【特集】浮雲 東京事変 東京事変の最新アルバム『音楽』はもうお聴き頂いただろうか? これが本当にとてつもない。世界各国で群雄割拠する“新時代の模索者たち”を鮮やかなまでに置きざりにし、令和時代の“音楽そのもの”をまさしく別次元へと押し上げてしまった、文句なしの超五億点な快作なのである。となれば話は簡単、今月は稀代のギター・ヒーロー、浮雲の大特集をお届けするしかないだろう。目玉となるのはレコーディングで使用したギターやエフェクターを中心とした最新ギア・インタビューと、『音楽』収録曲のギター・フレーズを譜例で徹底的に分析する奏法特集の二本立て。サウンド&プレイの両面から、この令和の大名盤『音楽』をとくと味わってほしい。 ■浮雲とファントム 浮雲の代名詞の1つと言えるギターがファントムだ。今回の表紙撮影に合わせ、合計6本のファントムを持参してくれた(うち1本はP60参照)。本人のトークと一緒に、珍奇で可愛いファントム・ギャラリーをお楽しみあれ。 ■SPECIAL INTERVIEW 1:浮雲 『音楽』の使用機材を全曲解説! とうとう発表された東京事変の新作『音楽』。七色のプレイで楽曲を彩る浮雲のギターは、一体どんな楽器で奏でられたのだろうか? そこで今回は、各楽曲で使ったギターやペダルを徹底的に解説してもらうことにした。録音時にギター・テクニシャンが撮影した貴重な記録写真を浮雲と一緒に眺めながら、ゆるゆるとお届け。 ■新作『音楽』を彩った浮雲の愛器たち。 ここからは『音楽』の功労者であるレコーディング使用ギターたちを大公開。インタビューでも登場してきたものを中心にチョイスした全12本の詳細に迫ろう。ビンテージも新品もビザール・ギターも、優劣なくすべて等しく扱う浮雲のセンス、ポリシーを感じ取ってもらいたい! ■SPECIAL INTERVIEW 2:椎名林檎が語る“ギタリスト浮雲” 続いては、椎名林檎本人が“ギタリスト浮雲”について語るというスペシャル・インタビューをお届けしよう。東京事変におけるギターの役割、そして現代におけるギタリストのあるべき姿とは? ■東京事変 全作品ディスコグラフィー ここからは東京事変の音源作品を一挙に解説。日本音楽シーンのセオリーを覆すがごとく、作品毎に音楽的可能性を押し広げてきた東京事変。音源を聴きながら本稿を読み進めることで、よりその音像の深みへとたどり着くだろう。 ■『音楽』での浮雲のギター・プレイ徹底解説! ここでは『音楽』の中から、浮雲のプレイが熱い4曲を厳選して譜面化。彼の変幻自在のギター・テクニックを徹底解説していくので、腰を据えて練習に励んでみよう。また、この4曲に限らず、末尾のコーナーにはアルバム全体からグッド・フレーズをチョイスして紹介。ライトに練習したい場合、そこから始めても良しだ! ・「孔雀」 ・「毒味」 ・「黄金比」 ・「薬漬」 ■INTERVIEW ・サーストン・ムーア ■INTERVIEW & GEAR ・Ken Yokoyama ・ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ ・MONO NO AWARE ・大柴広己 ■PICKUP ・俺のボス/菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet) ・Fender MUSTANG MICRO新登場! ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・マーク・スピアー(クルアンビン)の「此処ではない何処かへ」 ・40枚の偉大な◯◯◯名盤 第7回:ニッポンのブルース ・Opening Act/ひらい(LONGMAN) ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/NOVENTA JAZZMASTER ZEMAITIS/PFG24 RING CHESS EASTMAN GUITARS/SB55/V IBANEZ/AZ2204N MICHAEL KELLY GUITARS/1963 STERLING BY MUSIC MAN/S.U.B. SERIES AXIS FLAME MAPLE STUART FINE CUSTOM GUITARS/DIAMOND BACK CUSTOM MODEL
【特集】 ケヴィン・シールズ [マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン] “美しいノイズ"を生み出す天才のすべて “「美しいノイズ」を生み出す天才"と大胆に書いてしまったが、 これは別に大袈裟な言葉ではない。 マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのギタリスト、ケヴィン・シールズ。 1991年、彼がほぼ1人で作り上げた代表作『loveless』で鳴り響く轟音は、 破壊衝動や怒りを表現するネガティブなノイズとは違う。むしろその逆だ。 もっと甘美で、カラフルで、快楽的。 まさに“美しいノイズ"としか言いようのない、 一見矛盾しているような表現を見事に成し遂げた。 つまり、ケヴィンという人は革命をもたらしたのである。 そして彼の音は“シューゲイザー"という形容とともに、 現在に至るまで無数の音楽ジャンルに吸収され、根付いている。 このたび、そんなケヴィンへの3時間に及ぶインタビューが初めて実現した。 また、彼自身による手厚い協力も得て、 謎に包まれた使用機材や奏法もディープに解き明かすことにも成功。 かつてない豊富な情報量をもって、ケヴィン・シールズの大特集をここにお届けする。 一般的に“ギター・ヒーロー"と言えば、華麗なギター・ソロや パフォーマンスで魅せる人を思い浮かべるかもしれないが、 今回の主人公、ケヴィンはそのどちらも得意としていない。 さしたるヒット曲もないし、知る人ぞ知るギタリストかもしれない。 でも、本誌は声を大にして言いたい。 ギター・サウンドの常識を変えたケヴィン・シールズという男は、 間違いなく偉大なギター・ヒーローなのだと。 ■月刊マイブラジャーナル マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、およびケヴィン・シールズって何がすごいの?まずは入門として、彼とバンドの魅力を語るうえではずせないトピックをまとめてみた。“もう知ってるよ!"というコアなファンは飛ばして次のコーナーへGO! ■25,000字インタビュー:ケヴィン・シールズ、すべてを語る。 それでは、ケヴィンのロング・インタビューをお届けしよう。彼へのとり下ろし取材は、本誌ではこれが初めて。ついに叶った念願の出来事である。ということで多数の質問を用意して臨んだところ、“時間なんて気にすることはない"と手厚く出迎えてくれ、当初の約束をはるかに超える約3時間のインタビューがここに実現。自己を形成したルーツやギター・サウンドについての話はもちろん、今回は特別に『loveless』の全曲解説をみっちりとしてもらった。文字量は合計約25,000字。ギターの常識を変えた天才が、すべてを語る。 ■盟友からのメッセージ1:サーストン・ムーア 今回のケヴィン・シールズ特集にあたり、彼と80年代から交流があるサーストン・ムーアに特別インタビューを行なった。ソニック・ユースとマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン……80年代後半から90年代前半にかけて、ロックにおけるギターの在り方を変えた偉大な2バンドのギタリストは、何に共鳴したのだろうか? ■盟友からのメッセージ2: J・マスキス(ダイナソーJr. ) 今号でダイナソーJr.の新作『Sweep It Into Space』について語ってくれたJ・マスキスだが、何とケヴィン・シールズについても話を聞くことができた。マイブラとも親交が深いダイナソーJr。.Jはケヴィンに対してどんな印象を抱いているのだろうか? ■マイブラ作品徹底解説。 ここでは、5月21日にリイシュー盤が発売予定であるマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの4作品(『Isn't Anything』、『loveless』、『m b v』、『ep's 1988-1991』)を中心に、改めて必聴アルバムを紹介する。本稿を読み、再び彼らのサウンドに耳を傾ければ、新たなマイブラの音像が浮かび上がるだろう。 ■本人直伝チューニング多数!ケヴィン・シールズ奏法分析 特殊な変則チューニングを多用しながらもケヴィン本人が詳細を語らなかったことから、長年謎が多かったマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのギター・ワーク。しかし本特集に際して、なんとケヴィンが何曲かのチューニングを直伝してくれた!本コーナーではその情報をもとに譜例を解説していこう。 ■国内ギタリストが語る、ケヴィンの凄み。 ・タテミツヲ(ex.コクトー・ツインズ) ・SUGIZO ・永井聖一(相対性理論) ・Takaakira 'Taka' Goto(MONO) ■元アンプ・テックが語るケヴィンのサウンド美学 ■ケヴィン愛用機材総覧。 ここからは、ケヴィン・シールズの愛用機材をご紹介しよう。これまでケヴィンの機材については不明点が多かったが、今回の特集に際して関係者と本人から提供してもらった機材写真、そして証言をもとに、わかる範囲でまとめてみた。『loveless』のジャケットにも登場している最も重要な“ラヴレス・ジャズマスター"といったギターを始め、近年のライブで使用しているアンプ、エフェクト類などの使い方を見ていこう。 ■COLUMN:ケヴィンを形成したミュージシャン ■COLUMN:マイブラ以外の課外活動 ■DEATH BY AUDIO破壊的ノイズに垣間見る美学 ニューヨークを拠点に2002年から活動を開始し、数あるエフェクター・ブランドの中でも一際異彩を放ち続ける存在、DEATH BY AUDIO。彼らが作り出すペダルのほとんどは過激なファズとノイズを生み出し、コントロールが困難なものも少なくない。だが、同時にどのペダルも単なる“飛び道具"に留まらない音楽的な深みを内包し、そのサウンドがユーザーから強く支持され続けている。本特集ではそんな彼らのルーツを探りつつ、代表的モデルについて紹介していこう。 ■GM SELECTION(※電子版には収録されておりません) ・「PRISM」PRISM ・「勿忘」Awesome City Club ■INTERVIEW & GEAR ・J・マスキス(ダイナソーJr. ) ・スワーヴドライヴァー ■PICKUP ・俺のボス/滝 善充(9mm Parabellum Bullet) ・アコースタソニック・シリーズにジャズマスターが登場! ・ギターコード指板図くんの使い方 ・FENDER MADE IN JAPAN HYBRID II× Suspended 4th(鷲山和希&澤田誠也) ・ユニバーサル・オーディオ UAFXペダル・シリーズ ・ビンテージ・サウンドを追求したスプリング・リバーブ・ユニットの実力 by鈴木茂 ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY マーク・スピアー(クルアンビン)の「此処ではない何処かへ」 ・40枚の偉大な◯◯◯名盤第6回: 80年代シティ・ポップ ・Opening Act/ジョニー・ダイアモンド(首振りDolls) ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/75TH ANNIVERSARY COMMEMORATIVE STRATOCASTER D'ANGELICO/EXCEL MINI DC RUOKANGAS GUITARS/MOJO KING LANEY/SPIRAL ARRAY SURFY INDUSTRIES/SURFYBEAR CLASSIC V2.0
【特集】 ちょっとじゃじゃ馬、それがイイ! ムスタング偏愛。 偏愛……偏って愛すること。ある特定の人や物だけを愛すること。 また、その愛情(明鏡国語辞典より)。 なるほど。つまり俺はこれが好きなんだ! という気持ちの噴出、ということだろうか。 表現者でもある我々ギタリストにとって、創造の源泉となる必須の行為である。 では何を偏愛するか? やっぱりギターが一番身近な対象だろう。 そこで今回、ギタマガ編集部が題材に選んだのは、フェンダー・ムスタング。 小さめのボディにキュートで豊富なカラーリング、フェイズ・アウト・サウンド、 そして“じゃじゃ馬"たるゆえんのトレモロ・ユニット…… “それがイイ! "と、偏愛したくなるポイントが数多くあるギターだからだ。 いざ作り始めると、勢い余って100ページ級のムスタング特集を組んでしまった。 誕生の歴史やビンテージ紹介、ムスタング偏愛者のインタビューなどなど、 盛りだくさんの内容でお届け。この素敵なギターを偏愛する楽しさに、さぁ目覚めよ! ■今さら聞けないムスタングQ&A 皆さん、ムスタングのことはどれくらい知っていますか? 何となくのイメージで知った気になっていませんか? 特集の冒頭は、今さら人に聞けないムスタングの基礎知識をQ&A方式でおさらいしてみましょう。 ■Mustang Lovers 1:百々和宏(MO'SOME TONEBENDER) お次は、ムスタングを愛してやまないギタリストの愛器を紹介! 1人目は、約20年にわたりムスタングと付き合ってきた百々和宏の65年製だ。 ■Mustang Lovers 2:大竹雅生(ミツメ) 2本目は、東京インディー・シーンを引っ張ってきたミツメのギタリスト、大竹雅生の66年製ムスタングを紹介しよう。ムスタング歴はまだまだ浅めだが、愛用するその理由とは? ■SPECIAL INTERVIEW: Char 日本を代表するギタリスト、Char。彼が長いキャリアの中で最も多くの時間を過ごしているのがフェンダー・ムスタングだ。時代を超えて愛される名曲「Smoky」は、ムスタングだからこそ誕生したという逸話はあまりにも有名だろう。また、2019年にはストラトキャスターの要素を加えてプレイアビリティを高めた、自身のシグネチャー・ムスタングを発表し、大きな話題を呼んだことも記憶に新しい。Charを象徴する愛すべき“野生馬=ムスタング"の魅力について、たっぷりと語ってもらった。 ■ムスタング使い、10本の愛器たち。 ここでは意外と知られていない(?)、ムスタングを使用するギタリスト10人の愛器、10本を紹介しよう! ■レオ・フェンダーの最終兵器!? ムスタングの物語。 ここまで読み進めてきた諸君、そろそろムスタングがどのように生まれた経緯を知りたくなってきたのでは? 今から57年前に販売が開始されたムスタングだが、これまでにないトレモロ・ユニットを搭載するなど、開発に力を入れていたことは明らか。それもそのはず、実はかのレオ・フェンダーが自身で完成させた最後のフェンダー・ギターでもあるのだ。彼の豊かな才能と徹底した合理性は、ムスタングでどう具現化したのか? それも考えながら、本コーナーで綴られるムスタングの歴史、構造、改良の変遷を読んでみてもおもしろいだろう。また、当時の多彩なカタログも楽しみながら眺めてみてほしい! ■ビンテージ・ムスタング見本市。 ここではビンテージのムスタング8本を紹介! 題して“ビンテージ・ムスタング見本市"。ページをめくるたび、ちょっぴりキュート(?)なムスタングに心躍るかも。春うららかなこの季節、ムスタングを探しに出かけよう。また、時が経るにつれて変わっていった仕様にも注目してほしい。『ムスタング物語』(P60)、『ムスタング仕様変遷表』(P88)を併読すれば、君も一端のムスタング・マスターだ! ■保存版! ビンテージ・モデル仕様変遷年表 ムスタングの製造が開始された64年中期から、アメリカでの製造が終了する82年までの仕様変遷を表にまとめてみた。表を参考に、お手持ちのムスタングの年式を調べてみては? これから買う君も要チェックだ! ■ムスタング・ブラザーズ フェンダー・エレクトリックの名脇役たち やや小ぶりなボディやショート・スケールが特徴のムスタングだが、フェンダーの歴史の中には見た目がよく似たモデルが多数存在するのをご存知だろうか。本コーナーではそんなギターたちを“ムスタング・ブラザーズ"と称して一挙に紹介していこう。ストラトキャスターやテレキャスターといった看板モデルの陰に隠れた(?)、名脇役たちの魅力的な世界をご覧あれ! ■ムスタング・オーナーズ・マニュアル ショート・スケールやダイナミック・ビブラートなど、多くの独自スペックが取り入れられたムスタング。したがってそのメンテナンス方法も、ストラトキャスターなどの定番ギターとまったく同じというワケにはいかず、ムスタングならではのノウハウがいくつか必要になってくる。本コーナーでヘッドやブリッジなど、部位ごとにそうしたポイントを紹介していこう! ほかのモデルに応用できる知識もあるので、ムスタング・オーナー以外の方も必見です。 ■アニメ/漫画とムスタング1: BECK ■アニメ/漫画とムスタング2:けいおん! ■今買える現行ムスタング、この6本! ■THE INSTRUMENTS 1 FENDER MADE IN JAPAN HYBRID II さらなる深化を遂げた ビンテージとモダンの交錯 ビンテージなルックスはそのままに、プレイヤーや音楽ジャンルを選ばないオールマイティーなモダン・スペックを盛り込んだ日本製フェンダーのシリーズ、メイド・イン・ジャパン・ハイブリッドが“II"として生まれ変わった。気になるラインナップはストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスターの3モデル。本シリーズのために開発された新しいピックアップや魅力的なニューカラーに加え、各モデル独自の“ハイブリッド"なスペックなど、トピックは盛りだくさんだ。そこで、本誌では2号連続で本シリーズの特集を展開。今月号ではまずシリーズ共通の特徴や各モデルについて紹介していきたい。次号ではSuspended 4thによる試奏記事をお届けするので、乞うご期待! ■THE INSTRUMENTS 2 ガシガシ弾きたい、ギルド・アコースティック アコースティック・ギターの世界ではマーティンやギブソンに次ぐ存在として知られるギルド。創業70年を迎えんとするこの老舗は今、また新たな人気を獲得しつつあるように思う。このご時世に伴うアコギ需要もあるだろうが、低価格~高価格帯まで充実したラインナップ、ブランド・バリューを裏切らない安定のクオリティ、またクールなルックスなども相まって、“エレキ・プレイヤーが1~2本目に手にしたいアコギ"としてまさにピッタリ! なのである。そんな“今ちょっと気になる存在"、ギルド・アコースティックの入門的な特集をお届け。ちょっとした歴史から最新モデルの紹介、愛用者のコメントまで、いろんな方面から魅力を掘り下げよう。 ■GM SELECTION(※電子版には収録されておりません) ・「朝は君に」吉田美奈子 ・「I REMEMBER YOU」高中正義 ・「マリブー」赤い鳥 ■INTERVIEW ・ジェイク・キスカ(グレタ・ヴァン・フリート) ■PICKUP ・俺のボス/カニユウヤ(突然少年) ・待望のプラグ付きギター・シールド、MOGAMI2524シリーズ新登場 ■新連載! マーク・スピアー(クルアンビン)の「此処ではない何処かへ」 ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・40枚の偉大な◯◯◯名盤 第5回:モダン・ジャズ ・Opening Act/長谷川海 & 鳥山昴(ドラマストア) ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/AMERICAN ACOUSTASONIC JAZZMASTER D'ANGELICO/DELUXE BEDFORD SWAMP ASH P-90S MUSIC MAN/BFR ALBERT LEE HSS PAOLETTI GUITARS/ICHIRO SIGNATURE NANCY LEATHER YAMAOKA ARCHTOP GUITARS/JG-1 ROGER MAYER/PURPLE HAZE OCTAVIA FENDER/MUSTANG MICRO
【特集】90年代 オルタナ革命 1991年、オルタナ元年。 パンクがメジャーを飲み込み始めたこの年、 それまでのロック・ギターの概念を一変させる 新時代の轟音が産声をあげていた......。 ソニック・ユース、ダイナソーJr.、スマッシング・パンプキンズ、ニルヴァーナ......etc。 90年代初頭に隆盛を極めたオルタナティブ・ギタリスト達は何に影響を受け、 どんな思い出ギターを弾き、どういう機材でサウンドを作っていたのか? 今なお強大な影響力を持つ彼らに焦点をあてた、ギタマガ初の90年代オルタナ特集。 ■91年のオルタナ名盤と熱狂ライブを収めた映像作品 そもそもなぜ今月がオルタナ特集なのか? それは、今からちょうど30年前の1991年が"オルタナ元年"と呼ぶに相応しい、後の名盤となる作品が多数リリースされていたからだ。今年はオルタナ30周年というわけである。まずは特集本編に入る前に、ロック・ギター史を塗り替えた6つのオルタナ名盤をおさらいしておこう。 ■特別対談:吉野寿(eastern youth)×向井秀徳(Number Girl/ZAZEN BOYS) 今回の特集を組むにあたって、真っ先に浮かんだ企画がこのふたりによる対談である。吉野と向井といえば、本来の意味でのオルタナティブ、つまり"既存のやり方ではない"オリジナルな音楽を武器に道を切り拓き続けるギター弾き/シンガーであり、同時にプライベートでは酒を酌み交わす同志。およそ2年ぶりの再会を果たした2人に、"オルタナティブ"なるものをテーマにトークをお願いした。ジャンルとして定着するに至った経緯の考察や、90年代に活躍した代表的なバンドの魅力など、大いに語ってもらおう。 ■Guitar Magazine Archive:『Nevermind』リリース翌年のカート・コバーン・インタビュー ■90年代オルタナ・ギタリスト名鑑 ■ロックの変遷から紐解く90年代オルタナティブ それまでにない攻撃的な演奏や個性的な表現方法で、それ以降のバンドのスタイルをガラリと変えてしまった90年代のオルタナティブ・ミュージシャン。彼らはどのような音楽やカルチャーから影響を受けてきたのだろうか? ロックンロールが生まれた50年代までさかのぼり、脈々と受け継がれてきた音楽の歴史から、その出自を明らかにしてみよう。 ■オルタナ好き14人に聞く! 私的アルバムBEST3 90年代グランジ/オルタナ特集に際し、14名のオルタナ好きへアンケートを実施した。質問の内容はずばり、"好きなアルバム3枚とお気に入り曲を教えて!"というもの。定義の難しい本ジャンルだが、それを表わすように人それぞれのグランジ/オルタナ観が見えるような回答結果となったのは実に興味深い。また、好きなオルタナ/グランジ界のギタリストについても語ってもらったので、そちらも合わせてどうぞ! 有馬和樹(おとぎ話) 飯田瑞規(cinema staff) 牛尾健太(おとぎ話) 奥村大(wash?) 小林祐介(THE NOVEMBERS) 五味拓人(LOSTAGE) 斉藤祐樹(髭) 須藤寿(髭) 辻友貴(cinema staff) 出戸学(OGRE YOU ASSHOLE) 福富優樹(Homecomings) 百々和宏(MO'SOME TONEBENDER) ヤマジカズヒデ(dip) 村田善行 ■90年代グランジ/オルタナのギター・サウンド考察 大音量のファズ/ディストーション、そして物憂げなクリーン・サウンドを使い分け、己の魂を開放させていた90年代のオルタナティブ・ギタリスト。当時メインストリームで流行っていたゴージャスなものとは真逆の古い機材を使用し、それぞれがオンリーワンの音を求めていた。ここではソニック・ユース、ダイナソーJr.、スマッシング・パンプキンズ、パール・ジャムのギタリストを例にあげて、彼らのサウンドメイクの傾向を考察してみよう。 ■名越由貴夫が語る"オルタナ/グランジが残したもの" ■保存版インタビュー集:発売当時に語った、あの名盤のこと。 ここからは保存版! 本誌が90年代、リアルタイムで取材してきたオルタナ/グランジの異端ギタリストへのインタビュー集をお届けしたい。今でこそ燦然と輝く名盤とされる作品たちは当時、作り手によってどう語られたのだろうか? アルバムの話にとどまらず、敵対するシーンやプレイヤーへの容赦ないディスなども必読で、まさにオルタナティブな精神性で突き進むギタリストたちの声が無数にちりばめられている。機材の情報もふんだんにあるぞ! ●ソニック・ユース『Goo』 ●ソニック・ユース『Dirty』 ●ザ・スマッシング・パンプキンズ『Gish』 ●ザ・スマッシング・パンプキンズ『Siamese Dream』 ●ダイナソーJr.『Where You Been』 ●サウンドガーデン『Superunknown』 ●ペイヴメント『Crooked Rain, Crooked Rain』 ●ザ・ブリーダーズ『Last Splash』 ●ザ・フレーミング・リップス『Clouds Taste Metallic』 ●パール・ジャム『Vs.』 ■The Axis' Gear Archives ・ソニック・ユース ・ザ・スマッシング・パンプキンズ ・ダイナソーJr. ・ペイヴメント ・パール・ジャム ■INTERVIEW ・加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ) ■PICK UP ・俺のボス/辻友貴(cinema staff) ・GM総集版ムック『Vol.1 ジミ・ヘンドリックス』発売! ・YAMAHA PACIFICA612V II Xシリーズが新登場! ・WERA ワンランク上のギター工具キット ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・40枚の偉大な◯◯◯名盤 第4回:クロスオーバー・スラッシュ ・Opening Act/内田怜央&長谷部悠生(Kroi) ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/75TH ANNIVERSARY STRATOCASTER D'ANGELICO/DELUXE BRIGHTON STUART FINE CUSTOM GUITARS/DIAMOND BACK BLAST CULT/HOLLOW V CUSTOM BLACKSTAR/CARRY-ON DELUXE PACK PLAYTECH/GPA-100 UNIVERSAL AUDIO/UAFX STARLIGHT ECHO STATION LAUREN AUDIO/MUSTANG
【特集】 ギター・ヒーローが愛した アコースティックの世界。 “ギター・ヒーローの中で、誰のアコギが一番好き"? そう問われたら、みなさんはどんな人を挙げるだろうか。 キース・リチャーズ? J・マスキス? なんだかんだでエリック・クラプトン? 人それぞれで意見が分かれるところだろうが、 ともあれ、僕らギター好きにとってはなかなかに楽しい議題だ。 いつもはエレキで唸りを上げる憧れのヒーローが、 ひとたびアコギを持ったとたんに見せる、普段と違った表情。 裸の表現だからこそ如実に伝わる、プレイヤーとしての凄み。 そんな瞬間にグッと惹かれてしまう人は少なくないはず。 「アコギを格好良く弾けずして、ギター・ヒーローにあらず! 」 そんなことを思わず豪語したくなるほどだ。 ステイ・ホームを余儀なくされる今だからこそ、 ここはひとつ、硬派なエレキ派もアコースティック・ギターと じっくり向き合ってみてはどうだろうか? というわけで今月のギター・マガジンは、 “ギター・ヒーローが愛した、アコースティックの世界"。 名手11人のアコースティック・サイドを掘り下げた特集だ。 意外と知らない彼らの新たな側面を発見し、取り入れ、 自身のギタリスト人生に彩りを加えてもらえれば幸いである。 ■巻頭アコギ対談! 仲井戸“CHABO"麗市×Char 特集のスタートは、ロック・ギター・ヒーローたちがどのようにアコースティック・ギターと向き合っているのかを語るスペシャル・トーク・セッションをお届けしよう。今回登場願ったのは、日本を代表する名手である仲井戸“CHABO"麗市とCharのふたりだ。長いキャリアの中でも幾度となく音を重ねてきた両者には、それぞれ古井戸とBAHOという、アコギをメインにしたグループで活動していたという共通点もある。アコースティック・ギターの魅力について語った貴重な言葉の数々にぜひ耳を傾けてみてほしい。 ■キース・リチャーズ 世界最高のロックンロール・バンドに “風情"を与えるキースの端正な表現力 ■ジョン・フルシアンテ “不在"が浮かび上がらす アコースティックな美しさ ■ピート・タウンゼント ザ・フーの“骨格"を形成した 絶対的リズム感のアコギ ■ジョン・メイヤー アコースティックが導いた ギター・ヒーローと ポップ・スターへの道程 ■ジェリー・ガルシア フォークがルーツだった 偉大なるデッドの総帥 ■トレイ・アナスタシオ 現代最高峰のジャム・バンド、 Phishの頭脳 ■デュアン・オールマン アコギの“古典"を残した 早逝のミスター・スライド ■J・マスシス メランコリーな世界へと誘う 異端の轟音アコギ奏者 ■スティーヴ・ハウ 多彩なるエキセントリック・マン、 絶品フィンガーピッカーとしての素顔 ■カート・コバーン 伝説のアンプラグド・ライブで見せた アコースティックな側面 ■コラム/彼岸のギター弾き 細野晴臣 寄稿:高田漣 ■『アンプラグド』以前のクラプトン・アコースティック 本特集で取り上げている“アコギも天下一品のロック・ギター・ヒーロー"という観点において、真っ先に浮かぶのがジミー・ペイジか、エリック・クラプトンだろう。ペイジのアコースティック・サイドは先月号で特集したので、ここからはクラプトン御大にフォーカスしたい。キャリアも長く作品数も膨大ということで、今回はアコギの代表作『アンプラグド』以前に焦点を絞ってみた。少年時代から70年代のレイドバック期あたりまでを中心に、クラプトンとアコースティック・ギターが歩んだ道のりをたどっていく。 ■ギタリスト15人が語る! 僕の私のアコギ名曲 本誌読者ならばもちろん、数多く存在する“エレキ名曲"はよくご存知のはず。しかし、“アコギ名曲"については少々親しみが薄れるのでは? そこで本コーナーでは、エレキ&アコギ両刀使いのギタリスト15人に、各々が思うアコギ名曲3選を語ってもらいました! 条件は“アコギの素晴らしい演奏が聴けること"の1点のみ。ジャンル&年代不問の名曲群を、ぜひ実際に聴きながら読み進めてみて下さい。各ギタリスト愛用アコギについてのコメントもあわせてどうぞ! ■GM SELECTION(※電子版には収録されておりません) ・「Hey Hey」エリック・クラプトン ・「リトル・マーサ」オールマン・ブラザーズ・バンド ・「チャーチ・ストリート・ブルース」トニー・ライス ・「三時の子守唄」細野晴臣 ・「籠時」センチメンタル・シティ・ロマンス ■FEATURED GUITARIST ・平井大 ■INTERVIEW ・エディ・グリーン(シェイム) ・モグワイ ・ジョン・ゴム ■INTERVIEW & GEAR ・おとぎ話 ・シノダ(ヒトリエ) ■PICKUP ・俺のボス/ケンゴマツモト(THE NOVEMBERS) ・スティーヴ・ハケットの最新作『紺碧の天空』 ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・40枚の偉大な◯◯◯名盤 第3回:戦前ブルース ・Opening Act/岩出拓十郎(本日休演) ・アンプがないとね、音は出んのだよ。/アキマツネオ(RAMA AMOEBA) ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/PARALLEL UNIVERSE VOLUME II SPARK-O-MATIC JAZZMASTER YAMAHA/PACIFICA 612 V II FMX RUOKANGAS GUITARS/HELLCAT DELUXE BLAST CULT/HOLY 13 II RECORDING KING/RD-328 BLACKSTAR/ID: CORE V3 STEREO 10 ZOOM/G6 J.ROCKETT AUDIO DESIGNS/BROVERDRIVE JACKSON AUDIO/ASABI
【特集】ジミー・ペイジ、かく語りき 50年の時を遡った1971年、ロック史上最大級の傑作がこの世に誕生した。 レッド・ツェッペリンが無題として発表した4枚目のアルバム、通称『Led Zeppelin Ⅳ』である。 最も偉大なギタリストのひとり、ジミー・ペイジ---。 この男がツェッペリンとともに成し遂げた偉業は世界中で語り継がれてきた。 しかしそれに対して、ペイジ自らが語った言葉は意外なほど少ない。 当時の音楽メディアの批判的な姿勢もあり、彼は大のマスコミ嫌いとして知られ、特にツェッペリン全盛期はほとんどのインタビューを受け付けていなかったのだ。 そこで今回、本誌では年代が異なる3本のインタビュー、約45,000字を取り揃えた。 最新の2020年、ファームとして活動した1986年、そして貴重なツェッペリン現役時代の1977年だ。 どんな考察よりも重みを持って真実を伝える本人の言葉に耳を傾け、ジミー・ペイジとレッド・ツェッペリンの揺るぎない魅力に迫っていこうではないか。 ■ジミー・ペイジ、かく写りき THE PORTRAITS OF JIMMY PAGE 特集のスタートは写真集から。題して"ジミー・ペイジ、かく写りき"。情熱的かつ妖艶。ペイジの筆舌に尽くしがたい魅力を、これを機にジックリと味わってもらいたい。ギターはもちろん、彼がこだわり抜いた衣装にも注目だ。また、掲載写真の機材は、世界的なジミー・ペイジ求道者、ジミー桜井が徹底解説。そちらも合わせてご覧あれ。 ■世界で一番ペイジになろうとした男、ジミー桜井の写真案内。 前頁までの写真集『ジミー・ペイジ、かく写りき』、いかがだっただろうか? 実のところ当初、世界屈指のジミー・ペイジ道の追求者、ジミー桜井に機材解説の協力を仰いだのだが、話が大いに盛り上がり......なんと取材は4時間越えに! これはもうひとつ記事を作ってしまおう、という流れになった次第。と言うことで、解説を再スタート! 美術館の音声ガイド的な感覚で読んでみてはいかが? ■INTERVIEW 1:2020年のロンドンから、胸いっぱいのギター愛を。 "ジミー・ペイジ、かく語りき"の第1弾は2020年、ロンドンの自宅で行なわれた最新のインタビューからお届けする。現在進行形の世界的パンデミックを始めとする数多の荒波を乗り越え、レッド・ツェッペリンの結成から50年以上の月日が流れた現在においてもまったく揺るぎないツェッペリンの栄光とペイジのギター愛。その源流はどこにあるのか、ペイジの言葉から探っていこう。 ■INTERVIEW 2:ファーム期の言葉に垣間見るペイジのギター観。 続いて1986年、ポール・ロジャースとのバンドであるファームの活動期に行なわれたインタビューへ移ろう。ジェフ・ベック、エリック・クラプトンと共演した伝説的なARMSコンサート、そしてツェッペリンの3人が再び集ったライヴ・エイドといった自身の活動はもちろん、当時ギター界に旋風を巻き起こしていたエディ・ヴァン・ヘイレンや、最先端のテクノロジーとして注目されたギター・シンセサイザーまで、80年代ならではのトピックについてたっぷりと語られた内容だ。 ■INTERVIEW 3:ヤードバーズ時代から『プレゼンス』までを語る。 インタビュー大特集"ジミー・ペイジ、かく語りき"の最後は、本誌1994年1月号と2007年12月号&08年1月号にも掲載した、77年のインタビューで締めよう。時は『プレゼンス』リリース後。なのだが、腕を磨き続けたセッションマン時代、ジェフ・ベックと火花散る攻防をくり広げたヤードバーズ期から詳細に語る充実の内容。そして話は続き、1stアルバムから『プレゼンス』までの各作品における、壮大なサウンド実験に話はおよぶのだ。当時、彼がいかに先進的な音楽を作ろうとしていたのか? バンド壮年期におけるジミー・ペイジの哲学が、再びここに蘇る! ■ジミー・ペイジのアコースティック・サイド ペイジとは稀代のリフ・メイカーであり、エレキ・ギターを弾かせれば敵なしのスーパー・ロック・ギタリストであるのは周知のとおり。だが、それだけでこの偉大な男を語るのはちょっと浅はかだ。なぜなら、彼はアコースティック・ギターの名手でもあるから。レッド・ツェッペリンの作品を聴けば、あるいはライブ・ステージのアコースティック・セットを観ればおわかりのように、彼はアコースティックな表現にも深い情熱を傾けていた。複数のチューニングを駆使し、実に多彩な景色を見せる独特のセンスは、エレキ・サイドと同等に語られるべきだと思う。そこでここからは、アコースティック・ギター名手としてペイジを見つめていきたい。 ■THE INSTRUMENTS 10万円以下/20万円以下で選ぶ! エレキ弾きも今欲しい、このアコギ15本! 自宅での時間が増え、"おうち時間"や"ステイ・ホーム"なんて言葉が流行した2020年。読者のみなさんも、家でギターを弾くことが多くなったことでしょう。でも、家でアンプを爆音で鳴らすのは難しいし、生音でエレキを弾いてもなんだかなぁ......なんて思う人も少なくないはず。そんな人は、ぜひアコースティック・ギターを1本買ってみてはいかがですか? 実際にアコギ需要は増えているようで、楽器店ではいつもよりはるかに売れているんだとか。そこで、今回本誌では"1~2本目にアコギを買うエレキ・ギタリスト"をターゲットに、5~20万円の価格帯でオススメのモデル15本をチョイス。エレキ/アコギ両刀使いの名手であるNAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)とReiの両人を招き、各モデルの印象を語ってもらいました。バイヤーズ・ガイドの一助となれば幸いです! ■GM SELECTION ・「風をあつめて」はっぴいえんど ・「嫌んなった」憂歌団 ■INTERVIEW ・コリー・ウォン ・SUGIZO ■INTERVIEW & GEAR 加藤綾太×山本幹宗 ■PICKUP ・俺のボス/山本幹宗 ・下北発のエフェクター・ブランド、Kitazawa Effector ・"究極のマルチ・エフェクター"ZOOM G11見参! ・チェイス・ブリス・オーディオ ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・40枚の偉大な◯◯◯名盤 第2回:昭和歌謡 ・Opening Act/塩塚モエカ(羊文学) ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/TASH SULTANA STRATOCASTER GRETSCH/G6136T-BSP FSR PLAYERS EDITION FALCON VOX/BOBCAT S66 WITH BIGSBY RUOKANGAS GUITAR/AEON DELUXE CALJA/CJT-50 LANEY/MINISTACK-B-IRON
【特集】 追悼 エディ・ヴァン・ヘイレン 『炎の導火線』『1984』『5150』など 黄金時代を語った6篇のインタビューを収録。 スーパー・ヒーローの残した金言の嵐! 2020年10月6日、一人のギター・ヒーローがこの世を去った。 エディ・ヴァン・ヘイレン---。 衝撃の訃報が発せられるや否や、数多くのアーティストが哀悼の意を捧げたことは、 彼が音楽史に残した功績の大きさを物語っている。 今回本誌はエディの追悼特集として、『炎の導火線』『1984』『5150』など、 ヴァン・ヘイレンの黄金時代をとらえた6篇の本人インタビューを掲載。 エディ自身の言葉をたどり、この傑出したギタリストの実像に迫ることにした。 ギターが心底好きだったこと、弾いているだけで楽しかったこと……。 読み進めるうちに、エディの超ビッグなギター愛を感じることができるだろう。 そして改めて、ヴァン・ヘイレンという偉大なるバンドの魅力も味わい尽くしてほしい! ■23歳のエディが語る、『炎の導火線』の頃。 ここからは全6篇からなる、エディのインタビュー集をお届けしていこう! 第1弾は1978年、“ライトハンド"というそれまでのギター史にはなかった全く新しい概念を打ち立て、当時のギタリストに衝撃を与えた『炎の導火線』リリース直後のもの。前代未聞の問題曲「Eruption」は、誰もが一度はコピーに挑んだことであろう。当時まだ23歳、フレッシュなエディの記念すべきデビュー・インタビューだ! ■シーンを席巻した傑作『1984』。 続いては、ヴァン・ヘイレンの金字塔『1984』のインタビューを掲載! 言わずもがな記録的大ヒットを生み出し、バンドをシーンの頂点に立たせた傑作である。当時、新しく完成したスタジオ“5150"で生まれたこのアルバムは、シンセサイザーの導入や歪みを削ぎ落としたギター・サウンドなど、サウンド面での変化もファンに衝撃を与えた。本インタビューではアルバム制作秘話や使用機材はもちろん、エリック・クラプトンへの憧れやアマチュア・バンド時代の話、そしてこの作品を最後に脱退するデイヴとの関係など、多方面について語っているぞ! ■59歳の円熟期に『1984』を追想する。 続いて、エディが2014年に『1984』を振り返ったインタビューをお届けしよう。ギター・ソロや作曲のこと、この傑作が生まれるまでの模索期間、ドン・ランディー(エンジニア)との友情、5150スタジオの設立経緯などなど、ざっくばらんにあの頃を語り尽くす。当時抱いていたアラン・ホールズワースへの熱い思いも見逃し厳禁だ。本稿を読んでふたたび作品を聴けば、新たな『1984』像ができあがるだろう……! ■改めて振り返る、初期6作の躍動。 ここでは1st『Van Halen(炎の導火線)』から『1984』まで、初期6作品をエディ自身が振り返ったインタビューをお届けしよう。実施タイミングは1985年の初頭。前年リリースした『1984』の世界的ヒットを受け、最も勢いに乗った時期だ。 ■『5150』発表後のエディ&サミー談義録。 インタビュー第5弾は、『5150』リリース後に行なわれたエディ&サミーの談義録をお届け。ご承知のとおり、本アルバムはボーカルにサミー・ヘイガーを迎えて制作した、バンドの転換期的作品である。レコーディングでスタインバーガーのGL2Tを使った理由を始め、あっちへこっちへ話が広がるギター談義は必読! そして話はまず、エディがベースで参加したサミーのソロ作のことから。ベースの話題から展開するエディのギター・テクニック論も興味深い! ■本人の言葉でたどる、エディの愛器。 ここでは歴代の愛器をエディ自らが紹介! 本項のもとになったのは2014年、エディが機材を保管するギター・センター(ハリウッド店)での取材である。彼が5150スタジオで使うギターやアンプを、たっぷりと語っているのだ! 中でも彼のキャリア初期の愛用アンプ、フェンダー・バンドマスターへのコメントは必見。エディにどれだけ機材愛があったかがわかるだろう。 ■追悼コメント集 さらば、エディ---。数多くのギタリストが発表した追悼コメントを厳選してお届けしよう。 ■Guitar Magazine Archive:プライベート・スタジオ“5150"の機材を紹介! ■イチから始めるライトハンド エディ・ヴァン・ヘイレンの偉業は数多あるが、ギター史に革命を起こしたテクニックといえばご存知ライトハンド! 今回はその入門企画として、イチから始められるライトハンド指南をご用意しました。初めての人も再チャレンジの人もTRYあるのみ! 目指せ、EVH極め道! ■サウンドのプロが考察するエディの音:林幸宏(FREE THE TONE) ■歴代作品ディスコグラフィー ■SPECIAL PROGRAM 1970年7月30日、ハワイ・マウイ島のジミ・ヘンドリックス 1970年7月30日、ジミ・ヘンドリックスはハワイ・マウイ島にいた。翌々日のホノルル公演を前に、映画『レインボウ・ブリッジ』(1971年公開)に使用するためのパフォーマンス映像を収録していたのだ。しかし映画は構想・制作に難を抱えており、最終的にただヒッピー文化を脈絡なく寄せ集めたカオスな仕上がりに。ジミとミッチ・ミッチェル、ビリー・コックスら“第二期エクスペリエンス"の演奏も、長らく正しい形で世に出ず埋もれてしまう。そんな音源と映像が50年の時を経て、ジミの遺産を管理する財団“エクスペリエンス・ヘンドリックス"の管理下でこのたび『Live in Maui』として発表された。本特集では同作のプロデュースも務めたエディ・クレイマー、そしてビリー・コックスへのインタビュー、また使用機材の考察など通し、マウイでのパフォーマンスに迫っていきたい。 ■THE INSTRUMENTS 沁みるギブソンES-175。 “フルアコといえばイチナナゴ"。1949年に生まれたギブソンのES-175は、フルアコースティック・ギターを象徴する名器である。ジャズを弾かないギタリスト諸氏も、一度は手にしたいと憧れる1本だろう。ソリッド・ボディのいわゆる“エレキ・ギター"が男子にうってつけのやんちゃな道具だとすれば、ES-175のキャラはその真逆。言うなれば、シブい男のダンディズム路線の極みといったところか。この先の長いギタリスト人生、いつかはその豊潤なグッド・トーンをゆっくり味わってみたい---それも、できるならビンテージの175で。そんな声なき声にお答えし、今回はビンテージのES-175を主人公に据えたちょっとオトナな特集を組むことにした。渡辺香津美による試奏を始め、モデルの使用変遷や愛用者紹介など多方面からお届けしよう。 ■GM SELECTION(※電子版には収録されておりません) ・「バック・イン・ブラック」AC/DC ・「永遠の不在証明」東京事変 ■INTERVIEW ・アンガス・ヤング&ブライアン・ジョンソン(AC/DC) ・Rei ・中牟礼貞則 ・ナッシング・バット・シーヴス ■THE AXIS' GEAR ・村松拓&生形真一(Nothing's Carved In Stone) ■PICKUP ・俺のボス/キョウスケ(爆弾ジョニー) ・のんライブ・レポート ・MIYAVIのシグネチャー・テレキャスターが爆誕! ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・40枚の偉大な◯◯◯名盤 第1回:ブリティッシュ・ブルース・ロック ・Opening Act/takuchan & showhey(NYAI) ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/BOXER SERIES STRATOCASTER HH JACKSON/PRO SERIES RHOADS RR24Q WINTERSTORM MUSIC MAN/CUTLASS RS SSS RODENBERG/SL-OD STEVE LUKATHER SIGNATURE BAE/HOT FUZZ
特集:創刊40周年特別企画 ギタマガ40年史。 ギターは世につれ、世はギターにつれ。 ギタリストと共に歩んだ、40年の軌跡。 1980年11月に創刊したギター・マガジンは、今年で40周年を迎えます。 そこで今月号は普段と少し趣向を変え、 ギター・マガジンの40年間の歩みを特集することにいたしました。 歴代編集長へのインタビューや当時の誌面をもとに 各年代ごとの特徴に迫るという、本邦初のギタマガ特集です。 ギター・マガジンという雑誌はどのように創刊され、 どんなギタリストを取り上げ、どのような記事を作ってきたのか? ギタマガが今日の形になるまでの、 雑誌としての歩みを楽しんでいただけたら幸いです。 また、さまざまな時代を乗り越えて今日まで刊行が続いているのは、 ひとえに長年ご愛読していただいているみなさまのおかげにほかなりません。 この場を借りて、心より感謝を申し上げたいと思います。 この先も編集部一丸となって精進して参りますので、 今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願いいたします。 ■40年分の表紙、全部見せます。 創刊40周年特集の巻頭を飾るのは、40年分、480冊の表紙グラビア! 今は手に入らない貴重な1冊ばかりなので、“あ~これ買った! "、“こんな表紙があったのか! "などなど、ご自身のギター人生と照らし合わせてお楽しみください。 ■I LOVE GUITAR ギタリストが語る、ギターへの愛と未来 創刊号の大特集はギターの過去・現在・未来を当時の視点で考察した、その名も“I LOVE GUITAR"。それから40年が経った現在、ギタリストはギターに何を思い、その未来をどう考えているのだろう。24名からのメッセージとともに、2020年版“I LOVE GUITAR"をここに届けたい。 布袋寅泰 奥村大(wash? ) 野村義男 亀本寛貴(GLIM SPANKY) 上原子友康(怒髪天) 竹村郁哉(Yogee New Waves) 崎山蒼志 横山健(Ken Yokoyama/Hi-STANDARD) Rei 山内総一郎(フジファブリック) 高田漣 滝 善充(9mm Parabellum Bullet) 高崎晃(LOUDNESS) 古市コータロー(THE COLLECTORS) TAKUYA 真鍋吉明(the pillows) いまみちともたか(BARBEE BOYS) SUGIZO(LUNA SEA/X JAPAN/SHAG) 新藤晴一(ポルノグラフィティ) 竹内アンナ ROLLY 生形真一(Nothing's Carved In Stone/ELLEGARDEN) オカモトコウキ(OKAMOTO'S) 田渕ひさ子(NUMBER GIRL/toddle) ■この号、売れちゃいました! 当たり前だが、売れない号ばかり作っていたら雑誌なんてものは継続しない。本誌ギター・マガジンでも、ヒットを飛ばした号が少なからず生まれてきた。それって一体なんの号だ? ここですべて発表しようではありませんか! もしかしたら、読者の皆さんの押し入れに眠っている号もあるかも? ■1980's:記念すべき創刊と模索 ここからは年代ごとに、ギター・マガジンの成り立ちを振り返ってみようと思う。まずは創刊号が発売された1980年からスタートだ。 ■1990's:幅広さで魅せた黄金期 80年代に続いては、90年代のギター・マガジンの様子を観てみよう。ハードロック勢の勢いがなくなる中、一体どんな試行錯誤があったのか? ■2000's:ギタマガらしさの確立 さて、ここからは2000年代のヒストリーだ。さまざまなギター・ヒーローが活動を休止してしまうこの年、本誌はどのような発展をとげたのだろうか? ■2010's:誌面の大リニューアル ギタマガ・ヒストリー、最後は2010年代編。ギター・ヒーロー不在に出版不況……そんな苦境に立たされる中で、編集部は時代の荒波を乗り越えるべく、誌面の大幅リニューアルを試みる。40年間の歴史上最も大きな変革だったと言えるリニューアルの話を中心に、物語を進めていこう。 ■コラム:歴代表紙ギタリスト・ランキングTOP10 ■コラム:伝説の“カート・コバーン・マガジン" ■コラム:歴代編集長が選ぶ、「俺の1冊。」 ■ギタマガが勝手に推薦! 新世代ギタリスト名鑑 ギタマガが追った40年間を振り返ってきた本特集。温故知新も大切ですが、やはり未来にも目を向けたい! ということで、今後の更なる活躍に期待したい名手22人を名鑑形式でご紹介。新たなギターの歴史を作るのは彼らだ! ■THE INSTRUMENTS フェンダー・アメリカン・プロフェッショナルII アメリカン・プロフェッショナル---。2017年に発売した本シリーズは現在、フェンダー・ギターの中で最も多くのギタリストに使用されている主力製品だ。その新型モデル、アメリカン・プロフェッショナルIIが発売された。古き良き伝統を残しつつ、今のフェンダーが持つ最新技術を駆使。目まぐるしく変わる現代の音楽シーンに合わせ、さらなる進化を果たしている。新開発のピックアップやスイッチングによるトーン選択肢の増加、ネック・フィニッシュからジョイントのヒールなどなど……。あらゆるギタリストにとって新戦力となりうる本シリーズの実力を、今回は3人の気鋭ギタリストと一緒に探っていくとしよう。 ■GM SELECTION Special(※電子版には収録されておりません) ・「ホテル・カリフォルニア」イーグルス ・「21世紀のスキッツォイド・マン」キング・クリムゾン ・「ROOM 335」ラリー・カールトン ・「フォー・オン・シックス」ウェス・モンゴメリー ・「チェンジ・ザ・ワールド」エリック・クラプトン ■PICK UP ・追悼 エドワード・ヴァン・ヘイレン ・ESP Lovers Gallery/菅原卓郎、滝 善充(9mm Parabellum Bullet/キツネツキ) ・MD Guitars G8-AL meets 鈴木重厚(そこに鳴る) ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・Opening Act/大武茜一郎&カニユウヤ(突然少年) ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER TRANS PINK GRETSCH/G6119T KENICHI ASAI SIGNATURE 1965 TENNESSEE ROSE MUSIC MAN/JOHN PETRUCCI FIGURED TOP RS GUITARWORKS/SURFCASTER BAE/ROYALTONE
【特集】 横山健 (Ken Yokoyama) さあ、愛するギターの話をとことんしよう。 Ken Yokoyamaから待望の新作『Bored? Yeah, Me Too』が届いた。オリジナル作品としては約5年ぶり、初となる6曲入りのミニ・アルバムだ。 横山健自身も“ここまでのことは人生初"と語る未曾有のコロナ禍のさなかに生まれた本作だが、一体どんな曲が聴けるのだろう? そう思って曲を再生すると、堰を切ったように横山節が全開の痛快なナンバーが出迎えてくれた。 パンキッシュなスピード感と激しさ、とびきりポップなメロディ、そして、各所にキラキラと散りばめられたキャッチーでコピー心をくすぐる横山らしいリード・ギター。 そのプレイや音からは、ギターを弾く純粋な喜びや希望に満ちているように聴こえてならない。 横山のギター愛はコロナだろうがなんだろうが変わらないというわけだ(むしろ深まっている節も? ) そんなわけで今回、「こんなご時世だからこそ」じゃないが、横山健と純粋なギター・トークをとことんすることにした。 Ken Bandの相方であるギタリスト南英紀も招き、ワイワイと語ってもらおうではないか。 さあ、愛するギターの話をとことんしよう! ■INTERVIEW 1: About New Mini Album まずは新作『Bored? Yeah, Me Too』についてのインタビューから。横山健に加え、長きにわたり相方としてKen Bandに在籍するギタリスト、南英紀にも同席願った。初となるミニ・アルバムを“レーベル直流通"でリリースすることにした真意や、新作レコーディング時の様子はもちろん、今の息苦しい世の中をバンドマンとして生き抜くための心意気を語ってもらおう。 ■INTERVIEW 2: About My Dear Guitars ここからは本誌の原点に立ち返り(?)、横山と南がレコーディングで使用したギターについて、ふたりにワイワイと語ってもらうことにした。ギター好きによる、ギター好きのための、ギター愛に満ちた濃厚トークをどうぞ! ■INTERVIEW 3: About Playing Of 『Bored? Yeah, Me Too』 最後となるインタビュー第3部では、新作に入った6曲のギター・プレイについてふたりに話を聞いた。連動して譜面も掲載したので、ここからはぜひギターを抱えながら読み進めてくれ! ■1970年のピート・タウンゼント 人生には四季がある。すなわち、青春、朱夏、白秋、玄冬だ。今を遡ること50年前。ひとりの男の早すぎる青春が終わり、季節は燃え盛る夏に差しかかろうとしていた。彼の名はピート・タウンゼント。ロック・バンド、ザ・フーのギタリストだ。前年である1969 年、バンドは怒れる若者だけでなく、苦悩するすべての者への祈りを込めたロック・オペラの大名盤『Tommy』をリリース。そして、1970年。その祈りが届いたかのごとく、彼らは数々の奇跡を巻き起こす。それがロック史に燦然と輝く金字塔、『Live At Leeds』で知られるライブの数々だろう。本特集では1970年における、ピート・タウンゼントに焦点を当てて、幾多もの“奇跡"を多角的な視座から眺めていきたい。 ■リンク・レイ 永遠の不良的サウンド ロックンロールにおける開祖のひとり、リンク・レイ――。1958年、強烈に歪んだディストーション・サウンドを炸裂させた問題曲「Rumble」が、当時“少年犯罪を助長する"との理由でラジオ放送禁止となったと言えば、彼が世間に与えた圧倒的インパクトが伝わるかもしれない。その“不良性"を感じるプレイとサウンドにシビれた者は数多くおり、例えばピート・タウンゼントは“彼がいなければギターを始めなかった"とまで言い切っている。リンク・レイなくして、その後のロックの発展はなかったのだ。最近では、“インディアンの血を引く者"としての側面を持つ彼をフィーチャーした映画『ランブル』も公開され、再評価の機運は高まっているのではないだろうか。ここでは、ギタリストとしてのリンク・レイの魅力を深掘りしていこう。 ■スティーヴィー・ワンダーに学ぶ、コード進行の極意 近代のポップス/ブラック・ミュージック界をぐいぐいと牽引した天才的ミュージシャンのひとり、スティーヴィー・ワンダー。その名曲群を見渡すと浮かび上がってくる一番大きなキーワードは“グッド・メロディと自在なハーモニーのコンビネーション"です。スペシャルな閃きを発散させる斬新なハーモニーの上に、リスナーの琴線をビビっと刺激するグッド・メロディを乗せて、ポップ&キャッチーに響かせる! なんと言ってもこれが、天才スティーヴィーたる所以。ここに音楽面での一番大きな魅力と真骨頂があります。本特集はその類いまれなる和音センスにスポッ トを当て、コード進行作りの極意を吸収しよう!......という、センス・アップ企画。なお、原曲の多くにはギター・パートが含まれていませんが、ナイスな和音展開をギター用にモデリングしてみたので、原曲と照らし合わせながら弾いてみて下さい。コード進行のエクセレントなアイディアが山盛りなので、コード・プログレッションに興味のあるギタリスト諸氏にも絶対に役立つはず。さあ、和音感覚をピカピカに磨き上げて、自身の曲作りにフィードバックしましょう! ■Nutubeが実現する真空管サウンド VOX Valvenergy 歪みペダルで真空管アンプのサウンドを出したい! 多くのギタリストが求めるこのテーマへ、VOXからの回答として登場したのがValvenergyシリーズだ。次世代の真空管=Nutubeを搭載し、自社の名機であるAC30を含む、さまざまなアンプ・サウンドの完全再現を目指した4モデル。その実力に迫る! ■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません) ・「ハルノヒ」あいみょん ・「Gravity」BUMP OF CHICKEN ■INTERVIEW & GEAR ・INORAN ・町屋(和楽器バンド) ・戸高賢史(MONOEYES) ・鈴木重厚(そこに鳴る) ■INTERVIEW ・マーティ・フリードマン ■PROFESSIONAL GUITAR FILE ・孝哉&克哉(SLOTHREAT) ■PICK UP ・国産の本格派“Landscape"の品性 ・マキタ・スポーツ&スージー鈴木の1日編集長! ■連載 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・Opening Act/Hi Cheers! ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/ACOUSTASONIC STRATOCASTER COCOBOLO ZEMAITIS/SCW22 DKMB DARK METALLIC BLUE MUSIC MAN/JP6 BFR ARIA/MM-100/O MD GUITARS/G8=AL BLAST CULT/MAGIC 13 GUITAR VOVOX/EXCELSUS PROTECT A PIGTRONIX/INFINITY 2 DOUBL LOOPER
【特集】 '70s BLUE NOTE 70年代ブルーノートとクロスオーバー前夜のギタリスト 昨年、ブルーノートは創立80周年を迎えた。遅ればせながらそれを祝うべく、今回我々が注目したのは70年代。正確に言うと、NYからLA移転したあとの、 通称“BN-LA"と呼ばれる時代だ。当時はロックの台頭やソウルの流行、さらにはマイルスの電化も相まって、ジャズ・ギタリストたちは急速なエレクトリック化を余儀なくされていた。彼らの試行錯誤が、のちの“クロスオーバー/フュージョン"に結実……するのだが、その前夜とも言えるBN-LAの諸作には、超メロウでファンキーなギター・プレイがくり広げられているのだ。参加したのは、デヴィッド・T.ウォーカー、リー・リトナー、ラリー・カールトンを始めとする、一流ギタリストたちの面々。本特集では、彼らの“新時代の音を作ってやる"という気概のこもったプレイの数々を通じ、そのドラマと偉業に迫っていく。 ■9/16、特集と連動したコンピCD発売! 2枚組、全24曲という豪華ボリューム! ■ブルーノートのロサンゼルス時代、通称=“BN-LA"って何だ? 昨年、80周年を迎えたブルーノート。ジャズの一時代を作り上げたこのレーベルは、72年にNYからLAへと拠点を移す。通称=BN-LAと呼ばれるようになるが、ジャズ・ギタリストの急速なエレクトリック化も相まって、レーベル史上かつてなく“ギターの薬味"が効いていた時代となったのだ。そこで繰り広げられた熱いプレイとは? ■第一章 新時代を模索した、クロスオーバー前夜のギタリストたち クレイグ・マクマーレン/リー・リトナー/イーフ・アルバース/ジョン・ローウィン/ラリー・カールトン/トミー・ボーリン/ロビー・クリーガー/アール・クルー/ローランド・バティスタ/アル・マッケイ/ジョー・ベック/レイ・ゴメス/ドン・ミナーシ/ティム・デュハフ/ジョン・トロペイ/マーロン・マクレーン/ロドニー・ジョーンズ/ロベン・フォード ここでは、BN-LA作品で名演を残した18人のギタリストを紹介しよう。ジャズ、ロック、ブルース、ソウルなど、各ジャンルの猛者たちが新時代の音を模索したのだ! ■第二章 デヴィッド・T.ウォーカー BN-LAに刻んだ偉業 数々の腕利きギタリストたちが華を添えた70年代のブルーノート・レコード=BN-LA。その中でもひと際の存在感を放つのがやはりこの人、デヴィッド・T.ウォーカーである。言わずと知れたモータウンでの活躍や、ODEレーベルでの名ソロなど作などの印象が強い彼だが、ここブルーノートにおいても存分に手腕を発揮。ただし、あの歌心溢れるシグネチャー・プレイだけでなく、曲によってはアグレッシブなカッティングに終始したりと、その他のワークスとはひと味違った一面をのぞかせているのが興味深い。ここからは特集の第二章として、そんな“BN-LAでもデヴィッド・T.ウォーカー"にフォーカスしていく。 ■まだまだいる? BN-LAに爪あとを残した名手 ここまでに紹介した18人のみならず、BN-LAに名演を残したギタリストはまだまだいる。ジョージ・ベンソンやグラント・グリーンなどの手練れを始め、スタイルの異なる第一級の者たちが多数参加している点におもしろさがあるのだ。怠らずチェックすべし! ■ギタリストが参加した58作品一覧表 ここでは、BN-LA作品(ギタリスト参加作)の一覧表を掲載。ギター的観点でブルーノートを楽しんでみては? ■証言インタビュー1/リー・リトナー “Blue Note Hits A New Note"の名のもとに、多くのエレクトリックかつクロスオーバーな作品をリリースしたBN-LA。そんなブルーノートの変化や時代の流れを、当時のギタリストはどのようにとらえていたのだろうか? まずはリー・リトナーに話を聞く。 ■証言インタビュー2/ティム・デュハフ アルフォンス・ムザーンの『The Man Incognito』などで、軽快で小気味良いカッティングやメロディアスなソロを奏でたギタリスト、ティム・デュハフにも当時の話を聞いてみよう。 ■証言インタビュー3/デヴィッド・T.ウォーカー セッション・ミュージシャンとして多忙な時期だったという当時、デヴィッド・T.にとってブルーノートでの仕事はどのような位置付けだったのか。マリーナ・ショウの名曲「Feel Like Makin' Love」収録当時のエピソードなども振り返りつつ、存分に語ってもらった。 ■THE INSTRUMENTS ワンランク上のシールド・ケーブル徹底試奏! by 西田修大 エレキ・ギターを演奏するにあたり、ギターやアンプと並んで必要不可欠な存在であるシールド・ケーブル。近年は多くのブランドから個性豊かなケーブルが発売されており、実に選択肢が多い。それゆえ、自分に最適な1本はどのようなモデルなのか、迷ってしまう人も多いのでは? そこで今回、よりキャラクターの違いを実感しやすい“ワンランク上"のケーブル20本を紹介。内部構造や素材、デザインにこだわった多彩なモデルを、西田修大による試奏とともに紹介していこう。 ■FEATURED GUITARISTS ・AB'S(芳野藤丸、松下誠) 80年代初頭、芳野藤丸を中心に結成されたバンド=AB'S。松下誠など当時の一流スタジオ・ミュージシャンを擁し、洗練された歌モノAORを奏でた彼らだが、今、その大人でグルーヴィンな世界観が再評価を受けている。それも納得、なにせ芳野と松下による変全自在なツイン・ギターの在りようは今聴いても一級品なのだから。バッキングとリードを自由に入れ替え、ともに流麗なソロを聴かせ、時にクールなカッティングでとびきりヒップに弾きこなす。それも、さも簡単そうに。間違いなく80年代の国産ギターAOR/シティ・ポップ・シーンでは最強クラスのバンドだ。このたび、新作『AB'S-7』を完成させたのを機に、AB'Sを大フィーチャーしたい。芳野&松下の最新インタビューを中心に、多方面から掘り下げよう。 ■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません) ・「ブラック・マジック・ウーマン」フリートウッド・マック ・「HELLO」Official髭男dism ■INTERVIEW & GEAR ・生形真一(Nothing's Carved In Stone) ■INTERVIEW ・吉野寿(eastern youth) ・フォンテインズD.C. ■連載 ・俺のボス/有賀 教平 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・Opening Act/Group2 ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/HM STRAT ZEMAITIS/ZVW22 EB NATURAL KING SNAKE/SMITH WITH BIGSBY POSITIVE GRID/SPARK VOX/VALVENERGY SILKDRIVE
【特集】シティ・ポップと夏。 ~とろける極上ギター・ソロ篇 近年、日本のみならず海外でも再評価の嵐が吹いて止まらない70~80年代のジャパニーズ・ポップス=シティ・ポップは、夏がモチーフになったものがとても多い。 そんなシティ・ポップのギターといえば、もちろんカッティングなのだが…… なかなかどうして。シティ・ポップはカッコいいギター・ソロの宝庫でもある。 とびきりのサマー・ミュージックに響き渡る極上のソロがいっぱいあるのだ。 というわけで、今回は夏のシティ・ポップ・チューンの中から、ギター・ソロが素晴らしいものを徹底リサーチ。 他誌とはちょっと違う"サマー・シティ・ギター・ソロ・ポップ(なんだそれ)"を厳選して特集を組むことにした。 大村憲司、鈴木茂、高中正義、山下達郎……登場するキャストは実に豪華な面々。 ギター弾きが大好きなカッコいいギター・ソロと、そのプレイの裏側に潜む「夏の成分」を徹底的に分析! ■夏シティ・ポップのギター・ソロ。厳選35フレーズ。 大貫妙子「Summer Connection」……『SUN SHOWER』(1977) 山下達郎「SOLID SLIDER」……『SPACY』(1977) 山下達郎「LOVE TALKIN'(Honey It's You)」……『FOR YOU』(1982) 山下達郎「The Theme From Big Wave」……『BIG WAVE』(1984) 大滝詠一「君は天然色」「雨のウェンズデイ」「スピーチ・バルーン」……『A LONG VACATION』(1981) 大滝詠一「Water Color」……『NIAGALA TRIANGLE Vol.2』(1982) 鈴木茂「コーラル・リーフ」「ノアノア」、山下達郎「キスカ」……『PACIFIC』(1978) 高中正義「SWEET AGNES」……『TAKANAKA』(1977) 高中正義「Blue Curasao」……『ON Guitar』(1978) 高中正義「憧れのセーシェル諸島」……『Seychelles』(1976) 松田聖子「南太平洋~サンバの香り~」「ブルーエンジェル」……『SQUALL』(1980) 松田聖子「あ・な・たの手紙」……『Silhouette~シルエット』(1981) 松田聖子「ひまわりの丘」……『Pineapple』(1982) PIPER「Shine On」……『Summer Breeze』(1983) 村田和人「一本の音楽」「やさしさにGood-Bye」……『ひとかけらの夏』(1983) 細野晴臣「HURRICANE DOROTHY」「熱帯夜」……『TROPICAL DANDY』(1975) 久保田麻琴と夕焼け楽団「初夏の香り」……『ハワイ・チャンプルー』(1975) 前田憲男とティン・パン・アレー「Wave」……『Soul Samba』(1977) 竹内まりや「ホールド・オン」……『UNIVERSITY STREET』(1979) 森園勝敏「Jasmin」……『4: 17p.m』(.1985) SAFARI 「All Right In the Night」……『SAFARI』(1984) 佐藤博「チョイト」……『Time』(1977) センチメンタル・シティ・ロマンス「暖時」……『センチメンタル・シティ・ロマンス』(1975) センチメンタル・シティ・ロマンス「ステキッスキップ」……『シティ・マジック』(1977) 南佳孝「月夜の晩には」……『忘れられた夏』(1976) 東北新幹線「Summer Touches You」『THRU TRAFFIC』(1982) 角松敏生「Sea Line」『Sea Is A Lady』(1987) ブレッド&バター「THE LAST LETTER」……『Late Late Summer』(1979) ■鈴木茂、名作『LAGOON』とギター・ソロについて考える。 シティ・ポップをギター的な観点で見つめた時、真っ先に思い浮かべる人物といえば、やはり鈴木茂だろう。氏は1976年、かの強靭なロック・アルバム『BAND WAGON』から一転、リゾート的な世界観の『LAGOON』を発表。リラックスしたサウンドでファンの度肝を抜き、ミュージシャンとして新たなフェーズへと突き進んでいった。今や夏のシティ・ポップ名盤として国内外で評価の高い『LAGOON』はなぜ生まれたのか?また、本特集の重要なテーマである“ギター・ソロ"というものへのこだわりについても深く話を聞いた。 ■シティ・ポップ名手たちの愛器 夏のシティ・ポップを彩った爽快なギター・ソロの数々。ここではその弾き手たちが当時愛用していた機材を一挙に紹介していきたい。 ■山本圭右が語る、夏の名盤『Summer Breeze』PIPER 本特集のテーマである“夏"と言えば、外せないバンドがPIPERだ。ギタリストの山本圭右をリーダーに担ぎ、80年代に5枚のアルバムを残したが、中でも『Summer Breeze』は“夏100%"のリゾート音楽。カッティング~長尺のソロありと、山下達郎をして“日本の5本の指に入る存在感"と言わしめた、山本の面目躍如たるプレイが味わえる。今回は同作を中心に、PIPER時代のことについて語ってもらった。 ■日本のポップスと夏、切っても切れないゴカンケイ 日本と夏、そしてポップスという三者には一体どういう関係があるのだろうか?加山雄三から大滝詠一、山下達郎などのサウンドをとおして紐解く、“日本の夏とポップス"論考。 ■ライトメロウ的 夏ギター・ソロ10選 by 金澤寿和 シティ・ポップ/和製ブームの火付け役的ディスクガイド『Light Mellow 和モノ Special』。ここではその監修を手がけた金澤寿和による選曲で、ライトメロウ的観点からの“夏ギター・ソロ"名演を10曲紹介。腕利きギタリストたちが表現した“夏"の世界に飛び込むべし! ■GM SELECTION Special (※電子版には収録されておりません) ・「LOVELAND, ISLAND」山下達郎 ・「裸足の季節」松田聖子 ・「READY TO FLY」高中正義 ・「ノスタルジア・オブ・アイランド Part.1 & Part.2」山下達郎 ■THE INSTRUMENTS プロ6人が語る、BOSS SD-1活用術 ・古市コータロー(THE COLLECTORS) ・野村義男 ・佐藤拓也(androp) ・キダ モティフォ(tricot) ・谷口鮪(KANA-BOON) ・牛尾健太(おとぎ話) ■INTERVIEW & GEAR ・小笹大輔(Official髭男dism) ・TAK MATSUMOTO ・Teru(MY FIRST STORY) ■INTERVIEW ・春畑道哉(TUBE) ・オスカー・ジェローム ・ビル・フリゼール ■PICK UP ・チェイス・ブリス・オーディオ ・Neo Instruments micro VENT 122 & micro VENT 16 ・プロ・ペダリスト特別対談 生形真一×戸高賢史×細川雄一郎 ■連載 ・俺のボス/磯貝一樹 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・ESP Lovers Gallery/大村孝佳(C4/DC/PRG) ・Opening Act/betover!! ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/PLAYER MUSTANG ZEMAITIS/MFGV22 BK GLOSS BLACK QUILTER/OVERDRIVE 202 VOX/VALVENERGY MYSTIC EDGE DEATH BY AUDIO/ROOMS IK MULTIMEDIA/Z-TONE BUFFER BOOST
特集 カジノ博物学。 キング・オブ・エピフォン。 それがカジノだ! エピフォンの箱モノ、と言えばどんなギターを思い浮かべるだろうか? エンペラー、リヴィエラ、ブロードウェイ、センチュリー、グラナダ…… いやいや、それは天邪鬼というもの。 やっぱりジョン、ポール、ジョージ、キースも弾いた“カジノ"である(彼らを“カジノ四天王"と呼びたい)。 いわばキング・オブ・エピフォン、ブランドの顔だ。 “でもさぁ、結局エピフォンってギブソンのセカンド・ブランドでしょ? カジノも実は大したことないんじゃないの"? まだ言うかあなた。140年以上続くエピフォンの歴史と実力を舐めちゃいかん。 確かに1961年、ギブソンES-330をもとに作られたカジノだが、当時は高級モデルだったことをご存知か。 ……まぁ何はともあれ、我々はカジノの魅力を余すことなく伝えたいだけである。 ということで今月は、その超キホン情報から60年代のビンテージ、各年式のスペック変遷などなど、 ギター・マガジンでしか見ることのできない構成で徹底解説! 読めば必ず、カジノがわかる。題して“カジノ博物学。"ご覧あれ!" 徹底検証:ビートルズとカジノ。 エピフォン・カジノを語るうえで、ビートルズの存在ははずせない。そしてビートルズにとっても、カジノは音楽性と想像力を拡げる重要なアイテムであった。ジョン、ポール、ジョージの3人は一体どんな個性を用い、どんな楽曲やライブを彩ったのか? わかる範囲で徹底的に検証してみよう。 P-90 ギブソンの多様性を生み出した傑作 “エレキ・ギターのピックアップは2種類、シングルコイルとハムバッカーである"……というのは、ギターを弾き始めた誰もが初期の段階で覚えること。入門書ならば10ページ目には書いてあるだろう。だが、その区分けではシングルコイルに分類されつつも、決してその枠には収まりきらない独自の個性を放つピックアップが存在する。ピックアップ界における第三の刺客、それがギブソンの“P-90"だ。現代でも多くのギタリストがP-90搭載ギターを愛用しているが、実はこのピックアップ、ストラトキャスターやハムバッカーよりも古い歴史を持っていることはご存知だろうか? 本特集ではそんなP-90をさまざまな角度から紹介しつつ、その魅力に迫っていきたい。 解説図録:箱モノとロック ~ビートルズからフー・ファイターズまで 表紙巻頭のカジノ特集に関連し、ここでは「ロック・ギタリスト」に焦点を絞り、彼らが愛用している箱モノ・ギターをご紹介しよう。ビートルズやエリック・クラプトンから始まり、ノエル・ギャラガーやデイヴ・グロールまで、世界で活躍するギタリストの“箱モノ相棒"をとくとご覧あれ。 爽快! 開放弦フレーズ名作選 今月は久しぶりに奏法特集をお届け! テーマは“開放弦"です。ギターが持つさまざまな魅力の中でも、開放弦を組み込んだコードの豊かな響きと広がり感は、ギターならではのキャラクターが鮮やかに浮き出るツボのひとつです。そこで今回は、これからやってくる夏本番をクールに過ごすギター・ライフをイメージして、アコースティック・ギターで開放弦を爽やかに鳴らす古今東西の名演をドカ~ンと集めてみました。どのサンプルも“弾けば納得! "のナイスなアイディアが盛り込まれていますので、ぜひトライしてみて下さい(各譜例はいちおうアコギの演奏サンプルですが、もちろんエレキで弾いてもOKですよ~)。さぁ、“新しい生活スタイル"でのサマー・シーズンに向けて、開放弦を爽快に響かせましょう! ■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません) ・「Affirmation」ジョージ・ベンソン ■INTERVIEW & GEAR ・マーク・スピアー(クルアンビン) ・tomoyastone ・久米優佑(PAM) ・砂川一黄(Czecho No Republic) ■INTERVIEW ・ジョン・スコフィールド ・イヴェット・ヤング(コヴェット) ・おとぎ話 ・直居隆雄(TDY) ■PICK UP ・世界初のビンテージ・エフェクター・コレクション本『CULT of Pedals』が発売! ・ACOUSTIC REVIVE/GB TripleC FM ■連載 ・俺のボス/林宏敏 ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・Opening Act/Novelbright ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/MADE IN JAPAN STRATOCASTER HH CHARVEL/PRO-MOD DK22 SSS 2PT CM PHARAOHS GOLD MUSIC MAN/MAJESTY 7 SUPRO/CONQUISTADOR CHASE BLISS AUDIO/BLOOPER
特集 完全保存版 ニッポンの 偉大なギター名盤100 誰かの人生の指針となった名盤たちに、 最大級のリスペクトを込めて。 ギター・マガジン7月号の特集は、 「完全保存版・ニッポンの偉大なギター名盤100」! もしも“ギターがカッコいい日本のアルバム"を 100枚選ぶとしたらなんだろう? そんな素朴な疑問を解き明かすべく、 ギタリスト555名へ質問を投げかけてみました。 聞いたのはごくごく単純、 “あなたにとっての偉大なニッポンのギター名盤は"? これだけです。ルールは以下。 ・回答はアルバムのみ ・上限は10枚 ・1位は10ポイント、2位が5ポイント、3位が3ポイント、 それ以降は順不同で1ポイント 選ばれたのは実に1,896枚。ジャンルも多岐に渡りました。 その集計結果をもとにしたのが次項からのTOP100ランキングです。 なぜ順位をつける必要があるのか? 音楽に優劣などないのでは? そんな意見も当然あると思います。 ただ、純粋に結果が気になる。結局、1位は何なんだ? この企画、なんだかすごく楽しそうだ。よし、いっちょやってみるか! そんなストレートな好奇心を実行に移した次第です。 史上初であろう“ギター縛り"の邦楽名盤ランキング。 読者の皆さまも、“やっぱこれか~"とか“なんでこの順位なんだ!"とか 文句をつけたり、楽しんだりしてもらえれば幸いです。 誰かの人生の指針となった名盤たちに、最大級のリスペクトを込めて。 ■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません) ・「微熱少年」鈴木茂 ・「7月/July」bloodthirsty butchers ■SPECIAL 追悼・川崎燎 世界標準のジャズを越えた男 去る4月13日、川崎燎が鬼籍に入った。1947年生まれ、学生時代にジャズ・ギタリストとして即座に頭角を現わしたのち渡米、ギル・エヴァンスらレジェンドたちの寵愛を受け躍進、晩年はバルト三国のひとつエストニアに移住……と並べただけで、彼がいかに激動の人生を送ったかがわかるだろう。今回はジャズメンとして出発した川崎が、決してその範疇にとどまらず、ギターを通してクロスオーバーに音楽の心理を追求し続けたことに敬意を払い、追悼企画として特集を組んだ。 ■INTERVIEW ・ミヤ(MUCC) ・ニア・フェルダー ・ブルーノ・メジャー ■PICK UP ・フェンダー再入門 ストラトキャスターの名前の由来は?ストラトの完成間近、お披露目の時期を遅らせてでもレオ・フェンダーが完成度にこだわった“ある発明"とは?ジャズマスターで初めて標準仕様となったものは?どうです?大体分かりましたか? もし、“知っているようで意外に知らなかった!"という人は、特集へ進む前に本コーナーへお立ち寄り下さい。フェンダー・ギターのトレードマークとなるヘッド・デザインをはじめ、ド定番中のド定番モデルを“それ"とたらしめている要素とは一体なんなのか、改めておさらいしてみましょう。フェンダー再入門、スタート! ■連載 ・俺のボス/中野ミホ(Drop's) ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・Opening Act/ゆうらん船 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/MADE IN JAPAN HERITAGE 50S TELECASTER GRETSCH/G6659T PLAYERS EDITION BROADKASTER JR. SUPRO/CLERMONT BLACKSTAR/SONNET 120
特集 俺とギターとライブハウス ギタリスト17人の書き下ろし原稿 自身が育った愛するハコへの徒然 今月は特集の予定を急遽変更し、ギタリスト17人による随筆集をお届けしよう。原稿のテーマはずばり「ライブハウス」。自身を育てた愛するハコへの思いを、存分につづってもらった。第一線で活躍する彼らの人生において、ライブハウスはどんな場所であり、そこにはどんなドラマがあったのか? その果てに得た答えとは? ・横山健(Ken Yokoyama/Hi-STANDARD) 「ライブハウス」 ・マキシマムザ亮君(マキシマム ザ ホルモン) 「おっぱいを揉まずに死ぬ気か?」 ・田渕ひさ子(ナンバーガール) 「部屋ギグ上等」 ・角舘健悟(Yogee New Waves) 「爆音と奥の光」 ・小出祐介(Base Ball Bear) 「下北沢GARAGEと僕」 ・増子真二(DMBQ) 「僕のライブハウス事始め」 ・古市コータロー(THE COLLECTORS) 「あの頃の自分がたくさんいるライブハウスを想って」 ・有馬和樹(おとぎ話) 「バンドをやるということ。」 ・高田漣 「ライブ・ストーリーは突然に」 ・玉置周啓(MONO NO AWARE) 「非現実」 ・志磨遼平(ドレスコーズ) 「ステイ・ホーム、ソーシャル・ディスタンス」 ・ANCHANG(SEX MACHINEGUNS) 「ライブハウスは危険なところ」 ・大澤敦史(打首獄門同好会) 「そんなわけで皆様 また、ライブハウスで会いましょう」 ・中尊寺まい(ベッド・イン) 「部屋とYシャツとライブハウスと私。」 ・Kuboty 「ライブハウスのすゝめ」 ・ワダマコト(カセットコンロス) 「ライブ・バーにも溢れるこだわりの音。」 ・西田修大 「ほとんどのことはライブハウスが教えてくれた」 ■LONDON RHAPSODY in GIG ~写真家・トシ矢嶋が収めたロンドンの熱狂ギグ 爆音と歓声、漂う熱気と一体感。ライブで人々が得られる快感は、全世界共通だ。ここからは、1975年より四半世紀近くロンドンに在住し、現地の名だたるミュージシャンを撮り続けた写真家、トシ矢嶋によるライブ・ショット群をお見せしたい。これらが撮影された70~80年代のロンドンといえば、パンク、ニューウェイブ、ネオ・モッズ、スカ/レゲエ、ヘヴィメタルなど、種々のサウンドが地鳴りのように渦巻いた時代。当時のカオティックな情景を脳裏に浮かべながら、ライブハウスという濃厚な空間へ思いを馳せてもらえれば幸いだ。 ■ザ・ストロークスの衝撃。 2001年に『イズ・ディス・イット』で華々しいデビューを飾ったザ・ストロークス。ロックンロール新時代の幕開けを21世紀の突入とともに高らかに宣言し、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやテレヴィジョンなどを彷彿させる独自の雰囲気をまとったサウンドにより音楽シーンを席巻、“ガレージ・ロック・リバイバル"と呼ばれるムーブメントも作り上げた。その彼らが待望の新作、『ザ・ニュー・アブノーマル』を発表。ロックンロール・ギターの新しい形を提示したふたりのギタリスト、アルバート・ハモンドJr.とニック・ヴァレンシの魅力に改めて迫る。 ■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません) ・「夏なんです」はっぴいえんど ■INTERVIEW & GEAR ・高城晶平(Shohei Takagi Parallela Botanica) ・さかしたひかる(ドミコ) ・ジョン・ヘリントン ■INTERVIEW ・角松敏生 ・ジミー・ジョンソン ■PICK UP ・鈴木茂のストラトキャスター、ついに復刻せり。 鈴木茂のトレードマークと言えば、長年愛用するあのフィエスタ・レッドのストラトキャスター。これに異論を挟む人はいないだろう。70年代より幾多の歴史的名盤を彩り続ける伝説の1本だが、はっぴいえんどのデビューから50周年となる今年、ついにあのギターが復刻されることとなった。フェンダーカスタムショップによる最高の技術と本人の監修により、これ以上ないクオリティの1本が完成したと言えるだろう。その全貌をここで明らかにしたい。 ・追悼 ビル・ウィザース 活動期間はわずか15年ほどにもかかわらず、音楽業界から姿を消したあとも愛され続ける稀代のソウル・シンガー/ソングライターがこの世を去った。ビル・ウィザース、享年81。ギタリストとして巧者というわけではないものの、アコギを力強くかき鳴らしながら歌われる楽曲は、ギター弾きならではの無骨で温かい雰囲気で満ちていた。彼の楽曲と、それを借りた数多のギター名盤に思いを馳せながら、ここに追悼企画をお届けする。 ■連載 ・俺のボス/ビートりょう(THE BOHEMIANS) ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ■NEW PRODUCTS REVIEW FENDER/PARALLEL UNIVERSE II JAZZ STRAT GIBSON USA/LES PAUL SPECIAL TRIBUTE P-90 CHARVEL/DINKY DK24 HH 2PT CM THREE-TONE SUNBURST VOX/BOBCAT S66 SG TECH/SGT-3DPEGS BENSON AMPS/PREAMP PEDAL QUILTER/PHANTOM BLOCK
【特集】 Who Is The Most “Funky”? 一番ファンキーなブルースマンって誰よ? ファンク・ウェーブに乗っかり、 “踊れるブルース”を生み出した ゴキゲンな男たちのギターに痺れろ! ファンキー・ブルース──。 この言葉にピンとこない読者がいたら、とりあえずこう説明しておこう。 “16のダンス・ビートにノッたブルージィなギター”、と。 時は1960年代中盤。 ファンクの帝王=ジェイムス・ブラウンの快進撃により、 ブルースマンたちは変革を求められていた。 時代の中心のひとつとなったファンクへの対応、 そのビートに乗せるべきブルージィなギター、とは一体……。 数多くのブルースマンたちがこの難題に挑戦し、 70年代までに数々の“ファンキー・ブルース”名演を生み出したのである。 時代の荒波=ファンクを乗りこなしたゴキゲンな男たち──。 本特集は、そんな彼らにスポットライトを当てた物語である。 と、ここまでが簡単なあらすじではあるが、座学的なお勉強はほどほどに。 ファンキー・ブルースはとにかく、踊れて楽しい音楽なのだ! 現代を生きるギタリスト諸君ができることはただひとつ、 偉人たちのプレイを聴いて学び、ビートにノッて弾きまくること! 本特集を通して、ファンキー・ブルースの波に巻き込まれるのだ~。 ■ファンキー・ブルース、駆けつけ三杯6種盛り ■時代の荒波=ファンクを乗りこなした、ゴキゲンな男たちのお話。 ■ファンキー・ブルースマン9人衆。 ローウェル・フルソン フェントン・ロビンソン アルバート・キング スモーキー・ウィルソン ジョニー・ギター・ワトソン フィリップ・ウォーカー フレディ・ロビンソン ジュニア・ウェルズ&バディ・ガイ T-ボーン・ウォーカー ■ゴキゲンなギター炸裂! ファンキー・ブルース名盤26 ■証言構成:アルバート・キング、1977年の追憶 ■菊田俊介に聞く、ファンキー・ブルースとは? ■奏法/ファンキー・ブルースの常套句 ■ファンクだってブルースする? ~GM辻のファンキー酒場放浪記~ ■フェンダー・メイド・イン・ジャパン・ヘリテージ 日本製の新たな象徴へ。 ビンテージ・フェンダーの正統なる継承。 ■UKポスト・パンクとカッティング。1978-1980 カッティングで未来を切り開いた70年代後半、英国パンクスたちの物語。 ■FEATURED GUITARISTS テオ・カッツマン ■INTERVIEW ・コリー・ウォン ・トム・ミッシュ ・加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ) ■PICK UP ・GENZLERアンプの実力をチェック!feat.高田漣 ・KR'Z ナノダイヤモンド ケーブル ■PROFESSIONAL GUITAR FILE 堀口知江(LEARNERS) ■アンプがないとね、音は出んのだよ。 安野勇太(HAWAIIAN6) ■月刊 足下調査隊! 田中“TAK”拓也 ■連載 ・俺のボス/オカモトコウキ(OKAMOTO'S) ・ESP Lovers Gallery/高崎晃(LOUDNESS) ・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY ・Opening Act/MOSHIMO ・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編 ・横山健の続・Sweet Little Blues ・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から ・ギターが思い切り弾けるプライベート・スタジオ ■NEW PRODUCTS REVIEW EPIPHONE/MASTERBILT EXCELLENTE FENDER/AMERICAN ACOUSTASONIC STRATOCASTER CHARVEL/PRO-MOD SO-CAL STYLE 1 HH FR E GLOSS BLACK LINE 6/POD GO ZOOM/G11 QUILTER/TONE BLOCK 202
■ ギタリストのためのハウトゥ&総合情報誌
1980年12月創刊以来、音楽ジャンルや流行に左右されることなく、ギターを愛する人たちのために幅広い情報を提供。ギタリストのプレイ研究からインタビュー、さらにはギターおよびその周辺機器に関する紹介・分析まで、ミュージシャンの立場に立った視点での誌面作りを心がけています。
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