航空ファン 発売日・バックナンバー

目次:
特集●T-4後継機と練習機のいま

世界各国で新しいジェット練習機の開発、配備が進むなか、初等練習機としても航空自衛隊が採用を決めたT-6やピラタスのPCシリーズなどの新機種が各国に就役しており、それぞれに教育システムや訓練シラバスの構築が進められている。5月には航空自衛隊T-4練習機の墜落事故が発生してしまったが、今年で初飛行から40年となった同機の後継機問題や航空自衛隊の教育体系がどうなるのかを予想するほか、米軍が採用し空自新練習機の有力候補でもあるボーイングT-7Aレッドホークの最新情報など、米軍の操縦教育体系についても解説する。


緊急検証●米空軍B-2A、イラン核施設を爆撃

6月中旬に始まったイスラエルによるイランへの航空攻撃に続き、6月22日未明に実施されたアメリカによる核施設攻撃作戦「ミッドナイトハマー」。そのなかでもB-2A 7機と大型貫通爆弾GBU-57A/Bが投入された地下核施設の爆撃を中心に、作戦の内容を航空雑誌の立場で検証する。


今月の注目記事

●基地開設70周年 防府北基地開放行事
●「河口湖・飛行舘」改め「富士エアーミュージアム」彩雲ほか8月限定公開情報
●米新戦闘機F-47の進捗状況とCCAとの連携について
●スペースチャレンジ2025 in スウォン
●成田のワンターミナル~旅客ビル刷新へ欠かせないワンコネクション
●AIR RACE X 2025第3戦大阪で開催/第2戦結果


注目グラフィック特集

●メキシコの国際航空ショーFAMEX 2025
●米海兵隊VMFA-311“Tomcats”のF-35CライトニングⅡ
●タイ空軍AT-6THウルバリン運用開始
●第55回パリ国際航空宇宙ショー
●英空母プリンス・オブ・ウェールズ、インド/太平洋方面に展開
全226件中 1 〜 15 件を表示
1,650円
特集●在日米軍大変革

ウクライナやパレスチナでの軍事衝突に収束の目途が見えないなか、インド太平洋地域でもインドとパキスタンのカシミールをめぐる争いや中国の「力による一方的な現状変更」、北朝鮮によるミサイル核開発など、不安要素はくすぶり続けている。これを受けて昨年あたりから在日米軍も動きが活発になっており、来年には三沢にF-35A、嘉手納にF-15EXの配備も開始される。今後トランプ政権の対アジア政策の方向性にもかかわってくる問題ではあるが、在日米軍についてここ数年の動きをまとめ、将来計画についても見ていく。また、最後の公開フライトとなったPACAF F-16デモチームなど、横田基地友好祭の模様も紹介する。

第2特集●KAWASAKI C-1 LAST DAYS

3月の2024年度末をもって退役した航空自衛隊初の国産ジェット輸送機、川崎C-1。第2輸送航空隊のフェニックス塗装機の空撮や同隊クルーのC-1に対する思いを紹介しつつ、最後に残ったC-1/EC-1の入間、岐阜におけるラストフライトの模様をふりかえる。

今月の注目記事

●国際防衛装備品展DSEI JAPAN 2025
●韓国オーサンAB Air Power DaysではA-10Cがラスト
●航空自衛隊静浜基地開放行事
●次期アメリカ大統領専用機計画は元カタール航空機寄贈話で動くか?
●渡辺洋二の「個人としての航空戦史/零戦で発艦した6度の海空戦」
●ベトナム防空空軍博物館の展示機(後編)

注目グラフィック特集

●航空自衛隊向けF-35B初号機(BX-1)初飛行と改造工事の進む護衛艦「いずも」
●アジア有数のマレーシアの航空トレードショーLIMA 2025
●ギリシャで行なわれたファントムの集いPhanCon 2025
●零戦三二型、アメリカで復元され進空
1,650円
特集●T-4ブルー30年目のシーズン~Blue Impulse 2025

新年度の始まりとともに、ビッグイベント大阪・関西万博での展示を皮切りに2025シーズンの活動を開始した航空自衛隊のアクロバットチーム“ブルーインパルス”。1995年、展示飛行専任部隊、第11飛行隊として創設されたT-4ブルーは、12月に30周年を迎えるが、その節目となるシーズンにどのような訓練を経てスタートを切ったのかを、ホームベースの宮城県松島基地で取材。また、フライトは悪天候でキャンセルとなってしまった大阪・関西万博については、初めて展開した関西空港での舞台裏などをお伝えするほか、善通寺駐屯地の記念行事にあわせた香川県上空での展示も速報する。さらに民間エアショーパイロット、ウイスキーパパ曲技競技チームの内海昌浩氏がブルーインパルスに同乗し初めてジェット機による編隊アクロを体験、インプレッションを伝えてもらう。


今月の注目記事

●あいち航空ミュージアム第7回フォトコンテスト優秀作品発表
●配備が進む最新鋭バイパー、F-16Vの実力
●ステルス能力を有する米空軍将来型空中給油機の研究
●半世紀弱ぶりに米空軍戦略爆撃機が日本に展開
●英空母プリンス・オブ・ウェールズ、東アジア展開に向け出港
●エアメモかのや、陸自霞目、陸自相馬原など各地の記念行事
●ベトナム防空空軍博物館の展示機(前編)


注目グラフィック特集

●在日米軍岩国&厚木基地の友好イベント
●6年ぶりのネリスAFBエアショーAVIATION NATION 2025
●ギリシャの多国間航空演習イニオホス2025
●1992年開館のギリシャ空軍博物館
●ふくしまスカイパークのイベントで室屋氏飛翔 & AIR RACE X 2025第1戦

1,650円
特集●アジア諸国の航空戦力と対中関係

ウクライナとロシア、パレスチナとイスラエルの戦いはいまだ終わりが見えないが、中国の海外進出が目立つアジアにも欧米諸国は注視、数年前からインド太平洋地域への部隊派遣などが増えていることはご存じのとおり。そうしたなか、当のアジア諸国はどのように対中関係を構築し、安全保障を担保しているのだろうか。タイでは縁起がよいとされる数字にちなみ空軍88周年を記念したエアショーが開催され、アメリカやインドとともに中国も参加した。今月はこのタイ空軍88周年記念エアショーのリポートや、同国での演習「コブラゴールド」、フィリピン沖で行なわれた日米仏の演習「パシフィック・ステラー」などの様子を紹介しつつ、東南アジア各国空軍の最新戦闘機事情についても解説する。


今月の注目記事

●嘉手納アメリカフェスト2025
●イギリスで行なわれた多国間演習「コブラウォーリア25-1」
●米空軍新戦闘機NGAD、メーカーは「ボーイング」、名称は「F-47」
●米無人戦闘機2機種にYFQ-42AとYFQ-44Aの制式名称付与
●U-36A除籍記念式典
●三沢基地の即応態勢演習「ビバリーサンライズ25-03」


注目グラフィック特集

●ライトニングⅡマザースコードロン三沢基地第3航空団第302飛行隊
●米東海岸で飛ぶ中国・ロシア軍機塗装の海軍仮想敵機VFC-12“Fighting Omars”
●アリゾナの砂漠でHH-60WジョリーグリーンⅡを運用する55RQS
●航空写真家ジム・ラーセンのビューファインダー
●無人機ゴーストバットも参加したアバロン・インターナショナルエアショー

1,650円
特集●Farewell, C-1 &U-36A

4月から始まる2025年度(平成7年度)を前に退役する、航空自衛隊と海上自衛隊で長年運用されてきた2機種の航空機にスポットを当てる。50年以上にわたって全国を飛び回った国産初のジェット輸送機、航空自衛隊の川崎C-1と、訓練支援機として導入された海上自衛隊初のジェット機、リアジェットU-36A、両機種とも戦闘機のように前面に出て任務に従事するタイプの航空機ではないものの、その功績や航空機としての魅力もあり、退役を惜しむ内外からの声が非常に多い。今月の特集ではこれまでほとんど紹介されてこなかったU-36Aの訓練について独占取材するとともに、その運用部隊で機微な任務内容を有する電子戦部隊、第81航空隊について紹介。またC-1については運用最終期の日々と、EC-1とともに地上展示とシミュレートテイクオフを見せてくれた一般開放についてもリポートする。

今月の注目記事

●フランスからミラージュ2000が到着―欧米諸国の「ウクライナ軍事支援」
●退役が近づくAV-8BハリアーⅡのいま
●英国テンペスト、デモンストレーターは何を狙う
●個人としての航空戦史「空冷彗星と攻撃第三飛行隊」
●CVW-5にF/A-18E/FブロックⅢ配備

注目グラフィック特集

●日米豪のF-35が揃ったコープノース25
●ギリシャ空軍F-4E運用50周年
●ウクライナへの供与も始まったフランス空軍ミラージュ2000-5F
●アタカマ砂漠から南極圏までカバーするチリの空軍力
●小牧基地航空祭(オープンベース)

1,650円
特集●自衛隊航空2025

不安定な国際情勢を反映するように、このところ毎年「過去最高額」を更新している防衛予算案だが、2025年度についても12月下旬に計上され、その内容が公表された。4月号ではこの話題を中心に、毎年恒例の自衛隊航空の総括特集をお届けする。本文記事では次年度以降の装備導入計画を解説するとともに、最新の陸海空自衛隊の航空部隊を中心とした編成表なども網羅。関連読み物として、早期退役の決まったU-125Aと飛行点検機U-125の解説や、国産機P-1/C-2の元チーフデザイナーに対するインタビューも掲載する。カラーでは表紙と巻頭で航空自衛隊飛行開発実験団に登場した飛行試験機塗装のF-15を、また退役を控えフェニックス塗装をまとったC-1も紹介するほか、陸上自衛隊の陸曹航空操縦課程FECや、南海トラフ地震を想定した防災訓練「南海レスキュー」の模様などもリポートする。


今月の注目記事

●ギリシャ神を描いて中東展開から帰還した492FSのF-15E
●「写真を磨く」特別編「雲を活かす」
●SUBARU、航空機部品用カーボンをレース車パーツに再生
●在韓米空軍からA-10C撤退―終焉間近のタンクバスター
●中国新戦闘機/戦闘爆撃機情報・続報
●中国初のジェット四発軍用輸送機Y-20と派生型YY-20


注目グラフィック特集

●ヨーロッパ、アフリカ、中東もカバーするアビアノABのF-16
●日米の翼が飛び交う厳冬の三沢
●アメリカ人航空写真家ジム・ラーセンのビューファインダー
●エアレース&エアショーパイロット室屋義秀、2025シーズンに向けて

1,650円
特集●創隊60周年、南西の守護神第204飛行隊

1964年、東西冷戦の時代に空自4番目のF-104Jスターファイター部隊として宮崎県の新田原基地で編成された第204飛行隊。F-104時代は対領空侵犯措置任務に加え搭乗員養成を担当、1985年にはF-15部隊となって茨城県の百里基地から首都圏の防空に従事した同隊は、2000年代に入り中国の海洋進出が顕著になると沖縄県の那覇基地に移動、以降南西諸島防衛の任に就いている。今月号では部隊創隊60周年を記念して登場したスペシャルマーキングのF-15空撮を含む第204飛行隊の最新リポートを巻頭で掲載するほか、同隊の歴史を彩ったスペシャルマーキング機のアルバムや部隊史を紹介。さらに今回のスペシャルマーキングにも描かれた往年の同隊シンボルである戦いの女神ワルキューレ/ミスティックイーグルについて、考案した当時の整備員、渡辺悟志氏に回想してもらう。


今月の注目記事

●空自次期初等練習機T-6とピラタス系ターボプロップ機の系譜
●羽田航空機事故衝突事故の事故調査・経過報告を発表
●ベトナム軍事歴史博物館の展示機
●中国新型ステルス戦闘機J-36か!?
●女川出島大橋海中記念式典でブルーインパルスが展示飛行


注目グラフィック特集

●米西海岸、NASリムーアで飛ぶスーパーホーネット
●フランス最大のウォーバード・エアショーAIR LEGEND
●F-4、F-14も参加してキーシュ島で開催されたイラン・エアショーリポート&探訪記
●ベトナム空軍Su-30MK2が飛んだVIETNAM International Defence Expo 2024
●令和6年度百里基地航空祭
●シリーズ・198X年の空「Blue Angels in KOMAKI 1971, F-4J PhantomⅡ」

1,650円
特集●在日米海軍CVW-5にF-35C配備

横須賀に米海軍空母が常駐するようになって50年以上が経過、当初は老朽艦やベテラン機が中心の陣容だったその艦艇と艦載航空部隊だが、近年では海洋進出を進める中国や北朝鮮の脅威に対応するため、最新の装備が優先して配備されている。そしてこのたび、ロナルド・レーガンからジョージ・ワシントンへと空母が入れ替わるのにあわせて、艦上ステルス戦闘機F-35CライトニングIIや艦上輸送機CMV-22Bオスプレイが岩国に到着した。アメリカにとっても重要なインド太平洋地域に配備された新鋭機の到着時のリポートや、一度日本を離れた空母ワシントンが改修の末に再配備されるまでの経緯などを解説する。
あわせて特集に関連するインド太平洋地域の話題として、中国の珠海で開催されたエアショーチャイナ2024も採り上げる。F-35のライバルともなる中国の最新鋭ステルス機J-35の初登場や、海外への売り込みに成功したロシアSu-57(の原型機T-50)を、現地リポートを含めて紹介する。

今月の注目記事

●明野駐屯地開設69周年/航空学校創設72周年記念行事
●在日米宇宙軍発足
●JL‘s View Finderサイドストーリー 隠密偵察機YO-3A
●移転直前? インド空軍博物館の展示機 Part4(最終回)
●個人としての航空戦史「混血操縦者、福生に消ゆ」
●アメリカ空軍A-29、AFSOCからTPSへ移管

注目グラフィック特集

●トルコ空軍F-4EファントムII、配備50周年
●秋の航空自衛隊航空祭―岐阜・築城・新田原
●WRCフォーラム8ラリージャパン2024でブルーインパルス飛行
●新時代を迎える芦屋救難隊
●航空写真家ジム・ラーセンのView Finder
●南米最大の多国籍航空演習CRUZEX2024
1,450円
特集●JA2024に見た最新航空宇宙情報

前回開催の2018年からコロナ禍を挟んだ6年(フル規格の開催としては2016年以来8年ぶり)の間に大きく様相が変貌した航空宇宙業界の状況を反映した、2024国際航空宇宙展。会場では国内外のメーカーが無人機技術を中心とした展示に力を注ぎ、宇宙開発に関する展示も多くの来場者の関心を集める一方、マーケットが比較的落ち着いている旅客機は限定的な紹介にとどまり、期待された日英伊での共同開発が決まっている次期戦闘機GCAPに関しても、目立った新情報は出てこなかった。特集ではJAの会場リポートに加え各出展者の特徴を紹介、また関連記事としてGCAPが配備されるまで世界各地で防空の任に就く各国の戦闘機の最新事情にも触れる。


今月の注目記事

●護衛艦「かが」F-35B運用トライアル
●AFFJ:航空自衛隊創設70周年記念空軍参謀長等招へい行事
●防衛省・自衛隊70周年記念自衛隊観閲式
●秋の自衛隊航空祭~エアフェスタ浜松&入間航空祭
●AIR RACE X 2024シーズンは室屋義秀が戴冠
●零式水上観測機実物大模型の製作始まる


注目グラフィック特集

●NATO連合国軍司令部主導の初の統合演習「Ramstein Flag 24」
●イタリア空母カブールの2024インド太平洋展開を振り返る
●全国で展開された日米共同統合演習「Keen Sword 25」
●北米3大アクロチームも参加のエアショー~リノ/SFフリートウィーク/ペンサコーラ
●島原城築城400年でブルーインパルス展示飛行

特集●いまも健在のA-4スカイホークと民間軍事航空会社

原型機の初飛行から今年70年を迎えたアメリカ海軍艦上攻撃機ダグラスA-4スカイホーク。その小さな機体に似合わない兵装搭載量や機動性、簡素なゆえの柔軟な運用性などで、本家アメリカ以外でも重宝され、さらに空戦訓練での仮想敵機としても長く任務に就いてきた。現在も南米ブラジル、アルゼンチンで現役にあるほか、民間の軍事航空会社で仮想敵任務を担う機体としても使われており、今月号ではブラジル海軍機の運用と、民間会社ドラケン、トップエーセスが保有する機体について、カラーで紹介する。また、A-4の運用を含む仮想敵任務や、空中給油任務などで各国軍を支える民間航空会社についても、現在どのような会社がどのような機体を運用し、どのような業務に従事しているのかを解説する。


今月の注目記事

●第7航空団&第8航空団F-2A航空自衛隊創設70周年記念塗装機
●ボーイング777-9、エンジン付け具の不具合で飛行試験を中断
●“移転直前?”インド空軍博物館の展示機 Part 2
●個人としての航空戦史「同郷・同期が紫電改に乗った」
●BIG FLY!大谷翔平選手をデザインしたJAL A350「DREAM SHO JET」
●IWMダクスフォード・バトル・オブ・ブリテン・エアショー
●世界初の実用ハイブリッド機を目指すハートES-30


注目グラフィック特集

●芦屋一丸~第13飛行教育団のT-4空自創設70周年記念塗装と芦屋基地航空祭
●創隊50周年で大きな色付きオジロワシをF-35Aに復活させた第302飛行隊
●2024年夏の千歳特別塗装機と「千歳のまちの航空祭」
●能登復興を願う小松基地航空祭
●ドイツ空軍ユーロファイター運用20周年記念塗装機空撮
特集●航空自衛隊EC-1と電子戦

「宇宙」「サイバー」とともに軍事の新領域の重要な要素とされる「電磁波」。広くは無線通信やレーダーなどを網羅する分野で、これを使った偵察や妨害などは「電子戦」と呼ばれている。現代の軍事作戦では不可欠な分野だが、その実態は目に見えるものではないこともあって秘密のベールに包まれており、航空自衛隊でもこれまでその能力や装備を積極的に見せてこなかった。今回、航空自衛隊唯一の電子戦部隊として埼玉県の入間基地を拠点に活動している電子作戦群電子戦隊を取材、同隊が運用する世界で1機のミステリアスな電子戦機、EC-1の空撮や部隊の詳細なリポートを、航空雑誌として初めてお届けする。また世界の電子戦機の最新事情や、航空自衛隊の電子戦機の歴史も紹介する。


今月の注目記事

●アボッツフォード・インターナショナルエアショー
●2024台湾空軍嘉義基地開放
●F-15EX―イスラエルへの販売承認とアメリカ空軍部隊への配備
●日本での“イタリア強化月間”を終えて―太平洋でのイタリアの新戦略
●米大統領専用ヘリコプターVH-92A最終23号機引き渡し
●2024国際航空宇宙展、10月16~19日に東京ビッグサイトで開催
●インド空軍博物館の展示機 Part 1
●東松島夏まつりでブルーインパルス飛行
●防災普及にも力を注ぐ格闘家蝶野正洋、航空自衛隊百里基地を訪問


注目グラフィック特集

●F-35BとAV-8Bを搭載イタリア海軍空母カブール、横須賀に初寄港
●イタリア空軍F-35AとKC-767Aが小牧に飛来
●松島&三沢、東北の航空自衛隊航空祭2題
●新世代L-39、CLVにデビュー
●航空写真家ジム・ラーセンが切り取った航空機の躍動

特集●ヨーロッパ各国機、太平洋へ

自衛隊は戦後長らく「集団的自衛権の行使」にあたるとしてアメリカ以外と共同訓練を積極的に行なってこなかった。しかし東西冷戦後の混とんとした世界では一国のみでの有事対処は現実的ではなく、航空自衛隊もここ数年ヨーロッパ各国やインド、オーストラリアから飛来した戦闘機と訓練を実施しており、この夏はドイツ、スペイン、フランスが共同で太平洋地域に航空戦力を派遣する世界一周訓練を実施し日本にも飛来、またイタリアもオーストラリアと日本に戦闘機部隊を派遣、本誌発売直後には空母も来日予定だ。なぜヨーロッパ諸国はウクライナやパレスチナの情勢も不安定ななか、遠くインド太平洋地域にまで戦力を派遣するのか、各国と自衛隊との共同訓練リポートとともに、各国の思惑を探ってみる。


第2特集●本格化するF-35B/Cの艦上運用

本家アメリカ海軍の空母や強襲揚陸艦に続き、イギリス海軍や間もなく来日するイタリア海軍の空母、そして将来的には海上自衛隊の護衛艦にも搭載されるF-35ライトニングⅡ。短距離離陸/垂直着陸型のF-35Bと空母搭載型F-35Cの配備が進みつつあるなか、空母リンカーン艦上で作戦に従事する海兵隊のF-35Cのフォトリポートや海自「いずも」型護衛艦の最新の姿を含めて、各国のF-35B/C艦上運用の最新情報を紹介する。


今月の注目記事

●見えぬ空自T-4後継機の行方と気にかけるべきこと
●初の艦船試験を実施したレオナルドAW609
●ブルーインパルスが参加した「のしろ港まつり」と「石巻川開き祭り」
●西部方面ヘリコプター隊へUH-2初配備


注目グラフィック特集

●スウェーデン歴代戦闘機(SwAFHF所属機とJAS39C)の競演
●デンマーク空軍のF-35AとF-16AMソロディスプレイ
●Jetflyに見る最新ビジネス機の流れ
●ブルーインパルス、天橋立を駆ける
1,450円
特集●航空自衛隊創設70周年

今月の特集は「航空自衛隊創設70周年」。第二次世界大戦後の武装解除の時代を経た末、東西冷戦構造が顕著になるなかで1954年に編成された航空自衛隊が、この7月1日に創設70周年を迎えた。航空自衛隊がどのような経緯をたどって現在の態勢となったのか、専守防衛を掲げる組織が、今後宇宙領域にまで進出する必然性や、地域の安定を維持しつつ国防の任務を遂行している現状を、年表形式の読み物を中心に紹介していく。あわせて自衛隊の広報部隊として、展示飛行という手段で日本のプレゼンス誇示や国民へのアピールを行なうブルーインパルスについても、最新イベントの様子をリポートするほか、多用途支援機として航空自衛隊が運用するU-4の要人輸送の歴史などにも触れる。また関連記事として、自衛隊も参加した米軍統合演習バリアントシールドのリポートや、同じく70周年を迎えた海上自衛隊自衛艦隊についても、司令官コメントなどで紹介する。


今月の注目記事

●河口湖飛行舘8月限定公開でレストアの進む「彩雲」を公開予定
●ウクライナがロシアSu-57を破損―初の第5世代戦闘機喪失か
●富山県警察航空隊AW139「つるぎ」
●セスナ・モデル408スカイクーリエ
●渡辺洋二の「個人としての航空戦史」~開発と運用を結ぶエンジン技師


注目グラフィック特集

●韓国空軍F-4ファントムⅡついに退役
●2024スピリット・オブ・セントルイス・エアショーでイーグルⅡが飛行展示
●NATOタイガーミート2024詳報
●新多用途ヘリUH-2と中部方面ヘリコプター隊
●ジム・ラーセンのビューファインダー“Art Scholl”
1,450円
特集●ベストセラー機MiG-21の現在

東西冷戦期にソ連で開発され、中国製のコピー機を含めると13,000機以上が生産されたという、まさに超音速ジェット戦闘機のベストセラーMiG-21“フィッシュベッド”。運用国は50ヵ国以上を数え、今もアジア、アフリカの国などでは現役だが、第5世代戦闘機の台頭でついにヨーロッパからは姿を消そうとしている。今月はヨーロッパ最後のフィッシュベッド運用国となったクロアチアでの、ラファール戦闘機との世代交代を象徴するエアショーのほか、スリランカ空軍が維持し続けている中国製F-7の現状をカラーで紹介。本文記事ではMiG-21の開発と各型を解説しつつ、現時点でどれだけの国が使い続けているかや改修機などの最新情報をまとめる。


今月の注目記事

●米空軍B-21レイダー爆撃機飛行試験写真初公開
●航空自衛隊基地航空祭―静浜・美保・防府北
●鶴岡天神祭でブルーインパルス飛行
●「写真を磨く」特別編「ヘリコプター」第2回
●海外で見た防衛装備移転の現状
●韓国KF-21のこれまでと未来
●AIR RACE X 2024 RACE 1 REMOTE ROUND
●台湾・金門島の展示機と台南の展示機差分
●横田基地友好祭2024


注目グラフィック特集

●NTM(NATOタイガーミート)24ドイツで始まる
●イタリア空軍偵察/航空支援戦闘機AMX PHASE OUT
●NATOの炯眼E-3A AWACS
●USSロナルド・レーガン在日米海軍空母としての最後の横須賀出港

1,450円
特集●ブルーインパルス2024

新年度に入って2024シーズンが始まった航空自衛隊のアクロバットチーム、第4航空団第11飛行隊ブルーインパルス。新たなメンバーも加わり練成訓練などが進められるシーズン序盤の様子を、ホームベースの宮城県松島基地で取材するとともに、ブルーインパルスも参加してゴールデンウイークに開催された「エアーメモリアル in かのや」と「岩国基地フレンドシップデー」も紹介する。またブルーインパルス以外にも多数存在する世界各国のディスプレイチームをリストアップ、メジャーチームを中心に、現状やチームの規模などを解説する。


今月の注目記事

●在日米軍基地開放イベント―厚木&嘉手納
●「写真を磨く」特別編「ヘリコプター」第1回●ガザの危機を救え! エアドロップ大作戦
●将来のウクライナF-16パイロットが英空軍での訓練修了
●航空演習とエアショーに垣間見えるイスラエル/ウクライナ情勢
●中国新型ヘリコプター情報―Z-21、Z-20F/Jと新型機開発事情
●韓国・釜山市広域市と周辺の展示機
●あいち航空ミュージアム第6回フォトコンテスト入賞作品紹介
●ドレミコレクションミュージアム、三式戦「飛燕」1型甲の実機と複製機公開始まる


注目グラフィック特集

●初代使用機ナットも祝福するレットアローズ60周年空撮
●ヨーロッパ、アジア各国が参加するギリシャ航空演習イニオホス2024
●EAFM/エジプト空軍航空博物館

1,450円
特集●オスプレイ初飛行から35年

2024年3月で、開発初号機の初飛行から35年を迎えたベル・ボーイングV-22オスプレイ。開発当初事故が多発し、一部では今も「欠陥機」として運用に反対する声もあるなかで、ティルトローター機という新しいメカニズムの運用が実際に難しい部分も持っていることも紹介しつつ、どのような経緯で開発され、35年間にどのようなことが起き、どのように運用が熟成されていったのかを紹介していく。また、昨年11月に屋久島沖で空軍のCV-22Bが墜落した事故を受けて飛行停止となっていたオスプレイが飛行を再開したことに関して、ちょうど事故調査報告が公表された陸上自衛隊のUH-60JAとともに解説する。


今月の注目記事

●SH-60L報道陣に初公開
●ミラージュ2000D RMV フランス航空宇宙軍の近代改修
●トーネード初飛行50周年記念塗装機
●ANAボーイング787-10国内線仕様のフラッグシップ、デビュー
●日本政府の閣議決定でGCAP推進に一歩前進
●T-4後継機は日米共同開発?
●オーバーチュア計画の経緯と進捗状況
●立川飛行場戦後抄史


注目グラフィック特集

●タイ・シンガポール・米合同航空演習COPE TIGER 2024
●ブルーインパルス北陸新幹線敦賀延伸祝賀飛行と能登半島地震被災地激励飛行
●米西海岸でエアショーシーズン開幕―エルセントロ、ユマ、トラビス
●ウクライナと黒海に接するルーマニアでのF-16による航空警戒
●インド海軍演習での公開訓練展示MILAN 2024
●航空写真家ジム・ラーセンのView Finder―Lightnings & Thunderbolts
●国際女性デーに開催された横田基地イベント“FLYGIRLS 2024”
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  • 出版社:文林堂
  • 発行間隔:月刊
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  • サイズ:B5
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