住宅建築 発売日・バックナンバー

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改修はいまや当たり前の選択肢になり、建築家が設計した建築や築年数の浅い建物の改修も増えている。とくに建築家が設計した建物の場合、改修を行う設計者にとって元の空間をどこまで残し、どこを変えるのかという葛藤は少なからずあるだろう。  もちろん、家を残したい、ここに住みたいという次の住まい手の意思があって、建築は残される。元の建築をできるだけ変えることなく改修することも、上書き的に大きくつくり変えることも、その建築やそこで積み重ねられてきた時間との対話による一つの解であり、過去とこれからを記憶していく「空間」が創造される。 特集 改修――空間を記憶する 変化を受け入れる骨格としてのコンクリート SIH 7311 原設計=鈴木恂  改修設計=AMS architects/鈴木恂+内木博喜 記憶に刻まれるコンクリートの家 特集 改修――空間を記憶する 森に佇む二つの山荘 星野山荘 原設計=奥村昭雄  改修設計=PLEA Design Institute ? 武山設計/武山倫 特集 改修――空間を記憶する 既存のデザインに敬意を払い、一棟貸の宿に再生 Tatehata House 原設計=建畠嘉門  改修設計=Pendant/坂田華 特集 改修――空間を記憶する リ・リ・リノペーション RRR 改修設計=ICADA/岩元真明 (1997年改修=有馬裕之+Urban Fourth) 特集 改修――空間を記憶する 「一つ屋根の下]で暮らす タンバリンハウス 改修設計=TOASt/小滝健司+高藤万葉 特集 改修――空間を記憶する 土間廻りを改修し、居場所と風景をつくる 北杜の石の間 改修設計=久米岬建築設計事務所 特集 改修――空間を記憶する 余白としての白の壁 吉祥寺の小さな住まい 改修設計=久米岬建築設計事務所 特集 改修――空間を記憶する 新しく懐かしい佇まい 奥田染工場 布類計画室 改修設計・施工=久米岬建築設計事務所 特別記事 生闘学舎を再び覆う屋根 次代の建築家 第24回 如ノ屋 設計=辻林政憲建築設計事務所 第2回全国建築学生チャレンジコンペ 「50年先へつなぐ、コトパとカタチ」 『住宅建築』賞受賞作品結果発表 和の世界の空間探求 第11回 過去を引き受けいまを生きる台湾の日本家屋 企画・監修=服部岑生 文=鈴木雅之 PRICUCT NEWS 手描き図面に込めた想い 第28回 光安義光の建築 その3 最終回 兵庫県庁舎 監修・文=笠原一人 『風土建築をつくる旅  自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践』 (小林広英 著、学芸出版社) 評者=松村淳 イベント・ニュース プロフィール・次号予告
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物に光が当たれば、必ず翳が生まれる。光を、積極性や活力、未来の可能性といった人生のポジティブな象徴として捉えるとき、翳にはなにか否定的な意味が付きまといがちである。しかし光だけで満たされた世界は、本当に健全なのだろうか。光と翳の間に身を置くことで、私たちは時間を身体で感じ、確かに自分がここに在ると知る。建築とは、その感覚を静かに支える営みだと思う。―手嶋保「巻頭文」より

特集 光と翳/巻頭文 手嶋保
根源的な豊かさを求めて 内子・温回 設計=手嶋保建築事務所
光を刻む居場所 三秋アトリエ 設計=手嶋保建築事務所
険しい地形のなかに佇む 三秋ホール 設計=手嶋保建築事務所
杉板が静かな陰影をもたらす 別名の家 設計=杉下均建築工房/杉下均・出口佳子
日常に奥行きを与える骨格とディテール 浜松の家 設計=Atelier Assiette/入江美那子・大島駿
陰影を活かした大阪町家の改修 大阪住吉の町家 改修設計=木村哲矢建築計画事務所
柱の間に落ちる翳 奥之家 設計=大庭徹建築計画
日本住宅の光と翳 中川武
特別記事 吉村理建築設計事務所 御所プロジェクト 里山の暮らしを次世代へ
里山コミュニティの拠点 葛城山麓醸造所 改修設計=吉村理建築設計事務所
“風の森”の蔵元・油長洒造 洒蔵リノベーション 八代蔵 改修設計=吉村理建築設計事務所
奈良の恵みを食す A+ 改修設計=吉村理建築設計事務所
昭和の雰囲気漂う自転車屋を宿に 宿チャリンコ 改修設計=吉村理建築設計事務所
鍾馗さんの長屋プロジェクト Tatsunori Sato 改修設計=吉村理建築設計事務所
シリーズ 祈りの場弔いの場 第6回 三里塚教会 設計=吉村順三 文=穎原澄子
和の世界の空間探求 第10回 畳の未来をつなぐ 企画・監修=服部岑生 文=鈴木あるの
PRODUCT NEWS
手描き図面に込めた想い 第27回 光安義光の建築 その2 兵庫県立近代美術館 監修・文=笠原一人
追悼 矢吹昭良さん 楢村徹・佐藤隆・萩原嘉郎・大角雄三・神家昭雄
書評 『まちは言葉でできている』 (西本千尋 著、柏書房) 評者=本間智希
イベント/プロフィール/次号予告
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若狭小浜は古くから都へと物資を運ぶ「鯖街道」の始点として、海産物をはじめとした食料を貢ぐ御食国として栄え、いまもなお風情ある町並みの残る豊かな土地である。近年は民間と行政が協働しこうした古い町屋を改修し宿泊施設や飲食店として生まれ変わらせ、地域の魅力を発信している。 竹原氏と小浜の本格的なかかわりが始まったのは1996年、若狭塗箸メーカー「マツ勘」の新社屋の設計を依頼されたことからだという。以来、「マツ勘」とのかかわりを通して竹原は小浜のまちをともに見守り続けてきた。 そして2020年、老朽化で存続が危ぶまれていた護松園をマツ勘が取得し、竹原氏が200年の時を刻む文化財の再生をになうこととなる。 本特集では改修によって生まれ変わった「GOSHOEN」に加え、そのほど近くに建つ船頭屋敷を宿泊施設として再生した「西津湊ふるかわ」を取り上げる。2作品を通して、民間や行政とかかわりながら地域の歴史や豊かな暮らしを未来へ繋ぐための実践を紹介する。

特集 竹原義二 場所へのまなざし 建築がひらく若狭小浜の未来
文化財をともに活かし、使いこなす 今出瑞穂
海と都を繋ぐ北前船寄港地、若狭小浜
小浜と古河屋のあゆみ
文化財を町にひらく GOSHOEN 改修設計=竹原義二/無有建築工房
小浜市長インタピュー GOSHOENを「みんなの別邸」に 杉本和範+下仲隆浩+松本啓典 聞き手: 竹原義二
座談 GOSHOENから発信する小浜の豊かな春らし 高嶋猛×杉谷将典×杉本和範×下仲隆浩×松本啓典×竹原義二×玉井淳
船頭屋敷を町屋ステイに改修 西津湊ふるかわ
座談 100年先も続く豊かな暮らしのために 文化財の再生・活用・まちづくり 御子柴北斗×村松徹哉×松本啓典×堀越一孝×竹原義二×玉井淳
シリーズ 森と人と建築と 第27回 コスタリカ 環境と共棲する建築思想の現在地Ⅲ 熱帯と交渉する建築 Rodrigo Carazoの建築哲学
特別記事 神家昭雄建築研究室の仕事 ――場所と暮らしのあわい 作品2題 設計=神家昭雄建築研究室
祈りの場 弔いの場 第5回 戦没船員の碑 設計=吉村順三 彫像=菊池一男 文=益子義弘
次代の建築家 第23回 重なりの家 設計=Corred Design Office/北村拓也
研究室からフィールドヘ 第55回 美山の茅場再生 京都大学大学院地球環境学堂人間環境学部 小林研究至(小林広英、杉中瑞季)
INTERIOR -Living Organism- 第42回 Link house MIKI TAKASHIMA
PRODUCT NEWS
手描き図面に込めた想い 第26回 光安義光の建築 その1 日本真珠会館 監修・文=笠原一人
書評 『京都出町のエスノグラフィーミセノマの商世界』(有馬恵子 著、青土社) 評者=饗庭伸
イペント プロフィール 次号予告
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設計者であり、職人としても自ら手を動かし建築をつくる4組を紹介する。職人不足が叫ばれる昨今だが、彼らは日本の伝統技術に敬意を払い、素材や気候風土、職人の技術を活かして日々ものづくりに励み、その姿は実に楽しそうだ。「伝統」に対してどのような思いをもっているのか。技をどのように身に付け、それを形としてどう表現し、技をどう伝えていくのか。4組のつくり手たちの想いを紹介するとともに、自ら手を動かすことの醍醐味、そしてそこからつくり出される豊かな空間と暮らしを紹介する。

特集 自然・人・空間を結ぶ技 /1400年かけて培われた伝統構法でつくる 山本耕平
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /大工の技で蘇る築100年の民家 ストーレンマイヤー邸 改修設計・施工=杣耕社
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /静かな小空間で茶を愉しむ 柳樂庵 設計=バジャン/和田洋子  施工=杣耕社
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /身体知を通じて学ぶ学校 山本耕平
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /自然と生物とともに生きる場所 2m26 atelier 設計・施工=2m26/Melanie Heresbach+Sebastien Renauld
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /多様な素材とディテールで光の表情を生む みなべの家 設計・施工=池辺工務店/池辺清一
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /100年をささえる伝統構法の美 星野神社 本殿・覆殿 設計=望月建築設計室/望月成高  施工=望月工務店
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /伝統の進化??伝統技術を未来へと繋ぐ 望月成高
特集 自然・人・空間を結ぶ技 /住宅に活かす宮大工の技 不惑の一棟 設計=望月建築設計室/望月成高  施工=望月工務店
特別記事 岡文右衛門 暮らしをみつめる人
シリーズ 森と人と建築と 第26回 コスタリカ 環境と共棲する建築思想の現在地Ⅱ Salagnac Arquitectos
祈りの場 弔いの場 第4回 グロリア・チャペル 設計=鬼頭梓  文=松隈洋
次代の建築家 第22回 光土間の隠れ家  改修設計・施工=KNOOOT/北村泰之
研究室からフィールドへ 第54回 Wood Structure Artの森 共立女子大学/東京電機大学/北海学園大学
和の世界の空間探求 第9回 失われた時からの和探り 企画・監修・文=服部岑生
INTERIOR -Warmth of Imperfection- 第41回 Trapp House MIKI TAKASHIMA
PRODUCT NEWS
建築家の思考と実践を実測図で解く 第3回 ―建築家・小堀遠州の軌跡― その1 桂離宮と月の光 図・文・写真=金澤良春
書評 『人・建築・地球とエクセルギー 環境物理学入門』 (宿谷昌則 著、建築資料研究社) 評者=堀部安嗣
イベント プロフィール、次号予告
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愛知を拠点に設計を行う服部信康さん。 「自分には特定のスタイルがあるわけではなく、建主の希望に寄り添うようにしている」と語る。 その言葉の通り、一人の設計者とは思えないほどの建築の幅があり、それぞれの個性が感じられる。 だがそれは単に表現の豊富さだけではない。 住まい手が違えば暮らしも変わる。敷地も一つとして同じではない。 その多様なひと、暮らしと一体となったかたちが住まいに現われている。 服部さんの独立初期から近年の住まいを紹介し、その設計思考を紐解く。

特集 服部信康 暮らしのかたちを紡ぐ インタビュー 住まい手にとっての幸せのかたちを追求する 服部信康
変形を活かすかたち Chocolate Cornet 設計=服部信康建築設計事務所
格子で内外を程よく繋ぐ 長浦の家 設計=服部信康建築設計事務所
対談 小さくても気持ちよく暮らせる家 服部信康×「長浦の家」建主Mさん
〈奥〉を感じる家 切妻の舎 設計=服部信康建築設計事務所
庭とともに育まれる24角形の住まい 樽板の家 設計=服部信康建築設計事務所
2つの軸線で解く 五位塚の舎 設計=服部信康建築設計事務所
大屋根の下に小さな工夫を重ねる 馬小屋と橙の納屋 設計=服部信康建築設計事務所
シリーズ 森と人と建築と 第25回 コスタリカ 環境と共生する建築思想の現在地1
特別記事 久保敦史建築設計事務所 造作がつくる生活の居場所
祈りの場 弔いの場 第3回 カトリック新発田教会 設計=アントニン・レーモンド 文=村上晶子
研究室からフィールドヘ 第53回 加子母木匠塾2025
連載 和の世界の空間探求 第8回 始原の和から現代へ 企画・監修・文=服部岑生
INTERIOR -Connecting People- 第40回 The Erwitt House Miki Takashima
PRODUCT NEWS/イベント/プロフィール
手描き図面に込めた想い 第25回 鬼頭梓の建築 その7 最終回 東北大学付属図書館 監修・文=松隈洋
書評 『柿沼守利作品集 Schri Kakinuma』 (柿沼守利 著、建築資料研究社) 評者=井上洋介
イベント
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特集
育まれる家

家に、住まされていく
コトバノイエ
設計=矢部逹也建築設計事務所

座談
「コトバノイエ」から「ササハウス」ヘ――育まれる家
矢部達也×加藤博久・綾子×笹倉洋平・淳子

山をうけとめる家
ササハウス
設計=矢部達也建築設計事務所

規格型住宅「minka」
秋篠の家
設計=エイチ・アンド一級建築士事務所/半田俊哉+平田智子

無垢材を用いたローコストの住まい
1900プロジェクト
設計=後藤耕太建築工房

山里から提案する住まいと暮らし
構想する人の家 大きな森の小さなギャラリー
設計=島好常・島いずみ建築研究所

自然に育まれる家、暮らし
島好常・島いずみ

古民家と蔵とワインと焼き菓子
トゥレジュール
設計=島好常・島いずみ建築研究所

森に佇む山並みを望む住まい
原村に住む小さな家
設計=島好常・島いずみ建築研究所


特別記事
かめ設計室と市川
改修設計=かめ設計室/羽渕雅己・山田晶子

空気が描けたらいいのになぁ
羽渕雅己

ギャラリーf/かめ設計室 事務所/ fish and books azumaya
hana クッキーと本とくらし/並樹画廊 市川BRANCH/珈琲飄々

時間の積層する小さな世界にて
かめ設計室の市川の建築たちに想う
山崎義人


吉野の山と生きる

一本の木をあますことなく使い切る
山のため、環境のため、人のためとなる製材
阪口浩司

対談
吉野の木で家をつくる
阪口勝行×西浦敬雅×吉村理

吉野の木の良さを伝える阪口製材所が提案するモデルハウス
吉野MIX
設計・施工=建築工房en/西浦敬雅


シリーズ
祈りの場 弔いの場 第2回
聖アンセルモ カトリック目黒教会
設計=アントニン・レーモンド
文=村上晶子


連載
次代の建築家 第21回
羽島の家
設計=アトリエ永日/永井康晴

和の世界の空間探求 第7回
住まいの和のしつらえ―飾る―
企画・監修=服部岑生
文=岡絵理子

INTERIOR -On the Island- 第39回
Massaro House  MIKI TAKASHIMA

手描き図面に込めた想い 第24回
鬼頭梓の建築 その6 同志社女子大学図書館
監修・文=松隈洋


書評
『コミュニテイデザインの現代史 まちづくりの仕事を巡る往復書簡』
(饗庭伸、山崎亮 著、学芸出版社)
評者=松村淳


イペント
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特集
オークヴィレッジの50年
木の文化をつなぐ

木造建築に夢を見る
上野英二

対談
木造文化、ふたたび
上野英二×横内敏人

木造8題  設計・施工=オークヴィレッジ

100年の杜に建つ木造
明治神宮CAFE 杜のテラス

母屋と土蔵を活かし、3世代で暮らす
住み継がれる家

緑を愉しむ街中の住まい
中庭のある家

適切な改修によって、現代の暮らしに寄り添う民家へ
飛騨高山に蘇る家

五角形の木の空間で音を奏でる
ピアノホールのある家

木造ホールを移築し、永く使い続けられる場所へ
井深大記念館

祖父が育てた木で営みの場をつくる
木戸脇果樹園 オーチャードハウス

大屋根が暮らしを包む
百年住みたい家

100年後の森と建築
稲本正


新シリーズ
祈りの場 弔いの場
世界平和記念聖堂
設計=村野藤吾 文=松隈洋


特別記事
佐藤重徳「住宅の骨格」

生活と建物をささえる建築の骨格
佐藤重徳

設計=佐藷重徳建築設計事務所
「住宅の骨格」のはじまり
麻生の家

光と壁がつくる「住宅の骨格」
giogio factory

外側から考える
府中の家

自然を楽しむ「住宅の骨格」
一色の家

山と繋がる「住宅の骨格」
駒ヶ根の家


シリーズ
研究室からフィールドヘ 第52回
「巣材の家」プロジェクト
早稲田大学建築学科 山田宮土理研究室+足利大学工学部創生工学科 中村航


連戟
和の世界の空間探求 第6回
現代住宅における「和室」イメージの地図を描く
企画・監修=服部岑生 文=山岸輝樹

次代の建築家 第20回
風間の家
設計= 中山貴史建築設計事務所


書評
『神戸――戦災と震災』(村上しほり 著、ちくま新書)
評者=石榑督和

全国建築学生チャレンジコンペ
「まだ名もない和の表現」『住宅建築』編集長賞受賞作品発表

イベント
プロフィール
次号予告
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人が健やかに暮らすために、どんな住まいをつくるべきだろうか。そもそも、人にとっての快適な環境とはどのようなものを指すのだろうか。 この4月から住宅を含むすべての建築について省エネ基準の適合が義務化される。これ以前から断熱・気密性能の向上や、パッシブデザインへの関心と実践は広がりつつある。一方で、性能や数値だけが目的になると、その建築がもっている本来の美しさや個性が損なわれてしまう可能性もある。また、日本の伝統木造はそうしたものとは別世界のものとして語られることもあるが、土間や軒下空間など、数値だけでは分からない魅力がある。  心地よさの感じ方は人それぞれであり、一様ではない。本特集では、自然の力と自然素材、知恵と技術を生かした、さまざまな快適な住まいのあり方を実例を通して探る。 特集 住まいと健康/対談 人間力と快適性を問い直す 宿谷昌則×山田貴宏 暮らしのなかで多様な関係性と小さな循環を生み出す さとのえ 設計= ピオフォルム環境デザイン至/山田貴宏+鈴木隆史 木と土がもつ素材としての性能を生かす 美郷アトリエ 設計・施エ=もるくす建築社/佐藤欣裕 インタビュー 素材の可能性を探り、心地よい空間を目指す 佐藤欣裕 仕上げに厚みをもたせ、快適性に繋げる TAN HUT 設計= もるくす建築社/ 佐藤欣裕 階段が快適さと繋がりを生む 田中の家 設計=hut建築事務所/田中圭+籐沢和哉 自然索材に包まれた光と風を感じる住まい 広尾の家 設計=鈴木雅也建築設計事務所 版築の壁と借景 東生駒の家 設計=乗松得博設計事務所 気候風土適応住宅 自然と伝統を生かす住まいのあり方 地域の職人、住まい手とともにつくる 誕生と成長の家 設計・施工=野の草設計室/橋詰飛香 筑波山麓板倉仮設転用住宅 堀端の家 設計=里山建築研究所 縁側で過ごす 自然を楽しむ街の家 設計・施エ=綾部工務店/綾部孝司 気候風土適応住宅という もう一つの住まいの姿 綾部孝司 シリーズ 建築家の思考と実践を実測図で解く 第2回 ―建築と庭― その2 日の光 次代の建築家 第19回 近江路の家 改修設計=多和良屋/杉中俊介+杉中瑞季 和の世界の空間探求 第5回 ドイツでの和の実験・器 UTSUWA 研究室からフィールドヘ 第51回 岐阜県立森林文化アカデミー 木造建築軒攻―自力建設― 手描き図面に込めた想い 第23回 鬼頭梓の建築 その5 洲本市立洲本図書館 書評 『未完の建築 前川國男論・戦後編』(松隈洋 著、みすず書房) 評者=林大地 イベント/プロフィール/次号予告
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別荘地として知られる軽井沢。その町並みは異国情緒にあふれ、夏は涼しく快適で、古くから避暑地として栄えてきた。この地は別荘地としてどのように発展してきたのだろうか。特集前半では軽井沢で多くの建築を手がけ、近年注目の高まる「morinoie」の別荘建築を紹介する。後半では、軽井沢の別荘地としての歴史を振り返るとともに、現状を伝える。 特別記事では木組みや真壁、左官の技術など、日本独自に発達してきた伝統技術を活かしつつ、意匠・構造的な独創性や、現代の暮らしに合わせて心地よく暮らすことができる住宅を、現代の民家として紹介する。 特集 軽井沢の別荘文化 ―第1章― morinoie 森の日常を紡ぐ 都市と自然の狭間に行む―不動性と順応性― 福岡みほ 浅間山を望む庵 sumori-an 設計=Now and Then/福岡みほ 家族の記憶を繋ぐ大屋根 緑の轍に立つ森荘 設計=Now and Then/福岡みほ 大きな自然に包まれる 九坪の櫻庵 設計=Now and Then/福岡みほ 季節の表情を映しとる白 白の家 設計=Now and Then/福岡みほ ―第2章― 軽井沢別荘地の歩み 軽井沢開発と別荘建築 内田青蔵 W?M・ヴォーリズが遺した別荘建染としての原点 ヴォーリズ山荘 設計= W・M・ヴォーリズ 倹約と同胞愛の精神を宿す山荘建築 亜武巣山荘 設計= W・M・ヴォーリズ 軽井沢を避暑地に変えたものは何か 花里俊廣 ―第3章― 軽井沢のこれから レポート 軽井沢の森と文化を育む住まいづくり 軽井沢の山荘(吉村別荘) 設計=吉村順三 私の大好きな軽井沢 古村隆子 特別記事 現代の民家を考える 大径木がつくる健やかな住まい 土絵と本の家 設計=Ms建築設計事務所/三澤文子 世代循環を促す農的民家づくり 農縁坐暮 設計=瀬野和広+設計アトリエ/瀬野和広 地下室をそなえた現代の民家 西中瀬の家 設計・施工=扇建築工房/佐籐友也 本棟造り2棟が建ち並ぷ長野の伝統的民家 本棟の家 改修設計=降幡廣信建築設計事務所/降幡廣信 次代の建築家 第18回 湯河原の擁壁 設計=Strings Architecture/齋藤弦+湖雲山/酒井禅道 和の世界の空間探求 第4回 若者の和のイメージ 企画・監修=服部岑生  文=亀井靖子 シリーズ 研究室からフィールドヘ 第50回 大崎上島町リノベーションプロジェクト 広島大学 角倉英明・石垣文研究室 INTERIOR -Art of Presence- 第38回 Asher House MIKI TAKASHIMA 手描き図面に込めた想い 第22回 鬼頭梓の建築 その4 山口県立山口図書館 山口県立美術館 監修・文=松隈洋 書評 『カルロ・スカルパのH本』 (J・ K・マウロ・ピエルコンティ 著、三浦敦子 訳、鹿島出版会) 評者=土居義岳 イベント プロフィール
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創刊50周年を記念する今号の特集では自然や文化、産業を生かして課題に向き合いつくられた地域の建築を取り上げる。 2020年から続いたコロナ禍が落ち着いてきた頃、2024年元旦に能登を地震が襲い、9月には豪雨が再び能登を襲った。生活を脅かす出来事が続き、働き方の変化や移住など転機になったという人もいるだろう。こうした大きな出来事の一方で、日本各地で高齢化、人口減少がじわじわと進んでいる。かつて各地で巨額の税金を使った大型施設が建設され、ハコモノ行政と批判された。一方で近年は、大きなお金を使って建てて経済を動かすのではなく、小さくても持続できる方向にシフトする人や地域が増えてきている印象がある。自分にとっての「豊かさ」を見つめ直し、その土地の自然や文化、産業を生かし地域が抱える問題と向き合おうとする人たちが増えていると言えるのかもしれない。 建築は基本的に不動で、建築の周りは変化してゆく。建築はそうした変化も受け入れながら、常に人の居場所であり続ける。さまざまな転換期をむかえるいま、地域で建築をつくることの意味、建築の役割を問う。 瀬戸内海とともに大きな時間に抱かれる 時の納屋 香川県さぬき市 設計=堀部安嗣建築設計事務所 対談 自然のなかで育まれ、時を繋いでゆく場所 大山茂樹×堀部安嗣 あるものを活かし、奥多摩の魅力を伝える さとローグ 東京都奥多摩町 改修設計=堀部安嗣建築設計事務所+NIa インタビュー ふるさとの物語を繋ぐ 嶋田俊平×会田均 町を見守り続ける小さな2つの建築 ある町医者の記念館 南の家 鹿児島県薩摩郡さつま町 設計=堀部安嗣建築設計事務所 傍観者であってはならない 堀部安嗣 農業と福祉の拠点 あるきだす 滋賀県栗東市 設計=b.i.n木村敏建築設計事務所 記憶を編む、新しい不動産の取り組み 菊川の家 石川県金沢市 企画=ことのは不動産/松本有未 能登のこれから―里山里海とともに 心身ともに休まる居場所 湯宿 さか本 石川県珠洲市 設計=高木信治建築研究所 改修設計=橋本建築造園設計/橋本浩司 レポート 能登半島地震における伝統構法民家の被災状況調査から 日本民家再生協会 民家再生技術部会 特別記事 挿入と減築が生み出す新たな暮らし 斜めの壁が生み出す小空間を楽しむ 下鴨の家 改修設計=多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN 特別記事 挿入と減築が生み出す新たな暮らし 90年生き続ける建築 鈴木医院 改修設計=多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN 特別記事 挿入と減築が生み出す新たな暮らし 三角形に切り込むように減築し、路地に繋がる外部空間を取り込む 仏光寺の家 改修設計=多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGN シリーズ 研究室からフィールドへ 第49回 加子母木匠塾 2024 和の世界の空間探求 第3回 民家の和のメタファー 企画・監修・文=服部岑生 INTERIOR -Off Grid Living- 第37回 Thorpe+Pijoulat MIKI TAKASHIMA 手描き図面に込めた想い 第21回 鬼頭梓の建築 その3 日野市立中央図書館 監修・文=松隈洋 書評 『都市と緑の人類史』(ベン・ウィルソン 著、森夏樹 訳、青土社) 評者=山田貴宏 イベント・ニュース プロフィール/次号予告
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造作や家具は脇役と捉えられることもあるが、住まい手の生活や個性、つくり手の意識が、目に見える「形」、身体に触れる「形」となって現われる重要な要素と言える。そこで特集では建築と人を繋ぐ「造作と家具」に焦点を当て、住まい4軒と家具デザイナー・水之江忠臣の小椅子とその精神について紹介する。

特集 造作と家具―生活の美学― 響き合う空間とディテール 碧南市の住宅 設計=服部信康建築設計事務所
特集 造作と家具―生活の美学― 構造と造作、無垢と合板のバランスを追究する 名古屋市の住宅 設計=服部信康建築設計事務所
特集 造作と家具―生活の美学― 交差する造作と視線 国分寺の家 設計=森田悠紀建築設計事務所
特集 造作と家具―生活の美学― 造作が生む居場所 高尾の家 設計=アトリエムスタ設計室/黒澤彰夫
水之江忠臣 小椅子が伝えるリ・デザインの精神
天童木工本社工場 生産の現場を訪ねて
特別記事 暮らしに寄り添う住まい  落ち着いた暮らしのための仕掛け 中庭のある家Ⅱ 設計=神家昭雄建築研究室
特別記事 暮らしに寄り添う住まい 夫婦と猫の暮らす程よい住まい 東紀寺の家 設計=美建設計事務所/石井智子
特別記事 暮らしに寄り添う住まい 大屋根が集う家族を優しく包みこむ 散歩の家 設計=宗像秀展+八光建設SIMOKU
森と人と建築と 第24回 竹建築が紡ぐ未来 その2 環境建築のニューフロンティア 企画・監修=落合俊也
次代の建築家 第17回 和邇のコート・ハウス 設計=design it/池田隆志+池田貴子
和の世界の空間探求 第2回 江戸の和のメタファー 企画・監修・文=服部岑生
研究室からフィールドへ 第48回 段丘崖のため池 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024 岩城和哉+東京電機大学岩城研究
INTERIOR -Feeling of Connection- 第36回 Brady+Walker MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第20回 鬼頭梓の建築 その2 東京経済大学図書館 監修・文=松隈洋
書評 『世界への信頼と希望、そして愛 アーレント『活動的生』から考える』(林大地 著、みすず書房) 評者=島田潤一郎
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リモートワークの導入など、働き方の変化は暮らしを多様化させ、自然豊かな地方・郊外への移住者が増えている。その一方で都市にしかない魅力もある。都市にはさまざまなものが集まり、利便性も高い。現在、郊外の住宅地やニュータウンの老朽化、住む人の高齢化、人口減少が進むなかで、豊かに暮らしていくためにこれからの都市と郊外にはどのような居場所が必要になるのだろうか。特集では都市と郊外の5つの住まいを通してこれからの住まいのあり方について考える。

特集 都市と郊外の居場所 建築と緑がつくり出す都市の棲家 天神町place  設計=伊藤博之建築設計事務所
健やかな風景と暮らしを育む ちっちゃい辻堂  設計=ピオフォルム環境デザイン室/山田貴宏
暮らしと環境と技術の程よい関係 文=山田貴宏
未来食堂と街のえんがわ 各務さんの家  設計=ニコ設計室/西久保毅人
住宅街の住まいを閉じつつ開く 睫々居  設計=中川雄輔+木々のや/奥村英史+奥村悠視
街と人を見守り続ける場所 桜台ビレジ  設計=内井昭蔵
環境調整装置としての桜台ビレジ  内井昭蔵
内井建築の原型を伝える T邸  改修設計=ショセット建築設計室/伊藤康行
既存の斜め壁をデザインに取り込む W邸  改修設計=ショセット建築設計室/伊藤康行
桜台ビレジに暮らし、改修すること 文=伊藤康行
内井昭蔵のデザインマインド―環境建築― 文=松岡拓公雄
シリーズ 森と人と建築と 第23回 竹建築が紡ぐ未来 融合する都市と森の景 その1 企画・監修=落合俊也
特別記事 岡山 古民家再生工房35周年 工房のこれからと矢吹昭良の与えた影響
「民家増幅装置」による再生  矢吹昭良
“緑の建築”  矢吹昭良
古民家再生工房35周年展【ギャラリートーク】 地域文化の時間軸を建築で次世代へ繋げる 上田恭嗣+丹羽英喜+楢村徹+神家昭雄+大角雄三
岡山モダンヴァナキュラリズム  平良敬一
古民家再生を担う次世代の建築家
和の世界の空間探求 和室の原点  企画・監修・文=服部岑生
次代の建築家 第16回 家の躯体  設計=IGArchitedts/五十嵐理人+南野友子
かやぶきゴンジロウ 東京大学大学院 岡部明子研究室
INTERIOR -Back to Neutral- 第35回 AuMaitre-Hersey’s House  MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第19回 鬼頭梓の建槃 その1 弘前中央高等学校講堂 MIDビル 監修・文=松隈洋
書評 『図説 付属室と小屋の建築誌 もうひとつの民家の系譜』(大場修 編著、鹿島出版会) 評者=藤岡龍介
イベント
プロフィール/次号予告
2,860円
1,900円
竹原義二のつくる暮らしの場を特集する。住宅やグループホーム、障がい者施設や認定こども園など、それぞれ異なる生き方に合わせておおらかに、住む人のふるまいに呼応した設計を心掛けてきた竹原義二。今回は竹原がこれまでに設計した住まいを順に訪ねていくことで、いま一度改めて自身の道筋を振り返るとともに、「住まい」とは何かを語っていただいた。



特集 竹原義二 人が生きるを問う
住まいの原型 鶴の里の家 設計=竹原義二/無有建築工房
インタビュー「鶴の里の家」で過ごした7年 鶴の里の家建主×竹原義二+藤原徹平
帰る場所 ホームふじ 設計=竹原義二/無有建築工房
帰る場所がある、という当たり前 文=竹原義二
新しい家族のかたち コーポ洗谷 設計=竹原義二/無有建築工房
原風景となる場所 さざなみノイエ 設計=竹原義二/無有建築工房
座談 子ども達との暮らしを生み出す私達のイエ 難波元實×藤原徹平×竹原義
竹原義二論 「ズレ」構成論、建築動態化論、人間的で寛容な場を生み出す建築について 文=藤原徹平
特別記事 住まいと庭をととのえる 日々の変化を楽しむ住まいと庭 わたしたちの家 改修設計・施工=木むら設計室/木村孝憲
特別記事 住まいと庭をととのえる 祖父の家を受け継ぎ、内外をバランスよくととのえる 稲荷の家改修 改修設計=町秋人建築設計事務所
特別記事 住まいと庭をととのえる おだやかな地域の風景を受け継ぐ 築100年の家 喫茶好日 改修設計=ヨネダ設計舎/米田雅樹
特別記事 住まいと庭をととのえる 2つの中庭が3世代を繋ぐ 続・中野家の家 改修設計=Endo Kikuchi Design/遠藤奈々子
庭から繋がる家づくり WAKUWORKSの取り組み やぼろじ
庭から繋がる家づくり WAKUWORKSの取り組み 府中本町の家
庭から繋がる家づくり WAKUWORKSの取り組み 里山農家の風土再生
次代の建築家 第15回 林崎松江海岸の家 カレーハウスバブルクンド 改修設計=一色暁生建築設計事務所
研究室からフィールドへ 第46回 近畿大学建築学部 セルフビルドの茶室
INTERIOR -Strange is Beautiful- 第34回 Kedigian’s Apartment MIKI TAKASHIMA
建築家の思考と実践を実測図で解く 第1回 ―建築と庭(その1)― 図・文=金澤良春
書評『増田友也の建築世界』(田路貴浩 著、英明企画編集) 評者=笠原一人
イベント
プロフィール/次号予告
2,860円
1,900円
それぞれの地域を拠点に設計施工を行う4組を紹介する。素材と職人の力を引き出し、独自の建築をつくり出す宇野友明建築事務所。伝統に根ざしながら現代の暮らしに寄り添い、庭も手がける安藤工務店/安藤建築設計事務所。地域の風景に溶け込み、造作による細やかな住まいづくりを行うバウムスタイルアーキテクト。大工・職人を育て、建築づくりを通して山の循環を目指す六車工務店+六車誠二建築設計事務所。設計施工の取り組みは4組それぞれだが、共通するのは、建主にとってどんな建築が良いか思考を繰り返し、「設計」を軸にしながら、職人とのコミュニケーションを取り「施工」し、共に創造していこうという姿勢だ。4組の取り組みから、設計施工による建築の可能性を探り、設計者・職人・建主・素材の関わりについて考える。



巻頭記事 旧柏倉家住宅 地域文化を育み、記憶する家
特集 設計施工の思考と創造
宇野友明建築事務所 つくる喜びと楽しさを与えてくれる場所/三河湾の眼前に建つ列柱 寺部のゲストハウス 設計・施工=宇野友明建築事務所
安藤工務店 安藤建築設計事務所 見る人の胸に何物かを刻みつける建築/丘の上に建つ、折置組で構成されたのびやかな平屋 妹尾崎の平屋 設計・施工=安藤工務店 安藤建築設計事務所/安藤洋介
バウムスタイルアーキテクト 職人・建主とともに心地よい場をつくる/全体が緩やかに繋がり、庭と読書を楽しむ住まい 御津の家 設計・施工=バウムスタイルアーキテクト/藤原昌彦
六車誠二建築設計事務所 六車工務店 ローカルとローカルを繋ぎ導く、設計の役割/縦横3つに分節された空間が借景の緑と風を取り込む Arca 設計=六車誠二建築設計事務所 施工=六車工務店
特別記事 聴竹居 自然・人・技を繋ぐデザイン
シリーズ 登録有形文化財のこれから 第7回 持続的な保存・活用のために季節を愛でる食事処へ改修 飯沼本家主屋 改修設計=建築設計事務所 山田屋/山田哲矢 施工=岩瀬建築
連載 次代の建築家 第14回 明恵庵 設計=kvalito/水上和哉
研究室からフィールドへ 第45回 芝浦工業大学 空き家改修プロジェクト 東伊豆設計室
INTERIOR -Sense of Progression- 第33回 Brooks’Apartment MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第18回 広瀬鎌二の建築 その6(最終回) RCH-11(上小沢邸)SH-60 監修・文=広瀬鎌二アーカイブス研究会
書評『建築家による「日本」のディティール――モダニズムによる伝統構法 の解釈と再現』(青柳憲昌 著、彰国社) 評者=玄田悠大
イベント
2,860円
1,900円
コンクリートの可能性を追求し続ける井上洋介さんを特集する。井上さんの建築は、永い年月建ち続けるための構造(骨格)と、最終的に現われてくるかたち(質感やディテール)が一体的につくられている。「素材の役割とは何かを考えたい」と井上さんは言う。型枠として使われた木の痕跡を残すコンクリートの空間が、庭の草木や石を取り込み、大地に根づいてゆく。今回の特集では、4つの住まいをディテールと施工方法を含めて紹介する。



特集1 井上洋介 大地に生きるコンクリート
詠み人知らずのコンクリート 文=井上洋介
コンクリート、鉄、木の混構造がつくる多様な居場所 下北沢の家 設計=井上洋介建築研究所
角地に建つ六角形の住まい 吉祥寺の家 設計=井上洋介建築研究所
木とコンクリートによるおおらかな民家 裾野の家 設計=井上洋介建築研究所
竹林を背に静かに佇む住まい 用賀の離れ 設計=井上洋介建築研究所
特集2 鈴木恂+AMS architects -構想の軌跡-
「構想」について 文=鈴木恂
CHH JOH NAH GAH KIH SIH UNM HAH MOH GEH GOH DEH ATL PEH 設計=鈴木恂+AMS architects
「住居の構想」にむけて 文=内木博喜
KOV GLH TAV ISV  設計=鈴木恂+内木博喜/AMS architects
鈴木恂+AMS architects 住居系計画全リスト
特別記事 改修の可能性 住宅密集地に建つ家に呼吸器を設え快適な住環境を生み出す BARRACK(INSET) 改修設計=岸上勝彦+川名一吉
座談 改修の可能性を語る  岸上勝彦×川名一吉×丸山寛文 聞き手=香川貴範
感触のいい杉厚板を多用し心地良い空間をつくる #1104 改修設計=丸山寛文建築設計事務所
旧知の家具作家と工房の隣に建つ借家を共に改修 house NO WAVE 改修設計=丸山寛文建築設計事務所
近在の人が気軽に集う鍼灸院 くるりはなれ 改修設計=super architects/川名一吉
重ねられた出来事 くるりはなれ・福本商店 文=川名一吉
商店街活性化の核をつくる 福本商店 改修設計=super architects/川名一吉
次代の建築家 第13回 信貴の二階改修 改修設計=中土井宏紀建築研究所
シリーズ 研究室からフィールドへ 第44回 加子母木匠塾―その活動の足跡-
INTERIOR -Slow Building - 第32回 Nick & Nicole MIKI TAKASHIMA
手描き図面に込めた想い 第17回 広瀬鎌二の建築 その5 西都原古代生活体験館  監修・文=矢野和之+広瀬鎌二アーカイブズ研究会
書評 『教養としての建築入門』(坂牛卓 著、中央公論新社) 評者=本橋仁
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商品情報・内容

■ 設計者(=建築家)と施工者、住まい手の三者をつなぐ住宅建築総合誌

住宅にかかわる専門家向けに深く掘り下げた特集で最新の住宅をビジュアルに紹介します。デザインに加えて、素材や技術に関する情報も豊富に掲載し、平面図や断面図といった基本図面からディテールまで、設計者・施工者の実務に直接役立つ詳細なデータを盛り込んでいます。また、住宅をとりまく社会状況を踏まえ、地域・風土に根差して優れた仕事をしている各地の設計者・施工者を積極的に取り上げます。

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