臨床心理学 発売日・バックナンバー

全128件中 31 〜 45 件を表示
1-序
孤立を防ぎ,孤独に向き合う 石垣琢麿
COVID-19 カウンセリングノート―オンライン化・孤独・レジリエンス 岩壁 茂
スタートした「孤独・孤立対策」 大西 連
苦難に耐え解をもたらす力を支えるもの 村瀬嘉代子

2-[臨床編]レジリエンスがはじまる
子どもの育ちを支える―大阪・西成のフィールドから 山本智子
虐待・DVサバイバーにおけるレジリエンス 田中ひな子
依存症からの回復―孤独をもたらすスティグマを超えて 新田慎一郎
セクシュアル・マイノリティ 佐々木掌子
新たな人生の始まりにする「ひきこもり」 境 泉洋
単身高齢者のレジリエンス 山崎幸子
精神障害者のレジリエンス―働くことと,愛すること 小林 茂
終末期ケアとレジリエンス 岸本寛史
災害被災者 大森哲至
[コラム]ホームレス―アメリカ,フィンランド,アフリカ大陸,イタリア,日本 森川すいめい

3-[基礎編]レジリエンスを探求する
「自ら助けを求めることのない人」へのアプローチ―アウトリーチと「孤独の尊重」 下平美智代
社会心理学から「孤独」にアプローチする 五十嵐祐
脳科学から「孤独」にアプローチする 杉岡良彦
ソーシャルサポートとレジリエンス 竹端 寛

4-[クロストーク]ヴァルネラビリティからレジリエンスへ
語り継がれるレジリエンス―震災後文学論 木村朗子
レジリエンスとリカバリー概念への批判的視点 石原孝二
レジリエンスとコミュニティの再生 萩原修子
1-序
特集にあたって―DSM診断は〈心〉の病名だろうか 黒木俊秀

2-総論
[対談]〈心〉の病名と精神医学をめぐる対話 北中淳子・黒木俊秀
「ポスト反精神医学」としての現代の臨床―精神病理学の視座 松本卓也

3-さまざまな臨床現場における〈心〉の病名を問う
〈ひきこもり〉支援における医療モデル 境 泉洋
トラウマの〈病名〉―効用と限界 大嶋栄子
高等教育機関における障害学生支援―合理的配慮における病名の役割 西村優紀美
司法判断における診断の意味―医療モデル(Medical model)と公正モデル(Justice model)を考える 橋本和明
心理療法の効果検証と医療モデル 岩壁 茂
精神医療のテリトリーと将来 村本好孝
診断の限界を乗り越えるために―ある自閉スペクトラム当事者の経験から 綾屋紗月
〈脳〉の病名を問え!―幻覚剤が拓く心理療法の最前線 黒木俊秀
[エッセイ]ペットロスの寛解過程 斎藤 環
[エッセイ]『ぼくらの心に灯ともるとき』を書いた理由―思春期の病名とは何か 青木省三
[インタビュー]現実をみつめて―多面的観察と多軸的思考 村瀬嘉代子・黒木俊秀

4-気になる〈心〉の病名―その効用と限界
遷延性悲嘆症(持続性複雑性死別悲嘆障害) 清水加奈子
ASD 黒田美保
成人ADHD病名の効用と限界 森 祥子・村上伸治
複雑性PTSD 大江美佐里
ゲーム障害(インターネットゲーム障害) 三原聡子・樋口 進
〈解離〉の病名 王 百慧
脱抑制対人交流症 山下 洋
線維筋痛症 宮岡 等・宮地英雄



特別講座
治療文化の考古学(アルケオロジー) 森岡正芳[編]
リズムにふれる 村上靖彦+宮地尚子
1,760円
1-総論
あいまいさのなかでの喪失と回復―存在と不在の「あいだ」を生きる 橋本和明

2-理論と考察――概念からみる喪失・悲嘆
複雑性悲嘆―概念と治療 中島聡美
あいまいな喪失とレジリエンス 黒川雅代子・瀬藤乃理子・石井千賀子
子どもの対象喪失―分離・愛着・物語 森 省二

3-事例と支援―事象からみる喪失・悲嘆
★個人の心的世界―ミクロレベル★
語りえない悲しみを支える―医療現場における子どもの死をめぐって 出﨑 躍
人生航路の舵を切る―いじめ・不登校・転校 奥野 光
予期せぬ別離・届かない言葉―喪失と悲嘆のケア,救援者の惨事ストレスケア 藤代富広
変わりゆく本人の傍らで―高齢者・認知症 扇澤史子
ふたたび生きて在るために―緩和ケアの現場で生と死の間を生きる 近藤(有田)恵

★変容する家族・パートナーシップ―メゾレベル★
「わが子が欲しい」という不妊治療をめぐる喪失・悲嘆―不妊治療・出生前診断 増田健太郎
虐待による一時保護,施設入所とあいまいな喪失 川﨑二三彦
ふたつの親子関係の中を生きる子ども―面会交流 町田隆司
わかれについて―犯罪被害遺族 櫻井 鼓
還らない生活―加害者家族 門本 泉

★コミュニティ・社会との軋轢―マクロレベル★
社会への信頼や人生を喪失した感覚を抱く人々―性暴力・性虐待被害 齋藤梓
貧困と疎外―「社会」と「世間」のあいだで 金井 聡
日延べされた服喪追悼―コロナ禍・死別・悲嘆 清水加奈子
「あいまいな喪失」と「公認されない悲嘆」―被災者のレジリエンスにおける社会的影響 瀬藤乃理子
1,760円
1-[総論]知っておきたい自殺対策の基本
自殺対策の是非と未来の自殺対策のあり方に関する試論―特集の意図と問題点を中心に 末木 新
自殺対策の現状と課題―自殺対策の振り返りとコロナ禍の経験をもとに 竹島 正
日本の自殺予防研究の現状と課題 影山隆之
自殺をせずに幸せに充実した人生を送る方法―ポジティブ心理学の立場から 島井哲志・荒木敏宏

2-知っておきたい自殺対策の現状と課題
自殺対策と心理職―保健・医療における自殺対策と心理職に期待される役割 河西千秋
自殺予防のための地域支援 勝又陽太郎
インターネットを活用した自殺対策の整理と今後の課題 髙橋あすみ
自殺予防教育―現状・方法・課題 川野健治
いじめ自殺―現状と対策の課題 下田芳幸・吉村隆之・平田祐太朗
職場の自殺―過労・ハラスメントの現状と自殺対策 山内貴史
孤独な高齢者が幸せに生きていくためには? 豊島 彩
コロナ下における自殺―現状と対策の方法 上田路子
災害と自殺 竹林由武
自死遺族支援―現状・方法・課題 川島大輔
社会は自殺予防対策の担い手をどう増やし,育てるか―民間非営利団体からの展望 伊藤次郎
2,640円
I-総論
痕跡から構想する力――企画にあたって/森岡正芳

II-治療文化の考古学(アルケオロジー)
対談1|文化を書く――見出された痕跡/象られていく星座/森岡正芳+江口重幸
心理臨床の生態学的転回(ecological turn)――生命的なプロセスとしての〈心〉/村澤和多里
心理臨床の身体論的転回/野間俊一

III-知の情念=受苦(パトス)
心理学の情動論的転回(affective turn)――スピノザからヴィコツキー/神谷栄司
情動論的疾病の時代にエモーショナルであること――情動論的転回から心理臨床へ/田澤安弘+歌音
アフェクトゥスの問題圏/箭内 匡
パトスの知――ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼカー/丸橋 裕
感情史とは何か/森田直子

IV-医の論理(ロゴス)と生の倫理(エチカ)
医療と宗教と心理学は出会えるのか――エマニュエル運動と『Psychotherapy』講座/江口重幸
病み,生きる,身体――身体医学史/田中祐理子
対話と倫理――正しさの在処/宮坂道夫
不確実性と終わりなき意思決定――アトピー性皮膚炎患者の事例から/牛山美穂
弔いの時間――カイロス(永遠の時間)/岸本寛史

V-傷と回復
対談2|傷と回復の「時」――トラウマの時間論/宮地尚子+森 茂起
貧困地域の考古学――西成の歴史,外国,障害,子育て支援/村上靖彦
トラウマ・スタディーズと批判的障害学を接続する/菊池美名子

VI-生存への制作(ポイエーシス)
「生存の美学」――フーコーのエートス/慎改康之
「暴力の予感」と,証人になること――「朝霞」,アルピジェラ,帰還兵/松村美穂
コミュニティを創造する――芸術のポイエシス/吉川由美
描く(書く)こと,生きること,死ぬこと/みやざき明日香

VII-ケアの公共圏――コラボレーション/イノベーション
対談3|心と社会――いずれが前景で,いずれが後景か/岸 政彦+東畑開人
〈ケア〉とは何か?――横臥者たちの物語/小川公代
ひとり生きるために――ケアされる自由のエスノグラフィ/髙橋絵里香
食事行為の緊張と緩和――縁食空間のケアについて/藤原辰史
権威に背を向けてオルタナティヴ医療を貫く患者たち/服部 伸
1,760円
1-[総論]トラウマ/サバイバル1-[総論]トラウマ/サバイバルトラウマ/サバイバルをめぐる断想 大嶋栄子

2-傷を生きる―批評と臨床[対談]傷を生きる 大嶋栄子・宮地尚子
傷つきのリトルネロ―DVを通して加害と被害を考える 信田さよ子
格差・貧困・ジェンダー 丸山里美刑務所内TCとサバイバル―受刑者の関係性は塀を越えられるか? 坂上 香
記憶の物語化―宮澤賢治を考えながら 森 茂起

3-傷をみつめる―臨床事例という経験傷つけられた子どもたちと,傷つける/傷ついた社会の〈再生〉―トラウマインフォームドケアの視点 野坂祐子
オンライン化がもたらすトラウマ被害者支援(ケア)の拡大 中野葉子
流転する加害/被害―DV加害者グループ 古藤吾郎
男性の性被害への視座 宮﨑浩一
二次受傷のセルフケア―援助者のためのマインドフルネス 小林亜希子

4-語りえぬものを語る―記憶の地層・痕跡の裂開シラフでクレージーになるために―表現としての回復 倉田めば
「私が“おれ”だった頃」―生き延びる希望 有元優歩
「その後の不自由」の“その後”を生きる 上岡陽江・カレン

★特別対談児童・思春期臨床で一番大事なこと―発達障害を巡って 青木省三・本田秀夫

★リレー連載臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第29回「「プロセスに基づくセラピー」事始め―「エビデンスに基づくセラピー」の先を行く,臨床心理学の新たな枠組み」 樫原 潤
主題と変奏―臨床便り第50回「対話者たることの資格を剝奪する」 石原真衣

★書評
津川律子・花村温子 編『保健医療分野の心理職のための対象別事例集―チーム医療とケース・フォーミュレーション』(評者:吉田三紀)
土橋圭子・渡辺慶一郎 編『発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック』(評者:吉村麻奈美)
傳田健三 著『大人の発達障害の真実―診断,治療,そして認知機能リハビリテーションへ』(評者:中西康介)
小栗正幸・國分聡子 著『性の教育ユニバーサルデザイン―配慮を必要とする人への支援と対応』(評者:三田村仰)
1,760円
1-[総論]問いからはじまる面接構造論
特集にあたって 上田勝久

2-面接構造を基礎づける―学派間対話
治療構造論を更新する―認識論から主体化へ 山崎孝明
治療構造論の影―ユング的治療態度 大塚紳一郎
「構造」しかない認知行動療法―認知行動療法における面接構造私(試)論 田中恒彦
パンダシステムで解説するブリーフセラピーの構造 生田倫子
ナラティヴ・セラピー―認証と多声に向かう臨床構造 安達映子

3-面接構造が動くとき―「枠」の柔軟性
生活臨床の場―精神科デイケア 北岡美世香
児童虐待への危機介入―決断主義という視点から 菊池裕義
コミュニティケア―所沢市の精神保健に係る取りくみ 下平美智代
治療構造のリフレクティング―反復(タクト)でなく更新(リズム)のために 矢原隆行
プレイセラピー 廣瀬幸市

4-変わりゆく面接構造―オンライン設定の応答性
オンライン設定における心的空間の平板化と拡張 堀川聡司
オンラインCBTと対面CBTの異同 岡村優希
応用行動分析学の立場から面接構造を考える 吉野智富美
心理療法の面接構造とオンラインカウンセリングについて―統合的アプローチの立場から 西野入篤
マインドフルネスの立場から 岸本早苗

連載
治療は文化である[責任編集]森岡正芳

[第3回]回復(リカバリー)を巡る対話
―当事者と専門家の「共通言語」を求めて 信田さよ子・倉田めば

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3
第28回「コンパッション―その進化と心理療法への応用」 浅野憲一

主題と変奏―臨床便り
第49回「コロナ禍のカンタービレ」 木村裕美

書評
花丘ちぐさ 著『その生きづらさ,発達性トラウマ?―ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント』(評者:吉田三紀)
西見奈子 編著『精神分析にとって女とは何か』(評者:中村留貴子)
長尾和哉 著『非行・犯罪からの立ち直り―保護観察における支援の実際』(評者:須藤 明)
原井宏明 著『認知行動療法実践のコツ―臨床家の治療パフォーマンスをあげるための技術』(評者:三田村仰)
1,760円
1-[総論]あたらしいアサーションをはじめよう
アサーションの多元的世界へ 三田村仰

2-[技法編]各技法から見たコミュニケーションのコツ
自分の気持ちがわからない……―エモーション・フォーカスト・セラピー(EFT) 岩壁 茂
大切な人とのアサーティブな関係を築く―カップル・セラピー 野末武義
コミュニケーションの困難に対するエクスポージャー療法 田中恒彦・倉重 乾
ACT Matrixから機能的アサーションを見極める―ダイアグラムを用いて 茂本由紀
普段使いの機能的アサーション―パートナーへの家事・育児の引き継ぎを例に 三田村仰
コミュニケーションの発想を広げる―行動分析学 田中善大
相手とのちょうどいい距離感を掴む―ディスコース・ポライトネス理論(DP理論) 宇佐美まゆみ

3-[展開編]ひらかれたアサーション
「本当の思い」は隠されている?―自閉スペクトラム症の女性のカモフラージュ 砂川芽吹
HSP(Highly Sensitive Person)の考え方―対人社会的環境という視点からの考察 飯村周平
カムアウト・パッシング・アサーション―LGBTQ 石丸径一郎
斜面の下に埋まっているもの―権力関係を背景としたコミュニケーションの不成立過程 西井 開

連載
治療は文化である
[責任編集]森岡正芳
[第2回]文化×物語=社会
江口重幸・東畑開人
1,760円
1-[総 論]アセスメントの基本を考える
[インタビュー]アセスメントを再起動する 岩壁 茂

2-[基礎篇]アセスメントを理解する
ケースを観察する―力動的アセスメント 上田勝久
ケースを査定する―心理検査 風間雅江
ケースを組み立てる―協働作業としてのケースフォーミュレーション 三田村仰
ケースの「見立て」を書く作業 山本 力
ケースを語る―フィードバック 野田昌道

3-[応用篇]アセスメントを実践する
[医療]“主訴”が語られなかったら?―情報収集と仮説生成 出﨑 躍
[医療]属人的で断片的な情報をどうつなぐか?―チーム医療における情報共有 扇澤史子
[福祉]優先すべきは治療か生活か?―支援者が認識すること・できること 山口創生
[福祉]「被害者」を包括的に支援するには?―査定と連携 齋藤 梓
[司法]アセスメント面接におけるうそと真実 門本 泉
[司法]親子の「絆」を見極めるには?―面会交流 町田隆司
[教育]「問題児」が虐待されていたら?―ファーストクライエントの特定 野坂祐子
[教育]査定の結果をどう支援に活かすか?―チーム学校と協働的なコンサルテーション 橋本忠行
[産業]ハラスメントをどう理解し対応するか?―企業の動向および効果と限界 山田竜平・渡部 卓
[産業]悩める組織と社員に何ができるか?―個人と環境・疾病性と事例性 榎本正己・松本桂樹

4-[資料篇]アセスメントを研究する
アセスメントを学ぶ基本書セレクション


新連載 [短期連載]治療は文化である
第1回 感情と癒し―心理学と社会学のクロストーク 山田陽子・岩壁 茂・森岡正芳
1,760円
1-総論
日本のひきこもり 境 泉洋
ひきこもり本人 Toshi
ひきこもり「当事者の知」―親の立場で 伊藤正俊
コロナウイルスとひきこもり 池上正樹

2-ひきこもりの理解
ひきこもりの生物学的基盤―ひきこもりにバイオマーカーは存在するのか? 早川宏平・加藤隆弘
発達的要因・個人要因 齊藤万比古
ひきこもりの理解―家族関係 野中俊介
ひきこもりの文化・社会的要因―文化心理学からの検討 Koh, Alethea H.Q.・Liew Kongmeng・内田由紀子

3-ひきこもりの支援
家族支援 平生尚之
居場所支援 田中 敦
本人支援―主として相談室などでの対面的支援 竹中哲夫
「働かなくても良い」から始まる就労支援 芦沢茂喜
訪問支援 齋藤暢一朗
危機介入 山本 彩
ファイナンシャル支援 村井英一
ひきこもり本人がいるきょうだいへのアプローチ―「KHJひきこもり兄弟姉妹の会」の実践活動から 深谷守貞
コロナ危機とひきこもり 中垣内正和
1,760円
1-総論
虐待臨床の難しさ 川島ゆか

2-児童虐待への基本的視点
虐待などのマルトリートメントが子どもに与えるダメージ―脳神経科学の立場から 友田明美
児童虐待防止法・DV防止法 久保健二
アセスメントの難しさ―複合要因とグレーゾーン 坂入健二
スクールカウンセリングと児童虐待 本間友巳
サバイバーの声を聴く 大嶋栄子・有元優歩

3-回復への道のりを多面的に考える
犯罪心理鑑定に見る被害と加害―小説『ファーストラヴ』における隠された虐待 橋本和明
虐待と加害者臨床―被害感情をどう扱うか 門本 泉
加害者臨床について―DVと虐待をめぐって 信田さよ子
子どもの性虐待 與那覇聡
児童自立支援施設の実践と新たな被虐待児ケアの可能性 富田 拓
児童相談所の実践 川﨑二三彦
社会的養護における実践 樋口亜瑞佐

4-児童虐待と社会
家族主義の陥穽―相対的剥奪とスティグマ化 土井隆義
さまざまな養育の形 津崎哲郎
「育て方がわからない」男たちの子育て論―弱きものへの応答責任(responsibility) 清田隆之
多文化家族と虐待―学校現場から 馬場幸子



緊急特集
コロナウィルス時代のカウンセリング2.0

岩壁 茂[編]
2,640円
1-ケアがうまれる――治癒と臨床のエスノグラフィ
①文化と癒し/文化の危機/(立命館大学)森岡正芳
②野生の思考――臨床知を再配置する/(十文字学園女子大学)東畑開人
③あたらしい狂気の歴史――精神病理の哲学/(立命館大学)小泉義之

2-ケアがはじまる――治癒と臨床を巡る対話
①来たるべき治癒へ――ケアとキュアの交差域/森岡正芳+東畑開人+北中淳子

3-精神の危機――わたしたちはどのような時代を生きているのか?
①感情は管理しなければならない――自己のテクノロジーと感情資本主義/(広島国際学院大学)山田陽子
②狂気こそ正常/(成仁病院)春日武彦
③癒しは存在しない/(原宿カウンセリングセンター)信田さよ子
④加速する自己啓発/(大妻女子大学)牧野智和

4-地霊と治癒――辺境(エッジ)と局在(ローカル)にケアを求めて
①言葉が癒しとつながるところ/(多摩美術大学)安藤礼二
②仏教はいかに心の平安を与えたか/(健康科学大学)井上ウィマラ
③日本の「頂点文化」と癒し/(筑波大学)津城寛文
④霊性と治癒――多文化フィールドワークからの考察/(北海道大学)煎本 孝
⑤東洋思想と精神療法/(広尾心理臨床相談室)森山敏文
⑥日本の精神文化と精神医療――日本の音楽療法史から/(武蔵野中央病院)牧野英一郎

5-歴史と記憶――時の痕跡はささやく
①悲嘆を共に生きる――グリーフケア/(上智大学)島薗 進
②ケアの共同体――想起と回復/(広島大学)松嶋 健
③戦争の傷痕・帰還兵の回復――トラウマとアート/(一橋大学)松村美穂
④紡がれる記憶――沖縄戦体験者と「見える物語綴り法」/(沖縄大学)吉川麻衣子

6-病いと物語――実践を紡ぐ・文化を書く
①物語としての病い――臨床になぜ「文化」という視点が必要なのか/(東京武蔵野病院)江口重幸
②対話とポリフォニー――隔離と分断を超えるために/(兵庫県立大学)竹端 寛
③集合的記憶と空間の実践/(名古屋大学)安川晴基
④ラ・ボルド病院で見えたもの/(写真家)田村尚子
⑤病いとトラウマ――韓国社会におけるがん事例を通して/(立命館大学)澤野美智子

7-生き延びること――生活者への帰還
①生きられた身体――摂食障害と回復のストーリー/(国際医療福祉大学)磯野真穂
②自己治癒的コミュニティの形成/(九州大学)飯嶋秀治
③アウトサイダー・アート――アール・ブリュットの力/(甲南大学)服部 正
④失われた「声」を求めて――生き延びること/表現/(大阪ダルク)倉田めば
⑤ギャンブル依存自助グループ――民間療法研究から/(大谷大学)滝口直子
⑥当事者研究とオートエスノグラフィ――サイレント・アイヌの沈黙を照らす/(北海道大学)石原真衣
⑦当事者の生は、専門家が去った“その後”も続く/(リカバリー)大嶋栄子
1,760円
1-総論
心理療法・カウンセリングにおける「問うこと」と「聴くこと」 石垣琢麿
問う力・聴く力を涵養する―能動性を内包する受動性/理論と技法を支えるジェネラルアーツ 村瀬嘉代子
ケアする人の対話スキル 井上祐紀

2-問う力・聴く力を身につけて、使ってみる
パーソンセンタード・アプローチと「問う力・聴く力」 久羽 康
精神分析と「問う力・聴く力」 山崎孝明
基本の重要性をあらためて問う 石川亮太郎
ブリーフセラピーと「問う力・聴く力」 黒沢幸子
グループサイコセラピィと「問う力・聴く力」 橋本和典
森田療法と「問う力・聴く力」 塩路理恵子
オープンダイアローグと「問う力・聴く力」 下平美智代

3-何を問うべきか・何を聴くべきか―障害・問題別の対応集
子どもにどう問いかけるか 出﨑 躍
高齢者にどう問いかけるか 岸本寛史
発達障害の「こまりごと」にどう対処するか―まとまらない主訴 中島美鈴
激しい怒りにどう対処するか―アンガーマネジメント 壁屋康洋
身体疾患の患者さんとどう語るか?―がん患者さんを例に 藤澤大介
身体を整えるためにはどう対話するか―生活習慣病ケア 巣黒慎太郎
トラウマを受けた人にどう問うべきか―安全の保障 大澤智子
ひきこもり本人と共に生きる家族とどう話し合うか 境 泉洋
産業領域のハラスメント相談対応における問う力・聴く力 津野香奈美



緊急特集
コロナウィルス時代のカウンセリング1.0

岩壁 茂[編]

特集の序 岩壁 茂
総論 村瀬嘉代子

1-カウンセリング実践レポート1.0
コロナの時代の愛―つながりを再考する 東畑開人
オンライン面接の肌感覚 三田村仰
ディスプレイのなかに「枠」を組み立てる 原田 陸・櫻本真理
新型コロナウィルス(COVID-19)・パンデミックは我々のメンタルヘルスの状態を悪化させているのか? 末木 新・上田路子
カウンセラーのセルフケア―マネジメントとトレーニング 山内志保

2-カウンセリング研究ノート1.0
コロナ禍がもたらしているのは,不安や絶望だけなのだろうか―心を騒がせる要素とメディアリテラシー 春日武彦
新型コロナウィルス流行時のこころのケア 竹林由武
コロナウィルス時代を生き抜くためのリファレンスガイド 井上ウィマラ
親密圏の行方と心理臨床の可能性 橋本和明
感染者への差別とスティグマ 石垣琢麿
1,760円

1 [総論]感情の正体をつきとめる!
感情への招待―基礎心理学と臨床心理学のクロストーク:岩壁 茂

2 感情ってなに?―リサーチマップ
ソマティック・マーカー:大平英樹
比較認知科学からみた共感の進化:山本真也
アタッチメント(ジョン・ボウルビィ)―発達心理学と感情:井上果子
「情の理」論―感情の中に潜む合理なるもの:遠藤利彦
持続的な幸福(マーティン・セリグマン)―ポジティブ心理学と感情:浅川希洋志
妬みとシャーデンフロイデ:髙橋英彦
羞恥・健康―社会心理学と感情:樋口匡貴
スポーツパフォーマンスと感情―精神生理学からのアプローチ:手塚洋介
表情読解・ノンバーバルコミュニケーション―パーソナリティ心理学と感情:藤原 健
トラウマ―ポリヴェーガル理論と感情:岡野憲一郎
神経精神分析と感情:成田慶一

3 感情を拓く!―アプローチガイド
エモーション・フォーカスト・セラピー―恥のアセスメントと介入:山口慶子
AEDPによる心の痛みへのアプローチ―安心安全の関係性と感情体験の深化:花川ゆう子
スキーマ療法では感情をどう取り扱うか:伊藤絵美
コンパッション・フォーカスト・セラピーによるうつ・不安感情へのアプローチ:浅野憲一
弁証法的行動療法と感情調節―特に怒りに関して:松野航大・遊佐安一郎
メンタライゼーション―愛着:池田暁史
動機づけ面接における感情について:山田英治
グリーフケア・悲嘆カウンセリング―悲嘆:山本 力


投 稿
原著論文 発達障害を対象にした通級指導教室におけるソーシャルスキルトレーニングの効果の検討―学ぶべき課題の自己理解,通級時間数に焦点を当てて:岡田 智・山下公司・岡田克己・森村美和子・中村敏秀
原著論文 大学生の「発達障害についての理解度」と「発達障害学生に対する援助意識」との関連性:京極暁子・廣澤愛子・大西将史

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3(22) 「クライアントの経済困窮感と心理療法」:和田香織
主題と変奏―臨床便り(43) 「能楽の魅惑と心理臨」:前原寛子

書 評
藤井真樹 著『他者と「共にある」とはどういうことか―実感としての「つながり」』(評者:田崎みどり)
井上祐紀 著『子どものこころ・発達を支える親子面接の8ステップ―安全感に根差した関係づくりのコツ』(評者:吉田三紀)
藤岡淳子 編著『治療共同体実践ガイド―トラウマティックな共同体から回復の共同体へ』(評者:小林美智子)
1,760円

1 総論
心理臨床における「こころ」と「からだ」―ともに抱えることの大切さと難しさ:黒木俊秀
心身相関の基盤としての脳:富田 望・熊野宏昭
アフォーダンスからの希望:染谷昌義
心身相関の精神病理学:野間俊一
[インタビュー]神田橋條治先生に聴く―心身相関といのち:神田橋條治・黒木俊秀

2 理論編
「こころ」の痛みと「からだ」の痛み―慢性疼痛臨床における心身相関:細井昌子・伊津野 巧・茂貫尚子・末松孝文・安野広三
「こころ」と「からだ」をつなぐもの―最近の遺伝学や精神神経免疫学からの知見:河合啓介・藤本晃嗣
ソマティック心理学と心理臨床―“ 架け橋の心理学”の紹介と展望:久保隆司
自閉スペクトラム症の「こころ」と「からだ」の特徴と支援:岩永竜一郎
子どもの「こころ」と「からだ」の心理臨床:大堀彰子
女性の「こころ」と「からだ」の特徴と臨床:平島奈津子

3 実践編
災害被災者の「心のケア」における「からだ」の役割:岩井圭司
マインドフル瞑想における「こころ」と「からだ」:井上ウィマラ
「こころ」と「からだ」を支える臨床動作法の技法:藤吉晴美
森田療法における心身相関:竹田康彦・黒木俊秀
トラウマ・ケアと身体―EMDRおよび他の技法:南川華奈・天野玉記・市井雅哉


投 稿
原著論文 心理師(士)初回面接におけるセラピストの肯定はクライエントにどのように評価されるか―模擬面接ビデオを用いて:横田悠季・吉田寿美子・岩壁 茂
資料 公立中学校教員を対象としたヤングケアラーに関する生活状況および校内での支援に関する調査:奥山滋樹

リレー連載
臨床心理学・最新研究レポート シーズン3(21) 「「大切な思い出」が高齢者にもたらす影響―高齢者の自伝的記憶に関する介入研究の今」:屋沢 萌
主題と変奏―臨床便り(42) 「語りから立ち上がる未来―前方視的再構成法」:白井利明

書 評
日本総合病院精神医学会 リエゾン多職種委員会 編著『精神科リエゾンチーム活動指針』(評者:稲本絵里)
仙道由香 著『心理療法に先立つアセスメント・コンサルテーション入門』(評者:木下直紀)
ジェフリー・K・ザイグ 著『エリクソニアン催眠誘導―体験喚起のアプローチ』(評者:松木 繁)
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商品情報・内容

  • 出版社:金剛出版
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:奇数月10日

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