林業新知識 発売日・バックナンバー

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2021林業新知識7月号 目次

特集
「女性グループが取り組む〝桜葉まんじゅう〟の商品開発」…8
一関地方森林組合室根婦人部「はなみずきの会」(岩手県)

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室
「間伐⑥―間伐材の利用方法いろいろ」…16
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

山を継ぐ
「会社を辞め、35歳で自山へ。人のつながりで保つ山と地域」…1
山本久美子さん(栃木県)

お悩み相談室
「山仕事でケガをしないか不安です…」…21

林研コーナー 私たちのチャレンジ
「オオムラサキの舞う里山林を再生」…4
自然とオオムラサキに親しむ会(山梨県)

こちら林業普及指導員です…6
森林経営管理制度県・町の職員が同じ空間で同じ業務を。(愛媛県)
林業事業体のICT化を技術指導でサポート!(福岡県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特集
「チェーンソーのメンテナンス ポイントと勘どころ」…10
編集部

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室
「間伐⑤―間伐のギモン そこが知りたい Q&A」…4
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

レポート
「お別れ遠足で植林を!久木野小学校の愛林教育」…8
文・蓑田誠一(水俣市立久木野小学校 前校長/熊本県)

山の技
「ロープの結び」…1
編集部

お悩み相談室
「素材生産を経営に組み込みたいが…」…17

林研コーナー 私たちのチャレンジ
「高校生対象の「スマート林業」研修」…18
日光地区木材流通研究会(栃木県)

こちら林業普及指導員です…20
広葉樹材の活用へ! 研修会や乾燥試験を実施(新潟県)
自分たちで守る!林業関係者25名がわな免許を取得(熊本県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特集...8
「花粉発生源対策 都道府県の取り組み事例」
全国林業改良普及協会

 4月号では、林野庁の支援を受けて全林協が行ってきている
「総合的な花粉発生源対策の強化及び普及」事業のうち、
普及イベントや普及シンポジウムなど
普及に関することについてお伝えしました。
 本事業では普及のほか、花粉を削減するための取り組みに関する
調査も併せて行っていますので、今月はこれらの調査により聴き取った
都道府県の取組事例について、いくつかご紹介をしたいと思います......
山の技...1
「チェーンソーカービング」
編集部

 今月の「山の技」では、チェーンソーカービングを取り上げます。
またの名を「チェーンソーアート」とも言い、
チェーンソーを使って丸太を彫刻する(Carving/彫る)ものです。
 これまで弊誌でもチェーンソーカービングを取り上げてきましたが、
改めてその「技」について考えてみたいと思います......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...18
「間伐4―間伐作業を自分でやるか、誰かに委託するか」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 偶然の話ですが、この原稿を書いている最中、
私の職場に30代の若夫婦が間伐とチェーンソーについて相談に来られ、
「実家のスギ林を相続したが、間伐についての知識がない。
チェーンソーは購入したが基本操作が分らない」と話されました。
 そこで今回は、間伐実施における書類手続きや
実際にどう施行するのかについて考えてみましょう......
レポート...16
「将来の森林・林業を担う がんばる林業高校生!」
全国林業研究グループ連絡協議会

お悩み相談室...17
「チェーンソーの技術を習得したい...」

これから山の手入れ、伐採をしていきたい。
先輩方はどのようにチェーンソー技術を身につけてきたのか......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...4
「Tree house Project」
本荘由利森林組合林業研究会(秋田県)

こちら林業普及指導員です...6
木の駅関係者向けチェーンソー技術講習会を開催(青森県)
郷土山菜「ごんぱち」栽培と商品開発で山村活性化を(和歌山県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「花粉発生源対策 林業関係者・ 一般市民向けに普及」
編集部

 花粉のシーズンやってきました。
最新の情報によれば国民の4割が花粉症であるとのことです。
花粉発生源であるスギやヒノキなどを扱う林業関係者としては、
このことは他人事ではありません。
 平成30年の内閣府「食と農林漁業に関する世論調査」によれば、
国民が森林・林業政策に対して期待することの第2位に
「花粉発生源対策の推進」が挙げられており、
国民の関心がいかに高いかが分かります。
 このような社会の関心を背景に、弊会(全林協)では
林野庁の支援を受けて、「総合的な花粉発生源対策の強化及び普及」
事業に取り組んでいます。そこで今号では、
弊会がこの事業でどんなことを行っているかをご紹介します......
山の技...1
「自然相手の技術の妙 原木シイタケ栽培」
編集部

 今月の「山の技」では、原木シイタケ栽培を取り上げます。
山にある資源(原木や森林空間など)を活用し、
シイタケ菌の生態に寄り添って巧みに栽培・管理する技術は、
「技」と呼ぶに相応しいものだと思いませんか......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...18
「間伐3―選木 選ぶのは「伐る木」か「残す木」か」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 間伐木を選木する方法は「伐る木を選ぶ」か、
「残す木を選ぶ」かの作業です。
選木は将来の山の姿を決める重要な作業でもあり、
森林所有者にとっては悩ましくも楽しい作業と言えます......
お悩み相談室...17
「集落の共有林の運営を今後どうすれば...」

集落の共有林の活動が停滞。他の地域ではどうか......
林研コーナー みんなの人気者...4
「SDGsを学ぶ 地域と森をつなぐ活動」
海藤節生さん (仙南フォレストクラブ/宮城県)

こちら林業普及指導員です...6
施業集約化の中核 森林施業プランナーを育成(岩手県)
主伐再造林の更新技術をスキルアップ!(兵庫県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「「スローライン」の基本2 かかり木処理の手順」
梶谷哲也さん(奈良県)

2月号に続き、梶谷哲也さん(奈良県/黒滝森林組合)の実演による、
スローラインを使ったかかり木処理の特集をお届けします。
今月号は、スローラインからけん引用ロープに入れ替え、
けん引具をセットしてかかり木を処理する手順、
スローラインのコツや注意点を取り上げます......
山の技...1
「伝統的木登り道具 縄と棒でできた「ぶり縄」」
編集部

伝統的な木登り道具「ぶり縄」。
これまで弊誌でも何度か取り上げてきていますので、
ご存じの方も多いでしょう。構造は縄と棒だけとシンプルながら、
立木の幹に棒を結びつけて足場とし、木に登ることのできる道具です。
林業では枝打ちや採種などの作業で樹上に登る際に使われてきましたが、
むしろ檜皮葺の原料となる檜皮(ヒノキの樹皮)を採取する職人さん
(原皮師)が昔から使ってきた道具として有名でしょうか......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...18
「間伐2―混み具合を判断する客観的な指標」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

初めて間伐に取り組む人にとって「間伐の必要性をどう判断するのか」
と聞かれれば、それは林地の「見た目」からです。
同じような立地環境に生えた同齢林と比較して、例えば
「林内が暗くて広葉樹や下草が少ないように見える」とか、
「立木が混んでいて弱々しく見える」、
「樹冠下方の枝が多く枯れているように見える」、
またヒノキ林なら上記以外に、「林地表層に落葉落枝が少なく
土壌がむき出しになっている」とか「表土が流れているように見える」など、
主観的な判断から始まります......
お悩み相談室...17
「豪雪地域の林業経営は...」

豪雪地域のため林業には不向きな条件だと感じる。
雪国の林家さんはどんな経営を......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...4
「杣人だからこそ! 観光地の景観を整備」
対馬林業研究会(長崎県)

こちら林業普及指導員です...6
高校の演習林で森林経営計画の策定支援(神奈川県)
VRやゲームを活用して安全講習。活発な意見交換の場に。(岡山県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「かかり木処理に活躍!「スローライン」の基本1」
梶谷哲也さん(黒滝村森林組合/奈良県)

 伐倒時のかかり木処理は、方法を誤れば大きな危険を伴う作業です。
かかり木を外すには、木回しなどで元を動かす方法もよく知られていますが、
高い位置にロープをかけて離れた位置からけん引して外すことができれば、
より安全と言えるでしょう。
 ロープを高い位置にかけるにはいくつかの方法がありますが、
その一つがアーボリストが使う「スローライン」を活用する方法です。
 今月の特集は、樹上伐採も頻繁に行っている
梶谷哲也さんに実演していただきながら、
スローラインの基本を伺いました。
 少し練習すれば15~20mの高さまで投げられるようになります。
ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。......
山を継ぐ...1
「所有林の9割が広葉樹 地域に合った複合経営」
前川 超さん・優さん親子(岩手県)

 岩手県の中心である盛岡市街から東へと延びる国道455号が、
岩洞湖のほとりを過ぎるとまもなく長いトンネルを抜ける。
盛岡市と岩泉町の境となる早坂トンネルである。
盛岡と岩泉の距離を一気に縮めた高速道路のようなトンネルを抜けると、
山間地をうねる道に現れる数棟の建物。
ちょっとデコレーションされた建物群は、おっと目を惹く。
 ここが前川超たかしさんの拠点である事務所や自宅である。
林業(広葉樹生産)、特用林産、畜産の複合経営を行い、
平成30年度全国林業経営推奨行事で農林水産大臣賞を受賞された方である......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「間伐①―そもそも間伐とは。目標・目的と効果」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今回から「間伐」について何回かに分けて解説します。
各地で間伐を実践されている森林技術者の作業を見ると、
その森林づくりの考え方の基礎は同じでも
行為そのものは決して一律ではありません。
 そもそも当初に「どんな森づくりを目指すのか」とか、
「どのような林業を目指すのか」とか、
「山をどのようにデザインするのか」などの目標があったはずです。
その目標を実現するために、大きく森林の形を変える行為が「間伐」です。
 このシリーズはこれから林業を始める方のための講座ですので、
よく分からない専門用語、よくある誤解、
意外と知られていない重要ポイントなども
あわせて解説させていただきます。......
お悩み相談室...17
「経営するほどの面積ではないので、
市民も楽しめる山にしたい...」

 小規模山林所有者が多く、山で生計を立てている人は少ない地域。
思い切って、市民が山に入れるよう所有林を整備してみたい......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「儲かる林業をつくる!〝セーザイゲーム〟」
熊野林星会(三重県)

こちら林業普及指導員です...20
里山林を整備して野生鳥獣被害を防止(福島県)
再造林コスト縮減! クラッシャ地拵機の開発支援(山梨県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「安全で正確な伐倒のために 伐木のメカニズムを知ろう」
編集協力/上村巧さん(書籍「狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム」著者)
まとめ/編集部

 立木の伐倒時に作る受け口・追い口・ツルの数値基準(目安)は、
労働安全衛生規則や厚生労働省の「チェーンソーによる伐木等作業の
安全に関するガイドライン」に示されています。
 なぜその数値なのか、と疑問に感じたことはありませんか。
これらの数値には、どんな意味があるのでしょうか。
 このような数値の意味、つまり現在の伐倒技術が
どのように決められてきたか、それが実際の伐倒において妥当なのか、
を解説した本が弊会から発行されました。
「狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム」です。
著者の上村巧さんは、(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
林業工学研究領域伐採技術担当チーム長で、伐採技術研究の第一人者です。
 今月の特集は、同書の内容に触れながら、
「伐木のメカニズム」をみなさんと一緒に考えてみたいと思います......
山に生きる...1
「高付加価値材で『食っていける、儲かる林業』を!」
NPO法人もりずむ(三重県)

 2021年新年号の表紙企画は、令和元年度全国林業グループコンクールで
農林水産大臣賞(最優秀)を受賞した
NPO法人「もりずむ」のみなさんに登場いただきます。
地元・三重のスギを使って、付加価値を高めた木材の製造・販売事業を基軸に、
林業の振興と豊かな暮らしへ貢献する活動を展開しています。
そんな「もりずむ」のみなさんにお話を伺いました......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち4 - 使う道具の種類、後生芽、枯れ枝、広葉樹」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 枝打ち解説4回目となる今回は、枝打ち道具の種類やその特質、
枝打ち後に発生する欠点や枯れ枝打ちの必要性、
広葉樹の枝打ちなどについて紹介します......
お悩み相談室...17
「長寿の秘訣は...」

 毎日のように山に行き、山仕事を続けることに
長寿の秘訣があるように感じますが......
林研コーナー 私たちのニューフェイス...18
「ゆくゆくは所有林の管理を。林研活動で交流と見識を深めたい。」
小澤未夏子さん( エンジョイ・フォレスト女性林研/東京都)

こちら林業普及指導員です...20
林業労働災害をVRで体験!研修会を開催(栃木県)
丈夫な作業道を!締固め強度の調査 オペレータへ普及(石川県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「小規模山主さんも一緒に! 地域ぐるみで森林施業を実践」
池松重孝さん・恵子さん夫妻(熊本県)

 自伐林家である池松重孝さん・恵子さん夫妻(熊本県芦北町)は、
地域の山林所有者に働きかけて山をとりまとめ、
森林経営計画(属地・区域計画)を立てています。
計画作成や補助金申請等は林業普及指導員OBなどの協力を仰ぎながら
地元のNPOに委託。施業は年間5~10ha。
「森林経営計画を立てたことで地元の方に仕事もお金も回り、
山も良くなって、みなさんやる気が出て、地域がとても良い感じに」。
 本特集では、池松さん方が立てた森林経営計画の内容とエピソードを通して、
山主さんが補助金を充当しながら所有林の施業を行う実践例としてご紹介します......
山の技...1
「樹上での伐採・枝下ろし 世界基準の安全な技術体系」
アーボリストトレーニング研究所スペシャルチーム(愛知県)

 立木を伐倒するスペースがない、枝を真下に切り落とすことができない、
クレーン車(高所作業車)が入れない......。
時にはこのような難しい条件下で伐採を行わなければならない場合があります。
例えば、社寺の境内や建築物の側での伐採です。
 従来から特殊伐採などの名前で知られる作業ですが、
近年は安全確保を大前提とした世界基準の技術が国内にも普及しています。
ISA(国際アーボリカルチャー協会)の技術体系です......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち3ー枝のどこをどう打つか」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 これまで2回にわたり、枝打ちの目的と必要性、
いつどれくらい枝打ちするのかについて紹介してきましたが、
3回目は樹木医さんが基本としているCODIT理論を交えて紹介します......
お悩み相談室...17
「作業前後に神棚を拝む。息子たちは関心が薄い...」

 神様や仏様、ご先祖への感謝の心が
薄まってきているような気がしてさみしく思います......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「桜の葉と花で商品開発」
一関地方森林組合室根婦人部はなみずきの会(岩手県)

こちら林業普及指導員です...20
シイタケ原木地域内調達へ向け需給の情報共有(埼玉県)
高校生への森林・林業体験学習を実施(山口県)
2020年主要目次...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「反復収穫林業の実践術 林家の現場懇談 2 経営編」
後藤國利さん・裕輔さん(大分県)・菊池俊一郎さん(愛媛県)

今月の特集は、10月号に続き「反復収穫林業の実践術」の
経営編としてお届けします。林業経営の上で、なぜ反復収穫なのか。
多間伐で伐期を延ばすことの意味やリスクは。
後継者への経営方針を含めた資産承継は――。
後藤國利さんの所有林を巡りながら、後藤國利さん・裕輔さん、
菊池俊一郎さんに語り合っていただきます......
山を継ぐ...1
「祖父が植えた誕生記念林で自伐林業をスタート」
中平一さん・光高さん一家(高知県)

 全国津々浦々の地理や風土をとり上げるNHKの人気番組「ブラタモリ」が
四万十川を特集。その際、環流丘陵として紹介され、以来、訪問者が増えている。
それが「ちょうどこの付近」と語るのが、四万十町の大井川地区に暮らす中平光高さん。
 塾経営の一方で、無農薬での米栽培、そして自伐による林業を
生業とする光高さんが生まれたのは、1980年のこと。
姉1人に続いての誕生であった。
 山に囲まれた土地に生まれ育ちながらも、山に縁がなかった光高さん......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち2―いつ・どれくらい打つか」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 10月号に続き、枝打ちについて解説します。
今回は枝打ちを実施する季節、実施する年齢(樹齢)、
枝打ち経費の回収などについて考えてみましょう......
お悩み相談室...17
「複合経営の労働配分はどのように...」

 複合的な経営にチャレンジしたい。
どんな仕事をどんなスケジュールで行えばよいか......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「きのこオーナー制度」
真室川きのこ山菜研究会(山形県)

こちら林業普及指導員です...20
山元の収益性向上へ。低コストな主伐・再造林の検証(静岡県)
幹線未整備エリアに県営林業専用道を企画・提案(鳥取県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「反復収穫林業の実践術 林家の現場懇談 1施業編」
後藤國利さん・裕輔さん(大分県)・菊池俊一郎さん(愛媛県)

 本誌7・8月号特集「伐ってもどんどん増える反復収穫林業」では、
間伐を繰り返しながら資産(山の蓄積)を増やしていく考え方と
実践者のエピソードをご紹介しました。
その記事に「そんなことが本当に可能なのか」「私にもできるのだろうか」
というご感想をいただいたこともあり、今月から2号にわたって、
後藤國利さん・裕輔さん(大分県臼杵市)と菊池俊一郎さん(愛媛県西予市)に
「伐ってもどんどん増える反復収穫林業」の勘どころを語り合っていただきます。
 菊池さんが豊後水道を渡り、後藤さんの山林を来訪。
後藤さんが所有林を案内するという趣向で、3人の懇談がスタートしました......
山の技...1
「材の自重を利用して搬出する索道技術「野猿」」
野猿による木材搬出研修会(三重県)

 機械による動力を用いず、材の自重を利用して搬出する索道技術、
「野猿(やえん)」をご存じでしょうか。昭和30年代頃までは
よく見られたという搬出法ですが、やがて架線集材、
路網による車両集材へと取って代わられ、
今日ではほとんど利用されることのなくなった技術です。
 今月の当コーナーでは、この伝統技術「野猿」の仕組みをご紹介します
(姉妹誌「現代林業」2008年5月号に掲載した記事を再編集)
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち1―目的と必要性を考える」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今月号から、育林作業の中でも目的や方法がもっとも多種多様な作業である
「枝打ち」について紹介します。
「枝打ちは古くから一般的な技術であったか」と言えば、そうではありません。
「日本のスギ 第3巻」(全林協/1959年)の第三節「枝打」の中で、
坂口勝美先生は「枝打は、本来は木の成長をはかるためのものではない。
あくまでも木の質をよくしようとするものだ。枝打は、
それほど普及されているとはいえない。めんどうな仕事だからだろうか」
と記されています......
お悩み相談室...17
「中古のバックホーを購入したいが...」

自伐作業をレベルアップしたい。新品は高価なため中古の機械を買いたいが、
長く使うコツなどを教えてほしい......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「コンテナ苗の生産・出荷」
東黒川林業研究グループ(佐賀県)

こちら林業普及指導員です...20
試行錯誤で森林経営管理制度を推進中(岐阜県)
県産木材を建築や内装に。スタディツアーを開催(沖縄県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「山が紡いだ物語―家族・地域・絆―」
編集部

 弊誌では、毎月の表紙企画として「山を継ぐ」「夫婦で働く」など、
山に暮らす林家・農林家のご家族の情景をお伝えするのが恒例です。
 これらの記事の中では、山を受け継ぎ、
山とともに暮らすことの実際が豊富なエピソードで語られています。
山があり谷もある人生そのものの述懐であったり、
困難に打ち克つチャレンジや処世訓であったり、
後継の道筋がついた安心や意気軒昂な後継者の意欲だったりと、
実体験から語られる言葉だからこそ、胸を打つエピソードの数々です。
 今月の特集は、近年の表紙企画の中から、思わず感じ入る、
共感を呼び起こすエピソードの数々をご紹介します。
相次ぐ気象災害や新型コロナウイルスが猛威を振るう
こんな時代だからこそ読みたい、
山を舞台にした家族や地域の営みの物語です......
山の技...1
「木炭王国・岩手。白炭の伝統を受け継ぐ」
千田 淳さん(岩手県)

 岩手県北上市。 北上川支流の夏油川がちょうど秋田自動車道と交わる付近では、
時に一条の紫煙がたなびく。炭焼きの煙である。
そこには2016年に築かれたという、比較的新しい炭焼き窯がある。
田んぼが広がる傍らにぽつんと築かれた小屋。
そこに多くの思いが込められた、炭焼き窯がある......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「雪起こし・つる切り・除伐」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 下刈り作業が終われば、次の育林作業は
「つる切り」や「除伐」作業になります。
一般につる切りは除伐時に併せて実施され、作業は
造林木の樹冠が互いに触れ合って樹冠閉鎖するまでの間に
数回実施されます。  また積雪地帯ではこれに加えて、造林翌年から
「雪起こし」作業をすることが多く、こうした作業の積み重ねが
目標林造成に向けての「育林施業」となります......
お悩み相談室...17
「自伐で使う道具や機械のアイデアの源は...」

自伐作業で、いろいろな作業方法、道具、機械などで
自分のアイデアを試していく楽しみを教えてほしい......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「「炭焼き」やっています!」
九度山町東部林研グループ(和歌山県)

こちら林業普及指導員です...20
地域の炭窯復活 住民へ製炭指導(奈良県)
ドローンによるコンテナ苗運搬 実証試験を実施(宮崎県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...10
「伐ってもどんどん増える
 反復収穫林業の研究 2
優良在庫を作る間伐」
編集部

 毎年のように伐って収穫しても、山の在庫は増え続ける反復収穫林業。
それが可能な理由は前号(本誌2020年7月号)で紹介しました。
従来の想定以上に高齢木の成長は衰えないことが
最近の研究で実証されています。
間伐しても残存木の材積が増え続けるのです。
あとは、その実践方法、とりわけ間伐です。
実践者の工夫をもとに紹介します......
山の技...1
「面的な集材が可能。大規模架線集材「H型架線」」
(株)とされいほく(高知県)

 全国の林業現場では、その地域にあった技術やシステムを使って
施業が行われています。このため、ある地域では一般的な技術でも、
別の地域では目にする機会がない、ということが珍しくありません。
 その代表的な技術が「架線集材」です。
少し前までは各地で見られましたが、
林内路網と車両系集材が普及している現在、地域によっては
まったく見ることのなくなった技術と言えるでしょう。
 そこで今月のこのコーナーでは、
架線系・車両系を組み合わせて集材を行っている
(株)とされいほく(高知県)の「H型架線」の技術をご紹介します......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「下刈り―使う道具と作業方法」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 昔は「下刈り」と言えば、手鎌による手刈りでしたが、
現在は刈払機とか下刈機と呼ばれる機械刈りが主流です。
 機械刈りは手刈りの何倍も作業効率が良くなりますが、
細かな作業が難しいため造林木の周囲を刈り残してしまったり、
造林木の際まで攻め過ぎて誤伐することもあります。
 造林木の際までしっかり刈らないと、
つる植物が絡んで樹形を悪くしたり、光合成を阻害するだけでなく、
穿孔性害虫であるコウモリガ類を呼び込むことにもなります......
お悩み相談室...17
「間伐しても材積は元どおりになるのですか?」

間伐で収穫した分の材積を、
残存木の成長で取り返すことは可能でしょうか......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「ハイバチの飼育・販売」
付知町優良材生産研究会(岐阜県)

こちら林業普及指導員です...20
小学5年生を対象とした森林教室の開催(佐賀県)
参入者の育成・確保、消費拡大イベントで乾シイタケ生産振興(大分県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「伐ってもどんどん増える
 反復収穫林業の研究 1 」
編集部

 みなさんが所有する山林の木が大きくなっている今、
このようなことを考えたことはありませんか。
大きくなった木を少しづつ収穫し、
毎年のように収入を継続していけないかと。
実はこれを実践する山主さんがおられます。
その実践が教えてくれるのは、
「山林を伐採した収入を毎年定期的に継続することは可能」ということです。

 ただ、ここで一つの疑問が湧いてきます。
毎年伐採していたら、そのうち立木が減っていき、
在庫がなくなってしまうのでは?

 実はこの答えもすでに出ています。結論から言うと、
毎年伐り続けていっても、立木の本数は確かに減りますが、
山の資産である材積(在庫)は逆に増え続けていくことも実証されています......
山に生きる...1
「体も心も元気はつらつ!
〝お母さん〟たちの山菜共同作業」
梅内山菜倶楽部(秋田県)

「二ツ井宝の森林プロジェクト」(秋田県)の取り組みを
弊誌2019年12月号で掲載しました。その内容は、
集落の森林整備を進めながら、C材や広葉樹材を薪とすることで
道の駅や個人宅にエネルギーを供給するなど、
木の駅をきっかけにして集落にエネルギー産業を興した取り組みでした。

 その記事が主に集落の男性陣による取り組みだったのに対し、
今月の当コーナーでは女性陣による取り組みである
「梅内山菜倶楽部」のプロジェクトをご紹介します......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「造林後の保育「補植・下刈り」」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今回からは造林後の保育について考えましょう。
まずは、「補植と下刈り」について解説します。

 最初に、あなたが良質な苗木を造林した日が、
風のない曇天日で山の土が湿っていたなら、
苗は活着して葉がみずみずしい緑色を示すだけでなく、
夏までに新芽を10cm以上伸ばすことでしょう。

 しかし晴天時に、根が干からびたまま植えたとか、
葉が萎れた苗木を植えたとか、植え方が適切でなかった場合、
数週間のうちに葉が乾燥して黄色~茶褐色がかって、苗が枯損します。

 また造林後に、シカの食害や気象害でも同様に枯損が発生します。

 枯損が発生すれば、林業では基本的に目標密度を確保するため、
また造林補助金などを受けた場合は補助要件を満たすため、
「補植」作業をします......
お悩み相談室...17
「ロープを使った特殊伐採を始めたい...」

 お寺の巨木を、木に登りロープ等を駆使して除去する作業を
見る機会があり、魅了されました。
私も特殊伐採の仕事を始めたい思いです......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「苗木生産研修会を開催」
やつしろ林業研究グループ(熊本県)

こちら林業普及指導員です...20
コンテナ苗の下刈り省力化方法を調査(茨城県)
めざせ!「 尾鷲ヒノキはすべてFSC認証材」(三重県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「正確に切る技能が身に付く!
チェーンソーの〝操作技能〟の練習法」
編集部 編集協力/飛田京子(一般社団法人 林業技能教育研究所 所長)

 立木を伐倒する際には、チェーンソーで受け口を切り、
追い口を切ってツルを作り、クサビを打ち込んで倒すという手順があります。
この時、チェーンソーの操作を誤って切り間違えると、
思わぬ方向に木が倒れる、木が裂け上がるなど、さまざまな危険につながります。
特にチェーンソーの操作に慣れないうちは、切り間違える可能性が高く、
伐倒時の危険が大きいと言えます。
しかし、危険ではあっても伐倒の経験を積まなければ、いつまでも上達が見込めません。
このジレンマに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
 近年、このジレンマを解消できる練習法が注目されています。
1m程度の短い材を使い、受け口・追い口・ツルをチェーンソーで作り、
結果を数値で把握しながら正確に切る技能を身に付けよう、という練習法です。
今月の特集はこの練習法をご紹介します......
夫婦で働く...1
「多樹種にチャレンジ「技術を極める」コンテナ苗作り」
下川勝巧さん・清恵さん夫妻(徳島県)

 徳島県南部に位置する海部郡牟岐町は、美しい海岸が自慢の町である。
一方、山々では常緑広葉樹林の択伐・更新が行われてきた。
この地独特のこの施業は、「樵木林業」として
2017年度林業遺産(日本森林学会)に選定されている。
 戦後は樵木林業の広葉樹林から拡大造林でのスギ林へと転換が図られてきた。
今では海部スギという名前があるようにスギの産地として知られるところとなった。
さらに、旧来よりスギの林業地として名高い、
旧木頭村や旧木沢村も、牟岐町からはそれほど遠くはない。
 その牟岐町の橘地区で長年苗木生産を手掛けてきたのが、
下川勝巧さん・清恵さん夫妻である。今年からは露地の育苗を休止し、
ハウスでのコンテナ苗一本に絞り、育苗に励んでいる......

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「「造林」のQ&A 仮植・山引き苗・萌芽更新」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今回は「造林(更新)」のまとめとして、
これまでの解説で「もう少し聞きたい」と質問が寄せられた疑問にお答えして、
造林の締めくくりとさせていただきます。
Q 造林の項目で何度か「仮植」の話がありましたが、具体的にどのような作業ですか。
Q 植えた後は、水や肥料をやった方が良いですか。
Q 実生の稚樹を掘り取って、山に植えても良いでしょうか。
Q 萌芽更新は樹齢(年齢)に関係なく可能ですか。
Q そもそも萌芽とはどんな現象でしょうか。萌芽させやすい時期や伐り方は?
Q 萌芽更新しやすい樹種はありますか?

お悩み相談室...17
「大学生の息子は後継者の自覚がなく、将来が心配...」

 山仕事を手伝ってもらっているが後継者としての自覚がなく、頼りなく感じる。
所有林の将来が心配......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「里山のあらゆる材を売れる商品に!」
特定非営利活動法人 バイオマス丹波篠山(兵庫県)

こちら林業普及指導員です...20
「丹波くり」の生産拡大に向けて担い手を育成(京都府)
建設業から林業へ。研修会を開催も困難を実感(長崎県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「ライフライン、人家を守る樹木管理」
編集部

 台風などによる倒木被害への心配が広がっています。
各家庭への電線(配電線)、道路などのライフライン被害、
住宅への倒木被害など、暮らしに近い森の倒木が引き起こす
さまざまな影響への懸念です。
 こうした被害を防ぐための樹木管理がいま広がっています。
倒木のおそれがある「危険木」を事前に伐採、除去するのです。
全国の自治体では対策を事業化する例が増えています。
その動きを紹介しながら、ライフラインや人家を守る
樹木管理の最新事情をまとめ、お届けします......
山を継ぐ...1
「子どもは3姉妹。小学校の卒業式で後継を宣言」
黒田仁志さん・真峰さん一家(宮崎県)

 宮崎県椎葉村に発し、宮崎県の中央を流れ下り、
高鍋町にて日向灘に注ぎ込む小丸川。
美郷町南郷(旧南郷村)にある牛山地区は、
その小丸川の源流域に位置する山里である。
ここに代々暮らす黒田仁志さんは、昭和41年生まれの現当主。
ヤマサンツリーファームという会社の代表である。
素材生産をはじめとする林業の会社であり、
およそ1000haの所有山林を経営している......

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「森をつくる「造林」苗木の活動開始前に植えよう」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 造林で重要なことは、苗木の活着率を高め、
活着後に速やかに成長させることです。
もちろん苗木は根の発達が良好で地上部との釣り合いが良い
健全苗を選ぶこと。そして運搬、仮植、植栽の
一連作業中における苗木の乾燥を防ぐこと。
最後にそれをいつ、どのように植えるかです......

この1枚...16
「社寺の危険木の除去 安全に下ろす技」

お悩み相談室...17
「再造林用の苗木を自分で作ってみたい...」

 小規模皆伐後の再造林。苗木の自家育苗してみたい。
コツなどを聞きたい......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「出張イベント「ふるさとあったか便」」
阿武町林業振興会(山口県)

こちら林業普及指導員です...20
林家の後継予定者 施業意欲の向上へ(北海道)
コナラ林の実生更新技術を高める。現地研修会を開催(富山県)
読者コーナー...22
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