精神療法 発売日・バックナンバー

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2,200円
特集にあたって:統合的精神療法(サイコセラピー)の実践:林 直樹

〈第1部:理論編〉
統合的精神療法・心理療法の考え方とわが国の精神科臨床:林 直樹
我が国における心理療法の統合:岩壁 茂
統合的精神療法としてのClient Centered Systemic Approach(CCSA):中村伸一
村瀬の統合的心理療法:新保幸洋
統合的方法としての認知療法:東 斉彰

〈第2部:症例もしくは統合プログラム編〉
深層的心理療法と認知行動療法の組み合わせ
 ―遊戯療法・箱庭療法・描画法と曝露反応妨害法の交錯するところ:下山晴彦・小倉加奈子
統合的アプローチによる心理援助の実際:杉原保史
BPD 治療における精神療法の統合―弁証法的行動療法(DBT)と動機づけ面接(MI)の観点から:今井淳司・原井宏明・林 直樹

[エッセイ]
共通要因は本当に個別技法を上回るのか―ラムバートの図式に対する批判:丹野義彦
誰がために「統合」はある?
 ―「統合的精神療法=“精神療法の統合失調症”の特効薬」仮説をめぐる一折衷派の“高慢と偏見”:原田誠一
森田療法は統合的心理療法?:我妻則明
「心理療法の統合」への違和感とスキーマ療法について:伊藤絵美
アセスメントとセラピーの統合:野田昌道


〈症例研究〉
治療者自己開示技法を利用した内観カウンセリングについて
 ―再飲酒を繰り返すアルコール 依存症者に対する試み:河本泰信・吉田恵理子・長縄瑛子・大石裕代・大石雅之

〈シリーズ/ケースの見方・考え方 36-3〉
境界性パーソナリティ障害の特徴と抑うつ症状の関連性が治療上問題となった症例:汐月治実・林 直樹

〈連  載〉
精神分析の一語 第11回 陰性治療反応:松木邦裕

物質使用障害治療の最前線 第2回 物質使用障害に有効な治療法は何か―心理社会的治療のエビデンス:原田隆之

鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第10回 驚くべきホンモノの天才・中井久夫先生:山中康裕

〈書  評〉
伊藤直文編「心理臨床講義」:成田善弘
村山正治監修
 「ロジャーズの中核三条件 一致―カウンセリングの本質を考える1」,飯長喜一郎監
 修「ロジャーズの中核三条件 受容:無条件の積極的関心―カウンセリングの本質を考える2」,
 野島一彦監修「ロジャーズの中核三条件 共感的理解―カウンセリングの本質を考える3」:原田誠一
黒沢幸子著「やさしい思春期臨床―子と親を活かすレッスン」:井出 恵
タピオ・マリネン,他編「会話・協働・ナラティヴ―アンデルセン・アンダーソン・ホワイトのワークショップ」:齊藤 環
小森康永編「はじめよう!がんの家族教室」:岸本寛史
村瀬嘉代子著「心理療法家の気づきと想像―生活を視野に入れた心理臨床」:江口重幸
阪中順子著「学校現場から発信する子どもの自殺予防ガイドブック」:高橋祥友
バベット・ロスチャイルド著「これだけは知っておきたいPTSD とトラウマの基礎知識」:前田正治
中井久夫著「戦争と平和 ある観察」:山中康裕
日本行動分析学会編「ケースで学ぶ 行動分析学による問題解決」:西川公平
岸本寛史著「緩和ケアという物語―正しい説明という暴力」:樋之口潤一郎
パトリシア・ペーパーナウ著「ステップファミリーをいかに生き,育むか―うまくいくこと,いかないこと」:大瀧玲子
アーノウド・アーンツ,他著「スキーマ療法実践ガイド―スキーマモード・アプローチ入門」:鈴木孝信
プルスアルハ著「子どもの気持ちを知る絵本③ 発達凸凹なボクの世界―感覚過敏を探検する」:齊藤万比古
〈映画〉1001グラム~ハカリしれない愛のこと:山中康裕

患者から学ぶ
死について,あるいは自殺について:奥寺 崇

〈Review of Books Abroad〉
Ingrid Moeslein-Teising & Frances Thomsom-Salo(Eds): The Female Body :Inside and Outside:加茂聡子

海外文献抄録
樫原 潤ほか

〈学会の印象〉
第22回多文化間精神医学会学術総会:阿部 裕
日本家族研究・家族療法学会第32回東京大会:村松 励
第8回日本園芸療法学会:山中康裕

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
心理療法に共通する治療要因:高橋依子
2,200円

[巻頭言] 武士は最後に刀技を忘れる:緒方 明


特集 セクシュアル・マイノリティ(LGBT)への理解と支援

セクシュアル・マイノリティへの理解と支援:中村伸一
セクシュアル・マイノリティに関する諸概念:佐々木掌子
「性同一性障害」から「性別違和」へ―DSM-5における診断名変更の背景:針間克己
セクシュアル・マイノリティの子どもを支えるスクールカウンセリング:葛西真記子
性別違和を持つ子どもへの心理的支援:佐々木掌子
学生相談におけるセクシュアル・マイノリティ:高石浩一
ゲイ/レズビアンのライフサイクルと家族への支援林 直樹
同性愛とクリニカル・バイアス:松髙由佳
日本における「同性愛」のstigmatization の歴史:平田俊明
[特別寄稿] セクシュアル・マイノリティのクライアントを恥意識の視点から援助する:スティーブン・E・フィン(訳:中村伸一)
[エッセイ]
LGBT / LGBTI の「性の権利」をめぐる国際社会の動向と日本社会:東 優子
LGBT の子どもたちにとってのエンパワメント:遠藤まめた
セクシャル・マイノリティへの私の理解と支援:山中康裕
同性愛に関して知っておきたい歴史上の事実:小原圭司


〈研究報告〉
双極Ⅱ型障害に対する外来森田療法:田口康仁・北西憲二
〈シリーズ/ケースの見方・考え方 36-2〉
「人格交代」を訴えた統合失調症患者の病像変化と治療経過:三宅浩司・林 直樹
〈連  載〉
精神分析の一語 第10回 ワーキング・スルー:松木邦裕
物質使用障害治療の最前線 第1回 物質使用障害とどう向き合ったらよいのか―治療総論:成瀬暢也
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第9回 ハイデルベルクから赴任された木村敏助教授:山中康裕
〈書  評〉
松本雅彦著「日本の精神医学この五〇年」:山中康裕
松木邦裕著「耳の傾け方―こころの臨床家を目指す人たちへ」:上田勝久
キャシー・アーウィン,他編著「乳児観察と調査・研究―日常場面のこころのプロセス」:吉田弘道
鈴木 茂著「自己愛性人格/解離性障害/躁うつ病の拡散―精神医学における症例記述の復権のために」:林 直樹
ポール・E・フラックスマン,他著「マインドフルにいきいき働くためのトレーニングマニュアル
―職場のためのACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」:高橋美保
丸山 晋著「老年期神経症とその周辺」:久保田美法
高橋 晶,他編「災害精神医学入門―災害に学び,明日に備える」:小谷英文
デニス・G・スコドルスキー,他著「子どもの怒りに対する認知行動療法ワークブック」:日下華奈子
青木 豊編著「乳幼児虐待のアセスメントと支援」:小倉加奈子
杉山登志郎著「発達障害の薬物療法―ASD・ADHD・複雑性PTSD への少量処方」:松田文雄
広沢正孝著「学生相談室からみた「こころの構造」―〈格子型/放射型人間〉と21世紀の精神病理」:福田真也
伊藤絵美,他監修「認知行動療法を提供する―クライアントとともに歩む実践家のためのガイドブック」:杉山佳寿子
小林隆児著「あまのじゃくと精神療法―「甘え」理論と関係の病理」:成田善弘
志村宗生著「性格と精神疾患―性格類型による見立てと治療」:原田誠一
『忘れられた森田療法─歴史と本質を思い出す』への書評に対する著者の応答:岡本重慶
〈映画〉セバスチャン・サルガド~地球へのラブレター:山中康裕
患者から学ぶ
クライアントから学ぶ:諸富祥彦
〈Review of Books Abroad〉
Robert B. Dilts : Sleight of Mouth : The magic of conversational belief change:上地明彦
海外文献抄録
山中康裕ほか
〈学会の印象〉
第15回日本外来精神医療学会:大塚公一郎
第12回日本うつ病学会総会・第15回日本認知療法学会:井上和臣,他
日本ブリーフサイコセラピー学会第25回札幌大会:伊藤 拓
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
公認心理師法の可決:阿部惠一郎
2,200円

[巻頭言] わかりにくく,誤解されやすい自閉症スペクトラム障害の人々:山﨑晃資


特集 “睡眠-精神療法学”入門-「眠り」を知って,臨床力をアップしよう!

特集にあたって―“睡眠-精神療法学”五箇条の誓文―:原田誠一
精神療法としての生活習慣指導:井原 裕・木本慎二
現代社会における「睡眠」にまつわる諸問題:本多 真
質の良い「眠り」を促す/妨げる生活習慣:橋爪祐二・内村直尚
「眠り」に関する問診のコツ(不眠/過眠症,概日リズム睡眠障害,睡眠時随伴症):中島 亨
睡眠の記録と評価―睡眠日誌と生理学的記録を中心に―:鈴木みのり・大沢知隼・亀井雄一
睡眠障害の精神療法の奥義を伝えよう―不眠/過眠症,概日リズム障害,睡眠時随伴症の指導のコツ―:土屋晶子・北島剛司
睡眠障害に対する認知行動療法―不眠症を中心として―:岡島 義・井上雄一
快眠指導のコツ:西多昌規
胎児・新生児の眠りの発達:太田英伸・大川匡子
母と子の睡眠問題へのアプローチ:駒田陽子・井上雄一
[エッセイ]
小児・青年期の睡眠の問題:白川修一郎
働く人々はなぜしっかり眠らなければならないか:高橋正也
お酒嗜好品クスリによる睡眠障害:梶村尚史
快眠のための環境作りの工夫:友野なお
夢分析の現在―眠りの守護者としてではなく,覚醒との物語―:妙木浩之
明日の見えない人(朝恐怖):中村伸一


〈症例研究〉
EMDRが奏功した持続性複雑死別障害の一例:西岡真広
〈資  料〉
千葉県精神科医療機関のスタッフに認知行動療法は広まっているか
:質問紙調査―認知行動療法のアンケート調査―:原口 正・清水栄司・中里道子・小堀 修・伊豫雅臣
〈シリーズ/ケースの見方・考え方 36-1〉
自分の生き方にこだわりを見せる双極I型障害患者と精神科治療:矢倉朱緒・林 直樹
〈連  載〉
神経科精神科・古参医の戯言 第12回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(9)拒絶過敏性:貝谷久宣
精神分析の一語 第9回 象徴:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第8回 
メダルト・ボス教授との会見,および,ビンスワンガーの病院クロイツリンゲンでのこと:山中康裕
〈書  評〉
マーク・カンザーほか編「「ねずみ男」の解読―フロイト症例を再考する」:岩崎徹也
信田さよ子著「アディクション臨床入門―家族支援は終わらない」:斎藤 環
萩原 拓編著「発達障害のある子の自立に向けた支援―小・中学生の時期に,本当に必要な支援とは?」:山﨑晃資
中安信夫著「反面教師としてのDSM―精神科臨床診断の方法をめぐって」:市橋秀夫
楢原真也著「子ども虐待と治療的養育―児童養護施設におけるライフストーリーワークの展開」:森 茂起
ドン・D・ジャクソン著「家族相互作用―ドン・D・ジャクソン臨床選集」:児島達美
ディヴィッド・A・クラーク著「認知行動療法に基づいた気分改善ツールキット
―気分の落ちこみをうつ病にしないための有効な戦略」:森田慎一郎
松本卓也著「人はみな妄想する―ジャック・ラカンと鑑別診断の思想」:平尾和之
ウォルター・ロバーツJr著「いじめっ子・いじめられっ子の保護者支援マニュアル
―教師とカウンセラーが保護者と取り組むいじめ問題」:浦野由平
マララ・ユスフザイほか著「わたしはマララ―教育のために立ち上がり,タリバンに撃たれた少女」:山中康裕
木村宏之著「面接技術の習得法―患者にとって良質な面接とは?」:原田誠一
〈映画〉ターナー,光に愛を求めて:山中康裕
患者から学ぶ
心理療法における援助再考:川畑直人
〈Review of Books Abroad〉
Michael Tomasello : A Natural History of Human Thinking:北村隆人
海外文献抄録
山中康裕ほか
〈学会の印象〉
第111回日本精神神経学会学術総会:原田誠一 包括システムによる日本ロールシャッハ学会第21回大会:村松朋子 第16回「東洋思想と心理療法」研究会:佐藤 豊
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
「臨床」連辞符ブーム:清水新二
2,200円

[巻頭言] 精神療法と歴史:小俣和一郎


特集 精神療法における治療者の心性

精神療法における治療者の心性―本特集のねらいとまとめ―:西園昌久
精神分析の創始と治療者Freud の心性:妙木浩之
森田正馬の心性と森田療法:北西憲二
精神療法における治療者の心性―表現療法の立場から―:山中康裕
認知療法:大野 裕
行動療法を選ぶということ:神村栄一
集団療法の治療者に必要なクオリティ:鈴木純一
どうして治療者を治療と区別できようか?―ドン・ジャクソン,あるいは「今,ここで」とマリタル・キド・プロ・クオ―:小森康永
ロジャーズとクライアント中心療法:岡村達也
[エッセイ]
精神療法における治療者の心性―関係精神分析の立場から―:岡野憲一郎
内観療法における内観面接士の役割:真栄城輝明
家族療法家の治療スタイルに垣間見られる心性:中村伸一
ハインツ・コフートの苦悩とその理論:荒井真太郎・富樫公一


〈研究報告〉
空間概念の内在化―破局的体験にもちこたえること―:小波藏かおる
〈資  料〉
〈鼎談〉仏教精神分析〔3〕―古澤平作先生を語る―:永尾雄二郎・クリストファー・ハーディング・生田 孝
仏教精神分析について:妙木浩之
資  料
〈鼎談〉仏教精神分析〔2〕―古澤平作先生を語る―:永尾雄二郎・クリストファー・ハーディング・生田 孝
〈シリーズ/ケースの見方・考え方 35-3〉
夫を突然亡くし混乱した状態から自分を取り戻していった女性との面接過程
 ―人生終盤の課題に寄り添う―:人見章子・金山由美・濱野清志
〈連  載〉
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 最終回 成人期の発達障害―ASD の最新の研究と臨床報告について:金井智恵子・加藤進昌
精神分析の一語 第8回 退行:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第7回 ボーリンゲンの塔とウイーン大学訪問
 ―ユングの長女アガテー・ユングさんAgathe Niehus Jung とアスペルガー教授Prof. Dr. Hans Asperger:山中康裕
〈書  評〉
村瀬嘉代子ほか著「心理療法の基本[完全版]―日常臨床のための提言」:原田誠一
平井孝男著「仏陀の癒しと心理療法―20の症例にみる治癒力開発」:山中康裕
A・ストー著「心理面接の教科書―フロイト,ユングから学ぶ知恵と技」:小野けい子
ドナ・ウィリアムズ著「毎日が天国―自閉症だったわたしへ」:山﨑晃資
リチャード・ローボルト編著「スーパーヴィジョンのパワーゲーム―心理療法家訓練における影響力・カルト・洗脳」:妙木浩之
ポーリン・ボス著「あいまいな喪失とトラウマからの回復―家族とコミュニティのレジリエンス」:福山和女
廣井亮一編「家裁調査官が見た現代の非行と家族―司法臨床の現場から」:村松 励
山中康裕著「心理臨床のプロムナード―こころをめぐる13の対話」:北西憲二
奥村茉莉子ほか編「村瀬嘉代子のスーパービジョン―事例研究から学ぶ統合的心理療法」:伊藤 翼
北西憲二ほか編「森田療法で読む 強迫性障害―その理解と治し方」:菅沼慎一郎
川畑友二著「子どもの精神療法―臨床における自由さを求めて」:森さち子
岡本重慶著「忘れられた森田療法―歴史と本質を思い出す」:岩木久満子
〈映画〉アルプス 天空の交響曲:山中康裕
患者から学ぶ
クライエントに学ぶ―まず受け止めるべきことは何か:奥村茉莉子
〈Review of Books Abroad〉
Paul L. Wachtel : Cyclical Psychodynamics and the Contexual Self : The Inner World, the Intimate World, and the World of Culture and Society:杉原保史
海外文献抄録
原田康平ほか
〈学会の印象〉
日本集団精神療法学会第32回大会:藤澤希美
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
精神科診療所における通院精神療法とチーム医療:窪田 彰
2,200円

[巻頭言] 子どもの精神療法―その現在と明日:齊藤万比古


特集 自閉症スペクトラム障害の臨床を問う-見失われた精神療法的視点

〈第1部:精神療法的視点〉
なぜこの特集を組んだのか―自閉症スペクトラム障害の診断と支援の在り方―:山﨑晃資
大人の自閉症スペクトラム障害の精神科医療―治療につながる面接―:宮岡 等
心理学的アセスメント:黒田美保
発達障害を持つ生徒への心理療法的援助:山田道行・村瀬嘉代子
国際的・操作的診断マニュアルと精神療法:大野 裕
児童青年期精神医学研修から学ぶ発達障害の精神療法:吉田敬子

〈第2部:日本における各種技法の実践と展開〉
行動論的アプローチはASD治療の到達点として何を目指すのか:井上雅彦
TEACCHプログラムの考え方を生かした発達診療:高橋和俊
SCERTSモデル―自閉症児への包括的教育アプローチ―:長崎 勤
ペアレント・メンター:吉川 徹
[エッセイ]
自閉症スペクトラム障害と森田療法―どのように理解し,関わっていくのか―:北西憲二
自閉症スペクトラム障碍の臨床を問う:山中康裕
発達障碍と精神療法研究:小林隆児
自閉症スペクトラム障害者の就労支援:梅永雄二


〈症例研究〉
統合失調症者の言葉を聴くこと:多田昌代
〈短  報〉
「叫び声」を上げるある終末期がん患者とその家族への精神療法的関わり
 ―緩和ケアを通して生じた,治療者態度の変化に関する森田療法的視点からの考察―:樋之口潤一郎
資  料
〈鼎談〉仏教精神分析〔2〕―古澤平作先生を語る―:永尾雄二郎・クリストファー・ハーディング・生田 孝
文献紹介
精神障害をもつ人の学習指導方法:武田隆綱
〈シリーズ/ケースの見方・考え方 35-2〉
めまいを訴えて受診した40代女性との面接―「きっちりしていること」と「いい加減」のはざまで―:村井陽之・金山由美・濱野清志
〈連  載〉
神経科精神科・古参医の戯言 第11回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(8)パニック障害における前頭葉機能低下の神経科学的背景:貝谷久宣 発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第11回 発達障害と家族支援:井上雅彦
精神分析の一語 第7回 反復強迫:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第6回 箱庭療法の母―ドーラ・M・カルフさんとのこと:山中康裕
〈書  評〉
成瀬悟策著「動作療法の展開―こころとからだの調和と活かし方」:北西憲二
マイケル・ウンガー著「リジリアンスを育てよう―危機にある若者たちとの対話を進める6つの戦略」:平野真理
リンダ・A・ディメフほか編「弁証法的行動療法(DBT)の上手な使い方―状況に合わせた効果的な臨床適用」:田中恒彦
宮西照夫著「実践ひきこもり回復支援プログラム―アウトリーチ型支援と集団精神療法」:倉光洋平
小石川真実著「私は親に殺された!―東大卒女性医師の告白」:川谷大治
G・J・メイヤーほか著「ロールシャッハ・アセスメント システム―実施,コーディング,解釈の手引き」:小川俊樹
野中猛ほか著「多職種連携の技術(アート)―地域生活支援のための理論と実践」:安西信雄
石郷岡純ほか責任編集「POWERMOOK《精神医学の基盤》[1] 特集:薬物療法を精神病理学的視点から考える」:山下喜弘
影山任佐著「犯罪学と精神医学史研究」:山中康裕
村井俊哉著「精神医学を視る「方法」」:黒木俊秀
山尾陽子著「心理療法における言葉と転機―プロセス研究で学ぶセラピストの技術」:原田誠一
患者から学ぶ
学ぶこととつながること:岩倉 拓
〈Review of Books Abroad〉
Edited by Andrea Bloomgarden, Rosemary B. Mennuti : Psychotherapist Revealed : Therapists Speak about Self-Disclosure in Psychotherapy:岩壁 茂
海外文献抄録
舘野由美子ほか
〈学会の印象〉
Japan Psychotherapy Week 2015:北内信太郎
世界家族療法会議(World Family Therapy Congress)第23回大会:田村 毅

追  悼
松本雅彦先生を悼む:山中康裕
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
自らの乳幼児期の思い出を語る母親:小倉 清
2,200円

特集 傷つきやすい自己愛をめぐって-その理解と対応
特集にあたって:北西憲二
〈自己愛をどのように理解するのか〉
精神分析の立場から:皆川邦直
東洋的自己心理学(森田療法)からの理解と対応:北西憲二
自己愛性心的構造に対する精神療法―自尊心の病理―:市橋秀夫自己愛と恥について-岡野憲一郎
〈自己愛との関連から〉
メランコリーと神経症性抑うつにおけるナルシシズム―うつ病の回復期に対する視点―:西依 康・加藤 敏
「自己愛」の病理を有する持続性抑うつ障害(気分変調症)の一例―森田療法の立場から―:樋之口潤一郎
双極Ⅱ型障害の自己愛性病理に対する精神療法的接近:芝伸太郎
社交不安症:久保田幹子
摂食障害と自己愛:西園マーハ文
PTSD:廣幡小百合・安齋順子
ひきこもりと「自己愛」:斎藤 環
境界性パーソナリティ障害と自己愛:林 直樹
[エッセイ]
ロールシャッハ・テストからみえてくるもの:中村伸一
自己愛の脆弱な傷つきやすい人たちとどうつきあっていくのだろうか:妙木浩之
傷つきやすい自己愛をめぐって―児童思春期の心性から―:山中康裕
あなたと/わたしの傷ついた「自己愛」にかさぶたができて,のびのびできるといいね:原田誠一
回避行動の影に隠れた,傷つきやすい自己愛―認知行動療法の立場から―:下山晴彦

〈資  料〉
〈鼎談〉仏教精神分析〔1〕―古澤平作先生を語る―:永尾雄二郎・クリストファー・ハーディング・生田 孝
解  題:山中康裕
〈連  載〉
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第10回 発達障害と司法:桝屋二郎
精神分析の一語 第5回 トラウマ(2)―精神分析とトラウマ:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第5回 荻野恒一先生-比較文化精神医学,そして,人間学と生化学―:山中康裕
〈シリーズ/ケースの見方・考え方 35-1〉
子どもの相談窓口から3世代の抱える課題に関わった事例をめぐって:浜田真紀子・濱野清志
〈書  評〉
リサ・W・コイン,アミー・R・マレル著「やさしいみんなのペアレント・トレーニング入門―ACTの育児支援ガイド」:山崎晃資
大谷 彰著「マインドフルネス入門講義」:北西憲二
中久喜雅文著「力動的精神療法入門―理論と技法」:牛島定信
クリスティーン・ネフ著「セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる」:福山和女
小林隆児著「甘えたくても甘えられない―母子臨床のゆくえ,発達障碍のいま」:鯨岡 峻
アン・ワイザー・コーネル著「臨床現場のフォーカシング―変化の本質」:園田雅代
ドナルド・メルツァーほか著「自閉症世界の探求―精神分析的研究より」:木部則雄
北西憲二編著「森田療法を学ぶ―最新技法と治療の進め方」:増野 肇
松木邦裕,瀧井正人,鈴木智美著「摂食障害との出会いと挑戦―アンチマニュアル的鼎談」:初瀬記史
マリオン・ソロモンほか著「短期力動療法入門」:岩壁 茂
神村栄一編「認知行動療法実践レッスン―エキスパートに学ぶ12の極意」:原田誠一
患者から学ぶ
「期待」考:門本 泉
〈Review of Books Abroad〉
Wilfred Ruprecht Bion, Edited by Chris Mawson : Editorial Consultant Francesca Bion
 :‘ The Complete Works of W.R. Bion I_XVI_’:飛谷 渉
海外文献抄録
小川豊昭ほか
〈学会の印象〉
日本認知・行動療法学会第40回大会:谷 晋二
第32回日本森田療法学会:比嘉千賀
日本臨床心理身体運動学会第17回大会:廣瀬幸市
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
祈りと救いとこころ:榎本 稔
3,080円
現代の精神疾患の治療体系は「科学性」「システム化」に基盤を置いているといってよいだろう。薬物療法が非常に理論的となり、患者の脳機能の動態を見ながら処方をしているようである。また、薬物療法で症状が治まったら、デイケアによる社会感覚の回復、さらには復職ないしは復職支援の活動がシステム化されている。こうした薬物療法、社会療法の中で、患者の「存在感」「生活や人生」「人間的成長」といったことに無関心でもいいのだろうか?
 「精神療法」は時代を超えて考えるべきテーマである。
 第Ⅰ部ではその道の洞察が深い大先輩に学派を超えた半世紀を振り返り、精神療法を考えていただき、第Ⅱ部では現在の精神医学の中で指導的な立場の方々にご登場願った。第Ⅲ部では、精神療法家としてその道を極められた方々に現在の精神療法の姿を描き出していただき、第Ⅳ部では、臨床現場でご活躍中の方々に、第Ⅴ部では、生物学的志向の高まる精神医学教室の中心で、自らの精神療法を形作ろうとしておられる若手の精神科医の方々に「精神療法の現在」を語っていただく。


おもな目次

Ⅰ この半世紀を振り返って
1 原田憲一
2 西園昌久
3 村瀬嘉代子
Ⅱ 精神医学講座担当者としての私の精神療法
1 矢部博興
2 笠井清登
3 池淵恵美
4 水野雅文
5 松永寿人
Ⅲ 精神療法家として生きて現在は
1 松木邦裕
2 岡野憲一郎
3 山中康裕
4 野村俊明
5 北西憲二
6 真栄城輝明
7 小谷英文
8 大野 裕
9 中村伸一
Ⅳ 臨床現場での私の精神療法
1 白波瀬丈一郎
2 川谷大治
3 蟻塚亮二
4 中尾智博
5 原田誠一
6 武田龍太郎
7 松崎一葉
8 林 直樹
9 齊藤万比古
10 平島奈津子
11 安藤久美子
12 堀川直史
Ⅴ 生物学志向の精神医学教室での「私の精神療法」
1 賀古勇輝
2 喜多洋平
3 上田昇太郎
4 松村博史
5 野間俊一
2,200円
[巻頭言] 日常診療における精神療法:中村 敬
特集 子どもと若者のための認知行動療法
子どもと若者のための認知行動療法の発展に向けて:下山晴彦
うつの子どものための認知行動療法:石川信一
強迫性障害の子どものための認知行動療法:野中舞子・下山晴彦
PTSD の子どものための認知行動療法:松丸未来
摂食障害の子どものための認知行動療法:中里道子
応用行動分析を用いた発達障害の子どもへの支援:井上雅彦
ACT を用いた発達障がいの親子の支援:谷 晋二
身体疾患を抱える子どものための認知行動療法:尾形明子
嗜癖的な自傷を呈する子どもの認知行動療法:松本俊彦
スクールカウンセリングにおける認知行動療法の活用:小堀彩子・神村栄一
[エッセイ]
認知行動療法が効いたのか?それとも,その治療者だから良かったのか?:本田秀夫
非専門家による子どもの認知行動療法印象記:原田 謙
文化をふまえた子どもと若者のための認知行動療法の実践:藤岡 勲
発達障害のある子どもとその親を伸ばすSST:岩坂英巳
ひきこもり支援で学んだこと―曝露が使えない時の認知行動療法―:境 泉洋

〈紹  介〉
診療に融け込む精神療法:語り手 山下 格/聞き手 大森哲郎/問い手 久住一郎
〈連  載〉
神経科精神科・古参医の戯言 第10回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(7)パニック障害の脳画像研究:貝谷久宣 発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第10回 発達障害者支援の行政(厚生労働省の施策を中心に)に関する動き:日詰正文
精神分析の一語 第5回 トラウマ(1)―精神分析から理解するトラウマ:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第4回 河合隼雄先生―決して逃げず,真正面から行く人:山中康裕
〈書  評〉
青木省三著 「精神科治療の進め方」:原田誠一
秋田 巌編 「日本の心理療法 思想篇」:新福尚隆
内田利広著 「期待とあきらめの心理―親と子の関係をめぐる教育臨床」:北島歩美
針間克己,平田俊明編著 「セクシュアル・マイノリティへの心理的支援―同性愛,性同一性障害を理解する」:中村伸一
立岩真也著 「自閉症連続体の時代」:中野三津子
橋本和明編 「子育て支援ガイドブック―「逆境を乗り越える」子育て技術」:大嶋正浩
白石裕子編 「Challenge the CBT 看護のための認知行動療法」:木戸芳史
ジュディス・A・コーエンほか著 「子どものトラウマと悲嘆の治療―トラウマ・フォーカスト認知行動療法マニュアル」:石丸径一郎
フレデリック J.スタッダードJrほか編 「最新 大災害メンタルヘルスケアガイド 不測の衝撃―危機介入に備えて知っておくべきこと」:藤 信子
田中康雄監修/藤森和美,辻惠介編 「発達障害とキャリア支援」:志賀利一
大野 裕著 「精神医療・診断の手引き―DSM-Ⅲはなぜ作られ,DSM-5はなぜ批判されたか」:山﨑晃資
スー・ジョンソン著 「私をギュッと抱きしめて―愛を取り戻す七つの会話」:丸山由香子
清水將之著 「子どものメンタルヘルス事典」:松田文雄
ミミ・ハイネマンほか著 「子育ての問題をPBS で解決しよう!―ポジティブな行動支援で親も子どももハッピーライフ」:野中舞子
東 斉彰ほか編著 「統合・折衷的心理療法の実践―見立て・治療関係・介入と技法」:林 直樹
〈映画〉ニューヨークの巴里夫(パリジャン):山中康裕

患者から学ぶ
私にもある「コミュニケーション障害」:清水康夫
〈Review of Books Abroad〉
Michael Ungar : I Still Love You : Nine Things Troubled Kids Need from Their Parents:小森康永
海外文献抄録
近藤喬一ほか
〈学会の印象〉
第37回日本精神病理学会:柴田応介 第28回日本箱庭療法学会:伊藤真理子 第55回日本児童青年精神医学会総会:木谷秀勝
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉
自動処方機:鈴木智美
2,200円
[巻頭言] 精神療法の密室の外で:平島奈津子
特集 暴力を振るう人々(加害者)に対する精神療法―さまざまな領域における取り組み
特集にあたって:林 直樹
概説:暴力の精神病理と精神療法:林 直樹
加害者に対する精神療法:野村俊明
暴力を振るう患者に対する精神療法―医療機関における治療―:林 直樹
子ども虐待を行う親に対する精神療法:森田展彰
官民協働刑務所における暴力的加害者に対する治療教育プログラム:今村 洋
少年矯正施設における治療・教育:奥村雄介
発達障害事例への治療的アプローチ:藤川洋子
医療観察法病棟における治療:今村扶美
DV 加害者へのアプローチ:妹尾栄一
常習窃盗の治療:竹村道夫
司法に係属した性犯罪者への治療的介入:藤岡淳子
性犯罪者の地域トリートメント―逸脱した性的嗜癖行動に対する医療機関における治療的アプローチ―:斉藤章佳・榎本 稔
[エッセイ]
子殺し症例に対する精神療法:田口寿子 73
ある日のSST セッション―Y 刑務所での「怒りの対処法」―:前田ケイ 75
加害者家族について:中谷陽二 77
加害体験と被害体験をすり合わせて:青島多津子 79
加害者臨床事始め,そしてDV 加害者に特化した心理療法の構築へ:草柳和之 〈症例研究〉

統合失調症の急性増悪期への臨床心理士としての関わり―個人精神療法とチーム医療―:坂下優二
〈連  載〉

発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第8回 発達障害と虐待・ひきこもり:田中 哲
精神分析の一語 第4回 次元 その2 dimension2:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第3回 フランクルなんて大ッ嫌い!:山中康裕
〈書  評〉

皆藤 章編 「心理臨床実践におけるスーパーヴィジョン―スーパーヴィジョン学の構築」:鶴 光代
エルヴェ・ボーシェーヌ著 「精神病理学の歴史―精神医学の大いなる流れ」:妙木浩之
フィリップ・M・ブロンバーグ著 「関係するこころ―外傷,癒し,成長の交わるところ」:岡野憲一郎
津田 均著 「気分障害は,いま―うつと躁を精神病理学から問い直す」:北西憲二
日本遊戯療法学会編 「遊びからみえる子どものこころ」:山登敬之
渡辺俊之,小森康永著 「バイオサイコソーシャルアプローチ―生物・心理・社会的医療とは何か?」:上別府圭子
鈴木眞理,西園マーハ文,小原千郷著 「摂食障害:見る読むクリニック―DVD とテキストでまなぶ」:米澤治文
田中亜裕子著 「やさしく学べる乳幼児の発達心理学―妊娠,出産から子育てまで」:廣瀬たい子
ミュリエル・ガーディナー著 「狼男による狼男―フロイトの「最も有名な症例」による回想」:成田善弘
加納寛子著 「いじめサインの見抜き方」:冨永良喜
〈映画〉舞妓はレディ:原田誠一

患者から学ぶ

寡黙な非行少年との描画を用いた面接:小野けい子
〈Review of Books Abroad〉

Richard E Cytowic and David M Eagleman : Wednesday is Indigo Blue:岩波 明
海外文献抄録

羽澄 恵ほか
〈学会の印象〉

日本家族研究・家族療法学会第31回神戸大会:児島達美
第33回日本心理臨床学会秋季大会:廣川 進
第14回東アジア文化精神医学会:北西憲二
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

学校メンタルヘルスに携わって:岡田 謙
2,200円
特集 精神療法における言葉の技術
総説 言語的な介入の可能性:妙木浩之
問う。「ソクラテス式問答法」:堀越 勝
抵抗を克服する:岡田暁宜
人生物語の紡ぎ方―劇的な観点から―:北山 修
たとえる:有効なメタファーの作り方:武藤 崇・橋本光平
綴る:「筆記療法」:佐藤健二
気持ちを語る:短期力動療法における感情焦点化と言葉:飯島典子
気づく「マインドフルネスにおける言葉」:伊藤義徳
解決をイメージする―解決志向アプローチの技法から―:田中ひな子
承認(Validation):感情調節困難な患者との治療的関わりにおいての承認の意義:遊佐安一郎
[エッセイ]
境界例への言葉の技術:成田善弘
家族面接における呼び方:中村伸一
問わぬことと問うこと:北西憲二
整えて,書いて,触れる―「書く」こと考―:原田誠一 〈研究報告〉

思春期以降の知的障害のない自閉スペクトラム症(ASD without Intellectual Disability)の人たちに対する日記療法的接近
―日記療法併用症例の経過検討から:小野和哉・沖野慎治・中村晃士・中山和彦
〈連  載〉

発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第7回 発達障害と就労:小川 浩
精神分析の一語 第3回 次元 dimension:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第2回 そんなことで天才なら,世の中天才ばかり:山中康裕
[シリーズ/ケースの見方・考え方 34-3]

情緒的交流を恐れていた中年期女性との心理療法過程:早川けい子・中村留貴子
〈書  評〉

藤山直樹,松木邦裕,細澤 仁著『精神分析を語る』:髙野 晶
最相葉月著『セラピスト』:加茂聡子
ジョエル・パリス著『境界性パーソナリティ障害の治療―エビデンスに基づく治療方針』:林 直樹
藤岡淳子著『非行・犯罪心理臨床におけるグループの活用―治療教育の実践』:原田杏子
平井正三著『精神分析の学びと深まり―内省と観察が支える心理臨床』:福本 修
エドナ・B・フォア,ケリー・R・クレストマン,エヴァ・ギルボア=シェヒトマン著
 『青年期PTSD の持続エクスポージャー療法―治療者マニュアル』:舘野 歩
ケリー・R・クレストマン,エヴァ・ギルボア=シェヒトマン,エドナ・B・フォア著
 『青年期PTSD の持続エクスポージャー療法―10代のためのワークブック』:舘野 歩
原田隆之著『認知行動療法・禁煙ワークブック―Re-Fresh プログラム』:村井俊彦
鈴木純一著『集団精神療法―理論と実際』:権 成鉉
スティーブン・E・フィン著『治療的アセスメントの理論と実践―クライアントの靴を履いて』:佐藤 豊
エダ・ゴールドシュタイン,メアリーエレン・ヌーナン著『統合的短期型ソーシャルワーク―ISTT の理論と実践』:北西憲二
八木剛平,渡邊衡一郎編集『レジリアンス―症候学・脳科学・治療学』:野村総一郎
ジャネット・トレジャー,ウルリケ・シュミット,パム・マクドナルド著
 『モーズレイ摂食障害支援マニュアル―当事者と家族をささえるコラボレーション・ケア』:初瀬記史
マシュー・J・フリードマン,テレンス・M・キーン,パトリシア・A・レシック編『PTSDハンドブック―科学と実践』:小西聖子
村上春樹著『女のいない男たち』:原田誠一
〈映画〉グレート・ビューティ La grande bellezza:山中康裕


患者から学ぶ

生活事実とリアリティ:伊藤直文
〈Review of Books Abroad〉

Elisabeth Roudinesco:La part obscure de nous-memes:Une Histoire des Pervers:太田裕一
〈学会の印象〉

包括システムによる日本ロールシャッハ学会第20回記念大会:野田昌道第13回日本トラウマティック・ストレス学会:亀岡智美
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

「広汎性発達障害」から「自閉症スペクトラム障害」へ:久留一郎
2,200円
[巻頭言]精神医療の医学化の限界と精神療法:大野 裕
特集 医療現場での家族・夫婦アプローチ
医療現場での家族・夫婦アプローチ―システム理論の最近の動向―:渡辺俊之・中村伸一
認知症をかかえる家族へのアプローチ:扇澤史子
医療現場でのソーシャルワーク:高山恵理子
遺伝カウンセリングでの家族夫婦対応について:後藤清恵
在宅医療を介して家族にアプローチする―在宅医療における家族支援―:若林英樹・岡 聡
家族・医療者間の相互作用に由来する問題をいかに解決するか―看護師が“気になる家族”の分析―:児玉久仁子
不妊症外来でのカウンセリング:平山史朗
エピローグ―「家族療法」が消える日―:中村伸一
[エッセイ]
新しいタイプの協働における夫婦・親子の尊厳について―遷延性意識障害患者へのソーシャルワーク―:福山和女
治療への抵抗を家族看護のcueととらえる:上別府圭子
『家族になる』ということ―周産期の現場から―:佐藤律子
家族へのアプローチ,サポートを当たり前のものにするために:植村太郎
障害のある子どもをもつ親の変容:一瀬早百合
逆家族療法:中村伸一 〈症例研究〉

境界水準の知的機能を有する当事者が支援の必要性を見過ごされる背景要因の検討
 ―問題の未然予防に向けた提言を含めて―:松浦隆信
〈連  載〉

神経科精神科・古参医の戯言 第9回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(6)
 パニック性不安うつ病の病前性格と性格変化(後編) パニック障害のパーソナリティ障害:貝谷久宣
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第6回 発達障害と教育:柘植雅義
精神分析の一語 第2回 投影同一化 projective identification:松木邦裕
[シリーズ/ケースの見方・考え方 34-21]

情緒に触れることの困難を感じ続けた心理療法過程:長田和子・中村留貴子
〈書  評〉

小谷英文著『集団精神療法の進歩―引きこもりからトップリーダーまで』:北西憲二
アントン・オブホルツァー,ヴェガ・ザジェ・ロバーツ編
 『組織のストレスとコンサルテーション―対人援助サービスと職場の無意識』:福山和女
糸川昌成著『統合失調症が秘密の扉をあけるまで―新しい治療法の発見は,一臨床家の研究から生まれた』:岡崎祐士
アーノルド・B・バッカー,マイケル・P・ライター編『ワーク・エンゲイジメント―基本理論と研究のためのハンドブック』:神山昭男
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著『ヒステリーの発明〈上〉―シャルコーとサルペトリエール写真図像集』
 『ヒステリーの発明〈下〉―シャルコーとサルペトリエール写真図像集』:福本 修
赤畑 淳著『聴覚障害と精神障害をあわせもつ人の支援とコミュニケーション―困難性から理解へ帰結する概念モデルの構築』:妙木浩之
アレン・フランセス著『精神疾患診断のエッセンス―DSM-5の上手な使い方』:黒木俊秀
河合隼雄著『私が語り伝えたかったこと』:藤原勝紀
弘中正美著『遊戯療法と箱庭療法をめぐって』:西村洲衞男
ローラ・フリン著『統合失調症の母と生きて』:夏苅郁子
成田善弘著『精神療法家の本棚―私はこんな本に交わってきた』:神谷栄治


患者から学ぶ

自閉症スペクトラムの人たちから教わったこと:日戸由刈
〈Review of Books Abroad〉

John R Jordan & John L McIntosh (ed) : Grief After Suicide
 : Understanding the Consequences and Caring for the Survivors:勝又陽太郎
〈学会の印象〉

日本集団精神療法学会第31回大会:岡元宗平
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

なぜ,内観療法は日本に生まれたのか:真栄城輝明
2,200円
[巻頭言]現代文明と精神療法のゆくえ:林 直樹
特集 子どもたちは変わったか?
巻頭論文/子どもたちは変わったか?:山中康裕
子どもたちは変わったか?―精神科臨床の現場から―:岡田和史
携帯電話の影響からみる:伊東孝郎
不登校の背景の変化: 山崖俊子
デジタル時代に遊ぶ子どもたち―イギリスとの比較からみる―:平尾和之
MSSM法から見る思春期の普遍性:小野けい子
性にまつわる問題を抱えた子どもとその母親:髙田知惠子
非行から見た子どもたちの変化:芦澤 俊
おとなたちは変わったか?―親世代のセラピーから見る―:藤井光恵
さまざまな揺れの中で生きる現代・思春期女子との面談から:市川理絵
地域固有の祭り体験の差から見た子どもたち:細川佳博
児童養護施設の子どもからみる:富松良介
学校からはみ出した子どもたちからみる:長坂正文
最近の子ども・思春期の変化―小児科診療所から見えるもの―:平竹晋也
[エッセイ]
今,子どもたちに何が起こっているのか?:工藤千尋
インターネット社会のブラックボックス:西谷晴美
小児科周辺の臨床心理士からみたこの四半世紀:庄子 緑 〈症例研究〉

双極性障害の休職者への復職支援―”言語的集団療法”と”非言語的集団療法”における表現と体験過程の考察から―:新居みちる
〈連  載〉

神経科精神科・古参医の戯言 第8回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(5)パニック性不安うつ病の病前性格と性格変化(前編) パニック障害発症前の性格:貝谷久宣
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第5回 発達障害と療育:内山登紀夫
精神分析の一語 第1回 行動化acting out:松木邦裕
[シリーズ/ケースの見方・考え方 34-1]

誰かを喜ばせられなければ意味がないと訴える女性との心理療法過程:磯辺良枝・中村留貴子
〈書  評〉

黒木俊秀,かしまえりこ編『神田橋條治 医学部講義』:生地 新
立岩真也著『造反有理―精神医療現代史へ』:妙木浩之
デビッド・A・クラーク,アーロン・T・ベック著『不安に悩まないためのワークブック―認知行動療法による解決法』:岡嶋美代
ジョナサン・S・アブラモウィッツ著
 『ストレス軽減ワークブック 認知行動療法理論に基づくストレス緩和自習書』:山田裕子
ポール・L・ワクテル著『心理療法家の言葉の技術[第2版]―治療的コミュニケーションをひらく』:溝口純二
チャールズ・A・ラップ,リチャード・J・ゴスチャ著『ストレングスモデル[第3版]―リカバリー志向の精神保健福祉サービス』:伊勢田 堯
高橋祥友著『自殺の危険[第3版]―臨床的評価と危機介入』:徳永雄一郎
ダニエル・J・シーゲル著『脳をみる心,心をみる脳 マインドサイトによる新しいサイコセラピー―自分を変える脳と心のサイエンス』
 :岡野憲一郎
ニコラス・トールネケ著『関係フレーム理論(RFT)をまなぶ―言語行動理論・ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)入門』:勝倉りえこ
木谷秀勝著『子どもの発達支援と心理アセスメント―自閉症スペクトラムの「心の世界」を理解する』:渡辺俊之
岡 昌之,生田倫子,妙木浩之編著『心理療法の交差点―精神分析・認知行動療法・家族療法・ナラティヴセラピー』:長谷川啓三
夏苅郁子著『もうひとつの「心病む母が遺してくれたもの」―家族の再生の物語』:石川義博
下山晴彦著『臨床心理学をまなぶ2 実践の基本』:原田誠一
山中康裕著『心をつなぐ 川を訪ねて―”カワンセラー”が行く世界の河川』:岸本寛史
〈映画〉世界の果ての通学路:山中康裕

患者から学ぶ

半歩リードする同行二人:稲村 茂
〈Review of Books Abroad〉

Andreas Maercker & Simon Forstmeier (Hrsg) : Der Lebensruckblick in Therapie und Beratung:森 茂起
〈海外文献抄録〉

羽間平人ほか
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

この世は舞台?人は役者?:森田美弥子
2,200円
特集 日常臨床における力動的精神療法の意義
序説:今,何故に力動的精神療法か:牛島定信
医学的根拠に裏打ちされた主観性を身につける―精神科臨床における「理窟」と「人情」―:白波瀬丈一郎
精神科病院における力動的精神療法:浅田 護
精神科クリニックにおける力動的精神療法:川谷大治
ストレスケア病棟における力動的精神療法:田中理香
心療内科臨床における力動的精神療法:瀧井正人
統合失調症臨床における力動的精神療法:人見一彦
双極性障害の力動的精神療法:牛島定信
文化結合症候群を体験すること診断すること:五十嵐善雄
パーソナリティ障害臨床における力動的精神療法の意義:平島奈津子
思春期の力動的精神療法:関谷秀子
家族面接における力動的理解:中村伸一
精神科心理臨床からみた力動的精神療法の意義:岡 秀樹
精神科ソーシャルワークにおける力動的精神療法:荻野ひろみ
エッセイ
力動的精神療法―こころには幻想とその挫折とがある―:西園昌久
精神科臨床における精神療法:小倉 清
力動的精神療法について:成田善弘
力動的精神療法の発展―BPD治療からの管見―:林 直樹
児童精神科臨床において診断することの意味:山﨑晃資 〈症例研究〉

強迫観念を主訴とする児童期強迫性障害の認知行動療法―認知的アプローチと早期介入の観点から―
 :菅沼慎一郎・野中舞子・下山晴彦
〈連  載〉

神経科精神科・古参医の戯言 第7回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(4)パニック性不安うつ病と非定型うつ病:貝谷久宣
医学目的の文学手段 最終回 アウトサイダーウィットネスになる:小森康永
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第4回 発達障害のアセスメント:神尾陽子
〈書  評〉

矢永由里子,小池眞規子編『がんとエイズの心理臨床―医療にいかすこころのケア』:上別府圭子
S・ウラムス,M・ブラウン著『交流分析の理論と実践技法―現場に役立つ手引き』:杉田峰康
エリアナ・ギル著『虐待とトラウマを受けた子どもへの援助―統合的アプローチの実際』:楢原真也
山中 寛著『ストレスマネジメントと臨床心理学―心的構えと体験に基づくアプローチ』:鈴木 壯
デボラ・R・バーンバウム著『自閉症の倫理学―彼らの中で,彼らとは違って』:福山和女
アレン・フランセス著『〈正常〉を救え―精神医学を混乱させるDSM-5への警告』:北西憲二
下山晴彦監修/松丸未来,鴛渕るわ,堤 亜美著『子どものこころが育つ心理教育授業のつくり方―スクールカウンセラーと教師が協働する実践マニュアル』:黒沢幸子
伊集院清一著『風景構成法―「枠組」のなかの心象』:徳田良仁
福本 修著『現代クライン派精神分析の臨床―その基礎と展開の探究』:飛谷 渉
本田秀夫著『子どもから大人への発達精神医学―自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害の基礎と実践』:松浦隆信
レスリー・S・グリーンバーグ著『エモーション・フォーカスト・セラピー入門』:園田雅代
ガートルード・ブランク著『精神分析的心理療法を学ぶ―発達理論の観点から』:岩崎徹也
J・ロバート・リリー,フランシス・T・カレン,リチャード・A・ボール著『犯罪学(第5版)―理論的背景と帰結』:林 幸司
〈映画〉『ドストエフスキーと愛に生きる Die Frau mit den 5 Elefanten』:山中康裕

患者から学ぶ

聴き手が求められる時:長谷川直実
〈Review of Books Abroad〉

Mavis Tsai, Robert J. Kohlenberg, Jonathan W. Kanter, Gareth I. Holman, & Mary Plummer Loudon : Functional Analytic Psychotherapy :Distinctive Features:大河内浩人
〈海外文献抄録〉

小川豊昭ほか
学会の印象

第54回日本児童青年精神医学会総会:山崎 透
第31回日本森田療法学会:今村祐子
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

文化結合症候群を体験すること診断すること:五十嵐善雄
3,080円
序文 先達との対話の楽しみ─温故知新とは「まきこまれることなしに葛藤を持ち続けること」と見つけたり 原田誠一

【青木省三】

自著三編について─精神療法的配慮に基づいた精神科臨床を心がける 青木省三
Comment 青木省三の三編について 村上伸治
Re-Comment 青木省三
【牛島定信】

自著三編について 牛島定信
Comment 牛島定信の三編について 川谷大治
Re-Comment 川谷先生(川谷医院)の討論に応えて 牛島定信
【河合隼雄】

河合隼雄の三編 河合俊雄
Comment 非個人的関係と『女性の意識』 岩宮恵子
Comment 河合隼雄の三編について─真摯,誠実,個性的でユニークな探究の一生 山中康裕
Re-Comment 河合俊雄
【坂野雄二】

自著三編について 坂野雄二
Comment 坂野雄二の三編について 中村伸一
Re-Comment 坂野雄二
【佐治守夫】

佐治守夫の三編 下山晴彦
Comment 佐治守夫の三編について─佐治先生の思い出 野島一彦
Re-Comment 下山晴彦
【下坂幸三】

下坂幸三の三編 中村伸一
Comment 随想:下坂幸三先生と「共感」について語りつくしたい 牧原 浩
Comment 下坂幸三の三編について─「下坂幸三」-「精神療法」 束原美和子
Re-Comment 中村伸一
【新福尚武】

新福尚武の三編 北西憲二
Comment 新福尚武の三編について─現代によみがえる新福論文:比較精神療法による本質論 豊原利樹
Re-Comment 北西憲二
【土居健郎】

土居健郎の三編 中野幹三
Comment 土居健郎の三編について─土居先生についての中野幹三さんの解説文への感想 吉松和哉
Re-Comment 吉松先生へ 中野幹三
Comment 土居,接触面に生きた人 藤山直樹
Re-Comment 骨のある臨床家 中野幹三
【成田善弘】

自著三編について 成田善弘
Comment 成田善弘の三編について 溝口純二
Comment 成田善弘の三編について 妙木浩之
Re-Comment 成田善弘
【成瀬悟策】

自著三編について 成瀬悟策
Comment 成瀬悟策の三編について 鶴光代
Re-Comment 成瀬悟策
動作療法をめぐる対話・番外編─はじめに-「番外編」誕生のいきさつ 原田誠一
書評『心理療法の見立てと介入をつなぐ工夫』 原田誠一
臨床動作法で大事なプロセス─原田誠一先生の書評に答える 大場信惠
原田さんへのお返し 成瀬悟策
成瀬さんへのお返し 原田誠一
原田さんへのお返し・Ⅱ 成瀬悟策
【西園昌久】

自著三編について 西園昌久
Comment 西園昌久の三編について─先見の明 前田重治
Re-Comment 西園昌久
【村瀬嘉代子】

自著三編について 村瀬嘉代子
Comment 村瀬嘉代子の三編について 森岡正芳
Comment 村瀬嘉代子の三編について 江口重幸
Re-Comment 村瀬嘉代子
【森田正馬】

森田正馬の三編 森山成彬
Comment 森田正馬の三編について─「言葉」は誰に向けられているか 中村 敬
Re-Comment  森山成彬
【安永 浩】

安永 浩の三編 林 直樹
Comment 安永 浩の三編について 秋山 剛
Re-Comment 林 直樹
【山下 格】

自著三編について 山下 格
Comment 山下格の三編について─山下格先生の外来診察室と教授室の勉強会 大森哲郎
Re-Comment 北大精神科在職中の思い出 山下 格
【山中康裕】

自著三編について 山中康裕
Comment 山中康裕の三編について─心と体とたましいへの眼差し 岸本寛史
Re-Comment 山中康裕
【湯浅修一】

湯浅修一の三編 井上新平
Comment 湯浅修一の三編について─特に精神療法に関連して 伊勢田 堯
Re-Comment 井上新平
【吉本伊信】

吉本伊信の三編─内観療法と吉本伊信と私 三木善彦
Comment 吉本伊信の三編について─「内観療法と吉本伊信と私」を読んで 真栄城輝明
Re-Comment 三木善彦
2,200円
特集 アウトリーチとソーシャルサポート―前面から接近困難なら側面から関わろう
アウトリーチの未来像―地域におけるソーシャルサポートとの協働―:福山和女
精神科救急とアウトリーチ:宮永和夫
アウトリーチ推進事業におけるPSW の役割:春木あゆ美
家族に対するACT スタッフの関わり方:佐川まこと・白石弘巳
未受診者へのアウトリーチ:木戸芳史・廣川聖子・萱間真美
子ども虐待におけるアウトリーチ:髙岡昂太
児童・生徒へのアウトリーチ―何を届けるのか―:市橋香代
ひきこもりケースに対するアウトリーチ:近藤直司
アウトリーチとしての訪問看護:丸山 晋
障害者福祉におけるアウトリーチ―知的障害者への支援を中心に―:西原雄次郎
エッセイ
高齢分野におけるアウトリーチの実際:山本繁樹
発達相談支援センターの試み:内山 敏
アウトリーチ型生活支援システムについて:小林良二
自殺予防アウトリーチ:長江美代子
子ども家庭支援ネットワークとアウトリーチ:金子恵美
アウトリーチと社会参加:宮城 孝
アウトリーチにおけるピアスタッフの視点:添田雅宏 〈研究報告〉

外来森田療法とAcceptance and Commitment Therapy(ACT)の初回面接の比較検討:舘野 歩
〈症例研究〉

被虐待者の回復過程についての報告―内的世界の再構築と現実世界とのバランスに着目して―:玉井 仁
〈連  載〉

神経科精神科・古参医の戯言 第6回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(3)パニック性不安うつ病:貝谷久宣
医学目的の文学手段 第8回 パラレルチャートを書こう:小森康永
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第3回 発達障害の早期支援:本田秀夫
〈シリーズ/ケースの見方・考え方33-3〉

臨床心理士養成大学院における修了生に対する事例検討会(3)―システムズ・アプローチを基盤として―
 :田中照子・生島 浩・神尾直子・佐々木千加子・小椋麻美
〈書  評〉

日本家族研究・家族療法学会編『家族療法テキストブック』:西園昌久
阿部惠一郎著『バウムテストの読み方―象徴から記号へ』:小川俊樹
ジョン・シュタイナー著『見ることと見られること―「こころの退避」から「恥」の精神分析へ』:妙木浩之
岡野憲一郎著『脳から見える心―臨床心理に生かす脳科学』:中村伸一
伊藤絵美編著,津髙京子,大泉久子,森本雅理著『スキーマ療法入門―理論と事例で学ぶスキーマ療法の基礎と応用』:東 斉彰
前田ケイ著『基本から学ぶSST―精神の病からの回復を支援する』:皿田洋子
磯田雄二郎著『サイコドラマの理論と実践―教育と訓練のために』:高良 聖
北山 修著『評価の分かれるところに―「私」の精神分析的精神療法』:池田政俊
シャッド・マルナ著『犯罪からの離脱と「人生のやり直し」―元犯罪者のナラティヴから学ぶ』:奥村雄介
ボブ・スタール,エリシャ・ゴールドステイン著『マインドフルネス・ストレス低減法ワークブック』:高橋美保
シンシア・フランクリン・他著『解決志向ブリーフセラピーハンドブック―エビデンスに基づく研究と実践』:磯貝希久子
ドナ・M・スダック著『認知行動療法・薬物療法併用ガイドブック―エビデンスベイスト・アプローチ』:黒木俊秀
村山正治監修,日笠摩子・他編著『フォーカシングはみんなのもの―コミュニティが元気になる31の方法』:諸富祥彦
竹村洋子著『いのちの営みに添う心理臨床―人が出会い共に生きるということ』:岸本寛史
〈映画〉『鉄くず拾いの物語 An Episode in the Life of an Iron Picker』:山中康裕
患者から学ぶ

患者/家族から学んだこと:岡嶋美代
〈Review of Books Abroad〉

Rechard A Skues : Sigmund Freud and the Story of Anna O. : Reopening the Closed Case:岡元彩子
〈海外文献抄録〉

近藤喬一ほか
学会の印象

日本行動療法学会第39回大会/日本認知療法学会第13回大会/アジア認知行動療法会議第4回大会:丹野義彦
日本心理臨床学会第32回秋季大会:芳川玲子
第18回多文化間精神医学ワークショップ:岡田和史
第31回日本青年期精神療法学会総会:三橋由佳
〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

精神療法と非言語的ないし情動的コミュニケーション:小林隆児
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  • 出版社:金剛出版
  • 発行間隔:隔月刊
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