鉄道ジャーナル 発売日・バックナンバー

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1,026円
特集:北東北 鉄道探訪

○ 秋田新幹線こまちとともに
○ IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道
○ 東京駅丸の内駅舎工事完成

東北新幹線新青森開業から2年、新幹線と関わりの深い東北地方北部の鉄道を訪ね、見どころをレポートしました。
秋田新幹線の在来線区間は、田沢湖線は標準軌単線、奥羽本線は標準軌と狭軌の並列になっており、普通列車の側から見ると興味深いシーンが少なくありません。
また、並行在来線のIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道は、生活路線として着実に歩んでいます。


巻頭特別編集:被災鉄道東日本大震災から一年半が過ぎた今も東北地方太平洋岸の鉄道は、大津波の被害によって多くの区間が不通のままになっています。
前号に引き続いて、仙台を起点に石巻、女川を経て気仙沼、そして大船渡へと向かいました。
被災地の復興には交通機関の整備は不可欠で、厳しい状況のなか徐々に前進している様子がうかがえます。


特集・一般誌面:北東北の顔といってもよいくらい並行在来線を含めて北東北の電化区間では701系電車が活躍していますが、地区によって同じ701系でも細かな違いがあり、これも興味深いところです。
また、新幹線を軸に広がる路線網には、週末を中心に観光向けの電車・気動車、あるいは蒸機列車が運転されていることもポイントと言えます。
また、秋田新幹線には来春から真紅のE6系新幹線電車がデビューするなど、楽しみな話題も多いことも当地のポイントでしょう。

一方、長らく保存復原工事が行われてきた東京駅丸の内駅舎は10月1日にグランドオープンを迎え、ライトアップにより美しい姿を現しています。
新しい景観のハイライトを、保存復原工事の概要とともにご紹介しました。

「JR 25周年」関連として連載中の「鉄道技術のあり方を問う」は第5回、営業・サービス編を掲載しました。
今回で一区切りとなります。
そのほか、ドイツ・ベルリンで開催された「InnoTrans 2012」に記者を派遣、今月は速報をお届けします。
(次号と連載)地方鉄道レポートは四国の予土線です。

表紙写真は、奥羽本線で試運転中のE6系です。



秋田新幹線“茜色の矢” E6系来春デビュー
北東北の明日を拓く マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ

奥羽本線・田沢湖線の701系ローカル列車
秋田新幹線こまちとともに 土屋武之/久保田敦 (30~43)
▽ 「こまち」が頻繁に走る秋田新幹線の在来線区間(盛岡~大曲~秋田間)では701系が普通・快速に使用されている。田沢湖線では標準軌の線路を全列車が共用 奥羽本線内は標準軌と狭軌の単線が並ぶなか標準軌が複線となって狭軌線に割り込む三線軌も存在する。長距離輸送と地域内輸送の“兼ね合い”の妙と難しさがさまざまな面からうかがえる線区だ。

蒸気機関車と観光向け電車・気動車が活躍
北東北を駆けめぐるイベント列車さまざま 南謙治 (44~55)
▽ 東北地方は四季を通じて天高く大地が広がり 温泉に食に祭り そして伝統文化と 日本人の心を惹きつけてやまない魅力があふれている。新幹線を軸として東北地方の旅に使いたい列車が縦横に運転されているのは当然だが 近年はアイデアを盛り込んだ個性豊かな列車が増え その乗りくらべという意味でも興味深い。ユニークな列車や企画を厳選し色とりどりの列車を味わいながら秋の北東北をのんびりとめぐってみた。

E5系追加投入でパワーアップ 東北新幹線の9月改正

北東北で地力を発揮する第三セクター鉄道の10年
IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道 鶴通孝/久保田敦 (60~69)
▽ 暑かった夏も過ぎて列島は秋を迎える。この時期こそと色づく東北を訪ねる人が増える季節だが 岩手・青森の両県には東北新幹線の開業とともに東北本線を引き継いだ第三セクター鉄道がある。IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道。幹線系鉄道から一転した生活路線の10年を経過した様子を見聞して回った。

北東北の顔 701系電車のラインナップ

震災後二度目の夏 寸断された鉄路の今をノンフィクション作家が書き下ろす
芦原伸が見た 被災鉄道…〔2〕宮城編  (写真)鈴木康史

東京駅丸の内駅舎保存復原2012年10月完成
100年をまたぐ赤れんが マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ

東京駅丸の内駅舎保存・復原工事 奥丈朗/本橋元二郎

鉄道技術のあり方を問う
 JR発足25年を振り返って (5)営業・サービス 編  曽根悟

史上最大規模の開催 12万人超の鉄道関係者が世界からベルリンに集結
InnoTrans 2012 速報 佐藤栄介

◆失われた鉄路の記憶(6)
鹿島鉄道 今も息づく霞ヶ浦の小径 栗原景

◆地方鉄道レポート 94
JR四国 予土線 鈴木文彦

◆連載 365日鉄道を求め夢うつつ
日本縦断ローカル線 中国編(中編) 佐藤栄介

国土交通省鉄道局関係の概要
平成25年度予算概算要求 佐藤信之

◇RAILWAY TOPICS◇
本線で試運転を始めたN700A
近鉄の観光特急「しまかぜ」が2013年3月デビュー
久留里線キハE130が12月運転開始
只見線のタブレット閉塞が廃止

◆新・鉄道百景 四季をめぐる 晩秋の陽だまり 井上廣和

◆【列車追跡】リバイバル
「とびうお」18年目の憂愁 (1984年2月号) 松尾定行

JR貨物の25年 (後) 佐藤信之

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 132
再訪 韓国高速鉄道 (後) 秋山芳弘

◇国鉄鋼製電車の系譜〔15〕 42系(3)

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。 第24回

◇鉄道エッセイ 40  山陽本線吉永駅脱線事故の復旧 齋藤雅男

鉄道写真家山崎友也プロデュース
 GTYと愉快な仲間たち写真展2012「鐵道情景 光と影」 裏話を少し  西住ことり

◇文学の中の鉄道  堀江敏幸 『いつか王子駅で』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 30  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 能勢電鉄妙見線 尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
鉄道ジャーナル 2012年11月号

特集: 気動車とハイブリッド車両

  ○ JR東日本のハイブリッド車両を楽しむ
  ○ ワイドビュー南紀/ひだで本州縦断
  ○ N700A 公開

 JR発足後、キハ85系に代表される軽量ハイパワー気動車が各地に颯爽とデビューし、気動車のイメージは大きく変わりましたが、さらに環境対策や省エネルギー性を追求して第二世代の車両が登場しています。さらに次世代を担うべき車両の象徴として、ハイブリッド車両の現状をレポートしました。

巻頭特別編集: 被災鉄道  東日本大震災から一年半が過ぎた今も東北地方太平洋岸の鉄道は、大津波の被害によって多くの区間が不通のままになっています。福島県のいわきから青森県の八戸へ向けて丹念にたどり、寸断された鉄道の現状と沿線の町の様子を見ていきます。
 今月から3号にわたって掲載の予定で、第1回はいわきから常磐線を北上、原発事故による警戒区域を挟んで広野町、南相馬市付近や津波に流された新地駅付近を訪ねました。

特集・一般誌面: 現在営業運転中のハイブリッド車両は、JR東日本のキハE200形、リゾート車両HB-E300系だけで、いまのところデモンストレーションの意味もあるようですが、乗り心地は従来の気動車とは違った感触で、興味深いものがあります。試乗レポートを通じて、運転操作とシステムの動作とともに、開発の経緯、現状と課題をご紹介します。
 軽量ハイパワー気動車の元祖ともいえるキハ85系の「ワイドビュー南紀/ひだ」や、支線に直通できる気動車の特性を生かし、観光開発にも役立てたJR九州の多彩な観光用気動車の活躍ぶりなども、あわせてご紹介しました。
 「JR 25周年」関連として連載中の「鉄道技術のあり方を問う」は第4回、安全・安定輸送編を掲載しました。そのほか、9月29日のダイヤ改正で定期運用を外れる2階建て新幹線Max、E1系の惜別レポートを掲載しています。
 表紙写真は、「リゾートビューふるさと」のHB-E300系です。
 
特集:気動車とハイブリッド車両
高原の風に包まれてアピールする
JR東日本のハイブリッド車両を楽しむ
 小海線のキハE200とリゾート車HB-E300系  鶴通孝/久保田敦 (30~40)
▽ 2007年夏 小海線に世界初の営業列車としてディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッド車両がデビューした。そのキハE200形の成果を発展させたのがHB-E300系リゾート車両である。環境の時代 自然に恵まれた長野県でそれぞれ存在をアピールしている。ハイブリッドならではの乗り心地を楽しんだ。

近年のハイブリッド鉄道車両の概要 山本貴光/村上浩一

各地に登場 JR第二世代の気動車を見る

ローカル線を駆けめぐる五つ星
遊び心で魅了する 観光気動車乗りくらべ 南謙治/マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ (54~61)
▽ 九州各地に眠る魅惑の観光スポットを発掘してきたJR九州の観光特急。在来気動車の改造によりローカル線に光を当てたばかりでなく遊び心をくすぐるアイデアで列車自体に魅力を持たせたことも特徴だ。「ゆふいんの森」に始まり最近の「A列車で行こう」まで多彩な列車がそろっているが今夏は南九州を走る5つの列車を乗りくらべた。

軽量ハイパワー気動車の元祖
ワイドビュー南紀/ひだで本州縦断 土屋武之/村上悠太 (62~71)
▽ キハ85系は1989年にデビュー カミンズ社の大出力エンジンを搭載し それまでの非電化区間の特急列車のイメージをくつがえす高速・登坂性能を発揮して「JR世代」の気動車の姿を示した。早いもので設計・新製から20年以上が過ぎたが その健脚ぶりは今も変わらず名古屋を起点に南へ北へ。険路をものともせず観光特急網を維持し続けている。

震災後二度目の夏 寸断された鉄路の今をノンフィクション作家が書き下ろす
芦原伸が見た 被災鉄道…〔1〕常磐線  (写真)鈴木康史

N700A 公開 N700系からバージョンアップ 来春デビュー

JR東日本 9月29日ダイヤ改正
E1系定期運用から外れる/E4系は東北新幹線から撤退
さよなら Max カウントダウン 北條敦/久保田敦 (72~79)

鉄道技術のあり方を問う
 JR発足25年を振り返って (4)安全・安定輸送 編  曽根悟

JRの輸送を支えた四半世紀 最後の活躍を追う
国鉄車両の現在 5. EF65形式 杉本聖一

JR貨物の25年 (前)  佐藤信之.jp

【列車追跡】リバイバル
東北本線“解結”貨物1891列車 (1983年9月号) 松尾定行

第三セクター秋田内陸縦貫鉄道
酒井新社長が導く「内陸線」の正念場 佐藤栄介/山下大祐

◆地方鉄道レポート 93 ★特別企画
のと鉄道転換バスと地域交通の現状 鈴木文彦

◇RAILWAY TOPICS◇
気仙沼線BRTが暫定スタート
北陸新幹線用E7系・W7系電車の概要を発表
肥薩おれんじ鉄道に観光列車「おれんじ食堂」が来春登場
東武博物館が8000系8111Fを動態保存

◆長根広和が撮る 真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび 20 神田編

◆RJ GALLERY
久留里線のキハ30 飯笹知春

小さな鉄道・小さな気動車 ~レールバスがのんびり走る紀州鉄道~ 佐野嘉春

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 131
再訪 韓国高速鉄道 (前) 秋山芳弘

◇歴史的橋梁を訪ねて 66 
羽越本線 阿賀野川橋梁 塚本雅啓/村上悠太

◇国鉄鋼製電車の系譜〔14〕 42系(2)

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。 第23回

◇鉄道エッセイ 39 昭和30年代の年末年始多客輸送 齋藤雅男

初めての鉄道ムービーを楽しもう!
Chapter-10 明日の鉄道ムービーに向けて 阿部信行

◇文学の中の鉄道  松本清張 『ゼロの焦点』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 29  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 嵯峨野観光鉄道 尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
特集:力の象徴 機関車に迫る
首都圏の貨物輸送を担う一大基地
JR貨物 新鶴見機関区に集う新旧の精鋭たち 北條敦/久保田敦 (18~29)
▽ 新鶴見機関区は首都圏の貨物輸送における伝統的な機関車基地である。かつての新鶴見操車場は本来の役割を終えた今も東海道・東北方面と首都圏の貨物ターミナルを結ぶ列車を中継する要衝であり機関区もまた表裏一体となって機能している。本線用機関車の配置はEF65とEF210であるが全国各地から新旧さまざまな機関車が集い 鉄道ウォッチング目的でも存分に楽しめる。

電気・ディーゼル 本線用現役機関車のプロフィール
力の象徴 機関車の魅力 助川康史/久保田敦

日本海縦貫線の古豪健在
敦賀運転センターのEF81 土屋武之/村上悠太 (40~48)
▽ EF81形電気機関車は直流1500Vおよび交流50/60Hz20kVと3種類の電化方式に対応する日本海縦貫線の申し子。旅客・貨物を問わず大阪~青森間で活躍してきた。今や長距離旅客列車牽引の舞台はごく限られているが 残された“花形役者”たちが根城としているのがJR西日本の敦賀運転センターだ。「トワイライトエクスプレス」用の特別装備も持つ彼らの姿と運用の様子を記録しておこう。

秩父鉄道パレオエクスプレスのC58
蒸気機関車を運転する 肥沼勇/久保田敦

北斗星・カシオペアの牽引機EF510の基地 JR東日本田端運転所を見る
  鶴通孝/助川康史 (56~67)
▽ 東京都北区東田端 下町の雰囲気が漂う付近に首都圏北部の輸送を支える車両基地群が広がる。その一画を占めるのがJR東日本の田端運転所。「北斗星」「カシオペア」を牽引するEF510をはじめ電気機関車のみを擁し 旅客会社としては異色の基地でもある。最新鋭EF510の保守・運用を軸に運転所の概要を紹介する。

鉄道技術のあり方を問う
 JR発足25年を振り返って (3)線路・駅 編 曽根悟

◆失われた鉄路の記憶 (5)
蒲原鉄道 思い出をつなぐ8両の車両たち 栗原景

◆連載 365日 鉄道を求め夢うつつ
日本縦断ローカル線 中国編(前編) 佐藤栄介

◆地方鉄道レポート 92 ★特別企画 年間680万人が利用しても不採算の構造的要因
神戸電鉄粟生線の苦境 鈴木文彦

平成23年度(平成24年3月期)民鉄決算 (2) /東京地下鉄の決算と事業計画
   佐藤信之.jp

【日本の鉄道2012】
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設/鉄道助成/国鉄清算事業
  独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構

東北地方 鉄道の旅 山形新幹線20周年 山形食めぐり 夏目聖子

アーバンネットワーク 最近の車両転配属 225系投入で113系は山陽路へ

◇RAILWAY TOPICS◇
わくわく 新幹線なるほど発見デー JR東海の夏休みイベントを体験
東北新幹線開業30周年記念 鷲宮保守基地特別初公開
近鉄23000系「伊勢志摩ライナー」をリニューアル
東京メトロ副都心線~東急東横線直通運転が2013年3月スタート
日立製作所が英国高速鉄道車両約600両を受注

光芒に誘われて 光が魅せる情景 城裕一郎

◆長根広和が撮る 真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび 19 岩泉線編

◆RJ GALLERY
老兵は死なず ~日本海縦貫線のEF81~ 藪下茂樹

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 130
イギリス HS2 沿線 (後) 秋山芳弘

◇国鉄鋼製電車の系譜〔13〕 42系(1)

◇鉄道エッセイ 38 安治川口事故に思う 齋藤雅男

初めての鉄道ムービーを楽しもう!
Chapter-9 ムービーの楽しみ方あれこれ 阿部信行

地域鉄道フォーラム ~全国公募鉄道社長サミット in 東京~ 原 潔

◇文学の中の鉄道  有川浩 『阪急電車』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 28  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 近鉄道明寺線/御所線 尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
鉄道ジャーナル 2012年9月号

特集: 関東・関西 近郊特急乗り比べ

  ○ 小田急ロマンスカーVSEから
   箱根ゴールデンコースをめぐる夏
  ○ 南紀レジャーエクスプレス くろしお

 東京および大阪からそれぞれの大都市圏内に向けて運転されている特急列車を取り上げました。この分野では大手民鉄に個性豊かな列車があり、沿線の観光資源を生かしながら列車の旅そのものも楽しめるような工夫が取り入れられていることや、便利な切符の発売や宣伝などもあって沿線の一般利用者にも知名度は高いようです。

 関東では小田急ロマンスカーで行く箱根の旅が関心も高く人気も集めているようです。ロマンスカーVSEも快適ですが、登山電車やケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで行くのも、ファンには楽しみの一つといえるでしょう。鉄道による箱根の旅のポイントをレポートします。一方、関西の列車では、新型車両の投入で注目されるJRの特急「くろしお」と、南海電車の特急「サザン」をご紹介します。そのほか、1980年代に始まり今も活躍が続くJR東日本の185系電車の現状をまとめました。首都圏の特急としては比較的地味な存在ですが、気軽に利用できる長所もあり乗っておきたい列車の一つです。

 隔月連載「国鉄車両の現在」では、特急電車の標準として量産され各地に普及した485系電車の現状をまとめました。もはや定期運用を持っているのはJR東日本のみですが、新潟地区に多いほか団体用ジョイフルトレインに改造された車両も活躍しています。
 「JR 25周年」関連として連載中の「鉄道技術のあり方を問う」は、通勤電車をはじめとする中・近距離車両編を掲載。25年間の歩みと現状、今後の課題について前回を超えるボリュームです。また、ローカル線を中心として日本縦断を試みる旅の連載は第3回目。豊肥線から北九州へ向かいます。巻頭では、スイスの登山鉄道、ユングフラウ鉄道が全線開通100周年となるのを記念した特別誌面を構成、アルプスの美しい景観をご覧いただけます。
 表紙写真は、紀勢本線を行く283系オーシャンアロー編成の特急「くろしお」です。
1,026円
.特集: 学園都市線電化と 札幌の通勤電車

 札幌の都市圏輸送に関しては外部から見えにくい面もありますが、JR世代の721系、その後継の731系以降の電車が、札幌駅に発着する特急列車と競うように行き交っており、ダイナミックな様相を見せてくれます。15分間隔の空港快速を軸として列車本数も多く、スピーディな輸送ぶりも見どころといえます。

 札幌都市圏で非電化のまま残されていた学園都市線(札沼線)のうち、札幌寄りの石狩当別、北海道医療大学までの電化が開業し、新型電車733系をはじめとする電車群が走り始めました。近年の沿線開発によって学園都市線の利用は急増しており、かつてのローカル線は都市型の線区に発展しています。沿線の様子とともに電化と運転・車両計画の概要をレポートしました。

 札幌都市圏では、JR発足後に量産され快速「エアポート」を中心に活躍する721系のほか、ロングシート仕様となった731系、その後継車種733系など多くの電車が運用されています。これらの電車の現状、そして札幌駅と周辺の個性的な駅の見どころなどを紹介しました。通勤電車といえども北海道の大地を駆ける伸びやかな走りが印象的です。
 「JR 25周年」の関連では、この間の鉄道技術の歩みを振り返って論じる「鉄道技術のあり方を問う」を掲載しました。また、ローカル線を中心として日本縦断を試みる旅の連載は第2回目。肥薩線から豊肥線へ向かいます。そのほか、廃線跡を訪ねる旅は「のと鉄道能登線」を訪ねました。巻頭では、復原工事が完成間近の東京駅丸の内駅舎の美しい姿をご覧いただけます。

特集:学園都市線電化と 札幌の通勤電車
新世代車両が勢力を拡大
札幌都市圏の通勤電車 編集部/久保田敦 (20~31)
▽ 札幌駅を中心に4方向へ広がるJR線は 学園都市線(札沼線)の電化によりいずれも電車運転線区となった。以前の711系は急行兼用でデッキ付き2扉車であったが現在の主力は3扉車であり都市圏の拡大に伴う通勤ラッシュを反映してデッキのないロングシート車が増えている。酷寒地仕様が要請された気候条件は今も変わらずロングシート車でもさまざまな対策を取り入れている。

1日16万人が利用するJR北海道の顔
札幌駅の現状 南謙治/村上悠太 (32~39)

電化と輸送改善で変貌する札沼線
学園都市線の新しい夏 鶴通孝/久保田敦 (40~49)
▽ 「学園都市線」の愛称で呼ばれる札沼線は札幌から4方向に延びるJR路線の一つである。沿線開発に応じて非電化ながら高架複線という全国にあまり例のない様相を呈していたが この6月1日に札幌側の区間が電化開業を迎え冷房付き新鋭通勤電車が走り始めた。今夏は本線に遜色のない通勤通学が実現する。かつては湿地の原野と聞かされてもにわかに信じ難い沿線であるがさらに変貌を遂げようとする若い路線の現状を追った。

新旧さまざま 歴史を映す9駅プラスアルファ
札幌エリアの駅をめぐる 土屋武之/久保田敦 (50~59)
▽ 電車により高頻度運転を行う「都市型鉄道」への脱皮が比較的遅かったため札幌近郊のJR北海道の路線に乗ると昔からの駅と近年の新設駅が入れ替わり立ち替わり現れその歴史に思いをはせつつ観察してみるだけでも面白い。古い駅でも駅舎が改装・改築されたところあり蒸気機関車時代の名残を留めるところあり。非常に個性的だ。数ある駅から9ヵ所を選んで表情を眺めに出かけ さらに都会を離れ夕張方面へ足を伸ばした。

札幌都市圏の交通 その現状と未来 吉見宏

香る大正浪漫 東京中央停車場 猪井貴志

鉄道技術のあり方を問う
 JR発足25年を振り返って (1)長距離車両編 曽根悟

◆失われた鉄路の記憶(4)
のと鉄道能登線 自然に還りゆく奥能登の轍 栗原景

◆連載 365日 鉄道を求め夢うつつ
日本縦断ローカル線 九州編(中編) 佐藤栄介

◆地方鉄道レポート 90
松浦鉄道 鈴木文彦

平成24年3月期 JR各社の決算 佐藤信之.jp

◇RAILWAY TOPICS◇
東北新幹線開業30周年 小山新幹線車両センターで歴代新幹線車両を展示
イタリアで高速列車「.italo」が運行開始 三浦一幹
山梨リニア実験線延伸工事進捗状況 公開
総合事故復旧訓練を実施 ~脱線を想定 JR東日本八王子支社
JR東日本がスマートグリッド技術の適用を検討
JR九州「ななつ星 in 九州」の概要を発表
東京スカイツリーが開業

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 128
南アフリカ ダーバンとケープタウン 秋山芳弘

◆RJ GALLERY
米坂線を駆けたキハ58 秋葉哲男

最後の小田急顔 ~5000形・5200形~ 野渡優弥

◇長根広和が撮る真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび 18 信濃追分編

◇歴史的橋梁を訪ねて 64 
東北本線鬼怒川橋梁(上り線)  塚本雅啓/村上悠太

◇国鉄鋼製電車の系譜〔11〕 40系(5)

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。 第21回

◇鉄道エッセイ 36 東京の国電、大阪の国電 生い立ちと違い 齋藤雅男

【列車追跡】リバイバル
だいせん5号 山陰の闇を抜けて (1979年8月号)

初めての鉄道ムービーを楽しもう!
Chapter-8  ビデオカメラの撮影基本テクニック 阿部信行

◇文学の中の鉄道  宮本輝 『海岸列車』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 26  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 阪急伊丹線・甲陽線 尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
特集:JR 25周年 北斗星の軌跡
25年目にして新しい
寝台特急 北斗星の旅路 RJ取材班/久保田敦 (11~39)
▽ 上野~札幌間寝台特急「北斗星」。青函トンネルの開通とともに北の大地のロマンを誘う列車が誕生したのは1988年3月。JRが発足した翌年のことだった。北海道直通と豪華寝台列車のブームにのって成長したのも記憶に新しい。そして「北斗星」の25年はJR発足後の歩みと軌を一にする旅路でもあった。新鋭機関車に導かれて一夜を駆ける列車の今を見た。

夢を乗せて闇を切り裂き 夜明けとともにまたひとつ夢を紡ぐ
寝台特急あけぼの 佐藤栄介/助川康史 (40~49)

JR 25周年 寝台特急の25年を振り返る (50~59)
▽ いまや定期運転の寝台客車特急は「北斗星」と「あけぼの」だけになっている。ブルートレインと呼ばれ一世を風靡したのも今は昔 その凋落は言われて久しいが最近の縮小ぶりはあまりに急に見えて衝撃的でさえある。夜行の時代ではないとは言えようが 寝台特急の25年は“惜別”の連続であった。

ゴールデンウイークに復活した伝統的夜行列車の残照
臨時急行きたぐに 土屋武之/村上悠太 (60~69)
▽ 2012年3月17日のダイヤ改正で定期列車としては廃止された急行「きたぐに」が臨時列車としてゴールデンウイークに“復活”した。開放型A寝台や自由席が消え時刻にもかなり変更が加えられた上での運転で 反対に車両面は以前のとおり。一挙全廃という急激な変化を避けるためとも思え列車の未来像を思い描きづらい旅路となった。

JR化から25年 鉄道事業の変革 佐藤信之.jp

◆新連載 365日 鉄道を求め夢うつつ
日本縦断ローカル線 九州編(前編) 佐藤栄介 (78~87)

JRの輸送を支えた四半世紀 最後の活躍を追う
国鉄車両の現在 3. 115系 杉本聖一

◆地方鉄道レポート 89
阿武隈急行 鈴木文彦

◇RAILWAY TOPICS◇
エキスパートの競演 JR東日本の線路保守・点検車両が勢ぞろい
100年の時を超えて丸の内にたたずむ JR東日本東京駅丸の内駅舎の施設概要を発表
JR九州817系にロングシート車
◇とうきょうスカイツリー駅改装開業 ◇千葉モノレール0形が7月に運行開始

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 127
南インドの鉄道(後) バンガロール  秋山芳弘

◆RJ GALLERY
中央東線「山スカ」を追って 加藤和毅

復活急行 ~静岡鉄道・静岡清水線を行く~ 山下敦史

◇長根広和が撮る真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび 17 西御坊編

◇山崎友也鉄道写真講座 GTYメンバー誌上作品展 (19)

◇歴史的橋梁を訪ねて 63 
東海道本線天竜川橋梁(下り線)  塚本雅啓/村上悠太

◇国鉄鋼製電車の系譜〔10〕 40系(4)

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。 第20回

◇鉄道エッセイ 35 D51形、大館機関区での体験 齋藤雅男

長良川鉄道の北部に位置する郡上市を事例にして
長良川鉄道とアウトドア・スポーツツーリズム 坂本桂二

【列車追跡】リバイバル
“ひろでん” 誇り高き挑戦 (1980年10月号)

初めての鉄道ムービーを楽しもう!
Chapter-7  インターネットやモバイルで映像を楽しむ 阿部信行

◇文学の中の鉄道 国木田独歩 『帰去来』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 25  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 近鉄吉野線 尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
特集: JR 25周年の春 3月新ダイヤ

○ 速達500系カムバック
  ○ 新世代特急電車E657系
  ○ 八戸線全線運転再開

 この春、JRは1987年の発足以来25年の節目を迎えました。半ば恒例となっている春のダイヤ改正が3月17日に実施され、大きなプロジェクトこそありませんが車両の世代交代や長年親しまれた列車の改廃が目立ち、25年の時の流れを感じさせます。

 とくに新幹線300系や常磐線651系、小田急線~御殿場線371系などJR世代の車両が対象となっていることが、3月改正のポイントでしょう。一段と洗練されたE657系、ブルーが鮮やかな小田急MSEの「あさぎり」など、これからの顔となる車両のプロフィールを紹介しました。

 「国鉄」からJRになったことで生じたのが「会社境界」です。境界の駅はさまざまですが、その移り変わりを見るべく東海道線上の熱海駅を周辺の駅とともに取材しました。東京方の長大編成電車と静岡方の見るからに軽快な電車の対比が興味深いところです。また、新ダイヤでは、山陽新幹線で区間運転の「ひかり」に500系が入っています。700系レールスターの「こだま」を追い抜く場面に、かつての「500系のぞみ」の姿がよみがえります。
 八戸線は東日本大震災の影響で運休が続いていましたが、ダイヤ改正の3月17日にあわせて全線での運転を再開しました。三陸鉄道も4月から運転再開区間が広がりましたので、この機に現地の状況をレポートしました。そのほか、JR北海道の新型通勤電車に関する詳報をはじめ今春の多彩なトピックスや、歴史的橋梁、廃線跡などの連載を収録しています。

JR25周年 区切りの春
 2012年3月17日 ダイヤ改正前夜の別れ
 さよなら300系 浅水浩二

岡山発広島行き ひかり441号500系の奇跡
2012.3.17 速達500系カムバック RJ取材班/助川康史 (22~29)
▽ 2010年に「のぞみ」運用を外れた500系は8両編成化されたとはいえ引き続いて「山陽こだま」に運用されてきたが この3月ダイヤ改正で下り1本ながら「ひかり」として走ることになった。レールスターが待避する通過シーンに昔日の覇者の面影がよみがえる。九州直通系統の拡大で世代交代が進むなかでの奇跡的な巡り合わせである。

新世代特急電車E657系 華やかにおひろめの春 土屋武之/村上悠太 (30~39)
▽ 3月17日のダイヤ改正から特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」で新系列E657系が本格的に営業運転を開始した。東日本大震災により常磐線の一部区間が不通となっている影響で当初の運転計画とやや異なる様相での登場となったが JR東日本が発足直後に送り出した651系や 485系を置き換えたE653系のさらなる後継車種となる「JR第二世代」の車両だ。さっそく注目の新型車両に試乗してみた。

計10編成で「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」に続き「なすの」にも登場
2012.3.17 東北新幹線 E5系増投入

京都・新大阪~南紀特急「くろしお」に287系

富士・箱根と新宿をつなぐ新しい顔 特急あさぎりがMSEで運行開始
特急あさぎり 22年目の再出発 南謙治/村上悠太 (44~51)

東京圏輸送と東海・静岡圏輸送の接点
箱根山のJR会社境界 25年の変遷 鶴通孝/久保田敦 (52~61)
▽ 1987年の国鉄分割民営化により全国の鉄道網に17の境界が生じた。境界は県境などを挟んだ輸送の実態を勘案して設定されたのであるが四半世紀の間には様子が変わったように感じられる境界もある。なかでも熱海は東海道本線上で東京から近い在来線の境界として注目される機会も多い。静岡側の要衝沼津を含めさまざまな境界を抱える箱根山をめぐった。

JR化から25年 国鉄改革の前後 佐藤信之.jp

東日本大震災 鉄道被災から復旧へ
2012.3.17 八戸線運転再開 河村和彦

JR八戸線現地レポート
全線運転再開とその未来 佐藤栄介

驀進 蒸気機関車に乾杯! 久保田敦

◆失われた鉄路の記憶(3)
名鉄三河線 “海線”と“山線”を語り継ぐ人たち 栗原景

◆地方鉄道レポート 88
上毛電気鉄道 鈴木文彦

◆新型車両プロフィールガイド
JR北海道 733系通勤形交流電車 泉弘之

東京都交通局大江戸線12-600形 東京都交通局車両電気部車両課

ソリューションテクノロジー
異なるドア数の車両に対応する(マルチドア対応)プラットホームドア・どこでもステップ
 三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社

◇RAILWAY TOPICS◇
福知山線(大阪~福知山間)で225系が営業開始
第三セクター鉄道2路線に新型車両が登場
秩父鉄道の12系客車がリニューアル
わたらせ渓谷鐵道の新型車両 発進!「トロッコわっしー号」

大岡山駅ものがたり 東京工業大学鉄道研究部

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 126
南インドの鉄道(前)チェンナイ  秋山芳弘

◆RJ GALLERY
福知山の国鉄型2連 ~113・115系最後の活躍~ 高屋力

◇長根広和が撮る真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび 16 開聞岳編

◇歴史的橋梁を訪ねて 62 
阪急電鉄神戸線・宝塚線 新淀川橋梁・長柄運河橋梁 塚本雅啓/村上悠太

◇国鉄鋼製電車の系譜〔9〕 40系(3)

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。 第19回

◇鉄道エッセイ 34 十河国鉄総裁の思い出 齋藤雅男

◇中国高速鉄道異聞(6)「動車小鎮」・高速鉄道産業集積地からの現地報告 王曙光

【列車追跡】リバイバル
はつかり・青函・北海・まりも 東京→釧路 表街道1500kmを行く〔後編〕 (1982年1月号)

初めての鉄道ムービーを楽しもう!
Chapter-6 オリジナルなDVDビデオを作成する 阿部信行

◇文学の中の鉄道 堀辰雄『菜穂子』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 24  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 南海高野線(橋本~極楽橋) 尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
特集: 都市圏輸送の華 近郊形電車

 ○ 近郊形電車競演
 ○「近郊形電車」乗りくらべ
 ○ 仙台の個性派近郊電車

 大都市周辺線区で通勤輸送をはじめ日常的な都市圏輸送に広く運用されている「近郊形電車」をまとめました。以前の近郊形電車は国鉄113系電車に代表される3扉セミクロスシート車で、通勤形と長距離列車向きのボックスシート車の中間をゆくものでしたが、サービスの品質が問われるようになってから地方ごとに特色のある車両が登場するようになり、最近では一段と地域性が発揮され、競うかのようにバラエティも豊かで快適な車両が各地に登場しています

 東京では4扉ロングシートが標準となって久しいですが、関西はじめ名古屋でも北九州でも3扉で転換式シートを備えた電車が快速を中心に投入されています。それぞれ細部にも各社の「こだわり」が感じられ、乗りくらべると興味が尽きませんが、都市圏の近郊形電車は日常生活にも密着し、特急車両とは違った意味で「会社の顔」となっていることがわかります。

 東京圏では近年、車両の形式として通勤形・近郊形は区別されませんが、今回の特集では、以前からの車両の使い分けにならって、東海道線のE231系・E233系、名古屋地区の313系、大阪圏の221系・223系・225系、北九州の813系を中心として東京から博多へ各社の近郊形電車を乗り継ぎ、その印象とともにディテールを比較しました。都市圏の電車ばかり乗り継ぐ旅はあまり一般的ではありませんが、一気に乗りくらべると興味深い点も少なくないようです。さらに当地でしか見られない形式の車両が活躍する仙台都市圏各線の現状をレポートします。


 そのほか、年度末と3月ダイヤ改正が重なり、この時期、新型車両が相次いで登場しますが、今月は東京メトロ1000系など都市の電車3形式の紹介を掲載しました。また、厳冬期の北海道の魅力を味わえることで人気の「SL冬の湿原号」と「流氷ノロッコ号」、釧網本線の旅だよりをお届けします。
1,026円
○ 北海道新幹線工事の最前線
  ○ 青函の主役 スーパー白鳥

 北海道新幹線の建設工事が進む津軽海峡周辺の鉄道の話題をまとめました。北海道新幹線は、青函トンネルを含む海峡線の新設区間で在来線と共用となり、線路は標準軌と狭軌の三線軌として、新幹線開業後、在来線側には貨物列車が運行される計画となっています。また、その前後の新設区間は、険しい地形を反映してトンネルが占める割合が大きく、かなりの長大トンネルも含まれます。

 今回、おもに北海道側での新幹線建設工事の現状として、青函トンネルで深夜の作業間合に行われている軌道整備、海峡線から新幹線が分かれる地点、順調に進む陸上のトンネル工事、新幹線新駅の建設などについて取材しました。厳しい環境下ですが、工事は順調に進捗している様子がうかがえます。

 現在の津軽海峡線の主役は、JR北海道789系電車による函館~新青森間特急「スーパー白鳥」でしょう。2002年の運転開始から10年目に入りますが、道中の様子とともに最近の車両増備、東日本大震災による被害からの復旧といったエピソードを交えて現状を紹介します。
 また、東北新幹線開業から一年余が経過した青森付近の鉄道、青函トンネルを越える夜行急行「はまなす」、今春のダイヤ改正で定期運転を終了する寝台特急「日本海」の惜別レポートなど、津軽海峡を挟むエリアにちなんだ話題で構成しました。
 廃線跡をたどる新企画「失われた鉄路の記憶」第2回は、久大本線から分岐していた宮原線の跡を訪ねました。
1,026円
奈良盆地の近鉄・JR 計8路線の旅
1300年の古都をめぐる 末吉史樹/助川康史 (28~47)
▽ 奈良盆地の諸都市は観光地としての側面に加えて大阪や京都への通勤通学圏としても発展し 都市間の鉄道輸送は独特の興味深い特性が見られる。奈良盆地や阪奈間の輸送を担うのは近畿日本鉄道とJR西日本の各路線である。これらの路線を乗り継いで沿線の豊かな表情に出会ってきた。

商都大阪を縦横に走る公営最長ネットワーク
なにわの地下鉄を乗り歩く 土屋武之/久保田敦 (48~56)
▽ 「商都」と呼ばれ 盛んな経済活動が行われていた時期からすると陰りが見えることは否めないものの 大阪市の鉄軌道事業は137.8kmの営業キロを持ち 2010年度の1日平均乗車人員は約229万人に達する 公営では最大級の都市鉄道である。ひと段落していた車両の置き換えも30000系の投入で再開。今後の動向にも注目が集まるが ひとまず大阪市営地下鉄の現状を記録しておきたい。なんばを起点 千里中央を終点とする“ひと筆書き”ルートで 各線区に挨拶した。

京阪神の主役 新快速2012

京阪・阪急それぞれの伝統と都市間輸送の様変わり
京阪間ライバル特急はいま RJ取材班/久保田敦 (66~79)

大阪圏の都市鉄道整備 佐藤信之

JRの輸送を支えた四半世紀 最後の活躍を追う
国鉄車両の現在 〔1〕 103系  杉本聖一

寝台特急「日本海」 厳冬の奥羽路を行く

夜行急行「きたぐに」も定期運転を終了
2012年3月17日ダイヤ改正の概要

東海道新幹線 総合事故復旧訓練を見る

地方鉄道の現実 2012年の動向 鈴木文彦

十和田観光電鉄の開業から廃止決定まで 佐藤信之

【列車追跡】リバイバル
 山口線迂回急行さんべ5号の記録 (1981年4月号)

 羽越本線客車列車 古き“汽車”の残像 (1991年2月号)

◇RAILWAY TOPICS◇
富山地方鉄道にALPS EXPRESS 誕生
東武100系「スペーシア」をリニューアル 年末より営業開始
近鉄15400系「かぎろひ」運転開始
新幹線300系が3月ラストラン

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 123
デリー近郊の鉄道の話題 秋山芳弘

モントリオールから夜行列車で大西洋岸のガスペへ
カナダ VIAレールの旅 林弥太郎

◇RJ GALLERY 飛騨路泰然 追憶の情景を探して 城裕一郎

◇長根広和が撮る真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび 13 北浜編

◇山崎友也鉄道写真講座 GTYメンバー誌上作品展(18)

◇歴史的橋梁を訪ねて 59 山口線 徳佐川橋梁/匹見川橋梁 塚本雅啓/村上悠太

◇国鉄鋼製電車の系譜〔6〕 32系(2)

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。 第16回

◇鉄道エッセイ 31 鉄道と法規、学生時代の思い出 齋藤雅男

◇中国高速鉄道異聞(3)中国はなぜ、複数の国・企業から高速鉄道技術を導入したのか 王曙光

初めての鉄道ムービーを楽しもう!
Chapter-3 ビデオ編集とソフトの選び方 阿部信行

◇文学の中の鉄道 中野重治『汽車の罐焚き』  原口隆行
◇少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景  久保敏
◇法律で鉄道を覗いてみたら 21  小島好己
◇続 本格焼酎ふるさと紀行  おばらけいこ
◇関西版私鉄電車めぐり 南海汐見橋支線  尾形こなみ
◇ecotran通信
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Overseas Railway Topics  秋山芳弘
BUS CORNER
1,026円
特集 東京縦貫-都心を貫く直通運転/失われた鉄路の記憶1 約40年を経てダムに沈む廃線跡-大夕張鉄道最後の詩/北海道新幹線をめぐる現状と平行在来線問題
1,026円
特集 ライバルの素顔-NARITA、日光・鬼怒川、TGV・ICE/シリーズ・インタビュー●鉄道に魅せられたプロ・その仕事-経済テツが描く新世界―『週間東洋経済』鉄道特集はこうしてつくられる/地方鉄道レポート-JR西日本美弥線
1,026円
○ 川崎重工業兵庫工場
  ○ 18年目の新津車両製作所

 鉄道工場の現場については、興味が尽きない面があります。鉄道車両工場は、車両を新造する車両メーカーと、日常の保守や改造等を行う工場に分けられますが、今号では、代表的な車両製造メーカーとともに、鉄道会社の工場を取材、業務の実際と最新技術の一端をご紹介しました。

 鉄道車両工場においても、最近では定型的な作業は自動化されていますが、車両の品質に対する要求は厳しさを増しており、それだけに熟練した人手による細かい作業が重要性を増していると言えるようです。工場の取材にあたっては「ものづくり」に情熱を注ぐ多くの人々との出会いがあり、彼らの姿は「技術立国」日本の誇りを象徴するものであるかのように思えます。

 いわゆる車両メーカーとは主に車両の組み立て工場であり、作業の見どころは部品等の製作、車体の組み立て、機器や部品等を取り付ける艤装という具合になりますが、車両製造メーカーの周辺に多くの車両部品メーカーがあることが車両工業界の特徴と言えます。
 産業としての鉄道車両製造は、完全な受注生産であることと、さまざまな車両を製造する多品種少量生産であることが特徴と言えますが、生産高は比較的小さく、最近では、コスト低減につながる車両の構造や仕様等の標準化への取り組みも見られます。そうした点も含みながら、車両製造の現状と、車両工場の現場や技術について、迫力ある写真とともにレポートしました。

 そのほか、東日本大震災から半年が経過したものの、まだ深刻な影響が残る仙台エリアの鉄道の現状を取材、地方鉄道レポートとして平成筑豊鉄道、新型車両の情報など、話題満載です。

【表紙写真】 EF64を先頭に上越線経由で首都圏の配属先へと向かうE233系新造車。
1,026円
特集 地方鉄道のこれから-第三セクター鉄道「公募社長」奮闘記、日本一ながい普通列車で行く根室本線踏破、ローカル線「上下分離」の可能性、他/東日本大震災・鉄道被災の現実-釜石市・南リアス線/世界の鉄道めぐり-南アフリカ(後)ロボスレイル
1,026円
特集 電車の「顔」-電車の顔の見せどころ、電車の顔っておもしろい、東京メトロ版電車の顔、鉄道車両の前灯、赤と黒のラプソディ、化粧ができる“阪急マルーン”、他/東日本大震災、鉄道被災の現実-八戸線を階上から南下/鉄道ジャーナルギャラリー-工業地帯の力持ち―

商品情報・内容

  • 出版社:成美堂出版
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:B5判変形

■ 熱心な鉄道好きや旅行好き、鉄道関連企業や交通関係の専門職の方にも支持されています。

「鉄道ジャーナル」は1967年(昭和42年)に創刊。伝統的な鉄道趣味の分野である車両や列車に関する情報を基本にしながら、鉄道の営業面やシステム全般、経営問題に至るまで幅広く対象とし、総合的な鉄道情報誌として、毎号、タイムリーな特集企画により編集しています。

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