建築設備と配管工事 発売日・バックナンバー

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2,178円
■特集:厨房排気脱臭装置の最新動向1
○脱臭技術の種類と特長/テクノメディカル㈱/久保 彰
近年、都市部における飲食店等の排気による「におい」の苦情件数は減らず、脱臭対策は建物計画上必要不可欠になってきているが、市場には様々な脱臭手法・メーカーがあり、ユーザーは選択に迷うばかりである。臭気対策専門コンサルタントである筆者の経験から、各脱臭設備の特徴をわかりやすく解説する。

○厨房排気を強力脱臭/㈱カルモア/藤原広之
近年増加し続けている厨房排気による臭気問題について必要な知識と対策方法を紹介する。特に勧めたいセラミック脱臭方式については事例も含めて記載している。

○吸着離脱と触媒&オゾン分解による/強力脱臭三協エアテック㈱/山本有治
吸着した臭気分解作用を有した脱臭フィルターと、オゾン脱臭技術を採用したハイブリッド方式により、シンプルかつコンパクトな脱臭システムを提供している。加えて、システム導入後に脱臭効果を達成し、維持するための技術サポートを提供する。

○「におい」を変えるシステム-気化脱臭装置「爽」-/㈱シー・エス・シー/明崎泰輔
都市の密集化や商業施設の複合化が進む中で、厨房排気における臭気問題は、年々大きな問題となってきている。本稿では、臭気問題の社会的背景とその対策を紹介するとともに、臭気対策の一例としての気化脱臭装置を用いた脱臭システムを紹介する。

■最新技術情報
○AI時代を見据えた超高発熱GPUサーバ対応 水冷空調機「CyberAirリアドア型」/㈱NTTファシリティーズ/由佐卓也・三宅加典介
GPUサーバの冷却の一つとして、同社では、2018年5月に、データセンター用空調機製造メーカであるStulz社と共同で、同社のリアドア型空調機CyberRackをベースに、GPUサーバの熱的特性を考慮したCyberAirリアドア型を開発・リリースした。本稿ではその特長を述べる。

○寒冷地向けパッケージエアコン「ズバ暖スリム」/三菱電機㈱/馬場一成・岩井美穂
寒冷地においてのパッケージエアコン暖房では、暖房運転時に室外ユニットに付着した霜を溶かす霜取運転が必要なため、快適性の観点から霜取運転時の室温低下抑制が課題である。最適なタイミングで霜取運転を行い、最大10時間の連続暖房運転を可能にするなど、霜取運転時の快適性を向上した同商品について紹介する。

○冷媒配管用火無し継手 RGプレス/東洋フイツテング㈱/佐藤好生
安定接合品質、施工時間短縮、軽量、低価格をコンセプトとした冷媒配管用火無し継手RGプレスを開発した。RGプレスは冷媒用銅配管の施工生産性向上に必ずや貢献できると考え、リニューアル用途だけでなく、新設物件への採用が拡大することを期待したい。

○NF(Not use fire Foam)システムの開発/㈱三菱地所設計/藤野健治
「車両火災モデルの構築」と「水噴霧ヘッド(NFヘッド)の開発」を行い、「火災抑制性能の評価基準を策定」し各種実験を行うことにより、水を火災抑制剤とする駐車場用火災抑制システムを開発するとともに、消防設備システムの性能評価および総務大臣認定を取得し、実物件への採用を果たした。

○免震吊下式高天井照明装置の開発/安藤ハザマ/和田 稔・三富正二・宮川忠明
地震時の振れ止め等の耐震支持材の取り付けが不要な免震吊下式高天井照明装置を開発した。本稿では、照明器具を設置するための高所作業について説明し、本装置の特長および振動台実験による免震性能の検証結果を紹介する。

○IoT社会の「測る」「つなぐ」を「簡単」にするオムロンの環境センサー/オムロン㈱/戸谷浩巳・白木和久
身の回りの様々な環境情報をセンシングし、これまでデータが取得されていなかった様々なシーンでの環境情報のセンシングを容易にするとともに、ユーザー各社がIoTによる新たなソリューションやサービスを展開することを可能にしたオムロンの環境センサーについて紹介する。

■解説
○一般住宅向け浅層地中熱利用システムの低コスト化技術/日本大学/田村 慎太朗・柿崎隆夫・小熊正人
地中熱利用システムの普及促進を実現するためには初期設置コストの削減が課題である。日本大学工学部は一般住宅規模のシステム設置コスト従来比40%削減を実現すべく、地中熱交換器設置低価格化、機器開発、プレハブ的施工法を実施し150万円/(5kW熱出力)の見通しが得られた。

○世界初、市街地で水素100%による熱供給について/㈱大林組/島 潔
神戸市のポートアイランドにおいて、水素と天然ガスを燃料とする1MW級ガスタービンにより、複数の施設へ電気と熱を供給する実証運転を行っている。2018年4月19日、水素をガスタービンで燃焼させ、発生した電気と熱を近隣施設へ供給する「水素CGSプラント」の実証運転に世界で初めて成功した。

■竣工事例
○広小路クロスタワー/㈱竹中工務店/棟保義憲・辺見佳祐
名古屋の栄・伏見エリアのランドマークとなる超高層オフィスビルである。低層部の商業店舗と隣接する旧名古屋銀行本店ビルとの連続した賑わい創出により、本エリアの活性化の起爆剤になることを期待されている。本稿で設備の概要を紹介する。

○プライムコーストみなとみらい(商業施設・ホテルビスタプレミオ横浜)/㈱久米設計/大平真史
横浜市のみなとみらい21地区59街区B区画に竣工した複合開発施設である。開発にあたっては横浜市より隣地のA区画との「59街区としての一体性のある開発と“みなとみらい21地区”の北の玄関口にふさわしいデザイン」が求められた。ホテル・商業施設と集合住宅からなる、すべてを地域冷暖房からの冷水・蒸気で空調・給湯を行う複雑な計画であった。

■シリーズ:第16回 環境・設備デザイン賞
○無量光明圓寺納骨堂清淨殿/㈱古森弘一建築設計事務所 古森弘一
福岡県に古くから建つお寺に新設された納骨堂。参拝者の訪問が不規則であり、温熱環境を空調機でコントロールするのではロスが多いため空調や照明などのエネルギーを使用しない空間をつくり出した。天井は4層の木ルーバーで構成され日射を取り込みつつ床に直射光が届かないようになっている。

○関東学院大学建築・環境棟(5号館)/関東学院大学/湯澤正信・大塚雅之・遠藤智行/㈱日本設計/淺井万里成・佐々木真人・千野保幸・村井 一
本施設は、建築・環境学部における教育と研究の拠点として、そこにいるだけで建築・環境学を学ぶことができるような“生きた学修教材”をコンセプトとした環境建築である。計画・設計の考え方、設備概要から竣工後の検証結果、運用実績までを紹介する。

○TMiPパワーモジュール/ユーヴィックス㈱/柏山貢四郎/㈱日本設計/井田 寛・王 准
高付加価値への空気質向上はこれからの建築空間を形成する上で重要なキーワードになっていくものと考えられる。本稿では酸化チタンメッシュであるTMiPと紫外線殺菌灯の相乗効果により脱臭・除菌機能を高めた本機を紹介する。

■シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情98
○米国とカナダにおける配水主管の漏水の現状元/㈱森村設計/前島 健
米国とカナダにおける配水主管の漏水の現状について紹介する。

■連載
○防食鋼管 40年の思い出(第 49回)/IDE研究所/井出浩司

■Le petit pouce ペットと暮らす 173
○花綱(フェストゥーン)/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:融雪・消雪機器
○ロードヒーティングによる冬期路面管理の実態と課題/札幌市 建設局/柴田雄史
札幌市では、急勾配箇所の凍結路面対策としてロードヒーティングを設置している。更新費や光熱費は増加傾向にあることから、これまでに取り組んできた効率的な制御手法や、凍結路面管理手法の変更など、コスト縮減の取り組みを紹介する。

○河川水を活用した融雪の取り組み/金沢市 土木局/石倉 剛
金沢市の除雪状況を紹介するとともに、近年、河川水を活用した融雪装置が増えてきた背景について、市の環境保全に関する取り組みとの関連性を紹介する。また、河川水を活用する際の問題点について、事例を示しながら検証を行い、その対策について紹介する。

○地中熱ヒートパイプ融雪システム/ヒートパイプ融雪工法協会/坂東和郎
地中熱ヒートパイプ融雪システムは、深度20m 程度までの地中熱(10~18℃程度)をヒートパイプによって採熱し、路面の融雪を行うシステムであり、熱源と制御に一切の化石燃料や電力を使用しないランニングコストゼロの融雪施設である。

○中小口径管路内設置型による下水熱利用について/東亜グラウト工業㈱/田熊 章
老朽管の更生と同時に、外気と比べて温度の安定している下水の未利用熱エネルギーを空調・給湯・床暖房・融雪に有効活用化する、新聞やTVでも報道中の注目の新技術。設置することで、今まで廃棄していた24時間採熱可能な未利用熱を活用できる。

○電熱式ロードヒーティングシステム/北日本電線㈱/木口寛基
電熱式ロードヒーティングシステムは、路面の雪処理を効率良く行うことが可能で、安全性が高く維持管理が容易なため、車道などの公共性の高い施設から住宅の駐車場まで幅広い用途に採用されている。本稿では、システムの特徴、概要、導入事例について紹介する。

○地中熱ヒートポンプを利用したロードヒーティングシステム/サンポット㈱/内野晶弘
地中熱ロードヒーティングシステムは無散水式の融雪システムであり、熱源機に地中熱ヒートポンプを利用する。効率の良い運転をすることにより、従来システムの灯油ボイラーと比較してランニングコスト、CO2排出量を半分以上抑制することが可能となる。

■最新技術情報
○SDGs(持続可能な開発目標)を目指した低炭素フィルタによる社会貢献/㈱ユニパック/松江昭彦
低炭素フィルタは①フィルタ購入費、②人件費、③消費電力を削減するという現行の予算内で充分に賄える手法である。日本人の心でもある“もったいない”という発想で半世紀続いた中性能フィルタの構造が社会貢献という観点からも見直される時代に入ったと確信している。

○国内最大級のデータセンターにおけるBIM/新菱冷熱工業㈱/谷内秀敬
データセンターは施設構成に占める設備比率が大きく、建物機能を発揮するための搬送設備・管路が繊密に張り巡らされている。IPDを実施した本プロジェクトの中でのBIMの活用に際して、どのように計画がなされ、どのような手段が実施され、結果的にどのような成果が得られたのかという実例を、配管設備にかかる事例を交えて本稿で紹介する。

○BIMを活用したZEB提案シミュレーションツール/清水建設㈱/矢川明弘・太田 望
設計初期段階のZEB 提案にWEBプログラムを使う場合には・設計およびデータ入力に多大な時間を要する。・自然エネルギー利用等の省エネ技術の中で評価できない技術がある。・当該建物の実際の運用条件を考慮した計算ができない。などの課題があった。これらを解決すべく、設計初期段階のZEB 提案での利用を目的としたシミュレーションツールを開発したので紹介する。

■解説
○都市型地域冷暖房の省エネルギー手法に関する研究1/丸の内熱供給㈱/丸 雅雄
DHCに導入した温熱源としての利用が期待される中水熱利用システムの概要と運転実績並びに留意点について報告する。空冷ヒートポンプシステムと比較し約45%の効率アップで、採熱したビルへの影響も無く良好な結果であり一般ビルへの普及性も十分にあると言える。

○業務用電化厨房に適した換気設計指針/(一財)電力中央研究所/岩松俊哉・占部 亘
電化厨房は火気使用室でないことから、換気量低減の可能性があり、省エネルギー化が期待できる。本稿では、業務用電化厨房の換気設計手法の確立にむけて建設した換気性能評価室、必要換気量の考え方、日本エレクトロヒートセンターの指針の概要および指針を用いた換気量の試算結果を紹介する。

■竣工事例
○ささしまライブ グローバルゲート/㈱竹中工務店/棟保義憲・金子 研
グローバルゲートは名古屋駅南西に位置し、コンファレンスセンター、ホテルへの国内外からの訪問客やグリーンスタイルをコンセプトとした商業施設への来訪者でにぎわう名古屋の新たな交流拠点であり、DHCや建築と融合した環境技術を取り込んだ複合施設である。

■シリーズ:第16回 環境・設備デザイン賞
○伊勢志摩サミット国際メディアセンターアネックス/㈱山下設計/青木龍介
本施設は仮設建築物であるため資源の有効活用で、3Rを徹底し重量比99% 以上のリユース・リサイクル率を達成することができた。これらのノウハウは、新築建物やインテリアデザイン等においても実現の可能性を秘めており、多岐にわたる分野の省資源化と持続可能な社会実現に繋がると考え紹介する。

○ATグループ本社北館・南館/㈱竹中工務店/内山貴司・伊藤貴弘
同ビルは自動車販売会社などグループ9社の本部機能が集結するグループ企業の本社ビルである。北館は大規模な木造のショウルーム、南館は本社ビルとしてBCP 機能を充実させるとともに、壁面ルーバーやエコボイドなど環境に配慮した計画を行った。

■シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情97
○持続可能性の高いU.S.バンク・スタジアム/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、持続可能性の高い2016年7月にオープンした米国のミネソタ州ミネアポリスに所在する多目的スタジアムである73,000席のU.S.バンク・スタジアムの持続可能性を紹介する。

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第48回)/IDE研究所/井出浩司

■Le petit pouce ペットと暮らす 172
○ミレニアル世代/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:建築設備関連ソフトの動向2
〔BIM・CAD関連〕
○BIMを支える設備CADの特長と動向/高砂熱学工業㈱/今野一富
BIMは、国内での取り組みが聞かれ始めて約10年になり、現在では建築の設計段階から施工段階まで取り組みの情報が増えている。本稿では、筆者が所属する設備施工会社の視点でのBIMについての概観と、主要ソフトから設備CADの開発会社に聞き取りを行った結果を基にCADの最近の動向について紹介する。

○BIMライブラリーコンソーシアムの動向とBIMオブジェクトの標準化/(一財)建築保全センター/寺本英治
BIM 活用のメリットは様々あるが、現実にはBIMは発展途上の技術であり、様々な課題がある。本稿では、建物を構成する部材・製品等、BIMオブジェクトと呼ばれるものの標準化に関する課題、とその解決のためのBIMライブラリーコンソーシアム(BLC)の取り組みを紹介する。

○属性情報を活用した設備BIMの取り組み/㈱NYKシステムズ
○ARCHICAD 21/ARCHICAD 21 Solo/グラフィソフトジャパン㈱
○BIM対応設備CAD「FILDER Cube」/ダイキン工業㈱
○CADWe’ll Tfas 10/㈱ダイテック
○日本の建築は、日本のBIMがつくる『GLOOBE』/福井コンピュータアーキテクト㈱
○建築設備CAD「CADEWA Real」における「BIM」への取り組み/㈱四電工

〔省エネルギー関連〕
○LCEMツールについて/国土交通省/潮 逸馬
○BEST-H(住宅版)の特徴とその活用/㈱日建設計/長谷川巌
○エネルギー管理評価支援ツール/(一財)省エネルギーセンター/鈴木規安
○Ene-CAT(工場・ビル エネルギーフロー評価ツール)/(一財)省エネルギーセンター/小島久史・稲田 賢
○建築物(非住宅)の省エネルギー計算ソフトウェア「SAVE-建築 Ver.4.1」/㈱建築ピボット/千葉貴史
 
■最新技術情報
○IoTを活用した空調制御の完全クラウド化への取り組み/ダイダン㈱/前園 武・松田侑樹
○EM不断水工法エスゲートの改良について/㈱水研/清水俊彦
○屋外トイレの最新情報/㈱ハマネツ/波多野賢

■竣工事例
○朝日工業社本社本店ビル/日本土地建物㈱/高畑 健
「華美に走らず来訪者に 堅実で落ち着いた印象を与える建物」意匠・構造・設備の調和のとれた合理的な建築計画を目指した。本稿で建築概要を紹介する。

○JR九州ホテル ブラッサム那覇/㈱久米設計/酒井義幸・田中美穂
本建物は、那覇特有の環境(高湿度・塩害・強雨)への配慮を行った宿泊主体型プレミアムホテルである。ビルマル空調機など、一般的な設備機器を採用しながら、改装等の工夫を加えることで省エネ性と快適性の両立を実現している。

○エンパイヤビル/三井住友建設㈱/小野内靖・坂東竜太・向後 亮・豊福慈未
本プロジェクトはエンパイヤ自動車㈱の本社ビルを東京建物㈱との共同事業として新たに立て替えを行ったものである。システム天井を基準とした各設備のモジュール配置、空調換気と加湿系統の分離、非常発電設備の対応等、設備概要を紹介する。

■シリーズ:第16回 環境・設備デザイン賞
○イオンモール堺鉄砲町/㈱竹中工務店/國本暁彦・安心院智・山形光生
イオンモール堺鉄砲町は、未利用エネルギーの下水再生水を、熱源と冷却水にカスケード利用後、水源として活用した国内初の大型複合商業施設である。熱は外気予熱、給湯熱源、水冷チラーの冷却水として、水源は便所洗浄水、せせらぎ補給水として活用した。せせらぎは地域の憩いの場として、環境向上に貢献した。

■Le petit pouce ペットと暮らす 171
○おおいぬ座(シリウス)/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:建築設備関連ソフトの動向1
〔シミュレーション関連〕
○気流シミュレーションソフトの最新動向・特長/村田HVAC技術士事務所/村田敏夫
建築設備における気流シミュレーションで使用するソフトの変遷と特徴を各ソフトウェアベンダーへのアンケート結果を含め紹介し、空気調和衛生工学会の気流シミュレーションへの取り組み、および最近の建築設備分野での主な解析事例を紹介する。

○国産熱流体解析ソフトFlowDesignerのBIM・VR/MR連携と環境整備/㈱アドバンスドナレッジ研究所/池島 薫
○ANSYS Discovery Liveを活用した設備・配管設計/アンシス・ジャパン㈱/山口貴大
○構造格子系汎用三次元熱流体解析ソフトウェアSTREAM/㈱ソフトウェアクレイドル  /安成太一
○非構造格子系汎用三次元熱流体解析ソフトウェアscFLOW/㈱ソフトウェアクレイドル/ 岡森 克高
○CFD(数値流体力学)解析ツール FloEF/メンター・グラフィックス・ジャパン㈱/青木禎孝

〔計算関連〕
○設備積算見積ソフトPLANEST(プラネスト)/㈱コスモ・ソフト 吉村幸治
○脱エクセル~設計計算の行方/タナックシステム㈱/中川洋一
○動的熱負荷計算・空調システム計算プログラム HASP/東京理科大学/長井達夫
○空調・換気設備設計が変わる/㈱イズミシステム設計/鈴木経仁
○パッケージソフトならではの高機能な負荷計算ソフト/㈱イズミシステム設計/鈴木経仁
○煩雑な省エネ計算を効率化/㈱イズミシステム設計/鈴木経仁

■最新技術情報
○固体伝搬「振動/衝撃」の高効率対策ユニット/㈱アブソラボ/小林達也
○軽量かつ高断熱性を有した角ダクト/フジモリ産業㈱/村田孝友・尾形真幸・京井貴史
○建設現場における省力化と品質安定を実現/フジモリ産業㈱/村田孝友・尾形真幸・京井貴史

■解説
○大丸有地区の環境性・防災性を支える最新エリア環境エネルギーマネジメントシステム/丸の内熱供給㈱/矢崎淳史・後藤直之・森村 平・奥田大樹
大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有地区)は高層建築物が建ち並ぶ日本を代表するビジネスセンターである。本稿では大丸有地区の環境性・防災性を支えている「熱供給」というエネルギーシステムの仕組み、最新事例等を紹介する。

○くらげのゆ/倉敷市 環境リサイクル局/味野匡敏
平成29年度、倉敷市では温水プールに下水熱回収設備「くらげのゆ」を利用した熱源システムを導入した。本事業は、熱源改築に合わせて未利用エネルギー導入したものであり、国内で初めて地上に下水熱交換器を設置する方式を採用した。

○地中熱利用にあたってのガイドライン改訂増補版の概要/環境省 水・大気局/地盤環境課/伊籐和彦
環境省では、平成27年4月に公表した「地中熱利用にあたってのガイドライン改訂版」について、地下水・地盤環境の保全に留意しつつ、地中熱利用の一層の普及・拡大を図るため、地中熱利用に伴う地盤への熱影響や地下微生物への影響に関する新たな知見を追加し、平成30年3月に「改訂増補版」として取りまとめ、公表した。

■シリーズ
○16回 環境・設備デザイン賞
自然切替ダンパー(下町ダンパー)/㈱日建設計/村松 宏
自然切替ダンパーは、一つの入口を通過する気流の温度によって、二つの出口の何れかへ自動的に切替える機能を持つ。切替の仕組みを簡素化し、制御をなくすことでコストを抑えながら室内上下温度差を解消し、頭寒足熱のより良い環境を、より簡単に、より安く実現する。

○外国の環境保全および建築設備事情
カリフォルニア州の渇水による/節水の結果/元㈱森村設計/前島 健
4年続いて渇水に見舞われたカリフォルニア州における節水量とそれに伴い削減された電力量と地球温暖化ガス(Co2e)の排出量を紹介する。

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第47回)/IDE研究所/井出浩司
2,178円
■特集:接着接合技術の動向
○接着技術の普及に向けて/神戸大学/西野 孝
建築設備、配管工事に「接着」が多用されるようになっている。しかし不安に思っている方も多いのが現状である。より安心して、良くくっつけるために、現場でやっていただきたいこと、やってはいけないこと、原点にさかのぼって接着の原理を平易に解説する。

○接着接合技術の動向-特徴・機能・効果・種類と今後の展望/鈴木接着技術研究所/鈴木靖昭
接着強度発現のメカニズム、接着剤の選定方法、接着強度向上のための表面処理方法、接着の長所と短所、主な接着継手形式の応力分布の特徴、破壊条件、継手設計における注意事項、温度、湿度、応力負荷条件下の継手の寿命予測法について解説し、最後に建築設備関連における接着接合技術の今後について展望した。

○配管用液状シール剤/日本ヘルメチックス㈱/北田寿美
配管のねじの接合では、シール性を確保するために“液状シール剤”が用いられている。

■最新技術情報
○低圧損フィルタによる省エネチューニングの効果予測手法について/㈱ユニパック/松江昭彦
○アルミ冷媒配管システムの開発/高砂熱学工業㈱/込山治良
○専用ツバ出し工具を不要にしたパイプシャフト専用継手/㈱オーミヤ/山下真矢・狩野仁孝
○ただ一つの地上設置型フート弁スモレンスキフートバルブバージョンアップ/㈱イシザキ/小川博巳

■解説
○SGPねじ込み配管とそのシール法/NAコンサルタント/安藤紀雄
SGP配管のシール法は、「ねじ込み配管」のシール法と「溶接配管フランジ」のシール法に大別されるが、本稿では「SGPねじ込み配管」のシール法に特化して紹介する。

○「建設業働き方改革加速化プログラム」について/国土交通省 土地・建設産業局/新井大地
日本全体の生産年齢人口が減少する中、建設業の担い手については概ね10年後に団塊世代の大量離職が見込まれており、その持続可能性が危ぶまれる状況にある。建設業が引き続き、災害対応、インフラ整備・メンテナンス、都市開発、住宅建設・リフォーム等を支える役割を果たし続けるためには、働き方改革の取組を一段と強化し、担い手の確保を図る必要がある。このため、国土交通省では平成30年3月に「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定した。本稿ではその具体的な取り組みを紹介する。

■竣工事例
○武田グローバル本社/㈱日本設計/栫 弘之・佐藤好宏・小山真悟・渋田周平
武田グローバル本社は世界70ヶ国以上に展開するタケダグループの本社ビルであり、環境負荷低減・フレキシビリティ・災害時の自立性と安全性をテーマに設備を計画した。本稿ではそれぞれのテーマへの取り組みを中心に設備概要を紹介する。

○北広島市新庁舎/㈱久米設計/三浦邦弘
昨年4月に北海道に竣工した北広島市新庁舎では、地中熱源の利用に積極的に取り組み、100m×45本のボアホールによる地中熱ヒートポンプで冷暖房と融雪熱源の殆どを賄っている。本稿では、主に熱源、空調設備の構成と共にヒートポンプチラーの1年目稼働実績を紹介している。

○グランドメゾン覚王山菊坂町/積水ハウス㈱/近田智也・羽根田祐秋
同社は、国内で初めて全住戸においてネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の基準を満たす分譲マンション「グランドメゾン覚王山菊坂町」を建設中である。ZEHに必要な太陽光発電を設置する屋根面積が不足する集合住宅でも、低層であれば全住戸ZEH化が可能なことを示した。

■シリーズ:第16回 環境・設備デザイン賞
○オメガライナー工法/積水化学工業㈱/島貫 孝
オメガライナー工法は、老朽化した下水管路を掘り起こさずに新しい硬質塩ビ管路によみがえらせる管路更生工法である。Ω形状におりたたまれた材料をマンホールから既設管内に引き込んだ後、円形に復元させる。スピーディーな施工で工期短縮・コスト削減に貢献する工法である。

○福山市本通・船町商店街アーケード改修プロジェクト-とおり町Street Garden/UID/前田圭介
江戸時代から400年以上続く本通・船町商店街に30年前につくられたアーケードの改修プロジェクトである。単に改修するのではなく、かつての商店主たちの希望が込められたアーケードの記憶を継承しながら、商店街ならではの風景を新たに再創造させた。

■シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情95
○米国の現場における配管の更生工法の健康上の問題点/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、米国における老朽管の現場における更生工法CIPPの健康上の問題点を紹介する。

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第46回)/IDE研究所/井出浩司

■Le petit pouce ペットと暮らす 171
○小さな生きものの知恵/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:配管断熱補強による省エネ対策
○エアロジェル保温材「パイロジェル」の省エネ対策“増し保温工法”/ニチアス㈱/黒坂和弥
プラントの老朽化保温の強化による熱ロス削減の工法と、屋外プラント保温性能維持の保温構造を紹介する。使用する新材料エアロジェル保温材は、ガラスマットにエアロジェルを含浸させた、はっ水性、水蒸気透過性、超低熱伝導率を有するフレキシブルな保温材である。

○脱着式保温カバー普及の現状と今後の展望/㈱ミヤデラ断熱/小屋原勉
少子高齢化、この業界における熱絶縁技能職への入職者の減少、それに伴う人件費の上昇という点から見ても脱着式保温カバーの普及は喫急の課題といえる。本稿では、同社の「ヒートキャップ」を例に、いかにして保温カバーを普及させていくべきか、メンテナンス性の高さという側面から探ってゆく。

○省人化・保温フレキシブルダクトについて/㈱フカガワ/森 伸吾
空調ダクトは、空気を供給する設備の一つである。約60年前にアメリカで生まれた保温フレキシブルダクトは、昭和、平成の建設ラッシュの時代に多くの大型現場で採用された。2020年東京オリンピックや都市開発など、建築ラッシュを迎える首都圏では工期短縮・省人化に活躍を期待される。

○省エネ対策に最適なポケットインサーモグラフィカメラC3/フリアーシステムズジャパン㈱/石川友亮
コンシューマー向けから業務用まで、この数年で身近になったサーモグラフィについて概要と使用事例、注意点や選び方など紹介する。

■最新技術情報
○業務用マルチエアコン「VRV X」「VRV A」/ダイキン工業㈱/塚田直人
○既設配管の再利用が可能なビル用マルチエアコン/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱/西村恭昇
○ストレートシロッコファン消音形/標準形の開発/三菱電機㈱/田中弘明・大野俊也/三菱電機エンジニアリング㈱/恒川 望・西郷瑞輝
○除菌消臭用スプレーユニット「Dry-Fog HIGHNOW(ドライフォグハイノウ)」/㈱いけうち/ 川吉 明
○摩擦帯電を用いた新しい空気清浄技術/三菱電機㈱/和田 昇
○通気弁として必要な性能とは/森永エンジニアリング㈱/小原義文
○照明付き全方位撮影カメラ架台「PanoShot R」パノショットアール/清水建設㈱/大垣 博
○データセンター向け省エネ間接外気空調機/富士電機㈱/山川道広
○設備分野におけるタブレットPCの活用/和田特機㈱/和田芳道

■解説
○商業施設における省エネルギー改修/日本ファシリティ・ソリューション㈱/中山寛章
大型商業施設における、熱源システム改修事業を中心とした建物全体に対する省エネルギー改修事例について紹介する。熱源システムの高効率化や照明設備のLED化など総合的な省エネルギー対策を採用し、更なる省エネルギーの実現のため運用開始後の効果検証・チューニング作業を実施している。

○商業建築における空調衛生設備配管の管種選定動向2/IDE研究所/井出浩司
給排水衛生設備配管の用途と使用している配管材料の関係比率を前回紹介した空調設備と同様にまとめた。その概要を紹介する。

○「EC HONET Lite」を活用し、スマートマンションから IoTマンションへ/(一社)エコーネットコンソーシアム/駒木雅志
これからのスマートマンションは、エネルギーの効率的な使用や無理のない節電だけではなく、ZEH的な考え方(換気口率及び断熱効率を上げた)をとりいれることが重要である。様々な機器やセンサーがECHONET Liteで接続されたIoTマンションとして安心安全で快適な暮らしを実現する。

○集合住宅における共用部のリニューアルについて/(独)都市再生機構/山田高臣
当機構は、約74万戸の賃貸住宅からなる住宅ストックを管理している。管理開始から年数が経過するとともに魅力が薄れてきている賃貸住宅を魅力的に生まれ変わらせるための、総合改修の事例を紹介する。

■竣工事例
○長崎県警察本部庁舎/㈱山下設計/市川卓也
本施設は、既存警察本部庁舎の老朽化・狭隘化・分散化に加え、耐震性の不足という課題の解決が求められ、計画された。「県民生活の安全・安心を支える庁舎」として、各種災害に対する安全性を確保し、県の防災・治安拠点施設としての司令塔機能を十分発揮できるものとしている。

■シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情
○LEED都市認証とLEED地域認証および世界で最初のLEED都市認証のワシントンDC/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、USGBC(U.S. Green Building Council、米国グリーンビルディング協議会)の LEED認証の対象として、2016年12月1日に発表された試験的LEED都市認証と LEED地域認証の概要と LEED都市認証第1号のワシントン DCの認証内容を紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす170
○虫があそび 葉っぱがおいかける/畑建築デザイン/畑 由起子

■製品ガイド
○建築設備 BIM対応 CAD
2,178円
■特集:技能五輪国際大会・全国大会(配管・電工・冷凍空調技術部門紹介)
○〔巻頭言〕技能五輪国際大会・全国大会について/中央職業能力開発協会 技能振興部 振興課
技能五輪国際大会・全国大会の概要と第44回技能五輪国際大会および第55回技能五輪全国大会の配管・電工・冷凍空調技術部門において優秀な成績を収めた各社の取り組みを紹介する。

○技能五輪国際大会 配管部門技能向上の取り組み/西原工事㈱/宇都 真
若年者の建設業界離れによる入職者減少に伴う労働者不足、技術者の高齢化による技術力の低下は建設業界全体の課題であり、若手技能者の確保、技能向上は最優先課題である。本稿では当社が若手技術者の確保、技能向上の一環として取り組んでいる職業訓練校並びに技能五輪について紹介する。

○技能五輪国際大会 電工職種 ㈱九電工の技術力向上への取り組み/㈱九電工/橋本重広・廣渡和樹・椎原淳二・北原真司
総合設備業である当社は、高い専門知識に裏付けされた技術力・技能力を持ったプロフェッショナルを育てていくことを重要な使命と位置づけている。若年技術者への技術継承は大きな課題となっており、当社ではその対策の一つとして技能五輪への挑戦を通じて、技術継承による技術者の育成や切磋琢磨による人格形成など、更に高いレベルを目指した取り組みを推進している。

○人材育成の目的と技能五輪への挑戦/オリオン機械㈱/原 正俊
2017年10月にアラブ首長国連邦アブダビで開かれた、第44回技能五輪国際大会に当社として、はじめて出場した。技能五輪に出場するきっかけは、日本ものづくり産業の低迷と、若年層のものづくり離れ、高齢化社会による技能者の減少に歯止めを掛けることである。若年社員のスキルアップを図り、高い目標に挑戦し続けるチャレンジ目標を明確化するなど、社員の技能、意識向上と、当社ものづくり技術の更なる発展の為、技能者育成(技能伝承)と技能五輪に挑戦している。

○技能五輪全国大会 配管部門技能向上の取り組み/㈱関電工/小原 光
採用当初の選手は OJTによる現場教育を行えないため技術の習得が難しく、社外の技術者に頼るしかない状況であった。そこで技能五輪全国大会に出場し、好成績を収めることで、高度な技術を有することができると考えた。当社は技能五輪全国大会に電工職種は1963年、情報ネットワーク施工職種は2004年、配管職種は2016年から参加している。

○技能五輪全国大会 電工職種 ㈱きんでんの技能日本一への挑戦/㈱きんでん/木下富博
当社は現在に至るまで、独自の教育体系を確立し人づくりに力を注いできた。技能五輪は専門的な技能習熟のために必要な大会として当社の中で位置づけられている。本稿では、技能五輪とのかかわりと技能向上のために取り組む姿勢と環境を紹介する。

○技能向上への取り組み/オリオン精工㈱/安藤一雄
技能五輪とちぎ大会において出場選手3名全員が賞を獲得できた理由として、3人の「チーム力」が一番であった。若年者が技能五輪に参加することで、仕事に対する考え方や取り組み方など、精神的にも成長することで企業の発展に繋がり財産になる。

■最新技術情報
○ステンレス鋼製拡管式管継手の耐熱温度の拡大/オーエヌ工業㈱/常藤和治
メカニカル形管継手であるナイスジョイントのフッ素ゴム製ガスケットを取り上げ報告する。10年間、試験蒸気配管中に設置したナイスジョイントについて、ガスケットの劣化状況を調査し、150℃で、10年以上の寿命が期待できる結果を得た。

○滴下浸透気化式加湿器/ウエットマスター㈱/渡辺剛史

○DALIセンサー連携BAシステム/㈱竹中工務店/松倉想馬・篠島隆司・大原宗明

○ドライフォグ加湿システムAirAKI/セミドライフォグ.加湿システムAirULM/㈱いけうち/江崎寛通

○冷媒不要の磁気ヒートポンプ技術の開発について/中部電力㈱/平野直樹
従来の気体冷凍方法とはまったく異なる、ある種の磁性体に磁界の変化を与えると温度が変わる現象を利用した磁気ヒートポンプ技術の研究開発が国内外で進められている。磁気ヒートポンプの原理・特徴から、これまでの研究開発成果、現在の取り組みについて紹介する。

○BIMを活用した設備施工管理手法について/㈱竹中工務店/園田真吾

○コンクリート床仕上げロボットの開発/大成建設㈱/中村洋祐
当社は建設現場のコンクリート打設作業の省力化を図るため、作業員を体力的に負担の多い労働環境から開放し熟練工の施工と同程度に床を仕上げることを可能とするコンクリート床仕上げロボットを開発した。

○排水系発生虫を捕獲する「バグキーパーM」/㈱竹中工務店/宮田弘樹・木村公昭

■解説
○最先端空調技術や最適マネジメントによる、ZEB指向型オフィスの実現/ダイキン工業㈱/花田卓弥/㈱日建設計/㈱日建設計総合研究所/㈱NTTファシリティーズ
当社の新研究所で ZEBの取り組みを実施し、建物全体で90%のエネルギーを削減した。その成果が認められ H29年度省エネ大賞事例部門において資源エネルギー庁長官賞を受賞した。本稿では、特に評価された空調システムや運用改善の取り組みを中心に紹介する。

○地中熱交換器内蔵既製コンクリート杭/三谷セキサン㈱/賀川昌一
「Hybrid Pile MS」は、中・高層建築物の基礎に用いられる既製コンクリート杭の中空部に、地中熱交換器を設置する工法である。杭中空部に地中熱交換用の高密度ポリエチレン管を内蔵するため、杭建込みと同時に地中熱利用システムを埋設できる(特許出願中)。

■竣工事例
○長崎県庁舎(行政棟・議会棟)/㈱日建設計/白土弘貴・佐藤孝輔・松村早千絵
「官公庁舎初のコミッショニング事例」「環境性能に優れ柔軟性が高く災害に強い庁舎」をテーマに取り組んだ新県庁舎の建築計画、設備計画、BCP計画、施工段階以降のコミッショニングの概要や検討内容などについて紹介する。

■シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情 93
○2017年におけるレジオネラ症の発症例/元㈱森村設計/前島 健
2017年におけるレジオネラ症の主な発症例を紹介する。

■連載
○防食鋼管 40年の思い出(第 45回)/IDE研究所/井出浩司

■Le petit pouce ペットと暮らす169
○グローバルコモンズ/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:建築関連分野におけるロボット・ICTの役割
○大成建設㈱におけるロボット開発・導入の取り組み/大成建設㈱/上野 純
労働力不足が叫ばれる昨今、同社では“人とロボットの共働”をコンセプトとして作業支援ロボットの開発に取り組んでいる。これらの開発はロボットが苦作業を排除し、建設業がイメージを変えて魅力あるものへと変化して行くことを目指したものでもある。

○建築生産用ロボット技術開発の取り組み/㈱竹中工務店/森田将史
今後の建設従事者不足を踏まえ、建設業界では省人化技術の開発が大きな課題となっている。当社では、高効率な建築設計生産の実現を目指して、設計から生産及びアフターサービスに至る様々な場面で AIやロボット技術の開発を進めている。本稿では、このうち建築生産用ロボット技術開発の取り組みについて紹介する。

○資材搬送を省力化するクローラ型搬送支援ロボット「クローラTO(トゥ)」/㈱竹中工務店/永田幸平
資機材運搬は必要不可欠であるものの、高度なスキルを要しないため自動化が強く求められる作業である。現場では各所に段差、不陸、様々な路面状況がありその走破性も必要となる。当社は資材搬送を省力化する搬送支援ロボット「クローラ TO」を共同開発したので、本稿で紹介する。

○設計・施工・運用にわたるICT活用/高砂熱学工業㈱/米澤 仁
当社の建物のライフサイクルにわたる CT活用について、事例を中心として本稿で紹介する。

○MITの研究者たちが新しく開発した配管漏れ検知ロボット/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、マサチューセッツ工科大学の研究者が開発した、配管の中を進んで行き、配管からの漏水などの漏れを検知するロボットを紹介する。

■最新技術情報
○店舗・事務所用パッケージエアコン/ダイキン工業㈱/清弘宗一郎
○パナソニック オフィス・店舗用エアコン 新製品「XEPHY(ゼフィー)」/パナソニック㈱アプライアンス社/渡部岳志
○検証法(ルートB)による性能設計ソフトウェア「避難検証法Ver.3」/㈱建築ピボット 千葉貴史
○既存天井の耐震対策技術/清水建設㈱/松原正芳・諸星玲子
○アニオン交換処理水を用いた建築設備配管の腐食抑制方法/新菱冷熱工業㈱/松川安樹


■解説
○商業建築における空調衛生設備配管の管種選定動向1/IDE研究所/井出浩司

■竣工事例
○日本青年館・日本スポーツ振興センタービル/㈱久米設計/熊谷 俊・織間正行・三浦邦弘
本施設は、国立霞ヶ丘競技場の建替えにより移転が決定した日本青年館と日本スポーツ振興センター本部棟を合築させたものである。本稿では、建物の概要と採用した技術を紹介する。

○㈱鴻池組技術研究所本館ZEB化改修の取り組み/㈱鴻池組/花田俊之
エネルギーを「減らす」、「上手に使う」「創る」という三つのコンセプトのもと、様々な要素技術を採用し、一次エネルギー消費量を51%削減(対一般建築物)した。これに太陽光発電設備による再生可能エネルギーを加えた削減率は59%を達成した。

○ケイ・オプティコムビル/㈱竹中工務店/粕谷 敦・小林佑輔・渡邉啓太郎・増田恭大
放射併用パーソナル空調システムは、放射空調とパーソナル空調を組み合わせることで、個人の環境選択範囲に広く対応できる空調方式である。本稿では、放射併用パーソナル空調システムの実験評価例及び建物への導入計画例について紹介する。

○コイズミ緑橋ビル/㈱竹中工務店/松倉想馬・篠島隆司・大原宗明
同ビルは階段状の緑化バルコニーにより外皮熱負荷の低減を図りつつ、環境経営の推進に取り組む企業姿勢の具現化を意図した。照明・空調計画や高度な照明制御、空調・ブラインド等の設備とも連携した DALI連携BAシステムを軸に、中小規模建築物に最適な設備システムの実現を目指した。

○中之島フェスティバルタワー・ウエスト/㈱日建設計/牛尾智秋・松島孝幸
同ビルは大阪中之島の中心地に立つ高さ200mのツインタワーの1棟である。オフィス、ホテル、美術館、多目的ホール、商業を内包し、人感センサ空調制御やアクティブスキン、外気冷房、全熱交換器、排水再利用設備等による省エネを行っている。

○阿久比町庁舎/㈱安井建築設計事務所/榎本丈二
エネルギー消費量の削減と災害時の機能継続に主眼をおいて設備計画を行った庁舎建築の取り組みを紹介する。井水・雨水を雑用水として利用して上水使用量を5割以上削減することと併せて、井水は空調熱源としても利用し省エネルギーに貢献している。

■シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情
○目に見えないマイクロプラスチックによる水質汚染/元㈱森村設計/前島 健
いろいろと問題を起こす目に見えないマイクロプラスチックの現状について紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす168
○鬼門の猿ライン/畑建築デザイン/畑 由起子
 
2,178円
■特集:レジリエンス認証
○社会全体の強靱化を進める「国土強靱化貢献団体認証制度」のねらい/内閣官房/西崎孝之
国土強靱化の実現のためには、国や地方公共団体のみならず、民間のレジリエンス強化が必要であり、個々の民間主体において事業継続の取組みを進めることが求められる。しかし、こうした努力は一般に市場からは見えないものであり、適切に評価されにくいため、そのままでは十分に取組みが行われないおそれがある。本稿では、顧客や取引先から見えにくい企業等の自助努力に光を当て、事業継続に積極的に取り組んでいる企業等を第三者により認証する「国土強靱化貢献団体認証制度」について紹介する。

○地下水膜ろ過システムによる社会貢献について/㈱ウェルシィ/中原禎仁
当社は東日本大震災や熊本地震の経験を反映させISO22301やレジリエンス認証を取得した。本稿では、震災状況や災害に強い地下水膜ろ過システムの導入事例、遠隔監視ステム、及び新技術を紹介すると共に、公益確保も可能な飲料水供給モデルも提案する。

○地震に強いLPガス「事業者」を形に/エネジン㈱/藤田源右衛門
地震に強いLPガスを活かすため、地震に強いLPガス「事業者」となることを目指し、それを「形」として表すため、エネルギー業界初のレジリエンス認証を取得した。自社内は勿論、ユーザーの防災対策にも力を入れている。

○国土強靭化に資する当社のBCP及び製品について/森松工業㈱/古村太郎
当社は、東日本大震災での経験をもとに策定された“実効性の高いBCP”と、防災・減災に役立つ製品(貯水機能付給水管・飲料水兼用耐震性貯水槽)の組み合わせにより、国土強靭化に資する体制を構築中である。本稿では、その概略を紹介する。

■最新技術情報
○スマートサイホン(サイホン排水システム)採用事例について/㈱長谷工コーポレーション/久保勝之

○画像分析差分システム「MIIDEL(ミーデル)Ver.3.0」/㈱TRIART/本田康信
画像分析差分エンジンを使用した図面比較。図面の枚数に制限なく1物件をまとめて数分で比較可能。システムを使用する際に専門知識も一切必要なし。色付けされた比較結果をPDFで出力し簡単にメール送付して即座に情報共有を行う。働き方改革にも是非。

○鉄筋工事BIMソフトRCS.RC一貫生産支援システム/㈱竹中工務店/平将次郎

○防火戸組込型圧力調整装置の開発/㈱竹中工務店/出口嘉一・鈴木暢人

○超小型ルーツガスメーターの開発/アズビル金門㈱/秋山竜一

■解説
○「建設キャリアアップシステム」の普及・利用促進に向けて/国土交通省/土地・建設産業局

○「排水管清掃方法ガイドライン」SHASE-G 2007-2015の概要/管清工業㈱/小林 卓/㈱カンツール/小川 尚/ティ・エム研究所/松島俊久

○各種建物における防食鋼管等の使用状況について2/IDE研究所/井出浩司

■竣工事例
○秋田市新庁舎/㈱日本設計/星野聡基・高木昭博・山形史人・竹部友久
災害対応と寒冷地としての環境配慮計画について報告。建築計画上の工夫、クールヒートトレンチ、全熱交換器を利用した省エネ型外気供給システム、変風量床染出空調方式、地中熱ヒートポンプを最大活用する熱源システム、太陽光発電等によりZEB-Readyを達成している。

○X-PRESS有楽町/㈱三菱地所設計/佐藤友昭
X-PRESS有楽町は銀座と日比谷に隣接し、有楽町の南側に位置する好立地にある。災害時に安心な非常用発電機や異系統二回線受電、耐震1.25倍の構造、自然と共生する壁面緑化、自然採光、自然換気などを兼ね備えた安心、安全、快適性の高い事務所ビルである。

○上野フロンティアタワー/㈱三菱地所設計/新原 渉・鈴木悠子/三菱地所㈱/竹内 瞳
同事例は上野松坂屋本館と駐車場に隣接した上野松坂屋旧南館の跡地に計画され、商業施設・シネマコンプレックス・賃貸オフィスの三つの用途で構成される。上野から御徒町の新たなランドマークとなることを目指した建物である。本稿で設備の概要を紹介する。

○カンデオホテルズ東京六本木/東急建設㈱/足立文彦・井田喬明・小澤賢将
「カンデオホテルズ東京六本木」では、限られたスペースの中で、運転保守・維持管理・更新の容易さに重点をおいた設備計画を目標とした。また、目標達成に向けた一つの手段として、設計初期段階より可視化による建築主と設計関係者間の合意形成、コミュニケーションツールの一つとして要所において積極的にBIMを活用した。

■シリーズ
○建築設備・非構造部材の耐震16
建築設備の耐震対策における課題/東京工芸大学/水谷国男
建築設備の耐震設計・施工の際に拠り所となるのは、日本建築センターの「建築設備耐震設計施工指針2014年版」などである。しかし、これらの指針に従えば、今後発生する地震時に設備被害を生じることがないと言い切ることはできない。指針・マニュアルに記載された事項に対する疑問点や問題点について考える。

○外国の環境保全および建築設備事情91
米国における家庭の水栓からの水質に関する関心の増加/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、米国において家庭の水栓からの水質に関する関心が最近増加していることについて紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす167
○レトリーブ畑/建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業紹介
○「ZEB 実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業」について/環境省 地球環境局 地球温暖化対策課
業務用建築物のZEB 化の実現及びその普及促進に関して、建築物のZEB 化の意義、それに対する国の取り組みや環境省の補助事業の概要及び事例の紹介、並びにそれらの情報発信について述べるとともに、建築物の低炭素化について今後の展望等について示した。

○柏崎海洋センター省エネルギー改修事業/アズビル㈱/鈴木晃久・有馬 賢・福田佳克・北川博章
柏崎市の小規模建築物におけるプロポーザル方式による省CO2の取り組みの紹介。多種のエネルギーと多様な設備を組合せて構築した高効率システムで、ZEB 化を実現。PDCAと適切なチューニングにより、継続的なエネルギー消費量の低減を目指す。

○藤﨑建設工業本社ビルZEB化事業/㈱NTTファシリティーズ/齋藤 仁・石田修一・橋詰智史・河原紘介・久下大志
2017年3月、当社がZEB 監修をした「藤崎建設工業新社屋」が、茨城県行方市に完成した。本プロジェクトで当社は、「ZEB化技術の提案と取りまとめ」「環境省『ZEB 実証事業』の補助金申請代行」「電気・制御工事」を担当し、108%のZEB 化を達成した。本稿では、建物の概要と採用した技術について紹介する。

○四国銀行潮江支店 ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)実証事業/㈱四国銀行/松田泰章/㈱オフィス省エネプラン/下村邦夫
建物の外皮性能を高めエネルギーの損失を可能な範囲で削減すると共に、高効率省エネルギー設備と最新の制御技術の組合せにより、最小のエネルギ消費にとどめることをコンセプトととし、太陽光発電設備の導入と発電の自家消費により、ZEB 化(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を目指した。

■最新技術情報
○快適性と省エネルギー性を両立する温冷感リクエスト型空調システム/アズビル㈱/田中 巧

○4方向天カセエアコン用新型電気集じん器/ミドリ安全エア・クオリティ㈱/村尾敏明/ミドリ安全㈱/山本 和
高い捕集効率を維持した粒子捕集部の大幅な軽量化による集じん電極の1枚化や、自動昇降パネル対応によるプレフィルタの地上メンテナンス化や、光触媒脱臭の光源LED 化による交換作業の廃止などにより、メンテナンス作業負荷を軽減した新型電気集じん器を紹介する。

○エルブレイズ工法(局所窒素置換工法)の開発と展開/高砂熱学工業㈱/込山治良
○BIM遮音設計ツールの開発について/㈱竹中工務店/木村文紀・長野 武
○熱流センサーの建築分野への適用/㈱デンソー/秋道 淳
○Wi-Fi機能を搭載した管内検査カメラ/アサダ㈱/谷澤啓介

■解説
○PIVの建築設備使用例 大阪大学/甲谷寿史

○浴槽水の衛生管理 東西化学産業㈱/飯塚大輔
レジオネラ属菌の繁殖を防止するための対策として、日常の清掃・消毒の実施が不可欠であり、また衛生的な状態が維持されていることを確認する上で定期的な水質検査も大切である。同社では様々な製品を取り揃えるとともに、より最適な衛生管理と洗浄方法を提案している。

○開口部・採光部に適用できる透明断熱材を目指して/(国研)産業技術総合研究所/竹下 覚
窓などの開口部・採光部は熱の出入りが大きく、住宅の省エネにおいて大きな損失となっている。これらの部位に適用できる透明断熱材の研究開発の近況を俯瞰し、筆者らの開発したキトサンエアロゲルの現状と課題について紹介する。

○赤坂インターシティAIR/㈱日本設計/竹部友久・中川優一・大谷文彦
赤坂インターシティAIRは、DHCエリア拡張型エネルギー面的利用、地域冷暖房連携による中温冷水高機能省エネ空調システム、大規模テナントオフィスビルにおける空調課金の構造改革の三つを柱とした自立エネルギー型都市づくりを目指している。

○渋谷キャスト/㈱日本設計/北原知治・宮崎恵子
同事例は、東京都「都市再生ステップアップ・プロジェクト」事業の第一弾となる、都有地を活用し周辺開発の誘発を促す事業である。渋谷・青山・原宿を結ぶ人の流れを創出し、生活文化やファッション産業等の発信拠点の形成することで、地域の振興を図るプロジェクトであり、2012年4月に設計がスタートした。

■シリーズ
○外国の環境保全および建築設備事情

2015年における米国の飲料水安全法違反および今後の対処方法/元㈱森村設計/前島 健
2015年における米国のSafe Drinking WaterAct(SDWA、飲料水安全法)違反の事例および今後の対処方法を紹介する。

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第44回)/IDE研究所/井出浩司
2,178円
■特集:PIV粒子画像流速測定法の最新動向
○〔巻頭言〕PIV:粒子画像流速測定法の概要と最新動向/(国研)産業技術総合研究所/染矢 聡
近年の PIV(粒子画像流速測定法)の動向について概説した。応用計測法として、感温性の燐光粒子を用い、気体、液体、固液混相流れなど流体の温度分布、速度分布を可視化する方法とその適用例を示した。例では加熱平板周りの気流の温度速度計測、潜熱蓄熱材の相変化時の固液混相流内の過渡的な温度速度分布計測について紹介する。

○空調用長距離空気砲の渦輪の進行速度・回転速度検証に活用/立命館大学/近本智行
PIV活用事例として、空調用長距離空気砲の渦輪の進行速度・回転速度に関して検証した。固定カメラで速度をもって移動する渦輪構造を対象としたものである。超音波風速計による測定で渦の回転速度を十分に計測できなかったが、PIVで明らかになったと考えられる。

○PIVを用いた自然対流場の気流計測/明治大学/酒井孝司
筆者らは、CFD解析の精度検証用データベースの構築を目的に、床暖房室内自然対流場の温度・風速分布を詳細に測定している。本稿では、これまで測定が困難であった壁面近傍の速度分布について、粒子画像流速計測法により計測を試みた結果について紹介する。

○PIVを用いた業務用ガスコンロ上方の流れ場計測/東京ガス㈱/島貫友貴/東京理科大学/倉渕 隆/東京電機大学/鳥海吉弘
静穏場においてガスコンロ上方に形成される流れ場の速度分布を PIVによって測定した事例を紹介する。2次元PIV計測によって、上昇気流の発達過程を明らかにするとともに、ステレオ計測によって水平断面の非定常な流れ場を可視化した。

○実大室内空間を対象としたPIV計測の手法と課題/新潟大学/有波裕貴・赤林伸一
これまで300×300mm程度の範囲で用いられてきた粒子画像流速測定法(PIV)の測定範囲を実大室内空間へ拡張するための適用方法を述べる。本稿では、縮尺室内模型内及び実大室内空間における発熱人体模型周辺の気流性状を対象に PIV測定を行った事例を紹介する。

■最新技術情報
○流量計測制御機能付電動二方弁 海外向けに品ぞろえ拡充/アズビル㈱/金子みなみ
○エネルギー設備の最適化ソフトの開発/東京ガス㈱/細野英之・金 峰岩
○DRA-CAD16シリーズの設備分野での/徹底活用/㈱建築ピボット/千葉貴史
○ドレンホッパー腐食対策 リューコートホッパー/流浸工業㈱/大久保秀俊
○携帯型ガス検知器の日常点検を自動で行う装置/新コスモス電機㈱/加藤真二

○細胞培養加工空間「スマートCPユニット」/ダイダン㈱/古川 悠
細胞培養加工に必要な高度清浄空間を構築する気流制御ブースと閉鎖型自動細胞培養装置を組み合わせてユニット化した「スマートCPユニット」について概要を紹介する。

○スマートビルディングを実現するサーモパイル型人感センサー/オムロン㈱/戸谷浩巳

■解説
○コジェネレーション過給機のインタークーラ冷却水を有効活用する熱回収システムの開発と運転実績/丸の内熱供給㈱/高野祐輔・佐々木邦治
当社は、都市の未利用熱としてのコジェネレーションシステムのインタークーラ冷却排熱を熱源としたヒートポンプシステムを開発した。地域冷暖房システムへの導入方法、運転実績と省エネルギー効果について紹介する。

○水道施設向けマイクロ水力発電システム導入取り組みの紹介㈱/DK-Power/武田 暁
再生可能エネルギーの導入は、国の地球温暖化対策計画にも取り上げられる優先すべき課題である。本稿では、当社のマイクロ水力発電システムの紹介と、水道施設に当社のマイクロ水力発電システムを導入する当社の取り組み事例を紹介する。

○WELL Building Standard( WELL認証)の概要と特徴㈱/ヴォンエルフ/小山暢朗
現在市場での注目を集めているWELL Building Standard(WELL認証)は、健康とウェルビーイング(Health &Wellbeing)に焦点を当てた建物・空間の新しい評価システムである。本稿では、WELL認証の概要や特徴を紹介し、今後の展望について考察する。

○「建設工事における適正な工期設定等のためのガイドライン」について/国土交通省/安達将太
今般、公共・民間含め全ての建設工事において働き方改革に向けた取組が行われることを目的として、「建設工事における適正な工期設定等のためのガイドライン」が策定されたので、その趣旨、内容及びガイドラインを踏まえた今後の取り組みについて紹介する。

○各種建物における防食鋼管等の使用状況について1/IDE研究所/井出浩司
2017年に創立100周年を迎える記念事業の一環として計画され、ミュージアム(旧歴史資料館)、ショールーム、研修センター、ホール、事務室などを併設した複合施設を建設した。水、熱、電力、素材、緑、長もち、空気の七つの視点から100の環境手法を取り入れ、環境と共生する建築を目指した。

■竣工事例
○TOTOミュージアム/㈱梓設計/永廣正邦・三原季晋・金子明日美・岩下 悟・松本純一・吉川佳江・堀添克文

■シリーズ
○外国の環境保全および建築設備事情89
太陽エネルギーのみによる湿度の低い空気からの水収集装置/元㈱森村設計/前島 健
太陽エネルギーのみにより湿度の低い空気から水を収集する MOF製の装置を紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす 165
○虹の橋畑建築デザイン 畑 由起子
2,178円
■特集:ルームエアコン最前線
○無給水加湿・快適気流搭載のダイキン『うるさら7』/ダイキン工業㈱/谷内邦治
当社は1999年に壁掛形家庭用エアコンとして初めて、室外の空気中に含まれる水分を吸着し室内に放出させ加湿を行う無給水加湿を搭載した「うるるとさらら」を発売した。以降も進化し続け2018年モデルとして「うるさら7」を発売したので本稿で機器詳細を紹介する。

○清潔機能の強化で健康空調を実現するパナソニック エアコン『エオリア』/パナソニック㈱/加守田廣和
当社では「健康」「快適」「省エネ」「デザイン性」「利便性(スマート)」の五つのコンセプトを軸に機能を強化し商品開発を推進している。本稿では、上記コンセプトを機軸に進化した2017年発売のルームエアコン「エオリア」WXシリーズについて、「健康」「快適」「省エネ」機能を中心に紹介する。

○「凍結洗浄」搭載プレミアムモデル日立『白くまくん』/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱/神野憲之
日立「ステンレス・クリーン 白くまくん」プレミアムXシリーズの「凍結洗浄」は、熱交換器の洗浄を年間通して定期的に自動で行い、汚れを洗い流す新方式を採用。「くらしカメラAI(エーアイ)」活用で、洗浄頻度のコントロールや、人の不在時の自動洗浄を実現。

○業界初の熱交換器を除菌できるルームエアコン『ノクリア』/㈱富士通ゼネラル/平 律志
当社の『ノクリア』Xシリーズは、これまで手入れのできなかった熱交換器に着目し、「熱交換器加熱除菌」機能を搭載した。これにより、熱交換器の水分に残留した雑菌の除菌はもとより、カビ菌の除去まで可能とし、エアコンから送り出される気流の清潔性をこれまで以上に向上させた。

○少し未来の温冷感を先読みするルームエアコン『霧ヶ峰』/三菱電機㈱/濱田慎悟・吉川浩司
“ムーブアイmirA.I.(ミライ)”を搭載し、住宅の断熱性能を学習しつつ、外気温や日射の温度変化を見ながら、少し未来の温冷感を先読みして快適性を高める新型ルームエアコン“霧ヶ峰”の技術について紹介する。

■最新技術情報
○ヒートポンプ排熱利用省エネ型低露点除湿機/㈱西部技研/金 偉力・岡野浩志

○クリスタルタワーの熱源・空調リニューアル/㈱竹中工務店/粕谷 敦
クリスタルタワーは、全館に氷蓄熱システムを導入し、1990年に竣工した建物である。竣工後15年を経過して、設備の経年劣化や社会環境・テナント条件の変化に対応するため、熱源・空調リニューアルを実施し、機能性・省エネルギー性・経済性の向上を目指した。
○クラウドを利用した施工省力化/三機工業㈱/吉開孝裕
○ヒュームフード向け給排気システムのラインアップを拡充/高砂熱学工業㈱/青山剛士/協立エアテック㈱/井川直道
○ウェルネスに貢献するIoT・AI技術を活用したビルマネジメントシステム「WellnessBOX」/㈱大林組/小島義包
○施工現場における動態監視システムの開発/㈱日立製作所/屋代裕一・韓 曄・羽鳥文雄
○ホログラフィックコンピュータを用いた気流シミュレーション可視化システム/新菱冷熱工業㈱/土志田卓
当社では、設計提案をはじめ、課題抽出や改善案の検討など様々な場面でCFD 技術を活用している。そのCFDの結果を顧客へわかりやすく表現する手法として、MR 技術によるCFD 可視化システムを開発した。本稿では、本システムの概要および実施例について紹介する。
○NFC通信機能搭載 新型給水ポンプユニット/㈱荏原製作所/金田一宏
○低圧ガス対応の相当蒸発量1,200kg/h ボイラの開発三浦工業㈱/山内孝太
○IoT対応の省エネ給湯器「エコジョーズ」/大阪ガス㈱/藤田敦史
○高性能で効果が持続するゼオライト消臭塗料/戸田建設㈱/栗木 茂・市川菜奈絵
○潜熱・顕熱利用型ハイブリッド氷蓄熱システム/日本ビー・エー・シー㈱/木原 崇
○音響管付二重防音壁「サイトピアニシモ」/㈱大林組/前田 章

■シリーズ
○外国の環境保全および建築設備事情88
2016年における世界44都市の建設コストの比較および世界の10大高額プロジェクト/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、国際的なコンサルティング会社アーカディスのEdel Christieによる2016年における世界の44ヶ国の都市の建設工事コストの比較と世界の10大高額プロジェクトを紹介する。

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第 43回)/IDE研究所/井出浩司

■Le petit pouce ペットと暮らす 164
○絵筆(パンソー)/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:冷えゆくオフィスビル
○設備容量とエネルギー消費/名古屋大学/奥宮正哉
省エネルギー建物において、空調負荷の形態が大きく変わりつつある。そこでオフィスビルを対象に、装置容量の室内環境やエネルギー消費量への影響の検討例を示した。また、近年導入が増えている地中熱ヒートポンプと放射冷暖房について装置容量の点から考察した。

○東日本大震災前後の熱負荷・消費電力の変化/国士舘大学/原 英嗣
2011年に発生した東日本大震災は、非住宅建築物のエネルギー消費特性に様々な変化をもたらした。本稿では、「非住宅建築物の環境関連データベース検討委員会(DECC委員会)」で実施した実態調査より、オフィスビルの大震災前後における熱負荷、消費電力の変化について紹介する。

○オフィス照明負荷の長期推移/千葉工業大学/望月悦子
オフィス照明に一般に用いられる光源の発光効率ならびにJIS照度基準の変遷をまとめた。各年代トップランナーオフィスの設計照度、照明消費電力の実績値も踏まえ、各種照明省エネルギー対策の効果を示し、今後のオフィス照明計画、更なる消費電力削減に向けた課題を述べた。

○シンクライアントの採用による内部負荷低減/㈱NTTファシリティーズ/三野洋介・松田千怜
シンクライアントシステムの採用を始めとして、オフィスからICT機器を可能な限り排除することで、内部発熱量を大幅に削減することができる。内部発熱の減少は、室内環境の改善や省エネルギーだけでなく、空調システム設計の自由度も向上させる可能性がある。

○内部負荷の偏在と空調設計/㈱日本設計/柳井 崇
空調システムの最適容量設計を実現させるためには、負荷の偏在を考慮した設計法が必要である。本稿では、空調機よりローカル側のワークプレイスを対象に実施したシミュレーションによる検討の結果より、負荷偏在に強い空調システムの在り方を模索する。

■最新技術情報
○間接蒸発冷却式空調システム導入の背景と製品概要/㈱NTTファシリティーズ/金子英樹
○450kWガスエンジンコージェネの商品力向上に向けた取り組み/三菱重工エンジン&ターボチャージャ㈱/高井 淳
○施工管理手法「T-BIM 5D」/大成建設㈱/長沼大輔
○UXとセキュリティを強化した新Metasysビルオートメーションシステム/ジョンソンコントロールズ㈱/尾亦孝夫
○天井耐震化システム「AA-TEC工法」/青木あすなろ建設㈱/佐口光一
○電源供給システム「陸・海電力コネクティングシステム」/三井住友建設㈱/丸山信一郎・坂東竜太/(国)東京海洋大学/刑部真弘・川名優孝
○床下・設備点検ロボットシステム/協栄産業㈱/川本伸二・横尾吉輝

■解説
○病院建築の設備配管における防食鋼管等採用状況(第1回)/IDE研究所/井出浩司

■竣工事例
○冷凍機インバータ化改造によるシステムCOPの向上/丸の内熱供給㈱/矢崎淳史
オフィスビルのエネルギー効率向上に冬期、中間期及び夏期の夜間に発生する部分負荷時期におけるエネルギー効率向上の手法として、既設の固定速ターボ冷凍機のインバータ化改造を実施。あわせて既存蓄熱槽システム運用の一部見直しを行った。本稿でその実績を報告する。

○高松電気ビルの建築設備概要/㈱四電技術コンサルタント/小野坂充央/㈱四国総合研究所/天野雄一朗/四国電力㈱/藤井良平
高松電気ビルは、大規模災害時の防災復旧拠点としての耐震性能等を備えた四国電力高松支店建物として竣工しており、井水熱源ヒートポンプ、氷蓄熱、放射空調などの省エネ施策を導入しCASBEE(新築)でSランクを取得した。運用1年目で一次エネルギー消費量1,000[MJ/m2・年]以下を達成した。

○阿南市役所新庁舎/㈱日建設計/水出喜太郎・後藤 悠・藤井拓郎・白石かおり
市民の集うパブリックスペースとして、オープンな空間と高い省CO2性能を備えた阿南市役所新庁舎。グリーンボイドによる自然換気、シーリングファンを併用する空調方式、太陽エネルギーを活用したハイブリットルーフなど見た目にも印象的な環境配慮手法を用い、地域への普及効果を期待している。

■シリーズ
○ビジネスチャンスを掴み取ろう~23兆円の巨大入札マーケットへの参入~第3回
落札確度を上げるためにすべきこと(最終回)/㈱うるる/小林伸輔

○外国の環境保全および建築設備事情87
米国の住宅における浴室の最近の動向/元㈱森村設計/前島 健
米国の全国厨房および浴室産業協会による住宅における浴室の最近の動向の報告を紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす163
○エコトーン/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:災害対策と対応技術の動向
○SIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」の概要/東京大学/堀 宗朗
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「レジリエントな防災・減災機能の強化」の概要を紹介する。これは予測・予防・対応の3点から防災・減災の先端技術を研究開発し,併せて社会実装を図ることを目的とした大型研究プロジェクトである。

○リアルタイム地震被害推定システムの開発/(国研)防災科学技術研究所/藤原広行
地震による建物の被害分布をリアルタイムで推定し、初動体制の確立や災害対応に活かすためのシステム開発が進められている。熊本地震では、地震発生後約10分程度で全壊建物数の空間分布が250mメッシュの分解能で推定され、その後の災害対応に活用された。

○首都圏複合災害への対応・減災支援技術/工学院大学/久田嘉章
「レジリエントな防災・減災機能の強化(SIP防災)」における災害情報の利活用を担当する課題⑦.2のテーマ1「巨大都市・大規模ターミナル駅周辺地域における複合災害への対応支援アプリケーションの開発」の概要と、新宿駅周辺地域での震災時駅周辺混乱防止の取り組みを紹介する。

○災害事象の統合VRシステム「maXim(マキシム)」/㈱竹中工務店/片桐 岳
災害に対して強靭な建築やまちをつくるためには専門家のみならず、より多くの関係者がいざというときに何が起きるかを正しく「イメージし」それに「備える」ことが重要である。maXim(マキシム)開発の狙いは、最良の可視化技術の VR(仮想現実感)を活用し、災害現象や避難行動の予測結果を誰もが一目瞭然にイメージできるツールを作ることである。

○IoTによる都市型水害監視サービス/㈱明電舎/中島満浩
局地的な大雨などによる都市型水害リスクが顕在化する中、防災や減災を目的とするマンホールアンテナなどの各種IoTデバイスを活用したクラウド型ソリューションサービスであるIoT都市型水害監視サービスについて紹介する。

■解説
○長寿命化・軽量化のための新たな提案/ネクストパイピング㈱/堀田 侑
建築設備、空調配管等に、配管長寿命化、軽量化による施工性改善のため、従来主に使用されていた炭素鋼鋼管から置き替えてフェライト系ステンレス鋼鋼管「SUS430LX-TP」の採用を提案、特徴、特性の優位性、メリット及び活用方法を紹介する。建設業界で初の使用、納入実績も積み上げ、今後も普及拡大にむけて取り組む。

■最新技術情報
○低温域産業排熱から約2倍の温度差で熱回収が可能な吸収冷凍機/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱/武田伸之
○地中熱利用システムの導入コスト削減への取り組み/㈱東亜利根ボーリング/伊藤春彦
○パーパス業務用ハイブリッド給湯システム/パーパス㈱/高杉英樹
○環境共生建築設計用熱負荷シミュレーションシステム「エコシミュレ」/㈱大林組/相賀 洋
○音の可視化装置の開発/㈱熊谷組/大脇雅直
○小規模冷却水向け水処理薬品「カプセルゼロKS」/栗田工業㈱/居安隆志

■竣工事例
○ミツカン本社地区再整備プロジェクト/㈱石本建築事務所/佐川有一/㈱NTTファシリティーズ/竹内義晴
本事例は国土交通省平成24年度第2回住宅・建築物省CO 2先導事業採択プロジェクトとして選定されており、本稿では、提案された施策の中で主に本社棟、及び企業博物館であるMIZKAN MUSEUMに関して報告する。

○日本コカ·コーラ㈱本社ビル/大成建設㈱/近森真洋・安藤直也/Arup/菊地雪代
本プロジェクトはグローバルに展開するザ ・コカ・コーラカンパニーの100%子会社である日本コカ・コーラ㈱の本社ビル建替計画であり、2016年12月にLEED-NC v3において、Platinum認証を取得した。本稿では、建物の概要と採用した技術、LEED認証取得に向けた取り組みについて紹介する。

○気仙沼市立病院 災害時対応に配慮した建物・設備計画/㈱日建設計/金谷 靖・菅原華子
本病院は、地域の中核的な病院である。老朽化による建替計画の立案中に東日本大震災を経験した。その教訓を生かし、災害拠点病院としての機能強化も盛り込んだ計画としている。震災から復興する街のフラッグシッププロジェクトとして、明るく希望に満ちたシンボルとなる計画を目指した。本稿では、その設備計画の内容を紹介する。

■シリーズ
○建築設備・非構造部材の耐震15
建築設備・非構造部材の落下に対する安全対策/東京工芸大学/水谷国男
熊本地震では、地震発生時間帯が夜間であったが、利用者の多い日中に地震が発生していたら、天井などの非構造部材や設備機器・配管等の落下で亡くなる人も多かったのではないかと考えられる。本稿では、非構造部材の落下に対する安全対策について紹介する。

○外国の環境保全および建築設備事情
USGBCが発表したLEED認証の2016年における上位10州/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、USGBC(U.S. Green Building Council、米国グリーンビルディング協議会)が発表したLEED認証の2016年における上位10州の内容を紹介する。

○ビジネスチャンスを掴み取ろう~23兆円の巨大入札マーケットへの参入~第2回
入札資格取得方法と案件情報収集の具体的な方法/㈱うるる/小林伸輔

■連載
○防食鋼管40年の思い出(第42回)/IDE研究所/井出浩司

■Le petit pouce ペットと暮らす162
○睡眠運動/畑建築デザイン/畑 由起子
2,178円
■特集:地中熱利用の最新動向
○〔巻頭言〕地中熱利用の最新動向/NPO法人地中熱利用促進協会/笹田政克
地中熱ヒートポンプについて普及の現状、環境・エネルギーの視点から見た導入の意義、省エネ基準、経済性と導入支援、技術課題、技術者育成と資格制度などについて、最近の動向が見渡せるように述べた。また、2030年代に向けての地中熱の普及について展望した。

○都市インフラ活用型地中熱利用システムの開発/三菱マテリアルテクノ㈱/石上 孝・木村 篤・干場智宏/秋田大学/田子 真/日本ピーマック㈱/大田睦夫/成幸利根㈱/篠澤崇浩/ヒロセ㈱/浅海輝夫
NEDO委託研究「再生可能エネルギー熱利用技術開発」により実施中の、都市インフラ活用型地中熱利用システムの開発において、土留壁方式の開発状況や TRT装置を用いた各熱交換器の性能試験、単位採熱係数に基づくコスト評価等を本稿で示す。

○地下水利用ヒートポンプシステム/東邦地水㈱/奥村建夫
地中熱利用ヒートポンプにおいてのオープンループ方式の優位性についての紹介しするとともに、その採用に当たっての留意点や課題について述べた。また、地下水循環型オープンループ方式での最大の検討課題である還元井の目詰まりについて、その対策方針について説明を加えた。

○帯水層蓄熱冷暖房システム/日本地下水開発㈱/沼澤喜一
我が国において、近年の地球温暖化によるとみられる気候変動や東日本大震災を契機に再生可能エネルギーの利用が推奨され、環境に優しい省エネ・省資源社会、そして低炭素社会の機運が高まっており、帯水層蓄熱冷暖房システムの普及拡大が期待される。

○地中熱ヒートパイプ融雪システム/㈱興和/藤野丈志・坂東和郎
地中熱ヒートパイプ融雪システムは、深度20m程度までの地中熱をヒートパイプによって採熱し、路面の融雪を行うシステムであり、熱源と制御に一切の化石燃料や電力を使用しない完全メンテナンスフリー、維持管理費ゼロの融雪施設である。北陸~東北地方の積雪地域に普及し、歩行者の転倒防止や歩行空間連続性確保、通行車両の登坂不能・スリップ防止対策などとして数多くの種類の設置事例がある。

○地中熱交換用PE配管システムの現状と今後の展開/樹脂管コンサルタント/長谷川清
地中熱エネルギーは熱エネルギーを効率良く利用することができ、場所の制約もない。この将来的に有望な再生可能エネルギーをうまく活用していくことが求められている。本稿では、地中熱利用に関し、進展の著しい地中熱交換用PE配管システム分野を中心に、現状進みつつある新たな動きと今後の展望について紹介する。

■最新技術情報
○一般建物用止水ダンパ「水断羽(ミズダンパ)」/新日本空調㈱/木村 崇・田村 稔
○ユーザーの“省エネ活動” をサポートするエネルギーマネジメントソリューションの提案/パナソニック㈱/植栗慎暁
○FlowDesigner2017が拓く建築環境シミュレーションの新たな未来/㈱アドバンスドナレッジ研究所/池島 薫
○IoTを活用した作業員向け安全管理システム「Envital」/㈱大林組/赤川宏幸・森川直洋
○日本の省エネ計算の結果によるLEED得点予測/㈱イズミシステム設計/渡部まき
○給水管用サドルバンド固定(転がし配管)の省力化/日本パワーファスニング㈱/長谷部優

■竣工事例
○YKK80ビルの設備に関する取り組み/㈱日建設計/水出喜太郎・本郷太郎
YKK80ビルは、YKKグループの新たな拠点として完成した。シンボル性を創出するとともに、災害対策、健康、省エネルギーに配慮した建物である。この度、ASHRAE TechnologyAwardsにて最優秀賞を獲得した。本稿では、賞の概要、外装・設備計画、設計.施工.運用における性能検証等について紹介する。

○るすつ子どもセンター「ぽっけ」/北海道大学/長野克則
積雪寒冷地である留寿都村に建設されたるすつ子どもセンター「ぽっけ」の建築・設備仕様を紹介する。本稿では、再生可能エネルギーの中でも特に地中熱を多目的に利用した暖冷房・給湯・換気システムと竣工後1年間のエネルギー消費量と室内温熱環境の実測結果について報告する。

○大手町パークビルサブプラント/丸の内熱供給㈱/矢﨑淳史
本事例は、大手町パークビルディング地下4Fに設置された地域冷暖房プラントであり、計画当初から街区のエネルギー効率の向上、低炭素化とともに、地域全体の省エネルギーへの貢献が求められた。大手町地区内にあり、隣接する大手門タワー・JXビルとともに、丸の内再構築第2ステージ第4弾プロジェクトとして、2014年4月に工事着手し、2017年1月に竣工を迎えた。

○島根銀行本店/㈱石本建築事務所/宮島 崇・関根能文・近藤秀彦・米山浩一・十河一樹・佐野健太郎・川上義人
当プロジェクトは「GREEN BANK しまぎん」というコンセプトを打出し、シンボルタワーとしての環境性能に優れた非常時自立型省エネビルとして計画された。本稿では、地方銀行として、低炭素社会に向けた波及効果「エコムーブメント」を目指した建築設備を紹介する。

■シリーズ
○外国の環境保全および建築設備事情88
600万人の米国人は有毒な化学薬品を含む水を飲んでいた/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、フッ素化合物である PFASsの毒性と米国において水道水中のPFASsが高いレベルで検出された例を紹介する。

○ビジネスチャンスを掴み取ろう~23兆円の巨大入札マーケットへの参入~第1回
23兆円の巨大入札マーケットの魅力/㈱うるる/小林伸輔

■Le petit pouce ペットと暮らす161
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  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
  • サイズ:B5判

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