週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/1/23号

This Week
On the Cover

No vax, No game
テニスの全豪オープンに出場予定だった男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手のビザを豪政府が取り消した問題で、豪連邦裁判所はジョコビッチ選手側の不服申し立てを認めない判断をしました。ワクチン接種に消極的だったジョコビッチ選手に対する厳しい措置を認めた判断について、同選手は失望を示しつつ判決を尊重すると言い、国外へ退去しました。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: コロナにもプラスの側面 増えた家族との時間
コロナ禍で暗い話題が多いなか、米国勢調査局の調査で、2020年のパンデミック初期に在宅勤務やオンライン授業が本格化したことで、家族と過ごす時間が増えたとの声が多く寄せられたことが分かりました。調査は未回答者が多く、その後こうした風潮が定着したかどうかも追跡していないため、全体像を表しているとは言えません。ただ、専門家は「協力しあうことで絆を強めたケースも多いのではないか」と指摘しています。

◇Special: 英文筆写のすすめ
本紙の人気連載「放課後ブッククラブ」の筆写・林剛司さんは、中学生の頃から英文の筆写と音読を続けているそうです。長年の経験に基づく効果的な筆写のポイントを、昨年秋に発売された朝日新聞社の「天声人語 書き写しノート 英訳版」を使って教えてくれました。

◇Movies: ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ
1970年代から2000年代にかけて、英国ロックの名盤を次々と誕生させたことで知られる音楽スタジオ「ロックフィールド」を主題にしたドキュメンタリーです。ウェールズの片田舎で農場を経営する家に育った音楽好きの兄弟キングズリーとチャールズが、実家の屋根裏に機材を持ち込んで録音スタジオをつくったのが始まりです。兄弟が手探りで運営を始めたロックフィールドは、やがて音楽関係者の間で評判となり、ミュージシャンが絶えず訪れる人気スタジオに成長。クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」やオアシスの「ワンダーウォール」など、数えきれないほどの名曲を生み出してきました。

◇Travel: ニューヨーク・マンハッタン タイムズスクエア
全米随一の繁華街を歩きます。「Crossroads of the World = 世界の交差点」と呼ばれるほど華やかですが、逆にニューヨークっ子からは敬遠されているようです。1920年代から興行の街として栄えましたが、大恐慌の影響で30年以降いかがわしいショーを売りものにする劇場が増え、一時はニューヨークで最も危険な場所の一つとされました。そんなこともあり、地元から敬遠される存在になったようです。90年代以降、市の取り締まりでそうした劇場は一掃され、現在のような観光客の集まる街となりました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、米アップルの時価総額が世界で初めて3兆ドルを突破▽大阪府警が、戸籍上は男性で自認する性が女性だという女性トイレ利用者を書類送検▽米マサチューセッツ州で、コロナウイルスをかぎ分けられる犬を学校に派遣▽英ロック歌手の故デビッド・ボウイの楽曲の権利を売却――の四つのニュースを取り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「眞子さん・小室圭さん結婚」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、デートに何を着ていくか迷ったハンナが、マリーの家に服を借りにきます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月は、英国生まれでイングランド北部ヨークシャーにある新聞社の記者として活躍した後、2014年に来日したデイビッド・パイプさんが担当します。今週号では、祖母が使っていたコックニー英語について語ります。おなじ英語でも、独特のルールがあって難解なようです。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号は「環境、状況」を取り上げます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 高野山(和歌山県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回は、紀伊山地にある真言密教の聖地・高野山を訪れました。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「忖度(そんたく)する」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にしたバイリンガル漫画エッセー。今週号では、パートナーのスティーブさんが動物性の食品を口にしないビーガンなので、植物性の材料だけでバースデーケーキを作る工夫を紹介します。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、エリック・カルメンと彼の名曲「オール・バイ・マイセルフ」について解説します。

◆Essay: Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、「北枕」など、文化によって違う迷信や縁起について考察します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
欧州の人口の半数超が6~8週間でオミクロン株に感染する恐れがあるとするWHOの予想と、米国で遺伝子操作した豚の心臓を男性に移植したという医療ニュース、中国の大手教育企業が従業員6万人を削減した話の3本をお伝えします。

◆Topics  
黒人初のアカデミー主演男優賞受賞者であるシドニー・ポワチエさんの訃報と、ローリング・ストーンズが英国の郵便切手になった話題をお届けします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/1/16号

This Week
On the Cover

全米映画批評家協会賞に「ドライブ・マイ・カー」
村上春樹さんの短編小説が原作の映画「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)が、全米映画批評家協会賞の作品、監督、脚本の各賞を受賞し、西島秀俊さんが主演男優賞に輝きました。専属ドライバーの女性との交流を通し、妻を亡くした喪失感と向き合う男性の物語です。続けてゴールデングローブ賞の非英語映画賞(旧外国語映画賞)も獲得。正月早々、日本映画界におめでたいニュースが続きました。1月16日号の表紙は、西島さんです。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 北京五輪 大量の人工雪利用に環境への影響懸念
2月4日の開会式まであと少しに迫った北京五輪。組織委員会の心配の種は、雪上競技の会場となるゲレンデの雪です。もともと乾燥地域で降雪が少ないため、現地では人工降雪機をフル稼働させてコース整備などを進めています。一方、雪を作るために必要な水をくみ上げる水源が限られているため、環境への負荷が懸念されています。AFP通信のリポートです

◇Movies: クライ・マッチョ
91歳のクリント・イーストウッドが主演・監督を務めるこの作品は、イーストウッドの監督デビュー50周年記念作品。その昔、ロデオで鳴らした元カウボーイの主人公マイクは、かつての雇用主に依頼され、メキシコにいる彼の息子を連れ戻しに行きます。無事に息子を見つけたものの、行く手には困難が待ち受けています。題名の「マッチョ」は、息子が飼っているニワトリの名前で、スペイン語の意味は「たくましい(強い)男」。イーストウッド自身、若い頃は刑事や西部劇のガンマンなど強い男を演じてきました。今作では、かつて「マッチョ」であっただろう老いた元カウボーイの姿が、かつて強い男を演じてきたイーストウッドの姿と重なりあうようです。

◇English Writing : 英語本の著者に聞く
「シンプルな英語」(講談社現代新書)の著者で、技術英語のスペシャリスト・中山裕木子さんにインタビューしました。技術系の複雑な内容を平易な英語で表すことを追求していく過程で、「主語+動詞」の組み立て方を独自に確立し、理系学生やエンジニアに技術論文を英語で書く際の指導をするようになりました。その英語学習の土台をまとめたのが本書です。技術英語にとどまらず、日常のメールや会話、そしてリーディングやリスニングなど一般的な英語の総合力を伸ばす方法を紹介しています。
   
◇Travel: チリ・南パタゴニア氷原
パタゴニアは、南米大陸のアルゼンチンとチリがある南緯40度付近から南極近くまでの地域の名称です。このうち、南パタゴニア氷原は南緯48度過ぎから南緯51度を超えたあたりまで伸びる南北約350 キロにわたる氷原です。アンデス山脈を水源とし、氷床としては南極とグリーンランドに次ぐ面積を誇ります。クルーズツアーでこの氷河を巡り、壮大な風景を観賞しながら環境問題などにも思いを巡らせます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
徳島県・阿佐海岸鉄道に世界初のバス・列車両用車が登場▽世界最大の宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ」打ち上げ▽ローマ教皇、夫婦円満に役立つ三つの言葉を説く▽ロンドン証券取引所、非白人の役員がいる企業が倍増――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「裁断されたバンクシー作品、29億円で落札」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、古い家に住むハンナとその兄弟が、寒い日曜になんとか暖をとろうとしています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月は、英国生まれでイングランド北部ヨークシャーにある新聞社の記者として活躍した後、2014年に来日したデイビッド・パイプさんが担当します。記者時代の担当はスポーツ。しかし、英国伝統のクリケットには苦手意識があり、友人に用語などを教えてもらって取材をこなしていました。クリケットの取材のために車で美しい田園風景の中を駆け回ったそうです。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では、「調査」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの海生郁子さんが、文具やデコレーション用として人気を集めるマスキングテープの成り立ちや使用方法などについて紹介します。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、読者の質問にお答えします。今週号では、年賀状の英語表記について解説します。A Happy New Year と書くべきか、Aを書かず、ただ Happy New Yearと書くべきか。この悩ましい問題に答えます。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。新型コロナウイルスの流行下でも人生を楽しむために、現実的な夢や目標を設定しようと呼び掛けます。

◆Novel: 不思議な森への切符
日本人の父と米国人の母の間に生まれたナオミは、2年前に米国から日本に戻り、地方都市の郊外にパートナーのロバートと暮らす作家志望の女性です。しかし、最近はスランプに陥っており、ロバートとの関係もぎくしゃくしています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米中ロ英仏の核保有5大国が共同声明で「核戦争に勝者なし」▽トヨタ、2021年の米国内の新車販売台数でGM抜き初の首位に▽北朝鮮が「極超音速ミサイルを試射」と発表――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
明治大学の宮下教授が、なめると料理の味がするテレビ画面を開発した話と、米国で2年ぶりに対面で開かれたハイテク見本市CESで、コロナ時代を見すえた製品の数々が披露された話題をお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/1/2-9号

This Week
On the Cover

Stay tuned
2022年最初の表紙は、NHKで放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で初代ヒロインの安子を演じた上白石萌音さんです。ラジオ英語講座とともにそれぞれの人生を生きる親子3世代の姿を追う物語です。上白石さん自身、英語が得意なことで知られています。P.16には、英語のセリフの発音の仕方の工夫などについて話した上白石さんのインタビューを掲載しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 英語ブームを巻き起こしたUncle come come など
上白石さんのインタビューのほか、戦後の英語ブームの立役者でラジオ「英語会話」講師の平川唯一氏の生涯と業績を紹介する記事、現在NHKラジオ第2放送の「ラジオで! カムカムエヴリバディ」講師として活躍中の大杉正明・清泉女子大学名誉教授のインタビューなどを紹介しています。

◇Movies: マークスマン
妻に先立たれ、米国のメキシコの国境付近で牧場を営みながら一人静かに暮らす米海兵隊の元前哨狙撃兵ジムが、麻薬カルテルに追われて米国へ越境してきたメキシコ人の母子を助けます。ジムは、カルテルとの銃撃戦の中で母を失った少年を守り、彼女の遺言に従って米国を縦断しシカゴにいる親戚のもとに送り届けようとします。

◇Travel: ザンビア 水上のサファリ
アフリカ中南部の内陸国ザンビアにあるサウス・ルアングア国立公園は、大河ザンベジ川の支流ルアングア川流域にあります。人の手が入っていない、地球上でも数少ない大きな川です。乾期には、川の流れは弱々しく地面は干上がり、遮る物がないためにライオンやヒョウ、ゾウなどを苦もなく見つけることができます。しかし、雨期の真っ最中ともなると川の水が周囲の林や平原にあふれ出し、陸路を進むことが困難になります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
パリ五輪の開会式はセーヌ川が会場▽バイデン米大統領が故ケネディ大統領の長女キャロライン氏を駐豪大使に指名▽仏高級ブランド・シャネルの新しいCEOにインド生まれの女性▽個人使用目的での大麻栽培と所持、欧州で初めてマルタが合法化――の4本のニュースをお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学び
ましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「大谷に米大リーグコミッショナー特別表彰」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ケイトがカズから、新年を迎える前に家を掃除する日本の習慣について聞いています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月は、英国生まれでイングランド北部ヨークシャーにある新聞社の記者として活躍した後、2014年に来日して現在は日本の大学などで教鞭を執っているデイビッド・パイプさんが担当します。趣味は旅行と料理。アジア、アフリカ、欧州、北米の各地を度々訪れて、インドをテーマにした小説も発表している菜食主義者です。初回は、子ども時代に日本に来ようと決意した瞬間について書いています。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトで、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんが、名詞を中心に意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「痛み、安らぎ」を示す単語の使い分けを説明します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 琵琶湖疏水(京都市)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは京都市にある琵琶湖疏水。琵琶湖から京都に水を引くため、明治時代に造られた水路です。京都には寺社仏閣以外にも魅力あふれる場所があります。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「遺憾です」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
米国人の夫を持つイラストレーター・田村記久恵さんによる、バイリンガル家庭の漫画エッセーです。今週号では、田村さん一家の新年の習慣を紹介します。

◆Every BENTO Tells a story:  がめ煮(筑前煮)
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。6年前から動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当の作り方を紹介します。各回、英語によるレシピ動画もついています。今回は、日本の食材が手に入りにくいインドでのおせち料理づくりをからめて、九州地方の郷土料理「がめ煮」のつくり方を紹介します。

◆Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、ニキさんが参加したホームレス支援を通じて、ボランティア活動について考えます。

◆Novel: Tote Bag and Diamonds 不思議な森への切符
米国出身で静岡在住のホラー作家・松浦テリーサさんの新連載小説です。日本人の父と米国人の母の間に生まれ、日本の地方都市の郊外に住むナオミが主人公の物語の幕が開きました。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回は「駅を寝過ごす」という表現を考えます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米国の人口増加率、建国以来最低を記録▽香港大学、天安門事件の追悼像を構内から撤去▽米軍駐留経費を増額――の3本をお届けします。

◆Topics
フランスで、シャンパンの売り上げが好転した話と、ファッション誌「エル」が編集コンテンツから毛皮を撤廃した話を紹介します。

◆Weekly Picks:  ジョン・カビラさんインタビュー
日英バイリンガルのパーソナリティーの先駆的存在で、ラジオJ-WAVEのナビゲーター、ジョン・カビラさんに、ラジオと歩む人生について聞きました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/11/28号

This Week
On the Cover
NYPD 市警本部長に初の女性

米ニューヨーク市の新しい警察本部長にキーチャント・スーウェル氏が就くことになりました。全米最大の警察組織のトップに女性が就くのは初めて。同市では、減少していた犯罪件数が近年増加に転じる傾向にあり、対策が急がれています。26日号の表紙は、本部長指名を受けて記者会見に臨むスーウェル氏です。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 2021: A year in the news
今年もいろいろな事がありました。AWの表紙と報道写真で、この1年を振り返ります。

◇Travel: ベルギー・アントワープ
古くからの国際交易都市の名前の由来は、ローマの兵士ブラボーが、市民を悩ます巨人の手(アント)を切り落としてスヘルデ川に投げ入れた(ウェルペン)という伝説だそうです。壮麗な駅をはじめ、名所から裏通りまで紹介します。

◇Movies: 君といた108日
全米ゴールデンディスク(売り上げ50万枚)を4度獲得している、クリスチャンで人気シンガー・ソングライターのジェレミー・キャンプの実話がもとになった映画です。試練と向き合う若いカップルの純愛物語は、互いへの揺るがぬ思いが見る人の胸を打ちます。

◇Weekly Picks: 「ミス・アメリカ」100歳に
米国の老舗ミスコンテスト「ミス・アメリカ」が生まれて100年の節目を迎えました。米国で女性の参政権が認められた翌年に誕生し、戦後は公民権運動や女性解放運動の波に揺られながらも、その時代の価値観に合わせようと変化してきた経緯があります。「そもそも女性を見せ物にすることはどうか」という議論とは別に、当初のコンテストの趣旨から離れすぎて「視聴者の関心を集められない」という指摘もあり、大手テレビネットは一般放送をやめています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
フランス当局が偽ワクチンパスポート・陰性証明の捜査に乗り出す▽カナダ・ケベック州がメープルシロップの戦略備蓄を放出▽米メーン州のスキー場に多数のサンタがお目見え▽徳島県の山間のコンビニエンスストアが国際的なデザイン賞を受賞――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「『ゴルゴ13』のさいとう・たかをさん死去」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号ではハンナとマリーが、クリスマスに近所に配るジンジャークッキーをつくっています。


◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーは、今回が最終回。初めて来日した際に虜になった大都会・東京の魅力は尽きないといいます。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトで、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「困難、障害」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの伊東正子さんが、西洋のろうそくとはひと味違った和ろうそくの魅力や作り方、ゆらぎながら燃焼する火の秘密などを教えてくれます。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、大学で米文学などを教える林剛司さんが、英語力向上に役立つ多読の方法やそれに適した本を紹介します。今週号では、いま話題のドラマにからめ、ラジオで英語を学んだ自身の中学時代の思い出も語ります。

◆厚切りジェイソンの時事放談
米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんが、都市部と地方の2カ所に家を持つ二拠点生活の功罪を分析します。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
近所に来るアイスクリーム売りのトラックが流す音楽の騒音に悩まされている人と、愛犬の死を子どもたちにどう伝えるか悩む人の相談に、アニーが答えます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
EU首脳会議が、ウクライナを巡りロシアに警告▽米FRBが物価上昇抑制の意志を鮮明に▽世界中で計488人の記者が拘束中――をお伝えします。

◆Topics  
米国で、竜巻に飛ばされた古い家族写真が約200キロ離れた場所で見つかった話題と、民間宇宙旅行者が増えすぎて、米連邦航空局が「宇宙飛行士」認証を取りやめた話をお伝えします。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/12/19号

This Week
On the Cover

Comfort and joy 小さな幸せかみしめるXマス
新型コロナウイルスの流行はいまだに収束せず、世界各地で自然災害が猛威を振るっています。お祝い気分を楽しむ雰囲気になりにくいですが、今だけは目の前の幸せをかみしめましょう。スヌーピーやウッドストックとともに。表紙のイラストの中の「All the Trimmings」は「(飾り付けや料理の添え物など)すべてがそろっている」という意味です。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 世界各地から季節のごあいさつ
世界各地のクリスマスシーズンの様子を、写真で紹介しました。

◇Special: ビートルズ解散直前の真実
ビートルズが解散して半世紀。未公開の映像と音源を再編集したドキュメンタリー「ザ・ビートルズ Get Back」が制作され、動画配信されました。活動休止直前に作られた別のドキュメンタリー映画の、使われなかった60時間あまりの映像フィルムをもとに、3部構成の作品としてピーター・ジャクソン監督が作りました。ジャクソン監督によると、長く解散の原因として伝えられてきたメンバー間の不仲はなく、最後まで調和を保とうとする4人の姿が見えたと言います。

◇Movies: ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
重大な環境汚染を巡って大企業と闘った弁護士や住民の姿を、実話をもとに描きます。1998年、企業弁護士ロブのもとに農場を営む男が現れます。大手化学会社が近くの埋め立て地に廃棄した物質のせいで、彼の飼牛190頭が死亡したというのです。事実を確認したロブは、この会社を相手に訴訟を起こします。作中には、登場人物のモデルになった実在の被害者も出演します。

◇Travel: スペイン・リェイダ
スペイン北東部のカタルーニャ地方の内陸部に位置するリェイダは、二つの川の合流地点の上流に位置していることから、古くから要衝として栄えました。ローマ帝国、西ゴート、イスラム王国と外国勢力の度重なる支配を受け、その過程で様々な文化が入り交じる場所となっています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、ニューヨークのロックフェラーセンターで2年ぶりに有観客のクリスマスツリー点灯式▽人間国宝の歌舞伎俳優・中村吉右衛門さん死去▽英国で最も標高の高いパブに、吹雪のため客61人が足止め▽チリで新種の草食恐竜の化石見つかる――の四つのニュースを取り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ノーベル文学賞にタンザニア出身のグルナ氏」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーが両親にクリスマスプレゼントに何が欲しいか尋ねています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けしています。子どもの頃、大型トラックの運転手になるのが夢だったというリーさん。その夢は、コンピューターゲームの中でかなえているようです。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身による朗読を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号は「悲しみ」を取り上げます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 牛久市(茨城県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回は、世界最大のブロンズ製立像、「牛久大仏」で知られる牛久市を訪れました。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「さすがに」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にしたバイリンガル漫画エッセー。今週号では、クリスマスにお菓子など小さなプレゼントを友人や近所に配る米国の習慣について紹介します。筆者の家庭は、日本でも実践しているようです。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、ストーリーズの「ブラザー・ルイ」について、時代背景をからめて解説します。

◆Essay: Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、異なる人種の両親を持つ子どもをどのように呼べばいいのか、どう対応すればいいのか、自身の体験を交えて考察します。最後に、とてもニキさんらしい結論が述べられています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
バイデン政権が「民主主義サミット」を開催▽ロヒンギャ難民が、差別を拡散させたなどとして旧フェイスブックを提訴▽ナイジェリアで新型コロナのワクチンが大量に期限切れに――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
コロナ禍と異常気象により、米国全土でクリスマスツリーが不足しているという話題と、アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルで知られるバンダイナムコが、パーツを取り出した後のプラスチック枠をリサイクルするという話をお届けします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/12/12号

This Week
On the Cover

さよなら福岡国際マラソン
第75回福岡国際マラソン選手権大会が開かれ、ケニア出身のマイケル・ギザエ選手(右)が優勝しました。多くの名選手を生んだこの大会は、今回を最後に幕を閉じました。2月にはびわこ毎日マラソンが開催を終えており、大会運営の変化の波に名門大会が続けざまに飲まれる形になりました。ギザエ選手と2位の細谷恭平選手(左)、5位の高久龍選手(中央)が併走するシーンが12日号の表紙です。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: ウェブスター辞書、「今年の言葉」にワクチン
米国の英語辞書大手メリアム・ウェブスターが、毎年恒例の「今年の言葉に「vaccine(ワクチン)を選んだと発表しました。新型コロナウイルスの流行が続くなか、科学的・医学的な関心の高さとともに「ワクチン接種拒否(vaccine-refusing)」や「ワクチンパスポート(vaccine passport)」など政治的な議論のテーマにも広がったことが大きな理由です。オンライン版辞書には新しい派生語についての記述も追加したそうです。

◇Movies: ラストナイト・イン・ソーホー
若者文化が開花し、活気に満ちた黄金期にあった1960年代のロンドン。その中心となったのが、タイトルにもある「ソーホー」です。風俗店やショービジネスの施設が立ち並ぶ歓楽街で、夜はネオンでキラキラと輝いていました。現代のロンドンで学ぶ少女が、夢の中で、60年代のロンドンに生きた歌手志望の少女の人生を追体験します。

◇English Writing : 英語本の著者に聞く
日本人が培ってきた英文解釈の技法を生かしながら、英文を「読む」ための基礎体力づくりに役立てる「英文解釈のテオリア 英文法で迫る英文読解入門」(Z会)が好評です。著者の倉林秀男・杏林大学外国語学部教授は、海外有名作家の名作を英文法の知識を使って読み解く学習書で知られます。倉林教授に「テオリア」で訴えたかったことなどを聞きました。
   
◇Travel: ノルウェー・イーバル島
島民はわずか十数人。本土とは1日2便のフェリーで結ばれ、レストランなどの商業施設もなければ車も走っていない極北の島を訪れました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
オーストラリアのグレートバリアリーフでサンゴが産卵期▽英国議会に乳児を連れてきた女性議員に規則違反の指摘▽海洋冒険家の堀江謙一さん、来年3月に太平洋横断の最高齢記録に挑戦▽英国で新築建物に電気自動車用の充電スタンド設置義務づけ――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「107歳の双子姉妹、世界最高齢とギネス認定」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、大人たちがクリスマスパーティーに行っている間、マリーが知人の娘のベビーシッターをします。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。今回は、新潟県での農業体験ツアーにすっかりはまったリーさんが、米作りの魅力を説きます。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では、「楽しみ、喜び」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの海生郁子さんが、日本におけるマスク導入と普及の歴史、マスクを着けることの効用、進化するデザインなどについて紹介します。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、読者の質問にお答えします。今週号では、前回の米アップルのキャッチフレーズ「Think different」に続き、広告で用いられるちょっと崩れた言い方、文法的には正確ではないけれどよく使われる表現の例として「I’m lovin’ it」を取り上げ、解説します。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。新型コロナウイルスの流行で失われた、人同士が集まり親密さを分かち合うというささやかな喜びについて語ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
女子テニス協会、中国での大会中止を発表▽英情報機関MI6長官が公開演説で中国の脅威に言及▽カリブ海の島国バルバドス、君主制を廃止――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
ナショナル・ジオグラフィック誌の表紙写真で有名になったアフガニスタンの「緑の目の少女」がイタリアに避難しました。コロナの新変異株の命名で、ギリシャ文字のアルファベットの順番通りではなく、2文字飛ばされて「オミクロン」が選ばれた事情とともにお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/12/5号

This Week
On the Cover

NY感謝祭パレード 沿道に観客戻る
米ニューヨーク中心部で風物詩の感謝祭パレードが実施され、2年ぶりに大勢の観客が沿道に戻ってきました。昨年は新型コロナウイルスの流行のため観客なしで開催しました。このところ北米では比較的感染状況が落ち着き、つかの間の自由を楽しめたようです。12月5日号の表紙は、感謝祭パレードの様子です。しかし、世界各地で再び新規感染者が増加し、新たな変異株が確認されており、状況は予断を許しません。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature: 米BLMデモ発砲事件で無罪評決
米ウィスコンシン州で昨年、ブラック・ライブズ・マター(BLM)関連のデモ参加者3人を銃で撃って死傷させたとして、殺人などの罪に問われた被告の白人男性に対し、陪審団が無罪と評決しました。発砲は「正当防衛だった」という被告側の主張を認めた形で、この事件への警察と司法の対応が問題視されています。この問題を検証したAP通信の記事などを紹介します。

◇Movies: 天才ヴァイオリニストと消えた旋律
原題は「The Song of Names」。第2次世界大戦前夜、ロンドンに住む9歳のマーティンの家に、バイオリンの天才的な才能を持つポーランド系ユダヤ人の少年ドビドルがやって来て同居します。2人は固いきずなで結ばれますが、ドビドルは21歳で迎えた国際舞台での初演奏の日、姿を消します。35年後、マーティンは、ピーターの足跡を追ってポーランドへと旅立ちます。ドビドルはなぜ音楽家としての将来もマーティン一家に受けた恩も捨て、姿を消したのでしょうか。

◇Travel: インド北部ダラムサラ
チベット亡命政府の所在地で、亡命チベット人社会の中心地です。ヒマラヤ山脈のふもとに位置し、比較的過ごしやすい気候のダラムサラは、かつて英国軍の駐屯地や避暑地として多くの英国人が暮らし、洋館や教会が立ち並んでいました。1947年のインド独立後、英国人がいなくなった町は廃れ、「忘れられた町」となっていました。59年になって、チベットから逃れてきたダライ・ラマ14世と多数のチベット人たちが店や作業所をオープンし、森の中に家を建て町に新たな命を吹き込みました。こうした歴史をからめ、見どころを紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
台湾が防衛力強化のため最新鋭のF-16戦闘機を配備▽フランス語の辞書のオンライン版に男女どちらでもない人称代名詞「iel」が登場し、激しい議論を引き起こす▽映画「ハリー・ポッター」の主要キャストが再集結した特別番組、1月に配信▽米フロリダ州に住む一家のクリスマスの電飾、早すぎる設置に罰金の可能性――の4本のニュースをお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学び
ましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「藤井二冠が叡王獲得 最年少で三冠に」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナとトーマスが自損の交通事故を起こした母親を慰めています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。パスタ料理でも知られるイタリア中部のまちアマトリーチェは、2016年の地震で破壊されました。毎年、イタリア大使館の後援で「アマトリチャーナデイ」というイベントが開かれ、日本中からイタリア料理店のシェフが集まって本格的なパスタ料理を作り、アマトリーチェの復興を支援しているそうです。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんが、名詞を中心に意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「不足、欠乏」を示す単語の使い分けを説明します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: Namahage folk ritual(秋田県男鹿市)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を、独自の視点で紹介します。今回訪れたのは「なまはげ」で有名な秋田県男鹿市。なまはげは、大きな包丁を持った鬼が大みそかの晩に現れ、「悪い子はいねがー」などと言いながら集落の家々に上がり、なまけ者をこらしめる伝統的な民俗行事です。この風習に魅力を感じた筆者のリサさんは、知識を深めるため同市の「なまはげ館」へ足を運びました。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「改めて」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
米国人の夫を持つイラストレーター・田村記久恵さんによる、バイリンガル家庭の漫画エッセーです。今週号では、海外向けの「季節の贈り物」について考察します。

◆Every BENTO Tells a story:  おにぎりとマラソン
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。6年前から動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当作りを紹介します。各回、英語によるレシピ動画もついています。今回は、パリに滞在中にジョギングを始め、ランナーズハイを経験してからはマラソンのとりこになった多田さんが、スタート地点で食べることもあるおにぎりを紹介します。


◆Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、選挙と有権者であることの意義を考えます。

◆Novel: Tote Bag and Diamonds ダイヤの謎
英国出身で日本在住の小説家クリストファー・ベルトンさんの連載小説です。主人公のロビン・ネルソンは田舎からロンドンに出てきた大学生。一人暮らしを楽しんでいます。夏休みも帰郷せずにぶらぶらしていたら、シンディーという若い女性と出会いました。宝石店強盗が盗み出したダイヤを偶然持つことになったシンディーを守るため、ロビンと姉のベリンダが知恵を絞ります。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回では「till」の訳について考察します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米国が石油備蓄50万バレル放出、日中印などが協調▽英仏海峡で移民のボートが沈没し少なくとも27人死亡▽ドイツの3党、連立政権樹立で合意――の3本をお届けします。

◆Topics
英音楽賞が男女の授賞枠を撤廃した話と、ベネズエラの青少年が演奏した「世界最大のオーケストラ」がギネス記録を更新した話題を紹介します。

◆Weekly Picks:  コロナ禍の不安残る米国 街のサンタの対応もまちまち
クリスマスが近づくと、北米各地の大型商業施設にサンタクロースが現れます。子どもたちをひざにのせて願いを聞き、記念撮影に応じるなど年末の気分を盛り上げてくれます。ところが、新型コロナウイルスの流行で昨年は軒並み活動が制限されました。感染拡大が少し落ち着き、米国にはサンタが戻ってくるようですが、マスクを着用し社会的距離を保つなど警戒を怠っていません。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/11/28号

This Week
On the Cover
ベーブ・ルース以来の快挙

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、アメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に満票で選ばれました。本塁打数で首位を争いながら、先発投手としてマウンドに立ち続けたことがベーブ・ルース以来の快挙と評価されました。日本人の受賞はイチロー選手以来2人目です。28日号の表紙は、MVP発表を4日後に控え、東京都内の日本記者クラブで記者会見に臨んだ大谷選手です。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: 正しい英語発音法を伝授
DJや司会者として活躍中のピーター・バラカンさんが、英語を正しく発音するコツを教える本を出版しました。日頃仕事などを通して日本人の使っている英語にたくさんのアドバイスをしているというバラカンさんに、本を出版した背景と今の日本人の英語学習で必要なことについて聞きました。

◇Travel: 米テキサス州サンアントニオ
観光客に人気があるボートツアーのガイドが「米国一の幽霊都市です!」と説明する、米国で最も幽霊が出やすい都市の一つだと言われています。映画で有名なテキサス独立戦争の戦場アラモもあります。

◇Movies: ダ・ヴィンチは誰に微笑む
レオナルド・ダ・ヴィンチ最後の絵画とされ、長らく行方不明だった「サルバトール・ムンディ」が2017年、美術史上最高額の510億円で落札されました。この絵を巡る謎や裏話などを追いながら、アート界の闇に切り込むドキュメンタリーです。

◇Weekly Picks: セサミストリート初のアジア系マペット
子ども向け番組「セサミストリート」の仲間に、韓国系米国人の少女のジ・ヨンが加わりました。昨年来、アジア系住民を標的にした事件が多発したことから、米国社会の多様性を子どもたちにわかりやすく伝えるねらいがあるそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)に終止符を打ったデクラーク元大統領が死去▽英国を象徴する赤い公衆電話ボックス、全面撤去を回避へ▽2022年に新型コロナウイルスの予防接種に必要な注射器が10億~20億本不足とWHOが試算▽映画「イルカと少年」に出演した人工尾びれのイルカ、ウィンターが死亡――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ファーストレディー 教壇に復帰」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、メルバとマリーがそれぞれの親友について話しています。


◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。今年になって、2、3週間ほど九州で山歩きや観光を楽しんだリーさん。最後に長崎市を訪れて、まちの様々な場所で流れる曲に気づいたそうです。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトで、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「(猟)犬」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの伊東正子さんが、和楽器の歴史や独特の音色の隠れた秘密などを解説します。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、大学で米文学などを教える林剛司さんが、英語力向上に役立つ多読の方法やそれに適した本を紹介します。今週号では、多くの人におなじみの「不思議の国のアリス」と「クリスマス・キャロル」をとりあげます。

◆厚切りジェイソンの時事放談
米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんは、倹約家を自認しています。子ども時代、少しの工夫が大きな違いにつながる節約の仕組みを母親から学んだといいます。同じ1ドルをどう生み出すのか、そしてそれをどう使うのか。今回は、日々お金と妥協なく向きあうジェイソンさんが、そのゆるぎない信念を語ってくれました。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
乗用車を運転するたびに同乗者から様々な指摘を受けて閉口している女性と、成長した子どもたちの巣立ちを恐れる父親の相談にアニーが答えます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米中首脳がバーチャルで「対面」会談し、台湾や人権問題で応酬▽ベラルーシのポーランド国境沿いに難民殺到▽ロシアがミサイル試射で人工衛星を破壊――をお伝えします。

◆Topics  
スヌーピーのぬいぐるみが無人飛行試験で宇宙へ行く話題と、新型コロナのワクチン接種を呼びかけた人気マペットのビッグバードが批判されてしまった話をお伝えします。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/11/21号

This Week
On the Cover

Sea change? 温暖化対策訴える声届いたか?
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)にあわせ、ツバルのサイモン・コフェ外相が、島しょ国が直面する海面上昇の危機を訴えるため海につかりながら演説しました。21日号の表紙は、コフェ外相の演説の様子です。会議は石炭火力発電の段階的削減に向けて努力することなどを盛り込んだ合意文書を採択し、閉幕しました。Sea change = 大転換


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「1・5」に込められた意味
英グラスゴーで開かれたCOP26を詳報し、参加した各国首脳らの主な発言などを紹介します。

◇Weekly Picks: 立ち上がる有色人種のママ・インフルエンサー
米国では、育児など日常生活のアドバイスをネット上で提供し広告収入を得る「ママ・インフルエンサー」が巨大ビジネスになっています。最近になって、黒人やヒスパニック系のインフルエンサーの活躍が注目され始めました。マイノリティーの女性たちが直面する特有のニーズがあることが理由です。これまで白人に偏りがちだったネット社会がようやく多様化してきたようです。

◇Movies: カオス・ウォーキング
作家パトリック・ネスの人気SFシリーズが原作の映画です。地球からの入植者が住む惑星「ニュー・ワールド」では、女性が死に絶え、男性は心の中で思ったことが外に現れてしまいます。ここにある日、地球からの宇宙船が墜落。唯一の生存者である女性とこの星で育った青年が出会い、冒険が始まります。

◇Travel: アラブ首長国連邦(UAE)アルアイン
UAEの東端に位置し、隣国オマーンとの国境近くにある街アルアインの名は、アラビア語で「泉」を意味します。名前の通りアラビア砂漠にあるオアシスに由来する都市は、小さくて静かな場所です。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、総選挙後に女性議員の比率下がる▽米海軍が新造の補給船に暗殺されたゲイ運動家の名を命名▽宇宙飛行士、地球帰還時に紙オムツ着用▽キューバの動物園で希少動物がベビーブーム――の四つのニュースを取り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「パリ市内の速度制限、時速30キロに」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ケイトがパンプキンブレッドを学校に持ってきて、お昼に友達に分けています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。福島県会津若松市を旅した時、リーさんは明治維新の際に会津藩の白虎隊が自決したことで有名な飯盛山の山頂で、記念碑の台座にローマ帝国時代の頭文字「SPQR」が刻まれているのを見て驚いたそうです。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身による朗読を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号は「食通・食道楽」を取り上げます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 文部科学省情報ひろば(東京都)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回は、登録有形文化財でもある旧文部省庁舎を活用した施設を訪れます。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「ご面倒をおかけします」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にしたバイリンガル漫画エッセー。今週号では、語学の上達のために一番必要な、恥ずかしがらずに不断の努力を続けることの重要さを説きます。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、エルビス・プレスリーの永遠の名曲「好きにならずにいられない」を解説します。

◆Essay: Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、寒さに弱いニキさんの、防寒対策のあれこれを紹介しています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
中国共産党の「6中全会」と採択された史上3回目の「歴史決議」、マクロン仏大統領が原発の新規建設を表明、台湾のTSMCがソニーとともに熊本に半導体工場建設、の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
ナポリ名物のキリスト降誕場面の飾り物に登場する3賢者の手にコロナワクチン接種証明書が握られている話と、ポンペイ遺跡からローマ時代の「奴隷部屋」が発見されたという、イタリア発の話題二つをお届けします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/11/14号

This Week
On the Cover

日本調教馬、2頭が初勝利
米国競馬のブリーダーズカップ(BC)シリーズがカリフォルニア州デルマーで開催され、ディスタフ(ダート1800メートル)レースでオイシン・マーフィー騎手騎乗のマルシュロレーヌ(左)が優勝し、フィリー&メアターフ(芝2000メートル)を川田将雅(ゆうが)騎手が騎乗するラヴズオンリーユーが制しました。いずれも日本調教馬で初のBC優勝です。14日号の表紙は、勝利のほほ笑みを浮かべる騎手と馬の姿です。

◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 映画撮影中の誤射死亡事故に見るハリウッドの影
米国の映画撮影現場で、実弾が入った小道具用の銃が発射され、スタッフ2人が死傷する事故が起きました。主役のアレック・ボールドウィンさんが使う銃の点検を任された若い担当者の過失事故として捜査が進むなか、十分な訓練を受けていない未熟なスタッフが危険な仕事を任されることを問題視する声が上がっています。新型コロナウイルス流行による制限が緩和され、急ピッチで作品づくりが進み、過度なもうけ主義が安全性をないがしろにしている。そんな映画産業の体質が浮き彫りになったと見られているようです。

◇Movies: ドーナツキング
米西海岸でドーナツビジネスを展開させ、大成功を収めた元カンボジア難民に密着したドキュメンタリー映画です。「ドーナツ王」の異名を持つ男性の紆余(うよ)曲折の人生を、その時々の時代背景を交えながら多面的に描きます。1975年に祖国カンボジアの内戦を逃れ、家族と共に米国に亡命したテッドは、いくつかの職を経てドーナツ店を開業。やがて店は繁盛し、同胞の開店にも手を貸して個人経営の系列店が増えていきます。

◇English Writing : 英語本の著者に聞く
「英語を話すのもひと苦労なのに、笑わせるなんて絶対無理」と思っていませんか? 数十秒から1分程度の英語の小噺(ばなし)なら、覚えて口にすることができるはずです。人を笑わせる技術は立派なコミュニケーションのスキルです。「英語で小噺 2 イングリッシュ・パフォーマンス実践教本」(研究社)を出した大島希巳江・神奈川大学教授に聞きました。
   
◇Travel: フランス・ブルターニュ地方
ブルターニュ地方は角のように海に突き出ていて、ケルト文化の影響が色濃く残っている地域です。巨石遺跡などを訪れます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
世界初の郵便切手が競売に▽2024年パリ五輪に向けてランニングイベント▽フランス人の主食バゲットが値上げの危機▽ジョロウグモ、米国南部で繁殖――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「世界最北端の島を発見 グリーンランド沖」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、前夜にサッカー部の地区大会決勝を観戦した生徒たちが宿題をしてこなかったので、先生がおかんむりです。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。今回は、大学時代を過ごしたスコットランドでも特に愛着の深い場所を紹介してくれます。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では、「危険」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの海生郁子さんが、陰暦にもとづく和風月名を、そこに込められた意味とともに紹介します。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、読者の質問にお答えします。今週号では、米アップルのキャッチフレーズ「Think different」を取り上げます。有名なキャッチフレーズですが、文法的にちょっとおかしいのでは? と思っている方も多いのではないでしょうか。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。17ある「持続可能な開発目標(SDGs)」の全項目を解説し、重要性を訴えます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
COP26、石炭火力の段階的廃止を確約へ▽米国防総省が報告書「中国、2030年に核弾頭1000発」▽エチオピア全土に非常事態宣言――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
オランダの裁判所が、展覧会用に借りていたクリミアの財宝をウクライナに返還するよう裁定した話と、英ケンブリッジ大が、植民地時代に略奪された銅像をナイジェリアに返還した話題をお届けします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/11/7号

This Week
On the Cover

ジュネーブ音楽コンクール、上野さんV
ジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門の最終選考があり、上野通明(みちあき)さんが優勝しました。同部門で日本人が優勝するのは初めて。5歳からチェロを始め、13歳の時に「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクール」で日本人として初優勝を飾りました。7日号の表紙は、上野さんの演奏する姿です。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 読書で英語力肥ゆる秋
英米文学の原書を読もうとして挫折した経験はありませんか? かなりの英語力と忍耐が必要なので、いきなり挑戦してもなかなかうまくいかないのです。入門にぴったりの書籍や購読のポイントを紹介します。

◇Movies: アンテベラム
タイトルは「南北戦争前の」という意味。米国の汚点といえる奴隷制度にメスを入れ、今もなおその差別思想が社会の底流にあることを示唆する映画です。奴隷として不当な扱いを受ける黒人女性と、黒人差別撤廃を訴える著名な社会学者の二役をジャネール・モネイが演じます。対照的な二人の黒人女性に起こる悲劇と衝撃のラストに、驚きを隠せません。

◇Travel: 東北の露天風呂で癒やされる
米国出身である今週号の筆者の趣味は温泉めぐり。近年訪れた東北の温泉のうち、特に心に残った選りすぐりの場所を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編としておすすめです。今週号は、英エリザベス女王が「今年の高齢者」受賞を辞退▽米オハイオ州、ナンバープレートで大失敗▽マドリード中心部を埋める羊の群れ復活▽デビューから40年のデュラン・デュランが15作目のアルバム――の4本のニュースをお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学び
ましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「蔡総統、台湾製のワクチン接種」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーがアンジーと食料品店でばったり出会い、アンジーのイヤリングをほめます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。2019年に来日し、今年9月に東京工業大学大学院修士課程を修了しました。立ち食いそばで手早く食事を済ますことが多いというリーさんですが、イタリアの生まれ故郷にもそば粉を使った特産のパスタ料理があるそうです。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんが、名詞を中心に意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「同僚、仕事仲間」を示す単語の使い分けを説明します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 吉野ケ里遺跡(佐賀県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を、独自の視点で紹介します。コロナの流行が一段落しインバウンドの旅行者が戻ってきたら、英語で景勝地を外国人に説明するのに役立ててください。今回訪れたのは、佐賀県北東部にある吉野ケ里遺跡。弥生時代の環濠(かんごう)集落跡です。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「念のため」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
米国人の夫を持つイラストレーター田村記久恵さんによる、バイリンガル家庭の漫画エッセーです。今週号では、2カ国語が飛び交う田村さんの家庭では、実際にどのように会話がやりとりされるのかを解説します。

◆Every BENTO Tells a story:  岡山風とりめし
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。6年前から動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当作りを紹介します。各回、英語によるレシピ動画もついています。今回は、岡山出身の筆者にとって思い出深い、ご飯のうえに鶏肉の唐揚げを載せた「岡山風とりめし」を紹介します。

◆Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号は、今はやりの断捨離を進めることの難しさについて語ります。

◆Novel: Tote Bag and Diamonds ダイヤの謎
英国出身で日本在住の小説家クリストファー・ベルトンさんの連載小説です。主人公のロビン・ネルソンは田舎からロンドンに出てきた大学生。一人暮らしを楽しんでいます。夏休みも帰郷せずにぶらぶらしていたら、シンディーという若い女性と出会いました。どうやら彼女は、本人が気づかぬうちに大きなトラブルに巻き込まれているようです。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回のテーマは「ていねいな説明に努めます」です。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
台湾の蔡英文総統が、米軍による台湾軍の訓練支援を認める▽世界の二酸化炭素濃度、排出量削減でも過去最高更新▽被団協の坪井直さん死去――をお届けします。

◆Topics
豪州奥地のまちが実質無料で土地の提供を決めたところ、世界中から移住希望者の問い合わせが殺到したという話題と、海洋探検家ジャック・クストーの伝記映画が公開される話を紹介します。

◆Weekly Picks:  かつての中台衝突の舞台・金門島はいま
中国本土からわずか数キロ。台湾海峡に浮かぶ金門島からは、中国本土の廈門のビル群が指呼の距離に見えます。かつて中台衝突の舞台となったこの島の住民の目には、中台の緊張が再び高まる現状はどのように映っているのでしょうか。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/10/31号

This Week
On the Cover

体操女子、史上初のダブル金
体操の世界選手権が北九州市で開催され、東京五輪種目別ゆか銅メダルの村上茉愛(まい)選手(写真左)がゆかで、芦川うらら選手が平均台で、ぞれぞれ金を獲得しました。体操女子日本勢が同一の大会で二つの金メダルを獲得するのは初めての快挙です。今大会を最後に引退した村上選手は有終の美を飾りました。10月31日号の表紙は、二人の演技です。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「ミレニアム・ファルコン」を作った男
SF映画の宇宙船などを二次元の原画からコンピューターグラフィックス(CG)で立体的に作り上げるCGモデラーとして、米ハリウッドで活躍する日本人男性がいます。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」をはじめ多くの人気作品の制作に携わった成田昌隆さんです。しかし、13年前に証券会社から異色の転職を果たし、ここに至るまでの道のりはあまり知られていません。このほど自伝を出版した成田さんに話を聞きました。

◇Travel: フランス・アラバスター海岸
パリから地方への鉄道網が整備された19世紀後半に観光客が訪れる人気のリゾート地になり、ベルエポックの時代には多くの別荘が建てられたメール・レ・バンなどアラバスター海岸沿いのまちを訪ねました。


◇Movies: AW名画座
月間5回目の発行にあたる今週号は、特別企画として、旅を通じて人間の成長を描いた編集部おすすめの4作品を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編としておすすめです。今週号は、モスクワの地下鉄が顔認証技術を活用した料金支払いシステムを導入▽英ウィリアム王子が、テレビのインタビューで宇宙開発競争にいそしむ富豪たちを批判▽西アフリカ・リベリアで道路に落ちていた現金5万ドル(約570万円)を拾って持ち主に返した若者が国民的英雄に▽米マイクロソフトが中国でのLinkedInのサービスを年内に停止――の4本のニュースをお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学び
ましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「米の白人人口、初の減少」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーと母のエレンがハロウィーンの飾り付けをしています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。2019年に来日し、今年9月に東京工業大学大学院修士課程を修了しました。イタリア語、中国語、英語、仏語に堪能なリーさんは、東京五輪・パラリンピックで通訳などのボランィアとして活躍したようです。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんが、名詞を中心に意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では「罪」を示す単語の使い分けを説明します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 道頓堀(大阪市)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を、独自の視点で紹介します。コロナの流行が一段落しインバウンドの旅行者が戻ってきたら、英語で景勝地を外国人に説明するのに役立ててください。今回訪れたのは、グリコの大看板が目印となっている大阪有数の繁華街・道頓堀です。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「伺う」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
米国人の夫を持つイラストレーター田村記久恵さんによる、バイリンガル家庭の漫画エッセーです。今週号では、ハロウィーンの起源や、アイルランドのハロウィーンの祝い方を紹介します。

◆Every BENTO:  モンブランハンバーガー
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。6年前から動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当作りを紹介します。各回、英語によるレシピ動画もついています。今週号では、秋の味覚・栗を甘く煮てマスカルポーネチーズとともにパンにはさんだモンブランバーガーの作り方を紹介します。

◆Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今回は、36歳の誕生日を迎えたニキさんが、年齢を巡る様々な事柄に思いを巡らします。

◆Novel: Tote Bag and Diamonds ダイヤの謎
英国出身で日本在住の小説家クリストファー・ベルトンさんの連載小説です。主人公のロビン・ネルソンは田舎からロンドンに出てきた大学生。一人暮らしを楽しんでいます。ある日、散歩中のロビンの頭の上にアイスクリームが落ちてきました。落としたシンディーと打ち解けますが、どうやらシンディーがトラブルに巻き込まれているようです。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回のテーマは「責任問題」です。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
メキシコから米国への不法越境が最多更新▽ロシア、NATO代表部を11月から閉鎖▽エジプト、欧州に電力輸出へ――の3本のニュースをお届けします。

◆Topics
社会から心の健康に対する偏見をなくすため、スペインに「泣き部屋」が登場した話題と、米国の高校で、性の多様性への偏見を無くすためにフットボールの試合のハーフタイムショーでドラァグ・パレードをした取り組みを紹介します。

◆Weekly Picks:  コリン・パウエル元米国務長官死去
コリン・パウエル元米国務長官が、新型コロナウイルスによる合併症で亡くなりました。84歳でした。移民の家庭に生まれ、陸軍に入って立身出世をとげ、湾岸戦争での米統合参謀長としての活躍が広く評価されて将来の大統領候補と見なされたこともありました。その人生と功罪を振り返ります。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/10/24号

This Week
On the Cover
米国にも秋の便り

日本も一気に秋が深まりましたが、北米もいよいよ紅葉シーズン到来です。米国の北部や山間部は10月中旬までにすっかり秋の装いに変わり、これから11月初旬にかけて木々の色づきが各地へ広がる予想です。10月24日号の表紙は、メーン州のブランズウィックを流れるアンドロスコギン川の風景です。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: SNSのサービス停止で思わぬ混乱
ソーシャルネットワークの米大手フェイスブック(FB)が提供する三つのサービスが4
日、約6時間にわたって停止しました。知人との気軽なコミュニケーションや日記代わりに活用している利用者にとっては一時的な不便に過ぎませんでしたが、世界中で思わぬ混乱をもたらしたようです。ほかに家族との連絡手段がない途上国の人々や、顧客とつながるために活用している零細ビジネスなども多く、FB に依存する現代社会の問題点を浮き彫りにしたようです

◇Special: ノーベル賞裏話
平和賞を受賞した2記者が活動するロシアとフィリピンの報道の自由について解説するほか、受賞者数で米国が一人勝ちしているのはなぜか、背景に迫ります。

◇Travel: イタリア・アマルフィ
イタリアの南西部にある都市アマルフィは、周囲を断崖絶壁に囲まれ、地中海に接する湾を望む崖の上の街として知られます。その息をのむような絶景は映画などを通して日本人にもなじみがあります。街のあちこちにはレモンがなっています。

◇Movies: モーリタニアン 黒塗りの記録
2001年9月の米同時多発テロを機に始まった米国による対テロ戦争。アフガニスタンでの戦いは今年8月の米軍撤退で幕が下ろされましたが、この20年間に露呈した「事実」は数多くあります。その一つが、被収容者への虐待や拷問が明らかになり、世界中で非難が巻き起こったグアンタナモ収容所の実態です。本作は、そこに長期拘束された男性の手記を元に、問題の本質を探りながら、彼を助けようとする弁護士の奮闘を描く。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
ボスニア北部で、男性が自宅を「回転する家」に改修▽エルサレムで2700年以上前の豪華なトイレ見つかる▽双子パンダの名前決まる▽ビートルズ解散のきっかけはジョン・レノン?――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「中国、違法な内容のカラオケ曲を禁止へ」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、スイスからの転校生カズのサッカーの試合を、マリーやその友人たちが応援しています。


◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。リーさんが初めて接した日本文化は、イタリアで習った空手でした。スコットランドの大学時代は日本文化サークルに入り、そこで育んだ交流は今も続いているようです。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では、「目的」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの伊東正子さんが、古来、食材や食用油、灯油として使われてきたゴマについて、栽培の歴史や成分、使用方法などを教えてくれます。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、大学で米文学などを教える林剛司さんが、英語力向上に役立つ多読の方法やそれに適した本を紹介します。今週号では、大人になってから絵本を読むメリットなどを解説します。

◆厚切りジェイソンの時事放談
テレビでおなじみの米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんが、健康を保つためにもっとも大切といわれる良質な睡眠について語ります。在宅勤務などで生活習慣が変化し、睡眠の質が悪くなったと感じている人も多いようです。「毎日8時間は眠るようにしている」というジェイソンさんが、自身のベストな睡眠へのアプローチを語ってくれました。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
酒浸りの妻、親代わりの姉に依存ずる弟についての相談に、アニーが答えます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
法人税最低税率15%を世界共通化へ▽仏大統領が発表した4兆円の産業投資計画、温暖化対策で「原発維持」を明示▽チュニジアで新内閣発足、女性首相は初――をお伝えします。

◆Topics  
処刑されたフランス王妃マリー・アントワネットが「恋人」のスウェーデン貴族にあてた手紙の消された部分を、特別なX線で解読したという話題と、米先住民族の消滅しかけた言語の辞書を編さんし、消滅の危機から救った女性の訃報をお伝えします。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/10/17号

This Week
On the Cover

ノーベル平和賞、強権批判の2記者に
ノルウェー・ノーベル委員会は、強権的な政権に対して批判を続けてきたフィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサさんと、ロシアの独立系リベラル紙「ノーバヤ・ガゼータ」編集長のドミトリー・ムラトフさんに、今年のノーベル平和賞を授与すると発表しました。2人は受賞について、「同僚たち」や「世界のすべてのジャーナリスト」に与えられたものだ、として喜びました。17日号の表紙は、平和賞を受賞した記者たちです。

◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 真鍋淑郎さんにノーベル物理学賞
スウェーデン王立科学アカデミーは、ノーベル物理学賞を米プリンストン大上級研究員の真鍋淑郎さん(90)ら3人に贈ると発表しました。地球の気候変動をコンピューターで予測する方法を開発し、温暖化研究の土台を築いた業績が評価されました。主要国が温暖化対策について話し合う国際会議直前での授賞発表。真鍋さんは取材に対し「温暖化懐疑論者を説得することは、温暖化を予測することより100万倍難しい」と話しました。

◇Movies: Our Friend/アワー・フレンド
外国出張で留守も多い記者のマシューは、典型的な仕事人間。妻のニコルと幼い娘たちとの4人暮らしですが、ニコルが末期がんになり、生活が一変します。看病と家事・育児に追われ、押しつぶされそうになる彼に、夫婦の長年の親友デインが手を差し伸べます。デインは自分の生活をなげうって、彼らの家に住み込むのです。

◇Special: Our Friend 原作者インタビュー
映画は、米エスクァイア誌に掲載されたエッセー「The Friend: Love Is Not a Big Enough Word」が原作になっています。筆者のジャーナリスト、マシュー・ティーグさんが、エッセーを書くことになったきっかけや執筆後の心境の変化、今回の映画などについて語ります。

◇Travel: 米ルイジアナ州ニューオーリンズ
毎年2月に開催されるカーニバル「マルディグラ」(フランス語で肉食の火曜日の意)と8月に時折やってくるハリケーン、ジャズで知られる南部の都市です。フランス、スペインの統治をへて米国領になり、多彩な料理が楽しめます。アドレナリンを発見した高峰譲吉や画家エドガー・ドガの旧居もあります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、警官の暴行を受けて亡くなったジョージ・フロイドさんの像にペンキ▽トルコで行方不明の男性、自分の捜索に参加▽バービー人形、無重力飛行に挑戦▽2階建て新幹線が引退――の四つのニュースを取り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ロシア初の実験棟、ISSにドッキング 直後にハプニングも」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナと弟のクリフがハロウィーンで着る仮装について話し合っています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。リーさんが初めて接した日本文化は、イタリアで習った空手でした。当初は格闘技に拒否感がありましたが、空手を通じて規律と自律を学んだといいます。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
装いを新たにした、KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号は「境界」を取り上げます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 関門海峡(山口県・福岡県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回は、関門海峡の下を通る関門トンネルを歩いて渡ります。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「がんばる」です。

◆POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にしたバイリンガル漫画エッセー。今週号では、カタカナになった英語の元の音との違いや、日本語に豊富な擬音語について考察します。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、キャス・エリオット(ママ・キャス)の大ヒット曲「私の小さな夢」について語ります。

◆Essay: Scatterbrain Diary
TBSラジオでパーソナリティーを務める翻訳者・通訳者のキニマンス塚本ニキさんによる日英バイリンガル・エッセーです。日本とニュージーランド両方の文化背景を持つニキさんが、身の回りのことから社会問題まで鋭い切り口でお届けします。今週号では、今やあらゆるジャンルに拡大された「推し」を巡る経済活動を考察します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
仏カトリック教会の聖職者らによる性的虐待の報告書と、フェイスブックの内部告発者による米議会での証言、世界中で10代の「心の病」が深刻化しているとするユニセフの報告についてお伝えします。

◆Topics  
「クマのプーさん」に登場する英国の橋が競売にかけられた話と、米タイム誌の「最も影響力のある100人」に、マイノリティーを登場人物にして童話を作り直したハンガリーの活動家が選ばれた話を紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2021/10/10号

This Week
On the Cover

Sho must go on
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、10月3日にあったマリナーズとの今季最終戦で46号ホームランを放ちました。日本人大リーガーとして初の本塁打王は逃したものの、日本選手で100打点到達は2007年の松井秀喜さん以来2人目。大谷選手は今季を振り返り、「すごい成長できた1年だったと思う」と話しました。10月10日号の表紙は、チームメートに囲まれて笑顔の大谷選手です。


◇今週の注目記事 ================

◇English Writing : 英語本の著者に聞く
英語のつづりがもっと規則的だったら苦労しないのに……。そう思う人は多いはずです。しかし、英語のつづりはみなさんが思っているよりはずっと規則的です。英語の発音やつづりの仕組みを徹底的に解説する「英語の綴(つづ)りのルール」(研究社)を書いた名古屋大学大学院の大名力教授に話を聞きました。
   
◇Movies: メインストリーム
「主流」を目指してもがくあまり、破滅に向かうユーチューバーを描いた作品です。ロサンゼルスで一旗あげたいと思うフランキーは、さびれたバーで働きながら、動画をサイトにアップする日々を送っていました。そこに突如現れたのが話術の天才リンク。彼の才能に魅了されたフランキーは、作家志望のジェイクを誘い、彼をスターにする計画を練ります。奇をてらったアイデアと軽快なトークを結びつけた動画にはスポンサーがつき、人
気はまさにうなぎ登り。しかし、「いいね!」を求めるあまり大事件を引き起こしてしまいます。

◇Travel: フランス・ピレネー山脈のふもとの街々
タルブとバニエール・ド・ビゴールは、日本ではあまり知られていませんが、どちらもとても魅力的で興味深い歴史を持つ街です。ナポレオン由来の馬の育成施設やローマ時代から続く温泉地を訪れます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
国連総会で米ニューヨークを訪れたブラジル大統領の夕食は路上ピザ▽ロサンゼルスに「アカデミー映画博物館」開館▽イノシシの侵入に悩むローマ▽「村上春樹ライブラリー」、母校に開設――の4本をお届けします。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
無料アプリ「朝日コネクト」や朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。今年始まった大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「アルメニア 無償ワクチンにイラン人観光客が殺到」です。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナとマリーが農産物直売所でハリソンと出くわします。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月は、両親が中国出身でイタリア北西部ロンバルディア州生まれ、英スコットランドで学んでエディンバラ大学を卒業したジュゼッペ・リーさんのエッセーをお届けします。来日して驚いたことの一つは、手頃な値段で本格的なおいしいイタリア料理を出す店が、そこかしこにあることだそうです。朝日コネクトや朝日ウイークリーのウェブサイトでは、筆者自身の朗読による音声を聞くことができます。

◆シミケンの英単語使い分け講座
KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表の清水建二さんの名物コラムです。名詞を中心に、意味がよく似た単語の使い分けを解説します。冒頭にはクイズを用意し、各単語の特徴を説明しながら正解を示します。語源に関する簡潔な記述もあるので、単語の成り立ちを理解するのに便利です。記事の最後では、例文を通して取り上げた単語の違いが理解できるようになっています。今週号では、「審判」を表す英単語の使い分けを解説します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう!
通訳ガイドの海生郁子さんが、コロナ禍で大打撃を受けた観光業界の新しい流れを紹介します。自宅にいながら旅行気分を楽しめる手段として、観光会社などが提供するオンラインツアーがどんどん充実してきています。次の旅行先を考える下見としての需要もあるようです。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、読者の質問にお答えします。今週号では、「~など」を英語で言う場合の様々な言い回しを紹介します。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。幼少期からの教育の行き過ぎた商業化が問題になっている中国で、政府が低学年の筆記試験・宿題を禁止し、学習塾の非営利化の方針などを打ち出しました。アグネスさんがこの教育政策変更を考察します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
北朝鮮が新型地対空ミサイルを試射▽英国の燃料危機で給油所に長蛇の列▽第100代首相に岸田文雄氏選出――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
タリバン政権下のアフガニスタンで、まちから音楽が消えたという話と、ローリング・ストーンズが亡きワッツさんを追悼しつつツアーを続行する話題をお届けします。

◆Weekly Picks: アフガン難民に手を差し伸べるベトナム系米国人
タリバン政権の報復を恐れ、米国に保護を求めるアフガニスタン人に「先輩たち」が助けの手を差し伸べています。ベトナム戦争中に米国に協力し、戦後に迫害を恐れて米国へ逃れたベトナム人とその子どもたちです。国外へ脱出しようとカブール国際空港に押し寄せる群衆を報道などで見たベトナム系住民は、「かつての自分たちの姿と重なった」と言います。



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