看護展望 発売日・バックナンバー

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1,540円
特 集
◆人材育成システム再構築 クリニカルラダーの適正化と運用に必要な視点

 クリニカルラダーや目標管理、ポートフォリオは、適切に運用することでスタッフの育成・キャリア開発に役立ち、離職防止にもつながります。しかし、導入はしていても運用方法が不適切であれば、現場の管理者やスタッフにとっては手間や負担ばかりが目立ち、活用されることは難しくなります。本特集では、キャリア開発の設計図であるクリニカルラダーを中心に、各手法を適切に運用する人材育成システムを構築した病院の事例を紹介します。



看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
◆福井大学医学部附属病院の新看護方式PNS PartⅡ

 PartⅠでは、看護師の職場・労働環境、医療安全など様々な問題を抱えている現場のニーズに応え、イノベーションした新しい看護方式であるPNS(Partnership Nursing System)の成り立ちと基本的なしくみについて紹介しました。消化器外科病棟で開発した本システムを全部署に導入することを目指し、2011年度からは各部署から任命された看護師によるPNS推進委員会を組織して取り組んでいます。今回は、PNSを導入した部署において、どのようにPNSに移行し成果をあげてきたか、その取り組みの過程を紹介します。
●目次
特  集 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆人材育成システム再構築 クリニカルラダーの適正化と運用に必要な視点

●看護職員育成の現状と課題

  河野秀一(株式会社サフィール)

  

●クリニカルラダーの再構築と活用
  自らチャレンジできるラダーシステムを目指して

  園田満子・他(東京歯科大学市川総合病院)
  
  

●クリニカルラダーとキャリア手帳を活用した人材養成システム 
  
  木田菊恵(徳島大学病院)
  
  

●キャリア開発ラダーに基づく目標管理の実際
  ステップアップシートによる課題の明確化と達成への支援

  箕浦洋子・他(兵庫県立塚口病院)

  


看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
◆福井大学医学部附属病院の新看護方式PNS PartⅡ
  青池智小都・藤井眞砂子・他(福井大学医学部附属病院)
  


SERIES ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
   わかりやすい口演原稿の作り方(その2 )/白勢 彩・渡邊 成

◆ 看護管理者・教育者のためのICT活用法
   EBN推進のためのICT(その2)/前田樹海

◆ 歴史から紐解く看護技術
   治療介輔法の一つ、水蛭療法 ヒルが主役の先進医療/鈴木紀子

◆ 看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   コンゴ民主共和国における看護・助産人材養成の取り組み/橋本麻由美

◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
    電子カルテの稼働とマネジメント /佐藤美子

◆ 山内豊明先生が教える 指導者のためのフィジカルアセスメント教室 必須知識・技術と指導のポイント
   感覚・中枢・運動系のフィジカルアセスメント④ 運動系のフィジカルアセスメント/山内豊明



BOOK――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ こころをみつめる
フジ子・ヘミング 著 『フジ子・ヘミング 魂のピアニスト』/皆藤 章


NEWS ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ Scope 今月の動き
精神科医療の人員充実へ 国の検討会で5 つの論点
世界的に増加する自然災害 看護職一人ひとりが防災・減災の備えを考えるとき
1,540円
特 集
◆統合実習の効果的な運用と成功の決め手

 2012年度の統合実習のあり方と実施方法を考えるために、2011年度に実施した統合実習を振り返ります。何をどのように学ばせるか試行錯誤しながら計画、実施した過程を振り返り、そこから見いだした成果と課題を2012年度の統合実習にどのように生かしていくか。学生や臨床側からの意見・評価を踏まえながら、より効果的な統合実習を行うための方策を提示します。


看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
◆福井大学医学部附属病院の新看護方式PNS Part Ⅰ

 経験年数にかかわらず1 人で複数の患者を受け持つ自己完結型の看護を長年にわたって行ってきた現状をイノベーションし、看護実践のなかにパートナーシップを取り入れるという新たな発想のもとに看護現場から生まれた看護方式がPNSです。第1 回はPNSの発想から導入に至るまでの展開と、導入後に生まれた成果および自施設に取り入れる際のポイントについて解説します。

●目次
特  集 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆統合実習の効果的な運用と成功の決め手 

●2011年度の統合看護実習を終えて
 学生チームナーシングの展開と課題
 北原佳子(中部看護専門学校 教務主任)
 山本典子(中部看護専門学校 実習調整者)

 はじめに
 
統合看護実習の実際
  1.実習配置 2.実習期間 3.対象 4.受け持ち患者 5.実習目的
  6.実習目標 7.実習施設

統合看護実習の準備と各施設との調整
  1.学生の準備 2.各施設との調整

統合看護実習の実際
  1.実習の流れ 2.学生チームナーシング 3.実習内容

実習の課題
  1.学生からスタッフナースへの報告 2.リーダー役割・メンバー役割についての理解
  3.受け持ち患者の計画立案までの期間における患者援助 4.チーム記録・ファイルの活用
  5.学生受け持ち開始後の経過記録 6.実習の途中で受け持ち患者が退院した場合


●統合演習と統合看護実習の成果と課題
 知識・技術・態度の統合とチーム看護の視点

  江村恭子(広島市立看護専門学校 主任看護教員)
  田邉直美(広島市立看護専門学校 専門員)
  江口由美子(広島市立看護専門学校 教員)
  山村美雪(広島市立看護専門学校 教員)

  はじめに

 統合演習の概要
  1.統合演習の目的と方法
  2.統合演習1「情報収集およびミニカンファレンス参加演習」
  3.統合演習2‐①「同時多重課題への対処 Part1」
  4.統合演習2‐②「同時多重課題への対処 Part2」

 統合演習の成果と課題(演習後の学生アンケートと学生の反応より)
  1.アンケート結果 2.考察

 統合看護実習の概要
  1.実習目的 2.実習目標 3.実習方法

 統合看護実習の評価
  1.学生による実習評価 2.成果と今後の課題

 おわりに

●看護実践能力を高めるための統合実習の展開
  医療・看護の実際と協働を学ぶ救急車同乗実習

  冨坂美智子(藤沢市立看護専門学校 課長補佐)
  細洞安基子(藤沢市立看護専門学校 課長補佐)
  佐藤乃里子(藤沢市立看護専門学校 副校長)
  増田恒子(前・藤沢市立看護専門学校 副校長)

 当校の統合実習の概要
  1.統合実習の構築 2.統合実習の目的 3.統合実習の目標

 救急車同乗実習と救命救急センターでの実習
  1.行動目標 2.実習の展開

 病棟での統合実習
  1.行動目標 2.実習内容と開始までの準備 3.実習の実際

 はじめての統合実習を終えて

●統合実習における夜間実習の実際と評価
 深夜帯をとおした実習成功のキーポイント

 蝦名總子(慈恵看護専門学校 副校長)

 はじめに

統合実習全体の概要
 1.実習目標 2.実習期間

夜間実習の実際について
  1.夜間実習の目標・内容および指導上の留意点 2.実習時間の考え方
  3.実習病院の協力を得る 4.各部署への実習の周知
  5.実習配置について 6.教員の指導体制

夜間実習の評価

看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
◆福井大学医学部附属病院の新看護方式PNS Part Ⅰ
 橘 幸子(福井大学医学部附属病院副病院長・看護部長)
 上山香代子(福井大学医学部附属病院看護部消化器外科病棟看護師長)

 PNS導入までの経緯
 1.PNSとは何か 2.PNS導入前の状況と問題点
 3.問題点の解決策の模索からPNSの構想に至るまで
 4.PNSを構築する過程 5.導入に対するスタッフの反応

 PNSの実際
 1.PNSをどのように導入し、運用したか 2.導入・運用するための負担・苦労
 3.スタッフの声とそこからわかること 4.導入・運用によって表れた成果・メリット

 PNSの特徴のまとめ
 1.ほかのシステムとの違い 2.PNSの核となる考え方、重要なポイント

 今後の展望

SERIES ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
   わかりやすい口演原稿の作り方(その1)/平山千登勢・渡邊 成

◆ 看護管理者・教育者のためのICT活用法
   EBN推進のためのICT(その1)/前田樹海

◆ 歴史から紐解く看護技術
   漢字も読み方も難しい明治末期の看護婦用語/鈴木紀子

◆ 看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   セネガル共和国における母子保健の現状と課題/後藤美穂

◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
   中小規模病院の新人看護師育成方法 現代若者気質の理解と対応策/佐藤美子

◆ 山内豊明先生が教える 指導者のためのフィジカルアセスメント教室 必須知識・技術と指導のポイント
   感覚・中枢・運動系のフィジカルアセスメント③ 感覚系のフィジカルアセスメント/山内豊明

BOOK――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ こころをみつめる
  堀川惠子 『裁かれた命 死刑囚から届いた手紙』/皆藤 章


NEWS ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ Scope 今月の動き
  不活化ポリオワクチン、9月一斉切り替え 厚生労働省方針
  EPA看護師候補者 受け入れに新たな視点を
1,540円
特 集
◆ 診療報酬改定の分析と看護部の戦略

  2012年度の診療報酬改定は、「社会保障・税一体改革成案」を踏まえ、2025年の医療のあるべき姿に向けた長期的な改革の第一歩となります。ここで示された流れが今後も強化されていくことが予想されるため、今回の改定を読み解くことは自院の長期的な戦略を考えるうえで不可欠です。本特集では、特に看護職のかかわりが重要となる項目に焦点を当て、そのねらいと看護部がとるべき対策について解説していきます。



看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
◆ 看護教育者のためのシミュレータ活用法

 近年の科学技術の進展に伴い、シミュレーション教育で活用するシミュレータの機能は急速に進化しており、人体の一部を模して技術を練習できるものから、コンピューター制御によって生体をリアルに再現できる高度なものまで、多様なシミュレータがあります。指導者や教員がこれらのシミュレータの特徴を理解し、効果的に活用してシミュレーション教育を展開することで、学生や看護師の実践力を安全に育成することができます。今回は、シミュレータについての基本的な知識と個々の特徴、使用方法について解説します。

●目次
特  集 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆診療報酬改定の分析と看護部の戦略 
    長面川さより(株式会社医療情報科学研究所 代表取締役)

Ⅰ 2012年度診療報酬改定の概要
      1 改定率と重点配分
      2 重点課題と4つの視点
       (1) 重点課題
       (2) 4つの視点

Ⅱ 改定の主要ポイントと対応策
      1 医療体制と運用
      2 一般病床の機能分化と重症度・看護必要度測定の重要性
      3 看護職の専門性の評価
       (1) 外来緩和ケア管理料
       (2) 感染防止対策加算
       (3) 糖尿病透析予防指導管理料
       (4) 緩和ケア・褥瘡ケア看護師による訪問看護の評価
       (5) 多職種が連携した、より質の高い医療(チーム医療)への参画
      4 看護職員の負担軽減
      5 入院経路と患者情報
       (1) 診療所からの紹介
       (2) 救急外来
      6 退院に向けて
       (1) 退院調整加算
       (2) 総合評価加算
       (3) 退院時共同指導料
      7 患者サポート体制の充実した医療機関への評価
      8 ベッドマネジメントと入院基本料の減額
       (1) 金曜日入院、月曜日退院の割合が明らかに高い医療機関の土曜日、日曜日の入院基本料の適正化
       (2) 午前中の退院がそのほとんどを占める医療機関について、退院日の入院基本料の適正化

看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
◆ 看護教育者のためのシミュレータ活用法
    阿部幸恵(琉球大学医学部附属病院 地域医療教育開発講座)

      1 従来の技術教育とシミュレーション教育
      2 シミュレーション教育の利点とシミュレータの限界
      3 シミュレータの種類
      4 シミュレータを使用したシミュレーション教育の例
      5 まとめ

SERIES ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
   わかりやすい画像の作り方(その2 )/清野美砂・渡邊 成

◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
    中小規模病院における診療報酬改定への対応策 /佐藤美子

◆ 看護管理者・教育者のためのICT活用法
   情報の定量化/前田樹海

◆ 歴史から紐解く看護技術
   看護婦の職務 制服によるペルソナの獲得/鈴木紀子

◆ 山内豊明先生が教える 指導者のためのフィジカルアセスメント教室 必須知識・技術と指導のポイント
   感覚・中枢・運動系のフィジカルアセスメント② 中枢神経系のフィジカルアセスメント/山内豊明

◆ 看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   ミャンマーにおける基礎保健スタッフの現状と課題/橋本千代子


CONTRIBUTION ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 実践報告
   地域の病院と健康フェスティバル/内田敏江・北村充成・村上克子


BOOK――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ こころをみつめる
青木新門 『納棺夫日記』/皆藤 章


NEWS ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ Scope 今月の動き
特定健診受診率43.3% 前年度比わずかに増加
自殺予防に期待される「ゲートキーパー」 看護の専門性を持った一市民としてのかかわり
1,540円
特  集
◆臨床現場発!統合実習指導から見えた基礎教育の課題 
● 組織的な看護実践がイメージできる統合実習
    佐山静江(獨協医科大学病院 看護部長)・他

      
      統合実習の概要
       1.実習目的 2.実習目標 3.実習方法 
      実習受け入れ病棟のアンケート
       1.医療チームの一員としての役割を理解し、専門職能人としての責任と役割を学ぶ
       2.継続して行われる看護について理解し、看護実践できる
       3.看護単位における病棟管理・患者管理・看護管理の実際を理解する
       4.数名の患者を受け持ち、優先度を考えて行動することを理解し看護実践できる
       5.組織的に継続して看護が実施されていることを理解しイメージできる
       6.その他の気づき
      学生による統合実習評価
       1.実習目標の達成度・実習態度の自己評価
       2.臨床現場に対応するための課題
       3.臨床側からのコメントについて
      統合実習の今後に向けた課題

● 統合実習の受け入れに向けた臨床現場の取り組みと課題
    菊地美和子(杏林大学医学部付属病院 消化器内科病棟 看護師長)

      はじめに
      統合実習の受け入れに向けた取り組み
       1.第1段階:臨地実習指導者会議での説明
       2.第2段階:基礎教育と臨床現場間の打ち合わせ
       3.第3段階:当診療科看護スタッフへの周知徹底
      統合実習の受け入れの実際
       1.統合実習期間
       2.実習の目的・目標
       3.実習の進め方
       4.具体的な実習内容と指導方法
      統合実習指導をとおして見えた課題、学生に欠けているもの
       1.看護チームのリーダー・メンバーの役割の理解と一部実践
       2.複数患者受持ち実習
       3.統合実習全体の課題
      課題解決に向けた統合実習の改良方法、基礎教育への提言・方策
       1.統合実習の進め方の改善案
       2.基礎実習・専門分野実習への提案
       3.対人関係能力・コミュニケーション能力の向上に向けての提言

● 統合実習指導をとおして見えた学生の学びと基礎教育への提言
    上林田津子(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研修教育担当看護師長)
    
   
      統合実習受け入れの経過
      統合実習のねらいと内容
       1.管理実習
       2.複数患者受持ち
       3.夜間見学実習
       4.その他の取り組み
      統合実習指導をとおして見えてきた課題
       1.学生の個別性に配慮した指導で“リアリティショック”を軽減する
       2.学校側と臨床側の情報交換を密に行い、互いに協力する
       3.統合実習の“評価”と“学びの共有化”
       4.安全対策
      基礎教育への提言

● 統合実習指導から見えた臨床現場の課題と基礎教育への期待
    堀内晃代(神奈川県立循環器病センター 看護教育科 主任看護師)・他

      はじめに
      統合実習のねらいの共有
      実習の実際
       1.チームメンバー体験
       2.チームリーダー体験
       3.夜間実習
      臨床側から見た統合実習
       1.学生の状況を受け止め、かかわること
       2.統合実習の改良に向けた提案
       3.学生の学びから得たもの
      基礎教育へ期待すること
       1.主体性
       2.コミュニケーション
       3.感性を育む
      おわりに

● 統合実習指導をとおして示唆された看護学生の課題 チームの一員としての自覚と状況判断能力
    深石タカ子(さいたま市立病院 副看護部長)

      実習受け入れ病院としての当院の概要
       1.実習の受け入れ上状況および受け入れ体制
       2.専任指導体制
       3.臨床指導員の役割
      統合実習の実際
       1.統合実習のねらいと内容
       2.実習受け入れのための学校側との調整
       3.具体的な実習内容と方法
      統合実習をとおした学生の学びと臨床側の気づき
       1.学生の学び
       2.臨床側から見た統合実習への気づき
      統合実習をとおして見えた課題
      おわりに



SERIES
◆ 看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   カンボジアの母子保健分野への援助と現状/小山内泰代

◆ 看護管理者・教育者のためのICT活用法
   情報セキュリティ/前田樹海

◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
    中小規模病院の看護管理者とネットワーク /佐藤美子

◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
   わかりやすい画像の作り方(その1 )/上原眞理子・渡邊 成

◆ 山内豊明先生が教える 指導者のためのフィジカルアセスメント教室 必須知識・技術と指導のポイント
   感覚・中枢・運動系のフィジカルアセスメント① 感覚・中枢・運動系の教育の考え方/山内豊明

◆ 目黒悟先生と一緒に!学ぶこと・教えることの本質を問い直す
   看護の学びを支援するとはどのようなことなのか/目黒悟・永井睦子


CONTRIBUTION
◆ 投 稿
   教員相互の授業評価の意義と今後の課題/小林由香


BOOK
◆ こころをみつめる
鈴木中人 『人生のそのときに心に刻む10のこと-働く父から息子へのメッセージ』/皆藤 章


NEWS
◆ Scope 今月の動き
成人喫煙率12.2%目指す がん対策推進基本計画素案
子どもを感染症の危険から守るために 予防接種の推進と看護としての取り組み
1,540円
特 集:変革が求められるシフトづくり 


● 看護師等の「雇用の質」の向上に向けた取り組み
    宮原真太郎(厚生労働省労働基準局労働条件政策課労働条件確保改善対策室 室長)

      はじめに
      基本的な考え方
      職場づくり(勤務環境の改善)
      人づくり(人材の育成・確保)
      ネットワークづくり(地域での推進体制の整備)
      今後の課題と継続的な取り組み
      現場での取り組みにあたって
      おわりに

● 看護職と医療を守るワーク・ライフ・マネジメント
    大久保清子(福井県済生会病院 副院長)

      はじめに
      実態調査からわかったこと
      勤務環境を改善するために
        1.多様な勤務形態の導入
        2.適切な労働時間管理 
          1)勤務間隔の確保 2)拘束時間の上限 3)夜勤の回数 4)休息時間・仮眠時間の確保
          5)夜勤後の休息の確保 6)週末の連休の確保 7)「正循環」の勤務編成 8)業務時間の設定と必要人員の配置
      おわりに

● 働く人を大切にする「ときめきの勤務表」づくり
    橘 幸子(福井大学医学部附属病院 副病院長兼看護部長)
    河波清美(福井大学医学部附属病院 副看護部長)
    早川美津江(福井大学医学部附属病院 副看護部長)
    松村愛都(福井大学医学部附属病院 副看護部長)
   
      “人にやさしい看護”をめざして
      3交代制勤務から12時間2交代制勤務への移行/勤務体制の概要
      人にやさしい看護の提供は、働く人を大切にすることから

● 多様な勤務形態のなかでの12時間夜勤体制への取り組み
    畑中美智子(福井県済生会病院 看護副部長・認定看護管理者)

      はじめに
      現状の16時間夜勤からの変更に向けて
        1.16時間夜勤が定着した経緯
        2.看護職の健康確保とリスクマネジメントの方針
        3.12時間夜勤への師長の意識改革
        4.当院における多様な勤務形態
        5.従来のシフトの基本2パターン
          1)日勤と準夜・深夜の勤務パターン 2)長日勤と半準夜・深夜の勤務パターン
      多様な勤務形態のなかでの勤務シフトの工夫
        1.シフトづくりの視点
        2.多様な勤務形態のなかでの勤務表の作成例
      12時間夜勤体制の課題
        1.「夜勤時間72時間以内」への対策
        2.委員会・検討会、希望の調整
      おわりに

● 12時間夜勤導入の効果と長時間日勤への対応策
    堀田春美(社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 外科センター看護師長)
    谷川和代(社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 副看護部長)
    道端由美子(社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 副院長兼看護部長)

      勤務環境整備の必要性
      外科センターにおける12時間夜勤体制の導入
        1.導入の背景
        2.導入までの経過
        3.勤務シフトでの工夫
          1)勤務パターンの統一 2)ロング日勤の工夫 3)看護の質を維持するための人員配置の工夫
          4)夜勤帯の休憩と仮眠時間の確保
        4.導入後の成果
      まとめ

● 働き続けられる職場を目指す12時間2交代制勤務の導入
    丸亀朱実(市立三次中央病院 看護部長)

      はじめに
      当院の概要
      2交代制勤務導入への取り組み
        1.2交代制勤務導入の目的
        2.導入までの流
      試行後のスタッフの反応
        1.2交代制勤務のメリット
        2.2交代制勤務のデメリット
      今後の課題
      おわりに


看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン〈1~3月号連続企画〉
◆ ナースマネジャーのためのジェネリック医薬品講座Part Ⅲ
  執筆/増原慶壮 (聖マリアンナ医科大学病院薬剤部長・治験管理室副室長)

 ジェネリック医薬品を推進するための体制

 当院の薬剤部の体制

 臨床薬剤師の業務と教育

 ジェネリック医薬品の使用を振り返って

 今後の方向性と課題

 おわりに



連 載

◆ 看護管理者・看護教育者のためのICT活用法
   クラウドサービスと知識の共有
   /前田樹海

◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
   全員がリーダーシップを発揮できる組織づくり
   ディズニーの人材育成に学ぶ
   /佐藤美子

◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
  演題名のつけ方と抄録の書き方、ふさわしい共同演者とは
   /松村佳世子・渡邊 成

◆ 看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   ラオスにおける母子保健の現状と課題
   /穴見 翠

◆ 山内豊明先生が教える指導者のためのフィジカルアセスメント教室
  必須知識・技術と指導のポイント
   循環器系のフィジカルアセスメント⑨
   心音の聴取その②
   /山内豊明

◆ 目黒悟先生と一緒に!学ぶこと・教えることの本質を問い直す
   看護過程を学ぶとはどのようなことなのか
   /目黒悟・永井睦子


BOOK

◆ こころをみつめる
    グリム 『白雪姫と七人の小人たち』
    /皆藤 章


NEWS

◆ Scope 今月の動き
    緊急事態には外出・集会を制限 政府の法案たたき台
    少子化時代を生きる子どもと家族を支える看護への期待 NICUで救った命を地域で支えていくために
1,540円
特  集
再考! 看護必要度――課題の明確化と解決の糸口

 ● 看護必要度の現状と課題
    宇都由美子(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 准教授)
 ● 標準化の観点から看護必要度の妥当性を考える
    柏木公一(国立看護大学校看護学部 准教授)
 ● 患者アウトカムと患者特性から看護配置基準を考える――現在の看護必要度に欠けている視点
    柏木公一(国立看護大学校看護学部 准教授)
 ● 看護必要度に対する当院での課題と解決策
    香西ひろみ(東京ベイ・浦安市川医療センター 教育担当師長)
 ● 看護必要度評価者育成の取り組みと活用への課題
    山本靖子(神戸市立医療センター中央市民病院 看護部主幹)
 ● 現場から見た看護必要度の現実と進化への期待――ユビキタス時代の看護の可視化を考える
    三原由記子(公益財団法人田附興会医学研究所 北野病院 看護管理室師長・医療情報部副部長)

看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン〈1~3月号連続企画〉
ナースマネジャーのためのジェネリック医薬品講座Part Ⅱ
  執筆/増原慶壮 (聖マリアンナ医科大学病院薬剤部長・治験管理室副室長)

 ● 当院におけるジェネリック医薬品の使用状況と経済効果
 ●ジェネリック医薬品の採用・導入への苦労

連 載
◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
   中小規模病院の組織構造から見える『かたち』/佐藤美子
◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
  何を発表するか どこへ発表するか 発表への行程表/渡邊 成
◆ 看護管理者・看護教育者のためのICT活用法
   理論の理解/前田樹海
◆ 看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   ベトナムの保健医療事情と支援活動/園田美和
◆ 山内豊明先生が教える指導者のためのフィジカルアセスメント教室
  必須知識・技術と指導のポイント 循環器系のフィジカルアセスメント⑧心音の聴取その1/山内豊明
◆ 目黒悟先生と一緒に!学ぶこと・教えることの本質を問い直す
   学生の真の学びの姿に触れる/目黒悟・永井睦子
総 論:今、改めて看護基礎教育カリキュラムの統合実習を考える
    小山眞理子(神奈川県立保健福祉大学 教授)


第Ⅰ部 統合実習の指導案と展開

CASE01 市立函館病院高等看護学院
コミュニケーション能力育成を目指した統合実習における試み
(複数看護実習/リーダー実習/深準夜実習)
飛内優子


CASE02 岩手県立二戸高等看護学院
学生から看護師への架け橋となる実習を目指して
(複数患者受け持ち(メンバーシップ)実習/リーダー実習/看護管理実習/医療安全管理実習/指導実習/夜勤実習)
柏葉英美・清水里香子・玉川美和


CASE03 慈恵看護専門学校
基礎教育と臨床を繋ぐために
(複数患者受け持ち実習/チームの一員としての実習/看護管理実習/夜間実習)
蝦名總子


CASE04 東京警察病院看護専門学校
職業人への架け橋となる統合実習の展開
(複数患者受け持ち実習/管理実習/夜間実習)
片野裕美


CASE05 東京都立板橋看護専門学校
統合実習 2006年からの実践と課題
(複数患者受け持ち実習/看護管理実習/夜間実習)
渡邉京子・逸見晴美


CASE06 中部看護専門学校
チームで看護の質を高める
(複数患者受け持ち実習/リーダー実習/メンバー実習/看護管理実習)
今井範子・北原佳子


CASE07 大津赤十字看護専門学校
看護実践能力の向上を目指した統合実習への取り組み――チームの一員としての看護の実際を学ぶ
(複数患者受け持ち/看護管理実習/多重課題/コミュニケーション/夜間実習)
大角光子


CASE08 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校
“チームの一員”を体験する統合実習指導案
(複数受け持ち実習/メンバー実習/リーダー実習/管理実習/夜間実習)
山田 円・山下久美子


CASE09 広島厚生連尾道看護専門学校
臨床との連携でつくる統合実習の展開
(複数患者受け持ち/看護チーム/教育と臨床の連携)
濱川英子・畠ゆかり


CASE10 福岡保健学院福岡看護専門学校
状況判断に基づく看護実践能力を育成するために
(複数患者受け持ち実習/リーダー・管理実習/夜間実習)
淀川めぐみ・野田佳奈恵・山本智子


第Ⅱ部 臨床における統合実習指導

CASE01 公益社団法人地域医療振興協会横須賀市立うわまち病院
統合実習受け入れの基本姿勢と指導体制
江口智子


CASE02 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター
学校・臨地実習指導者の連携による実習指導案作成と指導の実際
宗時千枝美
1,540円
◆ 学生・新人の臨床実践能力を育てる 臨床と基礎教育の連携

 ● 臨床と基礎教育の連携が求められる背景
   新人看護職員研修制度誕生までの経緯
    大島敏子(日本看護連盟副会長、神戸大学医学部附属病院非常勤講師・医学研究員)

      実習時間の変化/臨床現場の変化/看護協会・看護連盟合同シンポジウムの開催

   新人看護職員研修の理解と合同シンポジウムの開催
    奥原ます子(長野県看護協会 教育部)

      社会に求められる看護職の役割と新人看護職員研修/新人看護職員の実践能力向上を目指して開催されたシンポジウム/シンポジウムをとおして見えてきた課題

 ● 長野県における新人看護職員研修事業の実施状況
    塚田ゆみ子(長野県健康福祉部医療推進課副参事兼課長補佐兼看護係長)

      はじめに/長野県内の看護職員の状況/長野県の看護関係事業/事業の実施状況/
      臨床と基礎教育の連携に行政が果たす役割/おわりに

 ● 臨床との連携における基礎教育の役割 当校の現状からみえるもの
    山岸節子(諏訪赤十字看護専門学校 副学校長)

      はじめに/基礎教育と臨床の橋渡し/臨床に巣立つための力/おわりに

 ● 基礎教育から臨床へ導く新人看護職員研修 新人と組織が共に育つ教育体制
    丸山妙子(長野赤十字病院 看護副部長 教育担当)
    畠山悦子(長野赤十字病院 看護部長)
    山岸千恵子(長野赤十字病院 新人看護職員研修担当看護師)

      はじめに/新人看護職員研修の体制づくり/新人看護職員研修の概要/新人看護職員のメンタルサポート/まとめ

 ● 看護協会が企画・運営する新人看護職員の育成に関する研修会
    等々力菜美(長野県看護協会 教育担当)

      はじめに/研修責任者研修/教育担当者研修/実地指導者研修/新人看護職員研修

 ● 新人看護師の視点から見た臨床と基礎教育の連携
    高雄陽子(特定医療法人新生病院 看護師)

      基礎教育と臨床現場での教育/臨床と基礎教育の間で最もギャップを感じたところ/基礎教育機関での学びが生きている


看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン〈1~3月号連続企画〉
◆ ナースマネジャーのためのジェネリック医薬品講座 Part Ⅰ
  執筆/増原慶壮 (聖マリアンナ医科大学病院薬剤部長・治験管理室副室長)

ジェネリック医薬品の社会的背景

ジェネリック医薬品を知る!
 1 ジェネリック医薬品とは
 2 ジェネリック医薬品の承認基準
 3 先発医薬品との同等性
 4 添加剤の信頼性
 5 ジェネリック医薬品の普及促進の政策

当院のジェネリック医薬品の導入・採用までの経緯
 1 導入した背景と時期
 2 一般名処方による推進
 3 病院薬剤師と薬局薬剤師の連携(薬薬連携)
 4 不安感の払拭
 5 採用基準と考え方

SERIES

◆ 研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
  プレゼンテーションと看護のかかわり
   /渡邊 成

◆ 中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
   中小規模病院の魅力 だって、看護が好き
   /佐藤美子

◆ 看護職から見た開発途上国の保健医療事情
   世界の保健医療事情と国立国際医療研究センター国際医療協力部の紹介
   /田村豊光

◆ 看護管理者・看護教育者のためのICT活用法
   暗黙的な知識
   /前田樹海

◆ 山内豊明先生が教える指導者のためのフィジカルアセスメント教室
  必須知識・技術と指導のポイント
   循環器系のフィジカルアセスメント⑦
   心不全を見抜くフィジカルアセスメント─ 右心不全
   /山内豊明

◆ 目黒悟先生と一緒に!学ぶこと・教えることの本質を問い直す
   技術の学びを実践につなぐために
   /目黒悟・永井睦子

BOOK

◆ こころをみつめる
    アーサー・クラインマン著『八つの人生の物語』
    /皆藤 章
NEWS

◆ Scope 今月の動き
    専門医制度を見直しへ 第三者機関や2段階認定
    高齢化に伴い増加する認知症者への対応 求められる認知症看護の標準化
1,540円
特 集
◆ 自院の実情に合った教育が実現!
院内講師育成・活用の具体策

企画協力/上山 さゆみ(社会保険京都病院看護局学術担当・教育責任者、看護科長)

昨今は看護師の現任教育の重要性が高まっており、院内で十分な研修を行うことが求められています。そのために院内で講師を育成し、活用することは、自院の実情や教育目標に合った研修ができるというメリットがあり、また、外部から講師を招く場合に比べてコストも低く抑えられます。そのうえ、研修を受講するスタッフだけでなく、講師自身も研修をとおして成長し、研修を行う側と受ける側の双方の成長が自院に還元されます。
本特集では、まず看護管理者の視点から、院内講師の育成・活用が病院にもたらすメリットや、講師の選び方・育て方・サポートのしかたを解説します。また、院内講師の視点からは、研修を担当するうえで何を目標とし、そのためにどのような努力や工夫をしているかを述べています。当院の取り組みを紹介することで、院内講師を育成・活用し、効果的な院内研修を行うための参考になれば幸いです。

マネジメントスキルアップ特集
◆ リーダーから変わる!
モチベーション・マネジメントの秘訣

人材マネジメントの観点において、個々の職員のモチベーション(やる気)の高さが病院としての業績や成果、評判につながることは軽視できません。なかでも、患者と最も多く接する看護職は病院を支える根本といえます。そこで今号では、多忙を極める看護管理者やリーダークラスの方が自分自身のモチベーションを保ち、向上させるためのモチベーション・マネジメントの手法をお届けします。これは、スタッフ一人ひとりが自らモチベーションを向上させることのできる組織づくりにも効果的な手法です。


●目次
特 集 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 自院の実情に合った教育が実現!
院内講師育成・活用の具体策

● 院内講師による教育の意義と位置づけ/尾﨑美智惠
● 院内講師の選定基準と育成方法/上山さゆみ
● 新人看護師研修を担当する講師の役割/田岡直子
● 2年目以降の研修を担当する講師の役割/上山さゆみ
● 院内講師としての認定看護師の役割/長村勝美


マネジメントスキルアップ特集―――――――――――――――――――――

◆ リーダーから変わる!
モチベーション・マネジメントの秘訣

執筆/陽川 一守

1 モチベーションとは何か
2 モチベーション・マネジメントが求められる背景
3 外発的モチベーションと内発的モチベーション
4 モチベーションを可視化する
5 モチベーションを高める方法とは
Challenge Test
解答・解説


SERIES ――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ 看護管理者・教育者のためのICT活用法
看護過程におけるデータ・情報・知識(その2 )
/前田樹海

◆ 山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント
循環器系のフィジカルアセスメント⑥
心不全を見抜くフィジカルアセスメント
─ 左心不全 その2
( 左心拡大ならびにそのほかの左心不全の徴候 )
/山内豊明

◆ 目黒悟先生と一緒に!学ぶこと・教えることの本質を問い直す
看護技術は学ばれているのか?
/目黒悟・永井睦子

◆ 実践!PBL教育現場に即した展開法
より効果的な教材の開発を考える 課題のつくり方
/鈴木玲子

SPECIAL REPORT――――――――――――――――――――――――――――

◆ 特別レポート
精神科急性期病棟における
クリニカルパスの早期退院への効果と
活用のあり方に関する研究
/石川 真

INTERVIEW ――――――――――――――――――――――――――――――

◆ かんごじんの声
独立行政法人国立病院機構看護担当理事、東京医療センター副院長 山西文子さん

BOOK―――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ こころをみつめる
モーリス・センダック作 『かいじゅうたちのいるところ』
/皆藤 章

NEWS ―――――――――――――――――――――――――――――――――

◆ Scope 今月の動き
高額療養費制度見直しへ
中間所得層の負担軽減
看護の専門性を認定する制度の行方
キュアとケアが融合したチーム医療を目指して

●その他
2012年1月号――――――――――――――――――――――――――――――


特集:看護師育成の鍵を握る臨床と基礎教育の連携
編集協力/大島敏子(日本看護連盟 副会長)


2012年1月臨時増刊号――――――――――――――――――――――――――


特集:統合分野の実習指導教育と臨床をつなぐ統合実習11校の実践例
総 論 新カリキュラムは統合実習に何を求めているか
小山眞理子(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授)

Ⅰ 部 統合実習指導案と実習の展開(掲載11校)
神奈川県立保健福祉大学/市立函館病院高等看護学院/岩手県立二戸高等看護学院/
東京警察病院看護専門学校/慈恵看護専門学校/東京都立板橋看護専門学校/
中部看護専門学校/大津赤十字看護専門学校/
独立行政法人国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校/
広島厚生連尾道看護専門学校/福岡看護専門学校

Ⅱ 部 臨床における統合実習指導の考え方
独立行政法人国立病院機構岡山医療センター/横須賀市立うわまち病院
1,540円
【特集】

◇現場運営の成否を決める
主任・副師長の能力アップ

看護主任・副看護師長は、最も身近にスタッフや患者と接する管理職であり、看護の質を向上させるためには彼らの育成・成長が鍵となります。では、看護主任・副看護師長にはどのような役割や能力が求められるのでしょうか。病院組織全体のなかでの位置づけから考える看護部長の視点、病棟を運営するパートナーとしての視点から考える看護師長の視点、さらには主任自身の視点から、それぞれどのような役割や能力が求められ、そのためにどのような教育や訓練が必要なのかを考えます。

■組織のなかで主任に求められる役割と能力
/大島敏子(神戸大学医学部付属病院 前・看護部長兼副病院長、現・非常勤講師兼医学研究員)

■看護師長のパートナーとして副看護師長に求められる能力
/小山田富美香(公立大学法人横浜市立大学附属病院 看護師長)

■プレイングマネジャーとしての主任に求められるもの
/野村智子(財団法人神奈川県警友会けいゆう病院 主任看護師)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇部下を伸ばす叱り方

リーダーシップを発揮する立場になると、いろいろな“かかわり方”のバリエーションが必要になってきます。そのなかの一つに、“叱る”があります。叱ることはほめることと違って、相手がどう受け止めるかが気になるもの。ついつい躊躇してタイミングを逸してしまう、そんな不自由さを感じている人も多いのではないでしょうか。あなたは人を叱れますか? 叱ることにプレッシャーを感じていませんか? あるいはまったく叱れないですか? 今回は、上手に叱るスキルが身につくよう、一緒に考え、トレーニングしていきましょう。

執筆/笠井徳子(株式会社ヒューマンスキル開発センター)

1 「叱る」とは
2 あなたはどれだけ叱れますか?
3 自分の叱り方の傾向を知る
4 叱れる人になるポイント
Challenge Test
解答・解説


【連載】

新連載!
■目黒悟先生と一緒に!
学ぶこと・教えることの本質を問い直す

Vol.1
授業における経験の意味
/目黒悟(藤沢市教育文化センター 主任研究員)・
永井睦子(神奈川県立平塚看護専門学校 専任教員)


■看護管理者・教育者のためのICT活用法

Vol.3
看護過程におけるデータ・情報・知識(その1 )
/前田樹海(東京有明医療大学看護学部)


■実践! PBL教育
現場に即した展開法

Vol.11
PBL教育に必要となる教員研修
/高橋博美(福岡大学医学部看護学科 教授)・
鈴木玲子(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科 教授)


■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント

Vol.15
循環器系のフィジカルアセスメント⑤
心不全を見抜くフィジカルアセスメント
─ 左心不全( 1 回拍出量の低下)
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)


【特別レポート】

■スウェーデンにおけるがん患者のターミナルケアシステム(後編)
/宮﨑德子(四日市看護医療大学看護学部)・他


【投稿】

■モチベーションを高めるための母性看護学実習の展開
─ 実習病院の調整を円滑にするために─
/笠谷ひとみ・矢野貴美子(大阪府医師会看護専門学校)


【インタビュー】

■かんごじんの声

Vol.11
国立国際医療研究センター
国際医療協力部派遣協力第二課
馬場洋子 さん


【BOOK】

■こころをみつめる

片岡 K 著
『ジワジワ来る○○
思わず二度見しちゃう面白画像集』
/皆藤 章


【NEWS】

■Scope 今月の動き

小児がん拠点病院・在宅緩和ケアの整備を
がん対策推進協が意見書

生殖医療は第2 段階へ
求められる看護者の役割


――――――――――――――――――――――――――――――――
次号予告 12月号(第36巻第13号) 2011年11月25日発売

【特集】

◇自院のための教育をつくる
院内講師の育成と活用

院内研修の講師を外部ではなく自院の職員に任せることは、自院の実情や教育目標に合った研修ができることや、スタッフの帰属意識を高めることなどのメリットがある。さらには、研修を受講するスタッフの成長だけでなく、研修を行う講師自身の成長も自院に還元される。そのような多くのメリットをもつ院内講師をどのように育て、活用するか。院内研修を企画する側と、実践に移す講師側、それぞれの視点から具体的に解説します。

院内講師による教育の意義と位置づけ
/尾﨑美智惠(社会保険京都病院 看護局長)

院内講師の選定基準と育成方法
/上山さゆみ(社会保険京都病院 看護局学術担当・教育責任者、看護科長)

新人看護師研修を担当する講師の役割
/田岡直子(社会保険京都病院 看護係長)

2年目以降の研修を担当する講師の役割
/上山さゆみ(社会保険京都病院 看護局学術担当・教育責任者、看護科長)

院内講師としての認定看護師の役割
/長村勝美(社会保険京都病院 看護係長、皮膚・排泄ケア認定看護師)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇リーダーから変わる!
モチベーション・マネジメントの秘訣

/陽川一守(株式会社JTBモチベーションズ 組織コンサルティング局 シニアマネージャー)

人材マネジメントの観点において、個々の職員のモチベーション(やる気)の高さが病院としての業績や成果、評判につながることは軽視できません。なかでも、患者と最も多く接する看護職は病院を支える根本といえます。そこで次号では、多忙を極める看護管理者やリーダークラスの方が自分自身のモチベーションを保ち、向上させるためのモチベーション・マネジメントの手法をお届けします。これは、スタッフ一人ひとりが自らモチベーションを向上させることのできる組織づくりにも効果的な手法です。

1.モチベーションとは何か
2.モチベーション・マネジメントが求められる背景
3.外発的モチベーションと内発的モチベーションの違い
4.モチベーションを可視化するとは
5.モチベーション・マネジメントの考え方、具体的手法


※12月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。
1,540円
【特集】

◇短時間正職員制度
運用上の課題と解決策

看護師が働き続けることのできる環境を整える。看護師不足に悩む病院にとって、これは何よりも優先して取り組むべき課題です。そのためには、看護師の大半 を占める女性のライフイベント、すなわち出産や育児に直面しても働き続けることのできる制度が必要です。その一つが短時間正職員制度であり、厚生労働省や 日本看護協会ではワーク・ライフ・バランス支援策の要として推進しています。本特集では、制度を導入する際に生じる課題と、それに対してどのように対処すればよいのかを、実際に導入した病院の事例から学びます。

■看護職への短時間正職員制度の導入
/小川 忍(公益社団法人 日本看護協会)

■現場の実態を踏まえた短時間正職員制度設計の取り組み
/渡邊くみ子(医療法人新青会 川口工業総合病院)

■短時間正職員制度 運用の取り組みと今後の展望
/佐藤久美子(社会医療法人財団石心会 川崎幸病院)

■現場師長が鍵を握る 短時間正職員制度定着への取り組み
/畑中美智子(福井県済生会病院)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇知ってトクする数字の話
病院会計の基礎知識

病院も民間事業会社と同様に、ヒト・モノ・カネ・情報・時間という経営資源を用いてマネジメントを行っています。であるならば、私たちの日々の業務は医業 収益にどのように貢献しているのでしょうか? 有効に経営資源を活用できているでしょうか? 決算書にはどのような情報が記載されているのでしょうか? 今回は病院会計の基礎知識を学んで、数字を使ったマネジメントの視点を身につけていきたいと思います。

執筆/赤松育子(学校法人産業能率大学 総合研究所)

1 経営活動の成果とは何か
2 病院会計のしくみ
3 収支管理のコツ
4 収益性分析
5 安全性分析
Challenge Test
解答・解説


【連載】

■看護管理者・教育者のためのICT活用法

Vol.2
データと情報の相違
/前田樹海(東京有明医療大学看護学部)

■実践! PBL教育
現場に即した展開法

Vol.10
看護実践力を伸ばすためのPBL教育評価②
授業運営の評価
/常盤文枝(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科)

■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント

Vol.14
循環器系のフィジカルアセスメント④
血圧測定
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)


【特別レポート】

■スウェーデンにおけるがん患者のターミナルケアシステム
/宮﨑德子(四日市看護医療大学看護学部)・他


【投稿】

■訪問看護ステーションで大学教員が研修することの意義
/飯野矢住代(久留米大学医学部看護学科)・他


【インタビュー】

■かんごじんの声

Vol.10
社会保険京都病院 看護科長
看護局学術担当・教育責任者
上山さゆみ さん


【BOOK】

■こころをみつめる

ごとうやすゆき 著
『ダメ犬 グー
11年+108日の物語』
/皆藤 章


【NEWS】

■Scope 今月の動き

介護保険サービス利用者
過去最多の492万8200人に

各国の看護師活動の広がり
予防の視点での活動へ


――――――――――――――――――――――――――――――――
次号予告 11月号(第36巻第12号) 2011年10月25日発売

【特集】

◇現場運営の成否を決める
看護主任の能力アップ

看護主任は最も身近にスタッフや患者と接する管理職であり、現場の看護の質を向上させるためには彼らの育成・ 成長が鍵となります。では、看護主任にはどのような能力が求められるのでしょうか。病院組織全体の戦略から考える看護部長の視点、病棟を運営する視点から 考える看護師長の視点、さらに、看護主任自身の視点から、それぞれどのような能力が求められ、そのためにどのような教育や訓練が必要なのかを解説します。

役職別の視点から見た
看護主任に必要な能力と伸ばし方

看護部長の視点から
/大島敏子(日本看護連盟)
看護師長の視点から
/小山田富美香(横浜市立大学附属病院)
看護主任自身の視点から
/野村智子(財団法人神奈川県警友会 けいゆう病院)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇部下を伸ばす“叱り方”

リーダーシップを発揮する立場になると、いろいろな“かかわり方”のバリエーションが必要になってきます。そのなかのひとつに、“叱ること”があります。叱ることはほめることと違って相手がどう受け止めるかが気になるものですね。ついつい躊躇してタイミン グを逃してしまう、そんな不自由さを感じている人も多いのではないでしょうか。あなたは人を叱れる方ですか? 叱ることにプレッシャーがかかるほうです か? あるいはまったく叱れないほうですか? 叱れない人も、“叱る”スキルが身につくよう、一緒に考え、トレーニングしていきましょう。

/笠井徳子(株式会社ヒューマンスキル開発センター・代表取締役)

1.「叱る」とは
2.TA(交流分析)で「叱る」を理論的に学ぶ
3.あなたはどれだけ叱れますか?
4.叱れる人になる
5.スキルトレーニング

※11月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
1,540円
【特集】

◇看護基礎教育におけるKYT
看護学生の危険予知能力を磨く教育方法

臨床現場ではさまざまな潜在的危険要因が存在し、医療事故を防ぐためには、それらの危険要因に気づくことができる能力を学生のうちから訓練しておくことが望まれます。本特集では、看護学生を対象にしたKYT(=危険予知トレーニング)に焦点を当て、臨床経験の少ない学生にもイメージしやすい授業方法を考えます。

■看護基礎教育における危険予知トレーニングへの取り組みの特徴
/布施淳子(山形大学医学部看護学科)

■学生の学習段階を踏まえて実施する危険予知トレーニング
/宮﨑伊久子(大分大学医学部看護学科)・他

■基礎看護学教育におけるKYTを用いた医療安全教育
/山本恵美子(浜松医科大学医学部看護学科)・他

■危険予知トレーニングと効果測定の試み
/佐々木美奈子(東京医療保健大学医療保健学部看護学科)・他


【マネジメントスキルアップ特集】

◇身につく! 使える! ポジティブフィードバック活用法

近年、ポジティブフィードバックという言葉がマネジメントや人材育成の場面で広く認識され、活用されるようになりました。しかし、日常の会話では効果的な フィードバックが使われていないのが現状です。フィードバックの目的は、事実を伝えることで相手に気づかせていくこと。そのなかでポジティブフィードバックは相手の成長を促進する働きがあります。相手の強みに焦点を当てるポジティブフィードバックは、エネルギーアップや学習に効果的です。今回は、ポジティ ブフィードバックを活用していくための正しい知識、使い方、事例をご紹介します。

執筆/野津浩嗣(有限会社AEメディカル・代表取締役)

1 「フィードバック」とはどんなスキルか?
2 時代背景が「ポジティブフィードバック」の必要性を生んだ
3 ポジティブフィードバックの知識・使い方
4 ポジティブフィードバックの事例(日常編)
5 ポジティブフィードバックの事例(面接編)
Challenge Test
解答・解説


【連載】

■看護管理者・教育者のためのICT活用法

Vol.1
看護と情報学との邂逅
/前田樹海(東京有明医療大学看護学部)

■実践! PBL教育
現場に即した展開法

Vol.9
看護実践力を伸ばすためのPBL教育評価①
アウトカムと学習評価
/常盤文枝(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科)

■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント

Vol.13
循環器系のフィジカルアセスメント③
各部位における脈の触知のポイントと末梢循環不全の評価
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)


【特別レポート】

■看護職員の教育活動に関する自己評価
─基礎看護技術講義と臨地実習の評価を中心に─
/伊藤浩美(白十字看護専門学校)・他


【投稿】

■“聴く”ことを通して「看護」を実感する
初めての基礎看護学実習
/小林三津子(淑徳大学看護学部)


【インタビュー】

■かんごじんの声

Vol.9
ケアプロ株式会社・代表取締役
川添高志さん


【BOOK】

■こころをみつめる

塔和子 著
『希望よ あなたに』
/皆藤 章


【NEWS】

■Scope 今月の動き

災害拠点病院の役割明確に
厚労省検討会で議論開始

年間3万人を超える自殺者
自殺対策における看護職の役割


――――――――――――――――――――――――――――――――
次号予告 10月号(第36巻第11号) 2011年9月25日発売

【特集】

◇短時間正職員制度 運用上の課題と解決策

看護職のワーク・ライフ・バランスを実現するための方策として、厚生労働省や日本看護協会では短時間正職員制度を推進していますが、まだまだ多くの 病院では導入が進んでいない状況にあります。本特集では、実際に本制度を運用している病院の事例から、導入によってどのような問題が生じたか、そして、そ の問題にどのように対処・解決してきたかを紹介し、本制度の上手な導入・運用へと導きます。

■看護職への短時間正職員制度の導入
/小川 忍(公益社団法人 日本看護協会)

■短時間正職員制度の定着に向けて
現場師長が鍵
/畑中美智子(社会福祉法人恩賜財団福井県済生会病院)

■短時間正職員制度 運用の取り組みと今後の展望
/佐藤久美子(社会医療法人財団石心会川崎幸病院)

■短時間正職員制度 現場の実態を踏まえた制度設計の取り組み
/渡邊 くみ子(医療法人新青会川口工業総合病院)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇知ってトクする数字の話
病院会計の基礎知識

病院も一般企業と同様、ヒト・モノ・カネ・情報・時間という経営資源を用いてマネジメントを行っています。であるならば、私たちの日々の業務 は、医業収益にどのように貢献しているのでしょうか? 経営資源を有効に活用できているのでしょうか? 決算書にはどのような情報が記載されているのでしょうか? 次号では、病院会計の基礎知識を学び、数字を使ったマネジメントの視点を身につけていきます。

/赤松育子(学校法人産業能率大学総合研究所主任研究員、公認会計士、公認不正検査士)

1.経営活動の成果とは何か
2.病院会計のしくみ
3.収支管理のコツ
4.収益性分析
5.安全性分析

※10月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
1,540円
【特集】

◇スタッフ育成・管理のためのポートフォリオ活用術

看護師にとって、日々の業務は貴重な学びの場でもあります。しかし、非常に多忙な毎日のなかで業務をふりかえり、そのなかにある学びを十分に生かしていく ためには工夫が必要です。本特集では、スタッフが日々の学びを可視化して蓄積し、後々ふりかえるために有効なツールとしてポートフォリオに注目し、効果的 な成長や管理につながる活用事例を紹介します。

■ポートフォリオの特徴と活用法
看護の現場に導入するために
/河野秀一(株式会社サフィール、看護管理総合教育研究センター)

■スタッフの強みを活かすポートフォリオの活用
/小澤直子・畑中睦子(順天堂大学医学部附属順天堂医院)

■スタッフが成長を実感できるポートフォリオの活用
新人看護師の1年間を中心に
/金子八重子・他(三井記念病院)

■東大病院におけるeポートフォリオの導入
/松田美智代・他(東京大学医学部附属病院)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇組織を活性化する部下の育成

職場の管理者には、しっかりとリーダーシップを発揮することが期待されます。しかし、それが“独り相撲”になって部下たちがついてこないのでは意味があり ません。管理者は部下たちの意欲を引き出し、気持ちよく仕事ができるような働きかけが求められるのです。“それはわかっているのだけど、今どきの若い人たちは…”と、ため息混じりの声も聞こえてきます。しかし、嘆いていても状況は変わりません。今回は“部下の育成”という観点から、元気な組織づくりを考えます。

執筆/吉田道雄(熊本大学・教授)

1 部下を育てる4つの信念
部下を変えるより、自分が変わる
2 部下を育てる発想の転換
わざわざ運動とやせ我慢運動を展開する
3 部下の意欲とほめる技術
“ほめる免許”を取得する
4 部下の意欲としかる技術
“しかる”技術を磨く
5 リーダーシップで部下を育てる技術
“いじめ”に気づく、克服する
Challenge Test
解答・解説


【連載】

■一人からでもすぐできる!!
業務改善 成功への道
成果を導く達人のマネジメント

Vol.12(最終回)
これからの院内教育のあり方を考える
/奥山美奈(TNサクセスコーチング代表)

■実践! PBL教育
現場に即した展開法

Vol.8
PBLテュートリアルにおける
効果的なグルーピングを考える
/大場良子(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科)

■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント

Vol.12
循環器系のフィジカルアセスメント②
脈の触知の目的とポイント
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)

■育てる支える

明日のキャリアのための支援プログラム
~川崎市立看護短期大学生涯学習支援講座の取り組み~
/吉村惠美子・他(川崎市立看護短期大学)


【特別レポート】

■がん看護に携わる看護師の
ケアリング行動を促進する要因の探索
~ケアリング行動7因子と関連要因の下位尺度の分析より~
/重久加代子(国際医療福祉大学保健医療学部看護学科)


【投稿】

■患者参画型看護計画の質を高める
看護診断研修への取り組み
/上山さゆみ・尾﨑美智惠(社会保険京都病院)


【インタビュー】

■かんごじんの声

Vol.8
日本看護協会会長
坂本すが 氏


【BOOK】

■こころをみつめる

宮本輝 著
『森のなかの海(上・下)』
/皆藤 章


【NEWS】

■Scope 今月の動き

社会保障改革 政府案を提示
消費税10% 社会保障財源に

医療福祉連携士認定制度
福祉・介護分野との連携が課題


――――――――――――――――――――――――――――――――
次号予告 9月号(第36巻第10号) 2011年8月25日発売

【特集】

◇看護基礎教育におけるKYT
看護学生の危険予知能力を磨くための教育方法

臨床現場ではさまざまな潜在的危険要因が存在し、医療事故を防ぐためには、それらの危険要因に気づくことのできる能力を学生のうちから訓練しておく ことが望まれます。本特集では、看護学生を対象にしたKYT(=危険予知トレーニング)に焦点を当て、臨床経験の少ない学生にもイメージしやすい授業方法 を考えます。

■看護基礎教育における危険予知トレーニングの取り組みの特徴
/布施淳子(山形大学医学部看護学科)

■学生の学習段階を踏まえて実施する危険予知トレーニング
/宮﨑伊久子・原田千鶴・寺町芳子・志賀たずよ・永松いずみ(大分大学医学部看護学科)

■基礎看護学教育におけるKYTを用いた医療安全教育
/山本恵美子・加藤和子・村松妙子(浜松医科大学医学部看護学科)

■危険予知トレーニングと効果測定の試み
/佐々木美奈子(東京医療保健大学医療保健学部看護学科)・他


【マネジメントスキルアップ特集】

◇身につく! 使える! ポジティブフィードバック活用法

近年、ポジティブフィードバックという言葉がマネジメントや人材育成の場面で広く認識され、活用されるようになりました。しかし、日常の会話 では効果的なフィードバックが使われていないのが現状です。フィードバックの目的は、事実を伝えることで相手に気づかせていくこと。そのなかで、ポジティブフィードバックは相手の成長を促進する働きがあります。相手の強みに焦点を当てるポジティブフィードバックは、エネルギーアップや学習に効果的です。次回は、ポジティブフィードバックを活用していくための正しい知識、使い方、事例をご紹介します。

/野津浩嗣(有限会社AEメディカル代表取締役、国際コーチ連盟マスター認定コーチ)

1.「フィードバック」とはどんなスキルか?
2.時代背景が「ポジティブフィードバック」の必要性を生んだ
3.ポジティブフィードバックの知識・使い方
4.ポジティブフィードバックの事例(日常編)
5.ポジティブフィードバックの事例(面接編)

※9月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
1,540円
【特集】

◇大規模災害における看護職の支援活動

岩手・宮城・福島の3県の沿岸部を中心に壊滅的な被害を与えた東日本大震災。全国から多くの医療従事者が被災地に集まり支援活動に携わるなかで、看護職も非常に大きな役割を果たしています。本特集では、震災発生直後より組織的に多方面からの支援を展開している日本赤十字社の活動をとおして、看護職が災害支援において果たすべき役割と、今後の課題について考えます。

■震災時の医療支援体制と看護職の役割
/浦田喜久子(日本赤十字社事業局 看護部長)
畑 厚彦(日本赤十字社企画広報室 広報主幹)

■被災地における看護職の支援活動

・DMATの一員として携わった支援活動
/稲波享子(京都第一赤十字病院 看護係長)

・避難所での支援活動
/服部裕子(徳島赤十字病院 看護師長)

・石巻赤十字病院での支援活動
/末光澄子(松山赤十字病院 外科外来係長)

・石巻赤十字看護専門学校への支援活動 マイナスから再生に向けた復興支援
/太田美枝(松山赤十字看護専門学校 専任教師)

・被災地でのこころのケア活動
/赤塚あさ子(名古屋第二赤十字病院 看護副部長)

■支援活動の報告から見えた今後の課題

・救護活動の今後の課題
/池田由美子(日本赤十字社事業局看護部 看護管理・教育課 教育係長)

・こころのケア活動の今後の課題
/東智子(日本赤十字社事業局看護部 看護管理・教育課長)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇院内・学会発表を成功させる「プレゼン力」

自分が取り組んでいること、考えていることをまとめ、人に伝える。院内や学会での発表は、相互研鑽、自己啓発の重要な機会です。ただ、せっかくすばらしい取り組みをしているのに、伝え方が拙くて損をしている例は決して少なくありません。今回は、プレゼンテーションの準備から発表当日の留意事項まで、順を追って解説。効果的な手法や陥りやすいミスについての注意など、実際の発表で役立つ実践的な情報をお届けします。

執筆/大島 武(東京工芸大学芸術学部・准教授)

1 〈準備Ⅰ〉よい発表をするために
2 〈準備Ⅱ〉話の組み立て方
3 〈準備Ⅲ〉資料作成の基本
4 〈本番Ⅰ〉魅力的な表現技術
5 〈本番Ⅱ〉質疑応答を上手にこなすには
Challenge Test
解答・解説


【連載】

■師長・主任必読!
中堅看護師をやる気にさせる人材マネジメント

Vol. 12(最終回) 「もしドラ」に学ぶ看護管理者の視点
/金井Pak雅子(東京有明医療大学看護学部看護学科)

■一人からでもすぐできる!!
業務改善 成功への道
成果を導く達人のマネジメント

Vol.11
これからの院内教育研修のあり方を考える
教育研修で看護師の帰属意識とESを高める
/奥山美奈(TNサクセスコーチング代表)

■実践! PBL教育
現場に即した展開法

Vol.7
基礎科目におけるPBL教育
/山口乃生子(埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科)

■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント

Vol.11
循環器系のフィジカルアセスメント①
何を、どこまで教えるか
/山内豊明(名古屋大学医学部基礎看護学講座)


【特別レポート】

■外国人看護師に対する患者、家族の意識調査
/竹内美佐子(社会医療法人社団さつき会 袖ヶ浦さつき台病院)


【投稿】

■新人看護師の精神的支援策としてのグループカウンセリングの効果
/中村和代(佐賀大学大学院医学系研究科 博士課程)
井上範江(佐賀大学医学部看護学科 看護基礎科学講座)
分島るり子(佐賀大学医学部看護学科 看護基礎科学講座)


【インタビュー】

■かんごじんの声

Vol.7
東京有明医療大学看護学部教授
前田樹海さん


【BOOK】

■こころをみつめる

佐野洋子 作・絵
『100万回生きたねこ』
/皆藤 章


【NEWS】

■Scope 今月の動き

医療・介護改革案 厚労省が提示
定額負担の導入示唆

日本看護協会通常総会2日目
次期新役員が決定


――――――――――――――――――――――――――――――――
次号予告 8月号(第36巻第9号) 2011年7月25日発売

【特集】

◇スタッフの育成・管理のためのポートフォリオ活用術

看護師にとって、日々の業務は貴重な学びの場でもあります。しかし、非常に多忙なため、そのなかにある学びを十分にふりかえるのは難しいのが現状ではないでしょうか。そこで本特集では、スタッフが日々の学びを可視化して蓄積し、後々ふりかえるために有効なツールとしてポートフォリオに注目し、効果的な成長や管理につながる活用事例を紹介します。

■ポートフォリオの特徴と活用法 看護の現場に導入するために
/河野秀一(伊藤忠人事サービス株式会社)

■看護現場におけるポートフォリオの活用
/畑中睦子・小澤直子(順天堂大学医学部附属順天堂医院)

■新人看護職員研修におけるポートフォリオの活用
/金子八重子・他(三井記念病院)

■キャリアラダー管理と連動したeポートフォリオの導入
/松田美智代(東京大学医学部附属病院)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇組織を活性化するフォロワーシップの育成

わたしたちはいつも健康で元気に仕事をしたいと願っています。そのためには、職場の管理者がしっかりとリーダーシップを発揮することが期待されます。しかし、それが“独り相撲”になって部下たちがついてこないのでは意味がありません。管理者は部下たちの意欲を引き出し、気持ちよく仕事ができるような働きかけが求められるのです。“それはわかっているのだけど、今どきの若い人たちは…”と、ため息混じりの声も聞こえてきます。しかし、嘆いていても状況は変わりません。次号では“フォロワーシップの育成”という観点から、元気な組織づくりを考えます。

/吉田道雄(熊本大学・教授)

1.部下を育てる4つの信念
2.部下を育てる技術
3.部下の意欲を高める技術
4.部下の力を引き出す技術
5.部下が納得する技術

※8月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
1,540円
【特集】

◇学生のコミュニケーション能力を育む授業と実践

患者が望むケアを実践するためにコミュニケーション能力は必須であり、学生のうちから訓練することが求められます。しかし、コミュニケーションは確立された教育方法がなく、組み立て方が難しい授業でもあります。本特集では、看護基礎教育の場で行われているコミュニケーション教育の考え方や実践例を示し、効果的な授業のあり方を考えます。

学生のコミュニケーション能力の分析と授業の工夫
/荒添美紀(東京工科大学医療保健学部看護学科)

コミュニケーション授業に役立つスキルと実践
/高田ゆり子・坂田由美子(筑波大学大学院人間総合科学研究科看護科学専攻)

「看護におけるコミュニケーション論」の授業構築と展開
人間理解を基盤にして学ぶコミュニケーション
/岡部恵子(元・埼玉医科大学保健医療学部看護学科)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇プロに学ぶ「教え力」

大学や専門学校での授業、院内研修…。人にモノを教えるのって大変ですね。先生方からも「授業がうまくいかない」「教壇に立つのが苦痛」といった話をよく伺います。でも本来、自分の知識や考えを相手に伝えるのはとても楽しく、やりがいのある行為です。上手な先生にはいくつかの共通点があります。今回は、教える立場の人にありがちな勘違いを指摘しつつ、聞き手本位の授業・研修を実現するためのコツをアドバイスします。

執筆/大島 武(東京工芸大学芸術学部・准教授)

1 授業をどうデザインするか?
2 表現技術を高めるためには
3 授業ツールをどう使うか
4 双方向性を高めるためには
5 グループワークを成功させるには?
Challenge Test
解答・解説


【連載】

■師長・主任必読!
中堅看護師をやる気にさせる人材マネジメント

Vol.11 スタッフのキャリアを中断させない多様な働き方の導入
/金井Pak雅子

■一人からでもすぐできる!!
業務改善 成功への道
成果を導く達人のマネジメント

Vol.10
グループウェアとeラーニング成功事例の要因を解き明かす!
/奥山美奈

■実践! PBL教育
現場に即した展開法

Vol.6
大人数でもできるPBL
チーム基盤型学習法TBL
/常盤文枝

■山内豊明先生が教える
指導者のためのフィジカルアセスメント教室
必須知識・技術と指導のポイント

Vol.10
呼吸器系のフィジカルアセスメント⑥
触診・視診・打診
/山内豊明


■育てる支える

Vol.22
新人看護師教育における逆シャドウ研修の効果
夜勤におけるリアリティショック緩和への取り組み
/谷口理恵・松井尚子


【投稿】

■看護専門学校と臨地実習施設合同指導者研修会における
ラベルワークの意義と課題
/江村恭子・小園由味恵


【インタビュー】

■かんごじんの声

Vol.6
国立病院機構災害医療センター附属昭和の森看護学校 副学校長
山田百合子 先生


【BOOK】

■こころをみつめる

柴田トヨ
『くじけないで』
/皆藤 章


【NEWS】

■Scope 今月の動き

放射線の影響まとめたパンフレット作成
妊婦や育児中の母親の不安に対応

特定看護師の位置付け
専門・認定看護師との違いを明確に


――――――――――――――――――――――――――――――――
次号予告 7月号(第36巻第8号) 2011年6月25日発売

【特集】

◇大規模災害における看護職の支援活動

2 万人を超える死者・行方不明者を出し、未曾有の大災害となった東日本大震災。
発生以来、被災地に向けて全国の医療機関から支援活動が行われています。本特
集では、日本赤十字社による支援活動に焦点を当て、現地で支援に携わった看護
職からの報告をもとに、災害支援において看護職が果たすべき役割と課題につい
て考えます。

震災時の医療支援体制と看護職の役割
/畑 厚彦(日本赤十字社企画広報室)
浦田喜久子(日本赤十字社事業局看護部)

被災地における看護職の支援活動
・DMATの一員としての支援活動
・避難所での支援活動
・石巻赤十字病院での支援活動
・被災者のこころのケアのための支援活動
・石巻赤十字看護専門学校の復興支援活動
/末光澄子(松山赤十字病院)
赤塚あさ子(名古屋第二赤十字病院)
太田美枝(松山赤十字看護専門学校)・他

支援活動の報告からみえた今後の課題
/東 智子・池田由美子(日本赤十字社事業局看護部)


【マネジメントスキルアップ特集】

◇院内・学会発表を成功させる「プレゼン力」

自分が取り組んでいること、考えていることをまとめ、人に伝える。院内や学会での発表は、相互研鑽、自己啓発のいずれの面でも重要な機会です。ただ、せっかくすばらしい取り組みをしているのに、伝え方が拙くて損をしている例は決して少なくありません。次号では、プレゼンテーションの準備から発表当日の留意事項まで、順を追って解説。効果的な手法や、いくつかの陥りやすいミスへの注意など、実際の発表で役立つ情報をお届けします。

/大島 武(東京工芸大学芸術学部・准教授)

1.準備① よい発表をするために
2.準備② 話の組み立て方
3.準備③ 資料作成の基本
4.本番① 魅力的な表現技術とは
5.本番② 質疑応答を上手にこなすには

※6月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
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