計測技術 発売日・バックナンバー

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2,200円
■特集:安全計装システム
○製造現場における安全計装の重要性/岡山大学/鈴木和彦
製造現場での重大事故・災害を未然に防止するためにはリスクアセスメントを実施し、確実にリスクを低減する必要がある。リスクを明確かつ透明性を持って低減するために、独立防護層、安全計装システム、LOPAについて概説し、安全計装の重要性について述べる。

○安全計装システム(SIS)で実現するサステイナブルな安全/横河電機㈱/下和田浩一
「サステイナブルな安全を実現するためのポイント」「それを実現するためのSIS製品と機能、およびソリューション」について紹介し、SISの有効性について機能安全に精通していない方でも実感頂けるように、わかりやすく解説する。

○機能安全を備えた絶縁型防爆バリア/㈱大同工業所/堀 康裕
機能安全規格・防爆規格の推移と防爆上における絶縁形バリアを使用する利点について述べるとともに、当社の機能安全に対する取り組み内容と当社製品である防爆バリアDB1000シリーズの特長について紹介する。また新規防爆検定取得機種の紹介と当社の対応について述べる。

■解説
○低温で一酸化炭素を検知する接触燃焼式センサ/大阪大学/田村真治・今中信人
接触燃焼式のガスセンサは、古くから可燃性ガスの検知に有望であるとされてきたが、有望な酸化触媒が存在しなかったため高温でのセンサ駆動が余儀なくされ、実用的なセンサは開発されていなかった。本稿では、100 ℃付近でもCOを検知可能な接触燃焼式センサについて、その開発コンセプトとともに代表的なセンサについて説明する。

○放射線分布可視化に向けた計測技術/福島大学 環境放射能研究所/鳥居建男/日本原子力研究開発機構/眞田幸尚
福島第一原発事故後10年以上が経過し、福島の環境回復や福島第一原発の廃炉作業に向けてさまざまな放射線モニタリングや計測技術の開発が行われている。放射線源の特定に向けた放射線分布計測や可視化に関するこれまでの取り組みと今後の展望について紹介する。

○非線形制御手法のドローンへの応用/京都大学/星野健太・大塚敏之
ドローンの制御技術について、非線形制御理論に基づく手法として有限時間整定制御、非線形軌道追従制御、非線形モデル予測制御といった手法を紹介し、それぞれの手法のUAVへの応用における特徴や活用法などを紹介する。

○周波数変調レーザを用いた距離速度同時計測/日本製鉄㈱/大島伸一
鋼材速度の測定に使用されるレーザドップラ速度計は、測定対象までの距離制約により、距離変動の大きい鋼材の測定が困難であった。そこで、周波数が線形に高速で変化するレーザを用いた、上記距離制約がなく、速度と距離を同時に計測可能な新技術を考案した。

■製品と技術
○リアルタイムOSで動作するソフトウェアPLCの紹介/㈱マイクロネット/石川克之
リアルタイムOS「INtime」によりPC上でWindowsを並列動作させながら最速0.1msecの制御性能を実現するソフトウェアPLC「INplc」を紹介する。

○IoTにおける通信の基礎知識と産業について/㈱CAMI&Co./神谷雅史
IoTシステムを理解するうえで、重要な項目の一つに通信技術がある。身近なものでは、携帯電話、PCに接続する際に使用するWi-Fi、LTE技術がよく知られているが、IoTシステムを検討する際に必要な通信技術として、LPWA、また今後の発展が期待される5Gについて主に紹介する。具体例として、近年利用されるIoT技術についても紹介を行う。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第 84回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類される熱式流量計を搭載したマスフローコントローラー。今回はその流量制御の仕組みと、搭載される流量制御バルブの構造、そして今後求められる課題に対する対応を解説していきたい。

○知っておきたい防爆安全 第2回/㈱イーエス技研/古谷隆志・持田 智
防爆機器の設計者に向けた防爆指針と、設置、運用者に向けたユーザーガイドを比較し、問題点を皆で話し合うことを主眼に、機器やシステムの設置、運用方法や、防爆規制との関わりなどについて着目しながら、留意点や対応案を提示する。

■コラム
○第 75回 日本語ワープロの変遷/東京大学名誉教授/山﨑弘郎

■製品ガイド
○放射温度計


2,300円
■特集:省CO2排出技術による取り組みとソリューション
○カーボンニュートラル実現に向けた環境省の技術開発・実証/環境省
カーボンニュートラルの実現には、あらゆる分野でさらなるCO2削減が可能なイノベーションを創出し、それらを早期に社会実装することが不可欠である。このイノベーションの創出と社会実装に向け、環境省が取り組む公募型の技術開発・実証事業について紹介する。

○電機・電子業界におけるカーボンニュートラルに向けた取り組み/電機・電子温暖化対策連絡会
電機・電子業界は、グローバル市場において、産業・業務・家庭・運輸・エネルギー転換のあらゆる部門に多様で幅広い事業活動を展開している。この事業特性をふまえ、グローバル規模でのカーボンニュートラル実現への貢献に向けて中長期に推進していく活動を紹介する。

○計測制御技術による脱炭素化への貢献/アズビル㈱/野原 亮・鈴木康央・永山綾子
当社グループのカーボンニュートラル実現へ向けた取り組みとして、顧客の現場におけるCO 2削減効果、及び2050年GHG排出削減長期ビジョンを紹介するとともに、計測制御技術の脱炭素化への貢献事例として、「省エネルギー制御」の中核技術である「最適化技術」と、「創エネルギー制御」について詳述する。

○注目箇所の自動通知でCO2削減活動を推進/横河ソリューションサービス㈱/山田忠弘・宮脇瑠美佳
脱炭素を推進する世界の動きが加速する中、CO 2をはじめとする温室効果ガス(GHG)削減の取り組みについて多くの悩みを抱えているのが製造業の現状である。製造現場におけるCO 2削減活動に必要な仕組みと機能について、YOKOGAWAが提供するFEMS(Factory EMS)の最新情報を交えて紹介する。

○CO2データ分析サービス/㈱アイネット/下尾孔太
本稿では、当社が国内に保有しているデータセンターを利用したIoTプラットフォーム「DreamDataSensing .」をベースに作成した、CO 2センサによる3密検知補助が可能なCO 2データ分析サービス「i-visible CO 2.」を紹介する。

○廃プラスチックケミカルリサイクルでCO2削減/㈲古谷商店/古谷太嗣
カーボンニュートラルとSDGsの両立が求められ、世界ではCO2排出の少ない持続可能なリサイクル技術の確立が求められる。課題解決の糸口となる廃プラスチックのケミカルリサイクル技術とは何で、技術確立の障壁となる要因は何か?また、CO 2の削減効果はどのように評価されるのか?

■製品と技術
○波長可変半導体レーザガス分析計による高精度プロセスガス測定/メトラー・トレド㈱/栗林弘晃
TDLガス分析装置は、新しいアプリケーションへの適合性を評価されています。本稿では、ユーザーが数多くの仕様や保証を確認したうえで、十分な情報に基づいた導入決定が行えるように、測定及び機器設置の課題と、革新的なTDLソリューションの概要を紹介する。

○防爆現場のネットワーク対応DX化実現/日本ハネウェル㈱/市野知幸・石塚裕昭
本来ネットワーク対応のDXで労働防止を進めなければいけない石油化学コンビナートや化学プラントなどの防爆現場。但し、実際には設備投資・対応機器不足等の課題から進んでいないのが実態なので、本稿ではその課題を打破するソリューションを提案する。

■連載
○知っておきたい防爆安全 第1回/㈱イーエス技研/古谷隆志・持田 智・中西 淳
防爆機器に携わる人員が、機器の設計・使用時において規格が要求する真の理由までを含め理解していることは、現場での「安全」をより実際的なレベルで達成する一助になると筆者は考えている。第1回では、具体的事例を挙げ規格要件の捉え方を解説する。

○マスフロー千夜一夜物語 第 83回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類される熱式流量計を搭載したマスフローコントローラーとマスフローメーター。今回はその精度と校正方法に関して解説する。流量測定&制御にとって基礎中の基礎となる部分ではあるが、意外に知られていない事実は多く、ユーザーへ適切な説明が求められている。

○食品のトレーサビリティ 第 59回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
前回はウクライナ侵攻による日本の食料安全保障のリスクを考察した。欧米各国はカロリー源を小麦原料としている。日本も戦後の食料政策は食の欧米化であり、現時点ではカロリーベースで小麦食がコメ食を上回っている。しかしロシア・ウクライナ戦争が長期化の様相を呈する中、国内でも食料安全保障が叫ばれ、90%を輸入に頼る小麦からコメ食を見直す動きが強まっている。本稿ではコメ農政について考察する。
■コラム
○第74回 電気自動車時代の自動車産業/東京大学名誉教授/山﨑弘郎

■製品ガイド
○電力計/電力量計
2,300円
■特集:プラント操業を支える可視化技術の現状と取り組み
○プラントにおける可視化を含めたデジタルツイン取り組み/千代田化工建設㈱/加次淳一郎・古市和也
各産業分野取り組みが進んでいる業務や装置内部の可視化、およびデジタルツインの活用に関して、プロセスプラントでは“リアルと変わらない形でデジタル化して再現すること”に難しさがある。当社内の上記課題に関する複数の実証された取り組み成果を紹介する。

○ファストデジタルツインで操業DXを加速する/日揮㈱/金丸剛久
国内製油所や石油化学・化学プラント向けスマート保全サービスブランドINTEGNANCEの一環として、2021年11月にプロトタイプ版をリリースした3Dビューア「INTEGNANCE VR」に焦点を当て、VR技術に基づく本製品の導入メリット、活用事例や今後の展望について解説する。

○ESG経営を目指す環境データ可視化の将来像/PwCコンサルティング(同)/能登大輔
PwCコンサルティング(合)は、プラントのDX化を進めるソリューション“Plant Digital Transformation”の取り組みの一環として、温室効果ガス(GHG)排出量の可視化を方法論化し、ESG経営の一助となるような支援を幅広く行っている。

○AIにより生産状況をリアルタイムに可視化/NECソリューションイノベータ㈱/佐藤精基・佐々木友謙・田島裕一郎・上村紘大
ものづくりにおける外観検査は必要不可欠だが、高齢化による熟練作業者の技術継承や人手不足が課題である。本稿では、これらの課題に対し、画像とAI技術を活用し技術継承を進めるとともに、生産状況を“見える化”することで業務効率化を図る事例を紹介する。

○ユーティリティ設備におけるSCADAシステム/シーメンス㈱/下野良太
情報通信機器の普及に伴い、プラント産業の生産設備がSCADAで構成されることが増えている。特にユーティリティ設備においては電力などのエネルギー管理システムとしてSCADAが重要な役割を果たすため、その特長と今後直面する脱炭素社会への寄与について言及する。

○見えない音を可視化/プラントにおける騒音箇所の探査/㈱システムプラス/湯浅正次
設備点検、保全の現場で使われるようになった音源可視化を可能にする装置、“音響カメラ”。DXの導入に向け様々な可能性が期待されている装置、ドイツCAE Software& Systems社の音響カメラの原理とプラントで使われている事例やプラントメンテナンスの現場で期待されているシステムについて需要の紹介をする。

○プラント設備に於けるリーク検知カメラ/フリアーシステムズジャパン㈱/植村英幸・石川友亮
Teledyne FLIR社ではプラント設備におけるリークを検知するカメラとして、エアリークと部分放電を可視化する産業用音響カメラSi124とガスリークを可視化するサーモグラフィカメラGFシリーズを供給している。本稿では、各々のカメラの特徴、および事例等について紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第82回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類される熱式流量計を搭載したマスフローコントローラーとマスフローメーター。今回はオランダのブロンコスト・ハイテックから発表されたFLEXI-FLOW Compactシリーズを解説する。彼らが提唱する “Mass Flow Control Redefined”(質量流量制御の再定義)とは何かを、探っていきたい。

○食品のトレーサビリティ 第58回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
2020年代より世界を席捲したコロナ禍を経て、米国中心の世界秩序に対抗し中・露を核とする勢力が大きくなってきた。いまロシアのウクライナ侵攻は第三次世界大戦の様相となってきたが、次の弾薬庫は東シナ海である。台湾併合を核心的利益と叫ぶ中国の動向は日本の安全保障に大なる危機をもたらすだろう。中でも食料自給率37%の我が国を鑑みる時、食料自給率の向上は喫緊の課題である。複雑化するアジア情勢と日本の食料安全保障の必要性を考察する。

○計測の小史 第4回/㈱武藤技術研究所/武藤一夫
本稿では、連載:計測の小史の第4回目として、アル=フラガヌス、フナイン・イブン・イスハーク、サービト・イブン=クッラ、アル=バッターニー、アル=ラーズィー、イブン・アル=ハイサム、アル=ビールーニーについて見てみる。

■コラム
○第73回 考えずに済むのが良いか/東京大学名誉教授/山﨑弘郎

■製品ガイド
○圧力計
2,300円
■特集:プラントの現場を支える端末および最近の活用事例②
○モバイル端末による設備管理ソリューション/㈱日立パワーソリューションズ/蔀 和明
モバイル端末によるデジタル化、点検作業の品質向上、報告書の作成時間軽減、情報共有のリアルタイム化を実現し、DX推進による業務効率向上を支援する。

○国内防爆認定を取得したタブレット型のデバイス設定管理ツール/エンドレスハウザージャパン㈱/小川修一
フィールドデバイスを防爆のタブレット端末を使って設定管理する事例紹介、および取得したデータをもとにクラウドに自動生成されたデジタルツインで管理するプラントのDX化に向けたソリューション事例を紹介している。

■特集:現場で活躍する記録計
○現場のIoT化を支援する記録計/㈱チノー/横山浩二郎
生産現場のIoT化を支援する機器としてWebレコーダを製品化した。データのデジタル化やネットワーク環境の普及で記録計の形態や機能は変化しており、これらのトレンドに対応できるツールが求められている。手軽に導入できるツールとしてSC5000シリーズの特徴と適用例を紹介する。

○物流用温度ロガーについて/神栄テクノロジー㈱/宮西優喜
新型コロナウイルスのワクチン輸送にも採用されている無線式小型温度ロガー「G-TAG TempView」について、物流過程における温度管理を効率化するための製品の特長や、厳しい温度管理が要求される医薬品業界での使用事例を具体的に紹介する。

○ペーパーレス記録計の現状とDX化による新たな活用に関する考察/東邦電子㈱/宮﨑一善
多機能化と高機能化が進むペーパーレス記録計のなかで、記録計の基本機能である記録と表示、及びコストパフォーマンスを追求した当社のTRM-00Jの概要を紹介するとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)がもたらす記録計の新たな進化と活用の可能性を考察する。

○AIによって、設備の劣化や製品の品質低下を簡単に判定できる産業用レコーダ・データロガー/横河電機㈱/坂上正徳・今村吉宏
産業用レコーダを使用して、AI技術により設備の劣化や品質の低下を判定できる「SMARTDAC+設備・品質らくらく予兆検知」ソリューションを紹介し、熱処理炉・滅菌機・加硫機への適用事例について解説する。

■特集:現場で活躍するコントロールバルブ
○操作端(調節弁、ダイヤフラムバルブ、ポジショナ)から考えるサステナビリティ/ビュルケルトジャパン㈱/宇田川隆博
環境負荷のより一層の低減や、様々な従業員が活躍できる環境作りを求められる生産設備に対し、省エネ化、軽量化、及び簡便な導入と使用が可能な流体制御機器を紹介する。

○スマートポジショナによるプラントDX/日本ドレッサー㈱/上野貞雄
SVI3スマートポジショナの機能を紹介。今までこれといったデータを生成してこなかったバルブから様々なデータが発信されるようになった。プラントの生産性を向上するためにSVI3スマートポジショナで何ができるかを具体的な活用例を使って紹介する。

■製品と技術
○幅広い使用環境に対応した防爆構造のマイクロウェーブ式レベル計/㈱ノーケン/山本博文
プラントにおける様々なアプリケーションに対応する機器として、マイクロウェーブ式レベル計の『容器による粉じん防爆構造』を取得したSLR560-E形、及び小型軽量ながら高機能である本質安全防爆構造を取得したSLR150E形を紹介する。

■連載
○計測の小史 第3回/㈱武藤技術研究所/武藤一夫
古代インドのブラーマグプタ、イスラム科学の隆盛(8~9世紀)期のムハンマド・アル=ファザーリ、ジャービル・イブン=ハイヤーン、アル=フワーリズミー、アル=キンディーについて見てみる。

○マスフロー千夜一夜物語 第81回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるコリオリ式マスフローメーターは“完全な質量流量計”と称され、他の流量計と一線を画す優れた特性を持っている。その特性は新型コロナウイルス感染症のワクチン製造、リチウム電池の製造等最先端の産業分野では欠かせないものとなりつつある。今回はその原理と特長、そしてアプリケーションを解説する。

○食品のトレーサビリティ 第57回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
90年代より新自由主義経済の進展による経済はグローバル化し、サプライチェーンの高度化が必要となった。その姿を俯瞰しつつ、本稿の主題である食品のトレーサビリティが機能するために必要な「相互運用性」の条件を当てはめてみた。ウルグアイ政府の食品トレーサビリティシステムによる牛肉の輸出拡大という成功事例を挙げたが、私たちはデジタル化が進むほどに恩恵は政府や大企業等の巨大セクターに集中する事を知る必要がある。
2,300円
■特集:次世代スマート計測を支える技術と製品②
○都市ガススマートメーターシステム普及拡大に向けた取り組み/(一社)日本ガス協会/小川 宏
都市ガス業界では目指す姿である「保安水準・安定供給の維持・向上」を実現するため、スマート保安の推進に取り組んでいる。スマート保安の内、最重要項目の一つである「スマートメーターシステム」の普及・拡大に向けた取り組みを紹介する。

○スマート水道メーターの普及に向けて/(公財)水道技術研究センター/中野佑一
当センターでは、水道のスマート化が水道事業の基盤強化等に貢献するものと考え、その一環として、平成29年に「ASmartプロジェクト」を立上げた。本稿では、主に第2期プロジェクト成果及び第3期プロジェクトの取り組み内容について紹介する。

■特集:プラントの現場を支える端末および最近の活用事例①
○製造現場におけるローカル5G等の導入/総務省
当省では、「ローカル5G」の導入に向けて、関係規定の整備や開発実証事業を実施しており、製造現場におけるローカル5Gやその他の無線通信規格の導入を検討するにあたって参考となるよう、「製造現場におけるローカル5G等の導入ガイドライン」を取りまとめたので、紹介する。

○防爆リモート・オペレータステーション/クーパーインダストリーズジャパン㈱/神田智弘
新世代のリモート・オペレータステーションとは、現在および今後の多品種小ロット生産における生産効率を高めるシステムを紹介する。

○HART機器のフィールドワークを支える最新のHARTモデム/アズビル㈱/工藤 泰
近年、HART機器のデータ活用への関心が高まっているが、HART機器のデータを適切に管理するためには、HART機器が持つ各種パラメータの設定・調整作業が不可欠である。本稿では、現場におけるHART機器の設定・調整作業を支援する、スマートHARTモデム形AZ-1SHMを紹介する。

■解説
○計量法トレーサビリティ制度(JCSS)により供給される標準物質について/(一財)化学物質評価研究機構/上野博子
計量法トレーサビリティ制度(JCSS)により供給される標準物質の供給体系、信頼性の高い標準物質を供給するための指定校正機関や登録事業者の取り組みについて紹介する。

○故障メカニズム分析に基づく故障予知とセンサ最適化技術/㈱電通国際情報サービス/川口裕貴・山崎まりか
AIの発展で多くのことが予測可能になったが、機械の故障予知においては、頻度が極めて低い故障をAIに学習させることは困難である。本稿では「PHMデザイン」という分析技術で、メカニズムから故障を解き明かし、最適なセンサ配置および保全方法を導出する手法を紹介する。

■製品と技術
○電動バルブアクチュエータ/コーエイ工業㈱/木村勇貴
本稿では、電動コントロール弁を軸に、対抗機種である空気式アクチュエータと比較し、その特性から得られる電動式アクチュエータのメリットについて紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第80回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるマスフローメーター、そして質量流量制御するマスフローコントローラー。これらの機器で特殊高圧ガスのような毒性、可燃性を持つ危険なガスを用いる場合の対応に関して、一般高圧ガス保安規則を紐解きながら解説する。

○計測の小史 第2回/㈱武藤技術研究所/武藤一夫
第2回目以降として紀元前の古代のあとの紀元後の古代・中世間の計測の小史について、特にアレクサンドリアのヘロンとクラウディオス・プトレマイオスについて見てみる。

■コラム
○第72回 100年前の優れた起業家/山﨑弘郎

■製品ガイド
○超音波流量計
2,300円
■特集:活躍する赤外線計測③
○サーマルダイオード赤外線センサ技術/三菱電機㈱/藤澤大介
本稿では、センサ部への赤外線の入射により発生する微小な温度変化を検知する非冷却赤外線センサの中で、当社が開発を行なっているサーマルダイオード赤外線センサ技術について紹介する。

○放射温度計を用いた薄膜フィルム測定/㈱日本レーザー 一ノ瀬拓也
フルーク社製放射温度計ラインスキャナーで、特定の波長帯を選択することで薄膜フィルムの表面温度状態を測定することが可能である。軸延伸フィルム製造工程と押出工程の実例を紹介し、不織布やリチウムイオンバッテリ用セパレーターフィルムへの応用を提案する。

■特集:蒸気流量計測②
○クランプオン式超音波流量計を用いた湿り蒸気流量の計測/神戸大学/村川英樹・杉本勝美/東京電力ホールディングス㈱/井樋雅行・平 博寿・梅沢修一
筆者らは、クランプオン式超音波流量計による湿り蒸気流量の計測を目的に、信号ノイズ比の低い条件での計測を実現する標準偏差法の開発、超音波センサの最適な入射角度の検討、様々な湿り条件において蒸気流量計測に対する誤差要因の評価を実施してきた。本稿ではこれらの研究成果について紹介する。

■特集:次世代スマート計測を支える技術と製品①
○低炭素社会の実現に向けたテレメータリングシステム/(特非)テレメータリング推進協議会/畠内孝明
当協議会では、電力、ガス、水道のテレメータリングシステムの標準化と普及を推進している。当協議会の活動内容と標準化を行ったUバス、Uバスエアの技術的特徴を紹介する。合わせてテレメータリングの現状と今後の展望について述べる。

○スマートメーターと計量データの利活用/アズビル金門㈱/菊地和彦
IoT技術革新と共にユーティリティメーターのスマート化が進み、そこから得られるデータ活用への期待が高まっている。本稿では、その概要、および今後の見通し等をレイヤー毎に説明し、実際の取り組み例として、当社が取り組む統合プラットフォーム(DX-EGA)を紹介する。

○LPWAの登場~APIエコノミーの到来/愛知時計電機㈱/河上智洋
スマートメータリングは、その市場特性に合ったLPWA通信で実現する。アイチクラウドは、ガス、水の使用量が個人データとして活用される未来を見据えて、様々なクラウドとデータ連携するAPIを標準装備したデータサービスであることを紹介する。

■解説
○作業環境測定用イオン移動度分析装置の開発/(独)労働安全衛生総合研究所/高谷一成
本稿では、現在主流となっているGC/MSでは困難な作業環境中の化学物質のリアルタイムモニタリングを行うための装置を開発した。また、本装置は十分に作業環境中の化学物質モニタリングに使用することが可能であることを確認した。

○液体流量計のJCSS校正サービスと微小流量の校正/島津システムソリューションズ㈱/岩政 明
医薬品や半導体製造装置など、ごく少量の液体の流量を管理するケースで、微小用の液体流量計の必要性が増している。流量計の校正と、当社の校正設備について説明する。

■連載
○計測の小史 第1回/㈱武藤技術研究所/武藤一夫
明日のモノ造りの原点は計測工学にあるといっても、過言ではない。「ものづくりの基本は、測る技術である」ことを理解していただく。本連載では、計測工学の原点を見つめなおす。計測技術における計測の小史として、今回は第1回目であり、古代の計測について見てみる。

○マスフロー千夜一夜物語 第79回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるマスフローメーター、そして質量流量制御するマスフローコントローラー。これらの機器のダウンサイジング、軽量化に対する要求は根強い。今回は、分析装置などの一般工業向けと半導体製造装置向けにマーケットを分けて、その技術動向を解説する。

○食品のトレーサビリティ 第56回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
今、熊本県産のアサリの産地偽装が大問題となっている。すでに国会でも取り上げられ、連日のようにメディアが報道している。その中で抑止の為にトレーサビリティが必要との声が上がっている。農水省は品目毎のトレーサビリティのガイドラインを公開している。養殖の海産物も対象としている。では、法整備をしてトレーサビリティの仕組みを導入すれば産地偽装は解消するのであろうか?問題の根本原因から顕在化した食料リスクを考察する。

■コラム
○第71回 社会インフラの健全性計測/山﨑弘郎

■製品ガイド
○湿度・露点計/粘度計

2,200円
■特集:活躍する赤外線計測②
○光技術を用いたインフラ計測の研究/(国研)理化学研究所/村上武晴・斎藤徳人・小町祐一・坂下亨男・和田智之
インフラ計測ライダーへの特徴的な要求、ライダーのスペックと安全基準の深い関わりについて解説し、主な測距ライダーのタイプについて、測定レートや分解能などの特徴に注目して紹介する。

○赤外線の吸収、放射を利用した計測機器/㈱堀場製作所/西村克美
赤外線には物質を温めるという作用の他に、非接触で物質を計測できるという大きな特徴がある。赤外線を使った計測は、吸収または放射という二つの物理現象を利用している。本稿では、赤外線計測機器の特徴と当社グループの製品、およびその使用事例について紹介する。

○サーモグラフィによるプラント設備診断とスマート化について/日本アビオニクス㈱/木村彰一
近年、プラントの安全性と生産性の維持・向上に向けスマート保安が推進されサーモグラフィのスマート化が加速している。本稿では、設備点検で活躍するサーモグラフィ、ドローン、スマート保安における役割を紹介する。

○高度道路交通ソリューション/フリアーシステムズジャパン㈱/植村英幸
TeledyneFLIR社では長年赤外線センサー、サーモグラフィカメラを市場に供給している。その技術を応用し、道路交通監視用としてのカメラも提供している。それをITS(IntelligentTransportation System:高度道路交通システム)カメラと称している。本稿では、当社ITSカメラについて、その特徴および事例を紹介する。

○InfraTec社の高性能サーモグラフィーによる熱弾性応力解析/㈱アイ・アール・システム/山崎博之
本稿では、ドイツInfraTec社の高感度冷却式サーモグラフィーを使った熱弾性応力解析に関して、簡単に基礎原理と実際の測定事例を示し、新しい解析のアプローチを紹介する。

■特集:蒸気流量計測①
○蒸気流量計の課題から考えるエネルギー管理/横河ソリューションサービス㈱/宮脇瑠美佳・山田忠弘
脱炭素社会の実現に向けてCO2排出量削減の取り組みを迫られる中、具体的には何をすればよいのか。そのヒントとして、蒸気流量計をはじめとするセンサでの計測をもとに、継続的な操業改善活動の基盤を構築するFEMS(Factory EMS)を紹介する。

○蒸気管理用渦流量計/㈱オーバル/蒲谷啓行
世界中のあらゆる産業で熱源や動力源として使用されている蒸気であるが、その管理についてはあまり実施されていないのが実情である。本稿では、それら蒸気の管理用として当社の渦流量計の主力製品であるEXデルタⅡと密度補正機能を搭載したデルタフローペットDXついて計測原理を交え紹介する。

○蒸気乾き度計測機能を搭載した渦流量計/㈱テイエルブイ/髙田一平
本稿では、蒸気プラントでみられる蒸気の乾き度低下における課題、乾き度計測技術の概要について解説し、蒸気乾き度計測機能を搭載した渦流量計を紹介する。

■製品と技術
○次世代型ワイヤレス超音波流量計/㈱クローネ/岡部志郎
スマートフォンでの流量表示を可能にした、「Orcas」は、現場での工数を大幅に削減することが可能になった。本稿では、SoundWater Technologies, LLC社(米国)製造の、Bluetooth無線通信を用いたポータブル超音波流量計の製品特徴の紹介と共に、実際の活用事例を抜粋したものについて紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第78回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるマスフローメーター、そして質量流量制御するマスフローコントローラー。これらの機器に対して多くの初心者ユーザーから関心が深いであろうトピックスを、筆者のEZ-Japanブログ記事から四つ取り上げ、個々に解説を試みる。

○食品のトレーサビリティ 第55回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
食品トレーサビリティの定義はモノの追跡遡及ができることにあるが、経済のグローバル化と複雑化する流通経路により、原材料の情報開示要求が強まっている。いま企業も政府もSDGsというキーワードを無視できず、そこには生産者(供給者)の責任も消費者の責任も求められる。ことに昨年より中国の人権問題からくる製造品の出処に対する明確化を求められるようになった。米国や中国に翻弄される日本の姿から今後の食料におけるリスクを考察してみる。

■コラム
○第70回 ロボットが人の雇用を奪うか/山﨑弘郎

■製品ガイド
○記録計
2,200円
■特集:デジタルトランスフォーメーション(DX)の最新動向②
○幅広い製品とサービスでユーザーのDXを支援するデジタルエコシステム/日本エマソン㈱/一木澄隆
ユーザーがDXソリューションを展開する際の様々な課題に対し、エマソンのDXビジネスモデルであるPlantwebデジタルエコシステムを用いて、小さく開始しながらも最終的に企業全体のデジタル基盤となり効果的にデジタルデータを使用できる手法を紹介する。

○産業用イーサネットの計装システムへの導入事例/ABB㈱/須古弘規本稿では、産業用イーサネットの特徴およびPoE技術の概要について解説し、イーサネット対応プロセス流量計のラインアップやメリット、測定結果の分析に使用可能なソフトウェアソリューションについて紹介する。

○プラント運営支援サービス/東洋エンジニアリング㈱/坂本 克
当社ではポストEPC事業として、顧客収益向上に貢献するべくDX-PLANTR開発に取り組んでいる。エンジニアリング会社である当社における取り組みの背景と経緯、ソリューション、導入事例について紹介する。

○省エネ支援システム活用によるDX化について/三菱電機㈱/坂本直聡
EcoAdviser省エネ分析・診断アプリケーションは、当社のAI技術Maisartを搭載し、エネルギーロス抽出やエネルギーロス要因診断を自動化して省エネ活動のPDCAをトータルサポートするアプリケーションであり、生産設現場での省エネ運用改善のDX化を推進する製品である。本稿では、省エネ支援アプリケーションEcoAdviserについて紹介する。

○デジタルトランスフォーメーションの推進/Keysight Technologies/Jay Alexander
新型コロナウイルスのパンデミックはテクノロジーを劇的に進化させ、企業のデジタルトランスフォーメーションへの対応も加速させている。当社では、「あらゆる人とモノがつながる世界」の実現に向けて不可欠となるデジタル化に対して、どのように対処していくべきかを、設計・計測・検証ソリューション企業の視点で紹介している。

■特集:活躍する赤外線計測①
○バイオマス発電における発熱監視/㈱チノー/小野寺雄大
脱炭素社会の中で注目されているバイオマス発電における発熱監視需要についての説明とその監視を行う熱画像計測装置の仕様とアプリケーション事例について紹介する。

○冷却型赤外線サーモグラフィによる検査事例/㈱ケン・オートメーション/矢尾板達也
赤外線サーモグラフィの市場はコロナ禍の体温簡易測定等の普及により年々拡大しており、本稿では冷却型赤外線サーモグラフィに特化した高感度・高速温度測定、非破壊検査、ガス検知の事例を紹介する。

○2色補正サーマルイメージ付2色温度計/山里産業㈱/宮田正文
製造現場や研究開発における温度計測で、放射温度計とサーマルイメージャーを併用して熱の広がりや熱集中部位の計測のニーズが増加している。本稿では、放射率補正をすることなく正確な温度測定ができる2色温度計にサーマルイメージ機能を搭載し、1台で双方の機能を有したコンパクトかつ耐環境性に優れた製品を紹介する。

■解説
○サーマルドローンによる屋根の表面温度測定/島根県産業技術センター/河村 進/三重大学/中井毅尚
温度センサとデータロガーにより建築物の温度測定を行うとき、センサの劣化やチャンネル数制限から安定的な多点測定が困難な場合がある。本稿では、汎用小型サーマルドローンを用いて行った戸建て平屋住宅の屋根温度分布の測定事例について紹介した。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第77回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計を搭載した流量制御器であるマスフローコントローラー。現在、MFCはその歴史において大きな運命の分かれ目に立たされると言ってよいかもしれない。自動車の自動運転に見立てて、MFCの制御のイニシアチブがどこにあるべきか?その未来像はいずれにあるのかを解説していきたい。

○食品のトレーサビリティ 第54回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
2021年11月COP26が行われた。気候変動がグローバルトレンドとして世界中を駆け巡った。国際機関はこぞって2050年までの二酸化炭素の排出量への規制が無ければ地球の温暖化により壊滅的な被害が起きると提唱する。それが事実なら異常気象により食料生産が受ける影響は最重要課題である。人間が生命活動を維持する重要なタンパク源は穀物である。しかし米国は穀物をグローバル経済を制する戦略物資として扱い、日本はその下請けと化している。

■コラム
○第69回 決断すべき時期/山﨑弘郎

■製品ガイド
○変換器
2,200円
■特集:デジタルトランスフォーメーション(DX)の最新動向①
○我が国におけるDX取組の現状と今後の政策の方向性について/経済産業省
コロナ禍において、企業DXの重要性が高まっている。DXを進めるためには、古い企業文化(固定観念)から脱却し、素早く変化し続ける能力を身に付けることが必要。我が国における企業DXの取組と、それを担うデジタル人材育成・確保について、現状と今後の政策の方向性を紹介する。

○DXと制御用ネットワーク/NPO法人日本プロフィバス協会/元吉伸一
DXの時代に入り、今まで制御データの通信が主体であった工場現場ネットワークにITのアプリケーションデータを載せたいという要望が増えてきている。PROFINETはそのスタートから、DX時代に使える工場現場ネットワークを志向してきたことを説明する。

○データ活用で製造を変革するスマートファクトリー/旭化成㈱/福田 滋
当社に於けるスマートファクトリーは、工場の操業に関わる全てのデータを連携し活用することで最適化へのアクションを起こし、市場に向け新たな価値を創造するものである。本稿では、データ連携と活用に向けたものづくりデータベースの提唱とデータ活用の事例を紹介する。

○DXに向けた産業用コントローラ用開発ツールのクラウドサービス化/東芝インフラシステムズ㈱/佐藤光永・深井英五
DX化の流れの中で、計装・制御システムのエンジニアリングも、効率化が求められている。当社の新サービスであるnV-Toolsクラウドの使用により、リモートエンジニアリングが可能になり、生産性の向上や、感染症対策/ワークライフバランスの向上を実現できる。

○製造業の現場主導のDX企画と構築を支援する無線センサネットワーク/東邦電子㈱/鶴畑清臣
本稿では、製造業のDX導入の重要成功要因の一つである設備・環境データ収集基盤構築を支援する無線センサネットワークneoMOTEの構成と特長、および現場主導のDX企画推進の参考となる現場指向のDX定義、基本フレームワーク、事例を紹介する。

■解説
○乱流における流体温度変動計測の高精度化を目指して/名古屋工業大学/田川正人・保浦知也
乱流場の温度計測では、線径が 0.6 μmから5 μmという非常に細い金属線を感温部とする抵抗線がよく用いられるが、応答の遅れと空間分解能の低下が変動温度計測の精度と信頼性を左右する場合がある。本稿では、この問題に対処する方法とその有効性について検討する。

○環状流路用電磁流量計を用いた液体金属の流量測定/東芝エネルギーシステムズ㈱/浅田隆利
本稿では、高速炉で使用されるナトリウム等の液体金属の流量を環状流路で測定するための環状流路用電磁流量計について解説し、ナトリウムループを用いた試験例と、電磁流体解析の解析事例を紹介する。

■製品と技術
○ルートゥース温湿度データロガーの活用/㈱エー・アンド・デイ/石川 宇
ブルートゥース(BLE)を使用した温湿度データロガーAD5327シリーズ「さ.もろぐ」を使用するメリットと活用方法について紹介する。

○工場の稼働を守るサイバーセキュリティ/トレンドマイクロ㈱/安斎祐一
重要インフラや工場を所有する企業を標的としたサイバー攻撃が活発化しており、これらに備えることはもはや経営課題の一つである。そのなかでも今猛威を振るうランサムウェア攻撃を分析し、工場においてどのようなセキュリティ対策が有効であるか解説する。

○移動回転表面用温度センサと温度ロガー/安立計器㈱/櫻井宏充
移動表面温度測定に特化した温度センサの新製品「移動回転表面用温度センサ-接触サポートタイプ-UXシリーズ」と多チャンネルの温度測定「サーモロガーAM-9000シリーズ」の製品概要と用途例を紹介する。

■連載
○食品のトレーサビリティ 第53回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
食品サプライチェーンにおける食品の安全・安心は最優先事項として各事業者また政府機関、自治体でも取り組んできた。しかし昨今、環境は大きく変化し、安全・安心に求められる課題も多様化している。中でも人権問題は大きな事案だ。中国の新疆ウイグルの人権侵害は先進各国に反中国の動きを加速させた。トレーサビリティの定義であるモノの動きの遡及・追跡とは異なる可視化が困難な人権問題について考察する。

■コラム
○第68回 車のブレーキペダルの踏み違え事故/山﨑弘郎
2,200円
■特集:半導体プロセスで活躍する計測技術・機器
○半導体材料ガス漏洩監視のソリューション/理研計器㈱/小菅 哲
当社のマルチガス検知器GD-84D型は1台で最大4種類までガス漏洩を監視することができる新しいタイプのガス検知器である。数多くのガス検知器を使用する半導体工場において大幅なコストダウンを図りつつ、安心・安全なガス漏洩監視を実現できるソリューションを紹介する。

○DX時代のエッジコントローラ&I/O/横河電機㈱/南 雅輝
製造現場におけるAIや機械学習、クラウドなどを用いたDX(デジタルトランスフォーメーション)導入に必要なエッジの役割について解説し、現場へのスムーズな導入に役立つエッジコントローラ(e-RT3 Plus)およびリモートIO(VZ20X)を活用例と併せ紹介する。

○最先端半導体デバイス製造における最新の流量制御技術/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
最先端半導体デバイスはアーキテクチャの転換期を迎え、プロセスはますます高度化している。クリティカルな要求に応えるBrooks Instrument社の半導体向け製品をその応用例とともに紹介する。

○耐食性材料 “MATR21”適用マスフローコントローラ/日立金属ファインテック㈱/板谷真明
半導体製造技術の発展により、ガス種/流量/温度/圧力/差圧など様々な条件で使用できるマスフローコントローラ(MFC)が求められている。接ガス部分の腐食についてMFCへ与える影響と現在の腐食対策を述べるとともに、その解決策の一つとして当社開発耐食性合金の適用について紹介する。

○半導体製造施設における信頼性の高いレベル計測/日本エマソン㈱/Varshneya Sridharan
ローズマウントのレベル計が半導体ユーザーに課せられた技術的課題を解決した二つの具体的なケーススタディを紹介する。

○高速応答液体微小流量センサー/センシリオン㈱/井上敏夫
当社独自のCMOSensR技術は流路に対して非接触にもかかわらずuL/minレベルの微小流量を測定することができることから、液体の流量監視、体積量測定を重要視する半導体生産工程の分野において、精度の高い流量測定が可能である。

○半導体製造における「超音波濃度計」の活用性例/富士工業㈱/大隅清博
半導体業界において計装品に求められる内容と、超音波利用の濃度計、粘度計の現状や今後の対応を、測定原理、運用時の課題などの他、計装品メーカーとしての考えを含め紹介する。

○走査型液中ナノパーティクルカウンターによる3 nm液中計測/日本カノマックス㈱/平崎太一
走査型液中ナノパーティクルカウンター3(STPC3)は、最先端の半導体製造分野での超純水(UPW)や、UPWにより希釈した化学薬品のトータル品質モニターとして、3 nm以上の液中粒子、および粒子前駆物質の計測を可能にする。

○環境計測及び揮発性有機化合物(VOC)検知器とその応用/新コスモス電機㈱/中川博司
当社の低濃度検知に優れた熱線型半導体式ガスセンサの原理と特徴について解説し、このセンサを搭載した製品と応用事例について紹介する。

○3元形状測定と抵抗測定の測定技術/フィルメトリクス㈱/井口 恭
形状測定・粗さを含む3次元表面形状測定と抵抗測定について、半導体のプロセス管理や品質管理で利用されている測定事例を紹介する。

○現場で活躍する顧客ニーズに合ったオンラインTOC連続測定システム/㈱ティ・アンド・シー・テクニカル/矢作 昇
オンライン分析計は、水質汚濁防止の観点より用いられており、各種産業毎で、管理指標を設定した水質管理にも幅広く用いられている。本稿では、全有機炭素計(TOC)と導入事例を紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第76回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計であるマスフローメーター、マスフローコントローラー。これらの中でも非常に特殊な存在である高温用マスフローという分野にスポットライトを当て、250 ℃という今までに存在しなかった超高温対応製品を紹介し、そのブレイクスルーとなった技術を解説する。

■コラム
○第67回 半導体工場の火災の影響/山﨑弘郎

■製品ガイド
○レベル計

◆2021年 年間総目次
2,200円
■特集:スマート保安の現状④ 振動計測、監視技術とソリューション
○振動解析技術を用いた設備予兆監視システム/オムロン㈱/竹下勝治
近年、製造業はIoT化というキーワードとともに予兆保全の取り組みが注目されている。本稿では、予兆保全を実現する当社の振動解析技術を活用した「設備予兆監視システム」の紹介と予兆保全の実現ステップについて説明し、その導入事例を解説する。

○小型無線振動センサの搭載技術とその活用/㈱村田製作所/相坂祐子
世界シェアが高い圧電振動センサと無線通信モジュールおよび周辺部品に至るまで当社製品を応用し、ソフトウェア設計から製品評価まで当社の各種技術を用いた、IoT社会で活用できる振動センサを開発・販売している。本稿では、振動センサに搭載している主なハードウェア技術、ソフトウェア技術に関して紹介する。

○多点型レーザー振動計による設備の振動監視/沖電気工業㈱/藤井亮浩・木村広太・丹野洋祐・佐々木浩紀
光スイッチを用いて時分割的に計測対象を切り替えることで複数点での振動測定が可能となる多点型レーザー振動計の概要、及び評価結果を報告する。本装置により、100m四方に散在した大規模な製造現場やプラントの網羅的な振動測定が可能となる。

○設備監視用振動センサ/㈱イージーメジャー/濱本敏志
プラントの高経年化、設備保全ベテラン社員勇退等という環境の中、デジタルトランスメーション(DX)の一環として、AI・IoTによりプラント内各機器の振動監視ニーズが大きくなっている。本稿では、振動監視する際に重要な「振動監視用振動センサ」の専門メーカーであるCTC社製品を紹介する。

○製造DX向け音響・振動による産業機器のAI異常検知/富士通㈱/佐藤達博/㈱アニモ/大田恭士・今竹 渉
AIを使った音響・振動による異常検知により、製造の現場での生産設備の異常予兆検知、構造物点検、完成品検査などに活用が見込まれており、フリーロールの点検やカシメ機のパンチの劣化検知における導入事例で、その技術を紹介する。

■特集:活躍するマスフローコントローラ
○ひとめで制御状態を把握できる、高速応答・高精度なマスフローコントローラ/アズビル㈱/中島 陸
当社は独自のMEMS技術により、一目で制御状態を把握できる高速応答・高精度なデジタルマスフローコントローラ形F4Qを販売開始した。本稿では、様々な現場の課題に対して提供できる価値について、製品説明を通じて紹介する。

○サーマル式マスフローコントローラーの最新応用例/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
Brooks Instrumentサーマル式マスフローSLA5800シリーズの最新情報をバイオ医薬品産業への応用例をもとに紹介する。

○石英製大流量気化器の開発/㈱リンテック/落合慧紀・林 柏亨・頼 穎賢・陳 侑群
我々が開発した石英気化器は、接液部に石英ガラスを使用し、メタルコンタミネーションフリーを実現した気化器である。本器を利用することで、金属腐食性のある薬液では困難であった、大流量且つ定濃度の気化ガスを供給することが可能となる。

○MFCの“いま”/コフロック㈱/田中雄大・岩﨑稜太
MFC本来の役割は流量制御だが、業界からのニーズに応えて様々な付加価値が生まれ多様化してきている。本稿では、PI機能付きMFCや各種通信規格に対応したデジタルマスフローなどを例に挙げ、MFCに“いま”求められている特殊な仕様や機能について紹介する。

○マスフローコントローラの現状と今後の展開/ヘンミ計算尺㈱/松永直己
当社マスフローコントローラの動作概要、特長であるセンサ・バイパス・バルブの説明と、マスフローコントローラの採用実績、今後の取り組みについて紹介をする。

○高速応答制御マスフローコントローラ/センシリオン㈱/井上敏夫
当社独自のCMOSensRテクノロジーによる高精度でワイドレンジな流量測定及び高速制御の性能は他社の追従を許さず、ガスの流量制御、あるいは体積量測定を重要視する検査機器、医療機器、半導体生産工程などの分野において、精度の高い流量制御が可能な製品である。

○マスフローコントローラ/エフコン㈱/山中邦昭
半導体製造装置に欠かせないマスフローコントローラは、高集積化や微細化が進む都と共に進化を続けている。今後さらにデジタル化が進みIoTやAIの活用は広がることが予測されており、半導体業界以外でもマスフローコントローラの将来的な有用性に期待したい。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第75回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」は熱式とコリオリ式に分類される。流体種、混合比率に支配されない“完全な質量流量計”であるコリオリ式は、製造プロセスの再現性を一気に向上させることができると高く評価されつつある。コリオリ式流量計を用いた最新の食品製造装置、半導体製造装置でのアプリケーション例を紹介する事で、その現状を解説する。

○食品のトレーサビリティ 第52回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
2020年武漢より発生した新型コロナウイルスは瞬く間に世界中を覆い尽くした。感染対策においてはPCR検査による陽性者の検出、メッセンジャーRNAワクチンという未知の取り組み。経済的には未曾有の財政出動、そしてサプライチェーンの変革と、まるで地球規模の実験場のようである。今もう一つの実験であるコロナウイルスの抑制を科学的知見で行うのかまたは国家主権の発動によるのかという実験であるについて考察したい。

■コラム
○第66回 オンライン開催されたIMEKO2021山﨑弘郎

■製品ガイド
○面積流量計

2,200円
■特集:スマート保安の現状③ 振動計測、監視技術とソリューション
○設備診断技術とDX(Digital Transformation)技術の最適化による予知保全の進化への取り組み/旭化成エンジニアリング㈱/福永辰也
近年、DX推進による予防保全から予知保全へのパラダイムシフトが謳われている。一方で予知保全の技術としては設備診断技術が以前より導入され、一定の成果を上げている。本稿では、設備診断技術導入のポイントを振り返り、DX時代の新たな予防保全の実現の在り方について考察する。

○回転機故障予兆監視システム/富士電機㈱/税所俊治
回転機メーカーとしての故障予兆監視に関するノウハウが集約されたシステムであり、振動データを中長期的に傾向管理することで故障予兆を監視し、生産ロスコストの低減や設備の状態に合わせた計画的な保全(CBM)を支援する。

○機械状態監視の省人化および自動化/ベーカーヒューズ・エナジージャパン㈱/井出翔太
無線振動計については、最も効果的に活用できる場面を理解した上で、設置可能場所、取付け方法、取得できるデータ等を考慮の上、導入されることが望ましい。ベントリー・ネバダの無線振動計およびソフトウェアにて、どのように機械状態監視をサポートできるか紹介する。

○振動監視計/振動監視システムの現在/昭和測器㈱/谷口了太
設備の予防保全に最適な振動監視システムについて、安価な従来方式から最新の解析手法までを詳しく解説する。また、対象や目的に応じた適切な振動監視システムの選択方法についても紹介する。

○予知保全・状態監視用振動センサ/㈱東陽テクニカ/戸室海一郎
振動センサは機械設備の動作状況を把握するのに有効なセンサであり、多くの故障の原因である異常振動を検知することが可能である。本稿では、予知保全や状態監視に使用されている振動センサの動作原理、特長、取付位置、取付方法について説明し、当社取り扱いの製品について紹介する。

○オフライン回転設備状態監視のIoT化/新川電機㈱/宋 欣光
IoTの普及に伴い、回転設備状態監視においても巡回点検からIoT化への流れが加速している中、当社で2016年より展開を開始した回転設備状態監視ソリューションZARK & MachineDossierにおける最新バージョンを紹介する。

■解説
○光造形製プレッシャーベルトによる実機フラップ表面圧力計測/(国研)宇宙航空研究開発機構/香西政孝
近年のエンジン騒音の低騒音化に伴い、空港周辺の騒音被害を減らすためには機体空力騒音を減らす事が重要な課題の一つとなってきている。本稿では、JAXA実験用航空機である「飛翔」のフラップ表面圧力の計測を実施するために計装として開発した光造形製プレッシャーベルトとフラップ内蔵の計測システムを中心に紹介する。

■製品と技術
○ドローンが実現する業務の自動化/㈱センシンロボティクス/吉井太郎
ロボット技術の産業活用は、従来の単機能・単目的の工業用ロボットと異なり、「移動するリモートセンシング」としての役割で近年大きな進化を遂げている。本稿では、新しい産業用ロボット、特にドローンの技術とその活用に触れ、それらが実現する業務の自動化について、当社製品であるロボットによる業務自動化を達成する統合プラットフォーム「SENSYNCORE」の紹介を行っていく。

○非接触型溶接ビード形状・寸法計測装置/㈱コムビック/松村 繁
溶接の品質管理工程の作業の信頼性向上、省力化ができる装置で、非接触で溶接ビードの断面形状、寸法計測する「L CGEAR」を紹介する。

○流体計測ソフトウェア/㈱ディテクト/井原康裕
本稿では、流速計測ソフトウェアの考え方やカメラ・照明などの撮影系・可視化の考え方を初歩的なアプローチで紹介する。

○高圧水素用圧力計測製品について/長野計器㈱/関 秀文・田中英之
本稿では、圧力計・圧力センサの概要を解説すると共に、当社保有の技術を用いて開発された今後の脱炭素化社会に貢献する高圧水素用圧力計測機器について紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第74回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計マスフローメーター、マスフローコントローラ。この20年、圧力式フローコントローラーという、熱式流量センサーに依存しない新しい提案が、半導体製造装置向けにマスフローメーカーからなされるようになった。今回は圧力式流量測定の原理と、上位4社の圧力式フローコントローラーを取り上げ解説する。

■コラム
○第65回 スペイン風邪とコロナ禍の対比/山﨑弘郎
2,200円
■特集:現場で活躍するレベル計
○レベル計の進化と原点回帰/㈱マツシマメジャテック/重枝季伸
一般産業で活躍するレベル計の種類と変遷について紹介し、その基本原理を解説する。また、近年の豪雨災害などを受け、その活躍の場を公共の河川へと広げたマイクロ波レベル計について紹介する。

○IoT化に貢献するレベル計/エンドレスハウザー ジャパン㈱/正木義久
IoT化を行うためには、フィールド機器やセンサ自体がインテリジェンスな機能を持ち、無線接続などによって内部情報にアクセスできることが必要である。本稿では、最新のレベル計として、IoT化に貢献するBluetooth機能を搭載したレベル計やレベルスイッチの診断技術や機能について紹介する。

○様々な場所で活躍するレーダーレベル計/日本エマソン㈱/加藤 守
レベル計というカテゴリには様々なレベル計が存在するが、当社の得意分野とするレーダーレベル計について、機能とアプリケーション例などを紹介する。

○電波式レベル計の応用事例/東京計器㈱/清水靖也
当社では、非接触式の電波式レベル計を主に取り扱っている。激甚化する水災害への対応として最近採用事例が増えている防災・減災用途の電波レベル計について事例を紹介する。

○高精度な液面計測が可能なフロート式液面計/㈱東陽テクニカ 石原雅史
工場のIoT化が進む現在、連続的に液面計測ができる液面(レベル)計の需要が増えている。当社で扱う米国Temposonics社製磁歪式液面計はそれが可能である。さらにデータを様々な通信で出力することも可能である。本稿では、動作原理とともに、製品ラインアップを紹介する。

○コンパクト設計の液体制御用レベルセンサ/㈱ノーケン 田中稔秋
コンパクト設計で液体のレベル制御が要求される装置や小型機器の組み込み用に最適な音叉式レベルセンサ・VQシリーズは、本質安全防爆を取得、豊富なバリエーションと抜群の耐久性と耐食性であらゆるアプリケーションに対応できる上、AC/DCフリー電源を実現。

○フロート式液面レベル計(磁歪式)/サンテスト㈱/西坂信也
当社のフロート式レベル計は「磁歪式」を採用しており、フロート式レベル計で最高水準の精度を実現可能である。

○食品・医薬品業界で使用されるレベルセンサ/山本電機工業㈱/永田厚嗣
HACCP制度化により、食品・医薬品業界において厳しい衛生管理が要求される。これらに対応するサニタリー仕様のレベルセンサを紹介する。ALL-SUS製、CIP/SIP対応仕様、泡・付着物測定等、様々な要求に対応する製品を紹介する。

○進化するレーザーレベル伝送器/ABB㈱
従来非接触レベル測定では超音波式及びオープンパスレーダーセンサーが業界でよく知られている。近年レーザーレベル測定技術が過酷な現場設置環境での適応力が注目されている。レーザーレベル伝送器のリーディングカンパニーである当社の-LLT100型の有効性を多くの事例からを紹介する。

■解説
○湿度エレメント小型化によるセンサユニット化技術の開発/アズビル㈱/矢野樹史・杉山正洋
ダクト用温湿度センサは、製品性能維持のために定期的なメンテナンスが必要であり、作業工数の削減が望まれていた。その要求に応えて、温湿度計測部が交換可能な小型湿度エレメントとセンサユニットを開発した。

■製品と技術
○高速・高精度な変位計測技術/4Dセンサー㈱/柾谷明大
生産設備の動き監視と長距離計測に適用可能なサンプリングモアレ法と直線位相解析法の原理を説明し、高速かつ高精度な変位計測技術の例を紹介する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第73回/EZ-Japan/黒田 誠
第72回に引き続き「質量流量計」に分類される熱式流量計マスフローメーター、マスフローコントローラのフィールドバス及び産業用イーサーネットへの対応に関して解説する。今回は特に次世代半導体製造装置向けMFCへの要求事項の一つとしてのEtherCAT対応にスポットを当てる。

○食品のトレーサビリティ 第51回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
いうまでもなく食品にとって安全・安心は基本中の基本であるが、そこに様々な安全保障が付加されている。すなわち地方経済の要諦であった特産品がそのブランドが毀損された。具体的には「シャインマスカット」、「とちおとめ」などの日本の果実が隣国で栽培、逆輸入され、種苗法改正の口実となっている。また、農水省は輸出品目に関して和牛に力を入れているが、豪州ではWAGYUは日本が出自だとの認識は薄く豪州ブランドとして外貨獲得しているという。デジタル化が進む中、ジャパンブランドに必要な要素技術を考察する。

■コラム
○第64回 未来予測が可能な俯瞰的人流センシング技術/山﨑弘郎

■製品ガイド
○放射温度計

2,200円
■特集:脱炭素エネルギーの普及を支える技術と関連機器
○水素を常温常圧で大規模輸送する世界初の国際実証/千代田化工建設㈱/岡田佳巳
水素を常温・常圧で大規模に貯蔵輸送できる“SPERA水素”システムの世界初となる全工程の国際間水素サプライチェーン実証が2020年に完了して商業化段階に移行している。本稿では、本システムの概要と特長、および国際間水素サプライチェーン実証について紹介する。

○水素・アンモニア燃焼技術/中外炉工業㈱/服部成真・田口脩平
脱炭素社会を目指すうえで、国内CO2排出量のうち約17%を占める工業炉分野において、化石燃料依存から燃焼時のCO2排出量がゼロとなる水素・アンモニア利用への転換は大きな意味を持つ。本稿では、当社の水素・アンモニア燃焼技術開発の取り組み状況について解説する。

○多地点水素漏洩監視ネットワークの開発/九州計測器㈱/田中武海
将来の水素大量輸送を想定したパイプラインによる未付臭水素供給の実現には、ニオイセンサに替わる安全・安心な漏洩検知システムが求められる。当社と岩谷産業㈱は共同で、多地点水素漏洩監視ネットワークシステムの開発を進めている。

○アンモニアガス監視用レーザ方式ガス分析計/富士電機㈱/東 亮一・岡田充泰
当社のレーザ方式ガス分析計は、直接挿入方式による非接触、高速測定が可能である。また、レーザ分光技術の適用により、他ガスの干渉を受けず長期的に安定な測定を実現している。本稿では、製品概要、およびアンモニアガスの監視に適用した事例を紹介する。

○超音波式水素流量濃度計/パナソニック㈱/三好麻子・松田正誉・高倉裕也・佐藤真人
燃料電池の水素循環部は、高温高湿状態になっており、従来の熱式流量計・濃度計等では正確な計測が困難であるという課題がある。当社は、ガスメータデバイス事業で培った超音波流量計測技術を活かし、高温・高湿状態の水素の流量および濃度を同時計測できる超音波式流量濃度計を業界で初めて開発したので紹介する。

○水素とアンモニアの分析、計測技術/横河電機㈱/米山謙二郎
本稿では、化学プラントにおける水素とアンモニアの分析技術の概要、および分析アプリケーション事例を紹介する。

■解説
○新しいバイオテクノロジー技術の食品衛生上の取り扱いについて/厚生労働省 医薬・生活衛生局/浅生政徳
これまで、品種改良によりさまざまな新品種が作出され生産性の向上や食生活の豊かさが得られてきた。昨今、新たな技術として「ゲノム編集技術」が開発され、国内外での農作物等への導入に向け開発が進められている。このような状況を鑑み、厚生労働省においては、ゲノム編集技術についての取り扱いを取りまとめ運用を開始している。

○ゲノム編集技術をめぐる規制動向と産業応用上の課題/名古屋大学/立川雅司/東京大学/松尾真紀子
農林水産分野への応用を中心に、ゲノム編集技術に対する国内外の規制動向に関して概観するとともに、産業応用上の課題について述べた。米欧、南米、オセアニア等におけるゲノム編集技術に関する規制を概観し、パッチワーク的な様相を呈しつつある点を指摘した。

○レーザー燐光法による温度分布の可視化計測技術/(国研)産業技術総合研究所/染矢 聡
本稿では、燐光粒子を用いた温度分布計測、温度速度分布の同時計測について、強度法、二色法、寿命法といった測定方法の基礎、燐光粒子のうち液体窒素温度など低温で活用できるものを例に挙げつつ無機蛍光体粒子の一部の特性を概説した。また、気流や固液混相流の温度速度計測などの簡単な計測例を示した。高温のガス温度計測では最高1,000Kの温度計測を試みた例を示した。本手法の特徴を理解しつつ、適切に活用する上で重要な知見を与えるものである。

○ディジタル圧力計の直線性改善と同期測定技術/横河計測㈱/栗原寛法・山下英昭
シリコンレゾナントセンサを搭載した当社圧力計は、優れた長期安定性から産業分野で広く使われており国家計量機関でも使用実績がある。しかし、直線性には改善の余地があった。本稿では、直線性を改善した技術の紹介と、調整に使用した同期測定機能について解説する。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第 72回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計マスフローメーター、マスフローコントローラー。今回は前回の特集から2年が経過したこともあり、現時点での産業用ネットワーク(産業用イーサーネットおよびフィールドバス)への対応状況に関して解説する。

○食品のトレーサビリティ 第 50回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
産地からテーブルまでを追跡・遡及する食品のトレーサビリティは業者間の相互運用が求められる。故にシステムの標準化が必要となる。しかし、事業者間の連携は同時に人の連携なのだ。現にコロナ禍によってサプライチェーンは大きく毀損した。実は平成より30年間、世界でも類例の無い低成長に陥った我が国は貧困と孤立化を深めていった。それは高齢化社会と相まって深刻な社会問題化している。安全・安心をもたらす人のつながりに必要な食のプラットフォームを考察する。

■コラム
○第63回 センサの知能の役割と発展(2)/山﨑弘郎

■製品ガイド
○電力計

2,200円
■特集:スマート保安の現状2
○スマート保安に対するJEMIMAの取り組み/(一社)日本電気計測器工業会/安藤忠明
プラント内のデータを収集し処理するマザーツールを提供しているベンダーの団体として、JEMIMAでは「スマート保安検討WG」を設置し、会員企業の保有技術やユーザー団体様との情報交換により、短期から将来に至る各種課題および解決手段の検討を行っている。

○製造業の運転操業とスマート保安/東京農工大学/山下善之
製造業はAI・IoTによってデータを活用するスマート化という新たなツールを手に入れた。これまで、生産現場のさらなる安全・安定操業を実現するためにスマート保安に関する取り組みが進んできた。これを契機に、今後、製造業におけるデジタルトランスフォーメーションが進むことを期待したい。

○コントロールバルブの状態基準保全を実現するバルブ解析診断サービス/アズビル㈱/山﨑史明
生産設備の重要な機器であるコントロールバルブの状態基準保全の実現、最新技術導入によって発生するユーザーの手間を低減した “Dx Valve Cloud Service”についての解説とバルブ診断を利用した事例を紹介する。

○スマート保全を実現するデジタル化技術/シーメンス㈱/鴫原 琢
製造業を巡る急速な変化への対応に必須なデジタル化は、今まで多くを現場の経験に頼ってきた保全分野においても変革と恩恵をもたらす。様々な企業と二人三脚で競争力強化を手掛けてきたシーメンスが提唱する「デジタルエンタープライズ」とそのソリューションについて紹介する。

○スマート保安の実現に適した監視制御システム/島津システムソリューションズ㈱/瀬和居裕志
プラント監視制御システムMETRIS-G4 Plusは、変化への対応が求められるユーザーの課題解決や価値創出に役立つことを目指している。公共プラントや製造プラントをターゲットとしたプラント監視制御システムとして培ってきた機能の紹介と、それらの機能がプラント保安においても役立つ事例を紹介する。

○放射温度計用スマートフォンアプリによるスマート保全/㈱堀場製作所/吉川勝彦
当社放射温度計IT-480シリーズおよびスマートフォン用アプリケーションソフトウェア「IT-480camera」を用いた、温度測定データと画像や動画をエビデンスとする予兆保全、異常監視、作業者や周囲環境の安全性確保といったスマート保全の活用事例を紹介する。

○プラント・工場 常時見守りソリューション/横河ソリューションサービス㈱/長澤英治
日本のプロセス産業では、設備の高経年による劣化、技術・技能伝承不足などの背景から、重大事故発生のリスクが増大する恐れがある。本稿では、設備管理業務をスマート化することで保安力向上に寄与するYOKOGAWAのDXソリューション「プラント・工場常時見守りソリューション」を紹介する。

○ガス検知器によるスマート保安とアプリケーション/理研計器㈱/菅田雄希
昨今の、国内プラントが抱える設備老朽化や後継者不足などの問題点において、ガス検知器メーカーとしてのスマート保安の考え方や取り組み内容について紹介する。

■解説
○水素ステーションにおける水素計量管理技術の現状/(国研)産業技術総合研究所/森岡敏博
水素エネルギーの利活用の代表的な一つである燃料電池自動車の普及に関連して、水素燃料供給インフラである水素ステーションにおける水素計量管理技術と関連する規格の現状について紹介する。

■製品と技術
○プラント訓練シミュレータとデジタルツインに向けた展望/三菱ケミカルエンジニアリング㈱/岡田賢司・荒川浩伸
当社が販売している訓練シミュレータMECTRNRについて、機能と活用事例を最近の顧客動向を踏まえて紹介する。近年注目されているデジタルツインは、サイバー空間にリアルを再現する技術であるが、当社も顧客の期待に応えるべく、開発に取り組んでいる。

■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第71回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類され、各種産業の製造装置で流量測定&制御のキーパーツとして扱われるMFM(Mass Flow Meter)、MFC(Mass Flow Controller)にも、人間と同じく定期的な健康診断(=流量検定)が必要である。今回はその手法を解説する。

○食品のトレーサビリティ 第49回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
商品やサービスの品質は、消費者が知るタイミングで分類した探索財、経験財、信頼材の三つに分類される。食品は購入後に品質の評価が難しい信頼財である。しかし食品の安全性は必須事項であり、そこに法規規制による安全性の管理がある。そして今や国際的な安全基準はもとより高い倫理規定を求められている。今日、デジタル化が加速する中、情報の非対称性の緩和、すなわち情報の可視化はどこまで可能なのであろうか。

■コラム
○第62回 センサの知能の役割と発展(1)/山﨑弘郎

■製品ガイド
○圧力計
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商品情報・内容

  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
  • サイズ:B5判

■ やさしい計測システム専門誌

本誌は、工業計測の各分野について、1.基礎計測-物理・化学量等基礎的諸量の計測と分析。2.計測要素-回路、装置、精密機器。3.プロセス計装-計画、管理、プロセス制御。4.自動化機器-サーボ技術、NC、マテリアルハンドリング、自動倉庫。5.情報処理-データ処理、電子計算機及びその応用。以上5本の柱を編集の基本にし基礎理論から事例など実務応用面に至る諸問題をとりあげております。

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