臨床心理学 発売日・バックナンバー

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1 勉強とは何か
序論|雨の日の勉強論 東畑開人
対談①|勉強を哲学する 千葉雅也・東畑開人
対談②|なぜ勉強しなくてはいけなくなったのか?――勉強の近代考 竹内 洋・東畑開人

2 勉強を俯瞰する
後期近代の勉強論 神代健彦
生成AI時代になにをどう勉強するのか?――文化人類学の方法論から 松村圭一郎

3 勉強は傷つく
勉強の場が壊れるとき 小堀彩子
学習につまずく子どもたち 日戸由刈
進学校において勉強ができないこと――子どもと家族の傷つきとその回復プロセス 坂元龍太
大学院で勉強ができなくなること 高野 明
貧困と学習支援――児童養護施設における子どもの学びの現実 真澄 徹

4 勉強を回復する
親が子どもに勉強を返すまで 澁木尚子
少年院で勉強する――勉強で更新される生存戦略 松永哲司
知的障害のある子どもたちの「勉強」――「わからない」に伴う不安と傷つきのワークスルー 朝倉由里乃・長谷綾子
信頼からはじまる学習支援――認識的信頼と児童養護施設での実践 高橋裕之
勉強が「できる」ということ――適応指導教室で心理士が解除する呪い 小野日南子
心理職からみた勉強論――勉強病からの回復 上田勝久

5 大人も勉強する
働くひとが学べなくなる時 小原美樹
自分についての言葉を覚えること,自分に感覚的に応えること 倉田めば
知ろうとすること――精神分析を勉強することで何が起きるか 永田悠芽

投稿論文
展望・レビュー論文|心理療法における修正感情体験に関する研究の概観 照喜名重裕・岩壁 茂

連載|スクールカウンセラーのはじめかた
第7回「資質を見極め育てる――不登校支援④」 上田勝久

リレー連載|著者と語る
第3回「おそく,ゆっくり――ケアする時間はカイロスの時間」 小川公代・齋藤 梓
リレー連載|臨床心理学 最新研究レポート シーズン3
第58回「関係性トラウマによる傷を癒やす身体的リソース――センサリーモーターサイコセラピーの視点」 渡辺晋吾

書評
平泉 拓・中村洸太 編著『遠隔心理療法の理論と実践――オンラインを活用した心理支援のためのガイド』(評者:髙岸百合子)
松木 繁 編『臨床技術としての催眠療法――「催眠トランス空間論」から学ぶ』(評者:岡本かおり)
岡本かおり・齋藤 梓 編『性暴力被害と支援のQ&A――子どもとかかわる人のために』(評者:浅野恭子)
藤山直樹 著『精神分析の深みへ』(評者:信田さよ子)
木村宏之 編『[新訂版]面接技術の習得法――患者にとって良質な面接とは?』(評者:梨谷竜也)
藤川洋子 編『新訂増補 神経発達症と少年非行――司法面接の実際』(評者:上野千穂)
1-みんなのCBT――制度変革と社会実装を目指して
未来への道標 石垣琢麿
エビデンス主義精神療法の功罪 藤澤大介
「みんなのCBT」を診療報酬から考える――公認心理師と看護師に焦点をあてて 伊藤正哉・岡田佳詠・丹野義彦・久我弘典
ITにサポートされた認知療法――アクセシビリティを高める 吉永尚紀

2-CBTのニュー・フロンティア――挑戦的萌芽実践ガイド
▼実践ガイド❶|人生を豊かにする
リカバリーを目指す認知療法の発展から考える認知行動療法と希望 耕野敏樹
パーソン・ベースド認知療法――生きづらさを解きほぐす 南学正仁
おとなの自閉スペクトラム症のCBT(ACAT)――特性と社会の折り合いをつける 大島郁葉

▼実践ガイド❷|大人も子どももケアする
不安症の子どもに支援を届ける――保護者主導型CBTの可能性 大川 翔
学校現場で行うCBTに基づく予防教育――通常学級における
不安予防教育プログラム「勇者の旅」の展開 浦尾悠子
「普通の人」とマインドフルネス――職域でのマインドフルネスプログラムの社会実装を考える 山田成志

▼実践ガイド❸|萌芽的技法をインストールする
反すう焦点化認知行動療法――うつ・不安の「ぐるぐる思考」をケアする 梅垣佑介
青少年期のトラウマに対する認知処理療法の開発と臨床的展開 片柳章子・牧田 潔
身体集中反復行動への支援というニュー・フロンティア(未開拓領域) 石川亮太郎
VRを活用したメンタルヘルスケアの有効性と展望 山下裕子・山本哲也

3-CBT実践者のニュー・ジェネレーション――教育・訓練の実装
オフィシャルに学ぶ――厚生労働省認知行動療法研修事業の取り組み 浜村俊傑・野網 惠・三田村康衣・久我弘典
仲間と学ぶ――CBTpネットワークによるグループ動画勉強会の実践と意義 濱家由美子・葉柴陽子
自分を磨く――実践から内省への自己プログラム(SP/SR) 佐々木淳

投稿
原著論文|メンタルヘルス不調を抱えながらも援助要請が生じにくい労働者の心理的特徴 大橋英永

連載|スクールカウンセラーのはじめかた
第6回「不登校を理解する――不登校支援③」 上田勝久

リレー連載|臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第57回「どうして穴だらけがこわいのか?――トライポフォビア研究についての概説と動向」 山田祐樹

リレー連載|主題と変奏――臨床便り
第77回「未来のために源流を見つめる」 古橋拓也

追悼
神村栄一先生を偲んで 嶋田洋徳

書評
東畑開人 著『カウンセリングとは何か――変化するということ』(評者:菅田雄介)
パトリシア・A・リーシックほか 著『トラウマから自由になる――自分を取り戻すための認知処理療法』(評者:鶴田信子)
田中健史朗 著『カウンセラーの自己開示――迷える援助者のための羅針盤』(評者:福島哲夫)
山崎孝明 編『POST(精神分析的サポーティブセラピー)を描く――さまざまな現場・対象における実践』(評者:諏訪淳哉)
日本認知・行動療法学会 編『認知行動療法ケースブック――主要疾患・実践領域の援助技法を学ぶ』(評者:岡島 義)
齋藤 梓 ほか 編著『ジェンダーにセンシティブでありたい心理臨床家のために』(評者:松森基子)
大島郁葉 著『おとなの自閉スペクトラム症の心理カウンセリング』(評者:井手正和)
1-総論
虐待をスペクトラムで理解する―「なかったことにしない」ための“abuse”考 橋本和明

2-討議
見過ごされてきたものは何だったか?―歴史的想像力を起動する 信田さよ子・大嶋栄子・熊谷晋一郎

3-「なかったことにしない」ための援助論―制度と陥穽
ネグレクトされてきた親と子―虐待の連鎖 新井陽子
虐待を否認する親を理解する―知的障害のある親の支援を通して 宮口智恵
能力主義という名の支配―教育虐待 小堀彩子
「宗教二世問題」の本質―〈疑う自由〉を奪われた子どもたち 坂岡大路
支配と操作の心理的虐待―ガスライティング 野坂祐子
弱者の無力化―ジェンダーに基づく暴力 西岡真由美
バイスタンダーはどこに?―援助のジレンマ 北風菜穂子

4-「不都合な真実」に光を―隔離と分断
不可視化されてきた傷つき―児童施設内虐待 綱島庸祐
支援者はなぜ虐待に陥ってしまうのか?―虐待防止を目指す支援者への心理的支援と組織的支援 高橋 潔
社会的入院とその彼方―精神科病院内虐待 小林 茂
刑事施設の虐待とリフレクティング―抑圧の移譲からケアのメッシュワークへ 矢原隆行

5-「名もなき虐待」を見つめて―差別と烙印
子どもの声なき声を聴く―「子どもの味方」であり続けるために 木下あゆみ
人を追い回しコントロールする行為依存―ストーカー事件 越智啓太
転倒した倫理―相模原障害者施設殺傷事件/滝山病院事件 斎藤 環

連載|スクールカウンセラーのはじめかた
第5回「不登校問題に取り組むときの心構え―不登校支援②」 上田勝久

著者との対話
第2回「グランドセオリーは消えたのか?―垂直と水平の終わりなき弁証法」 松本卓也・山崎孝明

臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第56回 文化的・人種的多様性に配慮した心理臨床―クライエントの経験と評価に着目して」 安 婷婷

主題と変奏―臨床便り
第76回「法と心のあいだに立つ―離婚ADRの現場から見える家族支援」 小泉道子

書評
永田雅子=編著『周産期医療と“こころ”の支援』(誠信書房) 黒田美保
元永拓郎『心理職のコンピテンシーとは何か』(誠信書房) 中村菜々子
小堀 修『就職活動のためのメンタルトレーニング』(遠見書房) 金井篤子
門本 泉『臨床犯罪心理学』(金剛出版) 小畠秀吾
ジュゼッペ・クラパロほか=編『トラウマと解離の文脈』(金剛出版) 齋藤 梓
塚本千秋『思春期青年期の臨床・学校』(金剛出版) 中村有吾
1-いま学派はどうなっているのか?
公認心理師時代に学派を再考する 山崎孝明
鼎談|いま学派はどうなっているのか?―中堅の嘆き・若手の憂い 生田倫子・日野 映・山崎孝明

2-臨床家にとって学派とは何か?
精神分析を生きる―学派と自己形成 藤山直樹
「道具箱」としての学派,その訓練と成熟について―対立から融合へ 堀越 勝
今学派があることをどう考えるか? 河合俊雄
心理臨床における学派との「つきあい方」 田嶌誠一

3-なぜこの学派でなければならなかったのか?
なぜ人間性心理学なのか? 金子周平
なぜ精神分析なのか? 吉村 聡
なぜ認知行動療法なのか? 原井宏明
なぜユング派なのか? 田熊友紀子
家族療法のすすめ 藪垣 将
なぜブリーフセラピーなのか? 戸田さやか
なぜ心理療法統合なのか? 三瓶真理子

4-臨床家に学派は必要ないのか?
座談会|本当に臨床家に学派は必要ないのか?―学派論を限界突破するために 東畑開人・上田勝久・小堀彩子・山崎孝明

投稿
原著論文|同性愛者への心理支援過程におけるセラピストの視点―性的指向の差異に対するポジショニングの質的検討 太齋 慧

連載|スクールカウンセラーのはじめかた
第4回「不登校は本当に支援対象なのか?―不登校支援①」 上田勝久

臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第55回「気分障害と模倣」 中村杏奈

主題と変奏―臨床便り
第75回「臨床を記述する言葉―文学の効用」 大野美子

書評
末木 新・髙坂康雅 編著『こころを守る仕事をつくる―心理職の新たなキャリアと働き方の可能性』(評者:徳丸 享)
高島聡子 著『家裁調査官,こころの森を歩く―離婚,親権,面会交流,そして少年非行』(評者:門本 泉)
江口重幸 著『病いのリアリティ―臨床民俗誌の系譜』(評者:村澤和多里)
本田秀夫 著『新訂増補 子どもから大人への発達精神医学―神経発達症の理解と支援』(評者:福田理尋)
1-開業の世界へ!
開業の地政学――経営戦略とマーケット開拓 信田さよ子

2-マーケットをひらく――組織運営論
対談①|開業のすすめ――自治と連帯の経営実務論 信田さよ子・岩倉 拓
開業心理士のマーケット――特に医療との関係性をめぐって 栗原和彦
開業オフィス,どう選ぶ?――探し方,選び方ガイド 久持 修
専門技法は開業の必須条件か?――トレードマークとブランディング 田中 究
クライエントの成熟をアシストする――脱医療+脱行政的実践,そして脱市場資本主義をもめざして 福島哲夫
知られざる開業心理相談機関の経営――経済・環境・人材 田中ひな子
インタビュー|自由と責任の事務仕事 沢部 綾

3 あふれるニーズ・ひろがるマーケット――援助実践論
対談②|自治と闘争の開業史1995-2025 信田さよ子・松本卓也
クライエントを開拓する――トラウマケア 花丘ちぐさ
科学者-臨床家-社会起業家の“分業”モデル――臨床心理学の新たな形の提案 末木 新・伊藤次郎
産業領域における開業――外部EAPとして企業・組織と協働する 大庭さよ
行政受託から起動する――療育支援と地域支援の連携モデル 熊 仁美
社会課題の解決に取り組む――開業地域臨床モデル 木下直紀
権利を保障/奪還する――在日コリアンのためのカウンセリング 朴 希沙
コミュニティをつくる――食と生活とケアと 大嶋栄子

連載|スクールカウンセラーのはじめかた
第3回「こころが息づく支援構造」 上田勝久

臨床心理学・最新研究レポートシーズン3
第54回「向社会性の発達と逆境体験の影響――傷つきながらも他者を思いやる子どもたち」 小國龍治

主題と変奏――臨床便り
第74回「支援室の日常」 内田奈美子

書評
スティーブン・ブリッグズ ほか 編『自殺と自傷――精神分析的視点からの治療・予防・ポスト
ベンション』(評者:髙橋あすみ)
池見 陽 著『カウンセリング再発見――それはフェルトセンス
から始まった』(評者:真澄 徹)
エリーザベト・ルーカス 著『ロゴセラピー――人間への限りない畏敬に基づく心理療法』(評者:上野永子)
「各精神障害に共通する認知行動療法のアセスメント,基盤スキル,多職種連携のマニュアル開発」研究班 編『認知行動療法 共通基盤マニュアル』(評者:笹川智子)
コリーン・マーシャル ほか 著『組織の変化と動機づけ面接――医療・福祉領域におけるリーダーのために』(評者:高橋郁絵)
➊追悼
村瀬嘉代子さん,お疲れ様 清水將之
村瀬嘉代子先生を偲んで――感性,洞察力,文才,そして行動力の人 神庭重信
村瀬嘉代子先生のこと 滝川一廣
ジェネラルアーツ 林 道彦
村瀬嘉代子先生を偲んで 渡邊久子
追悼と追憶 奥村茉莉子

❷討議:教えを継ぐ(永遠に)
黒木俊秀・橋本和明・森岡正芳・黒川由紀子・岩壁 茂

❸最終講義
心理臨床のこれから――パラドックスのなかを模索してきて 村瀬嘉代子

❹単行本未収録論考集成
心理臨床と生活 村瀬嘉代子
コミュニケーションを生み出すもの,それを育むもの 村瀬嘉代子
バランス感覚 村瀬嘉代子

❺ジェネラリストの肖像――統合的アプローチを巡って
ジェネラリストの肖像――事例としての「村瀬嘉代子」研究 黒木俊秀
村瀬嘉代子の統合的アプローチをめぐって 森岡正芳
村瀬嘉代子の統合アプローチと徳 岩壁 茂

❻事実へのまなざし――司法゠臨床
事実へのまなざし 廣瀬健二
事実と共感――日常の言葉から 伊藤直文
臨床と生活と事実 橋本和明

❼生きられた時――――生活゠臨床
生活を視野に入れた心理療法――村瀬嘉代子先生に学ぶ 青木省三
日暮れて道遠し,されど覚悟は持ち続けよう,小さな勇気を添えて 田中康雄
児童福祉領域における生活臨床――社会的養護における心理支援 増沢 高
村瀬嘉代子先生と社会的養護の施設における「生活」 富田 拓

❽いのちあるものへ
ナラティヴに耳を傾け,寄り添う 平岡篤武
尊厳あるものへ――最期までその人らしく生きる支援 扇澤史子
声なき声に五感を研ぎ澄ませて 西牧陽子

❾教えと導き
村瀬統合的心理療法からの学び 新保幸洋
村瀬嘉代子先生が地方に与えた勇気と希望――北海道における教えと実践から 風間雅江
「社会に根ざした心理専門職」への道――村瀬嘉代子先生とともに歩んだ時間 飯田昭人
企業内臨床の教えと導き 割澤靖子

❿言葉への途上
村瀬嘉代子先生は何を伝えたかったのか――「村瀬」心理療法再考 江口重幸
想いを編む 立石正信
1-総論
臨床心理アセスメントを学ぶ 岩壁 茂

2-臨床心理アセスメントの基本を身につける
❶ 臨床心理アセスメント・3つの基盤スキル
面接――インテーク面接+アセスメント面接 中村紀子
観察――行動アセスメント 黒田美保
検査――検査選択+テストバッテリー 野田昌道

❷ 臨床心理アセスメント・4つの実務スキル
こだわりすぎてはいけない――「コスパ」と「タイパ」の検査所見 吉村 聡
見立てと関わりを相互循環的でダイナミックなプロセスとして捉える 杉原保史
クライエントのニーズをキャッチする――フィードバックの方法 高瀬由嗣
一人はみんなのために――多職種情報共有 岩満優美

3-基礎ケース10|まずはここから!――課題の見立て+問題の整理
子どもの発達が気になる――発達障害(子と親) 樋口隆弘
「生きづらさ」から「主体性の構築」へ――発達障害(成人) 稲田尚子
焦りで居ても立っても居られない――統合失調症 濱家由美子
気が晴れる時がない――気分障害 野田亜由美
心配で押しつぶされそう――不安症 佐々木淳
特定の行為が止められない――強迫症 矢野宏之
心の奥で止まった時間――犯罪被害者のPTSD 櫻井 鼓
意識朦朧・混乱・不安定――意識障害(せん妄) 梨谷竜也
痛みのせいで何もできない――慢性疼痛 細越寛樹
今までの自分でなくなった――高次脳機能障害 小海宏之

4-応用ケース8|こんな事例に出会ったら?――子どもとおとなのケース集
❶ 子どもにトラブル発生!
授業になじめない子 日戸由刈
見て見ぬふりをされた生徒――いじめ 野坂祐子
少年非行の心理アセスメントとフィードバック――KABC-Ⅱによる認知特性と学習習得度のアセスメント 熊上 崇
学級崩壊に揺れる学校――スクールカウンセリング 小堀彩子

❷ おとなに問題勃発!
知人からの予期せぬ暴力――被害者臨床 西岡真由美
暴力の連鎖 門本 泉
破局をめぐる「衝突」――カップルカウンセリング 高井美帆
「事件」は密室で起こった――ハラスメント 小林由佳

5-実践ケース8|こんなときどうする?――症状複合×領域横断の総合演習
強固な〈自我〉の正体は?――ASD/パーソナリティ症 大島郁葉
語られなかった痛み――身体に刻まれるトラウマと回復 新井陽子
トラウマの影は潜伏する――ACEs/アディクション 中野葉子
抱えつづけてきた傷痕――ジェンダー/QOL 梨谷美帆
母の干渉と娘の憂慮――DV/家族問題 古賀絵子
小さな出来事が波紋を広げるとき――組織における「過覚醒」の心理アセスメント 山口貴史
経済的困窮からのリカバリー――貧困/スティグマ 坂東 希
病棟から社会へ――地域支援/ハウジングファースト 下平美智代
1-トラウマインフォームドケア入門
トラウマインフォームドケアが求められる時代 亀岡智美
トラウマインフォームドケアをはじめよう――考え方と進め方 野坂祐子
精神保健医療福祉のパラダイムシフト――トラウマに応答する 熊倉陽介
ピアサポートの本質とトラウマインフォームドケア 宮本有紀・宮澤啓子
逆境的小児期体験(ACEs)とトラウマインフォームドケア 菅原ますみ
インターセクショナルな「トラウマの『メガネ』」――生を養うトラウマケア 岩川ありさ

2-トラウマインフォームドケア実践――ケーススタディ集
①こころのケガはいつもそこにある――TICのベースライン
精神科医療におけるTIC――行動制限最小化の観点から 杉山直也・大岡由佳・三宅美智・奈良麻結・石井美緒
ケアする人のコモンセンス――児童相談所の実践 島 ゆみ
女性のためのリカバリー・プログラムSeRA(Seeking to Recover from Addiction)――アディクションとトラウマとの深い関係を紐解く 近藤あゆみ
子どもたちの「安全・安心」を保障する「『生きる』教育」――トラウマ・インフォームド・エデュケーションの実践 西岡加名恵・西澤 哲
妊産婦・母子保健におけるトラウマインフォームドケア――若年初産婦支援モデルからの示唆 新村順子
再トラウマ化を予防する――被害者支援の場合 岡本かおり
トラウマの連鎖を断つ――非行臨床におけるTIC実践 坂東 希
②こころのケガをトリアージする――TICのフロントライン
こころの安全・生活の安定――ケースワーク 栃本綾子
こころを掬いあげる――アートとTiD(トラウマインフォームドデザイン)の可能性 大岡由佳
緊急時のこころの対応――サイコロジカル・ファーストエイド 浅岡紘季・西 大輔

新連載|著者と語る
本当の話をする――ケアする刑務所の葛藤と対話 毛利真弓・東畑開人
1 地域精神保健福祉の歩き方
地域精神保健福祉への招待状――心理臨床の辺境から 佐藤さやか
座談会|地域精神保健福祉は今?――スペシャリストにしてジェネラリストであるために 笠井清登・藤井千代・[聴き手]佐藤さやか
これだけは知っておきたい地域精神保健の歴史と今後の方向性 山口創生

2 「こんな心理職と働きたい!」――多職種のニーズとメッセージ
「こんな心理職と働きたい!」――多職種ニーズをシェアするために 吉田光爾
暮らしと日常を支える専門家――地域生活定着支援のリアル 大嶋栄子
動けて走れるセラピスト――アウトリーチ支援の現場から 西内絵里沙
チームにとけこむパートナー――チームリーダーの視点から 安間尚徳
当事者目線の「理想の心理職」――ピアスタッフの声 彼谷哲志

3 事例で読み解く地域精神保健福祉①――連携のバイプレーヤーたちの物語
スクールカウンセリングにおける多職種協働,外部機関連携 小堀彩子
周産期・母子支援と連携のネット 藤澤真莉
発達障害支援――安心できる地域生活のためにできること 日戸由刈
高齢者支援における多職種・多機関協働――認知症疾患医療センターの地域連携を通して 淵上奈緒子

4 事例で読み解く地域精神保健福祉②――連携のコアプレイヤーたちの格闘
多機能型精神科診療所による地域ケアの実際――心理職によるアウトリーチの事例を振り返って 東健太郎・鈴木順子
心理士が就労支援専門員になったワケ――多職種協働を積み重ねてたどりついた,専門性を活かせる場 中岡恵理
アディクション臨床とケースマネジメント 河西有奈
長期入院者の退院支援と地域生活定着支援――安心を共に創るチーム支援 下平美智代

投稿
原著論文 障害者への潜在的態度を変容させる映画鑑賞の可能性 高橋茉子・廣澤愛子・藤岡徹・大西将史

連載|スクールカウンセラーのはじめかた
第1回「学校の異人たち」 上田勝久

臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第52回「「科学者-実践者-アドボケートモデル」を通して公共心理学を創造する」 蔵岡智子

主題と変奏――臨床便り
第72回「つながりの作法?」 南谷樹里

書評
橋本和明 著『子どもをうまく愛せない親たち――発達障害のある親の子育て支援の現場から』(評者:亀岡智美)
今福章二 編著『文化としての保護司制度――立ち直りに寄り添う「利他」のこころ』(評者:羽間京子)
野口裕二 著『増補 アルコホリズムの社会学――アディクションと近代』(評者:岩倉 拓)
髙野晶・山崎孝明 編著『週1回精神分析的サイコセラピー――実践から考える』(評者:妙木浩之)
カレン・ブルース 著『マインドフル・セルフ・コンパッション――批判的な内なる声を克服する』(評者:松岡靖子)
トーマス・H・オグデン 著『生を取り戻す――生きえない生をめぐる精神分析体験』(評者:小堀 修)
特集:性暴力――「起きた後/起こる前」に支援者は何ができるか?

1 性暴力を考えるために
性暴力を考える 齋藤 梓
対談|性と暴力――時と知を継ぐために 村本邦子・信田さよ子
鼎談|経験と成熟――当事者と専門家の境界を越えて 齋藤 梓・西田なつみ・宮﨑浩一
インタビュー|暴力と回復――終わりある時と永遠のあいだで 宮地尚子
心理臨床と性暴力・セクシュアル・ハラスメント 松森基子
知っておきたい法律――性暴力・性犯罪・ハラスメント 上谷さくら

2 性暴力が起こった後に――支援をめぐる様々な課題
子どもを守る司法面接と心理支援 田中晶子
子どもが性暴力被害にあったら?――子どもと周囲への介入 野坂祐子
子どもに「性問題行動」が見られたら?――介入と教育を連動させる 浅野恭子
性暴力被害にあった女性を支援する 北仲千里
性暴力被害にあった男性を支援する 西岡真由美
性暴力被害にあったLGBTIQA+を支援する 岡田実穂
性暴力加害者にどう対応すべきか?――加害者臨床入門 古賀絵子

3 性暴力を起こさないために――予防をめぐる様々な課題
学校における子どもの性暴力 櫻井 鼓
障がい福祉領域における性暴力被害者支援を考える 伊庭千惠
沈黙する職場のセクシュアル・ハラスメントを問い直す 中野葉子
病院の性暴力/セクシュアル・ハラスメントに対応する 今北哲平

投稿
原著論文 行動の活性化と回避がアンヘドニアに及ぼす影響――6カ月間の縦断的調査による検討 山本竜也・首藤祐介

臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第51回「診断ラベルは精神疾患のある者に対する社会的反応にどのような影響を与えるか?――ビネットを用いた実験的研究の系統的レビュー」 谷口あや

主題と変奏――臨床便り
第71回「グローバル化と多様性がもたらす葛藤/格闘」 近藤(有田)恵

書評
村澤和多里・村澤真保呂 著『異界の歩き方――ガタリ・中井久夫・当事者研究』(評者:江口重幸)
斎藤 環 著『イルカと否定神学――対話ごときでなぜ回復が起こるのか』(評者:岡本亜美)
矢原隆行 著『矯正職員のためのリフレクティング・プロセス』(評者:家﨑 哲)
山崎孝明 著『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』(評者:川畑直人)
山口貴史 著『サイコセラピーを独学する』(評者:岩壁 茂)
1 巻頭言

ふだんづかいの技法論――専門知の祝福と呪いについての手紙 東畑開人

2 ベテランたちの日常
精神分析(ふだんづかい編)――松木邦裕が精神分析家じゃないとき 松木邦裕
何が心理臨床なのか――それがわからないままに実践することの恐怖と魅力 桑原知子
ゆさぶり 自己愛 コンテクスト 斎藤 環
認知行動療法家はクライエントを慰めるのか 坂野雄二
ブリーフセラピーの極意はゆっくり!? 黒沢幸子
あえて「クライエントになってしまう」こと 諸富祥彦

3 中堅たちの自由
精神分析様の営為をしないこと 上田勝久
「外から」と「内から」――役立ち方の二種 北村婦美
夢分析がはじまるとき 大塚紳一郎
認知も行動もどうでもいいとき――治療関係・治療同盟を育むということ 田中恒彦
“ロングなブリーフセラピー”は許されるのか 生田倫子
学校から学んだ「コツ」と「技」 吉村隆之

4 現場の格闘
子どもが泥だらけでやってきたら――児童養護施設での心理面接をめぐって 高橋裕之
私の「涙問題」――被害者支援における葛藤 岡本かおり
受容-半信半疑-ガンガン疑う 家﨑 哲
24時間を見守る技術――社会的養護でのチームケアにおける心理士の実践的技術 尾谷 健・阿部晋也
門番とあいさつ 南谷樹里
「お大事に」の秘密 小川 基
Twitter(X)を勧める――ふつうの就学相談 伴 晴奈

5 対談
技術とは何か――すべての論文について語り合う 東畑開人・山崎孝明

投稿
原著論文 女子大学生の雨中人物画に表れるストレス対処とレジリエンス 廣田愛海・平野真理
原著論文 子ども虐待事例への統合的アプローチによる支援モデルの構築 千賀則史

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第50回「社会的つながり・孤立・孤独と健康――介入手法を中心とした紹介」 櫻谷あすか
主題と変奏――臨床便り
第70回「こどもの声が聴けていたら」 川並利治

書評
瀧口俊子ほか 編著『心理臨床に活かすスピリチュアルケア』(評者:北山 純)
ヴェラ・ファールバーグ 著『社会的養護におけるこども支援テキストブック』(評者:尾谷 健)
櫻井 鼓 編『SNSと性被害』(評者:中野葉子)
エドナ・B・フォアほか 著『強迫症治療マニュアル』(評者:四方陽裕)
「信じたい」という心理――心の病から陰謀論まで
石垣琢麿[編]


1-序:信じること
信じることの心理 石垣琢麿
ラポール再考――心理療法における信頼の契機とは 出﨑 躍
基本的信頼とその欠損 工藤由佳

2-〈信じてしまった人たち〉――心理社会的考察
自己啓発書を読むことの多義性 牧野智和
何でもセラピー――「スピリチュアル」/ニューエイジの功罪 柳澤田実

3-〈信じたい心〉は暗躍する――社会性と匿名性
正しさに依存するこころ――カルト 櫻井義秀
「私は騙されない」――特殊詐欺 西田公昭
分断を深める信念――陰謀論 大薗博記

4-〈信じたい心〉は暴走する――対人性と加害性
「これはしつけだ」――DV・虐待加害者の心理 中野葉子
ひとりよがりの信じる心――ストーカー加害者の心理 小畑千晴
「私はまちがっていない」――ハラスメント加害者の心理 津野香奈美

5-〈信じたい心〉は失踪/疾走する――病理から回復へ
信じることの病理の複雑さとあいまいさについて――支配観念 石垣琢麿
「私は絶対に太っている」――神経性やせ症 竹田 剛
「わたしは特別……」――自己愛性パーソナリティ障害 斎藤 環
「こだわり」の価値 青木省三

投稿
原著論文:子育てにおける親の認知的怒り制御方略と精神的健康との関連 高堰仁美
展望・レビュー論文:英国を中心とした欧州諸国の保育現場における精神分析的視点の応用に関する研究動向――我が国の保育臨床への活用の手がかりとして 西野将史

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3:第49回「哲学的健康――パーソン・センタードな対話法による患者・クライエントの個人的哲学の顕在化」 藤井翔太

書評
ジュディス・L・ハーマン 著『真実と修復――暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策』(評者:亀岡智美)
クリストファー・ボラスほか 著『こころの秘密が脅かされるとき――心理臨床における守秘義務と倫理の問題』(評者:山崎孝明)
津川律子ほか 編『まちにとけこむ公認心理師――ひろがる心理支援のかたち』(評者:山口剛史)
鈴木大介ほか 著『不自由な脳は続く――高次脳機能障害に対する支援再考』(評者:福田由利)
スティーブン・ハップほか著『本当は間違っている 育児と子どもの発達にまつわる50の迷信』(評者:篠原郁子)
1-総論
臨床的時間論――生きた時間の回復と治癒 森岡正芳

2-臨床の時間論的転回――臨床の〈現場〉で起きていること
「深い関係性(relational depth)」と時間 中田行重
「素の時間」の現在の臨床的効果について 三脇康生
支援現場における交わらないリズム 村上靖彦

3-臨床と時熟――クライエントとの〈あいだ〉に起きていること
風景構成法に通底する風景巡礼の時間 坂中尚哉
「わからないこと」が育む時間――キンダーカウンセリングでの出会いから 森岡理恵子
不登校の臨床から時間を見る 草野直子
時に訪れる支援の姿――離島カウンセリング 楠本和歌子
地域精神医療・支援における時間と偶然――施設と地域でみられる「素の時間」の異同に着目して 高木俊介
身体の時間を取り戻す――トラウマ,解離,自傷,摂食症 野間俊一
ダイナミズムとシンクロニシティ――ひきこもりとデス・ドライブ(死の欲動)と精神分析 加藤隆弘
あたかも時が止まった人――社会的処方=福祉的ケア 山本智子
その人の生が浮かび上がる瞬間――法務施設にて 松本佳久子
「なじみの関係」が生み出すE系列の時間――認知症を有するいちさん(仮名)との会話 田崎みどり



特別鼎談|みんなのジェンダー入門――新しい現実に新しい言葉を 大嶋栄子・信田さよ子・熊谷晋一郎

投稿
原著論文:聾学校自立活動の授業における生徒の「困りごと」の認知プロセス――対話的自己論を援用した分析から 西垣正展
原著論文:キャリアコンサルタントの視点から見た失業者の心理的ストレス――継時的変化から見たCOVID-19の影響 高橋美保

特別鼎談
みんなのジェンダー入門――新しい現実に新しい言葉を 大嶋栄子・信田さよ子・熊谷晋一郎

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第48回 トラウマ・インフォームド安定化治療(TIST)――自殺企図・自傷などの自己破壊的行為への新たなアプローチ 浅井咲子
主題と変奏―臨床便り
第69回「他人の痛みと組織開発」 小林百雲子

書評
佐々木淳 著『こころのやまいのとらえかた』(評者:丹野義彦)
シドニー・ブロックほか 編『共生社会のための精神医学』(評者:小畠秀吾)
ガリト・アトラス 著『欲望の謎――精神分析は性,愛,そして文化多様性にどう向き合うのか』(評者:鈴木菜実子)
岩壁 茂 監修/工藤由佳 著『愛着トラウマケアガイド――共感と承認を超えて』(評者:浅井伸彦)
アントニーノ・フェロ 著『物語と治療としての精神分析』(評者:福本 修)
Ⅰ-来たるべき臨床心理学へ
来たるべき臨床心理学を構想する/岩壁 茂
[共同討議]わたしたちはどのような時代を生きているのか?―臨床心理学論,ふたたび/岩壁 茂+信田さよ子+東畑開人+浜内彩乃

Ⅱ-専門家の条件――サイコセラピーのゼロ地点
生命と倫理―『虎に翼』『燕は戻ってこない』『PLAN 75』『Maelstrom』を通して/大谷いづみ
スティグマと権利擁護/横山北斗
医学モデルと社会モデル/勝谷紀子
社会的障壁と合理的配慮―不均衡な社会を維持することに抵抗したい対人援助職たちへ/野口晃菜
ジェンダーとセクシュアリティ/稲原美苗
ポジショナリティとマージナリティ/大島郁葉

Ⅲ-セラピストは、省察する――日常的実践のメソッド
実践知1.0――ジェネラルアーツを探究する
診断とアセスメント―その分かちがたき関係/黒木俊秀
はじめに〈傷〉あり―トラウマインフォームドケア/野坂祐子
個室とフィールドの往還―連携時代の個室論/小川 基
言葉を研磨する―治療コミュニケーション/中島 俊
応答する主体としての臨床心理学/富樫公一

実践知2.0――プロフェッショナリズムを深掘りする
実効性のあるアセスメントのために―治療的アセスメントと水平的協働関係/中村紀子
支援のパートナーシップを求めて―共同意思決定・共に悩む姿勢・共に考える場所/山口創生
スキルを複数並列化する―技法選択・マッチング/浜内彩乃
ケアとセラピーを綾取る/山崎孝明
心理療法は心理職の「本質」なのか―オルタナティブとしてのリファーやグループアプローチ/日野 映

Ⅳ-セラピストは、社会を生きる――領域・現場の知からネットワーク生成へ
連携と協働の共通言語を求めて―相互理解・ポジションの理解・〈暗黙知〉の共有/舘野一宏
チームワークとネゴシエーションの技術―葛藤するセラピストのブレイクスルー/本阿彌はるな
社会モデル・人権モデルの時代の心の臨床/熊倉陽介
起業家・制度設計者としてのセラピスト―社会のニーズに専門性で応える仕組みを作る/山口剛史

Ⅴ-当事者に導かれて――知の転生
当事者と共に在ること―当事者研究・認識的正義・共同創造/熊谷晋一郎
自己治療としてのアディクション/池野麻子
当事者専門家は何を見ているのか―男性相談をフィールドとした当事者性とポジショナリティに関する考察/西井 開

Ⅵ-臨床知を更新する――研究・学習・訓練のエラボレーション
逆光のプリズム―権力論から実践を逆照射する/蓮澤 優
臨床知の創出・伝達・社会実装の未来―「ふつうの相談」と科学を接続する/末木 新
終わりなき探究―コンピテンシーは踊る/元永拓郎
学習はコモンズである―独学,共学,そして知の共有へ/山口貴史
〈愛と親密性〉の臨床地図
〈愛と親密性〉の臨床地図を描く 岩壁 茂
[討議]愛と親密性を臨床する 岩壁 茂・東畑開人・鈴木菜実子・笹倉尚子

問われる〈愛と親密性〉のポリティクスとエコノミー
親密性のグラデーション―映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(2023)を例に 関根麻里恵
血縁と愛情を再考する―LGBTQ+による出産・子育ての文脈から 新ヶ江章友
「コスパ」と「スペック」の孤独――恋愛のソーシャルキャピタル 石田光規

〈愛と親密性〉に接近する
①性愛(エロス)は変転する
ロマンティックラブ,ふたたび 谷本奈穂
「甘美」か「恐怖」か?―女性治療者にとっての性愛的転移 北村婦美

②愛・親密性・傷つき
愛を期待はしない―ケアとジェンダーの視点から 大嶋栄子
親密圏に侵入する暴力―DV 中野葉子
子どもへの無償の愛という幻想―「嬰児殺」研究 高橋 哲
親密圏とパワーゲーム―男性性被害 西岡真由美

③友愛(フィリア)は拡張する
つながりに癒される―ピアグループ 村澤和多里
もう一つの居場所を求めて―SNS,オンラインゲーム,VTuberからメタバースへ 関 正樹
「推し」を愛する―その心理と消費行動,臨床から考える 笹倉尚子



投稿
原著論文:殺人遺族のサポート・グループにおける主観的体験とその機能の検討 佐々木健太
原著論文:高校受験期におけるリラクセーションを用いたストレスマネジメントの効果と主観的体験 髙橋佳代・今村智佳子・石田裕菜・甲斐天翔・川添 茜・雜敷孝博・中尾誠一・吉永明美・篠原美穂


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3 第47回「トラウマを超えて―カナダ先住民寄宿学校における喪失と回復に関する脱植民地的理解」 鈴木華子
主題と変奏―臨床便り 第68回「島にとけこむ心の臨床家」 津山紀彦



書評
内海新祐 著『「ケア」を謳わないケア―児童養護施設・心理職の視点から』(評者:井上直子)
黒木俊秀 著『微視的精神医学私記―黒木俊秀著作選集』(評者:青木省三)
矢原隆行 著『リフレクティングの臨床社会学―ケアとダイアローグの思想と実践』(評者:安達映子)
成田善弘 著『成田善弘 心理療法を語る―「まっすぐに」患者と向きあう』(評者:森さち子)
横道 誠ほか 著『ケアする対話―この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ』(評者:山崎孝明)
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商品情報・内容

  • 出版社:金剛出版
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:奇数月10日

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