週刊金曜日 発売日・バックナンバー

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509円
■痛憤の現場を歩く(77) 
教科書検定に抗議する沖縄県民大会(上)
「集団強制死」歪曲に
世代超え11万人が結集(鎌田 慧)
文部科学省の教科書検定において、沖縄戦での「集団強制死」(集団自決)から日本軍の関与が削除され、沖縄県民の怒りが爆発した。
検定意見の撤回と記述修正を求める県民大会には11万人(主催者発表)が参加し、復帰後最大規模の集会に。
戦争体験者は62年ぶりに重い口を開き、「軍命による」集団自決の真実を語り始めた。

教科書検定“修正”という虚構
福田政権でも居座る
町村信孝と伊吹文明の“本音”(藤吉 孝二)
政治介入とも思える教科書検定意見だが、政府は沖縄県民の怒りにひるんだのか検定修正を検討している。
だが、本来の筋は検定意見の撤回である。
与党の巧みな責任逃れに誤魔化されてはいけない。


■国策捜査 第10回
権力に狙われた 安田好弘氏 弁護士
法廷を徹底した真実追究の場にする姿勢を嫌う司法(青木 理)


■右翼も左翼も
西郷隆盛を好きなわけ
鈴木邦男×佐高信 対談
西郷隆盛――これほど日本人に愛されてきた人物も少ないだろう。
後に伝えられる人柄だけではなく、勝者であり敗者であるところにその理由があるのかもしれない。
論客2人が、「大西郷」を語った。
509円
■古い自民党、政治とカネ、対米従属……
福田内閣の背後霊(特別取材班=天城慶、篠原隆史、藤田和恵、藤吉孝二、伊田浩之)
麻生派をのぞく自民党8派閥にかつがれて福田康夫氏は首相に就任した。
小泉元首相の元秘書、飯島勲氏は「8枚の座布団に座ってグラグラ」と評したと伝えられる。
しかも、派閥以外にも福田首相を縛り付ける“背後霊”は多い。
政治団体の支出の7割に領収書がないことも本誌取材で明らかになった。

「小泉改革」を批判し続ける経済評論家、植草一秀さんに聞く
私たちの個人資産を米国に売る福田首相の出身派閥「町村派」
公的資金問題をめぐり、政権の矛盾を批判した直後、植草一秀氏は“事件”によって表舞台から追いやられた。
だが、その冷徹な分析は今も冴えている。
町村派政治について聞いた。

「お下がり」でタカ派引き継ぐ福田内閣(俵 義文)


■税金1550万円で「豪遊」
石原都知事ツバル視察のあきれた中身(藤田和恵と本誌取材班)
「俺は行かないよ」――石原慎太郎都知事の不機嫌な声が響いた。
都民の税金1550万円を使ったツバル視察。
雨だったこともあり、石原知事の予定は次々と中止・変更となり、石原知事は車から出ないこともあった。


■I was born
北海道家庭学校の子どもたち 第1回(島津 あき)
現代社会の荒涼とした風景が、さまざまな形で露呈し始めている。
そんな「荒野」の中で、子どもたちはいま何を思い、どんな日々を生きているのか。
白い森の学校で、静かな声に耳を傾けてみた。


■朝青龍騒動と暴行事件で露呈した
日本相撲協会の堕落しきった体質
日本中が大騒ぎの朝青龍問題。
巡業さぼってモンゴルで陽気にサッカーをした変わり者の横綱をめぐり、やれ「横綱の品格に欠ける」だの「大相撲の権威を汚す」だの、批判が吹き荒れた。
しかし、本当に批判されるべき存在は「あの団体」じゃないのか?
折しも時津風親方と弟子による集団暴行で、若い力士が死亡する事件が起きた。
この2つの出来事から見えてくるのは、「(財)日本相撲協会」の堕落しきった体質だ。

「外」に対する不信感とプライドが生む「閉鎖性」(乃南 アサ)

力士の尊厳や人権さえ軽んじる頽廃ぶり(谷口 源太郎)


509円
■たまたま政治家になり、風まかせで首相になった男
福田康夫はなぜ嫌われるのか(特別取材班=天城慶、藤吉孝二、編集部+伊田浩之、平井康嗣)
会社員生活17年、議員生活17年半の福田康夫氏が首相に就任した。
その皮肉な口調は“中間管理職”にあった際には、テレビ受けがよかったという。
しかしながら福田氏はトップの器なのか。
新政権は、前首相と反対の“お友達いない内閣”なのである。

鈴木宗男・衆議院議員(新党大地代表)に聞く
役人言いなりの政治が始まる
2002年、激しい“ムネオ叩き”が起こった。
バッシングを煽ったのは、鈴木宗男議員の影響力を排除したい外務省と、その意向を受けた福田康夫官房長官(当時)だったことは明らかになっている。
福田・新首相と自民党の体質を熟知する鈴木議員に政権の行方を聞いた。


■米国がレバノンに約300億円を資金供与
いま、パレスチナ難民は同胞からも見捨てられた(写真と文 和賀 えり子)
武装組織「ファタハ・イスラーム」殲滅という大義名分の下、今年レバノン国内ではパレスチナ難民キャンプが無差別に攻撃された。
パレスチナ人は、イスラームからも見放され始めたのか。


509円
■自民沈没
23日投開票の自民党総裁選は福田康夫・衆議院議員が圧勝しそうだ。
彼は、格差を拡げた小泉政権の官房長官を務め、しかも年金未納が発覚して職を辞した人物だ。
安倍晋三首相が政権を放り出した後、“挙党一致”で担ぐのが福田氏とは自民党は既に死んでいる。
国民の審判を受けていない新政権は、選挙管理内閣でしかない。(一部敬称略)

旧来の派閥政治に雪崩れた自民と「コワーイ」話(筑紫 哲也)

「物品役務提供」で給油か「美しい属国」路線継承(前田 哲男)

利権継続と汚職隠しの自民を本気でぶっ潰せ(平野 貞夫)

一票一揆の成果生かしブッシュ悪政と対決を(霍見 芳浩)

安倍首相の本質を見抜く女性の的確な時局批判(鶴見 俊輔)


■「美しい国」よ、サヨウナラ!
解釈改憲論に勝ち抜くための論理(1)
豊下楢彦氏に聞く
まず「海外での武力行使禁止」で大同団結を
「非武装」を語る前に(聞き手 成澤 宗男)
509円
■臨時国会召集で
とりわけ危ないこの4人
第一六八臨時国会が10日召集された。
「(成立しなければ)職責にしがみつくということはない」と安倍晋三首相が言明したテロ対策特別措置法の延長問題が焦点だが、自民党三役や閣僚のなかにも相変わらず火種や批判がくすぶっている。

若林正俊・農水相
底引き網で公益法人からがっぽり“税金還流”

麻生太郎・自民党幹事長
表現規制に熱心なエセ“マンガ好き”

額賀福志郎・財務相
KSD疑惑に目をつぶった安倍首相の“二重基準”

舛添要一・厚労相
郵政民営化で露呈した権力者迎合の“風見鶏”

変わらぬ超右寄り「日本会議」内閣の体質(俵 義文)


■ルポ 精神病院をぶっこわした国 イタリア(1)
【サンレモ発】
音楽祭で優勝した精神病棟からの甲斐なきラブレター(大熊 一夫)


■TOKYO IS:
トーキョー・イズ  001   新橋・丸川珠代選挙事務所
貧相な祈り(後藤繁雄 + 小山泰介)


509円
■マスコミ・タブーの社内実態
残酷労働が支える
セブン―イレブン・ジャパンの
空虚な“高収益”(角田 裕育)
いまや店舗数世界一を誇るセブン―イレブン・ジャパン。
メディアに絶大な影響力を持ち、成長戦略をPRしてきた。
しかし、人間を犠牲にするシステムで収益を上げてきた「セブン王国」からは、「これで限界だ」という悲鳴が聞こえてきている。


■安倍改造内閣崩壊へ
こんな事務所費が納得できるか!(藤田 和恵)
発足から1週間で遠藤武彦前農水相が辞任するなど、安倍新政権が揺らいでいる。
信頼を損なう一端となった事務所費問題でも、不透明な届け出をしている閣僚はまだまだいる。

安倍首相は参議院に出入り禁止!?
ともかく解散総選挙! を仕掛ける民主党(天城 慶)
参議院選挙という政権への“進退検査”に国民がノーを突きつけたにもかかわらず、安倍首相はいまだに椅子に居座り続けている。
この無責任首相を追い出すべく、参議院を牛耳った民主党は、奇策をうち出すという。


■北九州市
これは行政による殺人だ
今夏、また北九州市で犠牲者が出た。
同市で発見された孤独死は4人目である。
生活保護は最後の困窮者対策であるが、彼らは「自主的」に辞退届を出して、死んでいった。
受給廃止で相手が死に至ることを想像していなかったはずはないだろう。
これは行政による「殺人」という声もある。
【自殺事件】
「闇の北九州方式」の犠牲者、実は4人(李 隆)
社会生活の生命線である生活保護を拒否すれば死ぬ。
そのことを完全に理解していながら、死を選ぶ人たちがいる。
彼らを追い込む旧厚生省の北九州方式を元職員が告発する。
【餓死事件】
福祉事務所長を刑事告発(湯浅 誠)
「オニギリ食いたい」――生活保護打ち切りにより死亡した男性は、そんな言葉を日記に残していた(8月10日号「金曜アンテナ」既報)。
刑事告発にまで至った北九州市の体質と、これをよしとする厚生労働省の姿勢を問う。
509円
■安倍内閣改造
おバカ発言で見る
KY内閣の素顔(天城 慶)
「サプライズ人事」がいつも必要とは言わない。
ただ、8月27日に発足した安倍改造内閣は延命を第一に考える狙いが見え見え。
恭順の意を示した派閥の会長クラスなど、「どこかで見た顔」が居並んだ。
首相の賞味期限が切れた偽装再包装内閣に国民は見向きもしない。


■国策捜査 第8回
闇社会の守護神と呼ばれた田中森一氏 元特捜検事・弁護士
検察エリートは権力者と同じ発想で事件をつぶす(青木 理)


■疑惑の「人体の不思議展」第3弾
名前かたられ「強い怒り」!
南京大学が抗議声明
外務省(上海総領事館)に文書送付(小林 拓矢・片岡 伸行)
看板は偽りだった。
「人体の不思議展」主催者によって、中国人の人体標本に協力しているかのように宣伝されてきた中国・南京大学が「一切関係ない」とする抗議声明を出した。
新聞社やテレビ局などの主催者側、医学界や自治体などの後援団体はこの事実をどう受け止めるのか。


■南京大虐殺70年
怒りの大地 悲しみの大河
第1部 女たちの伝言(片岡伸行)
今でも「日本鬼子」なのですか? 朱秀英 第2回〈証言者2〉
509円
■原発安全は国の“不当表示”
柏崎刈羽だけではない!
活断層列島に原発(明石 昇二郎)
「原発は安全」という国と電力会社の謳い文句は不当表示ではないのか。
新潟県中越沖地震によって、これまで「直下に活断層はない」としてきた東電柏崎刈羽原発の嘘が明らかになったが、活断層直近に建つ原発はここだけではない。

イカやカキ、ワカメを育む“宝の海”が被曝する
首都圏にもやってくる!
六ヶ所再処理工場の放射能汚染(水口 憲哉)
青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場は、原発が1年間に環境中に放出する放射性物質を1日で放出し、しかも日常的に好きなときに海や空に捨てることを国が許可している。
海に捨てられる放射性廃液の漂流先と影響を考えてみたい。

河野太郎議員、核燃料サイクル政策にもの申す!
「こんなバカな政策は一刻も早くやめなさい」
お先真っ暗﨟の核燃料サイクルが止まらない。
矛盾を抱え込んだこの国のエネルギー政策は、果たして方向転換可能なのか。
自民党の河野太郎議員に聞いた。

原発の風下地域で乳がん多発
イギリス・北ウエールズで衝撃の調査結果(桐生 広人)
地球温暖化防止の重点技術に位置づけられた原子力発電所。
原発から出る放射能は微量で無害とされる。
しかし、原発先進国の英国で乳がんなどが多発している風下の村があることを、地元テレビ局が伝えた。


■南京大虐殺70年
怒りの大地 悲しみの大河
第1部 女たちの伝言(片岡伸行)
父の目前で、母と私は陵辱された
楊 明貞 第1回〈証言者1〉
天皇の軍隊による所業から70年の歳月が流れた2007年春。
中華人民共和国の古都・南京市を訪れた。
向き合わなければ鏡が何も映し出さないように、歴史に向き合うことなしに過去から照射される未来はない。
今なお怒りと悲しみにうち震える「南京大虐殺」生存者の声に耳を傾けながら、安倍晋三をはじめとした日本の一部にある侵略戦争無反省論者たちの放つ腐臭に思いを巡らせた。
第1部で紹介するのは、6人の女たちの証言である。


■『坂の上の雲』と松山(下)
善意が街を覆い
何かが壊れてゆく(森 達也)
司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』を軸としたまちづくりを進めている松山市に、森達也さんは不思議な印象を抱いたという。
悪気がある人がいない。
しかし、善意こそ暴走することがある。
松山とはこの国そのものではないか。

509円
■「美しい国」の現実 2007「8.15」
「8・15」を境に、この国は軍国主義から民主主義に変わった、はずだった。
しかし今、「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げ、“戦争をする国”をめざして、この国の首相は改憲を唱えている。
「愛国心」や「伝統」「公益」が押しつけられる一方で、貧困にあえぐ層が急増。
参院選での自民党の大敗ぐらいで、この流れを止めることができるのか?
ヒロシマ・ナガサキ、沖縄、教科書、基地問題などをキーワードに、この国の「現在」を問う。

【“丸山眞男”と今】
戦後民主主義に希望はないのか
対談 雨宮処凛vs.佐高信
思想家であり、政治学者であった“丸山眞男”をめぐって議論が起きている。
2007年の今日、なぜ“丸山眞男”なのか――。

“丸山眞男”と63年目の現実(早野 透)

【ヒロシマ・ナガサキ】
今こそ「原爆神話」の解体を(木村朗)
広島・長崎の原爆投下について、米国は「終戦を早めるために必要だった」という見解を崩さず、日本でも暗に同調する意識が強い。
だが歴史の真実は、米国が原爆投下のため、わざと日本の降伏を遅らせた経過をあますことなく示している。

高まる核戦争の危機

【沖縄の市井から】
沖縄で耳にした
日常生活からの声(山口 舞子)
「日米一体化の最前線」「日本の変貌が最もよく表れる場所」。
こういった視点で語られる沖縄の現状がある。
一方、市井の人たちの視点からは、また別の世界が見えてくるのでは……。
あえてきちんと取材計画も立てず、行き着いた先々の人たちと話をしてみた。

【沖縄戦「集団自決」】
日本軍を「免罪」する
“文科省主導”の教科書検定(吉田 央)
2008年度から使用される高校歴史教科書の検定結果が、沖縄を揺るがしている。
第二次大戦末期の1945年に沖縄戦で起きた「集団自決(強制集団死)」への日本軍の関与や強制を明確にする従来の記述が、ことごとく削除されたためだ。

【新保守派の泥仕合】
「つくる会」
分裂の裏で進む
“愛国心”教育(星 徹)
内紛の末に「つくる会」を脱会した八木秀次氏らが中心となり、新たな教科書をつくるための新組織を立ち上げた。
「改定」教育基本法を具体化するための動きも表れている。
日本の政治は、新保守派の望む方向に進みつつあるのか?

【侵略の前線基地日本列島1】
― 今、米軍基地で何が進行しているか ―
岩国(成澤 宗男)

井原勝介・岩国市長に聞く
安心・安全が将来にわたって確保されるのか


■きんようぶんか インタビュー
大西巨人に聞く
『神聖喜劇』をめぐって
聞き手/佐高信


■『坂の上の雲』と松山(上)
何を前提にするかで内実は変わる(森 達也)
松山市は、司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』を軸としたまちづくりを進めている。
小泉純一郎前首相も国会で肯定的に紹介した。
日露戦争へと向かう時代とまちづくりをどう考えればよいのか。
市立「坂の上の雲ミュージアム」の開館にあわせて、森達也さんが松山を訪ねた。


509円
■07参院選
駄々っ子安倍首相居直りで
液状化する自民・公明(天城 慶)
有権者は安倍政治に明確なNO!を突きつけた。
歴史的大敗にまみれても「続投する!」と駄々をこねる安倍晋三首相。
有権者無視のその醜態に、1999年以降続く自民・公明連立政権がいよいよ液状化し始める。


■事実隠蔽に必死のトヨタグループ企業
「偽装請負」動かぬ証拠
世界一のトヨタグループは
不法行為で利益を捻出するのか(平井康嗣)
期間工の直接雇用を主軸とするトヨタ自動車では偽装請負の存在は発覚していないが、自動車部品を供給するトヨタグループ企業内では偽装請負など労働問題が蔓延している。
愛知県の人権真空地帯に迫る。


■宮台真司インタビュー
風景に埋め込まれた
輝く「個人の記憶」
中 国
賈樟柯監督『長江哀歌』


■熱帯林からバイオ燃料へ
ボルネオ島
先住民の生活を破壊する
「地球に優しい」緑の開発(写真・文 峠 隆一)
「地球に優しい」洗剤やシャンプーのために土地を奪われていたマレーシア・ボルネオ島の先住民が、今度はバイオ燃料のために土地を奪われている。
18年ほど前から何度も現地に通い、この問題にかかわってきた筆者が、これまでの出来事とさらに悪化した状況を報告する。


509円
■2007参院選
「政局」だけでなく「政治」の話をしませんか。
なぜ距離が縮まらない?
「国会劇場」と「私たちの日常」
参院選は日本の「これから」を大きく左右する歴史的総選挙だ。
もちろん「勝った、負けた」も大事だけれど、一人ひとりが国会の場に何を託し、何を望んでいるのか。
ちょっと立ち止まり、改めて国会、そして政治について語ってもらった。

国会という遠い“芝居小屋”
もっと子ども相手の政治を(早乙女 愛 さん)

6人の子育てで実感した
「民意」とかけ離れた政治(高橋和也 さん)

実感する無力というリアリティ
「戦争反対」とは歌えない(曽我部恵一 さん)

格差是正の「特別ルール」必要
政治はもっと、ミクロな提言を(倉田真由美 さん)

引退で見えてきた参議院
少数意見を封じ込める参議院の“劣化”
「良識の府」と称される参議院から議論の場が失われ、ついには強行採決が行なわれるようになった。
いま日本の国会では何が起きているのか。
今期限りで引退を表明している2人の議員に聞いた。

悪法阻止できない少数会派
「有事法制」は最大の痛み(大田昌秀 さん)

問題の本質議論できず
強行採決で失う存在感(田 英夫 さん)


■国策捜査 第7回
日歯連1億円献金事件の闇・上杉光弘氏 元自治相
自民党政治の
腐敗と無反省ぶりが浮き彫りに(青木 理)


■関組長の
国会ロビー活動日記(2)(ロビイスト 関義友)
今回は国会の「委員会」について。
法案の採決と委員長の役割や権限について、そして参議院議員選挙におけるあなたの投票行動が今後の法案審議に与える影響について、考える材料にしていただければ……。


509円
■2007参院選
【投票基準を考える】
当選してほしい人 落選してほしい人
いよいよ選挙戦も終盤へ。
しかし、どの政党・候補者に投票するか、まだ選択を迷っている人も多いのではないだろうか。
いまいちど、考えてみよう。
どんな候補者になら、政治を託せるのか。
逆に絶対に任せられないのは、どんな候補者か。
その判断のポイントはどこにあるのか――。
「投票基準」を考えてみた。

世襲・利益代表・イメージしか語れない候補者は落とせ
リーダーたちはなぜかくも劣化したのか(金子 勝)

ひたすら政権交代に賭ける(なだ いなだ)

「物騒なタカ」の落選を!(朴慶南)

方言の力で倒立性を撃て(佐高 信)

参議院の機能は議員の見識で決まる(田中 信一郎)


■参議院選挙前の年金大全【上】
自分の年金記録をしかとチェックせよ(稲毛 由佳)
社会保険庁のずさんな管理実態が、続々と発覚しています。
「自分の年金記録は大丈夫なのか」、誰もが不安になるのは当然のこと。
でも、やみくもに心配ばかりしていても仕方ありません。
これを機に、自分の年金記録が正しく登録されているか確認して、不安を自分の手で解消しましょう。


■ルポ
桂林
山水画の彼方で
私は「日本鬼子」の子
第3回「ここが私のいた慰安所だ」(糟谷廣一郎)
中国・広西チワン族自治区の桂林に侵攻した旧日本軍・第6方面軍隷下の第11軍は、敗戦直前まで残虐な行為を繰り返し行なっていた。
1944年末、洞窟生活を続けていたある朝、女性は洞窟を出たところを、おぶっていた娘とともにさらわれた。
連れて行かれたのは、兵隊が20~30人いる見知らぬ場所。
女性は「慰安婦」にさせられ、日本兵に妊娠させられた。
「『日本鬼子』(リーベングェイズ)の子」と呼ばれた息子もまた、日本軍による犠牲者だ。


509円
■2007参院選
波乱含みの今夏の選挙
“人気投票”は成功するか
自公連立に“亀裂”が走る?……
「改憲」を問う選挙がはじまった
7月12日公示、29日に投開票となる参議院選挙。
年金問題、強行採決、さらに閣僚の“失言”や事務所経費疑惑で揺れる安倍晋三内閣の支持率(各社)は、ついに発足以来最低の30%前後となった。
真の争点は「改憲」問題である今回の選挙、その行方は?

注目候補者にアンケート
――「改憲」について、どう考えますか?(本誌編集部)

注目選挙区はここだ
国民は試されている?(政治評論家・本澤 二郎)

ブレまくりの参院選
CMでわかる日本の政治レベル(ジャーナリスト・大藤 理子)

九州地域で波乱の予感
自公連立崩壊の危機!?(ジャーナリスト・天城 慶)

「戦後レジームからの脱却」のねじれた構図(北海道大学教授・ 山口 二郎)


■シリーズ
生きている労働組合(1)
映演労連フリーユニオン・マッスルミュージカル支部
華麗な舞台パフォーマンスの陰で
賃金カットや職場排除、組合脱退強要も(平舘 英明)
不安定な非正規雇用、そして低賃金労働者の増加に歯止めがかからない。
さらに、解雇、賃金未払い、長時間労働、労災隠し、いじめなど労働者を取り巻く環境は悪くなるばかりだ。
その一方で、働く人の権利を擁護する労働組合の組織率は20%を切っている。
そんな時代だからこそ、不当な弾圧や権利侵害と闘う労働組合の本来の役割と、可能性を問い直してみたい。
「生きている労働組合」の活動を随時報告する。


■ルポ
桂林
山水画の彼方で
私は「日本鬼子」の子
第2回 三光作戦と女狩り(糟谷廣一郎)
中国・広西チワン族自治区の桂林近郊の村に、元「慰安婦」の女性と、日本兵に妊娠させられて生まれ、「『日本鬼子』(リーベングェイズ)の子」と呼ばれた息子が住んでいる。
1944年、敗戦末期の日本軍は“帝国陸軍最後の大作戦”といわれる「大陸打通作戦」を展開。
第6方面軍隷下の第11軍が桂林に侵攻し、悲劇は起きた。
本誌取材班は6月、『桂林晩報』の記者らの協力を得て2人に会った。
山深い村で、親族らと寝食をともにしながら62年前に何があったのか、話を聞いた。


509円
■ルポ
桂林
山水画の彼方で
私は「日本鬼子」の子
第1回「大陸打通作戦」の道(糟谷廣一郎)
今年3月、安倍晋三首相が「狭義の強制性を示す歴史的資料はない」と発言した「慰安婦」問題をめぐり、歴史修正主義者の動きが活発になってきた。
日本政府の謝罪を求める決議案が米議会で審議される中、日本の国会議員らが6月14日付の『ワシントン・ポスト』紙に、強制性を否定する「THE FACTS」(諸事実)と題する全面広告を出した。
世界の怒りと嘲笑を買い、決議案は6月26日に米下院外交委員会で可決された。
ちょうどそのころ、本誌取材班は中国・広西チワン族自治区の桂林市近郊を訪れていた。
元「慰安婦」の女性(83歳)と、日本兵に妊娠させられて生まれ、「『日本鬼子』(リーベングェイズ)の子」と呼ばれた息子(62歳)に会うためだ。
山水画のように美しい景観が広がるこの桂林近郊で、日本軍による慰安所への強制連行が行なわれていたのだ。
今週から5回にわたって報告する。


■“客観報道”の罠
なぜ『AERA』記事が問題なのか
対談 山口正紀・佐藤 優
中立を保つために記事には賛否両論を併記する――一見正しそうだが、ここには罠がひそんでいる。
本誌が公開質問状を載せた『AERA』記事を切り口に報道のあるべき姿を考える。


■死の灰
ポンペイ~アウシュビッツ~トリニティ・サイト~ヒロシマ(細江英公)


■「薬害肝炎でも、賛否を超えて決着をつける時期がくる」
坂口 力(インタビュアー/北村 肇)


509円
■2007参院選
年金だけでいいの?
私が考える
これこそがホントの争点
参院選が近づいてきた。
巷では「争点は年金」がもっぱらの声。
しかし、それだけでいいのか。
今回選ぶのは近い将来、「憲法改正」発議をすることになる議員だ。
単視眼的な物の見方では、国の行方を左右するこの選挙で選択を誤るのではないか。
「私にとっての争点」を7人に聞いた。

最も大切なのは
やはり「憲法」(香山リカ)

安倍政権反対の声
一人でも多く(谷口源太郎)

弱肉強食よりも
焼肉定食を(永江 朗)

金払う価値のある
議員を!(中村うさぎ)

「争点は年金」は
仕掛けかも(松本侑子)

次世代のために
ここが分水嶺だ(宮内勝典)

二本立て改憲路線への審判を(渡辺治)


■シリーズ
ニセ構造改革 第1回
補助金まみれの独立行政法人(佐々木 敬一)
「改革なくして成長なし」と連呼し、国民に痛みを強いた男がいた。
あれから6年。
特殊法人は独立行政法人と名を変えたが、税金を湯水のように使う補助金まみれの実態は今も変わらず。
安倍内閣になってからも、緑資源機構の官製談合が発覚するなど旧特殊法人と天下り業者、政治家による税金還流の構造は何も変わっていないのだ。
「ニセ構造改革」の実態をシリーズで検証する。


■国策捜査 第6回
沖縄密約事件・西山太吉氏 元『毎日新聞』記者
国民の知る権利をスキャンダルにねじ曲げた検察の大罪(青木 理)


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