住まいとでんき 発売日・バックナンバー

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■特集:住まいのリーズナブルコストとは
○「ベース」と「トッピング」で住宅コストを考える/アトリエフルカワ一級建築士事務所/古川 泰司
建設費の高騰で、見積もりをとったら大きく予算オーバーとなった時にどうするか? 工事内容を「ベース」と「トッピング」にわけて考えることで、家づくりのポイントをクライアントと共有しコストコントロールしながら納得の行く家づくりとする。

○リーズナブルコストを実現した二世帯住宅兼アトリエ
取捨選択の先に見えた、自分にとっての快適な暮らし/クレパス設計室 佐々木 すみえ
住宅に必要な最低限の骨格を造り、住みながら完成させる住宅。原点に立ち戻り、これからの日々を想像し、取捨選択を重ねた。無くても良いものがそぎ落とされた後には、本当に大切なものが残った。時間ごとの日差し、風が通り抜ける空間に癒され、時間を忘れて庭を眺めている。予算はあった方が良いが、無い事も悪い事ばかりではない。

○デザインとコストのベクトルの考え方
デザインはコストと相反するものか? 実はデザイン力がコストを制する/充総合計画一級建築士事務所/杉浦 充
一般的に住宅のデザイン性を高めるとコストがかかってしまうと考えられている。一方でコストをかけずとも安普請に見えない居心地の良い住まいが実現したりもする。デザインはコストと相反するものなのだろうか? コストとデザインを同じベクトルで扱える事を事例と共に紹介する。

○超高気密、超高断熱の快適住宅を驚き価格で実現する
夏は涼しく、冬は暖かい。外張W断熱住宅「プレスト」/アエラホーム/後藤 俊雄
アエラホームは「より良い家をより多くの方に」の基本理念のもと、外張W断熱工法を採用した高気密・高断熱・高遮熱の高性能住宅を提供している。環境に優しく、住む人にも優しい快適住宅「外張W断熱の家」の秘密を主力商品「プレスト」をテーマに紹介する。

○建築用3Dプリンティングによる施工事例の紹介
日本国内初となる3Dプリンタ施工による建築確認申請取得の建築物/Polyuse/鎌田 太陽
本稿では建設用3Dプリンティング技術を概説し、Polyuseが開発したガントリー型の建設用3Dプリンターを紹介している。さらに本技術を適用した施工事例として、群馬県渋川市により第4号建築物の鉄骨造として建築確認済証が交付された倉庫の施工について紹介した。

○規格型平屋と太陽光発電で賢く丁度良く住む
世帯の多様化・少人数化と脱炭素の時代に向けた住まいの提言/Casa robotics/細谷 竜一
世帯の小型化・多様化、住宅の脱炭素化、そして在宅勤務の普及による郊外移住の動きは住宅市場に変化をもたらしている。本稿では当社の太陽光パネル付き・スマートホーム対応の1~4LDKの規格型平屋住宅がこれからの住宅ニーズにいかに応えるかを論じる。

○「クラスコ」―モジュラー建築について/サンワカンパニー/熊野 由洋
サンワカンパニーのオリジナル製品であるクラスコはモジュラー建築の一例であるが、その様々なメリットを紹介することで、近年増加している通常の建築物とは異なるモジュラー建築の可能性について一考する。

■事例紹介
○夏は涼しく、冬は暖かい家で人々の幸せをつくる
「特許断熱ウレタン遮熱工法」を独自開発/高屋組(愛ホーム)
金銭的に無理のない予算で家を建てることが、住む人の幸せにつながるという思いから、適正価格にこだわり、丈夫で長持ちする家を提供する高屋組。「特許断熱ウレタン遮熱工法」を独自に開発し、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる家を安価で建てることに取り組み、多くのお客さまに喜ばれている。

■プロダクトナビ
○戸建スマート&レジリエンスまちづくり』がグッドデザイン賞を受賞
セキスイハイムが取り組む社会課題への対応が評価/積水化学工業
積水化学工業住宅カンパニーが取り組んでいる『戸建スマート&レジリエンスまちづくり』が、2022年度グッドデザイン賞を受賞。分譲地全体での共通化した環境や防災への対応と、地域課題へのきめ細やかな対応を組み合わせた“まちづくりの仕組み”が評価された。

○スマートリモコン「Nature Remo」で冬の電力ひっ迫対策!
関西電力と「冬の節電プロジェクト2022」で提携!/Nature
Natureは、関西電力が、今冬の電力需給ひっ迫リスクに対し実施する「冬の節電プロジェクト2022」に、電力小売り事業者向けサービス「デマンドレスポンス支援サービス」を、夏季に引き続き提供する。今夏の取り組みを拡充したプロジェクト概要などを紹介。

○「Ecogenie+」が低圧VPPプラットフォームとサービス連携
モバイル端末を通じた住まいの節電とVPP参画が可能に/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveは、IoEプラットフォーム「Ecogenie+」と、東芝エネルギーシステムズの低圧VPPプラットフォームサービスとの連携を開始した。

■トピックス
○Wi-Fiセンシング機能搭載のスマート照明が登場
新ブランド「WiZ」が日本初上陸/シグニファイジャパン
シグニファイジャパンは、日本初展開となるスマート照明の新ブランド「WiZ」を、Amazonで限定発売。世界初となる「Wi-Fiセンシング機能」を全ての製品に標準搭載している「WiZ」の特徴と商品ラインナップを紹介。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室 第93回
今こそ、新しい自分のために学び直そう!/わらっく/室 龍二
最近興味があるのが、学び直しです。学生時代、就職してからも、いろいろと学んできたわけですが、人生をリセットするためにも、体系的に学び直したいと思うようになりました。今回は、そんな学び直しについて、検証してみたいと思います。

○社会包摂とデザイン
第24回 建築基準法からみる社会包摂/九州大学/尾方 義人
人の命や財産を守るための建物の法律である「建築基準法」をテーマに、幼保連携型認定こども園や民泊、また防災などの観点から「人」に関わる部分を対象に社会包摂について考えます。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 192
細々とした罠/藤原 千秋
ひどい風邪で臥せった後、散歩の習慣ができた筆者。夜な夜な街を歩き、人の暮らしの気配を感じ取りながらいろいろのことを考える。生きることの面倒くささ、側からの見苦しさ。しかし…。「生」と「暮らし」を再考する小文。

○ソトでもウチでも好奇心~わくわく教授のあれこれ 第3回
草薙球場へ行く/静岡県立大学/内海 佐和子
静岡の草薙球場へ、日本ハムVS楽天の公式戦を観に行きました。地方球場でのプロ野球観戦は初めて。ゲストも来るし、イベントもいっぱい。球場周辺はいつもとは違うにぎやかさとわくわく感でいっぱい。でも、行き慣れた神宮球場とは雰囲気が違う。

■表紙イラスト「欲張りに!」水野 里香(グラフィックデザイナー)
子供が一つのおもちゃを決められないように、大人だって選択するのって難しいですよね。沢山の事を家族で楽しめる余裕を作ってくれるのがローコスト住宅なのではないでしょうか。
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■特集:オール電化
○持続可能社会実現に向けた電化促進と課題/電力中央研究所/宮永 俊之
社会の要請に応じて電化が適切に進展することを念頭に、電化がもたらす多様な価値を俯瞰し、運輸、産業分野での電化動向と課題を紹介する。さらに、電化の阻害要因を克服するための政策的配慮(需要端技術のロックイン問題)についても考察する。

○ZEH普及に向けた太陽光発電の現状と今後への期待/東京理科大学/植田 譲
主に住宅用から普及が進んだ我が国の太陽光発電。電気は買うよりも太陽光発電システムを設置して自分で発電する方が安い時代が既に来ている。今後は太陽光発電の大容量化や蓄電池併設により、災害時にも強い安価で環境負荷の低い電力の普及に期待したい。

○住宅用太陽光発電設備の導入の現状と今後の展望/太陽光発電協会/中西 英雄
政府は「2030年に建築される新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備を導入する」方針を示している。また、東京都では戸建住宅を含む新築建築物に太陽光発電設備の設置義務付けを含む条例改正を検討しているなか、住宅用太陽光発電設備の導入の現状と今後の展望を示す。

○おひさまのチカラでお湯を沸かす―おひさまエコキュート/ダイキン工業/渡辺 直樹
太陽光発電の自家消費を促進するため、昼間に湯を沸かすヒートポンプ給湯機「おひさまエコキュート」を発売した。おひさまエコキュートは経済的なメリットに加え、カーボンニュートラルにも貢献する高い環境性能が評価される。その特徴と導入事例を紹介する。

○太陽光発電エネルギーを効率的に自家消費
コロナから「おひさまエコキュート」が発売/コロナ
コロナは、ヒートポンプ給湯機「おひさまエコキュート」を発売。東京電力エナジーパートナーの電気料金プラン「くらし上手」に対応し、効率の良い昼間の時間帯に、おもに太陽光発電の電力を使って沸き上げ運転を行い、電力の自家消費を促す。

○定額機器利用サービス「エネカリプラス」で太陽光発電システムおよびカーボンニュートラルの普及促進/東京電力エナジーパートナー/水野 未結
東京電力エナジーパートナーは、再生可能エネルギーの導入拡大・省エネルギーの進展、「カーボンニュートラル」を軸としたビジネスモデルの変革に取り組んでいる。取り組みの一例として、太陽光発電システムの定額機器利用サービス「エネカリプラス」を紹介。

○パナソニックIHクッキングヒーターの歴史と最新動向/パナソニック/山中 一夫
安心安全に加え高効率で、環境貢献としても、益々注目されるIHクッキングヒーターの業界動向。国産1号機を開発し、現在も業界のトップリーダーであるパナソニックから、IHクッキングヒーターの誕生から普及までの歴史と、最新の商品内容を解説。

○新型IHクッキングヒーターの紹介
日立IHクッキングヒーターNシリーズの紹介/日立グローバルライフソリューションズ/本田 太郎
焼きムラを抑え、きれいにおいしく焼き上げる新加熱方式「旨美焼き」でグリル部の調理機能を拡充するとともに、グリル庫内をまるごと拭けるフラットな構造にしたことで清掃性が進化。表示部には文字が大きく見やすいフルドット液晶を採用した機種の特長を紹介。

○三菱電機 最新IHクッキングヒーター紹介
電子レンジ機能搭載 レンジグリルIH/三菱電機ホーム機器/杉浦 葵
三菱電機は2020年より電子レンジ機能を搭載した「レンジグリルIH」を発売。「レンジ加熱」で食材を中から加熱する特性を生かし、時短・手間の軽減ができる新しい調理スタイルを提案。加工食品をあたためるだけでなく、食材や調理方法にあわせて加熱し、暮らしをサポートする。事例紹介

■事例紹介
○お手頃価格の安心な家でお客さまの豊かさをサポート
「エネカリ」も積極的に導入/加取(カトリホーム)
住宅業界でも評判のコストダウン技術を誇る、加取(カトリホーム)。高品質でローコストな家を提供することへのこだわり、光熱費削減も含めたお得な暮らしの提案など、お客さまの暮らしをトータルにサポートする取り組みを紹介。

○元気で快適な暮らしを育む床暖房のいらない暖かい家
断熱性・気密性に妥協しない家づくり/セルシオール
妥協をしない断熱性・気密性で、床暖房がいらない住まいを提供しているセルシオール。「ジョイ・コス住宅システム」とオール電化を組み合わせ、低光熱費で住める家にもこだわり続ける。代表取締役の槇秀高氏に話を聞いた。

○地域性を熟知した実績で、理想の家づくりに寄り添う
満足度の高い完全自由設計を叶える/垣本ハウジング
地域の気候や風土を考慮した家づくりで、世代を超えて多くのお客さまから信頼を得ている垣本ハウジング。長年の経験に基づいた地域のニーズへの対応力、すべての工程でお客さまの理想の住まいづくりに寄り添う姿勢などを紹介。

■プロダクトナビ
○除菌・脱臭・加湿・集じんの1台4役で空気の悩みを解決
家庭用次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」発売/パナソニック
パナソニックは「集中クリーンモード」を新搭載し、1台4役で部屋の空気の悩みを解決できる家庭用の次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」F-MV5400を10月上旬に発売した。製品の特長などを紹介する。

○「リモコンシャッター」リニューアル発売
施工性、操作性、利便性を向上し、デザイン提案も強化/YKK AP
YKKAPは、リモコンのボタン一つで開閉できる「リモコンシャッター」の施工性・操作性・利便性を向上し、リニューアル発売。同社の全てのウインドウシャッター(防火シャッターは除く)で採用できる「フラットシャッターボックスカバー」も発売した。

○「リノベーションコーディネーター資格制度」発足
今秋より受験希望者の受付を開始/リノベーション協議会
リノベーション協議会は、中古住宅流通とリノベーションの提供に必要な知識を総合的に学ぶことができる新たな資格制度「リノベーションコーディネーター資格制度」を発足し、2022年9月より受験希望者の受付を開始した。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室 第92回
阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」に見学に行こう!/わらっく/室 龍二
最近、地震や台風、大雨で各地に被害が発生しています。こういった時こそ、初心に帰り、これまでの災害の歴史を勉強することが重要です。今回は、とっておきの見学施設、阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」をご紹介したいと思います。

○社会包摂とデザイン 第23回
民生委員という制度をご存知でしょうか?/九州大学/尾方 義人
住民の相談に応じ、必要な援助を行う民生委員について、制度の成り立ちの経緯から、その役割や活動内容を紹介するとともに、近年の社会変化による地域の課題、民生委員の仕組み自体の課題などを解説します。

○「雪国飯山ソーラー発電所」 第6回
新しい自給自足ライフを目指し、雪国での太陽光発電に挑戦!/太陽光生活研究所/高嶋 健
デルタ電子は「太陽光生活研究所」のウェブサイトを通じて、自然エネルギーを取り入れた新しい暮らしを考察している。「雪国飯山ソーラー発電所」は、その試みの一つ。長野県飯山市に移住した女性が、豪雪地帯では難しいといわれる太陽光発電システムを導入。その発電状況などをレポートすると同時に、四季折々の自然と共に過ごす日々を紹介する。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考191
ながれる夏/藤原 千秋
最晩年の亡父が、生涯で一番楽しかったと述懐していた夏があった。それはまだ子供の年齢だった筆者にとっては何ということのないありふれた夏で、その頃の親の年齢に近づいている我が身が振り返るとそのあまりの何でもなさに愕然とするばかりなのだった。作者および作品の紹介

表紙イラスト「資源もお金も大切に」水野 里香(グラフィックデザイナー)
生活の中でとても重要な“お湯”をお得に使用できるオール電化住宅は、地球環境にも人々にも優しいのではないでしょうか。
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■特集:防犯とくらし
○変化に対応した防犯対策に向けて/旭化成ホームズ/柏木 雄介
旭化成ホームズでは、侵入窃盗がピークアウトした「減少期」である2006年より、侵入被害のリスク低減という視点で研究を継続。それを踏まえた「見守りによる『予防』」の重要性、「場所の設計や設え」による強化、エリアによる違いなどについて解説。

○RBSS(優良防犯機器認定制度)と防犯カメラ・LED防犯灯の選び方/日本防犯設備協会/三澤 賢洋
戦後始まった防犯灯の整備や規格化の概要、R BSS(優良防犯機器認定制度)の認定対象となる、防犯カメラ・防犯用デジタルレコーダー・L ED防犯灯の主な要求機能・性能項目、防犯カメラの設置場所、R BSSが採用した最新機能性能などについて紹介。

○~防犯対策は窓から~住まいの安全を守るために/YKK AP/近藤 知奈美
窓は侵入口に使われることが多く、「無締り」「ガラス破り」といった手口への対策が重要。それぞれの手口へ対策するための手法を取り上げる。あわせて、「防犯」+「防災」のご提案について紹介する。

○UR賃貸住宅における共用部のリノベーションについて
意匠性と防犯性の向上に向けて/都市再生機構/先﨑 啓太
UR都市機構では、賃貸住宅の建物機能の長期的な安定性などを確保するために必要な保守点検や計画的な修繕工事に加え、団地や住棟の価値向上を目的とした改修工事を実施している。本稿では、意匠性・防犯性の向上を目的とした共用部の改修工事の事例を紹介する。

○関電SOSのセキュリティサービスの最新動向
コロナ禍におけるセキュリティサービスに対するニーズの変遷/関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ/郡 正則
ホームセキュリティをはじめ、マンションや事業所など、関西を中心に幅広い分野でセキュリティサービスを提供する関電 SOSが、最近の犯罪統計データやコロナ禍におけるセキュリティニーズの変化について解説する。

○使いやすさと便利さをプラスした快適で安全な防犯住宅
積水ハウスの防犯住宅/積水ハウス
積水ハウスが取り組む、快適性を保ちながら守る「快適防犯」住宅をテーマに、基本となる「守る」「見える」「知らせる」の三つの特徴と、快適に便利に防犯を実現する新しいアイテム、「防犯性能の高い建物部品」(C Pマーク)の採用などについて紹介する。
■プロダクトナビ
○高輻射ブラックセラミックコーティングを施した電気暖房機
遠赤外線電気暖房機「コアヒート」発売/コロナ
耐久性の高いヒーター管に独自の高輻射ブラックセラミックコーティングを施した電気暖房機「コアヒート」がコロナから発売。ヒーター管の赤熱を抑え、遠赤外線を豊富に放出するため、心地よいあたたかさが持続する本製品の主な特長を紹介する。

○「節電チャレンジ」の対象者を拡大、実施期間も延長
「TEPCO省エネプログラム2022」を拡充/東京電力エナジーパートナー
東京電力エナジーパートナーは、家庭における省エネルギーの取り組みをサポートすることを目的とした「 T E PCO省エネプログラム2022」を実施。対象者・実施期間の見直しなどの概要を紹介。

○屋根リフォームと太陽光発電設備PPAのセット販売を開始
屋根の強化×光熱費削減の組み合わせでの住宅の省エネを促進/東京電力エナジーパートナー
東京電力エナジーパートナーは、既設の戸建住宅向けに、太陽光発電等を初期費用無料で導入でき、毎月定額で利用できる PPAサービス「エネカリプラス」と、L I XILが提供する屋根材「T・ルーフ」へのリフォームをセットメニューとして販売開始。

○築44年の元宿泊所の建物をリノベーションしたSOHO型賃貸マンションが開業
暮らしを拡張する住まい方を提案する「メトロステージ代々木上原」/リビタ
リビタは、東京メトロの鉄道保守部門で使用していた築 44年の元宿泊所の建物をリノベーションし、自宅の一部をオフィスとして活用する SOH O利用が可能な住宅として開業。「 BUFFER SPACE」と住空間が一体となった構成に注目。事例紹介

■事例紹介
○定額システムとホスピタリティで安心の家づくり
カフェスタイルのショールームでおもてなし/ライアート
おもてなしスタッフが、オリジナルドリンクで迎えるカフェスタイルのショールムを設け、リラックスした雰囲気で家づくりの相談ができる「みんなの家」を展開するライアート。自由設計の注文住宅で定額システムを導入するなど、お客さまに寄り添う安心できる家づくりについて紹介。

○住む人に優しいハイブリッド健康住宅
自然素材と高性能、パッシブを考慮した家/日置建設
自然素材を使いパッシブデザインを考慮しつつ、高性能を追求したハイブリッド健康住宅を提供する日置建設。省エネや全館換気を取り入れた、住む人にも環境にも配慮した家づくりを推進している。雑貨を扱うショップ運営など、新しい取り組みにも挑戦する日置建設 代表取締役 日置尚文氏に話を聞いた。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
第91回 数学って、やっぱり面白い!/わらっく/室 龍二
数学を学ぶ目的は、抽象的に物事を考えることができるようになることです。数学と算数の違いについて解説するとともに、抽象的な概念を言葉で説明できるようになり、将来の予測も立てることがでるようになる、数学を学ぶことのメリットについて掘り下げます。

○社会包摂とデザイン 第22回
地域猫と地域を考える/九州大学/尾方 義人
増え続ける飼い主のいない猫の問題を解決するために取り組まれている地域猫活動について考察。ドイツに多数あるペットの性質を配慮した保護施設の事例などを紹介するとともに、人間と動物のよりよい未来、包摂型社会や多様性について考えます。

○「雪国飯山ソーラー発電所」 第5回
新しい自給自足ライフを目指し、雪国での太陽光発電に挑戦!/太陽光生活研究所/高嶋 健
デルタ電子は「太陽光生活研究所」のウェブサイトを通じて、自然エネルギーを取り入れた新しい暮らしを考察している。「雪国飯山ソーラー発電所」は、その試みのひとつ。長野県飯山市に移住した女性が、豪雪地帯では難しいといわれる太陽光発電システムを導入。その発電状況などをレポートすると同時に、四季折々の自然と共に過ごす日々を紹介する。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考190
仮託の人/藤原 千秋
三度目の夏がやってきたものの世の中の空気は変わらずのまま、不要不急という四字熟語に現される事物はことごとく軽視され、「そのこと」にジワジワと命ごと侵食されていく感を抱く筆者記す、身辺の記。

○ソトでもウチでも好奇心~わくわく教授のあれこれ 第2回
いきなり、そこに草薙球場/静岡県立大学/内海 佐和子
静岡県立大学に異動しました。そこで、新たな車通勤のルートを検索。すると、草薙運動公園の横を通れと。ん?この運動公園にある野球場って、あの草薙球場?きゃー!ヤクルトファンにはたまらない。ヤクルトが主催試合も行う草薙球場が自宅と職場の間にあったのです。

■表紙イラスト「ゆかいなオバケたち」/安田 圭(愛知県立芸術大学大学院 美術研究科美術専攻デザイン領域 )
オバケたちがハロウィンの準備をする様子をイメージしました。わくわくするような不思議な浮遊感を感じてもらえたら嬉しいです。
1,600円
■特集:スマートシティ・スーパーシティの現状
○スマートハウスとスマートシティ
スマートハウスの今後の発展に欠かせないスマートシティとの連携/わらっく/室 龍二
住宅業界が目指してきたスマートハウスをさらに発展させるためには、スマートシティとの連携が欠かせない。本稿では、まずはスマートハウスを整理した上で、いかにスマートハウスの発展に、スマートシティが不可欠な存在なのかについて論じていく。

○人と街とつながる「コモレ四谷」/都市再生機構/石田 健治
四谷という街において、人とつながり、街とつながり、いつでも憩いと賑わいに溢れる施設としたいという想いが込められた「コモレ四谷」。そんな「コモレ四谷」のコンセプト、「みどり」を中心とした周辺の地域をつなぐ取組み、施設計画・構成、建物概要、照明計画の特徴、現状と今後の展望について紹介する。

○三宮地下街「さんちか」から、神戸のスマート化が始動!
~世界初の『AIスマート空調』で実現する脱炭素社会~/日建設計総合研究所/鈴木 義康
神戸市の三宮地下街「さんちか」において、最先端のデジタル技術を活用した『AIスマート空調』が誕生した。2017年から2020年にかけて実施した環境省の実証事業では約50%の空調エネルギー削減に成功した。現在、カーボンニュートラル実現に向けた複数の社会実装が進行中である。

○Suita SST(吹田サスティナブル・スマートタウン)の挑戦
パナソニックが進めるスマートタウンプロジェクトの事例紹介/パナソニックオペレーショナルエクセレンス/坂本 道弘
カーボンニュートラルの世界潮流のなか、日本においても政府方針に基づく各業界企業の取り組みが注目されている。本稿では、2022年4月にまちびらきを迎えた、パナソニックグループがまちづくりとして取り組むSuitaSST(吹田サスティナブル・スマートタウン)の事例を通じて、複合開発型としては日本初となる再エネ100タウンの概要とともに、今後の街づくりを通じた、住まいや暮らしにおける、カーボンニュートラルへの取り組みの方向性について述べる。

○ロケーションテックが切り開く新しい街づくり/GEOTRA/陣内 寛大
携帯端末よりGPSセンサーを通して取得される人流ビックデータと機械学習技術を掛け合わせることで次世代の街づくりを支援するテクノロジーやソリューションの開発に共同で取り組んできた三井物産とKDDIは合弁会社として㈱GEOTRA(ジオトラ)を設立。GEOTRAは、街づくり等に携わる事業者に向けて、これまでの人流ビックデータと比較し、より分析自由度が高く、また将来予測に関するシミュレーション等が可能なソリューションを提供している。

○商業施設とエリア活性化/野村不動産コマース/酒井 妥子
①商店街の活性化による“エリア活性化”若桜街道商店街 こむ・わかさ、②震災復興におけるエリアづくり『アバッセたかた、陸前高田まちなかテラス、③大型商業施設の開発とエリア活性化カメイドクロック、野村不動産コマースが手掛ける商業施設によるエリア活性化事例を紹介する。

○データドリブンなまちづくりの実現にむけて/Intel ligence Design/末廣 大和
データドリブンなまちづくりが求められる背景から推進する際の課題として挙げられる「データ不足」問題。その解決策として自治体や企業から注目を浴びているIDEAシリーズについて、サービスの特徴から具体的なデータ活用方法まで導入事例を通じて紹介する。

○ユニバーサルモビリティ乗れるロボット
RODEMについて:2009年開発~未来まで/テムザック/高本 明日香
ワークロイド(サービスロボット)専業メーカーテムザックが手掛けている、どんな・も境界なく移動を楽しめる、真のバリアフリーを実現するパーソナルモビリティ「RODEM(ロデム)」。“乗れるロボット”としてRODEMにしかできない新たな移動体験を提供するため、実証実験ではなく、事業モデルとしての第一歩を京都から始める。

○生活・買い物困難者へ対して新支援サービスの取り組み
生活・買い物困難者の課題をアナログ×デジタル技術で解決する/コンプラス/佐藤 修一
日本は住み慣れた地域の中で最後まで自分らしい生活ができるようにと、地域の包括的な支援・サービス提供体制『地域包括ケアシステム』の構築を推進している。コンプラスが提案する『生活・買い物支援サービス』は、その『地域包括ケアシステム』の構築を実現するため、生活支援の一部である買い物支援ネットワークを提供することも目的にしている。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
数学って、語学だったんだ!/わらっく/室 龍二
最近子供たちと学習を続ける中で、やっぱり学習って面白いな~としみじみと感じることがあります。学び直しが注目されている昨今、ご自身のために、子供たちのために、学びについて検証しました。

○社会包摂とデザイン 第21回
外国人との社会包摂 入国ということ/九州大学/尾方 義人
日本は、いろいろな問題はありますが、観光や不足労働力に関しては制度を変えて、受け入れようとしています。しかし、難民についてはなかなか受け入れが進まず世界からも非難を浴びています。共生社会へ向けた外国人の入国について考察します。

○「雪国飯山ソーラー発電所」 第4回
新しい自給自足ライフを目指し、雪国での太陽光発電に挑戦!/太陽光生活研究所/高嶋 健
デルタ電子では、「太陽光生活研究所」のウェブサイトを通じて、自然エネルギーを取り入れた新しい暮らしを考察。心地よい21世紀を目指し、様々な提案を行っている。2020年秋より稼働し始めた「雪国飯山ソーラー発電所」は、その試みの一つ。長野県に移住した女性が、豪雪地帯では難しいといわれる太陽光発電システムを導入。発電状況などをレポートすると同時に、四季折々の豊かな自然と共に過ごす日々を紹介する。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考189
55年の香り/藤原 千秋
築55年という「古い」ビルの一室を「新しい」仕事場として先日借りた筆者。時間の経過したこの鉄筋コンクリートの建物のもつ湿気った独特の匂いに、ほぼ同時期に建てられたかつての祖父母の住まいだった小さいビルの記憶が半世紀を超えて蘇り、物思う小文。作者および作品の紹介

■「豊作の夜」愛知県立芸術大学大学院 美術研究科美術専攻デザイン領域/安田 圭
秋の豊かな様子と十五夜のイメージで描きました。うさぎや葡萄、山々が織り成す不思議な風景に秋の訪れを感じてもらえたらと思います。
1,600円
■特集:アフターコロナの暮らし
○アフターコロナにおける住宅内での生活とエネルギー消費の変化/早稲田大学/上野 貴広
COVID-19流行下における在宅勤務による勤務者の生活やエネルギー消費を調査し、その変化の有無や要因を分析し、調査結果に基づいて、アフターコロナにおける住宅内での生活とエネルギー消費の変化に関する考察を記述した。

○コロナウイルス対策として空調・換気設備ができること/工学院大学/柳 宇
病原体によるヒトの健康への影響に関する量-影響(反応)関係、エアロゾル粒子の沈降特性、SARS-CoV-2の粒径、SARS-CoV-2の感染経路、空調・換気設備によるSARS-CoV-2の対策方法について述べる。

○アフターコロナの働き方と住まい
職住近接が様々な形で進展/大阪経済法科大学/米山 秀隆
コロナ禍後は様々な形で職住近接が進んだ。それは単に自宅やサテライトオフィスでの仕事が可能になったことや、職場の地方移転で職場近くに住みやすくなったなどの変化だけではない。テレワーク経験で通勤時間の無駄を認識し、無駄な時間短縮のため、都心居住したいとする志向も表れている。

○ニューノーマルライフを豊かにするデザイン
CENTURY蔵のある家ZEH ADVANCE/ミサワホーム 石塚 禎幸
ミサワホームが目指すニューノーマル時代の持続可能な暮らし・健康・環境の実現に向け「多用途に活用できるプランニング」「暮らしとデバイスを共に最適化した空気環境」「再生可能エネルギーを最大活用する建物フォルム」を軸とした次世代のスタンダードとなる住まいの提案を紹介する。

○暮らしのヒントを体感できる場所「MOVスクエア」
あなたにとっての“豊かな暮らし”とは?/木の家専門店 谷口工務店/香川 夏実
あなたにとっての「豊かな暮らし」とは何だろうか?それは広くて豪華な家に住むといった物質的なものだけではない。今回は、家族にとって、自分にとっての「豊かさ」とは何かを考えるきっかけになる場所、谷口工務店「MOVスクエア」について紹介する。

○ニューノーマルな暮らし体験ができる「GREENMODEL PARK」を全国へ展開
~環境貢献・新生活様式・レジリエンスの三つの暮らしを体験~/積水化学工業 住宅カンパニー/鈴木 徹
積水化学工業住宅カンパニーは、環境貢献、新生活様式、レジリエンスの暮らしを体験できるリアルサイズの住宅ショールームを開設。施設内では五つのテーマを体験可能。エネルギー自給自足率の高い住宅の販売を拡大していくことで、入居者の便益拡大と社会課題解決の両立を目指す。

○おうち時間でのDIY「残材BANK」/楓工務店/岩崎 壮也
楓工務店は、2021年建設現場で出た廃材を、SNSを通じて一般消費者に無償で提供する「残材BANK」のサービスを開始。コロナ禍、おうち時間の過ごし方として自宅でDIYをする人が増えている今、建設現場で余った廃材を無償提供することで、本来捨てられるはずものを必要な人のもとへ届け、建材の廃棄ロスにつなげたいと考えて企画された。

○新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた住宅取得支援策について/国土交通省/安達 将太
令和4年度税制改正により延長された「住宅ローン減税」等の税制特例措置や、令和3年度補正予算において創設した「こどもみらい住宅支援事業」等の住宅取得支援策について紹介する。

■トピックス
○自分で作って自分で食べて健康に!/Office OKUAKI/奥秋 曜子
日本人の寿命は男女とも80歳を超え、元気に老後を過ごすためには「食」は大切です。健康を生み出すキッチンを快適に使える場所にして、自分の力で食事を作り、自分の健康は自分で作りましょう。

■事例紹介
○高いデザイン性と高性能を両立させた理想の住まい
109年の伝統と次世代の家づくり/冨田建設
デザイン性と機能性を高水準で両立する理想の住宅を手の届く価格で提供する。そんなコンセプトで家づくりを行っている冨田建設。創業109年という長い歴史を誇り、大阪府大東市を中心に多くのお客さまの信頼を得ている。地域密着で常にお客さまの立場に立った家づくりを紹介する。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
新築住宅を建てる、その1番の理由に気づいていますか?/わらっく/室 龍二
今回は住宅検討中の方が悩む永遠のテーマ、「新築か中古か」について検証したいと思います。正直、双方にメリット・デメリットがありますので、どっちが良いというものではありません。ただ、ポイントは押さえておくべきだと思います。

○社会包摂とデザイン 第20回
合理的とはなにか、配慮とはなにか。/九州大学/尾方 義人
「合理的配慮」という言葉はご存知でしょうか。障害があることを理由に享受できるサービスがなくなったりしないよう、障害者の特性や個別事情に応じた「合理的配慮」の提供を行政機関に義務付けたものです。今回はそんな「合理的配慮」について考察します。

○「雪国飯山ソーラー発電所」 第3回
新しい自給自足ライフを目指し、雪国での太陽光発電に挑戦!/太陽光生活研究所/高嶋 健
デルタ電子では、「太陽光生活研究所」のウェブサイトを通じて、自然エネルギーを取り入れた新しい暮らしを考察。心地よい21世紀を目指し、様々な提案を行っている。2020年秋より稼働し始めた「雪国飯山ソーラー発電所」は、その試みの一つ。長野県に移住した女性が、豪雪地帯では難しいといわれる太陽光発電システムを導入。発電状況などをレポートすると同時に、四季折々の豊かな自然と共に過ごす日々を紹介する。

○IHクッキングヒーターで毎日おいしくcooking!第18回
IHのきほん 野菜たっぷり!さっぱりメニュー//Office OKUAKI/奥秋 曜子
野菜たっぷり!さっぱりメニューを紹介します。夏野菜のさっぱり焼きそば、焼き野菜、酸辣湯。夏バテ対策にもなる暑い夏を乗り切るメニューです。直火のないIHクッキングヒーターなら夏のキッチンも快適!

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考188
私だった子/藤原 千秋
四半世紀ほど昔に撮られた自分のポートレートを、延々続けている父母を亡くした実家の片付けで見つけ出した筆者は、その面差しに滲むあまりの自信なさげな様子に静かに衝撃を受ける。まるで他人のような、かつての自分との対話。子どもからの言葉に気づかされる、己の本心とは。

○ソトでもウチでも好奇心~わくわく教授のあれこれ 第1回
静岡の衝撃/静岡県立大学/内海 佐和子
転職を機に静岡に引っ越しました。一般的に静岡県は日本の縮図といわれ、企業が全国発売前の新製品のテスト販売を静岡県で行うほど、平均的な土地です。そんな静岡ですが、引越し早々、平均から外れた実に静岡的な出来事に遭遇。しかも連発で。ちょっとした衝撃でした。作者および作品の紹介

■表紙イラスト「夏の記憶」篠田 めい(愛知県立芸術大学/美術学部デザイン・工芸科デザイン専攻)
海は夏の代表格の一つです。太陽の光が輝く空の下、海辺で家族や友達、恋人と過ごした時間はいつになってもかけがえのない思い出として記憶に残るものだと思います。このイラストは、そんな記憶を思い出すようなイメージで描きました。

1,600円
■特集:国産木材の利用促進
○公共建築物から民間建築物へ
木材利用促進法改正の概要/林野庁木材利用課/五味 亮
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が改正され、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」として昨年10月1日に施行された。これまでの公共建築物の木造化・木質化の進展や、改正法の基本方針の対象を民間建築物に拡大し広く一般建築物の木造化・木質化を目指すことになったこと等、法改正の概要や木材利用の今後の展望について説明する。

○令和4年度 地域型住宅グリーン化事業について/国土交通省 住宅局 住宅生産課木造住宅振興室
地域における木造住宅の生産体制を強化し、環境負荷の低減を図るため、資材供給、設計、施工などの連携体制による、地域材を用いて省エネ性能等に優れた木造住宅(ZEH等)の整備等に対して支援を行う、地域型住宅グリーン化事業を令和4年度においても実施する。

○木を活用した社会課題を解決する取組み
~木を軸にした業界横断型のプラットフォーム~/日本ウッドデザイン協会/中田 美弥子
日本ウッドデザイン協会は、木を軸にした業界横断型のプラットフォームである。木のある豊かな暮らし・木材利用促進・持続可能な社会の実現を目指し、ウッドデザイン賞事業を核にして、ビジネスマッチングや調査研究など発展的に活動を広げている。

○木のある豊かな暮らし ウッドデザイン賞
~消費者目線で評価する、魅力ある木の使い方、木による課題解決の作品たち~/ウッドデザイン賞2021運営事務局/高橋 義則
ウッドデザイン賞は、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度である。木材利用による消費者・生活者視点でのメリット等を評価することを目的として、建築や木製品の分野のみならず、新たなビジネスモデルや仕組みなどを対象としている点が特徴だ。ウッドデザイン賞2021の受賞作品を中心にその概要を紹介する。

○三菱地所グループの木造木質化事業紹介
-国産材利用事例紹介~総合林業会社MEC Industry㈱設立紹介/三菱地所・三菱地所設計/海老澤 渉
SD Gsや循環型社会、脱炭素社会の実現に向け木造木質化の機運が高まっている。三菱地所では、2017年に専門部署CLTユニットを組成し、CLTを活用したプロジェクトの事業化に向けた検討を進めてきた。実案件の設計~/施工を通して有効なCLT活用方法を構築してきたので、その一部を紹介する。

○国産材を活用した環境配慮型2×4住宅/三菱地所ホーム/島村 昌悟
三菱地所ホームは低炭素社会の形成と地域林業の活性化、国内森林保護を目的に国産木材を積極的に採用し、家づくりを行っている。建物の壁や床を構成する枠組み材や構造用面材には国産木材を採用しており、建物全体の82%が国産木材を使用した構造材となっている。国産材を活用した環境配慮型2×4住宅を紹介する。

○多摩産材認証制度と認証材について/多摩産材認証協議会事務局・東京都森林協会/三谷 清
平成18年開始の多摩産材認証制度は、協議会に登録した事業者が、森林から最終製品までの流通過程の全てで、書類と分別管理により、材の産地を証明する制度である。多摩産材の年間流通量は、製材原木の段階で年間約14,000m3弱である。制度を支えている東京都が実施している様々な補助事業は、利用を検討すべきだ。

○東京の木で、東京の家を建てる/小嶋工務店/小嶋 智明
小嶋工務店は創業以来、半世紀以上にわたり東京・多摩エリアに密着し家づくりを続けている。こだわりの建材や工法、設備機器などは時代にあわせて日々アップグレードし、東京・多摩産のブランド木材『TOKYOWOODの誕生にも深く関わってきた。多摩地域の林業家・製材業・プレカット工場・当社工務店・建築士がひとつになった地産地消の家づくりを紹介する。

■事例紹介
○家族の感性を育み、こころとからだに優しく響く家
安心・安全な国産材を100%使用/内保製材
「四方よし」を企業理念に掲げ、滋賀県の木材・資源を活用した地域密着の家づくりを行っている内保製材。住まい手、地域、環境が繋がる暮らしを提唱し、地域になくてはならない工務店として評価されている。そんな内保製材の住まいについて代表取締役 川瀬 之洋氏に話を聞いた。

○和歌山の気候風土にあった紀州材で理想の家を創る。
適材適所、地産地消。こだわりの木の住まい/国土建設
創業当初より、紀州材を使用した家づくりに着目し、和歌山県に密着した“住みよい家”を創り続けてきた国土建設。嘘のない真摯な家づくりと、徹底的な「顧客重視」で大きな信頼を得ている。木の特性を理解し、地産地消にこだわった国土建設の家づくりについて、代表取締役 瀧敏秀氏に話を聞いた。

■トピックス
○パナソニック「おひさまエコキュート」Yシリーズ
太陽光エネルギーで自家消費を促進し、CO2排出量と光熱費を削減/パナソニック/松岡 孝・内谷 和雄
近年の再生可能エネルギーの導入拡大や、地球環境に配慮したカーボンニュートラルを軸とするビジネスモデルへの変革等、環境が大きく変化しているなか、パナソニック「おひさまエコキュート」Yシリーズは、太陽光発電の余剰電力の有効活用やIoT機能の活用で、「蓄熱」&「レジリエンス」に対応可能な商品として実現した。Product Navi

■プロダクトナビ
○アクセルラボのスマートホームサービス「SpaceCore」がHEMS機能を追加、
Next DriveのEcogeni e+ソリューションを採用/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveは、IoEプラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」が、アクセルラボのスマートホームサービス「 SpaceCore(スペース・コア)」のHEMS機能として採用されたことを発表した。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
わかりやすいことの弊害!気づいていますか?/わらっく/室 龍二
今回は「わかりやすさ」について検証したいと思います。多様性が認められる社会を目指す中で、立場の違う者同士が、それぞれの立場をわかりやすく説明することは非常に重要な作業です。このことについては議論の余地はないのかもしれません。でも、いいことばかりでしょうか?あえて今日は、「わかりやすさ」のデメリットについて検証してみたいと思います。

○社会包摂とデザイン 第19回
大正デモクラシー/九州大学/尾方 義人
現在の社会包摂デザインを考える上で、大正デモクラシーは参考になります。現在も問題になっている様々な事柄が、大正期に解決姿勢が生まれながら、なかなか解決していません。なぜ変わらなかったのか、変えられなかったのか、歴史的な出来事として捉えるのではなく、それらを読み解いていくことが現代の社会包摂の問題を考えるヒントにもなると考えています。

○ 「雪国飯山ソーラー発電所」 第2回
新しい自給自足ライフを目指し、雪国での太陽光発電に挑戦!/太陽光生活研究所/高嶋 健
デルタ電子では、「太陽光生活研究所」のウェブサイトを通じて、自然エネルギーを取り入れた新しい暮らしを考察。心地よい21世紀を目指し、様々な提案を行っている。2020年秋より稼働し始めた「雪国飯山ソーラー発電所」は、その試みの一つ。長野県に移住した女性が、豪雪地帯では難しいといわれる太陽光発電システムを導入。発電状況などをレポートすると同時に、四季折々の豊かな自然と共に過ごす日々を紹介する。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考187
ドライブ・マイ・カー/藤原 千秋
クルマを運転することを止めて久しい筆者。ハンドルを握りアクセルを踏み、人間の身体では出しようのないスピードを身に纏っての開放感と引き換え、責任の重さを手放した気楽さを思いつつ、翻ってこの身体そのもののハンドルを握ることの責任と意義を問い直す。を握ることの責任と意義を問い直す。ることの責任と意義を問い直す。を握ることの責任と意義を問い直す。

■表紙イラスト「夜の自然」/愛知県立芸術大学 美術学部デザイン・工芸科デザイン専攻/篠田 めい
夏はより一層自然を楽しめる季節です。青い空の下で感じる自然もとてもいいですが、夜空に輝く星の下で感じる自然もまたとても魅力的ではないでしょうか。普段は味わえないような豊かな自然を感じながら、少しの時間、自然な時の流れに身を任せるのもいいかもしれません。
1,600円
■特集:食を楽しむ
○半農半Xという生き方
小さな農と天職を組み合わせ、大好きなまちでしあわせに生きる/半農半X研究所/塩見 直紀
半農半X(エックス=天職)とは、持続可能な農ある暮らしをベースに、X(大好きなこと、得意なこと、いのちに感謝する食、ラーフワークなど)を世に活かす生き方。コンセプトが誕生して四半世紀。考え方は日本でも政策化されたり、海を越え、東アジアでもひろがっている。

○これからの食・キッチン
働き方や暮らし方の変化で暮らしはどうなるのか/田中ナオミアトリエ/田中 ナオミ
コロナ第一号の感染者が出た2019年の当初に比べると、落ち着いてきたものの元通りの生活は戻ってきていない。多分それはずっと戻ってこない。今回は未曾有の出来事で変わって来た生活の中から、食やキッチンを考えてみたい。

○コロナ禍の快適キッチン家電
暮らしに役立つキッチン家電/東京電力エナジーパートナー
コロナ禍を終息させるために緊急事態宣言等で人流を抑えており、結果として在宅時間が増えて、くらしをサポートするキッチン家電へのニーズが飛躍的に高まってきた。コロナ禍を過ごすうえで、暮らしを快適にする人気の家電について、その意味と特徴を紹介する。

○関係性を育むキッチン/ビオフォルム環境デザイン室/山田 真宏
食事及びそれを仕立てるキッチン、という場は、単に「栄養供給」という機能だけではない、多面的な機能を付与することのポテンシャルを持っている。ビオフォルム環境デザイン室にて手掛けたプロジェクトを紹介し、今後のキッチンのありようについて、イメージを膨らませていきたい。

○農泊=農村民泊の取り組み
~農村家族と一緒に食事づくりなど、グリーンツーリズムの活動~/安心院町グリーンツーリズム研究会/望月 陽子
グリーンツーリズムとは、地域に生きる一人ひとりが農村での日頃の生活を楽しく送る中で、外からのお客様を温かく迎え入れることのできる(豊かに輝く農村)を目指した新しい農村経営を求める運動である。田舎の食材を使った料理・菓子づくり等の料理体験も行われている。その概要を紹介する。

■トピックス
○「災害を災凱へ」水害からの復興プロジェクト“HASSENBA”
~災害に対して建築はなにができるのか?~/タムタムデザイン/田村 晟一朗
熊本県南に位置する球磨エリア熊本県人吉市。2020年7月大豪雨が直撃、球磨川が氾濫し、中心市街地が被害に遭い、多くの死傷者が出る甚大な災害を被った。乗船受付、飲食・物販スペースであった「HASSENBA」の復興プロジェクトを紹介する。

○スマートホームのセキュリティ対策ガイドライン/経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課
経済産業省は、産業サイバーセキュリティ研究会を設置し、産業界のサイバーセキュリティ対策を検討している。その産業サイバーセキュリティ研究会に紐づく形で「スマートホームSWG」が設置され電子情報技術産業協会を中心に検討が行われ取りまとめられたのが「スマートホームの安心・安全に向けたサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」である。その概要を紹介する。

○高齢者の安全安心な暮らしに向けて
~適正な服薬支援と協働連携の強化~/広島大学大学院/猪川 和朗
高齢者の薬物治療については近年、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」、「高齢者の医薬品適正使用の指針」が公表されている。本稿では、これらの高齢者指針をふまえて、「医薬品処方の適正化(とりわけ安全性の重視とポリファーマシーの見直し)」、「服薬アドヒアランス向上への支援」、「協働連携の強化」の3点から、福祉介護現場で何をどうしていけばよいのかを紹介する。

■プロダクトナビ
○「関西電力グループ ゼロカーボンロードマップ」策定/関西電力
関西電力グループは、持続可能な社会の実現に向け『ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニー』として、地球温暖化を防止するため発電事業をはじめとする事業活動に伴うCO2排出を2050年までに全体としてゼロを目指している。そのような中、同社は「関西電力グループゼロカーボンロードマップ」を策定した。

○新サービス「Terra Charge」を開始
業界初!既設マンション向けに、【初期コスト無料】で充電設備を設置/テラモーターズ
急速にEVの普及が進むインドで電動3輪車のトップシェアを獲得してきた日本発のグローバルEVベンチャーTerraMotors㈱は、EV充電事業に新規参加し、新サービス「TerraCharge」をスタートした。既設マンションへは初期コスト無料での導入を実現。EV化において中国や欧州に後れをとる日本で、画期的なソリューションを目指す。

○日本PCサービス株式会社の新サービス
「e-おうちリモコン」にNext DriveのEcogeni e+ソリューションが採用/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveプラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」が、日本PCサービスの新しいIoEサービス「e-おうちリモコン」に採用された。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室 第87回
火災保険と地震保険、両方入っていますか?/わらっく/室 龍二
今回は地震保険を検証したいと思います。地震保険の前提となるのが火災保険です。何度か検証しておりますが、身近すぎて、逆にあまり理解も評価もされていないのが火災保険と地震保険。その重要性を改めて確認できる検証を進めてみたいと思います。

○社会包摂とデザイン 第18回
発達障害とは/九州大学/尾方 義人
発達障害当事者のみなさんの意見を聞きながら開発されたノート「mahora(まほら)ノート」(大栗紙工)などの紹介から、発達障害に関する現状と課題を紹介します。少しずつ人間を理解していこうという科学のプロセスとそれに合わせた私達が分かり合おうとする意識の成長プロセスが重要です。

○「雪国飯山ソーラー発電所」第1回
新しい自給自足ライフを目指し、雪国での太陽光発電に挑戦!/太陽光生活研究所/高嶋 健
デルタ電子では、「太陽光生活研究所」のウェブサイトを通じて、自然エネルギーを取り入れた新しい暮らしを考察。心地よい21世紀を目指し、様々な提案を行っている。2020年秋より稼働し始めた「雪国飯山ソーラー発電所」は、その試みの一つ。長野県に移住した女性が、豪雪地帯では難しいといわれる太陽光発電システムを導入。発電状況などをレポートすると同時に、四季折々の豊かな自然と共に過ごす日々を紹介する。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考186
もう一つの世界/藤原 千秋
33年前、中学生だった筆者は平穏な毎日を送っていた。しかしある事故が契機となり生活は一変。先の見えない不可逆な絶望的なものになり果て、まだ気持ちの幼い身で途方に暮れるばかりだった。2022年の「今」。その頃見た光景から、今ある仮初の「平和」を俯瞰する小文。

○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第100回
祝!2回目の100回/静岡県立大学/内海 佐和子
連載第100回です。でも100回であって100回じゃない。タイトルの通り2回目の100回。本紙の連載としては通算200回。それと同時に最終回です。めでたいのか寂しいのか、よくわかりません。また、8月号からは新連載が開始。本文を読まないとよくわからない、連載100回記念回で最終回です。

■表紙イラスト「トルコの暮らし」/愛知県立芸術大学美術学部/清武 美桜
世界三大料理の一つにトルコ料理があります。歴史的にも古くから東西の珍しいものがたくさん集まる場所でした。有名なケバブの他にも、コーヒーやパンは独自のものが生まれました。日本でいただけるものとはちょっと違う、そんな料理を味わうのも日常の良いアクセントになるかもしれません。
1,600円
■特集:くらしのスマート化
○事業者連携から生まれるIoT次世代住宅
人を幸せにする住宅づくりを目指して/神奈川工科大学/一色 正男/笹川 雄司
「豊かな住生活」を実現するための住宅造りの基本方針である住生活基本計画に「新しい日常・DXの推進等」が新たな目標として追加された。そしてIoT住宅の推進は住宅のDX化であり、「豊かな住生活」を実現するためには事業者間連携によるデータ活用が重要である。

○住宅生産団体連合会IoT等先進技術活用WGの取り組み/住宅生産団体連合会 IoT等先進技術活用WG
住宅生産団体連合会 IoT等先進技術活用WGは、住生活向上に向けたIoT等の活用に関する検討を行うとともに、政府の動向に関する情報の収集・分析等を行うことを目的に設立された。本稿では会員企業の中から3社(積水化学工業・ミサワホーム・旭化成ホームズ)の最新の取り組み事例を紹介する。

○IoT住宅におけるHEMSの役割と期待/日本電機工業会/金子 秀樹
現在、HEMSの特徴・メリットが世の中に十分に認知されておらず、普及が加速しないという課題がある。そこでHEMS普及に向けて、「HEMSの特徴(機器連携機能)」の周知を目的としてメリットや活用事例を紹介する。また、今後のIoT化に向けた取組や期待について紹介する。

○三菱ルームエアコン霧ヶ峰用スマートフォンアプリ霧ヶ峰“REMOTE”
霧ヶ峰REMOTEで毎日のくらしをもっと便利に、快適に/三菱電機静岡製作所/中川 英知
ルームエアコン霧ヶ峰のセンシング技術とスマートフォンの搭載機能を活用し、リモコンでは実現できない、ルームエアコン霧ヶ峰とスマートフォンの融合だからこそ可能になるエアコン操作を実現したスマートフォンアプリ霧ヶ峰REMOTEについて紹介する。

○カギが自由になる生活を届けるスマートロック「QrioLock」/Qrio
QrioLockとは、ドアの内側に取り付けるだけでスマートフォンによるカギの操作ができるスマートロックである。家のカギに安心と便利をプラスすることでライフスタイルがもっと自由になる。

■トピックス
○都市型戸建てを再構成する。
価値観が多様化する時代のリベーションケーススタディ/アートアンドクラフト/松下 文子
都市に住む人のこれから住まいに着目し、都市型の狭小戸建てをリノベーションしたケーススタディ住宅を題材に、コロナ禍を経て価値観が多様化する時代の都市居住のあり方と、アートアンドクラフトのリノベーション事業について紹介する。

○disch
フレキシブルなワンルーム/ブルースタジオ/石井 健
家族の成長、家族の暮らしに合わせた持ち家2回目のリノベーション。初回の14年前とは世の情勢も家族の暮しも大きく様変わりし、マンションリノベという限られた空間の中に、もう一軒のマイホーム。リノベーションの自由度を改めて感じる家づくりを紹介する。

○暮らし方シフト2020
理想の暮らしを実現させた「暮らし」そのもののリノベーション/リビタ
アパレル関係の仕事をしている夫妻がリノベーションしたのは築34年のヴィンテージの風合いをもつマンション。ますます加速する暮らしや価値観の多様化の中で、固定概念にしばられず好きを追求することで、暮らし自体をリノベーション。家づくりを通して豊かさを手に入れた。

○デマンドレスポンス型料金メニューと実質再生可能エネルギーによる高圧一括受電
住宅業界初の標準採用/三井不動産レジデンシャル/東京電力エナジーパートナー/ファミリーネット・ジャパン
三井不動産レジデンシャルと、東京電力エナジーパートナー、ファミリーネット・ジャパンの3社は、カーボンニュートラル社会の実現に向け協定を締結し、住宅としては国内初となるデマンドレスポンス型料金メニューと実質再生可能エネルギーによる高圧一括受電の標準採用を開始する。

○ビルトイン食器洗い乾燥機「9Plus series(9プラスシリーズ)」
業界初「液体洗剤自動投入」機能搭載 「ナノイーX」を搭載し、庫内のニオイ抑制・除菌を実現/パナソニック
パナソニックは、業界初の「液体洗剤自動投入」で家事の省手間を実現し、「ナノイーX」搭載により清潔性も向上したビルトイン食器洗い乾燥機「9Plusseries(9プラスシリーズ」3機種を発売した。

■プロダクトナビ
○PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウスタッチ)
外出先から住まいと家族を見守る、間取り連動スマートホームサービス/積水ハウス
積水ハウスは、プラットフォームハウス構想の一環として、外出先から住宅設備の遠隔操作を可能にする間取り連動スマートホームサービス「PLATFORMHOUSEtouch(プラットフォームハウスタッチ)」を発売。

○EV複数台充電時の使用電力を抑制する普通充電器を販売開始/東京電力ホールディングス
東京電力ホールディングスは、電気自動車・プラグインハイブリッド車を複数台充電する際に使用電力を抑制する「多台数対応EV普通充電器(JW-EVSE-TPC01-0340)」の開発を行い、グループ会社を通じて販売を開始した。

○エナジーサプライ株式会社のJ-クレジットサービス
「Enerzit(エナジット)」Next DriveのEcogeni e+ソリューションを採用/NextDrive株式会社
NextDrive㈱は、IoE(InternetofEnergy)プラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」の新機能としてJ-クレジット制度のプロジェクトモニタリング・管理機能をリリース。エナジーサプライ㈱の新しいJ-クレジットサービス「Enerzit」に採用された。

○NextDriveのゲートウェイ「Atto」と「Cube」にて村田製作所「All-in-One蓄電池システム」との連係を相互に確認/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive㈱は、同社が設計・製造・販売するゲートウェイ「Atto」と村田製作所が開発・販売する蓄電池内蔵ハイブリッドパワーコンディショナ「All-in-One蓄電池システム」の相互接続試験を実施し、良好な結果が得られたと発表した。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
長時間の苦しい勉強って本当に必要?/わらっく/室 龍二
中学生の子供を持つ親としての大きな疑問があります。勉強は何のためにするのかということです。勉強は何の役に立つのか、どうやったら楽しめるのかといった根本的な問題は何も解決されていません。今回は、まだまだ悩み中の内容を、ご一緒に検証していただきたいと思います。

○社会包摂とデザイン 第17回
障害者雇用とは/九州大学/尾方 義人
障害者雇用は、障害者雇用促進法に基づく「障害者雇用率制度」による雇用のことです。障害者雇用率制度とは、障害のある方を、定められた障害者雇用率以上に雇用しなければならない制度のことです。企業だけでなく国や地方自治体にも適用されています。今回はそんな障害者雇用について紹介します。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 185
いずれ書かなければいけないことの汀へ/藤原 千秋
普通に生活している限り、あまり生き死にのことについて思い巡らす必要性もないし思い巡らせること自体がどこか不穏に感じる。けれども「それ」を目前に呈され生き死にを左右する賭けを強いられる場面がある。実親の急な入院に際し、賭けに動揺する筆者の忘備録。作者および作品の紹介

■表紙イラスト「オランダの暮らし」清武 美桜(愛知県立芸術大学美術学部)
植物も色づくこの季節は、世界各地でガーデンフェアや広々とした公園が開園されます。オランダは自転車による移動が主流で、サイクリングから見られるモチーフはさぞ心弾むものだろうと感じ制作しました。
1,550円
■特集:電気自動車のある暮らし
○電気自動車の歴史と現在
1990年代以降の電動車両の開発と新たな役割/次世代自動車振興センター/荻野 法一
地球温暖化問題は人類共通の喫緊の課題として、いわゆる「自動車の脱ガソリンの推進」が世界的に求められている。本稿では、地球温暖化対策として注目される電気自動車の開発の歴史と最近の動向、電気自動車に期待される新たな役割等について紹介する。

○電気自動車(EV)で変わる私たちの暮らし/東京電力エナジーパートナー/小針 聖香・町田 吉弘
「カーボンニュートラル」の実現に向けて世界中、そして、日本でも注目されているのがEV(電気自動車)である。EVは、動力に電気モーターを使うので走行中にCO2を排出せず、さらにその電気を再生可能エネルギーで発電したもので賄えばCO2排出量は名実ともにゼロになる。「未来の車」だったEVが、どんどん「身近な存在」になっている。

○分譲マンションと電気自動車(EV)
なぜ分譲マンションにはEV充電設備の導入が進まないのか。/三菱地所レジデンス/稲川 陽平
需要の高まる電気自動車への対応として、三菱地所レジデンスは、太陽光発電を活用した電気自動車を採用することで、環境負荷がより少ないサービス「solecoEVshare(ソレッコイーヴイシェア)」の導入を進めている。分譲マンションへの電気自動車の普及拡大に向けた現状の課題と今後の展望を紹介する。1

○ZEH+V2H
エネルギーをつくる・ためる・かしこく使う暮らしのご紹介/サンヨーホームズ/廣川 陽奈
2015年のパリ協定以降、地球温暖化対策として世界的に様々な取り組みが進められている。サンヨーホームズでは、環境にやさしく経済的な新しい住まいの在り方「ZEH+V2H」を提案しており、脱炭素社会実現への一助になることを期待している。

○EV充電の基礎知識
意外と知らない?EV充電のしくみから設備の種類など/日東工業/池田 裕之
現在、EVが注目されているが、充電については実はあまり知られていない。本稿では、充電のしくみ、普通充電と急速充電の違い、充電設備の特性や適切な選びかたなど基本的な事項に加え、充電スピードや電費、EV充電でのエネマネなどについても解説する。

○戸建住宅の電気自動車充電設備/パナソニック/飯銅 涼太
パナソニックでは2010年の「EV用屋外コンセント」発売を皮切りに、これまで様々な種類の電気自動車充電設備(ELSEEV)を世に送り出してきた。中でも戸建て住宅向けでは多様なニーズに対応できる豊富なラインアップを築いてきた。特に最新モデル「hekiaSMode3」は好評を得ている。本稿では、一般的なEV充電器のご選定ポイントやELSEEVシリーズそれぞれの特長や利点について紹介する。

○もしもの時に頼れる電気 スマートエルラインライト/日東エルマテリアル/新保 克昌
スマートエルラインライトは、太陽光で発電した電気を有効活用し、電気自動車のみならず、ハイブリッド車、プラグインハイブリッドなども電源として利用することで、一般戸建て住宅においてレジリエンス強化を実現し、かつ新エネルギー普及の促進に貢献する、そんな仕組みを実現した。その概要を紹介する。

○東京電力グループの電気自動車普及に向けた取り組み
法人向け急速充電器の共同利用サービス/東京電力ホールディングスEV推進室
東京電力グループは、電気自動車(EV)普及推進のため、車両の普及啓発と充電インフラ整備にグループ一体で取り組んでいる。法人のEV導入の際の課題解決策として、提供していく「法人向け急速充電器の共同利用サービス」について紹介する。

■トピックス
○SUUMO編集長が解説!
DXで変わる、住宅・不動産業界の新常識/リクルート/池本 洋一
あらゆる産業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が活況である。なかでも紙の書類や現地現物を重視した接客などアナログなプロセスが多かった住宅・不動産業界でもDXが加速しており、業界にとって今が大きな変わり目と言える。本稿では、長年にわたって住宅検討者と住宅・不動産会社の両者に向き合ってきたリクルートの視点で、住まい探しや集客・接客プロセスにおけるDXのポイントを解説する。

■プロダクトナビ
○HEMS ゲートウェイ「Atto」ならびに「Cube」が出光興産株式会社のエネルギーマネジメント実証実験に採用/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveが設計・製造・販売する、IoEプラットフォームの中核となるゲートウェイ「Atto」ならびに「Cube」が、出光興産株式会社のエネルギーマネジメントの実証実験に採用された。

○ルームエアコン「ReLaLa」2022年モデル発売
業界初!ウインドエアコンでR32冷媒を採用/コロナ
コロナは、ルームエアコン「ReLaLa」の2022年モデルとして、フラグシップモデルの「Zシリーズ」をはじめ、暖房能力に優れた「Wシリーズ」、基本性能重視の「Nシリーズ」、エアコンは冷房しか使わない方にお勧めする「冷房専用シリーズ」、窓に取り付ける「ウインドエアコン」の6シリーズ22機種を発売する。

○エコキュートAY5シリーズ発売
「ソーラーモードアプリ」で太陽光発電の余剰電力を有効活用、レジリエンス機能を強化/コロナ
コロナは、太陽光発電の余剰電力を沸き上げ運転に有効活用する「ソーラーモードアプリ」を新たに搭載したほか、災害時の備えとして生活用水の確保を行うレジリエンス機能を強化したエコキュート20機種を2022年6月から順次発売する。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
災害発生後の避難生活のこともきちんと考えておかないと!/わらっく/室 龍二
前回の連載では防災に関する先人たちの知恵をご紹介しました。いつ、どこで災害が起きてもおかしくない日本。今回は、災害発生後の避難生活にフォーカスして検証していきたいと思います。

○社会包摂とデザイン 第16回
しあわせの測り方/九州大学/尾方 義人
国民総幸福量という言葉はご存知でしょうか。国民総幸福量とは、第4代ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した概念です。GDP、GNPに対して、批判的視線から、さまざまな新しい指標の検討がされています。GNHもそれに相当します。「しあわせ」を多様性と包摂性からのアプローチする様々な取り組みを紹介します。

○IHクッキングヒーターで毎日おいしくcooking! 第17回
IHのきほん 話題の味をIHで手作り!/Office OKUAKI/奥秋 曜子
IHのきほん。話題の味をIHで手作り!フルーツグラノーラ、ふわふわパンケーキ、から揚げの作り方を、IHポイントを交え紹介します。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考184
肉を千切る/藤原 千秋
50年弱の人生を振り返って子供の時分を含め、対外的に「努力をした」と胸を張って言える出来事は何であったかと思案する筆者。結果を期待しないでする努力の難しさ、ほとんど恐怖に近い努力の忌避を自覚する。親として子の努力を見守ることの苦しさも。「春」を前にした小文。

○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第99回
新鮮!初ベトナムのノート/静岡県立大学/内海 佐和子
研究室の片づけをしました。断捨離ブームに乗ったわけでなく、コロナ禍で時間を持て余したわけでもなく。必要に迫られて。その片付けの際にノートの束を発見。それらは調査毎に新調して持参するノートです。そこには初めてベトナムへ調査に行った、1994年の自分がいました。作者および作品の紹介

■表紙イラスト:清武 美桜(愛知県立芸術大学美術学部)
■作品名:「日本の暮らし」時代が移り変わるにつれて、身の回りの暮らしにも少しずつ変化が訪れます。しかしながら、変わらない日本の季節の循環は人々を安心させてくれるものです。その中でもとりわけ穏やかで新鮮な春を感じるモチーフを描きました。


1,550円
■特集:工務店と家づくり
○ここ数年で大きく変わった家づくり
家づくりの今後はどう変えるのか?/一級建築士事務所 マツザワ設計/松澤 静男・松澤 有紗
設計事務所として家づくりに関わってきて、特にここ数年の変化は著しいと感じている。不景気感、少子化、職人の高齢化などの直接的原因に加え、価値観の変化という見えづらい原因も存在する。ここで時代の流れに合わせるか?別の道を探るか?大きな分岐点に立っている。時代を読むのは大切だが、周りの動きに遅れまいと合わせていては先が無い。何が出来て何がしたいのかが問われている。

○設計事務所と工務店のコラボレーション
~協働で生まれる新しい住宅設計の可能性~/BUILTLOGIC/石黒 隆康
工務店と設計事務所が協働するケースが増えている。これまでの、単なる工務店の下請けを設計事務所が行うというスタイルから、両社が一緒になって仕事を受注し、まとめ上げるようなケースについて考察した。

○2020年度低層住宅供給動向調査
~住宅会社の規模別競争力を分析~/住宅産業研究所/脇田 茂樹
コロナ禍による住宅市場への影響は当初見込みより小さく、住宅着工は回復基調にある。しかし、ニューノーマル仕様や郊外シフト等、住宅需要の中身はコロナ前とは変化している。住宅供給業者にも変化の兆しがあり、住宅会社の競争力関係の動向を分析する。

○アトリエ設計事務所+工務店の上質な住まい/前田工務店/前田 哲郎
アトリエ系設計事務所と同等以上の設計力を持つ工務店をアトリエ工務店と呼んでいる。「住まいに必要なものは何か」という問いに答え続ける工務店を目指し、アトリエ工務店として前田工務店が普段考えていること、今後、アトリエ工務店に求められるものを独自の視点で紹介する。

○「産直住宅」から歴史的な木造建築物まで
自然に生きるをモットーに、木造にこだわる生き方を続けたい。/中島工務店/中島 紀于
岐阜県中津川市加子母に本社を置き、木曽ひのき、東濃ひのきなどの森林資源を背景に、自然豊かな環境の中で道路・水道を拓き、木造住宅、社寺・仏閣の建造、歴史的建造物の修復さらに農林業を続け、地元住民の雇用を創出し、地域とともに奔走してきた中島工務店。その取り組みを紹介する。

■事例紹介
○末永く京都に生き続ける住まい
住まい手の「想い」を大切に、一生涯のお付き合い/デザオ建設
1965年の創業以来、京都で注文住宅を中心に快適な住まいを作り続けてきた㈱デザオ建設。「幸せで快適な暮らしの礎となる住まいを、一棟一棟丁寧につくる」という想いで年間100棟以上の注文住宅を手がけている。そんなデザオ建設の住まいについて紹介する。

○お客さまの暮らしに寄り添った住まい
完全自由設計型の家づくり/勝美住宅
創業以来、兵庫県の播磨地域を中心に建設・不動産事業を手掛けきた㈱勝美住宅。注文住宅をメインに地域のお客さまに寄り添った家づくり行っている。完全自由設計型の家づくりで、お客さまに喜びと豊かさを提供し、高い評価を得ている勝美住宅の住まいを紹介する。

■トピックス
○歴史ある港町の暮らしを感じられる宿
分散型宿泊施設 鞆 港町/桐谷建築設計事務所/桐谷 昌寛
歴史ある港町の暮らしを感じられる宿古くからの港町である広島県福山市鞆の浦でのリノベーション。町全体をひとつの宿に見立て、宿部屋を町に分散させるとともに、滞在中の食事や買い物、体験等といった機能を既に町にあるものと連携して利用することで地域全体を活性化させていくプロジェクトを紹介する。

○重ねの家
~愛着を持って暮らす~/オノコム デザインセンター/松原 正和
40代夫婦二人と子供二人、設計者の自邸リフォームを紹介する。築50年の2階建ての木造住宅を購入し、耐震改修を行った。古い住宅の年数を経た粗削りの無垢材を室内に表しにすることで、素朴で力強く趣のある空間になるだろう、と期待した。補強で追加される新しい木材は、時間の経過とともに並置(=等価)されたものへ変わり、時を重ねた、小さいながらも豊かな空間になるだろうと考えていた。

○伝統的な主屋をサポートする耐震改修
伝統構法の住宅改修の現状と設計・施工上のポイント/田村真一建築設計事務所/田村 真一
姫路の市川が流れるほとりの集落に増築、改築を繰り返しながら100年以上前から建っていた伝統構法の木造住宅の耐震改修。集落の大切な景観の一部であり、非常に大切に住まわれてきたことがわかる住宅の主屋を今の様子のまま残す耐震改修の様々な工夫を紹介する。

○昭和の木造賃貸アパート 2in1リフォーム
木賃アパートを令和にアップデートする/前川亮建築設計事務所/前川 亮
昭和の木造賃貸アパート2in1リフォーム。住人自ら提案した隣室を取り込む2in1リフォームにオーナーが賛同。オンオフのゾーニングでテレワークに対応させ、HOME IoTを採用するなどしてアップデート。BIMを活用した設計・施工プロセスのDXにもチャレンジした。

■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
日本の先人たちは偉い!地震・津波編/わらっく/室 龍二
自然災害のオンパレードな日本。地震・津波は起きてしますと大きな被害が発生するため、先人たちからいろいろな知恵を伝授されていることをご存じですか?好奇心を持って、楽しみながらお聞きください。

○社会包摂とデザイン第15回
色覚多様性/九州大学/尾方 義人
遺伝学的に残っている“不利”や“病気”と言われるものはたくさんあります。生物的には劣勢や障害・病気ではなく、それを劣勢や障害・病気に似してしまっているのは、私達の社会の仕組みかもしれません。優か劣かではなく、社会全体の多様性として捉えていかないといけないのかもしれません。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考183
探し物は何ですか/藤原 千秋
最近、蔵書のPDF化が1,500冊に至った筆者。本という実体を無くしても情報は残る。家にあるモノの去就と情報としてのモノに対して消えぬ執着。子育てにも絡むそれらの割り切れなさを思う小文。

■表紙イラスト「暖かいハル」日本大学芸術学部美術学科/杉山 理香
冬から春へと移り変わる温度感や情景と共に、住まいが建築されてから刻まれる歴史を同時に再現した表紙に仕上げました。桜が満開に咲き、道を彩るような構成、また工具を組み合わせることで丈夫な印象を与えられるように描きました。

1,550円
■特集:災害対策・レジリエンス
○気候変動時代に生きる気候変動に備える緩和と適応/法政大学/田中 充
気候変動時代に生きる地球温暖化が進行する中で、世界各地で気候変動が拡大し、国内でも深刻な気象災害が発生している。科学的知見に基づく21世紀末の気候変動の予測結果を紹介するとともに、気候変動対策である緩和策と適応策の考え方を説明し、とくに重要となる適応策の必要性を述べる。

○CASBEE-レジリエンス住宅チェックリストの活用について/東京大学大学院/清家 剛
住宅のレジリエンスは、住まいと住まい方で対応が必要である。CASBEE-レジリエンス住宅チェックリストは、CASBEEシリーズのチェックリストとして、健康を支え災害に備える住まいと暮らしを考えるきっかけとなるよう、気づきのツールとして作られた。それに関わる一般的な項目について、本チェックリストでとりあげている。今後はさらなるチェックリストによる啓蒙活動などの運用が、より重要であるといえる。

○地下室×屋上の複合提案「MultiShelter with Resilience」
防災と日常を両立させた新たな住宅提案のご紹介/サンヨーホームズ/廣川 陽奈
近年激甚化・頻発化する自然災害や、コロナ禍で生まれた働き方、生活様式の変化を受け、サンヨーホームズでは、防災と普段使いの両立を実現した地下室と屋上の複合提案「MultiShelterwithResilience」の提案を開始した。今後新たな住宅提案として地下室が普及していくのではないかと期待している。

○セキスイハイムの最新「スマート&レジリエンス」技術を実証開始
環境省の支援を受け、実邸で環境性・快適性を評価/積水化学工業/住宅カンパニー
セキスイハイムは、環境省の支援を受け、2021年より共同実施者3機関とともに「エネルギー自給自足ユニットの技術開発・実証」の技術開発を開始。「新スマートパワーステーションFRGREENMODEL」でモニター邸を募集し、その評価・実証を行う。この取り組みをもとに、エネルギー自給自足を推し進める本技術のさらなる強化と普及を図る。

○災害時の在宅避難における課題と電源対策
地震や風水害への備えを考える/東京電力エナジーパートナー/三井 博隆
近年、自然災害の広域化・激甚化が進む中、避難所に行くのではなく、在宅避難や車両避難を志向する人や自治体が増えている。筆者が、東京電力で行った2019年台風15号等の停電地域支援の経験やその後の検討を踏まえ、在宅避難の課題と電源対策について解説する。

■トピックス
○『ダイキンエコキュート』2022年モデル(W型)20機種を新発売
多彩な遠隔操作、節水サポート、エアコン連動、業界最高の給湯圧力で利便性と快適性を実現/ダイキン工業
ダイキン工業は、『ダイキンエコキュート』の2022年モデル(W型)を発売した。スマートフォンアプリとの連携で利便性を向上させたほか、業界最高の給湯圧力でシャワーや洗い物を快適にする。

○先客万来庵~新しくて懐かしい、床座と土間キッチン/マンションフルリノベーション/祐建築設計事務所/上田 眞樹
玄関から庭(バルコニー)まで続く土間空間、素材へのこだわり(MDF多用と石油製品の排除)、ものや生活に対する価値観の再認識、温故知新(日本家屋の特徴と古来からの道具に学ぶ)をテーマに行ったマンションフルリノベーション事例を紹介する。

○家の性能と、1年365日の生活の質を上げる。
一人住まいになった父を思う、娘からのリフォーム提案/育暮家ハイホームス/杉村 喜美雄
高齢期のリスクは何と言っても健康リスク。リスクを予知し備えることは資産価値を高め、QOLも向上する。リフォームを通してどのように住宅ストックに向き合えばいいのか、そこに私たちがどう役割を果たすか。遠く離れても絆を深めるご家族に接し、答えと勇気をもらったリフォームを紹介する。

■プロダクトナビ
○HEMS/IoT/IoEゲートウェイ「Atto」がModbus RTUとModbus TCP/IPを標準サポート/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveのHEMS/ IoT/IoEゲートウェイ「Atto」が、ModbusRTU通信とModbusTCP/IP通信の標準サポートを開始した。事例紹介

■事例紹介
○お客さまとのきづなを大切にした住まい
地域密着で創業115年/大野建設
埼玉県行田市を中心に地域密着型企業として古きよき伝統を守りながら先端の住まいを提供してきた大野建設。今年創業115年を迎え、埼玉の地になくてはならないビルダーとなっている。そんな大野建設の住まいづくりについて紹介する。

○心から楽しめる家づくりをお客さまとともに
栃木商圏建築着工棟数13年連続1位/丸和住宅
栃木県の街と人と暮らしをみつめ、誰もが建てられ、誰もが楽しめる家づくりをモットーに上質な住まいを提供してきた丸和住宅。地域密着でつねにお客さまの立場に立った真摯な姿勢が評価され栃木商圏建築着工棟数13年連続1位という実績を誇っている。

○家づくりのプロが考える「本当に必要なもの」を標準装備した住まい
お客さまのために実現したハイグレード仕様/泉北ホーム
大阪を中心に関西地域で45年に渡り良質な住まいを提供してきた泉北ホーム。お客さま目線で行き着いた「フル装備の家」はハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーにおいて2014年から7年連続受賞するなど高い評価を得ている。そのハイグレードな住まいを紹介する。

○人を大切にした笑顔あふれる家づくり/高垣工務店
和歌山県田辺市で地域密着をつらぬき田辺市になくてはならない工務店である高垣工務店。地域に特化した工法を取り入れ、高気密・高断熱仕様、地震・台風に備えた耐久性・耐震性の高い住まいを基本にしながら、なにより人を大切にした住まいづくりを行っている。

■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第60回
ポット&コーヒー/生活家電研究家/大西 正幸
家庭に、保温ポットとコーヒーメーカーがあれば、保温ポットの湯をそのままコーヒーメーカーに注げば、早くコーヒーを入れることができる。1991年(2月)「二つの商品を、一つに合体した使いやすい商品の企画」を進め、「ポット&コーヒー」が誕生した。マイコンとセンサーで、丁寧な抽出ができ、約4分で素早くできる。

○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
日本は自然災害のオンパレード?本当ですか?/わらっく 室 龍二
寒い日々が続きます。さて、今回は、基本に立ち返って日本の自然災害について検証していきたいと思います。本当に自然災害が多い!そして、種類も…。いつ起こるかわからない災害について、もう一度整理をしておきたいと思います。

○社会包摂とデザイン 第14回
アダプテッド・スポーツ/九州大学/尾方 義人
アダプテッド・スポーツという言葉をご存知でしょうか。アダプテッド・スポーツは、性別、年齢、体力、能力、障害や経験の有無に関係なく、やりたい人すべてが参加して楽しむことができるよう、道具や場所(コート)、ルールをデザインし、適合(adapt)させたスポーツのことです。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 182
ラビリンス/藤原 千秋
コロナ禍がため、他家との行き来の機会が一気に喪われたこの二年弱。一方子ども時代、近所の老人の元に預けられ過ごした時間の不可思議だった記憶を辿る筆者。この時代に育つ、自身の子どもたちの行く末を憂い記す小文。

○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第98回
エアメールの想い出/室蘭工業大学/内海 佐和子
「エアメール」って、なんとなくロマンチックに感じませんか?昨今は手紙すら来ない。ダイレクトメールまでもがメールやライン。こんな渡航が難しい今だからこそ、物理的に外国から届くエアメールはことさら嬉しい。今回は、そんなエアメールにまつわる思い出です。

■表紙イラスト「日常」/日本大学芸術学部美術学科/杉山 理香
春に少しずつ近づいている2月らしい柔らかな色彩で構成するとともに、それぞれの窓から人々の温かい日常が感じられるように制作しました。また、私達を守る住まいと豊かにする電気が様々な形で生活を支えていることを表紙から伝えられるように描いています。
1,550円
■特集:集合住宅におけるZEHの普及
○ZEH-M(ゼッチ・マンション)の普及状況と補助事業の概要
カーボンニュートラル社会の実現に向けた今後の展望/環境共創イニシアチブ/宮川 昌己
政府は第6次エネルギー基本計画の中で、我が国の2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、建築部門においては「既築住宅・建築物についても、省エネルギー改修や省エネルギー機器導入等を進めることで、2050年に住宅・建築物のストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能が確保されていることを目指す」ことなど示した。補助事業の執行状況から見るZEH-Mの概要と、ZEH-M入居者によるアンケート集計の分析を元に、今後のZEH-M普及に向けた展望について語る。

○大京および穴吹工務店におけるZEH-M最新動向
ライオンズ茨木総持寺ステーショングランを具体的事例に挙げて/大京/三木 優子/高橋 昂平
大京および穴吹工務店は、展開する全ての分譲マンションにおいて、「原則ZEH-MOriented」を満たす仕様での開発を推進している。本稿では、ライオンズ茨木総持寺ステーショングランを具体的な取組み事例として、ZEH-Mに関する最新動向を紹介する。

○脱炭素社会の実現へ・CO2排出量削減の取組み
ZEH-M Ready「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」第一工区竣工/三菱地所レジデンス/渡辺 尚子
三菱地所レジデンスはCO2排出量削減のためZEH-Mに取組み、創エネありのZEH-MReadyザ・パークハウス新浦安マリンヴィラを竣工させた。暮らし方の急速な変化により在宅時間が増え、断熱性能の向上による「快適性」が実際に住んだ時の体感をもって評価される注目物件である。

○集合住宅におけるZEH-Mの環境設計手法
躯体の高断熱化・機器の高効率化・建築設計の側面から見た/日本大学/二瓶 士門
脱炭素社会の実現のため、集合住宅において出来ることの一つに、ZEH-Mを目指すことが挙げられる。ZEH-Mを作ることは技術的には難しくないこと、さらにはコストをかけずに平面計画や住棟配置計画による工夫も重要であることを報告する。

○オール電化の高圧一括受電マンションを実現する「三菱エコキュート群制御システム」
三菱エコキュート最新動向/三菱電機/野澤 朋宏
サイズがコンパクトでメーターボックス内にも設置可能なエコキュートと、IoT技術を利用し、エコキュートを最適制御することで電力負荷分散が可能な「三菱エコキュート群制御システム」を活用した、オール電化の高圧一括受電マンション実現に向けた取組を紹介する。

○超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)
Brillia Tower聖蹟桜ヶ丘BLOOMING RESIDENCE/東京建物/飯髙 聡
BrilliaTower聖蹟桜ヶ丘BLOOMINGRESIDENCEは、緑豊かな多摩丘陵に程近い自然環境の中で超高層マンションである。省エネルギー化による環境負荷低減が重要と考え、平成31年、経済産業省により公募が開始された「超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」に応募し、首都圏初・唯一の事業として採択された。その概要を紹介する。

■プロダクトナビ
○NextDrive「1%のエネルギー節約」イベント開始
台湾電力と共同で環境に優しいエコライフを提案/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive㈱の台湾法人であるNext-Drive(聯齊科技)は、「全ての電力を賢く使う」というビジョンから台湾電力と連携し、地球のための「1%のエネルギー節約」無料体験イベントを共同で開催した。

■トピックス
○空気清浄機搭載家庭用ルームエアコン「Airest(エアレスト)」
24時間365日使用できるエアコンを目指して/シャープ/水野 琢馬
新型コロナウイルスの流行によるニューノーマル生活への移行に伴い、ルームエアコンに対して空気清浄やエアコン自体の清潔性がますます求められている。本稿では、これらのニーズに応える新しいエアコンの形として開発した「Airest(エアレスト)」について詳しく紹介する。

○太陽光発電システムとEVを備えた店舗付賃貸住宅
再生可能エネルギーを最大限に自家消費/大東建託
大東建託グループの大東建託パートナーズ株式会社は、2021年10月、大阪府松原市と奈良県大和郡山市に、同社初となる太陽光発電システムとEVを備えた店舗付賃貸住宅を完成させた。それぞれ建物1階の店舗には、同社の藤井寺営業所と奈良営業所が入居。2階以上は居住用マンションとなっている。

■事例紹介
○高い住宅性能を誇る健康・安心・省エネで快適な住まい
オール電化採用の先進の住まい/アーバンコキタ
大阪府守口市を中心に注文住宅を手掛けお客さまからの信頼も高い㈱アーバンコキタ。経済産業省・環境省のZEHビルダー評価制度で六つ星認定を取得するなど、その先進的な取り組みには定評がある。今年創立32年を迎えさらなる進化をするアーバンコキタの住まいを紹介する。

○設計士と直接つくる世界でひとつだけの家
住まい心地を支えるオール電化/ルポハウス
滋賀県で設計士と二人三脚で「ちょっとかっこいい家づくり」を行い、住まい手から高い評価を得ている㈱ルポハウス一級建築士事務所。お客さまを自分の大事な友人と考えてデザインから住み心地まで考え抜いた家づくりの秘訣を紹介する。連載

■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第59回
ソフトクリーマー/生活家電研究家/大西 正幸
1989年、家庭で比較的手軽にソフトクリームが作れる「ソフトクリーマー」を発売した。それを可能にしたのが、新たに開発された「蓄冷容器」である。「容器」は、アルミ材を2重にして、内部に特殊な蓄冷材を入れたものである。冷凍庫に12時間以上入れて、材料を撹拌すると、冷やす力でソフトクリームが出来上がる。

○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
結局勉強って何のためにするのだろう??/わらっく/室 龍二
今回はなんと教育論!子供たちだけではなく、大人も含めて、もっと長期にわたる生涯学習に近い内容を検証してみたいと思います。と言うのも、実は最近、小学生の息子と一緒に勉強しているのですが、30年以上経った今だから分かることがいろいろあるなと感じているからです。今、子供に寄り添う中で感じたことを率直に検証していきます。

○社会包摂とデザイン 第13回
低出生体重児/九州大学/尾方 義人
子育ての仕組みとして日本には昔からとても良いシステムがあります。「母子手帳」です。子育てに不安や戸惑いを感じるのは当然のことですが、ひとりで抱え込むのではなく、社会で共有して行こうということが大切で、それを具体的にする仕組みが母子手帳だといえます。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考181
極楽の荷物/藤原 千秋
片付けても片付けても続く亡父の遺品整理。数十年分の背広のほか、先日は社会人になりたての頃の筆者の思い出が父の手で仕舞われていたことに気づく。子である筆者の成長、老いを父はどう思っていたのだろう。答えのない問いを綴る小文。

■表紙イラスト「初日の出」/杉山 理香(日本大学芸術学部美術学科)
新年の初日の出を背景に住まいと人との新たな幕開けとなるようなものをイメージしました。1月の寒い空気感と太陽の暖かい光が対比し合う様子が住まいをより引き立てるように描かれています。
1,550円
■特集:健康的な住まい
○健康住宅が当たり前の社会を実現するために/わらっく/室 龍二
人生100年時代、テレワークの普及による自宅滞在時間の延長、脱炭素社会に向けた取り組みの加速など、社会を取り巻く大きな変化の中で、健康住宅の重要性は増すばかりである。今回の特集では、健康住宅に必要な技術・サービスなどを紹介するが、そもそもなぜ健康住宅が必要なのか、普及させるためには何が必要なのかについて説明しておきたい。

○ハウスダストとアレルギーの関係
環境を整えて、アレルギー対策を/広島大学大学院/荻野 龍平
ハウスダストには人の生活に伴うゴミに加え、ダニやカビ、ペットの毛などが含まれている。近年、環境中に存在する食物由来ではないアレルゲンの一部が、食物アレルギーの原因となることも分かってきた。ハウスダストによるアレルギーと、その対応を概説する。

○高齢期リフォームのこれから
住宅のバリアフリー化とヒートショック対策促進の観点から/横浜国立大学/藤岡 泰寛
なかなか進まない住宅のバリアフリー化やヒートショック対策。自治体が独自に工夫を進める改修支援制度に着目し、少額補助でも改修促進効果がみられる浴室まわりの改修から手がける人が多い。自治体が関わることへの安心感が大きい。住まい全体の改修へ広げていく視点や仕組みが重要である。

○パナソニックルームエアコンEolia(エオリア)
冷暖房だけでなく、換気と加湿・新除湿技術でお部屋の空気を整える/パナソニック/山本 弘志
パナソニックは「健康で快適な空気と暮らそう」というコンセプトのもと、快適性に加え、部屋の空気やエアコン内部の清潔性にこだわって開発を進め、独自技術の進化により快適・健康な空気づくりを行ってきた。本稿では、冷暖房だけでなく空気の清潔性や快適性にこだわり進化を遂げた、2021年11月発売のルームエアコン「エオリア」LXシリーズの「快適」「健康・清潔」機能について紹介する。

○日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズ
「凍結洗浄ヒートプラス」搭載/日立ジョンソンコントロールズ空調
社会情勢の変化に伴い、自宅時間をより快適に過ごすことへの関心が高まっている。快適に過ごすためには、部屋の空気環境向上が大切である。エアコンの使用において、部屋に心地よい空気を届けるためには、エアコン内部を清潔にすることが重要である。「白くまくん」新プレミアムXシリーズは、「凍結洗浄」を進化させた「凍結洗浄ヒートプラス」を搭載した。

○三菱ルームエアコン霧ヶ峰FZ・Zシリーズ
新しい生活様式にあわせて快適空間を提供する/三菱電機/杉山 大輔
ルームエアコン霧ヶ峰は、1967年の発売当初から、時代と共に変わりゆく人々の生活に合わせて新たな快適を追求し、製品の開発に取り組んできた。赤外線センサ活用した独自のセンシングとAIの技術を進化させ、室内温度変化の先読みや、一人ひとりの温冷感の違いに対応するなど、快適な空間を提供してきた。2021年11月以降発売する「霧ヶ峰FZ・Zシリーズ」の新しい生活様式にあわせて快適空間を提供する機能について紹介する。

■トピックス
○新スマートパワーステーションFR GREENMODEL
新大容量蓄電池「e-PocketGREEN」が実現する、エネルギー自給自足型の暮らし/積水化学工業
積水化学工業株式会社住宅カンパニーは、セキスイハイム誕生50周年記念商品として、『新スマートパワーステーションFRGREENMODEL』を全国で発売を開始した。今回の『新スマートパワーステーションFRGREEN-MODEL』は、エネルギー自給自足型の暮らしをさらに普及するため、「環境貢献」「経済性」「レジリエンス」を追求した最新モデルである。

○LIXILの災害対策への取り組み
いつもと同じみんなのトイレ。「レジリエンストイレ」/LIXIL
災害時、避難所で問題となった設備を見ると、トイレに関することが上位である。避難所での人々の負担やストレスを減らし、衛生的な環境を構築するLIXIL「レジリエンストイレ」で、災害時でも「いつもと同じように、誰でもみんなが、使うことのできるトイレ」を実現する。

○アニマル・セラピーとは何か
求められる実践者たちの「意識と知識」/アニマル・リテラシー総研/山﨑 恵子
アニマル・セラピーという言葉は、しばしば耳にするがその本当の内容や定義を知る人は少ない。アニマル・セラピーという言葉自体が正確なものではなく、正式にはアニマル・アシステッド・セラピー(AAT)とアニマル・アシステッド・アクティビティ(AAA)という2つ概念を指し、アニマル・セラピーとはその2つを合わせたものを略した用語である。アニマル・セラピーに求められる実践者たちの「意識と知識」について紹介する。

■プロダクトナビ
○NextDrive株式会社のIoEプラットフォームEcogenie+ソリューション
株式会社エフエネの新しい電力プラン「エフエネでんきwith Smart House」に採用/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveの、IoEプラットフォーム製品群「Eco-genie+(エコジーニープラス)」がエフティグループの連結子会社で小売電気事業を行なうエフエネの新しい電力プラン「エフエネでんきwithSmartHouse」に採用、サービス提供が開始された。

○家庭用エコキュート8機種を発売/日立グローバルライフソリューションズ
日立グローバルライフソリューションズは、業界トップクラスの年間給湯保温効率(JIS)4.2を実現した家庭用エコキュート[水道直圧給湯]標準タンク(高効率)BHP-FV37TDなど全8機種を発売した。

■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート.第58回-
電気コンロ/生活家電研究家/大西 正幸
わが国の電気コンロは、大正時代に輸入され、1922年(大正11)年ころ、芝浦製作所が量産化したものである。電源は「ニクロム線」と、ニクロム線を金属パイプ内にマグネシアなど絶縁粉末でくるまれた「シーズ線」とがあり、ニクロム線が相当安価であった。当初、「電気七輪」と呼ばれたが、戦後「電気コンロ」に変わった。

○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
宇都宮市は自然災害が少なく、非常に安全なまち!それ本当??/わらっく/室 龍二
前回、岡山市の災害リスクについて紹介しました。今回は宇都宮餃子で有名な宇都宮市。2022年にはLRTの開通も控える活気のある都市です。宇都宮市のハザードマップや災害の歴史をいろいろ調べて、確かに災害リスクが他の地域に比べて少ないように感じました。ただ、災害リスクが少ない(=災害が起こりにくい)ことと起こらないことはまったく違います。

○社会包摂とデザイン第12回
安全な高齢者の運転/九州大学/尾方 義人
安全な高齢者の運転について考えます。単に高齢者の免許返納を促すのではなく、運転人口=経済人口を地域に合ったものにしていくためにできるだけ長い期間安全に運転できる方法を考えることも重要です。安全な高齢者の運転を促す仕組みを作ることで、地元経済への影響はもとより、地元コミュニティの新たな形成に繋がり、認知症予防活動から加害者になりうる可能性のある高齢者を減らすことが期待できます。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考180
形なきもの/藤原 千秋
例年になく家計簿の記載が滞りなくできている今年の筆者。振り返ってみると自身個人の出費のほとんどが「形なきもの」に支払われていたことに改めて気づき驚いた。お金、モノ、価値、そして人生、生老病死に思い及ばせ、神妙に綴った小文。

○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第97回
Short Good bye, SAMURAI/室蘭工業大学/内海 佐和子
30年近く調査対象にしているベトナムのホイアンで大変お世話になった侍キッチンの店主・侍が帰国。帰国の原因はコロナ。志半ばで帰国となった侍も無念だけど、突如、侍と縁が切れかかっている私も無念。早くコロナが収束しホイアンに観光客が戻りますように。侍も店を再開できますように。私もホイアンへ調査に行けますように。

■表紙イラスト:「長く一緒にいられるように」/水野 里香(グラフィックデザイナー)
大切な人とより長く過ごせるような、そんな家を想像して描きました。今月の特集テーマが、この絵から伝われば幸いです。
1,550円
■特集:オール電化
○ZEHの普及拡大に向けて/芝浦工業大学/秋元 孝之
建築・住宅のゼロエネルギー化は脱炭素社会を実現するための必須条件の一つである。その推進のためには、現在進んでいる建築物省エネ法における省エネ基準への適合義務化の議論も歓迎すべきことと言える。ZEHの更なる普及は重大なアクションである。ZEHの普及拡大に向けて現状と今後の展望を紹介する。

○電気温水機器(ヒートポンプ給湯機)の省エネトップランナー基準について/日本冷凍空調工業会/山崎 吉照
家庭用のエネルギー消費量の中でも給湯は大きな割合を占めていることを踏まえ、電気温水機器(家庭用ヒートポンプ給湯機)は省エネ法に基づき、省エネルギーの取組を推進してきた。今回省エネルギー基準の見直しや新たな目標年度等の一部が改正されたので、改正内容について紹介する。

○脱炭素社会において注目のヒートポンプ式温水床暖房
~ダイキン製床暖房のご紹介~/ダイキン工業/康田 成絵
ダイキン製のヒートポンプ床暖房ラインナップを紹介する。ヒートポンプは大気の熱を取り込み活用するため、少ない電気で効率的に温水をつくる。とても効率が良いのが特長だ。効率が良いことで、他の熱源と比べ、ランニングコストを抑え、CO2の排出量も抑制する。

○ふく射冷暖房「クール暖」の最新動向
クール暖の採用事例/テスク/城田 俊男・櫻庭 高光・山下 晃平
建物の性能向上に伴い、風に頼らないふく射冷暖房は、住宅はもちろん、老健施設・幼稚園・保育園・病院等の施設系にも採用され始めている。その普及状況について建物の用途別にその事例を紹介する。

○V2Hシステム「EVパワー・ステーション」
-電気自動車(EV)を暮らしの電源に:変わる暮らしと環境への貢献-/ニチコン
V2H(VehicletoHome)とは電気自動車(EV)と家庭を結び、“EV充電と、EV蓄積電気エネルギーを家庭に給電する設備”の一般呼称である。V2Hと環境問題は切り離せない。変わる暮らしと環境への貢献するニチコンのV2Hシステム「EVパワー・ステーション」を紹介する。

○レンジグリルIHとびっくリングIH
三菱電機IHクッキングヒーター紹介/三菱電機ホーム機器/山本 勝広
IHコイルを5分割することで全面、スポット、縦横の分割エリアごとの制御を可能にした大口径のびっくリングPを開発。分割エリア毎のIH加熱制御にて交互対流を起こすことにより煮込み時にかき混ぜる手間も要らず、煮くずれや焦げつき、ゆでものをする際に吹こぼれも自動で制御できる「対流煮込み加熱プラス」など各種新機能を搭載した三菱電機IHクッキングヒーターを紹介する。

○「凍ったままIHグリル」機能など独自の調理サポート機能を拡充したIHクッキングヒータービルトインタイプ「Aシリーズ」
メニューの拡充で、さらに手軽に時短調理/パナソニック
パナソニックは、冷凍保存した食材を解凍をすることなく、そのまま調理できる「凍ったままIHグリル」機能と「焼き物アシスト」機能のメニューを拡充し、さらに手軽に時短調理が実現できるIHクッキングヒータービルトインタイプ「Aシリーズ」9機種を発売した。その概要を紹介する。

○初期費用ゼロ円「エネカリ」で太陽光発電システムおよびZEHの普及推進
~定額利用のTPOモデルを活用した住宅ビジネス~/TEPCOホームテック/杉原 広央
初期費用0円で太陽光発電設備をはじめとする最新の省エネ機器が導入でき、新しいエネルギー利用サービスとしてTEPCOホームテックの「エネカリ」を活用する個人の方や住宅事業者が増えてきている。これまでの太陽光事業とは異なるTPOモデルという新しい概念の認知度が拡大しているようだ。そんな「エネカリ」の最新状況について紹介する。

○「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた取り組みとこれからの住まいづくりについて/関西電力/白崎 友梨
政府のカーボンニュートラルに関する取り組み表明等を踏まえ、関西電力グループでは、「ゼロカーボンビジョン2050」を策定しました。持続可能な社会の実現に向け、ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニーとして、安全確保を前提に安定供給を果たすべく、エネルギーの自給率向上に努めるとともに、地球温暖化を防止するため、発電事業をはじめとする事業活動に伴うCO2排出を2050年までに全体としてゼロとすることを目標に掲げている。

○誠実で丁寧な家づくりで住まい手の想いを実現するお客さまとの出逢いとつながりを大切に/むぎくら
栃木県宇都宮市で45年以上前から住まい手に寄り添った住宅を手掛けてきた株式会社むぎくら。お客さまの満足度を第一に考え、いつの時代も誠実で丁寧な家づくりを行ってきた。オール電化も20年以上前から採用し、様々なニーズに応えている同社の取り組みについて紹介する。

○家族がいつまでも笑顔で安心して暮らせる家
ハイグレードな住まいを支えるオール電化/西甲府住宅
「家族がいつまでも笑顔で安心して暮らせる家」を住まいづくりの理念とし、快適で豊かな住空間を提案してきた西甲府住宅株式会社。「分譲開発事業」「戸建注文住宅事業」「リフォーム・メンテナンス事業」の三つの事業を柱に長年山梨県で家づくり・街づくりを行ってきた。そんな同社の現在の住まいを紹介する。

○快適で健康的に、永く安心して暮らせる家
オール電化標準採用の高性能な住まい/髙栄ハウジング
創業から35年、木造住宅の可能性を追求し、高い住宅性能を持つ住まいを手掛けている髙栄ハウジング株式会社。住まい手の安全・健康・資産・地域を守る家づくりで高い評価を得ている。オール電化も標準採用している同社の取り組みについて紹介する。

○一人ひとりに最適な賃貸住宅を目指して
「お客様目線」で選ぶオール電化/ビルドプラス
兵庫県姫路市で「お客様目線」をモットーに、オーナー・入居者一人ひとりに最適な賃貸住宅を提案している株式会社ビルドプラス。創業当初よりオール電化を採用し、差別化した賃貸住宅を数多く手掛けている。そんなビルドプラスの取り組みついて紹介する。

■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第57回
オーブントースター/生活家電研究家/大西 正幸
1963年、わが国初のオーブントースターが発売された。先に発売されていたポップアップトースターに比べ、いろいろの調理ができることになじみがなく、価格が高いので売れ行きが良くなかった。1991年に、電子技術を採用した新製品(HTR-80KJ)を発売するころには、逆にポップアップ型は激減し、オーブン型が大幅に増加した。

○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
岡山市は雨も少なく、地震も少ない非常に安全なまち!それ本当??/わらっく/室 龍二
先日、岡山市に行ってきました。コンパクトシティで有名な岡山市。今回は岡山市で私がした会話をきっかけに防災の常識を検証してみました。災害リスクが少ない(=災害が起こりにくい)ことと起こらないことはまったく違います。事前の防災対策はどんな地域にいても必要です。

○社会包摂とデザイン第11回
多様な包摂型社会のための「翻訳」/九州大学/尾方 義人
明治期にできた日本語を踏まえ、多様な包摂型社会のための「翻訳」について考えます。排他的・分断的なことを目にすることも多い時代ですが、翻訳は結果を示すためのものだけではなく、やり取りするプロセスが重要で、そのこと自体がわかり合うためのプロセスなのかもしれません。それが多様性のある包摂型社会につながります。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考179
memento mori/藤原 千秋
秋は不思議な季節である。秋分の日までは昼が長く、そこを越すと夜が長くなる。その長い夜には死について物思う時間が長くなる。頓に父を亡くし丁度一年になる筆者の子どもと暮らす日々の中、考える生と死の間隙を記した小文。

■表紙イラスト「電気に支えられて」/水野 里香(グラフィックデザイナー)
全てを電気で賄っている住宅、それはどんな状況でも安全であり、スマートな生活の形だと思い、表現しました。
1,550円
■特集:ZEHとLCCM住宅
○ZEHの現状と今後の展望
~2020年のZEHの普及目標の達成状況と今後の方向性~/経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課
政府においては、2020年までのZEHの普及目表を掲げて取り組んできたところであるが、現状は道半ばである。一方、昨年10月には2050年のカーボンニュートラルの実現が目標として新たに掲げられるなど、今後もZEHの普及推進を図っていくことは重要であり、更なる普及に向けた課題とその解決に向けた方策、今後の展望について記述する。

○ゼロ・エネルギー住宅”から、“LCCO2住宅”へ
運用時のエネルギーを自給する“ゼロ・エネルギー住宅”から、住宅全段階でのCO2排出をゼロとする“LCCO2住宅”へ/ミサワホーム/栗原 潤一
気候変動等、CO2対策が喫緊の課題となっており、住宅においては、生産、建設、運用、解体の4段階で取組むことが求められている。ここでは、運用(居住)段階に対する“ゼロ・エネルギー住宅から、全段階での“LCCO2住宅”まで、ミサワホームの取り組みについて概要を述べる。

○日本初の脱炭素住宅カーボンニュートラル社会の実現を目指し、LCCM賃貸集合住宅を開発/大東建託/加藤 富美夫
大東建託は、国が目指す脱炭素住宅の最高峰となるLCCM賃貸集合住宅を開発するため、2014年より県立広島大学生物資源化学部生命環境学科の小林謙介准教授と、建物の一生を通して発生する環境負荷量を評価するLCAの共同研究を行ってきた。研究の蓄積と、さまざまな省エネルギー・創エネルギーの工夫の積み重ねにより実現させた。

○「賃貸ZEH」をシャーメゾンブランドで本格展開
脱炭素社会の実現に向けた「住」における新しいエシカルな選択肢/積水ハウス
積水ハウスは、脱炭素社会の実現に向けた、「住」における新たな選択肢となる賃貸住宅のZEHをシャーメゾンブランドで展開。シャーメゾンZEHの2021年1月時点の累計受注戸数3,806戸は実績No.1。 賃貸ZEHという「住」における新たなグリーン市場の創出に大きく寄与している。

■トピックス
○業界初、赤外線センサーで広範囲を検知し、複数のエアコンや換気機器を連携制御
空調・換気機器用「別置ムーブアイコントロールユニット」/三菱電機/久田 優美
三菱電機では、業界で初めて、赤外線センサーで広範囲を検知し、複数のエアコンや換気機器を連携制御する「別置ムーブアイコントロールユニット」を発売した。床温度や在室率に合わせて効率よく空調・換気を行い、室内の快適性向上に貢献する。

○レジリエンス100 STAY&WORKモデルTS(ティーエス)
―ニューノーマルに欠かせない良質な室内環境をさらに進化―/積水化学工業
積水化学工業 住宅カンパニーは、セキスイハイム誕生50周年記念商品として、ニューノーマル対応を強化した『レジリエンス100STAY&WORKモデルTS(ティーエス)』を発売した。『レジリエンス100STAY&WORKモデルTS』は、空気環境、建材、暮らし方提案をさらに進化させ、ニューノーマルに欠かせない良質な室内環境のより一層の実現を目指すモデルである。

○感染予防と事業継続の両立に向けた経団連の対応
<オフィス・製造事業場における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン>/日本経済団体連合会/渡辺 思明・菅原 翔
経団連では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、企業による感染拡大の防止と事業活動の継続の両立に向けた指針として、オフィスと製造事業場用の「新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を策定している。本稿では、講じるべき具体的な対策について詳説する。

○新型コロナウイルス感染症の病態と治療について/広島大学大学院/猪川 和朗
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、他人事ではない問題である。あらためて病態と治療を知っておくことは大切である。本稿ではこれまでに得られている知見をふまえてその病態と治療について述べるが、厳密にはコロナウイルス“SARS-CoV-2”そのものに対する治療でも明瞭化のため“COVID-19”に用語を統一している。

○高齢者のフレイル予防トレーニング
ライザップのフレイル予防/RIZAP/田髙 将也
フレイルとは、加齢に伴い心と身体の動きが弱くなってしまう状態を指した言葉である。進展すると介護や病気に発展する恐れもある。ライザップでは、2020年7月より60代以上を対象とした「シニアプログラム」の提供を開始。ライザップは“ダイエット”のイメージが強いが、「シニアプログラム」は体力向上に特化しているプログラムである。

■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第56回
電気缶切り/生活家電研究家/大西 正幸
わが国の電気缶切りは、1871(明治4)年に、フランス人から長崎に持ち込まれ、製法を学んだとされている。缶詰は、戦後(昭和21年~)国民の食糧確保と、輸出産業として生産量が増え、1961(昭和36)年には60万トンに近付いた。このころに、家庭用電気缶切りが発売された。

○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
防災対策を常にアップロードするためには2/わらっく/室 龍二
前回に続き、防災知識のアップデートの第2回。今回は、台風や大雨に関する常識を検証していきたいと思います。最新情報織り交ぜながら、検証を進めていきましょう。台風や大雨の対応は、地震と違い、天気予報である程度予測がつくのが特徴です。まずは事前準備が一番重要というのを忘れないでください。

○社会包摂とデザイン 第10回
排除とバイアス/九州大学/尾方 義人
排除アートという言葉をご存知でしょうか。パブリックスペースが破壊をされたり、想定していない用途で使われないよう建造物に何かしらの要素を加えることを指します。ホームレス排除が目的であることが多く、都市での生活者の中でも社会的マイノリティの排除を目的としていることがほとんどと言われています。私たちは多くのことを誤ります。それがどのようにして起こっているのか。それを正しく理解して、自分や社会と向き合うことが重要と考えます。

○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考178
日常と非日常とのあわい/藤原 千秋
コロナ禍が続く夏のある日、筆者は10歳の末娘と二人で家の近くのビジネスホテルに宿を取り、つかの間の「非日常」を体感した。同じ歳の頃の夏の記憶に残る、蛍の飛ぶ寝室という風景の夢幻の記憶と、目前の子育ての情景を記した小文。

○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第96回
ビエンチャンの日本料理/室蘭工業大学/内海 佐和子
海外出張での息抜きや楽しみといえば、食事は外せません。これまでの海外出張では、数えきれない回数の食事をしてきましたが、その中には、いろいろな思い出と共に記憶に残る食事があります。今回はラオスのビエンチャンで、熱を出した時の独り飯の話です。

■表紙イラスト:「次世代の笑顔のために」/水野 里香(グラフィックデザイナー)
地球環境に良い次世代を考えた住宅は、この先に生まれてくる子供達の明るい未来を生むという事が伝わるよう心がけました。
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