週刊金曜日 発売日・バックナンバー

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509円
■イラク派兵 日本が戦争に参加する日

小泉内閣はついに平和憲法を公然とかなぐり捨てて、自衛隊をイラクの戦地に派兵した。
日本は戦後初めて、戦争に参加してしまった。だが、私たちは侵略に加担するこの暴挙に対し、
あくまで「ノー」を突き付けていく。

それでもイラク派兵は許されない(栗田 禎子)

防衛庁が隠していた「放射能測定器」の謎
避けられない劣化ウラン弾による被曝の危険(成澤 宗男)

イラク派兵の自衛官へ
「大義」のない戦争に参加してはならない(水島朝穂)
自衛官に呼びかける。今からでも遅くない。
間違っている「イラク派遣命令」に応じてはならない。
あなたたちが嫌だと拒否しても、あなたたちを罰する法律はまだないのだ。


■元支店長が激白!
これが武富士のやり方だ(対談 藤井 龍×松崎 菊也)

前会長は天皇、突然の持ち物検査、未達対策会議……
本誌でお馴染みの松崎菊也さんが元支店長から聞いた武富士の実態は凄まじいものだった。
まだまだある武富士の闇の数々……。


■献血輸血でHIV感染
ここがおかしい! 血液行政(矢吹 紀人)

昨年末、HIV(エイズウイルス)に感染した献血者の血液が、検査をすり抜けて輸血され、
患者が感染する問題が起きた。日赤は1999年に高精度の血液検査法を導入。以降、
HIVのすり抜けは2例目だが、感染は初めての事態だ。国の安全対策はどうなっているのか。


■乳がん検診
マンモグラフィってどんなもの?(美奈川由紀)

乳がん検診での見落とし報道などから注目を浴びるようになったマンモグラフィ(乳房X線撮影検査)。
集団検診への導入も検討されているが、実際にどのような効果があるのだろうか。
問題点はないのだろうか。

乳がん検診のマンモグラフィ導入に反対!(中川慶子)
509円
ヤミ金・サラ金 第7弾

武富士が闇社会に100億円
山口組系暴力団との深いむすびつき(山岡 俊介)

盗聴容疑で武富士の前会長が逮捕されたが、同社をめぐる疑惑は果てしない。
なぜ一〇〇億円近い金が暴力団関係者に供与されたのか。
高利をむさぼる一方で、同社が闇の社会と結びついた構図を探る。

見える悪と見えない悪
武富士を上場させた野村證券と大蔵省(佐高 信)

日本経団連に加盟し、一流企業の仲間入りを果たしたサラ金最大手の武富士。
その出世物語の背景には、金融証券界を取り巻く、大きな腐蝕の構造がある。

払いすぎでも金払え?
実録 武富士3時間取り立て事件(三宅 勝久)

盗聴罪で、会長もろとも起訴された「武富士」。
貸金業の登録抹消の可能性が取りざたされる一方で、「法令遵守徹底」を謳い文句に事態をおさめたい様子だ。だが、体質は簡単には変わりそうもない。

“罵声専務”が委員を務める「法令遵守委員会」の正体(三宅勝久)

弱小メディアに高額訴訟
武富士の訴訟は批判封殺の手段だ(田島 泰彦)

武富士がメディア相手に乱発する訴訟は、批判封殺だ――
メディアと法律の問題にくわしい田島さんが、最近の訴訟における武富士問題を検証する。



染める前に読む、知る、止める?
ヘアカラーリング講座(まとめ/別処珠樹、編集部)

髪を染めたら印象が変わり、「若く見える」などと言われた人が多いのでは?
いまや20代の女性の8割が髪を染めています。
しかし、身体への影響も気になるところ。
「染毛剤」には、パッケージや「使用上の注意」に書かれていない危険が隠れています。
髪を染めたいと思ったら、まずはこの講座を受けてみましょう。



痛憤の現場を歩く⑥
東京・新宿ホームレスたちの越冬
1泊5万円を超すホテルそばの公園で暮らす人々(鎌田慧)

小泉改革の弱者切り捨て臨戦政策が続いている。厳冬の東京・新宿中央公園では、
ボランティアによる{炊き出し}が続けられ、住む家を持たない人たちが身を寄せ合う。



摂食障害女性学(上)
ダイエットがきっかけ?(川田文子)

摂食障害(拒食、過食)という病が社会問題として顕在化し十数年たった。
しかしその後、摂食障害はなくなるどころか、ポピュラーな病になりつつある。
摂食障害の当事者たちを取材した。

509円
■教科書/日の丸・君が代/教育基本法
服従と戦争に駆り立てられる現場

自民党と改憲勢力は今年、教育基本法の改悪に向けいっそう攻勢をかける構えだ。一方で文科省は
ここ数年来全国各地で常軌を逸した学校現場での
「日の丸・君が代」強制に乗り出している。今年の卒業式シーズンを前に教育反動化の実態を追う。

「起立!」「 斉唱!」強制で窒息する教師たち(新島 洋)
「日の丸・君が代」をテコに、教師への統制が強まっている。とくに教職員組合が強かったところほど目の敵にされているようにみえる。大阪と広島から息の詰まるような締め付けの実例を報告する。


■阪神・淡路大震災

沈黙するには早すぎる
こだわり続けた人々の9年(粟野 仁雄)
「地震がなければ生きとったはずや」
――震災死と認められなかった肉親の名前を
神戸市の碑に刻ませた人。
「何のための保険や」――
支払いを拒否された火災保険金の
支給を求め、最高裁まで闘い続けた人。
「もう終わったこと」に、
抗し続けた被災者たちの9年を追う。

被災者への公的援助が足りない
「有事」に個人を視野に入れない国家(中島 絢子)
震災後に立ち上げられた「公的援助法 実現ネットワーク」には、
自立支援金や居住の問題など、今も被災者からの相談が絶えない。
そこから見えてきた国、神戸市のやり方を問う。


■初の“盗聴法”適用の内幕
実績づくりに焦った警察の暴走(吉村 英二)

昨年九月に一審判決がでた覚せい剤販売事件で{盗聴法}が初めて適用された。その適用過程には
見過ごせない問題が多々ある。


■寺子屋商法に気をつけて!
資格の死角(島沢 優子)

「手に職」時代の今、何らかの資格取得をめざす人は多い。
でもちょっと待って。アナタの取りたい資格、本当に信用できますか?
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■小泉“軍事”政権を撃つ

自衛隊がイラクで人を殺したり、殺されたりする恐れが高まっている。
その自衛隊は、装備面でも大きく姿を変えつつある。
憲法を無視して暴走する小泉政権は、私たちをどこに連れていこうとしているのか。
そこに希望はあるのだろうか。

対談
守りたい憲法、創りたい平和な世界
今、なぜ女はもっと声をあげないの(石坂 啓)
殺す、殺されるという事態が起こる(前田 哲男)

北海道陸上自衛隊 派兵直前、家族の悲痛な声
「死なないで、そして殺さないで」(成澤 宗男)
自衛隊のイラク派兵が間近に迫っている。
その部隊の中心となる陸上自衛隊第二師団が置かれた北海道、
そして航空自衛隊の本隊が出発する愛知県小牧基地では、派兵に心を痛める隊員家族の声が広がっている。

◆愛知県小牧基地「君死にたまふことなかれ」と言う隊員の母(小野 政美)

ミサイル防衛、空母型護衛艦、精密誘導爆弾……
日米共同作戦のため「巨大兵器」を発注(半田 滋)
イラク派兵の是非に目が奪われているすきに、
防衛庁はいくつもの“懸案”を一気に処理しようとしている。
それは、自衛隊の姿を根本から変えるが、報道も国会論戦もほとんど行なわれていない。

小泉の「靖国」とシュレーダーの「ノルマンディー」
だからドイツは派兵しない(梶村 太一郎)
先月末に戦火の続くイラクへ先遣隊を出し、今月中下旬には本格的に派兵する日本。
その対極に頑としてアメリカの参戦要請を拒否し続けるドイツがある。
その根拠は何か。


■痛憤の現場を歩く(鎌田 慧)
汐留シオサイトの舞台裏
マスコミを利用した国鉄用地略奪の現場

東京・汐留の旧国鉄用地からは、大名屋敷跡や明治の鉄道遺構が見つかっていた。
しかし、国労の組合員の人権すら無視し続けた政財官の権力者たちは、
これらの貴重な文化遺産を気にかけることはなかった。


■デンマークのエコビレッジ
新たな生き方をめざす人たち(写真・文 村上朝子)

お金で得られる便利な生活よりも、
人と自然、人と人との結びつきを大切にしたい――
そう考える人たちによる共同体が、「エコビレッジ」として定着してきた。
欧州でその先駆的役割を果たしたデンマークにある4つの共同体を、
昨年7月から3カ月、取材した。
509円
■どうなる? 2004年
年を越す10の課題

強行される自衛隊のイラク派兵、自民・民主による「2大政党制」の始まり、
“改革”という名の年金制度改悪、先の見えない景気・雇用対策、
そして改憲勢力拡大などなど、日本を大きく変える出来事が相次いだ2003年。
この1年に起きたことは、来年、どのように私たちの生活を脅かすのだろうか。
10の分野について、年越しの課題を追った。



イラク派兵と憲法改正(成澤宗男)
自衛隊の「外征軍」化で憲法第九条が崩壊に

福祉(広井良典)
理念にもとづく「富の分配」で「新たな貧困」を克服するとき

税金・税制(浦野広明)
家計直撃の増税ラッシュが手ぐすね引いて待ち受ける

雇用(暉峻淑子)
利潤のために人間を捨てず、潜在能力開花させる社会を

小泉改革(横田 一)
民営化しても利権国家から決別できない

人権(山口正紀)
有事体制づくりのもとで進む権力肥大と人権侵害

地方分権(片山善博)
改革進め「国・地方を通じたスリム化」を

日朝問題(太田昌国)
「政治」以前の言葉に縛られ、展望なく空費された15カ月

政界再編(中村敦夫)
いまこそリベラル第三極の狼煙をあげるとき

金融と経済(山田厚史)
足利銀行を生け贄に公的資金注入の道を開く

■イラク・サマワ 最新ルポ「自衛隊はいらない」(写真・文 豊田 直巳)

イラクの人たちは自衛隊派兵を望んでいない。
自衛隊が来ることで、治安はむしろ悪化し、
地元の人々の雇用の場を奪ってしまう可能性もある。
現地の実状を紹介する。

■筑紫哲也のおすすめ お正月映画

のんびり過ごす年末年始、ちょっと足をのばして街にでてみませんか?
映画好きの本誌編集委員が、イチ押し映画をご紹介。
時代劇から恋愛ものまで、お好みにあわせてご賞味ください。

■企業と行政の情報隠しに怒るマンション住民
大阪アメニティパークで基準値の数千倍もの重金属汚染(高杉 晋吾)

製錬所跡地を再開発した大阪の新名所、大阪アメニティパークで、敷地土壌が環境基準値の数千倍もの
ヒ素やセレンで汚染されていたことがわかり、大きな問題になっている。
開発にあたった三菱系の企業は、その事実を知りながら隠していた。
バブル期に国策として奨励された工場跡地などの再開発地区で、いま同じような土壌汚染問題が
多発しており、住民との間で紛争が起きている。
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■ドクターハラスメント6 医療事故

「あの病院」でなにが、なぜ起きたのか(矢吹 紀人)

連日のように医療事故が報道され、医療不信がいわれている。なぜ事故は起きるのか、そして、
過去に事故を起こした病院はどのような対策をとっているのか。いくつかの事例から、
その背景と原因を検証してみる。あなたの病院は大丈夫?

【コラム】医療事故は増えたのか?(鈴木 利廣)

現職の医師が見た医療事故(松浦 淳)

医療事故は明らかな過失や未熟さが原因のものから、犯罪に近い悪質なものまで多岐にわたる。
最近、北海道で起きているいくつかの事例を現職医師が報告する。これらは北海道に限ったことではない。

医療事故[病院]起こさないために[患者]遭わないために(小嶋 優子)

患者ばかりか病院の命取りともなりかねない医療事故を防ぐため、独自の対策をとるところが増えてきた。キーワードは「リスクマネージメント」。その有効性はどれだけあるのか。
そして、私たち患者側から、事故を避ける方法はないのだろうか。

医療事故を減らすか? 司法の試み(鈴木 利廣)

医療過誤訴訟が、いま生まれ変わろうとしている。審理は短期化、精密化し、
判決結果が医療事故の防止に役立てられるようになってきた。
多くの医療過誤訴訟にかかわってきた弁護士に、事故防止のための対策を聞いた。


■会長辞任で揺れる武富士
 それでも変わらぬ武井一族の支配(三宅 勝久)

サラ金最大手「武富士」の盗聴事件で逮捕された経営トップ・武井保雄氏が犯行を認める供述を始め、
12月8日には代表取締役会長を辞任した。だが、「オーナー」を信奉する経営陣は残留。
事実上の後継者・二男の武井健晃専務の「盗聴未遂事件」の疑惑も浮かび上がってきた。

【コラム】まだある疑惑の数々 内部告発者の勇気に報いるとき(山岡 俊介)


■南京大虐殺の百人斬り競争をいま裁判沙汰にする背景は何か

66年前の今月13日は旧日本軍の南京占領日。そしてその前後から始まった南京大虐殺。
この事件をめぐる論争は、学界では既に決着ずみで、否定派の主張はほぼすべて無意味となっている。
ところが小泉極右政権に一定の支持がある風潮に乗って、否定派の亡霊が墓を出て徘徊しはじめ、
訴訟の場に持ちこまれた。(本多勝一)

「歴史から学ぶ」ことの意味(渡辺 春己)

否定派がすがりつく最後の「争点」(笠原 十九司)

反動勢力論壇の新たな策動(鈴木 千慧子)

極右政権・小泉との共鳴現象(俵 義文)
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■シックスクール 第4弾
化学物質のカタマリ
ワックスに注意!(津端 亮子)

学校内の化学物質が原因で、喘息や皮膚障害、頭痛、倦怠感、鼻血などの化学物質過敏症の症状を起こす「シックスクール症候群」。2000年にアレルギーや化学物質過敏症の子どもたちに市民団体がアンケートを取ったところ、床用ワックスと教科書に反応する子どもたちが多かった。これらのいったいなにが子どもたちに影響を与えているのか。保護者と学校は、原因物質にどう対応していけばいいのだろうか。

誰のためのクリーンルーム?(加藤 やすこ)

教科書が使えない!
増えるCSの子ども(木附 千晶)

写真やカラーが多く使われるようになり、親しみやすくなったように見える最近の教科書だが、
実は化学物質が増えて使えない子どもが増えてきた。
そんな子どもの姿を見た校長が出した手紙がきっかけで、教科書への対策が始まった。


■「借金ゼロ」でも差し押さえ?!
 法律を悪用して荒稼ぎするSFCG
 昔の名前は「商工ファンド」(北 健一)

「借金は全額返したのに、給与を差し押さえられた」。商工ローン業者SFCG(旧商工ファンド)の
融資をめぐって、こんな苦情が多発している。背景には、「跳び道具」を駆使した同社の強引な
回収手法があった。8月22日号に引きつづき告発する。


■「テロ」と呼ぶ前にイラク人虐殺を思え
 外交官殺害事件報道に欠けた視点(阿部 浩己)

イラク北部で、邦人外交官2人が殺害された。小泉首相や外務省は、「テロに屈しない」などと
語っているが、米英が2万人以上のイラク市民を殺害したのは「テロ」でないのか。
それを無条件で支持したのは、わが国ではなかったのか。

バグダッド現地報告
2人は米軍による「反テロ戦争」の犠牲者だ(綿井 健陽)


■検挙されるのは微罪の滞在者
 巨悪が嗤う
 石原都政の繁華街浄化作戦(写真・文 権 徹)

「不良外国人らによる国際犯罪組織の撲滅」をうたい文句に、警視庁は東京・新宿区歌舞伎町などで
一斉取り締まりを繰り返している。石原慎太郎東京都知事の方針だ。だが、大騒ぎのわりに
“効果”は疑問だ。
509円
■暴走する石原「日の丸」教育

学校から国を変える危険な突破口(高橋 哲哉)

まるで戦前の思想統制を思わせるような圧政が、東京都の教育現場でまかり通っている。それは憲法と教育基本法「改正」、そして新たな「富国強兵」策確立へとつながり、かつて見た光景を再現させる突破口ともなりかねない。

あぶり出され狙い撃ちされる教師たち(池添 徳明)

アメとムチを使い分ける石原教育「改革」のもとで息が詰まる思いをしている教師が増えている。その仕上げの一つが10月23日の「日の丸・君が代」実施通達(実施指針)だ。これを踏み絵に心ある教師たちがあぶり出されている。

性教育バッシングはどこから始まった(木附 千晶)

都立大「改革」推し進める人脈(熊谷 伸一郎)

全国的に進められる悪評高い大学「改革」でも東京都の暴走ぶりがひときわ目立つ。当事者の声を無視して強行される「改革」の舞台裏を追う。

公立校選択制がもたらす義務教育の市場化(平舘 英明)

東京の品川区などで次々に導入されつつある、生徒や保護者が自由に学校を選べる学校選択制で、
学校間の競争が激化し、子どもや教師が追い立てられている。義務教育の市場化で、
学校教育の格差が広がり、「教育の機会均等」が崩れそうだ。


■鎌田 慧 痛憤の現場を歩く(3)
 都教委の再雇用拒否事件
 友人たちに支えられ法廷で名誉回復訴える

生徒から慕われ、同僚たちとも良い関係をつくってきた教師が、校長に「問題教師」とされ、
きわめて異例の再雇用拒否を言い渡された。法廷での闘いは東京高裁に舞台をうつし、
論戦がはじまるはずだったが……。


■未納入品費510億!?
 防衛庁のずさんな米国製武器購入(本誌取材班)

金を支払っても品物が届かない、決算時期も納入期限もあいまい。
FMSと呼ばれる日米政府間の武器取引は問題だらけだ。


■森はだれのものか
[南会津]なぜブナの原生林は違法伐採されたか(岡村 健)

新しい森林・林業基本法で森林の公益的機能を重視することになったにもかかわらず、
福島県南会津の原生林ではブナの巨木が無惨に切り倒されている。
林野庁の支署が実施したこの違法伐採を、住民らは森林法違反で告発した。

[三重県]未来へ投資する速水林業の挑戦(まさの あつこ)

南会津のようにブナの巨木が切り倒される事件がある一方で、
「森林は公益性を担っている」と森を大切にし、地域とともに生きる林業家もある。
国際競争にさらされる木材市場で勝つために、果敢かつ地道な挑戦を続ける「速水林業」だ。
509円
■二大政党制でいいのか!?
いまさら聞けないQ&A(本誌取材班)

総選挙の結果、自民と民主が突出し、日本も英米のような二大政党制になるという空気も漂い始めてきた。でも、二大政党制って本当に望ましいものなのだろうか。

メディアは「二大」と煽ったけど…
これは二大政党制という翼賛体制だ(大塚 英志)
よーするに何も変わらないってこと(森 達也)

土井さんの党首辞任が示すもの
「戦後革新」の終焉(山口 二郎)

社民党は総選挙大敗による土井たか子党首の辞任を受け、福島瑞穂参議院議員を新党首に選出した。
戦後革新勢力の旗手として長く野党第一党の座を占めてきたこの党の衰退は、政権交代を実現できる
新たな政治勢力を生み出すための、多くの課題を提起している。

新手の妨害工作、救う会の檄も致命傷
おたかさんはなぜ負けたのか(粟野 仁雄)

護憲・平和一筋の土井たか子さんがついに沈んだ。
「マルクス=レーニン主義という根っこが枯れてるんだから上が枯れて当然」(亀井静香・衆院議員)
という指摘にうなずいてしまいそうだが、吹いていたのはそんな高まいな次元での逆風ではなかった。


■生活情報ページ 暮らし・くらし・KURASHI

知りたい知らない電磁波(3)
胎児や子どもほど影響を受けやすい。免疫・生殖作用に害(荻野 晃也)

電磁波の影響は複雑そのもの。多くの「電磁波の危険性」、どう評価しますか?

発色剤(亜硝酸ナトリウム)ってどんなもの?(渡辺 雄二)

「無添加」のはずの辛子明太子から、発色剤が検出された。発色剤は食品の変色を防ぐ目的で添加される
ものだが、そのひとつ、亜硝酸ナトリウムは、人体に悪影響をおよぼすことがわかっている。


■連載小説『蜂起』(3)(森巣 博)
 第一章 お世話しました
 懲戒免職

霞ヶ関・永田町の利権を擁護すれば、日本は沈没する。一方、それを放棄するなら、
日本システムは崩壊する。どうすりゃいいのさ、国民は? 連帯を求めて孤立を恐れず。
別箇に起って共に撃つっ!!「失うものは、住宅ローンしかない」と、切り捨てられた者たちの反乱が、
いま開始された。
509円
■イラク派兵にNO! 死ぬな殺すな自衛隊

国際法から見た自衛隊派兵
違法な占領に手を貸すな(前田 朗)

12月にもイラクに自衛隊を派兵しようという動きが加速している。
はたして自衛隊の派兵は国際法上許される行為なのか。米英軍を中心とする占領軍は
国連の意思に沿ったものなのか。いま一度検証してみる。

石油のために死ぬのは嫌だ!
ある米軍イラク帰還兵の内部告発(聞き手/ジェイ・シャフト)

10月にイラク駐留から帰国し、命令を無視して匿名を条件に応じた兵士のインタビューを掲載する。
米軍兵士すら懐疑的なイラクの軍事占領に、それでも自衛隊は加担するのだろうか。

戦争のプロは人道支援に向かない
現地で活動するNGOの声(熊岡 路矢)

総選挙後、小泉政権はイラクへの自衛隊派兵を急ぐ予定だ。だがそれが、政府が名目とする
「人道援助」や「復興支援」にはつながらないと、現地で活動しているNGOは主張する。

破綻をきたしつつある占領政策
イラクの石油強奪を狙う米国の手口(成澤 宗男)

ブッシュ政権はイラク侵略後、そこを石油メジャーなど米大企業に好き放題をさせる無法地帯に変えた。
だが、それでもイラクの石油から甘い汁を吸えるまでには、途方もない出費が避けられそうにもない。


■総選挙 選択肢なき政治への第一歩

民主党の危険な新自由主義(斎藤 貴男)

二大政党制への暴走開始(佐高 信)

貧困なる精神(192)
かくて平和憲法は改悪され 日本軍のセネガル兵化が進みゆく(本多 勝一)

自我作古(327)
山は動いたか(筑紫 哲也)

中村敦夫の政治時評
小選挙区制を導入した結果 類似二大政党制が始まった 社民党の衰亡にも因果アリ


■揺らぐ北朝鮮
 隣人の苦難はいつ終わるのか(石丸 次郎)

隣人である北朝鮮の人々が、独裁政治による抑圧と食糧危機のなかで塗炭の苦しみを
なめさせられて久しい。私たちは隣人たちの苦難の現実について、あまりに知らなさすぎないか。


■鎌田 慧 痛憤の現場を歩く(2)
 千葉・16歳少女殺害事件
 多重債務からの逃亡 偽装結婚を繰り返して破綻

若者をめぐる不可解な事件が相次いでいる。千葉市の16歳の少女が殺された事件では、
22歳の戸籍上の夫が11月6日、殺人と死体損壊の罪で起訴され、犯行を手伝ったなどとして
少年4人が家裁に送致された。
509円
■漂流10年 この国はどこへ
 創刊10周年編集委員座談会(佐高 信・椎名 誠・筑紫 哲也・本多 勝一)

『週刊金曜日』は、この11月で創刊10周年を迎えた。政治、社会などの動きを振り返り、「戦争のできる国」へ大きく舵を切りつつある日本の行方を考えた。

諦めるのは まだ早い(落合 恵子)

落合さんは座談会に出席できなかったので、コラムの形で誌上参加していただきました。

1993~2003 日本 そして世界は

本誌創刊の1993年からの10年間に日本と世界はどう変わったのか。分野別に分析してもらった。

[政治]金権・腐敗体質変わらぬまま軍事化路線へ 危険な転換図る(国正 武重)
[経済]会社国家、会社人間よさらば 日本的経営の三本柱崩れる(奥村 宏)
[国際]覇権・反覇権の対峙の中で失われた日本の10年(武者小路 公秀)
[社会]高まる人間関係の流動化と多元化 心配なプチナショナリズムの台頭(宮台 真司)


■新連載小説『蜂起』(森巣 博)
 第一章 お世話しました
 ささやかな希望

霞ヶ関・永田町の利権を擁護すれば、日本は沈没する。一方、それを放棄するなら、
日本システムは崩壊する。どうすりゃいいのさ、国民は? 連帯を求めて孤立を恐れず。
別箇に起って共に撃つっ!!「失うものは、住宅ローンしかない」と、切り捨てられた者たちの反乱が、
いま開始された。


■生活情報ページ 暮らし・くらし・KURASHI
 私たちの暮らしにまつわるさまざまな話題を集めました。

知りたい知らない電磁波(1)
「予防原則」は未来へのキーワード。疑わしきは避けよう(荻野 晃也)

電磁波にはどんな害があり、どうすれば防げるのか。電磁波問題の第一人者、荻野晃也さんの連載です。

リアップで死亡、かぜ薬で間質性肺炎!?
市販薬の害作用(浜 六郎)

処方箋なしに薬局・薬店で買うことができる一般用医薬品の副作用で死亡した疑いがある症例が
2000年4月から今年6月の3年で10例報告されていた。政府は、コンビニなどで
“安全上特に問題のない”医薬品を選定し、販売することを検討しているが、そんな薬はあるのか?

新・買ってはいけない(1)
花王 ヘルシア緑茶
「体脂肪が気になる方」は家で緑茶を飲めばいい(渡辺 雄二)


■「プチな風景」から見えるもの(対談 香山 リカ・鷲田 清一)

「プチ」という響きを最近よく耳にしませんか? 子どもは「プチ整形」し、
大人は「プチ出家」や「プチ離婚」。「ニッポン大好き!」な若者からは
「プチナショナリズム」のにおいがします。2003年の日本に広がる「プチな風景」
――そこから何が見えるでしょうか。
509円
■総選挙特集 第3弾 小泉自民党への退場勧告
“平和ボケ”のタカ派たちへ
官僚 対 政治家ではありません。官僚・政治家 対 国民なんです。(金子 勝)

総選挙の投票日が近づいてきた。2年前に「自民党をぶっ壊す」と息巻いた小泉首相は「構造改革」どころか、政・官・財の利権構造を温存したまま。公明党と組み、その無能、無策で日本経済と国民生活を「ぶっ壊す」ことに奔走している。こんな政権には、もう退場してもらおう。戦争への道をひた走る小泉・自民党と政教一致政党が野合したトンデモ政権に「ノー」を突きつけ、世界の民主主義国家では常識になっている「政権交代」を実現したい。

永遠の「ボンボン代議士」
「人寄せパンダ」・安倍晋三のお寒い中身(成澤 宗男)

パフォーマンスしか能がない小泉首相らしく、マスコミが「人気」を煽っているだけの同じ三世の世襲議員を幹事長に据えた。年齢に似合わぬみっともなさが永田町では有名だ。

いまやポスト野中の“闇将軍”
道路族・青木幹雄はアキレス腱(本誌取材班)

自民党総裁選では野中広務氏を引退に追い込み、小泉総裁を誕生させた参院のドン・青木幹雄氏。だが、皮肉にも青木氏は小泉内閣のアキレス腱にもなったのだ。

大藤理子の政治時評
情に訴える演歌の自民と 流行を気取るJ―POP民主 いい歌を聴きわける耳が必要

規制緩和や民営化で笑うのはひとにぎりの勝ち組だ(内橋 克人×佐高 信)

民間巨大資本のための「民営化」をすすめ、国民には「痛み」を強いているのに、
なぜか人気がある不思議な内閣。国民の目は節穴なのか。つくられた人気の裏にある本質を、
経済ジャーナリストの2人が鋭く解明する。

これが年金不安を解消する改革案だ(大沢 真理)

年金が総選挙の重要な争点になっている。なぜ現行制度では空洞化が進むのか。
望ましい改革案はどのようなものか。保険料や給付の水準の変更よりも、
制度の一本化こそ必要と主張する大沢真理さんに、難しい年金問題を解きほぐしてもらった。

“改革の旗手”猪瀬直樹氏は小泉政権の広報官か(横田 一)

道路公団改革をリードする有識者として、もっともメディアへの露出度が高いのが、
作家の猪瀬直樹氏だ。しかし、権力との密着ぶりを疑問視する声は少なくない。

【インタビュー】猪瀬直樹氏との一問一答


■痛憤の現場を歩く(1) 上野・オートバイ街の労働争議
 前近代ワンマン経営を許さない(鎌田 慧)

サービス残業はあたりまえ、有給休暇は使えない、賃金もいつ支払われるかわからない
――こんな異常な職場を変えたいと、20歳代、30歳代が立ち上がった。


■占領下のイラク
 米軍に殺される住民たち(土井 敏邦)

大義名分なき占領下にあるイラク各地で、米兵への殺傷事件が報道されている。
しかし、それ以上に、米兵によって住民が頻繁に殺されている。
反発と憎悪を募らせる民衆のただ中にいる占領軍。兵士たちの恐怖からくる過剰反応が、
さらに民衆の怒りを増幅させていく。
509円
■総選挙特集 第2弾
 地盤・看板・カバンなし 30代候補者激論
「だから私は国会をめざす!」(林 潤・上田 恵子・本多 平直)

政治に若い血が求められている。しかし、特別な地盤をもたず、親の看板も資金もない若手が、
国政に進出するのはとても難しい。その困難にあえて挑戦する30代の候補者に、
熱い論争を交わしてもらった。出席者は、自民、民主の両党と、それ以外の公明、共産、
社民三党のうち組織選挙にもっとも遠い社民党から選んだ。

要チェック!! これがマスコミの書かない選挙争点だ
[憲法]改憲阻止か否かの瀬戸際(渡辺 治)
[外交]近づく「恒久派兵」の道(成澤 宗男)
[教育]基本法「改正」もくろむ小泉新布陣(俵 義文)

市民主催の討論会やホームページの更新もダメ
まだまだ時代にそぐわない公選法(及川 健二)

政策本位の選挙を促すべき公職選挙法が硬直化している。
政権公約の配布を認める法改正が衆院解散直前になされたが、それでもまだ改正すべき点は多い。
立候補者を惑わす複雑怪奇な公選法を検証する。


■前レバノン特命全権大使・天木直人さん激白
 米国追従の小泉首相と内容のない日米首脳会談


■道路真理教に目を向けよう!
 現役職員が指摘する騙されないための高速道路改革(公団 太郎)

総選挙の対立軸として、小泉的民営化論と民主党の原則無料化論が
道路公団を改革する案として浮かび上がってきた。道路4公団の現役職員が、
この両案の問題を指摘し、第3の道を提案する。


■どうなる“爆弾”藤井総裁の証人喚問
 青木氏ら道路族は戦々恐々(横田 一)

道路利権をむさぼってきた政治家は眠れぬ夜が続いているだろう。自民党の中枢を揺さぶる
“藤井爆弾”に火はつくのだろうか。
509円
■総選挙特集 第1弾
イラク派兵を争点にしよう(座談会/池田 香代子・姜 尚 中・小林 一朗)

大義のない米国のイラク侵攻を支持し、その後始末にヒトとカネを出す。「構造改革」を振り回し、
年金・雇用・中小企業・地域経済問題などで国民の不安を高める。
さらに教育基本法や憲法の改悪を射程に入れる。そんな悪政を続ける小泉政権にNOを突きつけられるか、を問う総選挙が、事実上、始まった。真の争点は何か。政権交代を実現するにはどうしたらよいか。
この国を真摯に見つめる研究者と市民活動に熱心な二人による座談会で、連続特集を始める。

鈴木健二の政治時評
公約の見どころは何が“書かれていない”か、を見抜くことである

ルポ・山中湖村の「髙村王国」
堀内光雄自民党総務会長の選挙区は防衛施設庁の補助金漬け(横田 一)

埼玉県が土屋義彦前知事の名をとって「土屋王国」と呼ばれたように、山梨県には、
堀内光雄自民党総務会長の選挙区に「髙村王国」が君臨し、小泉“口先”改革の聖域となっている。


■パレスチナ 崩壊した独立の夢(写真・文 広河 隆一)

パレスチナに平和が訪れない限り、世界をおおっている暗雲が消え去ることはない。
だが、イスラエルはパレスチナ自治区への侵略を止めない。


■アサザで霞ヶ浦は再生できるか
 市民団体と国土交通省が三つどもえ(永尾 俊彦)

アサザを利用して茨城県・霞ヶ浦の自然を再生させる「アサザプロジェクト」に対して、
地元にある別の市民団体から、効果がないと批判が出ている。その一方で、
国土交通省はこのプロジェクトをぶち壊すような工事を始めた。
509円
■遊べない、話せない、時間がない

長崎男児誘拐殺人事件、渋谷小学生監禁事件……子どもをめぐる事件をきっかけに、
現代の子どもたちを語る報道が相次ぐ。「子どもが変わった」とはよくいわれるが、
では何が「変わった」のか。そしてなぜ「変わった」のか。私たち大人は、何ができるのだろうか。

「消費」される子どもたち(清川 輝基)

この四半世紀、子どもの身体と心、子どもを取り巻く環境を見続けてきた元NHKディレクターは、
いま日本の子どもたちは史上最悪の「危機的な状況」にあるという。

【コラム】ふれあいを取り戻す 親子の溜まり場(菊地 正憲)

子どもも大人も忙しすぎる!(田中 なつみ)

子どもたちが心身の不調を訴えにくる保健室。子どもたちは何に疲れ、何を必要としているのか。
保健室からは、「学校」という教育現場がよく見える。

子どもは語りたがっている(藤井 誠二)

子どもの犯罪が続く。それが報道されたとき、当の子どもたちは何を考えているのだろうか。
10月5日に放送された「NHKスペシャル」の企画で、子どもたちと「少年犯罪」について
インターネットの掲示板で意見を交換した藤井さんに話してもらった。


■激論 なぜいま「心のノート」なのか(河合 隼雄・森巣 博)

道徳教育のため、文部科学省がつくった『心のノート』。「国を愛する心」などを含む内容だが、
制作の指揮を執ったのが河合隼雄氏だ。その「真意」について、作家の森巣博氏が迫った。


■WTOメキシコカンクン会議報告
 歴史的な南北激突と孤立した日本外交(北沢 洋子)

9月14日までメキシコのカンクンで開かれたWTO閣僚会議は南の途上国と北の先進国が激しく対立し、
決裂した。数で勝る途上国が先進国をはねつけたのだ。歴史に1ページを刻んだ会議を報告する。


■ごみ焼却炉の運転管理でも贈収賄事件(青木 泰)

ごみ焼却炉の運転管理を民間の業者に委託する自治体が増えている。その時に交わす契約の条件や金額、
その計算の基礎となる数字にごまかしはないか。刑事事件にまで発展した千葉県八千代市と、
市民の調査で杜撰な委託のカラクリが発覚した東京都東村山市を例に報告する。
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