月刊おりがみ 発売日・バックナンバー

全205件中 106 〜 120 件を表示
801円
特集「おりがみでエコ!」
エコは和製英語でエコロジーの略、本来は「生態学」のことですが、今では自然環境への配慮の意味で広く使われています。人間を含むすべての動植物が住みやすい環境のためへの取り組みとして、省エネ、リサイクルなどがあります。
チラシや古新聞も、ゴミに出す前に、同じ紙の仲間として、折り紙を楽しんでみませんか。「あっ、読んでくれただけでうれしいのに、折り紙になってお役に立てるなんて思ってもみなかった、どんな形になって、どう使ってくれるんだろう、開いたりつぶされたりたたまれたりするのかなあ、楽しみだなあドキドキ…」なんて古紙の弾んだ声が聞こえてくる…ような気がします。

①☆十二たばこ入れ(入れ物)・伝承
12個のポケットがある伝承作品です。「カミオリモノ」(鈴木江南 著、1915年長久社発行)で紹介されていた作品です。(笠原邦彦)

②敷物・伝承
もともとは古はがきを利用して折られていた作品で、明治時代以降に考えられた作品です。はがきを使う場合は、右図のように短い辺を2等分した長方形を使い、②を折らないで作ります。(編)

③☆紙コップ、護美袋・遠藤和邦
大分前に、平塚市の平塚共済病院で実際に使われていた護美袋を参考に、正方形の用紙を使って紙コップを考えてみました。一部に紙の裏が出ますが、柄と思えばよいでしょう。

④Picture Frame・木下一郎
30年前、枠作りの際の「留め角仕上げ」を発表してから、この折りを写真入れ、定期入れなどに利用してきました。中に入れるものに合わせて、さまざまなバリエーションが楽しめます。

⑤My Bag・山田勝久
厚みが出て折りにくいところもありますが、長めの耳、尻尾の半分くらいから伸びるふさふさとした毛など、ロバの特徴がうまく出ている作品です。

⑥タヌキの腹鼓・小倉隆子
正面の両端にすき間があるので、いろいろな写真、ステキな紙をさしこんだり、季節の作品を貼ったりして世界にひとつしかないマイバッグのできあがりです。たくさん折って楽しんでくださいね。

⑦おかもち・鈴木昭代
2001シンポジウム in 函館に参加したとき、「ペン立て」(原作Robinn Glynnさん「ダブルボックス」)という作品名で、アメリカのArlene G.Kennedyさんに教わったものをアレンジしました。

⑧灯火親しむ(デスクランプと本)・納所克志
白熱電球型のLED電球が開発されて嬉しいことは、愛用の電気スタンドが節電器具として生き返るからです。その上、秋の夜長の読書も遠慮なく続けられることです。そこで古くて新しい「灯火親しむ」形を作ってみました。

⑨お弁当箱・川手章子
ざぶとん折りより、スームズに折ってみました。大きめの紙や新聞紙で折ってもよさそうです。縁のところを少しだけ工夫して収まりをよくしてみました。

⑩☆吸血鬼の口・笠原邦彦
ブラジルの演劇学校で、大勢の学生を前に講演をすることになりました。舞台の上で強いスポットライトを当てられ、緊張で顔もこわばりました。とっさにこれを作り、「私は光に弱い者です。明かりを弱めて!」。緊張が解けた!

⑪ハロウィン( まじょ、ねこ、ジャック・オ・ランタン)・土戸英二
今年のハロウィンは、かわいいまじょさんを主役にしませんか。口絵のカードはA4サイズで、まじょを15cm角の紙、ねこを7.5cm角で作っています。

⑫スカルリング・笠原邦彦
この「スカルリング」とは、モデルがあるわけではなく、ガイコツの口に指をさしこむ指輪なんて、サイケでカッコいいだろう! そんな思いのものです。15cm角の折り紙の4分の1サイズで折ると小指に合います。

~おってあそぼう~
新幹線(はやぶさ・ひかり)・薗部光伸
新幹線「ひかりが初めてできた時に作ったものですが、以後先頭車両の形が変わるので最近は出版物や教室で出さないようにしていました。今回協会のお勧めにより新しく生まれ変わり、喜んでいます。

⑬かかし・木村哲夫
1996年10月に創作した作品です。実った稲穂が一面に広がる風景を見て、かかしを折りたくなりました。昔ながらのかかしにしたかったので、丸顔、着物、そして手袋を表現しました。

ミニ知識
●リサイクルの日……10月20日。10をひとまわり、20をふたまわりとかけて、環境関連の団体である日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定しました。また、1991年には通商産業省(現・経済産業省)などが10月を「リサイクル推進月間」と定め、2002(平成14)年からはそれを「3スリーアールR(Rリ デュースeduce・Rリ ユースeuse・Rリ サイクルecycle)推進月間」と改めています。リデュースとはごみを出さないこと、リユースとは再使用のことです。

●あかりの日……10月21日。エジソンが1879年のこの日、実用的な白熱電球を発明したことにちなんで、照明学会をはじめ照明関係4団体が、照明文化の向上による豊かな社会の創造とエネルギーの有効利用をめざし、1981(昭和56)年に制定しました。

●ハロウィン……10月31日。古代、ヨーロッパに住んでいたケルト人のサムハイン祭が起源とされています。ケルト人の暦では11月1日が新年で、冬が始まる日です。その前夜には死霊、妖怪、魔女などが現れ、冬の訪れを喜び、人々に悪さをしてまわると信じられていました。この祭がキリスト教と結び付きました。ハロウィンはオール ハロウズ イーブン(万聖節前夜祭)の略で、万聖節とはすべての聖人を記念する日、Hallowは古期英語のアングロ・サクソン語で聖徒(saint)を意味します。

●ジャック・オ・ランタン……カボチャやカブをくり抜いて、目や鼻や口を作った提灯。この由来として、アイルランドには悪魔にいたずらをするのが好きだったジャックという男の話が伝わっています。死後、天国にも、悪魔に嫌われたため地獄にも行けないジャックが周囲を照らすために提灯を持っていたというものです。

●吸血鬼(ヴァンパイア)……人や動物の生き血を吸うとされる魔物のことです。ヴァンパイアという言葉はヨーロッパの中東部からシベリアに住むスラブ民族の間で生まれたとされています。吸血鬼はその時々で性を変えながら、映画や演劇で大衆化されていきました。なお、吸血鬼といえば「ドラキュラ伯爵」が有名ですが、イギリスの作家ブラム・ストーカーが1897年に出した小説『ドラキュラ』から生まれました。

●かかし……農作物を荒らす鳥や動物を追い払うために、田畑に設けられるもので、人形や神札、またはにおいや音によるものなどもあります。かかしとは、悪臭を出して、追い払う「嗅がし」に由来すると考えられています。昔の人はかかしを神の依代と信じていました。旧暦10月10日に十と おかんや日夜という、稲の刈り上げの祝いが行われる地方があります。このときにかかしを田の神として、家に持ち帰り、お供えをするそうです。

●鉄道の日……10月14日。明治5年9月12日(新暦1872年10月14日)に、鉄道が新橋駅(のちの汐留貨物駅、現在は廃止)から横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)の間に日本ではじめて開通した日を記念した「鉄道記念日」が、1994年に「鉄道の日」と改称されました。また、10月1日は東海道新幹線開業記念日です。1964(昭和39)年のこの日に走った新幹線0系電車は丸みを帯びた先頭車両が特徴で、2008(平成20)年12月、惜しまれながら営業運転を終えました。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、ポプラディア(ポプラ社)、イギリス祭事カレンダー(彩流社)、ヨーロッパの神と祭(早稲田大学出版部)、ヨーロッパの祝祭典(原書房)、ヨーロッパ祝祭日の謎を解く(創元社)、図解吸血鬼(新紀元社)、記念日・祝日の事典(東京堂出版)、年中行事・記念日事典(学習研究社)、年中行事事典(三省堂)、稲の祭と田の神さま(戎光祥出版)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。
第6回は先月に続き、幼児教育に携わりながら、高齢者、視聴覚に障害を持つ方、日本文化を学びにきた海外の方などにも折り紙の楽しさを広めている、東京都の津留見裕子さんです。

視覚障害者と折り紙を楽しむ(2) 津留見裕子(東京都)
(前回よりつづく)目の見えない方に教えたデビューの日ですが、突然の指名で、何を教えたのかさえ忘れてしまいました。ただ、いつも折り紙を折り、合間にお茶とおやつをいただきながら、たわいない話をしていた仲間が厳しい生徒になり、私の方はおろおろした折り紙の先生になっていたことは確かです。座布団折り一つ折るのに、ついついいつものように中心点に合わせる折り方をしてしまい、「わかりません」と言われました。「この角かどを…」と発した言葉に「この角って言われてもどの角か見えないのでわかりません」。そうなのです、折り紙を教えるとき「ここ」「このように」など視覚でとらえた言葉で説明をしてしまいがちですが、本当に指摘されるように「ここって、どこ?」なのです。これは、状況を説明する言葉を多く使って伝えることで簡単に解決するのです。
向きを変える場合の表現方法も学んだことのひとつです。90 度回転させたいとき、「3 時の方向に動かせばいいのですか? 9 時の方向に動かすのですか?」と言われ、時計の針で表現する方法を知りました。そして、回転させたあと、どのような状態になっているかを伝えると、折っている人が確認でき、安心できることもわかりました。工程が進んでいく途中で「今、この面は白い面なのですか? 色も面が出ているのですか?」とよく質問されます。折り進んで、現在どのような状態になっているかがわからなくなっているのでしょう。角度や向きを変えたときも同様です。また、これもよく見られるのですが、折りを指先で確認しているうちに折り途中の方向が逆になってしまったり、裏になっている場合があるので、次の段階に行く前につねに正しい方向に折り紙を置かなくてはなりません。「右下が鋭くとがった状態になっています」「中心が割れている状態になっている方が表、上の面です。そして、縦長の状態でおなかの前に置いてください」などと具体的に伝えることが大切です。とくに、周囲の人の様子が見えなかったり、見えづらかったりする方たちは、自分だけできていないという思いになってしまうようで、深く傷ついてしまったり、落ち込んでしまったりする様子が感じられることがあります。また、指導者として配慮不足だったことから、折ることを放棄させてしまったこともありました。何回か講師をさせていただき、そのたび「わかりません!」と厳しい言葉もあり、私の心のほうが折れてしまいそうになったこともありましたが「最近、わかりやすくなってきましたよ」というお褒めの言葉をもらえたときは子どものように嬉しく感じました。ですから、私も「きれいに仕上がっていますね」「そうです。できていますよ」「私より上手に折らないでくださいよ。私の立場がなくなってしまいますから」など、正しく折れていることを伝えました。

紙の色や材質のこと
用紙についてお話ししましょう。折る準備段階で紙を手にすると、そっと顔を寄せ「これ何色の紙ですか?」と聞かれます。「表が赤で、裏が白です。今、上の面が赤です」と伝えると「赤ですか…」と嬉しそうに色の面を手のひらでたたいたり、さすったりする姿が印象的です。反対に両面折り紙のときは「片面が青で裏は水色です」と伝えると「両面とも色なんですね」と冴えない表情を見せることがあります。作品によっては、両面ホイル紙が扱いやすいのではないかと思い用意したところ、「なぜホイル紙を使うのですか?」と言われてしまいました。両面折り紙や両面ホイル紙は、指先で確認しながら折り進めている方にとっては、表裏の区別がつきにくく、大変折りにくいことがわかりました。
折りあがった作品も、手のひら、指先で確認し、形を感じながら折っているので、最終的な仕上がりが立体的で触って形をイメージできるものには大きな感動を表していました。そのような姿を見せてくれた時、作品選びの重要性を強く感じます。
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視覚に障害があるから折り紙は折れないと思わないでください。折り方の説明をするときに具体的に言い表わせば理解してくれます。私が今、月に1 度個人指導している全盲の方は折り紙の魅力にはまっただけでなく、知り合いの視覚に障害をもっている方とその方のヘルパーさんに折り紙を教え始めたそうです。このように折り紙を通して人と人とのつながりが広がっていくことを願っています。読者の皆さんにも、近い将来、視覚に障害がある方と折り紙を楽しむ機会が訪れることがあるかもしれません。そのときに少しだけでも参考になることが拙文で伝えられていたら嬉しいです。

<読者の広場>
●“めす鶴”の千羽鶴 山川幸代さん(鹿児島県)
神戸市在住の友人、馬場まり子さんが送ってくれた、めす鶴の千羽鶴です。かつて鹿児島では、めす鶴もよく折られていましたが、最近は見ることがなくなりました。馬場さんは、このめす鶴が大好きで、いつも折っているようです。
※『422号』P32「おりがみ調査隊」の「めす鶴」に関して、「“ふくらすずめ”の名で母から教わった」という静岡県の矢田幸江さんほか、たくさんの情報をいただきました。ありがとうございました。めす鶴の折り方は、『373号』掲載の伝承作品「なまず」と途中まで同じですので、ぜひご覧ください。(編)

●2012年「ぎふ清流国体」のマスコット「ミナモ」 丸山光義さん(岐阜県)
2012年に岐阜県で第67回国民体育大会が開催されることになりました。大会名は「ぎふ清流国体」、マスコット名は「ミナモ」と決まりました。私の町、可児市は女子ゴルフの会場となります。これを機会に折り紙を通して「ぎふ清流国体」をPRしようと思い、ゴルフスタイルのミナモを折ってみました。なお、長良川や木曽川の清流をイメージし、「ミナモ(水面)」と名付けられたようです。

<431号へのおたより>
毎月、「おりがみ」が届くのを楽しみにしています。おりがみガーデンの作品を拝見するたびに、かわいいもの、美しいもの、ときにはユーモラスなものなどがあり、思わずニッコリしてしまいます。連載「和紙の里めぐり」、地図や写真が多く、毎月とても興味深く読んでいます。
千葉県 花澤道子さん

今月号のお気に入りは「織姫・彦星」。いくつになっても七夕は季節の行事としていいですね。最近、雑種の子犬“ポチ”を飼い始めました。夢中になりすぎて、子育てよりエネルギーが要りそう。そこで、いろんな種類の犬の折り紙の特集を組んでほしいです。
徳島県 原田恵子さん

今月号は自分好みの作品が多く楽しめました。特に「変身キューブ」は子どもと楽しめると思いました。「60°ユニット」は折るだけでないところが七夕にピッタリですね。
神奈川県 兒玉倫子さん

「マトリョーシカ」がよかったです。七夕の笹に飾れる立体的な作品がたくさんあり参考になりました。最近、ガーデニングを始めて、はまっています。庭に植えた花を折り紙で作ってみたいです。
香川県 平松初音さん

ユニット作品が大好きで見ているだけでもうれしいので、今月号にたくさん作品が載っていてうれしいです。折り紙で作品を作るのは楽しいのですが、保管場所に困っています。
千葉県 素 敏江さん

いろいろなタイプのユニット折り紙があり、さっそく挑戦してみようと思っています。もっともっといろいろな折り紙が上手に折れるようになって、折り紙の輪を広げたいと思っています。
埼玉県 堀 浩美さん

福祉と折り紙の鈴木恵美子先生の96個つないだ「つなぎツイストローズ」がすごいですね。カラーだったらすごくきれいでしょうね。「折り紙ヘルパーさん」という便利グッズ、いいアイディアだと思いました。
兵庫県 丸尾安子さん

<みんなの作品展>
『折り紙アート 東海林伸嘉展』開催 東海林伸嘉さん(東京都)
5月19日(木)~25日(水)に東急百貨店たまプラーザ店で『折り紙アート東海林伸嘉展』を開催しました。作品は動物を中心に額装したもの6点、台に飾ったもの9点、計15点を展示しました。会場は空気の澄んだ、横浜市のたまプラーザ駅前にある上品で素敵なデパートです。デパート内はゆったりとしたスペースの取り方で、周囲をじっくり見ながらくつろいで買い物ができます。そのせいか、多くの買い物中のお客様が折り紙に目を留め会場を見ていってくださいました。お客様の反応は大変良く、初日にいらした方が週末に知人を連れて再びいらしたこともありました。折り紙をしないお客様の関心も高く、自分で作ってみたいという声が多数寄せられました。これだけ大きい会場で展覧会をするのは初めてなので不安だったのですが、たくさんのお客様から温かい声をかけていただけたので嬉しかったです。「折り紙って興味のない人が多いのかな」と思っていたのですが、会期中を通じて予想以上の関心の高さに驚きました。「折り紙の創作ってどうやるの」などと色々と聞かれました。そういった好奇心に応えるのは、興味を持ってもらう上で大事だと思います。これからも自分の作品を通じて多くの人たちに、折り紙に興味を持ってもらえるようがんばります。

卒園記念に壁面制作 大塚淳子さん(栃木県)
毎年、卒園記念の作品はさまざま。今年(平成22年度末)は折り紙で壁面に挑戦しました。模造紙に方眼をつけ、だいたいの形を描き、「○には赤、△には黒、×には白を貼るんだよ」と言うと、「もう少し、ここは肌色を増やした方がいいよ」と形を調整してくれる子どもたち。折り紙は子どもたちとの幸せなコミュニケーションツールです。

作品展「折り紙でコミュニケーションを!」開催~九州新幹線全線開通記念~
池田紀子さん(福岡県)
7月14日(木)~8月31日(水)、福岡県大野城市下しも大お お利り にあるカフェ&ギャラリー「レ グラン」にて、作品展を開催しました。今回は、九州新幹線全線開通記念、私の好きな新幹線や九州の特急列車やさくら弁当を折り紙で表現してみました。大野城市長さんやJR九州の駅長さんたちをはじめ、多くの方々が来場されました。初めて私の作品をご覧になった方は、「折り紙でこんなものまでできるのですね」と感動されていました。後半(8月)は、店長の寺内秋雄さん所有の鉄道模型(Nゲージ・ジオラマ)とのコラボレーションができ、好評でした。


「和紙の里めぐり」(新連載)吉野和紙《奈良県吉野郡吉野町》
~歴史ある和紙の里です。重要文化財の修復には欠かせない和紙を漉き、楮を原料とした3種類の和紙(吉野紙、宇陀紙、美栖紙)が文化財指定を受けています。~

<気候・風土>
奈良県の中央に位置する吉野町は、町の一部が吉野熊野国立公園、県立吉野川・津風呂公園に指定されており、吉野山の桜は昔から和歌に詠まれ、日本一ともいえるほど有名です。楮の川晒しを行っている清らかな吉野川が町の東から西に流れています。この地域は内陸性気候のため夏は蒸し暑く、冬は寒さが厳しく、積雪することもあります。

<紙の歴史>
吉野の地に紙漉きの技術が伝わったのは7世紀の初め頃といわれています。710 年の奈良の平城京遷都後、朝廷や寺院に紙を納めるのに好立地ということから、紙漉きが盛んになりました。明治時代半ばには200戸以上の家で和紙を作っていましたが、しだいに数を減らしました。現在は6戸の家が、吉野和紙を継承するために頑張っています。

<製法(材料、技術)>
蒸した楮の原木から樹皮を剥ぎ取り、その樹皮から黒皮を取ったものを白楮といいます。この白楮の束を花びらのように開いた形で吉野川に晒します(川晒し)。水に晒す時間は冬で約8時間、夏で約4時間、流水で洗浄するとともに繊維をしっかり固めることが目的です。塵をカミソリでていねいに取った後、草木灰煮の灰汁(樫やクヌギなどの堅い木を焼いた灰汁)で、細やかな繊維を残しながら全体が柔らかくなるまで煮ます。煮上がった白楮を叩いて細かくし、白さと腰の強さを出すために地元の白土と、粘剤としてノリウツギの樹皮を細かく削いだものを布で濾して混ぜます。漉いた紙は、後ではがしやすいように一枚ずつすべを紙の端にひいてから重ねます。それを馬毛の刷毛で松材の干し板に貼り、天日で乾燥させます。

<紙の特徴>
宇陀紙は、もともと国栖紙として古くから知られていましたが、江戸時代に大和宇陀町の商人が全国に売り歩いたので、この名が付きました。厚紙で、表装用裏打紙として使われます。白土を混ぜてあるので柔らかく、虫がつきにくいことが特徴です。また、丸めても弾力で戻らず、静かに納まります。美栖紙は掛け軸の肌裏として利用されます。掛け軸は三枚ないし四枚裏打をするのですが、最後の裏打に使用します。吉野紙は美栖紙と同様、漉いた紙をすぐに板を貼り付ける「簀伏せ」をして作られます。薄くてきめが細かく、漆を濾すときになくてはならない紙です。

「福西和紙本舗」について
山に囲まれ、目の前には吉野川が穏やかに流れた集落に福西和紙本舗の工房があります。国宝の修復に使用する大和宇陀紙などを漉いています。福西家は江戸時代末期に創業、5代目の福西弘行氏は宇陀紙保存技術保持者にも認定され、吉野の手漉き和紙の伝統を今日に受け継いでいます。
現在、6代目の正行氏は幼少の頃から父・弘行氏の紙漉きを見て育ち、新たな吉野紙の可能性にも挑戦しています。

【支部だより】
東日本大震災 支援活動報告
丹野恵美子/岩手県 岩手盛岡支部「さくら会」支部長

子どもの心のケアで来ていただきたいという支援団体の‘SAVE IWATE’からの要請もあり、支援活動に入りました。
3月末に、支部会員から送られた折り紙の本や用紙を届けるため、避難所へ。会場は音楽室だったり体育館のステージだったり、机や椅子もなく…。子どもたちはとてもお話ししたかったようです。
4月3日(日)には岩手県内でもっとも被害が大きかった陸前高田市の第一中学校避難所へ出かけました。
4月15日(金)、日本折紙協会より折り紙が到着。新しい、赤や花柄が多いきれいな折り紙を全員に手渡せました。その中から好みの色を選んで楽しそうでした。5月に入り、遅れての入学式もあり、避難所では子どもたちに代わり高齢者の参加が多くなりました。このころ仮設住宅への移動も始まっています。5月21日(土)、茨城県の鈴木恵美子先生からお送りいただいた折り紙やカレンダーなども避難所へ届け、喜ばれました。
大きなカレンダーは、岩手県トラック協会に託して仮設住宅へ届けていただくことに。小さいものは直接避難所の希望者へお届けしました。折り紙で遊んだり、折り紙をしながらお話ししました。「魂まで津波に流されたようだ…」やっと口を開いてくれた高齢者の言葉はとても重いものでした。
今後も長期対応していきますので、ご協力をお願いします。


ワールドオリガミレポート
世界の折り紙仲間と交流 ミルト ディミトリィユー(ギリシャ)

5月27日(金)~29日(日)に開催されたAEP(スペイン)、6月2日(木)~5日(日)に開催されたMFPP(フランス)の、2つの折り紙コンベンションに参加して、ただ今帰国しました。コンベンションではイギリスの Nick Robinson、David and Assia Brill、イスラエルの Saadya ternberg、アメリカの Giang Dihn ほか世界中のたくさんの折り紙仲間に会えました!6月8日(水)、アテネの日本大使館で藤井苑子さん(東京都)に再会しました。昨年初めて日本でお会いした藤井さんは6月2日(木)から30日(木)までギリシャにいらして、彼女の折り紙教室にも参加しました。
私が子どもたちと折った鶴を千羽鶴にして、大使館の入り口に飾りました。大災害に見舞われた日本への祈りをこめた千羽鶴です。

OrigamiUSAコンベンションに参加して
6月25日(土)~27日(月)にニューヨーク州立ファッション工科大学で開催された OrigamiUSA のコンベンションに息子(小5)を連れて参加しました。また、せっかくの機会なのでニューヨーク州に住む兄と甥にも声を掛け現地で合流しました。 内容は、作品展示と折り紙教室が中心で、折り紙飛行機コンテストや大きな紙で折るイベントもありました。ゲストは日本の川崎敏和さんでした。複雑な作品に目が行く息子に実力相応の作品を勧めて対立したり、難しい作品は二人で仲良く完成させるなど、久しぶりに親子で折り紙を満喫しました。初参加の兄たちもすっかり魅了された様子で、来年も参加すると言っていました。 昨年に続き2度目の参加でしたが、Keiさんを始め OrigamiUSA の皆様にお世話をいただきながら、3日間有意義で心地よい時間を過ごすことができました。来年も参加しますので、皆様も一緒に行きませんか。
(専務理事 佐野 友/記)

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「どうぶつ」
タヌキ一家が毎年楽しみにしているお月見。森の動物たちもさそって、ささやかなパーティーです。おや、おだんごがひとつなくなっている… と思ったら、いたずら好きのあらいぐまが持っていました。おなかが空いていたのでしょうか…。
今月号の特集は「どうぶつ」です。 人間も動物も、同じ地球の仲間ですが、人間にとって住みやすい環境は、動物にとっては必ずしもそうではありません。都会に現れた野生動物や、飼えなくなったペットなどのニュースも聞かれます。動物たちは人間のすてきなパートナー、まずは動物たちへの愛情が大切です。折り紙が、そんなことを考えるきっかけになるといいですね。

①さる・松野幸彦
さるの特徴が、わりと簡単にうまく折り出せる作品です。猿山や動物園、そしてお話の中でも人気者のさる。いろんな場面で活躍させてください。

②なまけもの・笠原邦彦
その生き方に、敬愛の思いを感じているどうぶつです。でもこれを工夫した頃は、ただ全体の姿の表現だけで納得してしまった。そこでまた折をみて、顔の表現も加えてくふうを楽しみたいと思っています。

③あらいぐま・笠原邦彦
たぬき、ハクビシンなどに似たかわいい姿と顔のどうぶつですが、今では駆除の対象とされてしまいましたね。さて実は、ずいぶん昔の作品で、忘れていました。今回取り上げていただき、嬉しく思い出しました。

④☆パンダ・丹羽兌子
どんなにかわいいぬいぐるみより本物の方がかわいいといわれるパンダ。本物には及びませんが、いろいろなしぐさをさせられるところが気に入っています。

参考:ぶた・伝承
「ぶたの基本形」の段階で「頭と尾、4本足」の要素が見えてきます。鼻やおしりの部分は好みのわりあいで折りましょう

⑤ロバ・山田勝久
厚みが出て折りにくいところもありますが、長めの耳、尻尾の半分くらいから伸びるふさふさとした毛など、ロバの特徴がうまく出ている作品です。

⑥タヌキの腹鼓・土戸英二
満月を見て、うかれて腹鼓を打つタヌキ君です。目の折り出しが少し難しいですが、ガンバッて、折ってみてください。

⑦プレーリードッグ・山田勝久
③の形を「ストレッチ・バード・ベース(ひっぱり鶴の基本形)」といいます。無理のない工程がしばらく続きますが、しあげの段階では、はっきりした基準はありません。32、33ではまるい頭を形よく折り出してください。

⑧☆花入れ・川手章子
⑫で一気に立体とするところがポイントです。お花を入れたりして楽しんでみてください。

⑨桔梗玉・小宮はじめ
伝承の「ききょう」をユニットの単体にアレンジしました。できあがりの凹凸を逆にするだけで継ぎ手やポケットが現れるので、それをまるく組んだものです。単体AとBの色を別にすると、組むときにわかりやすいでしょう。

⑩☆ミニ封筒・曽根泰子
ミニ封筒は簡単で楽しんで折って頂けると思います。一回一回、折りすじをきちんと付けることで、きれいな作品にしあがるのです。美しい模様の折り紙で折りますと、表裏ともきれいな模様の封筒になります。

⑪結び目六角リボン・川手章子
結び目が六角形になるリボンができあがり、いろんな色、柄の折り紙で折って楽しんでみました。プレゼントなどにそっと添えてみていただけたらと思います。

⑫名札立て、スイーツケースBOX・白井和子
チューリップが花開いたようなおしゃれな入れ物です。差し込み式のフタと持ち手があるので、練り切りの和菓子、シュークリーム、ショートケーキなどのお持ち帰りに使えます。折っている過程で名札立てになることに気が付きました。

ミニ知識
●ニホンザル……動作や姿が人に似ているため、タヌキとともに昔話や伝説の主人公として人気があります。縄文時代から食用にされ、古くか
ら人にペットとして飼われていました。銅ど う鐸たくの絵や埴は に輪わ の像の中にもサルをかたどったものがあります。顔は発情期や年をとったり寒い地方にいるサルほど赤くなり、毛は暗褐色で寒い地方ほど淡くなるそうです。

●ナマケモノ……中南米の湿気の多い熱帯林にすんでいます。7.5cmもある大きなかぎづめで、木の枝に逆さまにぶらさがってくらし、睡眠、食事、交尾、出産など重要な生活活動のすべてをそのままの姿勢で行います。夜行性で、一日のうち18時間も眠っていて、一生の4分の3は眠っています。体の色は灰色ですが、コケがはえて緑色に見えることもあるそうです。逆さまにぶらさがっているために、体毛の流れが他の哺ほ 乳にゅう類とは逆になっています。きわめて不活発なので、ナマケモノという名前が付けられましたが、じっと動かず目立たないために天敵に見つかることは少ないそうです。

●パンダ……2011年2月に中国から東京の上野動物園にやってきた2頭のパンダ、オスのリーリーとメスのシンシンが話題になっています。パンダは白と黒の染め分け模様が印象的ですが、この模様について中国には伝説があるそうです。昔、パンダの身代わりになって少女がヒョウに殺されました。パンダは仲間を集めて、少女の葬儀を行い、着けた黒い腕章の色が涙をぬぐった目の回り、互いの泣き声が聞こえないようにふさいだ耳など体に染まっていったというものです。

●アライグマ……カナダ南部から北米中部までに分布します。ほおから目の回りの黒帯と尾の黒色のリング模様が特徴です。前脚の長い指で食べ物をつかみ、口に運びます。食べる前に入念に手でさぐり、においをかいで調べます。アライグマの食べ物を洗う行動は、飼育されているアライグマにしばしば見られるそうです。本来、水中から前脚で食べ物を取るのに、飼育下ではその機会がなくなるので、その捕獲衝動をはらすために、いったん水中に食べ物を浸したあと、それをとらえ、水中で動かしているそうです。

●ホンドタヌキ……昔話でもおなじみの動物です。自分で穴を掘らず、昼間はアナグマの古巣、樹木の根元の洞、建物の床下などにいます。一夫一婦制でオスメス共同で子を育て、家族群でくらすそうです。

●ロバ……ウマと似ていますが、ウマより小型で、蹄ひづめが小さく、耳が長いです。ウマのたてがみが寝ているのに対して、短く立っています。尾の下半分に房毛があります。紀元前4000年にはすでに家畜化されていて、ウマより古くから行われているそうです。粗食や悪条件にも耐える性質があり、荷を運び、乗用として使われきました。酷使されることも多く、従順なのに、気がすすまないことがあると、てこでも動かない強情さも持っていたため、ロバはしばしば愚鈍な動物の代表とされ、ヨーロッパの地中海沿岸諸国ではロバが愚者の代名詞とさえなっています。

●プレーリードッグ……北米の中西部のプレーリー(大草原)にすんでいるリス科の動物です。キャン、キャンと犬のような声で鳴くことから、名前にドッグと付けられました。体の色は、褐色か茶色で、体長約30cm、地中にトンネルのような穴を掘って、その中に巣を作ってくらしていて、四肢は短く、手足のつめは強大、耳は小さいなど、地下生活に適した体をしています。コテリー(仲間)という8頭ほどの小集団を生活の単位とし、地下に町を作る高度な社会性のある動物です。同じコテリーにくらす同士は出会うとあいさつするように鼻先をくっつけてキスをするそうです

●動物愛護週間……毎年9月20日から26日。1973年に動物の保護及び管理に関する法律(1999年動物の愛護及び管理に関する法律に改称)で定められています。もともとは1927年、日本における動物愛護運動の先駆けとなった団体である日本人道会が提唱したものでした。動物のいる生活は楽しく、心を豊かにしてくれます。現在、日本では3世帯に1世帯がペットを飼っているといわれています。その一方で、殺処分される動物も少なくありません。不幸な動物を減らすため、期間中さまざまなイベントが開かれます。

●十五夜……一年で月がもっとも美しく見えるという旧暦8月15日の夜のことで、今年2011年は9月12日(月)に当たります。もともとは秋の実りを神様に祈願したり、また感謝する祭でした。月見団子を盗まれると豊作になるという十五夜にまつわる言い伝えがあります。お月見どろぼうとして子どもたちに供え物をとらせる風習が残っている地域があるそうです。

●敬老の日……多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うことを趣旨として、1966年に国民の祝日となりました。9月15日でしたが2003年からは9月の第3月曜日に変更されました。

●キキョウ……花の名前は中国での名前の 桔梗 に由来しますが、日本原産の花です。呉音では ケチキョウ 、漢音では キチコウ でキキョウは両方の音が混じった発音です。キキョウにはアリノヒフキという古名があります。これは漢字で書くと 蟻の火吹き です。キキョウの青紫色の花はアントシアニン系の色素を持ち、これは酸により赤く変色します。蟻酸を出すアリがかむと、花が赤くなり、アリが口から火を吹いたように見えるところから名付けられたそうです。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、ポプラディア(ポプラ社)、日本の哺乳類(東海大学出版会)、日本動物記(思索社)、日本の哺乳類(学研教育出版)、利己的なサル、他人を思いやるサル(草思社)、日本外来哺乳類(旺文社)、大草原のプレーリードッグ(七賢出版)、動物ウオッチング図鑑(思索社)、野生のパンダ(どうぶつ社)、年中行事事典(三省堂)、静岡県民俗歳時記(静岡新聞社)、 日本のしきたりがわかる本 (主婦と生活社)、 365日 今日は何の日か? 事典 (講談社)、 家族で楽しむ歳時記・にほんの行事 (池田書店)、 植物ごよみ (朝日新聞社)、 植物と行事 (朝日新聞社)、 植物ことわざ事典 (東京堂出版)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。
今月号の第5回と来月号の第6回は、幼児教育に携わりながら、高齢者、視聴覚に障害を持つ方、日本文化を学びにきた海外の方などにも折り紙の楽しさを広めている、東京都の津留見裕子さんです。

視覚障害者と折り紙を楽しむ(1)
津留見裕子(東京都)

視覚に障害のある方と折り紙を折ることがあると話をすると どのように指導するのですか? とよく聞かれます。
「折れるの? 見えないから折ってあげているのでしょ?」 「いいえ、本人が折ってますよ」「自分が折るって、手をもって折り方を教えるの?」 というやり取りも珍しくありません。 見えないのにどうして折ることができるのだろうか…… という疑問なのでしょう。今回このページに目を留めてくださった方の中にも 見えない人に折り紙が折れるの?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。私も、視覚に障害をもつ方々と知り合うことがなければ同じように思っていたことでしょう。折り紙を通して私に新しい見方を気付かせてくれるきっかけとなったのは、今は亡き加瀬三郎先生※が指導されていた 三田おりがみクラブ へ生徒として参加したことが始まりでした。
その後、知人から 全盲の方で折り紙の個人レッスンをしてくれる人を探しているのだけれど、あなたを紹介してもいい?という連絡があり、それをお受けしたことでまた新たなつながりができ、自分自身の中で人と折り紙を楽しむ幅を広げられたような気がします。そこで、私が経験して学んだこと、気付いたことを記してみたいと思います。

加瀬三郎先生の折り紙教室
三田おりがみクラブ では、これから折ろうとしている作品の見本を順に回し、見える人は見て理解し、見ることができない人は丁寧に指先で触って確認することから始まります。そして加瀬先生の指導が始まるのでした。「第1工程目、 はい、みなさ~ん、いいですか? 色を中にして半分に折ります。できましたか?」 一斉に白い面の折り本基本形ができあがりました。 先ほど順に回ってきた見本の折り始めは、観音折りから始めるのに、先生見えないから白い面を出して折っている……。どうしよう、言ったほうがいいのかな? と心の中で思っているうちに、次の工程へと進んで行きました。東京の下町生まれだけあって歯切れのよい口調で いいですか? 2枚になっている方の紙を細長く半分に折ります。裏も同じですよ。わかりましたか? これ回してください 。別の作品でも観音折り、座布団折りから始まるものは色の面が内側の白い折り本基本形を折ります。なぜそのような折り方をするのかは、あとあとはっきり分かってきました。見えない、見えづらい方々にとって、私たちが折り図を見て折るような、線(折りすじ)に合わせて折るということが大変困難なのです。ですから、観音折りでは、白い面を出した折り本基本形を折り、2枚になっている側の紙を折り返して縁に合わせることで観音折りを縦に半分にした状態となるわけです(下図)。縁に合わせて折ることは、合わせやすく、ずれることが少ないのです。縁から少しでもずれていれば、指先で感じてわかるのです。
先ほどの加瀬先生の説明のところにも出てきましたが、 「これ、回してください」と折り途中の作品を何度か生徒へ渡すのです。見てわかる人はこれまで折ってきた工程が間違っていないことを見て判断し、次の人へ渡し、見えない人は、指で触って自分の作品が正しいことを判断します。途中途中で回ってくる作品で確認することで、とても安心できるのです。

教えてみて学んだこと
加瀬先生の教室に生徒として楽しく、のん気に参加していたある時、先生が急用で教室に間に合わないということがありました。何人もの生徒が楽しみにして集まっていたことから、急きょ私が代理で折り紙を教えることになったのです。(以下、次号につづく)

※加瀬三郎(1926~2008)
折り紙を通じて国際交流活動を続けた盲目の折り紙作家で、生前は日本折紙協会理事、社会福祉法人・日本盲人会連合理事、墨田区障害者団体連合会会長などを務められました。1991年に藍綬褒章、1996年に勲五等瑞宝章を受章。

<読者の広場>
● 復興を願って 寺崎恵美子(栃木県)
おりがみカーニバル に参加できたことだけでもとてもうれしかったのに、430号 に作品の写真(秋の七草)を載せていただき感激です。折り紙は折れるようになる達成感と、作品にしていろいろ表現できること、本当に奥深いですね。これからも長く楽しんでいきたいと思います。この写真は、3月の大震災の後、一日も早い復興を願って折った作品です。

● 折り紙に祈りをこめて 原田佳恵(福井県)
あの恐ろしい大地震と大津波から3か月が経ちました。何もできず、ただただ亡くなられた方々のご冥福と被災された方々のご無事を祈るのみです。そして原発は福井県もとても多いので心配です。本当に折り紙が何かの力になればいいですね。100の鶴と亀を折りました。ガンバレ日本!私もがんばっていきたいと思います。苦しいですが、明るさも忘れずにファイト! ですね!

● 心を落ち着かせてくれた折り紙 安達美恵子(宮城県)
私はこのたびの大震災の被災地の1つでありました、宮城県仙台市に住んでいます。幸い山側でしたので津波の被害はなく、自宅で生活できることに感謝しています。ライフラインが止まったときはろうそくの灯りで折り紙をし、外出もままならない日中も折り紙をさわっておりました。続く余震に心がザワザワして落ち着きませんでしたが、折っているときは忘れられたような気がしました。折り紙の魅力の1つに触れたように思いました。これからも折り紙を続けたいと思っております。被災者の皆様に心を寄せていただき、ありがとうございます。

● 大震災に思うこと 辻本芳子(兵庫県)
東北の地震、津波のありさまをテレビで見ていると本当に心が痛みました。今さらながら自然災害のおそろしさに言葉がありません。神戸の水害、空襲で家が焼け、はだかで着のみ着のまま四国の母の実家に身を寄せたときのことが昨日のことのように思い出されます。神戸の地震では家が倒壊しましたが、家族や身内が元気だったことが幸いでした。今回の震災で被害に遭われた日本折紙協会会員の方も居られるのではと案じています。折り紙を習い始めて5年目に入りますが、折り紙の奥深いこと、みなさまのすばらしい作品に頭が下がります。近所の子どもたちに折った作品をあげて喜んでもらっています。

●折り紙のきずな 武内捷子(高知県)
東日本大震災とそれにともなう未曾有の大津波で多くの方々の尊い生命がうばわれました。また、原発事故と重なり、避難所での生活を余儀なくされ、大変な思いで過ごされている実態を目のあたりにし、慰めの言葉もありません。テレビ、新聞で知るのみで何の援助もできませんが、こんなときだから……と、折り紙教室も少人数ですが、ハガキを120枚作りました。ところが震災地は物資等々思うように運べないとの返答、やっとNPOの方が東松島町に行かれるとの連絡をいただき、直接 今回だけ と希望を聞いていただき感激しました。一時的であれ、子どもたちに笑顔があふれることを祈ります。折り紙を続けてよかった!

● 職場で折り紙のプレゼント 高根恵子(高知県)
下の写真は職場での会のとき、来場記念品として席決めの番号札と一緒に置いたものです。布施知子先生の箱 と、川井淑子先生に教えていただいたブローチです。みなさん喜んでくださいました。

<おたより>
日本折紙協会に入会し、 おりがみの到着を楽しみに待ちました。北海道は梅雨がないとはいえ、この時季にイメージしていたアジサイ、カエルなど載っていて、さっそく折りました。また、孫に私の折った恐竜も見せたくて、ウキウキ気分で折りました。
北海道 長内ヨシ子さん

震災で落ち込んでいましたが、430号 が届き気持ちも新たに、久しぶりに折りました。 あじさいのコースターを友達にあげたり、教えたりし、とても喜んでいただきました。また、 長グツの女の子 は足の部分でよく立つので、お気に入りです。雨の日も楽しいという感じでいっぱいです。
茨城県 山崎ひろさん

「あじさいコースター と トビガエル」がよかったです。私はデイサービスに通っていて、他の通っているみなさんに作品を見せたら喜ばれました。作品をくださいという人も。私は2007年に佐賀のNHK放送局のロビーで開催された折り紙展を見て、日本折紙協会佐賀支部があるのを知りました。購読会員のままで4年近く過ぎました。折紙講師の資格も取ろうかと思いましたが、車イス生活で身体に障害がある身、一人では外出できません。これからも おりがみ を楽しみにしております。
佐賀県 筒井きぬよさん

新・福祉と折り紙をしっかりと、古い記事も読み返し勉強したいと思います。先日、窓の下にゴーヤの苗を2本植えました。夏の日差しをさえぎる緑のカーテンにできたらいいな~と思いながら。6月は衣替え、入梅、何かと忙しい月です。今、庭のあじさいがたくさんツボミをつけています。梅雨を待っているのでしょうか……。
兵庫県 林 悦子さん

「長グツの女の子」と「はあとでんでん」がよかったです。 6月の日めくりや11ページの ミニ知識 の内容を折り紙で紹介していてとてもよかったです。有料老人ホームで長い間折り紙を教えています。頭と指を働かせ、おしゃべりを交え、楽しくやっています。
東京都 稲見喜一さん

「ギター」がよかったです。細かく折ることがだんだん苦手になってきました。おりがみギャラリー、じっくり見ているとにっこりしてしまいました。いいですね、折り紙って!! ここ1~2年、ゆっくり見ることのなかった おりがみの本、端までじっくり見る時間が取れました。以前のように、おりがみ が届いてすぐ折ってみる時間(私の時間)を作りたいです。広島県 城迫孝子さん

四国旅行の帰りに神戸の天ぷら屋さんに行ったときのことです。お店のご主人が天ぷらをあげる合間に、なんと折り紙(はばたく鶴)を折ってくださいました。はばたく鶴は私も知らない人によく折ってあげるのでそのことを告げましたら、いちご、ベビーシューズ、首ふり犬と次々と、あっという間に折ってしまうので感心するやら、びっくりするやら。外国からのお客さんにとても喜ばれるそうです。何か新しい折り紙を知りませんか? と尋ねられましたが、すぐには思い浮かばず残念なことをしました(いつも手元に折り図があると、覚えようとしないので……)。折り紙のコミュニケーションの力をつくづく感じました。鳥取県 高階圭子さん

<みんなの作品展>
デイケアでのパネル作品展示 阿部久美子さん(神奈川県)
思いがけなくまた430号に私の作品のパネルを載せていただき、ありがとうございます。永田紀子先生からも早々とお電話をいただき、「すごいわね」と喜んでくださいました。今年になってからひなまつりやお節句の鯉のぼりを作り、近くのデイケアの方たちが楽しんでくださるので、取り替えのパネル作りを楽しんでいます。

生徒たちから展示の贈りもの 宮本まり代さん(北海道)
ある日、講師を務めている学校(北海道保育総合専門学校)の2Aクラスに行くと、授業で教えたワイシャツとネクタイを986個折って、授業の初めに展示してありました。こんな風に私に見せてくれたのは初めてです。2Aクラス以外の生徒も折り紙を出してくれたり、折ってくれたりして(先生も折ってくれたそうです)、1週間かけて仕上げたそうです。学校に教えに来てもう15年になりますが、一番感動したことです。これからも生徒たちのために喜ばれる作品を教え続けられるよう努力します。

基本形で作った作品展 秋吉好子さん(佐賀県)
私の勤務するくるみ保育園では、毎年一年間の制作を年度末に作品展として、ご父兄のみなさんに見ていただいています。折り紙大好きな私は子どもたちに「折る楽しさ」を伝えたくて、一年間毎月一つずつ基本形を教えてきました。今年で3年目になります。一昨年は2歳児でプーさん(15cm×15cm)、昨年は2歳児がロボット(6cm×6cm)、今年は1歳児と2歳児のたてわりクラスが2クラス(つきぐみ、ほしぐみ)でしたので、ミニーとミッキーに挑戦! 折り紙の大きさは5cm×5cm、やはり子どもの手の大きさを考えるとちょうどよいようでした。2歳児はざぶとん折りと三角を3回折って切った花と葉、1歳児には星を作りました。1、2歳児でも集中力と指先の動きのスゴさを改めて知ることができました。この楽しさをずっと持ち続けて「おりがみだ~いすき!」な子を増やしていきたいと思っています。

結婚式で折り紙が大活躍でした 柴本厚子さん(兵庫県)
5月28日(日)に娘が結婚式を挙げました。招待状には裏に新居の住所を印刷した桜のしおりを入れました。式の後の食事会では川崎ローズのテーブルフラワーをはじめ、いろいろな種類の鶴が会場を華やかにしてくれました。お越しいただいたお客様にも大変好評でした。

私の高知のよさこい雛 武内捷子さん(高知県)
ひなまつりは日本古典、女の子にとりましては優雅、健やか、成長を祈るだけでなく、夢とあこがれを求め続けている行事です。内裏びな、三人官女はよく折ってきましたが、今回新聞eco折り紙で創ってほしいとのお声をいただきチャレンジしました。着物に合う柄、色彩、大きさを新聞の中で探しながらだんだん夢が広がり、新聞で作ったとは思えないほど美しい七段飾りが仕上がりました。山梨明子さん創作の「ひなBOX」(391号/絶版)を参考にしました。BOXの中にはどのおひなさまにも風船、折り鶴がたくさん入っています。高知女流展に出展しました。一人で大変でしたが、かわいらしい人形を眺め満足しています。

病院で折り紙ボランティア 野元 眸さん(広島県)
私たちのサークルは“折り紙ボランティア”として月々の行事や花と小さな作品を作り、地元の日赤病院の院内10か所に飾っています。患者さんやお見舞いの方々の癒やしに少しでもなればとの思いからです。毎月2回集まり、テーマを決め、月刊おりがみを見ながら試作をします。1か月間飾り終えたものは望まれる方にさしあげています。作品を飾るために院内を歩いているとき、患者さんや看護師さん方の笑顔や、近寄ってじっとながめられている姿を見ると“こんな小さな折り紙が少しはお役に立てているのかナ……”と、こちらが励まされています。また、地域の「いきいきサロン」に招かれ、シーズンのものを折り、作品にしてさしあげたりもしています。みなさま生き生きと手と、頭と、口を動かし、私たちも楽しいひとときです。ボランティアを始めて7年になります。その分、年もとりましたが、生き生きとできるかぎり続けたいと思います。

「和紙の里めぐり」(新連載)五箇山和紙《富山県南砺市》
~加賀藩の手厚い保護のもと発展した和紙です。なお、有名な「こきりこ節」など五箇山の歌と踊は国の選定無形文化財に、また合掌造集落は世界遺産に指定されています~

<気候・風土>
平家の落人が隠れ住んだと伝えられる五箇山は庄川上流にあり、積雪が3mにおよぶ豪雪地帯です。そのため傾斜が急で大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれました。平成7(1995)年には岐阜県大野郡白川村の白川郷とともに白川郷・五箇山の合掌造り集落 として世界遺産に登録されています。明治元(1868)年発刊の 越中地誌略には 山間険阻ノ地ナレバ、水田ニ適セズ、稲米ヲ産セサルモ雑穀ヲ種エテ食用トシ、紙、生糸等ヲ多量ニ産シテ米ニ易ス。(中文略)紙ハ多クハ寒中ニ抄すキ、半紙、八寸2等数種ヲ出ス、中ニモ八寸ハ世ニ知ラレタル良紙ナリ とあります。

<紙の歴史>
五箇山は藩政時代加賀百万石の領地で、それ以前のものが見当たらないので断定はできませんが、近県の越前和紙や美濃和紙の紙かみ郷さとから、技術、技法、紙漉きの道具、紙の寸法、原料の処理、紙の漉き方などを導入した形跡がありません。しかもトチやケヤキの大木をくり抜いた紙漉き舟や、楮こうぞの皮を剥は ぐときに使う たくり舟 、皮を煮るときに使う灰箱など、極めて原始的な道具が残っている点は全国的にもほとんどその例がありません。したがって奈良や京都から直接伝えられた和紙の技法が山村の人々によって独自の和紙文化に形成されたものではないかと考察されています。合掌造りの大家屋の家々では多くの人を雇って、夏は焔硝(火薬)や楮の栽培、冬は紙漉きをするといった工場的な形態で和紙を製造していました。明治30(1896)年頃、初めて四国の伊予や土佐地方から半紙4枚取りや8枚取りが導入されました。これと同時に木材パルプを補助原料とする大量生産方式も試みられましたが、粗悪な紙が作られることとなり、このような紙は昭和30年代まで続きました。この頃から、五箇紙協同組合が中心となって、伝統的な五箇山和紙を残すために、さまざまな取り組みが行われました。宮本友精氏は、地元産の楮を雪で晒さらし、陸選り(掘りごたつの上などで紙料の塵取りを行うこと)して、木槌で手打ちする五箇山の古法を復活させました。

<製法(材料、技術)>
五箇山では7~8月頃になると晴天の日に、紙屋はそれぞれの持山で一斉に木を燃やして灰焼きをしました。この灰は楮を煮るときの灰汁を採るためです。楮黒皮5貫かん分(1 貫は3.75キロ)を煮るためには約2斗と(1斗は約18リットル)の灰が要るので、規模の小さな紙屋は囲炉裏の灰を1 年間ためておいて使用しましたが、大きな紙屋では灰焼きの他に炭焼きの灰も使用しました。楮の煮熟は麻布や藁わらを桶の底に敷き、そこに灰を入れ、次に水を加えて底の栓を抜きます。これを数回くり返してアルカリ成分を完全に抽出し、この液で楮を約2時間煮詰めます。漉いた紙は翌日1日がかりで重石や天秤釣りで圧搾します。藁の穂先で作った刷毛で板に貼り付けて乾燥させます。雪の多い五箇山地方では晴天の日が少ないため、この板を囲炉裏の周囲に立てかけ、大量の薪を燃やして紙を乾燥させていました。昭和57(1982)年に、五箇山の伝統和紙の継承と若者の定着を目標に 平村和紙工芸研究館 (現在は和紙工芸館と改称)が設置されました。長期滞在の和紙研究者も多く、和紙の製造や和紙工芸品の開発技法を学んでいます。

五箇山 和紙の里
平成8(1996)年に完成。五箇山和紙の歴史資料や多彩な和紙製品、製造工程を紹介しているほか、全国各地の有名和紙やパピルスなど世界の和紙を展示しています。また五箇山和紙を漉くことができる和紙体験館 もあります。9月17日(土)から 第15回全国和紙ちぎり絵展 、10月1日(土)からは 第21回五箇山和紙まつり が開催されます。

〔五箇山 和紙の里〕
〒939-1905富山県南砺市東中江215
電話:0763-66-2223
FAX:0763-66-225

【支部だより】
兵庫県 神戸支部 サークル紙ふうせん 支部長 柴本厚子

神戸では5月15日(日)、今年は特に東日本大震災被災地支援をテーマとして恒例の 神戸まつりメーンフェスティバル が開かれました。毎回100万人と報じられる人出のこの会場に、私たちも毎年 おりがみ教室 を出展しています。大半のメンバーが阪神・淡路大震災を経験した私たちは、支部設立以前から折り紙の研究や普及活動のほか、行政や地域の各団体と協同して阪神・淡路大震災の教訓を次の世代に語り継ぐ活動も展開しています。そこで今回は、その活動をご一緒させていただいている日本赤十字社兵庫県支部、兵庫県声の図書赤十字奉仕団とともに、復興都市神戸から被災地の皆様にお届けする応援メッセージの募集を企画しました。
ご来場の皆様にメッセージを書いていただいた後、朝日 勇先生の小人を折っていただき、その指導の間にメッセージを点訳し、その場でメッセージと点訳文、折り紙作品を一枚のカードに貼り込むというスタイルで、一日限りの祭りながら200通近いカードが仕上がりました。カードは被災地へお出向きの日赤兵庫の皆様に託し、主に現地の避難所や診察所で被災者の皆様に差し上げることになっています。
被災された皆様、そして復興にお取り組みの皆様にはどうぞご自愛のほどお祈り申し上げます。私たちも微力ながら息長く応援させていただきます。

折り紙で支援活動
河野セイ子/福島県 福島支部 かたくり 支部長

3月11日(金)、ものすごい揺れとともにやって来た地震と津波、想像を絶する被害に見舞われた東北各地から避難してくる方々の生活を見て言葉もありませんでした。当地方、それに追い討ちをかけたのが原発事故です。目に見えない、汚染された空気と風評との戦い、精神的にも追い詰められる毎日でした。マスクに帽子、ジャンパーがセットのような生活が続きました。電車が不通、ガソリン不足、ライフラインが絶たれどこへ行っても長蛇の列、空気の汚染……四苦八苦の生活の中でも、避難して来る子どもたちのあどけない姿を目にしていると何かお手伝いしたいと思い、皆で義援金を募り4月9日(土)に福島民友社へ届けました。3月30日(水)、皆で心をこめて作った作品を避難所へ届けることから始まり、4月21日(木)あづま総合体育館へボランティアに出かけました。皆さんから送っていただいたパンダ、六角メンコ、でんぐりかえる、などなどたくさんの動くおもちゃ、遊べるものを用意することができました。一枚の紙でも容器になり、心ばかりのアメを入れてたくさん持っていき、それを手にした方々の笑顔は忘れられません。折り紙っていいなあ!! 心をいやすことができる、会話が生まれる、じっとしてうつむいている方も少しずつ上を向いてくれる、と楽しくなりました。これも皆さんの愛情の賜物と深く感謝いたしております。
今、福島県はいろいろな困難の中にありますが、いつか花咲くときが来る、有名な花見山を皆で深呼吸しながら愛でることができると夢見つつ、今年はひまわりの花をたくさん咲かせていきたいと念じております。折り紙を通して言葉にならない宝物をいただきました。子どもの声がこだまする戸外、窓を開け放し新鮮な空気が通り抜ける室内、平穏な公園の緑……、元の生活に戻れるときを待って、今後も会員とともに楽しく折り紙を続けられたらいいなあと考えております。

ワールドオリガミレポート
「Mi ジャパン」フェスティバルに参加 渡辺 栄(山口県)

5月20日(金)~22日(日)の3日間、イタリアのミラノのウマニタリアという元修道院で、日本の文化を紹介するイベント Mi Japan 2011 for Japan(ミラノジャパンフェスティバル)に参加しましたのでご報告いたします。この催しは昨年の10月、ミラノで初めての日本関連総合イベント(茶道、武術、マンガなど)として開催され、3,500名を超える来場者があったものです。私は昨年に続き2度目の参加となりました。会場は、伝統、和食、ハイテク/エコロジー、ライフスタイルの4つの分野にわかれていました。私たち夫婦は アルテデラ カルタジャポネーゼ(日本の紙の芸術) という名のブースで 和紙、折り紙、千代紙などの作品と、おりがみ4か国語テキストや月刊おりがみ も展示させていただきました。また3日間にわたり折り紙教室を開き、多くのイタリア人が参加して折り紙を折りました。鶴、金魚、アイリスを講習し、とても好評でした。
私たちのすぐ隣のブースは江間充祐さんの 極小折り鶴 でした。来場した人たちが興味深く、極小鶴を 信じられない! と言って見ておりました。

極小折り鶴を展示 江間 充祐(静岡県)

私は長年、1cm角以下の紙で折った折り鶴や連鶴の制作をしていますが、今回、その作品が主催者の目に留まり、イタリアのミラノで極小折り鶴を紹介する機会を得ることができました。展示した作品は、2mm角の紙を折った折り鶴や、海外では珍しいと喜ばれる5円玉の穴に折り鶴を入れたもの、それから扇の連鶴などです。また、桑名の千羽鶴(秘傳千羽鶴折形)の 青海波を応用して、イタリア・日本両国の国旗にした連鶴や、鯉のぼりの極小版なども製作・展示しました。折り鶴や折り紙の美しさは、すでに広く知られているところです。その折り鶴・折り紙を極小サイズにすることで、日本人の器用さ・繊細さも伝えることができたらと思い、これまで極小折り鶴を折ってきましたが、今回のイベントで少しは伝わったのではないかと思います。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「夏休み」
夏を代表する虫、その鳴き声が夏を演出するBGMでもあるセミ。気温や時期によって鳴く種類も違います。夏の到来を告げたり、聞くと暑さが増すように感じたり、逆に涼しげだったり。そして夏休みも終盤、ツクツクホーシが聞こえると宿題の追い込み時期。「絵日記まだ書いてない、あの日なにしてたカナカナ、つくづく惜しい」といつの間にかセミと同化していたりします。
長い長い地中生活を終えて地上でいっせいに「夏」をうたってくれるセミの声に耳を傾け、夏を感じてはいかがでしょうか。

①☆あたりはずれのあるフルーツトマト・青柳祥子
お店でよく果物の隣に「甘さ保証」なんて書いてあります。でも食べてみるとすっぱ~い。こんな経験ありませんか? 表がポケットになっているのでその中に、あたり、はずれのくじを入れるとおもしろいかなと思いました。カレンダーのポケットとしても使えそうです。

②☆なすび・石田敞惠
子どものころから大好きななすびは献立には欠かせません。一年じゅう食べられますので、とても嬉しいです。折り紙を持って、目を閉じてなすびを思い出していますと、すぐに折れました。⑫⑬を折るとき、かどが出ないように気をつけています。

③トロロアオイ・川手章子
④~⑫は⑬の形をイメージして折ってみてくださいね。折りすすめると中からお花がパッと開いて咲いてくれます。折り紙の色を工夫するといろんな花が楽しめます。

④ひまわり・小宮はじめ
このひまわりは、表と裏でそれぞれでたとう折りをするので、たとう折りの技法の練習になります。集約して紙が小さくなるので大きな紙で折ることを推奨します。しっかりマスターしてきれいに咲かせてください。

⑤飛び込み選手・丹羽兌子
1981年初出の古い作品です。ユニットが初めての方にもお勧めです。また、「ユニット折り紙ファンタジー」(2010年日貿出版社発行)に「とんがり帽子」として復活。他の組み方も載っているので興味のある方はごらんください。

⑥ナップサック・青柳祥子
このナップサックは、本体がさなぎで、ポケットが羽化した蝶、ひもはさなぎになる前の毛虫。それらを組み合わせると、できた作品です。30cm角くらいのサイズで折るとしっかりしたものが入ります。

⑦パジャマ・川手章子
一日の疲れから開放され、ユッタリとくつろげるパジャマ。今まで着たいろんなパジャマを思い出します。いろんな折り紙で折って、今日はコレ、明日はコレ…と楽しむのもいいかな…と思います。大中小でも折ってみてください。

⑧☆せみ・松野幸彦
伝承のせみから羽の部分だけ白くなるように工夫された作品です。右ページに伝承作品を紹介しましたので折り比べてみてください。

~おってあそぼう!~飛んで飛んで・畠山久子
紙を飛ばしてみたいと子どものころから思っていました。飛んでほしいとの願いから、この作品名を付けました

⑨チャレンジ・コーナー パンダ・川畑文昭
1985年の創作ですから、今から26年前の作品です。中国に旅行に行って初めてパンダを見た後、そのときの印象に基づき創作した記憶があります。現在では、立体造形のパンダ作品も創作済みですが、今、当時の作品を見てみると、平面的な造形の味わいも改めて感じます。

⑩くじら・松野幸彦
この作品は魚の基本形の中央部にすき間をとった形になっていて、311号(絶版)掲載の松野さん作の「さめ・しゅもくざめ・くじら」のバリエーションです。ナガスクジラをイメージした作品です。

⑪イソギンチャク・笠原邦彦
水に棲む生きものたちは、実に多様性に富んでいて、くふうを楽しみ始めると、あれもこれもと止まるところを知らない。35年前のそんな楽しいくふうの一つを取り上げていただけ、その折の喜びがよみがえってきました。

⑫ハートに鶴・小林俊彦
「鶴のバリエーション13点」という一連の作品の中のひとつです。ほかの9点をP50のおりがみガーデンで紹介しています。33は伝承の舟(ボート)と同じような技法で、ひっくり返すようにして形をととのえます。

ミニ知識
●臨海学校、林間学校……臨海学校は海水浴や保養のために、海岸で開催・設置される学校施設で、1891(明治24)年に学習院が男子生徒を対象に実施したものが最初とされています。その後、水泳が男子中等学校における課外体育活動として採用されました。当時は校内にプールがある学校が少なく、海水浴場で合宿訓練しなければならなかったので、臨海学校が広まりました。また、大正時代中ごろになると女性の海水浴が社会的に容認されるようになり、高等女学校や女子師範学校でも臨海学校が採用され、やがて小学校にも波及します。一方、林間学校は山麓や高原での保養や身体訓練などのための学校施設で、臨海学校より歴史は新しいそうです。虚弱児の保養と健康回復のため、1905(明治38)年、東京市の精華小学校が群馬県に設けた施設が最初とされます。第二次世界大戦後の1950年代以降、臨海学校、林間学校ともに夏の恒例の学校課外行事として定着し、自然や集団生活のルールを学ぶ場となっています。

●飛び込み……高い所から水中に飛び込むことは水泳の歴史と同じくらい古いものです。できばえを競う近代スポーツとしては19世紀末にヨーロッパで始まり、オリンピックでは高飛び込みが、1904(明治37)年に第3回セントルイス大会で正式競技として採用されました。日本で、飛び込みがスポーツとして行われるようになったのは、1917(大正6)年、東京神田にYMCA室内プールが建設され、飛板が設置されたことがきっかけです。

●トロロアオイ……アオイ科の一年草で、夏の朝に大きなうす黄色の5弁花を咲かせ、夕方にはしぼみます。中国から黄蜀葵根という名前で、のどの腫れや胃の痛みに効く薬として伝わりました。根をすりつぶして取る粘液は、和紙独特の製法である流し漉きで、紙を漉く時に紙料液の繊維をばらばらにする粘剤として使用されるようになりました。この花が「ねり」と呼ばれる理由です。

●パジャマ……ウルドゥ語で「足」という意味と「衣服」の意味から来ています。インドの男性がはいていた、ゆったりとしたズボンのピジャマを、19世紀頃にイギリス人が寝巻としてはくようになったことから、英語でこの形の寝巻を「パジャマ(pyjamas)」と表すようになりました。なお、アメリカの10代の少年少女たちが、パジャマ持参で友だちの家に泊まりこんで遊ぶことを「パジャマパーティー」といいます。

●イソギンチャク……海中の岩の上などに定着していますが、時速数㎝程度で足盤を使って動くことができます。たくさんの触手が花のように出ているのが特徴です。イソギンチャクの中には、食用になる種類もあり、九州の有明海沿岸では「イシワケイソギンチャク」を味噌煮や唐揚げなどで食べる習慣があるそうです。

●パインの日……8月1日。パインの語呂合わせから、1990(平成2)年に沖縄県パイン・果樹生産振興対策協議会が制定し、8月1日から31日までを「パイン消費拡大月間」にしています。また、8月17日も語呂合わせからパイナップルの日になっています。これは生鮮果実や野菜の生産、販売、加工を行っている株式会社ドールが制定しています。パイナップルを食べ過ぎると、口の中がピリピリと痛くなることがありますが、これはブロメラインと呼ばれる酵素が口の中を刺激するためです。ブロメラインは肉を柔らかくし、また肉類の消化を助ける作用があり、酢豚にパイナップルを入れるのはこのためです。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、ポプラディア(ポプラ社)、えごよみ事典(平凡社)、図解スポーツ大百科(悠書館)、記念日•祝日の事典(東京堂書店)、植物和名の語源(八坂書房)、植物と行事(朝日新聞社)、ねむり衣の文化誌(冬青社)、集団宿泊学習の実践(東洋館出版社)、子どものための野外教育(泰流社)、日本の川遊び(岩波書店)、現代体育スポーツ大系(講談社)、遊びの大事典(東京書籍)、サンゴ礁の仲間(水中造形センター)、和紙の風土(駸々堂出版)、和紙の手帖(全国手すき和紙連合会)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。
第4回は、児童館やデイサービスなどで折り紙の楽しさを広めている、吹田支部「折り紙玉手箱」支部長、大阪府の渡辺眞寿美さんです。

折り紙は希望のあかり、道しるべ 渡辺眞寿美(大阪府)

折り紙は心と心をつなぐ希望のあかり
「久保さん、こんにちは」という私の声に向かって一礼、「今日は何を教えてもらえるか?とワクワクしています」と、駅まで迎えに行った私に声をかけてくださいます。高槻からバス、電車を乗り継いで来られる全盲の久保光広さん。「私こそ久保さんのおかげで動物や昆虫など苦手な分野にも挑戦でき、勉強させてもらっています」とおしゃべりしながら会場の図書館へ。2005年から早いもので6年になります。講師を引き受けるかどうか、ずいぶん悩みました。以前参加した「折紙シンポジウム」の高齢者・障害者部会で、加瀬三郎先生が折り紙を習いたいと思ったとき、目が見えないということで断られたという話を聞いたばかりだったので…。いろいろな人に相談しましたが、落合けい子先生(町田支部長)が「とりあえず会ってみなさい。それから考えたらいいじゃないですか」と言ってくださったことで踏ん切りがつきました。初めて久保さんにお会いしたとき、広告紙で折った伝承のカエルを持って来られて、不安はなくなりました!! 案ずるより産むが易しです。折り方の説明など言葉にも気をつけますが、折ったものにさわってもらうのが一番よくわかってもらえます。久保さんは「おりがみ4か国語テキスト」で基本に取り組み、折紙講師の資格も取得されました。毎年、吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」での七夕まつりに出展もしています。

折り紙は生きる希望のあかり
今は亡き岡山の母のことです。脳梗塞で半身不随になりベッドの上で「いつも皆に迷惑ばかりかけるから」と悲観的なことばかり言って生きる希望も失いかけていました。病院に折り紙が飾ってあったので、「見るだけより右手が動くのだからやってみる?」とすすめてみました。「例えばチューリップの花は、三角に折って横の部分を折り上げるだけ。いっぱい折るとお花畑になるよ…。」とは言ったものの、耳は聴こえず、片方の目は子どものころ失明、もう片方は10cmくらい近づけるとかすかに見える程度でした。「折り紙の本は見ているだけでも楽しい。図を見て、自分で好きなように作ったらいいよ」と言って、らくがき帳に貼ってもらいました。帰省するたびに何冊にもなった作品を見せてくれて、とても感動しました。「すごいね」とほめると、みるみるやる気を出して、家に来てくださる介護の方にも教えてあげるようになり、生き生きしてきました。らくがき帳は10冊くらいになり、地域の文化祭にも展示してもらいました。そうして母は4年間折り続け、90歳で亡くなりました。「折り紙玉手箱」の作品展でも母の遺作集を展示、その前でいつまでもずっと見ていてくださった方がいました。

折り紙は明日へ向かう希望の道しるべ
今、数か所の高齢者の折り紙教室へ指導に行っていますが、どの教室でも一人か二人は「目が見えない、手が震えるから折り紙やめなあかん」と気弱になる方がいます。「足も口も元気やろ。しゃべりに来たらええねんで」と私は言います。必ず作品ができるよと励まし、自分で折ったという満足感を味わっていただくために、手助けをしてあげます。デイサービスに来られた90歳近い男性は、できあがった作品(おひなさま)に感動して涙を流し、こちらも心温まるものを感じました。「何か知らんけど折り紙の日だけは元気が出る」とよく言われます。たった一枚の紙から夢が広がります。楽しくおしゃべりしながら心をかよわせて、折り紙仲間の輪(和)が広がればうれしいです。折り紙は世代を越えて夢中になれて、大人も子どももともにわかちあえる時間がもてます。本当に折り紙をやってきてよかったと心から思います。
最近は、「聞く力、集中力のつく幼児(3歳)からの折り紙親子教室」に力を入れています。保育園の先生、父母会など親子のふれあいに、人と人とのコミュニケーションに折り紙が生かされるよう、少しでも役に立てたらと日々活動しています。保育園に25年勤務して、子どもとかかわりを持てたことが、今とても活かされていると思います。

<読者の広場>
●鯉のぼりをたくさん折ってみました 大塚則子さん(静岡県)
折り紙で作ったバラの花を知人よりいただき、その美しさに魅了され、早くも4年。今年の2月、日本折紙協会に入会しました。我が家のテーブルの上はいつも折り紙ばかりです。孫達にお友達に、たびたび折り紙は活躍しています。ですからいただき物の包装紙は捨てられません。私は老人ホームに勤務しており、入所者のみなさんが喜んでくれる物を作りたいといつも思っています。ちなみに今月(5月)は鯉のぼりの折り紙を食堂に掲示しています(『429号』の半田丈直様の作品)。ありがとうございました。たくさん折ってみました。

●枝にとまった千羽鶴 川上桃子さん(東京都)
いつも楽しく月刊 おりがみ を読ませていただいております。今回久しぶりに鶴を折りました。千羽折り、少しずつ枝につけて友達に差し上げました。とても喜んでくれました。残りを協会事務局にお送りします。少しの間だけでも飾っていただけたらうれしいです。

<429号の感想>
「ぶたがとぶなんてまさか! 、あやしの忍者、ハムスターのハムちゃん」は子どもに喜ばれそうなものでよかったです。 折り紙の知的財産権に関する活動報告 を興味深く読みました。「新・福祉と折り紙」は福祉関係の仕事をしていますので興味を持ちました。
難しそうですが カーネーション に挑戦しようと思っています。一枚で折れるのが嬉しいです。手紙を書くことが好きで、その中に折り紙を入れています。季節に合った薄くて小さな作品が載れば嬉しいです。(兵庫県 坪井泰子さん)

クイズ 頭の体操 に応募する寸前に、今度の震災です。日本折紙協会会員のみなさま、ご無事でありますように。被災地のテレビの映像の中で、幼い子どもと折り紙を折る高校生の姿がありました。外国では募金の協力者にお礼のしるしとして、胸に折り鶴をつけているとラジオで聞きました。みなさま、折り紙で心が癒されているようです。(埼玉県 西塚ミヱ子さん)

49ページの 支部だより と50ページの連載「和紙の里めぐり・上川崎和紙」がよかったです。上川崎は一度訪ねてみたいです。月刊おりがみの編集は知的でよいです。リハビリ中にできなかったことを乗り越えられたことがあり、折り紙も一つの線に心をこめて集中してやるとできます!! 学生時代を思い出して。(岩手県 長谷川静子さん)

おりがみカーニバル入賞作品紹介の作品がとてもすばらしかったです。解説があり、とてもよくわかりました。とても細かいものやおしゃれな作品があり、私もチャレンジしてみたくなりました。今月号は季節に合った作品が多く出ていて、折ってみて楽しかったです。おりがみガーデン に載っている作品の折り図や簡単な紹介があれば楽しいと思います。だんだんと暖かくなり、きれいな花が多く見られるようになりました。私は最近、押し花をするようになりました。しおりや部屋の飾りにしたり、やってみると楽しくなります。タンポポやスミレなど野草もかわいらしくていいですよ。
(香川県 香川望恵さん)

今月号の カーネーション はむずかしかったです。4回目でやっと折れました。けど、折り紙の花で生け花みたいにすると、げんかんにかざれるのでいいです!! Piazza NOA はいろいろなじょうほうが手に入るのでいいですね!!\(^v^)/ 月刊 おりがみ が新しくなり、さらに読みやすくなりました。口絵が前よりふえたので、いろいろとアイディアがでてきます。今、きょう味を持っていることは、切り絵です。今月号でいえば、かぶとのうしろに、まるっこいみたいなやつをおいたらよくなったと、私の中では思っています。学校では今月号のかぶとをお楽しみ会で使う予定です。
(三重県 森永寿美子さん)

毎月、愛読していますが、 428号から内容が変わりましたネ。今後も私たち会員に希望を与えてください。ご発展をお祈りします。折り紙をしているときが私の 至福 のひとときです。
(石川県 菊地紀子さん)

19ページの 鯉のぼり を小学1年生の孫娘と一緒に折りました。お父さん、お母さん、弟にあげるためにたくさん折ると、箱いっぱいになりました。おりがみカーニバル入賞作品紹介 、どの作品を見ましても、うっとりです。色彩がすばらしい、アイディアもよい、人を魅了します。春のふんわり暖かい日、外の石段の上で孫娘に 425号 の福うさぎ を教えていると、近所の5歳から小学1年生の女の子たちがやってきて一緒に折りました。とても喜んで、また教えてと言って帰りました。一番満足しているのは私です。(高知県 楠瀬悦子さん)

5月にふさわしい折り紙の紹介で、震災でストップしていた制作意欲が出てきました。チャレンジしたい作品もあるのですが、用紙の入手方法についても紹介があるといいですネ。和紙を使った花を作品を折ってみたいです。(茨城県 松井 修さん)

「桃太郎」を楽しみに待っていましたが、いい形になりません。また落ち着いて折ってみるつもりです。「あやしの忍者」はユーモアがあっていい作品だと思います。伝承のしゅりけんを折って、孫と遊んだときのことを思い出しました(孫たちも大きくなり、今はサッカーに夢中です)。 折り紙の知的財産権に関する活動報告 を読みました。中で引用されていた英文を日本語で訳していただきたかったと思います(久しぶりに辞書をひいて読んだのですが、あまり自信がありません)。そうすればもっと問題点がはっきり理解できたと思いますので。東日本大震災、自分なりにできることとして少しばかりですが義援金を送りました。 430号で盛岡支部 さくら会 の活動を知り、近くに住んでいれば協力したいと思いました。早くみなさまが元気になって欲しいと思っています。
(鳥取県 高階圭子さん)

<みんなの作品展>
折紙国際倶楽部、第1回作品展 秋山美代子(神奈川県)
4月12日(火)~17日(日)、八王子市(東京都)の村むら内うちファニチャー・コミュニティスペースで、第1回折紙国際倶楽部(OIC)の作品展を開催しました。2年前の「小倉隆子と秋山美代子 二人展」と同じ会場です。小倉隆子OIC代表と私秋山と会員たちの折り紙作品を展示しました。“1枚の紙が世界を羽ばたく”をテーマに、東日本大震災の義援金送金も目的でした。九州などの遠方からも折り紙愛好家の方々が大勢お見えになりました。6回の折り紙教室も盛況で、楽しいときを過ごすことができました。期間中、約250名の方が来場くださり、集まりました義援金10万円は日本赤十字社を通じて送金させていただきました。誌面をお借りしまして、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

折り鶴とフレームに励ましのメッセージ 相馬効子(東京都)
東日本大震災の被災地の方々に少しでも元気を出していただきたいと考え、折り鶴で励ましのメッセージを描くことを思いつきました。折り鶴には平和、祈り、願い… など、さまざまな意味が込められています。今回の地震でも多くの犠牲者が出ました。その方々のご冥福をお祈りしながら、3枚のフレームを作らせていただきました。さっそく雷門の商店街で開催する義援金を募るイベントに使っていただくことになりました。おかげさまでたくさんの方々が参加してくださり、私たちが作ったフレームも一役買うことができました。「ともに歩んでいきましょう」の一枚は、集まった義援金やみなさんによって書かれたメッセージなどとともに、避難所になっている小学校へ町会を通じ送らせていただきました。ほかの2枚も避難所へ送る予定でしたが、日にちがたつにつれて皆さんの移動などもあり、送るのが難しくなってしまいました。そこで毎年「平和のオブジェ」の制作でお世話になっているスタッフの方に相談したところ、墨田区役所の1階のロビー(義援金の箱付近)に展示してくださることになりました。エスカレーターの上り口で、皆さんの目に留まり、寄付をしてくださる方も増えるのでは… と期待しています。また、先日テレビで外国在住の方が現地で折り鶴を教え、一緒に羽にメッセージを書いている映像を見ました。それにヒントを得て、私たちも励ましの言葉を被災地の方々にお届けしたいと思い、皆さんに呼びかけましたところ、さっそく温かい言葉が書かれた鶴がたくさん集まっています。復興までには、まだまだ長い月日がかかりそうです。日本の国全体に本当の春が来て、笑顔を取り戻せる日が来ることを願ってやみません。ささやかなことでも私たちにできることを考え、息の長い応援をしていきたいと思っています。

「和紙の里めぐり」(新連載)フキ紙《北海道釧路市音別町》
~北海道でもかつて楮や三椏による和紙が作られていました。今回紹介する紙の原料は、地域特産の植物です~

<気候・風土>
釧路市音別町(旧・白糠郡音別町)は、北部に阿寒山系に属する標高300~500mの丘陵地帯が広がり、東南部に向けて低くなっています。南北に走る多数の沢沿いにある狭小な土地の他、音別、尺別、直別、馬主来の各河川流域では平坦地が広がっています。年間平均気温が5~6度と低く、盛夏期においても平均17~18度程度にとどまり、最高でも25度を超えることは稀です。梅雨はなく春から夏にかけて南東の微風にのって海霧が発生することもありますが、夏の後半から秋にかけて快晴の日が多く、台風の影響はほとんどありません。また、冬は降雪量も少なく、晴天の日が続きます。音別はアイヌ語の オ・ム・ペッ(川口がふさがる)という意味です。

<紙の歴史>
音別は昔から多くの山菜が自生し、特に2mを超す蕗は 音別ふき として有名です。山菜加工施設から年間約30トンの蕗皮が廃棄されていましたが、この蕗皮には良質のパルプが含まれていることがわかりました。1987(昭和62)年に産炭地域活性化支援事業として指定を受けたことをきっかけに、音別の特産品の蕗を利用した紙の研究開発を重ねました。不純物の除去などで2年以上の研究の末、フキ紙の手漉きに成功しました。
「富貴紙」と名付け、新しい特産品として生産・販売をしていた「音別町振興公社」が、2006 年に解散し、残念ながら現在は市販されていません。

<製法(材料、技術)>
一般的な和紙の作り方と大きな違いはなく、以下のように行われます。
〔刈り取り〕野や山に自生する蕗を採取する
〔茹でる・皮剥ぎ〕加工場で皮を剥ぐ。身は食料にする。
〔水晒さらし〕剥いだ皮をアク抜きするため水に晒す。蕗1kg、重曹0.3gの割合で約4時間皮を浸す。
〔切断〕蕗の皮を適当な長さにする。
〔蒸す(煮熟)〕圧力釜で蒸す。
〔水洗い〕皮に付いている不純物や重曹を洗い流す。
〔叩解〕ビーターという機械を使って靱皮繊維を解きほぐし、適当な長さにするために叩たたきます。
〔水洗い〕靱皮繊維に付く不純物を洗い流す。
〔紙漉き〕
〔脱水〕漉き上げた和紙は圧力を加え一晩置く。
〔乾燥〕鉄板乾燥や天日乾燥で乾かす。でき上がった和紙は葉書やレターセット、また音別の小・中学校では卒業証書にも使われています。

釧路市音別町体験学習センター「こころみ」について
旧音別町で廃校となった、音別町立二俣小学校を活用した宿泊型体験学習施設です。釧路市内や管内小・中学校での宿泊研修や部活動の合宿の場として、また、道内外からの観光客にも利用されています。紙漉き体験は所要時間約2時間、 料金:1人300円より(別途、学習室使用料、暖房料加算有)、本格的な和紙を漉きます。これだけでも貴重な体験ですが、 こころみ では、フキ紙漉きを体験することができます。完成すると一人一人が違う模様に漉きあがり、絵手紙や俳句が趣味の方々にも好評です。

〔釧路市音別町体験学習センター「こころみ」〕
〒088-0104釧路市音別町字音別原野基線138-46
電話:01547-6-9000 FAX:01547-6-9001

【支部だより】
東日本大震災救援・チャリティーおりがみ教室
山下 明/京都府 京都支部「古都折紙倶楽部」支部長

4月17日(日)、京都駅前のキャンパスプラザ京都で、京都支部主催「東日本大震災救援・チャリティーおりがみ教室」を開催しました。3月11日に起きた東日本大震災による甚大な被害を少しでも救援しようと、関西の折り紙愛好家が力をあわせて、広く一般市民にも呼び掛けました。
日本折紙協会大阪支部をはじめ関西の多くの支部や市民団体、そして「日本折り紙ヒコーキ協会」のあわせて10団体が、後援団体としてご協力くださり、78名の参加により2時間半、主催・後援団体の4人の講師の先生から、たっぷりといろんな折り鶴を教わりながら、被災地の一日も早い復興を祈りました。この教室では、義援金を募るだけでなく、「被災されたみなさんの笑顔を取り戻そう!」と、「がんばれメッセージ」をつけた折り鶴をひとりひとりが折って箱に入れ、被災地へ送ることにしました。お預かりした義援金(参加費全額と自由寄付)は83,983円になり、翌日以後にも「都合で参加できなかったけど、私も寄付させて!」と、5名の方から申し出があり、合計88,983円を、京都新聞社会福祉事業団を通じて被災地へお送りしました。ご協力頂いた後援団体名を記して、感謝を申し上げます。

金沢支部主催 折紙講師講習会の報告
田中稔憲/石川県 金沢支部「金沢おりがみの会」支部長

5月7日(土)~8日(日)に加賀市山代温泉の山下屋で折紙講師講習会を行いました。草加越谷支部の中島 進支部長(日本折紙協会理事)にもご協力いただき、充実した研修会になりました。大きい紙を使って空中で折ったり、実技を中心に教材研究を練習しました。たくさんの受講者に対して、プロジェクターを使っての講習の仕方も注意点や必要な技術に関して事例を挙げてお話ししました。中でも受講者役と講師役に分かれて、全員、模擬講習をしたことが最もよい勉強になったようでした。自分の長所や癖に気づき、講師としての力量の向上につながったと思っています。経験の浅い方は今後に自信が持てたようでした。ただ、早く熟練した講師になってほしいという気持ちから、内容が多くなってしまったので、これからはもっとゆとりのある研修にしたいと思います。まだまだ身につけて貰いたい知識や技術がありますから、今後も何回か計画したいと思います。そして、ゆくゆくは折紙講師の研究会設立の機運が高まればと考えています。

第12回 信州おりがみ交流会 報告
成田光昭/長野県 信濃支部「りんどう」支部長

4月23日(土)、24日(日)の2日間、信濃支部「りんどう」主催による第12回信州おりがみ交流会を長野市勤労者女性会館しなのきにおいて開催しました。この日を迎えるにあたって、震災後の開催に熟慮しましたが、何人かの助言をいただきながら、地元の人との相談を重ね、首都圏の混乱回避の見通しがついたことから、被災された方々に配慮しながらの開催を決めました。この決定に180名の方に賛同いただき、今回も全国から皆さまをお迎えしました。今回のゲストは月刊おりがみでもおなじみの青柳祥子さんです。以前、シンポジウムで講演を伺う機会があり、折り紙をプレゼンテーションする内容に[目から鱗]の一人となり、いずれゲストとしてお迎えしたいと思っておりました。海外在住時から親交をいただき、ご主人が信州出身ということもあり今回、快くお引き受けいただきました。また、初めての試みとして全体講習を行いました。早速、青柳さんに登壇いただき、オーストラリア在住時に折り紙を始めるきっかけから折り紙活動を展開する様子を画像やジェスチャーを交えながらわかりやすく、楽しくご披露いただきました。折り紙作品の傑作を世に送りながら、感心するプレゼンテーションは、海外での活動が基本となっているのだとあらためて感じました。講演をサポートする立場では、長年の繰越資金の積み重ねで購入したパソコンと撮影機材(webカメラ)が大活躍しました。画像や折り図の掲示を演者の講演と息を合わせるのはなかなか大変ですが、とても楽しかったです(強力な助っ人に感謝します)。
全体講習のほか、延べ42の教室を設定し、全国からたくさんの講師の方々が協力してくれました。受講された方にとっては教室を選択するのにかなり迷われたのではと思います。
今回の大会で特に感じられたのが、全国の大会スタッフの方々がそれぞれの役割を十分理解して的確な行動で大会運営にあたっていただいたことです。さらに地元会員のご家族の方や地元参加者の中学生が私たちに及ばない十分な力になってくれました。震災後のややもすると落ち込む中、全員一丸となって大会を盛り上げようという雰囲気に満ち溢れていた大会だったと思います。
3月12日深夜に発生した長野県北部地震被災地にあてて企画した義援金つき作品交換会に際しましては、たくさんの作品と義援金のご協力を賜りありがとうございます。集められた19 万円余りの現金は3分の2を被災者(長野県栄村)にお送りし、3分の1を折紙協会建物の補修費用の一部に充てさせていただきました。この場を借りてお礼と報告を申し上げます。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「七夕」
東北三大祭りのひとつ、仙台の七夕祭りでの大きな目玉となっているのが「くす玉」です。古来、中国で端午の節供などに使われてきた「薬玉」とは趣を異にしますが、吹流しとよばれる紙テープを下げたとても華やかな飾りは、今ではすっかり七夕飾りの主役となっています。折り紙では、「くす玉」は単体を組み合わせる「ユニット折り紙」のジャンルとしてとても人気があります。今月号のくす玉は、かどがはっきりした、輝く星のような形が特徴です。折り紙で作る七夕の笹飾り、みんなの願いごとがかないますように。

①織姫・彦星・津留見裕子
子どもの頃、育った東京でも天の川を一度だけ見たことがあります。それが、いつの間にか天の川が見られるところがなくなってしまいました。織姫、彦星にとっては、地上から見られることが減り、ゆっくり再会を楽しんでいるのかも…。

②着物の短冊・くわばら さよこ
見えなくてもあるのが不夜城の星。天の川の出番も短冊の上ばかりですが、日本の平穏を願わずにはいられません。簡単に折れるようにと考えた着物なので、今年の七夕には、厄災を除ける形代として役立てばと思います。

③星に乗って・川手章子
星形のケースができあがったところで、とがった部分にお顔をセットしたら楽しそう…と思いました。銀河を仲良しお友だちと乗り回したら楽しそうだと一人で勝手に思いました。みんな楽しそうにニコニコしています。

④ディンプルブロック・川手章子
ディンプルは“えくぼ”の意味と辞書に載っていて、この名前を付けてみました。一つのブロックに仕上げるところが楽しく思いました。二つをそれぞれ違った色にしてもよさそうです。⑲は難しいですが、少しずつ押し込んでみてください。

⑤大星形十二面体・布施知子
1981年初出の古い作品です。ユニットが初めての方にもお勧めです。また、「ユニット折り紙ファンタジー」(2010年日貿出版社発行)に「とんがり帽子」として復活。他の組み方も載っているので興味のある方はごらんください。

⑥くす玉こんぺいとう・高山鈴子
単体の数が少なく、組み合わせも易しくて、教室や講習会など限られた時間内で、仕上がる作品ができました。お好みの紙で、たくさん折って、楽しんでください。

⑦バラユニット・畠山久子
同じ東北人として被災された方々の癒しに少しでもなればよいと思います。6枚組や12枚組(写真小)で折っても楽しめます。地域の児童館の子どもたちには人気があった作品です。

⑧とびうお・松野幸彦
形と機能(滑空)が両立した、熊坂 浩先生の「鳳凰」(423号掲載)に影響され、イメージをもった“飛び物”を作ってみました。

⑨蟹の楊枝入れ・藤本祐子
今年の1月、加賀で冬の日本海の蟹を初めて堪能しました。その記念の作品です。15cm角の大きさの紙で切り込みなし、ちょうどいい大きさにすることをめざして作りました。 でさしこまずに立てると、立てて置くことができます。

⑩☆ウミガメ・楠根遥(投稿時13歳)
海を優雅に泳ぐウミガメを想像しながら作りました。

⑪琴電キャラクターことちゃん、ことみちゃん・土戸英二
香川県の高松琴平電気鉄道(琴電)のイルカのマスコットです。琴電は2011年の今年、開業100年の記念の年だそうです。

~折って遊ぼう~ 変身キューブ・笠原邦彦
「遊びの博物誌」(坂根巌夫著、朝日新聞社)というベストセラー本の中で、吉本直貴 氏の驚異の作品「ふしぎな立方体」を知り、大感激し、すぐそのおりがみ化を考え発表したものが、今回取り上げていただいたものです。

⑫60°ユニット・川村みゆき、川崎敏和
この作品は、川村みゆきさんの「ツイスター」のバリエーションです。堤政継さんが、川崎敏和さんに教わった「ユニットの6枚組み」に刺激を受け、2001年に用紙の比率と折る角度を変えて作られました。

⑬マトリョーシカ・浅井かづゑ
箱根細工の入れ子式の七福神こけしが元になって、ロシアで作られるようになったというマトリョーシカ。折り紙では、折りたためば、中にしまえるという形にしてみました(私は15cm角、10cm角、7cm角で折りました)。

ミニ知識
●七夕……裁縫や和歌などの上達を願う乞巧奠という中国の宮中行事が、織姫と彦星の伝説とともに日本に伝えられ、もともと日本にあった棚機女の信仰(水辺に棚を建て、機織りの娘たちが神の訪れを待ち御衣を織る禊みそぎの信仰)と結びついて、日本独特の七夕の行事になったと考えられています。

●織姫と彦星の星伝説……中国の後漢時代に生まれたとされます。天帝の娘の織女と牛飼いの牽牛は夫婦仲が良過ぎて仕事を怠けたために、天帝の怒りを買って、天の川を隔てて西と東に引き裂かれてしまいます。悲しがる二人を哀れに思った天帝が、七夕の夜に一年に一度だけ会うことを許したという伝説です。織女はこと座のベガ、牽牛はわし座のアルタイルの漢名で、日本では織姫と彦星と呼ばれています。
星伝説は天文学的な裏付けもあるそうです。旧暦七月七日の夜は天の川が南北に走り、真南の線上に半月があります。月に照らされ、夜空が明るくなるために天の川が消えたように見え、天の川に隔てられた彦星と織姫が会えるというものです。

●トビウオ……ヒレが進化して飛べるようになりました。イルカやマグロなどの天敵に追われたり、近づく船に驚いたりすると、尾ビレを左右に激しく動かして水中から飛び出し、胸ビレを広げて滑空します。滑空距離は400m、時間は40秒に及ぶこともあるそうです。九州地方などではトビウオのことをアゴと呼びますが、これは幼期に下あごが突き出たり、下あごに長さや形がさまざまなヒゲがあることに由来すると考えられています。

●七夕の願いごと……七夕の願いごとを書く短冊は歌で五色の短冊と歌われています。その五色とは中国の陰陽五行説に基づいた、東・春を表す青、南・夏を表す赤、中央・土用を表す黄、西・秋を表す白、北・冬を表す黒です。昔は紙の原料となる梶の葉に、芋の葉にたまった露で墨をすって願いごとを書くと、願いが叶うといわれたそうです。

●薬玉……笹竹を美しく飾ります。薬玉は元は五月五日の端午の節供に邪気を祓い、長命を願うために、ショウブやヨモギで作られたものでした。

●七夕の笹竹飾り……中国では七夕に笹や竹を使うことはありませんでした。日本でも室町時代になって梶の木に歌の短冊をつけることは行われていましたが、現在のように竹を用いた文献上の記録は「太平記」(1370年ごろ)がもっとも古く、盛んに行われたのは江戸時代に入ってからだそうです。寺子屋の普及とともに、習字や勉学の上達を祈って広まりました。

●マトリョーシカ……ロシアの民芸品の木製の人形。マトリョーシカは女性の名前マトリョーナの愛称形で、「マトリョーナちゃん」という意味です。頭にはプラトークと呼ばれるネッカチーフを、体には民族衣装のサラファン(ジャンパースカートの形の服)を付けた、ロシアの庶民の娘の姿が基本です。胴で上下に分かれ、中から同型の小さなものが順に出てくる入れ子式になっています。日本のこけしのデザインやだるまの入れ子のアイディアから1890年代半ばにモスクワの工房で考えられたとされています。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、ポプラディア(ポプラ社)、えごよみ事典(平凡社)、おりおりに和暦のあるくらし(角川書店)、日本人のしきたり(青春出版社)、和ごよみのあるくらし(大泉書店)、ふるさと自慢北の夏まつり(東京経済)、植物と行事(朝日新聞社)、図説 日本の人形(東京堂出版)、KO・KE・SHI人形。(ピエ・ブックス)、マトリョーシカ大図鑑(二見書房)、七夕星まつり(ポプラ社)、きょうは何の日?(毎日新聞社)、魚介ウォッチング図鑑(思索社)、サカナの雑学事典(新人物往来社)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。
第3回は、生涯学習セミナー講師など国内外の団体でご活躍され、教育活動の一環として折り紙を取り入れ、コミュニケーションの大切さを提唱している茨城県の鈴木恵美子さんです。

四角い紙から生まれる丸い人間関係~折り紙で楽しい紙ニケーション~ 鈴木恵美子(茨城県)

原稿依頼のご連絡をいただき身が竦む思いがしましたが、「介護体験の中での折り紙や、日頃の活動体験を」とのことでしたので、肩の力を抜いて書かせていただきます。
「時間がとれない!」でも「折り紙をしたい!」介護をしていると、折り紙をしたくても、なかなか時間が取れません。いつもポケットに折り紙を入れておいて、工夫をして楽しみました。犬を散歩させる時も、なるべく手元を見ないように折りながら歩きました。夜中、疲れているのに目がさえて眠れない時に、起きて折るとますます目がさえるので、布団の中で目をとじて手探りで折りました(おかげで全盲の人が折り紙をするときの気持ちが少しはわかるようになりました)。また、花束を作りたい時、茎、ガク、葉まで折る時間が取れない時は、造花を100円ショップで買い、花部分だけを抜き取り、折り紙の花とすげ替えました。これが意外に好評で、介護をしていない人からも喜ばれました。自作のツイストローズを高齢の方や障害のある方に講習する時、なかなか半捻り状態を理解できない人には、特殊なお助けグッズを用意します。この筋をつけたグッズに紙を入れ、一緒に折ると自然に楽しく半捻りができます。このようにどんな時にも「楽しみたい」と思うと、工夫する心が生まれて、折り紙で楽しいひと時が過ごせるものです。「介護」の中でもストレスが溜まりません。

施設で喜ばれる「折り紙フラワー」
施設にいる方々は外に出る機会が限られていて、存分に四季の花々を楽しむことはできません。また、自分でお花の水を取り替えることができない方も多くいます。病院にお見舞いに生花を持って行っても断られることもあります。ある作品展で青色のツイストローズの作品の前で杖をついてずっとたたずんで見ている方に「お疲れになりませんか?」と声をかけると「なんとすてきなバラでしょう。こんなのが折れたら白血病で入院していた姪に持って行けたのに……、生花持込は禁止の病室でした」と涙を浮かべ、亡くなった姪御さんのことを話してくださいました。
老人施設の食堂に折り紙のコスモスの花束を持って行った時のことです。それまで、おしゃべりをしたり、笑ったりしている姿を一度も見たことがなかった人が、コスモスの花束を見て「ワーッ、きれい!」と言ったのです。心の中で「この人お話ができたんだ!」とさけびました。「折り紙で紙ニケーション」が生まれた感激の一瞬でした。
「いやされる折り紙ですね…」私の好きな分野は「素材を楽しむ折り紙の世界」です。15年程前からメッシュ折り紙、木の折り紙など新しい素材を取り入れて発表しています。2年程前からは鳥取の「いなば和紙」の房安寿美枝さん(いなば支部長)が、作品に合う「和紙リバーシブル」を何種類も開発してくださって、皆さんから「こんな折り心地良いリバーシブルは初めて! いやされます」と喜ばれ、素材を楽しむということは折る人も、見る人も心がいやされるということを感じています。メッシュの八下田織物の八下田章一さんに、「ラメ入りのメッシュができないかなあ。できるとコサージュに良いんだけど」、また南海プリーツの吉波忍さんに、「布の『つなぎツイストローズ』できないかな~ドレスになったらパリコレ級ですね」と言う私のつぶやきに、最初はお二人とも「難しいですね」とおっしゃいますが、月日をかけて挑戦し、夢をかなえてくれています。物づくりにかかわる皆さんには「よりよいものを作り、喜んでもらいたい」という職人気質を感じます。折り紙を折る方々も、同じ心ではないでしょうか。
「さわやか家庭共育セミナー」の講師として日本で一番古い(創立105年の)社会教育団体の特別講師として、各地をまわっていますが、行った先々で「折り紙の力」を感じるエピソードが生まれています。小学校に呼ばれた時は「おはなしを15分、じっと聞いていられない子がいます……」と、2時間のおはなしを聞いていられるか心配した先生が、その子の態度の変わりように驚き、目を見張っていました。後で聞いたところ、家庭に問題があって、心が荒れて暴力的になってきたのをなんとかしたいという思いで、私への依頼になったのでした。
セミナーや講演会には教育相談に携わっている人や、障害児をお世話している人もよく参加されますので、簡単な折り紙の実技も取り入れます。そのような時は折り工程を替え歌にしたり、物語風にして進めることもあります。心を閉ざしている人も「歌う折り紙」「おはなし折り紙」そして「素材で楽しむ折り紙」の世界に接して心を開き会話が生まれています。

ワールドオリガミレポート
インドに咲いたツイストローズ・明日仁美(インド)
10月17日(日)~24日(日)、私たちOrigami Oritai, India(Oritai=折りたい、折り隊)は、誕生1周年記念として、Japan Foundation(国際交流基金)デリー事務所のご協力のもと、鈴木恵美子先生をお迎えして、盛りだくさんの展示・講習会を開催しました。大使館ご招待による英・米・カナダ・ベルギー・中・韓・日の計7か国の国籍の人が参加の会、インド人いっぱいの会、校長先生やお母さん方も熱心に参加の日本人学校、日本語を教えるインド人教師の会、そしてわが Oritai だけの特別講習会! とスケジュールびっしりの中、「Thank you」の嵐が吹き続けた1週間でした。恵美子先生の「笑み」と面白トーク、様々な素材(布、メッシュ、木、リサイクル紙など)を使ったビックリ&エレガントな作品のオンパレードに参加者全員が魅了されていました。通訳としてずっとおそばにいられて本当に幸せな1週間。またの機会が待たれてなりません。
講習していただいた作品はいろいろありますが、「お話&折り紙」「歌う折り紙」(キツネ、エンゼルフィッシュ、はばたく鳥)や、先生の代表作「ツイストローズ」を直接習うことのできた私達は本当に幸せいっぱいでした。今回の恵美子先生のインドへの「折り紙の旅」でまかれた種は、この異国の地インドでどんな花を咲かせてくれるでしょう。これからがとても楽しみです。

<読者の広場>
●総体参加記念品のミニチュア花笠 金城和美さん(沖縄県)
この花笠は、「沖縄美ちゅら島総体2010」なぎなた部門に参加する選手、監督、役員を歓迎して制作したものです。
なぎなた沖縄連盟より折り紙で沖縄県をアピールできるものを、との依頼があり、歓待の琉球舞踊「四つ竹」で使う「花笠」のミニチュア版を制作しました。各都道府県持ち回りの高校総体(インターハイ)は47年に1度ということもあり、趣味の折り紙がお役に立てるならということで一人で大変盛り上がっておりましたが…… 実際は数量も多く、メンバー調整や、材料購入、制作日程の打ち合わせや講習、完成作品のチェックなど、半年もかけたプロジェクトになってしまいました。800~900個という数もさることながら、記念品としての見栄えも考慮したこともあり、華やかな作品に仕上がったと思っております。これもひとえに制作に関わったメンバー(折り紙サークル「久寿の会」)のチームワークの賜物でもあります。幸い、なぎなた競技部会の参加者や関係者の方々に大好評との報告をいただき、メンバー共々喜んでいます。競技でも地元の選手の活躍で団体・個人の部で優勝するという快挙もあり、この取り組みが報われたと感激しております。

●ランドセル、かわいくて! 坂本整子さん(香川県)
ランドセルは「428号」の編集雑記を読んで、あそび心で折り始めました(ちょうど2月に丹羽兌子先生に教えていただいて、かわいくて!)。こんな時、“おりがみ”が心を少しでもなごませてくれたらと思います。

<428号の感想>
『428号』届きました! すごいすごい!!驚きです。BSじゃないけどかなりのパワーアップで、内容も濃く、前より見やすい! 新事務局への途中の写真も大変親切です。ちょっとぜいたくな1冊になりましたね。カラーページの構成も素敵です。毎回新しい作品と情報、笠原さんなどのすばらしい傑作作品も見られるので満足です。「コアラ」ちゃんの眠そうなポーズ、いいですね。思わず微笑んでしまいます。(埼玉県 青柳祥子さん)

『おりがみ』が新しく変わり、ビックリしました。ページのワクは、ページがより小さく感じられます。新聞でも字がだんだん大きくなっているのに、私たちが“たより”にしている折り図が小さくなってはどうかなと思いました。 (埼玉県 岡野京子さん)

私は☆の作品と本誌の一部の作品しか折ることができません。☆マーク以外の作品が完成しますとホッとします。折りやすい作品を増やしてください。孫娘が4月から1年生です。今月号の新学期の特集、その孫と一緒に折りました。「コアラ」と「ものいれ」を折りました。「ものいれ」は覚えるまでうれしそうに折っていました。(高知県 楠瀬悦子さん)

月刊『おりがみ』の感じ、ずいぶん変わりましたね。新鮮です! タイトルや折り図が見やすく感じます。新事務局の様子なども興味深く見せていただきました。「会員専用図書室」もあるんですね。いつかお邪魔したいものです。(熊本県 三浦順子さん)

『4月号』を受け取り、変わったのにびっくりしました。ページ数も前号に比べると10ページ増加、カラーページも2ページ増加し、その分レイアウトにゆとりができたのはよかったと思います。各ページのデザインも一新され見やすくなりました。ただ残念なことはページ数が増えたのに折り図のページ数が前号に比べて3ページも減ったことです。新学期号の作品はどれも楽しい作品ばかりで、みんな折ってみたいと思います。最近は福祉関係でお年寄りと一緒に折る機会が多いので、簡単で折りやすく形のよい作品もいろいろ紹介していただくとありがたいです。(神奈川県 河田康夫さん)

「おりがみガーデン」の折り紙のクリスマスカード、年賀状、どれもステキです。私も挑戦してみたい気持ちです。「折り方の記号」のページは毎月、目にすることで確かなものとなり、楽しく折り進めることができています。(鳥取県 村上栄子さん)

連載「和紙の里めぐり」がよかったです。50代のころ、石州和紙の里・島根へ旅しました。また行ってみたいです。元気だったら……。「ツマトリソウ」もよかったです。解説もいいですね。最近、興味を持っているのは星座の色を見ることです。日本中、3月~4月にお雛様が飾られていますが、例年のこととはいえ日本人はよく保存していると毎年感心します。(岩手県 長谷川静子さん)

先月号の予告で「ランドセル」の折り方が載るのを知り、楽しみに待っていました。今年お孫さんが入学する知人に「ランドセル」と『413号』の「虎」(郷原利夫さん)を送って喜ばれました(タイガーマスクのつもり?!)。レイアウトが変わり、前より見やすくなりました。「はみだしNOA」を見るのが楽しみだったので、「おたより」のページにまとめられて見やすくなりました。
(鳥取県 高階圭子さん)

38ページの「Piazza NOA読者の広場」、25~33ページの花の4作品がよかったです。誌面が変わって新鮮な感じがしました。できるなら図を大きくしてほしいです。最近、ハーブの香りとハーブティにはまっています。(大阪府 山田充代さん)

新しくなったオフィスはいかがですか? 『おりがみ』も大幅に変身でビックリしました!! みなさんに折り紙を楽しんでいただけるよう、ますますがんばってください!!
(広島県 ハーレー静代さん)

「名ふだ」がよかったです。「ランドセル」がかわいく、いろんな色で折って飾りたいです。2月~3月にかけてはお雛様を折っていますが、タペストリーにしてみました。ちょっとちがった飾り方で人気がありました。(千葉県 素 敏江さん)

「428号」に井上和子さんの記事を掲載いただきありがとうございました。彼女からははずんだ声で喜びの報告がありました。今月号ほど月刊誌が届くのを待ちわびた月はありませんでした。3月に入ってやっと届きました。(大阪府 川口和子さん)

「スタンドポケットユニット」、「ものいれ」、「なかよしケース」、「花水車」、「風見花と植木鉢」、「ツマトリソウ」、「Flower」、「小さい折り見つけた! 折染紙」がよかったです。震災で被害に遭われた方々に思いをはせながら折り紙をしております。
(東京都 阿部道子さん)

「ランドセル」が本物に近い仕上がりで、人にプレゼントするのに最適でした。飾れるだけでなく、使える折り紙も多く、とてもよかったです。昨年9月より自宅で折り紙教室を始めました。まだ少人数ですが、お子さんたちと楽しく折り紙をしています。
(神奈川県 山口美由紀さん)

新学期の始まりに向けた特集の作品にチャレンジしようとしていたところで地震に遭って、チャレンジできなかった。毎月新しい創作折り紙があり刺激になる。会社の受付に置く作品にチャレンジしたい。(茨城県 松井 修さん)

<みんなの作品展>
作って遊ぶおりがみ教室 宮本眞理子さん(長崎県)
昨年から長崎市科学館のイベントに折り紙の展示や体験教室を通じて協力していましたが、折り紙が大変な人気だということで、今回、2月19日(土)・20日(日)、科学館恒例イベント「第26回スターシップフェスタ」でのブースのうちの一つ、折り紙ブース「作って遊ぶおりがみ教室」を頼まれました。そこで、このイベントのサブタイトル「エジソンに続け!」にちなんで、作って遊ぶだけではなく、ホログラムや明かりのコーナーも設け、チャレンジコーナーには、ミウラ折りや連鶴の折り方も特別に配し、山折りや谷折りのこともよくわかるように配慮しました。また、『秘伝千羽鶴折形』復元展示コーナーでは、実物を初めて見る方ばかりで、日本の折り紙のことや和紙のことなども説明を求められました。作ったもので遊ぶゲームコーナーには、目盛りも用意しました。トントンずもうも円盤ゴマも、どのコーナーも子どもだけではなく、大人もすっかりはまって楽しんでいただけたようでした。チャレンジコーナーは、順番待ちも出るほどの人気でした。
科学館では、2日間合わせて予想をはるかに超えて4900名の来場があったということでした。各コーナーの準備は科学館の職員さんの協力でできました。とても楽しくにぎわって、折り紙も紹介できたイベントでした。

高知グランディール結婚式場での折り紙作品展 武内捷子 さん(高知県)
高知新聞社より「高岡高新文化教室の折り紙作品展をしましょう」とお声をかけていただき、昨年9月から10月末まで、高知グランディール結婚式場で展示をしました。お友達、知人、また遠路わざわざ徳島市より来てくださった講師の吉田和子先生、矢部スミ子様、本当に皆様ありがとうございました。 最終日には「クリスマスサンタ」の講習をすることができました。とても立派な会場で展示できましたことを嬉しく思います。当館の社長様にも「折り紙がこんなにすばらしく、美しいものであることを、あらためて感じました」と嬉しい言葉をいただきました。お客様もたくさん来られました。趣味で始めた折り紙、「喜怒哀楽」私の人生です。

公民館で作品展 坂本君江さん(千葉県/シルバー寺小屋折り紙勉強会 代表)
前年に引き続き白井公民館(千葉市若葉区)に招待されて、2010年11月13日(土)・14日(日)に、日頃勉強した作品を展示しました。隣が絵手紙の展示だったので、相乗効果でゆっくりとご覧いただけて、いろいろな感想が聞けて参考になりました。球団のスローガンが“和”だった千葉ロッテの優勝もあって連鶴の「和」(菅本トシ子さんデザイン)も好評でした。くす玉「ループ」を金平糖ぐらいの大きさにしたところ興
味を持たれた人が多く、展示の一角での「いっしょに作ろう」コーナーも喜ばれました。どれも原作者の方に感謝をこめて折り伝えました。

Art Beat~奏でるアート~開催 東海林伸嘉さん(東京都)
2月26日(土)から3月13日(日)に、杉並区西荻窪にあるソーヤーカフェで、私(折り紙)を含めた様々なジャンルの作家が8人集まり『Art Beat~奏でるアート~』を開催しました。会期中に東日本大震災がありましたが、無事に最後まで終えることができました。作品は1人4点ずつ、音楽を題材にしたものを、CDのジャケットサイズで制作しました。会場は音楽を聞きながら作品を鑑賞できる落ち着いたお店です。お店の壁に8人の作家の思いのこもった作品がずらりと並び、それが流れる音楽に合わせて踊る音符のようで、賑やかで楽しげな展覧会になりました。
今回はほかのアーティスト同様に展示販売という形式をとったので、今までとは違い、見ていただく、そして買っていただくということを意識して創作をしました。初めての経験だったので、結果がどうなるか不安でしたが嬉しいことに2点も買っていただくことができました。たくさんの人に自分の作品を見ていただけて、とてもいい経験になりました。一緒にがんばった井上君、小山内さん、川又さん、齋藤君、鈴木さん、種村さん、建部さん、どうもありがとう。自分一人ではここまでがんばれなかったと思います。また、このような機会があれば、やってみたいと思っています。

「和紙の里めぐり」(新連載)阿波和紙(徳島県吉野川市山川町)
~四国最大の川、吉野川の流域では古くから天然藍の栽培がさかんでした。藍染布の技術は、和紙へ応用されました。~

<気候・風土>
徳島県は山地が多く(全面積の約8割)、南は温暖湿潤な太平洋側気候、北は温暖乾燥の瀬戸内気候、一部は冷涼・湿潤な山岳気候(剣山周辺)も含み、複雑な気象特性になっています。古くから南では漁業が盛んで、木材が豊かな産出量を誇っていました。室町時代になると、吉野川流域で藍の栽培が増えました。度重なる洪水で肥沃な砂地ができ、その砂質土の畑が藍作に適していたのです。

<紙の歴史>
阿波和紙の始まりは、今から1300 年ほど前のころ、忌部族という朝廷に仕えていた人達が、徳島県麻植郡山川町(現在の徳島県吉野川市)の地に入り、麻や楮を植えて紙や布の製造を盛んにしたとの記録が平安時代初期の歴史書「古語拾遺」(807 年)に見られ、以来、忌部族の始祖、天日鷲命(あまのひわしのみこと)を紙の始祖神として崇め祭ることにより、その技術が伝承され現在に至っています。
江戸時代には、阿波藩の藩札や奉書、画仙紙などの御用紙のほか、特産の藍を使った藍染和紙により全国にその名が知られるようになりました。1889(明治22)年のパリ万国博にも出品され、時代と共に暮らしの中へしっかりと根を下ろし、紙漉きの戸数も明治の最盛期には吉野川流域に500 戸、当時川田川流域に200戸を数えました。しかしながら、明治から昭和へ、特に戦後の日本が突き進んだ洋風化の波の中で、日常生活での必需品は洋紙へと移行し、和紙が創り上げてきた伝統的生活文化は、日々の暮らしから切り離されつつあるのが現状といえます。

<紙の特徴>
髪の髻(もとどり)(髪の毛を頂に集めてたばねた所)を束ねるために使われる元結紙や畳紙が染紙として生産され、その素朴な味わいが好まれました。近年では版画や絵画用などアート用和紙に加え、デジタル印刷の需要に応えるべくインクジェット用和紙やオフセット印刷に対応できる和紙の開発が進んでいます。阿波和紙では時代の流れと人々の生活様式、またそれに伴ったニーズをいち早くキャッチし、和紙の伝統文化を守り
継承するだけでなく、「新しい素材の作り手」としてさまざまな技法の開発、素材の研究活動を行っています。

<製法(材料、技術)>
楮が主原料ですが、三椏、雁皮なども使用します。地元特産の藍を使った染紙が多く作られました。藍には防虫効果があります。また、黄蘗(黄色の染料)や千振を使って染めた紙にも防虫効果があり、記録用紙として使われました。現在、藍染加工は「建染法」によって生産されています。これは漉き上がった白和紙を繰り返し藍汁の中に浸すもので、藍一色のものから花柄などの模様にも加工できるという画期的な方法です。

<阿波和紙伝統産業会館について>
阿波和紙の啓蒙と継承を目的とし、1989(平成元)年に(財)阿波和紙伝統産業会館が設立されました。地元の方々と和紙を通してふれあいの場を持つことはもちろん、海外のアーティストを受け入れての作品制作の援助を積極的に行ったり、毎年阿波和紙の技法を伝える手漉き和紙研修会を行い、国内外からの参加者に阿波和紙の魅力をお伝えしています。また和紙に関する作品の展示会を行い、その多様性と美しさを多くの人に知っていただけるよう活動を続けています。
(アワガミ・ファクトリー 藤森 静)

【支部だより】
三支部合同勉強会開催 竹尾篤子/奈良県 奈良支部「あきしの」支部長
第10回3支部(奈良、神戸、吹田)合同勉強会を2010年10月30日(土)と10月31日(日)の両日、三田市(兵庫県)の山西福祉記念会館「悦よろこび」にて開催いたしました。今回は、小宮はじめ先生をお招きして、2日間じっくり指導していただきました。小宮先生はていねいにわかりやすく指導してくださり、参加者全員大感激で熱心に折っていました。おかげさまで楽しい2日間でした。木下一郎先生(常任理事)にも参加していただき、みなさまと一緒に講習を受けてくださいました。井上富美子さん(故人)と3人で始めた3支部合同勉強会も、今は山本一彦先生(神戸支部副支部長)の指導の下、井上さんの後を継いだ神戸支部長の柴本厚子さん、吹田支部長の渡辺眞寿美さんと共にいつまでもこの3支部合同勉強会が続いて行くことを願っています。

小宮はじめ先生、おつかれさまでした
坂本整子 /香川県 香川支部「おりがみ KAGAWA」支部長
小宮はじめ先生は、2010年10月30日(土)~31日(日)に行われた「三支部お勉強会」の後、徳島県経由で香川県に入られました。同11月1日(月)と2日(火)の2日間、琴平公民館と善通寺の保育園・カナン子育てセンターで折り紙講習会を開催しました。写真は子どもたちとの楽しいひとコマです。その後は、鹿児島をまわられて「九州折紙コンベンション」に参加されたそうです。なお、徳島県では川崎敏和先生と、おいしい海の幸とお酒で盛り上がりました(2010年折紙シンポジウム in 香川で小宮先生とご一緒にセミをつかまえた写真が423号に掲載されています)。

思い思いの作品が集まった兵庫県民会館文化教室総合展
山本孝子/兵庫県 のじぎく兵庫支部「神戸国際おりがみ会」
2月4日(金)~2月6日(日)に兵庫県民アートギャラリーで行われた、兵庫県民会館文化教室総合展に参加しました。今回は参加者全員パネルに仕立て、多くの方々に見ていただきました。テーマを「アラカルト」と題して、それぞれが思い思いに作品を作り上げました。キャラクター、四季折々、パッチワーク、キルト、紙芝居、卒業祝いなど、たくさんの作品が展示されました。特に支部長の石橋美奈子先生が手がけられた東京消防庁マスコットの「キュータ」(写真)は大好評でした。ワクワクした3日間でした。いつもながらほかの方々の作品を見せていただき、折り紙のもつ不思議さと面白さと楽しさを、また難しさを感じています。月1回の集会日には毎回和気あいあいと楽しい時間が流れています。

多彩な作品を展示「阿倍野市民学習センターグループフェスティバル2011」
梅本吉広/大阪府 大阪支部「日本折紙協会なにわ・みおつくし会」支部長
ここ数年で大阪支部の会員の数が40人を超え、毎月の定例会の会議室が手狭となり、会員を制限せざるをえないほどの盛況ぶりとなっています。
今年も3月5日(土)・6日(日)、阿倍野市民学習センターにて、「グループフェスティバル2011」が開催されました。
大阪支部は当センターにて、月2回の研究会と定例会を開催し、会員相互のレベルアップを図るとともに、地域の文化発展に寄与しています。
今回のフェスティバル会場では一人数点の作品を展示しました。今年の干支のうさぎの作品やユニット作品、連鶴の作品、暮らしを彩るさまざまな花の作品、紙だけでなく素材を工夫した作品の展示がありました。今回はデビッド・ブリルさん(英国)創作の「ダブルスター」だけは触ってよいことにし、形の変化を楽しんでもらいました。また支部の事務局長の秦 康雄さんの折り鶴「桜華」の作品が人気となり、臨時の折り紙教室が開かれ、場所もないので教える方も教えられる方も立ったままでの講習となりました。近隣の参加だけでなく、滋賀県や外国の方の参加もあり、盛況のうちに終了しました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「6月の日めくり」
6月は日本では祝日がない月ですが、記念日はたくさんあります。特集では、作品紹介を日めくりのこよみ仕立てにしてみました。「今日は何の日?」と考えながら折りましょう。
雨の多い季節ですが、夏至もあり、昼の時間が長いのも、この月です。家の中でゆっくりと折り紙をするにはぴったりの季節かもしれませんね。あした、天気になあれ。

おってあそぼう!☆ケースとトビガエル・川手章子
殻がハートの形のちょっとおしゃれなカタツムリができました。あなたの大切なメッセージを運びます。そういえば、シドニーのニューサウスウェールズ大学でおりがみワークショップをしたときに男子学生から、彼女にハートのおりがみをプレゼントしたいのでハートの折りかたを教えてくださいとそっと聞かれたことがあります

①はあとでんでん・青柳祥子
ぱっくり開いた桃を両足で突っ張りながら立ち上がる元気な男の子はもちろんモモタローさん。日の丸の鉢巻きも自分で結べたのですね、お利口さん!

②長グツの女の子・川手章子
雨ガッパを着て、長グツをはいている女の子に思いました。長グツの表現をどうしよう…
と思った時、足の部分を90度に折って立たせてみようと思いました。雨の日も平ちゃらな女の子のようです

③☆あじさいコースター(がくあじさい)・住田則子
うっとうしい雨の日でも、こんなコースターでお茶でも飲んだら楽しいかも。もちろん花として飾っていただいても。とても簡単なので、折り紙が苦手な方でも大丈夫。ぜひ折ってみてください。

④ギター・津田良夫
実物のギターにできるだけ近い構造を心がけて創りました。紙の裏面をジャバラに折って、できた6つの山線で弦を表現し、ヘッドにつなげるという構造は実物に近いものです。正方形用紙で折れないものかと思っています。

⑤琵琶法師・伊藤由麿
琵琶の「さお」の部分が細かくなってしまったので、24cm角くらいの大きな紙で折ることをおすすめします。腕の部分は糊で固定した方がいいかもしれません。

⑥Libra(てんびん座)・マーク・ボライソ
後半のてんびん皿を折る工程で、紙の厚みなどのため折り図の形のように折れない場合もありますが、うまく調整しながら仕上げてください。(編)

⑦ダイヤモンド・小宮はじめ
ブリリアントカット(58面体)を目指して考え出したものです。裏面で設計をして表面に必要な線を転写するという技法です。少々手がかかりますが完成した時にはそれだけの満足感があると思います。くみあわせ上部はのりづけした方がしっかりします

⑧☆砂時計・浅井かづゑ
目に見えない時の流れを切り取って眺めていられる砂時計は、私の好きなもののひとつになっています。折り紙でも表現してみました。砂時計のくびれた部分を「蜂の腰」というのだということを知ったのはつい最近です。

⑨スピノサウルス・松野幸彦
ヒントは、知り合いのお子さんの谷野桜子ちゃん(当時11歳)作の「簡単に折れる鶴折りからのオルニトレステス」です。

⑩タペジャラ・松野幸彦
作者の松野さんはこの作品のバリエーションで、「ケツァルコートルス」(左)と「プテラノドン」(右)も創作されています。(編)

⑪アイロン・青木良
うらが銀か黒の両面おりがみで折ると、よりアイロンらしくなるでしょう。このアイロンは、はじめにホバークラフト(写真小左)として折ったもののアレンジなので、舟のように中が空いています。「419号」の水上バイク(写真小右)も同じくアレンジ作品で、3つとも構造が同じです。

ミニ知識
●衣替えの日……季節の変化に応じて衣服を着替えたり、調度を改めたりする日です。明治時代以降、職場や学校など制服を着るところでは一般的に6月1日と10月1日を「衣替えの日」としています。もともとは平安時代の更衣と呼ばれた宮中行事から始まった習慣です。なお、新潟県や長野県などには6月1日を衣脱ぎ朔日といい、夏服を着て神詣もうでをする風習があるそうです。

●プロポーズの日……6月第1日曜日。2011年は6月5日。6月に結婚する女性は幸せになれるというヨーロッパの言い伝えのジューン・ブライドの月にちなんで、NPO法人全日本ブライダル協会会長の、ファッションデザイナー桂由美さんが1994年に提唱しました。

●かえるの日……6月6日。カエルの鳴き声「ケロ、ケロ」の語呂合わせから「かえる友の会」の会員で、作家の矢島さらさんが1998年に提唱しました。「かえる友の会」は埼玉県蕨わらび市にある河鍋暁斎記念美術館内に事務局があります。河鍋暁斎は江戸時代末期から明治時代を生きた画家で、蛙好きで蛙の絵をたくさん残しています。

●邦楽の日……6月6日。習いごと、芸事は6歳の6月6日から始めると上達するという言い伝えにちなんで、東京邦楽器商工業協同組合の前身である東京邦楽器商組合が1985年に制定しました。同じ理由で6月6日は、1970年に全国楽器協会が制定した楽器の日ともなっています。

●時の記念日……6月10日。1920年に時間の貴重さを思い、時刻を守る生活を徹底させるために制定されました。天智天皇の時代、中国で発明された水時計の漏刻を置き、時刻制度を始めた671年4月25日を新暦に直すと6月10日であることにちなんで制定されました。

●入梅……昔の暦の雑節のひとつで6月11日ごろ、梅雨入りのことです。実際には気候や地域によって梅雨入りは変わります。梅雨の雨は田植え前後の稲にとって恵みの雨となるので、梅雨入りを知ることは農業をする上で重要です。そのため、江戸時代に暦学者が目安として暦に設けたといわれています。

●恋人の日……6月12日。ブラジルで始められた行事です。女性の守り神で、縁結びの神の聖アントニウスの命日の前日、恋人同士や夫婦間でこの日が祝われ、贈り物を交換します。日本には1988年に全国額縁連合組合がこの習慣を導入し、フォトフレームを贈りあう日として宣伝しています。

●父の日……6月第3日曜日で、2011年は6月19日。父に感謝する日としてアメリカで始まりました。

●ドレミの日……6月24日。1024年6月24日、イタリアの修道士が洗礼者ヨハネ祭のための聖ヨハネ賛歌を合唱隊に指導した際、その曲の各小節の最初の音が1音ずつ上がっていくことに気付いて、ドレミの音階ができる元となったことにちなんでいます。なお、ドレミの歌は1959年に初公演のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、ヒロインのマリアがトラップ家の子どもたちにドレミの音名を教えるためにギターに合わせて歌った歌です。

●琵琶法師……琵琶はビワの形の胴に先の折れ曲がった竿さおを付けた、4~5弦のアジアの弦楽器です。古代ペルシアを起源として、日本には奈良時代に伝わりました。琵琶法師は琵琶を弾きながら歌謡や物語を語り歩いた盲目の芸能民で、祈祷によって怨霊や祟りを鎮める民間の宗教民でもありました。平安時代から存在したとされ、鎌倉時代には「平家物語」を盛んに語りました。第二次世界大戦後、急速に数を減らし、1980年代には、
琵琶の弾き語りで生計を立てていたのは熊本県の山鹿良之さん(1901~96年)ただ一人でした。

●天秤座……黄道12星座のひとつで、乙女座と蠍座の間にあり、明るい星はありませんが、古くから大切にされている星座です。3000年前には、秋分点がこの星座にあり、太陽がここに来るころ、夜と昼の長さが同じになることから、天秤座ができたと考えられています。6月下旬から7月上旬にかけて、夕方、南の中天に見える星座です。長四角を作る4つの星が特徴で、下方の2つが天秤皿に当たります。なお、星占いでは9月24日から10月23日生まれの人の星座に当たります。

●ダイヤモンド……ラテン語のadaman(t 硬い石)の頭部aが取れた形が語源です。純粋な炭素の結晶物で、天然でもっとも硬い物質です。高温で高圧の地下100km以上の深いところにあるマントルの中で誕生するといわれています。ダイヤモンド婚式とは結婚60年目または75年目のお祝いです。ダイヤモンドには身に着けたときの状態を封じ込める強い力があると考えられています。

●ガクアジサイ……日本原産の花で、花の名前は、花の周りを白いがく片を持った装飾花が額縁のように囲んでいるところから付けられています。

●スピノサウルス……全長17mでティラノサウルスより大きいとされる肉食恐竜で、白亜紀前期から白亜紀後期の初め存在したとされています。スピノサウルスとは「トゲを持つトカゲ」の意味で、ワニのような顔と2mの高さの背中の帆が特徴です。歯もワニ型で丸い断面をしていて、魚などを食べていたと考えられています。帆は体温調節や異性への自己アピールなどさまざまな役目があったそうです。

●タペジャラ……名前は「古い生き物」という意味で、白亜紀後期に存在したと考えられています。大きなトサカと短い尻尾が特徴の翼竜ですが、どうやって飛んでいたのかはまだ謎だそうです。

●砂時計……大きさや形が揃った、湿り気のない砂粒を、容器の中の小さな穴を通して落として時の経過を計る装置。古代エジプトから利用されていたとされていますが、現在のようなひょうたん形のガラスの容器に入れたものを上下を逆にしながら繰り返し使う形は14世紀ごろにヨーロッパで生まれ、17世紀に日本に伝えられたと考えられています。なお、島根県大田市には1トンの砂を1年かけて落とす、世界最大の砂時計があり、毎年大晦日の夜に108人の住民でひっくり返すそうです。

ミニ知識参考図書:年中行事事典(三省堂)、暮らしの歳事記(講談社)、くらしとあそぶ自然の12か月(岩崎書店)、和のしきたり(日本文芸社)、春夏秋冬えごよみ事典(平凡社)、記念日・祝日の事典(東京堂出版)、話のネタ本 この日何の日(秀和システム)、図説 花と樹の事典(柏書房)、琵琶法師─〈異界〉を語る人びと─(岩波書店)、恐竜図鑑(主婦の友社)、ヒサクニヒコの恐竜図鑑(ポプラ社)、恐竜の大常識(ポプラ社)、たたかう! 恐竜大ずかん(辰巳出版)、恐竜(学研)、みんなが知りたい! 恐竜のことがわかる本(メイツ出版)、鉱物 地底からのたより(あかね書房)、星座 夜空の四季(小学館)、ポプラディア(ポプラ社)、世界大百科事典(平凡社)、日本大百科全書(小学館)

新連載【新・福祉と折り紙】

子どもの心を育み、閉じた心の窓を開く折り紙(2)渡邉道子(静岡県)

旧エンバーソン邸折り紙の会(2)
ある日曜の午後、二組の家族が来室しました。どちらも父母と姉妹という構成です。双方の父親は、遠慮がちに「僕はいいです」とおっしゃいます。「折り紙、もう忘れたなあ折ったことないと思う」など。せっかく家族揃ってテーブルに着いたのですから楽しんでいただきたく、「初めての方でも折れますから、どうぞ」と勧めると、お父さん達は渋々うなずいて、参加されることになりました。折り進むうちに、「あら? うちのパパが“○○ちゃん”と声をかけると向かい側の子が返事をするわ」と母親が気付きました。同時に「もしかして同じ名前?」。浜松市と愛知県から来られた二家族は「偶然ですね」と言いながら握手を交わし、両家族が協力し合って、素晴らしい作品ができあがりました。父親はどちらもすっかり夢中になっていました。「家族で一つのことに取り組めて有意義な時間をすごすことができ、参加してよかったです。ありがとうございました」とおっしゃって、それぞれの家族は楽しそうに会話しながら帰られました。
日本の父親の大半は仕事一辺倒で家族の世話や育児は母親任せでしたが、近頃は核家族化も進み、色々な面で父親の家族への協力や育児参加が増えてきています。喜ばしいことです。折り紙は「家族の絆」を深めます。「旧エンバーソン邸折り紙の会」は、watanabeおりがみセラピー(当時。現折紙ワークかがやき)を立ち上げて最初の活動でした。国内外を問わず様々なところから、様々な環境の方々が来場されました。家族(親子)での来場も多く、もちろん折り紙を楽しんでいただくのが第一でしたが、私にとっても、家族という(環境や関係性といった)システムを考える良い機会になりました。

カウンセリングと折り紙
家庭教育相談員という立場から、家族カウンセリングの時に折り紙を道具として取り入れていますが、心の扉が開かれるのがとても早いのに驚かされます。
いったん閉じた心の扉を開くのには、愛をこめ、心をこめて見守る訳ですが、とてつもなく時間がかかることがあります。
しかし、折り紙を道具として、一緒に折り始めますと、自然に会話が生まれ、笑いやユーモアまでが飛び出して、家族の一人一人の心がほぐれていきます。自分の意志で自分の手で折れた作品は感動ものなのでしょう。「もっと折りたい」ともよく言われます。このように家族全体の生活能力といいますかエネルギーがパワーアップされると、家族の問題も乗り越えやすくなります。好きな色をたくさんの色の中から選んでいただきます。最初はためらっていた方も、次第に笑顔になり、夢中になって、好きな色探しをされます。心が閉じているときは、自分自身の好きな事や物、色などを意識できない状態におかれていますが、このように好きな色探しはとても効果があります。それに続いて、紙の感触、手ざわり、紙の音を感じてもらいます。そして、折り方を教わりながら折り進めていき、平面が立体になっていくときの期待感や感動は心の薬となるのです。
折り紙は、五感を養い磨きます。五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚のことです(味覚は作品を味わう、面白味を感じ取る、という解釈)。感受性が良くなり、物事の判断能力も向上し平常心を保ち、心のバランスを保つのに役立ちます。そして心が上向きになって明るくなります。「待つ」ということもできるようになります(待てるか、待てないかで人生の大半が決まるとも言われています)。待つことで、折り図を読み取る能力も育ちます。折る過程で、待てない人は、折り図を正確に読み取れません。
粗雑に折り、途中で投げ出してしまいます。待てる人は、ゆっくり、じっくりですが、しっかり折れています。上手とか下手とかではありません。待てるか、待てないかは、折る時の心構えにも影響します。五感を養い、磨くということは、心の成長を助けることなので、人間性の向上に役立つのです。折り紙のもつ大きな力によって、閉じた心を開き、成長させて、自分のことだけでなく、まわりを見ることもできるようになり、心のバランスも良くなります。今の社会ではともすれば忘れがちな、思いやり、優しさ、調和、愛などを育むことができる折り紙を、より良く、正しく、楽しく、より多くの人々に伝えていきたいと思います。

ワールドオリガミレポート
インドネシアを旅して・大橋美知子(石川県)
折紙講師となって7年目の私ですが、昨年9月27日(月)から10月2日(土)までインドネシアのジャワ島やバリ島に行ってきました。
2日目に石川インターヒューマンネットワークと西ジャワ州バンドンにあるインドネシア教育大学日本語学科の草の根交流に参加しました。日本文化のひとつとして折り紙を紹介してほしいと言われ、何をしてよいか迷いました。金沢支部の支部長の田中稔憲先生に相談しましたら、伝承のおひなさまがよいのではということで材料をたくさん用意していきました。結局120名の大学生が参加、スタッフ3名と私の計4名でがんばりました。これも金沢大学の研修生だったインドネシアのノフィア・ハヤティさんの仲介で実現し、外国で多くの方たちと折り紙を楽しむことができたことを感謝しています。
石川県金沢市の国際交流ラウンジで、海外から研修に来た方たちにも折り紙をお伝えして楽しんでいます。これからもがんばりたいと思います。

<読者の広場>
すみだ平和のメッセージ展に参加 相馬効子さん(東京都)
関東大震災と東京大空襲、2度の大きな災害を経験している墨田区では今年で20回目となる「平和を願う式典」が3月10日(木)墨田区役所にてとり行われました。11万羽の折り鶴で作った平和のオブジェ、今年のテーマは「東京スカイツリーを眺めながら平和を想う」。平和を象徴する鳩が区内にそびえ立つスカイツリーへ飛び立つ姿を表しています。墨田区民もこの20年間で22万人から25万人に、折り鶴も6万羽から15万羽と年々参加者も増えています。私たちも和カフェ「みづき」のお客さまを中心に1987羽を折り、寄贈することができました。
昨年は日本折紙協会も墨田区に移転、スカイツリーも今年中に外観は完成します(3月18日に634mとなり世界一の高さになりました)。どうぞスカイツリーの見学や協会にお越しの際にはぜひ足をのばして「平和のオブジェ」もご覧ください。墨田区役所1階に1年間展示してあります。
「平和を願う」式典の翌日、3月11日は東日本巨大地震が起き、とっても恐い思いをしました。被災地の皆さまのご苦労、悲しみ、慰めようもありません。犠牲者の方々のご冥福、心よりお祈り申し上げます。戦争、テロ、地震…。どれも二度と起きて欲しくありません。これからも折り鶴を通して平和の大切さを訴え続けて行きたいと思っています。

<426号の感想>
「支部だより」の有田焼の柄の折り紙はユニークですね。本物の器のように見えます。「津軽塗り」の柄があったらきっと楽しい作品ができると思います。折り紙に関するQ&Aコーナーなどあったらよいと思います。1月下旬に雪見列車「風っこ号」に乗って、「スコップ三味線」のイベントを楽しみました(スコップを三味線、せんぬきをバチにして演奏です)。(青森県 原子睦子さん)

「ひな段飾り15人揃」がよかったです。五人ばやしのならびの説明などを読んで再度お勉強になりました。本を受け取って、折って児童に伝承したいと思う作品がありよかった!! やはり10数年前からの基本が一番!!
(岩手県 長谷川静子さん)

先日は珍しい折り紙セットをお送りくださりありがとうございました。思いがけず大喜びです。また日本折紙協会が身近に感じられるようになりました。427号のペリカンのキュートさと作者の土戸英二さんのお人柄(お目もじ済みです)が重なって、思わずウフフと笑ってしまいました。ペリカン集団を作って皆にご披露しています。ほのぼのとしてお部屋が温かくなりました。
(大阪府 池上善子さん)

おひなさまの特集がよかったです。まず最初に「うさぎ雛」を折り、続いて笠原邦彦さんの「ひな段飾り」を折りました。初節句を迎えるお孫さんを持つ知人二人に鶴の八角形飾り」とおびな、めびなを組み合わせてプレゼントしました。千代紙や普通の折り紙を使いましたが、紙や大きさの違いでいろいろな変化をつけられて楽しかったです。来月号の予告でランドセルの作品を見つけたので楽しみです。
(鳥取県 高階圭子さん)

427号、この1冊に盛り込まれた数々の作品で、孫娘の通う小学校の図書室にひなまつりの飾りを折りました。ひな段飾り15人揃、屏風、雪洞、うさぎ雛、器その他魅力あふれる作品に時を忘れ、用事を忘れたフリをしてこの1週間、久しぶりに折り紙に没頭しておりました。ある人が「このごろの折り紙は競争ばかりしているみたい。楽しい折り紙がしたいのに」と言っていましたが、すべてのお教室を退いた今、折り紙ってこんなに楽しかったのだと改めて実感しています。ずっしりと重みを感じたこの1冊、私の永久保存版とさせていただきます。
(東京都 榎本京子さん)

<みんなの作品展>
第6回雛飾りお宝展 in 飯能に参加して・広田喜美子さん(東京都)
2月15日(火)から3月6日(日)、埼玉県の飯能市商店街連盟その他の主催で「第6回雛飾りお宝展 in 飯能」が行われました。町の活性化を目指して始めたそうです。明治、大正、昭和と蔵の中に眠っていたお雛様が町中に飾られます。時代によって顔形、表情が少しずつ変わっている様子もわかり、心が和みます。つるし雛も盛んで、飯能市指定有形文化財 店蔵絹甚(明治37年建築)には御殿雛が飾られ、つるし雛も所せましとたくさん飾られていました。案内マップがあり、参加店は桃色の旗が目印で、スタンプラリーもできました。
魚屋さんにはホタテ、はまぐり、あさり貝をちりめんで包んだつるし雛が飾られ、パン屋さんでも入口に小さなパンでつるし雛のように何本もつるしてありました。折り紙教室の会員の中にお米屋さんがいらっしゃって、昨年から手作り雛で参加しています。
昨年は7段飾りを、人形は15cm角の折り紙で折り、それに合わせて7段の雛段をラシャ紙で折りました。今年は立ち雛(山科節子さん創作 折り紙四季の作品集─おもいで─ 収録)を30cm角の和紙で折りました。見に来られた方に折り紙の楊枝入れ、しおり、こま等をさしあげて、喜ばれました。

秋のフェスティバルに出展・阿部久美子(神奈川県)
横浜市金沢区富岡地区のコミュニティで毎年行っている 秋のフェスティバル に出品した作品です。昨年も10月に(1か月間)開催しました。
制作は、フェスティバルの日が近づいた頃、永田紀子先生の折り紙教室に参加して、いろいろな作品を作り、またそれをまとめてこんなパネルにして出品しました。俳句も40年続けていて、両方を組み合わせて楽しんでいます。
つるし雛が飾られ、パン屋さんでも入口に小さなパンでつるし雛のように何本もつるしてありました。折り紙教室の会員の中にお米屋さんがいらっしゃって、昨年から手作り雛で参加しています。昨年は7段飾りを、人形は15cm角の折り紙で折り、それに合わせて7段の雛段をラシャ紙で折りました。
今年は立ち雛(山科節子さん創作 折り紙四季の作品集─おもいで─ 収録)を30cm角の和紙で折りました。見に来られた方に折り紙の楊枝入れ、しおり、こま等をさしあげて、喜ばれました。永田先生もパネルの仕上がりを楽しみにしてくださっていて、制作中のお仲間とのお茶会も楽しみです。折り紙でこんな楽しい人生になるとは思っていませんでした。

東日本大震災 支援活動について
丹野恵美子/岩手県 岩手盛岡支部「さくら会」支部長
3月11日(金)の地震は、かつてない強い揺れでしたが、これほどの多くの災害をもたらすとは思いもよりませんでした。地震だけではこれほどの被害はなかったでしょう。津波が全て破壊し流しました。
4月3日(日)、岩手県陸前高田市の被災地を見て愕然としました。これほどまでに壊滅、地盤沈下により街中まで水没し、水中に家の土台が……、原型を留めることなく全ては泥をかぶり、電柱さえ根元から折れ曲がり……、言葉もありませんでした。
3月27日(日)、支部会として義援金の協力を申し出、28日に岩手日報に届けました。同日、支援団体のSAVEIWATEの知人より、陸前高田市内の避難所に子どものケアで来てくれたらありがたいという現場の声をいただき、3日9時30分に盛岡を出発しました。メールで呼びかけた会員より急きょ折り紙を提供いただき、私の手持ちの本などと避難所の陸前高田一中に向かいました。以下報告です。
子どもの遊び場になっていた音楽室には、支援でおもちゃや折り紙も少し届いていて、鶴が折られて置いてありました。子どもたちは折り紙を覚える興味もあって熱中して取り組みました。「鶴のリース」「アクロバットホース」「花コマ」「万華鏡」など。送るだけではなく子どもたちと一緒に折り、遊び、相手になったことが良かったと思います。通常の講習会と違い、当日は現場の情況を見て判断して取り組む必要がありました。さよならする時、「明日も来る?」と言われたことに一瞬返事ができませんでした。一回の支援で終わった気になっては間違い、アフターケアが必要です。「また会えるよ!」と。
今回、被災現場に接して、いろいろ多くのことを考えさせられました。被災後1か月で必要な物資は行きわたるそうです。今後精神的な面でのケアが必要になるでしょう。4月4日に日本折紙協会より支援活動助成の連絡を受けました。今後も現場の要請があれば長期対応していきます。

「瀬戸内芸術祭」と「折り紙」
坂本整子 /香川県 香川支部「おりがみ KAGAWA」支部長
2010年7月19日(月/祝) ~10月31(日)、香川県で「瀬戸内芸術祭」が開催されました。島々に国内外からアート作品が集まり、当初の予想をはるかに超える盛況ぶりでした。四国はお遍路さんの島、お接待の心を大切に高松市の玉藻公園(高松城跡)で、お茶とお菓子でお客様をおもてなししました。
公園内の高松市指定有形文化財「披雲閣」に設けられたくつろぎスペース「おもてなし庵」では香川支部も“折り紙”でお手伝いしました。パンフレットには梅本吉広さんの「結びユニット」と小宮はじめさんの「ダリア」の写真が掲載されました。おみやげには丹羽兌子さんの「おひなさま」を作り、さしあげました。ステキな作品、ありがとうございました。

「和紙の里めぐり」(新連載)烏山和紙(栃木県那須烏山市)
~今回の和紙の里は、原料として国内随一の良品といわれる那須楮の産地です~

<気候・風土>
「山あり水清きところに和紙は生まれる」との言い伝えどおり、那須・八溝の連山、那珂川の清流、そして全国一の良品と言われる「那須楮」が産出される地域であったことが大きな要因で、烏山の地で和紙の製造が伝承されてきました。
<紙の歴史>
下野国(現在の栃木県)の産紙が歴史に登場するのは、奈良朝天平宝字4年(760年)のこと、「写経料紙を産出す」とあり、建保年間1210年代の那須奉書、江戸時代の檀紙 、程村紙 、棧留紙 ※1、西内紙※2などは那須紙と総称され、その強靭さと優雅さをもって広く知られました。
最盛期には900軒を超す紙漉き農家が存在しましたが、現在は福田製紙所一軒のみが伝統を守り続けています。
7月の第4金~日曜日に行われる「山あげ祭り」は400年もの伝統がある野外劇で、国の無形文化財に指定されており、背景に使われる大小のはりこの山は和紙の産地だったからこそできたものです。
※1 棧留紙……楮を原料とした厚い手すき和紙。茨城県に産し、布地などの包装用、袋紙などに使用。桟留紙とも書く。「さんとめがみ」とも読む。
※2 西の内紙……栃木県に隣接する茨城県山方町を産地とする紙。原料は烏山和紙と同じです。江戸時代に水戸藩主の徳川光圀(水戸黄門)の保護奨励により生産が盛んになりました。
<紙の特徴>
良質の那須楮を使用しているため、強靭さと和紙独特の温かさを感じさせる和紙です。薄い紙は便箋・封筒、厚手の紙は版画用紙、賞状用紙、色や模様をつけた厚手の紙は財布や名刺入れなどの加工品となるとともに、烏山独自の和紙押絵に使用される紙となります
<製法(材料、技術)>
原料は那須楮を用い、丁寧なちりとり、煮熟など昔ながらの技法を守り、伝統の和紙づくりをしています。烏山和紙を代表する和紙であり、世に厚紙の至宝と言われる程村紙は、版画用紙、賞状用紙などとして使用され、その製造技術は町の重要無形文化財、国の記録作成等の措置を講ずべき無形文化財に指定されました。
<烏山和紙会館について>
程村紙が町の無形文化財に指定された記念につくられ、館内では和紙製品の展示・販売、和紙を使った手づくり教室が開催されています。また、実際に製造を行っている工房「和紙の里」は、同館から8kmほど離れた山間にあり、製造の見学ができます。また、自分で紙を漉く体験教室など実施しています(要予約)。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「こどもの日」

男の子のすこやかな成長と幸せを願うのが、端午の節句。5月5日は男女ともに成長をお祝いする「こどもの日」です。忍者ごっこも復活のきざし…というわけで、子どもたちのための遊べる折り紙をたくさん紹介します。愛鳥週間や母の日など、新緑まぶしい活気があふれています。男の子も女の子も元気に折り紙を楽しみましょう。

ミニ知識・端午の節句
旧暦の5月は梅雨の時期に当たります。もともとは病気のはやるこの季節に、薬効のある菖蒲や蓬で邪気を祓う、中国から伝わった行事でした。その行事が田植え前の女性が菖蒲で身を清める風習と結びつき、端午の節供は女性の祭りになります。鎌倉時代になると、菖蒲が尚武につながることから、武士が勇壮な行事を行うようになり、さらに江戸時代に入って、男児のたくましい成長を願う祭りへと変わっていきます。
1948(昭和23)年に、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝することを趣旨とする「こどもの日」となり、子どもの幸せを祈る国民の祝日とされました。

①桃太郎・納所克志
ぱっくり開いた桃を両足で突っ張りながら立ち上がる元気な男の子はもちろんモモタローさん。日の丸の鉢巻きも自分で結べたのですね、お利口さん!

②兜・松野幸彦
417号に掲載していただいた兜のように、鍬形を大きくしました。また、鉢の部分のとがりをゆるやかにしてみました。全体が比較的大きくできあがるのもよいところです。

③兜と前立・松野幸彦
戦国武将の兜を作ってみたくなりました。あまり複雑にはしたくないため、前立用の角元(立物を付けるための突起状のもの)のある兜と前立を作ってみることで複数の兜を作ることにしました。角元はある程度の長さがあるので折って短くし、段折りで眉庇の前に角元をもってくることも可能です。室町時代以降の当世具足の兜では江戸時代の復古調のものを除き、吹き返しは小さく、あるいは、なかったりするものもあります。

ミニ知識・兜
頭部を守る武具で、着用者の威厳を示す役割もありました。遺物として残る、もっとも古い兜は古墳時代のものだそうです。安土桃山時代に動物の毛を付けたり、鉄や紙の張懸で烏帽子形、頭巾形などを作ったり、さまざまな立物を付けたりする変わり兜が流行しました。なお、武者人形の始まりは、鎌倉時代に宮中で菖蒲や蓬で作られた兜だと考えられています。この風習が武家でも行われるようになり、安土桃山から江戸時代初期には木製の兜や槍や旗指物もの(鎧よろいの背中に挿した小旗)が門前に飾られるようになりました。ほどなく町人にも浸透し、華美なものも現れてきます。

④☆鯉のぼり・半田丈直
かんたんに折れる鯉のぼりを、という発想で創ってみました。④の折り線は、いわゆる「ぐらい折り」です。その長さで、ひとつひとつの表情が変わります。真鯉、緋鯉、子どもたちの鯉…、たくさん折って飾ってみてください。

ミニ知識:鯉幟
戦陣で使われた吹き流しの形が変わったものと考えられ、真鯉、緋鯉などをかたどっています。江戸時代中ごろに飾られるようになったころは、紙に木版刷りしたものを貼り合わせた小さなものでしたが、だんだん大きくなっていきました。黄河が 上流の門を越えると鯉が竜になるという中国の登竜門の伝説にあやかり、子どもの出世を願って、商家を中心に飾られました

⑤ハムスターのハムちゃん・川手章子
突然現れてくれたハムスターのハムちゃん。両手を前にした姿を見てヒマワリの種を持たせてあげたくなりました。ほっぺは種をいっぱいほおばり、ふくらんでいます。折り図に従って折ってみてくださいね。

ミニ知識・ハムスター
二本足で立ったり、元気に動き回ったり、器用にものを食べたりなど、かわいらしい仕種で、ペットとして人気の動物です。夜行性で、1日の睡眠時間は14時間。エサをためる頬袋が左右にひとつずつあり、大好物のひまわりの種が61個も入ったという報告があります。

⑥ぶたがとぶなんてまさか!・青柳祥子
英語の成句で“Pigs might fly”といえば、ありえない、まさか!という意味です。ブタが飛んでグライダーになったので思わずこのタイトルになりました。飛ばして楽しんでくださいね!

⑦つばめさん家はベビーラッシュ・榎本京子
あらかじめ裏の角の4か所に1/16の大きさの赤い紙を貼った黒い用紙で折ると、つばめの子が大きな口を開けて餌えさを持っているようで面白いと思います。それにしてもお父さん、お母さんは忙しいですね。どうか全員無事に巣立ちますように。

ミニ知識・ツバメ
4月ごろ、南の国から渡って来て巣作りを始めます。5~7個の卵を産み、親鳥は交代で温めます。13~15日で雛がかえると、交替でエサを運びます。2、3分に1回、1日では200回にもなります。約23日で一番雛が巣立ち、またすぐ卵を産んで、二番雛を育てます。ヘビに食べられたら、三番雛まで育てることもあるそうです。

おってあそぼう!☆忍者の懐刀、あやしの忍者、☆忍者がえり 竹川青良

ミニ知識・忍者
敵国や敵陣に忍びこんで情報を集めたり、敵の重要人物を襲ったりする者で、戦国時代に活躍が盛んになりました。忍び装束は黒のイメージがありますが、実際は闇にまぎれやすい色として濃紺を使っていました。他に茶色や灰色、柿色などの色もありました。武器のひとつの手裏剣は、移動時には、危なくないように分厚い和紙のたとう紙や革袋などに入れていました。なお、2010年末から忍者ブームが起きていて、幼稚園などで折り紙の手裏剣も大人気だそうです。

⑧鍾馗さま・笠原邦彦
鐘馗などを折ろうと思ったのは、内山道郎翁に、重ね折り技法による作例があるのを知り、「えっ、こんな姿も折れるんだ!」との感動があったからです。後日、端午の節供の幟の絵を見ながら工夫しました

ミニ知識・鍾馗
厄を退け、魔を除くとされる武者人形のひとつです。古代中国の武将のかっこうをして、縮れた長い髭ひげを伸ばし、怒った顔つきの人形です。もともとは幟に描かれる人気の絵柄で、鐘馗幟といい、江戸時代中ごろから裕福な町人が立てるようになりました。鐘馗は実在の人物ではなく、楊貴妃を寵愛したことで知られる唐の玄宗皇帝の夢に出てきた架空の人物です。病気治療中の玄宗が、鐘馗が病魔と戦い退治してくれる夢を見て、起きると病気が治っていたそうです。この力にあやかるために、夢を思い出しながら絵師に描かせたのが鐘馗像だと伝えられています。なお、江戸時代末から、関東の商家などでは瓦鐘馗と呼ばれる人形を屋根にのせ、家の守り神としていました。人形の町として知られる埼玉県の岩槻市には、今も残っているそうです。

⑨シンプルローズケース・川手章子
表裏が赤と緑、ピンクと緑、白と緑などの折り紙で折ってみていただけたらと思います。中から、かわいらしい妖精がヒョッコリ顔を出してくれたら楽しいだろうなと思いました

⑩カーネーション・市川学
花びらに紙の裏が出るので、写真のように25cm角くらいの大きさの表裏同色の紙で折ってください。和紙がおすすめです。折りにくく手間もかかりますが、その分きれいに仕上がります。ぜひチャレンジしてください

ミニ知識・カーネーション
地中海沿岸でかなり古くから栽培されていて、花冠や花環を作るのに欠かせない花でした。カーネーションの名前は花冠や花環を意味するラテン語coronaに由来すると考えられています。キリスト教では、十字架にかけられるキリストを見送った聖母マリアが流した涙のあとに咲いた花とされていて、母性愛の象徴とされています。

参考文献
年中行事事典(三省堂)、暮らしの歳事記(講談社)、 くらしとあそぶ自然の12か月 (岩崎書店)、 雛まつり 親から子に伝える思い (近代映画社)、江戸ごよみ十ニケ月 (人文社)、 おりおりに和暦のあるくらし (角川書店)、 江戸の庶民生活・行事事典 (東京堂出版)、 伝えておきたい 日本の伝統 季節の慣習 (マネジメント社)、 忍者 (主婦と生活社)、 忍術教本 戦国武将 変わり兜 (新人物往来社)、 超はっけん大図鑑 ②ハムスター (ポプラ社)、 動物大百科 世界大百科事典 (平凡社)、 日本大百科全書 (小学館)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。
第1回は、折り紙を活用した家族支援:折り紙セラピーを立ち上げた、静岡県の渡邉道子さんに、講師活動をご紹介いただきます。

折り紙セラピー(折紙ワーク「かがやき」)の発足
産業・教育カウンセラーとして活動中、粘土細工や折り紙など、日本の伝統文化を活用して家族支援をしてゆくために、東京大学大学院教育学研究科臨床総合教育センター教授(当時)・亀口憲治教育学博士に勧められて、2002年3月、watanabe折り紙セラピーを立ち上げました。
活動当初より以下のことをうたってきました。折り紙は医療、福祉の分野で近年癒しの一つの技術として注目されています。折り紙が人に及ぼす力を十分理解し、楽しみながら折り紙を折ることで、手や指そして脳がほどよく刺激されて活発になります。色々な新しい自分を発見したり、もちろんリハビリテーションの一部として活用できます。会話をしながら楽しく折り紙をすることで、動きにくかった手や指も少しずつ動くようになります。また、楽に他の人と話せるようになったり、心の奥深いところの気持ちを表現できるようにもなります。育児(子育て支援も含む)、育自(自分育て)にも活用できます。若さを保つのにも役立ちます。心の平安を得るのにも良いです。家族関係の改善にも役立ちます。折り紙は自分の中でまだ気付いていない力を呼び起こし、活き活きと生きるために、新しい視点から新たな行動を呼び起こすように援助してくれます。人から人へ、伝え手と学び手との共同作業です。現在は亀口教授の職域が学生支援のトップの立場に替わられたこともあり、指導に従いまして、セラピー という名称を変更して「折紙ワークかがやき」といたしました。これによって、より多くの人々に折り紙を広めてゆくことができるようになりました。

旧エンバーソン邸折り紙の会
国の登録有形文化財(静岡市所有)である旧エンバーソン邸は、1904年に静岡市西深草町に建てられ、後に静岡市立日本平動物園内、東側第二駐車場の下に移築された2階建ての白い洋館です。
2004年9月、100周年を記念して、西洋の音楽や建築が日本に受け入れられていく歴史を楽しく振り返る演奏会やシンポジウムが開かれました。私はこの記念事業の一環として、同年4月に エンバーソン折り紙の会 を発足。旧エンバーソン邸1階ホールと客間を会場に1回目の折り紙教室を開き、2回目からは2階へ移動して折り紙教室を開いていました。また、演奏会が行われた同年9月、10月、11月には、休憩時間に聴衆の前で折り紙パフォーマンスをして、皆さんに楽しんでいただきました。さらにこのコンサートの中で、日本の歌ボーカリスト、きむら みか先生から、歌われる曲の歌詞に合わせた折り紙を折って、会場に展示してほしいという、たっての希望がありました。
音のある風景 というテーマ で、1階でコンサート、2階で絵本の読み聞かせと折り紙教室が開かれることになりました。先生は歌詞に合わせて折り紙作品を手にかざして聴衆に見えるようにして歌ってくださり、子どもたちも、お父さんやお母さん、祖父母に連れられて、楽しそうに聴き入っていました。
2階の折り紙教室のお話を3つ程いたしましょう。
(その1)可愛い幼児(1歳女児)と若いお母さんが来られました。遠慮がちに「折らせてください。小さな子どもがおりますが…」「大丈夫ですよ。並んで座られたらいいですよ」「ほんとにいいんですか」女の子には5cm角の折り紙で遊んでもらいました。可愛い手つきで一生懸命に、彼女なりに折っています。その横ではお母さんがうさぎ、白鳥、鶴など、とても楽しそうに折っていました。久しぶりに少女時代に帰ったみたいでした。「楽しい時間をありがとうございます。この子もとても満足そうです。嬉しいです」と言われて帰りかけましたが、その女の子は、その日助手をしてくれていた私の末娘(20歳)の手をつかんで離しません。じっと、その手をみつめています。やがて手を離してにっこり。可愛いもみじの手でバイバイしながら「ありがと」と言ってくれました。1歳の女の子は、紙を丸めながら、その手触りや色にとても興味を持っていました。言葉はまだ話せませんが、じっと手を握り続けることが、感謝の表現だったのでしょうね。お母さんは、折り紙からエネルギーをもらえたようです。折り紙をしていると、皆、頬が紅潮していきます。
(次号へ続く)

<読者の広場>
● 折り紙の暑中見舞い葉書(2010年8月)武内捷子さん(高知県)
高知では 坂本龍馬博 に続き、8月9日(月)の前夜祭から3日間の開幕となる「第57回よさこい祭り」でにぎやかになり、人口もぐーっと増えています。光の祭典花火を折り紙で表現できたら素敵だろうとカメラのシャッターを、あの花火、この花火と迷います。むずかしいことです!

<426号の感想>
支部だよりのおりがみ電車 がすてきですね。作品を多くの人に見てもらう、よい機会だと思いました。折り図や展開図の描き方、折り方の技術的なヒントなど特集や連載記事で取り上げて欲しいと思います。青森では積雪が1mを超えて、道路が狭くなって大変です。みなさんのところはいかがですか?
(青森県 原子睦子さん)

口絵のボトルシップが素敵でした。パパとぼくのおふねがぎっちらこもほのぼのとしてよかったです。日本のお城とか折り紙で作ってみたいです。子どもが誕生してから日本折紙協会に入会しましたが、今年小学校卒業となります。あっという間の12年でした(入会して12年‼)。
(愛媛県 高橋美奈子さん)

2月はやっぱりハートの折り紙がいいですネ。支部だより に掲載されていた琴平電鉄の記事はほのぼのとした温かさを感じました。地元の幼稚園児が折った作品を電車の車両に飾って水族館のように眺められたというのです。私も東急東横線が四季折々の作品でいっぱいになったらいいナ…と夢見ています。
(東京都 磯野昌子さん)

チャレンジコーナーの 水仙 を作り上げたとき、とてもうれしかったです。私にも折れるかなと思いながらじっくりと見ながら折り進めるとなんとか仕上がりました。少し自信が持てたことと満足感でいっぱいでした。作品を創作した市川 学先生に感謝です。
(沖縄県 瀬名波広子さん)

チョコレートケーキ 、箱、折据、水仙、黒谷和紙で折った ハートのコースターから作るBOX がよかったです。1月号の 上げ羽鳥 を折って、年上の方々に差し上げました。とても喜んでいただいております。
(東京都 阿部道子さん)

連載 和紙の里めぐり・黒谷和紙 は地理的にも近く、大変興味深いものでした。ぜひ訪ねてみたいです。花の薬玉を載せて欲しいです。先月から川崎敏和先生の 水仙 を作りお正月に飾りました。たくさん生けてみなさんに喜んでもらいました。
(大阪府 池上善子さん

ハートのハーフケーキ、水仙がよかったです。バレンタインデーの作品など、即役立ち、また季節を先取りした作品が折れてうれしいです。月刊おりがみの作品を参考に私なりにいろいろアレンジして折り、脳の活性化の一助としても楽しんでおります。 支部だより、 ミニ知識コーナーもいつも興味があり勉強にもなります。
(兵庫県 籠谷和子さん)

<みんなの作品展>
朝日 勇とサンフラワー折り紙友の会「新春を飾る折り紙作品展」
~花と緑のメルヘンの絵の世界~ 原 嘉子さん(埼玉県)

1月3日(月)~10日(月/祝)、埼玉県川口市立グリーンセンター・緑の展示室にて、第9回「新春を飾る折り紙作品展」が開催されました。寒さ厳しい時期ですが、吹き抜けの光あふれる会場に入ると、夢とメルヘンの世界が待っています!! 初めてご覧になった方は、「折り紙がこんなに素敵な絵になるなんてビックリしました」とか、「見ているだけで、心がウキウキします」など感想をお話くださり、私たちも大変うれしく思いました。恒例のさわって遊べる折り紙コーナーでは魚釣りが大変人気で、親子で競争したりしてたくさん遊んでいただきました。会期中は遠方より折り紙愛好者の皆様が多数おいでくださり、和やかな楽しい時間を過ごしました。来年は10周年になりますので、会員一同朝日 勇先生の指導の下、楽しい作品をお届けできますようにと思っております。

ロビー展 in はらみちを美術館 ハーレー静代さん(広島県)
高屋西小学校親子折り紙教室の読書をして世界を旅行しようをテーマに4年目を迎えた2010年度の折り紙作品は金太郎(日本のむかしばなし)、タロとジロは生きていた(南極物語)、てぶくろ(ウクライナ民話)の3作品を作りました。毎年11月恒例の東広島市生涯学習フェスティバルに出品後、2010年は国際読書年であることがきっかけで、2010年11月17日(水)から12月27日(月)に広島県三次市君田町の森の泉内はらみちを美術館でロビー展を開きました。この美術館はお母さんの優しさ、ふるさとのぬくもりをテーマに独特の詩画で人気のあるはら みちを画伯の作品が展示されています。
今回、過去の作品を含めた12作品を展示しました。11月23日(火/祝)と12月18日(土)の2回の折り紙教室も含め多くの方々におりがみを通して読書を呼びかけることができ、とても幸せで楽しいご縁をいただきました。森の泉はとても人気のある温泉で、宿泊した方や入浴に来た方など多くの方が美術館に立ち寄ってくださいました。君田小学校の生徒さんなど多くの子どもたちにも見てもらい、近隣の方だけでなく遠方よりはるばる見に来てくださった方など、とても多くの出逢いの場となりました。
前年までの9作品は9月から10月にかけて東広島市内の4つの小学校(志和堀小学校、木谷小学校、高美ケ丘小学校、上黒瀬小学校)を巡回展示したとき、多くの子どもたちからもらったおりがみの世界と出逢った感動を綴ったたくさんのお手紙の一部も美術館で同時に展示しました。

第5回北陸折紙コンベンション報告
金沢支部「金沢おりがみの会」支部長 田中稔憲(理事/石川県)

1月15日(土)~16日(日)に石川県加賀市の日本折紙博物館及び山代温泉瑠璃光で第5回北陸折紙コンベンションが開催されました。初日は山代温泉瑠璃光で前川 淳氏に「折鶴の謎」と題して講演をしていただき、日本文化の中における折鶴のイメージの広がりについて考えることができました。
2日目は1時限9教室、都合3時限で27の折紙教室が開かれました。当日は大変な悪天候になってしまいましたが、110名余りのご参加をいただき、有り難く思っております。当日は、日本折紙協会事務局のご協力も得て、博物館内に、世界のおりがみ展世界遺産シリーズも展示させていただき、参加者の皆さんに喜んでいただきました。第6回の北陸折紙コンベンションは10月8日(土)、9日(日)に金沢の石川県文教会館で行います。さらなるご参加をお待ち申し上げております。因みに体育の日の前日ということで、1月とは打って変わって秋晴れの好天に恵まれることと予想します。

「和紙の里めぐり」(新連載)上川崎和紙(福島県二本松市)
~今回は東北地方。みちのく紙として平安貴族に愛されたという和紙の里です~

<気候・風土>
福島県の中北部、二本松市(旧安達町)・上川崎地区は西に安達太良連峰、東に阿武隈山系を望み、またその中央を阿武隈川が流れており、清冽な水が手漉き和紙を育んで来ました。また、上川崎地区は山間地のため田畑が少ないこともあり農家の副業として発展しました。

<紙の歴史>
上川崎郷士誌に人皇70代後冷泉天皇の御世、康平年中(西暦1058年)紙を漉くことを創めとするとあり、みちのく紙として平安貴族に愛された紙でもあります。江戸時代には、二本松藩主丹羽氏が産業振興のため紙漉きを許可制にし、奨励しました。明治、大正を通して障子紙や傘紙として、福島県内だけではなく、東京や関東圏にも販売。昭和初期には紙を漉く農家が300軒をこえ、第二次大戦
中には軍用紙の生産割り当てがなされ、風船爆弾の和紙として使用されました。昭和18年芥川賞を受賞した東野邊薫著和紙には、東野邊が一年かけ取材した上川崎の人々の悲喜が描かれています。

<紙の特徴、用途>
強靭な楮100%の紙は生紙と呼ばれ、混ぜ物のない紙の代名詞になっており、昔は障子紙としての利用がほとんどでした。他の産地の和紙と比較すると、紙の風合いが黒っぽく濃く見えますが、生成りの色の素朴さに、人気があり、書家や画家など専門家たちの間で使用され高い評価を受けています。また現在では、障子紙はもちろんのこと住宅の壁紙やランプシェードのインテリアにも用いられ、人形などの民芸品や便箋、のし袋、バッグなどの実用品と、様々な分野で使用されています。

<製法(材料、技術)>
原料となる上川崎産の楮を12月から2月にかけて収穫し、皮をはぎ、粗皮を丁寧に包丁で落とし、白楮とします。この粗皮をそぐ作業を「かずひき」(上川崎地区では楮のことをコウズまたはカズと言います)と呼び、昔は夜なべの作業でした。和紙作りは家内工業だったため、子供たちにも年齢に応じ、一定のノルマが与えられ、水から引き上げてきた氷のついた楮を包丁で削りとりました。「嫁に行くとも 川崎きゃ嫌だ 夜は楮の皮たくり」と、昭和初期の盆踊りに歌われるように、紙漉き農家は大変な仕事でした。白楮を煮熟・水洗いし叩解したあと漉き舟に入れトロロアオイを加えて流し漉きで仕上げます。

<和紙伝承館について>
千年の伝統を持つ上川崎和紙ですが、紙漉き農家の減少や高齢化、そして後継者不足の問題があり、この伝統と技能を後世に伝えるべく、2001(平成13)年に和紙伝承館が国道4号線沿いの「道の駅安達智恵子の里」内に開館いたしました。地元の小・中学校の卒業証書制作体験や紙漉き、工芸品体験を通して一般の方に和紙の素晴らしさを伝えています。また年に一度和紙アートコンクールを開催し、全国から和紙を使用した作品(ちぎり絵等)を公募し、和紙文化の発展と継続に力をいれています。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「新学期」
学校帰りにランドセルを原っぱに置いて、そのまま遊びに行ってしまった子どもたち。水車小屋のある小川沿いには春の花がたくさん咲いています。
ランドセルが全国的に普及したのは昭和30年代以降といわれています。みんなが背負って学校に通ったこのユニークな形のかばんには、それぞれの小学生時代の思い出がいっぱい詰まっています。子どもたちを取り巻く環境は少しずつ変わり、表紙の情景は郷愁を誘うものになりましたが、昔を懐かしみながら、また今流行のカラーで、昔も今も変わらぬデザインを親子で楽しんでください。

①ランドセル・松野 幸彦
一枚折りの考え方を生かしながら、単純化するためにニ枚折りで作ってみました。
似た発想の、川畑文昭さんの作品が「おりがみCALENDAR 2007」(東洋電子製版)に掲載されていたことがわかりましたが、構造的には異なっていました。

②☆名ふだ・榎本 宣吉
この作品は榎本宣吉さんの著書「たのしいおりがみ135」(1992年永岡書店発行)に収録されている作品です。416号に掲載の白井和子さんアレンジ作の「チューリップの名札」の原作です。立てたり、胸ポケットにさしこんだりして使える、便利な作品です。

③スタンドポケットユニット・白井和子
つい立てが、しっかりとしています。机上に置くと便利です。メモ用紙や折る紙のサイズによって、カードなどが入ります。チューリップやサンタクロースなど折り紙の平面作品をさしこんで、部屋を飾る土台にもなります。

④☆ものいれ・伝承
宮 光康さんが記憶しておられて教えてくれました。勝負で勝ったべーごまを入れて持ち帰る時に大いに活用したものです。(紹介者 笠原邦彦)

⑤なかよしケース・川手章子
なかよく二つ並んだケースに思いました。ケースが生まれるごとに、中に何を入れようかなと…と思います。サイドの三角形がワンポイントです。折る工程も少し楽しんでみました。

⑥☆コアラ・青柳祥子
コアラの首に人指し指をさしこみ、あなたの手がコアラのからだです。グレーの手袋をしてパペットをすれば、おもしろいかも! 木のぼりもできますね。眠そうなポーズもできるかな? コアラはユーカリの葉を食べ、夜行性。もっとコアラのことをいろいろと調べてみましょう。

~おってあそぼう!!~
花水車・土戸 英二
平面から立体にする工程が楽しい作品です。ていねいにつまんで、美しい花水車を作ってください。

⑦テレビとテレビ台・笠原 邦彦
薄く大型の液晶テレビが主流のこの頃、すいぶんレトロなスタイルのテレビとして、くふうした当人も忘れていたものが採用され、嬉しいことです。もっともわが家のテレビ、今なおこんなスタイルの奴がしっかり生きています。

ミニ知識・テレビ
1926(大正15)年12月、高柳健次郎博士がブラウン管の蛍光膜状に「イ」の字を映し出すことに成功し、この年が日本のテレビ元年とされています。1953(昭和28)年、テレビの本放送が始まり、目で見るラジオと評判になったそうです。

⑧おぜん・伝承
このページで紹介する作品は、フレーベルの美び麗れい式しきから発展させた作品です。フレーベルの美麗式とは、ドイツの教育者で、幼児教育の祖と呼ばれるフリードリッヒ・フレーベル(1782-1852)が幼稚園教材にした幾何学的な形です。現代では一般に美術的形式や模様折りと呼ばれています。③の静止した形がベースまたはグラウンドフォルムと呼ばれる原形です。フレーベルはこの原形から折り出されるさまざまな形を提唱しています。正方形用紙だけではなく、正三角形、正五角形、正六角形、菱形の紙からも発展させています。(363号掲載 笠原邦彦 著「フレーベルとおりがみ」より)

⑨風見花と植木鉢・納所克志
お店に並ぶさまざまな紙の持ち味を見比べる方法はないかと花を取り替えできる風車にしました。部屋の中のかすかな空気の流れに動くとき、次の作品のイメージがとか…。
それはさて、いろいろな花で風のそよぎを楽しんでください。

ミニ知識・昭和の日
4月29日。もともとは昭和天皇の誕生を祝う国民の祝日、天皇誕生日でしたが、崩御に伴い、昭和天皇が自然を大切にしていたことにちなんで、1989年にみどりの日と変更されました。2007年にこの日が昭和の日となり、みどりの日は5月4日に移動しました。

⑩ツマトリソウ・染谷淳一郎
自然界には、五弁の花は多くあり、折り紙でもよく折られていますが、七弁の花は余り知られていません。七角形を精度よく折る簡便な方法を考案したので、数少ない七弁花のひとつツマトリソウができました。

ミニ知識・ツマトリソウ
日本では北海道、本州、四国に分布する、サクラソウ科の多年草です。6月~8月に、1~1.5cmの皿形に開く白い花を咲かせます。花びらの先端の淡い紅色の縁どりを着物の褄取に見立てて、この名前が付いたと考えられています。花びらは5~9枚と変異しますが、通常は7枚です。

⑪Flower・フローレンス・テンコ、アンナ・カストランガー
アメリカのFlorence Temko さん作の花を葉と茎にして、花(Anna Kastlungerさん作“Rose”)を組み合わせた作品で、Raychel Katz さんが考案しました。2010 年のオリガミUSA のコンベンションで福本多恵子さん(東京都)がRaychel さんに教わってきました。

⑫イカリ草の花・川手章子
できあがった作品を見ながら、図鑑をめくるとイカリ草の花に似ています。花びらを作るとき、重なっていて折りにくくなりますが、きちんと折るとおさまってくれますので、ひとつずつていねいに折ってみてください。

ミニ知識・イカリソウ
日本の山地にも自生します。少し長めのハート形の葉と、距(きょ)と呼ばれる、花の四方から長く伸びる部分が印象的な花です。花の姿が船の錨に似ていることから、この名前が付いています。4月~6月に紅紫色や白色の1.5~2cmくらいの小さな花を下向きに咲かせます。古くから強壮薬として使われています。

参考文献
世界大百科事典(平凡社)、ポプラディア(ポプラ社)、ベスト図解百科(学研)、花のおもしろフィールド図鑑 春(実業之日本社)、カラー高山植物(東京新聞出版局)、花おりおり(朝日新聞社)、日本の野草(山と溪谷社)、昭和テレビ放送史(早川書房)、テレビ史ハンドブック(自由国民社)、テレビ50年(東京ニュース通信社)

<読者の広場>
~郵便局で干支の折り紙と年賀状展~ 十河政子(広島県)
音戸郵便局(呉市)での年賀状の発売に合わせて折り紙の展示をしました。見ていると時間を忘れ手続きが早く終わるような気がします、自分も作ってみよう、まねてみようと言う人が再度訪れているようですよとの声、仕事の気分転換になりますと言われる職員の方、興味のある方が見に来て、はがき、切手を買われて売り上げアップになっていますと局長さんも言われました。楽しんでいただいているようでうれしいです。毎年楽しんで見せていただいていますと言われるファンの方もいて、何を作ろうか、どうまとめようかといろいろ考えながらの作品作り、自分のボケ防止にもなっているようで、これからも郵便局から頼まれれば続けていこうと思っています。

~高山鈴子さん指導のNHK文化センター川越教室作品展~ 服部周平(東京都)
日本折紙協会練馬支部ノア・こぶし会のメンバーのおひとり、高山鈴子さんは、折り紙普及活動に熱心で、NHK文化センター川越教室で多くの方々にご指導されております。その作品展が2010年11月12日(金)から15日(月)まで川越市のどまん中、アトレ6階特設会場で開催されました。広い会場の四面に教室関係者の作品が300点余り飾られ、中央部には折り紙教室のコーナーも用意され、老若男女大いに楽しんでいらっしゃいました。
また、高山さんは西東京市社会福祉協議会のご依頼を受け、“ふれあい喫茶・折り紙で介護予防”に講師として参加し、10月21日(木)に高齢者の方々に折り紙の楽しさを元気いっぱい、笑い声の中で活躍されておりました。

<425号へのおたより>
上げ羽鳥、花かんざし、在原業平、小野小町がよかったです。上げ羽鳥は金と赤の両面折り紙で作りました。正月飾りにしてもよいです。家族で喜んでいます。
(東京都 阿部道子さん)

正月向けの折り紙が多数掲載されており、役に立った。特集記事の中で折り方のわかりにくいところもあったが、もう少しページを増やして理解を高めるようにしてほしい。

小学校教育でうまく折り紙を通して理解を高める方法を考えたい。
(茨城県 松井 修さん)

かわいらしいうさぎさんやお正月飾りなどたくさんあり、全部折ってみたくなりました。みんなの作品展がよかったです。先生から直接、折り紙指導を受けてみたいなぁと、いつも思っています。東北新幹線が全線開業しました。さっそくはやてで東京往復して来ました。東京が近くなった! という感じです。
(青森県 原子睦子さん)

うさぎのポチ袋がよかったデス。ミニ知識の干支の卯やたとう、そして和紙の里めぐり&記事は読みごたえがあってとても満足しました。雪の中に保存した和紙は雪の反射で紫外線による植物色素を分解して白くなるとか。先人の知恵はすごいですネ。
(東京都 磯野昌子さん)

お花のたとう、おりがみガーデン、よかったです。たくさん作ってお友達にプレゼントしたいです。今、くすだまに夢中です。パソコンで検索して折り方を見つけては作っていますが、おりがみでも紹介していただけるとうれしいです。
(静岡県 本島輝子さん)

パステルカラーの表紙がとてもいいですね。福うさぎ、東海林伸嘉さんのうさぎをさっそく折りました。在原業平、小野小町もいいです。家族でカルタ取りをしたころを思い出します。昨年一番初めに手にしたお正月号の413号は折れる作品が少なかったのですが、今年のお正月号は折れる作品が増えてうれしいです。今年の折り紙活動(少々オーバーですが)のまとめにお正月セットを作り、知人3人に贈って喜ばれました。内容は414号のハートの箸袋、413号のタイの箸袋、424号の納所克志さんのサンタクロース、中島 進さんのバンザイサンタ、425号の福うさぎです。それから鳥取県は話題の朝ドラ「ゲゲゲの女房」の地元ですので、会合のとき友人たちにゲゲゲの鬼太郎を折って持って行きましたら、大好評でした。
(鳥取県 高階圭子さん)

冬らしくなり庭には赤や白のサザンカが咲き始めました。吹田市創立70周年記念イベントの展示の依頼がありました。できるだけ協力したいと思っています。
(大阪府 山田充代さん)

お花のたとうはポチ袋その他、いろいろ利用でき、楽しんでたくさん作りました。そろそろくすだまも載せてください。11月7日(日)、地区公民館の文化祭にて千野利雄先生のうさぎを作りました。あまりの名作にみな大喜びで、予定時間を大きく過ぎてしまいました。
(大阪府 池上善子さん)

毎号わかりやすい説明がされているので参考になります。今、折り紙で宝船に乗った七福神を折っています。
(大阪府 高谷淳子さん)

昨年の11月19日(金)に第17回おりがみカーニバルを見に行きました。初めての鑑賞です。花、花、花、こんなにもいろいろな折り方、仕上がりがあるのにびっくり、中でも張替亮子さんのどこまでも花には、またびっくり。一枚の紙で折ってあるとは。そして世界のおりがみ展のパノラマ作品、外国の街の様子、隅から隅まで細かくできていて見入ってしまいました。
(埼玉県 西塚ミヱ子さん)

~生きる、そして学ぶ意欲をくれた折り紙~ 井上和子さん(大阪府)

2年前に主人を亡くし生きる意欲をなくしていた私が、折り紙を通じて大阪府 の川口和子様と高木光子様に出会いました。お二人に支えていただきながら折り紙の魅力を感じた私は、地域で月1回の折り紙ボランティアを行っていく中で折紙講師の認定をいただきたいと思うようになり、今回認定をいただきました。私にとって折り紙は生きる意欲をくれ、さらに学ぶ意欲をくれました。昨年4月に52歳にして短大の介護福祉学科に入学し、すぐに折り紙サークルを立ち上げました。2010年10月30日(土)、31日(日)の2日間、大阪健康福祉短期大学の大学祭で第1回折り紙サークル展を開催することができました。テーマは「おりがみ ザ ワールド」とし、山、海、空とのテーマに沿って空間を
作りました。年代を超え、たくさんの人が訪れてひとときの和の空間ができました。大学祭まで期間もなく、予算もなく、今まで折り紙をしたこともない仲間で不安もありましたが、無事、大成功で終えることができました。息子や娘のような子どもたちと世代を超えてとても楽しい時間を共有できたこと、私自身年齢を忘れ夢中になってがんばれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。学校の開校以来、初めての折り紙サークル。まだまだ未熟ではありますが、来年も第2回折り紙サークル展を目指し、がんばってまいりたいと思います。

~“わろうべ祭り”に折紙の作品展示会と体験教室を開く~
手づくりサークル「折り紙であそ房」代表 尾崎晶子(千葉県)

2010年11月27日(土)、28日(日)、四街道市南部総合福祉センター「わろうべの里」で毎年恒例の地域の秋祭り“わろうべ祭り”が開催されました。本年度も“里”を利用して活動する“団体の成果発表と地域交流の祭典”として開かれ、2日間でおよそ3,200人の入館者がありました。私たちが実施した会員 の折り紙の作品展示会と体験教室にも入館者の多くが来場され、教室は終日子どもさん連れでにぎわいました。
会員の共同作品は月刊おりがみなどからの選りすぐり、あるいは朝日 勇先生のメルヘン調の作品などを参考として構成し、壁面飾りとしました。その他に四街道市内の介護施設のデイサービス支援訪問の際、施設の皆さんと一緒に折った作品、個人会員による作品を壁面に飾
りました。机の上には個人会員による立体作品を展示しました。

<支部だより>
~おりがみ展開催~ 畠山久子/秋田県 秋田支部なまはげの会支部長

前々から会員の念願であった秋田支部の展覧会を2010年10月29日(金)から31日(日)まで秋田市の中心にある会場で開催しました。会場の中央には会員全員で鶴を折っ
て、高さ1メートル50センチの三角錐に貼り、展示効果をあげました。その他個人作品は各々得意とする花・動物・行事・四季などバラエティに富んだものや、数人でグループを作りテーマを決めて、パネルを主に共同制作してみました。またいくらかでも折り紙に関心を持ってもらいたいと鑑賞に来た人たちに体験コーナーを設けました。サンタクロースを折ってもらい、大人や子どもにも好評を得ることができて、ある程度成功したと思います。

~藤本祐子先生をお招きして講習会~元秋功枝/東京都 多摩支部山鳩

一年中ハイカーたちでにぎわい、紅葉の名所として知られる高尾山のもと、多摩地区に藤本祐子先生をお迎えして講習会を開いたのは2010年11月19日(金)でした。先生は月刊おりがみなどの折り図を描いておられる他、都内中心に教室の講師として活躍されていて、今後は外部との交流にも力を入れ、生涯の楽しみにしていきたいということです。
当日は28名の方の参加がありました。講習会では初めに折り紙を3等分するための印をつける漸近法を説明してくださいました。ご自作の赤ちゃん、エンゼル、内山道郎作たとうの応用作品で紅葉のたとうと鶴のたとう、オリガミUSAのコンベンションからSimon Anderson 作ひよこ、Jeff・Beyon 作Vortex(渦巻き)でした。エンゼルは目の描き方から、頭、体、羽のバランスなどていねいに説明してくださり、たとうはハーモニーおりがみを使うと効果的だとのことでした。
最後はカラーホイル紙を使うことで折り線がしっかりとつき、立体感がある渦巻きは8枚のパーツからできていて、組み合わせて仕上げるのにみなさん、真剣でした。上と下の重ね方に気を使い、でき上がったものは外国の香りのするすてきなユニットでした。折り図は貴重な手描きのもの。その間何度もまわりながらていねいに明解な指導で、途中細かい配慮でグー・チョキ・パーの指体操も入れて楽しく進めていただきました。内容豊かな2時間あまりの講義も先生のパワフルで明るい人柄からたくさんの力をいただいた気持ちです。ありがとうございました。これからもよろしくご指導のほどをお願い申しあげます。

「和紙の里めぐり」(新連載9)
~石州和紙~ 島根県浜田市三隅町(石見地方)
<気候・風土>
石州とは石見国のことで、現在の島根県西部地方に当たります。石州和紙の里は、島根県西部の浜田市を流れ、日本海に注ぐ三隅川沿いにあります。日本全国の紙の産地の中でも、海の見える紙の里は石州だけといわれています。気候は、2011年年頭の大雪のニュースが記憶に新しいですが、寒冷な地方です。
<石州和紙の歴史>
歴史上、文献に石州(石見)の名前が登場するのが延喜式(905年に出された平安時代中期の法典)です。その中で「中男作物(20歳前後の男子が作って納める郷土の作物)に紙を四十張(枚)」と義務付けられた42か国の一つに挙げられています。江戸時代の1798(寛政10)年に発刊された国東治兵衛の『紙漉重宝記 』には、雲・和銅(704~715年)のころ、柿本人麻呂が石見の国の守護で、民に紙漉きを教えたという伝説が記されています。この本は、石州半紙の製法を初心者にもわかりやすく、図入りで紹介したもので、この本により紙漉きが農家の冬の副業として普及しました。
<紙の特徴、用途>
ここで育つ楮は質がよく、その楮で漉かれる石州半紙は和紙の中でも群を抜いて強靱です。かつては大坂の商人が石州半紙を帳簿に使い、火事の時、井戸に投げ込んで帳簿を守ったといわれています。全国の和紙の強度試験の耐折試験でも、洋紙は数回から十数回折り曲げるとちぎれますが、石州半紙は縦方向で3405回、横方向で660回まで耐えたという記録が文化庁に残っています。
── * ── * ──
先人たちから引き継がれた技術と技法を守ることにより、石州半紙技術者会が製造する「石州半紙」が1969(昭和44)年、国の重要無形文化財に指定を受けました。また、1989(平成元)年には経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」の指定も受けました。さらに、2009(平成21)年にユネスコ無形文化遺産(ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約)に登録されました。2008(平成20)年にオープンした石州和紙会館は、石州和紙の技術伝承を研修する施設として後継者育成を図り、かつ、日本の和紙の情報発信と国際交流の情報発信、会館オリジナル和紙の製造と商品開発を行っています。石州和紙製造の全工程の体験などができ、展示室では石州半紙技術者会と石州和紙協同組合の和紙を一同に展示し、地域と密着した施設となっています。
( 石州和紙協同組合 代表理事石州半紙技術者会 副会長 久保田 彰)

<製法(材料、技術)>
原料に楮、三椏、雁皮 の靭皮繊維を用い、補助材料としてネリに「トロロアオイ」の根を粘液を使って、竹簀や萱簀を桁にはさんで「流し漉き」により作られます。楮の黒皮をはぎ、薄皮削る際、真っ白の皮にせず、緑色の甘皮を残す「なぜ皮」にするのは石州半紙 ※の独特の製法です。この甘皮部分が、繊維がからみ合ったすき間をうめて繊維が抜けるのを防ぎます。それで漉き上がった紙は緻密で耐久性があり、やや黒っぽい光沢のある紙になります。潮風の激しい地方の障子紙として重宝されてきましたが、現在はその丈夫さから保存用紙、文化財修復用紙、書画用紙など多くの分野で使用されております。
※半紙…もともとは全紙を縦半分に切った大きさの紙。近世には縦25cm、横35cmの大きさとなり、日常の用紙としてよく使われました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性を

もつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの

日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作

品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があた

えられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか

、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です

。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史がありま

す。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ

展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合

せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流

基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これら

の商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のある

ものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当

協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入

場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コー

ナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が

必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体

のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情

報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です



~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできま

す。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会

員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与

されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ

」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた

形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資

格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1

冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお

持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満

足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありま

すが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「手作りバレンタインに挑戦!」

2月14日のバレンタインデーに手作りのお菓子を作ってプレゼントをするのがはやっています。また、女性同士で、チョコレートをプレゼントしあう「友チョコ」も人気だそうです。大切に思う気持ちを込めて、贈り物をすることはすてきなことですね。今年はチョコレートに折り紙のケーキを添えて、お友だちをびっくりさせませんか。さあ、手作りケーキを折りましょう!


<おってあそぼう!!>
①パパとぼくのおふねがぎっちらこ・青柳祥子
この作品を作るきっかけは、柚木沙弥郎さんの絵本「おふねがぎっちらこ」がきっかけになりましたが、自分でもいつか作りたいと思っていた親子遊びです。外国でも‘row row row your boat’や、‘Rock-a-bye Baby’の歌に合わせ、同じような遊びがあります。

ミニ知識・イクメン
育児に積極的に取り組もうとする男性のこと。2010年には厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を始めたことや、東京都文京区の区長が育児休業を取得したことなどが話題となり、流行語のひとつでした。関連雑誌も数種類発行され、ファッションに気を配り、おしゃれに、楽しく、育児に参加しようというお父さんが増えています。

②☆スプーン・堤 政継
形をしっかりさせるためにホイル紙で折ることをすすめます。実はできあがりⅡの方が最初に考えた作品で、できあがりⅠは投稿として送った作品なのでした。

③ボトル・デビッド・ブリル
この作品はもともと、1979年にエリック・ケネウェイさんの本‘Origami Paperfolding for Fun’のため創作したものです。当時、中に船を入れて「ボトルシップ」にしたいと思い、ブックカバーに使う透明なフィルムで折りましたが、きれいに仕上げるのは難しいことでした。裂けにくい素材のもので折った方がよいでしょう。

ミニ知識・ボトルシップ
和製英語で、英文は‘a ship in a bottle’。瓶の口よりも大きな帆船などの模型が入っている工芸品。1800年ごろ、西洋の船乗りが船内の素材を使って、空の酒瓶の中に模型を組み立てたのがはじまりとされています。

④☆ポット(カップ)・高木 智
この作品は「2度楽しめるおりがみ百科」(高木 智著・1994年日本文芸社発行)に「ポット」として掲載され、今回作者の許可をいただいて、「計量カップ」として口絵で使いました。そそぎ口と取っての付いた形ですので、いろいろと楽しめる作品です。

⑤チョコレートケーキ・飯田和子
折り図を見ると、ちょっと難しそうですがまず箱を作って上のぴらぴらの部分で飾りを作ると思えばそんなに難しくないと思います。私はまず箱形にしてから、細かいところはピンセットを使って飾りを折りました。
「飾り」の折りすじをつけておくことで最後が折りやすい工程にしました。(編)

ミニ知識・バレンタインデー
2月14日。古代ローマの司祭バレンタイン(ヴァレンティヌス)の殉教日で、キリスト教の祭日に当たりますが、もともとは、ローマで女性を守り、結婚の女神とされたユノー(ジュノー)の祝日で、また、ルペリカーリアという祭りのころでもありました。ルペリカーリア祭で、少女たちの名前を書いた紙切れを壷に入れ、それを少年たちが引き、祭の間カップルとなるという「名前のくじ引き」という習慣があったそうです。
なお、現存しているもっとも古いバレンタインデーの手紙は、1400年代にロンドン塔に幽閉されたフランスの詩人が妻に宛てて書いたもので、大英博物館に保存されているそうです。

⑥折据、箱(伝承)
平面の形は「折据」と呼ばれ、今でも茶道の七事式の「花月」などで使われています。この箱は、折据を立体にした形が始まりといわれていますので、今回は昔からの折り方をお楽しみください。よく知られている折り方は「378号」(絶版)に掲載しています。最近では、台所のゴミを捨てたりする箱としてよく使われているようです。(編)

⑦ハイカラケース、額付きパッケージ・川手章子
「ハイカラケース」はふちにレースの付いたような箱となりました。底部は四角く、ふちは丸くなります。「額付きパッケージ」は折りすじ一工程ずつ丁寧に付けるのがポイントです。額の中にはメッセージ、絵、写真など自由に入れて使ってくださいね。

⑧水仙・市川 学
まずは六角形を折り、そこから6枚の花びらを作り、紙の余った部分で花の中心を作ります。「ツツジ」を六角形ベースにしたような折り方になります。

ミニ知識・スイセン
ヨーロッパのイベリア半島、地中海沿岸、北アフリカで発達。日本へは中国より伝えられ、室町時代の漢和辞書「下学集」に「水仙」という名前が初めて現れます。水分の多いところに咲くことから名前が付いたと考えられています。スイセンの属名「ナルキッスス」はギリシア神話の美少年ナルキッソスにちなんだものです。
多くの妖精に言い寄られながらも拒んだために、女神ネメシスに自分の姿に恋するように仕向けられ、水面に映る自分に見ほれて泉にはまり水死したという伝説です。そのためスイセンの花は下向きに咲くと伝えられています。

⑨ふきのとう、サボテンの花、葉つきの花・永田紀子
淡い色のやわらかい紙を使えばふきのとうに、タント紙の濃い緑ならサボテンになります。サボテンには花を咲かせたくて花心に四角錘の突起を作り、サボテンの先端にかぶせました。色とりどりの花を咲かせてくださいね。

ミニ知識・ふきのとう
ふきのとうは、蕗のつぼみです。雪解けとともに芽を出し、春の訪れを知らせる野草です。てんぷらや味噌和えなどにして食べられ、独特の香りとほろ苦い風味が特徴です。宮城県古川市(現・大崎市)の特産品を販売する「ふるさとプラザ」が1993年に提唱した「ふきのとうの日」もあります。2月10日で、2と10の語呂合わせからだそうです。なお、ふきのとうには雄花と雌花があります。

ミニ知識・サボテン
メキシコではウチワサボテンなどのとげを取って、野菜として食べるそうです。日本に渡来したのは江戸時代初頭、オランダ船が持ってきたのが初めてとされ、汁が石けんの代わりとなるので、ポルトガル語で石けんを意味するsabao(サバオ)からサボテンと呼ばれるようになったといわれています。

⑩ハートのハーフケーキ・石渡正一
ティアドロップ型、2個合わせてハート型、6個または8個合わせてクローバー型、トッピングをのせてホールケーキなど自由に組み合わせて楽しんでください。

⑪ハートのコースターから作るBOX・白井和子
ハートの単体からコースター、そして折りすじをつけて立体にすると箱に発展します。ふたは外向きにすると花が開いたような形となり、内向きに折るとプレゼントBOXです。


参考文献
「年中行事事典」(三省堂)、「ヨーロッパの祝祭日の謎を解く」「366日記念日事典」(創元社)、「イギリス祭事カレンダー」(彩流社)、「和ごよみと四季の暮らし」(日本文芸社)、「世界大百科事典」「草花もの知り事典」(平凡社)、「お菓子の歴史」(河出書房新社)、「朝日新聞」「花おりおり」「植物ごよみ」(朝日新聞社)、「花の風物誌」「植物和名語源新考」「植物和名の語源」(八坂書房)、「日本サボテン史」(日本カクタス専門家連盟)

<支部局だより>
~「小さな作品展」開催~ 相模支部「夢折紙」川井千代
長い残暑も去り、ようやく秋らしくなった2010年10月6日(水)~12日(火)、私たち相模支部「夢折紙」は、女子美術大学に隣接した、市立相模原麻溝公園事務所内ホールスペースにて“小さな作品展”を開きました。“オータムフェアー”という公園イベントとも重なり、連休にはたくさんのご家族連れの方々が足を運んで下さいました。
思えば、8か月前の入院生活がなければ、私は折り紙とは無縁の生活を送っていたことでしょう。病と闘う橘(由美子)先生(支部長)と同室にならなければ、折り紙の楽しさを知ることはなかったのです。入院先、時期、同室、いろいろな偶然が重なり、私は今、折り紙に出会えた事に大変感謝しております。
さて、作品展ですが、講師を目標とする私たちのクラス(私以外は皆講師資格取得済みですが)を中心に、小中学生のクラスから60代70代のクラスまで、支部内のいろいろな仲間たちが、参加協力しました。病み上がりの先生には、アドバイザーに徹していただき、できるだけ私たちだけで、企画制作していきました。
まずは3つのテーマを決めたコーナー、魔女やカボチャをメインにした「ハロウィン」、3種類のボックスケーキを飾った「ティーパーティ」、秋の里山をイメージした「動物の森」。そして個人作品のコーナー、来客者に参加していただくコーナー。一角には、今度、支部の創作指導にあたっていただく事になった山田勝久先生の「クワガタ」や「かぶと虫」「十二支のポチ袋」の作品などを展示していただきました。また、支部仲間の和紙工芸士の高田夏代子さんは、綺麗な「花のパネル」を飾って下さいました。来場者の方々には、「コスモス、トンボ、きのこ」などの折り方を講習し、できあがった作品を模造紙に貼って展示したり、お土産としてお持ち帰りいただきました。そう、橘先生が常日頃私たちに指導して下さっている「共に楽しむ折り紙」です。中には2回3回と通って下さる方がいらっしゃり、最終日には「次はいつ来てくれるの?」とうれしいお言葉もいただきました。
折り紙に魅せられ、好きなものを好きなだけ折っていた私ですが、みんなで作り上げる楽しさ、教える難しさなど、たくさん勉強させていただきました。これからも、折り紙を通じて自分を磨き、素敵な人の輪を築いていきたい、と強く思いました。

~「織っこたちのゼロ展」に参加~ 浦和支部「さくら草クラブ」支部長 黒岩琢磨
2010年10月7日(木)~10日(日)、さいたま市北区「プラザノースギャラリー2~5」で「織っこたちのゼロ展」が開かれました。今年で3回目とのことですが、主催のNPO法人・織の音アート福祉協会、金 福漢さん(写真)の要請に応え日本折紙協会浦和支部が参加しました。10有余年間に創り上げた童謡や歌をテーマにしたパネル作品(90cm×75cm)20面が花を添え、協賛の韓国紙文化財団理事長盧 英恵様や他の来賓とともに7日(木)11時より開会式を挙行しました。その後10日まで、ファッションショーや音楽会、折り紙教室などが順次開かれて会を盛り上げました。

~スリランカと折り紙で交流~ 上総西支部「アクアラインクラブ」支部長 高嶋恵子
2010年9月18日(土)、千葉県幕張市「ホテルグリーンタワー」においてスリランカ国のテーマ「これからのたすけあい社会のシンポジウム」が開かれました。主催の認定NPO法人のC.P.I.教育文化交流委員会に支部として折り紙で協力参加いたしました。
100名の参加者は全員胸に折り紙の蝶のブローチをつけ着席。会場13テーブルにはきれいなハイビスカスの花かご(制作:坂本整子香川支部長)、押し花のコースター(制作:多摩市、石橋智恵子様)が置かれました。
ステージには桜の木のモニュメントに折り紙で極楽鳥、オウム、小鳥などと、暑い国の花々・アンセリュウムを制作して飾りました。それを背景に遠いインド洋の国スリランカから来た学生(男2人、女5人)の民俗舞踊と歌が紹介され、雰囲気を盛り上げました。私たち支部メンバーは民俗衣装のサリーを着ました。
2009年9月28日(月)~10月4日(日)は日本折紙協会主催のインドネシアの折り紙フェスティバルにC.P.I.が協力をし、そのとき「おりがみ4か国語テキスト」にインドネシア語を入れた特別版を共同制作し、同国の中・高校に頒布する活動を行いました。その活動は皆様からの協賛金のうち経費を除いた金額を同国の母子家庭の救済にまわすという有益な仕事でした。
それに対して各学校から感謝の手紙が集まってきていると聞いています。「頒布に協賛してくださった皆様に近日中にお送りできますよ」とのC.P.I.の小西会長からのお話です。
この運動の実践に皆様!どうぞ折り紙とともによろしくお願いいたします。

~三つの折り紙講習会開催~ 香川支部「おりがみKAGAWA」支部長坂本整子
日本折紙協会主催「2010折紙シンポジウムin香川」の開催にあわせて、地元の方々に折り紙の楽しさをより知らせたいと企画しました。延べ100余名の方が趣向のことなる折り紙を楽しむことができました。

~「ことでんに乗って琴平に行こう」(おりがみ電車)
2010年7月17日(土)~8月31日(火)、子どもたちの作品を乗せて「おりがみ電車」が琴平~高松を走りました。琴平には「海の博物館」もありますし金比羅様は海の神様。海の日もはさんで、電車を子どもたちと一緒に水族館のように飾りたいと思いました。いろいろ制約がありましたが、琴平電気鉄道(株)様のご協力で実現いたしました。「瀬戸内国際芸術祭連携事業冠呼称」の使用の承認もいただき、芸術祭実行委員会の後援もありました。
当初は7月31日(土)までの予定でしたが期間が延長になり、電車の乗客の皆さんからは「ほのぼのとした感じですね」「子どものころの折り紙あそびを思い出し懐かしかったです」との感想が寄せられました。
ご協力いただいた琴平町立北幼稚園・南幼稚園の皆様、琴電の皆様、お世話になりました。誌面をお借りしてあらためてお礼申し上げます。
幼稚園の子どもさんたちとは、地元の文化祭や、クリスマス、お正月などの折り紙交流、琴電琴平駅やJR琴平駅の折り紙展示も続けています。
私たちは、これからも地元に根付いた地道な活動をしていきたいと思っています。今後ともご指導をよろしくお願いいたします。


「和紙の里めぐり」(連載)7
~黒谷和紙~ 京都府 綾部市黒谷町
<気候・風土>
京都府綾部市の北部、舞鶴市に接する黒谷町は、舞鶴湾に注ぐ伊佐津川と支流・黒谷川が合流する峡谷に位置します。今でこそ、交通の便がよくなり、和紙の里として多くの人が訪れる場所となりましたが、かつては「京都府の秘境」と言われるほどでした。

<紙の歴史と時代ごとの使われ方>
約800年前、平家の落武者が敗残の身をかくすために、山間僻地で農耕地も少ないこの地を選んで住み着いたと言われています。その後人口増加と農耕地の限界、さらには野生の楮があったこと、集落をぬって流れる川の水が清澄でしかも豊富であったことから紙漉きが始められたようです。
紙が漉かれ始められた頃は近くの村落へ出向いては食料、衣類と交換しました。元禄時代(1700年頃)、山家藩の代官・十倉治右衛門が藩に必要な紙を確保するため紙漉きを奨励する政策によって紙漉きの戸数も増え、生産は伸びていきました。そのため藩内だけではさばき切れなくなったので、安政年間(1850年代)には呉服の町・京都の越後屋へ売り込みに行きました。
明治28(1895)年には土佐紙業組合から技師・大西勝四郎を招いて新しい土佐漉き(八つ取)の技術を導入しました。原料も楮、三椏、雁皮、藁などを使い、改良半紙、大判障子等新しい黒谷紙を作り、画期的な飛躍をみました。
明治末期には傘紙、養蚕用包装紙、藁半紙等が漉かれていました。第1次世界大戦の頃の大正3(1914)年~大正7(1918)年は陸軍省の乾パン袋を漉いていました。これは黒谷和紙が楮100%でその強度がかわれたからで、この時期はほとんどの業者がこれを漉いていました。この時期は当産地で一番栄え、世帯数も72戸ほどありました。大正末期(1920年頃)から綾部の郡是製糸株式会社(現・グンゼ株式会社)から繭袋や糸包みの大口注文がありました。昭和初期にはこれらの製品も代替品の進出によって受注は激減し、一部の業者は黒谷を離れていくような状況でした。第2次世界大戦前の昭和15(1940)年頃は京都向けの呉服の値札紙を中心に生産をしていました。戦時中は若い人の徴兵、軍需工場への流出、食糧増産のため紙の生産は大幅に減少してしまいました。
戦後は昭和25(1950)年頃までは呉服の値札、昭和24(1949)年~38(1963)年はサンドペーパー台紙が中心的製品となりました。しかし、これらの製品は機械漉きの発展、生活様式の変化等により需要は大きく減少しました。そこで昭和38(1963)年から新品種への転換をはかり、黒谷奉書、ハガキや便せん等の民芸品、さらには座布団、帯などに加工しています。

<紙の特徴、用途>
丹念に水と天日にさらされた黒谷和紙は強靭さが特長で、京都の桂離宮の襖、二条城の障子にも使われています。また、厚手の和紙に型染めをした「黒谷型染紙」は、袋物やクッションなどにも使われ好評です。

<製法(材料、技術)>
和紙の原料には三椏、雁皮などもありますが、黒谷の和紙は主に楮(黒谷では「かご」と呼ぶ)を使います。15年ほど前から地元の農家が楮の栽培に取り組んでおり、現在では使用する楮の50%が綾部市内で栽培されたものです。
2005年11月、黒谷和紙製造技術のさらなる発展と、この素晴らしい技術を多くの人に知ってもらいたいという思いから、閉校した「口上林小学校」を改装し、「黒谷和紙・工芸の里 和紙工芸研修センター(京都伝統工芸大学校)」をオープンしました。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL03-3625-1161
FAX03-3625-1162

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
~新しい年に寄せて~ 日本折紙協会理事長 大橋晧也
明けましておめでとうございます。
昨年は香川の支部員のご協力で立派なシンポジウムを開くことができました。本物の少林寺拳法の迫力は想像以上で圧倒されました。支部の皆様にまずお礼を申し上げます。
また、こどもの城で行われた「おりがみカーニバル」にはテーマの「花」に合わせて多数ご出品いただき、「おりがみの日」制定30周年記念にふさわしい展示会になりました。さぞ下中邦彦元会長、佐野康弘元理事長もよろこんでいることと思います。11月11日「おりがみの日」を発行日として、ノアブックスの新刊「花のおりがみ」を発行することもできました。
そして何よりも昨年の大きな出来事といえば、日本折紙協会事務局をあのスカイツリーがそびえる新天地に本拠地を移したということです。確実に世界折紙センターとしての第一歩を踏み出しました。世界のオリガミアンも、日本中のオリガミアンも、大いにこの新しい拠点を折り紙文化の発信基地としてご利用ください。利用法など近々発表されることと思います。
今年のシンポジウムは日本三名泉の一つ、群馬県の草津です。浅間山、軽井沢にも近く、きっと新しい発見もあることでしょう。皆様と再会できることを楽しみにしています。

特集「うさぎのお正月」

<おってあそぼう!!>
①バニーキャップ・木下一郎
この作品は創作30年、仕上がりが‘シンプル・イズ・ベスト’作品です。キュートで、折り工程が楽しい。「鶴の基本形Ⅱ」の上部の三角の沈め折りが易しくでき、キャップの紐もシッカリはさみこめる。結んだ顔がしまってかわいく見えます。

ミニ知識・干支の卯
干支の十二支が生き物と結び付いて考えられるようになったのは中国の秦の時代(紀元前221~紀元前207年)で、卯はウサギとみなされました。さらに漢の時代(紀元前202~220年)には十二支が方位や時間を表すようになりました。卯の月は2月、季節は春、1日の時間では明六つ(午前6時)、方角は東となります。ウサギは神の性格を持つ動物とみなされ、平和、温順のお守りとされています。悪運から免れる力があると考えられ、「免れる」という漢字も「兎(兔)」から生まれたそうです。

②☆うさぎのポチ袋・長谷川太市郎
ずいぶん昔の作品なので、発想の微妙なところは忘れてしまいましたが、石橋美奈子さんの作品に「鶴のぽち袋」(「季刊をる10号」双樹舎1995年発行・品切れ中掲載)というものがあります。その作品で鶴を折るところを、兎の顔にしたのだ!と思います。なかなかうまくいったと思います。

③紙幣折りの干支の卯・高木陽行
亥、子、丑、寅、卯とそれぞれ毎年末までに創作しましたが、残りを一気に完成させました。卯、羊、午、牛、寅、子、亥と順に気に入っています。紙幣でない紙で折った場合、折り上がりの効果をねらって、セロテープなどを使って色紙の表面をぺたぺたとはがして、ぼかしの雰囲気を出したり、白い和紙などにパステル色の粉末を作り、指やティッシュペーパーにつけてやわらかなトーンに着色したりなど工夫しています。

④☆福うさぎ・土戸英二
この作品は大阪のうどん屋さん「美々卯(みみう)」の箸袋の絵を見て、考えました。

⑤ウサちゃんの貯金バコ・川手章子
四角錐の前面をウサちゃんのお顔にしてみようと思いました。7では8となることをイメージして折ってみてください。コインを入れて一杯になったら後方を開き、また、もとにもどすと貯金箱として使えますよ。

⑥うさぎ・東海林伸嘉
うさぎは多くの先達の作家が、すばらしい作品を発表しています。その中で作品に自分の個性を出すのに苦心しました。最後の工程で立体に広げる作品なので、ホイル紙を使うと綺麗に仕上がります。

ミニ知識・若水
元日の早朝に井戸や川や泉で汲み、年神に供えたり、茶を沸かして飲んだり、正月の調理に使ったり、顔を洗ったりするのに用いたりする水。この水を汲むことを「若水迎え」「若水汲み」といい、水道が普及する以前には、正月の大切な儀礼のひとつでした。「若水」は「変若水の信仰」に由来するといわれています。変若水とは、神話で、月の神である月読命が持っていたとされる若返りの水で、邪気をはらうと考えられていました。なお、月読命の使いはうさぎとされています。

⑦花かんざしと花柄杓・川手章子
15・16のところがポイントです。葉っぱにたまった夜露で墨をすり、それで字を書くと書道の腕が上がると、国語の先生から聞いたことをふと、思い出しました。日本髪に花かんざしとしてさしてもかわいらしいなと思いました。

ミニ知識・柄杓
瓢(杓)に柄が付いたものという意味です。瓢とはユウガオ、ヒョウタン、トウガンなどの実のことですが、それがヒシャクとなまったと考えられています。昔の人は、瓢の中身をくりぬき、空を容器として用いていました。

⑧お花のたとう・藤本祐子
両面おりがみを使ったり、紙の表裏を入れかえたりすると、同じ作品でもさまざまな印象になるので、面白いと思います。バリエーションもたくさん作れますので、いろいろと工夫して楽しんでください。

⑨椿のドーナツリング・永田紀子
風船基本形に少し手を加えた単体です。8個以上ならお好みの数をつないで、腕に、頭に、飾って楽しんでいただけたらうれしいです。

⑩上げ羽鳥・郷原利夫
約10年くらい前に、病院でのボランティア活動で知り合った人に、80歳の誕生日を迎える人に贈る作品をと頼まれて工夫しました。4・5の段折りさえシッカリ折れば、あとはリズミカルに折れる作品です。

⑪紅入れ(伝承)
日本古来の口紅は、紅花からほんのわずかしか採れない貴重な紅を、水を含ませた筆で少量ずつ溶いて、唇に塗りました。この作品は、もともとはその紅を入れるための実用的な折り紙です。今はポケットティッシュ入れとして使われます。儀礼折りが元になっている作品で、この「紅入れ」の折りからさまざまな作品が生まれています。

⑫☆だるま・落合けい子
このだるまさん、おくるみに包まれた赤ちゃんのように見えませんか。9月に曾孫が生まれました。パパとママが望愛(のあ)と名付けました。

⑬在原業平、小野小町・笠原邦彦
「六歌仙」の作品から、業平と小町、美男美女二人を選んでいただき、喜んでいます。折り紙ではただまっ白い顔。皆さんの心の眼にどうぞ理想の容貌を思い描いてみてください。

ミニ知識・在原業平
825~880年、平安時代初期の歌人。情熱的な歌が多く、皇族の出身、自由奔放な性格であることから、「伊勢物語」の主人公とも考えられ、理想化されています。「百人一首」に収められている和歌は、「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに水くくるとは」(不思議なことがいろいろあったという神代にも聞いたことがない。竜田川に紅葉が唐紅「濃い紅」色に散り流れ、水を絞りに染めにしているというのは)です。

ミニ知識・小野小町
平安時代前期の女流歌人。生没年や実像など不明で、絶世の美女とされるなど伝説的な人物です。恋歌が多く、艶やかながらも、自分の身を見つめる哀切な歌が特徴です。「百人一首」に収められている和歌は、「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に」(桜の花の色はすっかりあせてしまった。春雨を物思いにふけりながら眺めている間に)です。

⑭百人一首の坊さん・松野幸彦
3はわかりやすくするために目安をつけましたが、松野さんの折り図では、よい位置で折る「ぐらい折り」でした。皆さんもよい位置で見つけて、格好いいお坊さんを折ってください。

ミニ知識・百人一首
「百人首」ともいいます。百人の歌人の秀歌を一種ずつ集めたもので、それをカルタにしたもののことをいいます。普通は藤原定家(鎌倉時代の歌人)が、京都奥嵯峨の小倉山にあった小倉荘にこもり、百人の句を撰んだとされる「小倉百人一首」のことを指しますが、後世、その形式にならったものが多く作られています。江戸の元禄時代(1688~1704年)には、それまで手描きだったカルタが、木版彩色で作られるようになり、庶民に普及しました。この頃、読み手が声に出していう、現在に近い遊び方になりました。

ミニ知識・坊さん(坊主)めくり
百人一首の絵が描かれた読み札だけを使った、子ども向きの遊びです。100枚の絵札を裏返して重ねて山積みし、参加者が上から1枚ずつ表に向けていきます。男性の絵札が出たら、その1枚をもらうことができますが、坊さんの絵札が出たら、持っている札をすべて出さなければなりません。女性(姫さん)の絵札が出たら、その1枚と坊さんの絵札を取った人が出した札をすべてもらってよいというきまりが基本で、地方によって多少違っています。山積みの札がなくなったとき、持っている札が一番多い人が勝ちです。

ミニ知識・六歌仙
紀貫之(平安時代前期の歌人)が、古今和歌集に記している、平安時代初期の六人の和歌の名人です。在原業平、小野小町、僧正遍昭、文屋康秀、喜撰法師、大伴黒主の六人。

⑮鏡餅・半田丈直
お正月の「鏡餅」。地方によっては飾り方が違っているかも知れません。この作品を基本にして、自分なりにアレンジして、地元の「鏡餅」にしてみてください。

ミニ知識・鏡餅
大小の丸い餅を重ねた、年神へのお供え物です。丸い形が、心の魂を写す鏡に見立てられ、鏡餅と名付けられました。裏白はシダの葉です。裏が白いのが名前の由来で、清浄なものとして供えられます。「穂長」とも呼ばれ、長命の象徴です。

参考文献
「日本のこころ小倉百人一首」(京都書房)、「年中行事事典」(三省堂)、「食べ物起源事典」(東京堂書店)、「366日記念日事典」(創元社)、「和ごよみと四季の暮らし」(日本文芸社)、「雑学日本のこよみ」(誠分堂新光社)、「民俗歳時記」(朝文社)、「京の宝づくし縁起物」(光村推古書院)、「神秘の道具」(日本編)、「世界大百科事典」(平凡社)、「古語林」(大修館書店)

<支部局だより>
~第19回筑後支部「折紙歳時記」作品展~
筑後支部「NOAちくご」支部長関根千鶴子
2010年8月9日(月)~15日(日)、福岡市のアクロス福岡2階メッセージホワイエで作品展を開催しました。
日本昔話や失われつつある日本の自然や風物、草花・・・、四季のある日本のすばらしさを感じていただけたらと、作品29点を展示しまいした。
今回は桜の花咲く春から雪の降る冬の春夏秋冬を、日本昔話の中から「花さかじじい・浦島太郎・舌きりすずめ・笠じぞう」をA1サイズ(59.4cm×84・1cm)の額で合同制作しました。
春の空や、夏の海、秋の竹林の寂しげな色、冬の雪空の重く寒い風の表情などは、和紙を何重にも貼り合わせながら表現しました。昔話の中に出てくる人物の表情を出すのに苦心しました。
九州ではお盆の最中にもかかわらず多くの方にご来場いただきました。昔話のコーナーでは、忘れかけていた日本の風景や、昔話の内容がよみがえり、目と心を楽しませていただいたと、嬉しい言葉。
雪の結晶や新会員による今までにはなかった新しい作風も加わり、例年にない暑さの中、合同作品作りに通った道中の暑い日ざしも肥やしとなり、おかげさまで好評のうちに終了しました。
~「ノア・こぶし会 おり紙会~ 練馬支部「ノア・こぶし会」支部長 服部周平
私共練馬支部「ノア・こぶし会」では、平成22年度の作品展を8月27日(金)~31日(火)まで開催いたしました。会場は東京のど真ん中、表参道のクレヨンハウス近くの「ギャラリーM」(渋谷区)で、オーナーの増島千代子さんの学生時代の恩師が大橋晧也理事長だった関係で特別にご配慮いただいたすばらしい会場でした。会員全員各々力作を展示し、ちょうど期間中、会場周辺の青山通りは東京名物の表参道のよさこい祭りと重なり、会員関係者ばかりでなく、多くの方々に楽しんでいただきました。特に月刊「おりがみ」でおなじみの青柳祥子先生をはじめ諸先生にもご来場いただき、5日間の作品展は成功裏に終わることができました。
近年にない猛暑の日々でしたがご来場いただいた皆々様には厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

<みんなの作品展>
~折り紙講習会報告~ 島田幸子(埼玉県・桶川にじの会)
日本折紙協会桶川支部協賛のもと埼玉県近郊の折り紙愛好家が集い、青柳祥子先生をお迎えして講習会を開きました。31名の方が出席しました。初めてお会いする方が多いだけに、先生からの自己紹介では折り紙をするきっかけがとても興味深く、聞いていても飽きない話術に皆引き込まれもした。10年余りで築き上げた折り紙に対する取り組み、積み重ねた実績に感心しました。
講習会では簡単な魚の基本形から始まり、各自の考え、工夫力を引き出し発展させました。先生いわく「折り紙を会話する」を実践して見せてくださいました。海(または川)に見立てて3色の布地を波立たせ、個々の作品を浮かべてみました。一人一人の考えがちがうように、くり広げられる工夫の数々、その展開の発想のおもしろさ、めずらしい折り、形、表現の仕方など、さまざまで折り紙の醍醐味がうかがえました。
フレーベルの模様折りから発展させてできたと言われるかわいいカピバラや、ふたつきの箱などを盛りだくさんの作品を紹介してくださり、2時間半の講習会はまたたく間に過ぎました。またぜひとも来て欲しい、またやってほしいとの声が多くある中、私自身もまだまだ教わりたいことがいっぱいです。またいつか、こんどはもっと広い会場で先生のユニークで、独創的な折り紙指導を受けたいと思いました。

「和紙の里めぐり」(連載)6
~小国和紙~ 新潟県 長岡市小国地域(旧刈羽郡小国町)
<気候・風土> ~「雪を掘る」ほどに積もる雪深い山里~
旧小国町は現在、長岡市と合併し新潟県の中ほどにある山に囲まれ、町の真ん中に渋海川が流れる小さな盆地です。
冬は積雪が2mを超える豪雪地帯で、そのためこちらでは除雪することを「雪をかく」のではなく「雪を掘る」といいます。昔は玄関から雪の階段を登って外に出て電信柱の電線をまたげるほどだったといいます。近年雪は減っていますが、6年前の中越大震災(2004年10月)の後から大雪の年が増えています。しかしこの雪が清い水となり、けっして涸れることなく、田んぼを潤し良い米を作り、また紙漉きにとって欠かせない恵の水をもたらすのです。
<紙の歴史>
~ひそやかに紙を漉く~
いつが起源である、というはっきりとした記録はありませんが、天和2(1682)年には山野田という集落に30戸の農耕のかたわら冬に紙漉きを行うという家があったとされています。この地域は小国の中でも最も雪深く、山の高い位置にあり、冬は閉ざされた土地となるため屋内の土間で小さな紙を漉き、春になると仲買人を通じ一冬分の紙をお金に換えるという生活だったようです。そのため紙漉きを盛んに作業する姿を外部の人が目にすることはあまりなかったと考えられます。
近隣集落では明治時代に高知県より技術者を招き、産業として発展させる動きもありました。時代の流れとともに手漉きは減少しましたが山野田の紙漉きは古い技術を残したまま受け継がれ、その数もわずか2軒を残すのみとなりながらも、昭和48(1973)年に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」に指定を受けました。現在、紙漉きの里であった山野田集落も中越大震災で全戸移住となり、雪に閉ざされた紙漉き集落の記憶は失われつつあります。ですが小国独特の古い技法は今でも小栗山集落にある小国和紙生産組合にて受け継ぎ、雪を利用した紙づくりが行われています。
<製法(材料、技術)>
~紙を干す人が黒くなる分、紙が白くなる~
古くからの小国紙は楮を原料とし、小国判と呼ばれる9寸×1尺3寸(27cm×39cm)の小判のサイズで漉かれます。雪の降り続く冬の小国では干し板に紙を貼り天日乾燥することがやりづらかったため、漉いた紙を雪の中に埋め晴天が続く春まで雪中保存しました。これを「かんぐれ」と呼びます。春の強い日差しと雪の反射で紫外線が紙の植物色素を分解し、白く美しい仕上がりになります。「紙を干す人が黒くなる分、紙が白くなる」と言い、雪に閉ざされた中で黙々と紙を漉き、春とともにそれを干し仕上げてゆく、人のたくましい知恵と春への喜びがうかがえます。
<紙の特徴、用途>
~強い力を持つ和紙。「酒所」ならではの利用法も~
昔から小国紙は大福帳や障子紙として多く使われてきました。楮のみの原料なので、繊維が長く強いのが特徴で、やや厚めの紙であればたった5cmの紙片で25kg以上の引っ張り強度があるという試験結果も出ています。柿渋を塗り渋紙して着物の札紙(値札)や建築用の壁紙などに使用されるほか、揉み紙にしてドレスの制作なども行っております。小国和紙生産組合では日本酒ラベルの生産が主で、楮100%の手漉き和紙ラベルとして全国に出回っております。 (小国和紙生産組合 今井千尋)
~小国和紙ができるまで~
(1)「楮(こうぞ)を収穫する」
楮は桑科の植物で、株で冬を超し、春に芽を出すと夏には3~4mとグングンと伸び、11月の葉の落ちる頃に収穫します。楮を傷つけないようにカマやノコギリを使い収穫します
(2)収穫した楮は1m位の長さに切りそろえ、蒸して皮をむきます(皮が紙の原料になります)。むいた皮にはたくさんの表皮(茶色や緑色の皮)がついているので、その表皮を包丁でそぎ取るのが「皮引き」です
(3)「雪晒し」(タイトル写真)
皮引きを終えた白皮を冬のよく晴れた日に雪の上にならべて天日にあてます。こうすることによって紫外線が楮の色素を破壊し皮を白くします。雪の上に敷くことによって雪が溶けるときに発生するオゾンと水の化学反応や、雪による日光の反射がより晒(さら)しを効果的にしていると考えられます
(4)楮の皮はすぐに使わない場合は乾燥させて保存し、紙にする時は前の晩から水につけて戻します。続いて「煮熟(しゃじゅく)」「チリヨリ」(水で洗いながらチリ、スジなどを取り除く)、「叩解(こうかい)」(皮をたたいてほぐす)の工程を経ます
(5)「紙漉き」
叩解して繊維(せんい)状になった紙の原料を紙素(かみそ)といいます。紙漉槽(かみすきぶね)と呼ぶ桶に水をはり、この紙素を入れてかき回します。さらにネリを入れてかき回し紙漉きをします。
(6)「紙床をつくる」
漉いて重ねた状態を紙床(しと)といいます。これを一日置き、次の日にジャッキを使って紙を搾(しぼ)ります
(7)「かんぐれ(紙塊)」
普通は紙を漉いたら1日おいて水をしぼり乾燥しますが、昔ながらの小国紙の場合は漉き重ね、湿った紙(紙床)を雪の中に埋めます。これは雪国ならではの「かんぐれ」という方法で、冬の間は晴れ間がないため外で紙を干せません。そこで春まで雪の冷蔵庫に入れておくのです。雪の中は低温で腐食から紙を守り凍ることもありません
(8)「天日干し」
昔から鉄板を温める薪(まき)や灯油も大変貴重な燃料です。そういった資源を使わずに紙を乾燥するには天日乾燥です。小国紙の天日干しは3月頃まだ地面に雪がある時期、雪の上で行います。「かんぐれ」してあった紙床を掘り出し、板に貼りつけ天日に当てます。すると直射日光と雪からの反射で多くの紫外線が当たります。紫外線は紙の茶色の色素を破壊し、白く美しくします

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「クリスマス」
子どものころ、煙突のない自分の家にはサンタクロースは来てくれないかもしれないと不安に思ったことはありませんか。煙突がなくても、朝にはプレゼントがちゃんと置いてあって、ほっとしたのが懐かしい思い出ですね。
楽しいクリスマスの季節を折り紙でお迎えください。今年も皆さんのもとに、優しいサンタさんがやって来ますように。Merry Christmas!

①サンタクロース、煙突(ペン立て)・納所克志
サンタさんが煙突から出入りするのはお話の世界、でも煙突のかたわらに立ってもらうとなんだって本当のことに思えません?そんなショットをペン立てにして、親しい人にプレゼントしてみてはと考えました。

ミニ知識・クリスマス
古代のヨーロッパで、冬至の季節は1年でもっとも夜の時間が長く、先祖の霊が帰って来て、恐ろしい魔物がうろつくと考えられていました。そのころに行われていた行事に、キリスト教が結びつき、冬至の日を境に明るい昼の時間がしだいに長くなることから、キリスト教を開いたイエス・キリストの誕生日と定められました。日本でも、昔、冬至は死に一番近い日と恐れられ、厄をはらうためにいろいろな行事や習慣がありました。現代までに続くものとして、風邪や中風除けにカボチャを食べたり、香り高く邪気をはらうと考えられた柚湯につかる風習があります。カボチャは、冬の季節に手に入りにくい野菜で、神に供えるという意味合いがあったようです。なお、東北地方には現在の冬至の日に近い十一月二三夜の大師講という行事があるそうです。これはタイシ(ダイシ)という神様が訪れ、人の善悪を見たり、幸福をもたらしたりするといわれ、サンタクロースの訪れに似ています。
ユールログと煙突・・・木に霊力があると考えられ、北欧ではクリスマスの季節の12日間、家の暖炉で大きい薪を燃やすユール・ログ(「クリスマスの丸太」と言う意味)という風習があり、その燃えカスが歯痛、雹、火事、霜焼けなどを防ぐと考えられていました。これがフランスで作られた薪の形のクリスマスケーキの「ブッシュドノエル」(「クリスマスの木」という意味)の起源です。煙突は家と外をつなぐ玄関と同じものとみなされ、サンタクロースの入り口と考えられる一方で、ユールログを燃やすのは悪い魔物が入ってくるのを防ぐ役割もあったそうです。

②ハウス・納所克志
ツリーの枝に吊るしたり、下に並べる家の模型は夢を誘います。折り紙の裏の白で雪の屋根に、カラフルに表を壁に窓や戸口を付けてクリスマスの雪化粧を演出してください。暖かな灯がもれる部屋からパーティーの賑わいが聞こえてきますよ。

③コーナーチェア・高木 智
15を折らないと、長イスとして使えます。

④うさぎ型ロールケーキ(さくら、抹茶、みかん)・石渡正一
耳の部分を桜の花びらやお茶の葉、みかんなどで表現した、うさぎの形のロールケーキを作ってみました。色やトッピングを変えていろいろなバリエーション(クリスマス風、野菜ケーキ風、紅茶ケーキ風など・・・)を楽しんでください。

ミニ知識・ロールケーキ
近年、ふわふわのスポンジ生地で巻いた、中のクリームがやわらかい、さまざまなロールケーキが評判です。日本では巻物のお菓子が好まれ、「観世水」「巻水」などの和菓子が古くからあります。日本で最初に普及したロールケーキは「スイスロール」で、スポンジケーキにクリームやジャムが巻き込まれているもので、発祥は定かでありませんが、スイスで伝統的な菓子作りルーランド(ロール生地)に、スイスという名前を付けたという説があります。なお、スイスにはスイスロールはないそうです。今回の作品のようなうさぎ型のロールケーキは、クリームやドライチェリーで装飾し、うさぎの耳や姿を表したものが実際にあり、人気のようです。

⑤☆チキン・納所克志
子どもの頃、チキンは何ごとかの折のご馳走の一つでした。13は上から息を吹き込んでおいしそうにふくらませてください。クリスマスにはいつもよりたくさん器に盛り、楽しくパーティーしたいものですね。やはり私たち庶民のご馳走ですから。

ミニ知識・クリスマスの肉料理
フライドチキンは、アメリカ生まれの鶏肉の揚げ物で、日本ではクリスマスにフライドチキンやローストチキンをはじめ鶏肉が食べられます。一方、西洋では、16世紀にスペイン人がアメリカ大陸からもたらした七面鳥が食べられてきました。クリスマスのころ、身がしまり、脂肪がのりおいしくなるそうです。頭や首にシワがある皮膚が、さまざまな顔に見えるので七面鳥と呼ばれるそうです。

⑥仕切りのある花の器・住田則子
花の形をした器ができました。仕切りがあるので、小物を仕分けて入れたり、折り紙の花をのせてみたり、いろいろ便利に使ってみてくださいね。

⑦リース・住田則子
単体を見るとさかなのようにも見えますね。でも8個つなげてみると・・・。ステキなリースに変身してくれました。クリスマスの飾りにいかがですか。

⑧☆サンタクロース・中島 進
このサンタは、カンタンに作れて、見栄えがよく、大きな紙にいくつも貼るとクリスマスツリーなどの立派な作品になります。別名「バンザイサンタ」といいます。世界中で紹介し、大評判を得ています。皆さんも、お楽しみください。

⑨☆サンタクリップ・梨本竜子
グランドピアノの中に入るといけないので、楽譜のページにクリップをつけるのはNGです。でも折り紙のクリップならOK!季節や曲に合わせていろいろなクリップを付けられたら楽しいだろうなと思い、作ってみました。

⑩ツイストスター・小宮はじめ
単体を平面で組んでいき、最後にダイナミックに姿を変えます。クリマスに活用してください。2のしるしのつけかたがちょっと変わっていますが、できあがりに影響させないためです。

⑪カラコロケース、キラキラスター・川手章子
「カラコロケース」はできあがった時、ちょっとつついて見ました。カラコロというような音がイメージされて、この作品名としました。「キラキラスター」は10から11にする所がポイントです。ちょっと不思議な星です。キラキラと輝いている所が表現できたかなと思っています。

ミニ知識・星
クリスマスの星は、聖書に書かれている、「東方の三博士」にキリストの生まれた場所を知らせたという、光り輝く「ベツレヘムの星」がもっとも有名です。この星は、彗星や新星などの珍しい天体現象がその星の説明とされていますが、いまだに謎だそうです。クリスマスツリーのてっぺんに飾られている星は、このベツレヘムの星を象徴しています。

参考文献
「年中行事事典」(三省堂)、「ヨーロッパの祝祭日の謎を解く」(創元社)、「世界の味探求事典」(東京堂出版)、「クリスマス百科事典」(柊風舎)、「洋菓子はじめて物語」(平凡社)
「お菓子の歴史」(河出書房新社)、「和菓子さろん」(東京経済)

<みんなの作品展>
~個展を開催しました~ 東海林伸嘉(東京都)
7月25日(日)~8月1日(日)、東京都目黒区にある吹きガラス工房と雑貨の店「逍遥」の地下ギャラリースペースにて初の個展が「折紙道楽」を開催しました。私が創作した動物の作品を中心に、「月刊おりがみ」に掲載された作品も含めて、約30点を展示しました。
会場にいらした人達の多くが折り紙の世界に興味を持ってくれ、一つ一つの作品をじっくりと見ていました。また、作品と一緒に「月刊おりがみ」を並べておいたところ、自分もやってみたいと言っていました。今回は自分の作品を見てもらうだけでなく、会場に訪れた人が趣味として折り紙を始めるきっかけとなればと思っていたので、熱心に折り図を眺めていたお客さんの姿は印象に残りました。
今後も機会があったら個展を開催したいと思います。

~保育園の壁面制作~ 田中桂子(佐賀県・くるみ保育園園長)
くるみ保育園では、前回は大きなプーさんの壁面を作りましたが、今回(2010年3月)は2歳児のクラスで2つのロボットを作りました(1歳児も9名入っています)。1年かけて少しずつ折り紙の楽しさを知り、仕上げはざぶとん折りのモザイク絵を作成しました。題材は子どもたちの大好きな紙芝居「ロボットたいちょう」です。6cm角の紙を使用しました。子どもたちには小さめのこの大きさがちょうど折りやすかったようです。まわりの花、葉っぱもすべて手作りです。すっかり自信のついた子どもたちと一緒に「チューリップ」(笠原邦彦さん創作)も作ってみました。三角折り(かたかけ基本形)、ソフトクリーム折り(たこの基本形)はお手のものです(笑)。

~郵便局で「歌とかもめーる展」~ 十河政子(広島県)
6月1日(火)~8月20日(金)の、夏のおたより郵便葉書「かもめーる」の売り出しに合わせて、折り紙“歌シリーズ”を音戸郵便局(呉市)で展示しました。「毎回楽しみに待っておられる方がいますよ」、「葉書も一人一人の人が書かれているのですか?」との声があるそうで、折り紙に興味を持っている人が多いですよと言われました。
郵便局の職員の方も「この作品を見上げると歌が思い出されて、仕事中も楽しいです」、「郵便局が明るくなりました」と言ってくださる方がいてうれしいです。
また保育園、児童館の先生も見に行かれて、「お母さんと一緒に見に行くといいですよ」と生徒さんに勧めてくださいました。みなさん楽しんで見ていただいたようで安心しました。いろいろな方面で折り紙の普及に役立っているようでうれしいです。

<支部局だより>
~第5回佐賀支部おりがみ展~ 佐賀支部「おりがみSAGA」支部長石井正登
佐賀支部では7月22日(木)~8月1日(日)、佐賀市立図書館2階中央ギャラリーにて「第5回おりがみ展」を開催しました。
展示内容は共同作品と個人作品および佐賀支部定例で講習した作品です。今回の共同作品は「バルーン」をテーマにしました。立体のバルーンおよび平面のバルーンそして観客にはノアちゃんを配しました。バルーンは、とても好評でした。個人作品は川村みゆきさんの作品をはじめ支部会員が制作した作品を展示しました。
最終日には、おりがみ教室をしました。作品は「L-キューブ」(原作:川村みゆきさん)で講師は川村みゆきさんにお願いしました。とても盛況でした。
なお、7月29日(木)は休館日でした。会場へ足をお運びいただいた皆様に謹んでお詫び申し上げます。

~高松空港・花と折り紙飛行展~ 香川支部「おりがみKAGAWA」支部長坂本整子
「2010折紙シンポジウムin香川」開催に合わせて、「花と折り紙飛行機展」を、7月10日(土)~31日(土)、高松空港2階ロビーで開催しました。
これまで、おひな様、端午の節句と、空港での展示は経験していましたが、千個の「ばら」を一個一個飾る作業は思ったより時間がかかりました。「本物みたいね」「立体の飛行機もすごい!」「折り紙の大会もうすぐですね」、顔見知りになった空港関係者の方々に声をかけていただき、和やかな雰囲気の展示作業でした。7月13日(火)には「空の駅」(蛇口からうどんだしが出ることで有名)もオープンしてとてもにぎやかな高松空港になりました。「筑後支部・鹿児島支部・徳島支部・神戸支部・大阪支部・吹田支部・奈良支部・・・ここに香川支部って書いてある」「日本折紙協会って全国に支部があるみたいよ」お友達と東京からいらしたというグループの方の会話です。「そうなんです。沖縄にも北海道にもあります。パソコンで検索してくださいね」、協会のPRもちゃんとしました。
この企画はたくさんの方々のご協力をいただきました。「空港だから飛行機」とても単純な発想で、シンポジウムのゲスト川崎敏和先生の「ばら」で飾ろう。飛行機は専門の山下 明さん(京都支部長)、黒川紀夫さん(滋賀県・近江おりがみの会)と高知の中学2年生の鶴見健太さん。鶴見さんはメモ用紙を小さく切った紙で飛行機をたくさん折ってくださいました。ばらは、川崎先生が顧問を務めていらっしゃる筑後支部をはじめ長野でお会いした7つの支部と会員有志の方々の制作です。北・東日本方面から飛行機でシンポジウムにおいでの方々を、四国周辺地区でお迎えできたらいいなと考えました。
お忙しい中、ご協力、本当にありがとうございました。また、展示にあたりご配慮いただきました空港関係の方々にも、誌面をおかりしてあらためてお礼申し上げます。

~「七夕まつり」と「折り紙すいたん」~
吹田支部「折り紙玉手箱」支部長渡辺眞寿美
7月2日(金)~4日(日)、大阪府の吹田市歴史文化まちづくりセンター(愛称:浜屋敷)で七夕まつりが行われました。今回で8回目、和室で折り紙教室、かまどのある土間で笹かざり、ギャラリーで作品展を行いました。毎年作品のテーマを決めて展示するのですが、昨年のシンポジウムが東北でしたので仙台まで足を伸ばして七夕まつりを見てきました。その美しさに感動し、折り紙でミニチュア版を作りたいと思いました。
会員1人1点、できあがり幅30cm~40cm、長さ1m50cmとしてそれぞれに工夫をしました。実際に見た人は少なく、写真でイメージ作りです。あまりに大きいし、吹き流しの部分がしわになるとダメなので、準備もそのまま浜屋敷のギャラリーですることにしました。完成までどうなるかわからず、とても不安でした。会場いっぱいに飾った15個の仙台風七夕まつり、とても感動でした。この後、日本折紙博物館で8月いっぱい展示してくださることになり、会員一同大喜びしました。苦労して作って本当によかったです。仙台の観光協会様、和紙の鳴海屋様、お世話になりました。
また吹田市のイメージキャラクター「すいたん」(吹田くわい)も折り紙で作り、吹田市制施行70周年の自主事業として取り組みました。ボランティアフェスティバルの体験コーナー参加者に「折り紙すいたん」300個を配りました。また来場者に折り鶴を折っていただき、大きなパネルに「折り鶴すいたん」を完成(1,727羽)、吹田市役所に展示していただいています。大きな行事が続き、連日折り紙づけの毎日。すべて成功に終わり、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

~日本折紙博物館にて作品展~
大阪支部「日本折紙協会なにわ・みおつくし」支部長梅本吉広
8月1日(日)~9月22日(水)、大阪支部は日本折紙博物館(石川県)にて作品展を開きました。期間が夏から秋ということで季節の作品を中心にしました。夏や秋の花、風物の色紙の作品、さまざまなユニットの作品を展示しました。そして夏休み中なので「おりがみあいうえおひょう」やかぶとむし、くわがたむしなど、子どもたちに人気のある昆虫の作品も展示しました。

<おたより>
~「こどもおりがみ博士」を取得~ 鈴木麻子・海勇(東京都)
長男が幼稚園の頃から「こどもおりがみ博士」を目指して、毎月「おりがみ級制度」にチャレンジして早5年!!今年ようやく2人そろって1級を取得することができました。
現在通っている小学校が今年60周年を迎え、何か記念に残るものを・・・と思い、子どもたちといっしょに500個のバラを折って校章の鳩を作り上げました。みんなの力でとてもすばらしいものが完成して、とてもよい思い出となりました。これからも息子と2人、折り紙を末永く続けられたら・・・と思います。

~World Origami Report~
「テッサロキーニよりごあいさつ」ミルト・ディミィトリィユー(ギリシャ)
2010年3月8日(月)~21日(日)、ギリシャ・テッサロキーニの商工会議所で折り紙の展示をしました。伝統的なギリシャ刺繍のデザインを日本の折り紙で表現するなど、ユニークな展示になり、アテネの日本大使館や、現地在住・在勤の日本人会の方々からも祝福を受けました。幼稚園児から大学生、教師など、毎日300人以上が訪れて、皆さんとても感動して、もっと学びたがっていました。
来年は、地球環境や平和、友情などのメッセージをこめた世界最大の折り紙を、再生紙で作ろうと計画しています。
また、私は日本語を学び始めました。8月には明星大学(東京都)のサマーサークルで折り紙を教えるために日本へ行きました。とても楽しい時間を過ごせました。

「和紙の里めぐり」(新連載5)
~越前和紙~ 福井県 越前市 五箇(大滝・不老・岩本・新在家・定友)地区
<気候・風土>
日本で最初のお札用紙に選ばれた越前和紙のふるさと、福井県越前市の五箇地区(大滝、不老、岩本、新在家、定友)は、現在も60余りの紙漉き業者が技を伝える、文字通りわが国最大の和紙の産地です。
福井県嶺北部のほぼ中央に位置する越前市では、背後に山々をひかえる里地として「ものづくり」が栄え、周辺には、漆器、打刃物、陶芸、指物などの伝統工芸産地が点在する一大芸産地でもあります。
<紙の歴史>
和紙作りは、今から約1500年前、地区を流れる岡本川上流より現れた一人の女性が「田畑の少ないこの土地では、この川の清らかな水で紙を漉くがよい・・・」と紙漉きの技を伝えられたという「川上御前」伝説より始まったと伝えられています。
その日本で唯一の紙祖神、川上御前を祀る岡太(おかもと)神社の祭礼は、古式そのままの祭りとして伝えられ、昨年は33年に1度の式年大祭が39回を数えるまでになりました。
また、社殿は国の重要文化財に指定されており、NHK・BS「世界の名建築百選」にも選ばれています。さらには背後の権現山頂の、奥の院にいたる参道付近には300本のブナ林が群生し、今も紙漉きにかかせない水を守っています。
<紙の特徴、用途>
越前和紙の特徴は、素材としての品質を追求してきたとともに、紙の多種多様さにあります。
「奉書」と呼ばれた将軍家の正式文書、公家の正式文書用の「檀紙」、絵画用紙の「雲肌麻紙」をはじめMO紙(開発者の初代・沖 茂八さんの頭文字をとった画用紙)、鳥子紙、襖紙、美術小間紙(便せん、カードなどの小判60cm×90cmの紙)、壁紙など、産地を支えつづけるために、先人達が常に新たな製品を作り続けた越前ならではのものと云え、現在のお札に使われている透かし技法「黒透かし」は、もともと越前の職人があみだしたものです。
また、美術界でも評価が高く、浮世絵や日本画、木版画の作家に愛用者は多く、横山大観、東山魁夷、平山郁夫など日本を代表する画家達のほか、ピカソからの注文もあったということです。
<製法(材料、技術)>
越前和紙を代表する九代目岩野市兵衛氏(国の重要無形文化財保持者)の漉く「生漉奉書」は、原料の楮を丹念に洗って繊維部分のみを使うため、虫がわかないのが特徴で、木版画用紙として250回から400回の重ね刷りに耐えられるほどの強靭さと、高い吸水性を誇ります。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「奈良平城遷都1300年」
今年2010年は「平城京」ができて1300年にあたる記念の年です。平城京のあった奈良県を中心にさまざまなイベントが開催されています。
学生のころ、「なんと大きな平城京」などと語呂合わせで710年の奈良時代の始まりを覚えた記憶のある方も多いのではないかと思います。表紙は、碁盤の目のように正確に区切られた、当時の都をイメージしています。1300年もの長い年月にはおよびませんが、日本折紙協会も11月11日の「おりがみの日」の制定や折紙講師制度発足から30年の記念の年です!後半にコーナーを設けました。お祝いムードたっぷりの今月号をお楽しみください。

①詩を折る(第15回)万葉集 小野老(おののおゆ)
「あをによし奈良の都は・・・」
あをによし 奈良の都は咲く花の にほうがごとく 今盛りなり
(奈良の都は咲いている花が美しく照り映えているように、今真っ盛りに栄えています)

万葉集は奈良時代の歌集です。歌の多くが万葉仮名(漢字の表す意味は関係なく、漢字の音や訓を借りて国語の音を表した漢字)で書かれています。高貴な身分の人たちから庶民まであらゆる階層の人の歌4500首余りが収められ、今も判読されていない歌もあるそうです。今回の歌の作者の小野老は大宰府の次官で、都への出張から帰った折、奈良の都が経済的にも文化的にも繁栄していることを詠ったといわれています。
あおによし(青丹よし)は奈良にかかる枕詞ですが、奈良から青丹(顔料、染料などに用いられる青黒い土)が採れたことからという説があります。また、奈良はナラの当て字で「平城」「寧楽」「諾楽」などと書かれますが、ゆるやかな傾斜地を表す平(ならす)が地名の由来とされています。

色紙構成・制作・松本博也
「山陽道てくてく旅」出演の原田早穂さん(元女子シンクロナイズドスイミング選手)が最終ゴール地点の朱雀門前で感泣されたのをテレビで見ました。私もあまりの美しさに「朱雀門」に引かれ、作品を仕上げました。

ミニ知識・平城京
現在の奈良市北部で、710年~784年の都です。その前に都があった藤原京や中国の唐の時代の都の長安などを模して作ったとされています。京内は条坊地割り(碁盤目状の地割り)で、南北に九条(約4.8km)、東西に十一坊(約5.9km)あったとされています。平城宮(天皇の住居の内裏や国家的儀式が行われる大極殿、役所などがあった場所)の正門が朱雀門で1998年に復元されました。この門から京の南面正門の羅城門まで京内最大規模でのびる道が朱雀大路です。なお、朱雀とは古代中国の四神のひとつで、鳥の姿に見立てられ、南方を守る神とされました。

②遣唐使船・松野幸彦
遣唐使に使われた船を再現しました。加味を4枚使って組み合わせます。「帆船模型」を作るのは大変ですが、折り紙なら手軽に楽しめますね。

ミニ知識・遣唐使
奈良・平安時代に日本から唐に遣わされた公式使者。聖徳太子が摂政のころ、数次にわたって、中国の隋に文化を学ぶために使者が遣唐使として派遣を続けました。240~250人から500人以上に及んだ一行が、通常4艘の船に乗り込みました。船は約30mの平底の木造帆船で、櫓が備えられ、風がないときは漕いでいました。季節風の知識もなく、命がけの旅でした。大阪の住吉大社で海上安全の祈願、住吉津から出発し、難波津(現大阪湾)に出て、瀬戸内海を抜けて那の津(現博多港)、そこからは2つのルートがありました。平安時代に菅原道真の意見から廃止されました。

③小さな王子・川手章子
ある日、突然ヒョッコリと現れてくれた作品です。11ではしっかり折りすじをつけ、折り図に従って、ひとつずつ丁寧に折ってみてくださいね。台付きとなっていますので、立てておくことができますよ。

ミニ知識・聖徳太子
奈良時代より100年程前の6世紀末から7世紀前半の飛鳥時代の貴族で、仏教文化を推進しました。母親が厩(馬小屋)の戸の前で出産したことから、幼名を厩戸豊聡耳皇子(うまやどのとよとみみおうじ)といい、その一生は神秘化され、奈良時代には法隆寺や四天王寺でまつられています。なお、「平城遷都1300年祭」のキャラクターのひとつの「なーむくん」は、聖徳太子の生まれ変わりだそうです。

④お釈迦様・笠原邦彦
仏像がおりがみのテーマになる!・・・それを内山興正先生のご著書にて知り、驚き、魅了されました。そして自分も作ってみたくなりました。50年近く前の、そんな拙作を取り上げていただけ、懐かしく嬉しく思います。

ミニ知識・大仏
仏像は釈迦の姿を模して作られて、悟りを開く前の王子の姿を菩薩、悟り後の姿を如来と分けられています。大仏は仏像の巨大なもので、奈良の東大寺の大仏は、釈迦を超越した毘盧舎那仏如来です。奈良時代の聖武天皇の時代、天変地異や伝染病流行などの不安を鎮めるために建立が決められ、752年か開眼供養が行われました。
像の高さ14.98m、頭の螺髪の数は966個。仏像の手の形を印といいますが、右手は胸のあたりに挙げて掌を前に向ける施無畏印で、畏怖を取り除いて安心させるという意味があり、左手は膝の上で掌を上に向ける与願印で、願いを叶えるという意味があります。なお、大仏殿の天上の格子模様は遠近法を考えて場所によって大きさを変えて作ってあるので、升目の大きさが同じに見えます。

⑤☆鐘楼・能所克志
学生の旅で山里のお寺に泊めていただき、夕方6時の鐘も突かせてもらいました。あとで友人と思い返したところ、どうやらひとつ多くたたいたようなのです。皆さんも鐘楼にまつわるそれぞれの思い出があることでしょう。

⑥天女・内山興正
この作品は「純粋折り紙」(内山興正 著 国土社・1979年発行・絶版)に収録されている作品です。なお、表紙で使った「雲」もこの本に紹介されている作品です。(編)

⑦休む牡鹿・前川 淳
「ビバ!おりがみ」(1983サンリオ・絶版)に載った作品です。「本格折り紙 √2」(2009日貿出版社)に、同種の技法を使った「(立ち姿の)鹿」が掲載されていますので、興味のある方はそちらもどうぞ。

ミニ知識・シカ
奈良の春日大社では神の乗り物となった伝説があり、神の使いである神鹿(しんろく)として古くから大切にされています。また、シカは初秋の交尾期に鳴き交わす「ピュイーン、ヨー」という声が人々に親しまれ、歌や絵などの題材になっています。

⑧☆蓮の花(伝承)・Lotus flwer

⑨リス・寺井浩司
寒い冬に備えて、お腹いっぱいお口いっぱいに木の実をほおばる様子をイメージしました。口と手の重なり具合を変えたり、手を口の中へさしこんだり、18を折らずに手を下に向けたりと、いろいろな表情をつけてください。

⑩☆鳳凰(飛ぶ鳥)・熊坂 浩
24cm×12cmの大きさの紙で折るとよく飛びます。15cm×7.5cmの紙で折ると、飛ばし方によってはくるくると回りながら飛びます。

詩を折る・ミニ知識・参考図書
「NHK日めくり万葉集」「万葉集事典」(講談社)、「万葉集」(角川書店)、「古語林」(大修館書店)、「万葉集」(世界文化社)、「万葉集ハンドブック」(三省堂)
「日本史年表・地図」「史跡で読む日本の歴史」(吉川弘文館)、「世界大百科事典」(平凡社)、「遷都1300年祭」(JTBパブリッシング)、「史話日本の歴史」(作品社)、「仏像のすべて」「仏像」(PHP研究所)、「古代の都を復元する」(学研)、「哺乳類観察ブック」(人類文化社)

<おたより>
~箸袋を再利用して「寿鶴」~ 籠谷和子(兵庫県)
月刊「おりがみ」、いつも楽しみにしています。このたびはお正月に使う祝い箸の袋を捨ててしまうのもどうかと思い、再利用して「寿鶴」を折りました。公民館のサークル生や老人大学の生徒さんたちにお教えしましたところ、みなさんに大変喜ばれましたので、少しでも多くの方たちに楽しんでいただければと思い、お送りさせていただきました。

~上牧小学校2009年の共同制作「クリスマス」と「春」~ 西田由美子(奈良県)
共同制作「クリスマス」は、毎年子どもたちがとても喜ぶので楽しみにしています。今回の共同制作は今までの中で一番きれいだという子どももいました。特に「412号」に載っていた永井紀子さんの「シンプルハートリース」はとても簡単なのにかわいくて、子どもたちに人気でした。
最後の共同制作は「春」。菜の花とクローバーに祝いのリボンの花を折りました。とても春らしく、教室が一度に明るくなりました。この1年間で折り紙好きの子が増えました。とても喜んでいます。

~祝・卒業、折り紙のプレゼント~ 石橋ユリ子(福岡県)
月刊「おりがみ」、楽しみに待っています。平成7(1995)年の公民館の講座が縁で、それ以来年賀状の交換がある娘さんが、今年大学を卒業されて小学校の先生に進まれるとのこと。振り返れば小学3年生から年賀状を一度もかかすことなく感心でした。講座の時からお会いしたことはありませんが、お祝いにバラの花(鈴木恵美子さん創作)を折り、自分流に箱に収めました。小さいバラは盛り上げて立体的に動かないように糊付けしています。

「和紙の里めぐり」(新連載4)
~美濃和紙~ 岐阜県 美濃市
<気候・風土>
1300年の伝統を受け継ぐ美濃紙の産地として知られる岐阜県美濃市は、日本のほぼ中央に位置し、美しい山々と清流長良川やその支流板取川の豊富な水に恵まれた豊かな自然環境の中で栄えてきました。
「水」は紙を漉くにあたって欠かすことのできない大切なものの一つです。しかもその「水」は天然水でなければ美しい和紙は漉けません。全国各地のどの和紙産地を訪れても周りには緑にあふれ、美しい川が近くにあるはずです。
<紙の歴史>
美濃の紙が最初に登場するのは、奈良の正倉院に収蔵されている大宝2(702)年の戸籍断簡の中に「御野國」の文字が見られ、同時期の他の紙に比べると「原料の処理・叩解・漉き方などにおいて極めて優秀であり、製紙水準が高い」とされ、紙質は優秀なものであったと思われます。
やがて、多くの紙郷の隆盛とともに美濃は全国でも有数の和紙の産地に成長し、月に6度もの定期紙市が開かれ、商われた美濃和紙は近江商人の手によって京へと運ばれました。
美濃紙という言葉は、中世には広義で美濃国産の紙の意味でしたが、次第に用途等により主として記録用紙や障子紙となるものを指すようになり、近代の生活様式の変化に伴い、販路は狭くなりましたが、障子紙の最高級品としての品質と評価を保ち現在に至っています。
1969(昭和44)年には、本美濃紙が国の重要無形文化財に指定されています。
土佐和紙・越前和紙とともに三大和紙に数えられている美濃和紙は、最盛期に比較すると本当にわずかになってしまいましたが、現在15軒の手漉き和紙工房が残り、また、美濃紙の美しさ、繊細さに惹かれて手漉き和紙職人を目指す若手の後継者も7人います。職人の高齢化が進む中、彼らの今後の活躍が期待されます。

<製法(材料、技術)>
美濃紙の製造工程は、現在でもほとんどが手作業です。原料は主に那須楮(栃木県の那須周辺が産地で、日本でもっとも質のよい楮といわれています)を使い、トロロアオイを粘剤にして、流し漉きの技法で漉いています。大きくは煮熟、ちり取り、叩解(美濃では木槌で叩く習慣も残っています)、紙漉き、圧搾、乾燥、選別の工程を経て、紙ができます。

<紙の特徴、用途>
一般的な製紙法は流し漉きであり、縦横に簀コテを揺り動かして手ごころによって捨て水を行い、何回も繰り返して漉くため、紙面に漉きむらがなく、繊維が縦横十文字に絡むためにできあがった和紙は、薄い紙でも布のように丈夫で、しかも美しくできるため、障子紙をはじめ保存文書の用紙等に最適です。その他、巻紙書簡、便箋、封筒、葉書、工芸紙として使用されます。
また、市内全ての小・中学生は自分自身で卒業証書を漉き上げています。最近は県内外の小・中学生も卒業証書を自分自身で漉きに訪れます。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「ハロウィン」
ヨーロッパで始まったハロウィンは、アメリカで今のような子どもたちのお祭りへと発展しました。祖国を離れ、アメリカに移住した人たちが、異国の地でも自分たちの行事を続けていきたいと願ったからでした。そして、今、ハロウィンの行事は、いったん廃れたヨーロッパばかりか、習慣のなかった日本をはじめ世界の国々に、アメリカを象徴する食べ物のハンバーガーと同じように伝えられ、広まっています。もし今年、子どもたちが「トリック・オア・トリート!」と訪ねて来たら、お菓子に添えて折り紙のハンバーガーを渡してみませんか。

①まじょ・山田勝彦
1枚の折り紙でほうきにまたがって、飛ぶ、まじょの姿を折りたくて、あまり難しくならないように考えたので、ほうき部分と首の部分は前後対象にはなりません。右方向に飛ばすには19・20を裏返して折ってください。

ミニ知識・ハロウィン
10月31日。ヨーロッパに住んでいた古代ケルト人のサムハイン祭が起源とされています。これは死の神サムハインをまつり、11月1日の新年と冬を迎える祭りで、この日には死者の魂が家に帰ると信じられていました。この祭りがキリスト教に取り込まれ、万聖節(11月1日)の前夜ということから、All Hallows Even(万聖節前夜祭)が縮まってHalloweenとなりました。
hallowはアングロサクソン語で聖徒(Saint)を意味します。ところで、関東以北の地方では、旧暦10月10日に十日夜(とおかんや)という収穫を祝う祭りがあります。この祭りで子どもたちが歌を歌いながら各家庭を回り、亥の子餅やお金などをもらいます。ハロウィンと似ているところのある行事です。

②リングフォルダー猫・土戸英二
梅本吉広さんの「指輪」をのせるために創った作品です。ビーズなどの指輪をのせる場合は、体におもりを入れるなどの工夫をしてください。

③☆魔女の大釜・青柳祥子
魔女にはまだ会ったことはありませんが、いろんなハーブなどを釜に入れてクツクツと煮込んで薬を作っているイメージがあります。ヘンゼルとグレーテルを食べようとするときも大釜があったような・・・。

④☆バットくん2・植森豊子
前回掲載していただいたバットくんは、羽を閉じてぶら下がっているこうもりでした。今回は羽を広げて飛んでいるところをイメージしました。

⑤レトロなデンキスタンド・川手章子
まだ蛍光灯のスタンドのないころ、私が使っていた電気スタンドに似た作品ができあがりました。本が好きだったので、この下でよく読みました。18・19では厚く重なりますが、がんばって折ってみてくださいネ。

ミニ知識・あかりの日
10月21日。1879(明治12)年のこの日、アメリカのトーマス・エジソンが世界ではじめて実用的な白熱電球を開発しました。この偉業を記念し、灯のありがたさに感謝する日として、日本電気協会や日本電球工業会などが1981(昭和56)年に制定しました。なお、電球は発光部のフィラメントと呼ばれる部分に電流を流して発光させます。エジソンはフィラメントに京都産の竹を焼いて作った炭素を用いたそうです。

⑥読書をする人・青柳祥子
本を読むと賢くなるといいます。これを作ったときに、頭の後ろが少しへこんでいて脳がないように思えたので、慌てて彼に本をもたせました。それがよかったようで、今では読書は彼のライフワークです。

ミニ知識・国民読書年2010
2008年6月、国会で2010年を「国民読書年」とすることが決められました。今年1年を通して、読書を推進するさまざまな行事が行われています。また、毎年10月27日~11月9日の2週間は読書週間です。この期間になったのは1984年からですが、読書を普及させるための活動週間は戦前からあったそうです。

⑦本・デビット・ブリル
1975年に創作を始めて間もない頃の作品出すが、今でも気に入っています。仕事より折り紙が楽しくなって、帰宅途中の列車の中でひらめいたのも懐かしい思い出です。「ボックスプリーツ」の技法を使うことで、たくさんの折りすじをつけないで、容易に作品を作ることができました。

⑧チーズバーガー・セット・能所克志
パンの21・22の角の押しこみが「らしさ」を出します。ラップで包むと本物に見えますよ!そうすれば中の食材をのりづけせずにいろいろ変えられ、お店ごっこも楽しくなります。「エッグを足してください、子ども店長さん!」「ハイ」。

ミニ知識・ハンバーガー
ハンバーグは、1884年ごろアメリカで作られたミンチ肉のステーキ料理で、ドイツのハンブルクのタルタルステーキの系統をひくところから名付けられたと考えられています。これを丸いパンにはさんだものがハンバーガーで、1930年ごろにはハンバーガーのチェーン店ができて、アメリカの代表的な軽食となりました。1950年ごろ、長崎県佐世保市の米軍基地に駐在していたアメリカ人から佐世保の人が教わって作ったのが日本でのハンバーガーの始まりとされ、1971年にはアメリカのファーストフード店のマクドナルドが東京の銀座に第1号店を開きました。

⑨さんま・松野幸彦
「397号」でも松野さん創作の「さんま」(写真小)を掲載しています。その作品は今月号P33のおりがみインフォメーションで紹介している「ぶたの基本形」から作られています。折りくらべてみてください。(編)

ミニ知識・サンマ
秋風とともにやってきて、晩秋にもっとも脂が乗りおいしくなります。背側が青黒く、腹側が銀白色の細長い体が刀を連想させることから、「秋刀魚」の字が当てられています。ビタミン豊富で栄養価も高く、また、血液の流れをよくし、病気予防の効果もあると考えられていますが、昔は下賎な魚として扱われ、文献に登場するのも江戸時代になってからだそうです。江戸時代半ばごろ「安くて長きはさんまなり」と書いて売る魚屋が評判となり、庶民の間で好んで食べられるようになったそうです。

⑩とんがり帽子(Pointed hat)伝承

⑪☆きのこ・浅井かづゑ
雨の日、森の中では、小さな生き物たちが、雨宿りするために「きのこ」を探しているんじゃないかしら・・・。そんな想像をしながら、かわいい「きのこ」を考えてみました。

ミニ知識・参考図書
「年中行事事典」(三省堂)、「世界大百科事典」(平凡社)、「この日何の日」(秀和システム)、「365日記念日事典」「ヨーロッパの祝祭日の謎を解く」(創元社)、「ヨーロッパの祭と伝承」(早稲田大学出版部)、「食で知ろう季節の行事」(長崎出版)、「木の実とハンバーガー」(日本放送出版協会)

支部だより
~日本折紙博物館での浦和支部展~
浦和支部「さくら草クラブ」支部長 黒岩琢磨
3月1日(月)から6月2日(水)まで、遠く離れた加賀の日本折紙博物館で、香川支部に続いて浦和支部展を開きました。色紙、くす玉、箱などが飾られる通常の折り紙展からの脱却を狙い、支部が10余年間に制作したパネル21面を展示しました。このパネルのサイズは幅91cm、高さ75.5cmで、木枠を山口甫江会員の御主人に作っていただいた力作です。
テーマは童謡・唱歌で、作詞を基本に私がイメージイラストを描き、それを折り紙で表現することに衆知を集めて制作しました。
パネル、イメージイラスト、歌詞の3点を同時展示し、さらに親しみを持たれるように・・・と私が工夫した「いきいき小人Ⅱ」を10人程、色々なポーズを折り上げ適宜配置しました。その他に、与えられたスペースに合わせて工夫ができる「サファリ」を展示。河を渡るシマウマやそれを襲うワニ、チーターに追われるガゼルの群れ、ライオンや象の家族などを生き生きと表現しました。

<みんなの作品展>
~5教室合同作品展「楽しい折り紙展」~ 窪田八重子(広島県)
5月21日(金)~24日(月)、呉市そごうデパートのイベントプラザにおいて、私が講師をしております折り紙教室5教室(白寿会、折鶴会、紙風船、たんぽぽ、折ひめ)の合同作品展を開催いたしました。なにしろ前回の作品展から7年目、あのときには「これが最後」と決心し、またみなさんもそのつもりで頑張ったものでした。ところが最近1番新しいクラスの方々(前回の作品展を見て参加された方々ばかり)の精進ぶりを目にし、感じるにつけ、「ああ、この方たちにも作品展を経験させてあげたいなぁ」という思いが募ってきました。とても大変だけれど作品作りの充実した日々で得られるいろいろな想い出や達成感、そしてたくさんの方々に見ていただくことのうれしさ、喜び・・・こんな思いをこの方たちにも味わってもらいたい、そしてあらためて折り紙の素晴らしさを感じてもらいたい・・・との思いを抑えられなくなり、「もう1度だけ」と作品展開催を決めてしまいました。うれしいことに各教室の方々も大賛成、「楽しい折り紙展」として開催することになりました。
今回は各教室ごとに自分たちでテーマを決め、作品も研究作成ということになりました。これは高齢の私の体調などを考え、なるべく私の負担を軽く・・・というみなさんの優しい心づかいで本当にありがたく、またほとんど経験者ばかりなので私も安心しておまかせしてアドバイスに徹し、もっぱら新しいクラスの方たちの指導に頑張りながらの日々でした。
おかげさまで期間中は連日大盛況で、マスコミ報道もあって平均500名の方々が毎日来場してくださいました。「これが折り紙なの。すごいねぇ!!素晴らしい」、「美しい、楽しい作品ばかり。夢が広がるね!!」など賞賛の嵐で、みなで「やってよかったね」と喜び合いました。
作品は「紙風船グループ」はキャラクター大集合と、私の数少ない創作作品を作品集としてみなさん全員で、「たんぽぽグループ」は下げ物で四季の飾りや折々の風景を、「白寿会」も美しく楽しい歳時記を、「折鶴会」はさすが古参で素晴らしい色紙や立体作品の数々、そして新人クラス「折りひめ」は扇面に各自が1枚ずつ四季の花々を、そして3枚のパネルにおさめました。もう1つは呉市の公園でお花畑と楽しむ人々、子どもたちを表現した大きな立体作品を作成、新聞にも掲載され、大感激でございました。あと半年で卒寿を迎える私は、折り紙と歩んできて本当に幸せとつくづく思い、感謝でいっぱいでございました。

<ワールド オリガミ レポート>
~コロンビアで講師を経験~ 渡邊寛子(宮城県)
2007年4月より2009年3月まで、独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊事業に参加し、青少年活動という職種で南米のコロンビア共和国に派遣されました。ボゴタ青少年保護局フロリダ校という寄宿生学校で折り紙を教えました。生徒たちは元ストリートチルドレンです。
コロンビア人は日本文化に興味があり、折り紙は「ORIGAMI」とそのままの言葉で浸透しています。書店には折り紙のコーナーがあり、本が数十冊売られています。デパートで折り紙教室が開かれることもありました。
コロンビアの学校は半日で終わりますが寄宿生学校は子どもたちの生活の場でもあるので、学校教育を半日、職業教育を半日していました。私は職業教育部門の先生となり、絵画、陶芸、手芸、ガラス工芸、演劇、ダンスなどの先生方に混ざって折り紙を教えました。JICAの書類には「レクリエーション等を通して情操教育を行う」とあり、当初、学校や折り紙の先生になる心構えはありませんでしたが、上司が書かせる私の書類はいつも「折り紙教室:渡邊寛子先生」と書かれており、こんなに希望されているなら折り紙の先生になろうと決心しました。持っていた折り紙の本は、JICA駒ケ根訓練所で購入した日本折紙協会の「おりがみ4か国語テキスト」でいした。
日本から折り紙や切り絵の本などをたくさん送ってもらい、夜な夜な折り紙の勉強をしながら子どもたちに教えました。カリキュラムは月曜~金曜の7:30~12:00(途中休憩30分)、13:00~16:45(途中休憩15分)。土曜日は午前のみです。午前のクラスと午後のクラスの2クラスを担当しました。約3か月ごとにクラス替えをしますが、希望制で、不人気な教室の先生はリストラされます。私の場合、1年5か月延長してくれた女の子がいました。1クラス平均10名で、少ない時は3名、多い時は約30名いました。
解説が理解できない本もあり、日本の折り紙をきちんと伝承できないこともありましたが、子どもたちは折り紙の魅力にひかれ、1枚で作る作品から、30枚で作る多面体まで制作し、完成時には満面の笑みを浮かべ、生きる意欲を増していました。
彼らは月に一度、日曜日や祝日に家族の元に帰ったり、友達や親せきを訪ねます。彼らはその日に大好きな人へ手紙を添えてプレゼントをしたいのですが、折り紙は最適でした。「折り紙を覚えたら、紙だけで大好きな人に一生のプレゼントができるよ」と言った途端、子どもたちの目の色が輝き、躍起になって折り方を覚えていました。
2年という限られた期間で、私の活動の成果が目に見えてわかるものではありません。楽しく夢中になっていた分、帰国時はとても辛かった。しかし過去にはしたくありません。そのような思いから日本折紙協会の会員になりました。私が教えた子どもたちが、今でも作品を誰かにプレゼントしたり、折り方を教えたりしていて、将来大人になり親となったら、我が子にオモチャとして折り紙を与え、温かな家庭を築くことを願っています。

~オリガミ USA コンベンション2010 参加レポート~
中島 進理事(写真右)、小宮はじめさん(左)の強いお誘いを受けOrigami USAのコンベンションに始めて参加しました。私を含め総勢20名の団体でしたが、今回は私の初参加のレポートとされていただきます。
ニューヨーク・ニューアークリバティー空港に到着、ルスアン・べスマンさん(米)とコリン・ロウさん(英)のお迎えを受けホテルに直行。到着後すぐに移動して、Origami USAによる日本人歓迎の夕食会に招かれ、そこで日本折紙学会のメンバーとも合流しました。
ニューヨーク滞在中宿泊したホテルウォルコットは、近くにエンパイアステートビルがあり目印になります。コンベンション会場となるF.I.T.はホテルの西に位置し、徒歩で10分程、曲がる交差点は1か所だけなので、迷うことはありません。
<6月25日(金)>
ニューヨーク市内観光の後、いよいよコンベンション会場に。通訳の近藤さんに手伝ってもらい受付を済ませ、物販会場に行き参加登録の際に注文した商品を受け取りました。開会中参加者を迎え入れる大会場では初参加者を対象にしたオリエンテーションがありました。
<6月26日(土)>
コンベンション初日は展示会場を中心に会場の様子を見て廻りました。案内表示はあるのですが、フロアーが違ったり、建物が違ったりするので、最初はまごつきます。物販会場では、注文用紙に書いて係りの方に商品を揃えてもらいます。商品見本会場と物販会場は別の部屋でした。
<6月27日(日)>
教室に参加しました。作品と時間割表と見比べながら、私は1時間枠(やさしめ)の教室を3つ取りました。先生の仕草を追えば難しいことはないのですが、英語が苦手な分、見落とすまいと真剣でした。夜には大きな紙を使った競技があり、作品の制作と発表で夜遅くまで盛り上がりました。
<6月28日(月)>
最終日、日中はコンベンションを離れ、ニューヨーク市内をひとり見学して歩きました。午後7時からはファイナルパーティーに参加。ウエンディ・ザイクナー会長のご挨拶、ゲスト作家ローマン・ディアズ氏(ウルグアイ)の紹介があり、初参加者の通過儀式でしょうか、「初参加者」と書いたリボンを名札から剥ぎ取るセレモニーがありました。
初めての参加でしたが、通訳の方や親切に教えてくれる方が参加しているので心配ありません。以前日本でお会いした方にも再会することができ、肩の力を抜いて参加できる心地良いコンベンションでした。(専務理事 佐野友・記)

<おたより>
~小学校で壁面飾り制作~ 丸中直子(兵庫県)
小学校で図書ボランティアをしています。今年の1月から3月まで「壁面飾り」を担当することになりました。折紙講師になってまだ日も浅く、アイディアもテクニックも何もなく、本当に悩みました。約1.2m×3mの大きな掲示板・・・、3か月飾っていてもおかしくないもの・・・、難しい仕事でしたが、ボランティアのメンバーのお手伝いもあって、とてもすばらしいものができました。シクラメンと雪(くわばらさよこさん創作「雪のコースター」:「412号」)、スイセン、梅とうぐいす、チューリップです。いかがでしょうか?できあがった時は感動して涙が・・・。子どもたちも喜んでくれて、先生方にも好評でした。折り紙でいろんなつながりが深まったような気がします。

~スイスの子どもたちと~ 中島豊子(スイス)
私が折り紙を始めたのは、チューリッヒの子ども病院のリハビリセンターでのボランティアがきっかけでした。
手足の麻痺や、重度の障害を持っている子も多く、折り紙ができる子はわずかでいしたが、冬の寒い時期、長い病院での療養生活に、何かを作る楽しみを見つけてくれた子もいました。できるだけ簡単で、作ってうれしくなるようなもの、ずっとお守りのように持っていたいもの、病気の子どもたちが希望をもつことができるものを教えることができればと考えていました。
今は自分の本業が忙しく、このボランティアはお休みしていますが、月1回、近くの天然素材のおもちゃのお店で、子どものための簡単折り紙教室を開いています。写真は6月16日(水)、折り紙は全く初めての子どもたちでしたが、とても熱心で、2時間の間にいろいろな作品を折り、家に持ち帰りました。
月刊「おりがみ」から、たくさんのアイディアをもらいました。いつもありがとうございます。

「和紙の里めぐり」(新連載3)
~土佐和紙~ 高知県 吾川郡いの町 ほか
<気候・風土>
いの町は高知県の中央、高知市の西隣に位置し、四国の吉野川・四万十川と並ぶ清流の仁淀川に沿った町で、「紙をすく いのは水辺の ふりし町」と郷土の俳人森木茶雷(もりきさらい)の句にも詠われているように、古くから「紙の町」として知られ発展してきました。
水質全国第4位(1999年)、治水・電源開発のための施設やキャンプ客、釣り人など水辺利用率第1位(2002年)になっておりその高い水質、豊富な水量は現在でも紙を漉くのに非常に適している事がわかります。1908年に紙を中心地に運ぶために開発したチンチン電車(土佐電鉄)は日本最古で、今ものどかに、いの町まで走っています。
<紙の歴史>
平安時代の927年、「延喜式」という書物の中に土佐から中央に紙が献上されたという記述があり、1591年には、安芸三郎左衛門家友、その叔母にあたる養甫尼(ようほに)、新之丞(しんのじょう)の三人により、土佐七色紙を創製し藩主の山内一豊公が幕府に献上、勝手に紙を漉くことを禁止するなど厳しい管理下で御用紙制度が始まりました。1826年、幕末の頃、土佐藩の御用紙漉きの家に生まれた吉井源太が、幕末に紙漉用具の大型化を図り、その後は抄紙方法の改良や、土佐典具帖紙など様々な種類の紙を開発するなど、和紙の飛躍的な発展の基礎を築きあげ、明治中頃には全国一の生産量を誇りました。その土佐典具帖紙が1973年、土佐清張紙が1977年にそれぞれ無形文化財に選択され、土佐和紙が1976年に国の伝統工芸品に指定され、その土佐和紙の振興を図るため1985年に土佐和紙伝統産業館(いの町紙の博物館)がオープンしました。
2001年には「カゲロウの羽」とも称される比類のない極薄紙(厚さ0・03mm)土佐典具帖紙を漉かれている濱田幸雄氏が重要無形文化財(人間国宝)に認定されました。
<製法(材料、技術)>
土佐典具帖紙は楮を原料とし、土佐和紙ではこの紙しか行わない、こぶりと言う作業(流水中に原料を攪拌)で不純物を取り除いた純粋な100%楮の繊維を使い、目の細かい紗という道具を使い、流し漉きで作られます。
<紙の特徴、用途>
楮(コウゾ)、三椏(ミツマタ)、雁皮(ガンピ)、稲わら、竹などを原料に、流し漉き、溜め漉きなどの技法を使い紙を漉いています。また、紙漉き工場がそれぞれ違う紙を漉いているため、書道用紙、障子紙、版画用紙などその種類の多さが特徴です。代表的な土佐典具帖紙はちぎり絵、ラッピング用から文化財の修復など用途も様々です。
(いの町紙の博物館 技術員 北岡広文)

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「お月見と空の日」

タヌキとキツネが奏でる軽快なリズムにのって、紅白のウサギが楽しそうに餅つきペッタンペッタン。今年は日本人の宇宙飛行士二人が活躍したり、小惑星探査機「はやぶさ」が7年かけて帰還したり、帆に太陽の光を受けて進む宇宙帆船「イカロス」の打ち上げなど宇宙のニュースが続いて、空を見上げる機会も多いのではないでしょうか。
9月22日は中秋の名月、その2日前には空の日。秋晴れの空と美しい月夜・・・、空の広がりに思いをはせながら、折り紙を飾りましょう。

①兎の餅つき・納所克志
お月さんにいる兎さんはおモチのように白くてふっくらしているのかな?ひとりぼっちでつくのって淋しくないのかな?二羽で向き合ってつく姿にしたりして、月夜の窓辺に飾る作品として楽しい演出を加えてみてください。

ミニ知識・月のウサギ
月の表面に見える黒い模様は、ウサギ、ガマガエル、人、悪魔、オオカミやシカ、鍵など、世界中でさまざまな形にたとえられ、民話が伝承されてきました。日本では餅をつくウサギで、日本のようにウサギにたとえる地域は多いそうです。ウサギはその行動や姿から神や神の使いと信じられ、また、多産であることから、女性的な動物とみなされました。一方、月も女性を象徴することから、月とウサギが結びついて伝えられたと考えられています。

②☆狸・狐・楠根 遥(投稿時:12歳)
かわいい狸と狐ができました。小さい子どもでも簡単につくれそうです。狸の20、狐の4を折らなければ、平面作品として、カードなどに使えます。ぜひ、作ってみてください。

ミニ知識・タヌキとキツネ
どちらもイヌ科の夜行性動物で、人里近くに住んでいたため、古くから人々にとって身近な存在で、物語にも多く登場します。タヌキが満月の晩に腹鼓を打つという話は、「狸囃子」伝説として日本全国に伝わっています。日本手話で「タヌキ」は腹鼓のようにこぶしでお腹をたたく動作で表すそうです。

③月に雲・川手章子
月に雲が少しかかったところを1枚の黄色の折り紙で表現したら面白そうと思い、折ってみました。夜空に存在感のあるのは月、そして星。夜色の空に映えて美しいです。ちょっと裏側が込み入っていますが、雰囲気は出ていそうです。

ミニ知識・十五夜
旧暦の8月15日、2010年は9月22日です。「中秋の名月」と呼ばれ、1年じゅうで月がもっとも美しい季節とされ、月見をします。もともとは里芋や豆などの畑作収穫を神様に感謝する行事で、昔は団子ではなく、里芋が供えられていたそうです。月は畑作にとって大切な水を支配する力を持っていると信じられていました。なお、昔は、旧暦9月13日の「十三夜」と「十五夜」の両方の月を愛でることを合わせて、お月見と呼んでいました。「十三夜」には栗を供えます。

④☆平台・小倉隆子
脚付きの平面制作用の器が簡単な折りでできました。行事に合わせて、重宝します。柏餅、おだんご、果物、ひし餅など色々なものを入れてくださいね。

⑤☆銀杏の葉の楊枝入れ・藤本祐子
「楊枝入れシリーズ」秋の行楽版です。15cm角の紙でできるように考えました。柄の部分を付け根からしっかりカールされると形が決まります。箸置きにもなります。くれぐれも「もんじゃ」のへらとしては使わないでください。

⑥クリスタルブロック・川手章子
できあがりⅢは12パーツからできていますが、1つのパーツはシンプルで、あっという間に仕上がりました。キラキラと輝くクリスタルのようだと思いました。色の組み合わせもお好みで楽しめます。

⑦ヒガンバナ・富永康平
彼岸花の細長い花弁とガクを正方形からのユニットで作りました。細長い長方形からのユニットも考えましたが、折り紙らしくないように思え、やめてしまいました。やや面倒な折り方ですが、根気よく折ってみてください。

ミニ知識・ヒガンバナ
9月下旬の秋の彼岸のころ、いっせいに咲きます。有史以前に渡来した史前帰化植物で、さまざまな別名があり、その数は400に及ぶといわれています。細く先が下向きにカールした花びら6枚、おしべ6本、めしべの花柱を持つ花は、開花時に葉があまりありません。花が咲いても種ができないために、異種がなく、遺伝的組成も変わらないために、気象条件を反映して、開花が同時期になると考えられています。球根にリコリンという毒性の強い物質を含むため、昔は、ネズミやモグラなど畑や田んぼを荒らす動物退治のために植えられました。また、飢饉のときには、毒抜きをして食用にもしたそうです。

⑧ステルス・山田勝久
12・13が少し難しいですが、下の写真を参考に仕上げてください。

ミニ知識・ステルス戦闘機
レーダーをはじめとするさまざまなセンサーから探知されにくい戦闘機で、(ステルス)とは英語の「こっそり、忍び」という意味です。レーダー反射断面積や騒音をなるべく少なくするために、機体の形状に工夫がこらされています。

⑨複葉機・松野幸彦
2枚折りの飛ぶ飛行機からできた複葉機です。3枚折りになってしまいましたが、のり付けなしで、しっかりまとまり、何回飛ばしてもばらけません。着地も複葉機らしく面白いと思うのですが・・・。

ミニ知識・複葉機
主翼が2枚以上ある飛行機。動力によって空中を飛行することに、1903年にはじめて成功した飛行機は、アメリカのライト兄弟が作った「フライヤー号」で、主翼が上下2枚ついている複葉機でした。ただし、「フライヤー号」は機首に小翼が付き、今月号の作品とは少し違っています。第1次世界大戦(1914~1918年)と第2次世界大戦(1939~1945年)の2度の大きな戦争のため、軍用機研究が盛んになり、飛行機は飛躍的に進歩しました。1930年代後半には金属製の単葉機が一般的になり、複葉機はすたれました。現在、複葉機は航空スポーツの分野で、自分で組み立てて飛行する「ホームビルト機」で人気のある飛行機だそうです。

ミニ知識・空の日
9月20日。前身は「航空の日」で、1911(明治44)年のこの日に、山田猪三郎が作った山田式飛行船が東京上空で初飛行に成功したことにちなんで、1940(昭和15)年に制定された記念日でした。戦後、中断していましたが、1953(昭和28)年に運輸省(現・国土交通省)と日本航空協会が復活させ、1992(平成4)年に「空の日」と名前を変えました。

⑩飛行船・松野幸彦
1と14以降に、適当な位置で折る「ぐらい折り」がありますが、形よくなるように折り進めてください。

ミニ知識・飛行船
気嚢(ガス袋)の中に空気より軽い気体(水素やヘリュウム)を入れ、浮力によって空中に上げ、推進用の動力を付けて操縦ができるようにした軽飛行機です。遊覧飛行や広告宣伝飛行などを行ってきた「日本飛行船」が2010年5月で事業を停止したというニュースは残念なことですが、大型飛行船には省エネルギーで24時間連続で飛行ができる、騒音が少ない、船室が広いなどの利点があります。それらの利点を活かして、物資輸送や被害状況調査など災害時に利用された実績もあり、事業の再開が望まれます。

⑪お爺ちゃん、お婆ちゃん・東海林伸嘉
敬老の日のために、この作品を考えました。お爺ちゃんお婆ちゃんとも体は同じ折り方です。お気に入りの千代紙で折ってください。2つ並べて色紙などに貼り、感謝の気持ちをこめて贈ると喜ばれると思いますよ。

ミニ知識・参考図書
「年中行事事典」(三省堂)、「世界大百科事典」(平凡社)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「しばわんこの和のこころ」(白泉社)、「野草の花図鑑」(スコラ)、「花おりおり」「朝日新聞」「植物ごよみ」(朝日新聞社)、「この日何の日」(秀和システム)、「世界の太陽と月と星の民話」(三弥生書店)、「ウサギの日本文化史」(世界思想社)、「節供の事典」(雄山閣)、「世界の最強戦闘機」(成美堂出版)、「ポプラディア」(ポプラ社)

支部だより
~第11回信州おりがみ交流会によせて~
奈良支部「あきしの」支部長 竹尾篤子
今年はいつまでも寒くて、信州もやっと春を迎えたように桜が季節はずれで満開でした。4月24日(土)・25日(日)の2日間、信濃支部「りんどう」主催による第11回信州おりがみ交流会が長野市勤労者女性会館「しなのき」において開催されました。私も例年通り出席させていただきました。
今年のゲストに津田良夫先生をお迎えしました。津田先生とはお目にかかる機会も限られ、難しい作品講習になるのでは?という声も耳にしましたが、実際は一人一人優しく、丁寧に講習していただき好評でした。ほかに布施知子先生、木下一郎先生、前川淳先生、阿部恒先生はじめ県内外の諸先生が講習を披露されました。
1日目、2日目共に講習はすばらしく奥深い作品ばかりでした。どの作品を受講しようかと申し込み用紙を片手に皆様が思案に暮れておられました。部屋に帰っても昼間習った作品を教えたり教わったり、時のたつのも忘れて夢中になっていました。これも講習会ならではの楽しいひとときを感じました。
今回初めて「県外スタッフ」に入れていただきました。これは大変よかったです。机を並べたり、テーブルセッティングをしながら初めてお会いする方々とお話する中でいろいろ勉強させていただきました。スタッフの方々も事前に役割を決めてそれに従ってそつなく動いておられる姿に、支部長と会員の皆様がいつも支えあって心を一つにして支部を盛り上げていらっしゃるのだと感じました。この素敵な交流会がいつまでも続きますようがんばってください。本当にありがとうございました。

<みんなの作品展>
~東広島生涯学習フェスティバル出展~ ハーレー静代(広島県)
2009年10月31日(土)・11月1日(日)に毎年恒例の「東広島生涯学習フェスティバル」が開催されました。私たち高屋西小学校親子折紙教室の出展作品「読書をして世界を旅しよう」のテーマも3回目となり、日本を含む3か国の本の世界を折り紙で紹介します。
今回の作品は、まずガリレオの天体観測から400年ということから、月をテーマに日本の「かぐや姫」。2つ目は高屋西小学校の全校児童へのアンケートで1番リクエストの多かった本でドイツの「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家。そして3つ目は「409号」でも紹介していただいたアメリカのお話「ペちゃんこスタンレー」です。あの後、アメリカのAli Graceちゃんのクラスから返事が届き、子どもたちが書いた「私の好きな場所」のカードや、日本語で書かれた「自分の名前ポスター」やクラスの写真なども同時に展示しました。国は関係なく子どもの好きな場所は同じようで・・・公園だったり、おもちゃのお店だったり、他に図書館、レストラン、アミューズメントパーク、自分の部屋、学校の校庭・・・子どもたちの楽しそうなシーンが見えるようです。
一生懸命に自分の名前をカタカナで書く練習をしている姿を想像すると、思わず一人一人を抱きしめたくなってしまいました!「AliちゃんのFlat Stanley」のおかげでつながった遠い国を思いながら、さまざまな輪が広がっていく素敵な体験ができた1年のしめくくりでした。

~手話付きおひなさまを講習~ 武内捷子(高知県)
2月18日(木)、高知県ろう学校へ折り紙講師でまいりました。2月工作授業の一環です(小学1年~4年の児童7名、先生5名)。3月のおひなさまを、先生の手話付きで折りました。子どもさんたちは初めての手作りおひなさまを完成でき、大喜び。うれしい、かわいらしいとお顔いっぱい笑っています。私まで元気をいただき、「おりがみ」の力に感謝いたしました。(作品は、飯田伊勢子さんの「おひなさま」、山梨明子さんの「髪、帽子」、松見博子さん「屏風」のアレンジです。)
また、右の写真は2009年11月12日(木)、生涯老人大学でチラシ、新聞紙でバッグを作った時のものです。90名が参加で大好評、大小の袋がたくさんでき、喜んでいただきました。

<インフォメーションポスト>
~講師講習会開催される~
春期・東京・Aコース
5月22日(土)13:30~16:30、東京セミナー学園(豊島区、旧桐杏学園)5階教室で、折紙師範・講師対象の講師講習会が開催されました(受講者68名)。
今回の「Aコース」の講習は、日本折紙協会の黒岩琢磨理事。記号や基本形の説明と、折り図の描き方を講習しました。実物の折り途中をコピーしたものをベースに、折り線や記号を描き込むとい方法で、コピーに適した紙の色、トレース用のペンや色を塗るマーカーの紹介、折り紙教室での記号指導など、折り図を理解して楽しむための実践的な内容でした。投稿作品やシンポジウム折図集は、まだ手描きが主流。皆さんも作図にチャレンジしてください。
また、講師の著書「おりがみ太平記」には、伝承作品と、「基本形・記号・技法」が簡単にまとめられています。参考図書として会場で販売しました。

春期講師講習会・大阪
6月6日(日)14:00~17:00、グランキューブ大阪(大阪国際会議場)1020号室で講師講習会が開催されました(受講者58名)。講師は、大阪支部長の梅本吉広先生。まず、自己紹介を兼ね、「薗部ユニット」から「結びユニット」に至る創作歴を、作品の説明と合わせて披露してくださいました。「創作の極意(ツボ)は、詳しく“モノ”を知る(より本物に近づける)こと、すなわち“モノ”から“教わる心”が大事」と、観察することの大切さを説いてくださいました。
梅本先生で忘れてはならないのが折り紙パフォーマンス。創作活動の傍ら幼児・児童を対象に教え方を工夫する中で編み出された指導法です。今回は実演していただけませんでしたが、小学生なら大喜び?の「しょうもないダジャレ(梅本先生ご自身の弁)」を連発、随所で妙技の一端を見ることができました。パフォーマンスを真面目に説くと、“考える心”、“教える心”を実践した梅本先生による究極の指導手法ということかもしれません(詳しくは梅本先生にお聞きください)。講義の途中には実技指導もあり、最後は新作の折り図のおみやげももらって、受講者の皆様大満足のうちに終了しました。

<おたより>
~折り紙鯉のぼりを展示~ 半田丈直(愛知県)
5月に投稿した「鯉のぼり」を、このたび、名古屋の「とだがわこどもランド」にて、スタッフの指導で400匹、壁一杯に展示しました。とだがわこどもランドの若松裕也さんにご報告いただきます。
当館では毎年こどもの日に合わせて園内に鯉のぼりを掲揚しており、今年は名古屋開府400年ということで、館内に子どもたちの制作した鯉のぼり400匹を泳がせることとなりました。いくつかの案の中から、子どもたちの身近にあり、工作教室で人気のある折り紙を使った鯉のぼりに決まり、他に例のないものを制作したいという思いから、普段交流のあった半田丈直氏に協力を仰ぎました。
そして半田氏の提案で、完成が立体という新しいオリジナルの鯉のぼりが誕生することとなりました。
製作期間は4月1日(木)4月22日(木)で、子どもが折りやすいように15cm角の一般的な折り紙を使用し、自由に文字や絵が描けるように柄のないものを選びました。
展示期間は4月24日(土)~5月5日(水/祝)で、展示中は殺風景なエントランスホールの壁が、子どもたちの制作した色とりどりの鯉のぼりで華やかに飾られ、来館者からは「とっても綺麗ですね」、「すごくかわいい」といった声が多くあり、大盛況でした。

<おりがみニュース>
~COP10・MOP5 愛知・名古屋2010おりがみポスターとカレンダー~
10月に愛知県名古屋市で開催される「カルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP・MOP5)」と「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」(総称:国連地球生きもの会議)のロゴマークは、日本での開催ということで、折り紙がモチーフになっています。この会議のポスターとカレンダーの制作に、日本折紙協会が協力しました。折り紙の制作は、本誌でおなじみの松野幸彦さん(東京都)です。
先行した折り紙のデザインはあくまでイメージだったので、後から実際の折り紙の完成形を当てはめるという作業はかなり難しかったようですが、ご覧のような説得力のある仕上がりになりました。
なお、下記のサイトの投稿ページから、未来に向けたメッセージと共に折り紙の「写真」を投稿できます(作品は自由)。写真はサイト上の「みんなのおりがみ写真 on flicker」に掲載されます。

~お客様 根岸とし子さん(埼玉県)~
ブラジル生まれの日系2世の根岸さん。子どもの頃、折り紙の花のくす玉を見る機会があり、「こんなきれいなものがあるんだ」と感動したそうです。1993年に来日、現在は家族みんなで日本にお住まいです。2009年から本格的に折り紙を始め、大好きな花のユニットをたくさん作っていらっしゃるそうです。(4月9日(金)来局)

「和紙の里めぐり」(新連載2)
~因州和紙~ 鳥取県 鳥取市青谷町、鳥取市佐治町
<気候・風土>
鳥取県は、中国山脈を背に全長約130kmの海岸を持つ美しい日本海に面した県です。東部の鳥取市に因州和紙生産地の青谷町と佐治町があります。青谷町は海岸沿いで酢が、大部分が緑豊かな山地で、町を流れる日置川中流に和紙の工房が集まっています。佐治町は県の東南部、岡山県境にある山間地です。鳥取平野を南北に流れる一級河川・千代川の支流、佐治川に沿って集落が点在しています。
和紙の里の30km圏内には、鳥取砂丘、大小合わせて7か所の温泉地、4つのゴルフ場、そして因幡の白ウサギで有名な白兎海岸があり、素晴らしい環境と風土のもとで和紙が生産されています。

<紙の歴史>
奈良時代の正倉院文書の中に、因幡の国で抄紙(紙漉き)されたと推測される紙が保存されています。平安時代の「延喜式」(905~927年編纂)には、因幡の国から朝廷に紙が献上されたという記録がありました。江戸時代初期、鹿野藩初代藩主・亀井茲矩が交付した文書に「村々切らざる木」(切ってはならない木)として定められた11種の木の中に、和紙の原材料である楮、雁皮の名が記されています。因州和紙は藩の御用紙としても庶民の使う紙としても盛んに生産されました。
1975(昭和50)年に因州和紙は全国初の国指定「伝統工芸品」に、翌1976(昭和51)年には「因州青谷こうぞ紙」、「因州佐治みつまた紙」が鳥取県指定無形文化財に指定されています。
多くの人々に愛され日本の伝統文化の象徴でもある和紙ですが、現在は時代の流れや不況のなかで業界は苦境に立たされ、因州和紙も例外ではありません。最盛期の明治30年代には1000件以上の業者が紙を作っていましたが、昭和30年代には約120件、現在では、35件まで減少しました。こうした状況から、近年は伝統技術を守りながらも最新技術を取り入れ、時代に合った商品開発に取り組んで、国内はもとより世界へと発信しております。

<製法(材料、技術)>
国指定「伝統工芸品」の因州和紙は、経済産業省によりその製法が下記のように定められています。(1)楮、三椏、雁皮を主な原料とする(2)流し漉きによること(3)竹あるいは萱で作られた簀で紙を漉くこと(4)「サナ」(抄紙用粘剤の因州での呼称。「ねり」ともいう)はトロロアオイを用いること(5)漉いた紙は「板干し」あるいは「鉄板乾燥」で乾燥させること
和紙の生産に適した地には、材料の楮やトロロアオイが自生していることや、水さらしができる清らかな川が必要です。青谷町や佐治町は「和紙に選ばれた町」と言えるでしょう。
<紙の特徴、用途>
「因州佐治みつまた紙」は「筆切れず紙」として広く知られています。紙のきめが細かく、筆の運びがなめらかなことから「筆が傷まず、また筆を早く運ぶことができるので墨が減らない」ことを意味します。この地で作られる画仙紙の品質はもちろん生産量も全国最大クラス。ほか、色紙や短冊などの工芸紙、染色紙、近年では機能性和紙の生産に力を注いでいます。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「夏の風景」
今晩は、おばけたちの夏祭りです。歌え踊れの大騒ぎ。私たちの目には見えないけれど、こんな景色もあるかもしれませんね。花や行事や、熱い夏に涼しさを感じるものなど、夏の風物を折り紙で楽しみましょう。

①ゲゲゲの鬼太郎、目玉のおやじ・丹羽兌子
なつかしい鬼太郎がもどってきました。鬼太郎も目玉のおやじも目が全体の印象を決めます。大きさとバランスのとり方に苦心しました。チャンチャンコの着せ方もいろいろ工夫して気に入った着せ方を見つけました。

②おばけ・亀山真代
「おばけ」と聞くと、どんなイメージを膨らませますか。このおばけは講談社の「おばけとモモちゃん」に出てくるおばけを元に作った懐かしい作品です。本体の上下を変えたり、ポーズをつけて遊んでみてください。

③☆傘の一本足(傘化け)・伝承、解釈、紹介 笠原邦彦
飯島半十郎著「幼稚園初歩」(明治18=1885年刊)という本に載っている40点のおりがみ作品の、その完成図を筆写して教えてくださったのは、日本折紙協会理事であられた林 正之先生(故)でした。その中のひとつが、この「傘の一本足」です。いまだにその原本を知りませんので、林先生の筆写完成図だけから、その折り方を推測してみたものが、ここに紹介していただいたものです。楽しい作品ですね。

ミニ知識・傘化け
通常一つ目で一本足の、傘の妖怪。100年を経た古い物が変化したとされる「付喪神」です。付喪神とは老人の白髪を「九十九髪」と言ったことからできた言葉です。

④☆蝶・松野幸彦
5は「あじさいの花」(斎藤静夫さん作、「358号」掲載)と同じ形です。頭部が少し出るところがポイントですので、15の上部は、2枚まとめてしっかり折りたたみましょう。

⑤酔芙蓉・川手章子
‘酔’の字の付いたこの花の名前自身がドラマティックだなと思いました。図鑑を見て、この花に似ているかな・・・と思いました。この名前をつけてもらった花はどんな気持ちかな・・・と思いました。

ミニ知識・酔芙蓉
開花期7~9月。朝に白い花を咲かせ、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけて深紅色になり、翌朝もしぼみません。その花の色の移り変わりの様子から、酒に酔って顔色がだんだん赤くなるのになぞられて、酔芙蓉と名付けられました。

⑥桔梗・永田紀子
2枚組みで五弁花の桔梗となりますが、「くみあわせかた」の2の上部のV字部分を内側に二つ折りにすると六弁花にもなります。二つ折りした部分はその根元のポケットに納めることができます。

「詩を折る」(第14回)「宵待草」色紙構成・制作 小宮はじめ
夢二の詩で、「宵待草」として有名になりましたが、本当の花の名前は「待宵草」です。花言葉「浴後の美人」「ほのかな恋」など、夏、月光を浴びて鮮やかな黄色の花を咲かせます。花は両面黄色の紙がよいでしょう。一連である⑥沈め折り⑦かぶせ折りがポイントです。綺麗に咲かせてください。

竹久夢二(たけひさ ゆめじ)
1884(明治17)年、岡山県の酒屋に生まれ、1934(昭和9)年、49歳で肺結核のため亡くなりました。たくさんの美人画を残していて、夢見心地の哀愁をたたえた女性の姿は「夢二式美人」と呼ばれ、大正浪漫を代表する画家です。絵画のほか、着物の小物や雑貨、広告宣伝物のデザイン、本の装丁も手掛け、俳句、詩、歌謡、童話など文筆業でも幅広く活躍しました。「宵待草」は、今からちょうど100年前の1910(明治43)年8月、避暑で訪れた千葉県銚子で出会った長谷川 賢(かた)との淡い恋をきっかけに生まれた詩です。1917(大正6)年に多 忠亮により作曲され、大流行しました。待宵草と宵
待草の取り違えは、夢二自身気付いていて、意図的なものだったと考えられています。

ミニ知識・オオマツヨイグサ
開花期7~9月。竹久夢二が「宵待草」とうたったと考えられている花です。6~8cmの黄色い花を夕方から咲かせ、マツヨイグサと違って、しぼんでも赤くなりません。なお、これらマツヨイグサの仲間は幕末以降に渡来した帰化植物で、総称で「月見草」と呼ばれ親しまれています。

⑦ホーホーホタル・川手章子
私の住んでいる地方でも、ホタルを大切に育てている所があります。初めての大正琴の演奏会では、地方の方の作詞作曲したホタルを演奏したことを思い出します。ピッカリと暗闇に光るホタル、ロマンチックですね。

⑧精霊馬(なす、きゅうり)・伊藤由麿
お盆の期間に飾られる、なすときゅうりで作った牛と馬です。牛の⑤⑥を折るときは、紙にしわがよりやすいので気をつけてください。完成後は内股になるように足の付け根を少し曲げると立たせやすくなります。

ミニ知識・精霊馬
ナスやキュウリで作った馬や牛の形のもので、お盆に先祖の霊が使う乗り物として供えられます。こちらに早く帰れるよう行きは馬、帰りはおみやげをのせてゆっくり戻れるよう牛と伝えられている地方もあります。

⑨☆風呂敷包み・青柳祥子
ちょっと面白い風呂敷包みができました。隙間にカードのようにメッセージをはさめますし、中にも小さい心ばかりのギフトを入れられます。風呂敷は何回も使えて便利なので、シドニーで紹介しましたが、残念ながら実際に買って使おうと思う方は誰もいませんでした。

⑩柴犬の子犬・納所克志
子犬や子猫から飼われた方はその可愛さにいつまでもそのままでいてほしいと思われた方が多いでしょう。何10年も前のことなのですが最初の飼い犬のその頃を懐かしみ形にしてみました。やんちゃ振りを思い出しながら・・・

ミニ知識・柴犬
日本犬の一種で、縄文・弥生時代から飼われていたと考えられています。短毛、立ち耳、巻き尾が特徴です。もともとは柴(雑木)に隠れて獲物をねらえるように、柴の色を明るくした赤茶色の狩猟犬でした。小型犬ですが、筋骨はたくましく、人気のある家庭犬です。

⑪きんぎょ・土戸英二
この作品は「簡単パッケージ ピラミッド」(写真小)が元になって創作しました。

⑫くねくねスネーク・斎藤静夫
できあがりⅠで折ったものは、テーブルなどの平らなところに置いて尾を動かして遊びます。Ⅱは糸をつけて竹ヒゴなどに結び動かすと、動きがリアルになります。材料として、包装紙・カレンダーなどが適当です。

ミニ知識・詩を折る・参考図書
「竹久夢二伊香保記念館パンフレット」、「弥生美術館チラシ」、「竹久夢二正伝」(求龍堂)、「夢二―ギヤマンの舟」(大村書店)、「竹久夢二」(平凡社)、「竹久夢二―大正モダン・デザインブック―」「大正ロマン手帖」(河出書房新社)、「しあわせを呼ぶ和ごよみ」(学研)、「年中行事事典」(三省堂)、「一つ目小僧の秘密」(クロスロード)、「妖怪図の系譜」(河出書房新社)、「しばわんこの和のこころ」(白泉社)、「野草の花図鑑」(スコラ)、「和花」(講談社)、「花おりおり」「朝日新聞」(朝日新聞社)、「野草・雑草観察図鑑」(成美堂出版)、「ペン」(阪急コミニケーションズ)

支部だより
~「阿倍野市民学習センターグループフェスティバル2010」多彩な作品を展示~
大阪支部「日本折紙協会なにわ・みおつくし会」支部長 梅本吉広
3月6日(土)・7日(日)、阿倍野市民学習センターにて、「グループフェスティバル2010」が開催されました。大阪支部は当センターで毎月研究会と定例会を開催し、会員相互の親睦と研修を図るとともに、地域の文化発展に寄与してきました。今年も定例の作品展部門に参加しました。ユニット作品、暮らしを彩る様々な花の作品など、総数140点が会場に所狭しと並べられました。例会で講習された作品にアレンジを加え、展示方法を工夫して作品を効果的に飾るなど、ひと味ちがう作品展となったようです。なかでも今年から例会に熱心に参加している9歳の子どもの作品や、木下一郎常任理事の「極めつけの段飾り」など意欲的で多彩な作品が出品されました。初日から多くの参加があり、会場の片隅では臨時の折り紙教室も開かれました。
2日目の午後の支部全員の集合写真を撮影するころは、多くの見学者でごったがえして酸欠になりそうなほど大盛況のうちに終了しました。

<みんなの作品展>
~公民館祭りに出展~ 小口くみ子(茨城県)
結城公民館祭り「第30回・ゆう遊祭」が2月13日(土)~14日(日)に開催されました。中央公民館の1階から3階までそれぞれのクラブの作品がいっぱい!私たち「折り紙好楽会」も出品しました。
今回は、「最新の折り紙」と「昭和の折り紙」を勉強しました。
内山光弘さんの「たとう折り(花紋織り)」、内山興正さんの「ラインダンス」「15人揃いのお雛様」素晴らしいと思います。簡単な折り紙教室も開き、大好評でした。

~米寿「和紙折り紙」回顧展~ 内藤裕紀子(鳥取県)
2009年8月5日(水)~10日(月)、「大人が暮らしの中で四季折々に飾って楽しめる和紙折り紙」をテーマに、教材として長年作成した作品を主体に約100数十点を、広い「丸京庵市民ギャラリー」(米子市)で展示しました。何分、一主婦の個展。どれほどの人が来てくださるか案じていましたが、ギャラリーの方々から「ここ始まって以来の人出」と感謝されるほど、連日大勢の方にご来館いただきました。「2度、3度来ました」と言われる方や、「このような折り紙を初めて見ました」と言う方など、「驚いた」「感動した」など、ありがたいお言葉を数々いただきました。中でも「心あたたまる作品展」というお声が一番うれしかったです。
このように作品展が成功しましたのは、開催することを心強く後押ししてくださった方や、折り紙仲間の方々、そして遠くから来てくれた家族の献身的な協力のおかげと感謝しております。

~上尾公民館まつりに共同作品出品~ 臼田鏡子(埼玉県)
今年も公民館まつりが始まりました(4月24日・25日)。私たち「上尾折り紙の会」は毎年共同作品を作っています。お城とあやめ、かめ、かぶと、松を折ってまとめました。個人の作品も花、くす玉、色紙とこの日のために仕上げられたものです。尾形光琳の紅白梅図もきれいにできました。これは終わった後、福祉施設に飾ることになります。来年もがんばります。

<おたより>
~鶴はコミュニケーションツール~ 野中陽子(神奈川県)
編集部の皆様、お元気のことと存じます。毎号盛り沢山の作品の中で最近よく折る1つが川手章子さんの「バランス鶴の小物入れ」(「415号」)。大きいものは24cm角のメタルカラーで。背中に市販ののど飴など沢山入れて集まりに持って行き、大変喜ばれております。鶴はやはり「コミュニケーションツール(・ ・)」ですね。

~小学校の廊下にバラの折り紙~ 向島美佳(静岡県)
初めておたよりします。まだ入会して間もない私ですが、今、学童保育の指導員をしながら、子どもたちと折り紙を楽しんでいます。先日、4月に新入生を迎えるにあたり廊下の一面に折り紙を飾りました。子どもたちも手伝ってくれ、たくさんの花を飾ることができました。教室2部屋分の壁一面のバラの花です。
折紙講師の認定をいただき、5月からは母校(高校)でも折り紙の講師をすることになりました。こらからもいろいろな折り紙を教えることができたらいいなと思っています。静岡県に支部がないことが残念ですが、同じ県内の方々とも交流ができたらいいなと思っています。

~すみだ平和のメッセージ展に参加~ 相馬効子(東京都)
65年前の3月10日、東京大空襲で10万人もの犠牲者を出した墨田区では、追悼と平和の祈りをこめて今年も壁面を飾りました。「平和と自然を守る鐘―響け世界へ―届けすべてのものへ」と題し、平和の鐘をくわえた鳩が世界に羽ばたく様子を13万羽の折り鶴に託して表現し、壁面に飾られました。私達も和カフェ「みづき」のお客さまに呼びかけ、1,445羽の鶴を折りました。新聞にも取り上げてくださり、年々参加者も増え、うれしいことです。ぜひ建設中のスカイツリーを見学しながら区役所にもお立ち寄りください(土日も可)。
また、3月2日(火)~28日(日)、墨田区の緑図書館で「疎開・大空襲と平和の願い」のテーマで大空襲の悲惨な写真、疎開した方々の手記などが展示されました。私がファイルしておいた平和のオブジェの第1回から19回までの資料や写真なども加えて紹介、折り鶴を一緒に展示したところ、皆さんから心がなぐさめられると好評でした。
折り紙で平和を願う気持ちが伝わったことがうれしかったです。これからも折り紙を通していろいろな活動に参加して折り紙のすばらしさを紹介していけたらと思っています。

「和紙の里めぐり」(新連載1)
~小川和紙(細川紙)~ 埼玉県 比企郡小川町、秩父郡東秩父村
<気候・風土>
埼玉県のほぼ中央、関東平野が秩父山系と接する位置にある盆地です。槻川と兜川(小川町で槻川と合流)という2つの川が流れています。山間地のため田畑が不足、農家の冬の副業として始められたものが、家内手工業として発展しました。冬は乾燥した晴天が続き、12月~3月は「寒漉き」といって製紙に最も適した時期です。今に残る「ぴっかり千両」という言葉には、冬の晴天の下で紙を仕上げて、江戸に向けて売りさばく、当時の盛況が偲ばれます。

<紙の歴史>
武蔵国に渡来した高麗人によって、この地に製紙の技術が伝えられました。歴史は古く、「図書寮解」(774年)にも武蔵国紙の名が記されています。
発祥地が大河原地区(現在の東秩父村)だったため、はじめは大河原紙と呼ばれていました。現在、この地方の和紙は一般に「小川和紙」と呼ばれていますが、特に強靭な紙質を持ち、江戸で大量に消費されたのが「細川紙」です。その由来ははっきりしていませんが、紀伊高野山麓の細川村(現在の和歌山県高野町細川)で漉かれていた細川奉書の技術を、小川を中心としたこの地に移し、その名を付けたというのが定説となっています。江戸商人の大福帳としても需要が増し、記録用紙、傘紙、養蚕紙、障子紙など庶民の生活にも欠かせないものとなりました。
1978(昭和53)年には、小川町・東秩父村の細川紙(細川紙技術者協会)が国の重要文化財に総合指定されました。最盛期には400件を超える手漉きの小川和紙の工房がありましたが、現在は機会漉きと合わせて20件程度になってしまいました。洋紙が主流の今、後継者不足は深刻な問題です。

<製法(材料、技術)>
古くから和紙の原料は、楮・三椏・雁皮を中心に使われてきました。小川和紙の最高級品である細川紙は、未晒楮100%の原料を、トロロアオイを粘剤にして、手漉き(流し漉き)で製造します。

<紙の特徴、用途>
楮は繊維が長く、紙漉きの際に長い繊維が絡み合っているので、とても丈夫な和紙ができます。
襖の下貼り、上質の包装紙、書道用具の半紙、はがき、障子紙、折り紙、賞状用紙、卒業証書、染紙、印刷用紙、工芸紙などに使われます。小川町町内の中学校では、職人の指導の下、生徒自身で卒業証書を漉いています。
特に細川紙は、紙面に毛羽立ちが生じにくく、光沢のある明るい淡黄色と高い耐久性という特徴を活かし、掛け軸の裏打ち紙や型紙原紙、古文書の修復用紙、版画用紙などにも用いられています。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「海の日と七夕」
さまざまな船が行き交い、アジサシが飛ぶ港。青色の遊歩道とイカリのオブジェのある波止場。ノアちゃんは、マリンルックで乗船中です。こんな場所で海を眺めているだけで、ゆったりとした気持ちになれるように思います。海には私たちの心と体を健やかにしてくれる大きな力があります。船や生き物や花。いろいろな作品を折って、楽しい海の風景を作りましょう。

第13回「詩を折る」文部省唱歌「たなばたさま」色紙構成・制作 斎藤静夫
中国から伝わってきた七夕伝説、江戸時代には、わが国の祈りや祭事と関連して親しまれてきたロマンを、表現してみました。織姫の体の④~⑥、⑪~⑫の細かい折りで、数ミリの裾を表して着物の厚味を表現したつもりです。

たなばたさま
文部省唱歌で1941(昭和16)年、文部省編・発行の国民学校初等科第2学年用の音楽教科書「ウタノホン下」に発表されました。詩人の権藤花代が自分の詩を唱歌にしたいと、教科書編集委員だった林柳波(りゅうは)に預け、一度は選考にもれましたが、柳波の手直しのあと採用されました。権藤花代(1899~1961)は、山梨県生まれ、小学校教師でした。
林柳波(1892~1974)は群馬県生まれで、歌人、民謡・童謡詩人で、野口雨情に影響を受けています。「オウマノオヤコハ」で始まる「オウマ」は代表作のひとつで、母校の沼田小学校に歌碑が建てられています。「たなばたさま」は、子どもたちの七夕の笹飾りの様子を表した、花代の元の詩「七夕さん」が、柳波によって、短く平明な詩に変えられ、より親しみやすいものとなっています。

①☆鳥のお香入れ・青柳祥子
糸入れを少し工夫すると、素敵な小鳥のお香入れができました。紙の柄を変えると色々楽しめそうです。セロファンのようなもので折れば中身が透けて見えます。箸置きにもなりますね。いろいろ楽しんでくださいね。

②織姫と彦星の短冊・木村松代
七夕には、お願いごとをたくさん書いて楽しい短冊にしてください。細い紙を結んで腰に紐を着けると、華やかになります。

ミニ知識・七夕
中国から伝わった織女(しょくじょ)星と牽牛(けんぎゅう)星の星祭り伝説や裁縫・書などの上達を願う乞巧奠(きつこうでん)に、日本に古くからあった水による穢れの祓いの棚機つ女信仰などが結びついて、日本独自の七夕の行事となりました。

ミニ知識・海の日
2003年から7月第3月曜日。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」祝日として、1996年から実施されました。もともとは明治天皇が東北地方巡幸の帰途、汽船の明治丸で横浜港に帰着した日にちなんで「海の記念日」とされていた7月20日でした。

③Xチェーン・川手章子
単体がアルファベットのXに似ているところからこの作品名にしてみました。Zチェーンのように次々とつなげていって、ブレスレットなどにしても楽しめそうです。2通りの組み合わせを楽しんでみて下さいね。

④アンカー(錨)・吉田清隆
船の仕事をしており、命名式の時に岸壁から見上げた真っ黒なアンカー(錨)が折り紙に見えて。アンカーにも色々な種類があり、これはAC14という型です。最後の折りで立たせて、飾って楽しめるところがポイントかな。

⑤タグボート・松野幸彦
写真小の「タンカー」(327号掲載)のバリエーション作品です。

ミニ知識・タグボート
タグ(tug)は英語で引っぱるという意味で、船や水上構造物を押したり引いたりする船です。引舟(曳舟)や押舟とも呼ばれます。

⑥汽船・笠原邦彦
お気付きの通り、上部を切り取って作る伝承作品「おふね」で、その切りの排除を思案してみたものです。その点で成功しましたが、・・・伝承の(水に浮かべて遊ぶことができる)機能は、犠牲になりました。これは残念!

⑦水上バイク・青木 良
立体にするときに船底(?)を平らにしますが、谷折りを逆に山折りにして、しっかり平面にします。水上バイクは、名前にバイクとついていますが、水の上を走るので、船の仲間です。後ろから水を勢いよく噴き出して走ります。

⑧☆セーラー服のポチ袋・川手章子
折り紙の表と裏からそれぞれ折り始めると夏向きと冬向きのセーラー服ができあがります。高校生の制服が衣替えするとパッと一気に季節が変わったことを知らせてくれますね。そんな気分を味わってみて下さいね。

⑨アジサシ・臼田隆行
西表で見たエリグロカモメは美しかった・・・。カモメ=夏というイメージがあるようですが、日本で見られるカモメ類のほとんどは冬鳥です。一方、広義のカモメ類であるアジサシ類は主に夏に見られます。あぁ、また島に行きたい。

ミニ知識・アジサシ
カモメの仲間。長い、とがった翼を持ち、尾も長く、深く二股に分かれています。その燕尾と空中での動きから「海のツバメ」と呼ばれています。海面に突入して魚をつかまえることから、鰺刺と名付けられました。

⑩☆エンゼルフィッシュ、ディスカス・一ノ瀬美智子
どちらも熱帯魚です。たこの基本形を折っていくと、ひれができます。エンゼルフィッシュは三角形のひれ、ディスカスは丸っこい形にそったひれになるように工夫しました。

ミニ知識・エンゼルフィッシュ、ディスカス
どちらも南アメリカのアマゾン川にいる熱帯淡水魚で、人気のある鑑賞魚です。エンゼルフィッシュは、チョウチョウウオに似た海水魚キンチャクダイのことをさすこともあります。大きなひれでゆったりと泳ぐ様子が天使にたとえられ、名付けられました。一方、ディスカスは丸い円盤(disk)状の形から名付けられています。

⑪クラゲ・加茂弘郎
24の段折りの加減で傘の形や深さが変わります。用紙はカラフルな包装紙(花柄、幾何学模様、水玉模様など)がおすすめです。切り出して使ってみて下さい。糸で吊るしてモビールにしても楽しいですよ。

ミニ知識・クラゲ
ボストン大学名誉教授の下村脩さんがオワンクラゲからの緑色発見でノーベル化学賞受賞(2008年)や、巨大なエチゼンクラゲの異常発生など近年話題になることの多い生き物です。クラゲは海を漂いながら、汚れた海水を浄化しているそうです。また、ゼリー状のコラーゲンはたんぱく質の1種ですが、クラゲのものは特に保湿性に優れ、医薬品や化粧品の成分として注目を集めています。なお、毒があり、刺されると危険なので、素手で触らないでください。

⑫Fish(魚)・Mark Bolitho(マーク ボライソ)
花巻で行われた2009年折紙シンポジウムで講習された作品です。⑫は深くさしこむときちんととまります。

⑬ハイビスカスのレイ・市川 学
正方形から五角形を折って五弁の花を作り、紙の余った部分で組み手を作ります。難しそうですが慣れると折りやすいです。明るい色の紙で折ってください。

ミニ知識・参考図書
「日本童謡事典」(東京堂出版)、「日本童謡集」(岩波書店)、「唱歌の散歩道」(清流出版)、「大正美人伝林きむ子の生涯」(文藝春秋)、「日本人形玩具事典」(東京堂出版)、「しあわせを呼ぶ和ごよみ」(学研)、「年中行事事典」(三省堂)、「世界大百科事典」「動物大百科」(平凡社)、「クラゲのふしぎ」(技術評論社)、「和ごよみと四季の暮らし」(日本文芸社)、「身近な鳥の図鑑」(ポプラ社)、「海鳥の世界」(旺文社)

支部だより
~日本折紙博物館での作品展・空港でひな祭り~
香川支部「おりがみKAGAWA」支部長 坂本整子
第1回支部作品展は2009年1月に香川県高松市で開催(「406号」掲載)しましたが、第2回は香川を遠く離れ、1月2日(土)~2月27日(土)、石川県加賀市の日本折紙博物館での開催になりました。新しい年を迎え気持ち新たに“みんな元気に”という思いで諸先生の作品を制作いたしました。かわいらしいパピヨン(前川 淳さん作)120匹を気合いを入れて折りました。今年の干支の寅を一堂に、ユニット、おひなさま、など。子どもさんたちにも親しめるよう、楽しく制作しました。たくさんの方々に見ていただき、うれしかったです。
開催にあたり金沢支部の田中稔憲先生、博物館の北川館長、西出様、坂口様、他皆様に大変お世話になりました。また、わざわざ博物館に足を運んでくださった皆様にあらためてお礼申し上げます。これからも「楽しく折る」を忘れずに折り紙生活を続けていきたいです。

2月24日(水)~3月3日(水)、香川県・高松空港で「ミニミニおひなさま展」を開催しました。この展示は今年7月に開催予定の「高松空港・花と飛行機展」に先立ち、空港利用のお客様や空港関係の方々に折り紙作品に親しんでいただけたらと企画しました。搬入時から「まー、かわいい」「これ、折り紙ですか?」「きれいですね」と好評で、担当の方からは「5月もお願いします」とうれしいお話もいただきました。

<みんなの作品展>
大分の小さな温泉町で作品展をしました!! 羽田清子(大分県)
2009年12月1日(火)~2010年1月11日(月/祝)の42日間、大分県の長湯温泉の「林の中の小さな図書館」で、クリスマスとお正月をテーマとした折り紙作品展を行いました。折り紙仲間にも呼びかけて、たくさんの作品をご提供いただき、にぎやかで楽しい作品展が開けました。
大分市の洗心保育園の園児たちが折ってくれたサンタクロースは、大きなクリスマスツリーをいっぱいににぎわせてくれました。展示指導や作品提供、片付け作業などにご協力いただいた、九州の宮本眞理子先生、川村みゆき先生、鹿児島支部の皆様、コンベンションで知り合った折り紙仲間の皆様、本当にありがとうございました。
12月の日曜日ごとに開催したオープン折り教室には、過疎の田舎町・・・いったい何人の方が参加してくれるのか心配でしたが、なんと3歳から80代までの折り紙好きの子どもや大人が、県内のあちこちから来てくれました。12月4日(金)の読売新聞の記事に取り上げられ、それを見てくれたようです。10人、15人・・・そして、雪の日には0かと思いきや、雪の降り積もる中7人もの人が参加してくれました。地元で長年活動していらっしゃる田吹去水先生も駆けつけて、折り紙教室も手伝ってくださいました。折り紙の経験も浅く、技術も拙い私をたくさんの方々が助けてくださいました。
作品展の開催中に、折り紙会議(九州折紙の会)もこの長湯温泉で行われ、参加して、とても勉強になりました。(※編集部注:P33に記事掲載)
この作品展以来、田舎町にも折り紙が広がっています。地域の老人会のおしゃべりサロン、高齢者大学、小学校のイベント、デイサービス、折り紙同好会・・・と広がりつつあります。折り紙の持つ不思議な力に驚きながら、これからも折って折って折って・・・折ります。今回お世話になったたくさんの皆様、本当にありがとうございました。誌上をお借りしてお礼申し上げます。

<World Origami Report>
~日本・リトアニア 折り紙外交~ 鶴島賦子(東京都)
2009年5月8日(金)~15日(金)の8日間、リトアニアに行き、ヴィリニュス国立大学で日本語を学ぶ学生さん達との文化交流会を行いました。
今回の交流は、2001年に杉原千畝(第二次大戦中、数千人のユダヤ人にビザを発給した日本人外交官)誕生100周年記念行事として参加した「日本・リトアニア友好交流会」(「318号」に関連記事)で植樹した、ネリス河畔の桜を見に行くのも目的のひとつでした。前回参加した有志17名で、“折り紙外交”の機会を設けました。
折り紙教室にはおよそ70人が参加。鶴、兜、チューリップなどを講習し、大変な人気でした。できた兜をひょうきんにかぶって見せる男子学生さん、特にチューリップ(笠原邦彦さん作)は人気で色とりどりの折り紙で熱心に真剣に取り組む学生さん達。日本語もとてもお上手です。将来は、リトアニアと日本の架け橋となって活躍をされることでしょう。とても楽しみです。できあがった折り紙を友達どうしで見せ合って、とてもうれしそうでした。

<おたより>
~四国八十八ヵ所折り紙と一緒のお遍路旅~ 鈴木厚子(静岡県)
私のお遍路への道は、豊橋市の会員、桜井通子さんとの出会いがきっかけでした。会うたびにお遍路の話をしてくださり、私もいつの日にか、空海の足跡をたずねてみたいと思うようになりました。2006年8月、第1回目を“くぎり打ち”で1番霊山寺から歩き始めました。私にとってお遍路旅にも折り紙は離せません。お接待を受けたとき、お手洗いをお借りしたときなど感謝の言葉に添えて「つまようじ入れ」を渡します。荷物は全部自分で背負いますから、大きさ重さも限られます。それでも毎回つまようじ入れは20~40個、必ず持って出かけました。
歩くことで健康になり、心も癒されています。すばらしい人たちとのたくさんの出会いがありました。2007年3月には高知の川井淑子先生と松山を歩きました。2008年10月、ブラジルから来たご夫妻と同じ民宿でした。2009年10月にはニュジーランドから来たピーターさんと香川の坂本整子さんと3人で30~33番まで歩きました(写真)。31番竹林寺でピーターさんから竹林寺羊羹をお接待していただきましたので、納め札とつまようじ入れを渡しました。家で待っている3年生の子どもが折り紙が好きだからきっと喜ぶだろうと言ってくれました。
旅館でたくさんのバラを折ったこともよい思い出です。これからも折り紙交流を楽しみながら遍路旅を続けたいと思っています。

「第1回九州折紙の会」開催 宮本眞理子(長崎県)
2009年12月8日(火)・9日(水)に、大分県の竹田市長湯温泉で、第1回九州折紙の会を開催しました。師走のウイークデーであったにもかかわらず、各県から28名集ってくださいました。内容は、「世界の折り紙事情」と題しまして川村みゆきさんの講演、ミーティングでは、各県の支部やグループの紹介・各県持ち回りの九州折紙コンベンションについて今後の活動のこと・著作権に関することなど、全体の折り紙講習は羽田清子さんによる「サンタクロース」(創作は故佐野康弘元理事長で、直伝のお顔の描き方も含む)など、本当に濃い内容でした。この場をお借りして、開催場所となった大丸旅館さん、初めてのこの試みにご協力くださった羽田様、そして、お忙しいところ参加くださった会員に心よりお礼を申し上げます。
「九州折紙ポータル」というサイトも立ち上げましたので、ぜひ一度ご覧ください。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
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月刊おりがみ 雑誌の内容

季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します
幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

月刊おりがみの無料サンプル

436号 (2011年11月01日発売)
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趣味・芸術 雑誌の売上ランキング

BE-PAL(ビーパル)

2021年01月08日発売

目次: 特別付録 コールマン“あったか”ブランケットBIG/特集 2020-2021本当に売れたアウトドア道具BEST300/野外料理の達人が伝授!ほっこり激ウマ!アウトドア鍋14レシピ

アウトドアといえばBE-PAL(ビーパル)!

  • 2020/12/09
    発売号

  • 2020/11/09
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  • 2020/10/09
    発売号

  • 2020/09/09
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2 美術手帖

美術出版社

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美術手帖

2021年01月07日発売

目次: 特集
2020年代を切り開く
ニューカマー・アーティスト100

新進気鋭の作家から、まだあまり活動を知られていない作家まで、要注目のニューカマー・アーティスト100組を紹介する。
日本を拠点に活動する、もしくは日本国籍を持つアーティストを対象に、キュレーター、批評家、アーティストらから推薦を募った。また芸術分野のジェンダー不平等な状況を鑑み、推薦者は男女同数に依頼した。(*)
後半には、アートスペース、コミュニケーション、ハラスメント問題という3つのテーマから、アーティストと美術界の未来を探る記事を掲載。近年明るみに出た様々な問題のもととなる硬直化した権力構造に一石を投じ、新たな可能性を提示する実践を紹介する。
コロナ禍によって様々な価値観が転覆し、多様性を求める声が社会のなかで高まるいま、日本のアートシーンもまた大きな変化を必要としている。時代を刷新する新たな表現の萌芽や、アーティストたちの試みに注目してほしい。

*──ただし各推薦者にご自分のジェンダー・アイデンティティを確認していないため、推薦者と編集部の認識が異なる可能性がある。また推薦者1名からの希望により、1組は連名になっている。


SPECIAL FEATURE
2020年代を切り開くニューカマー・アーティスト100

PART1
ニューカマー・アーティスト100

浅野友理子/柳瀬安里/エレナ・トゥタッチコワ/菊地匠/関優花/
川口瑠利弥/キヤマミズキ/小川潤也/久保田智広/さとうくみ子/
杉藤良江/八幡亜樹/高本敦基/鈴木雄大/Shart &Bahk/磯崎未菜/
古閑慶治/山口麻加/本山ゆかり/泉川のはな/菊池聡太朗/斉木駿介/
水上愛美/宮田明日鹿/近藤太郎/田島ハルコ/木坂美生/前田耕平/
副島しのぶ/盛田渓太/青柳拓/濵口京子/みょうじなまえ/春原直人/
青木美紅/森山晴香/許寧/近藤七彩/大見新村プロジェクト/宮川知宙/
リリー・シュウ/幸洋子/猪瀬直哉/うらあやか/皆藤齋/東山詩織/
鄭梨愛/寺田衣里/堀内悠希/乾真裕子/阿児つばさ/畑山太志/
ジョン・パイレス/木下令子/細井美裕/平野真美/鮫島ゆい/遠藤薫/
内田望美/小林紗織/櫻井崇史/小笠原盛久/工藤千尋/臼井達也/
後藤有美/仲田恵利花/折笠良/長田奈緒/名もなき実昌/灰原千晶/
渡邉庸平/石澤英子/山本千愛/大橋鉄郎/桑迫伽奈/オヤマアツキ/
岩本麻由/高野萌美/隅田うらら/青原恒沙子/高橋臨太郎/青山真也/
Ahmed Mannan/石毛健太/ 雯婷/迎英里子/黒川岳/浦川大志/吉田山/
丸山のどか/藤田クレア/NTsKi/西永怜央菜/大野晶/川角岳大/
澤田華/寺田健人/野村由香/武政朋子/谷澤紗和子

推薦者・執筆者一覧


PART2
新時代のためのアート・プラクティス

注目の新進アートスペース
新大久保UGO/山中suplex/ナオ ナカムラ/The 5th Floor

コラム:つやま自然のふしぎ館と無美術館主義
原田裕規=文

コミュニケーションとつながり
対談:田村かのこ×布施琳太郎

ハラスメント問題
対談:荒木夏実×岩崎貴宏

論考:日本美術界のジェンダー・アンバランスとハラスメント
竹田恵子=文

ハラスメント防止ガイドライン
EGSA JAPAN=作成


SPECIAL FEATURE
平成美術
うたかたと瓦礫1989-2019
「平成」の美術はいかにして成立しうるか?

椹木野衣インタビュー
山本浩貴=聞き手

参加作家座談会
松蔭浩之×中ザワヒデキ×梅津庸一×李晶玉
筒井宏樹=聞き手・構成

参加作家グループ紹介


ARTIST PICK UP
ゲリラ・ガールズ/竹川宣彰


WORLD NEWS
New York /London /Berlin /Neuss /Insight


アート&デザイン学校ガイド
武蔵野美術大学/女子美術大学/多摩美術大学/
東京造形大学/相模女子大学 ほか


ARTIST INTERVIEW
豊嶋康子
藪前知子=聞き手


特別寄稿
公共と彫刻のために
小田原のどか=文


REVIEWS
「クルト・セリグマンと岡本太郎」展
椹木野衣=文
「ロバート・フランク ブック&フィルム 1947– 2019」展
清水穣=文

青柳龍太「我、発見せり。」(17)
平山昌尚「つづく」44話
プレイバック! 美術手帖

タグ・エイケン New Ocean: thaw
岡田杏里「Soñar dentro de la tierra」展


BOOK
月刊美術史
常備店リスト
バックナンバー案内
次号予告

参考価格: 1,760円 定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:880円

美術の専門雑誌という枠組みにとらわれず、さまざまなジャンルを横断する斬新な内容に定評。

  • 2020/11/07
    発売号

  • 2020/09/07
    発売号

  • 2020/07/07
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  • 2020/05/07
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  • 2020/03/06
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  • 2020/01/07
    発売号

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CasaBRUTUS(カーサブルータス)

2021年01月09日発売

目次: MY HOME 2021
新しい家のつくり方

これからの暮らしと家づくり。
最新BEST 住宅サンプル集!

「新しい生活様式」が喧伝される中、住宅の価値基準も変わろうとしています。
家で過ごす時間が長くなるにつれ、リラックスできるリビングや機能的なキッチンはもちろん、建材、空調設備、通気性、生活動線、音響設備まで、住空間を細やかにチューニングしていくことの重要性が再認識されています。
そこで巻頭では、数々の美しい住宅を手がけ、新しい家のあり方を常に模索する、建築家・谷尻誠が自ら設計して2020年に完成させた自邸を大解剖。
新しい時代に向けた新しい家づくりのアイデアを集めました。

HOW TO DESIGN A NEW HOUSE
建築家・谷尻誠が自邸で挑んだ新しい時代の家づくり。
PLANNING:新しい時代に求められるのは どんな変化にも柔軟に呼応する家。
LIVING「:こもる時間」を豊かに変える 洞窟のようなほの暗さ。
KITCHEN:どこから見ても完璧に美しい、コンクリートカウンターが主役です。
DINING:インドアとアウトドア、2つのダイニングを楽しむ。
DESIGN:谷尻さん、100m²のワンルームをどうデザインしたのですか?
POWDER ROOM:ヴィンテージ色の金物や黒タイルで、上品にデザイン。
CLOSET:水回り~寝室の通路を兼ねたウォークインクローゼット。
BATHROOM1:暗めの雰囲気が落ち着くインドアバスルーム。
BATHROOM2:コンクリートに囲まれたプライベート露天風呂。
BEDROOM:こぢんまりした空間に梁や棚の水平ラインが心地いい。
DETAILS:空間の美しさを邪魔しない、〝なじむ〞ディテールが理想。

LIVING WITH NATURE
自然と暮らす家。
土地の魅力を最大限に活かした山の家。:齊藤太一(造園家、〈SOLSO〉代表)
音を楽しむ、森の中のドームハウス。:蓮井幹生(写真家)
外気0℃でも室温20℃の住空間。:古川 潤・佐藤柚香(アトリエヨクト主宰)
アートに囲まれた森のスマートハウス。:山本憲資(Sumally Founder&CEO)

BEST HOUSE 2021
最新住宅カタログ。
【PeacoQ】by UID/前田圭介
【T/K邸】by SSA/園田慎二
【SETOYAMA】by MORIYA AND PARTNERS/森屋隆洋
【K HOUSE】byトネリコ/君塚賢
【ひかり庭のコートハウス】by 杉山博紀建築設計事務所/杉山博紀
【朝霞の住宅】by STUDIO YY/中本剛 志+田中裕一・吉田昌平建築設計事務所/ 吉田昌平
【ケーブルカー】by 生物建築舎/藤野高志
【雑司が谷高橋邸】by 高橋朋之+川口琢磨
【ササハウス】by 矢部達也建築設計事務所/矢部達也

住宅デザイン建築家リスト
新しい家づくりのための 住宅ニュース2021

ホンマタカシ TOKYO NEW SCAPES
祐真朋樹 Miracle Closet
古今東西 かしゆか商店
長山智美 デザイン狩人
小寺慶子 レストラン予報
ほしよりこ カーサの猫村さん
Chill Cars 時代を超えて愛される、デザインの良い車。

参考価格: 980円 定期購読(2年プラン)なら1冊:843円

ファッション、建築、デザイン、インテリア、食、アートなど、暮らしにまつわる「デザイン」情報をお届けするLife Design Magazine = 暮らしのデザイン誌

  • 2020/12/09
    発売号

  • 2020/11/09
    発売号

  • 2020/10/09
    発売号

  • 2020/09/09
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  • 2020/08/07
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  • 2020/07/09
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月刊ホビージャパン(Hobby Japan)

2020年12月25日発売

目次: 【別冊付録】ガンプラアーカイブ2020-2021
その年に発売されたガンプラや、ガンプラに関連するトピックを振り返りつつ、翌年のガンプラ展開にも少しだけ触れてみる本誌版ガンプラカタログ「ガンプラアーカイブ2020-2021」が別冊付録となります。オールカラー96ページでお届けしますのでご期待ください!!

【巻頭特集】プレイバック! “TV版”『新機動戦記ガンダムW』
ここしばらく新商品がコンスタントにリリースされている『新機動戦記ガンダムW』。
一時期は“Endless Waltz版”のリリースが目立ったが、ここ最近はHGシリーズにおけるヘビーアームズ、サンドロック改、ヴァイエイト&メリクリウス、そして「ガンプラEXPO」でのRG ウイングガンダムの発表と、なんだかTV版が盛り上がりを見せているぞ…?
ということで、本誌2020年最後の巻頭特集は“TV版”『ガンダムW』を大特集!
ちなみに、同時期にリリースされるMOOK『ガンダムフォワードVol.4』では“Endless Waltz版”をピックアップし、12月は本誌とMOOKで『ガンダムW』祭りを開催します!
見どころの多い作例と企画を準備しているので、自爆しないで待っててね! !

参考価格: 1,100円

ホビーファンのための総合ホビー誌

  • 2020/11/25
    発売号

  • 2020/10/24
    発売号

  • 2020/09/25
    発売号

  • 2020/08/25
    発売号

  • 2020/07/22
    発売号

  • 2020/06/25
    発売号

NHK すてきにハンドメイド

2020年12月21日発売

目次: 特別付録 型紙・図案/特集 手作りで楽しむおうち時間/かっぽう着で1年をスタート

丁寧な作り方解説と付録の型紙でビギナーでもすぐ作れます!

  • 2020/11/21
    発売号

  • 2020/10/21
    発売号

  • 2020/09/21
    発売号

  • 2020/08/21
    発売号

  • 2020/07/21
    発売号

  • 2020/06/21
    発売号

6 ランドネ

エイ出版社

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参考価格: 1,000円 定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:500円

アクティブな女性のためのアウトドアマガジン。街が知らない感動体験、山の上で出会えます。

  • 2020/09/23
    発売号

  • 2020/07/21
    発売号

  • 2020/05/23
    発売号

  • 2020/03/23
    発売号

  • 2020/01/23
    発売号

  • 2019/11/22
    発売号

最大
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無料
参考価格: 1,100円 定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:605円

山登りをやってみたいと思っている20~30代、登山雑誌になじめない40~50代の人への情報誌。

  • 2020/12/15
    発売号

  • 2020/11/13
    発売号

  • 2020/10/15
    発売号

  • 2020/09/15
    発売号

  • 2020/08/12
    発売号

  • 2020/07/15
    発売号

最大
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ビデオサロン

2020年12月19日発売

目次: ●特集
撮影時に豊潤なルックを作る!
FILM LOOK アプローチ

柔らかさや豊かさ、穏やかさなど映像をリッチにする様々な要素を撮影時から意識し、
撮影後のカラーグレーディングだけに頼らないルック作りを修得するために
映画、CM、MVなど様々なジャンルで活躍されている撮影監督にお話を伺いつつ、
オールドレンズやアナモフィックレンズ、フィルターなどを使ったレンズワークでルックを作る方法も紹介する

いい画は現場で決まる
グレーディングに頼らない撮影手法とレンズとは
……小原 穣

撮影監督に訊く
撮影時のルック作りとこだわり、そしてフィルムルックとは?
……上野千蔵

一眼動画をフィルムルックに魅せる
オールドレンズ&アナモフィックレンズの魅力
……上田晃司

オールドシネレンズと最小限ライティングで
金属造形家のムービーを撮る
……御木茂則

映写機用アナモとオールドレンズを
最新EOS C70に装着して撮る
……酒井洋一(HIGHLAND)

「フォトスタイル」とオールドレンズを使い
“柔らかさ”と“穏やかさ”を現場で追求
……ふるいちやすし

一眼と丸型フィルターで手軽に作る
シネマティック表現の世界
……照山 明

撮影監督に訊く2
劇場映画における映画らしいルックとは何だろう?
……柴主高秀


●今月の話題
パナソニックLUMIX BGH1は
映像プロダクションの味方になるか?

EOS C70クリエイターズトーク
深田志穂×金川雄策

サンディスク エクストリーム プロ ポータブル SSDが活躍する映像制作現場
ダストマンさんの使い方

ボリューム調整不要で異次元の『音』を録音できる
ZOOM F2/F2-BT
……桜風 涼

「手軽な動画」も「仕事としての映像」も“楽に”撮れるカメラ
ソニーFX6
……鈴木佑介


●新連載
映画も撮る漫画家! タイム涼介先生の新連載
自主映画という麻薬


●連載
New Products
監督×俳優 演出ふたりがたり
『私をくいとめて』監督・大丸明子×女優・のん
ビデオ作品投稿コーナー「Views」……岡野肇
今日からあなたもダビンチ推し!……井上卓郎
Final Cut Pro X Reboot……斎賀和彦/高田昌裕
インハウス動画制作の現場から……嶋田史朗
DISCOVERY Movie……Heatin’ System
映画監督・武 正晴の『ご存知だとは思いますが…』
それが映画を○○にする……前田有一
たかまつなな×辻智彦 ドキュメンタリー撮影問答
映画の裏窓……御木茂則
4K&8K&HDR最前線……麻倉怜士
映画作家主義……ふるいちやすし
鈴木佑介の「動画をもう一度はじめから」
日日精進!! 撮影部。……藍河兼一
ビデオに効く! Creative Cloud活用術……大須賀淳

定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:715円

録る・見る・創る!デジタル時代のAVマガジン。

  • 2020/11/19
    発売号

  • 2020/10/20
    発売号

  • 2020/09/19
    発売号

  • 2020/08/20
    発売号

  • 2020/07/18
    発売号

  • 2020/06/19
    発売号

GO OUT(ゴーアウト)

2020年12月28日発売

目次: 安くて、良いモノ。
「こんなに良い」+「こんなに安い」=めっちゃ欲しい!


mont-bell
エクセロフトフットウォーマー

Hender Scheme
オリガミバッグ ビッグ


ホームセンターゴーアウト


スノーアイテムカタログほか

参考価格: 780円

ワン&オンリーなアウトドアファッションマガジン

  • 2020/11/30
    発売号

  • 2020/10/30
    発売号

  • 2020/09/30
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  • 2020/08/28
    発売号

  • 2020/07/30
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  • 2020/06/30
    発売号

月刊おりがみの所属カテゴリ一覧

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定期購読の利用数100万人以上!
定期購読とは
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