週刊金曜日 発売日・バックナンバー

全1115件中 1066 〜 1080 件を表示
509円
■ここまできた監視国家
ハイテク監視最前線12(小谷 洋之)

一歩部屋を出ると、すべての行動が監視・記録されている。そんな社会が目の前にきている。
IT革命によってデジタル監視技術は爆発的に普及した。国は「治安」を大義名分に、
それらの技術を利用して市民管理を強める。一方、防犯が世界レベルで将来有望な成長産業に
なったことで、企業は最新機種の開発にしのぎを削る。不安が増す世の中で「安全と安心」を
手に入れたい心理は、もっともだ。だが、「安全・安心」のために「プライバシー」や「自由」
をどこまで譲りわたしていいのか。真剣な議論が迫られている。
  1 デジタル化で永久記録も可能 知られざる潜在能力
  2 東京・永田町 国会周辺で非国民を監視
  3 記録をどうするつもり? コンビニ監視カメラ
  4 水際対策は 成田と関空で顔貌認識
  5 顔はバーコードか 顔貌認識って何だ
  6 ICパスポート これは国際住基カードだ!
  7 次世代自動改札 電車での移動も完全チェック
  8 運転免許台帳 警察の国民顔貌データベース
  9 杉並区で7月1日に施行 日本初の監視カメラ条例
 10 Nシステムと顔貌認識 クルマをヒトに置き換えると
 11 盗聴・自動追尾も可能に 監視カメラの次世代標準機能
 12 国民総管理を首相が即決 「人間版Nシステム」08年導入

対談 国家と企業が癒着してつくった巨大な檻(テッサ・モーリス=スズキ×小倉 利丸)

無敵となった自由主義国家と一切の制約から解放された企業。両者が協働してその利益を守る
ため、私たちの周りにかつてないほど巨大で複雑な監視・弾圧のシステムをつくりあげた。


■小泉首相に厚生年金「不正加入」疑惑(本誌取材班)

国民年金の未納・未加入問題は、ついに小泉純一郎首相にまで飛び火した。だが小泉首相の場合、
問題は国民年金より厚生年金にある。勤務実態がないにもかかわらず、
厚生年金に加入していた「幽霊社員」疑惑である。


■「あれ(供述書)は検察官の“作文”だ」
 「冤罪」で同情誘う武井被告の悪あがき(山岡 俊介)

法廷ではひたすら「謝罪」「お詫び」の言葉を連発する武富士前会長・武井保雄被告は、
実は盗聴事件の被害者である筆者を罠にかけようとしていた。


■参拝の本質を隠した台湾靖国訴訟の大阪地裁判決(田中 伸尚)

小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対する七件の訴訟のうち、台湾植民地支配の中で原住民への
圧制や強制合祀などを初めて問うた台湾訴訟の判決が5月13日大阪地裁であった。
吉川愼一裁判長は参拝の公私判断に新たな考え方を導入し、原告らの損害賠償請求を退けた。

全面解決へ正念場迎える強制連行補償問題(南 典男)

1990年代に入って提起された戦後補償裁判の総数は72件にのぼる(2004年1月1日現在)。
先日、新潟地裁は戦時中の強制連行による過酷な労働について初めて国に損害賠償を命ずる
画期的な判決を出した。これをキッカケに、国は戦後補償問題の全面解決を図るべきだ。
509円
■必要な薬と不要な薬(10) 拡大版 抗がん剤

「がん」による死亡者は、ここ20年以上一貫して増え続け、死因のトップを占めている。
手術、放射線療法とともに抗がん剤が有力なのだが、抗がん剤は、ほかの薬とは「効果」
の尺度が違い、効果、副作用の出方も個人差が激しい、特殊な薬だといえる。
“2人に1人ががんになる”といわれるこの時代、抗がん剤とどう向き合っていけばいいのか。

がん患者は「望む治療」を受けられるか(矢吹 紀人)

“使いたいのに使えない”抗がん剤が、日本には山ほどある。患者たちが直面する、この国の抗がん剤治療(化学療法)の問題とはなにか。

【コラム】未承認、保険適応外の「壁」はどこにあるか(佐々木 康綱)

鼎談 抗がん剤とうまくつきあうにはどうすればいいか(小川 一誠・浜 六郎・佐々木 康綱)

本誌連載中の浜六郎氏の「必要な薬と不要な薬」。第10回目に取り上げた抗がん剤は、ほかの薬とは大きく「異なる」。一体どこが違うのか。


■単独インタビュー 今井紀明さん 郡山総一郎さん
「自作自演の容疑者扱いされた」

イラクで最初に拘束された3人を政府寄りのメディアや政治家などが非難し、3人や家族は大きな
衝撃を受けた。4月30日に記者会見が開かれたが、高遠菜穂子さんは療養中のため欠席、
今井紀明さんも途中で退席した。会見で聞けなかった本心を直接インタビューした。

今井紀明さん「帰国後、日本社会に 拘束されてしまった」(取材/浅野 健一)

【コラム】友人たちが語る高遠菜穂子さんのいま「拘束された恐怖体験が消えない」

郡山総一郎さん「警察は事情聴取を執拗に迫ってきた」(取材/竹内 一晴)

イラク人質事件で「自作自演」の容疑者扱いされたフォトジャーナリストの郡山総一郎さん
(32歳)。解放後、外務省や警察から受けた{仕打ち}の詳細を、憤りを交えて明かす。

対談 人質バッシングを絶対に許さない(斎藤 貴男・天野 恵一)

4月にイラクで起きた人質事件の被害者である3人の若者に対して、政府・与党とマスコミが一体
となり中傷と非難を洪水のように浴びせた。結果として小泉内閣による自衛隊派兵の国民的認知
を高めてしまったこの手口を検証すると、意図的に政府の責任を回避し、
3人とその家族を悪役に仕立てる情報操作の手口が見えてくる。

【コラム】明らかになったこと、そして平和への希望(小倉 利丸)
     自己責任よりも、政府責任を問う(きくち ゆみ)
     この社会を覆う深い病を憂う(水島 広子)
     人質となった方々の良心を擁護する(山本 俊正)


■「雪印牛肉偽装事件」告発の西宮冷蔵
 「まけへんで!」廃業、見せしめ処分を乗り越え再開へ(粟野 仁雄)

雪印食品の牛肉偽装事件を告発し、自主廃業、営業停止処分に追いこまれた西宮冷蔵。
多くの困難を乗り越え、4月21日、念願の営業再開にこぎつけた。
水谷洋一社長の2年間を振り返る。
509円
■憲法特集 否戦

世界中に充満する憎しみと争いの連鎖。その大波に巻き込まれ、私たちの平和憲法は泥にまみれ、
高まる改憲論のなかで、ついには消え去ろうとさえしている。この困難な時代だからこそ、
いま一度、問い直そう。いっさいの戦争を否定した「否戦」の誓いの意味を。暴力に暴力で立ち
向かう道を歩むのか。それとも、暴力を生み出す根源に向き合い、理解と愛情と対話で解き
ほぐす道を歩むのか。選ぶのは私たち自身だ。

激突! 自民・公明・民主・共産・社民
各党国会議員座談会
なぜ今、9条改憲か!(司会・筑紫 哲也)

憲法改正が政治の具体的な日程にのぼってきた。なぜ、どこを、どのように変えようとしている
のか。憲法に詳しい各党の代表が話し合った。

自由民主党 保岡 興治
公明党 遠藤 乙彦
民主党 鹿野 道彦
日本共産党 山口 富男
社会民主党 照屋 寛徳

イラクでの人質事件までも「憲法改正のチャンス」にする政府(大藤 理子)

憲法尊重擁護義務のある国会議員たちが、平然と公然と憲法をけなし、その改定を具体的な
政治日程にのせるまでに至った。いま、憲法をめぐる政界の動きはどうなっているのか。
各党の思惑はどう反映されているのか。

何をどれだけ調査した? 暴言つづきの憲法調査会(高田 健)

2000年1月に、設置期間を「5年を目途」として衆参両院で発足した憲法調査会。4年数カ月が
経過し、最終報告のなされる時期が近づいたが、いったい、何がどれだけ議論されたのだろうか。
有益な議論があったのか。調査会発足以来、議論を傍聴し続けてきた筆者が、
最近の発言を中心に評価する。

どう見る? 国民投票法案(大藤 紀子)

憲法を改正するためには、国会議員の発議に基づき、国民の投票による過半数の賛成がなければ
ならない(憲法96条)。現在は、国民投票の具体的な内容を規定する法律はないが、
改憲を目指す勢力が、その制定に向け活発に動いている。
では、その内容はどのようなものなのか。

9条に背を向け“進軍”続ける自衛隊(本誌取材班)

憲法9条の精神と相容れない存在の自衛隊。ときの政権の後押しと司法の消極姿勢に助けられ、
既成事実を積み重ね膨張し続けるこの軍隊は、どこまで突き進むのか。


■小泉首相が日歯連からもらった「カネ」(本誌取材班)
 贈賄工作が行なわれた時期に100万円

小泉純一郎首相が、贈賄の疑いで会長が逮捕された「日本歯科医師連盟」(日歯連)から、
100万円の寄付を受けていたことがわかった。「クリーン」と言われてきた首相と日歯連の間に
何があったのか。

露呈した安倍・石原の族議員体質(横田 一)


■イラク現地報告(8)
 バグダッドにまで広がる外国人拉致(文・坂本 卓/写真・玉本 英子)

イラクの治安はますます悪くなっている。そして、「どんな支援も、米国のイラク支配を助ける
だけだ」という声すら広がっている。占領に傷ついたイラクの人々の思いを私たちは
どう聞けばいいのだろうか。

ファルージャ 血の真実(成澤 宗男)
またも米軍が引き起こした大量殺戮事件

昨年3月の侵略以降、数万人規模のイラク人殺害を続けている米軍は、さらに凶暴性を
エスカレートさせている。現在ファルージャで繰り広げられている惨劇は、
米国の戦争犯罪史にまた一つの汚点を作り出した。

■一字一会 中島みゆき
509円
【コラム】自衛隊宿営地で警護する民間の軍事プロ

3人を救った市民運動の底力
人質バッシングに抗議する(栗田 禎子)

イラクで人質になり、このほど帰国した3人とその家族に対し、政府や与党、右派マスコミは
「自己責任」と称して陰湿なバッシングを続けている。だが問われるべきは米国の無法な侵略と占領に協力し、自衛隊を派兵した小泉首相の「政府責任」ではないのか。

マスコミバッシング
被害者と家族をとことん追いこんだ非道な輩(竹内 一晴)

イラクで誘拐された人たちが解放され、関係者は胸をなでおろした。だが一方で相変わらず
心ないバッシングが続いている。そもそも混乱の発端は、自衛隊のイラク派兵ではないのか。
それを無視した暴論は許しがたい。

政府対応
警察庁も仕組んでいた「自作自演」説(津田 俊雄)

誘拐事件発生当初から流れた「自作自演」説。一部の全国紙や週刊誌もこれを匂わすような
報道をした。こんなデマが流布する背景には警察庁の知られざる暗躍があった。


■激論 大きな禍根を残した『週刊文春』差し止め問題
 背景にある“司法の歪み”(原 寿雄 × 元木 昌彦)

「まさか出版が差し止められるとは!」――1人の裁判官が決めた“検閲”まがいの決定に
驚きの声があがった。仮処分を取り消した東京高裁の決定が確定したが、同様の申請が
乱発するのではないかと悩む編集現場は多い。プライバシー保護と言論表現の自由との関係は
どうあるべきなのか。今回の事件を読み解くには、メディア規制を強める司法の流れを知る
必要がある。


■“人生の格闘家”輪島功一の挑戦(文・高橋 慎一 写真・井上 治)

「人生の勝ち組と負け組」。最近よく聞く言葉だ。だが人生そんなに単純ではない。
馴れ合いのムラ社会に挑む元チャンピオンの“カエル跳び哲学”に学べ!
509円
占領への怒りが頂点に達したスンニ、シーア両派の住民たち(文・坂本 卓/写真・玉本 英子)

イラクのシーア派住民は当初、米軍に寛容だった。自分たちを押さえつけていたフセイン政権
を倒したからだ。だが、米軍が住民を殺し続け、シーア派にも反米闘争が広がった。もはや
“非戦闘地域”は存在しない。

派兵反対メッセージ(8) 熊岡路矢
自衛隊派遣でプレッシャー高まる


■石原「日の丸」教育
 処分された教師のメッセージ

この国の憲法は生きているのだろうか。「強制はしない」という公式見解を反故にし、
国歌斉唱の時に立ったか座ったかという外見から内心の自由を脅かす。この春、
理不尽にも東京では大勢の教員が懲戒処分を受けた。ここに掲載した15人のメッセージは、
その教師本人がこれまで以上の不利益を覚悟のうえで、自らの言葉で綴った心情である。
「東京から日本を変える」と豪語する石原都知事の構造的本質はなにか。改めて検証する。

都教委の拙速大量処分に広がる波紋(池添 徳明)

処分を前提とした事情聴取。弁護士同席の要求は一切拒否。適正手続きすら無視して
断罪だけを急ぐ都教委に非難が高まっている。

石原「心の東京革命」の乱暴狼藉(村上 義雄)

教師の人間性と生徒たちの自由を奪ってまで、ひたすら「日の丸・君が代」強制に突っ走り、
都立大学を強引に「改革」するのはなぜか。閉塞感が満ちてくる教育現場からのびのびとした
若者が育ってくるのだろうか。


■太田大阪府知事狙う地検特捜部
「裸の王様」を取り巻く闇(有馬 游)

「知事、あなたは『人寄せパンダ』で終わるつもりですか」。大阪府の太田房江知事に、
幹部職員が食ってかかったことがあるという。太田知事は“庶民派”をアピールして再選を
果たしたが、大阪府庁内では人望がなく、破綻(はたん)状態の府財政を立て直すメドも
立てられない。ホームレス数全国一の商都・大阪で、いったい何が起きているのか。


■エイズの教訓はどこへ?
 血液製剤による肝炎感染に救済を(大西 史恵)
 1980年代、出産、手術の出血時に血液製剤を投与されていませんか?

1980年代、血液の薬、「フィブリノゲン製剤」の投与によってC型肝炎になった患者は1万人を
超えるといわれる。しかし、自覚症状があまりないため、感染の事実さえ知らない人が多く、
気づいたときには重い肝疾患にかかっていることがある。あなたは「被害者」ではありませんか?
509円
■有事法制と憲法
 国民保護という落とし穴

「国民を保護する」という名目で、有事法制最後のパズルが完成する。だが、
その実態は国民の「自由と権利」の抑制にほかならず、憲法違反そのものだ。
名実とも世界有数の軍事国家となりつつある日本に、今、何が起きているのか。

石破茂長官の直轄機関「調査保全隊」とは
「反戦」を監視する防衛庁の“公安部隊”(本誌取材班)

“違憲の軍隊”としての肩身の狭さからか、自衛隊・防衛庁は水面下で、
きわめて慎重に市民や自衛隊員への監視活動を展開している。
有事体制を先取りしたかのように、内通者を早期発見、
排除する組織の名は「調査保全隊」という。

[対談] 現代版“国家総動員法”を斬る
すべての人々の日常を蝕む(松尾 高志・明珍 美紀)

名は体をあらわさない。最近の法律案は特にそうだ。「国民保護法案」の本質は、
戦争を効率良く行なうため、国民をいかに処置するか、いかに協力させ、動員するかなのだ。


■ヤミ金・サラ金特集 第8弾
 巨額の広告費を背景に 武富士報道つぶしを“指南”した電通(北 健一)

マスコミはなぜ、経営トップが盗聴で逮捕されるまで「武富士の闇」に迫れなかったのか。
取材を進めると、なりふり構わぬ批判封じの手口とその“主導役”の姿が浮かび上がった。

返済金が別の債務者に「振り分け」?
発覚! 武富士の「どんぶり勘定」事件(三宅 勝久)

謝罪広告を新聞に載せ、ホームページで「更なるコンプライアンス体制の強化」
を強調する武富士。だが、この大企業の問題はまだ終わらない。
銀行から送金していた返済金の一部が、長年にわたって別の債務者に「振り分け」られていた。


■幼稚園・小学校などで行なわれる
 子どもへの集団フッ化物洗口は安全? 有効?(加藤 純二)

昨年から、虫歯予防のためフッ化ナトリウムの水溶液で口をすすぐフッ化物洗口が、
保育・教育現場ですすめられている。有効性が喧伝されている反面、
その危険性はあまり知られていない。これから新学期、あなたのお子さんはどうしますか?


■編集委員責任編集ページ
 風と石と女と馬の島 済州島への小さな旅(下)おんな編(写真・文 椎名 誠)

馬がたくさんいるという噂を聞いて、韓国・済州島に渡ったシーナさん。
この島は昔から風と石と女の多い「三多島」と呼ばれている。しかし風と石と
おまけに馬が多いことはわかったが、「女」が多いという感じはしない。
「女が多い」とは一体どういうことなのだろう。


■派兵反対メッセージ(7) 増山麗奈
 武力でなく、アートが心をつなぐ
509円
■ビラ配りで長期勾留・公務員を逮捕、起訴
イラク反戦運動に異常な弾圧(竹内 一晴)

イラク派兵に反対するビラを防衛庁官舎の郵便受けに入れただけで「住居侵入罪」で逮捕される。
取り調べでは、「おまえは寄生虫だ」「この浮浪児が」などと、汚い言葉を浴びせられる――
治安維持法があった戦前・戦中の話ではない。いまの日本で起こっている異常事態だ。
この防衛庁官舎がある敷地は、近くの学校に通う子どもたちがしょっちゅう横切っている。
警察は、この子どもたちも「住居侵入」で補導するというのだろうか。

渡辺治さん(一橋大学教授)に聞く
「危なそうな奴は全部捕まえられる」

市民生活への弾圧からはじまった権力の猛威
治安維持法犠牲者の声を聞け(星 徹)

日本が日中戦争・太平洋戦争につき進んだ時代、治安維持法による厳しい弾圧があった。
市民として活動する人々を見せしめにすることで、政権に対する異議申し立てを封じる手法は、
現在とまったく同じだ。治安維持法の犠牲者に聞く。


■石原「日の丸」教育
「良心」か「教職」か 孤立感深める教師たち(池添徳明)

国歌斉唱の際に起立しないというだけで、厳しく処分される都立高校の先生たち。
とくに音楽の先生はピアノ伴奏を強いられる。「踏み絵」として差し出された
「日の丸・君が代」の前で「思想・良心の自由」との折り合いがつかない先生たちは、
孤立感を深めるばかりだ。


■開発が進むGM稲とGM小麦
日本の食卓が狙われている!(天笠 啓祐)

今、GM(遺伝子組み換え)作物のターゲットは稲(コメ)と小麦。稲については日本の
農林水産省も加わって、花粉症に効く稲の開発などが進められている。
小麦は北米産GM小麦が遠からず、日本に入ってくる可能性大だ。消費者としては
また心配事が増えそうだ。


■暗殺されたヤシン師の肉声(土井 敏邦)

三月二二日、パレスチナのイスラム抵抗運動ハマスの精神的指導者とされるヤシン師が、
イスラエルのミサイル攻撃で暗殺された。なぜ暗殺されたのか、ヤシン師とはどういう考えを
持っていた人物なのか。生前にインタビューしていたジャーナリストが、
その背景と現地の情勢を報告する。


■イラク現地報告6
占領軍がいる風景(文・写真 豊田直巳)

ブッシュ米大統領は、イラクに「民主主義」をもたらすという。だが、占領統治の実態は、
民主主義とはほど遠い。米国にしっぽを振る小泉政権は、この現実をどれだけ知っているのか。
509円
     大沢真理・東京大学社会科学研究所教授に聞く

「若い世代ほど損」なのか
世代間でこれだけ違う厚生年金(福山 勉)

日本の年金制度は、現役世代の負担する保険料でその年の年金給付を賄うため、
個人の支払った保険料と受け取る額に直接の関係はない。とはいえ、
受け取る額に大きなバラツキがあれば不満も起きる。
この点、政府はどのように考えているだろうか。


■児童虐待防止法改正
 子どもを救え! 苦悩する現場=児童相談所(藤井 誠二)

大阪・岸和田の事件をはじめ、痛ましい「児童虐待」のニュースが後を絶たない。
そのたびに児童相談所(児相)の対応に批判が集まり、一方で児童相談所による家庭への
「立ち入り調査権」を強化すべきという意見が強まる。
今国会で成立予定の改正児童虐待防止法ではいくつか改正点があるが、
「立ち入り調査権の強化」については3年後の見直しを前提に先送りとなった。
しかし、「立ち入り調査」が、虐待される子どもの生死を分ける重要なポイントであることは
間違いない。児童保護の最前線として、現場の児童相談所はいま何を考えているのか、
「立ち入り調査」をどうとらえているのか――。

見捨てられる子どもたち 急増する養育放棄=ネグレクト

児童虐待は暴力だけではない。実際には親が危険な状況に子どもを放置する――
「養育放棄・怠慢(ネグレクト)」の割合が高く、数も急増している。大阪・岸和田の虐待事件
も、このネグレクトだ。全国の児童相談所(児相)への相談件数の4割を占め、
児相によっては半数以上がネグレクトというところもある。なぜなのか。
背景には何があるのか。対策は――3人の専門家に聞いた。

巨大化しつつ姿を現すネグレクトという「氷山」(小林 秀次)

気づきにくいネグレクト 些細なことも通告を(才村 純)

不登校も「気づき」のきっかけに(玉井 邦夫)


■編集委員責任編集ページ
 風と石と女と馬の島 済州島への小さな旅(上)うま編(写真・文 椎名誠)

韓国で一番大きな島・済州島にモンゴルの蒙古馬がいるという。司馬遼太郎の
『街道を行く―耽羅紀行』にも元が蒙古馬を残していったという記述がある。
韓国では「息子はソウルに馬は済州島に送る」という言葉があるくらい、
馬が多い島だという。日本では「カジノの島」として有名な済州島の意外な一面である。
そんな噂を聞きつけて、モンゴル通で馬が大好きなシーナさんが済州島に渡った。
噂の真偽はいかに。


■検証 イラク戦争開戦1年
 侵略の真犯人(2) ネオコンの千年王国(成澤 宗男)

イラク戦争のプランは、開戦7年前に準備されていた。それは、ネオコンとリクード
極右政権が共に考えていた、中東全域のイスラエルに都合の良い「地図塗り替え」
の実現を目指す内容であった。
509円
■超時空憲法座談会
 9条をねじ曲げたのは誰?

【日本国憲法第9条】
(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
これを認めない。

日本国憲法を世界に誇れる存在にしているのは、いうまでもなく戦争放棄を謳った第9条だ。
侵略戦争を否定する憲法はほかの国にもあるが、すべての戦争を放棄し、
軍隊の不保持を宣言した憲法は、わが国をおいてない。それが、いつのまにか「解釈」という名
の改憲でねじ曲げられ、誰がどう見ても「陸海空軍」としか思えない「戦力」を保持するに至り、
戦乱治まらぬイラクへの出動すら行なわれるようになった。
こうした実績を背景に、憲法改定が具体的日程にのぼっている。
いったい、いつ誰が9条をねじ曲げたのか。その犯人を探すため、
歴代の政治家たちが時空を超えて一堂に会する座談会を持った。

[海外派兵]現実(アメリカ)は理想(9条)よりも尊し?

武力による国際紛争の解決を否定した憲法を持ちながら、米国の要請により
イラクへの派兵を決行した政府。この大いなる矛盾にどう答えるのか。

[自衛権(個別・集団)]書いてないことを読みとる天才たち

集団的自衛権を持つが、憲法上行使はできないとする政府見解。
行使もできるという論が噴出するが、集団か個別かを問わず、憲法は自衛権を認めているのか。

[自衛隊は戦力か?]永遠の平行線

そもそも、自衛隊という存在は何なのか。軍隊ではないのか。
9条の否定する戦力ではないとするのなら戦力とは何か。

[憲法改正]使われないまま捨てられそう

解釈改憲を繰り返し、9条による歯止めはいまや「侵略戦争ができない」という
当たり前のことにまで後退した。それでもなお明文改憲を主張するのはなぜか。

憲法「改正」年表すごろく(解説・監修/石埼学)


■検証 イラク戦争開戦1年
 侵略の真犯人(1) 姿を現した「影の政府」(成澤 宗男)

ブッシュによる稀代の戦争犯罪であるイラク侵略が開始されたのは、
今から1年前の3月20日だった。この間に明らかになった情報をもとに、
長年にわたって侵略を企て、それを実行するために米国内外でさまざまのデマを
撒き散らした実行犯のすべてを暴き出す。


■悪夢となった「夢の九州新幹線」(立山 学)
 そこのけそこのけ新幹線が通る 後は野となれ山となれ

3月13日に、九州新幹線の南半分(鹿児島中央―新八代126.1キロメートル)が開業した。
博多から鹿児島をつなぐ九州新幹線全線開通(256キローメートル)は
8年後の2012年と予定されている。「一次開業」の1カ月まえの2月14日から16日にかけて、
新幹線沿線の熊本、八代、水俣で取材を行なった。以下は、その現地からのレポートである。


■領収書にレセプト開示、治療の値段はいくらだろう?
 医療費チェックが医療を変える(小嶋 優子)

スーパーで大根を買っても、美容院で髪を切っても、私たちはサービスの内容を知り、
そのレシートをもらうことができる。しかし、こと医療に関しては、
そのお金の使い道も内容もよくわからない。まずは自分の医療費とその使われ方を
見直すことから始めてみよう。


■派兵反対メッセージ(6) 西部邁
「親米保守の首を獄門にさらすべし」
509円
■学校行事にみる ここまできた権力の教育介入

教師の思想・良心の内面にまで酷く支配する教育統制が、東京都をはじめ全国の学校現場を
席巻している。「自らの信ずるところに従って生きよ」と教え諭すはずの教師が、
分限免職の脅しの前に身を竦ませる。これは着々と進む有事体制の教育面での「戦中化」である。

石原「日の丸」教育の卒業式でなにが起こったか(池添 徳明)

東京都教育委員会が昨秋、国旗掲揚や国歌斉唱の仕方を細かく指示する「通達」(実施指針)
を出して、都立高校の現場は「まるで戦前みたい」と評される状況だ。画一的な式が強要され、
教員は起立しないだけで厳しく処分される。今年の卒業式は、重苦しい空気に支配されている。

都教委の統制に立ち向かう教師と保護者たち(四塚 里穂)

都教委は、「君が代」の起立・斉唱の完全実施のため、実質的な「解雇」をちらつかせた「通達」
や「通知」を出している。一方、教師や保護者も恫喝に屈しない多様な闘いをはじめた。

強まる教育支配は教育基本法改悪の先取りだ(大内 裕和)

「日の丸・君が代」『心のノート』「愛国心」など、矢継ぎ早に教師と生徒たちを締めつける
一方で、「ゆとり」や「個性化」のキャッチフレーズで進められる「教育改革」の狙いはなにか。
それらの政策は「戦争する国」づくりとどういう関係があるのか。


■数字に踊らされちゃダメ!!
 実質GDP年率7%増のカラクリ(竹内 一晴)

13年半ぶりにGDP(国内総生産)の成長率が前期比7%台に乗った。エコノミストは、
輸出や設備投資の持続が期待できるなどと発表している。しかし、実感として、
そんなに成長しているとは思えない。調べると、どうやらこの数字にはカラクリがあった!

【コラム】米国高成長の裏で高まる不公平社会への反感(霍見 芳浩)


■必要な薬と不要な薬(9)
 花粉症・アレルギー性鼻炎の薬、ここに気をつけて(浜 六郎)

花粉症の季節がやってきました。今年はスギ花粉の量は、やや少ないようですが、
本格化するのはこれからでしょう。アレルギー性鼻炎の原因となる花粉症は、
どうして起こるのか。薬剤の作用を知るには、まずは体の仕組みを知ることが大切です。
たかが花粉症の薬、とは侮れない!


■どうなる?消費税 どうなる?私たちの暮らし(解説・監修/浦野 広明)

この4月から、消費税の仕組みが大きく変わります。どんな改定なのか、
私たちの生活にどんな影響が出るのか、おさらいしました。


■荒廃する警察
 第三書館事件
 侵入の現行犯を釈放!? 警視庁・新宿署の不可解(野田 峯雄)

数日間留守にしたら、まったく知らない人物がカギを壊して侵入し生活していた。
おまけに、110番通報で現われた刑事が侵入犯をかばい、こっそりと釈放してしまう。
首都・東京で、本当にあった話だ。
509円
■食にまつわる10の疑問
鳥インフルエンザ、BSE、卵の表示、抗生物質耐性菌、養殖魚へのホルマリン投与、
ダイオキシン
わかっていること わかっていないこと

鶏肉、卵、牛肉、豚肉、魚……。今まで当たり前に食べてきたけど、ここにきてその異変ぶりは
どう見たっておかしい。食の世界に今、何が起きているのか、10の素朴な疑問を追いかけた。

不安時代を乗り切れ! 食のヒント(坂本廣子/大谷ゆみこ/小若順一/魚柄仁之助)

今の日本、肉も魚も100%安全と言いきれるものはない。となると当然、
「じゃあ何をどう食べればいいのか」という疑問が出てくる。安全・安心な食品を選びたい、危険性を回避する調理方法があるのかないのか知りたい、と考えるのは誰しもが同じだ。
では、私たちは一体何を食べればいいのか、どんなことに気をつければ、
少しでも健康的な食生活を手に入れられるか。「安全な食」にこだわる4人の専門家に聞いた。


■座談会「オウム真理教」宮崎学×森達也×安田好弘
「麻原断罪」で終わらせるのか

2月27日、東京地裁において13件の殺人および殺人未遂罪に問われていたオウム真理教
(現在は「宗教団体・アーレフ」と改称)元代表の麻原彰晃(本名・松本智津夫、48歳)
被告の判決が言い渡された。判決以前からも“世間の評価”として死刑以外はありえないと
いわれていた。だが、「麻原死刑」だけでは何も解決しない。「オウム」に関わった
それぞれの立場から、弁護士の安田好弘、映画監督の森達也、作家の宮崎学の3氏に話を聞く。


■海上航空基地建設で環境アセス調査
危機迫る沖縄・辺野古の大浦湾に巨大なサンゴの群落(新藤 健一)

キャンプ・シュワーブに隣接して建設が始まろうとしている海上航空基地のすぐそばに、
石垣島・白保のアオサンゴ群落に匹敵するユビエダハマサンゴの大群落が発見された。
この貴重な自然が基地建設で危機にさらされている。

沖縄・辺野古新基地計画に市民からの環境アセス
「白紙撤回」の選択肢も提言(浦島 悦子)

普天間飛行場の代替施設として建設予定の米軍航空基地建設の環境影響評価(アセスメント)
について、まもなく事業者側の「方法書」が示される。これに対し名護市の市民団体は、
専門家の集まりである環境アセスメント学会からも高い評価を受けた「市民からの方法書」
をつくって、対抗している。


■文化芸術にも市場化の波
「契約楽員制度」に揺れる都響(平舘 英明)

来年、創立40周年を迎える財団法人東京都交響楽団(都響)が危機に瀕している。監理団体に
対する財政支出の見直しを進めている東京都が、補助金を減額し、さらに楽員を有期雇用
にする方針を打ち出したのだ。楽団の運営に市場原理を導入して音楽芸術は守れるのか。
現状と問題点を探った。


■派兵反対メッセージ(4) 鳥越俊太郎
 大量殺人の首謀者は最高刑が相当
509円
■小泉首相・トンデモ発言録
それでもイラク国会は止まらない(本誌取材班)

日本の歴史上、初めて自衛隊が戦地に派兵された。だが、イラク派兵をめぐる国会論戦で
際だったのは、あまりに不誠実で、欺瞞に満ちた小泉純一郎首相の国会軽視・世論無視の
姿だった。質問にまともに答えず、論理をすりかえ、挙げ句には逆ギレして煙に巻き、
逃げ切る。首相は「テロに屈せず」と、かたくなに繰り返すが、言論の府を軽視する
首相にこそ屈するわけにはいかない。そんな首相の“トンデモ発言”を改めて検証する。
(本誌取材班)


■DV防止法改正
埋められるか女と男の意識のズレ

「妻を殴るのは暴力じゃない」――自覚できない男たち(吉廣 紀代子)
妻に暴力をふるう夫は、それが「暴力」であるとは認識していない場合が多い。
心身共に傷ついた妻から離婚を突きつけられるまで、気づかない―DV克服の難しさの根幹は、
この意識のズレにある。まずは男性の意識が変わらないと、何も始まらないのだ。
今国会で議論される「DV防止法」改正を機に考える。

「暴力を選ばない男になろう」マイケル・カウフマン氏講演録
DVは男性が変わらない限り解決しない、と独自の方法で問題に取り組む男性たちがいる。
1991年、カナダの3人の男性が「女性を支配せず、暴力を使わないようにしよう。
ほかの男性の暴力もやめさせよう」と、DVで命を奪われた女性への哀悼と男性の非暴力の
意思を示す白いリボンをつける「ホワイトリボン・キャンペーン」を始めた。
その1人、カウフマン氏の講演を抄録する。

日本でのキャンペーン(白いリボン・キャンペーン WRC-J代表 辻 雄作)

「暴力のない生活をおくるための法律でなければならない」(戒能 民江)
今国会で改正が予定されている、DV防止法の改正案がまとまった。成立から3年、
相談件数は減らないが、改正が抑止力になるのだろうか。この法律でなにができるのか、
ほんとうに必要なことはなにか。国の「女性に対する暴力に関する専門調査会」委員に聞いた。


■北海道警察の底知れぬ闇
旭川中央署裏金工作事件(『北海道新聞』道警報償費疑惑取材班)

北海道の旭川中央署による裏金疑惑は、ついに道警の元最高幹部がその手口を内部告発するなど、
組織の根幹を揺るがす事態に発展している。今問われているのは、同種の疑惑をすべて
隠蔽してきた日本の警察の体質だ。


■「日の丸・君が代」に抗う学校労働者たち(新島 洋)

「日の丸・君が代」強制に反対して意思表示し、処分を受けた教師たち。
学校名と名前を公表し、堂々と大阪府教育委員会とわたりあっている。
「通達」や「命令」にも、靱い意思を持って闘う大阪の教師群像を追った。


■派兵反対メッセージ3
自衛隊OBとして強く抗議する(浅田 次郎)

509円
■イラク派兵で高ぶる自衛隊

今年で創立五〇周年を迎える自衛隊。「9・11」と「9・17」を奇貨として一気に陽の当たる
場所に躍り出て、「普通の国」の「普通の軍隊」を目指して“高ぶり”を強めている。
増長ともみえる、その諸相を追う。

陸海空自衛隊創設50年
テロと北朝鮮を追い風に 一気に普通の「軍隊」目指す(前田 哲男)

批判を許さぬ独善体質と反市民性
派兵テコに復権はかる最近の自衛隊事情(成澤 宗男)
「君が代」を歌わないからといって、自治体の式典をボイコット。
一方で子どもたちには他国の脅威を煽って自分たちの存在を美化したビデオを配る。
イラク派兵をテコに復権を狙う、自衛隊の現状を追う。


■死者を利用してはならない
小泉首相靖国参拝訴訟で注目の初判決(田中 伸尚)

小泉純一郎首相が靖国神社に参拝したのは、信教の自由、政教分離原則などに違反するとして
内外の約二〇〇〇人が六つの地裁に訴訟を起こしている。一連の「靖国参拝違憲訴訟」で、
大阪地裁は二月二七日、最初の判断をする。自衛隊のイラク派兵をバネに、「国のための死」
が美化されかねないなかで、司法は「戦争国家」への流れを堰き止める良識を示せるか、
それとも流れに棹さすのか、その判断に注目したい。


■いつまで見えないふりをする!?
総合商社・兼松の男女賃金差別(清水 直子)

女性というだけで賃金を男性より低く抑える差別は、いまだ多くの会社にある。その撤廃を
求めて勤務先を提訴した女性たちに対し、裁判所はどのような見解を出したのか。
昨年7月に国連女性差別撤廃委員会から賃金差別撤廃を勧告されてから出された判決は、
この影響を受けたのか。


■ODAもからむ
日本なら死体損壊罪?
鶴見大学歯学部教員がスリランカで脱法的な死体実習旅行(本誌取材班)

日本ではたとえ医師といえども死体の利用は厳しく規制されている。
しかし、国内では違法だからと、海外で死体を手術の練習台にする医師向けの{ツアー}があった。
「医の倫理」を問う。
509円
■がんじがらめの“大本営報道”

イラクの住民に反感を持たれる恐れがある自衛隊員の行動は報道を自粛。迷ったときは現地部隊
と協議し、それに従う――新聞・通信社・テレビなどのほとんどの社が、
こんな申請書を自衛隊に提出した。政府に都合のよいことしか流せぬ“大本営発表”
が復活しつつある。

大マスコミが自衛隊に提出した申請書の中身(伊田 浩之)

エスカレートする取材合戦――
繰り返すな戦前の悪夢 試される「新聞の志」(池田 龍夫)

「イラク派兵」という小泉純一郎政権の針路大転換を、新聞はどう受け止め、報じたか。
既成事実を積み重ね、「報道自粛」まで通告してきた政府の強硬姿勢に、「ペン」は再び重大な岐路に立たされている。


■広がる「無防備地域宣言」運動(田中 伸尚)
 大阪市で条例求めて市民ら活動始める

アメリカの意向に沿った軍備の増強、反対の声を押し切って強行されたイラク派兵。
政府与党が戦争をする国への道を突き進むなか、国際人道法にのっとって非戦平和実現のために「無防備地域宣言」条例をつくろうという運動が、全国各地域に広がっている。


■派兵反対メッセージ(1) 箕輪登
 小泉君、自衛隊法を勉強しなさい


■鳥インフルエンザ、ここが知りたい
 ウイルスの逆襲が始まった!!(天笠 啓祐)

わからないことだらけの鳥インフルエンザ。大発生の背景を探ってみると、
食や畜産のあり方だけでなく、ワクチンや抗ウイルス剤を開発し続けてきた医業・製薬業の
あり方が浮かび上がってきます。


■旧・商工ファンド
 SFCG子会社に「土地騙し取り」疑惑(北 健一)

「土地や家が騙し取られ、家の塀が重機で壊された」。バブル期の地上げを彷彿とさせる訴えが、横浜地裁に起こされた。訴えられたのはSFCG(旧商工ファンド)の子会社エス・ブイ・アイだ。取材を進めると、「秘密のベール」につきあたった。

【コラム】高利貸しにも公民権を?! 大島健伸・SFCG社長が最高裁で主張
509円
■「コンビニでクスリ」!! のリスク

24時間、いつでもどこでも「クスリ」が買える。そんな「消費者のニーズにこたえるため」(?)、深夜・早朝のテレビ電話での販売、コンビニでの販売が認められた。「クスリ」
を便利に手に入れる……でも薬って、効果があれば害もある。こんなにカンタンでいいのか?

薬のキホン
クスリってなに?
クスリはどこで売られるの?
なぜクスリをコンビニで売れるの?

緊急性とはなにか、不透明なまま決定した。(増山 ゆかり)

ここが論点! 反対派&推進派に聞く
医薬品の規制緩和を推進してきたコンビニ業界や製薬業界、一方で反対の声をあげていた
薬害被害者や薬剤師は、今回の決定をどう評価しているのか。
また、販売が決定したいま、次の課題は何か。双方に聞いた。

推進
全国FC加盟店協会事務局長 
「野放し」を求めているわけではない(植田 忠義)
日本大衆薬工業協会

反対
薬剤師
「薬の番人」でなければならない(宮地 典子)
特定非営利活動法人ネットワーク〈医療と人権〉理事
薬に市場原理を持ち込むのは危険(花井 十伍)

コンビニで買える医薬部外品 ここが危ない!(浜 六郎)
医薬部外品への移行が決まった「クスリ」。ほんとうに「安全上特に問題がないもの」なのか? 薬を「監視」する浜六郎が、ほんとうの「安全」について検討する。

ほんとの消費者の「利便性」とは?(水口 真寿美)
薬に副作用はつきもの。しかし、コンビニで買った医薬部外品で副作用が起こっても、
現在の「医薬品副作用被害救済制度」は使えない。消費者にとっての「便利」とはどんなことか、薬害問題に詳しい弁護士に聞く。


■いま、米軍がイラクの人々にやっていること
無数の戦争犯罪と人権侵害が証明する「解放」の実態(成澤 宗男)

拷問、無差別殺戮、家屋破壊――。
占領下のイラクでは、米軍が住民に数々の残虐行為を加えている。
自衛隊本隊は3日にイラクへ出発したが、小泉首相はこの米軍に協力するのが
「人道復興支援」だなどと、いつまで強弁を続けるつもりか。


■「第4回世界社会フォーラム」報告1 in インド・ムンバイ
世界の反基地運動
グローバルでローカルな平和を(武藤 一羊)

ブラジルからはじめて、インドに舞台を移した世界社会フォーラム。
ここでは、米軍やNATOに対する反基地運動を通じ、反戦・平和の意味があらためて
発見された。


■BSE・鳥インフルエンザ・抗生物質耐性菌汚染拡大……
真因は自然の生態系を無視した 効率第一の量産体制(八竹 昭夫)

肉牛の最大生産国がついにBSEに汚染され、
鳥インフルエンザが東南アジア、韓国、日本に飛び火した。
最近の食卓を脅かす事件の根っこは同じと、生産現場を熟知する筆者が警告する。

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