MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) 発売日・バックナンバー

全218件中 166 〜 180 件を表示
1,047円
表紙 マリア・カラス
特集 カラスと世界名歌手格付け
 モーストリー・クラシック名物の格付けシリーズ。今回は歌手編。故人、現役歌手を含めた女声総合ランキング1位は圧倒的な得票でマリア・カラスだった。2位はミレッラ・フレーニ、3位はビルギット・ニルソン。男声総合ランキングの1位はプラシド・ドミンゴ。2位はドミンゴの「三大テノール」の仲間、ルチアーノ・パヴァロッティ。3位はアルフレード・クラウスになった。カラスの人気、実績はいまさらいうまでもない。プッチーニのオペラ「トスカ」の名曲「歌に生き、恋に生き」を体現するかのような人生を生きた。わずか53年の生涯に残された録音は、今も愛聴され続けている。特集の「名アリア聴きくらべ」コーナーで、14曲を取り上げているが、ヴェルディの「椿姫」より「ああ、そはかの人か~花から花へ」など多くのアリアでカラスの名前が挙がっている。ドミンゴは71歳になり、キャリアは半世紀を超え、いまだ現役だ。指揮者としても世界各地を飛び回る。今月は愛息プラシド・ドミンゴ・JR.とデュエット曲を収録したCD「プラシド・ドミンゴ『ソングス』」をリリースした。
 他の特集の主な内容は、◎カラスVSテバルディ◎三大テノール現象◎エディタ・グルベローヴァ・インタビュー◎サンドリーヌ・ピオー・インタビュー◎名歌手コンサートガイド、などです。

BIGが語る
森下洋子 バレエ
 今年の第24回高松宮殿下記念世界文化賞演劇・映像部門を受賞した日本を代表するプリマ。3歳でバレエを始め、現役生活61年目というから驚く。1974年、ブルガリアのヴァルナ・世界バレエ・コンクールで日本人初の金賞に輝き、一躍スポットライトを浴びた。ヌレエフとはエリザベス女王戴冠25周年記念公演などで200回近くコンビを組むなど国際的に活躍している。「人生全部がバレエを中心に、そしてみんなと一緒に作り上げていく。だから、ほかのものは犠牲でも何でもないんです。別にいらないんです」と話す。

NONFICTION 
中村恵理 ソプラノ
 いまヨーロッパで注目を集める新進ソプラノ。新国立劇場オペラ研修所を経て、渡欧。2008年、ロイヤル・オペラのジェット・パーカー・ヤングアーティスト・プログラムのメンバーとして「エレクトラ」でデビュー。09年、アンナ・ネトレプコの代役として「カプレーティとモンテッキ」のジュリエッタを歌い、大成功を収めた。同年、バイエルン州立歌劇場の専属ソリスト契約を結んだ。しかし、「私はまだ何も成し遂げたわけではないんです」と語る。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト ギター 福田進一
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 ルービンシュタイン&アラウ
など特集や好評連載が満載です。
1,047円
表紙 パブロ・カザルス
特集 カザルスとチェロの巨匠たち
 パブロ・カザルスが1930年代に録音したバッハの無伴奏チェロ組曲は、モノラル録音ながら、今日も「名盤」の誉れが高い。14歳のとき、楽器店で埃をかぶっていた楽譜を見つけ、演奏を研究、歴史に残る解釈を打ち立てた。長く埋もれていたこの組曲を“再発見”し、コンサート・ピースとして確立させた業績はとても大きい。20世紀後半を代表するチェリストはムスティスラフ・ロストロポーヴィチ。小澤征爾の親友で、たびたび来日。横綱千代の富士と築地市場が大好きな大の親日家だった。カザルスはフランコ政権に反対する平和活動家だったが、ロストロポーヴィチも作家ソルジェンーツィンを擁護するなど自由のために旧ソ連と戦い、国籍を剥奪された。日本好きならこの人も負けていない。ミッシャ・マイスキーは来日40回を数え、350回もコンサートを行っている。今月号はこのほか、デジュ・プレ、ピアティゴルスキー、フルニエらチェロの巨匠たち、チェロの名曲の数々などを特集している。
 他の特集の主な内容は、◎いま聴きたい世界のチェリスト◎いま聴きたい古楽のチェリスト◎バッハ:無伴奏チェロ組曲徹底聴き較べ◎ドヴォルザーク:チェロ協奏曲の名盤◎ベートーヴェン:チェロ・ソナタの名盤、などです。

BIGが語る
フィリップ・グラス 作曲
 今年の第24回高松宮殿下記念世界文化賞の音楽部門にアメリカの作曲家、フィリップ・グラス(75)が選ばれた。同じ音型を繰り返すミニマル・ミュージックの作曲家だ。1976年、オペラ「浜辺のアインシュタイン」が絶賛された。今年は75歳を祝い、メトロポリタン・オペラは「サテァグラハ」を再演し、カーネギー・ホールは交響曲第9番の世界初演を行った。チベット独立の支持者でもある。「音楽で大事なことは何を聴くかです。演奏家も自分のしていることを聴く必要があります。分析は必要ありません」と語る。

NONFICTION 
ジェラーレ・プーレ ヴァイオリン
 フランスのエスプリあふれるヴァイオリニスト、プーレ。8月30日、紀尾井ホールでリサイタルを行った。ドビュッシー生誕150年の記念年にちなみ、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタを演奏した。実はプーレの父、ガストン・プーレがこの作品を初演している。ピアノはドビュッシー自身。1916年から17年にかけ作曲されたが、ヴァイオリンのテクニックに関して助言してもいる。「私にとっては家族の絆を実感させる、家宝のような曲なのです」と語る。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト チェロ 長谷川陽子
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 メラニー・ホリデイ&ペーター・ミニッヒ
など特集や好評連載が満載です。

次号予告
2012年10月20日(土)発売の2012年12月号は「カラスと三大テノール 世界の名歌手格付け」を特集します。

お楽しみに!
1,047円
2012.10月号
表紙 ストラディヴァリウス「ハギンス」
特集 クラシックの華 ヴァイオリン協奏曲
 クラシック・ファンならだれでも好きなヴァイオリン協奏曲があるだろう。特集では、音楽評論家10人に、ヴァイオリン協奏曲の名曲ベスト3を挙げてもらった。最も多くの人が1位に挙げたのは、ベートーヴェン。ほかにモーツァルトの第3番やシューマン、ヴィヴァルディの「四季」などが1位に挙がった。2位にはブラームスを挙げる人が多かった。また、評論家が実際に聴いた演奏でのベスト3も挙げてもらっている。ベートーヴェンを挙げている人のソリストは、ムター、ブラッハー、ツインマーマン、スターン、ハーンらとさまざま。ヴァイオリニスト15人にも好きなヴァイオリン協奏曲を1曲、聞いている。5人はベートーヴェンを挙げたが、回答はばらけている。シベリウス、モーツァルトの第5番、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ブリテン、ブルッフなどだ。聴衆と演奏家では判断が違うのだろう。
 他の特集の主な内容は、◎ヴァイオリン協奏曲の名曲・名盤◎巨匠たちのコンチェルト◎ヴァイオリン協奏曲を語る。ファウスト、テツラフ、シャハム◎“魔弓”パガニーニが遺したもの◎ヴィヴァルディ「四季」の魅力、などです。

BIGが語る
ユンディ・リ ピアノ
 今年10月、30歳になる。満を持してベートーヴェンのピアノ・ソナタを録音した。しかも「悲愴」「月光」「熱情」という三大ソナタだ。「30歳の節目の年ということもあります。ずっと弾きたいと思っていました。なぜこの3曲にしたかというと、ベートーヴェンのロマンあふれる曲だからです。初期、中期の作品ですから、生き生きとした若さ、光輝く活力を感じます」と話す。9月後半から、この3曲とショパンなどで1カ月にわたる全国ツアーが始まる。10月7日の誕生日は、バースデー・リサイタルが行われる。

NONFICTION 
宮川彬良 作曲家・舞台音楽家
 東京ディズニーランドのショー音楽、「マツケンサンバⅡ」などの作曲家、宮川彬良。新日本フィルの演奏会「コンチェルタンテⅡ」の音楽監督を務めている。司会進行に指揮、ピアノも受け持つ「笑いと感動で包むコンサート」である。「燃えよドラゴン」や「サンダーバード」などおなじみのポップス・ナンバーが流れる人気のコンサートだ。「コンチェルタンテという言葉には『協調する』という意味と『主張する』という相反する意味があるんです。そろそろ社会は、音楽から何かを学ぶべきではないでしょうか」と話す。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト ソプラノ 鈴木慶江
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 3つの野外オペラ サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル、ラーテンの野外オペラ、メルビッシュ音楽祭
など特集や好評連載が満載です。
1,047円
表紙 リヒャルト・ワーグナー

特集 オペラの巨人 ワーグナーとリング
 ワーグナーの聖地、バイロイト音楽祭が7月から8月にかけて開催される。今年の演目は「さまよえるオランダ人」「トリスタンとイゾルデ」「ローエングリン」「タンホイザー」「パルジファル」。来年の生誕200年を控え、今年の新演出は「さまよえるオランダ人」のみだ。今年の生中継は8月11日の「パルジファル」が予定されており、日本では8月26日深夜、NHK-BSプレミアムで放送予定。特集ではこれら5作品はもちろん、近年、注目される初期の「妖精」「恋愛禁制」「リエンツィ」から「ニーベルングの指環」4部作まで全オペラの解説と名盤を紹介している。また、序曲や前奏曲の魅力、珍しいピアノ曲、マゼールが編曲した「言葉のない指環」などワーグナーの全貌を紹介する。
 他の特集の主な内容は、◎ドナルド・キーンの巻頭言「女神の中の女神 フラグスタート」◎ワーグナー、その波乱万丈の生涯◎なぜルートヴィヒ2世はワーグナーの最大のパトロンになったのか◎2012年バイロイト音楽祭、どこがみどころ?◎世界のワーグナー上演、などです。

BIGが語る
ペーター・シュナイダー 指揮
 6月に新国立劇場で上演され、絶賛された「ローエングリン」を指揮した「ワーグナーのスペシャリスト」。ワーグナー作品の指揮は経験を積むことが大事だという。ところで、ウィーン生まれで、初めて「観客」として見たオペラがウィーン国立歌劇場の「ローエングリン」だった。というのはウィーン少年合唱団のメンバーだったので、「トゥーランドット」や「カルメン」などには「出演」していたが、ワーグナーには少年合唱団の出番はない。「それまで自分の体験したオペラとは別種の感動を感じたことだけは覚えています」

NONFICTION 
ダニエル・ハーディング 指揮
 2010/11シーズンから新日本フィルハーモニー交響楽団のMusic Partner of NJPを務めている。昨年3月11日は新日本フィルの定期演奏会の指揮が予定されており、ホールにたどり着いた楽団員たちとコンサートを行った。今年4月には軽井沢大賀ホールの芸術監督に就任した。ますます日本との縁が深くなった。「静かな環境で落ち着いて勉強するような時間は、日本の方が取りやすいのです。じっくりと腰を据えて音楽と向き合う時間が持てるのです」と話す。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト ソプラノ 幸田浩子
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 追悼フィッシャー=ディースカウ
など特集や好評連載が満載です。

1,047円
特集 クラシックの華 ピアノ協奏曲
 ショパンには2曲のピアノ協奏曲がある。いずれも、まだパリに出てくる前、ワルシャワ時代に作曲され、10代の若々しいショパンの青春の息吹が感じられる。実は第2番が先に作曲されたが、出版が遅れたため順番が逆になっている。第1番が作曲されたのはポーランドを出る直前の1830年。華麗な名人芸的な技巧を聴くことができる。第2番は、恋人コンスタンツィヤへの思慕から生まれ、1826年から30年にかけて作曲された。ショパンの協奏曲を得意とするピアニストは多い。フランソワ、ルービンシュタイン、アルゲリッチ、ツィメルマンなどが優れた録音を残している。今月号は、ショパンのほか、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ラフマニノフ、チャイコフスキーらピアノ協奏曲の名曲の数々、ホロヴィッツやミケランジェリ、リヒテルやルービンシュタインら巨匠たちが残したピアノ協奏曲を特集している。
 他の特集の主な内容は、◎音楽革新の実験場としての協奏曲◎ピアニストが好きな協奏曲ベスト3◎ピアノ協奏曲の難曲はこれだ!◎ピアノ協奏曲を語る、小山実稚恵、小菅優◎20世紀に復活した様々な形の弾き振り、などです。

BIGが語る
マルク・ミンコフスキ 指揮
 1982年、自ら創設したバロック音楽演奏グループ、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルを率いるミンコフスキ。いまやバロック音楽だけでなく、ベルリン州立歌劇場やベルギー王立歌劇場でヴェルディなどオペラも指揮し、ベルリン・フィルなど一流オーケストラに客演もする。7月は初めてオーケストラ・アンサンブル金沢でラヴェルなどを指揮する。「初めてのオーケストラに客演するとき大事にしていることは、そのオーケストラを知ることです。互いが理解できてこそよい音楽を作り上げることができます」と話す。

NONFICTION 
舘野泉 ピアノ
 2002年、脳溢血のため右半身不随になるも、2年後、「左手のピアニスト」として復帰。左手の作品の充実を図るために「舘野泉左手の文庫(募金)」も設立した。5月から「舘野泉フェスティバル―左手の音楽祭」が始まった。「不便ということはまったくありません。それよりも、新しい音楽を自分で作っていけるんだ、ということが嬉しくて仕方がない」と話す。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう
 ゲスト フルート ペーター=ルーカス・グラーフ
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」
 アルバン・ベルク四重奏団&ハーゲン四重奏団
など特集や好評連載が満載です。

1,047円
表紙 アントン・ブルックナー
特集 究極の交響曲作曲家 ブルックナーと巨匠指揮者
 ブルックナーの音楽を理解するのに、キリスト教のことははずせない。1924年にオーストリア・リンツ郊外に生まれたブルックナーは、祖父、父とも教会附属小学校の教師で、教会のオルガニストだった。自身も後に、敬虔なキリスト教徒として聖フローリアン大聖堂、リンツ大聖堂のオルガニストを務め、生前はオルガニストとして有名だった。交響曲10曲、ミサ曲、「テ・デウム」などを残したが、その作品はキリスト教徒のためだけに書かれたのではなし。「宗教を超えた人類全体への普遍的で崇高なメッセージであり、多くの聴き手を深い感動に誘っている」(音楽評論家、横原千史)。今月号はブルックナーの全交響曲の解説と名盤、ブルックナー指揮者たちの紹介などを特集している。
 他の特集の主な内容は、◎永遠の絶対的なものへの強い希求◎ブルックナーはなぜ改訂を繰り返したのか◎交響曲第9番を録音したラトル◎ブルックナーの名指揮者チェリビダッケ◎ヴァントの思い出、などです。

特集で紹介したDVD、CDのプレゼントもあります

BIGが語る
細川俊夫 作曲
 日本とドイツを拠点に日本を代表する作曲家の一人。作品は世界各国で演奏されている。昨年のベルリン・フィルの来日公演で、同フィル委嘱の「開花の時」が日本初演された。また、ベルリン州立歌劇場とベルギー王立歌劇場の共同委嘱によるオペラ「松風」も成功を収めた。「大きくて懐の深いヨーロッパの音楽界と対決していくためには、オリジナルの自分たちの表現を作っていかなければなりません」と話す。

NONFICTION 
宮本文昭 指揮
 東京シティ・フィルの音楽監督に就任した宮本文昭。4月18日に東京オペラシティで就任披露演奏会が行われた。メインのプログラムはブラームスの交響曲第2番。「とにかく、ホッとしました。音楽監督として最初のコンサートでみっともないことにならなくて。僕に任せてくれたオーケストラの皆さん、後押ししてくれたスタッフの皆さんの顔に泥を塗らずにすんだ」と話した。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 指揮 垣内悠希
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 フィラデルフィア管&コンセルトヘボウ
など特集や好評連載が満載です。
1,047円
表紙 ジュゼッペ・ヴェルディ
特集 イタリア・オペラの巨人 生誕200年 ヴェルディ
 オペラのレパートリーとしてなくてはならない傑作群を生み出したジュゼッペ・ヴェルディが来年、生誕200年を迎える。今秋の2012/13シーズンから世界各地で、ヴェルディー・イヤーが幕開け、記念公演が行われる。特集では全26作品を徹底解説、合わせて名盤を紹介している。昨秋、ボローニャ歌劇場と来日した若手指揮者ミケーレ・マリオッティは「ヴェルディは天才です。初期はメロディーがどんどん出てきて、それを一度しか使わないで捨ててしまう。もったいないくらいです」と話した。また、音楽評論家や音楽ジャーナリストにヴェルディのオペラのベスト3をあげてもらった。1位は「ドン・カルロ」、2位は「ファルスタッフ」、3位は「オテロ」、4位「リゴレット」、5位「椿姫」の順だった。
 他の特集の主な内容は、◎イタリア芸術の“復権”がかかるヴェルディ年◎オペラ史の中のヴェルディ◎イタリア近代音楽とナショナリズム◎ハンプソン、ペルトゥージ、スカンディウッツィ・インタビュー◎19世紀イタリア・オペラの声、などです。

BIGが語る
クリスティアン・アルミンク 指揮
 今年9月から、新日本フィルの音楽監督として最後のシーズンを迎える。2003年9月から音楽監督、11年9月から芸術監督を兼任している。この10年の間、オペラを数多く演奏したことで、音楽の広がり、柔軟性などをオーケストラが獲得し、響きが変化してきた。「オーケストラとの仕事は、常に何らかの課題が存在するもので、それを解決していくと、また新たな課題が出てくるといった果てしない旅のようなものです」と語る。

NONFICTION 
齊藤一郎 指揮
 2009年4月からセントラル愛知交響楽団の常任指揮者を務める。3月25日、すみだトリフォニーホールの地方都市オーケストラ・エスティバルで、東京の聴衆にもお目見えした。前半に、木下正道「問いと炎Ⅱ」、水野みか子「レオダマイヤ」という現代音楽を2曲披露した。これまでも積極的に邦人作品を取り上げており、齊藤は「自分たちが普段、どんな姿勢で音楽をしているか、というのを分かってもらうのが大切」と話した。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 指揮 飯守泰次郎
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 ワイセンベルク&ベルマン
など特集や好評連載が満載です。

1,047円
表紙 ダヴィッド・オイストラフ
特集 最新格付け! 世界の名ヴァイオリニスト
  モーストリー・クラシックの格付けシリーズ第5弾はヴァイオリニスト。音楽評論家や音楽ジャーナリストら50人にアンケートを行った。ベスト3の結果をあげると、現役演奏家と故人を含めた総合ランキングは1位オイストラフ、2位ハイフェッツ、3位クライスラー。現役演奏家は1位がクレーメル、2位ムター、3位ハーンとなった。クレーメルは総合ランキングでも現役最高の8位に入っている。ランキングは時代を反映する。たとえばシゲティは6位、ティボーは14位だが、音楽評論家の渡辺和彦氏「昔はティボーとシゲティの2人は、特に日本では飛び抜けて評価が高く、日本のヴァイオリン好きの一つのよりどころでもありました。でもそれを知らない若い人たちが聴くと『なんだこの下手なひと』ということになる」と話している。
 他の特集の主な内容は、◎ヴァイオリン奏法とスタイル◎ヴァイオリンの演奏流派をめぐって◎ヴァイオリニストと銘器の“複雑な関係”◎コンサートマスターの名ヴァイオリニスト◎現役ヴァイオリニストがリスペクトするヴァイオリニスト、などです。

BIGが語る
諏訪内晶子 ヴァイオリン
 日本を代表するヴァイオリニストの一人、諏訪内晶子が4月に4年ぶりのCDをリリースする。エネスコのヴァイオリン・ソナタ第3番、バルトークのルーマニ民俗舞曲(セーケイ編)、ファリャのスペイン舞曲(クライスラー編)など7曲が収められている。ルーマニアやスペインの民族色の強い作品ばかりだ。エネスコの弟子だったギトリスと話をする機会があった。「エネスコはそばにいるだけで存在感があったと」と教えてくれた。諏訪内は「なじみがない曲もあるかもしれませんが、親近感を持ってもらえたら」と話している。

NONFICTION 
小倉貴久子 フォルテピアノ
 東京オペラシティの近江楽堂という小さなホールでコンサートを行った小倉貴久子は、日本屈指のフォルテピアノ奏者である。フォルテピアノとは留学先のアムステルダムで出会った。ベートーヴェンなど古典の曲をフォルテピアノで弾くと「あ、こういうことか」とピアノで弾いていたときには分からなかったことが腑に落ちる経験を何度もして、「ハマった」のという。「作品が生み出された当時の楽器で演奏することは自然なことなんです」と語る。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト チェロ 宮田大
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 クーベリック&ノイマン
など特集や好評連載が満載です。

1,047円
表紙 アストル・ピアソラ
特集 タンゴの革命児 没後20年 ピアソラ
 「タンゴの革命児」と呼ばれたアルゼンチンの作曲家・バンドネオン奏者、アストル・ピアソラが今年没後20年を迎えた。ギドン・クレーメルやヨーヨー・マがピアソラを〝再発見〟した1990年代に大ブームが起こり、すっかりクラシックのレパートリーとして定着した。ピアソラは1921年、アルゼンチンで生まれ、ヒナステラやナディア・ブーランジェにクラシックの理論を習い、ジャズやロックなどのエッセンスも入った独自のタンゴを作り出した。「踊るタンゴから聴くタンゴ」へと革命を起こしたのだ。ピアソラ・ブームを支えるバンドネオン奏者、小松亮太は「ピアソラの魅力に気づいたお客様が、今度は僕たちタンゴのミュージシャンによるピアソラを聴いてくれれば、それでいいとも思っています」と話している。
 他の特集の主な内容は、◎ピアソラ、タンゴと音楽を語る◎これだけは聴いておきたいピアソラの傑作10選◎ピアソラとクラシックの音楽家◎クレーメル、ピアソラを語る◎ヨーヨー・マ、ピアソラを語る◎小松亮太が勧めるタンゴの名盤◎ピアソラは踊りにくい!?、など。

BIGが語る
エリアフ・インバル 指揮
 マーラー演奏のオーソリティーとして評価が高いエリアフ・インバル。2008年から東京都交響楽団のプリンシパル・コンダクターを務めている。今年9月から、新しいマーラー・チクルスがスタートし、交響曲第1番から番号順に取り上げる。「マーラーの音楽には、2つの世界大戦やアウジュヴィッツの悲劇、世界で続く宗教対立など、こうしたカタストロフに通じるものが横たわっています。世相を反映しているかのようです」と語る。

NONFICTION 
三舩優子 ピアノ
 2月、神奈川フィルとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾いたピアニスト、三舩優子。「もう幾度となく弾いている曲ですが、弾くたびに、やはり名曲だなあって思います」と話す。2009年にデビュー20周年を迎えた。「いま、とても充実感を感じています。だからいま、できることをできるだけやって、自分の中に成果を蓄積したい。でも仕事を詰め込みすぎで、自爆気味」と笑う。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト ヴァイオリン 渡辺玲子
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 グルベローヴァ&キリ・テ・カナワ
など特集や好評連載が満載です。
1,047円
表紙 ドビュッシー
特集 印象派とフランス音楽 ドビュッシー&ラヴェル
特別付録CD ラヴェル:「ボレロ」

 今年はドビュッシーの生誕150年のドビュッシー・イヤーです。ラヴェルとともに印象派と呼ばれました。ドビュッシーの代表作は管弦楽曲では「牧神の午後への前奏曲」「海」、歌劇「ペレアスとメリザンド」、ピアノ曲は「前奏曲集」や「映像」。ラヴェルは「ボレロ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」「クープランの墓」、ピアノ協奏曲や「鏡」。両者の弦楽四重奏曲も名曲です。フランス音楽の名指揮者といえば、クリュイタンス、ミュンシュ、ブーレーズ、マルティノン、プレートルらがあげられます。20世紀の音楽への橋渡しをしたドビュッシーとラヴェル、そして印象派やフランス音楽を特集しています。特別付録に「ボレロ」(小林研一郎指揮日本フィル)のCDがついています。
 他の特集の主な内容は、◎ピアニストが好きなドビュッシー&ラヴェル◎新音楽の扉を開いたフランスの音楽家たち◎エリック・サティ、近代フランス音楽史の演出者◎「展覧会の絵」ラヴェルのオーケストレーションの魔力◎フランスが生んだ名演奏家たち、など。

BIGが語る
ウィリアム・クリスティ 指揮
 古楽の牽引者の一人。古楽団体レザール・フロリサンを率いて30年以上になる。近年はベルリン・フィルやチューリヒ歌劇場など世界一流の場所で指揮する機会が増えている。昨年12月31日、メトロポリタン歌劇場で「魔法の島」を世界初演した。ヘンデルなど18世紀の音楽を再利用したパスティーシュ作品で、「18世紀音楽の魅力のすべてが詰まっています。バロックの重要な要素であるスペクタクルなヴィジュアルも豊富です」と話す。日本では2月、METライブ・ビューイングで上映される。

NONFICTION 
宮本益光 バリトン
 オペラ団体、二期会を代表する歌手の一人となった宮本益光。1996年のオペラ・デビューがモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」。昨年11月には二期会創立60周年記念公演でも「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロールを歌うなど、このオペラに縁が深い。オペラ出演の一方、日本の歌のコンサート、コンサートの企画や訳詞、子供の合唱団の指揮など活動範囲は多岐にわたる。「でも、どれも同じ距離感の中にあるんです」と話す。

 このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 横笛奏者 藤舎貴生
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 ベニー・グッドマン&キース・ジャレット
など特集や好評連載が満載です。

1,047円
表紙 ヨハン・シュトラウス2世
特集 美しく青きドナウ ワルツ王シュトラウス

 毎年、正月恒例のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。今年はラトビア生まれの巨匠マリス・ヤンソンスが2006年に次いで2度目の指揮をします。プログラムは、おなじみのワルツ「美しく青きドナウ」やポルカなどに加え今回はチャイコフスキーの「眠りの森の美女」から2曲演奏されるのが注目です。ウィーン・フィルの元コンサートマスター、ライナー・キュッヒルは「ニューイヤー・コンサートは、これまでの些事は忘れて新しいスタートを切ろうという〝年頭所感〟だと私は受け取っています」と話しています。また、たった一度だけ登場したカラヤンのニューイヤー・コンサートを聴いた音楽評論家、伊熊よし子さんの思い出、マゼールやクライバーら歴代の指揮者たちのニューイヤー・コンサートの名盤も紹介します。
 他の特集の主な内容は、◎特別版「ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り」◎ウィンア・ワルツとウィーン◎ウィンナ・オペレッタ小史◎シュトラウス・ファミリー◎コンサートガイドなどです。

BIGが語る
ミッシャ・マイスキー チェロ
 10月、娘のピアニスト、リリー・マイスキーと日本ツアーを行った。子供と一緒に音楽を奏でることは昔からの夢だったという。日本好きで知られ、初来日からちょうど25年になる。「実は盆栽が大好きなんです。世界中を飛び回っているので、残念ながら盆栽の手入れができません。それが目下の悩みです。生まれ変わったら日本の庭師になるかもしれません」と笑う。

NONFICTION 
相曽賢一朗 ヴァイオリン
 東京芸大を経てイギリスのロイヤル音楽アカデミーに留学。ロンドンを拠点に活動している。チェリスト、スティーヴン・イッサーリスとは義理の兄弟である。「昔はクライスラーやハイフェッツの録音をよく聴いていました。そういう演奏を目指していました。アメリカ留学の後でイギリスに向かったのも、本物のヨーロピアンな音楽をしたかったからです」と話す。

 このほか
◯2011年回顧 ベスト・コンサート&CD、DVD
◯2012年コンサート計画 オーケストラ、オペラ、ピアノ、器楽
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 数学者 広中平祐
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 ヨッフム&カイルベルト
など特集や好評連載が満載です。
1,047円
表紙 ベートーヴェン
特集 ベートーヴェン格付け! 第九・交響曲ベスト10

日本ほど「第九」が演奏される国はありません。師走に入ると、今年も全国で毎日平均して3公演は行われます。評論家や音楽ジャーナリストらに第九のベストCDを挙げてもらいました。1位はフルトヴェングラー指揮のバイロイト祝祭管弦楽団のもの。1951年7月29日、戦後の劇場再開を記念する演奏会のライヴ録音で、音楽評論家の中村孝義氏は「演奏とは単に楽譜を音に変えるだけでなく、演奏された時の条件と一体であることをこれほど思い知らされるものはない」と書いています。2位はバーンスタイン指揮ウィーン・フィルの1979年の録音。3位はクレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の1957年の録音です。さらにベートーヴェンの交響曲の人気ランキングも特集しています。1位は第3番「英雄」で、「第1楽章の壮大な規模はこれまでの交響曲の概念を大きく塗り替えた」と西原稔・桐朋学園大教授は評します。2位は9番「合唱付き」、3位は6番「田園」でした。
ほかの主な内容は、◎ベートーヴェン交響曲全集ベスト10◎ドイツ人とベートーヴェン◎指揮者鼎談◎海外の「第九」演奏◎コンサートガイドなどです。

BIGが語る
小澤征爾
第23回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した小澤征爾。10月18日に受賞者記者会見と記者懇談会が行われ、元気な姿を見せた。もっとも力を注いでいるサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)について「1984年にSKOを始めた時から、絶対に世界の最高かそれに近いところまで行くと信じていましたし、いまでも信じています。そういうつもりでやっています。なぜかというと、みんなが音楽をする気持ちが相当高いレベルにあるんです」と話した。

NONFICTION
アルド・チッコリーニ
イタリア生まれでフランスに住む巨匠ピアニスト、アルド・チッコリーニが来日した。ワーグナー、リスト編曲の「イゾルデの愛の死」などを演奏したが、86歳という高齢にもかかわらず、衰えを感じさせない。「自分の演奏に満足することは決してありません。絶対の真実などあり得ない、そう思いながらもそれを追い求めていくのが私たちのあり方です」と話す。

このほか
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯「ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 作曲家 佐藤直紀
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 ルージッチコヴァ&アクセンフェルト
など好評連載が満載です。
2011年12月号
表紙 ホロヴィッツ
特集 最新格付け! 世界の名ピアニスト
モーストリー・クラシックは評論家や音楽ジャーナリストらにアンケートを行い、現役演奏家を含めた世界の名ピアニストのランキング、現役ピアニストのみのランキングを集計した。総合ランキング1位はホロヴィッツ、2位はミケランジェリ、3位はリヒテル。現役の1位はアルゲリッチ、2位はポリーニ、3位はツィメルマンという結果になった。日本人ピアニストは5位に内田光子が入っている。西原稔・桐朋学園大教授はホロヴィッツの音楽を「ホロヴィッツ以前にホロヴィッツは存在せず、以降にも存在しない」と絶賛する。音楽評論家の横溝亮一氏はミケランジェリのピアノを見た経験がある。鍵盤にはぬぐい取った血の跡があった。「血のにじむような努力」というが、ミケランジェリは本当に血を流して練習していた。特集はランキングの結果発表とともに、評論家らのそれぞれの演奏家への思い入れたっぷりの文章をお楽しみ下さい。
ほかの主な内容は、◎音楽評論家、青澤唯夫、伊熊よし子、片桐卓也3氏による座談会◎キーシン・フェスティバル開幕◎ラン・ランがやって来た!◎躍進するアジアのピアニズム◎異能のピアニストの果たした役割、などです。

NONFICTION
仙台フィルハーモニー
東日本大震災の発生当日の3月11日、仙台フィルは本拠地、仙台市青年文化センターにいた。3時から、その夜の日演連推薦新人演奏会のゲネプロがあるため楽員の多くがホールにいたのだ。それから7カ月。日本オーケストラ連盟は「アジアオーケストラウィーク」に、仙台フィルと2月のニュージーランド地震の被災地クライストチャーチのオーケストラを招聘し、合同演奏を行った。正指揮者の山下一史は「自分が社会にどう貢献していいけるのか、ということを常に考えた半年間でした」と語った。

このほか
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯「ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 太鼓奏者 林英哲
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 カール・ベーム
など好評連載が満載です。
1,047円

表紙 小澤征爾
特集 76年の軌跡 小澤征爾
小澤征爾が総監督を務めるサイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本が9月、初めて中国公演を行いました。残念ながら小澤はキャンセルしましたが、公演は成功裏に終わりました。昨年から食道がん、腰のヘルニアと手術が続きましたが、今夏のSKF松本で「青ひげ公の城」を振り、オペラでも本格復帰しました。しかし、体調を崩し2公演をキャンセル、中国に行くのも断念しました。北京で行われた記者会見で「僕が言い出しっぺで、僕は中国生まれなので、どうしても中国に行って音楽をやりたかった。申し訳ありません」というビデオメッセージが流れ、無念さを表していました。
小澤は1959年、貨物船でフランスに渡り、その年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。カラヤン、バーンスタインという欧米の2大巨匠に師事し、めきめきと頭角を現しました。ボストン交響楽団の音楽監督を29年務め、2002年、音楽界の最高峰、ウィーン国立歌劇場の音楽監督に日本人として初めて就任しました。今年7月には、第23回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞しました。特集はSKF松本、中国引っ越し公演のリポートをはじめ、ロングインタビュー、小澤の偉大な業績、人生を詳しく取り上げています。
主な内容は、恩師斎藤秀夫と小澤征爾◎カラヤンと小澤征爾◎バーンスタインと小澤◎パリと小澤◎小澤征爾、復活の足取り◎スイス国際アカデミー・リポート◎兄征爾の思い出と家族、などです。

NONFICTION
ピエタリ・インキネン 指揮者
フィンランド生まれの若手指揮者。「自分の血の中には、確かにシベリウスと同じものが通っていると感じることがあります」と語ります。現在、ニュージーランド響の音楽監督、日本フィルの首席客演指揮者を務め、国際的なキャリアを築きつつあります。今回は9月2日、日本フィルの定期演奏会を指揮するために来日しました。昨年12月からスタートしたマーラー撰集の第2弾。長大なマーラーの交響曲第3番を取り上げました。

このほか
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯「ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 武井勇二 サイトウ・キネン・フェスティバル事務局
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 バンブリー&ヘンドリックス
など好評連載が満載です。
1,047円
表紙 カラヤン
特集 最新格付! 世界の指揮者
音楽評論家、音楽ジャーナリストら50人に指揮者ベスト10を投票してもらい、指揮者ランキングを決定した。1位はカラヤン、2位はフルトヴェングラー、3位はクライバーという順。以下、トスカニーニ、バーンスタイン、チェリビダッケ、アーノンクール、アバド、ワルター、クレンペラーと続く。この結果の見方はさまざまだろう。トップ3の差はそれほど大きくない。音楽評論家3人の座談会ではカラヤンがトップに立ったことに驚きの声が上がった。20位までの人物像、音楽をくわしく紹介している。いずれにしても上位にはかつてカリスマ、巨匠と呼ばれた物故者が多く入った。それゆえ「現代に巨匠指揮者は生まれるか」(音楽評論家、許光俊氏)という論考も面白い。
また、「速報!指揮界最新ニュース」として、小澤、ヤンソンス、大野、ネジェ=セギャン、ソヒエフの動向をリポート。イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの指揮者事情を紹介。国によって人気指揮者は違う。9月に来日するバイエルン国立歌劇場音楽総監督のナガノ、同じくボローニャ歌劇場と同行するパルンボのインタビューも掲載している。
その他、古楽出身の指揮者たち◎「若手三羽烏」への期待◎オペラを知り抜いた指揮者はどこにいったのか? などです。

BIGが語る
ダニエル・ハーディング 指揮
若手世代のトップランナーとして注目されているイギリス出身の指揮者。2010/11年シーズンから新日本フィルの「ミュージック・パートナーofNJP」を務めている。さらにスウェーデン放送響の音楽監督、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席指揮者、ロンドン響の首席客演指揮者という4つのポストを持つ。東日本大震災当日は新日本フィルの公演で、日本にいた。「チャリティー・コンサートをやってほしいと望まれたなら、喜んでコンサートをやるのが音楽家というものではないでしょうか」と話している。

NONFICTION
樋口あゆ子 ピアノ
桐朋学園大、パリ・エコール・ノルマルで学んだピアニスト。7月からスタートしたFM横浜の「ピアノ・ワイナリー~響きのクラシック」のパーソナリティーを務め、8月3日には6年ぶりのアルバムをリリースした。CDにはラフマニノフ、ガーシュインに加え、ベトナム民謡が収録されているのがユニーク。2004年からベトナムでコンサートを行い、妹がベトナムの孤児たちの自立を助けるNPOを立ち上げたため、それに協力するコンサートに携わっているのだ。そして自分の誕生日で長崎に原爆が投下された8月9日には、毎年恒例の平和を祈念するリサイタルを行った。

このほか
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯「ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 岩代太郎 作曲
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」プラハ弦楽四重奏団&アマデウス弦楽四重奏団
など好評連載が満載です。


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商品情報・内容

■ クラシック音楽をもっと楽しむための月刊情報誌

「MOSTLY CLASSIC」(モーストリー・クラシック)は毎月20日発売の月刊音楽情報誌です。バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなど作曲家の魅力をはじめ、交響曲や協奏曲、ピアノ曲など音楽のジャンル、また世界各地のオーケストラやホール、ヴァイオリンやピアノなどバラエティーに富んだテーマを毎号特集しています。またピアニスト、小山実稚恵さんや小菅優さんの連載など読み物もたくさん。ソリストの活動やオーケストラ事情など毎月新鮮な情報を掲載しています。知識が少し増えるとクラシックを聴く楽しみが倍加します。コアなファンからクラシックは少し敷居が高いと思われている初心者まで誰でも楽しめる雑誌です。

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■ 176号 (2011年11月20日発売)

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