週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/7/1号

This Week
On the Cover

驚きと歓喜のサッカーW杯

7月1日号の表紙は、ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)での一枚です。今大会の1次リーグは、サプライズ続きです。前回優勝のドイツがいきなり敗れたほか、初出場の小国アイスランドが強豪アルゼンチンと引き分けるという健闘を見せました。大会直前の監督交代で揺れた日本代表の活躍も、世界を驚かせていると言えるでしょう。決して前評判は高くありませんでしたが、コロンビアを撃破し、セネガルとも引き分けました。写真はセネガル戦で同点ゴールを決めた本田選手と、喜ぶ大迫選手をとらえています。W杯の記事は、初級ニュースのページでも紹介しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「もう一つのホノルル」を探して/日本人移民150年
今週号はハワイを特集します。6月まで連載していた小説「Animal Island」は1950年代のハワイ・ホノルルが舞台でした。ホテルが立ち並び、観光客であふれかえる現在の姿とは少し違った「もう一つのホノルル」が、そこにはありました。小説の作者であるマーク・ボッシンガムさんの思い出に耳を傾けながら、どこか懐かしい一昔前のハワイの名残をたどってみましょう。折しも、今年は明治元年に最初の日本人移民がハワイに到着してから150年の節目の年です。この間の日系人の歩みを紹介する朝日新聞の記事とともに、日本とハワイの歴史を振り返ります。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週号からお届けするのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、今年に入って国際政治の世界で注目され始めている「シャープパワー」という言葉です。軍事力や経済力といった「ハードパワー」ではなく、文化的な魅力などの「ソフトパワー」でもない「力」。中国やロシアといった国々が最近、駆使しているとも指摘されています。中国の世界進出(Global reach)についての通信社の記事を紹介しながら、解説していきます。

◇和t’s cooking?  そばサラダ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、日本とはちょっと違う食べ方の「そばサラダ」を紹介します。米国のスーパーでも、そばを売っているのを見かけるようになりましたが、なぜか熱いスープに入った麺類は好まれないと筆者は言います。そんな米国で、独自の進化を遂げたそばのスタイルを味わってみましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・東銀座にある歌舞伎座を訪ねます。現在の歌舞伎座は明治から数えて5代目にあたります。3年におよぶ建て替え工事を経てお目見えしたのが2013年春のこと。高層ビルに生まれ変わり、これまでになかった新しい施設もできました。その一つが地下にある木挽町広場。土産物の品ぞろえがとても充実しているそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、自動車耐久レースのルマン24時間でトヨタが優勝したニュースのほか、「民泊」のルールを定めた新法が施行されたという記事などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。もうすぐ7月4日の独立記念日です。今回は、グリーンビルの独立記念日ピクニックに備え、ロイとトーマス、クリフの親子が花火を買いに出かけます。クリフはいろいろな花火をほしがりますが、オレゴン州では花火に関して規制があるようです。米国の生活を紹介するミニコラムも、花火について述べています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号は、7月から9月までを担当するスザンヌ鎌田さんの第1回です。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、スザンヌさんが気づいた日米の文化の違いについてです。子どもが絵を描いているところを観察すると、日米では色の使い方にはっきりとした違いがあるそうです。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、米カリフォルニア州サンノゼに実在する巨大なお屋敷を題材にしたホラー「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」です。この屋敷では、西部劇でもよく知られたウィンチェスター銃を開発した一族の資産家夫人が、霊媒師の助言に従い、長年にわたって増改築を繰り返したとされています。屋敷をめぐる実話を大幅に脚色したのが今回の作品です。夫と一人娘に先立たれたサラ・ウィンチェスターは、相次ぐ不幸は銃で死んだ亡霊の仕業と聞かされ、霊を封じ込めるために屋敷の拡張に乗り出します。そんなサラを案じたウィンチェスター社は、精神科医のエリックに診断を依頼。屋敷に着いたエリックは奇妙な現象を目撃するのです。ヘレン・ミレンが主演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、米国人観光客のメーガンがホテルをチェックアウトしようとしていますが、気分がすぐれない様子です。フロントのショウタが心配して声をかけましたが、メーガンは不機嫌になってしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本語の案内で頻出する「約5分」といった表記についてです。厳密に英語に訳そうとすると、少々面倒なことになるそうです。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「選ぶ」と訳される単語でも、pick とchoose、selectとelectではどのように違うのでしょうか。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「職場での服装、強要は理不尽」「客こない休日営業、ムダでは?」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Ranthambore National Park, INDIA
今週のトラベルのコーナーは、インド北部にある野生保護区、ランタンボール国立公園を訪ねます。絶滅危惧種で2千頭ほどの個体しか生存していないとされるベンガルトラをはじめ、様々な野生動物の保護・観察が行われています。首都ニューデリーからもさほど遠くないところにあるため、多くの観光客が訪れているのだそうです。さて、旅の筆者のお目当ては、やはりトラ。ランタンボールでは現在、約60頭のトラが確認されていますが、ツアーではそのうち、人間に慣れている数頭を見ることができるようです。周囲の動物たちを圧倒する迫力ある姿を、筆者はカメラに収めていきます。動物たちの生き生きとした姿をとらえた写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  小惑星との衝突に備えよ、米政府が対策に本腰
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、米国発の科学関係のニュースを取りあげます。米政府はこのほど、地球と衝突しそうな小惑星を調査・監視し、万が一、地球と衝突するおそれがある場合には、その軌道を変える方法を探るという行動計画をまとめました。今のところ、そのような危険性がある小惑星が確認されているわけではありませんが、過去には恐竜の絶滅など大きな被害をもたらした衝突も確認されており、SF映画だけの世界とは言えないようです。どんな戦略なのか、AP通信の説明を読んでいきます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/6/24号

This Week
On the Cover

Kポップで初の米ビルボード1位、防弾少年団

6月24日号の表紙は、韓国の7人組のヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」です。このほどアルバム「LOVE YOURSELF 轉‘Tear’」が米ビルボード・アルバムチャートで1位になりました。Kポップでは初めての快挙です。ちなみに、日本人最高位は1963年の坂本九のアルバム「Sukiyaki And Other Japanese Hits」で14位。英語でない歌詞のアルバムが1位になったのは、2006年2月のイル・ディーヴォ「Ancora」以来、12年ぶりだそうです。日本でも人気が高まっているBTSの、今後の活躍に注目が集まります。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ペチャクチャナイトで伝えるそれぞれの情熱
 今週号は、東京発のトークイベント「ペチャクチャナイト」を特集します。自分が情熱をもって取り組む活動を、20枚のスライドを使いながら発表するのですが、与えられる時間はスライド1枚につき20秒だけというのがルールです。2003年に東京を拠点に活動する建築家のマーク・ダイサムさんとアストリッド・クラインさんが始めたところ、世界中に広がり、今や1千都市以上で開催されているそうです。会場は、少人数でいっぱいになるバーから野球のスタジアムまで、大小さまざま。誰もが参加でき、自由にテーマを選ぶことができるのが魅力です。今週の特集では、こうしたプレゼンテーションの様子を現場からリポート。創始者の2人にもインタビューしました。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今回は、自身が経験した米国の学校での教育と、日本のそれを比較しながら、自分の意見を人前で述べるプレゼンテーションの重要性を訴えます。米国では小学校低学年のころから、「show and tell」と呼ばれる発表形式の教育が行われているのだとか。日本ではこうした教育は一般的ではありませんが、ジェイソンさんは「自分の考えを効果的に伝えることは大事で、そのための練習を始めるのに遅すぎることはない」と言います。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回のテーマは学校での昼食です。リサさんが育った米国のニュージャージーでは、お昼は決まったメニューから注文しても、お弁当を持って行っても良かったそうですが、リサさんの母親はいつも、おにぎりなどの「お弁当」を持たせてくれたそうです。のりを見慣れないクラスメートにからかわれることもあったというリサさん。そんな思い出にひたりながら、日米の学校での昼食事情を探ってみました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、ハンナとマリー、ハリソンがトレイルでのハイキングに出かけます。5マイルのコースに挑戦した3人は、途中でひと休み。そこでクマに出合ってしまいます。米国の生活を紹介するミニコラムでも、北米に生息するクマについて説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当したのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今週は、ニーリーさんが担当する最終回です。自身が大切にしているという「夢」について、考え方を語っています。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「施設・建物」に関係がある表現がテーマです。「立体駐車場」や「高層マンション」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、キラウエア火山の噴火でハワイ島の面積が拡大したというニュースのほか、米航空宇宙局の火星探査の話題などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、1973年に実際に行われたテニスの試合を題材にした「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」です。女性の地位向上を求めるウーマンリブ運動が盛り上がりを見せた時代。当時のテニス界の女王ビリー・ジーン・キングが、男子の元チャンピオンで55歳のボビー・リッグスの挑戦を受け、試合をすることになります。大会賞金額の男女の不平等に憤り、女子テニス協会を創設したビリー・ジーンが繰り広げた「性差を超えた戦い」に、多くの女性たちが勇気づけられました。主演は「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞に輝いたエマ・ストーン。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。今週号では、4月からお届けしている「Animal Island」が最終回を迎えます。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこには、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。誘拐事件の捜査の過程で明るみに出たヘロインの密輸に対し、ついに強制捜査の手が伸びます。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、有名な古典文学作品から現代物まで様々な読み物がそろうOxford Dominoesというシリーズから2冊を紹介します。一つ目は、シャーロック・ホームズシリーズのretold版「The Blue Diamond」。もう1冊は、イタリア、トルコ、韓国などの英語圏以外の国から六つの民話を集めた「The Teacher’s Secret and Other Folk Tales」です。カラフルなイラストがストーリー理解の助けになります。欄外には語句の説明などもありますが、問題がなければ気にせずにどんどん読んでいきましょう。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、梅雨の季節の風物詩と言える「アジサイ」を取りあげます。アジサイの花の植物としての特徴のほか、花言葉や最近のトレンドまで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「私の告白に無反応、不安に」「今やすべての告知はフェイスブック頼み」といった相談2題を紹介します。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Madeira, PORTUGAL
今週号のTravelのコーナーでは、ポルトガルのマデイラ島を訪ねます。首都リスボンから約900キロ。大西洋に浮かぶマデイラ群島では最大の島で、ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップに出場しているポルトガル代表、クリスティアノ・ロナルド選手の出身地としても知られています。この島は温暖な気候に恵まれ、一年中花と緑に囲まれた美しい景色から「大西洋の真珠」とたたえられています。さらにこの地を有名にしているのが、独特の製法で知られるマデイラワインでしょう。旅の筆者はハイキングで島の自然を堪能し、ワイナリーを訪ねるのでした。ほかにも見逃せない観光スポットが多くあるようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はサッカー・ワールドカップの開催に合わせ、スポーツのニュースを特集しました。今回のロシア大会では、ビデオ判定の仕組みが初めて導入されたという話題のほか、日本代表の元監督フィリップ・トルシエ氏の日本代表への評価も紹介します。

◆Weekly Picks  紛争地の子どもに希望をもたらす「ビューティフル・ゲーム」
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、ワールドカップ・ロシア大会の開幕で盛り上がるサッカーの話題を取りあげます。W杯の華やかな舞台とは遠く離れた紛争地や難民キャンプでも、子どもたちが今日もサッカーボールを追いかけています。一流プレーヤーが集まり、巨額のお金が動くW杯とは対照的ですが、これもサッカーのもう一つの風景と言えるでしょう。サッカーはなぜ子どもたちを夢中にするのか、ロイター通信が各地で声を拾いました。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/6/17号

This Week
On the Cover

世界が注目する史上初の米朝首脳会談

6月17日号の表紙は、史上初の米朝首脳会談からの一枚です。シンガポールの高級ホテルで6月12日、トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が対面し、握手を交わしました。厳戒態勢が敷かれたシンガポールに、トランプ氏はカナダで開かれていたG7サミットを早々に切り上げ、乗り込みました。一方の金委員長は中国機で現地入りし、会談前夜には市内の観光名所にも姿を見せました。北朝鮮の非核化が最大の焦点となる会談に、世界の注目が集まりました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ロシアW杯が開幕 サッカー記事を英語で読もう
サッカー・ワールドカップのロシア大会がいよいよ開幕です。今週号の特集では、このスポーツの祭典を十分に楽しめるように、サッカーの英文記事の読み方を解説します。サッカー記事にはよく使われる独特の表現が多くあります。過去の記事を使いながら、こうした表現を丁寧に紹介していきます。「ヘディングで得点した」や「同点ゴール」は英語でどのように言うのでしょうか。今週号の特集では、開催地や日本代表の試合日程をまとめているほか、大会をめぐる話題もあわせて紹介します。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まりました。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京都江東区の富岡八幡宮。最近では物騒な事件で世間を騒がせましたが、境内には日本の文化を紹介するのに良いきっかけとなるスポットがたくさんあるそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京の神田川にかかる聖橋を訪ねます。命名の由来となった湯島聖堂やニコライ堂もあわせて紹介し、東京の街の歴史の一端に触れます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から6月までは、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。物語もいよいよクライマックスにさしかかってきました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーが愛犬のステラの散歩に出かけます。そこで小さい女の子に出会いますが、ステラに興味津々の様子です。米国の生活を紹介するミニコラムも、犬の散歩を話題にしています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、Dreams Come Trueと一緒に紅白歌合戦に出演したときのとっておきのエピソードを披露してくれています。舞台であがってしまうことが悩みの種だったニーリーさんは、ある光景を目にします。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、引退を表明している歌手の安室奈美恵さんの最後のライブツアーの話題のほか、米国でFBI捜査官の銃が暴発したニュースなどを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、かつてのベストセラーを話題にしながら、英単語の語源について、さまざまなうんちくを傾けています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、米国でときに猛威をふるう山火事と、それに立ち向かう森林消防隊員の活躍を描いた「オンリー・ザ・ブレイブ」です。2013年に実際にアリゾナ州で起きた火災がモチーフになっています。指揮官のマーシュが率いるプレスコット市の消防隊員は、日々訓練に励みます。それでも、農務省傘下の精鋭部隊「ホットショット」からは、二番手扱いされてばかりで、いらだちを募らせるマーシュたち。そしてついに実績が認められ、地方自治体の消防隊ながら、「ホットショット」に認定されるのです。元薬物中毒者ら様々なメンバーが集まった彼らが、さらなる巨大山火事に立ち向かいます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、家族で日本を訪れている米国人観光客のパメラが、息子と一緒にハンググライダーを体験しようとしています。受付係のタケシが応対しますが、結局、パメラはやめてしまうことに……。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、直訳しただけでは英語では意味がはっきりしない「人材育成」という言葉について、考えてみます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「取る・得る」と訳される単語でも、takeとgetではどのような違いがあるのでしょうか。使い分けを勉強していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Saint-Cirq-Lapopie, FRANCE
今週号のTravelのコーナーでは、フランス南西部のロット県にある小さな村、サン・シル・ラポピーを訪ねます。フランスには「フランスの最も美しい村」という協会があり、田舎の小さな村などにある遺産や遺跡を守りつつ、観光振興をはかっています。いくつかの条件を満たした157の村が現在、認定されているそうですが、その中でも、写真家のマン・レイやシュールレアリスムの作家アンドレ・ブルトンといった芸術家が好んで訪れたことで知られているのが、このサン・シル・ラポピーです。旅の筆者は、自然の石や漆喰(しっくい)を使った古い民家が残り、中世の趣があふれる町並みを歩きます。また道中、近くのラトゥルゼニーという村にも立ち寄り、フランスの田舎ののんびりした雰囲気を楽しむのでした。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は「言語」をテーマとしたニュースを集めてみました。米アラスカの先住民の言葉を守り続けた名物アナウンサーが亡くなったという話題のほか、英語での講義が増えたせいで母国語の地位の低下に悩むオランダの大学についてのリポートを紹介しています。

◆Weekly Picks  「声なき人」に光を当てる是枝監督
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、外国通信社の配信記事を紹介してきたいつもとは趣向を少し変えて、AWの独自取材記事を掲載します。新作「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを獲得した是枝裕和監督が外国特派員協会で記者会見し、AWのインタビューにも応じました。是枝監督を制作に駆り立てたひとりの少女についての秘話を明かしてくれています。また、日本の貧困問題に光を当てた今回の作品を、一部の海外メディアは「日本政府にとって都合の悪い受賞だ」と報じましたが、是枝監督自身の社会へのまなざしについても聞きました。
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2018/6/10号

This Week
On the Cover
ヨガ講師も務める俳優の松本莉緒さん
今週号の表紙は、10代の頃から俳優として活躍してきた松本莉緒さんです。数多くのドラマや映画などに出演し、人気を集めた松本さんですが、30歳の誕生日を機に本格的にヨガを始め、今ではヨガのインストラクターとしても活動の場を広げているそうです。6月21日は国連が定めた「国際ヨガの日」で、世界各地で様々な催しが開かれます。ヨガの日を前に、松本さんにインタビューをしました。


◇今週の注目記事 ===============

◇Interview  松本莉緒さんインタビュー ヨガが教えてくれた、自分らしく生きるということ
今週号の特集では、俳優・ヨガインストラクターとして活躍する松本莉緒さんのインタビューを詳報します。松本さんはなぜヨガを始め、そしてヨガに魅せられたのでしょうか。「ヨガが自分らしく生きる楽しみを教えてくれた」と語り、その胸の内を明かしてくれています。また、ヨガを教える経験を通じて、英語力を磨く必要性にも気づいたといいます。ヨガは近年、国内外で親しむ人が増えており、国際ヨガの日を前に、ヨガをめぐる最近の動向についても紹介しています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、プリンスの「Take Me With U」です。プリンス自身が主演した映画「パープル・レイン」の中で、プリンスと恋人役のアポロニアがバイクで走る場面の挿入曲として使われました。マーティさんは、プリンスのことを「音楽にかかわるすべての分野において真に一級と言える、もしかしたら唯一の人」とたたえています。プリンスの楽曲の魅力についてのマーティさんの分析に耳を傾けてみましょう。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも味わっていきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「クレームをつける」や「クレーマー」といった日本語の表現について、英語でどのように言ったらよいかを考えます。こうした文脈で使う「クレーム」や「クレーマー」は実は和製英語で、claim や claimer といった単語をそのまま使っても、意味は通じません。claim は基本的な単語なので、改めて意味や使い方を確認します。

◇地球うおっちんぐ: 中国の若者に感じた活気
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。アグネスさんはこのところ、中国語版の自伝を宣伝するために中国に通っています。テレビ局や出版社の社員、成功した起業家らと会う中で、責任ある地位にある人たちが一様に若いことに驚くのだそうです。また、若い人たちが次々と海外に留学するようになったうえ、彼らがこぞって本国に戻り、活躍をしているのだとか。アグネスさんはこうした中国の若者たちの活気を感じ取り、そのポジティブさに感心するのです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「人の助けになるもの」に関係のある表現がテーマです。「松葉づえ」や「点字ブロック」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、パリでマンションのベランダから落ちそうになっている男児を救出し、「スパイダーマン」と称賛されている不法移民の男性の話題のほか、米国のオークションで125年前のジーンズが高値で落札されたニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、ジュリア・ロバーツが母親役で出演する「ワンダー 君は太陽」です。生まれつき顔に障害がある10歳の少年オギーは、ずっと自宅で学習をしてきましたが、家族に励まされ、学校に通うようになります。その障害のためにオギーは好奇の目にさらされ、いじめを受けますが、家族に支えられながら、くじけずに通い続けます。そんな姿が次第に周囲に影響を与え、いつしか自分の居場所を見つけていくのです。世界各国で翻訳され、800万部を突破したベストセラーが原作のこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。作家としても活躍するスティーブン・チョボスキー監督のインタビューも、合わせて紹介しています。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、ニホンザルと温泉をめぐる新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「元号」です。天皇陛下が生前退位のお気持ちを示されて以降、2019年5月に皇位が継承されることになり、国内外で改めて元号に対して注目が集まっています。その歴史や仕組みについて、英語で説明を加えていきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。4月からお届けしているのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Kathmandu, NEPAL
今週号のトラベルのコーナーでは、ネパールの首都カトマンズを訪ねます。標高1300メートルの高地にある盆地には、宮殿のほか、仏教、ヒンドゥー教の寺院など、歴史的な建造物が立ち並んでいますが、2015年4月に、マグニチュード7・8の大地震に見舞われました。多くの死傷者を出したほか、ユネスコの世界遺産に登録されている盆地内の建物が数多く損壊しました。旅の筆者は、ネパール最古とされる仏教寺院やかつての王宮前広場、「ブッダの知恵の目」で知られる仏塔などを訪ねます。多くの場所では復旧が進んでいましたが、それでも、一部では震災の傷痕が深く刻まれ、修復への努力が続けられていました。深い信仰とともに復興に向けて歩み続けるネパールの人々に、感銘を受けたといいます。エキゾチックな魅力を伝える写真の数々と合わせ、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は環境に関するニュースを特集しています。海洋汚染などの対策に取り組んでいる欧州委員会がプラスチック製のストローや食器などの禁止を提案したニュースや、大気汚染に悩むインドのタージマハルの話題をお届けします。

◆Weekly Picks  韓国のディスコ、高齢者の社交場に
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、韓国で、かつて若者が集まったディスコが、高齢者向けの施設として生まれ変わっているという話題を取りあげます。韓国でも日本と同様に高齢化が進んでいますが、特に戦後の復興を支えた世代が貧困や孤独に苦しんでいるといい、深刻な社会問題になっているそうです。こうしたディスコの多くは安い金額で楽しむことができ、高齢者にとって貴重な憩いの場となっているようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/6/3号

This Week
On the Cover

秋田犬の「MASARU」、ザギトワ選手のもとに

6月3日号の表紙は、いま注目の秋田犬の「MASARU(マサル)」です。近年、ロシアのプーチン大統領をはじめ、世界のセレブの間で人気が高まっている秋田犬ですが、その中でも最もメディアへの登場が多い一頭かもしれません。平昌冬季五輪の女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手のもとに贈られることになり、5月26日にモスクワで贈呈式がありました。ザギトワ選手は以前から秋田犬を熱望。「勝利」を意味するマサルと名付け、対面を心待ちにしていました。ザギトワ選手はマサルに顔をペロペロなめられ、「心から大事にしていきたい」と語りました。

◇今週の注目記事 ================

◆Travel: Running the Boston Marathon
今週のトラベルのコーナーはいつもと趣向を少し変えて、4月に行われた米ボストン・マラソンの参戦記をお届けします。今年のボストン・マラソンではご存じの通り、日本の「公務員ランナー」として知られる川内優輝選手が見事優勝を果たしましたが、ほかにももちろん日本人ランナーが挑戦しています。新聞社で技術系の仕事をしている尾原儀彦さんは2度目の出場で、高い気温のために不本意な成績に終わった昨年の雪辱を誓っていました。そんな尾原さんを襲ったのは、今年は反対に、冷たい雨でした。レース途中、低体温症の症状が現れ、やっとの思いでゴールラインを切ったのです。そんな苦しいレース運びの中でも、歴史あるレースを盛り上げようという市民には励まされました。大会を襲った爆弾テロ事件から5年。悲劇から立ち上がり、「ともに進もう」と誓う市民たちの姿にも感銘を受けたといいます。レース中やその前後に自ら撮影した写真の数々とともに、「旅行記」をお楽しみください。

◇Special: 爆弾テロから5年、立ち直るボストン
今週号の特集では、ボストン・マラソンを紹介したトラベルのコーナーと連動して、爆弾テロ事件から5年がたち、立ち直りつつあるボストンをめぐるレポートを取りあげます。AP通信の記事は、遺族らを中心に、犠牲者の記憶を後世に残そうと、社会貢献を目的とする基金を立ち上げる動きが広がっていることを紹介しています。また、ボストンのテロ事件を扱った映画「ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~」をあわせて紹介します。スーパーで働くジェフは、ボストン・マラソンに参加する元の彼女とよりを戻そうと、応援に行くことを約束します。ところがレース当日、ゴールに駆けつけたところでテロに巻き込まれ、両足を失ってしまいます。容疑者を目撃したことで一躍、「英雄」として扱われますが……。英語の脚本と対訳を掲載しています。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新しい連載が始まりました。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、米トランプ政権の貿易政策です。長年、自由貿易に肯定的なスタンスを保ってきた米国ですが、トランプ政権はそれを一変させました。TPPからの離脱を皮切りに、今度は鉄鋼などの輸入に高い関税をかける方針を表明し、「貿易戦争」への懸念が広がっているのです。「報復関税」を意味する英語表現を足がかりにして、考えていきます。

◇和t’s cooking?  枝豆のかき揚げ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、枝豆のかき揚げを紹介します。意外なようにも聞こえますが、筆者によると、枝豆は米国でも、スーパーなどで手軽に入手できる食材だそうです。様々な使われ方をしている枝豆ですが、筆者が提案するのは「かき揚げ」。食べてみた多くの人に好評なのだそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都港区白金台にある八芳園を訪ねます。結婚式場として有名ですが、四季折々の風景が楽しめる庭園で、都心にありながら静寂に包まれ、落ち着いた雰囲気です。リサさんがその歴史を振り返りながら、魅力を語ります。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、「世界一髪の長い10代」としてギネス世界記録に認定された鹿児島県の女子高生の話題や、英国の高級車メーカー・ロールスロイスが初のスポーツ多目的車を発売するニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、いよいよ春のダンスパーティーです。マリーやハンナたちがケイトの家で支度を始めました。男の子たちの迎えを待ちながら、メイクをしあったり、ヘアスタイルやドレスを相談して決めたりしています。米国の生活を紹介するミニコラムは、ダンスパーティーの際の写真撮影について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、愛犬「ラッキー」についてです。ラッキーとともに過ごすビーチでの時間、ラッキーの好みのおやつについて……。その語りには愛情があふれています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、シアーシャ・ローナンが主演する「レディ・バード」です。カリフォルニア州サクラメントに住むクリスティンは、カトリック系の学校に通う17歳。片田舎での生活に閉塞(へいそく)感を覚え、東海岸の名門大学への進学を夢見ています。自らを「レディ・バード」と名乗る彼女は自意識過剰気味で、娘に現実を突きつけようとする母親のマリオンとは口論が絶えません。そんな彼女の高校生活最後の1年がユーモアたっぷりに描かれます。監督は自身も俳優として活躍するグレタ・ガーウィグ。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。4月からお届けしているのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、民宿の受付係でアルバイト中のケンタロウが、ニュージーランドからやって来たサリーの宿泊手続きをしています。了解の旨を伝えたつもりでしたが、サリーから思わぬ質問が……。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、クレアさんが直訳を避けている、日本語に頻出する定型表現についてお話しします。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「話す」と訳される単語でも、talk とspeakはどのように違うのでしょうか。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「彼の誕生日ギフト、無料で不満」「愛は冷めたがぜいたく捨て難く」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Weekly Picks  憧れの大学に行ったら警察沙汰に…今も残る米国先住民への無理解
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、米国のコロラド州立大学で起きた事件について取りあげます。今年4月、キャンパスツアーの会場にいたネイティブアメリカンの若者2人が、警察に拘束され、職務質問されました。挙動を不審に感じた保護者の一人が通報したからでしたが、彼らの態度は、ネイティブアメリカンの社会規範に従ったものだったそうです。AP通信の記事は、専門家の声を集めつつ、ネイティブアメリカンの若者たちが置かれている難しい立場について論じています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/5/27号

This Week
On the Cover

ハリー王子とメーガン・マークルさんが挙式

5月27日号の表紙の写真は、英王室のハリー王子と米俳優のメーガン・マークルさんのロイヤルウェディングです。ロンドン郊外のウィンザーで19日、結婚式を挙げ、馬車で街をパレードしました。王室の「やんちゃな弟」とみられてきたハリー王子と、離婚歴のあるアフリカ系米国人のメーガンさんという異色のカップルらしく、2人のセレモニーは独自色があふれたものでした。一般の人が式に招待され、米国の黒人牧師が熱のこもった演説を繰り広げ、「スタンド・バイ・ミー」がゴスペル調に歌われました。次世代の英王室の誕生を感じさせる結婚式に、世界が注目したのです。今週号では特集ページも組んでいます。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ロイヤルウェディングを写真で特集
 今週号はいつものトラベルのコーナーをお休みし、英王室のハリー王子と米俳優のメーガン・マークルさんの結婚式の模様を詳報します。ロイター通信は観光客の声などを拾って当日のウィンザーの街の盛り上がりを伝え、式の様子を「実況」。特に、アフリカ系の血を引くメーガンさんの結婚が、黒人の英国人には「おとぎ話」のように受け止められている、と言います。また、AFP通信は、ロイヤルウェディングがもたらす「特需」について報じています。2人の結婚に関するお土産は、飛ぶように売れているのだとか。ウェディングの様子がよくわかる写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ウェス・アンダーソン監督によるストップモーション・アニメ「犬ヶ島」です。舞台となるのは近未来の日本。メガ崎市の小林市長は、流行しているドッグ病が人間にも感染するという口実で、すべての犬をゴミ処分場の犬ヶ島に追放してしまいます。そんな中、小林市長の養子である少年アタリは、愛犬スポッツを救うため、犬ヶ島に降り立ち、そこで出会った5匹の犬たちとともに、スポッツを捜す旅に出るのですが……。日本文化の影響が至るところで見られるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。また、今週の特集では、この映画の制作過程について詳報しています。

◇Special: 昭和をもとにデザインされた未来の日本 「犬ヶ島」のグラフィックデザイナーにインタビュー
日本好きで知られるウェス・アンダーソン監督の新作映画「犬ヶ島」では、登場する看板などのあらゆる舞台装置が、「昭和の日本」をイメージして作られています。たとえば、野球チームのメガ崎ドラゴンズ行きつけのラーメン店は「竜来軒」で、店には犬にまつわる名前のついた酒瓶が並ぶ、といった具合です。こうした小道具作りに関わったのが、神戸市近郊生まれで日本人を母親にもつエリカ・ドルンさん率いるデザインチームでした。今週号の特集では、ドルンさんにインタビュー。アンダーソン監督との共同作業で、こうしたセットがどのように生まれたのかを聞きました。映画に登場するデザインもふんだんに紹介し、見ても楽しい特集になっています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今回は「海外で学ぶ」ということについて考えます。近年、日本の若者は留学などで海外に出なくなったと言われます。一方で、データを見る限り、米国の若者は勉強のために外国に出るケースが増えているのだとか。米国の若者は海外へ、日本の若者は内向きに、という図式でとらえられそうですが、ジェイソンさんはデータをよく整理しながら、異を唱えます。最近の日本の若者の傾向については、ちょっと違った視点から、持論を繰り広げます。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は、デジタル時代の子育てについて考えます。最近では、情報端末を巧みに扱う子どもの姿を多く見かけるようになり、学校現場でも活用が進んできました。一方で、こうした端末の使いすぎによる悪影響を心配する声もよく聞きます。リサさんは子どもたちにiPadを与えていますが、その際には特に「バランス」に気をつけているそうです。リサさんの子育てでの情報端末の活用法について、耳を傾けてみましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、ハンナと兄のトーマスが音楽について話します。ハンナが気に入っていつも聞いているアーティストですが、トーマスはどうも好きになれないのだとか。一方のトーマスはカントリーミュージックが好みだといい、ハンナとは意見が合いません。米国の生活を紹介するミニコラムでは、最近の若者の音楽の楽しみ方について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、ニーリーさん自身の学生時代の思い出を語っています。病院で働いていたニーリーさんですが、ある高齢の女性のことが忘れられないそうです。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「恥ずかしいこと」に関係がある表現がテーマです。「穴があったら入りたい」や「ズボンのチャックが開いている」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、京都でミシュランの三つ星を獲得した老舗料理店が火事に遭ったニュースのほか、ポーランドの高速道路で大量のチョコレートが流出した話題などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月からお届けしているのが「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこには、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、人気の子ども向けのシリーズを二つ紹介します。まずは、Olivia Sharpという少女が活躍するシリーズ。少年探偵Nateが活躍するシリーズを以前に紹介したことがありましたが、Oliviaはそのいとこという設定だそうです。依頼人が抱える問題の原因に、あきらめずに迫っていきます。もう一つは、My Weird Schoolというシリーズ。主人公のA.J.は小学2年生。クラスの自己紹介で「学校が嫌い」と宣言すると、担任のMiss Daisyは意外なことを打ち明けます。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の鉄道の旅で名物となっている「駅弁」を取りあげます。駅弁の発祥に加え、コンビニエンスストアの弁当に押されているといった最近のトレンドまで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「気ままな退職後の人生に暗雲」「世の動き、見逃すまいと疲弊」といった相談2題を紹介します。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済・ビジネス関連のニュースを特集しました。米コーヒーチェーン大手のスターバックスは今年4月、何も買わずに店内で待ち合わせをしていた黒人を警察に逮捕させたことで、大きな批判を浴びました。信頼回復を目指す同社の動きをリポートします。また、男女の賃金格差解消を目指す英国の動きも紹介します。

◆Weekly Picks  是枝裕和監督「万引き家族」でパルムドール受賞
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、カンヌ国際映画祭で、長編コンペティション部門に参加した是枝裕和監督の「万引き家族」が、最高賞のパルムドールを受賞したニュースを取りあげます。日本映画のパルムドールは1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来、21年ぶりの快挙です。「万引き家族」は、社会の繁栄から取り残された6人の「家族」が主人公。祖母の年金と父子の万引きで生計を立てています。仲の良かった彼らですが、ある出来事をきっかけに、「家族」が解体していきます。AFP通信はこれまでの是枝監督の歩みを紹介しつつ、この作品がどのように評価されたのかを批評家の声などを交えて伝えています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/5/20号

This Week
On the Cover

男女の格差是正を訴えるケイト・ブランシェットさん

5月20日号の表紙は、今年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールの審査委員長を務める俳優のケイト・ブランシェットさんです。米ハリウッドでのセクハラ問題に端を発した「#Me Too」の運動が、最高峰とされる映画祭でも広がりを見せています。ブランシェットさんら映画界で働く82人の女性たちが5月12日、カンヌのレッドカーペットに集結。ブランシェットさんは「82人は、1946年のカンヌ国際映画祭の開始から、(コンペに呼ばれて)この階段を上った女性監督の数を表している」と語ったのです。一方の男性監督は1600人以上いたとされ、男女間の格差は明白です。ブランシェットさんは「多様性と男女平等の実現を求めたい」と訴えました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Speak up @ Work 中央アジアのユニセフ事務所で支援 加藤真理子さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、国連児童基金(UNICEF=ユニセフ)がキルギス共和国で進める支援の現場で働く加藤真理子さんに話を聞きました。ユニセフの正規職員になりたいという幼い頃からの夢に向かって、着実に努力を重ねたきた加藤さん。バングラデシュで学んだ英語の力をいかに維持してきたかを尋ねます。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアルしました。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まります。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京・浅草寺。境内を歩きながらの案内に役立つ表現が盛りだくさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都北区にある「お札と切手の博物館」を訪ねます。お札と切手の歴史のほか、デザインの移り変わり、偽造防止の工夫などを学ぶことができます。博物館を訪ねたリサさんは、お札をめぐる「意外な事実」を知ることになります。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、春のダンスパーティーが話題に上ります。今回のパーティーは、女性が男性を誘う「セイディ・ホーキンズ式」というやり方で開かれることになったそうで、マリー、ハンナ、ジュリアの3人が、誰を誘うかを話し合います。マリーは、ふだん仲が良いハリソンを誘うのでしょうか。ハンナたちが聞いてみると……。米国の生活を紹介するミニコラムも、高校生たちのダンスパーティーがテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、ニーリーさんが、かつて東京・渋谷のハチ公像前で開かれていた即興のセッションに参加していた頃のお話です。セッションにいつも顔を出していたある人物の思い出について語っています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、フィギュアスケートの金メダリスト、ロシアのザギトワ選手に贈られる秋田犬が披露されたニュースのほか、皇居内を英語で案内するツアーが始まったという話題などを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、「死」を持ち出しての誇張表現をめぐり、日本語と英語の微妙な違いについて、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、1970年代に世間の耳目を集めた実際の誘拐事件を取りあげた「ゲティ家の身代金」です。石油王として巨万の富を築いたポール・ゲティ。その孫である16歳のポール・ゲティ3世が73年、ローマで拉致され、犯人側から破格の身代金の要求が届きます。お金には不自由していないはずの祖父のゲティですが、身代金の支払いは断固として拒否し、元CIA工作員に犯人との交渉を託します。3世の母親アビゲイルは支払いを懇願するのですが……。「サウンド・オブ・ミュージック」などで知られるベテラン俳優のクリストファー・プラマーらが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、マリコが運転するタクシーに、シンガポールからの観光客のナンシーが乗り込みます。2時半までに目的地に着きたいというナンシーに、「期待に応えられるよう頑張る」と伝えたつもりでしたが、なぜかお祝いの言葉が……。いったい何があったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、英語と日本語での名前の呼び方について、考えてみます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「会う」と訳される単語でも、meet とsee では違ってきます。使い分けを勉強していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Turin, ITALY
今週号のTravelのコーナーでは、イタリア北部の都市トリノを訪ねます。イタリア4番目の規模の都市で、冬季五輪が開かれたこともあるこの街には、エジプト博物館や、市のシンボルとされる塔のモーレ・アントネッリアーナなどの観光名所が数多くありますが、旅の筆者が注目したのは、庭園やアーケードでした。トリノはかつて、サボイア家がつくったサルデーニャ王国の首都だったこともあり、サボイア家の歴史ある王宮の庭園から街歩きをスタートします。市街地の道は碁盤の目のように交わっていて、数多く設けられたアーケードには、魅力的なお店が軒を連ねていました。街の中心地から散策できる距離にある隠れた見どころをお薦めしてくれています。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は文化関連のニュースを集めてみました。日本の秋田犬が海外のセレブや有名人の間で人気を集めているという話題のほか、エジプトのツタンカーメンの墓をめぐるニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks  英国の市民権を得るための高い壁
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。英王室のハリー王子と米国人俳優のメーガン・マークルさんのロイヤルウェディングが間近に迫っていますが、今回はその話題に関連して、英国市民権についての問題点を、ロイター通信が伝えています。英国の市民権を求める移民らは、英国についての知識を問うテストに合格しなければならないそうですが、このテストでは、英国人でさえ答えられないような問題が出題され、市民権取得の障害になっているといいます。湖水地方の大きさや、ビッグベンの古さを、どのくらいの人が知っているのでしょうか。記事は「マークルさんも英国人になるためには知識を披露する必要がある」と皮肉を込めています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/5/13号

This Week
On the Cover
野球人生の岐路に立つイチロー選手
今週号の表紙は、野球人生の大きな岐路に立った米大リーグ・マリナーズのイチロー選手です。久しぶりに古巣に復帰したイチロー選手でしたが、球団は5月3日、今季はベンチ入りメンバーからはずれ、試合には出場しないと発表しました。会長付特別補佐に就任するという転身ですが、練習には引き続き参加し、チームのサポートをするとのことです。日本のファンにしてみれば、エンゼルスの大谷翔平選手との対戦に期待が集まっていただけに、残念な発表でしたが、それでも2人は、試合前に対面を果たし、談笑していました。
イチロー選手については今週号のNews for Beginners のページでも報道しています。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  米国の格差社会を映画で描く
今週号の特集では、米国の格差社会を題材にした映画を紹介しています。1本目は「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」です。世界最大級のテーマパークであるディズニー・ワールドのゲートの外で、細々と暮らす母子の姿を追っています。ショーン・ベイカー監督がAWの書面インタビューに対し、作品の狙いなどについて語ってくれました。舞台となったフロリダ州の位置づけも、今回のインタビューのテーマの一つです。もう1本は、4月29日号の映画欄でも紹介した「パティ・ケイク$」です。こちらはニュージャージー州が舞台。ハドソン川の対岸にあたるニューヨークでの成功を夢見る若者たちの物語で、AWの英文エディターが解説を加えています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新しい連載が始まりました。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、キッスの「Firehouse」です。魅力的な女性を燃えさかる炎にたとえ、自分の気持ちの高ぶりを抑えるために「消防隊員を呼べ」と歌うのです。キッスについて、「自身が大きな影響を受けたバンド」と語るマーティさんは、彼らのステージでの独特のパフォーマンスについて振り返ります。また、ティーンエージャーだったころの、この曲をめぐるちょっとした思い出にも触れています。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも学んでいきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号はいつもと趣向を少し変えて、「通訳になるためにはどうすればいい?」というテーマでお送りします。通訳者としても活躍する森住先生が、自身の経験を踏まえて、貴重なアドバイスをしてくれます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇地球うおっちんぐ: みなさんのおかげで旭日章を受賞しました!
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。アグネスさんはこのほど、政府が発表した春の叙勲で、旭日小綬章に選ばれました。日本の国際的地位と児童福祉の向上に寄与した功績からです。受章の喜びを語るアグネスさんは、これまでの自身の歩みを振り返りながら、周囲への感謝の気持ちを表します。さらに、これからも信じる道を進もうと決意を新たにしました。また今回の叙勲では、長崎出身の英国の作家カズオ・イシグロさんも旭日重光章を受けました。イシグロさんの喜びのメッセージも紹介しています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「試験」に関係のある表現がテーマです。「ぶっつけ本番で受験する」や「裏口入学する」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米ホワイトハウスで記者の子どもたちが参加した模擬記者会見が開かれた話題のほか、かつての人気グループ「ABBA」が復活したニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、ビアトリクス・ポターの絵本で世界的に知られた野ウサギのキャラクターが実写映画になった「ピーターラビット」です。野ウサギのピーターと仲間たちは、新鮮な野菜にありつこうと、天敵であるマグレガーじいさんの庭にしのびこむ日々。動物好きの画家、ビアが味方になってくれています。そんなある日、マグレガーが急死し、彼の親戚でロンドンに暮らす若者のトーマスが現れます。ウサギたちを追い出そうとする潔癖性のトーマスとの「戦い」が始まりますが、事態は思わぬ方向に進んでいきます。人気の若手俳優らが声優に挑戦している本作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、ドイツの科学研究をめぐっての新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「地価」です。外国からの訪日客は、名所旧跡もさることながら、普通の日本人の暮らしぶりにも関心があると言います。国土の狭い日本では人口密度も高く、土地の価格はおのずと高くなります。彼らが興味を抱く「日本人の住宅事情」にも、英語で説明を加えていきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Trossingen, GERMANY
今週号のトラベルのコーナーでは、ドイツ南部の町トロッシンゲンを訪ねます。人口1万6千人ほどの小さな町ですが、楽器作りを手がけるホーナー社が長年、本拠を構え、ハーモニカ製造で世界にその名を知られています。町と音楽の関係は深く、旅の筆者が訪れた際もコンサートが数多く開かれていたそうです。さて、筆者が向かったのは、町の歴史を今に伝えるハーモニカ博物館。様々なハーモニカやアコーディオンが展示されている中で、日本人の足跡に触れることもできました。さらには、ボランティアで運営されている鉄道博物館にも足を延ばします。町の遺産への人々の誇りと愛着を感じることができる旅になりました。美しい写真の数々と合わせ、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は環境に関するニュースを特集しています。豪州のグレートバリアリーフが危機に瀕(ひん)しているという話題や、地球温暖化の影響をめぐる研究リポートのニュースをお送りします。

◆Weekly Picks  米上院、「赤ちゃん連れ」登院を認める
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、米議会上院で4月にあった話題を取りあげます。民主党のタミー・ダックワース議員はこのほど女の赤ちゃんを出産。生後10日の娘を連れて議場に現れ、米航空宇宙局(NASA)の長官人事の承認投票をしました。厳格さを重んじる上院で、赤ちゃんを連れての投票は史上初めてだったそうで、前日に規則が全会一致で改正されたばかりでした。AP通信の記事は、同僚議員らの受け止めを詳報しています。
今週号からあわせて、発行日からの1週間に、過去にはどんな出来事があったのかを紹介する「This Week in History」を随時掲載します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/5/6号

This Week
On the Cover

「世界の人を呼べるセレブに」 タレントの渡辺直美さん

5月6日号の表紙は、いま大人気のお笑い芸人で俳優の渡辺直美さんです。Asahi Weekly のインタビューに応じた際の一枚をご紹介しています。テレビなどで引っぱりだこの渡辺さんですが、米国の著名メディアに取りあげられるなど、その活躍は近年、国内にとどまりません。インタビューでは、将来は海外に出向くだけでなく、日本に人を呼べるようなセレブになりたい、と語ります。芸だけでなく、自分らしさの表現の仕方でも共感を集める彼女の魅力に迫ります。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「日本と世界、半々の活動が目標」 渡辺直美さんインタビュー
今週号の特集では、タレントの渡辺直美さんのインタビューを詳報します。最近では米紙ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストの取材を受けたり、米アパレル大手GAPのキャンペーンに登場したりと、海外のメディアにも露出する機会が多い渡辺さん。現在のような人気を得るに至る転換点になったのが、2014年のニューヨークへの留学だったそうです。インタビューでは、「まさしくゼロから」英語を学びに出たという当時の経験を振り返っています。また、海外の有名俳優やモデルと並んでも、常にリラックスしているように見えるその秘訣はどこにあるのでしょうか。今後の仕事の展開についても、目標を語っています。今回の特集では、700万人以上のフォロワーがいるという彼女のインスタグラムものぞいてみて、書き込みの「英訳」にも挑戦しています。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新しい連載が始まりました。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、米国社会と銃の問題です。フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件をきっかけにして、銃規制の強化を求める動きが盛り上がっていますが、それでも米国では、根本的な銃規制は進んでいるとは言えません。なぜ米国から銃がなくならないのでしょうか。「合衆国憲法修正第2条(The Second Amendment)」にさかのぼり、考えていきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週号から始まるのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇和t’s cooking?  ナスの揚げ浸し
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、ナスの揚げ浸しを紹介します。筆者によると、米国ではナスは「人気のない野菜」とされているそうですが、この料理を振る舞うと、外国の人たちにも好評なのだそうです。海外でも受け入れられやすくする秘訣も、今回はお教えします。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都北区にある区立中央図書館を訪ねます。旧陸軍の兵器工場だった倉庫を改装・増築してつくられ、「赤レンガ図書館」の愛称で親しまれています。その歩みに触れながら、リサさんが知的空間としての魅力を語ります。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、英国のエリザベス女王の92歳の誕生日の話題や、北極で開かれた過酷なマラソン大会のニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーが学校の駐車場で、父親のジョージから車の運転の手ほどきを受けます。米国では高校生も運転することがごく普通にあるそうで、今回の会話の中には自動車をめぐる単語や表現が多く出てきます。米国の生活を紹介するミニコラムもテーマは「運転の練習」です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、東京・渋谷の路上で出会った若手バンドの話です。努力を続け、ついには紅白歌合戦で演奏するまでになった彼らの成功までの軌跡を、ニーリーさんが思い入れたっぷりに語ります。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は「ごくつぶし」に相当する英語表現をとっかかりにして、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、米フィギュアスケート界で一大スキャンダルを巻き起こした元選手、トーニャ・ハーディングの半生を描いた「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」です。1994年のリレハンメル冬季五輪の代表選考を兼ねた全米選手権の会場で、有力選手のナンシー・ケリガンが殴打される事件が起き、後日、ライバルであったトーニャの元夫、ジェフが逮捕されます。トーニャも関与を疑われ、連日の報道は過熱しました。今回の映画は、トーニャらへのインタビューをもとに作られています。これまで「悪役」と見られてきたトーニャの人物像と、彼女が育った特異な環境に焦点を当てたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、リサコの働くギフトショップに、アイルランドから商談で来日したジェイムズがやって来ました。扇子の値段を聞かれたリサコは、接客中だったため少し待ってほしいとお願いしたつもりでしたが、ジェイムズは怒り始めます。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、クレアさんが避けている「ある訳語」についてお話しします。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「望む」と訳される単語でも、want/hope/wishといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「録音音声の営業電話、もう勘弁」「孫への甘いしつけが気になる」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Beppu’s bamboo and baths
今週のトラベルのコーナーは大型連休に合わせ、趣向を変えて日本国内の旅行をお届けします。旅の筆者が訪ねたのは、温泉で有名な大分県別府市。大分県はマダケの生産地として有名で、別府では竹を編んで作った籠などが、庶民の生活用具や湯治客の土産物として作られてきました。公立で唯一という竹工芸訓練センターもあり、伝統工芸の担い手を育成しています。筆者が注目したのは、若手の職人たちでした。伝統に現代の息吹を吹き込み、斬新な作品を生み出していたのです。旅の過程で、筆者は竹細工の明るい未来を確信するのです。あわせて温泉地の観光や食の魅力も紹介しています。旅情あふれる写真の数々とともに、「旅行記」をお楽しみください。

◆Weekly Picks  南北会談で見えた「等身大の」金正恩氏
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号では、4月27日に板門店で行われた歴史的な南北首脳会談をめぐる記事を取りあげます。韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との間の会談は、朝鮮半島の非核化が大きな焦点でしたが、同時に世界が注目したのは、テレビで生中継された金委員長の一挙手一投足でした。これまでベールに包まれていた素顔が、明るみに出たのです。西側の政治家とあまり変わらないようなその振る舞いは、特に韓国の人々にとっては新鮮な驚きだったようです。
南北首脳会談は、Newsのページでも紹介しています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/29号

This Week
On the Cover

フィギュアスケートの宮原知子さん

今週の表紙は、女子フィギュアスケート選手の宮原知子さんです。2月の平昌冬季五輪での4位入賞に続き、世界選手権では銅メダルを獲得するなど、大活躍したシーズンが終わりました。五輪に向けて競技に集中しようと、在籍する関西大学を休学していましたが、このほど復学。文学部の英米文学英語学専修の所属だそうで、今年は好きな英語の勉強にも意欲十分です。今週号の特集で、宮原さんのインタビューを詳報しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview:「スケートで忙しくても英語学習は続ける」宮原知子さんに聞く
今週号の特集は、女子フィギュアスケート選手の宮原知子さんへのインタビューです。平昌冬季五輪では4位に入賞する活躍をした宮原さんですが、スケーティングだけでなく、海外の記者団の質問にも英語で受け答えをする姿が印象的でした。子どものころに米ヒューストンで過ごしたという宮原さんですが、その後も英語力を維持する努力を続けてきたそうです。どんな方法で勉強してきたのか、ちょっぴり教えてもらいました。さらに今回のインタビューでは、自身の学習面での目標も披露してくれました。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、千葉県栄町にある「房総のむら」を訪ねます。房総の伝統的な生活様式が学べる博物館で、江戸時代の商家の町並みなどが再現されているほか、張り子作りやそば打ちなどの昔ながらの技術を実際に体験できるそうです。家族連れでも楽しめるこの施設の魅力を、リサさんがリポートしてくれています。

◇英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、京都の「舞妓(まいこ)・芸妓(げいこ)」です。古都を象徴する存在として外国人観光客にも人気です。その由来から厳しい修業の中身までを、英語で解説していきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。さて今週は、帰宅前にマリーとジュリアが話をします。週末から学校での劇の上演が始まるマリーはリハーサルを終えたところ。でも、これまでにない大役に、プレッシャーが高まっている様子です。ジュリアがそんなマリーにアドバイスをします。米国の高校生の生活についてのミニコラムでは、高校生の演劇に関連し、「緊張」に関係する英語表現を学びます。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。東京で暮らしていると、お互いにあいさつも交わさず、人と人とのつながりを持とうとしない場面に出くわすことが多くあるというニーリーさん。「海外ではそんなことはない」と語り、「世界とつながる」ことの大切さを訴えています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米ボストンマラソンで「公務員ランナー」の川内優輝選手が初優勝を飾ったニュースのほか、英国で清涼飲料水の砂糖に課税する「砂糖税」が導入された話題などを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、英語の語呂合わせや、英語流の「水金地火木……」について、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ラップを取りあげた「パティ・ケイク$」です。23歳のパティは米ニュージャージーで、飲んだくれの元ロック歌手の母親、車いすの祖母と一緒に貧しい暮らしをしています。「ダンボ」とからかわれるような外見で、定職もありませんが、路上でのラップバトルで自信を取り戻していきます。ラップ仲間で彼女の良き理解者でもあるジェリに勧められ、ラップのスターになることを夢見るようになる彼女の成長が描かれます。せりふにもラップが多くちりばめれたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する場面をクローズアップ。親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。英国人観光客のマリアが帰国のため空港に向かおうとしていたところ、あいにくスーツケースが壊れてしまいました。ホテルの近くにある修理店で働くタケシが対応しますが、修理の終了時間をめぐって、話がかみ合わない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「お世話になります」や「お疲れさまです」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「させる」と訳される単語でも、make/have/let/getといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Montpellier, FRANCE
今週号のTravel欄では、地中海にほど近いフランス南部の都市モンペリエを訪ねます。南仏のほかの著名な都市と比べて観光客も比較的少なく、静かなひとときを過ごすことができるというこの街。13世紀にローマ教皇の命で現在のモンペリエ大学がつくられて以来、発展を続け、今も学生の街として親しまれているそうです。市街地を歩いた旅の筆者も、公園の芝生やカフェ、広場でくつろぎながら読書する学生たちと出会って、その雰囲気にひたりました。さらに、近郊にも足を延ばします。湿地帯のカマルグには塩湖や塩田が広がり、フラミンゴの大群に出会うのです。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はスポーツのニュース。米大リーグで衝撃的なデビューを果たした「二刀流」の大谷翔平選手についてのリポートのほか、サッカー・ワールドカップを間近に控え、ブラジル代表をめぐる話題をお届けします。


◆Weekly Picks  社会派ラッパーのケンドリック・ラマーにピュリツァー賞
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、米国の優れた報道などに与えられるピュリツァー賞についてです。今年の音楽賞には、社会派ラッパーのケンドリック・ラマーさんが、ポピュラーミュージックの分野から初めて選ばれました。音楽賞ではこれまで、クラシックやジャズのミュージシャンが選ばれるのが常だったのです。商業的にも成功しているラマーさんの歌詞は、現代のアフリカ系米国人が直面する問題を的確に表現している、などと高く評価されました。AP通信は、彼の歩みやほかのアーティストの声などを紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/22号

This Week
On the Cover

情報流出問題で矢面に立つマーク・ザッカーバーグ氏

4月22日号の表紙の写真は、米フェイスブックの最高経営責任者、マーク・ザッカーバーグ氏です。フェイスブックの利用者の個人情報が不正に流出した問題を受けて、米議会の公聴会に出席し、議員らの追及を受けました。一連の問題では、最大で8700万件の個人情報がフェイスブックから英国の選挙コンサルタント会社にわたり、2016年の米大統領選でトランプ氏の陣営に有利なメッセージが送られ続けた疑惑がもたれています。世界的IT企業を育て上げ、時代の寵児(ちょうじ)とされてきたザッカーバーグ氏ですが、同社のビジネスモデルが民主主義の根幹を揺るがしたとの疑いが浮上したことで、苦しい立場に追い込まれています。同社の不祥事と議会公聴会についてはニュースの欄でも取りあげています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Speak up @ Work 入社後に学び直した英語 大塚製薬の廣田直輝さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、大塚製薬で新薬開発の仕事に携わる廣田直輝さんに登場していただきます。近年の医薬品開発はグローバル化に伴い、海外と連携するケースが増えているといい、廣田さんの仕事にとっても英語は不可欠。入社後に英語を学び直したという廣田さんに、どんな勉強法が有効か、実践的なノウハウをお聞きしました。

◇Books:新年度に読みたい1冊
今週号では、毎月掲載している林剛司さんの「放課後ブッククラブ」の代わりに、英語の児童書のエキスパートである大島英美さんが、「新年度に読みたい1冊」を紹介してくれています。4月は進学や進級の季節。社会人デビューを果たした方もいらっしゃることでしょう。今回挙げたのは、決意を新たにしたり、慣れない環境に戸惑ったりしている人にお薦めの本ばかり。「英語を学び始めたみなさんに」「新中高生に贈りたい」「新社会人に贈りたい」と三つのカテゴリーで、計6冊を紹介しています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。さて、街ではリクルートスーツの学生をよく見かけます。来春卒業する学生は就職活動のまっただ中なのです。しかし、ジェイソンさんは日本の「就活」のあり方に疑問を投げかけます。同じ時期に同じようなスーツを着て面接に向かったり、授業を休んでまで会社説明会に出席したり。「企業側は新人の採用のやり方を考え直した方がいいのでは」と言います。ジェイソンさん自身の学生時代も振り返ります。今週号では、「就活」について書かれた昨年の朝日新聞のコラム「天声人語」の英訳もあわせて掲載しています。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は、昨年まで家族で暮らしていたシンガポールを再び訪れた際のお話です。最初は、暑く湿気の多い気候などになかなかなじめなかったというリサさんですが、住み慣れるうちに、子どもに優しい国際的な都市国家の良さが見えてきたといいます。今回の再訪も、そのことを改めて確認する機会になったようです。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今朝はマリーとハンナが、ハンナの兄であるトーマスの車に乗りこみ、学校まで送ってもらいます。寝ぼけまなこのマリーがコーヒーを買いたいと言いだし、一行は日本でもおなじみのスターバックスに立ち寄ります。米国の生活を紹介するミニコラムでは、米国のファストフード店やコーヒーショップでの飲み物の「サイズ」について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、ニーリーさんが日本にやって来るに至るまでの出会いについて、語ってくれています。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週のテーマは「基本単語の意外な用法」です。「クレジットカードが使える」や「子をもうける」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、2020年の東京五輪の際に混雑緩和を狙って祝日を開会式の前日や当日などに移すことが検討されているというニュースや、お風呂に浮かべて遊ぶアヒルのおもちゃが細菌に汚染されているという研究結果などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、今年のアカデミー賞で脚色賞に輝いた「君の名前で僕を呼んで」です。17歳の少年エリオは、大学教授の父や翻訳家の母とともに、北イタリアで夏を過ごしています。そこに父の研究の手伝いをするために、大学院生のオリヴァーがやって来ます。はじめは反発を感じていたエリオでしたが、自信にあふれた様子の彼に、次第にひかれていくのです。青年たちのひと夏の恋を描いたこの作品では、微妙で味わい深い会話が繰り広げられます。こうした会話を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、この季節に日本のあちこちで見かける「こいのぼり」を取りあげます。こいのぼりのいわれや歴史、最近のトレンドまで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「わが家でしたい放題の親族」という相談を紹介しています。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: San Diego, CALIFORNIA
今週のトラベルのコーナーは、米カリフォルニア州南部の都市、サンディエゴを訪ねます。「カリフォルニア発祥の地」と呼ばれることもあるように古くからの歴史を誇り、国境を接するメキシコ文化の影響も色濃く残っていて、多くの観光客を引きつけてやみません。旅の筆者は、太平洋に面したこの街らしく、まずは海洋博物館で海の歴史に触れました。その後は、有名シェフらとともに食べ歩きに出かけます。ここでの名物は海の幸ですが、どうも筆者はお気に召さない様子です。それでも、さまざまな国の要素が混じり合った料理の数々に、舌鼓を打っていました。カリフォルニアの空を写しだした美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は教育関連のニュースを特集しました。米国では、教員の待遇改善が大きな問題となっているそうです。各地で行われているストライキなどのニュースを紹介します。

◆Weekly Picks  女子テニスのウィリアムズ姉妹、男女の賃金格差の戦いに挑む
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、米国の著名なテニス選手の間で受け継がれようとしている活動について取りあげたAP通信の記事を紹介します。1960年代から70年代にかけて活躍し、女子テニス界の伝説とも言われるビリー・ジーン・キングさんは長年、男女同権を熱心に訴える団体を主導してきました。このほど、この団体の役員に、ともに世界ランキング1位になったことがあるウィリアムズ姉妹が加わることになりました。特に姉のビーナス・ウィリアムズ選手は、全英大会の直前に、男女の賞金格差を是正するよう主催者を説得した実績で知られ、妹のセリーナ・ウィリアムズ選手とともに、キングさんの後継者になる、と期待されています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/4/15号

This Week
On the Cover

「二刀流」の大谷翔平選手、大リーグデビューで活躍

4月15日号の表紙は、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手です。投手と野手の「二刀流」に挑戦する大谷選手がいよいよメジャーデビューを果たしました。1日に初先発すると勝利投手に。その後、野手として出場した3試合で3本塁打を放ち、米国内外で大きな注目を集めています。さらに8日には、本拠地の球場で初登板し、七回途中まで相手を完全に抑える快投を披露しました。大谷選手には、やはり二刀流で知られたほぼ100年前の「ベーブ・ルース以来」という触れ込みがついて回っています。
大谷選手の活躍は、初級ニュースでもお届けしています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「小学校英語」導入から20年 韓国の公立小学校の授業を参観
今週号の特集では、韓国の英語教育の現場をルポします。日本では2020年度から新しい学習指導要領が実施されて、小学5、6年で行われている英語に親しむ活動が3、4年に前倒しされ、5、6年生では正式な教科となりますが、韓国では1997年から、英語が小学3年以降で必修となっています。20年が経過した「小学校英語」は、どんな変化を韓国社会にもたらしたのでしょうか。編集チームの記者が実際にソウルの公立小学校を訪れ、どんな授業が繰り広げられているかを見てきました。韓国の英語教育の専門家にもインタビューしています。日本の将来像を探るヒントがあるかもしれません。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアルしました。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まります。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京・明治神宮。境内を歩きながらの案内に役立つ表現が盛りだくさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都調布市にある「マヨテラス」を訪ねます。キユーピー仙川工場の跡地につくられたこの施設。完全予約制のツアーに参加すれば、マヨネーズの歴史や製造方法が楽しく学べます。日本にはなじみのなかった調味料が、いまや「マヨラー」と呼ばれるようなファンを多く集めるに至った歩みを知ることができ、「大人の社会科見学」にもってこいだそうです。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナやトーマスら家族が、春休みの旅行でカリフォルニアのディズニーリゾートを訪れます。キャロルとロイの両親はすっかりお疲れ。子どもたちでアトラクションに出かけます。米国の生活を紹介するミニコラムも、ディズニーリゾートについてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、落とし物をめぐる日本での経験について語ります。新幹線にノートパソコンを置き忘れたというニーリーさん。あまり期待せずに駅に連絡してみたところ……。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ベルギーで開かれたチョコレートの祭典の話題のほか、東京を巨大台風が襲った場合の被害想定のニュースなどを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回はジャズの名曲「ビギン・ザ・ビギン」を足がかりに、英単語の発音をカタカナで表記する際の落とし穴について、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ロボットを介した純愛を描いた「きみへの距離、1万キロ」です。ロボットを米デトロイトから遠隔操作し、北アフリカの石油パイプラインを見張る青年ゴードン。仕事でモニター画面を見ていた彼は、若い女性アユーシャに目をとめます。恋人がいるにもかかわらず、親が強引に推し進める結婚話に悩むアユーシャ。ゴードンは彼女に助け舟を出すうち、恋に落ちます。キム・グエン監督、出演はジョー・コールとモロッコ系フランス人俳優のリナ・エル=アラビ。情報通信技術が発達し、グローバル化が進む時代ならではの恋愛の形を描いたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、みそメーカーで働くユキコが、ニュージーランドから来た観光客の一行を工場に案内します。ツアーが始まり、参加者のブライアンが質問をしようとしましたが、すぐに口をつぐんでしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「お疲れさまです」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「持って行く/持って来る」と訳される単語でも、take/bring/fetchといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Bali’s less-visited islands, INDONESIA
今週号のTravelのコーナーでは、バリ島から高速船で30分ほどのところにあるレンボンガン島とチュニンガン島を訪ねます。旅の筆者はまず、南国のリゾート地として名高いバリ島に10年ぶりに向かったのですが、観光地化が進んだこの地には、かつてのような「神々のすむ島」の面影はありませんでした。そこで足をのばしたのが、ダイビングやサーフィンに絶好の場所として知られ始めた二つの島でした。筆者はレンボンガン島で、美しい夕日を堪能します。さらに、歩行者とオートバイが通れる幅しかない橋を渡り、チュニンガン島へ。海への飛び込み台がある海辺のスポットでくつろぎます。島では観光客向け施設の建設ラッシュが続き、こちらに観光客が多く押し寄せるようになるのも、時間の問題かもしれません。筆者はそれでも、バリの喧噪(けんそう)から逃れた静かなひとときを楽しんだようです。島の様子を写した写真の数々とあわせて、旅行記をお楽しみください。

◆Science News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は科学技術のニュース。米国のNASAが太陽系外の未知の惑星を見つけるための探査活動を強化するニュースのほか、犬の認知機能に関するユニークな研究成果を紹介します。英語を学ぶだけでなく、理系の話題にも興味がある方にはもってこいのコーナーです。

◆Weekly Picks  キング牧師暗殺から50年 アフリカ諸国に根付いた共感
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、米国の公民権運動のリーダーだったマーチン・ルーサー・キング牧師がテネシー州メンフィスで凶弾に倒れてから半世紀の節目を迎えたニュースを巡ってのAP通信の記事です。キング牧師の精神は、米国内の反人種差別の取り組みだけでなく、アフリカでも受け継がれています。旧植民地の独立運動や、南アフリカの反アパルトヘイトの運動にも大きな影響を与えていたのです。キング牧師の胸像が、白人支配当時の南アにひそかに持ち込まれていたといったあまり知られていない事実にも、光を当てます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/8号

This Week
On the Cover
役になりきる 俳優の寺島しのぶさん
今週号の表紙は、俳優の寺島しのぶさんです。最新の映画「オー・ルーシー!」に出演。地味な独身OLだったのが、怪しげな英会話学校に通って「ルーシー」と呼ばれるうちに「大変身」を遂げる、という役どころを見事に演じています。映画公開に先立ち、朝日ウイークリーのインタビューに応じた寺島さんは、今回の作品での役作りや、普段の演技で心がけていることなどを縦横無尽に語っています。

◇今週の注目記事 ===============

◇Feature : 寺島しのぶさんインタビュー 演技を支えるするどい観察眼
今週号の特集では、俳優の寺島しのぶさんへのインタビューを詳報します。ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した「キャタピラー」などで知られるように、幅広い役どころをこなす寺島さんですが、インタビューでは最新作「オー・ルーシー!」を紹介しながら、寺島さんがどのように主役の演技に入り込んでいったのかを解き明かしていきます。どうやらカギとなるのは、「人間を観察する目」のようです。また、歌舞伎という男性優位の社会で名門の家に生まれ育った寺島さんが、どのようにして俳優への道を歩んだのかについても語ってくれています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新しい連載が始まりました。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。初回となる今週号は、ロッド・スチュアートの名作「Maggie May」です。若い男性が年上の女性と関係を持ってしまい、自分が振り回されていることに気づきながらも、別れを切り出せないでいる――。そんな切ない思いを歌ったバラードです。マーティさんによると、この曲はリリースされた1971年当時、異色の存在だったとか。曲にまつわるマーティさん自身の思い出も披露してくれています。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも学んでいきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号のテーマは、「似た形容詞の使い分け」です。たとえば、economic と economical。意味が異なってくるので、注意が必要です。このように今回は、-c/-calのような語尾をもつ形容詞のペアについて、英英辞典を使いながら考えていきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇地球うおっちんぐ: 銃を恐れなくて良い学びやを
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、米国社会と銃について、アグネスさん自身が思いを語ります。フロリダ州の高校で2月、銃の乱射があり、多くの生徒らが犠牲になった事件を受けて、米国では高校生らが立ち上がり、銃規制の強化を求める声が広がっています。殺傷を目的とした武器を持つ権利など理解できないというアグネスさんは、子どもたちの安全を第一に考えるように呼びかけています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「商品」に関係のある表現がテーマです。「段ボール箱」や「発泡酒」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで写真の「自撮り」が禁止されたという話題や、米カリフォルニア州の住宅地に野生のピューマが迷い込み、騒ぎになったニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」です。学校の地下室で居残りを命じられた高校生の男女4人が古いテレビゲームを発見。それで遊ぼうとしたとたん、自分とはまったく違うキャラクターの姿になり、ジャングルのまっただ中に放り込まれてしまいます。現実世界に戻るには、ゲームを攻略するしかない――。1995年製作のヒット作「ジュマンジ」のいわば「アップデート版」で、奇想天外な展開が魅力だそうです。ドウェイン・ジョンソンら個性豊かな俳優たちが、コミカルなやりとりを繰り広げる本作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、この冬のインフルエンザの大流行を伝える新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、大型連休の季節の風物詩とも言える「潮干狩り」です。潮干狩りをめぐる基礎知識の紹介から、事故を防ぐための注意点まで、英語で説明を加えていきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Ballarat, AUSTRALIA
今週号のトラベルのコーナーでは、豪州南部の町バララットを訪ねます。この地にはかつて多くの金鉱脈があり、1850年代に始まる豪州のゴールドラッシュの時代には大いに栄えたそうです。ゴールドラッシュは豪州の歴史において重要な節目とされているそうで、旅の筆者はこの町で、豪州史の一部を体感します。ゴールドラッシュ当時の町並みや生活を再現したソブリンヒルという野外博物館を見学。さらには、金鉱の鉱夫らが反乱を起こし、豪州の民主主義確立に大きな役割を果たしたとされる「ユリーカ砦(とりで)の反乱」の跡もたどります。現地に残る老舗ホテルにも、歴史の足跡が残されていました。美しい写真の数々と合わせて旅行記をお楽しみください。

◆Business News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済ニュース。株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今週は、米国と韓国のFTA再交渉が妥結したニュースなどを紹介します。

◆Weekly Picks  米老舗銃器メーカーが経営破たん 業界に厳しい風当たり
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、米国社会と銃をめぐるリポートを取りあげます。3月下旬、200年の歴史をもつという銃器メーカー・レミントン社が、業績の悪化を理由に破産法の適用を申請しました。フロリダ州の高校での銃乱射事件以降、銃規制強化を求める世論が米国でも高まっていますが、金融機関や流通業者も、銃に対して厳格な態度を取り始めているそうです。レミントン社の破たんの経緯をたどってみました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/1号

This Week
On the Cover

銃規制訴え、立ち上がる米国の若者たち

4月1日号の表紙は、全米各地であった銃規制を求めるデモからの一枚です。2月にフロリダ州の高校で17人が殺される銃乱射事件が起きて以降、米国では若者を中心に、銃犯罪の根絶を求める声が高まっています。3月24日には、高校生が呼びかけた「私たちの命のための行進(March for our Lives)」が開かれ、首都ワシントンだけで約80万人が参加しました。キング牧師が人種差別撤廃を訴えた1963年の「ワシントン大行進」を超える規模とされ、特設ステージでは、事件が起きたフロリダの高校の生徒エマ・ゴンザレスさんが演説をしました。ゴンザレスさんは約2分かけて犠牲者一人ひとりの名前を挙げた後、沈黙し、涙を流しました。再び語り始めたのは、登壇してから6分余り後。銃の乱射が続き、友人たちの命が奪われたのと同じ時間を刻みました。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 楽しみながら英語を学ぶ AW、読者とともに歩んで45年
Asahi Weekly(AW)は、この4月で創刊45周年を迎えました。今週号の特集では、その歩みを振り返っています。まずは、創刊号だった1973年4月8日号のページをめくってみます。あわせてこの年、国内外でどんな出来事があったのかをおさらいします。この45年で、AWの「顔」である表紙がどのように変遷してきたのかも追っていて、かつての名物連載も振り返ってみました。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新しい連載が始まりました。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。初回に取りあげたのは「Dreamer」。幼少期に親とともに米国に不法入国した若い移民のことです。米国では今もなお、移民問題が大きな政治問題であり続けていて、議会は機能不全に陥り、司法の場で政策の是非が争われています。米国でなぜここまで移民が大きな政治テーマになるのか、考えてみます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるため、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週号から始まるのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇和t’s cooking?  ゴマプリン
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、様々な国から来た人たちをもてなすのにもってこいのスイーツを紹介します。アレルギーの心配や宗教的な理由から材料に配慮が必要な場面もありますが、今回紹介するゴマを使った「ゴマプリン」であれば、より多くの人に楽しんでいただけるそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、千葉県成田市にある全国有数の大寺院、成田山新勝寺を訪ねます。今年、開基1080年を祝う催しが開かれる新勝寺は、成田空港が近いことから、近年は外国人観光客も急増しているのだとか。その魅力や歴史の一端を紹介しています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、1970年大阪万博の象徴的存在である「太陽の塔」の内部が約半世紀ぶりに公開されたニュースや、北欧の国々が上位を占めたという世界幸福度調査などの話題を取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。今回は、春休みの旅行で荷造りをしているハンナを、マリーが手伝います。家族でカリフォルニアのディズニーランドに行くというハンナのことがうらやましくて仕方ないマリーですが……。米国の生活を紹介するミニコラムは「春休み」がテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号から新しい筆者を迎えます。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、故郷では米大リーグのクリーブランド・インディアンスを応援してきたニーリーさんが、日本での野球観戦を語ります。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は「新学期」にまつわる英語表現に触れながら、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今週号の映画コーナーは、過去の名作を取りあげる「AW名画座」です。4月1日号ということで、エープリルフールにちなみ、「トリックスター(奇術師、詐欺師)」がテーマです。まずは、大がかりな詐欺工作が見る者をとりこにする「スティング」です。ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンが演じるコンビが、大物ギャングへの報復を決意するまでのくだりを紹介します。さらに紹介するもう一作は、大物俳優が顔をそろえた「オーシャンズ11」です。仮出所したばかりのダニーがかつての仲間に、ラスベガスにあるカジノの地下金庫を襲うという大胆な計画を持ちかけます。英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳を、語句の解説とあわせてお楽しみください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、サユリが働く和食レストランに、米国人観光客のマーサがやって来ました。おすすめの料理を聞かれたので、「そば」を提案してみましたが、マーサは気乗りしない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「見る」と訳される単語でも、see/look/watchといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「警笛鳴らしまくる隣人に消耗」「冷凍庫に食料をため込む母」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Mars chronicle: A typical day on the Red Planet
今週のトラベルのコーナーは特別編。人類がまだ足を踏み入れたことのない地への旅に、AWがご案内します。旅の筆者が訪れたのは、高さ2万メートルを超えるオリンポス山がそびえる「火星」です――。もうおわかりと思いますが、今週は4月1日号。エープリルフールということで、ちょっとしたジョークをお楽しみください。とはいえ今回の記事は「綿密な取材」に基づいています。火星探査推進の民間団体「マース・ソサエティー」が運営する北極圏などの研究施設で、長期間にわたる火星探査の「模擬体験」をしてきた村上祐資さんにご協力いただき、その体験談をもとに記事を書いています。写真は2017年にカナダのデボン島で行われた模擬探査の様子です。そんな写真の数々とともに、「旅行記」をお楽しみください。

◆Weekly Picks  米国:自動運転車による死亡事故で開発競争に暗雲
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号では、米アリゾナ州で公道を試験走行中だった自動運転車が、歩行者をはねて死亡させた事故をめぐる記事を取りあげます。配車サービスのウーバーが実施した試験走行で起きた今回の事故は、関係者に衝撃を与えています。自動運転は交通事故の最大の原因である「ヒューマンエラー」を減らすことが期待されている「切り札」ですが、急ぎすぎる試験走行に対しては規制を強化すべきだという意見が出ています。一方で、開発の手を緩めてはならないという声も交錯しており、しばらく議論は続きそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/3/25号

This Week
On the Cover

テニスの大坂なおみ選手、ツアー初優勝

3月25日号の表紙の写真は、女子テニスの大坂なおみ選手です。4大大会に次ぐ規模とされるBNPパリバ・オープンのシングルスに出場。18日に米カリフォルニア州で開かれた決勝で、ロシアのダリア・カサキナ選手を6-3、6-2のストレートで破り、ツアー初制覇を果たしました。今大会、元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ選手や現世界1位のシモン・ハレプ選手を撃破。「優勝した実感がない」と笑う大坂選手は、自身の世界ランクも44位から22位に急上昇しています。ハイチ出身の父と日本人の母の間に生まれ、パワーを生かした強打が持ち味。国別対抗戦フェド杯で日本代表入りしており、2020年東京五輪での活躍も期待されています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview:スティーブン・スピルバーグ監督 今も通ずる権力とメディアの戦い
今週号の特集では、最新作「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」が3月末に公開されるスティーブン・スピルバーグ監督のインタビューを紹介します。映画は1971年、報道の自由を封じ込めようとするニクソン政権に立ち向かった米紙ワシントン・ポストが舞台です。トランプ大統領が報道機関を「フェイク(虚偽)ニュースだ」として攻撃する現状とは、通じ合うものがあります。スピルバーグ監督はなぜ今、この映画を撮ったのでしょうか。また、現在のアメリカの政治と世論、メディアの関係を、どのように見ているのでしょうか。朝日新聞の単独インタビューと、国際メディア各社の合同インタビューをもとに、構成しています。
「ペンタゴン・ペーパーズ」は、今週の映画コーナーでも取りあげています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。さて、もうすぐ4月。今週号のテーマは「エイプリルフール」です。欧米の場合、個人だけでなく企業や役所までもが、この日にユーモアを振りまく伝統があるのだそうです。ジェイソンさんが紹介してくれるのは、英国のBBCが過去に話題をさらったユニークな放送や、米国の企業が大きな広告効果を上げたという「ウソ」の事例。「日本の企業も、もっとエイプリルフールを活用してみては」と提案しています。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを執筆してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、様々な事情で家庭を出ざるをえなかった子どもたちばかりが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。そんな農園をある日、身なりの良い中年男性が訪れます。男性はその後も農園のことをあれこれ聞き回っている様子で、男性の素性を調べると、やり手のビジネスマンと判明します。リーダー役を務めるケイトリン・ビューラーは、いよいよ立ち退きを迫られると覚悟します。家には新しいカギがとりつけられて、ついにはあのビジネスマンが農園に現れます。好評だった連載も今回が最終回を迎えました。どんな結末が待ってるのでしょうか。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。「グリーンビル10マイルレース」にそろってエントリーしたマリーとエレンの親子。ジョギングによるトレーニングを始めます。練習は久しぶりというエレンは不安そうですが、新品のシューズを買いそろえて、やる気満々です。米国の生活を紹介するミニコラムでは、マラソンやランニングの最近のイベント事情を解説します。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当したのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回はクレアさんが担当する最終回。カナダで日本語を学んでいた大学時代に、日本人の劇団員を自分のアパートに泊めた時のエピソードを語ってくれます。ただでさえ手狭なアパートでしたが、思わぬトラブルが起きて……。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週のテーマは「不快な態度・発言」に関係のある表現です。「嫌な顔をする」や「二枚舌を使う」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、男尊女卑の考えが根強いインドで多発しているという女性への「硫酸攻撃」をめぐる話題や、第2次世界大戦で沈没した米空母の残骸が海底で見つかったニュースなどをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号は、Oxford Bookworms Library というシリーズから、2冊を紹介します。1冊目は、映画や舞台にもなり、日本でもよく知られた「The Elephant Man」。見せ物にされていた Merrick が病院で生活するようになり、次第に明るく前向きに生きるようになりますが、思わぬ結末が待っていました。もう1冊は、短編の名手として知られるO・ヘンリーの作品のretold版「New Yorkers ― Short Stories」です。林さんは「これを読んで理解できたら、オリジナル版で再度読んでみる。理解できなかったら日本語の翻訳で読んでみて、再度英語で挑戦する」ことをお勧めするそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」です。邦題の「ペンタゴン・ペーパーズ」とは、米国の歴代政権が国民に偽って勝算のないベトナム戦争を続けていたことを示す国防総省の機密文書のことです。1971年、米紙ニューヨーク・タイムズのスクープで明るみに出ました。映画の舞台となっているのは、そのライバル紙のワシントン・ポストです。同紙が続報のスクープを世に出すまでの、関係者たちの葛藤と勇気を描きます。社主のキャサリン・グラハム役にメリル・ストリープ、編集主幹のベン・ブラッドリー役にトム・ハンクス。名優2人が、時のニクソン政権と向き合い、報道の自由を守ろうと苦悩する姿を、つぶさに演じます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の家庭で多く見られる「仏壇」を取りあげます。仏壇の起源や歴史、最近のデザイン事情まで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「テイクアウトでのチップに迷う」という相談に加え、過去の相談でも登場したことがあるという、交通事故の悲劇をうたった詩を紹介しています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Hangzhou, CHINA
今週のトラベルのコーナーは、中国浙江省の杭州市を訪ねます。古くから文化や経済の中心地として栄え、かつて蘇州と並んで「地上の楽園」と並び称されたこの街は、観光地として知られています。また現代では、中国IT大手の「阿里巴巴集団(アリババグループ)」が本拠を構えるなど、ハイテク産業のハブ都市としての顔も持つようになりました。そんな中で、旅の筆者が最もひかれたのが、世界遺産にも登録されている西湖(せいこ)でした。美しい景観で知られる湖の周辺を巡り、寺院などの名所を歩きます。旅の途中で、北京から来たという旅行客と出会い、夕食をともにしました。楽しい会話を重ねながら、筆者は杭州の旅の思い出に浸り、再訪への思いを強くするのです。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  難病を患いながら宇宙に思考を巡らせたホーキング博士逝く
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士が死去したことを伝えるAP通信の記事を取りあげます。体の自由を奪われる難病を患いながら、宇宙の謎に挑み続けた博士は、著書の「ホーキング、宇宙を語る」(邦題)が世界的ベストセラーになるなど、一般の人々に科学の面白さを伝え続けました。記事は博士の歩みと功績を振り返り、その活躍が多くの難病患者を励ましたことを紹介しています。また、博士が意外なテレビ出演を果たしていたこと、知られざる人脈があったことなどにも触れています。
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