週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/9/2号

This Week
On the Cover

アジア大会で6冠、競泳の池江璃花子選手

9月2日号の表紙は、インドネシア・ジャカルタで開催されたアジア大会からの一枚です。競泳女子の池江璃花子選手は史上初めて六つの金メダルを獲得。18歳にして、リレー2種目と個人4種目を制する快挙を成し遂げました。このほかにも日本選手の活躍は目立ちます。男子マラソンで井上大仁選手が1986年以来の優勝を果たすなど、8月26日時点ですでに100個を大きく超えるメダルを得ました。この勢いを、2年後の東京五輪にもつなげてほしいところです。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature: グテーレス国連事務総長の長崎演説
去る8月9日、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が初めて長崎の平和祈念式典に出席しました。その際、グテーレス氏は核廃絶への強い決意を表明する演説をしました。今週号の特集では、英語での演説の全文を紹介し、訳文も掲載します。同氏は被爆者たちのこれまでの貢献に触れながら、核軍縮をめぐる核保有国の姿勢を批判。「核保有国には核軍縮をリードする特別の責任がある」と述べ、「長崎を核兵器の惨害で苦しんだ地球最後の場所にしよう」と呼びかけています。難しい単語にはヒントをつけていますので、初級の読者もぜひ挑戦してみてください。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだします。2人が真相を調べると……。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

◇和t’s cooking?  日本風カレー
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、日本風のカレーを紹介します。カレーは米国でも人気で、インドカレーやタイカレーのレストランは多いのですが、日本のカレーは見た目が悪いと受け取られがちなのだそうです。しかし、いったん口にすれば、そのおいしさのとりこになる人が相次ぐのだとか。今回はどんな食文化の人でも食べやすいように、ルーを手作りするレシピを紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、夏の甲子園の結果を伝えるニュースのほか、ロンドンの空港で起きたトラブルの話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はケイトとハンナが数学の先生について話しています。ケイトの数学の先生は、とても厳しいと評判です。昨年、同じ先生に教わった経験があるハンナが、先生に気に入ってもらうための「秘策」を伝授します。今週号では、スキットに登場した表現から「甘党」を紹介・解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのはスザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、娘さんとニューヨークを旅した際のエピソードを紹介してくれています。これまでイスラム教徒に会ったことがなかった娘さんは、彼らに対して「怖い」という先入観をもっていたそうです。旅先での出会いは、娘さんの気持ちをどのように変えたのでしょうか。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、ある夫婦の実話を描いた作品「ブレス しあわせの呼吸」です。英国人のロビンは美しいダイアナと結婚し、仲むつまじく暮らしていました。しかし、仕事で訪れたケニアでポリオに感染し、首から下が完全に麻痺(まひ)してしまいます。人工呼吸器なしでは生きられなくなり、絶望のふちに沈むロビンでしたが、ダイアナが励まします。病院を出たいという彼の希望をかなえるために、自宅での介護を始めたダイアナ。ロビンは当初、「余命数カ月」と診断されていましたが、友人が開発した人工呼吸器付きの車いすを使うことで、アクティブな生活を楽しむようになり、外国を旅し、障害をもつ人たちの生活改善に尽力するようになるのです。プロデューサーであるジョナサン・カヴェンディッシュの両親の実話をもとにしているというこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、神奈川県藤沢市の観光名所、江の島を訪ねます。リサさんが注目したのは、江の島の誕生にまつわる古い伝説でした。五つの頭をもつ竜がこの地にいたという物語。こうした伝説を踏まえて江の島を訪れると、また新たな発見がありそうです。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルのコンシェルジュとして働くヒロミのところに、観光で来日しているニュージーランド人夫妻がやって来ます。お薦めのレストランを知りたいそうですが、妻のベティによると、夫は「魚が苦手」とのこと。ヒロミは「何なら大丈夫か?」と尋ねたつもりでしたが、ベティは怒り出してしまいます。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、ソーシャルメディアを駆使する際の感情表現について、日本人と英語話者の間にどんな違いがあるかを話題にしています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「バーベキューでベジタリアンの悩み」など、2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Noirmoutier, FRANCE
今週号のTravelのコーナーでは、フランス中部の大西洋岸に浮かぶノワールムティエ島を訪ねます。フランスを東西に流れるロワール川の河口近くにあり、干潮の時だけ海中から現れる砂州によって、大陸とつながっています。この「海の道」を渡ろうと、多くの観光客が干潮の時間を見計らって押し寄せるのだそうです。さて、島を有名にしているのは、この海の道だけではありません。美食家が愛する名産品があります。一つは、塩田で作られる塩。それから5月の短い期間に限って出荷される「世界で最も高価なジャガイモ」です。旅の筆者は今回、こうした名物を堪能できませんでしたが、フランス人の休暇の楽しみ方の一端を垣間見ることができたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、最近、米国のメディアで盛んに行われる「Fact check」について解説します。トランプ大統領の発言内容の真偽について、報道機関が客観的データと照らし合わせて明らかにする手法のことです。トランプ氏は自分に批判的なメディアに対し「フェイクニュース」「人々の敵」と非難を繰り返しており、メディアはファクトチェックで対抗していますが、こうした報道をめぐる状況が生まれた背景についても、説明を加えていきます。

◆Weekly Picks  社会運動の応援歌を歌ったアレサ・フランクリンさん
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、8月16日に76歳で亡くなった「ソウルの女王」、アレサ・フランクリンさんの評伝を取りあげます。「Respect」に代表される彼女の歌は強いメッセージ性を持ち、1960年代の公民権運動や、70年代に盛り上がった女性解放運動を代弁する「声」となりました。彼女とマーティン・ルーサー・キング氏との交流、南アフリカのネルソン・マンデラ氏との関係などについて触れながら、彼女の死を悼むオバマ前大統領の声などを紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/8/26号

This Week
On the Cover

アートで常識を覆すスプツニ子!さん

8月26日号の表紙は、現代アーティストのスプツニ子!さんです。これまでも時に過激な作品を発表し、見る者の常識的な見方を覆してきましたが、8月中旬には東京・代々木公園で最新作の「レッド・カーペット」を公開しました。シリア難民向けの映画館などを支援するのが狙いの作品で、趣旨に賛同する人たちは自分が好きな映画の一場面のまねをして写真撮影。集まった写真を路上に並べたのです。今回の作品公開に合わせて朝日ウイークリーのインタビューに応じたスプツニ子!さんは「難しく考えがちな支援活動に、楽しみながら参加してもらいたい」と語っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: 「人々の想像力かきたてたい」 スプツニ子!さんに聞く
今週号の特集では、現代アーティストのスプツニ子!さんのインタビューを詳報しています。このほど東京・代々木公園で公開した最新作「Red Carpet Love!」の狙いなどについて聴きました。さらには、スプツニ子!さんがアート作品を作り始めたきっかけについても話が及びます。英国人の母と日本人の父の間に生まれ、その容姿をからかわれたこともあるといい、そうした経験が、常識に常に疑問を投げかける彼女の創作活動に深い影響を与えているようです。「アートを通して、人々が想像力を養うきっかけになれば」と語るスプツニ子!さんの、今後の目標についても耳を傾けましょう。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今年の夏の異常とも言える暑さにすっかりヘトヘトのジェイソンさん。今回は、そんな日本の夏の暑さとその過ごし方にツッコミを入れます。日米での建物の冷房方法や生活様式などの違いを比べながら、なぜ日本の夏がこれほどまでに暑く感じられるのかを考察。もっと夏の過ごし方に融通を利かせてもよいのでは、と提案します。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は7月に引き続き、リサさんの夏休みの思い出を語ってもらいます。リサさんは子どもの頃、夏になると日本を訪れ、祖父母や親戚らと過ごしたのだそうです。そこで過ごした思い出は、リサさんにとって特別なもののようです。夏の終わりが近づくと、リサさんたちは米国に持ち帰るお土産を買いに出かけるのでした。リサさんたちのお気に入りのお土産は、どんなものだったのでしょうか。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から連載中なのは「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。夏休みも終わりに近づいた今回は、ゲームをやっているクリフに、兄のトーマスが語りかけます。まだ読書の宿題が終わっていないというクリフに、本の面白さを伝えようとしています。米国の生活を紹介するミニコラムでは、学校の夏休みの宿題を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、自宅で飼っていた長生きの金魚が死んだときのことを語ります。夫とのやりとりを、スザンヌさんはよく覚えていました。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「観光」に関係がある表現がテーマです。「観光スポット」や「客足」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米航空宇宙局が太陽のコロナに突入する太陽探査機を打ち上げたニュースのほか、ロサンゼルスの観光名所となっているハリウッドの殿堂をめぐる話題などをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、英国ロンドンでシニア世代が活躍する「輝ける人生」です。長年夫に尽くしてきたサンドラは、夫の爵位授与を祝うパーティーで、夫の浮気を知り、家を飛び出します。転がり込んだのは、対照的に気ままな一人暮らしを続けてきた姉のビフの団地でした。夫の裏切りに自信を失い、塞ぎ込むサンドラを立ち直らせようと、ビフはシニア向けのダンス教室に誘います。初めはかたくなだったサンドラですが、やがて心を許すようになり、新たな生き方に目覚めるのです。芸達者な俳優たちが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、日本の英語学習者を熟知しているRob Waring氏が監修する多読用図書、Page Turnersシリーズから2冊を紹介しています。このシリーズはレベル1から12まで細かく分かれ、アクションやロマンス、スリラーと多彩なジャンルがあるそうで、レベル1から順番に読めば、語彙(ごい)や文法などの復習がしっかりこなせると言います。英語に再チャレンジしている社会人にもお薦めだそうです。今回紹介するのは、「The Beautiful Game」「Hacker」の2冊です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は「台風」を取りあげます。日本列島は台風の通り道にあたり、この季節には特に注意が必要です。台風の発生や発達の仕組みのほか、日本国内への影響などについて、英語で説明を加えていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Cartagena, COLOMBIA
今週号のTravelのコーナーでは、南米コロンビアの都市カルタヘナを訪ねます。この地の港は1533年に建設されて以来、大陸各地からの物産を運び出す交易の要衝として栄えてきました。それだけに、海賊による略奪や襲撃のターゲットとされ、町には城壁と要塞(ようさい)が築かれるようになったそうです。この町を「南米の入り口」と呼ぶ旅の筆者は、歴史を振り返りながら、城壁に囲まれた町を歩きます。世界遺産にも登録されている旧市街の町並みだけでなく、人々の気風にも筆者は魅力を感じたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は宗教関連のニュースを特集しました。ローマ・カトリック教会が死刑を一切認めない方針を打ち出し、関係各国にも波紋が広がっているといったニュースなどを紹介しています。

◆Weekly Picks  「日本のサッチモ」、ニューオーリンズの音楽祭で表彰
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、「日本のサッチモ」と呼ばれるジャズトランペット奏者の外山喜雄さんを取りあげます。外山さんは若い頃、サッチモこと故ルイ・アームストロングにあこがれ、その生誕地である米ニューオーリンズに渡り、ジャズを学びます。日本に戻ってミュージシャンとして活動するようになってからもニューオーリンズとの交流は続き、2005年に町がハリケーン・カトリーナに襲われた後にも、楽器などを贈って支援してきました。ニューオーリンズの音楽祭で毎年のように演奏を続けてきた外山さんは、今年、生涯功労賞に相当する賞を受けることになりました。AP通信の記事は、その歩みを紹介しています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/8/19号

This Week
On the Cover

100回目の夢の舞台、熱戦続く高校野球

全国高校野球選手権大会が第100回の記念大会を迎えました。8月19日号は高校野球を特集しています。表紙も熱戦が続く今年の夏の甲子園からのカットを集めました。第100回のボードが大きく掲げられた開会式では、すべての大会に参加してきた「皆勤校」の主将らが行進。大会期間中、松井秀喜氏ら甲子園を彩った「レジェンド」たちが連日、日替わりで始球式を務め、歴史を振り返る機会ともなっています。そんな特別な大会でも、球児たちが一球一球に込める思いはいつもの年と変わりません。アルプススタンドでの応援も、ボルテージが上がっていきます。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 米国人が見た高校野球/ウィリアム・W・ケリー米エール大名誉教授らが読み解く
100回目の節目を迎えた高校野球をめぐる今週号の特集では、日本の夏の風物詩が米国人の目にどのように映っているのか、エッセーを2題掲載しています。まずは、文化人類学者のウィリアム・W・ケリー米エール大名誉教授の寄稿です。日本の野球に詳しく、阪神タイガースとファンをテーマにした著作もあるケリー氏が、高校野球をめぐり、社会的・文化的な考察をしてくれています。「日本人は高校野球を通じて敗北を受け入れることを学んでいる」という論考には、納得する読者の方も多いでしょう。もう1本は、AW編集チームで英文編集を担当するディヴィッド・マーハーが、甲子園観戦の思い出を語ります。野球ファンの彼は来日後、すっかり甲子園の魔力にとりつかれたと言います。「大会ですべての試合を観戦することが夢」と語りますが、その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回からは2回にわたり、鎌倉を訪ねます。まずは多くの外国人観光客でにぎわう長谷寺に足を向けます。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、かつて「淀橋」と呼ばれていた東京・西新宿を訪ねます。当地の高級ホテルにあるレストランで、誕生日のディナーを楽しむのがリサさんの恒例行事だそうです。眼下の新宿中央公園を眺めながら、かつての浄水場が高層ビル街に姿を変えるに至った街の歴史に思いをはせるのでした。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのは「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。夏休みも終盤に近づいた今週号では、ジュリアとケイトが新学期に備え、ショッピングセンターで通学用の服を買い求めます。ケイトは通学用のリュックサックも買うのですが、いろいろと2人の好みは分かれるようです。米国の生活を紹介するミニコラムでも、「back-to-school」セールで登校時の服を選ぶ高校生の様子を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、子どもの夏休みの宿題について語ります。スザンヌさんが頭を抱えた宿題とは、いったい何だったのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ベトナムで巨大な手のひらが支える遊歩道が観光客の人気を集めているという話題のほか、メキシコで起きた航空事故のニュースなどを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ミュージカルの「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」です。ブロードウェー・ミュージカルを映画化した2008年の「マンマ・ミーア!」の続編になります。スウェーデンの人気グループABBA(アバ)のヒット曲をふんだんに織り交ぜ、前作の10年後と過去を交互に描いていきます。ギリシャの小島で、母ドナのホテルを改修して再開を控えるソフィは、夫との心のズレで気持ちが沈んでいます。映画では並行して、ドナが若い頃、ソフィの父親候補の3人の男性とどのように出会い、別れたのかが語られていきます。メリル・ストリープら前作のキャストが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、ホテルでコンシェルジュとして働いているマキコが、バス旅行に出かける宿泊客を見送ろうとしています。まだ乗車していない米国人のジュディに急ぐように伝えますが、彼女の機嫌を損ねてしまいます。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本でよく見かけるセールスコピーである「こだわりの」という表現について考えてみます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Alacati, TURKEY
今週号のTravelのコーナーでは、トルコ南西部のイズミル地方で、エーゲ海に突き出た半島に位置するアラチャトゥの町を訪ねます。近隣から様々な民族が移り住んだ歴史を持ち、バルコニーや彩色された窓枠などの特徴をもつギリシャ風の建物を見ることができるそうです。決して有名な観光地とは言えませんが、この地が注目されるようになったのは、いつも吹き続ける「風」がきっかけだったとか。ウィンドサーフィンが盛んで、ワールドカップが開かれるようになり、世界中のファンが「聖地」とも呼ぶのだそうです。10代のころに教わったことがあるという旅の筆者も、久方ぶりにウィンドサーフィンに挑戦してみます。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、ビジネスに関連するニュースを集めてみました。スターバックスが中国の各都市で、アリババ集団と提携してコーヒーの宅配に乗り出すという話題のほか、販売低迷や欧州の報復関税に悩む米ハーレーが打ち出した新たな戦略についてのニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks  鍛錬怠らぬeスポーツのプレーヤーたち
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、対戦型のコンピューターゲームで勝敗を競う「eスポーツ」についてのリポートを取りあげます。ゲームと言えば、「たかだか遊びではないか」と見られがちですが、2022年アジア大会で正式競技になることが決まり、国際オリンピック委員会も将来の五輪採用を模索するなど、新たなスポーツの形として注目を集めています。トップ選手はほかの競技のアスリートたちと同様に、普段から健康を管理し、厳しいトレーニングに励んでいるといいます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/8/12号




This Week
On the Cover

世界中が暑すぎる!

8月12日号の表紙は、暑さに耐えかねて、仕事帰りに公園の滝に寝転がるベルリンの女性の写真です。この夏、記録的な猛暑に見舞われているのは、日本だけではありません。米カリフォルニア州では気温が50度を超えたところがあり、極度の高温と乾燥で山火事が猛威を振るっています。北欧の北極圏でも、30度超を観測しています。ノルウェーでは、トナカイなどの野生動物が熱波を避けて比較的涼しいトンネルに集まることから、ドライバーは気をつけないといけないそうです。ベルリンの女性のように、人間も水浴びでもしなければ、とても過ごせない酷暑になっています。





◇今週の注目記事 ================



◇Special: 紛争続くウクライナ東部/命を脅かされている子どもたちに平和を

今週は、月に一度連載しているアグネス・チャンさんの「地球うおっちんぐ」の拡大版です。ユニセフのアジア親善大使を務めるアグネスさんが、ウクライナ東部を訪ねました。現地では、独立を訴える親ロシア派と政府軍の間で紛争が続いています。両勢力の支配地域を隔てるコンタクトライン(接触線)周辺の町を歩くと、日常的に砲撃の危機におびえる子どもたちの姿がありました。現場の雰囲気を伝える複数の写真を交えた2ページのリポートをご覧下さい。



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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、アメコミのヒーロー「アイアンマン」を思い起こさせる空飛ぶスーツをロンドンの百貨店が売り出したというニュースのほか、英国東部の村で開かれたカタツムリレースの話題などを取りあげています。


◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、同級生のハリソンのバンド演奏を公園に聴きに行こうと支度するマリーと母親の会話です。マリーは大勢の友達に声をかけ、ピクニックにしてしまおうという算段のようですが、母エレンも興味をひかれます。


◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのはスザンヌ鎌田さんです。米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、徳島県の豊島にある「心臓音のアーカイブ」を訪ねます。フランスの芸術家クリスチャン・ボルタンスキー氏が、世界中の人々の心臓音を収集しているプロジェクト。スザンヌさんは、そこで自分の鼓動を録音した時の体験を紹介してくれます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、犯罪プロフェッショナル集団の活躍を描いた「オーシャンズ」シリーズの最新作「オーシャンズ8」。前作までのリーダー格だったダニー・オーシャンの妹デビー率いる女性チームが、女優の身に付けられた宝石を強奪するという離れ業に挑む物語です。豪華な出演者も見どころで、サンドラ・ブロックのほか、アン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェットら人気俳優が集まり、それぞれ魅力を発揮しています。作品の一部を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。


◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は「発達障害の彼女の弟、もう限界」の相談をお届けします。



上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇News: Environment
経済や文化、スポーツ、科学など、さまざまなテーマのニュースを週替わりで紹介しています。今週取り上げたのは「環境」。今年の夏は世界各地が猛暑に見舞われていますが、地球温暖化のため、将来はさらなる熱波や高温になるだろうと専門家たちが警告を発しています。スタンフォード大の研究によると、高い気温と自殺率の増加には相関関係があり、温暖化を抑えないと被害は深刻化しかねないとか。このほか、今後、燃料を化石燃料から再生可能エネルギーに転換していかないならば、冷房需要の増加がさらなる温暖化を招きかねないといった話題も紹介しています。


◆Weekly Picks  子どもが見た戦争の情景、おもちゃ使い再現
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、子どもたちが描いた戦場の絵を、おもちゃを使って再現している米国人写真家ブライアン・マッカーティーさんの活動を取りあげます。ユニークな試みは、紛争地の出来事を自分とは関係ないと考えがちな人々の関心を引くための仕掛けなのだそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/8/5号

This Week
On the Cover

進化する名脇役 サイモン・ペッグさん

8月5日号の表紙は、英国の俳優サイモン・ペッグさんです。トム・クルーズさん扮する敏腕スパイが活躍する映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作で、その相棒を演じています。新作の公開に先立って来日したペッグさんはAWのインタビューに応じてくれました。シリーズへの出演はこれが4作目。最初は目立たない役で登場したのですが、徐々に存在感を増し、今ではシリーズに欠かせない重要なキャラクターになりました。その役柄のステップアップを、ペッグさんはハリウッドで活躍するようになった自身の俳優としてのキャリアと重ね合わせているそうです。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 時代の最先端を走り続ける前衛芸術家・草間彌生の世界
今週号はいつものトラベルのコーナーをお休みして、アートを特集します。水玉模様をモチーフにした作品などで知られる草間彌生さんの個展「人生は虹の心」が、インドネシア・ジャカルタの美術館で9月上旬まで開催されています。今回の個展について、美術専門のウェブサイト「Tokyo Art Beat」の英語版編集者、ジェニファー・パストリーさんがリポート。作品の画像をふんだんに紹介しながら、この世界的な前衛芸術家の魅力を探ります。記事では、草間さんのこれまでの歩みも振り返っています。

◇Feature: The Very Hungry Grandpa はらぺこおじいさん
今週号は夏の特別編。連日の猛暑を吹き飛ばしていただこうと、とっておきの「怪談」を読み切りでご用意しました。筆者は、静岡県在住の作家でホラー小説が専門の松浦テリーサさんです。「はらぺこおじいさん」とは、有名な子ども向けの絵本を思い起こさせるかわいいタイトルですが、果たして……。難しい単語などにはヒントや解説をつけていますが、まずはヒントを見ないで、想像力を働かせて読んでみることをおすすめします。

◇Interview: サイモン・ペッグさんに聴く「脇役の妙」
今週号は特集がもう1本。このほど公開の映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」で、主人公の相棒を演じている俳優のサイモン・ペッグさんのインタビューを詳報します。自身が演じるベンジー・ダンという脇役は、映画にどのような味を加えているのでしょうか。自身の俳優生活を振り返りながら、脇役を演じることの楽しみを語ってくれています。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

◇和t’s cooking?  なめろう
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、アジを使ったレシピの「なめろう」を紹介します。料理教室で魚のさばき方を教える際、実は滑志田さんはなめろうを選ぶのだとか。生徒たちの多くに好評なのだそうですが、あえてなめろうを選ぶのには、別の理由もあるようです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、スターバックスがプラスチック製ストローの提供を2020年までに世界全店でやめるというニュースのほか、ブリュッセルやロンドンから届いた話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はマリーやハンナたちが、カフェで毎月恒例となっているトリビアクイズに参加します。問題は20問。正解が最も多いチームが優勝というゲームです。順調に回答を続けてきたマリーたちですが、思わぬ難問に頭をひねります。米国の生活を紹介するミニコラムも、人気を集めているというこうしたトリビアクイズについて、紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのはスザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、娘さんと一緒にパリの街を歩いていたときのエピソードを紹介してくれています。地下鉄に乗り込んだ2人ですが、そこでストリートミュージシャンに遭遇します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、全員がスーパーパワーをもつ家族が主人公のアニメ「インクレディブル・ファミリー」です。2004年公開の大ヒット作「Mr.インクレディブル」の続編です。そのパワーが危険視され、ヒーローとしての活動を禁じられたMr.インクレディブルことボブたち一家は、ごく普通の生活を送っていました。そんなある日、妻のヘレンがヒーロー復活のかかった任務を依頼されます。自身が仕事を任されなかったボブは落胆しながらも、家で子どもたちの世話をすることになるのですが、慣れない家事に悪戦苦闘します。そんな中で、新たな敵が家族にも迫るのです。前作と同じメンバーが多く声優として登場するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、神奈川県小田原市にある「江之浦測候所」を訪ねます。測候所という名前がついてはいますが、実は写真家・建築家として知られる杉本博司さんが手がけた複合文化施設です。眼下に相模湾を見渡す高台には、ギャラリーや茶室、庭園などが点在しています。その不思議な魅力に迫ります。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルのベルボーイとして働いているサトルが、米国人宿泊客のアリスを高層階の眺めの良い部屋に案内します。最初は部屋を気に入っていたアリスですが、なぜか急に不機嫌になってしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、公共施設などでよく見かける「ふれあい広場」や「国際交流」といった名称や表記についてです。直訳しただけでは、うまく意味が伝わらないそうです。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「20代後半、子を産むべきか悩む」「招待の取り消しは失礼?」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、米国の連邦最高裁の判事の指名に関するニュースです。中道派のアンソニー・ケネディ判事が高齢のため引退を決めたことで、その後任人事が注目されてきました。トランプ大統領は大方の予想通り、保守派で知られるブレット・カバノー氏を指名し、議会上院での承認が焦点になってきています。最高裁判事の人事が米国政治でなぜこれほどまでに注目を集めるのか、解説していきます。

◆Weekly Picks  野球から姿を消すアフリカ系米国人
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、野球をめぐる米国での話題を取りあげます。70年余り前にジャッキー・ロビンソンがデビューして以来、米大リーグでは多くの黒人のスタープレーヤーが活躍してきました。しかし今、異変が起きていると言います。かつては先発出場選手の約2割を占めたという黒人選手は、7パーセント以下に減少。リトルリーグでも似たようなことが起きているそうです。記事では、バスケットボールのレブロン・ジェームズのような「ロールモデル」が野球には見当たらないため、黒人の子どもたちを引きつけられなくなっている、と分析しています。人気回復を目指す野球関係者の新たな取り組みも紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/7/22-29号

This Week
On the Cover

サッカーW杯で多様性の勝利、フランスが2度目の優勝

7月22日-29日合併号の表紙は、フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を閉じたサッカー・ワールドカップ(W杯)からの一枚です。栄冠を手にしたフランス代表は、カメルーンとアルジェリアにルーツをもつ両親のもとに生まれたエムバペ選手に代表されるように、移民など様々な背景をもつプレーヤーたちの活躍が光りました。フランス以外でも、ベルギーやイングランド、スイスなど、今大会で好成績を収めた多くのチームで、こうした多様性を一つにまとめあげたことが、強さの根源になっていたようです。W杯の記事は初級ニュースのページでも扱っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ふるさとを英語で案内してみよう!
いよいよ夏休み。観光地が多くの人出でにぎわう季節になりました。2018年は訪日外国人数がこれまでの最速のペースで1千万人を突破し、インバウンド(外国人の訪日旅行)がますます注目を浴びています。首都圏以外の日本の各地でも、外国人観光客の姿が多く見られるようになっています。そこで今週号は、「地元を英語で案内」をテーマにした特集です。このほど刊行された「中学英語で京都を案内しよう〈名所編・伝統産業編〉」(京都新聞社)を題材にして、簡単な英語でのガイドの実例を取りあげます。このほかにも、日本の各地を紹介するためのヒントになる本を紹介します。

◇Special: Speak up @ Work 外国人観光客の誘致を担当、JTBグループの齋藤秀俊さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、JTBグローバルマーケティング&トラベルの齋藤秀俊さんにご登場いただきます。外国人観光客の誘致・集客がお仕事です。最近の外国人観光客のトレンドなどを聴いたほか、高校の修学旅行が初めての海外体験だったという齋藤さん自身の英語学習法も尋ねています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今回は、日本の学校の部活動について、鋭いツッコミを入れています。学校の部活動をめぐっては、スポーツ庁が今年3月、週2日以上の休日を求めるガイドラインを示すなど、見直しの動きが広がっています。それでも、ジェイソンさんの目には、長すぎる拘束時間や厳しすぎる規律など、疑問に映ることが多いそうです。自身の米国での経験と比較しながら、考えを述べていきます。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は7月と8月の2回に分けて、リサさんの夏休みの思い出を語ってもらいます。リサさんは子どもの頃、夏になると日本を訪れ、祖父母や親戚らと過ごしたのだそうです。その際の飛行機の旅は、リサさんの記憶に刻まれています。1970年代はまだ海外旅行がいまのように一般的でなかった時代で、空の旅も今と比べると、ずいぶんとゆったりしたものだったようです。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーが父親のジョージ、兄のジャスティンと一緒に、湖へ釣りに出かけます。湖の上は気分が良さそうですが、マリーはどうも退屈気味のようです。米国の生活を紹介するミニコラムでも、米国の釣り事情を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、よく利用するという県立図書館での出来事についてです。本をリクエストすると、購入してもらえることを普段からありがたく思っていたスザンヌさん。自身の小説が初めて出版されたことに気を良くして……。


◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「ネガティブな性格」に関係がある表現がテーマです。「根に持つタイプ」や「そそっかしい」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、東京のお茶の水女子大が国立大学として初めてトランスジェンダーの学生に門戸を開く方針を決めたニュースのほか、サッカーW杯での日本代表の結果を的中させた、あのタコの話題などをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、最近、話題作への出演が相次いでいるシアーシャ・ローナン主演の「追想」です。バイオリン奏者のフローレンスと、歴史学者を志す純朴な青年エドワードは結婚式を挙げ、新婚旅行先のチェジル・ビーチで、甘いひとときを過ごすはずでした。しかし、ホテルの部屋で食事をしても会話は弾まず、ぎこちない雰囲気に包まれます。回想の場面から、2人の家庭環境や経済状況などのバックグラウンドの違いが浮き彫りになっていきます。英国の作家イアン・マキューアンの小説を映画化した異色の文芸作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、Stink少年を主人公にしたシリーズから、2冊を紹介します。段階別多読図書ではなく、英語のネイティブの子どもたちが読む児童書です。難しい構文や単語は使われない一方で、ネイティブが日常的に使う口語表現があったり、文化的背景や慣習などの知識がないと分かりづらい場面が出てきたりしますが、最初のうちはあまり気にせず、読み続けることが大切だそうです。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の夏の風物詩である「花火」を取りあげます。花火の起源や日本での歴史のほか、各地で開かれる花火大会の模様などについて、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「年齢を重ねるのが苦痛」「子守の謝礼はお金で欲しい」の相談2題を紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Malacca, MALAYSIA
今週号のTravelのコーナーでは、マレーシアの港湾都市マラッカを訪ねます。首都クアラルンプールから南へ約150キロ。東西交易の要衝であるマラッカ海峡に面して栄えましたが、それゆえに欧米列強に狙われ、相次いで支配下に置かれたという歴史があります。もとはマラッカ王国の下、イスラム化が進みましたが、その後、ポルトガル、オランダ、英国の手に渡ります。こうした歴史を背景としてマラッカでは、オランダ風の建物やポルトガル時代の古い建造物、英国式のバー、チャイナタウンやイスラム寺院といった具合に、東西の様々な文化が街の中で融合しているのです。旅の筆者も有名な夜市を訪れ、多様な食文化を堪能します。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は教育のニュースを特集しました。米トランプ政権が、大学入学時に人種に配慮する方針を撤回したニュースなどを紹介しています。

◆Weekly Picks  水不足を南極の氷山で解消? 南アフリカ・ケープタウン
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、南アフリカからの話題を取りあげます。深刻な水不足に悩まされている大都市ケープタウンでは、海水の淡水化施設を建設したり、節水を呼びかけたりといった対策がとられていますが、そんな中、約2千キロ離れた南極から、氷山を切り出して船で牽引(けんいん)してくるという壮大なアイデアが浮上しています。氷山を水源にしようと提案した民間業者は自信たっぷりですが、果たして実現するのでしょうか。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/7/15号

This Week
On the Cover

西日本で記録的豪雨、広い範囲で被害

7月15日号の表紙は、今月上旬、西日本を襲った記録的豪雨からの一枚です。停滞した梅雨前線の影響で、九州地方から中部地方にかけての広い範囲で大雨が降り、土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)などが相次ぎました。各地で大きな被害が出ており、死者・行方不明者が100人を超え、平成に入って最悪の惨事となっています。取り残された人たちや行方不明になっている人たちの懸命の捜索が続く一方で、被災した人たちの生活再建の歩みも始まっています。写真は岡山県倉敷市での撮影。豪雨の報道は初級ニュースのページでも掲載しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 山に魅了される人間の深層心理に迫る/ドキュメンタリー映画「クレイジー・フォー・マウンテン」監督に聴く
いよいよ登山シーズンが本格化します。今週号の特集では、このほど日本でも公開されるドキュメンタリー映画「クレイジー・フォー・マウンテン」のジェニファー・ピードン監督のインタビューを紹介します。映画は、世界の山々の美しい映像と、オーストラリア室内管弦楽団の演奏がコラボ。「なぜ人は頂上を目指すのか」という素朴な疑問を持ったピードン監督が、山に魅せられた人々の心理に迫っています。ピードン監督はこのほど朝日ウイークリーのインタビューに応じ、映画の狙いなどについて語りました。一方、この映画では、米俳優のウィレム・デフォーが語るナレーションも魅力の一つです。特集では、そのさわりの部分を、日本語の対訳つきでお届けします。また、映画に登場するダイナミックな写真の数々も、あわせて紹介しています。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まりました。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、横浜の本牧地区にある三渓園。歴史的にも興味深い日本伝統の建造物を見ることができます。お客様を案内しながら、くつろいだ時間を過ごしていただきましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・大手町のオフィスビル街にあるユニークな施設「大手町牧場」を訪ねます。人材派遣大手のパソナが手がけ、酪農や食育を学ぶことを目的としています。かわいい動物たちと触れあいながら、のんびりした時間を過ごせるというこのスポットの魅力を紹介します。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、夏休みのアルバイトで、ハリソンがメルバの家の前の塀を塗装します。厳しい日差しが照りつけるなかでの作業になり、メルバがハリソンに声をかけます。米国の生活を紹介するミニコラムも、高校生のアルバイト事情の一端を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、スザンヌさんが日本で服を買うときの悩みについてです。かつては日本で自分に合うサイズの服を見つけることが難しかったといいますが、最近は事情が変わってきたようです。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、タイの洞窟に入って連絡がとれなくなっていた少年らが無事でいるところを確認されたというニュースのほか、インドの銀行で起きたハプニングなどを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、野球で使う英語表現について、かつての名著を片手に、さまざまなうんちくを傾けています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、人気シリーズの最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」です。最先端の科学技術で現代によみがえった恐竜が巻き起こす恐怖を描くシリーズの第5弾になります。前作で恐竜のテーマパークが壊滅してから3年。舞台となった島で火山が噴火し、生き残った恐竜たちが危険にさらされます。パークの元管理者で今は恐竜保護団体の代表を務めるクレアと、元恐竜監視員のオーウェンは、ある財団の支援を受けて、恐竜の救出を目指して島に向かいます。しかし、その裏では、恐ろしい陰謀が画策されていました。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、米国から来日した友人のピーターの観光案内をしているマリアでしたが、ピーターの行方がわからなくなってしまい、宿泊先に電話を入れます。すると、受付のヒロコから意外な返事が返ってきて……。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本食人気に伴い、機会も増えてきているというレシピの翻訳について、考えてみます。しばしば「適量」という表現に出合いますが、英語ではどう訳すべきなのでしょうか。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「投げる」と訳される単語でも、throw とcast、tossでは、使い方や意味あいが違ってきます。使い分けを勉強していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Rangiroa, FRENCH POLYNESIA
今週号のTravelのコーナーでは、有名なタヒチ島がある南太平洋のフランス領ポリネシアを訪ねます。旅の筆者が過ごしたのは、その中でも、ツアモツ諸島にあるランギロア島でした。この島は、モツと呼ばれる小島がいくつもリング上に連なっており、リングの内側には世界でも有数の大きさのラグーンがあります。人口はわずか2500人程度の島ですが、世界中のダイバーあこがれの地と言われるほどの美しい海を誇っており、筆者もシュノーケリングに挑戦してみました。さらに、この地ではブドウが栽培され、サンゴ礁の島では珍しく、ワインが生産されているそうです。筆者はボートに乗ってワイナリーにも出かけていきます。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は「環境」をテーマとしたニュースを集めてみました。豪州でスーパーの無料レジ袋を廃止したことの余波についてのリポートのほか、気候変動で将来、野菜の生産量に影響が出るといった研究成果などを紹介しています。

◆Weekly Picks  サッカー・ベルギー代表、多言語国家の結束力アップに英語が一役
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、サッカー・ワールドカップで日本代表を破ったことが記憶に新しいベルギー代表チームについてのリポートです。ベルギーの公用語はフランス、オランダ、ドイツの3カ国語あり、それぞれの言語圏の出身者の間では、しばしば「分断」が指摘されてきました。さらに近年は移民出身者もメンバーに入り、チームを一つにまとめるのは一苦労だったようです。そんなチームに、スペイン出身の監督が就任。チームの「共通語」が英語になりました。そのことがチーム内の結束力、さらにはサポーターとの一体感の面で、良い効果があったのだとか。ロイター通信の記事をご紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/7/8号

This Week
On the Cover
サッカーW杯、日本代表8強ならず
今週号の表紙は、ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)からの一枚です。決勝トーナメント進出を果たした日本代表は、ベスト16で優勝候補の一角、ベルギーと激突。一時は2-0とリードしながら、大逆転の末、敗れ去りました。写真は試合後、スタンドのサポーターにあいさつをする日本選手たちをとらえています。今大会、日本代表の道のりは決して平坦(へいたん)ではありませんでした。直前に監督交代があり、低い前評判でのスタート。格上のコロンビアを破る活躍を見せた一方で、1次リーグの最終戦の終盤では、決勝トーナメント進出のためにあえて攻撃をせず、味方同士でパスを回し合って物議を醸しました。W杯の報道はニュースの各面でも紹介しています。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  仏映画監督に聞く 海外進出でぶつかる壁
今週号の特集では、フランスの映画監督、エリック・トレダノさんとオリヴィエ・ナカシュさんのインタビューをお届けします。日本だけでなく世界各国でヒットした「最強のふたり」(2011年)を撮ったコンビです。このほど横浜で開催されたフランス映画祭で、AWのインタビューに応じてくれました。間もなく公開される2人の最新作「セラヴィ!」が海外に進出するにあたり、どんなことが起きたのでしょう。また、「最強のふたり」は米国でリメークされましたが、自身の作品が海外でリメークされることについての思いも語っています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、Queenの1974年の作品「Killer Queen」です。マーティさんは当時、ドイツの米軍基地に住み、米軍放送で流れる「アメリカン・トップ40」に夢中だったのだとか。少年時代に楽しんで音楽を聴いていたときと、プロのミュージシャンになってからでは、聴き方に違いが出てくると語ります。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも味わっていきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「英語にも日本語のような『女言葉』はありますか?」という質問に答えます。議論は英語だけでなく日本語にも及び、言語と社会の関係にも踏み込んでいきます。森住先生が語る「言語論」に、ぜひ耳を傾けてください。

◇地球うおっちんぐ: 史上初の米朝首脳会談、2人の握手が本物であらんことを!
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、6月に行われたトランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による初の米朝首脳会談について、自身の考えを述べています。アグネスさんは今回の会談が「政治的なショー」だったのでは、という疑念がぬぐえないそうです。その成果には冷静な見方を崩していませんが、北東アジアと世界の平和につながる一歩になってほしい、との思いを強くしています。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「生活」に関係のある表現がテーマです。「その日暮らしの生活」や「下積み生活をする」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、6月21日の「国際ヨガの日」をめぐる話題のほか、手話で会話ができるゴリラとして知られた「ココ」が死んだというニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、英国のアニメーションスタジオ、アードマンが制作した「アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!」です。「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」で知られるアードマンの作品の魅力といえば、人形を使ったアニメの手作り感でしょうか。今回の作品も、ユーモラスなキャラクターが登場し、ギャグや言葉遊びを繰り出します。石器文化の部族の少年ダグは、谷で平和に暮らしていましたが、青銅器文化で栄える部族のヌース卿の軍勢に、谷を占拠されてしまいます。ダグはサッカーの試合で石器人チームが勝利すれば、谷を取り戻すという約束をとりつけますが、石器人たちはサッカーをやったことがありません。ダグたちの挑戦が始まります。エディ・レッドメインら英国の人気俳優らが声で出演しているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、大学教育の現場について述べた新聞記事の一節です。かなり歯ごたえがあったのではないでしょうか。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「お中元」です。現代の日本では儀礼的な習慣が廃れつつありますが、お中元とお歳暮の贈答は、まだまだ生活に根ざしています。その歴史的起源のほか、近年のトレンドについて、英語で説明を加えていきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Segovia, SPAIN
今週号のトラベルのコーナーでは、スペインの首都マドリードから日帰り圏内にある街、セゴビアを訪ねます。ここは水と緑に恵まれていることから、スペインの人たちは「緑の帯」と呼ぶそうです。歴史的建造物が多く残りますが、その中でも「ローマ水道橋」「アルカサル城」「セゴビア大聖堂」の三つが観光客には人気です。水道橋はローマ帝国がイベリア半島を属国化していた時代の産物で、見事な建築技術を現在に残しており、世界遺産にも登録されています。アルカサル城は、ディズニー映画に登場する城のモデルになったと言われており、その優美な姿が魅力だとか。旅の筆者はこうした観光名所をめぐりつつ、地元の味も楽しみます。美しい写真の数々と合わせ、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はスポーツをテーマとして、開催中のサッカー・ロシアW杯に関するニュースを特集しています。日本人サポーターのある行動が世界の注目を集めているという話題のほか、イランの女性たちがこれまで許されなかったスタジアムでの試合観戦をしたというニュースをお送りします。

◆Weekly Picks  見直されるアナログのレコード
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、最初のLPレコードが生まれて70年の節目を迎えたというタイミングに合わせ、アナログのレコードの人気が再燃している、という話題をお届けします。6月21日は、レコード会社大手のコロムビアが初のLP盤を出してから70年のアニバーサリーだったそうですが、CDやネットのストリーミングなどのデジタル音源に押されているはずのレコードの売り上げが、わずかずつではありますが、近年伸びてきているのだそうです。その背景をファンの声を交えながら探っています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/7/1号

This Week
On the Cover

驚きと歓喜のサッカーW杯

7月1日号の表紙は、ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)での一枚です。今大会の1次リーグは、サプライズ続きです。前回優勝のドイツがいきなり敗れたほか、初出場の小国アイスランドが強豪アルゼンチンと引き分けるという健闘を見せました。大会直前の監督交代で揺れた日本代表の活躍も、世界を驚かせていると言えるでしょう。決して前評判は高くありませんでしたが、コロンビアを撃破し、セネガルとも引き分けました。写真はセネガル戦で同点ゴールを決めた本田選手と、喜ぶ大迫選手をとらえています。W杯の記事は、初級ニュースのページでも紹介しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「もう一つのホノルル」を探して/日本人移民150年
今週号はハワイを特集します。6月まで連載していた小説「Animal Island」は1950年代のハワイ・ホノルルが舞台でした。ホテルが立ち並び、観光客であふれかえる現在の姿とは少し違った「もう一つのホノルル」が、そこにはありました。小説の作者であるマーク・ボッシンガムさんの思い出に耳を傾けながら、どこか懐かしい一昔前のハワイの名残をたどってみましょう。折しも、今年は明治元年に最初の日本人移民がハワイに到着してから150年の節目の年です。この間の日系人の歩みを紹介する朝日新聞の記事とともに、日本とハワイの歴史を振り返ります。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週号からお届けするのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、今年に入って国際政治の世界で注目され始めている「シャープパワー」という言葉です。軍事力や経済力といった「ハードパワー」ではなく、文化的な魅力などの「ソフトパワー」でもない「力」。中国やロシアといった国々が最近、駆使しているとも指摘されています。中国の世界進出(Global reach)についての通信社の記事を紹介しながら、解説していきます。

◇和t’s cooking?  そばサラダ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、日本とはちょっと違う食べ方の「そばサラダ」を紹介します。米国のスーパーでも、そばを売っているのを見かけるようになりましたが、なぜか熱いスープに入った麺類は好まれないと筆者は言います。そんな米国で、独自の進化を遂げたそばのスタイルを味わってみましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・東銀座にある歌舞伎座を訪ねます。現在の歌舞伎座は明治から数えて5代目にあたります。3年におよぶ建て替え工事を経てお目見えしたのが2013年春のこと。高層ビルに生まれ変わり、これまでになかった新しい施設もできました。その一つが地下にある木挽町広場。土産物の品ぞろえがとても充実しているそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、自動車耐久レースのルマン24時間でトヨタが優勝したニュースのほか、「民泊」のルールを定めた新法が施行されたという記事などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。もうすぐ7月4日の独立記念日です。今回は、グリーンビルの独立記念日ピクニックに備え、ロイとトーマス、クリフの親子が花火を買いに出かけます。クリフはいろいろな花火をほしがりますが、オレゴン州では花火に関して規制があるようです。米国の生活を紹介するミニコラムも、花火について述べています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号は、7月から9月までを担当するスザンヌ鎌田さんの第1回です。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、スザンヌさんが気づいた日米の文化の違いについてです。子どもが絵を描いているところを観察すると、日米では色の使い方にはっきりとした違いがあるそうです。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、米カリフォルニア州サンノゼに実在する巨大なお屋敷を題材にしたホラー「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」です。この屋敷では、西部劇でもよく知られたウィンチェスター銃を開発した一族の資産家夫人が、霊媒師の助言に従い、長年にわたって増改築を繰り返したとされています。屋敷をめぐる実話を大幅に脚色したのが今回の作品です。夫と一人娘に先立たれたサラ・ウィンチェスターは、相次ぐ不幸は銃で死んだ亡霊の仕業と聞かされ、霊を封じ込めるために屋敷の拡張に乗り出します。そんなサラを案じたウィンチェスター社は、精神科医のエリックに診断を依頼。屋敷に着いたエリックは奇妙な現象を目撃するのです。ヘレン・ミレンが主演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、米国人観光客のメーガンがホテルをチェックアウトしようとしていますが、気分がすぐれない様子です。フロントのショウタが心配して声をかけましたが、メーガンは不機嫌になってしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本語の案内で頻出する「約5分」といった表記についてです。厳密に英語に訳そうとすると、少々面倒なことになるそうです。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「選ぶ」と訳される単語でも、pick とchoose、selectとelectではどのように違うのでしょうか。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「職場での服装、強要は理不尽」「客こない休日営業、ムダでは?」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Ranthambore National Park, INDIA
今週のトラベルのコーナーは、インド北部にある野生保護区、ランタンボール国立公園を訪ねます。絶滅危惧種で2千頭ほどの個体しか生存していないとされるベンガルトラをはじめ、様々な野生動物の保護・観察が行われています。首都ニューデリーからもさほど遠くないところにあるため、多くの観光客が訪れているのだそうです。さて、旅の筆者のお目当ては、やはりトラ。ランタンボールでは現在、約60頭のトラが確認されていますが、ツアーではそのうち、人間に慣れている数頭を見ることができるようです。周囲の動物たちを圧倒する迫力ある姿を、筆者はカメラに収めていきます。動物たちの生き生きとした姿をとらえた写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  小惑星との衝突に備えよ、米政府が対策に本腰
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、米国発の科学関係のニュースを取りあげます。米政府はこのほど、地球と衝突しそうな小惑星を調査・監視し、万が一、地球と衝突するおそれがある場合には、その軌道を変える方法を探るという行動計画をまとめました。今のところ、そのような危険性がある小惑星が確認されているわけではありませんが、過去には恐竜の絶滅など大きな被害をもたらした衝突も確認されており、SF映画だけの世界とは言えないようです。どんな戦略なのか、AP通信の説明を読んでいきます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/6/24号

This Week
On the Cover

Kポップで初の米ビルボード1位、防弾少年団

6月24日号の表紙は、韓国の7人組のヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」です。このほどアルバム「LOVE YOURSELF 轉‘Tear’」が米ビルボード・アルバムチャートで1位になりました。Kポップでは初めての快挙です。ちなみに、日本人最高位は1963年の坂本九のアルバム「Sukiyaki And Other Japanese Hits」で14位。英語でない歌詞のアルバムが1位になったのは、2006年2月のイル・ディーヴォ「Ancora」以来、12年ぶりだそうです。日本でも人気が高まっているBTSの、今後の活躍に注目が集まります。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ペチャクチャナイトで伝えるそれぞれの情熱
 今週号は、東京発のトークイベント「ペチャクチャナイト」を特集します。自分が情熱をもって取り組む活動を、20枚のスライドを使いながら発表するのですが、与えられる時間はスライド1枚につき20秒だけというのがルールです。2003年に東京を拠点に活動する建築家のマーク・ダイサムさんとアストリッド・クラインさんが始めたところ、世界中に広がり、今や1千都市以上で開催されているそうです。会場は、少人数でいっぱいになるバーから野球のスタジアムまで、大小さまざま。誰もが参加でき、自由にテーマを選ぶことができるのが魅力です。今週の特集では、こうしたプレゼンテーションの様子を現場からリポート。創始者の2人にもインタビューしました。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今回は、自身が経験した米国の学校での教育と、日本のそれを比較しながら、自分の意見を人前で述べるプレゼンテーションの重要性を訴えます。米国では小学校低学年のころから、「show and tell」と呼ばれる発表形式の教育が行われているのだとか。日本ではこうした教育は一般的ではありませんが、ジェイソンさんは「自分の考えを効果的に伝えることは大事で、そのための練習を始めるのに遅すぎることはない」と言います。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回のテーマは学校での昼食です。リサさんが育った米国のニュージャージーでは、お昼は決まったメニューから注文しても、お弁当を持って行っても良かったそうですが、リサさんの母親はいつも、おにぎりなどの「お弁当」を持たせてくれたそうです。のりを見慣れないクラスメートにからかわれることもあったというリサさん。そんな思い出にひたりながら、日米の学校での昼食事情を探ってみました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、ハンナとマリー、ハリソンがトレイルでのハイキングに出かけます。5マイルのコースに挑戦した3人は、途中でひと休み。そこでクマに出合ってしまいます。米国の生活を紹介するミニコラムでも、北米に生息するクマについて説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当したのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今週は、ニーリーさんが担当する最終回です。自身が大切にしているという「夢」について、考え方を語っています。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「施設・建物」に関係がある表現がテーマです。「立体駐車場」や「高層マンション」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、キラウエア火山の噴火でハワイ島の面積が拡大したというニュースのほか、米航空宇宙局の火星探査の話題などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、1973年に実際に行われたテニスの試合を題材にした「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」です。女性の地位向上を求めるウーマンリブ運動が盛り上がりを見せた時代。当時のテニス界の女王ビリー・ジーン・キングが、男子の元チャンピオンで55歳のボビー・リッグスの挑戦を受け、試合をすることになります。大会賞金額の男女の不平等に憤り、女子テニス協会を創設したビリー・ジーンが繰り広げた「性差を超えた戦い」に、多くの女性たちが勇気づけられました。主演は「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞に輝いたエマ・ストーン。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。今週号では、4月からお届けしている「Animal Island」が最終回を迎えます。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこには、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。誘拐事件の捜査の過程で明るみに出たヘロインの密輸に対し、ついに強制捜査の手が伸びます。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、有名な古典文学作品から現代物まで様々な読み物がそろうOxford Dominoesというシリーズから2冊を紹介します。一つ目は、シャーロック・ホームズシリーズのretold版「The Blue Diamond」。もう1冊は、イタリア、トルコ、韓国などの英語圏以外の国から六つの民話を集めた「The Teacher’s Secret and Other Folk Tales」です。カラフルなイラストがストーリー理解の助けになります。欄外には語句の説明などもありますが、問題がなければ気にせずにどんどん読んでいきましょう。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、梅雨の季節の風物詩と言える「アジサイ」を取りあげます。アジサイの花の植物としての特徴のほか、花言葉や最近のトレンドまで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「私の告白に無反応、不安に」「今やすべての告知はフェイスブック頼み」といった相談2題を紹介します。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Madeira, PORTUGAL
今週号のTravelのコーナーでは、ポルトガルのマデイラ島を訪ねます。首都リスボンから約900キロ。大西洋に浮かぶマデイラ群島では最大の島で、ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップに出場しているポルトガル代表、クリスティアノ・ロナルド選手の出身地としても知られています。この島は温暖な気候に恵まれ、一年中花と緑に囲まれた美しい景色から「大西洋の真珠」とたたえられています。さらにこの地を有名にしているのが、独特の製法で知られるマデイラワインでしょう。旅の筆者はハイキングで島の自然を堪能し、ワイナリーを訪ねるのでした。ほかにも見逃せない観光スポットが多くあるようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はサッカー・ワールドカップの開催に合わせ、スポーツのニュースを特集しました。今回のロシア大会では、ビデオ判定の仕組みが初めて導入されたという話題のほか、日本代表の元監督フィリップ・トルシエ氏の日本代表への評価も紹介します。

◆Weekly Picks  紛争地の子どもに希望をもたらす「ビューティフル・ゲーム」
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、ワールドカップ・ロシア大会の開幕で盛り上がるサッカーの話題を取りあげます。W杯の華やかな舞台とは遠く離れた紛争地や難民キャンプでも、子どもたちが今日もサッカーボールを追いかけています。一流プレーヤーが集まり、巨額のお金が動くW杯とは対照的ですが、これもサッカーのもう一つの風景と言えるでしょう。サッカーはなぜ子どもたちを夢中にするのか、ロイター通信が各地で声を拾いました。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/6/17号

This Week
On the Cover

世界が注目する史上初の米朝首脳会談

6月17日号の表紙は、史上初の米朝首脳会談からの一枚です。シンガポールの高級ホテルで6月12日、トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が対面し、握手を交わしました。厳戒態勢が敷かれたシンガポールに、トランプ氏はカナダで開かれていたG7サミットを早々に切り上げ、乗り込みました。一方の金委員長は中国機で現地入りし、会談前夜には市内の観光名所にも姿を見せました。北朝鮮の非核化が最大の焦点となる会談に、世界の注目が集まりました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ロシアW杯が開幕 サッカー記事を英語で読もう
サッカー・ワールドカップのロシア大会がいよいよ開幕です。今週号の特集では、このスポーツの祭典を十分に楽しめるように、サッカーの英文記事の読み方を解説します。サッカー記事にはよく使われる独特の表現が多くあります。過去の記事を使いながら、こうした表現を丁寧に紹介していきます。「ヘディングで得点した」や「同点ゴール」は英語でどのように言うのでしょうか。今週号の特集では、開催地や日本代表の試合日程をまとめているほか、大会をめぐる話題もあわせて紹介します。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まりました。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京都江東区の富岡八幡宮。最近では物騒な事件で世間を騒がせましたが、境内には日本の文化を紹介するのに良いきっかけとなるスポットがたくさんあるそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京の神田川にかかる聖橋を訪ねます。命名の由来となった湯島聖堂やニコライ堂もあわせて紹介し、東京の街の歴史の一端に触れます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から6月までは、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。物語もいよいよクライマックスにさしかかってきました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーが愛犬のステラの散歩に出かけます。そこで小さい女の子に出会いますが、ステラに興味津々の様子です。米国の生活を紹介するミニコラムも、犬の散歩を話題にしています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、Dreams Come Trueと一緒に紅白歌合戦に出演したときのとっておきのエピソードを披露してくれています。舞台であがってしまうことが悩みの種だったニーリーさんは、ある光景を目にします。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、引退を表明している歌手の安室奈美恵さんの最後のライブツアーの話題のほか、米国でFBI捜査官の銃が暴発したニュースなどを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、かつてのベストセラーを話題にしながら、英単語の語源について、さまざまなうんちくを傾けています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、米国でときに猛威をふるう山火事と、それに立ち向かう森林消防隊員の活躍を描いた「オンリー・ザ・ブレイブ」です。2013年に実際にアリゾナ州で起きた火災がモチーフになっています。指揮官のマーシュが率いるプレスコット市の消防隊員は、日々訓練に励みます。それでも、農務省傘下の精鋭部隊「ホットショット」からは、二番手扱いされてばかりで、いらだちを募らせるマーシュたち。そしてついに実績が認められ、地方自治体の消防隊ながら、「ホットショット」に認定されるのです。元薬物中毒者ら様々なメンバーが集まった彼らが、さらなる巨大山火事に立ち向かいます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、家族で日本を訪れている米国人観光客のパメラが、息子と一緒にハンググライダーを体験しようとしています。受付係のタケシが応対しますが、結局、パメラはやめてしまうことに……。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、直訳しただけでは英語では意味がはっきりしない「人材育成」という言葉について、考えてみます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「取る・得る」と訳される単語でも、takeとgetではどのような違いがあるのでしょうか。使い分けを勉強していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Saint-Cirq-Lapopie, FRANCE
今週号のTravelのコーナーでは、フランス南西部のロット県にある小さな村、サン・シル・ラポピーを訪ねます。フランスには「フランスの最も美しい村」という協会があり、田舎の小さな村などにある遺産や遺跡を守りつつ、観光振興をはかっています。いくつかの条件を満たした157の村が現在、認定されているそうですが、その中でも、写真家のマン・レイやシュールレアリスムの作家アンドレ・ブルトンといった芸術家が好んで訪れたことで知られているのが、このサン・シル・ラポピーです。旅の筆者は、自然の石や漆喰(しっくい)を使った古い民家が残り、中世の趣があふれる町並みを歩きます。また道中、近くのラトゥルゼニーという村にも立ち寄り、フランスの田舎ののんびりした雰囲気を楽しむのでした。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は「言語」をテーマとしたニュースを集めてみました。米アラスカの先住民の言葉を守り続けた名物アナウンサーが亡くなったという話題のほか、英語での講義が増えたせいで母国語の地位の低下に悩むオランダの大学についてのリポートを紹介しています。

◆Weekly Picks  「声なき人」に光を当てる是枝監督
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、外国通信社の配信記事を紹介してきたいつもとは趣向を少し変えて、AWの独自取材記事を掲載します。新作「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを獲得した是枝裕和監督が外国特派員協会で記者会見し、AWのインタビューにも応じました。是枝監督を制作に駆り立てたひとりの少女についての秘話を明かしてくれています。また、日本の貧困問題に光を当てた今回の作品を、一部の海外メディアは「日本政府にとって都合の悪い受賞だ」と報じましたが、是枝監督自身の社会へのまなざしについても聞きました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/6/10号

This Week
On the Cover
ヨガ講師も務める俳優の松本莉緒さん
今週号の表紙は、10代の頃から俳優として活躍してきた松本莉緒さんです。数多くのドラマや映画などに出演し、人気を集めた松本さんですが、30歳の誕生日を機に本格的にヨガを始め、今ではヨガのインストラクターとしても活動の場を広げているそうです。6月21日は国連が定めた「国際ヨガの日」で、世界各地で様々な催しが開かれます。ヨガの日を前に、松本さんにインタビューをしました。


◇今週の注目記事 ===============

◇Interview  松本莉緒さんインタビュー ヨガが教えてくれた、自分らしく生きるということ
今週号の特集では、俳優・ヨガインストラクターとして活躍する松本莉緒さんのインタビューを詳報します。松本さんはなぜヨガを始め、そしてヨガに魅せられたのでしょうか。「ヨガが自分らしく生きる楽しみを教えてくれた」と語り、その胸の内を明かしてくれています。また、ヨガを教える経験を通じて、英語力を磨く必要性にも気づいたといいます。ヨガは近年、国内外で親しむ人が増えており、国際ヨガの日を前に、ヨガをめぐる最近の動向についても紹介しています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、プリンスの「Take Me With U」です。プリンス自身が主演した映画「パープル・レイン」の中で、プリンスと恋人役のアポロニアがバイクで走る場面の挿入曲として使われました。マーティさんは、プリンスのことを「音楽にかかわるすべての分野において真に一級と言える、もしかしたら唯一の人」とたたえています。プリンスの楽曲の魅力についてのマーティさんの分析に耳を傾けてみましょう。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも味わっていきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「クレームをつける」や「クレーマー」といった日本語の表現について、英語でどのように言ったらよいかを考えます。こうした文脈で使う「クレーム」や「クレーマー」は実は和製英語で、claim や claimer といった単語をそのまま使っても、意味は通じません。claim は基本的な単語なので、改めて意味や使い方を確認します。

◇地球うおっちんぐ: 中国の若者に感じた活気
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。アグネスさんはこのところ、中国語版の自伝を宣伝するために中国に通っています。テレビ局や出版社の社員、成功した起業家らと会う中で、責任ある地位にある人たちが一様に若いことに驚くのだそうです。また、若い人たちが次々と海外に留学するようになったうえ、彼らがこぞって本国に戻り、活躍をしているのだとか。アグネスさんはこうした中国の若者たちの活気を感じ取り、そのポジティブさに感心するのです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「人の助けになるもの」に関係のある表現がテーマです。「松葉づえ」や「点字ブロック」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、パリでマンションのベランダから落ちそうになっている男児を救出し、「スパイダーマン」と称賛されている不法移民の男性の話題のほか、米国のオークションで125年前のジーンズが高値で落札されたニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、ジュリア・ロバーツが母親役で出演する「ワンダー 君は太陽」です。生まれつき顔に障害がある10歳の少年オギーは、ずっと自宅で学習をしてきましたが、家族に励まされ、学校に通うようになります。その障害のためにオギーは好奇の目にさらされ、いじめを受けますが、家族に支えられながら、くじけずに通い続けます。そんな姿が次第に周囲に影響を与え、いつしか自分の居場所を見つけていくのです。世界各国で翻訳され、800万部を突破したベストセラーが原作のこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。作家としても活躍するスティーブン・チョボスキー監督のインタビューも、合わせて紹介しています。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、ニホンザルと温泉をめぐる新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「元号」です。天皇陛下が生前退位のお気持ちを示されて以降、2019年5月に皇位が継承されることになり、国内外で改めて元号に対して注目が集まっています。その歴史や仕組みについて、英語で説明を加えていきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。4月からお届けしているのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Kathmandu, NEPAL
今週号のトラベルのコーナーでは、ネパールの首都カトマンズを訪ねます。標高1300メートルの高地にある盆地には、宮殿のほか、仏教、ヒンドゥー教の寺院など、歴史的な建造物が立ち並んでいますが、2015年4月に、マグニチュード7・8の大地震に見舞われました。多くの死傷者を出したほか、ユネスコの世界遺産に登録されている盆地内の建物が数多く損壊しました。旅の筆者は、ネパール最古とされる仏教寺院やかつての王宮前広場、「ブッダの知恵の目」で知られる仏塔などを訪ねます。多くの場所では復旧が進んでいましたが、それでも、一部では震災の傷痕が深く刻まれ、修復への努力が続けられていました。深い信仰とともに復興に向けて歩み続けるネパールの人々に、感銘を受けたといいます。エキゾチックな魅力を伝える写真の数々と合わせ、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は環境に関するニュースを特集しています。海洋汚染などの対策に取り組んでいる欧州委員会がプラスチック製のストローや食器などの禁止を提案したニュースや、大気汚染に悩むインドのタージマハルの話題をお届けします。

◆Weekly Picks  韓国のディスコ、高齢者の社交場に
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、韓国で、かつて若者が集まったディスコが、高齢者向けの施設として生まれ変わっているという話題を取りあげます。韓国でも日本と同様に高齢化が進んでいますが、特に戦後の復興を支えた世代が貧困や孤独に苦しんでいるといい、深刻な社会問題になっているそうです。こうしたディスコの多くは安い金額で楽しむことができ、高齢者にとって貴重な憩いの場となっているようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/6/3号

This Week
On the Cover

秋田犬の「MASARU」、ザギトワ選手のもとに

6月3日号の表紙は、いま注目の秋田犬の「MASARU(マサル)」です。近年、ロシアのプーチン大統領をはじめ、世界のセレブの間で人気が高まっている秋田犬ですが、その中でも最もメディアへの登場が多い一頭かもしれません。平昌冬季五輪の女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手のもとに贈られることになり、5月26日にモスクワで贈呈式がありました。ザギトワ選手は以前から秋田犬を熱望。「勝利」を意味するマサルと名付け、対面を心待ちにしていました。ザギトワ選手はマサルに顔をペロペロなめられ、「心から大事にしていきたい」と語りました。

◇今週の注目記事 ================

◆Travel: Running the Boston Marathon
今週のトラベルのコーナーはいつもと趣向を少し変えて、4月に行われた米ボストン・マラソンの参戦記をお届けします。今年のボストン・マラソンではご存じの通り、日本の「公務員ランナー」として知られる川内優輝選手が見事優勝を果たしましたが、ほかにももちろん日本人ランナーが挑戦しています。新聞社で技術系の仕事をしている尾原儀彦さんは2度目の出場で、高い気温のために不本意な成績に終わった昨年の雪辱を誓っていました。そんな尾原さんを襲ったのは、今年は反対に、冷たい雨でした。レース途中、低体温症の症状が現れ、やっとの思いでゴールラインを切ったのです。そんな苦しいレース運びの中でも、歴史あるレースを盛り上げようという市民には励まされました。大会を襲った爆弾テロ事件から5年。悲劇から立ち上がり、「ともに進もう」と誓う市民たちの姿にも感銘を受けたといいます。レース中やその前後に自ら撮影した写真の数々とともに、「旅行記」をお楽しみください。

◇Special: 爆弾テロから5年、立ち直るボストン
今週号の特集では、ボストン・マラソンを紹介したトラベルのコーナーと連動して、爆弾テロ事件から5年がたち、立ち直りつつあるボストンをめぐるレポートを取りあげます。AP通信の記事は、遺族らを中心に、犠牲者の記憶を後世に残そうと、社会貢献を目的とする基金を立ち上げる動きが広がっていることを紹介しています。また、ボストンのテロ事件を扱った映画「ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~」をあわせて紹介します。スーパーで働くジェフは、ボストン・マラソンに参加する元の彼女とよりを戻そうと、応援に行くことを約束します。ところがレース当日、ゴールに駆けつけたところでテロに巻き込まれ、両足を失ってしまいます。容疑者を目撃したことで一躍、「英雄」として扱われますが……。英語の脚本と対訳を掲載しています。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新しい連載が始まりました。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、米トランプ政権の貿易政策です。長年、自由貿易に肯定的なスタンスを保ってきた米国ですが、トランプ政権はそれを一変させました。TPPからの離脱を皮切りに、今度は鉄鋼などの輸入に高い関税をかける方針を表明し、「貿易戦争」への懸念が広がっているのです。「報復関税」を意味する英語表現を足がかりにして、考えていきます。

◇和t’s cooking?  枝豆のかき揚げ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、枝豆のかき揚げを紹介します。意外なようにも聞こえますが、筆者によると、枝豆は米国でも、スーパーなどで手軽に入手できる食材だそうです。様々な使われ方をしている枝豆ですが、筆者が提案するのは「かき揚げ」。食べてみた多くの人に好評なのだそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都港区白金台にある八芳園を訪ねます。結婚式場として有名ですが、四季折々の風景が楽しめる庭園で、都心にありながら静寂に包まれ、落ち着いた雰囲気です。リサさんがその歴史を振り返りながら、魅力を語ります。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、「世界一髪の長い10代」としてギネス世界記録に認定された鹿児島県の女子高生の話題や、英国の高級車メーカー・ロールスロイスが初のスポーツ多目的車を発売するニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、いよいよ春のダンスパーティーです。マリーやハンナたちがケイトの家で支度を始めました。男の子たちの迎えを待ちながら、メイクをしあったり、ヘアスタイルやドレスを相談して決めたりしています。米国の生活を紹介するミニコラムは、ダンスパーティーの際の写真撮影について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、愛犬「ラッキー」についてです。ラッキーとともに過ごすビーチでの時間、ラッキーの好みのおやつについて……。その語りには愛情があふれています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、シアーシャ・ローナンが主演する「レディ・バード」です。カリフォルニア州サクラメントに住むクリスティンは、カトリック系の学校に通う17歳。片田舎での生活に閉塞(へいそく)感を覚え、東海岸の名門大学への進学を夢見ています。自らを「レディ・バード」と名乗る彼女は自意識過剰気味で、娘に現実を突きつけようとする母親のマリオンとは口論が絶えません。そんな彼女の高校生活最後の1年がユーモアたっぷりに描かれます。監督は自身も俳優として活躍するグレタ・ガーウィグ。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。4月からお届けしているのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、民宿の受付係でアルバイト中のケンタロウが、ニュージーランドからやって来たサリーの宿泊手続きをしています。了解の旨を伝えたつもりでしたが、サリーから思わぬ質問が……。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、クレアさんが直訳を避けている、日本語に頻出する定型表現についてお話しします。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「話す」と訳される単語でも、talk とspeakはどのように違うのでしょうか。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「彼の誕生日ギフト、無料で不満」「愛は冷めたがぜいたく捨て難く」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Weekly Picks  憧れの大学に行ったら警察沙汰に…今も残る米国先住民への無理解
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、米国のコロラド州立大学で起きた事件について取りあげます。今年4月、キャンパスツアーの会場にいたネイティブアメリカンの若者2人が、警察に拘束され、職務質問されました。挙動を不審に感じた保護者の一人が通報したからでしたが、彼らの態度は、ネイティブアメリカンの社会規範に従ったものだったそうです。AP通信の記事は、専門家の声を集めつつ、ネイティブアメリカンの若者たちが置かれている難しい立場について論じています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/5/27号

This Week
On the Cover

ハリー王子とメーガン・マークルさんが挙式

5月27日号の表紙の写真は、英王室のハリー王子と米俳優のメーガン・マークルさんのロイヤルウェディングです。ロンドン郊外のウィンザーで19日、結婚式を挙げ、馬車で街をパレードしました。王室の「やんちゃな弟」とみられてきたハリー王子と、離婚歴のあるアフリカ系米国人のメーガンさんという異色のカップルらしく、2人のセレモニーは独自色があふれたものでした。一般の人が式に招待され、米国の黒人牧師が熱のこもった演説を繰り広げ、「スタンド・バイ・ミー」がゴスペル調に歌われました。次世代の英王室の誕生を感じさせる結婚式に、世界が注目したのです。今週号では特集ページも組んでいます。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ロイヤルウェディングを写真で特集
 今週号はいつものトラベルのコーナーをお休みし、英王室のハリー王子と米俳優のメーガン・マークルさんの結婚式の模様を詳報します。ロイター通信は観光客の声などを拾って当日のウィンザーの街の盛り上がりを伝え、式の様子を「実況」。特に、アフリカ系の血を引くメーガンさんの結婚が、黒人の英国人には「おとぎ話」のように受け止められている、と言います。また、AFP通信は、ロイヤルウェディングがもたらす「特需」について報じています。2人の結婚に関するお土産は、飛ぶように売れているのだとか。ウェディングの様子がよくわかる写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ウェス・アンダーソン監督によるストップモーション・アニメ「犬ヶ島」です。舞台となるのは近未来の日本。メガ崎市の小林市長は、流行しているドッグ病が人間にも感染するという口実で、すべての犬をゴミ処分場の犬ヶ島に追放してしまいます。そんな中、小林市長の養子である少年アタリは、愛犬スポッツを救うため、犬ヶ島に降り立ち、そこで出会った5匹の犬たちとともに、スポッツを捜す旅に出るのですが……。日本文化の影響が至るところで見られるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。また、今週の特集では、この映画の制作過程について詳報しています。

◇Special: 昭和をもとにデザインされた未来の日本 「犬ヶ島」のグラフィックデザイナーにインタビュー
日本好きで知られるウェス・アンダーソン監督の新作映画「犬ヶ島」では、登場する看板などのあらゆる舞台装置が、「昭和の日本」をイメージして作られています。たとえば、野球チームのメガ崎ドラゴンズ行きつけのラーメン店は「竜来軒」で、店には犬にまつわる名前のついた酒瓶が並ぶ、といった具合です。こうした小道具作りに関わったのが、神戸市近郊生まれで日本人を母親にもつエリカ・ドルンさん率いるデザインチームでした。今週号の特集では、ドルンさんにインタビュー。アンダーソン監督との共同作業で、こうしたセットがどのように生まれたのかを聞きました。映画に登場するデザインもふんだんに紹介し、見ても楽しい特集になっています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今回は「海外で学ぶ」ということについて考えます。近年、日本の若者は留学などで海外に出なくなったと言われます。一方で、データを見る限り、米国の若者は勉強のために外国に出るケースが増えているのだとか。米国の若者は海外へ、日本の若者は内向きに、という図式でとらえられそうですが、ジェイソンさんはデータをよく整理しながら、異を唱えます。最近の日本の若者の傾向については、ちょっと違った視点から、持論を繰り広げます。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は、デジタル時代の子育てについて考えます。最近では、情報端末を巧みに扱う子どもの姿を多く見かけるようになり、学校現場でも活用が進んできました。一方で、こうした端末の使いすぎによる悪影響を心配する声もよく聞きます。リサさんは子どもたちにiPadを与えていますが、その際には特に「バランス」に気をつけているそうです。リサさんの子育てでの情報端末の活用法について、耳を傾けてみましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、ハンナと兄のトーマスが音楽について話します。ハンナが気に入っていつも聞いているアーティストですが、トーマスはどうも好きになれないのだとか。一方のトーマスはカントリーミュージックが好みだといい、ハンナとは意見が合いません。米国の生活を紹介するミニコラムでは、最近の若者の音楽の楽しみ方について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、ニーリーさん自身の学生時代の思い出を語っています。病院で働いていたニーリーさんですが、ある高齢の女性のことが忘れられないそうです。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「恥ずかしいこと」に関係がある表現がテーマです。「穴があったら入りたい」や「ズボンのチャックが開いている」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、京都でミシュランの三つ星を獲得した老舗料理店が火事に遭ったニュースのほか、ポーランドの高速道路で大量のチョコレートが流出した話題などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月からお届けしているのが「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこには、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、人気の子ども向けのシリーズを二つ紹介します。まずは、Olivia Sharpという少女が活躍するシリーズ。少年探偵Nateが活躍するシリーズを以前に紹介したことがありましたが、Oliviaはそのいとこという設定だそうです。依頼人が抱える問題の原因に、あきらめずに迫っていきます。もう一つは、My Weird Schoolというシリーズ。主人公のA.J.は小学2年生。クラスの自己紹介で「学校が嫌い」と宣言すると、担任のMiss Daisyは意外なことを打ち明けます。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の鉄道の旅で名物となっている「駅弁」を取りあげます。駅弁の発祥に加え、コンビニエンスストアの弁当に押されているといった最近のトレンドまで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「気ままな退職後の人生に暗雲」「世の動き、見逃すまいと疲弊」といった相談2題を紹介します。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済・ビジネス関連のニュースを特集しました。米コーヒーチェーン大手のスターバックスは今年4月、何も買わずに店内で待ち合わせをしていた黒人を警察に逮捕させたことで、大きな批判を浴びました。信頼回復を目指す同社の動きをリポートします。また、男女の賃金格差解消を目指す英国の動きも紹介します。

◆Weekly Picks  是枝裕和監督「万引き家族」でパルムドール受賞
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、カンヌ国際映画祭で、長編コンペティション部門に参加した是枝裕和監督の「万引き家族」が、最高賞のパルムドールを受賞したニュースを取りあげます。日本映画のパルムドールは1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来、21年ぶりの快挙です。「万引き家族」は、社会の繁栄から取り残された6人の「家族」が主人公。祖母の年金と父子の万引きで生計を立てています。仲の良かった彼らですが、ある出来事をきっかけに、「家族」が解体していきます。AFP通信はこれまでの是枝監督の歩みを紹介しつつ、この作品がどのように評価されたのかを批評家の声などを交えて伝えています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/5/20号

This Week
On the Cover

男女の格差是正を訴えるケイト・ブランシェットさん

5月20日号の表紙は、今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールの審査委員長を務める俳優のケイト・ブランシェットさんです。米ハリウッドでのセクハラ問題に端を発した「#Me Too」の運動が、最高峰とされる映画祭でも広がりを見せています。ブランシェットさんら映画界で働く82人の女性たちが5月12日、カンヌのレッドカーペットに集結。ブランシェットさんは「82人は、1946年のカンヌ国際映画祭の開始から、(コンペに呼ばれて)この階段を上った女性監督の数を表している」と語ったのです。一方の男性監督は1600人以上いたとされ、男女間の格差は明白です。ブランシェットさんは「多様性と男女平等の実現を求めたい」と訴えました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Speak up @ Work 中央アジアのユニセフ事務所で支援 加藤真理子さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、国連児童基金(UNICEF=ユニセフ)がキルギス共和国で進める支援の現場で働く加藤真理子さんに話を聞きました。ユニセフの正規職員になりたいという幼い頃からの夢に向かって、着実に努力を重ねたきた加藤さん。バングラデシュで学んだ英語の力をいかに維持してきたかを尋ねます。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアルしました。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まります。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京・浅草寺。境内を歩きながらの案内に役立つ表現が盛りだくさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都北区にある「お札と切手の博物館」を訪ねます。お札と切手の歴史のほか、デザインの移り変わり、偽造防止の工夫などを学ぶことができます。博物館を訪ねたリサさんは、お札をめぐる「意外な事実」を知ることになります。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、春のダンスパーティーが話題に上ります。今回のパーティーは、女性が男性を誘う「セイディ・ホーキンズ式」というやり方で開かれることになったそうで、マリー、ハンナ、ジュリアの3人が、誰を誘うかを話し合います。マリーは、ふだん仲が良いハリソンを誘うのでしょうか。ハンナたちが聞いてみると……。米国の生活を紹介するミニコラムも、高校生たちのダンスパーティーがテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、ニーリーさんが、かつて東京・渋谷のハチ公像前で開かれていた即興のセッションに参加していた頃のお話です。セッションにいつも顔を出していたある人物の思い出について語っています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、フィギュアスケートの金メダリスト、ロシアのザギトワ選手に贈られる秋田犬が披露されたニュースのほか、皇居内を英語で案内するツアーが始まったという話題などを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、「死」を持ち出しての誇張表現をめぐり、日本語と英語の微妙な違いについて、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、1970年代に世間の耳目を集めた実際の誘拐事件を取りあげた「ゲティ家の身代金」です。石油王として巨万の富を築いたポール・ゲティ。その孫である16歳のポール・ゲティ3世が73年、ローマで拉致され、犯人側から破格の身代金の要求が届きます。お金には不自由していないはずの祖父のゲティですが、身代金の支払いは断固として拒否し、元CIA工作員に犯人との交渉を託します。3世の母親アビゲイルは支払いを懇願するのですが……。「サウンド・オブ・ミュージック」などで知られるベテラン俳優のクリストファー・プラマーらが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、マリコが運転するタクシーに、シンガポールからの観光客のナンシーが乗り込みます。2時半までに目的地に着きたいというナンシーに、「期待に応えられるよう頑張る」と伝えたつもりでしたが、なぜかお祝いの言葉が……。いったい何があったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、英語と日本語での名前の呼び方について、考えてみます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「会う」と訳される単語でも、meet とsee では違ってきます。使い分けを勉強していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Turin, ITALY
今週号のTravelのコーナーでは、イタリア北部の都市トリノを訪ねます。イタリア4番目の規模の都市で、冬季五輪が開かれたこともあるこの街には、エジプト博物館や、市のシンボルとされる塔のモーレ・アントネッリアーナなどの観光名所が数多くありますが、旅の筆者が注目したのは、庭園やアーケードでした。トリノはかつて、サボイア家がつくったサルデーニャ王国の首都だったこともあり、サボイア家の歴史ある王宮の庭園から街歩きをスタートします。市街地の道は碁盤の目のように交わっていて、数多く設けられたアーケードには、魅力的なお店が軒を連ねていました。街の中心地から散策できる距離にある隠れた見どころをお薦めしてくれています。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は文化関連のニュースを集めてみました。日本の秋田犬が海外のセレブや有名人の間で人気を集めているという話題のほか、エジプトのツタンカーメンの墓をめぐるニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks  英国の市民権を得るための高い壁
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。英王室のハリー王子と米国人俳優のメーガン・マークルさんのロイヤルウェディングが間近に迫っていますが、今回はその話題に関連して、英国市民権についての問題点を、ロイター通信が伝えています。英国の市民権を求める移民らは、英国についての知識を問うテストに合格しなければならないそうですが、このテストでは、英国人でさえ答えられないような問題が出題され、市民権取得の障害になっているといいます。湖水地方の大きさや、ビッグベンの古さを、どのくらいの人が知っているのでしょうか。記事は「マークルさんも英国人になるためには知識を披露する必要がある」と皮肉を込めています。
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