北方ジャーナル 発売日・バックナンバー

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【報道】道南発・初春の怪火 (2)

「一社でも記事にして欲しい」

道新函館・セクハラ疑惑
不審死女性が遺した22枚

本誌前号で報告した、北海道新聞函館支社嘱託職員の不審死事件。セクハラ・パワハラを告発する文書を遺して亡くなった女性(40)は、地元メディアに何を訴えたかったのか。女性が巻き込まれた火災は複数の新聞が報じたものの、死の直前の訴えを記事として扱ったのは本誌と中央の週刊誌のみ。さらに1カ月が過ぎた今、告発文に綴られる「一社でも記事にして欲しい」の願いに応えるメディアがほかに現われないのならば、本誌が報告を続けよう。本稿を以て、問題の文書の内容をできるだけ詳しく公開する。(小笠原 淳)

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【経済】春の経済界人事を読み解く

命運を左右するトップの承継

再建を成し遂げた道銀頭取の禅譲
38歳のジュニアで新風のサツドラ

春は人事の季節。道内経済界でもトップ交代が相次いで発表されているが、本稿では今春のエポックメイキングな人事として北海道銀行(以下道銀)とサッポロドラッグストアー(以下サツドラ)を取り上げる。道銀は堰八義博頭取が12年の長期政権に終止符を打ち、同期入行の笹原晶博副頭取に禅譲。サツドラは富山睦浩社長が38歳の長男、浩樹常務にトップの座を託す。アベノミクスも道半ばで先行き不透明な道内経済の中でいずれの新トップにも難しい舵取りが要求される。大手メディアが報じない2人の個性を掘り下げながらトップ交代の持つ意味を探ってみた。

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【経済】
札幌グランドホテルと札幌パークホテルに開けた救済の道

ようやく抜けた“バブルの刺”
縁が深いフジグループ傘下へ

旧三井観光開発とフジをつなぐ“点と線”

道内経済界から「最良の売却先」として安堵の声が出ている。北海道を代表する老舗名門ホテル、札幌グランドホテルや札幌パークホテルをはじめ道内外でホテル・リゾート17施設を所有・運営するグランビスタホテル&リゾート(東京)がフジ・メディア・ホールディングス(HD、東京)の子会社、サンケイビル(東京)の傘下に入ることが決まった。グランビスタ株を所有する政府系の企業再生ファンド、地域経済活性化支援機構(東京)が入札を実施してサンケイビルとファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(東京)が落札、両社の合同会社が4月末に株を正式取得する運びだ。両ホテルの歴史を紐解きながら今回の救済劇の背景を探った。

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【ニュース】
■南幌事件で検察が少女の姉を起訴
 妹の犯行「幇助」の罪で裁判員裁判へ
 ──少女の証人出廷「可能性はある」と札幌地検

■“強制わいせつ事件”元指導員の妻
 「懲戒解雇処分は受けていない」
 ──学童指導員の有志が「申し入れ書」に込めた思いは届かず

■札幌の猟友会で役員人事に疑義
 支部役員と会理事“ねじれ”1年
 ──文書偽造の指摘が発端。しこり残したまま新年度総会へ

■火災で1年半停止の発寒破砕工場
 待望の再開に「自己搬入」382台
 ──混雑が懸念された最初の週末も大きな混乱はなし

■排雪利用者の怒りを札幌市に転嫁
 スノーメディア商法の“したたか”
 ──安さは正義? 訴訟を経ても「固定ファン」多し

■北電泊原発、11月再稼働見送り
 「たいへん厳しい状況」と真弓社長
 ──入社式では「過去に囚われず果敢に挑戦を」

■札幌市の“アイヌパンフ発注問題”で
 監査委員が調査を拒否され「猛省を」
 ──アイヌ利権に肩入れして官製談合? 刑事告発も動きなし

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 (3)

広島・長崎に原爆を落とした
B29が飛び立ったテニアン島

今も現地に残る当時の滑走路

太平洋戦争終結を前にアメリカが行なった広島、長崎への原爆投下。日本の運命を変えた原子爆弾を積み込んだB29が飛び立ったのは北マリアナ諸島のテニアン島だった。その滑走路は、今も70年前と同じ場所にあり特別な許可なく誰でも足を踏み入れることができる。厚いコンクリートで覆われた滑走路がそのまま残され、ジャングルの中には日本軍の建物や砲弾が放置されたままだ。昨年4月号では「原子力」という観点からこの島をレポートしたが、本稿では戦争遺産として再度注目してみたい。ここは、70年前の激しい戦闘そして人類史上最悪の大量殺人兵器が積み込まれた負の記憶を今もとどめている。 (ジャーナリスト 黒田伸)

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【連載】岐路に立つ若者の就労支援事業 (9)

仲間と語り分かち合いながら
仕事、生活、社会を見つめよう

「札幌働く人の家」の若者たち

不安定な非正規雇用で職を転々としたり、ブラック企業でひどい待遇を受けるなど、若者たちを取り巻く環境は厳しい。希望を持ち生きることが難しい社会にあって、いかにすれば自分らしく生き人生を切り拓いていくことができるのだろう。そのヒントを探るため札幌で活動する若者たちのグループ「札幌働く人の家」を訪ねると、仕事や生活、さらにはジェンダーの問題など様々な課題に向き合う姿があった。(武智敦子)

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【新連載】ある市民運動の記憶から ①

小樽運河保存運動から学ぶもの
市民参加の街づくりとは何か

道内有数の観光都市・小樽。ガス灯が点る運河はマチを象徴する観光スポットとして知られ、四季を通じて多くの観光客でにぎわう。だがかつて、この水辺の空間をめぐり保存か埋め立てかでマチを二分する激しい論争が繰り広げられたことを、どれほどの人が記憶に留めているだろうか──。臨港線(道道小樽港線)の建設に伴い、運河が現在の姿に整備されてから来年で30年。運河保存に奔走した男性のドラマを通して、市民運動の顛末と街づくりとは何かを振り返る。(武智敦子)

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【流通】地域の“食と暮らし”を支えるコープさっぽろ

高齢化社会のパートナーへ
社会貢献型事業で道内113市町村と連携

コープさっぽろ(本部札幌・大見英明理事長)が北海道全域で地域の食と暮らしを支えるパートナーとしての役割を深化させている。高齢者の見守り活動や買い物難民のための移動販売車、さらには高齢者の健康づくりといった社会貢献型事業が広がりを見せている。広域分散型の北海道で急速に進展する高齢化に対応するには官と民の連携・協働が不可欠。地域の生活を支える生活協同組合として大きな役割を担い始めたコープさっぽろの取り組みを紹介する。

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【長期連載】“農と食”北の大地から
耕作放棄地の再生に向けて
札幌・小別沢地区の「自給の森」講座の試みから

高まる都市住民の“農”への関心
地域と連携し模索する自給の道

地域住民とNPO法人、都市部の住民が協力し、札幌市内の耕作放棄地を開墾しながら“農的な暮らし”を実現していく「自給の森」講座が、昨年秋から西区の小別沢地区で始まっている。30代の女性を中心にした20人余りの受講者は、開墾作業のかたわら土壌の観察や堆肥の基礎知識などを学び、畜産物の加工を体験したり、町内会の役員が語る地域の歴史に耳を傾けた。利用可能な耕作放棄地は約1万坪(3ヘクタール余り)。「農」をめぐる体験教室や畜産加工、野菜や穀物・果樹などの栽培、親子の教育体験…など「自給の森」の活用に向け夢は膨らむ。始まったばかりの講座を取材し、この企画を担う人たちの声とともに紹介する。(ルポライター 滝川 康治)

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【カラーグラビア】
特集・春の観光情報

“満開の北海道”へ

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【医療】
「篠路はまなすクリニック」が
治療拠点としてリニューアル!

患者のニーズに応え、透析から
外来・手術・入院までをカバー

透析治療に特化したクリニックとして2006年、札幌市北区篠路に開院した「篠路はまなすクリニック」がこの春、大きな変貌を遂げた。運営する医療法人はまなす(工藤岳秋理事長)が、地域の医療ニーズに応える形で外科手術や入院に対応する新病棟を併設し、4月1日から診療を開始したのだ。増築された新病棟では、従来の透析患者のバックアップに加え、消化器疾患・腎疾患を中心に外来、検査、手術、入院までフォローする体制が整えられた。新たな医療体制の構築を果たした同クリニックをレポートする。

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【医療】
カルナメドアイが最新の硝子体
手術で糖尿病網膜症患者に朗報

「短時間、低侵襲で日帰り無縫合」
網膜症治療のゴールは糖尿病完治

免疫治療や遺伝子治療などを組み合わせた最先端のがん治療、それらを活かした独自の眼科治療を展開しているメディカルグループ・カルナメド。この中で同グループの眼科手術クリニック「カルナメドアイ」(札幌市・釧路市)が取り組む糖尿病網膜症治療が注目を集めている。硝子体手術を支援する最新鋭の医療装置の導入により治療時間が大幅に短縮されたほか、内科的アプローチの併用で糖尿病そのものを改善し、網膜症を完治させることを視野に入れている。グループの核である医療法人芳佑会理事長でクリニックを束ねる総院長の高柳芳記医師に取材した。

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【話題の人】
札幌の音楽シーンで話題のバンド
「葉緑体クラブ」の佐々木 アユミさんに訊く

「どこを歩いているのか自分たちも分からない。メンバーと旅している感じ」

札幌の音楽シーンで、作詞・作曲、ボーカル、ギターの佐々木アユミさん(26)を中心とした男女3人のバンド「葉緑体クラブ」が話題を集めている。本格的な活動を始めたのは2013年の夏から。開放感のある明るいメロディを基調としながらも、若者の心情をどこか切なく歌い上げるサウンドは、トリオの巧みな演奏テクニックと相まって音楽ファンの間で高く評価されている。美しい歌声で独自の世界観を奏でる佐々木さんに、バンド活動や音楽の方向性、そして5月に発売する2枚目のミニアルバム「路地裏の動物たち」について話をうかがった。(聞き手・武智敦子、収録3月20日)

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【2015春の全国交通安全運動】

減少する死者数をゼロへ
飲酒運転根絶に向け運動を強化

昨年7月、小樽で起きた飲酒運転によるひき逃げで4人が死傷した事件は、飲酒運転が取り返しのつかない事態を引き起こすことをあらためて世に知らしめた。全国的に交通事故が減少傾向にある中で、未だに飲酒運転による事故は減っていない。道や道警、道教委、市町村など関係機関が緊密に連携して交通安全運動を展開しているが、今年はより一層、飲酒運転根絶キャンペーンに力を入れることにしている。春の交通安全運動は統一地方選挙のため例年より約1カ月遅れの5月11日から20日までの10日間実施される。交通事故撲滅に向け道民一丸となって取り組んでいきたい。

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

北海道が“核のゴミ捨て場”に?
無策・無責任な日本国政府の原発政策を斬る

「脱原発」を主張あるいは支持する人びとは多いが、その反対理由の大半は「原発事故」の恐ろしさや危険性に集中している。確かに直接的な恐怖を感ずるのは福島のような重大な原発事故であろう。しかし、原発の危険性はこのような事故だけではない。他の発電方法とは大きく異なって、原発は大量の電力を生産する一方で、どうにも始末に負えない危険な副産物をも大量に産み出すのだ。それが強い放射能を帯びた核のゴミ、即ち「放射性廃棄物」である。


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【フォトレポート・トピックス】

*野口観光が開業50周年記念協賛事業

*太陽グループが本社ビルで入社式を開催

*「札幌西孝仁会クリニック」が地下鉄「宮の沢駅」にオープン

*新和ホールディングスが札医大にAED5台を寄贈

*SATOグループが士業ビジネス専門誌で「全国2位」にランクイン

*札幌初 “床屋さん”で落語独演会

*精神障碍者が協力運営する「PEER+design」札幌・白石に誕生

*「イオンモール旭川駅前」がオープン!

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『おべんとうばこマーチ』
896円
【特集 2015統一地方選】

一票の行方は地域の行方

劣化する政党、疲弊する地方
いま、将来を見据えた選択を

第18回統一地方選挙が実施される。地方自治体の首長、議員たちを選び直す4年に1度の大きな節目である。北海道では知事選と道議選が3月26日に、札幌市長選が同29日(同市議選は4月3日)に告示され、いずれも4月12日の日曜日に投開票を迎える。そのほかの市町村・議会についても4月19日以降に順次告示され同26日に投開票される運びとなっている。今回の特集では、メインとして道知事選に出馬を表明している高橋はるみ氏と佐藤のりゆき氏、札幌市長選に出馬を表明している本間奈々氏と秋元克広氏、計4名のインタビューを収録。同時に識者2人に登場を願い、それぞれ医療福祉と地方自治の観点からこのたびの選挙の焦点を指摘していただいた。“一票の行方は地域の行方”に他ならない。政党の存在感が弱まり地方が疲弊を強めている中で、未来を誰に託せばいいのか。読者の選択の一助になれば幸いだ。

【道知事選】候補予定者に訊く

財政改革の成果を踏まえ
“攻めの道政”で未来を創る
現職 高橋はるみ氏

“国の出先機関”をやめて
いま道民の手による道政を
フリーキャスター 佐藤のりゆき氏


【札幌市長選】候補予定者に訊く

停滞する市政運営を打破し
マチづくりの熱意と胎動を
元総務省自治大学校研究部長 本間奈々氏

問われるのは上田市政の
是非ではなく札幌の未来
札幌市前副市長 秋元克広氏

【識者に訊く統一地方選の焦点 】

◆医療福祉篇
いま道民の健康と生命を
守っていく政治の選択を
医療法人社団元生会 理事長 森山領氏

◆地方自治篇
知事選で問われているのは
道と市町村の関係の再構築
小樽商科大学特認名誉教授 相内俊一氏


【不定期連載】
倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ(48)

「定例会見、どうしますか」
首長候補に訊いてみた

およそ1年ぶりの掲載となる不定期連載、このたびは本誌の選挙報道に乗じて首長定例記者会見に焦点を当ててみる。北海道知事選と札幌市長選に立候補を予定している計6人に対し、定例会見の開放度への関心を問うアンケート調査を実施、記者クラブ非加盟者の出席や質疑応答への参加、動画配信などについての考えを質した。未来の知事と政令市市長は、さてどういう回答を返してきたか──。(小笠原 淳)

【小樽市長選】
市政4年間への評価、カジノ誘致の是非が焦点に

現職と新人の一騎打ち
小樽市長選は接戦に?

小樽市長選が4月19日告示、同月26日の投開票で実施されるまで1カ月余り。現在のところ正式に出馬を表明したのは、2期目を目指す現職の中松義治氏(68、無所属)と3度目の挑戦となる元市議の森井秀明氏(42、同)のみ。一騎打ちとなる公算が強い今回の市長選で、争点として浮上しそうなのがカジノを中核とする「統合型リゾート(IR)」の誘致問題だ。中松氏は公約から外したものの推進派。森井氏はカジノ反対を明言し、「5団体(自民、民主、公明、商工会議所、連合)から支援を受けている現市政では町の活性化につながらない」と世代交代を狙う。(3月5日現在)

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【報道】道南発・初春の怪火

函館の住宅街で看護婦が不審死
道新関係者が口を噤む“疑惑”

2月中旬、函館市郊外の住宅街で戸建の家が半焼する火災があり、1人暮らしの女性(40)が亡くなった。出火の原因などは詳しくわかっておらず、3月に入ってなお現場には捜査機関による立ち入り規制のテープが。不幸な事故と思われたその火災を巡り、地元報道関係者の間で些か穏やかでない話が囁かれている。犠牲者は大手新聞社の嘱託社員だったというのだが──。(小笠原 淳)

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【対談】
湊 源道代表(あったかい道) 本間 紀伊子会長(みちのく会)

震災から4年、「支援」を 振り返る

東日本大震災の発生から丸4年が経過したが、「フクシマ」の被曝を避けるため我が家を離れ、あるいは津波で家や仕事を失って移住した広域避難者の中には、いまだ「日常」を取り戻せない人もいる。震災直後から避難者の支援に奔走してきた湊源道さんと本間紀伊子さんは、北海道への避難者の現状をどう見るのか。昨年、湊さんは一般社団法人「北海道広域避難アシスト協会」を立ち上げ代表理事に就任、本間さんが専務理事となった同協会が道の受託事業で避難者宅への戸別訪問などを実施してきたが、それらの事業の成果とともに避難者支援の今後、これまでの活動などを語り合ってもらった。(副編集長・打田尚志、2月14日収録)

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【ニュース】
■小樽港に“過去最大”覚醒剤27㎏
 ロシア船員ら逮捕 組織的犯行か
 ──末端価格18・7億円相当、浴場ロッカーで受け渡し?

■“篠路福移湿原”訴訟の控訴審で
 裁判長は「土地の特定」を求める
 ──広大な原野、厳密な実測図を提出するのは至難?

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【連載】岐路に立つ若者の就労支援事業 (8)

紆余曲折を経て着実に一歩を踏み出す
華(はな)ちゃんの就労への道のり

閉塞した時代の中にあっても、若者たちは成長していく。そこには失敗や挫折はつきものだ。だが、大人たちがちゃんと手を差し伸べてあげれば、たとえ躓いても持ち前の若さとエネルギーで軌道修正できるはず。今回取材したのは、不登校経験を持つ若い女性。親の理解で「学校」を無理強いされることなく、約6年間の不登校を経て高校に進学。卒業後は社会に出るべく奮闘してきた彼女だが、様々な困難に直面した。幾つかの試練を乗り越えながらも挑む就労への道とは──。(武智敦子)

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【医療】

“乾癬治療の一大拠点”になった
豊水総合メディカルクリニック

乾癬に卓効がある生物学的製剤の
トレンドを廣仁会の安部医師に訊く

皮膚に赤い発疹ができ、かさぶた状になって上皮がぽろぽろと剥がれ落ちる乾癬。新薬の開発でQОL(生活の質)の大幅な改善も可能になってきたとはいえ、病気に対する誤解や偏見で悩む患者は今も多い。医療法人社団 廣仁会(浅沼廣幸理事長)が札幌市内で運営する「豊水総合メディカルクリニック」と「札幌皮膚科クリニック」で診療を担当する専門医の安部正敏氏は、日々の治療の傍ら患者のサポートにも積極的に取り組んでいる。その安部医師に、乾癬の最新治療である生物学的製剤のトレンドなどを訊いた。

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【インタビュー】

『遺品整理士という仕事』
著者・木村榮治氏に訊く

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 (2)

慶應大日吉キャンパスに
残る連合艦隊の司令部跡

戦艦大和の最期を聞いた地下壕

銃弾や砲撃で人命が失われた場所だけが戦争の遺跡ではない。神奈川県横浜市港北区日吉の慶應義塾大学日吉キャンパス内には、旧日本海軍の組織の頂点にあった連合艦隊司令部が使用した地下壕施設が70年前のまま保存されている。太平洋戦争末期、海軍は学徒動員でもぬけの殻になった慶應大を占拠して作戦の総指揮を執っていたのだ。司令部は時に地下壕から神風特攻隊や戦艦大和の出撃命令を下し、多くの若者を死に追いやった。そして電信兵は特攻機が敵に体当りする時や大和が撃沈される最後の「音」を聞き取っていた──。3月上旬、私は地元の見学会に参加し、この巨大な地下壕を訪れた。(ジャーナリスト 黒田伸)

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【話題の人】
着物による観光振興を目指す美容師・ 本多 恭子さんに訊く

「小樽を“和の街”にするのが夢。
人間関係が希薄な時代だから
和の文化を大切にしたい」

クラシック&モダン。かつて商都として栄えた小樽にはこんな言葉が似合う。培われた歴史を観光資源とする街で、着物姿で人力車に乗りレトロな街並みを楽しむ観光事業が動き出した。企画したのは市内で美容室「ツインクル」を経営する本多恭子さん。「外国人観光客をターゲットに、白無垢を着た花嫁に結婚式を挙げてもらいたい」と夢は広がる。着物という和の伝統文化を守り、伝える。北海道・小樽から世界に広がるプロジェクトの原点を探ると、そこには着物姿でかいがいしく立ち働く母の姿があった。(聞き手・武智敦子、2月13日収録)

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【長期連載】“農と食”北の大地から

「アニマルウェルフェア畜産」の今(その6)
──現場に学ぶフォーラムの報告から──

いま、日本ならではの“家畜福祉”を
獣医師、生産者の貴重な経験に注目

牛や豚、鶏などが生まれてから死を迎えるまでの間、ストレスのない環境で健康的に飼養する──というのがアニマルウェルフェア(家畜福祉)の基本的な考え方。1月31日、「『現場の今』から家畜福祉の未来を探る」をテーマにしたフォーラムが札幌市内で開かれた。主催したのは昨年設立された「北海道・農業と動物福祉の研究会」(代表・瀬尾哲也帯広畜産大学講師)。ベテランの臨床獣医師とチーズ工房も営む酪農家、放牧養豚を手がけるレストラン経営者が、それぞれの実践をもとに報告を行ない、参加者とのやり取りなどを通して今後の方向を探った。一昨年から随時掲載してきた家畜福祉シリーズの第6回は、3つの報告を中心に紹介する。(滝川 康治)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

琉球(沖縄)独立への展望(後編)
琉球独立のビジョンとその可能性

 先月はIS(イスラム国)による日本人虐殺事件があったが、今度は国内で少年による凄惨な犯罪が起きた。川崎市の中学1年生殺害である。自分と同じく生きている人間に対して、どうしてこのような残虐な行為ができるのか、そしてなぜ相手の恐怖や苦しみを想像あるいは追体験できないのか、私にはどう考えても理解不可能である。この歳にして私の人間不信はつのるばかりだ。報道に接してすぐ、私は加害者と思われる3人の少年たちが、ISの残虐動画を見て、それを真似しようとしたのではないかと直感した。もしそうだとすれば、このようなおぞましい映像が特に若者の目に触れることを社会全体が防ぐべきであろう。このような残虐な映像が“見慣れたもの”になってしまうことのないように。
 ところで、善良で平和を愛する人びとが犠牲になるのはこのような直接的な暴力によるだけではない。間接的な暴力、つまり権力者による強権的支配もまた、持続的に人びとの権利を蹂躙し、侮辱し、苦しませることになる。“植民地的支配”もそのひとつであろう。

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【フォトレポート・トピックス】

*札幌・福祉施設殺人から丸1年 遺族の木村さんら報告会 

*被災者支援のあったかい道「休眠前の交流会」

*“社会貢献の継続”が光る太陽グループ

*故郷、稚内で開催された故・井須孝誠氏「追悼の会」

*アサヒビールが2015年戦略発表会を開催

*サッポロビールが発表会イベントで新RTD「サワー工房」を公開

*ノースプレインファームの有機乳製品をコープさっぽろが販売で支援

*18回目も大盛況! 「北海道泡盛の夕べ」

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『やわらかいシャツの女』
896円
【報道】
南幌 祖母・母殺害事件(3)

「よくぞ生き延びた」

17歳加害少女 医療少年院へ
「壮絶な虐待」に心の傷深く

《医療少年院に送致して、治療及び矯正教育を施し、社会適応を図るべきである》──。昨年10月に空知管内南幌町で起きた殺人事件について、札幌家庭裁判所は1月21日、事件を検察官送致せず、加害者の少女(17)を医療少年院に送る保護処分を決めた。被害者となった祖母と母親による長期間の虐待を認めた形で、少女の付添人弁護士らは家裁決定を「順当な判断」と評価、彼女には心のケアこそが必要だと訴えている。(小笠原 淳)

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【報道】年始の札幌郊外、深夜の火事騒ぎ

未明の住宅街で爆発、暴走
札幌・東区 トラック火災の怪

年明け早々の1月9日、札幌市東区の住宅街でやや謎めいた車輌火災が起きた。車の持ち主が設けていた監視カメラの映像には、不審な人物が現場から立ち去る姿が。映像を入手した民放局は放火事件を思わせる扱いでニュース放映したが、なぜかすぐに話題が収束、その後の捜査の経緯などはほとんど報じられていない。“被害者”の男性は「2年前にも同じことがあった」と言うのだが──。(小笠原 淳)

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【報道】札幌市白石区川下に大量投棄された「建設残土」

原野商法跡地で“残土ビジネス”
「被害地主」らが業者を追及へ

建築工事などで発生する建設残土の処理が各地で社会問題化する中、その残土が地権者に無断で札幌市内の私有地に大量に投棄されていた事実が浮上した。白石区川下地区の5ヘクタールあまりの土地を受け入れ業者が十数年にわたり「残土置場」として事業に利用。産廃が不法投棄された可能性も浮上している。原野商法跡地を舞台にした“残土ビジネス”の実態を追った。

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【新連載】戦争遺産をめぐる旅

軍により地図から消された
毒ガス製造拠点、大久野島

終わらない“毒ガス島”の戦後

軍人や軍属174万人、民間人40万人、合わせて214万人あまりの日本人が犠牲となった太平洋戦争が1945年の夏に終結してから今年で丸70年を迎える。戦後、奇跡的な経済の高度成長を成し遂げた日本の中で、戦争を知る世代はわずかとなり、戦争があったことさえ知らない子供たちも増えているという。しかし、国内や国外のかつての戦地には旧日本軍が残した爪痕や連合国軍との激しい戦闘を伝える“負の遺跡”が数多く残されている。「戦争遺産」を改めて訪れることは、戦争を知らない世代への重要なメッセージとなるのではないか──。そうした思いから負の歴史を再び掘り起こす旅に出ることにした。今回は、陸軍の毒ガス生産拠点になっていた瀬戸内海に浮かぶ大久野島を訪れてみた。(ジャーナリスト 黒田伸)

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【開発】
住友不動産に10億円超え(?)で売却された伊藤義郎邸

伊藤氏が目指した“開発と自然保護の両立”の行方は
超一等地に高さ100mの高級賃貸マンション

またひとつ札幌の名士の邸宅が消える。伊藤組土建名誉会長で伊藤家3代目当主、伊藤義郎氏が保有する家屋と敷地の一部が昨年末、不動産大手の住友不動産(東京)に売却された。明治期から継承してきた土地の一部を手放し有効活用を図るのが目的だが、開拓当時の風景が残る広い庭とそれに溶け込むように建っている邸宅が消えていくのは、時代の流れとは言え名残り惜しいものがある。2年後には100メートル級の高層マンションが姿を現すという。“有効活用”に向け大きな一歩を踏み出した伊藤氏にスポットを当ててみた。

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【経済】道内の「お騒がせゴルフ場」はどこだ?

シーズン前の最終局面に露呈する“身売り”や“清算”
注目選手権誘致成功のゴルフ場も

立春が過ぎ春の足音が近づいてきた。ゴールデンウイークのころから始まる北海道のゴルフシーズンに向け、今からプレーを楽しみにしているゴルファーも多いだろう。ただこの時期、業界としては身売りや新体制への移行などシーズン本番に向けて最終的な局面を迎えるゴルフ場が少なくない。今年も、シーズンを前にいくつかのゴルフ場にそんな動きがあった。道内の“お騒がせゴルフ場”をピックアップしてみよう。

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【報道】フル稼働の北電火発に不意の“トラブル”

労働局が北電・苫東厚真を調査
1号機の業務委託で法令抵触?

2月上旬、フル稼働中の北海道電力・苫東厚真発電所(胆振管内厚真町)に北海道労働局が立ち入り、関係者らへの聴き取り調査を行なった。火力発電所内の作業について、北電の子会社と業務委託先業者との間で法令に抵触するやり取りがあった疑いがあり、現場での聴き取りはそれにからむ調査だったと思われる。当の北電子会社自らが公式サイトで公表したこの問題、同社は「突発的なトラブルが起きた際」に限ってのことだったとしているが…。(小笠原 淳)

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【雪対策】
大雪の札幌市内で関心を集める“人気”の雪たい積場

昨冬はシーズン最盛期で閉鎖
「新琴似8横」はどうなる?

2月上旬には羅臼町など道東地方で記録的な大雪となったが、寒気と暖気が入り交じり気温の高低差が激しい札幌市内も積雪量は多い。札幌市雪対策室事業課によると、2月2日午前9時時点における市内72カ所の雪たい積場への搬入量は約1075万㎥。過去最大量となった平成24年度の同日時点が約1120万㎥、過去3番目の25年度が957万㎥だったことから見ても、かなりの積雪量であることが分かる。民間排雪業者の増加が雪たい積場への搬入量を押し上げているとの声もあるが、こうした中で市内屈指の規模を誇る雪たい積場「新琴似8横」の動向が、市内北部の除排雪関係者の関心を集めているようだが──。(2月4日現在)

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【流通】
特集 食品スーパーに見る“道民の台所事情”

届かない“アベノミクス”

コープさっぽろ・マックスバリュ北海道
道内流通2社トップが語る「現実と戦略」

食品スーパーは最も消費者と直結している業種。その動向は景気のバロメーターとも言える。この中で、昨年4月の消費増税以降の売上げの低迷は景気が拡大しているとは言い難い結果を示した。アベノミクス効果は少なくとも道内には波及しておらず、ディスカウント業態の好調さはむしろ格差拡大を臭わせる。この現状を食品スーパー大手はどう捉え、どう戦略を立てているのか。本特集では、道内に本拠地を置くコープさっぽろの大見英明理事長(56)とイオングループの食品スーパー、マックスバリュ北海道の出戸信成社長(49)のインタビューをお届けする。テーマは「道民の台所事情」。そこから見えてくるのは依然として厳しい現実だ。

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【教育】いま日本社会を“母子関係”から問い直す

「母性ほど尊いものはない」
この真理を最重要価値観に

少子化と子供の受難の時代にこそ響く
小児科の重鎮・田下昌明氏の持論とは

真の母親になりきれない「発達障害母」が社会に“蔓延”しつつあるようだ。その結果として見え隠れするのが子供への虐待、ネグレクト(育児放棄)などだ。「発達障害母が日本の未来を危うくする」。2年前の本誌のインタビューでこう指摘し警鐘を鳴らした小児科の重鎮、田下昌明医師(77)が、今回は長年の研究成果に基づき母と子の関係修復や母性の立て直しについて独自の主張を展開する。小手先の少子化対策や女性支援より大事なものとは何か。そして脆弱な母子関係、虐待などの負の連鎖を断ち切るための処方箋とは──。(1月26日収録 聞き手=本誌代表・工藤年泰)

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【連載】
岐路に立つ若者の就労支援事業 (7)

キャリア教育の実践とは
小中高から大学までの縦の導線をどう確立するか

ニートなど若年無業者の増加を背景に、学校教育の中でしっかりした職業観を育む「キャリア教育」が全国の教育現場に広がっている。少子高齢化、産業構造の変化、雇用の多様化──。激動する社会の中で子供や若者たちに社会人、職業人としての自立をどう教えていくのかが問い直されているようだ。NPO法人「教育プラットホーム北海道」(小樽市、木下修理事長)の藤田和久副理事長に、キャリア教育の意義や在り方を聞いた。(武智敦子)

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【長期連載】“農と食”北の大地から

産業用大麻の可能性(その10)
検証・道の栽培試験と検討会のあり方

非公開、縦割り行政、及び腰
道は可能性追求に向け本気を

産業用大麻(ヘンプ)の栽培は道内3カ所で行なわれている。その一つが道立総合研究機構の試験場に委託した道の栽培試験で、栃木県が育成したヘンプの種子を譲り受け、採種の可能性などを調べてきた。しかし、試験場所は「非公開」とされ、道の産業用大麻可能性検討会の委員が見学に訪れることもない。一方、東川町が提出した新品種の育成をめざす研究計画に対し、規制当局の道医務薬務課は冷淡な対応で臨んでいる。薬理成分の測定環境の整備をめぐっても、道の及び腰の姿勢が目立つ。今、ヘンプの可能性を探る取り組みを充実させるために何が求められるのか──試験栽培や検討会のあり方、育種、盗難防止策、測定態勢などの課題を探った。(滝川 康治)

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【ひきこもり】
『ひきこもりと心のケア 経験者が聞く支援の最前線』(仮題)の編者に訊く

社会的排除の視点から見るひきこもり
元当事者がインタビュー集を出版へ

「ひきこもり」という現象が起きる意味は──。ひきこもり経験を持つ男性(53)が、当事者の視点からこの問題にアプローチしようと臨床心理、精神医学、特別支援教育、社会福祉など各分野の識者を訪ね取材を続けている。今年8月下旬には、これまでの活動をインタビュー集としてまとめ全国出版する予定だ。「ひきこもり問題を社会的排除という枠組みの中で読んでもらえれば」と話している。

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【話題の人】
札幌市中央区にアトリエを開設する予定の
スイーツデコプランナー・ 林 美枝さんに訊く

「作家として成長するためアート系で活躍する人たちの感性にも触れていきたい」

ケーキやマカロン、フルーツ。色とりどりのスイーツはどれも美味しそう。でも、食べてはいけません──。今、スイーツ(お菓子)をモチーフにしたアクセサリーや雑貨が女性に大人気だ。スイーツデコプランナーとして独創性のある作品を手掛ける林美枝さん(44)は、“熱中できる何か”を探している時にスイーツデコの魅力を知り、現在は会社勤めと創作活動を両立させながら、作家としての道を歩んでいる。3月には札幌市中央区内にアトリエを開設する予定という林さんに、“起業”までのエピソードやモノ作りの楽しさを訊いた。(聞き手・武智敦子・1月18日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

日本人の“不条理”な死を悼む
イスラム国の犯罪の背景にあるものは?

「イスラム国」(Islamic State、略称IS)と名乗ってはいるものの、もはやイスラム教徒とはとうてい思えない殺人(テロ)集団によって、数日前に2名の日本人のかけがえのない命が失われた。この“不条理”きわまりない死に、いま私たち日本人は大きな衝撃を受け、やり場のない悲しみと怒りの中にある。彼らの残虐非道な行為を私たちは断じて許すことはできない。
 今回犠牲となった2人の日本人が、どのような能力や個性をもった人物であったのか、あるいはどんな思想信条をもち、どのような家庭環境や友人・知人関係の中で生きてきたのか、そんなことは彼らにとってはどうでもよいことであっただろう。彼らにとって重要なことはただひとつ、この2人がたまたま「日本人」であったということのみである。彼らは言う、「今後日本人であれば誰でも殺害する」と。その理由は、「日本」という国が自分たちにとっての「敵」(または敵の一味)であると彼らが判断したからである。

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【フォトレポート・トピックス】

*真冬の札幌で“琉球の夜”を満喫 2月27日に「北海道泡盛の夕べ」

*「ハッピーアクション」に取り組む新和ホールディングス

*「さっぽろばんけい」に国内最大のハーフパイプコースがオープン!

*“聖地”昭和新山で今年も雪上のバトル! 国際雪合戦、まもなく開催へ

*地元食材の豊かさをアピール! ホテルオークラ札幌で「江別フェア」

*キリングループが北海道地区の事業方針を発表

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『春ノ音楽祭開幕』
896円
【報道特集】
「バルト・マイスター・トマコマイ」プロジェクトのその後

今年は本当に着工する?
国内初の超高級リゾート

道央道苫小牧東ICの西側に広がる約1057ヘクタールの森林地域に、海外の“超富裕層”をターゲットにしたリゾート地を出現させる──。事業主体の「㈱のるでんばると」(苫小牧市・石川裕一社長)により「バルト・マイスター・トマコマイ」プロジェクトが公表されたのは、2011年春のこと。市街化調整区域のまま許可されたエリアに限り開発できる「地方拠点法」の指定を受け、手付かずの自然の中に超高級リゾートを整備するもので、“開発しないリゾート”のキャッチコピーも話題を呼んだ。だが、約130億円と発表された巨額の総事業費をめぐって当初から実現を危ぶむ声も多く、2014年の夏をメドとしていた先行オープンも順延されて今に至る。13年の暮れに取材に応じた石川社長は、「2014年の着工は間違いない」と語っていたが──。

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【労働】ある「就労支援」の姿

「うちに来た奴は、徹底的に守る」

受刑者・非行少年雇用40余年
“人生”預かる異色の建設業者

「彼らがいないと成り立たない」と経営者が言えば、「ここのほかには行き場がなかった」と従業員が言う。札幌市東区の北洋建設(小澤輝真社長)は42年前の創業以来、刑務所を出所した人や非行に手を染めた少年たちの人生を預かり続けてきた。その数、延べにして300人以上。世の偏見をものともせず彼らに手を延べ続ける若き社長は、今後もその方針を変えることがない。「うちに来た奴らは、みんな家族だから」──。(小笠原 淳)

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【介護】「市民の目フォーラム北海道」代表・原田宏二さんに訊く

発足8年 警察腐敗チェックの市民活動に幕
「蟷螂の斧だった。
しかし、意義はあった」

2014年12月初旬、特定秘密保護法が施行された。その翌週、総選挙の投開票が行なわれ、自民・安倍政権の継続が決まった。扱いの大小は異なるが、いずれもマスコミに広く報道されている。同じ週の週末、地元札幌で活動8年になる市民団体が静かに解散を宣言したことは、ほとんど報じられなかった。一般市民の立場で警察などの捜査機関を監視・批判し続けてきた「市民の目フォーラム北海道」。設立者にして代表の元北海道警釧路方面本部長・原田宏二さん(77)が、手弁当で走り続けた8年間を振り返る。「われわれが挙げ続けた声は、ほんの小さな声だったかもしれない。しかし、これまで語られなかった警察の実態を知らしめたことには、いくらか意義があったんじゃないか」──。(聞き手・小笠原 淳)


■「市民の目フォーラム北海道」代表・原田宏二さん“最終講義”抄録

『警察官の労働環境について』2014.12.17.~18. 北海学園大学

昨年12月20日に解散総会を開いた「市民の目フォーラム北海道」。代表の原田宏二さんは、その2日前までフォーラムとしての最後の仕事に臨んでいた。北海学園大准教授・淺野高宏さん(労働法)の招きで同大法学部を訪れ、学生たちを前に語った“最終講義”は、職場としての警察の労働問題を考える場になった。原田さん自身「初めて手がけたテーマだった」というその語りを、ここに採録したい。

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【国政】
松木けんこう衆議「政治家は国民のために党派を超えて汗をかく覚悟を」

安倍政権が見逃している
国の行政改革こそ対抗軸

当時の菅直人首相にNGを突きつけて民主党から追い出され、前回の総選挙で落選した松木けんこう氏(55)が2年ぶりに国政に帰ってきた。今回は道2区から維新の党公認で出馬、小選挙区で敗れたものの比例復活での当選だ。候補の一本化をめぐり道2区で起きた維新の党と民主党道連との軋轢は何だったのか。泥臭い人間性と歯に衣を着せない言動で知られる松木衆議は“一強多弱”と言われる政治状況の中で何を志すのか。民主党、新党大地、維新の党を渡り歩く同氏の真意は──。当選まもない松木衆議を直撃し、その本音に迫った。(12月17日、札幌市内で収録)

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【連載】検証「泊原発は本当に必要なのか」⑨

岩内町が夢を見、挫折した
「港と原発で過疎から脱却」

使われない新港と原発停止の現実

原発がある泊村は電源三法による交付金の恩恵を受けているが、作業員は近隣の自治体から通っており、日頃の運転に伴う経済波及効果はほとんどない。言ってみれば泊村は原発のために海岸沿いの土地を提供することで生計を立てている「地主」のようなものだ。この中で、泊原発の影響を最も受けているのが、多くの作業員たちが寄宿し、眼前の海に温排水が流され続けてきた岩内町だと言えるだろう。原発誘致による経済の活性化、そして岩内港を日本海回りの物流拠点にしようとする思惑は「過疎からの脱却」という面で一致していたはずだった──。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【介護】特集 いま、岐路に立つ社会福祉法人【後篇】

介護給付抑制の中でこそ
真の存在意義を発揮せよ

北海道友愛福祉会の中田清理事長が直言
「意識を変え地域に不可欠の施設となれ」

いま、国やマスメディアの風当たりを強く受け、岐路に立たされているのが全国に2万あまりあるといわれる社会福祉法人(以下社福)だ。戦後、国の慈善博愛事業の受け皿として生まれながら、介護保険制度導入以後に存在意義を問われるようになってきた“公益法人”はどこに向かおうとしているのか。この中で「社福の使命はいまだ大きいが、課題も多い」と身内にも批判を辞さないのが元全国老人福祉施設協議会会長で北海道友愛福祉会理事長の中田 清氏である。社福のクリアすべき課題、そしてこれから果たすべき役割とは──。“社福改革”を考える特集、その後篇をお届けする。
(11月18日収録 聞き手:本誌代表・工藤年泰)

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【ニュース】

■福岡高・地裁で手荷物検査開始
 東京、札幌に続いて国内3例め
──暴力団がらみの可能性、庁舎管理者は「あきらかにできない」

■南幌事件・加害少女が家裁送致
 同級生らは2度めの署名提出
──「逆送しないで」──非公開審判求め1万8千人超が署名

■衆院解散に伴う「IR法案」廃案で
 立候補4自治体の“手持ち無沙汰”
──有力候補地をめぐり憶測飛ぶも、法案成立はいつ?

■高橋知事が人口減の危機突破掲げ
 道政史上初の4選出馬を正式表明
──“ゲートイン”した佐藤氏と高橋氏。民主党北海道の動きは?

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【2月7日「北方領土の日」特集】

戦後70年、返還交渉の正念場
日ロの両首脳は歴史的決断を

北方四島がソ連(現ロシア)に不法占拠されて今年で70年の節目を迎える。元島民の平均年齢は80歳、生存者も4割となり、領土返還に向けて残された時間は少なくなっている。そんな中で今年も「2月7日」がやって来る。この日は政府が1981年に制定した「北方領土の日」。160年前の1855年2月7日、伊豆・下田で署名された日魯通好条約によって日ロ間の国境が択捉島とウルップ島の間に定められたのだ。政権3年目を迎える安倍首相はプーチン政権との良好な信頼関係をバックに北方領土返還に「政治家として執念を持って取り組む」と言明。プーチン大統領の訪日も予定されていることから今年は大きな動きが出てくると、地元・根室市では期待感がかつてないほど高まっている。

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【金融】大地みらい信金・遠藤修一理事長に訊く「信金の心」

「我々信金は地域と同じ船に乗っている運命共同体です」
札幌進出の目的は地元へのフィードバック

大地みらい信用金庫(本店・根室市)が今年7月21日、JR札幌駅近くに初の札幌支店を開設する。遠藤修一理事長は2010年6月の就任以降、「価値創造型金融への転換」を標榜し、さまざまな取り組みを進めてきた。札幌支店はそれをさらに進化させていくための橋頭堡という位置づけだ。道内23信金の中で16番目となる札幌進出は周回遅れ、二周遅れとも評される。しかし、同信金の狙いは他とはひと味とふた味も違うようだ。遠藤理事長にその目的、そして同氏が胸に刻んでいる「信金の心」を聞いた。

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【医療】
三笠に誕生した「南そらち記念病院」
医療福祉複合施設として地域に貢献

旧病院を移転新築した幾生会
老健も併設し高齢者を支える

12月1日、地域の医療と福祉を担う複合施設が三笠市内の岡山地区で産声を上げた。医療法人社団 幾生会(松本茂男理事長)が市内幾春別で運営していた「三笠の杜病院」を移転新築。「南そらち記念病院」(療養病床93床)に名称変更してオープンしたものだ。同病院の最大の特徴は建物内に介護老人保健施設「そらちの郷(旧ほろない)」(定員46人)を併設していること。敷地内にはサービス付き高齢者向け住宅「カーサ・ミーア壱番館」も新設。医療と介護両面で地域の高齢者をトータルに支える幾生会の取り組みをレポートする。

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【就労支援】岐路に立つ若者の就労支援事業 (6)

夢は「公共の場」での“商い”

ライブ活動や物販活動…
自信を取り戻したから今がある

「音楽で地域を元気にしたい」を合言葉にしたユニークなフリースクールが札幌市白石区にある。バンド活動をしながら地域との関わりを深めてきた若者たちは、表現力を身に付け、額に汗して働くことで自分の殻を破り社会へと飛び出していく。働くって何だろう、自立って何だろう──。若者たちの成長とともに、変幻自在に進化しながら新たな道を模索するフリースクールを取材した。(武智敦子)

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【人物】
父・政孝氏とニッカウヰスキーを支え続けた竹鶴威氏が死去

ニッカから創業家「竹鶴」の“血”が消えてしまった日
「マッサン余市編」を前に逝った2代目の素顔

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデルとなった故・竹鶴政孝(まさたか)氏の養子でニッカウヰスキー(本社東京)相談役、竹鶴威(たけし)さんが昨年12月17日午後4時38分、老衰のため東京都内の自宅で死去した。90歳だった。ドラマは1月から北海道・余市編が始まったばかり。北大卒業後、父と一緒に余市でウイスキー作りに生涯を捧げた威さんは、恐らく本人が最も見たかった場面を前にしてこの世を去った。妻の歌子さん(小樽出身)は2012年に亡くなっており、ニッカウヰスキーから創業者「竹鶴」の血が消えることになる──。(ジャーナリスト 黒田伸)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
産業用大麻の可能性(その9) 現実味を帯びる「道産ヘンプ」の復活

高評価! 2次加工や製品提供の
道筋が見えてきた“道産の麻炭”

上川管内東川町で行なわれている産業用大麻(ヘンプ)の取り組みは昨年暮れ、収穫したヘンプの茎を炭に加工する試験が始まり、麻炭の製造が実現した。早速、話を聞きつけた本州の花火メーカーが現地を訪れ、“道産麻炭”の品質を高く評価。栽培から茎のチップ化、麻炭の製造、関係企業へのサンプル提供に至る一連のシステムを構築していく展望が生まれた。釧路管内白糠町でも、ヘンプの可能性を探る検討委員会が発足し、2016年に試験栽培の着手をめざした取り組みが進む。昨夏誕生した道議会議員64人による推進研究会の幹部へのインタビューも交えながら、「道産ヘンプの復活」をめざす試みの現状と今後に向けた課題を追った。(ルポライター 滝川 康治)

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【話題の人】
札幌を拠点に国際的に活躍する
新進気鋭のデザイン書家・ 久保 奈月さんに訊く

「デザイン書道を通して、
 書の奥深さや日本の伝統文化を
知るきっかけをつくりたい」

女流書家として札幌を拠点に海外にも活躍の場を広げる久保奈月さん。イラストや色などで表情を与えられた独自の書には、凛とした強い意思がある。幼い頃から日本の伝統的な書道の世界で研鑽を積んできた彼女が、書の楽しさや奥深さを突き詰めた結果、辿りついたというデザイン書道。ダイナミックなパフォーマンスやライブからは、力強く躍動感あふれる命の輝きが伝わる。新進気鋭の書家として注目される久保さんに創作への想いと意気込みを訊いた。
(聞き手・武智敦子・12月22日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

琉球(沖縄)独立への展望
脱“植民地”への道はただ独立のみ!

先の衆議院選挙の結果は、マス・メディアの事前予想どおり与党の圧勝であった。それにしても、安倍政権が推し進める原発再稼働や集団的自衛権に関わる憲法解釈の変更についての国民世論調査ではむしろ反対意見の方が多いにもかかわらず、なぜ今回の選挙がこのような結果になるのか、私には不思議である。要するに、多くの国民にとってこれらのことはいまの政治においてはさして重要な問題ではないということだろうか。だとすればいったいなにがより重要なのか。目先の景気回復か? もしそうであれば、私としては前号で述べたように政治家だけでなく、国民全体の政治意識の貧困さ、そして、この国の行く末についての危機意識の欠如を感じざるを得ない。

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【フォトレポート・トピックス】

*訃報 稚内信金元理事長の井須孝誠氏が逝去

*HTBのクイズバラエティ番組でアジアの若者たちが道内を転戦

*札幌の麻生乳腺甲状腺クリニックが人工乳房による乳房再建をスタート

*道内在住の小学生がガンプラW杯ジュニア部門で準優勝

*ススキノに誕生したペットと人の“癒しの森”「緑の森どうぶつ病院」

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『ハハとハルとボクタチと』
896円
【報道特集】 南幌 祖母・母殺害事件 (2)

祖母の虐待、母の抑圧、父の屈折──
3姉妹を縛り続けた「家」という名の地獄

一糸まとわぬ姿の孫を屋外に抛り出し、窓から水をかけては笑う祖母。連日の虐待に手を貸し、傷ついた娘たちを罵り続ける母。祖母との関係に屈託を抱え、娘たちを顧みない父──。すべて、1つの家庭の中で起きたことだ。空知管内南幌町で2カ月前に発生した殺人事件。高校生の少女が固めた決意の重さを、我われはあまりに知らな過ぎた。(小笠原 淳)

【フォトレポート】

加害少女の肉声  そこから何を読み取るか

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【連載】
検証「泊原発は本当に必要なのか」(8)

漁業の衰退で原発の選択を余儀なくされた地元漁業者
「反対」を議会決議した岩内町の軌跡

国内の原子力発電所の立地条件として「海」はどうしても必要だ。核分裂で発生した熱で水蒸気を発生させ、それを大量の海水で冷却。温められた海水は再び海に放出される。海を生活の場としている漁業者にとって「放射能の影響はない」と言われても、環境が変わり魚が獲れなくなることは死活問題だ。北海道で初めての原発の立地が決まった泊・共和地区は近隣に岩内港という有数の漁獲高を誇る漁港があった。漁民らによる「原発反対」の声は日増しに強くなっていき、一時は大きな盛り上がりを見せる。それがやがて建設容認へ傾いた背景には、基幹産業である漁業の衰退があった。マチの先行きを心配する商工業者の声が強まり、漁業者は将来への不安を感じ始めた──。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【介護】特集 いま、岐路に立つ社会福祉法人(前篇)

沸騰する批判論議の中で
問われる本来の役割とは

北海道友愛福祉会の中田清理事長が異論
「社福は無用の金喰い虫などではない」

いま、全国で2万あまりあると言われる社会福祉法人(以下社福)が岐路に立っている。運営のあり方をめぐってマスメディアが批判を強めているほか、政府税調から課税化が打ち出され、それらを受けて厚労省の社会福祉審議会では改革論議が急ピッチで行なわれている。戦後、国の慈善博愛事業の受け皿として生まれた社福は介護保険導入後、”無用の金喰い虫”になってしまったのか。このような流れに「社福の使命は終ってはいない」と、真っ向から異論を唱えるのが元全国老人福祉施設協議会会長で北海道友愛福祉会理事長の中田 清氏だ。社福の現状と課題、そして本来の役割とは何なのか──。特集前篇の本稿では、この中田氏にまず現状と課題を徹底的に掘り下げていただいた。(11月18日収録 聞き手:本誌代表・工藤年泰)

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【地方行政】町政改革に挑む羽幌町の新トップ、駒井久晃氏の素顔

「ハートタウン問題の検証を
望んだ町民の期待に応える」

新人3人が争う構図で11月9日に投開票が行なわれた留萌管内の羽幌町長選。2484票で新町長に選ばれたのは前町議の駒井久晃氏(61)だった。舟橋泰博前町長(63)の後継とされ有力候補と見られた橋本修司前町議(59)を490票差で破っての勝利。最大の争点になったのは、近年マチを二分してきた第3セクター「ハートタウンはぼろ」(以下ハートタウン)の施設町有化問題だ。一貫して反対を貫いてきた駒井氏は、言わば民意を受けて新トップに押し上げられた形。町政改革に挑む駒井新町長を当選後に取材し、等身大の姿を浮き彫りにしてみた。

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【ニュース】

■元指導員「強制わいせつ」に実刑判決
 運営委員会は事件の影響などを調査
──”あり得ない犯行”の発生で戸惑う保育現場も

■霊源寺の「石狩霊園」計画は
 1年越しで事前協議入りか
──3カ月かけて「賛成者」を戸別訪問した石狩市の結論は…。

■アベノミクス効果か? 道内23信金の
 中間仮決算で貸出金が4年ぶり増加
──赤字転落の渡島、13信金減益で厳しい経営環境

■小樽でカジノ誘致の現状や課題を
 考える「道民フォーラム」が開催
──反対派は1万人を目標に署名活動を展開

■札幌東署管内でガスボンベ破裂
 一連の”摸倣”? 公園内に火柱
──北署の事件は越年必至、容疑者女性の勾留続く

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【新春インタビュー】

■北海道知事 高橋 はるみ 氏

新幹線開業の好機を活かし「食産業立国」の早期実現を


■札幌市長 上田 文雄 氏

市民の創造性と「市民力」を結集し”時代の転換期”を乗り越えよう


■札幌商工会議所会頭 高向 巖 氏

果実を自ら掴み取る改革を 新年は追い風の観光で飛躍へ

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【マンガ】回顧2014年

何と不整脈な日本!? (石川寿彦)

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【オホーツク】無投票で再選された網走市長・水谷洋一氏に訊く

”豊かな海と大地”を活かして
新たなブランドと雇用を創出

来秋「オホーツク網走マラソン」開催へ

11月2日、網走市の水谷洋一市長(51)が無投票で再選された。当初、対抗馬の出馬も想定されたが蓋を開ければ立候補したのは現職のみ。市民は同氏にさらに4年間の舵取りを託した形となった。2期目の水谷市政が掲げるテーマは「挑戦」。安定感が出てきた財政を背景に、6次産業化による雇用の受け皿づくり、中心市街地活性化に向けた新たな取り組みなどを次々に繰り出していく考えだ。次代に向けた布石として一次産品のオホーツクブランドの確立を目指す水谷市長。来秋には1期目の公約だったフルマラソン大会も地元で開催される。就任直後の水谷市長を訪ね、その意気込みと抱負を訊いた。(11月19日収録)

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【就労支援】岐路に立つ若者の就労支援事業 (5)

「自立=就労」ではない

岩見沢市のモデル事業から探る
「生活困窮者自立支援制度」

長期失業や病気など様々な問題を抱えながら、従来の支援制度の対象から外れていた人たちの自立を促す「生活困窮者自立支援制度」が新年度から始まる。実施に先駆けた国のモデル事業が道内の自治体でも進む中、「同居している子供が働かない」といった高齢者からの相談も増加傾向にあるという。制度開始を前に岩見沢市のモデル事業を取材し、現状や課題を探った。(武智敦子)

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【教育】レポート「道産こもり179大学」

社会とつながるきっかけや
居場所の大切さを伝えたい

北海道初の「ひきこもり大学」でひきこもり経験者3人が講義

当事者が講師となり教え、学ぶ「ひきこもり大学」が全国に広がっている。本道でも「道産こもり179大学」がこのほど札幌市内で初めて開かれた。3人のひきこもり経験者が各自のテーマに沿って講義を行ない、当事者や家族、支援者ら約80人が耳を傾けた。生きづらさから脱し、社会とつながるそれぞれの試み──。当日の模様をレポートする。(武智敦子)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
産業用大麻の可能性(その8) 東川町での試験栽培の歩みから

「ヘンプ元年」に見えた収穫と課題
上川総合振興局が”有望”と支援へ

高橋はるみ知事から大麻研究者免許の交付を受け、今春から上川管内東川町で行なわれていた産業用大麻(ヘンプ)の試験栽培は、1年目の収穫作業を終え、加工研究などの試みが始まっている。この間、日本麻振興会の大森由久理事長を現地に招いて助言を受けたり、北海道の大麻産業史を再発見する場面もあった。上川総合振興局はヘンプを有望な新規作物と位置づけ、来年度の重点施策として関連施設の整備や薬理成分の測定環境の向上などの支援に乗りだす。有志の道議会議員による超党派の推進研究会が発足するなど、ヘンプに対する関心も広がりを見せている。春以降のエピソードを交えつつ、東川町で進む試験栽培の経緯や現状についてリポートする。(ルポライター 滝川 康治)

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【話題の人】
小樽商科大学の学術研究員で竹鶴夫妻の足跡を調査する 高野 宏康氏に訊く

「歴史を掘り起こすとダイナミックな
動きが見えてくる。研究者にとって
小樽、後志は魅力的な土地です」

ニッカウヰスキーの創業者で、NHKで放映中の連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなった竹鶴政孝と妻のリタ。余市と小樽における2人の足跡を広域観光につなげたい──。”マッサンブーム”の中、小樽商科大学ビジネス創造センターの学術研究員・高野宏康さん(40)の調査研究が注目されている。眠っていた歴史を呼び覚まし、どう観光資源として活かしていくか。マチに飛び出し、過去の記憶を未来に紡ぐ活動から伝わるのは、新たな地域研究や歴史発掘の可能性だ。研究者としての原点、そして竹鶴研究などを通じた広域観光への取り組みなどを訊くべく高野さんを訪ねた。(聞き手・武智敦子、11月11日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

日本の政治はどうなる?
「政治」の貧困化と「経済」の肥大化

 ひと月前にはまだ「ひょっとしたら…?」に過ぎなかった衆議院総選挙があれよあれよという間に「ホントか!」になり、この原稿が読者の目に触れる頃にはもうその結果が出ているという、その慌ただしさには驚くばかりだ。確かに、「選挙」というものは民主主義的な政治を保証する制度であり、できる限りこまめに国民の意思を問うことそれ自体は決して悪いことではない。国民の意思がほとんど反映されない独裁政治や選挙があまり行なわれないために長期政権の腐敗が進むといった状況に比べれば、選挙という国民の意思表示の機会が多い方が良いことは明らかだ。
 とはいえ、今回の場合に限って言えば、正直に言って国民はいったい何を問われているのかがよくわからない選挙ではないだろうか。これでは、最近の選挙の投票率の低さにさらに輪をかけるような結果になりはしないかと心配だ。そもそも、国民主権の根幹であるはずの選挙に、国民のほぼ半数が意思表示をしないというのは、どう考えても無責任であり、異常である。そこで今回はこのような日本国民の”政治離れ”の原因がいったいどこにあるのか、私なりに考えてみたい。


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【フォトレポート・トピックス】

*新幹線開業を前に函館観光がパワーアップ!

*ハイグレード有料老人ホーム「ネクサスコート豊平」

*ウイングベイ小樽に室内大型プレイランド「イカロスの城」がオープン!

*元北海道振興社長 久末聖治氏「お別れの会」に700人

*”偏った情熱”が大集合!「札幌芸術祭きどり2014」(くつした企画)

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*ビールインフォメーション
*謹賀新年 名刺広告

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『どんど焼き(靴のお弔い)』
896円
【報道特集】 南幌 祖母・母殺害事件

「誰も気づいてあげられなかった」
「失われた10年」経た少女の決断

およそ10年間にわたってその家で何が起きていたのか、全容を知る人はどこにもいない。否、よく知っていた筈の4人のうち、2人はほぼ同時に命を落とし、1人は当面そこを離れ、残る1人は司直の手に落ちている。10月1日未明、空知管内南幌町の住宅街で悲劇は起きた。高校生の少女が祖母と母とを手にかけた殺人事件。犠牲となった2人がその瞬間、向けられた刃の意味を正しく悟ったかどうかは、やはり誰にもわからない。(小笠原 淳)

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【報道】
札幌市内の民間学童保育所「強制わいせつ事件」の余波

公判で起訴事実を認めた元指導員
“共同経営”の妻は「気付かなかった」

「子どもにイタズラした例の指導員が逮捕されていたらしい」。札幌市内の民間学童保育所の周辺で囁かれていた“噂”が表沙汰になったのは、朝日新聞が9月16日付夕刊で掲載したスクープ記事がきっかけだ。指導員がその立場を利用し、通所児童に対して行なった“犯行”は、被害児童やその保護者に深い心の傷を負わせたのはもちろんのこと、他の学童保育所の関係者にも大きな衝撃を与えた。当該保育所は閉鎖され、被告となった元指導員の公判も11月7日に結審を迎えた今、騒動は沈静化の兆しを見せている。だが、新たに学童保育所を開設した被告の妻に対し、その道義的責任を問う声は収まっていないようだ。(副編集長・打田尚志、11月7日現在)

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【流通】自治体がラブコールする世界最大手の進出先は?

「イケア」噂の出店候補地に
急浮上する江別市大麻地区

家具・インテリア小売の世界最大手でスウェーデン発祥のイケア。その日本法人であるイケア・ジャパン(本社千葉県船橋市)が札幌近郊への出店計画を明らかにしたのは今年2月末だった。道内でもイケアの初進出を歓迎する声は多く、札幌近郊の自治体もラブコールを送る。噂の出店候補地は2つや3つにとどまらない。その中で最近、急浮上しているのが江別市大麻地区。道央道江別西インターチェンジにも近く、札幌市と隣接しているので広範囲の集客が見込める。イケア・ジャパンは2020年までに札幌圏に出店するとしている。果たして江別市内への出店が現実のものとなるのか──。

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【連載】検証「泊原発は本当に必要なのか」(7)

漁業者の「大反対」から議論が
始まった北海道初の原発建設

決定から泊1号機稼働までに20年

北海道・札幌通商産業局・北電の3者による協議で共和・泊地区が原発建設予定地に決定されてから1989年6月に泊原発1号機が営業運転を開始するまで実に20年もの歳月がかかっている。その間にさまざまな反対運動が起き、共和・泊地区だけでなく岩内町など原発に隣接するマチの人々の生活は大きく変化した。泊原発の立地によって最も影響を受けることが懸念されたのは漁業者だった。「絶対安全」と言われ続けた日本の原発。だが、ひとたびコントロールできなくなると長い間、放射性物質という得体の知れない「悪魔」と闘わなければならなくなる。当時、泊や岩内、積丹半島の海を守ろうと信念を持って原発建設反対を訴えた人たちがいた。だが、建設を前提にした北海道初の原発は、その歩みを止めようとはしなかった。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【矯正施設】刑務所・少年院が沸いた「プリズンコンサート」

塀の中の歌声、15年で350回
“受刑者のアイドル”ペペ
道内公演で“世界一”申請へ

結成以来15年間にわたって刑務所などの矯正施設でコンサートを続けてきた女性デュオが10月中旬、札幌刑務所など道内7施設を巡る「プリズンコンサート」を開いた。“千秋楽”の同15日に網走刑務所で350回めのステージを務めた2人は、近く「世界で最も多く矯正施設で歌った歌手」としてギネス記録を申請する。節目を迎えた北の地に、塀の中のスタンダードナンバー『元気だせよ』が力強く響いた──。

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【PHOTO REPORT 】

■今こそ考える 信仰とは、思想とは、組織とは――
10.21. 鈴木邦男 vs 上祐史浩 in 札幌

■元道警・原田さんら警鐘 「保護法退治」企画に100人
施行間近、参加者の関心高く

■山動かした7万4332筆
小樽海水浴場轢き逃げ事件 訴因変更、危険運転適用へ

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【ニュース】

■予定通り? 否定しつつ周到に準備を
 重ねた佐藤氏が知事選に出馬を表明
──TV番組降板後、独立研究会や自著刊行で“下地づくり”

■「パワハラで降格を強要された」
 元男性行員が道銀を提訴した理由
──地位確認と未払い賃金3500万円の弁償を要求

■後志圏の中核病院として期待
 小樽市立病院が12月1日に開院
──新築・統合を経て先端機器を備える二次医療機関に

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【特集 2014オホーツク】

いま、聞こえる変化の足音

医療と一次産業に次代の胎動
見えてきた“林業再生”の道筋

今回のオホーツク特集は“目に見える変化”をキーワードに管内を概観してみた。北見にみる都市機能の再編、オホーツク全体で再整備が進む医療インフラ、そして紋別の林業とコラボしたエネルギー開発。そのどれもが来るべき時代に備える投資であり、変化の足音のように感じられる。地域が置かれている人口減少や高齢化という厳しい現実を踏まえ、明日を模索するオホーツク。後半の市長インタビューと併せ、この地域の“いま”をレポートする。

【インタビュー】
オホーツクを牽引する中核都市へ(北見市長 櫻田 真人氏)
医療インフラは新たな時代に  (紋別市長 宮川 良一氏)

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【医療】
目標は帝王切開できる助産院
“自然な出産”を全力でサポート

清田区に誕生した母子に優しい
産婦人科「札幌みらいクリニック」

産科・婦人科の「札幌みらいクリニック」(石渡瑞穂院長・19床)がこの秋、札幌市清田区平岡地区に開院した。「お母さんと赤ちゃんに優しいクリニック」を基本理念に掲げ、妊婦が陣痛から分娩、回復までを移動せずに過ごせるLDRシステムを採用。家族の立会分娩や出産当日からの母児同室・母乳育児をすすめるなど「親子の絆」づくりをサポートする取り組みが話題を呼んでいる。「お産は自然の営み。ここでは“帝王切開もできる助産院”を目指していきたい」と語る石渡院長に今後の抱負を聞いた。

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【医療】ドクターに訊く“理想の医療”

「これが僕のめざしていた
循環器医療の“完成形”です」

札幌心臓血管クリニックの新棟が完成!
カテーテル室を6室に倍増し、循環器内科・心臓血管外科・不整脈治療の3本柱が本格稼働

循環器内科・心臓血管外科・不整脈治療の3つの循環器分野で、国内有数の症例数を誇る札幌心臓血管クリニック(医療法人札幌ハートセンター・札幌市東区)。春から進められてきた第3期工事が完了し、10月から新たな体制でスタートしている。藤田勉理事長に新体制の詳細と、理想とする医療像を語ってもらった。

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【就労支援】岐路に立つ若者の就労支援事業 (4)

「地域」に生きる──
月形町・コミュニティハウス「樺月荘」の
若者たちの暮らしと中間的就労

働くことに困難を抱える若者を一般就労へと橋渡しする「中間的就労」が注目されている。来年度から始まる「生活困窮者自立支援法」でも柱の1つとなる方向で、道央圏ではNPO法人「コミュニティワーク研究実践センター」(以下、コミュニティワーク)が月形町で実験的な取り組みを行なっている。その拠点となるのが、若者たちが地域に定住しながら社会との接点を探り自立を目指すコミュニティハウス「樺月荘」だ。ただ、国の補助金事業であるため、資金面や運営面での不安定さが課題になっている。(武智敦子)

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【教育】
NPO法人・療育教室「楽しい広場」代表の伊澤崇弥氏に訊く

“発達障害児”へのレールを敷かないで
言葉の遅れ、多動、感情のコントロールができなくても──
元養護学校教諭が早期発見・療育の現状に警鐘

発達障害の早期発見・早期療育が重視される流れの中で、気になるのが「発達が遅れている」だけで発達障害児のレッテルを貼られてしまう昨今の“風潮”だ。3歳児健診で「発達障害の疑いがある」と指摘されたり、就学時健診の後に「普通学級は無理」という通知が届き、ショックを受ける保護者も少なくないという。元養護学校教諭で、NPO法人・療育教室「楽しい広場」(札幌市)の代表として、発達に不安を持つ乳幼児の療育相談にあたってきた伊澤崇弥さんは、「発達の遅れには個人差や育ち方などの原因がある」と様々な観点から警鐘を鳴らしている。(武智敦子)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
ハトムギ栽培の可能性
『北のはと』にみる育種から販売までの営み

食用や薬用に活用できる有望作物
普及と生産増に向け需要の拡大を

1980年代半ば、名寄市内にある厚生省の北海道薬用植物試験場(当時)で北国に適したハトムギの育種が始まった。在来種のなかから有望なものが選抜され、新品種の『北のはと』が誕生。08年から商業栽培が始まり、道北の士別市や渡島管内八雲町などで生産が続く。この品種の利用権を獲得した薬用農産物の卸会社が中心になって、栽培から加工、販売に至る取り組みも進む。ハトムギの粒や粉を使った食品をはじめ、医薬品や化粧品、石鹸などの商品も生まれている。食用と薬用の両面で活用できるハトムギについて、生産農家や卸会社、農業改良普及センターの関係者の話を折り込みながら、その営みと今後の可能性を追ってみた。(ルポライター 滝川 康治)

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【話題の人】
「札幌遠友塾自主夜間中学」の創設メンバーで、
「北海道に夜間中学をつくる会」の 工藤 慶一代表に訊く

「負けてたまるかという意地がある。後に引く気持ちは全くありません」

戦後の混乱や貧困などで義務教育を受けられなかった人たちの学び舎「札幌遠友塾自主夜間中学」の開設から今年で24年。創設メンバーで、「北海道に夜間中学をつくる会」の代表でもある工藤慶一さん(66)は、行政の壁と闘いながら義務教育未修了者に教育を受ける権利の保障を求め、今も奔走を続けている。学びたいという、切なる願いに寄り添った四半世紀に亘る活動の原点は──。学びの輪を広げる取り組みと想いを訊いた。(聞き手・武智敦子・10月20日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

「脱原発」への決断こそ出発点
北海道独立の鍵としての再生可能エネルギーの可能性

 初雪とともに、私の部屋の壁に掛かっている2カ月めくりのカレンダーがもう最後の1枚になってしまった。なんでもそうだが、あるものが残り少なくなるというのは寂しいものだ。朝晩の冷え込みも徐々に厳しくなり、私たち北海道民の日常生活に暖房が欠かせない冬の季節の到来である。
 ところで、まるでそれにタイミングを合わせるかのように、わが北海道電力は今月から電気料金を値上げした。しかもかなり大幅な値上げである。これによって生産コストがはね上がる企業も大変だが、いまやライフスタイルのすみずみまで電気使用に依存している一般家庭、特にこれから寒い冬を迎える北海道の人びとにとってその打撃は大きい。しかも困ったことには、その電力を生産し供給する会社(北電)が“独占企業”であるために、今回のように電気料金を一方的に値上げされても、私たち消費者は、他の商品の場合とは違って、より安い売り手を選択することができないのだ。

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【フォトレポート・トピックス】

*女性デュオ「ペペ」 道内凱旋 刑務所、少年院で「元気だせよ!」

*札幌刑務所、「新」納骨堂で初の慰霊祭

*新千歳空港国際アニメーション映画祭2014

*オホーツクで活性化する林業ビジネス

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*カイた人にキイてみた

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『青いあおい月』
896円
【報道特集】
前代未聞、暴力団との“関係”まで明かした民事訴訟の行方

不動産業大手の若手社長が
違法カジノ経営を自ら暴露!

8月29日、札幌地裁で平成24年5月28日に提起された「不当利得返還等請求事件」(長谷川恭弘裁判長)の判決が言い渡された。原告は不動産業で道内大手のひとつとされる(札幌市)と同社の。被告は20年春頃から21年秋頃にかけてススキノで営業していた違法カジノの“表向きの経営者”だった後藤郁享氏、不動産業の道内大手でゴルフ場経営なども手掛けるキタコー㈱(札幌市)と同社の草野浩平社長、草野社長の実父でキタコーの代表権を持つ草野馨氏の1社3名だ。請求総額は2400万円弱で、事件の“規模”としては話題に上るほどではない。しかし、原告側が違法カジノの経営者は自分だったと認め、暴力団との関わりも明るみにした訴訟は、表向きは静かながらも一部で波紋を広げているようだ──。
(10月5日現在)

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【インタビュー】
「すき家」の“過重労働問題”で揺れた
ゼンショーグループ 小川会長が出直し宣言

「フード業を通して世界から
飢餓と貧困をなくす志は不変」

年間売上高4683億円、グループ傘下の店舗数は約4800──。全国津々浦々にある牛丼の「すき家」と言えば知らない人はまずいない。このすき家を中心に1982年の創業から32年で国内最大手の外食チェーンに成長したゼンショーグループ。今年、そのトップ企業を襲ったのが「ワンオペ」という言葉に代表される過重労働問題だった。そこで何が問われたのか。そして第三者委員会の提言を受けたいま、同社はどのように企業イメージと体制を立て直そうとしているのか。さらに近年深めている北海道とのかかわりとは──。本誌は同社の創業者にして現在もグループの陣頭指揮を執る小川賢太郎会長を直撃し、ロングインタビューを敢行。すき家の半数以上で深夜営業を取り止めることを発表する直前、小川会長の本音の発言に耳を傾けた。
(9月25日収録。聞き手=本誌編集長/工藤年泰)

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【累犯障碍者】「入口支援」の隙間から

被害760円、懲役2年、執行猶予なし

公的支援と無縁の累犯者 すくい上げる手、どこに

本誌が店頭に並ぶころ、1人の男性が受刑者生活を始める。犯した罪は窃盗。イベント会場からペットボトル飲料5本を持ち出し、その場で捕まった。札幌刑務所を出所してから、僅か1カ月。塀の中と外を往き来する暮らしが身体に沁みついていた彼だが、今回は少し事情が違った。見ず知らずの支援者たちが刑事裁判で証言台に立ち、重要な指摘をしたことで、人生の潮目が変わり始める。本人がそれをどの程度認識しているのかは定かでないものの──。(小笠原 淳)

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【障碍者支援】精神障碍者の自立を支える

「息子の遺志、父が継ぐ」

札幌・白石の施設職員殺人事件
被害者遺族が精神障碍者支援へ

本年2月、札幌市白石区の精神障碍者施設で、職員の木村弘宣さん(35)=当時=が利用者の1人(38)=同=に刺されて亡くなった。加害者は精神鑑定の結果、心神喪失で不起訴に。突然の不幸に遭った遺族はその後、ほかならぬ精神障碍者の自立を支援しようと決意する。息子の遺志を無駄にしたくない──。悲劇から7カ月、思いは形をなし始めた。(小笠原 淳)

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【地方選】羽幌町長選は46年ぶり「新人3人の争い」に!

審判が下される舟橋町政と「ハートタウン」の町有化

舟橋泰博町長(63)の任期満了に伴う留萌管内の羽幌町長選が11月4日告示・9日投票(離島は7日投票)の日程で行なわれる。現職は不出馬のため新人3人で争われる見込みだが、今回は4期続いた舟橋町政への審判という意味合いが大きく、第3セクター「ハートタウンはぼろ」の商業施設を町有化した是非も重要な争点になりそうだ。この町有化は実質的には3セク救済の意味合いが色濃く、町民への情報開示も十分だったとは言えない。出馬を表明している3氏のスタンスを取材した。

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【経済】古平町で破綻したタラコ産業の行方

「カネシメ高橋水産」が原卵を古平以外の加工業者に売却か

“一括放出”で懸念される製品市況への影響

古平町水産加工業協同組合(以下加工協)と加盟企業6社が総額72億円を抱え経営破綻したのは今年2月。破産手続きの過程で加工協と企業が抱えていたタラコの原卵が札幌のカネシメ高橋水産(高橋清一郎社長)に一括売却された経緯は本誌9月号で報じたところだが、その原卵はすでに同社の手を離れたもようだ。だが、売却先は期待されていた古平町の加工業者ではないという。地元ではタラコ産業の再生を目指して町を挙げて支援策を充実させていただけに、同社の選択に落胆の色を隠せないでいる。

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【原子力政策】“核のゴミ”レポートPART4
まず「使用済み核燃料をどう管理するか」を考えよう

「暫定保管」か「地層処分」か
いま、日本に問われる選択肢

“よりベターな方法”を国民議論で導きだせ

幌延深地層研究センターの地下350メートル坑道で“核のゴミ”処分技術の実証試験が本格化したが、日本原子力研究開発機構(原子力機構)の閉鎖的な体質を物語る地元対応は一昔前となんら変わらない。経済産業省は、総合資源エネルギー調査会の部会で最終処分地の絞り込みに向けた作業を10月から始める。しかし、自分の町に“核のゴミ”施設が建設されることへの反発は必至で、立地は難しい。最終処分の見通しは立たず、使用済み核燃料の状態で「暫定保管」せざるを得ない状況になるだろう。高レベル放射性廃棄物の「総量管理」や「9電力管内での暫定保管施設の設置」を盛った日本学術会議の提言などを踏まえ、よりましな道を探るべきだ。(ルポライター・滝川康治)

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【ニュース】

■“わいせつ事件”に揺れた学童保育
 「指導員研修を通じて再発防止を」
──個人犯罪を生んだ施設は“閉鎖”されたというが…。

■厳罰求め、署名6万2000筆超
 小樽海水浴場轢き逃げ死傷事件
──「危険運転」適用めざす遺族ら、最高検へも直訴

■出馬会見で前副市長の秋元氏が
 「即戦力と行政手腕」をアピール
──札幌市長選に向け“市民党”の立場で始動

■カジノ誘致が争点に? 来年4月の
 小樽市長選に中松市長が出馬表明
──市議会内にもカジノ誘致に異議を唱える声はあるが…。

■知事さながらに熱弁を振るっても
 結論は「今しばらくお待ちください」
──講演会で佐藤のりゆき氏が出馬表明を先送り

■北電・川合社長の「無念の退任」に
 佐藤会長のサボタージュが関係?
──真弓明彦新体制に求められる幹部の“役割分担”

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【就業支援】岐路に立つ若者の就労支援事業 (3)

彷徨う若者たちの安住の地は

国の「絆」再生事業を通して見えてきた姿──

ニートやひきこもりが急増する一方で、路上生活をする若者も少なくない。そうした中で、家族や社会との関わりを失った人たちが共同生活を送りながら、自立を目指す「コミュニティハウスれおん」が札幌市手稲区にある。人との“絆”はどう取り戻すのか──。若者たちの姿を追った。(武智敦子)

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【医療】
“次代のサ高住”として話題を呼ぶ
社会医療法人康和会「しらかばの杜」

母体が病院ならではの安心感
天然温泉と介護体制にも注目

社会医療法人 康和会(加藤康夫理事長)がこの夏、札幌市豊平区の東月寒地区にオープンしたサービス付き高齢者向け住宅「しらかばの杜」(100室)が人気を博し、早くも満室となっている。天然温泉付き、緑地空間とのコラボも話題だが、何といっても入所者の心配を解消する手厚い医療・介護体制が大きな魅力だ。康和会が運営する「札幌しらかば台病院」までは徒歩3分、施設内に7つの介護事業所を併設するなどサポートは万全。見学に訪れる介護事業者も多い「しらかばの杜」をレポートする。

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【歴史探訪】創業80周年を迎え連続テレビドラマでも脚光

発祥の地・ニッカウヰスキー余市蒸溜所を訪ねて

1918年(大正7)に単身スコットランドに渡り、本場のウイスキーづくりを習得した竹鶴政孝。「日本のウイスキーの父」と呼ばれる政孝と、その生涯の伴侶リタをモデルにした連続テレビドラマの放映が9月29日から始まったこともあり、政孝が“ウイスキーづくりの理想郷”と確信し1934年(昭和9)に建設したニッカウヰスキー㈱北海道工場・余市蒸溜所が大きな脚光を浴びている。折しも、今年はニッカにとって創業80周年の節目。この機会に余市蒸溜所を見学したい、何度か訪れているが竹鶴夫妻の足跡を改めて学んでおきたいという人のために、連続ドラマの放映初日に余市蒸溜所を訪ね、杉本淳一北海道工場長に施設の特徴や見どころなどを訊いた。

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【企業】
SATOグループが船井財団の「グレートカンパニーアワード2014」を受賞

「士業と企業」を多角的に展開 相乗効果で成長したビジネス

佐藤良雄代表率いるSATOグループ(札幌市)が8月21日、一般財団法人船井財団(本部東京・舩井勝仁代表理事)主催による「グレートカンパニーアワード2014」で「ユニークビジネスモデル賞」を受賞した。同グループでは、社会保険労務士法人や行政書士法人、人材派遣のキャリアバンク、給与計算のエコミックなど全部で9つの事業体を経営。これまで競争の世界とは一線を画していた社労士や行政書士を「法人化」することで企業の労務関連業務を大きくアウトソースさせ、新しい市場を開拓したことで知られる。今回の受賞は、労務関連分野で“士業と企業”をリンクさせたグループ経営が他の追随を許さない独自のビジネスモデルになっていることを評価されたものだ。

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【イベント】
「きものの日」の関連イベントを札幌エルプラザで開催

これが華麗な「和」の世界 “十二単の着付け”を実演

11月15日は「きものの日」。この記念日にちなんだイベントが16日の日曜日、札幌市北区の札幌エルプラザ3階で開かれる。この日は無料の着付け指導をはじめ、普段目にすることのできない衣紋道髙倉流北海道道場による十二単の着付け公開も予定されている。北海道道場会頭で着物文化の普及に取り組む美創きもの学院院長の裏田記子さんに当日の内容や着物の魅力についてうかがった。

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【話題の人】
「夜間中学物語 そしてトンキーも死んだ」を上演する
劇団「うみねこ」・ 吉川 勝彦代表に訊く

「人はいつでもやり直せると、生徒たちから教わりました」

小樽の劇団「うみねこ」が10月25・26日に、戦争や貧困、不登校などで学校に行けなかった人が学ぶ夜間中学校を舞台にした「夜間中学物語 そしてトンキーも死んだ」を運河プラザ・三番庫ギャラリーで上演する。夜間中学に通う7人の生徒の姿を通して、幸せとは何かを問いかける群像劇だ。劇団の代表として地域の演劇を牽引してきた吉川勝彦さん(70)は、高校演劇にも長年関わり、夜間中学で学ぶ人々に教え子たちの姿を重ね合わせたという。「生きるって何だろう」「幸せって何だろう」──。上演を控え団員たちの演技指導に没頭する吉川さんを稽古場に訪ね、作品にかける熱い想いを聞いた。(聞き手・武智敦子、9月12日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

「ノー」の勝利はなぜ?
スコットランド独立レファレンダムから学ぶもの

 9・18、ついに、世界が注目していたスコットランド独立の可否を問うレファレンダム(住民投票)の結果が出た。「ノー」(独立反対派)が勝利し、スコットランドはこれまでと同様に、イングランド、ウェールズ、北アイルランドとともに「大ブリテン島および北アイルランド連合王国」(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)という、長たらしい国名を持つ国の一員に留まることになった。
 それにしても、「イエス」対「ノー」の比率が45%対55%であるということは、この選択がかなりの接戦であったことを物語っている。そして私からすればこの結果は残念であるとはいえ、いずれにせよ独立を支持する人びとが半数近くもいるという事実は注目に値することだろう。そしてなにより、このような重大な事柄を住民自身の民主的な選択に委ねた連合王国政府の“度量の広さ”(最初はたかをくくり、終盤はかなり慌てたようだが)にも一応の敬意を表しておきたい。


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【イベント】
開催近づく「新千歳空港国際アニメーション映画祭2014」

世界初の“空港内アニメ映画フェス”新千歳からクールジャパンを発信!

10月31日から11月3日まで新千歳空港ターミナルビルで「新千歳空港国際アニメーション映画祭2014」が開催される。世界で初めて空港施設を利用するアニメ映画祭で、各国から応募されたプロとアマチュアのアニメ短編作品の中からグランプリを選び、世界的なアニメフェスティバルとして発信する。国内外からアニメ制作者やファンが集まる“クールジャンパンイベント”に注目だ。


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【フォトレポート・トピックス】

*北海道矯正展 “塀の中”のイベントに家族連れなど9千人

*小笠原クリニックグループが有料老人ホームをオープン!

*札幌心臓血管クリニックが新棟建設。「ハートリズムセンター」が本格始動

*似鳥国際奨学財団が設立10周年記念式典を開催

*「創ろう! これからの北海道」 太陽財団が助成対象事業を募集

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*カイた人にキイてみた

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『雨の池袋』
896円
【報道特集】「第二の報酬」の透明度を問う

支給 179分の43、HP掲載 43分の4

全道自治体の「政務活動費」
領収証公開状況に地方格差

全国各地で話題が尽きない地方議員の「政務活動費」不適切支出。議員報酬とは別に支給されるこのお金、有権者が常にその使途をチェックできる環境は整っているといえるだろうか。たとえば、地元北海道は──。全道179市町村議会に「領収証の閲覧方法」を尋ねると、公開状況に地方格差が見えてきた。(小笠原淳)

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【アイヌ民族】
「金子市議発言騒動」で砂澤 陣氏がメディアと政治を痛烈批判!

「アイヌ系日本人の保護政策は
新たな差別を再生産する愚行」

「“マイノリティ救済”というバイアスが
マスメディアの事実を見る目を曇らせる」

「アイヌ民族なんて、いまはもういない」──札幌市東区選出の市議会議員、金子快之氏(43)が8月11日に短文投稿サイト、ツィッターに書き込んだ「つぶやき」が波紋を広げている。毎日新聞が報じるやいなやマスメディアによる総バッシングが繰り広げられ、政府の菅義偉官房長官までもが「極めて遺憾」と批判。ついには所属する自民党会派からも事実上追い出されるという事態に至った。しかし、氏は四面楚歌といもいえる中にあって、なお“持論”を曲げていない。全国区になったこの騒動の本質とは何なのか。そして「金子市議発言」をアイヌと呼ばれる人々はどう受け止めているのか。アイヌの血を引く世界的な彫刻家、砂澤ビッキ氏(故人)の長男で、工芸家の砂澤 陣氏(51)は「メディアと政治は差別を再生産しようとしている。どこにアイヌが民族として存在しているのか」と痛烈に批判する。(8月26日収録 聞き手=本誌代表・工藤年泰)

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【インタビュー】
「アイヌ民族問題」で炎上した金子快之市議を直撃!

「この国には言論の自由がないのかって感じです」

「アイヌ民族問題」に関する“つぶやき”で一躍“時の人”となった金子快之市議(43)。マスコミから集中砲火を浴び、ついには所属していた札幌市議会の自民党会派から離脱を余儀なくされたが、その心中はいかばかりか。抗議団体から寄せられた公開質問状への回答内容を自身の事務所で報道陣に説明した8月26日午後、当の金子市議を直撃した。

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【選挙】風雲急を告げる札幌市長選!

自民に公然と反旗を翻した「秋元副市長擁立」の衝撃度

本間vs秋元で分裂必至の保守層と経済界

来春の札幌市長選に向け、経済人約40人で作る「札幌の未来を考える有志の会」(以下、有志の会)が9月1日、秋元克広副市長(58)に出馬要請を行なった。秋元氏はこれを受けて5日、副市長を辞職。今月中旬にも正式に出馬会見を行なう運びとなっている。上田文雄市長(66)は4選不出馬を表明しており、次期市長選はこの秋元氏と自民党が推薦する本間奈々氏(45)の一騎打ちの公算が高い。だが、秋元氏を支持する経済人の多くは旧来の自民党支持層で、今回の戦いが保守層と経済界を大きく割ることになるのは必至の情勢。「秋元副市長擁立」の衝撃度は決して小さくない。「自民推薦」に公然と反旗を翻した経済人たちは、190万の市民を抱える政令市・札幌のトップを選ぶ選挙のスタイルを変えることができるのか──。(9月9日現在)

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【報道】札幌北署管内ガスボンベ事件 (5)

捜査終結、最後は「万引き」

長期勾留、まもなく140日
無関心装う最初の“被害者”

札幌北警察署管内ガスボンベ事件の報告は、まだ続く。本誌前号で触れた最後の勾留理由開示法廷は8月7日に開かれ、容疑者女性は改めて潔白を主張した。裁判所は超のつく長期勾留をなお認め続け、検察は翌週の同13日に5回めの起訴。いわゆる“摸倣”を除く5件すべてで公判が請求され、これが最後かと思われた矢先の同20日、ボンベ事件とは無関係の窃盗事件でも公訴が提起された。捜査機関の真意が測りかねる中、取り急ぎ一連の流れをまとめてみたい。(小笠原 淳)

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【連載】検証「泊原発は本当に必要なのか」(6)

「ぜひ原発に来てもらいたい」
産業喪失の地域が誘致に奔走

起死回生を賭けた泊村の“総意”とは

泊村を支えていた茅沼炭鉱が1964年5月に閉山するのとほぼ同じ頃、北海道に原子力発電所を建設してはどうか、との声が道内外からあがり始める。その3年後、道は原子力発電所の建設予定調査地点候補地として泊村、島牧村、浜益村の3村を選定。いずれも日本海に面した過疎の村だった。それから22年後、元号が平成に変わった1989年6月に泊発電所1号機が運転を始めることになる。産業を失い後が無くなった地域の総意として原発誘致に奔走した泊村の歴史は、そのまま各地の原発立地自治体に重なって見える。地域で姿を消した炭鉱の歴史はいつの間にか、北海道の原子力発電の歴史に塗り替わっていくのだった。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【原子力政策】“核のゴミ”レポートPART3
地層処分に疑問をもつ市民や研究者の動きから

「負の帰結」に目を閉ざし続けて
公平性を犠牲にする原子力政策

最終処分めぐり市民有志らと政府が対話

放射能が安全なレベルに減衰するまで10万年もかかる高レベル放射性廃棄物の後始末は、原子力開発の最大のアキレス腱といわれて久しい。日本政府は使用済み核燃料を再処理する過程で残る廃液をガラス固化体にして、地下深く埋設する「地層処分」を国策にしてきた。処分地に手を挙げる自治体が現れない状況を踏まえ、政府みずから候補地を指名する方針に転換して“科学的有望地”を絞リ込む作業が進むが、国民には具体的な動きは見えてこない。そんななか、“核のゴミ”に関連する省庁などの担当者と市民有志の意見交換会が東京都内で開かれた。豊富町内で行なわれた社会学者の講演録とともに紹介し、地層処分の是非や今後の展望などを考える。(ルポライター・滝川康治)

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【ニュース】

■夏の札幌市内にホームレス48人
 支援団体らが未明から人数調査
──昨年同時期とほぼ横這い。ネットカフェ利用者捕捉が課題

■“篠路福移湿原”訴訟は高裁へ
 原・被告ともに地裁判決を不服
──「守る会」は残土受け入れ事業の禁止を求める構え

■ひきこもり者が先生になる
 「大学」が11月に札幌で開催
──居場所支援を考えていく上での出発点として期待

■札幌地検トップが市民講座で講演
 再犯防止の試みに80人が高い関心
──昨夏着任の小寺検事正、「入口支援」札幌で実践

■療育を重視し人と関わる力を育てる
 「星槎さっぽろ」のデイサービス事業
──法改正で急増した「放課後等デイサービス」とは

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【就業支援】岐路に立つ若者の就労支援事業 (2)

「若者が元気になれば地域も元気に」

社会性を築きにくい若者たちが存在意義を見出す場所とは──

昨秋に政府機関の行政改革推進会議が行なった「秋のレビュー」で、仕分けの対象となった「地域若者サポートステーション」(サポステ)。来年度以降の存続は不透明で、仮に事業が継続されたとしても規模の縮小や支援内容の変更は避けられそうにない。揺れる制度の狭間で「地域づくりの視点で若者支援に取り組みたい」と意気込むサポステを取材した。(武智敦子)

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【医療】

生物学的製剤の使用認定施設で
「より高度で安全な治療」を実現

「豊水総合メディカルクリニック」に
乾癬の第一人者、飯塚 一医師が着任

医療法人社団 廣仁会(浅沼廣幸理事長)が札幌市内のすすきの地区で運営する「豊水総合メディカルクリニック」(藤咲淳院長、10床)。このクリニックに7月、国内における乾癬研究の第一人者として知られる飯塚一・旭川医科大名誉教授が常勤医として着任した。乾癬は難治性の皮膚病だが、4年前に保険適用された「生物学的製剤」が高い効果を上げるなど、治療法は大きく進化を遂げている。医療機関としての総合力を活かしながら同製剤による治療に取り組む同クリニックに、この病気のスペシャリストが赴任したことは患者にとってこの上ない朗報と言える。飯塚医師に乾癬という病気の実態、そして治療の最前線を取材した。

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【自治体】全国へ発信! 農業に寄与する岩見沢の情報通信技術

気象予測やトラクター自動走行で
コスト低減、省力化に威力を発揮

農作業を変え、国も認めた市の高度ICT基盤

岩見沢市がICT(インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジー=情報通信技術)を利用した農業分野で国内最先端を走っている。全国の地方自治体に先駆けて独自に20年以上前から進めてきた光ファイバ網の整備など高度なICT基盤を活用し、きめ細かい気象予報サービスを提供しているほか、GPS(衛星利用測位システム)補正局を利用した誤差3センチ以内という超高精度の位置情報を提供。これによってトラクターの無人走行などを可能にし、農作業の効率化を図ることに成功している。この“岩見沢モデル”は生産者の負担軽減にも役立つとして国も後押しに乗り出している。現地で開発が進む「ICT農業」の現状をレポートする。

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【流通】進化するコープさっぽろの配食サービス

糖尿病患者などの在宅治療を
「健康管理食」で積極支援へ

専門業者とタッグを組み届ける“本物の美味しさ”

配食サービスや宅配トドックを通じて積極的に高齢者の見守り活動に取り組むソーシャルビジネスを進化させている生活協同組合コープさっぽろ(本部札幌・大見英明理事長)。その配食サービスの一環として同生協では8月からカロリーやたんぱく質の摂取制限が必要な組合員に向けた「健康管理食」をラインナップに加え、細やかなサービスをスタートさせた。“組合員の暮らしと健康を守る”コープさっぽろの新たな取り組みを紹介する。

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【お盆】宮の森・薬王寺──お盆大法要に約400人

「よくぞ、私を人間に生んで下さいました」

亡き人を偲び、両親やご先祖への感謝を新たに

今年もお盆の墓参りに行った人は多いはず。先祖の御霊を迎え追善供養を行なう「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略称であるお盆は、宗教離れが進んでいると言われる昨今でも、先祖や親しかった故人との“つながり”を意識する貴重な期間となっている。札幌市中央区の曹洞宗寺院・薬王寺(田中清元住職)では8月20日、恒例のお盆大法要が営まれ、平日にも関わらず約400人が集まり亡き人を偲び手を合わせた。

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【話題の人】
人気上昇中の「あへあほ体操」を考案した
ウンドープロデューサー・ しもの まさひろ氏に訊く

「楽しく運動して心と体を健康に。
それが僕の立ち位置なんです」

「ウンドー」は得意じゃないけど、健康維持のために何かしたい。そんなあなたに、今回は耳よりな情報をひとつ。「あ・へ・あ・ほ」と声を出し、「へ」と「ほ」でお腹を凹ませるという“超簡単”かつユニークな「あへあほ体操」だ。腹横筋が鍛えられ、腰痛などの予防やダイエットにも効果があり、メタボが気になる人や足腰の弱ってきたお年寄りの介護予防プログラムとしても人気上昇中 ──。考案したのは札幌市在住のウンドープロデューサー・しものまさひろさん(35)。陸上自衛隊の持久走訓練隊メンバーとして活躍するも、腰の故障で引退。失意のどん底からスポーツトレーナーとして再起を果たす。そんな、しものさんのライフストーリーを交えながら「あへあほ体操」誕生秘話とその魅力をお届けしよう。(聞き手・武智敦子、8月23日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

スコットランドの選択は
世界の新たな歴史を拓くか? 連合王国からの独立を問う住民投票9・18のゆくえ

毎年のことだが、お盆を過ぎた頃から北海道は一気に秋めいてくる。高く蒼く澄みわたった空をカンバスにして、白い雲が繊細で多彩な造形美で私たちの眼を楽しませてくれるが、その一方で朝晩の冷え込みも日増しに強まってくるのだ。こうして気がついてみると暦はもう9月に入った。そして、あと2週間もすれば、つまり、この文章が読者の目に触れる日のわずか3日後にはもう、私がいま最も関心を持っている地球上のある地域に住む人びとの大きな選択の結果が出るだろう。それは、9月18日に行なわれるスコットランド独立の是非を問う住民投票(レファレンダム)である。現在の連合王国(United Kingdom、俗称イギリス。イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという4つのカントリーから構成されている)からスコットランドが分離・独立してひとつの主権国家になるかどうかを自らの意思で決定しようというものだ。

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【フォトレポート・トピックス】

*秋のドライブは「有珠山ロープウェイ」を拠点に
紅葉の名所「洞爺湖有珠山エリア」へ!

*魅力高まる新千歳空港の「北海道ショールーム」
人気エンタメ施設に加えアクティビティも充実!

*道都の駅前通に新ランドマーク誕生! 札幌三井JPビルの「赤れんが テラス」がオープン

*第5回「ニトリレディス」で申選手が優勝!
中国にも進出するグローバル企業の“北海道愛”

*おいしさとぬくもりの時間を
つむぎだす石屋製菓「白いバウム」

*新和グループが札医大の患者らに
クラシック音楽をプレゼント

*「つしま医療福祉グループ」が地域ぐるみで
「アンデルセン グルメ祭り」を開催

*正しい知識をもって労使トラブルの未然防止を
札幌で実施される「給与計算実務能力検定試験」

*「心臓の病気で死なせない!」
札幌ハートセンターが医療講演

*正栄プロジェクトが特別協賛
“イーグルカップ”で義援金341万円を寄贈

*岩見沢に「はま寿司」がオープン!
道内14店目として9月16日から営業開始

*サッポロビールとイオン北海道がタッグ
「黒ラベル『北海道遺産の 旅缶』」を発売

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『YORUNO KOTOBA』
896円
【特集】

内閣総理大臣・安倍晋三殿
「戦争」をご存じですか

6人の語り部があの夏を振り返る

日本に軍隊があったころ、銃を手に取り戦地に向かった人がいる。本土の攻撃になす術なく立ち尽くした人がいる。仕事や教育の機会を奪われ、財産の多くを失った人がいる。爆煙の中で九死に一生を得た人も、親兄弟の命を無惨に奪われた人も、他国民の命を容赦なく奪った人もいる。生き伸びて終戦を迎えた誰もがほどなく知ることになる、あの1文。60余年の間、その“解釈”は変わりようもなかった。《日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する》──。戦後生まれの内閣総理大臣の「解釈」を、たとえば彼らはどう受け止めるか。あの夏から69年を経た今、戦争を知る6人の語りに耳を傾けてみたい。(インタビュー・構成/小笠原淳)

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【報道】札幌北署管内ガスボンベ事件(4)

「私は、誰かに嵌められました」

“摸倣”除く5件で逮捕5回
長期勾留、「相当」と裁判所

本年1月から5月にかけて札幌北警察署管内で起きた連続ガスボンベ破裂事件。5件めの事件の容疑者として4月30日に逮捕された女性(52)はその後、勾留20日間ごとに再逮捕され続け、結果としてそれまでに起きていた5事件すべてへの関与を疑われることに。否認を貫く女性の長期勾留を裁判所は「相当」と見做し、捜査機関は今もその身を拘束し続ける。今月上旬、その日数は100日を超えた──。(小笠原 淳)

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【経済】古平町で破綻した“タラコ産業”の行方

管財人が原卵を売り急ぎ?
買ったのはカネシメ高橋水産

失われた雇用と産業の“復活スキーム”を

古平町水産加工業協同組合(吉野浩次代表理事、以下加工協)と加盟企業6社が総額72億円の負債を抱え経営破綻し、地域に激震が走ったのは今年2月。この事態を受けて“古平ブランド”で親しまれてきたタラコや辛子明太子の生産がほぼストップ。パート従業員など130人が職を失い、文字通りマチを支えてきた基幹産業のひとつが消えた。あれから6カ月、地元はどうなっているのか──。今回の破産手続きを検証しながら“古平再生”に向けた課題を追った。

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【連載】検証「泊原発は本当に必要なのか」(5)

「再稼働できないから値上げ」
いま、原発で道民が試される

原子の火が呼び込まれた泊村、歴史の真実

北海道電力が7月31日に経済産業省に申請した家庭向け電気料金の再値上げ。このことに憤りを覚えた道民は多かったのではないか。どこかで“対岸の火事”と思っていたフクシマの原発事故。まさかあれから3年の間に遠く離れた北海道の電気料金が2度も値上げされ、全国最高水準となって道民の生活を直撃するとは。「泊が戻れば黒字基調になり値下げも可能」とした川合克彦社長の泊再稼働を人質に取ったような発言も問題だ。値上げ申請の日、泊原発周辺の海岸線は夏休みというのに閑散としていた。かつて炭鉱で栄え、泊原発の立地と深い関係がある茅沼地区も静まり返ったままだった──。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【経済】札幌で消えゆく名士たちの邸宅

今井家、福山家に続き伊藤家も…
分譲マンションに変貌する一等地

薄れる過去の記憶と積み重なる新たな歴史

《ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず》という方丈記の冒頭の一節が頭をよぎる。札幌の名士と呼ばれた老舗企業経営者の邸宅が相次いで姿を消そうとしているからだ。経営の行き詰まりから手放さざるをえなかった御仁もいれば、敷地の有効利用を図るためマンションを建てるケースもある。理由はそれぞれだが、札幌でも指折りとされた邸宅が取り壊され、マンションなどに変わっていくことに一抹の寂しさを覚える札幌っ子もいるだろう。誌面の都合で多くを紹介できないが、本稿では3人の経済人をピックアップし、彼らの自宅の変遷を辿ってみたい。

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【ニュース】

■北電、家庭用17%増の再値上げへ 再稼働見込み、国内初の「2度め」
──原発稼働前の水準に「感慨無量」と、川合社長

■札地裁で刑事被告人が自殺未遂 勾留尋問後、所内「仮監」で首吊り
──再発防止「難しい」と矯正関係者

■提訴から4年で「守る会」一部勝訴 “篠路福移湿原”訴訟で地裁判決
──「環境権」は棄却。原告・被告とも控訴か(8月6日現在)

■「保護法退治」、市民らシンポ企画 集団的自衛権との関連など議論
──元道警・原田さん、憲法学・清水さんら登壇。23日・札幌

■「カジノカフェ」で意見交換会も 小樽でカジノ反対運動が本格化
──“推進派”と“反対派”がシンポ共催で合意

■道議年額456万円 政務活動費の“前渡しで使い切り”は悪しき慣例
──違法判決が出ても続く上部団体への上納金払い

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【教育】不登校・ひきこもり支援の現場から

お盆休みに読みたい“心の処方箋”

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【医療】

悪性腫瘍、糖尿病網膜症などにも対応する
“眼科手術専門クリニック”

高度な「白内障ダメージアウト手術」を
提供するカルナメドアイがオープン!

免疫細胞療法や遺伝子治療などを組み合わせたがん治療に取り組む「がんメディカルクリニックCARNAMED(カルナメド)」(札幌市北区)が7月、札幌の大通に眼科手術クリニック「カルナメドアイ」をオープンした。ここでは、これまでのがん治療の実績を踏まえ、目にできる悪性腫瘍の治療をはじめ糖尿病網膜症や加齢黄斑変性症、白内障や緑内障などに対応。最先端の技術と手術による新時代の眼科治療が展開されている。メディカルグループカルナメドの総院長である高柳芳記医師に取材し、「カルナメドアイ」を中心にグループ全体の取り組みをレポートする。

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【環境】注目される人工再生木材「エコロッカ」

環境に優しい建築材。天然の風合いと
耐久性で公共施設や福祉施設で普及へ
エア・ウォーターの支援で再生したカムイ社が北海道で販路拡大

7月下旬、リニューアルオープンした札幌競馬場のメインスタジアム。ここの屋上デッキなどに新世代の建築材として注目される人工再生木材「エコロッカ」が使われている。供給しているのはエア・ウォーター(本社大阪市・青木弘会長)のグループ企業であるカムイ・エンジニアリング(本社標茶町・以下カムイ社)だ。産業用ガスや食品など多岐にわたる事業を展開しているエア・ウォーターだが、同社が住設関連分野として取り組んでいるのが廃木材と廃プラスチックを原料とするエコロッカの事業だ。耐久性と天然木材の風合いを併せ持つ新素材。カムイ社とエア・ウォーターのかかわりをはじめ、住宅用エクステリアや学校や公共施設、商業施設など多方面に利用が広がってきたエコロッカの可能性をレポートする。

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【就労】岐路に立つ若者の就労支援事業 ①

若年無業者支援に大きな意義も
危機を迎えた「サポステ」の今

行革推進会議で仕分けの対象に

若年の未就労者(無業者)、いわゆるニートなど就労困難な若者に対する国の就労支援事業「地域若者サポートステーション」(サポステ)が存続の危機にある。昨年秋、政府機関の行政改革推進会議が実施した「秋のレビュー」で費用対効果などから「有効とは言い難い」と判定され、事業の廃止を含めた大幅な見直しを求める声が上がったからだ。事業が廃止されたとしたら、若者たちはどこに行けばいいのか──。そんな不安が支援者らに広がっている。ある地域のサポステを取材し、支援の現状と課題を探った。(武智敦子)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
「アニマルウェルフェア畜産」の今(その5)
シンポジウム報告:需要システムをいかに実現するか

世界で進む家畜福祉による畜産革命
求められる価値観の転換と市場創出

立ち遅れている日本のアニマルウェルフェア(家畜福祉)畜産システムを発展させるには、需要市場の創出が欠かせない。生協や産直の宅配事業体、流通企業、料理人などが協働し、どのようなフードチェーンを開発できるかを議論するなかで、アニマルウェルフェア食品の可能性を探るシンポジウムが7月5日、東京都内で開かれた(主催はNGOの「農業と動物福祉の研究会」)。動物の生理に適う飼育方法など家畜福祉につながる実践例が紹介されたが、消費者の理解はまだまだ低い。シリーズの第5回は、需要拡大には関連食品の認証システムづくりが急務であることが浮き彫りになった、シンポのやり取りなどを報告する。

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【話題の人】
道立近代美術館を拠点に活動する
アートナビゲーター・ 高橋 淑子さんに訊く

「アートナビゲーターの役割は
美術館の敷居をなくすことです」

“文化の秋”を前に、札幌市内では「札幌国際芸術祭」や「徳川美術館展」などの大型アートイベントや展覧会が相次ぎ開催されている。美術の醍醐味は自分なりに観て感じ、読み解くことにあるが、事前に鑑賞ポイントやエピソードを知っていれば、作品をより楽しむことができそうだ。そこで今回訪ねたのが、社会とアートをつなぐ活動を続けているアートナビゲーターの高橋淑子さんだ。アートに関する高度な知識を持ちつつ、1人の鑑賞者としての視点を大事にする高橋さんに、人生を豊かにするアートの魅力や美術館の楽しみ方などをたっぷり訊いた。
(聞き手・武智敦子・7月21日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

軍備で国民の命と安全を守れるか?
安全保障“神話”を粉砕しよう!

7月17日、マレーシア航空17便の乗客298人が、ウクライナ上空できわめて悲劇的な死を遂げた。犯罪や戦争などにはまったく関わりのない、そしてそれぞれの幸せや夢の実現に向けて未来に生きる権利を持っていた300人もの子どもや大人が、1万メートルの上空で、一瞬にして機体とともに粉々にされる…。こんな悲惨なこと、不条理なことがあっていいのだろうか。どうやらその原因は地対空ミサイルの誤射らしい。勿論その責任はそれを発射した人間にあるが、それ以前に決定的な原因がある。それは、「ミサイルという殺人兵器の存在」そのものだ。これは、アメリカで頻発する銃の乱射事件の最大原因が、殺人道具である銃の大量存在にあるのと同様である。



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【フォトレポート・トピックス】

*新和グループが「社会貢献賞」を受賞!

*壁は高いか──。北電が泊原発の“安全”をアピール

*アサヒビール㈱北海道統括本部が新幹線開業カウントダウンモニュメント

*キリンビールが道内の名水百選を守る活動

*サントリービア&スピリッツ㈱北海道支社が「北海道ハイボール宣言」

*21回目も大盛況!「泡盛を楽しむ北海道の集い」

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『ヤドカリ』
896円
【報道】札幌北署管内ガスボンベ事件 (3)

「いきなり怒鳴られ、手錠を…」

逮捕、起訴、逮捕、起訴、逮捕…
ボンベ事件、容疑者勾留70日超

否認を貫く容疑者を長期間勾留し、外部とのやり取りを制限してひたすら自白を迫る──。札幌北警察署管内で起きた5件の連続ガスボンベ破裂事件。厭くまで「やっていない」と訴える容疑者女性を、捜査機関は4度に亘って逮捕した。身柄を拘束し続けた時間は、本号発売時点で70日を超えることになる。前号刊行後に開かれた2度めの勾留理由開示法廷などに触れつつ、引き続き事件について考えてみる。(小笠原 淳)

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【報道】連続ガスボンベ爆破事件“犯行声明文”2通を公開

「小生は爆弾魔であります」

本誌前号及び前前号掲載の連続ガスボンベ爆破事件レポートで触れた“犯行声明文”2通を、ここに公開する。
 1通についてはすでに地元月刊誌『財界さっぽろ』が同7月号でその全文を公開しており、本誌の後追いは「摸倣」の謗りを免れ得ないが、遅れをとってなお採録する意味はあると判断し、掲載を決めた。『財さつ』誌が片仮名のみの原文をそのまま採録する形をとったのに対し、本誌では漢字を適宜交えて反訳したものを掲載する。さらに、同誌が掲載を見送ったもう1通の文書を併せて公開したい。(小笠原 淳)

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【報道】専売商品の「販売目標」とは

郵便局「自爆」はなくなったのか

官房長官苦言から半年超 今夏も金券店に「かもめ~る」

昨年暮れ、不適切な営業活動を指摘されたその企業は、監督官庁の注意を受けて有効な対策を講じたことになっている。いわゆる年賀葉書の販売ノルマ問題として知られることになった、郵便局員の「自爆営業」。競合相手のない専売商品を身内で抱え込むその慣行は、その後本当になくなったのか。暑中見舞いの季節、もう1つの専売商品がすでに束となって店頭に並んでいる。郵便局ではなく、金券取扱店の陳列棚に──。(小笠原 淳)

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【経済界】道経連と観光振興機構、トップ人事の内幕

近藤龍夫を軸に舞台が回った「静」と「動」の人事ドラマ

この春以降、道内の経済団体のトップ人事をめぐって「静」と「動」の対照的な動きがあった。粛々と進んだ北海道経済連合会次期会長選び、そして乱気流が吹き荒れた北海道観光振興機構の次期会長選びが、それ。両団体の“人事ドラマ”の主役は、このほど観光振興機構の会長に就任した近藤龍夫氏(69)だ。さながら「近藤劇場」の様相を呈した経済界人事をめぐる人間ドラマ──。そこに渦巻いた利害や思惑を点描してみた。

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【原発】北海道の“核のゴミ”処分関連施設の今を追う

波紋を広げる火山学者の“根釧発言”
住民は反発、明確に拒否の厚岸町長

「文献調査」にも道庁は毅然とした対応を

日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)が幌延町内で続ける高レベル放射性廃棄物の地層処分に向けた試験研究をめぐり、道民の間に「将来、あそこに“核のゴミ”を埋めるのではないか」との疑念が消えない。処分地の選定に対する高橋道政の姿勢は曖昧で、国の顔色を窺う場面が目立つ。そんななか、地層処分を支持する一人の火山学者が、本道の根釧海岸地域や東北地方の地層が日本列島で一番安定していると発表し、波紋を広げている。立地計画は具体化していないが、地域の将来を心配する住民らは署名運動などをスタート。厚岸町長も拒否姿勢を鮮明にしている。道議会や釧路地方の動きなどを紹介しながら、“核のゴミ”問題の今を追った。(ルポライター・滝川康治)

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【原発】検証「泊原発は本当に必要なのか」④

北電と戸田元会長の「夢」は
これからどこに向かうのか

東日本大震災のフクシマの事故は、北海道で唯一の原子力発電所が立地する泊村に暗い影を投げかけた。3基の原発の再稼働の見通しが立たない中、泊原発をPRする象徴的な施設である「とまりん館」を訪れる人は少ない。同館は、かつて北海道経済の中心にあった故・戸田一夫氏(元北海道電力会長)の肝いりで造られた施設で、自慢の温水プールは無料で午後9時まで利用できた。ところが再稼働の見通しが立たず赤字に陥った北電は、この4月から営業時間を午後5時までに短縮。原発マネーで造られた施設は前回紹介した「鰊御殿とまり」と同様に利用者が減り、曲がり角に立たされていた。戸田氏と北電の描いた夢はどこへ向かおうとしているのか。(ジャーナリスト・黒田 伸)

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【金融】「道内23信金3月期決算」を読み解く

アベノミクスの「上げ底」が
奏功した“かりそめの好決算”

迫りくる預金減時代の足音

「9期ぶりの全信金黒字」「過去2番目の好決算」といった勇ましい言葉が飛び交う道内23信用金庫の2014年3月期決算。確かに数値上は好調に推移した1年だったと言えそうだが、中身を仔細に見ていくと自力による収益拡大というよりも市場環境や経済環境という“他力”による押し上げ効果が大きかったようだ。信金の主舞台である地域経済は、人口減少や高齢化で縮小に向かっているのは事実。信金の稼ぐ力と稼ぐ舞台を再構築する時間はそう多く残されていない。

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【教育】シリーズ 発達障害を考える 最終回

ひきこもり、発達障害を成長の糧に──

“障害”を“長所”に変えた青年が11年の軌跡を語る

30回にわたり連載してきた本シリーズのテーマの1つに、「大人の発達障害」があった。人づき合いが苦手で、空気が読めないといった特性ゆえに学校や職場で孤立する──。ただ、その特性が「障害」になるか、「個性」あるいは「長所」になるかは、当事者がどう受け止め対処するかで変わってくるようだ。連載をひとまず終えるに当たり、2年前に取材したアスペルガー症候群の青年のその後を紹介したい。周囲の理解やサポートに支えられながら、自ら学び、行動することで特性を長所に変え、今はフリースクールのスタッフとして活躍している。もちろん、全ての人が彼のように学ぶ力を持ち、元気になれるわけではない。ただ、障害があろうがなかろうが、その生き方には人間として学ぶところが多い。本稿から何かを感じ取っていただければ幸いである。(武智敦子)

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【ニュース】

■賛成派が議会で使った“ウルトラC” 「ハートタウンはぼろ」が町営化
──町民を被害者にしかねない羽幌町の「3セク救済」

■霊源寺による石狩市の墓地計画 地域住民の過半数が「承諾」に
──寺院の“戸別突破”で事前協議に向け前進か

■戸別訪問を通じて見えてきた震災避難者が抱える“重い現実”
──訪問するスタッフのケアも課題に

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【企業】“調剤薬局最大手アイン”大谷喜一社長の戦略

消費税、薬剤師不足の逆風
“再編必至”の業界で主導権

「買収による規模拡大で利益を確保し
ジェネリック比率を80%まで高める」

東京証券取引所1部と札幌証券取引所に上場している調剤薬局全国最大手のアインファーマシーズ(本社札幌・大谷喜一社長)は6月27日午後、札証で個人投資家向けの会社説明会(札証IR)を開催した。集まった約100人を前に、大谷社長は自社の2014年4月期決算の概要を説明するとともに、調剤薬局を取り巻く事業環境などについて1時間にわたり講演した。ここで大谷社長は、調剤薬局の出店数を昨年度の65店舗から120店舗に拡大していくことを表明。消費税の増税と薬剤師不足という逆風の中でも確実な成長に向けて準備を進め、業界再編に向けてひた走る大谷社長の戦略とは──。この日の講演要旨を採録する。

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【自治体】工藤壽樹・函館市長に訊く

新幹線を見据えて打つ布石
“大間原発差し止め”は地域の総意

避難計画を義務づけられている
函館として、今「建設NO!」を

北海道の玄関口にして国際観光都市として知られる函館市。新幹線の北海道延伸まで2年を切った今、同市をめぐるさまざまな動きが話題になっている。ひとつはJR函館駅前をはじめとする中心市街地の再開発の行方。そしてもうひとつが“対岸”の大間原発(青森県大間町)をめぐり、4月3日に国と電源開発を相手に建設差し止めを求めた訴訟だ。折しも新幹線の駅名問題が「新函館北斗」で決着した6月11日、工藤壽樹市長に函館再生の現状と課題、そして地方自治体として初の原発建設差し止め訴訟に臨む胸中をインタビューした。

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【観光特集】

いま、光があふれる北海道

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【対談】
車  亮 氏(株式会社 道北アークス 代表取締役社長)&
髙島 英也 氏(サッポロビール株式会社 常務執行役員 北海道本社代表兼北海道本部長)

北海道のど真ん中、道北から北海道を元気に!

「食」「観光」「環境」など北海道が誇る「価値」はいくつもあるが、それを高めるにはどのような視点が必要なのだろうか。あえて「ローカル」にこだわった本対談では、上川~北空知の道北エリアにスーパーマーケットを展開する㈱道北アークスの六車亮社長と、北海道発祥の企業で北海道の魅力を国内外に広く発信しているサッポロビール㈱の髙島英也常務執行役員北海道本社代表兼北海道本部長をお招きし、道北エリア、そして北海道が秘める潜在力や可能性などを語り合ってもらった。(6月10日、サッポロガーデンパーク(札幌市東区)内で収録)

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【介護】いま、認知症を考える──介護福祉の現場から(後篇)

求められる“地域ケア”の再編成
予防の原動力は、生きていく意欲

北海道友愛福祉会・中田 清理事長が
認知症高齢者問題を現場から報告!

いまや我が国の“巨大な社会問題”となりつつある認知症の増加。高齢化が進む中で避けて通れないこの大きな課題に我々はどう対処していけばいいのか。長年にわたり介護の現場でこの認知症という病気に正面から向き合ってきたひとりが社会福祉法人 北海道友愛福祉会(本部・江別市)の中田 清理事長だ。「これから家族や施設だけではこの問題を乗り越えられない。地域力を新たに再編しなければ」と警鐘を鳴らす同氏。「いま、認知症を考える」後篇の本稿では、中田理事長へのインタビューを通して認知症高齢者のケアのあり方を掘り下げる。(5月13日収録)

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【お盆特集】お墓も“個性化”の時代

「終活」で忘れてならない
納得できる「お墓づくり」

墓地や納骨堂など“終の住処”にはさまざまなカタチがあるが、同じ墓地でも墓所面積の大小、墓石を自由に設計できるかどうか…と、さまざまなタイプがあり選択肢は幅広い。「終活ブーム」の中で、生前に自身のお墓を建立する「寿陵」が増えているそうだが、どのような点に留意して“終の住処”を用意するべきなのか。石狩はまなす墓苑(石狩市八幡)の指定石材店である㈲三愛を訪ね、松尾拓也専務にアドバイスをしてもらった。(6月20日収録)

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【話題の人】
ススキノ近くに「シロアムクライストチャーチ」を
開設した 鈴木 啓之牧師に訊く

「変化に富む時代を生き抜くには、
『忘』と『捨』が必要です」

たとえ、絶望の淵にあっても希望の光はあった──。筋金入りのヤクザから牧師に転身した鈴木啓之氏(58)。波乱に満ちたその半生は日韓合作映画「親分はイエス様」(渡瀬恒彦主演、2001年公開)のモデルになり、大きな感動を呼んだことは今も記憶に新しい。その鈴木牧師が今年4月、ススキノ近くのビルに“平成駆け込み寺”「シロアムクライストチャーチ」(札幌市中央区)を開設し、悩みを持つ人たちの相談に宗教を超え応じている。「人生は必ずやり直すことができる」。牧師からの力に満ちたメッセージをお届けしたい。(聞き手・武智敦子、6月17日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

エコロジーを北海道の教育の根幹に
地域性に根ざしたエコロジカルな生活様式の構築

ついに、日本は自らが世界に誇ってきた平和憲法を事実上放棄した。集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定はそのことの明確な宣言である。いずれ徴兵制も復活することだろう。このことで自衛隊の志願者が激減することは確実と思われるからである。これでまたひとつ、北海道が日本国の一部に留まるべき理由がなくなった。
 私からみれば、いまの安倍政権がやっていることはすべて時代の要請に逆行すること、日本国民(そして特にわが北海道民)を不幸にすることにつながっている。そもそも彼とその取り巻きの頭脳には、これからの人間、社会、国家はどうあるべきかについての、広い視野に立った哲学や思想などカケラもないようだ。わが北海道は、このようなまったく展望のない国から一刻も早く離脱して、新しい国づくりを始めようではないか。


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【フォトレポート・トピックス】

*道東の旅──「あかん遊久の里 鶴雅」を訪ねて

*警察、消防、裁判所。ボンベ事件の記録はどう開示されたか

*「ヴェラス・クオーレ札幌北」の新棟がオープン!

*日本オリンピック委員会が土屋ホームに“金メダル”!

*7月25日に「泡盛を楽しむ北海道の集い」

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『昭和の記念日』
896円
【報道】札幌北署管内ガスボンベ事件 (2)

「私はしていません」

ボンベ事件、否認貫く容疑者
「摸倣犯」は再び警察を標的に

本年1月から4月にかけて(あるいは5月以降も)札幌北警察署管内で立て続けに発生した、連続ガスボンベ爆破事件。4月26日から警察の聴取を受け、同30日に逮捕された容疑者女性は、一貫して容疑を否認し続けている。直接証拠がみつからない中で検察は起訴に踏み切り、警察は再逮捕。一方の弁護人は起訴前の公開法廷で無実の主張を展開し、容疑者自身も「やっていない」と明言した。今後は裁判官と、そして一般市民からなる裁判員とが、遠からず彼女を裁くことになっている。いずれ下される結論がどうなるかは、まだ誰にもわからない。(6月8日時点・小笠原 淳)

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【報道】住宅街を震撼させた兇悪事件

その夜、何があったのか

上野幌・行方不明女性殺害事件
ひと気ない緑地で未明の兇行

札幌・厚別の郊外、深夜に消息を絶った若い女性が、失踪3週間後に遺体でみつかった。にわかに全国の耳目を集めることになった殺人・死体遺棄事件。被害者の発見とともに報道はピークを迎えたが、事件解決までには道のり遠い様相だ。その悲劇は、このまま時間とともに忘れられてしまうのか。現時点であきらかになっていること、あるいはわかっていないことを記録しておくとともに、事件捜査のあり方を検証してみたい。(小笠原 淳)

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【司法】「開かれた司法」が閉じ始めた (9)

手荷物検査に年間2850万
地元弁護士会には連絡なし

間歇的に報告を続けている裁判所の手荷物検査問題レポート、第9弾。地元札幌の高等・地方裁判所で昨年3月に突如始まった検査は、年度が改まった本年4月以降も引き続き行なわれている。中止を申し入れてきた弁護士会には何の連絡もなく、裁判所は3月初旬に警備業者の入札を実施、市内の業者と年間契約を結んだ。エックス線装置と金属探知機で傍聴人らのプライバシーを侵す取り組みに、2850万円の血税。政令市の裁判所で全国唯一の異様な警備態勢は、誰のためなのか。(小笠原 淳)

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【原発】
緊急レポート・幌延“核のゴミ”処分研究施設の今を追う

波紋広げる原子力機構の理事発言
「撤去・埋め戻し」の約束を反故?

協定当事者の道は住民の不安に向き合え

「(協定に沿って研究施設を)埋め戻すのはもったいない。『埋めて芝生で返せ』と言われてもやる気がしない」──高レベル放射性廃棄物の地層処分に向けた技術開発などを進める幌延深地層研究センターを運営する日本原子力研究開発機構の筆頭理事が4月24日、地元町議にこう言い放った。北海道と幌延町、同機構が締結した協定では、「20年程度」とされる研究期間の終了後に地下施設は埋め戻すことを明記しており、約束は反故にされかねない。今後、さらに坑道を掘削し、新たな試験を始める構想もあるが、当事者の道庁の動きは鈍い。節目を迎えた「幌延計画」の現状を追い、事業を疑問視する道北の住民や首長らの声に耳を傾けた。(ルポライター・滝川康治)

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【原発】検証「泊原発は本当に必要なのか」(3)

ニシンと石炭景気が去った
ふるさとに灯った原子の火

泊村に注がれた巨額の原発マネーで建設された施設のなかで、観光客向けに造られたのが、かつてニシン漁でにぎわった地元の歴史を再現した史料館「鰊御殿とまり」だ。だが、訪れる人は年々減り、昨年の入場者は過去最低の3200人あまりしかなかった。ニシン景気、そして茅沼炭鉱の石炭景気。長年にわたって村を支えた産業は、いかに栄えいかに衰退したのか。それらがなくなったエアポケットに、いつの間にか忍び寄ってきたのが「原子の火」だった。(ジャーナリスト 黒田伸)

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【地域経済】「IR推進法案」の本質とは何か──

小樽「カジノ論争」の行方
誘致に乗り出す経済界に対し
弊害を懸念する市民が反対運動

全国各地でカジノ解禁への期待が高まる中、小樽市では地元経済界が中心となって誘致に乗り出す一方で、市民らが「カジノはNO」と声を挙げた。カジノを巡っては、観光振興や雇用創出などの経済効果が期待される反面、治安の悪化やギャンブル依存症の増加といった悪影響も懸念されている。そもそも、カジノ合法化の本質とは何なのか。論議の行方が注目される。

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【精神保健】「意思の問題」ではなく「完治しない病気」

本当は怖い「ギャンブル依存症」

パチンコや競馬に金を浪費し多重債務に陥ったり、窃盗、横領など犯罪に手を染める──。カジノ解禁を巡り、「ギャンブル依存症」の増加が心配されている。依存症は「意思の問題」と捉えられがちだが、精神科医で道立精神保健福祉センターの田辺等所長は「一度なると引き返せない病気」だと指摘する。

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【金融】北洋銀行・石井純二頭取に訊く

「挑戦」を掲げた新中期3カ年計画
いま“銀行の枠”を超えた成長支援を

公的資金1000億完済、史上最高益達成の
石井頭取が明かす“北海道活性化戦略”とは

公的資金を完済したうえで2014年3月期決算で史上最高益を確保した北洋銀行(本店札幌・石井純二頭取)。アベノミクスの追い風を受けた株高効果が大きかったとはいえ、コンサルティング機能が一役買った融資増も同行の筋肉質な体制づくりに寄与している。そんな中で、同行は新中期経営計画をスタートさせた。メインテーマは「挑戦」だ。道内3行が一体化した北洋銀が大きな節目で宣言したこの2文字は、北海道のリーディンクバンクとしての矜持を公言したものと受け止められる。頭取就任3年目に入った石井純二氏に「挑戦」に込めた思いと今後の戦略を訊いた。(5月20日収録)

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【経済】札幌ハイヤー協会新会長、今井一彦氏に訊く
「改正特措法でタクシー業界は再生するか?」

業界を疲弊させた過剰競争
減車で運転手の待遇改善を

一般社団法人札幌ハイヤー協会は、4月末の定期総会で今井一彦氏(東邦交通社長)を新会長に選任した。今井氏は同協会副会長として加藤欽也前会長(昭和交通社長)を8年間にわたって支えてきた実績があり、満を持しての会長就任だ。タクシー業界では、昨秋成立した改正特別措置法の下、規制緩和で過剰になった競争を是正する、いわば“揺り戻し”の動きが始まっている。札幌交通圏(札幌市・江別市・石狩市・北広島市)は減車などに強制力がある特定地域に指定される公算が強く、新会長の今後の指導力が期待されている。その今井会長を直撃した。

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【ニュース】

■調査研究ならぬゴミ袋や菓子代にも費消される札幌市「政務活動費3億円」
──今年も使途の公開開始。上部組織への上納金の行方は?

■精神障害者をサポートする地域拠点「リカバリーハート札幌」がオープン
──札幌市が地域活動支援センターとして認可

■6年後から姿を消す運命? 札幌市の「借上市営住宅」
──需給調整や地域偏在の解消に便利な面もあるが…。

■「カジノ誘致に反対!」小樽で市民団体が発足
──日本弁護士連合会もカジノ法案に反対

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【教育】シリーズ 発達障害を考える(29)

排除しない社会をつくり傷ついた人たちを支援する
触法発達障害者支援の現状と課題

札幌市自閉症・発達障がい支援センター「おがる」山本 彩所長に訊く

障害のあるなしにかかわらず、人を排除しない、排除されない社会であれば、どんなに楽に息をつけるだろう。しかし、社会が複雑化する中で「普通の人たち」と異なる感じ方や行動をする少数派はスポイルされがちだった。多数派から排除されたことで、いじめやうつなどの二次障害に苦しむ人たちの中には、犯罪の加害者になるケースもある。彼らを追い詰めず、社会の構成員として認めるための取り組みが始まっている。(武智敦子)

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【フォト・ギャラリー】

「人宇宙」 狩野美香子

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【食】
美食界の重鎮、大狩 洋氏が開く第2幕

進化するレストラン「ルアンジュ・クー」

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【医療】
「社会医療法人 康和会」のサービス付き高齢者向け住宅

「しらかばの杜」が8月1日オープン!

社会医療法人 康和会(加藤康夫理事長)が昨年から札幌市内の東月寒地区で整備を進めていたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「しらかばの杜」が8月1日、オープンを迎える。この「しらかばの杜」では天然温泉大浴場を完備し、7つの介護事業所を施設内に併設。隣接する康和会の基幹病院、札幌しらかば台病院(遠藤高夫院長)による医療面のサポートも万全だ。“老後の安心”を求める地域のニーズに応える取り組みとは──。

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【介護】いま、認知症を考える──介護福祉の現場から(前篇)

巨大な社会問題と化した認知症
いま地域ぐるみでケアの確立を

北海道友愛福祉会・中田 清理事長が
認知症高齢者問題を現場から報告!

推定患者数460万人──。いまや我が国の“巨大な社会問題”となりつつある認知症。昨年度、認知症による徘徊で行方不明となり警察へ届け出があった数は1万人を超え、この春からは関連の事件報道も目立つようになってきた。高齢化が進む中で避けて通れない大きな課題に我々はどう対処していけばいいのか。この認知症問題に長年にわたり介護の現場で正面から向き合ってきたのが社会福祉法人 北海道友愛福祉会の中田 清理事長だ。認知症とはいかなる病気か、そして有効な処方箋はあるのか。「いま、認知症を考える」前篇の本稿では、中田理事長へのインタビューから認知症高齢者の実態に迫る。(5月13日収録)

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【資産運用】夏のボーナス特集──資産運用で失敗しないコツ

NISAで資産運用の裾野拡大
基本は「殖やすより減らさない」

夏のボーナス時期が近づいてきた。景気回復感が高まっている今年は株高を背景に資産運用を考える人も増えてくるだろう。個人の貯蓄を投資へとカネの流れを変えるNISA(少額投資非課税制度)も始まり、投資経験のない人たちの口座開設の動きも活発だ。退職世代も老後の生活を見通した資産運用が気になるはず。安全で安心な運用のコツはどこにあるのか。マネープランや高齢者の資産運用について詳しく、本誌でもお馴染みのファイナンシャルプランナーの須藤 臣さんに、心がけるべきポイントを伝授してもらった。

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【話題の人】
上位蜃気楼「高島おばけ」の研究に取り組む 大鐘 卓哉氏に訊く

「地域に眠る『宝』を掘り起こすことが学芸員の使命だと思います」

春から初夏にかけて石狩湾で見られる「高島おばけ」をご存知だろうか。江戸時代に蝦夷地を探検した松浦武四郎(1818─1888年)が小樽の高島沖で見たという蜃気楼である。小樽市総合博物館の学芸員・大鐘卓哉さん(47)は、17年前に「高島おばけ」の存在を知ってから継続的な観測を続ける蜃気楼研究の第一人者だ。観測シーズンも今が佳境。蜃気楼の神秘と魅力を知るべく、博物館に大鐘さんを訪ね、“楽しい科学の授業”をしていただいた。
(聞き手・武智敦子、5月22日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

「独立」を北海道の教育のベースに
教育の原点はその地方固有の生活と文化にあり!

教育や学習の目的は単なる立身出世や飾りとしての教養を身につけることではない。その原点はやはり人が生き抜く能力を獲得することにある。このような観点からみても、今の日本の教育が大きな問題をかかえていることは明らかであろう。以前私は本誌で「教育革命講座」を連載した(平成9年4月号~平成10年11月号)。それと内容的に重なる部分もあるが、ここであらためて、将来の独立国北海道でいかなる教育が目指されるべきかについて、数回に分けて論じてみたい。

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【フォトレポート・トピックス】

*6月21日から札幌芸術の森で「存在の美学」札幌展を開催

*しあわせな食感が広がる石屋製菓「白いロールケーキ」

*咲き誇る“栄華の夢” 小樽・旧青山別邸の「牡丹・芍薬まつり」

*「エクストラコールド BAR」が札幌に上陸!

*サッポロビールとホッカイドウ競馬、JRA札幌競馬場がコラボ

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢のonとoff
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『地上の名まえはあじさい』
896円
【報道】札幌北署管内ガスボンベ事件

それは本当に「模倣」なのか

札幌圏ガスボンベ事件には
わからないことが多すぎる

それを「模倣」とみるなら、本年1月から札幌北警察署管内で断続的に発生していたガスボンベ爆発事件は、容疑者の逮捕で終息したことになる。同一人物の犯行とみるならば、一連の事件は4カ月を経てなお幕を閉じていないことになる。早早に「模倣」の可能性を訴える報道も奇妙なら、それ以前に伝えられた情報も不思議なことだらけだったと言わざるを得ない。わかっていないことが多すぎるという事実だけは、いちおうわかっているとはいえ。 (5月8日時点・小笠原 淳)

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【報道】恵庭事件、再審棄却

疑わしきは司直の利益に──
恵庭OL殺人事件、再審の扉開かず

弁護団は即時抗告、識者らも審理に疑問

扉は、開きかけていたように見えた。4月21日午後、札幌地方裁判所前で吉報を待ちわびていた支援者らの笑顔は、「否決」の2字を眼にした瞬間にかき消える。再審決定が待たれていた恵庭OL殺人事件。状況証拠のみで導き出された確定判決(懲役16年)は露も揺るがず、推定無罪の原則は空文と化した。当日の会見で地裁決定を厳しく批判した弁護団は札幌高裁に即時抗告(不服の申し立て)、加害者とされた獄中の大越美奈子さんも今回の決定を不服としているという。支援者らにとって予想以上に重かった再審の扉は、なお開く余地を残しているのか──。(本誌編集長・工藤 年泰/小笠原 淳)

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【原発】
検証「泊原発は本当に必要なのか」(2)

石炭から「原子の火」へ
泊村、引き返せない依存の構図

「こどもの日」に北海道の原子力発電が全面停止したことは、後世になって大きな意味を持つかもしれない。2012年5月5日、泊原発3号機が定期検査のために出力ゼロとなり、全ての原子炉の火が消えてから丸2年。いま北電は収支悪化の改善を理由に早期再稼働を主張している。しかし、原子力規制委員会の審査は長期化し今後の見通しは不透明となっている。北海道に住む子どもたちに原発は本当に必要なのか。今回、訪れた泊村で私は“原発マネー”の実態と「引き返せない現実」を目の当たりにした。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【JR北海道】坂本元相談役の“夢の跡”

頓挫した肝煎りの「流山温泉」
展示新幹線は野ざらしにされクズ鉄に。温泉事業は縮小へ

七飯町東大沼にあるJR函館本線の流山温泉駅。このホームの横に「団子鼻」で親しまれた東北新幹線200系の車両が10年余りにわたって展示されていたことを記憶する人は、ほとんど居ない。新幹線の函館延伸を待ちわびながら今年1月に自ら命を断ったJR北海道の坂本眞一元相談役。彼の肝煎りで開発された「流山温泉」は事業として失敗し、同時に展示車両は2013年6月末、解体されクズ鉄にされていた。坂本氏の“夢の跡”を歩き、そこに潜む問題を考えてみた。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【経済】道観光振興機構のトップ選びで山本・近藤の「W会長案」が浮上

「観光」の名の下に流れる利害と打算の“地下水脈”

坂本眞一氏の急逝に伴う公益社団法人北海道観光振興機構(本部札幌・星野尚夫会長)の次期会長選びが関係各界の思惑が飛び交う空中戦の様相を呈している。ここで出てきたのが道庁の思惑が色濃く反映されたと思われる「W会長制」という前代未聞の折衷案。6月の総会で本決まりとなるが、北海道を束ねる観光振興組織のトップ選びというより各界の面子と打算が複雑に絡み合った“個利個略”が際立つ選出劇となりそうだ。

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【地域経済】頓挫した羽幌町の「中心市街地活性化」

「ハートタウンはぼろ」が迷走!

町の商業施設買い取り案に広がる住民の“不信と反発”

留萌管内羽幌町(舟橋泰博町長)の第3セクター「ハートタウンはぼろ」(石川士史社長)の存続をめぐってマチが揺れている。同社が所有する商業施設を町が買い取り、実質的に3セクを救済することに町民や町議会から異論が噴出しているためだ。中心市街地活性化を高らかに謳いマチを挙げて12年前に設立されたものの、当初の目的を達成できないまま経営危機に瀕している「ハートタウンはぼろ」。5月中旬以降に予定されている臨時町議会で買い取りの可否が決まるが、目下予断を許さない状況になっている。この問題の経過と焦点をレポートする。(5月5日現在)

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【消費税】値上げ続々、インフレ目標の2%はすでにクリア?

増税と値上げの冷春
痛みが大きい業界は

4月1日に消費税率が5%から8%に引き上げられた。2012年に創設された地球温暖化対策税(環境税)も同日に税率がアップし、ガソリンの店頭価格も1ℓ当たり5円高に。ラーメンでも食べるかと暖簾をくぐれば、多くの店で50円前後の値上げ。週末にスーパーで買い出しをしても、増税分以上に支払額が増えているような気が…。消費税が3%から5%に引き上げられた1997年の4月より負担感が強い今春、道内企業は“値上げの春”をどう感じているのか──。業種業態の異なる企業をいくつか回ってみた。 (副編集長・打田尚志)

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【企業再生】民事再生しても再生できない「札幌藤の沢すずらんゴルフ場」

札信金の「塩漬け不良債権」で
現実味を帯びてきた“緩慢な死”

札幌市南区藤野にある「札幌藤の沢すずらんゴルフ場」が民事再生法を申請して再スタートを切ったのは3年前。今シーズンもゴールデンウイーク前から営業が始まったが、同ゴルフ場はコースやクラブハウスのリニューアルができず客足は伸び悩んだままだ。会員の預託金問題は解決しているものの、札幌信用金庫(本店札幌・前田繁利理事長)の別除権債権が重荷になって身動きが取れないでいる。このまま同ゴルフ場は“緩慢な死”を待つ以外にないのだろうか。

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【ニュース】

■禎心会が新病院で陽子線治療を導入 建設費百数十億。6月に工事着工へ
──大成建設が受注か。病床を集約し3大疾病の治療拠点に

■“無実”で服役31年、再審請求第3次「狭山事件」記録映画、札幌上映へ
──「若い人たちに」と市民有志が格安企画、北海道初上陸

■「遠友夜学校」跡地に記念館建設へ 札幌での新渡戸稲造の功績を後世に
──市から跡地を貸借。「考える会」が募金協力を呼びかけ

■“江別の食”を東京・丸の内で発信! 業者が結集しブランド化プロジェクト
──町村農場や江別製粉など食関連19社・団体が参加

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【教育】シリーズ 発達障害を考える(28)

医師を含め専門職の不足が適切な治療を遅らせる温床に

病院を探し求めた10年間を母親が吐露

発達障害を取材していて度々耳にするのが「発達障害の分かる専門医の不足」だ。今回、快く取材に応じてくれた奥井由里子さん(札幌市在住、60代)の長男はアスペルガー症候群だが、専門医の適切な治療を受けるまでに10年近くかかった。長期間服用した統合失調症の薬や「精神安定剤」は効果がなく、逆に状態を深刻にしたという。発達障害が知られるようになった今も精神科の医療の現場は立ち遅れているようだ──。まずは、奥井さん親子の“失われた10年”に耳を傾けて欲しい。(武智敦子)

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【インタビュー】
NPO法人による「ひきこもり地域拠点型アウト・リーチ支援事業」

地域に埋もれているひきこもりや家族を発見し孤立化を防ごう

家を出ることなく歳を重ねていく人々──。ひきこもりの長期・高年齢化が進む中で、親子が地域で孤立するなど家族対応の限界が指摘されている。地域に埋もれている当事者や家族の孤立をどう防ぐかは大きな課題でもある。こうした中で注目されるのが、札幌市のNPO法人「レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク」(田中敦理事長)が行なう「ひきこもり地域拠点型アウト・リーチ支援事業」だ。ひきこもり経験者が「ピア・サポーター」として地域に出向き、当事者や家族の悩みを聞きながら適切な支援の道を探るという先駆的な取り組みで、同じ悩みや痛みを経験した当事者ならではの視点が生かされている。(武智敦子)

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【医療】
医療法人社団 北腎会 坂泌尿器科病院が6月14日に市民講座を開催!

早期発見・治療を目指し市民に確かな情報を提供

手術実績など全国でも屈指の泌尿器科専門病院として知られる医療法人社団 北腎会 坂泌尿器科病院(40床/坂 丈敏理事長・院長)が、来る6月中旬に札幌市内で市民向けの医療講座を開催する。開院以来、四半世紀にわたって泌尿器科領域全般の先進的な治療に取り組んできた北腎会。今回の市民講座は、患者に正しい医療知識を持ってもらい「早期発見・早期治療」につなげていこうと昨秋に続いて企画されたもの。「地域や患者の皆様に少しでも役立ちたい」と抱負を語る坂理事長に話を聞いた。

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【医療】
原因不明の皮膚病、乾癬の治療に効果をもたらす「生物学的製剤」

診療所として学会に使用が承認された
豊水総合メディカルクリニックの実力

「乾癬(かんせん)」は、発疹やかゆみなどの症状だけでなく「感染する」など誤解されることの多い慢性の皮膚病だ。従来の治療では完治が難しかったが、2010年に「生物学的製剤」が保険適用されてから治療の選択肢が広がった。道内でも実施する医療機関が増えつつある中、医療法人社団 廣仁会(浅沼廣幸理事長)が札幌市内のススキノ地区で運営する「豊水総合メディカルクリニック」(藤咲 淳院長・10床)は皮膚科専門医と内科専門医が連携しながら高い治療実績を上げている。同クリニックの乾癬治療の取り組みを取材した。

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【金融】
預金量4千億円を突破した稚内信用金庫・増田雅俊理事長に訊く

「取引先の“主治医”として信頼される関係構築が使命」
単独で生き残る力を蓄え地元に“人材の森”を

稚内信用金庫(本店稚内)が昨年12月に預金量4千億円を突破した。3千億円を超えた1999年6月から14年半で次の大台に乗り、預金規模では道内23信金の中で6番目の4千億円超えとなっている。この大きな節目を迎え、かねてから地元密着の手堅い経営で知られてきた同信金は自らと地域の未来をどのように描いているのか。稚内・宗谷管内の経済実態や信金業界の将来などについて増田雅俊理事長に訊いた。(4月18日収録)

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【話題の人】
「全国文化財保存経営者協会」を設立した
「旧青山別邸」オーナー・ 佐藤 美智夫氏に訊く

「失われた建物は二度と戻らず、
 人々の記憶からも消えていく。
それを国に訴えるのが仕事です」

歴史的建造物をどう保存し後世に残していくか。所有者は頭を悩ませるが、毎年多くの貴重な建物が姿を消している。この窮状を打破しようと、このほど文化財の所有者らによる「全国文化財保存経営者協会」が設立された。呼び掛けたのは、小樽市祝津の国登録有形文化財「旧青山別邸」のオーナーである佐藤美智夫氏(68)。消えゆく歴史的建造物を救う“秘策”はあるのだろうか──。大正期のニシン漁場の栄華を伝える「旧青山別邸」の再生を手がけた佐藤氏に、その軌跡と協会設立の狙いを訊いた。(聞き手・武智敦子、4月19日収録)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
「アニマルウェルフェア畜産」の今(その4)
屠畜場の飲用水設備をめぐって

“渇き”を満たせば格付アップに
いま飲用水設備の普及が急務の課題

人間の生活のために尽くした家畜が最期のときを迎える屠畜場では、屠殺や解体処理が坦々と行なわれていた。だが、一般市民が訪れる機会は少なく、動物たちがどのように生涯を終えるのか知らずにいる人も多い。すでに9年前には食用目的の屠殺に関する国際的なガイドラインが策定されており、アニマルウェルフェア(家畜福祉)を推進するために、屠畜場のあり方を改善していくことが急務になっている。このシリーズの第4回は、屠畜場の飲用水設備の実態を調査した獣医師たちの取り組みや、給水によって枝肉格付や行動に好影響を与えるとの結論を得た研究成果などを紹介し、屠畜場のあるべき姿を探った。(ルポライター 滝川 康治)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

教育の地方主権を実現しよう
沖縄・竹富町の教科書問題と「教育委員会」改革を考える

また憲法記念日がやってきた。日本国憲法の特色は、なんといっても世界に類のない平和主義をうたっていることであり、第9条はあらゆる戦争の放棄と戦力不所持を明確に定めている。しかし、いまやこの平和憲法はなし崩し的に形骸(死文)化されようとしている。そもそも、第9条の日本語を素直に読む限り、日米安保条約を背景としたいまの日本の軍事力(自衛隊)は誰がどう見ても立派な「戦力」であり、憲法違反であろう。この意識は保革を問わず共通している。だから、真の革新派は現実を法に合わせて軍備を縮小すべきと唱える一方、保守派は現実に合わせて憲法を改正しようとするのだ。


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【フォトレポート・トピックス】

*野口観光グループが開業50周年 「感謝の集い」に約360人が参集

*郷原弁護士が札幌で“企業コンプライアンス”を熱弁

*コシノジュンコが江差の魅力を熱弁!

*北洋銀行が地元と連携し「日高フェア」を開催

*札幌心臓血管クリニックが千人規模の医療講演

*正栄プロジェクトの「クラブイーグル」発進!

*似鳥国際奨学財団が今年も外国人留学生を応援

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【連載コラムなど】
*狩野美香子の“一撮入魂”
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日(ライン ゆめ)
*シネマ『劇場版 ゆうとくんがいく』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『永劫回帰の始まりの朝』
896円
【報道】塀の中で終える人生とは

刑務所で死ぬということ

名もない「彼」のケースから

40余年で人生を終えるまで、彼はたとえば何人と言葉を交わしたのか。陽の当たる“塀の外”で過ごした時間は、どれぐらいになるのか。その人となりが第三者に伝えられることは通常あり得ず、“外”から見れば名もない誰かが名もないままどこかへ消え、まもなく忘れられていく、というだけのこと。今年1月、札幌刑務所(札幌市東区、渡辺昭太郎所長)で亡くなった彼に、本稿記者は会ったことがない。名前も顔も年齢も知らない。住まいも肩書きも知らず、彼の家族や知人ともおよそ面識がない。そういう人の話を、8ページほど──。(小笠原 淳)

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【報道】精神障碍者の地域支援とは

その悲劇から何を学ぶのか

白石「援護寮」殺人事件が語られなくなる前に──

それは制度の問題だったのか。あるいは当事者間の固有のトラブルだったのか。2月下旬、札幌市白石区の精神障碍者施設で起きた殺人事件。施設職員を刺した利用者の男性はその後、裁判所の決定で精神鑑定を受けることになった。地域で暮らす障碍者を支える医療・福祉関係者は、あるいは彼らを受け入れる地域住民は、不意の不幸をどう受け止めているのか。大手メディアの報道の鎮静化が予想される今、事件を通じて地域支援のあり方を考えてみたい。(小笠原 淳)

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【原発】
検証「泊原発は本当に必要なのか」(1)

政投銀の「資本注入」は泊再稼働の地ならし?

北海道電力(本社札幌・川合克彦社長)が経営危機に陥ったとする報道が続いている。泊原発が2012年5月に停止してから火力発電所で使う燃料費の増加などで財務状況が急速に悪化。このままでは債務超過に陥る恐れがあるとして公的資金の出資も決まった。泊原発を稼働させなければ赤字が続くとされるが、現実には再稼働に当たっても巨額の安全対策費がかかる。北電の経営の先行きには不透明感が増しているのが現実だ。そもそも北海道に原発がなぜ建設されたのか。再稼働は本当に必要なのか。3・11のフクシマの悲劇を二度と繰り返さないためにも道内唯一の原子力発電所「泊」の問題点を徹底的に洗い出したい。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【報道】「違法建築物問題」で揺れた苫小牧漁業協同組合

今度は使い込み疑惑が浮上
刑事告訴を見送り退職金も満額支給

苫小牧漁業協同組合(澤口照實組合長)の組合員らが苫小牧港・西港漁港区内で建築確認申請を怠って漁具保管庫などを多数建設し、長年にわたって使用していた違法建築物問題。2012年10月に事態が明るみになって以来、何かと地元に波風を立ててきた同漁協で今度は“使い込み疑惑”が浮上した──。

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【流通】「ベルグループ」を統合したアークスの死角

高まる「ポスト横山」のハードル
誰が“八ヶ岳連峰”を引き継ぐか?

「年商5千億」地域連合スーパーの行方

3月下旬、アークス(本社札幌・横山清社長)は、岩手県と宮城県で食品スーパーを展開するベルグループ(本社盛岡・遠藤須美夫社長)と9月に経営統合することを発表。これで年商5000億円突破が確実になった。今後もアークス入りする東北地域の食品スーパーは増えると見られ、年商1兆円も夢ではなくなってきた。成長軌道を描くアークスだが、大きな課題として浮上しているのが今年79歳になる横山社長の後継者選びだ。事業規模が大きくなればなるほど、それらを束ねるトップの器が問われるもの。だが「ポスト横山」の姿はいっこうに見えてこない──。(ジャーナリスト・佐久間康介)

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【連載 第47回】 「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」

フリー、雑誌は門前払い
民放テレビには撮影制限

みなさまのNHK、密室の会長会見

国民の受信料に支えられる公共放送が、記者会見の参加者を記者クラブ加盟社に限定している──。NHK会長会見の驚くべきクローズぶりをあきらかにしたのは、首都圏などで活動するフリーランスの記者たち。3月初めには同本部と総務省、記者クラブに会見開放を申し入れたが、その要望はいずれにも受け入れられなかった。年間総額6000億円以上を負担する全国3800万世帯・事業所のうち、いったい何人がこの事実を知っているだろうか。(小笠原 淳)

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【ニュース】

■不安を載せ出発した“JR北”の新体制 JR東日本主導の改革は成功するのか

■精神障碍者雇用の奨励金詐欺容疑でまたも江別のNPO法人代表が逮捕

■「自分に合わない=ブラック」? “ゆとり世代”に手を焼く雇用者

■今夏も札幌市でマイマイガが大発生? 「孵化前の駆除を」と保健所が呼びかけ

■明治海運がウィンザーホテルを取得へ 超高級路線からビジネス路線へ転換か

■ひきこもり経験者が有識者へのインタビュー集を自費出版

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【高齢社会】
高齢者が安心して暮らせる社会をサポート

コープさっぽろが全道で「高齢者見守り」を展開へ

「宅配トドック」と配食事業のインフラを利用した地域貢献

生活協同組合コープさっぽろ(本部札幌・大見英明理事長)が、宅配システム「トドック」や配食事業の一環として行なっている“高齢者見守り”が社会ニーズを汲んだ活動として注目されている。地域のコミュニティが保てなくなってきた昨今、増加する高齢世帯が安心して暮らしていくには、病気などの異変をいち早くキャッチする見守りが欠かせない。宅配トドックや配食事業では、同じ担当者が毎週ほぼ決まった時間に商品を自宅に届けているため利用者の異変にいち早く気づき迅速に対応することができる。すで道内90市町村と「見守り協定」を締結したコープさっぽろでは、この取り組みを全道に広げる計画だ。

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【開発】
スクラップ&ビルドで札幌の街並みが変わる!(第2弾)

郊外に続々広がる再開発案件
イケアの出店候補地は、ここ!

1972年の札幌オリンピック開催で“都市の顔”が形作られた札幌市。あれから42年、建物の更新時期を迎えたマチの中心部では再開発事業が一斉に進み始めている。今回、郊外にも目を転じてみると当時建てられた要所要所にある公共・民間の建物がやはり建て替えや移転のタイミングを迎えている。先月号に続き、変貌する中心部と郊外の動向をレポートする。また本稿後半では、札幌圏への進出が明らかになった家具小売り世界最大手「イケア」の出店候補地を探ってみたい。

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【教育】
シリーズ 発達障害を考える(27)

就労・自立支援から見えたひきこもりと発達障害の関係

“グレーゾーン”こそ手を差し伸べる環境づくりが必要なのだが──

障害の見えにくさや周囲の理解不足などから、困難に直面し自分を守るためにひきこもってしまう──。近年、ひきこもりには発達障害を背景にしたものが少なくないことが分かってきた。こうした若者たちの実態が少しずつ解明されるきっかけとなったのは、奇しくも国がフリーターやニート対策として実施してきた若者の就労支援だった。働きたいけど働けない。今回は、キャリア・コンサルタントとして若者の就労、自立支援に長く関わってきた野崎裕子さん(札幌市在住)の目から見た発達障害の現状をレポートする。(武智敦子)

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【観光】
ゴールデンウィーク特集・春の道内観光

さあ、陽光のなかへ

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【2014春の全国交通安全運動】

さらに死者数を減少へ!
春を皮切りに事故撲滅へ道民運動を

路面の雪がすっかり解け、ハンドルを握る手も緩みがちになるのがこの季節。嬉しい春の訪れは、交通安全を今一度再確認する機会でもある。ついスピードを出し過ぎてしまうドライバー、外出が増える高齢者や子どもたち、オートバイや自転車に乗る人たち、それぞれが安全最優先で事故を起こさない、事故に遭わない生活を送ることが求められる。今年も4月6日から15日まで春の交通安全運動が行なわれた。交通ルールの基本をしっかりと身につけ、道民一丸となって事故撲滅に取り組みたい。

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【医療】
「国際医療支援室」で受診を手助け
がん治療では検査・治療体制を強化

札幌東徳洲会病院が通訳で
外国人患者を積極的に支援

医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院(札幌市東区・325床)が昨年6月に開設した「国際医療支援室」の利用が好調だ。ここには英語、ロシア語、中国語(上海・北京)、スペイン語など7カ国語に対応する職員を5人配置。急病に罹ったり怪我を負った外国人患者が安心して受診できる体制が整えられている。外国人観光客が増える一方で、道内の多くの病院では彼らに向けた医療サービスが整備されていないのが現状だ。「観光立国を目指す日本に相応しい医療サービスを提供していきたい」と意欲を語る清水洋三院長に同支援室開設の経緯や同病院が目指す将来ビジョンを聞いた。

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【話題の人】
“クイズ”を通じてアジアと北海道を結ぶ
プロジェクトの立案者・ 吉田 延明さんに訊く

「オール北海道で魅力をアジアの国々に発信したい」

「アイデアと発想でムーブメントを起こしているプロフェッショナル」──。そんな人物評を聞き、一度じっくり話を伺いたいと思っていたのが、企画・コンサルタント会社の㈱アジアン・スマイルコム代表を務める吉田延明氏(47)だ。道内外のテレビ番組の制作や広告制作を中心に幅広く活躍、近年は企業向けのプランナーやコンサルタントとしても実績を重ねている。そんな氏が現在、ビッグでユニークなプロジェクトを進めているらしい。ミッションはズバリ、「北海道の活性化」である。(聞き手・武智敦子、3月23日収録)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
産業用大麻の可能性(その7)
取扱免許の交付と今後の課題

2人に“免許”を交付した道の決断
ヘンプの栽培、普及は新たな局面へ

産業用大麻(ヘンプ)の栽培・普及に向けた動きが新たな段階に入った。上川管内東川町が農業法人代表の松家源一さんと北海道ヘンプネット役員の菊地治己さんに試験研究を委託したのを受け、高橋はるみ知事は両者に大麻取扱者の免許を交付(3月28日)。道の検討委員会もヘンプの有用性などについて報告書をまとめている。雪解けとともに道内3カ所でヘンプの試作が始まり、新品種の育成に向けた展望も見えてきた──。産業用大麻に対する関心が少しずつ高まるなか、栽培技術や種子の増殖、育種、薬理成分の検査体制、免許制度のあり方、野生大麻の扱いなど、山積する今後の課題をあらためて考える。(ルポライター 滝川 康治)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

スコットランド「独立」の行方
北海道独立のモデルになりうるか?(後編)

フランスから鉄道でピレネー山脈を越え、スペイン領に入って間もなく、列車は長いトンネルに入る。そして、そのトンネルを抜けることなく列車はそのまま地下のホームに滑り込む。ここがカタルーニアの都バルセロナ、あのガウディの「サグラダ・ファミリア」で有名な町だ。この町の住民が自分たちのことを「スペイン人」ではなく、「カタルーニア人」だと称していることを私が初めて知ったのは、20年ほど前にこの町を初めて訪れたときであった。そして、このカタルーニア自治州でもまた、今年の11月に独立を問う住民投票が計画されているらしいというニュースを聞いたのはつい最近のことである。独立を望んでいる地域はなにもスコットランドに限ったわけではなかったのだ。

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【フォトレポート・トピックス】

*小樽女性殺人事件・無言で雄弁な押収品1292点

*つしま医療福祉グループが創立30周年

*“レジェンド葛西”にギネス3つの新たな勲章!

*太陽グループが入社式を開催 昨年を上回る101人を採用

*新和グループが札医大に歩行補助器25台を寄贈

*札幌ドーム限定オリジナルビールが登場!

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【連載コラムなど】
*狩野美香子の“一撮入魂”
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日(デイトナ あい)
*シネマ『しんかんせんとわくわくでんしゃ大集合』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*カイた人にキイてみた
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『ちいさなサクラの木』
922円
【報道】小樽殺人事件、4年目の急展開(3)

「やっと笑顔が出るようになりました」

“容疑者”女性が不起訴決定後に初めて語る胸中

重大な事件が起きた時、日本の報道から「両論併記の原則」は消える。捜査機関の“お墨付き”を得た情報が活字と電波で広く伝わる一方、罪を疑われた人の言い分は間接情報として報告されるのみ。一般市民の名前と住所と顔写真が当人に無断で晒されるのに対し、公人たる捜査員の個人情報はほぼ不可視。奇矯な「公平中立」は、その事件でも踏襲された。発生2年半を経て容疑者の不起訴が決まった小樽市内の殺人事件。その人・廣岡久子さん(64)の声に、耳を傾けるべき時が来た。「私を犯人扱いした警察とマスコミは、なぜ謝ってくれないのですか」──。(小笠原 淳)

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【3・11 3年後の現実】
避難者支援のトップランナー再び

対談
●湊 源道代表(被災者及び原発避難者への支援団体「あったかい道」)
●本間 紀伊子会長(震災及び原発事故による北海道避難者の自助団体「みちのく会」)

震災から3年、いまだ見えぬもの

東日本大震災の発生から丸3年が経過した。しかし、福島第一原発の事故はいまだ収束せず、被曝を避けるため住み慣れた我が家を離れた広域避難者の問題も現在進行形のままとなっている。震災直後から避難者の支援に奔走してきた湊源道さんと本間紀伊子さんは、いま何を思うのか。2013年度における道の「東日本大震災広域避難者交流・自立支援事業(緊急雇用創出推進事業)」は、2人が属する任意団体がコンソーシアムを組んだ「北海道広域避難アシスト協議会」が受託したが、新年度の事業は湊さんが新たに立ち上げ代表理事に就いた一般社団法人の「北海道広域避難アシスト協会」が受託した。そうした話題も絡めながら、避難者支援のトップランナーに対談をお願いした。(副編集長・打田尚志、2月24日収録)

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【3・11 3年後の現実】
避難者自治組織代表・宍戸隆子さんに訊く

あの日から3年、なお自問続く「自主避難」の日々
「今は、すべての選択肢を尊重したい」

その日以来ことさら強調され始めた「絆」の1語は、あるいはこれからようやく形をなしていくのかもしれない。未曾有の災害は、「がんばろう」の掛け声が虚しく響くほど当事者の間に隔たりを生んだ。2011年3月11日を境に「何を最優先するか」の決断を迫られ始めた彼らは、それぞれの3年間をどう過ごしたか。たとえば、その人は──。故郷福島から北海道への自主避難を選んだ宍戸隆子さん(41)に、問うてみる。「その選択は正しかったのでしょうか」。震災4年めの春、口をつく答えはイエスでもノーでもない。(聞き手・小笠原 淳)

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【3・11 3年後の現実】
福島第一原発での勤務経験がある吉川彰浩さんの講演から

「原発事故から3年、元東電社員が語る現場の今」

東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の事故から3年。収束作業に当たる原発作業員は、今どのような状況にあるのか──。去る2月15日に札幌市内で開かれた講演会での言葉からは、言われのない差別と偏見に苦しみながら過酷な環境で働く原発作業員の日常が浮き彫りになった。原発大国・日本に住む我々にとって、「フクシマ」の現実は遠くで起きた他人事ではない。講演内容を採録し“現場の叫び”を伝える。(構成・武智敦子)

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【連載番外篇】元道新記者・黒田伸の「原発洗脳日記」テニアン島レポート

かつての被爆国が“被曝国”に
原子力発電は軍事と表裏一体

原爆を積んだB29が飛び立ったテニアンで

東京電力福島第一原子力発電所の事故から丸3年が経過した。東日本大震災という未曽有の災害がもたらしたのは人的被害や建物の損壊だけではなかった。「絶対に事故は起きない」という原子力発電の安全神話も根底から覆したのだ。なぜ地震大国の日本に50基を超える原発を造り、この国には電気が湯水のようにあると錯覚したのか。歴史をたどっていくと1945年8月のアメリカによる広島、長崎への原爆投下まで遡ることができる。軍事目的で開発が始まった原子力を発電に利用したのもアメリカが最初だ。昨年10月初旬、私は世界で唯一使用された原爆を搭載したB29が飛び立ったテニアン島を訪れ、原子力とは何かをもう一度、考えた。(ジャーナリスト 黒田伸)

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【JR北海道】坂本相談役の死と労組問題

問題の根源は民営化から
始まった異常な労使関係

島田新体制は課題を克服できるのか

「存続すら危ぶまれる状況」と幹部が口にするJR北海道の社長に元常務の島田修・JR北海道ホテルズ社長(56)、会長に元JR東日本常務の須田征男(ゆきお)・日本鉄道施設協会会長(70)を充てる人事が内閣で了承された。新トップとなる島田氏はJR北海道生え抜きで経営状況に詳しく、労使交渉を担当した経験も買われたという。不祥事や多発する事故の根源にあるとされる同社の労組問題とはいったい何なのか。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【ニュース】

■取材の自由侵す「保護法」は違憲 フリー記者ら差し止め訴訟提起へ

■「贖罪の気持ちを一生背負っていく」福島第一勤務の元東電社員が講演

■道内初、“不登校対応”の私立学校「星槎もみじ中学校」が4月開校

■30周年の経営者交流会「初代会」 会の軌跡が映す道経済界の趨勢

■道東の孝仁会グループが市内西区で「北海道大野記念病院」を開設運営へ

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【医療】
植え込み装置による感染症治療に朗報! 患者負担を低減する新手法

北光記念病院がペースメーカーなどの
リード抜去に「レーザーシース」を導入

不整脈治療で道内トップクラスの実績を誇る札幌市内の北光記念病院(櫻井正之院長・145床)では、このほど心臓ペースメーカーや植え込み式除細動器(ICD)のリード(導線)をレーザーを用いて抜去する「レーザーシース」を導入した。これまで癒着してしまったリードの抜去は主に開心手術に頼っていたが、今回の導入で内科的手法による安全で患者への負担が少ない手術が可能になった。同病院の循環器内科不整脈部門部長の四倉昭彦医師を訪ね、レーザーシースによる抜去システムの仕組みとメリットを取材した。

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【経済】
経営の自主権を取り戻すトップバンクの明日

北洋銀が公的資金1千億円完済へ!
“アベノミクス”で有価証券が高騰

このほど北洋銀行(本店札幌・石井純二頭取)がアベノミクスの追い風を受けて公的資金1000億円の完済を決めた。これにより同行は経営の自主権を取り戻すことになるが、本道のトップバンクとして求められる役割は今まで以上に大きくなる。北海道拓殖銀行を継承した北洋銀は、その後札幌銀行も吸収。これらの流れで何事もバランスを重視する経営風土が定着した感がある同行だが、今後はこうした“優等生”のイメージを自由闊達なものに変えていく必要があるだろう。

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【開発】
スクラップ&ビルドで札幌の街並みが変わる!

市内で目白押しの再開発事業
72年冬季五輪以来の“大変貌”

札幌の街並みが大きく変わり始めた。中心部やJR苗穂駅周辺、手稲駅周辺でも計画中や実行中の再開発が目白押しだ。とりわけ中心部は1972年の札幌オリンピック前後に建設されたビル群などが更新時期を迎え、スクラップ&ビルドが一斉に始まろうとしている。2020年の東京オリンピックに続き、26年の冬季オリンピック札幌誘致も検討され、北海道新幹線札幌延伸に向けた再開発計画も進み始めた。ダイナミックに変貌しようとしている札幌の街並みを点検してみた。

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【話題の人】
北大中央門前の老舗古書店
「弘南堂書店」店主・ 高木 庄治さんに訊く

「独自性をもってできる商売。これが古書店の魅力です」

北大中央門前にある古書専門店「弘南堂書店」は、昭和32年創業の老舗である。人文科学、自然科学系の専門書を中心に、北方関係の郷土史文献や古地図、日本近代文学書、自筆物など文化価値のある豊富な資料はまさに「知の宝庫」。多くの研究者や蔵書家を惹きつけてやまない。だが一方では、若者の活字離れに加え、インターネットや電子ブックなどといった新しい媒体が古書店の未来を脅かしているとも言われる。書物に復権はあるのだろうか──。店主の高木庄治さん(81)に、古書と古書店を巡るエピソードや未来について訊いた。(聞き手・武智敦子、2月20日収録)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
産業用大麻の可能性(その6)
道庁は地域の動きに応えよ!

道北で始まった可能性を探る活動
いま問われる高橋道政の“本気度”

産業用大麻(ヘンプ)の栽培と新たな産業振興を追求する動きが道北地方で具体化している。2月中旬には10町の産業担当職員が集まり「連絡会議」の活動をスタート。東川町では、異業種の人たちがヘンプの利用方法を模索する一方、道内で2例目の栽培をめざす㈲松家農園が知事に対して栽培免許の取得を申請(2月28日)。有識者らによる「産業用大麻可能性検討会」を設置した道は14年度からヘンプの栽培試験を始めるが、民間の取り組みをサポートする姿勢はまだ弱く、庁内での問題意識の共有などに課題を残す。3月19日開催の第3回可能性検討会で報告書がまとまるのを前に、最近の動きを追った。(ルポライター 滝川 康治)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

スコットランド「独立」の行方
北海道独立のモデルになりうるか?(前編)

「国」というのはとかく面倒なものだ。そもそも、「国」や「国家」とはなにを意味しているのか、その定義それ自体が難しい。その理由のひとつは、日本語の社会学的概念の貧困さやあいまいさにあるとも言われている。確かに、例えば英語のcountry, nation, stateに対する訳語が「国」または「国家」という語しかないために、これらの概念が本来持っている微妙な違いを区別できないし、societyとcommunityを区別する訳語もない。また逆に、例えばnational(nationalism)という英語に対する訳語が「国民の」「国家の」「愛国的な」など定まらないのである。そのせいもあってか、とかく日本人は「国」や「国民」(「社会」も含めて)というものを固定的あるいは平面的に理解する傾向が強く、そのために国際社会で起こっているさまざまな(国内的、対外的)紛争の本質をなかなか理解できないのである。


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【フォトレポート・トピックス】

*床屋さんの日ハム応援団が今年の「ファイターズスタイル」を発表!

*ソチ五輪の葛西選手らが土屋ホームで帰国報告会

*今年も“聖地”昭和新山で国際雪合戦、まもなく開催!

*「札幌モーターショー2014」 未来のクルマがドームに集結!

*JR北海道・坂本相談役の「お別れの会」に2900人

*元ヤクザの鈴木啓之牧師がススキノで講演会を開催!

*太陽財団が地域づくりを応援 助成先を決定し贈呈式

*CARNAMED(カルナメド)が眼の悪性腫瘍外来を開設

*アサヒビール北海道統括本部が方針説明会を開催

*北海道の全14振興局とサッポロライオンがコラボ

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【連載コラムなど】
*狩野美香子の“一撮入魂”
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(レッスンワン 星)
*シネマ『神様のカルテ2』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*カイた人にキイてみた
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『キミスムマチ』
922円
【緊急特集・瀕死のJR北海道】
水死体で発見されたJR北海道の坂本相談役

3年間でトップ2人が“自殺”
犠牲者はどこまで増えるのか

データ改竄ではトカゲの尻尾切りの社内処分

JR北海道(野島誠社長)に何が起きているのか──。レール幅の検査データ改竄問題や国交省による処分で揺れる同社を、あまりも衝撃的なニュースが襲った。1月15日朝、同社の相談役で元社長の坂本眞一氏(73)が余市港沖合で水死体で発見されたのだ。数々のトラブル、不祥事に加えこの3年間で現役社長と元社長2人が日本海に身を投げるという異常事態。同社は検査データの改竄で5人を解雇、合計75人を処分する前代未聞の大量処分を発表したが、“トカゲの尻尾切り”という印象は否めない。いったい犠牲者はどこまで増えるのか。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【緊急特集・瀕死のJR北海道】
今こそJR北海道は発展的解体を

会社分割しかない再生の道
いま、試される国の真剣度

「グッドカンパニー」でJR東日本と経営統合を

1月下旬、国土交通省から事業改善命令と監督命令を受けたJR北海道(野島誠社長)。これを最後の再生の機会と見る向きが多いが、同社の根本問題は株式会社として経営が成り立つ仕組みをどう構築するかにある。約30年前の国鉄改革の手法を応用して「グッドカンパニー」と「バッドカンバニー」に同社を分割。“グッド”を活かして株式上場の道を探り、“バッド”は清算の方向で進めていく以外に真の再生はあり得ないのではないか。JR北海道に向き合う国の真剣度が今こそ試されている。 (ジャーナリスト 佐久間康介)

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【緊急特集・瀕死のJR北海道】
連載(第46回) 「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」

JR北海道、もうひとつの問題
公益企業の情報開示とは

JR北海道をめぐる話題、とりわけネガティブな話題がいっこうに尽きない。鉄路を利用する一般の道民は、そうした話題をどうやって知るのか。言うまでもない、メディアの報道を通じてだ。札幌市中央区のJR北海道本社2階に拠点を構える北海道運輸・航空記者クラブ(21社加盟)。そこに加盟する報道機関の、あるいは非加盟メディアの記者たちが、たびたび感じていることがある。JR北は、なぜ情報開示に消極的なのか――。不祥事が続く公益企業が抱える問題は、「不祥事」だけではなかった。(小笠原 淳)

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【緊急特集・瀕死のJR北海道】
連載(第20回)公共交通をどうする?

想像を超えるJR北海道の“墜落”
現場の不実と経営の無策が生んだ悲惨

昨年、本欄で私は期待を込めて「JR北海道には早々に本来の姿を取り戻してほしい」と書いた。しかし同社の“墜落”は想像を遥かに超えていた。2011年の現役社長の自殺、そして年明け早々には元社長の相談役が自ら命を絶ち、1月末にはATSを壊した元運転士が器物損壊の疑いで道警に逮捕されるに至った。同社の状況は異常を通り越し悲惨という印象だ。レール幅のデータ改ざんなどを見る限り、現場の怠慢によるミスや思い違いではなく故意に列車や利用者を危険に晒した印象はぬぐえない。保線や運行現場での不実な行為がどのような危険をはらんでいたのか、そして経営陣は何をするべきだったのか、改めて検証してみた。(平里 朝)

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【連載】元道新記者・黒田伸の「原発洗脳日記」 (最終回)

北海道でも脱原発を争点に
“地域の未来”を考えよう

「騙されていた」元首相たちが戦った都知事選

2月9日に投開票を迎えた東京都知事選。医療法人徳洲会グループからの5千万円受領問題で猪瀬直樹・前知事が辞任に追い込まれなければあり得なかった選挙だ。このなかで特に私が注目したのは小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に呼応した細川護煕元首相の出馬だった。原発のない地域で脱原発を最大の争点にするという異例の選挙戦、原発を推進していた国の元最高責任者2人がタッグを組んで「原発ゼロ」を訴えた事実は何を物語っているのか。来春の道知事選、札幌市長選においても候補者は泊原発と幌延の研究施設の将来を争点にして子供たちの住む北海道の未来を考えるべきではないのか。これが、本連載を終えるに当たって私が辿り着いた結論である。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【札幌市長選】“政高経低”の自民党市長選候補者選び

経済人の「秋元副市長擁立」を
封じ込めた町村衆議の“采配”

「本間」で自民党、経済界は一枚岩になれるのか?

来春に行なわれる札幌市長選をめぐり迷走していた自民党札幌支部連合会(以下札連)は1月16日、推薦候補を前回に続き本間奈々氏(44)に決定した。年明け後、経済人有志27名が札連に対して秋元克弘副市長(57)の推薦要請を行なったものの、早くから本間氏一本化を構想していた町村信孝衆議(69)はこの提案を検討の俎上にすら乗せず、“造反”を逆手に取って力ずくで押し切ったかっこうだ。一連の騒動から浮かび上がってくるのは経済人らに広がる“町村アレルギー”の根深さだ。そして有志27名の真の思惑とは。本番に向けて自民党と経済界は一枚岩になれるのか。

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【報道】小樽殺人事件、4年目の急展開(2)

849日間の桎梏

小樽女性殺人事件、不起訴決定
記録に残された「見込み捜査」

1人の女性を2年半にわたって縛り続けた枷が、不意に解かれた──。本誌前号で報告した、小樽女性殺人事件。容疑者として逮捕されたのち勾留満期で釈放されたその人は、ついこの間まで「処分保留」扱いを受けていた。札幌地方検察庁が不起訴を決めたのは、1月31日夕。警察はメディアを通じて「非常に残念」と述べたのみで、当事者への謝罪は口にしていない。「疑わしきは無実」の原則を態度で示すまでにこれほどの時間を要したのは、なぜなのか。(小笠原 淳)

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【雪対策】
昨シーズンの搬入量“断然トップ”の雪たい積場に一体何が?

「新琴似8横」がシーズン中に閉鎖
現場管理者は札幌市に補償請求も

道内各地で記録的な大雪となった昨シーズン。札幌市が開設した約70カ所の雪たい積場の中で圧倒的トップの搬入量を記録した「新琴似8横」が、今シーズンは12月21日から3月20日までの開設期間の途中、2月10日の午前9時をもって閉鎖した。札幌市雪対策室事業課によれば、その理由は「予定搬入量に達したため」。だが例年、予定搬入量はあくまで「目安」に過ぎず、積雪量によってフレキシブルに対応してきたはずで、現に昨年の8横は予定搬入量の2・3倍を受け入れている。まだまだ冬本番だというのに、8横に何があったのか──。(2月7日現在)

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【ニュース】

■JR北海道 坂本眞一氏の急死で露呈した北海道経済界の人材不足

■上田市長が政治資金パーティーで示した自信と4選出馬への“含み”

■別海町で「拳銃」の落とし物? 道警拾得物サイト、珍ミス訂正

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【教育】シリーズ 発達障害を考える (26)

触法は「認知のズレ」による
社会不適応行動のひとつ

発達障害があるから犯罪者になるわけではない

2001年の春、東京都台東区の路上でレッサーパンダの帽子に毛皮のコート姿の札幌出身の男性(当時29)が、短大生の女性(当時19)を刺殺した。マスメディアは、この「浅草レッサーパンダ事件」を発達障害者が起こした凶悪な通り魔事件としてセンセーショナルに報じた。これをきっかけに、発達障害者が何か問題を起こすと、障害が原因のように取り上げる風潮ができ上がった。しかし、専門家は言う。「彼らは特性ゆえに周囲から誤解され、孤立することで被害者感情を強める。その特性や行動に周囲の理解や支援がなかった結果なのだ」──。発達障害と触法を巡る周辺を取材した。(武智敦子)

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【医療】
札幌心臓血管クリニックが今秋、カテ室を倍増しさらに飛躍!

本格稼働した循環器治療の“3本の矢”
年間症例数が国内トップレベルに

札幌心臓血管クリニック(医療法人札幌ハートセンター・札幌市東区)にとって昨年は開院5周年の記念すべき年であるとともに大きな転機となる年だったようだ。19床のクリニックから53床の病院へと生まれ変わるとともに、不整脈治療のスペシャリストである鵜野起久也ハートリズムセンター長が常勤医として赴任。循環器内科・心臓血管外科・不整脈治療の3つの循環器分野で、国内有数の症例数を誇る専門病院となった。藤田勉理事長に昨年を振り返ってもらい、今後の展望を語ってもらった。(1月16日収録)

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【医療】
国内有数の専門病院が取り組む患者に優しい脳神経外科治療

札幌の中村記念病院がガンマナイフの
最新モデル「パーフェクション」を導入

国内における有数の脳神経外科専門病院として知られる札幌市内の社会医療法人医仁会 中村記念病院(中村博彦理事長・院長)が、このほど放射線治療機器「ガンマナイフ」の最新モデルを導入した。従来機器に比べ治療できる脳内の範囲が広がったほか、オートマチック化により照射するガンマ線の太さや形状をコントロールでき、複雑な形状の病巣にも対応することが可能になったのが大きな特徴だ。進化が目覚ましいガンマナイフ治療の現状について中村理事長に取材した。

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【医療】
医療法人設立10周年を迎えた「えにわ病院」の増田武志理事長に訊く

手術数トップの整形外科として
次代に相応しいリハビリ施設を

全国屈指の急性期病院が目指す“明日”

人工関節置換術の分野で全国的に有名な医療法人社団 我汝会 えにわ病院(恵庭市・150床)が今年で新法人設立10周年を迎えた。手術数の増加に伴い、近年では札幌市内にも関連病院やクリニックを展開。今後は、医療環境の変化を見据えてリハビリ分野の強化を目標のひとつに掲げる増田武志理事長に、これまでの10年と今後の展望を取材した。(1月30日収録)

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【アート】
「帝銀事件」の再審請求人・平沢武彦氏が遺したもの

事件の真相究明、“画家・平沢”の
名誉回復は新たな時代へ

1948年に発生した「帝銀事件」で死刑判決を受け、95歳で獄中死した平沢貞通元死刑囚(1892~1987年)。その養子で再審請求活動を続けていた平沢武彦氏(当時54)が、東京都杉並区の自宅で孤独死していたと報じられたのは昨年10月のことだ。テンペラ画(顔料を卵などで溶き描く技法)で独自の画風を築いた“画家・平沢”の名誉回復に向け、20年以上にわたり全国に散逸した絵を探す旅を続けてきた彼が残したものは、夥しい資料と獄中画など約1000点の絵だった──。作品は再び闇に埋もれてしまうのか。武彦氏を知る道内の関係者にも波紋が広がった。

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【話題の人】
中高年ひきこもりのドキュメント映像を制作した
鷹島 史帆さんと筒井 愛さんに訊く

「偏見を持たれていても会うと違う。
ひきこもりは他人事ではありません」

中高年ひきこもりの現状を追ったドキュメンタリー映像、「心の居場所~中高年ひきこもり支援の現場」の試写会が1月上旬、札幌市内で開かれた。この作品は、北星学園大学文学部4年の鷹島史帆さんと筒井愛さんが卒業研究として制作したもの。当事者や家族への支援を行なうNPO法人の活動に焦点を当てながら、高齢化するひきこもりの現状を内側からとらえた。国や行政の支援の枠から外れた中高年ひきこもり者の映像化は国内でも例がなく、意欲的な取り組みに大きな反響が寄せられている。(聞き手・武智敦子、1月22日収録)

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【長期連載】“農と食”北の大地から
連載第130回 迷走の度を増すTPPの行方/特別インタビュー
“TPP秘密交渉”の正体を訴え続ける元農林水産大臣・山田 正彦 さん

「TPPに参加すればすべてが
大企業の弱肉強食の市場原理で
動き、北海道は取り残される」

「TPP(環太平洋連携協定)に参加すると、大企業による弱肉強食の市場原理ですべてが動く。米国の議会事情や小国の反対などもあり、早期の交渉妥結は無理。秘密交渉の実態を伝え、あらゆる手を使って闘う」と力を込めるのは、元農林水産大臣で「TPPを考える国民会議」副代表の山田正彦さんだ。オバマ大統領の一般教書演説(1月28日)には交渉妥結の目標期限などの言及はなく、米国内では政府に強い貿易交渉権限を与える法案をめぐり政府と議会の対立が激化している。交渉の長期化が濃厚になるなか、TPP問題をどう捉えればいいのか──。反対運動を続ける山田さんの話を聴いた。(1月23日、東京都内で収録・ルポライター 滝川 康治)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

「品性」に欠けた日本社会
「強い日本」より「品性豊かな北海道」をめざそう

言うまでもないことだが、国の政治的最高責任者である首相が、国家や人間社会のあるべき姿について、1人の政治家としての理念や思想をもち、それを国民にわかりやすく語りかけ、そしてそれを政策として実行するための行動を起こすことは当然のことである。リーダーシップの発揮という意味でもそうあることが望ましい。その点では、最近の歴代首相(名前や順番を思い出せないほど多いが)の場合にはこのような国造りの理念がよく見えなかったという点で、いずれも物足りない

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【フォトレポート・トピックス】

*「ちだ歯科クリニック」がリニューアル
*イーグルGが雪まつり会場で今年も臓器移植医療を後押し
*今年も“聖地”昭和新山で国際雪合戦、まもなく開催!
*“イレズミ牧師”が今春、ススキノに教会をオープン
*旭川の豊岡中央病院がLED照明を全館に導入
*キリングループが事業方針会見を開催
*3月5日に「北海道泡盛の夕べ」開催!

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【連載コラムなど】
*狩野美香子の“一撮入魂”
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(プラチナ るか)
*シネマ『ハロー!純一』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*カイた人にキイてみた
*新連載・古本屋女房の“古本的日常”

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