週刊金曜日 発売日・バックナンバー

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509円
■イラク戦争1000日
2003年3月20日、国連と国際法を無視してイラクを侵略した米国は、いまや長期化する戦闘の泥沼に足をとられている。
だがそれでも新たな戦火の拡大を狙っているブッシュ政権に、もはや理性を期待することはできない。
世界は、重大な試練に直面している。

【対談】藤田 進×栗田 禎子
ブッシュの野蛮と誤算
問われる日本の侵略荷担と平和主義

世界で人権を侵害する米国の横暴(寺中 誠)

米軍が狙っている「次の戦争」
イランも巻き込む長期拡大戦略(成澤 宗男)


■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体(8)
税金を食いものにする政商(横田 一と本誌取材班)
さまざまな公的資金を使い、企業利益を上げるトヨタ。
たとえば、万博開催や空港開港でトヨタ周辺の道路やリニモの整備が進んだ。
すべての道はトヨタに通ず……。


■ケータイ天国 電磁波地獄
WHOが「電磁波過敏症」を公式に認定(加藤やすこ)
世界保健機関(WHO)は昨年12月、電磁波過敏症に関する報告書「ファクトシート・296」を発表。電磁波過敏症という病気が存在する事を認めたが、背景には政治的な思惑も絡んでいるようだ。


509円
■2006年 教育があぶない!
今年も、卒業式のシーズンが始まった。東京都では“通達の成果”か、都教委が喜ぶような粛々とした式も行なわれているようだが、「日の丸・君が代」強制に対する教師や生徒、保護者らの闘いはこれからも続いていく。

東京都からの報告
「日の丸・君が代」卒業式 それぞれの闘い(樫田 秀樹)

ピースリボン裁判
子どもたちから「自由」を奪わないで!(佐久間 真弓)

広島県からの報告
「不起立宣言」のビラに警察官が20人(伊豆 ハルミ)


■JRのレールが危ない(4)
手抜きだらけの線路を走る山陽新幹線(安田 浩一)
「合理化」の名のもと「安全」を捨ててきたJRの体質を告発する連載も、ついに最終回。
手抜き工事を告発し、JRの子会社から契約破棄された下請け業者の社長が訴える。


■鹿児島・志布志「公選法違反」事件
ブレーキが利かなかった県警の暴走
自白捏造の供述調書不採用で無罪か?(新島 洋)
警察の暴走に検察も裁判所もブレーキをかけず、長期勾留で捏造した自白調書で奇怪な「事件」が組み立てられた。
“忘れていたアリバイ” も出てきて供述調書の信頼性は揺らぐ。
これが採用されなければ証拠「ゼロ」で無罪となるが……。

取り調べ室の闇・冤罪被害者の告発
特高並みの自白強要(三宅 勝久)
選挙に絡む金銭の授受があったとして15人を逮捕した鹿児島県警だが、物証はなく唯一の “根拠” は供述調書だった。
机を叩く、壁を蹴る、暴言――取り調べは苛烈を極めたという。
143日間勾留され、いまも濡れ衣に苦しむ谷田則雄さん(67歳)が告発する。


■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体7
明暗わけたトヨタとGM(横田 一と本誌取材班)
年間約1兆円の黒字を計上するトヨタ自動車。
約1兆円の赤字を出したゼネラルモーターズ(GM)。
売上高では勝ったGMが、なぜトヨタに大きく水をあけられたのか。
トヨタ経営の暗部に迫る。
509円
■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体6
偽りのプリウス神話(横田 一と本誌取材班)
環境に優しいハイブリッドカー、トヨタ自動車のプリウス。
世界一のGMすらもハイブリッドカーを作りたくて二番煎じを狙うほどだ。
だが、トヨタの環境戦略は販売促進のためのパフォーマンスで終わっていないか。
その実態は。


■佐高 信 編集委員インタビュー
村上正邦
額賀防衛庁長官の釈明と私が聞いた話との乖離
元参院のドンが逮捕後初めて洗いざらい語ったKSD事件と政界の裏表(上)
参院のドンとして絶大な影響力を持ちながら2001年にKSD事件で逮捕された村上正邦氏。
裁判では検察の主張がことごとく崩れたが、昨年末に東京高裁で有罪判決を受け、司法のあり方に根本的な疑問を持ったという。
逮捕後、マスコミに初めて語った、事件と政界の真実とは。


■サラ金は大事なお客様
“違法金利”黙認続けるテレビ局の罪(藤田 文知)
最高裁がサラ金の高金利に対して厳しい判決を出した。
だが、民放各局は、これを無視してサラ金CMを流し続けている。
なぜなら、サラ金は膨大な量のCMを流す、お得意様だからである。

利息制限法を廃止し、出資法に一本化?
「グレーゾーン撤廃」
報道の裏で進む銀行のサラ金化(三宅 勝久)
「グレーゾーン撤廃」を口実に、水面下で“サラ金完全合法化作戦” が進んでいる。
背後にちらつくのは、サラ金(消費者金融)業参入を狙う銀行と、金利規制緩和を求める米国の影だ。


■佐藤優の「飛耳長目」1
報償費(機密費)関連文書を開示せよ

509円
■知られざる
麻生太郎外相の家系(1)
強制徴用朝鮮人遺骨調査に手ぬるい日本政府(K・T生)
戦時下の日本には、朝鮮半島から多数の市民が強制連行され、炭坑などで強制労働に就かされていた。そこでは過酷な環境の中で多くの死者が出た。そのひとつに外務大臣の麻生太郎氏が社長を務めていたこともある現・麻生セメントの前身・産業セメント鉄道㈱もあった。


■キリン製品に発がん促進作用
アガリクスはがんに効かない(三好 基晴)
「がんに効く」と宣伝されているアガリクスに、こともあろうか、発がん促進作用があることが発表されました。
健康食品としてさまざまな商品が発売されているアガリクスですが、肝障害の死亡事例が報告されているのです。


■JRのレールが危ない(2)
ボロボロの神戸線(安田 浩一)
前号では総武線で起きているレール破断の事例を取り上げたが、JR西日本の神戸線が走る高架橋もコンクリートがボロボロだという。
まずはレール破断の背景にある合理化の実態から報告。


■死者2人を出した“殺人温風機”
松下電器の「遅すぎる」回収騒動(山口俊明)
「松下電器より 心からのお願いです」――。
「死亡事故に至るおそれ」のある石油温風機のリコール(自主回収)を呼びかける、松下電器の「お知らせ」を目にする機会が多い。
すでに2人の死者を出しているだけに、「最後の1台まで回収する」という姿勢は当然だ。
ただ、同社の温風機は以前から何かと「曰く付き」。
死者が出たからやっと動いただけ――という冷めた見方もある。

509円
■JRのレールが危ない(1)
危機一髪の総武線(安田 浩一)
JRのレールが折れる――。
そんな信じられないような“事故” が首都圏で起きている。
まずは、2004年からだけでも、5件のレール破断が明らかとなった総武線の事例を取り上げる。

■検 証「小さな政府」大きな格差
郵政民営化
「郵便局はなくならない」のウソ
過疎地の切り捨てがはじまる(平舘 英明)
昨年の衆議院「郵政解散」で、小泉自民党は「郵便局はなくならない」と豪語して勝利した。
だが、分社化による組織再編で、地方の集配局が廃止される計画が進められている。
何が起きつつあるのか。
影響が大きいと予想される北海道をルポした。

「民営化」とは「私営化」なり
「政府の失敗」以上に恐ろしい「市場の失敗」(佐高 信)
銀行の利益を代弁する「郵政民営化」が、国民・利用者のためのものであるはずがない。
国民の生活基盤というべき財産を、市場原理主義者の餌食にしてはならない。


■佐高信のマコトに迫るインタビュー
高杉良
虚業ライブドアを太らせた小泉「改革」
欲望と打算の渦巻く企業経済の世界を独自のタッチでリアルに描く高杉良氏。
気鋭の小説家が、ライブドア事件に象徴される行き過ぎた市場経済原理主義を後押ししたまやかしの小泉「改革」を一喝!


■自分自身への審問
辺見庸 第3回

509円
■外務省の闇を暴く 第1弾
独占入手!
不祥事一覧 公金横領、痴漢、万引き、飲酒運転……
ハレンチ犯罪に大甘処分(本誌取材班)
これで外交ができるのか――本誌が独自に入手した外務省職員の人事処分記録を見ると、そう思わ
ずにはいられない。
外交官特権に守られた「聖域」で腐敗が進んでいる。


■憲法座談会
国民投票と どう向き合うか
今井一さん
小森陽一さん
佐高 信
改憲の是非を問う国民投票法案と国会法一部改正法案が、まもなく国会に上程されようとしている。
護憲の立場の中にも国民投票法の制定については肯定と否定の意見がある。
憲法の趣旨に沿った手続法をつくろうとする「真っ当な国民投票のルールを作る会」はどんな思い
で運動を進めているのか、護憲のための運動を進める「九条の会」と「行脚の会」は現状にどう立ち向かおうとしているのか。
忌憚のない意見が交わされた。


■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体5
トヨタと私の交わらない関係(佐高 信)
だれでも、人には言えない小さい頃の話があるものだ。
そしてそれは時に人の本質を見事に露呈することもある。
それは企業といえども変わらない。
無論、日本一の企業といえども。


■清水一行氏に聞く 銀座一億円事件の深層
落とし主はトヨタだった?!(聞き手/佐高 信)


■自分自身への審問 辺見庸 第2回


509円
■アスベスト被害を歩く
クボタが被害者に詫びるまで
補償交渉の裏側と石綿新法(永尾 俊彦)
石綿が工場周辺に飛散し、多数の死亡者と患者を出したクボタが昨年末、被害者に謝罪し、社員並みに補償することを表明した。
一方、小池百合子環境相は自身の発言で被害者を激怒させている。
石綿新法が今国会で成立したが、クボタの補償の裏側、被害者の現状を報告する。


■「二枚舌は許さない」
小池環境大臣に患者や遺族たちが激怒(粟野 仁雄)


■辺見庸
自分自身への審問(上)


■マスコミ最大のパトロン トヨタの正体4
トヨタ生産方式の陰(横田一と本誌取材班)
合理化を極限まで要求するトヨタ生産システム。
その労働の密度の濃さは、ときに人間を破壊する。
だが過労死、過労自殺は闇から闇へ消えていく。
知られざるトヨタ生産方式を報告する。


■シリーズ「この国のゆくえ」第8回 
ロッキード事件
血税にたかった巨悪たちの犯罪(成澤宗男)
今も変わらない日本の悪政(矢崎泰久)


509円
■まさに小泉政治の体現者
“金融企業”ライブドアのきわどい手口(原 七郎)
時代の寵児から容疑者に――ライブドアの社長だった堀江貴文ら各容疑者が1月23日、証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)の疑いで東京地検に次々と逮捕された。
直前まで小泉純一郎政権に絶賛されていた「理想的な青年」が塀の中に落ちたのはなぜか。
ホリエモンなる虚名を生み出した土壌と錬金術の実像に迫ってみる。

ファンドマネージャーに投資システムの穴を聞く
ブラックマネーも入り込む投資事業組合(今田 栄司)

「ライブドア事件」をどう読み解くか?
全体と個人との格差・断絶が拡大/高村薫(作家)
シビアに勝ち組を目指す社会に/香山リカ(精神科医)
時流に乗って急成長した「勝ち組」の転落は、現在の、そして今後の日本社会に何を示唆するのか。2人の識者の受け止め方を聞いた。


■現代の“女工哀史”――中国人実習生
岐阜の縫製業界ぐるみで酷使(安田 浩一)
アジアから安い製品が入ってきて苦境に立つ縫製業界では、「実習生」制度を悪用して中国人の女性を信じられない労働条件で酷使している。
闇に封じられていた実態が、本人たちの告発で明らかになった岐阜の現場からの報告である。


■砂上の侵略者(上)
イラクで起きていること
空爆という名の無差別殺戮(成澤 宗男)
3年前のイラク侵略勃発当初にあった「戦争反対」の声は今や薄れ、新聞紙上では「テロの惨事」といった記事が目立つ。
だが、表面下に隠されている巨大な悲劇と暗闘は伝わってこない。
今週から3回にわけてそれを追う。


■モラレス政権誕生で深まる
ラテンアメリカ自立化の流れ(伊高 浩昭)
500年――かくも長き不在を超えてボリビアに先住民族政権が発足し、チリでは右翼陣営を破って女性大統領が誕生した。
ラテンアメリカ自立化の潮流は、反米機運を醸しつつ深まっていく。


509円
■検 証「小さな政府」
公務員バッシングの広がりを背景に、小泉政権は公務員の大幅な削減、民間開放を進め「小さな政府」をつくろうとしている。
「小さな政府」によって、公共サービスはどう変わり、私たちの生活はどうなるのか。
北海道の「道庁改革」から「小さな政府」の実態に迫った。

自治体リストラの正体
「痛み」を強いる道庁改革(平舘 英明)

「小さな政府」論とはなにか
その意味とリスク(牧野 富夫)
小泉内閣と奥田経団連の「小さな政府」政策は、国民の福祉を犠牲にし、戦後の経済発展を支えてきた「日本的経営」を崩壊させ、大量の低所得労働者を生み出してきた。
そこまでして「小さな政府」を推し進めようとするのはなぜなのか。

公務員バッシングにこう立ち向かう
自治労/岡部謙治委員長 自治労連/駒場忠親委員長
政府が推進する「総人件費抑制」政策は、直ちに地方にも波及し、住民にとって身近な地方公務員がリストラの矢面に立つことになる。
「安全・安心」を破壊し、格差拡大につながる「小さな政府」について、地方自治体公務労働者の2つの組合本部委員長が語った。


■日本国憲法
前文
日本国憲法というと、9条や前文が注視されがちですが、言うまでもなくそれ以外の条文もそれぞれ大切な意味を持っています。
護憲や改憲、加憲という前に、まず、改めて憲法を読み、そこに何が書かれているかをきちんと知ることは大切なことではないでしょうか。
これまで見過ごしていた条文についても理解を深めていただけるよう、今週から、それぞれの条文とその解説を一条ずつ掲載していきます。


■宮崎勤被告、最高裁「死刑判決」から抜け落ちた視点
他者におびえて「近代」を断念してはならない(大塚 英志)
最高裁は1月17日、女児4人を誘拐して殺したとして殺人などの罪に問われた宮崎勤被告(43歳、一・二審で死刑判決)の上告を棄却した。
事件発生から17年が過ぎた。私たちは何を学ぶべきなのか。


■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体3 誕生した闘う組合(横田一と本誌取材班)
トヨタグループ約26万8000人の
組合員を抱える全トヨタ労働組合連合会。
だが、長時間過密労働による過労死や自殺や労災などは闇から闇に葬りさられていき、経営陣と一体化する労働組合は、トヨタ生産システムは何も問題がないものとしてきた。
そこで、人間的な暮らしを勝ち取るために新しい組合が発足した。

トヨタの労務管理・労使関係研究の第一人者
猿田正機中京大学教授インタビュー
労働と企業が支える社会へ


■「横浜事件」再審と共謀罪
人間の尊厳を回復する闘い(西村秀樹)
来月9日、戦時下最大の言論弾圧といわれる横浜事件の再審裁判が判決を迎える。21世紀に、戦前・戦中の治安維持法違反事件を裁くこの再審裁判は、戦後60年を経てあらためて甦ろうとしている[現代の治安維持法}「共謀罪」の国会上程を前にしてきわめて現代的な意味を帯びている。

出発点としての再審判決
再審請求人 木村まきさんに聞く
60年前、司法による拷問とでっち上げによって凄惨な責め苦を受けた横浜事件の被害者たちは、すでに全員が世を去った。当事者亡きあと、「らくだが針の穴を通るよりも難しい」と喩えられる再審の扉をこじあけたのは、被害者たちの思いを受け継いだ支援者や第3次弁護団、そして遺族の再審請求人たちだった。請求人として奔走してきた木村まきさんに、判決の意味と今後を聞いた。


509円
■JRは危険がいっぱい
JR羽越線脱線転覆事故
機械頼みの安全規則が危険を見逃した(安田 浩一)
昨年12月25日、この年2度目の鉄道大惨事が起きた。
繰り返される事故の向こうにJRの運行・保線にかかわる根本的な問題があるのではないか。
9カ月を経た「西日本」福知山線事故のその後、「東日本」の保線担当者の告発を含め、偶発的ではない体質を問う。

遺された人、追い出された人たち
JR福知山線脱線転覆事故から9カ月(粟野 仁雄)
悪夢を思い出させる光景が目に飛び込んできたクリスマス。
羽越本線の脱線転覆事故で「く」の字に曲がった先頭車両は、4月25日の尼崎での大事故とそっくりだった。
辛すぎる年を越した人たちを追った。

「東日本」保線現場からの警告
JRのレールが危ない
現場では今、なにが起こっているのか。
JR東日本でレール破断事故が頻発するのはなぜか。
現役の保線労働者が、いまの保線実態を赤裸々に語った。


■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体 2
マスコミという壊れた信号機(横田一と本誌取材班)
10年連続日本一の広告費をはじめ、陰に陽にメディアを潤すトヨタ自動車は、気がつけばマスコミ最大のお得意様。今やマスコミという信号機はトヨタ車が来ても青色点灯で通過させるばかり。黄や赤を光らせることは希になった。


■小池百合子環境相に怒りの告発
やっぱり環境省の天下りに食い物にされた自然再生推進法(岩田 薫)
本誌05年2月4日号で特集した環境省の新たな「官益法人」である「社団法人・自然環境共生技術協会」。
本誌は官僚と業界との癒着の構造を指摘したが、天下り団体への優遇は続いている。


509円
■マスコミ最大のパトロン
トヨタの正体 1
「小泉圧勝」劇を作った奥田会長(横田 一と本誌取材班)
なぜマスコミはこの企業を批判できないのか。
それは最大のパトロン(経済的な庇護を与える者)だからである。
毎年、約800億円の広告費があらゆるメディアや広告代理店にまんべんなくばらまかれる。
一方で、与党・自民党には政治献金や選挙応援で恩を売る。
その札束の前に、さまざまな問題が闇に葬られ、都合のよい政策が進められていく。
書かれざる日本最大の自動車メーカー、トヨタ。
その暗部をシリーズで報告していく。


■シリーズ「この国のゆくえ」第7回 昭和天皇死去

暗喩としての天皇制(森達也)
昭和の終焉(田中伸尚)


509円
■対談 佐藤純彌×森 達也
『男たちの大和/YAMATO』は反戦映画か!?
敗戦4カ月前の1945年4月、米軍に撃沈された戦艦「大和」を題材にした映画『男たちの大和/YAMATO』が公開中だ。
戦後60年記念作品と銘打って製作されたこの映画、キャッチコピーは「もう会えない君を、守る」。
また“愛国”の映画か、と敬遠する向きも多いだろう。
しかし、映画を観た森達也さんは、その先入観を覆えされたという。
どちらがこの映画の本当の姿なのか。監督・脚本の佐藤純彌さんに「真意」を訊いた。


■対談 中村うさぎ × 町田 健
「問題な日本語」なんてホントにあるの?
「若者の言葉の乱れが気になる。けしからん!」――。
最近、こんな声をよく耳にします。
“乱れ” の実例を集めた単行本『問題な日本語』も大ベストセラーになるほど。
たしかに、何となく耳障りな言葉も中にはあるような……。
しかし、そもそもなぜ、そんな「問題な日本語」が生まれ、広まるのでしょうか?
言葉じりをとらえて「問題にする」のはひとまずやめて、ここはひとつ、その理由や背景を「楽しんで」考えてみましょう。


■『鋼の錬金術師』 をめぐる冒険
座談会 + 荒川 弘 × 大島ミチル × 石坂 啓
錬金術を駆使する兄弟を主人公とした異世界ファンタジー、『鋼の錬金術師』が人気を集めている。
物語の舞台は軍事国家であり、戦争や宗教の問題が正面から登場する。
中学3年生の息子に薦められて「ハマった」という石坂啓・本誌編集委員が、作者の荒川弘さん、テレビアニメと映画で音楽を担当した大島ミチルさんと語りあう。


■昭和初めといまの子ども文化
対談 大塚英志 × 山中 恆
サブカルチャーは「戦争」の夢を見るか
まんが、アニメ、フィギュアなど、子ども向けやマニア向け商品に「軍隊もの」「戦争もの」があふれている。
「そんなことに過敏になってどうするの」と、軽く考えてはいけない。
“おたく表現”は戦時下の翼賛体制に起源があり、その融和性は高い。
いまの社会状況は、庶民が戦争に熱狂していった昭和初期ときわめて似ている。


■「私、間違ってないよね?」が支えるプロレス人気(香山リカ)
“プロレス”が元気だ。狂言師やタレントまでが参戦し、レスラーの形態模写も大人気。しかし、これらはあくまで「プロレスっぽいもの」。
なぜいま、「っぽいもの」が求められるのか。
ジャイアント馬場が亡くなって7年のいま、理由を考えてみた。


■ケータイで広がる「言葉遊び」(平野宗彰)
ケータイを使った遊び方に「広がり」が出てきている。
短歌をケータイで投稿するラジオ番組が人気になる一方、「4コママンガ」(!)を送り合う女の子も。
その背景を、ここ20年の若者言葉の変遷とともに考えた。


■なぜ日本ではカジノが公認されないのか?(森巣 博)
この国のシステムでは、往々にして正論は通用しない。
たとえば、さしたる根拠もなく違法とされ続ける「カジノ」。なぜなのか?
法律上は「賭博ではないギャンブル」と不思議な区分をされるパチンコ業界の存在に、その理由がある。


■生まれ変わりたい!『NANA』に惹かれる少女たち(石塚とも)
矢沢あい原作の漫画『NANA』の勢いが止まらない。
3000万部を超えた単行本は映画化され大ヒット、続編の製作も決まった。
“NANA現象”という言葉も生んだこの「物語」、なぜそれほどまでに少女たちの心をとらえ、支持されるのだろうか。


■『愛と死をみつめて』を見つめて(鎌田敏夫)
人はなぜ、いつの時代も“純愛ドラマ” に惹かれるのだろうか。
「金曜日の妻たちへ」「男女七人夏物語」などの名作を世に送り出し、今春TVドラマで42年ぶりにリメイクされる「愛と死をみつめて」の脚本を担当する鎌田敏夫さんが考えた。
509円
■大メディアの正体 第三部最終回
朝日新聞社

人事査定がつくる“もの言わぬ”記者(本誌取材班)
相次ぐ “不祥事” やバッシングで『朝日新聞』の部数が減っている。
「解体的出直し」をするというが、本当に出直せるのだろうか。
そして、社内にはまだ、ジャーナリズムは息づいているのだろうか。

体験的「朝日」学
記者の「サラリーマン病」が悪化する理由
“無冠の帝王”の牙を抜く飛ばしの手口教えます(黒川 宣之)
社内での「出世」より、いい記事を書くことが生きがいの“無冠の帝王”。
しかし、それを志す記者の牙を抜き、自社の過ちに声をあげにくくする手口がある。


■座談会プレ・ファシズム 日本のゆくえ
山口二郎
朴 慶 南
栗田禎子
梶村太一郎
日本はすでにプレ・ファシズム情況に入ってしまったようだ。
弱肉強食の“自己責任”社会や身近な者との比較で「不平等」を言い立てるプチ平等主義など、形骸化を超えて崩壊しつつある民主主義のありようは、見るに忍びないほどになってきた。
今年とくに顕著になってきたこの現象を振り返り、来年はどのように市民が抵抗を構築するかを熱く語った。


■「ホワイトバンド」批判から見えたもの(吉田 裕子)
有名人が出演するテレビCMがきっかけで今年の「大ヒット商品」となったホワイトバンド。
しかし、売り上げは貧困に苦しむ人への直接援助には使われないことがわかり、「金儲けでは」など批判の声が上がった。なぜこのような「誤解」を生む結果になったのだろうか。


■シリーズ「この国のゆくえ」第6回
A級戦犯処刑
東京裁判と「克服されざる過去」(粟屋憲太郎)
靖国に生きる「聖戦史観」を撃つ(辻子実)


509円
■追及! 姉歯事件
検査機関の民営化が招いた“構造欠陥”(横田 一)

今回の姉歯事件を追っていくと、背景に政官業の癒着が見えてきた。
国指定の確認検査機関に天下った国土交通省の天下りリストも公開。


■医療過誤100年
年間2万~4万人が死亡する!?
医療事故の被害と救済

日本で初めて医療過誤訴訟の判決が出たのは、いまから100年前の1905年。
手術で体内にガーゼを置き忘れた事件で原告が敗訴した。
1925年に初めて患者が裁判で救済された。
それから80年、医療過誤訴訟は年々増加している。
2000年から旧厚生省は「医療安全」対策に取り組み始めたが、患者の満足度は低い。
「医療不信」の背景にはなにがあるのか、医療事故被害の救済で求められることはなにか。

「同じ被害を繰り返さないで」
患者、医療者、司法の埋まらない溝(油井 香代子)

被害者の願いは、何よりも真相究明と再発防止。
しかし、閉鎖的な医療界と司法に、その思いはあまり届いていない。
複数の医療過誤訴訟、被害者の闘いからみえる問題点は?

“患者救済を第一にする”
欧州にみる裁判外処理法(森 功)

裁判で争わなくても、費用のかからない相談窓口、事故の鑑定と評価、情報公開、患者への損害補償が社会制度として確立している諸外国がある。
日本で可能とするには、何が必要なのか?

[医療と情報]あまりにひどいカルテ改ざん
       防止こそが根本解決に(勝村 久司)

[ 司法改革 ]漂流型裁判から計画審理へ
       変わる訴訟と課題(鈴木 利廣)

[患者の権利]「人間修理科技師」の医師を
       正すのは患者の“疑問”(清水 東)


■自民党に脅された「暴力団との関係」
私が知っている公明党・創価学会の恥部(対談 平野 貞夫・佐高 信)

悪政とデタラメの限りをつくす小泉自民党の強力な支柱が、公明党=創価学会だ。
宗教団体がキャスティングボートを握った末にもたらされた「この国」の状況を、政界きっての情報通が斬る。


■大メディアの正体 第3部(4) (本誌取材班)
毎日新聞社 「首都圏で読まれない」全国紙

数多くのスクープで日本新聞協会賞を最も多く受賞しているのが『毎日新聞』だ。
しかし、存在感の薄さに悩まされている。

日本経済新聞社 疑われる経営と編集両面の基本

「経済記事は三流」と、陰口をたたかれることがある日本経済新聞。
単純な誤報が目立つだけでなく、本社移転計画にも不明朗さがつきまとう。

509円
■誌上ガチンコ国会
共謀罪を問う

「監視・盗聴社会を招く」「心配御無用」――異例にも過去二度も廃案になった共謀罪は、先の特別国会でも採決が見送られ継続審議となった。だが次期通常国会では、圧倒的多数派の与党が強行採決に出る恐れがある。火花を散らす衆院法務委員会の与野党委員を直撃した。

[自由民主党]平沢 勝栄  捜査当局に権限与えろ
[民 主 党]平岡 秀夫  立法事実なく本末転倒
[公 明 党]漆原 良夫  修正2点で成立目指す
[社会民主党]保坂 展人  「国際・越境」犯に限れ


■「免震」の第一人者、多田英之氏に耐震建築問題の深層を聞く
科学技術への建設官僚の過剰介入が問題を引き起こした(多田 英之)

地震に備える方法には「耐震」「免震」「制震」の3つがある。
それなのに、国土交通省やゼネコンは頑丈につくる「耐震」にこだわり続け、揺れを吸収する「免震」を侮ってきた。マンションなどの耐震強度偽装問題が起きた背景はここにある。
地震と建築の関係を長年、見つめてきた研究者が、建築界の問題を斬る。


■大メディアの正体 第3部(3)
 産経新聞社(本誌取材班)
「親米保守」で日本の伝統を守れるのか

堀江貴文氏によるニッポン放送買収劇や、電子新聞などで最近、『産経新聞』は話題になることが多い。
「日本を愛している」点にぶれがないというが、その「正論」路線は、「国益」に結びつくのか。

住田良能・産経新聞社社長インタビュー
日本の伝統や文化を大切にしていく


■シリーズ「この国のゆくえ」第5回
コメの部分自由化
瑞穂の国の米騒動(山下 惣一)

米価半減の“バンザイ改革”(大野 和興
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商品情報・内容

  • 出版社:株式会社金曜日
  • 発行間隔:週刊
  • 発売日:毎週金曜日
  • サイズ:A4変形判

■ 骨のある雑誌です。スポンサーから自立した、自由で信頼できるメディア。

1993年、広告に依存しない自由なメディアを創るため、石牟礼道子・井上ひさし・久野収・筑紫哲也・本多勝一が中心となり、多くの定期購読者を募る形で創刊されました。本当に大切な情報が見えない時代、『週刊金曜日』が、暮らしの“真実”と“羅針盤”を届けます。 ※毎週金曜日発売

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