林業新知識 発売日・バックナンバー

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特集...10
「山林の承継 事業や経営を引き継ぐために」
編集部

 司法書士・鈴木慎太郎さんによる連載「山林の承継を考える
法人化の手法」に、たくさんの反響をいただいています。
反響の内容は、家族内での相続に関係する話題から、
自身が社長である会社(家族経営)の活用、さらには
地域内山林の受け皿となる法人設立の可能性など...。
編集部としても、その多さに驚いているところですが、
それだけ「山林の承継」に対する関心が高いことが伝わってきます。
 一方、林業から他の産業に目を転じてみると、
農業では農林水産省のWEBサイトに「経営継承」というページがあり、
支援事業や相談先、経営を承継する手引きや事例などのパンフレットも
公開されています。また、中小企業庁のWEBサイトには「事業承継」
というページがあり、中小企業や小規模事業者が
後継者に事業を引き継ぐためのさまざまな情報が充実しています。
 そこで今月は、林家さん(山林所有者)の資産である山や
営んでいる事業・経営の承継について、みなさんもご覧になれる
情報や資料をもとに考えてみたいと思います...
山の承継を考える「法人化」の手法...4
「税理士に聞く。法人化にかかる税金は?」
飯田繁幸さん(税理士/飯田繁幸税理士事務所/愛知県)
取材・文/鈴木慎太郎(司法書士/すずきしんたろう事務所)

 今号では法人化に際して避けて通れない税務上の問題を、
筆者が読者の皆さんに代わって税理士さんに質問します。
回答をお願いする飯田繁幸さんは、姉妹紙・月刊現代林業の
「法律・税務・制度相談室」で、税務に関する解説を担当している税理士さんです。
 はじめに、税理士と司法書士が担当する仕事を説明すると
○相続に関する業務
・相続税の申告や相続税に関する相談 → 税理士
・相続登記・登記や裁判書類の相談 → 司法書士
・遺言の相談 → 司法書士も税理士も行う
○会社・法人の業務
・法人税その他諸税の申告・税務相談 → 税理士
・会社設立や役員変更などの登記→ 司法書士
・事業承継に関する相談 → 司法書士も税理士も行う
相続や法人については、こうした違いがあります...
山の技...1
「チェーンソーのクリーニング」
編集部

  みなさんは、普段チェーンソーをメンテナンスされていますか。
近年はバッテリー式のチェーンソーが登場していますが、
山仕事に使うチェーンソーはエンジン式が主流でしょう。
動力をエンジンから得るということは、車やバイクと同様に、
きちんとメンテナンスしなければ本来の力を発揮できません。
また、整備不良のチェーンソーでの作業は、トラブルが発生するなど
効率が落ちるだけでなく、思わぬ災害を誘発する危険もあります。
 メンテナンスと聞くと敷居が高く感じられるかもしれませんが、
「クリーニング」つまり掃除は、購入時についてくる取扱説明書にも
要点が書かれているように、ユーザーが行うメンテナンスの一つです...
お悩み相談室...17
「高齢林家に教えを請いたい。迷惑だろうか...」

 地域のベテラン(80歳過ぎの方)に教えを請いたいのですが、
迷惑を掛けてしまわないかと心配があって、実現に至りません...
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「増収を目指して! ハラン栽培の難題解決」
東彼林業研究会(長崎県)

こちら林業普及指導員です...20
生産者に寄り添い、安全・安心なシイタケ出荷を支援(群馬県)
郷土樹種「アテビ」の育成と技術継承(新潟県)

読書コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特別レポート...10
「林研グループが森林組合と協働でコンテナ苗を生産」
都城スギコンテナ苗等生産部会×都城森林組合(宮崎県)

「最初はたくさん枯らしましたよ。だから『こうやると失敗する』が
分かるので、最近は失敗らしい失敗はしていません」
 こう朗らかに話すのは、都城森林組合の副組合長であり、
都城スギコンテナ苗等生産部会長である中村干城さん。
また、茶葉の加工業との複合経営を行う林家でもあり、
ご自身が経営する会社では今年度、出荷待ちを含めて
約40万本のコンテナ苗を育てている「苗木屋さん」でもあります。
 そんな中村さんが代表を務める「都城スギコンテナ苗等生産部会」は、
都城森林組合の経営と密接に関係する林業研究グループなのですが、
その関係のスタートは部会の設立よりもだいぶ前に遡ります...
山の承継を考える「法人化」の手法...4
「法人化に必要な登記・契約関係の費用」
文・鈴木慎太郎(司法書士)

 今号の話題は、法人化の費用です。
 現在、士業の世界に統一された報酬の基準はありません。
誰に依頼するかによって登記の費用は異なるので、
まず筆者の事務所がご依頼を受けたときの報酬額を説明することにしました。
そのうえで、一般的な費用の傾向もお伝えしましょう。
説明するのは前号までで説明した株式会社の設立と、
株式会社が地上権を持つ地上権設定登記の司法書士報酬、主な実費です。
 実は、読者の皆さんが今号で説明する費用を概算するために必要な資料は
固定資産税の課税明細書だけです...
山の技...1
「特定母樹」
編集部

 みなさんの所有林にある立木(造林木)は、
植栽当時にどのような苗木だったかをご存じでしょうか。
実生苗や挿し木苗ということのほか、その親木(母樹)の素性などです。
 近年、苗木に関連して「特定母樹」という言葉をよく見聞きするようになりました。
山林所有者の方々にとっても、今後の造林と切っても切り離せない話題ですので、
ここで復習しておきたいと思います...
お悩み相談室...17
「林内作業車用の作業道をどう作れば...」

 林内作業車で伐出に挑戦したい。
作業道の技術書の多くは重機を対象に書かれているが、
その通りの作業道を作ってもよいのか...
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「百万ドルの森に夢をこめて」
若桜町林業研究会(鳥取県)

こちら林業普及指導員です...20
森林組合との連携で再造林の推進へ(埼玉県)
コーチングの研修で現場リーダーを育成(広島県)

読書コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集「拡大造林期の造林技術 当時の誌面より」
①「ていねい植え」...1
②温故知新 技術と工夫のいろいろ...10 編集部

 今月は、拡大造林華やかなりし頃、どのように苗木を植えていたのか、
どのような技術談義があったのかを、当時の誌面からご紹介します。
こうした技術があったことを参考にしながら、これからの造林を考えるきっかけとなれば幸いです。(編集部)
山の承継を考える「法人化」の手法...4
「会社の将来を左右する『定款』の重要性を知る」
文・鈴木慎太郎(司法書士)

 今号では、法人のあり方を決める最も重要な規則である「定款」 の作り方を考えていきます。
想定はこれまでどおり、山主さんがご高齢の家族経営山林の法人化で、法人として株式会社を選択した際の定款です。
お悩み相談室...17
「間伐で大きい木を残したくなる...」

 将来性のある木を残して、その木の成長を妨げている大きい木を伐れと言われます。
頭では理解できますが、心情的に大きな木を残して細い木を伐りたくなってしまいます...。
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「大洲産原木シイタケの食育活動」
大洲市女性林業研究グループ(愛媛県)

こちら林業普及指導員です...20
マニュアルを作成し、路網設計支援ソフトを普及(愛知県)
搬出間伐の技術を高め、島外出荷に挑戦!(島根県)

読書コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特別レポート...8
「チャレンジ!QGISで所有林管理」
協力/喜多耕一

 所有林を管理する際に、所有林の位置や境界の分かる図面、施業履歴、経費、
林相写真などを従来の紙ベースでの記録とともに、近年はパソコンで記録を残している方も多いはずです。
 もしもパソコンで記録を残しているなら、ぜひ「QGIS」というGISソフトにチャレンジしてみませんか。
 無料で使える上、技術者や研究者など専門家にもユーザーが多いなど、非常に高機能なソフトです。
 ただ、できることが多いために理解しなければならないことも多く、パソコンに不慣れな方には
少々敷居が高いことも否めません。
 そこで今月の当コーナーは、QGISの特徴や使い方の一例をご紹介します。 (編集部)
山の承継を考える「法人化」の手法...4
「『法人』の種類と特徴。家族経営が前提の選び方」
文・鈴木慎太郎(司法書士)

 今号では法人化にあたって選択できる、法人の種類と特徴を解説 します。
 山という財産を長期に保管する容器として、法人の安定性や便利さ を考えると第一にお勧めできる選択肢は
株式会社だと考えます。資本金10億円の上場企業も資本金1円の零細企業も作れるのが株式会社です。
その特徴を、山主さんとその家族の相続に耐えられるように活用できるのが株式会社をお勧めする理由です。
山の技...1
「早生樹種 コウヨウザン」
編集部

 コウヨウザンが近年になって注目を浴びるようになったのは、林業用の早生樹種としての期待からです。
 コウヨウザンの大きな特徴の一つに萌芽更新があり、伐採後は、切り株からの萌芽を育成することで更新でき、
苗木を購入したり植栽したりする必要がなく、従来の針葉樹造林よりもコストを抑えることができる、
という可能性が示されているのです。
お悩み相談室...17
「地力がない自山。目細の優良材になる?」

 自分の山の成長があまり良くありません。木材生産に不利と言われましたが、
年輪の目が細かい材ができるから優良材のジャンルで勝負できると思います。考えが甘いでしょうか。
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「きのこで森の循環を! オオイチョウタケ栽培」
盛岡広域森林組合青年部(岩手県)

こちら林業普及指導員です...20
プロポーザル方式で林業経営団体と事業体のマッチング(山梨県)
農林業をシカから守れ! 地域一体で被害対策(熊本県)

2022年主要目次...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
2022林業新知識11月号 目次

特別レポート
「林業の仲間と後継者を育てるグループ活動」…8
中予地区林業研究グループ連絡協議会(愛媛県)

山の承継を考える「法人化」の手法
「法人化する山の選び方。所有権と地上権の考え方」…4
文・鈴木慎太郎(司法書士)

夫婦で働く
「震災で一から再スタート施設栽培の原木シイタケ」…1
古川政善さん・礼子さん夫妻(福島県)

お悩み相談室
「小学生の息子に山を継がせたい…」…17

林研コーナー みんなの人気者
「森林・林業を次世代に。私たちの『ミスター林研』」…18
小早川眞さん(日高川町林業研究会/和歌山県)

こちら林業普及指導員です…20
サプライチェーンを構築し、府内産木材の利用拡大を(大阪府)
少花粉スギコンテナ苗の生産をサポート(岡山県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特集...1
「驚くほどシカが捕れる!『小林式誘引捕獲』」

 再造林の機運が高まる中、山林所有者 の大きな懸念はシカによる苗木の食害で す。
この懸念に対する答えの一つがシカの捕獲ですが、近年、新たな捕獲方法が脚光を浴びています。
くくり罠の初心者でもシカを効率よく捕獲できる「小林式誘引捕獲」です。
 そこで今月の特集は、考案者・小林正典さんによる概要解説と、
林家の遠藤厚寛さんによる実践という2部構成で「小林式誘引捕獲」をご紹介します。
特集1...2
「くくり罠を使用する「小林式誘引捕獲」とは」
文・小林正典(林野庁近畿中国森林管理局)

今回ご紹介する小林式誘引捕獲(以下、「小林式」という。)は、シカが餌を食べる際に口元近くに前足を置く習性を利用し、開発し た捕獲方法です。
くくり罠と餌を上手く組み合わせることにより、「けもの道」以外の場所でも簡単にシカやイノシシなどを捕獲でき、従来のくくり罠猟の欠点を改善しています。
特集2...10
「自分の山は自分で守る」。林家による捕獲の実践
遠藤厚寛さん(栃木県)

遠藤さんは栃木県佐野市の林家で、所有750haに受託も含めて800haを経営。
近年、その全山でシカ害を受けており、これまでも様々なシカ害対策を実践してきています。
その一つが、令和2年から取り入れた「小林式誘引捕獲」です。
山の承継を考える「法人化」の手法...18
「法人化の初期費用低減。土地と立木を別に考えよう」
文・鈴木慎太郎(司法書士)

先月号に続き、「所有山」80 ha、ほかに20haの山林を共有。年齢70代の山主さん。家族は妻と息子2名。
息子は2人とも町外在住」の想定で、法人化の手法について鈴木慎太郎さんに解説していただきます。 (編集部)
お悩み相談室...17
「将来の枝打ち材の需要は...」

林研コーナー...8
私たちのチャレンジ「所有者と協定を結び、里山を再生」
庫富林業グループ(北海道)

こちら林業普及指導員です...6
「ふくふくしめじ」産地化の促進(福島県)
森林作業道の補修 生産森林組合で研修(滋賀県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
2022年 林業新知識9月号 目次

特別レポート
「林研グループの実践 桐で郷土の里山保全を!」…8
会津里山森林資源育成研究会(福島県)

山の承継を考える「法人化」の手法
「相続で困らないために。遺言・共有林・登記」…4
文・鈴木慎太郎(司法書士)

山の技
「ドローンの活用」…1
まとめ・編集部

お悩み相談室
「林産物(木材以外)販売をしてみたい…」…17

林研コーナー 私たちの実践
「『お試し林研』で仲間を増やす」…18
群馬県林業研究グループ連絡協議会(群馬県)

こちら林業普及指導員です…20
目指せ、スマート林業! 密着型勉強会の実施(高知県)
首里城復元に県産木材を!(沖縄県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特集...8
「造林現場の実践に学ぶ~「革新的造林モデル事例集」より」
まとめ・編集部

 各地で皆伐・再造林の光景が見られるようになってきましたが、
みなさんの地域ではいかがでしょうか。
 拡大造林期と比べ現代では、「苗木を植えて育てる」ことは同じでも、
社会や環境の状況が大きく異なることから、
当時とは違う造林技術も必要になるはずです。
特に、低コストで効率良く造林できる技術が求められているといえるでしょう。
 林野庁のWEBサイトでは、「革新的造林モデル事例集」が公開されています。
新たな技術の開発・普及に挑戦する造林現場での実践を
取りまとめたものです(林野庁委託事業で弊会作成)。
 当コーナーでは、この事例集に掲載された事例の一部をご紹介します。
これらの事例を見ると、低コストで効率の良い造林に向けて、
現在どのようなテーマで取り組まれているのか、大きな流れが見えてきます。
この機会にぜひ、みなさんも林野庁のWEBサイトで事例集をご覧いただき、
今後の造林について考えてみませんか......
山林の承継を考える「法人化」の手法...4
「なぜ法人化の手法なのか」
文・鈴木慎太郎(司法書士)

「我が家が所有する山林を、いかに後継者へ承継するか――」
 これは、山主さんにとって大きな関心事の一つでしょう。
特に、所有するだけでなく林業経営を行っている方は、
山林とともに経営をいかに引き継ぐか、相続をどう進めるか、
と頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか。
 通常の相続の場合、親から子へと山林(土地と立木)の権利を
引き継いでいきます。しかし規模によっては、
相続した子に相続税の負担がのしかかったり、
山林が分散・細分化したり、という事態に直面します。
こうした悩ましい事態に対応して、持続的経営を期待できる
手法の一つとして、「法人化」を取り上げます......
山の技...1
「間伐の選木(優勢木間伐)」
まとめ・編集部

間伐を行う際に、伐る木(残す木)を選ぶ作業が「選木」です。
弊誌ではこれまでにも、選木に関する話題を多く取り上げてきましたが、
森林づくりや林業経営の上で大変重要な技術ですので、
ここで改めてまとめます......
お悩み相談室...17
「所有林での仕事の計画をどう立てれば...」

山仕事が楽しいのですが、一日の作業量や計画が立てられません......
林研コーナー 私たちの実践...18
「盆栽で樹木の生理を学び、林業に生かす」
紙谷拡志さん (金沢市林業研究会/石川県)

こちら林業普及指導員です...20
施業放置林を地域産広葉樹苗で混交林へ誘導(奈良県)
労働災害ゼロへ。安全対策を強化(山口県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
林業新知識2022年7月号 目次

特別レポート
「アイデアを形に。道具がなければ自分で作る!」…1
菅原清志さん・武田一吉さん(試考作娯/岩手県)

私の通勤車
「軽トラックの荷台に屋根を! 便利な自作の幌」…12
栗原寿徳さん(奈良県)

お悩み相談室
「40年ぶりに植林。孫にどんな山を残すか…」…17

林研コーナー 私たちのチャレンジ
「小学生向け森林・林業体験学習」…18
大井川地区林業研究協議会(静岡県)

こちら林業普及指導員です…20
農業大学校学生を対象に森林演習を実施(香川県)
ドローン等による防護柵の維持管理へ(宮崎県)

読者コーナー…22

木材市況
全林協からのお知らせ…24
特別レポート...10
「チェーンソーのトレーニング 職場での実践と工夫」
富山県西部森林組合(富山県)

 富山県西部森林組合(本所・富山県南砺市)では、
現場作業に従事する方々の労働災害撲滅を目指して
「チェーンソー基本トレーニング」を実施しています。
そして、その成果を確かめるための競技会が、去る3月25日に開催されました。
 本記事では、競技会の模様とともに、「チェーンソー基本トレーニング」の内容など、
労働災害防止に組合一丸で取り組む実践と工夫をお伝えします。......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「あなたなら、どんな森をつくりますか。」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 「山の価値」と問われれば、それに対する回答は千差万別です。
 例えば都市部の人によっては「山の地番や所有界は明確で、
土地も立木も宅地に準ずる価格」とか、「二酸化炭素吸収源として価値がある」、
「人工林は花粉症の温床だから伐採してほしい」などと、さまざまな回答が返ってきます。
 これに対して山間地の人の回答は、「山は負の遺産だ」
「山はシカやイノシシに荒らされて価値がない」とネガティブなものが目立ちます。
 私が住んでいる岐阜県でも、森林所有者に山について尋ねると
「山は所有界が分からず手入れもしていない」、「人工林は多様性に乏しい」、
「広葉樹林は林業的に価値が低い」と言われる人もいます。
 しかし本当にそうでしょうか......
山の技...1
「コンテナ苗」
編集部

 近年、造林の話題の一つとして、「コンテナ苗」を見聞きする機会が増えました。
みなさんはコンテナ苗をご覧になったり、実際に植えてみたりしたことはあるでしょうか。
 今月は、このコンテナ苗について、改めて考えてみたいと思います......
お悩み相談室...17
「疎植・短伐期施業は可能だろうか...」

従来の育林作業を行うのは、これからの再造林では難しそう。
疎植・無間伐・短伐期施業は可能なのだろうか......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「オニグルミシロップづくり」
村岡林業研究グループ(兵庫県)

こちら林業普及指導員です...20
苗木運搬用ドローン導入へ。研修会を開催(茨城県)
重機を用いた機械下刈りへ(大分県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特別レポート...10
「グループで実践 地域が潤う薪ビジネス」
木の駅ひだか(高知県)

林家が所有林から収入を得る方法はアイデア次第でさまざまですが、
なんといっても「材の販売」が筆頭でしょう。素材生産業者に立木を売る、
地元の素材市場に出荷するなど建築用材としての販売以外にも、
「建築用材にならない不揃いの間伐材や雑木、端材を販売できれば...」
と考えたことはありませんか。例えば、
「世の中はキャンプブームと言うし、薪として売れないだろうか」と。
そんな薪の販売にグループで取り組み、林家はもちろん、
地域経済を循環させながら地域全体で山の恩恵を享受しよう、
と活動している「木の駅ひだか」の皆さんにお話を伺いました......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「実践者に学ぶ森づくり。実践と工夫のいろいろ」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

これまで日本では「みんな同じ」「みんな一緒」を目指すことが多く、
ユニークな個性よりも皆と同じであることこそが美徳と
考えられてきた傾向があります。
当然、林業でも一律の育て方や仕立て方を守るのが
施業見本のように評価されることが多くありました。
しかしこれからは、オンリーワンのユニークな林業こそが
注目される時代だと実感しています。どうかこの記事を読まれたみなさんも、
自分や自分の周りの人を信じて、楽しいチャレンジに足を踏み出してみてください......
全国林業グループコンクール...16
山の技...1
「かかり木の処理」
編集部

木と木の間を狙って意図した方向に正確に伐倒できる技能があっても、
混んでいる林分など現場条件によっては、
かかり木の発生はどうしても避けられないものです。
ご存じのとおり、かかり木を処理する作業には、危険が多く潜んでいます。
伐倒経験のある読者皆さんの中には、かかり木処理作業で
ヒヤッとした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか......
お悩み相談室...17
「皆伐の見積りが思いのほか好条件で迷う...」

素材生産業者から皆伐の提案。試しに見積もりを取ると好条件。
育ててきた木々が一度になくなるのはさみしい思いもあり......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「『柿の葉茶づくり』で心も体も健やかに」
美祢あさぎり会(山口県)

こちら林業普及指導員です...20
クマによる人身被害を防ぐ講習会を開催(秋田県)
地域の林業関係者がスマート林業に触れる機会を提供(佐賀県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「山の記録をつけよう。モニタリングを楽しく気軽に」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 今から30年以上前、先輩や上司から仕事のアドバイスを受ける際、
「記憶ではなく、5W3Hの記録だ」と言われました。
最近では打ち合わせや会議となれば、ノートパソコンやタブレット片手に
記録を取る風景が一般的ですが、「なぜ記録が大切なのか」と聞かれれば、
多くの人が「仕事を改善するため」とか「もっと良い仕事につなげるため」、
「資産管理するため」などと答えるでしょう。
 これは仕事上の会議に限ったことではなく、日常の小さな事柄、
例えば誰かの言葉やアイデアを書き留めることも立派な記録です。
山を楽しんだり、山の価値を見出す記録は、今後の施業に大きく影響するので、
今回は「山の記録」について考えてみましょう......
山を継ぐ...1
「「いろんなことを、たくさん」山に生き、山を活かす仕事」
山本謙一さん・雄高さん一家(石川県)

 「今年(2021年)は、天然キノコがあまり生えませんでしたが......」
 そう言いながら、栽培していたクリタケの収穫に顔をほころばせるのが、
手取川中流域左岸の白山市河内町(旧河内村)に暮らす山本謙一さん。
現在は、地域の裏手に続く山林内で、シイタケやクリタケなど数種類のキノコを生産。
さらに、そこの木を原木として、マイタケ用原木の生産販売、
山菜の直売などを行っている方である......
私の通勤車...12
「自伐林家の心強い相棒! 小回りの利くATV」
辻良史さん(奈良県)

 自伐林家の辻良史さんは、山への通勤にATV(4輪バギー)を愛用しています。
公道は走行できませんが、所有林内に自分で作設した幅員2mの急峻な作業道を
楽々と走破する頼もしい相棒なのだそうです......
レポート...20
受賞事例にみる再造林への挑戦
【新たな森林づくりコンクール2021】

お悩み相談室...17
「獣害が酷く、皆伐再造林をどうすれば...」

所有林の一部を皆伐して自分の思いどおりの山を作っていきたい。
しかしこの地域は獣害がひどくて踏み切れません......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...10
「林業と木育2本柱で活動復活!」
嘉麻市林業研究会(福岡県)

こちら林業普及指導員です...18
スマート林業を推進中。動画を公開!(岐阜県)
路網設計支援ソフト活用で路網の充実を!(鳥取県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「チェーンソー作業の安全点検3 伐木作業のワンポイントアドバイス」
石垣正喜さん(静岡県)

 今号の特集は2021年10月号に続き、チェーンソー作業の安全点検です。
昨年発売された書籍「改訂版 伐木造材とチェーンソーワーク」の著者・
石垣正喜さんらは、日本森林管理技術・技能審査認定協会(略称FLA)で
伐木指導を全国で行っています。昨年11月には、同団体が毎年開催している
伐木技術・技能実技試験が、静岡市で実施されました。実技試験受験者は、
既に学科試験に合格し、指導者を目指す方々です。
この実技試験は、技術・技能・判断力が審査されます。  今特集では、試験現場に同行し、石垣さんのコメントから
伐木作業のワンポイントアドバイスをまとめました......
山を継ぐ...1
「「息子が山を継ぐ」自伐林家としての葛藤と幸せ」
宇佐美禎夫さん・克弥さん一家(愛媛県)

 愛媛県は、東予・中予・南予という三地域に分けられる。
東予に位置する西条市は、西日本最高峰という石鎚山の北面に位置し、
森林面積も7割ほどという地域である。
一方で間伐や搬出を行う民間事業体は少ない土地柄だ。
その西条市を拠点に日々山と向き合ってきたのが、西屋林業である。
 創立したのは宇佐美禎夫さん。愛媛県林業研究グループ連絡協議会の前会長であり、
令和3年度の全国育樹活動コンクールで林野庁長官賞を受賞されている。
 現在の西屋林業は、禎夫さんの長男である宇佐美克弥さんが代表となり、
所有林の施業ならびに、素材生産の請負を行っている......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「ポイント解説3 採種・天然更新・豊かで明るい林業」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

Q スギやヒノキをタネから育てたいのですが、タネはどうやって採ればよいですか。
A 樹上についている球果を採取して、タネを取り出すのが理想的です......
お悩み相談室...17
「森林認証取得の費用対効果は...」

森林認証マークが普及してきたので認証取得を検討中。
ただ、取得費用を考えると踏ん切りがつかない......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「何度も災害を乗り越えて。ブランド「野迫川沢ワサビ」」
野迫川村林業研究会(奈良県)

こちら林業普及指導員です...20
スマート林業を推進中。動画を公開!(岐阜県)
路網設計支援ソフト活用で路網の充実を!(鳥取県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「安全・正確の追求 林研グループが伐木技術を普及」
くまもと Logging Club(熊本県)

 くまもと Logging Clubは、2020年設立の若い林業研究グループ。
WLC(世界伐木チャンピオンシップ)出場を目指して
トレーニングや情報交換を行うとともに、
九州各地で伐木競技に基づいた安全かつ精度の高い伐木技術の実演・指導を行うなど、
林業グループとして伐木技術の普及に活躍しています。
メンバーは16人で、素材生産などに従事する方々が主となっています。
 本特集では、「安全かつ精度の高い伐木技術」の実演・指導に関する実践を伺い、
特に初心者向けに基礎的な技術の実演と解説をしていただきました......
夫婦で働く...1
「精一杯働く者どうしのいたわりと思いやり」
杉本英夫さん・淑美さん夫妻(福井県)

 福井市の中山間地で製炭とシイタケ栽培、養蚕など複合経営を手掛ける杉本さん夫妻。
このたび全国林業経営推奨行事で、最高の農林水産大臣賞を受賞しました。
 複合経営で、杉本さん夫妻が一番力を入れているのは製炭です。
炭焼き小屋の前に整然と積み上げられた150cmの丸太。
特注の炭材割機で縦に割り、手作業で窯に運び込みます。
1度に焼く量は生木で約1t。火入れの後は空気の微調整をし、6~7日で窯出し。
30年間やっていても、並べ方、気温や湿度、材質によって炭質に違いが出るので、
焼くときは五感を研ぎ澄ませます......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「ポイント解説② クズ・ツル対策 疎植と密植」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

Q スギやヒノキをタネから育てたいのですが、タネはどうやって採ればよいですか。
A 樹上についている球果を採取して、タネを取り出すのが理想的です......
レポート...16
「私の軽トラ活用術」
金田康嗣さん(愛知県)

「年金+α」の林業を実践中の金田康嗣さんに、軽トラックの活用術を伺いました......
お悩み相談室...17
「山が自然災害に遭うのではと不安です...」

全国的に増える台風災害。
自分の山も今後被害を受けるかもしれないと考えると......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「地元産苗木の生産」
多賀町林業研究グループ(滋賀県)

こちら林業普及指導員です...20
チェーンソーの伐倒・造材技術を日々研鑽(三重県)
普及員が自ら調査 天然更新技術の普及(長崎県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
特集...8
「『スマート林業』とは? 技術を一望してみよう」
編集部

 現在、国の施策として「スマート林業の推進」が掲げられています。
この背景には、低い労働生産性、高い労働災害率など、
林業特有の課題があります。これらの課題を解決する手段として
期待されているのが「スマート林業」なのです。
 このように説明を聞いても、なかなか実体をイメージできない
のではないでしょうか。具体的にはどんな技術があるのか。
どんな場面で活用できるのか。その技術を活用すると何がどうなるのか。
それが気になるところです。
 そこで本特集では、林野庁が公開している成果を元に、
「スマート林業」の技術を一望してみたいと思います......
山を継ぐ...1
「Uターン後の林業経営は「交流」がキーワード」
木村誠さん・喬さん一家(山口県)

 今や車旅に欠かせないのが道の駅。地域の顔としても重要な施設だ。
さて、「全国道の駅発祥の地」と看板を掲げるのが、山口県北東部、
日本海に面する阿武町の「道の駅阿武町」。
平成3年に社会実験としてのスタートをきった老舗中の老舗だ。
 その道の駅がリニューアルされたのが平成26年。
地元材を多用しており、目立つのが建物を結ぶ回廊を支える何本もの丸太。
この人目をひく丸太は、同町福賀地区に暮らす
木村誠さんの山から伐り出されたものだ......
川尻先生に聞く なるほど! 造林・育林の初級相談室...4
「ポイント解説① シカ食害・造林補助金・樹皮剥がれと材価」
文・川尻秀樹(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育課長)

 この連載は「初めて山づくり、森づくりに挑戦される方」のために、
基礎的な事柄から専門的な分野に至る幅広い解説をしてきました。
しかし読者の方々にとっては十分理解できない点もあったようで、
これまで編集部に質問も寄せられていましたので、
今回はそうした質問に回答する形でいくつか追加解説させていただきます......
お悩み相談室...17
「再造林されない山が目立ってきました...」

地域内に再造林されない山が目立ってきた。
森林所有者の意欲低減は仕方ないかもしれないが......
林研コーナー 私たちのチャレンジ...18
「ニホンジカとの知恵比べ 竹と防風ネットで柵作り」
こまゆみ遊林会(長野県)

こちら林業普及指導員です...20
防風林を守る! 農業者にアンケート実施(北海道)
県営林の経営。分収契約、伐採計画、材の供給まで(富山県)

読者コーナー...22
木材市況
全林協からのお知らせ...24
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山林所有者みなさんと、ともに歩む
山村に暮らす方々のため、山林管理の実用誌です。全国の林家や現場技術者など、実践者の技術やノウハウを現場で取材し、読者の山林経営や実践に役立つディティール情報が満載。「私も明日からやってみよう」。そんな気持ちを応援します。後継者・相続の心配、自然災害に対する不安、山林経営や施業の知識、資産価値の維持、など、みなさんの課題・疑問をいっしょに考える雑誌です。一人で不安に思うことも、本誌でいっしょに考えれば、いいアイデアも浮かびます。

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