Voice(ボイス) 発売日・バックナンバー

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880円
2024/2月号の読みどころ
2023年2月、米国CIAのバーンズ長官は、中国の習近平国家主席が2027年までに台湾侵攻の準備を行うよう軍に指示しているとの見方を示しました。今年1月13日には台湾総統選、さらには米国大統領選も11月に控えており、どのように事態が推移するか、先行きを見通すのは困難です。有事が起きれば、もちろん日本の安全保障に重大なリスクが生じるとともに、サプライチェーンが混乱して経済にも甚大な影響がでるのは間違いありません。間近に迫った台湾総統選の行方を考えつつ、日本に求められる備えについて考えます。『デンジャー・ゾーン』の著者であるマイケル・ベックリー氏と村野将氏の対談をはじめ、3つの対談企画を掲載するなど台湾リスクについて徹底議論するとともに、日本経済や企業活動への影響についても検討します。
特集2は、「アニメが映す『日本』」。世界から評価されているアニメを通じて、日本のいまや強みを考えます。『この世界の片隅に』の監督・脚本を務めた片渕須直氏のインタビューも掲載。そのほか、岸田政治と世界の混迷を語る日本政治研究の第一人者であるジェラルド・カーティス氏の独占インタビューや、角幡唯介氏とオリバー・バークマン氏の特別対談も必読です。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:台湾リスク
独裁者の過信による有事に備えよ
宮家邦彦
34p
最も警戒すべき危機シナリオ
マイケル・ベックリー&村野 将
42p
藍緑対決の争点と分割政府への懸念
福田 円
52p
習近平の危うい統治が招く緊張
阿南友亮
60p
中国依存脱却とデリスキングを急げ
戸堂康之
68p
地政学リスクを生き抜く半導体戦略
長内 厚
76p
認知戦の実態と人民解放軍の実力
林 秉宥&安田峰俊
84p
政治は「有事」に決断を下せるか
峯村健司&中曽根康隆
94p
特集2:アニメが映す「日本」
アニメと日本人の精神分析
斎藤 環
134p
「日本らしさ」の裏に産業の変遷
藤津亮太
142p
米国の若者はなぜ「日本アニメ」にハマるのか
森川 潤
150p
「現代の視点」を捨てて日本を描く
片渕須直
158p
連載 ほか
「いまを生きる実感」をいかに得るか
角幡唯介&オリバー・バークマン
106p
昭和天皇の「御聖断」考――日米安保改定をめぐって
小宮 京
124p
NSC創設10年、その成果と課題
折木良一&金子将史
166p
トップスポーツ界はもっと成長できる
大河正明
210p
巻頭インタビュー
自民党が日本を弱体化させる
ジェラルド・カーティス
18p
私の人生を変えた出会い
「偉大なリーダーたち」に学んだこと
安藤忠雄
220p
日本史は「敗者」に学べ〈1〉
織田信長
呉座勇一
192p
「中国嫌い」のための中国史〈5〉
アヘン戦争
安田峰俊
184p
デジタルへの依存をやめよ
ジョージ・ダイソン
116p
NTT完全民営化と携帯キャリア覇権競争
石川 温
202p
令和の事業家
出所者支援はなぜ必要か
千葉龍一
228p
著者に聞く
日記は「心の鏡」
古賀史健
232p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
「政治とカネ」の放置のツケ
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
公共空間を再分配せよ
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈22〉
地方都市でのMICEの限界を超えよ
結城豊弘
30p
令和の人文アニメ批評〈終〉
『ぼくのデーモン』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈43〉
太田出『北支宣撫官』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈1〉
分断をこえて
冨田浩司
15p
文明之虚説〈74〉
リハビリとは何か
渡辺利夫
246p
邂逅する中世と現代〈4〉
鎧兜のデザイン
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈2〉
並木の風景
写真・文/今森光彦
8p
令和の撫子〈57〉
宮田愛萌 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceブックス
編集者の映画三昧

243p
Voiceブックス
読者の感想&意見
244p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2024/1月号の読みどころ
ロシア・ウクライナ戦争の収束への糸口が見えないまま、今年10月には中東で武力衝突が起きました。いよいよ混迷を極める国際情勢ですが、来年2024年は分かれ道とも言える1年。世界を見渡せば「選挙イヤー」であり、とくに国際的に注目されるのが1月の台湾総統選と11月の米大統領でしょう。
日本国内でも、来年9月に総裁選を控える岸田政権は支持率の低迷が深刻化しており、年内の解散総選挙を見送りました。
ロシア・ウクライナ戦争と中東の武力衝突はどのような展開を見せるのか。
それに加えて、台湾危機も囁かれる東アジアの秩序はどうなるのか。世界と日本にとっての転換点となる2024年の行方を占います。
現在の国際情勢を「冷戦後最大の難局」と指摘しつつ、日本が果たしうる役割を説く中西輝政氏の巻頭論稿をはじめ、日本の政治経済、米中競争、中東、ロシア、台湾、そして欧州の現在地と今後を展望する特集です。

特集2は、「『男女の格差』の死角」。今年10月、ゴールディン氏が賃金格差と女性の労働についての研究でノーベル経済学賞を受賞しましたが、あらためて日本における「男女の格差」について多角的に議論します。

そのほか、新作映画が話題を集めている北野武監督と現代美術家の舘鼻則孝氏の巻頭対談のほか、暗号通貨イーサリアムの考案者として知られるヴィタリック・ブテリン氏の独占インタビューも掲載しています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
「冷戦後最大の難局」を乗り切れるか
中西輝政
34p
デフレ脱却への総仕上げとリスク
若田部昌澄
48p
米大統領選が変える「米中競争」の行方
川島 真&森 聡
56p
パレスチナ問題の忘却が生む分断
末近浩太
68p
ウクライナ「支援疲れ」が起こす悲劇
佐々木孝博
76p
民進党敗北ならば対中包囲に致命傷
野嶋 剛
84p
揺らぐ欧州の団結と日米との結束
池本大輔
92p
日本政治は構想力を取り戻せるか
待鳥聡史
100p
特集2:「男女の格差」の死角
今の政治は限られた「強い人」のもの
三浦まり
132p
実証経済学で考える「男女格差」
牧野百恵
142p
なぜ市場は不平等を生むのか
安田洋祐
150p
「男性特権」にいかに向き合うか
杉田俊介
158p
連載 ほか
インテリジェンスは万能ではない
黒井文太郎&小谷 賢
108p
組織悪の生成と対話的変革への考察
宇田川元一
118p
北九州市からめざす「新しい観光」
武内和久&龍崎翔子
164p
円は暗号資産に代替されない
ヴィタリック・ブテリン
192p
巻頭対談
「日本らしさ」こそが世界と戦う武器
北野 武&舘鼻則孝
14p
「中国嫌い」のための中国史〈4〉
水滸伝
安田峰俊
182p
「エビデンス」との賢い付き合い方
杉谷和哉
124p
なぜヒトは「言語」を理解できるのか
今井むつみ&秋田喜美&千葉雅也
210p
「タイプ別診断」に不可能な真の自己理解
小塩真司
202p
【第32回山本七平賞発表】
保坂三四郎『諜報国家ロシア』

216p
首長の力量
政治の腐敗を変えるのは議員ではない
石丸伸二
222p
令和の事業家
「越境経験」が日本人を変える
小沼大地
226p
著者に聞く
現代短歌は「料理」のように楽しめる
青松 輝
230p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
放送事業者にとっての試金石
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
ストリートの文化
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈21〉
北前船から現代を俯瞰する
結城豊弘
30p
令和の人文アニメ批評〈17〉
『葬送のフリーレン』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈42〉
武藤秀太郎『中国・朝鮮人の関東大震災』牧原出/坂上博『きしむ政治と科学』
奈良岡聰智
238p
文明之虚説〈73〉
怪我の功名
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈3〉
侍たちの意味合い
作・文/野口哲哉
1p
里山―未来へつなげたい日本の風景〈新〉
村の御神木
写真・文/今森光彦
6p
令和の撫子〈56〉
粉川なつみ
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceブックス
編集者の映画三昧

241p
Voiceブックス
読者の感想&意見
242p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2023/12月号の読みどころ
中東におけるイスラエルとハマスの衝突は、昨年来のロシア・ウクライナ戦争ととともに、国際秩序はもちろんのこと世界のエネルギー事情にも大きなインパクトを与えています。近年、「エネルギー安全保障」の重要性が叫ばれていますが、世界第5位のエネルギー消費大国である一方、供給のじつに8割以上を輸入依存している「持たざる国」である日本は、短期と中長期の双方から戦略を速やかに見直さなければいけません。電気代やガソリン代などの高騰など私たちの暮らしにも影響が及び始めているいま、本号では世界のエネルギー情勢の最前線を追うとともに、現下のエネルギー危機と未来をいかに生きる抜くべきかを考えます。世界のエネルギー事情に精通するアナリストである岩瀬昇氏と中東研究の第一人者である池内恵氏の対談や、エネルギー問題の世界的権威であるダニエル・ヤーギン氏の独占インタビューを掲載するなど必読の内容です。
第2特集は「『家族』に何が起きているのか」。子どもをもつことを諦めたり親の介護に悩んだりするミドル世代や、「毒親」に悩まされる人びとなど、家族を巡る現代日本の課題を考えます。そのほか、新著が話題を呼ぶ東浩紀氏への巻頭インタビューや、先の国民民主党代表選で敗れた前原誠司氏が政権奪取論を語る特別インタビューを掲載。

■‐-----今月号の目次
特集1:エネルギー危機、どうする日本
「持たざる国」を襲う地政学リスク
岩瀬 昇&池内 恵
36p
「次の50年」に向けた困難な課題
小山 堅
48p
「イスラエル・ハマス戦争」の行方と余波
菅原 出
56p
ロシアが目論む世界新秩序を巡る闘い
畔蒜泰助
64p
欧州が陥る「エネルギー貧困」の現実
熊谷 徹
72p
脱炭素移行期こそ化石燃料に投資を
松尾 豪
80p
持続可能性の欠落が生む「抜け穴」
藤井秀昭
88p
日本のエネルギー政策、語られざる強み
ダニエル・ヤーギン
96p
特集2:「家族」に何が起きているのか
「負の資産」となった子ども
落合恵美子
146p
家族と介護の「距離」――相手の傍に居続けること
木下 衆
154p
誰が「母」を殺すのか?
齊藤 彩
160p
マッチングアプリは「家族」を変えるか
阪井裕一郎
166p
連載 ほか
「第二自民党」では意味がない
前原誠司
106p
総力戦を加速させる「未来の戦争」
長島 純&奥山真司
114p
自我を捨てれば苦しみは減る
古舘伊知郎&佐々木 閑
126p
産官学でスタートアップを支える
湯﨑英彦&本田圭子
136p
企業の「倫理」とどう向き合うか
福川恭子
208p
巻頭インタビュー
保守とリベラルは「訂正」できるか
東 浩紀
16p
台湾有事シミュレーション〈終〉
「戦って勝てる自衛隊」になるために
峯村健司
182p
親鸞、時代を超える言葉〈後編〉
「我ら」と語る覚悟はあるか
ひきたよしあき
192p
Z世代はなぜ「イミ消費」するのか
牛窪 恵
200p
「未知なる道」を歩むのが脚本の醍醐味
金子茂樹
216p
ウェルビーイングと「弱い結びつき」の力
入山章栄
222p
著者に聞く
記者の目に映る「医療現場」
岩永直子
230p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
世界は正気を取り戻せるか
渡辺惣樹
26p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
失われた「政策の幅」
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
東京型再開発の行方
藤村龍至
30p
地域から日本を動かす〈20〉
隠岐・海士町の成長戦略
結城豊弘
32p
令和の人文アニメ批評〈16〉
『火の鳥 エデンの宙』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈41〉
時武里帆『就職先は海上自衛隊 女性士官世界一周篇』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈最終回〉
現代文明の「病」
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈72〉
桂太郎と拓殖大学
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈2〉
労働力の内訳
作・文/野口哲哉
1p
Wonder People〈終〉
外界と隔絶するタイの少数民族
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈55〉
坂本紫穗
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見
242p
‐------------------
以上でございます。本誌にてお楽しみください。
880円
2023/11月号の読みどころ
今年8月、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカ共和国の5カ国からなるBRICSが、2024年1月より拡大されることで合意しました。新たに加わるのは、アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の六カ国。近年、日本でも「グローバルサウス」の躍進が語られ始めて久しいですが、新しいBRICSの11カ国を見ても、政治体制や経済の状況、歴史や文化は一国ずつ少なからぬ差があります。いわゆる新興国の最前線ではいま、何が起きているのか。その変化は、国際情勢や経済にどのような影響を及ぼすのか。グローバルサウスという「幻想」に囚われず、新興国の最前線に迫りつつ、世界の変化と日本の針路を考えます。新興国と中国に対する接し方を説く田中明彦氏の論稿や、「グローバルサウスは存在しない」と強調する「欧州の知性」ジャック・アタリ氏のインタビューなどを掲載するほか、ヤマハの中田卓也社長が新興国におけるビジネスを語ります。
第2特集は「『古い組織』がなくならない」。ビッグモーター社の不祥事やジャニーズ事務所の問題が社会を揺るがせたいま、組織の在り方を検討します。巻頭には福島第一原発処理水放出問題で語るべき本当の論点を、鈴木一人氏と開沼博氏が徹底議論。

━━━━  もくじ  ━━━━━
中国には毅然と、新興国には誠実に
田中明彦
38p
「グローバルサウス」は存在しない
ジャック・アタリ
48p
「米ドル覇権への挑戦」になり得るか
唐鎌大輔
56p
反欧米にこだわるのは中露だけ
梶谷 懐&廣瀬陽子
64p
代弁者から真の盟主をめざすインド
笠井亮平
74p
「ビジネスと人権」時代のアジアとの共創
後藤健太
82p
安定と漂流の岐路に立つ「新中東」
杉田弘毅
90p
なぜアフリカで工業化が進まないのか
福西隆弘
98p
ビジネスの鍵は「文化へのリスペクト」
中田卓也
106p

特集2:「古い組織」がなくならない
世界基準の「MVV経営」へ
岩田松雄
140p
組織はこうやって変えていける
斉藤 徹
148p
パワハラをなくせない「日本のジレンマ」
津野香奈美
156p
タンザニア人から学ぶ「多様性」の意味
小川さやか
164p
連載 ほか
日銀は「金融引き締め」に転じるか
岩田規久男
114p
音楽の「救い」が「呪縛」になる時
竹田ダニエル
122p
「お魚券」で水産業を支えよ
有路昌彦
130p
女子トップアスリートの社長論
髙田真希
200p
発達障害をめぐる誤解
岩波 明
210p
巻頭対談
原発処理水問題、棚上げのツケ
鈴木一人&開沼 博
16p
台湾有事シミュレーション〈3〉
脆弱なインフラと自衛隊の課題
峯村健司
182p
「凡夫」と認める覚悟はあるか
ひきたよしあき
192p
デビュー100年、ヒッチコック映画の真髄
瀬戸川宗太
220p
著者に聞く
本音と建前、そして無意識も認める
香川まさひと
226p
令和の事業家
「生きづらい人」に本を届ける
屋良朝哉
230p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
世界は腹黒い? 変な山火事
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
対照的な二つの入試
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
神宮外苑にみる「みどりの力」
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈19〉
旭川で出合ったこと
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈15〉
『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈40〉
秦郁彦『ウクライナ戦争の軍事分析』
オリガ・ホメンコ『キーウの遠い空』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈34〉
学校という不自然
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈71〉
一心不乱の帝都復興
渡辺利夫
244p
邂逅する中世と現代〈新〉
鎧と人間
作・文/野口哲哉
1p
Wonder People〈35〉
軍も市民も巻き込む全体主義の象徴
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈54〉
村上萌 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p

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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2023/10月号の読みどころ
まもなく発足2年を迎え、内閣改造が予定されている岸田政権。5月のG7広島サミットに関しては高く評価されましたが、それ以降は支持率が低迷し、調査によっては20%台にまで落ち込んでいます。岩盤保守層からも反発されるなど正念場を迎えていることは間違いないでしょう。今月号の特集1では、防衛費財源問題やLGBT法、さらには移民受け入れや「新しい資本主義」などのテーマをふまえて、今後の日本の国の在り方を左右する問題について、「保守」が問うべきことを考えます。「継承すべき安倍政権の国家観」を語る菅義偉前総理のほかにも、「過剰なリベラリズム」に侵された欧米からの教訓を指摘する英国人ジャーナリストのダグラス・マレー氏のインタビューを掲載しています。
第2特集は「若者たちはこう生きる」。「ゆるい職場」「読書離れ」「推し文化」などをキーワードに、若者の実態を浮き彫りにしました。そのほか、リベラルアーツや宗教の役割を縦横無尽に語り合った五木寛之氏と森本あんり氏の特別対談や、直木賞を受賞した垣根涼介氏の巻頭インタビュー「なぜいま『足利尊氏』なのか」にも、ぜひご注目ください。

もくじ‐------------
特集1:岸田政権に任せられるか
継承すべき安倍政権の国家観
菅 義偉
38p
「過剰なリベラリズム」と欧米の教訓
ダグラス・マレー
48p
防衛費財源問題は浜口内閣に学べ
井上寿一
56p
LGBT法が示した「令和の国会」の危うさ
與那覇潤
64p
「国際化」から考える移民受け入れ
施 光恒
74p
「新しい資本主義」の〈その先〉へ
大澤真幸
82p
「ネオ五五年体制」は長期化するか
山本健太郎
90p
「敗戦国の保守」の宿命
新保祐司
98p
特集2:若者たちはこう生きる
世代間対立に潜む「正義の独善」
萱野稔人
126p
若手社員が辞めない職場とは
古屋星斗
134p
「若者の本離れ」というウソ
飯田一史
142p
Z世代の強かな「メリハリ消費」
長田麻衣
150p
「推し」のためならテレビを観る
道満綾香
159p
連載 ほか
イノベーションと「保守」の意外な関係
楠木 建
118p
対話する人間を見つめ直す
納富信留
208p
音楽の「気づき」が人を変える
西川貴教
216p
特別対談
宗教は「学ぶ」ものではない
五木寛之&森本あんり
106p
巻頭インタビュー
なぜいま「足利尊氏」なのか
垣根涼介
18p
台湾有事シミュレーション〈2〉
諸施設の利用と民間企業の協力
峯村健司
166p
「中国嫌い」のための中国史〈3〉
元寇
安田峰俊
184p
大人の国語力が危ない〈終〉
国語力を悪用する人たち
石井光太
192p
アイスランドが貫く「小国の戦略」
北川靖彦
200p
70点を継続できればいい
ロザン
224p
令和の事業家
「短尺動画」がジャーナリズムを変える
廣瀬智之
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
EUは言論統制のカオス
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
無視は許されない大学ランキング
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
スポーツとまちづくり
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈18〉
芸術の力・一期一会の圧倒的な迫力
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈14〉
『君たちはどう生きるか』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈39〉
万城目学『八月の御所グラウンド』石島亜由美『妾と愛人のフェミニズム』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈33〉
若者が挑戦する後押しを
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈70〉
人材抜擢
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈終〉
李鴻章道
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈34〉
「海」という名の広大な荒野
写真・文/佐藤健寿
8p
令和の撫子〈53〉
シオリーヌ 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみください。
880円
2023/9月号の読みどころ
昨年末にオープンAI社が対話型AI「ChatGPT」を公開すると、わずか2カ月間でアクティブユーザーが1億人を突破し、現在に至るまで大きな話題を呼んでいます。生成AIについては、仕事や生産性に与える影響などについてビジネス誌が特集してきましたが、私たちの社会や生き方をどう変えるかなど、より大きな視点から考える姿勢が必要ではないでしょうか。また、AIの開発競争は米中対立の今後を左右するなど、国際政治や世界経済にとっても重要なファクターとなります。ユヴァル・ノア・ハラリは生成AIについて核兵器以上の脅威になりうると指摘しますが、現代の社会や政治経済、文化にどのような影響を与えて、時代にいかなる変化をもたらすのか、本特集では多角的に議論します。なお巻頭には、松岡正剛氏と現代美術家の舘鼻則孝氏による特別対談「AIのアートには『スタイル』がない」も掲載しています。
特集2は「日本人が知らない『核の現実』」。ロシア・ウクライナ戦争が長期化しているいまだからこそ、核の問題について考えます。そのほか、ジョン・ミアシャイマー氏のインタビュー「ウクライナ侵攻、消耗戦の行方」を独占掲載するほか、峯村健司氏の新連載「台湾有事シミュレーション」にもご注目ください。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:生成AIは時代を変えるか
テクノロジーは幸福をもたらすか
村上陽一郎
38p
人類を待ち受ける「重大リスク」
ニック・ボストロム
46p
激化する米中ハイテク覇権競争
木内登英
54p
「技術革新」は人と企業を幸せにするか
山本 勲
62p
政治の意志決定は自動化されるか
鈴木 健
70p
哲学的な語り口から考える
國分功一郎
78p
文学は「身体」から生まれる
羽田圭介
88p
良い問いは「アンラーニング」から
孫 泰蔵
96p
特集2:日本人が知らない「核の現実」
「持たざる者」の核戦略の構築を
村田晃嗣
132p
新段階に移行した「ロシアの核恫喝」
畔蒜泰助
140p
金正恩が命じた危険な「第二の使命」
井上智太郎
148p
韓国で高まる独自核武装論
宮本 悟
155p
連載 ほか
巻頭対談
AIのアートには「スタイル」がない
松岡正剛&舘鼻則孝
16p
地政学リスク時代の「攻めの経済安全保障」
布施 哲
116p
日韓カップルの理想と現実
安宿緑
124p
安倍元首相暗殺の源流は大正時代
筒井清忠
182p
地方創生でベンチャー精神を呼び戻す
南部靖之
204p
ウクライナ侵攻、消耗戦の行方
ジョン・ミアシャイマー
106p
台湾有事シミュレーション〈1〉
戸惑う政権と国民保護
峯村健司
162p
「中国嫌い」のための中国史〈2〉
諸葛孔明
安田峰俊
188p
大人の国語力が危ない〈5〉
ネットの言葉に踊らされる人たち
石井光太
196p
「健康経営」より生活実感を
大脇幸志郎
212p
「日本語ラップ」は高度な知的遊戯
川原繁人
220p
献身は本当に美しい物語なのか
竹宮ゆゆこ
224p
令和の事業家
「お寺のDX」が日本を救う
小久保隆泰
230p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
伊豆沖に沈むはずだった金の鯱
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
LGBT理解推進法の理解不足
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
Amazon化する都市
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈17〉
日本の違和感からの脱却
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈13〉
『古の王子と3つの花』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈38〉
石原敬浩『北極海』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈32〉
文明の発展は速すぎか
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈69〉
反日歴史認識の起源
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈35〉
高山彦九郎皇居望拝之像
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈33〉
プレシディオ・モデーロ
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈52〉
宮台由美子 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242P
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2023/8月号の読みどころ
安倍晋三元首相が凶弾に斃れてから1年が経った。
「美しい国へ」「戦後レジームからの脱却」などのスローガンを掲げ、戦後日本のあるべき姿を問いかけた姿は、保守層を中心に期待を集めた。
とくに「自由で開かれたインド太平洋」構想を提唱した外交政策は高く評価されているが、一方で悲願とされていた憲法改正には着手しなかったことを象徴に、政策の一貫性については疑問視する声もある。
歴代最長政権は、はたして日本に何を残したのか。没後から1年が経ついま、安倍時代の光と影を問う。
戦後日本の保守の矛盾と使命を説く佐伯啓思氏や、左派と奮戦した安倍元首相の姿を振り返る兼原信克氏の論稿のほか、自民党の福田達夫議員と大野敬太郎議員の対談や、立憲民主党の野田佳彦元首相のインタビューなどを掲載している。

特集2は「語られざる『現代日本の歪み』」。
テロリズム、自殺、ヤングケアラー、貧困など、現代社会で噴出している日本の闇に迫る。
ChatGPTと教養について議論する長谷川眞理子氏と森本あんり氏の巻頭対談や、世界的な知性として知られるニーアル・ファーガソン氏の独占インタビューも掲載。
安田峰俊氏による注目の新連載「『中国嫌い』のための中国史」も今号よりスタート。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:安倍時代を問う
「歴史観」を取り戻せなかった日本
佐伯啓思
38p
左派と奮戦した真の自由主義者
兼原信克
50p
継承すべき「安倍政治」のレガシー
福田達夫&大野敬太郎
60p
長期政権、前半の光と後半の影
野田佳彦
70p
「二番打者」としての岸田宰相論
吉野直也
80p
自公連立の危機、鍵を握る維新
青山和弘
88p
「ポスト・アベノミクス」の論点は
片岡剛士
96p
歴史史料としての『安倍晋三回顧録』
奈良岡聰智
104p
期待と失望を繰り返した「闘う政治家」
苅部直&ケビン・M・ドーク&細谷雄一
110p
特集2:語られざる「現代日本の歪み」
【テロリズム】凶悪事件の連鎖をどう断ち切るか
磯部 涼
130p
【自殺】政府公表「自殺者数減少」は真実か
末木 新
138p
【ヤングケアラー】偏見に苦しむ「こどもたち」
濱島淑恵
146p
【貧困】カラダを売らざるをえないZ世代
中村淳彦
154p
連載ほか
キューバ危機は再現されるか
ニーアル・ファーガソン
122p
「第三子以降1000万円」の検討を
小黒一正
208p
日本企業は伝統的ビジネスに回帰を
ジョン・ケイ
216p
「言葉の転換期」で格闘する若者たち
ひきたよしあき
226p
巻頭対談
ChatGPTで教養は得られない
長谷川眞理子&森本あんり
16p
「中国嫌い」のための中国史〈1〉
唐――異民族の世界が生んだ代表的王朝
安田峰俊
184p
近代日本暗殺史〈終〉
【大正(後編)】原敬暗殺事件(下)
筒井清忠
162p
大人の国語力が危ない〈4〉
国語力弱者が「モンスター」と化す日
石井光太
192p
考えさせたい大人、答えが欲しい若者〈終〉
新人研修を終えた若者たちへ
金間大介
200p
著者に聞く
福祉の現場から社会を見る
御代田太一
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
売上が激減したビール
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
生成AI、爆発的普及への備え
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
タワマンとショッピングモール
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈16〉
高知県の観光挑戦・朝ドラ人気を継続せよ
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈12〉
『雄獅少年/ライオン少年』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈37〉
加藤博章『自衛隊海外派遣』
河崎眞澄『台湾民主化の闘士謝長廷と台湾と日本』
奈良岡聰智
240p
文明之虚説〈68〉
専制体制の脆弱性
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈34〉
金沢蓄音器館
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈32〉
ジョン・フラム信仰
写真・文/佐藤健寿
8p
令和の撫子〈51〉
文学YouTuberベル
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
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読者の感想&意見

244p

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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2023/7月号の読みどころ
半導体はもはや、石油以上の戦略物資である。
先端半導体をつくる能力は、軍事的優位性にも直結し、製造能力をめぐる問題は国際政治上の問題に置き換えられる。
昨年秋に米国が中国への半導体輸出規制の強化を発表したのも、経済安全保障上の重要性が高まっているからだ。
しかし、かつて世界シェアで50%を誇っていた日本の半導体産業は、いまでは米国や台湾、韓国の後塵を拝するなど厳しい状況に追い込まれている。
本特集では、著書『半導体戦争』が世界的なベストセラーになったクリス・ミラー氏や、先端半導体の国産化をめざすRapidusの会長を務める東哲郎氏などの独占インタビューのほか、米中や台湾を中心に繰り広げられる半導体競争の最前線や、日本の構造的な課題やサプライチェーン・リスクに迫りつつ、半導体をめぐる覇権競争との向き合い方を探る。

特集2は「暴力とリベラルの罠」。
安倍晋三元首相が凶弾に斃れてからまもなく1年が経ついま、社会に蔓延る暴力を前に、日本のリベラルがはまっている陥穽を考える。
巻頭では、日本銀行前副総裁の若田部昌澄氏と、新著『日本の水商売』が話題を呼ぶ谷口功一氏が対談。
そのほか、小泉悠氏と與那覇潤氏の対談や、小説家の冲方丁氏へのインタビュー記事なども必読だ。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:半導体戦争の最前線
これから起きる本当のインパクト
クリス・ミラー
38p
再起した「日本半導体」の勝算
東 哲郎
48p
「棚ぼたの成長」に甘んじた日本
益 一哉
58p
地経学の問題としての半導体
鈴木一人
66p
心臓を貫かれた中国とAIブーム
高口康太
74p
「賭け」に勝った台湾の半世紀
野嶋 剛
82p
サプライチェーンリスクに備えよ
塩野 誠
90p
世界トップシェア企業が見据える変化
廣江敏朗
98p
特集2:暴力とリベラルの罠
テロリズムの正義とリベラリズムの自死
福田 充
130p
「暴君放伐」とリベラルの二つの道
河野有理
138p
安倍元首相襲撃事件は世論を変えたか
秦 正樹
146p
リベラル化する社会で「絶望」は生まれる
橘 玲
153p
連載ほか
今も続くロシアの「いちばん長い日」
小泉 悠&與那覇 潤
108p
物語も現実も「日本主義」
冲方 丁
122p
米国株のピークアウトと日本株の復活
中山大輔
212p
令和の事業家
フードテックが健康格差をなくす
橋本 舜
226p
巻頭対談
保守とは「夜の街」を守ること
若田部昌澄&谷口功一
16p
地政学的要衝研究会〈終〉
超大国アメリカの動揺と覚悟
吉田正紀
182p
近代日本暗殺史〈4〉
【大正(後編)】原敬暗殺事件(上)
筒井清忠
160p
大人の国語力が危ない〈3〉
解像度の高い社会に疲れる若者たち
石井光太
194p
考えさせたい大人、答えが欲しい若者〈5〉
ゆるブラックを避ける若者の深層心理
金間大介
202p
本音の目的を隠す喫煙規制
井上達夫
218p
著者に聞く
『ドラクエ』が描く家族の価値
藤田直哉
230p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
伊豆半島は古代史の宝庫
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
被選挙権年齢の合理性
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
政治の舞台としての建築
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈15〉
新しい飛行機で空港再生を狙え
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈11〉
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈36〉
金澤裕之『幕府海軍』、大久保健晴『福沢諭吉』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈31〉
サイエンスとアート
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈67〉
アルコールと読書
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈33〉
丸山タンク
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈31〉
未来の「破滅」に備えた北極圏の貯蔵庫
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈50〉
川名 桂
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p

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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2023/6月号の読みどころ
国際情勢がかつてなく不透明さを増すなか、5月に広島でG7サミットが開催される。
現在のような時代の転換点には、現下の変化への対応はもとより、日本外交が何を基軸として針路をとるべきか、一歩引いた眼で考えることも必要だ。
本特集では、米中の対峙構造における日本の立ち位置、核秩序が変質するなかでの安定の模索、グローバルサウスを代表するインドとインドネシアの戦略的位置づけ、現代世界を左右するエネルギーを握る中東の構造変化など、国際政治のパラダイムシフトを見据えながら日本外交の方向性を考える。
さらに、歴史や文明の視座、そして企業の観点、日本のアイデンティティのあり様を掘り下げ、日本外交が寄って立つべき座標軸を探る。

特集トップを飾るのは、外務省同期でもある谷内正太郎・初代国家安全保障局長と宮本雄二・元中国大使の豪華対談。
本号巻頭には、フランシス・フクヤマを独占取材した「自由と民主主義の『真の価値」』」も掲載。

特集2では新型コロナウイルスの5類移行を受けて「ポストコロナの勝機」を議論しており、都倉俊一・文化庁長官にもご登場いただいた。
そのほか、養老孟司氏と『生物はなぜ死ぬのか』で話題を集めた小林武彦氏の特別対談や、政治家を引退した松井一郎・前大阪市長や、世界から注目を集めている作家・川上未映子氏のインタビューを掲載している。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:歴史的転換点の日本外交
分断と混沌を乗り越える外交力とは
谷内正太郎&宮本雄二
38p
21世紀の文明的課題と日本の責務
中西 寛
50p
近代の危機と「普通の国」の使命
先崎彰容
60p
日本近代史に見る「価値観外交」と課題
奈良岡聰智
68p
アジアの平和と核秩序を考える
岩間陽子
76p
「多極世界」の誘惑に揺れる中東
池内 恵
84p
20年後も国際的影響力をもつために
石井正文
92p
重視すべきは価値観よりもルール
國分文也
100p
特集2:ポストコロナの勝機
世界に冠たる「文化芸術立国」をめざす
都倉俊一
132p
インバウンドで地方経済から甦る
藻谷浩介
140p
空転する反パターナリズム依存症
開沼 博
146p
政策決定に欠けていた多様な議論
仲田泰祐
151p
盛り場が舞台の野外劇
フリート横田
156p
連載 ほか
自由と民主主義の「真の価値」
フランシス・フクヤマ
18p
今の政治家には「喧嘩」が足りない
松井一郎
108p
終わりの見えぬウクライナ侵略戦争
大木 毅
124p
国境を越える「私たちの物語」
川上未映子
214p
不老不死は人を幸せにするか
養老孟司&小林武彦
116p
地政学的要衝研究会〈15〉
中国のオールドメインでの超限戦
渡部悦和
184p
近代日本暗殺史〈3〉
【大正(前編)】朝日平吾事件(安田善次郎暗殺事件)
筒井清忠
162p
大人の国語力が危ない〈2〉
職場での「主体性」を巡る混乱
石井光太
196p
考えさせたい大人、答えが欲しい若者〈4〉
「一対一だとちゃんと話せる」は本当か
金間大介
204p
私たちはヘイトと偏見をなくせるか
マシュー・ウィリアムズ
221p
世界は「イベント」でできている
谷川嘉浩
228p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
世界中に広がる超過死亡
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
放送業界の地殻変動
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
AIと建築
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈14〉
インバウンド復活の課題
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈10〉
『【推しの子】』
渡邉大輔
238p
巻頭言〈30〉
なぜ富裕国で少子化が起こるのか
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈66〉
痩我慢之説
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈32〉
市政会館
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈30〉
花の冠をかぶる男たち
写真・文/佐藤健寿
8p
令和の撫子〈49〉
梶浦明日香 
撮影/大島拓也
11p
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編集者の読書日記

242p
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編集者の映画三昧

243p
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読者の感想&意見
244P
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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
880円
2023/5月号の読みどころ
2023年4月、10年ぶりに日本銀行の総裁が交代する。日本経済にとっての大きなターニング・ポイントだが、植田新体制が直面する課題と、日本企業が抱えるボトルネックとは。昨年には円安や世界的なインフレが問題視され、今年に入って主にグローバル企業が賃上げに動いているが、今後の流れについてどう読み解くべきなのか。世界を見渡せば、シリコンバレー銀行の経営破綻など金融不安が広がったが、今後、日本にも波及するのだろうか――。低迷が叫ばれ続ける日本経済の「逆襲」の道筋を、日本を代表する経済学者である竹森俊平氏や岩田規久男元日銀総裁など9人の識者がさまざまな角度から議論する。巻頭にはノーベル賞経済学者であるポール・クルーグマン氏が緊急提言。世界インフレの行方を考察するとともに、日本経済の急所を指摘する。特集2は「少子化と子供政策の大問題」。年間出生数が初めて80万人を割り込んだ少子化問題とともに、この4月より「こども家庭庁」が発足したわが国の子供政策を考える。そのほか空前の盛り上がりをみせる将棋界から、将棋棋士で十七世名人の谷川浩司氏のインタビューを掲載。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:逆襲の日本経済
日本企業は「中国の穴」を埋められるか
竹森俊平
34p
「植田日銀」は物価安定目標に邁進を
岩田規久男
44p
日銀の歴代総裁は何を語ったのか
渡辺 努
52p
コロナ禍「三年のブランク」への懸念
大竹文雄
60p
高圧経済論で紐解く「失われた三十年」
井上智洋
68p
中国がふたたび日本に学ぶ時代
西村豪太
76p
中小企業が逆境の地方を救う
橋本卓典
84p
世界金融不安とマネーが集まる日本
エミン・ユルマズ/馬渕磨理子
92p
特集2:少子化と子供政策の大問題
少子化対策にマジックはない
山田昌弘
132p
「仕事と家庭」の改善で制度を生かせ
筒井淳也
139p
「こどもまんなか社会」の実現を
末冨 芳
146p
子育て世帯の支援・地域格差を埋めよ
高島宗一郎
154p
連載 ほか
世界インフレは本当に去ったのか
ポール・クルーグマン
16p
世界大戦レトリックに縛られる米国
杉田弘毅
102p
選ばなかった指し手こそ財産
谷川浩司
122p
政治家のSNS利用は選挙を変えるか
河野 勝&鷲尾拓洋
210p
韓国判決、仏像返還まで安心できない
田中節孝
218p
特別対談
現代に甦る「プリニウス」の精神
本村凌二&ヤマザキマリ
110p
大人の国語力が危ない〈1〉
危機に瀕する日本人の国語力
石井光太
194p
近代日本暗殺史〈2〉
【明治(後編)】森有礼暗殺事件、大隈重信爆弾遭難事件、星亨暗殺事件
筒井清忠
160p
地政学的要衝研究会〈14〉
軍事だけではないNATOの価値
吉崎知典
182p
考えさせたい大人、答えが欲しい若者〈3〉
Z世代のナイーブなSNS事情
金間大介
202p
健康経営の本質を見誤るな
松下慶太
222p
著者に聞く
鍋洗いが「世界のミクニ」の原点
三國清三
230p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
歴史家のデジャブ
渡辺惣樹
24p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
国民益に適う放送行政を
西田亮介
26p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
プロフェッサーとアーキテクト
藤村龍至
28p
地域から日本を動かす〈13〉
大阪を舞う「空飛ぶクルマ」
結城豊弘
30p
令和の人文アニメ批評〈9〉
『鬼滅の刃』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈35〉
山口航『冷戦終焉期の日米関係』
アーロン・スキャブランド『日本人と自衛隊』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈29〉
いまはどの国も「途上国」
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈65〉
習近平の野心
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈31〉
横浜開港資料館
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈29〉
人類の歴史を覆す大平原の神殿
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈48〉
枝優花 
撮影/吉田和本
9p
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編集者の読書日記

240p
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編集者の映画三昧

241p
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読者の感想&意見

242p

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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
840円
2023/4月号の読みどころ
パンデミックの後遺症と戦争の余波もあり、2022年の世界経済は混迷をきわめた。世界はインフレに襲われ、年末年始には「ピークは越えた」との声も聞こえたが、依然として予断を許さない。日本では4月から日本銀行が新体制を迎えるなど転機となるタイミングに、グローバル・インフレの行方やアメリカの金融政策の影響、中国とASEANが築いた一大経済圏の現在、さらにはエネルギーやESGなどの観点から、世界経済の「リアルとリスク」を読み解く。巻頭には4月1日に社名変更を控える日本電産の永守重信会長兼CEOの独占インタビューを掲載。特集2では、ロシア軍の侵略開始から1年が経過したいま、ロシア=ウクライナ戦争と国際秩序のこれまでと現在を問い直す。ウクライナ人研究者であり作家のオリガ・ホメンコ氏にも、ウクライナ人にとっての「故郷」と「国境」をテーマに寄稿いただいた。そのほか、SNSでの積極的な発信でも話題を集めるティムラズ・レジャバ・ジョージア大使の特別インタビューを掲載するほか、今号より筒井清忠氏の大型連載「近代日本暗殺史」が開始する。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:世界経済、リアルとリスク
日本は「稼ぐ力」を取り戻せるか
野口悠紀雄
38p
人類を襲う悲劇的な未来
ヌリエル・ルービニ
48p
世界的インフレはなぜ起きたか
磯山友幸
56p
米国発の金融危機再来に備えよ
浪川 攻
64p
チャイナ・ASEANの変質と加速
邉見伸弘
72p
経済リスクを示し続けるESG
夫馬賢治
81p
戦争が変えたエネルギーの世界絵図
岩瀬 昇
88p
植田日銀でデフレに勝てるのか
柿埜真吾
96p
特集2:ウクライナ侵略戦争の1年
米英の「ひ弱さ」が招いた露の膨張
細谷雄一
122p
欧州を激変させる戦争
鶴岡路人
130p
これから始まる「負荷試験」
大木 毅
138p
インドの「継続」と「変化」を読む
笠井亮平
145p
歴史と感情が国際政治を動かす
吉田 徹
152p
世界は戦争をどう報じたか
豊島晋作
159p
ウクライナ人にとっての故郷と国境
オリガ・ホメンコ
166p
連載 ほか
巻頭インタビュー
日本電産、50年目の決断と覚悟
永守重信
18p
特別寄稿
公共人材確保法を整備せよ
松井孝治
112p
世界に誇るべき日本人投手の実力
吉井理人
216p
ジョージアは日本のパートナー
ティムラズ・レジャバ
104p
近代日本暗殺史
【明治(前編)】紀尾井坂の変、板垣退助岐阜遭難事件
筒井清忠
184p
考えさせたい大人、答えが欲しい若者〈2〉
若手が求める理想の上司像とは
金間大介
198p
なぜ彼らは「信仰」するのか
最相葉月
208p
「ルッキズム」からの精神的な解放
星野 太
224p
著者に聞く
文体に宿る世界観の相違
平尾昌宏
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
不思議な男:バラク・オバマ〈その2〉
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
本当に「異次元」の「少子化対策」か
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
第二次安倍政権以後の都市設計
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈12〉
大分県に根づく平松イズム
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈8〉
『東京リベンジャーズ』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈34〉
君塚直隆『貴族とは何か』/村上紀史郎『陸軍大将・前田利為』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈28〉
「良い人」とは何か
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈64〉
韓国の「新しき両班(ヤンバン)」
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈30〉
金刀比羅宮の高灯籠(たかどうろう)
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈28〉
奇妙な歴史に彩られた奇妙な要塞
写真・文/佐藤健寿
8p
令和の撫子〈47〉
桜庭ななみ
撮影/キムラタカヒロ
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceeレター
読者の感想&意見

244p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
840円
2022/3月号の読みどころ
ロシアがウクライナを侵攻してから1年が経とうとしているが、わが国では昨年12月、防衛力強化に向けた三つの文書が改定された。「反撃能力」の保有を明記するなど、戦後の安保政策を大きく転換する画期だが、財源を巡る議論などは紛糾した。本来ならば、いまこそ「日本をいかに守るか」という観点から、国のかたちも含めて大局的に議論するべきではないか。安保三文書改定への評価から、国防の議論の急所を考える。歴史を紐解きながら国家安全保障戦略を読み解く兼原信克氏や、安保三文書を徹底解剖する千々和泰明氏の論考のほか、元米国大統領補佐官のH・マクマスター氏と米ハドソン研究所研究員の村野将氏の特別対談は必読だ。特集2は「SNS禍を乗り越える」。影だけではなく光も含めて、SNSとの向き合い方をあらためて考える。巻頭には、野田佳彦元総理と先崎彰容氏の大型対談を掲載。政治の劣化と言葉の大切さ、野党が果たすべき役割、さらには国防についてなど、多岐にわたるテーマを議論いただいた。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:国防の責任
戦略的思考に目覚めた日本
兼原信克
42p
世界が見習うべき「責任ある一歩」
ハーバート・マクマスター&村野 将
52p
安保三文書を徹底解剖する
千々和泰明
62p
戦争の基本構造は昔と変わらない
兵頭二十八
70p
「青写真なき防衛産業」がアキレス腱
細川昌彦
78p
「防衛増税」が吹かせる解散風
清水真人
86p
なぜドイツは「大転換」したのか
熊谷 徹
94p
巻頭対談
政治は言葉を取り戻せるか
野田佳彦&先崎彰容
18p
特集2:SNS禍を乗り越える
「ネトウヨ的な言説」に遭遇する人
秦 正樹
130p
二つの占拠事件から見えるもの
若江雅子
140p
増幅する「寂しさ」との付き合い方
谷川嘉浩
148p
報道ベンチャーがつくる共助の仕組み
米重克洋
156p
連載 ほか
日本が「世界の最前線」に立つ理由
ノア・スナイダー
112p
将来世代に経済負担を課す岸田政権
木内登英
120p
「歴史観」を養うための読書
山内昌之
164p
民主主義はなぜ世界に広まらないのか
原田 泰
210p
特別対談
専守防衛と非核三原則から脱却を
河野克俊&三浦瑠麗
102p
考えさせたい大人、答えが欲しい若者〈1〉
とにかく正解を求める若者たち
金間大介
202p
地政学的要衝研究会〈13〉
海洋国家の命運を握る南太平洋
関口高史
184p
コロナ下の夜の街〈終〉
小さなオデュッセウスの帰還
谷口功一
194p
日本代表「W杯ベスト8突破」の鍵
結城康平
218p
嗜好品が支える精神の健康
松本俊彦
224p
著者に聞く
「妄想力」という日本人の強み
久保(川合)南海子
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
不思議な男:バラク・オバマ〈その1〉
渡辺惣樹
32p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
実態と認識が乖離するコロナ禍
西田亮介
34p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
磯崎新が遺した問い
藤村龍至
36p
地域から日本を動かす〈11〉
小泉八雲と妻セツの物語
結城豊弘
38p
令和の人文アニメ批評〈7〉
『THE FIRST SLAM DUNK』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈33〉
『三笠宮崇仁親王』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈27〉
進化をめぐる誤解
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈63〉
安保三文書と福澤諭吉
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈29〉
アンパンマンミュージアム
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈27〉
ジャングルに君臨した世界最大の電波望遠鏡
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈46〉
中田花奈 
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記
242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧
243p
Voiceレター
読者の感想&意見
244p
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以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
840円
2023/2月号の読みどころ
新型コロナウイルスのパンデミック、ロシア・ウクライナ戦争は、依然として地球上の多くの国々に昏(くら)い影を落とし、世界的なインフレもいまだ終息が見えないままだ。
民主主義や資本主義の矛盾の噴出も含め、現代文明が行き詰まりを見せるいま、西洋近代の文化を吸収しつつ、欧米型とは異なる発展を遂げてきた日本なればこそ、世界へ向けて発信できる「知」があるはずだ。
日本が世界に発信するべき価値観を問う山極壽一氏、「物魂電才」に日本企業の勝機を見出す御立尚資氏と安宅和人氏、東京医科歯科大学との統合を発表した東京工業大学の益一哉学長、そして世界中で人気を集める作家の吉本ばなな氏など、各分野で活躍する識者が「日本の知」の可能性を考える。

特集2は「東アジアの地殻変動」。
中国のいわゆる「ゼロコロナ政策」に反発する市民の抗議デモや、2022年11月の台湾統一地方選の結果などをふまえて、わが国の具体的な安全保障政策を問う。
民主主義の多様性を説くエマニュエル・トッド氏や、主演映画「ファミリア」が公開される役所広司氏のインタビューも掲載。

------目次-------
特集1:世界を変える「日本の知」
「第二のジャポニズム」を到来させよ
山極壽一
36p
日本企業の勝機は「物魂電才」にあり
御立尚資&安宅和人
46p
科学技術を国の文化に据えよ
益 一哉
58p
十九世紀の日本と「文明」の知
苅部 直
68p
日本人が知らない「Ikigai」の価値
エクトル・ガルシア
74p
広島から示す「教育立国」への勝算
末松弥奈子
84p
いまこそ「グローバル言論人」を輩出せよ
大岩 央
92p
時代を共有できる文学の可能性
吉本ばなな
100p
特集2:東アジアの地殻変動
集団的自衛権で「次の戦争」を防ぐ
篠田英朗&松川るい
136p
中国「ゼロコロナ」へのメディアの誤解
富坂 聰
146p
統一地方選からみる台湾民主主義の強み
小笠原欣幸
154p
連載ほか
家族構造から考える民主主義の多様性
エマニュエル・トッド
108p
日本の大学が急ぐべき「新しい学び」の提供
宮川 繁
116p
OISTの挑戦にみた日本変革のヒント
鈴木崇弘
124p
日本共産党太平記〈後編〉―山村工作隊と人民艦隊、火炎瓶の季節
秦 郁彦
208p
巻頭インタビュー
「痛みの共感」が築く人間関係
役所広司
16p
コロナ下の夜の街〈11〉
「東京右半分」であふれる商売の熱量
谷口功一
164p
地政学的要衝研究会〈12〉
「大人の海」としての北極海
石原敬浩
182p
天才の光と影〈12〉
―異端のノーベル賞受賞者たち―エンリコ・フェルミ
高橋昌一郎
194p
言葉のリハビリテーション〈終〉
瑣事とともに
森田真生
202p
リーダーになるための映画〈終〉
『八甲田山』:生死を分けるリーダーシップ
伊藤弘了
220p
著者に聞く
生まれてくる命への「ケアの責任」
中川 瑛
229p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
敵のルールで戦う
渡辺惣樹
24p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
台湾民進党敗北と協力者のジレンマ
三浦瑠麗
26p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
「旧統一教会問題」とは何だったか
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
公園にみる日本社会の現在
藤村龍至
30p
地域から日本を動かす〈10〉
秋田からの強い風
結城豊弘
32p
令和の人文アニメ批評〈6〉
『すずめの戸締まり』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈32〉
森万佑子『韓国併合』小宮京『語られざる占領下日本』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈26〉
捨て去られた社会進化論
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈62〉
中国の被害者意識
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈28〉
西宮砲台
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈26〉
旧ソ連が生んだ世界最北端の街
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈45〉
原愛梨
撮影/吉田和本
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記
240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧
241p
Voiceレター
読者の感想&意見
242p
---------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみください。
840円
2023/1月号の読みどころ
激動の1年が終わろうとしている。2月に始まったロシア・ウクライナ戦争は長期化の様相を呈しているほか、経済では世界同時不況の可能性も囁かれる。国内に目を向ければ、旧統一教会の問題、相次ぐ閣僚の更迭など、岸田政権は混迷の一途を辿っている。まさに内憂外患かつ不規則な時代を、私たちはどう切り抜けるべきか。グローバリズムや台湾危機、ロシア・ウクライナ戦争の今後など世界的な課題から、国内の政治や経済、インテリジェンス、そして「第8波」が到来している新型コロナウイルスなどの問題まで、日本が進むべき道と2023年の論点を考える。また、今号では3つの大型対談を掲載。巻頭では紀伊國屋書店会長兼社長の高井昌史氏と2022年7月に日本大学理事長に就任した作家の林真理子氏が、それぞれの視点から「知の伝統」を次代にどうつなぐかを語り合う。そのほか、来年にG7サミット開催を控える広島県の湯崎英彦知事とラーム・エマニュエル米国駐日大使との特別対談と、『サピエンス全史』などで知られるユヴァル・ノア・ハラリ氏とアンドロイド研究の第一人者である石黒浩氏によるテクノロジーと人類の未来についての議論をお届けする。ドイツやイギリス、イタリア、そしてEUの現状を分析する特集2「欧州で何が起きているのか」も必読だ。

━━━━  もくじ  ━━━━━
特集1:2023年の世界
文明圏の時代に問われる「保守」の責務
佐伯啓思
38p
「毛沢東2・0」の誕生と甦る十九世紀
エドワード・ルトワック
49p
「シン・海洋国家日本」構想への転換を
宮家邦彦
56p
高まるロシア核使用の可能性
兵頭慎治
64p
インテリジェンス軽視の文化を打破せよ
北村 滋
72p
岸田政権が見失った「判断と決定の仕組み」
待鳥聡史
80p
過剰な円安を恐れるときは過ぎた
財部誠一
88p
グローバルヘルスで世界をつなぐ日本
鈴木康裕&國井 修
98p
特集2:欧州で何が起きているのか
ウクライナ問題と日独の将来
今野 元
132p
女王なき後の英連邦の行方
小川浩之
140p
メローニはムッソリーニの再来ではない
八十田博人
147p
「等身大のEU」の弱さと強さ
網谷龍介
154p
連載 ほか
広島から示す世界の未来と日米の紐帯
ラーム・エマニュエル&湯崎英彦
106p
「ハイブリッドな日本」が未来を創る
落合恵美子
114p
テクノロジーの進化が問う「人類の責任」
石黒 浩&ユヴァル・ノア・ハラリ
122p
日本共産党太平記〈前編〉
秦 郁彦
210p
巻頭対談
「知の伝統」を次代にどうつなぐか
高井昌史&林 真理子
16p
地政学的要衝研究会〈11〉
インド太平洋地域の要を担うインド
中村幹生
162p
言葉のリハビリテーション〈19〉
忘却の彼方に
森田真生
196p
天才の光と影〈11〉
―異端のノーベル賞受賞者たち―ポール・ディラック
高橋昌一郎
188p
リーダーになるための映画〈6〉
『十三人の刺客』が描く「必死」
伊藤弘了
222p
社会を幸福に導く心理学的教育の実践を
S・シュタール
202p
著者に聞く
ビジネスパーソンの焦りの産物
レジー
230p
第三十一回山本七平賞発表 奨励賞
浜崎洋介『小林秀雄の「人生」論』

182p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
巨大隕石の衝突
渡辺惣樹
26p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
米中間選挙で進む世代交代
三浦瑠麗
28p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
激動の2022年回顧
西田亮介
30p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
群衆事故から考える都市密度
藤村龍至
32p
地域から日本を動かす〈9〉
インドからの熱い想い
結城豊弘
34p
令和の人文アニメ批評〈5〉
『チェンソーマン』
渡邉大輔
234p
歴史家の書棚〈31〉
王広涛『日中歴史和解の政治学』/林志弦『犠牲者意識ナショナリズム』
奈良岡聰智
238p
巻頭言〈25〉
人類進化史とリーダーシップ
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈61〉
習近平の時代
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈27〉
鶴舞公園
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈25〉
タイ伝統のアジア的ハロウィーン
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈44〉
光枝茉莉子
撮影/キムラタカヒロ
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p

840円
2022/12月号の読みどころ

10月16日より開催された、第20回中国共産党大会。「三期目」が正式に決定したことによって、習近平国家主席はいよいよ建国の父・毛沢東と並ぶ存在となった。一方で、アメリカでは11月8日に中間選挙が投開票される。伝統的に政権与党は苦戦を強いられる選挙であり、やはり主役はトランプ前大統領との声も聞こえるが、はたして結果は――。ロシア・ウクライナ戦争が泥沼化しているが、国際秩序の基軸が米中対立であることは明白だ。米中ともにターニング・ポイントを迎える2022年秋、両国はどこへ向かい、角逐はどう展開するのか。そして、両国の衝突はどのような「犠牲者」を生むのか。駐米大使を務める冨田浩司氏の独占インタビューや、村田晃嗣氏と千々和泰明氏の対談、また中国の内情に精通する峯村健司氏の論考などから、多角的に検討する。特集2は「現代に問う『新しい人間観』」。小誌の創刊者である松下幸之助が著書『人間を考える』を発表してから半世紀のいま、衆知を集め、令和に即した人間観を議論する。巻頭には、経済同友会副代表幹事を務めるリクルートHDの峰岸真澄会長の特別インタビュー「『新しい資本主義』を阻むもの」を掲載。

━━━━  もくじ  ━━━━━

特集1:米中対立の犠牲者
冷戦より遥かに複雑な「戦略的競争」
冨田浩司
42p
米中間選挙と「新・悪の枢軸」との緒戦
吉野直也
52p
習近平政権の「三期目」を解剖する
峯村健司
60p
「周縁政策の成功」にこだわる中国
熊倉 潤
68p
対立の「受益者」北朝鮮外交の行動原理
倉田秀也
76p
ASEANに根づくプラグマティズム
鈴木早苗
84p
「新世界内戦」下で直面する経済危機
柴山桂太
92p
戦争がもたらす「インフレ・ジレンマ」
マーカス・K・ブルネルマイヤー
100p
「一国平和主義」で国は守れない
村田晃嗣/千々和泰明
108p
特集2:現代に問う「新しい人間観」
中国哲学で人間中心主義を超える
中島隆博
142p
近代に見失われた共時性が貫く共同体
会田弘継
150p
なぜ人類は「わかり合える」のか
海部陽介
158p
「人間らしさ」の限界を自覚した先に
瀬名秀明
166p
連載 ほか
巻頭インタビュー
「新しい資本主義」の実行を阻むもの
峰岸真澄
18p
特別対談
日本人が「新しい知」を生む時代へ
上野千鶴子&森本あんり
118p
武器を捨てても平和は訪れない―香港とウクライナでみた現実
安田峰俊/クレ・カオル
130p
F1を制したマネジメント術と人間力
山本雅史
206p
承久の乱にみる「敗者に学ぶ歴史」
呉座勇一
216p
コロナ下の夜の街〈10〉
十勝のスナックと地域のつながり
谷口功一
184p
天才の光と影〈10〉―異端のノーベル賞受賞者たち―
エルヴィン・シュレーディンガー
高橋昌一郎
192p
言葉のリハビリテーション〈18〉
マチガイの恩恵
森田真生
200p
リーダーになるための映画〈5〉
ゴダール作品という反面教師
伊藤弘了
224p
著者に聞く
言葉は生きるための「心の船」
石井光太
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
家康の遺言〈その2〉
渡辺惣樹
30p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
中国の歪な国家資本主義
三浦瑠麗
32p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
進まぬメディアの規制改革
西田亮介
34p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
「歩く」からまちを動かす
藤村龍至
36p
地域から日本を動かす〈8〉
東日本大震災の被災地の「次の道標」
結城豊弘
38p
令和の人文アニメ批評〈4〉
『うる星やつら』
渡邉大輔
236p
歴史家の書棚〈30〉
井上達夫『ウクライナ戦争と向き合う』
奈良岡聰智
240p
巻頭言〈24〉
人類進化に見る「老後」
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈60〉
生きづらさの時代
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈26〉
筑波山
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈24〉
無言の抵抗から生まれた奇跡の丘
写真・文/佐藤健寿
8p
令和の撫子〈43〉
小野なぎさ 
撮影/吉田和本
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

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編集者の映画三昧

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