月刊おりがみ 発売日・バックナンバー

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801円
特集「ひなまつり」

今年2008年は、紫式部が書いた「源氏物語」の千年紀として、いろいろな催しが計画されているそうです。平安時代の貴族社会を舞台としたこの物語の中に、3月初めの巳の日に、人形を舟に乗せて流す「上巳の祓え」の風習や、女の子たちの「雛遊び」の様子が描かれています。現在のひなまつりは、これらが、長い長い時を経て、形を変えながら受け継がれてきたものです。この3月は、雅びな時代のお姫さまやお殿さまになった気分で、ひなまつりを楽しんでみませんか。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①ハートびな・小倉隆子
「ちりめん細工で作ってあった壁飾りを見て、あまりにもかわいかったので、台紙をハートに変えて折ってみました。半衿が少し出て、着物の感じが出せてうまくいきました。」

②おひなさま・飯田伊勢子
「メルアドに“hina”を入れるくらい、おひなさまさえ折っていれば幸せな私です。今回は凛としたイメージにしましたが、いかがでしょうか。」

③ひなBOX・山梨明子
「折り紙は、ちょっとした工夫でがらりと変わることがあります。この作品は、伝承のカブトを利用した“カブトBOX”のアレンジとして生まれましたが、あまり気に入らず、何年か忘れていました。でもあるとき思いついて髪を付けたところ、お気に入りの作品へと大変身しました。糊を一切使わなくても仕上がるように工夫してあります。」

④おすわりした着物の女の子・川手章子
「おひなさまの前で、晴れ着を着せてもらい、チョコンと座っている女の子に思われました。きっとおひなまつりのお祝いでもしてもらっているのでしょう。コタツにあたりながら、折っていて、ヒョッコリ現れてくれました。」

~おってあそぼう!!~ おさげの少女・川手章子
「おさげの少女が首にスカーフを巻いている姿に思われました。高校生の頃、おさげにしていた頃をフッと思い出しました。指にさして話しかけたら、コックリ、コックリとうなずいてくれているように思われました。」

⑤菱餅台・亀山真代
「住宅事情でコンパクトなお雛様でお祝いをする家がふえている中、折り紙で菱餅台を折っていただけるのは嬉しいです。出来上がりは小さくなるので、初めは大きめの紙で折ってみましょう。○21の底の部分はていねいに。」

⑥☆さくら貝、二枚貝・アレンジ:一ノ瀬美智子
「貝の盛り上がった部分は伝承の「箱」を折る要領で折ってください。もう1枚、左右対象の貝を折って中に物を入れ、2枚貼り合わせても楽しいでしょう(写真小)。“パールカラーおりがみ”などで折ると、きれいな貝ができます。」

⑦うさちゃんバスケット・木村松代
「底のサイズや両側のたたみ方によって、デザイン、大きさが簡単に変わります。かわいくて、実用的ですので、いろいろ作って楽しんでください。」

⑧☆エッグカップに入ったゆでたまごくん・青柳祥子
「卵をかるく洗い、お鍋の水に入れます。酢を少し入れます。火をつけて沸騰したら弱火で5分、半熟ゆで卵のできあがりです。エッグカップにいれ、スプーンでコツコツとたたいて殻を割っていただきましょう。美味しいですよ!酢を入れるのは、殻が途中で割れてもすぐ固まるからです。」

ミニ知識
貝合…もともとは、左右二組に分かれて、双方から出し合った貝の美しさや珍しさを競う遊びでしたが、平安時代末期から、ハマグリを使い、一方の殻を地貝、もう一方を出貝として、あわせ取る「貝覆」のことも貝合と呼ぶようになりました。貝を合わせやすくするために、内側に対の絵や和可がかかれ、江戸時代まで上流子女の遊びとして行われたそうです。

ハマグリ…小石のことを「グリ」と呼ぶことから浜にある小石という意味からハマグリと名づけられたそうです。殻のかみ合せが他の殻とは合わないため、貞節や夫婦和合の象徴として使われてきました。

サクラガイ…殻の長さ3㎝のピンク色の薄い二枚貝です。一般にサクラガイといわれる貝の中には、同じ仲間の「カバザクラ」や「モモノハナガイ」も含まれています。その可憐さから貝細工などにも使われてきました。俳句の世界では、花貝や紅貝と呼ばれ、春の季語となっています。

⑨連結リボンケース、編みこみ風ケース・川手章子
「“連結リボンケース”では1つ1つの折り図に従って折ってみてくださいね。リボンの小箱に何を入れようかな…と思いながら、楽しんでみました。編みこんだような模様が楽しめそうです。」

⑩花のブローチ・市川学
「もともとは6枚組みの花のくすだまのパーツとして作りました。昨年のシンポジウムで講習した際、“1枚だけ折ってブローチにしたい”という要望があったので、比率を変え(組めなくなりますが)花を大きくしました。きれいな色の紙で折ってください。」

支部だより
「鶴屋百貨店で作品展」 熊本支部「火の鳥」 川合勇

2007年10月24日(水)~30日(火)、熊本市内の鶴屋百貨店で、今回で4回目になる支部作品展を開催しました。2007年、市では「熊本城築城400年祭」の記念行事が行われ、私たちも「熊本城と肥後六花」(椿、朝顔、菊、花菖蒲、芍薬、山茶花)のパネルを中心に1年間の作品を展示しました。
10月20日(土)~21日(日)に福岡県久留米市で行われた「九州折紙コンベンション」で習った作品を、復習をかねてお互いに勉強しました。来場者の方には新年の干支「ねずみ」や「ペンギン」を教えたり、「おりがみ傑作選4」に記載されている「念力風車」を床に置き、空調の風を利用して回転させました。クルクル回る風車を関心して見る人と一緒に作品を作りました。またフランスから若い3人が来場し、パリの地下鉄のチケットで折った「ネクタイ付のシャツ」をいただきました。一緒に折りましょうと誘うと、彼は「箱」を彼女は「折り鶴」をそれぞれ折ってくれました。お返しにハロウィーンの「ジャック・オー・ランタン」(土戸英二さん作「266号」掲載/絶版)を折って交換しました。
短い時間でしたが身振り手振りで楽しく国際交流をし、最後に「地下鉄のチケットを送るヨ!」と住所の交換もしました。彼は以前パリで折紙の経験があったそうです。1週間があっという間に過ぎました。最後に来年の作品展のために、これから1年間ますます折紙に努めるよう誓い合いました。

「初音みね子先生をお迎えして」 新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ

おかげさまで新潟支部「はまなす」も2007年11月で10周年を迎えることができました。越後の一の宮の弥彦神社近くの、紅葉と菊の香る温泉旅館で初音みね子先生(埼玉県)をお迎えし、11月5日(月)1泊2日の講習を計画しました。支部員の希望でアクセサリーを教えていただきました。小さな作品に悪戦苦闘、眼鏡をかけかえ指先をなでながら、イヤリング、ブローチなどの装飾品ができあがりました。宴会の後も、またまた講習に講習を重ね、菊を愛でる暇もなく折り紙にあけくれた2日間でした。世界でただ1つの自作のイヤリングをつけた耳たぶはうれしさにあふれていました。

寄稿 壱岐の八朔雛「ヒメゴジョサマ」 宮本眞理子(長崎県)
古来より壱岐では、八朔節句(旧暦8月1日)に子どもの無事な成長を祈って「ヒメゴジョサマ」という男女の紙雛を作り、子どものいる家に贈る風習がありました。八朔雛は筑で異なる形が存在し、贈られた家では古くなっても末永く保存していました。
この壱岐の八朔雛「ヒメゴジョサマ」を、島内にただ1人残る伝承者、平田増枝様(82歳)の推奨される形を元に、手軽に折り方を体験できるよう、ミニ色紙キット用に試作してみました。お子様のお守りや、インテリアとしても使えそうです。
平田様によると、長女が生まれた家から親戚に「ヒメゴジョサマ」を作って贈り、贈られた家では古いものも全部並べて飾ってあったそうです。
また、おしろい花(黒い実はツマグロといいます)や茶袋を添えますが、おしろい花には美しい娘に育つようにと、茶袋は、お茶には薬効があり、永遠に植え続けることから、良い縁が末永く続くようにとの願いを込めて、壱岐では古くから贈り物に添えられてきたのだそうです。
読者の皆さんも、このような紙で作った各地の八朔雛をご存知でしたら、ぜひお知らせください。

寄稿「宝くじのハズレ券でコースター」 川口和子(大阪府)
宝くじのハズレ券でコースターを作ってみました。宝くじから正方形の紙をとり(2枚できます)、伝承のコップを作ります。(単体8個)。8個を組み合わせて(さしこんでのりづけ)できあがり。紙の大きさが限定されていますので少し小ぶりですが、表面も裏面も使えます。

みんなの伝言板
紙の不思議展 石井よし子(東京都)
日時/3月20日(木/祝)~25日(火)
11:00~18:00(最終日17:00まで)
会場/ギャラリー画童
【〒195-0012国分寺市本町2-12-3プリントワールド2階 ℡042-3041234】
交通/JR国分寺駅北口下車 徒歩2分

5年間「おりづる会」で勉強してきた作品と、月刊「おりがみ」を見て折りました作品を24ヶ月分の雑誌と一緒に展示します。その他、吉澤 章先生、山田勝久先生、川合豊彰先生、折り紙の中にはいっていた折り図のものなど、とりとめないものですが一枚の紙から折りあがったものなので、ふしぎで、たまりません。お気軽にお越しください。

おりがみニュース
「日本折紙博物館が成田空港に出店」
2007年12月26日(水)、日本折り紙博物館は成田国際空国(千葉県)第一旅客ターミナル中央ビル新館3階に新店舗を出店。折り紙関連商品の販売のほか、作品展示、折り紙教室を併設し、国内外の旅行客に日本のオリガミ文化を発信します。日本折紙協会は、店舗正面の庭園(制作:金沢支部)、公共スペースの伝承作品(制作:浦和支部)、店舗内の秘伝千羽鶴折形(制作:岡村昌夫氏)の各所の作品制作展示に協力しました。日本文化を感じながらゆったりくつろいでいただけるようにと、施設を「和の風合い」を演出する空間にリニューアルした空港施設の中で、折り紙はひときわ注目を浴びていました。なお、店舗は出国のお客様のための制限エリア内で、残念ながら一般客は入場できませんが、海外旅行の際はぜひお立ち寄りください。(店舗や作品の写真は、用意ができ次第、掲載いたします。お楽しみに。)

~World Origami Report~
「ジャパンウィーク2007 inワルシャワ文化交流」 梅本吉広(大阪支部長)
2007年10月26日(金)~31日(水)の6日間、日本・ポーランド国交回復50周年記念事業「ジャパンウィーク’07 inワルシャワ」が開催され、青嶋俊江さん(京都府)、榮川育代さん(大阪支部)と私の3名で参加しました。
ワルシャワの中心にある文化科学宮殿で27日(土)~29日(月)の3日間、「御殿雛飾り」を中心に展示しました。これは木下一郎常任理事ほか5名の支部の先輩の貴重な作品で日本の昔の様子を表現したものです。期間中、幼児から年配の人までがひっきりなしに訪れ、折り紙に興味を示し、交流の輪が広がりました。実技指導で人気があったのは動く折り紙で、青嶋さんや榮川さんは「くちびる」や「こま」を中心に、私は子ども向けに簡単な作品を指導しました。ねこをリクエストされたので、土戸英二さんの「まねきねこ」(「389号」)を差し上げるととても喜ばれました。
29日(月)午前、市の郊外にある第103小学校を早稲田大学書道会と共に訪問しました。驚かされたのは施設や設備の充実でした。校内には折り紙作品が多数展示されていました。さらに学習を深めてもらえたらと、学校長に「おりがみ4ヶ国語テキスト」をプレゼントしました。交流会では双方のあいさつの後、日本側の実演披露があり、私は(持ちネタの)“ドクターX”に変身して、けん玉やブーメランなどパフォーマンス折り紙を実演しました。続いて書道会の実演があり、子どもたちは折り紙同様あざやかな筆さばきに見入っていました。その後、ポーランド料理の学校給食のもてなしを受け、おいしくいただきました。
午後、青嶋さん榮川さんの2人はポーランド折紙協会と交流し親交を深めました。私は同じ会場で遊ぶ折り紙の実演や折り紙教室を開きました。
あっという間に終わったワルシャワ訪問でしたが、充実した折り紙三昧の毎日でした。言葉が通じなくてもいつでもどこでもだれとでも折り紙で交流ができることを再認識した6日間でした。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
400種弱のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「節分・バレンタインデー」

2月のことを昔の人は如月と呼びました。着物をさらに重ね着するという「衣更着(きさらぎ)」に由来するといわれています。1年じゅうでもっとも寒い季節に、災いをはらい、入ってこないようにする豆まきが行われます。春を呼ぶ節分の行事です。「福は内、鬼は外」の大きなかけ声を、鬼退治のおとぎ話の主人公、一寸法師もお椀の舟を箸の櫂でこぎながら、聞いていたかもしれませんね。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①豆まき・畠山久子
「“おには外、福はうち”という声が聞こえてくるような気がします。」

②福豆入れ・川手章子
「お福さんのお顔のついた縁起のよい入れものとなりました。年の数だけお豆が入るかな?と思いながら折ってみました。最後に立体するところがポイントです。」

ミニ知識・節分
節分とは季節の分かれ目のことで、もともとは立春、立夏、立秋、立冬の前日を指しましたが、立春の前の節分が重んじられ、現在ではその日だけが節分と呼ばれています。節分の代表的な行事が豆まきです。災いを象徴する鬼を豆で打って追い払い、厄払いをします。室町時代にはすでに豆まきは行われていて「鬼は外、福は内」という言葉もあったそうです。

③☆おに・山北照幸
「今回、私の作品を掲載していただいてありがとうございます。できあがりのあと、口の中に赤や黄の紙を敷くと、一層迫力がますでしょう。」

ミニ知識・おたふく
「お多福」という字を当てられ、厄を除け、災いを福に転じさせる偶像として昔から人々に親しまれています。古事記の中で踊りと笑いで世を救った女神、天宇受売命(あまのうずめのみこと)に由来するという説があります。

④一寸帽子とお椀・青柳祥子
「これは385号の藤本祐子さん作“ひょうたんの楊枝入れ”に影響を受けて出来ました。幼い頃、おばあちゃんが寝る前に一寸法師や桃太郎の話を絵本など見ずに楽しく話してくれました。懐かしいです。名古屋名物“鬼まんじゅう”、ご存知でしょうか?さて、この一寸法師の楊枝で、いただくとしましょう!」

⑤ふきのとう・アレンジ:青柳祥子
「安曇野の主人の実家では、ふきのとうがたくさん採れます。味噌と砂糖で作るふき味噌はご飯をそそります。花心のない私ですが、この作品ができた時、わあーっと声が出るほどうれしくなりました。春はもうそこまで来ています。」

ミニ知識・一寸法師のあらすじ
子供のいない老夫婦に、身長が一寸(約3cm)しかない子どもが生まれ、一寸法師と呼ばれました。ある時、一寸法師は武士になるため、針を刀、お椀を舟、箸を櫂にし、川を上り、京の都に行きました。都では、娘をさらっていくという鬼が人々を困らせていて、ある貴族の娘の護衛として仕えることになりました。
鬼が娘をさらいに来て、一寸法師を飲み込みました。鬼の腹の中で針を突き刺す一寸法師に鬼は降参し、一寸法師を吐き出して、持っていた打出の小槌を置いて逃げました。その打出の小槌を振ると、一寸法師は立派な若者となり、その娘と結婚し、打出の小槌で食べ物と金銀財宝も出して末代まで栄えました。

⑥めじろ・くわばらさよこ
「鶯色や“梅に鶯”では、混同された目白が損をしています。梅に限らす、一年中いつでも、目にすると嬉しくなるかわいい鳥です。目白は雀よりも小柄なので、小さな“まめじろ”にすると、かわいらしくて和みます。」

⑦椿の輪飾り・永田紀子
「ユニットの先端がとなりのユニットの花心になるところが面白くてつなぎました。細めのリングができるので縁飾りにもなります。つないだら、しばらく重石をするときれいに仕上がります。」

ミニ知識・ふきのとう
早春に現れる蕗の花芽の部分で、てんぷらやつくだ煮などにして食べます。特有の香りと苦味があります。昔の人々にとって、雪解けとともに芽を出す野草は貴重な食材で、「春は苦味から」といわれ、苦味のあるものを春先に食べておくと体によいと信じられていました。実はフキノトキシンという毒素も含まれるので、生食は避けたほうが安全だそうです。

ミニ知識・メジロ
スズメより小さく全長約12cmの緑色で、梅や椿などの花の蜜を好み、早春に花に集まってきます。昔から同じ頃にさえずるウグイスと混同されてきました。
ウグイスは茶や黒がかかった緑色で、警戒心が強く、藪の中で虫を食べ、姿はめったに現しません。なお、「目白押し」という言葉は、メジロが枝などにぴったりと寄り添って留まる習性から生まれたそうです。

⑧さざんかのくす玉・一ノ瀬美智子
「ざぶとん基本形に風船基本形を組み合わせてから花を折りました。形の面白さを楽しんでください。中央が白で、4すみに色のついた紙で折ると花らしくなります。」

⑨☆家付き封筒・秋山美代子
「転居した友人に返事を出すとき、ユニークな封筒に入れて!と思ったことが、きっかけです。できあがりの家形の部分に自分好みのドアーや窓を描いて楽しんでください。」

ミニ知識・サザンカ
童謡「たき火」の歌詞の中にもでてくるサザンカは、冬に向かって咲く花の代表で、10月末から2月末まで花を楽しむことができます。茶やツバキと同じ仲間で、漢字は「山茶花」と書き、「山茶」は中国ではツバキのことです。なお、中国ではサザンカは「茶梅」で、日本でもこの漢字を用いることもあります。
純白色、一重咲きがもともとの姿で、花も葉もツバキと似ています。ツバキの子房及びその子房が肥大した果実に毛がないのに対し、サザンカには多くの白い毛がついています。また、ツバキの花が花冠ごと散るのに対し、サザンカの平らに開いた花びらは1枚ずつ散ります。

⑩テディベア・土戸英二
「1枚の用紙で折る本体だけでぬいぐるみらしさが十分に表現されていますが、冬の装いでマフラーをまいたテディベアです。」

ミニ知識・テディベア
2本足で立ち、首が動く熊のぬいぐるみです。1902年11月、当時のアメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトは狩猟に出かけましたが、クマを仕止められませんでした。これが、クマの子の射殺を拒んでいるという風刺漫画として描かれ人気を博し、セオドア・ルーズベルトの愛称のテディから名付けられたテディベアが、ドイツのシュタイフ社で生まれました。西洋では、人形は女の子用、テディベアは男の子用のおもちゃとして親しまれています。

⑪☆クリオネ・清水良倫(投稿時:10歳)
「氷のようせいクリオネです。えさをとる時は、こわーいクリオネになります。ギャップが楽しくて考えてみました。」

ミニ知識・クリオネ
和名を「ハダカカメガイ」という巻貝の仲間で、海中で浮遊生活をおくるプランクトンです。標準的な体長は2~3cmで、その姿と、流氷の下に生息していることから「流氷の天使」と呼ばれています。波が立たず、養分も豊富な流氷の下は、同じプランクトンにとって生活しやすい環境なのです。クリオネは同じプランクトンの「ミジンウキマイマイ」を食べます。頭部を開き、6本の「バッカルコーン」と呼ばれる触手を伸ばす捕食の姿が話題となりました。

⑫フォトストッカー・青木良
「最近、デジカメで昆虫の写真を撮るようになって、増えてしまったL判の写真を身近なものでまとめておきたいと思い、創作しました。15cm角の折り紙でちょうどのサイズですが、小さくなることもあるので、写真を合わせて折るとうまくできると思います。」

⑬ハートのついた小箱・川手章子
「両面折り紙で折っても楽しそうです。プレゼント入れに使ったり、ちょっと大切にしたいものなどを入れて飾ってもおけそうです。下側となる箱の⑨はていねいに折ってみてください。」

⑭クリオネ(捕食形態)・青木良
「以前、テレビでクリオネがえさをとるところを見て、とても驚きました。流氷の天使が宇宙怪獣のようになった瞬間、クリオネが大好きになってしまい、その勢いで創作しました。」


寄稿「墨田区役所で折り紙展」 相馬効子(東京都)

2007年10月8日(月/祝)~27日(金)、墨田区役所内ギャラリーにて折り紙展を開催しました。私は10年ほど前から甘味処や喫茶店、和菓子店などで作品を飾らせていただくようになりました。それらの作品は5年ほど前に台東区の浅草公会堂で「四季を彩る」として展示しました。
今回、墨田区の皆さんから「今度は墨田区で・・・」とご要望があり、開催させていただきました。 「お正月」「鶴」「桃の節句」「端午の節句」「花シリーズ」とコーナーごとにテーマを決めて、ウインドウケースなども利用して飾り付けました。また今回は「三社祭」「朝顔市」「ほおづき市」「隅田川花火大会」「白鷺の舞」「金龍の舞」「羽子板市」など浅草の祭りをとりあげ、私なりに工夫し表現してみました。
「白鷺の舞」は舞っているご本人たちがわざわざ誘い合わせて見に来てくださったこともうれしいことでした。また会場のあちこちに生徒さんたちが折った「鶴の菊」「コスモス」「椿」などアレンジされた花かごが彩りを添え話題を呼びました。折り紙教室では幼児からご年配の方まで幅広い層の参加者あり、5日間通しておいでくださった方もたくさんいらっしゃいました。
体験コーナーでは今までに作った折り図のファイルを見ながら、各自ポチ袋や栗、柿など自由に折っていただくようにしました。何時間も楽しんでいってくださる方もいらっしゃいました。
また墨田区役所のホールでは、3月10日の大空襲(1945年)で亡くなられた方を慰めるため、折り鶴で作られた大きな壁画(平和のオフジェ)が飾られています(墨田区役所主催)。ご来場いただいた方々にも呼びかけましたところ、295羽の鶴ができあがりました。次回は皆さんと折った鶴がどこかに使われているかと思いますと、オフジェを見るのも楽しみです。
今回もたくさんの方々にご来場いただき、折り紙を通して素敵な出会いや交流も生まれました。これからも一人でも多くの方々に折り紙の楽しさをお伝えし、輪を広げて行きたいと思っております。


寄稿「ギャラリー銀座で作品展を開催」 武南支部「折り紙夢工房」山本良子(埼玉県)

2007年7月23日(月)~29日(日)、ギャラリー銀座(東京都中央区)にて恒例の折り紙夢工房作品展を開催しました。
「よろこび」をテーマに、キャラクター作品、金杉登喜子支部長の創作ブロック折り紙、色紙作品など300点以上を、たくさんの和紙の花とともに展示しました。例年大好評の日替わり折り紙教室には、折り紙大好きという子どもさんや常連の方が参加し、にぎわいました。猛暑、大雨など目まぐるしい天候の変化の中、各地から大勢の方々にご来場いただきましたことを、心より感謝申し上げます。
また7月31日(火)~8月5日(日)には、埼玉県伝統工芸会館(小川町)で夏休みの子どもさん向けの折り紙教室と作品展、さらに9月1日(土)~30日(日)には、埼玉県民芸術文化祭2007の一環として南浦和ラドンセンター展示スペースにて作品展を開催しました。週末ごとの折り紙教室では毎回多数の参加者をお迎えして、みなさまから大変喜んでいただきました。


寄稿「フレーベルの変化折り」 紹介:二階堂黎子(三重県)

私の折り紙教室の生徒、浜口真衣さんと北川幸枝さんの2人が5年前に「5年生・夏の自由研究」で制作したファイルです。北川さんは16歳を機に折紙講師資格を取得、浜口さんも「こどもおりがみ博士」になりました。資料は長い間保存していましたが、今見直してみますと、当時の2人の頑張っている姿が浮かび、ぜひ目を通していただきたく、お送りしました。
「私たちは、折り紙を習って、創作をたくさんしたいと思っていました。その時、先生がフレーベルの模様折りを教えてくれました。なぜ1,000種類も折れたのか不思議に思いました」と、この研究のきっかけが記されています。


寄稿「オールドパワー文化展で入賞」 武内捷子(高知県)

折り紙の深さを知ると、私の住んでいる地域は田舎であまり作品展のような発表をする場がありません。新しい知恵もなくて不安ですが、いつも老人ホームに出向き、「元気」「笑顔」とパワーアップしています。
2007年も「オールドパワー文化展」が開かれました。60歳以上の方々の力作が勢ぞろいしました。折り紙だけではまだまだ出展がありません。同志の方々もどんどんがんばっていただきたいと心から願っています。今回入賞しました「長寿の道」は書写したものです。老人ホームにぜひ飾りたいと思い、約5日間で仕上げました。月刊「おりがみ」のおかげでいろいろ福祉活動ができ、皆さんに喜んでいただいています。本当に“おりがみ神様”でございます。ありがとうございました。


寄稿「日本領事館で連鶴の作品展」 原島恒子(神奈川県)

2006年10月の展示会は大反響でした(「381号」参照)。その後、サンフランシスコにある日本領事館の広報センターでの展示を友人に勧められ、2007年6月の展示会が決まりました。
領事館の希望で“大人の折り紙”と題されました。連鶴にこだわっていましたので、100羽の連鶴、百鶴、その他、50cm角の額5つと小さな額8個を壁に掛けました。ガラス張りの部屋に連鶴など“折鶴49種”の一部を展示しました。額縁を日本から持って行けなかったので中の部分だけ運んで枠は現地で求め、作品の仕上げに10日かかりました。6月12日(火)は領事館でのレセプションでワークショップも行いましたが、予想以上の人が集まり(40~50名)、私1人では教えられず、オリガミUSAのVickyさんやLindaさんが英語で助けてくれました。領事館の方もこれほど集まったのは初めてと驚いていました。在住の日本人とアメリカ人と半々くらいだったようですが「鶴を見たことがあっても連鶴は初めて」と、皆さん絶賛してくださいました。1月から折り始めたことや、1枚の紙でできているということに感嘆していました。日本人向けの新聞にも掲載され少し戸惑いました。
領事館での展示の後は、私がホームステイしていた地元のギャラリーから展示の申込があり、8月12日(日)より2か月間展示しました。子ども向けの作品はスタンフォードの小児病院に寄付しました。“扇の上の金銀の鶴”は結婚50周年を迎えた老夫婦(バークレー在住の日本人数学者)にお祝いに贈りました。
この展示会を通して多くの折り紙ファンと知り合えたことを感謝します。今後もデザインを変えて連鶴を紹介したいと思っています。


寄稿「兪 龍玉さんの折り紙個展と韓国折紙協会を訪ねて」 大野正江(神奈川県)

2007年8月15日(水)~21日(火)の1週間、ソウル市仁寺洞の韓国工芸文化振興院で兪 龍玉さんの個展が開催されました。18日(土)~21日(火)、小倉隆子さん(東京都)、娘、私の3人で3泊4日の旅をしました。
19日(日)11時に会場へ行きました。前回(「382号」で報告)の金泉文化会館の時とは全部違った作品の数々に感動をあらたにしました。私と同じ年齢なのにどこにこんなに、と元気をいただきました。私は「ツルの鈴」を大小数組、小倉さんは創作作品「なかよしこよし」と「ベビーぐつ」を飾らせていただきました。韓国折紙協会の慮 英恵様、金 相憲様がお見えになり、その際小倉さんの講習会を翌日行うことが急に決まりました。
昼食は兪さんのご接待で、韓国料理とおしゃべりを楽しみました。会場に戻り、もう1度ゆっくり作品を拝見し、心のカメラにおさめて辞去しました。
8月20日(月)午後は韓国折紙協会を訪問しました。1階は折り紙の材料や手芸用品などの商品がいっぱいで、欲しいものだらけでした。2階は作品展示場でした。折り紙作品や韓国民芸品の展示、思わずため息がでる力作ぞろい、お見事でした。4階は社長室、事務所があり、そこここに折り紙作品が飾られていました。社長室で金さんと3人だけの折り紙教室をしました。前日決まった小倉さんの講習会でしたが、幹部10数人が集まり、評判がよかったです。海外での折り紙人気と熱心さに、日本の私たちもがんばらなくてはとの感を一層深めました。来年の折紙シンポジウムには、兪さんは三代(母、子、孫)で参加予定のことです。なんとうれしいことでしょう。再会を楽しみにお待ちしています。


寄稿「くす玉わりの実演」 鈴木恵美子(茨城県)

386号でコスモスを紹介していただいた誌上で、「造花の花びらは捨てずにマジック折り紙に使う」と書いたところ、どのように使うのかと質問を受けました。
A4判の用紙12枚で、ひし型ユニットボールを作ります。中にコスモスの花びらなどを入れます。つや紙のチラシで作るとツルツル滑って壊れやすいのですが、そこはマジック用として気にしません。
一般のくす玉に入れる紙ふぶきはお掃除が大変ですが、造花の花びらはカーブしているので床面から拾いやすいです。いろいろなイベントや小学校での折り紙教室でとても喜ばれます。


<おりがみニュース>

2007年11月11日「おりがみの日」に日本折紙博物館敷地内で恒例のおりがみ供養を行いました。佐野専務理事をはじめ会員の方や博物館おりがみクラブ会員の方など、40名以上の参加をいただきました。
当日はあいにくの雨でしたが、焚き上げの儀の頃には太陽も顔を出し、日ごろお世話になっている折り紙に感謝の気持ちと折り紙のさらなる上達の願いを込めてお祈りし、皆様からお寄せいただいた作品のご供養を無事終えることができました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
400種弱のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「遊園地」
“こんどはこれ!つぎはあれ!”と遊具の間をくるくると走り回り、1日じゅう遊んだ遊園地。観覧車に、回転木馬、コーヒーカップ、ちいさな線路をコトコトと走る汽車・・・。「この前遊んできたばかり」という人も、「もう何十年も前に行ったきり」という人も、楽しかったできごとを思い出しながら、折り紙遊園地で再現しましょう。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①観覧車、木馬・丹羽兌子
「遊園地を代表する遊具といえば昔は回転木馬、今は観覧車でしょう。八角のたとうを観覧車の本体にしました。支柱と7つのゴンドラ用紙の面積を合わせると本体と同じです。何かうれしい偶然の一致です。」

②遊園地回転コーヒーカップ・小倉隆子
「子どもが小さいころ、観覧車に乗りたいとせがんでも、もっぱらカップにばかり乗せていました。そんなことを思い出しながら折ってみました。イスは外側の模様が同時に描けるよう工夫してみました。」

③二人乗りカートとケース、シークレットキューブ・川手章子
「カートにはクマさん、リスくん、ウサギさん、ゾウさん、ライオンくんも乗せるとトロッコ列車のようです。2つのカートは組んでケースになります。“シークレットキューブ”はちょっと不思議なキューブです。中にプレゼントを入れてみましょう。中には何が入っているのかな?」

④篭(かご)・瀬田美恵子
「このちょっと面長の篭をどんなご婦人がさげてくれるのでしょうか。持ち手は長さを変えたり、両面折り紙で作って、⑧で中央にしっかりと合わせずに、裏の色が見えるように間を開ける工夫をしてもよいですね。」

⑤☆ミニカー・アレンジ:青柳祥子
「奴さんが大好きです。2つ作って組み合わせるとかわいいミニカーが現れます。組み合わせるとき、さしこむ方の端を少し内側に折って細かくするとさしこみやすくなりますよ。⑥でしっかり押しこんで立体にしてくださいね。」

ミニ知識・いい夫婦の日
11月22日。1988(昭和63)年に財団法人余暇開発センター〈現(財)社会経済生産性本部〉が、「い(1)い(1)夫(2)婦(2)」の語呂合わせから制定しました。夫婦がお互いに尊重し、感謝しあう日です。

⑥階段・乾 君江
「お祭りの屋台(山車)を作ったとき考えたものです。囃子手が乗る場所があるため独立して立つ階段になります。金銀の紙で作るとピタッと、できると思います。」

~☆おってあそぼう~保護めがね&双眼鏡・小林俊彦
「二そう舟基本形から、孫にも折れそうな簡単な折り紙です。精密作業の時に使う“保護めがね”をイメージしました。20センチ角の紙で折ったら大人でも十分です。双眼鏡として使う時は首から提げるように紐を長めに付けるとよいと思います。」

⑦ロボくん、イブニングドレスのひと・川手章子
「“ロボくん”はなぜかスルリッと生まれてきてくれた作品です。ギシギシとぎこちなく機械的に動き出しそうです。いろんな色のロボくんを折ってみてくださいね。“イブニングドレスのひと”はスラリとしたスタイルにちょっとため息が出そうになりました。」

⑧ふち飾りの額・アレンジ:岡野京子
「額は、使用する紙の1/4弱の写真などを、いったん開いて入れてみてください。スタンドは③の折りすじのまま立体にするとかなり垂直になります。最後のひと折りで角度を調節できます。」

⑨☆つた・解読、紹介:中沢信子
「“折紙模様”の中の折り紙は、最後の過程に至るまで、どれも細かい心配りがなされているように思います。また、途中の折り工程からもひと工夫すればいろいろな種類の葉ができそうです。昭和初期の作品を現在に活かしていただけたら幸いです。」

⑩落葉の輪飾り・永田紀子
「葉に凹凸があるので、立体的な輪飾りになりました。使う色によって季節を変えてお楽しみいただけると思います。」

⑪林檎のBOX・秋山美代子
「プレゼント用の林檎入りクッキーを入れる箱を折ってみました。また香りのもの(ラベンダーなど)を入れて、お部屋に飾ってもよいですね。箱の部分が折りづらいと思いますが、頑張って折ってみてください。」

ミニ知識・リンゴ
リンゴは、奈良時代に中国より伝えられました。今、出回っている「西洋リンゴ」とは別の「和リンゴ」と呼ばれるものです。16世紀末の中国の薬学書「本草綱目」の中には、「この果味甘く、衆禽(多くの鳥)を林に招くことから林檎と名付けられる」と、漢字の「林檎」の由来が記されています。
青森県と長野県は、排水のよい土壌と冷涼で雨量の少ない気候がリンゴの栽培に適していて、日本の2大生産地です。青森県は、2001(平成13)年に語呂合わせから11月5日を「い(1)い(1)リン(0)ゴ(5)の日」と制定しました。一方、長野県では、1999年(平成11)年から11月22日を「長野県りんごの日」としています。これはりんごの品種「ふじ」や「サンふじ」が出荷の最盛期であることから「い(1)い(1)ふ(2)じ(2)」の語呂合わせから決められました。

⑫ティーポットの封筒、チーズピザ・青柳祥子
ティーポットの封筒は、お好みのフレーバーのティーバッグを入れてお菓子に添えて贈り物にどうぞ。ピザは昔、食べ物折り紙を子どもたちと作った時、ひとつずつピザを取る時、まるでチーズが糸を引いているようだと盛り上がりました。トッピングはそれぞれお任せします。

ミニ知識・紅茶
江戸時代、伊勢の国(現在の三重県)の船頭、大黒屋光太夫(1751-1828)は、1782年に江戸に向けて航海中、難破してロシアに漂流しました。帰国の許可が出るまで、10年間もロシアに留まることとなりましたが、その間にさまざまな異文化に触れ、1791年11月には女帝エカテリーナ2世の茶会にも招かれました。
日本人が外国人の正式な茶会で紅茶を飲んだという史実に基づき、日本紅茶協会が1983(昭和58)年に11月1日を「紅茶の日」と制定しました。日本人に古くからなじみのあるお茶は緑茶ですが、紅茶も緑茶もウーロン茶も同じツバキ科の茶の葉から作られています。異なるのはその製造方法で、茶の葉を完全に酸化発酵させているのが紅茶、少しだけさせているのがウーロン茶、させていないのが緑茶です。

ミニ知識・ピザ
イタリアを代表するパン料理で、イタリア語ではピッツァと呼ばれています。もともとはナポリを中心とするカンパニア地方で古くから食べられていた郷土料理でした。
1889年、イタリア国王ウンベルト一世と王妃マルゲリータがナポリを訪れた際、献上されたのがモッツアレラチーズの白、バジルの緑、トマトソースの赤で、イタリア国旗をイメージさせるピザでした。これが「ピッツァ・マルゲリータ」と名付けられ、ピザがイタリア全土に広がるきっかけとなったといわれています。
1995(平成7)年、凸版印刷株式会社がイタリア文化普及のため、11月20日マルゲリータ妃の誕生日にちなんで、その日を「ピザの日」に制定しました。

[参考図書]
「今日は何の日?年中行事・記念日事典」(学研)、「朝日新聞」(朝日新聞社)、「記念日・祝日の事典」「世界たべもの起源事典」「西洋たべもの語源事典」(東京堂出版)、「平凡社大百科事典」(平凡社)、「ブリタニカ国際大百科事典」(ティービーエスブリタニカ)

~2007折紙シンポジウムin秋田レポート~
年に1度の、折紙仲間との出会い。今回の折紙シンポジウムは、秋田県の北東、青森・岩手の県境に位置する緑豊かな鹿角市を会場に開催しました。
内藤正光理事長による開会のあいさつに続いて、エッセイストのあゆかわのぼる氏に、秋田弁のおもしろさや秋田人気質などをお話しいただきました。由緒正しい日本の古語が残されているという秋田弁そのものが、参加の皆さんにとっての楽しいおみやげになりました。
夕食前の販売コーナーでは、ノアブックス最新刊「おりがみってたのしい!」など新商品を豊富に販売し、作品市では、翌日の講習作品の展示を行いました。
ミニ折り紙教室の集まり「教室広場」と、専門分野を研究する「部会」を並行して実施しました。「教室広場」は2部屋に増設しましたが、どの講習も大人気でした。
懇親会では恒例の隠し芸と「くじ引き大会」で大いに盛り上がりました。
ベストセラー「おとなのおりがみ」(山と渓谷社)の著者:アル中Masaこと江原誠(まさ)幸(ゆき)氏を迎え、出版にいたるまでの秘話や、(紙幣とほぼ同じサイズの)1:2の長方形から作る作品を講習しました。(「おとなのおりがみ」では怪しげな著者紹介でしたが、ご本人の印象は全く正反対でした)。最近は紙幣に続いて「宝くじ」を折る作品を研究しているそうで、「例えば給与明細だとか、何かいい“大人の折り紙用紙”があったら教えてください」とのことでした。次作にも期待しましょう。
全大会では次回開催地の検討が行われ、2008年は滋賀県に決定しました。

~おりがみニュース~
「キッズフェスタに参加」
8月14日(火)~16日(木)、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催された「丸の内キッズフェスタ」に参加しました。練馬支部にご協力いただき、「KIDSおもしろクラブ」ではおりがみ教室を、「KIDS広場」では販売と作品展示を行いました。ワクワクやドキドキがいっぱいつまったさまざまなイベントが行われた会場は、夏休み期間中の親子連れでにぎわいました。

寄稿「初めての個展“紙と遊ぶ展”」見明節子(茨城県)
折り紙歴10年の若輩者ですが、6月17日(日)~23日(土)に石岡市の香丸資料館の小さなギャラリーで個展を行いました。300名近くの方が見てくださり、折り紙のイメージが変わったと喜んでいただきました。あまりにうれしくなり、初めてお便りしました。NHK朝のドラマ「どんど晴れ」を表現してみたり、モネの「睡蓮(すいれん)」を「モネ(・・)まね(・・)」してみたりしました。

寄稿「演芸大会に盆踊りと花火」鶴見茂文(栃木県)
384号の畠山久子さんの「盆踊」がとてもすばらしい作品でしたので、さっそく折ってみました。とても楽しくなる作品で私たちの納涼演芸大会のプログラム、舞台の背景に利用させていただいたところ、「まあ、きれい!!」と大好評でした。作品は左向きですが右向きにも折り、バックは御誌のようにブルーとライトグリーンにし、花火は川手章子さんの「両面花火」(384号)、巽照美さんの「吹きごま」(383号)、亀山真代さんの「笹の葉リース」(383号)を使わせていただきました。
秋田県の西馬音内(にしおもない)盆踊は私たちの先生が宇都宮市総合文化センターでの民謡の発表会で発表したもので、顔は黒い布で隠して踊ります。そんなことを思い出しながら折った作品で、とても楽しくみなさんに喜ばれた発表会となりました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
300種弱のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「動物園」

近年、北海道の旭山動物園をはじめとして、展示の仕方を工夫して、生き生きとした動物を観察できる動物園が増えています。心地よい秋の風に吹かれて、動物園に出かけませんか。家族や友だちみんなでわいわい行くのも、ひとりでのんびり散歩するのも楽しいですよ。
今月号ではたくさんの動物を紹介しています。皆さんひとりひとりが園長さんになって、夢の動物園をつくりましょう。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①ラクダ、キリン、ワニ・松野幸彦
「ラクダは『ぶたの基本形』から制作しました。キリンは342号の『ライオン』とワニも伝承の『小鳥』と共通点があります。基本形からの発展の好例です。」


②象・辻昭雄
「折りの美しさに定評のあった辻さんは、創作も多く残されています。この象は“重量感+かわいらしさ+牙”という、当時としては手の込んだデザインでした。その牙の部分を意識して、けっして単純でない、繊細かつ大胆な作風を味わってください。(編)」

③コアラ・青木良
「以前に創作したコアラの顔に胴体をつけてみました。足を木につかまるようなかたちにしたので、指にとまらせて遊べます。」

④おすわりライオン・郷原利夫
「この作品は、孫の絵本の中のライオンさんをモデルに作りましたので、少し漫画っぽくかわいい形になりました。タテガミの⑥⑦では紙が重なって厚くなり少し折りづらいですが、頑張ってかわいいライオンさんにしてください。投稿後に目を大きくする折り方も考えました。収まりもよいようですので試してください。」

⑤☆三方りんご、木・アレンジ:青柳祥子
「ある日、おもちゃ屋さんでこのような形の木のりんごを見つけました。なるほどこれもリンゴだと思って、すぐできた作品です。骨組みだけでりんごに見えるんですね。白で折って少しだけさし込むと雪だるまにもなりますよ。絵を描けばポケット付ドラえもんだ!いろいろ楽しんでください。」

⑥かんたんコスモス・鈴木恵美子
「花瓶の水を替えられない人や生花禁止の病気の人に喜ばれる折り紙の花です。折り方が簡単なので、折る心を込めたくて花びらに細かいスジを入れたら『本物みたい!』と感激された後、『この紙、どこで買ったの?』と聞かれました。」

~☆おってあそぼう~ポン!クルリン・川手章子
「二そう舟基本形にほんのちょっと折りを加えただけの作品ですが、ポン!と押して手を放すとクルリンとひっくり返ります。両目を描くとフクロウの顔のようです。お子さんたちに折ってもらえたら、と思いました。」

⑦カメレオン・丹羽兌子
「カメレオンはトカゲの仲間ですが、樹上生活に適応してあの不思議な体形に進化したそうです。しっぽのぐるぐるをしっかりと巻くとカメレオンらしくなります。」

⑧サッカーボール・土戸英二
「旧作から数えて3回目の掲載になります。この作品は2006年5月16日に日本テレビ系で放映されたの番組内で、同年3月に開催された野球の世界大会WBC日本メンバーがサッカー日本代表に各自がユニットをひとりずつ折り、応援メッセージを書いて送った作品の改訂版です。」

⑨ストレッチング・川手章子
「ストレッチ体操の2ポーズを表現してみました。自分の体ではとてもできませんので、せめて折り紙でストレッチした気分を味わおうと思います。立てておくこともできますよ。」

⑩魔女のカード・青柳祥子
「イーッヒッヒッヒッ・・・満月の夜をほうきに乗って、爽快に魔女が飛んでいます。私もほうきに乗って飛べたらなという思いでできました。魔女からのメッセージは何??ハロウィンパーティくじにも使えますね。もちろん賞品はあなたが折った折り紙??です!」

⑫☆ハロウィンバッグ・乾君江
「⑫で折ったところをのりづけしなければ、立てられます。キャンディを入れて、子どもたちにプレゼントしてみたらいかがでしょう。そのまま飾っても、かわいいと思います。」

ミニ知識・ハロウィーン
10月31日。ヨーロッパの古代ケルト人は11月1日が新年で、大晦日の10月31日には死者の霊が戻ってくると考えていました。それが起源となっている行事です。幽霊や魔女に変装した子どもたちが‘Trick or Treat’(お菓子くれなきゃいたずらするぞ)と言いながら家々を回ります。

[参考図書]
「今日は何の日?年中行事・記念日事典」(学研)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「朝日新聞」、「おうちで旭山動物園」(エムジー・コーポレーション)、「動物園」(新風舎)

⑬デュアル・モード・ビークル(DMV)・納所克志
「ふせた箱に窓や車輪を貼りつけるだけのものでなく、客室に人形やキャラクターを乗せるモデルにしたいとボディーと車輪の強度を考えました。模型を造る気持ちで組み立てて楽しんでください。」

ミニ知識・鉄道の日
10月14日。1872(明治5)年9月12日、東京の新橋と横浜の間にはじめて鉄道が開通し、それを記念して1922(大正11)年に旧国鉄(現在のJR)が新暦に当てて10月14日を「鉄道記念日」に制定したのがはじまりです。

ミニ知識・デュアル・モード・ビークル(DMV)
和訳の「2つの様式の乗り物」という名前どおり、道路も線路も走れる乗り物。JR北海道が開発し、2007年4月14日から1年間程度の予定でJR釧網線での試験的営業運行が行われています。ボタンひとつで10~15秒で前後に2輪ずつ格納されている鉄道用の車輪とタイヤが切り替わります。

~支部だより~

「黒岩琢磨先生、来広!」・広島支部「アトムクラブ」支部長 曽根泰子

4月8日に黒岩琢磨先生を講師にお招きして講習会を行いました。ちょうど市内の桜は満開で、お花見日和でしたが、先生のご予定もあり今回は残念ながら「花見の宴」とはなりませんでした。
黒岩先生には広島支部の顧問をしていただいています。支部を開設したときもいろいろご指導していただきました。あのとき先生が私の背中を押してくださらなかったら、今がなかったかもわかりません。もう一つ、先生には広島と縁が深いことがあります。そのようなこともあって、「広島に行くことがあるけれど・・・」と必ずお電話をくださいます。いつも忙しいご予定にもかかわらず、私たちの支部にご配慮いただき深く感謝しております。
講習会場でしばらくの間、先生と食事をともにしながらお話いたしました。黒岩先生と久しぶりにお会いする方、初対面の方といろいろでしたが、会員たちはお会いできる事を楽しみにしておりました。最初はみなさん緊張していましたが、先生の大阪弁が始まりますとすぐに表情も緩み、楽しい時間のスタートとなりました。
今回の講習会では先生の創作作品の「小人」を中心に、いろいろな角度から創作のこと、アレンジのことなどについてお話をしていただきました。先生が「小人」の表情一つとってもいろいろとアレンジできることを話されますと、会員たちは一生懸命「小人」と向き合い、体の動きなどを工夫したりしていました。目のシールを「小人」に貼ると、「かわいい」とあちらこちらで声があがっていました。「小人」のアレンジに熱中して、予定の時間が過ぎたのを忘れるほどでした。
黒岩先生にはご多用の中会員たちにご指導いただきましてありがとうございました。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。これをきっかけに会員の中から創作される方が誕生することを期待しまして、支部の活動報告とさせていただきます。

寄稿「郵便局で折り紙展示」十河政子(広島県)
今年も「かもめ~る」の売り出しにあわせて、6月1日(金)から音戸郵便局(呉市)で折り紙作品の展示を行い、「かもめ~る」の利用促進、折り紙の普及活動に協力しました。今回のテーマは「世界のお話」です。白雪姫と七人の小人、ピノキオ、人魚姫、赤ずきんちゃんなどを折り紙で表現しました。夏休みの子どもたちの宿題のヒント、見て楽しく気分転換になる作品を作りました。
展示を見た人から「自分の子どもの頃に読んだ思い出、孫と一緒に読んで楽しんだ本、昔を思い出して作品を見ました」、「仕事の途中でふと見上げて、子どもと一緒に読んだことを思い出して、ほっとすることもあります」 などの声が聞かれました。「折り紙でまとめるのも大変でしょう」と言ってくださる方もいて、はげまされます。

寄稿「地元での銀行で第2回作品展」竹田房子(神奈川県)
2000年6月に1回目の作品展を行って以来、折り紙の集いはご無沙汰していました。しかし昨年の6月「折り紙を教えてほしい」と言う方があり、復活しました。60~70代のみなさんですが、苦戦しながらもがんばっています。今年の5月に作品展を行いました。

~おりがみインフォメーション~
「講師勉強会開催される」 (春期/大阪)
7月8日(日)14:00より、グランキューブ大阪(大阪国際会議場)1202号室ホールで、春期の講師勉強会が開催されました(参加者69名)。講師は新刊「おりがみってたのしい!」 の著者、川手章子さんです。
勉強会は、川手さんが勉強会のために作成したプログラムを、ご自身で板書して開講しました。
前半の「トークタイム」では、「おりがみ」との出会い、協会入会、講師資格取得、創作のきっかけと初めての投稿など、折り紙を通したさまざまな出会いや出来事を楽しく披露してくださいました。
作品投稿時や折り紙教室の講師を引き受けたときの準備でも、川手さんのユニークな手法を紹介してくださいました。創作した作品への愛情からネーミングにはひと工夫されていて、「ネーミング辞典」を購入して参考にしているというお話や、教室参加者が折った作品をつぶさずに持ち帰れるように、ビニール袋を用意していくというお話など、「おりがみ」をかわいがる川手さんらしいエピソードでした。
「トークタイム」 の締めくくりに、作品が生まれ出る喜びを坂村真民先生の「からっぽ」という詩にたとえ、作品との出会いに深い感謝の気持ちを述べられました。
後半は「いっしょに折ってみませんかタイム」で、川手さんの創作作品のなかから「ユキワリソウ」、「スタイリッシュパッケージ」、「キュートな女の子」の講習をしました。作品講習の前に取った休憩時間は「おりがみってたのしい!」の即席サイン会となり、本を購入された皆様が川手さんのサインを求めて長い列をつくりました(写真下)。

寄稿「OUSA折紙コンベンション2007 参加と交流の旅」レポート」中島進(埼玉県)
2007年6月21日(木)~27日(水)、24名の団体で、あこがれのニューヨークに行って折り紙の世界交流と観光を楽しんできました。
21日(木)、成田空港の特別待合室を予約し、佐野専務理事の見送りをえて、全国各地から集まった皆様の自己紹介をし、初顔合わせをしました。
成田からJAL6便で11時間かけてニューヨークに着きました(途中、かなりの時間、折り紙教室になりました)。ケネディ空港ではべスマンさん(米)、コリンさん(英)の出迎えを受け、バスでホテルに向い、遠くマンハッタンのビル群を見て大感激。ホテルはマンハッタンの中心にあり、コンベンション会場まで徒歩10分、エンパイア・ステートビル、五番街、タイムズスクエアまで歩ける所にありました。マンハッタンは岩盤の上に立っているとのことで地震はなく、さびれた外階段の残る古くからのビルもあり、映画のシーンをソックリ見られました。
初日の夜にはOrigamiUSA(以下OUSA)の方で、日本人歓迎の会を開催していただきました(日本折紙学会の皆さんも一緒でした)。
翌22日(金)~23日(土)は、いよいよOUSAの大会に参加。その規模の大きさに驚きました。9か国258クラス、146名の先生、生徒700名、それにボランティアの方多数。世界一の大会を納得いたしました。今回のスペシャルゲストは、日本から吉澤喜代様(故吉澤章先生の奥様)、山梨明子様、神谷哲史様、カナダからユリ・カトリン・シュマコフ夫妻の4組でした。我々の申し込みの日付が早かったのでほとんどの希望のクラスをとることができました。全員熱心に受講し、英語でしたが、分からない時は手を上げ、先生方も熱心に教えてくださり、仕上げることができました。英語ができなくても熱意と度胸があれば通じ合えることを実感しました。
10時~17時までは、授業があり、その後、夜の12時まで、大広間が用意されていて、三々五々、各テーブルで、ミニ折り紙教室ができ、教え合い、楽しい世界折り紙交流ができました。また、会場には有名な作家の作品も含めた展示場、本や材料の販売コーナー、作品の販売コーナーもあり盛況でした。
会場近くには、市民の皆様も買うスーパーがあり、果物・弁当・ジュース類もそろい、またピザ・ホットドック屋や、コンビニでもパンや寿司も買え便利で、ニューヨーカーの気分でした。
25日(月)は自由行動とし、各自、ショッピング、ミュージカル、美術館、ナイトクルーズなどで楽しみました。
その夜には、盛大な公式フェアウェルパーティ(お別れ会)が行われ、皆様と大いに盛り上がりました。
あっという間に、楽しい日程も終わり、26日(火)、成田に向けて帰国の便にのりました。(機中でも折り紙をしている人もいました。熱心)
27日(水)全員無事成田空港に到着し、記念すべき楽しい折り紙の世界交流を終えました。ニューヨークの偉大さに圧倒された旅行でした。
皆様、今回の旅行は大変インパクトが強く、また来年も行きたいという希望者が半数近くいらっしゃいました。
読者の皆様も、英語ができなくても十分理解できますので、もし次回、企画できればぜひご参加ください。元気なうちに楽しみましょう。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「お月見と敬老の日」
明るい、満月の夜に動物達が集まっています。たぬきの伴奏は、どんなメロディーを奏でているのでしょうか。腹鼓はお得意ですが、たまには楽器を使うのもなかなかの演出です。今年の十五夜は9月25日。日一日と形を変えていく月を楽しみながら、お月見の情景を折り紙で折って、中秋の名月を心待ちにするのも風雅なことですね。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①お手紙たぬき・田中秀子
「国民文化祭のとき、折り紙会場にこの作品を置いたところ、とくに見学の子どもたちから予想以上の好評を得ました。全体的にかわいらしさを表現するのに苦労しましたが、とても思い出に残る作品となりました。」

ミニ知識・タヌキ
イヌ科の動物でキツネと同じように人をばかすと昔からいわれていますが、キツネが憑きものになると考えられていたのに対し、親しみのある動物とされてきました。ずんぐりとした愛嬌のある格好から腹鼓(はらつづみ)を打つという言い伝えがあり、各地に伝説が残っています。
日本折紙協会事務局がある東京都千代田区の番町にも、深夜タヌキが腹を打つ太鼓のような音が聞こえてくる「狸囃子(たぬきばやし)」の言い伝えがあるそうです。

②うさぎ・瀬田美恵子
「動きが表現できて気に入っています。でも折るのは難しいです。山火事で逃げまどう『不思議の国のアリス』のウサギが4本足ならこんな姿で道を急いだのでしょうか。あきらめずに折ってみてください。」

③ピョンちゃんハット、ユニットのお膳・川手章子
「ピョンちゃんハットをかぶった小人さんがいてくれて、毎日一緒に遊べたり、お歌を歌ったりできたら楽しいだろうな・・・とフッと思いました。お膳はユニットの折りはじめの形が浮かびました。4つ目を組むときは思いきってまとめます。お月見のお膳のできあがり。」

④名月・成田光昭
「棚田に映る田(た)毎(ごと)の月をイメージして創作しました。名月の幻想的なイメージを黄色の折り紙の表面を活かして表現してあります。静かな夜、澄んだ空にうかぶ名月を背中に文化の薫るひとときを過ごしましょう。」

ミニ知識・十五夜
旧暦8月15日の夜をいいます。月の満ち欠けの周期を1ヶ月と決め、これに太陽暦の要素を加えた旧暦で月のまん中であることから、8月15日は十五夜(中秋の名月)と呼ばれるようになりました。ところで、1日をついたちと呼ぶのは、新月で「月立つ」が変化したものだそうです。
十五夜にお月見をするのは中国から伝えられた行事ですが、日本に古くからあった秋の収穫に感謝し、翌年の豊作を願う農耕儀式が結びついたと考えられています。

⑤おしゃれな花瓶・木下一郎
「一輪挿しとして利用するには⑬の角型花瓶の段階でパチンコ玉を17個ほど底に入れて置けば転倒しません。生花は切り口にティッシュを若干巻いて、水60cc入れたビニール袋に差し込んだうえ、吃水線の上でバンドを締めてからねじって完成。30cm角の紙なれば、花瓶の口は5cm角になります。」

⑥桔梗の花・高橋康晃
「桔梗は花弁が半分重なっているので感じが似ていると思います。花弁の幅を広げるため、ユニットを3つ折りにしています。折紙講師に合格した記念に作りました。これからもよろしくお願いいたします。」

ミニ知識・桔梗
日本の秋の代表的な草花として親しまれている秋の七草のひとつ。ちなみに秋の七草とは、万葉集で山上憶良が詠んだ歌が起源とも考えられていて、萩、尾花、撫子、葛、女郎花、藤袴、桔梗で、どれも薬用植物として実利性に優れている花々です。桔梗は青紫や白の星のような形をした花で、根を陰干しした「桔梗根」は有名なせき止め薬です。昔は正月のお屠蘇(とそ)に桔梗根を入れていたそうです。

⑦アコーディオンケース・川手章子
「できあがりの形が楽器のアコーディオンのように思いました。1つ1つのパーツがシンプルでいくつもつなげていけそうです。アコーディオンのようにたたんだり、伸ばしたりできますよ。小物入れにもいかがでしょう。」

⑧ひょうたんの楊枝入れ・藤本祐子
「ちりめん細工でできた物を見て、折り紙で挑戦してみました。厄除け、無病息災、商売繁盛、子孫繁栄など縁起のいい瓢箪を敬老の日のお祝い膳や行楽のお弁当のお伴に、素敵な柄の紙で折って添えてみてくださいね。15cm角の紙で折るとちょうどいい大きさです。」

ミニ知識・ひょうたん
ウリ科の一年草でユウガオの変種です。その果実は、古くから容器として用いられ、器の原点とも考えられています。縦に切れば、水汲み用のひしゃくとなり、横に切れば器になります。また、呪具として用いられ、信仰の対象でもありました。
朝鮮半島にはヒョウタンの仲間であるパク(朴)があり、これを蒸し、乾燥させたものをパガジといいます。新羅の僧元暁はパガジで作った道具を用い、踊念仏を創始しました。西アフリカには木琴に似たバラフォン、ハワイにはイプなど、ヒョウタンを使った楽器も世界各地にあります。

⑨袋付きの箱・白井和子
「簡単に折れる外側前面に袋のある箱です。メモなどが入ります。外側内側とともに折り紙の色柄がでます。何に使おうかなと考えるのも楽しいです。」

⑩☆鶴と亀・半田丈直
「15cm×7.5cm(2:1)の紙で折るシリーズとして考えています。30°、45°、60°、90°などの角度にこだわってみました。」

⑪アシモ・青木良
「ちょっと難しいですが、手足を歩くように前後にずらして、うまくバランスをとると立たせることができます。」

ミニ知識・アシモ
自動車メーカーとして知られる本田技研工業株式会社が開発した人の形をしたヒューマノイド型のロボットで、2000年に発表されました。名前はAdvanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティ:機動性)から名付けられています。近い将来、実際に人間生活で活動することを想定して開発されました。発表以来、進化をし続け、トレイを運んだり、人と手をつないで一緒に歩いたりもします。簡単な会話もできるそうです。

~おってあそぼう~ポケット付きロケットのつみき・青柳祥子
「この作品は、小さいお子様でも作れますね。ちゃんと立ちますよ。数字も書いてみましょうか!宇宙人に見せたい折り紙をポケットに入れて発射させましょう!3.2.1.0.Blast off!!」


⑫宇宙探査機・鈴木恭子
「この作品はだいぶ前に偶然折り上げた作品でした。細かい部分も多少ありますが、根気よく折ってみてください。」

ミニ知識・宇宙の日
9月12日。宇宙観測のネットワークを広げ、宇宙の平和利用を発展させるとともに、人々の宇宙開発に対する理解を深めることを目的として、国連は1992(平成4)年を「国際宇宙年」と定めました。これをきっかけに、日本でも科学技術庁(現文部科学省)が「宇宙の日」を一般公募し、宇宙飛行士の毛利衛さんがスーペースシャトルエンデバー号で宇宙に出発した9月12日に決まりました。
なお、今月号では、ロボットの「アシモ」 を紹介していますが、宇宙でも活躍しているロボットがいます。「火星探査ロボット」や、無重力の宇宙で、人間にかわって作業する「ロボットアーム」などです。

⑬子猫の箸置き・小倉隆子
「少ない用紙でとても可愛い子猫の箸置きができ上がりました。大小、色とりどり折って、子猫のファミリーで飾っても、ほほえましい限りです。」

⑭☆おすわりワンワン・青柳祥子
「上手におすわりできるわんわんです。小さい紙で子犬も作っておなかのところでかくれんぼできます。わんわんの家族を作って遊んでみてくださいね。」

ミニ知識・動物愛護週間(9月20日~26日)
1974(昭和49)年に施行された「動物の保護及び管理に関する法律(現在は「動物の愛護及び管理に関する法律」)で正式に定められています。

⑮ゴールデンレトリバー・アレンジ:吉田誠
「折り図⑪の形から何か動物が作れそうだと思って試行錯誤しているうちにできました。できあがりはおすわりの状態ですが、後ろ足を折る線を少し後ろにずらすと立たせることもできます。」

ミニ知識・ゴールデンリトリバー
銃でうった水鳥をもち帰る(リトリバー)のを仕事とする鳥猟犬としてイギリス原産の大型犬です。人懐っこく明るく、優しい性格です。ゴールデンという名前は、質のよい、金色の毛からです。体の不自由な人を助ける介助犬や盲導犬としてもすぐれています。

[ミニ知識参考図書]
「年中行事事典」(三省堂)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「和ごよみと四季のくらし」(日本文芸社)、「ひらがな暦」(新潮社)、「花の風物誌」(八坂書房)、「今日は何の日?年中行事事典」「イヌとネコ」(学研)、「朝日新聞」(朝日新聞社)、「世界大百科事典」(平凡社)、「日本大百科全書」(小学館)、「ロボット大図鑑」「地名で読む江戸の町」(PHP研究所)、「イヌ」(ポプラ社)

寄稿「「壱岐イキおりがみツアー」と「壱岐イキおりがみ展」報告」宮本眞理子(長崎県)
5月19日(土)・20日(日)のツアーでは北海道から沖縄まで折り紙の大好きなたくさんの方々に離島の壱岐へお越しいただきました。壱岐の方々との交流を兼ねた「おりがみひろば」では、ボランティア精神あふれる先生方のご協力で大成功となり、私は壱岐の皆様へ素敵な先生方をご紹介できてとてもうれしかったです。壱岐の方へと折り紙のプレ ゼントを用意してくださった先生もあり、この感動は忘れられません。
このツアーは、観光やグルメに折り紙交流を盛り込んだ内容を企画していましたが、同じ日程で開催された「子守唄フォーラム」にも同時参加となり、より内容が濃いスケジュールとなりました。両日天候にもめぐまれ、20日(日)の観光バスツアーも当初予定していなかったお土産屋さんや壱岐焼酎工場にも立ち寄ることができ、とても楽しい行程となりました。
延長して6月3日(日)までとなったおりがみ展は、美術館始まって以来の大勢の来館者だったそうです。内容は、壱岐をテーマにした作品では、約1万個のパーツでできた壱岐の地図、約4m角の紙で折った壱岐牛、約2m角3枚から作った鬼凧、鬼ヶ島伝説、壱岐の明かり、高さ4m横15mのガラス張りの海の世界、季節の色紙、秘伝千羽鶴折形復元、不思議なホログラム蝶々といちごの鉢植え、キャラクター折り紙、蘭の花、ブローチやハイヒール、世界の折り紙の紹介など、賛助作品では川村みゆきさんのユニット作品、世浪健さんの創作折り紙、(息子の)真太郎の創作折り紙、そしていつものチャレンジコーナー。おりがみ展会場に置いていた日本折紙協会のパンフレットは壱岐観光中の全国からお越しのお客様にも好評でした。
この作品制作は壱岐郷土館元館長の市山課長と職員の方々と、何度も海を越えて手伝いに来てくださった長崎県佐世保市の川崎道子さん、作品を作って送ってくれた折遊かごしまのメンバーと、熊本県熊本市の三浦順子さん、福岡県筑紫野市の由衛セツ子さんたち、そして夫のお陰で奇跡的に間に合いました。また、搬入は川崎さんと川村さんと真太郎に手伝ってもらい、こちらも間に合って奇跡のようでした。
その後、壱岐の作品は郷土館のほうへ移転しています。これから壱岐へお越しの際はぜひ郷土館へお立ち寄りください。また、壱岐市の教育委員会と初めての折り紙教室の開催を検討中です。
ご参加、ご協力の皆様、本当にありがとうございました。今後につながる折り紙活動となったことを心より感謝申し上げます。

寄稿「折り紙いっぱいの卒業式」梅本吉広(大阪府)
3月16日(金)に私が勤めている池田市伏尾台小学校で卒業式がありました。会場の体育館には1年生から4年生の学年ごとに共同作品が飾られ、卒業式を華やかに盛り上げました。私はその中で2年生の「バラ」や4年生の「さくら」の折り紙の指導をしました。5年生は、掲示板に折り鶴で「そつぎょうおめでとう」の文字を作りました。そして、卒業生の胸花には、5年生と私で「川崎ローズ」を折りました。式の前に5年生が卒業生の胸にていねいに付けていきました。6年生は胸をはって式に参加することができたようです。

寄稿「復活!「おりがみあいうえおひょう」」梅本吉広(大阪府)
「122号」(絶版)の「みんなでつくった壁面のページ」に掲載されました「おりがみあいうえおひょう」の復刻ミニチュア版ができあがりました。
これらの作品は、元々は小学1年生を対象に「かな文字指導」の中で指導したものでありましたが、今回は私一人で制作しました。持ち運びしやすくミニチュアにして、一部作品を改めて作り直しました。
小学校の玄関に、あ行から順番に5文字ずつ展示しましたら、子どもたちは「この文字は何でできているの?」「わかった!これはおたまじゃくしだ」と大喜びでした。いずれどこかで展示しますのでお楽しみに。

~おりがみニュース~
「9月1日は防災の日。新聞紙で作るシェルターを紹介します。」
4月6日(金)~5月6日(日)、神奈川県のBank ART 1929 Yokohama、Bank ART Studio NYKで「地震EXPO」が開催され、新聞紙を折ったものを組み合わせたシェルターが展示されました。制作した神奈川大学理工学部の曽我部昌史教授と研究室の皆さんにお話をうかがいました。
「避難所で自分のプライバシーを保つ空間を作るために、お年寄りから子供まで簡単に作れるシェルターを考えてみました。材料は身近なもので新聞紙を使ってみました。最初、新聞紙を丸めたり、くるんだりしたピースを考えましたが、仕上がりが雑になるため、どこか1か所に力が集中するので、組み立てても壊れてしまいました。“折った”ピースは、誰でも同じようにできあがり、組み立てても安定しました。このピースは以前折った作品の記憶から、再現してみました。折り紙の本もみてみましたが、小さな折り紙で折ると組み立てることができても、大きな新聞紙では組み立ててもつぶれてしまいます。ホッチキスで留めながら、組み立て方に工夫しました。五角形と六角形を組み合わせた構造になっていて、その形から「ワッフルドーム」と呼んでいます。このシェルターの構想は昨年の9月から練っていましたが、折って組み立てるだけなら2日でできました。1つのドームに2ヶ月分の新聞紙を使っています。」
折り方は以下のとおり。皆さんも折ってみましょう。

~おたより~
「スペインで折り紙交流」東映子(神奈川県)
3月22日(木)、バルセロナへの旅行中にスペイン折紙協会の会員さんの集まりに参加して参りました。
去年から会員さんの1人とメールで交流があり、私の旅行が決まって会合に参加させてもらうことになりました。ここは男性が多く、スーパーコンプレックス(複雑な工程)の作品を見せていただき、「かご」と「吹きごま」の折り方を習いました。
集合写真の後列右から四人目が私で、作品は「かご」と「吹きごま」、それと旅行中某レストランで隣のテーブルのお客さんがくれた「ぴょんぴょんガエル」です。吹きごまはドイツのある方の作だそうです。

~おりがみニュース~
「折り紙作品「11ぴきのねこ」が、こぐま社の小冊子に紹介」
新潟県の梨本竜子さんの作品「11ぴきのねこ」は、馬場のぼるさん作こぐま社発行の絵本「11ぴきのねこ」をもとに考えられたものです。「おりがみ284号(1998年4月号)」(絶版)で紹介、その後「おりがみ傑作選4おってあそぼう!!編」に収録しました。この作品をこぐま社の担当の方も気に入ってくださり、イベントなどで使われていたそうです。今年2007年が「11ぴきのねこ誕生40周年」ということで、全国の本屋さん3,000店ほどに配付する小冊子「こぐまの手帖No.40」に折り図が掲載されました。

「光触媒因州和紙、「2007折紙シンポジウムin 秋田」で販売開始
いなば支部長の房安寿美枝さん(島根県)にご紹介いただきました。「光触媒因州和紙」は、太陽光などの紫外線によって脱臭や有害物質の分解という効果をもたらす物質を、鳥取県特産の因州和紙に漉きこんだものです。

~講師講習会開催される~
「春期/東京/Cコース」
5月26日(土)14:00~17:00、主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)4階会議室で、折紙師範・講師対象の講師講習会が開催されました。
今回の「Cコース」は、(株)竹尾・販売促進本部の河井敬夫氏を講師に迎え、紙という素材の歴史や製法、特性などをお話いただき、参加者に配付されたA4版の見本紙16種をもとに紙の物性(タテ目とヨコ目、表裏がある、呼吸をしているなど)を詳しく解説、「世界一」といわれる日本の製紙技術の一端をご紹介いただきました。
紙には「記録する(書きとめる)」「(物を)包む」「吸い取る(または拭き取る)」という3つの大きな用途があり、私たちにもたらした恩恵は計り知れません。しなやかで張りのある造形素材としての紙があってはじめて成り立つ「折り紙」(「包む」行為からの発展とも言われています)を見直す良い機会となりました。(参加者67名)

~定時総会開催~
「第34期(平成18年4月1日~平成19年3月31日)
5月27日(日)15:30より、主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)4階会議室において、第34期・日本折紙協会定時総会が開催されました。第34期事業報告/決算報告、第35期期事業計画/予算案が審議され、内容は出席された維持会員(正会員)と委任状により、過半数の同意を得、すべて採決されました。
今回、日本折紙協会定款の第4章(役員)規約により、理事の任期途中ですが津田良夫氏(東京都)が常任理事へ昇格。故 寺澤慶子理事(福島県)が物故役員(退任)となりました。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「なつ」
8月には各地で月遅れのお盆が行われます。普段、都会で暮らしている人たちが帰省し、懐かしい場所でのんびりと数日を過ごします。にぎやかな盆踊りに花火大会・・・、夏一番の行事をお地蔵さんも楽しんでいるようです。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆Australian butterfly、虫取りに行ったら・・・・青柳祥子
「オーストラリアでは、たくさんの綺麗な動植物が見られます。なかでも青と黒のAustralian butterflyはとても綺麗です。⑩で下に紐を通せば、ペンダントにもなります。小さい頃、よくセミ取りに出かけました。見つけたら「セミだ!」といつも声を出してしまうので、セミはすぐ1回転して逃げていきました。この作品は、1回転させると帽子をかぶった少年の顔になります。」

②クワガタムシ、カブトムシ・青木良
「アクセサリーにしてもいいような、かわいい虫をイメージして創作しました。カラフルな紙で折ると楽しいでしょう。クワガタの上にカブトの体を組み合わせて、アントラー(注:ウルトラ怪獣)みたいなありえない昆虫にすることもできます。(アントラーはアリジゴクでしたね)」

~おってあそぼう~
威嚇するカマキリ君・青柳祥子
「娘が小さい頃、「かがくの友」(福音館書店発行)を購読していました。その中に「162ひきのカマキリたち」という本があります。たまごから162匹も赤ちゃんが生まれるのにちゃんと大人になれるのはたったの1匹だけ。大人になるまでの物語です。その本と出会って以来、カマキリ君が大変愛おしくなりました。」

③たがめ、たいこうち・小倉隆子
「水辺の生きもの図鑑を見ながら折ってみました。あまりにもそっくりにできてびっくり。小さいころに小川や田んぼで遊んだ思い出が、よみがえりました。」

ミニ知識・タガメ、タイコウチ
ともに水の中にすんでいる水生昆虫です。カエルや小魚などの獲物を捕まえると、針状の口を刺して体液を吸います。タイコウチは漢字で書くと「太鼓打」で、泳ぐ時カマキリの鎌のような前足で、太鼓をたたくように交互に動かすことから名づけられました。

④盆踊・畠山久子
「秋田県には西馬音内(にしぼおない)盆踊があります。独特の着物で踊る優美な踊りです。」

ミニ知識・盆
旧暦では7月に行われていました。関東の都市部では1973(明治6)年の新暦移行後は、暦日を受け継いで7月13~15日ごろ行われますが、地方では昔と季節が一致する月遅れの8月13~15日ごろの行事として定着しています。ところで、盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、この語はソグド語の霊魂を意味する「ウルヴァン(Urvan)」が起源とされています。中央アジアにいたソグド人は、ゾロアスター教(拝火教)を信仰し、盆の迎えや送り火などもその宗教の習慣から来ているのだそうです。

ミニ知識・盆踊り
今では地域の人々の親睦を深める行事として定着していますが、もともとは新精霊のすみやかな成仏を願って行われたものでした。笠などをかぶって踊るものもありますが、踊りが神聖なもので、かぶり物が祭礼の道具として用いられたことのあらわれと考えられています。

ミニ知識・中元
7月15日。もともとは道教の教えで、1月15日の上元、10月15日の下元とともに三元のひとつでした。三元の日には神に供え物をしていましたが、盆と期日が一致することから結びつき、7月初旬から盆のころに行われる、得意先や恩顧を受けた人への物品の贈答を指すようになりました。盆と同じように月遅れで行われる地方も多いようです。

⑤両面花火、ストッパー付ケース・川手章子
「木曽での折り紙講習会で、“夏の折り紙”折ってほしいとのことで、この「両面花火」を紹介させていただきました。体格のよい男の先生が背中を丸め、一生懸命折っている姿を思い起こしました。「ストッパー付きケース」は両脇からお花をさしこんだり、和菓子を入れてもよさそうです。」

ミニ知識・花火の日
8月1日。1948(昭和23)年8月1日、第二次世界大戦をはさんで禁止されていた花火が解禁されました。それを記念して、1967(昭和42)年に制定されました。花火が日本にヨーロッパから伝えられたのは1543年の鉄砲伝来の後だと考えられています。はじめて打ち上げられたのは、1613年の江戸城で、徳川家康も見物したといわれています。

⑥きんぎょ・松野幸彦
「かぶとの折り紙の「くわがた」部分を、金魚の胸びれに変化させるのは伝承作品でおなじみです。この作品は、残りの部分を「中わり折り」を繰り返すことで、優雅な尾びれを表現したものです。」

⑦フヨウ・川手章子
「夏から秋にかけて咲く大輪の芙蓉の花。そんな花の名前をいただき名付けてみました。花っていいですね。心をなごませてくれて。折る工程もちょっぴり楽しめそうに思われました。」

⑧ハイビスカスの輪飾り・永田紀子
「花をつなぐことができなかったので、葉っぱのリースの上に花を飾りました。花の数や位置はお好みでどうぞ。」

ミニ知識・フヨウ、ハイビスカス
どちらもフヨウ科ハイビスカス属の花です。余談ですが、和紙の製作過程で長くてからまりやすい繊維を分散させるためにトロロアオイの根からとった粘性のある透明な液体が使われますが、このトロロアオイも同じ仲間です。フヨウは夏から秋にかけて薄紅色や白色の大きな花を咲かせますが、朝に開いて夜にはしぼんでしまいます。「芙蓉峰」とは富士山の雅称です。一方、ハワイの州花ともなっているハイビスカスは、昨年公開の人気映画「フラガール」にも登場し、レイ(花の首飾り)や髪飾りとしておなじみの花です。

⑨朝顔の小鉢・永田紀子
「すき間のあいた座布団折り(⑥)をしたあとで、ねじり折りを施して朝顔に見立てました。夏休み中のおやつの器にしていただけたらうれしいです。」

⑩☆おじぞうさん・水谷壮志(投稿時:11歳)
「おじぞうさんの、エプロンを工夫しました。⑩で手のところまで折ると、あたまの丸いおじぞうさんができます。いろんな色で折ると楽しいです。ポチ袋や封筒にもなる作品です。⑪の形まで開いて中に入れましょう。」

ミニ知識・地蔵盆
8月23~24日。盆の行事の締めくくりとして、地蔵をまつる民間伝承の風習です。近畿地方を盛んに行われ、九州・四国・北陸地方でも見られます。地蔵を洗い清め、白粉をつけて化粧をし、お供え物をします。地蔵が子供の守り神であることから、子供の行事として縁日や花火大会や盆踊りなどが行われます。関東地方で広まらなかったのは、地蔵信仰よりも稲荷信仰が盛んだったためと考えられています。

⑪噴水・中本容子
「ここ数年、噴水を創ろうと何度も試みてみましたが、花火のようになってしまい、なかなか気に入るものができないでいました。今回ようやく噴水らしく見える作品になりました。」

ミニ知識・噴水
古代から自然の湧き水は神聖なものとみなされ、それを模倣するかたちで考えられたそうです。日本ではじめて洋式噴水が作られたのは、1903(明治36)年開園の東京日比谷公園の「鶴の噴水」です。東京美術学校(現 東京芸術大学)によって制作されました。

⑫鶴タワー・アレンジ:川手章子
「鶴の塔のように思われた作品です。②から⑤できちんと折ると美しく仕上がるようです。凛としてバランスを保ち、スッと立っている所がいいなと思いました。時折、鶴が折りたくなりますが、鶴はすばらしい作品ですね。」

⑬☆野球ボール・吉武勇人
「高校野球を見ながら折りました。15cm角の紙で折ると、かなり大きいボールになります。」

ミニ知識・野球の日
8月9日。「や(8)きゅう(9)」の語呂合わせと、夏の高校野球の期間中であることから、スポーツ用品メーカーのミズノの直営店エスポートミズノが1994(平成6)年に制定しました。

ミニ知識・高校野球記念日
8月18日。1915(大正4)年のこの日、現在の高校野球の前身の第一回全国中等学校優勝野球大会の開会式が大阪の豊中グラウンドで行われたことを記念しています。

[ミニ知識参考図書]
「年中行事事典」(三省堂)、「今日は何の日?年中行事事典」(学研)、「記念日、祝日の事典」(東京堂書店)、「日本の年中行事」(金園社)、「世界大百科事典」(平凡社)、「かぶりもの.きもの.はきもの」(岩崎美術社)、「名前といわれ昆虫図鑑」(偕成社)、「謎とき昆虫ノート」(NHK出版)、「花の風物詩」(八坂書房)

◇ ◇支部だより◇◇
「盛況の作品展」大阪支部「なにわ・みおつくし会」支部長 梅本吉広

3月16日(金)~17日(土)、阿倍野市民学習センターにて「グループフェスティバル2007」が開催されました。大阪支部は当センターにて月2回の研究会と定例会を開催し、会員相互の親陸と研修を図るとともに、地域の文化発展に寄与しています。今年も大阪支部は定例のグループフェスティバル作品展示部門に参加しました。
今回は「秘伝千羽鶴折形」の完全版が展示され、見学者がそのできばえに感心していました。「この鶴は、どうやって作るのですか?」「糊でくっつけたんじゃないのですか?」など、質問が続出しました。
他にも、四季の花々の色紙の作品やくす玉・ユニットの立体の作品など力作がそろいました。中でも、立体のコチョウランやヒヤシンス、広告に紙で作られたギフトボックス、ボトルの中の作品、小さいユニット作品など展示作品が多岐にわたり見学者の目を楽しませました。「この作品、どうしても折って帰りたい」という小学生の要望に応えて、即席のミニ折り紙教室を開きました。とにかく、2日間見学者がひっきりなしに訪れ、盛況のうちに作品展を終えることができました。

「第8回信州折り紙交流会 報告」信濃支部「りんどう」支部長 成田光昭

4月21日(土)~22日(日)、「長野市勤労者女性会館しなのき」において第8回信州おりがみ交流会を開催しました。今年のテーマは「折り紙活動をつなげる」として木下一郎さん、黒岩琢磨さん、斎藤静夫さん、阿部恒さん、岡村昌夫さんを特別講師にお迎えして行いました。長年、折り紙活動を実践された先輩方だけに、経験に裏打ちされたお話、折り紙に対する情熱は参加された方々に伝わったものと思います。
大会運営面では、前回の問題点がさらに解決されてきました。また、今回初の試みとして各教室に担当係を配しました。教室をスムーズに進行するお手伝いができたばかりではく、間近で折り紙講習を受けられることで、りんどう会員にとって貴重な機会になりました。
折り紙活動をつなげることは、素晴らしい作品に出会うことに留まらず、素晴らしい人との出会い・交流が大切であると改めて確かめ合いました。

~寄稿~「小川町を訪ねて」多摩支部「山鳩」山田美枝子(東京都)

去る3月31日(土)、私たち「山鳩」は、瀬田美枝子支部長と先頭に総勢16名で、恒例の春の遠足として「和紙の町・小川町」へ行きました。途中電車の乗り継ぎに待ち時間があったのですが、「山鳩」の面々は折り紙を折って楽しんでいました。日本折紙協会理事・黒岩琢磨先生から紹介していただいた、小川町に大変くわしい田中陽子さん(小川町折り紙クラブ)が小川町の埼玉伝統工芸会館前で出迎えてくださいました。
まずは腹ごしらえと「レストラン仙元」の意気のいい女将さんのお勧めで、日本五大名飯の1つ「忠七めし」をいただきました。まずご飯に出し汁をかけて薬味3種を添えて食べました。なかなか味はおつなもの!本当に満腹感にひたることができました。ちょうど広場では観光物産展が行われていて、にぎわっていました。
次に私たちは埼玉伝統工芸会館の中で、展示されている工芸品の説明を事務局の田中さんからていねいに受けました。その中で私は十二単のひな人形が特に印象に残りました。和紙で作った人形とは思えないくらい精巧にできていて、大変驚きました。またランプシェードもやわらかく包み込むような手すき和紙のよさが出ていて、とてもよかったと思いました。
時間があったので西之境内まで歩き、カタクリの群生を見ました。その美しさに感激しました。またお土産に小川和紙を買いました。当日は肌寒い日でしたが、春を満喫し「山鳩」の折り紙仲間とも親陸を深めることができ、とても有意義な一日でした。最後までお世話してくださった田中陽子さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

~おりがみニュース~

COREDO 日本橋「折紙アート展」

4月28日(土)~5月13日(日)に、コレド日本橋(東京都中央区)地下1階アトリウム・1階貫通通路で、「紙で折り成すリアルな世界/折紙アート展」が開催されました。
コレド日本橋は2004年3月に東急百貨店日本橋店跡地にオープンした地上20階地下4階の商業複合施設で「CORE」(核)と「EDO」(江戸)をつなげたネーミングと、日本情緒を象徴するユニークな外観は、日本橋のランドマークとして定着しつつあります。
今回、大型連休と母の日特別企画として、「世界のおりがみ展」(お国自慢シリーズ)のうち、日本橋や江戸をテーマにしたパノラマ作品を選んで展示しました。5月3日・4日には「おりがみ教室」、12日(土)・13日(日)には母の日にちなんで来場の皆さんにカーネーションの折り紙をプレゼント。会場を訪れた親子連れの皆さんが楽しいひとときを過ごしました。

~寄稿~「フィリピン・ポロ島で折り紙教室」小倉隆子(東京都)

フィリピンのカモテス諸島で医療奉仕活動を続けている富山県在住の清水猛氏(83歳)に感銘を受けて、今年の4月15日(日)で4回目の訪比となりました。毎年のことですが島は子だくさんで、教室が始まると300名ほどの子供たちが集まってきます。折り紙遊び、現地の歌やダンスの披露など、言葉は通じませんが楽しいひとときを過ごしています。しかし子どもたちの家は貧しく、お金がなくなると学校も途中で行けなくなるのが現状のようです。家族の中の誰かが出稼ぎに行き、一家を養っているとのことです。そんな中で折り紙はもちろん、新聞、雑誌も手に入りません。今回は折り紙メーカーのクラサワさんのご協力を得て、子どもたちへのお土産として、スタッフ一同は折り紙を持てるだけ持って渡りました。子どもたちは大喜びでコマや紙鉄砲、くるくるなどを折って遊びました。
今年は教室の他に、多くの兵士や島民が戦争の犠牲となって眠っているというポンソン島に行きました。日本の生徒さんが慰霊の気持ちをこめて折ってくれた18,000羽の千羽鶴とお花をカモテスの海に流して来ました。海に沈んでいった日本兵のみなさんがどんなにか日本に帰りたかったかと思うと、平和の尊さを感じずにはいられません。折り紙が平和のメッセージにでもなればと、小さな小さな活動ですが、子どもたちの笑顔に会いに訪比を続けて行こうと思っております。

~みんなの伝言板~

「数学教育協議会・第55回全国研究大会のご案内」

折り紙作家の布施知子氏(長野県)が、8月3日(金)午後、「講演Ⅱ」テーマ「紙を折る不思議」と題して講演を行います。
《数学教育協議会・第55回全国研究大会》
日程/2007年8月3日(金)~5日(日)
会場/(長野県千曲市)戸倉上山田温泉・上山田文化会館・千曲市総合観光会館・ホテル圓山荘・ホテル清風館
主催/数学教育協議会
後援/長野教育委員会・千曲市教育委員会・日本数学会・長野県教育公務員弘済会・朝日新聞長野総局・信濃毎日新聞社・NHK長野放送局・SBC信越放送・テレビ信州・長野朝放送
テーマ/未来をひらく数字を -なぜなぜ・のびのび・わくわく授業-
参加費/(税込み)一般6,000円、学生3,000円、
宿泊費/1泊2食付き9,600円(税込み)より
大会ホームページ(お申し込み、宿泊の詳細、発表予定レポートなど)/
http://www.ne.jp/asahi/math.edu/ami/07taikai/
問い合わせ先/大谷公人【〒389-0813 長野県千曲市若宮2881-3 電話/Fax.026-275-0983 E-mail sara-kimi@nexyzbb.ne.jp】

~おたより~

「豆腐」と「ふじ」を楽しくアレンジ 鶴見茂文(栃木県)

「381号」の「歌舞伎絵草子 藤娘」(伴至誠さん創作)の中の「豆扇」(朝日勇さん創作)と「ふじ」(中沢信子さん図版解説・紹介)を拝見し、とてもすばらしいと思いました。「豆扇」をアレンジして「舞扇」を作りました。(「扇立て」は自分で考えました)。「ふじ」は「折紙模様」のように中心を白く出してアレンジしてみました。「藤娘」の帯にも貼っています。

「折り紙が大好きな小学6年生」中沢信子(神奈川県)

折り紙が上手な堀切秀成君をご紹介したく、ペンをとりました。古くより親しくしております高座郡寒川町の美容院のお孫さんが、この春6年生になりました。幼稚園の頃より折り紙が大好きでとても上手なので、3、4年生の頃「をる」(双樹舎/休刊)を数冊お貸ししたところ、本を見て一人で折っていたようです。先日、お店にうかがいましたら「久しぶりに折った」のだそうですが、とても表情豊かなかかわいいねずみさんや牛車(誠文堂新光社「おりがみ日本の四季」桃谷好英著より)ほかにびっくり、写真を撮っていただきました。「おりがみの日」までには、また新しい作品ができるのを期待しています。他の趣味もたくさんのお持ちのようですが、折り紙好きの少年をどうぞよろしく。

「年金者組合例会で折り紙教室」

私の入会している年金者組合安達女性部の約八割が教職に就いていた方で、例会でどんな折り紙を教えたらいいか迷います。(作品を役員の方にお見せして選んでいただいています)。一昨年はおひなさま、昨年は武者人形の色紙を作り、今年は「346号」の野菜畑の色紙(川井淑子さん作)を作りました。小さい紙が指になじまず、始めたことを後悔する人もいましたが、だんだん慣れてきて「できたわ」と明るい喜びの声があがりました。
赤カブ、ナス、きのこ、人参、絹さやとできあがった作品を並べてみると、一人一人の個性が出ていて見事でした。こんなに何かに集中するのは久しぶりという人もいました。喜んでいただけて私も満足しました。これからも皆様のご指導をお願い申し上げます。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「七夕と海」
天の川は無数の星の集まりで白く見えるため、英語ではミルキーウェイ(Milky Way・
乳の道)と呼ばれています。ギリシア神話の女神ヘラの乳がほとばしってできたと考えられたからです。今月号の表紙は、「ミルキーウェイ」のイメージで、乳白色の背面に七夕の飾りをほどこしました。夏の夜空に繰り広げられる星の伝説を思い浮かべながら、ひと折りひと折りに願いを込めましょう。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①チョウチョウウオ・吉武勇人(投稿時13歳)
「ぼくは魚が大好きです。とくにチョウチョウウオは丸くてかわいいです。本物も黄色なので黄色の紙で折ってください。」

ミニ知識・チョウチョウウオ
多くは暖かい海の珊瑚礁にすんでいます。体は平たく、いろいろな模様や派手な色が特徴で、そのおかげで色鮮やかな珊瑚礁の間で身を隠しながら、ゆっくりと泳げます。日本にも江戸時代の昔から親しまれてきた「並チョウ」と呼ばれる、地味な色の日本産のチョウチョウウオがすんでいます。

②クジラ・青木良
「クジラは、大きくハクジラとヒゲクジラの2つに分かれますが、ヒゲクジラのイメージで創作しました。数年前にツノシマクジラという新種が発見されたそうで、クジラはとても興味深い生き物です。最近、クジラの仲間のヨウスコウイルカが絶滅したと聞いて、とても残念です。」

ミニ知識・波の日
語呂合わせから7月3日をいいます。サーフィンやウインドサーフィンの愛好家がこの日を記念日にしているそうです。

ミニ知識・海の日
もともとは7月20日が「海の記念日」でしたが、1996年から「海の日」として国民の祝日となりました。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願うことを趣旨としています。

③はぜ・石黒久美
「我が家に3年住んでいる海水魚のハゼをモチーフに折りました。本物のハゼと同じように立ちます。」

ミニ知識・ハゼ
海底でじっとして、砂泥に生息しているので、「鯊」(沙は砂と同じ)と書きます。背中は茶色で、薄暗いまだらがあります。有明海の干潟にいるムツゴロウもハゼの仲間です。
ハゼは釣られやすい魚で、釣りの最盛期は夏から秋です。「彼岸の中日に鯊を食べると中気
にならぬ」という俗信は、ハゼは秋の彼岸のころ味が良いからです。

④シェルBOX・山梨明子
「2枚貝のカードから入れ物が作れないかと思い、ざぶとん折りしてから折ってみると、うまい具合に厚みを出すことができました。」

⑤☆メカジキ・丹羽兌子
「港の魚市場で口先に鋭い角のある大型魚を見ました。それがメカジキであると知ってびっくりしました。表裏ほぼ同じ姿に仕上がりました。水族館のモビールの仲間に加えていただければ嬉しく思います。」

ニミ知識・メカジキ
サバの仲間で体長4mもあり、暖かい海にすんでいます。どう猛でクジラにも立ち向かっていくそうです。名前は「カジキトオシ」に由来し、鋭く丈夫な上顎でカジキ(船板または船敷。船側や船底のこと)を突き通すことから付いています。肉はカジキの仲間ではもっとも白身でやわらかいそうです。

⑥魚のくす玉・中本容子
「魚は裏にジョイントがはさめる形になるように工夫しました。夏に楽しむくす玉の新しいレパートリーに加えていただければ嬉しく思います。」

⑦どらちゃん・手塚真由美
「友人のリクエストを受けて創作しました。花から口へ伸びる線をすき間を利用して作り、目の位置や青と白の境に注意して実物に近づけるようにしました。鼻から口までの線は太くなり過ぎないように注意してください。」

⑧七夕びな・アレンジ中沢信子
「娘たちが子どものころ楽しんだ七夕の絵本に一対の大きな雛が載っていました。とても心が引かれた雛たちでした。丹羽さんの作品『立雛』の顔をアレンジさせていただき、着物に伝承の形をしのばせて素朴に折ってみました。」

ミニ知識・七夕雛(七夕人形)
発祥とされる長野県松本市では、現在も月遅れの七夕(8月7日)に飾られています。始まりは定かではありませんが、江戸時代の中ごろにはこの風習はあったそうです。七夕に着物を飾る習慣に、雛祭りの雛人形と同じように、けがをはらい、身代わりとなって病気や災害から身を守ってくれる「人形」や「形代」の役割などが結びついたものと考えられています。P20~21の折り紙作品のように、男女とも袴が同じ形のものもあり、それは昭和になってから生まれた形で、比較的新しいそうです。

⑨☆星の短ざく・村岡竹子
「いっぱい願い事を書いてください。そして、皆さんの願いがひとつでも多くかないますように!」

ミニ知識・七夕
中国から伝わった七夕(しちせき)や星祭りの伝説、裁縫の上達を願う乞(きっ)巧(こう)奠(でん)に、日本古来の棚機女の信仰などが結びついて、日本の独特な七夕の行事へと発展しました。

⑩巾着・田川富美子
「この作品は中にコンペイトウやハーブを入れるなど、大きめの紙で作ってプレゼントを入れるのに使えます。簡単に作れてけっこうかわいい作品になったかなと思います。」

ミニ知識・仙台七夕祭りの飾り
仙台市内の商店街で7月7日の月遅れの8月7日を中日として8月6日~8日に行われます。「七つ道具」を飾るという言い伝えがあり、それぞれには次のような意味があります。
(1)色紙短冊(詩歌を書いて、学問や書の上達を願う)、(2)紙衣(紙の着物。病気や災害などから守ってくれるように身代わりとして飾り、また裁縫上達を願う)、(3)折り鶴(長寿を願う)、(4)巾着(商売繁昌と富貴を願う)、(5)投網(豊漁と豊作を願う)、
(6)くずかご(清潔と節約の心掛けを養う)、(7)吹き流し(織り姫の織り糸を象徴)

⑪子牛・青柳祥子
「私の好きな絵本に、五味太郎作『仔牛の春』があります。ご存知ない方はぜひ読んでみてください。この作品が生まれたときは、この本を読んだときと同じくらい嬉しかったです。」

ミニ知識・星祭の伝説
牛飼いの牽牛星(彦星)と機織りの織女星(織姫)は、仲よく暮らしていましたが、楽しさのあまり仕事をしなくなったので、天の神様が怒り、天の川をはさんで、二人を離れ離れにしました。二人が一年に一度だけ会えるのが七夕の夜という伝説です。

⑫笹の葉・笹の葉リース
「周囲を清める意味の正月輪飾りや、魔除けや豊作祈願の意味を含むリースにちなみ、七夕の笹もリースにしてみました。願い事を短冊に書いてつるしたり、デコレーションを皆さまのセンスで楽しんでみてもよいでしょう。

~おってあそぼう~吹きゴマ・巽照美
「紙が自然にはね上がって9枚の羽根になり、風を受けやすくなっています。枚数や組み合わせ方(単体の向き)を変化させて、輪飾りや壁面タイルなどに応用してみましょう。」

⑬トライアングルローズ、和の菓子皿・川手章子
「トライアングル(三角形)のバラのつぼみが開き始めた状態です。3パーツともしっかり奥まで差し込んでみてください。今はバラもいろんな色がありますので、いろんな色で楽しんでください。和の菓子皿は二そう舟基本形にちょっとだけ折りを加えた作品です。指でちょっと押すと、クルクル回ります。おいしい和菓子などを乗せてみてください。」

⑭ハート×4=ティッシュボックス・アレンジ青柳祥子
「このハートはアメリカの伝承折り紙でしょうか?4つ作って組み合わせるだけで携帯用のティッシュが入り、取り出すのも簡単です。お気に入りの柄でサイズを変えて楽しんでください。昨年のきれいなカレンダーを使って作るとリサイクルにもなりますね。荷造り用のひもなどを入れると、出す時にからまなくて便利です。」

ミニ知識・こころの日
7月1日。「社団法人日本精神科看技術協会」が、1988年7月1日に精神保健法(現在は「精神保健福祉法」に改正)が施行されたことにちなんで、1998年に「こころの看護の日」を定めたのがはじまりです。こころの病気やその患者に対しての正しい理解を図り、心の健康の大切さを訴えるイベントが各地で行われます。「こころの日」のロゴマークは大小2個のハートの形を見立てたものです。

⑮ハンカチノキの花・染谷淳一郎
「ハンカチノキの花は、まるい頭の形をしており、花びらのような2枚の卵型の葉におおわれています。黄緑色のこの包葉は、だんだん白くなり開いてきます。うすい黄緑色が白い紙で折るとよいでしょう。」

ニミ知識・ハンカチノキ(ダビディア)
ダビディア科。1科1属1種の、中国西南部に原産する珍しい植物です。この科名は、この植物を見つけ、ヨーロッパに紹介したフランス人神父のアルマン・ダビッドから付けられています。彼は、ジャイアント・パンダやシフゾウも紹介していることで有名です。5、6月に白いハンカチを吊るしたような大小2枚の苞に包まれた頭状花序をつけます。ハトノキやゆうれいの木など別名もあります。

[ミニ知識参考図書]
「年中行事事典」(三省堂)、「今日は何の日?年中行事事典」「魚」(学研)、「ひらがな暦」(新潮社)、「七夕の紙衣と人形」(ナカニシヤ出版)、「仙台七夕飾りをつくろう」(仙台七夕まつり協賛会)、「おもしろい魚の雑学事典」(新人物往来社)、「魚のホントを教えてあげる」(廣済堂)、「日本大百科事典」(小学館)、「押絵びなと七夕人形」(松本市立博物館・日本民俗資料館)、「世界の植物3」(朝日新聞社)

◇◇支部だより◇◇
「彩の国・童謡おりがみ展」浦和支部「さくら草クラブ」支部長 山口甫江(埼玉県)
3月12日~23日(金)の9日間(土日祝は休み)、緑区役所コミュニティ会議の協力を得て、緑区役所イベントルームで展示会を行いました。
童謡をおりがみで表現したものや、見沼通船堀界隈、また個人の作品も多く、出展されてにぎわいました。
見沼通船掘では、飾台(ブース)の発注からはじまり、苦労は大変なものでしたが、皆さんの協力で完成いたしました。一の関、二の関を往来する積荷の船、船を引っ張る人、田んぼで働く農民の姿、天に舞う大きな竜など皆様の目を引きました。
個人の作品もすばらしく、地道な活動のたまものと思います。今後も成長の姿を見ることができますよう頑張っていきたいと思います。遠路、来場いただいた皆さんありがとうございました。

「芸術劇場に飾る折り紙」練馬支部「ノア・こぶし会」支部長 服部周平(東京都)
3月15日~18日に東京芸術劇場(東京都豊島区)5階展示コーナーで恒例の「市民の祭典」が開催されました。この催事はNPO東京アワーズの企画によるもので、支部としては毎年重要な活動予定として組み入れています。今年も会員の素晴らしい作品を展示し、訪れた方々の目を楽しませました。会の模様はJ.COMのテレビで連日放映されました。

~寄稿~「小学校での活動報告」三浦典子(オーストラリア)
私はオーストラリアの公立の小学校で教員をしています。ゴールドコーストのブロードビーチ小学校では、毎週木曜日の30分間のお昼休みに「折り紙クラブ」の活動をしています。メンバーは、小学校1年生から7年生まで。自由参加なので、メンバーは毎週多少変わりますが、平均して25人くらいの生徒が参加しています。
オーストラリアでも折り紙は男子女子に関係なく人気があります。へび、犬、ペンギン、カニ、パンダ…1つ折れるようになると次々とリクエストが出てきます。
毎週のお楽しみ折り紙のほか、小さいピースでキティの絵を折るグループワークを同時に進めました。5週間(週1回ですから5回)で1500ピース。四角、花形、たたみ(扇子)折りの3種類の作品は5cm角の折り紙を使いました。横90cm×縦120cmのサイズの大型の作品になりました。一つずつのピースを折っている時には完成図が想像できなかった子どもたちも顔が少しずつできてきて、より一層折り上げる楽しみにつながったようです。紙は白い紙を使わず、折り紙を裏使いしたことにより透けて見える色が意外な効果を出し、よりやさしい仕上がりになりました。
日本とオーストラリアの国旗は授業の中で作った小学校5年生の共同作品で、風船の折り紙です。オーストラリア国旗のクロスの部分は風船を膨らませる前の形で、星は最後の折り込みをせず広げたままの形でつくりました。生徒一人一人の個性が集まってできたような作品です。

~寄稿~「韓国日本大使館公報文化院主催・折り紙教室を終えて」曽根泰子(広島県)
昨年3月に公州でのジャパンウィークの折り紙教室を担当させていただき、今年は1月12日と13日の2日間、ソウルでの新年日本文化紹介展で折り紙教室の講師をさせていただきました。今回は都心の公報文化院で開催されたためか、定員以上の参加者に折り紙を楽しんでいただきました。
お正月ということで、「こま」を2種類そして前回好評だった「トトロ」などを折りましたが、予想外のことが起こりました。受付に展示していた講習用ではない折り紙の「いのしし」に興味を持たれ、突然折りたいと申し出てこられました。「難しいですよ」と説明したのですが、それでもぜひと希望されて折ることになりました。折る途中で笑いも出ていました。この笑いは「こんなはずではなかった」という苦笑いだったと思います。見かけ以上に手の込んだ折り方であることを知っていただきました。ちなみに日本の干支では「猪」ですが、韓国では「豚」です。
皆様は熱心に取り組まれて時間内に完成され持って帰られました。中には日本語を話される参加者もおられて、通訳なしで話が弾み、折り紙を通しての国際親善の時間となりました。トトロの時間には子どもたちがたくさん集まってくれました。展示してあるトトロを見つけて、あちこちで嬉しそうにお母さんと話しているのがとても印象的でした。通訳の女性に必ず「できていますか?」「次に進んでもいいですか?」と、子どもたちに確認を取ってもらいスムーズに進行しました。
最後になりましたが、ご支援いただいた大使館公報文化院の皆様、韓国折紙協会の慮英恵さん、金相憲さんほか会員の皆様には紙面をお借りして御礼を申し上げます。

~寄稿~「おりがみ展と折紙講習会」兼島榮子(沖縄折り紙講師の会)
2月1日~15日、沖縄都ホテルで「春を呼ぶ」をテーマにおりがみ展を開催しました。日本一早い桜も満開の沖縄で、桜や菜の花の春の風景、バラやブーゲンビリア、琉球雛などのお雛様、そしてその期間中に布施知子先生をお招きしての講習会・研修会を計画していましたので、春色の箱やくすだま・多面体も展示しました。観光客の皆さんや修学旅行の生徒さんそして地元の方もたくさん見に来てくださいました。婦人会や図書館の職員、保育所の園児や保育士の皆さんなどマイクロバスで駆けつけてくださったグループもいくつかありました。またサークルの皆さんや折り紙大好きの皆さんがリピーターで何度も会場に足を運んでくださいました。その間新聞やテレビでも取り上げていただき、折り紙の普及の一端を担うことができたかと思います。折り紙でいろいろな表現ができることを感心してくださる見学者の中で、会員たちはまた来年の展示会に向けて夢をふくらませています。
2月10日には、県社会福祉センターの大会議室で85名の参加者を対象に折り紙講習会を開催いたしました。
布施知子先生の楽しいお話にキューブや箱などを作りながら楽しい時間を過ごしました。終了後のアンケートには「楽しかった、次もまたぜひお願いします」との声も寄せられました。翌11日と12日は沖縄折り紙講師の会の会員20名での研修会で、箱を作り、キューブや螺旋を折りながら和気あいあいの充実した時が過ごせました。

~おりがみニュース~
「群馬で開催」
3月21日~4月3日、高崎市少年科学館2階展示フロアーで、「世界のおりがみ展」(お国自慢シリーズ)を開催しました。土日には5歳から中学生対象のおりがみ教室が開催され、1枚の紙から広がる夢の世界を体験する、楽しい春休みのひとときとなりました。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「雨の季節」
梅雨の季節を迎えるころ若いツバメたちは巣立っていきます。そして自分がヒナのときをすごした巣に戻ることはないそうです。その旅立ちをカエルが元気な歌声で祝い、あじさいは美しい花で励ましているようです。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

折ってあそぼう「カエル」・宮坂俊士
「大きな口はかわいい小物入れにもなります。後ろ側の角の上下を押せば、パクパクおしゃべりカエルで遊べます。緑と赤の両面折り紙を使い、目、舌の部分に赤色が出るように折るとリアルさが出てよいと思います。」

①かたつむり・青木 良
「かんたんなカタツムリを考えてみました。いろいろな柄のおりがみで折ってみると面白いでしょう。」

②つばめ・中沢信子
「版画の中の折り紙は、いつも私を大いに悩ませます。しかし時には私にいろいろなことを教えてくれます。二等辺三角形よりスマートな『折紙模様』のつばめを正方形の紙に応用してみました。“おしゃべりからす”の工程途中に似た形から“つばめ”ができて嬉しくなりました。」

ミニ知識・ツバメ
春から秋は日本で暮らしてヒナを育て、冬には台湾やマレー半島ですごす渡り鳥。前の年と同じオスとメスが出会い、つがいになります。5年にわたって同じ巣で同じつがいがヒナを育てたという記録もあるそうです。相手を亡くしたツバメは同じように相手を亡くしたツバメや若いツバメとつがいになります。
人が住むそばに巣を作るのは、タカやカラスからヒナを守るためです。秋になると、群れになってねぐらを移しながら渡っていくと考えられています。

③☆6月はというと…、ゆうびんやさんかたつむり・青柳祥子
「6月というと、入梅、てるてるぼうず、そして第3日曜日は父の日ですね。両方下がゆらゆらするので楽しめます。」

ミニ知識・父の日(6月の第3日曜日)
1910年にアメリカのワシントン州にすむJ.B.ダッド夫人が、男手ひとつで育ててくれた父親のことを思い、協会の牧師に「父の日」の提唱をしたのがきっかけといわれています。日本では1950年ごろから知られるようになりました。

④あじさいの輪飾り・アレンジ永田紀子
「折り工程もわりあい少なく、しかも花だけつなぐことができたので、輪飾りの中でも気に入っている作品の一つです。お好みの色でお楽しみいただけたらうれしいです。」

ミニ知識・アジサイ
日本原産の植物。原種はガクアジサイと考えられています。学名を「ハイドランジア・オタクサ」といい、江戸時代に長崎の出島に住んだドイツ人医師のシーボルトが、愛人だった遊女楠本滝こと「お滝さん」をしのんで名づけたといわれています。

⑤<チャレンジコーナー> 苧環(オダマキ)・土戸英二
「角取り6角形~花の基本形~という田中稔憲さんのアイディアを元にして6弁のうち1か所を重ねることで5弁の花に応用したものです。」

⑥DIGITAL デジタル・木下一郎
「はじめは10年ほど前から、野球の点数表示板を折り紙で作ってみたいと思い、毎年いろいろと試行錯誤を繰り返してやっとできたのがこの作品。“オリンピックまであと何日”とか数字を変更して表示できるので面白いと思います。」

⑦☆掛時計・熊坂浩
「この文字盤の針は、折る角度や枠にさしこむ向きなどを変えて、望む時刻に合わせることができます。」

ミニ知識・時の記念日
時間を尊重、守ることを目的に、1920年(大正9年)に生活改善同盟会が制定しました。西暦671年4月25日に天智天皇が水時計の一種の漏刻を置いて、時を知らせる制度を作りましたが、この日にちなんで新暦に換算した6月10日を時の記念日としました。

⑧若鮎(和菓子)箱付・青柳祥子
「生まれて初めて若鮎の和菓子をいただきました。求肥が柔らかくて、とても美味しい!初夏の香りがしました。この作品は顔とヒレを筆で描くときに、職人のようないい気分になれます。中に何入れようかな。」

ミニ知識・和菓子の日
6月16日。旧暦のこの日、お菓子を食べて厄をはらう嘉祥(嘉定)という行事がありました。室町時代から風習となり、江戸時代には幕府の行事として盛大に行われましたが、明治時代以降すたれていました。1979年(昭和54年)、全国和菓子協会によって「和菓子の日」としてよみがえりました。

ミニ知識・アユ
淡水魚のアユは10~11月ごろ川で生まれ、幼期は冬の海ですごし、3~5月に川に登り始める。香りが強いので「香魚」または、ほとんどは1年で生涯を終えることから「年魚」と呼ばれます。古事記や日本書紀などに記された神功皇后が肥前松浦の玉島の里で、戦勝占いのためアユ釣りをしたとする話から「鮎」という国字ができました。ちなみに中国では「鮎」はナマズのことです。

⑨秋田杉のこども・冨野泰子
「秋田わか杉国体のマスコット“スギッチ”は、葉の部分が3段なのに、2段にしかならなかったので、子どもにしちゃいました。ミトンのような手を書いたり、目玉シールでボタンをつけると子どもらしい雰囲気が出ます。」

⑩色紙立て・小林俊彦
「写真や色紙を手軽に立てることができるようにと考えてみました。少し厚めの紙で折ると、しっかりしたものができると思います。」

⑪☆ボクちゃん包み、ハットケース・川手章子
「ボクちゃんがファイト!といって腕を上げているようです。頭をつまんでアゴの部分を引っ張ると、パカッと中があき、クリクリ坊やになります。ここにお便りやおこづかいを入れます。」

随時連載 詩を折る〈7〉 細川雄太郎「あの子はたあれ」 色紙構成制作・北條久子
「詩を口ずさみながら幼い日の郷愁にひたりながら制作しました。折り紙の表裏の色の違いを使い分けるのも楽しいものです。部品が多く大変かもしれませんが、折り進むうちに幼い日の楽しい思い出がよみがえってきます。」

あの子はたあれ

あの子はたあれ たれでしょね
なんなんなつめの 花の下
お人形さんと あそんでる
かわいい美代ちゃんじゃ ないでしょか

あの子はたあれ たれでしょね
こんこん小やぶの 細道を
竹馬ごっこで あそんでる
となりのけんちゃんじゃ ないでしょか

あの子はたあれ たれでしょね
とんとん峠の 坂みちを
ひとりで てくてく あるいてる
お寺の小僧さんじゃ ないでしょか

あの子はたあれ たれでしょね
お窓にうつった 影法師
おそとはいつか 日がくれて
お空にお月さんの 笑い顔

ミニ知識・細川雄太郎
1914年(大正3年)~1999年(平成11年)。童謡詩人。滋賀県生まれ。醸造会社で働きながら、1939年(昭和14年)、24歳のとき、同人誌「童謡と唱歌」に「泣く子はたあれ」という題名で発表しました。これが大衆童謡作曲家の海沼実の目に止まり、曲がつけられ、1941年(昭和16年)にレコード化されました。その際に題名が「あの子はたあれ」に変更、原歌詞も変えられたそうです。軽快で戦時色もないこの歌は、戦後もラジオ放送などを通じて多くの人々に親しまれてきました。

[ミニ知識参考図書]
「年中行事事典」(三省堂)、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「今日は何の日?年中行事事典」(学研)、「ツバメ観察事典」(偕成社)、「事典和菓子の世界」(岩波書店)、「和ごよみと四季の暮らし」(日本文芸社)、「花の風物誌」(八坂書房)、「日本童謡集」(岩波書店)、「日本童謡事典」(東京堂出版)

◇◇支部だより◇◇
「巽照美先生を囲んで」西横浜支部 芹沢洋子(神奈川県)
私たちの支部では毎月月刊おりがみを持参して、和気あいあいの中で教えあう勉強会をおこなっております。今年最初の勉強会では、外部の先生をお招きして定例会を持つことになりました。そこで柏俣美枝子支部長の推薦で、大先輩でもある巽照美先生をお迎えして、1月21日に勉強会を開催しました。
先生の『折紙タイル』を中心に、一人一人丁寧でわかりやすい温かな指導をいただきました。レイアウトを変えるだけで違う感じになり、また折り方を少し変えただけでまったく趣の違う作品ができたりしました。
楽しく面白く、瞬く間の2時間でした。平素積極的に使おうとしない地味な折り紙も使い方によってはこんな素敵な作品に生まれ変わるという驚きと感動を味わいました。巽先生の折紙タイルをイメージしただけで、先生のお人柄とともに楽しく過ごしたひとときを思い出します。人に伝える・教えるときの大切な「心」もともに学ばせていただきました。

~寄稿~「スェーデンで折り紙交流」宮本まり代(北海道)
2006年9月1日~3日に北方圏センターの主催で「北海道スタイル2006」に参加し、スウェーデンのストックホルムのリンシェピングに行きました。現地でご活躍中の鳥本範さんとお会いすることができ、一緒に皆さんに折り紙を教えました。とてもよい経験をさせていただきました。

~寄稿~「兪竜玉さんの個展」大野正江(神奈川県)
2006年10月28日~11月4日の1週間、韓国金泉市の文化会館で兪竜玉さんの個展が開催されました。
兪さんは7年前まで毎年日本折紙協会の折紙シンポジウムに参加されていたのですが、腰を痛めてからは来日されなくなり、寂しく思っていました。そんなとき個展のお知らせをいただき、私の方が少し元気なことですし、どうしても兪さんにお逢いしたいと思い、韓国を訪問することにしました。
金泉駅からお出迎えの車で会場に行き、まず会館の華やかさに目を見張りました。中に入ると大きな花輪が数々並び、1階の大広間一面に飾られた作品は1つ1つが精巧、緻密な作品で言葉もありませんでした。「この会場いっぱいの作品は兪さんお一人で作ったのですか?」と聞いてしまいました。今回の訪問を韓国折紙協会にお知らせしたところ、盧英恵理事長、金相憲理事、チョ・ジンテさんが会場まで来てくださり、思いがけない出会いとなりました。
今回、感動いっぱいの兪さんの個展を拝見したのが、日本からは私だけだったのが残念でした。今年ソウルで韓国折紙展覧会を開催するとのことです。皆さま行きませんか。楽しいですよ。

~寄稿~「ゆう遊祭に出展」小口くみ子(茨城県)
2月24日と25日に開催された結城公民館祭り「第27回ゆう遊祭」に出展しました。会場の結城中央公民館は、1階~3階までいっぱいの展示物。折り紙は3階の1室を飾りました。
今年のメインは、会員力をあわせて折りあげた干支の「イノシシ広場」と「ディズニーの仲間たち」です。晴天に恵まれ、大勢の方々に見に来ていただき、心和んで帰られる姿をお送りして、ああ良かったと、ほっといたしました。

~寄稿~「さいたま市北区役所1Fギャラリーで作品展」初音みね子(埼玉県)
2月21日~27日にさいたま市北区役所1Fギャラリーで、折り紙はつね会大宮郵便局教室・大砂土公民館教室合同の作品展を本郷教室・新宿北教室の協力で開催しました。
日ごろ教室をしている会場以外での展示は初めてでしたので不安はありましたが、会員のパワーで5m×10mの会場も作品で一杯になりました。会場は区役所のロビーに続いたスペースでいろいろな手続きで訪れた方の待ち時間に、また2階では確定申告の受付をしていましたので、多くの方が帰りに足を止めて行かれました。27日には読売新聞朝刊埼玉版にカラー写真入りで紹介されたこともあって会場は多くの方でにぎわいました。
体験コーナーでは老いも若きも楽しんで折っていかれ、中には何十年ぶりに折り紙をしたと言われた男性もいました。折り鶴でできた菊の花、新聞紙全版で折ったバラ、おひなさまに人気がありました。区役所の方にも役所のイメージアップにつながると大変喜んでいただけました。

~おりがみニュース~
「2007折紙シンポジウムin秋田」参加受付中(※6月7日まで)
会場:秋田県 大湯温泉ホテル鹿角
後援:鹿角市教育委員会、十和田八幡平観光物産協会
お申込み方法:月刊おりがみ添付の払込票(または郵便局にあるもの)で参加費を送金
日程:7月29日(日)~31日(火)※2泊3日
受付:7月29日(日)12時~14時30分
交通:JR盛岡駅から高速バスで1時間30分(盛岡駅からホテル直行の無料バスが出ます)
参加費用:会員38,000円 一般43,000円
※ 費用には食事代(5食)、諸経費(配布資料代等)が含まれます。
※ 基本的に6人相部屋となります。

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~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「こどもの日」

初節句を祝う赤ちゃんのしぐさのひとつひとつが愛らしく、見ているととても優しい気持ちになります(時にはやんちゃで、びっくりすることもあります)。子どもの健やかな成長と幸せを願うこどもの日は、お母さんに感謝する日でもあります。子どもたちとお母さんたちがともにごきげんでいられるように、今月も折り紙が大活躍です。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆こいのぼり・青木良
「色紙に貼るようなときは、一方の目は折らずに省略してかまいません。立体的に飾るときは折ってください。簡単に折れる作品なので、目やうろこを描いたり貼ったりして楽しんでください。」

②☆刀・熊坂浩
「引きよせ折りの図法は羽子板やだんごなど、柄の表現に有効です。この作品は表裏で引きよせ折りをして“だんご”を90度倒すことで刀のつばが立体的になりました。」

ミニ知識・ショウブとハナショウブ
古来より香りで邪気をはらうために端午の節句に用いられたショウブはサトイモ科、大きな美しい花を咲かせるハナショウブはアヤマ科に属します。両者は昔からショウブをアヤメ、アヤメグサと呼んだり、ハナショウブをハナアヤメと呼んだりなど、しばしば名前に混乱を起こしてきましたが、全く別の植物です。江戸時代にショウブが武士道の「尚武」と語呂が同じことや、長い葉が剣や刀と結びついて端午の節句が男子の祭りに変化していきました。現在もショウブとハナショウブの混乱は続き、五月飾りに造花のハナショウブが添えられるのが当然のこととなっています。

③カブト・浜田勇
「このカブトは一応、カブトの形を特徴づける3要素(鍬形、目庇、吹き返し~しころ)を強調しました。庇を折るとき前が割れてしまうので、そこを注意してうまく形を整えながら折ってください。」

④兜・松野幸彦
「新しいカブトを次々に創作される作者。“くわがた”の色分け、“吹き返し”や下を向いた目庇など、伝承のカブトにない要素を加えながら、格好よさと工程の少なさの両立を追及する姿勢が感じられます。(編集部)」

ミニ知識・かぶとの構造
戦国武将が頭部を守るためにかぶった武具=かぶと。江戸時代、庶民の間でも武家の気風をまねて、男の子初節句には厚紙で作った大きなかぶとや人形、武者絵などを飾るようになりました。折り紙の世界でもいまだに根強い人気を誇ります。実物の構造と特徴、各部の名称をおぼえて、作品制作に活かしましょう。

⑤菖蒲(あやめ)・加瀬三郎
「伝承折り紙のアヤメは花弁が4枚ありますが、93号の飯村吉広さんや321号の守屋朝子さんなど、実物の花と比較して花弁3枚にこだわった方もいました。この作品もそのひとつ。伝承作品の基本形を生かしながらも独自に変化させて、みごとに3弁の花ができました。」

⑥ポピーの小鉢・アレンジ永田紀子
「折りすじがたくさんありますが、伝承のくす玉の単体からのアレンジと考えるとわかりやすいと思います。」

ミニ知識・ポピー
ケシの英語名。モルヒネやアヘンの原料となる種類と、ヒナゲシやオニゲシなど無害で観賞用とされる種類とがあります。後者は古くから花を乾燥させ薬にしたり、若苗や葉を食用としたり、種子はケシの実として油の原料や料理に使われたりしてきました。なお中国ではヒナゲシを虞美人草(ぐびじんそう)と呼びます。漢の劉邦に破れた項羽の愛妾、虞美人が自害し、その血の後に咲いたという悲しい伝説から名づけられました。

⑦ふじ・中沢信子(図版解読、紹介)
「著者の河原崎晃洞は、染織図案家に入門し工芸図案を手掛けるようになり、さらには日本画を学びたくさんの花の図案集などを出しています。マメ科のふじの花の特徴をみごとに表現したこの造形に感心しつつ、切り込みを使わずに折ってみました。うしろの中心部分の重なり具合で花の表情も変わるので、いろいろ応用のきく単純な折り工程です。たくさんの花を咲かせてください。」

ミニ知識・藤
マメ科の落葉低木。「ふじ」は日本古来の和名で、古くから観賞用として花が愛でられ、奈良、平安時代には貴族の間で花見の宴も行われていたそうです。また、丈夫なつるは繊維から織物を織ったり、編んだり、ロープのように使われたりしました。花の垂れ下がる姿が稲穂のように見えることから、豊作を願う神聖な木とされました。農作業の始まる卯月八日(旧暦4月8日)にフジやツツジやヤマブキなどを山から採ってきて、竿の先に付けて庭先に立て、神を招く「花折節句」という行事もあるそうです。

⑧歌舞伎絵草子 藤娘・伴至誠
「以前おりがみギャラリーに掲載していただき、シンポジウムでも割合人気がありましたので折り図をつくってみました。歌舞伎の美しさを出すのが難しいと思います。色紙作品の扇は朝日勇さんの豆扇を5cm角で折って付けました。」

ミニ知識・藤娘
「大津絵」は江戸時代に琵琶湖のほとりの大津でみやげ用として売られていた絵でした。その絵を歌舞伎の題材にしたものを「大津絵物」といい、多くは絵の中の動物や人物が踊るという形です。「藤娘」もそのひとつで、1826年に江戸中村座で初上演され、長唄や日本舞踊の演目にもなりました。1937年(昭和12年)に尾上菊五郎(6代目)が菊の花の精が枝をかつぎ、塗笠をかぶった藤娘の姿で踊るという内容に変えて舞台演出して以来、その形が一般的になりました。

⑨アイスクリーム・小倉隆子
「園児の頭を折りながら、ひらめいた作品です。いろんな色で折って、いろんな種類のおいしそうなアイスクリームができました。下の部分の左右両端を折ると立ちます。」

ミニ知識・アイスクリームの日(5月9日)
アイスクリームを最もおいしいと感じられるゴールデンウィークの頃に食べてほしいとの願いを込めて、1964年(昭和39年)に日本アイスクリーム協会が制定しました。16世紀初頭、イタリアで創作されたアイスクリームを日本ではじめて製造販売したのは、勝海舟のお供として咸臨丸で渡米した町田房蔵で、1869年(明治2年)6月に横浜馬車道の常盤町で氷水店を開き、そこで「アイスクリン」という名前で売ったそうです。

⑩☆いないいないバア!・川手章子
「かわいらしい赤ちゃんに出会うとついしてしまいたくなるこの仕草。赤ちゃんの神様のような笑顔に出会うと、気持ちまでホンワカとしてきますね。そんなことを思いながら、ちょっと遊んでみました。」

⑪カーネーションの輪飾り・永田紀子
「カーネーションの花びらのひだは、この折りにこだわらず、お好きなように整えていただければよいと思います。」

ミニ知識・カーネーション
ナデシコ科の植物で、日本名をオランダナデシコ(オランダセキチク)といいます。キリスト教では母性愛の象徴とされます。日本に入ってきたのは江戸時代ですが、同じ仲間のナデシコは古くから日本に自生し、親しまれてきた花で、「大和撫子」という言葉は日本女性の美称にもなっています。洋の東西を問わず、柔らかな花の姿と丈夫な性質が優しくも芯は強い女性をイメージさせるようです。

⑫フラワリーケース・川手章子
「ふたが花のようなケースとなりました。下のケースはふたより少し気持ち小さい折り紙で折るとピッタリするようですよ。」

⑬フレキシブル写真立て、2枚組キューブBOX・山梨明子
「正方形の単体なので立方体や立法八面体に組むこともできますが、18個組みくらいの方が、菜の花がいっぱい咲いている感じが楽しめるでしょう。」

⑭雀の容器・遠藤和邦
「雀の容器は容れ物部分の高さが低く小さいので、底の縁をしっかり折らないと不安定です。入れる品物は印鑑などでしょうか。折り方はそれほど難しくありませんが、少し大きめの紙で折ってご利用ください。」

[ミニ知識参考図書]
「いま、花について」(ダイヤモンド社)、「花の風物誌」(八坂書房)、「記念日・祝日の事典」、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「世界大百科事典」(平凡社)、「歌舞伎入門事典」(雄山閣)、「年中行事事典」(三省堂)、「図説鳥名由来事典」(柏書房)

◇◇支部だより◇◇
「ときめき きらめき おどろきの折紙展」実施のお知らせ 大阪支部長 梅本吉広
日程:8月22日(水)~27日(月)
時間:10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会場:いけだ市民振興財団ギャラリーギャルリVEGA(阪急電車池田駅構内2F)
電話:072-750-3333
「これまで創作した作品の一里塚として、ささやかな折り紙の作品展を開きます。誕生石の指輪や遊べる折り紙の他に、今回は池田市にちなんだ新作も展示します。お気軽にお越しください。」

~寄稿~「米国バークレーでの展示会を終えて」原島恒子、高田夏代子(静岡県)
ひょんなことから現地カメラマンの方がスポンサーになってくださり、宝酒造試飲室兼博物館の一室で折り紙と和紙工芸展をさせていただく機会を得て2006年10月15日~22日(うち3日間は実演)に行ってきました。日本語を交えたチラシを作り、知り合いの店舗、幼稚園、教会などに配布しました。
伝承の折り紙から現在のものまで、さまざまなものを気張って展示したものの、どのくらいの人が来てくださるのかドキドキでしたが、国際語としてのORIGAMIは知っているものの折り紙展は初めてという方にたくさんご来場いただきました。平面の1枚の紙が立体化されて作品として姿を変えていく様は、来場者にたくさんの驚きを感じていただくことができました。会場アンケートの結果は「次回はいつやるのか楽しみにしている」、「連絡がほしい」という声が多く、私たちをとても勇気付けてくれるものでした。
もっともっと多くの人に折り紙を知ってほしい、折ることの面白さ、楽しさ、思いつかない形に変化する驚きなど、生活の中でたくさん楽しんでほしいという願いを私たちは強く持っています。
小さな町の片すみでの出来事でしたが、個人レベルで草の根的な展示会をコツコツと今後も続けていきたいと思っています。

~寄稿~「秋の作品展」高山鈴子(東京都)
2006年10月2日から10日までNHK川越文化センター2階ギャラリーで、折り紙講座の作品展を行いました。台風の影響で悪天候にも関わらずシンポジウムで知り合った方や折り紙仲間など、今年は例年以上のたくさんの方々にご来場いただき、一同感激の連続でした。(写真)
また、10月23日~28日には西東京市新町福祉会館で教室の生徒さんの児童の作品展を行いました。ご来場の方一様にすべての作品が紙でできていることに驚いたり、感心したり、大盛況でした。生徒一同感謝の気持ちを込めて折った作品をご来場くださった方々にプレゼントして大変喜ばれました。

~寄稿~「新春を飾る折り紙作品展―夢花火とメルヘンの絵の世界」五味貞子(埼玉県)
年の初めの恒例になっている作品展が埼玉県川口グリーンセンター「緑の展示室」で1月3日に盛大にオープンいたしました。早いもので5周年を迎えます。寒い時期にもかかわらず、この展示会を見なくては年が明けないと近郊はもとより奈良、大阪、兵庫、静岡、富山、茨城、千葉・・・遠くは沖縄からもご来場いただき、メルヘンの世界にひたっていただきました。
毎年好評をいただいている屏風作品(縦79cm×横109cmのラシャ紙)の下を四つ葉のクローバーで統一した今年は「ハッピーツリー」がテーマでした。ツリーの名にふさわしく葉の形で周囲を飾り、春夏秋冬の情景をメルヘン調にした作風を苦労して作りました。
大小8色のギザギザ風船、かわいい妖精、ピエロの表情と台紙の一面の絵をどのようにご覧いただけましたでしょうか(写真)。壁一面に飾り付けられた大小色とりどりの夢花火は会場内を明るく春が訪れたような雰囲気に夢と希望を与えたと思います。この展示会は1月6日付けの朝日新聞埼玉版で紹介されましたので、土曜と日曜は大勢の方々が訪れ、会場内は賑やかに埋め尽くされました。
日曜日に開かれた折り紙教室は親子連れで大盛況でした。特に「ひこうき」は大人気で、親子で競争しあう和やかな一幕がありました。朝日勇先生の折り紙教室は家族が一緒に体を動かして遊べます。折り紙健康運動とでもいいましょうか。
「さわって遊べる折り紙コーナー」では、輪投げ、コマ、福笑いと、子どもたちが大はしゃぎでした。ハートの冠をかぶってニコニコ顔の写真をたくさん撮っていました。魚釣りでは親子や友達で何匹釣れたか競争し、負けるともう一回と、にぎやか魚釣りに笑いが絶えません。
「折り紙でこんなに楽しい遊びができるんですね」と感心するお父さんとお母さん!折り紙を通して温かい人間関係たくさん生まれました。
期間中は大勢の折り紙愛好家の皆々様、諸先生方と和やかな時が持てましたことを会員一同厚くお礼申し上げます。

~寄稿~「ガンバスターを折りました」中居和子(富山県)
去年の暮れ、高1の孫がゲームキャラクターのガンバスターを描き、これが折り紙で折れるか聞いてきました。これはガンバスターだけに“頑張る”しかないと思い、元旦から5日まで熱中して折りました。
頭部の形が上手くできず、いろいろと工夫しましたが貼る所が多くなってしまいました。今はなにか一仕事終わったような気がゆるんでいます。折り図を描いてから1枚、デッサンの絵を見て1枚と、2枚仕上げるのに時間がかかりましたが、折り紙はやめられそうにありません(完成写真)。

~寄稿~「障害者交流センターで講習」 山口秋子(新潟県)
昨年12月3日(日)に「ふれ愛プラザ」のイベントで、2006おりがみカーニバルにも出品した新潟国体マスコットの「トッキッキ」や月刊おりがみのクリスマスリースを皆さんで折りました。

~おりがみニュース~
「2007折紙シンポジウムin秋田」参加受付開始!

会場:ホテル鹿角(電話0186-30-4111/FAX0186-37-4000)
後援:鹿角市教育委員会、十和田八幡平観光物産協会
日程:7月29日(日)~31日(火)※2泊3日
受付:7月29日(日)12時~14時30分
交通:JR盛岡駅から高速バスで1時間30分(基本的には現地集合現地解散ですが、今回特別に盛岡駅発ホテル直行の無料バスを用意します。シンポ終了後も盛岡行きの無料バスが出ます。予約者は全員乗れますので、ぜひご利用ください。また新幹線その他の交通機関の手配につきましては、JTB法人東京虎ノ門支店 担当古関・上田までお気軽にご相談ください。電話03-3592-0831 月~金9:30-17:30)
参加費用:会員38,000円 会員でない方43,000円(税込)
※ 費用には食事代(5食)、諸経費(配布資料代等)が含まれます。
※ 基本的に5-6人の相部屋となります。
お申込み方法:月刊おりがみ添付の払込取扱票もしくは郵便局にある同紙に「シンポジウム参加費」とお書きの上、上記費用を日本折紙協会の郵便口座「00110-6-188035」へ送金してください。郵便局の同紙で送金する場合は、性別と会員番号(会員でない方はその旨)をお書きください。ご入金いただいた方には5月以降に案内書をお送りいたします。

「バレンタインのハートの折り紙」展の報告
積雲画廊(東京都渋谷区)で折り紙作家の中野獨王亭さんの個展が開催されました。「最近よく“脳のために指先を動かす”と言われますが、仕事というものは頭よりも手を動かすのが本来あるべき形では」と語る中野さん。会場ではあやとりの講習もおこなわれ、伝承の手遊びを後世に伝えるという思いが伝わりました。

「幼児教育における『おりがみ』の位置と展望に関する実態調査」結果報告 岡村康裕
保育所長時代に、尼崎、伊丹、西播磨地区の保育者を対象に実施した調査をまとめた1998年刊行の冊子を出します。整理分析の過程で阪神・淡路大震災に遭うという体験も経ました。保育の現場でこの報告書がお役に立てれば幸いです。
問い合わせは岡村康裕さんへ(電話&FAX072-772-3655)

世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」群馬で開催中
日程:3月21日(水・祝)~4月3日(火)
会場:高崎市少年科学館2階展示フロアー(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催・5歳~中学生対象、参加費200円、応募締め切り3/14まで)

親から子どもに伝える折り紙遊び展 生命の輝き 田中たか子(静岡県)
日時:2007年4月9日(月)~28日(土)9:00~18:00(日曜日休館)
会場:おりがみ会館(ゆしまの小林)2階ギャラリー
東京都文京区湯島1-7-14 電話03(3811)4025
交通:JR御茶ノ水駅下車徒歩5分
内容:花の生命の輝きを色紙や花時計、花車など立体的に表現します。30作品以上展示。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会までご連絡ください。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「新学期」

「!」のしるしは感嘆符という名前の記号で、びっくりマークとして親しまれています。「よくやったものだ。こんなすばらしいものがあったのか」と感心や感動を表す時に使われます。4月から新学期が始まると、新しい生活のいろいろなことに新入生たちは「!」の連続です。その姿がさわやかで、見ているとすがすがしい気持ちになります。いくつになっても新入生のように感動する心を忘れずにいたいものです。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①先生と園児・小倉隆子
「職業柄折ってみたい作品でした。頭を黄色い折り紙で折ると帽子をかぶった園児の雰囲気が出て、とてもかわいらしい作品になりました。黒や茶色の折り紙で、女の子や先生もできて楽しくなります。」

②アメリカ五大湖(エリー湖とオンタリオ湖)・田中真央(投稿時11才)
「③の折り筋はあまり広くしすぎると全体のバランスがくずれます。地図を見て調節してください。」

ミニ知識・アメリカ五大湖
北アメリカ大陸中東部。セント・ローレンス川の上中流部にあり、上流からスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューストン湖、エリー湖、オンタリオ湖の5つの湖です。総面積24万5300キロ平方メートルで、日本の本州より大きい広さです。エリー湖とオンタリオ湖の間にはナイアガラ滝がありますが、河川と運河によって結ばれています。

③ソーラーアーク・丹羽兌子
「ソーラーアークは大型太陽光発電装置で、東海道新幹線岐阜羽島駅近くにあります。白い部分は太陽エネルギーをテーマとする科学館です。」

ミニ知識・ソーラーアーク
ソーラーアークは三洋電機が製作した全長315メートル高さ37メートルの巨大な箱舟(英語でアーク)型の太陽光発電施設。中央部にあるソーラーラボは世界でも珍しい太陽電池の科学館です。(http://www.solar-ark.com)

④ランドセル・アレンジ竹尾篤子
「何年か前に生徒さんから、お孫さんの入学祝いに中に何か入るランドセルを教えてほしいとのご依頼で折った作品です。長方形の紙で箱型に折り、残った部分でかぶせるようにフタを折りました。フタの部分はボールペンのようなものを使ってなでるように曲げると本物のランドセルのようなきれいなカーブが付きます。」

ミニ知識・ランドセル
オランダ語のランセル(背のう)がなまったもので、幕末に洋式軍政が導入された際、背のうの呼び名になりました。小学校で使用されるようになったのは、1885年に学習院が生徒の馬車や人力車での通学を禁止したときに学用品などを持ち運ぶために着用させたのが始まりです。当初は軍と同じ布製でしたが、のちに丈夫な箱形皮製になりました。その第1号が1887年に皇太子(大正天皇)の入学にあたって、伊藤博文が特別に作って贈ったものだといわれています。

⑤ペンギンボックス・アレンジ青柳祥子
「これはヨーロッパの伝承の王冠を3つ作り、組み合わせてできたペンギンの整理箱です。下の箱にはプリクラのシール?上の箱には何を入れましょうか?あなたの机の上に置いてあげてくださいね。」

⑥鉛筆立て・川手章子
「入り口の所に少しアクセントをつけてみました。実際にマーカーや鉛筆を立てておくことができます。パーツ同士をきちんと組み合わせてみてください。横の部分に絵などを描くと楽しそうです。」

⑦☆えんぴつのメモホルダー・白井和子
「私の大好きな暑い夏、折り紙を折っていたら自然にえんぴつになりました。えんぴつの本体にはメモ用紙やミニレターを差し込めます。入学、進級のお祝いのメッセージにもいいですね。」

⑧つなげる箱・アレンジ冨野泰子
「形がゆがみやすいのが難ですが、いくつでもつなげられるのでビーズなど種類別にするときなどにいかがでしょうか。1個で使う場合やつなげたときの両端は三角の形が外側に出るように折った方がよいようです。」

ミニ知識・世界本と著作権の日
4月23日はスペインのカタルーニャ地方の守護神サン・ジョルディを讃える「サン・ジョルディの日」で、男性は女性に赤いバラを、女性は男性に本を贈る習慣が古くからあります。
また、この日は「ドン・キホーテ」を書いたスペインの作家ミゲル・セルバンテス(1547~1616)の命日で、彼を偲んで「本の市」も開かれるそうです。さらに、イギリスの有名な劇作家、ウィリアム・シェークスピアの誕生日で、命日といわれています。
そのようないわれのある日をユネスコは「世界本と著作権の日」と1995年に定めました。日本でも「子ども読書の日」となっていて、4月23日から5月12日が「こどもの読書週間」です。

⑨ウィリアム・シェークスピア、イチゴのショートケーキのブックマーク・青柳祥子
「シェークスピアといえば、中世の4大悲劇は皆さんご存知ですよね。学生の頃劇団円のシェークスピアの劇を新宿の紀伊國屋ホールによく観にいきました。渡辺謙さんや岸田今日子さんに演技を見たり、本を読んだりして英米文学を必死に理解しようとした頃です。演劇と本、そして折り紙で中世の文学をのぞいてみませんか。」

ミニ知識・ウィリアム・シェークスピア(1564~1616)
イギリスの劇作家で詩人。「ハムレット」「オセロ」「マクベス」「リア王」の4大悲劇をはじめとする悲劇や「ベニスの商人」などの喜劇、「リチャード三世」などの歴史劇全37編の戯曲を残しました。
いまだに謎の多い人物で、実在の人物として存在しなかったという説もあるほどです。

⑩☆かぶとからひよこがうまれたよ・アレンジ青柳祥子
「伝承のかぶとからひよこが生まれた時、うれしさのあまり声を上げて飛び跳ねてしまいました。その時あらためて伝承折り紙の素晴らしさと、可能性の深さを知らされたのでした。小さいサイズでたくさん折るとかわいいですよ。めんどりは白で折ってトップに赤のハートをつけるとできます。」

⑪☆五弁の花(プリムラ型)・アレンジ丹羽兌子
「8弁の花びらを3弁減らして5弁にしました。折るポイントを変えると花びらのくびれを調節できます。いろいろ工夫を加えてイメージに合った花にしてお楽しみください。」

⑫鉢植えの葉、桜小皿・永田紀子
「葉を茎に植え込みました。お好みの花を咲かせてください。桜小皿は正五角形用紙のふちを何回か折り返しただけですが、桜が生まれました。伝承の正五角形の折り方は使うたびに先人のみごとな技に敬意を表したくなります。」

⑬くす玉「菜の花」・中本容子
「正方形の単体なので立方体や立法八面体に組むこともできますが、18個組みくらいの方が、菜の花がいっぱい咲いている感じが楽しめるでしょう。」

⑭オダマキの花ケース・川手章子
「となりの家の花壇に毎年白と紫とピンクの色のオダマキが咲きます。よくあのような形に咲くなあと感心してしまいます。」

ミニ知識・オダマキ(苧環)
糸巻きのような花と扇のような葉が特徴で4~6月に開花します。麻やカラムシ(苧麻)の茎皮から紡いだ糸を巻いた糸巻きを「苧玉巻き」と呼んでいたのが名前の由来です。
「しづやしづ 賤(しづ)のをだまき繰り返し 昔を今に なすよしもがな」という歌は、文治2(1186)年4月8日、鎌倉の鶴岡八幡宮において、静御前が源頼朝の前で、想い人の源義経との別れを悲しんで舞ったといわれています。古代の布である倭(し)文(づ)を織る糸を「をだまき」が繰り返し巻いていくように、あの昔を取り戻せないだろうかという意味です。

[ミニ知識参考図書]
「いま、花について」(ダイヤモンド社)、「ポプラディア」(ポプラ社)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「世界大百科事典」(平凡社)、「こどものカレンダー」(偕成社)、「白拍子静御前」(新人物往来社)、「伊勢物語」(岩波文庫)、「義経記」(岩波書店)

新学期特別コーナー「えいごでおしえて!」
英語がもっと上手だったら、折り紙の楽しさをもっと伝えられるのに・・・海外の方に折り紙を教えた時にこう思った方は多いのではないでしょうか。今回は折り紙教室でよく使われる英語を紹介します。

「白い面(色の面)を表にしてください」
The white side (the colored side) is facing you.

「白い面を表に出して、三角に折ってください。もう一度三角に折ります」
With the white side up, fold your paper diagonally into a triangle. Fold it in half again to make a smaller triangle.

「白い面を表に出して、四角に折ってください。もう一度四角に折ります」
With the white side up, fold your paper diagonally into a rectangle. Fold it in half again to make a square.

「下の角(辺)を上の角(辺)に合わせます」
Lift the bottom corner (edge) up to meet the top corner (edge).

「上の一枚を折ります」
Fold the top layer only.

「裏返します」
Turn it over.

「反対側も同じように折ります」
Repeat on the other side.

「残り3か所も同じように折ります」
Repeat on the other 3 sides.

「この辺を真ん中の折り筋に合わせて折ります」
Bring the outer edge to meet to the center crease line.

「いま折ったところを戻します」
Fold and unfold.

◇◇支部だより◇◇
~多摩支部「山鳩」大野正江~
「野中陽子先生をお迎えして」
多摩支部では毎月1回の勉強会で支部員が順番に講師を務めています。しかし今回は外部から新風をとの願いから、2006年11月17日に折り紙の大先輩であり、また日本の折形に造詣の深い野中陽子先生をお迎えし、ご指導していただきました。
前半は日本の贈答の心のマナーについてのお話でした。600年の昔から上流武家社会の秘伝として伝えられた日本独特の礼法の一つであるとのこと、江戸時代になり折形は一般社会に行き渡り、昭和になり格式ある家では純白の和紙で折り包んで手渡していたそうです。
四季折々の行事や中身によっての包み方など、お話の間にお持ちいただいた実物を見せていただきました。私たち折り紙大好き仲間なので改めて身にしみこみました。
以下は主な講演(実技)内容です。
○ 折り紙6つの楽しみ
(1) 教わる(2)教える(3)創意工夫する(4)創作する(5)活用する(実用、装飾、遊戯)(6)差し上げる
これらを通して折り紙はよい人間関係を作るのに役立つ。瀬田美恵子さん(多摩支部長)創作の「どんぐり」を手に、「表面に見えるのは山折りだけれども、その裏は谷折り、中にはいくつかの折り込みがあり、それらが作品を内側から支えている」と。私たちの人生を思わせるお話も。

○ 礼法折形(折り紙の源流)
室町時代から行われてきた礼法の一つ。相手の方々を敬い大切にする心を形に表す作法で、心を込めて品物を和紙で包む方式のこと。かつては将軍家を中心に上級武家の間で伝えられてきたが、江戸時代に庶民の間にも広まり、現代では熨斗包みなどにその名残を留めているが、本来の意味や原理、原則は忘れられている。
折形の根本には陰と陽、吉と凶、天と地の考え方がある。贈る相手や品物、金額により、用いる紙(檀紙、もみ紙、奉書紙、洋紙など)を使い分ける。
折る手順として、折る方はやりにくくても、相手が開けやすい方を優先させるなど、お話をうかがっていると今までむずかしく考えていたことも、なるほどと納得がいきました。

○ 後半は実技
1:月謝包み2:中央熨斗紙幣包み(山根章弘作、入学、卒業祝いなどに。もみ紙を使用)3:鶴のお年玉包み(山根章弘アレンジ、もみ紙に水引1本で両輪※もろなわ結び)

最後に包みの渡し方についての実演あり、和やかな笑いの中で実りある講演と実技指導に至福の一日でした。
野中先生には初めての会場に材料や資料をお持ちいただいての勉強会、大変ありがとうございました。

~寄稿~「市民マイホビー・マイコレクション展に出展」宮本眞理子(長崎県)
2006年10月28日~11月12日に開催された第2回市民マイホビー・マイコレクション展に出展し、壱岐で初めての折り紙の展示をしました。会場の壱岐郷土館は立派な美術館で、アートギャラリーの中はもちろん、続く階段や通路にも展示しました。「チャレンジコーナー」は九州折紙コンベンションに参加の前に立ち寄ってくださった永崎まり子先生に手伝っていただいての準備となりました。郷土館館長そして職員の皆様にはとてもお世話になり、見に来られた方々にも大変喜んでもらえて折り紙をやっていて本当によかったと思います。

~寄稿~「書道と折り紙の組み合わせ」川崎道子(長崎県)
2006年10月20日~22日に「書の社中展」で色紙作品に折り紙を組み合わせた作品を、佐世保市博物館島瀬美術センターに展示しました。私たちの社中は主宰の松尾周美以下、生徒7人という小さなグループですが、社中展では各人が古典の臨書から漢字、仮名、調和体まで自由に4~5点を出品し、バラエティに富んだ作品展になりました。今回のテーマは「四季」でしたので、私は各季節の好きな俳句を選び、折り紙で引き立てたいと思いました。
書道展だから書が主体であること、他の作品のじゃまをしないこと、会場全体にマッチすることなどに注意し試行錯誤しました。来観者からは「会場が明るくなりましたね」「折り紙でもこういうことができるのですね」「ほのぼの感がありますね」などうれしい評価をいただきました。中には色紙そのものの模様だと思って折り紙に気付いてくれない人もあり、目録に「折り紙」という言葉を入れるべきだったと思いました。
私の他の作品が小楷の写経、篆書の論語という、固い時間のかかるものでしたので色紙作りはその点でも私自身を癒してくれました。句選び、色、折り方、配置などいろいろ想いをめぐらしながら猛暑の夏を過ごしました。
折り紙は、「星」は大橋皓也先生、「たんぽぽ」は川井淑子先生のもので、他のものはほとんど伝承のものを少しアレンジして構成しています。
書も折り紙もまだまだ未熟ですが、次回も今回のことを活かして折り紙の魅力をしっかりアピールしたいなと思っています。

~おりがみニュース~
「2007折紙シンポジウムin秋田」参加受付開始!
会場:秋田県 大湯温泉ホテル鹿角
後援:鹿角市教育委員会、十和田八幡平観光物産協会
日程:7月29日(日)~31日(火)※2泊3日
受付:7月29日(日)12時~14時30分
交通:JR盛岡駅から高速バスで1時間30分(盛岡駅からホテル直行の無料バスが出ます)
参加費用:会員38,000円 一般43,000円
※費用には食事代(5食)、諸経費(配布資料代等)が含まれます。
※基本的に6人相部屋となります。

世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」群馬で開催
日程:3月21日(水・祝)~4月3日(火)
会場:高崎市少年科学館2階展示フロアー(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催・5歳~中学生対象、参加費200円、応募締め切り3/14まで)

壱岐イキおりがみツアーのご案内 宮本眞理子(長崎県)
魅力あふれる壱岐をみなさまに堪能していただきたく、このたび作品展、体験教室・交流会など、たっぷりの内容を盛り込んだツアーを企画しました。折り紙、観光、グルメにと、一緒に楽しみましょう。
日程:5月19日(土)~20日(日)
会場:壱岐郷土館、郷土美術館アートギャラリーほか
内容:おりがみ展観覧、島内観光など
宿泊費:4~6人和室、1泊2食付14,000円(宿泊なしの場合は夕食代6,500円)
申込み:宮本までkmss@mx71.tiki.ne.jp
締切:3月10日(土)予定

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※注意~印刷について
折り図は日本折紙協会に著作権がありますので、印刷する場合は個人的な利用範囲内でお楽しみください。印刷したものをコピーしたり、折り図を商業利用する場合は協会まで必ずご連絡ください。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「ひなまつり」

まだまだ外の風は冷たいながらも、日一日と夕暮れが遅くなり、太陽のありがたさを改めて感じる季節です。地球が1年をかけて太陽の周りを1周する間、多くの国で四季が生まれるのは、地球の自転軸が傾いているおかげです。その四季の恵みで、世界じゅうで独特な文化が育まれ、さまざまな行事が行われています。日本のひなまつりやお彼岸や花見も、もちろんその1つです。春の日ざしを感じながら、折り紙でいろいろな行事を彩って、楽しい『折り紙ライフ』をお過ごしください。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆おひなさまの折り手紙・アレンジ丹羽兌子
「少しずらして和服の衿を表現しました。さしこんで封をできることもお手紙としてうれしいですね。衿の重ねをまちがえないようにしましょう。向かって右が上になるようにしてください。」

②ピラミッドびな、ふたご姫ダルマ・川手章子
「ピラミッドのような形のおひなさまとなりました。エジプトの砂漠に立つピラミッドにこの作品のように着物を着せてみたらどんなだろうと一瞬思ってしまいました。ふたご姫ダルマは厚みがありますが、がんばって折ってみてください。」

ミニ知識・姫だるま
愛媛県松山市に伝わる伝統工芸品。福を呼ぶ縁起物や円満な家庭の象徴として、出産や病気快癒のお祝い品などに使われます。

ミニ知識・ひな祭り
3月の最初の巳の日に水辺で穢れを祓うという中国の行事がありました。その行事に春になると紙や植物で作った人形で体をなでて海や川に流し、これから始まる農作業のために身を清めた日本の農耕風習が結びついて、今のひな祭りのもととなりました。
ひな祭りが終わるとすぐに人形を片付けなければお嫁に行けなくなるといいますが、これは片付けることで人形を流したこととみなした名残りと考えられています。

③☆キャンディのおみくじ・アレンジ青柳祥子
「甘いのが好きな人は、英語で”I have a sweet tooth”といいます。面白い表現ですね。自然の甘さと違って人工の甘さは虫歯の原因になります。このキャンディは甘くないけれど、中に甘ーいメッセージでも挟んでください。」

④季節の輪飾り(ひな飾り)・永田紀子
「つなぎ方を変えないで、各単体の表を変化させるのに苦労しましたが、おびなが片袖になってしましました。気になる方はおびなのつなぎ手を袖に折り直して、ひなとひなの境を別の紙で裏からのり付けしてください。」

⑤ひいなの入れもの・守屋朝子
「ひなの帽子を考えているうちに、入れ物になってしまいました。色の調整が難しく、やはり素朴な紙でもよいのではと思います。」

⑥三色すみれ・小倉隆子
「完成した花びらを上手に整えるのが、少し難しいのですが、可愛らしい三色すみれができました。たくさん折ってください。素敵な花束や花壇のできあがりです。」

ミニ知識・三色すみれ
パンジーの和名で、原種のワイルドパンジーが1つの花に紫、黄、白、または紫、黄、青の3色をあわせもつことに由来します。江戸時代末期、オランダ船に乗って渡来したとされ、胡蝶菫、遊蝶花、人面草などとも呼ばれていました。パンジーという名前はフランス語で「思う・考える」という意味の「パンセ」から付けられました。これはつぼみが下を向き、頭を垂れて物思う姿を思わせることからだと考えられています。

⑦☆屏風・白井和子
「簡単に折れて、しかもしっかりとしている屏風ができました。おひなさま、かぶと、クルマの置き物…、何を飾ろうかなあと考えるのも楽しいですね。」

⑧折り紙を楽しむお坊さん・青柳祥子
「『秘伝千羽鶴折形』の連鶴の考案者である魯鎬庵義道に敬意を表するために、住職であった三重県桑名市の長円寺に参詣しました。義道住職が折り紙をされているのを想像していたらひょっこりできた作品です。桑名市博物館では秘伝千羽鶴折形をすべて見ることができます。東海道も散策しながら一見の価値ありです。」

ミニ知識・秘伝千羽鶴折形について
昔より現在に至るまで、折り紙の代名詞・象徴として、ある意味頂点を占め続けてきた折り鶴ですが、いったい誰がいつごろ考えたのかはいまだに明らかになっていません。
その折り鶴の歴史の中で画期的な展開とされているのが、寛政9年(1797)に1枚の紙に切り込みを入れて作る連続した鶴(連鶴(「れんづる」または「れんかく」)の折り方49種を紹介した本「秘伝千羽鶴折形」の出版です。
版元は京都の吉野屋為八、作品考案者は伊勢国桑名の長円寺住職、魯鎬庵義道(ろこうあんぎどう)、編者および狂歌の作者は数々の名所図会(旅行案内)を執筆した秋里離島(あきさとりとう)、絵師は竹原春泉斎(春朝斎)で、遊戯折り紙としては世界最古の図解本とされています。
当時ベストセラー作家であった秋里離島が取材中に義道と連鶴を知り、狂歌本と実用書を兼ねた独特の形式で企画・出版したもので、全49種の造形の意外性や美しさ、パズル性には目を見張るものがありますが、内容が高度なためか、これ以後これらの連鶴が折り紙の中心を占めるには至らなかったようです。

随時連載 詩を折る〈6〉 西條八十「かなりや」 色紙構成・制作二階堂黎子
「かなりやの詩を絵にするために何回も歌詞を読み返しました。できる限り、歌詞に忠実な景色をと思いますと、やはり4番目の、心に傷を負った“かなりや”をやさしくいたわってあげるところが気に入りました。」

かなりや

唄を忘れた金糸雀(かなりや)は、後の山に棄( す)てましょか
いえ、いえ、それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は、背戸の小薮に埋(い)けましょか
いえ、いえ、それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は、柳の鞭でぶちましょか
いえ、いえ、それはかわいそう

唄を忘れた金糸雀は
象牙の船に、銀の櫂
月夜の海に浮べれば
忘れた唄をおもいだす

初出「赤い鳥」大正七年11月

ミニ知識・西條八十(さいじょう やそ)
1892(明治25)~1970(昭和45)。詩人、童謡詩人、フランス文学者。野口雨情、北原白秋とともに童謡三大作詞者のひとりです。資産家であった西條重兵衛の三男として東京の牛込(現在の新宿区)に生まれました。八十という名前は本名で、両親が「苦」に通じる九を抜いた「八」と「十」から付けたそうです。
「かなりや」は1918(大正7)年11月発行の児童雑誌「赤い鳥」に最初発表された時は、「かなりあ」という作品名でしたが、その後詩集「砂金」に収録される際に改題されました。
14歳で父が病死、早稲田大学在学中に兄の放蕩で一家の生活を背負わなければならず、やりたい詩作活動から遠ざかる自分を責めながら生活していた時に、「赤い鳥」を主宰する鈴木三重吉の依頼で作った歌です。自分をかなりやに見立てているといわれています。なお東京都台東区の上野公園内の不忍池のほとりにこの歌の歌碑が建てられています。

ミニ知識・彼岸
1年に春と夏の2回あり、春の彼岸は春分の日を中日とした7日間です。中日には極楽浄土があると考えられていた真西に太陽が沈むこと、また昼夜の時間がちょうど同じとされるため、中道を尊ぶ仏教の考え方に合うことから、この期間に祖先の霊の供養や仏事が行われます。なお、彼岸はサンスクリット語para(波羅)の訳で、三途の川の向こう岸、つまり悟りの境地のことです。

⑨桜・中本容子
「角度90度の単体を5個組むことにより、だぶった90度分が思わぬ効果を出してくれて、レリーフのような美しい両面桜ができあがりました。」

ミニ知識・サクラ
古事記や日本書紀に木花開耶姫(このはなさくやひめ)の話があり、木花(このはな)とはサクラのことで、開耶(さくや)がそのままサクラとなったという説もあるそうです。
サクラの「サ」が穀霊を、「クラ」は神楽を表し、田の神の依代(神霊を迎えるもの)とする意味もあり、花見は豊作を祈る山遊びのひとつとして考えられます。また3月27日は「さくらの日」です。1992年にサクラと「咲く」の「3(サ)×9(ク)=27」の語呂合わせから、財団法人日本さくらの会が制定しました。桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土作りを目的としています。

⑩りんごのお手紙・白井和子
「りんごは色鮮やかで見ているだけでも、おいしそうですね。ワクワクしながらりんごを半分にすると、うれしい楽しいお手紙が届きます。」

⑪お名前スタンド・川手章子
「お花の中の白い部分にお名前やメッセージを書いて立てておくことができます。また、折り紙作品の前に立てて、作品名などを書いて置くのもよさそうです。ニッコリしたお顔を書き込んでも楽しそうです。」

⑫赤頭巾ちゃん・納所克志
「クマに始まり同じ基本形から色々動物を作る中、狼が出来た時に赤頭巾ちゃんがほしくなり考えたものです。人の子も動物も同じ形から作れることに自分でも驚いています。」

ミニ知識・赤頭巾
19世紀のドイツのグリム兄弟による「グリム童話」の話のひとつとして有名ですが、それより100年以上も前の1697年に、フランスのシャルル・ペローが口伝えの民話を再話した「ペロー童話集」があり、その中からグリム兄弟はこの話を取ったそうです。
狼などが人を食う「赤頭巾」系統の民話はヨーロッパ各地のみならずアジアにもあり、人々が普遍的に好む話だといえます。また「狼と七匹の子やぎ」の話も、子やぎが狼に食べられる話ですが、「赤頭巾」系統の話と近い関係にあったと考えられています。

[ミニ知識参考図書]
「花の風物誌」(八坂書房)、「家族で楽しむ日本の行事としきたり」(ポプラ社)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「年中行事事典」(角川書店)、「世界大百科事典」(平凡社)、「なるほど!民俗学」(PHP)、「赤ずきん」の秘密(紀伊國屋書店)、「増補 赤頭巾ちゃんは森を抜けて-社会文化学からみた再話の変遷」(阿吽社)

◇◇支部だより◇◇
~湘南支部「TUTTI」支部長 野中陽子~
「透かし折りの窓飾り」
2006年11月4日、日ごろ部会の会場として使っているカトリック協会湘南台センターで、支部主催の講習会を開きました。ワンルームマンション2階の会場は三方が透かしガラスの窓になっていて、好条件の会場でした。
当日は前もってみんなで折った作品を窓に飾り、紙の準備から受付、進行など役割を分担しました。教える係りは二人で、ふだん折り紙をしない人たちにどうしたら楽しく折ってもらえるか、前もって何度も相談しました。基本の折り方と応用、貼り合わせのポイント、できあがった作品の裏に透明テープを貼ることなどを実習することにしました。
この窓飾りは112号(絶版)で広島の伊達好先生が紹介したものです。先生はクリスマスの頃、ドイツのシュタイナー教育のゼミナールに参加されました。その際訪れたシュトウットガルトは一面の雪におおわれ、点在する家々の窓にはとても美しい透かし折りの窓飾りが飾られていたそうです。先生は「どうしてもこれが折りたい」と思い、テキストを見つけて日本に持ち帰られました。
おかげで私たちは今、折る人の創意工夫が活かせるこの素晴らしい作品を楽しむことができるのです。私は亡き伊達先生の優しい笑顔を思い出します。
講習会は最後に紙の入手方法の説明をして閉会しました。皆さんは喜んでそれぞれの作品を、事前に渡したクリアケースに挟んでお持ち帰りになりました。「おりがみを見直したわ」、「帰ったら娘と一緒に折ってみます」などの感想も聞くことができました。
こうして支部設立2年目の事業の一つが終了しました。ちなみにTUTTIはイタリア語で「いっしょに」の意味です。これからも一人一人の良さを大切にしながら、一緒に活動していきたいと思います。

~新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ~
「岡村昌夫先生をお迎えして」
2006年10月3日、「連鶴の基本と応用」と題して、岡村昌夫先生をお迎えして講習会を催しました。
60名が参加しました。用意した和紙に先生は「用具はハサミだけ」の一言。エッ?ホント?なるほど!江戸時代の寛政年間の絵を見ても紙とハサミだけ。しかも正方形の紙があったわけはなく、懐紙とかを使って折りをつけ、ハサミを使ってのものだとのこと。
豊国、清長、そして北斎の絵にある千羽鶴と括り猿、他なんのためだろうと不思議に思っていたのですが、これも縁起物というか、厄除けの具としての女性の思い、はては日本人の心として折り鶴は発展してきたものと思います。豊国3代の美人画には紺の地柄がすべて折り鶴で白色の大きな折鶴紋が付いていて、その粋なデザインにはゾクゾクする思いです。
さて、いよいよ実技をお教えいただくのですが、まず正しい鶴の折り方、羽に線をつけないよう「空中折り」の妙技を教わり、和紙でハサミを使っての「芙蓉」と「稲妻」を作らせていただきました。作品についている狂歌のお話も伺いたかったのですが、時間が足りなく、またの機会になりました。
「つなぎ折鶴」の世界を楽しむには2年は必要のこと。さもありなん、と有意義な講習会を持たせていただきましたことに心から感謝いたしております。

~寄稿~「住民ふれあい祭りに参加して」井坂知里(東京都)
11月11日(おりがみの日)と12日に行われた八王子北野地区住民ふれあい祭りに、折り紙教室のみなさんの1年間の作品を出展しました。
書道、写真、編み物など力作ぞろいの中で、子どもたちが折り紙に興味を持ってくれました。伝承の「玉手箱」を開けて見せたり、「マジック・ローズ・キューブ」(バレリー・バンさん創作)を広げて箱から花になったのを見せると、「ワー!」と驚いてくれました。折り紙の楽しさが伝わってうれしくなりました。
「チマ・チョゴリ」は韓流ブームも手伝って、中年女性に人気がありました。「おかめ・ひょっとこ」(熊坂浩さん創作)は1枚の紙で折ってあることを説明しますと、「折り紙ってすごいわね!」とびっくりされました。毎年この祭りに参加していますが、体調をくずした本年は生徒さんたちが協力してくれました。折り紙で癒された1年でした。

~寄稿~「いのしし大集合!年賀状展」十河政子(広島県)
2006年11月1日からの年賀状の発売にあわせて、2007年の干支のいのししの折り紙年賀状と色紙を音戸郵便局(呉市)に展示しました。
いろいろなイノシシを折った後。どのように年賀状に貼ろうか迷いました。獅子舞やイノシシの夫婦などが人気だったようです。作品を見て年賀状を買っていかれる方も多いので、年賀状の売り上げも伸びていますと職員の方に喜ばれてホッとしています。12月28日まで展示しました。

~寄稿~「楽しい折り紙ライフ」川井久枝(愛知県)
先日、出雲へ行くバスツアーに参加しました。バスの中は退屈だろうと思って折り紙を持っていき、参加者全員に寿鶴(千野利雄作くじゃくばとのアレンジ)を折ってあげました。カバンにしまう人、鶴は羽が命だからと大切そうに旅行先から宅配便で送る人もいました。「鶴の先生、一緒に写真を撮りましょう」と声をかけられたりして、楽しい時間を過ごしました。
クリスマスには、きれいな広告の紙でアルド・プティグナーノさんの「バスケット」(「おりがみでクリスマス2」に掲載)を折って、図書館、保育園、老人クラブに配りました。広告の紙は丈夫ですし、バラエティに富んでいるので楽しいです。
自宅の玄関を折り紙で飾っています。折り紙の小鳥は歌い、花は咲き、魚は泳いで、修道女はしずしず歩き、ヨサコイの兄ちゃんは踊っています。日光の陽明門、日暮しの門のごとく眺めていて楽しいです。

~おりがみニュース~
「ふれあいフェスティバルで折り紙教室」
「障害者週間」(毎年12月3日~9日)のイベントの一環として、2006年12月5日に東京都庁第1本庁舎5階の大会議場で平成18年度障害者週間記念の集い「第26回ふれあいフェスティバル」が開催されました。プログラム第2部では「みんなでアートを体験しよう」をテーマに、折り紙、鉛筆デッサン、押し花アート、手で見る(目隠しして作る)造形の4つのワークショップが開かれました。
折り紙教室の講師をつとめられた大橋皓也常任理事(東京都)は、季節にあわせた作品としてサンタクロース(河合豊彰作品のアレンジ)と星を講習しました。
伝承作品とはひと味違った創作折り紙に初めて触れた方も多く、耳の不自由な方にもわかりやすいように文字による解説も同時におこなったユニークな内容は、参加者にも大好評でした。

「世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」 富山と群馬で開催決定」
日程:1月27日~2月4日(※1/9休館)
会場:北陸電力エネルギー科学館ワンダー・ラボ(電話076-433-9933
交通:JR富山駅徒歩2分
土日に折り紙教室開催!

日程:3月21日~4月3日
会場:高崎市少年科学館(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催!

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「節分とバレンタインデー」

ハートがつながるリースのうしろで、元気な子どもたちがかくれんぼ。“もう、いーかい!?”“まーだだよ!”、表にひびくかわいい声を想像すると、寒くても心はほわっと温かくなります。春を迎える行事の節分と愛の日のバレンタインデーを折り紙で祝って、冬の寒さを吹き飛ばしましょう。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆鬼と福・丹羽兌子
「鬼は外、ふくは内といつもひきさかれる鬼と福。小さな紙で折ってください。顔を描くと表情が出ます。カードや手紙のワンポイントの飾りにご利用ください。」

②鬼・松野幸彦
「作者の松野さんは鬼の創作数も多く、330号でも紹介されています。バックナンバーをお持ちの方は、折り比べるのも楽しいでしょう」(編集部)

③ふっくらオニとふっくらお多福さん・川手章子
「ふっくらとしたオニとお多福さんです。それぞれうしろに小物を入れられるようになっています。2体を交互に並べたら楽しいです。」

ミニ知識・節分
毎年2月3日頃。2007年は2月3日。節分とは季節の分け目を表す言葉で、もともとは立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前の日のことをいいますが、昔は立春が新年だったことから、立春の前の日の節分が重んじられるようになりました。
節分の日には、災いを追い払うために豆まきをします。豆は年の数だけ食べると、その年は健康でいられるといわれます。
災いを象徴するものが鬼ですが、その語源は「おぬ(隠)」で、姿の見えないもの、人に災いをもたらすものと考えられています。

④はこ・伝承
「新聞紙やチラシで折る、なにかと便利な箱です。最初に用紙を2つ折りしてから始めると、小さくなりますが厚みが増します。折り方の手順は現代風に整理されて伝わっていますが、形の歴史は古く、ある意味折り鶴以上に親しまれている作品です。」編集部)

ミニ知識・はこ
江戸時代、儀礼折りの多くは長方形の紙をそのまま折っていましたが、遊戯用の折り紙は正方形が主流でした。「はこ」はその中間的な意味合いの作品です。実用に遊びの要素が加わって立体の箱に変化したといわれます。

⑤角巻を着る人・畠山久子
「冬の秋田を思い出して、斎藤静夫先生に角巻のことを聞いてみました。“芸者が肩に掛けて歩いたものですよ”の一言で、幼い頃見た芸者さんが歩く姿を折ってみたいと思い作りました。」

ミニ知識・角巻
北海道や東北地方などの寒冷地で、女性が外出の際、防寒具として使う毛布状の肩掛けです。縦170センチ×横160センチの長方形で、周りに同色の房が付いています。縦に2つ折りにして頭の上や肩からまといます。
三角形に折ることもあり、「ケット」や「フランケ」と呼ばれることもありますが、これらは毛布の英語のブランケットからきています。

⑥防寒ブーツの子ども・川手章子
「両足に防寒ブーツ、頭にはニット帽、首にはマフラーの完全防備の冬支度です。外の寒さなんてへっちゃらな子どもたち。外に飛び出していって何して遊ぶのかなと思いながら折ってみました。」

⑦☆椿・堤政継
「角度60度の折り方①~④を応用してできた花と、少しずれた2枚の重なり具合がいい感じの葉の組み合わせです。冬の情景のアクセントに最適な平面作品です。」(編集部)

ミニ知識・椿
日本原産で、古代から日本人の生活にもっとも親しまれてきた植物のひとつです。このツバキという名前を付けたシャンプーが最近人気商品となっていますが、花を観賞する以外にも種から取れる椿油は、化粧や医薬品、食用、灯油などとして利用されてきました。灰汁は紫染めの触媒財として、堅い木材は農具の柄などとして使われました。
また、椿には霊力が宿ると考えられ、椿の杖で邪気を祓ったりする行事が今でも行われています。和名のツバキは漢字の渡来以前からあった言葉で、「椿」という字は春を代表する木の意味で、日本人が作った国字です。

おってあそぼう~お辞儀人形~ 青柳祥子
「この作品が出来た時、お辞儀したりイナバウアーしたりするので嬉しくて一人で遊んでしまいました。頭はぐーっとぎりぎりまで差し込めば安定します。」

⑧椿の立体包み・中本容子
「立体的なたとうをいくつか創ったうちのひとつです。椿のように見えるものができました。早春のお菓子入れにいかがでしょうか。」

⑨花器・永田紀子
「どこでもBOXからのアレンジ作品です。竹や藤などの細く長い弦が付いた花器のイメージが出せたらと思います。」

⑩お茶の道具・青柳祥子
「以前、裏千家をたしなむ程度ですが、学んだことがあります。一番心に残っている言葉は四規『和敬清寂』です。お互い仲良く(和)敬いあって(敬)、見た目だけでなく心も清らかに(清)何事にも動じない心(寂)を持ちなさいという意味です。このお茶の心構えはすべてに通じますね。」

ミニ知識・茶
ツバキ科の植物で、原産地は中国南部。茶を飲む文化も中国から始まりました。紀元前2700年ごろ、漢方薬の祖である神農が茶の葉を解毒剤として用いたと伝えられています。遣唐使や留学僧によって茶が日本にも伝来し、平安時代には茶を飲む習慣が上流貴族や僧侶の間に広まりましたが、本格的に茶が飲まれるようになったのは鎌倉時代以降です。
なお世界の「茶」を表す語は、中国での呼び名の「チャ」か、その福建省方言である「テー」のどちらかに由来します。

ミニ知識・抹茶
茶摘みの前に茶園を葦(よし)簀(ず)や寒冷紗で覆い、日光をさえぎって栽培されます。それにより茶の葉の緑が鮮やかになり、お茶の成分のテアニンの含有量がふえ、味が良くなります。玉露も同じ方法で栽培されます。茶筌は抹茶を点てる竹製の道具です。
抹茶がおいしいのは茶筌でかき回すことにより、湯と抹茶が適度に混ざるためです。穂先の中心のところを茶じみ、持つところを軸、くくってある糸をからみ糸と呼び、からみ糸の結び目がある方が正面です。

ミニ知識・千利休
1522~1591。大阪の堺の商人出身で、戦国時代、織田信長と豊臣秀吉につかえ、茶の湯を確立しました。死後、直系の表千家、裏千家、武者小路千家の三千家が現代まで茶道の家元として続いています。

ミニ知識・利休忌
豊臣秀吉の怒りを買い、切腹を命じられた千利休の遺徳を偲び、旧暦2月28日に行われます。現在の暦では3月末~4月初めで、利休自刃の際に菜の花が生けてあったことから、菜の花が飾られ、茶会が催されます。

⑪☆ラバーズノット(蝶結び)・伝承
「恋結び(恋人結び)の名のついたこの作品はアメリカの伝承とされています。笠原邦彦氏は著作のなかで日本向けに蝶結びとして紹介されたこともありました(ひもの結び方の名称としては別個のものですので、注意してください)。リボンなどの結び目に見立ててかわいらしい飾りとして使いましょう。(編集部)
そもそもアメリカの伝承作品というものは、ほとんどが日本やヨーロッパからのものだと思います。伝わった折り方や形をアメリカ人が見立て直したのでしょう。(紹介:笠原邦彦)」

ミニ知識・lover’s knot(恋むすび)
海外に伝わるひもやロープやスカーフなどの結び方のひとつで、love knotとも呼ばれています。同じ結び方が日本でも叶結び(かのう/かなうむすび)という名前で伝えられています。表から見ると漢字の「口」、裏から見ると「十」の形に見えることからこの名前がつきました。両者とも縁起の良い結び方です。
古来より人々は結びに実用性だけではなく願いや祈りなどの意味を込めていました。万葉集には「白たへのわが紐の緒の絶えぬ間に 恋結びせん逢わん日までに」(私の着物の紐の緒が絶えないうちに恋結びをしよう、次に逢う日まで変わりのないように)という歌があります。この歌の中の「恋結び」がどのような結びだったかはわかりませんが、結びに恋の願いをこめるのは万国共通だったようです。

⑫ウルトラマンマックス(copyright2005円谷プロ・CBC)・青木良
「ウルトラマンの目には初代ウルトラマン系(卵形)とウルトラセブン系(六角形)がありますが、マックスの目はセブンの方ですね。ちょっとそこにこだわりすぎて折り方が複雑になってしまいました。もうすこしすっきりさせたかったのですが、マックスの力強い感じは出ているのではないかと思います。」

⑬ハートのリース・アレンジ永田紀子
「1993年の箱根のシンポジウムにイギリスのデヴィッド・ぺティさんが来日され、『動くハート』を教わりました。大好きなこの作品をリースにしたくて、がんばってみました。」

⑭ハートの中のツル・秋山美代子
「ハートの中から手品のように何か飛び出したら面白いかなと折っていたら鶴が現れました。ハートの内側ポケットにメモなどがはさめます。」

[ミニ知識参考図書]
「昔の子どものくらし事典」(岩崎書店)、「家族で楽しむ日本の行事としきたり」(ポプラ社)、「世界大百科事典」(平凡社)、「年中行事事典」(三省堂)、「はじめての茶の湯」(小学館)、「茶道入門事典」(三省堂)、「花の風物誌」(八坂書房)、「結びの文化」(東洋経済新報社)、「ひもとロープの結び方」(新星出版)

◇◇支部だより◇◇
~長崎支部「長崎折遊」支部長 浜田勇~
「第12回九州折紙コンベンション佐世保大会 報告」
2006年10月29日と30日にJRハウステンボス全日空ホテルで第12回九州折紙コンベンション佐世保大会を開催しました。今回のコンベンションは折り紙、陶芸アートコンクールも同時に行われ、コンテストの審査委員には内藤正光理事長、木下一郎常任理事、高木智理事、デビッド・ブリル氏(イギリス)、布施知子氏、川崎敏和氏を迎えました。またプレイベントとして、佐世保市、有田市、アメリカンスクールの小学生と折り紙で作った蛇踊り(長さ20メートルを2体)を佐世保駅に展示し、蛇踊りを制作してくれた小学生の親子50組に折り紙教室を行いました(講師はブリル氏と北九州支部の浦上新吾氏)。
また平戸の松浦家に伝わるまぼろしの古典折り紙展示、佐世保の裏千家の師範によるお茶の接待、合気道の先生の模範演技など披露してもらいました。
韓国からの22名をはじめ、遠いところからたくさんに参加をしたいただいて感謝しております。講演は布施、ブリル両氏にしていただき、九州折紙コンベンションでは初のダブル講演となりました。加瀬三郎理事、高木理事などにも熱心に指導いただき、習う方も真剣に取り組んでいました。
長谷川太市郎理事や中島進先生のユーモアあふれる指導など愉快な教室でした。おりがみ陶芸センターの田島純雄さんは、紙の焼き物の指導で、折ったものを焼き物にする不思議な体験教室。受講者は名人の“折り紙有田焼”を作りました。
今回のコンベンションは折り紙に親しんでいる人はもちろん、折り紙を普段していない人にもアピールできたと思います。佐世保の国際コンベンション協会などは、折り紙の作品はもちろん、折り紙がこんなに人を集めることができることに驚いていました。まさに明日に結びつくコンベンションでした。参加してくださった方には迎える側の不手際もたくさんありましたが、快くそれを許していただき、ありがたく思っています。これからも折り紙の素晴らしさをたくさんの人にアピールできるように努力したいと重います。コンベンションに参加された方にあらためて感謝します。
来年のコンベンションは日本折紙協会筑後支部が受け持ちます。開催場所は芸能人をたくさん輩出している福岡県久留米市内で行われる予定です。

~寄稿~「地域で折り紙活動」 小林俊彦(長野県)
さる9月27日、孫が通う幼稚園のお母さん方に折り紙紙芝居「さるかに合戦」の講習を行いました。午後は幼稚園の年長組に「さるかに合戦」、年中組に「あかちゃんだよ」の折り紙紙芝居の読み聞かせと「コットントン」の講習をしました。子どもたちは楽しそうに折り紙を折っていました。参加したお母さんや先生方にも大変喜ばれました。
また11月3日には、当年最後のイベント「須坂えびす講」の笠鉾会館で折り紙の講習を行いました。95年に笠鉾会館がオープンしたときには、立体の折り紙笠鉾を作って展示しましたが、今回は来館者が短時間で折れるように、平面の笠鉾を創作しました。午前中までに700名を超える方が来館しました。
たくさんの方が折り紙教室に参加し、長方形の紙で折った蔵に笠鉾を貼りました。私自身久しぶりに賑わった須坂の町を見ました。

~おりがみニュース~

「ソーラーアークで、ソーラーアークの折り紙教室」
岐阜県にある「ソーラーアーク」は三洋電機㈱が製作した全長315メートル、高さ37メートルの巨大な箱舟型の太陽光発電施設です。中央部にあるソーラーラボは世界でも珍しい太陽電池の科学館です。
8月26日、27日にソーラーラボで夏休みの子どもたちを対象に、折り紙教室が開催されました。講習作品はズバリ「ソーラーアーク」です。丹羽兌子さんに講師および講習用折り紙作品の創作をお願いしました。また、神奈川県の青木良さんにはさらにリアルな展示用作品の制作を依頼しました。
当初は実物をよく再現した青木良さんのすばらしい作品を講習する予定でしたが、難易度の都合でより易しい作品を考えることになりました。参加者は園児や小学校低学年が多く、喜んでいただけました。新幹線の窓から見える不思議なオブジェを一度近くで見てみたいと思っていましたので、その正体がわかったことも大きな収穫でしたと丹羽さん。
科学への関心を深めるイベントを随時開催している同館。皆さんもぜひ足をお運びください。

「Swedish Style 『もうひとつの楽園』イベント会場に大きな折鶴を展示」
11月1日~15日スウェーデンスタイル2006「もうひとつの楽園」イベントの核として、スウェーデンで活躍する3組のデザイナーの共同展「Wall flowers(壁の花)」がスウェーデン大使館(東京都港区)で開催されました。
当会場入り口のシンボルとして大きな折鶴の制作に日本折紙協会が協力しました。幅約50センチの3種類の柄の壁紙(デザイナー:ハンナ・ベルニング)を貼り合わせ、一辺3メートル強の正方形を作り、要所に補強を施し、写真のような仕上がりになりました。
この鶴は多くの来館者の目を引き、素敵なイベントのシンボルとなりました。イベント終了後もしばらくそのまま展示される予定ですが、天井から吊らずに形を保つ方法があれば、いずれどこかの子ども病院などに寄贈という案も出ているそうです。

「世界のおりがみ展 熊本・阿蘇ファームランドで開催」
世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」が10月7日~11月19日に国立公園の阿蘇中腹の健康体感施設「阿蘇ファームランド」で開催されました。(主催:日本折紙協会・日本折紙博物館、特別協賛:阿蘇ファームランド)
当初は10月22日までの予定でしたが、好評のためさらに約1ヶ月の期間延長、個人作品も含む「完全版おりがみ展」としては、計44日間という超ロングランの巡回展となりました。

「おりがみ供養とり行われる」
11月11日のおりがみの日に日本折紙博物館敷地内で、恒例のおりがみ供養を行いました。
当日はあいにくの雨の中、日本折紙協会より木下一郎常任理事をはじめとする会員の方や博物館のおりがみクラブの方など、10数名の参加をいただきました。
日頃お世話になっている折り紙に感謝の気持ちと願いを込めてお祈りし、皆様からお寄せいただいた作品のご供養を無事終えることができました。

新春提言:創作とアレンジの境界線(2) 文:編集部 監修:大橋皓也常任理事

展示会などで作品を発表する場合の表示の例を示します。展示会は作品の発表の場として一般的なものですが、このように作品が第三者の目に触れる場所では、折った人(制作者)と折り方を最初に考えた人(創作者)を明確に区別しないとトラブルの元にもなりかねませんので注意が必要です。展示する作品には、その作品を説明する表示物を添えることを心がけましょう。
音楽や映像、時には絵画の世界で「アレンジ」や「リメイク」、「リスペクト」「インスパイア」「オマージュ」といった言葉をよく耳にします。ある作品に共感し、強く影響を受け、時には引用して自分の作品を作った場合などに使われていますが、このように先に宣言してしまうことで、言い訳にもなっているのです。
折り紙では他に「バリエーション」や「紹介」という言葉もあります。同じ基本形や創作作品を少し変化させるなどの場合は総称として「バリエーション」といっています。また創作者不詳という場合には「紹介」と付記しています。しかし作品を発表する場合は原則として創作者名を調べておくことが大切です。
そもそも「創作折り紙」とはいっても土台が基本形や伝承作品であることが多く、また折り紙は再現性が極めて重要なだけに創造性を問い出すと深みにはまってしまうのですが、次回ではその核心に迫ってみたいと思います。(次号につづく)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「お正月」

年頭所感 日本折紙協会理事長 内藤正光

新年明けましておめでとうございます。
2007年(平成19)年の年頭にあたり、私は日本折紙協会に堅実な発展を念じ、次のようなことを考えています。
これまで日本折紙協会では、日本の文化の一つとして古来より人々の心の中に生き続けてきた美しい折り紙、その素晴らしさと魅力、そして造形の美を端的に表現した、諸々の優秀な作品を発掘、選出して多くの人々に紹介してきました。今年はそれをさらに進めて、4月頃に完成予定の成田国際空港の中央コンコース広場に開設させる“折り紙の総合展示スペース”に優秀作品を並べ、日本の折り紙の真実の良さを海外の人々に訴えていきたいと思っています。
また、全国各地で文化活動を積極的に実行し、実績を残していらっしゃる多くの会員の皆様の力をお借りして、折り紙の普及、啓蒙のための催事を盛んにし、本部と支部が団結して、協会会員の増加を図りたいと考えています。創立当時より象徴的に考えていた“会員1万人”に壁を打ち破り、協会発展のための強固な基盤を築きたいと念願しています。
皆様のご協力を心よりお願い致します。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆いのしし・千野利雄
「35年前に、わが師千野利雄に直接教えていただきました。今後も美しい千野作品を伝えていきたいと思います。」(紹介者:長野県 竹内恵子)

作家紹介・千野利雄(ちの としお)1908-1976
洋画家(三軌会会員)として、また日本折紙作家協会(1969-1973※日本折紙協会の前身)会長を務めました(1973年の日本折紙協会発足時は顧問)。
鶴からの発展「くじゃくばと」など、伝承作品の面影を残しながら親しみやすさと独自の存在感のある多数の造形には、人柄や画家としてのセンスが存分に込められています。

②イノシシくん・川手章子
「イノシシの曲線部分を直線で描くとこんな形になるのかな…という作品になりました。茶色の7.5㎝で折るとかわいらしい瓜坊のようです。大きな母さんイノシシの後をチョコチョコついて歩く子の姿が思い浮かびました。」

③イノシシ・臼田隆行
「干支でありポピュラーな動物でもあるイノシシですが、やや不思議なスタイルをしています。アレンジしやすいようにデザインしたので、慣れてきたら写真や骨格を観察しながらスケッチするように折ってみてください。」

④いのしし・成田光昭
「イノシシは分類学上ブタと同じ種類ということでブタの基本形から工夫しました。ブタの基本形の6つの角をそのまま生かして作品ができています。裏面を利用して視覚的に牙を折り出すのが作品のワンポイントです。」

ミニ知識・イノシシ
ヨーロッパやアジアに広く分布する偶蹄目イノシシ科の哺乳類で、ブタの祖先とも考えられています。日本では漢字で猪と書きますが、この字を使うと中国では「家猪」つまりブタのことを示します。肉がおいしいため、古くから狩猟の対象となり、山の神様からの授かり物として感謝する儀礼が各地にあります。また、イノシシの子は体形や毛色がギンマクワウリに似ていることから「瓜坊」と呼ばれ、親しまれています。

⑤☆亀のたとう・青柳祥子
「浦島太郎を子どもの時に読んで以来、亀を大切にすると龍宮城に行けるのかなと信じています。亀の甲羅の中に手紙が入ります。お正月に鶴亀を折るとこの一年縁起がいいように思います。結構かわいいので折ってくださいね。」

⑥☆絵馬、羽子板・丹羽兌子
「いろいろな願い事を神仏に届けてくれる絵馬。この絵馬は内側にメッセージカードを入れることができます。受験生へのお手紙にいかがでしょうか。」

ミニ知識・絵馬
古来、人々は馬を神の乗り物と考え、生きた馬を神に捧げていましたが、生き馬のかわりに絵や馬形を献上するようになり、それが絵馬のはじまりと考えられています。奈良時代にはすでに奉納されており、室町時代の中頃になると馬以外の絵がたくさん描かれるようになって形や願い事も様々になりました。

⑦はね・図版解読、紹介:中沢信子
「版画では平面図ですが、折り図をおこしていると立体的な羽根ができました。いろいろな折り方で楽しんでください。」

ミニ知識・羽根つき
羽根はムクロジ(木連子)の種子に3枚の羽根をつけ、蚊を食うトンボに似せたもので、蚊退治や子どもの疫病除けのまじないとして、羽子板で羽根つきをしたのがその始まりといわれています。

⑧門松・半田丈直
「すでに多くの方が作られている門松です。今回、竹と梅の表現を工夫してみました。3本の割り竹、梅の花のおしべが表現できたと思っています。竹の先の部分を少し折ると、さらに違った感じになります。」

⑨ツインケース、いそべ巻き・川手章子
「ツインケースの片方にはお便りを。もう一方には小さな折り紙作品を入れてみようかな。できあがりの形を見て白い折り紙で折ったら、お餅のようだと思い、ついでに海苔も巻いてみようと考えました。いそべ巻きのできあがり。」

⑩クローバー、花プレート、桜の花びら小皿、桜の花皿・永田紀子
「まず花プレートができ、そこから他の作品へと続きました。プレートに花皿を乗せてちょっと豪華な食卓で新年のお祝いはいかがでしょうか。」

⑪おみくじの台、福が来たカード・アレンジ青柳祥子
「お正月といえば初詣と年賀状。賀状は本来、着物でご挨拶に行く代わりのものです。1枚1枚心を込めて書きましょう。きちんとご挨拶することで、この一年福が来るような気がします。おみくじの台は中におみくじが入りますし、折り方によっては立体にもなります。工夫してみてくださいね。」

⑫だるま・熊坂浩
「上下さかさまにすると鞍馬天狗になります。」

ミニ知識・ダルマ
6世紀にインドから中国に渡った禅宗の始祖、達磨大師の座禅姿を表したとされる縁起物の玩具。室町時代には「起き上がりの達磨」の元となった「起きあがり小法師」が作られました。愛知県を境にして、東日本では関東地方を中心に白目のままで、願いがかなったときに目を入れる目無しダルマ、西日本には黒目の鉢巻きダルマが多く見られます。疱瘡が赤い色を嫌うという俗信から疱瘡除けのまじないとして子どもの枕元に置かれることもあったそうです。

⑬お祝いのロンド・アレンジ瀬田美恵子
「ベースだけをつないで、各ユニットの片側の先と鶴のくちばしに見立てて折ってみてください。シンプルな鶴のロンドになります。また、ベースにお好みの作品を工夫して差し込むとあなただけのロンドができあがります。」

⑭ユーモラスな招き猫・川手章子
「ちょっと太めのダルマのような招き猫となりました。“いいお話があるので、ちょっとこちらへ”と手招きしているようです。にこやかな顔を描いてあげてください。」

ミニ知識・招き猫
片前足を上げて招くような格好で座っている姿の猫の像で、縁起物の1つ。招く足は右と左があり、輸出用には足の甲を外に向けたものもあるそうです。
昔、猫は福をもたらす霊力を持っていると信じられていました。由来としては、江戸時代の天明年間(1781~1789)、江戸の両国に「金猫銀猫」という女郎屋があり、金銀を彩色した招き猫を店先に飾ったのがはじまりという説もあります。その後浅草の今戸で土製のものが盛んに作られ、今戸焼きの代表となりました。

おってあそぼう~ノミのジャンプ~ 川手章子
「15㎝角で折り、跳ばせるとピョーンと身軽にジャンプして楽しいです。片側で押さえて跳ばせたら交互にもう一方を押さえて跳ばせると何度でも勢いよくはねますよ。どのくらい跳ぶのかトライしてみてくださいね。」

ミニ知識・ノミ(蚤)
ノミは人間の生活に深く関わりあってきた昆虫です。現代人はノミに対して嫌悪感を持ちますが、昔の人たちにとってはそれほどでもなく、時によっては愛すべき存在だったようです。
ノミの体を糸で結んで虫眼鏡で見るという「ノミのサーカス」という見世物が日本でも行われていました。また、古道具や古着を売る露天市のことを「蚤の市」と呼びますが、その言葉はフランスの「ノミがわくような古いものを売る」という言葉が由来で、19世紀末から使われ始めたそうです。
近年日本でもフリーマーケットが盛んですが、これは蚤の市の英語訳の「flea market」です。余談ですが、東京都世田谷区では12月と1月の15、16日の4日間に、戦国時代からの歴史を持つという「ボロ市」が立ちますが、この名前の由来も、古いボロ布などを売るという意味で、蚤の市と同じです。

[ミニ知識参考図書]
「祭りの事典」(東京堂出版)「日本伝奇伝説事典」(角川書店)「世界大百科事典」(平凡社)「妖怪と絵馬と七福神」(青春出版社)「年中行事事典」(三省堂)

◇◇支部だより◇◇
~金沢支部「金沢おりがみの会」支部長 田中稔憲~
「第2回北陸折紙コンベンション開催」
10月8~9日にかけて第2回北陸折紙コンベンションを金沢で開催しました。金沢でのコンベンションが3年ぶりということで、120名もの参加者がありました。
初日の講演会は協会事務局の青木伸雄本誌編集長にお願いしました。これまでの編集作業の中でとくに感動したことの一つであるザグライダーとそのもとになったアルソミトラの種のお話がとくに興味深く感じられました。実物のアルソミトラの種もお持ちくださり、参加者はその薄さと軽さにじかに触れることができました。
また、初日の懇親会が済んだ後、別室で自由参加の折り紙市場を用意しましたところ、部屋に入れない人が出るほどの盛況でした。
翌日は24コマのおりがみ教室の中から3教室を受講していただきました。毎回講師を引き受けていただいている方々には心より感謝申し上げます。
また、今回は新企画として参加者による「折り紙模擬店」を開催し、新商品の折り紙、折り紙作品の材料、書籍などを販売するお店を開きました。これも盛況で、10店舗ほどのお店を多くの皆さんに利用していただくことができました。

~寄稿~「折り紙外交ドイツ、マケドニア交流」 加瀬三郎(東京都)
2006年7月5日~21日、田島栄次カメラマンとともに、ドイツとマケドニアでの折り紙交流を実施しました。
サッカーワールドカップも大詰め(ドイツは3位でした)、街は興奮冷めやらぬ雰囲気でしたが、7月7日には日本領事館での七夕祭りに参加、以降はミュンヘン折り紙愛好会との交流や幼稚園、小学校、日本人学校、病院などを次々訪問、作品の講習や折り紙を寄贈し、現地の人々との交流をはかりました。

~寄稿~「捨てる前に…再利用!」 川井久枝(愛知県)
みなさん折り紙を折っていて失敗した紙、半端になった紙をどうしていますか?私の紙の使い方をちょっと紹介しましょう。
(1)間違えて折りすじが沢山ついたり、できあがって気に入らなかったり、破れたりした15㎝角の折り紙は3.75cm角に切って多面体にします。折りが細かくなるので前の折りすじはほとんど目立ちません。糸が抜けないように、小さい紙を糸でしばって多面体の中に通します。硬い紙切れを多面体の中に入れておくとカタカタと音がします。小さい鈴を入れておいても音がします。どこかにそのまま飾ってもいいし、木などに吊り下げてもよいでしょう。

(2)少しだけ折り筋がついてしまった折り紙は「寿鶴」にします。折りすじが多くついてしまった方で頭を折ると前の折りすじは目立ちません。

(3)細く余った折り紙は輪にしてしまいます。のりをつけないので便利です。
これら3種類を箱に入れておいて幼稚園や図書館、デイサービスに持って行き、自由に持ち帰ってもらいましょう。折り紙初心者なので失敗紙が多く出てしまうので…。

~おりがみニュース~
「講師講習会開催される」
9月24日13時より、グランキューブ大阪(大阪国際展示場)で折紙師範、講師対象の講師講習会が開催されました(受講者65名)。今回のBコースでは高木智理事(京都府)を講師に迎え、折り紙の歴史の講習を行いました。
前半は、「古典にみる折り紙」と配布資料「折り紙の歴史」に基づき、折り紙が日本の伝承文化として幼児の教育といかに関わりをもってきたかをご講義いただきました。また高木先生が所蔵する貴重な書物や浮世絵などの資料を会場にたくさん持ち込んでくださり、受講者は講習前や休憩時間に見学しました。講義中も先生が関連資料を持って教室内を隅々までまわり、丁寧にご説明いただきました。皆さんも先生が手にする資料を熱心に見入っていました。
講習後半は実技講習となり、古典の「大名立ち姿」を受講者全員で挑戦しました。正方形の紙に折り筋をつけたり、切り込みを入れたりと難しい工程を経ながら、会場のあちこちでの先生の個別指導に助けられ、時間内に全員完成することができました。

「ブックハウス神保町で折り紙教室」
東京都千代田区のブックハウス神保町で、夏休み期間中の8月8日と19日に親子折り紙教室を開催しました。おりがみ傑作選4収録作品を講習し、参加の子どもたちは動く折り紙に大喜びでした。また、6月16日から協会所蔵の個人作品を展示していましたが、好評につき展示は9月20日までと当初の予定より延長され(作品入れ替えあり)、道行く人の目を楽しませました。

「新春を飾る折り紙作品展~虹色桜とメルヘンの絵の世界~」
日時:2007年1月3日(水)~21日(日)9:00~16:00
会場:埼玉県川口市立グリーンセンター緑の展示館(TEL048-281-2319)
交通:JR川口駅東口バス9番のりば乗車グリーンセンター前下車
埼玉高速鉄道 荒井宿駅下車徒歩10分(東門)
展示作品:「朝日勇」と「サンフラワー折り紙友の会会員」のメルヘンおりがみの絵 約100点
休館日:毎週火曜日
入園料:大人300円、小人100円

新春提言:創作とアレンジの境界線(1) 文:編集部 監修:大橋皓也常任理事

「質問です。折り紙作品は基本折りや伝承がヒントやベースになっているものも多いのですが、どの範囲を創作と呼んだらよいのでしょうか。“創作”や“アレンジ”の定義はありますか。」(千葉県の吉川元次郎さんより)

「アレンジは、本来は「再構成」「工夫」といった意味で、原作の素材を活用する行為を指しますが、折り紙の場合は類似作品に対する呼称として使う言葉でもあります。
愛好家の手の中で日々生まれている新しい折り紙作品は、当人にとってはまぎれもない創作なのですが、すでにある作品と形が似てしまう場合があります。投稿作品について工程数を具体的に制限してはいませんが、誌面の制約上「折り数が少ないほど好ましい」としていますので、これはある程度仕方のないことです。
今のところ投稿作品の管理者である日本折紙協会が検討して、「この作品はアレンジである」と決めていますが、ここでいう「似ている」とは、過去の作品と比較するにしてもかなり感覚的なものであり、「アレンジ」とすべきか否かに明確な定義はありません。むしろ、アレンジ作品を投稿することで、「これより先に発表されている作品(オリジナル)がある」という情報提供の意味合いが強くなっていますので、投稿者も可能な限り類似作品について調べた上で投稿してください。
「おりがみツリー」(大橋皓也)や「循環基本形」(長野耕平)といった研究の成果もあり、すべての折り紙作品の構造は個別に独立して存在するのではなく、工程について連続性を持って関係しています。創作とアレンジの境界線を引くのが困難なのはこのためです。しかし今後も表記を区別するのであれば、「独創性」や「類似度」などを数値化する必要があるのかもしれません(展開図にヒントがありそうです)。なお、アレンジは必ずしも悪いレッテルではありませんので、誤解のないように」

11月11日「おりがみの日」記念作品:入賞者
募集テーマ「うたを折ろう」
10月5日東京都渋谷区こどもの城において、応募作品審査が行われました。

長野耕平賞「日本の五節句と童謡」 笹原英代(東京都)

日本折紙協会賞「おいで ふくろうげんぞう」 青柳祥子(愛知県)

こどもの城賞「ペンギンさんの遠足」ほか 鄭載勲(8歳)・載栄(7歳)(韓国)

特別賞「あわて床屋」 藤本弘子(神奈川県)

特別賞「折紙タイル・リース」 巽照美(東京都)

特別賞「河童」 加賀谷智子(神奈川県)

特別賞「ひょっこりひょうたん島のうた」 大野正江(神奈川県)

技術賞「マンタ(イトマキエイ)」 田口健司(東京都)

技術賞「クリスマス・ボール」 富永康平(東京都)

アイディア賞「詩を折る」、「白いクリスマス」 竹内恵子(長野県)

ミニチュア賞「折紙シート252個」 阿部佳世子(福島県)

努力賞「美しい四季」 杉本恵美子(兵庫県)

努力賞「毬と殿さま」 北条久子(東京都)

奨励賞「あめふりくまのこ」 上野久仁子(神奈川県)

奨励賞「Session」 小佐野翔也(山梨県)

佳作「かたつむり」 島袋保子(沖縄県)

佳作「お猿のかごや」 佐橋博子(愛知県)

佳作「翼をください」 小久江峻(神奈川県)

佳作「おりがみ合唱団」 中島進(埼玉県)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
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特集「クリスマス」

動物たちが仲良く暮らしている森のお家にサンタさんが贈り物を届けにやってきました。その様子を天使が優しく見守ります。今月号の表紙は絵本の中の1ページのような場面を表現してみました。
羊は聖書でよく出てくる動物であり、リスはそのかわいさと木の実を集める習性のため、豊かな実りや収穫の象徴としてクリスマスカードなどに描かれることが多い動物です。羊やリスはどんな贈り物がもらえるのでしょう…、みんなで一緒にクリスマスのお祝いをするのかな。折り紙でクリスマスのお話が広がりますように。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①プレゼントサンタ・梅本吉広
「簡単に折ることのできるサンタクロースはいかがでしょうか。プレゼントの入った袋を担いでいます。机上に立ててクリスマスカードに貼ってもステキです。」

②☆サンタ・アレンジ松野幸彦
「三角柱の置き物として不思議な存在感のあるデザインのサンタです。平面の形はカードなどに使えるように編集部で工夫させていただきました。(編集部)」

③季節の輪飾り/クリスマス・永田紀子
「数年ぶりに創ったクリスマスリースです。グリーンの葉、金銀の葉など、折る人の色を使い方で雰囲気の異なるリースが出来ると思うとワクワクします。それらをぜーんぶ見せていただきたくなってしまいます。」

ミニ知識・ベル
もともとは古代ヨーロッパで冬至の魔よけとして使われていたそうです。大きな音で悪霊を追い払おうとしたのです。今ではクリスマスの喜びの訪れを告げる音とされています。

④カラフルなロンド・瀬田美恵子
「ロンドとはもともと輪舞曲という意味ですが、ここ1年やたらとつなげるのが面白く、次にはその姿を変えることに頭をひねるのが楽しく、本当に1人遊びが好きで困ります。色を選んで、素敵なロンドをこしらえてください。」

⑤三角BOX・北詰澄子
「直角を3等分にする方法を応用して、12個で円形になる立体の三角BOXを工夫しました。同じ紙でも頂点の位置を変えると高さや長さの違う小物入れに、フタの色を変えてイチゴやチョコ、クリームなどを飾るとケーキになります。」

ミニ知識・ショートケーキ
柔らかいスポンジ生地に生クリームとイチゴのついたケーキは日本で戦前に生まれました。もともとショートケーキは(バターやラードを使ったショートニングがたくさん入って)サクサクする固まり(ケーキ)という意味をもつビスケット状のお菓子です。ビスケットの部分を日本人が好んだカステラ生地に代えて作られましたが、名前はそのままショートケーキを使いました。

⑥花のお楽しみBOX・川手章子
「上から見ると花をかぶせたようなBOXとなりました。折り図にしたがって1つずつ丁寧に折ってみてくださいね。フタを白色で折ったらこんもり雪が積もった小人さんのお家のようです。何だか楽しくなってきました。」

⑦リスくん・川手章子
「リスに見えるかな…という作品ですが、小さな両足でしっかりと立ちます。折り紙講習のため木曽へ下見に行った時、道路ぎわの石垣を1匹のリスが駆け上って行くのを見ました。一瞬の出来事でした。」

⑧魔法の箱、くす玉・アレンジ曽根泰子
「おりがみで大切なことは、角をきちんと合わせて折ること。そしてしっかり折りすじをつけることだと思います。この2つをしっかり守ればきれいな箱とくす玉が完成すると思います。鈴を入れても楽しめます。」

⑨天使・青木良
「天使の顔はみなさんのイメージがあると思いますので、自由に描いてかわいい天使をつくってください。」

ミニ知識・天使
森永のキャラクターのエンゼルをはじめ一般的に考えられている天使の姿は、無垢な子どもで羽をつけていますが、これはルネサンス期にローマ神話の恋愛の神キューピッドのイメージから生まれた姿だそうです。それ以前は、翼を持たない青年の姿や、たくさんの目や羽をもった怪物のような姿と考えられていたようです。
キリスト教の聖書の中でイエスの母マリアが精霊により身ごもったことを知らせるのが天使ガブリエルです。名前はヘブライ語で「神の人」という意味です。ガブリエルは絵画では優美な男性の姿で描かれています。

~おってあそぼう~プッシュホンキャッチ・川手章子
「①で大きい方に入れるとき、入口のあたりに小さい方を入れてからキュッと押すと勢いよく飛び出てきます。それをもう一方の手でキャッチする遊びです。童心に帰ってしばらく遊んでしまいました。」

⑩☆クリスマスツリー・アレンジ白井和子
「風船基本形から折り紙の大きさを変えると、絵で見るような3段のクリスマスツリーができあがりました。幹にはポケットもついています。飾りつけは何にしようかなと考えるのも楽しいですね。簡単に折れますので、たくさん折ってメリークリスマス!」

ミニ知識・アドヴェントカレンダー
アドヴェントとはイエスの降誕を迎える待降節のことで、11月30日の前後でもっとも近い日曜日から始まります。アドヴェントカレンダーはクリスマスを心待ちにするカレンダーのことで、通常12月1日~25日までの日付の窓がついていて、それを1日ごとに開けていきます。

ミニ知識・クリスマスイブ
西洋では昔、1日は日没から始まっていました。もともとイブは前日という意味ではなく、夕方(イブニング)を意味します。

⑪ほし・松野幸彦
「星を何種類も創作されている作者です。この作品はのりづけなしできれいに止まり、裏返しても使えるのが特長ですが、“ぐらい折り”(折り加減が曖昧なこと)が多く、格好よく仕上がりにくいのが難点です。できあがりの星形を想像しながら折るとよいでしょう。(編集部))」

⑫☆伝書鳩・青柳祥子
「鳩といえば、ノアの箱舟でオリーヴをくわえた平和のシンボルですね。『シートン動物記』の伝書鳩アルノーを読むと、鳩と人間のことがよくわかります。」

ミニ知識・鳩
聖書のルカによる福音書の中に聖母マリアは産後の清めの際に、「山鳩一つがいか、家鳩の雛2羽をいけにえとして捧げるために」エルサレム神殿に上がったと書かれています。
鳩もクリスマスにゆかりのある動物といえます。なお、伝書鳩は鳩が遠くから自分の巣のあるところに戻ってくる習性を利用したもので、古くから手紙や時には薬などを運ぶのに飼われた鳩です。今はレース用になっています。

⑬ペットバスケット・永田紀子
「ベルトがしっかりとついているので、大きな紙で折るとぬいぐるみのプレゼントボックスになります」

⑭大掃除・畠山久子
「一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。心を込めて掃除します。」

ミニ知識・大掃除
昔は新年を迎えるために、その1年の煤(すす)を払って家を清めたため、「煤払い」や「煤掃き」といいました。12月13日を煤払いの日とする地方が多く、その日から正月の準備を始めています。
煤払いのほうきは新しく切り出した笹竹を使うことが多いですが、それはただの掃除ではなく、新年にやってくる年神を迎える場所を清めるという神聖な行事だったからです。

詩を折る第5回 色紙構成・制作 青柳祥子

北原白秋訳「べああ、べああ、黒(ブラック)羊(シープ)」

べああ、べああ、黒羊
お前はいい毛をお持ちだろ。
はい、はい、嚢(ふくろ)に三嚢ござります。
旦那さまに一ふくろ、
奥さまに一ふくろ、
だっけど、そこいらの細道で、
べそかく坊っちゃんにゃ、いイやいや。
「まざあ・ぐうす」(アルス出版 大正十年刊)

原詩
BAA, BAA, BLACK SHEEP.

Baa, Baa, black sheep,
Have you any wool?
Yes, marry, have I,
Three bags full;
One for my master,
And one for my dame,
But none for the little boy
Who cries in the lane.

※マザーグース
英語圏の人々の間で昔から伝えられてきた童謡。nursery rhyme(子ども部屋のうた)ともいわれ、ナンセンス(無意味)やなぞなぞ、風刺、自然現象などを軽快なリズムで表現しています。

「娘が小さい頃、マザーグースは何度も一緒に歌いました。この『BAA, BAA, BLACK SHEEP』も歌いやすく、みんなに親しまれていますが、実はこの唄の背後には1275年に平民に課せられた税に対する反抗があります。泣いている男の子は税を国王(master)や貴族(dame)にとられ、結局何も残らない庶民を表します。中世英国の歴史の1ページを見るようです。西洋の多くの子どもは、不安になると自分のぬいぐるみや毛布をにぎりしめて安心します。そういうことも表現してみました。(制作者)」

ミニ知識・北原白秋
1885(明治18)年~1942(昭和17)年。現在の福岡県の柳川市生まれの詩人、歌人、童謡詩人。マザーグースの訳は白秋の10年ほど前に画家の竹久夢二によってなされていて、白秋はそれをかなり意識していたそうです。
「語学力のいささかのこころもとなさをその天才的な詩人の直感で補っている」と英文学者の平野敬一氏も述べていますが、白秋は軽快で無味乾燥な英語の詩であるマザーグースを日本的な抒情豊かなロマンティックなものにし、独特の世界を創りだしています。
このマザーグースについて白秋は、巻末で、『「BAA, BAA, BLACK SHEEP」というようなのも困った。すべてBでいっているのであるが、日本の黒羊の「く」にBは掛からない。かといって、「くうくう黒羊」でも羊のなき声は出ない。「なけなけ、黒羊」では意味だけのものになる。意味だけのものでは、ほんとうの訳にはならないのだ。しかたがなければその言語のまま生きさせるほかに道がない』と訳の苦労を語っています。

ミニ知識・羊
8000年以上も前から世界各地で家畜として飼われています。キリスト教では羊を従順や犠牲を象徴したものと考え、イエスを「世の罪を除く神の子羊」と呼んでいます。クリスマスの絵には馬、羊、ラクダなど色々な動物が描かれますが、キリストの降誕の場面に必ず出てくるのは羊だけです。

[ミニ知識参考]
「洋菓子はじめて物語」(平凡社)「サンタクロースの謎」(講談社)「クリスマスおもしろ事典」(日本キリスト教団出版局)「聖書」(日本聖書協会)「年中行事事典」(三省堂)「心をそだてる子ども歳時記12か月」講談社

◇◇支部だより◇◇
~新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ~
「観光船内で折り紙教室」
今年の「ぱしふぃっくびいなす」(客船の名称)は韓国訪問の8月29日出発の3泊4日の船旅でした。船中の時間が長いので私共折り紙教室もいろいろ趣向をこらし、お客様に喜んでいただけるよう工夫しました。子どもさんからご年配の方までほとんどが個人指導の形でじっくり楽しんでいただきました。
カードキーを入れる「カード入れ」、色紙に貼って荷物にならないよう工夫した「パンダ」はとくに人気があり、韓国に敬意を表して「チマチョゴリ」をミニ色紙に貼りました。韓国語を書き入れてとても喜ばれました。

~武南支部「折り紙夢工房」支部長 山本良子(埼玉県)~
「折り紙夢工房の作品展と近況報告」
第10回折り紙夢工房作品展を7月17日~23日までギャラリー銀座(東京都中央区)で開催しました。
テーマ「いつくしみ」の作品や、10号の額装、色紙、人気キャラクタージオラマ、季節の花々など300点余りを展示しました。
梅雨明けが遅れ、毎日雨や曇りのあいにくの1週間でしたが、毎年の開催を心待ちにしてくださる顔なじみの方々や折り紙大好き少年が今年も早々と来場されました。日替わり折り紙教室は毎日大好評で、とくに最終日の三角パーツ使いのピエロのストラップ(夢工房会員遠山さん考案)の教室は大勢参加され、本当にうれしい出来事でした。

「平和を祈る千羽鶴」
“ボランティア日本一の街・川口(埼玉県川口市)”の活動の一環として大勢の市民、学生さんなどの協力で平和を祈って折り上げた6千羽以上の折り鶴を、夢工房川口教室の会員が連ねるお手伝いをいたしました。できあがった作品は、NPOボランティアネット川口のメンバーが8月6日の広島原爆記念日に広島平和公園の“原爆の子の像(サダコの像)”に届けてくださいました。

~寄稿~「市役所で個展を開催」野別 郁(埼玉県)
5月10日~16日、上尾市役所のギャラリーで「古希のわたし ふろしきやおりがみを楽しむ」と題して個展を開催しました。意外にも多くの方々(270名)が見てくださり、いろいろな感想やお話をうかがうことができました。折り紙は自分が楽しむだけのものでなく、他人の心を和ませたり、いろいろなことを回想させたりするということを深々と感じ取り、とてもうれしく思いました。

~寄稿~「病院に月替わりで作品展示」大西公子(愛知県)
ボランティアで訪問している病院の老人病棟の棚に月替わりで折り紙を飾り始め、この9月で19回目の展示になりました。お年寄りの病人もナースのみなさんも喜んでくださり、それが励みになっています。折り紙の本を10冊以上買い、難しくて途中で投げ出したりもしますが、2、3日頭を冷やすと折り方がわかってくるのが不思議です。1か月間の展示が終わると、近くの姉妹病院が引き取ってくださり、月遅れでも喜んで飾ってくださいます。だから手元に作品は何も残りません。喜んでくださる方がいらっしゃる限り、続けたいと思います。

~寄稿~「鶴岡八幡宮の七夕祭に協力」郷原利夫(神奈川県)
鎌倉市にある名越やすらぎセンターはゴミの焼却熱を利用して60歳以上の高齢者が入浴する保養施設です。数年前から子どもたちを交えて主に七夕飾りの講習をしてきましたが、昨年鶴岡八幡宮より「新しい恒例行事として七夕祭を採り入れたいので、ぜひ協力してほしい」と申し入れがありました。センター利用者の生きがいになるならと参加したところ、七夕飾りを見てくださった方から大変に喜ばれたとうかがいました。
4月ごろから利用者約30名で鶴岡八幡宮にちなんで折り鶴をなんと2500羽、私が講習した2種類の花くす玉を各20個、子どもたちはクサリ60本などを作りました。折り紙の使用枚数は3万枚を超え、一時は鎌倉市の文房具店で折り紙が品切れになるという珍事も…。
これらの七夕飾りは7月1日(土)、鶴岡八幡宮に用意された高さ7mの笹竹4本にも飾りきれず、JR鎌倉駅改札口にも高さ6mの笹竹2本に鈴なりの状態で飾りました。各新聞紙上でも紹介されて、牽牛・織姫の縁結びにちなんで願い事を書き込む「梶の葉の色紙」とともに町中で評判になりました。利用者の方々も入浴して帰るだけでなく、「八幡様に奉納するものを作るんだ」「さらに来年の分も」と今やセンターは「折り紙ブーム」となっているそうです。
私も折り紙の持つ不思議な力にあらためて驚いています。折り図がなく、いろんな作品を参考にし、話を想像しながら創作した作品もあります。自分のスキルアップにいい勉強をさせていただいたと感謝しているところです。

~寄稿~「折り紙が生きがいです」桑原恵美子(滋賀県)
折り紙と出会ったのは3年半前のことです。腰の手術をして主治医から2年間は仕事に就くことは無理と宣告され、実家での療養中に母に勧められたのがきっかけでした。絵を描いたり折り紙を折ったりするうちに精神的に救われ、それ中心の生活が楽しくなりました。周りの方に折り紙を折っては喜んでいただき、お世話になった病院の先生や地域の人に差し上げたときの笑顔や御礼の言葉に励まされて今日に至っております。
障害者になってしまい、いまだ仕事に就くことができずに悩みましたが、そんなときも折り紙に救われました。今後も折り紙を通していろいろな人たちと交流し、折紙講師の資格が取れれば自分に自信もつき、生活に生き甲斐を感じられると思います。

~おりがみニュース~
「「第13回おりがみカーニバル」開催」
会場/こどもの城1Fアトリウムギャラリー
(東京都渋谷区神宮前5-23-1 電話03(3797)5666 JR渋谷駅東口徒歩10分、地下鉄銀座線/千代田線/半蔵門線表参道駅B2出口徒歩8分)

日時/10月28日(土)~11月19日(日)(休館日10/30、11/6、11/13)
土日祝日10:00~17:30
平日12:30~17:30
最終日10:00~17:00

会場構成
1.テーマ「うたを折ろう」応募作品展示
2.世界のおりがみ展パノラマ作品「お国自慢」シリーズ展示
3.折り紙ワークショップ開催
4.折り紙専門書、折り紙用紙販売コーナー
※3、4は土日祝日のみ開催

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「おいしい秋みつけた」

秋は野に山に畑に田んぼにあちこちに、おいしいものがいっぱいです。豊かな実りに感謝の心もいっぱいになります。リスは食べ物の少なくなる冬に向かって、どんぐりなどの木の実を集めますが、埋めて隠したのをリスが忘れるおかげで新しいどんぐりがまた違う場所で芽生えるそうです。ものごとのつながりは不思議なものですね。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①季節の輪飾りパートⅡ(もみじ11月)・永田紀子
「2002年のパートⅠに続いてのパートⅡを11月用として作りました。単体は慣れ親しんだ鶴の基本形Ⅱを少し変えただけなので頑張って16個つないでください。縁飾りにもお使いいただけると思います。」

②イチョウ・土戸英二
「大阪府の木に指定されているイチョウは扇状の葉身で中央に切れ込みがあるのが特徴です。切れ込みが多数の個体もあります。」

③どんぐり・瀬田美恵子
「童謡『どんぐりころころ』では、どんぐりが池にはまり、山へ帰れなくなります。でも3番の歌詞を発見!仲良しのリス(または優しい鳩)がどんぐり君を大好きな山へ連れ戻してくれるのです。めでたし、めでたし!」

④もぎたてりんご・青柳祥子
「主人の実家のお隣は、安曇野のりんご農家で朝3時からもうお仕事開始。秋になるとりんご畑もポツポツと赤に染まり、信州はますます美味しいものでいっぱいになります。赤と緑の両面折り紙でもぎたてりんごを折ってみてくださいね。」

⑤ブドウ・アレンジ川手章子
「ブドウの形状から、使う折り紙の枚数が多くなりましたが、雰囲気は表現できたかな、と思います。秋にはブドウ狩りツアーもあります。ブドウは絵になる果実ですね。ちなみに私は干しブドウを毎日いただいています。」

⑥☆大根、かぶ、人参・小倉隆子
「葉脈もしっかりつけて、おいしそうな野菜ができました。同じ折り方で果物も折れます。味覚の秋、簡単ですのでたくさん折って収穫してくださいね。」

⑦おにぎり・納所克志
「遠足、運動会などといつも思い出を共にするおにぎりは私たちの食のふるさとです。その折々に心を込めて握ってくださった方に想いを寄せながら優しく柔らかく折ってください。」

⑧☆おにぎり、ごはん・青柳祥子
「ご飯が大好きです。飯椀に盛ってもおにぎりにしても美味しい。頂くと元気が出ます。このおにぎりを創作した時に、埼玉の張替さんに『おにぎりには人の気が入っている』と言われたのを覚えています。」

ミニ知識・おにぎり
「おむすび」や「むすび」とも呼ばれる握り飯は、古代中国の「屯(とん)飯(じき)」が起源です。これが平安時代に日本に伝来し、蒸した飯である強(こわ)飯(いい)(おこわ)のおにぎりが神宮の儀式で用いられ、平安後期に武士の携帯食として姫(ひめ)飯(いい)(普通に炊いた飯)のおにぎりが食べられるようになりました。江戸時代中ごろには「握り飯」と呼ばれるようになったそうです。

⑨中華点心(ギョーザ)・石渡正一
「中華街などで誘惑される点心の香り!どこでも必ず目にする定番の品です。みなさんも色々な創作餃子に挑戦してみてください。できたら焼き餃子の焦げたところも表現できたらもっと食欲をそそられるかもしれませんね。」

ミニ知識・餃子
中国の点心(食事がわりの軽い食べ物、または食後の菓子)のひとつ。中国語では子を授かるという意味の交子(ヂャオズ)という発音が餃子と同じことから子孫繁栄の願いをこめ、また半月の形が馬蹄銀(元宝銀)などの銀貨の形と同じなので、お金に困らないようにと縁起を担いで、お正月に食べる地方があります。
日本に伝わったのは江戸の中期頃といわれていますが、第二次世界大戦まではあまり普及しませんでした。戦後、大陸から引き揚げた人たちが持ち帰り、急速に広まったそうです。

⑩☆牛乳ビン~残りが少なくなりました・アレンジ石田ひろえ
「昔、幼少の頃、毎朝牛乳ビンが届くのを楽しみにしていました。今は紙パックですが、牛乳ビン1本が飲み切れなくて少し残ってしまいます。そのことを思い出して折りました。ビンの口が段になるように工夫してみました。」

ミニ知識・牛乳
仏教を興した釈迦は若い頃王子の地位を捨て、山奥で厳しい修行を終えた後、スジャータという名の村娘からもらった1杯の牛乳で体力を回復したことから、牛乳を大切な飲み物として扱ったそうです。牛乳の精製過程で5段階の味に分け、その5番目の「醍醐(だいご)」をもっとも美味しく、かつ滋養に富むものとしました。このことから「醍醐味」という言葉が生まれたそうです。
牛乳は、日本へ大化の改新(645年)ごろの古代から奈良時代には伝来してきたと考えられています。なお、近年牛乳の消費量減少に悩む酪農家がその打開策として、文献で「醍醐」とされるものを研究再現し、販売しています。

⑪Mr.K(カッパ)・前川淳
「√2を説明するための折り出しを作品に変身させたものです。妙な愛嬌が出ました。」

⑫五弁花・前川淳
「正八角形の8つの角のうち6つを使い、そのふたつを重複させることで、五弁にした作品です。」

⑬りす・青木良
「アニメに出てくるような、しっぽの大きい、かわいらしいリスをイメージして創作しました。」

ミニ知識・リス
固い木の実などを食べるために丈夫な1対の門歯があり、この歯は一生伸び続けます。シマリスなど一部のものにはほお袋があって、ここに食べ物をつめて運びます。長くてふさふさした尾は、体のバランスをとったり、振って仲間に合図を送ったりするのに役立ちます。

⑭菊のたとうと薬玉・中本容子
「たとうは凹凸のあるおしゃれなものに仕上がったと思います。開けるのが楽しみです。」

⑮額にも変身コースター、荷車、薄型おりがみトレイ・川手章子
「3作品とも何気なく折っていて、出来上がった作品です。コースターは大きな紙で折ると額にも使えそうです。荷車には収穫した果物や野菜、花の鉢植えなど入れてもよさそうです。トレイには折り紙を入れ、横から色も見え、取り出しやすいです。」

⑯ファンシーバック
「万能でおしゃれなバッグを折り紙で折ってみたいと思いました。お出かけに、ショッピングに海水浴に重宝しそうなバッグです。」

[ミニ知識参考]
「薀蓄法話のヒント事典」(四季社)、「びんの話」(日本能率協会)、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「旺文社百科事典エポカ」(旺文社)、「平凡社大百科事典」(平凡社)、「総合百科事典ポプラディア」(ポプラ社)、「中国食物史」(柴田書店)、「世界の味探求事典」(東京堂出版)

◇◇支部だより◇◇
~多摩支部「山鳩」支部長 瀬田美恵子~
去る6月16日(金)、「本多おりがみスタジオ」館長の本多肇さんと奥様をお招きして講習会を行いました。
実は今年3月、支部一同で「本多おりがみスタジオ」にお邪魔し、今回の講習はそのご縁で実現しました。
「本多おりがみスタジオ」は折り紙の祖といわれる本多功さんの100点以上の遺作が飾られている博物館です。元々画家志望であった功さんの作品の構図の素晴らしさと重厚な色合いに感激し、さらに熱のこもったお孫さんの肇さんの解説に尚一層心打たれ、思い出深い貴重なひと時となりました。
今回は、我々のリクエストで、スタジオに美しく飾られていた(肇さん制作の数々の楽しい作品も展示されています)レリーフ折り紙「雁」の講習をお願いしました。
肇さんならではの、「作品としていかに美しく仕上げるか」は、折り紙をきれいに折ることと共にとても大事な点です。紙のカットの仕方や貼り方なども丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。
また、スタジオに来られなかった参加者のためにと、たくさんの作品をお持ちいただき、私にとりましては再び拝見する機会に恵まれました。
最後になりましたが、折り紙を通じて生まれた貴重なご縁が息長く続きますようにと念じて止みません。

~寄稿~「郵便局で展示」十河政子(広島県)
「夏のおたより郵便葉書(かもめーる)」の販売開始にあわせて、6月1日~8月11日に音戸郵便局(呉市)で折り紙作品の展示をしました。いつもどんな作品を展示するか悩みの種ですが、楽しみに待ってくださるファンの方と私のぼけ防止のために頑張っています。
最近は子供向け、夏休みの宿題のヒントになるような作品が面白いかなと思って作っています。今年は日本昔話でまとめてみました。なかなか折り図がなく、いろんな作品を参考にして話を想像しながら作った作品もあります。自分のスキルアップにいい勉強をさせていただいたと感謝しているところです。

~寄稿~「月刊おりがみ自分流」石橋ユリ子(福岡県)
毎月の月刊「おりがみ」を楽しみに心待ちにしています。339号の古都特集、舞妓さん(窪田八重子さん創作)を拝見したとき、二人を一緒にした色紙を作りたいと考えました。平成16年2月、ようやく33.5cm×24.5cmの大きさの色紙を見つけました。大変好きな作品です。

~おりがみニュース~
「2006年夏、日本橋三越で世界のおりがみ展開催」
7月25日~8月6日、東京都の日本橋三越本店7階催事場で世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」(361号に写真掲載)を開催しました。三越主催の「2006年こども博」の1コーナーとしての出展で限られたスペースでしたが、お国自慢シリーズのパノラマ全作品展示に加え、個人作品と日本折紙コンテスト作品の一部を展示。1日6回のおりがみ教室もあわせて実施し、大盛況のうちに終了しました。

「「第13回おりがみカーニバル」開催日程決定」
会場/こどもの城1Fアトリウムギャラリー
(東京都渋谷区神宮前5-23-1 電話03(3797)5666 JR渋谷駅東口徒歩10分、地下鉄銀座線/千代田線/半蔵門線表参道駅B2出口徒歩8分)
日時/10月28日(土)~11月19日(日)(休館日10/30、11/6、11/13)
土日祝日10:00~17:30
平日12:30~17:30
最終日10:00~17:00
会場構成
1.テーマ「うたを折ろう」応募作品展示
2.世界のおりがみ展パノラマ作品「お国自慢」シリーズ展示
3.折り紙ワークショップ開催
4.折り紙専門書、折り紙用紙販売コーナー
※3、4は土日祝日のみ開催


特集「2006折紙シンポジウムin和歌山」レポート・本誌編集部

期間/2006年7月23日~25日
会場/和歌山県・南紀勝浦温泉ホテル浦島
参加者/291名

連日のように豪雨のニュースが流れた今年の長梅雨で会場への道のりも少々重苦しいムード。「ああ、モー太郎弁当(JR紀勢線特急南紀車内で販売していた松阪牛肉弁当)はおいしかったけど怪しかった。桟橋のカメさん(ホテル浦島の亀の形をした送迎船)に連れられて、本州の南の果てまで来てみれば…もう後戻りできないんだなぁ」なんてウェット思考にもなろうというものです。ところが、シンポジウムの開催を待っていたかのように、2日目以降は「ああ、絶景かな。浮世を忘れる別天地」と好転に恵まれ思考も好転してしまうのですから、天候と折り紙のパワーは偉大といわざるを得ません。
年に一度の、折り紙仲間との楽しい交流、熱気あふれる3日間を誌上レポートします。参加されなかった方も、どうぞお楽しみください。

1日目「ほとんど本州最南端」
本州最南端で知られる南紀の潮(しおの)岬(みさき)は北緯33度26分、「もしやシンポジウム最南端か!」と開催前にあわてて(あわてる必要全く無し)調べたところ、2000年開催の高知が33度33分で、残念ながら浦島わずかにおよばず2着…。そんな北緯レースとはまったく無関係に、海と山が美しい吉野熊野国立公園の真っただ中で、今年のシンポジウムは開催されました。見所満載ということで、㈱日本旅行のご協力により、前泊や後泊で観光に行かれた方も多かったようです。
内藤理事長による開会の挨拶、オリエンテーションに続いて、恒例の地域紹介では「海の熊野地名研究会」の田中弘倫会長を講師にお迎えし、「熊野よいとこ」と題して講演会が行なわれました。熊野の地名の由来や熊野信仰について解説され、当地の歴史を深く知ることができ、観光旅行の一助としても興味深い内容でした。
各部屋に入って一息ついてから、夕食前には販売コーナー。折り紙関連書籍、用紙、用品などをシンポジウムならではの豊富な品揃えで一斉に販売しました。
作品市では、2日目の教室広場講習作品を中心に、皆さんにお持ちいただいた作品を展示しました。
ロビーには地元・和歌山支部による合同作品展のスペースも設けられ、一般宿泊客の目も楽しませました。

2日目「月日の経つのも夢のうち」
教室広場と部会を並行して実施しました。
折りたい作品が選べるミニ折り紙教室の集まり「教室広場」は、月刊おりがみ誌上でおなじみの作者から直接習えるなど、シンポジウムならではの趣向で、どのテーブルも大人気。
部会では、折り紙を様々な側面から研究しました。午前の「高齢者・障害者部会」では各出席者が日頃、高齢者や障害者の皆さんに教えていて人気の作品を紹介しました。簡単な紙鉄砲、奴さんを6つ折って球状にしたものに鈴を入れてボール投げ遊び、折り紙と手品の融合など、各自工夫していました。「どんな作品も山折りと谷折り、この2つの折り方の組み合わせなのですよ」と長崎県の宮本眞理子さんは、(風船の基本形から作る)簡単な風車の折り方を講習しました。
午前3つ、午後2つの部会で、各専門分野の知識を深めました。
夜は懇親会。竜宮城よろしく歌や踊りなど折り紙以外の隠し芸が次々飛び出す、恒例の演芸大会です。今年も海外参加者からも出し物をご披露いただき、国際色豊かになりました。モンゴルから参加のアマラサイハンちゃんは、日本行きが決まってから1か月間、モンゴル伝統の舞踊を猛練習したそうです。

3日目「ひとよひとよにひとみごろ…」
最終日は、折り紙設計理論による創作「悪魔」などでおなじみの前川淳氏による講演「ルート2の話」。折り紙作品のそこかしこに、1:1.41421356…という比率が現れることを「悪魔」などを例に示し、その理由のほとんどは、正方形の辺の長さと対角線の長さが1:√2(白銀比)であることに由来するという導入から、連分数(無限に続く分数)、さらに実技として“√2のおかげで”キッチリ折れる作品「Mr.K」と、√2長方形から折る作品「五弁花」(※いずれも本誌収録)を講習し、「折り紙を折るときに数学を意識することは、創作だけでなく、作品をきれいに折ったり、折り方を覚えることの手助けにもなります。折ることは、数学を体験することでもあるのです。」とまとめられました。
数学嫌いも解消するほどのわかりやすい内容は、直後、帰りの電車の中で、シンポジウム参加者から「ルート2」という言葉が幾度となく聞こえてきたことからもうかがえます。
以上で全日程が終了、次回は秋田県での開催が決定しました。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
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商品情報・内容

■ 季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します

幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

無料サンプル

■ 436号 (2011年11月01日発売)

436号 (2011年11月01日発売)をまるごと1冊ご覧いただけます

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