住宅建築 発売日・バックナンバー

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特集
オークヴィレッジの50年
木の文化をつなぐ

木造建築に夢を見る
上野英二

対談
木造文化、ふたたび
上野英二×横内敏人

木造8題  設計・施工=オークヴィレッジ

100年の杜に建つ木造
明治神宮CAFE 杜のテラス

母屋と土蔵を活かし、3世代で暮らす
住み継がれる家

緑を愉しむ街中の住まい
中庭のある家

適切な改修によって、現代の暮らしに寄り添う民家へ
飛騨高山に蘇る家

五角形の木の空間で音を奏でる
ピアノホールのある家

木造ホールを移築し、永く使い続けられる場所へ
井深大記念館

祖父が育てた木で営みの場をつくる
木戸脇果樹園 オーチャードハウス

大屋根が暮らしを包む
百年住みたい家

100年後の森と建築
稲本正


新シリーズ
祈りの場 弔いの場
世界平和記念聖堂
設計=村野藤吾 文=松隈洋


特別記事
佐藤重徳「住宅の骨格」

生活と建物をささえる建築の骨格
佐藤重徳

設計=佐藷重徳建築設計事務所
「住宅の骨格」のはじまり
麻生の家

光と壁がつくる「住宅の骨格」
giogio factory

外側から考える
府中の家

自然を楽しむ「住宅の骨格」
一色の家

山と繋がる「住宅の骨格」
駒ヶ根の家


シリーズ
研究室からフィールドヘ 第52回
「巣材の家」プロジェクト
早稲田大学建築学科 山田宮土理研究室+足利大学工学部創生工学科 中村航


連戟
和の世界の空間探求 第6回
現代住宅における「和室」イメージの地図を描く
企画・監修=服部岑生 文=山岸輝樹

次代の建築家 第20回
風間の家
設計= 中山貴史建築設計事務所


書評
『神戸――戦災と震災』(村上しほり 著、ちくま新書)
評者=石榑督和

全国建築学生チャレンジコンペ
「まだ名もない和の表現」『住宅建築』編集長賞受賞作品発表

イベント
プロフィール
次号予告
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人が健やかに暮らすために、どんな住まいをつくるべきだろうか。そもそも、人にとっての快適な環境とはどのようなものを指すのだろうか。 この4月から住宅を含むすべての建築について省エネ基準の適合が義務化される。これ以前から断熱・気密性能の向上や、パッシブデザインへの関心と実践は広がりつつある。一方で、性能や数値だけが目的になると、その建築がもっている本来の美しさや個性が損なわれてしまう可能性もある。また、日本の伝統木造はそうしたものとは別世界のものとして語られることもあるが、土間や軒下空間など、数値だけでは分からない魅力がある。  心地よさの感じ方は人それぞれであり、一様ではない。本特集では、自然の力と自然素材、知恵と技術を生かした、さまざまな快適な住まいのあり方を実例を通して探る。 特集 住まいと健康/対談 人間力と快適性を問い直す 宿谷昌則×山田貴宏 暮らしのなかで多様な関係性と小さな循環を生み出す さとのえ 設計= ピオフォルム環境デザイン至/山田貴宏+鈴木隆史 木と土がもつ素材としての性能を生かす 美郷アトリエ 設計・施エ=もるくす建築社/佐藤欣裕 インタビュー 素材の可能性を探り、心地よい空間を目指す 佐藤欣裕 仕上げに厚みをもたせ、快適性に繋げる TAN HUT 設計= もるくす建築社/ 佐藤欣裕 階段が快適さと繋がりを生む 田中の家 設計=hut建築事務所/田中圭+籐沢和哉 自然索材に包まれた光と風を感じる住まい 広尾の家 設計=鈴木雅也建築設計事務所 版築の壁と借景 東生駒の家 設計=乗松得博設計事務所 気候風土適応住宅 自然と伝統を生かす住まいのあり方 地域の職人、住まい手とともにつくる 誕生と成長の家 設計・施工=野の草設計室/橋詰飛香 筑波山麓板倉仮設転用住宅 堀端の家 設計=里山建築研究所 縁側で過ごす 自然を楽しむ街の家 設計・施エ=綾部工務店/綾部孝司 気候風土適応住宅という もう一つの住まいの姿 綾部孝司 シリーズ 建築家の思考と実践を実測図で解く 第2回 ―建築と庭― その2 日の光 次代の建築家 第19回 近江路の家 改修設計=多和良屋/杉中俊介+杉中瑞季 和の世界の空間探求 第5回 ドイツでの和の実験・器 UTSUWA 研究室からフィールドヘ 第51回 岐阜県立森林文化アカデミー 木造建築軒攻―自力建設― 手描き図面に込めた想い 第23回 鬼頭梓の建築 その5 洲本市立洲本図書館 書評 『未完の建築 前川國男論・戦後編』(松隈洋 著、みすず書房) 評者=林大地 イベント/プロフィール/次号予告
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別荘地として知られる軽井沢。その町並みは異国情緒にあふれ、夏は涼しく快適で、古くから避暑地として栄えてきた。この地は別荘地としてどのように発展してきたのだろうか。特集前半では軽井沢で多くの建築を手がけ、近年注目の高まる「morinoie」の別荘建築を紹介する。後半では、軽井沢の別荘地としての歴史を振り返るとともに、現状を伝える。 特別記事では木組みや真壁、左官の技術など、日本独自に発達してきた伝統技術を活かしつつ、意匠・構造的な独創性や、現代の暮らしに合わせて心地よく暮らすことができる住宅を、現代の民家として紹介する。 特集 軽井沢の別荘文化 ―第1章― morinoie 森の日常を紡ぐ 都市と自然の狭間に行む―不動性と順応性― 福岡みほ 浅間山を望む庵 sumori-an 設計=Now and Then/福岡みほ 家族の記憶を繋ぐ大屋根 緑の轍に立つ森荘 設計=Now and Then/福岡みほ 大きな自然に包まれる 九坪の櫻庵 設計=Now and Then/福岡みほ 季節の表情を映しとる白 白の家 設計=Now and Then/福岡みほ ―第2章― 軽井沢別荘地の歩み 軽井沢開発と別荘建築 内田青蔵 W?M・ヴォーリズが遺した別荘建染としての原点 ヴォーリズ山荘 設計= W・M・ヴォーリズ 倹約と同胞愛の精神を宿す山荘建築 亜武巣山荘 設計= W・M・ヴォーリズ 軽井沢を避暑地に変えたものは何か 花里俊廣 ―第3章― 軽井沢のこれから レポート 軽井沢の森と文化を育む住まいづくり 軽井沢の山荘(吉村別荘) 設計=吉村順三 私の大好きな軽井沢 古村隆子 特別記事 現代の民家を考える 大径木がつくる健やかな住まい 土絵と本の家 設計=Ms建築設計事務所/三澤文子 世代循環を促す農的民家づくり 農縁坐暮 設計=瀬野和広+設計アトリエ/瀬野和広 地下室をそなえた現代の民家 西中瀬の家 設計・施工=扇建築工房/佐籐友也 本棟造り2棟が建ち並ぷ長野の伝統的民家 本棟の家 改修設計=降幡廣信建築設計事務所/降幡廣信 次代の建築家 第18回 湯河原の擁壁 設計=Strings Architecture/齋藤弦+湖雲山/酒井禅道 和の世界の空間探求 第4回 若者の和のイメージ 企画・監修=服部岑生  文=亀井靖子 シリーズ 研究室からフィールドヘ 第50回 大崎上島町リノベーションプロジェクト 広島大学 角倉英明・石垣文研究室 INTERIOR -Art of Presence- 第38回 Asher House MIKI TAKASHIMA 手描き図面に込めた想い 第22回 鬼頭梓の建築 その4 山口県立山口図書館 山口県立美術館 監修・文=松隈洋 書評 『カルロ・スカルパのH本』 (J・ K・マウロ・ピエルコンティ 著、三浦敦子 訳、鹿島出版会) 評者=土居義岳 イベント プロフィール
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創刊50周年を記念する今号の特集では自然や文化、産業を生かして課題に向き合いつくられた地域の建築を取り上げる。 2020年から続いたコロナ禍が落ち着いてきた頃、2024年元旦に能登を地震が襲い、9月には豪雨が再び能登を襲った。生活を脅かす出来事が続き、働き方の変化や移住など転機になったという人もいるだろう。こうした大きな出来事の一方で、日本各地で高齢化、人口減少がじわじわと進んでいる。かつて各地で巨額の税金を使った大型施設が建設され、ハコモノ行政と批判された。一方で近年は、大きなお金を使って建てて経済を動かすのではなく、小さくても持続できる方向にシフトする人や地域が増えてきている印象がある。自分にとっての「豊かさ」を見つめ直し、その土地の自然や文化、産業を生かし地域が抱える問題と向き合おうとする人たちが増えていると言えるのかもしれない。 建築は基本的に不動で、建築の周りは変化してゆく。建築はそうした変化も受け入れながら、常に人の居場所であり続ける。さまざまな転換期をむかえるいま、地域で建築をつくることの意味、建築の役割を問う。 瀬戸内海とともに大きな時間に抱かれる 時の納屋 香川県さぬき市 設計=堀部安嗣建築設計事務所 対談 自然のなかで育まれ、時を繋いでゆく場所 大山茂樹×堀部安嗣 あるものを活かし、奥多摩の魅力を伝える さとローグ 東京都奥多摩町 改修設計=堀部安嗣建築設計事務所+NIa インタビュー ふるさとの物語を繋ぐ 嶋田俊平×会田均 町を見守り続ける小さな2つの建築 ある町医者の記念館 南の家 鹿児島県薩摩郡さつま町 設計=堀部安嗣建築設計事務所 傍観者であってはならない 堀部安嗣 農業と福祉の拠点 あるきだす 滋賀県栗東市 設計=b.i.n木村敏建築設計事務所 記憶を編む、新しい不動産の取り組み 菊川の家 石川県金沢市 企画=ことのは不動産/松本有未 能登のこれから―里山里海とともに 心身ともに休まる居場所 湯宿 さか本 石川県珠洲市 設計=高木信治建築研究所 改修設計=橋本建築造園設計/橋本浩司 レポート 能登半島地震における伝統構法民家の被災状況調査から 日本民家再生協会 民家再生技術部会 特別記事 挿入と減築が生み出す新たな暮らし 斜めの壁が生み出す小空間を楽しむ 下鴨の家 改修設計=多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN 特別記事 挿入と減築が生み出す新たな暮らし 90年生き続ける建築 鈴木医院 改修設計=多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN 特別記事 挿入と減築が生み出す新たな暮らし 三角形に切り込むように減築し、路地に繋がる外部空間を取り込む 仏光寺の家 改修設計=多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN シリーズ 研究室からフィールドへ 第49回 加子母木匠塾 2024 和の世界の空間探求 第3回 民家の和のメタファー 企画・監修・文=服部岑生 INTERIOR -Off Grid Living- 第37回 Thorpe+Pijoulat MIKI TAKASHIMA 手描き図面に込めた想い 第21回 鬼頭梓の建築 その3 日野市立中央図書館 監修・文=松隈洋 書評 『都市と緑の人類史』(ベン・ウィルソン 著、森夏樹 訳、青土社) 評者=山田貴宏 イベント・ニュース プロフィール/次号予告
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造作や家具は脇役と捉えられることもあるが、住まい手の生活や個性、つくり手の意識が、目に見える「形」、身体に触れる「形」となって現われる重要な要素と言える。そこで特集では建築と人を繋ぐ「造作と家具」に焦点を当て、住まい4軒と家具デザイナー・水之江忠臣の小椅子とその精神について紹介する。

特集 造作と家具―生活の美学― 響き合う空間とディテール 碧南市の住宅 設計=服部信康建築設計事務所
特集 造作と家具―生活の美学― 構造と造作、無垢と合板のバランスを追究する 名古屋市の住宅 設計=服部信康建築設計事務所
特集 造作と家具―生活の美学― 交差する造作と視線 国分寺の家 設計=森田悠紀建築設計事務所
特集 造作と家具―生活の美学― 造作が生む居場所 高尾の家 設計=アトリエムスタ設計室/黒澤彰夫
水之江忠臣 小椅子が伝えるリ・デザインの精神
天童木工本社工場 生産の現場を訪ねて
特別記事 暮らしに寄り添う住まい  落ち着いた暮らしのための仕掛け 中庭のある家Ⅱ 設計=神家昭雄建築研究室
特別記事 暮らしに寄り添う住まい 夫婦と猫の暮らす程よい住まい 東紀寺の家 設計=美建設計事務所/石井智子
特別記事 暮らしに寄り添う住まい 大屋根が集う家族を優しく包みこむ 散歩の家 設計=宗像秀展+八光建設SIMOKU
森と人と建築と 第24回 竹建築が紡ぐ未来 その2 環境建築のニューフロンティア 企画・監修=落合俊也
次代の建築家 第17回 和邇のコート・ハウス 設計=design it/池田隆志+池田貴子
和の世界の空間探求 第2回 江戸の和のメタファー 企画・監修・文=服部岑生
研究室からフィールドへ 第48回 段丘崖のため池 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024 岩城和哉+東京電機大学岩城研究
INTERIOR -Feeling of Connection- 第36回 Brady+Walker MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第20回 鬼頭梓の建築 その2 東京経済大学図書館 監修・文=松隈洋
書評 『世界への信頼と希望、そして愛 アーレント『活動的生』から考える』(林大地 著、みすず書房) 評者=島田潤一郎
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リモートワークの導入など、働き方の変化は暮らしを多様化させ、自然豊かな地方・郊外への移住者が増えている。その一方で都市にしかない魅力もある。都市にはさまざまなものが集まり、利便性も高い。現在、郊外の住宅地やニュータウンの老朽化、住む人の高齢化、人口減少が進むなかで、豊かに暮らしていくためにこれからの都市と郊外にはどのような居場所が必要になるのだろうか。特集では都市と郊外の5つの住まいを通してこれからの住まいのあり方について考える。

特集 都市と郊外の居場所 建築と緑がつくり出す都市の棲家 天神町place  設計=伊藤博之建築設計事務所
健やかな風景と暮らしを育む ちっちゃい辻堂  設計=ピオフォルム環境デザイン室/山田貴宏
暮らしと環境と技術の程よい関係 文=山田貴宏
未来食堂と街のえんがわ 各務さんの家  設計=ニコ設計室/西久保毅人
住宅街の住まいを閉じつつ開く 睫々居  設計=中川雄輔+木々のや/奥村英史+奥村悠視
街と人を見守り続ける場所 桜台ビレジ  設計=内井昭蔵
環境調整装置としての桜台ビレジ  内井昭蔵
内井建築の原型を伝える T邸  改修設計=ショセット建築設計室/伊藤康行
既存の斜め壁をデザインに取り込む W邸  改修設計=ショセット建築設計室/伊藤康行
桜台ビレジに暮らし、改修すること 文=伊藤康行
内井昭蔵のデザインマインド―環境建築― 文=松岡拓公雄
シリーズ 森と人と建築と 第23回 竹建築が紡ぐ未来 融合する都市と森の景 その1 企画・監修=落合俊也
特別記事 岡山 古民家再生工房35周年 工房のこれからと矢吹昭良の与えた影響
「民家増幅装置」による再生  矢吹昭良
“緑の建築”  矢吹昭良
古民家再生工房35周年展【ギャラリートーク】 地域文化の時間軸を建築で次世代へ繋げる 上田恭嗣+丹羽英喜+楢村徹+神家昭雄+大角雄三
岡山モダンヴァナキュラリズム  平良敬一
古民家再生を担う次世代の建築家
和の世界の空間探求 和室の原点  企画・監修・文=服部岑生
次代の建築家 第16回 家の躯体  設計=IGArchitedts/五十嵐理人+南野友子
かやぶきゴンジロウ 東京大学大学院 岡部明子研究室
INTERIOR -Back to Neutral- 第35回 AuMaitre-Hersey’s House  MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第19回 鬼頭梓の建槃 その1 弘前中央高等学校講堂 MIDビル 監修・文=松隈洋
書評 『図説 付属室と小屋の建築誌 もうひとつの民家の系譜』(大場修 編著、鹿島出版会) 評者=藤岡龍介
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竹原義二のつくる暮らしの場を特集する。住宅やグループホーム、障がい者施設や認定こども園など、それぞれ異なる生き方に合わせておおらかに、住む人のふるまいに呼応した設計を心掛けてきた竹原義二。今回は竹原がこれまでに設計した住まいを順に訪ねていくことで、いま一度改めて自身の道筋を振り返るとともに、「住まい」とは何かを語っていただいた。



特集 竹原義二 人が生きるを問う
住まいの原型 鶴の里の家 設計=竹原義二/無有建築工房
インタビュー「鶴の里の家」で過ごした7年 鶴の里の家建主×竹原義二+藤原徹平
帰る場所 ホームふじ 設計=竹原義二/無有建築工房
帰る場所がある、という当たり前 文=竹原義二
新しい家族のかたち コーポ洗谷 設計=竹原義二/無有建築工房
原風景となる場所 さざなみノイエ 設計=竹原義二/無有建築工房
座談 子ども達との暮らしを生み出す私達のイエ 難波元實×藤原徹平×竹原義
竹原義二論 「ズレ」構成論、建築動態化論、人間的で寛容な場を生み出す建築について 文=藤原徹平
特別記事 住まいと庭をととのえる 日々の変化を楽しむ住まいと庭 わたしたちの家 改修設計・施工=木むら設計室/木村孝憲
特別記事 住まいと庭をととのえる 祖父の家を受け継ぎ、内外をバランスよくととのえる 稲荷の家改修 改修設計=町秋人建築設計事務所
特別記事 住まいと庭をととのえる おだやかな地域の風景を受け継ぐ 築100年の家 喫茶好日 改修設計=ヨネダ設計舎/米田雅樹
特別記事 住まいと庭をととのえる 2つの中庭が3世代を繋ぐ 続・中野家の家 改修設計=Endo Kikuchi Design/遠藤奈々子
庭から繋がる家づくり WAKUWORKSの取り組み やぼろじ
庭から繋がる家づくり WAKUWORKSの取り組み 府中本町の家
庭から繋がる家づくり WAKUWORKSの取り組み 里山農家の風土再生
次代の建築家 第15回 林崎松江海岸の家 カレーハウスバブルクンド 改修設計=一色暁生建築設計事務所
研究室からフィールドへ 第46回 近畿大学建築学部 セルフビルドの茶室
INTERIOR -Strange is Beautiful- 第34回 Kedigian’s Apartment MIKI TAKASHIMA
建築家の思考と実践を実測図で解く 第1回 ―建築と庭(その1)― 図・文=金澤良春
書評『増田友也の建築世界』(田路貴浩 著、英明企画編集) 評者=笠原一人
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それぞれの地域を拠点に設計施工を行う4組を紹介する。素材と職人の力を引き出し、独自の建築をつくり出す宇野友明建築事務所。伝統に根ざしながら現代の暮らしに寄り添い、庭も手がける安藤工務店/安藤建築設計事務所。地域の風景に溶け込み、造作による細やかな住まいづくりを行うバウムスタイルアーキテクト。大工・職人を育て、建築づくりを通して山の循環を目指す六車工務店+六車誠二建築設計事務所。設計施工の取り組みは4組それぞれだが、共通するのは、建主にとってどんな建築が良いか思考を繰り返し、「設計」を軸にしながら、職人とのコミュニケーションを取り「施工」し、共に創造していこうという姿勢だ。4組の取り組みから、設計施工による建築の可能性を探り、設計者・職人・建主・素材の関わりについて考える。



巻頭記事 旧柏倉家住宅 地域文化を育み、記憶する家
特集 設計施工の思考と創造
宇野友明建築事務所 つくる喜びと楽しさを与えてくれる場所/三河湾の眼前に建つ列柱 寺部のゲストハウス 設計・施工=宇野友明建築事務所
安藤工務店 安藤建築設計事務所 見る人の胸に何物かを刻みつける建築/丘の上に建つ、折置組で構成されたのびやかな平屋 妹尾崎の平屋 設計・施工=安藤工務店 安藤建築設計事務所/安藤洋介
バウムスタイルアーキテクト 職人・建主とともに心地よい場をつくる/全体が緩やかに繋がり、庭と読書を楽しむ住まい 御津の家 設計・施工=バウムスタイルアーキテクト/藤原昌彦
六車誠二建築設計事務所 六車工務店 ローカルとローカルを繋ぎ導く、設計の役割/縦横3つに分節された空間が借景の緑と風を取り込む Arca 設計=六車誠二建築設計事務所 施工=六車工務店
特別記事 聴竹居 自然・人・技を繋ぐデザイン
シリーズ 登録有形文化財のこれから 第7回 持続的な保存・活用のために季節を愛でる食事処へ改修 飯沼本家主屋 改修設計=建築設計事務所 山田屋/山田哲矢 施工=岩瀬建築
連載 次代の建築家 第14回 明恵庵 設計=kvalito/水上和哉
研究室からフィールドへ 第45回 芝浦工業大学 空き家改修プロジェクト 東伊豆設計室
INTERIOR -Sense of Progression- 第33回 Brooks’Apartment MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第18回 広瀬鎌二の建築 その6(最終回) RCH-11(上小沢邸)SH-60 監修・文=広瀬鎌二アーカイブス研究会
書評『建築家による「日本」のディティール――モダニズムによる伝統構法 の解釈と再現』(青柳憲昌 著、彰国社) 評者=玄田悠大
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コンクリートの可能性を追求し続ける井上洋介さんを特集する。井上さんの建築は、永い年月建ち続けるための構造(骨格)と、最終的に現われてくるかたち(質感やディテール)が一体的につくられている。「素材の役割とは何かを考えたい」と井上さんは言う。型枠として使われた木の痕跡を残すコンクリートの空間が、庭の草木や石を取り込み、大地に根づいてゆく。今回の特集では、4つの住まいをディテールと施工方法を含めて紹介する。



特集1 井上洋介 大地に生きるコンクリート
詠み人知らずのコンクリート 文=井上洋介
コンクリート、鉄、木の混構造がつくる多様な居場所 下北沢の家 設計=井上洋介建築研究所
角地に建つ六角形の住まい 吉祥寺の家 設計=井上洋介建築研究所
木とコンクリートによるおおらかな民家 裾野の家 設計=井上洋介建築研究所
竹林を背に静かに佇む住まい 用賀の離れ 設計=井上洋介建築研究所
特集2 鈴木恂+AMS architects -構想の軌跡-
「構想」について 文=鈴木恂
CHH JOH NAH GAH KIH SIH UNM HAH MOH GEH GOH DEH ATL PEH 設計=鈴木恂+AMS architects
「住居の構想」にむけて 文=内木博喜
KOV GLH TAV ISV  設計=鈴木恂+内木博喜/AMS architects
鈴木恂+AMS architects 住居系計画全リスト
特別記事 改修の可能性 住宅密集地に建つ家に呼吸器を設え快適な住環境を生み出す BARRACK(INSET) 改修設計=岸上勝彦+川名一吉
座談 改修の可能性を語る  岸上勝彦×川名一吉×丸山寛文 聞き手=香川貴範
感触のいい杉厚板を多用し心地良い空間をつくる #1104 改修設計=丸山寛文建築設計事務所
旧知の家具作家と工房の隣に建つ借家を共に改修 house NO WAVE 改修設計=丸山寛文建築設計事務所
近在の人が気軽に集う鍼灸院 くるりはなれ 改修設計=super architects/川名一吉
重ねられた出来事 くるりはなれ・福本商店 文=川名一吉
商店街活性化の核をつくる 福本商店 改修設計=super architects/川名一吉
次代の建築家 第13回 信貴の二階改修 改修設計=中土井宏紀建築研究所
シリーズ 研究室からフィールドへ 第44回 加子母木匠塾―その活動の足跡-
INTERIOR -Slow Building - 第32回 Nick & Nicole MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第17回 広瀬鎌二の建築 その5 西都原古代生活体験館  監修・文=矢野和之+広瀬鎌二アーカイブズ研究会
書評 『教養としての建築入門』(坂牛卓 著、中央公論新社) 評者=本橋仁
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20年後、30年後、100年後、さらにその先に向けて、どんな建築をつくるべきか。一言でいえば、住まい手や使うひとが「愛着を持てる建築をつくること」。これに尽きるのではないだろうか。それはつくり手が果たすべき役割であり、その答として現れてくるかたちは多様だ。過去の建築が今の私たちに影響を与えているように、今の建築が、未来を生きるひとたちに何らかの影響を与えるだろう。だからこそ、建築は長い時間を見据えてつくらなければならない。



特集 住まい 100年後の風景
第1部 健やかに住まう/自然を育む石場建て  文=水野友洋
生物たちが心地よ環境を育む石場建ての民家 音楽家の家  設計=水野設計室/水野友洋
家づくりのプロセス ―石場建て・建て方・土中環境再生  文=水野友洋
茅葺きと火の暮らしを繋ぐ 愛知の茅葺き再生  改修設計=水野設計室/水野友洋
「気候風土適応住宅」を正しく理解し、地域に根差した住まいづくりを
土を使った快適な住まいを伝建地区に新築する 有松再生プロジェクト  設計=トヨダヤスシ建築設計事務所/豊田保之
土と職人を生かす  文=豊田保之
町と緑を介して繋がり、開いても閉じても心地良い住まいへ 甲府の家2  設計=伊礼智設計室
心地よさのものさしを探して  文=伊礼智
第2部 受け継がれる住まい 吉村順三と猪熊弦一郎、二人の友情が生んだ創作と交流の場 猪熊邸  設計=吉村順三
座談 吉村順三と猪熊弦一郎 生活に寄り添い、手を動かし続ける 片岡葉子・大澤悟郎・吉村隆子 聞き手=松隈洋
既存を継承し、新たな都市の風景を創造する NAH6601・GLH1209  設計=鈴木恂+内木博喜/AMS architects
大佛が愛し、文化人たちが集った茶亭を再生 旧大佛次郎茶亭  茅葺き施工=くさかんむり
鎌倉から世界を考えた文人・大佛次郎が残した 茅葺き屋根の数寄屋建築  文=岡崎麗
第3部 循環する住まい 森に生かされた新たな暮らしのはじまり ―サスティナヴィレッジ鳴子と鳴子こども園-  文=安藤邦廣
木を段階的に利用し、持続可能な暮らしを目指す サスティナヴィレッジ鳴子 配置計画=伊坂デザイン工房/伊坂重春+相羽高徳 長屋棟、戸建住宅棟、エネルギー棟設計=里山建築研究所/安藤邦廣 研修棟移築改修設計=伊坂デザイン工房/伊坂重春
木に触れ、遊び、学び、自然と共に生きる心を育む 鳴子こども園  設計=里山建築研究所/安藤邦廣
座談 東日本大震災からの復興、 森林を基盤とした持続可能な地域社会を目指して 大場隆博・大場江美・成田雅宏・菅原仁人・菅原正義・小林休・猪股純子・ 鈴木久美子・安藤邦廣・岡原玄八
木材生産の現場から―大場隆博さんに聞く
シリーズ 研究室からフィールドへ 第43回 加子母木匠塾2023
連載 INTERIOR -Open×Intimate- 第31回 Endo’s Loft MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第16回 広瀬鎌二の建築 その4 SH-67  監修・文=広瀬鎌二アーカイブズ研究会
書評 『人間がいなくなった後の自然』(カル・フリン 著、木高恵子 訳、草思社) 評者=鞍田崇
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八島正年さんと八島夕子さん。2人が手がける住まいは、室内にいても庭との繋がりを感じられるような開口部や、建物にそっと寄り添うように造り付けられたベンチなど、内と外を繋ぎ、心地よい居場所がつくり出されています。「環境や状況を思うままに改造するのではなく、寄り添いながら最小限の手を加えること。その環境に点在する何か無秩序でもやもやした見えないものに秩序を与え健在させること。それが建築するという行為の理想的な姿ではないか」と八島さんは語っています。特集では環境や規模の異なる住まい3題を紹介します。



特集 八島正年・八島夕子 呼応する内外の居場所
環境にどう身を置くのか  文・スケッチ=八島正年・八島夕子
庭と共に育まれる住まい 鎌倉寺分の家  設計=八島建築設計事務
とうもろこし畑と穂高の山に囲まれて建つ 安曇野穂高の家  設計=八島建築設計事務所
大きな環境に小さな居場所を置く 野尻湖の小さな家  設計=八島建築設計事務所
特別記事 小さな住まいの哲学 築20年の白の家を訪ねて 下里の家  設計=N設計室/永田昌民
永田昌民さんが設計した「小さな家」たち  文=趙海光
十字の壁がゆるやかにそれぞれの場をつくる 森の中の浮き床  設計=きりん/武保学
小さな居場所が緑や光を取り込みながら連なる 極楽寺の家  設計=石毛正弘建築事務所
木造モダニズムと伝統技術の融合 志摩の小庭 いかだ丸太の家  設計=エムサンク_アーキテクト一級建築事務所/六浦基晴
座談 志摩に根ざした人の場所を編む 竹内千鶴×六浦基晴×東原達也×東原大地
シリーズ 森と人と建築と 第22回 思索と闘争の果てに-落日荘の今-  企画・監修=落合俊也
インタビュー 心を地球規模に広げ、体を地域に根ざす 岩崎駿介・岩崎美佐子  聞き手=落合俊也
INTERIOR -Homey ManCave- 第30回 Phillips’s Apartment  MIKI TAKASHIMA
次代の建築家 第12回 十勝の家Ⅰ  設計=HOUSE&HOUSE一級建築士事務所/須貝日出海
手書き図面に込めた想い 第15回 広瀬鎌二の建築 その3 SH-30  監修・文=広瀬鎌二アーカイブズ研究会
書評『堀口捨己建築論集』(藤岡洋保 編、岩波書店)  評者=日影良孝
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長年にわたり木造住宅を設計している三澤文子さん。味わいが増していくような木の家に住みたいと若い夫婦が相談に訪れたり、家を改修するにあたり、住まい手が長年暮らした思い入れのある家のことを書いた一冊の本を見せてくれたり、木の家づくりを通して心に残る出会いがあったという。三澤さんが木造住宅の設計で大切にしていることは、軸組をしっかり考えること、つくりが明快な真壁構法で設計すること、改修の場合は傷んでいる部分や現状の性能を細かく調査して安全で快適な住まいへと蘇らせること。こうした設計が住まい手の暮らしに寄り添い、永く受け継がれる住まいにつながる。特集では、三澤さんが手掛けた新築と改修3題を紹介する。



三澤文子の仕事 新築と改修 設計の醍醐味
木が物語を紡ぎ、住み継がれる住まい―新築と改修の住宅設計を通して
真壁構法が生み出す暮らしに寄り添うおおらかな住まい つながりの家  設計=Ms建築設計事務所/三澤文子
2階に設けた大きな窓が通りと住まいをゆるやかにつなぐ ウマハウス  設計=Ms建築設計事務所/三澤文子
在宅医の適切な改修により快適な住まいに生まれ変わる 甲賀のいえ  改修設計=Ms建築設計事務所・MSD/三澤文子
現代の土間と縁
集落のなかに佇む、重なり合う屋根の住まい 下皆川の家  設計=海發建築設計事務所/海發伸弘
場所性に調和する佇まいの建築 赤松の平屋  設計=岩間建築設計事務所/岩間昭憲・西口賢建築設計事務所
折り重なる庭と縁 鍋島の家  設計=TORU SHIMOKAWA architects/下川徹
築27年の大谷石の住まい 欅の家  設計=松澤穣建築設計事務所
インタビュー 考古学的視点で探る土間と火の空間  神野信
縁と土間の建築文化  文=矢ヶ崎善太郎
街に開かれた長屋の暮らし 新しいコミュニティの核となる住まい 清水の森 長屋  設計=吉村理建築設計事務所
INTERIOR -Will of the Land- 第29回 Simoncelli’s Stone House MIKI TAKASHIMA
次代の建築家 第11回 射和の家  設計=原田建築設計舎/原田知幸
手書き図面に込めた想い 第14回 広瀬鎌二の建築 その2 SH-1  監修・文=広瀬鎌二アーカイブズ研究会
追悼 野沢正光さん
書評「恣意と必然の建築 大江宏の作品と思想」(石井翔大 著、鹿島出版会) 評者=磯達雄
イベント
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「住宅建築は誰か特定の個人の制作品では断じてありません。それはその建設のために結集された人々の共有の制作品であり、ことばをかえていえば、人びとが相互に生活の場をつくりあげていく活動が生み出す集団の共同作品であり、集団の生きざまや心のありようを人びとが意識するとしないにかかわりなく表現しているものなのです。」平良敬一(『住宅建築』創刊号より)

1975年5月に創刊した『住宅建築』。創刊者の平良敬一(1926年〜2020年)は、『国際建築』『新建築』『建築知識』『都市住宅』『SD』など数々の建築雑誌の立ち上げ・書籍の刊行に携わった。500号を迎える今回の特集では、平良敬一と『住宅建築』を振り返る。
 益子義弘さん、内藤廣さん、堀部安嗣さん、布野修司さんらに想いを語っていただいた。また、これまで誌面を飾った大橋富夫さん、畑亮さん、山田脩二さんの写真を紹介する。各地の街並み、里山、住まい、人々の生活──。写真家がとらえたそれぞれの「場所」は、いまどのように映るのか。
 平良敬一と『住宅建築』の歩みを通して、これからの建築を考える。



平良敬一 建築へのパッション 平良敬一が目指す 風土が生み、育む文化としての住まい  文=益子義弘 写真=大橋富夫
対談 反逆者 平良敬一の住宅建築  内藤廣×堀部安嗣 写真=畑亮
平良敬一という建築メディア  文=布野修司 写真=山田脩二
創刊にあたって  平良敬一
私のなかの平良さん  文=木原千利
4つの庭を活かした住まい 番町の家  設計=木原千利設計工房
田園と里山の風景に溶け込む住まい 奥出雲の家  設計=中山建築設計事務所/中山大介
夫婦2人で暮らすコンパクトな雪国の住まい 高床の家  設計=吉武聖建築設計事務所
住まい塾の原型 八ヶ岳山房  設計=住まい塾/高橋修一
少年のままロマンチストであり続けた平良敬一  文=高橋修一
『住宅建築』主要記事総覧【創刊号~499号】
特別記事 極北に生きる  写真・文=園原徹
特別記事 すわ製作所の20年 里山と共に生きる新しい共同体の芽生え  文=眞田大輔
対談 山間地域を拠り所として“待つ”が埋め込まれた世界を取り戻す  内山節×眞田大輔
INTERIOR -Architect’s Life Work- 第28回 Salvato Mill  MIKITAKASHIMA
次代の建築家  第10回 明星の家  設計=湯谷建築設計/湯谷紘介・湯谷麻衣
手描き図面に込めた想い  第13回 広瀬鎌二の建築 その1 肆木の家  監修・文=広瀬鎌二アーカイブズ研究会
追悼 師・増田一眞を悼む  文=山田憲明
追悼 杉坂智男とFIC住宅  文=落合俊也
書評 『建築を愛しなさい』(ジオ・ポンティ 著、大石敏雄 訳、美術出版社) 『ふりかえれば未来がある 風土に学ぶ「神楽坂建築塾」の活動』(神楽坂建築塾 編、建築資料研究社) 評者=齊藤祐子
イベント
2,640円
1,900円
住宅づくりにおいて、自然とのつながりを最も大切にしているという石井智子さん。住まい手が、空や風、草木、そこにやってくる鳥の声など自然を感じられ心地よく過ごせる家になるように、庭のデザインや、自然素材を用いた空間設計、建具や家具までトータルに設計しています。特集では、父である故・石井修さんに助言を受けながら取り組んだ初期作品の自邸「甲陽園の家」の他、二つの住まいを紹介します。年数を経て生活や住む人が変わっても「楽しんで暮らしてもらえるよう、いろんな可能性を秘めた家を設計したい」という石井さん。庭の木々は豊かに成長し、経年変化によって味わい深い住まいがつくりだされています。



特集 石井智子の仕事―自然とつながる家 /住まいと環境をトータルにデザインする  文=石井智子
子どもの成長をみまもり家族がつながる住まい 甲陽園の家  設計=美建・設計事務所/石井智子
吟味された素材と優れた技術がつくりだす快適な空間 かつらぎ町の家  設計=美建設計事務所/石井智子
自分好みに育てる住まい 柳本の家  設計=美建設計事務所/石井智子
シリーズ 地域と建築 岡山県岡山市  第4回 新しく懐かしい風景をつくる 民家と4つの茶室が重なり響きあう山居 妙見荘  設計=大角雄三設計室
特別記事 日常に寄り添う和の住まい 懐かしさを宿す住まい みたかの家  設計=日影良孝建築アトリエ
特別記事 日常に寄り添う和の住まい 一体感を生み出す大屋根と、多様な表情をつくる建具 みたか2020  設計=興津俊宏
特別記事 日常に寄り添う和の住まい 伝統的な技と素材を生かし、光を愉しむ住まいへ 西紀寺の長屋  改修設計=藤岡奈保子+藤岡建築研究室
森と人と建築と  第20回 霊性=生命性の復権  企画・監修=落合俊也
連載 次代の建築家  第9回 今伊勢の家  設計=川本達也建築設計事務所
登録有形文化財のこれから  第6回 レーモンドの空間を生徒たちの新たな居場所へ 香里ヌヴォール学院(旧聖母女学院) ルルドホール・ルルドの路  改修設計=住まい工房 集+奥田絋太朗建築事務所
阿部勤さんを悼む
イベント
書評 『小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く』(長尾重武 著、文春新書) 評者=陣内秀信
2,640円
1,900円
台所・浴室・トイレなど、住まいにおける火と水の空間を特集する。動線を考えるうえでそれらをどう配置するか。都市部の場合は限られた面積のなかでどう納めるか、自然の豊かな土地ではその環境をどう取り込むか。そしてそこに住む人にとってどんな寸法や収納、仕上げであれば使いやすいのかなど、水廻りの設計には設計者の工夫と個性が見て取れる。とくに台所は、器や調理器具、調理する素材など住まい手の趣味・好みが反映されやすく、日々使われることで魅力が増す場所でもある。今回の特集では、住まい手の暮らしに寄り添う、健やかな火と水の場を紹介する。詳細図も多数掲載。



特集 健やかな 火廻り 水廻り
8角形の“居場所”としてのキッチン 黒水晶の家  設計=伊藤寛アトリエ
住みこなされる火と水の場 成城の家  設計=伊藤寛アトリエ
キッチンから繋がる、回遊性のある住まい 中富の家  改修設計=アンドウ・アトリエ/安藤和浩+田野恵利
人の集う台形キッチン 清須のいえ  設計=赤座建築デザイン事務所/赤座伸武
中庭と吹抜けで繋がりを生み出す 刈谷のいえ  設計=赤座建築デザイン事務所/赤座伸武
身近な素材で独創的な空間をつくる 木村松本建築設計事務所の浴室・洗面・トイレ
町の職人と共につくり上げた水廻りコアのある住まい 石村邸  改修設計=石村大輔+根市拓
光の移ろう4間角の住まい 石神井の家  設計=丸山弾-スタジオ
土間と薪ストーブを囲む暮らし 成田の家  設計=里山建築研究所/安藤邦廣
column1 イエルカさんの薪ストーブ
column2 薪焚きクッキングストーブ・熱供給システム
論考・変貌する火廻り・水廻り空間  文=須崎文代
シリーズ 地域と建築 第3回 奈良県奈良市 新しく懐かしい風景をつくる
INTERIOR -Energy and Vibes- 第27回 Tariq Khan  MIKI TAKASHIMA
次代の建築家 第8回 古賀の家  設計=礒建築設計事務所/礒健介
特別記事 吉村順三の小さな山荘 旧村田別荘
書評 『白鳥健二 Sketch book day after day…』(白鳥健二著、平凡社、2022年) 評者=林昭夫
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設計者(=建築家)と施工者、住まい手の三者をつなぐ住宅建築総合誌
住宅にかかわる専門家向けに深く掘り下げた特集で最新の住宅をビジュアルに紹介します。デザインに加えて、素材や技術に関する情報も豊富に掲載し、平面図や断面図といった基本図面からディテールまで、設計者・施工者の実務に直接役立つ詳細なデータを盛り込んでいます。また、住宅をとりまく社会状況を踏まえ、地域・風土に根差して優れた仕事をしている各地の設計者・施工者を積極的に取り上げます。

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