林業新知識 発売日・バックナンバー

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特集...8
「所有林の管理帳簿づくり 林研グループのQGIS実践記」
平鹿地区林業後継者協議会(秋田県)

 みなさんは所有林をどのように管理されているでしょうか。
特に、家族・後継者へ伝えるための記録は、
どのように整理されているでしょうか。
 秋田県横手市の林業研究グループ「平鹿地区林業後継者協議会」では、
「所有林の管理帳簿づくり」に挑戦しています。
使用するツールは「QGIS」。パソコンで使えるフリーソフトで、
地図や空中写真の上に所有林の位置を重ねて表示でき、
管理・施業に関するデータも含めて一体的に整理できるツールです。
 なぜグループでチャレンジすることになったのでしょうか。
平鹿地区林業後継者協議会(以下、協議会)の塩田康之さん(前会長)と
高橋安助さん(理事)に伺いました......
山の技...1
「林業の機械化・効率と安全の追求」
まとめ・編集部

 現在、林業現場(特に素材生産の現場)の多くで
大型の林業機械が活躍していることは、
改めて言及するまでもないでしょう。
高性能林業機械と呼ばれる、ハーベスタ、プロセッサ、
フォワーダ、タワーヤーダ、スイングヤーダなどの機械です。
 これらの林業機械はどのように普及してきたのか。
そもそもわが国の林業の機械化はどのように進んできたのか。
皆さんと一緒に簡単に振り返ってみたいと思います......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「実践例に学ぶ。手遅れ林・林縁部の間伐の考え方」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

今回で当連載も36回目です。  間伐ついては10回紹介してきましたが、多くの方から
「間伐手遅れ林分の間伐」に関する問い合わせをいただきました。
 そもそも森林管理は林分構造が不安定にならないよう、
常に手入れを怠らず管理すべきものだと分かっていても、
知らず知らずのうちに山への関心が希薄になって
間伐手遅れとなってしまった山が多いのでしょう。
 間伐手遅れになっても、畑の野菜のように
ある一定の改善マニュアルに沿えば修正できるなら良いのですが、
山は地質や気候風土、立地生産性(地味)、斜面方位、常風など
多くの違いがあるため、マニュアル化できないだけでなく、
特に「林縁部」の取り扱いが難しいのです。
 しかし何の対応事例も示さず終わっては意味がないと
思案している最中、株式会社総合農林の佐藤浩行さんから、
台風常襲地である宮崎県の間伐手遅れ林分で、林縁部に手を入れて
見事に成立させておられることを教えていただきましたので、
今回はこの事例をトピックスとしてご紹介します......
お悩み相談室...17
「林業機械のメンテ費用を抑えるには...」

素材生産に取り組むために機械購入を検討中。
メンテナンス費用が想定よりも多くかかりそう。
林業機械をうまく運用していくコツは......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「優良材生産技術の研鑽と担い手の育成」
新見市新林業経営者クラブ(岡山県)

こちら林業普及指導員です...20
林業・木材加工業の魅力発信。現地体験会を実施(福井県)
担い手育成とゼロ災害を目指して(徳島県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
2021年総目次
特集...8
「特集「現場の声が届いた! 林業用トラックの開発秘話」」
ポロ・ビーシーエス㈱森林部(奈良県)

「何とかしないと! 死活問題なんです!!」
「林業界での一つの危機がトラックにより発生しています!」
 今から5年ほど前、インターネット上で「林業用トラック」が、
大きな話題となったことをご存じでしょうか。
その発信源となったのが、ブログ「吉野の杣人奮闘記」です。
木材搬出や砕石運搬などのために作業道を走破できる
4WDの2tダンプが、新車で購入できなくなっていることを
切実に訴える内容でした。
近年の環境志向の波は自動車業界にも影響を与え、
メーカーから販売されるトラックは林業現場では
満足に使えない仕様となっていたのです。
そこで出た叫びが、冒頭のフレーズでした。
 この叫びはインターネット上のメディアを通じて拡散し、
ついには自動車メーカーを動かすこととなりました。そして令和3年。
5年の歳月を経てついに、林業現場で使える悪路走破性を備えた
「日野デュトロ 吉野エディション」が誕生したのです。
 今月号の特集は、ブログ「吉野の杣人奮闘記」の運営者であり、
吉野林業地で林業を営むポロ・ビーシーエス㈱のみなさんに、
新たな林業用トラックの誕生の経緯について伺いました......
山の技...1
「普及進むチェーンソーパンツ」
まとめ・編集部

 チェーンソー作業を行う際に、みなさんはチェーンソーパンツ
(チャップス)を着用しているでしょうか。
 厚生労働省の資料によると、林業におけるチェーンソーを
起因物とする休業4日以上の死傷者数を傷病部位別に見ると、
7割が下肢に集中していることが分かります。
ですから、チェーンソーを扱う際の安全対策としては、
特に下肢の保護が重要だと言えるでしょう......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...16
「間伐後の森林管理4 気象災害への備え/雪害・豪雨」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今回は間伐後に発生するかもしれない雪害、
そして近年毎年のように被害が出ている
豪雨による林地被害について考えてみましょう......
お悩み相談室...22
「暑い時期の作業が大変です...」

炎天下の過酷な環境で下刈り作業などは非常に骨が折れます。
昨年は脱水症状を起こして倒れてしまった苦い経験もあり、
暑い時期はモチベーションが上がりません......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...4
「安全講習会・ミツマタ植栽・環境教育」
北条女性林業研究グループ「風早の森ころぼっくる」(愛媛県)

こちら林業普及指導員です...6
スギ再造林地にワラビポット苗植栽下刈り費用軽減へ(山形県)
地域の林業技術者が「自ら考え、実践」。調査研究をサポート(長野県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
主要目次
特集...8
「チェーンソー作業の安全点検 2 現場で役立つ実践知識」
石垣正喜さん(静岡県)

今号の特集は9月号に続き、チェーンソー作業の安全点検です。
この度発売された書籍「改訂版 伐木造材とチェーンソーワーク」の中から、
現場での伐木作業に役立つ実践的な技・知識の一部をご紹介します......

・かかり木のツルの切り外し方(木回しを使う場合)
・玉切りの切り方(片持ち材・両持ち材)
・実験―ツルはどのように切れる?
・ガイドバーを挟まれた時の救出法
山の技...1
「現場のニーズを形に。ガンマーク練習ツールを開発」
武田一吉さん・菅原清志さん(岩手県)

伐倒方向の狙いを定めるために、チェーンソーに付いている照準線。
それが「ガンマーク」。みなさんは伐倒の際に、ガンマークを使っていますか。
使っている方は、その狙いが本当に「正確」だと自信をもてるでしょうか。
素材生産業を営み、岩手県伐木技術指導員としてもご活躍中の武田一吉さんは、
「ガンマークを正確に見ることができる人は案外少ないんですよ」と話します。
そんな指導経験から、仲間の菅原清志さんと開発したのが
「覗見(のぞみ)ちゃん」というガンマーク練習ツール。
「覗見ちゃん」の特徴と、開発の経緯を武田さんに伺いました......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「間伐後の森林管理3 気象災害への備え/風害」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

前回、間伐後の伐採木や育てるために残した木で発生する
病害虫について紹介しましたが、今回は気象害のうちでも
最も被害が大きいものの一つ、風害について考えてみましょう。
物理学者で文学者でもあった寺田寅彦先生が
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われたように、
あなたが手塩に掛けて育てた林分は気象災害によって、
一瞬に破壊される恐れがあります。
だからこそスギやヒノキなどで林業経営する上は
自然災害も勘案しておく必要があり、
篤林家は常に現在の林分状況を把握し、
適期にどう適切な管理をすべきかを考えています......
お悩み相談室...17
「家族以外に人を雇う時の注意点は...」

家族労働ですが法人化して若い人を雇用したいと考えています。
人間関係で気をつける点や人を雇う時の注意点は......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「キリ玉植苗で森林緩衝帯の整備」
会津里山森林資源育成研究会(福島県)

こちら林業普及指導員です...20
「くりはらの苔」産地化を支援(愛知県)
林業事業体職員に林分材積の調査・分析方法を指導(千葉県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集
「オンラインコミュニティ 活用術の研究」…8
森女ミーティング(全国林業研究グループ連絡協議会)/まとめ・編集部

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室
「間伐後の森林管理① 残存木の損傷・間伐サイクル・主伐の検討」…16
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

山の技
「記憶を記録に。森林管理にGPS」…1
編集部

お悩み相談室
「子どもは娘だけ。後継者をどうするか…」…21

林研コーナー 私たちのチャレンジ
「早生樹(センダン)育林への挑戦」…4
諸塚村林業研究グループ会議(宮崎県)

こちら林業普及指導員です…6
一括集材拠点「桐生木材ヤード」整備支援(群馬県)
市・林業経営体と検討会を実施し、再造林を推進(鹿児島県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
2021林業新知識7月号 目次

特集
「女性グループが取り組む〝桜葉まんじゅう〟の商品開発」…8
一関地方森林組合室根婦人部「はなみずきの会」(岩手県)

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室
「間伐⑥―間伐材の利用方法いろいろ」…16
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

山を継ぐ
「会社を辞め、35歳で自山へ。人のつながりで保つ山と地域」…1
山本久美子さん(栃木県)

お悩み相談室
「山仕事でケガをしないか不安です…」…21

林研コーナー 私たちのチャレンジ
「オオムラサキの舞う里山林を再生」…4
自然とオオムラサキに親しむ会(山梨県)

こちら林業普及指導員です…6
森林経営管理制度県・町の職員が同じ空間で同じ業務を。(愛媛県)
林業事業体のICT化を技術指導でサポート!(福岡県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特集
「チェーンソーのメンテナンス ポイントと勘どころ」…10
編集部

川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室
「間伐⑤―間伐のギモン そこが知りたい Q&A」…4
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

レポート
「お別れ遠足で植林を!久木野小学校の愛林教育」…8
文・蓑田誠一(水俣市立久木野小学校 前校長/熊本県)

山の技
「ロープの結び」…1
編集部

お悩み相談室
「素材生産を経営に組み込みたいが…」…17

林研コーナー 私たちのチャレンジ
「高校生対象の「スマート林業」研修」…18
日光地区木材流通研究会(栃木県)

こちら林業普及指導員です…20
広葉樹材の活用へ! 研修会や乾燥試験を実施(新潟県)
自分たちで守る!林業関係者25名がわな免許を取得(熊本県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特集...8
「花粉発生源対策 都道府県の取り組み事例」
全国林業改良普及協会

 4月号では、林野庁の支援を受けて全林協が行ってきている
「総合的な花粉発生源対策の強化及び普及」事業のうち、
普及イベントや普及シンポジウムなど
普及に関することについてお伝えしました。
 本事業では普及のほか、花粉を削減するための取り組みに関する
調査も併せて行っていますので、今月はこれらの調査により聴き取った
都道府県の取組事例について、いくつかご紹介をしたいと思います......
山の技...1
「チェーンソーカービング」
編集部

 今月の「山の技」では、チェーンソーカービングを取り上げます。
またの名を「チェーンソーアート」とも言い、
チェーンソーを使って丸太を彫刻する(Carving/彫る)ものです。
 これまで弊誌でもチェーンソーカービングを取り上げてきましたが、
改めてその「技」について考えてみたいと思います......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...18
「間伐4―間伐作業を自分でやるか、誰かに委託するか」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 偶然の話ですが、この原稿を書いている最中、
私の職場に30代の若夫婦が間伐とチェーンソーについて相談に来られ、
「実家のスギ林を相続したが、間伐についての知識がない。
チェーンソーは購入したが基本操作が分らない」と話されました。
 そこで今回は、間伐実施における書類手続きや
実際にどう施行するのかについて考えてみましょう......
レポート...16
「将来の森林・林業を担う がんばる林業高校生!」
全国林業研究グループ連絡協議会

お悩み相談室...17
「チェーンソーの技術を習得したい...」

これから山の手入れ、伐採をしていきたい。
先輩方はどのようにチェーンソー技術を身につけてきたのか......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...4
「Tree house Project」
本荘由利森林組合林業研究会(秋田県)

こちら林業普及指導員です...6
木の駅関係者向けチェーンソー技術講習会を開催(青森県)
郷土山菜「ごんぱち」栽培と商品開発で山村活性化を(和歌山県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「花粉発生源対策 林業関係者・ 一般市民向けに普及」
編集部

 花粉のシーズンやってきました。
最新の情報によれば国民の4割が花粉症であるとのことです。
花粉発生源であるスギやヒノキなどを扱う林業関係者としては、
このことは他人事ではありません。
 平成30年の内閣府「食と農林漁業に関する世論調査」によれば、
国民が森林・林業政策に対して期待することの第2位に
「花粉発生源対策の推進」が挙げられており、
国民の関心がいかに高いかが分かります。
 このような社会の関心を背景に、弊会(全林協)では
林野庁の支援を受けて、「総合的な花粉発生源対策の強化及び普及」
事業に取り組んでいます。そこで今号では、
弊会がこの事業でどんなことを行っているかをご紹介します......
山の技...1
「自然相手の技術の妙 原木シイタケ栽培」
編集部

 今月の「山の技」では、原木シイタケ栽培を取り上げます。
山にある資源(原木や森林空間など)を活用し、
シイタケ菌の生態に寄り添って巧みに栽培・管理する技術は、
「技」と呼ぶに相応しいものだと思いませんか......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...18
「間伐3―選木 選ぶのは「伐る木」か「残す木」か」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 間伐木を選木する方法は「伐る木を選ぶ」か、
「残す木を選ぶ」かの作業です。
選木は将来の山の姿を決める重要な作業でもあり、
森林所有者にとっては悩ましくも楽しい作業と言えます......
お悩み相談室...17
「集落の共有林の運営を今後どうすれば...」

集落の共有林の活動が停滞。他の地域ではどうか......
林研コーナー みんなの人気者...4
「SDGsを学ぶ 地域と森をつなぐ活動」
海藤節生さん (仙南フォレストクラブ/宮城県)

こちら林業普及指導員です...6
施業集約化の中核 森林施業プランナーを育成(岩手県)
主伐再造林の更新技術をスキルアップ!(兵庫県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「「スローライン」の基本2 かかり木処理の手順」
梶谷哲也さん(奈良県)

2月号に続き、梶谷哲也さん(奈良県/黒滝森林組合)の実演による、
スローラインを使ったかかり木処理の特集をお届けします。
今月号は、スローラインからけん引用ロープに入れ替え、
けん引具をセットしてかかり木を処理する手順、
スローラインのコツや注意点を取り上げます......
山の技...1
「伝統的木登り道具 縄と棒でできた「ぶり縄」」
編集部

伝統的な木登り道具「ぶり縄」。
これまで弊誌でも何度か取り上げてきていますので、
ご存じの方も多いでしょう。構造は縄と棒だけとシンプルながら、
立木の幹に棒を結びつけて足場とし、木に登ることのできる道具です。
林業では枝打ちや採種などの作業で樹上に登る際に使われてきましたが、
むしろ檜皮葺の原料となる檜皮(ヒノキの樹皮)を採取する職人さん
(原皮師)が昔から使ってきた道具として有名でしょうか......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...18
「間伐2―混み具合を判断する客観的な指標」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

初めて間伐に取り組む人にとって「間伐の必要性をどう判断するのか」
と聞かれれば、それは林地の「見た目」からです。
同じような立地環境に生えた同齢林と比較して、例えば
「林内が暗くて広葉樹や下草が少ないように見える」とか、
「立木が混んでいて弱々しく見える」、
「樹冠下方の枝が多く枯れているように見える」、
またヒノキ林なら上記以外に、「林地表層に落葉落枝が少なく
土壌がむき出しになっている」とか「表土が流れているように見える」など、
主観的な判断から始まります......
お悩み相談室...17
「豪雪地域の林業経営は...」

豪雪地域のため林業には不向きな条件だと感じる。
雪国の林家さんはどんな経営を......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...4
「杣人だからこそ! 観光地の景観を整備」
対馬林業研究会(長崎県)

こちら林業普及指導員です...6
高校の演習林で森林経営計画の策定支援(神奈川県)
VRやゲームを活用して安全講習。活発な意見交換の場に。(岡山県)
読者コーナー...23
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「かかり木処理に活躍!「スローライン」の基本1」
梶谷哲也さん(黒滝村森林組合/奈良県)

 伐倒時のかかり木処理は、方法を誤れば大きな危険を伴う作業です。
かかり木を外すには、木回しなどで元を動かす方法もよく知られていますが、
高い位置にロープをかけて離れた位置からけん引して外すことができれば、
より安全と言えるでしょう。
 ロープを高い位置にかけるにはいくつかの方法がありますが、
その一つがアーボリストが使う「スローライン」を活用する方法です。
 今月の特集は、樹上伐採も頻繁に行っている
梶谷哲也さんに実演していただきながら、
スローラインの基本を伺いました。
 少し練習すれば15~20mの高さまで投げられるようになります。
ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。......
山を継ぐ...1
「所有林の9割が広葉樹 地域に合った複合経営」
前川 超さん・優さん親子(岩手県)

 岩手県の中心である盛岡市街から東へと延びる国道455号が、
岩洞湖のほとりを過ぎるとまもなく長いトンネルを抜ける。
盛岡市と岩泉町の境となる早坂トンネルである。
盛岡と岩泉の距離を一気に縮めた高速道路のようなトンネルを抜けると、
山間地をうねる道に現れる数棟の建物。
ちょっとデコレーションされた建物群は、おっと目を惹く。
 ここが前川超たかしさんの拠点である事務所や自宅である。
林業(広葉樹生産)、特用林産、畜産の複合経営を行い、
平成30年度全国林業経営推奨行事で農林水産大臣賞を受賞された方である......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「間伐①―そもそも間伐とは。目標・目的と効果」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今回から「間伐」について何回かに分けて解説します。
各地で間伐を実践されている森林技術者の作業を見ると、
その森林づくりの考え方の基礎は同じでも
行為そのものは決して一律ではありません。
 そもそも当初に「どんな森づくりを目指すのか」とか、
「どのような林業を目指すのか」とか、
「山をどのようにデザインするのか」などの目標があったはずです。
その目標を実現するために、大きく森林の形を変える行為が「間伐」です。
 このシリーズはこれから林業を始める方のための講座ですので、
よく分からない専門用語、よくある誤解、
意外と知られていない重要ポイントなども
あわせて解説させていただきます。......
お悩み相談室...17
「経営するほどの面積ではないので、
市民も楽しめる山にしたい...」

 小規模山林所有者が多く、山で生計を立てている人は少ない地域。
思い切って、市民が山に入れるよう所有林を整備してみたい......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「儲かる林業をつくる!〝セーザイゲーム〟」
熊野林星会(三重県)

こちら林業普及指導員です...20
里山林を整備して野生鳥獣被害を防止(福島県)
再造林コスト縮減! クラッシャ地拵機の開発支援(山梨県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「安全で正確な伐倒のために 伐木のメカニズムを知ろう」
編集協力/上村巧さん(書籍「狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム」著者)
まとめ/編集部

 立木の伐倒時に作る受け口・追い口・ツルの数値基準(目安)は、
労働安全衛生規則や厚生労働省の「チェーンソーによる伐木等作業の
安全に関するガイドライン」に示されています。
 なぜその数値なのか、と疑問に感じたことはありませんか。
これらの数値には、どんな意味があるのでしょうか。
 このような数値の意味、つまり現在の伐倒技術が
どのように決められてきたか、それが実際の伐倒において妥当なのか、
を解説した本が弊会から発行されました。
「狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム」です。
著者の上村巧さんは、(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
林業工学研究領域伐採技術担当チーム長で、伐採技術研究の第一人者です。
 今月の特集は、同書の内容に触れながら、
「伐木のメカニズム」をみなさんと一緒に考えてみたいと思います......
山に生きる...1
「高付加価値材で『食っていける、儲かる林業』を!」
NPO法人もりずむ(三重県)

 2021年新年号の表紙企画は、令和元年度全国林業グループコンクールで
農林水産大臣賞(最優秀)を受賞した
NPO法人「もりずむ」のみなさんに登場いただきます。
地元・三重のスギを使って、付加価値を高めた木材の製造・販売事業を基軸に、
林業の振興と豊かな暮らしへ貢献する活動を展開しています。
そんな「もりずむ」のみなさんにお話を伺いました......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち4 - 使う道具の種類、後生芽、枯れ枝、広葉樹」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 枝打ち解説4回目となる今回は、枝打ち道具の種類やその特質、
枝打ち後に発生する欠点や枯れ枝打ちの必要性、
広葉樹の枝打ちなどについて紹介します......
お悩み相談室...17
「長寿の秘訣は...」

 毎日のように山に行き、山仕事を続けることに
長寿の秘訣があるように感じますが......
林研コーナー 私たちのニューフェイス...18
「ゆくゆくは所有林の管理を。林研活動で交流と見識を深めたい。」
小澤未夏子さん( エンジョイ・フォレスト女性林研/東京都)

こちら林業普及指導員です...20
林業労働災害をVRで体験!研修会を開催(栃木県)
丈夫な作業道を!締固め強度の調査 オペレータへ普及(石川県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「小規模山主さんも一緒に! 地域ぐるみで森林施業を実践」
池松重孝さん・恵子さん夫妻(熊本県)

 自伐林家である池松重孝さん・恵子さん夫妻(熊本県芦北町)は、
地域の山林所有者に働きかけて山をとりまとめ、
森林経営計画(属地・区域計画)を立てています。
計画作成や補助金申請等は林業普及指導員OBなどの協力を仰ぎながら
地元のNPOに委託。施業は年間5~10ha。
「森林経営計画を立てたことで地元の方に仕事もお金も回り、
山も良くなって、みなさんやる気が出て、地域がとても良い感じに」。
 本特集では、池松さん方が立てた森林経営計画の内容とエピソードを通して、
山主さんが補助金を充当しながら所有林の施業を行う実践例としてご紹介します......
山の技...1
「樹上での伐採・枝下ろし 世界基準の安全な技術体系」
アーボリストトレーニング研究所スペシャルチーム(愛知県)

 立木を伐倒するスペースがない、枝を真下に切り落とすことができない、
クレーン車(高所作業車)が入れない......。
時にはこのような難しい条件下で伐採を行わなければならない場合があります。
例えば、社寺の境内や建築物の側での伐採です。
 従来から特殊伐採などの名前で知られる作業ですが、
近年は安全確保を大前提とした世界基準の技術が国内にも普及しています。
ISA(国際アーボリカルチャー協会)の技術体系です......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち3ー枝のどこをどう打つか」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 これまで2回にわたり、枝打ちの目的と必要性、
いつどれくらい枝打ちするのかについて紹介してきましたが、
3回目は樹木医さんが基本としているCODIT理論を交えて紹介します......
お悩み相談室...17
「作業前後に神棚を拝む。息子たちは関心が薄い...」

 神様や仏様、ご先祖への感謝の心が
薄まってきているような気がしてさみしく思います......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「桜の葉と花で商品開発」
一関地方森林組合室根婦人部はなみずきの会(岩手県)

こちら林業普及指導員です...20
シイタケ原木地域内調達へ向け需給の情報共有(埼玉県)
高校生への森林・林業体験学習を実施(山口県)
2020年主要目次...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「反復収穫林業の実践術 林家の現場懇談 2 経営編」
後藤國利さん・裕輔さん(大分県)・菊池俊一郎さん(愛媛県)

今月の特集は、10月号に続き「反復収穫林業の実践術」の
経営編としてお届けします。林業経営の上で、なぜ反復収穫なのか。
多間伐で伐期を延ばすことの意味やリスクは。
後継者への経営方針を含めた資産承継は――。
後藤國利さんの所有林を巡りながら、後藤國利さん・裕輔さん、
菊池俊一郎さんに語り合っていただきます......
山を継ぐ...1
「祖父が植えた誕生記念林で自伐林業をスタート」
中平一さん・光高さん一家(高知県)

 全国津々浦々の地理や風土をとり上げるNHKの人気番組「ブラタモリ」が
四万十川を特集。その際、環流丘陵として紹介され、以来、訪問者が増えている。
それが「ちょうどこの付近」と語るのが、四万十町の大井川地区に暮らす中平光高さん。
 塾経営の一方で、無農薬での米栽培、そして自伐による林業を
生業とする光高さんが生まれたのは、1980年のこと。
姉1人に続いての誕生であった。
 山に囲まれた土地に生まれ育ちながらも、山に縁がなかった光高さん......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち2―いつ・どれくらい打つか」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 10月号に続き、枝打ちについて解説します。
今回は枝打ちを実施する季節、実施する年齢(樹齢)、
枝打ち経費の回収などについて考えてみましょう......
お悩み相談室...17
「複合経営の労働配分はどのように...」

 複合的な経営にチャレンジしたい。
どんな仕事をどんなスケジュールで行えばよいか......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「きのこオーナー制度」
真室川きのこ山菜研究会(山形県)

こちら林業普及指導員です...20
山元の収益性向上へ。低コストな主伐・再造林の検証(静岡県)
幹線未整備エリアに県営林業専用道を企画・提案(鳥取県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「反復収穫林業の実践術 林家の現場懇談 1施業編」
後藤國利さん・裕輔さん(大分県)・菊池俊一郎さん(愛媛県)

 本誌7・8月号特集「伐ってもどんどん増える反復収穫林業」では、
間伐を繰り返しながら資産(山の蓄積)を増やしていく考え方と
実践者のエピソードをご紹介しました。
その記事に「そんなことが本当に可能なのか」「私にもできるのだろうか」
というご感想をいただいたこともあり、今月から2号にわたって、
後藤國利さん・裕輔さん(大分県臼杵市)と菊池俊一郎さん(愛媛県西予市)に
「伐ってもどんどん増える反復収穫林業」の勘どころを語り合っていただきます。
 菊池さんが豊後水道を渡り、後藤さんの山林を来訪。
後藤さんが所有林を案内するという趣向で、3人の懇談がスタートしました......
山の技...1
「材の自重を利用して搬出する索道技術「野猿」」
野猿による木材搬出研修会(三重県)

 機械による動力を用いず、材の自重を利用して搬出する索道技術、
「野猿(やえん)」をご存じでしょうか。昭和30年代頃までは
よく見られたという搬出法ですが、やがて架線集材、
路網による車両集材へと取って代わられ、
今日ではほとんど利用されることのなくなった技術です。
 今月の当コーナーでは、この伝統技術「野猿」の仕組みをご紹介します
(姉妹誌「現代林業」2008年5月号に掲載した記事を再編集)
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「枝打ち1―目的と必要性を考える」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今月号から、育林作業の中でも目的や方法がもっとも多種多様な作業である
「枝打ち」について紹介します。
「枝打ちは古くから一般的な技術であったか」と言えば、そうではありません。
「日本のスギ 第3巻」(全林協/1959年)の第三節「枝打」の中で、
坂口勝美先生は「枝打は、本来は木の成長をはかるためのものではない。
あくまでも木の質をよくしようとするものだ。枝打は、
それほど普及されているとはいえない。めんどうな仕事だからだろうか」
と記されています......
お悩み相談室...17
「中古のバックホーを購入したいが...」

自伐作業をレベルアップしたい。新品は高価なため中古の機械を買いたいが、
長く使うコツなどを教えてほしい......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「コンテナ苗の生産・出荷」
東黒川林業研究グループ(佐賀県)

こちら林業普及指導員です...20
試行錯誤で森林経営管理制度を推進中(岐阜県)
県産木材を建築や内装に。スタディツアーを開催(沖縄県)
読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
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山村に暮らす方々のため、山林管理の実用誌です。全国の林家や現場技術者など、実践者の技術やノウハウを現場で取材し、読者の山林経営や実践に役立つディティール情報が満載。「私も明日からやってみよう」。そんな気持ちを応援します。後継者・相続の心配、自然災害に対する不安、山林経営や施業の知識、資産価値の維持、など、みなさんの課題・疑問をいっしょに考える雑誌です。一人で不安に思うことも、本誌でいっしょに考えれば、いいアイデアも浮かびます。

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