米と流通 発売日・バックナンバー

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インタビュー 全農 山岸嘉春常務(米穀担当)

24年産集荷に向け
運動・サービス・機能の3つのカギ

 ――山岸常務は昨年7月に米穀担当常務に就任されましたが、ここまでの主に23年産米での取組を振り返っていかがですか。
 山岸 23年産では東日本大震災と原発事故といった特殊要因があり、従来の規制緩和という流れと相まって、米でも変化が加速した。一方で、根っこのところは必ずしも変わっていないところがあると思う。例えば、安全・安心といった消費者の嗜好は変わっていないと思うが、米の価格上昇は集荷や販売に大きな影響を与えている。




インタビュー ㈱神明・藤尾益雄社長

生産と一体でコスト低減
食と文化セットで輸出を

 ――前期(2012年3月期)の業績はいかがでしたか。

 藤尾 まだ決算としてはまとまっていないので、具体的な数字は控えたい。ただ他社と傾向は同じだ。前々期に比べた売上は、数量ベースで2万tほど減、金額ベースだと1%増、利益は、経常利益段階で「大幅増益の見込み」とだけ申し上げておく。




topics
  ◇健康をサポート、社員食堂で「無洗GABA ライス」提供=サタケ
  ◇AIBフードセーフティ監査で10年連続「SUPERIOR」取得=大和産業
  ◇お赤飯の日・11月23日に赤飯文化啓発協会設立
  ◇24年産水稲の平年単収、全国平均は5年連続530㎏
  ◇特別隔離対策、100~500Bq/㎏も「地域」対象、最大3・7万t=農水省
  ◇4月1日から米飯・調理パン・調理麺などで放射性物質検査=ローソン
  ◇MA一般米入札は累計契約数量58万=農水省
  ◇サトウ食品と越後製菓の特許問題、知的財産高等裁判所の判決出る、サトウ食品は上告
  ◇10月限からのコメ先物価格調整表(格付表)を決定=関西商取・東穀取
 新商品・サービス
  ◇「産地判別検査」受託開始、初の3手法組合せ解析=ビジョンバイオ
  ◇安心・安全を「Safety Check マーク」で、検査導入製品に記載=ビジョンバイオ
 イベント
  ◇山﨑豊氏を講師に、米粉ベーキングセミナー=日の本穀粉
 研究・開発
  ◇白米からバイオエタノールへは放射性セシウム移行せず=農研機構
 調査・アンケート
  ◇品種別作付動向が復活、今後は毎年公表の方針=米穀機構
  ◇新潟県産コシ23年度第2回DNA検査、その他混入は8.8%=新潟県
  ◇第2回「風評被害アンケート」=精米工
  ◇産地・品種を選ぶ消費者70・8%=精米工・消費者アンケート
 人事
  ◇㈱ヤマタネ
  ◇全農
 組織
  ◇大阪営業所移転、ドリームコート豊中へ=サタケ
  ◇5月7日に「東京本社」開設、山梨本社と2本社体制に=はくばく
 違反
  ◇北海道の㈲青山本店がJAS違反、異品種・未検玉を混米
  ◇北海道の米穀販売業者・㈲みずほグループがJAS違反




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
 福島・会津の釜めし屋さん

 お米マイスター 「㈱石井商店」福島県会津若松市日新町
 料理店 「釜めし 山葵」福島県会津若松市上町

 ともに8代目の老舗同士
  地元を大切にする心
 愚直に会津産一本の米穀店
  会津にもまだある良産地

・「ここだけの話」
 二人の独り言31 「見えない需給」

・「ここだけの話 パートⅡ」
 パートⅡ 未来の描き方

・「壁耳空耳時事放談」
  戸別所得補償見直し、米価変動補填交付金が焦点に
  宙に浮く法制化、政局モードの民主、自民両党

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
  三大警報発令中
  サテその対策は?

・「ライスネットの相場展望」
  ライスネットの相場展望/120
  出入り〝西〟次第の裾そ物
  狙いは次の引取期限〝直前〟

・「元気な米屋」
  株式会社米匠
  長野市松代町

・「米売れ筋POSランキング2012年2月」

・「資料」
  平成22~23年産米の相対取引価格(農水省)
  平成23年産米の相対契約累積数量(農水省)
  民間在庫の推移(農水省)
  平成24年2月の家計調査
  小売物価統計(東京都区部のみ)平成24年2月分
  コメ先物相場実績
  4月のBBN米価
1,375円
トップインタビュー
ビジョンバイオ㈱

3種の検査組み合せ産地判別、ポスト農産物検査証明めざす

 福岡県久留米市のビジョンバイオ㈱(塚脇博夫社長)は、今年で創業15年目を迎えた。現在に社名変更した頃(2004年4月)、米のDNA品種判別で名を馳せた企業だ。その後の同社は、鑑定対象を食品全般に広げただけでなく、最近では様々な分野への裾そ野拡大が著しい。しかも九州に拠点を構えながら全国展開する数少ない食品関連企業の一つ。ここでは塚脇社長自身に、自社の今後を語ってもらった。




日本初 コメ先物対象の個人投資家向け証券化商品
「コメeワラント」発売
eワラント証券㈱

 eワラント証券㈱は3月26日、金融商品「コメeワラント」の取引を開始した。コメeワラントは㈱東京穀物商品取引所(渡辺好明社長)のコメ先物を対象としたeワラント(カバードワラント)。個人投資家向け証券化商品でコメ先物取引を対象としたものは日本初。販売は㈱SBI証券、GMOクリック証券㈱、楽天証券㈱が行う。




24年産作付制限
作付制限区域7300ha、生産量3・9万tの勘定
 農林水産省は3月9日、平成24年産稲の作付制限区域を設定した。作付制限区域の作付面積は約7300haで、23年産の平年単収を乗じれば生産量およそ3・9万tにあたる。 このうち6900haは、23年産でも作付制限となった「警戒区域」と「計画的避難区域」。残りは23年産の調査で500Bq超過玉が出た地域(または字)の300haと、100Bq超過玉が出た地域のうち「例外申請」をしなかった相馬市玉野村の80ha。




穀検2012
産地判別を認証事業に展開、「お米アドバイザー」始動
 (財)日本穀物検定協会(山本徹会長、伊藤元久理事長)は3月8日、食糧記者会と会見し、同日の理事会(一般の総会にあたる)で決定した2012(平成24)年度事業計画を明らかにした。それによると、一般財団法人として新たな一歩を踏み出す運びの2012年度は、4つの新規事業に取り組む。




topics
  ◇2012年度調整機器事業売上、10%増狙う=サタケ
  ◇3子会社集約で国内7工場体制=木徳神糧
  ◇放射性物質検査、米は50Bq以上検出地域で綿密検査=原子力災害対策本部
  ◇総合取引所構想から「当面」コメ除外、正式決定=3省庁
  ◇震災による政府保有米麦被害は3・8万t、当初想定を大きく下回る=農水省
  ◇概算金追加精算、コシヒカリ13,500円=全農石川
 新商品・サービス
  ◇産直業務用精米機をリニューアル「美白米エース」の愛称で新発売=サタケ、他
 イベント
  ◇優勝は新潟勢=全集連・鑑定協議会、他
 決算
  ◇製品が消費者の安心・安全意識にマッチし増収増益=サトウ食品工業◇2011年 研究・開発
  ◇最大で1日2000袋検査可能、食品放射能検査装置「FOODSEYE」発表=島津製作所、他
 人事・組織
  ◇日本食糧卸㈱◇㈱ミエライス◇東光食品㈱◇高知ケンベイ㈱◇サトウ食品工業㈱
 違反
  ◇全農に業務改善命令、承認なく経営管理委員が全農と自己契約、他




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
 埼玉・入間市のうどん屋さん

 お米マイスター「㈱坂宗商店」埼玉県入間市寺竹

 料理店 「うどん屋大樹」埼玉県入間市上藤沢

 障害者の働く農産物直売所に
  憩いのうどん屋さん
 具材の野菜も畑で手作り
  米は茨城大子町のコシヒカリ

・「ここだけの話」
 ある秘密会議の顛末

・「壁耳空耳時事放談」
  TPP問題、5月の首相訪米がヤマ場
  関税撤廃7年以内、例外確保は極めて困難

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
  哀しみと喜び

・「ライスネットの相場展望」
  ライスネットの相場展望/119
  「米に飢えている」西日本
  買い圧力は東の仲間市場へ

・西やんの“米飯(めし)”のはなし
  第4回 ~おむすび(おにぎり)のはなし、基本に回帰“ごはんの美味しさ”を出そう~

・「元気な米屋」
  有限会社 米工房アサダ
  千葉県浦安市

・「米売れ筋POSランキング2011年1~12月、2012年1月」

・「資料」
  平成22~23年産米の相対取引価格(農水省)
  平成23年産米の相対契約累積数量(農水省)
  民間在庫の推移(農水省)
  平成24年1月の家計調査
  小売物価統計(東京都区部のみ)平成24年1月分
  3月のBBN米価
1,375円
平成23年産の食味ランキング 日本穀物検定協会
「特A」過去最多の26銘柄
トップは北海道ゆめぴりか、奈良ヒノヒカリ、福岡元気つくし
 日本穀物検定協会(山本徹会長、伊藤元久理事長)は7日、平成23年産米の食味ランキングを発表した。対象は「近年で最も多い」129産地品種銘柄(22年産117銘柄)で、最高ランク「特A」にランクインしたのは、特Aができた平成元年産から数えて過去最多の26銘柄(22年産20銘柄)となった。Bランク以下は平成11年産以来ゼロ更新が続いている。




祝!創業130周年 木徳神糧㈱祝賀会
 一層の飛躍へ
  「日本の米は花形の輸出商品」
 木徳神糧㈱(平山惇社長)は1月30日、都内で創業130周年祝賀会を開催した。海外からの来賓を含め400名を超す関係者が来場し、盛大に行われた。海外からは、アメリカ、中国、タイ、ベトナム、台湾5か国・地区から来賓があり、当日は、タイ駐日大使、商務公使、アメリカ農務公使、台湾農糧署署長らが出席した。国内でも、農林水産省から生産局の今城健晴農産部長が出席するなど、錚々たる顔ぶれが130周年を祝った。




信頼回復に向け、産地状況説明会開催
        ふくしま米需要拡大推進協議会
 ふくしま米需要拡大推進協議会(長島俊一委員長)は2月16日、都内で『「ふくしま米」信頼回復に向けた産地状況説明会』を開催。県が産地情報と安全確保対策、全農福島県本部が23年産販売方針・24年産集荷販売方針等を卸等に報告した。




topics
  ◇韓国の米加工機械メーカーと包括的提携契約=サタケ
  ◇法科学鑑定センターを吸収=ビジョンバイオ
  ◇福岡精米機器・クルソンの「エアーZ」安全面と品質向上に効果「全国へ」
  ◇公益社団法人認定を申請、被災地支援に対して農相から感謝状=炊飯協会
  ◇大型米粉製造システム等、FOODEXに出展=サタケ
  ◇低温農業倉庫の新築「起工式」開催、7月稼働予定=JAすかがわ岩瀬
  ◇GOPAN開発者の滝口氏、民間部門農林水産研究開発功績者表彰を受賞
  ◇道内食率過去最高を更新、4ポイント増の82%=北海道
 商品・サービス
  ◇購入希望の声多数、「無洗GABAライス」発売=サタケ
  ◇今春からお米宅配サービスを開始、まずは神戸市東部から=神明
  ◇指定倉庫拡大、合意早受渡新設など商品設計改正へ=東穀取
  ◇ゆめタウン東広島に4機目の直営コイン精米機=サタケ
  ◇お米の粉でフレーク「コメフレ」発売=全農・日清シスコ・三菱食品
  ◇国際線で炊きたての南魚沼コシヒカリ、機内で客室乗務員が炊飯=JAL
  ◇和・洋・中の冷凍米飯発売、常温には梅がゆ=テーブルマーク
 決算
  ◇2011年12月期は減収大幅増益、営業・経常利益は上場来最高益=木徳神糧
  ◇第3四半期は微減収大幅増益、物流が堅調=ヤマタネ
  ◇2011年9月期は2期連続の減収大幅増益=㈱ミツハシ
  ◇家庭用精米増加も業務用・玄米減少で米穀販売減収=ユアサ・フナショク
  ◇発芽米事業は0・8%減収、卸販売他で増収もその他チャネル奮わず=ファンケル 人事
  ◇木徳神糧㈱〈3月27日付〉
  ◇高山米穀協業組合〈2月1日付〉
 違反
  ◇沖縄「米くら」がJAS表示違反、多岐にわたる異産地品種混米
  ◇栃木の生産者・岩出正行氏がJAS違反、未検に3点セット表示
 偲ぶ会
  故・山﨑誠三氏




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
 池袋の焼鳥屋さん

 お米マイスター「魚沼米穀」新潟県魚沼市
 料理店 「やきとり 母家(おもや)」東京都豊島区南池袋

 絶品!ランチの焼鳥丼
  炭火で炊く魚沼産こしいぶき
 炊飯、焼鳥に職人技の妙
  品質を追求する匠同士の絆

・「ここだけの話」
 ビバッ!学校給食

・「壁耳空耳時事放談」
  戸別所得補償の法制化、4月が正念場
  鍵を握る名称と米価変動補填交付金

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
  治に居て乱を忘れる

・「ライスネットの相場展望」
  ライスネットの相場展望/118
  「米に飢えている」西日本
  買い圧力は東の仲間市場へ

・西やんの“米飯(めし)”のはなし
  第3回~売れる「弁当公式」~

・「元気な米屋」
  企業組合安東米店
  静岡市葵区安東

・「米売れ筋POSランキング2011年11~12月」

・「資料」
  平成22~23年産米の相対取引価格(農水省)
  平成23年産米の相対契約累積数量(農水省)
  民間在庫の推移(農水省)
  平成23年12月の家計調査
  小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年12月分
  2月のBBN米価
インタビュー

農林水産省 生産局農産部 今城健晴部長
○集荷不安のない米供給に努める
 ――今年の抱負を。
 今城 米については、平成24年産米の生産数量目標を配分したところですが、その24年産が安定供給されるよう、生産者・消費者とも不安を抱かないような仕組みを、早く示していきたいと考えています。その上で、価格状況もよく注視しながら、安定的な供給がなされるよう対応していきたい。麦については、前述した通りルール通り取り組むしかありませんが、国際的に作は悪くありませんので、それほど心配しているわけでもありません。粛々と対応していきます。

全農 山岸嘉春(米穀事業担当)常務
○全農に対する信頼をさらに強固なものへ
 ――米穀事業改革については?
 山岸 全農に対する販売委託は、構造的に減少している状況にあります。米消費の減少に加えて流通自由化の流れのなかで、生産者・JAとも「自ら売りたい・売れる」ことが広まってきつつあるわけで、そのなかで全農自身が農家の手取りを確保するという役割を発揮していかなければ、ジリ貧になっていくのは目に見えています。消費者に近づいて国産米を安心して食べていただき、その成果を農家に還元できるようにすることが重要です。

全米販 木村良理事長
○卸自身も変わらなければならない年
 ――まず昨年を振り返って、どのような?
 木村 昨年と言えば、やはり東日本大震災を抜きには考えられません。震災をきっかけに、米穀卸売業界も自らの仕事を考え直さざるをえなくなっていると思います。今でもそうですが、ともかく米が売れない。ところが、欲しいコメは不足気味で昨年より高い。ということは、どこかで売れているわけで、私ども中間流通業の存在意義が改めて問われているのではないか。端的に言えば、消費者への直売の増加ですが、そうしたことが震災後、顕在化したように思います。

㈱神明 藤尾益雄社長
○2020年に売上高2500億円目指す
 ――新年の抱負は。
 藤尾 言い続けていることですが、2015年に売上高2000億円、営業利益30億円、2020年に売上高2500億円、営業利益50億円が目標です。2020年には、外国産米を含め、100万tを扱いたいと思っています。社長に就任して5年が経ちますが、これまで財務強化を進めてきました。単体ベースですが、自己資本比率は(15%から)40%を超えています。有利子負債も半分以下にしました。スリム化し筋肉質となって、新年はスイッチをバチッと切り替えます。シェアアップ、新規事業を積極的に進め、攻めに転じたい。守りも大事ですが、攻めなければ勝つことはできません。本当の意味でスタートを切った、そういう年にしたいと思っています。

木徳神糧㈱ 平山惇社長
○コメが世界をグルグルと回るような展開を
 ――新年の抱負は。
 平山 米穀業界ではすでに、玄米を精米に搗精して売るだけでは経営が難しくなってきています。当社では機能性を持ったコメをドンドン作って売っていきたいと思っています。また、海外のマーケットを拡大したいと思っています。そのためにも、国内では20ha規模の農家を増やして、コメをドンドン作ってもらいたいと思います。中国では、水不足でコメの増産は難しくなっています。日本の美味しい米を中国市場で販売する、低価格の市場にはベトナムやタイで作った米を販売していく。コメが世界をグルグルと回るような展開を想い描いています。




揺れ動く福島産米
 東日本大震災・原発事故に伴う福島産米の放射性物質問題は、昨年から今年にかけ、大きく揺れ動いた。福島産米の放射性物質をめぐっては、暫定規制値を玄米1㎏当り500Bq、土壌から玄米への移行係数「0.1」、土壌残留基準を1㎏当り5000Bqと決めた上で、4月の「作付制限」、8月の「予備調査」、9月の「本調査」と3段階で臨み、結果的に暫定規制値を上回る例が出なかったため、関係者をほっとさせたものだった。全ての調査が終わり、超過玉が検出されなかったことから、福島県知事に至っては「安全宣言」(10月20日)まで行ったほどだ。ところが11月16日夜、中通りにあたる福島市内の大波地区(旧小国村)で生産されたコシヒカリから、630Bqの放射性セシウムが検出「されてしまった」ところから、事態は転がり始める。




topics
  ・青森・岩手・山形の県本部、概算金引き上げ
  ・取引対象を「米穀全般」に拡大
   加工米センター
  ・カドミウムを輸送する遺伝子を発見
   東大
 人事異動・機構改革
  ・代取会長に三橋社長、代取社長に木津副社長
   ミツハシ
  ・1月1日付機構改革で「パールライス部」新設
   全農
 新商品・イベント
  ・食品DNA鑑定体験セミナー参加者募集中
   ビジョンバイオ
  ・「無洗米GABAライス」おにぎり販売店、開店
   サタケ
  ・低たんぱく米「越後シリーズ」にカルローズ登場
   木徳神糧
  ・高品質フレコンバッグの新ブランド「PROmisy」
   フクナガエンジニアリング
  ・ホンジュラスで精米工場建設
   サタケアメリカた。
  ・放射性物質の核種検査「検出下限値の選択可能」に
   ビジョンバイオ
  ・大阪府民の「いっちゃんうまい米」は広島ひとめぼれ
   日米連
 違反
  ・㈱ポオトデリカトオカツ、JAS違反
  ・沖縄の生産者・當山清林氏、有機JAS違反
  ・㈲今源商店、JAS違反
  ・コシおにぎりに一部ハナエチ混入を自主公表、ローソン
  ・㈱日新ライスにJAS法に基づく「指導」
  ・ケンベイミヤギがJAS違反、米トレサ法で改善指導も
 訃報
  ・山﨑誠三氏(元㈱ヤマタネ社長)
  ・荒田盈一氏(元日米連専務)
  ・日出英輔氏(元自民党参議院議員、元農水省農産園芸局長)





平成23年産水稲収穫量(確定値、農林水産省)




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
 兵庫県尼崎市のたこ焼き屋

 お米マイスター「宮崎米穀店」尼崎市大物町

 料理店 「たこ焼き たこふく」 尼崎市神田中通

 笑いのまちのたこ焼きランチ
  気軽に集うみんなの店
 米屋から有機食材全般の扱いへ
  産地と連携強く魅力的な店

・「壁耳空耳時事放談」
  野田改造内閣、背水の陣の船出
  衆院解散のXデ―は6月下旬の会期末か

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
  生産・流通の現状を再認識する

・「ライスネットの相場展望」
  ライスネットワークの相場展望V.117
  慢性化した裾そ物不足、代替は?
  消去法で残る外国産を使う「勇気」

・西やんの“米飯(めし)”のはなし
  第2回~“お寿し”の話~

・「元気な米屋」
  ㈱米寅/入野店
  浜松市西区入野町

・「米売れ筋POSランキング2011年10月」

・「資料」
  平成22~23年産米の相対取引価格(農水省)
  平成23年産米の相対契約累積数量(農水省)
  民間在庫の推移(農水省)
  平成23年11月の家計調査
  小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年11月分
  12~1月のBBN米価
1,375円
特集・コメ先物の現在と将来

コメ先物市場の72年ぶり再開から3か月が経過した。東穀取・関西商取とも最初の現物受渡を経たものの、価格は期近と期先が同水準で動くなど、落ち着かない日が続いている。また取組高・出来高とも低水準が続いており、上場前の反対者ほど「どうなっているのか」と声を荒げるという不思議な現象に陥っている。しかし徐々にだが事態に変化も生じつつある。取引員から2氏にここまでを振り返ってもらうとともに、当業者のうちJA系統から参加の芽が出てきた2つの事例を紹介する。

岡地㈱ 取締役投資顧問部 横関勉氏
投機色強くないコメ 長期の投資に理想的
◇ ◇ ◇
岡地㈱への問合せは03-3249-8888

岡安商事㈱ 東京本部統括店経営企画室長 梨本孝行氏
TPP問題は追い風か 活用できる市場機能に
◇ ◇ ◇
岡安商事㈱への問合せは0120-284-290、または法人部03-5642-8619(直通)

福井・JA越前たけふ
経済事業を子会社に譲渡 コメ先物取引も選択肢に

JA大潟村・小林肇組合長の先物体験談
日本ユニコム㈱セミナー講演から




創業70周年記念感謝の集い開催、2012年度商品戦略も発表
はくばく

「もち麦ごはん」新投入、茹で伸びしにくい乾麺「絹の食卓」も発売へ
㈱はくばく(長澤重俊社長)は11月4日、都内で「創業70周年記念お客様感謝の集い」を開催し、式典・懇親会に流通・卸関係者等150名余りが参加した。式典では、同社の「2012年度へ向けた商品戦略」が発表され、「十六穀ごはん」の配合を含めた全面リニューアル、新しい価値を訴求した新商品「もち麦ごはん」、乾麺市場の拡大を狙った乾麺新商品で茹で伸びしにくい特徴のある「絹の食卓」を来年2月・3月に発売することを公表した




サタケ・山本製作所が新型遠赤乾燥機を共同開発
従来機より1割低価格実現

米・麦・蕎麦等に対応、33~55石全6機種 夫々のブランドで販売開始
㈱サタケ(佐竹利子代表)、㈱山本製作所(山本丈実社長)は10月28日、山形・東根市の山本製作所本社工場で、両社共同開発の新型遠赤外線(穀物)乾燥機「NEXT(ネックス=統一ブランド)」の発表会を開催した。両社は2009年に包括的提携契約を締結し、これまで製品の総合供給や共同販促などを実施しており、今回は提携後初の共同研究開発により、新型の遠赤外線乾燥機を開発・発売した。穀類乾燥機市場では、両社合計のシェアが50%を超えており、今回の共同開発機の投入で、市場の活性化が期待される。




topics

本調査後に福島中通コシから暫定規制値上回る630Bq検出

農家用小型光選別機「ピカ選」に3.2tタイプ登場
サタケ

ロサンゼルスに現地法人「SHINMEI U.S.A.CORPORATION」設立
神明

大幅増益で営業利益・経常利益通期予想上回る
木徳神糧第3四半期

大幅増益、通期売上予想は530億円に上方修正
ヤマタネ第2四半期

東日本大震災復興支援
ミツハシ

新潟コシ・いぶき仮渡金900円引き上げ

都内でゆめぴりか発表会、CM発表
ホクレン・北海道米販拡委

「GOPAN」専用米、「こまちdeゴパン」発売
全農秋田

23年産概算金一律1,800円上げ
全農秋田県本部

72年ぶり、コメの先物取引で現物受渡が成立

東京コメ卸協議会等が「ふくしま米元気プロジェクト」始動




平成23年産水稲の10月15日現在作柄(農水省)




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
秋田・川反通りの鰻屋

お米マイスター「平沢商店」秋田市大町

料理店:「横田屋」秋田市大町

秋田一の繁華街に老舗の鰻屋
20代の3代目で新装開店
熟成された伝統のタレ
米屋の巧みなブレンド米

・ここだけの話
加工用米、使っていいの?

・「壁耳空耳時事放談」
TPP交渉、「呉越同舟」の決着
根深い対立と野田政権の終わりの始まり

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
年末雑感三題

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.116
「集まらない」23年産の理由
生産者が端境期睨むなら逆を

・西やんの“米飯(めし)”のはなし
第第1回~「米飯商品」の基礎知識~

・「観測気球」
山形の生産者が正しい認識を持っている
TPP対策で規模拡大進んでも確実に残る「家作」

・「元気な米屋」
㈲野口商店/おこめひろば野口屋本店
東京都西東京市

・「米売れ筋POSランキング2011年9月」

・「資料」
平成22~23年産米の相対取引価格(農水省)
平成22~23年産米の相対契約累積数量(農水省)
民間在庫の推移(農水省)
平成23年9月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年9月分
11月のBBN米価
1,375円
インタビュー
農林水産省生産局 農産部長
今城健晴氏

――今年8月2日付で総合食料局の食糧部長となり、その1か月後、9月1日付で生産局の農産部長となったわけですが、その機構改革の際、食料産業局(旧・総合食料局)から食糧行政(食糧部)を引き継いだほかに、農産部の所掌はかなり広いと伺っていますが。
今城 そうですね。組織としては、農産企画課、穀物課、貿易業務課あたりまでが食糧行政の範疇プラスアルファにあたるかと思いますが、ここに地域作物課も加わっていますので、例えば甘味資源作物や茶などにも所掌が広がったことになります。生産局のそれ以外の課、園芸作物課、技術普及課、農業環境対策課は、言ってみれば雨宮宏司審議官(大臣官房生産振興審議官兼生産局)の担当で、そこは棲み分けをしようと。ただ、情報はお互いしっかり共有しています。
――旧食糧行政のうち、食料産業局に残してきた、あるいはよその部局へ移管したものもありますね?
今城 ほぼ全て食糧行政全般を農産部に移してきたと言っても過言ではありませんが、ごく一部に例外があるのも事実ですね。米麦で言えば、六次産業化の観点から、麦の加工製造業(二次加工)が食料産業局の植村悌明課長(食品製造卸売課長)の担当になっています。同じ麦でも製粉はこちら(生産局農産部)ですから、大雑把に言って原料の麦は当方、〝業〟というか製品としてのパンや麺は向こう、といった恰好でしょうか。
それから米穀に対する流通監視の機能が、消費・安全局の光吉一課長(表示・規格課長)の下に星川泰輝さんを室長とする米穀流通監視室が設けられ、そこへ移っています。もちろん連携はとりつつやっていきますが、あちらは監督的な業務であって、現業所管部局である当方とは違いますから、お互いキチンとした緊張関係を維持しつつ取り組んでいくつもりです。




平成23年度北海道米意見交換会 ホクレン
23年産販売計画35.3万t
集荷率向上への意見多数
ホクレンは10月13日、千歳市内のホテルで「平成23年度北海道米意見交換会」を開催した。出席した十数社の卸に道産米の状況を報告。意見交換では“集荷率向上”への要望が中心となった。




「がんばる!宮城米復興大会」 全農宮城県本部
前年を上回る取扱い量求める声多数
収穫前契約申込は約2倍
全農宮城県本部は9月29日、仙台市内のホテルで「がんばる!宮城米復興大会」を開催した。生育・集荷・販売の他、“復興”をテーマに東日本大震災の被害状況と対応、今後の取組について報告。出席した卸30社等との意見交換では、「前年を上回る出荷数量」が多数求められた。




topics

日産自動車にバンパーリサイクル設備を納入
サタケ

精米3万t「中四国工場」来年末稼働へ
神明

木徳神糧が子会社3社を吸収合併

茨城・栃木・千葉・埼玉の全農県本部、概算金引き上げ

シンチレーション・スペクトロメータ導入
穀検

東穀取らネット上に商品市場SNS「みんコモ」開設

戸別所得補償8月末121万件
農水省

用途限定米穀の用途外使用で初の食糧法違反
秋田の松浦商店に改善勧告

「スズモフェア2011東京」を開催
鈴茂器工

現物受渡、東穀取・関西商取の指定倉庫一覧

東京・有楽町、江東区で新米フェア
大潟村CE公社

オリジナルブランド米で放射性物質の自主検査体制
セブン&アイ

大阪事務所が移転、10月3日から業務開始
全米販

飼料・土壌改良材等への稲藁等の取扱い
農水省




緊急需給情報
警戒感高まる「実は過剰」
原発事故に伴う放射性物質調査(本調査=収穫後玄米)が、10月14日までにほぼ完了。玄米1㎏当り暫定規制値500Bqを上回る例が1つも出なかったことから、国が調査対象とした17都県すべてで23年産米の出荷自粛がほぼ全面的に解除されたことになる。これで、風評被害など予測しようのない要素を除けば、「実は全体需給が過剰」であることに対する警戒感が高まることになる。




平成23年産水稲の作柄(9月15日現在、農林水産省)




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
東京・阿佐ヶ谷の食堂

お米マイスター:「大提燈米穀店」杉並区阿佐ヶ谷北

料理店:「食堂ばんちょう」杉並区阿佐ヶ谷北

白米をしっかり食べさせたい
千円台で軽く一杯と定食
豊富な野菜と嬉しい小鉢
近所に欲しいほっとする店

・ここだけの話
数字あれこれ

・「壁耳空耳時事放談」
請求書は後から来るTPP交渉
シナリオライターなき民主党の政権運営

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
司令塔はどなたですか?

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.115
政府古米代替玉の「発明」が肝要
裾そ物不足慢性化で業界を席捲へ

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第11回・最終回 ~農商工連携によるまちづくり~

・「観測気球」
福島県産の取引に見られる現状と影の部分
価格を下げるから売れるのか、売れるから下げるのか

・「元気な米屋」
㈱シブヤ/米処・結米屋(松屋銀座店)
千葉県松戸市


・「米売れ筋POSランキング2011年8月」

・「資料」
平成22年産米の相対取引価格(農水省)
平成22年産米の相対契約累積数量(農水省)
民間在庫の推移(農水省)
平成23年8月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年8月分
10月のBBN米価
1,375円
インタビュー
全農 山岸嘉春常務

全農一般契約「基準」価格と
店頭販売価格とセットで主張

理想の集荷率は生産量の50%
銘柄ごと実力相応の価格形成

今年7月28日の全農経営管理委員会で常務理事に選任され、米穀担当常務となった山岸嘉春氏はこのほど、本紙のインタビューに応じ、就任にあたっての抱負と今後の全農米穀事業の展開方向などを語った。

――山岸常務は、ご就任の直前、総合企画部長だったと伺っています。米穀関連部門のご経験は?
山岸 2002(平成14)年7月まで長らく米穀部門にいました。最後は東京支所の主食課長でした。ですから約9年ぶりに米穀部門に戻ってきたことになります。
――では担当常務として戻ってこられて、今後の全農米穀事業に臨むご抱負を。
山岸 米穀業界をとりまく情勢は、その9年間で大きく変わってしまっていますね。制度、仕組みもそうです。(センター)入札がないですし、食糧法も改正され、政権が代わり、今や戸別所得補償。全農の集荷率も下がり、価格も下落しています。こうしたなかにあっても全農としての存在意義が、生産者の手取りを最大限確保していくことにあるのは、9年前だろうが20年前だろうが同じであろうと思っています。しかし環境変化に応じて変えなければならないことがあると感じています。
――具体的に、まず集荷には?
山岸 9年前に比べて400万tから300万tに減少しました。前任の米本(博一)常務のもと「新生全農米穀事業改革」を進めてきたわけですが、それは方向性として間違っていないと考えています。ただ生産者から見たとき、全農の役割・機能が見えづらくなっているのではないか、ということです。
例えば以前なら、入札への上場・落札によって、いかに全農が売っている、あるいは売る努力をしているかが見えたわけですが、今はそれが見えにくい。全農として頑張っていることを示すのは大事です。




インタビュー
㈱神明 藤尾益雄社長

――2012(平成24)年3月期の第2四半期(2011年4~9月)がそろそろ終わろうとしています。前期は減収減益と聞いており、売上高は減収というよりほぼ前期並みといったところで、減益となったのは単価下落が響いた結果なのでしょうが、この傾向は現在も変わっていませんか。
藤尾 そうですね。前々期50万tから前期57・5万tと扱い量が増えていて、にもかかわらず売上高が微減でした。その後、例えばごく最近の短い例で言えば、8月の上旬が異常に売れました。そのままいけば売上高ベースで5割増しくらいの勢いでしたが、お盆過ぎに止まってしまい、終わってみれば単月ベース7~8%増程度にとどまっています。
ですから数量ベースだと7月までで前期比2ケタ増のペースですが、金額ベースだと7月までで計画比8%増くらいだったものが、今のところ第2四半期は計画比2%増程度で着地しそうです。(22年産の)価格が上がっているのは仲間相場だけの話で、量が捌けてもこれでは…。




米穀卸の経営概況
ほぼ満遍なく減収大幅増益
精米は金額減も玄米販売量増加

パール卸の経営概況
16社・減収大幅増益
専業は大手増益、中小減益





全農新潟県本部 新潟米懇談会
23年産新潟一般コシ相対価格17500円スタート

全農新潟県本部は9月13日、新潟市内で「新潟米懇談会」を開催。卸、団体等100名以上が出席した。このなかで新潟県本部は、23年産うるちの販売予定を23・8万tとした。内訳はコシヒカリ18万t、こしいぶき4・8万t。収穫前契約は16・3万tまで積み上がっており、販売価格(東京着相対価格)は、こしいぶき14000円(9月8日~)、一般コシヒカリ17500円、魚沼コシヒカリ22000円、岩船・佐渡コシヒカリ17800円(9月20日予定)とした。




23年産概算金/仮渡金の推移(9月15日現在、本紙調べ)




topics

農家向け白米専用計量器機「美白米コンビ」
サタケ

放射性物質“迅速”検査の精度向上
ビジョンバイオ

ライスミルク販売拡大
木徳神糧

累計4375俵が成約
加工用米取引センター

欧州最大の精米販売企業と提携
丸紅

第2四半期単体業績予想を上方修正
ヤマタネ

ゆめぴりか全国へ新パッケージ
ホクレン

ミヤベイ直販精米工場が完成
東洋精米機の新型機採用

10月1日から営業本部を移転、東京本部へ
むらせ

㈱糧配と呉糧配㈱が合併、新社名は㈱糧配

3月末現在の届出業者数は7万8,540業者
農水省調べ

農産物検査法違反
農水省




海外レポート
中国・中国・寧夏にコフコの精米工場、年産11万t




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
さいたま新都心の鰻屋

お米マイスター:「㈱鵜野商店」さいたま市見沼区

料理店:「氷川まんまる」さいたま市大宮区

問屋が営む厳選の鰻屋
地産地消で市のブランド米
特別基準の彩のかがやきを
「さいたま育ち」で推奨

・「壁耳空耳時事放談」
離農奨励という禁じ手と民主党農政
政策目的が変質した戸別所得補償制度

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
これからは障害物競走

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.114
昨年と違って「裾そ物がない!」
誰もが忌み嫌う関東産は宝の山?

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第10回 ~新しい地域おこしの推進へ!~

・「観測気球」
西日本に東日本の業者が参入して価格上昇
情報開示が遅いのではない。できないのだ

・「元気な米屋」
山田屋食糧㈲
横浜市旭区

・「米売れ筋POSランキング2011年7月」

・「資料」
平成22年産米の相対取引価格(農水省)
平成22年産米の相対契約累積数量(農水省)
民間在庫の推移(農水省)
平成23年7月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年7月分
9月のBBN米価
1,375円
インタビュー
東京大学 中嶋康博准教授

食料・農業・農村政策審議会の食糧部会部会長を務める、東京大学大学院で農学生命科学研究科の中嶋康博准教授はこのほど、本誌のインタビューに応じ、米政策について語った。

――7月の基本指針が出た後ですが、振り返っていかがですか
現在の問題として放射性セシウムの問題があるが、それについて食糧部会での報告、議論はなく、その後に調査方法の説明会が行われた。(時期の問題で)世間で一番関心があることについては話すことができなかった。
今回の基本指針の中では、政府備蓄米の放出ルールが重要だと考えている。一定のルールが決められたことは良かったと思う。当初は米の価格が3割上がったら放出を決定するというような細かい数字の要件を入れることも案にあったが、現在の形でまずはいけると考えている。一番気を付けなければいけないことは、これまで2回あった不作、平成5年の作況70というものと、平成15年の不作の経験を踏まえて混乱が起きないようにすること。今回の放出ルールで混乱が無いように対処できると考えている。




コメ先物取引72年ぶり再開

8月8日の午前9時、コメの先物取引試験上場が開始された。出し値(基準値)は、東京穀物商品取引所(関東コシヒカリ)が1万3500円、関西商品取引所(北陸コシヒカリ)が1万3700円でスタート。両取引所で注文が殺到し、東穀取では1万8000円台の買い注文も入りCB(サーキットブレーカー=値幅制度)を発動、関西商取でも基準値を大きく上回る値が付いた。




今おもしろい台湾産米Ⅶ
台湾産米を牽引する中興米

7年目を迎えた台湾産米レポート。今回は台湾産米の現状を振り返るとともに、その台湾産米を牽引し続けるリーディングカンパニー「中興米」の新たな取り組みを追った。

中興米は、年間扱い量7万tというから、台湾全生産量の実に6%を1社単独で叩き出していることになる。押しも押されもしないリーディングカンパニーだ。その証拠に、今回の訪問と前後して南方の百貨店を訪ねてみると、米売り場に並んでいた商品の実に3分の2が、中興米商品で占められていた。そのトップの意地からか、中興米は毎年訪れる都度、異なった〝顔〟を見せてくれる。




千葉・茨城等の23年産米
ほぼ放射性物質“検出されず”
米の放射性物質調査




topics

「ピカ選GRAND」ラインナップ充実
サタケ

『おこめのパスタ』Penne Rigate 発売
神明

コスト削減奏功し大幅増益
木徳神糧第2四半期

量販向け等の玄米大幅増
ヤマタネ第1四半期

増収もホテル部門苦戦で減益
ユアサ・フナショク第1四半期

米飯加工機械関連好調で増益
鈴茂器工第1四半期

マジックライスリニューアル
サタケ

10月1日に伊藤忠食糧と伊藤忠ライス経営統合

復興支援キャンペーン
ビジョンバイオ

有機米こまちと白神山水、美味しく炊ける有機玄米も
大潟村CE公社

23年産集荷販売計画11万8500t
全農栃木県本部

復興支援米売上総額133万7,500円
全農宮城

食品向けフレコンバッグに注力
フクナガエンジニアリング

東京・神田神保町に移転
J-PAO




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
千歳烏山の鮨屋

お米マイスター:「てんち」東京都府中市

料理店:「鮨あらい」東京都世田谷区粕谷市

住宅街に本物志向の鮨屋
素材、味への追求
確かな知識が信頼を生む
探究者同士の絆

・ここだけの話
カタカナ語笑典

・「壁耳空耳時事放談」
水田農業の構造改革に乗り出した農水省
改革派の奥原、針原両氏を主要ポストに

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
苦しみは秋風とともに

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.113
カギ握る放射能、対応が要
安全ならモチでも外米でも

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第9回 ~買ってもらえる戦略を考える~

・「観測気球」
覚悟の原発人事。コメでも不可避な放射線物質の検出

・「元気な米屋」
㈱ともえ/トモエファーム
東京都八王子市

・「米売れ筋POSランキング2011年6月」

・「資料」
平成22年産米の相対取引価格(農水省)
平成22年産米の相対契約累積数量(農水省)
民間在庫の推移(農水省)
平成23年6月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年6月分
8月のBBN米価
1,375円
コメ先物取引72年ぶり認可
8月8日取引開始へ

72年ぶりに、我が国にコメ先物市場が復活することが決まった。㈱東京穀物商品取引所(渡辺好明社長)と関西商品取引所(岡本安明理事長)による先物市場へのコメ試験上場申請に対し、農林水産省が7月1日、「認可」を通知したもの。これを受けて両取引所は足並みを揃え、8月8日から実際の取引を開始する運びだ。

世界初の先物市場は約250年前の日本のコメ。しかし1942(昭和17)年の食糧管理法制定・施行を前に、廃止されていた。以来72年。2005(平成17)年12月に2取引所が申請した際には、翌2006(平成18)年4月になって農水省が「不認可」判断を下していた。
商品先物取引法によると「試験上場制度」の認可要件は、①十分な取引量が見込まれない、②生産・流通に著しい支障を及ぼす恐れがある――に「該当しない」こと。本上場と違って試験上場の場合は農水省側に挙証責任があり、該当しない場合は認可しなければならないと規定されている。農水省は今回、「米政策については、前回の申請時とは異なり、戸別所得補償制度の導入により、価格支持政策から所得政策に抜本的に転換。また、米の需給調整については、メリット措置の大幅な拡大により生産者の経営判断による選択制に大きく転換。したがって米の先物市場の開設は、現在の政策と整合的でないとはいえなくなり、『生産・流通に著しい支障を及ぼす恐れがあること』に該当しないと判断した」と説明している。
この日の閣議後定例会見で鹿野道彦農相は「あくまで試験上場である」ことを強調、2要件への「反証が難しい」として、「認可を判断した」と語った。その上で「この間にご指摘されたことも含めて、2年間の試験上場期間中にしっかり監視をし、検証していく」とも。






米トレサ法施行後のJAS表示

米トレサ法の施行から1か月が経過した。本稿では、姉妹紙「米麦日報」にて完全施工前(6月28~30日)にて指摘した疑問を掲載するとともに、7月1日に消費者庁が更新したJAS法精米品表「Q&A」の変更点(16~17ページ)を採り上げ、未だに解けない米トレサ法の不確定部分を示す。

疑問①未検玉の「産地未検査」めぐる一括表示欄とメリット表示の不整合

JAS法の3点セット表示は本来、農産物検査を受検した玉(検査玉)に対してのみ任意表示の〝権利〟が生じるものだった。ところが、米トレサ法が農検法と無関係に産地表示を義務づけていることから、JAS法上、未検玉にも産地表示を義務づけざるをえなくなった。しかしパブリック・コメントの結果、猛反発に遭い、未検玉で産地表示する場合「産地未検査」と添付表示することで落ち着いている。




7月から放射性物質検査開始 穀検
ゲルマニウム半導体検出器2台導入
東京分析センターに放射能測定室新設、1試料2万円、納期3営業日

(財)日本穀物検定協会(山本徹会長)は7月1日から、食品・農産物・水等の放射性物質検査を開始している。同日付で厚生労働省の「食品中の放射性物質検査に関する登録検査機関」となり、食品等中の放射性ヨウ素(I‐131)、放射性セシウム(Cs‐134、Cs‐137)の核種ごとの放射線量測定を受託。必要試料(可食部2以上)到着日から3営業日以内に結果を通知する。検査料金は1検体2万円(消費税別、試料の前処理が必要な場合は別途必要、報告書は和文・英文いずれか1通)。




topics

〈サタケ〉「ピカ選」累計2500台受注

〈神明2011年3月期〉販売数量大幅増も単価下落で減収減益

〈ミツハシ〉被災地「応援シール」を自社NB商品に貼付

〈サトウ食品2011年4月期〉もち・包装米飯増で増収大幅増益

〈農研機構・ケット科学〉収穫前乳白発生予測装置を開発

〈関西商取〉コメ先物取引紹介パンフ「改訂版」作成

〈農水省〉戸別所得補償6月末加入は6.3%上回る104.8万件

〈ホクレン〉22年産ゆめぴりか単品完売につきブレンド商品新発売

〈J―PAO〉福島の農産物「販売支援サービス」開始

〈精米工〉23年産を前に改めて簡易放射能測定アナウンス

〈農水省〉きたゆきもちを種苗法登録




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
船橋のそば屋さん

お米マイスター:「有限会社まきの」千葉県船橋市

料理店:「蕎麦舗 更月」千葉県船橋市

老舗同市の「町の顔」
産地と消費者結ぶ取組
昼食に趣ある蕎麦屋
特栽米こまちで丼もの

・ここだけの話
緊急戦隊!ライスマン

・「壁耳空耳時事放談」
米先物が浮き彫りにした政治状況
民主は政権、JAは求心力失う要因にも

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
臆病、慎重、頑固さが必要

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.112
何度も天井破ってきた22年産
「山高ければ谷深し」なら…

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第8回 ~ニーズ・シーズからのコンセプトづくり~

・「観測気球」
関東産に風評被害なし、全て実害に該当する

・「元気な米屋」
有限会社松﨑米穀店
東京都八王子市

・「米売れ筋POSランキング2011年5月」

・「資料」
平成22年産米の相対取引価格(農水省)
平成22年産米の相対契約累積数量(農水省)
民間在庫の推移(農水省)
平成23年5月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年5月分
7月のBBN米価
1,375円
トップインタビュー 木徳神糧㈱平山惇社長


仙台工場は壊滅など震災被害、急場凌ぐ生産体制
他工場フル稼働で乗切る、 西の活用、新精米拠点も

被災した従業員は全国の工場で雇用継続


木徳神糧㈱の平山惇社長は6月6日、本誌の単独インタビューに応え、被災した仙台工場の状況、その後の対応等について語った。


――仙台工場の状況は。
仙台工場は5月になってから片付けを行っている。海から1・5㎞の所にあるが、工場と海の間には何も無くなっていた。震災前は住宅がたくさんあり、松が生えていた所だった。工場のある蒲生という地域は、サーファーに人気の地域だった。今は、コンクリートの電柱も根元から倒されていて、家の痕しかない。何というか、集中爆撃を受けた後のようだった。津波が根こそぎ持って行ってしまった。
海から工場までは他に大きな建物などがなかったため、津波で流されたものを全て工場で受け止めてしまった。もの凄い力で、10t車も乗るトラックスケールの厚い鉄板が剥がされて工場の外壁に突き刺さっていた。自動販売機は建物の中に入っていた。倉庫内の米は全て波をかぶってしまい、ほとんどが流され、工場の周りにも米が散乱した。地震から1週間は、ヒッチコックの映画「鳥」のように、工場の回りには色々な鳥がたかりに来て、地面の米は全て食べられた。一部、ラックに残っていた米もあるが、波をかぶっているため、5月末に訪れた時には米の腐った臭いがひどかった。
現在は、自衛隊がクレーンで建物の中の瓦礫を引き出してくれて、空いた敷地に瓦礫の山がいくつもできている。遺体も含め、何が入っているかわからないので、警察立ち会いの下、瓦礫の山をクレーンで上から少しずつ崩している。この作業はしばらくかかるだろう。
瓦礫の撤去費用は、建物の外が仙台市、中は当社の負担となる。当初は、法人税が2年間還付されるという話で、ある程度吸収できると思っていた。しかし、法人税の還付は基本的に中小企業までということで、色々な条件を照らし合わせたところ、当社は適用外のようだ。タンクの鉄等は、売れば幾らかになるだろう。瓦礫の撤去費自体はそれほどではない。特損の10億円には撤去費も入っている。
――人災もあったと聞きます。
今回の震災では、社員2名が亡くなった。地震当日は仙台工場で24~25人が働いており、地震の後は「まさか津波は来ないだろう」と従業員は割とゆっくりと歩いて避難したようだ。
亡くなった1人は女性社員で当日は休みだった。母親とご主人と家におり被災した。遺体はなかなか見つからなかったが、1か月後、どういうわけか、当社の工場で見つかった。先日、葬儀にも参列したが、何とも言葉が無い。工場の発見されたところには花束を置いて帰った。
もう一人は、パートの方で当日は工場で働いていた。警報が出て避難しようとなり、皆、車通勤で出ようとしたが渋滞となっており、歩いて逃げたという。亡くなった方は、一人祖母を家に残しているとのことで、オートバイで家に向かった。これは想像だが、恐らく家の中に入れば揺れでめちゃめちゃとなっており、片づけでもしていたのではないか。避難が間に合わなかったのだろう。その時、祖母は既に避難していた。葬式はこれからで弔問に伺う予定だ。できれば工場の被害だけで、人は皆、助かってくれたら良かった。非常に残念に思う。






㈱サタケ
多彩な新商品が続々

「アップグレーダー」くず米に含まれる中米を選別

「超小型製粉機」低価格、少量製粉が可能

「発芽の若さ」玄米由来のサプリメント

「SOLAPIKA(ソラピカ)」施設向け最高水準の明るさLED




全国はくばく会

2011年度、堀田新会長で「提案強化、マーケット拡大へ」
はくばく製品の取り扱い米穀卸等で組織する全国はくばく会は6月14日、山梨県甲府市内で第50回総会を開催した。㈱はくばく70周年と合わせた記念大会となったが、これまで8年間会長を務めた塩沢荘吉ベイクックコーポレーション㈱会長が退任、新会長には㈱ミエライスの堀田之雄社長が新任し、新体制での飛躍を誓った。




のむら産業㈱

チャック付きロール米袋「ZIPRO」、従来パッカーに対応!
1、2kg袋と5kg袋でも可能

保存性向上で新スタンダード、「5kg袋の提案」革新へ

のむら産業㈱(清川悦男社長)は6月20日、同社で会見を開き、これまでの自社製自動計量包装パッカーを使ってチャック付き米袋を作ることができる新包装「ZIPRO(ジプロ)」を発表した。チャック付き米袋の製造はこれまで、手詰めによるものか、数千万円の専用自動袋詰め機を利用するかに限られていた。そのため、従来のロール式パッカーを使ってチャック付き米袋を作ること(通常の袋にチャックを付けること)は「業界から長年要望されていたもの」であり、画期的な新商品。清川社長は「得意先に提案して回っているが、かなり感触は良い。すでに注文ももらっており、1か月後には(チャック付PP袋入り精米が)市場にも出回る予定」としている。




米穀関連団体「総会」

新会長に富澤氏「強く、益々の発展を」
(社)日本炊飯協会

来年4月一般財団法人化へ手続き決議
日本穀物検定協会

副理事長に荻田アサヒビール会長
日本プロ農業総合支援機構(J-PAO)

農産物検査員の育成研修を充実
全国瑞穂食糧検査協会

引き続き早期契約・早期販売が旗印
全国主食集荷協同組合連合会(全集連)

現物弁済米の残1,900t、公益法人化進める
(社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)

一般社団法人への移行進める、会費額を変更
(社)日本精米工業会

業界の社会的認知と地位の向上目指す
全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)




FOOMAJAPAN2011

米関連食品機械も多数、各社操作性を向上

〈サタケ〉ピカ連結モデルを展示

〈西村機械製作所〉納入先を紹介

〈ケット科学研究所〉ハンドリングを改良

〈鈴茂器工〉操作性と衛生麺で向上

〈アイトリート〉メンテフリーの排水処理

〈静岡製機〉ステン製電気乾燥庫発売




topics

〈全米輸〉新たに木徳神糧、千田みずほ、ミツハシが加入

〈静岡製機〉ステンレス小型タイプの多目的電気乾燥庫発表

〈グレイン・エス・ピー〉米トレサ法対応、原料米産地「掲示ポスター」

〈サトウ食品2011年4月期〉もち・包装米飯増で増収大幅増益

〈ヘリオス酒造〉福島産インディカ米を使用、純国産「泡盛」で復興支援

〈新社長人事〉
㈱グレイン・エス・ピー=代表取締役会長に八木俊明代表取締役社長、取締役社長に近藤一光専務取締役

東光食糧㈱=5月25日付で、八木恒夫社長が退任、手塚正義監査役が新社長

㈱東北食糧(山形県山形市)=代表取締役社長に新関敏勝氏、今野富彌前社長は代表取締役会長へ




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
山梨県甲府市の居酒屋

お米マイスター:「赤池米穀店」山梨市万力

料理店:「居酒屋 げん」甲府市石田

兄貴慕って集う若者達
活気あふれる居酒屋
マイスターの提案で
ランチの麦とろごはん


・「壁耳空耳時事放談」
平成年産米の価格は上がらない
スポット玉の値動きに惑わされるな

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
本当のことが知りたい

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.111
コシ以外とまらぬ「順調な」高騰
放射能如何で希少価値高まる22年産

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第7回 ~可視化ツールを使い、戦略シナリオをつくる~

・「観測気球」
米穀販売業界の潜在的課題を表面化させる大震災

・「元気な米屋」
千代田ミレット豊穀米
東京都千代田区

・「米売れ筋POSランキング2011年4月」

・「資料」
平成22年産米の相対取引価格(農水省)
平成22年産米の相対契約累積数量(農水省)
民間在庫の推移(農水省)
平成23年4月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年4月分
6月のBBN米価
1,375円
トップインタビュー 検査機関が挑む2011年度

①(財)日本穀物検定協会 山本徹会長
人的被害ゼロの震災、迅速に放射線量測定
役割果たす米トレサ
――すでに2011年度(平成23年度)に入っていますが、改めて事業計画をうかがいます。まず何と言っても東日本大震災の対応の面ではいかがですか。
山本 当会の場合、一般の総会にあたる理事会・評議員会で、事業計画のご承認を受けたのが3月8日のことで、震災はその3日後。したがって当初の事業計画には、震災関連の取組みを一切見込んでいませんでした。
この点は後ほどお話するとして、まずは当会の直接的な震災被害に触れないわけにはいきません。最も甚大な被害を被ったのは石巻事務所です。当初は4名の役職員が行方不明でしたが、数日後に4名とも避難所にいることが確認できました。震災直後、こちらから連絡をとろうと試みましたし、後に聞いたところでは4名もアプローチに努力していたそうですが、何しろ通信網が完全に途絶していたため、安否を確認できるまでに数日を要しました。それほど現場は過酷な状況下にあったということです。


②ビジョンバイオ㈱ 塚脇博夫社長
品種判別のリーディングカンパニーめざす

――御社は所在地が福岡県久留米市ですので、東日本大震災の直接的な被害はなかったでしょうが、幅広い分野の企業と取引されている関係上、そうした取引先への被害が間接的に影響した例があるのではないですか。
塚脇 いや、取引先を通じても、被害の影響らしい影響は出ていません。ただ全体的な受託実績が、3月、4月と減少傾向になったのは事実です。もともと当社のDNA鑑定受託事業が米を出発点としており、今でも最も多いことから、米と言えば東北がどうしても多くなりますので、結果として受託実績が減少したということです。もともと米関係だと決算期との絡みで受託が減少する時期ではありますが、さらに輪をかけて減少したことからして、さすがに影響なしとは言えないといった状況です。もっとも5月になって、ほとんど回復してきました。




東日本大震災・原発問題で脚光、放射線・放射性物質の測定業務
東日本大震災に伴う原発問題で、にわかに脚光を浴びている放射能。無関係な産地の産物でも証明書を求められるケースがあるといった議論は別にして、今や放射性物質、放射線の量を測定し、証明書を発行するニーズが高まっているのは事実だ。米穀業界に特化した測定業務の実施事例を紹介する。




7月から米トレサ法完全施行、米穀関連商品に産地表示義務
今年7月1日から「米トレサ法」(米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律)が〝完全施行〟される。いわゆる事故米事件を契機に半ば強引に制定されてしまった制度だが、何しろ施行が目前に迫っているので、ここでは現段階で頭に入れておくべき事柄だけを指摘しておく。




米穀関連団体「総会」

22年産紙袋シェア動かず99.6%
全国穀用紙袋協会

脱脂ぬか在庫激増問題や米トレサへの対応を確認
日本こめ油工業協同組合

佐藤会長ら役員ほぼ続投、加工米飯全体は増加
(社)全国包装米飯協会

管理体制が厳しくなっている、情報発信を強化
全国米穀工業協同組合

7月からコンプライアンスの徹底を
全国米菓工業組合




topics

・新商品
〈ホクレン〉「ふっくらプラス」 ほしのゆめ7割、ふっくりんこ3割。
〈木徳神糧〉「ライスミルク」 プレーン、ライチ、マンゴー、木苺の4種。
「越後の焼きおにぎり」 一般的な焼きおにぎりに比べタンパク質1/10
〈㈱はくばく〉「すっきり小麦ブラン」 小麦ふすまを約半分配合
「骨太家族100」 茶碗1杯(約150g)でカルシウム約100㎎ 〈ビジョンバイオ㈱〉「米DNA鑑定可能品種数を拡大」 今年度から488品種
・ホビークッキングフェア 東京ビッグサイトで4月27~29日開催
・行政
〈最後の事故米?〉事故米事件〝終結〟宣言。
〈戸別所得補償の申請状況〉4月30日現在速報値9万7220件
・東日本大震災関連
〈福島県の23年産作付制限〉農水省では「全体的な安定供給に支障なし」を強調
〈23年産生産数量目標とどかず〉「県間調整」1万9000tの出し手希望残
〈㈱サタケ〉5月12日、㈱山本製作所と共同で東日本大震災の義捐金キャンペーン
・決算
〈㈱ヤマタネ〉2011年3月期連結
〈木徳神糧㈱〉2011年12月期第1四半期連結
〈ユアサ・フナショク㈱〉2011年3月期連結
〈鈴茂器工㈱〉2011年3月期連結
・新社長
〈㈱イトーセーブ〉伊藤康子代表取締役社長
〈住商フーズ㈱〉則本博文代表取締役社長




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
福島・いわき湯本温泉の旅館

お米マイスター:「㈱相馬屋」福島県いわき市小名浜

料理店:「うお昭」福島県いわき市常磐湯本町

がんばっぺ!いわき
原発問題から風評被害
先行きが見えない中
「ここでやるしかない」

・「壁耳空耳時事放談」
政府が8月に放射能汚染マップ作成
農地に加えて穂からも吸収する水稲

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
マンスリーレポートに期待!

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.110
GW明け後も高騰続いた震災特需
終演近い「実態にそぐわぬ相場」

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第6回 ~農商工連携に向けた、良い会議を~

・「観測気球」
米穀販売業界の潜在的課題を表面化させる大震災

・「元気な米屋」
㈱山田屋本店
東京都調布市

・「米売れ筋POSランキング2011年3月」

・「資料」
平成23年産の水稲うるち米農産物検査対象銘柄(農水省)
平成23年産の水稲もち米の農産物検査対象銘柄(農水省)
平成23年産の醸造用玄米の農産物検査対象銘柄(農水省)
平成23年3月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年3月分
5月のBBN米価
1,375円
東日本大震災後の米穀需給

4月22日までに得られた対策、情報を基に、今後の米穀需給を検証する。結論から言うと、震災の影響は、少なくとも全体需給には及ばないとみられる。ただし、いくつかの不確定要素(推測しようのない数値)が先に待っている模様だ。

平成23年産 全体需給に支障なし
農林水産省は4月22日、福島第一原発の事故に伴い懸案となっていた福島県下の平成23年産「作付制限区域」を決めた。
米については4月7日、放射性セシウムの残留基準値を、①圃場の土壌(乾土)1㎏当り5000ベクレル以上に作付制限、②収穫した玄米1㎏当り500ベクレル以上に出荷制限と定めていたが、調査の結果、この基準値を超過する地域はほとんどなかった。そのため今回決定した作付制限区域は、土壌の残留濃度とは無関係に、官邸サイドが決めた避難区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域でのみ実施することとした。

平成22年産 過剰基調に変化なし
震災直後、消費者の買いだめ行動によって「爆発」した22年産需要だったが、4月以降の「反動」が懸念されている。一時的に売れたからといって、一挙に需要が増えるというものでもない。またPOSデータなどで明らかになってきたのが、震災後の「家庭内備蓄需要」とでも呼ぶべきものの急増だが、それは「米」よりも「日もちする品目」(米も日もちするが、その保管管理はひとえに消費者に任されている)、「食べるまでに手間と動力のかからない品目」のほうが高い。
結果的に1年終わってみれば、需要が減退していた、などということすら想定しておくべきなのだ。




東日本大震災アーカイブ

東日本大震災の余波は4月20日現在でまだ収束していない地域も多く、食品関係では特に、東京電力㈱の福島原子力発電所事故に伴う放射性物質の問題が、思わぬ形で影響を拡大している。米穀の供給は震災後1週間から10日間の比較的短期間の混乱で収まりを見せているが、本紙ではこの間の政府(農林水産省)の動きを速報として時系列ごとにまとめて報告する(※4月18日の公表分まで)。




トップインタビュー

㈱イクタツ 榎本敏章社長
前期は減収も利益確保、外食中心に「もう一つ新商材入れる」努力を

――前期の実績について伺えますか。

榎本社長 2011年3月期は売上に関しては前期を下回ったが、利益は出し、減収増益となった。期末にかけ勢いもあったのだが、地震の影響で実績を一部下方修正している。
増益の要因は、新規開拓はもちろん、既存の客の上乗せ。得意先のシェアを高める営業を積極的にやった。当社で扱っていないもの、あるいは扱っていても売りこんでいないものを提案していった。それがある程度、結果を伴っていった。また、一昨年に比べれば、外食そのものが良くなってきたことも後押しとなったのだろう。
事業の売上比率は特に変わっていない。米プラス米飯で65%、酒・調味料が31~32%、残りが小麦粉やその他食品など。経費の削減は色々と実施しており、一番大きかったのは、配送費。取引先にも協力してもらい、何遍もシミュレーションを行って、配送コースの組み換えを実施した。




千田みずほ㈱ 千田法久社長
3点セット脱却の好機、どうしても影響する東日本大震災

――前期(2010年11月期)の業績、今期になってからここまでの業績はいかがでしたか。

千田社長 売上は数量・金額ベースともに増やした。既存取引先は厳しいが、新規開拓でカバーし、確保できた。利益も伸びている。
この勢いのまま、2月末までは好調に推移していた。例えば恵方巻き。これだけを取り出すと、前年同期を40%上回った勘定だ。
昨年は工場ができたばかりということもあって、実は意図的にセーブしていたのだが、今年は体制が整ったので、可能な限りオーダーに応えていこうと考えた。恵方巻きを製造できる体制を整えている工場は絶対数が足りない。少なくとも年1回のためだけに専用のラインを空けるという業者はまずいない。そのため、やれるところに注文が集中した結果が、この成果と言える。




topics

・近畿大と包括的共同研究契約
サタケ

・木質バイオマス利用でCO2削減
山本製作所

・2放射性物質セットで含有量検査サービス
ビジョンバイオ

・山梨県中央市に月1000tの新精米工場
山田屋本店

・頑張れファイターズ、無洗米新パッケージ
ホクレン

・新社長人事
島根米穀㈱ 経種芳治社長
㈱ほくべい 大川正勝社長
和歌山米穀㈱ 木本雅司社長




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
食糧会館に近いお寿司屋さん

お米マイスター:「高坂米店」台東区新御徒町

料理店:「寿司富」日本橋小伝馬町

「シャリ切りの軽い米」追求
一年古米のはえぬきとササ
マイスターと偶然の出会いから
試行錯誤、さらなる高みへ

・「壁耳空耳時事放談」
主食用米の先物取引は許可されぬ
平成22年産米の下落がトラウマに

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
情報は鵜呑みにしない!

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.109
震災で急騰のコシ相場、ヤマは端境期
不足ない全体需給、避けるべきは投機

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第5回 ~実例を踏まえた農商工連携の進め方・考え方・作り方~

・「観測気球」
消費地の販売業者に先立ち生産地の商品並ぶ

・「元気な米屋」
㈱スズノブ
東京都目黒区

・「米売れ筋POSランキング2011年2月」

・「資料」
2009(平成21)年度「大型精米工場の実態調査結果」=精米工
平成23年2月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年2月分
4月のBBN米価
1,375円
東日本大震災
米穀業界にも巨大被害

3月11日14時46分頃、三陸沖・深さ10kmを震源に発生したM9・0の「東北地方太平洋沖地震」を発端とした一連の地震(東日本大震災)で、本紙関連業界も多大な被害を被った。〈3月18日現在〉
まず米穀販売のうち、岩手・福島・宮城の被災3県では、木徳神糧㈱の同一敷地内にある東北支店と仙台工場が「機能喪失」、「従業員26名のうち2名の安否を確認できていない」というのが、最も甚大か。また福島の飯島米穀㈱で「パイプなどが折れ、昇降機も故障。ライフラインは通っているが工場は稼働できない。倉庫も荷崩れ」となった。協同組合ケンベイミヤギで当初、社員1名の行方が分からなくなっていたが、14日に無事を確認。「船を使って屋根の上に取り残されている人を助けた後、その方の家にお世話になっていた」という。
ほかに人的被害は聴かれず、倉庫も倒壊などはなかったが、荷崩れは複数が報告された。なかでも㈱相馬屋は、2つの倉庫内で荷崩れ(写真)があり、その崩れた荷物が当たった倉庫の壁に穴が空いてしまった。一部でも荷崩れがあったのは、JAパールライン福島㈱、福島浜通米穀㈱、福島地区米穀卸商協同組合など。
岩手㈱純情米いわて、福島の㈱東北むらせ、、会津米穀協同組合、福島第一食糧卸協同組合、宮城の協同組合ケンベイミヤギ、㈲宮城ライスなどは、工場が稼働停止になったところもあるが、数日で復旧している。
関東でも、木徳神糧㈱(桶川工場=埼玉、本牧工場=横浜、東洋キトクフーズ㈱岩槻工場=埼玉、内外食品㈱=千葉、㈲茨城内外)、㈱田島屋(茨城)、㈱イクタツ(東京、千葉)、㈱ヤマタネ(東京)、全農パールライス東日本㈱などで、同様に倉庫の荷崩れ、一部精米工場の稼働への影響があったが、数日で復旧している。
この傾向はJA系統も同様で、全農の青森、秋田、山形、茨城、千波といった県本部はいずれも一部荷崩れを報告。栃木と埼玉では稼働停止も散見できる。ただし被災3県の県本部となると事情が全く異なり、この時点でも単協レベルで人的被害や複数の行方不明、建物の倒壊が聞こえてくる。




特集・コメ先物市場の可能性

㈱東京穀物商品取引所(渡辺好明社長)と関西商品取引所(岡本安明理事長)は3月8日、同時に先物市場へのコメ試験上場を申請した。2006年の「不認可」以来、5年ぶり。今回、監督官庁である農林水産省が認可・不認可を判断する時期は、6月末頃がデッドラインとみられている。本誌ではこのタイミングで、㈱東京穀物商品取引所の渡辺好明社長と、関西商品取引所の岡本安明理事長に、単独インタビューを試みた。

インタビュー
㈱東京穀物商品取引所
渡辺好明社長
政策・環境が激変、高まるリスクにヘッジ手段を
互いに矛盾しない輸入制限、生産調整、先物市場
センター解散が影響「説明しづらくなった」米価
非認識リスクにさらされ、ヘッジ手段ない不公平

――前回の「不認可」から5年。このタイミングで再び試験上場を申請した意味は?
渡辺 農業政策全体が変わったということ。価格支持から所得補償へと大きく舵を切った。逆に言うと、大規模農業経営者や集荷業者、実需者には、市場価格の変動が、補償なしで影響する、つまりリスクが大幅に増えたということだ。戸別所得補償があるではないかと言われそうだが、あれは全国一本の補償であって、経営の規模や内容によっては価格変動リスクを全て吸収できない設計になっている。その大幅に増えたはずのリスクが、今は見えていないようだ。だが、卸以降の各流通段階が当用買いに徹することで、リスクをとらないようにしているからにすぎない。いずれ限界はくるから、そういうときに別途、リスクをあらかじめ回避する手段があっていい。


インタビュー
関西商品取引所
岡本安明理事長
「やって良かった」と思われる市場へ、まず試験
発祥の地「大阪」を元気にすべく72年ぶり再上場

――まず3月8日の申請というタイミングの意味は?
岡本 一言で言えば、平成23年産の出回りに間に合わせたかったということ。東穀取さんは7月の連休明け19日からといったようなことを言われているらしいが、当方も同じで、それくらいから(上場を)開始しないと、出回りに間に合わない。最低3か月の公示期間があるから、そこから逆算すると3月には申請するギリギリのタイミングだった。
――であれば、2月でも1月でもよかったように見えますが?
岡本 物理的には確かに可能だが、逆に監督官庁なり産地を中心とした当業者なりにご理解いただく時間が必要で、もちろん本格的な啓蒙活動は申請後なのだが、申請までの間も、それなりの時間が必要だった。昨秋からこれまで、半年くらいは浸透期間に充てた。幸い今回は、総合食料局が「聞く耳を持たない」ほどではないし、全米販はもちろん、全中や全農にもご説明はした。片や前述したように23年産に間に合わせたいという要素もあって、1月でも2月でもなく、ましてや4月でも5月でもなく、3月ということ。




END
政府米売渡入札が終了、コメ価格センターが解散
START
棚上備蓄へ政府米買入入札開始、新たな需給情報提供へ懇談会

政府米の備蓄運営方式が、これまでの「回転備蓄」から、来年度(4月1日)以降、「棚上備蓄」へ移行する。これに伴い、政府米売渡入札が去る1月17日をもって終了。代わって、(主食用としては)「売り渡さない」政府米買入入札が始まっている。一方、コメ価格センターが、3月末をもって解散。20年続いた「価格形成の場」が、公的には全国で1つもなくなることとなった。代わって農水省は、需給・価格に関する情報提供の充実強化を模索しており、そこへ肉づけする意味から、「米取引に関する有識者との懇談会」を発足させている。




木徳神糧㈱
平山惇社長「世界の米を世界のマーケットで販売」

21年産は早めに売切り成功
22年産安価玉の即手当が功を奏し増益

木徳神糧㈱(平山惇社長)は3月3日、都内で2010(平成22)年12月期決算説明会を開催した。平山社長は特に、海外でのビジネス拡大を打ち出し、「世界の米を世界のマーケットで販売していく」基本方針を示した。
経営戦略は前年と変わらず、国内では、「生協、セブン&Iグループ、吉野家など」既存取引先のシェア拡大、中京・東海などの新規開拓(昨年8月設立の木徳東海㈱は初年度黒字を達成)を強化する「攻めの営業」とした。
海外では、中国への進出(今年2月11日に51%出資の合弁会社「木徳(大連)貿易有限公司」を設立し、「COFCOの代理店という形で」東北三省産米などを日系小売業や外食へ販売)、三国間貿易の拡大などを掲げた。




topics

・サタケ技術振興財団研究成果発表会

・「おこめアドバイザー認定事業」等新規3事業
穀検

・満点で福島勢が首位
全集連・鑑定競技会

・ISO/IEC17025試験所認定
ビジョンバイオ

・山形つや姫の最終的な県内生産数量、上限10万t

・CoCo壱番屋と共同開発スティックカレー発売
ウーケ

・無洗米を牛乳パック形状のカートンで発売
全農パール東

・トランス脂肪酸含有量測定サービス開始
ビジョンバイオ

・昨夏の猛暑、高温耐性品種に効果あり
農水省

・“未証明”でなく「産地未検査」に決定
食品表示部会

・種苗法登録=農水省




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
静岡・藤枝市のごはん工房

お米マイスター:「静岡中央食糧㈱」静岡市葵区

料理店:「釜炊きごはん工房 ゆとり庵」静岡県藤枝市岡部町

美味しいごはんへ想い極まる
脱サラで炊き方研究し匠へ
満足無い高みへの追求
マイスターと二人三脚で

・「壁耳空耳時事放談」
米の主産地を直撃した東日本大震災
塩害2万ha、原発事故が追い打ち

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
諦めたらそこで終わりだ!

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.108
東日本大震災で物流が寸断
これぞ単品販売やめる好機

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第4回 ~地域の活性化に向けた農商工連携~

・「観測気球」
ブレないだけで中央突破を図る悲劇

・「元気な米屋」
㈲小島米店
東京都世田谷区

・「米売れ筋POSランキング・2010年1~12月、2011年1月」

・「資料」
平成23年1月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成23年1月分
3月のBBN米価
1,375円
米と流通3月号ホームページ見出し




平成22年産米の食味ランキング
日本穀物検定協会

最高評価は異例の5銘柄
北海道ななつぼし、宮城(県中)ひとめぼれ、山形ひとめぼれ、新潟(岩船)コシヒカリ、佐賀さがびより

「特A」に変動あり
6銘柄ランクダウン
コシ・ひとめ同数

日本穀物検定協会(山本徹会長、伊藤元久理事長)は2月8日、平成22年産米の食味ランキングを発表した。対象は117産地品種銘柄(21年産125銘柄、20年産127銘柄)で、特Aが20銘柄(21年産20銘柄)、Aが44銘柄(21年産41銘柄)、A’が53銘柄(21年産64銘柄)となり、Bランク以下は5年連続でゼロとなった。
「総体に22年産は、生育初期の低温・日照不足が分蘖を少なくし、登熟こそ順調だったもののその後に高温障害に見舞われた産地が多くみられた。また一部地区では刈取が長雨と合致した〝三重苦〟を被った地区すらあり、作況指数こそ98だが、〝作柄〟としては芳しくない地域も見受けられた」(穀検)。このため新規に増えたのも3銘柄あったが、地区再編で2銘柄減、また自主的な「ランキング辞退」が9銘柄に及んだ。




新・市場会社「㈱加工用米取引センター」発足
米穀卸10社が共同出資
助成制度利用し産地と実需をネット上で結びつけ

加工用米需要の産地と実需を結びつける市場「㈱加工用米取引センター」が、2月2日付で発足した。産地が売り先(実需者)を事前に特定しないと補助金が出ない現在の加工用米制度を利用して、産地・実需それぞれと取引のある米穀卸が仲介役となって㈱加工用米取引センターに上場(売・買とも)、ここで相場を形成することで、透明性の高い「結びつき」を実現するもの。
新会社は、米穀卸10社が300万円ずつ共同出資(資本金3,000万円)。事務所は東京都中央区日本橋小網町16-15(㈱神明・東京本部ビル2F)に置き、社員(常駐者)は2名。
代表取締役社長(非常勤)に佐藤孝氏(千田みずほ㈱業務開発室室長兼日本プロ農業総合支援機構常務理事)、出資各社から1名ずつが9取締役を務め、代表幹事(監査役)に千田法久氏(千田みずほ㈱社長)という布陣。出資社と役員は次の通り(50音順、カッコ内は順に各社代表者名、加工用米取引センターの役員名、ともに敬称略)。
▽木徳神糧㈱(平山惇、石田俊幸)▽食協㈱(榎野利房、武信和也)▽㈱神明(藤尾益雄、藤尾益造)▽千田みずほ㈱(千田法久、佐藤孝)▽津田物産㈱(奥吉治、東山忠雄)▽㈱新潟ケンベイ(加藤正作、川邊一幸)▽㈱ミエライス(堀田之雄、長谷川靖)▽㈱ミツハシ(三橋美幸、高橋行博)▽㈱むらせ(原田哲夫、村瀬慶太郎)▽大和産業㈱(川上修己、稲垣信久)




お米マイスター全国ネットワーク会議
長谷部理事長「マイスターは日米連は救世主」

日米連(長谷部喜通理事長=写真)は2月6日、都内で第14回「お米マイスター全国ネットワーク会議」を開催した。お米マイスター認定業者の3年更新講習にあたる。席上、長谷部理事長は、「『お米マイスター』は発足から10年たち、日米連にとって〝救世主〟とも呼ぶべき存在となった。手前味噌ながら良い事業を立ち上げたものだと思っている」などと語っている。




緊急特集「生産調整後の政府操作需給調整」

昨年から今年にかけて、過剰米処理の方策がバタバタと決まった。確かに当初、RY(米穀年度=11~10月)を越える21年産の流通在庫が30万tとも40万tとも言われていたのは事実だが、22年産の出来が芳しくなかった影響から、結果的には全量契約したと伝えられる。もちろん当初の「突き出し」部分が今年の出来秋に再び23年産を押し出すことにはなるのだが、少なくとも今のところ必要ないのが「事後の」過剰米処理対策。だがバタバタ決まったそれぞれの対策は、もはやストップもかからず走り出している。いずれにも共通するのが、政権交代後の政府が「やらない」と言い続けていたはずの「生産調整後の(政府操作による)需給調整」、しかも価格浮揚を狙ってのもの、という点だ。




西やんの緊急提言!

TPPとは何か!?
お米屋さんも、考えて下さい!!




topics

・3月3日で創業115周年「世界の食文化に貢献したい」
サタケ

・フードアクションアワード入賞、国産100%米油「こめしぼり」
木徳神糧

・DNA品種鑑定246品種
サタケ

・色選「カラレックス」、小型機までラインナップ揃う
山本製作所

・減収ながら大幅増益
ミツハシ

・山形つや姫、23年産1万2500t販売へ

・㈱サタケのパック米飯加工設備、納入先第1号は永岡商事㈱

・【新商品】「きたゆきもち」
ホクレン

・3事業所がISO22000認証取得
サタケ




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
東京・代官山のおにぎり屋さん

お米マイスター:「白井米店」東京都調布市

料理店:「代官山おにぎり田田(でんでん)」東京都渋谷区猿楽町

おにぎり屋のビジネス確立
米のプロと高め合う真摯な姿勢
代官山で11年の実績も
「粋な食べ方」への昇華目指す

・「壁耳空耳時事放談」
「平成の開国」は政局の引き金に
前原、小沢両グループの対決は必至

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
むかしの光 今いずこ

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.107
系統から卸に移っただけの21年産在庫
全農が価格を公表し続けるのは何故か

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第3回 ~食品企業・流通業・外食産業との連携~

・「観測気球」
輸出に成算ありは非現実的な誘導

・「元気な米屋」
味のガンコ米本舗 山崎商店(桜が丘支店)
東京都東大和市桜が丘

・「米売れ筋POSランキング・2010年11~12月」

・「資料」
平成22年12月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成22年12月分
2月のBBN米価

新春インタビュー


㈱神明 藤尾益雄 社長

輸出は担い手育成にも必要
もっと米を「作らせる」政策を

真のリーディングカンパニーへ
主食用のシェア15%めざす

――昨年を振り返って業績は。
藤尾益雄社長 2011年3月期第3四半期、昨年11月までで、売上高およそ940億円です。金額としては前年同期並みですが、取扱数量は前年同期を8%ほど上回っています。つまり単価が予想を上回る勢いで下落したわけです。
例えば昨年11月は単月で取扱数量を15%増やしていますが、売上高としては前年同期並みです。ということは単純に考えて15%も単価が下落したことになります。普通、お米の値段というものは、10月、11月の出来秋をピークに徐々に下がっていくものですが、22年産では出来秋が「底」という異常事態でした。
利益面では、営業利益段階で前年同期を25%上回っていますが、これは前年が厳しかった反動もあります。今期、通期では神明単体で売上高1440億円、営業利益18億円を見込んでいますが、現在の進捗では何とか達成できそうです。


木徳神糧㈱ 平山惇 社長

機能性米の販売に注力
夢物語でない対中100万t輸出

日本の農業は
「負けるわけがない」

――昨年の業績は、感触としていかがでしたか。
平山 100点満点でいくと80点くらいかな。まぁまぁといったところ。当社では9月末までに21年産の在庫調整が順調に進みました。出来秋の段階で22年産の安いものが出てきても、21年産が残っているお腹いっぱいの状態では、安くても食べられませんので、昨年の春先から「9月末までに売り切れ」と繰り返し言っていました。それが実現できた点は評価していいでしょう。
ただ米穀業界はもともと、利益率の低い業界です。1%の経常利益を残すのが、並大抵のことではない。それでも当社は、4年ほど前までの「冬の時代」に比べれば、良くなってきました。新入社員を採らない時期も7年ほどありました。これは新陳代謝できないという意味で、企業として良いことではありません。4~5年ほど前から、ようやく新入社員を採用できるようになってきました。これが様々な意味で会社という組織の体質改善につながっていることを実感しています。
いろいろ言いましたが、総体として当社の米事業は、まずまずの状態で着地できそうですね。


㈱ミツハシ 三橋美幸社長

米卸・生産等との連携も
「再投資可能な事業」考える

悲観せず、豊かな暮らしを
楽しむマーケット作りへ


――昨年の業績から伺います。
三橋 ここ数年、様々な意味での「整理整頓」を行い、企業としての足腰を鍛えることに主な力を注いできたつもりです。第44期(2010年9月期)は、その最後の年にしたいという思いで取り組んできました。
米の場合、確かに単価の下落ということはありましたが、数量的にもトータルの売上高は減少傾向です。ただ徹底的なコストダウンの甲斐あって、収益面では前年より改善し、2年連続の黒字を計上することができました。
前期は、特に前半、一昨年の年内(2009年10~12月)が特に芳しくなく、我々の努力不足もありますが、落ち込みはありました。それでも、ある程度の整頓が果たせたところですので、ここから右肩上がりに戻していきたいと考えています。
ただ、ここまで当社が常に標榜してきた安全・安心関連だけは、譲れない思いです。過去その投資負担が大きかった時期もありましたが、「整理整頓」の結果、ようやく〝形〟が見えてきたところです。もっとも安全・安心の取組みには〝終わり〟がありません。常に高度化を繰り返していくことになります。


㈱ヤマタネ 山﨑元裕 常務

消費者の選択眼が向上
問われる「米屋」のノウハウ・信用

低価格路線にどう対応

うまい米、おいしいご飯を選ぶ
消費者の「目」がレベルアップ

――昨年のご商売を振り返られて、いかがでしょうか。
山﨑 昨年というか平成22RY(米穀年度=2009年11月~2010年10月)でみると、古米の扱いがカギになったとの感を強くしたところです。22RYでは20年産を持っていた(在庫していた)か否か、23RYに入ってからは古米化していく21年産をどう持っていたか、それによってお客さんへのアプローチも自らの動き方も変わってきました。変化した、という意味ではなく、持っていればAで持っていなければBといったように、異なった動き方になっただろうということです。
いや、数年前から同じ傾向ではあるのですが、21RYで感じたことを、22RYでより強く感じました。




のむら産業㈱「印字チェッカー」
導入企業に訊く
東光食糧㈱ PP袋の印字ミスを解消

新年からのJAS法「指示・公表の指針」運用改善に対応

今年1月1日から、運用改善したJAS法に基づく表示違反「指示・公表の指針」の適用が始まっている。最も大きいのは、違反業者名を公表する「指示」でなく公表しない「指導」にとどまる要件に、「自主公表」を加えた点だ。簡単に言えば、「どれほど軽微なケアレスミスであったとしても、それがJAS法に基づく表示違反にあたる場合、(監督官庁に公表されるか自主公表するかは別にして)〝違反〟業者名が世間に知られてしまう」ことになる。つまり年明け以降は、「どんなささいなミスも許されない」わけだ。「ささいなミス」とは例えば、精米袋(PP袋)に印字される精米年月日の一部が欠落していた程度のことでも、厳密に言えば「JAS法に基づく表示違反」ということになってしまう。




topics

・プラント向け新型光選別機
「ピカ選GRAND」サタケ

・全農と丸紅、米穀事業全般で電撃提携

・神明、神明精米、大榮産業、中日本農産が業務提携

・一般向け冷凍商品をネット販売
ミツハシ

・カリフォルニア・アーモンド協会から表彰
サタケ

・ななつぼし10kgに「+500g」の限定商品
ホクレン

・割れにくい「ソフトカルトン」
ケット科学

・県内限定「みやぎ米プレミアムセット」
全農宮城

・「ゆめぴりか」22年産は道外4000t
ホクレン

・㈱ワーカーの事業引き継ぐ
西村機械製作所

・全国米穀協会が解散
リース助成事業は米穀機構に




連載シリーズ

・「お米マイスター&料理店」
東京・赤坂の鰻屋

お米マイスター:「市川米店」東京都足立区島根

料理店:「うなぎ 赤坂 勢(せ)きね」東京都港区赤坂

東京の1等地・赤坂の高級店
30代大将が5年で土着

鮮度重視の素材と硬水で炊く米
マイスター厳選の佐渡コシ

・「壁耳空耳時事放談」
課題山積みの米の戸別所得補償
定額と変動の「隙間」という時限爆弾

・「斜めからもの申す」好調の辛口論評
笑止千万○○の一つ覚え

・「ライスネットの相場展望」
ライスネットワークの相場展望V.106
11月中旬~1月中旬の概況

・西やんの“米屋”が進める農商工連携でビジネスモデルの創出を
(米屋の業態革新のすすめ)
第2回~農・商・工連携は“きっかけ”づくり~

・「観測気球」
迫られる新たな農業政策の確立

・「ここだけの話」
二人の独り言27
まるで19年産のような22年産

・「元気な米屋」
合資会社亀太商店
東京都墨田区


・「米売れ筋POSランキング・2010年10月」

・「資料」
平成22年11月の家計調査
小売物価統計(東京都区部のみ)平成22年11月分
12~1月のBBN米価
平成22年産水稲収穫量(確定値、農林水産省)

商品情報・内容

■ 米穀販売業界を対象にした専門月刊誌

米産地の生産動向、生育概況のほか、米穀の取引相場、米穀専門販売店「売りのノウハウ」を満載しています。発刊以来間もなく35年を迎えようとしている「親しまれる米穀専門誌」を目指しています。また、これから米ビジネスにチャレンジされようとしている方にも、わかりやすい内容で編集しています。

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■ 2016年02月01日発売号

2016年02月01日発売号をまるごと1冊ご覧いただけます

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