月刊おりがみ 発売日・バックナンバー

全206件中 91 〜 105 件を表示
801円
特集「ひなまつり」 

「ひなまつりって、飾るのはとっても楽しいんだけど、このまま来年まで置いちゃだめ?」
「おひなさまはすぐに片付けて、川や海に流すかわりにするんだよ。それにウワサによると、すぐにしまわないとお嫁に行けなくなるらしいよ」
「あら大きなお世話。いつか私にも、ステキな男雛様が現れて…」
「あっ、手が止まってるよ。はいコレに包んで。それから防虫剤もあるから、いっしょに入れるようにね。いちおう人形専用って書いてあるけど、念のためおひなさまに直接触れないようにしてね」
「…わかってますって。ひな人形の皆さん、また来年ね!」
春はもうすぐです。

①☆ニャンコびな・土戸英二
作者の土戸さんは、ニャンコびなの用紙の一辺1/4の大きさ(16分の1の大きさ )で折った伝承の「さかな」(P11)を、笏や扇がわりに持たせてユーモアあふれる作品を投稿してくださいました (編)

②☆お雛様・中村桂一
だいぶ以前に玩具問屋から易しいおひな様をと頼まれ考えたものです。商品化はできずにうもれていました。特徴は顔が白くなることと、支えがなくても自立をすることかな。

③ぼんぼり・笠原邦彦
雛壇で“ 一対” 必要な「ぼんぼり」を、1枚の折り紙を半分にして2つ作る、エコ作品です!? 裏が充分に白い赤い折り紙が似合うでしょうか。

~おってあそぼう~カタカタカッタン 川手章子
できあがった作品をテーブルの上で転がすとカタカタ…というような音がかすかにしましたので、この作品名としてみました。立てたり、横にしたり、ゆるやかな坂を転がしても楽しそうです。

④おひなさま・山梨明子
旧作の掲載ありがとうございます。内山光弘氏の重ね折りのお雛様にあこがれて、工夫を重ねていたころが思い出されます。今見ると未熟なところもあり恥ずかしいですが、もしよろしければ折ってみてください。

⑤ひし形(ひし餅)と台・白井和子
三角、四角、台形、菱形と折り紙でたくさんの図形が折れて楽しいですね。ひし餅のひし形には、懐紙として和菓子を載せても、グラスを置いてコップ敷きとしても使えます。

⑥お膳立て・川手章子
お膳も台も折り方は途中まで同じです。台の⑧では⑤⑥で折ったところはそのままで、丁寧にひっくりかえしてくださいね。和紙などで折るとよさそうです。大きめの折り紙で折っても楽しめます。

⑦古典雛・伝承
『4号』(1976 年発行/絶版)やノアブックス『おりがみでひなまつり』(1993年発行/絶版)で、「小笠原家伝承の内裏雛」として紹介されましたが、小笠原家伝承作品というのは実は間違いでした。今回、折り紙歴史研究家の岡村昌夫さんの解説とともに、第二次世界大戦前まで伝承されていた折り方を紹介します。(編)

いわゆる「小笠原雛」について 岡村昌夫
この内裏雛の折り紙は、小笠原流に長く伝承されて来た折り雛といわれていますが、事実ではありません。ただ「小笠原家」と全く無関係というわけではないので、説明しておきましょう。 
 1978年発行の保育社カラーブックス『礼法入門』という小型の本があります。著者は小笠原弓馬術礼法教場家元三十世宗家の小笠原清信さんです。その82ページに「雛人形の折り方」として、この折り紙の簡単な折り図が掲載されています。説明は、「折り紙で雛を折り、色紙をはって飾るのも暖かい心が通います。」とあります。この文はあきらかにミスプリントで、「色紙をはって」は「イロガミを張って」ではなく「シキシに張って」の意味でしょう。前ページには普通の雛人形と、民芸品店で売っている郷土玩具の雛類とならべて、千代紙で折った、この内裏雛を「色紙」に仕立てたものの写真が掲載されています。
 この紙内裏雛を現三十一世宗家小笠原清忠さんはお作りになりません。先代がご趣味で折られていたもので、時々周辺の人たちに贈られていたものだとお聞きしております。礼法としては、熨斗などの折形以外に、雛などの遊戯折り紙を伝承しているということはないそうです。
 この折り雛は、各種伝えられている同類の伝承作の中ではひじょうにシンプルなしあげで、格調も先代ご宗家のお好みの作としてふさわしい物と思いますが、かつて月刊『おりがみ』で紹介されたときに下図のように少しアレンジされています。ことに、男女両方とも首を通す穴をV字型に切り込むのは数ある伝承の例にもあわず、良くない改変だと思いますし、折り手順も戦前まで広く伝えられていた折り易い手順に戻すことをおすすめします。
 それは、まず、正方形を対角線で4つに折って直角二等辺三角形にして、その各角の二等分線をしっかり折って、紙の外辺の中点から三角形の中点まで切り込んで、ついている折り筋で折りすすめます。 
 雛や六歌仙など、同種の伝承作がたくさんありますが、切り込みを三角形の中点までにするものとさらに深く切り込むものとの2種類があります。深く切り込むと袖の形や女雛の襟の重なりを複雑に折るなど、自由な技巧が使えますが、中点までの切り込みだと、「ぐらい折り」の自由がなくなり、形が固定してしまいます。しかしその不自由さがシンプルな美しい格調を生む効果を出しますので、捨てがたい点があります。このいわゆる「小笠原雛」は、細部に小細工をせずにおおらかに折りたい名作です。

⑧踊り子・石橋美奈子
子どものころからお人形づくりが好きでした。1976年ごろに「創作折紙人形」になり、『84号』(1982年発行/絶版)の「佐渡おけさ」が生まれた後にこの踊り子が誕生しました。スカーフに「佐渡おけさ」の笠の折りが応用されています。折り方は難しそうに見えますが作ってみてください。比較的易しいです。

⑨市松模様・石橋美奈子
辺の等分は私が小学6年のときに、「直線を3等分にしなさい」という問いに触れ、理解し感動したのが心に残りました。この考え方を利用し、3・5・7・11・13・17分割などを創作折り紙に応用して楽しんでいます。

⑩チューリップ、チューリップの花束・永田紀子
伝承のおうちからスタートします。いっぱい作ってお花畑に、5こをつないで花束に、8こをつないで花プレートにもできます。アレンジいろいろ、たくさんの花を咲かせてくださいね。

⑪☆もぐら・笠原邦彦
最近、どうぶつや鳥など生きものの姿を工夫するとき、目をちゃんと表現することを心掛けていますが、この旧作「もぐら」はその表現は不要でした。⑪~⑭では、下のかどが2つに分離するように折る点に注意。

【ミニ知識】
◇雛祭り…中国では旧暦3月初めの巳の日(のちに3月3日に固定)に、人形を流して身のけがれをはらう上巳の節供が行われていました。また、同じ日に貴族や文人(文芸に親しむ人)が、曲がりくねった流水に酒杯を浮かべて、杯が自分の前を通り過ぎる前に詩歌を詠むという曲水の宴を催していました。これらの風習が日本に伝わり、貴族の女の子たちの人形遊びの雛遊びと結びつき、江戸時代には現在まで行われているような雛祭りへと発展しました。

◇流し雛…3月3日の夕方、紙などで作った雛人形を桟俵に乗せて川や海に流す行事です。身のけがれを形代として流していたことに由来します。鳥取県などではこの風習が伝承されており、また、町おこしの行事として近年新たに始めた地域もあります。

◇雛人形の段飾り…一般の人々の王朝文化や宮廷生活への憧れが、雛人形の段飾りとなりました。一段目:男雛と女雛の内裏雛が置かれます。左右の位置はどちらでもよいとされています。現在は向かって左に男雛、右に女雛が一般的ですが、明治時代までは男雛と女雛の位置が左右逆だったからです。また、昭和の初めまでは内裏雛の両横に犬の伏せた形の小箱が飾られ、御伽犬や犬筥と呼ばれていました。雌雄一対で、子どもの健康や安産を祈るお守りでした。犬張子の原型と考えられています。(P50のおりがみガーデンの青柳祥子さんの作品も合わせてご覧ください)二段目:三人官女です。左右に長柄銚子と提子を持った立ち姿、真ん中に三方を持った座り姿の人形が置かれます。三段目:五人囃子。左から太鼓、大鼓、小鼓、笛、謡の順で、この並び方は能の囃子方の並びと同じです。四段目:武士の姿の随身です。向かって右に老人、左に若者を置きます。殿上人が弓矢などの武具を付けることはないのですが、左大臣と右大臣と呼ばれることがあります。五段目:雑役を司る三人の仕丁がいて、台笠、沓台、立傘を持っています。仕丁は三人上戸とも呼ばれ、「笑」、「泣」、「怒」の表情をしています。仕丁の左に右近の橘、右に左近の桜が置かれます。これらの木は宮中の庭を表しています。六段目と七段目:雛道具が置かれます。箪笥、長持、鏡台、重箱、御駕篭、御所車などの嫁入り道具です。」

◇市松模様…碁盤の目のような四角を一つ置きに色違いにした模様で、世界で古くから用いられてきた模様です。日本でも古墳時代の埴輪の服装にも描かれています。石畳、霰などと呼ばれて、帯や着物の模様として盛んに使われてきました。江戸時代中期の歌舞伎役者の佐野川市松(1722 ~ 62 年)が、石畳模様の袴を着て高野心中を演じたことから大流行し、市松模様という名前が付いたといわれています。なお、市松は12歳の初舞台のときからその愛らしい姿が人気となり、名前も顔も似せて作られた市松人形も生まれました。

◇有職文様…公家階級の服装、家具などに用いられた伝統的な文様です。それらは奈良時代の外来文様がもととなっていて、のちに公家の好みに合った温和で優美なものに変化していったとされています。内裏雛の台に欠かせない文様も有職文様で、繧繝文と呼ばれるものです。繧繝とは古くは暈繝と書いて「隈取り(色をぼかすこと)」という意味です。繧繝文とは、ぼかしの縦縞の間に花形や菱形を描いたもので、敷物や畳の縁に使われました。これを付けた畳が「繧繝縁」と呼ばれ、天皇などごく限られた上流貴族の座所に使われるものでした。

◇菱餅…赤、白、緑を菱形に切って重ねた餅で、赤は疫病や魔除け、白は清浄、緑はよもぎを表して邪気をはらう力があるとされています。雛祭りに飾られるようになったのは江戸時代からだそうです。

◇モグラ…通常体長は10~15cm、尾の長さは短く2~3cm です。地中にトンネルを掘るために前肢が大きく、ショベルの役割をする手は幅広く、爪が長く発達しています。耳穴はありますが耳はなく、目は直径1mm ほどで退化していて、皮膚でおおわれています。日本には8種類ものモグラがいるそうです。植物の根が張る土の中のトンネル網でくらし、トンネル網には巣、排出場、休み場、食物貯蔵庫などが作られています。モグラは昼夜の区別なく4時間眠り、4時間活動するという周期でトンネル内をパトロールをしています。トンネルの修理や拡張で掘り出された土は、垂直に地面に向かうトンネルから地表に捨てられ、「モグラ塚」となります。モグラは畑の畝や畔(あぜ)を持ち上げることから、古くは「うくろもち」と呼ばれました。肥えた土壌を作ってくれるミミズなどの虫を食べ、また地中に穴をあけて作物の根を傷めるために、モグラは嫌われる動物でした。収穫の終わりに地面をたたいてモグラをおどして追い払う「モグラ打ち」などのおまじないが行われてきました。

◇啓蟄…二十四節気(節分を基準に一年を24等分して約15日ごとに分けたもの)の一つで、3月5日ごろに当たります。冬ごもりしていた虫が春によびさまされて外にはい出るころという意味です。中国の明の時代の書物『月令』は、中国の伝統的な年中行事や儀式を解説したものですが、その中の「仲春の月、蟄虫咸動き、戸を啓き始めて出づ」に由来します。蟄虫とは土の中で冬眠していた虫や蛇や蛙のことです。

●ミニ知識参考図書:『年中行事事典』(三省堂)、『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)、『民俗歳時記』(岩崎美術社)、『年中行事・記念日事典』(学習研究社)、『春夏秋冬えごよみ事典』(平凡社)、『日本の年中行事事典』(吉川弘文堂)、『和ごよみと四季の暮らし』(日本文芸社)、『五節供の楽しみ』(淡交社)、『世界大百科事典』(平凡社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)、『モグラ』(東海大学出版会)、『モグラの鼻 ゾウの鼻』(筑摩書房)、『着物文様事典いろは』(ピエ・ブックス)

<読者の広場>
【448号へのお便り】
  クリスマス特集は待ちに待っていた作品がたくさんあり、楽しかったです。サンタクロースはいろいろな表情が表現できましたし、「トナカイ」もかわいいし、「キャンディリボン」もたくさん作りました。折り紙でろうそくの炎ができるなんて驚きました。「リース」も部屋に飾りたいと思います。早いもので日本折紙協会に入会して、11月でちょうど1年になります。この1年は折り紙のおかげで特に精神面で助けてもらった、楽しく充実した1年でした。
群馬県 畑村美由紀さん

  「リース」は単体を組み合わせていくごとに、どんな形ができるのかな?と期待が高まります。「サンタ」と「キャンディリボン」を付け加えて飾っています。「和紙ものがたり」は人名や地名、専門用語にふりがながついているので、読みやすくわかりやすいです。
青森県 原子睦子さん

12月はクリスマス関係のサンタさん、トナカイ、ツリー、リースetc.、毎日少しずつでも折り紙を折っている時間は楽しいです。折り図のわからないところに、ときどき悩まされながら取り組んでいます。次号の特集は「お正月」。巳は私の年です。体調不良に負けず、折ってみます。
兵庫県 辻本芳子さん

  「サンタのメッセージカード、サンタさん」、全部で4種類の形のサンタさんがよかったです。♪ヒートリ、フータリ、サンニンのサンタさん、ヨーニン、ゴーニン、ロクニンのサンタさん、…ジューニンのサンタさん♪ 小さい子どもたちが数えるときに歌う「10人のインディアン」の歌をサンタさんに変えて、口ずさみながら楽しく折りました。「おりがみ1枚で作る幾何図形」、「406号」からずっとこの連載が好きで、特に今月は数式が出ていて素敵! 今、豆色紙に夢中です。白だけでなくいろいろなカラー豆色紙に何を作って貼ろうか考えています。例えば赤い色紙には白い和紙で「舞い鶴」を折って貼ったり、白い色紙にはかわいいサンタさんとツリーを5cm角のイロガミで折って貼って、ツリーの天辺にはスパンコールの星を貼りました。薄紫の色紙にクイリング(細長い紙をクルクル巻くペーパークラフト)のカラーペーパー3mm幅の黄色で花芯を作り、そのまわりを6mm幅の紫色のペーパーでフリンジにして貼り、3mm幅の緑色のペーパーで葉を作って貼りました。できたのは野菊です。紙の世界は無限大ですね。
滋賀県 中村哲子さん

   「サンタの箸袋」、「サンタのメッセージカード、サンタさん」がよかったです。サンタの種類も、ほんと多いですね。覚えきれないくらいです。「和紙ものがたり」の連載は和紙についての知識が得られ、毎月読むのが楽しみになっています。今回の「提灯」は、今ではインテリアや盆、お祭りなどの行事でしか提灯は見られません。和紙を通しての明るさは一瞬暗いと感じますが、あとからほのぼのとした温かさがただよってくるようでホッとします。日本の伝統を守り続けてほしいものです。
東京都 磯野昌子さん

【支部だより】
「九州折紙コンベンション」開催
鹿児島支部「折遊かごしま」(支部長 山川幸代) 文:神宮司百合子/鹿児島県

2012年11月17日(土)・18日(日)、第18回九州折紙コンベンション鹿児島大会を、鹿児島東急ホテルで開催しました。
 約2年前から準備を始め、会場選定や特別講演の講師との交渉、共同作品制作など、スタッフは毎日仕事のように集まり、頑張ってくれました。
 当日は大荒れの天気で、航空機の到着も遅れ、冷や冷やしましたが、171名の方々がご参加くださいました。今回は土戸英二先生(大阪府)に特別講演を、梅本吉広先生(大阪支部長)との対談形式でお願いしました。私自身は初めての経験で、とても新鮮で興味深いものでした。講演後は折り紙講習、その後は懇親会となりました。懇親会ではリクエストに応え、鹿児島のスタッフによる鹿児島弁の“茶碗むし”の歌を解説つきで紹介したり、歌、オカリナ演奏などで盛り上がりました。お楽しみ抽選会では、支部の最年少会員今村太郎君(小3)が大活躍。名司会ぶりを発揮して笑いと歓声の中で終了となりました。
 あっという間の2日間、次回長崎での再会を約束し、閉会となりました。遠路はるばる参加してくださった方々、土戸先生、梅本先生をはじめとして、丁寧に折り紙を指導していただいた多くの先生方に心より感謝します。ありがとうございました。

「おりがみでクリスマス」展開催
船橋支部「綾の会」支部長 青木明子/千葉県

  2012年11月1日(木)~30日(金)までの1か月間、イオンモール船橋2階趣味の広場で、「おりがみでクリスマス」の展示をしました。クリスマスカラーの赤と緑を主とした作品を制作し13ブースを飾りました。制作期間が1か月と短かったわりには力作が揃い楽しい展示となりました。見に来て下さった方々から評判が高かった作品は「銀河鉄道(朝日 勇作、『278号/絶版』掲載)」でした。ゴテゴテ作品を並べるよりインパクトのあるスッキリした作品が目に留まったようです。
祝日の23日午後には、ワークショップでサンタクロースのカード作りをしました。雨にも関わらず約100名の参加がありました。企画して下さった「Myふなばし」の山﨑さんも、参加者が多く大盛況だったことに感謝されるとともに、折り紙の奥の深さと楽しさを感じて、紙1枚で出来上がる不思議さに驚いていらっしゃいました。たくさんの皆さんに折り紙作品を見ていただける機会を得られたことを私たちは喜んでいます。小の林知恵美先生(栃木県央支部長)を始め来訪して下さった皆様ありがとうございました。

【みんなの作品展】
「読書をして世界を旅行しよう」折り紙出展  ハーレー静代(広島県)
紅葉がとても美しい季節、毎年恒例の「東広島市 第22回 生涯学習フェスティバル」が2012年11月3日(土/祝)・4日(日)の両日、アクアパーク(東広島運動公園)体育館にて開催されました。今年も私たち「高屋西小学校親子折り紙教室」から折り紙作品の出展と折り紙教室を実施しました。
 今回は、ここ数年取り組んでいる「読書をして世界を旅行しよう」のテーマで4作品。高屋西小学校職員玄関でお客様をお迎えする「ウェルカムボード」を制作しました。春、夏、秋、冬の季節毎に交換できるようにと、高木校長先生に書いていただいた「ようこそ高屋西小学校へ」の書を中心にして、本の世界の主人公たちがお迎えします。春は、バーバラ・クーニー作「ルピナスさん(小さなおばあさんのお話)」。夏は、レオ・レオニ作「スイミー(小さなかしこいさかなのはなし)」。秋は、いわむらかずお作「14ひきのおつきみ」。冬は、アンデルセン作「みにくいあひるの子」。
 今回も、折り紙スタッフ一同、心和む作品を、楽しく折りました。

2012「おりがみの日」記念イベントレポート
会場:こどもの城(東京都渋谷区) 主催:日本折紙協会、こどもの城

 今年は「希望」をテーマにお寄せいただいた作品約70点を展示しました。ご来場の皆さんは感嘆の声とともに、足を止めて、どの作品もじっくり見入っていました。アトリウムギャラリーでは、日本在住のインド人の会「東京・マラティ・マンダル」による、日本とインドの文化交流イベントとして、インドの折り紙作家アニル アオチット氏の作品展を同時開催しました。日本折紙協会理事でもあった加瀬三郎さん(故人)との出会いから35年、古典的な折り紙の追求とオリジナル作品も数多く創作してきたというアオチットさん。インドの伝統が織り込まれた展示で、「カメとワニ」「恐竜の世界」の情景など、「おりがみカーニバル」展示会場の中ではひと味違ったエキゾチックなコーナーになりました。

◆表彰式/懇親会
 11月10日(土) こどもの城8階レストラン
 「おりがみの日」記念作品の表彰式と、懇親会。後半は作品展開催のアオチットさんをお招きして折り紙講習会を行いました。出品された方もそうでない方も、受賞された方もそうでない方も、笑顔と歓声の中で親睦を深めました。
なお、上位三賞受賞作品は、今月号P51「おりがみギャラリー」で写真で紹介していますので、ご覧ください。

◆折紙講師勉強会
 11月10日(土) こどもの城8階研修室 講師:橘 由美子先生(主催:日本折紙協会)

前半は紙と折り紙の歴史、後半は折り紙教室の運営についてお話しいただきました。元児童館指導員の橘先生ですが、30年近く前に始めた折り紙教室は失敗続きだったそうです。反省を活かしながら次のステップに進む様子は、参加された講師の皆さんもとても参考になったと思います。最後に「同じ神奈川県民として応援しています」と山田勝久さんの兜を大きな両面折り紙(黒と金)で折り、終了しました。(42名参加)

◆おりがみにつよくなる講習会
 11月17日(土) こどもの城11階会議室 (主催:こどもの城、後援:日本折紙協会)

児童館・保育関係者と、保育者志望の学生対象の講習会。鴨下先生は2008年と2009年に「おりがみの日」記念作品展で受賞されています。「人生山あり谷あり、折り紙と同じ。講習会というよりライブショーにしたいので、私をノセてください」と「お猿の山登り」など遊べる伝承作品や季節の折り紙を中心に、
基本形や記号などを楽しく講習しました。


「おりがみ供養」 会場/主催:日本折紙博物館(石川県加賀市)

2012年11月11日(日)「おりがみの日」に、日本折紙博物館では「おりがみ供養」を行いました。
 雨が降る中、日本折紙協会田中稔憲理事をはじめ多くのおりがみ愛好家の方々にご参加いただきました。
 日頃お世話になっている「おりがみ」に感謝の気持ちと上達への願いを込めてお祈りし、皆様からお寄せいただいた作品のご供養を無事終えることができました。2004年から行ってきた「おりがみ供養」も8回目となります。日本折紙博物館では今後もこの行事を続けていきたいと思います。
 また、「おりがみの日」のイベントとして当館の無料開放、無料折り紙教室を開催し、お子様から大人の方まで、大変多くの方におりがみに親しんでいただきました。 ご協力いただいた日本折紙協会金沢支部の皆様には、誌面をお借りしてお礼申し上げます。
(日本折紙博物館)


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)

~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。


801円
特集「冬の景色」 

雪が積もった!雪合戦! 雪だるま! ソリすべり! かまくら!…まではちょっと無理かなあ。なんてはしゃいでいると、雪の多い地方から「そんなに楽しいことばかりじゃないよ」とお叱りの声が聞こえてきそうですが、雪の少ない地域の人にとって、「かまくら」はやっぱり憧れです。中にはバレンタインデーにちなんだハート形のかまくらもあるとか。
 寒さ厳しい冬にも、いろいろな楽しみ方があります。今月号は、2月の行事を中心に、冬の景色を特集しました。春を迎える節分に、オニ役で外に追い出された人も、お部屋の中でいっしょに「心温まる折り紙」をしましょう。

①かまくらの景色・斎藤静夫
かつての冬の遊びの一つの「かまくら」は軒下などに積もった雪に穴を掘って、秘密基地的な存在でもあった。現在は大人が作ってくれた「かまくら」であるが、子どもが主役で観光客に昔の雰囲気を伝えている。

②☆雪ン子・笠原邦彦
頭巾と雪ぐつを履いた、北国の元気な子どもを「雪ン子」と呼びますね。雪だるま、スキーとストック、そり、かまくら…、いろいろ小道具を工夫し、かわいい情景を構成するのも楽しいですよ。

③スケーター・笠原邦彦
これは子どもではなく、青年のスケーターの姿に見えます。また、エッジが短いフィギュアスケート靴を履いていますから、ゆっくりとしたスピードで、楽しく滑っているようですね。

☆~おってあそぼう~空飛ぶ種、文鳥のたとう、鬼のたとう 青柳祥子
正方形から正三角形を作るときに切り取っていた上の部分を切り取らずに何かできないだろうかと考えていると、その重なっている三角の部分がちょうど種に見えてきました。そうすると翼もでき、種は、空飛ぶ種になりました。少し見方を変えると文鳥のくちばし、さかさまにすると鬼の鼻になったというわけです。どうぞ楽しんでくださいね。

④節分ケース・川手章子
12ではオニのツノの作り方をよく見て折り、18は21となることをイメージして折ってみてくださいね。オニとお福さんが仲よく一つのケースとなりました。お豆をたくさん入れて豆まきをしても楽しそうです。

⑤福々ボックス・川手章子
お福さんのお顔のついた本体にフタがわりあい収まりよくまとまりました。中にはお豆とか、縁起のよいものを入れてみたくなりました。いっぱい折って重ねても楽しそうです。

⑥バイク・松野幸彦
スタンドがあるので自立するのが良いところです。折りにくいですが、後輪上部も「沈め折り」が構造的には可能です。

⑦かざりのついたふうとう(くちびる、吸血鬼、ハート)・青木良
今回の作品は「パンダの封筒」(『448号』掲載)のバリエーション作品です。3種類の封筒で、ユーモアたっぷりの楽しいバレンタインをお過ごしください(編)。

⑧ノース アメリカン カージナル マイケル・ラフォッス
この作品は、2012 年の「折紙シンポジウム in 京都」で、アメリカ人ゲストのラフォッスさんが創作折り図部会で講習された作品です。この鳥はアメリカでは日本のスズメほどよく見られる鳥だそうです。赤と黒の両面折り紙で折り、全体が赤、顔の部分に黒が出るように折りましょう。(編)

⑨ハートプレート・永田紀子
壁飾りとしても使っていただけると思います。つなぎ方が一見めんどうそうに見えますが、プレート表面の中心に4つのぴらぴら三角形が集まるようにすればうまくつながります。

⑩☆ラング ド シャ(猫の舌)・青柳祥子
ラング・ド・シャは、バターのたっぷり入ったフランスのお菓子。ラングは舌、シャは猫の意味。お菓子の形が猫の舌に似ていることから名付けられたそうです。簡単に作れるので、手作りのお菓子に、おりがみも添えてどうぞ~。どんな味が想像できない方は、北海道の白い恋人を想像してください

【ミニ知識】
◇かまくら…もともとは小正月の1月15日、現在は月遅れの2月15日に、秋田県内で行われる雪まつりで、また、その時に作られるかまど形の雪室のことも指します。県南の内陸部にある横手市で行われるものが有名です。治水に苦労した地域なので水神をまつり、子どもたちが餅を焼いて食べたり、甘酒を飲んで過ごし、よい飲み水に恵まれることを願う行事になっています。

◇節分…2013年は2月3日です。立春の前の日の節分は2日や4日になることもありますが、3日に当たるが多いです。節分は季節の分かれ目という意味なので、もともとは春、夏、秋、冬それぞれにありますが、春の始まりが一年の始まりとされたため、邪気をはらい新しい年を迎える大切な日と考えられ、現在まで大きな行事として残っています。

◇バレンタインデー…2月14日。3世紀後半に聖人ヴァレンティヌスが殉教した日にちなむキリスト教徒の祭日です。ローマ時代に行われていたルペリカーリアという男女を結び付けるまつりに由来すると考えられています。

◇猫の日…2月22日。1987年に、一般社団法人ペットフード協会が「にゃんにゃんにゃん」という猫の鳴き声と数字の2の語呂合わせで制定しました。36~37ページの作品紹介にあるように、焼き菓子の「ラングドシャ」は「猫の舌」という意味のフランス語ですが、日本にも「熱いものを飲み食いできない人」という意味で「猫舌」という言葉があります。猫が舌で毛づくろいをし、全身をきれいにする習性がよく見られるため、猫の舌が人々にとって身近だったから言葉が生まれたと考えられます。なお、猫の舌の表面にはとげのような固い突起が一面にあって、肉を骨からそぎ取るのに役立つそうです。

◇ノースアメリカンカーディナル…全長20cmほどでアメリカの7つの州で州鳥に指定するほど、アメリカでは人気のある鳥です。クリスマスと結び付き、クリスマスカードに描かれることも多いそうです。カーディナルとは赤の帽子と法衣を身に付けたローマカトリックの枢機卿(教皇に次ぐ最高の行政職)のことで、冠羽のある頭部を枢機卿の帽子に、体の赤い色を法衣に見立てています。なお、この色を持つのはオスで、メスは頭部が黄褐色、背面がうぐいす色、冠羽と翼と尾羽が赤です。

●ミニ知識参考図書:『年中行事事典』(三省堂)、『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)、『民俗歳時記』(岩崎美術社)、『年中行事・記念日事典』(学習研究社)、『和ごよみと四季の暮らし』(日本文芸社)、『世界鳥類大図鑑』(ネコ・パブリッシング)、『世界大百科事典』(平凡社)、『日本大百科事典』(小学館)、『植物ごよみ』(朝日新聞社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)

<読者の広場>
【447号へのお便り】
 鎌倉特集、楽しみにしていました。鎌倉幕府から800年、「鶴の舞」は流鏑馬とともに春の祭りで行われます。「武士の馬」を小さく折り義経に見立てて、二人一緒の色紙に仕上げました。青木 良先生の「リス」は本物そっくり、むずかしいところもありますが、かわいいリスになりました。今も外で(一年中)うるさく鳴いています。電線の上を走り、家の外壁も垂直に登り、色は地味ですが目はクリクリ、しっぽはフサフサで愛らしいです。大仏がなかったのは残念ですが、東京から電車で1時間、紅葉の鎌倉へぜひお出かけください。かわいいリスに会えますよ(世界文化遺産登録を目指す鎌倉便りでした)。
神奈川県鎌倉市 佐藤美智子さん

 子どものころから親しんできた古都鎌倉が特集だけにうれしさひとしおです。また「支部だより」で湘南支部の支部長交代のことも報じていただきありがとうございました。若い人を育てるつもりでこれまで努めてまいりましたが、逆に私のほうが育ててもらった感じです。今後ともよろしくお願いします。
神奈川県藤沢市 野中陽子さん

  「読者の広場」のページで兵庫県の林悦子様、四つ葉のクローバーを見つけられてよかったですね。私はまだ見つけたことがないので幸せ求めてがんばります。鳥取県の高階圭子様が退院された由、くれぐれもご無理なさいませんようにお体大切にお過ごしくださいね。過去に目まいで苦しんだ私、健康が何よりの幸せだと思っています。『447号』が届いた日、「クイズ頭の体操」に当選したことがわかり、思わずバンザイと叫んでいました。子どもみたい、ありがとうございました。また新しい折り紙が増えました。目下「サザンカの花」に挑戦、折り図⑯でストップ、虫眼鏡で細かいところを見ながらがんばっています。
兵庫県 辻本芳子さん

 今月号は『秘伝千羽鶴折形』より「呉竹」がお気に入りでした。中に浮かぶ小さな折り鶴が愛らしく、すっかりつなぎ折り鶴のとりこになってしまいました。図書館で本を捜してもらい、やさしいものから9作品が完成しました。地元の文化祭に出展させてもらってほめていただき、よい経験になりました。これからも他の作品を出品したいと思います。
徳島県 原田恵子さん

  『447号』も内容が盛りだくさんでしたね。「平安の武士と馬」は馬が少しむずかしかったです。私は折り紙で塔を作ったことがなかったので「三重の塔」を作り、できあがったときはとても感動しました。赤と黒の両面折り紙で作りました。「サザンカの花」はたくさん作ったので木の枝につけて飾りたいと思います。「お地蔵さま」はとてもかわいくできました。6ページの「みんなの作品展」もよかったです。中でも「ユニットdeフルーツ」が気に入り、ぜひ折ってみたいので、作り方を教えてください。
群馬県 畑村美由紀さん

 暑い夏も終わり、心穏やかに暮らすことができる秋の頃となりました。高齢の私にとって折り紙は生きがいを感じるものです。過去の月刊『おりがみ』の中にも、まだまだ挑戦しきれずにいるものも多いです。『447号』は「平安の武士と馬」、「北条政子(尼将軍)」など歴史を振り返りながら折ってみましたが、なかなかむずかしいです。折り図を頼りに何とか形になったのがうれしかったです。最近お若い方々も折り紙に関心が高く、若い人の活力をいただきながら、毎日を楽しく過ごさせていただいています。
兵庫県 笠井八重野さん

 「折紙シンポジウムi n京都レポート」では、参加された方が300人を超え、講師の方の教室や、各部会、マイケル・ラフォッスさんの講演の写真もあり、京都の地ですてきな時間をみなさんが過ごしたことを感じました。私もいつか参加してみたいと思います。特集は「古都鎌倉」。「平安の武士と馬」、「北条政子(尼将軍)」、「日本家屋」など、なかなか折り方も大変ですが、出されたときのリアルさに感動します。まさに和の世界で飾る楽しさもありよかったです。北海道は四季がはっきりしており、ぜひ北海道でのイベントを企画していただけませんか。参加される方も喜んでいただけるのではないでしょうか。実現したらうれしいです。
北海道 葛西明子さん

●海外の医学関係者に折り紙指導 池田紀子(福岡県)

2012年10月3日(水)、第32回国際泌尿器科学会総会が行われた3か所の会場の1つ、福岡国際センターで、日本の文化を伝えるために、ORIGAMIの実演や指導をさせてもらいました。この学会が初めて日本で開催されたのは1970年で、以来2回目が福岡での今回ということになります。9月30日(日)の開会式には、皇太子さまがご出席されました。全体で93か国の研究者、関係者が出席。2,000人以上の外国人で、福岡市内は賑わいました。
 私たちの会場では、英語の通訳付きで、『おりがみ4か国語テキスト』を紹介しながら、まずは「鶴」を実演。「はばたく鶴」の羽が動く時や、「妹背山」が重なった紙から2羽のつながりになっていく時には、外国人の方から歓声があがりました。指導の時は、参加者のテーブルを私と協力者の関根千鶴子さん(筑後支部長)、一宮泰子さん、豊増トミエさんと、それぞれをまわって、個人指導です。「手術の方がやさしい?」と少し笑いながら折られている姿もあり、楽しんでくださいました。最後に、立体のバラ(川崎ローズ)を関根さんが実演した時にも、びっくりされていました。
 鶴やバラや和紙は、土産として持ち帰ってもらいました。私達も、楽しい良い経験をさせてもらいました。

●象さんの折り紙オブジェがスリランカフェスティバルを盛上げました
小西菊文(東京都/C.P.I.教育文化交流推進委員会会長)

日本折紙協会と、私が主宰しているC.P.I.教育文化交流推進委員会は、2012年9月8日(土)・9日(日)に東京の代々木公園で開催されたスリランカフェスティバル2012で、山梨明子先生の創作折り紙『ハッピーエレファント』のオブジェを出展しました。協会にとってスリランカは、最近では国際交流基金の折り紙講師派遣などでますます関係が深くなった国です(「ハッピーエレファント」の折り方と講師派遣報告は『441号』に掲載)。
 C.P.I.教育文化交流推進委員会は、スリランカの貧困地域の子どもたちの教育支援を、25年間行っております。今回、日本折紙協会の佐野 友 専務理事が、私どものテントを盛り上げて下さったことに感謝をいたします。
 スリランカは、30年もの間、内戦に苦しんできました。ようやく一昨年平和になりましたので、C.P.I.は、「子どもたちの笑顔、守りたい」のタイトルで旧・内戦地域の子ども支援を呼びかけました。象さんオブジェの縁で、皆さんに応援していただけたら有難いです。

【支部だより】
「アトムクラブ」おりがみ作品展を終えて
 広島支部「アトムクラブ」支部長 曽根泰子/広島県

2012年10月5日(金)~9日(火)、広島市西区民文化センター2階ギャラリーで支部作品展を開きました。2001年6月の支部設立以来、過去3回の作品展は、友好関係にある韓国釜山支部との合同作品展でした。今回は、10周年の節目を終えた記念として、また新たなスタートとするために、初めて広島支部だけで開催しました。日本折紙協会の協力で、第13回世界のおりがみ展(護ろう世界遺産)で制作した「原爆ドーム」のパノラマ作品と、吹田支部「京都秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園」、鹿児島支部「水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)」も一緒に展示させていただきました。
 折しも広島県立美術館では、ヴェネツィア展が開催されていて、それを観た方々の間でその話をしながら作品に見入られていました。
 会員(16名)の作品は、“世界遺産”に引けを取らないものだったと思います。課題として一年前に各々パネル作品(594mm×841mm)と「くす玉」を作ることにしました。1mの糸の間に「くす玉」を自由に吊るして制作していただきました。皆さんのアイディアで、多種多様で楽しく、美しいくす玉コーナーができました。今回の作品展には、一般の来訪者、会員を始め讃岐支部、香川支部、大阪支部、吹田支部、福岡の折遊「ひまわり」の皆様など遠路お越しいただき、ありがとうございました。多くの方々に支部の作品と“世界遺産”の作品を見てもらい、作品展を開催して良かったと思っております。
 今後は、私自身もこの節目に少しずつ後進の育成に努めて行きたいと思っております。これからもよろしくお願い申し上げます。

練馬支部“秋の研修旅行”
  練馬支部「ノア・こぶし会」支部長 服部周平/東京都

 練馬支部、ノア・こぶし会では恒例の秋の研修旅行を行いました。
 2012年10月6日(土)、2班に分かれて小田急ロマンスカーで箱根を訪れ、先発組は芦ノ湖、大涌谷、空中ケーブルカーを楽しみながら後発組と強羅で合流。宿は中村桂一常任理事の斡旋で東京文具販売健保「箱根強羅山荘」で、到着後早々に研修に入り小倉隆子さんが講師を努め紅葉の輪飾り、ミミズクなどに挑戦、その後温泉、夕食、カラオケを楽しみました。
 2日目の翌7日(日)も朝食後、藤本祐子さんを講師として蜘蛛や葉っぱの楊枝入れなどの指導を受け、その後“彫刻の森美術館”に移りゴッホ、ピカソなどの作品ケーブルカーを楽しみながら後発組と強羅で合流。宿は中村桂一常任理事の斡旋で東京文具販売健保「箱根強羅山荘」で、到着後早々に研修に入り小倉隆子さんが講師を努め紅葉の輪飾り、ミミズクなどに挑戦、その後温泉、夕食、カラオケを楽しみました。
 2日目の翌7日(日)も朝食後、藤本祐子さんを講師として蜘蛛や葉っぱの楊枝入れなどの指導を受け、その後“彫刻の森美術館”に移りゴッホ、ピカソなどの作品を鑑賞し高尚な時間を過ごし、有意義な旅を満喫しました。

越前和紙の里でジオラマ制作、第7回北陸おりがみコンベンション開催
金沢支部「金沢おりがみの会」支部長 田中稔憲/石川県

 2012年9月15日(土)~17日(月/祝)、越前和紙の里、越前市のサンドーム福井で丹南産業フェアが開催され、その中央にジオラマ「コウノトリの舞う里地里山」を制作しました。
 7.5m×8mのスペースに、そこに咲く鷺草、撫子、たんぽぽや名産の白山スイカ、天然記念物のコウノトリやアベサンショウウオ、田や畑、里山に住む泥鰌や小魚、オタマジャクシや蛙、ハッチョウトンボなどを表現しました。作品を折ってもらったスタッフは、越前和紙の里支部「かたかご」のみなさんのほか、市内保育所の子どもたち、白山地区のお母さんたち、白山小学校、第五中学校、産業政策課のみなさん。7月の初めから2か月あまりかかってできあがりました。商工会、市長、議員さんいずれからも好評でした。もしできれば年末頃に日本折紙博物館(加賀市)にも展示してもらいたいところですが…。
 記念にここで使った私の創作作品を中心にした作品集も作りました。会員の方にもご希望があればお分けしたいと思います。
**************************************

2012年10月13日(土)、14日(日)新潟市の「学生プラザステップ」において第7回の北陸おりがみコンベンションを行いました。
 1日目は講演会と懇親会、2日目は折紙教室を行いました。講演では「お年寄りと楽しむ折紙」というタイトルで、ここ2年ばかりの特別養護老人ホームでの私の実践をお話しさせていただきました。これまでのようにうまく手が動かなくなったり、目がよく見えなくなってきたなどの老化による体の変化に合わせて、折るステップを工夫したり、無理なく折れる作品を創作したりした実例を紹介しました。
 2日目の教室は15教室で様々な作品の作り方を各々の講師から講習していただきました。会場は教室の他、懇親会も宿泊もできる施設であったため、移動の必要がなく快適に過ごすことができました。 
2013年は金沢の文教会館で第8回のコンベンションを7月27日(土)・28日(日)に開催いたします。暑い季節ですが、少しでも快適に過ごせるよう工夫したいと思っています。宿泊施設も近く、観光にも最適です。たくさんの参加をお待ちしております(詳細は後日お知らせします)。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)

~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
新しい年に寄せて 日本折紙協会理事長 大橋晧也

明けましておめでとうございます。
 昨年は京都支部のおかげで、祇園祭の最中、たくさんの皆様に参加いただいて「折紙シンポジウム in 京都」を無事終了することができました。特に小泉光太郎名誉支部長には初日の講演で、京都の四季折々の情景を纏められた映像までご用意いただき、京都の歴史と美しさを改めて知ることができました。小泉名誉支部長、山下 明支部長、京都支部会員の皆様に衷心からお礼申し上げます。アメリカからお招きしたマイケル・ラフォッスさんもフレンドリーで、最終日の講演での創作作品の指導もわかりやすく、参加者も作品を完成させて嬉しそうな様子でした。ありがとうございました。
 海外との折り紙交流の盛んな一年でもありました。1月には国際交流基金の日本文化紹介事業に協力し、インドとスリランカに田中稔憲理事、青柳祥子さん、山梨明子さんが行かれました。4月にはオランダ折り紙コンベンションに中島 進理事をはじめ11 名の皆さんが参加されました。6月には佐野 友専務がアメリカのオリガミ USAコンベンションに参加しました。9月にはロシアのサンクトペテルブルグにおける「露日友好協会50 周年記念事業」に、小倉隆子さんが参加されました。松沢春雄さんが中国の大学で折り紙の指導に当たっておられるなど、他にも多くの皆様が世界各地で折り紙を通じて国際友好の輪を広げています。
 また、「日本とモンゴル国交樹立40周年」記念事業として、日本折紙協会とモンゴル折り紙センターとの合同折り紙展と講習会を、首都ウランバートルの美術館で盛大に行うことができました。会場は連日大盛況、モンゴルとのいっそうの友好を果たすことができました。また、この大きなイベントを支えてくださった清水武則日本大使ご夫妻は大使館公邸で歓迎レセプションまで開いてくださり、参加者一同その温かいお心遣いに感激いたしました。参加された23名の会員の皆さん、ご苦労様でした。
 一方、国内では「世界のおりがみ展護ろう世界遺産」を群馬県の高崎市少年科学館で行い、芳賀和夫先生による「オリガミクス教室」も実施しました。また、11月の恒例行事となった東京のこどもの城での「おりがみカーニバル」には「希望」をテーマに多くのアイディアあふれる作品が出品されました。今回、1975年に加瀬三郎さんに会われて折り紙を始められたインド人の折り紙作家アニル・アオチットさんの作品も展示され、見応えのある展覧会になりました。
 その他各地の支部やグループの活動も活発で、毎月の『月刊おりがみ』では紹介しきれないくらいです。今年もますますのご活躍を祈っています。
ノアブックスとして8月に『箱のオリガミ』を出版しました。杉の木を薄く割ったへぎ板で作ったへぎ板折箱は日本独特なもので、その伝承の延長方向にあるのが折り紙です。ぜひご利用になってください。
 今年2013 年は日本折紙協会設立40 周年という記念すべき年です。さまざまなイベントも企画されています。会員の皆様のご協力をお願いいたします。今年の折紙シンポジウムは例年とは異なり、9月に開催です。メイン会場は東京の渋谷区のNHK隣りの、国立オリンピック記念青少年総合センターです。明治神宮の森がよく見える位置にあり、近辺には見るべきものがたくさんあります。会場で皆様にお会いできますことを楽しみにしています。

特集「お正月」 

今年の干支は巳です。「巳の刻」は朝の10時ごろ。「巳」の方角は南南東。というわけでヘビ本人の(おおかたの)イメージとは別に、明るくさわやかな年になりそうですね。ヘビはお金とのつながりも深く、福をもたらすと信じられてきました。お年玉をもらえたノアちゃんも嬉しそう。笑う門には福来たる。今年も笑顔で折り紙を楽しめる一年になりますように。

①☆巳の子ども・斎藤静夫
干支の中でも巳を敬遠する人が結構多いので、リアルな表現を避けて、子どもの巳であればかわいらしくと思いデフォルメしてみました。

②家に福をもたらす白蛇・長谷川太市郎
「私の干支だけど、蛇! 嫌い!」と言う方がたくさんいらっしゃいます。そこで、1枚で目と舌を折り出して、かわいらしいものを…と考えました。
目に「カラーコンタクト」を入れると、柄の紙も使え、柄々(ガラガラ)蛇になります。

③ヘビの箸袋・ポチ袋・山田勝久
15cm角のおりがみで箸袋として適当な大きさです。ポチ袋として使用するには、最小で17.5cm角のサイズが必要で、20cm角前後が適当なサイズです。

④弁天さま・笠原邦彦
40年以上も前のくふうを取り上げていただけ、久しぶりに旧著を見直してみましたら、何とまあいろいろな不備がありました。日時を限られた中でのことで、でも忙しく仕事をできたころをなつかしく思い出しました。

おってあそぼう・コマ 花のワルツ 川手章子
⑦から⑩となるところがポイントです。マッチ棒の先が少し出るくらいに重心を低くするとスカートを広げたようにクルクル回ります。花がクルクル回るので「花のワルツ コマ」と名付けてみました。楽しんでみてくださいね。

⑤鶴のぽち袋・石橋美奈子
1980年か81年のお正月、訪ねてくる甥や姪のお年玉袋として1月1日に創作した作品です。30年も経過し、姪にも長女が誕生、このお年玉袋は二代目、三代目と今もつながっています。気に入りの作品です。

⑥門松・長谷川太市郎
大きな玄関に飾られる門松は、太い竹と松、それを菰で巻いてできています。緑と木の両面折り紙を見て、「できるはず!」と直感しました。色どりで、花形の紅梅を置ければ、よりおめでたくなる !! かも!! と思います。

⑦六角かざり台・川手章子
折り図の⑨~⑫は、ひとつずつていねいに折ってみてください。比較的おさまりよく思われました。少しかための折り紙で折るとよさそうです。庭の敷石として使ったり、裏返して器にしたりできそうです。

⑧☆足付きの器・住田則子
面白い形の器ができました。底にある三角の部分をのりづけすると、しっかりします。器にしてもいいですし、季節の折り紙を飾る台としても使えるかなと思います。

⑨☆ウミガメのコインケース・藤本祐子
10~15cm角の大きさの紙で折って500円玉や手紙を入れましょう。7.5cm角のホイル紙で折ると5円玉がぴったり入るので「よいご縁」のご挨拶やお守りに使えます。⑧で尾を長く出すと後ろ足が小さくなりすぎるので注意してください。

⑩賀正鶴・星野重正
星野さんは「鼻を持ちあげる象」(おりがみ傑作選4)などの遊べる楽しい作品も創作されています(編)。

⑪箱入りシーサー・金城和美
この作品はサイズを変えることで入れ子細工のように、箱の中にシーサーが収まります。使う紙の色や柄で、予想外の仕上がりになる楽しさもあります。沖縄県では「魔除け・守り神」として500 年以前から大切にされています。

⑫だるま・山田勝久
28、29の折りで祈願成就の目入れができる作品です。お楽しみください。

【ミニ知識】
◇弁天…江戸時代中期以降に七福神としてまとめてまつられるようになった七人の神様(弁天、大黒天、恵比須、毘沙門天、布袋、福禄寿、寿老人)のうちの唯一の女神です。正式名は弁才天で、音楽や弁舌の才能(知恵)、あるいは財宝や豊穣を与えてくれる神様として親しまれています。もともとはインド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』に記されているサラスヴァティー(Sarasvati) で、ヒンズー教の神様でした。サラとは「水」という意味で、河をつかさどり、あらゆる汚れを浄化し、豊穣や食料や子孫を与える女神として崇められていました。のちに音楽や英知の神となっていきます。日本には奈良時代に伝来し、鎌倉時代には弁才天と、神道で穀物や衣食の守護神の宇賀神が習合しました。また、漢字の表記も語呂合わせで「弁財天」とされ、財産的なご利益も期待されるようになりました。弁才天の使いはヘビ、宇賀神もヘビの形とされ、弁天と宇賀神はヘビでつながっています。弁天は巳の日を縁日としています。神奈川県の鎌倉の宇賀福神社の銭洗弁天は、弁天が宇賀神と財とに結びついた神様として有名です。

◇初詣…お正月に社寺に参拝に行く初詣は、明治時代になって都市部から広まった習慣だそうです。江戸時代までは元日に家族そろって家にこもり、年神様の来訪を静かに待つことが伝統的な正月の過ごし方でした。

◇年神様…人々に年玉つまり一年の生命力や年齢を与える神様で、先祖の霊と考えられています。

◇門松…お正月に家の内外に飾る生木のことで、常緑で霊力があるとされた松を門口に立てることが多いので門松と呼ばれています。年神様が降りてくる依代と考えられています。

◇ヘビ…ヘビの脊椎は200~ 400個の多くの脊椎骨からできていて、各脊椎骨が左右に約25度、上下に25~ 30度も曲げることができるので、自由に体を長く伸ばしたり、とぐろを巻いたりすることができます。細長く先が二分した舌をチロチロと出し入れして、においを口内に取り入れて嗅覚器官に届け、獲物の存在を感じ取っています。脱皮することから永遠の生命を持つ生き物として崇められました。春に現れるので「田の神」とされ、秋には冬眠のため山に帰るので「山の神」とされました。また、ネズミなどを捕るので、家の守り神とも考えられてきました。ヘビは湿地を好むため、水と縁が深く、稲作農耕社会に豊かさをもたらすものとして水神と重なっていきました。

◇シーサー…沖縄の家の屋根の上に置かれる魔よけの像です。雄瓦と雌瓦を組み合わせて胴体や頭にし、漆喰を塗り付けて細部をこねあげ、赤瓦を摺って作った茶色の泥や墨で着色します。シーサーとは獅子を沖縄の言葉で呼んだものです。古代オリエントのライオンが中国で東洋化されて獅子となり、14~15世紀に琉球王国(現在の沖縄県)に伝わったとされています。同じように獅子は日本本土では狛犬に変化しました。シーサーが民家の屋根の上に置かれるようになったのは、瓦葺きが許されるようになった明治時代以降のことで、それまでは集落の出入り口や寺社や城など限られた場所にあるだけでした。

●ミニ知識参考図書:『蛇の宇宙誌』(東京美術)、『十二支の民俗誌』(八坂書房)、『日本人の春夏秋冬』(小学館)、『沖縄絵本』(晶文社)、『琉球王朝のすべて』(河出書房新社)、『沖縄チャンプルー事典』(山と渓谷社)、『「日本の神さま」おもしろ小事典』(PHP研究所)、『日本人と福の神』(丸善)、『暮らしの歳時記』(講談社)、『英語で話す日本の心』(講談社)、『年中行事事典』(三省堂)

<読者の広場>
【446号へのお便り】
 特集「秋の遠足」は季節に合っていたのでよかった。以前であれば妻の働いていた保育園で活用できたと思います。「カラフル恐竜シリーズ」は孫に作ってやろうと思います。今、ミニサイズの折り紙にチャレンジ中です。これを利用してモビールと作ろうと思います。
茨城県 松井 修さん

「かきの器」がよかったです。連載「折り図のミカタ」はわかりやすくとても参考になります。作品の中の折り図だけではわかりにくかった「段折りしながら中わり折り」もよくわかりました。あじさい折りに挑戦してみようと思っています。
埼玉県 堀 浩美さん

「小学生の男の子と女の子」がよかったです。「コスモス」、たくさん折って飾るとボリュームがあっていいです。葉もほしいです。「ワールドオリガミレポート」から「スリランカで折り鶴指導」を興味深く読みました。鶴は今の若い母親でさえも折れない人が多いのに、海外の子どもたちが短時間で折れるとは指導方法がよかったのではと思います。筆者の「難しいと決めてかかれば何もできません…」との言葉が印象的でした。
東京都 磯野昌子さん

今月号もいろいろな方の知恵と努力の跡をなぞらせていただいて、楽しませていただきました。「水陸両用バス」を折ってみて、車の構造についても勉強できたようでうれしかったです。「コスモス」は厚めの紙を使ったのが失敗だったようで、ぼったりと重い感じにできあがりましたので、再度折り直す前に折り図⑦から花びらの山に切り込みを入れ、花びらを丸くカットして花びらの重なりの部分に折り線を入れて、同封のようなものを作ってみました。
鹿児島県 松下チヱ子さん

ひらがな折り紙をやっているんですが、「か」と「や」は完成しましたが「せ」や「き」などはまだできていません。「おりがみ級制度」で受級するときに一緒に送って申請しています。芳賀和夫先生のコーナーの作品を利用して創作しようとしましたがうまくできなくて。とりあえず勉強もしているので、いっぱいがんばります!!
兵庫県 伊達光一さん

●さわれる折り紙講座 熊谷年起(大阪府)
 2012年8月25日(土)、池田市立図書館で、さわれる折り紙講座(小学生低学年対象)を行いました。今回はかえるの折り紙で、「ハローフロッグ」(みなさんが知っている「ハローフォックス」の耳をかぶせ折りして、目玉をつけたもの)、「ぴょんぴょんがえる」そして「ぱくぱくがえる」を折りました。最初に手始めとして「ハローフロッグ」を折り、仕上げにかえるの特徴であるぎょろとした目玉をマジックで描いてもらいました。多くの子どもたちは言われたとおり黒い大きな目玉を書いていましたが、1人の女の子は写真のようなかわいいウインクをした目を描きました。大人では思いつかないであろうウインクは、子どもの自由さ、発想力で、はっと驚かされました。

●東京スカイツリーの制作出張指導 中島 進(埼玉県)
 2012年7月、神奈川県藤沢市の「辻堂折り紙サークル」(創設者:植木フミエ様)より、「ぜひ先生の東京スカイツリーを作りたい」との電話がありました。折り図と材料を送ってもできないと思い、日時をきめて、7月31日(火)10時~15時、辻堂折り紙サークルの皆さん10名に、直接、辻堂公民館にてツリーを教えてきました。
 ただし、一日では完成できないので、先に、材料を送り、当日までに、紙の裁断(145枚)とパーツの糊づけを済ませておくようお願いしました。
 皆さん、この約束を守って頂いたおかげで、当日14時ごろには、全員、完成でき拍手拍手で終わりました。秋の公民館展示会には、展示するそうです。
 後日談として、参加者より、「最初、自分には、とてもできないと思っていましたが、完成でき感動し、家族、友人に見せ驚かれました」「都合で参加できなかった人に、後日、集まってもらい、教えました。完成し、喜ばれました」との報告がありました。

【みんなの作品展】
住田則子折り紙教室 展示会 藤崎隆子(広島県)

2012年9月8日(土)、広島県安芸郡海田町福祉センター祭りが行われました。そこで「住田則子折り紙教室」会員20名が一年間の習った作品を持ちより、折り紙展示会を開催しました。
 会場では折り紙教室も開き、一般の方に折り紙体験を楽しんでもらい、大盛況でした。展示作品を一部紹介させていただきます。
 『442号』で紹介された「メロディコースター」と「かさ」は住田先生の作品で、数多く並べるととてもきれいで、楽しく音楽が聞こえそうでした。「お地蔵さま」は顔がそれぞれ違いほほ笑ましく笑顔を浮かべて見て下さいました。「花火」は皆が一つずつ折り一枚の紙に貼ったもので、それは美しく花開いたようで、全員でこの展示会に参加できた喜びに浸ることができました。
 たくさんの方々に作品を鑑賞していただき、充実した楽しい一日になりました。

折り鶴で「絆」渡辺信子さん(静岡県)
 2012年2月25日(土)・26日(日)、藤枝市葉梨公民館で「春の作品展」を開催しました。皆で東日本大震災の復興を願い、幸せの色、黄色をメーンに、他
の色をグラデーションにして800羽の鶴を折り、絆の文字に仕上げました。簡単そうで難しい伝承の鶴を、紙に祈りを込めて折り上げた達成感はとてもハッピーで、会員どうしの絆もより強くなった気がします。今も公民館に飾られていて、館長さんは「永久保存しますよ」と言ってくださっています。

【支部だより】
「紙の入れ物展」開催 香川支部「おりがみKAGAWA」支部長 坂本整子/香川県

 2012年6月26日(火)~7月1日(日)、高松市のNHKふれあいギャラリーで、ミニミニ作品展を開催しました。定例の作品展も毎年テーマを決めて行っていますが、今回はちょっと皆さんに「いれもの」を見てもらいたいな… と思って会員それぞれ今折っている作品の中から、箱や包みなど入れ物を集めてみました。

琉球支部設立五周年記念「折紙講習会」開催

琉球支部「月桃の会」(支部長 兼島栄子)文:島袋保子/沖縄県
 2012年6月9日(土)、琉球支部設立五周年記念「おりがみ展」(『447号』掲載)を開催した県立博物館・美術館の講座室で、色紙の川井淑子先生をお迎えし、折紙講習会を開催しました。受講生は各サークルやその他の折り紙愛好家90名。長く保育関係のお仕事をなさっていたこともあって、お話のやさしい言葉がみんなの心に深く入ったと思います。折紙講師の会員には教え方の学びにもなったと思います。受講生も懸命に作品作りに取り組んでいました。
 作品は「着物のうしろ姿」と「バラ」。バラの色紙は、つぼみや葉や茎の作り方、大きなバラの作り方をわかりやすく丁寧に教えていただきました。今頃はバラの色紙が90人のおうちで飾られていることでしょう。高知から飛行機を乗り継いでおいでいただいた川井先生ありがとうございました。

「日本・モンゴル国交樹立40周年記念、折り紙レクチャー・展示会」イベントに参加して
文:中島 進/日本折紙協会理事

 2012年9月22日(土/祝)~29日(土)の8日間、大橋晧也理事長、佐野 友専務理事を含む24名の会員の皆様とともに、モンゴルで楽しい折り紙交流の旅をしてまいりました。往復とも台風が接近していましたが、幸運にも無事、成田空港を発着できました。主催は在モンゴル日本大使館、モンゴル折り紙センター、モンゴル・日本友好協会、日本折紙協会の4者による共催ということで期待が大きく、多くの会員の方の参加を得ることができました。
 22日(土)にはモンゴルの首都ウランバートルに到着し、モンゴル折り紙センターの皆様に出迎えしていただきました。夕方で、日本より少し肌寒い感じがしました(時差は1時間)。その後、フラワーホテルに入りましたが、旅行中の7泊全ては同じホテル滞在でしたので荷物を移動する必要がなくとても楽でした。
 翌日23日(日)には観光バスでウランバートル市内で、スフバートル広場、ガンダン寺、ザイサン丘などを見学しましたが、いたるところで車の大渋滞で予定が遅れました。スモッグのためウランバートル市内では残念ながら星空は見られないとのことでした。しかしながら経済は年10%成長とのことで、いたるところで高層マンション群が建設中で、将来は大発展することが予想できます。モンゴル折り紙センター長のラクチャースレン様の幼稚園も訪問しました。すばらしい施設で、多くの折り紙作品、折り紙の本が飾られていました。
 24日(月)には全員で展示会場のザナバザル美術館でモンゴル折り紙センターの皆様と一緒に作品の展示準備に入り、各自が持参した作品を展示しました。また日本折紙協会より持参した作品も展示、同時に協会からの講習用折り紙も各指導者に配布しました。残った材料と作品は最終日にモンゴル折紙協会に寄贈し、活用していただきました。25日(火)~27日(木)の3日間が展示会で、25日(火)10時からザナバザル美術館で展示会開会式が行われ、清水武則日本大使、大橋理事長のご挨拶で始まりました。大橋理事長の「モンゴルの人々は親日家が多く、大相撲が大好きで、先日23日(日)には(大相撲秋場所で)日はるまふじ馬富士が全勝優勝し新横綱が誕生した話」で盛り上がり、「また折り紙でも今後も日本折紙協会がモンゴル折り紙センターの発展に大いに支援、協力したい」と話されました。
 3日間の展示会では多くのモンゴルの方々、子ども連れの家族、先生引率の多くの小学生が訪れ、展示作品の立派さに驚き、また展示会場に設けられた無料の講習テーブルにはたくさんの人々が二重、三重に囲み熱心に折り紙を学び、大事そうに作った作品を持って帰って行きました。25日(火)の夜には日本大使館で清水大使主催のレセプションに全員招待していただき、大使夫人、青山秘書官とも歓談でき、特に大使夫人には日本のにぎり寿司を手配していただき、少しお肉が続いていたので感激しました。清水大使ご夫妻とも折り紙が大好きとお聞きし大変うれしくなりました。大使はじめ、大使館の皆様の心のこもった接待、その準備に感謝申し上げます。
 また展示会とは別に、同時に別々にグループ分けし、モンゴル市内の小学校などを訪問し折り紙講習し、大好評でした。教室に入ると日本語で「こんにちは」と言って歓迎してくれ、みんなの目が輝いていて、熱心に折り紙に取り組んでくれました。27日(木)夕方には展示品の撤収作業を行い、全ての行事が終了いたしました。
 翌日28日(金)にはウランバートル市内から50km離れた郊外の保養観光地として有名なテレルジで大草原に住む現地住民住居(ゲル)を訪問したり、大草原で乗馬も楽しみました。私たちは日帰りでしたが、午後9時ごろには夜になり、大草原に寝転んで満天の星を見ると最高と聞かされました。次回はぜひここでゲルに1泊したいと思いました。今回、大変楽しい旅を過ごすことができましたのも、ここ10年毎年モンゴルに行き、モンゴルとの折り紙交流をしておられる熊田様のお手伝いのおかげと、佐野専務理事の事務処理、連絡のおかげです。夢のような1週間でした。本当にありがとうございました。
参加者▶伊地知一志、大埜きよ子、熊田勝保、鯉淵博子、坂本整子、酒井美紀、酒井優気、志田春一、杉山美穂、鈴木恵美子、鈴木智子、高田夏代子、高野和歌子、都筑純子、鶴島賦子、平田幸子、福本多恵子、藤田敏代(50音順) *理事長:大橋晧也 *専務理事:佐野 友*理事:川井淑子、宮本まり代、曽根泰子、中島 進 計24名(敬称略)


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)

~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「クリスマス」 

ノアちゃんが、ホワイトクリスマスのきれいな雪景色をながめていると…そこには、サンタさんが、たくさん、やってきていました。お仕事中にひと息ついて、フォークダンスを踊っています。ノアちゃんは、急いで外に飛び出しました。「わたしも輪の中に入れて」。「わしも踊ろうかの」。ほかのサンタさんも大きな袋をちょっと置いて、仲間に加わります。大きな大きな、サンタさんの輪です。「やっぱりサンタさんは、いっぱいいたんだね。ひとりで世界中回るなんて、大変だものね」
 時間のたつのを忘れて踊っていたノアちゃん。「ちょっと夜も遅いし、寒くなってきたから、お家に帰ろうかな…あれっ?」 気がつくと、サンタさんたちはもう誰もいませんでした。「夢だったのかなあ?」メリークリスマス。みなさんに、すてきなことが起きますように。

①サンタのおじさん・笠原邦彦
この「サンタさん」は、私が充実していた頃の作品で、折り方も面白く、その点でも楽しんでいただけたらと存じます。袋はかなり小さいので、良い子にプレゼントを配り終えたあとの姿だと思ってください。

②サンタの箸袋・山田勝久
歩いている感じがうまく出ているサンタです。作者の山田さんは別の形の「サンタの箸袋」も創作されています。P7 の「おりがみガーデン」をご覧ください。なお、これら2種類の「サンタの箸袋」を11 月に日本折紙協会講習室で教えられます。詳しくは裏表紙をご覧ください(編)。

③☆サンタのメッセージカード、サンタさん・青木良
「サンタのメッセージカード」はクリスマスのメッセージを中に直接かいても、正方形に切ったカードを入れてもよいでしょう。

④トナカイ・土戸英二
ツノと体の色分けが、簡単な折りで表現できている作品です。ちなみにトナカイのツノは、オスとメスともにあるそうです。

⑤ろうそくとろうそく皿・笠原邦彦
「ろうそく」の⑨では、⑦でさしこんだ方向(⑨図の矢印の方向)にねじってください。また三角錐はまあるく円筒状にしてください。「ろうそく」も「ろうそく皿」も、両面おりがみで折ると効果的でしょう。

⑥キャンディリボン・川手章子
結び目がぷっくりとしたキャンディの形のリボンのようです。この結び目にはコインも入りますよ。いろんな色や柄で楽しんでみてくださいね。一応結び目は八角形となりました。

⑦木、はっぱのリース・永田紀子
2つの作品はともに基本的な単体は同じですが、つなぎ方を変えるとリング状になったり、直線上になったりします。どちらも両面使うことができます。リースのはっぱは柊に見立てました。

⑧リース・住田則子
とっても簡単なリースです。いろいろな飾りを付けたり、また小さく作ってリースの中につるすと、風にゆれてくるくる回ってきれいですよ。

⑨プチケーキケース・川手章子
シンプルなフタ付きのケースとなり、雰囲気が小さなケーキのようだと思いました。フタを組み合わせた時、ピタッとおさまってくれて気持ちよく思いました。いろいろな色のプチケーキケースを作ってみてください。

⑩パンダの封筒・青木良
今年もいろいろと話題となった人気者のパンダの封筒です。この作品にはバリエーションがあります。P7のおりがみガーデンのページをご覧ください。

~おってあそぼう~ 輝連々(きらら)・川村 みゆき
古い作品ですが、最近になっていろいろな場所で尋ねられることが多くなりました。開いた状態でユニット薬玉作品として飾る場合には、少し堅めの紙を使うとシャープに仕上がります。

⑪☆おうちBOX・山梨明子
4枚組み合わせるのでしっかりした箱になります。屋根の色を替えて楽しんでください。

【ミニ知識】
聖ニコラスをオランダ人移民たちがアメリカに持ち込み、オランダ語の「ジンタ・クラース(Sint Klaes)」がなまってサンタクロースと呼ばれるようになりました。1822 年、アメリカの神学教授のクレメント・クラーク・ムーアが「聖ニコラスの訪問」という詩を娘のために作ります。その中で「八頭だてのトナカイの橇に乗って、茶目っ気があり、人のよさそうな顔をし、おなかの突き出た小柄な聖ニコラスが煙突から家に入りプレゼントを靴下に入れる様子」が書かれ、それがサンタクロースのイメージとして広まりました。

☆ろうそく…救世主がこの世にもたらす光を表します。ツリーにろうそくを灯すことを考えたのは16世紀に宗教改革を行ったドイツのマルティン・ルターという逸話がありますが、当時ろうそくは高価だったため、一般化してはいませんでした。

☆クリスマス…クリスマスは英語でキリスト(Christ) のミサ(mass) という意味で、キリストが誕生した日を祝う礼拝とされています。実際はキリストの誕生日は史実にはなく、キリスト教が伝わる以前からヨーロッパの人々が盛大に行っていた冬至を祝う祭(太陽神ミトラの誕生の祭や農耕の神サトゥルヌスを祭る豊穣祈願のサトゥルヌス祭や北欧でのユールの祭など)をキリスト者たちが布教しやすいようにキリストの誕生日としました。また、その日を境に太陽の力が強くなる冬至の日がキリストの誕生日としてふさわしいとも考えられました。

☆トナカイ…エスキモーによって飼いならされ、寒さと長旅に耐える荷物運搬用のトナカイは従順で、ねばり強い動物です。魂を運び、また、太陽の光を導き入れると考えられ、不吉な力から人々を守ってくれるとされました。また、角が生え変わることから豊穣の魔術力を持っているとも信じられました。
クレメント・クラーク・ムーアが書いた詩の中の八頭のトナカイには名前が付いていて、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ビクセン、コメット、キューピッド、ダンダー、ブリッツェンといいます。なお、天体望遠鏡で国内トップの会社ビクセンは幸せの使者のトナカイの名前からビクセンという響きが気に入り社名にしたそうです。

☆ツリー…キリスト教が伝わる以前のヨ-ロッパで、冬の闇の時間が長く、死者の霊が歩き回ると考えられた冬至の魔除けとして家の内外に置かれた常緑樹(モミやドイツトウヒ、セイヨウイチイ、ツゲ、セイヨウヒイラギなど)に起源を持ちます。モミの木に飾り付けたツリーが最初に記録に現れるのは、1419年ドイツのフライブルクで、リンゴや洋梨、オブラート(最後の晩ばんさん餐でキリストが私の体と言ったパンを意味するもので、薄くて、丸い、ウエハースのようなもの)、レープクーヘン(香辛料や蜂蜜をたくさん使って作るクッキーのようなお菓子)、ナッツや金紙などの紙飾りが付けられていました。クリスマスツリーが定着するのはドイツ語圏で1820~30年だそうです。

☆日本のクリスマス…戦国時代の16世紀、フランシスコ・ザビエルが日本にキリスト教を伝えました。キリシタンたちはクリスマスのことをラテン語で生誕の意味の「ナタル」から「ナタラ」と呼びました。最初の「ナタラ」の記録は、ザビエルが日本を去った翌年の1552年、山口で信徒が教会に集まって祝われたものです。その後、キリスト教は禁制となり、日本国内におけるクリスマスの歴史は二百数十年間、表向きには途絶えます。日本人主催の初めてのクリスマスパーティーは、1874(明治7)年、東京銀座にあった原 胤昭経営のプロテスタントの女学校(現在の女子学院の前身のひとつ)で、純日本風な趣向が親しみやすいと考えらえ、裃を付け、刀をさし、ちょんまげのかつらをかぶり、殿様風の姿のサンタクロースに扮装したそうです。

●ミニ知識参考図書…『クリスマスの文化史』(白水社)、『図説クリスマス百科事典』(楓風舎)、『サンタクロースの謎』(講談社)、『サンタクロースとクリスマス』(東京書籍)、『年中行事事典』(三省堂)、『朝日新聞』(朝日新聞社)

<読者の広場>
【445号へのお便り】
 
北海道の七夕は月遅れの8月7日で子どもたちの夏休み中に行われます。幼い頃、七夕飾りを折り紙で作って糸をつけ、近所の子どもたちと笹ではなく、柳の木に飾りました。夜にはその飾りの下で花火をして楽しかったことを思い出します。今の子どもたちにも日本の伝統行事にたくさん触れてほしいです。もっと折り紙を好きになって、いろいろな発見や楽しさを感じてもらいたいです。少人数の大人対象で折り紙を折ることがあります。
平面ではなく立体の器や花などを折るのですが、できあがると感動しています。私も毎月、月刊『おりがみ』が届くたびに新しい作品と出会い、感動しています。
北海道 葛西明子さん

 「天体望遠鏡」、新しくてよかったです。「菊のくす玉」がすばらしかったです。最近、くす玉にはまっているので、これからもくす玉、お待ちしています。3年ほど前から近所の郵便局(中野区の南台第二郵便局)に季節の折り紙をプレゼントしています。季節ごとに郵便局の方々が入れ替えてくださるのですごく嬉しいです。海外の折り紙の本を入手しました。虫専門なのですが、なんと購入して2年たちますが難解すぎて、まだ一匹も完成にいたりません。日本の折り図は親切でわかりやすい。目標は折り紙の虫の昆虫採集! がんばるぞ!
東京都 志村歌代子さん

 『417号』で芳賀和夫先生の連載を拝見して、説明のていねいさに私にもできるかもとバックナンバーを申し込みました。「セット定規」を作って折り進んだのですが、「第4回」の正6点星が難しく、やはり無理だったかと思いながらも最後まで読んでいくと「見られるものになっているのでよしとしましょう」のお言葉に心和みました。そして連載11回分、それなりにできあがり、充実した気分です。それにしても第1回の『406号』が絶版なのが悔やまれてなりません。
静岡県 鈴木アツコさん

 地方でも盆踊りがあり、夏らしい「おわら風の盆」を折りました。「桔梗のお皿」や「菊のくす玉」、いろいろとありがとうございました。「支部だより」や「新刊書紹介」、「頭の体操」を楽しみにしています。私も86歳過ぎましたが、「頭の体操」がんばっています。 先の号で答えを見るのが楽しみです。
福岡県 武井カオルさん

 「桔梗のお皿」がよかったです。以前に比べてカラーページが増え、見ていても楽しい本になったと思います。デイサービスで働いています。ときどき利用者さんに折り紙を教えて差し上げますが、性格も表れてちょっとおもしろいです。
東京都 中村路子さん

●子どもたちと「おたのしみDAY」原 嘉子(埼玉県)
 学童保育室に勤務しています。元気な子どもたちとすごす日々は楽しいです。「おたのしみDAY」を紹介します。「おにぎりランチ」では事前に具のリクエストを取るのに折り紙のおにぎり(朝日 勇さん創作)を折り、食べたいところに貼りました。小学1年生もすぐ覚えて、たくさん折ってくれましたが、貼るのは1人2個までとしました。「おたんじょう会」では、「たまやーユニット」(青柳祥子さん創作)を使い、バースデーカードを作成して渡しました。なるべく、折り回数の少ないものから折る楽しさを知ってもらい、季節ごとの折り紙を楽しんでいます。4年生で卒業する子どもから「折り紙を教えてくれてありがとう!」とお手紙をもらうと、すごくうれしいです。これからも折り紙を楽しみたいです。

●ポインセチアのクリスマスカード 中澤信子(神奈川県)
 『440号』の「おりがみガーデン」にご紹介いただいたクリスマスカードのポインセチアは、『折り紙を愉しむ-木版本「折紙模様」を折る』の「はなびし」を応用したものです。制作見本をご覧ください。 
 来年東京で54年ぶりの国体(スポーツ祭東京2013)が開催され、西東京市ではバスケットボールとティーボールが実施されます。そのリハーサル大会が8月11(土)~13日(月)、西東京市総合体育館で行われました。おもてなしのひとつとして折り紙などで会場を飾りつけ、監督、選手、関係者の方々をお迎えしたいと、西東京市のスポーツ振興課、高齢者支援課から市内福祉会館の折り紙サークル4か所に依頼されました。教室のみなさんと相談し、おりがみドリーム新町教室と富士町教室2教室でお引き受けすることにしました。制作するのは東京都の鳥ユリカモメがモチーフのマスコットキャラクター「ゆりーと」(折り紙考案:山下 渡氏)と伝承の鶴です。みなさんとリハーサル大会、本大会の成功を祈りながら楽しく折らせていただきました。作品は総合体育館内、市内公共施設などにも展示されました。
 9月の末に、スポーツ祭東京2013西東京市実行委員会の手塚光利事務局長より、お礼状をいただきました。


ノア・こぶし会「平成24年 楽しいおりがみ展」
 練馬支部「ノア・こぶし会」支部長 服部周平/東京都

8月25日(土)~29日(水)、恒例の支部作品展を開催しました。
 会場は東京・表参道のクレヨンハウス近くのギャラリーMで、相談役の大橋晧也理事長、中村桂一常任理事の力作をはじめ、メンバー全員がそれぞれ趣向を凝らした作品が会場一杯に展示され、神奈川、千葉、埼玉など多くの折り紙愛好者の方々が作品を前にして和気あいあいに交流し、楽しい5日間でした。
 特に日曜日は表参道元気祭で100余りの連が競う「よさこい祭」と重なり連日満員の盛況でした。ご来場の皆々様に誌上をお借りして厚く御礼申し上げます。


「納涼の夕べ」「両国納涼水辺まつり」に参加
  墨田支部「折り友すみだ」支部長 中村桂一/東京都

8月4日(土)・5日(日)に旧安田庭園で開催された第42回「納涼の夕べ」と、8月24日(金)に両国駅近くの隅田川テラスで開催された第5回「両国納涼水辺まつり」。両国の夏の風物詩として親しまれている、この2つの行事に、墨田支部が折り紙教室を出店しました。

【みんなの作品展】
那須三島公民館 おりがみ講習会 4日間 福田芳子(栃木県)

 毎年、那須の三島公民館で「おりがみ」を指導している私です。今年は「くす玉」「プーさん&イーヨー」「正十二面体」「パンダ」を指導しました。『433号』の丹羽兌子先生のパンダはとても人気があり、子どもたちも大人の人も楽しめました。いろいろなしぐさが子どもたちの発想により生まれ、とても喜んで折り紙をしていました。「オリンピック」「おまつり」「遊び」など子どもたちなりにテーマを決めて作品を作っていたようです。同じものを5つ折り、折り方もあっという間に覚えました。私も楽しい時間を過ごすことができました。
 本当にいろいろな作品ができて喜んでいます。子どもたちはすばらしい才能を持っています。折り紙って楽しいって子どもたちに言ってもらえてうれしい日々でした。

日中国交正常化40周年記念 中国的文化祭に参加して 田中裕子(香川県)

 7月14日(土)~16日(月/祝)、アイパル香川(高松市)で開催された記念文化祭。最終日に中国語講座、観光、中国結びの講習とともに折り紙展示と講習が行われました。県の国際交流課から古典的なもの、日本的なものをという要望にそって川井淑子先生創作の「葵あおいびな雛」他、月刊『おりがみ』掲載作品で歳時記の色紙を展示しました。十二支や連鶴、山口 真先生創作の「連獅子」、土戸英二先生創作の「招き猫」、納所克志先生創作の「クマさん」なども人気がありました。また津田良夫先生創作の「げた」を「今日も無事、家に帰れますように」の願いをこめてお守りとして飾りました。「かわいい!」という声も聞こえてきました。
 いつも思うのですが、今の若い親子は絵や文章が実にユニークでおもしろく、当日講習の「フェアリーペンギン」や暑中見舞いのグリーティングカードなどの表現に感動しました。楽しいなあ、祖父母や兄弟にプレゼントする、と、たくさん折る子どもたちに折り紙ボランティアの私の生きがいを感じました。また中国の方々ともお互い作品を交換したり、よき一日となりました。

【ワールドオリガミレポート】
中国での私の夢 松沢春雄(中国、雲南省)

 私は今、中国で折り紙を教えています。身分も大学教員として認められ、美術学部と教育学部の学生に教えています。
 私のいる大学は雲南省紅チュノム河州蒙自市というところにあります。ベトナムの国境から150kmという辺境の田舎の大学です。紅河学院といって12学部1万人の学生がいます。雲南省は平均海抜が2000mといわれる山国ですから、穏やかで温暖な気候なのです。少数民族も多く住み、その子弟も学生として多く学んでいます。そういう学生は皆、手仕事を多くしているせいか、器用で教えがいがあります。
 私は退職(中学教師)後の夢として、“当地に折り紙を定着させること”に賭けてみようと思うようになりました。それは砂漠に木を植えるような仕事だと思います。折り紙をしたことのない人がほとんどなのですから。それには苗木を立派な根をもつようにすることや、タネや地下茎でどんどん繁殖するような苗にしなければならないと考えます。大学生はちょうどよい苗になってくれます。将来は、幼・小・中学校の教師を目指しているのですから。
 今年の6月からは、大学内の宿舎を出て、アパートを借りてメイドさんを雇い入れて、衣、食、住を整えました。さらに近くにアトリエも共同で借りて、そこでも教室を開き、近所の子どもたちにも教えています。
 夢は着々と進んでいます。でも困難や不安はいくつもあります。
 たとえば、当地では折り紙が入手困難であること(上海製の紙が売られていますが、粗悪なので不適です)。だから、日本から送っておいたものを使っています。給料も当地としては破格の5万円をいただいていますが、用紙代でほとんど消えて、あとは私の年金で生活しています。それに何といっても、私はまだ中国語がわからないということが、最大の悩みです。
 『おりがみ』の読者の皆様で、当地を訪ねてみたいという方がおられましたら歓迎します。近くの元陽梯田(棚田)は世界一の規模です。
 それから、不要になった折り紙の本や紙や作品がございましたら、多少に関わらず、留守宅の方に寄贈していただけたら幸いです。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)

~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「古都 鎌倉」 

京都、奈良、江戸に続いて、「11月の古都シリーズ」第4弾は、鎌倉です。
 日本初の本格的な武家政権発祥の地として世界遺産登録を目指している「武家の古都・鎌倉」は、三方を山に、一方を海に囲まれた、美しい自然と一体の都です。名所旧跡や四季の花など、折りたくなる要素がいっぱい。
 ところで、関東近郊のいろいろな場所に「鎌倉」の名のついた道があります。そのすべての道はもちろん鎌倉に通じていて、そのくらい整備されていたので
す。私たちも、そんな鎌倉街道のように、それぞれの目的地に向かって、折り紙の道を進んで行こうではありませんか。それでは、いざ、鎌倉!

①☆平安の武士と馬・笠原邦彦
私のもっとも古い時期の作品を取り上げていただき、ちょっぴり恥ずかしいような、でも嬉しいことです。この複合の「馬」は、敬愛この上なき千野利雄先生の御作にならったものでした。

②☆太刀魚・松野幸彦
はじめは「下あご」のあるものを、と思いましたが、考えなおしました。
むなびれに紙の裏が少し出ますが、作りやすさを優先した結果です。頭の「ぐらい折り」を避けるために、工程(⑥~⑧)を加えました。

③北条政子(尼将軍)・川手章子
ゆったりとした上着の下に袴をつけた人が現れました。昔(いにしえ)の人の風情を感じました。作品を見ながらいろいろ想像し、楽しんでみました。

④日本家屋・松野幸彦
入母屋と切妻の2種類の屋根ができます。入母屋の屋根の形が気に入っています。外壁(本体)は、屋根との形合わせのため、伝承の箱の変則折りです。下の箱をふせずに屋根をのせると、入れ物として使えます。

⑤三重の塔・永田紀子
10数年前に11枚で五重の塔を創りました(右)。今回は1枚で壁とひさしができるので簡単な作品となりました。

~詩を折る~[第17 回]『吾妻鏡』 静御前の和歌
色紙構成・制作 飯田伊勢子

⑥りす・青木良
飛び跳ねているリスをイメージして創作しました。四足でも二本足でも立ちます。

⑦サザンカの花・川手章子
童謡にも歌われているサザンカの花。私の作品リストの中に3回載っていて、さてどのサザンカが咲くのかな…と、ふとつぶやいた次第です。

⑧☆お地蔵さま・土戸英二
このお地蔵さまは、以前創った作品の簡易版です。折り方が分かれば、顔の比率を変えて個性豊かなお地蔵さまを創ってください。

⑨呉竹・秘伝千羽鶴折形より
江戸時代の1797 年に出版された『秘伝千羽鶴折形』の中に紹介されている作品です。

【ミニ知識】
◇鎌倉…神奈川県南東部にある市。日本史上初めて武士が本格的に政権をとり、源頼朝が鎌倉幕府を開いた都市です。頼朝が征夷大将軍に任官された1192年が始まりとされていましたが、今は壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼし、守護・地頭設置権を認められた1185年が始まりと解説する教科書もあるそうです。鎌倉は相
模湾に面して、三方は山に囲まれ、天然のとりでを持つ都でした。鶴岡八幡宮を平安京の内裏に、そこから由比ケ浜まで一直線の参詣道路の若宮大路を朱雀大路になぞらえました。外部から鎌倉に通じる道路には傾斜が急な地形を使って「切り通し」が設けられ、鎌倉に入るすべての人や馬、物資が管理されました。鎌倉時代が終わるのは北条氏が 新田義貞たちの軍に滅ぼされた1333年です。 戦国・安土桃山時代になると小田原や江戸に関東の中心が移り、江戸時代の鎌倉は都市の機能を失って、各村々に分かれていました。

◇太刀魚…体長1.5m に達する、刀のように細長く銀白色の魚です。尾びれや腹びれはなく、尾の部分は先細りになっていて、うろこはありません。旬は夏から秋の白身の魚で、塩焼きや煮付けなどにして食べるとおいしいそうです。名前の由来は姿が太刀に似ていることからという説と、頭上を通りすぎる餌をねらって立ち泳ぎをすることからという説があります。この魚には伝説があります。鎌倉時代末期から南北朝時代に活躍した武将の新田義貞が鎌倉攻略のために引き潮を祈願して、稲村ケ崎から相模湾に投げ入れた太刀の生まれ変わりだとするものです。

◇ 北条政子…1157年~ 1225年。鎌倉幕府を開いた源 頼朝の正室。伊豆の豪族の北条時政の長女で、伊豆の流人だった頼朝の妻となりました。頼朝の死後、出家しましたが、征夷大将軍になった長男の頼家、次男実朝が暗殺され、傀儡将軍として京から招いた二歳の藤原頼経の後見となって幕政の実権を握り、尼将軍と呼ばれました。口絵では、現在の横浜市港南区に残る伝説を表現しています。鎌倉に入る人たちが馬を洗ったり、身支度を整えるため利用したので馬洗川と呼ばれた滝壺がありました。馬洗川で馬を洗っていた二人の若武者に、政治の争いで失った息子の姿を重ね、「気をつけて鎌倉へ参られよ」と優しく言葉をかけたというものです。

◇多重塔…屋根が何層にも重なった木造や石造の仏塔です。高いので落雷で焼失しやすいそうです。建長寺は、1253年に創建された鎌倉にある禅宗の寺です。創建当時には「華厳塔」と呼ばれる三重塔とも五重塔とも考えられている多重塔が建っていたそうです。

◇静御前…生没年不明。白拍子。白拍子とは平安末期から室町時代にかけて行われた歌舞のひとつで、それを職業とする女性のこともさします。白水干に、
立烏帽子、白鞘巻の刀を差した男性の服装で、今様(当時流行した新様式の歌謡)を謡いながら舞いました。白拍子本来の歌舞を真ん中に、その前後に和歌を入れるのが定型で、白拍子とは雅楽の素拍子に通じ、基本のリズムという意味だと考えられています。静は13歳のとき、京都の神泉苑で行われた「雨乞いの舞」で舞ったあとに雨が降り、後白河法皇から「日本一」と賞賛され有名になりました。16歳で後白河法皇の計らいで源義経の側室となりました。

◇常盤御前…1138 年に生まれ、没年は不明。源 頼朝の父である源義朝の側室。美しい女性だったと考えられており、義朝との間に今若(のちの阿野全成)、乙若(のちの義円)、牛若(のちの源 義経)を産みます。義朝の死後、公家の一条長成に嫁ぐまでの事実は不明ですが、『平家物語』では3人の子を守るために夫の敵、平清盛の側室となります。

◇サザンカ…日本原産のツバキ科の花。秋の終わりから冬にかけて花を咲かせます。漢字の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカは山茶花の本来の読みの「サンサカ」がなまったものと考えられています。鎌倉では葛原岡神社や源氏山公園付近が名所になっています。

●ミニ知識参考図書:『武家の古都、鎌倉』(山川出版社)、『日本文化のかたち百科』(丸善)、「横浜市港南区ホームページ」、『白拍子静御前』(新人物往来社)、『義経記』(岩波書店)、『伊勢物語』(岩波書店)、『花おりおり』(朝日新聞社)、『世界大百科事典』(平凡社)、『暮らしの歳時記』(講談社)、『日本の歴史』(作品社)、『神奈川県の地名』(平凡社)

<読者の広場>
【444号へのお便り】
 「おばけちゃんとソフトクリーム」、おばけがソフトクリームに変身!するところが意外で、楽しいですね。おいしそうなソフトクリームの中におばけがかくれているなんて技あり!! です。早朝(4時ごろ)、野鳥のさえずりで目が覚めます。近頃特ににぎやかです。夏休みで、小学校のラジオ体操(夏休み)が始まり私も体を動かしています。ところどころ忘れている部分もありますが…。
青森県 原子睦子さん

折紙協会の封筒が届きました。開けてビックリ、きれいな折り紙が入っていました。「クイズ頭の体操」に当選したのです。ありがとうございました。四つ葉のクローバーを見つけて、何かよいことがあるかしら…とお便りしたのです。信じてしまいます。「新事務局へようこそ」、いつも楽しみにしています。本当に自分が見てまわっているようで楽しくなります。「和紙ものがたり」もよかったです。扇の歴史が少しわかりました。勉強になります。作品は「おばけちゃんとソフトクリーム」をたくさん折りました。「琉金」を折って小さいうちわに貼りました。折り紙をしていると時間を忘れますね。送っていただいた折り紙で何を折ろうかな~と今、考えています。
兵庫県 林 悦子さん

 「クリスタルの花」、「琉金」がよかったです。「読者の広場」の中の「折り紙は薬より効きます」の文には心が動きました。最近はユニット式折り紙に凝っています。すきま時間に折りためて組み上げたときの爽快な気分が癖になりました。
東京都 中村路子さん

 予想外の病気のため入院し、やっと家へ帰ってきました。「クイズ頭の体操」だけ折ることができました。早く他の作品も折ってみたいです。
鳥取県 高階圭子さん

 「444号」が届き、いつものように「クイズ頭の体操」から始めました。そして先月号の「来月号のおしらせ」で気になっていた「扇風機」を折ってみました。来月号の「おわら」も楽しみです。最近買った本「ORIGAMI ART」と「ADVANCEDORIGAMI」が、「2012折紙シンポジウムin京都」の海外招待作家のMichaelG.Lafosseさんのものでした。この本を見てすごい!!と思っていたところに、43ページの写真とリスが目に入りびっくりしました。この方の作品で「錦鯉」を見たとき、本物の写真だと思ったくらいすごい!!と思いました。そして最近私なりに(下手ですが)「錦鯉」を使った色紙を作りました。シンポジウムには参加できませんが、ファンが一人ここにいることをお伝えできたらな~と思います。「443号」の46ページに載っていた、ふくらむ、縮む、ユニット多面体の折り方を載せていただきたいです。
大阪府 原田延子さん

【支部だより】
琉球支部設立五周年記念「おりがみ展」「折紙講習会」開催
  琉球支部「月桃の会」 支部長 兼島栄子/沖縄県 (文:島袋保子/沖縄県)

支部結成5年を記念して、5月29日(火)~6月10日(日)の二週間、県立博物館・美術館の県民ギャラリーでおりがみ展を開催しました。折紙講師23名の会員全員参加の展示会です。川井淑子先生(日本折紙協会理事)の干支や花の色紙、立体の川崎ローズや鶴の菊、カーネーション、胡蝶蘭などの花、連鶴、アジサイ折り、平織り、フレーベルの模様折りそしてふるさとの風景など心をこめた作品が並びました。
 美術館という場所と、TVやラジオ、新聞での報道のおかげで、観光の方、香港、台湾、インド、ベトナム、ハワイ、アメリカなど外国の方の見学もあり、英字新聞を見たという沖縄在住の外国の人もたくさん来ていただきました。
 デイサービスの高齢者や車椅子の皆さん、保育園の子どもたち、折り紙サークルの方やそのお友達などおおよそ2000人の方に見ていただきました。部屋に入り「すごーい」「これが折り紙なの」「折り紙を見直したわ」といううれしい声。中でもふるさとの家の赤がわらの風景に「わぁ懐かしい」と涙を見せるお年寄りもいて案内係ももらい泣きしてしまった場面もありました。
 一枚で折った連鶴、藤本修三さんの平織、アジサイ折りに感心する人や、フレーベルの模様折りのモチーフつなぎや立体の箱、キューブには、川井淑子先生からよかったねといっていただきました。中でもたくさんの蟻やフレーベルのモチーフつなぎ、平織、連鶴に挑戦した会員の中のただ一人の若い青年の作品は皆さんに好評でした。
 二週間の展示が終わったときの充実感は皆の胸をいっぱいにしました。 埼玉の左方さん、金沢の斉藤さんが、初日に、遠くから来てくださり、作品も飾らせていただきました。展示会を見に来てくださった皆さんやメールや電話で応援をしてくださった皆さんに、本当に心から「にへぇでーびる」:ありがとうございました。
***
 この「おりがみ展」を開催した県立博物館・美術館の講座室で、色紙の川井淑子先生をお迎えし、折紙講習会を開催しました。この様子も、またあらためて紹介したいと思います。

「髙木 智 遺作展」と、支部作品展
  京都支部「古都折紙倶楽部」 支部長 山下 明/京都府

 「2012折紙シンポジウムi n京都」会期中の7月22日(日)~24日(火)、同じホテル内の展示会場(鞍馬の間)で「髙木智遺作展」が開催されました。
 京都支部名誉顧問でいらした高木先生は、シンポジウムが地元京都で開催され、ご自身も出席されることを、とても楽しみにしておられました。病躯をおして、その準備などに心していらっしゃいましたが、願い叶わず、昨年8月6日逝去されました。
 高木先生は京都支部設立時から物心両面、全面的に支援して下さった大恩人です。髙木先生が人生をかけて追究された折り紙と俳句における功績を、多くの方に知っていただこうと、シンポジウム開催に合わせ、遺作展が計画され、京都支部も微力ながらお手伝いさせていただくことになりました。高木先生は折り紙の歴史研究の第一人者です。収集、愛蔵してらした多数の浮世絵、古書文献資料の実物、原本は、最も古くは江戸時代に折り紙作品が「図」として表記されていたという高木先生の研究の成果を証明しています。折り方の説明本などは、江戸時代から明治、大正、昭和初期の書籍を、数多く収集されたもので、折り紙の教育史、日本文化史における貴重な資料として五百名を超える来場者の目を釘付けにしていました。
 そして、高木先生といえば、子どもが喜ぶ易しい折り紙作品をたくさん創作され、伝承折り紙や幼児、児童への教育、普及活動に熱心でいらしたことでも知られています。句集や折り紙の歴史研究の本とともに、並べられた子ども向けの可愛い表紙の著作の数々に先生の温かなお人柄が偲ばれます。
 長年にわたり、高木先生の研究生活を支えてこられた奥様の晶子様が、厳選された出展作品の中で、「折紙作品 色紙 名画シリーズ」と「童謡シリーズ」はとくにすばらしいものでした。高木先生創作の折り紙作品と俳句作品を絶妙に結び合わせ、展示されました。俳句の道を共に歩まれ、高木先生の折り紙研究をずっと見守ってこられた奥様ならではの選定、展示です。高木先生力作の「弥勒菩薩」や「鎧兜一式」などの立体作品、全出展作品一つ一つに、奥様の先生への深い思い、ご夫妻の固い絆が感じられ、胸打たれます。シンポジウム開催にあたり、お忙しい中、ご挨拶にいらしてくださった門川大作京都市長も、小泉光太郎名誉支部長の案内で遺作展を見学されました。その感想は「折り紙の歴史研究の草分け的存在である高木智さんの遺作展をはじめ数々の作品を拝見。器用な手先と想像力をフル回転させて制作された力作揃い。とても感動しました! 小泉光太郎名誉支部長をはじめ関係者の皆さんのご尽力に心から敬意を表します。」と市長さんのブログに掲載されています。
 高木先生は大変残念なことにシンポジウム開催前に逝去されましたが、遺作展を通じ、確かに私達と一緒に参加され、共にいらしたのです。

【みんなの作品展】
「梅ちゃん先生作品展」開催 梅本吉広(大阪府)

新潟支部の作品展に続き(『444号』P50「支部だより」をご覧ください)、石川県の日本折紙博物館で6月24日(日)~9月5日(水)、「梅ちゃん先生作品展」を開催することができました。今、NHKの朝ドラでやっている名前は、勤務する小学校で私が子どもたちから呼ばれている名前で、私の方が元祖?です。
 個展としては2回目ですが、これまで制作した私の全作品140点余りを展示することができました。入口の看板は、私の手書きで、手作り感を出しました。今回、作品名だけでなく作品の見どころや簡単な解説をつけましたので、より深く折り紙を見ていただけたと思います。展示をコーナーごとに分け、進化するリング・昆虫・遊び・結びユニット物語・ゆるゆるユニット集・色紙・ねり紙・その他の立体 としました。特に結びユニットと指輪と遊ぶ折り紙は種類も多いので、見応えがありました。展示直後に、カナダから来られた学生のグループの見学がありました。「おりがみあいうえおひょう」を見て、「これは何ですか」など、楽しく日本語の交流ができました。
 なお、展示には、細部にわたり地元金沢支部長の田中稔憲さん夫妻や、香川支部長の坂本整子さんにご協力いただきました。どうもありがとうございました


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)

~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「秋の遠足」 

ノアちゃんは、この秋、おしゃれなファッションで本格的な登山を楽しむ「山ガール」に挑戦!リュックに登山靴、サングラス、おっと、大事なお弁当も…
準備万端です。「そこに山があるから、なんちゃって。さあ出発!」
はりきって出かけたノアちゃんでしたが…。
「…はあ、疲れた…荷物は重いし足は痛いし日差しは強いし…どれも一目で気に入って買っちゃった登山グッズだったんだけど、靴馴らしぐらいしておくんだったなあ…でも楽しかった、また行こうっと!」
こんどは帽子を忘れずにね!

①リュックサック・浅井かづゑ
カニの甲羅のような形のリュックサックですが、厚みのないものなら中に入れることができます。メッセージカードなどを入れて、プレゼントに添えるとおしゃれです。コインケースにしてもいいですね。

②登山靴・納所克志
険しい岩場で足元を支えるビムラム底、指先にゆとりを持たせる爪先の膨らみ、登山靴の頑丈な形の中に何か親しみを感じるのは、頼れる母親の姿をそれに重ねるからでしょうか? 丸みの表現を大切に造ってみてください。

③サングラス・青木良
昔の作品で、折り方はすっかり忘れてしまったので、魚の基本形から再構成しました。はじめの4工程は何を折っているのかわからなくて気持ち悪いかもしれませんが、その後は、すっきり折れると思います。

④小学生の男の子と女の子・川手章子
はじめに男の子ができあがり、女の子もおそろいで折ってみました。雰囲気が小学生のように思いました。体の⑩から⑪はよく見て折ってくださいね。ポケットになっているところに首をさしこみます。小学校の行事がいろいろと頭に浮かびました。

⑤水陸両用バス・松野幸彦
『398 号』に掲載の「着せ替え自動車」(写真小)の要領で作ってみました。普通のバスとの形の違いが明確でなく、どこをどうしたらよいものやら、悩みました。

⑥☆なかよしくり坊・住田則子
お友だちのような、兄弟のようなくりができました。いつもよりそって仲よしに見えます。何個か作って立たせるとかわいいです。もみじの葉を散らして、その間に立たせるととても秋らしくなりました。

⑦かきの器・石渡正一
旅先で柿を丸ごと器にし、料理を盛りつけたものをいただいたことがありました。季節を愛でる日本人の美学とでもいうのでしょうか。「あぁ…日本っていいなあ~」としみじみと思いました。他の野菜や果物にもアレンジしても面白いですね。

⑧コスモス・一ノ瀬美智子
正八角形より8枚の花びらの花ができます。もっと切れこみの深い花を作りたいと思い、⑩⑪でできた袋をさらに花びら折りにして開きました。コスモスに似ているので、作品名を「コスモス」にしました。

⑨☆キャンディポット・伝承
過去の月刊『おりがみ』連載の大橋晧也理事長の『オリガミ・スタディ・ルーム」で、「ざぶとん+風船」の複合基本形作品の説明の中で、伝承のコップのバリエーションとして紹介されたものです。

⑩器・臼田隆行
折りたたみと展開がいつでもどこでも手軽にできる壺形の器。使わないときは平らにたたみ、使うときは取っ手を引っ張るだけ。上げ底になっているのもポイント。

⑪パッケージとスライドケース・川手章子
大きめの紙で折ると実用としてよさそうです。パッケージの方はできたてのパンをいっぱい入れたりして…と考えるとパンのフワッとしたいい香りがしてきそうです。スライドケースは1色または2色の2通りが楽しめそうです。

⑫カラフル恐竜シリーズ・半田丈直
多くの方が創られている「きょうりゅう」たちです。それほど難しくなく折れるようにと表現してみました。カラフルでかわいいペットのような、こんな「きょうりゅう」たちがいたら…楽しいですよね。

【ミニ知識】
◇メガネの日…10月1日。1996 年に設立したメガネ業界の製造、卸売り、小売業の11 団体が加盟の日本眼鏡関連団体協議会が1997 年に制定しました。漢数字を並べた一〇〇一の形を一をメガネの蔓、〇をレンズに見立ててこの日と決められました。日本メガネベストドレッサーの選定などが行われています。また、10月10日の「目の愛護デー」と、10 月1 ~ 31 日の目の愛護月間と提携して、10 月1~ 10日が「眼と眼鏡の旬間」となっているそうです。

◇登山の日…10月3日。登山学校や講習を行う団体の社団法人日本アルパイン・ガイド協会が語呂合わせで1992 年に制定しました。

◇陶器の日…10月4日。日本陶磁器卸商業協同組合連合会が1984年に、陶器の古称「 陶瓷」からの語呂合わせで制定しました。

◇水陸両用バス…タイヤが付いていて陸上をバスとして走ります。車体の後方にはスクリューが付き水上に船として浮かびます。スピードはあまり出ませんが、観光用として運行しています。

◇柿の日…10 月26 日。全国果樹研究連合会が柿の栄養、おいしい柿の選び方を人々に知らせるために2005年に提唱しました。1895年のこの日は俳人の正岡子規が「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだ日とされています。柿はビタミンCが豊富で、栄養価が高い果物です。柿が渋い原因はタンニンで、防水性に優れています。実をしぼって取った「柿渋」が紙や布に塗られて利用されてきました。

◇栗…日本と朝鮮半島南部の原産で、縄文時代から食用とされました。十五夜から1 か月後の旧暦9月13日のことを十三夜といいます。中国から十五夜の風習が入ってくる前から日本で行われていた月見の風習で、このころが旬の栗を供えるので「栗名月」ともいわれています。

◇ハロウィン…10月31日。ハロウィンは、古代ヨーロッパに住んでいたケルト民族の収穫感謝祭が起源です。アメリカで子どもたちの楽しいイベントになり、今は世界各国に広がっています。魔女やおばけに仮装して、“トリック オア トリート”(お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ)と言いながら、家々を一軒ずつ訪れます。集めたお菓子でハロウィンパーティーを開きます。

◇恐竜…およそ46億年前に地球は誕生し、2億4500万年前から6500万年前までの1億8000万年にわたって恐竜は地球に存在しました。地球にはたくさんの恐竜の化石が残されていて、それにより恐竜の研究が行われています。中国で「羽王竜」と名付けられた羽毛を持った恐竜の化石が新たに発見され、「恐竜は爬虫類の祖」から「鳥類の祖」という説に大きく変わる一因となっています。今年の夏、日中国交正常化40周年を記念しての恐竜博覧会が千葉県の幕張メッセ国際展示場で行われ、羽王竜の全身化石が世界初公開されたことが話題となっていました。

◇ステゴサウルス…ジュラ紀(2 億800万年前~ 1 億4600万年前)後期から白亜紀(1 億4600万年前~ 6500万年前)前期に存在した草食恐竜。名前は「屋根トカゲ」の意味。背中の巨大な装甲板が特徴で、敵から身を守るためのほか、体温調節やはでな色彩でオスがメスに求愛するときにも使ったとも考えられています。

◇ブラキオサウルス…ジュラ紀後期に存在した草食恐竜。巨大な体に長い首と尾で全長25mもあり、地球上に存在した生命の中でもっとも大きい陸上脊椎動物です。首はまっすぐ持ち上げることができず、ゆるやかにななめに持ち上げたと考えられています。

◇トリケラトプス…白亜紀の最後に登場した草食恐竜。角竜類で、全長9m。名前は「3本の角を持つ顔」という意味です。天敵のティラノサウルスから身を守るために群れを作ってくらしていました。後頭部のフリルの部分は、敵から身を守ったり、仲間を見分けたり、大きい方がメスに人気があったり、日射しをさえぎり体温調節をしたりなど多くの役目があったと考えられています。

◇ティラノサウルス…白亜紀の最後に登場した肉食恐竜。「暴君のトカゲ」と名付けられ、全長14mで最大級の獣脚類です。大きな頭には太くて頑丈なナイフのような歯が60 本もありました。トリケラトプスに突き刺さっている歯も見つけられているそうです。前足が小さく、2本指になっています。

◇プテラノドン…白亜紀後期に存在した爬虫類の翼竜です。名前は「歯のない翼」の意味です。全長7~ 9m。大きな鶏冠が特徴で、大型のもので頭骨の長さが1.8mもあります。翼竜の指は4本あり、一番外側の1 本が異様に長く、その指に沿って膜が張り羽になっています。翼竜は現在の鳥のように飛べたかどうかはわかっていなくて、高低差を使って飛んでいたと考えられています。

●ミニ知識参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『日本大百科事典』(小学館)、『植物ごよみ』(朝日新聞社)、『和ごよみと四季の暮らし』(日本文芸社)、『年中行事事典』(三省堂)、『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)、『ヒサクニヒコの恐竜図鑑』(集英社)、『日本全国恐竜に会いに行こう!』(昭文社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)、「世界乗り物いろいろ事典」(新潮社)

<読者の広場>
【443号へのお便り】
今月号も季節に合った楽しい折り紙が紹介されており、チャレンジする意欲がわきました。昔の雑誌に掲載された折り紙については、もう少し解説を詳細にしてほしい。最近の海外での活動、大変興味深く見ています。この夏、福祉関係の研修で海外に行く友人に頼まれて、簡単な折り紙の説明書を作成中です。研修先でのコミュニケーションの一助になればと思います。
茨城県 松井 修さん

「おりがみガーデン」、毎月みなさんの力作に感心しています。本物の笹がなくても七夕の感じが出せて、作品としても仕上がり、うれしいです。3ページの「七月七日 星に願いを」のページを色紙に仕上げたいです。
神奈川県 岡 道子さん

群馬はとても暑くて早くもバテてしまいそうな私です。月刊『おりがみ』が毎月届くのを楽しみにしています。今月号は七夕と海の日特集ということで内容が盛りだくさんでしたね。中でも「カニ」、「シオリ」、「笹の葉」がよかったです。七夕までに笹の葉をたくさん作って、今月号に載っている作品を作って、家に飾りたいと思っています。「おりがみガーデン」の「花のオブジェ」がとてもきれいですね。折り方をぜひ載せてください。来月号も楽しみにしています。
群馬県 畑村美由紀さん

「毎号全作品」挑戦しております。あまり興味もなかった分野の作品にも新しい技法の発見があって、友達にわざわざ見てもらったりなど楽しさが広がりました。『432号』で「干支の時計」のうちの3点が出ていましたので、これから毎月出て十二支がそろうのかと期待していましたが少しがっかりでした。が、これから先は自分の努力と工夫で…という夢をいただきましたので…。月刊『おりがみ』の縁には感謝です。折り紙の深さと高等さがわかって、その後をなぞらせていただく喜びが日常の中にあることは本当にありがたいことです。義妹が遊びに来て一緒に楽しんでおりますが、教えて…という人に会うと講師の資格でも取れたら気楽に応じられるような気がして、まずは申請してみています。何だか折り紙でかぎりなく遊べるような気がしております。
鹿児島県 松下チヱ子さん

5月に「秋刀魚」を投稿しましたが、今月号の「魚」を見て驚きました。伝承の作品とよく似た形だと知りました。自分で工夫して創作したつもりでしたが偶然の一致でした。自分の創作と自信を持って言える作品はなかなか作れないものだと、折り紙の奥深さを感じたところです。
大阪府 殿谷仁志さん

【支部だより】
「倉吉・鳥取バスツアー」開催
神戸支部「サークル紙ふうせん」 支部長 柴本厚子/兵庫県

5月31日(木)、私たちはメンバーや折り紙愛好家を募って、総勢43名で鳥取県へ日帰りバス旅行に出かけました。出発してまもなく、参加されていた奈良支部長の竹尾篤子先生からかわいい作品のプレゼントがあり、車内に歓声がわきました。
 まずは倉吉名菓「打うつぶき吹公園だんご」のお買い物、昼食は倉吉名物「餅しゃぶ」に舌鼓を打ちました。散策した後、最終目的地の「いなば和紙」さんに到着。貴重なお話をうかがいながら工場見学、和紙のお買い物も楽しかったです。その後、いなば支部長の房安寿美枝先生より「芍薬」の講習を受け、みなさんの顔は笑顔であふれていました。帰りの車内ではお土産にいただいた鳥取の名産品のくじ引き大会に盛り上がりました。参加された方には私の新作「おしどり」の折り図や、いくつかの小品のプレゼントも用意し、喜んでいただきました。
 余談ですが「打吹公園だんご」の石谷精華堂さんに、いなば和紙で作った「おしどり」を飾っていただいています。機会がありましたらお立ち寄りください。

支部交流会報告
金沢支部「金沢おりがみの会」支部長 田中稔憲/石川県

6月23日(土)・24日(日)にかけて、日本折紙博物館及び山代温泉の旅館を使って、金沢支部、新潟支部、越前和紙の里支部合同の支部交流会を開催しました。
 博物館内の新潟支部と大阪支部の梅本吉広さんの作品の展示ブースの入れ替えに合わせて開催しました。梅本さんと同行の香川支部長の坂本整子さんにも加わっていただき、4つの作品を制作し、楽しい時間を過ごしました。
 機会があればまた、開催して交流の輪を広げたいと考えています。ちなみに梅本さんの作品は9月5日(水)ごろまで展示したいと考えています。夏休みに合わせて、博物館にご来館いただき、作品を鑑賞していただきたいと思います。

中村桂一先生の講習会 報告
豊島支部「折り紙レインボウ」支部長 坂間賀世子/東京都

豊島支部では毎月第2金曜日に、日本折紙協会2階講習室で勉強会を開いています。6月8日(金)、中村桂一先生(日本折紙協会常任理事、墨田支部長)をお迎えして、講習会を開きました。「遊びの折り紙」というタイトルで、中村先生は定刻前から「よく飛ぶ飛行機」「首を振る犬」「蛙」「かわいい猫」「先生オリジナルの顔」「象」… 全部で12種類も教えてくださいました。立ったりすわったり大忙しの中村先生でした。
 先生の指先からは次々と動物が生まれ、その速さ、器用さに見とれながら皆もがんばってついて行きました。遊び心満載の講習でした。最近では「パソコンから取り出して…」という折り方もありますが、人から人へ、手から手へ伝えていく折り紙のよさ-原点ともいうべき楽しさを改めて実感した、得がたい時間でした。

支部総会で「踊り子」講習
のじぎく兵庫支部「神戸国際おりがみ会」広報係 山本孝子/兵庫県

 今年は辰年。昇り竜かと思いきや大きな自然災害や事故に胸を痛める毎日です。竜巻の報道を見て、自然を侮ってはいけないという思いを改めて感じます。
 5月13日(日)に、のじぎく兵庫支部「神戸国際折り紙会」の総会を開きました。その際、石橋美奈子支部長より、おりがみ『97号』(絶版)おりがみギャラリー(写真小)に掲載された「踊り子」を教えていただきました。『97号』の「作者のことば」によると、支部長はメヌエット(小さいステップのフランスの田舎の踊りで、ゆっくりした4分の3拍子)を踊っている人をイメージして作られました。
 29年前は直角二等辺三角形不切一枚折りで、顔や手足には折り紙の白い面を、スカーフやドレス、くつには色の面を出すよう工夫されたようです。今回は、正方形不切一枚折りで、支部長がみんなに折れるようにアレンジして、ご指導くださいました。
 私には少し難しかったのですが、折り図を見て分からないところは支部長にお聞きしながら、何とか2体の「踊り子」を仕上げることができました。とても素敵な「踊り子」で、できあがった時の喜びで、思わず「やったー! できたー!」との声が上がりました。出席者の「踊り子」を集めて、舞台で踊っている様子を再現しました。
折り紙の大きさを変えてみたり、色を変えてみたりすると、17世紀の宮廷での楽しい舞踏会を再現することができます。

【ワールド オリガミ レポート】
スリランカで折り鶴指導 中嶋須雅子(福岡県)

 「2011折紙シンポジウム in 草津温泉」の国際交流部会(コーディネーター:初音みね子さん)に参加しました。そこで事前アンケートに「英語で折り鶴を教える方法を知りたい」と書きました。1か月後に「スリランカ里子交流ツアー」に参加することになっていたからです。
 スリランカ日本教育文化センターでは、約10項目の日本文化の指導及びコンテストがあり、私は、折り紙を担当しました。指導からコンテスト審査までです(外国人に対しての折り鶴の指導法は、全く自己流でした)。
 通訳の方の助けで下記のお話から進めました。「日本の折り紙文化は世界一です。日本の折り紙の代表は『折り鶴』です。折り鶴は『平和と祈り』の使命を担っています。現在は世界中で折られています。それで、本日は鶴を折ります。折り鶴が作れると皆さんの人生で何時か必ず役立つ時があると思います。折り紙も他の学科同様得意な方とそうでない方がありますので、覚えた方はできなかった方に教えてあげてください」
 話の後は以下の順で進めました。
①日本で出会った3歳の子や9歳の台湾のお子さんなど、小さい子どもでも折れるという話をし、「折り鶴は難しいと言われているけれど、必ず折れる」と信じさせました。②日本人は鶴を折る時、祈りの気持ちを込めて折ることを話しました。③折り紙は、好きな色を選んでいただきました。④指導用にセンタースタッフが用意してくれた35cm角の真っ赤(裏は白)な折り紙が有難かったです。私は「浮かせ折り」でポイントを実技で説明しながら、子どもたちの進行状況に合わせてすすめました。2羽目まで席も回って手伝いました。手が空いている日本人スタッフが上手くサポートしました。⑤コンテスト:時間短縮の関係で3羽目はコンテストとなりました。参加対象は7、8、9年生で日本の中学生にあたります。コンテストですから手伝いなしです。できあがった作品を指定の用紙に貼り名前を記入して提出してもらいます。終了後、用意していました完成品を子どもたちに自由に持って帰ってもらいました。これは、開いて復習用になりました。⑥評価皆さんの作品は、想像以上によい出来栄えでした。日本人の一人から、「同じアジア人の血が流れているから」との発言がありました。畳んだ状態で指定用紙に貼っての提出でしたから、羽を開いて審査しました。⑦反省:折り紙の中から金銀を外していませんでしたので、コンテストに銀の折り紙で折って提出したお子さんがありました。ホイル紙ですから非常に折りにくいので申し訳なかったです。
***
 スリランカからは、もともと簡単なものをという要望でしたが、私は直前に「折り鶴交渉」に成功しました。できると思えば何でもできる、難しいと決めてかかれば何もできません。体の無理を押してスリランカを訪問した甲斐がありました。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「秋の始まり」 

5月の金環日食をはじめ「天体ショーの当たり年」といわれる2012年。ノアちゃんもすっかり宇宙のとりこです。中秋の名月の今夜もスターウォッチング。
たぬきもお月見の季節が大好きです。ノアちゃんの新型天体望遠鏡に興味しんしん。おや、なにか贈り物です。かぐや姫も故郷に帰ったという十五夜。今夜は不思議なことが起こりそうです。

①☆かぐや姫、竹の容れもの・山梨明子
かぐや姫の頭のうしろを小さく折ると、顔の白い部分が細くなり、大人っぽくなります。反対に大き目に折ると、顔の部分が小さくなり、幼い子に見えます。ご自分のイメージに合わせて折ってみてください。

②おとぎばなしのおじいさんとおばあさん・笠原邦彦
おとぎ話の世界で、バラエティーに富む主役の工夫が楽しいのはいうまでもありませんが、わき役も工夫し甲斐のあるテーマです。このおじいさんとおばあさん、大事なわき役で、桃太郎にかぐや姫に笠地蔵に、と大活躍。

③☆たぬき・児玉功
この作品は⑩まで折って裏返すと葉っぱができるのですが、それをさらにひと工夫してできた作品です。たぬきは人に化けますが、落ち葉として舞ってきた瞬間、元に戻るとは!! おなかをポンポコたたいているようで、あいきょうがあり、面白い作品になりました。

④おわら風の盆・斎藤静夫
越中おわら風の盆は、哀愁をおびた音色にしなやかな女踊り手と農作業の所作を表現したキレのある男踊り手が暗闇に浮かびあがり、観る人の心をゆさぶるものがあります。そんな雰囲気を出したいと折りました。

⑤天体望遠鏡・青木良
大口径のわりにコンパクトな屈折反射型の「マクストフ• カセグレン式」望遠鏡です。

⑥☆鶴のおもてなし・小の林知恵美
お菓子の敷き紙として、おもてなしやくつろぎのお茶タイムなどに、お役立てくだされば嬉しく思います。

⑦メモ入れ付きカップとグループケース・川手章子
メモなどをちょっとさし込めるケースができあがり、4パーツを組み合わせてみました。1色、2色、4色などの組み合わせも楽しんでくださいね。⑲から⑳のところをよく見て折ってください。

⑧まねきねこ・青木良
うしろの部分をさしこんでしおりとして使える作品です。立たせることもできます。福よ来い!。

⑨桔梗のお皿・永田紀子
三角の花びらの部分を裏側のひだの下にさしこんでもよいです。

⑩菊のくす玉・市川 学
「花のブローチ」(ノアブックス『花のおりがみ』収録)の土台を花びらの内側に折り込むような作品になります。土台がない分、形を整えにくくなりますが、ていねいにきれいにしあげてください。

ミニ知識
◇竹取物語…9世紀後半から10世紀の初めの平安時代前期に成立した、かなで書かれた物語の始祖とされています。伝承の説話を軸に上流貴族社会への風刺がユーモアたっぷりに書かれているこの物語の作者はわかっていません。あらすじは次のとおりです。**「 竹取の翁」が竹の中から見つけて育てた3寸(約10cm) ほどの女の子が、3か月ほどで輝くほどの美しい女性となりました。「なよ竹のかぐや姫」と名付けられたその女性に、求婚する者も多く、とくに5人の熱心な貴公子たちがいました。かぐや姫が出す結婚の条件としての難題を解決することができず、最後には帝の求婚も断ったかぐや姫は、十五夜の晩、迎えに来た天人たちとともに月の国に帰って行きます。姫に去られて傷心の帝は、姫が残した不死の薬もいらないと天にもっとも近い駿河国の山で燃やすように命じます。その山は、たくさんの士が登り、薬を燃やしたので「たくさんの士」と「不死」に掛けて、「富士」と名付けられました。** 「かぐや」は(太陽や月のように光り輝くさま)から出た名前と考えられています。生長が早く生命力さかんな竹の薬効や、竹製品としてさまざまな道具になるという有用性のため、竹が人々に神聖視され大切に扱われたことから生まれた物語です。

◇おわら風の盆…9 月1~3 日。富山県八尾町で行われている風祭り。風祭りとは、台風が起こりやすい二百十日(立春から数えて210日目。9月1日、2日ごろ)前に行われる、風を鎮めるための祭りです。風を吹かせて稲に害をもたらす悪霊を、踊りの輪に巻き込んで送り出そうとするものです。地方と呼ばれる三味線、太鼓、胡弓、尺八などの囃子に合わせて「越中おわら節」を唄いながら、はっぴ姿の男性がきびきびと踊り、浴衣に黒い帯を着けた女性がゆるやかにしっとりと踊ります。「越中おわら節」は、九州西海岸一帯を中心とする港町で酒宴に歌われた騒ぎ唄の「ハイヤ節」が、船乗りたちによって日本海を北上して伝えられ、八尾の娘たちが糸繰り唄にしたものといわれています。「雨戸押し上げ 空うち眺め あの星あたりが おわら ぬしのそば」「恋のやまいで 痩せたも痩せた 二重まわが おわら 三重まわる」などとおわら節は恋の唄ばかりです。囃子に使われる胡弓(弓を用いて演奏する三味線のような弦楽器)も、
同じ海の道をたどってきたものと考えられています。

◇十五夜…旧暦8月15日の満月の夜に、秋の収穫物を供えて感謝する祭りです。この夜の月がもっとも美しいとされ、秋とされる旧暦7月、8月、9月のまん中であることから、「中秋の名月」と呼ばれています。

◇重陽の節供…旧暦9月9日。縁起がよいとされる陽数(奇数)の中で最大数の九が重なるので、とくに縁起のよい日と考えられ、「菊の節供」「栗の節供」「お九んち日」とも呼ばれています。中国ではこの日に菊の花を飾り、菊酒を飲んで、邪気をはらい、長寿と無病息災を願う風習があり、日本には奈良時代に宮中へ伝えられました。江戸時代になると、庶民の間では秋の収穫祭と習合し、「お九日」などとして祝われるようになりました。また、花札の九月を表す十
文札にも菊と杯の絵が描かれるなど庶民の遊びの中にも取り入れられました。

●参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『日本大百科事典』(小学館)、『植物ごよみ』(朝日新聞社)、『年中行事事典』(三省堂)、『和ごよみ四季の暮らし』(日本文芸社)、『日本昔話と古代医術』(東京書籍)、『竹取物語、伊勢物語』(集英社)、『祭りごよみ』(交通新聞社)、『祭りの歳時記』(新人物往来社)、『民俗小事典神事と芸能』(吉川弘文館)

<読者の広場>
●「Emiの楽しい折り紙 東京教室」を受講しました 高智千鶴子さん(千葉県)
 6月19日(火)の第一回教室では、鈴木恵美子先生の素敵な作品をたくさん拝見することができて嬉しかったです。
 第一部では、今まで自己流で折っていた「ツイストローズ」をご指導いただき、本を見るだけではわからないコツを知ることができてとてもためになりました。また、「愛の翼にツイストローズ」を『月刊おりがみ』よりひとあし早く折ることができたうえ、本には記載のない鶴の下の固定の仕方も教えていただけ、飾り方に至ってはまさか黒い輪がベルト芯とは思いもよりませんでした。とても勉強になりました。
 6月27日(水)には、オカリナサークルの仲間と松戸市の本土寺に出かけ、紫陽花を鑑賞しながら屋外でオカリナを吹いてきました。教室に飾ってくださった先生のお庭の紫陽花を思い出していました。第二部で教えていただいた「折りたたみバスケットA」を持っていきましたら、皆さんの注目の的で、素敵ね、ほしいわぁの声がいっぱいでした。一番年長の素敵な女性にお譲りしましたが、もう一回見せてと他の方は名残惜しそうでした(紫陽花に合わせて水色のリバーシブル和紙と講習で頂いたメッシュを合わせて折り、水色のツイストローズを付けました)。バスケットの中はお菓子ではなく、和紙で作った「願い星」で、「もうすぐ七夕ですね、皆さんの願いごとが叶うといいですね」と、ひとつずつプレゼントしたのですが、講習で作成した「メッシュの星飾り」だったら皆さんにもっと喜ばれたかもしれません。
 次回からの教室も楽しみです。

【442号へのお便り】
「フランスの佐藤直幹さんのバラ」の記事がよかったです。私もバラを作ってみたいです。折り方を教えてくださいね。「百合の盛花」に苦戦しています。折っていっても途中でわからんようになります。もっと勉強ですね。
石川県 待川直子さん

「干支の時計」(卯、巳、午)は簡単にできて、表情もかわいいです。十二支を全部折って、私も時計を作ってみたくなりました。「おりがみ調査隊」の「かぶと」、以前折ったことがありましたが、河合豊彰さんの作品だとは知りませんでした。
青森県 原子睦子さん

連載「折り図のミカタ」を毎回楽しみに読ませていただいています。1つの形を作り上げるまでの流れを知り、読者に分かりやすく伝える工夫や技術を知ることは大変勉強になります。本当に折り図の見方は折り紙の味方ですね。
大阪府 殿谷仁志さん

連載「雑誌『小国民』に見る折り紙」がよかったです。「2011おりがみカーニバル入賞作品」のすばらしさに感激!!
神奈川県 岡 道子さん

「花嫁」さんはお遍路さんにも見えましたがすてきでした。「芥川龍之介」はリアルでした。「干支の時計」、あとの9つの干支も作りたいです。ぜひ載せてください。季節に合った作品を折っていきたいと思っています。
徳島県 大平昌代さん

【支部だより】
第13回「信州おりがみ交流会」を実施して
信濃支部「りんどう」 文:今井久子/長野県、写真提供:大口妙子/長野県

  ちょっぴり道草をして遅くなった信濃路にも、やっと春が訪れ、桜、あんずの花咲く4月21日(土)と22日(日)の2日間、信濃支部「りんどう」主催による、第13回信州おりがみ交流会を、長野市勤労者女性会館しなのきにおいて、開催しました。全国より200名近くのご参加をいただき、大変有意義な会を持つことができました。
 今年のメインゲストには、長野県のご出身でもあります、川畑文昭さんをお迎えして、全体会で「折紙~ペーパークラフトの間で」と題してご講演いただきました。
 川畑さんといえば、折り紙理論に基づく、精巧な作品を数多く創作されていますが“はさみで切って、形を表現する!”という驚く内容のプレゼンテーションに、一堂、全く新鮮な感覚を覚えました。と同時に、川畑さんに、身近で気軽に声を掛けていただき、お話を伺うことができたことも、たいへん嬉しいひとときでした。
 また、全国から、たくさんの講師の方々のご協力により、40余の教室で、それぞれステキな作品のご披露と、丁寧なご指導をいただき、とても実り多い勉強会になりました。毎回、交流会のたび、申込み時より講師はじめスタッフとしての、あたたかなご支援のお申し出をいただき、地元スタッフ一同、感謝いたしております。当日は、地元の愛好者対象の「早得教室」から、川畑さんの全体会、昼休みをはさみ、講習プログラム、さらに夕食を済ませ、それぞれの講師により深夜まで、折紙三昧の時を過ごしました。
 懇親会では、日頃お目に掛かる時とはひと味違った、皆様の多種多芸ぶり! 全員で歌に合わせて手話を…。健康体操で身体を動かしたり、オカリナの音色に聴き入ったりと、大盛り上がりでした。
 久しぶりの再会に旧交を温め合ったり、新しい折り紙仲間と情報交換をされた方もおられたようです。
 折り紙が結んでくれた、たくさんの縁えにしに、とても深い喜びと、幸せを感じております。また、来る年もたくさんの皆様のお力をお借りして、より一
層充実した、楽しい交流会が開催できることを願っております。
 最後に、協会はじめ、ご協力、ご参加いただきました皆様に、心から感謝申し上げます。

2011年末からの支部作品展報告
武南支部「折り紙夢工房」支部長 金杉登喜子/埼玉県

 2011年11月27日(日)~12月1日(木)に「埼玉県芸術文化祭2011」において、折り紙夢工房の作品展を川口文化センター「リリア」ギャラリーで開催しました。テーマは「キャラクターの夏祭り」です。会員一同切磋琢磨し新作の「ウルトラマンおりがみ」は人気の的でした。ウルトラ兄弟参上!! の8人組は家族連れが写真を写して喜ぶ姿がよく見られました。折り紙の楽しさや技術を伝承する体験コーナーでは、多くの愛好者が集まり親睦を深めることができました。
親子連れをはじめ幅広い世代が訪れ「折り紙の奥深さに感動した」等の感想に会員も励まされました。折り紙には無限の可能性と創る喜びがあるということを体験の中から感じ取っていただけたと思います。日本の伝統文化である折り紙の知恵と技術の伝承に貢献することができました。 
2012年2月4日(土)に第36回埼玉県文化振興会において、折り紙夢工房の作品を埼玉会館大ホールで発表しました。大会テーマ「生きること、表現すること」、教養分科会テーマ「伝統文化の伝統と創造」に合わせて、4m角の用紙で着物、はばたく鶴、カード入れなどウエットフォールディングで木槌なども使い会員50名で参加。会員の作品を舞台いっぱいに各自で持ち発表、大きな拍手をいただき折り紙の楽しさを伝えることができました。折り紙を始めて45年になり、会員も自分の夢に向かって楽しんでいます。11月に埼玉県芸術文化祭が川口総合文化センター「リリア」で開催されますので、作品制作にがんばっています。
***
 2012年2月18日(土)~23日(木)に第28回大宮第2公園「梅まつり」の会場において、折り紙夢工房の作品展を開催しました。梅香る中、陶芸展があり大勢の入場者に感激しました。毎年楽しみにしていますとの声に励まされたり出会いの楽しさにリピーターも増えました。特に今年は福島県双葉町民の避難所へ3度ほどボランティアで行った縁で、東日本大震災の被災者支援のため、募金をお願いしました。募金をしてくれた方のお礼に会員が制作した「おひなさまの姫色紙」をプレゼントしました。大変好評で、たくさんの方々に募金をしていただき27,400円になりました。元埼玉県立騎西高校に避難している福島県双葉町のみなさんの希望で折り紙の本24冊を3月22日に双葉町役場に届けました。町民の方から喜びの声を聞き、義援金のありがたさを心に刻みました。その模様は大宮第2公園ギャラリー会場に報告書として1年間貼り出してくださることになりました。感謝いたします。

折り紙玉手箱20周年   作品展
吹田支部「折り紙玉手箱」支部長 渡辺眞寿美/大阪府

美しい和紙から広告用紙まで、たった1枚の紙から広がる夢に魅せられて1人でも多くの人に折り紙の楽しさを知っていただくために活動して20年。4月6日(金)~8日(日)、吹田市文化会館(メイシアター)で作品展を行いました。今までの作品と今回作品展のために会員1人1人が真心こめて折った作品を合わせて300点余りで会場を飾りました。 遠方からも多数ご来場くださいました。連日大盛況で会員一同心よりお礼申し上げます。ケーブルテレビも取材に来てくださって1日5回、1週間(4/13~20)放映されたことにも感謝、感謝です。とても忙しい思いをしましたが健康で活動を続けられたことに感謝しています。仲間の大切さを感じ、折り紙をやっていて本当によかったという充実感でいっぱいです。ありがとうございました。

【ワールド オリガミ レポート】
小倉隆子・藤本祐子 フィリピン紀行 文:藤本祐子(東京都)

5月17日(木)から22日(火)まで、フィリピンのセブ島から高速船で3時間のカモテス諸島のポロ島へ行ってきました。フィリピンで終戦を迎えられた清水 猛氏が20年前から続けておられる医療奉仕活動に参加されて今年で8回目の講師の小倉隆子さんに同行させていただいたものです。 小倉さんは島の子どもたちに清水さんの建てられた教会などで折り紙を教えて交流してこられました。おみやげに鉛筆や折り紙、ノートなどを携えて。
 今回はその活動をぜひ見せていただきたかったのと、南国のフルーツ(特にマンゴー)やきれいな海にひかれての参加でした。
 付近にヤシの木とバナナの木の生い茂る小さな教会で、子どもたちはとても楽しそうに、熱心に折っていました。親も一緒に来ているのですが、幼稚園くらいの年齢の子どもたちは、親とはなれた席で友達同士習っていて、のみこみも早かったです。小さな台の上でしたが、工夫しながら教え合いながら折っている
姿はほほえましいものでした。何より継続した活動ゆえ、島の方達が心待ちにしていることを感じました。
 日本で子どもたちに教えるときは、少々教育的な意義なども考えたり、お話ししてきた私ですが、今回の旅では、紙を折って形ができ、それで遊ぶという折り紙をする楽しさの原点にもどれたような気がしました。 
帰りの舟を待つ時間、波止場の近くのお店がある場所で、同行した会員の石井よし子さんと豊崎美恵子さんが、地元の子どもたちに風船やだましぶねを折ってあげて遊んでいました。風船をぽんぽんついたり、「だましぶね」で大ウケしている子どもを見たのは久しぶりで、素朴な伝承遊びを日本でも受け継いでいきたい、と改めて思いました。

※連載『「小国民」にみる折り紙』は筆者都合により休載します。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「熱く、涼しく夏を楽しもう!」 

『ここは花火がよく見えるなあ、おお、こんどはでっかいなあ、暑さを忘れる、日本の夏だねえ、たーまやー、なんちゃって』
『ノアちゃん、花火おわったらテレビでオリンピック見よう』

①☆おばけちゃんとソフトクリーム・鈴木裕子
おばけちゃんの手は下向きに変えられます。⑨を折らない形です。おばけちゃんをコーンに入れると、ソフトクリームになります。

②蚊やり豚・永田紀子
おうちの基本形から何となくできあがった作品です。節電の影響で蚊やり豚が見直されているとか。

③クリスタルの花・川手章子
クリスタルのお花がパッと咲いたような作品に思いました。また、夜空に映える花火としてもよさそうです。いろいろな色の折り紙でクリスタルの花を咲かせてみてくださいね。

④琉金・東海林 伸嘉
ヒレの多い金魚は難しい題材でした。私は難度の高い作品も好きなので、つい折り手順を多く、難しく考えてしまいがちです。なるべく少ない折り手順で完成させるのに苦心しました。

⑤扇風機・浅井かづゑ
羽根を1 枚で折ろうとすると花になってしまうので、2枚使って表現してみました。内側にトレーシングペーパーなどの半透明の紙を使うと、より扇風機らしく見えます。節電の夏、おりがみ扇風機で涼を感じてくださいね。

⑥帆船・松野幸彦
伝承のヨットからの発展で、マストを複数にしてみました。⑭の開きどめが細かくて差し込みにくいですが、全体としては手順もほどほど、スッキリまとまった作品だと思います。

⑦ポップアップハウス・松野幸彦
屋根形のふたのついた箱をいろいろ創作する中で、平面→立体のポップアップのおもしろさを発見しました。底がないので小物入れとしての実用性はありませんが、そのおもしろさが勝っていると思います。

⑧フウリンソウ(ツリガネソウ)・伝承
フウリンソウまたはツリガネソウなどの名前で伝承されている作品です。ツリガネソウは花の形が釣鐘状の形の花の総称で、ホタルブクロなどのことも指します。口絵の作品はガクに花の大きさの4分の1の大きさの紙で折った伝承のキキョウ(ノアブックス『花のおりがみ』収録)を使いました。

⑨なでしこジャパン・小笠原はるみ
『431号』の津留見裕子さんの「織姫• 彦星」を参考に工夫しました。髪形は折り方を変えたり、切り込みや追加の紙を使って各選手の個性が出るように仕上げてください。ゴールキーパーは色を変えてぜひ11 名折ってチームワークと絆を表現してくださると嬉しいです。

⑩なでしこ・朝日勇
『193 号』で「彼岸花」として掲載された作品ですが、か細い花弁が「ナデシコ」をも連想されるところから色を変えて時折応用しています。涼感漂う花の風情となりますので、どうぞお試しください。

⑪月桂樹の冠・永田紀子
「木」(『436号』おりがみガーデン掲載/写真小)と同じ考え方の単体をまっすぐにいくつかつないでリング状にしたものです。葉がつんつんとび出ているところが月桂樹の冠かなと思いました。8枚以上でリング状になります。頭に合わせてお好みの数をつないでください。

⑫愛の翼にツイストローズ(八重咲き)・鈴木恵美子
1997 年、茨城県の海外派遣生になった時に県章のデザインの渦巻き状のバラを創作しました。以来、‘ No.10’ までさまざまなバリエーションを考えました。国内外で人気の作品となり、私の代表作となりました。昨年、岡村昌夫先生制作の今回の作品がJAL の機内ビデオに採用され光栄でした。

⑬☆ティーポットの指人形・青柳祥子
イギリスの伝承童謡のひとつです。腕を腰に当てて自分がteapot になり、右手が取っ手、左手が注ぎ口、頭がポットのふたになり、沸騰してお湯を注ぐまでを体で表現しながら歌います。それを指人形で作ってみました。アメリカの幼稚園の先生にこの作品を送ったら音楽の授業で使ってくださったそうで好評だったようです。

ミニ知識
◇蚊やり豚…豚の形の陶器製の蚊取り線香入れで、夏の風物詩として人気の製品です。三重県の「四日市萬古焼」で作られたものが有名です。四日市市では 2000 年から「KAYARIBUTART アートな蚊遣り豚展」が行われており、今年3年ぶりに開催されます。蚊やり豚の由来などははっきりしていませんが、いくつか説があります。豚の形は徳利を横にした形から考えられたのではないかとか、猪が火防信仰の対象であったからではないかというものです。東京の新宿区の武家屋敷跡で、江戸時代末期の全長35cm の蚊やり豚が出土しています。蚊取り線香は明治時代以降にできたもので、江戸時代には枯れ葉やおがくずを中で
いぶしていました。

◇琉金…金魚の一品種。丸みのあるずんぐりとした体と長い尾びれが特徴です。金魚の原種である和金から生まれた品種で、琉球(現在の沖縄県)経由で薩摩(現在の鹿児島県)に伝えられたのでこの名前がついています。和金も中国から伝来したものですが、江戸時代中期に琉金などの新しい品種が出回り、それまでに日本にいた金魚ということで和金と名付けられました。

◇第30 回オリンピック競技大会…2012年イギリスのロンドンで開催される夏期競技大会で、26の競技があります。開会式は7月27日、閉会式は8月12日。ロンドンでのオリンピック開催は1908年(第4回)、1948年(第14回)に続いて3回目です。イギリスはエリザベス女王即位60 年と重なって、お祝いムードで盛り上がっています。ところで、ちょうど100年前の 1912(明治45) 年、日本は初めてオリンピックに参加したそうです。スウェーデンのストックホルム大会で、出場した陸上短距離の三島弥彦選手が現地から家族に宛てた絵はがきが見つかったことがニュースになっていました。

◇イギリス式庭園…イギリス式庭園には2種類あります。一つは18世紀に発展した庭園の様式で、自然のありのままの姿を感じられるように、広大な敷地に湖や川の周りに広がる田園風景を人工的に作った庭園です。もう一方は、19世紀以降に生まれた「フラワー・ガーデン」や「コティッジ・ガーデン」と呼ばれる、さまざまな花が入り乱れて咲く庭園です。

◇イギリスの家…17世紀以前は木造が多く、田舎に残っている茅葺きの農家なども木造民家の典型的なものでした。16、17世紀ごろから農業用地を作ったり、工業の燃料にするために森林が伐採されたために木材が減少し、また 1666 年のロンドン大火後、都市部において木造建物の建設が避けられるようになったことなどから、石造建築の建物が増えました。なお、イギリスの田舎では土地を囲む「ヘッジ」と呼ばれる垣根が特徴的です。南部では生け垣で、北部では石を積んだものが多いそうです。

◇バラ…イギリスはもともと大ブリテン島のイングランド、ウェールズ、スコットランド、およびアイルランド島の北アイルランドの4つの国です。ロンドンはイングランドにあり、バラはイングランドの国花とされています。国花となったのは、貴族の二つの家系の間で行われたバラ戦争(1455 ~1485 年)という内乱が由来です。白バラを紋章とするヨーク家と赤バラを紋章とするランカスター家が対立、それを統一したヘンリー・テューダーが赤バラに白バラを合わせた紋章を使ったからです。

◇イギリスの紅茶…紅茶の原産地は中国ですが、世界的な飲み物として広めたのはイギリス人です。1613 年、九州の平戸に商館を設置したイギリスの東インド会社は、堺や京都で「上等の茶」の買い付けを行い、翌年持ち帰ったという記録がイギリス人と茶とのもっとも古い関わりを示すものです。紅茶がイギリスに伝えられた当初は宮廷や貴族の飲み物でしたが、18 世紀後半には庶民の間にも広がっていました。イギリスでは紅茶にミルクを入れるのが一般的で、カップにミルクを先に入れる人が圧倒的に多いそうです。また、日本で茶柱が立つと縁起がよいといわれますが、そのような「紅茶占い」もあるそうです。

◇ナデシコ…ナデシコと一般的にいわれるカワラナデシコは、日本原産の花です。明るい野原や河原で多く育つ多年草で、線形の対生する葉を持ち、花弁の先がギザギザに切れ込んだ可憐なピンク色の花を咲かせます。万葉集でナデシコを人にたとえて詠まれている歌は16首ありますが、意外にもそのうち半分は男性のことを詠んでいるそうです。山上憶良が万葉集で詠んだ「秋の七種」は瞿麦で、カワラナデシコのことではなく中国原産の石竹です。ナデシコの語源は「撫し子」で、水辺で行った禊、母子草(春の七草のゴギョウのこと)と同じように、その葉で子どもを撫で、けがれをはらって川に流した習慣があったと考えられています。「大和撫子」はカワラナデシコのことを指します。清らかで凛とした姿から、日本女性の象徴とされました。
2004年、公募により、サッカーの日本女子代表チームの愛称に「なでしこジャパン」が採用されています。

◇月桂冠…古代ギリシャで競技の勝利者にかぶらせた月桂樹の枝や葉で作った冠のことです。月桂樹は地中海沿岸原産の常緑樹で、乾燥させた葉は香辛料としてよく利用されるローリエです。なお、オリーブは別の植物です。

◇マザーグース…イギリスやアメリカなど英語を母国語とする国で、昔から伝承されてきた童謡です。マザーグース (ガチョウのおばさん)という名前は、イギリスの児童書の編集者ジョン・ニューベリーが 1765 年ごろに出版した伝承童謡集の名前に、フランスの作家、シャルル・ペローが伝承童話をまとめた本で使った副題の英訳を付けたのが始まりです。マザーグースは800以上もあり、数え歌、子守り歌、ゲームの歌などの本来的な童謡のほか、なぞなぞや早口言葉や諺、ナンセンスな歌、歴史上の事件を歌ったものなどさまざまあり、イギリス人の生活の中で生き続けています。

●ミニ知識参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『植物ごよみ』(朝日新聞社)、『植物名の由来』(東京書籍)、『年中行事事典』(三省堂)、『暮らしの歳時記』(講談社)、『英文学のための動物植物事典』(大修館書店)、『英米文学事典』(研究社)、『図説マザーグース』(河出書房新社)、『イングランドーティーハウスをめぐる旅』(文化出版局)、『英国紅茶の話』(東京書籍)、『イギリス』(新潮社)、『イギリス』(JTBパブリッシング)、『21世紀のイギリス文化を知る事典』(東京書籍)、『英国庭園を読む』(新潮社)、『ターシャの庭』(メディアファクトリー)、『楽しみは創り出せるものよ』(メディアファクトリー)、『朝日新聞』(朝日新聞社)

<読者の広場>
●「ツリガネソウ」で作るピエロ人形中島 進さん(埼玉県)
 「くす玉人形」と呼ばれている、伝承のくす玉の単体を大小組み合わせた人形はよく知られていますが、この人形もやさしい折り方で、ふっくらした形がピエロによく似合っていると思います。オランダでも講習して人気でした」(P6をご覧ください)。
この単体は、伝承の「ツリガネソウ、フウリンソウ」の花と同じ形でした。原作者は今のところ不明ですが、近年、インターネット上で紹介されたり、手から手へと伝えられている評判の作品のようです。何か情報をご存知でしたら、お知らせください。

●折り紙は薬より効きます 上西照代さん(大阪府)
  いつも折り紙を楽しんでいます。今、私は入院中です。病室ではリハビリのために折り紙を折っています。薬よりもよく効きますよ。特にお花を折るのが好きです。元気なときには、お花をよく見に行ったものです。桜をはじめ、梅、あじさい、あやめなど、どれもステキですよね。看護師さん、患者さんが私の病室に来てキレイねと言ってくれます。その言葉がとてもうれしいです。もっともっとがんばってみんなに喜んでもらえる作品を折っていきたいです。

●「パタパタ・エンドレスメッセージ」に感動 古堅幸江さん(沖縄県)
『440号』のカストランガーさんの「Infinite Flipper」を私は、「九州折紙コンベンション熊本大会(2011年)」で鈴木恵美子さんから「エンドレスメッセージ」という作品名で教わりました。万華鏡のような楽しい変化とメッセージを書くアイデアに感動した私は、早速、教室やサークル、施設などで教えました。
 ある日、施設の朝礼ミニ講話で、鈴木さんのアドバイスを受けて30cm角の紙で作り、鮫島輝明氏の「心の四季」を大きな文字で書いた「エンドレスメッセージ」を披露しました。
 私が「人に接する時は」と読み上げると、子どもたちが元気な声で「暖かい春の心」と続けました。「仕事(勉強)をする時は、燃える夏の心」「考える時は、澄んだ秋の心」「自分に向かう時は、厳しい冬の心」と、パタパタの動きに合わせながら大きな声で詩(うた)を読んでくれました!
 一緒に読んでくれるなんて!予想もしないことでしたので感激の朝礼となりました。そして、朝礼が終わるやいなや子どもたちが駆け寄ってきて「作り方を教えて!」と言ったのです。また、知的・身体的・精神的に障害のある子どもたちの施設(親子でお弁当を持って一日過ごせます)では、完成した「エンドレスメッセージ」にお母さんたちが「子どもの写真を貼って、『好きだよ』とメッセージを書こうかな」とワイワイ弾んだ明るい声が聞こえてきました。「エンドレスメッセージ」からたくさんの感動を貰っています。

●嶋田ツミ子先生の思い出 小笠原はるみさん(愛媛県)
 折紙講師の嶋田ツミ子先生より「数人で折り紙を楽しむ会をもとうと思うのよ」とお誘いを受け、2003(平成15)年7月「折紙ひまわりの会」が8名で発足しました。初めての作品はもちろん「ひまわり」でした。「ブローチにしてもいいですし、帽子にチョットつけてもいいですね」と優しい声で教えてくださいました。先生は幼稚園や小学校の教諭を退職後、公民館で小学生に、私の勤めているデイサービスにボランティアで指導に来てくださいました。2009(平成21)年4月、先生が体調を崩された後は、先生が早く元気になられることを願いながらサークルを続けてきました。現在は12名です。先生が2011(平成23)年12月27日、永眠されました。76歳でした。「折り目をしっかりつけていたらできるんですよ」というお言葉を大切にして、これからもみんなで折り紙の楽しさや輪を広げていきます。嶋田ツミ子先生、本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

●アメリカの留学生に折り紙を… 田島紀代さん(長崎県)
長崎短期大学のハウステンボス教室で、アメリカの留学生10名程が半年間日本文化を学ぶために佐世保に滞在しております。その中で3月2日(金)、9日(金)、16日(金)の3日間、折り紙講座を行いました。折り紙の歴史から、記号の見方、折り方などを取り入れ、役に立つもの、飾るもの、遊ぶもの、の三種類を教えました。 アメリカの留学生なのでクリスマスグッズ(リース、サンタ、参考は『おりがみでクリスマス』)を取り上げました。一番の人気は、雪が積もったツリーで星まで1枚で折る木でした。 「帰国後、習った折り紙をたくさんの人々に教え広げて行きたい」との感想でした。8月まで彼らは滞在するので「もう一度来て下さい」と、嬉しい返事がありました。一番難しいのは折り紙用語で、山折り、谷折り、中わり折りを暗記しながら作品を折っていました。第2弾として、秋に留学生が来る予定です。人数は少ないですが折り紙がもっともっと広がれば嬉しく思います。

【441号へのお便り】
「よろい兜」、「かぶと」がよかったです。今月号は作りやすい作品が多かったです。ドールハウスに興味があり、折り紙で1つずつでもそろえていけたら…と思っています。特集してください。
長野県 轟 照子さん

 子どもたちは「コンパクトとパフ」が気に入り、超ミニサイズや特大サイズのコンパクトとパフも作り、お化粧して遊んでいました。「国際交流基金インド、スリランカ折紙講師派遣報告」は、首を横に振ることがイエスの意味だなんて、ちょっとした仕草にも大きな違いがあるものだとおもしろく読みました。
大阪府 殿谷仁志さん

 「新事務局へようこそ」を読みながら、行ってみたいなと思っています。家の近くの公園の桜の大木が数十本も花を散らせています。一足早く花を咲かせた河津桜は黄緑色の葉をキラキラと輝かせてきれいです。どの桜の木も今から葉を出して輝くのですね。この間、公民館の庭でシロツメ草の葉の中で四つ葉のクローバーを見つけました。持って帰って押し花にしています。何かよいことがあるでしょうか…。道端の草もかわいい花を咲かせています。いいですね。
兵庫県 林 悦子さん

 表紙で使用した紙の大きさが書いてあったので助かりました。また最近、使用した折り紙の商品名とメーカーがわかってうれしいです。折り紙を始めたのは、友人に習いたいと言われたからです。友人は1年ほど続けた後、体調を崩してやめたので、ときどき習った折り紙を一緒に折って楽しんでいます。奥深い折り紙にときどきつまずきながらも5年目に入りました。電車の中で折って、周りの方に差し上げて喜んでいただいています。
兵庫県 辻本芳子さん

 今年から講師講習会や折紙シンポジウムに参加してみよう!と早速申し込みしました。今のところ本を見ながらいろいろな折り方の練習をしたり自分のアレンジで花束をたくさん作り、プレゼントしたりしています。初めての講師講習会…どんな勉強ができるのかなと期待しております。また、折紙シンポジウムも初めての参加ですが、ワクワクドキドキしています。今月号は兜を中心にいろいろな形の兜や大きさの違うものを作って楽しんでいます。本当にたくさんの種類(折り方)があるものだな~と感心しながら折っています。
埼玉県 根本聖恵さん

【支部だより】
日本折紙博物館で支部作品展
新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ/新潟県

 3月20日(火/祝)、身動きできない程の折り紙作品を車に載せて、彼岸の中日だというのに雪の降る朝6時、加賀の折紙博物館をめざして走りました。
 加賀に着く頃はそれでも陽もさして、作品を濡らすことなく無事着。地元・金沢支部の田中稔憲先生のご指導をいただきながら展示に取りかかりました。「はまなす」会員の力作を精一杯お披露目したい気持ちでした。階下の「お菓子の城」から漂ってくる甘い香り、香ばしい匂いに「ボード」の花々はふるえ、コアラやリスの動物たちは鼻をヒクヒクさせ、「瓢湖」の白鳥は忙しそうに泳ぎまわっていました。作品の飾り付けを終え、田中先生の「折り紙もろもろ」のお話をうかがって作品展の成功を祈りました。

絆 届け東北へ!ほほ笑みの歌声
大阪支部「日本折紙協会なにわ・みおつくし会」支部長 梅本吉広/大阪府

 今年も3月10日(土)・11日(日)、阿倍野市民学習センターで「グループフェスティバル2012」が開催されました。
折しも今回は東日本の大震災の1周年と重なり、震災が発生した時刻に会場で黙祷があるなど、いつもと違う文化祭となりました。大阪支部も絆を何か形にしようということで、土戸英二さんの作品「天使」をみんなで折り、合唱団の構成にしました。また、木下一郎さんの作品「額縁」(『434号』)の中に、取り戻したい三陸海岸の写真を入れて、展示をしました。このような絆のコーナーの他、ユニットや龍、ひなまつり、スキーやスノボ、サッカーなどスポーツ、鶴、季節の色紙などに分類して展示し、色紙が28作品、立体138作品が所せましと並びました。最終日には大勢の見学者でにぎわい、盛況のうちに終了しました。

長崎折遊 おりがみ展示会 (文)上野善幸/長崎県
長崎支部「長崎折遊」(支部長 浜田 勇)

 「気楽に折ろうよ!」をモットーに活動を続けている長崎支部。作品展は2007(平成19)年以来です。浜田支部長の「戦国武将の時代折り紙」(日貿出版)発刊に触発され、こどもの日を目標に作品展を計画しました。有名な観光地でもあるグラバー園の入口前にある南山手美術館の2階ギャラリーをお借りし、「端午の節句」をテーマに、4月14日(土)から5月6日(日)まで開催しました。
 入口のウェルカムボードに迎えられ、まず目に入るのは、会員共同で作った300本の菖蒲・アヤメ園。次にお子さんや、折り紙に日頃触れ合う機会が少ない人にも解りやすい伝承折り紙のコーナーが続きます。さらに進むと十二支の動物たちや、長崎の花「あじさい」、大きな「しゃちほこ」にも驚きの声が聞かれました。その周りは額に入った花や花瓶のバラなどで彩られています。
 メインは戦国武将のかぶと類ですが、支部長の力作「抽象折り紙」も新しい試みでしょう。最後はユニットコーナーを設け、くす玉26個や球形ユニットを多数飾り、華やかに締めくくります。
 開催前に長崎のテレビ番組で浜田支部長が紹介され、パンダの折り方が、実況中継で放送されました。さらに、ケーブルテレビでの展示会の紹介もあり、会場には会員の友人、知人をはじめ観光客、修学旅行生、留学生、外国人親子などたくさんの人が訪れ、折り紙体験も楽しんでいました。また、触って遊べるコーナーでは子どもだけでなく、大人も楽しく遊んでいました。
 終わってみると、県外、国外の120人を含め約600人の訪問客があり、特にゴールデンウィークの前半は、当番の人は昼食の時間も取れないほど、てんてこ舞いをしていました。
 折紙体験コーナーでは、かぶと、独楽、箸袋など6種のメニューを日替わりで体験できるよう計画しましたが、浜田支部長の手なれた指導や訪問客の要望もあり、動いて遊べるものにも多くの人が集まりました。折り紙の楽しさを知っていただき、一人でも多く折り紙の世界に興味を持たれるよう念じつつ今回の展示会を終えました。

おひなさまのお祭りに出展
奈良支部「あきしの」支部長 竹尾篤子

 3月1日(木)~31日(土)に開催された「第6回高取土佐町並み 町家の雛めぐり」に、遠方よりたくさんの方にお越しいただきました。天候は不順でしたが大盛況でした。高取の町は大昔からの薬の町です。古い家並を残す街道筋の各家には古くから伝わるおひなさまがあります。このおひなさまを飾ってみなさんにお見せして楽しんでいただくお祭りです。
 その町中にある「町家のギャラリー輝」で、私たち奈良支部は折り紙のおひなさまや鶴を飾りました。1枚の紙から折り出すおひなさまや鶴に、皆さん目を見張り、驚きながら見てくださいました。土曜、日曜には体験講座を開き、おひなさまを折ってもらいました。初めて折るおひなさまに感動していただきうれしかったです。本当にありがとうございました。来年もまた飾ってみようかなと思っています。

新連載 雑誌『小国民』にみる折り紙 今と江戸をつないだ明治
岡村昌夫

【折紙変化船(へんげぶね)-その2-】
 前号で紹介した雑誌『小国民』第5年21 号(明治26 年11 月)の「折紙変化船」の「変化(へんげ)」というのは、フレーベル式折り紙のうちの、次々に形を変化させながら違う作品に移行する折り方(ロバート・ハービンさん※の用語では「MULTI FORM」)ですが、ここの『小国民』の掲載図では、最初にざぶとん折りを重ねていることが分かります。「二そう舟」と「帆かけ舟」の二種だけを作るならこれは不要ですが、そう折ると、日本で言う「やっこさん」や「はかま」などから、「たから舟」まで折る事が出来て「変化」の範囲が広くなります。フレーベルの「二重基本形」を使用した場合の折り方がこれでした。(「二重基本形」のほかに「単純基本形」がありますが、これは、ざぶとん折りを重ねる回数が違うだけです。)
 前号でも触れましたが、「二そう舟」と呼ばれる作品には2種類があって、日本に江戸時代からあった伝承作は「ぶた」に近い方であった可能性が強く、西洋のとは少し違っていたのではないかと思われるのです。そのことを、『小国民』の記者も投稿者も、はっきり認識していなかったものか、図中の完成図があやふやな形に描かれています。作品の形を正確に把握していないのです。このような例は他にもありました。
 明治41 年に出版された『折紙と図画』(木内菊次郎著)でも、2種に分けているものの、完成図が全く同じで、区別無しです。この本の第一集の項では、今で言う「かんのん折り」を基本とする作品(「いえ」や「ぶた」など)を並べた中に「催合船(もやいぶね)」を入れて「二艘船ともいふ。」と書き、第三集(ざぶとん折りから始めるものだけ)には「風車」を折り返して変化させる「二艘船」をあげていながら、その完成図が第一集の図と全く同じなのです。違いが正確に認識されていなかったことの表われでしょう。 前号に書いた『小国民』の記事に「古(いにしへ)より伝わる」と書いてあったのも、同様な誤解があったことを推測させます。
***
 『小国民』第6 年(明治27 年)12 号の折紙記事は、折紙を利用した「変わり絵」の遊びです。この中には、「二そう舟」は含まれていませんが、それを開いた形(「べっかこう」)から初まり、「河童(かっぱ)」、「とま舟」、「帆掛け舟」、「碁盤」に変化してゆくように絵が書き込まれています。これとよく似た「おもちゃ絵」(子供用の刷りもので、切り抜いて遊ぶもの)が明治に出版されていますので、それを真似て投書した少年がいたのでしょう。最初の「べっかこう」は「べっかんこ」とも、「あかんべ」とも言いますが、舌を出している絵を見て、投書者がそう書いたのでしょう。しかし、これは「舌出し三番叟(さんばそう)」という踊りを表現したものです。歌舞伎で現在も上演されているもので、日の丸を付けた「剣先烏帽子(けんさきえぼし)」をかぶって踊りますが、この折り紙は、絵を描かないで、このままの形でも「さんばそう」略して「さんば」と呼ばれていました。(明治18年刊、飯島半十郎著『幼稚園初歩』に掲載されています。)
 「とま舟」や「かっぱ」なども含めて、この変わり絵遊びは、フレーベル式折り紙から離れて、すっかり日本化されていると言えるでしょう。これでは、「MULTI FORM」の作品群はヨーロッパから来たという事実が、昭和以後の人たちに忘れられてしまったのも無理からぬことだったかも知れません。「帆掛け舟」を「だまし舟」にして遊んだのも、やはり日本の子供たちだったと思われます。

【ワールド オリガミ レポート】
オランダ折り紙コンベンションに参加して 
中島 進(日本折紙協会理事/埼玉県)

 4月12日(木)~18日(水)、日本折紙協会の会員11名の皆様と一緒に、オランダのメノロードで行われた大会に参加し、楽しい折り紙交流をしてきました。オランダでは、オランダ折紙協会のピーター、ヤネッケご夫妻に大変お世話になりました。
 成田を出発、アムステルダムまでの機中では、折り紙作品が(飛行機だけに)飛び交い、大好評でした。翌日は、アムステルダム市内を観光(国立博物館でレンブラントの絵に感動、王宮、マヘレの跳ね橋、アンネフランクの家を見物)し、午後にはチューリップで有名なキューケンホフ公園で、満開のチューリップに堪能しました。その後、大会会場のメノロードに着き、参加者の皆様の歓迎を受けました。参加者は合計150名で、森林公園の中にある静かな研修所で2泊3日の折り紙交流を楽しみました。
 夕食後は、自由折り紙広場があり、夜遅くまで折り紙を教えたり、教わったりしました。楽しい時はあっという間に過ぎました。大会後の4月16日には、現地小学校で子どもたちに折り紙を教える日で、早朝、オランダ折紙協会の事務局の方々の見送りを受けバスで出発しました。途中、ピーター、ヤネッケご夫妻の、きれいな自宅に立ち寄り、多くの折り紙作品と美しい庭を見せていただきました。
 その後、小学校に移動し、3クラスで折り紙を教えました。生徒たちは、よく折り紙授業を受けているとのことで、折り紙レッスンを楽しんでくれ、先生方にも大好評でした。帰り際には、生徒たちはバスを見送ってくれ、大変楽しい経験ができました。その後、アムステルダムに戻り、翌日、日本に向け帰国し、折り紙を通じた楽しい旅を終えることができました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「七夕と海の日」 

 『昔の人は、今よりもずっと、星座で季節を感じていたんだって。天の川の両岸の明るい2つの星が宵の空に昇るころが、夏の始まりです。伝統にならって習字や裁縫、そして折り紙の上達を祈って、七夕飾りを作りましょう。織姫と彦星が、会えますように』
 『新暦7月7日はたいてい梅雨空で、晴れたとしても夏の星座はまだ低くて、やっぱり旧暦とか月遅れの行事なんじゃないかなあ…。それにベガとアルタイルって15光年も離れてるんだってさ。遠距離にもほどがあるよね』…表現は違うけど、七夕を想う気持ちはいっしょ。2人なかよく七夕祭りの準備中。今夜は晴れるといいですね。

①☆魚・伝承
この作品は『159号/絶版』で紹介された作品です。「胸びれ」が折り出された伝承作品です。(編) 

②☆お魚の手紙折り・伝承
長方形で折る「手紙折り」の作品です。インターネットや書籍で紹介されてよく折られるようになったようです。③は正方形の半分の三角形なので、正方形用紙からでも同じ形ができます。(編)

③イルカ、コククジラ、ナガスクジラ、マッコウクジラ、ザトウクジラ・松野幸彦
尾びれの構造を基本に、他のパーツの形を変化させることでクジラを折り分けてみました。並べて図鑑のように楽しんでください。

④ホタルイカ・高山三千江
富山湾の春の風物詩「ホタルイカ」は、神秘的に光る様子が有名です。7.5cm角の茶色のハーモニーおりがみで折ると、茹でたホタルイカのようになります。箸置きにもなりますよ。

⑤カニ・郷原利夫
ずいぶん前に投稿した作品を掲載してもらえて、感激しています。

⑥マンタ・笠原幸惠
水族館が好きなので、海の生き物を折りました。はじめて載せていただいて、嬉しく思っています。

⑦さかなのいれもの・池田明美
相変わらず実用的な作品に凝っています。それも季節に応じたものができあがれば最高です。この作品は伝承の箱をアレンジしたものです。この作品の他にもいろいろアレンジを楽しむことができます。皆さんも考えてみませんか。

⑧シオリ・川手章子
本やノートのページの角にかぶせ、シオリとして使っていただけたらと思いました。また割れ目にちょっとしたメモなどをはさんでもよさそうです。折り紙によっては2色の四角が並びますよ。

⑨☆笹の葉・藤本祐子
子どもたちにも折れる簡単な笹の葉です。左右対称に折れなくても気にしないで大丈夫。いくつか集まったら、自然な味が出ますよ!

⑩寄りそう花、寄りそう花の薬玉・永田紀子
2つの単体を合体させてはじめて花が寄りそうにできることに気付き、織姫、彦星の気持ちを表しているように感じました。2枚組みがとくに七夕の飾りにはふさわしいのではと思っています。

⑪鶴のメリーゴーランド・高山鈴子
くす玉を創るつもりでしたが、4羽を組み合わせたら思いがけなくかわいいメリーゴーランドができました。これを6個組み合わせると薬玉ができます。頭の角度は調整してください。頂点に伝承の風船をのりづけするとかわいいです。

⑫カットクリスタル・小宮はじめ
1つのパーツで、中心から接続部分を合わせて放射状に12枚の羽根になっています。6枚のパーツで組む時は少々入れにくいですが、がんばって完成させてください。完成形は正8面体になっています。紙の色や素材にも工夫して楽しんでみてください。

⑬星のゆびわ・浅井かづゑ
カラ-ホイルの折り紙を使い、⑦の「つぶしながら折りたたむ」のところを途中までつぶした形で折りすすめていくと、宝石の入った指輪のように見えるので、試してみてください。7.5cm角の紙が指に合いますが、9cm角の紙が折りやすいです。⑫のさしこみで大きさを調節してください。

⑭キラキラ星・東海林伸嘉
伝承作品のコップの折り目を基に作りました。この作品を折り紙をふだんやらない人に見せると、四角い紙が星の形になることに驚いていました。わりと簡単な作品なので、作り方を教えてあげると喜びます。光沢のあるキラキラした紙で折るときれいですよ。

⑮すいか・桃谷好英
立体的なすいかです。入れものとしても使える作品です。赤と緑の両面折り紙で折りましょう。(編)

ミニ知識
◇海の日…7月の第3月曜日で、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とした国民の祝日です。また、7月は、1972(昭和47)年から「海岸愛護月間」に定められ、「美しく、安全で、いきいきした海岸を目指して」を標語に、社団法人全国海岸協会が人と海のふれあいの場としての海岸を守るために普及活動をしています。

◇ふみの日…7月23日。1979(昭和54)年に、当時の郵政省によって、手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさを通じて文字文化を継承する一助となるようにと制定されました。なお、8月8日ごろの立秋の前日までは、暑中見舞いを出し、それ以降は残暑見舞いを出します。

◇ホタルイカ…体長5~6cmの小形のイカです。深い海にすんでいますが、産卵期にはメスが浅海を回遊します。メスの数に比べてオスの数がきわめて少ないといわれています。全身に粒上の発光器があって、発光すると美しく、富山県魚津市の群遊海面は特別天然記念物に指定されています。食用にするのは日本のみといわれ、富山県の漁港では4~6月ごろ産卵に集まる群れを対象に漁業が行われます。

◇カニ…脚は5対で、そのうち先端の1対はハサミになっています。そのハサミでエサをちぎって、口に運びます。なお、缶詰めで最高級とされるタラバガニは、実はカニではなくヤドカリの仲間です。

◇マンタ…オニイトマキエイのことです。体の幅は6mで、最大級の魚です。マンタはスペイン語で「毛布」という意味です。頭にある2本のツノのような部分は、頭とうき鰭と呼ばれ、胸びれの一部が口の両端に突き出たものです。曲がるときにかじの役目をしたり、口を囲むように下側に折り曲げて、エサを囲んで取ります。

◇クジラとイルカ…クジラとイルカは、同じクジラ目に属す仲間です。体長数m以上のものをクジラ、それ以下の小さいものをイルカと呼ぶこともありますが、この区別ははっきりとしたものではないそうです。この仲間はヒゲクジラと歯クジラとに大きく二分されます。ヒゲクジラは歯が進化して一本もなくなり、かわりに上あごから下に向かって数百ものくし状のヒゲが生えました。小さなエサを口に入れて、口を閉じ、ヒゲの間から海水だけを外に出し、エサをこします。漢字に魚偏を持つことからもわかるように、古くから魚とみなされました。クジラが魚ではないとはじめて明らかにしたのは、江戸時代の1760年に出版された山瀬春政の『鯨志』です。クジラは一頭まるごと利用できるといわれ、肉を食用、皮や骨や内臓などから油を採り、肝臓や膵臓は薬品原料になります。ヒゲはからくり人形のぜんまいとして使われたりしました。

◇イルカ…歯クジラの仲間。体長1.3m~3.9m。脳の体重比が高く、脳の表面のしわも多く、知能が発達しています。声や音やジェスチャーなどでコミュニケーションしていると考えられています。

◇コククジラ…ヒゲクジラの仲間。体長12~13m。メスはオスの倍ほどの体重があります。背びれがなく、背の後半から尾びれ近くにかけて小さなコブ状の盛り上がりが8~9個あります。濃い灰色に薄い灰色がまだらに混ざっていて、この特徴から英語名はグレイ ホエールです。和名のコクには克という漢字が当てられていますが、和名の由来はわかっていません。体一面にフジツボとクジラジラミが付着していますが、この寄生生物がなぜコククジラを好むのかもわかっていません。

◇ナガスクジラ…ヒゲクジラの仲間。体長21~22mで美しい流線形です。鋭くとがった先端がちょうど45度の角度で後方に傾いている形のよい背びれが特徴で、この背びれから英語名はフィン ホエール(フィンはひれの意味)と名付けられています。ナガスクジラ科には下あごからへそのあたりまで、畝須と呼ばれる、深さが約5cmの溝が平行に走っている部分があり、それが長いのでナガスクジラという和名が付けられています。畝須は、ベーコンの原料として食べられます。

◇マッコウクジラ…体長11~15m。アメリカのハーマン・メルビルの小説『白鯨』の中のクジラはマッコウクジラで、65種類いる歯クジラの代表ともいえるクジラです。歯クジラはヒゲクジラとは逆で、オスがメスより大きいです。体長の3分の1を占める角張った巨頭に、白くて濃い脳油がつまった脳油袋があり、そのおかげでマッコウクジラの潜水能力は優れています。深度が増すたびに冷たくなる海水を鼻道に取り入れて脳油袋を冷やし固めて、重りにして深く潜ります。この脳油は人間にとっても有益で、昔は高級ろうそくに、近代になっても高級潤滑油として自動車から宇宙ロケットにまで使用されました。クジラの鼻孔は通常頭の上に付いていますが、マッコウクジラだけが頭の前の方の左側に付いています。鼻孔も他のクジラのようにまっすぐ下の鼻道につながっていず、前方45度の角度に付いていて、吹く潮は前方45度に上がります。抹香とは粉末状の香のことで、マッコウクジラの腸から採れる龍唾香(りゅうぜんこう)を乾燥させて火にくべると抹香に近い香気が漂うことから名付けられました。龍唾香は腸にできるコブから採れますが、すべてのマッコウクジラにあるわけではないそうです。

◇ザトウクジラ…ヒゲクジラの仲間。体長14m。背びれの出ている部分がこんもりと盛り上がっているのが特徴です。英語では猫背という意味のハンプバック ホエールと呼ばれていますが、琵琶を背中にかついだ座頭の姿に似ていることからこの和名が付きました。長い胸ビレを前後左右にゆっくりと振りながら泳ぎます。

◇七夕…中国大陸から伝えられた7月7日の夜に天の川を渡って会うことを許された牽牛と織女の星伝説の「七夕」と、短冊に歌や文字を書いて裁縫や書道の上達を願う「乞巧奠」(乞巧は巧を乞うこと、奠は祭るという意味)という風習が、日本古来からの水辺の棚に置かれた機で神衣を織って神を迎える棚機女の神話に結びつき、日本独特の七夕の行事となりました。七夕はお盆の行事とも関連が深く、先祖の霊を迎えるために身を清める禊の行事という意味合いもあります。そのため、七夕には短冊が流れてしまうほど雨が降るのがよいとされる地域もあるそうです。

◇七夕の笹…笹は神が降りてくる依代と考えられました。五色の短冊を七夕飾りとして笹竹に付ける七夕竹の風習は江戸時代から始まりました。五色とは中国の陰陽五行説に基づいた赤、青、黄、白、黒のことです。江戸幕府が七夕を五節供のひとつに定めたことから武家の間で盛んになり、寺子屋の普及とともに習いごとや習字の上達を願う風習として町民の間でも広く行われるようになりました。

◇スイカ…いつ日本に渡来したかははっきりとはしていませんが、江戸時代には広まっていたそうです。黒と緑の縞模様のスイカが広まったのは昭和の初めのことで、それまでは黒く見えるほど濃い緑色でした。黒い皮の中に血のような真っ赤な実が詰まったスイカは、江戸の人々には初めは気味悪がられたそうです。暑さが厳しくなるころの、土用丑の日に精のつくうなぎを食べる風習がありますが、スイカもよいとされています。なお、7月27日は、スイカの縞模様を綱に見立てて「なつのつな」の語呂合わせから「スイカの日」と制定されています。

●ミニ知識参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『五節供の楽しみ』(淡交社)、『年中行事事典』(三省堂)、『今日は何の日か?事典』(講談社)、『暮らしの歳時記』(講談社)、『民俗行事歳時記』(世界聖典刊行協会)、『江戸っ子歳事記』(三省堂)、『大江戸ものしり図鑑』(主婦と生活社)、『家族で楽しむ歳時記・にほんの行事』(池田書店)、『クジラとイルカの図鑑』(日本ヴォーグ社)、『日本人のクジラ学』(講談社)、『鯨ウォッチング&タッチング』(講談社)、『クジラの謎イルカの秘密』(河出書房新社)、『水族館のいきものたち』(マリン企画)、『サカナの雑学事典』(新人物往来社)、『魚貝ウォッチング図鑑』(思索社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)

新連載【和紙ものがたり】〔第3回〕うちわ
江戸時代に日本を訪れた外国人は和紙の用途が広いことに驚いたといわれています。このコーナーでは、日本人が和紙を 生活の中でどのように利用してきたかを紹介します。
伝統のうちわは竹細工に紙や絹を貼ったもので、節電対策としてその良さが見直されています。うちわの生産日本一の香川県丸亀市「うちわの港ミュージアム」の竹田さんにお伺いしました。

うちわとは
うちわは中国大陸から伝わり、奈良時代や平安時代の貴族の間で、涼をとるだけでなく、日差しをよけたり、顔を隠したりするなどのためにも用いられました。江戸時代になって、紙と竹細工の製造が盛んになり、日本各地でうちわが作られるようになりました。江戸の女性の間では、うちわを手にすることが大流行したそうです。「丸亀うちわ」は、江戸時代の初めに金比羅参りのみやげ物として、朱赤に丸金印の渋うちわが作られたのが始まりといわれています。香川県内に和紙の里はありませんが、「伊予竹に土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば讃岐うちわで至極(四国)涼しい」と歌い継がれているように、うちわの材料を近隣の各地でまかなっていました。つまり竹は伊予(現在の愛媛県)、紙は土佐(現在の高知県)、糊は阿波(現在の徳島県)を使って、讃岐(現在の香川県)でうちわの製造が行われていました。

※渋うちわ…表面に渋柿の実から取った汁(柿渋)を塗ったうちわ。柿渋が防虫剤や防腐剤の役目をし、また防水性も出て、丈夫なうちわです。台所の火あおぎ用として使われてきました

うちわ用の紙
丸亀うちわは竹の骨が細いので、薄くてこしがある和紙が貼りやすく、できあがりも美しいものになります。また、あおぐための道具であるうちわには、軽くて丈夫な紙が適しています。
 上の写真のうちわには、どれも骨が透けるほどの薄い手漉きの和紙が使われています。土佐の典具帖紙や落水紙で、どちらも楮を原料にした、しなやかな紙です。現在、丸亀うちわに一番よく使われる紙は、「仙貨紙」と呼ばれる機械漉きの和紙の薄口です。丈夫で、適度な張りと薄さで扱いやすく、うちわの港ミュージアムの来館者も体験うちわ作りをこの紙で楽しんでいるそうです。

うちわの作り方
竹細工に和紙を貼った丸亀伝統うちわは「木取り」(40cmほどに切った竹をうちわに適した幅に割る工程)、「割わき」(「切り込み機」で穂先より10 cmほどの切り込みを入れて35~40本にさく工程)、「穴あけ」 (鎌と呼ばれる弓竹を通す穴を節の部分にあける工程)、「柄削り」(柄の部分の仕上げに当たる工程)、「編み」(弓竹を通した穂を糸で編む工程)、「付け」(編んだうちわ骨の弓竹に形をつけ、糸をとじつけるという工程)といった竹細工の工程を経たものに紙を貼ります。「貼立」と呼ばれる工程で、うちわの骨の穂の部分に薄く溶いたのりをつけ、地紙を貼り付けます。そのあとが「型切り」 で、「昭和」「玉子」などに穂を仕上げます。最後にうちわのまわりに「へり紙」と呼ばれる細長い紙を貼って「へり取り」を行います。

登録有形民俗文化財
 「丸亀うちわは昔から宣伝や販売促進用が主なので、現在は安価な、骨がプラスチック製のポリうちわが生産の大半を占めます。ただ、ポリうちわは重くて、あおぐのには適さないように思います。薄い手漉きの和紙を使った丸亀伝統うちわであおぐと、柔らかい優しい風が起こせます。ぜひ、一度お試しください」と竹田さんはおっしゃっていました。
 2011年に「丸亀うちわの製作用具及び製品」が登録有形民俗文化財に認定されたそうです。竹と和紙で作られた伝統うちわが、これからも日本の蒸し暑い夏に心地よい涼しい風を送り続けてくれることでしょう。

<読者の広場>
●折り紙気まぐれ便り 大倉ぎん子さん(岐阜県)
いつも月刊『おりがみ』をありがとうございます。病気とともに40数年。折り紙があったから今日まで来られたのだと思います。手術を9回くり返して生きてきました。おまけの人生、いつもそう思いながら文通を楽しんで、こんな通信も喜んでいただきました。ほんの一部ですが、ご覧ください。

●保育園で折り紙の個人制作 くるみ保育園 秋吉好子さん(佐賀県)
 当園ではモンテッソーリ教育を導入しています。「布」でできた「折る」道具を使って、三角形や長方形に折ることを何度も楽しみます。次の段階で紙に移ります。1年近く経つとミニアルバムを利用して作った折り図本を見て「これ作る!」と、うれしそうに折り紙をしています。1~6回で折れる簡単な作品を準備しましたが、折るたびに「うわぁー」と声を上げ満面の笑みを見せてくれる子どもたちを見ていると、このままずっと折り紙が大好きな子でいて欲しいなと思います。ここ数年共同制作ばかりでしたが、今年は選択の自由を大切にして個人制作にしました。(折り図本を作るとき『おりがみ4か国語テキスト』を参考にしました)。

●第21回 墨田区平和メッセージ展に参加  相馬効子さん(東京都)
3月は東京大空襲、そして昨年の東日本大震災と忘れられない月になりました。
今年も墨田区では慰霊をこめ3月9日(金)に平和を願う式典が行われました。コンサートやメッセージ展とともに折り鶴で描いた「とどけ 平和と復興の願い 夜空に咲く 大輪の花火にのせて」が壁一面に飾られました。大輪の花火が被災地の方々を慰め、元気づけるように勢いよく夜空いっぱいに咲き、鳩たちが平和を訴えるように今年5月開業の東京スカイツリーの周りを飛んでいます。みなさんとコンサートを聴きながら亡くなられた方々のご冥福を祈り、被災地の一日も早い復興を願いました。私たちも和カフェ「みづき」のお客様を中心に今年も2,501羽を折り参加させていただきました。

『432号』で紹介していただいた後のご報告をします。
みなさんが折ってくださったメッセージ入りの折り鶴300羽は文字が見えるように吊るしました。会員の中に南相馬市の方がいらっしゃるご縁で、南相馬市役所へ「絆」「あきらめないで一歩一歩」のフレームと折り鶴を一緒に送らせていただきました。後日、市民ホールに飾られた写真とお礼のメールが届きました。その後、市役所の方々7名が復興を願って2月26日(日)に開催される東京マラソンに参加、そのとき「あきらめないで一歩一歩」の標語をタスキにして走りたいので…と電話がありました。私たちも震災の後、どなたかが使った言葉を引用させていただいたものだったのですが、思う気持ちはみな同じと使っていただくことにしました。さっそく横断幕を作り応援に駆けつけました。大勢の選手が参加していましたが、市長さんを囲んでタスキを掛けた市役所の方々
とお会いすることができました。
 また、雛祭りが近いこともあり、被災地の方々にはお雛様も地震で壊れ、津波で流されて寂しい思いをなさっている方もいらっしゃるのでは…と思い、高濱利恵さん創作の「お雛様」を折って市役所へ送りました。すると市役所から応援のお礼のメールが雛壇や屏風を手作りしロビーに飾られたお雛様の写真とともに送られてきたのです。お忙しい毎日の中、私たちへのお心づかいに感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからもできることを見つけ、折り紙を通じて応援を続けていけたらと考えています。私たちは端午の節供に向けて兜を折り始めています。

【440号へのお便り】
 今月号は特集「うれしい春」のタイトルにふさわしい内容でした。「おりがみ」のタイトルが8ページにも出現しますが、写真と解説のみでよかったのではないでしょうか。「ワールドオリガミレポート」の中のハンガリーのヴァーシュ・イルディコさんのハートの折り紙は心温まるものでした。「モンゴル折り紙センター活動アルバム」はおもしろく、このような外国での活動状況は興味いっぱいです。今後も期待しています。
千葉県 鈴木茂昌さん

 『440号』の43ページ、鳥取県の高階様へ。私は毎年2月に看護師の定年退職者の集いがあるときに、ダンボールに作品を入れて持参し、宴会前に披露します。約30名の集いですが、「アッ」という間になくなっていきます。みなさんの「感嘆」、「感激」、「喜び」の声に私はいつも満足しています。
石川県 菊地紀子さん

 目が悪くなったので、折り図の後半を大きくして欲しいです(谷、山線が見づらい)。「12回いのっこ祭り」に今年も出品(第1回から出品しています)。今年は「川崎ローズ」、「干支の辰」「たつのおとしご」が好評でした。
大阪府 山田充代さん

 「エンピツアイドルまめ吉くん」は、我が家のダックスフントの名前も「まめ吉」なのでうれしくなり、たくさん作りました。顔も犬顔に変えたりして、近所の新1年生に「Pencil Pot(えんぴつ立て)」とともにプレゼントしました。子どもたちに大変な人気でした。川手先生の作品はいつも好評です。近所のチビッ子たち、デイケアのみなさま、地域の方々とボランティアでふれあうことができるので、折り紙をしていて本当によかったと思っています。
広島県 土本八重子さん

<みんなの作品展>
小さな展示会、広がる折り紙の輪 小倉隆子(東京都)
 2月7日(火)~19日(日)、多摩市貝取の「白樺」というギャラリーを兼ねたコーヒーショップで、「押し花と折り紙のコラボ」と題したひなまつりの展示会を開催いたしました。おひなさまの創作もいろいろなバージョンで工夫して飾らせていただきました。押し花の石橋智恵子さんは、以前日本折紙協会の行事でインドネシアを訪問したとき、着付けの先生として参加されていた方です。これも折り紙を通してのつながりで、このたびの運びとなりました。押し花もおひなさま中心で、藤娘やかわいい力作ばかりでした。折り紙教室も何日かに分けて行い、押し花や折り紙びなのタペストリーを制作して連日大盛況でした。大変多くの方に折り紙を理解していただき、喜んでお持ち帰りしていただきました。
 今回は小さな展示会ということもあり宣伝は控えたのですが、大勢の方が見に来てくださいました。小さなお子さまから80歳、90歳とさまざまな方が来てくださり、遠方からも大勢の方が足を運んでくださいました。本当にうれしく感謝でいっぱいです。ありがとうございました。折り紙と押し花は異質なものですが、なぜか不思議とマッチしていました。押し花の方も折り紙に非常に興味を持ってくださり、反対に折り紙の方も押し花の世界をのぞかせていただき、大きな輪ができたような気がします。
 皆様の要望もあり、次回は長期に渡り開催することが決まりました。今年の12月4日(火)~25日(火)でクリスマス特集、26日(水)~翌年の年明け1週目までは正月特集と創作作品を飾らせていただく予定です。喫茶店という特殊な場所ですが、クラシック音楽を聴きながら折り紙の展示を楽しんでいただけることと思います。ご来場お待ちしております。

「アジア太平洋盆栽フェスタ水石高松大会」に参加しました 坂本整子(香川県)
 2011年11月18日(金)~21日(月)、高松市で盆栽フェスタが開催されました。イベントのひとつとして「国際文化交流~世界の遊びを体験してみよう」が「e-とぴあ かがわ」であり、「中国・インドネシア・マレーシア・ベトナム・ロシア・カナダ・日本のあそび」が紹介されました。日本はもちろん「おりがみ」です。盆栽といえば、大阪の梅本吉広支部長! 香川のシンポジウムのおみやげの基になった「富士山と松」の作者です。お忙しい先生に黒松(香川の県木)の盆栽色紙の講師をお願いしました。
 参考作品として展示していた梅本先生の龍を見た小学4年生の子どもさんが、どうしても折りたいということで翌日教材を準備して、といううれしい予定外講習もありました。
 梅本先生は当初、加賀での講習会に参加予定でしたが、金沢支部長の田中稔憲先生の「今回は香川に行ってもらおう」のひとことで実現した展示と講習でした。両先生ありがとうございました。

【支部だより】
布施知子先生をお招きして
(文)島袋保子/沖縄県 琉球支部「月桃の会」(支部長 兼島栄子)

 2月11日(土/祝)、寒緋桜満開の那覇市に布施知子先生をお呼びして、折り紙愛好家を対象に折り紙講習会を開催しました。
 会場の県社会福祉センターの403号室いっぱいの90人の参加。講習作品は30組のユニットと螺らせん旋の箱、その箱に入れるチュ―リップ一輪。パーツの組み立てに時間をとられている様子に、ひとりひとり丁寧にコツを教えておられる先生と作品作りに取り組んでいる教室の熱気が伝わってきました。
 アンケートの結果「難しかったけれどできあがったときはとてもうれしかった。また来年も必ず来ます」との声も多く、準備は大変でしたが楽しい講習会でした。 皆さんが本土に出かけることはなかなか難しいので、こうした講習会は大変有意義でした。また来年もがんばりましょうと実行委員で確認しあったところです。
<琉球支部会員研修会の開催>
 一般の講習会の後、会員23名で2月12(日)・13日(月)の二日間にわたっての研修会を若狭折り紙ギャラリーで実施しました。テーマは藤本修三さんの「平織り」で、支部として取り組むのは今回で二度目です。沖縄の紙「月桃紙」に折りこみを入れながら平織り、そして「ぜんまい折り」に挑戦。皆さん苦戦しながらも和気あいあいと折り紙三ざんまい昧の研修会です。翌日も続いて平織りと模様折りからコスモスを楽しみました。
 そして先生から素敵な言ことだま霊をいただきました。「折り紙は 新しく始めた人も長く折り紙をしている人も同じ喜びわ味わえる。年齢も国も越えて… 一生の友にしてください」 平織りの研究会を始めよう…平織りにはまった支部長も張り切っています。

「すみだ観光まちびらき」で折り紙イベント
墨田支部「折り友すみだ」 支部長 中村桂一/東京都

「すみだ観光まちびらき」は、2011年11月~2013年3月までの、東京スカイツリー開業前後の期間を「国際観光都市すみだ」のまちびらきと位置づけたキャンペーンです。各種PRやイベントが開催され、東京スカイツリーの建つ街“すみだ”の魅力を国内外に発信しています。
 このイベントの一環として、3月24日(土)、墨田支部「折り友すみだ」のメンバー3名で、折り紙コーナーを出店しました。会場は、「勝海舟の銅像」でも有名な、墨田区役所前うるおい広場です。あいにくの冷たい雨で、残念ながら来場者は多くなかったのですが、折り紙を楽しんでいただけたのはよかったと思います。キャンペーン期間はまだ長いので、今後も機会があれば出店したいと思います。

新支部設立あいさつ 高槻支部「思いやりの心」
支部長 佐藤 馨/大阪府

折り紙を楽しむ会(教室)を毎月第2月曜日、芝生老人福祉センター3階で開いています。わいわい、がやがや、と面白く折り紙を楽しんでいます。生徒さんはもともと老人大学のクラブ活動で折り紙を楽しんでいたOBのみなさんです。他、地域の方々にもご入会いただき、地域社会との交流の場となっています。折紙講師資格をお持ちの方も6人と増えてまいりました。教室での折り紙指導も現在各講師の方々によって進めています。生徒さん相互のふれあいの場とし、「思いやりの心」を念頭に少しずつまとまってきたところです。今後も日本折紙協会のみなさまのご指導を賜りますようお願いします。

新連載 雑誌『小国民』にみる折り紙 今と江戸をつないだ明治
岡村昌夫

 雑誌『小国民』第5年21号(明治26年11月)に「折紙変化船(へんげぶね)」として、興味深い記事を掲載しています。
 「へんげ」というのは、以前からのフレーベル式折り紙や、この時代に始まった小学校手工科の折り紙の定番だった種類の作品群で、二重または三重の座布団折りから、付いている折り筋を使って畳み変えながら、いくつかの形を作っていく方法を指します。「二そう舟系」の一群の作品をそう呼んだのですが、現代では、それを指す日本語がありません。英語ではロバート・ハービンさんが‘MULTI FORM’という語を使いましたが、その日本語版(昭和35年緑地社発行『折り紙読本 外国篇』)では「多角形」と誤訳されています。(「多形」とでも訳したのを編集部が不注意に直してしまったのでしょうか。とても良い訳本なので、訳者のミスとは思えないのです。)言葉がないのは不便ですので、私はもとのまま「へんげ折り」と言っています。「変化折り」と書くと誤解されます。
 『小国民』のこの号では、「二そう舟」から「帆掛け船」への畳み変えを扱っています。説明文では「二そう舟」を「これ古(いにしへ)より伝はる法にて面白からず。」と説明してから「帆掛け船」を紹介しています。つまり、「二そう舟」は古い伝承作だが「帆掛け船」は新しくてあまり知られていないものだと言っているのです。
 フレーベル式幼稚園関係の原書や、明治10年台以後の日本の幼稚教育書には「帆掛け船」は必ず載っていますが、それ以前の日本の資料には現れませんので、これは西洋の伝承作でしょう。この『小国民』の記事はそれを裏付けるものです。
 ただ、西洋では、相手に目をつぶらせて遊ぶ「だましぶね」の習慣はなかったようで、それは明治後半期に日本で始まったものと思います。明治41年に書かれた、日本の折り紙の総まとめ的な『折紙と図画』(木内菊次郎著)によると、「だまし船」以外にも「むじな船」「たぬき船」「化け船」などと呼ばれていました。呼び名が一定するに至っていないわけで、その遊びが出来てから、そう時間が過ぎていないように思われます。
また、この2種類の船の折り紙は、「へんげ折り」ですから、片方が西洋系ならば「二そう舟」も同じ西洋系のはずで、事実、西洋では「ダブルボート」の名で広く知られていました。しかし『小国民』では昔から日本にあったと書いていました。
 確かに日本にも古くから「にそうぶね」という名の折り紙がありました。ただ、それが西洋の「ダブルボート」と同じものであったかどうかは別の問題なのです。
 1766(明和3)年に初版が出た『和漢船用集』という有名な本に「二艘船」の名とともに載っている図を見ると、明らかに「ダブルボート」とは違っています。私が幼少のころ最初に覚えたのはこれでしたが、他にも似た「にそうぶね」があることに気づいたのは、後年のことでした。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「ハッピーウェディング」 

近年、結婚式に和風のテイストを盛り込んで演出するのが人気です。
ノアちゃんが出席した結婚式でもリングピローが折り鶴で、引き出物も千代紙のかわいいケースに入っていて、とても和やかな気持ちになりました。ノアちゃんは披露宴の余興で、きれいな花嫁さんにおめでとうの気持ちを込めてエレキギターを演奏しました。
「ありがとう、ノアちゃん。幸せな家庭を作るね。」と、花嫁さんは嬉し涙でした。

①☆メロディコースター・住田則子
音楽好きだからでしょうか。できた単体をながめていると、どうしても4分音符にしか見えなくて…。丸くつないだらクルクル回って、楽しいメロディが聞こえてきそうな気がします。

②かたつむり・青木良
体の色を変えるところとカラを立体にするところがポイントです。貝がらが背中にちょこんとのっかっている感じがかわいいと思います。

③花咲きレター・川手章子
「こいのぼり」は、その飾り方が悩ましいところです。色紙に貼るのでは芸がないし、透明プラスチック板(OHPシート)などをうまく利用するのもいいかも。OHPシートは文房具屋さんでも手に入ります。

④クレマチス・小倉隆子
花びらの整えが少しこまかくて大変ですが、できあがりがとても可憐な花になります。「ステップおりがみ」(クラサワ)のブルーやピンクで折ってみてください。すてきなクレマチスになります。

⑤百合の盛花・富永康平
花のユニット16個からなる薬玉(写真小)を作る過程でできる作品です。花に葉のジョイントを接続するところが難しいかもしれませんが、接続部分の構造をよく見ればわかります。メシベとオシベを付けると引き立ちます。

⑥花嫁、花婿・浅井かづゑ
花婿の上半身は、着物と羽織を表現してから頭部を作ることにしたため、紙の重なりで少し折りにくくなりましたが、その分、袴は伝承折りの舟から簡単に作れるようにしました。和の装いの二人に乾杯! おめでとう!

~おってあそぼう~
☆だれのおうち? 芥川龍之介でした・青柳祥子
昨年、草津のシンポジウムの創作部会に参加しました。コーディネーターは布施知子さんでした。創作のテーマが「顔」で、その時にできた作品です。芥川龍之介の髪型に特徴があるので作りやすかったです。

⑦☆干支の時計(卯、巳、午)・津留見裕子
時計屋さんに十二支の漢字で表示された時計がありました。ほしかったのですが、残念ながら非売品でした。「それなら自分で作ろう」と思い、十二支の動物にして作ってみました。今回は、卯、巳、午を紹介します。

⑧エレキギター・青木良
⑯⑰のかぶせるようにして裏を出すところがすこし難しいかもしれません。ホイル紙で折るとかっこよくできます。

⑨プレケース・川手章子
プレゼントケースを略してプレケースと名付けてみました。少し大きめの折り紙で折るとよさそうです。口止めの部分にシールを貼って、工夫してみてくださいね。また折る工程も楽しめた作品です。

⑩新聞紙のスリッパ・エリック・ケネウェイ
近年、災害時に役に立つ折り紙としてよく折られている作品です。今回、イギリスの折り紙作家エリック ケネウェイさん(故人)の著書“COMPLETE ORIGAMI”(1987年St.Martin’s Press発行)に紹介された折り図をもとに作図しました。なお、この本は伝承折り紙作品、他作家の創作作品のほか、おむつの折り方、まわしの締め方なども紹介されているユニークな本です。

ミニ知識
◇ジューンブライド(6月の花嫁)…6月は、日本ではじめじめとした梅雨の時季ですが、西欧では快適な季節で結婚シーズンです。また、Juneという月の名前がローマ神話で結婚を司る女神とされるJunoに由来することもあり、「6月に結婚すると幸せになれる」という言い伝えがあります。

◇婚礼衣装…結婚式に着る男女の礼装です。もともと結婚式は、神に対する誓約と祈願の意味をもつ祭典だったので、婚礼衣装は神に仕える祭服とみなされ、清浄で華麗なものが多いとされます。

◇白無垢…上着、下着ともに白い着物。もともとは吉事にも凶事にも白が女性の正装の色で、今日、花嫁の伝統的な婚礼衣装として白無垢が残っています。

◇角隠し…明治時代以降は、平安時代から続く女性が被かぶり物を用いて日常生活の中で顔を隠すという風習はなくなりましたが、婚礼や葬式などの儀礼の中に綿わたぼうし帽子や角隠しの形で残されました。婚礼時の綿帽子はちりよけの実用を兼ねて江戸時代から用いられましたが、角隠しという言葉はありませんでした。江戸時代には角隠しと同じ形のものが揚帽子と呼ばれていました。角隠しという言葉は明治時代になって表れ、怒りを象徴する角を隠すことで従順でしとやかな妻となることを示すといわれます。

◇傘の日…6月11日。暦上では入梅のこの日に東京都洋傘ショール商工協同組合が1990年に制定し、傘の楽しさ、美しさ、機能をアピールしています。

◇ロックの日…6と9の語呂合わせで6月9日に制定され、音楽のイベントなどが行われます。ロック音楽とは「ゆさぶり動かす」という意味のダンスのロックンロール(rock’n’roll =rock and roll)から生まれた強烈なリズムを持つポピュラー音楽です。1950年以後、若者の間で流行しました。     

◇エレキギター…胴の部分が薄い一枚の板でできているので、弦の振動が直接マイクに入り、電気信号に変えて強い音が出るギターです。

◇時の記念日…6月10日。時間の大切さを人々に自覚させるために、1920(大正9)年に知識人の有志による生活改善同盟会が主唱し定めました。『日本書紀』に天智天皇が十年(671年)四月に、漏刻(水時計)を使って初めて時刻を報じたことが記載されていて、その日が新暦の6月10日に当たります。なお、江戸時代までの日本では、不定時法で、日の出はいつも明けの卯の刻、日の入りは暮れの酉の刻と決められ、昼も夜も六等分されていました。

◇芥川龍之介…1892(明治25)年~1927(昭和2)年。辰年、辰の日、辰の刻に生まれたので、龍之介と名付けられたといわれています。生後7か月で母親の発狂のため、母の実家の芥川家で育てられました。その芥川家が東京市本所区小泉町(今の墨田区両国3丁目)にありました。大正時代、文壇の寵児として多くの著作を残しましたが、36歳で自死しました。亡くなった7月24日は、著作『河童』から河童忌とされています。なお、芥川賞は純文学の新人の発掘をめざした文学賞ですが、文藝春秋社を主宰していた菊池 寛が旧友の芥川龍之介を記念して設定し、1935 (昭和10)年以来続いています。

●ミニ知識参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『年中行事事典』(三省堂)、『大日本百科事典』(小学館)、『日本風俗史事典』(弘文堂)、『服飾大百科事典』、(文化出版局)、『花嫁はなぜ顔を隠すのか』(悠書館)、『知られざるきもの』(奈良新聞社)、『和婚』(芸文社)、『記念日事典』(東京堂出版)、『和ごよみ四季の暮らし』(日本文芸社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)

新連載【和紙ものがたり】〔第2回〕張子玩具
このコーナーでは、人々が和紙をどのように利用してきたかをご紹介します。
今回は玩具。玩具は、子どもを喜ばせ、大人を優しい気持ちにさせます。和紙で作る玩具は種類が豊富で、凧、姉様人形、カルタなど和紙をそのまま使うものと、和紙を加工して使うものとがあり、張子は後者に当たります。
 福島県の中央部に位置する郡山市の高柴地区は、江戸時代には三春藩領の高柴村で、三春駒と三春張子の発祥の地です。「高柴デコ屋敷彦治民芸」十代目当主の橋本高宜さんにお話を伺いました。

張子とは
張子は紙を何枚も貼り重ねて作る 細工物です。江戸時代後期の文化・文政期(1804~1829年)に各地の城下町を中心に、使用済みの古い和紙を 紙を 利用して盛んに作られるようになりました。軽くて、丈夫なことから人気のある玩具だったそうです。
 小麦粉で作ったのりで紙を張り重ねます。張子の大きさによって、5枚合わせ、7枚合わせ、9枚合わせなど枚数が異なります。ぬるま湯に浸したあと、余分な水分をとります。それを木型に張り付けて、乾燥させたあと、木型を抜き取ります。それに胡粉(貝殻を粉にしたもの)を塗り、絵の具で彩色します。

高柴デコ屋敷彦治民芸の張子の紙
「高柴デコ屋敷」 のデコとは木彫りの人形の木像(デク)がなまったものだと考えられています。4軒の家々がそれぞれに江戸時代から数百年の伝統を守り続けています。6月の第一日曜日に毎年「高柴デコ祭」が開かれ、張子のひょっとこや七福神の面をかぶって楽しく踊ります。昔は近辺の農家はどこでも冬の副業として紙を漉いていたそうです。安い原料を使って、多くの人に気安く買って楽しんでもらえる民芸品の張子 張子 が名物となりました。
 張子用の紙は100%楮の和紙だと繊維が長過ぎて強いため張りにくいので、襖の下張りなどに使う少し弱い紙が向いています。楮の黒皮のくずから漉いた茶塵や桑の皮で漉いた桑塵などを用います。『429号』の「和紙の里めぐり」でご紹介した、同じ福島県内の二本松市で漉かれた上川崎和紙を10年程前までは使っていましたが、紙漉きの職人が少なくなって、必要な紙を予算でまかなうことが難しくなったので、現在は埼玉県の小川和紙を使っているそうです。
 張子の有名産地の中には 30年前すでに和紙を使うことをやめた所もあるそうですが、橋本さんは機械漉きの和紙と手漉きの和紙とを部分によって使い分けながら、和紙に深い思い入れを持って作っているそうです。
 「将来、張子には手漉きの和紙が使えなくなる時が来るかもしれません。和紙には侘や寂があります。これらは古いものや質素で落ち着いたものに美しさを求めることで、日本人が大切にしてきたものです。また、和紙は洋紙にはないしなやかさがあるので張りやすく、和紙の風合いは捨て難いものです。皆さんに喜ばれる張子を作り続けていけたらと思っています」と橋本さんはおっしゃっていました。

<読者の広場>
●折り神様に感謝 石橋ユリ子さん(福岡県)
 月刊『おりがみ』毎月楽しみに拝見しています。右手の指のしびれのため折り紙を折ることができないかも…と不安を感じつつ過ごす日々でした。思い切って手術をして、成功。あの傷みはどこへやら、忘れました。それでふと思い浮かんだのが、あのパクパク蛙(辻 昭雄さん作『おりがみ傑作選4おってあそぼう!!編』収録)。大きい口の中に御礼のメッセージを書き込みました。左の蛙は15cm角「先生おりがみが折れるようになりました」、中央の蛙は12cm角「感謝」、右は15cm角「ありがとうございました」。ぴょんぴょんガエルは7.5cm角です。折り紙に出会えてよかったと感謝しています。病院の先生にも喜んでいただきました。折り神様に感謝します。

●私の“宝物”、そして“こちらこそ” 武内捷子さん(高知県)
 昨年10月18日(火)、高知市内小学校の3年生の授業に折り紙を取り入れていただきました。1時間の予定でしたが子どもたちの熱心な姿に、校長先生から2時間目の授業もお願いします、と依頼されました。「花コマ」(曽根泰子さん作)ができあがり大喜び。すぐ「ペンギン」(青柳祥子さん作)を折り始めました。小さな手先をよく動かし、わからないところは隣の席の子どもが教え、こうして全員が仕上がりました。
 数日後、32名の子どもさんからうれしいお礼の手紙をいただき、感激しました。大切な宝物となりました。私も「こちらこそ」のお返事をいたしました。折り紙パワーすごいです!!
 12月1日(木)には高知県ろう学校でクリスマスの折り紙教室のお声がかかりました。先生の説明と同時に折って行きます。みなさん一生懸命、体越しに輝いています。クリスマスリースに貼るのも自由、いろいろと驚く発想にまたびっくりでした。思い思いにできあがった作品を見て、「いいねえ」「かわいいね」と喜んでいただきました。2校のみなさん、先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

●「折り紙交流会」終了によせて 榎本京子さん(東京都)
 平成9(1997)年9月、講師の勉強の場にと、立ち上げた交流会でしたが、今年の2月25日(土)、30回を区切りとして終了することとなりました。
 折紙講師資格を取得した人達でも、種々の事情で折紙シンポジウムなどに参加が困難であったり、勉強、交流の場が欲しいとの声に応えて、会員の丹羽芳彰さんが呼びかけてくださり、日本折紙協会からも当時の佐野康博理事長、黒岩琢磨事務局長、落合けい子さん(事務局)、その他の方々のお支えをいただき、スタートいたしました。最初は場所の確保など大変なこともありましたが、同じく会員の舞もうぎ木富貴子さんの尽力により田町の三田いきいきプラザに定着してからは参加者が増えつづけ、一時期はキャンセル待ちをお願いしたこともありました。その頃から当初の運営方針と少しずれた思いも出始めましたが参加者の「楽しい、楽しい」の声に押され、流されてきた感は否めません。そのような折、東日本大震災を体験し、区切りをつけるべき時と、決断いたしました。
 御指導、御協力いただいた諸先生方、参加者の皆様に心より感謝申し上げますと共に今後ますますの御活躍を期待しています。
 これまでの15年間、8名の世話人のチームワークはまことに見事と、自画自賛しています。丹羽芳彰、相澤喜久枝、秋山一江、石井静子、磯 久子、佐々木万里子、舞木富貴子、皆様お疲れ様でした。

●娘のために心を込めて作ったバラの花束 福田和子さん(東京都)
 結婚する娘から式で折り紙の花を折って飾ってほしいと頼まれ、東京おりがみミュージアムを訪ねました。そこに展示されていた、市川 学さんのバラを折ろうと思いました。市川さんの本を購入して折り始めると、とても難しく、何度も何度も折り直してはやっと仕上げました。美しい和紙で折ったバラに娘も満足してくれたようです。

●フランスの佐藤直幹さんのバラ 川崎亜子さん(神奈川県)
 写真小はフランスの佐藤直幹さんが折ったもので、かごのバラは私が制作しました。用紙は五角形ですが、切り込みものりづけもありません。 私のブログ「折り紙作品」で「Naomiki Sato Rose」と紹介しています(http://ameblo.jp/taiannkitijitu/)。また、(ソーシャル・ネットワーキングサービス)mミクシィixi内では佐藤さんのハンドルネームを取って「Mikki Rose」と(私が勝手に)呼んでいます。佐藤氏自身は「五角バラ」など、作品名にはあまりこだわっていないようです。佐藤さんが日本にいらした際に講習を受ける機会があり、以来交流を続けています。
 mixi内では日本語で折り図が公開されていますが、フランス語のサイトhttp://pliagedepapier.com/gallery/thumbnails.php?album=634)では折り順の画像が公開されています。最近は折り手も増えてきて「いろんな人に折ってもらいたい」と佐藤さんはおっしゃっています。

●復興を願う折り紙「千枚ホタテ」 楠奥則子さん(栃木県)
 未曾有の大災害にみまわれた昨年、地元新聞に以下の記事が載っていました。《東日本大震災で線路が流失し運休している三陸鉄道南リアス線の恋し浜駅(岩手県大船渡市)に地元特産のホタテを折り紙で模してつるした「千枚ホタテ」が飾られている。1つ1つに復興の願いが書きこまれ、駅を訪れてメッセージを残す人が絶えない。駅のある海辺の小石浜地区では養殖ホタテを「恋し浜」ブランドで売り出し、ホタテの貝殻を絵馬に見立てて願いごとを書いてつるしてあった。しかし津波で養殖施設が壊滅、貝殻も入手できなくなった。車内アナウンスを担当していた菊地望のぞみさんらが千羽鶴のように折り紙で代用することを発案した。》
 秋には毎年恒例の「とちぎ市民協働まつり」が行われます。今回のテーマ「思い」にピッタリ、ぜひ再現したいと、折り紙グループのメンバーと協力し千枚を折りました。また、まつりの当日には訪れたお客様にも折ってもらい1,300枚を折ることができました。
 1日も早い復興を願いながら1枚1枚思いをこめて折り、メッセージも書き添えました。後日、三陸鉄道恋し浜駅に作品とともにみんなの思いも一緒に送り届けることができました。折り紙でこんなに感動し、喜んでいただくことができ、大変うれしく、折り紙をやっていて本当によかったと思いました。

【439号へのお便り】
 段飾りに感動しました。立体なのでとてもうれしかったです。「チューリップのコーナーケース」はチューリップの葉が箱本体から折れているのでびっくりです。「ワールドオリガミレポート」は興味深く、海外での活動にも関心があり、世界中で親しまれていることに心動かされる思いでした。言葉が通じなくても伝わるものもあると思います。音楽や折り紙もきっとそうです。機会があったらぜひ世界へ!
北海道 葛西明子さん

 「ひな人形」は形が変わっていておもしろいなと思いました。10体折ってリビングルームに飾りました。「貝がらのお手紙」は簡単だけど、ステキ! 私は穴を開けてリボンを結び、しおりにしてみました。←こんな感じです。「チューリップのコーナーケース」もかわいくて、とても気に入りました。「鶴のボトルキャップ」は少し難しく、苦戦しました。折り紙をしているときが至福のときです! 今は練習段階ですが、いずれは折り紙教室を開き、折り紙の文化や楽しさを広めるお手伝いをしていきたいと思います。
埼玉県 根本聖恵さん

 ひなまつり特集号、変わった作品も豊富でよかったです。「屏風付き台」は他のおひなさまを折っても使用できます。「ひな人形」は箱型でおびな、めびなの髪形もユニーク。「十字星ブローチ」をオーロラカラーで折りました。カラフルでよかったです。『438号』の「おりがみカーニバル」の長野耕平賞「つばめの親子」、海野由佳さんの作品をつばめが飛来するころにぜひ折らせてください。いい家族の雰囲気が出ていて素晴らしいです。 
愛知県 伊藤文代さん

 永田紀子先生の「おひなさまと屏風付き台」がよかったです。「2011おりがみカーニバル入賞作品紹介2」、どの作品もテーマ「絆」にそったすばらしいもので、10歳の森永寿美子さんの「ムシといっしょ」の発想に拍手! 「虫博士になりたい」と将来の夢を語っていた孫の幼稚園時代を思い出し、思わず顔がほころびました。斉藤静夫先生のタペストリー、織物のようにつむがれた折り紙がとっても温かい「絆」になり、うれしく拝見しました。毎年3月のおひなさま号が楽しみです。納所克志先生の「ひな人形」はとても新鮮でした。
神奈川県 中原妙子さん

<みんなの作品展>
シルバー寺子屋 折り紙活動 坂本君江(千葉県)
 定年後に自宅で60歳以上の人たちを集めて「シルバー寺子屋」を始めました。折り紙を教え、作品は施設や病院の方、また高校生へ伝承し、高齢者の方たちにも喜ばれています。12月に入ると三人官女から折り始めて、1月にお内裏様を折り、2月に五人囃子に挑戦する年月を過ごしています。最近は男性が興味を持ち、数年前の作品を持っていてくださる方もあり、うれしく思っています。
 公民館の文化祭では、折り紙体験コーナーに力を入れました。「ひまわり」(満田きくさん創作『168号』『おりがみ傑作選2』)など、簡単なものづくりの楽しさを味わってもらおうと腰掛け1つで一緒に作りました。連鶴は「福」の文字(菅本トシ子デザイン)を展示しました。

地区センターで折り紙展 阿部久美子(神奈川県)
 折り紙の楽しさを知って3年目です。いろいろと作品もでき、近くの方たちとにぎやかに日々を過ごしています。昨年は永田紀子先生のご提案で、近くの地区センターで折り紙展をさせていただきました。気がつくと折り紙が手の中にあります。またバスや電車の中でも折っていて、できたものをお隣の方に差し上げます。町内会でも折り紙教室の指導を頼まれ、簡単な花を作りました。折り紙と、長年続けてきました俳句をペアにして表現力豊かに仕上がるように構図を考えるのも楽しいことです。全国の方たちのあふれる折り紙へのパワーもまた私を誘うばかりです。

【支部だより】
「ホテルの壁面を折り紙で装飾」
青木明子/千葉県 船橋支部「綾の会」支部長

JR船橋駅北口にある船橋グランドホテルに折り紙作品を飾らせて頂き5年が過ぎました。おかげ様でホテルのラウンジにてお教室を開き、作品制作を致しております。これが地元のミニコミ誌に紹介され、支部員も増えました。また、支部として月1回老人施設を訪問し入居者の方といっしょに折紙を楽しんでおります。これからも老人施設の方にも、ホテルのお客様にも楽しんで頂けるよう、作品製作を頑張り続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

「全員 目標達成!」 (文)芹澤洋子/神奈川県
西横浜支部「横浜 子どもに夢を」(支部長 柏俣美枝子)

私たち西横浜支部は毎月1回の勉強会を続けてきました。今年1月には支部員全員が講師資格を取得するという目標を達成しました。これを記念して、1月9日(月/祝)に栃木県から宮田 弘先生をお招きして折り紙教室を開催しました。宮田先生から素敵な「龍のカード」のプレゼントがあり大感激でした。教室では「スター・ユニット」の組み方に悪戦苦闘し、先生の手をだいぶわずらわせました。でも先生は嫌な顔ひとつなされず、いつも優しく笑顔で手ほどきくださいました。次の桜からチューリップに変身する可愛らしい作品には、みんな大喜びでした。資格は取得したものの、まだまだほんの入口で、これからの精進を思い知らされました。またたく間の2時間でしたが、宮田先生の優しい笑顔を栃木訛りのイントネーションが心地よく印象に残りました。また先生にお教え願いたいと思っています。

新連載 雑誌『小国民』にみる折り紙 今と江戸をつないだ明治
岡村昌夫

 明治26(1893)年、雑誌『小国民』の5月からほぼ毎号に折り紙記事が載るようになりましたが、そのトップは「紙筺」でした。これは、「羽根つき風船」という名前で伝承されている、羽の生えた「ふうせん」の形で、西洋ではよく知られている作品です(『96号/絶版』に、「セネガルの水さし」としてアレンジ作が紹介されています/写真右)。この作品はティー・ケトルとかフライング・キューブなどと呼ばれていますが、何にでも翼を付けて飛ばしてしまうのは西洋的発想らしく、ハートや手紙などに翼を付ける折り紙は最近わが国でも人気があります。
 この『小国民』の折り方説明によると、「風船基本形」を折るのに、正方形の中心で直角に交わる2本の線と、対角線2本とを、山と谷を別にして折っておいて、一度に畳んでしまう手順なのに驚かされます。これは新しい手順だと一般に思われていますが、そうではないのです。
 ここでは、まだ山と谷をことばでは表現していませんが、図では線種を変えていますし、それが理解できないと折れません。説明法が未発達でも、当時の折り紙少年たちには分かったのでしょう。
 「ふうせん」も西洋の伝承作で、小さな虫を中にとじこめるペーパー・プリズン(牢屋)とか、水を入れて投げ付けて遊ぶウォーター・ボン(爆弾)などという呼び名です。日本の伝承作ではありません。『小国民』の明治27(1894)年の第4号に「鞠」の名で掲載されています(右図)。当時「風船」ということばはありましたが、軽気球または落下傘を指していました。
 明治23(1890)年に東京の上野公園で、英国人スペンサーが興行した「スペンサーの風船乗り」が有名ですが、軽気球から落下傘で飛び降りたものです。それ以来、上野公園に「風船売り」が現れて、『小国民』にも記事と挿絵が載っていますが、玩具の落下傘でした。また、夏目漱石が明治28(1895)年のことを描いた「坊っちゃん」には、祝賀会の花火から「風船」が飛び出したと書いていますが、これも小さな落下傘でしょう。
 球形の紙風船は、明治24~26年ごろ「空気だま」の名で東京府内の子どもたちの間で流行したという記事と挿絵が、これも『小国民』に載っています。最初は穴の部分の内側に紙の弁がついていました。これを「紙風船」と呼ぶようになったのは昭和の初めごろのようですが、昭和10年前後には口穴の弁がなくなったそうです。
 それとは別に、富山の薬売りが各地に配って歩いた景品の紙風船は、明治後期には盛んだったようですが、形がサイコロ型なので「角風船」と呼ばれたらしいのです。折り紙の「ふうせん」は、むしろこれに近い形です。 水素などを入れて空中に浮かべる「ゴムふうせん」は、明治初年、横浜や神戸などで舶来品が売られ、間もなく国産品も出てきましたが、「ゴム凧いか」「たまだこ」「ふくれだま」などと呼ばれていたそうです。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「うれしい春」 

文房具という言葉には古めかしい響きがあります。中国では筆と墨と紙と硯を「文房四宝」と呼びました。筆記用具も紙も、定規や消しゴムや筆箱、ほか書類や絵を描く道具はすべて1台のパソコンに取って代わられる時代ですが、手書きの文房具は廃れていくかと思えば逆にどんどん進化しています。
見た目や機能に心惹かれる文房具に出会うと、使う予定もないのに買ってしまいます。折り紙好きの皆さんにはわかりますよね?

①☆チェブラーシカ・梨本竜子
 被災地の子どもたちを励まそうという「キャラクターエイド」の活動に賛同し、キャラクターをたくさん折りました。2012 年の「おりがみカーニバル」に出品しましたが、その際、他の方の創作がなく、自作した作品です。折ってみてください。

②エンピツアイドルまめ吉くん・川手章子
エンピツの世界ではきっとアイドルとして認めてもらえそうなまめ吉くん。おチビで愛嬌ものです。エンピツにさしてもらえると高いところから広い世界が見えることでしょう。ちょっと笑ってしまいました。

③万年筆・熊坂 浩
薄めのホイル紙で折ると、よりかっこよい万年筆ができます。すてきな文字が書けそうです。(編)

④☆インクつぼ、羽根ペン・青柳祥子
作者のパウァさんは、オランダで“Envelope and Letter Folding Association”という封筒と手紙折りのグループを作られています。この作品の原題は“ランダム エンヴェロープ”といいます。②で折る角度を変えることで、さまざまな形ができるからだそうです。試してみてください。(編)

⑤小さな掲示板・永田紀子
伝承の「おうち」(⑤の形)に少し手を加えた作品です。内面にメッセージがさしこめるので、いろいろな使い方をしていただけたら嬉しいです。

⑥チューリップボックス・布施知子
内側でねじってまとめるので、完成形はしっかりします。①の折り幅を図より多くして折ることもできます。すると、巻きの強いスリムな形になります。いろいろ試してください。

⑦小物入れ・水谷壮志
正方形の紙1 枚でフタ付きの箱を作るのに苦戦しました。折り方は簡単なので、しっかり折り目をつけてきれいに折ってください。

⑧☆ハーモニーケース・川手章子
LLのケースの中にS、M、Lのケースが調和されて仲よくおさまった様子からハーモニーケースと名付けてみました。それぞれの大きさに合った折り紙作品を入れたりしたら楽しそうです。

⑨Pencil Pot(えんぴつ立て)・マーク ビーゴ アングラダ
作者のマークさんは、スペイン折紙協会の会報誌“パハリータ”の編集委員です。この作品は作者のお気に入りだそうです。『434 号』掲載の鈴木昭代さんアレンジ作品の「おかもち」の原作です。

⑩タンポポ・朝日勇
タンポポを誌面で咲かせていただき有難うございます。野辺に咲く実物に寄り添わせて美を競わせる遊びも風情ありや?などと、一瞬想像してみました。このおりがみタンポポを、お好みのままにどうぞお楽しみください。

⑪お花のエッグスタンド・木村松代
花のオブジェにシャトル、イースターエッグのエッグスタンドなどいろいろに使えます。工夫して楽しんでください。底をしっかり整えると安定します。

~おってあそぼう~
インフィニット フリッパー(パタパタ)・アンナ カストランガー
鈴木恵美子さん(茨城県)がBOS(イギリス折紙協会)のコンベンションで教わったこの作品を使って「2011 おりがみカーニバル」に「エンドレスメッセージ」と名付けて出品されました。

ミニ知識
●チェブラーシカ…ロシアの児童文学者エドゥアルド・ウスペンスキー原作で、1966年に発行された絵本『ワニのゲーナ』の中に登場したキャラクターです。南国のジャングルからオレンジの箱に入ってやって来た正体不明の不思議な動物です。1969年にロマン・カチャーノフ監督がパペットアニメーションで映画化しました。今年の1月3日にNHK教育テレビで放映されていました。チェブラーシカという名前はロシア語の口語で「ばったりたおれ屋さん」という意味です。果物屋が箱の中に彼を見つけ、テーブルの上に座らせておいたところ、イスに落ちてさらに床に落ちたので、そう呼びました。ロシア語では「~シカ」を語尾に付けることで親しみを表します。友情がテーマの心あたたまるお話は、ロシアでは知らない人はいないほどの人気で、チェブラーシカの登場人物たちが入れ子の人形になったマトリョーシカもあるそうです。

●タンポポ…名前の由来についてはいくつかの説がありますが、花を鼓に見立て「タン・ポンポン」と音をまねたというものが有力だそうです。中国では漢方薬、ヨーロッパでもハーブとして昔から薬用として用いられている植物です。根から作るタンポポコーヒーは、色や風味がコーヒーに似ているところからそう呼ばれていますが、ノンカフェインの飲み物です。また、恋占いや子どもたちの遊びで、タンポポの綿毛を吹くことが古くから行われていました。

●チューリップ…ユリ科の多年草で中央アジア原産。花の形がターバンを巻いているように見えることから、ターバンを意味するトルコ語の「ツリパム」からチューリップという名前になったとされています。日本には幕末の文久年間(1861~1864年)にヨーロッパ経由でもたらされました。

●羽根ペン…羽根ペンは鵞ペンともいわれ、羽毛の軸の先をとがらせてインクを付けて書き、5世紀から19世紀まで使われていました。ペンの語源はラテン語で翼や羽毛の意味のpennaなので、羽根はペンの始まりの形です。羽根ペンの羽毛は大型の鳥の翼からとり、北ヨーロッパのガチョウやガンが上質で、白鳥や七面鳥やペリカンなどのものも使われました。また、カラスの羽根も細字用に使われました。

●万年筆…ペン本体にインクを一定量貯え、ペン先に送ることで長時間使えるようにしたペンで、17世紀にはヨーロッパでいくつかの方式のものが売り出されたそうです。18世紀には万年筆という意味の英語のfountain pen (泉のようなペン)も用いられました。1884年にアメリカの保険外交員だったウォーターマンが、ペン芯の背に角溝をつけて空気が通るようにし、角溝の底部に細い溝を通し、毛細管作用でインクが伝わるという実用的な万年筆を作りました。日本では、1828年、鉄砲冶屋の国友眠竜が、青銅の管とネジを使い、管内の墨が筆先の出し加減によって調節される「懐中筆」を発明し、1885年にも同様のものが「万年筆」として発表されましたが、普及しませんでした。万年筆は新品が最良な状態ではなく、愛用者が使い込むことでなじんでよいペンとなるという面白い特徴があります。筆圧の強弱を表現できる、半永久的な筆記具で、近年、そのよさが見直されています。

【ミニ知識参考図書】
『世界大百科事典』(平凡社)、『年中行事事典』(三省堂)、『文房具さんぽ』(世界文化社)、『STATIONERY』(婦人画報社)、『頑張る日本の文房具』(ロコモーションパブリッシング)、『萬年筆の印象と図解カタログ』(丸善)、『チェブラーシュカとなかまたち』(新読書社)、『月刊MOE』(白泉社)、『ヨーロッパの祝祭日の謎を解く』(創元社)、『花を愉しむ事典』(八坂書房)

新連載【新・福祉と折り紙】(最終回)
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。

折り紙は幼稚なものという考えがまだまだ世の中には根強いのか、高齢者福祉施設で折り紙をさせられ、子どもではないのにと悲しい思いをしたという本人やその家族がいるという話を聞きます。そういう思いをさせることなく、折り紙の楽しさを広めながらボランティア活動を30年以上も続けられている髙山鈴子さんにお話しいただきます。

「高齢の方は人生の大先輩」 髙山鈴子(東京都)

1.はじめの一歩
1979(昭和54)年頃、都内の保谷市(現・西東京市)にある高齢者福祉施設の緑樹園に勤める知人に頼まれ、友人と二人でそこで折り紙ボランティアを始めました。職員の方がお年寄りのお世話ができない時間帯に、自分たちが代わりに折り紙でお相手をするというものでした。それまで主婦として自宅にいる毎日を過ごしていたので慣れないこともありましたが、好きな折り紙で誰かのお役に立てることがとても嬉しく思えました。そこで3年ほど折り紙ボランティアをさせていただけたことが私のはじめの一歩となり、貴重な体験となりました。

2.高齢の方を自宅に引きこもらせないために
1995(平成7)年、保谷市の高齢福祉課から、独り暮らしの高齢者の引きこもりを改善したいとの依頼を受け、折り紙を福祉会舘で教え始めました。その集まりは、現在も折り紙教室になって続いています。この依頼に前後して、同じ市の高齢福祉課から「いこいの家」でのボランティアをお願いされました。「いこいの家」とは、閉じこもりがちの高齢者をお誘いし、ともに時間を過ごすことを目的とした施設です。お茶菓子代が出るので、最初は茶話会のようなことを行っていましたが、その後、皆で歌える歌を取り入れました。歌もすぐに飽きられたので、折り紙を提案して始めました。折り紙は大変気に入ってもらえ、皆さん、朝からお弁当を持って参加し、夢中で折り紙を折って一日じゅう「いこいの家」で過ごされるほどでした。ここでの活動は9年ほど続けました。

3.高齢の方は人生の大先輩
2004(平成16)年から都内の長期滞在型老人施設に、折り紙ボランティアとして月2回訪問しています。折り紙に参加されている方の平均年齢は80歳位で、中には加齢に伴う疾病のある方も数人いらっしゃいます。そのため作品選びが難しく、月刊『おりがみ』や伝承作品の中から、比較的簡単で、折り工程が少なく、見栄えのするものを選び、時々易しく折れるようにアレンジさせていただきながら折っています。季節感のあるものも取り入れるようにして、先日は雪だるまを一緒に折りました。箱や入れ物を折ったときは遊び心で、ちょっとしたお菓子をその中に入れます。皆さんに大受けです。
教室のある日は早くから待っていてくださる方、ヘルパーさん送迎でいらっしゃる方、終了真際に来られる方などさまざまです。皆さんに作品をお見せし、作品名をお伝えして始めます。口癖のように難しい、難しいを連発する方、和やかに昔の楽しかった頃の話や曾孫さんの話などしながら折られる方、ひたすら折り紙を小さく折りたたむ方…と折る姿も一人一人違います。突如折ったものを持ち上げた方から「これ何ですか? どうするの?」との大声が響き、皆さん爆笑などという場面も何度もありましたが、作品ができあがると見せ合って誉め合い、自慢したりと大喜びです。初めは少し戸惑うこともありましたが、最近はすっかり慣れて、私もジョークを交えながら一緒に楽しんでいます。
 私一人でボランティアに当たる日は、老骨にムチ打って教室内を時間中走り回っています。3年前からボランティアさん一人が月1回の割合で応援に来てくれるようになり、助かっています。また、夏、冬、春休みには都内のある大学の実習で、女子学生さんたちが6名1組でボランティアとして来てくれています。女子学生さんたちの手助けがあるので、普段より少し難しい作品に挑戦しています。学生さんがお見えの日は皆さん、ご自分の曾孫さんを見るような優しい眼差しで会話したり、ちょっぴり甘えたり、嬉しそうに折っています。
 この記事の執筆依頼を受け、日誌を読み返して、これまでたくさんの場所にボランティアでうかがっていることに感慨を覚えました。私が折り紙をお教えしていますが、ご高齢の皆さんは人生の大先輩です。その方々から学ぶことがたくさんあります。折り紙ができることに感謝し、できるだけ長く折り紙の楽しさを伝え続けていきたいと思っています。

<読者の広場>
●おみせやさんごっこ 田口いづみさん(東京都)

東日本大震災後、小学校の図書ボランティアや、ボード装飾をしていた御縁で、陸前高田ふるさと大使をなさっている大坂周平様から支援の協力依頼がありました。最初は生活必需品の支援でしたが、きっかけになったボードの折り紙でも、力になれないか声をかけたところ、協会をはじめ、折り紙仲間が快く応じてくださって、大きな支援の輪になりました。
 この「おみせやさんごっこ」のように、子どもたちの笑顔や、保育園からのお便りにかえってこちらが癒され大きな力を分けていただいています。園長先生からのお便りに、とてもうれしい言葉がありました。「季節、行事ごとにいろいろな折り紙作品を送っていただき、今まであまり興味がなかった職員も刺激を受けています。紙を見直す良いきっかけになりました」。
 他にも保育園が数園あります。支援活動に賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご協力お願いいたします。お家に眠っている折り紙、折り紙の本、作品など、お送りいただけましたら、うれしいです!!

下矢作保育園 園長 熊谷まり子

陸前高田市は3月11日の津波で一瞬のうちに町がなくなってしまいました。下矢作保育園は市の山手に位置し海からは遠い所にありますが、津波は川を伝わり目の前まで押し寄せて来ました。隣の竹駒保育園が津波に遭い、そのため、30名定員の小さな下矢作保育園に55名の子どもたちが通
園しています。
 全国の皆様からたくさんの励ましの言葉や心温まるご支援をいただきました。その中に、保育ママの田口さんと仲間の皆さんが一枚一枚折り紙で折った可愛いバックや財布、そして、色々な種類の紙がありました。
 その折り紙を見て先生方が、お店屋さんごっこをしようと提案し、園の行事として取り組みました。子どもたちと話し合い、クラス、年齢ごとに約1か月かけて作品作りをしました。
 未満児・年少児の子どもたちは、紙をくちゃくちゃに丸め色付けして野菜などに変身させました。年中児さんは、紙をころころ丸め細かいところまで観察してケーキやお菓子、アイスクリームなどを作りました。さすが年長児さんは本物に近いような出来ばえで一つ一つ感心するような作品、寿司・お弁当・お花・お面などを作りました。
 10月31日(月)の当日は自分たちで売り子とお客さんになり、「いらっしゃい! いらっしゃい!」「安いよ 安いよ」と掛け声で大賑わい。値切るといくらでも安くなり、売る側と買い手の会話も楽しかったです。買った物は袋に入りきれず持ちきれなくなると首や顔、頭につけていました。未満児の子ども達も手に持ちきれないほどいっぱい買い物ごっこを楽しんでいました。

●2012年は平和で穏やかな年でありますように 茅野福雄さん(神奈川県)
 2011年は記憶と記録に残る特別な年になりました。3月11日の東日本大震災、「絆」、「がんばろう日本」…そんな中で「流行語大賞」が日本代表女子サッカーチーム「なでしこジャパン」に決まったことは、一番の「よかったよかった」でバンザイの出来事でした。それは日本中に「勇気と希望と絆」を与えてくれました。年末恒例、12月12日の「いい字」「いち字」の日(漢字の日)には「絆」を書き上げました。新しい年は皆様にとって「よかった、よかった」がいっぱいある年になりますようにお祈りいたします。

【437号へのお便り】
「新花鶴」は、シンプルで美しい作品です。赤金両面の折り紙で折ると華やかさが増します。いろいろな折り紙“龍”を見て、大空を見上げている姿は2012年が希望を失わず前向きで行こうというメッセージのような気がしました。
東京都 磯野昌子さん

私は「ぽちぶくろ」なんか作ったことも考えたこともなかったのでよかったと思います。ちゃんといろんな種類の折り方ものっているのに折り紙の歴史みたいなのまでのっていてうれしいです。いつもいろんなわかりやすい折り紙の本をありがとうございます。これからもよろしくお願いします。今、興味を持っていることは「おりがみガーデン」にのっているものをおることです。
東京都 関本理紗子さん

12月のサークルの作品として、「新花鶴」を練習し、お正月に備えて25cm角の金・赤の用紙で折りました。季節に先がけて作品を紹介していただくのが一番です。月刊『おりがみ』の約10冊の12月号の中から適当な作品を選んで中学校の生徒66人と一緒に折り、クリスマス交流会に備えました。かわいいリースやサンタをとても喜んでいました。交流会の相手は近くの支援学校の生徒たちです。
福岡県 吉田シゲ子さん

「タツノオトシゴ」を2個折って、色紙に貼りました。すてきな干支の色紙になりました。先日同窓会で出席者に1人3個ずつバラを折ってプレゼントしました。みなさん大変喜んでくれました。「一冊まるごとくす玉!」を特集に希望します。 
徳島県 安芸光子さん

『おりがみ』を読むようになって2年、楽しみながら少しずつ折れる作品が増えてうれしいです。川手章子さん、松野幸彦さんなど、毎号すてきなオリジナルの作品を投稿される方々に興味があります。どんなふうに創作されるのかとか素顔を知りたいです。その方の自選の自信作と一緒に紹介していただけたら楽しいと思うのですが…。あと、今困っているのは折った作品が増えてきたことです。知人にプレゼントするのも多いですが、どうしたらきれいに整理できるのか、何かいい方法はないか、みなさんのお知恵を拝借したいと思っています。
鳥取県 高階圭子さん

やっと念願の「東京おりがみミュージアム」を訪れることができました。暮れの多忙な時期、突然の訪問に快く対応いただきありがとうございました。身近な作品展示や書籍、折り紙、珍しい資料室などたくさんあり、みなさんの真剣な仕事振りの中にも温かい雰囲気に、月刊『おりがみ』がより身近に感じられるようになりました。次号も次々号も…楽しみに待っています。
大阪府 池上善子さん

<みんなの作品展>
●「読書をして世界を旅行しよう」をテーマに展示 ハーレー静代(広島県)

2011年11月5日(土)、6日(日)に開催された「東広島市生涯学習フェスティバル」に、今回も「高屋西小学校親子折り紙教室」は参加しました。5年目となったテーマ「読書をして世界を旅行しよう」で3作品を出品しました。1つ目は小学校の国語の教科書に載っていて子どもたちにはおなじみの「ニャーゴ」(みやにしたつや作)、日本のお話です。2つ目はアンデルセン童話より「おやゆび姫」、そして3つ目は中近東の昔話で「まだまだつづきがあるのです」(カンタン・グレバン作)。「ニャーゴ」では、かわいいネズミやネコたちのお話を3つの場面に分けて、のぞいて見るようにしました。「おやゆび姫」ではチューリップの花から生まれた小さな女の子のシーンを表現してみました。たくさんの花たちに囲まれた、かわいい作品になりました。「まだまだつづきがあるのです」は1つのオレンジが木から落ちたことから始まるお話ですので、大きなオレンジの木を中心に登場する動物たちの配置を考えてタペストリーにしあげてみました。フェスティバルの2日間は折り紙教室も同時に実施して、多くの人に見ていただきました。
 1月6日(金)~30日(月)の25日間、新店舗になった呉信用金庫高屋支店(東広島市)のギャラリーコーナーにて過去5年間の全15作品を展示し、みなさんに見ていただけることになりました。これらの作品を見て、なお一層子どもたちが読書に親しむようになってくれたらいいと思っています。
 1 0月に知人を案内して訪れた広島平和公園。「原爆の子の像」の周囲にある「折り鶴記載台」の最前列に見覚えのある作品が! これは2011年8月5日(金)、東広島市志和で開催された「ピースベルフェスティバル」に「高屋西小学校親子折り紙教室」が出品した千羽鶴「舞鶴花」ではありませんか。全国、いえ世界中から寄せられた祈りの千羽鶴の中に入れていただいていることを、とてもうれしく思いました。 大変な災害のあった2011年でしたが、新しい年は少しでも平和な世の中が近づいてくれることを心からお祈りします。

●「やさしい折り紙作品展」開催 髙山鈴子(東京都)

2011年11月4日(金)~6日(日)、川越駅前アトレ6階の川越市生涯情報センターで、NHK文化センター川越(埼玉県)の折り紙講座の作品展を行いました。月刊『おりがみ』の作品を中心にオリジナル作品ほか、生徒が1年間に折った約180点を展示しました。恒例の折り紙教室ではクリスマスに合わせて「サンタクロース」(納所克志さん創作)を折り、とても喜ばれました。今回は3日間と短い期間でしたが遠方からもたくさんの方々がご来場くださいまして、生徒ともどもとても感謝しております。ありがとうございました。

【支部だより】
「いなば支部・香川支部 おりがみ交流会」
坂本整子/香川県 香川支部「おりがみKAGAWA」支部長

2011年10月8日(土)、山陰島根からお客様22名をお迎えして交流会を開催しました。いなば支部長の房安寿美枝さんとは、香川支部設立時に和紙の里へ私たちがおじゃまして以来のお付き合いです。
高松市の国際交流会館「アイパル香川」を会場に、午前中は国際交流おりがみ講習会(香川支部顧問、川内咲子さんの講習)、午後はいなば支部とのおりがみ交流会。充実した一日を過ごすことができました。

「香川支部 第3回作品展★クリスマス★」
坂本整子/香川県 香川支部「おりがみKAGAWA」支部長

●曽根泰子先生をお迎えして
 2011年の支部作品展のテーマは「クリスマス」にしよう。そう決めた時、会員のたっての希望で広島支部長の曽根泰子先生のご指導をお願いすることにしました。6月4日(土)に大阪での講師勉強会(日本折紙協会主催)の講師をつとめられたすぐあとなので、とても強行でしたが、翌週の6月11日(土)に来ていただけることになりました。講習作品はリース、サンタ、ポインセチアです。12月の作品展ではテレビでも紹介され、ご指導いただいたリースがアップで紹介されました。

●クリスマス作品展(香川支部と仲間たち)
 2011年11月29日(火)~12月4日(日)、NHK高松放送局内ふれあいギャラリーにて作品展を開催しました。今回は香川で折り紙を楽しんでいる仲間も一緒です。お仕事などで参加できなかった人もいますが「折り紙をみんなで楽しく」という初心を忘れず、これからも輪をひろげていきたいと思っています。来場いただいた方には「オリーブの名刺入れ」(香川支部会員 中本容子 作)、子どもたちには琴平電鉄のキャラクター「ことちゃん」(土戸英二 作)をプレゼントしました。まだまだ未熟な私たちですが今後ともご指導ご協力をよろしくお願いいたします。

「中澤信子先生の折り紙講習会」
坂間賀世子/東京都 豊島支部「折り紙レインボウ」支部長

2011年12月9日(金)の中澤信子先生の講習会は20名が参加し、新しい日本折紙協会事務局の明るい教室で開くことができました。先生の著書『折り紙を愉しむ』(芸艸堂 2010年発行)から、おひなさまとびょうぶを教えていただきました。1998年に入手されたという貴重な原本(版画)や数々の作品をお持ちくださり、本を作ったいきさつや作品の応用までていねいにお話しくださいました。なごやかな雰囲気の中で折り紙の歴史や現代にも通じる折り紙の心をしみじみと味わうことができたひとときでした。

「支部会長がテレビ出演」
津野ミエ/新潟県 新潟支部「はまなす」支部長

 1月11日(水)11:40~12:00、NHK新潟放送局「お昼はじょんのびくらし情報」の「教えて、この道の達人」のコーナーに、「はまなす」の会長、杵鞭悦子さんが出演しました。杵鞭さんに、折り紙の魅力、すばらしさを語っていただき、昨年上野動物園にやって来たり、今後被災地の子どもたちのために東北の動物園でも展示される予定で今話題になっているパンダ(笠原邦彦さん創作のもの)をていねいに折っていただきました。一枚の黒白の折り紙がみるみるうちにパンダの顔になって変身、思わず「笹の葉持ってきてあげようね」と言いたくなるほど、楽しい20分の生放送でした。

新連載 雑誌『小国民』にみる折り紙~今と江戸をつないだ明治~
岡村昌夫

明治22(1889)年7月創刊の『小国民』という、月に2回ずつ発行された少年雑誌が人気を集めていました。口絵や挿絵を重要視して、外国の情報も多く、投稿作文や、その丁寧な添削指導などにも特長がありました。真面目な内容ばかりでなく、他愛のないお笑いの部分も多くて、少年たちを夢中にさせたようです。
 その雑誌に折り紙の折り方が投稿されて掲載されるようになりました。折り紙は女性の遊びという偏見が強かった時代でも、興味を持つ男の子がいたわけで、覚えた折り方を人に教えたくて投書するのです。ほとんどは伝承作ですけれども、折り紙遊びはまだ庶民の間に広まっていませんでしたので、雑誌の編集者も珍しがって、取り上げたようです。
 最初は明治26 年の第2号に載った「紙蟹かに」でした。投稿者の書いた図と説明と実物をもとにして、担当記者が十余時間もかけて折り図を描きました。説明の用語も、図の書き方も、ほとんど例のなかった時代に、この記者は手探り状態で記事にしたのでした。これがきっかけになって、読者からの折り紙投稿が続くようになり、記者も次第にのめり込んでゆき、退職するまでの3年間に折り紙記事の掲載が40回にも及びました。その間に、説明の仕方や用語などを工夫して、折り紙史上でも珍しい「折り紙全集」のような形を作り上げたのでした。その記者は、福島県二本松出身の塩田力蔵という、後に陶磁器の研究で名を残した異色の人物でした。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「ひなまつり」 

古来、中国や日本では、「左」が上の位置でした。ひなまつりの段飾りも、男びなは女びなの左(向かって右)に置きました。明治時代までその伝統は続きましたが、西洋文化の普及とともに、男びなを右(向かって左)に置くことが多くなりました。今でも京都を中心とした関西地方では、古い伝統を重んじ、男びなを向かって右に置くことが多いそうです。今月号ではどちらの並び方もありますが、これはけっしていい加減に置いたわけではなく、「現代式、古式おりまぜて紹介」ということですので念のため。
 ところで「すぐにしまわないとお嫁に行くのが遅れるよ」といわれますが、それは人形に自分の厄を引き受けてもらい、水に流した「流しびな」の名残からだそうです。

①☆おひなさま・土戸英二
頭の折り方は、笠原邦彦さん作の「ひな段飾り15人揃」(427号掲載)などに影響を受けた作品です。

②おひなさまと屏風付き台・永田紀子
おひなさまと台、ともに伝承のコップ(⑥の形)を広げた形からスタートしています。とくに台は屏風部分と台の色変えもできるので、脇役として幅広く使っていただけるとうれしいです

③ひな人形・納所克志
表裏の境い目が折れてめぐる胴は、着物姿を象徴的に表したものです。これを基本に両面の紙や屏風の色挿し法などを使い、独自の表現を試みてください。立体にするため手間もかかりますが、なれるとたくさん作りたくなりますよ!

④☆貝がらのお手紙・パウァ・ワエルスニツケ(オランダ)
作者のパウァさんは、オランダで“Envelope and Letter Folding Association”という封筒と手紙折りのグループを作られています。この作品の原題は“ランダム エンヴェロープ”といいます。②で折る角度を変えることで、さまざまな形ができるからだそうです。試してみてください。(編)

⑤十字星ブローチ・竹尾篤子
基本の折り方に少し工夫をこらしたら、おもしろい作品になりました。ブローチだけでなく、いろいろなものに利用できます。

⑥チューリップのコーナーケース・川手章子
本体の方が先にできあがり、チューリップをポッと咲かせてみたくなりました。蝶々も飛んできてとまってくれたらいいな…と思いながら折ってみました。いろんな色のチューリップを咲かせてみてくださいね。

⑦りぼんのメッセージ・小倉隆子
ひっくり返した面が、リボンのシルエットに見える作品です。中にメッセージが書けます。22と28は大きく広げて返すと楽にひっくり返すことができます。プレゼントの友として活用ください。

⑧☆ポケット付き鳩・青柳祥子
日本では折り鶴が平和の象徴ですが、外国では鳩が平和の象徴です。頭を小さく折ると、とてもエレガントな鳩ができます。ポケットにレースペーパーなどを折ってメッセージを書いてはさんだり、プレゼントに添えても素敵です。

⑨鶴のボトルキャップ・小林俊彦
キープしたボトルが目立つようにと考えた作品です。238号/絶版にペットボトルの中に入れた作品が写真で紹介されましたが、ダルマボトルの口にかぶせると似合うように思います。

⑩珠桜・東海林伸嘉
中もとは30枚組みのくす玉として考えた作品です。ところが、5枚で組んでみたときの意外な面白さにひきつけられました。興味のある方は、30枚でくす玉を作ってみてください。

ミニ知識
●雛人形……雛人形が飾られる雛祭りは3月3日で、月遅れの4月3日に行う地方もあります。女の子の健やかな成長を願って祝う行事です。人形をなでて人間の災いを託たくす厄払いの風習に、貴族の子どもが行っていたおままごとの雛遊びが結びつき、雛人形が作られました。はじめは草や紙で作った人形を川など水辺で流していましたが、しだいに飾ってからしまう布製の人形へと変化しました。もっとも古い坐り姿の雛人形は寛永雛で、徳川二代将軍秀忠の正室である江の娘・和子(入内したのちに天皇の生母となり東福門院と改名)が、宮中で盛大な雛祭りを催した時に飾った雛人形だといわれています。

●五人囃子……左から太鼓、大鼓、小鼓、笛、謡の少年姿の五人。能楽の囃方と謡をかたどったもので、江戸時代の中ごろに江戸で生まれました。京都などの上方には八楽人という、八人の雅楽の演奏家姿の人形がそれ以前からありました。

●蛤……表面がつるつるしていて、長さ約9cmのふくらみのある二枚貝です。旧暦3月3日には海で磯遊びをして採った貝を神様に供える風習があり、その名残りから雛祭りのお吸い物に用いられるようになりました。貝合わせの遊びで使われることからもわかるように、対になっている以外はぴったり合わないので、夫婦和合の意味が込められているともいわれています。

●白酒……子どもでも飲めるように、餅米の粥に米麹を加えて作った甘い香りのする酒です。雛祭りで飲まれるようになったのは江戸時代後期からで、江戸時代から現在まで白酒を作り続け、 山なれば富士、白酒なれば豊島屋と詠われた豊島屋に白酒を買い求める人だかりを描いた浮世絵も残されています。

●さくらの日……3月27日。1992年に日本さくらの会が桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土づくりをめざして制定しました。江戸時代に生まれた暦の七十二候で桜始開の時期で、さくらと咲くの語呂合わせで3と9、それを掛け算すると27になるので3月27日に決められたそうです。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典 (平凡社)、 年中行事事典 (三省堂)、 江戸ごよみ十二ケ月(人文社)、 江戸っ子の一生 (河出書房新社)、 日本人のしきたり (青春出版社)、 和のしきたり (日本文芸社)、 英語で紹介する日本の年中行事 (ナツメ社)、 和ごよみのくらし (オーイズミ)、 和ごよみと四季の暮らし (日本文芸社)、 年中行事を体験する (中央公論新社)、 記念日・祝日の事典 (東京堂書店)、 雛まつり( 近代映画社)、 魚貝ウォッチング図鑑( 思索社)、 植物ごよみ(朝日新聞社)、 貝Ⅲ (法政大学出版局)、 潮干狩り (文葉社)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。

前回に引き続き、折り紙サークル「折り紙夢工房」主宰の金杉登喜子さんに、今月号では矯正施設での折り紙指導体験をお話しいただきます。

「社会参加への道を折り紙で」 金杉登喜子(埼玉県)

1.東京府中刑務所との出合い
3年ほど前のこと、インターネットで私のブロック折り紙の本を見つけたという方から、「ブロック折り紙を矯正施設の作業部で使用したい」という連絡があり、指導に行ったのが始まりです。日本最大の矯正施設である府中刑務所には約3,000名が入所しており、うち約500人が独房にいて、リハビリが必要な人の作業に採用するとのことでした。ブロック折り紙は、ルール(折り方)を守り、皆で相談したり協力したり、といった社会性を身につけるのにとても適しているようです。ブロック折り紙個々のパーツは簡単なようですが、正確に折るのはなかなか難しく、担当指導官も型紙を工夫するなどして少しずつ作品にしていきました。
白鳥や梟、屋形船などが目標で、最終的に私たち(折り紙夢工房)が仕上げての共同作業になります。「入所者が一生懸命折ってます」「社会参加ができます」という声を聞くとやる気が出、「更正に役立てば」と協力しております。
2011年の埼玉県芸術文化祭では、高さ3mの東京スカイツリーを制作しました。約21,000個のパーツを使い、積み上げていきます。試行錯誤の作品づくりで、楽しくもあり苦しくもありの作業です。これは3度目の制作ですが、バランスのとれた作品に仕上がりました。作品を撮影し、施設の方の励みになるように写真を送りました。
埼玉県志木市の井上さんからは、「フィリピンの刑務所でも入所者がブロック折り紙で作業している」と聞いて驚きました。見せていただいた写真の作品はとてもカラフルで、素晴らしいものでした。毎年11月3日は所内の体育館で文化祭があります。昨年の「第43回文化祭」では、約9,700名の市民が来場しました。折り紙夢工房の作品展と体験コーナーでは大勢の方が折り紙の文化に感動されて「来年も来るからね」と声をかけてくださいました。日本の伝統文化である折り紙の技術が刑務所の中でも心を癒し、更正の力になっていることを誇りに思います。

2.府中刑務所所長さんとの想い出
所長室にご挨拶に伺った時のこと。知的障害者との関わりを話している 時、所長さんがブロック折り紙の本を手に取り「この本を書いている時どんな思い出をつくりましたか」と聞かれました。このような質問は初めてなので一瞬驚きましたが、「この本を書いている時『とにかく、わかりやすく誰でも制作できるものを』と心に決め、どんな人でも笑顔になれる作品をと考えて一生懸命頑張りました」と答えました。「ありがとう、これからもその心で頑張ってください」との所長さんのお言葉に、色々なことが私の心に走馬灯のように浮んで、胸が一杯になりました。
今後はブロック折り紙で「輪投げ」などを作り、病気や高齢などのため体力の落ちた人たちが、体を動かし体力を付けられるように奉仕していきます。新作にも力を入れて、夢に向かって輝けるよう努力していきます。

3.埼玉県警でも折り紙指導
埼玉県警では1998年10月より、交通違反者講習の中に社会奉仕活動として折り紙を導入しており、私たちはその指導を行っています。折られた「はばたくつる」は一羽ずつに短冊を付けて、交通安全週間にドライバーに贈る啓蒙活動に使われます。配布にも協力したことがあり、その時は「折り紙付きの運転手になってください」と一人一人に声をかけ、とても好評でした。

◇ 折り紙サークル「折り紙夢工房」
折り紙教室を始めるにあたり、「講師の依頼があったら、どんな仕事でも断るな」と、鋳物の木型業をしていた、頑固一徹で職人気質の主人の言葉を支えに続けてきました。「折紙夢工房」は1968年より活動を開始して大変な時もありましたが、今では300人ほどの折り紙好きが集い、楽しむ会になりました。主人の教えを忘れることなく、公民館、美術学校、東京府中刑務所をはじめ、高等学校の課外授業や老人大学などに出向いています。教える時は、わかりやすく、覚えやすいように、自分なりの工夫で進めています。おかげで生徒たちからは「楽しかった」「時間があっという間でした」と好評で、私自身も若さと元気をもらっています。多い時は生徒が100人近くにもなりますが、かえって燃える性格なので苦になりません(地声が役に立っています)

<読者の広場>
●折り紙は祈り-ハッピードラゴンの展示会開催 吉澤英朗(福岡県)
ハッピードラゴンを受け取った人がハッピーになって、それを見た人もハッピーになって…、一枚の紙龍でハッピーの輪を広げる活動をしています。
2011年12月1日(木)~2012年1月15日(日)、ショッピングセンターのゆめタウン大牟田でハッピードラゴンの展示会を開催しました。辰年ということで、大蛇山(祭り)と故郷・大牟田のPRに努めたいと思っています。私のホームページを見ていただけたら嬉しく思います。ハッピードラゴン で検索できます。

●高松市と St. Petersburg市の交流 田中裕ひろ子さん(香川県)
香川県高松市とアメリカ合衆国フロリダ州セントピーターズバーグ市の姉妹都市提携50周年記念に、セントピターズバーグ市から親善訪問団が来高されました。11月8日(火)の歓迎夕食会には私が制作したウエルカムボードが飾られました。当日は私も招待されて、席上日本折紙協会の一員として紹介してくださいました。展示された作品をご覧になって、 「オォ、ビューティフル」と訪問団の方々は声を上げられ、いろいろな珍しい鶴があるのですね。など来賓の方々も感心のご様子でした。そして寿鶴などのお土産をお一人ずつ手渡すことができました。10年間患った主人の一周忌を終え、この先どう生きていくか模索中の私にとっては貴重な体験でした。折り紙活動をやめないでよかったです。これからも微力ながら社会に役立つ折り紙活動を続けたいと、元気と勇気がわいてきました。月刊おりがみで長期に渡り、納所先生のアルファベットが掲載されていたからこそできたこと、感謝です。

●折り鶴「絆」 児玉 功さん(大阪府)
東日本大震災、大津波、福島第一原子力発電所の事故を経て、人と人とのつながり(絆)が大切で、ありがたみがあるということがわかりました。亡くなった方々への追悼の意を込め、復興を願い、この折り鶴を創作しました。住まいの再建とともに特に大打撃を受けた農業、漁業、水産業などを復活させ、かつての活気あふれる地域コミュニティを取り戻すことを願ってやみません。2011年3月11日を風化させないためにも、この記憶を心に刻みたいと思います。

【436号へのお便り】
「クリスマスのプレゼント」は背中にしょっている袋にプレゼントが入るのがステキ。サンタさんの姿も、子どもたちが親しみを感じられる太っちょサンタさんですね。坂本整子さんの イギリスにて の記事、1つの作品との出会い、完全マスターされるまでの学びと、いろいろな方々との出会いに感動です。それと 我が家の猫を折りました のお便り、私もハロウィンのネコ、いくつも折ってカードにしました。そのネコを参考に折られたネコは、写真のかわいい猫ちゃんにそっくり。何だかうれしくなりました。三支部折紙の勉強会に参加、泊まりは初めて。そこで、夜の交流会のビンゴゲームで素敵な竜と男の子の貼ってある色紙(竹尾篤子さん作)が当たりました。大好きなお話 たつの子たろう のイメージで、うれしかったです。そのうえ、バラのブローチもいただきました。 私もいつか川崎敏和先生のバラの花をマスターするぞ! です。日頃お世話になっている 玉手箱 のメンバーの方々、またサークルに入れてくださった方々、ありがとうございました。折り紙1年生は知らないことだらけ。どこかで1つ教えてもらうとすごーくうれしくなります。
大阪府 光成喜代さん

私は最近、熊に興味がありTVでクマが出ていると目が離せません。座ったテディ・ベアが大好き!! 興味を持つということは、どんなに人生を楽しませてくれるかということを実感させられました。私は岩手県八幡平市に住んでおりますが、岩手でも作品展示会を開いてほしいです。岩手のみんなにエールを送ってほしいと思います。
岩手県 川原二三子さん

練馬支部 ノア・こぶし会 の皆さん、国民宿舎 鵜の岬へおいでくださいまして、ありがとうございました。みなさん満足されたようで、うれしく思います。私たちは 鵜の岬 から3kmほど離れたところにある、 十王交流センター で折り紙の勉強会を行っています。みんなで記事を見て、ノア・こぶし会 のみなさんと交歓できたらよかったのにねぇと言っていました。
茨城県 河西 修さん

10月26日(水) と11月2日(水)、日本テレビ放送の「家政婦のミタ」を見ていたら、折り紙のパンダが登場してうれしくなりました。番組最後の字幕に日本折紙協会とありました。
神奈川県 白井和子さん

<みんなの作品展>
「なでしこジャパン世界一おめでとう!」 小笠原はるみさん(愛媛県)
なでしこジャパンを応援していました。ちょうどそのとき『431号』の「織姫・彦星」(津留見裕子さん作)を折っていて、「なんとかなでしこジャパンの選手にならないかな…」 と考えました。創作は初めてです。自信がなかったのですが、毎月1回サークルで折り紙をしているので、みなさんに見せました。すると好評でみんなも「折りたい」と言ってくれ、みなさんそれぞれのなでしこジャパンができました。サッカーボールは昔のサッカーボールと違うので、あまりうまく作れませんでした。2011年10月29日(土)・30日(日)は、毎年恒例の文化祭「第4回いよし市民総合文化祭& ふるさとフェスティバル」が、伊予市都市総合文化施設「ウェルピア伊予」で開催され、みんなで出品しました。たくさんの工夫されたすばらしい作品に感激しました。

「たくさんのグループで活動しています」 児山義枝さん(宮城県)
仙台には昔から「折り紙好き」の方々がたくさんいらっしゃいます。小さなグループがたくさんあり、10年以上前からボランティア団体として活動しようと、仙台市からの依頼で6か所の市民センターで「折り紙でボランティア」を立ち上げ、活動しています。参加している方々の勉強会(月に2、3回程度)、「センター祭り」(年1回)での展示、仙台七夕祭りの参加、学校からの依頼による指導、児童館に作品展示などを行っています。高齢の方々は町内会で折り紙の指導をして喜ばれています。このご縁からさまざまな公共施設での指導依頼もいただいています。写真は昨年の「センター祭り」の様子です。支部はなかなか作れませんが、メンバーの移動はあるものの、総勢100名程度でがんばって活動しております。日本折紙協会の折紙講師資格取得者もたくさんいます。折り紙だけでなく、パッチワーク、編み物、水彩画、習字などのプロ級の方々の集団となっています。「折り紙の展示がすばらしいから」と入会される方もいらっしゃり、交流の輪は今後ますます広がることと思います。

<ワールド・オリガミ・レポート>
「折り紙支援ウガンダの子どもたちのもとへ」 小倉隆子(東京都)

2011年11月13日(日)、O.I.C(折紙国際倶楽部)のメンバーとともにアフリカのウガンダに飛びました。初日は在ウガンダ日本大使館邸での折り紙招待があり世界各国の大使夫人、要人の方々46名と友好の中、クリスマスリースを講習しました。全員が完成! 1枚の紙が形になっていくことに大変興味をもたれていました。和気あいあいの中、お茶会が催され、我々のパフォーマンス「玉すだれ」を披露し、笑いと拍手でウガンダとの友好のレセプションは終了いたしました。次にムラゴ聾唖学校へ。私たちの訪問を指折り数えて待っていた子どもたちは目にあふれんばかりの涙を浮かべて迎えてくれました。手話とボディランゲージで、箱、フーフーヨット、ヒコーキを講習。皆上手に折ることができ、笑顔いっぱい。競争したり、飛ばしたり、箱をかぶってみたり楽しいひとときを過ごしました。帰りには全国の皆様から寄せられた文具や折り紙作品をプレゼントして、全校生徒150名にノートを贈りました。名残つきなく次の学校へ出発。カンペラから車で1時間半離れた生徒数1,200名の共学のマンモス小学校、ボンボ ミクスト プライマリースクールへ到着。1クラス90名という6年生のクラスで折り紙教室をしました。皆礼儀正しく真剣な目で折り紙を折っていました。同じく文具、Tシャツ、全校生徒にノートを配布して子どもたちとお別れとなりました。
 大使館邸と2校の学校での折り紙教室でしたが、子どもたちの思い出作りとウガンダとの友好が、ささやかでもできたことに喜びを感じ帰国しました。誌面をお借りして、このたびのウガンダ支援への協力をしていただいたJICA(国際協力事業団)の隊員の方々と、文具、Tシャツ、折り紙作品などを寄せてくださった皆様に感謝と御礼を申し上げます。

「インドに咲いた川崎ローズ」 明日仁見(インド)

2012年の日印国交樹立60周年記念に向けた文化事業の一環として、国際交流基金のご協力により世界のDr.Kawasaki(川崎敏和先生)をニューデリーにお招きし、2011年11月3日(木)より3日間、国際交流基金ニ ューデ リー事務所のホールにて折り紙講習を行っていただきました。3日間のうち2日間は私どもオリガミオリタイ インディアのための川崎ローズの講習。インドはまだまだ折り紙発展途上国で、Oritaiにも折ることがあまり上手ではない人や初心者がたくさんいます。それでも先生から直に川崎ローズを習えるということで、ねじり折りを事前に猛特訓。インドでは人を助ける場面はあまり見かけないのですが、講習を受けているうちに助け合いの心が芽生え、川崎ローズほぼみんな完成! 2日目の午後にはデリーの有名私立学校でも講習。講習前には、生徒からインドダンスや歌のプレゼントがあります。最終日はビジター講習会で宣伝・インターネット受付をOritaiが担当。初の試みで不安でしたが、すぐに定員いっぱいに。でも当日予約なしでやって来る参加者も…。紙鉄砲、飛行機、コットンコンなど、折りやすい作品にみんな大喜び。さらに、同時開催のOritai+Dr.Kawasaki作品展の開会式でメンバーから肖像画をプレゼントされ、今までいろんな国へ行ったけれど、こんなプレゼントはなかったと目を潤ませた先生のことが忘れられません。また、現地のものを楽しむという先生の姿勢にも感動しました。プロの折り紙作家からいろんなことを学ぶことができたOritai、そして私は本当に幸せでした。先生、どうかこれからもよろしくお願いします。

「フランスのリヨンとパリで折り紙を楽しみました」 川井千世(神奈川県)

夫が仕事で5日間パリに行く事になり、こんな偶然二度とない! と、2011年10月28日(金)から30日(日)の3日間、フランスのリヨンで開催されたOORAAの第5回アルティミット オリガミコンベンション2011に参加しました。このコンベンションはタイトルに「ultimate=究極の」という看板を掲げている通り、コンプレックス系の(難易度の高い)コンベンションで、ついていくのが大変でしたが、大変貴重な体験をすることができました。
 日程は、初日は9時から受け付けで、教室は10時~12時半、ランチをはさみ、2時~6時まで教室、夕食後、8時~12時までは、招待作家の講演や、自分の折り紙活動を報告したい人、自由に折り紙を折りたい人のために、研修室が解放されます。2日目からは受け付けがなく、3日目午後の教室が終わると終了です。夜は、ロビーのあちこちで小さな折り紙グループが形成されていました。参加人数は約80人。国籍も多岐にわたり、ちょうどフランスは休暇時期だそうで、男女比も半々くらいで、年齢層も幅広かったです。外国人に身構えないという雰囲気がとても気に入りました。
 ただ一つ困ったのは、次回も行きたくなってしまったことです。本当に悩ましい問題が発生してしまった、と夫も困っている様子でした。
 11月5日(土)には、パリにあるMFPP(ムヴマンフランセデプリユールドゥパピエ:フランス折紙協会)の事務所に行ってきました。ここでは、毎週土曜日2時から5時まで、自由に折り紙を楽しむことができます。講師を招いての折り紙教室ではなく、おしゃべりをしながら、皆それぞれが折りたいものを折る形式で、憩いの空間といった感じです。また、折り紙本の貸し出しもしていて、借りに訪れる愛好家の姿も見られました。
 私はここで、クリスマスリース(高田夏代子さん作)をご紹介しました。8枚ユニットで、じゃばら折りのリーフが美しい華やかな作品です。私も僕もとそこにいたほとんどの方が参加したので、ちょっと緊張しましたが、仏語での折り方の指示を習いながら楽しくお伝えすることができました。MFPPのヴェロニクさんが「窓辺に飾るわね」とおっしゃっていました。「また訪れたいな~」と感じる素敵な人たちとの出会いでした。

「和紙の里めぐり」(新連載)最終回まとめ

楮や三椏や雁皮などの木の皮を原料にして、トロロアオイなどの粘剤と水を混ぜて、流し漉きで丈夫でしなやかな美しい和紙が漉かれます。何十という工程を経て、一枚の紙ができあがります。19回目の東山紙の職人、鈴木信彦さんは和紙作りは一枚一枚に感性が出るとおっしゃっていました。連載中、各産地の紙を取り寄せて作品を折りましたが、薄いものでも腰があるのでどの紙も折っていてとても気持ちのよい紙でした。全国手すき和紙連合会 によると、日本の47都道府県のうち和紙の産地のない県は青森県、香川県、長崎県の3 県のみで、現在もたくさんの和紙の産地が残っているそうです。紙漉きは、江戸時代に藩の奨励で寒冷な時期の農家の副業として発展し、全国各地に多くの紙郷ができました。どこも水質など環境の悪化、後継者不足、原材料の高値、道具調達の困難などで紙を漉くことが難しくなっているようです。和紙を材料とした襖や障子などを使った日本家屋が減ったことや高い値段のため、和紙も売れなくなっています。厳しい状況の中で、熊本県の宮地紙はただ一人の高齢の紙漉き職人さんが、石川県の加賀雁皮紙はただ一軒の工房がその伝統を守り続けていました。紙漉きの職人さんが寒冷な季節に冷たい水を用い、根気のいる作業を日々繰り返され、懸命に紙漉きの伝統を守り、地域色豊かで、丈夫でしなやかな和紙を作り続けていました。
連載の10回目で福島県二本松市の上川崎和紙を紹介しました。女性たちが紙漉きの過酷な労働があるので、その紙郷に嫁に行くのをいやがったという歌があるほど紙漉きが盛んな土地でした。安達太良山を背景にする阿武隈川の写真は息をのむほど美しい景色でした。掲載が3月11日の東日本大震災の前でしたので、その後、会員の方から あの福島の和紙の里はどうなのでしょうか とご心配の電話や手紙を受け取りました。掲載当時取材した二本松市和紙伝承館の吉清水さんに電話で伺いました。
『ここでは地震の揺れは物が落ちる程度でした。ここは道の駅ですから、震災直後いわき方面からたくさんの方が避難されてきました。皆さん、今は趣味のことなどいっている場合ではないと10日間ほどお店は休み、避難の方の対応に当たりました。現在は以前通りお店は開けていますが、お客様は震災前の60%どまりです。先日(2011 年12月)、1週間かけて来年用の楮を収穫し、今後、放射能検査に出す予定です。和紙伝承館では現在も、去年収穫した楮を使って紙を漉いています』とのことでした。水も土も作物も木もすべて放射能にさらされ、今後を心配しながらも見守ることしかできない私たちです。
この 和紙の里めぐり は今回で終わります。ご愛読ありがとうございました。
441号から和紙を使って作られた物をその産地とともに紹介する「和紙物がたり」を開始します。

【支部だより】
「支部作品展を開催」
今井久子/長野県 信濃支部「りんどう」事務局

「ちょっくらお寄りなして」とは、お客様を心からおもてなしをする信州の方言です。
こんな言葉に由来する長野市立博物館付属「門前商家『ちょっ蔵おいらい館』」にて、2011年10月12日(水)から23日(日)まで支部作品展を開催しました。信州の昔の趣ある佇たたずまいの商家「油あぶら問どん屋や 」の店舗跡と土蔵をギャラリーとして、当地の折り紙愛好者の作品と県外の方々から寄せられたすばらしい作品を展示させていただきました。
まず重い入口の戸を開けるとなつかしい高濱利とし恵え さん創作「花札十二月」(『172号/絶版』)を二曲一双の屏風にした大作、これは教室全員での製作です。胡蝶蘭群、細かな百鶴、縦に重なった連鶴、つるし鶴、今にも美しい音色が聞こえてきそうな真っ白なドレスの大きなバイオリニスト、木下一郎先生直伝のチェス一式、アクセサリーのお店かと思えるような繊細で美しいブローチやストラップ、来年の干支「龍」いろいろ…、楽しい物、お花、くす玉どれも作者の個性があふれるさまざまな作品が並べられました。見に来てくださった方も、作品の前でしばし足を止められ見つめておられました。ミニ講習会をしながら折り紙の楽しさや素晴らしさをゆっくり体験していただきました。100枚近く寄せられたアンケートのなかには「わたしもおりがみ大好きです。すごくかわいいのや、きれいなおりがみがあってすごいと思いました」と小さなお子さんが一生懸命書いた嬉しいアンケートなど、作品展をさせていただけた幸せにスタッフ一同あらためて感謝しております。
最終日には、布施知子先生に「花のくす玉」の講習をしていただきました。先生直々に一人一人手を添えて丁寧にご指導いただき、おなじみの方も初めての方も、教え合いながらの2時間はあっという間に過ぎてしまいました。
私ども「りんどう」は、中学生から80代まで、さらに長い県内、南から北からと、年齢と地域が幅広く、なかなか一堂に会する機会が少なく、この作品展はお互いに心ゆくまで語り合い、作品のこと、教室のこと、「紙」についてなど、いっぱいいっぱい情報の交換をしてそれぞれ明日からの活動につなげる絶好のチャンスになっております。
昨年は辛く悲しい震災や事故などが続きました。皆さんの心が沈みがちな時、楽しく明るく美しい折り紙の作品に触れて、少しでもあたたかな気持ちになっていただけたらとても嬉しく思います。あわせて遠方より作品をお寄せいただいた皆さまに心よりお礼申し上げます。~一折りに心託して温もり伝う~

「折り紙レインボウ」
坂間賀世子/東京都 豊島支部「折り紙レインボウ」支部長

「11月11日には平和を祈念して鶴を折りましょう」という藤本祐子さんの提案を『435号』で拝見しました。ちょうどその日に、私共の、日本折紙協会2階の教室での勉強会が始まりました。真新しい教室で会を開いた後、みんなで五色鶴を折りました。シンプルな鶴本体の羽などに色をのせ、カラフルな鶴もまたよいのでは… と折り上げました。これからも、やさしいものも取り上げながら勉強していきたいと思っています。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
 http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「節分・バレンタインデー」 

これまで節分といえば「豆まき」でしたが、大阪を中心とした風習が今や全国的なイベントとなりつつある、節分の恵方巻き。折り紙にも新風ということで、今月の特集に恵方巻きが仲間入りです。
 おや、どういう事情でしょうか、苦手なはずのヒイラギとメカゴの上で、お酒好きの鬼が「丸かぶり」をしています。これは貴重な映像です。「そんなに俺たちを嫌わなくても…」といったところでしょうか。彼にも幸せが訪れますように。

①枡・土戸英二
2011年の第5回北陸折紙コンベンションで前川 淳さんに教わった「サカナのマス」からインスピレーションを得てできました。発想としては15号(絶版)掲載の田中具子さんの作品と共通しています。折り線をつけてまとめるやり方は「おりがみニュース25号」(絶版)掲載の木下一郎さんの作品の影響を受けています。先人に感謝の作品です。

②浅皿・遠藤和邦
やさしい器の多くは、捻ねじり折りから始めると簡単にできます。周囲の辺と底の位置で変化し、とめの折りを工夫するといろいろとできるようです。皆さんも工夫して、新しい器を考えてください。

③鬼・笠原邦彦
鬼は私の好きなテーマです。そのため何回か工夫したものはどれも会心作のつもりです。今回採用していただいたものは、とくに気に入り。「こぶとり爺さん」の話の映像でも、大いに活躍してもらったものです。

④恵方巻き・松野幸彦
のり、ごはん、具の3色を折り出さなければならないので、筒状ののりに、ごはんと具をさしこんでみました。具の大きさ、色はお好みで。

⑤ハート合わせケース・川手章子
熊坂 浩さんの「ハートの指輪」の折り方と途中まで似ている作品です。ハートとハートが「こんにちは」と合わさるケースです。中には心がポッとあたたまるものを入れてみたいと思いました。

⑥ハートの封筒・松野幸彦
少々強引ながら、紙の表裏でハートの形に見せる方法をとっています。

⑦ちょうちょう、ちょうの名札・高木智
名札に名前を書くと教室が一気になごむので、折り紙教室で最初に折ることが多かったようです。用紙を2枚使う「複合折り紙」のやさしい作例です(編)。

⑧でんわ・高木智
昔懐かしい黒電話。鶴の基本形から、本体、ダイヤル、受話器が無理なく折り出されています。複雑になりそうな対象を単純にこなした好例でしょう(編)。

⑨☆どこからでもクリップカードケース・白井和子
合計5か所クリップとして、かつ、カードケースとして使えます。びっくりするほど簡単に折れます。21cm角で折るとカードサイズです。

~☆おってあそぼう~Talking Lips(おしゃべりクチビル)・李英順
この作品は、1995年に韓国折紙協会の季刊34号で発表された世界中で人気の作品です(編)。

⑩水仙の花・川手章子
中心を立てて立体化するところがポイントです。あとのまとめ方はスルリッとできあがり、清々しいスイセンの花のようだと思いました。花ってやっぱりいいなあと思います。折り図にしたがってていねいに折ってみてくださいね。

⑪ペンギンのピックケース・藤本祐子
ピックケース、つまり楊枝入れですが…。かわいさNo.1の皇帝ペンギンの雛の形になりました。足がうまく折り出せたと思います。ポケットにピックやメモを入れて、心をこめて机の上に立たせてあげてくださいね。

⑫☆お守り袋・山梨明子
折り紙の裏にお願いごとを書いて折り鶴を折り、お守り袋の中に入れてみるのもいいですよ。オリガミ様がお守りくださるかも。干支やおめでたい柄のシールなどを貼ると、お年玉袋としても使えますよ。その場合は18センチ角以上の紙がいいようです。

ミニ知識
●節分……節分とは季節の分かれ目のことでもともとは立春、立夏、立秋、立冬の各前日で年4回ありましたが、立春が正月と同じように年のはじめと考えられたため重視されるようになり、節分が立春の前日のことだけを指すようになりました。冬の陰気をはらう行事で、疫病、災害を象徴するものが鬼です。奈良時代に中国から宮中に伝わった行事では、桃の木で作った弓や葦の矢で鬼を追い払っていました。現在のように炒った豆をまくようになったのは南北朝時代からで、江戸時代になると民衆に浸透していきました。

●枡……液体や穀物などの分量を計る容器。木製や金属製があり、形は四角形や円筒形のものがあります。日本で主流になったのは四角形の木製のもので、政治、農業、商業など人々の生活の中で利用されてきました。古いものでは8世紀の奈良時代のものも出土しています。枡は「増す」の語呂合わせで、幸せが増す、ますますめでたい、などとして縁起物としても用いられます。節分の豆を枡に入れるのは、豆を計量するという意味合いのほか縁起物として意味も込められています。

●鬼……鬼門と呼ばれる丑寅の方角(北東)に住んでいるとされるので、ウシのようなツノとトラのようなキバを持ち、トラ皮のパンツをはいていると考えられています。

●恵方巻き……由来ははっきりとわかっていませんが、関西地方の一部地域から広まった節分の風習です。節分の日に恵方を向いて、太巻き寿司を丸かじりすると、その一年を無病息災で過ごせるとするものです。恵方とはよい方角で、年神がいるとされる方角です。太巻きの具はきゅうり、でんぶ、かんぴょうなど七福神にあやかって7種とされることが多いそうです。食べ終わるまで何もしゃべらないことが決まりです。

●バレンタインデー……2月14日。もともとローマの女性の守り神ユノー(ジュノー)の祝日で、ルペリカーリアという男女を結び付ける祭りのころでした。キリスト教徒がキリスト教の聖人バレンタインの殉教日に結び付け布教し、バレンタインデーを定着させたと考えられています。日本ではこの日はチョコレートを贈る日とされ、近年では和菓子屋も煎餅屋もこぞってバレンタイン用菓子を発売しています。バレンタインにチョコレートを贈ろうという販売促進のための宣伝をもっともはやく日本で行ったのは、神戸モロゾフ製菓(現在のモロゾフ)とされ、1936年2月、東京で発行されていた英字新聞の中に広告が掲載されました。

●低炭素杯2012……2012年2月18日(土)と19日(日)、催し物場の東京ビッグサイトで行われます。二酸化炭素排出を減らして低炭素な社会を作るために、学校、家庭、有志、企業などさまざまな団体が全国各地で行っている地球温暖化防止のための地域活動を報告し、学びあう場です。低炭素杯2012実行委員会が主催し、環境省が出場団体の中からとくに優れた活動に対し、グランプリと準グランプリを授与する予定です。

●スイセンプロジェクト……山梨県北杜市にある園芸施設八ヶ岳倶楽部を経営する園芸家の柳生真吾さんの呼び掛けで、2011年3月の東日本大震災で大きな被害を受けた土地を、寒い冬にも気高く美しい花を香り高く咲かせるスイセンの花でいっぱいにしようとする取り組みです。球根の提供を募り、2011年9月から10月にかけて賛同するボランティアにより各地にスイセンの球根が植えられました。スイセンには1万以上の品種があります。原産地はヨーロッパで、中国名の水仙は、水辺に咲く花の姿に仙境(仙人の住む土地)のイメージを重ねて名付けられたと考えられています。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、年中行事事典(三省堂)、江戸の庶民生活、行事事典(東京堂出版)、中世の祝祭(原書房)、和のしきたり(日本文芸社)、年中行事を体験する(中央公論新社)、全国年中行事事典(東京堂書店)、まつり伝承論(大名堂)、朝日新聞(朝日新聞社)、花おりおり(朝日新聞社)、日本の風習(青春出版社)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。

折り紙サークル「折り紙夢工房」主宰で、日本折紙協会武南支部の支部長として300人の支部員をかかえて精力的に折り紙普及活動をされている金杉登喜子さんは、知的障害者授産施設や刑務所で折り紙の指導をされています。今月号と来月号の2回にわたってお話いただきます。今月号では知的障害者授産施設での折り紙指導の経験のお話です。

「どんな作品にも心からのメッセージ」 金杉登喜子(埼玉県)

「知的障害者授産施設つどい」との出会い
 今から14年も前、大雪の成人の日、川口市立グリーンセンターでの「新春を飾る折り紙展」の会場でのことでした。会場には折り紙夢工房の会員が一年間で制作した作品を展示していました。約60km離れた、群馬県との県境の神川町にある知的障害者授産施設「つどい」のMさんが、新聞で折り紙展のことを知って、仲間たちとバス2台で来てくれました。一行は知的障害者の施設で学んでいる方たちで、思い思いに作品に語りかけ、笑顔があふれて手をつないだり仲間の車椅子を押したりでとてもにぎやかな様子でした。動く折り紙には特に興味を持ち、折り紙の体験教室では見事な作品を折りあげる人もいました。そして帰り支度で集合する時間になりましたが、Mさんが作品の前に座り込み動かなくなってしまったのです。見かねて施設の先生に尋ねましたら、「折り紙を折りたいと動かないんです」と言われ、私はとっさに「雪も降ってきたから早く帰らないとね。ボランティアで行ってあげるから」と話しかけると、Mさんは、スーッと立ち上がり出口の方に急ぎ駆け出して行きました。「神川町は遠いですよ」という先生に、私は「皆さんが(ここに)来たんでしょ。私だって行けますよ!」と大声で返事をしました。その一週間後には、折り紙教室の依頼を受けました。

知的障害者との折り紙教室
初日、「 来てくれてありがとう」の連発で迎えられ、心打たれました。教室には40人ほどの施設の仲間が笑顔で待っていました。さっそく教室の始まりです。紙には縦と横の繊維の流れがあることを教えて、折りやすい方で折るときれいに折れることを覚えてもらい、折り始めました。「角と角を合わせましょう」「はーい」と返事があってから角が揃うまでかなりの時間が経ちました。私は腹を決めました、この教室は折り紙を楽しむことを一番の目的にしようと!

「つどい」の仲間たちの成長
それから2年の間に基本形をマスターし、少しずつ作品を制作できるようになったので、折り紙夢工房の作品展に参加することを目標としてみんなで頑張ろうと約束しました。みんなで一つの作品を制作することにして、各自自分のできることをするようにしました。Aさんはひと折りだけの専門家、Bさんは押さえるだけの仕事、Cさんは仕上げる人、Dさんは掛け声だけの人、Eさんは糊付け専門…など全員が参加して、「集い共同作業所」のエンピツ文字とデジタル折りで制作しました。作品ができあがるまで2年間かかりました。苦しい時もありみんなで励まし合いながらの作品です。そして、いよいよ作品展示の時がやって来ました。小川町の埼玉県立伝統工芸会館に飾り付けの担当仲間が施設から7人参加し、自分たちの作品をいとおしそうに飾り付け、大満足な顔で感謝の言葉を何度も何度も言ってくれました。

折り紙夢工房作品展の展示の教訓
埼玉伝統工芸会館での特別展は初めてで、期間が45日という長丁場の大がかりな作品展でした。夏休み中だったのでご家族連れの方が多く来場され、「好評ですよ」と会場の方にも喜んでいただき私達もホッとしました。その中で「つどい」の作品も輝いておりました。仲間たちの喜びは感動そのものでした。この後の作品展でも、「つどい」の皆さんの作品にはリピーターの来場者があるほどに成長していました。
最初の展示の4年後、また伝統工芸会館からの依頼で作品展を開催しました。その時の出来事は、私たちにとって教訓となりました。ある日、会場に外国人を連れたオリガミアンと称した方たちが大勢でおみえになり、展示の表示や作品の内容について館長を呼び出し、他のお客様がいる中で大声で抗議をしていったというのです。穏やかだった会場に急に吹き荒れた嵐のようだったと聞き、胸が痛みました。出典表記についての不備があったことは、指導にあたった私に大きな責任があります。ただ折り紙を愛する大人として、抗議の仕方やものの言いようはもっと他にあったと思うのです。その後、「つどい」の仲間たちからの出品はなくなり、2000年からの付き合いで育った皆さんの心の傷は深く、いまだにいやされていません。ただMさんだけは形を見ただけで制作できる天才的な人でしたから、折り紙の制作を続けており、自分で制作した作品を自分の家の近くの工場や学校へ持って行くそうです。学校では作品をケースに入れて展示してくれるそうです。Mさんにとっては展示する喜びが生きがいになっているのです。学校の皆さんに感謝しています。

どんな作品にも心からのメッセージあり
知的障害で天才的な才能を持つMさん親子の作品への想いは、とても強いものがあります。作品展に来た時の様子にこんなことがありました。会場の中央にMさんの作品が展示されていました。親子は会場に入るなり自分の作品の前に立ち止まり、40分ほど身動きもせずにじっと見つめていたとのこと、当番で現場にいた会員はこの様子を作品の陰から静かに見守っていたそうです。この話を聞いた時、私は親子の気持ちが手に取るようにわかり、その会員には見守ってくれたと感謝の気持ちでいっぱいでした。素晴らしい会員に囲まれて私は幸せ者です。この天才Mさんはほかの人とは違い、あまり話しません。初めから折り線のきれいな作品を制作できましたが、自分以外の人の作品には興味を示さず無関心でした。私と出会ってから5年ほどたったころから、隣の人が困っていると手伝えるようになり、私のよい助っ人になりました。7年目ごろからはほかの人の作品も折ってあげられるようになりました。「つどい祭り」には折り紙教室の先生として皆さんから頼りにされる成長ぶりです。10年以上経った今、折り紙が毎日の生活の一部になり、生きがいになっているようです。
またいつの日か声がかかったら「つどい」のみんなで楽しい折り紙を制作したいと思っています。私は、たとえきれいに折れなくても、心を込めて折った楽しい作品であふれる「折り紙夢工房」を育てていきたいと思っています。どんな作品にも心からのメッセージがあるのですから。

<読者の広場>
●福島県の小学校で折り紙ボランティア
中島 進(日本折紙協会理事・埼玉県)
2011年10月18日(火)、私は、福島県本宮市にある岩根小学校で、ボランティアで折り紙を教えてきました。私の神楽坂教室の生徒さんが、この学校関係者と親しく、教室の皆さんで元気づけのために折り紙作品を一箱送ったところ大変喜んでくれたことがきっかけです。それ以来、直接小学校で教えたくなり実現いたしました。この地は、海から遠く、津波の直接的な被害はなかったのですが、地震の揺れはひどく、近くの3階建ての中学校は倒壊したそうです。この学校では、今まで一度も折り紙の授業を受けたことがなく、皆さん、斎藤静夫先生の「うごく魚」と、私の「サンタツリー」を楽しんでくれました。また、今後も訪れて励ましたいと思っています。

●平和を祈って折り鶴を折ろう
藤本祐子さん(東京都)
2011年11月11日、ちょうど家にいましたので、11時11分を一人で迎えました。大きい白い鶴を11cm角の紙で、小さい鶴を3cm角の紙で計11羽折り、つなげて飾りにしてみました。亡くなった方たちへの鎮魂をこめて大きな鶴は白い紙で、来年がいい年になりますように願いをこめて小さい鶴は虹色に折りました。今年は11という数にこだわって、一人静かに迎えた日でしたが、これからもおりがみの日はやってきます。
元気でこの日をむかえ、楽しく折り紙活動が続けられますように、毎年何か一つでも折り紙を折る日にできたらと思います。会員の私たちが周りによびかけ、広げ、やがては日本中で世界中で11.11は折り紙を折る日になったら素敵ですね!

●11月11日「おりがみの日」の折り鶴
浦本法子さん(東京都)
子育て中のお母様方に折り紙をお伝えする機会をいただき、435号の藤本祐子さん提案の“平和を祈って折り鶴を折ろう”の呼びかけをして教室を終えました。後日、代表の黒部さんから写真とお手紙を郵送していただき、大変うれしく思いました。技量も伝え方もまだまだ未熟者の私ですが、日本の伝統文化である折り紙を伝えていけたらいいなと思いました。なお私は午後11:11に11羽折りました。11cm、ではなく15cm角…。
その他、親しい友人からも、折ったよ!いろんな人に伝えたよ、と言ってもらいました。

【435号へのお便り】
5、6年前に支部の作品展を見学、折り紙作品の奥深さに感動いたしました。これがきっかけで、高齢になった今、恥じらいながらお仲間に入れていただき、老人クラブの集いなどでも折って楽しんでおります。435号のクイズの締め切り日が早いのでとまどいましたが、知人から日付は間違いと聞き挑戦しました。友人たちは433号のパンダがかわいいというので、今挑戦中です。満月の夜にポンポコポンのタヌキの腹鼓を苦心しながら折ってみました。かわいいです。435号と436号、今から挑戦します。兵庫県 笠井八重野さん

「新・福祉と折り紙」がよかったです。喘息で外で遊ぶことが苦手の自分は、紙を切って「つる」をいっぱい折って時間を過ごしていました。折り紙が人の心を開いていく力があるのに驚いています。いつか子どもたちと一緒に折ることができるようになりたいと思いました。
三重県 三浦京枝さん

「爪掛けポックリ」に子どものころを思い出しました。実家の家紋がカタバミだったので折ってみました。両親を思い出して…。
石川県 菊地紀子さん

「折紙シンポジウムのレポート」を読んで、加瀬三郎先生がお元気の頃、一度だけ参加したときのことをなつかしく思い出しました。我が家の孫が大きくなったので、今は他人様のお孫さんに喜ばれるものを折っています。
千葉県 森隆子さん

<みんなの作品展>
長崎大学教育学部 サイエンスワールド 2011
ワークショップ 『「ORIGAMI」で遊んでみよう!』開催
宮本眞理子(長崎県)
2011年10月10日(月/祝)、長崎大学教育学部恒例のサイエンスワールドに森下浩史教授の計らいで『「ORIGAMI」で遊んでみよう!』と題して、ワークショップを開催しました。先生は「感性」を養うのに折り紙が大変役に立つとお考えで、TVの開催告知でも「今年の目玉は折り紙!」と力を入れて宣伝してくださいました。当日は2か所の教室で、1つは「おりがみ迷路」と「巨大龍」の展示、広いほうの教室には「おりがみ展」と「わくわくおりがみ教室」、広い廊下では、約14mの長さの紙を使っての巨大龍作り「でっかい折り紙でドラゴンを折ろう」と、簡単な折り紙の「おりがみチャレンジコーナー」も設けました。「おりがみ展」は巨大恐竜からミニチュア作品、ウェディングブーケ、秘伝千羽鶴折形、ユニット、季節の折り紙や額物などあらゆるジャンルの作品展示、そして、さまざまな折り紙に関する書籍も展示しました。「わくわくおりがみ教室」も大学生の皆さんにすべて担当してもらいました。お陰でサイエンスワールド参加者の方々は楽しく折り紙体験ができていたようです。森下先生はじめ大学の皆さん、そして、お手伝いに来てくださった皆様方のお陰で、多くの内容を盛り込んだワークショップができました。
この場をお借りして心からお礼を申し上げます。なお巨大龍作りやおりがみ展の様子はユーチューブorigamingoにアップしています。ぜひ、ご覧ください。

幻想的に浮き出された大鶴
伊藤晴美(福岡県)
2011年11月12日(土)・13日(日)、福岡県大牟田市三池の普光寺において「竹灯籠一万本の夕べ~龍神伝説 三池光竹」が開催され、このイベントの中で7月に大牟田市民の皆さんが作成しメッセージを書いた大鶴を含めた三羽の大鶴が竹灯籠の優しい灯りの中で幻想的に浮き出されました。
一番大きな鶴は、被災者を励ます思いをこめて、東日本の方角に向けて設置しました。東日本大震災の被災地の方々に心からのお見舞いの気持ちを込めて、折り紙でエールを送ろうという企画が実現し、地域のボランティアと一緒に設営しました。

<ワールド・オリガミ・レポート>
モンゴル折り紙センター10周年記念行事に招待されて
日本折紙協会理事長 大橋晧也
2011年10月22日(土)から29日(土)まで、私たち(熊田勝保さん、鶴島賦子さん、鯉淵博子さん、酒井美紀さん・優気君親子と私大橋)の6人が、ウランバートル市教育局40周年・モンゴル折り紙センター10周年記念の祝賀と記念行事に参加するため、モンゴルに行って参りました。メーンの記念行事は、モンゴル国立現代美術ギャラリーのイベント会場の3階で行われた、幼稚園、養護学校、小学校、少年院などの19の団体が参加して開かれた折り紙作品展でした。各団体が競って会場の壁面や台上に折り紙作品を飾り、中には共同制作の大作もあり、見応えのある見事な会場構成でした。
 26日(水)の開会式にはモンゴルの駐在日本大使、清水武則氏、バヤンズルフ区役所教育課課長のオトゴンジャルガル氏、バヤンズルフ地区第55学校校長のツォグゾルマー氏、日本・モンゴル友好協会副会長ゾリグド氏、主催者モンゴル折り紙センター長のラグチャースレン氏、そして熊田さん立会いのもとテープカット。続いて子どもたちのモンゴルの踊り、紙で作った衣装をつけたファッションショーなど多彩。報道機関の取材も多く、晴れやかな幕開けとなりました。会期中は、鶴島さんや鯉淵さんも参加して、折り紙講習会を行いました。小学生の優気君も大活躍し、大盛況でした。
 28日(金)の閉会式には展示作品の優秀な団体に、今後益々の発展を祈り日本折紙協会から賞状と記念品を贈りました。また、閉会式の最後にモンゴル国政府・教育文化科学省から、熊田さんのご功績をたたえ、同氏に勲章が贈られました。熊田さんは10年以上も前から毎年モンゴルを訪ね、折り紙の指導や折り紙の本の提供など、個人のレベルでモンゴルの折り紙教育の普及に尽力されてきた方です。日本折紙協会が行っている折紙シンポジウムにも2004年(岐阜開催)以来、毎回数人のモンゴルの折り紙仲間が参加されてきたのも、熊田さんの支えがあってこそだったのです。改めてここで熊田さんに感謝したいと思います。
 もう一つ、大切な報告を申し添えます。開会式の前々日の24日(月)、私共6名が日本大使を表敬訪問した折、モンゴル折り紙センター10周年記念展の話をし、その開会式へのご参列をお願いしましたところ、日程を調べ、すぐ参列を承諾されました。そして、2012年は日本とモンゴルの外交関係樹立40周年の記念すべき年に当たるので、日本とモンゴルの折り紙作品を展示し、記念展覧会を開催しようと大使から申し出がありました。もちろんまだ具体的なことは未定ですが、必ずや実現することと思います。そのときは日本折紙協会の会員の皆さんにもぜひご協力をお願いいたします。

「和紙の里めぐり」(新連載)東山紙《岩手県一関市東山町》
2011年にユネスコの世界遺産に登録された中世平泉文化を支えたともいわれる紙郷です。

<気候・風土>
 雪は降っても30cmほどですが、寒さは厳しく、紙を漉く冬の朝は零下10度まで下がります。北上川の支流に流れ込む山谷川の清流の水を使って、純楮の未晒しの素朴な紙が漉かれています。中尊寺のある平泉の東方にそびえる束稲山の麓にある紙郷です。東山紙は「ひがしやまがみ」とも呼ばれ、この束稲山一帯が東山と呼ばれていたことに由来します。また、この一帯が京都の東山に似ているからという説もあるそうです。その名前から東山紙の発祥と考えられている地に、紙生里という集落があります。残念ながらこの集落での紙漉きは途絶えましたが、その近くの長坂という地で東山紙の紙漉きの伝統が今も受け継がれています。

<紙の歴史>
東山紙は平安末期に東北に黄金時代を築いた平泉の文化を支えたという伝説や、鎌倉勢に滅ぼされた奥州藤原氏の落人が住みつき、生活用品として作り始めたという伝説などが残っています。実際に文献に現れるのは江戸時代になってからのことで、正保2(1645)年に二名の漉き人のことが記録され、その後、伊達藩(現在の仙台を中心とする地域)の保護を受け発展し、162人の紙漉きがいたとされています。江戸時代末期から明治時代にかけてが最盛期で、おもに障子紙や傘紙を漉いていました。昭和30年代になって、懸垂式短網抄紙機が発明されると、機械による製造が難しいと考えられていた楮紙も漉けるようになりました。そのため、障子紙の需要を値段の安い機械漉きの紙に奪われて手漉き和紙職人が少なくなりました。

<製法(材料、技術)>
現在この紙郷で紙漉きを続ける4戸のうちのひとつ、東山製紙では、原料に自家栽培の楮を使っています。楮の刈り取り時期は通常は初冬ですが、寒冷地のため年が明けて春先の少し暖かくなった時期に刈り取ります。それを農作業の空いた時間に黒皮を剥いで乾燥させておき、その年の冬に使います。ネリにトロロアオイを用い、流し漉きで漉きます。寒い土地ではトロロアオイの働きがよく、沈み固まりやすい紙料液の繊維を分散させるので、やわらかな風合いの紙を漉くことができます。楮の色を残した素朴でたくましい紙で、カスと呼ばれる楮の黒皮が入った紙も漉かれています。近代和紙のもっとも標準的な大きさの二尺をおもに作っていて、5匁の紙を基本に、10匁の2枚重ね(2枚起こし)、15匁の3枚重ね(3枚起こし)、20 匁の4 枚重ね(4枚起こし)の極厚の紙まであります。なお、漉き上げた湿紙を紙床とに一枚ずつ積み重ねたものを一枚ずつはがすように起こすことから、 起こしという言い方が使われています。染紙も作り、さまざまな紙工芸品はみやげ物として観光客に喜ばれています。また、東山町内の小・中学校の卒業証書の紙を漉いているそうです。一枚一枚に職人さんの心がこもった手漉きの和紙の卒業証書は、卒業生に何よりの餞となっています。

<東山紙の今>
東山製紙の鈴木信彦さんに伺ったところ、平泉が世界遺産になって平泉由来の工芸ということで少し注目されたそうです。東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県ですが、幸いなことに内陸部のため沿岸地よりも被害は少なかったそうです。被災地支援ということで、「引き合いが増え、ありがたいことです」とおっしゃっていました。紙漉きには冷たい水が欠かせません。その水を使って、身を切られるほどの寒さの土地での作業となると辛く厳しいものです。また、採算もとれずに後継者がいなくなり、廃業する紙漉き業者が絶えません。そんな中で鈴木さんは 今から20 年前、この業界に入りましたが、 「何かをやってやろう! という気持ちは今でも変わっていません。世の中の移り変わりで、廃業もしくは引退される方々も多くおられますが、最後の最後まで、歯をくいしばって頑張っていこうと思っております」と語られていました。

【支部だより】
「おりがみの四季」展開催 斉藤恵美子/埼玉県 桶川支部「べにばな」支部長

2011年10月7日(金)~19日(水)、埼玉県熊谷市の、くまがや館2階ギャラリーにて展示会を開催いたしました。
今回は「写真・秩父SLの旅」と「おりがみの四季」と題しまして、写真と折り紙合同での発表となりました。いろいろな方が期間中に見に来てくださりました。展示が急に決まり短い準備期間でしたが、会員の皆様の協力ですばらしい展示会になりました。期間中に見学に来てくれた方へのおみやげ作品も準備して、大変よろこばれました。


折り紙講習会報告 元秋功枝 /東京都 多摩支部「山鳩」

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
あれほどの酷暑が過ぎて、ようやく秋が感じられる候となりました。2011年9月16日(金)、広く外国の風を受けられた青柳祥子先生をお迎えして、たくさんの作品とともに講習会が開かれました。
講習では魚の基本形を作り、自分が魚になったつもりで、ストーリーを考えて発展させるもの。4~5人のグループに分かれて短い時間内にまとめあげて発表するということで皆真剣。発表では、「自分の今の家族の状態を魚の大きさで表現」、「これからの理想家族としてお孫さんを含めた暮らし」「(受け口の中でたくさんの子どもを育てる魚を見て)自分自身の2人の子育ての思い出」、「魚そのまま」、「花畑にいながらもこわごわと青い海に泳ぎ出して行く自分」など、意外な楽しさを身近なドラマとして感じることができました。いろいろ工夫しながら色や形を作り上げていく絵の世界の境地で、新たな発見があってとても楽しい授業でした。さらに、オランダのパウア・ワエルスニッケさんの作品を用い、1本の線を地平線という言葉を使って貝を作り上げる講習のうまさ、伝承の家から洒落たバラと葉になる「バラが咲く箱」、2枚を使い頭と尾をかぶせ折りをして尾を指で動かす「カメ」、ポケットにたたんだドイリーとピンクのハートを入れた「鳩のメモホルダー」などもりだくさんの作品で、時間が過ぎるのを忘れるほど。参加のみなさんが笑顔で作品作りを終えました。


第17回九州折紙コンベンション熊本大会報告
川合 勇/熊本県 熊本支部「火の国」事務局長

2011年10月29日(土)・30日(日)の2日間、第17回九州折紙コンベンション熊本大会が熊本支部主催で熊本県阿蘇市・阿蘇温泉阿蘇の司ビラパークホテルで開かれました。九州大会といっても、九州以外の地域や海外からも参加者があり、総勢160名も集まりました。
特別講師に朝日 勇先生をお迎えして「おりがみ絵づくりのすすめ」の講演がありました。メルヘンの世界に入ったような数々の作品を紹介され、そのお話は私たちのこれからの折り紙作品作りの一つの道筋となりました。その後は各室に分かれ23名の講師の先生方による折り紙教室が2日間で28教室開かれました。各教室では、参加者に思う存分折り紙を楽しんでいただきました。29日夜の懇親会も時間が足りなくなるような賑わいでした。その後夜の折り紙教室広場が深夜まで続きました。長崎の宮本眞理子先生ご指導のもと「でっかい龍を折ろう」では2m以上の龍ができあがり、作品はホテルに贈呈され今も玄関ロビーで来客者を迎えています。今まで九州折紙コンベンションに開催に尽力されましたが、残念ながら6月にお亡くなりになった浦上新吾先生を偲んで、たくさんのばらの花に囲まれた先生の似顔絵が会場を見守っていました。
熊本支部の平田直美さん出展の「花と蝶」が韓国紙文化財団の盧英惠理事長さんにひと目ぼれされ財団にお嫁入りし、博物館に展示されることになるという喜ばしいハプニングもありました。そのほかの先生方からいただいた作品もホテルに贈呈、フロントや客室に飾られ、お客様をお迎えしています。国内外から集まっていただきました折り紙大好きな皆さま、そしてその方々をご指導していただいた講師の先生方、本当にありがとうございました。誌面をお借りして、心より御礼を申し上げます。なお、次回は鹿児島県で開催されます。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
 http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「お正月」
新しい年に寄せて 日本折紙協会 理事長 大橋 晧也

昨年は、東日本大震災という私たちがこれまで遭遇したこともなかった規模の災害が起こりました。その後の被災者義援金募金の呼び掛けなど、本折紙協会の支援活動にもたくさんの方のご協力をいただきました。心よりお礼申し上げます。
7月に行われた群馬県草津での折紙シンポジウムは、大震災のあとにもかかわらず250名近い方のご参加を得て、盛会裡に終えることができました。遠くスウェーデンやアメリカやモンゴルから、また韓国からも大勢のご参加をいただいて、感謝にたえません。草津は日本では大分県の別府に次ぐ湯量の地、折り紙の勉強や折り紙仲間との交流以外にも得るところは多かったのではないでしょうか。
8月には「世界のおりがみ展」が滋賀県で開催されました。「護ろう世界遺産シリーズ」の全作品の展示で、折り紙で精巧に作られた世界遺産の情景に、来場者は感嘆していました。岩手県の平泉や東京都の小笠原諸島が新たに世界遺産に登録され、富士山や鎌倉も登録を目指しているとのニュースもあり、世界遺産の展示に人々の関心も高かったようです。 10月末から開催された「第18回おりがみカーニバル」の作品募集のテーマは「絆」でした。アイディアを凝らし、いろいろな結びつきを折り紙作品にまとめて、素晴らしい、心あたたまるたくさんの作品が寄せられました。審査員たちが各賞を決めるのに大変苦労したほどでした。
月刊『おりがみ』も、この新年号で437号となります。月々の投稿作品も質量ともますます向上しています。限られた誌面の中でどの作品を紹介したらいいのか、編集スタッフは、頭を悩ませています。嬉しい悲鳴です。『おりがみ』誌上の作品こそ、日本折紙協会の活動と理念を端的に示すものです。これからも創作作品の投稿をよろしくお願いいたします。
単行本の『おりがみでクリスマス3』も発行することができました。「クリスマスシリーズの新刊を」との皆さんのご要望に応え、まとめあげた一冊です。どうぞ多くの方々にご利用いただけますよう、ご協力をお願いいたします。
今年の折紙シンポジウムは京都市で開催されます。祇園祭の最中で観光客で賑わう季節ですが、京都支部のご協力ですでに宿泊所は確保しています。長刀鉾を先頭に繰り出す山車の見事さは京都千年の歴史の結晶です。どこかで折り紙の歴史と重なるところもあるかもしれません。たくさんのご参加をお待ちしています。
今年こそ東日本大震災の忘れ難い苦しみを克服し、日本再生の年としようではありませんか。折り紙はきっと一翼を担うことができるはずです。会員皆さんの一層のご活躍とご協力を心よりお願いする次第です。

①タツノオトシゴ・松野幸彦
オリガミらしい形にできあがりました。

②龍(ドラゴン)リング・くわばらさよこ
リングをつくっていた私の目の前に、風が環めぐるようにして現れたのがこの龍です。龍が起こす風や虹(龍の一種)にある虫が龍だと知った時、大きな環も現れました。世界中を旅して還る風もまた壮大な龍リングなのです。

③かんたんな竜・中島 進
皆さんに教えると、(顔が怖くなく)かわいいと好評です。10月から折紙協会の中で私の教室を開始したので、この竜を教えたいと思っています。

④飾り台・川手章子
飾り台にしたらよさそうな作品となりました。ここに折り紙作品を飾ったら…と思いました。うしろ側も使えそうです。

⑤☆絵馬・半田丈直
絵馬は多くの方が創作されていますが、この作品は表面をいっぱいに使ったものにしてあります。少々厚い紙で折られても、無理なくできると思います。
縁起物をいろいろ、コーディネートして楽しんでください。

⑥えびすさま、だいこくさま・笠原邦彦
恵比寿・大黒を折り紙で折りたいと思ったのは、内山道郎氏に見事な作品があるのを知り、憧れのテーマとなったからです。七福神の二神ですから、七神全部を2回工夫しましたが、その最初が今回の作品でした。

⑦雲・内山興正
干支の龍のバックに映える雲です。いろいろな情景で楽しんでください。(編)

⑧新花鶴・中村榮志
中村榮志さんは1918年生まれ、2005年に亡くなった折り紙作家です。伝統折り紙の研究や紹介に尽力されました。また、独創的なさまざまな形の紙飛行機を発表されています。縦横の長さの比が1:√2の紙を真方形と呼び、その一枚をなるべく切らないで折り、完成の形には用紙の裏側が出ない折り紙を「真宝折紙(しんぽうおりがみ)」と名付けられたことで有名です。(編)

⑨透かし花手鞠・川手章子
折り図に従って一つずつていねいに折ることで仕上がりもスッキリするようです。できあがった立体は球をイメージして整えていただけたらと思います。ちょっと転がしても楽しそうです。単体も花として使えそうです。

⑩こづち・くわばらさよこ
上下にすき間があったので、飾りをつけてみたらかわいくなりました。本物の打出の小槌から出してみたいものは色々とあります。でも、折り紙のこづちから出るとしたら、誰かの笑顔だったらいいかなあと思います。

⑪☆ぽちぶくろ・松野幸彦
シンプルな作品ですが、表裏でそれぞれさしこむところがおもしろいと思います。メッセージカードには、ぽちぶくろを折った紙と同じ大きさの紙を二つ折りしたあと、横長の辺を三つ折りしたものがぴったりと合います。

⑫☆コップ敷き・白井和子
何気なく外側4か所を中央に向かって折ると、どうなるだろうと折ってみるとできあがりました。浮きが気になる場合は、辞書や文鎮などで重石をするといいですが、湯飲みやグラスを置いて使っているうちに平らになります。

⑬テディ・ベア・納所克志
人々が愛した熊の姿の縫いぐるみをさらに模した紙のクマさんを、素敵な色や柄の包装紙などで折ってください。頂き物のお返しに添えるとか…。さて今年、お山のどんぐりはたくさんあるのでしょうか。熊たちのことが心配ですね。

ミニ知識
●竜……竜は想像上の生き物で、通常地中にすみ、必要な時に尺木と呼ばれるツノを使って天空を飛んで、天の神と交流できると信じられたことから、中国では天子や皇帝の象徴とされてきました。また、竜は毛虫ほど小さくなったり、天下のすべてを覆い隠すほど大きくもなったりすると考えられました。亡くなった人を乗せて天に昇り、竜船になって海を渡らせる力もあるとされています。中国から日本に伝えられた竜は、日本古来からあった大蛇信仰と混ざりあいました。日本神話に出てくる八岐大蛇も、長崎市の諏訪神社の蛇踊りをはじめ豊作を祈願する大蛇も竜のことだそうです。竜は日本では「たつ」とも呼ばれますが、これは「神の出現」という意味からで、雨を降らせる能力を持ち、豊かな実りと富をもたらす神様として信仰されました。

●大黒天……七福神のひとつ。もとはヒンズー教の破壊の神であるシヴァ神のことでした。シヴァ神はのちに仏教を信じるようになり、古代インドのサンスクリット語(梵語)で「偉大な黒い神」を意味するマハーカーラ(摩訶迦羅)と呼ばれるようになりました。日本で大黒天といわれるようになったのはカーラが黒を意味することと、古事記や日本書紀などの神話に登場する大国主命に姿が似ていることからだと考えられています。大黒を大国と表記することもあるのはこのためです。インドから中国へ食べ物に困らないようにする神として伝わり、日本には天台宗を開いた最澄が紹介しました。時代とともに台所の守護神から福の神とみなされるようになり、左肩に袋を背負い、右手には小槌を持ち、米俵に座る福福とした姿で表されるようになりました。

●恵比須……烏帽子をかぶり、タイと釣り竿を持った姿で表されることでもわかるように、もとは漁師の間で広く信仰されていた神様です。鎌倉時代以降、商人や農民の間にも広まり、しだいに商売繁盛や豊作祈願の神様として信じられるようになりました。関西では1月10日を十日戎と呼び、大阪市の今宮戎神社や京都市の京都ゑびす神社など
で恵比須をまつる祭りが行われます。

●七福神……大黒天、恵比須、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、吉祥天(または寿老人)の七人の神様。金銀財宝を積んだ宝船に乗った姿で描かれることが多い七神ですが、七人まとめて信仰されるようになったのは江戸時代中期以降のことです。もともとは大黒天と恵比須の二神だけが信仰されました。長寿の神様の寿老人は、南極星の化身で、低い背丈に長い頭、たっぷりとしたひげを持つ福禄寿と同じものとみなされて、かわりに吉祥天が入ることもあります。町民の間で、年の初めに七福神をまつった神社を巡拝して、開運招福を祈願する風習が生まれました。

●タツノオトシゴ……ヨウジウオ科の魚で、トゲ状の体はウロコが変形して骨になったものです。顔の形が馬に似ていることからウマウオやウミウマなどとも呼ばれています。体長約8cm、体の色はさまざまで、静かな浅い海にすみ、尾を海草に巻き付けています。オスの腹部の育児嚢にメスが卵を産み落とし、そこでかえった子魚が親と同じ姿で産み出されます。この産出が楽々と行われるために、オスとメスを干物にして安産のお守りにする風習があります。漢方薬の原料にもなるそうです。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、年中行事事典(三省堂)、十二支の民俗史(八坂書房)、龍の文明史(八坂書房)、龍の歴史大事典(遊子館)、昔話・伝説小事典(みずうみ書房)、ふるさとの伝説(ぎょうせい)、日本昔話ハンドブック(三省堂)、ニッポン神さま図鑑(はまの出版)、七福神信仰事典(戎光祥出版)、図説七福神(戎光祥出版)、続日本史モノ事典(平凡社)、魚介ウォッチング図鑑(思索社)、凧の話(講談社)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。

折り紙の伝道師としての道を歩む 中西順三(神奈川県)

折り紙という民芸は、手から手へ、場所や世代を超えて何百年も前から、今に伝わっています。形や手順だけでなく、伝わっていくのです。折る楽しさや喜びなど、心もいっしょに。

東浦賀和光台折紙同好会の誕生

町内住人の親睦と融和を図る目的で1999年5月、折紙同好会が呱呱の声をあげました。女性10数名で折り紙のいろはを学ぶことから始め、私は会合の講師を引き受けました。同じ頃、日本折紙協会の講師資格を取得し、折り紙活動を始める態勢が整ったのです。この折紙同好会は折り紙の技と心を磨く道場の役割を果たし、現在に至るまでメンバーがほとんど代わりません。筆者を励ましてくれる、いわば折り紙の心の里となっています。

折り紙を伝えさせていただく
1995年1月17日に突如発生した阪神淡路大震災に遭遇した私は、震災後1年半神戸市内に住み、被災者として復旧・復興作業に従事し、世界中から集まった多くのボランティアさんたちの支援活動を目の当たりにして、人生観が大きく変わりました。いつか時節が来たらボランティア活動を始めようと心に秘めていました。月刊『おりがみ』を通じて自学自習の傍ら、日本折紙協会主催の講習会で加瀬三郎先生と出会いました。全視覚障害者である氏が助手から受け取った用紙の表裏を確かめ、およそ60名の出席者を前に、健常者を超える仕草で講習を進められました。この出会いは、私の折り紙人生のスタートにふさわしい体験であったと感謝し、以後、私は加瀬三郎先生を目標にして、折り紙の楽しさをより多くの皆さんに伝えさせていただく伝道師(自称)としての道を歩んでいます。

福祉ボランティア活動の例
横須賀市内にある老人ホームや高齢者デイサービスセンターなど3か所で、毎月1回の折り紙ボランティアを始めて10年になります。プライバシー保護のため施設名や個人写真の公開は控えますが、各所で同じような問題点を抱えながら現在に至った内容をお話しします。
私と志を同じくする折り紙仲間は、施設ごとに月1回約2時間折り紙を折ります。対象となる高齢者の人数は8名前後から36名まで、各施設の状況に応じて変わります。課題はツル、カブト、金魚などの親しまれている伝承作品から入り、徐々にレベルをあげます。施設によっては毎回同じ程度の課題を繰り返すこともあります。その日の参加者の顔色や健康状態を勘案しながら、即断で課題を決めることもあります。参加者の顔に笑みが浮かぶように昔の童謡を鼻歌で歌い、冗談を言うこともあります。折り順を間違えて慌てて後戻りすると、「アラ、猿も木から落ちるのね」と言われ、作品が仕上がると、「この折り紙を考えた人は偉いわね」と言われて、きちんと講師として伝道師の役割を果たせているのか不安を感じることもあります。このような貴重な体験を経て徐々に心が通じ合ってくると、折り紙以外の話ができるようになります。ごく最近、どじょうと金魚を折って話が弾んだこともありました。あるデイサービスセンターでは、介護を受ける約36名の方たちが順次入浴して席に戻る時間帯を狙っての講習であり、講習会というより、むしろ個人指導に近い形態です。参加者と心を合わせて折ると、笑顔が溢れ冗談も出ます。持ち時間が終わって帰るとき、手を振って「ありがとう、また来てね」と言われ、当方も「来月も会いましょう」と声を交わし、再会に弾みがつきます。

生かされる喜び
福祉ボランティア折り紙を始めた私と仲間たちが得る報酬は、参加者の笑顔と感謝の気持ちが返ってくることです。折り紙は私たちの心を結ぶ一本の絆であり、作品を完成させることが最終目的ではなく、心と心が通じ合い、相互の理解が深まることにあると思っています。折り紙という好きな畑を耕しつつ、人々に折り紙の楽しさと心を伝える要諦は、教師の立場で下目線に指導するのではなく、人々と同じ目線で折り紙を折り、その過程をともに楽しみながらゴールに達し、ともに喜びを分かち合うことであると判ってきました。末筆ながら、各施設の介護師の方々のご協力と福祉ボランティアのまとめ役、神保さん、相生さん、高橋さんならびに全ての関係者に感謝します。

<読者の広場>
Piazza NOAがよかったです! 作品はMy bagがよかったと思います!このごろは運動会の練習が始まり、おどりの練習も始まりました。神古道というおどりで、ころんだり筋肉痛になったりするけど楽しいです!今、興味を持っているのは刺繍です。クロスステッチ、ストレートステッチ、ブランケットステッチ…いろいろあるので楽しいです。
三重県 森永寿美子さん

連載「和紙の里めぐり」がよかったです。月刊おりがみ、2冊目を手にしました。楽しくて何度も読み返しています。もっと早く出会っていればと思いました。小学2年生の孫と折り紙をしていると新聞の集金が来ました。孫は「おじちゃん、税金集めに来たの?」と言ったので、おじちゃんは苦笑いしていました。
和歌山県 大門ゆり子さん

「お弁当箱」がよかったです。ワッパの弁当箱に思い出があります。昭和20年7月9日、空襲で和歌山市は焼け野原になってしまいました。東牟婁郡古座川町の母の実家に疎開しました。母はときどき、山や川へ連れて行ってくれました。ワッパの弁当箱といっしょに。「ワッパはなぁ、ごはんや料理の余分な水分を吸収してくれるので、おいしいのやで」と…。母の笑顔を思い浮かべながら…。さぁ、ワッパが折れました。今日も日の丸弁当にしませうかね…、おかあさん。
和歌山県 宮本愛子さん

東日本大震災支援活動報告を興味深く読みました。伝承折り紙や昔の作品で、楽しいものがあれば掲載してください。ボランティアで宮城県に行ってきました。仮設住宅に赤・金の鶴が一つ置かれていました。折り紙の原点を見た思いで、うれしかったです。
大阪府 伏見美知子さん

<みんなの作品展>
被災地の復興を祈って巨大折り鶴制作 伊藤晴美(福岡県)
2011年8月27日(土)、大牟田文化会館小ホールで文化体験講座「おりがみの世界~羽ばたけ! みんなの願いをのせた巨大鶴」が開催され、子どもから70歳代の方まで約20人の力を合わせて、大きな折り鶴を制作しました。この講座は折り紙の楽しさに触れて文化活動への関心を高めてもらうのが目的ですが、「被災地に大牟田からのメッセージを翼にのせて届けたい」と願い、約6m四方の紙から折る鶴を指導しました。用紙は破れにくい特殊な厚紙で、いつも折り慣れている鶴とは勝手が違い、制作には約1時間かかりましたが、高さ2mを超える折り鶴が完成し、会場は歓声に包まれました。翼には「がんばれ東北」「大牟田から応援しています」などのメッセージが書かれました。
この鶴は、同11月12日(土)・13日(日)に大牟田市今山の普光寺で開催された催し「龍神伝説 三池光竹 竹灯籠一万本の夕べ」会場に展示されました。

<ワールド・オリガミ・レポート>
トルコのイズミールで“折り紙外交” 鶴島賦子(東京都)
2010年トルコにおける日本年事業の一環として、JIKAD(日本イズミール文化友好協会)のメンバーから依頼を受けて、イズミールコナック区のトゥルキャンサイラン文化芸術センターで日本伝統手芸作品展、そして市内の女子技術専門学校3校で折り紙ワークショップを行いました。
2010年12月6日(月) から9日(木)までの4日間、展示会場には連日大勢の方が来場され、私の折り紙作品や絽刺作品などを、時間を忘れて熱心に興味深く鑑賞されていました。会場内に設けた折り紙コーナーでは、子どもから大人まで折り紙にくぎづけになって、簡単な作品のチューリップや小鳥などを作りました。できあがった作品をとても大事そうに持って帰る様子が印象的でした。10名程度を対象としたコーナーだったため、小学校の先生が放課後に子どもたちを引率して来たときには立って作品を折るということもあり、日本では見られない光景でした。JIKADのメンバーが通訳していたのですが、言葉など必要ありませんでした。私の指先に目をこらし、私の日本語の説明で十分に理解をして、初めてとは思えない程きちんと、きれいに折り上げた子どももいました。トルコでは折り紙そのものが珍しかったようです。みな夢中で作品に取り組んでいました。
また、イズミールのギョズテペ女子技術専門学校での折り紙ワークショップは希望者が殺到し、1回のワークショップでメンバーの選考が大変だったようです。60名という予約で準備していったところ、どうしてもやりたいという生徒がいて、増えて70名くらいになってしまいました。先生方も“私たちもいいですか”といって参加されたので結局80名くらいになってしまいました。教材はチューリップと小鳥、ワンピースといった簡単なものを3種類。ワンピースやチューリップはかわいい、きれいと歓声が上がり、できあがったときには作品を皆でかかげて喜び合う光景に驚きと感動を覚えました。トルコ語で“テシェッキュルレル”(ありがとう)のお礼の言葉に、私はまた明日もがんばろうと元気をもらっていました。どの子の表情もすばらしかったです。折り紙は言葉が通じなくても年齢に関係なく楽しめる、すばらしい文化だと思いました。
イズミールコナック区長のハーガン・タルタン氏からはオープニングセレモニーで「日本の文化に脚光を当てることができてうれしい。一つの国を知るには文化や芸術、そして人々の暮らし方を知ることが大切。イズミールに活気と彩りを添えてくれた日本からのお客様に感謝する」という言葉をいただいたことを報告いたします。私にとっては折り紙外交の成果です。

「和紙の里めぐり」(新連載)宮地紙《福岡県 八女市、筑後市》
~九州全土に近世の紙漉きの技術が伝わる始まりとなった和紙の里です。現在の八女市とその西隣の筑後市で漉き継がれる紙です。~

<気候・風土>
「この地に女神あり、その名を八女津媛といい、常に山中にあり」という日本書紀の中の一節が地名の由来となった八女市は、福岡県の南部の山あいにあります。市内の南端を東西に流れる矢部川沿いで紙漉きが行われてきました。矢部川は熊本県境の矢部村を源流とする延長61kmの清流で、上流にはヤマメがたくさん育っています。八女は茶の産地としても有名で、お茶の栽培に適した湿度の高い、昼夜の寒暖の差が大きい土地です。

<紙の歴史>
正倉院に残る戸籍の断簡(古文書の切れ端)が、もっとも古い和紙とされていますが、美濃(現在の岐阜県)の紙とともに、筑前(現在の福岡県北西部)と豊前(現在の福岡県東部と大分県北部)のものがあります。これらは福岡県の紙漉きの歴史が奈良時代までさかのぼり、古くから紙漉きが行われていたことを証明します。
近世の紙漉きの技術が九州に伝来するのは、安土桃山時代の文禄年間(1592~1596年)です。歴史のある紙郷である越前(現在の福井県)の今立郡五箇村出身の日蓮宗の僧、日源上人が、溝口村(現・筑後市)の福王寺を再興しましたが、矢部川の良質な水と多く自生していた楮や三椏を見て、紙漉きに向いている土地だと判断し、郷里で紙漉きをやっていた弟、新左衛門、新右衛門、新之丞の三人を呼んで、紙漉きを行わせたといわれています。先月号のこの連載で紹介しましたが、三人のひとり新左衛門が肥後(現在の熊本県)の土地に、紙漉きの技術を伝えたとされています。

<製法(材料、技術)>
原料に九州産楮を使います。九州産楮は繊維が粗くて堅く、赤い繊維のフシが出やすいので、扱いがとても難しい原料です。八女では楮のことを「かご」とも呼び、冬に収穫した楮の枝を蒸し上げ、表皮(茶色の部分)を除いていきます。この作業を「かごたくり」といい、この作業専用の刃物「かごたくり包丁」があります。
高度な技術を持つ紙漉き職人たちにより、丈夫で張りがあり、素朴な味わいのある紙が漉かれます。伸縮性があるので、加工用にも向いています。紙は多くの芸術家たちに愛され、版画家の棟方志功もその一人だったそうです。また、白くて薄い楮紙である京花紙の原産地でもありました。京花紙は極上の鼻紙として京都などで多く使われたそうです。しかし、その需要が時代とともに減り、1975 年ごろからその優れた技術で、表装紙が作られています。

<山鹿灯籠祭り>
毎年、8月15、16日の両日、熊本県の山鹿市内で女性たちが紙とごはんをすりつぶした糊だけでできた金灯籠を頭にのせて踊り歩く山鹿灯籠祭りが行われます。この金灯籠に八女和紙が使われます。湿った紙を干し板に張り付けるとき、椿の葉でこすってつやや風合いを出すなど、独特な製法で作られます。祭りでは精巧な細工でお城やお宮も作られますが、それらにも八女和紙が使われています

八女和紙の里の今
八女市は和紙のほかにも提灯、仏壇、石灯籠など、さまざまな伝統工芸を大切にしている土地です。1986年に建てられた八女伝統工芸館ではそれらを広く紹介し、伝統の保存・継承に努めています。最盛期の明治時代末期、八女和紙の里には2000軒の紙漉き場があったといわれますが、現在は7軒の工房で和紙作りが伝承されています。

【支部だより】
2第6回北陸折紙コンベンション報告
田中稔憲/石川県 金沢支部「金沢おりがみの会」支部長

2011年10月8日(土)・9日(日)、金沢市の石川県文教会館で第6回となる北陸折紙コンベンションを行いました。
1日目は日本折紙協会の大橋晧也理事長を迎えての講演会。「折り」は元々は「折り箱」「菓子折」のように木を加工して作った器をあらわす言葉であったようです。それと武家の文化であった儀式用折り紙を経て、遊技として江戸期に発展していったということでした。翌日の教室では正方基本形から作品展開の実例を取り上げていただきました。
2日目の折り紙教室は、さまざまな作品の作り方を講師の皆さんに全18教室で講習していただきました。不測の事態もありましたが、講師の皆さんのご協力とスタッフ一同の臨機応変の対応で、今年もこの行事を終えることができました。
今のところ日本海側唯一のコンベンションですので、今後も継続して、地域の折り紙の輪を広げていきたいと考えています。コンベンション期間をはさんで、金沢市内の紙処「なごみ」において、私の作品展を同時開催いたしました。理事長をはじめ多くの参加者がお越しくださり、お褒めの言葉をいただきました。あわせて御礼申し上げます。

熊本支部おりがみ作品展開催
川合 勇/熊本県 熊本支部「火の国」

2011年9月14日(水)~20日(火)の1週間、熊本市鶴屋百貨店東館ふれあいギャラリーで「熊本支部おりがみ作品展」を開催しました。
支部会員の1年間の大成となるこの作品展は、個人はもとよりグループによる作品展です。
今回は同10月29日(土)・30日(日)に行われた「第17回九州折紙コンベンション in 熊本」大会に特別講師としてお迎えした朝日 勇先生の作品の中から、B2サイズ2枚分に「妖精」を主人公としてゴンドラ、コスモス、トンボ、などを当番員が手伝って来場者の皆様に自由に製作・展示していただきました。色とりどり120人の妖精が舞う作品ができあがりました。また、この作品展と九州折紙コンベンションを楽しみにして、協力を惜しまなかった支部員の一人が5月に亡くなり、その作品も展示できました。
熊本市に秋を迎える恒例の祭り「藤崎八幡宮」と重なり、大勢の来場者で賑にぎわいました。期間中皆様から多くの励ましのお言葉をいただき感謝しています。ありがとうございました。

被災地に13,000匹の折り紙カエル
森 洋芬/高知県 高知支部「おりづる高知」支部長

東日本大震災の後、少しでも被災された皆さんの心のなぐさめになり、元気になれるきっかけができたらと思い、13,000匹のカエル(伝承のぴょんぴょんガエル)の制作に皆で取り組みました。初回は2011年4月下旬に12,000匹を宮城県の避難所(東松島市、石巻市)に、2回めは同6月上旬に1,000匹を、学校も落ち着いてきた頃だろうと小・中学校(大崎市教育委員会)に贈りました。カエルは2匹ずつ袋に小分けにして、いっしょに「絆もカエル」「一日も早く街がよみガエルように」など、筆書きで励ましのメッセージと、折り紙(用紙)を数枚入れました。この活動は2011年6月13日(月)付の高知新聞で紹介されました。

川崎敏和先生の折り紙研修会開催
関根千鶴子/福岡県 筑後支部「NOAちくご」支部長

2011年9月17日(土)は福岡県久留米市高牟礼会館、9月18日(日)は福岡県久留米市石橋文化会館において、「折紙技能向上と、折紙を社会で生かす方法を学ぶ」と題して川崎敏和先生(阿南工業高等専門学校教授)に研修を依頼、折り紙作家の川村みゆきさんにもご出席をお願いし、開催しました。ドラゴン、八角箱、六角箱、鎧よろい玉、四角箱、つぼみのバラなど、川崎先生の作品を参考にして研修会を進めていただきました。
厳しいダメ出しがありましたが、怖い中にも優しくユーモアを交えての指導で、聞き漏らさないよう集中しての折り紙、久々に真剣に聞き学びました。今回教えていただいたのは、折り線がポイントの作品で、多くの受講生は折りが甘いと注意を受け、親指の使い方を指導していただきました。お二人の作品を見せていただき、鮮明に折った線は美しく作品に表れていて、仕上げを左右することを再確認できた研修会でした。
会場に川崎先生オリジナル10点を副支部長の岡が制作し、展示しました。夜は遅くまで折り紙談議に花が咲き、川崎先生の作品に出会った楽しい2日間でした。大分や鹿児島からも駆けつけて、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
801円
特集「クリスマス」
飾りに、プレゼントに… クリスマスには欠かせない折り紙。“クリスマスカラー”といわれる緑、赤、白、金の用紙を選んで使うだけでも、手軽に、華やかなクリスマス気分が味わえます。今年ももうすぐ終わり。1 月の新燃岳の噴火にはじまり、3 月11日の東日本大震災、7月末の新潟・福島豪雨、9月には台風の襲来で近畿地方を中心に甚大な被害がありました。心痛む災害の多い1 年でしたが、クリスマスは今年も、誰にもやってきます。折り紙に祈りをこめて。

①クリスマスのプレゼント・西川誠司
ありがたいことに、本作品は海外を含め5誌の折り紙専門雑誌に掲載いただくことができました。こういうやさしい代表作を持てたことは、本当にうれしい限りです。

②☆コップサンタ・青柳祥子
クリスマスに何かプレゼントを頂くと嬉しいものです。伝承のコップから作ったコップサンタにお菓子と、1年の感謝を込めて、メリー・クリスマス!

③サンタブーツ・松野幸彦
屋根の⑤のように正方基本形を中心から少しずらして両端に作ると何ができるかなと確かめたとき、いくつかの作品が産まれました。その一つがこの屋根となりました。本体は伝承の「重ね箱」からのアレンジです。

④ウズマキリース・川手章子
中央部分がウズマキの形のようです。表も裏も楽しめそうなリースです。1パーツはシンプルなのですが、組み合わせるとちょっと手の込んだ作品に思われました。

⑤おりがみキルト・石橋美奈子
モザイクやキルトの組み合わせに凝っていた1986年の作品です。1989年発行のスペイン折紙協会の会報誌PAPIROFLEXIAに完成図が作品の裏面で紹介され、両面ともに模様があることに気付き、それからは両面を楽しんでいます。

⑥☆リボンの飾り台・住田則子
箸袋で折り、箸置きとして使える作品です。箸を置くと安定します。一般的な箸袋は約1:6の大きさですので、この大きさで作図しました。(編)。

⑦☆簡単な木・松野幸彦
折り工程数を最小限にしてみました。

⑧ゆりかご・川手章子
いろいろに使っていただけそうなケースに思われました。⑭から⑰のところがポイントです。折り図をよく見て折ってみてくださいね。

⑨クリスマス・プレゼント・田中稔憲
ユニットのキューブはポール・ジャクソンさん作を参考にしました。リボンを付けてプレゼントらしくしました。

⑩鐘楼のある教会・納所克志
建物は中の人たちの営みを表しますから、小さな教会も西洋の大伽藍に似た姿をしています。イブに集う人たちの聖歌にしばし耳を傾けてみましょう。鐘は金色か銀色のどちらになさいます? 模型工作として楽しんでください。建屋と鐘楼は雪化粧をしているように、屋根に白い色が出る図にしています。窓の数は自由です。折らずに描いてもよいでしょう。

⑪祈る尼僧・笠原邦彦
この作品ができた時、会心の作! と悦に入ったものです。でも発表後とくに評判を聞くこともなく、かくてひっそり一人の満足感に留まっていました。それが今回選んでもらえ、初めて「やった!」と喜んでいます。

⑫バラが咲く箱、おうちの箱・青柳祥子
伝承のおうちから作りました。バラが咲いた、バラが咲いた♪そんな歌もありましたね。蓋ふたを開けるとバラが咲くアイディアは折り紙仲間の意見がヒントになりました。

⑬テディ・ベア・納所克志
人々が愛した熊の姿の縫いぐるみをさらに模した紙のクマさんを、素敵な色や柄の包装紙などで折ってください。頂き物のお返しに添えるとか…。さて今年、お山のどんぐりはたくさんあるのでしょうか。熊たちのことが心配ですね。

ミニ知識
●サンタクロースの先祖……サンタクロースの名前の由来とされる聖ニコラウスは、小アジア(現在のトルコ)の司祭とされ、人々が幸福になるようなさまざまな奇跡を起こしたという伝説があります。一方、古代の北部ヨーロッパには厳しい冬を象徴する「冬おやじ(クリスマスおやじ)」という精霊がいました。冬おやじはプレゼントはくれずに、それどころかきちんともてなさないと機嫌をそこね、厄災をもたらすと信じられていました。これら冬おやじと聖ニコラウスが混じりあい、土着の宗教儀礼にとけこんで、ヨーロッパ各地にさまざまな伝統的サンタクロースが生まれました。

●クリスマス……12月25日。キリスト教徒のお祭りで、神の子イエスが人として生まれ、この世に現れた日とされています。イエスはベツレヘムの馬小屋で生まれたとされていますが、実は聖書には馬小屋とは書かれていないそうです。ただ馬ま 槽ぶね(飼葉桶)に寝かされたという記述はあり、動物を避難させる岩屋や洞どう窟くつの中だったと考えられています。

●エル・ニーニョ現象……数年に一度、ペルー近海の水温がいつもの年より上昇する現象です。エル・ニ-ニョとはスペイン語で幼子イエスという意味で、クリスマスのころから始まるのでこの名が付いています。国際的には異常気象の原因と考えられ嫌われていますが、この現象が起こると、豊漁、豊作になるので、現地の人には喜ばれているそうです。

●Merry Christmas!……もっともよく使われるクリスマスのあいさつです。Merryとは英語で笑い楽しむという意味です。あなたに楽しいクリスマスが訪れますようにという祝福の意味を込めて使われます。なお、相手がキリスト教徒でない場合、“Season’s Greetings!”などの表現を使います。

●ベル……冬至の魔除けとして使われていたものが起源と考えられています。キリスト教では西暦400年ごろ、ベルは礼拝に欠かせないものとなりました。クリスマスでは、信者たちを礼拝に招くためのものとして使われ、鐘の音がクリスマスの喜びの訪れを伝えます。

●ブ-ツ……お菓子を入れたクリスマスブーツがお店に並ぶのは、第二次世界大戦後のすぐあと登場した日本独特の習慣だそうです。西洋ではプレゼントを入れるためには通常、靴下を飾ります。ただ、靴を出しておく習慣も中世にはあったそうです。

●きよしこの夜……もっとも有名なクリスマスの賛美歌です。静かなる夜(Stille Nacht)が原題で、オーストリアの司祭ヨーゼフ・モーアが1816年に詩を作りました。2年後、モーアがオーベルンドルフの聖ニコラウス教会で、クリスマスイブ礼拝の準備をしているときにオルガンの故障に気付き、地元の小学校の教師をしていたオルガン奏者のフランツ・グルーバーにギター伴奏で歌えるように編曲するように依頼しました。こうして急に作られ歌われたこの曲が、オーストリアからドイツのカトリック圏に広まり、作者不詳のまま新しく見つかったチロル地方のキャロル(賛美歌)として出版されたそうです。

●クリスマスのプレゼント……キリスト教が広まる以前、古代ローマ人が豊作を願い、冬至を祝って行っていたサトゥルナリア祭がキリスト教と結びつき、クリスマス起源のひとつとなっていますが、この祭の期間中、親しい人同士で贈り物を交換したり、各家庭の料理をごちそうし合ったりしたのがクリスマスのプレゼントの始まりとされています。

●2011 国際森林年…2011年は国連で定められた国際森林年です。地球環境の保全、土壌保全、物質生産などさまざまな大切な役割を持っている森林を未来に残すために、人々の意識を高めるイベントが各地で行われています。悲しいことに、3月に起きた東日本大震災により広大な海岸林が失われ、福島第一原子力発電所での事故は森林の深刻な放射能汚染を引き起こしています。日本において2011年は森林保護に向けて、より早急な対応が求められるスタートの年となりました。

●テディ・ベア…… 2本足で立ち、首が動く熊のぬいぐるみです。1902年11月、当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトは狩猟に出かけましたが、熊を仕留められませんでした。これが子熊の射殺を拒んでいる諷刺漫画に描かれ、評判になりました。大統領の愛称テディから名付けられたTeddy Bearが、アメリカ人の注文を受けてドイツのシュタイフ社から売り出されました。テディ・ベアがモデルとなってくまのプーさん、くまのパディントンをはじめたくさんの物語も生まれています。

【ミニ知識参考図書】
世界大百科事典(平凡社)、ポプラディア(ポプラ社)、イギリス祭事カレンダー(彩流社)、ヨーロッパの神と祭(早稲田大学出版部)、ヨーロッパの祝祭典(原書房)、ヨーロッパ祝祭日の謎を解く(創元社)、クリスマスおもしろ事典(日本キリスト教団出版局)、クリスマスの起源(教文館)、図説クリスマス百科事典(柊風舎)、記念日・祝日の事典(東京堂出版)、年中行事・記念日事典(学習研究社)、年中行事事典(三省堂)、朝日新聞(朝日新聞社)、テディベア図鑑(ネコ・パブリッシング)、すてきな女性の英文手紙(大泉書店)、マルガレーテ・シュタイフ(東京新聞)、現代スペイン語辞典(白水社)、クラウン西和辞典(三省堂)

新連載【新・福祉と折り紙】
折り紙を教え、教わるとき、伝わるのは 折り方 だけではありません。折り紙教室には、折る技術を超えた心の交流があります。2001年~2003年に本誌で連載された「福祉と折り紙」では、さまざまな障壁(バリアー)を乗り越えて折り紙を楽しむ教室を紹介し、大きな反響を呼びました。今月号からの新連載は、その続編として、テーマをバリアフリーに限定せず、 折り紙の持つチカラ を大きくとらえ、考えていこうと思います。

折り紙で心を通わせる 古堅幸江(沖縄県)
さまざまな理由で学校に通うことができなくなった不登校の子どもたちが安心して過ごせて学習できる機関・施設が「フリースクール」です。子どもたちが成長し社会とつながっていく過程には、折り紙との出会いがありました。
口を閉ざしていたある生徒は、折り紙を通して表情が明るくなった。また、ある生徒は他人と心を通わせることができ意欲的になった。すすんで思っていることが言えるようになった。その様子を紹介したいと思います。

●フリースクール折り紙教室
「『折り紙を買いに行きたい』と娘が言ったのよ」と喜んで先生に報告しにきたお母さん。小学生の時イジメにあって不登校となったA子ちゃん。それ以来、外出ができなくなった。ある日のフリースクール折り紙教室で、黙々と折り紙を続けていた。講師の私が少し間をおいたその時、「次は、どうするの?」と小さな声で質問した。担当の先生方はA子ちゃんが口を開いたので驚いていた。そして、その日迎えに来た母親と一緒に文房具店に寄り、数種類の折り紙を買ってきた。翌月の折り紙教室の時間に私に千代紙を恥ずかしそうにソッと見せてくれた。嬉しそうな顔。そして、その中から何枚か私にプレゼントしてくれた。B君は、人の輪に入りきれなくていつも別室で一人で過ごすタイプの子。一人で科学の勉強をしていた。絵が大好きで、森や木々などを描くのを得意とする子。折り紙をしながら彼が興味のある絵の話をしていると「折り紙の発祥地は?」とうつむきながら質問した。世界的にも「オリガミ」で通っていることやフレーベルの話などをすると顔をあげてくれた。そして、自分の名前の由来、祖父母や両親の話などをしてくれた。最後に、私の名刺をあげるとロゴマークが気になったのか、考えてくれることになった。折り紙を終えたあとのB君の意欲のある表情に担当の先生は、喜んでいた。椅子にふんぞり返って「折り紙なんかやってなんになるばー」とC子ちゃん。その姿に驚きながらもひまわりの材料を全員に配布し、手作りの折り図を机の上に置き開始する。黄色い紙とこげ茶の紙が合体しひまわりが立体的になった瞬間、皆の「ワッ!」という歓声の声。C子ちゃんの手もいつの間にか折り紙を始めていた。(机の上の折り図をチラチラと見ながら…)そして、私に「ここは、どうするの?」と聞いてきた。次回の折り紙教室で、C子ちゃんは「今日は、何を折るの?」と箱から見本が出てくるのをワクワクしながら待っていた。

●地域で折り紙作品展

一人で折るだけだったのが、少しずつ各部屋に折り紙作品が飾られるようになった。「見てもらう、評価される」という経験をし、それを機に、地域の銀行で折り紙展示を行うことになった。今度は一般の皆さんから、「癒される」「心があたたまる」「おだやかになりました」「来年も楽しみにしています」と、たくさんのメッセージをいただいた。
「壁画の作品は難しいと思ったが、みんなで協力すればこんなにステキにできるんだね」「イライラするときに折り紙をするんだ」「奴さんをたくさん折って輪にしたい」「コースターを折って家族にプレゼントしたい」「カーネーションを折って、カードにメッセージを書いて母の日にプレゼントしたい」「お世話になった先生方へプレゼントしたい」などなど、少しずつ子どもたちは、折り紙で喜びを表したり、感謝の気持ちを表すようになりました。子どもたちが折り紙と触れあうことで幸せなひとときが持てるように、これからも支援していきたいと思っています。

<読者の広場>
●箸置きができました 川口和子さん(大阪府)
私は大阪の泉北で折り紙ボランティアをしています。昼食に入ったとき、井上さんという男性が箸袋でサササッと箸置きを作ってくださいました。私はそれに刺激されて、四角い紙でできないものかと考えました。本当に何気なしに紙をさわっているうちに同じようなものができました。こんな簡単にできるものは、もうとっくに誰かが作っておられると思いますが、初めて違う形の紙から同じような形のものができてうれしかったので同封します。見てください。

●イギリスにて 坂本整子さん(香川県)
英国折紙協会(BOS)コンベンションに参加しました。今回の私の目的のひとつは、デビッド・ブリルさんにお会いすること、そして私の制作したブリルモデル(ブリルさんの創作)Wスターキューブを彼にプレゼントすることでした。私がWスターキューブに出会ったのは、長崎県の宮本眞理子さんのお誘いで壱岐の集まりに参加したときでした。宮田 弘先生(栃木県)に教えていただいたのです。その時は構造が分からず、接着剤にも不慣れで作品も指も真っ黒になり、悲惨なものでした。2回目は三支部お勉強会で大阪支部の面々と一緒に宮田先生にご指導いただきました。3回目は長野(信州折り紙交流会)で覚えの悪い私は宮田先生のお手をわずらわせました。でもそのおかげでそれからは楽しくて折って作って作って…。スゴイねと言われるとついつい「どうぞ楽しんでください」と言っている私でした。

●折紙講師資格の夢 長井俊子さん(愛媛県)
このたび、折紙講師作品を娘といっしょに送りました。私は今、小学校で生活支援員の仕事をしています。6年生の男子児童の支援をして5年目が終わろうとしています。支援している児童といっしょに中学校へ行くことになったのですが、ぜひ折紙講師の資格を取り、小学校や近くの児童館で折り紙活動ができたらと思っています。活動を通してたくさんの人たちとつながりを持ち、私自身勉強をさせていただきながら、少しでもお役に立つことができればと考えております。また、娘(西岡陽子)は結婚前の7年間は保育士をしていました。今は3歳と6か月の子どもの育児にがんばっている毎日です。子どもが寝ている間にいっしょに作品を仕上げました。娘も資格を活かし、上の子どもが4月からお世話になる幼稚園やお母さん方と仲良く楽しく折り紙活動の輪を広げたいと考えています。そのときは私もいっしょに参加しながら、お母さんたちが少しでも安心して活動ができるように、子どもたちのお世話もしたいと思っています。どうぞ親子2人の夢がかなうようによろしくお願いします。

<433号へのおたより>
パンダのサイズを変えて、15cm角で折った親と、10cm角で折った子どもたち(いろいろなポーズで)をファミリーにして、友人5人にプレゼントしたら大好評でした。先日、故・加瀬三郎さんの折り紙の旅の様子をまとめた「折り紙でたくさんの笑顔を」(学研教育出版)を読んだばかりだったので、新・福祉と折り紙の「視覚障害者と折り紙を楽しむ」の記事を読んでびっくりしました。もし自分に視覚障害があったら、折り紙ができるなんてなかなか考えないと思いますが、人間って何もできないと思ったら本当にできないものなのですね。自分もまわりの人間も明るくしてくれる折り紙の力は本当にすごいと思います。
鳥取県 高階圭子さん

幼い頃から母が折り紙を折って遊んでくれました。その私自身も折り紙が大好きになっていました。先日、宮本まり代先生の折り紙教室に参加しました。そこで日本折紙協会のことを知り、入会しました。おりがみには作品と情報がいっぱい。もっと早く知りたかった! と思うほどです。毎月届くのが待ち遠しいです。今月号のパンダが頭は同じでも、体の折り方の違いで動きを感じるなんて素敵でした。たくさん作ってパンダの国を作り、飾っています。おりがみ頭の体操は毎月挑戦しています。問題に取り組むワクワク感と、問題が解けた瞬間のニコニコ感が楽しいです。
北海道 葛西明子さん

花入れは大きめの折り紙で折りました。さっそく花を作って飾ってみました。結び目六角リボンは15cm角の紙で折ったら、髪飾りに最高のできばえとなりました。本のページ数も増えて、ますます充実、毎月届くのが楽しみです。浦上新吾先生がお亡くなりになったことを誌面で知り、びっくりしました。以前、シンポジウム帰りのバスの中で川崎ローズを折っていただきました。まだ大切にケースに入れています。まだまだお若いのに、思い出して涙しています。日本折紙協会の事務局が本所に移って、とてもうれしいです。私も近所に住んでいましたので、足が治ったらうかがいたいです。
東京都 作山文子さん

特集「どうぶつ」は、いとこが娘の幼稚園で動物園を作ったのを思い出しました。精巧なものでした。最近は包装にも折り紙が応用されることが多いので、何か事例があれば紹介ください。8月に入って、秘書室に金魚のリースを折り紙で作って飾りました。四季にあったものを制作していきたいのですが、時間がなかなかとれません。
茨城県 松井 修さん

つい先日、職場の小学校5年生の子どもとミニ封筒を作りました。また、違った封筒を折りたいと思います。今年は東日本大震災がありました。本当に大変な思いをされた方が大勢おられて、報道にふれるたびに自然の力の恐ろしさを感じました。そして、8月の終戦に関する報道や原発のニュースなどにふれ、家や故郷に何十年も戻れない人がたくさんおられることに憤りを感じました。他の所で同じことが起こったときのことを自分たちのこととして考えてみなければと思います。戦争につきすすんだ時代、「変だ。違う」と思いつつ、意見を言えずつきすすんだ悲劇、どうしたら繰り返さないのか、繰り返さずにすむのか考えてしまいますね。いろいろな花の折り紙が上手に折れるようになりたいです。特にバラの花。
大阪府 光成喜代さん

パンダはいろいろなしぐさが、とてもかわいいです。36ページの読者の広場がよかったです。最近、折り図がすごくわかりやすくなったような気がします。流れが。前は見るだけの作品がいくつもありましたが、何でも折れそうな気がしていろいろと折っております。今、フレーベルのいろいろなものに興味があります。まるで頭の体操をしているようで次から次にできたときにはうれしくなります。草津のシンポジウムではいろいろとお世話になりました。楽しいひとときと、たくさんの作品に出会えて感謝しております。本当にありがとうございました。
埼玉県 秋山礼子さん

<みんなの作品展>
“札幌の景観色”折り紙 畑山八重子(北海道)
7月初旬、観光ボランティア会長の渡辺さんから折り紙について相談を受けました。さっそく市役所にて4人で打ち合わせ、半月足らずでその折り紙は完成しました。札幌のシンボルマークの鈴蘭、ライラック、時計台、かっこうの模様が札幌景観色に映え、かわいらしくほのぼのとさせてくれる札幌オリジナルの折り紙です。札幌景観色※は70色あり、その中から「雪ゆきあかり灯」、「鈴蘭」、「ライラック」、「かっこう」、「雪まつり」、「白樺」という名前の色を使いました。8月1日(月)、地下歩行空間でその折り紙イベントが市長を迎え行われました。私の教え子5人とともにボランティアで参加、その会場で1m四方の用紙で「寿鶴」を折り飾りました。大勢の市民の手で折られたその折り紙は9月開催の国際微生物会議に来札される80か国以上の方たちにプレゼントされます。微力ながらそのお手伝いに仲間入りさせていただき、楽しい時を過ごしました。(この折り紙は販売されていないため、このまま埋もれてしまうのが残念。要望はしていますがよい返事がもらえません)

花とパンダと乗ってるおりがみ展 山田勝久(神奈川県)
今年で6年目となる、神奈川県厚木市飯山にある旅館の1階、アツギ・ミュージアム ロビーでの作品展を7月1日(金)~8月30日(火)の2か月間開催させていただきました。昨年は来場者の減少を感じたので、今年は女性を意識してコスモス、バラ、ヒマワリなどの花の創作と、上野動物園のパンダ人気にあやかり、今まで創作してきたパンダ16種類と、自分が好きで創作してきた1枚の正方形を切らないで折る動物の背中に人が乗っている姿52種類などを展示しました。本厚木駅からバスで25分と交通の便が悪いため、地元の新たな集客を考えて、地元厚木市のキャラクターマスコットである「あゆコロちゃん」の折り紙をプレゼントとして希望者に差し上げることにしました。あゆコロちゃん目当てでのお客さんもいらっしゃったようです。折り紙教室の参加者の多くは、毎年来てくださって、遠方からお越しの方もあり、ありがたいかぎりです。

<ワールド・オリガミ・レポート>
BOS(British Origami Society:英国折紙協会)コンベンション参加報告
日本折紙協会理事 中島 進
8月31日(水)~9月6日(火)、英国折紙協会の大会に参加し、全参加者120名の海外折り紙交流を楽しんできました。私たちのグループ15名と、九州地区からも6名が参加されていました。成田空港からロンドンまでの12時間は折り紙タイムとなり、プレゼントが行きかっていました。
ロンドンでは2泊し、バッキンガム宮殿、ウエストミンスター寺院、グリニッジ天文台などの観光をしました。また、町に出てパブで飲食したり、スーパーなどで買い物を楽しみました。ロンドンから折り紙大会の行われるウィンチェスター市へは、観光バスで移動し(2時間)、到着後イングランド最大級の聖堂の一つウィンチェスター大聖堂を観光しました。昔の首都でもあり、緑が多く静かな市内を散策しました。その後、会場であるウィンチェスター大学に到着し、宿泊施設の大学寮の個室に落ち着き、学生気分にひたりました(2泊)。到着日の食堂での夕食会では知り合いのブリルさんご夫妻、マーク・ボライソさ、コリン・ロウさんにお会いでき歓迎されました。翌朝は緑多い庭の小鳥のさえずりで目を覚まし、大会(2日間)に参加しました。寮と会場が近くにあり、助かりました。仲間も教室で教えることができ、日本同様、小宮はじめさん、鈴木恵美子さん、川井淑子さの教室は盛況でした。大会の2日間の休憩時間でも、ロビーや庭のテーブルでミニ折り紙交流が始まり、多くの知り合いができました。作品展示場にはイギリスの方を中心に作品が展示され、日本の作品とは違い、大きな刺激を受けました。会場でオランダのピーターさん、ヤネッケさんご夫妻に会うことができ、来年4月にオランダの大会があることを聞き、仲間の多くが参加したいとのことで、行くことを約束しました。読者の皆様も参加しませんか?(日程下記)あっという間に楽しい時が過ぎ、帰りの成田便ではぐっすり眠ってしまい、大満足のうちに楽しい旅も終了いたしました。

「和紙の里めぐり」(新連載)宮地紙《熊本県八代市妙見町》
~肥後藩細川家の御用紙を漉いた紙郷です~

<気候・風土>
妙見町はもと宮地村といい、熊本県南部の八代市にあります。球磨川が分流して、不知火海に注ぐ三角地帯に位置します。球磨川水系の水無川沿いのこの地は、江戸時代に紙漉きを始めるに当たって、水質や原料などの入手に最適な土地とみなされました。温暖な気候ですが、水がとても冷たいので紙漉きに向いています。

<紙の歴史>
九州地方は古代から太宰府を中心に製紙が盛んでした。安土桃山時代の文禄年間(1592~1596 年)に、今の筑後市溝口にあった福王寺に定住した越前出身の僧、日源上人が故郷(現在の福井県今立町)から三人の紙工を連れて来て、村人に製紙技術を指導させたのが、九州各地に広まったと伝えられています。宮地紙もこの流れをくんでいると考えられています。慶長5(1600)年、関ヶ原の戦いの後、柳川(現・福岡県)藩主の立花宗茂が領地を没収され、肥後(現・熊本県)藩主の加藤清正まさに預けられました。その時、柳川藩の御用紙漉きであった矢壁新左衛門が、加藤家の申し付けにより紙漉きを始め、以来、八代の宮地地区に流れる水無川を流れる清らかな水を使って、和紙づくりが盛んに行われるようになりました。藩主から漆塗の張り板が贈られ、壇紙 、奉書紙、水玉紙、懐紙など高級な紙も漉きました。江戸時代に加藤家、細川家、松井家の庇護を受けて発展した紙郷は明治時代になると、紙の需要の高まりに伴い100人以上が紙を漉き、最盛期を迎えます。明治20年前後に藁紙の製法が伝わり、宮地は活気づきました。大正時代になると洋紙の生産に押され、廃業していく家が増えていきました。今は宮田 寛さんだけが柑橘類を栽培するかたわら、冬場の副業として紙を漉いて、伝統の宮地紙の保存に努めています。

<製法(材料、技術)>
地元ではカジと呼ばれる九州産楮の黒皮を大きな鍋釜で煮、綿状になった原料にトロロアオイを加えて、漉き舟(水槽)に入れて、流し漉きで漉き、むらのない丈夫な和紙に仕上げます。九州産楮は繊維が長くて粗いので、充分に打ち叩たたかなければなりません。処理するのに卓越した技術が必要とされます。

<紙の特徴>
漉き上がった紙は、素朴で、丈夫です。障子紙は、本場の美濃と肩を並べるほどの高品質なものです。色とりどりの染紙も作っています。

【支部だより】
2011年の支部作品展報告
金杉登喜子/埼玉県 武南支部「折り紙夢工房」支部長

2月19日(土)~27日(日)、県立第2大宮公園内ギャラリーで作品展を開催しました。公園では梅まつりと全国陶芸品販売があり、たくさんの人でにぎわいました。日常生活に活用できる作品や遊び心あふれる作品などがあり、折り紙は老若男女だれでも楽しめると、折り紙の奥の深さに感心し喜んでいただきました。その後に大宮北公民館に新しく教室ができました。
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7月5日(火)~8月21日(日)、県立埼玉伝統工芸会館で特別展「キャラクター全員集合 夏まつり」を開催しました。おまつりの要であるお神輿をかつぐ祭り人を創作してにぎやかに飾り、街の中の人、作品もさまざまな様子にして笑いをとっていました。特に会員が想いをこめたカルタは人目をひき、すばらしいの連発でした。東日本大震災で被災され元・騎西高校に避難されている方の作品も展示し元気をいただきました。この方とは私たちが折り紙ボランティアに参加した折に交流がありました。9月30日(金)にはまた埼玉芸術文化祭2011芸術文化ふれあい事業の一環として再度ボランティア活動でうかがいました。スカイツリーの作品は東京府中刑務所でブロック折り紙のパーツを制作し、組上げは折り紙夢工房の会員が行いました。大は17,978個のパーツからなり3mの高さ、小は,407個のパーツからなり2mの高さです。会場に来た方にも参加していただきました。完成したのが8月14日(日)でした。自宅からスカイツリーが見える江戸川区の小学生、加藤秀明君は「すごいそっくりだよ!」と言ってくれました。感激です。キャラクターの作品と記念写真が写せるコーナーでは、にこにこ笑顔で家族が楽しんでいました。私たちも40日間と長い作品展で想い出をたくさんいただきました。
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7月26日(火)~31日(日)まで「折り紙夢工房作品展」をギャラリー銀座で開催しました。15年間続けてきましたが、今年の展覧会を一つの節目とします。さまざまな出会いがありました。毎年楽しみにしてくれるリピーターもいて、本当に思い出の多い会場でした。15年間無事に過ごせたことを感謝しております。これからも会員一同楽しんでまいりますので、よろしくお願いいたします。

平成23年度 練馬支部「ノア・こぶし会」おりがみ展
服部周平/東京都 練馬支部 支部長

去る8月25日(木)より29日(月)まで日本折紙協会練馬支部のメンバーによる恒例のおりがみ展を開催いたしました。会場は前回同様、原宿の表参道クレヨンハウス近くのギャラリーMで、酷暑にもかかわらず黒岩琢磨理事ご夫婦、本位田那穂美、鈴木恵美子、青柳祥子、初音みね子ら諸先生をはじめ多くの皆様にご来場いただき大変なにぎわいでした。特に黒岩理事は一作一作丁寧にご批評され、会員一同とてもよい勉強になりました。28日(日)は原宿表参道元気祭と題した「よさこい」が行われました。踊手だけで1万人を超す催事と重なり、その流れの方々も立ち寄られて例年以上の盛会でした。ご来場いただいた皆様には誌上をお借りして厚く御礼申し上げます。

【親睦旅行】
おりがみ展の慰労と親睦を兼ねて、9月3日(土)、4日(日) に茨城県の鵜岬に参りました。初日到着早々、国松豊子さん、加藤美子さんによる折り紙教室を行い、入浴後は夕食、カラオケを楽しみ、2日目は宿の近くの鵜の捕獲場を見学しました。岐阜県の長良川の鵜飼で有名な、夏の風物詩の鵜飼は公式には全国12か所で行われ、それに用いる鵜は全てここで捕獲して各地に供給する日本唯一の場所です。断崖絶壁にある鳥屋に入り捕獲方法や仕掛などの説明を聞き大変感銘を受けた充実した旅でした。

中島 進先生&小宮はじめ先生・折紙講習会
山下 明/京都府 京都支部「古都折紙倶楽部」支部長

日本折紙協会京都支部は8月21日(日)、中島 進先生&小宮はじめ先生・折紙講習会を、京都駅前のキャンパスプラザ京都で開催しました。参加費の一部をチャリティーに!との呼びかけに、関西のあちらこちらから、午前午後合わせて130名のご参加を頂きました。中島先生は個性豊かな作品をご紹介くださり、小宮先生はいつもながらに熱く!お話し(対話)しながら、楽しく折りましょうよ!と、参加者の気持ちをリラックスさせながらの講習でした。お昼の休憩時間も楽しいひとときです。参加者のみなさんは、お弁当を食べながらも忙しそうにお互いの作品の見せっこや教えあいに余念がありません。この時間を使って、私は、ちょっと珍しいイタリアの折り紙作品や、自作の吹きゴマを紹介しました。参加費の一部、19,500円を東日本大震災救援のための義援金として、京都新聞社会福祉事業団にお届けしました。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162


~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
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 [第1局]驚きの決断力  記/小暮克洋
・第46期棋王戦挑戦者決定二番勝負 広瀬章人八段vs 糸谷哲郎八段
 [第2局]糸谷、棋王初挑戦  記/荒井勝

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 藤井聡太二冠、豊島将之竜王に初勝利 記/田名後健吾
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目次: 特集
2020年代を切り開く
ニューカマー・アーティスト100

新進気鋭の作家から、まだあまり活動を知られていない作家まで、要注目のニューカマー・アーティスト100組を紹介する。
日本を拠点に活動する、もしくは日本国籍を持つアーティストを対象に、キュレーター、批評家、アーティストらから推薦を募った。また芸術分野のジェンダー不平等な状況を鑑み、推薦者は男女同数に依頼した。(*)
後半には、アートスペース、コミュニケーション、ハラスメント問題という3つのテーマから、アーティストと美術界の未来を探る記事を掲載。近年明るみに出た様々な問題のもととなる硬直化した権力構造に一石を投じ、新たな可能性を提示する実践を紹介する。
コロナ禍によって様々な価値観が転覆し、多様性を求める声が社会のなかで高まるいま、日本のアートシーンもまた大きな変化を必要としている。時代を刷新する新たな表現の萌芽や、アーティストたちの試みに注目してほしい。

*──ただし各推薦者にご自分のジェンダー・アイデンティティを確認していないため、推薦者と編集部の認識が異なる可能性がある。また推薦者1名からの希望により、1組は連名になっている。


SPECIAL FEATURE
2020年代を切り開くニューカマー・アーティスト100

PART1
ニューカマー・アーティスト100

浅野友理子/柳瀬安里/エレナ・トゥタッチコワ/菊地匠/関優花/
川口瑠利弥/キヤマミズキ/小川潤也/久保田智広/さとうくみ子/
杉藤良江/八幡亜樹/高本敦基/鈴木雄大/Shart &Bahk/磯崎未菜/
古閑慶治/山口麻加/本山ゆかり/泉川のはな/菊池聡太朗/斉木駿介/
水上愛美/宮田明日鹿/近藤太郎/田島ハルコ/木坂美生/前田耕平/
副島しのぶ/盛田渓太/青柳拓/濵口京子/みょうじなまえ/春原直人/
青木美紅/森山晴香/許寧/近藤七彩/大見新村プロジェクト/宮川知宙/
リリー・シュウ/幸洋子/猪瀬直哉/うらあやか/皆藤齋/東山詩織/
鄭梨愛/寺田衣里/堀内悠希/乾真裕子/阿児つばさ/畑山太志/
ジョン・パイレス/木下令子/細井美裕/平野真美/鮫島ゆい/遠藤薫/
内田望美/小林紗織/櫻井崇史/小笠原盛久/工藤千尋/臼井達也/
後藤有美/仲田恵利花/折笠良/長田奈緒/名もなき実昌/灰原千晶/
渡邉庸平/石澤英子/山本千愛/大橋鉄郎/桑迫伽奈/オヤマアツキ/
岩本麻由/高野萌美/隅田うらら/青原恒沙子/高橋臨太郎/青山真也/
Ahmed Mannan/石毛健太/ 雯婷/迎英里子/黒川岳/浦川大志/吉田山/
丸山のどか/藤田クレア/NTsKi/西永怜央菜/大野晶/川角岳大/
澤田華/寺田健人/野村由香/武政朋子/谷澤紗和子

推薦者・執筆者一覧


PART2
新時代のためのアート・プラクティス

注目の新進アートスペース
新大久保UGO/山中suplex/ナオ ナカムラ/The 5th Floor

コラム:つやま自然のふしぎ館と無美術館主義
原田裕規=文

コミュニケーションとつながり
対談:田村かのこ×布施琳太郎

ハラスメント問題
対談:荒木夏実×岩崎貴宏

論考:日本美術界のジェンダー・アンバランスとハラスメント
竹田恵子=文

ハラスメント防止ガイドライン
EGSA JAPAN=作成


SPECIAL FEATURE
平成美術
うたかたと瓦礫1989-2019
「平成」の美術はいかにして成立しうるか?

椹木野衣インタビュー
山本浩貴=聞き手

参加作家座談会
松蔭浩之×中ザワヒデキ×梅津庸一×李晶玉
筒井宏樹=聞き手・構成

参加作家グループ紹介


ARTIST PICK UP
ゲリラ・ガールズ/竹川宣彰


WORLD NEWS
New York /London /Berlin /Neuss /Insight


アート&デザイン学校ガイド
武蔵野美術大学/女子美術大学/多摩美術大学/
東京造形大学/相模女子大学 ほか


ARTIST INTERVIEW
豊嶋康子
藪前知子=聞き手


特別寄稿
公共と彫刻のために
小田原のどか=文


REVIEWS
「クルト・セリグマンと岡本太郎」展
椹木野衣=文
「ロバート・フランク ブック&フィルム 1947– 2019」展
清水穣=文

青柳龍太「我、発見せり。」(17)
平山昌尚「つづく」44話
プレイバック! 美術手帖

タグ・エイケン New Ocean: thaw
岡田杏里「Soñar dentro de la tierra」展


BOOK
月刊美術史
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バックナンバー案内
次号予告

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目次: 【巻頭特集】匠が教えるとっておきディオラマテクニック2021
ホビージャパホビージャパン4月号では、模型展示の定番でありながら、実際に挑戦するとなると何かと大変そうな表現方法No.1(多分)のディオラマ製作法を大特集!
山田卓司、青木周太郎、小池徹弥、あに、TAKA、MASAKI、五島純らバラエティに富んだメンバーによるとっておきのテクニックを、
新作ディオラマの製作過程を通して徹底解説。あなたの模型にさらなる深みをもたらす情報満載でお届けします!!

【特別企画】装甲騎兵ボトムズ模型を楽しむ
百年戦争記、ボトムズ展、そしてBlu-ray BOX発売と今ボトムズが熱い!
アストラギウス銀河より集いしHJボトムズ野郎のむせる競演、すべてを得るか地獄に落ちるか 【注目連載】
●週末で作るガンプラ凄技テクニック
●ノモ研 野本憲一モデリング研究所
●S.I.C. HERO SAGA
●Tony’sヒロインワークス
●月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。

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ホビーファンのための総合ホビー誌

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CasaBRUTUS(カーサブルータス)

2021年02月09日発売

目次: STAY HOTEL
癒やしの宿

いつかはくつろいでみたい
美しいライフスタイルホテル80。


暮らすように滞在するライフスタイルホテルは、
+αの魅力でゲストをリラックスさせるべく、さまざまに進化中です。
自然に囲まれた地に佇むスモール・ラグジュアリーな宿、
温泉地に続々と誕生しているラグジュアリーホテル、
名作建築を人気建築家が改修し、新たなリュクスを得た宿、
現代建築と現代アートで彩られた美術館のようなホテル、
究極の地産地消を備えたオーベルジュ……。
シティホテルで過ごすニューノーマルな日常も根づいてきました。
何かと疲弊しがちな心と身体、くつろぎの宿で癒やしていきませんか。

【HIDE AWAY】
人里離れた、隠れ家のような宿。
EMIL NAKIJIN

【HOT SPRING】
あのラグジュアリーホテルが温泉地に上陸!
ザ・リッツ・カールトン日光/パーク ハイアット ニセコ HANAZONO/HOTEL THE MITSUI KYOTO

【SMALL LUXURY】
小さな宿にこもって過ごす楽しみ。
金宇館/伝泊 The Beachfront MIJORA/湯の山 素粋居

【MASTERPIECE】
憧れの名建築に泊まる。
ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館「佳水園」/加地邸

【ARCHITECT】
あの建築家の最新ホテル。
松本十帖/アートヴィオトープ スイートヴィラ/hotel Siro/森の離れ/東峰村古民家ヴィラあんたげ

【ART】
アートに彩られた美術館のような宿。
SHIROIYA HOTEL/GALLERIA MIDOBARU/NOGA HOTEL TOKYO AKIHABARA&UENO/KAIKA TOKYO by THE SHARE HOTELS

【DESIGN】
美しいデザインに浸るホテル。
エースホテル京都/東京エディション虎ノ門/ソラノホテル/K5/ザ・レインホテル京都

【FOOD】
究極の地産地消を、オーベルジュで。
L'évo/Grand Bleu Gamin/海のオーベルジュ志積

【BAR】
「ホテルのバー」が好きな理由。
デザイナー・柳原照弘さんに聞く、愛するホテルのバー。
土地のストーリーを映すシグネチャーカクテル。

【CITY HOTEL LIST 40】
新しい滞在が楽しめるシティホテル40。

ホンマタカシ TOKYO NEW SCAPES
祐真朋樹 Miracle Closet
古今東西 かしゆか商店
長山智美 デザイン狩人
小寺慶子 レストラン予報
ほしよりこ カーサの猫村さん
Chill Cars 時代を超えて愛される、デザインの良い車。

参考価格: 980円 定期購読(2年プラン)なら1冊:843円

ファッション、建築、デザイン、インテリア、食、アートなど、暮らしにまつわる「デザイン」情報をお届けするLife Design Magazine = 暮らしのデザイン誌

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“これ作りたい!”が必ず見つかる

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ナンプレファン

2021年02月19日発売

目次: 表紙
目次

変形30合体ナンプレ
33合体ナンプレ

★ビジュアルステージ★
ナンプレ宝探し
6×6ミニリレーナンプレ
E坂もるむの究極の1問

初級ステージウォームアップ!
★初級ステージ★
初級スタンダードナンプレ
第34回 篠原教授の脳トレパズルラボ

中級ステージウォームアップ!
★中級ステージ★
中級スタンダードナンプレ

★バラエティステージ★
幾何学ナンプレ
1つ違いナンプレ
対角線ナンプレ
サムナンプレ
不等号ナンプレ
カプセルナンプレ
足し算アローナンプレ

★ポケナン★
初級スタンダードナンプレ
中級スタンダードナンプレ
上級スタンダードナンプレ
サムクロス

★変形合体大集合!★
変形2合体ナンプレ
変形3合体ナンプレ
変形4合体ナンプレ
変形5合体ナンプレ
変形8合体ナンプレ

上級ステージウォームアップ!
★上級ステージ★
上級スタンダードナンプレ
16×16ナンプレ
25×25ナンプレ

★超上級ナンプレ★
超上級スタンダードナンプレ
超超上級スタンダードナンプレ

解き心地最高のナンバープレース専門誌

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人生100年 植物と暮らそう

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