臨床心理学 発売日・バックナンバー

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2,640円
1 みんなでつくる当事者研究
知の共同創造のための方法論
熊谷晋一郎

2 言いっぱなし聞きっぱなしの「当事者研究会議」
座談会
言いっぱなし聞きっぱなしの「当事者研究会議」
[司会]熊谷晋一郎/秋元恵一郎・綾屋紗月・楳原節子・上岡陽江・倉田めば・白井誠一朗・美郷・山根耕平

3 いっしょにつくる当事者共同研究
1-遺産継承
対談
継承すべき系譜①―運動
熊谷晋一郎・尾上浩二
 
座談会
世代間継承①―身体障害・難病篇
[司会]熊谷晋一郎/川合千那未・川﨑良太・白井誠一朗・廣田喜春
 
継承すべき系譜②―自助グループ
野口裕二
 
座談会
世代間継承②―自助グループ編
秋元恵一郎・楳原節子・上岡陽江・熊谷晋一郎・倉田めば・美郷
 
2-スティグマ
 
多重スティグマ①―精神障害と恥
樫原 潤・石垣琢麿
 
多重スティグマ②―依存症・セクシュアリティ・HIV/AIDS
新ヶ江章友
 
多重スティグマ③―依存症者の子育てとスティグマ
熊谷晋一郎

医療者の内なるスティグマ―知の再配置の試みから
熊倉陽介
 
差別されない権利と依存症
木村草太
 
3-当事者性と専門性/当事者性の専門性

専門家と当事者の境界
信田さよ子
 
ピアワーカーの政治(politics)
松田博幸
 
アカデミズムと当事者ポジション
上野千鶴子
 
4-回復―言葉・集団・健康の視点から

ハームリダクションのダークサイドに関する社会学的考察・序説
平井秀幸
 
言葉と組織と回復―当事者研究・自助グループと対話
大嶋栄子
 
「ゆるゆる組織」のエビデンス―当事者運営組織と高信頼性組織研究
中西 晶
食生活と回復のメカニズム―精神栄養学の立場から
功刀 浩

4 「いっしょにつくる当事者共同研究」のその後
「知の共同創造と再配置」のための編集後記―「当事者共同研究」への応答
熊谷晋一郎
1,760円

1-総論
わが国における心理職の職域と役割―黒木俊秀・村瀬嘉代子

2-医療・保健領域
.主要領域
 病院・クリニック―東 斉彰
 心療内科―須藤信行
 精神保健福祉センター―邑口紀子
 保健所―奥田由子
.知っておきたい注目トピックス
 出生前診断―後藤清恵
 小児病棟―出﨑 躍
 HIV/AIDSカウンセリング―石川雅子
 緩和ケア―厚坊浩史
 自殺プリベンション・ポストベンション―勝又陽太郎
 救命救急医療―稲本絵里
 マイノリティ(性とエスニシティ)―石丸径一郎

3-学校・教育領域
.主要領域
 学校(小学校,中学校,高等学校)―松嶋秀明
 特別支援学校・特別支援学級―阿部利彦
 学生相談室・保健管理センター―福田真也
 留学生センター―高松 里
.知っておきたい注目トピックス
 キンダーカウンセリング―森岡理恵子
 貧困・虐待(SSWとの連携)―増田健太郎
 ネット依存―高石浩一

4-司法・矯正領域
.主要領域
 家庭裁判所(調査官)―植杉永美子
 矯正施設(心理技官)―大江由香
 医療観察法病棟―壁屋康洋
.知っておきたい注目トピックス
 社会復帰支援―藤岡淳子
 PFI刑務所―毛利真弓
 家事調停(面会交流)―吉田由香
 修復的司法―小松原織香

5-産業・組織領域
.主要領域
 一般企業―小林由佳
 EAP(従業員支援プログラム)―白波瀬丈一郎
.知っておきたい注目トピックス
 産業カウンセリング―島津美由紀
 キャリアカウンセリング―関屋裕希
 自衛隊―藤原俊通
 警察―藤代富広

6-福祉領域
.主要領域
 児童養護施設(児童福祉施設)―内海新祐
 身体・知的障害者福祉施設―上嶋一華・石坂美和
 発達障害者支援センター―松田裕次郎
 地域包括支援センター(高齢者福祉)―加藤伸司
.知っておきたい注目トピックス
 アウトリーチ―佐藤さやか
 住居支援・生活支援―小林 茂
 ソーシャルワーク―山本 彩
 精神障害者就労―鈴木慶太

7-領域横断の職場地図
 高次脳機能障害ケア―風間雅江
 認知症ケア―松田 修
 生活習慣病・生活指導―中村菜々子
 スポーツトレーニング―松島雅美
 ひきこもり支援―野中俊介・嶋田洋徳
 リワーク―中村亜紀子・横山太範
 ピア・サポート―辻井正次
 当事者研究―高橋 昇
 スピリチュアル・カウンセリング―大村哲夫
 インターネット・カウンセリング―末木 新・伊藤次郎

編集後記―森岡正芳


投 稿
原著論文
ナルコレプシー患者における日中の眠気に伴う対人関係の体験構造:羽澄 恵・本多 真
資料
中高生におけるインターネット上のいじめ被害と加害の関連性―大規模横断調査による検討:浦野由平・大賀真伊・滝沢 龍・星野崇宏・下山晴彦

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(12) 「ピアサポート・オープンダイアローグ―オープンダイアローグの研究動向」:石原孝二

主題と変奏―臨床便り(32) 「サブカルチャーと大学生の生きる道」:笹倉尚子

書 評
斎藤清二 著『総合臨床心理学原論―サイエンスとアートの融合のために』(評者:杉原保史)
兼本浩祐 著『てんかんと意識の臨床』(評者:杉山 修)
ジョン・ベイリーほか著『行動分析的“思考法”入門―生活に変化をもたらす科学のススメ』(評者:米山直樹)
日本臨床MMPI研究会 監修『臨床現場で活かす! よくわかるMMPIハンドブック(基礎編)』(評者:森 茂起)
1,760円

1 総論
治療構造論―古くて新しい臨床の道具:妙木浩之
治療構造と抱える構造―子育て支援にひきつけて:深津千賀子
子どもの治療における治療構造と設定:脇谷順子
思春期臨床における治療構造:中村留貴子
心理テストにおける治療構造の読み方―ロールシャッハを中心に:北村麻紀子
治療関係と治療構造―出会いと交流:森さち子

2 臨床的な課題
治療的・精神療法的コンサルテーション:吉村 聡
逆転移と治療構造―内的マネージメント概念を援用して:祖父江典人
週1回の心理療法―特性を治療構造から考える:髙野 晶
私設心理臨床(開業)の構造―面接の頻度と料金:重宗祥子

3 場面ごとの治療構造論
病院臨床における治療構造:相田信男
学生相談における治療構造:貞安 元
家庭裁判所の治療構造:町田隆司
家族臨床における治療構造:中村伸一
産業臨床における治療構造:割澤靖子
認知行動療法の治療構造:毛利伊吹
A-Tスプリット:野村真睦


投 稿
原著論文
働く若年女性の月経に伴う心理的苦痛の生起過程についての検討―大卒女性へのインタビュー調査を通じて:樋口紫音
系統的事例研究論文
社交不安障害と過敏性腸症候群の併存例に対する認知行動療法過程:田辺紗矢佳・竹林 実

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(11) 「つぎつぎになりゆく出来事と対話的であること―Tom Andersenを手がかりに」:矢原隆行

主題と変奏―臨床便り(31) 「「私はなぜ私なのか」」:天谷祐子

書 評
日本臨床心理士会 監修『ひきこもりの心理支援』(評者:平野 学)
福岡県臨床心理士会 編『学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第2版)』(評者:増田健太郎)
村上伸治 著『現場から考える精神療法』(評者:黒木俊秀)
1,760円
1 総論:発達的視点とは
発達的視点を活かす―マクロな発達とミクロな発達:森岡正芳
精神発達をどう捉えるか:滝川一廣
体験としての発達と障害―当事者研究から:熊谷晋一郎

2 支援の場での発達的理解の基本
発達の遅れとは何か―知的障碍の場所からの理解:宮内眞治
DSMにおける発達的視点―神経生物学の知見と心理支援をつなぐ:黒木俊秀
アタッチメントと神経科学―子どもの心の発達を支えるもの:鵜飼奈津子
育ち育てられる関係発達の視点:大倉得史
発達系への血の通った理解:老松克博

3 発達的視点が活きる現場
発達検査でわかることと検査者を鼓舞するもの―新版K式発達検査2001を通して:川畑 隆
療育現場での発達支援:古田直樹
バウムに発達を読む:中島ナオミ
情動発達支援―ASDへの自然感情チューニング:須田 治
小児科臨床での心理支援―育て直しを考える:井原成男
キンダーカウンセリングで発達的視点が活きる―子どもの語りを聴くことについて:森岡理恵子
自我体験の発達と危機:高石恭子
この場で発達を作る―パフォーマンス心理学による社会療法:茂呂雄二
生涯発達としての「老い」―多様な関係性・コミュニティの力とプロダクティブ・エイジング:山口智子


投 稿
系統的事例研究論文
地域子育て支援拠点におけるグループ活動の展開―相互支援活動の促進を目指して:鬼塚史織

原著論文
発達障害児童をもつ保護者は学校との関わりをどのように体験しているのか:平田祐太朗

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(10) 「認識された批判―現場の実践家のための研究知見のアップデート」:三田村仰

主題と変奏―臨床便り(30) 「森林セラピー」:春日未歩子

書 評
伊集院清一 著『空間と表象の精神病理』(評者:佐々木玲仁)
日下紀子 著『不在の臨床―心理療法における孤独とかなしみ』(評者:祖父江典人)」
三田村仰 著『はじめてまなぶ行動療法』(評者:斎藤清二)
門本 泉・嶋田洋徳 編著『性犯罪者への治療的・教育的アプローチ』(評者:横山仁美)
境 泉洋 編著『地域におけるひきこもり支援ガイドブック』(評者:齊藤万比古)
1,760円
[総論]認知行動療法のブレークスルー:境 泉洋
1 基礎理論と臨床応用を学ぼう
オペラント条件づけ
 基礎理論を学ぶ:井口善生
 臨床応用を学ぶ―認知症における行動分析:宮 裕昭
レスポンデント条件づけ
 基礎理論を学ぶ:澤 幸祐
 臨床応用を学ぶ―強迫性障害の集団集中治療:原井宏明・岡嶋美代・平田祐也・吉川千香 20
関係フレーム理論
 基礎理論を学ぶ:大月 友
 臨床応用を学ぶ―関係フレーム理論を実践する:佐藤友哉
認知心理学
 基礎理論を学ぶ―認知行動療法はなぜ効くのか:丹野義彦
 臨床応用を学ぶ―メタ認知療法:富田 望・今井正司・熊野宏昭
神経科学
 基礎理論を学ぶ:大平英樹
 臨床応用を学ぶ―神経認知療法・神経行動療法:山本哲也

2 認知行動療法の新展開を学ぼう
教室におけるSST:金山元春
がん領域における認知行動療法:藤澤大介
トラウマ治療とCBT―トラウマに特化したCBT:亀岡智美
生活習慣病とCBT:野崎剛弘・小牧 元・須藤信行
アスリートへのCBT:深町花子・岡浩一朗
インターネット支援型認知行動療法:大野 裕
性犯罪へのCBT:嶋田洋徳・野村和孝

3 認知行動療法を外部から見てみよう
認知行動療法は「心理療法の統合」という視点からどう見えるのか:沢宮容子
クライエントは認知行動療法をどのように体験しているか?:岩壁 茂
CBTはどのような人間像をイメージしているのか?:平井秀幸


投 稿
原著論文
日常生活における共感覚の体験―共感覚の対象に着目して:信吉真璃奈
メタアナリシスを用いた行動活性化法における行動的要因の改善効果の検証:青木俊太郎・岩野 卓・髙垣耕企・高野裕太・坂野雄二

連続講座
たのしいからだ―地上環境の身体論(10) 「見るからだ」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(9) 「ポジティブ心理学セカンド・ウェーブ―ポジティブ感情とネガティブ感情の弁証法,そして心理療法モデルAEDPとの比較検討」:花川ゆう子

主題と変奏―臨床便り(29) 「開業心理臨床とオープンダイアローグ」:手束邦洋

書 評
松本敏治 著『自閉症は津軽弁を話さない―自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』(評者:山田智子)
奥山眞紀子・三村 將 編『情動とトラウマ―制御の仕組みと治療・対応』(評者:楢原真也)
スティーブン・P・ヒンショー 著『恥の烙印―精神的疾病へのスティグマと変化への道標』(評者:下津咲絵)
1,760円

1 犯罪・非行を理解する
罪と人に相対する:村瀬嘉代子
罪と償いを生きるということ:青島多津子
「異境」の臨床―矯正施設と心理臨床:川島ゆか

2 犯罪・非行を研究する
少年法の現在地:廣瀬健二
犯罪は増えているのか減っているのか―犯罪・非行の現状:高橋 哲
医療観察法の医療―刑事司法から一般精神医療への流れをつくり対象者と社会をつなぐ:岡田幸之・河野稔明・安藤久美子
RNRモデル―再犯防止や社会復帰支援を効果的に推進するための方法論:寺村堅志
犯罪・非行と効果検証:山本麻奈

3 犯罪・非行臨床を学ぼう
1-犯罪・非行臨床を実践する
 子どもを支えながらどのように話を聴き取るか―司法面接:仲真紀子
 裁判員に犯罪をどう身近に感じてもらうか―犯罪心理鑑定:橋本和明
 再犯・再非行を抑止するために何ができるか―リスクアセスメント:東山哲也
 矯正施設における動機づけ面接法:外川江美
 「あのときは運が悪かった」と言う性加害者を叱責すべきか―認知行動療法:嶋田洋徳
 加害の背後にある「傷」をどう扱うか?:藤岡淳子
 「苦労の主人公」になるために何ができるか―精神障害・当事者研究:高橋 昇
 高齢受刑者への支援:野村俊明
 刑事施設においてグループの力をどう活用するか―グループワーク:今村洋子
2-犯罪・非行臨床を社会で実践する
 貧困と暴力の家庭にいる少年を社会でどう支えるか―多機関連携:鈴木晶子
 悪を経験した少年を水際でどう支えるか―少年鑑別所の地域援助業務:國吉哉子
 司法機関から地域の支援資源にどうつなげるべきか:松本俊彦
 「その後の人生」をどう支えるか―罪を犯した人への生活支援:大塲玲子
 「外の不自由」を仲間たちと支え合う―女性薬物依存症者の当事者研究:上岡陽江・五十公野理恵子


投 稿
原著論文
中学生の社交不安傾向の低減に及ぼす学級単位での社会的スキルトレーニングの効果:江畑慎吾・神村栄一
初回面接におけるクライエントの主観的体験の質的研究:草岡章大・岩壁 茂・橋本忠行

連続講座
たのしいからだ―地上環境の身体論(9) 「視点とナビゲーション」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(8) 「アタッチメント理論の心理臨床への応用―ベストプラクティスのために」:安藤智子

主題と変奏―臨床便り(28) 「自閉症スペクトラムの子の遊戯療法」:古市真智子

書 評
藤岡淳子 著『非行・犯罪の心理臨床』(評者:伊藤絵美)
青木省三 著『こころの病を診るということ―私の伝えたい精神科診療の基本』(評者:山﨑美鈴)
奥村茉莉子 編『こころに寄り添う災害支援』(評者:岩井圭司)
ジョン・カバットジン 著『マインドフルネスのはじめ方―今この瞬間とあなたの人生を取り戻すために』(評者:亀田公子)
1,760円
1 総論:レジリエンスとは何か?
レジリエンス―予防と健康生成のために・・・・・・石垣琢麿
2 レジリエンスのための臨床実践
子どもの心の問題とレジリエンス・・・・・・石川信一
発達障害とレジリエンス・・・・・・藤野 博
うつとレジリエンス・・・・・・樫原 潤
統合失調症とレジリエンス・・・・・・古村 健
ARMSとレジリエンス・・・・・・大室則幸・松本和紀
アディクションとレジリエンス・・・・・・檜原広大
再犯抑止とレジリエンス・・・・・・三谷 厚
スティグマとレジリエンス・・・・・・下津咲絵
喪失体験(死別・離別・失恋)とレジリエンス・・・・・・杉山明子
レジリエンスとPTG(心的外傷後成長)・・・・・・宅香菜子
災害被害とレジリエンス・・・・・・亀岡智美
バーンアウト(休職)とレジリエンス・・・・・・小堀彩子
3 レジリエンスのための心理学
資質を涵養する―パーソナリティ心理学・・・・・・平野真理
認知・行動を修正する―認知行動理論・・・・・・佐々木淳
ポジティブ心理学からみたレジリエンス―幸福と健康を増進するために・・・・・・島井哲志・津田恭充
性への偏見を克服する―進化心理学・・・・・・坂口菊恵
2,640円
1-みんなの当事者研究
みんなの当事者研究 熊谷晋一郎

2-来たるべき当事者研究
対談「来たるべき当事者研究――当事者研究の未来と中動態の世界」 熊谷晋一郎+國分功一郎

3-当事者研究のドライビングフォース――当事者研究の「歴史/哲学」
「当事者研究」とソーシャルワーク 向谷地生良
当事者研究と精神医学 丹羽真一
アディクションと自助グループ,そして当事者性 信田さよ子
当事者研究の哲学的・思想的基盤 石原孝二
当事者研究と「教育学」 河野哲也
当事者研究と現象学 村上靖彦
当事者研究としての女性学 上野千鶴子

4-当事者研究をはじめよう!――当事者研究のやり方研究
[編集・執筆]綾屋紗月

5-ひろがる当事者研究――当事者研究の「実践」
男性薬物依存症の当事者研究 上岡陽江・秋元恵一郎・山口哲哉
女性薬物依存症の当事者研究 上岡陽江・五十公野理恵子
統合失調症の当事者研究 中嶋正人
双極性障害の当事者研究 坂口恭平
発達倶楽部の当事者研究 発達倶楽部・大嶋栄子
レビー小体病の当事者研究 樋口直美
子どもの当事者研究――困っていることを研究する「自分研究所」の可能性 森村美和子
吃音の当事者研究 山田舜也
聴覚障害当事者研究 松﨑 丈
ジェンダーをめぐる当事者研究 大嶋栄子
こじらせ男子の当事者研究――失恋ホストの現場から 清田隆之

6-当事者研究の進化形態――当事者研究の「未来」
当事者研究の支援効果に関するエビデンス 熊谷晋一郎
当事者主導研究――User-led studyの動向と未来について 田中慎太郎・黒川常治・山崎修道
浦河べてるの家の縦断研究 石川亮太郎・小林 茂
医療観察法病棟における当事者研究の実践 高橋 昇
[補論]Discovery志向型共同研究
声の調整と顔認知 加藤正晴・Lin, I-Fan
語りを測る研究の動向 荒牧英治
ASD視覚体験シミュレータ 長井志江
「言いっぱなし聞きっぱなし」のエスノメソドロジー 浦野 茂
パーソナルスペース 浅田晃佑
1,760円
巻頭言 100号発刊に際して―村瀬嘉代子
序 文 100号記念特集号の読み方・使い方―岩壁 茂
アセスメント/インテーク
アセスメント( 診断・分類)―黒木俊秀
アセスメント( 知能検査)―鉄島清毅
アセスメント( 神経心理学的アセスメント)―小海宏之
アセスメント( 心理検査・パーソナリティ検査)―川島ゆか
アセスメント( 心理検査・行動的アセスメント)―稲田尚子
アセスメント( 心理検査・投映法)―津川律子
治療的アセスメント( Therapeutic Assessment)―中村紀子
ケースフォーミュレーション―三田村仰
ケースのアセスメントとマネジメント―近藤直司

サイコセラピー
●精神力動
 国際精神分析協会/フロイト/自我心理学―妙木浩之
 精神分析( ユング/分析心理学)―河合俊雄
 精神分析( イギリス/対象関係論)―上田勝久
 精神分析( アメリカ)―吾妻 壮
 フランスの精神分析 ラカン派を中心に―松本卓也
 短期力動療法―飯島典子
 メンタライゼーション―白波瀬丈一郎
●認知・行動
 重篤な精神障害への認知行動療法―石垣琢麿
 ACT( Acceptance and Commitment Therapy)―武藤 崇
 行動活性化―小川祐子+鈴木伸一
 スキーマ療法―伊藤絵美
 弁証法的行動療法―永田利彦
 Prolonged Exposure Therapy( 持続エクスポージャー法)―吉田博美
 コンパッション・フォーカスト・セラピー―石村郁夫
●ヒューマニスティック・アプローチ
 パーソン・センタード・アプローチ―中田行重
 ロゴセラピー―諸富祥彦
 フォーカシング―池見 陽
 ゲシュタルト療法―百武正嗣
 アドラー心理学―野田俊作
 交流分析―門本 泉
 動機づけ面接―岡嶋美代
 EFT( Emotion-Focused Therapy)―岩壁 茂
●心理療法統合
 心理療法の基本―村瀬嘉代子
 心理療法統合 常に探求を続ける姿勢そのもの―福島哲夫
 折衷アプローチ―東 斉彰
 アプローチ間の交流―岡 昌之
 アタッチメントに基づく介入―北川 恵
 AEDP( Accelerated Experiential Dynamic Psychotherapy)―花川ゆう子
 統一プロトコル―伊藤正哉
●心身相関=心的外傷
 EMDR( 眼球運動による脱感作と再処理法)―市井雅哉
 ソマティック・エクスペリエンシング―福井義一
 マインドフルネス―大谷 彰
 森田療法―久保田幹子
 ヨガ―古宮 昇
 動作法―田中新正
●発達・社会学習
 応用行動分析学( ABA)―松見淳子
 ペアレント・トレーニング―谷 晋二
 SST―皿田洋子
 親子関係改善プログラム―西牧陽子
●家族・集団
 家族療法―中村伸一
 ソリューション・フォーカスト・セラピー―黒沢幸子
 オープンダイアローグ―下平美智代
 CRAFT( コミュニティ強化と家族訓練)―境 泉洋
 グループアプローチ―朝比奈牧子
 心理劇―春原由紀
 サポート・グループ―高松 里
 セルフヘルプ( 自助)グループ―近藤あゆみ
●記憶=人生
 ナラティヴ・アプローチ―森岡正芳
 ライフストーリーワーク―才村眞理
 内観療法―真栄城輝明
 回想法―黒川由紀子
●神経科学
 神経科学と心理療法―岡野憲一郎
 ニューロフィードバック―佐藤 譲+原千恵子
 感情神経科学―成田慶一
 高次脳機能障害リハビリテーション―中島恵子

トレーニング/リサーチ
●教育・訓練
 エビデンス・ベイスト・プラクティス―原田隆之
 心理支援における連携・協働―花村温子
 科学者-実践家モデル―沢宮容子
 コンピテンシー・モデル―金沢吉展
 生物-心理-社会モデル―岩壁 茂
 スーパーヴィジョン・システム―平木典子
 臨床家の成長と発達―割澤靖子
 バーンアウトとセルフケア―小堀彩子
●研究
 アクション・リサーチ―吉永真理
 プログラム評価―安田節之
 グラウンデッド・セオリー―能智正博
 当事者研究―熊谷晋一郎
 効果研究とクライエント・フィードバック―下川健一
 事例研究―橋本和明
●社会と文化
 日本の心理療法小史 臨床心理学の定着と普及の過程―長谷川明弘
 うつの医療人類学―北中淳子
 若者の自殺から見える孤独感と存在的苦悩( Existential Suffering)―小澤デシルバ慈子
 LGBTと臨床心理学―石丸径一郎
 摂食障害とジェンダー―磯野真穂
 うつと企業社会―渡部 卓
 内観療法と仏教―クラーク・チルソン
 民間療法と臨床心理学―東畑開人
 インターネット文化と心理援助―末木 新
 災害と臨床心理学―冨永良喜

Book Review
臨床心理学の名著10選―森岡正芳
『臨床心理学』特集号・増刊号一覧
1,760円

1 総論
「大きな物語の終焉」以降の精神医学・医療の現在:江口重幸
戦後日本の精神医学史―ガラパゴス化と精神病理学が花開いた70年代:黒木俊秀
精神医療の在り方をめぐる世界の潮流:伊藤弘人
他職種連携の視点―看護と心理臨床の協働への期待:広瀬寛子

2 各論:精神医学・医療の過去と現在
Ⅰ-診断とアセスメント
 精神疾患診断のパラダイム・シフト―カテゴリーからディメンジョンへ:黒木俊秀・本村啓介
 認知症と精神障害―精神病理学と生物・心理・社会モデルの哲学:石原孝二
 精神医療の現場では,どのような心理検査が必要とされるのか:深尾憲二朗
 変わりゆく発達障害の概念:岡田 俊
 「神経症」の脳画像研究が心理臨床に寄与すること:中尾智博
 精神疾患の早期発見・早期介入:井上直美・水野雅文
Ⅱ-治療と支援
 精神科薬物療法の効用と限界―薬物療法は,薬を介する心理療法である:黒木俊秀
 統合失調症に対する認知行動療法の効用と限界:石垣琢麿
 わが国におけるオープンダイアローグの可能性:斎藤 環
 トラウマへの理解とアプローチ―子ども期の逆境体験に焦点を当てて:西 大輔・臼田謙太郎・白川美也子

Ⅲ-制度と社会
我が国の地域精神医療の課題―アウトリーチの実践からの報告:岩谷 潤・下平美智代・伊藤順一郎
電通事件とストレスチェック―予防精神医学の台頭:北中淳子
医療観察法医療における心理専門職のプレゼンス:壁屋康洋
当事者研究が精神医学に与えた影響:向谷地生良

3 コラム
脳科学と精神分析学の架橋:加藤隆弘
グレイゾーン診断を抱える:村上伸治・青木省三
精神科医との付き合い方:妙木浩之
精神科医からスーパーヴィジョンを受けること:石橋大樹
医療現場における心理専門職育成:佐山真之・井原 裕


投 稿
原著論文
企業におけるメンタルヘルス対策の効果・役割への従業員の期待と勤務先の組織要因および個人要因との関連についての検討:向江 亮・下山晴彦
児童相談所における実践と課題―自閉症スペクトラム障害,注意欠如障害と診断された女児への自己管理行動の形成支援:佐々木大樹

連続講座
たのしいからだ―地上環境の身体論(7) 「天使主義的虚偽」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(6) 「最近接領域の現象学―臨床経験はどこまで拡張できるか」:稲垣 諭

主題と変奏―臨床便り(26) 「最後の1 個」問題―留学生と見た日本人の謎」:高松 里

書 評
柴山雅俊 著 『解離の舞台―症状構造と治療』 (評者:福井義一)
アントニー・C・モスほか 著 『アディクションのメカニズム』 (評者:伊藤絵美)
石原孝二ほか 編 『精神医学と当事者』 (評者:厚坊浩史)
ゲオルク・ノルトフ 著 『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』 (評者:岡野憲一郎)
1,760円

1 総論:問題解決のジレンマとしての倫理問題
倫理から読み解く問題解決のジレンマ:橋本和明
障害とともに生きる:熊谷晋一郎
秘密保持と心理臨床活動:川島ゆか
心理職の訓練・養成における倫理:慶野遥香
研究をするときに最低限知っておきたい研究倫理:宮﨑 昭

2 知らないと困る倫理問題Q&A

医療・保健領域
当事者・家族を傷つけない発達障害説明と倫理問題:田中康雄
臨床現場でのインフォームド・コンセントをどう考えるか:北村俊則
心理検査の結果をどこまで本人/関係者に伝えるか―心理アセスメント:小海宏之
子どもに病名と事実をどう伝えるか―小児がん:小池眞規子
遺伝臨床―人の意思決定に関わる文脈:後藤清恵
認知症のある人の権利を侵さずその意思をどう家族に伝えるか―認知症ケア:風間雅江
終末期患者に事実をどう伝えるか―ターミナルケア:新城拓也
当事者不在のなかで家族に依存症の事実をどう伝えるか?―アディクション:奥田由子
プライバシーを遵守した家庭訪問のために何が必要か―アウトリーチ:小林 茂

学校・教育領域
いじめ解決において加害者の家庭背景にどこまでアプローチするか―いじめ加害:新井 肇
いじめ解決において被害者のプライバシーをどこまで守るか―いじめ被害:吉田圭吾
学校組織を守るための倫理とは何か:良原惠子

福祉領域
子ども虐待によるトラウマにアプローチする時機をどう判断するか:田附あえか
里親・里子関係をどのように伝えるか―告知(telling):津崎哲郎
社会的養護を要する子どもの情報をどう開示するか:内海新祐

司法・矯正領域
DVを逃れた母子と父をどう安全に出逢わせるか―面会交流:山口恵美子
懲罰と教育の境界をどう考えるか―加害者教育:門本 泉

産業・組織領域
組織の論理とクライエントの利益をどう折り合わせるか―労働者とメンタルへルス:割澤靖子
障害者雇用と一般就労の分岐点をどう判断するか―障害者の「働く」を考える:鈴木晶子


投 稿
原著論文
高機能自閉症スペクトラム障害を持つ成人が自己理解を深めるプロセスに関する質的研究:高岡佑壮

連続講座
たのしいからだ―地上環境の身体論(6) 「たべるからだ」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(6) 「最近接領域の現象学―臨床経験はどこまで拡張できるか」:稲垣 諭

主題と変奏―臨床便り(25) 「「居場所づくり」とひきこもり臨床実践」:松浦幸子

書 評
矢原隆行著『リフレクティング―会話についての会話という方法』(評者:安達映子)
成瀬暢也著『薬物依存症の回復支援ハンドブック―援助者,家族,当事者への手引き』(評者:近藤あゆみ)
メイ・サートン著『独り居の日記』(評者:谷 晋二)
仲真紀子編著『子どもへの司法面接―考え方・進め方とトレーニング』(評者:中垣真通)
ダブニー・ユーウィン著『催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと』(評者:水野泰行)
1,760円

1 総論:「心理職の仕事」を考える
「本当に必要とされる心理職」の条件:村瀬嘉代子・熊谷晋一郎

2 「こんなときどうする?」にこたえる8のヒント[基礎篇]
ふさわしい装い・佇まい・言葉遣いはどのようなものか?―臨床以前の臨床:角山富雄
クライエントのお財布事情と心理療法の間―経済的・経営的な視点:妙木浩之
電話・メール応対が難しいクライエントにどう対応するのか?―面接以前の面接:末木 新・伊藤次郎
人とどのように会うのか?―初回面接・治療関係:古宮 昇
クライエントの話から何をどう読み取るのか?―アセスメントの基本:橋本忠行
心理検査を実施すべきか否かをどう判断するのか?―コミュニケーション・ツールとしての心理検査:三田村仰
よい支援計画をどう練り上げるか?―リソース視点に立脚したケースマネジメントの手法:出﨑 躍
「秘密保持」と「手続の透明性」を巡って―守秘義務:秀嶋ゆかり

3 「こんなときどうする?」にこたえる12のヒント[応用篇]
治療動機に乏しいクライエントにはどうするべきか?:原井宏明
暴力的なクライエントにどう接するべきか?―リスクアセスメントの活用:菊池亜希子
自殺をほのめかすクライエントにどう対処するのか?―自殺予防:勝又陽太郎
生きる目的を失ったクライエントにどう対処するか?―実存的問いと体験を語ること:内田利広
ターミナル期のクライエントにどう接すればいいのか?―ターミナルケア:服巻 豊
貧困の問題を抱えるクライエントに何ができるか?:石川雅子
虐待を受けた母子との面接をどう運営すべきか―虐待臨床:岩佐和代・岩佐嘉彦
本人不在のカウンセリングをどう切り抜けるか?―ひきこもりケースにおける認知行動療法的家族支援の観点から:野中俊介・嶋田洋徳
面接室の外に出るときに留意すべきことは何か?―アウトリーチ:山本 彩
協働・連携をしながらクライエントに対応するには?―協働・連携:東 斉彰
クライエントにとって望ましい面接の終え方とは何か?―面接終結:金沢吉展
カウンセラーのセルフケアと自己点検をどう進めるか?―セルフケア:福島哲夫


投 稿
展望研究
大学生のうつ病の早期発見と早期対応における友人の活用可能性の展望―うつ病への認知と初期対応に関する研究の概観を通して:河合輝久

連続講座
当事者研究への招待(10) 「Recovery is Discovery―リカバリーの再定 義」:熊谷晋一郎
たのしいからだ―地上環境の身体論(5) 「からだの技能とそのありか」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(5) 「レジリエンシー―常識を覆すということ」:髙野嘉之

主題と変奏―臨床便り(24) 「作る 食べる 生きる」:松浦幸子

書 評
増田健太郎 編著『学校の先生・SCにも知ってほしい 不登校の子どもに何が必要か』(評者:本間友巳)
アトゥール・ガワンデ 著『死すべき定め―死にゆく人に何ができるか』(評者:小林 茂)
伊藤絵美 著『ケアする人も楽になるマインドフルネス&スキーマ療法 BOOK1+BOOK2』(評者:石垣琢麿)
英国心理学会・臨床心理学部門 監修『精神病と統合失調症の新しい理解―地域ケアとリカバリーを支える心理学』(評者:東畑開人)
ロナルド・T・ポッターエフロンほか 著『アンガーマネジメント 11の方法―怒りを上手に解消しよう』(評者:門本 泉)
スーザン・H・マクダニエルほか 著『メディカルファミリーセラピー―患者・家族・医療チームをつなぐ統合的ケア』(評者:後藤清恵)
1,760円
1 総論:いじめ・自殺を考える
いじめ・自殺の現状と対応:増田健太郎

2 いじめ・自殺という現象を考える
「いじめ」はいつ自殺に転じるのか:松本俊彦
大人たちはなぜ「いじめ」に気づけないのか?―いじめの透明性:斎藤 環
いじめ問題はどう変わったのか?―その歴史的変遷と社会的背景:土井隆義
被害者たちはどのような「影響」を受けるのか?―いじめとトラウマ:吉田圭吾

3 いじめ・自殺に対処する①―総合的ケア+短期的アプローチ
学校組織等との協働―事実確認・因果認知・対応判断・環境調整:増田健太郎
いじめ問題の当事者家族との協働―小児科医からみたいじめ問題:沖 潤一
弁護士によるいじめの関係調整:平尾 潔

4 いじめ・自殺に対処する②―個別的ケア+長期的アプローチ
被害者の傷を癒やす―被害者臨床:東 千冬
予防教育としてのレジリエンスの育成:渡辺弥生
加害者の思考・行動を「教育」する―加害者臨床:田代 順
「いじめ・自殺」予防教育の実際:シャルマ直美

5 コラム:いじめ・自殺
居場所を「創造」する―建築からみた「場所論」:松田雄二
1-序
はじめに 村瀬嘉代子

2-公認心理師への期待
公認心理師への期待 河村建夫
公認心理師への期待 鴨下一郎
公認心理師への期待 加藤勝信
公認心理師への期待 山下貴司
公認心理師への期待 古屋範子
公認心理師への期待 笠 浩史

3-公認心理師とさまざまな連携の課題
市民は心理専門職を必要としている 泉 房穂

●医療・保健領域
公認心理師と医療との連携について 横倉義武
医療チームにおける連携 坂本すが
チーム医療推進協議会における連携 半田一登
公認心理師の誕生に寄せて 本條義和

●福祉領域
社会福祉の現状と福祉領域における連携 笹尾 勝

●教育・学校領域
「チーム学校」における連携―スクールカウンセラーの役割と課題 石隈利紀
スクールカウンセリングにおける連携 野島一彦
発達障害児・者への支援における連携 市川宏伸

●司法・矯正領域
司法・矯正における連携 廣瀬健二

●産業・組織領域
産業・組織における連携 櫻田謙悟

4-公認心理師と各職域の課題
●医療・保健領域
医療・保健領域と心理職 佐藤忠彦
公認心理師と各職域の課題―精神科医療 林 道彦
地域精神医療における心理職の役割 深谷篤史
総合病院 中嶋義文
精神保健福祉センターと保健所 邑口紀子・徳丸 享

●福祉領域
福祉領域における心理専門職への期待 日詰正文
児童福祉・社会的養護 加賀美尤祥
高齢者福祉 加藤伸司
障害者福祉 大塚 晃

●教育・学校領域
スクールカウンセリングと心理職 坪田知広
特別支援教育と心理職 上野一彦

●司法・矯正領域
矯正領域と心理職 渡邉 悟
家事紛争と両親の離婚における子ども支援 相原佳子
被害者支援 鶴田信子

●産業・組織領域
企業における心理支援 割澤靖子・安藤美和子
組織における心理支援(自衛隊) 藤原俊通

5-公認心理師に求められる知識・技能
名称独占資格としての公認心理師の役割とその周辺 奥村茉莉子
職業倫理 伊藤直文
トータルなアセスメントとケースマネジメント 岩壁 茂
変わりゆく家族への支援 大熊保彦
心理的援助の展開―アウトリーチ 松尾秀樹
さまざまな領域における多職種協働=チームワーク 津川律子
心理面接の要諦 村瀬嘉代子
臨床研究 下山晴彦

6-心理支援の軸としての心理学の展望
心理学の展望―公認心理師についての日本心理学会の取り組み 長谷川寿一・利島 保・丹野義彦・鈴木伸一
発達の観点から心理支援を展望する 子安増生
生活の視点から心理支援を考える 村瀬嘉代子・古谷(積)みどり

7-後記
おわりに 鶴 光代
1,760円

1 総論:治療的コミュニケーションを開く
言葉に時間を読む―治療的コミュニケーション特集にあたって:森岡正芳
(複数の)声を取り戻す―回復してゆく虐待加害者から学ぶ:村上靖彦

2 治療的コミュニケーションの基本
耳の傾け方―客観的事実の聴取と主観的世界の感受:高島聡子
治療的会話を育む工夫―非言語的なプロセスに注目して:杉原保史
「見る」と「眺める」―臨床における観察の眼:上田琢哉
人という毒,人という薬:宮地尚子・菊池美名子・松村美穂
開かれた対話―セラピストの在り方:白木孝二

3 治療的コミュニケーションの実際
幻聴をもつ人とのコミュニケーション―ヒアリング・ヴォイシズ:佐藤和喜雄
記憶はどのように伝えられるか―子どもへの司法面接と多機関連携による協同面接:仲真紀子
小中学校における成長促進的コミュニケーション―メンタルフレンドとのナナメの関係:中村美津子
外傷性反復が緩むとき―トラウマケア:坂中尚哉
虐待をめぐる親との対話:久保樹里
処遇の場で対話を拓く―加害者臨床/ピアグループ:立原弘樹
会話をリハビリテーションにするために―認知症高齢者との会話から:田崎みどり
過去を共にふりかえる―ライフストーリー・レビュー:高松 里
ターミナル期の人々とのコミュニケーション:近藤(有田)恵


投 稿
原著論文
うつ病罹患者に対する偏見が対人的拒絶・サポート行動の意図に及ぼす影響―質問紙実験による検討:樫原 潤
資料
諦めることに対する認知の発達的特徴と自己肯定感および人生満足度との関連:菅沼慎一郎・浦野由平

連続講座
当事者研究への招待(8) 「ひとり一人で,ともに―当事者研究の政治哲学」:熊谷晋一郎
たのしいからだ―地上環境の身体論(2) 「字を書くからだ」:野中哲士


リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(3) 「文化的文脈を再考すること―臨床心理学のスメルジャコフ的問い」:東畑開人

主題と変奏―臨床便り(22) 「ちゃんとむきあう/いっしょによろこぶ」:富井恵子

書 評
山中寛著『ある臨床心理学者の自己治癒的がん体験記―余命一年の宣告から六年を経過して』(評者:成瀬悟策)
小笠原恵著『教師のためのほめ方ケースワーク20―行動観察で子どもが変わる! クラスが変わる!』評者:増田健太郎)
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