週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/3/26号

This Week
On the Cover

Cheery blossoms
日本から米ワシントンに贈られた桜が、今年も花を咲かせています。ポトマック川の入り江タイダルベイスンにある公園の桜並木には、18日、多くの花見客が集まり、散策を楽しんでいました。公園の関係者によると、今年の満開は25日ごろだそうです。Cheery = 陽気な、元気な


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 4月からの新コラム紹介
4月に始まる新コラムと、朝日ウイークリーデジタル(AWD)の購読方法を紹介しています。

◇Travel: ニューヨークの想い
「ビッグアップル」の愛称を持つニューヨーク。街を歩くこと自体がエンターテインメントです。観光で訪れるのとはひと味違う、街の息づかいを紹介します。

◇Movies: マッシブ・タレント
俳優ニコラス・ケイジが、自身を彷彿(ほうふつ)とさせる悩める俳優「ニック・ケイジ」を演じます。ハリウッドスターだったニックは、多額の借金を背負い、妻と娘には愛想をつかされ、望んでいた役も得られません。高額のギャラ目当てでスペインの大富豪ハビの誕生パーティーへの参加を決めたニックは、ハビと意気投合し、友情を深めます。しかし、ニックの前に米中央情報局(CIA)のエージェントが現れ、ハビの正体は国際的な犯罪組織の首領だと告げます。ニックは、スパイとしてハビの動向を探ることになるのですが……。

◇Weekly Picks: 移民政策批判のリネカー氏、BBC番組を降板
サッカーの元イングランド代表で英BBCのスポーツ解説者を務めるゲーリー・リネカー氏が、英国に渡ってきた不法移民を母国に送り返す政府の方針をツイッターで批判し、大きな議論を呼んでいます。リネカー氏は難民支援に積極的なことで知られています。BBCは、放送の中立性を定めた指針に違反しているとしてリネカー氏の降板を発表しました。ところが、これに抗議したほかの司会者や解説者による出演拒否が相次ぎ、番組編成が混乱。一転して降板の措置を取り消しました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
国連加盟各国、公海の生物多様性の保全めざす協定に合意▽山型チョコのトブラローネ、外箱からスイス国旗やアルプス山脈の図柄消す▽国際女性デーにアフガニスタンで女性だけの討論番組▽日本の新型ロケット「H3」打ち上げ失敗――の4本をお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「南極のオゾン層、2066年ごろ完全回復」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月を担当したシンガポール出身のオースティン・ツェンさんの最終回です。今回は、母国の株投資熱に逆カルチャーショックを受けたお話です。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。執筆は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。今週号では、伊東さんが「イチゴ」について説明します。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本とともに、高校時代の留学体験を紹介します。

◆Through REINA’s Eyes
タレントREINAさんのコラムです。米国出身で学生時代にクリントン元大統領の事務所でインターンをしたり、情報機関への就職を考えたり、さまざまな経験を積んで約8年前に日本に来ました。多様な経験に裏付けられた広い視野で、世の中の事象を複眼的に論じていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
日韓首脳が会談▽ロシア軍機と米軍無人機が黒海上空で衝突▽豪が米原子力潜水艦を購入――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
米ロードアイランド州の大学が、図書館の壁に掲げていた米国の急進的な黒人解放運動指導者・故マルコムXの言葉を、不適切に省略していたとして外しました。実写化放映が決まった世界的人気漫画・アニメの「ワンピース」ですが、ファンの間で実写をめぐり意見が割れている、という話とともに紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/3/19号

This Week
On the Cover

Stellar show 羽生結弦さん 被災地に送る光
フィギュアスケートで五輪2連覇を果たし、現在はプロとして活躍する羽生結弦さんが、宮城県利府町で開催されたアイスショー「羽生結弦 notte stellata」に出演しました。仙台市出身で、東日本大震災で被災した経験を持つ羽生さん。イタリア語で「星降る夜空」を意味する「ノッテ・ステラータ」は震災の夜に見た夜空を指すそうです。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: ハバナ症候群は「外国勢力による攻撃の可能性低い」
2016年、ハバナ駐在の米国とカナダの大使館員の間で、頭痛やめまいなど謎の症状が出る健康被害が複数報告されました。「ハバナ症候群」と呼ばれ、当初は外国勢力による電磁波攻撃も疑われました。米国などは大使館員を帰国させ、一度は改善したと思われたキューバとの関係が再び冷え込みました。しかし、今回米国の情報機関がまとめた調査結果によると、他国による攻撃を示す証拠は見つかりませんでした。

◇Movies: アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者
白人主流の高級ファッション業界で異彩を放ち、78歳で他界した伝説のファッションジャーナリストは、いったいどんな人物だったのか。本人のほか、有名デザイナーや編集者、その他関係者の証言を通して彼の素顔と人生を追うドキュメンタリー映画です。

◇Special:鉄道に関する話題2題
全国のJR鉄道網で、同じ駅に2度立ち寄らずに最も長いルートを乗り継ぐ「最長片道きっぷの旅」。その「終点」が西九州新幹線の開業で33年ぶりに変わりました。JR東日本とそのグループ会社が、海外鉄道プロジェクトの現場で得た知見をもとに、鉄道業界特有の英語や学習のノウハウを盛り込んだ「現場で役立つ 鉄道ビジネス英語」(東日本旅客鉄道会社国際事業本部編著、成山堂書店)が版を重ねているという話題とともにお伝えします。

◇World View: ロシア侵攻1年 ウクライナの赤ちゃんたち
ロシアによるウクライナ侵攻から1年。攻撃が始まった日に生まれ、常に戦火にさらされながら人生の最初の日々を過ごした赤ちゃんたちの1年をたどりました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
エジプト・ギザにあるクフ王のピラミッド内部で、通路のような形状の空間見つかる▽欧州議会が業務用携帯電話で中国発の動画投稿アプリ「(ティックトック)」を利用することを禁止▽宇宙航空研究開発機構の新たな宇宙飛行士候補に、日本赤十字社医療センター医師の米田あゆさんと世界銀行勤務の諏訪理さん▽ロシアの政府機関で外国語単語の使用を原則禁止――の4つのニュースを取り上げています。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ドイツ、ポーランドの戦後賠償要求を『決着済み』として拒否」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関するシリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Peach Aviation」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 熱川温泉(静岡県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、静岡県賀茂郡東伊豆町の「熱川温泉」。伊豆半島の東側にあり、戦国武将の太田道灌が発見したと言われています。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「心機一転」です。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、マーティさんもかつて参加していたバンド「メガデス」の「破滅へのカウントダウン」を紹介します。野生動物を残忍な方法で狩ることを批判した曲です。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
女性の権利、最も抑圧されているのはアフガニスタン▽英国政府、海峡渡る難民対策強化へ新法 入国禁止、強制追放▽トルコ大地震の被害額は13兆円超――の3本のニュースをとりあげました。

◆Topics  
各地の博物館などにある5千年前の人骨を調べ直したところ、乗馬の痕跡が見つかりました。人類の歴史を変える発見か、と注目されています。各国が月への進出を目指す中、「月面時間」の設定を欧州宇宙開発機構が模索しているというニュースとともにお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/3/12号

This Week
On the Cover

Homeboy 日系米国人の侍 ヌートバー選手
8日開幕のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表「侍ジャパン」に、日系人選手として初めて、米大リーグ・カージナルスの外野手ラース・ヌートバー選手が加わりました。チームメートは日本名の「達治」にちなんで「たっちゃん」と書かれたTシャツを着て歓迎しました。Homeboyは友人、とくに同郷の友を指します。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: オットーという男
主人公オットーは町内きっての厄介者。愛する妻に先立たれ、長年勤めた会社も「お払い箱」となりました。日課は近所を見回ることで、口から出るのは暴言ばかり。生きる希望を失い自殺を図ろうとしますが、向かいの家に陽気でおせっかいなメキシコ出身のマリソル一家が引っ越してきました。料理を持ってきたり、子どもたちの子守を頼みにきたり、いやが応でもオットーは一家のペースに巻き込まれていきます。原作はスウェーデンのベストセラー小説「幸せなひとりぼっち」。本国での同名映画化作品は、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。
 
◇English Writing: 英語本の著者に聞く
日本人のインド赴任をプロットにして、聞き取り能力を高める「インド英語のリスニング」(研究社)を書いた榎木薗(えのきぞの)鉄也・中京大学元教授に、インド英語の特徴やインドにおける英語教育などについて聞きました。

◇Travel: 英国西部ブリストル
この街は2022年に15回目を迎えたグラフィティフェスティバルが開催されるなど、グラフィティ(街頭壁画)が盛んです。世界的なグラフィティアーティスト、バンクシーの出身地でもあります。

◇Weekly Picks: 海面上昇の危機にさらされた太平洋諸島諸国
温暖化に伴う海面上昇の危機にさらされている南太平洋の島々に、新たな問題が浮上しています。豪州政府が、太平洋諸国の労働者を対象に永住権を与える新たな制度を発表したことで、キリバスやサモアなどの小さな島国では豪州への移住に拍車がかかりそうです。各国の関係者は人材流出を危惧しています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
キューバ・グアンタナモ米軍基地内の収容所に20年間拘束されていたパキスタン人の兄弟を母国に送還▽イタリア・ベネチアで運河が干上がる▽日本の企業が気球を使った「宇宙旅行」開発を目指す▽サッカーのネイマール選手、ねんざの原因は「過密スケジュール」――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「韓国、伝統的な年齢の数え方を廃止」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今回のテーマは、一筋縄ではいかない「母語」の定義です。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Plato」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。今週号では、海生さんが「日本のパン事情」を説明します。

◆シンプル英語で科学技術
私たちの周辺には、パソコンやスマートフォンなどとテクノロジーがあふれています。それを英語で説明するのは難しそう。しかし、テクノロジーの英語は、伝える内容が複雑なので逆にシンプルにそぎ落とした表現を使うのが常です。身の回りのテクノロジーを説明することで、「シンプルな英語」の表現方法を学びましょう。筆者はユー・イングリッシュ代表取締役の中山裕木子さんです。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、英語にまつわる読者の質問にお答えします。今週号では、場に合わせた言語の適切な使い方「レジスター」について指南します。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。今回は、国際女性デー(3月8日)に国連が掲げた今年のテーマ「ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」について考えます。

◆Dialogue with Friends
ラジオパーソナリティーとして活躍するキニマンス塚本ニキさんのコラムの最終回です。さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづってきました。今週号では「守りたいもの、変えたいもの」を語ります。

◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で出会った不思議な生物「ムシブルーム」とともに怪物の襲撃を逃れましたが……。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授のエッセーです。今週号では、「勇気と愛とユーモアと」の題で、旅行先のローマで病に倒れ、身体の自由を失った英国人作家のブログを紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
徴用工問題、韓国が「解決策」を発表▽英・EU、北アイルランド問題解決で合意▽デンマーク、祝日減で国防費増額へ――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics
世界中の都市を対象にしたニューヨーク・タイムズ紙の「今年行くべき52カ所」の2位に、盛岡が選ばれました。その背景を探ります。英ビクトリア&アルバート美術館に、亡くなったロックスター、デビッド・ボウイゆかりの品8万点が寄贈された話題も紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/3/5号

This Week
On the Cover

Grave sorrows ウクライナ侵攻から1年
ロシア軍がウクライナに侵攻してから2月24日で1年。国連の統計によると、攻撃や戦闘で亡くなった市民は少なくとも8千人に上ります。3月5日号の表紙は、ウクライナ・ブチャにある身元不明の遺体が埋葬された墓地で、十字架を運ぶボランティアの男性です。Graveには、「墓」のほか「深刻な」「深い」という意味があります。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 対話型の人工知能(AI)「ChatGPT」どう使う?
人間のように自然な会話や文章を生成できる人工知能(AI)の「ChatGPT」が登場し、教育・学術の現場で大きな話題になっています。このAIに論文を書かせる学生が登場するなど混乱が起きる一方、教育への活用方法を探る動きも出てきました。米国のある小学校では、児童にAIが書いた文章を見せ、その特性や人間が書いた文章の良さを再認識させる取り組みを進めています。AI を導入したことで、分かりやすい授業用の資料を教員が作成できるようになったという報告もあるようです。

◇Weekly Picks: 米国発、草の根の野鳥観察活動
米国で25年前に始まり、世界に広がった草の根の野鳥観察活動があります。「裏庭野鳥観察」と呼ばれるこの活動は 毎年2月中旬の4日間、身近にいる野鳥を観察して種類を調べ、専用アプリで報告するとデータベースに記録されるというものです。昨年は192カ国で38万人が参加しました。集まった膨大な情報は動物学の研究や保護活動にも役立っているそうです。

◇Movies: フェイブルマンズ
映画の巨匠スティーブン・スピルバーグが、長年企画を温めてきたという自伝的な映画です。映画と出会い、夢中になった少年時代や、彼に大きな影響を与えた家族との関係を振り返りながら、自身の人生を方向づけた原体験を明かしていきます。

◇World View: 米カリフォルニア州、おいしくない給食を変える試み
「おいしくない」「栄養価が低い」。こう形容されることが多い米国の学校給食。その内容を根本から変える取り組みが小規模ながら進んでいます。カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のマウント・ディアブロ統一学区の学校では、調理済みのピザやホットドッグを温めるだけの従来の方式から、ミシュラン星付きレストランの元シェフが監修し、学校のキッチンで地元野菜などの素材を調理して提供する方法に変更しています。
 

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
覆面芸術家バンクシーが新作を発表▽最古のヘブライ語聖書が競売に▽元米プロバスケ選手のマイケル・ジョーダンさんが子どもの夢をかなえる団体に多額の寄付▽ジャイアントパンダのシャンシャンを中国に返還――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「サッカーW杯」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。英語の総合力のさらなるパワーアップにご活用ください。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、日本語・英語・中国語に堪能なシンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。シンガポールのミレニアル世代は、日本の「3モン」が大好きだそうです。「3モン」とは何でしょうか。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。

中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 常宮神社(福井県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、安産の神様とされる神功(じんぐう)皇后を祭神とする福井県の常宮神社です。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「身につまされる」です。

◆私のおすすめの洋書
異文化コミュニケ-ションと人事管理を専門とする米国出身の経営コンサルタントで、「英語の品格」などの著書があるロッシェル・カップさんが、お勧めの洋書を紹介するコラムです。

◆Every BENTO Tells a story:  鶏ささみカツ弁当
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当の作り方を紹介します。今週は、筆者の亡き母もつくっていたという鶏ささみカツ弁当です。

◆FIELD NOTES OF A BILINGUAL FAMILY
田村記久恵(きくえ)さんの漫画エッセーです。夫のスティーブさんや子どもたちと一緒に、時には単独で、様々な体験をしに出かけます。今週号では、ディベートについて紹介します。

◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの新連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で不思議な生物「ムシブルーム」に出会います。ところが、突然現れた怪物に襲われ、離ればなれに逃げます。数年後、ようやく再会したと思ったら……。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回のテーマは、「realizeを『実感』しよう」です。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
バイデン氏、中東欧9カ国首脳と会談▽国連総会、ロシア軍即時撤退求める決議▽韓国の出生率、過去最低を更新――の3本を紹介します。

◆Topics
「銀河鉄道999」などで知られる漫画家・松本零士さんが亡くなりました。松本さんの評伝とともに、インドのIT企業が従業員の「ワークライフバランス」を守るために開発したソフトを紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/2/26号

This Week
On the Cover

Breaking big 「ブレイキン」五輪へ
ブレイキン(ブレイクダンス)の第4回全日本選手権が都内であり、女子はAYUMI(福島あゆみ)選手が女子初の2連覇を果たして、初めて競技に採用される2024年パリ五輪出場に一歩近づきました。男子は昨年の世界選手権銀メダルのSHIGEKIX(半井〈なからい〉重幸)選手が優勝しました。Breaking big=「大々的にヒットする」


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「ヒロシマ」の日常、米国で写真展示
米ピッツバーグで開催中の国際美術展「カーネギー・インターナショナル」に、広島平和記念資料館所蔵の被爆資料を撮影した写真が展示されています。長年にわたり写真家の土田ヒロミさん(83)が撮影した作品で、一瞬にして破壊された日常を記録しています。原爆は単なる歴史上の事実ではなく、「現代にも起こりえる悲劇」だと感じてもらいたかったと言います。原爆投下が正当化されやすい米国で、「二度と悲劇を繰り返さない」というメッセージを伝えます。

◇Travel: インドネシア・ラブアンバジョ
フローレス島西部の街ラブアンバジョを起点に、コモド国立公園をめぐります。この地域は急速に観光地化が進んでいます。美しい港の眺めやダイビングスポットも魅力ですが、世界一大きいトカゲ「コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)」が見られるコモド国立公園は一番の人気です。

◇Movies: エンパイア・オブ・ライト
1980年代初頭の英国。静かな海辺の町マーゲイトの古びた映画館で働くヒラリーは、人と深く関わることを避け、空虚な日々を送っています。しかし、黒人の青年スティーブンが新たに職場に加わったことで、変化が訪れます。不況の深刻化に伴い激化する人種差別にさらされながらも、明るく前向きに生きようとする彼に影響を受け、ヒラリーは自分も変わろうと決意しますが……。

◇Weekly Picks: 「実用主義者で国際派」日銀次期総裁の植田和男氏
政府は、日本銀行の次期総裁に経済学者の植田和男氏を起用する人事案を国会に提示しました。米マサチューセッツ工科大で学んだ「実用主義者」として知られ、国会の同意が得られれば戦後初の学者出身の総裁になります。総裁就任後は、黒田東彦(はるひこ)総裁のもとで進められてきた大規模金融緩和からの「出口戦略」という難題が待ち受け、どのように日本経済の転換を図るか海外も注目しています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
ピンクフロイドの元メンバー、国連安保理でウクライナ情勢めぐり演説▽エルサルバドルに中南米最大規模の刑務所▽米作曲家バート・バカラックさん死去▽ポルトガルの30歳の犬、史上最高齢犬と認定――の4本をお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「COP27、『損失と被害』基金で合意」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今週号では、「英語は特に難しい言語ではない」と説きます。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。執筆は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。今週号では、伊東さんが「炭」について説明します。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本を紹介します。今回は「Lizzie Zipmouth」です。

◆Through REINA’s Eyes
タレントREINAさんのコラムです。米国出身で学生時代にクリントン元大統領の事務所でインターンをしたり、情報機関への就職を考えたり、さまざまな経験を積んで約8年前に日本に来ました。多様な経験に裏付けられた広い視野で、世の中の事象を複眼的に論じていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
ウクライナの子ども6千人超、ロシアが連れ去り▽中国とイラン首脳、戦略関係強化で一致▽トヨタ自動車の豊田章一郎氏が死去――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
現実主義的で冷静な判断を下す政治家として知られる米メーン州のジャネット・ミルズ知事は、実は詩人でもあります。AP通信が、詩作と政治の関係などについてミルズ知事に聞きました。16~17世紀に活躍したスペインの文豪の未発表の戯曲が発見された話とともに紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/2/19号

This Week
On the Cover

Life survives トルコ・シリアの大地震 多大な被害
トルコ南部からシリア北部にかけて6日、大地震が発生しました。死者数は東日本大震災の犠牲者・行方不明者数の2倍を超え、依然として多くが倒壊した建物の下敷きになっているとみられています。そんな状況のなか、がれきの下から生存者が救出され、一筋の光明となっています。シリアのアレッポ地方では、倒壊したアパートのがれきの下で生まれた新生児が救出されました。「アヤ(奇跡)」と名付けられた赤ちゃんが19日号の表紙です。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 襲撃された作家サルマン・ラシュディ氏 執筆「今も困難」
小説「悪魔の詩」で知られる作家サルマン・ラシュディ氏の最新作が発売されました。男尊女卑の国で女性が権力トップに上る物語です。1988年発表の「悪魔の詩」でムハンマドを思わせる人物の描き方がイスラム教を冒瀆(ぼうとく)したとして命を狙われました。昨年8月にニューヨーク州で講演中に刺されて重傷を負いましたが、今回の新作は襲撃前に執筆したものです。出版に先立ち、事件後初めてインタビューに応じたラシュディ氏は「襲撃のトラウマでいまだに文章を書くことが困難」としつつ、言論の自由を守るために闘い続ける意志を表明しました。

◇Movies: バビロン
1920年代以降のハリウッド。サイレント映画黄金期から有声映画(トーキー)へと移行する波乱の時代の米映画界の悲喜劇を、愛を込めて描いた作品です。

◇Special:NYCでサステイナブルな生活
米ニューヨークで、電気の供給にほぼ頼らずに生活をしている男性がいます。最初は過剰包装を断ることから始め、徐々にさまざまな無駄が見えてきたと言います。その生活ぶりをAP通信が取材しました。

◇World View: ジャンボジェット最後の機体を納入
「ジャンボジェット」の名前で親しまれ、航空輸送に革新をもたらしたボーイング747 型機の最終製造機が2月1日、生産拠点である米ワシントン州エベレットの工場で米アトラス航空に引き渡されました。「空の女王」と呼ばれた機種の歴史を、時代背景とともに振り返ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
米グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバム部門で宅見将典さんの作品が受賞▽オーストラリア中央銀行、新5ドル紙幣に英チャールズ国王を採用せず▽スキー・ハーフパイプの米国人元王者、長野県内で雪崩に巻き込まれ死亡▽パキスタンのムシャラフ元大統領がドバイで死去――の4つのニュースを取り上げています。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「米中首脳、相違点の『管理』を目指す」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今回は、日本酒のシンガポールでの「地位」に異議を唱えます。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関するシリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Nemesis」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 境港市(鳥取県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親で漫画家の水木しげる氏が育った境港市です。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「水と油」です。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、日本遺産大使でもあるマーティさんが自らつくった「Japan Heritage Theme Song」を紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
トルコ南部大地震 死者3.7万人超▽ゼレンスキー大統領 武器供与の必要性訴え欧州奔走▽中国気球 40カ国以上に――の3本のニュースをとりあげました。

◆Topics  
最近の研究で、エジプトのミイラの防腐処理に東南アジア由来の樹脂も使われていたことが分かりました。木星の衛星が新たに12個発見され、総数92個となって太陽系で最多になった、というニュースとともにお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/2/12号

This Week
On the Cover

Top form   ジャンプ女子、表彰台独占
ノルディックスキーのワールドカップ・ジャンプ個人戦がドイツ・ビリンゲンで行われ、日本勢は女子が初めて表彰台を独占しました。伊藤有希選手(写真上、中央)が6季ぶりに優勝、丸山希選手(同左)が2位で初の表彰台を飾り、高梨沙羅選手が3位に入りました。写真下は伊藤選手のジャンプです。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ワース 命の値段
2001年9月11日の米同時多発テロの犠牲者への補償を担当した弁護士の回想録を原案に、その苦悩と人間的な成長を描きます。

◇English Writing: 英語本の著者に聞く
洋書を読み進めるために必要な単語力と読書体力をつけるトレーニング法を伝える「1ヶ月で洋書が読めるタニケイ式英語リーディング」(プチ・レトル)の著者で、英語学習コーチの「タニケイ」こと谷口恵子さんに話を聞きました。

◇Travel: スペイン・カタルーニャ地方
多くの休火山が点在する自然公園で熱気球から大自然の眺望を満喫し、中世からある近隣の街を巡ります。

◇Weekly Picks: 進む電子決済 自動的にとられるチップに不満
欧米のホテルや飲食店などで、心付けとして渡すチップ。最近は電子決済の普及でチップを計算する手間がなくなって便利になりました。その反面、受けたサービスに対して任意で払う側面が薄まり、「半ば強制ではないか」という声が米国で上がっています。また、そもそもチップを払う習慣がなかった業種でも電子決済システムを通して請求する事態が起き、問題化しています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
ウクライナ・オデーサの歴史地区が世界文化遺産に▽米プロバスケ・レーカーズに移籍した八村選手が大活躍▽トヨタ自動車の社長交代▽横浜市内に鯨肉自販機――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ASEAN、東ティモール加盟で原則合意」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、日米のバレンタインデーの違いが浮き彫りになります。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今回は、日本の飲食業界にシンガポール市場への参入を勧めます。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Valentine」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。今週号では、海生さんが「建国記念の日」を説明します。

◆シンプル英語で科学技術
私たちの周辺には、パソコンやスマートフォンなどとテクノロジーがあふれています。それを英語で説明するのは難しそう。しかし、テクノロジーの英語は、伝える内容が複雑なので逆にシンプルにそぎ落とした表現を使うのが常です。身の回りのテクノロジーを説明することで、「シンプルな英語」の表現方法を学びましょう。筆者はユー・イングリッシュ代表取締役の中山裕木子さんです。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、英語にまつわる読者の質問にお答えします。今週号では、「勉強がんばってね」の英語での言い方を考えます。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。今回は、「終活」にどう臨むべきかを語ります。

◆Dialogue with Friends
ラジオパーソナリティーとして活躍するキニマンス塚本ニキさんのコラムです。さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづります。友人・知人、旅先やラジオの仕事で出会った人などに登場してもらい、彼らとの対話の一部を英語と日本語の「Duo」で紹介します。今週号では、ニュージーランドへの4年ぶりの里帰りをめぐる話を紹介します。

◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの新連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で不思議な生物「ムシブルーム」に出会います。ところが突然現れた怪物に襲われ、二人は離ればなれに逃れました。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授のエッセーです。今週号では「米下院に学ぶ膠着状態と混乱紛糾の英語」のテーマで、混乱を極めた米下院議長選のさなかに交わされた言葉を紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
フィリピン、米軍使用基地を4カ所増やす▽日産・ルノー、出資資本比率見直しで合意▽レバノンが90%の通貨切り下げ――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics
米アカデミーが、話題の社会派映画のノミネートに「待った」をかけました。ルービックキューブの世界王者はバイオリニストだという話題とともに紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/2/5号

This Week
On the Cover

Aiming high 車いすテニス新星 小田選手
テニス全豪オープンの車いす部門男子シングルス決勝で、小田凱人(ときと)選手(16) が世界ランキング1位のアルフィー・ヒューエット選手(英国)と対戦しました。試合には敗れたものの、初めて4大大会決勝に進んだ姿に、引退を表明した歴代最多優勝記録保持者・国枝慎吾選手の後継者として注目が集まっています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: アートきっかけにプラごみ問題を考える
プラスチックごみを作品や舞台衣装に採り入れ、多くの人に考えてもらおうとするアーティストたち。その取り組みを紹介します。

◇Weekly Picks: 米国 難民の定住支援に市民のちから
米国に保護された難民が円滑に定住できるように、国務省が地域社会で生活を支援するボランティアの募集を始めました。当面難民5千人を担当する一般市民1万人を募る考えです。難民支援が専門の民間団体と連携し、ボランティアを育成して就労や教育などがスムーズに出来るようにするといいます。バイデン政権の公約は米国を「難民の安息地」にすることですが、さて、実態は――。

◇Movies: FALL/フォール
1年以上前に夫を落下事故で亡くし、立ち直れずにいる高所クライマーのベッキーは、親友ハンターの誘いで取り壊し間近の高さ600メートルのテレビ塔に挑みます。不安定なはしごをどうにか登り、てっぺんに到達したものの、はしごが崩落して地上に戻れなくなりました。テレビ塔が立つのは携帯電話の電波も届かない砂漠の真ん中。果たして2人は生還できるのでしょうか。

◇World View: 移転・再生 中銀カプセルタワー
都市が時代のニーズにあわせ、再生するという思想に基づいた建築運動「メタボリズム」の象徴として、国内外の多くのファンに愛された「中銀カプセルタワー」。東京の銀座地区の片隅にあったこのビルは、昨年解体されました。いま、カプセルの一部が新しい用途のために生まれ変わろうとしています
 

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
車いすテニス男子のレジェンド・国枝選手、引退を発表▽ウクライナのサッカー強豪クラブ、兵士の家族支援に多額の寄付▽バンコクに東南アジア最大の鉄道駅▽イタリアマフィアのボス、30年ぶりに逮捕――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「国連が日本の入管対応に懸念」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。英語の総合力のさらなるパワーアップにご活用ください。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、日本語・英語・中国語に堪能なシンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。日本の公共トイレでひそかな活躍を続ける「音姫」。あなたならどう英語に訳しますか?

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「CarpenterとCarter」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 国頭村(沖縄県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、飛べない野鳥・ヤンバルクイナの生息地として知られる沖縄県北部の村です。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「胸さわぎ」です。

◆私のおすすめの洋書
異文化コミュニケ-ションと人事管理を専門とする米国出身の経営コンサルタントで、「英語の品格」などの著書があるロッシェル・カップさんが、お勧めの洋書を紹介するコラムです。今週号では、世界が感染症に見舞われる近未来を描いた小説を紹介します。

◆Every BENTO Tells a story:  焼きサバ弁当
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当の作り方を紹介します。今週は、筆者のオランダ在住の友人が経営するB&Bでも大活躍の、サバを使った弁当の作り方です。

◆FIELD NOTES OF A BILINGUAL FAMILY
田村記久恵(きくえ)さんの漫画エッセーです。夫のスティーブさんや子どもたちと一緒に、時には単独で、様々な体験をしに出かけます。今週号では、米国の学校のバレンタインデー事情について紹介します。

◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの新連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で不思議な生物「ムシブルーム」に出会います。ところが、突然現れた怪物に襲われ、2人は離ればなれになりました。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回のテーマは、「赤毛のアン」を通じて考える「究極のプラス思考」です。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米独、ウクライナに主力戦車供与へ▽人類最後の日まで残り90秒▽スウェーデン、NATO入りに逆風――の3本を紹介します。

◆Topics
考古学に関する2つの話題です。中米グアテマラとメキシコをまたぐ密林で、古代マヤ文明の居住地群をつなぐ「高速道路網」が発見されました。ノルウェーでは、ルーン文字が刻まれた2千年前の石碑が見つかりました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/1/29号

This Week
On the Cover

Brighter days? 久しぶりの中国の春節
中国では「ゼロコロナ政策」による行動制限の終了後、初の春節(旧正月)を迎えました。各地で行事が開催され、飾り付けられた街に大勢が繰り出しました。写真は21日、北京郊外の青龍湖公園の夜店です。鉄道の駅も帰省や旅行する人々でごった返しています。久しぶりに本格的な春節のお祝いムードに包まれるなか、感染拡大への警戒感も漂っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 日本の漫画、ウクライナで人気
ロシアによるウクライナ侵攻を題材に、ロシア軍機を次々に撃墜する架空のパイロットを描いた漫画がウクライナで人気です。描いたのは日本人作家。現地で翻訳・出版され、総司令官は軍への寄付を募るため自らのサインを入れた一冊を競売にかけました。ウクライナでロシア正規軍とともに活動する民間軍事会社「ワグネル」を分析した通信社電とともにお伝えします。

◇Travel: アドリア海の真珠 ドブロブニク
クロアチアの海辺の街は、中世の面影が残る美しいたたずまいから「アドリア海の真珠」と呼ばれています。スタジオジブリのアニメ「紅の豚」の舞台のモデルになったともいわれ、人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地としても有名です。

◇Movies: イニシェリン島の精霊
アイルランドの西海岸沖に浮かぶ架空の孤島・イニシェリン島を舞台に、2人の男性の友情をめぐる奇妙な物語が展開します。

◇Weekly Picks: ダボス会議を巡って飛び交う偽情報
スイスの保養地ダボスで、政財界のトップが世界規模の問題について話し合う年次総会「世界経済フォーラム(ダボス会議)」。昨年、持続可能な社会づくりについて議論をしたところ、「世界の指導者らは食肉の代わりに昆虫食を押しつけようとしている」というデマ情報や陰謀論がSNSを中心に広がりました。関係者が危惧する一方、会議の意義や成果がわかりにくいこともデマの流布につながっているという指摘もあります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
独BMWが車体の色が変わる自動車発表▽米アップルのクックCEO、総報酬40%減の見通し▽テニスの大坂なおみ選手が妊娠公表▽最後のギリシャ国王死去――の4本をお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「小平奈緒、引退レースで優勝」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今週号では、「日本で見かける変な英語」にからめた考察をお伝えします。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。執筆は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。今週号では、伊東さんが「とんど焼き」について説明します。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本を紹介します。今回は「Marvin Redpost #2 Why Pick on Me?」です。

◆Through REINA’s Eyes
タレントREINAさんのコラムです。米国出身で学生時代にクリントン元大統領の事務所でインターンをしたり、情報機関への就職を考えたり、さまざまな経験を積んで約8年前に日本に来ました。多様な経験に裏付けられた広い視野で、世の中の事象を複眼的に論じていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
ロシア軍、150万人体制に増強へ▽中国の人口、61年ぶりに減少▽ニュージーランドのアーダーン首相が辞意表明――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
米内務省が、先住民の女性を指す蔑称を使用した地名の変更を進めています。YMOやサディスティック・ミカ・バンドで活躍した高橋幸宏さんの訃報とともにお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/1/22号

This Week
On the Cover

Holding her own ミシェル・ヨーさん
米ゴールデングローブ賞が発表され、中国系マレーシア人俳優のミシェル・ヨーさんが主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)に輝きました。アジア系俳優の受賞は2人目。受賞スピーチで、映画界でアジア系や高年齢の俳優の直面する難しさを、持ち時間の終わりを告げる演奏を制し、熱く語りました。Hold(ing) her(ones) ownは「屈しない、引けをとらない」という意味です。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 「イスラム国」に参加した米国人女性の後悔
過激派組織イスラム国(IS)に参加して戦闘員と結婚し、1児をもうけた米国人女性が組織を脱け出し、帰国を望んでいます。一方、ISの一員として活動していた時に、破壊活動を行うよう米国民に呼びかけたことから、米政府はパスポートを剝奪(はくだつ)して帰国を認めていません。この女性にそもそも米国籍があったかどうかも議論されており、女性はシリアにある収容所の劣悪な環境の中で子どもとともに待ち続けています。

◇Movies: SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
2017年に米国で火がつき、たちまち世界中に広がった#MeToo運動。その発端となったのは、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン受刑者による数々の性的暴行を、権力からの圧力にひるむことなく報道した米ニューヨーク・タイムズ紙の記者たちでした。

◇Special:
映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」を象徴するのが「調査報道」「声を上げる」という観点でした。これに関連した書籍や映画を紹介します。

◇World View: 17世紀の大海賊が残した略奪品
17世紀に最も恐れられた英国人海賊、ヘンリー・エヴリ。その奪った財宝の数と残忍な手口から、英国王の命で史上初めて「国際手配」されました。しかし、その最期を含めて詳しい足取りについてはあまり分かっていませんでした。ところが、これまで米東海岸で発見されたアラビア硬貨や金塊などの出土品がエヴリの略奪品であることが判明し、悪名高い海賊の足取りを解明するかぎになるとして研究者の間で注目を集めています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
映画「ロミオとジュリエット」の主役2人が映画制作会社を性的虐待で提訴▽イラン政府に対する抗議デモ参加で逮捕された女優が釈放に▽アルゼンチンの暴落紙幣に絵画▽英チャールズ国王の肖像描かれた新紙幣公開――の4つのニュースを取り上げています。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「習近平体制3期目が発足」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、トーマスと継父がクリスマスの電飾をいつしまうか相談しています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今回は、アジアの高等教育機関としてトップグループに入るシンガポール大学と東京大学を比較します。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関するシリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Halloween」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 根岸森林公園(横浜市)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、戦前は海軍、戦後は米軍に接収されていた根岸森林公園です。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「株が上がる」です。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、坂本九の「上を向いて歩こう」が世界的ヒットになった秘密に迫ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
日米2プラス2、北朝鮮・中国抑止へ能力を統合▽ウクライナ侵攻を指揮するロシア軍総司令官が交代▽原発処理水、海洋放出へ――の3本のニュースをとりあげます。

◆Topics  
古代ローマの建築は、2千年を経ても崩れません。その秘密を米MITの研究班が解明しました。世界的建築家・磯崎新さんの訃報(ふほう)とともにお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/1/15号

This Week
On the Cover

Royal rift   ハリー王子の暴露本出版
英国のハリー王子の自伝が出版され、物議を醸しています。母の故ダイアナ妃が事故死して経験した孤独感や、兄ウィリアム王子の影にいることへの反発を赤裸々につづっています。また、ハリー王子の妻メーガンさんを巡り兄と口論になった際に、突き飛ばされたと主張しています。15日号の表紙は、9月に対面した際の両王子です。riftは「対立」を意味します。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ノースマン 導かれし復讐者
バイキングの世界を忠実に映画化した作品です。父王を叔父に殺され母もさらわれた王子アムレートは、復讐(ふくしゅう)を誓い、時を経てバイキング戦士となり各地で略奪を繰り返します。アムレートは、シェークスピアの悲劇「ハムレット」のモデルとされているスカンディナビアの伝説上の人物だそうです。

◇English Writing: 英語本の著者に聞く
英語圏の映画やドラマのせりふを軸に、英語学で扱われる基本的な項目を学べる入門書「映画でひもとく英語学」(くろしお出版)の編者であり執筆者の一人である倉田誠・京都外国語大学教授に、映画のせりふや朝日ウイークリーの「Movies」欄の活用法などを聞きました。

◇Travel: スウェーデン・ウプサラ
ウプサラ大聖堂のほか、近郊に古代ルーン文字が刻まれた数多くの石碑や墳墓遺跡がある歴史の街です。植物学者リンネの墓や植物園もあります。

◇Weekly Picks: 米国「年始めハイキング」 50州に拡大
米国の新年の迎え方といえば年越しパーティーです。ところが最近は、新しい元日の過ごし方が広がっています。1992年にボストン近郊の公園の管理者が発案した「年始めハイキング」というイベント。当初は数百人ほどの参加者が集まる小規模なイベントでしたが、各地の自然公園関係者に広がり、今年ついに全50州で開催されました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
米大リーグ・メッツと契約した千賀滉大投手が入団会見▽サッカー・ブラジル代表のクリスティアノ・ロナルド選手がサウジアラビア・アルナスルに加入▽「としまえん」跡地に今夏「ハリー・ポッター」の施設開園▽オランダ首相、奴隷貿易への国の関与を謝罪――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「NASA、小惑星の軌道変更に成功 『地球防衛』実験」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、グリーンビルに吹雪が迫っています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、シンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。今回は、「日本は物価が高い」というイメージがなぜ消えないのかを考察します。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Volkswagen」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人が交代で担当します。今週号では、伊東さんが「七福神」を説明します。

◆シンプル英語で科学技術
私たちの周辺には、パソコンやスマートフォンなどとテクノロジーがあふれています。それを英語で説明するのは難しそう。しかし、テクノロジーの英語は、伝える内容が複雑なので逆にシンプルにそぎ落とした表現を使うのが常です。身の回りのテクノロジーを説明することで、「シンプルな英語」の表現方法を学びましょう。筆者はユー・イングリッシュ代表取締役の中山裕木子さんです。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、英語にまつわる読者の質問にお答えします。今週号では、ナポレオンが言ったとされる「わが輩の辞書に不可能はない」という言葉の起源を検証し、英語でどう表現するかを紹介します。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。世界中で紛争は解決せず、経済は悪化し、新型コロナウイルスも制圧されないまま迎えた新しい年ですが、将来に向けて明るい兆しも見えている、とアグネスさんは言います。

◆Dialogue with Friends
ラジオパーソナリティーとして活躍するキニマンス塚本ニキさんのコラムです。さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづります。友人・知人、旅先やラジオの仕事で出会った人などに登場してもらい、彼らとの対話の一部を英語と日本語の「Duo」で紹介します。今週号では、自分の弱さをさらけ出した後に生まれる強さについて考えます。

◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの新連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で不思議な生物「ムシブルーム」に出会います。ところが突然現れた怪物に襲われ、二人は離ればなれに逃れました。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授のエッセーです。今週号では「目正月の訳し方、寝正月の過ごし方」のテーマで、真野教授の同僚が手がけた芭蕉の俳句の英語訳などを紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米下院議長、15回目の投票でやっと選出▽フィリピン大統領、中国主席と首脳会談▽サッカーの王様・ペレさん葬儀――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics
米宇宙軍が初の海外拠点を韓国に設置しました。プラごみを削減したとするネット通販大手アマゾンですが、梱包材は依然として増え続けているというニュースとともにお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2023/1/1-8号

This Week
On the Cover

Different strokes
2023年最初の表紙を飾っていただいたのは、新進の箏奏者LEO(本名・今野玲央)さんです。日本の伝統楽器に、西洋音楽の奏法などを採り入れた演奏で注目を集めています。クラシックやジャズなど様々な音楽から影響を受け、融合させることで箏の新しい魅力を発信しています。表紙の裏、Special面のインタビューもあわせてお読みください。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Unchained melody
箏奏者のLEOさんは、米国人の父親と日本人の母親の間に生まれ、インターナショナルスクールに通っていたときに箏に出会いました。この出会いはやがてLEOさんを音楽の世界へ導き、大きな成長のきっかけになったそうです。

◇Weekly Picks: 持続可能なビジネスのあり方 厳しくなる規制
2022年は、地球温暖化対策や持続可能な開発を巡って国際社会が活発に議論した年でした。経済界にも厳しい規制が導入され、環境への取り組みは個々の企業のあり方や投資に変化をもたらしつつあります。さらに厳しい規制や罰則が導入される2023年、企業活動はどうなっていくでしょうか。

◇Movies: ドリーム・ホース
英国ウェールズの小さな村で夫と暮らすジャンは、パートタイムの仕事と親の介護に明け暮れています。そんな生活にうんざりしかけていたある日、馬主体験者ハワードの話を小耳にはさみ、競走馬の飼育を思い立ちます。引退したメスの競走馬を購入後、村の人々に声をかけ、1人あたり週10ポンド(当時のレートで約1750円)の出資で馬主組合を結成します。やがて生まれた子馬を育て、調教師に預けたあと、彼らの夢は実現へと向かい始めます。

◇World View: サッカーW杯カタール大会を振り返る
36年ぶりにアルゼンチンが優勝して閉幕したカタール大会は、通常の記事では語り尽くせないほど話題が豊富でした。中東地域で初めて開催され、酷暑を避けるために夏から冬に時期がずらされました。初めて女性審判が主審を務めました。「初」尽くしの大会には、多くの「驚き」もありました。
 

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
米下院議長を退任するペロシ氏の肖像画、連邦議会議事堂で披露▽米ロサンゼルスにスペインの言語と文化を広める「セルバンテス文化センター」開設▽米ハーバード大の第30代学長に黒人女性が初めて就任▽韓国の人気グループBTSの最年長メンバー・ジンさんが兵役で入隊――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ノーベル経済学賞にバーナンキ氏ら3人」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。英語の総合力のさらなるパワーアップにご活用ください。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーら仲良しグループが、それぞれの家庭の年越しの習慣を話し合っています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。1~3月の担当は、日本語・英語・中国語に堪能なシンガポール出身のオースティン・ツェンさんです。日本のアニメや音楽を通して日本語を独学で習得し、2012年に来日。東京大学を卒業し、現在は都内のウェブアプリ開発企業に勤務しながら日英翻訳・通訳者としても活躍しています。副業としてシンガポールで日本酒を広めることに尽力し、外国人留学生のキャリア支援を中心に異文化交流にも取り組んでいるそうです。シンガポール名物のマーライオン。この名称はシンガポール英語では動詞としても使われるとか。さて、どんな意味でしょうか。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Hyatt Regency」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 倉敷市(岡山県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、岡山県倉敷市の南端に位置する児島地区。日本で初めてジーンズを生産した「国産ジーンズ発祥の地」として知られています。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今週号のテーマは「頭が上がらない」です。

◆私のおすすめの洋書
異文化コミュニケ-ションと人事管理を専門とする米国出身の経営コンサルタントで、「英語の品格」などの著書があるロッシェル・カップさんが、お勧めの洋書を紹介するコラムです。今週号では、パーソナルプランニング(目標達成のための生き方のすすめ)を説く一冊を紹介します。

◆Every BENTO Tells a story:  牛丼弁当
日本が世界に誇る昼食文化「弁当」に関するコラムです。動画やSNSで弁当づくりを公開してきた食メディア代表の多田千香子さんが、フランスやインドで暮らした経験などを交え、食に関する豆知識とともに、見栄えが良くておいしい弁当の作り方を紹介します。今週号では、インドで食べるのがタブーとされる牛肉について様々に思いを巡らせつつ、牛丼弁当の作り方を伝授します。

◆FIELD NOTES OF A BILINGUAL FAMILY
田村記久恵(きくえ)さんの漫画エッセーです。夫のスティーブさんや子どもたちと一緒に、時には単独で、様々な体験をしに出かけます。今週号では、年末になると友人たちと取り組むしめ飾り作りを紹介します。

◆Novel: The Adventures of Asteroid Annie and Captain Z
日本在住の米国人作家松浦テリーサさんの新連載です。誤情報がもとで核戦争が起き、地球に人が住めなくなった近未来。生き残った人々は宇宙に飛び出し、「宇宙連邦」を結成して平和に暮らせる星を探していました。隊員のジークと相棒のアニーは、ある緑豊かな星で不思議な生物「ムシブルーム」に出会います。ところが、突然現れた怪物に襲われ、ジークは命からがら逃れます。気がつくと、ジークは独りで荒廃した地球に戻っていました。

◆英文読解 それってどんな意味?
辞書の訳語を「平行移動」して英文に当てはめただけでは真に英語を理解したとは言えません。辞書の語義はその単語のごく一部の姿でしかないのです。文学作品からニュースまで豊富な素材を使いながら、直訳ではなく自然な日本語を重視した意訳のコツを伝授します。筆者は東京大学名誉教授の山本史郎さんです。今回のテーマは、「重視すべきは音か意味か」です。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
ウクライナのゼレンスキー大統領、米連邦議会で演説▽ロシアが対NATOで軍再編へ▽タリバン、女子の大学進学を禁止――の3本を紹介します。

◆Topics
イラン当局が、SNSで政府への抗議デモに連帯を表明したアカデミー作品主演俳優を逮捕しました。そのニュースとともに、第2次世界大戦中、米国の原爆開発計画を主導しながら戦後は冷戦下の「赤狩り」に巻き込まれ、公職追放されたオッペンハイマー氏の名誉を米政府が回復した話をお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2022/12/25号

This Week
On the Cover

ボクシング井上尚弥選手、4団体制覇
プロボクシングの世界バンタム級4団体王座統一戦で、3団体統一王者だった井上尚弥選手が、世界ボクシング機構(WBO)の王者ポール・バトラー選手(英国)を破り、日本人初の4団体統一王者に輝きました。この階級の統一王者が誕生したのも1972年以来の快挙です。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 名言で振り返る2022年
各界の著名人の発言を集めて記録している米エール大法科大学院は、その年に起きた出来事などに関連し、時代を表す発言をリストにまとめ、発表しています。2022年はどんな年だったのか。社会をにぎわせた発言の一部を紹介します。

◇Travel: 英バース 世界遺産の街
ローマ遺跡と新古典主義の建物が美しく調和し、歴史小説の中に迷い込んだようなたたずまいの街です。美しいゴシック様式の「バース寺院」と、1世紀にローマ人によって作られた「ローマン・バス」(現在はローマ浴場博物館)が隣り合わせに並ぶ中央広場に、英国各地から人が集まるほど人気のクリスマスマーケットが立ち、手作りの工芸品や菓子などを売る露店が並んでいました。「高慢と偏見」などで知られる作家を紹介する「ジェーン・オースティン・センター」も近く、作家の生きた時代の衣服や文化が紹介されています。

◇Movies: フラッグ・デイ 父を想う日
名優ショーン・ペン監督・主演。ジャーナリストのジェニファー・ボーゲルの回顧録をもとにした人間ドラマです。父親が犯罪者だったことを知った娘の葛藤と複雑な父娘の愛情を、1970~90年代の米国社会の移り変わりを背景に描きます。

◇Weekly Picks: 定番アニメ「チャーリー・ブラウンのクリスマス」秘話
1965年に米国で初めて放映され、それ以来世界中で愛され続けてきたアニメ「チャーリー・ブラウンのクリスマス」。今年を最後に、テレビでの放送を終えオンライン配信に切り替わります。クリスマスの定番になった特別番組の誕生秘話を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
米アーカンソー州の小さな町に18歳の黒人市長誕生▽米タイム誌「今年の人」にウクライナのゼレンスキー大統領▽日本のベンチャー企業の月着陸船打ち上げ▽歌手のセリーヌ・ディオンさんが難病を公表――の4本をお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ソロモン諸島首相、中国軍駐留を容認しない」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、クリスマスイブに寝付けないクリフが、プレゼントの心配をしています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月を担当したアレックス・ハッチンズさんのエッセーも最終回。京都・鴨川沿いで過ごした日々について語ります。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「El Salvador」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。執筆は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人で交互に担当します。今週号は、伊東さんが「漆」について説明します。

◆放課後ブッククラブ
翻訳家であり、横浜商科大学准教授の林剛司さんが、英語力向上に有効な多読に適した本を紹介します。今回は、作家アガサ・クリスティーの人生を描いたノンフィクション「ミステリーの女王」を紹介します。

◆Through REINA’s Eyes
タレントREINAさんのコラムです。米国出身で学生時代にクリントン元大統領の事務所でインターンをしたり、情報機関への就職を考えたり、さまざまな経験を積んで約8年前に日本に来ました。多様な経験に裏付けられた広い視野で、世の中の事象を複眼的に論じていきます。今回は、レイナさんがクリントン事務所にいた時に始まったシリア内戦の教訓をふまえ、ウクライナ情勢について論じます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
米、連邦レベルで同性婚の権利擁護する法律が成立▽EU、環境規制の緩い国からの輸入に課税へ▽記者殺害、今年はメキシコが最多――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics  
英国の住宅開発現場で7世紀の財宝が出土した話と、ハワイ王家「最後の王女」が死去した話を紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2022/12/18号

This Week
On the Cover

フィギュア大飛躍 ペアで日本勢初の金
イタリア・トリノで開かれたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで、初出場した三浦璃来(りく)選手と木原龍一選手のペアが、この種目で日本勢初の優勝を果たしました。個人種目でも男子の宇野昌磨選手、女子の三原舞依選手が優勝し、男女シングルとペアの3種目制覇という日本勢初の快挙を成し遂げました。18日号の表紙は、氷上を舞う「りくりゅう」ペアです。


◇今週の注目記事 ================

◇Weekly Picks: 発明者が語る、大ヒットパズルの魅力
世界中で大ブームを巻き起こした6面立体パズル「ルービックキューブ」が誕生してからまもなく半世紀。一面に9個のブロックが並ぶ六面体を縦横に動かし、各面の色をそろえるパズルに多くの人々が夢中になり、これまで発展型を含め4億5千万個以上が販売されました。現在も根強い人気を誇り、各地で解くスピードを競う大会が開かれています。ここまで人々を引きつける理由は何なのか。発明者のエルノー・ルービック博士が APの取材に答えました。

◇Special: 朝日ウイークリーデジタルの利用方法
10月に紙面購読者向けに公開が始まった「朝日ウイークリーデジタル」(AWD)の利用方法を紹介しています。

◇World View: エネルギー価格高騰 欧州のクリスマス電飾はいま
新型コロナウイルス対策の規制が世界各地で緩和されて迎えたクリスマスシーズン。約3年ぶりのにぎわいの復活が期待されるなか、本場の欧州では別の問題が影を落としています。ロシアによるウクライナ侵攻に伴う燃料価格の高騰で、各都市は苦しい対応を迫られています。一部の街では電飾の点灯時間を例年より短くしたり、LEDなどの省エネ電飾を設置したりして、何とかきらびやかな電飾を続けるように努めています。

◇Movies: チーム・ジンバブエのソムリエたち
アフリカのジンバブエから、難民として南アフリカにたどり着いた4人の男性のドキュメンタリーです。2000年以降、ジンバブエは政治的混乱と経済危機で混迷状態に。2008年にはコレラも流行し、大勢の人が国外に脱出しました。祖国では面識がなかった4人はそれぞれ南アフリカへ逃れ、やがてワインと出会い、その魅力に取り付かれてソムリエになります。ジンバブエはワインの生産も消費もほぼゼロ。しかし、先進国の白人が多数を占めるワイン業界で頭角を現していきます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
中国の宇宙ステーション建設、最終段階に▽世界最大の活火山であるハワイ・マウナロア山が噴火▽フランスパンの「バゲット」がユネスコの無形文化遺産に▽サッカーW杯の会場建設などに携わった外国人労働者、多数が死亡――の4つのニュースを取り上げています。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「ハリス米副大統領が訪日、半導体企業と会談」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、トーマスがバイト先のコーヒースタンドで、ハンナとマリーに飲み物をつくっています。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月の担当は、大学で日本近現代史と宗教学を学んだ米国出身のアレックス・ハッチンズさんです。いまは東京で暮らし、次世代電池を研究開発する日本企業で働いています。車で移動するのが基本の米国郊外のまちで育ったハッチンズさんは、地域を自由に移動して遊ぶ日本の子どもたちがうらやましいそうです。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関するシリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Paul」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 鳥取砂丘
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは鳥取砂丘。中国山地から流れ出る千代川の土砂と、日本海からの強風がつくり出したダイナミックな景観を楽しみます。

◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「後ろ髪を引かれる」です。

◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、引退を発表したエルトン・ジョンの名作「アイランド・ガール」を紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
ドイツ極右がクーデター未遂、貴族の子孫ら逮捕▽中国主席がサウジアラビア訪問▽イラン、スカーフデモ参加者の死刑執行――の3本のニュースをとりあげます。

◆Topics  
米空軍が、約30年ぶりの新型戦略爆撃機を公開しました。核搭載が可能なステルス機だということです。米サンフランシスコ市警が、殺傷能力を備えたロボットの導入を了承したニュースと共にお伝えします。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2022/12/11号

This Week
On the Cover

Arduous height   新たな高み 未来に託す
サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦があり、日本代表はクロアチアと対戦し、PK戦の末に敗れました。初のベスト8進出はかないませんでしたが、多くの感動的な場面を残してくれました。11日号の表紙は、試合の一場面です。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: トゥモロー・モーニング
英国発の人気ミュージカルの映画化です。画家と小説家になることをそれぞれ夢見るキャットとウィルは大恋愛の末に結ばれましたが、10年が経ち、画家として成功したキャットに対し、コピーライターにとどまるウィル。幸せな日々を送っているはずが、いつしか心はすれ違い、とうとう離婚することに。離婚前夜、2人は出会った頃や結婚前夜からの記憶をたどり始め……。

◇Weekly Picks: 中国の江沢民・元国家主席死去 転換もたらしたリーダー
中国の江沢民・元国家主席が11月30日に亡くなりました。96歳でした。天安門事件後に中国共産党総書記に抜擢(ばってき)され、1993年に国家主席に就いてからは指導部トップとして10年にわたり君臨。この間、香港・マカオの返還、世界貿易機関(WTO)加盟などを見届け、高度経済成長を牽引して「強い中国」の基礎を築きました。指導者としての顔とは別に、楽器を弾き、外国要人につたない英語で話しかけるなど気さくな面を持っていました。

◇English Writing: 英語本の著者に聞く
英語学習者にとって何かと悩ましい冠詞の使い方を体系的に学べる「フローチャートでわかる英語の冠詞」(研究社)を書いた遠田和子さんに話を聞きました。

◇Travel: IT化で急速に経済成長を遂げるプノンペン
カンボジアは内戦、ポル・ポト派による大量虐殺、飢餓などで200万人近くが犠牲になり、そのために世代別人口に偏りが生じ、現在では60パーセント超が25歳以下です。若い世代には起業家が誕生し、首都プノンペンは活気に湧きます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
米ブラックフライデーのネット通販、支出額が過去最高▽JAXAの探査機、月面着陸を断念▽欧州宇宙機関が事故で右足を失った男性を宇宙飛行士に採用▽サッカーW杯でアルゼンチンを破ったサウジアラビア、翌日を休日に――の4本のニュースをお届けします。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「欧州中銀の社債購入 気候変動対策に積極的な企業を優遇へ」です。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げています。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、カズが授業中に居眠りして見た夢の話をします。

◆On the Keyboard:  リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。10~12月の担当は、大学で日本近現代史と宗教学を学んだ米国出身のアレックス・ハッチンズさんです。高校時代にバーチャル地球儀「Google Earth」を通して日本に興味を抱いたそうです。いまは東京で暮らし、次世代電池を研究開発する日本企業で働いています。ハッチンズさんが育った米国の家には冷蔵庫が2つと、たっぷり収納できる食料庫があり、食料品で満杯だったそうです。日本で暮らすようになってからも大量の食料品を買い込む癖がなかなか抜けず、ハウスメートから厳しい指導がありました。

◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「Brussels」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で紹介してみよう! 通訳ガイドの発信力レッスン
日本人には身近な伝統行事や習慣、食べ物でも、いざ英語で説明しようとすると言葉に詰まってしまう。そんな経験はありませんか? このコーナーでは日本の食べ物や習慣、制度などについてテーマをひとつ取り上げ、Q&A形式で紹介します。日本語と英語の両方の文章が並んでいるので内容が理解しやすく、日本の事柄を説明する力のスキルアップに役立ちます。筆者は、全国通訳案内士の海生郁子さんと伊東正子さんの2人で交互に担当します。今週号では、海生さんが「スーパー銭湯」を説明します。

◆シンプル英語で科学技術
私たちの周辺には、パソコンやスマートフォンなどとテクノロジーがあふれています。それを英語で説明するのは難しそう。しかし、テクノロジーの英語は、伝える内容が複雑なので逆にシンプルにそぎ落とした表現を使うのが常です。身の回りのテクノロジーを説明することで、「シンプルな英語」の表現方法を学びましょう。筆者はユー・イングリッシュ代表取締役の中山裕木子さんです。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
成蹊大学文学部の森住史教授が、英語にまつわる読者の質問にお答えします。今週号では、「~しなければならない」という意味の助動詞shouldとmustの使い分けについて紹介します。

◆地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。サッカーW杯の開催で注目されるカタールですが、女性や同性愛者、外国人労働者の人権という観点では多くの問題があると指摘します。

◆Dialogue with Friends
ラジオパーソナリティーとして活躍するキニマンス塚本ニキさんのコラムです。さまざまな人との「対話(Duologue)」を通して生まれた気づきや感情をつづります。友人・知人、旅先やラジオの仕事で出会った人などに登場してもらい、彼らとの対話の一部を英語と日本語の「Duo」で紹介します。今週号では、米国の砂漠の奇祭で出会った男性との同居生活と破局を語ります。

◆Novel: Candy Cane Cookie Crush 恋の秘密レシピ
日本在住の米国人作家スザンヌ・カマタさんの連載です。東京で暮らし、大学で教えるシングルマザーのローラは、インターナショナルスクールに通う娘を育てながら日々奮闘しています。学校の催しで娘の同級生の父親と出会い、学芸会に一緒に出席することになりました。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
学習院大学文学部の真野泰教授のエッセーです。今週号では、連邦王国である英国とサッカーW杯をめぐるお話を紹介します。ウィリアム皇太子はイングランドサッカー協会の総裁なので、カタールにおもむくイングランド代表を激励しました。ところが、今大会には英連邦を構成するウェールズも出場。英皇太子の称号はPrince of Walesです。皇太子の激励の言葉にウェールズ出身の著名な俳優がかみつきました。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News  
中国でゼロコロナ政策緩和の動き▽米民主党、下院トップに初の黒人 ジェフリーズ氏▽岸田首相、防衛費をGDP2%に――の3本のニュースをお伝えします。

◆Topics
欧州のサッカーW杯出場チームが、多様性の尊重を訴える「ワンラブ」腕章の着用を国際サッカー連盟に禁じられました。そのために腕章の知名度が上がり、製造したオランダの会社には注文が殺到しています。タリバン政権下のアフガニスタンの女性の処遇は犯罪的とする国連専門家チームの報告とともに紹介します。
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