建築ジャーナル 発売日・バックナンバー

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建築ジャーナル 2022年9月号 NO.1334
特集■実験都市「つくば」  ●表紙=坂口恭平
日本での最初で最後の新都市建設。都市計画都市「つくば」。それにかかわった土肥博至さん(筑波大学名誉教授)の貴重な証言がある。今だから語る国家プロジェクトの背景、何をめざし、何ができなかったか。磯崎新抜擢の裏話など、50年余り前の都市計画技術者の熱い思いと矜持が伝わってくる。今、理想を求めた住宅群も徐々に民間売却され、無人の公務員宿舎もある。交通が便利になったため、民間の高層マンション化が進み、ベッドタウン化している。その中で新しい動きの萌芽もある。1963年9月に「筑波に新都市建設」が閣議了解されてから60年を前に、都市計画が描いた夢のゆくえと、その成熟について。

特集■実験都市「つくば」
■「つくば」を知るⅠ
「筑波研究学園都市」の概要と計画略史|河中 俊………2
■証言
「筑波研究学園都市」の計画に携わって|土肥博至………8
■「つくば」を知るⅡ
1980年以降、40年の「つくば」の変化と現状|藤井さやか………15
■「つくば」を見る
建築・都市デザインガイド 30選|永井正毅+坊垣和明………19
■「つくば」のこれから
実験都市「つくば」の未来と可能性|藤井さやか………27
■コラム
◆私が電柱・電線をなくそうとしたわけ|小林遼平…………29
◆私が出会った集落と実験都市つくば|齊木崇人…………30
◆実験都市つくばにおけるハウジング研究会の試み|花里俊廣…………32
◆つくばセンタービルをリノベーションした「co-en」|小林遼平…………33

【連載】
■五十嵐太郎の先読み編集局[164]
都市を使いたおすアート─五十嵐太郎…………34
■伊藤潤一の児童養護施設全国行脚[6]
三ケ山学園[大阪市貝塚市]後編─伊藤潤一…………35
■inプレインビュー[4]
フライング・マットレス─連ヨウスケ+山川 陸…………36
■古川保の伝統構法万歳[54]─古川 保…………38
前川國男論Y戦後編[53]
■ポスト・モダニズムと「建築の危機」の時代に
─松隈 洋…………40
■仕事場[64]
かけ合わさる個性が新たな想像力を生む
─畝森泰行建築設計事務所 + t e c o…………46
■まちの胃袋[128]
スンミネヘンボッケジャンのヤンニョムケジャン(大韓民国ソウル市)
─山崎 亮…………48

【情報ポスト】
福島 原発事故から4,000日が過ぎて、多くの人生を変えた
―遠藤知世吉|A&D遠藤設計…………39

【建築】
ホシノアーキテクツ(東京都港区)…………49
t e c o(東京都台東区)…………57
アカサカシンイチロウアトリエ(札幌市中央区)…………65
建築企画山内事務所(北海道函館市)…………73
増山栄建築設計事務所(茨城県つくば市)…………81
ジョイ建築設計事務所(東京都西東京市)…………89
佐藤総合計画九州オフィス(福岡市博多区)…………97

【掲載設計事務所紹介】…………109
【奥付】…………136


建築ジャーナル2022年8月号 NO.1333  ●表紙=坂口恭平
特集■日本のモスク
慶應義塾大学SFC野中葉研究会「ムスリム共生プロジェクト」企画協力
日本に暮らす外国人の増加とともに、ムスリムと呼ばれるイスラム教徒も増え、約20万人と言われている。それらの人々が集うモスク(マスジド)も1990年代初頭には数カ所だったのが、日本全国に100カ所を超えている。本格的なイスラム様式からセルフビルドまでさまざまで、建築的に面白いだけでなく、近隣社会との関係や、コミュニティの構築など、社会基盤としても興味深い。日本のモスクに見られる人間模様を通じて、日本社会の現状と行く末を考える。

目次
特集■日本のモスク
■モスクを知る
モスクって何? 横浜マスジド見学記|和久田幸佑 4
■モスクで行われる人生の通過儀礼
ムスリムの死生観 来世への信仰 7
■日本のモスクの歴史
わが国初のモスク:神戸ムスリムモスクの空間とその魅力|宇高雄志 10
■名古屋モスクと私
安らぎと社会発信の場として|クレシ明留 13
■イスラーム文化に触れる
東京ジャーミイでの結婚式に参加して|豊間根 花 16
■このモスクに注目!
◆東京ジャーミィ 日本最大のオスマントルコ式モスク建築|下山 茂 18
◆日本ムスリム協会(五反田マスジド) マスジドは多機能な存在|水谷 周 23
◆福岡マスジドアンヌールイスラム文化センター 異文化との調和|永田誼和 24
◆マスジッド・インドネシア(目黒モスク) インドネシア・ムスリムの集う場所|藤江通昌 26
◆岐阜モスク 青田の中に白く輝く|クレシ サラ好美 29
◆歌舞伎町マスジド/蒲生マスジド 同じ意味のモスク|井上 岳+大村高広 31
◆アッサラーム・マスジド(御徒町マスジド) 東京に新しいモスクを建てる|本誌 32
■モスクと地域社会
地域社会の隣人として|下山 茂 34
■マスジド大塚でのフードドライブの実践
モスクを拠点に広がる助け合いの活動|野中 葉 36
【連載】
◆五十嵐太郎の先読み編集局【163】
東京はもっと危機感をもつべきである|五十嵐太郎 38
◆伊藤潤一の児童養護施設全国行脚【5】
三ケ山学園[大阪府貝塚市]|伊藤潤一 39
◆手入れ/Repair【3】
1968「新宿騒乱」|井上 岳/大村高広/齋藤直紀 40
◆前川國男論◎戦後編【52】
熊本県立美術館に結実したもの|松隈 洋 42
◆お城と日本人 木造化論争の行方【34】
(首里城)正殿の復元11月3日に起工式|毛利和雄 47
◆まちの胃袋【128】
とんちゃんのホルモン煮込み(宮崎県延岡市)|山崎 亮 48
【建築】
◆アークプランニング設計事務所(群馬県太田市)…49
◆直井建築設計事務所(東京都千代田区)…65
◆ダイス設計(東京都渋谷区)…73
◆JR東日本建築設計(東京都渋谷区)…81
◆大屋設計(石川県金沢市)…97
◆後藤亜貴建築設計事務所(広島県福山市)…105
◆吉高綜合設計(大分県大分市)…113
◆ばん設計小材事務所(熊本市南区)…121
【掲載設計事務所紹介】121
【奥付】164
建築ジャーナル2022年7月号 NO.1332 
特集■わがまちはなぜ木造にしないの?   ●表紙=坂口恭平  
脱炭素社会の実現や、国産木材の活用、人間的建築空間の実現といった観点から、公共建築を中心に、中大規模建築も木造で建てようという機運が高まっている。昨年10月の木材利用促進法改正でそうした動きは一般建築にも広がってきている。ウッドショックだと言うし高くつくんじゃないの? 地震や火事は大丈夫なの? 音や温熱環境は? そもそも自治体に木造がわかる技術者がいない…。公共建築の木造化を考えるとき浮かんでくるさまざまな疑問を、最新の情報を紹介しながら考えていく。かたい都市からやわらかい都市への転換は可能か。木造建築の可能性を探る。

目次
特集■わがまちはなぜ木造にしないの?
■木造建築のすすめ
 日本に木造建築を定着させるために! 杉本洋文 2
■知っておきたい9つの事情
<コスト>木造のコストはどれだけかかる? |長澤 悟 6
<材料調達>木材高騰、どうやって入手したらいい? |前田 力 8
<耐震>設計手法次第でRC造と同等の耐震性能|腰原幹雄 10
<耐火>燃えるから危ない? 木造の耐火性能について知る|安井 昇 12
<温熱環境>木造をとりまく温熱環境の可能性|佐々島宏 14
<音環境>音が筒抜け? 木造の音環境は大丈夫?|平光厚雄 16
<後方支援>みなとモデル二酸化炭素固定認証制度|白鳥芳洋 17
<メンテナンス>木造建築物の耐久性とメンテナンス|中島正夫 18
<人材育成>現地現物主義の木造建築|辻 充孝 20
■木造建築推進をめぐる制度と法律の歴史
 木造建築の70年|長野麻子 21
■CLTを知る
◆CLTの特性を生かした「北の森づくり専門学院」の設計|遠藤謙一良 24
◆CLT先進県、高知県のCLT事情|横畠 康 25
◆公共建築というメッセージ CLT公共建築に欠けるもの|網野禎昭 27
◆CLTパネルを用いた中高層建築物の可能性|三宅辰哉 28
◆CLTを使ってみて|長谷川えいこ・武山 肇 29
■防災・木造対談
 やわらかい都市とかたい都市|佐藤隆雄×杉本洋文 31

【連載】
■五十嵐太郎の先読み編集局【162】
 公共建築は安ければ、それで良いのか|五十嵐太郎 36
■伊藤潤一の児童養護施設全国行脚【4】
 田島童園[後編]|伊藤潤一 37
■古川保の伝統構法万歳【53】|古川 保 38
■inプレインビュー【3】
 床を傾けて|連ヨウスケ+山川 陸 40
■前川國男論◎戦後編【51】
 方法論への確信と見えない着地点|松隈 洋 42
■まちの胃袋【126】
 ル・コションドール出西のBLTサンド(島根県出雲市)|山崎 亮 48

【建築】
杜設計(福島県福島市)…49
亦野建築設計事務所(群馬県前橋市)…57
智原聖治アトリエ(福岡市博多区)…69
矢橋徹建築設計事務所(熊本市中央区)…77

【掲載設計事務所紹介】85
【奥付】116

建築ジャーナル 2022年6月号 NO.1331
特集■木を伐るな2    ●表紙=坂口恭平
都市において、樹木は人間にとって不可欠の存在で、役割と効果は多岐にわたる。その重要性は増すばかりだ。「緑の大切さ」は繰り返し強調されるにもかかわらず、伐採や強剪定など木々を粗末に扱う問題が後を絶たない。もう木を伐らないで! みどりを愛する人たちの嘆きが止まらない。公園木、街路樹、公開空地の緑――。身近にありながら急になくなる危険性がある都市の樹木を、多角的にみていく。
目次
■ルポ
公園木 神宮外苑の1000本の木
街路樹 神田警察通りのイチョウ並木
街路樹 青山表参道のエンジュ並木
公開空地 東京の公開空地 管理に課題
■都市の樹木にかかわる人々
◆樹木にかかわる職業と相関図|愛みち子
◆苗木生産者 桜の苗木生産|田中秀明
◆植栽デザイン 兼六園の「唐崎の松」 
造園植栽の肝|松崎 喬
◆設計 樹木景観の
可能性と管理の限界|森山 明
◆剪定 樹木剪定の実際について|吉岡賢人
造園会社 造園は
◆造園会社 自然界と人間をつなぐ|石塚 毅
◆樹木医 苦しむ木の声が聞こえる|冨田 改
◆化学分析/緑の安全管理士 
樹木の病害虫防除と農薬|神田 多
◆行政(国) 簡単に樹を伐るまえに|古澤達也
◆行政(地方自治体) 
東京における樹木物語|中島 宏
◆東京都 東京都の「街路樹診断等マニュアル」
について
◆行政技術職員 
街路樹と造園技術者|海老澤清也
◆仙台市 杜の都・仙台の街路樹
について|降幡賢太郎
◆名古屋市 街路樹のまち名古屋|篠塚泰伸
◆県議会議員 「街路樹を考える議員連盟」発足と
今後への期待|石川忠義
◆区議会議員 
街路樹の保護と育成を!|大串博康
■樹木と物語
◆映画 木と市長と文化会館/
または七つの偶然|出口丈人
◆昔話 木に守られ、木を敬う|加藤康子
■樹木保護を訴える市民運動
◆東京 東京都市部の樹木の状況|愛みち子
◆兵庫・明石公園 県立明石公園の過剰な樹木伐採 
市民の声で1年間伐採中断! |丸谷聡子
◆福岡・須崎公園 環境を破壊する公共工事の
福岡・須崎公園 あり方を問う|今村明子
■海外の事例
街路樹先進国の価値観と管理手法

【連載】
五十嵐太郎の先読み編集局[161]
アートが提起する公共空間の問題
─五十嵐太郎
伊藤潤一の児童養護施設全国行脚[3]
児童養護施設 田島童園[前編]
─伊藤潤一
手入れ/Repair[2]
1967「グリーンハウス」
─井上 岳/大村高広/齋藤直紀
小さな町 川尻の震災報告[52]
古川保の伝統構法万歳
─古川 保
手づくりこしらえの記[10]
陶芸
─坂口恭平
前川國男論◎戦後編[50]
鉄鋼館の「休眠」と万博の危うさをめぐって
─松隈 洋
まちの胃袋[125]
釜石の毛ガニ(岩手県釜石市)
―山崎 亮

【情報ポスト】
福島 福島からの手紙 親愛なるウクライナのみなさま 
―遠藤知世吉|A&D遠藤設計

【建築】
山田伸彦建築設計事務所(東京都杉並区/宮崎県宮崎市)
Architect 6建築事務所(名古屋市天白区)
久米設計名古屋支社(名古屋市中村区)
匠建築研究所(福岡市中央区)

【掲載設計事務所紹介】
【奥付】
建築ジャーナル 2022年5月号 NO.1330

特集■詩人の家    ●表紙=坂口恭平
住宅は住む人の世界観を表す。
詩人の家はその詩世界に満たされ、尽きせぬ魅力がある。
茨木のり子、立原道造、谷川俊太郎、渡辺武信――。
詩人の家を訪ね、改めて住宅を設計する意味を考える。

■茨木のり子さんの東伏見の家
磨きこまれた建築言語|武山 肇 3
のり子建築日記|宮嵜 治 8
茨木のり子の詩の世界を歩く/東伏見散策案内|小須田厚子、柳田由紀子 10
■谷川俊太郎さんの北軽井沢の家と現在の家
検証:美しい共犯関係 生活の根拠、そして住宅と詩をめぐる「形式」と「内容」|奥山信一 12
詩人はどんな家に住んできたか|インタビュー・谷川俊太郎 18
谷川さんの現在の家|浜口ミホ設計の谷川徹三さんの建てた家訪問 18
■渡辺武信の目白の家
内奥に住まう|石井翔大 22
■立原道造のヒアシンスハウス
夢幻に満ちた無限の小空間|種田元晴 28
■エッセイ
関係があるかもしれないこと|板坂留五 34
詩人の家と私たちについて|内山媛理 36

【連載】
五十嵐太郎の先読み編集局【160】
ウクライナ侵攻と『戦争と建築』|五十嵐太郎 38
伊藤潤一の児童養護施設全国行脚【2】
児童養護施設 子供の家|伊藤潤一 39
inプレインビュー【2】
バウンダリー・オブ・ザ・デッド|連ヨウスケ+山川 陸 40
前川國男論◎戦後編【49】
日本万国博覧会の光と影の中で|松隈 洋 42
まちの胃袋【124】
鳳月坊の鳴門っ娘(徳島県鳴門市)|山崎 亮 48

【建築】
隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)49
洲鎌建築設計事務所(沖縄県石垣市)49
泉設計(沖縄県那覇市)53
アトリエCOSMOS(神奈川県逗子市)57
AIS総合設計(栃木県宇都宮市)65
栗原弘建築設計事務所(栃木県佐野市)73
JAあいち経済連設計事務所(名古屋市中区)81

【掲載設計事務所紹介】
【奥付】
建築ジャーナル 2022年4月号 NO.1329 
特集■建築とファッション ●表紙=坂口恭平
「服は最小の建築」だという。「衣」と「住」は、人が風雨から身を守るための外皮という点でよく似ている。制作のプロセスやデザインの潮流、その時々でテーマになっていることなどを見ても、同じ道を歩いていると感じさせる部分は多い。建築とファッションの関係とは何だろう。建築家がどんな服を着ているかも興味深い。服を見ればその人がわかる、服は文化というけれど、いったい私は何を着たらいいんだ?

目次
特集■建築とファッション ‥‥2
■ファッションの歴史
これだけは知っておきたい
建築家のための現代ファッション史|新居理絵
■コラム
ファッションと建築の近さについて
 |成実弘至…………6
建築とファッションをつなぐインスタレーション
 |藤山哲朗…………8
服と建築 デザインの現場からの考察
 |長賢太郎…………10
リアル・クローズの時代に光を放つ、
質感のある建築たち|長山一樹…………13
■三大注目生地産地からの報告
〈遠州〉技で魅せるサーカスのような
|浜田美希…………16
〈尾州〉糸づくりから縫製まで
美しいウールの生まれるふるさと
|宮浦晋哉…………18
〈播州〉「見えない場」と織物を介した
地域ネットワークの形成|北原一輝…………20
■座談会
ファッションと建築
|長健太郎×吉田圭祐×板坂瑠五
 司会……連ヨウスケ・山川陸…………22
■今日の服
居心地の良さと着心地の良さと
|伊東豊雄…………28
あらゆる気候に対応する服は何か
|手塚由比、手塚貴晴…………29
服と建築は時代性を反映する
|津川恵理…………30
私たちはバラバラである
|羽鳥達也…………31
計画・環境建築の仕事場
|杉本洋文…………31
礼儀とこだわりの装い
|丹下憲孝…………32
【連載】
五十嵐太郎の先読み編集局[159]
与えられた展示空間をどう使うか
─五十嵐太郎…………34
伊藤潤一の児童養護施設全国行脚 【新連載・第1回】
まずは基本的なお話
─伊藤潤一…………35
手入れ/Repair 【新連載・第1回】
手入れの世界にようこそ
─井上 岳/大村高広/齋藤直紀…………36
小さな町川尻の震災報告[52]
古川保の伝統構法万歳
─古川 保…………40
前川國男論◎戦後編[48]
仕組まれた「美観論争」が露呈させたもの
─松隈 洋…………42
まちの胃袋[123]
JUMBOのえびせんの素(兵庫県神戸市)
─山崎 亮…………48
【情報ポスト】
街路樹伐採問題27 しながわ区民公園とサッカー場建設
[愛 みち子|千代田の街路樹を守る会]…………36
【建築】
槇総合計画事務所(東京都渋谷区)…………49
遠藤建築アトリエ(札幌市中央区)…………53
計画・環境建築(東京都千代田区)…………61
ライブ環境建築設計(群馬県前橋市)…………73
河野正博建築設計事務所(茨城県つくば市)…………81
梓設計中部支社(名古屋市中区)…………89
【掲載設計事務所紹介】
【奥付】
建築ジャーナル 2022年3月号 NO.1328
特集【お金と福島】惨事便乗型復興経済
「福島では事故後もいろんな場面で大きなお金が動いている。最後までお金にからめとられているような気がする」郡山市のある建築設計者の言葉である。福島の原発事故では誰一人死んでいないという人さえいて、被害の実態は、明らかにされず、避難者がいったい何人いるかも掌握されていない。制度的には加害者の方に手厚く、賠償や廃炉費用は国民負担や電気料金でまかなわれるという構図だ。さらに除染は良いビジネスとなり、帰還者のための新しい公共建築や伝承館が建つ。お金という側面から事故後11年の福島を見る。


特集
お金と福島
惨 事 便 乗 型 復 興 経 済
□写真構成
原発事故20km被害区域内をゆく
|飛田晋秀…………4
□被害の実態
避難者はいったい何人いるのか
|青木美希…………14
□電気事業会計の謎
なぜ東電はつぶれず、
赤字にもならないのか|金森絵里…………18
□原発事故処理費用の奇々怪々
原発のコストをだれが払うのか
|大島堅一…………23
□除染マネーと除染バブル
除染の虚々実々|加藤裕則…………26
□3.11後に生まれた建物たち
福島復興建築紹介…………31
連載
五十嵐太郎の先読み編集局[158]
熊野寮訪問記
─五十嵐太郎…………34
小さな町川尻の震災報告[51]
古川保の伝統構法万歳
─古川 保…………38
前川國男論◎戦後編[47]
超高層ビルへの挑戦の中で考えたこと
─松隈 洋…………42
まちの胃袋[123]
PLAY! CAFEのカステラパンケーキ
(東京都立川市)
─山崎 亮…………48
inプレインビュー[1]
かいじゅうたちのいるところ
─連ヨウスケ+山川 陸…………33
【情報ポスト】
福島 天災は忘れたころにやって来る[遠藤知世吉|A&D遠藤設計]…………40
街路樹伐採問題26[愛 みち子|千代田の街路樹を守る会]…………41
建築
カミトリュウジ建築設計事務所(札幌市中央区)…………49
アーキヴィジョン広谷スタジオ(東京都新宿区)…………57
学研教育みらい一級建築士事務所(東京都品川区)…………65
【掲載設計事務所紹介】
【奥付】
建築ジャーナル 2022年2月号 NO.1326
特集■京都の現代建築 ●表紙絵=坂口恭平
古都京都は名作現代建築の宝庫である。原広司の京都駅、山田守の京都タワーをはじめ、前川國男の旧京都会館(現在ロームシアター)、大谷幸夫の京都国際会館、磯崎新や安藤忠雄の建築など、意欲的な現代建築が多く建ってきた。景観保護の観点から建築規制が強化され以前のように新しいものは自由に建てにくくなったが、今も力のある建築家たちが活動の拠点としている。見過ごされがちな現代建築の魅力と、古いもの新しいものが交じりあう京都の景観を考える。

目次
特集■京都の現代建築
■座談会
京都の建築家たち|垣内光司×木村吉成×松本尚子×森田一弥 
■地元建築家がお薦めする京都の現代建築 
■京都と景観
京都の景観政策の進化と建築・景観デザインの展望|門内輝行 
京都の現代建築を3つの区切りで考える|森田一弥 
■京都の景観について語る|
長坂 大×魚谷繁範×京都市職員・景観行政の中の人(匿名希望) 

【連載】
◆五十嵐太郎の先読み編集局【157】
津波伝承館の問題を考える|五十嵐太郎 
◆前川國男論◎戦後編【46】
「自然と人工」というテーマと向き合う|松隈 洋 
◆まちの胃袋【122】
伊勢広のやきとり(北海道室蘭市)|山崎 亮 48

【情報ポスト】
◆街路樹伐採問題25[愛 みち子|千代田の街路樹を守る会] 
◆読者の視点 「三岸アトリエ」の修復
[井上 岳、齋藤直紀、大村高広 |GROUP] 

【建築】
アーブ建築研究所(札幌市中央区)
香山建築研究所(東京都文京区)
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO(東京都渋谷区)
国建(沖縄県那覇市)
熊倉建築設計事務所(栃木県佐野市)
山岸光信建築設計事務所(埼玉県熊谷市)
アーキスタジオ川口一級建築士事務所(東京都港区)

【掲載設計事務所紹介】
【奥付】
建築ジャーナル 2022年1月号 NO.1325
特集|五輪の教訓   ●表紙絵=坂口恭平

無観客となった東京オリンピック。国立競技場コンペの騒ぎはいったい何だったのか。今だから言えることもあるだろう。巨大新規6施設+国立競技場計7施設のゆくえは。ただの密集マンション、選手村計画。それでもやる神宮外苑地区再開発。3兆円と言われる五輪関係費用の収支はどう処理されるのか。今こそ言いたいことを、忘れないうちに記録しておこう。

■新設恒久施設を見て歩く 2
■巨大開発の裏側
巨大な新国立競技場建設は神宮外苑地区の「高さ制限」緩和のはじまりだった|大橋智子 4
私たちへの挑戦状、返歌(変化)のマニフェスト|カズ・ヨネダ 9
■五輪と住宅
晴海フラッグの闇 「レガシー」の欺瞞|岩見良太郎 11
映画『都営霞ヶ丘アパート』 オリンピックのあとに|青山真也 14
■五輪への問い
五輪の費用|稲垣 豊 18
計画された無関心|石川義正 20
〈憑き物〉としての東京五輪|阿部 潔 22
五輪症候群 IOC/植民地的略奪/アスリートの重荷|小笠原博毅 24
「巨大だけど結構普通」の意味するもの|山本想太郎 26
五輪後の新国立競技場を考える|桑原洋一 29
五輪のために追放された外国人|稲葉奈々子 33
■連載
五十嵐太郎の先読み編集局【156】
山田賞を受賞した大室佑介の建築|五十嵐太郎 34
パンデミックの都市論2 居場所を探して
私性の最後の領土|大村高広 35
観察と鑑賞から考えるレジリエンス|桂川 大 36
自分立ちの部屋|井上 岳 38
コロナ禍の住みこなし|齋藤直紀 39
お城と日本人 木造化論争の行方【33】
【名古屋城】木造天守2022年度末までに基本計画 天守石垣両部会の調整は難航|毛利和雄 40
前川國男論◎戦後編【45】
「何も建てない建築家」という逆説の中で|松隈 洋 42
まちの胃袋【121】
itoi cafeの牛すじ燻製カレー(兵庫県芦屋市)|山崎 亮 48
■情報ポスト
街路樹伐採問題24[愛 みち子|千代田の街路樹を守る会] 34
■建築
久慈設計(岩手県盛岡市)49
辺見設計(福島県白河市)57
渡辺建築事務所(東京都豊島区)61
SOY source 建築設計事務所(仙台市青葉区)65
大建設計事務所(横浜市都筑区)73
■掲載設計事務所紹介 81
■奥付 88
建築ジャーナル 2021年12月号 NO.1324
特集■パンデミックの都市論…コロナで都市はどう変わる? ●表紙絵=坂口恭平
地球規模で人びとを震撼させ、現代社会の歪みや亀裂をを露呈させた新型コロナ感染症は、拡大と経済上の成長を貪欲に追い求める過密都市への警鐘ではなかったか。この経験から何を学ぶか。何を将来に生かすのか。実は、世界のあちこちで、パンデミックの経験をもとに、都市を人間の手に取り戻そうという動きが芽生えている。世界15カ国をつなぎ、それぞれのフィールドから考える。

特集
パンデミックの都市論
コロナで都市はどう変わる?…………2

■アンケート
◆アメリカ・ニューヨーク
パンデミックと共生する過渡期へ|曽野正之…………4
◆アメリカ・シラキュース/ルワンダ・マソロ (2拠点)
フェイクニュースの影響とオンラインの活用|庄 ゆた夏…………5
◆アメリカ・ハワイ
観光地閑散、コロナ後見据えた設計依頼も|鵜飼高生…………6
◆イギリス・リーズ
制限解除、ウィズコロナ進む|近江麻衣…………7
◆フランス・ブルターニュ
生活様式の変化と持続可能な都市の模索|千田 勝…………8
◆ポルトガル・ポルト
人との新しい距離感|伊藤 廉…………9
◆スペイン・バルセロナ
コロナでまちが本来の姿を取り戻す、アフターコロナは…?|小塙芳秀…………10
◆スペイン・レウス
地方に移住、テーマは「無駄」を取り込むこと|志岐 豊…………11
◆イタリア・ナポリ
感染者数落ち着くも、デモや路上利用でまちは混沌|中橋 恵…………12
◆オランダ・アムステルダム
共同体としての個人の責任|吉良森子…………14
◆デンマーク・コペンハーゲン
最先端の国や都市の在り方を目の当たりに|金田泰裕…………14
◆スウェーデン・ストックホルム
公衆衛生庁という専門家集団に舵取りを任せる姿勢|阿久根佐和子…………15
◆オーストラリア・シドニー
4カ月近いロックダウンでオフィスにも行けず|坂口 潤…………16
◆ニュージーランド・クライストチャーチ
迅速で誠実な対応が好循環を生む|石堂良人…………18
◆タイ・バンコク
都市の変化に臨機応変に対応する|岩本昌樹…………19
◆ベトナム・ホーチミン
身近なつながりがセーフティネットに|西澤俊理…………20
◆中国・上海
中国的感染拡大防止策|東 英樹…………22
◆台湾・宜蘭
ITを駆使した情報の共有・公開と説明|白井稚子…………23
■映画『東京自転車節』の現場から
ウーバーイーツで都市に人間の汗と血を流し込め!|青柳 拓…………25
■劇団唐ゼミ☆『唐版 風の又三郎』公演の現場から
コロナを駈ける又三郎|中野敦之…………28
■コロナで学んだこれからの都市像
◆コロナ災害の都市で見えてきたこと|瀬戸大作…………31
◆「パンデミック×デジタル空間・グローバル社会」で続けるべきこと|佐谷和江…………32
◆ディスタンシングにより「他者への想像力」を失ってはならない|山崎嵩拓…………34
◆もし宅地法が実現していたら|窪田亜矢…………36

■連載
◆五十嵐太郎の先読み編集局[155]
オリンピックと都市空間|五十嵐太郎…………37
◆見えない都市[12・最終回]
都市になる?後編|連ヨウスケ+山川 陸…………40
◆前川國男論◎戦後編[44]
「もうだまっていられない」と書き留めて|松隈 洋…………37
◆まちの胃袋[120]
ハンドオーバーファームのぶどう(京都府亀岡市)|山崎 亮…………48

■情報ポスト
【読者の視点】日大背任事件の憂鬱[遠藤知世吉|A&D遠藤設計]…………38
【街路樹伐採問題23】街路樹の再生[愛 みち子|千代田の街路樹を守る会]…………39

■建築
◆アライ設計(さいたま市大宮区)…………49
◆大誠建築設計事務所(東京都中野区)…………57
◆設計・計画高谷時彦事務所(東京都調布市)…………65
◆シーラカンスアンドアソシエイツ/CAt(東京都渋谷区)…………73
◆加藤設計(名古屋市東区)…………77
◆山下設計中部支社(名古屋市中区)…………89
◆中西ひろむ建築設計事務所(京都市中京区)…………97

【掲載設計事務所紹介】
【奥付】

建築ジャーナル 2021年11月号 NO.1323

特集■銭湯のある風景 ●表紙絵=坂口恭平

このごろ「銭湯」という言葉を目にする機会が増えた。
廃業した銭湯を、シェアオフィスやカフェ、ギャラリーとして
再生活用する例も見かけるようになった。
銭湯を守ろう! 残そう! というのは単なるノスタルジーではない。
内風呂普及率が限りなく100%に近くなった今も、銭湯は地元民に支えられ生き続けている。
実はどんな公共施設よりも、生きて使われている地域コミュニティのハブなのだ。
地元の銭湯で湯に浸かり、人の気配を感じて、温まる至福。
銭湯には人間が人間らしく生きるために必要なものがたくさん詰まっている。
身近にありながら今まで目を向けられてこなかった銭湯を
まちとのかかわりを軸に、その空間特性にも注目して再考する。

■銭湯経営者座談会
まちがあって、人がいて
|角屋文隆×栗田尚史×長谷川 護×大和慶子…………3
■事例紹介
【松本湯[東京都東中野]】
◆創業85年目の挑戦 
三代目のこだわり銭湯+サウナ|鈴木孝昌…………8
【燕湯[東京都上野御徒町]】
◆文化財銭湯は生きている|三舩康道…………10
【大學湯[福岡市箱崎]】
◆廃業銭湯の建物再生・維持・再利用|石田 健…………12
【神水公衆浴場[熊本市神水]】
◆被災した自宅の再建から銭湯開業へ|黒岩裕樹…………14
【中乃湯[沖縄市安慶田]】
◆沖縄最後の銭湯|山口瞬太郎…………16
■銭湯の記憶
江戸東京銭湯物語
町と人と銭湯と|小林愛恵…………18
■銭湯雑話
なぜ今銭湯か
銭湯が持つ多様な価値とまちとのつながり
|江口晋太朗×栗生はるか×サム・ホールデン×牧野 徹…………18
■コラム
◆銭湯の建築史と劇場的空間|米山 勇…………28
◆僕が銭湯を継いだ理由|大久保勝仁…………30
◆台湾における銭湯史 
「湯の国民」による海外統治と銭湯|三文字昌也…………33
◆銭湯とまちの関係性|栗生はるか…………36
◆銭湯から見る、
 東京に隠された公共性と歴史|サム・ホールデン…………39

【連載】
◆五十嵐太郎の先読み編集局[154]
座れない街・東京|五十嵐太郎…………41
◆前川國男論◎戦後編[43]
都市へと手を差し伸べる方法論の展開|松隈 洋…………42
◆まちの胃袋[119]
インデアンのカレー(北海道帯広市)|山崎 亮…………48

【建築】
◆佐々木龍一/佐々木設計事務所(東京都港区)…………49
◆相坂研介設計アトリエ(東京都千代田区)…………57
◆日建設計(東京都千代田区)…………61
◆松山建築設計室(福岡市博多区)…………65



建築ジャーナル 2021年10月号 NO.1321

特集■石上純也研究   ●表紙絵=坂口恭平
建築をつくることが即、人々の幸せにつながり、
明るい未来へと変えることになると単純には思われない時代にあって、
まったく新しい概念を建築に与える建築家がいる。
実際に見て、議論するシリーズ第2弾。
とりあげるのはフラジャイル(こわれやすい)で、エフェメラル(はかない)な石上純也の建築。
建築がアフター(ありあまる)になった時、それでもつくる意味とは。
建築家の実作を通じて若い世代とともに考える。

■座談会
石上純也と建築のこれから
|石井翔大×津川恵理×服部一晃×林 咲良…………4
■石上建築体験記
◆ワンダと巨像と石上純也|石井翔大…………14
◆空間をつかさどるもの|林 咲良…………15
◆凍りついた光景|服部一晃…………16
◆根源的な問いかけ|津川恵理…………18
■5つの石上建築を巡って 
|西川直子・高木拓哉・山崎太資…………19
■パビリオン・トウキョウ2021「木陰雲」見学記
仮設「建築」に何が可能か|ロンロ・ボナペティ…………22
■石上建築ガイドマップ…………24
■論考
石上純也建築に宿る
社会性を読む|山本 至…………25

【連載】
◆五十嵐太郎の先読み編集局[153]
オリンピックと都市空間
─五十嵐太郎…………29
◆手づくりこしらえの記[9]
革のトートバッグ
─坂口恭平…………32
◆小さな町 川尻の震災報告[50]
古川保の伝統構法万歳【震災編】
─古川 保…………36
◆前川國男論◎戦後編[42]
ル・コルビュジエの訃報を前にして
─松隈 洋…………37
◆現代建築家宣言[10・最終回]
終わりなき宣言文
─若林拓哉…………42
◆まちの胃袋[118]
そば庄の出石そば
(兵庫県豊岡市)
山崎 亮…………48
◆見えない都市[11]
都市になる―前編
─連ヨウスケ+山川 陸…………30


【情報ポスト】
◆東京の樹木は危急存亡の秋 [愛 みち子/原田あきら]…………34


【建築】
◆伊藤潤一建築都市設計事務所(川崎市中原区)…………49
◆プルーフあいアーキテクツ一級建築士事務所PIA(秋田県秋田市)…………57
◆UCA・都市・建築設計事務所(千葉県袖ヶ浦市)…………65
◆多摩設計(川崎市川崎区)…………73
◆小川晋一都市建築設計事務所(広島市西区)…………89
◆大建設計 九州事務所(福岡市博多区)…………97
◆大有設計(大分県大分市)…………109
掲載設計事務所紹介…………117
奥付…………156


建築ジャーナル 2021年9月号 NO.1320

特集■気象のフォークロア  ●表紙絵=坂口恭平
大雨、洪水、土砂崩れ、地震、津波。自然災害の激甚化が止まらない。
気候変動は世界的に近年の大きな関心事の一つだ。
日本の気候も大きな変化の流れの中にある。
これまで日本人は気象とどう折り合をつけてきたのだろう。
これからどう向き合っていけばよいのだろう。
建築は気象から身を守るためのシェルター。
気象と建築、自然と人間の付き合い方を、土地々の記憶を紐解き考える。


特集■気象のフォークロア 
■Q&A 気象予報士に聞く
天気に関する素朴な疑問
|太田絢子…………4
■気象の記憶
◆自然災害と飢饉の歴史
 |田家 康…………6
◆民族的防災・減災の知恵
 |畑中章宏…………10
◆美しい地名にはご注意を
 |菊地恒雄…………13
■激甚災害とどう向き合うか
◆何が生死を分けたのか
 命を守る「流域治水」と「多重防護」
 |嘉田由紀子…………16
◆防潮堤を断った集落の話
 東日本大震災10年後を歩く
 |加藤裕則…………23
◆田老と釜石で学んだこと
 |西川直子…………29

◎連載
■五十嵐太郎の先読み編集局[152]
建築系勝手メディアver.3.0とは何か
─五十嵐太郎…………31
■緊急企画
美観論争から55年
東京海上ビルに解体の危機[4]
◆東京海上赤レンガビルの想い出
――太田資暁…………32
◆ある日、皇居前広場を通り過ぎた者の雑感
――石井翔大…………33
■手づくりこしらえの記[8]
革靴
――坂口恭平…………38
■小さな町 川尻の震災報告[49]
古川保の伝統構法万歳【震災編】
――古川 保…………40
■前川國男論◎戦後編[41]
コンペと博覧会で培われた方法論
――松隈 洋…………42
■まちの胃袋[117]
タルマーリーのパン(鳥取県智頭町)
――山崎 亮…………48

◎情報ポスト
【読者の視点】 くまもとアートポリス再考 [ASOMI|設計事務所勤務/30代]…………35
【福島】 2050年カーボンニュートラル 脱炭素という黒船来航
     [遠藤知世吉|A&D遠藤設計]…………36
【岐阜】 建築家・坂田美郎と川辺西小学校[竹内孝治|愛知産業大学講師]…………37

◎建築
◆秦・伊藤設計(山形県山形市)…………49
◆エムロード環境造形研究所(群馬県渋川市)…………65
◆現代計画研究所(東京都練馬区)…………73
◆健康設計(東京都品川区)…………85
◆杉浦事務所(横浜市港北区)…………89
◆彦坂昌宏建築設計事務所(愛知県豊橋市)…………97

◎掲載設計事務所紹介…………105
◎奥付…………128
建築ジャーナル2021 NO.1319 8
特集■限界集落
「アフリカでは『一人の老人が死ぬと図書館が一つ消える』と言います」。
2002年の高齢者問題世界大会で、
故・アナン国連事務総長が行った有名なスピーチだ。
しかし、私ならこう言いたい。
「一つの集落がなくなることは、一つの図書館が消えることだ」。
これからは、限界集落とは言わず、貴重集落と呼ぼう。
ミニマルな貴重集落を守るひとびととその暮らし方から学ぶ。

■写真で見る中国山地の限界集落
山村の風景と、じいちゃんばあちゃんの話を記録し続けて|しまど かつあき 2
■座談会
限界集落に限界はない|内山 節×嶋戸克顕×永岡里菜×山下祐介 7
■限界集落考
生きられる大地|渡辺菊眞 13
■事例
1【長野県天龍村坂部】神々舞う中世の隠れ里|関 京子+内藤有香 16
2【高知県安芸市畑山】生きたい場所で生きる|小松圭子 18
3【岐阜県郡上市白鳥町石徹白】わたしが限界集落に移住した理由|平野馨生里 20
4【徳島県三好市山城町】国の政策を止めた山岳農民の集落から|平田政廣 22
5【群馬県南牧村星尾】わが集落は15世帯|松林 建 24
■映画『タイマグラばあちゃん』の監督から
限界集落・タイマグラの幸せ|澄川嘉彦 26
---------------------------------------------------------------------------------------
■連載
◆五十嵐太郎の先読み編集局【151】
メセナとしての企業の建築系ギャラリー|
――五十嵐太郎 30
◆小さな町 川尻の震災報告【48】
古川保の伝統構法万歳【震災編】
――古川 保 31
◆見えない都市【10】
過ぎ去る都市
――連ヨウスケ+山川 陸 32
【緊急企画】
美観論争から55年
東京海上ビルに解体の危機【3】
◆超高層化と持続可能性
――内田祥士 34
◆レトロフィットと社会の価値構造
――豊田啓介 35
◆居住の夢・戦後住宅クロニクル(年代記)【36】
1985
コーポラティブハウス「ユーコート」 まち育ての種をまく
――竹内孝治 36
◆前川國男論◎戦後編【40】
弘前という根拠地での実践から
――松隈 洋 42
◆お城と日本人―木造化論争の行方【32】〈彦根城・松本城〉
姫路城に続け
近代城郭と世界遺産
――毛利和雄 47
◆まちの胃袋【115】
グリージョ・エ・アオの前菜(大阪府能勢町)
――山崎 亮 48

■情報ポスト
東京都港湾 街路樹伐採問題22 海上公園という意味不明な空間
[愛 みち子|千代田の街路樹を守る会] 41

■建築
◆シーラカンスアント゛アソシエイツ(東京都渋谷区)…49
◆石本建築事務所(東京都千代田区)…53
◆アール・アイ・エー東北支社(仙台市青葉区)…57
◆長建設計事務所(新潟県長岡市)…65
◆志賀設計(福岡市城南区)…73
◆ゲンプラン設計(鹿児島県鹿児島市)…81

掲載設計事務所紹介…89
奥付…108
建築ジャーナル 2021年7月号 NO.1318

特集■じぶんのエネルギーは、じぶんでつくる  ●表紙絵=坂口恭平

生活に欠かせないエネルギー。
すでに電力供給の6%ほどでしかない原発は
明らかになくても困らないが、
火力には頼らざるを得ないのが現状だ。
さらに送配電網は旧一電が独占状態で、
フェアな運用がなされる保証も透明性もない。
原発事故から10年、期待された再生可能エネルギーへの切り替えは
勢いを失ってきたようにも見える。今の生活を維持しながらも、
既存のシステムに取り込まれない生き方はできないか。
再エネの現状と、エネルギーの地産地消、自給自足の可能性を探る

■電力の民主化
◆オフグリッドで私たちが手にするもの
|田中 優…………4
◆再生可能エネルギーのいまと未来
|竹村英明…………8
■見学+インタビュー
建築もエネルギーもじぶんごと|湯浅 剛…………11
■エネルギー地産地消
◆葛尾創成電力の挑戦|鈴木精一…………14
◆牛と太陽のめぐみ|髙﨑耕太郎…………16
◆自治体新電力の取り組み
久慈地域エネルギー|北村和也…………18
■ 保存版
再生可能エネルギー
素朴な疑問と難解用語集|竹村英明…………21
■ 未来のエネルギー
【小水力】
地域で生かす小水力発電|上坂博亨…………24
【鶏糞バイオマス】
鶏肉と鶏糞電力をセットで供給
|古舘裕樹…………25
【地熱】
地熱資源の保護と持続可能な活用
|佐々木 裕…………26
【波力】
波力実用化に向けて
地域に開かれた開発実験中|堂谷 拓…………28
■ じぶんのエネルギーは、じぶんでつくる
再エネ・オフグリッドの意義と可能性、展望
|O2Farm 大津愛梨…………29

【連載】
◆五十嵐太郎の先読み編集局[150]
柳美里が開設した小高の本屋 ─五十嵐太郎…………32
◆[緊急企画]
美観論争から55年
東京海上ビルに解体の危機[2]
東京海上ビル、そして丸の内の街並みと空地 ─中島直人…………34
建築を偶像化してしまう現在のあやうさ ─日埜直彦…………35
◆未来へのおくりもの 震災十年の検証[9]
巨大な土木事業の10年間
試される次の10年 ─加藤裕則…………35
◆前川國男論◎戦後編[39]
激動する1960年代の都市と向き合う ─松隈 洋…………38
◆現代建築家宣言[9]
〈領域〉の只中を航海せよ
暴力、群衆、アイデンティティを超えて ─若林拓哉…………42
◆まちの胃袋[115]
マムズベーグルのベーグル
(佐賀県佐賀市)
山崎 亮…………48

【情報ポスト】
東京国道 街路樹伐採問題21
五輪にかこつけ伐られる街路樹や公園木[ 愛 みち子|千代田の街路樹を守る会]…………39

【建築」
◆黒川智之建築設計事務所(東京都大田区)…………49
◆福見建築設計事務所(富山県富山市)…………57
◆A-Studio 一級建築士事務所(京都市上京区)…………65
◆住建設計(京都市下京区)…………73
◆久保建築創造ラボ(鹿児島県鹿児島市)…………81


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