助産雑誌 発売日・バックナンバー

全207件中 196 〜 207 件を表示
1,430円
■NTT東日本関東病院 助産師外来開設のストラテジー (長坂 桂子・高橋 妙子)

■助産師外来の実際 (御手洗 幸子・瀧 真弓)

■産科医からみた今後の周産期医療 (角田 肇)

■病院経営からみた助産師外来 (山岸 明夫)

■助産師外来だからできること (久保 幸代)

■これからの助産師の働き方 (葛西 圭子)

■協働とインセンティブ よりよいシステム構築 (西山 賢一)

■特別寄稿
『実践 マタニティ診断』発行によせて (青木 康子)

●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
ファン助産院 (船元 康子)

●中医学で考える妊娠・出産の食養生[9]
「高血圧」の食養生 (和田 曉・高島 系子)

●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本[9] 最終回
終末期における倫理的問題とケア (赤平(東) 百絵・井上 信明)

●今月のニュース診断 最終回
パワハラと自殺・自死 (斎藤 有紀子)

●筆から想いは広がって[9]
いざ,奥へ! (乾 千恵)

●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信[45]
繰り返される妊娠,伝えきれない虚しさ (冨田 江里子)

●りれー随筆[276]
忘れないこと伝えていくこと (槙 愛)

●この本,いかがですか?
実践 マタニティ診断 (三島 みどり)
1,430円
■スキルレクチャー

問診技術を身につけよう!

EPDSを活用した産後うつ病への初期介入技法 (岡野 禎治)
SCIDによる面接の方法 (今井 美緒・北村 俊則)

ケア技法を身につけよう!

産後うつ病を予防するためのケア技法 (新井 陽子)

■実践レポート
うつ病予防のための心理的援助の実際 (海老根 真由美・ほか)
「ハイリスク親子支援対策チーム」のケアの実際 (猪野 雅孝・ほか)
インターネットを活用した自助グループ活動の実際 (宮崎 弘美)

■プログレス
周産期の「うつ病」が配偶者・子どもに与える影響 (村瀬 聡美)
妊婦の首尾一貫感覚とストレス対処能力 (関塚 真美・坂井 明美)

■実践報告
NTT東日本関東病院における“プライベートマタニティ”の取り組み (長坂 桂子・須貝 玲美)

●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
アベ・マリア産院(マダガスカル)[後編] (船元 康子)
メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本[8]
早産児における蘇生 (赤平(東) 百絵・井上 信明)

●中医学で考える妊娠・出産の食養生[8]
「おなかの張り・痛み」の食養生 (和田 曉・高島 系子)

●今月のニュース診断
ヒラリー・『シッコ』・健康の値だん (加藤 秀一)

●筆から想いは広がって[8]
黒々と,いきいきと (乾 千恵)

●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信[44]
分かち合える「豊かさ」を持つ人々 (冨田 江里子)

●りれー随筆[275]
私の宝物 (櫻井 由佳子)
1,430円
■エビデンスにもとづいた妊婦の体重管理 (渡邊 浩子)

■妊産褥期を通じての食育指導 (松本 桃代)

■ハイリスク合併妊産婦への栄養指導 (杉山 隆)

■喫煙,飲酒,栄養素摂取量が胎児発育に与える影響と妊婦への情報提供 (瀧本 秀美・佐藤(三戸) 夏子)

■穀菜果食による妊産婦の食育指導 (岩井 達)

■特別寄稿
「授乳・離乳の支援ガイド」について (宮下 美代子)

■研究
在日韓国人女性が日本で経験する産褥期の困難さ
韓国の産後ケア概念‘産後調理(sanhujori)’に着目して (申 于定・松岡 恵・三隅 順子)

■実践報告
10代妊婦の支援プログラムの作成 (小川 久貴子・清水 千春・柳澤 陽香・村田 里美・恵美須 文枝)

●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
アベ・マリア産院(マダガスカル)[前編] (船元 康子)

●中医学で考える妊娠・出産の食養生[7]
授乳中の食養生 (和田 曉・高島 系子)

●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本[7]
分娩室外での蘇生と出生後時間が経過した場合の蘇生 (赤平(東) 百絵・井上 信明)

●今月のニュース診断
ろう・難聴児の医療と教育
日本手話・人工内耳の選択を前にして (斎藤 有紀子)

●筆から想いは広がって[7]
はるかなるものに向かって (乾 千恵)

●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信[43]
安らげる場所はどこか (冨田 江里子)

●りれー随筆[274]
感性を磨きなさい (佐伯 明美)

●トピックス
日本母子看護学会の設立と第1回学術集会を開催して (齋藤 益子)
1,430円
■看護実践の倫理 (志自岐 康子)

■助産と倫理 (安達 久美子)

■座談会 助産倫理における助産師の役割と責務 (安達 久美子・久保 幸代・山本 智美・川島 広江)

■ケースで考える臨床現場の助産倫理
不妊治療のなかで (浜崎 京子)

■生殖生命倫理学講義 (松葉 祥一)

■研究
妊婦の冷え症の自覚とマイナートラブルの有訴率・深部体温との関連 (小安 美惠子・山川 満利子・仲 かよ・内野 鴻一・乾 まゆみ・小松原 綾・田中 博・茂櫛 薫・野原 八千代)

■実践報告
10代妊婦に対する外来でのピア交流活動を含めた支援の試み (小川 久貴子・清水 千春・柳澤 陽香・村田 里美・恵美須 文枝)

■レポート
アースデイ東京2007 イベント参加報告
助産師なかま~つながり,学びあい,初めて街に出る~ (中野 ゆかり・阿部 直子・上村 梢・安曽 裕美・小塚 なおみ・齋藤 綾乃・高橋 美保・渡邉 真弓)

●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
総合母子保健センター 愛育病院 (船元 康子)

●今月のニュース診断
年金問題と産み育てること (田倉 智之)

●筆から想いは広がって[6]
天空から,胸の底へと (乾 千恵)

●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信[42]
「いい」お産の枠から踏み出そう (冨田 江里子)

●りれー随筆[273]
出会いは必然!? (河村 乃理子)

●中医学で考える妊娠・出産の食養生[6]
「皮膚のかゆみ」の食養生 (和田 曉・高島 系子)

●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本[6]
胎便による羊水混濁がみられた事例 (赤平(東) 百絵・井上 信明)

●この本,いかがですか?
家族計画指導の実際 第2版
少子社会における家族形成への支援 (岡本 喜代子)
1,430円
特集 「満足なお産」を導く分娩進行のアセスメント

■助産師が行なう「分娩進行のアセスメント」 (村上 明美)

■座談会 助産師の「分娩進行のアセスメント」を検証する (村上 明美・山本 詩子・中根 直子)

■分娩進行のアセスメントのポイントを整理する──「エキスパートの語り」から見えてきたもの (村上 明美)

■解剖学からみた産婦の姿勢・動作と分娩進行との関係 (柴田 昌和)

■チームリーダーに求められる分娩進行のアセスメント (塩川 美奈子)

■産科医は助産師のアセスメントをどのように活用しているか (井上 裕美)

■研究
加齢に伴う子宮口の高さの変化とその要因の分析 (石川 幸・平井 伸幸・宮崎 文子・ 稲垣 敦・草間 朋子)

●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
名古屋市立城北病院 (船元 康子)

●中医学で考える妊娠・出産の食養生・5
「不眠」の食養生 (和田 曉・高島 系子)

●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本・5
薬剤投与が必要になった事例 (赤平(東) 百絵・井上 信明)

●今月のニュース診断
貞操義務と姦通罪 その歴史と今日的意味 (斎藤 有紀子)

●筆から想いは広がって・5
北の地の「馬」 (乾 千恵)

●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・41
“NO CHOICE”で定められる子どものゆくえ (冨田 江里子)

●りれー随筆・272
助産道 (三島 由香里)

●トピックス
第8回上野の森「親子フェスタ」報告
イベント企画「いま,大人にすすめる絵本―子どもの心の成長」 (三井 ひろみ)
●この本,いかがですか?
子ども虐待の予防とネットワーク 親子の支援と対応の手引き (長谷川 喜久美)
1,430円
周産期のアロマセラピー 基本のき


■アロマセラピーの基礎知識

林 真一郎
アロマセラピーを行なう周産期の意義は,森やハーブといった自然環境に全幅の信頼をおき,抱かれた遠い日の記憶を再現することです。アロマセラピーを行なう人のために「基本のき」をご紹介いただきます。

■妊娠中と産後のオイルマッサージ

中安 一成
アロマセラピーのなかでも,オイルマッサージを行なうときの基本を,この項では述べます。よい環境を整えることによってマッサージ効果は高まり,タッチが良質なものであれば,シンプルなマッサージでも心と身体に響くことができるのです。オイルマッサージの基礎となるものは「タッチの質」です。

■妊娠と出産における精油の安全性

田代 眞一
医療者として,有効で安全なアロマセラピーを提供するためには,精油の化学物質としての性質にも精通し,その薬理を念頭において活用することが必要です。ここでは,臨床の場で,どう精油を使いこなすかについて,安全に使うためのポイントを解説していただきます。

■不妊ケアとアロマセラピー

清水 清美
不妊ケアにおけるアロマセラピーは,助産師にとっては,まだ取り組みが少ない分野かもしれません。不妊の苦しみは身体面だけでなく,心理・社会面にも及びます。本来その人が持っていた心と身体のパワーを取りもどすケアの1つとして,アロマセラピーは期待できるのかもしれません。

■妊娠中のアロマセラピー

藤田 愛
妊娠中のマイナートラブルを,アロマセラピーで対処している方法を紹介します。医療者として精油の正しい知識を持つことはもちろんですが,妊娠の生理的・心理的変化と妊婦をとりまく家族関係などの情報をアセスメントすることも重要です。実施する際はアロマセラピーが安全で効果的であるかを考慮して取り入れるとよいでしょう。

■分娩時のアロマセラピー

黒川 寿美江
分娩時にアロマセラピーを導入している施設は,最近多くなっています。分娩室にアロマポットを持参し,好みの香りをただよわせ芳香浴をしたり,陣痛緩和に精油を加えた温湿布をもちいるなど,各施設でさまざまな実践がされています。アロマセラピーの活用によって産婦が緊張せず穏やかな気持ちでいられることが,自然な安産につながるかもしれません。

■産褥期のアロマセラピー

井村 真澄
産褥期の心身の状態を整えるための1つの方法として,芳香浴やマッサージなどのアロマセラピーが用いられます。ここでは,産後のアロマセラピーの実際と,臨床でケアする際に忘れてはならない,嗅覚的母子相互作用を紹介します。

■親と子のタッチケア

辻 順子
6年前から母と子のタッチケアクラスを開催している,愛育病院での教室の様子を紹介していただきます。親と子の穏やかでやさしいふれあいの時間は,ゆっくりと過ぎていきます。タッチケアをとおして家族の成長を支援することも,助産師にとって大きな役割なのです。




■特別寄稿
シンポジウム「マタニティケア政策をめぐる国際比較」を開催して

松岡 悦子

■レポート
自然分娩を応援する助産師のためのファーム研修プログラム
お産の世界の伝統と常識

福永 マキ




●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景 聖路加国際病院

船元 康子
●今月のニュース診断
「親学」という政治

加藤 秀一
●筆から想いは広がって・4
丘の上に立つ友だち

乾 千恵
●中医学で考える妊娠・出産の食養生・4
「むくみ」の食養生

和田 曉・高島 系子
●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本・4
気管挿管が必要になった事例

赤平(東) 百絵・井上 信明
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・40
お母さんに出会うために生まれてくる赤ちゃん

冨田 江里子
●りれー随筆・271
めぐり会いが産んだ助産師への道

亀田 佳重

1,430円
特集 モデル事例で学ぶ
「根拠にもとづく助産ケア」の進め方


■Evidence-based Health Careのステップを確認しよう

堀内 成子
EBHCの5つのステップとは?
疑問を定式化するときに使うPECOとは?
文献を検索するデーターベースには何がある?
まずはEBHCの基本をおさらいしましょう。

■事例の読み方
新生児へのビタミンK投与は有効なの?

片岡 弥恵子
今回の特集では,エビデンスにもとづいたケアのプロセスを,モデル事例を用いて再現していただきます。本稿では,以下に続く「事例編」の読み進め方,各ステップのポイントを,モデル事例を提示しながら解説してもらいました。まずは,この事例からお読みください。

■EBHC実践事例
[妊娠期]
(1)カフェインをとると胎児死亡や流産は増えるの?

中村 幸代
「私はコーヒーを1日に5,6杯飲むのですが」という妊婦さんに,あなたならどう答えますか?
「あまり飲みすぎなければ大丈夫ですよ」では納得してもらえないはず。コーヒーはどのくらいまでなら飲んでもいいのか,さあエビデンスを調べましょう!

(2)妊娠後期の貧血に鉄剤を服用する効果は?

田口 麻里子・江藤 宏美
副作用も少なくない鉄剤。あまり鉄剤やサプリメントを飲みたがらない妊婦もいるでしょう。では,鉄分の多い食事をとるようにアドバイスすればいいのでしょうか?どのくらいの貧血だと鉄剤が必要なのか,鉄剤は本当に効果があるのか,調べてみましょう。

(3)逆子をなおすのに鍼灸は有効なの?

久保 昌子・片岡 弥恵子
骨盤位の妊婦に「鍼灸も,頭位に転換させる効果があるようです」と説明することもあるでしょう。でも,「どのくらい効くのですか?」と質問されると,「人によってまちまちなので」となりがちなのでは?さあ,目の前の妊婦に鍼灸が勧められるのかどうか,調べてみましょう。

[分娩期]
(1)どのような分娩体位だと経過がスムーズなの?

深澤 洋子
「フリースタイルを取り入れたい」と思っていても,「本当に分娩進行がスムーズになるの?」「会陰裂傷や出血量が増えるのでは?」と疑問視する声に答えられず,モヤモヤしていませんか?調べてみると,わかっていること,いないことがはっきりしてきます。

(2)羊水混濁の新生児への分娩時吸引は必須?

堀内 成子・片岡 弥恵子・八重 ゆかり
2005年のアメリカの新生児蘇生ガイドラインでは分娩時吸引は必要ない,とされています。しかし,臨床では「効果は実証されていないが,しておいたほうがよい」という意見も耳にするのではないでしょうか。「必要がある/ない」という判断の基盤を確かめてみましょう。

[ウーマンズヘルス]
乳房の自己検診は効果があるの?

吉野 都・江藤 宏美
いま市町村では,乳がん検診をマンモグラフィによる検診に変更しつつあります。すると,助産師はこれまでと同様に乳房の自己検診を妊産婦さんに勧めていいのでしょうか?乳房ケア外来に訪れた方から乳房自己検診の結果を問われたとき,どう答えたらいいのでしょう。

■座談会
「根拠にもとづいたケア」は臨床で展開できるのか

片岡 弥恵子・蛭田 明子・川元 美里・小陽 美紀
統計解析の結果を示す数字が並んだ英語論文を読みこなしながら,1人ひとりの妊産婦に向き合う――そんなことができたらカッコいいけど,私には無理!という方も少なくないでしょう。しかし,「根拠にもとづいたケア」を阻んでいるものは英語や統計だけではないようです。EBHCは私たちが見落としていた「臨床の現実」を教えてくれるのです。

■「根拠にもとづく助産ケア」を理解するために確認しておきたい基本用語集




●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
みづき助産院

船元 康子
●今月のニュース診断
「父子推定」の法と現実 無戸籍児への対応をめぐって

斎藤 有紀子
●筆から想いは広がって・3
あかるい「夢の門」の下で

乾 千恵
●中医学で考える妊娠・出産の食養生・3
「便秘」の食養生

和田 曉・高島 系子
●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本・3
胸骨圧迫が必要になった事例

赤平(東) 百絵・井上 信明
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・39
日本の医療の常識は世界の常識ではない

冨田 江里子
●りれー随筆・270
新たな助産師人生にチャレンジ

永井 祥子
●この本、いかがですか?
参加型マタニティクラスBOOK

馬目 裕子


1,430円
特集 ケースレポートで学ぶ母乳育児支援


■ケース検討の意義について

武市 洋美
著者の所属する桶谷式乳房管理法研修センターでは,研修生が卒業までに3つの事例レポートを作成します。事例検討会では,ベテラン助産師も参加し意見交換が行なわれます。こうした事例レポートを地道に積み重ね,ケーススタディに発展させることが,“臨床知”につながると思います。

■産褥早期の病的乳房緊満から母乳育児が困難となった事例

藤原 純子・水川 淑子
強度の乳房緊満は,疼痛,吸着困難,分泌不足などを引き起こし,母乳育児のスムーズな開始を妨げます。緊満は予防が一番大切で,帝王切開の場合でも早期母子接触,母子同室,赤ちゃんの欲求にあわせた頻回授乳ができるように支援しましょう。

■カンジダ感染により乳頭亀裂となった事例

氷見 知子
乳頭亀裂はよくある乳房トラブルです。不適切な授乳方法や吸着によって乳頭痛や亀裂が起こることが多いのですが,カンジタ感染も同じような症状が起こります。そんなときは,授乳の様子以外に,必ず子どもの口腔内と臀部を観察します。そこに鵞口蒼やおむつのかぶれのある子なら,感染による亀裂を疑うことが必要でしょう。

■体重増加がゆっくりな赤ちゃんの母乳育児

相川 公代
子どもの発育には個人差があり,標準から外れると不安になります。母乳栄養と人工栄養の子どもを比べると,母乳で体重増加がゆっくりである場合,母親は母乳が足りないと思い,助産師も人口乳を足したほうが良いのではないかと心配します。体重がゆっくり増える児なのか,体重増加不良児なのかは,数字だけではなく,全身状態や発達も含めた全体から評価する必要があるようです。

■陥没乳頭で直接授乳困難な事例

中尾 みゆき・武市 洋美
直接授乳が困難な場合には,母子の状況をよく観察し,それぞれに合わせたケアを計画的に段階を追って提供することが必要です。その際大切なことは,母親だけでなく赤ちゃんの気持ちにも配慮することです。

■死産による断乳の乳房ケア

田中 ひとみ
死産をした母親の断乳は,乳汁産生開始前から薬で抑制する施設がほとんどです。しかし母乳は薬によらなくても,助産師の乳房ケアによって止めることが可能です。乳房ケアによる自然な断乳方法は,時間はかかりますが,助産師はその過程において,母親の心理的なケアを行なうこともできるのです。

■膿瘍を形成し乳房切開手術を受けた事例

藤岡 裕子・礒野 清子
膿瘍を形成し切開手術を受けなくてはならないことは,母親にとって,たいへん苦痛な状況です。助産師は医師と連携をとりながら,できるだけ母乳育児が継続できるようなケアを提供していきます。

■双子の母乳育児を断乳まで支援した事例

真木 めい子
双子は母乳だけで育てることは可能と言われていますが,実際には双子の母乳率は低く母親の希望がかなわない状況にあります。助産師は双子の授乳方法を一緒に工夫したり,母親同士の交流の場をつくったりして,母乳育児継続のために長期にわたって支援します。

■口唇口蓋裂児の母乳育児支援

堤 恵子・吉岡 由紀子
子どもが口唇裂など障害をもって生まれた場合,母親や家族の精神的ショックは大きいものです。本来,治療にあたる医療チームの理解とともに母乳育児を考えることが望まれます。母乳育児をとおして助産師は母子を継続的にサポートし,その傍らで一緒に考え,母親の気持ちに寄り添うことができるのです。




■特別寄稿
いのちの尊さ 「こうのとりのゆりかご」への取り組みについて

蓮田 太二




●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
まつしま病院

船元 康子
●メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本・2
酸素投与・陽圧換気が必要になった事例

赤平(東) 百絵・井上 信明
●今月のニュース診断
格差問題と健康格差 幸福のパラドックスを招かぬように

田倉 智之
●筆から想いは広がって・2
身を包み,あでやかに舞い

乾 千恵
●中医学で考える妊娠・出産の食養生・2
「貧血」の食養生

和田 暁・高島 系子
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・38
母の命を守るため胎内死亡した赤ちゃん

冨田 江里子
●りれー随筆・269
新米開業勤務助産師覚え書

中村 圭子
●トピックス
講演会報告 精子・卵子・胚の提供を望むカップルへのサポート
カウンセラーから見たドイツの現状

清水 清美
●この本,いかがですか?
産む・産まない・産めない 女性のからだと生きかた読本

松岡 恵
1,430円
特集 参加型マタニティクラスのつくり方


■参加型マタニティクラスへの第一歩 

小野田 レイ
臨床現場には「参加型クラスに興味があるけれど,何から始めたらいいのかわからない」「プレママ教室を参加型っぽくしてみたけど,結局は以前の講義型クラスと変わらないものになっている気がする」といった戸惑いや不全感があるようです。本稿では参加型クラスを始めるときの押さえどころを整理していただきます。

■参加型クラスの技法 
1.企画・場づくり編

青木 将幸
参加型クラスを上手に運営するコツは,当日の「クラスの進め方」だけでなく,プログラムの組み立て,会場の設営,募集のチラシづくりにもあります。ファシリテーション・スキルを学ぶ前に,そんな「企画・場づくり」の技法をレクチャーしてもらいましょう。

2.グループワーク・ファシリテーション編

青木 将幸
「参加型で進めたいのに,どんな問いかけをしても,参加者がぜんぜん反応してくれない」といった経験はありませんか?参加型クラスは参加者の個性によって展開は多様なので,「どうしたらいいの?」と戸惑う場面も少なくないはず。そんな窮地にも,あわてずに対処できるファシリテーションのスキルを紹介してもらいます。

■〈ドキュメント〉参加型マタニティクラスはこう進める 

小野田 レイ
著者が運営している実際のマタニティクラスを,誌面上で再現していただきます。どのように参加者から反応を引き出すのか,どのように参加者同士の話し合いを深めていくのか,クラス運営のスキルとコツが満載です。

■〈実践レポート〉参加型クラス「出産準備教室」の実際 

後平 なおみ・江良 千春・平田 恵子
試行錯誤を重ねて作りあげてきたエナレディースクリニックの出産準備教室。現在のプログラム内容と,このプログラムにたどりつくまでに,どんな課題があったのか,それをどのように乗り越えてきたのか,をご紹介いただきます。参加型クラスに関する「現場の悩み」を解決するヒントが,ここにありそうです。




■特別寄稿
諸外国の対応との比較からみた「出産場所の集約化」への疑問 

廣瀬 健
■クローズアップ
NPO法人 いのちの応援舎:赤ちゃんの泣き声が聞こえ,
 子どもから大人までが共に暮らす大家族のように世代を越えて集う場所 

眞鍋 由紀子
■調査
全国助産師教育協議会調査 大学・短大専攻科・専門学校における
助産師教育の実態と分娩介助・継続事例実習指針
[その2]到達状況の比較および分娩介助・継続事例実習指針

渡邊 典子・小田切 房子・熊澤 美奈好・江幡 芳枝・黒田 緑




●〈新連載〉筆から想いは広がって・1
飛び立つ「ナナ」たち 

乾 千恵
●〈新連載〉中医学で考える妊娠・出産の食養生・1
「安胎」の食養生 

和田 暁・高島 系子
●〈新連載〉メガコードで学ぶ新生児蘇生の基本・1
気道確保から口腔・鼻腔吸引により蘇生できた事例

赤平(東) 百絵・井上 信明
●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景 
毛利助産所 

船元 康子
●今月のニュース診断
ヒト生命の終了を肯定する制度
死刑、裁判員制度を考える 

斎藤 有紀子
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・37
妊婦アガンとの出会いと私の葛藤 

冨田 江里子
●りれー随筆・268
助産師としての私 

清水 幹子
●この本、いかがですか?
AAP/AHA 新生児蘇生テキストブック 

石川 紀子

1,430円
特集 お腹の「張り」に強くなる


■妊娠中におけるお腹の張りのメカニズム

池川 明

妊婦はさまざまな状態を「お腹が張る」という言葉で表現しており,原因がはっきりしないこともたくさんあります。そこで,お腹の張りにはどのような種類があるのか,それはどのようなメカニズムで起こるのかを整理してもらいました。また,臨床現場でよく見られる「ストレスによる張り」への対処法について,ご解説いただきました。

■緊急を要する「張り」を鑑別するための診察の進め方

堀口 貞夫

妊婦から「お腹が張る」といわれたとき,まず大切なのは,その張りが緊急対応の必要な状態を示していないかどうかを判断することです。本稿では,お腹の張りが「早産の徴候を示す症状ではないかどうか」「常位胎盤早期剥離を示す症状ではないかどうか」を判断するための診察の基本を解説していただきました。

■お腹の「張り」の予防
(1)助産院での保健指導

山村 節子

助産院と病院では保健指導に違いがあるのだろうか。著者の助産院では,妊婦が不安や悩みなど何でも,いつでも話せる環境を提供することを一番大切にしている。指示するのではなく,妊婦の意思を尊重し,支持しようとする助産師の気持ちと妊婦の気持ちが通いあうとき,生きた保健指導ができるという。

(2)食事による予防

岡本 正子

お腹の「張り」の予防として,身体が冷えないように妊娠中の食事で気をつけなくてはならないことは何か。食材にこだわりすぎずに,全体の栄養バランスを考えた,身体を温める冷え予防のレシピを紹介していただく。

(3)鍼灸による予防と緩和

辻内 敬子・小井土 善彦

お腹の張りの予防策として,鍼灸による予防を紹介する。東洋医学の基本的な考え方とお腹の張りをどのようにとらえるのか。お腹の張りはなぜ鍼灸で予防できるのか。その具体例とともに,安定期に妊婦自身が行なう「セルフケア」の方法も紹介する。

■妊婦に張りを自覚してもらうために

大平 嘉子

お腹の「張り」は感じ方に個人差があるため,自覚のない妊婦も多い。腹部緊張感は,流早産を予防するための赤ちゃんからの大事なサインであり,重大なトラブルの前兆のときもある。早い時期から検診や母親学級で「張り」について指導し,妊婦自身がその兆候に気づけるようにすることが重要だ。

■第三者にも張りの感覚を知ってもらう

森 昌代




■特別寄稿
産科フィスチュラとは何か

中山 道子
■調査
全国助産師教育協議会調査 大学・短大専攻科・専門学校における助産師教育の実態と分娩介助・継続事例実習指針
[その1]カリキュラム単位数および助産学実習の比較

江幡 芳枝・黒田 緑・小田切 房子・熊澤 美奈好・渡邊 典子
■報告
スポーツクラブにおける「マタニティアクア」と助産師によるメディカル・チェック

横手 直美・市橋 実信・松野 みゆき




●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
亀田総合病院

船元 康子
●今月のニュース診断
日本とイギリスにおける着床前診断の現在

加藤 秀一
●「わかる」から「できる!」に変わる臨床研修 ■最終回
事例の振り返りによる実践能力の評価

鈴木 恵子・河原 由実
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・36
経済性が優先される途上国の医療現場

冨田 江里子
●りれー随筆・267
2度目の卒業と再出発

藤田 淑子

1,430円
特集 新生児の蘇生―アメリカNRP2006ガイドラインの紹介


■北米における新生児蘇生プログラム(NRP)の普及の背景と,その必要性

田村 正徳
■[資料]蘇生のフローチャート―NRPにもとづく蘇生の手順

■新生児蘇生法の実際
(1)出生直後の評価と蘇生処置

井上 信明
(2)陽圧換気のためのマスク&バッグの使用方法

中島 やよひ
(3)胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法

和田 雅樹
■長野県における新生児蘇生プログラム普及活動の実際

深尾 有紀・岩月 悦子・野村 雅子・松田 ルミ・柴田 志津子・
矢花 さとみ・奥原 香織・斎藤 依子・内田 美恵子
■新生児蘇生プログラムの普及へ向けて
医師インストラクターの立場から

中野 玲二
■新生児蘇生プログラム講習会受講者の感想

本宿 美砂子




■特別寄稿
助産師さんに伝えたい母子保健の行政サービス

渡邉 洋子
■レポート
ドゥーラサポートについて考える
 ―日本の助産師がドゥーラについて学ぶ意義

岸 利江子




●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
湘南鎌倉総合病院

船元 康子
●今月のニュース診断
赤ちゃんポスト

斎藤 有紀子
●「わかる」から「できる!」に変わる臨床研修・5
チーム方式の組み合わせ

芳賀 美喜・坂上 とし子
●りれー随筆・266
産後の母子ケアの大切さ

菅谷 成美
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・35
母の祈りと里子ブローカーの存在

冨田 江里子
●トピックス
「どうする? 日本のお産」ディスカッション大会 in 高知

今村 朋子

1,430円
特集 産科閉鎖の危機に際してすべきこと―助産師の力でお産を守ろう


■助産師の本領発揮ができるお産とは

佐藤 喜根子
助産師の「本領」とは何か?“出産難民”という言葉まで出てきてしまったいま,助産師ができることは,この本領の意味を自ら問うことから始められるだろう。そして自立するための手段は,いろいろなところにあることを忘れないでほしい。

■危機に直面する地域からの報告
(1) 隠岐病院閉鎖の現状

一ノ名 緑
産科医師がいない緊急時,どのような搬送体制を組むのかは,離島ではどこでも抱える問題だ。昨年,世間の注目を集めた島根県隠岐の島町が出産可能な状況となるまでの経緯を,本土の助産師の目から報告してもらった。

(2) 「助産師の活用」を提案して活動しています

新田 史実子
産科閉鎖の危機を受けて設立された「お産と地域医療を考える会」。会の方針に「助産師の活用」を掲げつつ,お産についての学習を深め,講演会の開催や行政への働きかけを続けている。その活動の道のりを,妊産婦に実施したアンケートに示された助産師への思いも併せて,ご報告いただく。

■助産師としてできること
(1) 久美愛厚生病院での取り組み

隅田 真理子
10年前からの努力の末,地域にも受け入れられたいま,今度は産科医不足の問題が持ち上がる。そこで助産師として行ったことは,助産師外来を開設し,深夜帯の分娩を助産師が責任をもって担当し始めたことだ。自立した助産師の姿を紹介したい。

(2) 院内助産所を開設 マタニティーホームでは「自分らしいお産」したいひとを応援します

遠藤 文子・梶川 里子・渡部 輝子・鈴木 喜代子
公立刈田総合病院では,産科医が1人というリスクを軽減するため,混合病棟,3交代勤務という条件のなか,院内助産所を設立させた。ここでは、自然な出産はもとより,育児支援にも力を入れており,産後1年にわたって家庭訪問を実施する予定だという。本稿では,院内助産所の現状と設立までの歩みをご紹介いただいた。

(3) 院内独立助産所の構想

今野 雄子
■あきらめないよ,お産環境をよくすること
「どうする日本のお産」ディスカッション大会の手ごたえ

熊手 麻紀子・櫻井 明子・早乙女 智子
市民からの提案からはじまった「どうする日本のお産」ディスカッション大会は,全国9ヶ所で開催された。医師,助産師,保健師,一般消費者,さまざまな立場の人が,日本のお産の現状を伝え合い共に考える大会となった。プロジェクト実行委員の3人の著者に,参加者の語りから感じた手ごたえを伝えてもらった。




■クローズアップ
東京水天宮助産師育成支援制度
 安産の神様で知られる水天宮が助産師育成支援制度をスタートさせました

吉岡 利忠
日本の出生率が急速に少子化社会に向かうなか,「安心して子どもを産み育てる環境づくり」に役立てばと,安産の神様で知られる東京蛎殻町にある水天宮が,お産のプロ助産師誕生を応援しようと,助産師育成のための支援金事業が2006年度より始まった。助産師養成施設で助産師の資格を取得しようとしている看護師を対象に,応援していこうというものだ。助産師育成制度誕生までの経緯について,ご紹介いただく。

■特別寄稿
7,000人の新たな命と向き合った助産師
 池田悦子女史の地域に根づいた活動

鈴木 康江・西村 正子・藤田 小矢香・遠藤 有里
前田 隆子・池田 智子・石原 千絵子
デートDVを知っていますか?
 若者たちのデートDVと防止教育について

中田 慶子




●密着フォト・ルポ 助産師のいる風景
日本赤十字社医療センター[未熟児室編]

船元 康子
●「わかる」から「できる!」に変わる臨床研修・4
プリセプターシップの進め方

水内 麻子・水谷 芳江・川井 由美子
●今月のニュース診断
広報と教育が診療システムを変える
 経済効率の改善のために

田倉 智之
●バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・34
貧困層女性がお産から学んだ幸せ

冨田 江里子
●りれー随筆・265
小さく生まれても大きくなーれ

広岡 千聖
●レポート
日本初!授乳服のファッションショー
 授乳中だって,自分らしいファッション,自分らしい生活

三好 菜穂子
●トピックス
フォーラム・子どもがいても,いなくても,大切なわたし*大切なあなた
 不妊の視点から女性と社会を考える

佐藤 香代・石村 美由紀

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商品情報・内容

  • 出版社:医学書院
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:不定期

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