流量に関する技術と設備間比較に絞って解説する。

○欧州での流量計校正設備の最新技術動向/(一社)日本計量機器工業連合会/小島 孔
流量計メーカーが自社製品に付属させる成績書や校正証明書などに記載するために行う試験・校正で使用する設備の内、LNG、高圧・大流量ガス等を使用する特殊施設を保有する欧州の試験機関と、保有する設備の能力や仕様について紹介する。我が国では、これらの設備整備に莫大な費用が掛かることや、高額な設備維持費が必要となることから、設備整備が一向に進んでいない。ここで紹介する試験機関は、試験・校正サービスを積極的に展開しており、我が国メーカーにとり有効な情報である。

○微小流量から大流量までの液体流量計の実流校正/島津システムソリューションズ㈱/吉村紀之
当社は、秤量法、体積法、比較法という3種類の方法を駆使し、微小流量から国内最大級の大流量まで広い範囲の液体流量計の校正サービスを提供している。ワンストップで液体流量の校正性が可能な校正事業者である。当社が提供する流量計校正サービスの概要を紹介する。

○流量校正設備/㈱オーバル 糸 康
当社の石油流量、水流量及び気体流量におけるJCSS校正事業と校正設備の内容と特徴を紹介すると共に、使用している標準器等の計測原理を解説する。また、税務・税関流量計とJCSSについて紹介する。

○最新鋭の液体流量校正設備とJCSS校正への取り組み/エンドレスハウザー ジャパン㈱/畦地 真
当社の所有する最新鋭の液体流量校正設備である、恒久的設備の高性能なプレミアム校正装置と機動性の高い現地で校正が可能な、移動式校正設備・可搬型校正設備の紹介と今後のJCSS校正への取り組みを紹介する。

○水用流量計校正設備/アズビル㈱/杉山信幸
当社の保有する水用流量計の校正設備ついて、機器構成やシステムを紹介する。高精度に校正を行う上でのポイントについてもいくつか例示する。また、JCSS参照標準についての区分を整理し、社内で保有する複数種類の標準についての管理方法を紹介する。

○気体流量の校正設備/アズビル金門㈱/松原信夫
当社校正サービスセンターは、加圧状態において国内最大の流量で校正可能な流量計校正システムを保有する気体流量の校正事業者である。本稿では、流量計校正システムの設備概要と現在計画しているJCSS圧力範囲の拡大方法について紹介する。

■製品と技術
○熱解析の効率化を支援する高機能収録・解析ソフトウェア/日本アビオニクス㈱/入江朋子
小型部品や基板の放熱設計において、サーモグラフィによる温度計測の課題とニーズを説明し、これらに対応する最新のツールとして、最速120Hzでトリガ計測が可能なサーモグラフィと豊富な機能で効率的に熱解析が行えるソフトウェアを紹介する。

○TDL(Tunable Diode Laser)を使った高精度ガスモニタリング装置とその応用例/㈱ニレコ/三留 肇
波長可変ダイオードレーザTDLを使用した光吸収に基づくUnisearch社のガスモニタリング装置は、他のガスの影響を受けない高精度なガスモニタリングを実現する。目的に適した計測ユニットを備え、工業分野での最適なソリューション提供を事例と共に紹介する。

○誘電率測定式土壌水分センサ/㈱A・R・P/福岡達也
国内農業ICT用途で広く普及している水分センサ「WD-3シリーズ」の特徴はそのままに、回路・構造などをゼロから見直し、耐久性・環境性能・ユーザビリティなどを大幅に引き上げた新製品「WD5シリーズ」の特徴と、水分センサの応用事例について紹介する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第 40回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
コロナ感染拡大は世界経済に計り知れない影響を与えた。需要と供給が同時にダメージを受けて、サプライチェーンは変容を余儀なくされた。食品サプライチェーンにおいては外食・観光等の需要は大きく減少し、食品供給におけるEC取引が加速しそうだ。今後、非接触型社会は消費者の購買行動に変化をもたらすだろう。SDGsの普及もあり、購買層の意識が高次元化する中でエシカル(倫理/道徳的)消費が普及・浸透するかを考察する。

■コラム
○第 53回 マイクロリアクタから化学プラントへ/山﨑弘郎

■製品ガイド
○酸素計
2,178円
■特集:プラントの安全を支える安全計装システム
○安全計装システム構築のポイント/(一社)日本電気計測器工業会/新井直人
安全計装システムの構築では、達成すべき安全度水準(SIL)に応じてランダムハードウェア故障および決定論的原因故障への対策が求められる。留意すべきポイントとして、機器の選択、ハードウェアフォールトトレランス、およびPFDavg計算について紹介する。

○複雑な緊急遮断系の機能要求及びその変更を簡単に実現する安全計装ロジックソルバ/日本エマソン㈱/荒木高志
本稿では、エマソンロジックソルバを用いた機能要求の実現及び変更が、簡単かつヒューマンエラーを犯しにくい構造であること解説する。

○安全計装システム導入ソリューション/富士電機㈱/長谷川正美
プラントへの安全計装システム導入時のハードル(コスト、技術)の高さから導入を躊躇するユーザーに対して、より簡単に、より経済的な安全計装システムの導入に応えるためのロジックソルバーであるMICREX-NX Safetyの概要、特徴について紹介する。

○進化する安全計装システム/横河電機㈱/高橋利明
国、ユーザー、メーカーなどの安全に対する取り組みにより、プラントの安全を支える安全計装システムの普及も進んできている。ユーザーの要望などから、機能強化を行い、常に進化を続けている安全計装システム ProSafe-RSの最新技術について紹介する。

○真の安全計装システムがプラントの未来を拓く/シュナイダーエレクトリックシステムス㈱/藤原健太
デジタルトランスフォーメーションの実現においてはセーフティ、そしてセキュリティはもはや避けて通れない時代となった。今これを選択肢として捉えず、安全と高稼働率の両立を実現と共に収益を上げるプラントを目指す為、今一度安全計装システムの役割について考えてみる。

○安全計装システム対応スマートESDデバイス/アズビル㈱/渡邉淳一
本稿では、緊急遮断弁の機能安全維持に加え、システムとの連携により、劣化傾向を可視化し異常の兆候を捉える診断が可能となる、パーシャルストロークテスト機能あを備えたスマートESDデバイス700シリーズについて紹介する。

○機能安全を備えた絶縁形防爆バリア/㈱大同工業所/堀 康裕
防爆上における絶縁形バリアを使用する利点について述べるとともに、当社の機能安全に対する取り組み内容と当社製品である防爆バリアDB1000シリーズの特長について紹介する。また、新規防爆検定取得機種の紹介と当社の対応について述べる。

■製品と技術
○ノンサンプリング後方光散乱ダスト濃度計/㈱田中電気研究所/田中敏文
将来大気汚染防止法にダスト濃度自動計測器のデータが公定法として採用されることを目指し、ノンサンプリング(非吸引)式とサンプリング(吸引)式がある光散乱式ダスト濃度計の性能を評価しておく必要がある。今まで試験ダクトを用いての両方式ダスト濃度計の評価試験を行った事例は無かったため、JIS原案作成時の実証試験内容を通じて両方式ダスト濃度計の比較を紹介する。

○高精度・高応答圧力計/㈱司測研/小野貴史・平賀大斗・賀羽常道
一般的に精度と周波数応答性は逆比例関係にある。圧力計測でも精度、応答性を両立させた製品は少ない。SOKKEN PHN22型は精度(直線性+ヒステリシス+再現性)±0.1%FS、周波数応答性1mSEC(圧力接続口直接接続)を達成した圧力計で、自動車工業での開発を筆頭に特殊環境関係(高低温環境、長期的高精度要求、高過大圧力環境)等に使用されて実績を上げている。

■連載
○センサ基礎講座 第 12回/(特非)光ファイバセンシング振興協会/足立正二
光ファイバ自身がセンサとなる「光ファイバセンサ」が土木/建築/プラント分野等で注目されている。光ファイバセンサは、細径・軽量、可撓性、高強度・耐久性・耐腐食性、パッシブ(電源不要)、耐電圧性・耐電磁誘導性、安全防爆性、遠隔計測、分布・準分布計測などの特長を有する。

○マスフロー千夜一夜物語 第 66回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)のメーカーや型式間の互換性に関して、配管接続から電源、アナログ&デジタルI/O、フィールドバスや産業用イーサーネット迄を見据えて解説を行う。

○食品のトレーサビリティ 第 39回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
官民共に、アフターコロナの模索が始まっているが、コロナ禍は様々な社会の暗部を暴いたようだ。グローバルサプライチェーンの毀損により、様々な産業が打撃を受けたが、中でも自動車メーカーは部品供給ができず国内工場の多くが操業停止となった。まさに未曾有の事態である。食品でいえば予てから気候変動等で食料供給への危機管理の必要性を訴えていたFAOの懸念が、このコロナ禍により現実味を帯びてきた。食料自給率37%の日本は食料安全保障に対する懸念が取り上げられた。この不確実性の時代に突入し、危機対応に向けた思考の変革が求められている。情報化の遅れている食品産業にもデジタル化の波が押し寄せてきた。デジタル化が社会インフラとなる為には利便性に隠された危機管理の思考が必要である。

■コラム
○第 52回 人と自動化システムの新しい関係/山﨑弘郎

■製品ガイド
○計測展 2020 OSAKAの見どころ

2,178円
■特集:老いるプラント デジタル革新で活性化
○プロセス産業のデジタル革新/東京農工大学/山下善之
COVID-19への対応が続いている中、デジタル化に対する心理的抵抗は大幅に低減し、デジタル・トランスフォーメーションが加速的に推進される可能性がますます高くなっている。プロセス産業ももちろん例外ではなく、何が重要なのかをしっかりと考え、さまざまなレベルで多面的かつ迅速にDXに取り組んでいく必要がある。

○バルブ診断用IoTツールの運用課題る解決する解析診断サービス/アズビル㈱/中瀬博史
国内プロセス産業でもIoTやAIの活用が声高に叫ばれているが、それらツールの運用や、データの解析・診断作業はユーザーにとって大きな負担となっている場合が多い。昨今、HART R機器の活用例として認知が進んでいるバルブ診断に関しても例外ではない。今回それらユーザーの負担が不要なバルブ解析診断サービスを紹介する。

○クランプオン式蒸気用超音波流量計/富士電機㈱/坂上 智・宮本汐里・山口貴久
0.1 MPa(G)からの低圧蒸気流量を配管の外から測ることが可能なクランプオン式蒸気流量計と、蒸気プラントの運用コスト低減を実現するエネルギーマネージメントシステムを紹介する。本システムにより、蒸気設備の熱収支状態を常時監視、熱ロスの定量的把握と省エネ対策が可能となる。

○プラント・工場 常時見守りソリューション/横河ソリューションサービス㈱/長澤英治
装置産業と言われる製造業・インフラ事業では、適切な設備管理が重要である。しかしながら、設備の高経年化、人員不足、技能技術伝承不足といった問題から、その実践が難しくなってきている。本稿では、その課題の解決に資する当社のDXソリューション「プラント・工場常時見守りソリューション」を紹介する。

■製品と技術
○KRACHT社製流量計/日本メクマン㈱/上原建生
Kracht社製の流量計を紹介する。本流量計はギアタイプの容積式流量計であり、高精度測定が可能で、多種の流体にも使用できる。また、高圧(40 MPa)対応であり広範囲の流量が測定できることから世界的に、そして多くの業界にてさまざまな用途に使用されている。

○低温45 ℃からの金属表面が測定できる放射温度計/CALEXテクノロジー㈱/田中健一
赤外線エネルギー測定を利用した非接触式の放射温度計は、赤外線エネルギー量(放射率)が低く、周囲から侵入する赤外線の表面反射による外乱などにより精度よく測定することは困難とされていた。本稿では、従来は測定が困難だった低温域45℃からの金属表面温度測定を可能にした、カレックス・エレクトロニクス社のPUA2-151-LT型について紹介する。

○圧力計測製品のワイヤレス化/長野計器㈱/若林宏誌・柳沢正樹
工場のIot化に対応するべく、圧力計測機器にワイヤレス通信を搭載した製品を3機種紹介する。工場設備の監視用にBluetoothを搭載したワイヤレス圧力計。クリーンルームの室圧監視、フィルタの目詰まり監視用にLPWAを搭載したワイヤレス微差圧監視システム。スマートフォンで読取り可能な電池交換不要のバッテリレス圧力センサを紹介する。

○仮設モニタリングも可能な無線式防爆対応サーモグラフィ/日本アビオニクス㈱/伏間正弘
国際整合防爆指針に適合したサーモグラフィのなかで、三脚に搭載して仮設が可能で効率的に設備管理が行える無線式防爆対応サーモグラフィについて、開発の経緯、性能、設置例を紹介する。

■連載
○センサ基礎講座 第11回/(一社)次世代センサ協議会/関口眞吾
代表的な画像センサは2次元撮像素子を用いたカメラである。1次元のセンサを走査して2次元画像を生成することもあり、TOFカメラなどで距離データを加えた3次元データを得ることもできる。それらの画像を鮮明にしたり、対象物の計測や認識、理解などのため画像処理技術も多く利用されている。

○マスフロー千夜一夜物語 第65回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)のアプリケーションの一つに、多系統のガスを混合するガス混合ユニット(ガスブレンダー)がある。今回は搭載されるマスフローの特性から考えたガス混合ユニットを使用する上での注意点を解説する。

○食品のトレーサビリティ 第38回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
コロナ感染の第2派に備え、6月19日に厚生労働省はコロナ感染の接触確認のシステム(COCOA)をリリースした。経済とコロナ被害の両天秤同様、感染拡大と個人情報のトレードオフを懸念する議論も起きている。食品トレーサビリティシステムの普及当初も識別子を個体につけるか、ロットで括るかという議論があった。しかし今回はリスク管理の対象は人であり、その追跡・遡及の仕組みは社会全般に関係する重要な問題である。そしてコロナ禍を奇禍として今後急速に進展するデジタル化に便乗する利権も跋扈してくる。私たちは否応なく迫るデジタル社会と政治に対してアンテナを張る必要性を考察する。

■コラム
○エイジレスワーク時代に向けての道しるべ 第5回
新技術適用はoutside inルートをメインに推進すべし/広井和男

○第51回 IoT時代の計測機器の姿/山﨑弘郎

■製品ガイド
○放射温度計

2,178円
■特集:最近のコリオリ式流量計とその応用
○コリオリ式流量計の最新動向/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるコリオリ式流量計は“理想の流量計”と称され、他の流量計と一線を画す優れた特性を持っている。だが、その測定原理や特長は十分理解されているとはいいがたい。本稿では、その成り立ちと特性、そして今後目指すべき方向性を解説する。

○省エネルギーと測定の信頼性を備えた2線ループ電源のコリオリ流量計/日本エマソン㈱/宮﨑岳也
追加の電力コストや配線コストを生じることなく、最小限の労力で既存のプロセスと統合して計測精度の向上と保守を低減できるコリオリ流量計を紹介する。

○最新の高精度コリオリ質量流量計と濃度測定への応用/エンドレスハウザージャパン㈱/仁科好雄
最新のPromassコリオリ質量流量計のセンサの技術的な紹介と流量計で測定した密度と温度から高精度に濃度を求める応用について紹介する。

○様々なアプリケーションに対応するため進化を続けるコリオリ質量流量計/東京計装㈱/植原武篤
近年様々な技術革新やアイデアにより進化を遂げたコリオリ質量流量計。これまで対応ができなかった困難なアプリケーションへの対応やユーザーフレンドリーなトラブル解析機能に加えコストパフォーマンスを考慮したモデル等、多様なニーズに応えるコリオリ質量流量計MASSMAXを紹介する。

○コリオリ式流量計/トキコシステムソリューションズ㈱/新宮 武・水野智国
現在、水素利用拡大に向けた取り組みとして多様化する車両に対応したステーションや水素燃料計量システムの整備が求められている。当社も水素ディスペンサーに自社開発のコリオリ式流量計を搭載し水素計量を行っている。本稿では、水素ディスペンサー用として開発した当社コリオリ式流量計の特長について述べる。

○最近のコリオリ質量流量計とその応用/横河電機㈱/岩﨑光彦
近年、従来のプロセス値の測定だけを行う機器では不十分で、デジタル技術によりインテリジェンス化して「見える化」の仕様の組み込みや、高度な診断機能を用い、ユーザーへ付加価値を提供できるフィールド機器を製品コンセプト(Total Insight)と応用事例を紹介する。

○コンパクト・コリオリ式デジタルマスフロー/ブロンコスト・ジャパン㈱/杉山彰教
当社は流量レンジ最小0.1.5 g/h、最大6.600 kg/hの比較的小さい流量域向けのガスおよび液体用コリオリ式質量流量測定・制御機器を販売している。本稿では、これらの原理と機能について述べ、他原理(熱式・超音波式)の流量計との比較を通じて特徴をまとめる。

○Brooks Instrument QUANTIMRの最新の応用例とセンサーのコリオリ力の考察/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
Brooks Instrumentコリオリ式流量計QUANTIM Rシリーズは、これまで液体流量の微小計測・精密制御が求められる様々な産業において実績を残している。本稿では、製品の概要とその最新の応用例を紹介すると共に、コリオリ式流量計の測定原理(センサーのコリオリ力)について考察する。

■製品と技術
○Integrated Architecture(統合アーキテクチャ)/ロックウェルオートメーションジャパン㈱/白井義紘
当社は、統合アーキテクチャ、サービスとソリューション、インテリジェントモータ制御を通して、統合制御および統合情報により実現され、モノのインターネット(IoT)により強化されたコネクテッドエンタープライズ(The Connected Enterprise)を提供している。本稿では、新製品「Kinetix5100サーボドライブ」等について紹介する。

■連載
○センサ基礎講座 第10回/(一社)次世代センサ協議会/大木眞一
センサ基礎講座シリーズとして、流量・流速センサについて述べる。流量・流速センサは対象とする流体がダイナミック(動的)な動きをするため、温度、圧力のような静的量に比べて測定が難しい。本稿では、各種流量・流速センサの測定原理、特長などについて紹介する。
■製品と技術
○Integrated Architecture(統合アーキテクチャ)/ロックウェルオートメーションジャパン㈱/白井義紘

■連載
○センサ基礎講座 第10回/(一社)次世代センサ協議会/大木眞一

■コラム
○第50回 計測の評価:誤差から不確かさへ/山崎弘郎
○エイジレスワーク時代に向けての道しるべ 第4回
技術者人生の最終章をクライマックスに/広井和男

■製品ガイド
○圧力計

2,178円
■特集:LNGサプライチェーンを支える技術の最近の動向
○LNG需給の最新の動向/(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)/白川 裕
新型コロナ蔓延と油価暴落のダブルパンチは、既にコモディティー化が進み供給余剰基調に変貌したLNG市場を、よりはっきりした形で顕在化させている。ここでは、最近のLNG需給と価格動向、さらに中長期LNG需給の変化、および、今後起こるであろう事象についてまとめる。

○浮体式LNG発電プラントの開発/川崎重工業㈱/青木 肇・佐藤 洋・長谷川善幸・芝原孝徳・前野暢久・合田真琴・田中文康
LNGサプライチェーンの変化とLNG発電への社会的要請を踏まえ、当社は、造船、LNG貯蔵・運搬・気化、発電に関する当社の既存技術をシナジー融合させた「川崎.浮体式LNG発電プラント」の開発を紹介する。

○レーダーレベル測定によりLNGターミナルの安全性と効率が向上/Emerson Automation Solutions(UK)/Glenister, Peta/日本エマソン㈱/加藤 守
完全収容タンクに貯蔵されたLNGのレベルを正確かつ確実に測定することは、在庫管理と安全のために不可欠だ。本稿では、最新の非接触レーダーレベルゲージがこのアプリケーションによって提示されるさまざまな課題にどのように対処するかを説明する。

○LNG流量計測に適用したクランプオンタイプ超音波流量計/フレキシムジャパン/小橋雅彦
クランプオンタイプの超音波流量計が、LNG流量管理用として海外で使用されている。多数の海外実績があるフレキシム社製品を、原理、注意点、優位性、仕様を挙げ紹介する。

○船舶で使用するタンクの液面計測/山本電機工業㈱/永田厚嗣
近年、各船舶メーカーで液化ガス輸送船が製造されているが、これらの使用におけるレベルセンサを紹介する。最初に、船舶で使用されるレベルセンサの条件、及び日本海事協会の承認を受けた静電容量式の原理を用いた製品の概要について解説する。最後に液化ガス(LNG)輸送船での使用例を説明する。

○LNGサプライチェーンを支えるカロリーメーターの最新技術/アズビル㈱/植岡昌治
近年、環境保護のためのエネルギー転換を背景に、発電用途や舶用エンジンの燃料等LNGの新たな活用が進んでおり、LNGの組成変動に伴う発熱量やウォッベ指数を計測するニーズが高まっている。本稿では、熱伝導率の温度特性を利用した天然ガスの計測技術について紹介する。

○近赤外分光分析計によるLNG直接組成分析/横河電機㈱/酒井嶺太・小林季子
LNG供給国多様化に伴い、LNG基地では多様な成分比を扱う必要が生じてくる。当社では、近赤外分光分析計を用いたLNGを気化せず液体状態のままリアルタイム分析が行える手法を開発した。タンク管理や熱量調整などに適用することで操業効率向上が可能となる。

■製品と技術
○本質安全防爆構造型・高精度リニアゲージ/サンテスト㈱/西坂信也
これまでは防爆エリアでも、センサをエアパージすることで対応するケースが見られたが、近年、安全基準が厳しくなってきており、防爆認定のリニアゲージの導入が不可欠になっている。当社は国際規格に準拠した本質安全防爆構造型のリニアゲージ「MSK-EX2」を開発した。

○無線でも1msサンプリング直結ユニット・無線ユニットが選べる330チャネルロガー/日置電機㈱/倉島孝行
本稿では、最新のデータロガーLR8450、LR8450-01を紹介する。LR8450-01は、直結ユニットも無線ユニットも自在に接続でき、無線でも1 msサンプリングで電圧やひずみ量を測定できるロガーである。多チャネル無線測定により、配線工数や配線トラブルの大幅な低減が期待できる。

■連載
○エイジレスワーク時代に向けての道しるべ 第3回
三つの道しるべを含む「複合道しるべ」/広井和男

○マスフロー千夜一夜物語 第 64回/EZ-Japan 黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)は半導体製造装置向け市場比率が、最盛期は8割を超える製品である。それが故に、他分野向け流量計とは趣の異なる半導体に特化した種々の特殊な機能を有している。その中でも今回はウルトラクリーン技術に関わる用語の解説を簡単に行う。

○食品のトレーサビリティ 第 37回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
新型コロナウィルスの猛威は、緊密に見えたグローバル経済を毀損し、各国は大規模な財政出動を余儀なくした。食料貿易の影響についても感染症対策のため移動規制で物流が寸断される一方、国内市場を優先する産出国が輸出規制に乗り出したことで穀物価格も上昇するなど、国家社会に重大な影響を与えている。感染症の世界史、アフターコロナ等について考察する。

■コラム
○第49回 学問の成熟と巨大化する観測装置/山﨑弘郎

■製品ガイド
○温度調節計

2,178円
■特集:持続可能なプラントを支える最新の制御システムと将来の展望
○革新的デジタルツインと制御システムの将来展望/(国研)科学技術振興機構/大平竜也・中村亮二
デジタルツインは、デジタルデータを基に物理的な製品やサービスをサイバー空間上で仮想的に複製し、将来起こり得る様々な事象を予測することを可能にする革新的なシミュレーション技術である。本稿では、多様な制御システムに付加価値をもたらすデジタルツインへの期待の高まりや将来展望を述べる。

○産業におけるデジタル化:潜在性を伴うツイン/シーメンス㈱/鴫原 琢
今日の産業界では仮想と現実の生産間をクローズドループ接続し、プラント・機器の全ライフサイクルを最適化するデジタルエンタープライズが命題となっている。新規/既存区別なくプラントのデジタル化を実現し、コスト削減・短納期に貢献するシーメンスのソリューションを事例と共に紹介する。

○デジタルツインの実現と活用のためのプロセス/アズビル㈱/乙川俊也
本稿では、デジタルツインの定義に始まり、デジタルツインの実現と活用のための考え方やプロセス、その具体的な取り組みについて紹介することを通し、生産性が飛躍的に向上した未来の製造現場の姿と、その実現のために必要な道筋を提示する。

○運転支援向けデジタルツインとその活用方法/横河電機㈱/柏 良輔
当社はシミュレータを実プラントと接続した「ミラープラント」を開発し、それをデジタルツインと定義している。ミラープラントは、実プラントを精度よく追従する仕組みを持ち、プラント内部の可視化や予測といった機能で、プラント運転を支援する効果がある。

■製品と技術○故障データがなくてもできる異常検知/MathWorks Japan/王 暁星
IoTの発展によりセンサーデータの活用が盛んになっているが、異常検知のアルゴリズム開発に不可欠な異常時のデータは不足しているケースがほとんどである。本稿では、そのような場合に有効となる物理モデルからデータを生成するアプローチと準正常データを活用したアプローチを紹介する。

○高速グラフィックパネルメータ/渡辺電機工業㈱/櫻井桂太
本稿では、当社のグラフィックパネルメータ(ロードセルメータ)「WPMZ」を紹介。4,000回/秒の高速サンプリングや波形比較、マルチホールドなどの機能と液晶による表現力が特徴の次世代パネルメータを解説する。

○超音波と光を利用した表層欠陥を可視化する新しい非破壊検査装置/㈱島津製作所/堀川浩司・畠堀貴秀
当社新製品「超音波光探傷装置(MAIVISTM);MIV-500」は、従来技術では検出困難であった対象物の表面付近の隠れた欠陥(亀裂、.離など)を、超音波と光を用いて可視化する新しい非破壊検査装置である。本稿では、MIV-500の特長・原理と応用事例を紹介する。

■連載
○センサ基礎講座 第9回/(一社)次世代センサ協議会/浅野安人
超音波技術の理論的背景について音響物理の基礎と超音波の特性について簡潔に記し、その応用技術に関連して、空気中、水中などの環境下での測定原理と関連する計測機器についての概要を述べた。

○マスフロー千夜一夜物語 第 63回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計(マスフローコントローラー&マスフローメーター)であるが、その流量単位に関して、正しく理解しているユーザーは思いの他少ない。これは各業界で慣習上使用されている単位を用いてしまっている事が要因として挙げられる。今回の解説で、その現状を理解してもらいたい。

○食品のトレーサビリティ 第 36回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
新型コロナウィルスが世界中に蔓延し、かつてない混乱を生み出している。ことに経済的打撃は大きく、先進各国は中央銀行による大規模な財政出動を余儀なくされているが、リーマンと決定的に異なるのは終息の見通しが立たないことである。この事態の顛末を考察したレポートが出始めているが、サプライチェーンを可視化するトレーサビリティ機能の視点とリスク発生の大元から新型コロナウィルスを考察してみる。

○エイジレスワーク時代に向けての道しるべ 第2回
私の技術者人生を決定付けた寺田寅彦の随筆「科学者とあたま」/計測技術編集委員会/広井和男

■コラム
○第48回 賞や研究支援の戦略/山崎弘郎

■製品ガイド
○超音波流量計

2,178円
■特集:高度なインライン流体計測技術と流量計診断技術
○レーザガス分析計のプロセスでの応用/横河電機㈱/柏原正広
レーザガス分析計はその特長である非接触測定や高温、高圧下における測定から、従来のサンプリング方式では成し得なかった燃焼炉の高速制御や製造プロセスの安全、品質監視を実現し、プラントの操業改善に貢献できる。様々な設置条件に対応できるレーザガス分析計製品群と、二つの実例を紹介する。

○Total Insightコンセプト流量計と高度な診断技術/横河電機㈱/安田識央・横田景史
当社の流量計は、共通の「Total Insight」コンセプトをかかげ、機器選定から始まり、設定・設置サポート、プロセス監視、メンテナンス管理、データ可搬性、そして柔軟性・拡張性まで、ライフサイクルごとに様々な機能を搭載する。本稿では、「TotalInsight」コンセプトを中心に、当社の診断技術を紹介する。

○高度な情報収集と計測信頼性向上の強力な診断機能/日本エマソン㈱/谷先雅彦
本稿では、トランスミッタの設計を見直し開発をおこなった新型トランスミッタの操作性、気泡混入流体、計測チューブの診断機能による測定の信頼性及びデーターロガー機能による過去に計測したデータを利用したプロセスの可視化について紹介する。

○流量計の高度な自己診断機能/エンドレスハウザージャパン㈱/仁科好雄
本稿では、最新の流量計が内蔵する高度な自己診断機能、検証機能、モニタリング機能の必要性と機能について解説する。

○マスフローコントローラの診断機能/㈱堀場エステック/長井健太郎
本稿では半導体市場からのマスフローコントローラに対する要求されている性能、機能を説明する。そして、それら要求に対する、当社の圧力式マスフローコントローラD500の概要及び、診断機能について紹介する。

■製品と技術
○EZシリーズから見るインライン水質測定技術/㈱ハック・ウルトラ/岡田政嗣
本稿では最新の水質測定の自動化と題して、現在活用されている水質オンライン測定機器の概要を解説し、あらたに当社に加わったEZシリーズを例にインライン水質測定について紹介する。

○プラントデータの利活用を促進する監視制御システム/島津システムソリューションズ㈱/小田真司
超スマート社会の実現に向けたOTとITの融合には、様々な機器・システム・サービスとのデータ連携が求められる。プラント監視制御システム『METRIS-G4 Plus』におけるIoTゲートウェイ装置や、クラウドサービス&スマートフォンを活用したデータ連携の取り組みを紹介する。

○磁歪式液面(レベル)計/㈱東陽テクニカ/石原雅史
工場のIoT化が進む現在、連続的に液面計測ができる液面(レベル)計の需要が増えている。当社で扱う米国MTS System社製磁歪式液面計はそれが可能である。さらにデータを様々な通信で出力することも可能である。本稿では、動作原理と一緒に、製品ラインアップを紹介する。

○排水処理におけるマイクロナノバブルの納入例/エンバイロ・ビジョン㈱/豊岡正志
洗浄や排水処理においてマイクロナノバブル技術を応用できる範囲は極めて大きく、化学、食品、自動車、エレクトロニクスまであらゆる分野で応用可能であり、性能アップやコストの低減を併せて可能にする。今回はその実際の使用例、特に脱窒に効果が確認された事例を合わせて紹介する。

■連載
○エイジレスワーク時代に向けての道しるべ 第1回
連載のスタートに当たって/計測技術編集委員長/広井和男

○マスフロー千夜一夜物語 第62回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式式流量計、マスフローコントローラー。従来の連載よりも軽い気持ちで読める企画として、今回も筆者の経験したトラブルシューティング事例を解説する。色々なトラブル事例が何かの役に立てば幸いである。

○食品のトレーサビリティ 第35回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
ダボス会議の中核でもある世界経済フォーラムは毎年、世界の政治・経済に重要な影響を与えるリスクをレポートしているが、殊に食料安全保障は重大なテーマである。グローバル化の拡大で食品取引は世界規模になり、フードサプライチェーンには多くの役割を担っている。この数年、緊密になったサプライチェーンに多くのリスクが起きてきた。ことに2019年から20年にかけ、政治・経済、気象変動による環境変化は食料の途絶というリスクが高まっているが、中国発の疫病の蔓延について考察した。

■コラム
○第47回 開発の速い分野と遅い分野、どちらを国は優先するか/山﨑弘郎

■製品ガイド
○湿度・露点計
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商品情報・内容

  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
  • サイズ:B5判

■ やさしい計測システム専門誌

本誌は、工業計測の各分野について、1.基礎計測-物理・化学量等基礎的諸量の計測と分析。2.計測要素-回路、装置、精密機器。3.プロセス計装-計画、管理、プロセス制御。4.自動化機器-サーボ技術、NC、マテリアルハンドリング、自動倉庫。5.情報処理-データ処理、電子計算機及びその応用。以上5本の柱を編集の基本にし基礎理論から事例など実務応用面に至る諸問題をとりあげております。

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