臨床心理学 発売日・バックナンバー

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2,640円
1-はじめに
心理士よ、アディクション臨床に来たれ!/松本俊彦

2-アディクション臨床への誘い
アディクション臨床私史/信田さよ子
私はこうしてアディクション臨床にハマった/奥田由子
ここが面白いアディクション臨床――ローズカフェの経験から/伊藤絵美

3-アディクションとは何か?
鼎談――アディクションとは何か?/松本俊彦+藤岡淳子+熊谷晋一郎
脳の病としてのアディクション/舩田正彦
不適切な学習の結果としてのアディクション/蒲生裕司
自己治療としてのアディクション/松本俊彦
関係性の病としてのアディクション/水澤都加佐

4-心理士に知っておいてほしいアディクションの医学的基礎知識
依存症とはどんな病気か?――完治しないが回復できる病/合川勇三
アルコール依存症患者の予後/木村 充
薬物依存症患者の予後/谷渕由布子
処方薬依存症のクライエントはここに注意/村山昌暢
危険ドラッグとは何か?/谷渕由布子
市販薬にも安心できないものがある/嶋根卓也
物質依存症と嗜癖行動の共通点と相違点/河本泰信
アルコールに関連する肝機能障害とがん/横山 顕
アルコールによる脳の障害/松下幸生
覚せい剤と感染症――C型肝炎とHIV/船田大輔

5-治療・援助の実際
依存症のクライエントと向き合う際の心得/成瀬暢也
酔っているクライエントとどうかかわるか?/奥田由子
「俺は依存症じゃない」と言い張るクライエントにどう対応するか?/澤山 透
断酒を拒むクライエントにどう対応するか?/武藤岳夫
「大麻は安全」と主張するクライエントにどう対応したらよいか?/松本俊彦
再飲酒・再使用したクライエントは叱るべき?/奥田由子
覚せい剤使用を告白されたらどうしたらいいか?――警察通報か治療か/船田大輔
「怖い」クライエントにどう対処する?/角南隆史
回復には「底つき体験」が絶対に必要なのか?/武藤岳夫
回復のために必要なものは――正直さと援助関係の継続性/米澤雅子
どんなときに渇望(欲求)が生じるの?――内的な引き金と外的な引き金/網干 舞
H.A.L.Tって何?――渇望が高まる危険な状況/川地 拓
ドライドランクと依存症的行動/今村扶美
渇望に襲われたらどうすればいいの?――引き金と対処、スケジュール/高野 歩
断酒のための「三本柱」って何?/真栄里仁
アディクションに対する薬物療法――抗酒剤と抗渇望薬/真栄里仁
治療環境の選択――外来治療か、入院治療か、民間リハビリ施設か?/長 徹二
民間リハビリ施設はなぜ「効く」のか?――治療共同体の力とは/引土絵未
自助グループはなぜ「効く」のか?/加藤 隆
SMARPPとはどのような治療法か?/今村扶美
GTMACKとはどのような治療法か?/中山秀紀
HAPPYとはどのような治療法か?/杠 岳文
12ステップとリカバリーダイナミクス/中山 進
重複障害事例を援助する際のポイント/池田朋広
クロスアディクション事例とどうかかわるか?/松本俊彦
アディクション治療が先か?トラウマ治療が先か?/森田展彰
女性のアディクションに見られる特徴/大島栄子
性的マイノリティとアディクション/中山雅博
回復途上の恋愛にはどんな危険があるのか?――ステップ13/中山 進
自助グループへの参加を渋るクライエントの促し方/岡崎重人
お金がないと訴えるクライエンをどう援助するか?/若林朝子
住む場所のないクライエントはどうしたらよいか?/小河原大輔

6-アディクションの家族支援
アディクション支援における債務処理/稲村 厚
アディクション臨床ではなぜ家族支援が大切なのか?/近藤あゆみ
家族の説教や叱責は効果があるの?/谷合知子
境界線を引くこと、イネイブリングをやめること/近藤あゆみ
家族は本人を24時間監視すべきなのか?/近藤あゆみ
本人の暴力にどう対応するか?/高橋郁絵
家族は、治療を拒む本人にどうかかわったらよいのか?/吉田精次
別居や世帯分離をすべきなのはどんなときか?/谷合知子
CRAFTとは何か?/吉田精次
アディクション問題の子どもへの影響/森田展彰

7-様々なアディクション
ギャンブル障害の理解と援助/河本泰信
摂食障害に対するアディクション・アプローチ/武田 綾
インターネット依存――その理解と援助/三原聡子
クレプトマニア――その理解と援助/竹村道夫
買い物依存――その理解と援助/西村優里
ドメスティック・バイオレンス――その理解と援助/高橋郁絵
性依存症――その理解と援助/斉藤章佳
アディクションとしての自傷/松本俊彦

8-回復とその後
その後の不自由――アディクションを手放した後の生きづらさ/上岡陽江
対談――回復へのターニングポイントは何だったのか?/松本俊彦+田代まさし
1,760円
1 認知療法的な認知行動療法
認知療法系CBTの理論とモデル:伊藤絵美
認知療法系CBTのアセスメントとケースフォーミュレーション:初野直子
自動思考のモニタリングと認知再構成法:吉村由未
スキーマ療法:津高京子
認知療法系CBTの一事例―抑うつ障害:加藤典子
認知療法系CBTの一事例―精神病性障害:葉柴陽子

2 行動療法的な認知行動療法
行動療法系CBTの理論とモデル:杉山雅彦
行動療法系CBTのアセスメントとケースフォーミュレーション:大野裕史
行動療法的認知行動療法の一般的な方法:田中恒彦
コミュニティ強化と家族訓練(CRAFT):境 泉洋
登校しぶりを示す児童への認知行動療法に基づく支援過程:小関俊祐
痛みについての不安から外出を控えるようになった女性に対する面接過程:木村泰博

3 マインドフルネス的な認知行動療法
マインドフルネス系CBTの理論と方法論:熊野宏昭・富田 望・嶋 大樹・川島一朔
マインドフルネス系CBTのアセスメントとケースフォーミュレーション:伊藤義徳
MBSR / MBCTのグループ療法―集団指導の実際を踏まえて:近藤育代・越川房子
文脈としての自己を促す―アクセプタンス&コミットメント・セラピーにおけるマインドフルネス:三田村 仰
集中瞑想への取り組みで認知の変容を認めた一症例:二宮 朗・佐渡充洋
マインドフルネスに重点を置いたアクセプタンス&コミットメント・セラピーの面接過程:今井理紗・近藤真前・井野敬子・西岡真広・伊井俊貴・小川 成


投 稿
資料
日本語版Warwick-Edinburgh Mental Well-being Scale(WEMWBS)の作成と信頼性・妥当性の検討―hedonic/eudaimonicを包括した状態指標:菅沼慎一郎・平野真理・中野美奈・下山晴彦
家庭内における暴力の包括的な理解と支援の試み:佐々木大樹

連続講座
当事者研究への招待(7) 「依存と自立―アディクションの当事者研究」:熊谷晋一郎
たのしいからだ―地上環境の身体論(2) 「歩くからだ その2―まわりとわたしをつなぐもの」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(2) 「ものへの思考―経験・感情・身体を再定義する」:鈴木晶子

主題と変奏―臨床便り(21) 「ありのままに生きられなかった子どもたち」:小西好彦

書 評
杉山崇ほか編著『記憶心理学と臨床心理学のコラボレーション』(評者:前田泰宏)
ピーター・トローワーほか著『よくわかる認知行動カウンセリングの実際―面接の進め方とさまざまな感情への応用』(評者:今村扶美)
貝谷久宣ほか編著『マインドフルネス―基礎と実践』(評者:大谷 彰)
ポール・ワクテル著『ポール・ワクテルの心理療法講義―心理療法において実際は何が起こっているのか?』(評者:今井たよか)
1,760円


1 臨床的判断力を考える
心理臨床における判断:村瀬嘉代子
臨床的判断の鍛え方:岩壁 茂
司法と判断―法の下の判断:廣瀬健二

2 臨床的判断力を育む
フォロー(追随)とリード(先導)のバランスをどうとるか―CBT・REBTと動機づけ面接の導入:沢宮容子
災害時の心理学的支援における臨床的判断:川畑直人
私の発展・移行プロセス―非行・犯罪矯正,加害,実存の問いへ:川島ゆか
私の移行:精神分析の展開:妙木浩之

3 こんなときどうする?―クリティカルケースの判断力
こどもの事例―児童養護施設で生活する女児A(小学校5年)の事例:増沢 高
[コメント①] 私はどのように考えたか:青木省三
[コメント②] 安心感・安全感の形成:内海新祐
[コメント③] 将来の展望を伝える:西牧陽子
[コメント④] 安心安全な環境とほどよい応答関係:橋本和明
[コメント⑤] ニーズ・反応に応じた人間としての素直なコミュニケーション:相澤 仁
おとなの事例―うつ病による休職を繰り返す男性の事例:岩壁 茂
[コメント①] 「個人療法」を乗り越えた「対話」を:斎藤 環
[コメント②] 自己再生と関係回復を目指す:平木典子
[コメント③] 現状に微かな光を見つける:割澤靖子
[コメント④] 「透明人間の孤独」:稲本絵里
[コメント⑤] 働き方と生きがいを根本から見直す:渡部 卓

4 臨床的判断力のプリズム
文化から人を捉える―洞察力と臨機応変な判断:小澤デシルバ慈子
リーダーシップと判断:大塚 聡


投 稿
原著論文
不登校を主訴とする中学生の心理面接過程における重要な出来事―事例の質的なメタ分析:佐藤淳一
ロールレタリングを用いた1回のみの筆記開示がエピソードの評価と自己受容に与える影響―自己嫌悪,開示抵抗感の高低に着目して:足立英彦

連続講座
当事者研究への招待(6) 「痛みはなくすべきか―痛みの当事者研究」:熊谷晋一郎
たのしいからだ―地上環境の身体論(1) 「歩くからだ その1―「歩く」からだの生まれるところ」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(1) 「オキシトシンと絆・ストレス・メンタルヘルス」:森田展彰

主題と変奏―臨床便り(20) 「家族の秘密」:柳澤田実

書 評
ジュディス・A・コーエンほか編『子どものためのトラウマフォーカスト認知行動療法』(評者:楢原真也)
シェリル・A・キングほか編『十代の自殺の危険』(評者:末木 新)
ボビー・プリント編『性加害行動のある少年少女のためのグッドライフ・モデル』(評者:門本 泉)
原田隆之 著『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門』(評者:杉山 崇)
1,760円
1 発達支援に必要なアセスメント
発達障害アセスメントから支援,そして臨床心理学の変革へ:下山晴彦
発達障害アセスメントから支援,その実際:黒田美保

2 発達障害の早期発見のアセスメント
自閉症スペクトラム障害の超早期発見―1歳6カ月健診/3歳健診:稲田尚子
自閉症スペクトラム障害の早期発見―5歳児健診:斉藤まなぶ・吉田恵心・髙柳伸哉・安田小響・足立匡基・大里絢子・中村和彦
自閉スペクトラム症の早期支援の最前線―ジャスパー・プログラムの紹介:黒田美保
発達早期の親支援におけるアセスメント:浜田 恵

3 児童期・青年期の発達障害のアセスメント
児童期の発達障害支援の最前線―ソーシャルシンキング:稲田尚子
ADHDの発見と支援―支援するために何をアセスメントするか:田中康雄
LDの発見と支援:柘植雅義
コミュニケーション障害のアセスメントと支援:藤野 博
不安の併存症のある自閉症スペクトラム障害児の支援―アセスメントと認知行動療法:石川信一

4 成人期の発達障害のアセスメント
精神疾患の背景にある発達障害を見つけるアセスメントと支援:川久保友紀
大学におけるアセスメントと支援:高橋知音
発達障害成人の就労支援アセスメントと支援:梅永雄二
強度行動障害のアセスメントと支援:井上雅彦
1,760円

1 発達障害に必要な包括的アセスメント
公認心理師と発達障害のアセスメント:下山晴彦
発達障害の包括的アセスメント:黒田美保

2 自閉症スペクトラム障害のアセスメント
ASDのスクリーニング①―M-CHAT:稲田尚子
ASDのスクリーニング②―AQ:若林明雄
ASDのスクリーニング③―PARS-TR:安達 潤
ASDの診断・評価アセスメント・ツール―ADI-R/ADOS-2:黒田美保

3 ADHDとLDのアセスメント
ADHDのスクリーニング―ADHD-RS-IV日本語版/Conners3:田中康雄
ADHDのスクリーニングと診断・評価―CAARS/CAADID:髙柳伸哉
LDのスクリーニング―LDI-R-LD判断のための調査票:篁 倫子
標準読み書きスクリーニング検査―STRAW-R:宇野 彰
LDの診断・評価―URAWSS:河野俊寛

4 その他の有用なアセスメント
発達水準をアセスメントする―Bayley-Ⅲ 乳幼児発達検査:片桐正敏
情緒と行動をアセスメントする―SDQ:森脇愛子
適応行動をアセスメントする―Vineland-Ⅱ 適応行動尺度:村山恭朗・辻井正次
不適応行動をアセスメントする―ASEBA 行動チェックリスト:船曳康子
感覚をアセスメントする―感覚プロファイル・シリーズ:萩原 拓
協調(運動)をアセスメントする―M-ABC2:中井昭夫
生物学的アセスメントの未来―ASDを例とする遺伝子・脳画像研究:桑原 斉


投 稿
原著論文
セラピストの肯定介入に対するクライエントの主観的体験の検討:関口祥子・岩壁 茂
セラピストによる肯定的発話の類型化:久間(糟谷)寛子・藤岡 勲・隅谷理子・福島哲夫・岩壁 茂
連続講座
非行・犯罪の心理臨床(11) 「トレーニングとしてのスーパービジョン」:門本 泉
当事者研究への招待(4) 「動きの誕生―脳性まひの当事者研究」:熊谷晋一郎
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(9)
 「自閉スペクトラム症―幼児を対象としたエビデンスに基づく介入の最前線」:松見淳子
主題と変奏―臨床便り(18) 「個人心理療法と子ども・子育て支援」:瀬々倉玉奈
書 評
岸本寛史 著『緩和ケアという物語―正しい説明という暴力』(評者:本多奈美)
大河原美以 著『子どもの感情コントロールと心理臨床』(評者:石隈利紀)
阪中順子 著『学校現場から発信する 子どもの自殺予防ガイドブック―いのちの危機と向き合って』(評者:勝又陽太郎)
ウォルター・ロバーツJr. 著
 『いじめっ子・いじめられっ子の保護者支援マニュアル―教師とカウンセラーが保護者と取り組むいじめ問題』(評者:大西彩子)
S・マディガン 著『ナラティヴ・セラピストになる―人生の物語を語る権利をもつのは誰か?』(評者:森岡正芳)
1,760円

特集:シリーズ・今これからの心理職⑥
これだけは知っておきたいスキルアップのための心理職スタンダード

1 心理職に求められるスキルアップの課題
心理的な援助職のスキルアップに何が必要か?:下山晴彦
専門家としての成長・発展とは何か?:岩壁 茂
倫理の視点をどうスキルアップに活かすか?:金沢吉展
スキルアップにつなげるスーパーヴィジョンとは何か?:平木典子

2 臨床現場で働くためのスキル
コミュニケーション・スキル:林潤一郎
アセスメント・スキル:松澤広和
アウトリーチ・スキル:髙岡昂太
コンサルテーション・スキル:巣黒慎太郎
心理的支援における連携・協働の心得―チーム医療における連携・協働:花村温子

3 臨床現場で「いきいき」働くためのスキル
心理職の動機と臨床活動の困難を乗り越えるスキル:上野まどか
女性心理職のワーク・ライフ・バランス・スキル:山口慶子
対人援助職のセルフケア―バーンアウト研究を手がかりとして:小堀彩子

4 スキルアップに関連する主要テーマ
生物・心理・社会モデルと心理職のスキルアップ:高橋美保
実践を研究に活かす・研究を実践に反映させる:松永美希
海外の教育プログラム:松丸未来
編集後記:森岡正芳


投 稿
原著論文
自殺のリスク評価からみた包括システムによるロールシャッハ・テストのSuicide Constellation(自殺の可能性)と風景構成法との関連性―精神科患者76例を対象として:水野康弘・有木永子・浅川けい・北島正人・津川律子・張 賢徳
自閉症スペクトラム障害の早期発見指標としての動作テストの有効性―4か月健診の追跡調査を通して:藤吉晴美
連続講座
非行・犯罪の心理臨床(10) 「仲間・異業種」:門本 泉
当事者研究への招待(3) 「真理と回復―当事者研究の理論的考察」:熊谷晋一郎
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(8)
 「過去の記憶は変えられるか―記憶の再固定化理論,感情,心理療法のプロセス」:岩壁 茂
主題と変奏―臨床便り(17) 「冒険のすすめ」:谷 晋二
書 評
斎藤 環著+訳 『オープンダイアローグとは何か』(評者:白木孝二)
楢原真也著 『子ども虐待と治療的養育―児童養護施設におけるライフストーリーワークの展開』(評者:内海新祐)
M・クーパーほか著 『心理臨床への多元的アプローチ―効果的なセラピーの目標・課題・方法』(評者:園田雅代)
1,760円

特集:シリーズ・今これからの心理職⑤
これだけは知っておきたい福祉領域で働く心理職のスタンダード


1 座談会
福祉領域において求められる心理職の活動: 藤井康弘・日詰正文/村瀬嘉代子・下山晴彦・森岡正芳

2 福祉領域において知っておくべき基本的知識と技能
当事者の声:東川悦子
人権と福祉の考え方:髙橋 温
心理職に知っておいてほしい福祉分野の知識:日詰正文

3 福祉領域における心理職の専門技能と訓練
母子福祉の専門技能 :山下 洋
l児童福祉の専門技能
児童福祉領域で求められる心理職の専門性:増沢 高
児童虐待防止の専門技能: 川畑 隆
社会的養護における生活臨床 :相澤 仁
障害児支援の専門技能 :光真坊浩史
社会福祉の専門技能―貧困の心理臨床: 石川雅子
高齢者福祉の専門技能 :加藤伸司
l障害福祉の専門技能
精神障害者福祉の専門技能―生活支援の視点から:小林 茂
知的障害者福祉に求められる心理職の専門技能 :志賀利一
発達障害者福祉の専門技能:小川 浩・千田若菜


投 稿
原著論文
薬物治療が長期化している慢性不眠症患者の服薬に関する認知構造:羽澄 恵・林田健一・中島 俊・岡島 義・井上雄一
むちゃ食いを行っている者が有する心理学的要因―メタアナリシスによる検討
:筒井明日香・横光健吾・土井理美・西塚拓海・坂野雄二
連続講座
非行・犯罪の心理臨床(9) 「続・私という主体」:門本 泉
当事者研究への招待(2) 「当事者研究の歴史―治療・運動のその先に」:熊谷晋一郎
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(7)
 「感謝することで医療・保健職のメンタルヘルスは向上するか―実験的介入の効果」 松見淳子
主題と変奏―臨床便り(16) 「未知なるものの解明」:酒木 保
書 評
海野千畝子 編著『子ども虐待への心理臨床―病的解離・愛着・EMDR・動物介在療法まで』(評者:田附あえか)
逸見敏郎・ 山中淑江 編著『大学生が出会うリスクとセルフマネジメント―社会人へのステップ』(評者:岡 昌之)
2,640円
1.対談
カウンセリングテクニックを検証/実装する:岩壁茂+平木典子
2.カウンセリングテクニック入門
カウンセリングテクニックの「前提」:岩壁 茂
カウンセリングテクニックの「訓練」:平木典子
3.カウンセリングのベーシックテクニック6
聴く=傾聴:諸富祥彦
観る=観察:信田さよ子
組み立てる=アセスメントからケースフォーミュレーション:藤岡淳子
触れあう=「今ここ」での関係:福島哲夫
繋げる=理解から行動へ:松見淳子
伝える=変化と指示のためのコミュニケーション技術:原井宏明
4.カウンセリングのコアテクニック24
★ステージ1-カウンセリングを始める
インテークセッション・スキル―出会い・始める技術:神谷栄治

ジョイニング―協働作業を始める:野末武義
パラフレーズ・リフレクト・サマライズ―問題を設定する:藤生英行
リフレーミング―問題をいったん整理する:青木みのり
治療動機を発掘するために―動機づけ面接が教えること:岡嶋美代
ミラクルクエスチョン―「ありえない空想」の現実化:若島孔文
治療目標―「できたらいいな」を現実に:菊池安希子
危機介入―自傷・自殺・他害の防波堤:小澤康司
★ステージ2-カウンセリングを深める 非言語コミュニケーション―観察・アイコンタクト・表情:春日武彦
自己開示―カウンセラーの内的体験の活用:遠藤裕乃
間接暗示―指示を示唆する技術:大谷彰
感情アプローチ―猛る感情にアクセスする:柴山雅俊
直面化confrontation ―関係を転回する:妙木浩之
認知再構成―認知のストレッチ:神村栄一
解釈―共同注視の延長として:岡野憲一郎
エンパワーメント/レジリエンス―回復力と折れない心:松嶋秀明
★ステージ3-カウンセリングを広げる
変容プロセス―変容のための段階設定:前田泰宏
トラブル解決―行き詰まったセラピーを超えて:岩倉拓
エクスポージャー―あふれる刺激に順化する:吉田博美
クライエントのソーシャルスキルを育む:野坂達志
行動活性化―行動レパートリーを豊かにする:兼子唯+鈴木伸一
セルフモニタリング―自分で自分を知る:三田村仰
終結―終える技術:杉原保史
セラピストのセルフケア―バーンアウトを防ぐ:落合美貴子
1,760円
特集:シリーズ・今これからの心理職④
これだけは知っておきたい司法・矯正領域で働く心理職のスタンダード

1 司法・矯正領域において求められる心理職の活動
司法・矯正領域において求められる心理職の活動:村瀬嘉代子
知っておきたい司法・矯正領域を支える社会の仕組み―法制度・組織体系・機関連携:廣瀬健二
司法領域における心理職の役割と展望―家庭裁判所調査官の活動:芦澤政子
矯正領域に求められる心理職の役割と展望:川島ゆか
警察における心理職の役割と展望―メンタルヘルスおよび惨事ストレス対策の取り組みから:藤代富広
2 司法・矯正領域において知っておくべき基本知識と技能
司法領域における組織と機能の基礎知識:相原佳子
矯正領域における組織と機能の基礎知識:等々力伸司
3 司法・矯正領域における心理職の専門技能と訓練
家事紛争当事者の面接:伊藤直文
面会交流をめぐる紛争の調査・調整―面会交流をめぐる法律実務と心理職の役割:佐野みゆき
犯罪・非行臨床における面接の基礎と課題:橋本秀彦・門本 泉
犯罪・非行臨床におけるアセスメントの基礎と課題:川邉 讓
4 司法・矯正領域において心理職が担うテーマ
性犯罪のアセスメントと教育的調整:藤岡淳子
触法精神障害者の社会復帰支援における多職種・多機関連携:菊池安希子
司法・矯正領域における研究の動向―認知行動療法を中心に:嶋田洋徳・熊野宏昭

投 稿
原著論文
成人版ライフキャリア・レジリエンス尺度の作成:高橋美保・石津和子・森田慎一郎
スクールカウンセラーのとらえる発達障害児童の保護者・教員間の協働に関する質的分析:平田祐太朗
連続講座
非行・犯罪の心理臨床(8) 「援助者の「不実」」:門本 泉
新連載 当事者研究への招待(1) 「生き延びるための研究―当事者研究の意義」:熊谷晋一郎
臨床ゼミ
アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(14) 「依存症からの回復をめぐって」:熊谷晋一郎
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(6)
 「共通因子としての感情変容のプロセス―2つの悲しみの治療的役割」:岩壁 茂
主題と変奏―臨床便り(15) 「セラピストの中の「クライエント性」」:山尾陽子
書 評
杉原保史著 『プロカウンセラーの共感の技術』(評者:成田善弘)
宮西照夫著 『実践ひきこもり回復支援プログラム―アウトリーチ型支援と集団精神療法』(評者:石川雅子)
森岡正芳編著 『臨床ナラティヴアプローチ』(評者:江口重幸)
奥村茉莉子,統合的心理療法研究会編 『村瀬嘉代子のスーパービジョン―事例研究から学ぶ統合的心理療法』(評者:岩壁 茂)
田三紀編著 『こころと医療をつなぐ―病いとともに生きることを支えるアプローチ』(評者:山口智子)
1,760円

特集:シリーズ・今これからの心理職③
これだけは知っておきたい産業・組織領域で働く心理職のスタンダード

1 産業・組織領域において求められる心理職の活動
産業・組織領域における心理職の活動の発展に向けて:下山晴彦
産業・組織領域における心理職の現状と課題:高橋美保
心理学の産業領域への貢献:竹村和久
2 産業・組織領域において知っておくべき基本的知識と技能
職場ストレスとメンタルヘルス:川上憲人
ワーク・ライフ・バランス:島津明人
ライフ・キャリア構築:金井篤子
人事・労務の基礎知識:三平和男
労働関連法規の基礎知識:村上剛久
3 産業・組織領域における心理職の専門技能と訓練
連携(team building)のための専門技能:中嶋義文
研修デザインのための専門技能:種市康太郎
総合サービスとしてのEAPのための専門技能:白波瀬丈一郎
職場のメンタルヘルスの専門家養成に関する大学院カリキュラム・研修プログラム:大塚泰正・中村志津香
4 産業・組織領域において心理職が担う主要テーマ
職場うつ:松永美希
発達障害:千田若菜
リワークプログラムにおける心理職の役割:高橋 望・林 俊秀・福島 南・五十嵐良雄
ハラスメント:長嶋あけみ
編集後記:妙木浩之


投 稿
原著論文
企業におけるメンタルヘルスケアの取り組みと従業員の精神的健康の関連についての検討
 ―ケアの実効性の関連指標としての「メンタルヘルスケアに対する従業員の満足度」への注目:向江 亮
面接内と面接間の相互作用に関するプロセス研究―短期試行面接におけるクライエントの主観的体験から:高山由貴
連続講座
こころの栄養学(12) 「精神栄養学の実践と今後の展開」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(7) 「私という主体」:門本 泉

臨床ゼミ
アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(13) 「地域における女性薬物依存症者支援の実践 から見えてきたこと」:伊藤絵美
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(5)
 「エビデンスに基づく実践のレンズを磨こう―心理療法の共通要因から見えてくるものとは何か?」:松見淳子
主題と変奏―臨床便り(14) 「日本臨床心理身体運動学会を主催して」:坂中尚哉
書 評
神村栄一 編『認知行動療法 実践レッスン―エキスパートに学ぶ12の極意』(評者:藤澤大介)
リサ・W・コインほか 著『やさしいみんなのペアレント・トレーニング入門―ACTの育児支援ガイド』(評者:三田村仰)
1,760円
特集:シリーズ・今これからの心理職②
これだけは知っておきたい学校・教育領域で働く心理職のスタンダード

1 学校・教育領域において求められる心理職の活動
学校・教育の現場で心理職が働く意義と課題:森岡正芳
教育の変革期における心理職の役割―現状と課題:増田健太郎
地方自治体の心理職への期待と今後の展望:泉 房穂
家族からみた心理職への期待と課題:山岡 修
2 学校・教育領域において知っておくべき基本的知識と技能
子どもの特別な支援ニーズのアセスメントと支援:松田 修
子どもの援助ニーズに応じる地域の支援マップ:石川悦子
学校・教育に関連する法律的基礎知識と実践応用:相川 裕 予防教育・心理教育の方法:小泉令三
3 学校における心理職の専門技能と訓練
スクールカウンセリング活動の基本と課題:石川悦子
教育現場におけるチームによる心理教育的援助サービス:石隈利紀
学級経営の見立てと支援:河村茂雄
学校における援助システムの見立てと支援:家近早苗
大学院カリキュラムと研修プログラム:増田健太郎
4 学校・教育領域において心理職が担う主要テーマ
いじめ・自殺問題対策:植山起佐子
スマートフォン時代の大人が知っておきたいこと:竹内和雄
スクールカウンセラーの不登校対策―子どもたちといかに繋がっていくか:徳田仁子
危機支援:八木淳子
投 稿
原著論文
教師支援を目的とした学級アセスメントの活用に関する研究―提案のあり方とニーズを引き出すプロセスに着目して:安藤 徹
原著論文 認知行動療法へのモバイル・テクノロジーの利用:堀田 賢
連続講座
こころの栄養学(11) 「双極性障害と食生活・栄養」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(6) 「非行犯罪臨床と「契約」」:門本 泉
臨床ゼミ
アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(11) 「痛みを生き延びるためのアディクション―当事者の視点から」:倉田めば
リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(4) 「共感の神経科学―共感的苦痛とコンパッション」:岩壁 茂
主題と変奏―臨床便り(13) 「身体疾患と“いのち”」:吉田三紀
書 評
古宮 昇 著『共感的傾聴術―精神分析的に“聴く”力を高める』(評者:吉田三紀)
石井秀宗 著『人間科学のための統計分析―こころに関心があるすべての人のために』(評者:村井潤一郎)
東 豊ほか 著『匠の技法に学ぶ 実践・家族面接』(評者:平木典子)
R・G・サンティ 著『タオ・ストレス低減法―道教と気功による心身アプローチ』(評者:伊藤義徳)
1,760円
特集:シリーズ・今これからの心理職①
これだけは知っておきたい医療・保健領域で働く心理職のスタンダート
1 医療・保健領域において求められる心理職の活動

チーム医療の時代における心理職のモデル:下山晴彦
医療・保健領域における心理職への期待:熊野宏昭
2 医療・保健領域において知っておくべき基本的知識と技能

精神科面接の基本:青木省三・村上伸治
精神疾患の診断:宮岡 等・宮岡佳子
薬物療法の基礎知識―精神薬理学を学ぶ:蜂須 貢
医療における意思決定―生命倫理とEBMの観点から:瀧本禎之
チーム医療―コンサルテーション・リエゾン:中嶋義文
3 医療・保健領域における心理職の専門技能と訓練

心理アセスメントとチーム医療:松澤広和
心理・行動的介入―行動医学と認知行動療法の活用:鈴木伸一
地域精神保健―リハビリテーションと生活支援:佐藤さやか
大学院カリキュラムと研修プログラム:下山晴彦
4 医療・保健領域において心理職が担う主要テーマ

自殺対策とリスクマネジメント:高井美智子・松本俊彦
アルコール依存症からの回復支援:小松知己・沢宮容子
発達障害の理解と支援:黒田美保
認知症高齢者の理解と支援:松田 修
緩和ケアと精神腫瘍学:小池眞規子投 稿

原著論文
心理臨床家が「母親になる」体験―出産後の心理面接における内的体験と職業的自己の発展:山口慶子
ロジックモデルを規準とした測定指標によるコミュニティ介入のアセスメント―地域リーダーの評定に基づく介入構造の検証:安田節之
連続講座

こころの栄養学(10) 「心の病気と腸内細菌」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(5) 「逸脱の起源」:門本 泉

臨床ゼミ

アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(10) 「人が生き方を変えるとき―アミティにおけるコミュニティと語り」:坂上 香
リレー連載

臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(3) 「抑うつと感情制御の関係―臨床実践への新たなヒントが得られるか」:松見淳子
臨床現場から動きを創る(12) 「重複聴覚障害者施設での実践」:西牧陽子・水俣沙樹子
主題と変奏―臨床便り(12) 「TEAとコンポジションワーク」:安田裕子
書 評

マイケル・A・ウェスト 著『チームワークの心理学―エビデンスに基づいた実践へのヒント』(評者:花村温子)
藤山直樹,中村留貴子 監修『事例で学ぶアセスメントとマネジメント―こころを考える臨床実践』(評者:遠藤裕乃)
1,760円
特集:シリーズ・発達障害の理解⑥ 発達障害を生きる
教育講演

発達障害の理解と支援の最前線②(承前):本田秀夫
1 発達障害生活支援―育ちと老いを見つめて

それぞれの生を全うするということ―こころみ学園を訪れて:村瀬嘉代子
2 発達障害当事者の視点

これまでの道・これからの道―人として生きる道を求めて:浅利俊輔・浅利子・村瀬嘉代子
発達障害と交友・恋愛・結婚:高橋今日子
発達障害当事者研究―目的と現実をつなぐ知識を求めて:綾屋紗月発達障害当事者と日々の生活:上嶋一華
3 当事者と支援者が協働する支援の視点

発達障害当事者研究―当事者サポーターの視点から:熊谷晋一郎
発達障害の人たちの社会参加促進を目指すコミュニティづくり支援:本田秀夫・鮫島奈緒美
知的に遅れのない発達障害者と就労支援:米田衆介
発達障害者の就労自立と社会参加における現状と課題:山岡 修
発達障害児を支える生涯発達支援システム:辻井正次
成人発達障害当事者による居場所づくり:金子磨矢子
罪を背負って広汎性発達障害を生きる:青島多津子
連載

ペアレント・プログラム入門―発達障害や子育てが難しい時の最初のステップ 第6回 第6回セッション:辻井正次
当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいこと⑪:氏田照子
当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいこと⑫
 ―安定した環境で広がる子どもの可能性と二次障害予防について:佐伯比呂美投 稿

展望研究
嗜癖概念に関する臨床心理学的理解の現状と課題:石田哲也
資  料
広汎性発達障害児の母親のストレングスに関する認識の予備的検討―育児負担感指標および生活満足度との関連:野田香織
大学生の抑うつ・自殺念慮に関わる認知行動的要因の検討:三田村仰・佐藤美幸・佐藤 寛
連続講座

こころの栄養学(9) 「統合失調症と栄養②」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(4) 「事件と罪を見つめる」:門本 泉

臨床ゼミ

アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(9) 「米国における治療的法学―ドラッグ・コートの司法モデル」:森村たまき
リレー連載

臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(2) 「ポジティブ感情の調整と感情の障害―感情障害はネガティブ感情の障害か?」:岩壁 茂
臨床シンポジウム―近接領域との対話(10) 「司法から臨床心理学への期待」/「「司法から臨床心理学への期待」への返信」:曽場尾雅宏/児島達美
臨床現場から動きを創る(11) 「里親支援を通して現代の子育てを考える」:片岡玲子
主題と変奏―臨床便り(11) 「国際神経精神分析学会に参加して」:岸本寛史
書 評

ジャネット・トレジャーほか著『モーズレイ摂食障害支援マニュアル―当事者と家族をささえるコラボレーション・ケア』(評者:菊地裕絵)
アントン・オブホルツァーほか編『組織のストレスとコンサルテーション―対人援助サービスと職場の無意識』(評者:宮城まり子)
エダ・ゴールドシュタイン著『統合的短期型ソーシャルワーク―ISTTの理論と実践』(評者:高畠克子)
マシュー・J・フリードマンほか編『PTSDハンドブック―科学と実践』(評者:市井雅哉)
1,760円
特集:シリーズ・発達障害の理解⑤ 成人期の発達障害支援
教育講演

発達障害の理解と支援の最前線:本田秀夫
1 総説

成人になった発達障害の人たちが抱える課題と可能な支援:辻井正次
発達障害と生活臨床:村瀬嘉代子
当事者の生活と生活障害臨床:田中康雄
2 生涯発達の視点

DSM-5と成人期の病態像:髙貝 就
自己理解支援と障害受容:吉田友子
発達障害特性をもつ親への支援:野村和代
3 生活支援の視点

発達障害の生活支援等の施策について:日詰正文
発達障害者の就労支援―児童精神科医の立場から:氏家 武
発達障害のある人が当たり前に社会参加していくために―大学生から社会人への移行支援:高橋亜希子
発達障害を抱える夫婦の支援:加藤 潔
地域でつながりながら生きるための支援:鈴木康之
生活のなかで発達障害者を「支援」する:浮貝明典
連載

ペアレント・プログラム入門―発達障害や子育てが難しい時の最初のステップ 第5回 第5回セッション:辻井正次
当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいこと⑨:大屋 滋
当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいこと⑩:村上由美投 稿

原著論文
セルフヘルプ・グループ運営者の抱える問題の検討:三好真人
ひきこもり経験と遂行機能の関連―気分障害の影響について:横瀬洋輔・境 泉洋・武田知也・高橋奈央・野中俊介
薬物治療の長期化における不眠症患者の心理プロセス:羽澄 恵・林田健一・中島 俊・岡島 義・井上雄一
連続講座

こころの栄養学(8) 「統合失調症と栄養①」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(3) 「適応と不適応」:門本 泉

臨床ゼミ

アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(8) 「製薬化時代の薬物と薬物問題」:佐藤哲彦
リレー連載

臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(1) 「心は脳を変えるか―ニューロイメージング研究レビュー」:岩壁 茂
臨床シンポジウム―近接領域との対話(10) 「いじめ防止対策推進法について」/「いじめ防止対策推進法と臨床心理士」:齊藤大輔/高田 晃
臨床現場から動きを創る(10) 「県臨床心理士会の支援活動の経験から」:菊池陽子
主題と変奏―臨床便り(10) 「日本人における「罪と恥」―「東洋思想と心理療法」研究会に参加して」:真栄城輝明
書 評

アラン・フランセス 著『精神疾患診断のエッセンス―DSM-5の上手な使い方』(評者:津川律子)
河合隼雄 著『私が語り伝えたかったこと』(評者:古宮 昇)
松本俊彦 著『自傷・自殺する子どもたち』(評者:馬男木陽子)
2,640円
Ⅰ-イントロダクション

研究という実践―論文執筆の前に:森岡正芳
Ⅱ-座談会「研究論文の教室」――臨床心理職が研究論文を書くとき:森岡正芳,大山泰宏,酒木 保

Ⅲ-私の臨床心理学研究論文の書き方

私の臨床心理学研究論文の書き方①:大山泰宏
私の臨床心理学的研究論文の書き方②―伝えたいことを伝えていくために:永田雅子
私の臨床心理学研究論文の書き方③―量的研究を念頭に:坂本真士
私の臨床心理学研究論文の書き方④:岩宮恵子
私の臨床心理学研究論文の書き方⑤:岩壁 茂
Ⅳ-臨床心理学研究における根拠づけ

歴史をふまえる―臨床心理学研究のこれまで:サトウタツヤ
量的データの集め方と扱い方:竹林由武,杉浦義典
語りからデータを得て実証する:野村晴夫
臨床心理学における「実験」:佐々木玲仁
臨床心理学研究における根拠付け―投映法から実証する:髙橋靖恵
事例というデータと根拠づけ:伊藤良子
Ⅴ-事例研究法と質的研究法

質的データをどう扱うか――質的研究の手ほどき:安田裕子
事例研究の2つの方向性―事例に基づく普遍性を求めて:山川裕樹
参与観察と研究記録:川野健治
エピソード/ケースビネットの記述:近藤(有田)恵
事例研究法と質的研究法―事例を資料とするときに留意すること:廣瀬幸市
描画を研究素材とするときに留意すること:坂中尚哉
事例を通した仮説生成と検証:斎藤清二
Ⅵ-現場実践から書くうえで大切にしたいこと

研究における動機(ムーヴ):髙橋幸治
心療内科:上田勝久
青年期―臨床実践と研究の往還:田中慶江
いじめ・学校問題:田中健夫
児童福祉施設・特別支援教育:山根隆宏
スポーツ臨床:鈴木 壯
被害者支援の現場実践から書くうえで大切にしたいこと:村本邦子
当事者研究―伝えたいことを伝えていくために:山本智子
集団・福祉コミュニティ―コミュニティにおける音楽を媒介とした新たな関係づくりを目指した実践研究の試み:松本佳久子
倫理の遵守と研究のリアル:松下姫歌
Ⅶ-研究テーマを育む―論文を書く前に

論文指導―学生・院生からの質問に応える:石原 宏,中間玲子研究デザインと論文執筆:仲 淳,青木佐奈枝,大前玲子若手・中堅による研究論文執筆体験談:古市真智子,榊原久直,竹田 剛,近藤龍彰,松浦隆信
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