週刊金曜日 発売日・バックナンバー

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■2007参院選
HPでわかった候補予定者の憲法感覚
年金は失点 改憲が争点(本誌編集部)
一国の首相が「改憲」を争点に掲げながら、「消えた年金選挙」となるのが濃厚となってきた2007年参院選挙。
しかし3年後の国民投票法の施行を踏まえると、今回の参院選の大きな争点はやはり「改憲」ではないか。
候補予定者のホームページなどで憲法意識を探った。

候補者に意思表示をさせよう(深津 真澄)

回答者すべて「9条は変えない」(アンケート結果)


■関組長の国会ロビー活動日記(1) (関 義友)
「与党議員に直接働きかけなくては物事は動かない」。
そんな考えから、国会会期中は石川県金沢市から東京・永田町にやってきて、ほぼ毎日、国会でロビー活動を続けている筆者が、意外と知らない「国会審議のイロハ」から、国会への効果的参加方法を伝授します。


■「自殺」は個人的な問題ではなく社会問題だ
「語れない自殺」の実態を可視化しよう(谷口 硝子)
1998年にはじめて3万人を超えた日本の自殺者数。
9年連続で約3万人の高水準を維持し、20~39歳の死因のトップは自殺と、高い死亡率に変わりはない。
本格的な自殺対策はこれからだが、実効性のある対策にするためには――。


■諫早湾干拓
「ギロチン」から10年
農水省のデタラメとゴマカシに圧殺される漁民(永尾 俊彦)
1997年4月14日に、諫早湾が「ギロチン」で閉め切られてから10年経った。
いま「宝の海」と言われていた有明海の漁場はどうなったのか、そこに暮らしている漁民はどう感じているのか……。
この10年間、現場を見続けてきた筆者が報告する。
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■沖縄復帰 35年
米軍とともに増強する自衛隊
沖縄から見えてくる
日米関係の“変貌”(新崎 盛暉)
米軍の世界的再編の流れの中で、沖縄をはじめとする日本各地の米軍基地は、「不安定の弧」をにらむ最前線基地として、一層の基地機能強化・効率化が進められている。
日米の軍事一体化にともない、沖縄では自衛隊の存在感も日増しに大きくなっている。

【ひと目でわかるマップ】
在沖米軍基地および自衛隊基地の現状

辺野古・高江からの緊急報告
環境アセス法
踏みにじる政府の強行策(真喜志 好一)
この4月末から日本政府・那覇防衛施設局が辺野古で行なっている「環境現況調査」は、環境影響評価法に違反している。
地元住民らの抗議を無視し、日本政府は掃海母艦「ぶんご」まで差し向け、海上自衛隊員を未明の調査機器設置作業に当たらせた。

土地収用法で反対派に揺さぶり
「軍用」の懸念残る
新石垣空港(金城 正洋)
沖縄本島から南西に470キロ、八重山諸島の中核をなす石垣島は、旅行雑誌の調査で「再び訪れたい観光地」として毎年第1位にランク付けされるほど人気の高い自然豊かな島だ。
その石垣島で現在、新たな空港建設事業が進んでいる。

高低差7メートルの滑走路
普天間“欠陥飛行場”
返還のまやかし(新藤 健一)


■痛憤の現場を歩く73
鎌田 慧
北九州市“餓死”事件から1年
予算を削って人を殺す
小泉・安倍「改革」の陰画
生活保護を受けられなかったり、将来に絶望するなどして死亡する事件が相次いでいる。
日銀や政府は景気が回復しているとの認識を示しているが、貧困にあえぐ人たちはますます増えた。国民の命を守らない政府に存在意義はない。
“餓死事件” から1年経った北九州市を訪ねると、一地方自治体でなく政府の責任が浮かび上がってきた。


■石川県津幡町
“地縁血縁政治”に新風
新人議員の挑戦がはじまった!(藤田 正)
石川県河北郡津幡町。
「権力者の寄り合い政治」が日常となっている、典型的な保守の町である。
ボートピア誘致に反対する町民の声は無視され、公共施設では露骨な談合が横行する。
そんな町で、2人の女性が町会議員に初当選した。
背景には何があったのか。
長老議員との対決の行方は――。
現地から報告する。


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■安倍・右派流
「改憲論」のまやかし
なぜ憲法は集団的自衛権を認めないか(小澤隆一)
安倍首相は右派で固めた「有識者懇談会」を利用し、明文改憲と並行して解釈改憲を狙っているのは明らかだ。
だがどう曲解しようが、現行憲法で集団的自衛権は行使できないことを知るべきだ。

【検証】
ウソ八百を並べた壊憲派の責任を問う
「有識者懇」がイラク戦争で言ったこと(本誌編集部)
よくぞこれだけ、イラク戦争ひとつとっても判断力が疑われるメンバーだけで固めたもの。その程度でないと、解釈改憲で集団的自衛権を認めさせるような安倍首相のメチャクチャなやり方に好都合ではないのだろう。
「本来なら顔を上げて歩けないような人」(軍事評論家の田岡俊次氏。『アエラ』07年6月4日号)ばかりだが、「懇談会」でご高説を垂れる前に、自分の発言にどう責任を取るのか。

見え透いた米国発のデマを斬る
壊憲の口実としての「ミサイル防衛」(成澤宗男)


■周辺人物に聞く「たたき上げのコワモテ」評は
松岡利勝前農水相自殺の闇(横田 一+本誌取材班)
利権の固まりのように言われた松岡農水相はなぜ自殺をしなければならなかったのか。
談合や政治資金の問題すべてを松岡氏になすりつけて問題解決としてよいのか。
現地取材から真相に迫る。


■脱!脱脱ダム
熊本県 川辺川ダム
ついにはじまった推進派の内部崩壊(まさのあつこ)
1966年に計画された九州最大級の川辺川ダム。
実は昨年から、推進派の内部崩壊とも言うべき現象が続いている。
その陰には「自滅」とも取れる推進派の誤算があるようだ。


■対談
河野 美代子
坂本 洋子
民法772条2項「離婚後300日問題」
安倍政権がストップさせた法改正
今年に入り、報道に後押しされる形で見直しが進んだ民法772条2項嫡出推定問題。
今国会中の議員立法を目指していたはずが、自民党の保守派議員の反対にあい、急速にトーンダウンしてしまった。
一部を救済する通達は5月7日に出たものの、多くのケースが取り残されたままだ。
なぜこのような事態になったのか。また、保守派の懸念は何を根拠にしているのか。
現場を知る2人が、反対論のどこがおかしいのか話しあった。


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■信用できない!
危険な薬とその裏側(浜 六郎)
これまでたびたび指摘してきた薬の危険性が、“タミフル騒動”をきっかけに注目されている。
薬には副作用は必ずある、なんてそんなレベルではない、“常識”を超えた「薬とはいえない」モノと、薬にまつわるこわ~いオカネの話……。

製薬界と医療界の癒着が生み出す「薬害」の構図(鳥集 徹)
医学研究者に製薬会社から多額の資金が提供されているのは、いわば“常識”ともいえる。
もし、医学界と製薬界との癒着によって、医薬品の評価が歪められているとしたら……。
薬害イレッサやタミフルを例に、医学研究者の「利益相反」疑惑を問う。


■第2弾 マゲラン事件
これが「慰安婦」事件を裁いた軍法会議の証拠だ(梶村太一郎)
日本国内では「強制性を確認する資料はない」と言い放ち、米国訪問時には大統領に「謝罪」する安倍首相。
彼に「狭義の強制」があったことをお教えしよう。
これは極東裁判にも提出された証拠の原本である。

マゲラン事件宣誓調書(翻訳/村岡崇光・ライデン大学名誉教授)

■どこで生きればいいのか
大都会を彷徨うタイの象と象使い(写真/ステープ・クリッサナワリン 文/東川光二)


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■スクープ
外務省に新疑惑
日本大使館から名画や陶磁器など
4年半で98点が消えた!?
川崎春彦「早春富士」2016万円
平松礼二「路・想春」882万円
福田恵一 画題不明 630万円(いずれも推定額)(北 健一)
これはいったいどういうことなのか。
海外にある日本国大使館など在外公館の玄関や応接室、大使執務室などに飾るために購入し、日本文化の魅力を伝える役割を果たしている美術品が、ある日忽然と“消えて” いることが本誌の取材で明らかになった。
日本画や洋画、版画、そして陶磁器など、姿を消した美術品は4年半で98点にものぼる。


■「赤ちゃんポスト」を始めた
蓮田太二慈恵病院理事長単独インタビュー
「棄て児を推奨するつもりはありません」(李 隆)
5月10日正午、熊本県の慈恵病院で「赤ちゃんポスト」と世間では呼ばれている「こうのとりのゆりかご」の運用が始まり、同日には早速、男児がポストに預けられた。
さまざまな憶測を呼ぶ中、この仕組みの創設者、蓮田太二さんに話を聞いた。


■シリーズ 地球破滅あと5分(1)
地球温暖化の脅威は核戦争にも匹敵
人間活動が招く気候変動・異常気象の未来(桐生 広人)
「核爆発ほど短期的で劇的な破壊力ではないが、今後30~40年にわたる気候変動は人間社会の生活環境に劇的な被害をもたらす」。
米国の科学誌はそう警告し、地球破滅までの時間を「あと5分」とした。
「終末時計」はこのまま止まらず進み続けるのか。
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■2007年 子どもを救え!
【教育三法案】
学校・教員・地方教育行政「改革」のねらい
動き出した安倍流教育再生(中嶋 哲彦)
政府は、今国会に学校教育法(学校法)、教育職員免許法(免許法)、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(地方教育行政法)の各改正案を提出し会期中の成立を目指している。
その皮切りに4月23日から衆議院教育再生特別委員会で審議がはじまり、質疑と学校法に関する参考人質疑があった。

【全国学力テスト】
実施が広げる波紋
子どもとおとなの信頼関係を破壊する装置(木附 千晶)
全国の約233万人の小学6年生と中学3年生を対象に4月24日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が行なわれた。
その実施は、「この国の教育行政は、子どもたちのことなどまったく考えていない」ことを露呈させている。

【北海道】
苦悩する教育現場
「43年前のテストより悪質」闘う北教組(野口 隆史)
全国で唯一、「労務拒否も辞さない」と強硬姿勢で学力テストに非協力を表明していた北教組。
しかし道教委が「市町村名、学校名を公表しない」と表明したことで、試験の6日前に非協力戦術を撤回。
教師たちの懸念をよそに、道内の公立・私立(盲、聾、養護学校を含む)計1929校、約10万の子どもたちがテストを受けた。

国が教育を牛耳ろうとしている(北教組委員長 中山和則)

【憲法】
危機に瀕する「成長発達」
「子どもの権利条約」がおとなに課した義務(福田 雅章)
政府の無知と傲慢が、「子ども期」を奪い、今を生きる一人ひとりの幸せをも破壊し、日本の将来を危機にさらそうとしている。
子どもの成長発達を守り、だれもが幸せに生きる社会を構築するため、「子どもの権利条約」の視点から憲法を読み直してみたい。

【扶桑社】
次回教科書づくりに向け
「つくる会」に絶縁状(俵 義文)
抗争と分裂を繰り返す「新しい歴史教科書をつくる会」に業を煮やしたフジサンケイグループは、次期教科書制作からは完全に袂を分かつ決断をした。


■新・買ってはいけない93拡大版
「血圧が高めの方に」 のトクホ(渡辺 雄二)
現在の高血圧のガイドラインによって、「高血圧」とされる人は、じつに3000万~4000万人もいます。
その不安につけこむかのように、「血圧が高めの方に適した」と謳う健康食品があふれかえっています。
本当に必要なのでしょうか?


■さしすせその仕事 第1回 味噌(文・写真 木村 聡)
基本調味料を並べて――さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)――。多様化する日本の食生活にあって、これら調味料の状況も変わりつつある。
現代の「さしすせそ」を生み出す風景を探しに行った。
第1回は味噌。
おいしい味噌は地方ごとに異なるもの。
つい自慢したくなる故郷の味噌も土地柄を反映して多種多彩。
味噌の仕事とは、風土の違いを汲み取る仕事でもあった。


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■今井一 vs. 坂本修
【激論】国民投票法
憲法9条めぐる「次なる闘い」
司会・進行 北村 肇(本誌編集長)
憲法改正の是非を問う国民投票をいかに実施するのか。
そのルールを定める法律が成立する……。
国民投票法の問題点をどうみるか。
そして一段と現実味を増してきた改憲発議に向けて、9条護憲派はどのような闘いを展望するか。


■【激論!】
藤井誠二vs.森達也
できることなら自分の手で仇をとりたい――
「殺された側の論理」が突きつけるもの
『殺された側の論理』という本が話題になっている。
理不尽な犯罪に遭った被害者やその遺族は、「被害後」を生きるために加害者に対してどんな思いで、どんな「罰」を望み、どんな「権利」を望んでいるのか。
メディアであまり取り上げられることのなかった本音が綴られている。
その言葉は重く、読む者の心を揺さぶる。
彼らの「論理」は私たちに何を突きつけているのだろうか。


■これが「慰安婦」事件を裁いた軍法会議の判決だ
【第1弾】櫻クラブ事件(梶村太一郎)
一国のリーダーが歴史の事実をあえて歪めることは、被害者に対して限りなく失礼であるばかりでなく、その国の品性すら疑われる。
本誌では4月13日号で予告したように、埋もれていた資料を発掘し発表する。

櫻クラブ事件判決文
監訳/村岡崇光(ライデン大学名誉教授)
オランダ軍バタビア臨時軍法会議の「櫻クラブ事件」1946年10月25日の判決文翻訳の要旨。
( )内は訳註。
[◇◇]はオランダの情報保護による抹消人名であるが、判明している人名は被害者を除いて[ ]内に表記した。

■三菱重工の正体5
スパイ衛星打ち上げまで商売に(本誌取材班)
この2月、H2Aロケットを使って情報収集衛星が打ち上げられた。
詳細は「機密保持」を理由に明らかにされていない。
多額の税金が使われているにもかかわらず不透明な部分が多すぎるとの批判も強い。
そして、このロケットや衛星の開発、製作に深く関わっているのが三菱グループだ。
打ち上げロケットは「重工」、衛星本体は「電機」、部品や調達などに「商事」「プレシジョン」「レイヨン」など多くが参入している。
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■憲法特集
あなただからできること、何ですか?
憲法改定のための手続き法案が衆議院で可決し、法案の審議は参議院に場所を移した。
国会内勢力においては改憲派が多数を占める現状では、このまま法案が成立してしまうのは必定で、否決させるためには市民が声をあげて議員にプレッシャーをかけるしかない。
だが、それでも法案が可決されてしまった場合、私たちは「負け」なのだろうか。
いやそうではない。
次に私たちがなすべきなのは、平和主義や国民主権を壊すような憲法改定発議を議員にさせない世論をつくることだ。
市民の底力が問われるのはこれからである。
方法は何でもいい。1人でもできることを見つけ、1人でも多くの人に、自分の言葉で、自分のやり方で、思いを伝えよう。
あなただからできることは、なんですか。

1人でもできることを1人でもやることです(大山 勇一)
弁護士業のほか、街頭でマイクをとり、ビラを作って配るなど、とにかく身体を動かす弁護士である大山氏は「私はどんな結果になっても絶望しない」という。
それは市民の力を信じているからだ。

憲法9条を伝える、活かす、わたしのアイデア(宮本 有紀)
難しいことを話すのではなく、もっと気軽に、簡単に憲法を伝えたい。
気負わずに楽しんで憲法を活かしたい――
そんな思いから生まれた、憲法を伝える、活かすアイデアをご紹介します。

憲法を活かす日本酒「九条」の会
企画 NPO「ねっとわーく京都21」
日本酒「九条」を酌み交わしながら憲法を語ろう

9条の会「きものっ娘」
着物も憲法もいいものは日常的に使う

草野球チーム「Article 9」
対戦相手に9条カードをプレゼント

よみがえる60年安保・全共闘世代の熱き魂
国会前で座り込み 改憲阻止に
立ち上がった「学生運動OB」(成澤 宗男)

作品で問い続ける鉄の造形作家 武田美通さん
あの戦争はなんだったのか――
鉄の戦死者たちに遺言を託して(吉田 亮子)

憲法第9条は現代平和主義の源流になっているか?
軍隊のない国家を訪ねて(前田 朗)
世界で戦争放棄の条項を持つ国は少なくない。また戦力不保持の国も点在する。
ではその両方を憲法で明記している日本はどうか。「平和憲法」は、世界に影響を与えてきたのだろうか。
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■異常行動だけじゃない! 突然死の危険もある!
「タミフルはのむな」(浜六郎)
服用後に2人の中学生が相次いで転落死したことから端を発し、「異常行動」の危険性が注目されている。
しかし「異常行動」にだけ気をつけていればいいのかというと、そうではない。


■ついに衆議院で可決!
「国民」不在の国民投票法案(猿田 佐世)
憲法を特に尊重してその理念の実現に努めなければならないはずの首相が憲法改定を主導し、改定手続き法案が、審議不十分のまま衆議院で強行採決された。
真摯に国民の声に耳を傾けることなく採決に持ち込むという憲法の理念を無視したやり方を許してはなるまい。


■本多勝一編集委員インタビュー
沖縄返還密約訴訟で敗訴し、控訴した西山太吉さん
「今の日米軍事再編に続く問題だ」
日本政府はなぜ“密約”を否定し続け、裁判所はそれを黙認するのか――
1972年の沖縄返還密約事件で、東京地裁(加藤謙一裁判長)は3月27日、「密約を否定した検察官の起訴や政府高官の発言などで名誉を傷つけられた」として国に賠償などを求めた西山さんの訴えを棄却した。


■子どもはもういない 第1回
競わされる子どもたち
これでも受ける?
43年ぶりに復活した全国学力テスト(木附 千晶)
子どもは、おとなへの発達途上にある存在だ。
そんな子どもが安心して成長し、能力を発達させる「子ども期」には子どもの欲求に適切に応答し、そのままで抱えてくれるおとなとの関係が不可欠だ。
ところが、その関係性が壊されようとしている。
24日、新自由主義教育改革を貫徹させるための全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)が実施される。

「通いたい学校」追い求めた(木附 千晶)
509円
■編集委員対談
落合恵子×筑紫哲也
司会・佐高 信(本誌発行人)
何が石原氏を勝たせたのか
ほとんど全ての現職が再選を果たし、「現職の勝利」とも言える統一地方選。
注目の東京都知事選挙も、現職の石原慎太郎氏の圧勝に終わった。
何がこの結果を招いたのか。
私たち市民は、ここから何を学ぶべきか。

■特集 再沸騰する「慰安婦」問題
海外メディアが首をかしげるアベコベ首相
窮地に陥った閉鎖的「慰安婦」言説(上杉聰)
自らの論理破綻を訪問予定先(4月末)の米国メディアに大批判されている安倍晋三首相。
さすがにまずいと思ったのか、4月3日には米国のブッシュ大統領に対して、河野談話を継承することを伝えた。
歴史の修正を求める発言を続けている妄言首相を論破する。

■「慰安婦」否定は日本の国辱
恥を知れ安倍さん(霍見芳浩)
米国下院での対日非難決議を潰そうと、多額の資金を使ってロビーイングし、『産経新聞』人脈を使ってウソ八百を唱えつづける安倍グループ。
その策動が日本人の名誉を貶めている。
逆に戦争責任を追究しつづける日本人や日系米人は「日本人の誇り」と評価されている。

■櫻クラブ事件
これが靖国に祀られている
慰安所経営者だ!(梶村太一郎)
「慰安婦」問題で、安倍首相が「(軍の)強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と述べ、国際的に非難の輪が広がっている。
そんな折、国立国会図書館が慰安所の経営者だった者が靖国に祀られていることを示す文書を公表した。
しかもこの人物の実名が2月の米外交委員会での証言で挙げられていた。
本誌では、問題の日本人男性とそのパートナーを特定する資料を入手した。

■告発レポート
群馬県・八ッ場ダムの疑惑(上)
社が国交省に売り飛ばされていた(高杉 晋吾)
群馬県の吾妻川中流の吾妻渓谷に半世紀以上前に計画され、2010年度が完成予定とされている八ッ場ダム。
関東地方の1都5県に水を供給するのが目的とされているが、1人当たりの水道給水量はすでに頭打ちになっている。
ダム計画を進めるなかで起きた疑惑について掘り下げ報告する。
509円
■統一地方選特集
さらに進む大型再開発
新知事誕生で東京はどうなる(本誌取材班)
4年に1度の統一地方選挙が始まっている。
268人の首長が決められ、836の議会で地方議員たちが選ばれる。
有権者の思いはどこまで届くのか。

東京都議会がワースト大賞だって!
肝心なのは税金の使われ方
議員特権を拒否する候補者を選ぼう(田中 信一郎)
そもそもなぜ議会があるのか?
それは行政の税金の使い道をチェックするためである――。
東京都目黒区の政務調査費のすさまじい乱費ぶりが問題になったが、今一度自分が住んでいるマチの議会を振り返ってみようではありませんか。

東京・杉並山田宏区長のマニフェスト(横田 一)
市民派を標榜して初当選し、今回の選挙で3期目を目指す区長の公約にはとんでもないものが含まれている。

チェック機能果たさぬ地方議会
“不都合な議員”に辞職勧告した館林市議会(山口 舞子)
行政側を追い詰めていたはずの市議が、逆に議会から追及される立場になり、ついには辞職勧告を突きつけられた。
群馬県・館林市議会で起きた驚くべき状況を報告する。


■国策捜査第3回
“疑惑の総合商社”・鈴木宗男氏 衆議院議員
世論に背中を押され「まず逮捕ありき」で突っ走った検察(青木 理)


■東京・杉並区
「つくる会」歴史教科書使用から1年(上)
社会科教師たちの苦悩(星徹)
現場教師や研究者の間できわめて評価の低い扶桑社版「歴史」教科書が、昨年4月から東京・杉並区立中学校の授業で使われている。
実際に教える教師の思いは? どのような工夫をしているのか?
混乱の現場の実態と、この教科書に対抗する市民・研究者の取り組みなどを、2回にわたって報告する。


■米軍再編
再浮上する悪夢
沖縄・やんばるヘリパッド移設計画(浦島 悦子)
1990年代末に立ち消えになったかに見えた沖縄島北部の米軍ヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)移設計画が、突如再浮上している。
垂直離着陸機を辺野古の新基地建設と連動して配備強化する狙いだ。
住民の安全など眼中にない理不尽な工事を政府は7月から始めるという。
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■首都・東京の暗部
「てっぺん野郎」の仲間たち
裕次郎の残像を食う「亡国」の忠犬(天城 慶)

「石原裕次郎の兄」として選挙を勝ち続けた石原慎太郎都知事。
だが、その一票は決して裕次郎の票になるわけではなく、石原都政ファミリーのための一票と言えそうだ。

ディーゼル規制とプラスチック焼却の矛盾
増えるぜんそく患者 一貫性のない環境対策(青木 泰)

ベルギーの国家財政に等しい巨大地方自治体・東京。週3日登庁し、豪華出張を繰り返すお気楽知事の足跡は一貫性がなく、環境や命と健康を守りムダをなくすという点からほど遠い。

築地市場移転の本当の理由
強者がますます栄えるまちにしたい石原知事(永尾 俊彦)

土壌汚染された江東区豊洲の東京ガス工場跡地に東京都が中央区の築地市場を移転させる問題(その危険性は本誌2月2日号参照)が、都知事選の争点に急浮上している。
石原知事は汚染の再調査含めて検討すると言っているが、背景には金の流れが見え隠れする。


■追及第5弾 裁判員制度広報費の闇を追う
 地方紙の抵抗を封じた電通のあきれた自画自賛(本誌取材班)

全国の「地方紙」46社47紙の発行部数をあわせると、約1877万部。
巨大広告代理店「電通」(俣木盾夫社長)は、この部数を“武器”に最高裁から巨額の税金を引き出した。その“仕掛け人”が浮かび上がってきた。

509円
■対談 田中優子・佐高信
小人が知事になると不善を為す

文化人を自負しつつ政治家になった石原慎太郎都知事。
だが、文化人として、為政者として、ふさわしい言動をとっていると言えるのか。
文化の観点から見た石原都知事とは――

スキャンダルは本当に出る?
浅野史郎“都知事”に怯える警視庁(天城 慶)

都市再生という名の公共事業
都知事人脈と東京理科大学移転の点と線(本誌取材班)

石原慎太郎都知事が熱心に進めてきたのが都市再生だ。
その都市再生と石原氏の周辺の点と線はどこで交わるのか。


■産科医療の無過失補償制度とは?
 主役は「患者」、目的は「医療安全」であるためには(大西 史恵)

「医師不足」が各地で深刻化する中、とりわけ「お産難民」なる言葉が生まれるほど、産科医の不足が取りざたされている。
その打開策の一つとして出てきたのが、“産科医療における無過失補償制度”案。
医療事故被害者、医師、弁護士にその問題点を聞いた。

小児科、産科だけじゃない!
「医療崩壊」へのカウントダウン? 広がる「医師不足」(矢吹 紀人)

もはや慢性的な「医師不足」に陥った日本の医療。問題は都市部にも広がっている。
「医師数は充足している」と、一貫して主張してきた厚生労働省の姿勢が問われているいま、深刻化する各地の現状から、医師不足の本当の原因が見えてくる。


■安倍政権が岩国市民に返した 「美しい答え」(今井 一)

「米軍再編特措法案」が今国会に提出されている。
この法律は、米軍の基地や訓練などを受け入れた自治体に対し、4段階に分けて再編交付金を上積みしながら支給することを盛り込んだもので、政府は「飴と鞭」をより露骨に押し出す構えだ。
そして、山口県岩国市では「空母艦載機部隊」の移駐をめぐり、この特措法を先取りする動きが起きている。

井原勝介市長の話



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■2007年 子どもを救え!
都立高校卒業式 “石原都教委”の大暴走
校長も教員も反対!
「日の丸・君が代」強制(星 徹)
“石原都教委”の「日の丸・君が代」強制は違憲とした昨年の「9・21判決」から、はじめての卒業式をむかえた。
しかし、「君が代」伴奏の職務命令は合憲とする最高裁判決が先月あり、今月5日には昨年の行事での「君が代」不伴奏に「9・21判決」後、初の処分が発令されるなど、現場には圧力がかかっている。

■東京・町田市 広がれ地域住民の輪
「不起立」貫く根津さんを処分させない(吉田 亮子)
前回は停職3カ月、今回は……。
それでも「日の丸・君が代」に不起立で貫くという教員、根津公子さんが昨年、東京・町田市の中学校に赴任した。
2年前、「君が代」の声量指導反対で盛り上がった市民らに、処分させてはならないという輪が広がっている。

■イラク開戦4年
追い詰められた侵略者(上)
バグダッドの攻防(成澤 宗男)
米国のイラク侵略から、4年がたった。だが第二次世界大戦の期間を上回りながら、展望は見えてこない。
「対テロ戦争」と称し、殺戮に明け暮れる凶悪な侵略国家は今、断末魔の苦痛にあえぐ。

■韓国人遺族ら肉親の
靖国合祀「絶止」求めて提訴
生きてるうちに父、夫の「恨」を解きたい!(田中 伸尚)
日本の侵略戦争に動員されて戦死した韓国人の軍人・軍属遺族ら11人が2月26日、東京地裁に靖国神社と日本政府を被告にして肉親の合祀「絶止」などを求める訴えを起こした。
原告の中には生存しているのに合祀されていた人もいる。
すでに大阪地裁では、日本人・台湾人遺族による同種の裁判が始まっている。
靖国問題の核心、合祀を問う動きが国境を越えてさらに広がった。

■集中連載×第3回 石原慎太郎の本性
金儲けのプロが参加
東京五輪招致戦争(本誌取材班)
「五輪の言い出しっぺだから責任がある」――。
石原慎太郎都知事は、3期目となる知事選に出馬する最大の理由をこのように語った。
派手にぶち上げられた東京五輪。だが、その裏にはスポーツマンシップや平和などとはかけ離れた、泥臭い姿が浮かび上がってくる。

石原慎太郎 傲慢な品性が生む差別発言(本誌編集部)
509円
■シリーズ警察の闇 第7弾
「市民社会の敵」が暴走する

朝鮮総連に対する異常な弾圧
①「生物兵器」に結びつけられた在日女性の薬(本誌取材班)
警察は「北朝鮮が困る事件の摘発」を公言し、事件性があるかどうか疑わしい捜査に大量の公安を動員して逮捕・家宅捜索を続けている。
その異様さは、朝鮮戦争前夜を思い出させるほどだ。

②当局が使った「税理士法違反」という手口(本誌取材班)
在日朝鮮人が日本に暮らしている歴史的背景を無視し、警察は強制捜索を「送金」や「ミサイル開発」に結びつけ、結果的に差別意識を助長している。

「詐欺罪」をデッチ上げた公安の労組つぶし
兵庫・日本管検工業分会弾圧事件(本誌取材班)

鹿児島・志布志事件の「裏の裏」
警察は最初から新人県議を狙った(新島 洋)
異常な長期勾留や「踏み字」を始めとした精神的拷問など、裁判中にでっち上げの手口が暴露された志布志署による公選法違反事件(3月6日に検察は控訴断念)を追うと、地元自民党県議とくんだ警察の腐敗体質が見えてくる。

横行する「極左暴力集団」のレッテル貼り
公安を野放しにする裁判所の罪と怠慢(本誌取材班)

区議逮捕が示す「すでにある共謀罪」
勉強会で発言しただけで「共犯」に(小谷 洋之)


■集中連載×第2回
石原慎太郎の本性
石原都政利権のカラクリ(本誌取材班)
石原慎太郎が東京都知事に就任した1999年以来、東京は大きく変貌している。
都内各地で大規模開発が行なわれ、ビルが濫立。
地価も高騰しつつある。
その一方でつきまとうのはきな臭い利権の話だ。
そのカラクリは何なのか、操るのは誰なのか。
大規模開発をめぐる石原都政の裏を暴く。


■痛憤の現場を歩く68
鎌田慧
国策に翻弄される炭都・夕張(上)
中田前市長の開発手法は 「三井」の模倣だった
北海道夕張市が3月6日、財政再建団体に指定され、国の管理下に入った。
同市は今後18年間で約353億円の赤字を解消する計画で、市民は“最高の負担で最低の行政サービス”に苦しむこととなる。
夕張市を破綻させた真の“戦犯”はいったい誰なのか。


■ 「反基地」で歌った!踊った!
沖縄・辺野古で:手作り"の音楽イベント(文・写真 藤田 正)
米軍新基地の建設計画が進む中、辺野古で「Peace Music Festa!辺野古ユ07」が2月24、25日の2日間、開催された。
スタッフ、出演者、すべてがボランティア。
合言葉は「わったー地球はわったーが守る」。
若い世代主導による「反基地アピール」の新しい形を示すライブとなった。


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