Voice(ボイス) 発売日・バックナンバー

全273件中 16 〜 30 件を表示
880円
2025/4月号の読みどころ
タリフマン(関税男)。みずからをそう自認するとおり、ホワイトハウスに戻ってきたトランプ大統領は、2月1日、カナダとメキシコの輸入品には25%(1カ月間停止)、中国に対しては10%の追加関税を課す大統領令に署名しました。その後、同月9日にはアメリカが輸入する鉄鋼やアルミニウムに25%、18日には自動車に対しても25%前後の関税を課す方針を明らかにしています。今後の展開について世界がもっとも注視するのが、アメリカと中国が繰り広げる「貿易戦争」の行方でしょう。半導体をはじめ経済安全保障に関わる領域はとくに予断を許さず、また1月の「ディープシーク・ショック」の余波でAI分野の競争も激化することは間違いありません。去る2月7日には日米首脳会談が行なわれましたが、はたして石破政権は、米中貿易戦争の狭間で生き抜くことはできるのでしょうか。貿易摩擦の根源には先進国内の格差の問題があると指摘するマイケル・ペティス氏へのインタビューや、米中の競争が国際秩序に与える影響などを議論する川島真氏と森聡氏の対談などを通じて、米中貿易戦争の行方を占います。そのほか、今号の巻頭には、自民党経済安全保障推進本部長を務める小林鷹之氏へのインタビュー「日本企業と日米同盟の危機」を掲載。
特集2は「『自己肯定感』はどこへゆく」。揺れ動く日本人の「自己肯定感」の実態と行方を展望します。そのほか、小池百合子・東京都知事への独占インタビュー「東京と日本を守る『東京大改革3.0』」や、織田信長とプーチンを比較する呉座勇一氏と小泉悠氏の特別対談も必読の内容です。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:米中貿易戦争の最前線
摩擦を生むのは国家間の対立ではない
マイケル・ペティス
38p
米中競争の新局面、強まる貿易圧力
川島 真&森 聡
48p
「囚人のジレンマ」に陥った米中経済
梶谷 懐
62p
関税はディールの手段か、信念か
川瀬剛志
70p
習近平政権の「低空経済」を利用せよ
町田穂高
78p
「微細化封じ」かわす中国の半導体産業
山田周平
86p
ディープシークが告げた「AI新時代」到来
高口康太
94p
対中ビジネスに求められる戦略
柯 隆
101p
特集2:「自己肯定感」はどこへゆく
「ありのまま信仰」への自己啓発本の回答
尾崎俊介
130p
日本の子どもに「正しい肯定」を
遠藤利彦
137p
発達障害グレーゾーンと職場づくり
舟木彩乃
144p
ヒットソングにみる「かわいい」の変化
ヤマモトショウ
152p
巻頭インタビュー
日本企業と日米同盟の危機
小林鷹之
16p
連載 ほか
課題解決型の防衛イノベーションを急げ
布施 哲
108p
【追悼論考】
全身経営学者 野中郁次郎
楠木 建
120p
「復古主義者」としての信長とプーチン
呉座勇一 小泉 悠
160p
人民解放軍の「戦域打撃能力」の実力
村野 将&トーマス・シュガート&ティモシー・A・ウォルトン
198p
【闘う首長】〈2〉
東京と日本を守る「東京大改革3・0」
小池 百合子
182p
考察したい若者たち〈6〉
SNSの報酬は承認から刺激へ
三宅香帆
190p
【宗教と現代世界研究会】
エルドアン政権のイスラム覇権主義の行方
澤江史子
228p
ミャンマーで暗躍する中国系犯罪集団
安田峰俊
212p
米国の暗号資産規制の行方
大崎貞和
220p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
「無償化政策」の内実
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
「学歴」論の危うさを考える
勅使川原 真衣
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
「朽ちるインフラ問題」の本格化
藤村龍至
30p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
SF作品が描く爽やかな「ノスタルジー」
谷川嘉浩
32p
地域から日本を動かす〈36〉
瀬戸内の町の新たな飛躍へ
結城豊弘
34p
歴史家の書棚〈57〉
樋口孝博著『音楽隊に「敬礼っ!!」』舞鶴観光協会編『復刻版 海軍四等主計兵厨業教科書』
奈良岡 聰智
238p
巻頭言〈13〉
「経済だよ。お馬鹿さん」
冨田浩司
13p
文明之虚説〈88〉
文明の暴力性について
渡辺利夫
244p
戦跡が語る「先の大戦」〈3〉
ペリリュー島
写真・文/安島 太佳由
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈16〉
一年の始まり
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈71〉
佐藤マクニッシュ怜子 株式会社AMATERAS CEO兼デザイナー
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見
242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2025/3月号の読みどころ
かつては戦後復興や高度経済成長期を主導し、海外からも注目される存在であった日本の官僚。しかし今日では、民間の活力を制約する妨害者などとして語られることも少なくありません。2007年の「消えた年金」問題をはじめとする数々の不祥事、政治改革や民主党政権下での「脱官僚」などを経て、昨今では「財務省支配論」なども聞こえてきます。その働き方は一部からは「ブラック」という表現も用いられ、学生の「霞が関離れ」が指摘され始めてから久しいですが、日本の未来を考えるうえでは、官僚が活力を失ったままでは限界があり、複雑な時代をマネジメントすることはできません。官僚のあり方と若手官僚に送る言葉を語る前財務官でアジア開発銀行次期総裁の神田眞人氏や、国家公務員の「働き方」の現在地を話す川本裕子人事院総裁へのインタビュー、また官僚バッシングの背景にある時代の変化を説く片山杜秀氏の論考などを通じて、わが国において官僚が果たすべき役割と課題を見つめ直します。特集2は「国家混乱の行方」。韓国、ドイツ、フランス、インド、アルゼンチンなど内政が混迷を極めている国々の実情を分析します。そのほか、トランプ2.0時代の国際情勢や米中対立を見通すイアン・ブレマー氏の巻頭インタビューや、4月に開幕を控える大阪万博について語る吉村洋文大阪府知事への特別インタビューなどを掲載しています。

もくじ‐---------

特集1:官僚の正体
若き官僚たちに告ぐ「希望の言葉」
神田眞人
40p
霞が関の新生は政官関係の再構築から
待鳥聡史
52p
「財務省支配論」の虚実を考える
上川 龍之進
60p
国家公務員「働き方」の現在地
川本裕子
68p
「プロ官僚」といかにしてマッチングするか
嶋田博子
74p
女性官僚として働くあなたへ
坂東 眞理子
82p
近代から見る「官の未来」とは
清水 唯一朗
90p
成長モデルなき時代の「犯人捜し」
片山杜秀
98p
特集2:国家混乱の行方
制度疲労に直面する韓国の民主政治
木村 幹
122p
混迷するドイツと連邦議会選挙
森井裕一
130p
移民問題から考えるフランスの分断
和田 萌
138p
インド与党は「敗北」したのか?
三輪博樹
146p
「アルゼンチンのトランプ」の政治手腕
菊池啓一
154p
巻頭インタビュー
トランプはGゼロ世界の最大の受益者
イアン・ブレマー
18p
新連載
【闘う首長】〈1〉
万博開催で「世界に突き抜けた大阪」へ
吉村洋文
184p
連載  ほか
特別寄稿
中東の「勝者」と「敗者」は誰か
山内昌之
108p
米国政治を支える「保守のインフラ」
久保文明&清原聖子&宮田智之
162p
経営とは皆が幸せになる「生き方」
糸井重里&岩尾俊兵
200p
考察したい若者たち〈5〉
仕事はやりがいから成長へ
三宅香帆
192p
【新時代ビジョン研究会】
「対話」をまちづくりの礎に――福岡県大刀洗町
前田隆夫
220p
日産・ホンダ「経営統合」の誤解
池田直渡
212p
ロシアへの経済制裁はなぜ失敗したか
ダヴィド・トゥルトリ
229p
著者に聞く
「右派雑誌」にいたから伝えたいこと
梶原麻衣子
236p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
試練を迎えた既存システム
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
社長年頭挨拶に抱く一抹の不安
勅使川原 真衣
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
神戸から考える一九九五年以後
藤村龍至
32p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
収納/片づけから見える「暮らしの思想」
谷川嘉浩
34p
地域から日本を動かす〈35〉
DXは地方の武器
結城豊弘
36p
歴史家の書棚〈56〉
河野康子編『戦後政治学の展開 村松岐夫オーラルヒストリー』
奈良岡 聰智
240p
巻頭言〈12〉
ソウルの春
冨田浩司
15p
文明之虚説〈87〉
西郷隆盛の「王道」と「覇道」
渡辺利夫
246p
戦跡が語る「先の大戦」〈2〉
ニューギニア島
写真・文/安島 太佳由
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈15〉
スプリング・エフェメラル
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈70〉
森本萌乃
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

----------------
以上でございます。本誌にてお楽しみください。
880円
2025/2月号の読みどころ
2025年1月20日、いよいよトランプ第二次政権がスタートします。日本ではトランプ氏とその支持者、そして「トランプ主義」に対しては野放図で極端な人物や思想だと語られることが多いですが、表面的な議論では「アメリカの今」を知ることはできませんし、日米関係の今後について戦略を練ることもできません。トランプ氏はなぜ、大統領選で勝利を収めることができたのか。国際政治の大きな流れやアメリカの歴史のなかで、トランプ氏の「カムバック」をどのように捉えるべきなのか。閣僚人事も次々と発表されていますが、経済政策や日本にとって重要な対中政策はどうなるのか。「パックス・アメリカーナ」の終焉と日本の自立の必要性を強調する中西輝政氏や、イーロン・マスク氏などの「テクノ・リバタリアン」について考察する橘玲氏の論考など、さまざまな角度からトランプ2.0のアメリカと世界を考えます。特集2は「このままの働き方でいいのか」。日本の働き方の現状と課題を4人の識者と考えます。そのほか、前駐中国大使の垂秀夫氏やマイクロソフトAI CEOのムスタファ・スレイマン氏のインタビューなどを掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:トランプ2・0の真実
「パックス・アメリカーナ」の本当の終わり
中西輝政
36p
地方は気づいていた民主党の失敗
金成隆一
50p
異変があった米大統領選の「宗教票」
松本佐保
58p
二大政党史から考える「大再編」の可能性
石川敬史
68p
政治的武器となったセクシズム
兼子 歩
76p
若者たちの「トランプ化」の行方
及川 順
84p
「生贄」で成り立つアメリカ政治
柳澤田実
92p
労働者階級に報いる「執念の関税政策」
今村 卓
100p
テクノ・リバタリアンの「危険な賭け」
橘 玲
108p
特集2:このままの働き方でいいのか
コンプレックス産業化する「リスキリング」
勅使川原 真衣
128p
なぜ日本の生産性は上がらないのか
西村栄基
136p
「日本の労働者は守られすぎ」言説の正体
小林祐児
144p
女性のキャリア拡大と残された課題
浅野浩美
152p
巻頭インタビュー
米中のディールに取り残されるな!
垂 秀夫
16p
連載 ほか
AI×合成生物学リスクを封じ込めよ
ムスタファ・スレイマン
116p
「マスメディアの敗北」を考える
大澤 聡&石戸 諭
160p
トランプ勝利で加速する欧州「極右台頭」
ロマン・ユレ&吉田 徹
190p
考察したい若者たち〈4〉
2ちゃんねるからXへ
三宅香帆
182p
公職選挙法を腐敗させたのは誰か
安野修右
200p
アルゼンチン経済の奇跡
柿埜真吾
208p
なぜ人は「エモい話」に振り回されるのか
毛内 拡
216p
撫でる生成AI映画
三浦哲哉
226p
著者に聞く
スマホより新しい図書館の本
古田徹也
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
時代に取り残された日本の選挙
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
空洞化する中国の都市の未来
藤村龍至
28p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
マルクス・ガブリエルと企業内倫理責任者
谷川嘉浩
30p
地域から日本を動かす〈34〉
若者の発想を活かす北九州市の挑戦
結城豊弘
32p
歴史家の書棚〈55〉
船橋洋一『宿命の子』
奈良岡 聰智
238p
巻頭言〈11〉
国際情勢をどう見るか
冨田浩司
13p
文明之虚説〈86〉
江藤新平と西郷
渡辺利夫
244p
戦跡が語る「先の大戦」〈1〉
ガダルカナル島
写真・文/安島太佳由
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈14〉
潮風と芳香
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈69〉
Aoi MichellE 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見
242p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。い
880円
2025/1月号の読みどころ
2024年は日米ともに波瀾の展開のまま幕を閉じそうです。日本では自民党総裁選を経て石破新内閣が発足しましたが、10月の衆議院選挙で自公が過半数割れの「大敗」を喫するなど、石破政権は早くも正念場を迎えています。他方、アメリカの大統領選では、トランプ候補が激選州すべてを獲得する「圧勝」を収めました。トランプ氏の「カムバック」で、世界が混迷を極めるのは間違いありません。来る2025年は「内憂外患」という言葉が、まさに当てはまる1年になるでしょうが、日本ははたしていかに現下の危機を乗り越えるべきなのか。石破茂首相の「危機のリーダーシップ」を厳しく問う山内昌之氏の論考や、トランプ氏が仕掛ける「関税戦争」の地政学的リスクを論じるジャック・アタリ氏のインタビューのほか、泉房穂氏と福田充氏の対談などをお届けしています。
特集2は「松下幸之助が憂えた政治」。一経済人である松下幸之助は、なぜ抜本的な政治改革を求めたのか。主著『崩れゆく日本をどう救うか』の刊行から50年、そして生誕130年を迎えるいま、その政治観を見直しながら現代日本の課題を考えます。松下政経塾で学んだ鈴木康友・静岡県知事と村井嘉浩・宮城県知事、三日月大造・滋賀県知事の特別鼎談を掲載しています。そのほか、エドワード・ルトワック氏の巻頭インタビューや、日本貿易会と三井物産の会長を務める安永竜夫氏の特別インタビューも必読です。

━━━━  もくじ  ━━━━━
石破茂に危機のリーダーシップはあるか
山内昌之
34p
関税戦争が引き起こす地政学的リセット
ジャック・アタリ
44p
「トランプの時代」は到来したのか?
冨田浩司
54p
「ホッブズ主義」の世界における日本の針路
細谷雄一
62p
第二次トランプ政権と台湾有事の危機
峯村健司
70p
新局面に入る北朝鮮情勢
礒﨑敦仁
78p
自公政権、復活と瓦解のシナリオ
中北浩爾
86p
日本経済復活に立ちはだかる「最大の壁」
飯田泰之
94p
甦る政界再編――国民の生活という対立軸
泉 房穂&福田 充
102p
特集2:松下幸之助が憂えた政治
「自立した地方」をいかにつくるか
鈴木康友&村井嘉浩&三日月大造
140p
松下政経塾が受け継ぐ「塾主」の理想
尾関健治
150p
政治を「我がこと」と捉えよ――松下幸之助の政治観
川上恒雄
158p
巻頭インタビュー
中国は「米中AI戦争」に勝てない
エドワード・ルトワック
14p
連載 ほか
グローバルサウスから「選ばれる国」へ
安永竜夫
112p
若者のより確かな政治参加に向けて
室橋祐貴
122p
スタートアップ業界の「ガラスの天井」
柏野尊徳
130p
「シン・技術立都」から変わる日本
宮坂 学
166p
なぜ鎌倉市は観光客との「共生」をめざすのか
松尾 崇
196p
考察したい若者たち〈3〉
時代はループものから転生ものへ
三宅香帆
188p
宗教と現代世界研究会
「イスラームとジェンダー」はなぜ問題になるか
辻上奈美江
212p
[第三十三回山本七平賞発表]
磯野真穂『コロナ禍と出会い直す 不要不急の人類学ノート』

182p
はじめて自転車を漕ぐときのように
TAKAHIRO
204p
負けても負けても諦めない
Juju
222p
自伝映画が映すJ・D・ヴァンスという男
瀬戸川宗太
230p
著者に聞く
誰にも助けを求められない人へ
戸谷洋志
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
いまだ遠き「健全な政権交代」
西田亮介
22p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
論壇誌で考える「フィクション」の力
勅使川原 真衣
24p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
ヒロバという夢に挑む
藤村龍至
26p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
「MAGA」の異なる響き
谷川嘉浩
28p
地域から日本を動かす〈33〉
令和版 ”空の北前船” が「人流」を変える
結城豊弘
30p
歴史家の書棚〈54〉
『真珠湾諜報戦秘録』『青嵐会秘録』
奈良岡 聰智
238p
文明之虚説〈85〉
諭吉の殉教、殉死論
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈終〉
変わらない物
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈13〉
海が育むゆりかごの森
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈68〉
上田彩瑛 
撮影/稲垣徳文
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/12月号の読みどころ
国際政治を揺るがす出来事には多くの場合、宗教の要素が色濃く存在しています。現在戦火を交えるロシアとウクライナは、正教会世界における位置づけをめぐって長年複雑な関係にありました。ガザ戦争の当事者であるハマスとイスラエルはもちろん、アメリカやイラン、アラブ諸国といった関係国もそれぞれに一筋縄ではいかない宗教的背景を抱えています。そして、分断が顕著な米国社会の本質を理解するうえでは、福音派を中心とする宗教右派に着目しないわけにはいきません。宗教だけが政治や社会を動かす要因ではありませんが、他方で、現代世界における宗教の影響を無視することはできません。本特集では、政治と宗教の相互作用、現代世界における宗教の位置づけや影響力などを多面的に考察します。「宗教再台頭時代」について議論する池内恵氏と松本佐保氏の対談、アメリカにおける福音派やカトリック知識人の影響力を考察する会田弘継氏と藤本龍児氏の対談のほか、経営学者の入山章栄氏のインタビューも掲載しています。
第二特集は「石破政権の強さと弱さ」。10月27日の衆院選で厳しい審判が下された石破政権の実像と課題に迫ります。なかでも石破茂首相は「保守」なのかを問う先崎彰容氏の論考は必読です。巻頭には、アメリカの民主主義の堕落を指摘するスティーブン・レビツキー氏のインタビューを掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:宗教が動かす国際政治
「宗教再台頭時代」をどう乗り切るか
池内 恵 松本佐保
38p
米国を変える福音派とカトリック知識人
会田弘継&藤本龍児
50p
ウクライナ侵攻と正教会の地政学
高橋沙奈美
62p
ガザ戦争とイスラーム主義の今後
保坂修司
70p
中国における宗教と信仰の規範
川口幸大
78p
「大イスラエル主義」という巨大な潮流
立山良司
86p
フランス「ライシテ」から考える政教分離
伊達聖伸
94p
宗教と経営は互いに学び合える
入山章栄
102p
特集2:石破政権の強さと弱さ
宰相・石破茂とは「保守」なのか
先崎彰容
128p
課題はマクロ安定化政策と成長戦略
永濱利廣
136p
第二の鳩山内閣を避けられるか
鈴木一人
144p
地方戦略の難しさに向き合えるか
筒井淳也
152p
巻頭インタビュー
民主主義の落伍者に堕したアメリカ
スティーブン・レビツキー
16p
連載 ほか
緊急提言
国民の求める真の政治改革とは――「小選挙区決選投票制」の実現を
田坂広志
110p
沖縄に襲い掛かる中国の浸透工作
益尾知佐子&安田峰俊
160p
特別対談
経営と文学が交わるとき
上田岳弘&岩尾俊兵
190p
なぜ「二十二歳」に社長を託したのか
西牧大輔
202p
考察したい若者たち〈2〉
「萌え」から「推し」に変わった理由
三宅香帆
182p
現地で見た中国経済暗転の兆し
リチャード・ヤーロー
118p
災間の時代の復興はここから始まる
宮本 匠
210p
客観報道の由来――再「小新聞」化するジャーナリズム2
大澤 聡
218p
「エビデンスに基づくポピュリズム」の時代
杉谷和哉
226p
著者に聞く
精神科医の欲望と葛藤
尾久守侑
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
見当たらぬ「期待できる政党」
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
「自己肯定感」の落とし穴
勅使川原 真衣
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
維新のまちづくりセンスと大阪
藤村龍至
30p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
映画「ラストマイル」と企業の「バリュー」
谷川嘉浩
32p
地域から日本を動かす〈32〉
隠岐古典相撲の熱気
結城豊弘
34p
歴史家の書棚〈53〉
小川原正道『西郷従道』西尾林太郎『加藤友三郎』
奈良岡 聰智
238p
巻頭言〈10〉
サッチャー主義とトランプ主義
冨田浩司
13p
文明之虚説〈84〉
マロリーワイス症候群
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈14〉
未知の味覚
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈12〉
まるで妖精の国
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈67〉
柏野 紗耶加 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/11月号の読みどころ
11月5日に行なわれる米大統領選挙が近づいてきました。ドナルド・トランプ前大統領の「カムバック」が有力視されるなか、民主党の候補がカマラ・ハリス副大統領に代わって以降、両候補者の支持率は拮抗しています。はたして、米大統領選の経緯と結末をどう見通すべきなのか。そもそも、現代のアメリカ社会はなぜこれほどまでに「分断」を深めているのでしょうか。ウクライナとガザで繰り広げられている「2つの戦争」や中国の政策、そして何よりも日本の安全保障への影響などをふまえつつ、米大統領選後の世界の行方と日本が進むべき道を考えます。大統領選を徹底分析する宮家邦彦氏と村田晃嗣氏、アメリカ社会の根本的な課題と原理を紐解く森本あんり氏と先崎彰容氏、ウクライナとガザへの影響を考察する小泉悠氏と須賀川拓氏の、豪華三対談をお届けします。第2特集は「新政権への提言」。9月27日の自民党総裁選を経て誕生した新政権が直面する課題を考えます。巻頭に掲載する前日本銀行総裁の黒田東彦氏と作家の幸田真音氏の特別対談のほか、没後10年に際して岡崎久彦氏が日本に遺したものを考える特別企画「岡崎久彦とその時代」も是非一読ください。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:米大統領選、希望か絶望か
「新モンロー主義」に陥るアメリカ
宮家邦彦&村田晃嗣
40p
「妥協なき対立」を抜け出せるか
森本あんり&先崎彰容
50p
日本からは見えない「分断と接戦」の真相
西山隆行
62p
トランプ氏に惹かれるZ世代男性
三牧聖子
70p
テレビ討論会の〈勝者〉はハリス副大統領
清原聖子
78p
民主党と共和党、意外に近い経済政策
吉崎達彦
86p
中国から見た米大統領選
川島 真
94p
〈二つの戦争〉とアメリカの二枚舌
小泉 悠&須賀川 拓
102p
特集2:新政権への提言
自民党は「新しい姿」を国民に示せ
大島理森
116p
国民が望むのは「真っ当な経済政策」
熊野英生
124p
ターゲットを絞り出生減トレンド反転を
小黒一正
132p
なぜ政治に多様性が必要か
中野円佳
142p
議員より党員の声を反映する総裁選へ
小林良彰
150p
【特別企画】岡崎久彦とその時代
「日本外交の松明」を掲げた本物の自由人
兼原信克
158p
「外交官とその時代」シリーズという知的遺産
井上寿一
166p
巻頭対談
財界リーダーに求められる資質と覚悟
黒田東彦&幸田真音
16p
連載 ほか
ことばで「才能」は伸ばせるか
中村憲剛&ひきたよしあき
200p
日本史は「敗者」に学べ〈終〉
田沼意次
呉座勇一
182p
考察したい若者たち〈1〉
批評から考察の時代へ
三宅香帆
192p
「楽しさの総量」を世界中に増やす
申 真衣
210p
なぜSNSは人類に早すぎたのか
和泉 悠
218p
オーバーツーリズムと観光消滅の危機
佐滝剛弘
226p
著者に聞く
「一回きり」の入試制度は変えるべき
江森百花&川崎莉音
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
緊張感なき総裁選と代表選
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
これからの時代は「赦し」ですよね
勅使川原 真衣
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
総裁とグランド・ヴィジョン
藤村龍至
32p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
世界を動かす哲学としての長期主義
谷川嘉浩
34p
地域から日本を動かす〈31〉
尾道市の未来をつなぐ
結城豊弘
36p
歴史家の書棚〈52〉
『民主主義は甦るのか?』『《日本史の現在》5 近現代①』
奈良岡 聰智
238p
巻頭言〈9〉
外交官の資質
冨田浩司
13p
文明之虚説〈83〉
痛む小指
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈13〉
過去の虹
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈11〉
晩秋のひととき
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈66〉
草木ひなの 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/10月号の読みどころ
2024年7月3日、ドル・円の為替レートは一時、1ドル=161円90銭台にまで下落しました。
1986年12月下旬以来の円安水準であり、その後はピークアウトしたものの、「弱い円」の問題については今後も議論されていくでしょう。この間には日経平均株価も乱高下を続けており、日本の金融や経済を取り巻く状況は依然として不透明です。「歴史的」という言葉が用いられるなど、長らく続いている円安の「正体」を解き明かしながら、これからの金融政策やわが国の経済の行方を占います。元日銀副総裁を務めた岩田規久男氏が考える「次期首相」の条件や飯田泰之氏が指摘する「利上げ・円高信仰」の誤解と盲点など、多角的に議論を展開しています。そのほか、巻頭には知日派ジャーナリストであるビル・エモット氏の特別インタビューを掲載。日本経済は「穏やかな成長」の時代であると語る、その理由とは。
特集2は「分断と『ことば』」。世界中で民主主義の危機が叫ばれるいま、「ことば」から分断の背景と対処法を探る特集です。そのほか、陳水扁元台湾総統の独占インタビュー第3弾や、9月27日の自民党総裁選出馬を表明した小林鷹之元経済安全保障大臣の特別論考「日本を『世界をリードする国』に」など、注目のインタビューや論考を掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:円安の正体
次期首相の条件は量的緩和の継続
岩田規久男
38p
「利上げ・円高信仰」の誤解と盲点
飯田泰之
48p
経常黒字大国で「弱い円」が進む理由
唐鎌大輔
56p
岸田政権の三年は「経済失政」だったか
磯山友幸
64p
「超円安と日本株暴落」のカラクリ
加谷珪一
72p
新NISAによる円安圧力は続くのか
末廣 徹
80p
円安の進展、脱オーバーツーリズム
阿部大輔
88p
日本人に足りない金融リテラシー
田内 学
96p
特集2:分断と「ことば」
メディアが変える米国大統領選挙の流れ
清原聖子
134p
なぜ政治の「ことば」が問題になるのか
朱 喜哲
142p
「コメント欄」からは逃れられない
稲田豊史
150p
怒りは希望を生むのか?
柳澤田実
158p
巻頭インタビュー
日本経済は「穏やかな成長」の時代
ビル・エモット
18p
連載 ほか
日本を「世界をリードする国」に
小林鷹之
104p
「エモい記事」論争から考える報道の未来
武田 徹&西田亮介
112p
礼儀重視の日本、ドライなデンマーク
針貝有佳&三宅香帆
124p
日本で起こりうるテロに備えよ
宮坂直史
204p
「李登輝の後継者」としての懊悩と決断
陳 水扁
166p
「中国嫌い」のための中国史〈終〉
毛沢東
安田峰俊
184p
日本史は「敗者」に学べ〈9〉
山本五十六〈後編〉
呉座勇一
194p
〈宗教と現代世界研究会〉
イスラーム世界の生命力と国際社会での望み
小杉 泰
226p
「推し活」への関心とバックラッシュ
田島悠来
211p
米国の「占領」が残したもの
ミカエル・リュケン
218p
著者に聞く
自分の「浮き輪」をもっては手放す
しんめいP
236p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
マスメディアでなくなった新聞紙
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
「つぶしが効く」は身を助けるのか?
勅使川原 真衣
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
グローバルイベントと都市
藤村龍至
30p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
アメリカをリメイクする想像力
谷川嘉浩
32p
地域から日本を動かす〈30〉
災害時に力を発揮、地方のケーブルテレビ
結城豊弘
34p
歴史家の書棚〈51〉
廣部 泉『人種差別撤廃提案とパリ講和会議』
奈良岡 聰智
240p
巻頭言〈8〉
大統領の肖像
冨田浩司
15p
文明之虚説〈82〉
中国「王朝化」のリスク
渡辺利夫
246p
邂逅する中世と現代〈12〉
栄養と労働
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈10〉
秋の風景
写真・文/今森光彦
8p
令和の撫子〈65〉
大利弥里
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/9月号の読みどころ
1945年8月15日から、今年で79年目を迎えます。日本は戦後、国際社会のなかで一貫して平和国家として歩み、また一時は世界2位になるほどの経済発展を遂げてきました。わが国は国土が焦土と化したあの夏から強かに起ち上がってきました一方、依然として積み残されている課題が多いのも事実です。安全保障体制は未だに決して十分とは言えず、自民党は憲法改正の問題を棚上げし続けています。隣国とのあいだには歴史認識問題が存在しており、米国とのあいだには日米地位協定の問題が取り除かれていません。これらの問題を放置したまま、次代の国のかたちを考えることはできないはずです。来年の戦後80年を前に考えるべき「宿題」について、多角的に議論します。
特集2は「誰が『氷河期世代』を救うのか」。就職氷河期世代が抱える「問題の本質」とその責任の主体を浮き彫りにします。そのほか、ジャック・アタリ氏が混迷の米国政治を見通す巻頭インタビューや、地方創生について議論する石破 茂議員と中野祐介浜松市長の対談などを掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
「終戦の日」に私たちが問うべきもの
佐伯啓思
38p
未だ「四合目」の日本の安全保障
兼原信克
50p
憲法改正から逃避する自民党
井上達夫
58p
自主敗れて「日米地位協定の闇」深し
山本章子
68p
歴史認識問題の先に「和解」はあるか
波多野 澄雄
76p
戦後日本の公共性と自衛隊のジレンマ
辻田 真佐憲
86p
占領期ラジオ放送と「民主化」の真実
太田 奈名子
94p
「不完全だが不可欠」な国連のいま
長 有紀枝
102p
特集2:誰が「氷河期世代」を救うのか
困難なキャリアの実態と支援策
堀 有喜衣
130p
「不景気だから採用しない」は合理的か
服部泰宏
138p
就職氷河期世代の新たな受難
溝上憲文
146p
世代間交流で課題を乗り越える
福澤涼子
154p
巻頭インタビュー
孤立主義に留まらないトランプ・リスク
ジャック・アタリ
16p
連載 ほか
男女の賃金格差は変えていける
矢田稚子
110p
「ドーナツ経済」へのシフトは進むのか
ケイト・レイワース
120p
地方創生10年、積み残された課題
石破 茂&中野祐介
162p
「切実な他者」としての家族
宇佐見 りん
208p
「中国嫌い」のための中国史〈11〉
李白と漢詩
安田峰俊
182p
日本史は「敗者」に学べ〈8〉
山本五十六〈前編〉
呉座勇一
190p
〈宗教と現代世界研究会〉
インド総選挙とヒンドゥー至上主義の行方
中溝和弥
216p
動物たちから見た「死の世界」
豊田 有
200p
NIMBYと社会的施設のジレンマ
土屋 雄一郎
226p
著者に聞く
料理の「おいしがり方」を伝える
三浦哲哉
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
結局は旧態依然だった都知事選
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
配属ガチャと配属確約?
勅使川原 真衣
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
選挙と二つの空間
藤村龍至
30p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
「君のヴォイスは何だ」という問い
谷川嘉浩
32p
地域から日本を動かす〈29〉
戦国武将を現代に甦らせる
結城豊弘
34p
歴史家の書棚〈50〉
尾原宏之『「反・東大」の思想史』
奈良岡 聰智
238p
巻頭言〈7〉
「靴入りデザート事件」顛末
冨田浩司
13p
文明之虚説〈81〉
「天朝」としての中国共産党
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈11〉
悪魔の半面
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈9〉
生き物たちのご馳走
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈64〉
齊藤なぎさ 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
24/8月号の読みどころ
先進民主主義国のなかで例外的に安定していた日本政治が、急速に求心力を失っています。岸田政権は、防衛費の増額や原発再稼働など大きな決断を行なってきましたが、増減税をめぐる姿勢や裏金問題への対応で政権基盤は揺らぎ、派閥の解散が自民党のガバナンスをどう変えるかも不透明です。平成初期とは異なり、自民党の中堅若手からは政治再建への熱意と行動がみられず、野党は四分五裂状態。現在は、混迷のなかで奇妙に「ゆるい政治」が進行していると言えるでしょう。日本政治が混迷を止め、国際秩序を支え、日本社会の未来を拓く推進力となるうえで何が必要なのか、本特集では、岸田文雄首相、立憲民主党の泉健太代表、日本維新の会の馬場伸幸代表、そして高市早苗経済安全保障相など与野党の政治家にビジョンと覚悟を問います。そのうえで、識者による日本政治への建設的な問題提起、また経済界からは日本IBMの山口明夫社長のインタビューを掲載し、転換期の世界における日本政治のあり方を考えます。
特集2は「変わりゆくスポーツの意義」。パリ五輪・パラリンピックを前に、スポーツと社会の関係性の変化などを議論します。また、巻頭には世界でもっとも成功している企業の一つである任天堂の古川俊太郎社長の独占インタビューを掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:日本政治の覚悟を問う
政権1000日の成果と残された課題
岸田文雄
40p
政権交代を100%目指している
泉 健太
50p
追及型の野党第一党は国益を生まない
馬場伸幸
60p
「危機の時代」の宰相に求められる資質
中西 寛
70p
「開かれた政治」を次世代に残す
牧島かれん&伊藤孝恵&森澤恭子
80p
政治の力に期待する「安定」と「実行」
山口明夫
90p
安定政権を生み出す官邸とは
牧原 出
100p
「主権者の代表」たる政治家の使命
高市早苗
108p
特集2:変わりゆくスポーツの意義
B.LEAGUEが魅せる新時代のスポーツ
島田慎二
134p
パラリンピックを巡るパラドックス
小倉和夫
142p
プロ化時代の実業団選手のキャリア
中村英仁
150p
日本のアスリートにこそ「学問」を
小野雄大
158p
巻頭インタビュー
任天堂が提供する「最大の価値」
古川俊太郎
18p
連載ほか
東京都知事選は「究極の選択」なのか
安田洋祐&西田亮介
120p
「バブルの失敗」から企業変革を考える
恩田 饒&宇田川元一
166p
欧州議会選挙「極右」定着の背景
渡邊啓貴
194p
「ヤングケアラー支援」の現状と課題
斎藤真緒
204p
日本史は「敗者」に学べ〈7〉
石田三成〈後編〉
呉座勇一
184p
なぜ人は「正しい物語」では満足できないのか
近内悠太
212p
台湾に対する日米の温度差
佐々木れな
220p
『潜水艦コマンダンテ』と戦争映画の新潮流
瀬戸川宗太
228p
著者に聞く
マネージャーに「救い」はあるか
小林祐児
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
報じられないSNS上の議論
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈教育企業〉
少子化対策にメリットを?
勅使川原真衣
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
コミュニティの四層構造
藤村龍至
32p
ニッポン新潮流〈現代思想〉
哲学とビジネスの接点
谷川嘉浩
34p
地域から日本を動かす〈28〉
地方よ、消滅可能性に抵抗せよ
結城豊弘
36p
書店員から見た世界
誰もが通いたいと思える場所に
宮台由美子
238p
歴史家の書棚〈49〉
サビーネ・フリューシュトゥック『「戦争ごっこ」の近現代史』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈6〉
評決の行方
冨田浩司
15p
文明之虚説〈80〉
イデオロギー国家としての中国
渡辺利夫
246p
邂逅する中世と現代〈10〉
頼れる女性
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈8〉
異国の風景
写真・文/今森光彦
8p
令和の撫子〈63〉
松本信歩 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/7月号の読みどころ
今年2月、日経平均株価がバブル期につけた史上最高値を、じつに34年ぶりに更新して大きな話題を呼びました。この動きをうけて、「日本企業」の復活が叫ばれましたが、はたして、そのような見方は成り立つのでしょうか。「日本企業」あるいは「日本的経営」などの言葉は、かつては「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代があったものの、その後の「失われた三十年」を経て、基本的には悲観的なニュアンスで用いられてきました。他方で、近年では海外で日本の企業に注目する動きがあるのも事実です。日本の企業と経営の「強み」と「課題」について、特集であらためて検討します。日本の企業のポテンシャルを力強く語るウリケ・シェーデ氏のインタビューや、「日本企業」「日本的経営」という語り口そのものに疑義を呈する楠木建氏の論稿などを掲載するほか、新著『世界は経営でできている』がベストセラーの岩尾俊兵氏の論稿などは必読です。
特集2は「なぜ中東は混乱するのか」。イスラエルとイランの対立でさらに緊迫化する中東情勢について、日本人が見落としがちな混乱の淵源に多角的に迫ります。そのほか、文化外交について語る上川陽子外務大臣のインタビューや、頼清徳新総統の人物評などを述べた台湾の陳水扁元総統の独占インタビュー第二弾にも、ぜひご注目ください。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:日本企業の夜明け
「失われた三十年」という偽りの神話
ウリケ・シェーデ
34p
「日本的経営」という幻の先に
楠木 建
44p
歴史的円安のリスク軽減に向けて
木内登英
54p
日本製鉄から見るJTCの覚醒
上阪欣史
62p
経営には「言葉」が必要だ――経営現場の詩人たち
岩尾俊兵
70p
日本の労働者は「守られすぎ」か
濱口桂一郎
78p
「Z世代化する社会」と職場の戦略
舟津昌平
88p
特集2:なぜ中東は混乱するのか
イラン・イスラエル間の「影の戦争」の行方
坂梨 祥
128p
中東に横行する権威主義――民主化は進むのか
末近浩太
136p
一〇・七事件で問われる欧米の行き場
江﨑智絵
144p
イスラーム理解と宗教嫌悪
松山洋平
152p
巻頭インタビュー
MMTは「過激な思想」なのか
ステファニー・ケルトン
16p
独占第二弾
頼清徳・新総統への信頼と直言
陳 水扁
162p
特別インタビュー
「共創」する文化外交
上川陽子
182p
連載ほか
「消滅可能性自治体」議論を消滅せよ
金井利之
96p
TSMC熊本工場は成功するか
湯之上 隆&林 宏文
106p
「生涯現役社会」実現への条件
今野浩一郎
118p
「中国嫌い」のための中国史〈10〉
孔子
安田峰俊
188p
日本史は「敗者」に学べ〈6〉
石田三成〈前編〉
呉座勇一
198p
離婚と子ども――民法改正を契機に
原田綾子
208p
再「小新聞」化するジャーナリズム
大澤 聡
218p
合理性のない規制の改良
大屋雄裕
226p
著者に聞く
仕事と趣味の両立に悩むすべての人へ
三宅香帆
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
総選挙の試金石
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
公園と身体性
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈27〉
名勝地の逆転の発想・昔に戻せ
結城豊弘
30p
歴史家の書棚〈48〉
中原雅人『自衛隊と財界人の戦後史』松田小牧『定年自衛官再就職物語』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈5〉
スピーチの極意
冨田浩司
13p
文明之虚説〈79〉
アランの幸福論
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈9〉
情報を照らす光
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈7〉
棚田の個性
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈62〉
カニササレアヤコ 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/6月号の読みどころ
投票率約77%、得票率は過去最高を更新する約87%。今年3月、ロシアで行なわれた大統領選挙の結果です。言うまでもなく、勝利したのは現職のウラジーミル・プーチン。われわれから見れば、ウクライナに侵略戦争を仕掛け、なおかつ強権的な手法で国家を統治している人物が、なぜこれほどの支持を受けているのか、不可思議に思えます。他方で、反政府運動家のナワリヌイ氏の死やISによるテロなど、ロシア社会に綻びが見え始めているのも事実。はたして、ロシアという不可思議な国を、私たちはどう理解すればよいのか。彼の国の行動を規定するものは何か。中西輝政氏と『諜報国家ロシア』で山本七平賞を受賞した保坂三四郎氏が「新しい独裁」を体現しているのはプーチンのロシアであると指摘するほか、日本を代表するロシア文学研究者である亀山郁夫氏はプーチンの行動原理とロシア人のメンタリティに迫ります。
特集2は「『強い野党』はなぜいない?」。いわゆる「裏金問題」以降、自民党への不信が高まっているにもかかわらず、一向に支持率が上がらずに政権交代への期待の声も聞こえてこない野党。現在の課題とあるべき姿を考えます。そのほか、ノーベル経済学賞学者でもあるスティグリッツ教授が、混沌の世界経済と日本経済の課題を論じます。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:不思議の国・ロシア
防諜国家が生んだ「新しい独裁」
中西輝政 保坂三四郎
34p
大統領選とテロが示すプーチン体制の変容
佐々木正明
48p
ロシア社会を動かす空気と歴史観
池田嘉郎
56p
「三年目の戦争」の終わらせ方
千々和泰明
66p
北方領土交渉に見る「プーチン流外交」
鈴木美勝
74p
ドイツの「ロシア観」の深層に迫る
マライ・メントライン
82p
プーチンの行動原理、ロシア人の精神性
亀山郁夫
90p
戦争と暴力の本質は変わらない
小谷 賢&小泉 悠&先崎彰容
102p
特集2:「強い野党」はなぜいない?
低支持率・つぶし合いからの脱却へ
境家史郎
134p
複雑化する有権者と野党の課題
秦 正樹
142p
多様性を生み出すための選挙制度
小林良彰
150p
「野党共闘」は国民のためになるか
藤田文武
158p
巻頭企画
世界経済に襲い掛かる「真の脅威」
ジョセフ・E・スティグリッツ
18p
特別寄稿
台湾新政権・頼清徳の研究
小笠原欣幸
114p
特別対談
少子化対策に「魔法の杖」は存在しない
筒井淳也&小倉將信
202p
連載ほか
「意識高い系企業」が覆い隠すもの
カール・ローズ
126p
日本語を大切に歌う
藤原正彦&由紀さおり
166p
「中国嫌い」のための中国史〈9〉
科挙
安田峰俊
184p
日本史は「敗者」に学べ〈5〉
明智光秀
呉座勇一
192p
宗教と現代世界研究会
バチカン外交の影響力と役割
松本佐保
220p
日本の教育に「夢」と「志」を
高橋 玄
212p
令和の事業家
AIを活用して健全な民主主義社会へ
ジュリアン・ブロディ
230p
著者に聞く
地方と自分のアンテナを大切に
堤 未果
234p
新連載 書店員から見た世界
「人文書」は時を超える
東二町順也
238p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
偽情報対策は「適切」か
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
社会的制度としての建築家
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈26〉
新潟発〝空の北前船〟
結城豊弘
30p
歴史家の書棚〈47〉
水沼淑子『近代日本の別荘建築』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈4〉
「二国家解決」をめざして
冨田浩司
15p
文明之虚説〈78〉
ヒルティの幸福論
渡辺利夫
246p
邂逅する中世と現代〈8〉
猫と近世
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈6〉
深山の甘い香り
写真・文/今森光彦
8p
令和の撫子〈61〉
上野愛咲美 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/5月号の読みどころ
4月10日、総選挙を迎える韓国。
2年前に尹錫悦政権が誕生して以来、それまで険悪な関係が続いていた日韓関係は好転しました。
とはいえ、依然として歴史認識問題や竹島問題などの懸案は存在しますし、今後も韓国の対日姿勢は時々の政治状況により変動するはずで、すべての課題が即座に解決するとの見方は楽観的でしょう。

隣国であればこそ、両国のあいだには種々の課題や因縁が存在しますが、私たちは韓国がいま直面している「現実」を知ったうえで、いかに戦略目標を共有して、建設的な二国間関係を築くべきなのか。駐韓国大使を務めた冨田浩司氏や、尹政権のポピュリズムを紐解く木村幹氏の論稿などを掲載しています。
また、新著『拒否戦略』が話題を呼ぶエルブリッジ・コルビー元米国防次官補代理とハドソン研究所の村野将研究員の特別対談は、東アジアの秩序と日本の安全保障を考えるうえで必読の内容です。

特集2は「トランプは世界を壊すか」。
日本でも「もしトラ」が本格的に議論され始めているいま、アメリカでトランプ氏が支持を集めている背景や、再登板が現実化したときの世界への影響を考えます。

巻頭には、安田峰俊氏による陳水扁元台湾総統への独占インタビューを掲載。中国共産党と対峙し続けてきた陳元総統は、はたして何を語るのか。ぜひご一読ください。

━━━━  もくじ  ━━━━━
日韓関係「再構築」への道筋
冨田浩司
34p
「理念対決」ではなくなった選挙
牧野愛博
42p
尹錫悦政権のポピュリズム
木村 幹
50p
日本との明暗を分けた経済の脆弱性
高安雄一
58p
人口減少対策には「多様性」が欠かせない
春木育美
68p
危機をチャンスに変えた韓流コンテンツ
黄仙 惠
76p
出版事情から考える「韓国との距離」
金 承福
84p
対中国「拒否戦略」の条件と落とし穴
エルブリッジ・A・コルビー&村野 将
92p
特集2:トランプは世界を壊すか
「トランプ化」しないと勝てない?――バイデンの隘路
三牧聖子
130p
「イデオロギー」なき利己主義
橋本 努
138p
トランプの「魔法」をどう解くか
五十嵐元道
146p
楽観主義が「金融市場」に混乱を招く
塚口直史
154p
連載ほか
台湾有事は始まっている
峯村健司
104p
質問の質は「議員の質」
片山宗親
112p
教養とは「将来の自分」を想像する力
森本あんり&レジー
120p
戦争報道の「ジレンマ」の先に
須賀川 拓
200p
独占インタビュー
中国を恐れる必要はない
陳 水扁
14p
「中国嫌い」のための中国史〈8〉
『孫子』
安田峰俊
182p
日本史は「敗者」に学べ〈4〉
源義経
呉座勇一
190p
岡本喜八生誕100年
「戦中派」が戦後日本に問いかけたもの
福間良明 前田啓介
162p
グローバルヘルスは生まれ変わるか
馬渕俊介
208p
ニュースとコメンテーターの未来
石田 健
216p
「世間教」の同調圧力から抜け出せるか
佐藤直樹
222p
令和の事業家
「被害」をふり返る場が必要
坂上 香
230p
著者に聞く
うっかり手にした女性に勇気を
山内マリコ
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
表層と実態が乖離する政治
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
13年目の原発被災地から
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈25〉
大阪の変化とたくましさ
結城豊弘
30p
歴史家の書棚〈46〉
奥島高弘『知られざる海上保安庁―安全保障最前線―』
奈良岡聰智
238p
文明之虚説〈77〉
「仕事」の本義
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈7〉
髪の色
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈5〉
茅葺き
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈60〉
中条あやみ 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/6月号の読みどころ
デジタル技術の進化は、まさしく諸刃の剣だと言えます。たしかに、私たちは国境を越えて世界中の人びととつながれるようになりました。他方で、ヘイトスピーチやフェイクニュースの氾濫で社会は混乱し、プラットフォームがポピュリズムを伸長させる土台になっているのも事実でしょう。グーグル、アマゾン、メタ、アップル、マイクロソフトに代表されるビックテックは、その規模や影響力はすでに国家を超えており、「帝国」とも称されます。5社の時価総額は日本の全上場企業の合計を上回るなど富が集中しており、資本主義や民主主義を捉え直す必要性も指摘されています。GAFAの戦略と脅威について論じた著書がベストセラーになったスコット・ギャロウェイ氏へのインタビューや、「テクノ封建制」について議論する大澤真幸氏と山口周氏の対談を掲載するなど、国家を凌駕しうるデジタル帝国を前に、私たちはいかに対峙するべきかを考えます。

特集2は「自民党政治の落とし穴」。いわゆる「裏金問題」への批判が収まらないいま、中北浩爾氏や野田佳彦元総理などが現在の自民党の問題点を論じます。

日本映画界の未来に危機感を抱く是枝裕和監督の巻頭インタビューや、デービッド・アトキンソン氏と広島県の湯崎英彦知事の特別対談なども掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━

ビッグテックの支配は終わらない
スコット・ギャロウェイ
36p
テクノ封建制を乗り越えよ
大澤真幸/山口 周
44p
プラットフォームとデジタル社会のゆくえ
宍戸常寿
54p
フェイクと陰謀論が民主主義を破壊する
福田 充
62p
総検索社会がつくる「新しい全体主義」
與那覇 潤
70p
BATHの現在地と中国ITの実力
山谷剛史
80p
デジタル農奴化する経常黒字国・日本
唐鎌大輔
88p
グローバリゼーションと封建制
國分功一郎
96p
特集2:自民党政治の落とし穴
自民党は「強み」を手放すのか
中北浩爾
134p
岸田首相に足りない「伝える力」
東 照二
142p
古代ギリシア哲学と現代政治との対話
納富信留
150p
派閥解消は裏金問題の矮小化
野田佳彦
158p
連載ほか
ガザの平和はいつ訪れるのか
山内昌之
106p
広島から考える「観光大国」の条件
デービッド・アトキンソン&湯崎英彦
124p
心理的安全性はメンタルの問題ではない
太田 肇&金間大介
166p
市民の声が伝える「中国経済危機」
リチャード・ヤーロー
204p
巻頭インタビュー
日本映画界の「十年先」を考える
是枝裕和
18p
「中国嫌い」のための中国史〈7〉
明朝
安田峰俊
184p
日本史は「敗者」に学べ〈3〉
西郷隆盛(後編)
呉座勇一
194p
【宗教と現代世界研究会】
「宗教復興」から現代世界を読み解く
小川 忠
222p
能登半島地震のボランティアを考える
宮本 匠
116p
誰もが「本屋」になれる時代
北田博充
214p
令和の事業家
女子高生の夢を叶える日本一の校長に
赤荻 瞳
232p
著者に聞く
不正への怒り、痛みへの共感
岡 真理
236p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
泉房穂という政治家
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
子ども中心の公共空間
藤村龍至
30p
地域から日本を動かす〈24〉
若者とともに諦めない
結城豊弘
32p
歴史家の書棚〈45〉
伊藤孝夫『佐々木惣一』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈3〉
アナポリスの桜
冨田浩司
15p
文明之虚説〈76〉
意識の無意識化
渡辺利夫
246p
邂逅する中世と現代〈6〉
手柄と裁判
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈4〉
小さな森
写真・文/今森光彦
8p
令和の撫子〈59〉
五十嵐美樹 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/3月号の読みどころ
長らく停滞してきた先進国の経済は、この数年で大きく様変わりしました。世界がパンデミックからの回復期にあったなか、ロシア・ウクライナ戦争などが勃発したことで、マネーの潮流は激変し、各国は急激なインフレに直面しました。インフレ制御と経済活動鈍化の狭間で、財政政策と金融政策を調和させながら舵取りを担うというかつてない困難な局面にあります。マネーの流れの変化は、新たな成長経済を牽引する強大な動力源として作用すると同時に、中国の不動産不況や米シリコンバレー銀行破綻などの経済危機を引き起こす要因ともなっています。本特集では、マネーの新潮流とそれが及ぼす影響に着目し、さまざまな観点から新たな経済の深層に迫りました。経済界と政界のキーパーソンであるマネックスグループ会長の松本大氏と衆議院議員の越智隆雄氏の特別対談などに加えて、ノーベル経済学賞受賞も有力視されているダロン・アセモグル氏の独占インタビューなどを掲載しています。

特集2は「検証・学歴社会」。功罪が語られ続けている学歴社会について、組織開発コンサルタントや行動遺伝学研究の第一人者などが多角的に議論しています。

巻頭には、1月13日に投開票された台湾総統選の結果を受けて、台湾政治に精通するジャーナリストの野嶋剛氏と、かつての「ひまわり学生運動」のリーダーであった林飛帆氏の緊急対談を掲載。台湾の現在と東アジアの未来を考えるうえで必読の内容です。

-------もくじ--------
フラット化の終焉で起きること
伊藤元重
34p
経済と社会を動かすカギは資本市場
松本 大 越智隆雄
42p
求められる異次元緩和の「リニューアル」
中里 透
56p
高まる「金融ショック」へのリスク
大槻奈那
64p
「安く買い負ける日本」から脱却せよ
坂口孝則
72p
ドル覇権は2050年まで続くか
河合正弘
80p
グリーンファイナンスは逆流していない
吉高まり 大場紀章
90p
国際政治を動かすマネーの新潮流
ダロン・アセモグル
100p
特集2:検証・学歴社会
真の課題は「仕事観」のアップデート
勅使川原真衣
130p
ニセモノの「能力主義」が問題だ
安藤寿康
138p
「教育格差」は絶対悪か?
おおたとしまさ
148p
変わる韓国、岐路に立つ日本
有田 伸
156p
「自由で開かれた国際秩序」は実現するか
墓田 桂
110p
日本人の「伝統的職業観」を取り戻せ
田口佳史&田村 潤
118p
マッチングアプリ、ホスト、真実の愛
山田昌弘&佐々木チワワ
164p
連載ほか
緊急対談
民進党の「苦い勝利」が意味するもの
野嶋 剛&林 飛帆
16p
「中国嫌い」のための中国史〈6〉
始皇帝
安田峰俊
182p
日本史は「敗者」に学べ〈2〉
西郷隆盛(前編)
呉座勇一
190p
戦争を「ポルノ」にしない覚悟
五十嵐元道
200p
誰一人取り残さない「男女共同参画社会」へ
萩原なつ子
208p
名作映画の「感動」が人生を形づくる
本村凌二 とり・みき
218p
万博と裏庭問題
橋下 徹
226p
著者に聞く
若者の連帯、世界への怒り
大田ステファニー歓人
234p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
能登半島地震、情報不足の背景
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
奥能登の未来を考える
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈23〉
九州推し
結城豊弘
30p
歴史家の書棚〈44〉
兒玉州平・手嶋泰伸編『日本海軍と近代社会』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈2〉
孤高の愛国者、キッシンジャー
冨田浩司
13p
文明之虚説〈75〉
フロイト思想の在り処
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈5〉
対価と補償
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈3〉
季節を運ぶ花
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈58〉
真子千絵美 
撮影/遠藤 宏
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p
-------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみください。
880円
2024/2月号の読みどころ
2023年2月、米国CIAのバーンズ長官は、中国の習近平国家主席が2027年までに台湾侵攻の準備を行うよう軍に指示しているとの見方を示しました。今年1月13日には台湾総統選、さらには米国大統領選も11月に控えており、どのように事態が推移するか、先行きを見通すのは困難です。有事が起きれば、もちろん日本の安全保障に重大なリスクが生じるとともに、サプライチェーンが混乱して経済にも甚大な影響がでるのは間違いありません。間近に迫った台湾総統選の行方を考えつつ、日本に求められる備えについて考えます。『デンジャー・ゾーン』の著者であるマイケル・ベックリー氏と村野将氏の対談をはじめ、3つの対談企画を掲載するなど台湾リスクについて徹底議論するとともに、日本経済や企業活動への影響についても検討します。
特集2は、「アニメが映す『日本』」。世界から評価されているアニメを通じて、日本のいまや強みを考えます。『この世界の片隅に』の監督・脚本を務めた片渕須直氏のインタビューも掲載。そのほか、岸田政治と世界の混迷を語る日本政治研究の第一人者であるジェラルド・カーティス氏の独占インタビューや、角幡唯介氏とオリバー・バークマン氏の特別対談も必読です。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:台湾リスク
独裁者の過信による有事に備えよ
宮家邦彦
34p
最も警戒すべき危機シナリオ
マイケル・ベックリー&村野 将
42p
藍緑対決の争点と分割政府への懸念
福田 円
52p
習近平の危うい統治が招く緊張
阿南友亮
60p
中国依存脱却とデリスキングを急げ
戸堂康之
68p
地政学リスクを生き抜く半導体戦略
長内 厚
76p
認知戦の実態と人民解放軍の実力
林 秉宥&安田峰俊
84p
政治は「有事」に決断を下せるか
峯村健司&中曽根康隆
94p
特集2:アニメが映す「日本」
アニメと日本人の精神分析
斎藤 環
134p
「日本らしさ」の裏に産業の変遷
藤津亮太
142p
米国の若者はなぜ「日本アニメ」にハマるのか
森川 潤
150p
「現代の視点」を捨てて日本を描く
片渕須直
158p
連載 ほか
「いまを生きる実感」をいかに得るか
角幡唯介&オリバー・バークマン
106p
昭和天皇の「御聖断」考――日米安保改定をめぐって
小宮 京
124p
NSC創設10年、その成果と課題
折木良一&金子将史
166p
トップスポーツ界はもっと成長できる
大河正明
210p
巻頭インタビュー
自民党が日本を弱体化させる
ジェラルド・カーティス
18p
私の人生を変えた出会い
「偉大なリーダーたち」に学んだこと
安藤忠雄
220p
日本史は「敗者」に学べ〈1〉
織田信長
呉座勇一
192p
「中国嫌い」のための中国史〈5〉
アヘン戦争
安田峰俊
184p
デジタルへの依存をやめよ
ジョージ・ダイソン
116p
NTT完全民営化と携帯キャリア覇権競争
石川 温
202p
令和の事業家
出所者支援はなぜ必要か
千葉龍一
228p
著者に聞く
日記は「心の鏡」
古賀史健
232p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
「政治とカネ」の放置のツケ
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
公共空間を再分配せよ
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈22〉
地方都市でのMICEの限界を超えよ
結城豊弘
30p
令和の人文アニメ批評〈終〉
『ぼくのデーモン』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈43〉
太田出『北支宣撫官』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈1〉
分断をこえて
冨田浩司
15p
文明之虚説〈74〉
リハビリとは何か
渡辺利夫
246p
邂逅する中世と現代〈4〉
鎧兜のデザイン
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈2〉
並木の風景
写真・文/今森光彦
8p
令和の撫子〈57〉
宮田愛萌 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceブックス
編集者の映画三昧

243p
Voiceブックス
読者の感想&意見
244p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
おすすめの購読プラン

商品情報・内容

  • 出版社:PHP研究所
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月6日  

■ 現代社会をさまざまな角度で鋭い分析!

月刊誌『voice』21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。

無料サンプル

■ 8月号 (2010年07月09日発売)

8月号 (2010年07月09日発売)をまるごと1冊ご覧いただけます

サンプルを見る

この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!

Voice(ボイス)の所属カテゴリ一覧

Fujisan.co.jpとは?

株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。

雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!

法人サービスはこちら >
  • タイトル1万以上

    タイトル1万以上

    豊富なラインナップで
    書店に並ばない本とも出会える

  • 試し読み

    試し読み

    バックナンバー1冊まるごと試し読み
    したり、最新号も試し読みできる

  • タダ読み

    タダ読み

    5,000冊以上の雑誌が
    無料で読み放題

  • 500円OFF

    500円OFF

    普段読んでいる雑誌のレビュー投稿で
    500円割ギフト券をプレゼント

  • 事前予約

    事前予約

    気になる本は
    発売日前から事前予約可能

  • 割引や特典付き

    割引や特典付き

    定期購読なら
    お得に本が読めて
    送料無料の雑誌も!

デジタル雑誌をご利用なら

最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!

総合案内
マイページ
マイライブラリ
アフィリエイト
採用情報
プレスリリース
お問い合わせ
©︎2002 FUJISAN MAGAZINE SERVICE CO., Ltd.