月刊おりがみ 発売日・バックナンバー

全206件中 151 〜 165 件を表示
801円
特集「雨の季節」
梅雨の季節を迎えるころ若いツバメたちは巣立っていきます。そして自分がヒナのときをすごした巣に戻ることはないそうです。その旅立ちをカエルが元気な歌声で祝い、あじさいは美しい花で励ましているようです。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

折ってあそぼう「カエル」・宮坂俊士
「大きな口はかわいい小物入れにもなります。後ろ側の角の上下を押せば、パクパクおしゃべりカエルで遊べます。緑と赤の両面折り紙を使い、目、舌の部分に赤色が出るように折るとリアルさが出てよいと思います。」

①かたつむり・青木 良
「かんたんなカタツムリを考えてみました。いろいろな柄のおりがみで折ってみると面白いでしょう。」

②つばめ・中沢信子
「版画の中の折り紙は、いつも私を大いに悩ませます。しかし時には私にいろいろなことを教えてくれます。二等辺三角形よりスマートな『折紙模様』のつばめを正方形の紙に応用してみました。“おしゃべりからす”の工程途中に似た形から“つばめ”ができて嬉しくなりました。」

ミニ知識・ツバメ
春から秋は日本で暮らしてヒナを育て、冬には台湾やマレー半島ですごす渡り鳥。前の年と同じオスとメスが出会い、つがいになります。5年にわたって同じ巣で同じつがいがヒナを育てたという記録もあるそうです。相手を亡くしたツバメは同じように相手を亡くしたツバメや若いツバメとつがいになります。
人が住むそばに巣を作るのは、タカやカラスからヒナを守るためです。秋になると、群れになってねぐらを移しながら渡っていくと考えられています。

③☆6月はというと…、ゆうびんやさんかたつむり・青柳祥子
「6月というと、入梅、てるてるぼうず、そして第3日曜日は父の日ですね。両方下がゆらゆらするので楽しめます。」

ミニ知識・父の日(6月の第3日曜日)
1910年にアメリカのワシントン州にすむJ.B.ダッド夫人が、男手ひとつで育ててくれた父親のことを思い、協会の牧師に「父の日」の提唱をしたのがきっかけといわれています。日本では1950年ごろから知られるようになりました。

④あじさいの輪飾り・アレンジ永田紀子
「折り工程もわりあい少なく、しかも花だけつなぐことができたので、輪飾りの中でも気に入っている作品の一つです。お好みの色でお楽しみいただけたらうれしいです。」

ミニ知識・アジサイ
日本原産の植物。原種はガクアジサイと考えられています。学名を「ハイドランジア・オタクサ」といい、江戸時代に長崎の出島に住んだドイツ人医師のシーボルトが、愛人だった遊女楠本滝こと「お滝さん」をしのんで名づけたといわれています。

⑤<チャレンジコーナー> 苧環(オダマキ)・土戸英二
「角取り6角形~花の基本形~という田中稔憲さんのアイディアを元にして6弁のうち1か所を重ねることで5弁の花に応用したものです。」

⑥DIGITAL デジタル・木下一郎
「はじめは10年ほど前から、野球の点数表示板を折り紙で作ってみたいと思い、毎年いろいろと試行錯誤を繰り返してやっとできたのがこの作品。“オリンピックまであと何日”とか数字を変更して表示できるので面白いと思います。」

⑦☆掛時計・熊坂浩
「この文字盤の針は、折る角度や枠にさしこむ向きなどを変えて、望む時刻に合わせることができます。」

ミニ知識・時の記念日
時間を尊重、守ることを目的に、1920年(大正9年)に生活改善同盟会が制定しました。西暦671年4月25日に天智天皇が水時計の一種の漏刻を置いて、時を知らせる制度を作りましたが、この日にちなんで新暦に換算した6月10日を時の記念日としました。

⑧若鮎(和菓子)箱付・青柳祥子
「生まれて初めて若鮎の和菓子をいただきました。求肥が柔らかくて、とても美味しい!初夏の香りがしました。この作品は顔とヒレを筆で描くときに、職人のようないい気分になれます。中に何入れようかな。」

ミニ知識・和菓子の日
6月16日。旧暦のこの日、お菓子を食べて厄をはらう嘉祥(嘉定)という行事がありました。室町時代から風習となり、江戸時代には幕府の行事として盛大に行われましたが、明治時代以降すたれていました。1979年(昭和54年)、全国和菓子協会によって「和菓子の日」としてよみがえりました。

ミニ知識・アユ
淡水魚のアユは10~11月ごろ川で生まれ、幼期は冬の海ですごし、3~5月に川に登り始める。香りが強いので「香魚」または、ほとんどは1年で生涯を終えることから「年魚」と呼ばれます。古事記や日本書紀などに記された神功皇后が肥前松浦の玉島の里で、戦勝占いのためアユ釣りをしたとする話から「鮎」という国字ができました。ちなみに中国では「鮎」はナマズのことです。

⑨秋田杉のこども・冨野泰子
「秋田わか杉国体のマスコット“スギッチ”は、葉の部分が3段なのに、2段にしかならなかったので、子どもにしちゃいました。ミトンのような手を書いたり、目玉シールでボタンをつけると子どもらしい雰囲気が出ます。」

⑩色紙立て・小林俊彦
「写真や色紙を手軽に立てることができるようにと考えてみました。少し厚めの紙で折ると、しっかりしたものができると思います。」

⑪☆ボクちゃん包み、ハットケース・川手章子
「ボクちゃんがファイト!といって腕を上げているようです。頭をつまんでアゴの部分を引っ張ると、パカッと中があき、クリクリ坊やになります。ここにお便りやおこづかいを入れます。」

随時連載 詩を折る〈7〉 細川雄太郎「あの子はたあれ」 色紙構成制作・北條久子
「詩を口ずさみながら幼い日の郷愁にひたりながら制作しました。折り紙の表裏の色の違いを使い分けるのも楽しいものです。部品が多く大変かもしれませんが、折り進むうちに幼い日の楽しい思い出がよみがえってきます。」

あの子はたあれ

あの子はたあれ たれでしょね
なんなんなつめの 花の下
お人形さんと あそんでる
かわいい美代ちゃんじゃ ないでしょか

あの子はたあれ たれでしょね
こんこん小やぶの 細道を
竹馬ごっこで あそんでる
となりのけんちゃんじゃ ないでしょか

あの子はたあれ たれでしょね
とんとん峠の 坂みちを
ひとりで てくてく あるいてる
お寺の小僧さんじゃ ないでしょか

あの子はたあれ たれでしょね
お窓にうつった 影法師
おそとはいつか 日がくれて
お空にお月さんの 笑い顔

ミニ知識・細川雄太郎
1914年(大正3年)~1999年(平成11年)。童謡詩人。滋賀県生まれ。醸造会社で働きながら、1939年(昭和14年)、24歳のとき、同人誌「童謡と唱歌」に「泣く子はたあれ」という題名で発表しました。これが大衆童謡作曲家の海沼実の目に止まり、曲がつけられ、1941年(昭和16年)にレコード化されました。その際に題名が「あの子はたあれ」に変更、原歌詞も変えられたそうです。軽快で戦時色もないこの歌は、戦後もラジオ放送などを通じて多くの人々に親しまれてきました。

[ミニ知識参考図書]
「年中行事事典」(三省堂)、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「今日は何の日?年中行事事典」(学研)、「ツバメ観察事典」(偕成社)、「事典和菓子の世界」(岩波書店)、「和ごよみと四季の暮らし」(日本文芸社)、「花の風物誌」(八坂書房)、「日本童謡集」(岩波書店)、「日本童謡事典」(東京堂出版)

◇◇支部だより◇◇
「巽照美先生を囲んで」西横浜支部 芹沢洋子(神奈川県)
私たちの支部では毎月月刊おりがみを持参して、和気あいあいの中で教えあう勉強会をおこなっております。今年最初の勉強会では、外部の先生をお招きして定例会を持つことになりました。そこで柏俣美枝子支部長の推薦で、大先輩でもある巽照美先生をお迎えして、1月21日に勉強会を開催しました。
先生の『折紙タイル』を中心に、一人一人丁寧でわかりやすい温かな指導をいただきました。レイアウトを変えるだけで違う感じになり、また折り方を少し変えただけでまったく趣の違う作品ができたりしました。
楽しく面白く、瞬く間の2時間でした。平素積極的に使おうとしない地味な折り紙も使い方によってはこんな素敵な作品に生まれ変わるという驚きと感動を味わいました。巽先生の折紙タイルをイメージしただけで、先生のお人柄とともに楽しく過ごしたひとときを思い出します。人に伝える・教えるときの大切な「心」もともに学ばせていただきました。

~寄稿~「スェーデンで折り紙交流」宮本まり代(北海道)
2006年9月1日~3日に北方圏センターの主催で「北海道スタイル2006」に参加し、スウェーデンのストックホルムのリンシェピングに行きました。現地でご活躍中の鳥本範さんとお会いすることができ、一緒に皆さんに折り紙を教えました。とてもよい経験をさせていただきました。

~寄稿~「兪竜玉さんの個展」大野正江(神奈川県)
2006年10月28日~11月4日の1週間、韓国金泉市の文化会館で兪竜玉さんの個展が開催されました。
兪さんは7年前まで毎年日本折紙協会の折紙シンポジウムに参加されていたのですが、腰を痛めてからは来日されなくなり、寂しく思っていました。そんなとき個展のお知らせをいただき、私の方が少し元気なことですし、どうしても兪さんにお逢いしたいと思い、韓国を訪問することにしました。
金泉駅からお出迎えの車で会場に行き、まず会館の華やかさに目を見張りました。中に入ると大きな花輪が数々並び、1階の大広間一面に飾られた作品は1つ1つが精巧、緻密な作品で言葉もありませんでした。「この会場いっぱいの作品は兪さんお一人で作ったのですか?」と聞いてしまいました。今回の訪問を韓国折紙協会にお知らせしたところ、盧英恵理事長、金相憲理事、チョ・ジンテさんが会場まで来てくださり、思いがけない出会いとなりました。
今回、感動いっぱいの兪さんの個展を拝見したのが、日本からは私だけだったのが残念でした。今年ソウルで韓国折紙展覧会を開催するとのことです。皆さま行きませんか。楽しいですよ。

~寄稿~「ゆう遊祭に出展」小口くみ子(茨城県)
2月24日と25日に開催された結城公民館祭り「第27回ゆう遊祭」に出展しました。会場の結城中央公民館は、1階~3階までいっぱいの展示物。折り紙は3階の1室を飾りました。
今年のメインは、会員力をあわせて折りあげた干支の「イノシシ広場」と「ディズニーの仲間たち」です。晴天に恵まれ、大勢の方々に見に来ていただき、心和んで帰られる姿をお送りして、ああ良かったと、ほっといたしました。

~寄稿~「さいたま市北区役所1Fギャラリーで作品展」初音みね子(埼玉県)
2月21日~27日にさいたま市北区役所1Fギャラリーで、折り紙はつね会大宮郵便局教室・大砂土公民館教室合同の作品展を本郷教室・新宿北教室の協力で開催しました。
日ごろ教室をしている会場以外での展示は初めてでしたので不安はありましたが、会員のパワーで5m×10mの会場も作品で一杯になりました。会場は区役所のロビーに続いたスペースでいろいろな手続きで訪れた方の待ち時間に、また2階では確定申告の受付をしていましたので、多くの方が帰りに足を止めて行かれました。27日には読売新聞朝刊埼玉版にカラー写真入りで紹介されたこともあって会場は多くの方でにぎわいました。
体験コーナーでは老いも若きも楽しんで折っていかれ、中には何十年ぶりに折り紙をしたと言われた男性もいました。折り鶴でできた菊の花、新聞紙全版で折ったバラ、おひなさまに人気がありました。区役所の方にも役所のイメージアップにつながると大変喜んでいただけました。

~おりがみニュース~
「2007折紙シンポジウムin秋田」参加受付中(※6月7日まで)
会場:秋田県 大湯温泉ホテル鹿角
後援:鹿角市教育委員会、十和田八幡平観光物産協会
お申込み方法:月刊おりがみ添付の払込票(または郵便局にあるもの)で参加費を送金
日程:7月29日(日)~31日(火)※2泊3日
受付:7月29日(日)12時~14時30分
交通:JR盛岡駅から高速バスで1時間30分(盛岡駅からホテル直行の無料バスが出ます)
参加費用:会員38,000円 一般43,000円
※ 費用には食事代(5食)、諸経費(配布資料代等)が含まれます。
※ 基本的に6人相部屋となります。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会の承諾が必要です。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「こどもの日」

初節句を祝う赤ちゃんのしぐさのひとつひとつが愛らしく、見ているととても優しい気持ちになります(時にはやんちゃで、びっくりすることもあります)。子どもの健やかな成長と幸せを願うこどもの日は、お母さんに感謝する日でもあります。子どもたちとお母さんたちがともにごきげんでいられるように、今月も折り紙が大活躍です。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆こいのぼり・青木良
「色紙に貼るようなときは、一方の目は折らずに省略してかまいません。立体的に飾るときは折ってください。簡単に折れる作品なので、目やうろこを描いたり貼ったりして楽しんでください。」

②☆刀・熊坂浩
「引きよせ折りの図法は羽子板やだんごなど、柄の表現に有効です。この作品は表裏で引きよせ折りをして“だんご”を90度倒すことで刀のつばが立体的になりました。」

ミニ知識・ショウブとハナショウブ
古来より香りで邪気をはらうために端午の節句に用いられたショウブはサトイモ科、大きな美しい花を咲かせるハナショウブはアヤマ科に属します。両者は昔からショウブをアヤメ、アヤメグサと呼んだり、ハナショウブをハナアヤメと呼んだりなど、しばしば名前に混乱を起こしてきましたが、全く別の植物です。江戸時代にショウブが武士道の「尚武」と語呂が同じことや、長い葉が剣や刀と結びついて端午の節句が男子の祭りに変化していきました。現在もショウブとハナショウブの混乱は続き、五月飾りに造花のハナショウブが添えられるのが当然のこととなっています。

③カブト・浜田勇
「このカブトは一応、カブトの形を特徴づける3要素(鍬形、目庇、吹き返し~しころ)を強調しました。庇を折るとき前が割れてしまうので、そこを注意してうまく形を整えながら折ってください。」

④兜・松野幸彦
「新しいカブトを次々に創作される作者。“くわがた”の色分け、“吹き返し”や下を向いた目庇など、伝承のカブトにない要素を加えながら、格好よさと工程の少なさの両立を追及する姿勢が感じられます。(編集部)」

ミニ知識・かぶとの構造
戦国武将が頭部を守るためにかぶった武具=かぶと。江戸時代、庶民の間でも武家の気風をまねて、男の子初節句には厚紙で作った大きなかぶとや人形、武者絵などを飾るようになりました。折り紙の世界でもいまだに根強い人気を誇ります。実物の構造と特徴、各部の名称をおぼえて、作品制作に活かしましょう。

⑤菖蒲(あやめ)・加瀬三郎
「伝承折り紙のアヤメは花弁が4枚ありますが、93号の飯村吉広さんや321号の守屋朝子さんなど、実物の花と比較して花弁3枚にこだわった方もいました。この作品もそのひとつ。伝承作品の基本形を生かしながらも独自に変化させて、みごとに3弁の花ができました。」

⑥ポピーの小鉢・アレンジ永田紀子
「折りすじがたくさんありますが、伝承のくす玉の単体からのアレンジと考えるとわかりやすいと思います。」

ミニ知識・ポピー
ケシの英語名。モルヒネやアヘンの原料となる種類と、ヒナゲシやオニゲシなど無害で観賞用とされる種類とがあります。後者は古くから花を乾燥させ薬にしたり、若苗や葉を食用としたり、種子はケシの実として油の原料や料理に使われたりしてきました。なお中国ではヒナゲシを虞美人草(ぐびじんそう)と呼びます。漢の劉邦に破れた項羽の愛妾、虞美人が自害し、その血の後に咲いたという悲しい伝説から名づけられました。

⑦ふじ・中沢信子(図版解読、紹介)
「著者の河原崎晃洞は、染織図案家に入門し工芸図案を手掛けるようになり、さらには日本画を学びたくさんの花の図案集などを出しています。マメ科のふじの花の特徴をみごとに表現したこの造形に感心しつつ、切り込みを使わずに折ってみました。うしろの中心部分の重なり具合で花の表情も変わるので、いろいろ応用のきく単純な折り工程です。たくさんの花を咲かせてください。」

ミニ知識・藤
マメ科の落葉低木。「ふじ」は日本古来の和名で、古くから観賞用として花が愛でられ、奈良、平安時代には貴族の間で花見の宴も行われていたそうです。また、丈夫なつるは繊維から織物を織ったり、編んだり、ロープのように使われたりしました。花の垂れ下がる姿が稲穂のように見えることから、豊作を願う神聖な木とされました。農作業の始まる卯月八日(旧暦4月8日)にフジやツツジやヤマブキなどを山から採ってきて、竿の先に付けて庭先に立て、神を招く「花折節句」という行事もあるそうです。

⑧歌舞伎絵草子 藤娘・伴至誠
「以前おりがみギャラリーに掲載していただき、シンポジウムでも割合人気がありましたので折り図をつくってみました。歌舞伎の美しさを出すのが難しいと思います。色紙作品の扇は朝日勇さんの豆扇を5cm角で折って付けました。」

ミニ知識・藤娘
「大津絵」は江戸時代に琵琶湖のほとりの大津でみやげ用として売られていた絵でした。その絵を歌舞伎の題材にしたものを「大津絵物」といい、多くは絵の中の動物や人物が踊るという形です。「藤娘」もそのひとつで、1826年に江戸中村座で初上演され、長唄や日本舞踊の演目にもなりました。1937年(昭和12年)に尾上菊五郎(6代目)が菊の花の精が枝をかつぎ、塗笠をかぶった藤娘の姿で踊るという内容に変えて舞台演出して以来、その形が一般的になりました。

⑨アイスクリーム・小倉隆子
「園児の頭を折りながら、ひらめいた作品です。いろんな色で折って、いろんな種類のおいしそうなアイスクリームができました。下の部分の左右両端を折ると立ちます。」

ミニ知識・アイスクリームの日(5月9日)
アイスクリームを最もおいしいと感じられるゴールデンウィークの頃に食べてほしいとの願いを込めて、1964年(昭和39年)に日本アイスクリーム協会が制定しました。16世紀初頭、イタリアで創作されたアイスクリームを日本ではじめて製造販売したのは、勝海舟のお供として咸臨丸で渡米した町田房蔵で、1869年(明治2年)6月に横浜馬車道の常盤町で氷水店を開き、そこで「アイスクリン」という名前で売ったそうです。

⑩☆いないいないバア!・川手章子
「かわいらしい赤ちゃんに出会うとついしてしまいたくなるこの仕草。赤ちゃんの神様のような笑顔に出会うと、気持ちまでホンワカとしてきますね。そんなことを思いながら、ちょっと遊んでみました。」

⑪カーネーションの輪飾り・永田紀子
「カーネーションの花びらのひだは、この折りにこだわらず、お好きなように整えていただければよいと思います。」

ミニ知識・カーネーション
ナデシコ科の植物で、日本名をオランダナデシコ(オランダセキチク)といいます。キリスト教では母性愛の象徴とされます。日本に入ってきたのは江戸時代ですが、同じ仲間のナデシコは古くから日本に自生し、親しまれてきた花で、「大和撫子」という言葉は日本女性の美称にもなっています。洋の東西を問わず、柔らかな花の姿と丈夫な性質が優しくも芯は強い女性をイメージさせるようです。

⑫フラワリーケース・川手章子
「ふたが花のようなケースとなりました。下のケースはふたより少し気持ち小さい折り紙で折るとピッタリするようですよ。」

⑬フレキシブル写真立て、2枚組キューブBOX・山梨明子
「正方形の単体なので立方体や立法八面体に組むこともできますが、18個組みくらいの方が、菜の花がいっぱい咲いている感じが楽しめるでしょう。」

⑭雀の容器・遠藤和邦
「雀の容器は容れ物部分の高さが低く小さいので、底の縁をしっかり折らないと不安定です。入れる品物は印鑑などでしょうか。折り方はそれほど難しくありませんが、少し大きめの紙で折ってご利用ください。」

[ミニ知識参考図書]
「いま、花について」(ダイヤモンド社)、「花の風物誌」(八坂書房)、「記念日・祝日の事典」、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「世界大百科事典」(平凡社)、「歌舞伎入門事典」(雄山閣)、「年中行事事典」(三省堂)、「図説鳥名由来事典」(柏書房)

◇◇支部だより◇◇
「ときめき きらめき おどろきの折紙展」実施のお知らせ 大阪支部長 梅本吉広
日程:8月22日(水)~27日(月)
時間:10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会場:いけだ市民振興財団ギャラリーギャルリVEGA(阪急電車池田駅構内2F)
電話:072-750-3333
「これまで創作した作品の一里塚として、ささやかな折り紙の作品展を開きます。誕生石の指輪や遊べる折り紙の他に、今回は池田市にちなんだ新作も展示します。お気軽にお越しください。」

~寄稿~「米国バークレーでの展示会を終えて」原島恒子、高田夏代子(静岡県)
ひょんなことから現地カメラマンの方がスポンサーになってくださり、宝酒造試飲室兼博物館の一室で折り紙と和紙工芸展をさせていただく機会を得て2006年10月15日~22日(うち3日間は実演)に行ってきました。日本語を交えたチラシを作り、知り合いの店舗、幼稚園、教会などに配布しました。
伝承の折り紙から現在のものまで、さまざまなものを気張って展示したものの、どのくらいの人が来てくださるのかドキドキでしたが、国際語としてのORIGAMIは知っているものの折り紙展は初めてという方にたくさんご来場いただきました。平面の1枚の紙が立体化されて作品として姿を変えていく様は、来場者にたくさんの驚きを感じていただくことができました。会場アンケートの結果は「次回はいつやるのか楽しみにしている」、「連絡がほしい」という声が多く、私たちをとても勇気付けてくれるものでした。
もっともっと多くの人に折り紙を知ってほしい、折ることの面白さ、楽しさ、思いつかない形に変化する驚きなど、生活の中でたくさん楽しんでほしいという願いを私たちは強く持っています。
小さな町の片すみでの出来事でしたが、個人レベルで草の根的な展示会をコツコツと今後も続けていきたいと思っています。

~寄稿~「秋の作品展」高山鈴子(東京都)
2006年10月2日から10日までNHK川越文化センター2階ギャラリーで、折り紙講座の作品展を行いました。台風の影響で悪天候にも関わらずシンポジウムで知り合った方や折り紙仲間など、今年は例年以上のたくさんの方々にご来場いただき、一同感激の連続でした。(写真)
また、10月23日~28日には西東京市新町福祉会館で教室の生徒さんの児童の作品展を行いました。ご来場の方一様にすべての作品が紙でできていることに驚いたり、感心したり、大盛況でした。生徒一同感謝の気持ちを込めて折った作品をご来場くださった方々にプレゼントして大変喜ばれました。

~寄稿~「新春を飾る折り紙作品展―夢花火とメルヘンの絵の世界」五味貞子(埼玉県)
年の初めの恒例になっている作品展が埼玉県川口グリーンセンター「緑の展示室」で1月3日に盛大にオープンいたしました。早いもので5周年を迎えます。寒い時期にもかかわらず、この展示会を見なくては年が明けないと近郊はもとより奈良、大阪、兵庫、静岡、富山、茨城、千葉・・・遠くは沖縄からもご来場いただき、メルヘンの世界にひたっていただきました。
毎年好評をいただいている屏風作品(縦79cm×横109cmのラシャ紙)の下を四つ葉のクローバーで統一した今年は「ハッピーツリー」がテーマでした。ツリーの名にふさわしく葉の形で周囲を飾り、春夏秋冬の情景をメルヘン調にした作風を苦労して作りました。
大小8色のギザギザ風船、かわいい妖精、ピエロの表情と台紙の一面の絵をどのようにご覧いただけましたでしょうか(写真)。壁一面に飾り付けられた大小色とりどりの夢花火は会場内を明るく春が訪れたような雰囲気に夢と希望を与えたと思います。この展示会は1月6日付けの朝日新聞埼玉版で紹介されましたので、土曜と日曜は大勢の方々が訪れ、会場内は賑やかに埋め尽くされました。
日曜日に開かれた折り紙教室は親子連れで大盛況でした。特に「ひこうき」は大人気で、親子で競争しあう和やかな一幕がありました。朝日勇先生の折り紙教室は家族が一緒に体を動かして遊べます。折り紙健康運動とでもいいましょうか。
「さわって遊べる折り紙コーナー」では、輪投げ、コマ、福笑いと、子どもたちが大はしゃぎでした。ハートの冠をかぶってニコニコ顔の写真をたくさん撮っていました。魚釣りでは親子や友達で何匹釣れたか競争し、負けるともう一回と、にぎやか魚釣りに笑いが絶えません。
「折り紙でこんなに楽しい遊びができるんですね」と感心するお父さんとお母さん!折り紙を通して温かい人間関係たくさん生まれました。
期間中は大勢の折り紙愛好家の皆々様、諸先生方と和やかな時が持てましたことを会員一同厚くお礼申し上げます。

~寄稿~「ガンバスターを折りました」中居和子(富山県)
去年の暮れ、高1の孫がゲームキャラクターのガンバスターを描き、これが折り紙で折れるか聞いてきました。これはガンバスターだけに“頑張る”しかないと思い、元旦から5日まで熱中して折りました。
頭部の形が上手くできず、いろいろと工夫しましたが貼る所が多くなってしまいました。今はなにか一仕事終わったような気がゆるんでいます。折り図を描いてから1枚、デッサンの絵を見て1枚と、2枚仕上げるのに時間がかかりましたが、折り紙はやめられそうにありません(完成写真)。

~寄稿~「障害者交流センターで講習」 山口秋子(新潟県)
昨年12月3日(日)に「ふれ愛プラザ」のイベントで、2006おりがみカーニバルにも出品した新潟国体マスコットの「トッキッキ」や月刊おりがみのクリスマスリースを皆さんで折りました。

~おりがみニュース~
「2007折紙シンポジウムin秋田」参加受付開始!

会場:ホテル鹿角(電話0186-30-4111/FAX0186-37-4000)
後援:鹿角市教育委員会、十和田八幡平観光物産協会
日程:7月29日(日)~31日(火)※2泊3日
受付:7月29日(日)12時~14時30分
交通:JR盛岡駅から高速バスで1時間30分(基本的には現地集合現地解散ですが、今回特別に盛岡駅発ホテル直行の無料バスを用意します。シンポ終了後も盛岡行きの無料バスが出ます。予約者は全員乗れますので、ぜひご利用ください。また新幹線その他の交通機関の手配につきましては、JTB法人東京虎ノ門支店 担当古関・上田までお気軽にご相談ください。電話03-3592-0831 月~金9:30-17:30)
参加費用:会員38,000円 会員でない方43,000円(税込)
※ 費用には食事代(5食)、諸経費(配布資料代等)が含まれます。
※ 基本的に5-6人の相部屋となります。
お申込み方法:月刊おりがみ添付の払込取扱票もしくは郵便局にある同紙に「シンポジウム参加費」とお書きの上、上記費用を日本折紙協会の郵便口座「00110-6-188035」へ送金してください。郵便局の同紙で送金する場合は、性別と会員番号(会員でない方はその旨)をお書きください。ご入金いただいた方には5月以降に案内書をお送りいたします。

「バレンタインのハートの折り紙」展の報告
積雲画廊(東京都渋谷区)で折り紙作家の中野獨王亭さんの個展が開催されました。「最近よく“脳のために指先を動かす”と言われますが、仕事というものは頭よりも手を動かすのが本来あるべき形では」と語る中野さん。会場ではあやとりの講習もおこなわれ、伝承の手遊びを後世に伝えるという思いが伝わりました。

「幼児教育における『おりがみ』の位置と展望に関する実態調査」結果報告 岡村康裕
保育所長時代に、尼崎、伊丹、西播磨地区の保育者を対象に実施した調査をまとめた1998年刊行の冊子を出します。整理分析の過程で阪神・淡路大震災に遭うという体験も経ました。保育の現場でこの報告書がお役に立てれば幸いです。
問い合わせは岡村康裕さんへ(電話&FAX072-772-3655)

世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」群馬で開催中
日程:3月21日(水・祝)~4月3日(火)
会場:高崎市少年科学館2階展示フロアー(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催・5歳~中学生対象、参加費200円、応募締め切り3/14まで)

親から子どもに伝える折り紙遊び展 生命の輝き 田中たか子(静岡県)
日時:2007年4月9日(月)~28日(土)9:00~18:00(日曜日休館)
会場:おりがみ会館(ゆしまの小林)2階ギャラリー
東京都文京区湯島1-7-14 電話03(3811)4025
交通:JR御茶ノ水駅下車徒歩5分
内容:花の生命の輝きを色紙や花時計、花車など立体的に表現します。30作品以上展示。

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※著作物ですので、印刷後にコピーしたり、商業利用する際は協会までご連絡ください。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「新学期」

「!」のしるしは感嘆符という名前の記号で、びっくりマークとして親しまれています。「よくやったものだ。こんなすばらしいものがあったのか」と感心や感動を表す時に使われます。4月から新学期が始まると、新しい生活のいろいろなことに新入生たちは「!」の連続です。その姿がさわやかで、見ているとすがすがしい気持ちになります。いくつになっても新入生のように感動する心を忘れずにいたいものです。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①先生と園児・小倉隆子
「職業柄折ってみたい作品でした。頭を黄色い折り紙で折ると帽子をかぶった園児の雰囲気が出て、とてもかわいらしい作品になりました。黒や茶色の折り紙で、女の子や先生もできて楽しくなります。」

②アメリカ五大湖(エリー湖とオンタリオ湖)・田中真央(投稿時11才)
「③の折り筋はあまり広くしすぎると全体のバランスがくずれます。地図を見て調節してください。」

ミニ知識・アメリカ五大湖
北アメリカ大陸中東部。セント・ローレンス川の上中流部にあり、上流からスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューストン湖、エリー湖、オンタリオ湖の5つの湖です。総面積24万5300キロ平方メートルで、日本の本州より大きい広さです。エリー湖とオンタリオ湖の間にはナイアガラ滝がありますが、河川と運河によって結ばれています。

③ソーラーアーク・丹羽兌子
「ソーラーアークは大型太陽光発電装置で、東海道新幹線岐阜羽島駅近くにあります。白い部分は太陽エネルギーをテーマとする科学館です。」

ミニ知識・ソーラーアーク
ソーラーアークは三洋電機が製作した全長315メートル高さ37メートルの巨大な箱舟(英語でアーク)型の太陽光発電施設。中央部にあるソーラーラボは世界でも珍しい太陽電池の科学館です。(http://www.solar-ark.com)

④ランドセル・アレンジ竹尾篤子
「何年か前に生徒さんから、お孫さんの入学祝いに中に何か入るランドセルを教えてほしいとのご依頼で折った作品です。長方形の紙で箱型に折り、残った部分でかぶせるようにフタを折りました。フタの部分はボールペンのようなものを使ってなでるように曲げると本物のランドセルのようなきれいなカーブが付きます。」

ミニ知識・ランドセル
オランダ語のランセル(背のう)がなまったもので、幕末に洋式軍政が導入された際、背のうの呼び名になりました。小学校で使用されるようになったのは、1885年に学習院が生徒の馬車や人力車での通学を禁止したときに学用品などを持ち運ぶために着用させたのが始まりです。当初は軍と同じ布製でしたが、のちに丈夫な箱形皮製になりました。その第1号が1887年に皇太子(大正天皇)の入学にあたって、伊藤博文が特別に作って贈ったものだといわれています。

⑤ペンギンボックス・アレンジ青柳祥子
「これはヨーロッパの伝承の王冠を3つ作り、組み合わせてできたペンギンの整理箱です。下の箱にはプリクラのシール?上の箱には何を入れましょうか?あなたの机の上に置いてあげてくださいね。」

⑥鉛筆立て・川手章子
「入り口の所に少しアクセントをつけてみました。実際にマーカーや鉛筆を立てておくことができます。パーツ同士をきちんと組み合わせてみてください。横の部分に絵などを描くと楽しそうです。」

⑦☆えんぴつのメモホルダー・白井和子
「私の大好きな暑い夏、折り紙を折っていたら自然にえんぴつになりました。えんぴつの本体にはメモ用紙やミニレターを差し込めます。入学、進級のお祝いのメッセージにもいいですね。」

⑧つなげる箱・アレンジ冨野泰子
「形がゆがみやすいのが難ですが、いくつでもつなげられるのでビーズなど種類別にするときなどにいかがでしょうか。1個で使う場合やつなげたときの両端は三角の形が外側に出るように折った方がよいようです。」

ミニ知識・世界本と著作権の日
4月23日はスペインのカタルーニャ地方の守護神サン・ジョルディを讃える「サン・ジョルディの日」で、男性は女性に赤いバラを、女性は男性に本を贈る習慣が古くからあります。
また、この日は「ドン・キホーテ」を書いたスペインの作家ミゲル・セルバンテス(1547~1616)の命日で、彼を偲んで「本の市」も開かれるそうです。さらに、イギリスの有名な劇作家、ウィリアム・シェークスピアの誕生日で、命日といわれています。
そのようないわれのある日をユネスコは「世界本と著作権の日」と1995年に定めました。日本でも「子ども読書の日」となっていて、4月23日から5月12日が「こどもの読書週間」です。

⑨ウィリアム・シェークスピア、イチゴのショートケーキのブックマーク・青柳祥子
「シェークスピアといえば、中世の4大悲劇は皆さんご存知ですよね。学生の頃劇団円のシェークスピアの劇を新宿の紀伊國屋ホールによく観にいきました。渡辺謙さんや岸田今日子さんに演技を見たり、本を読んだりして英米文学を必死に理解しようとした頃です。演劇と本、そして折り紙で中世の文学をのぞいてみませんか。」

ミニ知識・ウィリアム・シェークスピア(1564~1616)
イギリスの劇作家で詩人。「ハムレット」「オセロ」「マクベス」「リア王」の4大悲劇をはじめとする悲劇や「ベニスの商人」などの喜劇、「リチャード三世」などの歴史劇全37編の戯曲を残しました。
いまだに謎の多い人物で、実在の人物として存在しなかったという説もあるほどです。

⑩☆かぶとからひよこがうまれたよ・アレンジ青柳祥子
「伝承のかぶとからひよこが生まれた時、うれしさのあまり声を上げて飛び跳ねてしまいました。その時あらためて伝承折り紙の素晴らしさと、可能性の深さを知らされたのでした。小さいサイズでたくさん折るとかわいいですよ。めんどりは白で折ってトップに赤のハートをつけるとできます。」

⑪☆五弁の花(プリムラ型)・アレンジ丹羽兌子
「8弁の花びらを3弁減らして5弁にしました。折るポイントを変えると花びらのくびれを調節できます。いろいろ工夫を加えてイメージに合った花にしてお楽しみください。」

⑫鉢植えの葉、桜小皿・永田紀子
「葉を茎に植え込みました。お好みの花を咲かせてください。桜小皿は正五角形用紙のふちを何回か折り返しただけですが、桜が生まれました。伝承の正五角形の折り方は使うたびに先人のみごとな技に敬意を表したくなります。」

⑬くす玉「菜の花」・中本容子
「正方形の単体なので立方体や立法八面体に組むこともできますが、18個組みくらいの方が、菜の花がいっぱい咲いている感じが楽しめるでしょう。」

⑭オダマキの花ケース・川手章子
「となりの家の花壇に毎年白と紫とピンクの色のオダマキが咲きます。よくあのような形に咲くなあと感心してしまいます。」

ミニ知識・オダマキ(苧環)
糸巻きのような花と扇のような葉が特徴で4~6月に開花します。麻やカラムシ(苧麻)の茎皮から紡いだ糸を巻いた糸巻きを「苧玉巻き」と呼んでいたのが名前の由来です。
「しづやしづ 賤(しづ)のをだまき繰り返し 昔を今に なすよしもがな」という歌は、文治2(1186)年4月8日、鎌倉の鶴岡八幡宮において、静御前が源頼朝の前で、想い人の源義経との別れを悲しんで舞ったといわれています。古代の布である倭(し)文(づ)を織る糸を「をだまき」が繰り返し巻いていくように、あの昔を取り戻せないだろうかという意味です。

[ミニ知識参考図書]
「いま、花について」(ダイヤモンド社)、「ポプラディア」(ポプラ社)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「世界大百科事典」(平凡社)、「こどものカレンダー」(偕成社)、「白拍子静御前」(新人物往来社)、「伊勢物語」(岩波文庫)、「義経記」(岩波書店)

新学期特別コーナー「えいごでおしえて!」
英語がもっと上手だったら、折り紙の楽しさをもっと伝えられるのに・・・海外の方に折り紙を教えた時にこう思った方は多いのではないでしょうか。今回は折り紙教室でよく使われる英語を紹介します。

「白い面(色の面)を表にしてください」
The white side (the colored side) is facing you.

「白い面を表に出して、三角に折ってください。もう一度三角に折ります」
With the white side up, fold your paper diagonally into a triangle. Fold it in half again to make a smaller triangle.

「白い面を表に出して、四角に折ってください。もう一度四角に折ります」
With the white side up, fold your paper diagonally into a rectangle. Fold it in half again to make a square.

「下の角(辺)を上の角(辺)に合わせます」
Lift the bottom corner (edge) up to meet the top corner (edge).

「上の一枚を折ります」
Fold the top layer only.

「裏返します」
Turn it over.

「反対側も同じように折ります」
Repeat on the other side.

「残り3か所も同じように折ります」
Repeat on the other 3 sides.

「この辺を真ん中の折り筋に合わせて折ります」
Bring the outer edge to meet to the center crease line.

「いま折ったところを戻します」
Fold and unfold.

◇◇支部だより◇◇
~多摩支部「山鳩」大野正江~
「野中陽子先生をお迎えして」
多摩支部では毎月1回の勉強会で支部員が順番に講師を務めています。しかし今回は外部から新風をとの願いから、2006年11月17日に折り紙の大先輩であり、また日本の折形に造詣の深い野中陽子先生をお迎えし、ご指導していただきました。
前半は日本の贈答の心のマナーについてのお話でした。600年の昔から上流武家社会の秘伝として伝えられた日本独特の礼法の一つであるとのこと、江戸時代になり折形は一般社会に行き渡り、昭和になり格式ある家では純白の和紙で折り包んで手渡していたそうです。
四季折々の行事や中身によっての包み方など、お話の間にお持ちいただいた実物を見せていただきました。私たち折り紙大好き仲間なので改めて身にしみこみました。
以下は主な講演(実技)内容です。
○ 折り紙6つの楽しみ
(1) 教わる(2)教える(3)創意工夫する(4)創作する(5)活用する(実用、装飾、遊戯)(6)差し上げる
これらを通して折り紙はよい人間関係を作るのに役立つ。瀬田美恵子さん(多摩支部長)創作の「どんぐり」を手に、「表面に見えるのは山折りだけれども、その裏は谷折り、中にはいくつかの折り込みがあり、それらが作品を内側から支えている」と。私たちの人生を思わせるお話も。

○ 礼法折形(折り紙の源流)
室町時代から行われてきた礼法の一つ。相手の方々を敬い大切にする心を形に表す作法で、心を込めて品物を和紙で包む方式のこと。かつては将軍家を中心に上級武家の間で伝えられてきたが、江戸時代に庶民の間にも広まり、現代では熨斗包みなどにその名残を留めているが、本来の意味や原理、原則は忘れられている。
折形の根本には陰と陽、吉と凶、天と地の考え方がある。贈る相手や品物、金額により、用いる紙(檀紙、もみ紙、奉書紙、洋紙など)を使い分ける。
折る手順として、折る方はやりにくくても、相手が開けやすい方を優先させるなど、お話をうかがっていると今までむずかしく考えていたことも、なるほどと納得がいきました。

○ 後半は実技
1:月謝包み2:中央熨斗紙幣包み(山根章弘作、入学、卒業祝いなどに。もみ紙を使用)3:鶴のお年玉包み(山根章弘アレンジ、もみ紙に水引1本で両輪※もろなわ結び)

最後に包みの渡し方についての実演あり、和やかな笑いの中で実りある講演と実技指導に至福の一日でした。
野中先生には初めての会場に材料や資料をお持ちいただいての勉強会、大変ありがとうございました。

~寄稿~「市民マイホビー・マイコレクション展に出展」宮本眞理子(長崎県)
2006年10月28日~11月12日に開催された第2回市民マイホビー・マイコレクション展に出展し、壱岐で初めての折り紙の展示をしました。会場の壱岐郷土館は立派な美術館で、アートギャラリーの中はもちろん、続く階段や通路にも展示しました。「チャレンジコーナー」は九州折紙コンベンションに参加の前に立ち寄ってくださった永崎まり子先生に手伝っていただいての準備となりました。郷土館館長そして職員の皆様にはとてもお世話になり、見に来られた方々にも大変喜んでもらえて折り紙をやっていて本当によかったと思います。

~寄稿~「書道と折り紙の組み合わせ」川崎道子(長崎県)
2006年10月20日~22日に「書の社中展」で色紙作品に折り紙を組み合わせた作品を、佐世保市博物館島瀬美術センターに展示しました。私たちの社中は主宰の松尾周美以下、生徒7人という小さなグループですが、社中展では各人が古典の臨書から漢字、仮名、調和体まで自由に4~5点を出品し、バラエティに富んだ作品展になりました。今回のテーマは「四季」でしたので、私は各季節の好きな俳句を選び、折り紙で引き立てたいと思いました。
書道展だから書が主体であること、他の作品のじゃまをしないこと、会場全体にマッチすることなどに注意し試行錯誤しました。来観者からは「会場が明るくなりましたね」「折り紙でもこういうことができるのですね」「ほのぼの感がありますね」などうれしい評価をいただきました。中には色紙そのものの模様だと思って折り紙に気付いてくれない人もあり、目録に「折り紙」という言葉を入れるべきだったと思いました。
私の他の作品が小楷の写経、篆書の論語という、固い時間のかかるものでしたので色紙作りはその点でも私自身を癒してくれました。句選び、色、折り方、配置などいろいろ想いをめぐらしながら猛暑の夏を過ごしました。
折り紙は、「星」は大橋皓也先生、「たんぽぽ」は川井淑子先生のもので、他のものはほとんど伝承のものを少しアレンジして構成しています。
書も折り紙もまだまだ未熟ですが、次回も今回のことを活かして折り紙の魅力をしっかりアピールしたいなと思っています。

~おりがみニュース~
「2007折紙シンポジウムin秋田」参加受付開始!
会場:秋田県 大湯温泉ホテル鹿角
後援:鹿角市教育委員会、十和田八幡平観光物産協会
日程:7月29日(日)~31日(火)※2泊3日
受付:7月29日(日)12時~14時30分
交通:JR盛岡駅から高速バスで1時間30分(盛岡駅からホテル直行の無料バスが出ます)
参加費用:会員38,000円 一般43,000円
※費用には食事代(5食)、諸経費(配布資料代等)が含まれます。
※基本的に6人相部屋となります。

世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」群馬で開催
日程:3月21日(水・祝)~4月3日(火)
会場:高崎市少年科学館2階展示フロアー(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催・5歳~中学生対象、参加費200円、応募締め切り3/14まで)

壱岐イキおりがみツアーのご案内 宮本眞理子(長崎県)
魅力あふれる壱岐をみなさまに堪能していただきたく、このたび作品展、体験教室・交流会など、たっぷりの内容を盛り込んだツアーを企画しました。折り紙、観光、グルメにと、一緒に楽しみましょう。
日程:5月19日(土)~20日(日)
会場:壱岐郷土館、郷土美術館アートギャラリーほか
内容:おりがみ展観覧、島内観光など
宿泊費:4~6人和室、1泊2食付14,000円(宿泊なしの場合は夕食代6,500円)
申込み:宮本までkmss@mx71.tiki.ne.jp
締切:3月10日(土)予定

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※注意~印刷について
折り図は日本折紙協会に著作権がありますので、印刷する場合は個人的な利用範囲内でお楽しみください。印刷したものをコピーしたり、折り図を商業利用する場合は協会まで必ずご連絡ください。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「ひなまつり」

まだまだ外の風は冷たいながらも、日一日と夕暮れが遅くなり、太陽のありがたさを改めて感じる季節です。地球が1年をかけて太陽の周りを1周する間、多くの国で四季が生まれるのは、地球の自転軸が傾いているおかげです。その四季の恵みで、世界じゅうで独特な文化が育まれ、さまざまな行事が行われています。日本のひなまつりやお彼岸や花見も、もちろんその1つです。春の日ざしを感じながら、折り紙でいろいろな行事を彩って、楽しい『折り紙ライフ』をお過ごしください。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆おひなさまの折り手紙・アレンジ丹羽兌子
「少しずらして和服の衿を表現しました。さしこんで封をできることもお手紙としてうれしいですね。衿の重ねをまちがえないようにしましょう。向かって右が上になるようにしてください。」

②ピラミッドびな、ふたご姫ダルマ・川手章子
「ピラミッドのような形のおひなさまとなりました。エジプトの砂漠に立つピラミッドにこの作品のように着物を着せてみたらどんなだろうと一瞬思ってしまいました。ふたご姫ダルマは厚みがありますが、がんばって折ってみてください。」

ミニ知識・姫だるま
愛媛県松山市に伝わる伝統工芸品。福を呼ぶ縁起物や円満な家庭の象徴として、出産や病気快癒のお祝い品などに使われます。

ミニ知識・ひな祭り
3月の最初の巳の日に水辺で穢れを祓うという中国の行事がありました。その行事に春になると紙や植物で作った人形で体をなでて海や川に流し、これから始まる農作業のために身を清めた日本の農耕風習が結びついて、今のひな祭りのもととなりました。
ひな祭りが終わるとすぐに人形を片付けなければお嫁に行けなくなるといいますが、これは片付けることで人形を流したこととみなした名残りと考えられています。

③☆キャンディのおみくじ・アレンジ青柳祥子
「甘いのが好きな人は、英語で”I have a sweet tooth”といいます。面白い表現ですね。自然の甘さと違って人工の甘さは虫歯の原因になります。このキャンディは甘くないけれど、中に甘ーいメッセージでも挟んでください。」

④季節の輪飾り(ひな飾り)・永田紀子
「つなぎ方を変えないで、各単体の表を変化させるのに苦労しましたが、おびなが片袖になってしましました。気になる方はおびなのつなぎ手を袖に折り直して、ひなとひなの境を別の紙で裏からのり付けしてください。」

⑤ひいなの入れもの・守屋朝子
「ひなの帽子を考えているうちに、入れ物になってしまいました。色の調整が難しく、やはり素朴な紙でもよいのではと思います。」

⑥三色すみれ・小倉隆子
「完成した花びらを上手に整えるのが、少し難しいのですが、可愛らしい三色すみれができました。たくさん折ってください。素敵な花束や花壇のできあがりです。」

ミニ知識・三色すみれ
パンジーの和名で、原種のワイルドパンジーが1つの花に紫、黄、白、または紫、黄、青の3色をあわせもつことに由来します。江戸時代末期、オランダ船に乗って渡来したとされ、胡蝶菫、遊蝶花、人面草などとも呼ばれていました。パンジーという名前はフランス語で「思う・考える」という意味の「パンセ」から付けられました。これはつぼみが下を向き、頭を垂れて物思う姿を思わせることからだと考えられています。

⑦☆屏風・白井和子
「簡単に折れて、しかもしっかりとしている屏風ができました。おひなさま、かぶと、クルマの置き物…、何を飾ろうかなあと考えるのも楽しいですね。」

⑧折り紙を楽しむお坊さん・青柳祥子
「『秘伝千羽鶴折形』の連鶴の考案者である魯鎬庵義道に敬意を表するために、住職であった三重県桑名市の長円寺に参詣しました。義道住職が折り紙をされているのを想像していたらひょっこりできた作品です。桑名市博物館では秘伝千羽鶴折形をすべて見ることができます。東海道も散策しながら一見の価値ありです。」

ミニ知識・秘伝千羽鶴折形について
昔より現在に至るまで、折り紙の代名詞・象徴として、ある意味頂点を占め続けてきた折り鶴ですが、いったい誰がいつごろ考えたのかはいまだに明らかになっていません。
その折り鶴の歴史の中で画期的な展開とされているのが、寛政9年(1797)に1枚の紙に切り込みを入れて作る連続した鶴(連鶴(「れんづる」または「れんかく」)の折り方49種を紹介した本「秘伝千羽鶴折形」の出版です。
版元は京都の吉野屋為八、作品考案者は伊勢国桑名の長円寺住職、魯鎬庵義道(ろこうあんぎどう)、編者および狂歌の作者は数々の名所図会(旅行案内)を執筆した秋里離島(あきさとりとう)、絵師は竹原春泉斎(春朝斎)で、遊戯折り紙としては世界最古の図解本とされています。
当時ベストセラー作家であった秋里離島が取材中に義道と連鶴を知り、狂歌本と実用書を兼ねた独特の形式で企画・出版したもので、全49種の造形の意外性や美しさ、パズル性には目を見張るものがありますが、内容が高度なためか、これ以後これらの連鶴が折り紙の中心を占めるには至らなかったようです。

随時連載 詩を折る〈6〉 西條八十「かなりや」 色紙構成・制作二階堂黎子
「かなりやの詩を絵にするために何回も歌詞を読み返しました。できる限り、歌詞に忠実な景色をと思いますと、やはり4番目の、心に傷を負った“かなりや”をやさしくいたわってあげるところが気に入りました。」

かなりや

唄を忘れた金糸雀(かなりや)は、後の山に棄( す)てましょか
いえ、いえ、それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は、背戸の小薮に埋(い)けましょか
いえ、いえ、それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は、柳の鞭でぶちましょか
いえ、いえ、それはかわいそう

唄を忘れた金糸雀は
象牙の船に、銀の櫂
月夜の海に浮べれば
忘れた唄をおもいだす

初出「赤い鳥」大正七年11月

ミニ知識・西條八十(さいじょう やそ)
1892(明治25)~1970(昭和45)。詩人、童謡詩人、フランス文学者。野口雨情、北原白秋とともに童謡三大作詞者のひとりです。資産家であった西條重兵衛の三男として東京の牛込(現在の新宿区)に生まれました。八十という名前は本名で、両親が「苦」に通じる九を抜いた「八」と「十」から付けたそうです。
「かなりや」は1918(大正7)年11月発行の児童雑誌「赤い鳥」に最初発表された時は、「かなりあ」という作品名でしたが、その後詩集「砂金」に収録される際に改題されました。
14歳で父が病死、早稲田大学在学中に兄の放蕩で一家の生活を背負わなければならず、やりたい詩作活動から遠ざかる自分を責めながら生活していた時に、「赤い鳥」を主宰する鈴木三重吉の依頼で作った歌です。自分をかなりやに見立てているといわれています。なお東京都台東区の上野公園内の不忍池のほとりにこの歌の歌碑が建てられています。

ミニ知識・彼岸
1年に春と夏の2回あり、春の彼岸は春分の日を中日とした7日間です。中日には極楽浄土があると考えられていた真西に太陽が沈むこと、また昼夜の時間がちょうど同じとされるため、中道を尊ぶ仏教の考え方に合うことから、この期間に祖先の霊の供養や仏事が行われます。なお、彼岸はサンスクリット語para(波羅)の訳で、三途の川の向こう岸、つまり悟りの境地のことです。

⑨桜・中本容子
「角度90度の単体を5個組むことにより、だぶった90度分が思わぬ効果を出してくれて、レリーフのような美しい両面桜ができあがりました。」

ミニ知識・サクラ
古事記や日本書紀に木花開耶姫(このはなさくやひめ)の話があり、木花(このはな)とはサクラのことで、開耶(さくや)がそのままサクラとなったという説もあるそうです。
サクラの「サ」が穀霊を、「クラ」は神楽を表し、田の神の依代(神霊を迎えるもの)とする意味もあり、花見は豊作を祈る山遊びのひとつとして考えられます。また3月27日は「さくらの日」です。1992年にサクラと「咲く」の「3(サ)×9(ク)=27」の語呂合わせから、財団法人日本さくらの会が制定しました。桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土作りを目的としています。

⑩りんごのお手紙・白井和子
「りんごは色鮮やかで見ているだけでも、おいしそうですね。ワクワクしながらりんごを半分にすると、うれしい楽しいお手紙が届きます。」

⑪お名前スタンド・川手章子
「お花の中の白い部分にお名前やメッセージを書いて立てておくことができます。また、折り紙作品の前に立てて、作品名などを書いて置くのもよさそうです。ニッコリしたお顔を書き込んでも楽しそうです。」

⑫赤頭巾ちゃん・納所克志
「クマに始まり同じ基本形から色々動物を作る中、狼が出来た時に赤頭巾ちゃんがほしくなり考えたものです。人の子も動物も同じ形から作れることに自分でも驚いています。」

ミニ知識・赤頭巾
19世紀のドイツのグリム兄弟による「グリム童話」の話のひとつとして有名ですが、それより100年以上も前の1697年に、フランスのシャルル・ペローが口伝えの民話を再話した「ペロー童話集」があり、その中からグリム兄弟はこの話を取ったそうです。
狼などが人を食う「赤頭巾」系統の民話はヨーロッパ各地のみならずアジアにもあり、人々が普遍的に好む話だといえます。また「狼と七匹の子やぎ」の話も、子やぎが狼に食べられる話ですが、「赤頭巾」系統の話と近い関係にあったと考えられています。

[ミニ知識参考図書]
「花の風物誌」(八坂書房)、「家族で楽しむ日本の行事としきたり」(ポプラ社)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「年中行事事典」(角川書店)、「世界大百科事典」(平凡社)、「なるほど!民俗学」(PHP)、「赤ずきん」の秘密(紀伊國屋書店)、「増補 赤頭巾ちゃんは森を抜けて-社会文化学からみた再話の変遷」(阿吽社)

◇◇支部だより◇◇
~湘南支部「TUTTI」支部長 野中陽子~
「透かし折りの窓飾り」
2006年11月4日、日ごろ部会の会場として使っているカトリック協会湘南台センターで、支部主催の講習会を開きました。ワンルームマンション2階の会場は三方が透かしガラスの窓になっていて、好条件の会場でした。
当日は前もってみんなで折った作品を窓に飾り、紙の準備から受付、進行など役割を分担しました。教える係りは二人で、ふだん折り紙をしない人たちにどうしたら楽しく折ってもらえるか、前もって何度も相談しました。基本の折り方と応用、貼り合わせのポイント、できあがった作品の裏に透明テープを貼ることなどを実習することにしました。
この窓飾りは112号(絶版)で広島の伊達好先生が紹介したものです。先生はクリスマスの頃、ドイツのシュタイナー教育のゼミナールに参加されました。その際訪れたシュトウットガルトは一面の雪におおわれ、点在する家々の窓にはとても美しい透かし折りの窓飾りが飾られていたそうです。先生は「どうしてもこれが折りたい」と思い、テキストを見つけて日本に持ち帰られました。
おかげで私たちは今、折る人の創意工夫が活かせるこの素晴らしい作品を楽しむことができるのです。私は亡き伊達先生の優しい笑顔を思い出します。
講習会は最後に紙の入手方法の説明をして閉会しました。皆さんは喜んでそれぞれの作品を、事前に渡したクリアケースに挟んでお持ち帰りになりました。「おりがみを見直したわ」、「帰ったら娘と一緒に折ってみます」などの感想も聞くことができました。
こうして支部設立2年目の事業の一つが終了しました。ちなみにTUTTIはイタリア語で「いっしょに」の意味です。これからも一人一人の良さを大切にしながら、一緒に活動していきたいと思います。

~新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ~
「岡村昌夫先生をお迎えして」
2006年10月3日、「連鶴の基本と応用」と題して、岡村昌夫先生をお迎えして講習会を催しました。
60名が参加しました。用意した和紙に先生は「用具はハサミだけ」の一言。エッ?ホント?なるほど!江戸時代の寛政年間の絵を見ても紙とハサミだけ。しかも正方形の紙があったわけはなく、懐紙とかを使って折りをつけ、ハサミを使ってのものだとのこと。
豊国、清長、そして北斎の絵にある千羽鶴と括り猿、他なんのためだろうと不思議に思っていたのですが、これも縁起物というか、厄除けの具としての女性の思い、はては日本人の心として折り鶴は発展してきたものと思います。豊国3代の美人画には紺の地柄がすべて折り鶴で白色の大きな折鶴紋が付いていて、その粋なデザインにはゾクゾクする思いです。
さて、いよいよ実技をお教えいただくのですが、まず正しい鶴の折り方、羽に線をつけないよう「空中折り」の妙技を教わり、和紙でハサミを使っての「芙蓉」と「稲妻」を作らせていただきました。作品についている狂歌のお話も伺いたかったのですが、時間が足りなく、またの機会になりました。
「つなぎ折鶴」の世界を楽しむには2年は必要のこと。さもありなん、と有意義な講習会を持たせていただきましたことに心から感謝いたしております。

~寄稿~「住民ふれあい祭りに参加して」井坂知里(東京都)
11月11日(おりがみの日)と12日に行われた八王子北野地区住民ふれあい祭りに、折り紙教室のみなさんの1年間の作品を出展しました。
書道、写真、編み物など力作ぞろいの中で、子どもたちが折り紙に興味を持ってくれました。伝承の「玉手箱」を開けて見せたり、「マジック・ローズ・キューブ」(バレリー・バンさん創作)を広げて箱から花になったのを見せると、「ワー!」と驚いてくれました。折り紙の楽しさが伝わってうれしくなりました。
「チマ・チョゴリ」は韓流ブームも手伝って、中年女性に人気がありました。「おかめ・ひょっとこ」(熊坂浩さん創作)は1枚の紙で折ってあることを説明しますと、「折り紙ってすごいわね!」とびっくりされました。毎年この祭りに参加していますが、体調をくずした本年は生徒さんたちが協力してくれました。折り紙で癒された1年でした。

~寄稿~「いのしし大集合!年賀状展」十河政子(広島県)
2006年11月1日からの年賀状の発売にあわせて、2007年の干支のいのししの折り紙年賀状と色紙を音戸郵便局(呉市)に展示しました。
いろいろなイノシシを折った後。どのように年賀状に貼ろうか迷いました。獅子舞やイノシシの夫婦などが人気だったようです。作品を見て年賀状を買っていかれる方も多いので、年賀状の売り上げも伸びていますと職員の方に喜ばれてホッとしています。12月28日まで展示しました。

~寄稿~「楽しい折り紙ライフ」川井久枝(愛知県)
先日、出雲へ行くバスツアーに参加しました。バスの中は退屈だろうと思って折り紙を持っていき、参加者全員に寿鶴(千野利雄作くじゃくばとのアレンジ)を折ってあげました。カバンにしまう人、鶴は羽が命だからと大切そうに旅行先から宅配便で送る人もいました。「鶴の先生、一緒に写真を撮りましょう」と声をかけられたりして、楽しい時間を過ごしました。
クリスマスには、きれいな広告の紙でアルド・プティグナーノさんの「バスケット」(「おりがみでクリスマス2」に掲載)を折って、図書館、保育園、老人クラブに配りました。広告の紙は丈夫ですし、バラエティに富んでいるので楽しいです。
自宅の玄関を折り紙で飾っています。折り紙の小鳥は歌い、花は咲き、魚は泳いで、修道女はしずしず歩き、ヨサコイの兄ちゃんは踊っています。日光の陽明門、日暮しの門のごとく眺めていて楽しいです。

~おりがみニュース~
「ふれあいフェスティバルで折り紙教室」
「障害者週間」(毎年12月3日~9日)のイベントの一環として、2006年12月5日に東京都庁第1本庁舎5階の大会議場で平成18年度障害者週間記念の集い「第26回ふれあいフェスティバル」が開催されました。プログラム第2部では「みんなでアートを体験しよう」をテーマに、折り紙、鉛筆デッサン、押し花アート、手で見る(目隠しして作る)造形の4つのワークショップが開かれました。
折り紙教室の講師をつとめられた大橋皓也常任理事(東京都)は、季節にあわせた作品としてサンタクロース(河合豊彰作品のアレンジ)と星を講習しました。
伝承作品とはひと味違った創作折り紙に初めて触れた方も多く、耳の不自由な方にもわかりやすいように文字による解説も同時におこなったユニークな内容は、参加者にも大好評でした。

「世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」 富山と群馬で開催決定」
日程:1月27日~2月4日(※1/9休館)
会場:北陸電力エネルギー科学館ワンダー・ラボ(電話076-433-9933
交通:JR富山駅徒歩2分
土日に折り紙教室開催!

日程:3月21日~4月3日
会場:高崎市少年科学館(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催!

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「節分とバレンタインデー」

ハートがつながるリースのうしろで、元気な子どもたちがかくれんぼ。“もう、いーかい!?”“まーだだよ!”、表にひびくかわいい声を想像すると、寒くても心はほわっと温かくなります。春を迎える行事の節分と愛の日のバレンタインデーを折り紙で祝って、冬の寒さを吹き飛ばしましょう。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆鬼と福・丹羽兌子
「鬼は外、ふくは内といつもひきさかれる鬼と福。小さな紙で折ってください。顔を描くと表情が出ます。カードや手紙のワンポイントの飾りにご利用ください。」

②鬼・松野幸彦
「作者の松野さんは鬼の創作数も多く、330号でも紹介されています。バックナンバーをお持ちの方は、折り比べるのも楽しいでしょう」(編集部)

③ふっくらオニとふっくらお多福さん・川手章子
「ふっくらとしたオニとお多福さんです。それぞれうしろに小物を入れられるようになっています。2体を交互に並べたら楽しいです。」

ミニ知識・節分
毎年2月3日頃。2007年は2月3日。節分とは季節の分け目を表す言葉で、もともとは立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前の日のことをいいますが、昔は立春が新年だったことから、立春の前の日の節分が重んじられるようになりました。
節分の日には、災いを追い払うために豆まきをします。豆は年の数だけ食べると、その年は健康でいられるといわれます。
災いを象徴するものが鬼ですが、その語源は「おぬ(隠)」で、姿の見えないもの、人に災いをもたらすものと考えられています。

④はこ・伝承
「新聞紙やチラシで折る、なにかと便利な箱です。最初に用紙を2つ折りしてから始めると、小さくなりますが厚みが増します。折り方の手順は現代風に整理されて伝わっていますが、形の歴史は古く、ある意味折り鶴以上に親しまれている作品です。」編集部)

ミニ知識・はこ
江戸時代、儀礼折りの多くは長方形の紙をそのまま折っていましたが、遊戯用の折り紙は正方形が主流でした。「はこ」はその中間的な意味合いの作品です。実用に遊びの要素が加わって立体の箱に変化したといわれます。

⑤角巻を着る人・畠山久子
「冬の秋田を思い出して、斎藤静夫先生に角巻のことを聞いてみました。“芸者が肩に掛けて歩いたものですよ”の一言で、幼い頃見た芸者さんが歩く姿を折ってみたいと思い作りました。」

ミニ知識・角巻
北海道や東北地方などの寒冷地で、女性が外出の際、防寒具として使う毛布状の肩掛けです。縦170センチ×横160センチの長方形で、周りに同色の房が付いています。縦に2つ折りにして頭の上や肩からまといます。
三角形に折ることもあり、「ケット」や「フランケ」と呼ばれることもありますが、これらは毛布の英語のブランケットからきています。

⑥防寒ブーツの子ども・川手章子
「両足に防寒ブーツ、頭にはニット帽、首にはマフラーの完全防備の冬支度です。外の寒さなんてへっちゃらな子どもたち。外に飛び出していって何して遊ぶのかなと思いながら折ってみました。」

⑦☆椿・堤政継
「角度60度の折り方①~④を応用してできた花と、少しずれた2枚の重なり具合がいい感じの葉の組み合わせです。冬の情景のアクセントに最適な平面作品です。」(編集部)

ミニ知識・椿
日本原産で、古代から日本人の生活にもっとも親しまれてきた植物のひとつです。このツバキという名前を付けたシャンプーが最近人気商品となっていますが、花を観賞する以外にも種から取れる椿油は、化粧や医薬品、食用、灯油などとして利用されてきました。灰汁は紫染めの触媒財として、堅い木材は農具の柄などとして使われました。
また、椿には霊力が宿ると考えられ、椿の杖で邪気を祓ったりする行事が今でも行われています。和名のツバキは漢字の渡来以前からあった言葉で、「椿」という字は春を代表する木の意味で、日本人が作った国字です。

おってあそぼう~お辞儀人形~ 青柳祥子
「この作品が出来た時、お辞儀したりイナバウアーしたりするので嬉しくて一人で遊んでしまいました。頭はぐーっとぎりぎりまで差し込めば安定します。」

⑧椿の立体包み・中本容子
「立体的なたとうをいくつか創ったうちのひとつです。椿のように見えるものができました。早春のお菓子入れにいかがでしょうか。」

⑨花器・永田紀子
「どこでもBOXからのアレンジ作品です。竹や藤などの細く長い弦が付いた花器のイメージが出せたらと思います。」

⑩お茶の道具・青柳祥子
「以前、裏千家をたしなむ程度ですが、学んだことがあります。一番心に残っている言葉は四規『和敬清寂』です。お互い仲良く(和)敬いあって(敬)、見た目だけでなく心も清らかに(清)何事にも動じない心(寂)を持ちなさいという意味です。このお茶の心構えはすべてに通じますね。」

ミニ知識・茶
ツバキ科の植物で、原産地は中国南部。茶を飲む文化も中国から始まりました。紀元前2700年ごろ、漢方薬の祖である神農が茶の葉を解毒剤として用いたと伝えられています。遣唐使や留学僧によって茶が日本にも伝来し、平安時代には茶を飲む習慣が上流貴族や僧侶の間に広まりましたが、本格的に茶が飲まれるようになったのは鎌倉時代以降です。
なお世界の「茶」を表す語は、中国での呼び名の「チャ」か、その福建省方言である「テー」のどちらかに由来します。

ミニ知識・抹茶
茶摘みの前に茶園を葦(よし)簀(ず)や寒冷紗で覆い、日光をさえぎって栽培されます。それにより茶の葉の緑が鮮やかになり、お茶の成分のテアニンの含有量がふえ、味が良くなります。玉露も同じ方法で栽培されます。茶筌は抹茶を点てる竹製の道具です。
抹茶がおいしいのは茶筌でかき回すことにより、湯と抹茶が適度に混ざるためです。穂先の中心のところを茶じみ、持つところを軸、くくってある糸をからみ糸と呼び、からみ糸の結び目がある方が正面です。

ミニ知識・千利休
1522~1591。大阪の堺の商人出身で、戦国時代、織田信長と豊臣秀吉につかえ、茶の湯を確立しました。死後、直系の表千家、裏千家、武者小路千家の三千家が現代まで茶道の家元として続いています。

ミニ知識・利休忌
豊臣秀吉の怒りを買い、切腹を命じられた千利休の遺徳を偲び、旧暦2月28日に行われます。現在の暦では3月末~4月初めで、利休自刃の際に菜の花が生けてあったことから、菜の花が飾られ、茶会が催されます。

⑪☆ラバーズノット(蝶結び)・伝承
「恋結び(恋人結び)の名のついたこの作品はアメリカの伝承とされています。笠原邦彦氏は著作のなかで日本向けに蝶結びとして紹介されたこともありました(ひもの結び方の名称としては別個のものですので、注意してください)。リボンなどの結び目に見立ててかわいらしい飾りとして使いましょう。(編集部)
そもそもアメリカの伝承作品というものは、ほとんどが日本やヨーロッパからのものだと思います。伝わった折り方や形をアメリカ人が見立て直したのでしょう。(紹介:笠原邦彦)」

ミニ知識・lover’s knot(恋むすび)
海外に伝わるひもやロープやスカーフなどの結び方のひとつで、love knotとも呼ばれています。同じ結び方が日本でも叶結び(かのう/かなうむすび)という名前で伝えられています。表から見ると漢字の「口」、裏から見ると「十」の形に見えることからこの名前がつきました。両者とも縁起の良い結び方です。
古来より人々は結びに実用性だけではなく願いや祈りなどの意味を込めていました。万葉集には「白たへのわが紐の緒の絶えぬ間に 恋結びせん逢わん日までに」(私の着物の紐の緒が絶えないうちに恋結びをしよう、次に逢う日まで変わりのないように)という歌があります。この歌の中の「恋結び」がどのような結びだったかはわかりませんが、結びに恋の願いをこめるのは万国共通だったようです。

⑫ウルトラマンマックス(copyright2005円谷プロ・CBC)・青木良
「ウルトラマンの目には初代ウルトラマン系(卵形)とウルトラセブン系(六角形)がありますが、マックスの目はセブンの方ですね。ちょっとそこにこだわりすぎて折り方が複雑になってしまいました。もうすこしすっきりさせたかったのですが、マックスの力強い感じは出ているのではないかと思います。」

⑬ハートのリース・アレンジ永田紀子
「1993年の箱根のシンポジウムにイギリスのデヴィッド・ぺティさんが来日され、『動くハート』を教わりました。大好きなこの作品をリースにしたくて、がんばってみました。」

⑭ハートの中のツル・秋山美代子
「ハートの中から手品のように何か飛び出したら面白いかなと折っていたら鶴が現れました。ハートの内側ポケットにメモなどがはさめます。」

[ミニ知識参考図書]
「昔の子どものくらし事典」(岩崎書店)、「家族で楽しむ日本の行事としきたり」(ポプラ社)、「世界大百科事典」(平凡社)、「年中行事事典」(三省堂)、「はじめての茶の湯」(小学館)、「茶道入門事典」(三省堂)、「花の風物誌」(八坂書房)、「結びの文化」(東洋経済新報社)、「ひもとロープの結び方」(新星出版)

◇◇支部だより◇◇
~長崎支部「長崎折遊」支部長 浜田勇~
「第12回九州折紙コンベンション佐世保大会 報告」
2006年10月29日と30日にJRハウステンボス全日空ホテルで第12回九州折紙コンベンション佐世保大会を開催しました。今回のコンベンションは折り紙、陶芸アートコンクールも同時に行われ、コンテストの審査委員には内藤正光理事長、木下一郎常任理事、高木智理事、デビッド・ブリル氏(イギリス)、布施知子氏、川崎敏和氏を迎えました。またプレイベントとして、佐世保市、有田市、アメリカンスクールの小学生と折り紙で作った蛇踊り(長さ20メートルを2体)を佐世保駅に展示し、蛇踊りを制作してくれた小学生の親子50組に折り紙教室を行いました(講師はブリル氏と北九州支部の浦上新吾氏)。
また平戸の松浦家に伝わるまぼろしの古典折り紙展示、佐世保の裏千家の師範によるお茶の接待、合気道の先生の模範演技など披露してもらいました。
韓国からの22名をはじめ、遠いところからたくさんに参加をしたいただいて感謝しております。講演は布施、ブリル両氏にしていただき、九州折紙コンベンションでは初のダブル講演となりました。加瀬三郎理事、高木理事などにも熱心に指導いただき、習う方も真剣に取り組んでいました。
長谷川太市郎理事や中島進先生のユーモアあふれる指導など愉快な教室でした。おりがみ陶芸センターの田島純雄さんは、紙の焼き物の指導で、折ったものを焼き物にする不思議な体験教室。受講者は名人の“折り紙有田焼”を作りました。
今回のコンベンションは折り紙に親しんでいる人はもちろん、折り紙を普段していない人にもアピールできたと思います。佐世保の国際コンベンション協会などは、折り紙の作品はもちろん、折り紙がこんなに人を集めることができることに驚いていました。まさに明日に結びつくコンベンションでした。参加してくださった方には迎える側の不手際もたくさんありましたが、快くそれを許していただき、ありがたく思っています。これからも折り紙の素晴らしさをたくさんの人にアピールできるように努力したいと重います。コンベンションに参加された方にあらためて感謝します。
来年のコンベンションは日本折紙協会筑後支部が受け持ちます。開催場所は芸能人をたくさん輩出している福岡県久留米市内で行われる予定です。

~寄稿~「地域で折り紙活動」 小林俊彦(長野県)
さる9月27日、孫が通う幼稚園のお母さん方に折り紙紙芝居「さるかに合戦」の講習を行いました。午後は幼稚園の年長組に「さるかに合戦」、年中組に「あかちゃんだよ」の折り紙紙芝居の読み聞かせと「コットントン」の講習をしました。子どもたちは楽しそうに折り紙を折っていました。参加したお母さんや先生方にも大変喜ばれました。
また11月3日には、当年最後のイベント「須坂えびす講」の笠鉾会館で折り紙の講習を行いました。95年に笠鉾会館がオープンしたときには、立体の折り紙笠鉾を作って展示しましたが、今回は来館者が短時間で折れるように、平面の笠鉾を創作しました。午前中までに700名を超える方が来館しました。
たくさんの方が折り紙教室に参加し、長方形の紙で折った蔵に笠鉾を貼りました。私自身久しぶりに賑わった須坂の町を見ました。

~おりがみニュース~

「ソーラーアークで、ソーラーアークの折り紙教室」
岐阜県にある「ソーラーアーク」は三洋電機㈱が製作した全長315メートル、高さ37メートルの巨大な箱舟型の太陽光発電施設です。中央部にあるソーラーラボは世界でも珍しい太陽電池の科学館です。
8月26日、27日にソーラーラボで夏休みの子どもたちを対象に、折り紙教室が開催されました。講習作品はズバリ「ソーラーアーク」です。丹羽兌子さんに講師および講習用折り紙作品の創作をお願いしました。また、神奈川県の青木良さんにはさらにリアルな展示用作品の制作を依頼しました。
当初は実物をよく再現した青木良さんのすばらしい作品を講習する予定でしたが、難易度の都合でより易しい作品を考えることになりました。参加者は園児や小学校低学年が多く、喜んでいただけました。新幹線の窓から見える不思議なオブジェを一度近くで見てみたいと思っていましたので、その正体がわかったことも大きな収穫でしたと丹羽さん。
科学への関心を深めるイベントを随時開催している同館。皆さんもぜひ足をお運びください。

「Swedish Style 『もうひとつの楽園』イベント会場に大きな折鶴を展示」
11月1日~15日スウェーデンスタイル2006「もうひとつの楽園」イベントの核として、スウェーデンで活躍する3組のデザイナーの共同展「Wall flowers(壁の花)」がスウェーデン大使館(東京都港区)で開催されました。
当会場入り口のシンボルとして大きな折鶴の制作に日本折紙協会が協力しました。幅約50センチの3種類の柄の壁紙(デザイナー:ハンナ・ベルニング)を貼り合わせ、一辺3メートル強の正方形を作り、要所に補強を施し、写真のような仕上がりになりました。
この鶴は多くの来館者の目を引き、素敵なイベントのシンボルとなりました。イベント終了後もしばらくそのまま展示される予定ですが、天井から吊らずに形を保つ方法があれば、いずれどこかの子ども病院などに寄贈という案も出ているそうです。

「世界のおりがみ展 熊本・阿蘇ファームランドで開催」
世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」が10月7日~11月19日に国立公園の阿蘇中腹の健康体感施設「阿蘇ファームランド」で開催されました。(主催:日本折紙協会・日本折紙博物館、特別協賛:阿蘇ファームランド)
当初は10月22日までの予定でしたが、好評のためさらに約1ヶ月の期間延長、個人作品も含む「完全版おりがみ展」としては、計44日間という超ロングランの巡回展となりました。

「おりがみ供養とり行われる」
11月11日のおりがみの日に日本折紙博物館敷地内で、恒例のおりがみ供養を行いました。
当日はあいにくの雨の中、日本折紙協会より木下一郎常任理事をはじめとする会員の方や博物館のおりがみクラブの方など、10数名の参加をいただきました。
日頃お世話になっている折り紙に感謝の気持ちと願いを込めてお祈りし、皆様からお寄せいただいた作品のご供養を無事終えることができました。

新春提言:創作とアレンジの境界線(2) 文:編集部 監修:大橋皓也常任理事

展示会などで作品を発表する場合の表示の例を示します。展示会は作品の発表の場として一般的なものですが、このように作品が第三者の目に触れる場所では、折った人(制作者)と折り方を最初に考えた人(創作者)を明確に区別しないとトラブルの元にもなりかねませんので注意が必要です。展示する作品には、その作品を説明する表示物を添えることを心がけましょう。
音楽や映像、時には絵画の世界で「アレンジ」や「リメイク」、「リスペクト」「インスパイア」「オマージュ」といった言葉をよく耳にします。ある作品に共感し、強く影響を受け、時には引用して自分の作品を作った場合などに使われていますが、このように先に宣言してしまうことで、言い訳にもなっているのです。
折り紙では他に「バリエーション」や「紹介」という言葉もあります。同じ基本形や創作作品を少し変化させるなどの場合は総称として「バリエーション」といっています。また創作者不詳という場合には「紹介」と付記しています。しかし作品を発表する場合は原則として創作者名を調べておくことが大切です。
そもそも「創作折り紙」とはいっても土台が基本形や伝承作品であることが多く、また折り紙は再現性が極めて重要なだけに創造性を問い出すと深みにはまってしまうのですが、次回ではその核心に迫ってみたいと思います。(次号につづく)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「お正月」

年頭所感 日本折紙協会理事長 内藤正光

新年明けましておめでとうございます。
2007年(平成19)年の年頭にあたり、私は日本折紙協会に堅実な発展を念じ、次のようなことを考えています。
これまで日本折紙協会では、日本の文化の一つとして古来より人々の心の中に生き続けてきた美しい折り紙、その素晴らしさと魅力、そして造形の美を端的に表現した、諸々の優秀な作品を発掘、選出して多くの人々に紹介してきました。今年はそれをさらに進めて、4月頃に完成予定の成田国際空港の中央コンコース広場に開設させる“折り紙の総合展示スペース”に優秀作品を並べ、日本の折り紙の真実の良さを海外の人々に訴えていきたいと思っています。
また、全国各地で文化活動を積極的に実行し、実績を残していらっしゃる多くの会員の皆様の力をお借りして、折り紙の普及、啓蒙のための催事を盛んにし、本部と支部が団結して、協会会員の増加を図りたいと考えています。創立当時より象徴的に考えていた“会員1万人”に壁を打ち破り、協会発展のための強固な基盤を築きたいと念願しています。
皆様のご協力を心よりお願い致します。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆いのしし・千野利雄
「35年前に、わが師千野利雄に直接教えていただきました。今後も美しい千野作品を伝えていきたいと思います。」(紹介者:長野県 竹内恵子)

作家紹介・千野利雄(ちの としお)1908-1976
洋画家(三軌会会員)として、また日本折紙作家協会(1969-1973※日本折紙協会の前身)会長を務めました(1973年の日本折紙協会発足時は顧問)。
鶴からの発展「くじゃくばと」など、伝承作品の面影を残しながら親しみやすさと独自の存在感のある多数の造形には、人柄や画家としてのセンスが存分に込められています。

②イノシシくん・川手章子
「イノシシの曲線部分を直線で描くとこんな形になるのかな…という作品になりました。茶色の7.5㎝で折るとかわいらしい瓜坊のようです。大きな母さんイノシシの後をチョコチョコついて歩く子の姿が思い浮かびました。」

③イノシシ・臼田隆行
「干支でありポピュラーな動物でもあるイノシシですが、やや不思議なスタイルをしています。アレンジしやすいようにデザインしたので、慣れてきたら写真や骨格を観察しながらスケッチするように折ってみてください。」

④いのしし・成田光昭
「イノシシは分類学上ブタと同じ種類ということでブタの基本形から工夫しました。ブタの基本形の6つの角をそのまま生かして作品ができています。裏面を利用して視覚的に牙を折り出すのが作品のワンポイントです。」

ミニ知識・イノシシ
ヨーロッパやアジアに広く分布する偶蹄目イノシシ科の哺乳類で、ブタの祖先とも考えられています。日本では漢字で猪と書きますが、この字を使うと中国では「家猪」つまりブタのことを示します。肉がおいしいため、古くから狩猟の対象となり、山の神様からの授かり物として感謝する儀礼が各地にあります。また、イノシシの子は体形や毛色がギンマクワウリに似ていることから「瓜坊」と呼ばれ、親しまれています。

⑤☆亀のたとう・青柳祥子
「浦島太郎を子どもの時に読んで以来、亀を大切にすると龍宮城に行けるのかなと信じています。亀の甲羅の中に手紙が入ります。お正月に鶴亀を折るとこの一年縁起がいいように思います。結構かわいいので折ってくださいね。」

⑥☆絵馬、羽子板・丹羽兌子
「いろいろな願い事を神仏に届けてくれる絵馬。この絵馬は内側にメッセージカードを入れることができます。受験生へのお手紙にいかがでしょうか。」

ミニ知識・絵馬
古来、人々は馬を神の乗り物と考え、生きた馬を神に捧げていましたが、生き馬のかわりに絵や馬形を献上するようになり、それが絵馬のはじまりと考えられています。奈良時代にはすでに奉納されており、室町時代の中頃になると馬以外の絵がたくさん描かれるようになって形や願い事も様々になりました。

⑦はね・図版解読、紹介:中沢信子
「版画では平面図ですが、折り図をおこしていると立体的な羽根ができました。いろいろな折り方で楽しんでください。」

ミニ知識・羽根つき
羽根はムクロジ(木連子)の種子に3枚の羽根をつけ、蚊を食うトンボに似せたもので、蚊退治や子どもの疫病除けのまじないとして、羽子板で羽根つきをしたのがその始まりといわれています。

⑧門松・半田丈直
「すでに多くの方が作られている門松です。今回、竹と梅の表現を工夫してみました。3本の割り竹、梅の花のおしべが表現できたと思っています。竹の先の部分を少し折ると、さらに違った感じになります。」

⑨ツインケース、いそべ巻き・川手章子
「ツインケースの片方にはお便りを。もう一方には小さな折り紙作品を入れてみようかな。できあがりの形を見て白い折り紙で折ったら、お餅のようだと思い、ついでに海苔も巻いてみようと考えました。いそべ巻きのできあがり。」

⑩クローバー、花プレート、桜の花びら小皿、桜の花皿・永田紀子
「まず花プレートができ、そこから他の作品へと続きました。プレートに花皿を乗せてちょっと豪華な食卓で新年のお祝いはいかがでしょうか。」

⑪おみくじの台、福が来たカード・アレンジ青柳祥子
「お正月といえば初詣と年賀状。賀状は本来、着物でご挨拶に行く代わりのものです。1枚1枚心を込めて書きましょう。きちんとご挨拶することで、この一年福が来るような気がします。おみくじの台は中におみくじが入りますし、折り方によっては立体にもなります。工夫してみてくださいね。」

⑫だるま・熊坂浩
「上下さかさまにすると鞍馬天狗になります。」

ミニ知識・ダルマ
6世紀にインドから中国に渡った禅宗の始祖、達磨大師の座禅姿を表したとされる縁起物の玩具。室町時代には「起き上がりの達磨」の元となった「起きあがり小法師」が作られました。愛知県を境にして、東日本では関東地方を中心に白目のままで、願いがかなったときに目を入れる目無しダルマ、西日本には黒目の鉢巻きダルマが多く見られます。疱瘡が赤い色を嫌うという俗信から疱瘡除けのまじないとして子どもの枕元に置かれることもあったそうです。

⑬お祝いのロンド・アレンジ瀬田美恵子
「ベースだけをつないで、各ユニットの片側の先と鶴のくちばしに見立てて折ってみてください。シンプルな鶴のロンドになります。また、ベースにお好みの作品を工夫して差し込むとあなただけのロンドができあがります。」

⑭ユーモラスな招き猫・川手章子
「ちょっと太めのダルマのような招き猫となりました。“いいお話があるので、ちょっとこちらへ”と手招きしているようです。にこやかな顔を描いてあげてください。」

ミニ知識・招き猫
片前足を上げて招くような格好で座っている姿の猫の像で、縁起物の1つ。招く足は右と左があり、輸出用には足の甲を外に向けたものもあるそうです。
昔、猫は福をもたらす霊力を持っていると信じられていました。由来としては、江戸時代の天明年間(1781~1789)、江戸の両国に「金猫銀猫」という女郎屋があり、金銀を彩色した招き猫を店先に飾ったのがはじまりという説もあります。その後浅草の今戸で土製のものが盛んに作られ、今戸焼きの代表となりました。

おってあそぼう~ノミのジャンプ~ 川手章子
「15㎝角で折り、跳ばせるとピョーンと身軽にジャンプして楽しいです。片側で押さえて跳ばせたら交互にもう一方を押さえて跳ばせると何度でも勢いよくはねますよ。どのくらい跳ぶのかトライしてみてくださいね。」

ミニ知識・ノミ(蚤)
ノミは人間の生活に深く関わりあってきた昆虫です。現代人はノミに対して嫌悪感を持ちますが、昔の人たちにとってはそれほどでもなく、時によっては愛すべき存在だったようです。
ノミの体を糸で結んで虫眼鏡で見るという「ノミのサーカス」という見世物が日本でも行われていました。また、古道具や古着を売る露天市のことを「蚤の市」と呼びますが、その言葉はフランスの「ノミがわくような古いものを売る」という言葉が由来で、19世紀末から使われ始めたそうです。
近年日本でもフリーマーケットが盛んですが、これは蚤の市の英語訳の「flea market」です。余談ですが、東京都世田谷区では12月と1月の15、16日の4日間に、戦国時代からの歴史を持つという「ボロ市」が立ちますが、この名前の由来も、古いボロ布などを売るという意味で、蚤の市と同じです。

[ミニ知識参考図書]
「祭りの事典」(東京堂出版)「日本伝奇伝説事典」(角川書店)「世界大百科事典」(平凡社)「妖怪と絵馬と七福神」(青春出版社)「年中行事事典」(三省堂)

◇◇支部だより◇◇
~金沢支部「金沢おりがみの会」支部長 田中稔憲~
「第2回北陸折紙コンベンション開催」
10月8~9日にかけて第2回北陸折紙コンベンションを金沢で開催しました。金沢でのコンベンションが3年ぶりということで、120名もの参加者がありました。
初日の講演会は協会事務局の青木伸雄本誌編集長にお願いしました。これまでの編集作業の中でとくに感動したことの一つであるザグライダーとそのもとになったアルソミトラの種のお話がとくに興味深く感じられました。実物のアルソミトラの種もお持ちくださり、参加者はその薄さと軽さにじかに触れることができました。
また、初日の懇親会が済んだ後、別室で自由参加の折り紙市場を用意しましたところ、部屋に入れない人が出るほどの盛況でした。
翌日は24コマのおりがみ教室の中から3教室を受講していただきました。毎回講師を引き受けていただいている方々には心より感謝申し上げます。
また、今回は新企画として参加者による「折り紙模擬店」を開催し、新商品の折り紙、折り紙作品の材料、書籍などを販売するお店を開きました。これも盛況で、10店舗ほどのお店を多くの皆さんに利用していただくことができました。

~寄稿~「折り紙外交ドイツ、マケドニア交流」 加瀬三郎(東京都)
2006年7月5日~21日、田島栄次カメラマンとともに、ドイツとマケドニアでの折り紙交流を実施しました。
サッカーワールドカップも大詰め(ドイツは3位でした)、街は興奮冷めやらぬ雰囲気でしたが、7月7日には日本領事館での七夕祭りに参加、以降はミュンヘン折り紙愛好会との交流や幼稚園、小学校、日本人学校、病院などを次々訪問、作品の講習や折り紙を寄贈し、現地の人々との交流をはかりました。

~寄稿~「捨てる前に…再利用!」 川井久枝(愛知県)
みなさん折り紙を折っていて失敗した紙、半端になった紙をどうしていますか?私の紙の使い方をちょっと紹介しましょう。
(1)間違えて折りすじが沢山ついたり、できあがって気に入らなかったり、破れたりした15㎝角の折り紙は3.75cm角に切って多面体にします。折りが細かくなるので前の折りすじはほとんど目立ちません。糸が抜けないように、小さい紙を糸でしばって多面体の中に通します。硬い紙切れを多面体の中に入れておくとカタカタと音がします。小さい鈴を入れておいても音がします。どこかにそのまま飾ってもいいし、木などに吊り下げてもよいでしょう。

(2)少しだけ折り筋がついてしまった折り紙は「寿鶴」にします。折りすじが多くついてしまった方で頭を折ると前の折りすじは目立ちません。

(3)細く余った折り紙は輪にしてしまいます。のりをつけないので便利です。
これら3種類を箱に入れておいて幼稚園や図書館、デイサービスに持って行き、自由に持ち帰ってもらいましょう。折り紙初心者なので失敗紙が多く出てしまうので…。

~おりがみニュース~
「講師講習会開催される」
9月24日13時より、グランキューブ大阪(大阪国際展示場)で折紙師範、講師対象の講師講習会が開催されました(受講者65名)。今回のBコースでは高木智理事(京都府)を講師に迎え、折り紙の歴史の講習を行いました。
前半は、「古典にみる折り紙」と配布資料「折り紙の歴史」に基づき、折り紙が日本の伝承文化として幼児の教育といかに関わりをもってきたかをご講義いただきました。また高木先生が所蔵する貴重な書物や浮世絵などの資料を会場にたくさん持ち込んでくださり、受講者は講習前や休憩時間に見学しました。講義中も先生が関連資料を持って教室内を隅々までまわり、丁寧にご説明いただきました。皆さんも先生が手にする資料を熱心に見入っていました。
講習後半は実技講習となり、古典の「大名立ち姿」を受講者全員で挑戦しました。正方形の紙に折り筋をつけたり、切り込みを入れたりと難しい工程を経ながら、会場のあちこちでの先生の個別指導に助けられ、時間内に全員完成することができました。

「ブックハウス神保町で折り紙教室」
東京都千代田区のブックハウス神保町で、夏休み期間中の8月8日と19日に親子折り紙教室を開催しました。おりがみ傑作選4収録作品を講習し、参加の子どもたちは動く折り紙に大喜びでした。また、6月16日から協会所蔵の個人作品を展示していましたが、好評につき展示は9月20日までと当初の予定より延長され(作品入れ替えあり)、道行く人の目を楽しませました。

「新春を飾る折り紙作品展~虹色桜とメルヘンの絵の世界~」
日時:2007年1月3日(水)~21日(日)9:00~16:00
会場:埼玉県川口市立グリーンセンター緑の展示館(TEL048-281-2319)
交通:JR川口駅東口バス9番のりば乗車グリーンセンター前下車
埼玉高速鉄道 荒井宿駅下車徒歩10分(東門)
展示作品:「朝日勇」と「サンフラワー折り紙友の会会員」のメルヘンおりがみの絵 約100点
休館日:毎週火曜日
入園料:大人300円、小人100円

新春提言:創作とアレンジの境界線(1) 文:編集部 監修:大橋皓也常任理事

「質問です。折り紙作品は基本折りや伝承がヒントやベースになっているものも多いのですが、どの範囲を創作と呼んだらよいのでしょうか。“創作”や“アレンジ”の定義はありますか。」(千葉県の吉川元次郎さんより)

「アレンジは、本来は「再構成」「工夫」といった意味で、原作の素材を活用する行為を指しますが、折り紙の場合は類似作品に対する呼称として使う言葉でもあります。
愛好家の手の中で日々生まれている新しい折り紙作品は、当人にとってはまぎれもない創作なのですが、すでにある作品と形が似てしまう場合があります。投稿作品について工程数を具体的に制限してはいませんが、誌面の制約上「折り数が少ないほど好ましい」としていますので、これはある程度仕方のないことです。
今のところ投稿作品の管理者である日本折紙協会が検討して、「この作品はアレンジである」と決めていますが、ここでいう「似ている」とは、過去の作品と比較するにしてもかなり感覚的なものであり、「アレンジ」とすべきか否かに明確な定義はありません。むしろ、アレンジ作品を投稿することで、「これより先に発表されている作品(オリジナル)がある」という情報提供の意味合いが強くなっていますので、投稿者も可能な限り類似作品について調べた上で投稿してください。
「おりがみツリー」(大橋皓也)や「循環基本形」(長野耕平)といった研究の成果もあり、すべての折り紙作品の構造は個別に独立して存在するのではなく、工程について連続性を持って関係しています。創作とアレンジの境界線を引くのが困難なのはこのためです。しかし今後も表記を区別するのであれば、「独創性」や「類似度」などを数値化する必要があるのかもしれません(展開図にヒントがありそうです)。なお、アレンジは必ずしも悪いレッテルではありませんので、誤解のないように」

11月11日「おりがみの日」記念作品:入賞者
募集テーマ「うたを折ろう」
10月5日東京都渋谷区こどもの城において、応募作品審査が行われました。

長野耕平賞「日本の五節句と童謡」 笹原英代(東京都)

日本折紙協会賞「おいで ふくろうげんぞう」 青柳祥子(愛知県)

こどもの城賞「ペンギンさんの遠足」ほか 鄭載勲(8歳)・載栄(7歳)(韓国)

特別賞「あわて床屋」 藤本弘子(神奈川県)

特別賞「折紙タイル・リース」 巽照美(東京都)

特別賞「河童」 加賀谷智子(神奈川県)

特別賞「ひょっこりひょうたん島のうた」 大野正江(神奈川県)

技術賞「マンタ(イトマキエイ)」 田口健司(東京都)

技術賞「クリスマス・ボール」 富永康平(東京都)

アイディア賞「詩を折る」、「白いクリスマス」 竹内恵子(長野県)

ミニチュア賞「折紙シート252個」 阿部佳世子(福島県)

努力賞「美しい四季」 杉本恵美子(兵庫県)

努力賞「毬と殿さま」 北条久子(東京都)

奨励賞「あめふりくまのこ」 上野久仁子(神奈川県)

奨励賞「Session」 小佐野翔也(山梨県)

佳作「かたつむり」 島袋保子(沖縄県)

佳作「お猿のかごや」 佐橋博子(愛知県)

佳作「翼をください」 小久江峻(神奈川県)

佳作「おりがみ合唱団」 中島進(埼玉県)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「クリスマス」

動物たちが仲良く暮らしている森のお家にサンタさんが贈り物を届けにやってきました。その様子を天使が優しく見守ります。今月号の表紙は絵本の中の1ページのような場面を表現してみました。
羊は聖書でよく出てくる動物であり、リスはそのかわいさと木の実を集める習性のため、豊かな実りや収穫の象徴としてクリスマスカードなどに描かれることが多い動物です。羊やリスはどんな贈り物がもらえるのでしょう…、みんなで一緒にクリスマスのお祝いをするのかな。折り紙でクリスマスのお話が広がりますように。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①プレゼントサンタ・梅本吉広
「簡単に折ることのできるサンタクロースはいかがでしょうか。プレゼントの入った袋を担いでいます。机上に立ててクリスマスカードに貼ってもステキです。」

②☆サンタ・アレンジ松野幸彦
「三角柱の置き物として不思議な存在感のあるデザインのサンタです。平面の形はカードなどに使えるように編集部で工夫させていただきました。(編集部)」

③季節の輪飾り/クリスマス・永田紀子
「数年ぶりに創ったクリスマスリースです。グリーンの葉、金銀の葉など、折る人の色を使い方で雰囲気の異なるリースが出来ると思うとワクワクします。それらをぜーんぶ見せていただきたくなってしまいます。」

ミニ知識・ベル
もともとは古代ヨーロッパで冬至の魔よけとして使われていたそうです。大きな音で悪霊を追い払おうとしたのです。今ではクリスマスの喜びの訪れを告げる音とされています。

④カラフルなロンド・瀬田美恵子
「ロンドとはもともと輪舞曲という意味ですが、ここ1年やたらとつなげるのが面白く、次にはその姿を変えることに頭をひねるのが楽しく、本当に1人遊びが好きで困ります。色を選んで、素敵なロンドをこしらえてください。」

⑤三角BOX・北詰澄子
「直角を3等分にする方法を応用して、12個で円形になる立体の三角BOXを工夫しました。同じ紙でも頂点の位置を変えると高さや長さの違う小物入れに、フタの色を変えてイチゴやチョコ、クリームなどを飾るとケーキになります。」

ミニ知識・ショートケーキ
柔らかいスポンジ生地に生クリームとイチゴのついたケーキは日本で戦前に生まれました。もともとショートケーキは(バターやラードを使ったショートニングがたくさん入って)サクサクする固まり(ケーキ)という意味をもつビスケット状のお菓子です。ビスケットの部分を日本人が好んだカステラ生地に代えて作られましたが、名前はそのままショートケーキを使いました。

⑥花のお楽しみBOX・川手章子
「上から見ると花をかぶせたようなBOXとなりました。折り図にしたがって1つずつ丁寧に折ってみてくださいね。フタを白色で折ったらこんもり雪が積もった小人さんのお家のようです。何だか楽しくなってきました。」

⑦リスくん・川手章子
「リスに見えるかな…という作品ですが、小さな両足でしっかりと立ちます。折り紙講習のため木曽へ下見に行った時、道路ぎわの石垣を1匹のリスが駆け上って行くのを見ました。一瞬の出来事でした。」

⑧魔法の箱、くす玉・アレンジ曽根泰子
「おりがみで大切なことは、角をきちんと合わせて折ること。そしてしっかり折りすじをつけることだと思います。この2つをしっかり守ればきれいな箱とくす玉が完成すると思います。鈴を入れても楽しめます。」

⑨天使・青木良
「天使の顔はみなさんのイメージがあると思いますので、自由に描いてかわいい天使をつくってください。」

ミニ知識・天使
森永のキャラクターのエンゼルをはじめ一般的に考えられている天使の姿は、無垢な子どもで羽をつけていますが、これはルネサンス期にローマ神話の恋愛の神キューピッドのイメージから生まれた姿だそうです。それ以前は、翼を持たない青年の姿や、たくさんの目や羽をもった怪物のような姿と考えられていたようです。
キリスト教の聖書の中でイエスの母マリアが精霊により身ごもったことを知らせるのが天使ガブリエルです。名前はヘブライ語で「神の人」という意味です。ガブリエルは絵画では優美な男性の姿で描かれています。

~おってあそぼう~プッシュホンキャッチ・川手章子
「①で大きい方に入れるとき、入口のあたりに小さい方を入れてからキュッと押すと勢いよく飛び出てきます。それをもう一方の手でキャッチする遊びです。童心に帰ってしばらく遊んでしまいました。」

⑩☆クリスマスツリー・アレンジ白井和子
「風船基本形から折り紙の大きさを変えると、絵で見るような3段のクリスマスツリーができあがりました。幹にはポケットもついています。飾りつけは何にしようかなと考えるのも楽しいですね。簡単に折れますので、たくさん折ってメリークリスマス!」

ミニ知識・アドヴェントカレンダー
アドヴェントとはイエスの降誕を迎える待降節のことで、11月30日の前後でもっとも近い日曜日から始まります。アドヴェントカレンダーはクリスマスを心待ちにするカレンダーのことで、通常12月1日~25日までの日付の窓がついていて、それを1日ごとに開けていきます。

ミニ知識・クリスマスイブ
西洋では昔、1日は日没から始まっていました。もともとイブは前日という意味ではなく、夕方(イブニング)を意味します。

⑪ほし・松野幸彦
「星を何種類も創作されている作者です。この作品はのりづけなしできれいに止まり、裏返しても使えるのが特長ですが、“ぐらい折り”(折り加減が曖昧なこと)が多く、格好よく仕上がりにくいのが難点です。できあがりの星形を想像しながら折るとよいでしょう。(編集部))」

⑫☆伝書鳩・青柳祥子
「鳩といえば、ノアの箱舟でオリーヴをくわえた平和のシンボルですね。『シートン動物記』の伝書鳩アルノーを読むと、鳩と人間のことがよくわかります。」

ミニ知識・鳩
聖書のルカによる福音書の中に聖母マリアは産後の清めの際に、「山鳩一つがいか、家鳩の雛2羽をいけにえとして捧げるために」エルサレム神殿に上がったと書かれています。
鳩もクリスマスにゆかりのある動物といえます。なお、伝書鳩は鳩が遠くから自分の巣のあるところに戻ってくる習性を利用したもので、古くから手紙や時には薬などを運ぶのに飼われた鳩です。今はレース用になっています。

⑬ペットバスケット・永田紀子
「ベルトがしっかりとついているので、大きな紙で折るとぬいぐるみのプレゼントボックスになります」

⑭大掃除・畠山久子
「一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。心を込めて掃除します。」

ミニ知識・大掃除
昔は新年を迎えるために、その1年の煤(すす)を払って家を清めたため、「煤払い」や「煤掃き」といいました。12月13日を煤払いの日とする地方が多く、その日から正月の準備を始めています。
煤払いのほうきは新しく切り出した笹竹を使うことが多いですが、それはただの掃除ではなく、新年にやってくる年神を迎える場所を清めるという神聖な行事だったからです。

詩を折る第5回 色紙構成・制作 青柳祥子

北原白秋訳「べああ、べああ、黒(ブラック)羊(シープ)」

べああ、べああ、黒羊
お前はいい毛をお持ちだろ。
はい、はい、嚢(ふくろ)に三嚢ござります。
旦那さまに一ふくろ、
奥さまに一ふくろ、
だっけど、そこいらの細道で、
べそかく坊っちゃんにゃ、いイやいや。
「まざあ・ぐうす」(アルス出版 大正十年刊)

原詩
BAA, BAA, BLACK SHEEP.

Baa, Baa, black sheep,
Have you any wool?
Yes, marry, have I,
Three bags full;
One for my master,
And one for my dame,
But none for the little boy
Who cries in the lane.

※マザーグース
英語圏の人々の間で昔から伝えられてきた童謡。nursery rhyme(子ども部屋のうた)ともいわれ、ナンセンス(無意味)やなぞなぞ、風刺、自然現象などを軽快なリズムで表現しています。

「娘が小さい頃、マザーグースは何度も一緒に歌いました。この『BAA, BAA, BLACK SHEEP』も歌いやすく、みんなに親しまれていますが、実はこの唄の背後には1275年に平民に課せられた税に対する反抗があります。泣いている男の子は税を国王(master)や貴族(dame)にとられ、結局何も残らない庶民を表します。中世英国の歴史の1ページを見るようです。西洋の多くの子どもは、不安になると自分のぬいぐるみや毛布をにぎりしめて安心します。そういうことも表現してみました。(制作者)」

ミニ知識・北原白秋
1885(明治18)年~1942(昭和17)年。現在の福岡県の柳川市生まれの詩人、歌人、童謡詩人。マザーグースの訳は白秋の10年ほど前に画家の竹久夢二によってなされていて、白秋はそれをかなり意識していたそうです。
「語学力のいささかのこころもとなさをその天才的な詩人の直感で補っている」と英文学者の平野敬一氏も述べていますが、白秋は軽快で無味乾燥な英語の詩であるマザーグースを日本的な抒情豊かなロマンティックなものにし、独特の世界を創りだしています。
このマザーグースについて白秋は、巻末で、『「BAA, BAA, BLACK SHEEP」というようなのも困った。すべてBでいっているのであるが、日本の黒羊の「く」にBは掛からない。かといって、「くうくう黒羊」でも羊のなき声は出ない。「なけなけ、黒羊」では意味だけのものになる。意味だけのものでは、ほんとうの訳にはならないのだ。しかたがなければその言語のまま生きさせるほかに道がない』と訳の苦労を語っています。

ミニ知識・羊
8000年以上も前から世界各地で家畜として飼われています。キリスト教では羊を従順や犠牲を象徴したものと考え、イエスを「世の罪を除く神の子羊」と呼んでいます。クリスマスの絵には馬、羊、ラクダなど色々な動物が描かれますが、キリストの降誕の場面に必ず出てくるのは羊だけです。

[ミニ知識参考]
「洋菓子はじめて物語」(平凡社)「サンタクロースの謎」(講談社)「クリスマスおもしろ事典」(日本キリスト教団出版局)「聖書」(日本聖書協会)「年中行事事典」(三省堂)「心をそだてる子ども歳時記12か月」講談社

◇◇支部だより◇◇
~新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ~
「観光船内で折り紙教室」
今年の「ぱしふぃっくびいなす」(客船の名称)は韓国訪問の8月29日出発の3泊4日の船旅でした。船中の時間が長いので私共折り紙教室もいろいろ趣向をこらし、お客様に喜んでいただけるよう工夫しました。子どもさんからご年配の方までほとんどが個人指導の形でじっくり楽しんでいただきました。
カードキーを入れる「カード入れ」、色紙に貼って荷物にならないよう工夫した「パンダ」はとくに人気があり、韓国に敬意を表して「チマチョゴリ」をミニ色紙に貼りました。韓国語を書き入れてとても喜ばれました。

~武南支部「折り紙夢工房」支部長 山本良子(埼玉県)~
「折り紙夢工房の作品展と近況報告」
第10回折り紙夢工房作品展を7月17日~23日までギャラリー銀座(東京都中央区)で開催しました。
テーマ「いつくしみ」の作品や、10号の額装、色紙、人気キャラクタージオラマ、季節の花々など300点余りを展示しました。
梅雨明けが遅れ、毎日雨や曇りのあいにくの1週間でしたが、毎年の開催を心待ちにしてくださる顔なじみの方々や折り紙大好き少年が今年も早々と来場されました。日替わり折り紙教室は毎日大好評で、とくに最終日の三角パーツ使いのピエロのストラップ(夢工房会員遠山さん考案)の教室は大勢参加され、本当にうれしい出来事でした。

「平和を祈る千羽鶴」
“ボランティア日本一の街・川口(埼玉県川口市)”の活動の一環として大勢の市民、学生さんなどの協力で平和を祈って折り上げた6千羽以上の折り鶴を、夢工房川口教室の会員が連ねるお手伝いをいたしました。できあがった作品は、NPOボランティアネット川口のメンバーが8月6日の広島原爆記念日に広島平和公園の“原爆の子の像(サダコの像)”に届けてくださいました。

~寄稿~「市役所で個展を開催」野別 郁(埼玉県)
5月10日~16日、上尾市役所のギャラリーで「古希のわたし ふろしきやおりがみを楽しむ」と題して個展を開催しました。意外にも多くの方々(270名)が見てくださり、いろいろな感想やお話をうかがうことができました。折り紙は自分が楽しむだけのものでなく、他人の心を和ませたり、いろいろなことを回想させたりするということを深々と感じ取り、とてもうれしく思いました。

~寄稿~「病院に月替わりで作品展示」大西公子(愛知県)
ボランティアで訪問している病院の老人病棟の棚に月替わりで折り紙を飾り始め、この9月で19回目の展示になりました。お年寄りの病人もナースのみなさんも喜んでくださり、それが励みになっています。折り紙の本を10冊以上買い、難しくて途中で投げ出したりもしますが、2、3日頭を冷やすと折り方がわかってくるのが不思議です。1か月間の展示が終わると、近くの姉妹病院が引き取ってくださり、月遅れでも喜んで飾ってくださいます。だから手元に作品は何も残りません。喜んでくださる方がいらっしゃる限り、続けたいと思います。

~寄稿~「鶴岡八幡宮の七夕祭に協力」郷原利夫(神奈川県)
鎌倉市にある名越やすらぎセンターはゴミの焼却熱を利用して60歳以上の高齢者が入浴する保養施設です。数年前から子どもたちを交えて主に七夕飾りの講習をしてきましたが、昨年鶴岡八幡宮より「新しい恒例行事として七夕祭を採り入れたいので、ぜひ協力してほしい」と申し入れがありました。センター利用者の生きがいになるならと参加したところ、七夕飾りを見てくださった方から大変に喜ばれたとうかがいました。
4月ごろから利用者約30名で鶴岡八幡宮にちなんで折り鶴をなんと2500羽、私が講習した2種類の花くす玉を各20個、子どもたちはクサリ60本などを作りました。折り紙の使用枚数は3万枚を超え、一時は鎌倉市の文房具店で折り紙が品切れになるという珍事も…。
これらの七夕飾りは7月1日(土)、鶴岡八幡宮に用意された高さ7mの笹竹4本にも飾りきれず、JR鎌倉駅改札口にも高さ6mの笹竹2本に鈴なりの状態で飾りました。各新聞紙上でも紹介されて、牽牛・織姫の縁結びにちなんで願い事を書き込む「梶の葉の色紙」とともに町中で評判になりました。利用者の方々も入浴して帰るだけでなく、「八幡様に奉納するものを作るんだ」「さらに来年の分も」と今やセンターは「折り紙ブーム」となっているそうです。
私も折り紙の持つ不思議な力にあらためて驚いています。折り図がなく、いろんな作品を参考にし、話を想像しながら創作した作品もあります。自分のスキルアップにいい勉強をさせていただいたと感謝しているところです。

~寄稿~「折り紙が生きがいです」桑原恵美子(滋賀県)
折り紙と出会ったのは3年半前のことです。腰の手術をして主治医から2年間は仕事に就くことは無理と宣告され、実家での療養中に母に勧められたのがきっかけでした。絵を描いたり折り紙を折ったりするうちに精神的に救われ、それ中心の生活が楽しくなりました。周りの方に折り紙を折っては喜んでいただき、お世話になった病院の先生や地域の人に差し上げたときの笑顔や御礼の言葉に励まされて今日に至っております。
障害者になってしまい、いまだ仕事に就くことができずに悩みましたが、そんなときも折り紙に救われました。今後も折り紙を通していろいろな人たちと交流し、折紙講師の資格が取れれば自分に自信もつき、生活に生き甲斐を感じられると思います。

~おりがみニュース~
「「第13回おりがみカーニバル」開催」
会場/こどもの城1Fアトリウムギャラリー
(東京都渋谷区神宮前5-23-1 電話03(3797)5666 JR渋谷駅東口徒歩10分、地下鉄銀座線/千代田線/半蔵門線表参道駅B2出口徒歩8分)

日時/10月28日(土)~11月19日(日)(休館日10/30、11/6、11/13)
土日祝日10:00~17:30
平日12:30~17:30
最終日10:00~17:00

会場構成
1.テーマ「うたを折ろう」応募作品展示
2.世界のおりがみ展パノラマ作品「お国自慢」シリーズ展示
3.折り紙ワークショップ開催
4.折り紙専門書、折り紙用紙販売コーナー
※3、4は土日祝日のみ開催

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「おいしい秋みつけた」

秋は野に山に畑に田んぼにあちこちに、おいしいものがいっぱいです。豊かな実りに感謝の心もいっぱいになります。リスは食べ物の少なくなる冬に向かって、どんぐりなどの木の実を集めますが、埋めて隠したのをリスが忘れるおかげで新しいどんぐりがまた違う場所で芽生えるそうです。ものごとのつながりは不思議なものですね。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①季節の輪飾りパートⅡ(もみじ11月)・永田紀子
「2002年のパートⅠに続いてのパートⅡを11月用として作りました。単体は慣れ親しんだ鶴の基本形Ⅱを少し変えただけなので頑張って16個つないでください。縁飾りにもお使いいただけると思います。」

②イチョウ・土戸英二
「大阪府の木に指定されているイチョウは扇状の葉身で中央に切れ込みがあるのが特徴です。切れ込みが多数の個体もあります。」

③どんぐり・瀬田美恵子
「童謡『どんぐりころころ』では、どんぐりが池にはまり、山へ帰れなくなります。でも3番の歌詞を発見!仲良しのリス(または優しい鳩)がどんぐり君を大好きな山へ連れ戻してくれるのです。めでたし、めでたし!」

④もぎたてりんご・青柳祥子
「主人の実家のお隣は、安曇野のりんご農家で朝3時からもうお仕事開始。秋になるとりんご畑もポツポツと赤に染まり、信州はますます美味しいものでいっぱいになります。赤と緑の両面折り紙でもぎたてりんごを折ってみてくださいね。」

⑤ブドウ・アレンジ川手章子
「ブドウの形状から、使う折り紙の枚数が多くなりましたが、雰囲気は表現できたかな、と思います。秋にはブドウ狩りツアーもあります。ブドウは絵になる果実ですね。ちなみに私は干しブドウを毎日いただいています。」

⑥☆大根、かぶ、人参・小倉隆子
「葉脈もしっかりつけて、おいしそうな野菜ができました。同じ折り方で果物も折れます。味覚の秋、簡単ですのでたくさん折って収穫してくださいね。」

⑦おにぎり・納所克志
「遠足、運動会などといつも思い出を共にするおにぎりは私たちの食のふるさとです。その折々に心を込めて握ってくださった方に想いを寄せながら優しく柔らかく折ってください。」

⑧☆おにぎり、ごはん・青柳祥子
「ご飯が大好きです。飯椀に盛ってもおにぎりにしても美味しい。頂くと元気が出ます。このおにぎりを創作した時に、埼玉の張替さんに『おにぎりには人の気が入っている』と言われたのを覚えています。」

ミニ知識・おにぎり
「おむすび」や「むすび」とも呼ばれる握り飯は、古代中国の「屯(とん)飯(じき)」が起源です。これが平安時代に日本に伝来し、蒸した飯である強(こわ)飯(いい)(おこわ)のおにぎりが神宮の儀式で用いられ、平安後期に武士の携帯食として姫(ひめ)飯(いい)(普通に炊いた飯)のおにぎりが食べられるようになりました。江戸時代中ごろには「握り飯」と呼ばれるようになったそうです。

⑨中華点心(ギョーザ)・石渡正一
「中華街などで誘惑される点心の香り!どこでも必ず目にする定番の品です。みなさんも色々な創作餃子に挑戦してみてください。できたら焼き餃子の焦げたところも表現できたらもっと食欲をそそられるかもしれませんね。」

ミニ知識・餃子
中国の点心(食事がわりの軽い食べ物、または食後の菓子)のひとつ。中国語では子を授かるという意味の交子(ヂャオズ)という発音が餃子と同じことから子孫繁栄の願いをこめ、また半月の形が馬蹄銀(元宝銀)などの銀貨の形と同じなので、お金に困らないようにと縁起を担いで、お正月に食べる地方があります。
日本に伝わったのは江戸の中期頃といわれていますが、第二次世界大戦まではあまり普及しませんでした。戦後、大陸から引き揚げた人たちが持ち帰り、急速に広まったそうです。

⑩☆牛乳ビン~残りが少なくなりました・アレンジ石田ひろえ
「昔、幼少の頃、毎朝牛乳ビンが届くのを楽しみにしていました。今は紙パックですが、牛乳ビン1本が飲み切れなくて少し残ってしまいます。そのことを思い出して折りました。ビンの口が段になるように工夫してみました。」

ミニ知識・牛乳
仏教を興した釈迦は若い頃王子の地位を捨て、山奥で厳しい修行を終えた後、スジャータという名の村娘からもらった1杯の牛乳で体力を回復したことから、牛乳を大切な飲み物として扱ったそうです。牛乳の精製過程で5段階の味に分け、その5番目の「醍醐(だいご)」をもっとも美味しく、かつ滋養に富むものとしました。このことから「醍醐味」という言葉が生まれたそうです。
牛乳は、日本へ大化の改新(645年)ごろの古代から奈良時代には伝来してきたと考えられています。なお、近年牛乳の消費量減少に悩む酪農家がその打開策として、文献で「醍醐」とされるものを研究再現し、販売しています。

⑪Mr.K(カッパ)・前川淳
「√2を説明するための折り出しを作品に変身させたものです。妙な愛嬌が出ました。」

⑫五弁花・前川淳
「正八角形の8つの角のうち6つを使い、そのふたつを重複させることで、五弁にした作品です。」

⑬りす・青木良
「アニメに出てくるような、しっぽの大きい、かわいらしいリスをイメージして創作しました。」

ミニ知識・リス
固い木の実などを食べるために丈夫な1対の門歯があり、この歯は一生伸び続けます。シマリスなど一部のものにはほお袋があって、ここに食べ物をつめて運びます。長くてふさふさした尾は、体のバランスをとったり、振って仲間に合図を送ったりするのに役立ちます。

⑭菊のたとうと薬玉・中本容子
「たとうは凹凸のあるおしゃれなものに仕上がったと思います。開けるのが楽しみです。」

⑮額にも変身コースター、荷車、薄型おりがみトレイ・川手章子
「3作品とも何気なく折っていて、出来上がった作品です。コースターは大きな紙で折ると額にも使えそうです。荷車には収穫した果物や野菜、花の鉢植えなど入れてもよさそうです。トレイには折り紙を入れ、横から色も見え、取り出しやすいです。」

⑯ファンシーバック
「万能でおしゃれなバッグを折り紙で折ってみたいと思いました。お出かけに、ショッピングに海水浴に重宝しそうなバッグです。」

[ミニ知識参考]
「薀蓄法話のヒント事典」(四季社)、「びんの話」(日本能率協会)、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「旺文社百科事典エポカ」(旺文社)、「平凡社大百科事典」(平凡社)、「総合百科事典ポプラディア」(ポプラ社)、「中国食物史」(柴田書店)、「世界の味探求事典」(東京堂出版)

◇◇支部だより◇◇
~多摩支部「山鳩」支部長 瀬田美恵子~
去る6月16日(金)、「本多おりがみスタジオ」館長の本多肇さんと奥様をお招きして講習会を行いました。
実は今年3月、支部一同で「本多おりがみスタジオ」にお邪魔し、今回の講習はそのご縁で実現しました。
「本多おりがみスタジオ」は折り紙の祖といわれる本多功さんの100点以上の遺作が飾られている博物館です。元々画家志望であった功さんの作品の構図の素晴らしさと重厚な色合いに感激し、さらに熱のこもったお孫さんの肇さんの解説に尚一層心打たれ、思い出深い貴重なひと時となりました。
今回は、我々のリクエストで、スタジオに美しく飾られていた(肇さん制作の数々の楽しい作品も展示されています)レリーフ折り紙「雁」の講習をお願いしました。
肇さんならではの、「作品としていかに美しく仕上げるか」は、折り紙をきれいに折ることと共にとても大事な点です。紙のカットの仕方や貼り方なども丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。
また、スタジオに来られなかった参加者のためにと、たくさんの作品をお持ちいただき、私にとりましては再び拝見する機会に恵まれました。
最後になりましたが、折り紙を通じて生まれた貴重なご縁が息長く続きますようにと念じて止みません。

~寄稿~「郵便局で展示」十河政子(広島県)
「夏のおたより郵便葉書(かもめーる)」の販売開始にあわせて、6月1日~8月11日に音戸郵便局(呉市)で折り紙作品の展示をしました。いつもどんな作品を展示するか悩みの種ですが、楽しみに待ってくださるファンの方と私のぼけ防止のために頑張っています。
最近は子供向け、夏休みの宿題のヒントになるような作品が面白いかなと思って作っています。今年は日本昔話でまとめてみました。なかなか折り図がなく、いろんな作品を参考にして話を想像しながら作った作品もあります。自分のスキルアップにいい勉強をさせていただいたと感謝しているところです。

~寄稿~「月刊おりがみ自分流」石橋ユリ子(福岡県)
毎月の月刊「おりがみ」を楽しみに心待ちにしています。339号の古都特集、舞妓さん(窪田八重子さん創作)を拝見したとき、二人を一緒にした色紙を作りたいと考えました。平成16年2月、ようやく33.5cm×24.5cmの大きさの色紙を見つけました。大変好きな作品です。

~おりがみニュース~
「2006年夏、日本橋三越で世界のおりがみ展開催」
7月25日~8月6日、東京都の日本橋三越本店7階催事場で世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」(361号に写真掲載)を開催しました。三越主催の「2006年こども博」の1コーナーとしての出展で限られたスペースでしたが、お国自慢シリーズのパノラマ全作品展示に加え、個人作品と日本折紙コンテスト作品の一部を展示。1日6回のおりがみ教室もあわせて実施し、大盛況のうちに終了しました。

「「第13回おりがみカーニバル」開催日程決定」
会場/こどもの城1Fアトリウムギャラリー
(東京都渋谷区神宮前5-23-1 電話03(3797)5666 JR渋谷駅東口徒歩10分、地下鉄銀座線/千代田線/半蔵門線表参道駅B2出口徒歩8分)
日時/10月28日(土)~11月19日(日)(休館日10/30、11/6、11/13)
土日祝日10:00~17:30
平日12:30~17:30
最終日10:00~17:00
会場構成
1.テーマ「うたを折ろう」応募作品展示
2.世界のおりがみ展パノラマ作品「お国自慢」シリーズ展示
3.折り紙ワークショップ開催
4.折り紙専門書、折り紙用紙販売コーナー
※3、4は土日祝日のみ開催


特集「2006折紙シンポジウムin和歌山」レポート・本誌編集部

期間/2006年7月23日~25日
会場/和歌山県・南紀勝浦温泉ホテル浦島
参加者/291名

連日のように豪雨のニュースが流れた今年の長梅雨で会場への道のりも少々重苦しいムード。「ああ、モー太郎弁当(JR紀勢線特急南紀車内で販売していた松阪牛肉弁当)はおいしかったけど怪しかった。桟橋のカメさん(ホテル浦島の亀の形をした送迎船)に連れられて、本州の南の果てまで来てみれば…もう後戻りできないんだなぁ」なんてウェット思考にもなろうというものです。ところが、シンポジウムの開催を待っていたかのように、2日目以降は「ああ、絶景かな。浮世を忘れる別天地」と好転に恵まれ思考も好転してしまうのですから、天候と折り紙のパワーは偉大といわざるを得ません。
年に一度の、折り紙仲間との楽しい交流、熱気あふれる3日間を誌上レポートします。参加されなかった方も、どうぞお楽しみください。

1日目「ほとんど本州最南端」
本州最南端で知られる南紀の潮(しおの)岬(みさき)は北緯33度26分、「もしやシンポジウム最南端か!」と開催前にあわてて(あわてる必要全く無し)調べたところ、2000年開催の高知が33度33分で、残念ながら浦島わずかにおよばず2着…。そんな北緯レースとはまったく無関係に、海と山が美しい吉野熊野国立公園の真っただ中で、今年のシンポジウムは開催されました。見所満載ということで、㈱日本旅行のご協力により、前泊や後泊で観光に行かれた方も多かったようです。
内藤理事長による開会の挨拶、オリエンテーションに続いて、恒例の地域紹介では「海の熊野地名研究会」の田中弘倫会長を講師にお迎えし、「熊野よいとこ」と題して講演会が行なわれました。熊野の地名の由来や熊野信仰について解説され、当地の歴史を深く知ることができ、観光旅行の一助としても興味深い内容でした。
各部屋に入って一息ついてから、夕食前には販売コーナー。折り紙関連書籍、用紙、用品などをシンポジウムならではの豊富な品揃えで一斉に販売しました。
作品市では、2日目の教室広場講習作品を中心に、皆さんにお持ちいただいた作品を展示しました。
ロビーには地元・和歌山支部による合同作品展のスペースも設けられ、一般宿泊客の目も楽しませました。

2日目「月日の経つのも夢のうち」
教室広場と部会を並行して実施しました。
折りたい作品が選べるミニ折り紙教室の集まり「教室広場」は、月刊おりがみ誌上でおなじみの作者から直接習えるなど、シンポジウムならではの趣向で、どのテーブルも大人気。
部会では、折り紙を様々な側面から研究しました。午前の「高齢者・障害者部会」では各出席者が日頃、高齢者や障害者の皆さんに教えていて人気の作品を紹介しました。簡単な紙鉄砲、奴さんを6つ折って球状にしたものに鈴を入れてボール投げ遊び、折り紙と手品の融合など、各自工夫していました。「どんな作品も山折りと谷折り、この2つの折り方の組み合わせなのですよ」と長崎県の宮本眞理子さんは、(風船の基本形から作る)簡単な風車の折り方を講習しました。
午前3つ、午後2つの部会で、各専門分野の知識を深めました。
夜は懇親会。竜宮城よろしく歌や踊りなど折り紙以外の隠し芸が次々飛び出す、恒例の演芸大会です。今年も海外参加者からも出し物をご披露いただき、国際色豊かになりました。モンゴルから参加のアマラサイハンちゃんは、日本行きが決まってから1か月間、モンゴル伝統の舞踊を猛練習したそうです。

3日目「ひとよひとよにひとみごろ…」
最終日は、折り紙設計理論による創作「悪魔」などでおなじみの前川淳氏による講演「ルート2の話」。折り紙作品のそこかしこに、1:1.41421356…という比率が現れることを「悪魔」などを例に示し、その理由のほとんどは、正方形の辺の長さと対角線の長さが1:√2(白銀比)であることに由来するという導入から、連分数(無限に続く分数)、さらに実技として“√2のおかげで”キッチリ折れる作品「Mr.K」と、√2長方形から折る作品「五弁花」(※いずれも本誌収録)を講習し、「折り紙を折るときに数学を意識することは、創作だけでなく、作品をきれいに折ったり、折り方を覚えることの手助けにもなります。折ることは、数学を体験することでもあるのです。」とまとめられました。
数学嫌いも解消するほどのわかりやすい内容は、直後、帰りの電車の中で、シンポジウム参加者から「ルート2」という言葉が幾度となく聞こえてきたことからもうかがえます。
以上で全日程が終了、次回は秋田県での開催が決定しました。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「体育の日」

体育の日は、もともとは10月10日でした。この日は晴れる確立が高いそうです。学校では1年間の行事の関係で春に行なわれることも多い運動会ですが、さわやかな秋晴れの下で体を動かすことは気持ちのよいものです。そのうえ、今月号には折って遊べる作品がたくさん載っているので、おうちの中でも“おりがみ大運動会”が楽しめます。位置について、よーい、どん!

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆運動会の折り手紙・丹羽兌子
「青い空に万国旗はためく運動会のお弁当に“がんばってね”の一言をそえたら勇気百倍、すてきな運動会になると思います。似顔絵を描いてあげるといいですね。」

ミニ知識・体育の日
10月の第2月曜日。もとは10月10日で、1964年の東京オリンピックの開会式にちなんで1966年に制定されたものでした。スポーツに親しみ、健康な心身を育てる日とされています。
ところで運動会は日本独自の競技会で、1874年に海兵学校で開かれた「競闘遊技会」が最初とされ、1885年に初代文相森(もり)有礼(ありのり)が体育を重視したことで学校行事として定着していったそうです。

おってあそぼう~動く!かわいいワンちゃん~鈴木恵美子
毎年、家族で裏磐梯高原ホテルへ行くのが夏の行事になって30年。数年前から動けなくなった義母と、皆がドライブに出た後2人で部屋にいる時考えた作品です。“アレアレ、動くんだネ!”と目で追って喜んでくれました。頭の折り方を変えると女の子などにもなります。

②トラッキー・土戸英二
「阪神百貨店に勤めている菅原良子さんの妹さんの依頼で創った作品です。阪神が優勝したために忙しくなり、残念ながら企画がつぶれて日の目を見なかった作品でしたが、1年経っての登場で嬉しく思っています。」

ミニ知識・トラッキー
プロ野球球団「阪神タイガース」のマスコット。名前のトラッキー(TO-LUCKY)は一般公募で決められました。1984年にできた電光式スコアーボードは白黒ながらアニメーションの上映が可能となり、1985年に初めて登場しました。同じ年21年ぶりにリーグ優勝と日本一になりますが、このトラッキーのおかげだったのかもしれません。
着ぐるみ登場は1987年で、現在の着ぐるみデザインは1992年にリニューアルされた2代目です。試合の合間にバック転を行なうなどパフォーマンスで人気があります。
2005年から始まったセ・パ交流戦では、持ち前のフレンドリーなキャラクターで、各球団のマスコットたちとふれ合う姿が見られました。

③野球のユニフォーム・矢野由紀
「プロ野球好きの娘に頼まれて考えました。色、ロゴ、ラインなどを変えると好きなチームのものになりますし、色柄を工夫すればユニフォームではなく、シャツとパンツとしてのバリエーションも楽しめると思います。細い紙を使ってアンダーシャツを作ってもよいでしょう。」

④面!胴!(剣道)・畠山久子
「道場から元気のよい甲高い声が聞こえてくると、外にいる私たちまで元気になりそうです。」

ミニ知識・剣道
もともとは刀剣を使って戦う武術でしたが、江戸時代に心身を鍛えるために奨励され、面、胴、小手などの防具や竹刀なども考え出され、現在の剣道の基礎ができあがりました。正しい姿勢で相手の面、胴、小手を打ったり、のどを突いたりすることを1本といい、制限時間内に2本先に取ると勝ちです。

⑤月桂樹の冠・市川学
「以前創作した羽の応用ユニット作品です。1枚の折り工程が長く、枚数も多いので大変ですが、とても美しく仕上がりますので、ぜひチャレンジしてください。15cm角の緑色の両面同色の紙で折り、45枚前後合わせるとよいようです。」

⑥お知らせピエロ(メッセージカード)・青柳祥子
「福井県の小浜の“いろがみ屋”から30㎝角のチェックの色紙を購入しました。大きな紙を前にしてドキドキしながら折り始め、現れたのがこのピエロ。道化師からのお知らせは何にしますか?襟はよくある切り紙の雪の結晶のようなものもきれいかなと思いましたが、いかがでしょうか。」

⑦カタカタカタと花ゴマ(回るおもちゃ)・川手章子
「カタカタカタは作品が出来上がったところで転がしてみましたが、カタカタ…と音をたてて回りましたので、この作品名としてみました。ビシッと折るとよく回ります。お子さんと楽しんでみてください。花ゴマは上から見ると花のようです。本体は花色にしてジョイント部分は黄色などにしても楽しめます。1つ1つはとってもシンプルな折りから成っていますが、組むと結構カチッとまとまります。」

⑧玉入れ・青柳祥子
「昨年8年ぶりに日本に帰国し、娘の運動会を観に行きました。娘だけでなく、小学校1年生のお子様が父兄と玉入れする姿や他の競技を観て、胸が一杯になり、なみだ涙の一日でした。まるで小さなオリンピックのようでした。」

⑨経机・小林俊彦
「日本人であれば、朝夕のお勤めで目にする経机を経典とともにイメージで折ってみました。好みで別の紙で引き出しを折って差し込んでもいいです。1:2でなく、A4などのコピー用紙で折ると楽かな。」

ミニ知識・経机
読経のときなどに経典を置く小型の机のことをいいます。黒か赤の漆塗り木製のものが多く、美術品として優れたものもあります。

⑩☆ファイル&ノート・青柳祥子
「職場や家庭でもファイリングの上手な人は、なんでもテキパキとできるのではないでしょうか。いつも机の上が散らかっている人は要領が悪いような気がします。どこに何があるか、いつもさっとわかる人でありたいですね。」

⑪マガジンラック・川手章子
「居間にちょっと置いて、新聞や雑誌を入れておきます。折り紙の本やおりがみも。想像の世界はまったく自由で、その中で私はいつも遊ばせてもらっています。楽しく、夢がいっぱいある世界ですね。

ミニ知識・読書週間
11月3日の文化の日をはさんだ10月27日から11月9日。もとは第2次世界大戦前から続く活動でしたが、戦争によって中断し、1947年に「読書によって平和な文化国家をつくろう」という決意のもと復活しました。

⑫東京タワー・宮坂俊士
「孫が修学旅行で東京に行き、東京タワーの展望台から見る都会の景色が一番印象に残っていると聞き、大切な思い出の記念にと折ってみました。」

ミニ知識・東京タワー
東京都港区芝公園内にある赤色(正しくはインターナショナルオレンジ)と白色に塗られた総合電波塔。フランスのエッフェル塔(高さ324m)を抜いて、自立式鉄塔としては世界最高です。1958年(昭和33年)10月14日に完工、翌年から電波の発射を開始しました。
近年東京タワーを題名にした本「東京タワーオカンとボクと、時々、オトン」(リリー・フランキー著)、「東京タワー」(江國香織著)がベストセラーとなったことや、昭和ブームなどで、ふたたび脚光をあびています。なお体育の日には毎年普段開放していない階段を登るイベントがあるそうです。

⑬Jack-o’-lanternグリーティングカード・アレンジ青柳祥子
「10月31日の夜です。みんか仮装の準備はできた?おりがみで伝承のおうちを2軒折ってね。玄関をノックして“Trick or Treat(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」と叫ぼう。今度はおうちを合体させてカード作り。楽しんでね。」

⑭☆ジャック・オー・ランタン・丹羽兌子
「ハロウィーンのカボチャをジャック・オー・ランタンというと英会話の先生に教わりました。アメリカの子どもたちはハロウィーンの日、仮装をして口々にTrick or Treat!と叫んで、お菓子をもらえるそうです。」

ミニ知識・ハロウィーン
10月31日。ヨーロッパの古代ケルト人の大晦日が起源となっています。11月1日が新年のケルト人はその前の晩、死者の霊がこの世に戻ってくると考えていました。お供えをし、大きなかがり火をたいて霊を弔うとともに悪霊を寄せつけないようにしました。それがしだいに変装をしたり、いたずらをする祭りになっていったそうです。

⑮コスモス(ユニット)・富永康平
「花びら8枚をつなぎ、つないだ部分を花心で補強する構造です。ガクのかわりに花心を入れると、表裏のない両面花になります。花びらは正方形で折れますが、リースや薬玉などに応用する都合上、長方形を使っています。

ミニ知識・コスモス
メキシコ原産。日本へはヨーロッパを経由して明治時代の中ごろまでには入ってきて、末期には全国に広まったといわれています。
和名は「秋(あき)桜(ざくら)」。秋の風に揺れる優しい風情や、風に倒されてもそのままの姿で美しい花を咲かせる健気さなどが、秋の花の代表として日本人に愛される理由のようです。なおコスモスは「秩序、調和、美しい」を意味するギリシア語のKosmosに由来します。

[ミニ知識参考]
「こころをそだてる子ども歳時記12か月」(講談社)、「大日本百科事典」(小学館)、「花の風物誌」(八坂書房)、「今日は何の日?年中行事・記念日事典」(学習研究社)、「春夏秋冬えごよみ事典」(平凡社)、「ヨーロッパの祭りたち」(明石書店)

◇◇支部だより◇◇
~広島支部「アトムクラブ」支部長 曽根泰子~
広島支部「アトムクラブ」では、支部会員のレベルアップのため、5月21日(日)朝日勇先生をお迎えして「パネル制作」についてご指導いただきました。会員の多くは、先生の本を持っており、その作品をたくさん折らせていただいております。
先生のご指導は作品展をする機会が多い私たちにとってとてもよい勉強になりました。パネルの大きさ、作品の配置の仕方、色の配置などを細かく、ていねいに教えてくださいました。実際にご自身の作品のパネルをもとにご指導いただき、ひとつひとつ先生が解説されるのを会員の皆が感動しながら耳を傾け、目を凝らしている姿が印象的でした。
懇親会ではとても楽しいお話もお聞きすることもできました。先生の折り紙をされる顔とは違った、人として長く歩んでこられた人生観などもお話しされ、大いに盛り上がりました。

~寄稿~「ニューヨークのOUSAコンベンションに参加して」中島進(埼玉県)
6月23日(金)~26日(月)の4日間、Origami USA(OUSA)の大会に参加しました。日本からは山口真先生、初音みね子先生をはじめ約10名、その他世界各国の人々約700名が参加する大規模な会でした。会場はFIT(Fashion Institute of Technology:ニューヨーク州立ファッション工科大学)の教室を使い、私たちをはじめ大会参加者は大学の寄宿舎に泊まりました。この大学はニューヨーク・マンハッタンの中心にあり、エンパイアステイトビルにも歩いて行けます。
会場には一般展示作品と教室用の作品が並べられ、作品の販売コーナーや書籍・材料の販売コーナーもありました。
今回初めて参加の中野光枝先生、川井淑子先生、鈴木恵美子先生は通訳の方がついて折り紙教室の講師をされました。その中でも川井先生の「和紙の財布」、鈴木先生の「ツイスト・ローズ」は大人気で、すぐ満員(25名)になりました。川井先生の「もういいかい」「まあだだよ」など日本語を使った教え方は、海外の方に大受けでした。夜も折り紙教室があり、鈴木先生は連日夜遅くまで教えていました。私も日本からよい人を連れてきてくれたと多くの方から感謝されました。
食事は、現地の方と近くのお店に行ったり、スーパーで食べ物を買ったりとアメリカの学生生活を味わう、貴重な体験ができました。
今回、中野先生、鈴木先生と私は大会後もアメリカに滞在し、ニューヨークにあるトリシャ・テイトさん宅でのパーティー(23名)と、ペンシルベニアにあるマーク・ケネディさん宅での「折り紙と会食」の会(1泊)に参加しました。このマークさんの会は毎年2回開催され、多くの人が集まる盛大な会です。今回は102名もの方が参加し、20名の方が宿泊しました。家の庭に大きなテントを張り、7名の方がそこで寝ました。日本では考えられない規模で、アメリカならではの個人パーティーに参加でき、大きな感動の旅となりました。おりがみ万歳!

~寄稿~「昔遊びフェスティバルで折り紙教室」西川康江(兵庫県)
5月21日(日)、姫路市の亀山御坊本徳寺境内で行なわれた「昔遊びフェスティバル」で折り紙教室をしました。2種類のピカチュウの材料を150セット用意しましたが、すぐなくなってしまいました。もっと折りたいという子どもが沢山いましたので、3枚で折るコマを作りました。みなさんとても喜んでくださいました。

~寄稿~「リースを工夫して表示板に」白井和子(神奈川県)
364号で紹介されていたリース(アレンジ曽根泰子さん)はわかりやすい折り方で、できあがったとき自然に「きれい」と言葉にしたくなる素敵なリースです。私は四隅の三角に文字を書いた正方形の用紙を差し込んで、職場の壁面飾りの表示板として活用したいと思います。折り紙は楽しい発見や応用があって面白いですね。

~寄稿~「子どもの心を育てた折り紙(373号のつづき)」八木英子(広島県)
ある年の夏、指導のアイディアで笠原邦彦先生の「パノラマボックス」に「私の家」と題して自分の家を作ることになりました。ほとんどの子どもたちがこのアイディアに飛びついてきました。しかし「折り紙しようか?」と声をかけても、「折り紙なんかせん」と、なかなかコミュニケーションがとりにくい子どもには、「まあそう言わないで、やってみたら楽しいかもしれんよ」とさらりと言って、押し付けたりはしませんでした。
一方、時間を大切にして上手に折ってきた子どもたちは、少しずつ完成が見えてきました。この様子を見て、「折り紙なんかしない」と言っていた子どもたちが、「先生、パノラマ作るけ」と言ってきました。私はやりたいという気持ちを大切に思っているので、「うん、やろうやろう」としっかり子どもたちを受け入れました。他の友達に追いつきたくて、来館日でない土曜日も来て折っています。まだ友達より折れない部分もありますが、黙ってわからないように手を貸してあげました。そのうち遅ればせながら作品になってきました。うれしくて仕方がないらしく、一生懸命です。少しでも自信につながるものが出てくるとよい方向に進んでいきます。「あの難しい折り紙ができたのだから、こんなことくらいしっかり考えてできるよね」と声をかけると、おだやかに反応することができるようになりました。
私は折り紙を指導の中に取り入れることで、子どもたちと心の交流を持つことができました。あれほどコミュニケーションをとることが苦手な子どもたちが、折り紙に興味をもち、折り紙が折れるようになったことで、みんなと一緒に壁面作りに参加するようになりました。これからも子どもたちや多くの人々がよい気持ちになるような折り紙の指導をしっかりと続けていきたいと思います。

~おりがみニュース~
「第12回九州折紙コンベンション佐世保大会」開催
会場/JRハウステンボス全日空ホテル
日時/10月29日(日)~30日(月)
内容/基調講演(折り紙作家 布施知子氏)、「折紙雛形」の特別展示ほか
参加費/19,650円(宿泊費など含む)※非宿泊参加5,500円、中学生以下無料
申込み締切り/9月30日(土)
申込み・問合せ先
〒857-0863
長崎県佐世保市三浦町6-13おりがみ陶芸センター内
九州折紙コンベンション佐世保大会実行委員会
TEL/FAX0956-22-1162
E-mail:ogtgcntr@hyper.ocn.ne.jp

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「防災の日・敬老の日」

夏から秋へと季節が移っていく9月は防災の日で始まります。災害はいつも突然に起こります。恐ろしいことですが、いざという時のために、普段の生活の中で蓄えをきちんとしておきたいものです。半ば過ぎには敬老の日があります。人生経験豊かなお年寄りのお話をたくさん聞きたいですね。そしてお月見。今年は暦の関係で10月に入ってしまうのですが、お年寄りも子どももみんなで、きれいな月を見ながら、楽しいひとときを過ごしましょう。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

おってあそぼう~コロコロサイコロ~川手章子
コロコロとよく転がる六角形のサイコロのようです。数字を書き込むとサイコロとして使えそうです。パーツ同士を組む時のりづけしなくても組めますが、少しだけのりの力を借りることで思いっきり振れますよ。

①☆ウッカリさんのポケット付三角錐・青柳祥子
「あっクリーニングの受取票、どこだっけ?会員証どこだっけ?いつもちょっとしたものをどこかに置き忘れてしまいます。この三角錐はちょっとしたものをはさめるのに便利です。家族へのメッセージもはさめますね。」

②お達者で・畠山久子
「最近、老夫婦が仲良く散歩をしている姿をよく見かけます。いつもまでもお達者で、と声を掛けたくなります。」

③指輪さし・永田紀子
「外出先から帰ったら、手洗いの前にまず指輪を外したくなります。その仮置き場所にと作ったのがこれです。箱にはネックチェーンが入るし、指輪も数個差すことができるのでとても重宝しています。」

④☆スタンプホルダー・川手章子
「折り始めを表と裏の2通りで折ることでⅠとⅡのタイプを楽しめます。口のところがガマ口のようにパチッと留められます。15cm角の折り紙で折るとちょうど切手を入れておくことのできるサイズとなりますよ。」

⑤リクライニングチェアー・木村松代
「クマやネコ、イヌなどを折った時、ちょこんと乗せられる物があれば面白いと思ったことがこの作品につながりました。背の両横をしっかり起こし、ポケットになっている部分をのりづけすると安定します。」

⑥雅(鶴)・小倉隆子
「雅という名付け親は近所のファミリーレストランでアルバイトしている学生さんです。その名の通り優美な鶴ができあがりました。前半しっかり線を折ることでひっくり返しが容易になるでしょう。」

⑦風の盆・岡野京子
「越中おわら風の盆。幻想的で凛とした姿を直線的に表せたと思います。笠を目深にかぶらせた方が、感じが出ると思います。」

ミニ知識・おわら風の盆
農作物を風の害から守るために祈る儀礼を風祭りといい、その代表的な祭りです。富山県八尾町に伝わり、9月1日~3日におこなわれます。太鼓や三味線、胡弓を鳴らし、「越中おわら節」にのって踊ります。ところで、色鮮やかな浴衣に反して帯は黒ですが、これは大正時代、浴衣はそろえても、帯までは余裕がなく、多くの人が持っていた葬式用の黒い帯で間に合わせたからだといわれています。

⑧十五夜のおしのぎ箱/わっぱ弁当・青柳祥子
「十五夜のお月さまを見ながら、この小さなお月さまの箱に雪ウサギの和菓子や、お団子などちょっとお腹をしのげる和菓子を詰められたらという思いでできた作品です。うれしい時、悲しい時、私たちはその波の中で生きています。うれしい思いをお菓子がいっそう華やかにしてくれ、悲しい思いをなぐさめてくれる。人の気分を転換してくれるとおっしゃったのは、随筆家の岡部伊都子さんでした。」

ミニ知識・十五夜
旧暦8月15日の夜で、1年中でもっとも美しいといわれる月を鑑賞します。今の9月から10月初めに当たり、2006年は10月6日です。また、旧暦9月13日(2006年は11月3日)の月を「十三夜」といいます。昔はこの2回の月を愛で、どちらか一方の月を見ないことを「片見月」と呼び、忌み嫌ったそうです。もともと「十五夜」も「十三夜」も豊作を願い、実りに感謝する農耕儀礼に結びついていました。

ミニ知識・曲げわっぱ
スギやヒノキなどの薄い板を円筒形に曲げ、桜の皮で縫いとめ、これに底をつけた弁当箱(わっぱ)のことです。歴史は古く、奈良時代にまでさかのぼるそうです。有名な秋田県の「大館曲げわっぱ」は江戸時代、大館城主の佐竹西家が領内に豊富にあった森林資源を用いて、領民の貧しい暮らしを打開するために製作を奨励したものといわれています。

~☆詩を折る第4回~野口雨情「烏と地蔵さん」 色紙構成/制作・竹内恵子

石の地蔵さん
居ねむりしてた

にこりにこりと
居ねむりしてた

烏アときどき
団子見て啼いた

石の団子で
盗っても駄目だ

石の地蔵さん
駄目団子もってた

にこりにこりと
駄目団子もってた

「小学少女」大正十年四月号童謡集「十五夜お月さん」

「色紙作品を創るときは、全体のバランスを考えて貼る位置を決めるとよいですね。石の団子で、カラスもさぞかしがっかりしたことでしょう。のどかで平和な一場面です。気持ちがホッとする風景に仕上げてください。」

ミニ知識・野口雨情(のぐち うじょう)
1882年(明治15年)~1945年(昭和20年)に茨城県生まれの童謡詩人、民謡詩人。茨城なまりの「~やんす」が口癖で、「やんすの先生」として親しまれていたそうです。
この連載で取り上げるのは「366号」の「ねむの木」に続き2回目となります。田舎の風景を愛し、郷土色豊かな雨情の詩に、子どもや旅人、そして地域の守りとされた地蔵はよく登場します。またカラスは昔から子どもに近い存在と考えられ、雨情は代表作といえる「七つの子」を童謡集「十五夜お月さん」に「烏とお地蔵さん」とともに収めています。

ミニ知識・宝珠
地蔵が左手で持ったり、両手の掌で抱えて持っていたりする玉で、すべてのものの願いをかなえてやろうという地蔵の心を示したものといわれています。

⑨マスコットラビット・川手章子
「尾っぽだけは表現できませんでしたが、マスコットとしてカードに貼ってみてくださいね。」

⑩チャレンジコーナー/屈折はしご車・青木良
「おもちゃの消防自動車をイメージして、創作しました。はしごは銀のおりがみで折ると、のばしたり、ちぢめたり、好きなところで固定できます。(ふつうの紙だとバネがきいてしまって、のびたままになります)

⑪消防自動車(指令車/はしご車/救急車)・丹羽兌子
「火災現場で活躍する消防車輌。時には生命の危険をかえりみず、活躍する消防士の皆様に感謝の気持ちをこめて消防車輌のチームを折りました。」

ミニ知識・防災の日
9月1日。1923年(大正12年)のこの日に起きた関東大震災の教訓を忘れないという意図で、1960年(昭和35年)に制定されました。また、旧暦では9月1日ごろが立春から数えて210日目の「二百十日」で稲の開花期に当たりますが、昔から台風が来たり、強風が吹き荒れることの多い時期とされていたので、それに備えて防災の意識を高めるという目的もありました。

⑫なまず・伝承
「『ふくら雀』の折りの発展として明治時代までは確かに伝承されていた作品です。⑧の作業がしなやかな和紙でしかできないので、洋紙の普及とともに折られることが少なくなったと考えられています。和紙を使って折ってください。」

ミニ知識・ナマズ
地震や天候の変化に敏感なため、「地震の予知能力がある」とか「ナマズが地震を起こす」などと古くから考えられてきました。江戸時代の安政2年(1855年)に起きた江戸大地震後には、ナマズを擬人化した「鯰絵」と呼ばれる風刺版画が大流行したそうです。
最近、ベトナムでナマズからとれる油が新燃料として期待されているというニュースがありました。地震を起こす力は実際はないとしても、バイオ燃料としてエネルギーを生み出す力はあるようです。

[ミニ知識参考]
「年中行事事典」(三省堂)、「こころをそだてる子ども歳時記12か月」(講談社)、「大辞泉」(小学館)、「世界大百科事典」(平凡社)、「日本大百科全書」(小学館)、「たべもの起原事典」(東京堂出版)、「鯰絵 震災と日本文化」(里文出版)、「日本俗信事典」(角川書店)、「お地蔵さん」(春秋社)

◇◇支部だより◇◇
~町田支部「玉川」 支部長 落合けい子~
昨年の「世界おりがみ展」(テーマ:お国自慢)出展の際に支部を結成し、パノラマ作品「新東京百景 薬師池公園の春夏」を作りました。そのご披露を兼ねて、この度日本折紙博物館より作品をお借りして、「支部設立1周年のつどい」を開催しました。
支部のメンバーの個々の活動の中の作品と、町田で30年になる折り紙の歴史ともいえる色紙作品を、大判色紙とミニ色紙を合わせて120枚ほどを展示しました。また薬師池の名物でもある「睡蓮」のミニ色紙の講習もし、大勢の方で賑わいました。
たった1日の展示だったので、もう少し長くというご感想もいただきました。

~寄稿~「子どもの心を育てた折り紙」八木英子(広島県)
私は「留守家庭子ども会」(広島県では学童保育のことをいいます)で、15年間指導員をつとめ、折り紙を通して多くの子どもたちとかかわってきました。
私の折り紙の指導法は、「押し付けないこと」。折りたいと自分から思うまで待つのです。毎月指導員が季節感あふれる折り紙作品で壁面を装飾していると、子どもたちも一緒に折るようになりました。人間とは不思議なもので、一つの作品が折れるようになり、誇れるものが出てくると自信につながります。最初折れなかった作品も折れるようになってきました。子どもたちの心が少しずつ変わっていくように思われました(次号につづく)。

~おりがみニュース~
「防災おりがみワークショップ」開催
会場/さいたま市防災センター1階防災展示ホール
時間/9:00-16:30(月曜、祝日、年末年始は休館)
交通/JR大宮駅東口よりバス「自治医大医療センター入口」下車徒歩1分
電話/048(648)6511

「ブックハウス神保町」に折り紙作品展示&折り紙書籍と折り紙販売
場所/ブックハウス神保町
交通/地下鉄神保町駅A1出口約20m
期間/8月31日まで
※8月19日(土)14時~と15時~の2回おりがみ教室を実施します(参加無料)。
ふるってご参加ください。
営業時間11:00~18:30
電話/03(3261)5691

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。(※おりがみ展、おりがみ教室のご依頼、ご相談、お問合せは、info@origami-noa.comまでご連絡ください。なお、その際は「フジサンマガジンをみて」とお書きください)

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、協会のホームページ(http://origami-noa.com、※「折紙協会」でも検索可)で購入するか、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間~10日でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「夏休み」

夏休みという言葉をきくと、とてもわくわくします。休みをたっぷりとれる人も、残念ながら少しだけしかとれない人も、きらりと輝く夏の思い出をつくれるとよいですね。
朝から広がる青い空、涼しげな朝顔の花、まるで太陽の子どものようなヒマワリ…、今月号の表紙には夏の情景がいっぱいに広がっています。小さな妖精がこずえにちょこんと座って、皆さんの楽しい夏を見守ってくれているようです。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①“お、ほ、ほっ”・川手章子
「両手を口元に持っていき、今にもおほほっ…と笑い出しそうです。上体を少し傾けますと愛敬がよくなりそうです。母と夫に見せましたら、笑い始めたので私も一緒に笑ってしまいました。」

ミニ知識・笑いの日
「ハハハハッ」という笑い声に掛けて、1996年(平成8年)8月8日を笑いの日として国民の祝日にしようと漫画家や落語家が中心になって呼び掛けました。その後実現はしていませんが、笑う門には福来るという諺もあるように笑いの効用は昔から知られ、また近年の研究により、免疫力を高めるナチュラルキラー細胞の働きを活発にさせたり、血糖値を低下させたりするなどの医学的効果もわかってきて、笑いが見直されています。

②☆夏のジュニア服・川手章子
「この作品を見ていると夏休みのことを連想します。お父さん、お母さんと一緒に田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家にこれを着て行くのです。目一杯夏休みを満喫して絵日記が毎日書けそうです。」

③ひまわり・飯田伊勢子
「オーナメントを作っていたはずなのに、裏返したら、あら?ひまわり?偶然の産物ですが、折り手順が少ないので、たくさん作って楽しんでください。」

④☆アイスクリーム・青柳祥子
「おりがみは、いろんな色があって楽しいですね。茶はチョコレート味、赤はイチゴ味、クリームはバニラ味…。アイスクリームはひっくり返すと植木鉢にもなり、花を差し込めます。」

⑤ヤグルマギク、アサガオ、アサガオの器・川手章子
「パッと咲いた朝顔に出会えるとすがすがしい気分になります。愛らしい姿が私は好きです。花ってやっぱりステキ。」

⑥きんぎょ・村岡竹子
「モビールなどにしてつり下げると涼しさを演出できます。金魚の背の部分に糊付けすると引き締まり、テグス糸を輪にしてつけると金魚釣りが楽しめます。」

⑦封筒を使ったバスケット・永田法子
「紙がしっかりしているので予想以上に重いものにも耐えられます。底の紙の浮きを落ち着かせるには、筒の内側に手を入れてテーブル上で押し付けるようにして形を整えましょう。何を入れて使っていただけるか楽しみです。」

⑧平和の鳩・小倉隆子
「地球上では、各地で戦争や災害、そして事件が頻繁に起こっています。世界中の子どもたちが健やかに育つように願い、平和の象徴である鳩を折ってみました。クチバシの色を変えることができました。」

ミニ知識・終戦記念日
8月15日。1945年(昭和20年)8月14日、日本は無条件降伏をしポツダム宣言を受諾、太平洋戦争が終結しました。翌15日正午、昭和天皇が国民に向けてラジオで発表し、この日が終戦記念日として再び戦争を起こさないよう平和を祈念する日となっています。

ミニ知識・鳩
鳩が平和の象徴とされるのは、聖書のノアの箱舟の話に基づいています。陸地が出ているかどうかを調べるためにノアがハトを放したところ、オリーブの若木をくわえてもどり、水が引いたことを教えたというものです。

おってあそぼう~☆簡単ティラノサウルス~アレンジ青柳祥子
「ドラえもんの新歌に~ハグしよう~♪と出てきますが、2つの伝承のあじさいがハグするとなんと、ティラノサウルスが現れます。それぞれの色を変えても楽しいです。ちゃんと立ちますよ。」

ミニ知識・ティラノサウルス
“暴君”という意味の名前どおり、史上最強と考えられている肉食恐竜です。6700万年~6500万年前にいました。ずっしりとした尾でバランスをとって太い後ろ足2本で立ち、前足2本は短くなっていました。

⑨パラサウロロフス・丹羽兌子
「パラサウロロフスは白亜紀後期に生息していたカモノハシ恐竜の一種で、頭の後ろに長くのびるトサカが特長です。トサカは中空状で音の共鳴装置だったという説があります。できるだけトサカを長く折ってください。」

ミニ知識・パラサウロロフス
7600万年~7400万年前にいた草食恐竜。トロンボーンのような長いトサカが特徴です。これは1.8mの長さもある骨の管で、鼻孔内部の面積が増えるので嗅覚が敏感だったり、内部で声を反響させることにより大きな声を出すのに役立ったと考えられています。

⑩トリケラトプス・松野幸彦

ミニ知識・トリケラトプス
“3本ツノのある顔”という意味の名前を持つこの草食恐竜は、そのツノと大きなえり飾りが特徴です。6500万年前にいて、一番最後まで生き残った恐竜の一つです。

⑪カマキリ・木村哲夫
「草むらで見かけたカマキリを折ってみました。2枚折りですが、中肢と後肢で立つようにバランスをとってください。」

⑫カブトムシ・青木良
「15cm角の折り紙で折るとビッグサイズのカブトムシができあがります。リアルサイズにしたいときは、10cm角の折り紙で折ると良いでしょう。」

⑬ヒマワリ(ユニット)・富永康平
「薬玉は花同士で8面体骨格を形成し、葉のジョイントで補強した構造です。まず、ユニットのヒマワリを作ってから、薬玉にチャレンジするとよいでしょう。ユニットのヒマワリは夏のアクセサリーとして使えます。」

[ミニ知識参考]
「恐竜博物図鑑」(新樹社)、「恐竜博物館3 トリケラトプス」(フレーベル館)、「心をそだてる子ども歳時記12か月」(講談社)、「年中行事事典」(三省堂)、「新英和中辞典」(研究社)、「朝日新聞」

◇◇支部だより◇◇
~信濃支部「りんどう」 支部長 成田光昭~
4月22日(土)・23日(日)に長野市勤労者女性会館「しなのき」において、第7回信州おりがみ交流会を開催しました。地元の人たちに第一線の折り紙を楽しんでもらおうという当初の企画も今では地元はもちろん、北海道から沖縄、さらにはUSAと国際的に愛好者が集う大会になりました。
今回はゲストを招待する代わりに、昨年亡くなられた埼玉県の守屋朝子さんを偲ぶ企画をプログラムに盛り込みました。パネルディスカッションでは、それぞれの分野より守屋さんの活動を通じた発言をいただき、折り紙が人の心を和ませ、動かし、豊かにすることを確認しました。また、朝子さんとゆかりのあった方やりんどう会員による守屋作品の講習をプログラムに入れました。
大会スタッフは信濃支部自前ですが、とても頼もしい動きをしてくれました。今後の活動につながる意見、提案も出してもらい、守屋朝子さんの遺志を引き継いで活動していくことをお互いに確認する大会となりました。
今後は作品の折り方を講習するのにとどまらず、それぞれの現場で活動されている方々の生の声が届けられる企画を考えているところです。

~寄稿~「おりがみはアート!」明日仁美(インド)
2月14日(火)バレンタインデー。世界中でなんだかホットな出来事がありそうなこの日、私はデリーのお隣の市、グルガオンのシュリラム・スクールという学校に招かれ、折り紙講習をしてきました。
毎年4人にアーティストが集まり、近隣7校から8人ずつ生徒が選ばれ、この学校で「アートフェスティバル」が行なわれます。
今回は油絵、廃材を使ったアート、紐を使ったアートそして折り紙。ちょうど私の2歳の末っ子を誰にも預けられずに連れて行ったにもかかわらず、学校内には託児所や幼稚園まであり(先生の子どもたちの多くは同じ学校に通っています。最年少は3か月!)、寝入ってしまったら保健室へ…助かりました。
インドの学校制度は10+2年生。6年生(小学校)~12年生(高校生)までの64人中16人が折り紙を体験。学校はマンモス私立校です。美術室は3つもあります。構内のいたるところにはオブジェが。しかも機織り機まであり、校長先生の美術にかける情熱がうかがわれます。
参加者の中にはインド人ばかりでなく、インターナショナルスクールからイギリス人、韓国人、アフリカ人の子どもたちもいました。折り紙初体験の方が多いとのことで、「花」「ドール」「多面体」「恐竜」をテーマに4人ずつのグループに分けました。折り紙がアートとして扱われているので、最終的には背景を描き、そこに作品を乗せる形となりました。
4つのグループに分ける際、なぜか「花」と「恐竜」を折りたいという子がいなかったことにはビックリ!やっとのことで4つに分け、まずは全体で基本正方形と箱を一斉講習。その後、同じことの繰り返しの「ドール」と「多面体」を先にグループ講習し、「花」は昨年出版した本を見せ、「できるかな?」という感じ。後は最後までほとんど「恐竜」の所で一緒に折っていました。一番人気集めに苦労した「恐竜」が最終的には一番まとまった作品になり、最後に記念撮影。子どもたちも大満足。講師にとってもいい経験となりました。

~寄稿~「折り紙教室作品展を開催しました」田原道夫(香川県)
丸亀市総合会館ギャラリーにて、折り紙教室に学ぶ生徒の1年間の習作として、4月11日~18日に第3回折紙教室作品展を開催、講師と生徒による作品100点あまりを展示しました。
期間中は天候に恵まれず雨模様の中でしたが、見学者で毎日にぎわいました。初日は地元の中讃テレビが取材に訪れ、この展示の様子を放映していただきました。展示中、見学に来ていた人より、作品を売っていただけないかとの問合せが多くあり、私としては初めての体験で戸惑うこともありました。

~寄稿~
「韓国日本大使館・日本文化院主催の『公州Japan Week』折り紙教室を終えて」曽根泰子(広島県)
韓国の日本大使館公報文化院から日本折紙協会に『公州Japan Week』の折り紙講師の依頼がありました。私が韓国の釜山との交流があるということで推薦され、引き受けさせていただきました。
3月22日(水)、広島空港を出発して韓国・仁川空港に到着し、迎えの車に乗って3時間かけて公州に到着しました。開催会場に着くとイベントのスケールの大きさに驚かされてしまいました。文化院の建物の壁には、大きな浮世絵の描かれた『公州Japan Week』の垂れ幕があり、公州の市役所などあちらこちらの施設にポスターが貼ってありました。
3月23日、24日の折り紙教室では、日本折紙協会の一員として国際親善の役目を果たすことを心がけて講師を務めさせていただいたので、皆様の楽しそうな顔、笑顔、そして、「ありがとう」と日本語で言われたときにはとてもうれしく思いました。
韓国も広く、ソウルなどの中心部は折り紙が盛んなところもあるとお聞きしますが、少し離れたところでは折り紙に接する機会も少ないと思います。私の住んでいる広島で、創作作品などをできるだけいろいろなところで展示し一人でも多くの方々に一枚の紙の広がりに触れていただきたいとあらためて思いました。
このたびは、「湯呑み」「扇」「コースター」など私の創作作品を寄贈させていただきました。これからも少しでも折り紙の輪が世界に広がることを願っております。
このような機会をいただいた日本折紙協会をはじめ、韓国の日本大使館の皆様、本当にありがとうございました。さらに、4時間もかけて会いに来て下さった李銀玉様には、驚くと同時にうれしく思いました。折り紙の輪を実感しました。

~おりがみニュース~
「世界のおりがみ展」開催 お国自慢シリーズ展示
日程/7月25日(火)~8月6日(日)10:00-19:30
会場/日本橋三越本店7F催事場

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。(※おりがみ展、おりがみ教室のご依頼、ご相談、お問合せは、info@origami-noa.comまでご連絡ください。なお、その際は「フジサンマガジンをみて」とお書きください)

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、協会のホームページ(折紙協会で検索)で購入するか、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間~10日でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「海と七夕」

昔の人は、しゃらしゃらという笹の葉ずれの音を聞いて、神様がやってきたと感じたそうです。そんな笹竹に願いを書いた短冊をつるして祝う七夕は、長い長い間続いてきた行事です。今年は海の生きものたちも七夕祭りに勢ぞろい。なんとにぎやかなお祭りでしょう。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆おさかな(タイ・クマノミ・ハコフグ)・土戸英二
「このおさかなたちは、伝承作品の「きつねの面」から発展させた作品です。少し工夫すれば他のおさかなもできると思うので、チャレンジしてみてください。」

②いか、たこ・半田丈直
「足の数は…ちょっと足りないかもしれませんが。雰囲気ということで。」

③イルカ・臼田隆行
「形態にこだわりつつ、なるべくシンプルにデザインしました。脇を折り込んで腹を白くしたり、いろいろなクジラ類にアレンジするのも面白いと思います。」

④☆フェアリーペンギン・青柳祥子
「フェアリーペンギンは体長40cmのオーストラリアのフィリップ島に住む小さいペンギンです。夕方、海から陸の住み処に帰るときのペンギンパレードは観光の目玉になっています。今やこの作品、シドニー、アメリカ、オランダなどでひとり歩きをしているようでうれしいです。」

ミニ知識・フェアリーペンギン
体長40cm、体重1kg。コガタペンギン、リトルペンギンとも呼ばれ、ペンギンの中で最も小さい種類です。オーストラリア南部やニュージーランドに生息しています。

⑤二枚貝のカード・山梨明子
「この貝は3等分でないときれいな形にならないと、長いこと思い込んでいました。とこらがある講習会で、3等分がうまく折れず、折りひだがずれてしまった方がありました。でも、うまくいきそうに見えましたので、そのまま最後まで折ってもらったところ、形は多少変わりますが、ちゃんと貝の形に仕上がったので驚きました。たまには間違えるのもいいですね。皆さんも左右非対称にしたり、ひだの数を変えたり、工夫してみてください。」

⑥ウミガメ・青木良
「甲羅の部分に山折り線を入れて立体にしたことで、おもしろい形になったと思います。」

⑦ウナギ・鈴木萌人(投稿時10歳)
「この作品を折ったきっかけは、テレビで折り紙をやっていて、途中のコマーシャルにウナギが写っていて、これなら折れると思いました。」

⑧うな重・山梨明子
「うなぎの表現に大変苦労しました。うな重としてだけでなく、箱として色々使ってください。」

ミニ知識・土用の丑の日
今年は7月23日、8月4日です。土用はもともと立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間で年4回ありますが、1年のうちでもっとも暑さの厳しい立秋の前の土用だけが注目されるようになりました。
土用の丑の日に鰻の蒲焼を食べる風習は江戸時代中期の科学者で文人であった平賀源内がウナギ屋の宣伝文句に考えたことが始まりという説がありますが、鹿や猪以外の獣肉を食べることが禁じられていた時代、栄養価の高いウナギは夏バテ防止のために大いに役立ちました。
神田和泉橋の蒲焼屋「春木屋善兵衛」は旅行用の大量の蒲焼の注文を受け、丑の日から3日間続けて焼き、甕に保存したところ、最初の丑の日のものが色つや、味などがよかったことから丑の日と蒲焼が結びついたともいわれています。

ミニ知識・ウナギ
ニホンウナギは一生の間に数千キロの大回遊をすることが知られていましたが、その産卵場所については長い間謎とされてきました。グアム島の北西約200キロの海底「スルガ海山」にあることがわかったのは記憶に新しいニュースです。ところで、ウナギをたれにつけて焼いたものを蒲焼といいますが、もともとはウナギを丸のまま縦に串を打ち焼いたもので、その形が蒲の穂に似ていることから付けられたそうです。

おってあそぼう~こま回せばパラダイス~
「中心をちょっと押して凹ませればくるくるとよく回ってくれます。飾りとしてもよさそうです。回っている姿を見つめているとパラダイスの言葉がフッと浮かびました。」

⑨琉球衣装・丹羽兌子
「初めて訪れた沖縄で紅型衣装の美しさに魅せられました。結婚式場のカタログを参考に琉球衣装の花嫁、花婿を折りました。紅型の紙を使うと一層あでやかになります。」

ミニ知識・紅型(びんがた)
沖縄の型染め。藍一色で染める藍型に対し、「びん」は黒を除く色彩の総称で、多色な型染めです。紅型の技法は15世紀半ばごろには琉球王国ですでに行われていましたが、日本の型染めと中国や東南アジアの印金(絹地に漆やのりで紋をつけ、その上に金を貼るもの)の技法などが相交わって成立、発展してきたと考えられています。

⑩うし・松野幸彦

⑪笹・紹介中沢信子
「昭和10年に出版された版画『折紙模様』上下(河原崎晃洞著・芸艸堂発行/絶版)に魅せられ、美しく表現された模様の数々に学びたいと、ここ数年版画とにらめっこしながら折り図を起こしています。その一つ笹を紹介できることを嬉しく思います。」

⑫七夕さまのロンド・瀬田美恵子
「天の川を眺めながら、七夕さまのロンドに五色の短冊をぶらさげてお願い事をしましょう。今年は若く、元気に、そして美しく!ちょっと欲張りすぎでしょうか。」

⑬女の子のミニ包み・池田京子
「着物を着た女の子ですが、中にお便りなどを包んで入れることができます。ニコニコしたお顔を描いてみてくださいね。私の家族はこのお顔のある作品を見ては、『またニコニコシリーズだね』と笑っています。」

⑭☆星2種・アレンジ半田丈直
「2種はそれぞれコンセプトは異なりますが、楽しい作品と思います。」

⑮ソバの実ブロック・川手章子
「形がソバの実(カラ付き)のようです。プレゼントボックスまたは飾りとしてもよいです。私の住む信州ではそば殻は枕の中身としても使用されます。」

ミニ知識・ソバ
1年草で、花は白く、茎は赤く、黒い実をつけます。観賞用として赤や黄色の花もあります。ソバの実の形が三角なのでソバ(陵、角)という名前がついたという説もあるそうです。寒さに強く、やせた土地でも育ちます。75日といわれるように種をまいてから収穫までの期間が短く、夏ソバ、秋ソバとして年2回収穫されます。

[ミニ知識参考]
「朝日新聞」、「年中行事なるほどBOOK」(ひかりのくに)、「たべもの起源事典」(東京堂出版)、「蕎麦と江戸文化-28蕎麦の謎-」(雄山閣出版)、「年中行事事典」(三省堂)、「旺文社百科事典エポカ」(旺文社)、「平凡社大百科事典」(平凡社)

◇◇支部だより◇◇
~越前和紙の里支部「かたかご」 山村和美~
千年の伝統を持つ和紙の里・今立がある福井県にようやく支部ができました。しかも、発足して間もない昨年の秋にはドタバタしながらも「第1回北陸折紙コンベンション」を開催したという大胆不敵な支部です。
毎月の例会は「八つ杉千年の森」で行い、メンバーは折り紙とともに森林浴と支部長の高橋百合子さんの手料理を楽しんでいます。4月は支部の名前にもなっている「かたかご」(かたくり)の花を愛でながら折り紙を楽しみつつ、ほうばめしに舌鼓を打つ、5月は新緑を仰ぎながらちまきを巻きつつ折り紙を楽しむという具合です。もしかすると顧問の田中稔憲先生(石川県)をはじめメンバーはこの手料理と今立の蕎麦がお目当てかもしれません。

~大阪支部「日本折紙協会なにわ・みおつくし会」 支部長 梅本吉広~
3月11日、12日、阿倍野市民学習センターにて、「グループフェスティバル2006」が開催されました。
大阪支部は当センターにて月2回の研究会と定例会を開催し、会員相互の親睦と研修を図るとともに、地域の文化発展に寄与しています。今年も定例のグループフェスティバル作品展示部門に、大阪支部は参加しました。
会場では、色紙などの作品や立体の作品、とくに干支の犬の作品にお年寄りから幼稚園児まで幅広い層の見学があり、「折り紙はとっても進歩しているのですね」とか、連鶴の作品を見て、「この鶴つながったままでよく折れていますね」などの感想がありました。
幼稚園児はやはり「アンパンマンシリーズ」の作品に興味があったようです。あまり熱心なので、簡単な作品を折ってプレゼントしました。

~寄稿~「郵便局で『おりがみ・めだか』展」染谷和弘(千葉県)
3月2日~31日で千葉市中央区の若葉郵便局で「第2回おりがみ・めだか展」を開催しました。
「おりがみ・めだか」を結成して7年目、会員17名の見ごたえのある作品を展示し、たくさんの郵便局来場者に喜んでいただきました。

~寄稿~「折り紙いっぱいの卒業式」梅本吉広(大阪府)
3月17日に私の勤めている池田市立伏尾台小学校で卒業式がありました。会場の体育館には1年生から4年生の学年ごとに共同作品が飾られ、卒業式を華やかに盛り上げました。私はその中で2年生の梅のような「桜」や、3年生の「はと」の折り紙の指導をしました。一度折り方を覚えた2年生は「もっと桜を折りたい」と満開の桜を一気に折りました。3年生は笠原邦彦先生の有名な「はと」を折りました。
また5年生は隣接する小学校の交流時に折った「虹」と「おりがみ4か国語テキスト」(日本折紙協会発行)の「はと」を折り、学校内の廊下の掲示板に飾りました。
そして、卒業生の胸花は、5年生と私で、「川崎ローズ」を折りました。式の前に5年生が卒業式の胸にていねいに付けていきました。6年生は胸を張って式に参加することができたようです。

~寄稿~「神話の国・出雲より」倉橋美代子(島根県)
1月28日「出雲市図書館まつり」がJR出雲市駅前「パルメイト出雲」で午前10時から午後4時まで行われ、折り紙の講習をしました。
今年の指人形のオニ(366号掲載:青柳祥子さん作)ざぶとん折りからのオタフク、三角折りから同じものを2つ折ったものを組むイヌ(315号掲載:川手章子さん作)など、折り工程の少ない作品を教えました。かわいいとみなさんに喜ばれました。
世界のおりがみ展が一畑百貨店で開催されたころから比べると島根県で折り紙を折る人は多くなっているように思います。紙もいろいろと売られているので、折る作品によって楽しめるのではないでしょうか。

~おりがみニュース~
「世界のおりがみ展」開催 お国自慢シリーズ展示
日程/7月23日(日)~8月6日(日)10:00-19:30
会場/日本橋三越本店7F催事場

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。(※おりがみ展、おりがみ教室のご依頼、ご相談、お問合せは、info@origami-noa.comまでご連絡ください。なお、その際は「フジサンマガジンをみて」とお書きください)

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、協会のホームページ(折紙協会で検索)で購入するか、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間~10日でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「雨の季節」

6月は1年のちょうどまん中にあたり、6月10日の「時の記念日」や昼がもっとも長い夏至もあり、時間のことを考えるよい機会に思えます。今月号の表紙では、雨の季節を彩る花で時計を作ってみました。針のかわりにカタツムリが右に左にゆっくり歩きます。雨の音を聴きながら折り紙をしてゆったりとした時間を過ごすのもぜいたくな梅雨の過ごし方ですね。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①ゆうびんやさんカタツムリ・青柳祥子
「私は半田丈直さん作のカタツムリが大好きで、いつかこんなカタツムリを折ってみたいなと思い続けていたらできた作品です。カタツムリが這ったあとはシルバーの線が残ります。そこに銀のペンでメッセージを書いても素敵ですよ。」

②ガマガエルのおさいふ・川手章子
「おなかの大きな太っちょガマガエルです。お金が入るともっとふくらみます。大中小の折り紙で折って、家族を作ったら楽しいですよ。カエルの歌が聞こえてきそうです。」

③テルテル坊や・川手章子
「何気なく折っていてできた作品です。お顔に3つの表情を描くこともでき、首を少しねじるとクルッと元に戻ります。ちょっと遊べるテルテル坊やです。」

④☆百面相のロンド(あじさい)・アレンジ瀬田美恵子
「伝承作品の百面相には、あちこちにポケットがあります。そのポケットを自由な発想でながめると、いろいろなつながり方が見えてきます。きれいな百面相の花を咲かせてください。」

ミニ知識・アジサイ
日本で生まれた花で、その母種はガクアジサイです。アジサイの漢字(紫陽花)は平安時代に源順が「和名類聚鈔」(日本最初の分類体の漢和辞書)を書いたとき、もともと中国にはないアジサイを漢字で表そうとして、白居易(白楽天)の詩の中の「紫陽花」を間違って当てたそうです。
白居易の詩の中の紫陽花は紫色で香りのよい花と記述されていることから本来はライラックのような花だったと考えられています。

⑤リリー・川手章子
「白いユリの花は私の好きな花の一つです。花は咲くために生まれてきて、私たちの目や心を楽しませてくれます。このリリーは花弁の先を少し丸めてカーブをつけてみてください。伝承のユリも大好きな折り紙です。」

⑥ばらの花・瀬田美恵子
「皆さんも大好きなばらの花に、私も挑戦してみました。ポイントは平らな紙をいかに引き寄せて立体に仕上げるかです。手の中で優しく丸めてあげてください。」

ミニ知識・父の日
6月の第3日曜日をいいます。1910年に米国ワシントン州のJ.B.ドット夫人が男手ひとつで自分たち6人を育ててくれた父に感謝しようと、父の誕生日の6月に墓前にバラの花を供えて、教会で父の日礼拝をしてもらったのが父の日のはじまりといわれています。そのために、この日にバラを贈る習慣ができました。日本へは1950年ごろに伝わってきたそうです。なお、黄色が身を守る色とされたため、黄色のバラを贈る人も多いようですが、特に色が決まっているわけではありません。

⑦耳付ボックス・中本容子
「左右の耳をひいて開けることができるキュートな箱ができました。頑張って完成させてください。」

⑧M&Wケース・川手章子
「ちょっとくぼんだ形のケースになり、上から見るとMの形、底から見るとWの形に見えます。折り紙の風船を入れたり、CDを入れたりといろいろ想像して楽しんでみました。」

⑨スレンダーポケット・川手章子
「細長いポケットとなりました。うらにもポケットがあります。つなげて長くすることもできます。このポケットにミニチュアの折り紙作品を入れて飾ってみました。」

⑩☆ジャケット・丹羽兌子
「1:2の用紙を使って折りました。色や柄を変えるとフォーマルにもカジュアルにもなります。色、柄、サイズを変えてお楽しみください。」

~おってあそぼう~こんにちはカバくん・青柳祥子
「カバの皮膚はとっても弱いので、水がないとすぐにひび割れてしまいます。だから日中はほとんど水中ですごします。このモデルは名古屋市東山動物園の、重吉、福子、小福です。頭をちょんと押さえると口が開きます。」

⑪☆バイキン君と歯・青柳祥子
「シドニーでの話しです。大きな歯科には栄養士さんが常駐しており、治療後、親に子どもの食生活を聞いた後、虫歯になりにくい食品、なりやすい食品の説明と、だらだら食べない食生活のアドバイスをこわーい指人形を見せながら、こんなバイキンがあなたの大切な歯をダメにするんだよと説明してくれます。もちろん歯の磨き方指導もします。皆さん、折り紙教室で歯の大切さを教えてくださいね。」

ミニ知識・歯の衛生週間
1928(昭和3)年日本歯科医師会が6月4日を語呂合わせで「虫歯予防デー」と定めました。1955(昭和30)年からは6月4日~10日が「歯の衛生週間」となり、虫歯や歯周病などの予防のために歯の健康を見直すイベントが各地で行われています。
ところで、もともと歯磨きは風味の良い樹木の小枝を歯でかんで口に良い香りを残すことだったといわれています。その小枝は古代インドでは歯木と呼ばれ、日本には仏教伝来とともに伝わってきました。日本では柳がよく使われていたので、楊枝といわれるようになりました。経験的に柳が歯痛に効くことを知っていたからです。

随時連載~詩を折る~第3回武内俊子「赤い帽子白い帽子」・色紙構成/制作・畠山久子

赤い帽子白い帽子

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつも通るよ 女の子
ランドセルしょって
お手々をふって
いつも通るよ 仲よしさん

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつも駆けてく 草の道
おべんとうさげて
お手々をくんで
いつも駆けてく 仲よしさん

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつもたのしい 笑い声
おひより小みち
かげぼうしふんで
いつもたのしい 仲よしさん

赤い帽子白い帽子 仲よしさん
いつも可愛い 歌い声
黒い靴はいて
赤い靴はいて
いつも可愛い 仲よしさん

武内俊子
童謡詩人、童話作家。1905(明治38)年広島県に生まれ、1945(昭和20)年に肺結核のために41歳で亡くなりました。
1925(大正14)年、結婚のため上京後野口雨情に師事し、童謡を書き始めました。1929(昭和4)年に長男を産んだ頃から母の子への愛情をうたった作品が多くなりました。「赤い帽子白い帽子」は1938(昭和13)年にキングレコードより発売されました。代表作には「かもめの水兵さん」もありますが、「赤い帽子白い帽子」とともに河村光陽が作曲しています。
参考:「日本童謡事典」(東京堂出版)、「日本童謡集」(岩波書店)

⑫ヤタガラス・青木良
「サッカー日本代表チームのエンブレムに使われている鳥をよく見ると足が3本あります。不思議なので調べてみると、JFA(日本サッカー協会)のシンボルマークにも使われている神話上の生き物ヤタガラスでした。代表チームのエンブレムのほうが角ばっていて折り紙に似たデザインなので創作に挑戦しました。」

ミニ知識・ヤタガラス(八咫烏)
大きな烏という意味の八咫烏は幸運を呼ぶ鳥とされ、和歌山県那智勝浦町にある熊野大社の神の使いです。その地が日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助の出身地であることから、JFAのシンボルマークとして使われたそうです。太陽を表す「黄の地に橙の帯」の上にサッカーボールをおさえた姿で“すばやさと力強さ”を表現しています。

⑬市女笠の女・池田京子
「ふるさと熊野古道で、平安衣装を着たその姿を折り紙で表現したく、色々と思考を重ねました。着物は浴衣などを参考に折りました。一番簡単に折れると思っていた垂衣は人が歩くことによって微妙になびく様子が出せなくて、苦労をしました。垂衣の用紙は薄いほどいいようです。」

ミニ知識・市女笠
菅草または竹で編んだ漆塗りの笠のことで、市女(物売りの女性)がよく用いていたことから名付けられました。平安時代から晴雨兼用として用いられ、鎌倉時代にかけて上・中流階級の女性は、徒歩で外出する際、壷装束(小袖や単、袿などを着重ね、裾を引き上げ、ふところを腰帯で結んで、余りを腰に折り下げた着装)に身を包み、顔を覆うため薄い布(垂衣)をつけた市女笠をかぶりました。熊野古道の那智大社へと続く大門坂の坂下ではこの装束を貸し出しています。
肩から垂らす赤い布(掛帯)は魔除けの意味で、無事にお参りできますようにと願いが込められているそうです。

[ミニ知識参考]
「大辞泉」(小学館)、「広辞苑」(岩波書店)、「きもの教本Ⅱ」(長沼静きもの学院)、「植物ごよみ」(朝日新聞社)、「年中行事事典」(三省堂)、「今日はどんな日?雑学366日」(展望社)、「おもしろ歯の博物誌」(創英社/三省堂書店)、「薀蓄法話のヒント辞典」(四季社)


◇◇支部だより◇◇

~新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ~

1月21日~2月12日まで新潟県立新津植物園で「おひなさまと花々」というテーマで展示をいたしました。大小さまざまなお雛様に囲まれて、本物の植物も圧倒された感じでした。
会期中2日間は会員の杵鞭悦子さんの指導でかわいいおひなさまの体験学習をいたしました。
今夏の展示前の1月9日には豪雪のさなか黒岩琢磨理事にお越しいただき、ゆうパックを利用したユニークな収納つき五段飾りのおひなさまを4時間半、40数名が必死で講習したのですが、その成果も十分発揮できたと思います。

~寄稿~「バースデーパーティーに折り紙ケーキ」北詰澄子(オーストラリア)

2月に投稿させていただいた「三角ボックス」の写真です。70歳の誕生パーティーの飾りに何か折り紙を頼まれて作った列席者の皆さんへのお土産のチョコを入れたケースです。
ちょっとイメージが違いましたが、紫の花と緑色のリボンをつけて欲しいというリクエストに応えて友人と合作したものです。ほとんどの方は日本人とは付き合いがなかったので、日本の紹介もできた楽しいアフタヌーンティーでした。
なかなか適当な紙や色が見つからず困りましたが、最近折り紙が近くで売られるようになったので、つや消しや光沢のものを使用しました。
今は結婚式用にと頼まれて、イチゴケーキ9セットを制作中。帰国前の一仕事です。いつか気に入ったホールケーキを投稿しようと思っています。

~寄稿~「サンタのクリスマスツリー制作」中島進(埼玉県)

東京都江戸川区小松川小学校より、折り紙を生徒に教えて欲しいという依頼があり、2005年10月26日に1年生120名にサンタさんを教えたところ、担任の先生方より学校の行事(展覧会)用に、1年生全員によるクリスマスツリー作品として出品したいとの企画が持ち上がりました。
さっそく、打ち合わせの後、各生徒さんに1人10個のサンタを折ってもらい(計1200個)、手作りのダンボール製の三角錐に貼り付け、写真のような立派な「サンタ・ツリー」ができました。
12月1日~3日の展覧会では会場入り口正面に飾られ、見学に来られた人たちから「とても1年生の作品とは思えない」と大好評で、皆さん一緒に写真を撮っていました。堀川校長先生より「クリスマスまで飾っておきます」と感謝されました。
先生方のご尽力に感謝しています。

~寄稿~「NHKアーカイブスのイベントで」朝日勇(埼玉県)

川口市に2003年2月に開設されたNHKアーカイブスの周年行事が今年も2月4日、5日の2日間開催され、記念行事の一つ子ども対象のおりがみ教室に招かれました。
局側の依頼によりこの日のために急いで考案したNHKのキャラクター「どーもくん」と「ななみちゃん」を主な作品として紹介したところ、大勢の小学生や親子連れの参加があり、共に熱気ある楽しいひとときを過ごしました。

~寄稿~「モンゴルで折り紙交流」毛利悦子(島根県)

私は父が内モンゴル自治区の政府に勤めていた関係で幼少期を内モンゴルのフフホトで過ごしました。9歳のとき終戦を迎えて着の身着のまま手に持てるだけの荷物を持って脱出しました。私の人生の中で逃避行というべき3ヶ月の体験は大変なことでした。
幼少期、惜しみなく可愛がってくださった中国の方へのご恩返し、列強の侵略を受け、非情な戦争を生き抜いた中国の方々へのお詫びと心を捧げさせていただいています。
いろいろな活動の中で折り紙は大変喜ばれています。孤児の施設、小児科入院中の子ども、大草原のゲルの中など。折り紙は国と国・人と人の心を結ぶすばらしい文化だと感じます。また、地域では中国の研修生や国際交流員さんに日本語を教えていますが、言葉が通じなくても折り紙を通じて日本語を教えることもできます。
講師資格も取得しました。これからもさらに多くの方に折り紙の楽しさを教えて参りたく思っております。

~おりがみニュース~
「リリー」テレビ出演!
今月号P8掲載の川手章子さん作品「リリー」が4月からの新番組「富豪刑事デラックス」(テレビ朝日系列 毎週金曜夜9時放送)に登場します。
リリーは4月28日放送分に重要な役回りで登場する予定です。お楽しみに。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。(※おりがみ展、おりがみ教室のご依頼、ご相談、お問合せは、info@origami-noa.comまでご連絡ください。なお、その際は「フジサンマガジンをみて」とお書きください)

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、協会ホームページ上でお手続きをするか、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「こどもの日」

力持ちで元気いっぱいの金太郎は山の人気者です。こどもの日はいつものマサカリを、こいのぼりに替えます。動物たちは仲よしのお友だち。こどもたちの健やかな成長を願う日に、人形劇をしてみんなで遊ぶのも楽しいことですね。折り紙劇場のはじまり、はじまりー。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

~おってあそぼう~☆童話(金太郎)津留見裕子
「昔話を題材にしたものを作ってみようと思って考えた作品です。体の底辺に指を入れると、指人形としても使えますので、小さな子どもたちに『金太郎』のお話をする機会があったら使ってみてください。」

ミニ知識・金太郎と端午の節句
古代から端午の節句に邪気を祓うために菖蒲を軒に吊るしたり、室内に飾ったり、菖蒲かずらと称して頭や身につける風習がありましたが、江戸時代になって菖蒲が尚武に通じるところから男子の成長を祝う日とされるようになりました。
菖蒲かずらは菖蒲兜となり、その兜の前に人形が飾られて武者人形や五月人形と呼ばれましたが、金太郎は人形の代表として今でも親しまれています。
金太郎は平安時代中期の武士である坂田(酒田)公時(金時)の幼名で、山中で山姥に育てられ、獣とともに暮らしていましたが、源頼光にその大力を買われ、仕えたといわれています。しかしこの話は、能や物語に登場して親しまれた坂田公時の子ども時代に着目した人たちによって江戸時代に生み出されたというのが真相のようです。

①こいのぼりのエンピツキャップ・梨本竜子
「職場の殺風景な机に少しでも季節を感じられるように、エンピツキャップシリーズを作りました。以前掲載された『ほうきのえんぴつキャップ』もそうですが、鉛筆とあわせて作品が完成するところが気に入っています。」

②花かざぐるま・川手章子
「少しのりの力を借りますが、組み合わせたあと、空中で回してみるとクルクルと回ってくれました。1つのパーツがシンプルですので、折って回してください。」

③かぶと・青木 良
「今までいくつも創作してみたカブトの中で一番気に入っている作品です。」

④かぶとのおきもの(ボトルキャップ)・丹羽兌子
「伝承の長かぶとのような形で、鍬形の色を変えたシンプルなかぶとです。前後に広げてボトルにかぶせると、季節感のあるボトルキャップになります。こどもの日に食卓にさりげなく置いても素敵です。」

⑤かぶとのポチ袋・加藤美子
「簡単ですっきりしていると思います。仕上がりは『かぶと』の部分が不安定なので、両はじのカドの部分を中割折りで留めるとしっかり固定できます。楽しんでいただけると嬉しいです。」

⑥バン・青木 良
「からだが黒くて、くちばしが赤い、かっこいいカラーリングの鳥です。ちょうど両面おりがみで同じ配色の紙があるので、それで折るとよいでしょう。」

ミニ知識・バン
体が黒く、ひたい部分が赤く、クチバシの先は黄色い水鳥です。幼鳥は成鳥に比べ全体に淡色でクチバシは緑褐色です。
オーストラリアを除く全世界の温暖な地域に分布し、日本でも湖沼、池、川に生息し、水草や貝、昆虫などの水辺の小動物も食べています。水上では尾を上げた姿勢で首を前後に振って泳ぎます。

⑦ホルダーくん・アレンジ竹内恵子
「ホルダーくんは手紙やカードの大きさによって、顔と手も大きくなったり小さくなったりします。鼻のところを開くと中ポケットも利用できます。一筆箋を入れるときは、大き目の紙を使用するとよいでしょう。」

⑧バラのまき巻きお手紙・青柳祥子
「おりがみ1枚を4等分して、簡単にできる作品です。メッセージを巻紙にして中央に差し込みます。お手紙だけでなく、くじや席順を書いて受付に飾るととても素敵です。昨年のシンポジウムの創作部会の席順もこのバラを使用しました。」

⑨スレンダーポケット・川手章子
「細長いポケットとなりました。うらにもポケットがあります。つなげて長くすることもできます。このポケットにミニチュアの折り紙作品を入れて飾ってみました。」

⑩着せ替えエプロン・青柳祥子
「昔は本の付録の紙の着せ替え人形でよく遊んだものです。最近は着せ替えメイシーちゃんがありますね。娘が幼い頃描いた絵を切り取り、厚紙を裏に貼って着せ替え人形にしてよく遊びました。子どもはお母さんと一緒の手作りものを大変喜びますよ。」

⑪リボンのはし置き、リボンの小箱・川手章子
「リボンという文字を見ただけで楽しく、うれしいイメージが湧きます。リボンの結び目となるところを小箱にしてみました。また、箸置き二そう舟基本形よりスーッと出来上がってくれた作品です。チェック柄、花柄、ボーダー柄、水玉模様、包装紙など、いろんな紙で楽しんでくださいね。」

⑫折りたたみ携帯バスケット・鈴木恵美子
「大き目の紙でパン入れや花かごに。小さめの紙でアメや小物入れに。メッシュと一緒に折るともっと素敵です。」

⑬飲み薬ではなく読み薬・青柳祥子
「病は気からと申します。元気だそうよ!くよくよしないで。あなたの優しい言葉ひとつで誰かが元気になる。笑顔になる。」

ミニ知識・看護の日
5月12日をいい、近代看護の創始者とされるフローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)の誕生日にちなんで、1965年に国際看護婦協会が国際看護婦の日を制定したのに合わせて、日本では厚生労働省が1990年に看護の日を制定しました。

⑭分類ケース・アレンジ:川手章子
「薬と健康まつりで薬の飲み忘れを防ぐ箱を作ってほしいと地区の薬剤師会長さんより依頼され、折ってみた作品です。白地部分に朝・昼・夜などと書くこともできます。また、小物を分類して入れることもできますよ。」

[ミニ知識参考]
「大日本百科事典」(小学館)、「平凡社百科事典」(平凡社)、「金太郎の誕生」(勉誠出版)、「年中行事事典」(三省堂)、「今日はどんな日?雑学366日」(展望社)

◇◇支部だより◇◇
~桶川支部「べにばな」秋山礼子~
昨年5月に亡くなられました前支部長の守屋朝子先生の作品展が、2005年11月15日~30日まで埼玉県のJR高崎線桶川駅構内自由通路にある「見る観るコーナー」において行われ、約100点の作品が展示されました。
これからは守屋先生のご遺志を継ぎ、会員たちと力を合わせて折り紙活動を続けていきたいと思います。

~岐阜支部「岐阜折紙会」米光富雄~
岐阜折紙会の活動は6年に入りました。昨年は「世界のおりがみ展」の作品制作や、岐阜県博物館での折り紙教室、台風災害復興中の町の文化祭への協力参加などを進めていきました。
悲しいことは、2004年の岐阜シンポジウム開催後の中村泰治理事が交通事故にあわれたことで、現在リハビリ中ですが、再度ご指導いただきたいのが全員の願いです。中村理事の奥様よりメッセージをお預かりしておりますので、誌面をお借りしてここにお知らせいたします。
『多くの方より年賀状や励ましの言葉をいただきありがとうございます。入院のままですが、回復に向けてがんばっています。今後ともよろしくお願いいたします。』

~寄稿~「加島南老人部折り紙教室」塩崎照世(大阪府)
2005年6月20日~7月1日の2週間、淀川区役所1階ギャラリーで加島南老人部折り紙教室の作品展示を行いました。今回で3回目です。
60歳代から90歳近くの方たち15名(平均75歳位)が、和やかな雰囲気のなか、お互いに協力しながらの作品制作。パネル2枚を2か月で仕上げるという早業をやってのけ、大変好評をいただきました。
月1回3時間の折り紙教室の間、集中力を発揮して一生懸命作品制作に励んでいる姿を拝見して、折り紙講師をしていて良かったと思います。

~寄稿~「ブラジルで日本文化の紹介」堀内和子(ブラジル)
2005年9月30日~10月7日にパラナ日伯文化連合会の一環として折り紙展と教室を開催しました。
「クリスマス」「日本の祭り」「折り紙でお部屋を飾りましょう」をテーマに約50点を展示し、ご来場の皆さんには折り紙の素晴らしさを伝えることができたと思います。
2008年のブラジル移民百年祭に向けて、パラナ州の70校(日本語学校の総括)で作品展ができたらと願って頑張っています。

~寄稿~「朝日勇とサンフラワー折り紙友の会」道祖土辰子・松井眞智子(埼玉県)
1月3日~22日に埼玉県川口市立グリーンセンター緑の展示室にて、第4回「新春を飾るメルヘン折り紙展」を開きました。
今回は特筆すべきことがありました。それは今回の折り紙展がまず最初にラジオで紹介され、その後この折り紙展を大勢の皆さんに見てもらえればということで、NHKのテレビ局の方が訪れて放送が決定したことです。そして13日NHK「首都圏ネットニュース」の番組で放映されました。後日、それをご覧になった朝日先生のご友人が、ご夫婦で来訪され、55年ぶりに旧交を温められました。放映後の反響はものすごく、その後は遠方、近郊からたくさんの親子連れ、時には若い方々も来られました。
館内に設けられた『さわって遊べる折り紙コーナー』では、小さいお子さんが『ハートの冠』をかぶったり、魚釣りをしたり、輪投げをしたり、折り紙の積み木で遊んだりして大変な人気でした。
翌22日も休日でしたが、積雪の中大勢の人々が来館されました。『遊べる折り紙講習会』では、親子連れや大人も参加して、飛行機や竹とんぼなど、できあがった作品を会場内で飛ばして遊び、楽しいひとときがありました。
会期中は、遠方より折り紙愛好者の皆様方が多数ご来場いただき、折り紙交流が広がり、和やかな楽しい雰囲気のうちに時間が過ぎました。

~おりがみニュース~
「世界のおりがみ展 富山で開催」
今年1月28日~2月5日、北陸電力エネルギー科学館ワンダーラボで、世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」(パノラマ作品)の展示と、おりがみ教室を開催しました。
初の巡回移動となった「お国自慢」シリーズは、大阪、石川など近隣地域のグループ作品を中心に14台を展示。1日3回のおりがみ教室では、おりがみ傑作選シリーズを中心に、遊べる折り紙を講習しました。

「折り紙柄の手ぬぐい」
青柳祥子さん(愛知県)から事務局にお年賀をいただきました。ご自身の創作作品の「鶴のたとう」(365号掲載)に入った折り紙柄の手ぬぐい。これは、オリジナル柄に染め出した手ぬぐいをインターネット通信販売している「あひろ屋」の商品だそうです。手ぬぐいはもめんの布を切って、手、体、顔などを拭いたりするために使われたものですが、鉢巻やほおかぶりなどにも用いられてきました。
最近では額装して室内のインテリアにしたり、小物に仕立てたり、アイディアあふれる利用がされているそうです。興味のある方はあひろ屋のホームページをご覧ください。
URL http://www.ahiroya.jp

「YOKOSO! JAPAN WEEKS 2006」で「折鶴アクション」
「ようこそ!ジャパン」は、海外からのお客様に日本での旅行を楽しんでいただきたいという歓迎の気持ちをこめて、気軽に声をかけてみましょう、という呼びかけです。1月20日~2月20日の期間中、集中的にキャンペーン事業が行われました。
各種イベントのうち、長寿や平和のシンボル折り鶴をプレゼントする「折り紙アクション」が実施され、中島進さん(埼玉県)を中心に東京都内で折り鶴の講習を行いました。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。(※おりがみ展、おりがみ教室のご依頼、ご相談、お問合せは、info@origami-noa.comまでご連絡ください。なお、その際は「フジサンマガジンをみて」とお書きください)

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間~10日でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「春」

 春ということばを聞いただけで、ウキウキする気持ちになります。暖かな陽射しを受けて色とりどりの花が咲きほこり、新しいことが始まる季節だからでしょうか。学校にも1年生が入学してきます。今日は健康診断の日。「何センチあるかな、これからどんどん大きくなっていくんだね。」上級生が育てているうさぎたちも小屋から出てきて見守っているようです。

掲載作品と作者のコメント(☆はおりがみ級申請作品)

~おってあそぼう~驚くほど横歩きするカニさん・青柳祥子
「“どうしておまえは前に歩けないの?”母カニが子カニにいいます。“じゃあお母さん、お手本を見せてよ。”母カニは横歩きをはじめます。このイソップ物語を読むたびに子どもを持つ私ははっとするのでした。私も同じようなことを娘に言ってないかな。横歩きさせてあそんでくださいね。」

①シャベル・川手章子
「15cm角の折り紙で折ると結構大きなシャベルとなります。土をサクッとすくって花を植えてみたくなりました。」

ミニ知識・潮干狩り
 3~5月の大潮のころ、潮の引いた磯や浜に出て飲食して遊ぶ「磯遊び」という行事があり、これが現在の潮干狩りの元です。磯遊びは農事開始に先立って水辺で心身の穢れをはらう信仰や、戸外で神と食事を共にする風習から始まったと考えられています。

②アサリと熊手・山梨明子
「二枚貝は平面の作品がほとんどですが、アサリやハマグリは殻が結構ふくらんでいますので、それを表現してみたいと思いました。熊手は先を折らなければ子ども用のフォークにも見えますね。いろいろ応用してください。」

ミニ知識・アサリ
 アサリは「漁(あさ)る」から生まれた言葉だと考えられています。殻長4cmほどの二枚貝で、貝殻の模様は横縞やさまざまな幾何学模様など変化に富み、同じ模様のものはありません。

③手つなぎプランター・川手章子
「パーツを組み合わせると手をつないでいるように見えます。1つ1つのプランターにスミレ、タンポポ、チューリップを植えて、どんどんつなげていくと花一杯のガーデニングが楽しめます。」

④バラのくす玉・中本容子
「立方体の面に花を、頂点にジョイントを配した組みやすいくすだまです。それでいて豪華なバラが咲き誇った美しいくすだまができたと満足しています。」

⑤マーガレットのオーナメントとカランコエ・川手章子
「マーガレットのオーナメントは両面が楽しめます。飾りにしたり、敷き物にできます。カランコエは花の中心に4か所をおさめることがポイントです。あなたの手でこの2つの花を咲かせてあげてください。」

ミニ知識・カランコエ
 別名ベニベンケイソウといい、赤、だいだい、黄色、ピンクなどの小さな花をたくさん咲かせます。夜が長くなると花が咲く短日植物で本来冬に開花しますが、覆いで真っ暗にして開花調節するため、1年中花屋で見られます。

ミニ知識・マーガレット
 名前はギリシャ語のマルガリテース(真珠)からきています。明治時代に日本に渡来しました。白くて清楚な花は花占いにも用いられ親しまれています。「木春菊」という和名は花が春菊に似て時がたつにつれて茎が木質化する性質から名付けられています。

⑥☆チューリップ・丹羽兌子
「このチューリップは安定がよいので平らな所で立てることができます。花の開き具合や葉の角度は自由に変えられます。いろいろな色の花を咲かせて花壇を作ると素敵です。」

⑦ローズ・亀山真代
「近年流行しているローズの“プリザーブドフラワー”を折り紙で創作してみました。花びらの先に楊枝を寝かせて巻くと表情が出しやすくなります。色取りを楽しみながら箱やかごにつめれば手作りギフトになります。」

ミニ知識・プリザーブドフラワー
 プリザーブ(preserve)とは保存するという意味です。生花にプリザーブド加工という特殊な加工を施し、生花のみずみずしさや風合いを長期間保つことのできるお花です。使用される着色料や薬品は人体や環境に影響の少ない材料が使われています。

⑧☆赤ずきんちゃんのカード・青柳祥子
「私が小学生の頃は友だちとかばん持ちをしながら、野の草花を見ながらのんびり家に帰ったものでした。今は帰り道に狼が隠れているので、“寄り道しないでまっすぐおうちに帰ってね、赤ずきんちゃん”という親心です。内側にメッセージも書けます。」

ミニ知識・赤ずきん
 赤ずきんと呼ばれる女の子が森の向こうのおばあさんの家にお使いを頼まれます。途中狼に会い、道草をしている間に先回りした狼に食べられてしまいますが、猟師が気付いて食べられた赤ずきんとおばあさんを救い出します。
 このようなあらすじを持つドイツのグリム童話のもっとも有名な話の1つですが、それより100年以上も前の1697年、フランスのシャルル・ペローが口伝えの民話を再話した「ペロー童話集(教訓のある昔話あるいはコント集)」の中に収録しています。ペローが赤い帽子をかぶせたり、最後に教訓をつけたりなど、民話にいくつかの変更を加えたといわれています。

⑨幼児と身長計・青柳祥子
「昨年はハイハイする赤ちゃんを創作しましたが(358号)、今回幼児ができました。私の折り紙歴もやっと幼児というところでしょうか。身長計のスライダーが上下するので、いろいろ活用できそうです。写真と一緒にスクラップしても楽しいですね。大人になるともう身長計は不要ですが、成長はいつまでもしていきたいものですね。」

⑩☆えんぴつトレー・アレンジ冨野泰子
「この作品の掲載は無理だと思っていましたので、うれしいです。ふちに表か裏の色を出したいと思い考えました。」

⑪ダイヤ柄のメモスタンド・川手章子
「物忘れする年齢となり、朝に1日することをすぐメモします。これをこのメモスタンドに差し込んで使ってみました。安定しています。花は遊び心で付けてみました。」

⑫ウサギ・青木良
「はじめに立っているうさぎを考えましたが、すこし複雑だったので、自然体の(座っている)うさぎに改良しました。」

⑬帽子(チャーチハット)・アレンジ青柳祥子
「伝承の教会から帽子チャーチハットができました。同じサイズの紙で伝承の三等分した箱を作ると、帽子がぴったりのフタにもなります。リボンはバイアスを作るような気分で楽しんでくださいね。」

ミニ知識・イースター(復活祭)
 春分のあとの最初の満月のあとの日曜日。2006年は4月16日。イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の行事。もともとイースター(Easter)はエストレ(Eostre)という古代ゲルマン民族語の「光と春の女神」を意味する言葉で、古代ヨーロッパでは春分の日にこの女神を祭って春の訪れを祝う風習があり、これがキリスト教の復活祭と結びつきました。
 卵、鳥、子だくさんのうさぎがイースターには欠かせないものです。卵は昔から生命のよみがえりの象徴と考えられ、卵の殻に彩色したイースターエッグが作られます。うさぎにはイースターエッグを運んでくれるという言い伝えがあります。

ミニ知識・イースターボンネット
 ヨーロッパでは女性たちがイースターに花やリボンで飾った華やかな帽子をかぶる習慣があります。その帽子がイースターボンネットと呼ばれています。

[ミニ知識参考]
「イギリス歳時暦」(大修館書店)、「年中行事事典」(三省堂)、「四季花ごよみ」(講談社)、「植物ごよみ」(朝日新聞社)、「子どもと遊ぶ四季の行事」(丸善メイツ)、「グリム童話集」(岩波書店)、『「赤ずきん」の秘密』(紀伊国屋書店)

◇◇支部だより◇◇
~武南支部「折り紙夢工房」横田千代子~
 2005年11月19日(土)に「埼玉県芸術文化祭2005」が杉戸町のすぎとピアで開催されました。これは県伝統芸術文化推進事業の一環として実施されたもので「芸術文化ふれあい体験ワークショップ~ふれてみよう日本の伝統文化~」をテーマに、お茶、折り紙、和太鼓の公演と体験が行われました。
 折り紙の公演は武南支部「折り紙夢工房」金杉登喜子支部長のもと、会場に近い幸手教室の全員がサポートしました。スタッフは全員折り紙のコサージュを付けました。プレゼント用のはばたく鶴を400個用意しましたが、足りない程でした。
 県への事前申込者は167名。当日は504人という多くの参加者で賑わい、楽しく充実した時間を過ごせました。参加者の「ありがとうございました」という言葉が何よりの喜びでした。熱心に作品を完成させる子どもたちを目にして、楽しさを実感してもらうとともに、日本の伝統文化である折り紙を伝承していきたいとあらためて思いました。
 またオーストラリアはじめ海外の方々に折り紙作品をさしあげて大変喜ばれました。

~寄稿~「地元の文化祭に出展」宮腰育子(埼玉県)
 2005年11月5日、6日の2日間、地元の埼玉県行田市太井地区の文化祭が開催されました。
「いきいきサロン」を会場に、65歳以上のお年寄りに折り紙を教えたところ、最初は少し戸惑っていたようでしたが、少しずつ習っていくうちに、皆さん一生懸命に折ってくれるようになりました。できた作品を手にし、嬉しそうな姿を見て一生懸命教えた喜びを感じております。
 皆さんの作品を持ち寄って初めて文化祭に参加し、大好評を得ました。まだ折りたいもの、教えたいことなどがあるので、1つ1つの作品を皆さんと一緒に無理なく楽しく折っていきたいと思います。

~寄稿~「いろいろ飾ってひなまつり」檜山和子(埼玉県)
 茨城県の水戸偕楽園公園センターで2005年11月22日~12月11日にグループ「二兎」の第7回作品展「いろいろ飾ってひなまつり展」を開催しました。
 天井の梁より18種類のつるし雛を飾り、下段に各種のおひなさまを飾ることができ、来場の皆様より好評をいただきました。折り紙に興味を持ってくださる方が回を重ねるたびに増えてくださることに感謝いたします。
 会期中の入場者数は1904名で、盛況のうちに終えることができました。

~寄稿~「わろうべ祭りに出品」尾崎晶子(千葉県)
 2003年秋に新設された市民参加型施設「四街道市南部総合福祉センター“わろうべの里”」にて2005年11月5日、6日の両日、第1回わろうべ祭りが開催されました。関係者のご協力・ご支援の結果、両日ともに予想を超える入館者があり、大賑わいでした。
 私たちのサークル「折り紙であそ房」では、作品発表として2階ふれあいセンター部の創作スタジオに全員の力作を展示するとともに、期間中はこの展示スペース内および1階児童センター工作室にて折り紙体験教室を開きましたところ、一般並びに子どもさん連れの家族の皆さんが多数参加され、好評でした。

~おりがみニュース~
「都内ホテルでの折り紙指導」中島進(埼玉県)
 2005年10月19日にICF年次総会(電線関係の国際会議)のウェルカムパーティーが東京都文京区のフォーシーズンズ椿山荘で開催され、その会場内に設置された折り紙コーナーで教えました。
 出席者は200名で、うち海外の方が150名と多く、折り紙に興味のある方に英語で教えるという形だったので私の友人で英語のできる2人に手伝ってもらい、サンタバッジ、動く唇、ペンギン、ハートの指輪などを教え、大変喜ばれました。
 折り紙を知らない方が多く、熱心に質問され、できあがると家族に良いおみやげができたと喜んでいただき、よい折り紙交流ができました。

「トヨタUグループのホームページに犬の折り紙を紹介」丹羽兌子(愛知県)
 昨年末、サン・エムデザインオフィスという会社から、トヨタUグループという車販売会社のホームページに、干支にちなんで犬の折り紙を紹介してほしいという依頼があり、私の5種類の犬の折り図が1月中掲載されました。折り図提供という形で取り上げられたことを大変うれしく思います。
 掲載期間終了後は同じ内容の折り図を私のHP「パピヨン折紙」(http://www.mb.ccnw.ne.jp/sakurako/papillon)に掲載しておりますので、アクセスしてみてください。

「2006折紙シンポジウム」の日程、会場決定」
 恒例の真夏のイベント、2006折紙シンポジウムの日程と会場が決定しました。
日程:7月23日~25日(2泊3日)
会場:南紀勝浦温泉 ホテル浦島
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TEL03(3262)4764/FAX03(3262)4479

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
日本折紙協会各支部がさまざまな風景や情景を折り紙で制作した美しい大型の立体パノラマ作品と国内外の個人創作作品を展示するほか、おりがみ教室の開催や、書籍と折り紙の販売コーナーを設置します。全国各地で不定期に行っています。(※おりがみ展、おりがみ教室のご依頼、ご相談、お問合せは、info@origami-noa.comまでご連絡ください。なお、その際は「フジサンマガジンをみて」とお書きください)

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた創作作品の展示会(おりがみカーニバル)やおりがみ勉強会をこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストの購入方法は、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より1週間~10日でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
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目次: 特集
2020年代を切り開く
ニューカマー・アーティスト100

新進気鋭の作家から、まだあまり活動を知られていない作家まで、要注目のニューカマー・アーティスト100組を紹介する。
日本を拠点に活動する、もしくは日本国籍を持つアーティストを対象に、キュレーター、批評家、アーティストらから推薦を募った。また芸術分野のジェンダー不平等な状況を鑑み、推薦者は男女同数に依頼した。(*)
後半には、アートスペース、コミュニケーション、ハラスメント問題という3つのテーマから、アーティストと美術界の未来を探る記事を掲載。近年明るみに出た様々な問題のもととなる硬直化した権力構造に一石を投じ、新たな可能性を提示する実践を紹介する。
コロナ禍によって様々な価値観が転覆し、多様性を求める声が社会のなかで高まるいま、日本のアートシーンもまた大きな変化を必要としている。時代を刷新する新たな表現の萌芽や、アーティストたちの試みに注目してほしい。

*──ただし各推薦者にご自分のジェンダー・アイデンティティを確認していないため、推薦者と編集部の認識が異なる可能性がある。また推薦者1名からの希望により、1組は連名になっている。


SPECIAL FEATURE
2020年代を切り開くニューカマー・アーティスト100

PART1
ニューカマー・アーティスト100

浅野友理子/柳瀬安里/エレナ・トゥタッチコワ/菊地匠/関優花/
川口瑠利弥/キヤマミズキ/小川潤也/久保田智広/さとうくみ子/
杉藤良江/八幡亜樹/高本敦基/鈴木雄大/Shart &Bahk/磯崎未菜/
古閑慶治/山口麻加/本山ゆかり/泉川のはな/菊池聡太朗/斉木駿介/
水上愛美/宮田明日鹿/近藤太郎/田島ハルコ/木坂美生/前田耕平/
副島しのぶ/盛田渓太/青柳拓/濵口京子/みょうじなまえ/春原直人/
青木美紅/森山晴香/許寧/近藤七彩/大見新村プロジェクト/宮川知宙/
リリー・シュウ/幸洋子/猪瀬直哉/うらあやか/皆藤齋/東山詩織/
鄭梨愛/寺田衣里/堀内悠希/乾真裕子/阿児つばさ/畑山太志/
ジョン・パイレス/木下令子/細井美裕/平野真美/鮫島ゆい/遠藤薫/
内田望美/小林紗織/櫻井崇史/小笠原盛久/工藤千尋/臼井達也/
後藤有美/仲田恵利花/折笠良/長田奈緒/名もなき実昌/灰原千晶/
渡邉庸平/石澤英子/山本千愛/大橋鉄郎/桑迫伽奈/オヤマアツキ/
岩本麻由/高野萌美/隅田うらら/青原恒沙子/高橋臨太郎/青山真也/
Ahmed Mannan/石毛健太/ 雯婷/迎英里子/黒川岳/浦川大志/吉田山/
丸山のどか/藤田クレア/NTsKi/西永怜央菜/大野晶/川角岳大/
澤田華/寺田健人/野村由香/武政朋子/谷澤紗和子

推薦者・執筆者一覧


PART2
新時代のためのアート・プラクティス

注目の新進アートスペース
新大久保UGO/山中suplex/ナオ ナカムラ/The 5th Floor

コラム:つやま自然のふしぎ館と無美術館主義
原田裕規=文

コミュニケーションとつながり
対談:田村かのこ×布施琳太郎

ハラスメント問題
対談:荒木夏実×岩崎貴宏

論考:日本美術界のジェンダー・アンバランスとハラスメント
竹田恵子=文

ハラスメント防止ガイドライン
EGSA JAPAN=作成


SPECIAL FEATURE
平成美術
うたかたと瓦礫1989-2019
「平成」の美術はいかにして成立しうるか?

椹木野衣インタビュー
山本浩貴=聞き手

参加作家座談会
松蔭浩之×中ザワヒデキ×梅津庸一×李晶玉
筒井宏樹=聞き手・構成

参加作家グループ紹介


ARTIST PICK UP
ゲリラ・ガールズ/竹川宣彰


WORLD NEWS
New York /London /Berlin /Neuss /Insight


アート&デザイン学校ガイド
武蔵野美術大学/女子美術大学/多摩美術大学/
東京造形大学/相模女子大学 ほか


ARTIST INTERVIEW
豊嶋康子
藪前知子=聞き手


特別寄稿
公共と彫刻のために
小田原のどか=文


REVIEWS
「クルト・セリグマンと岡本太郎」展
椹木野衣=文
「ロバート・フランク ブック&フィルム 1947– 2019」展
清水穣=文

青柳龍太「我、発見せり。」(17)
平山昌尚「つづく」44話
プレイバック! 美術手帖

タグ・エイケン New Ocean: thaw
岡田杏里「Soñar dentro de la tierra」展


BOOK
月刊美術史
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次号予告

参考価格: 1,760円 定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:880円

美術の専門雑誌という枠組みにとらわれず、さまざまなジャンルを横断する斬新な内容に定評。

  • 2020/11/07
    発売号

  • 2020/09/07
    発売号

  • 2020/07/07
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CasaBRUTUS(カーサブルータス)

2021年02月09日発売

目次: STAY HOTEL
癒やしの宿

いつかはくつろいでみたい
美しいライフスタイルホテル80。


暮らすように滞在するライフスタイルホテルは、
+αの魅力でゲストをリラックスさせるべく、さまざまに進化中です。
自然に囲まれた地に佇むスモール・ラグジュアリーな宿、
温泉地に続々と誕生しているラグジュアリーホテル、
名作建築を人気建築家が改修し、新たなリュクスを得た宿、
現代建築と現代アートで彩られた美術館のようなホテル、
究極の地産地消を備えたオーベルジュ……。
シティホテルで過ごすニューノーマルな日常も根づいてきました。
何かと疲弊しがちな心と身体、くつろぎの宿で癒やしていきませんか。

【HIDE AWAY】
人里離れた、隠れ家のような宿。
EMIL NAKIJIN

【HOT SPRING】
あのラグジュアリーホテルが温泉地に上陸!
ザ・リッツ・カールトン日光/パーク ハイアット ニセコ HANAZONO/HOTEL THE MITSUI KYOTO

【SMALL LUXURY】
小さな宿にこもって過ごす楽しみ。
金宇館/伝泊 The Beachfront MIJORA/湯の山 素粋居

【MASTERPIECE】
憧れの名建築に泊まる。
ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館「佳水園」/加地邸

【ARCHITECT】
あの建築家の最新ホテル。
松本十帖/アートヴィオトープ スイートヴィラ/hotel Siro/森の離れ/東峰村古民家ヴィラあんたげ

【ART】
アートに彩られた美術館のような宿。
SHIROIYA HOTEL/GALLERIA MIDOBARU/NOGA HOTEL TOKYO AKIHABARA&UENO/KAIKA TOKYO by THE SHARE HOTELS

【DESIGN】
美しいデザインに浸るホテル。
エースホテル京都/東京エディション虎ノ門/ソラノホテル/K5/ザ・レインホテル京都

【FOOD】
究極の地産地消を、オーベルジュで。
L'évo/Grand Bleu Gamin/海のオーベルジュ志積

【BAR】
「ホテルのバー」が好きな理由。
デザイナー・柳原照弘さんに聞く、愛するホテルのバー。
土地のストーリーを映すシグネチャーカクテル。

【CITY HOTEL LIST 40】
新しい滞在が楽しめるシティホテル40。

ホンマタカシ TOKYO NEW SCAPES
祐真朋樹 Miracle Closet
古今東西 かしゆか商店
長山智美 デザイン狩人
小寺慶子 レストラン予報
ほしよりこ カーサの猫村さん
Chill Cars 時代を超えて愛される、デザインの良い車。

参考価格: 980円 定期購読(2年プラン)なら1冊:843円

ファッション、建築、デザイン、インテリア、食、アートなど、暮らしにまつわる「デザイン」情報をお届けするLife Design Magazine = 暮らしのデザイン誌

  • 2021/01/09
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  • 2020/12/09
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  • 2020/11/09
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  • 2020/10/09
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丁寧な作り方解説と付録の型紙でビギナーでもすぐ作れます!

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人生100年 植物と暮らそう!

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AutoCamper(オートキャンパー)

2021年02月15日発売

目次: AutoCamper (オートキャンパー) 2021年3月号

別冊付録
道の駅 全国1180駅完全ガイド 2021
PART.2 関東/甲信越/北陸/中部

Camping Car Hot Topics
◎東京ソラマチで開催「キャンピングカー&アウトドアフェス」
◎“にぎらずに”出来上がる携帯おにぎりに注目
◎VANTECHレンタカーがお得なテレワークキャンペーンを実施

これからのキャンピングカーのトレンドを占う
2021 新型モデル&トピックス カタログ

キャンプサイトでも自宅でも
冬のお楽しみ ホットカクテル

冬でも不快感なく付き合う!?
静電気と乾燥対策

岩田一成 キャンピングカー乗り替えるってよ!
第7回 トラキャンのアルミフレームが完成

ACクラブメンバーの声
コロナ禍とキャンピングカー


連載
・保坂せい子「実走オートキャンプ場ガイド」
・山口則夫「中古車探索隊」
・鈴木康文「幌馬車応援隊」
・岩田一成「キャンピングカーで行こう! 」
・伴 隆之「週末遊びの基地作り」
・浅井佑一「道の駅de車中泊」
・キャンピングカー装備の基礎知識「サブバッテリー」

REPORT&NEWS
・定期購読のご案内
・ダイネットルーム〈読者の声〉
・ホットライン〈イベント情報〉
・編集後記
・読者プレゼント
・NEW GOODS LIST〈新製品情報〉

参考価格: 880円

アウトドア遊びをバックアップするオートキャンプの総合誌!

  • 2021/01/15
    発売号

  • 2020/12/15
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  • 2020/11/13
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  • 2020/09/15
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  • 2020/08/12
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