週刊金曜日 発売日・バックナンバー

全1115件中 991 〜 1005 件を表示
509円
■BSE、鳥インフルエンザ
 誰もが知りたい10の疑問

米国産牛肉の輸入再開決定、鳥インフルエンザの相次ぐ発覚など、ここにきて「食」の世界にさまざまな出来事が起きています。
しかし、消費者から見て「???」ととまどう出来事もしばしば。
何がどうなっているのか、ちょっと整理してみました。

BSE(食の安全・監視市民委員会)
鳥インフルエンザ(辰濃 哲郎)


■大メディアの正体 第3部(2)
 中日新聞社
 問われる地方権力との距離(本誌取材班)

『読売』『朝日』などが“右旋回”するなか、『東京新聞』は、新聞本来の権力監視に力を入れていることで名を馳せている。
だが、発行元の中日新聞社には、旧態依然とした「悪習」も残っているようだ。


■原発解体の放射性ゴミでフライパン!?
 電力業界のための法改正で放射線被曝が拡大する恐れ(井部 正之)

今年12月から導入されるクリアランス制度。
これによって原発解体で発生する廃棄物の9割以上が通常の産業廃棄物(産廃)となる。
産廃となった原発解体ゴミは積極的に「リサイクル」されることになっており、政府は「原発解体ゴミがフライパンや飲料缶などになる」とも想定。
放射線被曝がより身近な時代になろうとしている。


■シリーズ「この国のゆくえ」第4回
 総評解体 “労資激突”時代の終焉(村上 恭介)

パートの待遇、正社員の8割に(連合 高木 剛 会長)
新たな分裂(五十嵐 仁)

509円
■告発 外務省の“公金横領”
海外の日本大使館に勤める外務省職員が1人あたり年間約807万円の手当を予算化されていた。
非課税であるばかりか、大半が領収証なしで自由に使える“つかみガネ”で、もちろん私たちの税金から払われている。
海外勤務で一財産築く職員はざらで、庶民感覚とかけ離れた特権は、“公金横領”とさえ言えそうだ。

「何一つ悪いことはしていません」
それなのに家4軒を持っているスイス公使(野田敬生と本誌取材班)

在外公館は酔っぱらい天国か
飲酒運転で人身事故でもおとがめなし?(野田敬生と本誌取材班)
在外公館に勤める外務官僚の特権は、1人あたり年800万円を超す“つかみガネ” だけではない。飲酒運転による人身事故にも寛大だというのだ。倫理観はどうなっているのか。

天木直人・元レバノン大使インタビュー
外交を劣化させ不正を蔓延させた“戦犯”は外務省主流派閥


■大メディアの正体 第3部(1)
読売新聞社
NHK批判が少ないのは巨人戦が一因か(本誌取材班)
「世界最大の発行部数」と胸を張っているが、その内情を詳しく探ると、「ジャーナリズム」とかけ離れた実態が浮かんでくる。


■第16回 週刊金曜日ルポルタージュ大賞 優秀賞入選作
反戦記者の父と女子挺身隊員の記録
戦後60年、人間の本当の悲しみを初めて全国民に玉音放送したあの日、私は(小林 恵美瑠)


■フェロシルト問題の真相は放射性産廃
石原産業の偽装ゴミ「リサイクル」(井部 正之)
六価クロム汚染などで報じられる石原産業のフェロシルト問題。
だが、本当は放射性物質をふくんだ「リサイクル」なのだ。
現場からは危険な「赤い水」が流出し、汚染の拡大が懸念される。
四日市公害の隠された“負の遺産”の真相に迫る。


509円
■すべては監視社会をつくるため?!
ICパスポートの気になる中身(樫田 秀樹)

9・11以降、テロ対策を口実に監視社会への道筋が次々とつくられている。
旅券法改正案が今年6月、参議院本会議で可決されたが、これもその一つ。
来春以降、パスポートに顔認証データが記録されたICチップが搭載される。

共謀罪――このグロテスクな権力テクノロジー(宮本 弘典)
小泉・自民党の総選挙圧勝を受け、国会では次々とキケンな法案が審議されている。
共謀罪は今国会では成立しなかったが、まだ気は抜けない。この法案の構造を読み解く。

鹿砦社社長「逮捕・長期勾留」
理由=名誉毀損 目的=権力の言論介入(小谷 洋之)


■「米軍再編」は戦争と改憲への道
極まった小泉内閣の対米追随(前田 哲男)
日米安全保障協議委員会が10月29日、在日米軍再編に関する「中間報告」を発表した。その最大の問題は、自衛隊を将来、海外での戦争に参加させようとしている点にある。

ついに暴露されたホワイトハウスの秘密組織
政権中枢がイラクの情報偽造を工作(成澤 宗男)
ウソを乱発して始めたイラク戦争で身動きが取れず、支持率が急低下したブッシュ大統領が、15日に来日する。その姿から、追随して侵略に加担した小泉首相と、首相を大勝させた日本人の愚かさが浮かんでくる。


■第16回 週刊金曜日ルポルタージュ大賞
優秀賞入選作
悲鳴が漏れる管理・警備業界の裏側(松平 純昭)


■シリーズ「この国のゆくえ」第3回 保守合同
改憲に向けた50年前の布石(鈴木健二)
「55年体制」という戦後政治のゆがみ(深津真澄)
509円
■つくることに意義がある?
結党50年記念文集か 自民党新憲法草案
10月28日、自民党が「新憲法草案」を発表した。昨年の「論点整理」以来、要綱や条文案などを発表しては批判されたせいか、時代がかった言い回しは消えた。
だが、現行憲法の崇高な理念を逸脱した内容はもはや「改正」ではなく、自民党の言うとおり、現行憲法とは異質の「新憲法」である。
結党50年を祝うあまりに羽目を外したとしても、国政を担う与党なら国家の根本理念からは外れないようにしてほしいものだ。
【第9条】軍隊が証明する戦後民主主義のもろさ(半田 滋)
【前文】戦争の反省と「平和的生存権」が消滅(高橋哲哉)
【信教の自由】靖国参拝できる条文に(高橋 哲哉)
【市民の権利】憲法理念を覆す人権の制約(大山 勇一)


■トヨタに過去最大127万台リコール発覚も
東京モーターショーとメディアの癒着(編集部 平井康嗣)
世界の主要産業である自動車。日本はトヨタ、日産、ホンダなど、世界に名だたる企業を抱えている。もちろん東京モーターショー(10月21日~11月6日)は世界中が注目しているが、その巨大産業とメディアとの関係は表面化しない。


■憲法座談会
改憲掲げる小泉自民党にどのように抵抗するか
司会/本多勝一・本誌編集委員
日高六郎・吉岡忍
憲法を変えようという動きが急だ。
パリから一時帰国した社会学者・日高六郎氏と、ノンフィクション作家・吉岡忍氏に、本多勝一・本誌編集委員が憲法と世界、そして私たちが今後できることについてたずねた。

■[好評連載] ピョンタくんの楽しい戦争 石坂啓


509円
■全文掲載
鈴木宗男代議士、外務省への果たし状(本誌取材班)
外務省改革の「本丸」は機密費ではなかった――代議士に復活した鈴木宗男氏が、「質問主意書」で外務省の裏金づくりを追及している。
本誌は、詳細な手口が記された質問主意書の全文を掲載する。


■特集 警察の闇
北海道警の幕引きは許さない
百条委員会設置で裏金の真相解明を(市川 守弘)
地元紙などの追及に耐えきれず、巨額の裏金の存在を認めさせられた北海道警察は真相を闇に隠し、保守知事や自民党とつるんで逃げの一手だ。だが道民は、公金横領を絶対にあいまいには終わらせない。

県警と山口組の癒着を暴露する!
ヤクザのカネで汚染された警察の恐るべき腐敗(元兵庫県警警察官)
全国で蔓延する、警察の裏金づくり。公金横領を日常的にやっている警察が、まともな金銭感覚を持つはずがない。その一例が、署の幹部から現場の刑事まで広域暴力団から密かにカネをもらっている恥ずべき現実だ。

『愛媛新聞』は県警の裏金と闘う
疑惑を追いつめる谷川哲也・社会部副部長に聞く
領収書を偽造した警察の手口が暴露され、さらに現職警察官が初めて実名で裏金づくりの実態を告発した愛媛県で、県民の先頭に立って疑惑を追及しているのが地元紙の『愛媛新聞』だ。その権力に屈しない報道姿勢を聞いた。

警察は国民の指紋を狙う
まかり通る違法な強制(編集部)

市民に加えられた機動隊の暴力
ドキュメント 8月15日靖国神社4人逮捕事件(成澤 宗男)


■アスベスト被害を歩く
誰も指摘しない「通産省」の罪(本誌取材班)
アスベスト被害が連日のように報道されている。
2040年までに10万人の死者が出る、という試算まであるほど。このシリーズでは現場を歩き、被害者の声を聞き、何が問題だったのか考えたい。
まずは通産省の罪から。

粉塵にまみれる港湾労働者(粟野 仁雄)
過去、1000万トンが輸入されたという石綿(アスベスト)。
国内でまず大量の輸入石綿に無防備にさらされてきたのは港湾労働者だった。
石綿の玄関口、港湾では早くからその危険が指摘されていたのだが……。


■わたしと憲法 シリーズ22 赤川次郎
あきらめず、愚直なまでに言い続ける


■シリーズ
「この国のゆくえ」第2回 東京オリンピック
国民総"熱狂"の時代(谷口 源太郎)
「完璧な運び」から「日本の危機」へ(筑紫哲也)


509円
■憲法改悪を許さない 憲法キャンペーン
どうして憲法違反なのか理解に苦しむ――こう話していた小泉純一郎首相は17日、大阪高裁の違憲判決が確定したにもかかわらず、またしても靖国神社に参拝した。
自分の発想以外を認めず、「隣国の痛み」すら感じられない小泉首相の姿勢は、自民改憲案にも基調低音として流れている。
「勝ち組」だけの利益をはかる「改憲」を許すことはできない。

【皇室典範改正】「女性天皇」は議論のすり替え(大塚 英志)
皇室典範に関する有識者会議は、安定的な皇位継承を維持するため女性・女系天皇を容認する方針を固めたという。そこには重要な論点が抜け落ちている。

永田町の思惑(武田 羊子)

【公開討論】中立な国民投票法とは?(宮本 有紀)
憲法改正の手続きを定める国民投票法について論じる公開討論会が16日、東京・三田の慶應大学内で開催された。主催は「真っ当な国民投票のルールを作る会」で、今年3月21日に続く2回目の討論会となる。

【始まった憲法特別委員会】総論賛成派でも各論はバラバラの国民投票法案(高田 健)
衆院で憲法の特別委員会が始まり、国民投票法案の論議に入ったが、国民的議論の高まりのない今、法案作成をする意義を問う声もある。
さらに与党内でも主張は一致しておらず、それぞれの思惑が錯綜している状態だ。


■サムスンと一体化し、政界工作する舞台裏が露呈した韓国メディア
【対談】玄 武 岩・北村 肇
既存のメディアに対抗するオルタナティブ・メディアの進展が、新時代の大統領を誕生させたともいわれる韓国社会。だが巨大財閥サムスンと一体化した守旧派メディアが政治権力と取り引きした様子が最近暴露され、民主化・改革の道が半ばであることを印象づけた。

日中韓マスコミ学会シンポに参加して
中国に「ジャーナリズム」誕生の兆し(柴田 鉄治)


■福祉はカネで買えない!
弱者切り捨ての障害者自立支援法(平舘 英明)
来年4月から施行される「障害者自立支援法案」が来週にも可決成立する。
福祉サービスに定率の経済的負担を強いる法案で、低所得の障害者は生活そのものが脅かされそうだ。


■私が政治を変える!
総選挙に挑んだ若手候補者たち(下)
若い候補者が非常に多かった先月の衆議院選挙。
実際に出馬した5人の方々が、選挙戦の印象、自民大勝の理由などについて話し合った(10月14日号)。
さて、次世代の政治をどう変えていくのか――。
まずは「野党共闘の可能性」について、考えを聞いた。


509円
■シリーズ「この国のゆくえ」第1回 浅沼稲次郎刺殺
戦後60年、私たちはどのような時代の変転に遭遇してきたのか。本誌が刊行される月ごとにそこで起きた重大事件を取り上げ、歴史の奥に迫る。その第1回目を、戦後最も大衆から愛された政治家の死からスタートしたい。

暴力による言論封殺(編集部 成澤宗男)

“人間機関車”ヌマさんの死(佐高信)


■am/pm セブン‐イレブン サンクス……
コンビニ をめぐって法廷闘争 が頻発!(松岡 伸佳)
脱サラとして魅力的だったコンビニエンスストア経営だが近年、フランチャイズ契約をしている本部と加盟店の間で法廷闘争が起きている。私たちが普段、便利に利用しているコンビニ業界のウラで何が起きているのか。


■自壊するメディア
巨大与党が誕生したいま、権力を監視するメディアの役割はますます重要になっている。なのに、どうも動きがおかしい。なぜなのか。このままでは小泉首相の高笑いが止まりそうにない。

解体的出直しが必要な『朝日新聞』(魚住 昭)

居直るなNHK、「支払い督促」への大疑問
まずは「異議あり」と書いて返送を(醍醐 聰)

秋葉広島市長の「平和宣言」を前日に誹謗!!
発表前に社説で批判した 『読売』の“暴挙”(高嶋 伸欣)
米国に無条件に追随する日本政府を紙面で支持する『読売新聞』。
この夏、米国の武力行使が核の恐怖を高めると指摘する広島市長の「平和宣言」について、ルール違反すれすれの方法であざとい「社説」を掲載していた。

検証・2005年総選挙報道
激情をあおり興奮し続けたメディアの大罪(服部 孝章)
ヨン様来日よりも衆院選の放送時間が約5倍多かった。
テレビを見る時間が長い人ほど、小泉「刺客作戦」を支持している――。
今回の総選挙ではこんな調査結果まで出た。メディアは責任を果たしたのか。

509円
■暴走する国会
憲法違反の悪法「共謀罪」の成立がもくろまれている(海渡 雄一)
法律に触れる行為をすることを合意したと見なされただけで、実際に準備を始めなくても処罰される
「共謀罪」。
憲法の人権規定を無視したこの悪法が今、成立する危機にある。

「改憲ロードマップ」作成へ
特別委員会になった憲法調査会(高田 健)
憲法調査会は特別委員会へと「昇格」し、国会では着々と改憲への準備が進んでいる。
与党が3分の2を占め、憲法改正発議が可能になったいま、国会の動静が見逃せない。

山口二郎の政治時評
「勝ち組」には腹が立たないが、「負け組」の一部がいい思いをすると怒るゆがんだ平等意識が小泉
の暴走を生んだ


■金子勝の「人生いろいろ」
第9回 歌手 門倉有希
歌手の門倉さんがきかせる泣きぶしはトラックをも揺らすという。
演歌に限らず、どんな歌もこなす実力派歌手に「プロデュースさせてほしい!」と、金子さんが迫った。


■1バレル=100ドル時代は当たり前
石油を湯水のごとく使える時代は終わった(アンドリュー・デウィット)
ハリケーン・カトリーナに襲われた米国では、石油不足は顕著。
だが、自然災害を抜きにしても、石油不足による高騰問題は、いよいよ深刻な問題になりつつあるようだ。


509円
■郵政 何が問われているのか

民営化は対日要請だった
小泉改革の本質は秋に明らかになる(植草 一秀)
郵政民営化は本当に必要なのか。
竹中平蔵郵政民営化担当大臣と机を並べたことのある筆者が、小泉改革の本質を斬る。

元特定郵便局長からの弔辞
民営化で総務省支配は深まる

肥大公益法人3850億円資産の行方
郵政互助会、子会社潰しの傲慢な手口(本誌取材班)
郵政職員が互いに支え合うことを目的とする郵政互助会は、数々の関連会社を作ってきた。
その1つ、かつての子会社弘信観光と郵政互助会は真っ向から対立している。
訴訟も辞さないまでに弘信観光が怒る理由とは。

実証された民営化の結末
民営化に失敗したニュージーランド(櫻井 充)
1980年代、ニュージーランドは規制緩和や公共事業の民営化等を推進。
87年に郵政事業を民営化したが、結局は国の資金が投入された。
この例をどう教訓とすべきか、金融に詳しい議員に聞いた。


■ドイツ総選挙
「迷い」と「不安」の投票 拒否された新自由主義(梶村 太一郎)
どちらが勝つかわからず、世界中が注目したドイツ総選挙が終わった。
僅差のため、どういう組み合わせで政権が誕生するかは、まだ見えない。選挙前後の動向を
現地から報告する。


■第4回6者協議
軽水炉の取得は金日成の遺訓(吉田 康彦)
第4回6者協議は、19日、初めて共同声明を採択した。
北朝鮮が核兵器と核計画を放棄し、NPTへの復帰とIAEAの査察受け入れを約束し、北朝鮮が求
める軽水炉原発も今後、議論されることが合意された。
大きな進展ではあるが、早くも米朝間に不協和音が響いている。
今後の査察の進め方などに関する議論は難航しそうだ。


509円
■アジアにも米国にも見放される日本
小泉圧勝で日本外交は奈落の底へ(原田 武夫)
9月11日に実施された第44回総選挙は、自民党を含む大方の関係者の予想を裏切り、自公与党が3分の2の議席を占めるという結果になった。だが、この「小泉圧勝」がむしろ日本の首を絞めることになるだろう。すでにその兆しは出始めている。

総括 小泉総選挙
海外メディアが分析する「小泉圧勝」
極右政党に生まれ変わった小泉自民党の暴走を心配
【韓国】改憲による軍国主義化に危惧 日朝関係の前進に期待(青木 理)
【中国】消えぬ日本への不信感 無関心は小泉への期待ゼロのあらわれ(麻生晴一郎)
【ドイツ】似たもの同士ながら対極の選挙戦(梶村太一郎)
【フランス】市民革命の国が見抜いた「貧しい政治の光景」(成澤 宗男)
【米国】小泉賛美に染まったお粗末「ジャーナリズム」(成澤 宗男)
小泉自民党の圧勝に海外メディアから驚きの声が上がった。
日本の進路について主要メディアはどう分析しているのだろうか。


■連載小説3 草の記憶(椎名誠 画・はた万次郎)
オニユラシ その3


■「ガザ撤退」の裏にヨルダン川西岸地区併合
イスラエルが手に入れたもの(小田切 拓)
ガザからイスラエル入植者と軍の完全撤退が9月12日に完了したと世界的に報じられた。
占領地区から追い出されるユダヤ人は可哀相な被害者だったのだろうか。


509円
■総括 小泉総選挙
「郵政」は通っても「改憲」は許さない
【座談会】
香山リカ
小森陽一
綿井健陽
司会:北村 肇(本誌編集長)
9・11総選挙の争点は「郵政」ではなく、「不安」だった。
人々が抱いている不安に単純な「回答」を振りまいた「指導者」に票が集まったのだ。
小泉自民党が大勝した背景を分析、この国のゆくえを占う。

禍々しい錬金術師が錬成した時代の空気(石坂 啓)


■山口二郎の政治時評
郵政という入り口からは中も出口も見えないお化け屋敷に長蛇の列をなした国民の選択


■連載小説②『草の記憶』椎名誠 画・はた万次郎
オニユラシ その2


■特集 2005年 教科書が危ない
「つくる会」阻止、良心的記述後退
激戦の教科書採択を振り返る(俵 義文)
4年前に引き続き、「つくる会」の教科書の採択をほぼ阻止することができた。
「戦争する国づくり・人づくり」に草の根市民運動が勝った。
しかし、現場の意見無視、良心的記述の後退など、残された問題も多い。

『最新日本史』と右派教師集団
福岡県で突出する「皇国史観教科書」(永井 俊策)
全国で展開された反対運動で、「つくる会」教科書の採択はごく限られる見込みだ。
だがその影で、県立高校の現場で同じような歴史教科書が使われている。


509円
■小泉政権の“改革”を問う

「小泉勝利」の気配だが 
本当の“政争”は選挙後に始まる(本誌取材班)

世論調査をみる限り、「小泉自民党勝利」の可能性が高まっている。
だが、仮にそのような結果になったとしても永田町の混乱は収まりそうにない。

改革の裏にある隠れた思惑
「郵政米営」を押しつける小泉純一郎(佐高信)

郵便局を残すのか、無くすのかなど、多くの有権者にとって実感のわかない
テーマが争点になっている。その裏側に一体何があるのか。

気づけば借金1000兆円時代
財政赤字の責任を誰がとるのか(金子勝)

郵便局を残すのか、なくすのかなど、多くの有権者にとって実感のわかない
テーマが争点になっている。その裏側に一体何があるのか。

なぜこの時期に憲法が争点にならない
自衛軍と靖国 自民党が描く日本の姿(高橋哲哉)

自民党、民主党のどちらが政権を取ろうとも、憲法が改定される可能性が高い。
しかし今回の総選挙で憲法を争点にしたのは共産党と社民党のみで、問題は影
に隠れてしまった。


■連載小説(1) 待望!連載開始

草の記憶(椎名誠/画・はた万次郎)
オニユラシ その1

展開予測不可能?! いざ"シーナワールド"へ


■ケータイ天国 電磁波地獄

奇形植物と健康被害は全国で発生している/海外でも植物に異変が
起きている(加藤やすこ)

携帯電話基地局周辺で、奇形植物や健康被害が起きていることを昨年7月2日号で
紹介したが、その後、同様の異変が起きているという情報がいくつか寄せられた。
とくに深刻な影響が出ている地域を紹介する。

509円
■9.11日本
郵政目くらまし選挙に騙されるな(本誌取材班)
第44回衆院選が30日に公示され、与野党が9月11日の投票に向けて12日間の
選挙戦に突入した。小泉純一郎首相は郵政民営化の是非を最大の争点とした
い考えだが、問われるのは、小泉政権の実績と政治姿勢だ。

「刺客」候補者たちの胸算用(横田 一)
「一人一殺」か「一殺多生」か、かつて血盟団は殺人を正当化しようとした
という。裏切り者を絶対に許さない党首やその手足となる「刺客」にも、
大義があるのだろう。「刺客」たちの裏事情を探る。

安保利権を狙う超党派の新国防族(野田 峯雄)
もちろん今回の選挙では郵政民営化だけが争点ではない。小泉政権下では、
長年の自民党悲願であった有事法制が成立し、軍事大国化が進んできたこ
とを忘れてはいけない。


■改正介護保険の表と裏
介護の現場はどう変わる?(甘利 てる代)
6月22日、改正介護保険法が参議院を通過しました。
2006年度から大きく転換する介護保険制度。
被保険者(利用者)の暮らしはどんなふうに変わるのでしょうか。


■列島アウトドア・ノート 第1回
セイヨウオオマルハナバチ、知床半島に接近す(平田 剛士)
各地で自然修復の動きが活発だ。外来種対策、砂防ダムの切り下げ、絶滅し
てしまった群れの復元……。
従来の自然保護運動の域を超えて、どうやらわがニッポン丸、本気で舵を切
り始めたらしい。
でも新航路は未知なことばかり。
逆行しているところもある。試行錯誤の現場を訪ね歩いた。
509円
■対談 早野透 宮台真司
2005年総選挙をどう読む
小泉流“非情”政治 なぜ支持率が高いのか
今回の郵政民営化法案否決による衆議院解散は、かつての自民党では考えられないものであろう。
また小泉純一郎首相は反対派の公認を取り消すだけでなく、反対派候補に「刺客」まで送りこみ、世間を驚かした。
今回の選挙をどう考えるか、政治に詳しい『朝日新聞』コラムニストの早野氏と社会学者である宮台氏に緊急対談してもらった。

小泉型の弱肉強食社会はこの国に似合わない(北村 肇)


■看板つけかえで終わった道路公団改革が示す
“民営化真理教”小泉首相のウソ八百(横田 一)
道路公団民営化は小泉純一郎首相の政治ショーに終わった。
総選挙の踏み絵に祭り上げられた郵政民営化問題も同じ結末に向かっている。


■辺見庸――死、記憶、時間、恥辱、想像力の彼方へ
いま、「永遠の不服従」とは何か


■炸裂する「静かな時限爆弾」アスベスト(粟野 仁雄)
高度経済成長時代、馬車馬のように働いた人が今、ばたばたと倒れる。潜伏期間30~40年。
発症後5年の生存率は3・7%という悪性のがん、中皮腫。
牙を剥きだしたアスベストの危険を、業界も国も、はるか昔から熟知していた。

20年前から鳴り続いていた警鐘
横須賀石綿じん肺訴訟の軌跡(広田 研二)
クボタがアスベスト被害者数を発表したことで、にわかに注目を集める石綿じん肺だが、すでに20年前からその因果関係を主張し、救済を訴える裁判が闘われていた。
あらためて当事者たちの歩みを辿ってみた。

“静かな時限爆弾”
暮らしに潜むアスベスト(水原 博子)
アスベストによる健康被害が問題になっています。
耐火性に優れたアスベストは、身の回りの多くのものに使われました。
現在、もっとも多く使われているのは建材。
労働災害だけでなく、家庭内でアスベストに被曝する可能性もあるのです。


509円
■敗戦60年特集

「この国のゆくえ」

■最悪の道を防ぐには“健全な保守”に期待(姜尚中)
突然の解散劇で政情が騒然とするなか、暦は戦後60年の「8・15」を告げる。侵略への真摯な反省と戦後の原点である平和憲法の理念がかみしめられるべきこの期間、時代は猛々しい改憲勢力と排外主義的ナショナリズムの攻勢を告げ、近隣諸国は首相の靖国参拝に警戒の眼差しを隠さない。「この国のゆくえ」を決しかねない可能性をはらんだ今夏、戦後60年の過去と未来を問う。

■伝統的欠陥と新しい堕落(斎藤貴男・佐高信・辻井喬)
企業エゴが跋扈し始めた95年
産業を支えたモラルの崩壊
経済力・軍事力に頼らない外交を

■憧れから従属に変わったいびつなる関係(國弘正雄・袖井林二郎・筑紫哲也)
恐るべき米国の暴力体質
思考停止の対米外交
三木と中曽根の大きな違い

■靖国、戦争責任、そして真の歴史認識へ(天野恵一・辻子実・吉田裕)
東京裁判の負の遺産
靖国という虚構の存在
危険な国立追悼施設構想
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商品情報・内容

  • 出版社:株式会社金曜日
  • 発行間隔:週刊
  • 発売日:毎週金曜日
  • サイズ:A4変形判

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1993年、広告に依存しない自由なメディアを創るため、石牟礼道子・井上ひさし・久野収・筑紫哲也・本多勝一が中心となり、多くの定期購読者を募る形で創刊されました。本当に大切な情報が見えない時代、『週刊金曜日』が、暮らしの“真実”と“羅針盤”を届けます。 ※毎週金曜日発売

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