週刊金曜日 発売日・バックナンバー

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509円
■安倍晋三官房長官の正体 第4回
“安倍首相”ブレーン人脈の見識、評判、人格(天城 慶)
保守本流の看板を自認したいらしい安倍氏は、経済重視の宏池会的保守の政策を
行き過ぎた福祉と考え、日本が “自立する” ために外交や軍事の強化を主張する。
われわれの税金を福祉よりも軍備に使いたいわけだ。そんな安倍氏を支える面々とは。

ダベシンは自分の足下を見てみろ
地元・下関市は 安倍氏の取り巻きで“治外法権”!?(横田 一)
再チャレンジ、フェアな競争とはほど遠いのが安倍さんだ。
親の地盤を譲り受け、政治家になってチャレンジとは笑わせる。
弟も国会議員、地元では応援する市長が公共事業を乱発している。


■『ソトコト』に1100万円で製作依頼!!
環境ホルモン問題を隠蔽する環境省(川村 敏久)
雑誌『ソトコト』今年1月号の別冊付録「チビコト」の内容に、波紋が広がっている。魚のメス化は合成化学物質(環境ホルモン)ではなく、人間から出る女性ホルモンが原因だという。どうして『ソトコト』がこんな記事を? 調べていくと、驚くべき事実が浮上した。


■シリーズ「この国のゆくえ」第23回
日中国交正常化
「対ソ核戦争」で中国は米・日に譲歩(加々美光行)
「共同声明」が対中外交の原点(田畑光永)


■内部告発! 産業技術総合研究所(つくば市)
ずさんな動物実験と35億円のムダ遣い(太田 宏人)
科学の街・つくばを代表する研究機関のひとつ「独立行政法人産業技術総合研究所」で、合計35億円超の国費が不適切に使用されていることが、内部告発で明らかになった。同施設では動物実験についても、きわめてずさんなことが日常的に行なわれているという。


509円
■ジェンダーと天皇制
産まない自由のない皇室(角田 由紀子)
41年ぶりの皇族男子誕生で、皇室典範改正の議論は「男系男子継承」派の巻き返しが予想される。
しかし、その論議には、天皇候補を産むことを強要される女性に対する考慮はまったくない。
天皇制と女性の人権との関係について、この問題に長く取り組む弁護士に聞いた。

男子&安倍政権誕生で
どうなる皇室典範改正(武田 羊子)
「男系男子」であることに価値を置く保守派は、日本国憲法に謳われた個人の尊重や市民の権利といった概念が嫌いだ。
安倍政権が誕生したら、憲法やジェンダー平等はどれだけ目の敵にされることか。


■「9・11」の謎 PartⅣ
vol.1 『ユナイテッド93』の真実(成澤 宗男)


■疑惑の「人体の不思議展」
死体標本はどこから来たのか(小林 拓矢/片岡 伸行)
「怖いもの見たさの金儲けイベント」に批判の声プラストミックという技術で作られた死体標本が並ぶ「人体の不思議展」。
全国各地を巡回し開催されている同展は、死体標本の提供元をはじめ、中国人と言われる死体提供者、連絡先非公開の主催者など不可解な点が多い。


■安倍晋三官房長官の正体
第3回 思想を隠す自称“愛国者”(横田 一+本誌取材班)
核武装発言に憲法問題。
一昔前なら政治家生命が終わったような発言を連発してきた安倍晋三官房長官。
いまや、主観的な価値観である「美しい国」という言葉によって、政策の曖昧さや過激な思想のすべてを覆い隠そうとし始めている。


509円
■中東激震
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍が8月14日、停戦に応じた。
停戦監視にあたる国連レバノン暫定軍に参加する各国の軍隊が9月に入って次々と現地入りしている。
だがすでに、停戦は長続きしないとの観測も出はじめた。
イスラエルの強硬派は、ヒズボラが武装解除に応じるか不透明なことに不満だし、ヒズボラの「勝利」を見てイスラム諸国が強気になっているからだ。
次の戦闘が、ヒズボラを支援しているとみられるイランやシリアを巻き込むことになれば、戦火は中東全域に広がりかねない。

“勝利”に沸くレバノン(写真・文 豊田 直巳)
イスラエルとレバノン合わせた死者は、1カ月あまりの戦闘で千数百人に達した。
被害者の多くはレバノン側だが、強大なイスラエル軍に屈しなかったと戦勝ムードが高まっている。

藤田進・東京外語大学教授に聞く
米・イスラエル支配を崩す民衆の力
あらゆる暴力で米国とイスラエルが民衆を弾圧しても、彼らの望みはかなわない。
それが不正義であり、人々を抑圧するものである限り、抵抗はやまないからだ。
いま、侵略者たちの敗北が始まりつつある。

ブッシュの「拡大戦争戦略」とレバノン(成澤 宗男)



■安倍晋三官房長官の正体
第2回 怪しい政治家(横田 一+本誌取材班)
カルト教団の統一協会のダミー団体に祝電を送り、宗教団体めいたコンサルタント会社の取締役に名を連ねていたなど、時に首をひねらざるをえない行動をみせる次期首相候補ナンバーワン、安倍晋三官房長官。その経歴を見ると怪しげな団体と結びつく。


■シリーズ「この国のゆくえ」第22回
 天皇・マッカーサー会談
昭和天皇と歴史の“ねじれ”(豊下楢彦)
崩れる「平和愛好神話」(鈴木 裕子)


■ニッポンの翼が危ない(2)
正社員CAとお呼び!(安田 浩一)
従業員のためにあるはずの労働組合が、会社の労働者支配のために使われている。
会社推薦の組合に所属しないと、希望実現への道が狭く遠くなっていく。
航空業界の組合数の多さがひずみを物語っている。

509円
■安倍晋三官房長官の正体
第1回 闘わない政治家(横田 一+本誌取材班)

2002年に浮上した北朝鮮拉致問題に対する強硬姿勢で一躍タカ派として知名度を上げた安倍晋三衆議院議員。
母親・洋子氏は「昭和の妖怪」岸信介元首相の娘、父親は次期総理といわれ続けた安倍晋太郎氏、遠縁には佐藤栄作、吉田茂元首相も顔を出すという突出した毛並みのよさもあわせもち、もはや次期首相間違いなしと言われる。
だが、期待された公約には外交と教育という保守イデオロギーばかりが目立ち、生活実感のともなう政策がない。
総理にもっとも近い男は、庶民にもっとも遠い男のようだ。
誇大なイメージに覆われた世襲政治家の正体を暴露する。


■ニッポンの翼が危ない(1)
B777エンジン停止(安田 浩一)
日本の空を飛び交う旅客機のエンジンが空中で停止する事故が頻発している。
コスト削減を求めて合理化・効率化を追求するあまり、安全を確保する余裕がなくなってきている現状を現場から報告する。


■痛憤の現場を歩く58(鎌田 慧)
水俣をめぐる石牟礼道子さんとの対話(上)
エリートの言葉や考えが庶民とは別になった
近代化とはいったいなんなのか、どんな意味を持っていたのか――
水俣病公式発見から今年で50年を迎えるが、いまなお解決にはほど遠い。
『苦海浄土 わが水俣病』などで知られる石牟礼道子さんにじっくりと話をうかがった。


■元通産官僚・自民党衆院議員
「借金大歓迎」知事誕生ではじまる
長野県政の“大逆流”(保屋野 初子)
9月1日、長野県知事に就任した村井仁氏が初登庁した。
2期6年にわたる田中県政で進められた「脱ダム」などの改革は一大転換点を迎える。
509円
■特集
再び「靖国」を問う
小泉首相は8月15日、現職首相として85年の中曽根康弘首相(当時)に続く2度目の「終戦記念日」の靖国神社参拝を強行した。
次期政権にも対応を迫るこの参拝問題が示すのは、戦後61年たってもいまだ国家神道に呪縛されているこの国の恥ずべき姿に他ならない。

小泉の「靖国」参拝
その本質的な意味を問う(菅原 龍憲)

「返せこの手に/還我祖霊」
初の合祀取消し訴訟始まる(田中 伸尚)
戦没した肉親が靖国神社に無断で英霊として合祀されているのは、苦痛で耐え難いと訴えてきた日本と台湾の遺族9人が8月11日、同神社を被告にして初めて合祀取消し訴訟を大阪地裁に起こした。
遺族らは合祀に組織的に関与した国の行為も問い、同神社と連帯して1人100万円の損害賠償を求めている。

米国も批判した
首相失格の「異常」さ(霍見 芳浩)
日本を拠点にアジアを支配しようとするアメリカにとって、中国や韓国と首脳会談もできなくなっている状況は好ましいものではない。
ブッシュの忠実な “ポチ” としては、最後にご主人の期待を裏切ったことになる。

詭弁・珍論がまかり通る「歴史認識」
「天皇メモ」で始まった右派の混乱(天野 恵一)
外交無能の小泉首相が繰り返した靖国神社参拝で、パンドラの箱が開いたように同神社をめぐる論議に火がついた。
さらに先月公開された「天皇メモ」も加わり、そこでは右派の支離滅裂ぶりが明らかになってきている。


■特集「起業という夢」の行方
増殖する「起業バカ」
狙われる団塊世代(渡辺仁)
ホリエモン逮捕から7カ月。
起業成功者の象徴だった彼の転落は大きな話題となったが、その陰で、安易な考えで「起業という夢」を追い、身ぐるみ剥がれる起業バカが後を絶たない。
会社を退職した団塊世代が多いのも特徴だ。実態を追った。

それでも「起業をめざす !」
若者たちの今(天野一哉)
堀江貴文氏を始め、メディアに登場する起業家の特徴の1つが、その若さだ。
しかし、若い人が起業をめざす環境は、米国などに比べると4半世紀遅れていると言われる。
「起業という夢」を追う日本の若者と、それを支援する人の現状を取材した。


■シリーズ「この国のゆくえ」第21回
金大中事件
カネで裏取引した黒い「政治決着」(伊藤成彦)

内外で阻止した抹殺の企み(佐々木秀典)


509円
■特集 靖国
靖国は、戦前の軍国主義の象徴であると同時に、戦後国民意識の無自覚性の象徴でもある。
侵略を聖戦とし、戦犯を神と讃えるこの神社は、戦後社会と“違和感”なく共存してきたからだ。
この事実から、改めて靖国の本質に迫る。
九段の大鳥居の奥に潜むのは、戦争を美化する忌まわしき思想装置に他ならない。

【対談】
「靖国問題」の本質 高橋哲哉vs.田中伸尚

西郷は愛国者ではないのか(佐高 信)

世界が問う「日本の侵略神社」
韓国で開かれた初の靖国「国際シンポジウム」(本誌編集部)
なぜ侵略を賛美し、戦争犯罪人を神と祀るのか――。
いまアジアのみならず、欧米からも靖国神社に鋭い批判が寄せられている。
問われているのは首相の参拝だけではない。
靖国のイデオロギーをいまだに断ち切れない、この国の無節操なのだ。

靖国と私
靖国神社―。
昭和天皇が「不快感」を示そうが示すまいがA級戦犯を分祀しようがしまいが戦争犠牲者の慰霊・鎮魂という建前を超えて、侵略戦争を美化し正当化する「装置」として機能してきた。
この「靖国」なるものをどう見て、何を感じているのか。
各界の方から率直な声を寄せてもらった。
戦争の中心にあった象徴的存在(俳優 米倉斉加年)
見えないアジアの犠牲(エッセイスト 朴慶南)
感傷で覆い隠す呪詛の声(作家 目取真俊)
祀る裏側で戦争肯定(音楽家 小室等)
霊と御心と思考停止(精神科医 香山リカ)
靖国と被爆の連関マジックを解く(ノンフィクション作家 吉田司)
世界に誇れる憲法を守って(エロテロリスト インリン・オブ・ジョイトイ)
意味づけも約束もされたくはない(江戸時代研究者 田中優子)
ねじれた連立方程式を解けば(社会学者 宮台真司)
ラリーに教わったこと(作家 さいふうめい)
小泉の問題ですから(作家 中山千夏)


509円
■佐高信編集委員インタビュー
A級戦犯の孫 元外務省局長
東郷和彦氏が語る
「天皇メモと靖国」 歴史の針を一時止めよう
首相の靖国神社参拝について私たちは何を考え、どう行動すべきなのか――A級戦犯・東郷茂徳元外相を祖父にもち、外交の第一線に長く立ってきた東郷和彦氏が、長い沈黙を破り緊急提言する。


■遺族座談会
息子は自衛隊に殺された
写真撮影・構成 三宅 勝久(ジャーナリスト)
【出席者】
Hさん(「さわぎり」事件の遺族)
I夫妻(「たちかぜ」事件の遺族)
吉岡 吉典(前参議院議員)
自衛隊員の自殺が跡を絶たない。昨年度の自殺者数は、自衛官93人に事務官等8人を合わせた計101人。前年度(100人)に続き過去最多を更新した。防衛庁は対策に取り組んでいるというが、焼け石に水。一方で、殺人、強盗、薬物汚染などの凶悪犯罪も続発。そして凄惨ないじめが横行する。「荒れる自衛隊」の実態について、自殺した自衛官の遺族たちが語り合った。


■2016年五輪招致
独断専行する行政の本音は大型再開発(谷口 源太郎)
オリンピック国内候補地決定が8月30日に迫った。
名乗りを上げている東京と福岡で反対の声が高まっている。
強引に招致を進める両都市の背景事情を探る。

オリンピックもいいけれど……
どうする? 首都直下地震の瓦礫の山(片岡 伸行)


■「御用審議会」に辞表をたたきつけた研究者が語る
これがプリオン調査会の実態だ(岡田 幹治)
帯広畜産大学名誉教授
前プリオン専門調査会専門委員
品川森一
多くの消費者の反対を押し切り、米国産牛肉の輸入が再々開された。
安全とはとてもいえない牛肉に「輸入可能」のお墨付きを事実上与えたのが、食品安全委員会のプリオン専門調査会だ。
そこではどんな審議が行なわれてきたのか。理不尽な運営に抗議して辞表をたたきつけた国際的研究者が、その内幕を明かす。


509円
■検証「小さな政府」大きな格差
医療制度改革
誰もが「医療難民」になる時代がやってきた(矢吹 紀人)
「医療崩壊元年」といわれる。与党の強行採決で成立した医療改革関連法では、療養病床の大幅削減や高齢者の医療費が負担増になり、介護保険法改悪で行き場を失った高齢者を直撃した。
医療や介護を求める患者、高齢者たちを取り巻く日本の現実は――。

日本の“行く道”となるか?
英国の失敗と克服(近藤 克則)

失われていく「医療保障」(逆巻 さとる)
“膨大する医療費抑制のために”をスローガンに、大幅な「医療構造改革」が始まる。
そもそも「高齢化で膨張する医療費を抑えなくてはいけない」という発想は正しいのか?


■嘉田由紀子・滋賀県知事インタビュー
「人間と自然が共に生きるモデルを滋賀につくりたい」
今月二日、自民・公明・民主の推薦を受けた現職を破って当選した嘉田由紀子・新滋賀県知事。
オール野党とも言われる県議会と向き合う知事に、県政への思いを聞いた。


■戦争はイヤでございます。散らかりますから
鼎談 永六輔/井上ひさし/小沢昭一 司会進行:矢崎泰久
国民投票法案が国会で審議中の今年の憲法記念日、忙しい面々が久しぶりに顔をそろえ、第九条、天皇制、この国の行く末、……などを語り合った。
この日の講演内容はブックレットに近くまとめられるが、一足早く一部を紹介する。


■シリーズ「この国のゆくえ」第19回 レッド・パージ
思想・言論弾圧事件からいま、学ぶことは(平田哲男)

戦前から続く思想侵害の構造(吉岡吉典)

509円
■格差社会で銀行ぼろ儲け
盗まれた国民のカネ304兆円
大増税、医療費値上げ、生活保護切り下げなどセーフティネットを脅かす政策が次々に実行されて、持てるものと持たざるものの格差を拡大する社会が日常生活に浸透してきている。
その一方で、銀行を含めた大企業は軒並み増収増益。
それもこれも、ゼロ金利で預金者の金利304兆円を超えるカネを銀行が踏み倒して、企業も借入利息をおさえてこられたからだ。
庶民を食い物にするメガバンクとそれを支える日本銀行を許していいのか!

顧客を犠牲にしてメガバンクは軒並み好決算(原 七郎)

コイズミ改革利権集団が主催する「最強の運用ポートフォリオ構築講座」
精巧に構築されていた福井総裁の資産内容(今田 栄司)
だれが無欲で清廉潔白な人だって? 金融界からみた福井総裁はプロ顔負け財テク家なのだ。


■新・買ってはいけない68
ナノテク商品 拡大版(境野米子)
近ごろ目にすることが多い「ナノテクノロジー」、略して「ナノテク」の文字。
さまざまな分野の商品に応用されているナノテクについて、はたまたナノテク商品の安全性について、一挙に検証します。


■タミフルと“事故死”!?(大西 史恵)
7月3日の夕方、沖縄県に住む中学1年生の男子生徒が、「タミフル」服用後に自宅の高層住宅から転落し、同日死亡した。
これまでにも、タミフル服用後に異常行動を起こし、奪われた若い命がある。


■わたしと憲法 シリーズ37
大林宣彦
映像のマジシャンと呼ばれる映画作家
結論はすぐに出さず、考え続けること


509円
■こんどは安倍にとりいるのか
“コイズミ側用人“3人の罪状

全国の特定郵便局長から総スカンをくらった恨みか、経世会の票田であったことの私憤からか、隠れ大蔵族としての銀行擁護のためか、ともかく、言語明瞭意味不明の郵政解体だけは熱心にすすめた小泉純一郎。
いずれにせよ、道路公団民営化をはじめ口先だけのエセ改革内閣に九月で一区切りはつく。
だが、これで終わらせてはいけない。このエセ改革者を擁護した三人の側用人、宮内義彦、田原総一朗、猪瀬直樹。
そして有象無象の言論人たちの功罪を総まくりする。

規制緩和ビジネスの権化、オリックス・宮内義彦(松井 克明)

自覚がないだけに醜いチョーチン屋・田原総一朗(佐高 信)

「国民代表」の仮面かぶった官邸広報官・猪瀬直樹(横田 一)

小泉・竹中に群がった小判ザメ、文化人たち・木村 剛/松原 聡/宮崎哲弥(本誌取材班)



■シリーズ「この国のゆくえ」第18回
下山事件

戦後史の闇に浮かぶ謎の真相(柴田哲孝)

私が提出した「質問主意書」(松本善明)



■「北のミサイル」制裁狂想曲
「歴史認識」なき小泉流対北朝鮮外交(原田 武夫)

いつもの「瀬戸際外交」か挑発か、それとも北朝鮮内部の異変か。計七発が発射された「北朝鮮ミサイル」。
真相は依然闇の中だが、日本政府は国連安保理決議を求めるとともに制裁発動の圧力路線へ舵を切った。
「北」のしたたかな計算と、感情に操られた小泉外交の危うさが見える――。



■小泉外交の大罪(天木直人×鈴木宗男)
われわれの安全と財産を米国に売った……
小泉政権の5年間で日本の外交は対米従属路線をひた走った。
米国への:卒業旅行"を小泉純一郎首相は楽しんだが、米国の戦争につきあわされる私たちの負担はとてつもなくふくらんだ。
現在の外交のあり方を批判する急先鋒の二人が問題点を語りあう。

原博文氏インタビュー「日本外務省は私をスパイにし切り捨てた」






509円
■「光市母子殺人事件」判決を問う
なぜ“悪魔”を弁護するのか
安田好弘弁護士と鎌田慧の対話

オウム真理教、松本智津夫被告(教祖名、麻原彰晃)の主任弁護士を引き受ける。
その公判途中には、顧問企業の財産を隠したとして強制執行妨害容疑で逮捕される(一審無罪、東京高裁で控訴審理中)。
山口県光市の母子殺人事件では十分な審理を求めて最高裁の弁論を“欠席”し、強い批判を受ける。
一方、徹底的に事実にこだわる弁護で知られ、被告人や弁護士仲間の評価がきわめて高い――
安田好弘弁護士とはいったい何者なのか。

本当は恐ろしい
人権派弁護士バッシングの罠(佐藤 優)

安田好弘弁護士を非難することは国家にとって有益なのか。
「国権派」の論客が、「人権派弁護士」を分析する。

【コラム】「検察国家」の弊害は国民に及ぶ(元自民党参院議員会長 村上 正邦)


■ブッシュ・小泉会談
最後までしっぽを振ったポチ(霍見 芳浩)

親密さをアピールしてはしゃぎ回ったつもりが、とんだ無知と恥を晒した。
そればかりでなく、京都議定書への再加盟すら勧められず、ブッシュの誤りを追認して日本の安全保障を損なう結果になった。


■歯生活を楽しくする
歯科講座1 虫歯(カリエス)って何だろう(大野 純一)

509円
■こんな日本にコイズミがした
小泉政権 5年間の通信簿

「備えあれば憂いなし」と言って戦争立法(有事法制)を、「自衛隊が活動しているところが非戦闘地域」と言ってイラク派兵を、「人生いろいろ」と国民年金未納問題をはぐらかし続けた。一方、「官から民へ」で耐震偽装や社保庁の不正手続きなどが起き、「痛みを伴う改革」によって地方や中小企業・自営業者は疲弊し所得格差が広がった。市民・庶民の受けた「非情」に比べ、米国や大企業への「温情」は際立つ。
 戦後歴代3位という長期の在任の間、この男の軽薄で感情的なワンフレーズをテレビや大マスコミが無批判に垂れ流すことで「劇場化」を生み、解散権も選挙も手玉に取られた。愛読書は『あゝ同期の桜』という。さもありなん。靖国参拝でアジア外交は行き詰まり、戦後最悪の状態のまま。看板にした道路公団や郵政民営化も化けの皮がはがれるのは時間の問題だ。こんな日本にしたコイズミの5年間を採点する。

【政治と経済】財政赤字でボロボロ、世界一の借金王(金子 勝)
【安全保障と外交】場当たり的パフォーマンスによる哲学なき迷走(原田 武夫)
【平和と民主主義】翼賛体制に向かう改憲潮流の正体(斎藤 貴男)
【暮らしと社会】社会支援の放置続けたお題目改革(竹信 三恵子)
【総論】自己中のドーカツが闊歩した5年間(佐高 信)

小泉劇場の裏窓 政治が実業 合法的に血税を吸う世襲一族


■薬害肝炎 1980年代まで、出血時に血液製剤を投与されていませんか?
限られた「命の時間」に一刻も早い救済を(大西 史恵)

大阪地裁判決は、1987年4月以降の国の責任を認め、85年8月以降の三菱ウェルファーマの責任を認めて、そのほかを棄却した。不当部分もあるが、国の薬務行政を厳しく断罪した判決だといえる。


■検証「小さな政府」大きな格差
生存権も教育権も奪われて
母子の「棄民化」がはじまる(平舘 英明)

セーフティネットである生活保護の母子加算が減額、廃止されようとしている。
その施策のウラには、社会保障制度を「最低生活保障」から「自立支援」へと自己責任化していく国の思惑が垣間見える。また、就学援助の引き下げで、「教育の機会均等」も崩れそうだ。
まさしくこれが、「非情と思われることも国民には温情だ」と小泉首相自らが総括した「改革」の正体である。


■連載小説40 草の記憶
ヤブニンジンその5 そして最終回!(椎名 誠)

509円
■フザケルなNHK
BSドキュメンタリー「チェチェン紛争」に浮上した改変疑惑
プーチン大統領来日を控えロシア政府へ配慮か(丸山 昇)
“政治”に弱いNHKの体質は変わっていないのか――「チェチェン混迷の中で 家族を亡くした母親たちの告発」として放送されるはずだった番組が、4カ月も塩漬けにされたうえに改題されて放送された。番組の不当な改変が繰り返されたとの疑惑が浮上している。

長井・永田氏、番組制作現場から異動(竹内 一晴)

迷走する改革案
“倒産”を招く有料化(丸山 昇)

拡大版・貧困なる精神289
醍醐聰さんと語る「NHK問題」1
「本多さんが支払った」と嘘をついた集金人(本多 勝一)


■少年には子ども時代をやり直す権利がある
――両親を殺害したある少年事件から(佐久間 真弓)
昨年六月、社員寮の管理人をしていた両親を殺害した少年が、少年法「改正」で家裁から逆送され公開法廷の場で裁かれようとしている。
少年の育った環境などに触れず、事件の軽重だけで刑罰が下されてよいのか。
事件の背景に見えてくるものを追った。

少年法を「改正」する前に被害者のサポートを
(西鉄バスジャック事件被害者・山口 由美子さん)

■「救う会」の大いなる勘違い
拉致マネーを巡り相次ぐ訴訟沙汰(武可部 ノア)
横田滋氏夫妻が国連で発言するなど、世界的に注目されつつある、北朝鮮による拉致問題。
その一方で、拉致問題に長年取り組んできた「救う会」では内輪もめが相次いでいるという。
「鉄の団結」を誇ってきたこの組織に一体、なにが起きているのか。


■シリーズ「この国のゆくえ」第17回
朝鮮戦争勃発
日本の協力の秘められた実態(大沼久夫)

戦場から遠く離れて(テッサ・モーリス=スズキ)

509円
■特集
米国の、米国による、米国のための自衛隊
今、日本は決定的な岐路にある。この国を真に支配する米国は、憲法第9条を改正させ、自衛隊を米軍の指揮下に置き世界の紛争地で戦闘させることを本気で狙っている。
それに政府が実質的な「イエス」のサインを出したのが、5月に両国政府が合意した「米軍再編」なのだ。

自衛隊が世界で米軍と共に戦う日
日米の「米英同盟」化とは何か(成澤 宗男)

自衛隊「中央即応集団」を国民は警戒せよ(纐纈 厚)

ブッシュの戦争戦略を衝く
米国一極支配を目指した軍事再編(新原 昭治)
世界の軍事支配を狙う米国は、地球上に軍事基地網を張り巡らしながら、「先制攻撃」をより効率的に実行するため、日本を巻き込んで軍隊の効率化に着手した。
それが、米軍再編なのだ。


■緊急対談
大塚将司×佐高 信
村上世彰氏の「金曜日」的研究
ライブドアの堀江貴文氏とのニッポン放送株をめぐるインサイダー取引疑惑で、
巨万の富を築き上げてきた名声が地に落ちた村上ファンドの村上世彰氏。
規制緩和の象徴だった村上氏は「改革のあだ花」だったのか。


■3回集中連載
事故シミュレーション
核燃料施設「六ヶ所炎上」(明石昇二郎)
「対テロ戦争」の使命を帯び、意気揚々と三沢基地を飛び立った米軍のF15Eストライクイーグルが突如制御不能に陥った。
機体は「バンカーバスター」爆弾もろとも、六ヶ所村の核燃料再処理工場に墜落、そして炎上――。
パニックが始まる頃、“殺人”放射能雲は、北の要塞「MISAWA」に向かっていた……。
軍事的緊張が高まる真っ只中にある核施設・六ヶ所再処理工場を舞台に、「今そこにある危機」を徹底検証する「シミュレーション小説」の第2回。


■佐高信のマコトに迫るインタビュー
復讐の連鎖を断った
“笑撃”の是枝時代劇
日本人の道徳心の象徴とされる「サムライ精神」。
映画『花よりもなほ』は、時の権力者によって都合よく解釈されてきた武士道の世界に、笑いを“武器”に挑んだ痛快! 娯楽時代劇である。


509円
■教育があぶない!2006年
愛国とはなにか

政府・与党は今国会の会期を延長しないことを決めた。このため、教育基本法「改正」案は継続審議となる見通しだ。「改正」派が求める「我が国と郷土を愛する」(政府案=教育の目標)、「日本を愛する心」(民主党案前文)について、この際、じっくり考えたい。

暴走する国家権力の隠れみの(萱野 稔人)

教育基本法「改正」案から抜け落ちた視座(対談 大塚 英志 × 西部 邁)

国を愛するとはどういうことなのか。また、それを法律に書くことをどう考えるべきか。考えが異なる論客二人が初めて熱く語りあった。


■事故シミュレーション 3回集中連載
核燃料施設 六ヶ所炎上
1. 真の「米軍再編」は青森県から始まる(明石 昇二郎)

環境保護が叫ばれるこのご時世に、まるで当たり前のように放射能を海や空に撒き散らしながら稼働する、時代錯誤の極みの大迷惑施設―。それが、青森県六ヶ所村の「使用済み核燃料再処理工場」だ。しかも、この工場で作られる《製品》は、テロの標的にもされかねないプルトニウム……。そんなところで大事故が起きたら、日本や世界はどうなるのか? 六ヶ所再処理工場が抱える問題の本質を暴くべく、「想定外」の事故シミュレーションに挑んだ。


■事故被害者の母 増田陽子さんインタビュー
三菱自動車殺人事故は終わっていない(富沢 菜穂子)

「人間として最低です」――。三菱自動車タイヤ脱落事故で娘を亡くした母親が、横浜地裁の判決を機に三菱への怒りを語った。


■シリーズ「この国のゆくえ」第16回 60年安保闘争と樺美智子の死
国会が血に染まった6月の記憶(山本 祐司)

政治の季節を生きた世代の一人として(加藤 紘一)

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  • 出版社:株式会社金曜日
  • 発行間隔:週刊
  • 発売日:毎週金曜日
  • サイズ:A4変形判

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