やさい畑 発売日・バックナンバー

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【第1特集】
ラクしてとるか 攻めて極めるか
トマト・キュウリ・ナスの仕立てワザ
枝をどう伸ばすか、どこで切るか――。仕立て方によって、野菜の育ちは大きく変わります。わき芽が次々と伸びるトマト、ナス、キュウリは、とくに仕立てが重要で、放っておくと枝葉が混み合って、よい実がとれなくなります。
よい実をとるための仕立てのポイントは、伸ばす枝を見極めて株の力を実に集めること。管理のしやすさを優先するか、それとも手をかけてしっかり結果を引き出すか――。攻めと守り、それぞれの仕立てワザから、あなたに合う仕立て方を見つけて、満足のいく収穫へとつなげてみませんか。

【主な内容】
〇トマトの仕立てを攻略する
「わき芽を取るだけで手間いらず らくらく1本仕立て」「ミニ・中玉がどっさりとれる しっかり2本仕立て」ほか
〇ナスの仕立てを攻略する
「難しい整枝いらずで収穫するだけ らくらく水平ネット仕立て」「側枝1果どりで休みなく収穫できる しっかり摘芯仕立て」ほか
〇キュウリの仕立てを攻略する
「収穫中心で管理が簡単 らくらく垂直ネット仕立て」「子づる摘芯で長くとれる しっかり親づる1本仕立て」ほか

監修/能登山 修
有機無農薬栽培研究家。YouTubeなどをとおして、有機栽培の普及活動に取り組む。オーガニックアカデミー専任講師、貸農園「シェア畑」栽培顧問を務める。


【基本がわかる大型連載】
庭先販売 プロのワザ
吉田農場の多品目野菜づくり
東京都練馬区で200年以上にわたり野菜を作り続けている吉田農場の吉田さんに、季節ごとの野菜の栽培法を基本から教わります。30年ほど前から庭先販売に取り組み、一年を通じて、多品目の旬の野菜を効率よく育てています。限られた面積でいかに効率よく、かつ品質のよい野菜を作るか―。そのために実践している「時間と労力を最適化する知恵とワザ」を紹介します。

【今号の内容】
●甘長トウガラシ ●ズッキーニ ●つるなしインゲン ●ラッカセイ ●モロヘイヤ ●クウシンサイ ●カボチャ ●ショウガ ●サツマイモ

指導/吉田智博
吉田農場代表。1985年生まれ。東京都練馬区で200年以上続く農家の八代目。祖父母の代から本格的に野菜づくりを始め、30年余り前から自宅前に設置した自動販売式のコインロッカーで庭先販売を続けるほか、地元の直売所やマルシェ、大手デパートへ野菜を出荷している。約1haの畑をフル回転させて、多品目の野菜づくりに取り組む。


【大型連載】
もっと知りたい菌ちゃん農法
庭先につくろう! 菌ちゃん畝
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が育つ「菌ちゃん農法」。今号は、「菌ちゃん農法を始めたいけど、畑を借りるのはハードルが高い」という人のために、庭に菌ちゃん畝を立てるポイントを紹介。埼玉県近郊で「菌ちゃんウネ作り屋さん」として活動する山田寿夫さんに、庭の広さに応じた2つの方法を教わります。

監修/吉田俊道
㈱菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県農業改良普及員を経て1996年に有機農家に。食育推進にも取り組み、NPO「大地といのちの会」理事長を務める。著書に『微生物の力だけで奇跡の野菜づくり 図解でよくわかる菌ちゃん農法』(家の光協会)など。


【自然栽培を成功させる方法】
どっさりとれる!
乾燥に負けないサトイモの穴植え
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育てて、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。今号は、手軽にできるサトイモづくりのワザを紹介します。田村さんの畑では、近年の暑さのなかでも、夏には葉が人の背丈ほどまで伸び、秋には丸々と太ったイモがどっさり収穫できます。その秘訣は、種イモの植え方と土寄せのタイミング。自然栽培に最適な、猛暑に負けない栽培ワザを教わります。

栽培指導/田村吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。2012年、愛川町で就農し、「わんぱく自然農園たむそん」を開園。無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。


【別冊付録】
木嶋博士の驚き育てワザ
種まき・植えつけ編
木嶋利男東京大農学博士の、これまで『やさい畑』で紹介してきた数多くの栽培ワザを厳選。特別な道具や技術がなくても、実践するだけで育ちがガラリと変わる「ひと工夫」をまとめました。種まき・植えつけシーズンに必携の一冊です。

監修/木嶋利男
東京大学農学博士。伝統農法文化研究所代表。栃木県農業試験場生物工学部長などを歴任。長年、世界各地の自然農法や伝承農法の研究に携わる。『連作でよく育つ野菜づくり』『驚くほどよく育つ野菜づくりの裏ワザ 決定版』(共に家の光協会)など著書多数。
1,100円
【特集】
苗・肥料・資材の高騰をはね返す!
畑の最強コスパ術
物価高が止まりません。生活用品だけでなく、野菜づくりにかかる資材の価格も軒並み上昇しています。だからこそ今、目指したいのが「コスパのよい家庭菜園」。家庭菜園は食費の節約につながる実益を備えた趣味です。費用や作業、時間、収量などの効率化、満足度を考慮し、畑全体のコストパフォーマンスを高めていけば、物価高にも負けることはなく、新たな楽しみも生まれてきます。そのための最強アイデアをまとめました。

【主な内容】
〇栽培テクニックでコスパをアップ
「ミニトマトのゆったり栽培」「ジャガイモの種イモは切るほどにお得に」ほか
〇肥料や培土でコスパをアップ
「台所の生ごみを生かす」「雑草や野菜の残渣を堆肥、肥料に」ほか
〇道具や資材でコスパをアップ
「いろいろ使えるペットボトル」「資材をなるべく長く使う」ほか

監修/麻生健洲 指導/五十嵐 透、木嶋利男、福田 俊、竹内孝功


【大型連載】
もっと知りたい菌ちゃん農法
訪ねてみました! 菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が育つ「菌ちゃん農法」。今号は、吉田さんが「菌ちゃん農法の先進地」と太鼓判を押す群馬県各地の菌ちゃん畑を、吉田さんが訪問した様子を、Q&Aとともに紹介します。

監修/吉田俊道
㈱菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県農業改良普及員を経て1996年に有機農家に。食育推進にも取り組み、NPO「大地といのちの会」理事長を務める。著書に『微生物の力だけで奇跡の野菜づくり 図解でよくわかる菌ちゃん農法』(家の光協会)など。


★新連載★
【基本がわかる大型連載】
庭先販売 プロのワザ
吉田農場の多品目野菜づくり
東京都練馬区で200年以上にわたり野菜を作り続けている吉田農場の吉田さんに、季節ごとの野菜の栽培法を基本から教わります。30年ほど前から庭先販売に取り組み、一年を通じて、多品目を旬の野菜を効率よく育てています。限られた面積でいかに効率よく、かつ品質のよい野菜を作るか―。そのために実践している「時間と労力を最適化する知恵とワザ」を紹介します。

【今号の内容】
●共通の作業①畑の準備、②植えつけの準備
●栽培(トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、エダマメ、サトイモ、トウモロコシ)

指導/吉田智博
吉田農場代表。1985年生まれ。東京都練馬区で200年以上続く農家の八代目。祖父母の代から本格的に野菜づくりを始め、30年余り前から自宅前に設置した自動販売式のコインロッカーで庭先販売を続けるほか、地元の直売所やマルシェ、大手デパートへ野菜を出荷している。約1haの畑をフル回転させて、多品目の野菜づくりに取り組む。


★新連載★
【能登山流 有機菜園道場 ―入門編―】
夏野菜、なにをどう植えるの?
野菜づくり未経験の編集部員が、有機無農薬栽培の第一人者・能登山修氏の指導のもと15㎡の菜園で実践できる有機栽培を学びます。微生物や益虫を味方につけた、少量多品目の野菜づくりが能登山流。編集部員とともに、一から取り組んでいきましょう! 第1回は夏野菜のプランニングから植えつけ、種まきまでをお届けします。

栽培指導/能登山 修
有機無農薬栽培研究家。YouTubeなどをとおして、有機栽培の普及活動に取り組む。オーガニックアカデミー専任講師を務める。


【特別企画】
害虫対策がぐっと楽になる
花で呼び込む益虫図鑑
野菜づくりでとくに頭が痛いのが害虫対策です。気をつけていても、「穴だらけにされちゃった!」なんてことも珍しくありません。そこで頼りにしたいのが、害虫を食べてくれる益虫たち。益虫は畑で花を育てることで手軽に呼び込むことができます。春の畑で育てると効果的な花と、害虫を次々と食べてくれる頼もしい益虫たちを紹介します。

監修/麻生健洲
千葉大学園芸学部卒業。埼玉県の農業高校教諭として35年間、園芸(おもに野菜)と生物工学を教える。現在は鳥や虫など身近な自然の撮影をライフワークにしている。
【巻頭特集】
地力×畝力×苗力で変える 畑の底力アップ大作戦
作戦① 地力をアップ 寒い時季こそ畑の地力を上げる好機
作戦② 畝力をアップ 畑の環境条件に合わせて畝を立てる
作戦③ 苗力をアップ 植えつけ適期の良苗を選ぶ


【別冊付録】
よく出る!よく育つ! 種まきマスタブック


育成者直伝
『べにはるか』で作る究極の干しいも


プランターで循環野菜づくり
ペット用品で手軽にできる 夏野菜のがっちり苗づくり


もっと知りたい菌ちゃん農法
庭先で楽しむミニ菌ちゃん農法


有機自給農家
柴田家のやさしい野菜づくり


不思議な畑 科学の目で謎に迫る
未来の畑 屋上菜園


循環菜園 野菜づくりの新常識
品種特性を最大限に生かす 早生エダマメは早まきが吉


イガさんの菜園実験実
植えつけ時期が早いと収量は増える? ジャガイモの早植え実験


農の匠
ショウガ栽培の極み技


自然栽培を成功させる方法
草の力ですくすく育つ 自然栽培は今がはじめどき


菜園サイエンス
闇に隠れて生きる土壌動物


めざせ大発見 畑の探求者
食味&多収のいいとこ取り!? ジャガイモの接ぎ木をやってみた


新・強・味が大集合!
えりすぐり品種ガイド2026
1,100円
世界の野菜を旅して

【特集】よく知る、よく効く、よく育つ
肥料の使いこなし超入門

健全な生育はバランスのよい施肥から
肥料の施し方を左右する“3つの要因”
要因1土    土の状態の調べ方
要因2野菜   野菜のタイプを知る
要因3肥料   肥料の種類と特徴を知ろう
家庭菜園でおすすめの肥料と使い方
効果的な施肥の4つのポイント
肥料効果を最大限に引き出す使い方


野菜がラクに作れる!
土づくりが劇的に進む!
冬の畑を使い尽くす


千重子さんの百品自給暮らし
ダイコンは1年中大活躍


プランターで循環野菜づくり
どんどん肥沃になる土の再生術


鴨志田農園のとりたて献立
冬の干し野菜を味わい尽くす


もっと知りたい菌ちゃん農法
“進化版”菌ちゃん農法のすべて

区画農園の超絶達人
芽が出た球をむだにしない!
タマネギの出直し栽培


不思議な畑 科学の目で謎に迫る
美しい畑とはどんなもの?


有機自給農家 
柴田家のやさしい野菜づくり  
鮮度を維持する貯蔵ワザ
(サトイモ、ダイコン、サツマイモ、ゴボウ、ニンジン) 
うまみUPの加工食づくり
(切り干しダイコン、たくあん漬け、ハクサイ漬け、タカナぬか漬け、しょうゆ、みそ) 
米麹の作り方

循環菜園 野菜づくりの新常識
暖冬で被害拡大中
べと病からタマネギを守り抜け

イガさんの菜園実験室
葉物野菜のトンネル掛けで検証しました
ポリフィルムは何年使えるの?

農の匠
サトイモ栽培の極み技

菜園サイエンス
人類の主食、単子葉植物の謎


自然栽培を成功させる方法
丸々と太って貯蔵性抜群
草土と不織布で育てるタマネギ


めざせ大発見 畑の探求者
めざせ!長さの限界突破
2mゴボウに挑戦!!

やさい畑倶楽部

読者のグッドアイデア

別冊付録 2026年野菜づくりカレンダー
1,100円
特集 
発芽がそろう どっさりとれる 秋まき野菜は“密”が好き
9月になっても収まらない高温、季節外れの台風や長雨など、年々、秋まき野菜の栽培が困難になっています。気温が低下する秋は、種まきに失敗すると取り返しがつきませんが、じつは種まきの成功率を高める簡単な方法があります。多めに種をまいて、“密に育てる”だけです。野菜同士が助け合って発芽し、共に根を深く張って生育を促し、充実した株が驚くほどどっさりとれるようになります。

【主な内容】
どうして? 密に種をまくと野菜はよく育つ
ニンジン  密にまいて、いっせいに発芽。初期生育を促す 
シュンギク やわらかな株を収穫。残した株で側枝を長期どり
ダイコン  株間を狭めて、そろいのよい株をどっさりとる
カブ    初期生育を促し、大きな株から次々とる
ホウレンソウ 密にまいて根を伸長させ、極甘の株を育てる 
タマネギ   小苗や中苗を密植し、そろいのよい良球をとる
ニンニク  株間を狭め、冬に根を張らせて生育を早める
エンドウ  3本立ちのまま越冬させ、初夏の豊作をねらう

監修/木嶋利男
東京大学農学博士。伝統農法文化研究所代表。栃木県農業試験場生物工学部長などを歴任。自然農法や伝承農法の研究と後継者の育成に携わる。『連作でよく育つ野菜づくり』『驚くほどよく育つ野菜づくりの裏ワザ決定版』(共に家の光協会)など著書多数。

大型連載
糸状菌の力で元気野菜づくり 家庭菜園で菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が収穫できる「菌ちゃん農法」が全国で急速に広がっています。菌ちゃん先生こと吉田俊道さんが、『やさい畑』読者のために考案した2畝の家庭菜園向けモデルでの実践法を紹介します。今回は、定期的な畝のメンテナンス法と、タマネギやエンドウといった越冬野菜の育て方を解説します。

監修/吉田俊道
㈱菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県農業改良普及員を経て1996年に有機農家に。食育推進にも取り組み、NPO「大地といのちの会」理事長を務める。著書に『微生物の力だけで奇跡の野菜づくり 図解でよくわかる菌ちゃん農法』(家の光協会)など。

プランターで循環野菜づくり 
1鉢でもたっぷりとれる 初夏の味覚 エンドウとソラマメ
エンドウとソラマメは収穫するとすぐに味が落ちてしまうため、とりたてを味わうのがベスト。庭先やベランダで手軽に育てられるプランターと相性抜群です。さらに次々と実がなるため、プランターでもたくさん収穫できるのが魅力です。今回の栽培講座では、プランター栽培の達人、安藤康夫さんに、種まきから鳥害対策まで、プランターならではの育て方のコツを教えてもらいました。
 
栽培指導/安藤康夫
東京都板橋区在住。2006年から自宅の屋上(約35㎡)でプランター栽培を始める。伝統野菜を中心に年間30品目の野菜を育て、自家採種を続けている。著書に『プランターで有機栽培1・2』(農文協)がある。

千重子さんの百品自給暮らし
夏野菜の片づけと冬支度
八ヶ岳と蓼科山を望める標高1000mの高台に、野菜を中心に果樹、ハーブ、花などが所狭しと植えられた有機自給菜園があります。細井さんは、この菜園と周囲の野山からとれたものを生かし、日々の料理はもちろん、お茶、化粧水など100品以上を自給しています。たくさんの野菜の収穫と加工などで大忙しとなる、秋の自給の知恵を紹介します。

細井千重子
1943年長野市生まれ。鯉淵学園の農村生活科で学んだあと、農協の生活指導員に。6年勤務したのち、食の源である土を学ぶため、有機農法研究家の内城本美氏の農場で研修。その後、農協に復職し、自給運動などに取り組む。佐久市の農と食を楽しむグループ「千石の杜」やJAなどで講師を務める。著書に『寒地の自給菜園12カ月』(農文協)がある。

基本がわかる大型連載
有機自給農家 柴田家のやさしい野菜づくり
有機農業のメッカとして名高い茨城県の八郷地区に夫婦で新規就農した柴田農園による栽培講座。季節に合わせた野菜を育て、収穫物でさまざまな加工品をつくる自給生活を送るお二人に有機での野菜の育て方を教えてもらいます。新規就農者だからこそ気づいた栽培のポイントをふんだんに織り交ぜて、わかりやすく、やさしく解説します。

【今号で紹介する野菜】
●タマネギ ●ニンニク ●ソラマメ ●エンドウ ●ダイコン ●葉物野菜の混植 
●シュンギク ●かき菜 ●カブ

指導/柴田佳幸・柴田美奈
茨城県石岡市で柴田農園を営む。1.2haの畑で年間約70品目の野菜を有機栽培で生産し、契約者に野菜セットとして出荷している。ともに東京都出身。それぞれ石岡市の有機農家で研修後、独立して結婚。現在は、高校生から3歳まで5人の子供たちとセルフビルドした住まいで、できるものはなんでも自分たちで作る自給自足的暮らしを実践している。

農の匠
ブロッコリー栽培の極み技
野菜ごとに優れた栽培技術を持つ生産者に、栽培の極意を伺います。土づくりから収穫までの技術を深掘りすることに加え、家庭菜園に応用できるワザを紹介。今号は、深谷市で土づくりにこだわって絶品のブロッコリーを育てている武政直夫さんにご登場いただきます。

鴨志田農園のとりたて献立
秋のイモを丸ごと味わう
秋の味覚を代表する2種類のイモ、サトイモとサツマイモをたっぷりと味わう“イモづくしレシピ”。サトイモはほどよく加熱し、ねっとりとした食感を存分に引き出し、サツマイモは香味を加え甘さをほどよく生かすなど、毎日食べても飽きないレシピの数々を紹介します。

料理指導/鴨志田佑衣
助産師、中医薬膳師。夫・純さんが営む鴨志田農園のSNSを中心に、料理教室などのイベントや雑誌の連載をとおして、野菜をたっぷりと使ったレシピを紹介している。

循環菜園 野菜づくりの新常識
シュンギクの混植実験
コマツナを害虫から守れるか?
異なる“科”の野菜をいっしょに育てることで、病害虫に発生を防いだり、たがいの生育を高めたりする野菜の組み合わせがあります。とくに独特の香りを持つキク科のシュンギクは、アブラナ科野菜につく害虫を忌避する効果が高いとされます。実際に、シュンギクといっしょに育てると、どれくらい効果があるのでしょうか。アブラナ科野菜のコマツナと混植して、検証してみました。

栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。㈱いかす取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で8haの有機栽培圃場を運営し、年間40品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「はたけの学校【テラこや】」講師を務める。

イガさんの菜園実験室 
10月4日に“遅まき”しました もっともハクサイが“巻く”育て方はどれ?
ハクサイは、種まきの遅れが致命傷になる野菜の代表格ともいえます。寒さが本格化する前に大きな葉を展開させておかないと、締まりのよい球に育ちません。そんなハクサイをあえて10月に“遅まき”してみました。育苗してから植えつけたり、冬にポリトンネルを掛けたりして、まき遅れても結球する育て方がないか検証しました。

栽培指導/五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。

自然栽培を成功させる方法 
オクラとのリレーでどっさりとれるソラマメの必勝栽培法
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育てて、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。今号は、ソラマメの栽培法。草や残渣で土をつくる自然栽培の畑は、ソラマメにとって最適な養分状態。さらにオクラとリレー栽培すると、オクラの茎を支柱代わりに使え、地中ではオクラの根穴を利用してソラマメが効率よく養水分を吸収するため、すくすく生育します。まさに必勝のソラマメ栽培法です。
 
栽培指導/田村吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。2012年、愛川町で就農し、「わんぱく自然農園たむそん」を開園。無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。

畑の探求者 
土と野菜を元気にする酒粕ボカシ肥を作ろう
「土に元気がないような…」と感じたときに、有効なのが、酒粕ボカシ肥。土壌中の微生物を元気にして、野菜が好むふかふかの土に改良してくれます。さらに酒粕由来の豊富な栄養素が野菜の育ちをぐんとよくしてくれる、まさに極上の肥料です。
 
栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『家庭菜園の超裏ワザ』(家の光協会)などがある。
【特集】
6大トラブルをズバッと解決!
真夏を制する育てワザ
真夏は野菜にとって厳しい季節です。梅雨が明けると、高温・乾燥が野菜を傷めつけ、害虫の被害や集中豪雨に見舞われることも少なくありません。近年は異常ともいえる酷暑で、「野菜がうまく育たない……」という悲痛な声が、編集部にもたくさん届いています。そこで、真夏の菜園で起こりがちな6つのトラブルに焦点を当て、その原因から対策までを徹底的に解説します。これを読めば、真夏の厳しさを乗り越えて、野菜を元気に育てるワザが身につきます。

【主な内容】
!梅雨明け直後に株がぐったりする
!盛夏に株がしおれて元気がない
!害虫がたくさん発生した
!実の色や形がおかしい
!秋冬野菜の種まきがうまくいかない
!頻発する集中豪雨や台風


【特別企画】
達人直伝! 猛暑に勝つ 秋冬野菜の種まき
年々厳しさを増す夏の暑さにより、秋冬野菜の種まきがいっそう困難になっています。何度もまき直したのに失敗して、「もう夏の種まきは懲りごり!」と感じている人は多いはず。そこで、野菜づくりの達人たちに、夏の種まきを成功に導くための秘策を教えてもらいました。
【主な内容】
〇ニンジン①:V字の“溝底播種”で発芽率が大幅アップ!
〇ニンジン②:籾殻と遮光ネットの“2層空間”で種を守る
〇ニンジン/ダイコン:確実に根づいて、まっすぐ育つ“紙筒の移植栽培”
〇小カブ:簡単に移植できる“セルトレー丸ごと植え”
〇ハクサイ:丈夫に育ち、活着も早い“練り床ポット育苗


【大型連載】
糸状菌の力で元気野菜づくり
家庭菜園で菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が収穫できる「菌ちゃん農法」が全国で急速に広がっています。菌ちゃん先生こと吉田俊道さんが、『やさい畑』読者のために考案した2畝の家庭菜園向けモデルでの実践法を紹介します。今回は、ダイコンやキャベツといった秋冬野菜の育て方を中心に、畝の管理テクニックを解説します。


【野菜の性質を深く理解できる】
循環菜園 野菜づくりの新常識
ダイコンで検証
乾燥に強い水のやり方はどれ?
「種をまいたら水をやる」という水のやり方が、家庭菜園ではなかば常識化していますが、はたして、この方法がもっとも有効なのでしょうか。近年、「夏の種まきが成功しない」という声が多数寄せられているダイコンを使い、種まき時の水やりパターンを変えた3区画で、収穫までの生育を比較しました。


【ひとつ野菜の食べ尽くし献立】
食感の変化が楽しい甘長トウガラシ
辛くないトウガラシの一種、甘長トウガラシは、皮がやわらかで、さわやかな苦みを持ち味。料理の用途も多く、加熱具合によって、食感ががらりと変わるのも魅力です。食感の変化を楽しみつつ、甘長トウガラシの味を引き出す調理法を紹介します。
【特集】
ゆっくり始めて、たっぷり収穫
夏野菜 遅植えのすすめ
菜園シーズン真っただ中ですが、内心「まだ夏野菜の作付けを終えていない…」と焦っている方はいませんか? でも安心してください。夏野菜は、これからゆっくり始めても問題なく育ちます。「すでに夏野菜を育てているから、自分には関係ない」。そんな声も聞こえてきそうですが、これからの夏野菜は“1作より2作”。夏の暑さが年々過酷になっている今だからこそ、リスクの分散にもなる“遅植え”を始めましょう。

【主な内容】
〇夏野菜をあえて遅く植えて、猛暑のリスクを分散する
〇“温床なし”でできる! 暑さに強い苗の育て方
〇土づくりを短期間で終える! 遅植えに適した「畑の準備」
〇スタートダッシュを成功させる! 植えつけと種まきのコツ
〇遅植え①トマト
〇遅植え②ナス
〇遅植え③キュウリ
〇遅植え④カボチャ
〇遅植え⑤エダマメ&トウモロコシ

【大型連載】
糸状菌の力で元気野菜づくり
家庭菜園で菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が収穫できる「菌ちゃん農法」が全国で急速に広がっています。菌ちゃん先生こと吉田俊道さんが、『やさい畑』読者のために考案した2畝の家庭菜園向けモデルでの実践法を紹介します。今回は、トウモロコシやクウシンサイといった夏野菜の育て方を中心に最新のノウハウとともに解説します。

【特別企画】
生態を知れば、恐るるに足らず
2大害虫 カメムシ&ウリハムシ
野菜にダメージを与える害虫はやっかいな存在です。とくにウリ科を好んで食害するウリハムシとマメ科を執拗に吸汁するカメムシは難敵です。そんな手ごわい2大害虫の生態と防除法を詳しく解説。適切に対処すれば、もう恐れる必要はありません!

【新たな栽培法を追求!】
畑の探求者:超手軽なのに驚くほど丈夫に育つ
スイカのペットボトル栽培
これまで10年以上にわたる本連載のなかで、スイカの画期的な栽培法を試してきました。今回は、これらの集大成ともいうべき、より手軽で、効果のある方法を考案しました。使用するのは、どこの家庭にもある「ペットボトル」。こんなものでスイカが育つのか? と疑う方もいるかもしれませんが、その大きさに形状、透過性などを考えると、これほどスイカの生育をサポートするものはないのです。

【別冊付録】
夏野菜の不調を解決
生育診断パーフェクトブック
野菜を上手に育てるには、生育が順調かどうかを見極めることが不可欠です。不調のサインは、まずは葉やつる先、幼果といった生長部分に表れます。不調時には、これらのサインに早期に気づき、対策することが大切です。そんな野菜ごとの診断ポイントを明らかにし、対処法を徹底解説します。
特集

バイオスティミュラントから手作り資材まで
すごいぞ! 野菜の刺激剤
野菜に刺激を与え、収量や品質をよくする資材としてバイオスティミュラント(BS)が注目されています。BSは新しい資材ですが、昔から野菜づくりで利用されてきた酢酸や乳酸菌を原料とするものも多くあります。そんなBSの最新情報と従来から使われてきた農家の手作り活性剤を紹介します。
【主な内容】
〇Part1 バイオスティミュラント
 地球沸騰化時代を乗り越えるBS 
〇Q&Aでよくわかる バイオスティミュラント
・農薬や肥料とはどう違う?
・BSは植物のどんな能力を引き出す?
・家庭菜園では、BS製品をどう活用すればいい?

〇Part2 手作り資材
なにが、どう効く? 農家の活性剤
・8種類のパワーを生かす 多目的活性液
・植物質のみで作ってBS力向上 ボカシ肥
・ヨモギのエキスがたっぷり 天恵緑汁
・虫よけの伝統資材。それ以外の効果も!? ストチュウ

監修/金 鍾明(東京大学特任准教授)、須藤 修(日本バイオスティミュラント協議会理事)、涌井義郎(有機農業の技研究所主宰)


新連載

農の匠 ナス栽培の極み技
野菜ごとに優れた栽培技術を持つ生産者に、栽培の極意を伺います。土づくりから収穫までの技術を深掘りすることに加え、家庭菜園に応用できるアレンジワザを紹介。今号は、東京のナス栽培の第一人者として知られる星野直治さんにご登場いただきました。


大型連載

糸状菌の力で元気野菜づくり
家庭菜園で菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が収穫できる「菌ちゃん農法」が全国で急速に広がっています。菌ちゃん先生こと吉田俊道さんが、『やさい畑』読者のために考案した2畝の家庭菜園向けモデルでの実践法を紹介します。今回は、トマトやナスといった夏野菜の育て方を中心に最新のノウハウとともに解説します。


監修/吉田俊道
㈱菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県農業改良普及を経て1996年に有機農家に。食育推進にも取り組み、NPO「大地といのちの会」理事長を務める。著書に『微生物の力だけで奇跡の野菜づくり 図解でよくわかる菌ちゃん農法』(家の光協会)など。



新連載

有機自給農家
柴田家のやさしい野菜づくり
有機農業のメッカとして名高い茨城県の八郷地区に夫婦で新規就農した柴田農園による栽培講座。季節に合わせた野菜を育て、収穫物でさまざまな加工品をつくる自給生活を送るお二人に有機での野菜の育て方を教えてもらいます。新規就農者だからこそ気づいた栽培のポイントをふんだんに織り交ぜて、わかりやすく、やさしく解説します。
 【今号で紹介する野菜】
●トマト ●ナス ●キュウリ ●ピーマン ●サトイモ ●トウモロコシ ●エダマメ ●カボチャ ●スイカ ●ミニトウガン ●ハグラウリ ●マクワウリ ●ヘチマ


 循環菜園 野菜づくりの新常識

逆さ植えVS普通植え
サトイモが多くとれるのはどっち?
植物の芽は上に向かって伸びていきます。そのためサトイモの種イモを植えつけるときも、当然、芽を上向きにするのが常識とされています。では、あえて芽を下向きにして植える「逆さ植え」にすると、サトイモの生育はどう変わるのでしょうか。芽を上向きに植える「普通植え」との、収量の違いを比較検証しました。

栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。㈱いかす取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「はたけの学校【テラこや】」講師を務める。


イガさんの菜園実験室 

早晩性の違いで交雑は防げるか?
トウモロコシ3品種 同時まき実験
トウモロコシは、複数の品種を育てたいと思っても、キセニアの発生が心配で断念するケースが多くあります。では、生育期間が異なる品種を同時にまいたらどうなるのでしょうか? 開花時期がずれるのでキセニアは発生しないのか、それとも…。そこで早生と中生、晩生の3品種を同時にまいて、実際どうなるかを検証してみました。

栽培指導/五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。


スマイル農園のなるほど栽培 

ラッカセイ栽培にマルチは有効?
ラッカセイは高温を好む野菜です。ポリマルチを使えば地温は上昇しますが、子房柄が土に潜り込む生育特性があるので、マルチなしで栽培する人もいます。ラッカセイとマルチの相性を探り、マルチ栽培を成功させる方法を、4つのパターンで実験。子房柄はマルチを突き破るといわれますが、その真偽についても検証しました。

栽培指導/豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農29年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導している。


プランターで循環野菜づくり 

甘~い実がどっさり収穫できる
始めよう! トマトのプランター栽培
どこでも手軽に野菜づくりを楽しめるプランター栽培ですが、「畑よりも育ちがよくなかった」「栽培後の土の処分に困るといった悩みがつきものです。ところが有機栽培をベースにした独自の手法で、それらの問題を解決し、年間30種類の野菜を育てている名人がいます。それが安藤康夫さんです。「この方法なら、畑に負けないくらいどっさり収穫できますよ」と言う安藤さんに、プランター栽培を一から始めるコツを、プランターと好相性のトマトの育て方とともに手ほどきしてもらいます。
 
栽培指導/安藤康夫
東京都板橋区在住。2006年から自宅の屋上(約35㎡)でプランター栽培を始める。伝統野菜を中心に年間30品目の野菜を育て、自家採種を続けている。著書に『プランターで有機栽培1・2』(農文協)がある。。


区画農園の超絶達人

省スペースで大収穫            サトイモとショウガの仲よし栽培


サトイモとショウガは、どちらも水が好きで、栽培期間が長い野菜です。植えつけや収穫などのタイミングも同じため、面積が限られる区画農園では、セットで育てると効率的です。しかもサトイモの葉がつくる日陰のおかげで、暑さが苦手なショウガが元気に育ちます。
 
栽培指導/宮﨑靖好
定年退職後、区画農園で野菜づくりを始め、現在3区画90㎡で年間70品目を手がける。限られたスペースを最大限に生かすため、密植や畝の上空を使い倒すリレー栽培などの手法を編み出し、高品質・高収量を実現している。


自然栽培を成功させる方法 

土づくりゼロでもよく育つ
一石二鳥のジャガイモ栽培
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育て、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。自然栽培では畝の上に草や残渣を敷いて土づくりを行います。地力がつくまでに時間がかかることが難点ですが、ジャガイモなら、土づくりと並行しての栽培が可能です。まさに一石二鳥の栽培法。はじめて自然栽培を始める方にもうってつけです。
 
栽培指導/田村吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。2012年、愛川町で就農し、「わんぱく自然農園たむそん」を開園。無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。


畑の探求者 

磁石はトマト栽培の救世主!?
磁場が植物の生育に与える影響については、国内外でさまざまな研究が行われていますが、生産現場で実用化されるまでには至っていません。一方で、「磁石を近くに置くと野菜がよく育つ」といったうわさを耳にすることもあり、なんらかの影響があるのはまちがいなさそうです。そこで、強力なネオジム磁石をトマトのまわりに置いて育ててみました。糖度や収穫量アップにつながるでしょうか?
 
栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『一坪ミニ菜園入門』(山と溪谷社)などがある。


別冊付録

「春の畑仕事」大全
野菜づくりの成否を大きく左右するのが、土づくりや畝立てといった春の畑仕事。堆肥や肥料はどれを使い、どう施すか? 畝の高さや向きはどうすればいいのか? さらには種や苗の選び方から植えつけまでの作業のコツを徹底解説します。

監修/加藤哲郎、麻生健洲
【特集】
メタボ、痩せすぎ、水はけ不良…
困った土の整え方
畑の土は、まさに野菜づくりの土台。その良しあしが栽培の可否を決めると言っても過言ではありません。『やさい畑』読者のみなさんに、ご自身の畑の土に関するアンケートを実施したところ、「土になにかしら問題がある」という回答が、なんと86%にも上がりました。過度な土づくりによって養分をため込んだ“メタボな土”、長年耕作されていない荒れ地のような痩せた土、雨水がいつまでたっても引かない“水はけ不良の土”。そうした困った土を整えるすべをケース別に紹介します。

【主な内容】
・土づくりは“土の診断”から始まる
・土の診断①物理性をチェック
・土の診断②化学性をチェック
・土の整え方・ケース① 水田を転用した水はけの悪い畑
・土の整え方・ケース② 砂地で水はけがよすぎる畑
・土の整え方・ケース③ 耕作者が毎回異なる貸農園
・土の整え方・ケース④ 休耕地を耕したばかりの畑
・土の整え方・ケース⑤ 宅地造成された庭先の畑
・小面積の畑に最適! 生ごみを活用した土づくり

【大型連載】
糸状菌の力で元気野菜づくり
家庭菜園で菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が収穫できる「菌ちゃん農法」が全国で急速に広がっています。菌ちゃん先生こと吉田俊道さんが、『やさい畑』読者のために考案した2畝の家庭菜園向けモデルでの実践法を紹介します。今回は、3月からスタートできるジャガイモや葉物野菜の育て方を中心に最新のノウハウとともに解説します。

【512名に抽選で種プレゼント】
“暑さに強い”から“新発売”まで続々登場!
編集部厳選 品種ガイド2025
春から育てたくなること間違いなしの新品種と種苗メーカーいちおしの品種をピックアップ。さらに今年は「暑さに強い」にスポットを当て、選りすぐりの品種をご紹介します。さらに掲載品種を各10名様にプレゼントします。

【育てたい&育てるべき品種が分かる!】
ジャンル別 最強ジャガイモ決定戦
今年植えるジャガイモ品種はもうお決まりですか? ひとくちにジャガイモと言っても、たくさんの品種があり、それぞれに特徴があります。ジャガイモを知り尽くした種イモ流通卸会社協力の下、生育特性や料理とのマッチングなど、家庭菜園に役立つセールスポイントごとにおすすめの品種を分類して紹介します。あなたにぴったりの品種がかならず見つかります。

【畑の疑問を解決!】
イガさんの菜園実験室
収量はどれだけ増える?
ジャガイモの芽挿し栽培
ジャガイモは、種イモを植えつけて育てるのが一般的です。では、種イモから複数伸びてくるわき芽を苗にして育てたらどうなるのでしょうか。当然苗の数は多くなりますが、立派なイモがとれるのか、収量がどうなるのか気になります。そこで畑への定植前に種イモから芽を伸ばし、1本ずつかき取りながら移植する「芽挿し栽培」を行って、イモの数や重さがどう変化するかを検証してみました。

【実証栽培で納得!】
スマイル農園のなるほど栽培
米ぬかの効果を徹底検証
ジャガイモをそうか病から守れ!
掘り上げたジャガイモに褐色のしみが点々と……。「そうか病にかかってしまった」と、がっかりした経験をお持ちの方は多いと思います。食用には問題ないのでつい放置しがちですが、そうか病を防ぐ方法を知りたいという声は、編集部にもたくさん寄せられています。そこで今回は、米ぬかを使ったそうか病対策を紹介します。施用する米ぬかの量を変えて、そうか病の発病程度を比較しました。

【未知なる可能性を探る】
畑の探求者
刺激を与えて収量アップ!
ジャガイモの皮 むいちゃいました
野菜は一定の刺激やストレスを与えることで、眠っていた力が呼び起こされ、生育がよくなったり、病害虫に強くなったりすることがあります。その未知の力を見つけるために、これまでもさまざまな方法を試してきましたが、今回行うのはジャガイモの皮むき栽培。種イモの腐敗や病害のリスクを乗り越えた先に増収の道を見つけました!

【野菜の性質を深く理解できる】
循環菜園 野菜づくりの新常識
堆肥も肥料も使わない土づくり
青草の2回鋤き込み術
気温の上昇とともに、畑の周囲には青々とした雑草が茂ってきます。こうした青草を鋤き込んで土づくりをすると、堆肥も肥料も使わず春の作付けをスタートできます。ただし、青草は生の有機物。めんどうでも「2回鋤き込み」が必要です。そこで、鋤き込み回数による土づくり効果の違いを検証すべく、コマツナを使い、「1回鋤き込み」の場合との生育差を比較しました。

【野菜づくりの基本がわかる大型栽培連載】
省力で無農薬で多品目を作れる
ダンドリ達人の有機菜園講座
750㎡の畑で年間60品目の野菜を作る千葉県佐倉市の舞田隆志さんによる栽培講座。日ごろの作業に潜むさまざまなむだを取り除き、改善を加える舞田さんの“ダンドリ”満載の野菜の育て方を紹介します。今号では、畑や食卓がにぎやかになる個性的な野菜や夏の暑さや冬の寒さに強い野菜を取り上げます。

【今号で紹介する野菜】
●キンジソウ ●ルバーブ ●ジャガイモ ●紫ヤマイモ ●ミニゴボウ ●ラディッシュ

【菜園DIYで、もっと便利に!】
フクダ流ひらめき菜園塾
山形畝をピシッと立てられる!
“畝立て君”を作ろう
まっすぐで、畝幅が均一な畝は気持ちがよいもの。しかも畝面になだらかな傾斜がある山形畝なら、水はけがよくなり、野菜がよく育ちます。そんな山形畝を手軽に立てられるのが、福田さんのアイデア農具“畝立て君”。材料は杉板と角材のみ。構造もシンプルで簡単に作ることができます。

【自然栽培のワザを深掘り!】
自然栽培を成功させる方法
畑の生き物たちがつくる極上土
“草土”は苗づくりに最適
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育て、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。今号は、ナスやキュウリの苗づくりを紹介します。自然栽培の畑に適応した苗を作るコツは、苗づくりに用いる“草土”にあります。“草土”とは畑の生き物たちが草や残渣を分解してつくったもの。腐植物質を豊富に含み、程よく養分を保持しているため育苗には最適です。“草土”の作り方から詳しく解説します。

【省スペースの活用はおまかせ!】
区画農園の超絶達人
見て、食べて、2度おいしい
花オクラと食用菊
区画農園で野菜づくりを楽しむ宮﨑靖好さんが、毎年かならず育てているのが、花を食べる野菜です。「鮮度がだいじなので、本来の香りや味を楽しむなら、自分で作るのがいちばんです」。夏中楽しめる「花オクラ」と、秋から咲き誇る「食用菊」の栽培法を紹介します。
大型連載スタート

糸状菌の力で元気野菜づくり
家庭菜園で菌ちゃん農法
無農薬・無肥料でも糸状菌の力を生かして、大きくて健康な野菜が収穫できる「菌ちゃん農法」が全国で急速に広がっています。菌ちゃん先生こと吉田俊道さんが、最新情報を交えながら、家庭菜園向けにアレンジした年間栽培のノウハウを初公開。初回は、菌ちゃん農法の基本的な考え方と、要となる畝立ての方法を中心に解説します。この時期に畝を立てれば、4月には栽培が行えます。
【主な内容】
・菌ちゃん畝の仕組み(理論編)
・畝立ての仕方(実践編)
イラストや写真を中心に畝立てや土づくりの方法を、わかりやすく解説。Q&Aも多数掲載し、かゆいところに手が届く。
・特別インタビュー「菌ちゃん農法の可能性」 
糸状菌で地球温暖化問題の解決も 宮沢佳恵(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
・コラム「もっと知りたい 菌ちゃん農法」
 全国で続々誕生する「菌ちゃんのウネ作り屋さん」などを紹介。

監修/吉田俊道
㈱菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県農業改良普及員を経て1996年に有機農家に。食育推進にも取り組み、NPO「大地といのちの会」理事長を務める。著書に『微生物の力だけで奇跡の野菜づくり 図解でよくわかる菌ちゃん農法』(家の光協会)など。


特集

ビックリするほどよくわかる
マンガ 土と根 なるほど講座
野菜の生育を大きく左右するのが、“土”と“根”です。野菜づくりにおいて非常に重要な要素ですが、どのような働きをしているのか? なぜ必要なのか? を理解することは容易ではありません。この特集では、土と根に関する疑問を一つずつ取り上げて、マンガ形式でわかりやすく解説します。読むことで土と根への理解が深まって、野菜づくりのスキルアップにつながります。

文・作画/村上敏文
農学博士。元農研機構研究員および東京農業大学教授。専門は窒素栄養、根、低高度空撮。自筆マンガによる、土壌肥料の一般向け解説書や雑誌連載が好評を博す。著書に、『まんがでわかる土と肥料』(農文教)。


栽培連載

省力で無農薬で多品目を作れる
ダンドリ達人の有機菜園講座
750㎡の畑で年間60品目の野菜を作る千葉県佐倉市の舞田隆志さんによる栽培講座。日ごろの作業に潜むさまざまなむだを取り除き、改善を加える舞田さんの“ダンドリ”満載の野菜の育て方を紹介します。今号では、収穫したコンニャクイモを使った“こんにゃく”の作り方や健康にいいとして注目を集めている作物を取りあげます。
 【冬号で紹介する野菜】
●コンニャク ●紫キクイモ ●ヤーコン ●ハヤトウリ ●ハブソウ


循環菜園 野菜づくりの新常識

不織布二重トンネルの効果を検証
みなさんは、不織布をトンネル掛けにして使った経験はありますか? 内田達也さんは、11月にまく葉物野菜は「不織布二重トンネル」で被覆しています。保温性と通気性のバランスがよく、旬が短いとされる春先の葉物野菜を長く収穫できるためです。そこでどれほどの効果があるのか、「穴あきポリトンネル」と「不織布べた掛け」を加えた3つの被覆方法で、比較検証を行いました。

栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。㈱いかす取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「はたけの学校【テラこや】」講師を務める。


スマイル農園のなるほど栽培 

8種の野菜が仲よく共生
コンパニオンプランツのグリーントンネル
アーチ型のパイプ支柱を連結したトンネルに、つる性野菜やミニトマトを誘引してグリーントンネルに仕立てます。密植になるものの、相性のよいコンパニオンプランツを組み合わせることで、病害虫に強く、生育もよくなります。さまざまな野菜が共生し、初夏から秋まで長く収穫を楽しめます。


栽培指導/豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農29年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導している。


イガさんの菜園実験室 

被覆別生育実験
11月まきで正月どりができるのはどれ?
暖冬の影響でしょうか。ここ数年、正月用の葉物野菜を育てようと10月に種をまくと、12月には株が大きくなりすぎてしまう、という声をよく耳にします。かといって11月に種をまくと正月までに間に合うか心配です。そこで、コマツナとホウレンソウの種を11月にまき、被覆方法を変えて生育を比較して、正月どりに最適な方法を探りました。

栽培指導/五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。


短時間&省力でできる 

市販の堆肥を完熟堆肥にリメイク
東京で小規模な都市農業を営む鴨志田純さんは、年間50品目もの野菜を間断なく作り続けています。それを可能にしているのが、自家製の「完熟堆肥」。通常の堆肥と異なり、分解途中の有機物を含んでいないため、畑に施用した直後から作付けができ、かつ、畑を使い続けても土が痩せません。一からつくろうとすると半年から1年以上はかかる完熟堆肥を、市販の牛ふん堆肥を使い、短時間で省力に作れる方法を紹介します。
 
栽培/鴨志田 純
中高一貫校の数学教員を経て、東京都三鷹市で江戸時代から続く農家の六代目を継承。約30aの畑を営み、50品目の野菜を有機・無農薬で育てる。農林水産省認定「農業技術の匠」である橋本力男氏の下で堆肥づくりを学び、全国各地で生ごみの堆肥化や有機農業のノウハウを指導する。


自然栽培を成功させる方法

どんな土でも極甘に育つ
カボチャの草畝栽培
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育て、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。今号はカボチャを極甘に育てる方法を紹介。秘密は、枯れ草を利用した“草畝”。草が分解されて養分豊富な“草土”ができるので元の土質に関係なく、カボチャが健やかに育ちます。草畝の仕込み時期は、枯れ草の入手が容易な秋から冬が適期です。


栽培指導/田村吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。2012年、愛川町で就農し、「わんぱく自然農園たむそん」を開園。無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。


区画農園の超絶達人

畑仕事が楽になる
四大資材の超絶活用術
区画農園で野菜づくりを楽しむ宮﨑靖好さんは、防草シート、マルチ、防虫ネット、不織布の4つの資材を駆使して、省力で収穫できる畑を実現しています。「資材を教科書どおりに使うのでは、もったいない。ちょっと工夫するだけで、効果が倍増しますよ」
 
栽培指導/宮﨑靖好
定年退職後、区画農園で野菜づくりを始め、現在3区画90㎡で年間70品目を手がける。限られたスペースを最大限に生かすため、密植や畝の上空を使い倒すリレー栽培などの手法を編み出し、高品質・高収量を実現している。


フクダ流ひらめき菜園塾

ロケットストーブでつくる
伝承の天然肥料 草木灰
草木灰は、草や木を燃やしてつくる肥料で、農家では古くから自給されてきました。肥料の三要素の一つ、カリウムのほか、微量要素も含んでいて、野菜の生育を促します。福田さんは、畑仕事が一段落する冬場にロケットストーブを利用して草木灰をつくっています。ロケットストーブはレンガを積み上げただけのシンプルな作りながら、安全・手軽に草木灰がつくれます。


指導/福田 俊
東京農工大学農学部卒。家庭菜園研究家&ブルーベリー研究家。元東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜講師。埼玉県にある畑と都内自宅の車庫上スペースで有機・無農薬の野菜づくりを実践。YouTubeの「福田俊チャンネル」は登録者数4.4万人を超える。著書は『おもしろアイデア栽培術』(万来舎)など多数。


畑の探求者

肥料効果が大幅アップ!
注目の資材 鶏ふん炭をつくろう
鶏ふんは、値段が手ごろで入手しやすい肥料です。ただ、臭いが強い、肥料焼けを起こしやすいといった欠点があります。この欠点を改良した“鶏ふん炭”が近年販売され、注目されています。肥料効果のアップに加えて、土壌改良効果も高い、“鶏ふん炭”のつくり方を紹介します。
 
栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『一坪ミニ菜園入門』(山と溪谷社)などがある。


ひとつ野菜の食べ尽くし献立

キクイモは干すと風味がアップする
“天然のインスリン”こと“イヌリン”が豊富なキクイモですが、意外と調理法は知られていません。でもじつは、生食はもちろん、焼いても揚げても持ち味が生かせる調理のしがいがある野菜。風味と旨みが増す、調理法を紹介します。

指導/鴨志田佑衣
東京都三鷹市で有機・無農薬栽培を営む鴨志田農園のおかみさん。助産師をしつつ、旬の野菜をたっぷり使った献立を雑誌やインスタグラムで発表するほか、料理教室を運営し、いずれも人気を博している。


ぴったりの手袋が見つかります

作業がどんどんはかどる!
菜園手袋の選び方
ひとくちに菜園手袋と言っても、その種類はじつに豊富です。素材ひとつ見ても軍手に使われている綿を筆頭に、天然ゴムやガラス繊維などさまざま。売り場で、どれを買うべきか迷う方も多いはず。手袋にはタイプごとに得意な分野があって用途に応じて使い分けると作業効率がグンとアップします。

協力/農家の店 しんしん 


別冊付録

2025年 野菜づくりカレンダー
その時期に育てる野菜と手入れ作業がひと目でわかる月めくりカレンダー。植えつけや追肥時期の目安がわかって菜園作業がスムーズに。日々の作業も記録できて、1年間使えます。
巻頭特集

ずっしり極玉がかならずとれる
タマネギ 優良肥大の研究
タマネギを育てるなら、大玉を収穫したい――。
多くの菜園愛好家に共通する思いではないでしょうか。
しかし、タマネギは大きければよいというわけではありません。
人と同じように太りすぎはよくないのです。
タマネギの体は、大部分が葉でできています。
しっかりと葉を展開させてやることで健康的に肥大が進み、
ずっしり重く、よく締まった極玉ができます。
タマネギが肥大するメカニズムと、それを最大限生かした育て方をじっくり学んでみましょう。

監修/池田裕樹
宇都宮大学農学部准教授。東北大学大学院農学研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員、農研機構東北農業研究センター任期付研究員を経て、宇都宮大学に着任。博士(農学)。専門は園芸学。栃木県真岡市にある附属農場を研究拠点に、タマネギとトマトの栽培試験や生育調査、遺伝子レベルの実験を続け、品質や生産性を高めるための基礎研究を行う。


栽培連載

省力で無農薬で多品目を作れる
ダンドリ達人の有機菜園講座
750㎡の畑で年間60品目の野菜を作る千葉県佐倉市の舞田隆志さんによる栽培講座。日ごろの作業に潜むさまざまなむだを取り除き、改善を加える舞田さんの“ダンドリ”満載の9月からスタートする野菜の育て方を紹介します。
 【秋号で紹介する野菜】
●ジャンボニンニク ●イチゴ ●長ネギ ●タマネギ ●ラッキョウ ●ソラマメ ●エンドウ ●子持ちタカナ ●のらぼう菜


特集

”にんにくの里“青森県田子町で教わる ニンニク栽培の極意
冬の寒さと肥大期の昼夜の寒暖差が最高級のニンニクを育てる青森県田子町。生産量はもとより、その品質においても全国トップクラスを誇るこの町で、50年以上ニンニクを栽培している名人に、うまみが凝縮した大玉ニンニクの育て方を教えてもらいます。

ニンニク名人/田沼誠一
青森県田子町で代々農家を営み、1962年に田子町にニンニクが導入されると間もなく、当時栽培していたリンゴやホップなどと併せて栽培を始める。現在は、1.5haの畑で『美六姫』と『白玉王』の2品種を栽培している。

循環菜園 野菜づくりの新常識

秋まきでもニンジンはできる!
ニンジンは、夏にまくものと思ってはいませんか? 近年は、夏場の気温が高くなり、乾燥によって発芽に失敗するケースが増えています。そこでおすすめなのが“秋まき”です。秋まきは、想像以上に簡単に発芽し、春先にいち早くよく太ったニンジンが収穫できるのです。
 
栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。㈱いかす取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「はたけの学校【テラこや】」講師を務める。


スマイル農園のなるほど栽培 

広いほどに大玉に育つ?
ニンニクのベストな株間を探れ
ニンニクは、小ぶりなものよりも大きなもののほうが見栄えがよく、食べごたえもあり、なにより収穫したときの喜びも大きいものです。手軽にサイズをコントロールする方法を見つけるべく、植えるさいの株間を変えて、できるニンニクの大きさを検証してみました。

栽培指導/豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農29年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導している。


自然栽培を成功させる方法

虫と草を制す秘策あり!
ニンジンとダイコンはこう育てる
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育て、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。今号は、種からまくニンジンやダイコンの育て方を紹介。9月は、まだ暑さが厳しく虫の食害や旺盛に伸びる草に負けて失敗しがちです。そんな虫と草をコントロールして、上手に育てる“秘策”を紹介します。

栽培指導/田村吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。2012年、愛川町で就農し、「わんぱく自然農園たむそん」を開園。無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。


特別企画

ライムギを使って
不耕起栽培にチャレンジ!
人が土を耕すのを最小限に抑え、作物に土づくりを委ねる「不耕起栽培」1作ごとに耕す労力がかからない、野菜を作り続けても土が痩せないなど、持続可能な農法として注目を集めています。福島大学ではライムギを活用した不耕起栽培の実証・研究を続け、野菜の収量や食味の向上をめざしています。現在、その福島大学で学ぶ鴨志田純さんに、ご自身の農場で不耕起栽培を始めてもらいました。
 
栽培/鴨志田 純
中高一貫校の数学教員を経て、東京都三鷹市で江戸時代からの続く農家の6代目を継承。約30aの畑を営み、50品目の野菜を有機・無農薬で育てる。2023年度より福島大学大学院の修士課程で学び、農業生態学(アグロエコロジー)の調査・研究を行う。


フクダ流ひらめき菜園塾

野菜の貯蔵に大活躍!
コンパクト土室を作ろう
秋冬野菜を貯蔵するさいにあると重宝するのが「土室」。土室の中は、真冬でも温度・湿度が保たれるので、野菜類を保存するのに古くから使われてきました。とりわけ、サトイモやナガイモの保存に適していて、菜園にあると野菜づくりの幅が広がります。今回は、コンパクトなサイズで、しかも耐久性抜群のフクダ流土室の作り方を紹介します。

指導/福田 俊
東京農工大学農学部卒。家庭菜園研究家&ブルーベリー研究家。元東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜講師。埼玉県にある畑と都内自宅の車庫上スペースで有機・無農薬の野菜づくりを実践。YouTubeの「福田俊チャンネル」は登録者数4.4万人を超える。著書は『おもしろアイデア栽培術』(万来舎)など多数。


畑の探求者

根の潜在パワーを引き出す!?
キャベツのど根性栽培
ナスやエダマメなど一部の野菜では、根にストレスを与えると、生育がよくなることが知られています。根は野菜の体を支え、養水分を吸収するだいじな部位。それゆえ根への働きかけは、野菜の生育を大きく左右します。
そこで根が丈夫なキャベツを、あえて根にストレスがかかるように植えつけて、育ちがどう変化するかを観察しました。
 
栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『一坪ミニ菜園入門』(山と渓谷社)などがある。


畑の社会見学

新しい農的人生に踏み出せる
週末農業スクール
「新しい農業ビジネスに挑戦したい」「セカンドライフで農的生活を楽しみたい」。今、農業に新しい価値を求める人が増えています。しかし、仕事を続けながら本格的に農業を学ぶのは大変です。週末のみの受講で、農業技術から経営まで、理論と実践が身に付く大学校を訪ねました。

見学先/アグリイノベーション大学校 


巻頭特集

成功と失敗の原因がよくわかる
夏の菜園通信簿
今年の夏野菜のできはどうでしょうか? 日々の手入れに加え、予期せぬ天候の変化や病害虫の被害といった、さまざまな要因が野菜のでき・不できに影響を与えています。原因の特定は難しいですが収穫物をつぶさに観察すればわかることもあります。いわば収穫物は菜園の通信簿。収穫物の下意見や断面、食味などの判定ポイントを野菜ごとに解説し、来年の夏野菜や今年の秋冬野菜に生かせる改善策を紹介します。

監修/麻生健洲
千葉大学園芸学部卒業。埼玉県の農業高校教諭として35年間、園芸(おもに野菜)と生物工学を教える。退職後は家庭菜園を楽しみながら、書籍や雑誌の執筆、監修をしている。本誌で「畑の虫 生態絵巻」を連載中。『無農薬菜園はじめよう 楽しく続けるアイデア50」(家の光協会)など、著書多数。


栽培連載

省力で無農薬で多品目を作ろう
ダンドリ達人の有機菜園講座
750㎡の畑で年間60品目の野菜を作る千葉県佐倉市の舞田隆志さんによる栽培講座。日ごろの作業に潜むさまざまなむだを取り除き、改善を加える舞田さんの“ダンドリ”満載の秋冬野菜の育て方を紹介します。
 【夏号で紹介する野菜】
●ブロッコリー&カリフラワー
●キャベツ
●芽キャベツ
●レタス
●茎レタス
●ハクサイ
●ニンジン
●ダイコン


特集

かならず成功する!
秋冬野菜の種まき
近年の異常な夏の暑さで、読者のみなさんから「秋冬野菜の種まきがうまくいかない」という悲痛な叫びが編集部に多数寄せられています。高温と乾燥が続く過酷な夏、どう対処すれば種まきが成功するのか―。
とくに失敗の声が多い、ダイコン、ニンジン、ハクサイの秘策を紹介します。


監修/内田達也
アースケアテイカー。㈱いかす取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「はたけの学校【テラこや】」講師を務める。

めざせ大発見 畑の探求者

労力とスペースの極小化を実現!
長ネギの囲い栽培
長く立派な長ネギを育てるには、土寄せが欠かせません。土寄せするには、通路幅をじゅうぶんにとる必要がありますが、畑が広くない場合は、スペース確保が問題となります。さらに土寄せ自体も意外と重労働で、手間がかかります。もっと手軽に育てるべく編み出したのが、この“囲い栽培”。まさに画期的な方法です。
 
栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『一坪ミニ菜園入門』(山と渓谷社)などがある。


イガさんの菜園実験室

良球ができるのはどっち?
じかまきVS移植実験
同じ結球野菜でも、ハクサイはじかまきと育苗、どちらからでも始められるのにたいし、キャベツはもっぱら苗を移植して育てます。キャベツのじかまきは、なにか不都合を生じるのでしょうか? キャベツをじかまきした場合と苗を移植した場合とで、キャベツのできにどんな差が生じるのか、「じかまき」、「セルトレーから移植」、「苗床から移植」の3パターンで検証しました。


栽培指導/五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。


フクダ流ひらめき菜園塾

発芽率が大幅アップ!
“溝つけ君”と“穴あけとんとん”を作ろう
発芽ぞろいがよく、幼苗期の生育が順調に行けば、栽培はおおむね成功といえます。裏を返せば、発芽前後の管理がそれだけ難しいということ。しかも近年は酷暑の影響で発芽がうまくいかなかったり、生育が不順だったり、という失敗が増えているのではないでしょうか? でも安心してください。福田さん特製の種まき専用アイテムがあれば、そんな失敗とはおさらばです。


指導/福田 俊
東京農工大学農学部卒。家庭菜園研究家&ブルーベリー研究家。元東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜講師。埼玉県にある畑と都内自宅の車庫上スペースで有機・無農薬の野菜づくりを実践。YouTubeの「福田俊チャンネル」は登録者数4.4万人を超える。著書は『おもしろアイデア栽培術』(万来舎)など多数。


循環菜園 野菜づくりの新常識11

ニンジンの間引きの効果を検証する
ニンジン栽培といえば、多めの種をまいて、間引きながら育てるのがセオリーです。なぜ、ニンジン栽培において、手間のかかる間引きが必要なのでしょうか。 そこで、間引きを「する」区画と「しない」区画に分けて、ニンジンのできや収量にどんな違いが出るのか検証しました。

栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。㈱いかす取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「はたけの学校【テラこや】」講師を務める。


スマイル農園のなるほど栽培 第27回

発芽促進、雑草対策に効果あり!?
ニンジンの条まきマルチ栽培
マルチフィルムは、通常、穴をあけて使いますが、今回は直線の切り込み(スリット)を入れて、そこにニンジンの種をまいてみました。当初期待した効果は、近年の酷暑で難易度が増している、ニンジンの発芽ぞろいをよくすることでしたが、それ以外にも思わぬメリット見いだせました。


栽培指導/豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農29年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導している。


自然栽培を成功させる方法 vol.3回

隙間移植なら根が傷まない
大玉ハクサイはこう育てる
神奈川県愛川町の農園で、年間100品目もの野菜を自然栽培で育て、出荷している田村吾郎さんによる栽培講座。今号は、根が弱く移植を嫌うとされるハクサイをあえて移植するという常識の逆を行く育て方を紹介。虫害を最小限に抑えつつ、大きなハクサイを育てる秘訣を紹介します。

栽培指導/田村 吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了2012年、愛川町で就農し、「わんぱく自然農園たむそん」を開園、無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。


区画農園の超絶達人

移植してもまっすぐに育つ
ニンジン&ダイコンの紙筒栽培
根を食用にする根菜類は、じかまきで育てるのが常識とされています。ところが宮﨑さんは、ニンジンやダイコンの種を紙筒にまき、育苗して畑に移植しています。「大きなメリットは3つ。①まっすぐなニンジン、ダイコンになる ②欠株がない ③土づくりの時間が長くとれる」。まさに超絶な栽培法です。

栽培指導/宮﨑 靖好 

外資系企業の日本法人代表を定年退職後、横浜市内の区画農園で野菜づくりを始め、現在3区画90㎡の畑で年間70品目を手がける。限られたスペースを最大限に生かすための研究に没頭。密植や畝の上空を使い倒すリレー栽培など、常識を軽々と超越した手法を編み出し、高品質・高収量を実現している。


区画農園の超絶達人

「いいからかん」に丸ごと使い切る
山里農家の夏の野菜ご飯
どっさりとれる夏野菜。持て余していつも同じ食べ方になっていませんか? 標高2000m急の山々が連なる群馬県片品村で農業を営む瀬戸山さん夫妻を訪ね、夏の畑仕事の合間にパパッと作れる、瀬戸山家定番の夏の野菜ご飯を教えてもらいました。夫妻のポリシーは「いいからかん」。「いいかげん」を意味する片品村の方言です。いいからかんにゆるゆると作ってみてください。

料理指導/瀬戸山洋光・瀬戸山美智子


【酷暑の夏がきても、もう大丈夫】
巻頭特集/早期発見・早期治療 夏野菜の熱中症を防げ
太陽の光が強く、気温も高い夏は、野菜がぐんぐん生長しようとする反面、水分が不足して“熱中症”を起こす危険性が高まります。酷暑によって野菜にどのようなトラブルが生じるのか? 「光」と「温度」と「水」がどう影響しているのか? 野菜の異変にいち早く気づき、どう手当てをすればいいのかをトマトやナス、キュウリといった夏野菜ごとに紹介します。

【注意すべき病害虫を、野菜ごとに厳選しました】
別冊付録/野菜別3大病害虫攻略ブック
夏野菜の栽培時期は高温多湿で病害虫の被害が多発します。そこで野菜別に、とくに注意したい病害虫を3種ずつ取り上げ、見分け方と防除法を解説します。さらに野菜ごとにすぐに実践できる対策ワザを紹介。家庭菜園ならではの病害虫対策の視点が詰まった一冊です。

【今年は、ショウガを作ってみませんか?】
第2特集/いままでの常識を覆す!
これが最新、真実、信頼のシン・ショウガ栽培
ショウガは、意外と栽培が難しい野菜です。今年こそ失敗しないために、とっておきの栽培法を紹介します。教えてくれるのは、全国のショウガ産地や生産者を訪ね歩き、自らも栽培研究を重ねているショウガのプロフェッショナル。プランターでの栽培や保存のコツも紹介します。

【野菜づくりの基本がわかる大型栽培連載】
省力で無農薬で多品目を作ろう ダンドリ達人の有機菜園講座
750㎡で年に60品目。これをひとりで切り盛りする有機菜園家の舞田隆志さん(67歳)は、畑におけるダンドリの達人です。畝幅・通路幅の統一による資材の絞り込みに加え、野菜ごとに「なにをすべきか」「なにをしなくてもいいか」を効率よく見極め、ダンドリよく畑を切り盛りしています。今号で紹介する野菜は、カボチャやスイカ、オクラ、ラッカセイ、サツマイモなどの9品目。舞田さんの野菜づくりは、省力で多品目を栽培したい読者諸氏のロールモデルとなるでしょう。

【自然栽培の秘訣がわかる】
自然栽培を成功させる方法「植えつけは野菜の都合が最優先」
堆肥や肥料に頼らない自然栽培が注目されています。ただし自然栽培のイメージといえば「草を生やして見栄えがよくない、肝心の野菜が小さい」といったところではないでしょうか。神奈川県愛川町で自然農園を営む田村吾郎さんは違います。長年に渡り草で土をつくってきた結果、今では年間100品目もの野菜を安定的に生産し、レストランのシェフや料理研究家から高い評価を得ています。自然栽培をいちから始めるための畝づくりと、ナス、トマト、キュウリの植えつけ方を紹介します。

【やさい畑名物の栽培実証記事にご注目ください】
より多くの実がとれるのはどっち? ナスの更新剪定VS切り戻し収穫
ナスのなり疲れ対策として、枝をバッサリ切り落とす「更新剪定」が知られています。いっぽう、ナスの専門農家では収穫時によけいな枝葉を切り落とす「切り落とし収穫」をして、なり疲れを防いでいます。どちらのほうがより多くの実がとれるのか。収量を比較してみました。

収量が大違い! 大玉トマトの2主枝1本仕立て
大玉トマトは通常、わき芽をすべて摘み取り、主枝を1本に仕立てます。今回は、伸ばす枝を2本とし、それを束ねてコンパクトな株姿にし、限れた面積でどっさり収穫しようという目論見をたてました。実際にやってみると、収量の優位性に加えて、近年の酷暑下での栽培にもふさわしい方法だとわかりました。

芽をかくタイミングで収量はどう変わる? サトイモの芽かき実験
みなさんは、サトイモの株元から伸びてくるわき芽、どうしていますか? 「生やしたまま派」と「かきとる派」がいらっしゃいますが、はたしてどちらが収量は多いのでしょうか? そこで、①芽かきなし ②6月に芽かき ③6月と9月に芽かき の3つのパターンで収量を比較してみました。

やった一山100本どり サツマイモの山盛り栽培
パプアニューギニアの高地には、サツマイモを主食すると人々が住んでいます。その栽培法は独特で、“マウンド”と呼ばれる土の山に、つる苗を植えて高い生産性を上げています。そこで、現地のマウンドを参考に、土を山盛りにして山盛りのサツマイモを収穫する“山盛り栽培”に挑戦しました。
特集

立て方ひとつで育ちが変わる あなどるなかれ〝畝力〟
野菜を作付けるときに、欠かせないのが〝畝〟です。
でも、「畝をどう立てるか」までは、深く考えずに立てていませんか? 
じつは、畝の立て方は、野菜や土の性質に合わせて変えなくてはいけません。
畝の高さや耕す深さ、あるいは施す堆肥や肥料によって根が好む環境をつくり出し、健やかに育てる力が畝にはあります。
それが〝畝力〟です。
野菜づくりのいちばんだいじな〝根っこ〟を、文字どおり支える〝畝力〟をものにすれば、野菜づくりが初めての方からベテランまで大豊作まちがいありません。

監修/柳川武夫
1951年生まれ。神奈川県の農業高校教諭を定年退職後、2013年に農家として独立。同県足柄上郡大井町で農園を営む。計80aの畑で年間約30種類の野菜を栽培し、地元の学校給食や市場に出荷している。東京農大グリーンアカデミー本科・野菜の講師も務める。

●畝があるとなにが違う?
● 畝力の決め手は高さにあり
● 畝の向きとサイズ(幅)の決め方 
● 畝力を高める畝の立て方
● 野菜別編 トマト・ナス・ピーマン・キュウリ・スイカほか


新連載

省力で無農薬で多品目を作ろう ダンドリ達人の有機菜園講座
野長い畝にぴっしりと張られたマルチや防虫ネット。
整理整頓が行き届いた畑をよくよく見ると、トンネル支柱にひもを張って、少し変わった誘引をしていたりする。
畑の主である舞田隆志さんは、広い畑を一人で切り盛りするため綿密な段取を組む、いわばダンドリの達人だ。
舞田流の野菜づくりは、
作業性の良い通路幅、畝幅に統一し「資材の大きさに畝の長さを合わせる」という逆転の発想から出発する。
年齢から来る体力の衰えをカバーし、長く家庭菜園を楽しむためのダンドリは、すべての読者にとって福音となるだろう。

栽培指導/舞田隆志
1957年鹿児島県鹿児島市生まれ。国立大学の水産学部を卒業後、建材メーカーに勤務する傍ら、18年前から野菜づくりを始めた。30㎡の区画農園からスタートし、定年退職後は千葉県佐倉市で750㎡もの畑を耕し、年間60品目もの野菜を有機無農薬で栽培する。直売所等に出荷し、今では「まいちゃん菜園の野菜が欲しい」という指名買いがされるほどの人気を博す。そんな毎日を2011年から続くブログ「まいちゃんの家庭菜園&一人農業」で発信している。

〈春号で紹介する内容〉
● 750㎡で60品目を切り盛りする作付けのダンドリ
● 畑を差配する4つのダンドリ 
● トマト 
● ナス
● ピーマン 
● キュウリ 
● ズッキーニ 
● インゲン
● トウモロコシ 
● サトイモ 
● ショウガ


新連載

自然栽培を成功させる方法 自然栽培は草で土をつくる
自然栽培と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか。
「草を生やして畑の見栄えがよくない、肝心の野菜が小さい」といったあたりでしょう。
神奈川県愛川町で『わんぱく自然農園たむそん』を営む田村吾郎さんは、自然栽培を貫いて年間100品目以上の野菜を作り、その品質はレストランのシェフや料理研究家を虜にしています。
田村さんは「わたしのやり方は、家庭菜園でこそ向いていますよ」と言います。
第1回めは「草で土をつくる」という自然栽培の核心に迫ります。

栽培指導/田村吾郎
1971年、神奈川県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。専攻は発酵学。飲食、ホテル業界で働いたのち、有機農法と自然栽培を学ぶ。2012年、愛川町で就農し「わんぱく自然農園たむそん」を開園。無肥料・無農薬で栽培した野菜を地元の直売所で販売するほか、個人宅やレストランに届けている。


めざせ大発見 畑の探求者

スイカの塩ビ管栽培
スイカはアフリカ南部が原産地とされ、高温と乾燥が大好き。
そのため湿度の高い日本の夏はスイカにとって好ましい条件とはいえません。
じっさい雨が原因で病気にかかり、全滅するケースもあります。
そこで塩ビ管を利用して乾燥した土壌環境をつくり出したところ、スイカが驚くほど旺盛に育ちました。

栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『一坪ミニ菜園入門』(山と渓谷社)などがある。


イガさんの菜園実験室

植える深さでトマトの生育はどう変わる?
読者のみなさんは、いつもトマト苗をどれくらいの深さで植えていますか。
根鉢と地面を同じ高さで、なんとなく植えていないでしょうか。
ところが、五十嵐さんは長年、子葉の位置まで埋まる深さで植えるのを常としています。
また、農作業の手間を減らそうと、根鉢を「置くだけ」で植えつけを完了させる農家も出始めています。
はたして、苗を植える深さでトマトの生育はどう変わるのでしょうか。

栽培指導/五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。


フクダ流ひらめき菜園塾

ウリ科野菜御用達〝たねわりてこちゃん〟を作ろう
ウリ科野菜の種は種皮を割るとスムーズに発芽し、がっちりした苗ができます。
この〝たねわりてこちゃん〟は、福田さんオリジナルの種割り専用の道具。
簡単に作れて、種皮をらくらく割れるスグレモノです。〝たねわりてこちゃん〟の作り方と、
無加温で行うウリ科野菜の苗づくりをまとめてお教えします。

指導/福田 俊
東京農工大学農学部卒。家庭菜園研究家&ブルーベリー研究家。元東京農業大学グリーンアカデミー専科野菜講師。埼玉県にある畑と都内自宅の車庫上スペースで有機・無農薬の野菜づくりを実践。YouTubeの「福田俊チャンネル」は、登録者4.4万人を超える。著書は『おもしろアイデア栽培術』(万来舎)など多数。


循環菜園 野菜づくりの新常識9

トマトの育苗はどれが正解? 鉢上げをするorしない実験
トマトの育苗といえば、まずは育苗箱やセルトレーに種をまき、ポットに鉢上げして苗を仕上げるのが常識です。
なぜ、手間をかけてまで鉢上げをするのでしょうか。
鉢上げせずに苗を植えると、どんな不具合が起きるのでしょうか。
鉢上げをした苗と鉢上げをしない苗を植えつけ、その育ち方の違いを検証しました。

栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。(株)いかす 取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「サステナブル・アグリカルチャー・スクール」講師を務める。


スマイル農園のなるほど栽培 第25回

エダマメの摘芯実験 どこで切るのが正解?
エダマメを摘芯すると収量が上がるというのは、農家の間ではよく知られたテクニックです。
栽培途中でも簡単にできるので、家庭菜園で実践している人も多いのではないでしょうか。
でもじつのところ、どれほど効果があるのでしょうか。
そしてどの位置で摘芯するのが効果的なのでしょうか。
いっせいに種まきしてスタートし、収穫までの様子を比較すると、収量以外の大きなメリットも判明しました。

指導/豊泉 裕
1967年生まれ。東京都立川市の農業体験農園「スマイル農園」園主。江戸時代から続く農家の十代目で、就農29年め。農園利用者に年間約50種類の野菜の栽培を指導。


草刈り鎌 なるほど身上書
草刈りの道具と聞いて、まず思い浮かぶのは鎌でしょう。
身近な存在ながら、売り場に行くと種類があり過ぎて、どう選んだらいいか迷いませんか? 
それぞれの長所・短所を把握したうえで使えば、除草の効率や力加減が大きく違ってきます。
ここでは代表的な5つの鎌を取り寄せて畑へ持ち出し、使い勝手を比べてみました。

文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経て、フリーライターに。茨城県石岡市に暮らし、約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。畑や水田で日々、除草に励んでおり、道具の使いこなし方も熟知している。近著に『一坪ミニ菜園入門』(山と渓谷社)がある。


別冊付録

除き方・生かし方が深くわかる 畑雑草のトリセツ
読者アンケートで「野菜づくりのどこに大変さを感じるか?」と尋ねたところ、1位が虫害、僅差の2位で雑草、そして3位が病気、4位が暑さでした。
このように、家庭菜園愛好家を悩ませる雑草は、どんなにがんばっても畑からなくなりません。
心がけたいのは、野菜の生育を阻害しない程度に雑草と折り合える、無理のないつきあい方です。
雑草の正体を知り、省力で効果的な除草法を身につけましょう。

【監修】
⇒P2~19、26~29
サステイナー/森田 亜貴
京都大学大学院農学研究科修了。専攻は雑草学。(株)マイファームが運営する体験農園・横浜さつきが丘農園などの“自産自消”アドバイザー。また、持続可能な食と農を考える学習会などを開催している。

⇒P20~25、30~31
アースケアテイカー/内田 達也
(株)いかす 取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「サステナブル・アグリカルチャー・スクール」講師を務める。

《目次》
Part➊ 雑草を知る
なぜ、畑に雑草がはびこるのか……2
雑草と野菜は何が違うのか……4
一年生雑草と多年生雑草の違いとは?……6
 畑でよく見かける一年生雑草……8
 畑でよく見かける多年生雑草……10

Part➋ 雑草の取り除き方
雑草のタイプ別に除草法を使い分ける……12
雑草の生長リズムに合わせて除草する……14
夏雑草は2段階で抜き取る……16
多年生雑草は冬にやっつける……18

Part➌ 雑草に負けない野菜づくり
野菜優位の畑にするには?……20
表層除草した土で覆う……22
ポリマルチと緑肥作物で覆う……24
草マルチで畑を覆う……26
野菜とその残渣で畑全体を覆う……28
太陽の力で、雑草が生えない土の層をつくる……30


341名にプレゼント

この春から家庭菜園で育てたい夏野菜新顔&人気品種35
今年はどんな野菜を育てるか、もう決まりましたか?
作付け計画が決まったら、こんどは品種を決めましょう。
新しい品種に挑戦するもよし、定評のある品種で大豊作を夢見るのもいいでしょう。
このたびは種苗会社各社のご厚意により、新発売の品種や
家庭菜園愛好家に人気のある定番品種を、各10名様にプレゼントします。
ご応募をお待ちしております。


連作で育てる極上ジャガイモ
連作障害が発生しやすいジャガイモは、2~3年あけて作付けるのが一般的です。
でも広い畑ならともかく、面積の限られた家庭菜園では、輪作を組めない場合もあるでしょう。
竹内孝功さんは「ジャガイモとネギを組み合わせて連作障害をも克服してしまう」という画期的な栽培法を確立しています。
ジャガイモもネギも台所に常備したい野菜。メリットが多すぎます。

栽培・指導/竹内孝功
自然菜園コンサルタント。(同)自然菜園スクール代表。長野県長野市在住。無農薬、無化学肥料栽培による持続できる自然菜園を指導。著書に『これならできる! 自然菜園』(農文協)、『育ちや味がどんどんよくなる 自然菜園で野菜づくり』(家の光協会)など。 http://www.shizensaien.net


連載第8回

循環菜園 野菜づくりの新常識 「ジャガイモは黒マルチ畝が大吉」
ジャガイモ栽培といえばマルチを使わず、地上に出た芽の伸びに合わせて、土寄せしながら育てている人が多いのではないでしょうか。
しかし、黒マルチを張った畝を使うと土寄せの必要がなく、かつイモの緑化も防止できます。
さらに、地表近くにイモができるとあって収穫もラク。掘り残しも心配ありません。

栽培指導/内田達也
アースケアテイカー。(株)いかす 取締役。1976年、東京都生まれ。神奈川県平塚市で7haの有機栽培圃場を運営し、年間50品目の野菜を出荷。持続可能な農業の担い手を増やす「サステナブル・アグリカルチャー・スクール」講師を務める。


連載

イガさんの菜園実験室 芽の数で収量はどう変わる? ジャガイモの芽かき実験
ジャガイモを植えつけた後、5~6週間もすると複数の芽が伸びてきます。
よく「芽を2~3本に整理すると手ごろなサイズのイモがたくさんとれる」と言われますが、残す芽の数を変えると、イモのできにどれほどの違いが出るのでしょうか。
芽かきのタイミングで、芽1本残し・2本残し・4本残し・芽かきなし(放任)の4区画を設け、収量を比較しました。

栽培指導/五十嵐 透
東京都練馬区の農業体験農園「イガさんの畑」園主。練馬区農業体験農園園主会会員。江戸時代から続く農家に生まれ、平成11年に農業体験農園を開設。現在は約120名の利用者に、年間約20種類の野菜の栽培法をわかりやすく指導している。


連載第5回

なにごともダンドリ菜園術 ベランダ温室で厳しくやさしく 夏野菜のガッチリ育苗術
夏野菜を育苗するなら2月下旬から始めましょう。
昼は暖かく日当たりのよい場所、夜はやや寒くて暗い場所と、昼夜で変化をつけるのが丈夫な苗をつくる秘訣です。
とはいえ、苗の頻繁な移動は手間。
多くの野菜を種から育てる舞田さんは、加温式育苗器とベランダの簡易温室を活用して、育苗に最適な環境をつくり出しています。

栽培指導・監修/舞田隆志(まいちゃん菜園)
1957年生まれ。建材メーカーに勤務するかたわら、趣味の野菜づくりを追求。定年退職後は千葉県佐倉市で約750㎡の畑を耕し、年間60品目もの野菜を作って販売している。


連載

めざせ大発見 畑の探求者 自然薯は竹筒で育てるに限る!
強烈な粘りと野趣あふれる滋味が魅力の自然薯。
農家のあいだでは専用パイプを地中に埋める栽培法が確立してはいるものの、家庭菜園ではハードルが高い作物です。
それが竹筒を立てる方法で、1m級の立派なイモを収穫できたのです。

栽培・文/和田義弥
大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライター。茨城県石岡市に暮らし、約4反の田畑で自給用の米や野菜を栽培。世界70か国以上を旅したなかで出合った多様な栽培法を実践する。著書に『増補改訂版 ニワトリと暮らす』(グラフィック社)などがある。


新連載

菜園サイエンス「楽してお得な光合成」
このコーナーでは、野菜やその栽培技術のちょっと深い話を楽しく紹介します。
第1回のテーマは「光合成」です。
光合成とは、植物が光エネルギーを使って、水と二酸化炭素からデンプンと酸素をつくり出す作用で、
簡単に言うと、水を飲んで日光浴をしているだけでお腹が膨れるということです※。
そんなお得な光合成の仕組みを深掘りしてみましょう。
※体を作ったり、活動したりするためには、他に窒素、リン酸、カリなどの養分が必要です。

文・作画/村上敏文
農学博士。元農研機構研究員および東京農業大学教授。専門は土壌肥料学で、植物の栄養吸収や根に関する研究や調査を長年にわたって行い、根研究学会学術特別賞などを受賞。著書に『まんがでわかる土と肥料』(農文協)。


特別付録

無農薬なのに虫に食べられない! 菌ちゃん農法ダイジェストBOOK
『やさい畑』では過去3回、吉田俊道さんの「菌ちゃん農法」による土づくりを特集し、そのたび読者のみなさまから大きな反響をいただきました。
「もう一度、まとめて読み返したい」
「畑に持ち運びしやすいサイズにまとめて!」
そんな数多くのご要望に応え、これまでの記事のおいしい部分をコンパクトにまとめました。

監修/吉田 俊道
九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県農業改良普及員を経て、1996年に新規就農。佐世保市の農園「菌ちゃんふぁーむ」で有機栽培を行う。食育推進にも取り組み、理事長を務めるNPO法人「大地といのちの会」は2007年に地域づくり総務大臣表彰(地域振興部門)を受賞。

[目次]
元気野菜は虫がつかない……2
野菜は菌とつながって強くなる……4
糸状菌が好む有機物を準備する……6
 Step➊ 溝を掘り、畝を立てる……8
 Step➋ 有機物をのせる……10
 Step➌ 黒マルチで覆い、分解させる……12
有機物をよけて植える……14
一度立てた畝は有機物を補充して使い続ける……16
丸太を埋め込んだ10年無肥料畝……18
夏の日光を利用した太陽熱養生畝……20
生ごみを鋤き込んだ発酵ふかふか畝……22
 Step➊ 生ごみを漬け物にする……23
 Step➋ 漬け物を畑に鋤き込む……24
菌ちゃん農法は、肥料袋でもプランターでも始められる……26
菌と雑草で土をつくる! 作付けプランを立てよう……30

農閑期をいかがお過ごしでしょうか。畑の構想をじっくり考えるなら12~2月です。3月のジャガイモから11月のタマネギまで、ひっきりなしに作業が続きますので。さて、みなさまの畑の広さは違えど、スペースを使いこなすのに有効なのが、1つの畝で複数の作物を育てる混植です。どうせやるなら、単に混植するのではなく、病害虫予防や互いの生育を促す「コンパニオンプランツ」がお得です。

【春からの作付け計画にお役立てください】
巻頭特集/病害虫を寄せつけない 最強のコンパニオンプランツ
『やさい畑』読者は野菜づくりのベテランが多いようで、読者アンケートでは半数以上の方が、何らかの組み合わせを試しているようです。この特集では、読者のみなさまの間で無農薬栽培への関心が高い現実をふまえ、病害虫予防に効果を見込める組み合わせを優先しました。

【農薬も防虫ネットもなしで虫食いなし。その土づくりとは】
特別付録/菌ちゃん農法ダイジェストBOOK
『やさい畑』ではこれまでに3回、吉田俊道さんの菌ちゃん農法による土づくりを特集し、読者のみなさまから大きな反響をいただきました。その中で「ノウハウを系統立てて確認したい」「畑に持ち運びやすいサイズにまとめてほしい」という要望をたくさんいただきました。その声にお答えすべく、この特別付録をお届けします。

【ジャガイモ栽培 あの手この手】
ネギとの交互作が決め手! 連作で育てる極上ジャガイモ
この冬はネギが品薄でした。ネギもジャガイモも台所に常備したい野菜です。連作障害が出やすいジャガイモは、2~3年あけて作付けするのが一般的です。でもネギとジャガイモを入れ替えながら栽培すると連作が可能です。これでジャガイモの病害虫は心配いりません。

芽の数で収量はどう変わる? ジャガイモの芽かき実験
ジャガイモを植えて放任している人はいませんか? めんどうでも芽かきはした方がいいですよ。では残す芽の数は何本が正解なのか、芽1本・2本・4本・放任の4パターンで実験してみました。残す芽の数で、イモの大きさはコントロールできます。

ジャガイモは黒マルチ畝が大吉
ジャガイモ栽培でマルチを使っている人は少数派かもしれません。じつはマルチを使うと、うんと楽に栽培できます。マルチを張る手間はありますが、土寄せしなくていいし、緑化と収穫時の掘り残しがなくなります。「あちらこちらと、掘って探すのが楽しい」という人にはおすすめしませんが……

【今年こそ徒長苗におさらばしたい、という方へ】
紙筒で徒長知らずの夏野菜苗づくり
トマトやナスの育苗は難しい。まだ寒いうちに種をまかねばならず、保温するうちに徒長するのが最大の悩み。セルトレーの代わりに紙筒に種をまく方法は、植え替えによる根傷みや生育停滞がなく、ガッチリ苗に仕上がります。そのプロセスをつぶさにお見せします。

ベランダ温室で厳しくやさしく 夏野菜のガッチリ育苗術
こちらはオーソドックスにセルトレーに種まきしますが、保温のやり方が工夫に満ちています。徒長を防止するには、昼間と夜間の温度に差をつけるのがたいせつ。ベランダに設けた簡易温室で苗にとってベストな環境をつくります。市販の育苗器と組み合わせれば、誰でもガッチリ苗ができますよ。

【夏野菜の種をじっくり選んでみませんか】
種屋さんの園芸カタログ大集合
カタログを眺めながら、作りたい種を品定めするのは楽しい時間です。今回は各社のカタログをまとめてお見せします。種苗各社にはそれぞれに得意な野菜やロングセラー品種があり、各社の個性はカタログによく現れていますよ~

すべてプレゼントします! 夏野菜 新顔&人気品種34
種苗会社各社のご厚意により、今年デビューする新発売の品種と、家庭菜園愛好家に定評のある人気品種を各10名様に差し上げます。巻末の読者アンケートでご応募いただけます。

【科学雑誌も真っ青!? 渾身のグラビアです】
見よ! これが菌根菌の正体だ
根と土をつなぐ菌根菌の働きに注目が集まっています。手前みそながら弊誌の連載「偉大なる菌根菌」が好評です。今回は「論より証拠」というわけで菌根菌撮影の第一人者から特殊撮影による驚き写真を多数入手しましたので、みなさまにお披露目します。

【新連載が2本同時にスタート】
菜園サイエンス「楽してお得な光合成」
野菜や栽培技術の深い話を楽しく解き明かします。第1回のテーマは光合成。光合成とは、植物が光エネルギーを使って、水と二酸化炭素からデンプンと酸素をつくり出す作用です。「そんなの知ってるよ~」という方が大半でしょうが、植物の内部でなにが起こっているかまでわかる人は少ないのではないでしょうか。これを読めばバッチリわかります。

ひとつ野菜の食べ尽くし献立「いち早く春をかみしめるのらぼう菜」
1種類の野菜がある時期に集中してとれるのは、家庭菜園あるあるの一つです。そこで毎号、一つの野菜だけを取り上げて、調理法を掘り下げます。お話を聞いたのは子育て真っ最中の農家の若いお母さんです。なるほど~、手間をかけないのは素材の良さを生かすのに直結しているんですね。
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商品情報・内容

  • 出版社:家の光協会
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:奇数月の3日

■ 菜園生活を通じて「自然と暮らす豊かなライフスタイル」を提案します

野菜づくりの基本から応用までを網羅。やさい畑最大の特長は、栽培実証記事です。農家や研究者の協力のもと、野菜ごとの性質に着目し常識を超えた栽培方法を毎号、提案しています。とりわけ読者のみなさんの関心が高い、土づくりや病害虫対策も深く掘り下げます。

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