月刊クレスコ 発売日・バックナンバー

全202件中 16 〜 30 件を表示
特集=未来につなぐ復興へ――命と人権を守る教育を

能登半島地震から1年が経過しました。被災地の現状は公費解体の遅れや関連死の増加、仮設住宅での孤立死など、国や県、自治体の援助が被災者一人ひとりまでには十分行き渡っておらず、被災者の生活や生業再建には程遠い状況があります。30年前に発生した阪神・淡路大震災や、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故をはじめ、地震や台風などの自然災害が多発しています。これから起きうる災害に備え、「子どもたちの命を守り、人権を大切にする」視点で学校教育(震災教育・防災教育)や復興支援のあり方を問い直し、誰もが安心して生きられる社会を実現していくことがもとめられています。今特集では、震災や原発事故による影響が続く被災地の現状を知るとともに、各地での実践を学び合い、私たちの今後のとりくみにいかしていきたいと考えます。

●総論
発達と教育に関する思索……田口久美子
●小学校
脅かさない 怖がらない でも、備える防災教育……髙口 涼
●高校
学校が安心できる居場所であるために……平居淑子
●高校
生徒とともにボランティア活動で学んだことを、
地域支援に活かすとりくみ……田村 晃
●私学
私たちには何ができるのだろうか……長谷川紗葵
●被災地から
命を守る教訓は、考え語り合える教育から……木村紀夫
●被災地から
能登半島地震から1年、被災地の現状と課題……長曽輝夫
●防災学習
命を守るために発災前にできること……上久保廣信

【連載】
◆私の出会った先生……田原ちひろ
学内での署名活動を通して考えたこと
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
中居氏・フジテレビ問題だけに流されないで
◆憲法と私……清末愛砂
憲法原理はなぜ大切か
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
すべてデタラメだった〜教員だった僕は、Mに完全に降伏した③〜
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
出汁が美味しくて笑顔に「鯛の潮汁」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
つながって生きる
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑪……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!⑥
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑮……西山利佳
東日本大震災は終わっていない
◆やさしい労働安全衛生のはなし⑨……杉本正男
パワーハラスメント対策について
◆グッド・テイスト【最終回】……渥美二郎
寿司屋の修業
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
ルネ・マグリット「王様の美術館」
◆この映画見ましたか?……岩間知之
「35年目のラブレター」
特集=語り合おう教科書――子どもたちのための学びをわたしたちの手に

毎日、子どもたちが手にする教科書は、子どもたちに真実を伝え、子どもたちの心を豊かにし、学ぶ喜びをひき出すものであることが大切です。そのためにも、〝子どもにとってどうなのか〞という視点から、私たち教職員、保護者・市民の声が尊重されることが求められます。しかし一方で、「カリキュラム・オーバーロード」と言われる学習指導要領の押しつけ、放置されつづけている教職員の長時間・過密労働や全国的に大きな問題になっている教職員不足、経験ある教職員の大量退職などのもとで、採択された教科書を終わらせることに手いっぱいになってしまっている現状もあり、「教員の地位に関する勧告」でもうたわれている教科書を選び、使うという教員の専門性に関わって大きな課題となっています。本特集では、全国での実践やとりくみから、教科書について考え合う機会にしたいと考えます。

●総論
教科書制度はどうあるべきか……前川喜平
●小学校
使う? 使わない? デジタル教科書……宮地 愛
●小学校
道徳の授業について……桐原 俊
●中学校
外国語の学びの理想を生きよう……安部直子
●中学校
育鵬社教科書に向き合って……持田早苗
●高校
高校の地歴科はどう変わった?……中島哲平
●特別支援教育
思いのつまった教科書を手渡したい……桜井佳子
●教科書採択
市民と歩む吹田の教科書採択のとりくみについて……越智清光
●教科書検定・価格問題
教科書問題への出版労連のとりくみ……吉田典裕
●次期学習指導要領に向けて
教科書の課題と教育課程、次期学習指導要領について……波岡知朗

【連載】
◆私の出会った先生……川中だいじ
教師と生徒「らしさ」をこえて
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
放射線副読本から「汚染」が消えたこと
◆憲法と私……清末愛砂
憲法前文を音読する授業
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
救世主M~教員だった僕は、Mに完全に降伏した②~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
味がしみて食べやすい「野菜のコンコン甘酢和え」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
絵本の持つ物語性の力
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑩……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!⑤
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑭……西山利佳
核兵器の非人道性を感性に訴える
◆やさしい労働安全衛生のはなし⑧……杉本正男
安全・健康のための安全衛生教育について
◆グッド・テイスト⑪……渥美二郎
バレンタインチョコ
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
フィンセ ント・ファン・ゴッホ「ばら」
◆この映画見ましたか?……すがわらちとせ
「嗤う蟲」
特集=障害のある人のいのちと尊厳――優生思想をのりこえる

2024年7月3日、画期的とも言えるニュースが報道されました。旧優生保護法により不妊手術や中絶手術を強制されたことは憲法違反だとし、全国の障害者らが国に損害賠償を求めていた訴訟の最高裁大法廷の判決が出されたのです。障害のあるものを「不良」であるとみなし、「不良な子孫」を出生しないようにする目的で制定されたこの法に対して、立法時から違憲だったとするもので、15人の裁判官全員一致の原告側の全面勝訴の判決となりました。このことは社会が「優生思想」を克服するうえでの大きな前進になると確信
します。しかし、同7月に新聞報道されたある記事では、受精卵の着床前検査の申請数が増加しているとあ
りました。体外受精した胚の細胞を検査し、遺伝子疾患が判定されれば着床前に受精卵を排除するもので、国によっては法律で規制されている検査です。今回は「優生思想」というテーマで、疾患や障害のある人のいのちと尊厳が社会の中で揺らいできた事実をとらえ、そして「優生思想」をのりこえるために教育ができることは何かを探っていく特集としたいと考えます。

●特集のとびら
すべてのいのちが大切にされる社会を……村田信子
●優生思想
優生思想をのりこえるための端緒……竹内章郎
●医療の現場から
出生前診断を考える……佐藤典子
●保護者の立場から
まだ見ぬ我が子の命の選択……山本有希子
●教職員の立場から
学校の子どもたちがかわいくて……山本千秋
●障害当事者の立場から
多様な人たちが出会い、つながる社会へ……中野まこ
●障害当事者の立場から
内と外に対して芽生えた私の優生思想……大橋伸和
●小学校
「発達学習」……岸上三重
●中学校
多様な「生」を認め、応援し合う学級に……中村 章
●特別支援学校
特別支援学校(高等部)の職業教育の背景にあるもの……小沢道夫
●優生保護法
優生保護法問題で国に鉄槌……藤井克徳


【連載】
◆私の出会った先生……畠山澄子
「もちろん!」
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
SNSの地殻変動的な台頭で考えたこと
◆憲法と私……清末愛砂
北海道で憲法を研究すること・教えること
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
教員だった僕は、Mに完全に降伏した①
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
子どもに伝えたい 甘酸っぱい「紅白なます」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
豊かに想像する心の力
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑨……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!④
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑬……西山利佳
どのいのちも無条件に尊い
◆やさしい労働安全衛生のはなし⑦……杉本正男
健康管理 ストレスチェックについて
◆グッド・テイスト⑩……渥美二郎
冬のお勝手
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
古賀春江「海」
◆この映画見ましたか?……岩間知之
「泥の河」
特集=登校拒否・不登校から見える景色

文部科学省は10月31日、「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」を公表しました。調査によると、不登校の状態にある子どもは、小学校で13万370人(前年度10万5112人)、中学校で21万6112人(同19万3936人)、高校で6万8770人(6万575人)となり、前年度を大きく上回りました。増加の一途をたどる登校拒否・不登校問題を考えるうえで、子どもたち、保護者が直面している困難、思い・願いに寄りそいながら、学校教育のあり方を問い直し、子どもたちにとって安心できる場所、自分らしく居場所を保障していくとりくみが大切です。今特集では、各地の学校現場やNPO、保護者のとりくみに学び合いたいと考えます。

●総論
「心とからだが動かない」……山岡雅博
●小学校
カナの居場所をみんなでつくるクラスをめざして……高原夏希
●高校
「3の6 くせ強すぎやねん。」……濱口由希菜
●保健室
子どもの心の居場所としての保健室……甲野祐子
●不登校から支援者となって
支援者として心掛けていること……清水悠佑
●保護者
登校拒否・不登校に向き合って……坂本則子
●親の会
すべての子どもたちが生き生きと自立に向かって成長できることを願って……鎌田ユリ
●フリースクール
子らのいのち輝く!……山下吉和
●NPO
「どうして学校って行かんばと?」……古豊慶彦
●とりくみと展望
子どもが安心できる居場所のある学校づくりと、地域・親の会での
つながりづくり……熊谷直樹


【連載】
◆私の出会った先生……堀越英美
K先生の目
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
民主主義の学校としての米大統領選挙
◆憲法と私……太田啓子
『虎に翼』に寄せて憲法を語る③─憲法24条
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
何もわかっていなかった~いつか必ず返ってくる③~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
ほくほくで箸が止まらない「長芋のから揚げ」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
個性と個性が交わると
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑧……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!③
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑫……西山利佳
学校へ行くつらさ、行かないつらさ
◆やさしい労働安全衛生のはなし⑥……杉本正男
健康管理のとりくみ
◆グッド・テイスト⑨……渥美二郎
喫茶去
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
高橋由一「墨水桜花輝耀の景」
◆この映画見ましたか?……すがわらちとせ
「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年」
特集=ともに歩もう! ジェンダー平等を教育の世界へ

2024年6月に公表された「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」によると、日本は146か国中118位でした。他国にくらべて、女性管理職の割合の低さや、所得の男女格差の大きさなど、課題は山積しています。そして、社会におけるジェンダー・ギャップの影響は、学校はもちろん子どもたちの日常の生活の中にも入り込んでいます。ジェンダー平等は、生まれた体の性別によって個人の能力や思考、行動が制限されずに生きることのできる社会、すべての人の基本的人権が尊重される社会を実現するために必要です。「女らしく」「男らしく」ではなく自分らしく生きられるよう、これまでも教育現場ではさまざまなとりくみが進められてきていますが、その達成のためには、今後も豊かな実践の積み重ねが求められています。今特集では、全国各地でとりくまれている実践を学び合い、学校におけるジェンダー平等の実現と教育の課題について考える機会にしたいと考えます。

●総論
学校におけるジェンダー平等を考える……片岡洋子
●保育園
幼い子どもたちが出会うジェンダーの課題……高田満
●小学校
楽しく学ぼう! 性教育……上野山小百合
●高校
ジェンダーギャップに気がつかせる授業実践を通じて……工藤ジュン
●私学
男子校でジェンダーを伝える……田中めぐみ
●養護教諭
男子への教育が社会を変える!?……阿部大樹
●性的マイノリティから
学校・学級における性的マイノリティとの共生を考える……浦田幸奈
●性的マイノリティから
ゲイであり、オネェのわたし……石川直裕
●学校における性加害
保健室から発信するジェンダーの課題……金子由美子
●とりくみの課題
ジェンダー平等の教育の必要性……前田浪江


【連載】
◆私の出会った先生……清水睦美
「新しい世界」と出会える存在
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
世界で最も長く拘置された死刑囚・袴田巌さん
◆憲法と私……太田啓子
『虎に翼』に寄せて憲法を語る②――憲法14条
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
15 歳のT~いつか必ず返ってくる②~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
野菜もしっかりとれてヘルシー「大根のしゃきしゃきスパゲティ」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
自分を生きる
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑦……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!②
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑪……西山利佳
「あたりまえ」からの解放
◆やさしい労働安全衛生のはなし⑤……杉本正男
作業環境管理 ソフト面のとりくみ
◆グッド・テイスト⑧……渥美二郎
焼きのジロー
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
パウル・クレー「蛾の踊り」
◆この映画見ましたか?……岩間知之
「砂の器」
特集=教職員の長時間労働と「中教審答申」を問う

2024年8月27日、中央教育審議会は「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について〜全ての子供たちへのよりよい教育の実現を目指した、学びの専門職としての『働きやすさ』と『働きがい』の両立に向けて〜(答申)」をまとめ、文部科学大臣に手渡しました。教職員の長時間労働が大きな社会問題となっているもと、「審議のまとめ」を受けておこなわれたパブリックコメントには、わずか2週間で1万8354件もの意見が寄せられるなど、教職員にとどまらず多くの保護者・国民の関心が集まっていました。しかし、「答申」はさまざまな理由を述べて、教職員増による授業の持ち時間数の上限設定、時間外労働に対する手当支給などといった、教職員の長時間労働解消を求める切実な声に背を向け、「新たな職」の導入を盛り込むなど、さらなる教職員間の分断、管理強化を強めるものになっています。本特集は、「答申」の具体化を許さず、真に教職員の長時間労働を解消させるたたかいを全国で進めていくために、その問題点を明らかにしたいと思います。

●総論
徹底批判・中教審答申……檀原毅也
●教職員定数
義務標準法「乗ずる数」改善でせんせいふやそう……山﨑洋介
●在校等時間
時間外「在校等時間」の問題点を法的観点から考える……加藤徤次
●新たな職
主任教諭導入で仕事は減らず賃金は減る……加藤裕子
●医学の観点から
過労と健康と人権……中村賢治
●北海道
笑顔で新年度の子どもたちを迎えるために……釜萢 圭
●滋賀
教職員の声でていねいな業務削減を実現……上坂喜美子
●報道の現場から
せんせいの多忙化は教員だけでなく国全体の問題……小川一樹


【連載】
◆私の出会った先生……蝶花楼桃花
壤晴彦イズム
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
バングラデシュで学生主導の革命を見た
◆憲法と私……太田啓子
『虎に翼』に寄せて憲法を語る①――憲法13 条
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
ずっとわからなかったこと~いつか必ず返ってくる①~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
パリッと感とのハーモニーが絶妙「チーズサーモン春巻き」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
反抗期の子どもの気持ちは
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑥……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!①
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑩……西山利佳
スポーツウォッシュはさせない
◆やさしい労働安全衛生のはなし④……杉本正男
作業環境管理 ハード面のとりくみ
◆グッド・テイスト⑦……渥美二郎
魚の話
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
フランシスコ・デ・ゴヤ
『気まぐれ/ロス・カプリチョス(43)理性の眠りは怪物を生む』
◆この映画見ましたか?……すがわらちとせ
「インサイド・ヘッド2」
特集=学校給食の未来を私たちの手に――その課題と可能性

学校給食は、子どもたちの適切な栄養の摂取という役割を持つとともに、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるための生きた教材でもあります。給食を通して、食材・食品の栄養とはたらきを学び、生活を見つめ直す機会になるだけでなく、苦手なものが食べられた喜びを感じ、友だちと関わりながら食べることで子どもたちの成長にもつながっています。子どもたちに安心・安全でゆたかな学校給食を保障するためには、自校直営方式で、学校栄養職員・栄養教諭を一校一名配置することなど、行政の責任でおこなう必要があります。しかし、現在、自校直営方式からセンター方式への切り替え、センター方式の大規模化、民間委託化など、財政効率を優先した政策が進んでいます。本特集では、給食無償化が全国的に広がり関心が高まっているいま、学校給食をめぐる課題をとりあげるとともに、全国各地での実践に学び、あらためて教育としての学校給食のあり方について考え合いたいと思います。

●総論①
給食と子どもたちの存在……藤原辰史
●総論②
子ども・保護者とつながる食教育としての給食……猪瀬里美
●小学校
食に困りを抱えた子どもたち……中野道子
●小学校
物語がうかぶ給食はいかが?……村田 薫
●小学校
STOPセンター給食……中屋千世
●中学校
食教育の現実……林 浩子
●特別支援学校・定時制高校
子どもたちの食の課題に寄りそって……秋葉久子
●共同のとりくみ
生産者とつながる栄養教諭……松本恭子
●地域のとりくみ
日本の農業政策と地方自治体が守る学校給食……齋藤敏之
●課題
教育としての学校給食の充実で食の未来を切り拓こう……金井多恵子


【連載】
◆私の出会った先生……中沢けい
生方卓先生と50年
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
パリ五輪開会式は〈自由〉を称揚していた
◆憲法と私……田中章史
憲法審査会の傍聴を続けて――憲法破壊を許さず、憲法生かせ!
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
人生を団体戦に~先生との出会い④~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
簡単でさっぱりおいしい「切り干し大根のはりはり漬け」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
ダムをつくる人たちへのまなざし
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑤……大谷良光
第1章 スクリーンによる視聴覚の健康被害④
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑨……西山利佳
食のいろいろ
◆やさしい労働安全衛生のはなし③……杉本正男
労安3管理の一つ 作業管理(勤務労働条件の改善)について
◆グッド・テイスト⑥……渥美二郎
パンの話
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
児島虎次郎「和服を着たベルギーの少女」
◆この映画見ましたか?……岩間知之
「小さいおうち」
特集=子どもたちと語り合おう、HEIWA

ロシアによるウクライナ侵攻がはじまって3年目を迎えます。また、パレスチナ・ガザ地区では、イスラエル軍による攻撃によって多くの命が奪われています。こうしたなか、即時停戦をもとめる世論や、ジェノサイドに対する抗議行動が世界各地で広がっています。いま、平和憲法を持つ日本が役割を発揮するときです。しかし、日本政府は、「台湾有事」などを口実に、軍事費の増大、「安保3文書」の具体化をはじめ「戦争する国づくり」を急速に進めています。4月の日米首脳会談では共同声明を発表し、日米同盟のさらなる強化を進めようとしています。こうしたもとで、子どもたちが平和について学び、考え合う機会を保障していくことがとても大切になっています。しかし一方で、学校現場では、深刻な長時間労働や教育の管理統制が強まるなかで、「平和教育を実践しにくい」「職員室で政治の話題をしづらい」といった現状があります。本特集では、全国各地でおこなわれている平和教育の実践や、若者のとりくみなどに学びながら、今日における教育の役割について考え合いたいと思います。

●総論①
今日の国際情勢と憲法をめぐる課題……中野晃一
●総論②
現代の問題に切り結ぶ平和教育を……平井美津子
●小学校
戦争を知っている子どもたち……星野由美
●中学校
『14歳が訴える戦争と平和』……菅原賢一
●高校
図書コーナーから平和の心を育む……阿部ちなみ
●高校生
脚本制作にとりくんで 二つの伝えたかった事……阿佐美朱里
●高校生
地元の戦争を知って考える 高校生たちのとりくみ……橋本 純
●大学生
平和を求めて声を上げつづける……小薬 岳
●教科書
真実と平和を学ぶよりよい教科書を、子どもたちに……糀谷陽子
●とりくみと課題
学校から「平和」を考える……村田信子


【連載】
◆私の出会った先生……北原モコットゥナシ
クンネチュプ(月)
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
79回目の「敗戦を忘れない日」を前に
◆憲法と私……田中章史
「改憲手続法」と公務員・教員の運動規制
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
だって先生わらってたから~先生との出会い③~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
衣パリパリお肉はしっとり「チキンバジルフリッター」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
楽しいリズムでひいひいひい!
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群④……大谷良光
第1章 スクリーンによる視聴覚の健康被害③
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑧……西山利佳
平和のために戦争を考える
◆やさしい労働安全衛生のはなし②……杉本正男
学校の労働安全衛生管理体制について
◆グッド・テイスト⑤……渥美二郎
たまごの話
◆名画に出会う……堀尾真紀子
ポール・セザンヌ「登り道」
◆この映画見ましたか?……すがわらちとせ
「アニマル ぼくたちと動物のこと」
特集=学校統廃合はだれのため?――公共を地域にとりもどす

全国各地で学校の統廃合が進められています。学校統廃合は、子どもたちの教育にとって大切な問題であると同時に、学校区を基盤とする地域コミュニティなど地域住民全体に関わる重要な問題です。もし統廃合を検討するのであれば、十分に議論し、住民の合意を得ながら進められるべきものです。しかし、この間進められてきている学校統廃合は、人口減少や過疎化といった社会構造の変化を理由に、政府が主導していることに大きな要因があります。とりわけ最近では、「民間の力」を導入し、学校への公共施設の集約化・複合化といった、「公共サービスの産業化」の動きも広がっています。そこには、子どもたちや地域住民にとって必要な学校をつくり守るという視点はありません。本特集では、現在進められている学校統廃合施策の動向や各地での運動に学び、「公共を地域にとりもどす」とりくみについて考える機会にしたいと考えます。

●総論①
学校統廃合の新たな段階……山本由美
●総論②
公共施設再編と学校統廃合の焦点……平岡和久
●北海道
募集停止はおとなの都合……道端剛樹
●埼玉
日本一の巨大義務教育学校「武蔵浦和駅周辺地区義務教育学校」……詫間恵里子
●東京
学校は今のままがいいよ、の声を生かせるか……横森茂樹
●福井
勝山市の中学校統合高校併置計画非同意の運動……川村信治
●奈良
奈良県香芝市の「小学校3校統廃合」撤回を求める地域の運動……西村 徹
●兵庫
子どもたちの豊かな教育を求めて……長谷川琴美
●現状と課題
全国各地で進められる学校統廃合と、立ち向かう保護者・地域・教職員のとりくみ……波岡知朗


【連載】
◆私の出会った先生……井野朋也
愉快な共犯者
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
学校統廃合から去来する思い
◆憲法と私……田中章史
「服務の宣誓」は私の生き方の原点
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
不登校から日本一~先生との出会い②~
◆これなら作れるパパッとレシピ……今村英里
おいしくてご飯のすすむ味「黄金もやし」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
今日のあなたの大ピンチは?
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群③……大谷良光
第1章 スクリーンによる視聴覚の健康被害②
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑦……西山利佳
学校はみんなのしあわせのために
◆【新連載】やさしい労働安全衛生のはなし……杉本正男
労働安全衛生法とその効力
◆グッド・テイスト④……渥美二郎
忘れられない弁当
◆名画に出会う……堀尾真紀子
神田日勝「室内風景」
◆この映画見ましたか?……岩間知之
「夜明けのすべて」
特集=外国ルーツの子どもたちに寄りそって

2021年に文部科学省が実施した「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査」では、日本語指導が必要な児童・生徒は外国籍・日本国籍あわせて5万8307人と報告されました。今後も、外国ルーツの子どもたちは増え、国籍も多様化していくことが予想されており、学校現場でもどのように向き合っていくのかが大事な課題となっています。外国ルーツの子どもたちにとっての困難は、「言語の壁」にとどまらず、いじめや差別、不就学や不登校、中途退学、進路・就職の困難など多岐にわたります。しかし、日本語指導教員・日本語指導員をはじめ、学校への人の配置は十分なものではなく、課題は山積しています。どの子もが安心して学び、生活し、成長できる環境を、急いで整備することがもとめられます。今特集では、外国ルーツの子どもたちをとりまく現状と課題を共有し、各地での実践に学び合いたいと考えます。

●総論
外国ルーツの子どもたちに寄りそえる教員とは……オチャンテ・村井・ロサ・メルセデス
●小学校
「寄りそう」のその先に…………吉田祥子
●特別支援学級
マイノリティの教室から、学校教育を問い直す……藤川純子
●定時制高校
定時制高校における外国ルーツの子どもたちの入口と出口に関する課題……柳澤宏至
●特別支援学校
ようこそ日本へ、私たちの学校へ……阪倉季子
●日本語指導教員
すべての児童にとって良好な学習環境を提供するために……新井 陽
●労働運動の現場から
フィリピン人シングルマザーのS・Rさん……岸 茂夫
●活動の現場から
若者たちの進路を阻む、日本の外国人政策……高橋 徹
●とりくみの課題
日本語指導が必要な児童・生徒と学校教育……笹山悦子
●資料
外国ルーツの子どもたちの現状


【連載】
◆私の出会った先生……ダニー・ネフセタイ
先生にこれからも出会い続けたい
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
一片の詩が伝えるパレスチナの〈真実〉
◆憲法と私……梅原利夫
9条の碑、東京多摩に建つ
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
先生との出会い
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
子どもたちが命名!「さばのカリッとスパイシーフィッシュ」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
少女と世界の出会いと別れ
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群……大谷良光
第1章 スクリーンによる視聴覚の健康被害①
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内……西山利佳
少数派のアイデンティティに敬意を
◆教育最前線……吹上勇人
どうなる教職員の働き方、どうする給特法とわたしたちの願い
◆グッド・テイスト……渥美二郎
おばあちゃんカレー
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
アメデオ・モディリアーニ「カリアティード」
◆この映画見ましたか?……海南友子
「パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ」
特集=子どもが幸せに生きる社会を求めて――子どもの権利条約批准30年

1989年11月20日の国連総会で、「子どもの権利条約」が全会一致で採択されました。この条約は、18歳未満を子どもと位置づけ、世界のすべての子どもたちに、自らが権利を持つ主体であることを約束したものです。国連加盟国数を上回る196の国・地域で締結され(2021年11月現在)、世界で最も広く受け入れられている条約となっています。日本は1994年4月22日に批准し、今年30周年となります。しかし、「子どもの権利条約」を締約しただけで子どもの権利は守られるようなものではなく、日本でもいまだ課題は山積しています。本特集では、あらためて「子どもの権利条約」について学び合い、子どもの権利が実現する社会にむけてとりくみを進めたいと考えています。

●総論
「子どもの最善の利益」を考えるために……増山 均
●保育園
子どもの声を「市民の声」として尊重する保育をめざして……町田ひろみ
●小学校
「ああだこうだ」があふれる教室……入澤佳菜
●中学校
こどもの切実な想いを、おとなが尊重していく世の中に。……有原陽子
●特別支援学級
「やってみたい!」から出発する各教科等を合わせた指導……濵口恵多郎
●中学生
生きるための主権者教育……川中だいじ
●高校生
主体的に関わる!……倉永真未瑠・西田菜桜
●NPO
子どもが育つ場はどこに……神代洋一
●とりくみ
子どもの権利条約批准30年と自治体の子ども行政……児玉洋介
●資料
知ってる?「子どもの権利条約」


【連載】
◆私の出会った先生……柴田真佐子
「子どもの笑顔は私の笑顔」
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
映画『オッペンハイマー』から何を考えたか
◆憲法と私……梅原利夫
人類の闘いの成果
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
マニュアル化する社会の中で②~『不適切にもほどがある!』~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
食感が楽しい「パリパリサラダ」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
心温まる騙し合い
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆【新連載】子どもも大人も電子スクリーン症候群①……大谷良光
プロローグ
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内④……西山利佳
「子どもの声」を聴くために
◆グッド・テイスト②……渥美二郎
JJイタリアン
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
エドガー・ドガ「休息する二人の踊り子」
◆この映画見ましたか?……岩間知之
「ある男」
特集=「せんせい」になったあなたへ2024

この春、新しく「せんせい」になられたみなさん、おめでとうございます。子どもたちにとって希望と期待にあふれる新学期のスタート。新しく「せんせい」になられたみなさんも、子どもたちと同様、希望を抱いて子どもたちの前に立たれることでしょう。しかし一方で、子どもと学校をめぐっては、マスコミやSNSでさまざまな困難や課題が指摘されていて、不安や悩みを抱えておられる「せんせい」も多いかもしれません。そうした中でも、志を持って教職に就かれるみなさんが安心して子どもたちと向き合い、日々の教育活動を進められるよう、私たちは全国の仲間とともに支え、応援したいと考えています。学校では、さまざまな職種の教職員が協力し合って、子どもたちと向き合っています。保護者や地域の協力・支援も大きな力になります。子どもたちの豊かな成長のために、子どものこと、教育実践のことなどを率直に語り合い、いっしょに学校づくりにとりくんでいきたいと思います。本特集に寄せられたたくさんのメッセージが、その一助となることを願っています。

●新採者のみなさんへ
失敗は“宝”に、“子どもと共に育つ”せんせいへ……中村 潤
「せんせい」は、幸せメーカー……豊田佳香
いきいきと働くことができる職場を あなたも教職員組合へ!……宮下直樹
●授業づくり
まわりの協力を得てつくったピザとピザ釜……富樫 耀
工夫しながら楽しい授業づくり……小林秀行
授業づくりで学んだこと……阿部晃子
●学級づくり
笑顔が生まれる学級を……久保田エリナ
「今日も学校に来てくれてありがとう」……吉田奈津子
私が「千日修行」から学んだ、担任として必要な二つのこと……先 皇太
●保護者とのつながり
子どもの姿がお家の方と学校をつなぐ……唐岩 慶
「見えること。知れること。」……吉川文人
●メッセージ
保護者は敵? 味方?……蘇武飛鳥
子どもの居場所が大人の居場所でもあるように……具路康平
学校で働くいろいろな職種・職名の方から
……河内真実/北川紗希/江藤 俊/田口弘毅/魚住知一/永西英俊/土橋真紀/古川秀明
●教職員の権利
知っておきたい教職員の権利2024


【連載】
◆私の出会った先生……山田洋次
憧れの人
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
「裏金」政治家たちに特徴的な属性
◆憲法と私……梅原利夫
憲法とともに生きる
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
マニュアル化する社会の中で~奈良教育大附属小学校「不適切指導」事件~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
テスト前におすすめ「集中力アップのマグカル焼き」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
「ともだち」ってなんだろう?
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆【最終回】臨床心理士と考える「こころ」のこと……深澤大地
「チーム学校」が機能するために
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内④……西山利佳
人は違って当たり前
◆Reports on World Education! ~世界の教師の声~……嶋津訓一
いじめのない中国の学校
◆【新連載】グッド・テイスト……渥美二郎
塩むすび
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
フリーダ・カーロ「死の仮面を被った少女」
◆この映画見ましたか?……海南友子
Apple Original Films「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
特集=被災地の「いま」が伝えること――3.11の教訓から学ぶ

2024年1月1日に起きた能登半島地震では、家屋倒壊や土砂災害、津波などにより、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。また、国の責任で、生活再建の見通しが見えない状況にある被災者のみなさんによりそった支援を速やかにおこなうよう求めます。
東日本大震災と東電福島第一原発事故から13年目を迎えます。いまだ避難生活をおくる多くの被災者(3万115人、9月8日復興庁発表)の方がいるにもかかわらず、復興予算の削減、復興加配をはじめとする支援策の縮小・打ち切りの動きがあります。また、地元の漁業者をはじめ多くの人の反対・懸念の声に背を向けるALPS処理水の海洋放出も強行されています。あらためて、12年が経つ被災地の「いま」から求められる支援とは何かを考える必要があります。
今特集では、被災地に生きる教職員や地域のみなさんの声に耳をかたむけ、私たちのとりくみにいかしていきたいと思います。

●宮城
高校生の生きたかった思いと家族の嘆き・悲しみ……高橋達郎
●宮城
震災から12年、「生きづらさ」の中を子どもたちと過ごして……渡辺孝之
●福島
原発事故からの復興は住民の願いになっているか……菅家 新
●福島
続“ふくしまの教育”の実践を現場の声と力で……永峯秀明
●小学校
被災した人たちの心の傷に子どもたちが接した時……濱口 智
●中学校
人権教育としての原発授業……田中光則
●高校
学びの喜びを求めて……南部拓未
●私学
「東北“で”」「東北“を”」「東北“と”」学び続ける─これからも。……山盛洋介
●とりくみと課題
第二の「フクシマ」をつくらないために「教育」にできること……村田信子


【連載】
◆私の出会った先生……渡辺 治
仲間とともに
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
能登半島地震と学校教育の原点
◆憲法と私……四谷姉妹
ジェンダー平等と平和との切っても切れない関係
◆先生が先生になれない世の中で ……鈴木大裕
高知 教職員と議員のつどい②
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
丸ごと食べれて栄養満点「あみの佃煮」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
忙しいなかの喜び
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆臨床心理士と考える「こころ」のこと……深澤大地
居場所についてⅡ
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内……西山利佳
現在と未来のために読む「3.11」
◆Reports on World Education! ~世界の教師の声~……高木洋子
アンネフランクパネル展のとりくみについて
◆【最終回】バイ・ザ・ウィンドゥ……渥美二郎
新しい教室③
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
池田遙邨「海鳴り」
◆この映画見ましたか?……吉村英夫
「男はつらいよ 寅次郎恋歌」(第8作)
特集=臨時教職員・会計年度任用職員が学校を支えるリアル

義務教育費国庫負担の2分の1から3分の1への引き下げ、総額裁量制の導入、基礎定数ではなく加配定数や非常勤の教職員での対応など、「公務員総人件費抑制」「安上がりの教育政策」が政府・文科省の基本政策になって以降、学校現場に多種多様な非正規の教職員なしには学校は成り立たない状況になっています。
しかも、そうした政策が長年にわたり続けられてきたなかで、さらには大量退職・採用増や産育休取得者の増加、劣悪な労働環境のもとで過去最多を更新し続ける病気休職者、教職志望者の減少などにより、非正規の教職員の確保さえできない事態が生まれ、全国的に大きな問題となっています。
本特集では、臨時的任用教員・会計年度任用職員が学校を支えている現状と当事者の声や要求を共有するとともに、子どもにかかわる教育全体の課題として、その原因と解決の方向性について考え合いたいと思います。

●総論①
非正規教育労働者の現状……上林陽治
●総論②
いまこそ、臨時教職員制度の抜本的な改善・解消を求めるとき……山口 正
●小学校
「雇用契約」と「雇用継続」 臨採の「言えない」苦しみ……具志堅正
●高校
非常勤講師が安心して働ける環境を……丸林太一
●学校看護師
医療的ケアが必要な子どもたちが安心して学校生活を送れるように……矢野美智子、杉本琢哉
●栄養職員
学校栄養職員として、そして非正規職員として働く自分……及川幸恵
●学校司書
秋田県の学校司書にかかる問題について……橋本俊樹
●教職員組合のとりくみ
臨時的任用教員への給料表2級格付け実現の背景と残された課題……長澤 裕
●とりくみと課題
教育に臨時はない……波岡知朗


【連載】
◆私の出会った先生……杉井静子
「リケジョ」の先生
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
試練にどう向き合うかが問われる2024年
◆憲法と私……四谷姉妹
憲法9条を「ゆるゆる」にする安保3文書
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
高知 教職員と議員のつどい
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
箸がとまらんおいしさ「とまらんピーマン」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
ゆっくりじっくり
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆臨床心理士と考える「こころ」のこと……深澤大地
居場所についてⅠ
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内……西山利佳
格差社会に生きる
◆Reports on World Education! ~世界の教師の声~……中垣尚子
現地理解教育をしよう
◆バイ・ザ・ウィンドゥ……渥美二郎
新しい教室②
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
エドヴァルド・ムンク「マイスナー嬢の肖像」
◆この映画見ましたか?……海南友子
「燃え上がる女性記者たち」
特集=教育DXの光と影

いま社会のさまざまな分野で、デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が聞かれます。教育分野でも「教育DX」実現に向け、「教育ダッシュボード」など教育データを利活用しようとする具体的なとりくみも一部自治体ではじまりました。
学校現場のデジタル環境整備がすすむことで、教科指導にあたっての工夫、校務の効率化がはかられるなどの面もあります。しかし同時に、政府主導で「教育DX」が強引にすすめられることで、教育の市場化・公教育の破壊がすすむのではないか、子ども・教職員の個人情報の集約・管理による統制がおこなわれないか、また、セキュリティの問題や子ども・教職員の健康被害など多くの懸念があります。
今特集では、教師の専門性にもかかわって重要な課題である「教育DX」の現状や問題点を明らかにし、考え合う機会にしたいと思います。

●総論
誰のための「教育DX」か?……田中康寛
●子どものからだと心
デジタル生活で心配される子どもの“からだと心”……野井真吾
●私学での実践から
教育DXでつくる学びの変化……中村光揮
●理科教育から
ICT時代の教育 子どもを主役に……滝川洋二
●業務支援アプリ
DXは便利だが?……中妻雅彦
●クラウド化
環境整備「だけ」が進められる中で懸念されること…中原幸一
●校務支援システム
過度な教育DXは、教育の本来的喜びを教職
●保護者
「学校が家まで追いかけてくる」……木下啓子
●経過と課題
「GIGAスクール構想」に振り回された4年間……波岡知朗


【連載】
◆私の出会った先生……平松恵美子
「見守ってくれていた人」
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
「新しい戦前」のなかの国立大学法人法「改正」
◆憲法と私……池内 了
四谷姉妹より、憲法をもっとあなたに
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
いち教員である「わたし」にできること②
◆これなら作れるパパッとレシピ……北村真知子
疲労回復におすすめ「にらそぼろ」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
“勇敢さ”を支えるもの
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆臨床心理士と考える「こころ」のこと ……深澤大地
教職員研修会は負担?
◆【新連載】先生読んで! おとなのための児童文学案内……西山利佳
便利に使う? 使われる?
◆Reports on World Education! ~世界の教師の声~……関根真理
日本国内での実践の紹介
◆バイ・ザ・ウィンドゥ……渥美二郎
新しい教室①
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
三岸好太郎「金魚」
◆この映画見ましたか?……吉村英夫
「スポットライト 世紀のスクープ」
おすすめの購読プラン

商品情報・内容

  • 出版社:大月書店
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月25日
  • サイズ:B5

■ 『クレスコ』は、教職員のニーズに応え、教育の課題を読み解き、現場から教育を問う雑誌です。

『クレスコ』は、教職員のニーズに応え、教育の課題を読み解き、現場から教育を問う月刊誌です。毎月の特集では、今日の教育課題・教育政策に対する分析や情報、教育実践や全国各地のとりくみなどを紹介しています。教職員・教育研究者をはじめ、広く教育に関心のある市民・保護者にもお読みいただけるように作っています。各界の著名人によるリレーエッセイ「私の出会った先生」や、「世界の教育 世界の子どもたち」「名画に出会う」など、充実した連載も多数収録。教育をもっとよくしたい! という方におすすめの雑誌です。

この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!

月刊クレスコの所属カテゴリ一覧

Fujisan.co.jpとは?

株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。

雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!

法人サービスはこちら >
  • タイトル1万以上

    タイトル1万以上

    豊富なラインナップで
    書店に並ばない本とも出会える

  • 試し読み

    試し読み

    バックナンバー1冊まるごと試し読み
    したり、最新号も試し読みできる

  • タダ読み

    タダ読み

    5,000冊以上の雑誌が
    無料で読み放題

  • 500円OFF

    500円OFF

    普段読んでいる雑誌のレビュー投稿で
    500円割ギフト券をプレゼント

  • 事前予約

    事前予約

    気になる本は
    発売日前から事前予約可能

  • 割引や特典付き

    割引や特典付き

    定期購読なら
    お得に本が読めて
    送料無料の雑誌も!

デジタル雑誌をご利用なら

最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!

総合案内
マイページ
マイライブラリ
アフィリエイト
採用情報
プレスリリース
お問い合わせ
©︎2002 FUJISAN MAGAZINE SERVICE CO., Ltd.