月刊九州王国 発売日・バックナンバー

全227件中 136 〜 150 件を表示
500円
特集1
七つの海の チャレンジ

「そろそろ牡蛎の季節ですね」「今年もカツオが上がってくる時季になりました」。周りを全て海に囲まれた九州では、時節の挨拶にも魚の旬が織り込まれる。東京から来た人に魚の旨さを誉められると途端に嬉しくなってしまうのも、それだけ豊かな恵みを昔から享受してきた九州人ゆえだろう。しかし九州でも、年々減少する水揚げ量や食生活の変化による魚離れなどが深刻な問題として取り上げられて久しい。このまま九州の宝の海は、水産業は、衰退していくばかりなのだろうか…。いやいや、ご安心を。実は日本の水産業をリードする様々な取り組みが、この九州から始まっているのである。先行き明るく笑顔に満ちた水産業を目指して。日本が、世界が注目する、九州の海の“今”を追う。





特集2
美食のふるさと、伊万里

 佐賀県西部に位置する伊万里市。江戸時代には「色鍋島」と呼ばれる美しい文様を持つ磁器を生産し、またそれらを海外へ輸出する積み出し港でもあった。磁器を通じて、日本はもとより、ヨーロッパでも「IMARI」は上質なものを生み出すブランドとして数百年前から知られているのだ。
 実は、伊万里は器だけでなくそれに盛られる様々な食材が豊富な土地でもある。丹念に育てられた「伊万里牛」は今や全国区のブランド。当地ではあの鉄人が手掛ける伊万里牛を使ったプレミアムな弁当が間もなく登場するという。また巨峰や梨など豊富なフルーツ、数多くの野菜や水産物と山海の幸に恵まれており、枚挙にいとまがない。そうした土地柄か、伊万里で生まれ育ち、世界で活躍している料理人もいる。また豊富な素材を加工し、さらにその価値を高める人々も少なくない。
 陶磁器の「IMARI」から美食の伊万里へ。夏の美味しい旅の始まりだ。
500円
特集1
近代日本はトロッコに乗って
~福岡・産業遺産を旅する~

明治に入り再び世界と繋がった日本。
諸外国も目を見張るほどの勢いで近代化への道を歩んだ源には、燃料として産業の発展を支えた「石炭」があった。
世界文化遺産への登録が期待される「三池炭鉱」や「官営八幡製鐵所」に加え、飯塚・田川・直方の「筑豊炭田」など、多くの炭鉱遺産を有する福岡を旅し、そこに眠る歴史ドラマを体感しよう。



特集2
涼を求めて、鍾乳洞へ!

薄暗い空間に、したたる地下水、天井から伸びる氷柱のような鍾乳石…。数億年かけて地球がつくり出した鍾乳洞の中には、異次元を思わせるような幻想的な世界が広がっている。
九州各地にはさまざまな特色を持った鍾乳洞が存在する。ひんやりとした涼しさとワクワクを求めて地底探検に出かけよう。
500円
特集1
九州の黄金郷(エル・ドラド)
『黄金郷』とは、大航海時代にヨーロッパで信じられていたアマゾンの奥地に存在するという黄金に満ちたまぼろしの都市である。
黄金は、世界共通で数千年にわたって、貨幣、資産として価値を持ち続ける金属。「漢委奴國王印」と刻まれた国宝に代表されるように、古くから九州は黄金との関わりが深いといえる。また、九州には現在日本では最大の金鉱脈を持つ鉱山があり、また人々がロマンを抱く〝埋蔵金伝説〟も各所に残されているのだ。




特集2
オリーブが繋ぐ天草の未来

歴史や自然、グルメなど観光地としても人気の天草。近年、この島の魅力のひとつに加わり、さらに全国からも注目を集めるものがある。地域や企業で栽培に取り組んでいる“オリーブ”だ。2010年、オリーブ栽培に力を注ぎ始めてから、わずか5年。世界基準で評価されるオリーブオイルの国際ガイドブック「フロスオレイ2015」にて、なんと日本産の第一位を獲得した。
天草の地に根を下ろした“オリーブ”は、地方の活性化に光を照らす新たな産業として人々に笑顔をもたらしている。
500円
特集1
文学の生まれる風景
 〜長崎にパライゾを求めて〜


「長崎」と聞いて、思い浮かぶ風景は何だろう。極彩色のランタンに彩られた中華街、東西の文化がない交ぜになった建築物、思案橋のネオン街、卓袱料理に龍踊り、長崎くんち…。九州一の観光都市と呼ばれるに相応しい華やかな要素が詰まっている。
 それを長崎の〝動〟とするならば、“静”は、長崎の先人たちが命を賭して守り継いだ、静かな祈りの風景ではないだろうか。豊臣秀吉による最初のキリスト教禁止令発布以降、280年に亘って続いた弾圧の時代を耐え抜いた、長崎の信徒たち。
彼らが求めたパライゾの景色は、明治以降、多くの文豪達の手により文学の中に折り込まれてきた。今回は、彼らの目を通して長崎を見てみよう。
 まず最初に取り上げるべき作家は、やはり、『沈黙』を執筆した遠藤周作だろう。多くのキリスト教文学を手掛けた彼は、長崎を深く愛し、「一人の小説家にとってこのような街にめぐりあったことは生涯の幸福」という言葉を残した。




特集2
引力のあるまち
佐賀県・太良町『月の引力』が見える、豊足のさと。

今年2月11日に町制60周年を迎えた佐賀県太良町は、県内で最も南に位置し、長崎県との県境に面した町。
肥前風土記によれば、「たら」という地名は、熊襲征伐のために九州を行幸していた景行天皇が『地の勢は少なくあれども、食物は豊に足へり。豊足の村と謂ふべし』と言われたことに由来するという。
西に多良岳をはじめ山々が連なり、東には有明海が広がっている。古くから太良は山や海で育まれた様々な恵みを受けてきたのだ。
太良のシンボルの一つ、有明の海は世界でも有数の干満の差があり、干潮時には遥か沖まで干潟が広がる。いわば『月の引力』が感じられる場所なのだ。この町には月の引力だけでなく、“食”“歴史”“癒し”といった様々な『人を惹き付ける引力』もある。
そうした太良の引力とそれを支える人々に出会う旅。
『豊足のさと 太良』の春をゆく。
500円
特集1 海道が伝えたもの
1616(元和2)年、佐賀県有田の泉山にて、一人の男が磁器の素材となる良質な白磁石を発見した。日本で初めての磁器「有田焼」の歴史は、ここから始まる。男の名は、李参平。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日本へと連れてこられた陶工である。彼が没した後も有田焼は世界有数の磁器生産地として地位を確立している。
 日本とアジア大陸との間に位置する九州には、古来から多くの大陸文化が流入してきた。そのルートはシルクロードであったり、遣隋使であったりと時代によって様々ではあるが、アジアに開かれたゲートウェイとしての役割を九州が担い続けてきたことは明らかだ。アジアからもたらされた技術や文化は、九州各地で独自の発展を遂げたり、あるいはそのままの形で守り継がれたりしながら、現在も私たちの傍に存在している。
 今回は、九州各地からアジアとの絆を感じるあらゆるモノを探してみよう。知れば心の距離まで近付いていくかもしれない。

特集2 人形が春を告げる
福岡・八女の旅 福岡県南部、大分県日田市と熊本県山鹿市に接する八女市。全国的ブランド「八女茶」で知られる茶どころだ。実は八女はお茶だけでなく、経済産業大臣指定の「八女提灯」、「八女福島仏壇」をはじめ石灯籠、手漉和紙、竹細工といった様々な工芸品を生み出す匠の町でもあることをご存知だろうか?
 伝統の技が息づく八女の町中には、白壁、木造を中心に趣きのある建物が並び、2月から3月にかけて「雛の里 八女ぼんぼりまつり」が開催され、老舗の商家の軒先などにひな人形が飾られる。大きさも新旧も様々なひなたち。そのなかには八女独特の「箱びな」の姿も。期間中には数百年の歴史を持つからくり人形芝居「八女福島の燈籠人形」も登場する。日本ではここにしかない操作方法と、華麗な早替わりに代表される独特の演出で人々を魅了する伝統芸能だ。ひな人形と燈籠人形。華やかな人形が八女に春を告げる。
500円
特集1 流派は九州にあり
剣術に茶の湯、舞踊などを日本人は「道」と位置づけ、
型や作法だけでなく、そこに精神=心を結びつけ、
独自の文化を築いてきた。
そうした「道」はやがて、日本各地に根付き
地域の特性を吸収しながら変化していく。
九州の地で形を変えたものや九州にゆかりの深い流派など、今回いくつかを訪ねた。今なお息づく様々な流派。
そしてその技と心を継承してきた人々。
「道」を知ることは、先人たちの歴史と思いを知ることに
通じるのかも知れない。


特集2 マレーシア、3つの町と3つの文化
 肌の色、話す言葉、信じる宗教…その全てが全く異なる人々で国が形成されているマレーシア。首都クアラルンプールを歩くと、その多様性に改めて驚き、そして異国人である自分が溶け込んでいることに気付く。この国では、通りを歩く誰が外国人で、誰がマレーシア人なのかを判別することはほぼ不可能だ。さまざまな文化や民族を受け入れ、共に暮らしていく術を知っている。
 独立を果たしてから半世紀あまり、進化を続け、エネルギッシュに成長をし続けているマレーシアを訪れた。今回の旅の舞台は、首都・クアラルンプールと行政の新首都・プトラジャヤ、そして世界遺産の町・マラッカだ。
500円
特集1 真夜中の九州
私たちが眠りにつく頃、
様々な場所で動き出す人たちがいる。
街に季節を告げるため、
あるいは新鮮な食材を届けるため、
また、人々の安全を守るため…。
使命は違えど、
真夜中という限られた時間で仕事を全うし、
何事もなかったように新しい朝とともに去って行く。
九州各地で人知れず活躍する真夜中のヒーロー、ヒロインたち。
今回はそうした人々に密着してみよう。


特集2 芸術の秋! 釜山甘川文化村
「釜山のマチュピチュ」と呼ばれる町があるのをご存じだろうか?
福岡からの高速船が到着する国際港よりタクシーで約15分。甘川文化村と呼ばれるその町は、山肌一面にカラフルな家々がギュッと集まっており、町中がパブリックアートに彩られた稀有な地域だ。斜面に密集する家の姿が、あの世界七不思議と言われるペルーの「マチュピチュ」に似ていたことから、いつのころからか国内外でそう呼ばれるようになった。
今では「カメラ女子」と呼ばれる流行に敏感なコリアンガールたちに大人気となっているこのエリア、その成り立ちと歩き方をご紹介しよう。
500円
特集1
国東半島 芸術と信仰の里
国東半島はひと昔前まで谷を越さないと隣の地区にたどりつけなかったため、集落ごとに独自の文化や信仰が育ってきた。熊野磨崖仏や富貴寺といった仏教、神道、また六郷満山で知られる修験道の聖地であり、キリスト教文化もある不思議な土地だ。そうした背景で生まれた仏像や寺社をはじめ国東半島の信仰、あるいは自然は芸術家たちの感性に刺激を与えている。現在、この地でインスピレーションを受けたアーティストたちが作品を発表する「国東半島芸術祭」が11月30日(日)まで開催されている。国内外の一流アーティストたちが国東半島各地で感じた天啓をかたちにした作品を鑑賞することができるのだ。祈りとアート。歴史ある半島の地で二つの交わりが始まる。


特集2
名人が教える 実りの鹿北の歩き方。
福岡との県境に位置する熊本県山鹿市。山鹿といえば8月15日、16日に行われる伝統的な「山鹿灯籠まつり」で広く知られ、街道沿いの宿場町というイメージがある。しかし、山鹿の魅力はそれだけではない。八女市に隣接する鹿北地域は、山深い土地で古くから農業が行われてきた熊本を代表する食の宝庫。県内一の収穫量を誇るタケノコや和栗はその質の高さから全国の有名料亭やホテルなどでも使用されている。一年を通じ様々な農産物が作られているが、特に秋は、さつま芋やぶどう、椎茸、みかん、そして新米などおいしいものが出揃うベストシーズン。
各集落では実りに感謝する収穫祭が賑わいを見せる。今回は、競り名人やみかん名人など地元の人に教わりながら、豊かな実りを味わう体験の旅に出かけてみよう。里山の風景に溶け込んで過ごす秋の一日は、きっと心まで温めてくれる。
500円
特集1
古代山城はロマンを唄う
現在、「城巡り」が旅のコンテンツのひとつとして人気を博している。九州内にも熊本城や島原城など、美しい近世の城が数多く存在しているが、さらに1000年近く遡って奈良時代以前。ヤマト朝廷が日本を統一し、中大兄皇子や中臣鎌足といった人物たちが活躍した時代、国家プロジェクトとして九州にいくつもの城が造られていたことをご存知だろうか。なぜ、都から遠く離れたこの地に城を造ったのか?その秘密を紐解くと、壮大な歴史ドラマが見えてくる。



特集2
小京都・人吉で奇跡の歴史に出会う
九州山地の南部、球磨川のほとりに位置する熊本県・人吉市。古い町並みと豊かな自然が美しい風景を織りなす小京都だ。
この地は鎌倉時代から700年以上にわたり相良氏の城下町として発展してきた。九州の要衝であるために、時代ごとに数々の戦乱に巻き込まれながらも、奇跡的に歴史を繋いできた相良家。江戸時代の地層からは謎の地下室が発見されるといった歴史ミステリーを含め、相良家の系譜を中心に、温泉や観光列車、まち歩きなど見どころいっぱいの秋の人吉をご紹介しよう。
500円
特集1
石のアーチを越えて。
町と町とを繋ぎ、人や物を渡す。橋を渡ることで、人は目に映る世界を広げてきた。耐久性に優れた石橋は、数百年前に架けられたものが現在も現役で活躍していることが多い。実は、全国に現存する石橋のうち、約九割が九州内に集中していることをご存知だろうか。
日本で初めて石のアーチ橋が作られたのも、九州だ。なぜ、九州が石橋王国となったのか。建設に情熱を注いだ石工たちの物語を紐解き、その秘密を探ってみよう。何気ない風景が、ちょっと特別に見えてくる。



特集2
エキゾチックミュージアム 長崎・天草の旅
九州には古くから海外と交流を持ち、文化を取り入れてきた町が少なくない。十六世紀に南蛮文化とキリスト教が伝わった熊本・天草には今も教会が立ち並び、天草四郎と「天草・島原の乱」で倒れた殉教者たちの祈りが受け継がれている。
一方、江戸時代に日本で唯一の海外との窓口「出島」を有していた長崎では、西洋と大陸、そして日本が融合した「和華蘭文化」が生まれた。
そしてもう少し時代を進めた明治期、温泉地として知られる雲仙は外国人たちの避暑地として発展し、観光地としての基礎を築いた。天草灘をぐるりと囲む三つのまちは、さながら屋根のない異国文化博物館。九州にいながら、エトランゼ気分を楽しむ旅に出かけてみよう。
500円
特集1
臼杵、有機野菜への挑戦状
スーパーマーケットに山積みになっている野菜たち。生産地の表記はもちろん、生産者の顔写真が貼られていることもある。食の安心・安全に注目が集まる近年、よく耳にするようになったのが「有機野菜」という言葉。化学肥料や化学合成農薬を使わずに栽培される野菜を有機野菜と呼ぶ。求める消費者は多く、野菜の単価は上げることができるものの、当然ながら手間と時間を要するために、有機農法に切り換える農家はごく一部だ。
そんな中、地域をあげて有機農業推進に乗り出した行政がある。大分県臼杵市。国宝の臼杵石仏や歴史ある石造りの街並み、名物ふぐ料理に代表される新鮮な海の幸など、多彩な文化を有する街だ。
現在、臼杵市では「ほんまもん農産物」という認証制度を設定し、有機栽培を始める生産者を応援している。
全国的にもまだまだ事例が少ない有機栽培に挑戦する臼杵の人々の姿を追った。




特集2
星空に宇宙を感じて
毎年、8月1日からの一週間は「スターウィーク」と呼ばれ、星空や宇宙を身近に感じられるイベントが日本各地で開催される。夏休みもあり、ちょっとだけ夜更かしできるので、夏は天体観測にはぴったりの季節だ。神話や伝説から名付けられた星座の数々、満天の空のキャンバスに光のループを描く流星群。梅雨明けの夜空は美しいサプライズと発見にあふれている。
また、九州にはJAXAの種子島宇宙センター、内之浦ロケット発射場と二つの宇宙への扉がある。いわばわが国でもっとも宇宙に近い場所なのだ。
ロマンと神秘があふれる夏の夜。さあ輝く星々と星座に誘われて、星空散歩に出かけてみようか。
500円
特集1
宮本武蔵が愛したまち、熊本
播磨(現在の兵庫県)生まれとされる宮本武蔵は実は九州と縁の深く結ぶ人物だ。剣の勝負において生涯一度たりとも敗れたことがないという武蔵。日本一有名な一対一の決闘とも呼ばれる佐々木小次郎との“巌流島の戦い”の舞台は北九州市の門司沖にある。九州のゆかりの地のなかでも武蔵が終いの住処として暮らし、その生涯を閉じた熊本には逸話や史跡も多い。彼が最期までの五年間を過ごした場所、熊本。自身の技を極めた兵法者は、この地で何を見つめ考えたのだろう。




特集2
「おとなキャンプ」のはじめかた
夏の最大のアクティビティといえば、キャンプ。子どもたちにとっては楽しい夏の思い出だったが、大人にとっては結構大変なイベントだった。そのキャンプが今、変化を遂げている。突き詰めるほどに楽しみが増していく大人の趣味として、新たなファンを取り込んでいるのだ。道具にこだわり料理にこだわる、夏でなくても出かけたくなる「おとなキャンプ」の魅力をご紹介しよう。
500円
特集1
祈りを込めた大分の盆踊り

日本古来の夏の風習「盆踊り」。町内の広場に大きな櫓を立てて、輪になって踊るという賑やかなイメージがあるが、もともとは死者への鎮魂の儀式だ。大分の地ではそうした本意を込めた供養の盆踊りを継承するとともに、独自の発展を遂げている。
 唄や音楽は炭鉱節、東京音頭など一般的なものだけではなく、口伝てに守られたものもあり、踊りの所作も受け継がれてきた。少人数で、自宅の庭先で踊る供養踊りや傘鉾、提灯飾りといった大分に残る盆踊りのスタイルは同じ九州でありながら、エキゾチックな空気さえ感じる。
 今は亡き先人たちを慰める生者たちの祭り。大分の盆踊りを知ることで、その本質に触れることができるかも知れない。




特集2
愛しき、純喫茶。

かつては、どんな小さな町にも純喫茶があった。
ベルのついたドアを開けると、ご機嫌なマスターがドリップポッドを揺らしていた。
歴史を重ね、愛され続けている九州の純喫茶には今どきのカフェには真似できない味わい深さがある。
一杯のコーヒーと至福の時間が、ドアの向こうに。
500円
特集1
電力王・松永安左エ門と壱岐

「電力王」の異名をとった松永安左エ門。長崎・壱岐に生まれ、青春時代には福沢諭吉の薫陶を受けた。その後、激動の時代において、電力事業を主幹に様々な事業を興した松永は、豪腕を振るう経営や言動で、周囲や国民の怒りを買うことも少なくなかった。しかし、彼の行動の芯には常に『この国を豊かに』『人々を幸福に』という思いがあったのだ。
「電力王」と呼ばれた男の人生と彼が現代に残した様々なもの。世界における日本の未来を生涯案じ続けた松永の生き様は、私たちに何を伝えてくれるのであろうか。




特集2 
黒田親子を支えた男、母里 太兵衛

 信長・秀吉・家康に仕えた天才軍師・黒田官兵衛と、関ヶ原の合戦の功績により筑前五十二万石を与えられ福岡藩初代藩主となった黒田長政。NHK大河ドラマの放送により、現在日本でもっとも注目を集めているこの父子の活躍の裏には、それを支える優れた家臣団の存在があった。「黒田二十四騎」と呼ばれた一騎当千の武将たち。さらに選りすぐりの精鋭は「黒田八虎」と称された。その中で、今でも福岡の人々に深く愛されているのが、母里太兵衛友信だ。勇壮な黒田武士の代表格ともいわれ、彼がモデルとなった民謡『黒田節』では、酒豪で知られた武将・福島政則より天下の名槍「日本号」を飲み取ったエピソードがつづられている。
 今回は、その母里太兵衛にスポットを当てて福岡県内を巡ってみよう。彼はこの地で、何を成し、どのように生きたのか。剛毅で豪快なイメージとはまた違う顔が見えてくる。
500円
特集1
仏教を守った男 ~誕生の地、鹿島を旅する~

日本における仏教の歴史の中でも特に知られている人物といえば、弘法大師・空海だろう。遣唐使船で長安に渡り、密教を学んで日本へ伝来。大日如来を本尊とする教義「真言宗」を生み出した。しかし、その教義が現代でも守り継がれている影に一人の天才僧侶の存在があったことは、あまり知られていない。僧の名は、『正覚坊 覚鑁』。現在の佐賀県鹿島市誕生院に生まれ、空海の教えから離れつつあった高野山の改革にその生涯を捧げた人物だ。彼の生まれた地を旅し、その足跡を辿ってみよう。




特集2
九州から飛び立つ世界企業

九州から生まれた様々な企業のなかには、地元九州を飛び出し、日本全国そして世界をも相手にしている会社が数多くある。
利便性や物流などメリットを考え、本社機能を東京や大阪などに移す企業も多いなか、未だに創業の地・九州に本社や重要拠点を置いているところも。そこにはなにか利点を超えた想いのようなものが見え隠れする。
今回はそうした企業の始まりの物語と転機になったきっかけや商品をご紹介しよう。画期的な商品の開発力、粘り強い営業活動など、この土地からナショナルブランドになるまでにはどのような経緯があったのだろうか。
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